生理の時は、身体が重かったり、むくんだり・・・それだけでもブルーなのに生理痛が強いと外出する気もなくなってしまいますよね。どうしても辛い時には鎮痛剤に頼るのも仕方ありませんが、できれば生理痛のない体質にしたいもの。そこで今回は、生理痛をやわらげる食べ物を3つご紹介したいと思います。■生理痛が起こる仕組み生理直前になると、子宮内膜からプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。このプロスタグランジンは、以下の3つに分けられます。・プロスタグランジンE1・・・生理痛やPMSを軽くする・プロスタグランジンE2・・・子宮を収縮させて生理痛の原因となる・プロスタグランジンE3・・・子宮の過剰な収縮を抑えるこれらのホルモンのバランスが崩れることで、生理痛が強まります。お肉に多く含まれるアラキドン酸は、生理痛の原因となるプロスタグランジンE2を作る働きがありますので、注意しましょう。また、子宮周辺の血行が良くないと痛みが強まりますので、身体を冷やさず血行を良くしておくことも大切です。■生理痛をやわらげる食べ物(1)青魚青魚に含まれるEPAは、子宮の過剰な収縮を抑える働きのあるプロスタグランジンE3を作ります。それだけでなく、血液をサラサラにして血行を良くする効果もあります。EPAは、青魚の油に多く含まれているため、煮たり焼いたりすることで約20%、揚げ物にすると約50%の油が流れてしまいます。青魚を食べる時は、お刺身で食べるか煮汁も一緒に食べられる水煮缶やオイルサーディンなどがおススメです。■生理痛をやわらげる食べもの(2)牡蠣牡蠣に豊富に含まれる亜鉛には、様々なホルモンの合成を助け、ホルモンバランスを整える働きがあります。特に女性ホルモンの分泌を活性化させる働きがありますので、生理痛の緩和に役立ちます。また、牡蠣には亜鉛だけでなく、血液のもととなる鉄分、リラックスに関わるセロトニンを合成するビタミンB群も含まれていて、女性には大切な食べ物です。特に亜鉛は不足しがちな栄養素と言われていますので、牡蠣だけでなく豚のレバーや煮干し、アマランサスなど亜鉛が豊富な食べ物を食べるようにすると良いでしょう。■生理痛をやわらげる食べ物(3)クルミクルミに含まれるαリノレン酸は、体内でEPAとDHAに変換されます。青魚が苦手な方はクルミでEPAを摂ることもできますね。また、クルミに含まれるリノール酸は、体内でγリノレン酸に変換されます。このγリノレン酸は、生理痛やPMSの症状を軽くする効果のあるプロスタグランジンE1を作り出します。αリノレン酸は、亜麻仁油、エゴマ油などにも豊富に含まれていますので、お料理に使うオイルを変えてみるのも良いですね。■おわりにいかがでしたか?EPAや亜鉛は、生理痛だけでなくPMSの症状の緩和にも効果があると言われています。生理痛がひどい方や、ホルモンバランスの崩れを感じる方は、ご紹介した食べものを食べて、いつでも元気な笑顔で過ごしたいですね!(岩田麻奈未/ハウコレ)
2013年10月16日佐藤製薬は2012年9月、肩こり痛や腰痛を持つ全国の20~59歳の有職男女880名を対象に、肩こり痛・腰痛に対する調査を実施。このほど、調査結果を発表した。まず、肩こり痛や腰痛についての意識を尋ねたところ、「慢性的な病気」と認識している人が回答した人が44.9%と最も多かった。肩こり痛や腰痛は「ひどくなる前の対処が大切」(38.1%)と考えている人が多い一方で、「仕事をしている限り、肩こり痛や腰痛はなくならない」(26.9%)と思っている人がいるようだ。さらに、「まだ我慢できる」(26.7%)、「治療や改善を後回しにしてしまう」人も26.0%もいることが分かった。次に、「肩こり痛や腰痛がひどく感じる時の、あなたの仕事の効率は何%くらい低下すると思いますか?」と質問。実際に痛みがある人の低下率は、全体で平均34.7%となった。これは、2,009時間(※1)を年間労働時間とすると、697時間のロスが生まれていることになる。つまり、日本人の平均年収で考えると412万円(平均年収、※2)×34.7%で、ひとりあたり年間で143万円のロスが発生している計算となる。※1 毎月勤労統計調査/厚生労働省平成24.7.9 発表※2 公的年金加入者等の所得に関する実態調査/厚生労働省平成21年度また、実際に行っている肩こり痛や腰痛への対処方法を聞いてみると、肩こりにおいては、「自分で首や腰をまわすなど、ストレッチ、マッサージをする」が45.1%、腰痛においては、「塗り薬・貼り薬がつける」が31.6%となり、それぞれ最も多い回答となっている。しかし、「ほとんど良くならない・悪化することが多い」などと回答した人が全体の57.1%を占めており、その効果を感じる人は案外少ないようだ。さらに、鎮痛薬と肩こり痛や腰の痛みに関しても質問。すると、肩こり痛や腰の痛みの改善に鎮痛薬が効くことを知らない人は、54.3%と過半数となった。すでに肩こり痛に鎮痛薬を使っている人にその理由を聞くと、「即効性がある」(71.2%)、「肩こり痛・腰痛を忘れさせてくれる」(36.4%)、「肩こり痛は頭痛とも関連している」(25.8%)などが挙がった。症状が悪化して「痛みの連鎖」が起こる前に、即効性のある鎮痛薬を利用している傾向があるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日女性の悩みのひとつ、生理痛。秋から冬の寒い季節には、いつもより強く痛みを感じたり、普段はあまり生理痛を感じないひとでも、この時期だけは辛かったりということがあるようです。その理由について、専門家に聞いてみました。そもそも生理痛は子宮が収縮することにより起こるもの。子宮は筋肉でできているので、冬場など体が冷えると筋肉が縮こまるのと同じように、子宮の収縮が強くなり、痛みがさらに増してしまうと考えられます。それに、生理中は低体温期に当たるため、ただでさえ体が冷えやすくなっています。生理痛をやわらげるためには、まず体を冷やさないこと。そして、血液の流れをスムーズにすることが大切です。そのために自分でできることをいくつか紹介します。(1)睡眠、休息をたっぷりとること。寝不足は体の冷え、血行不良の最たる要因です。生理痛が激しい場合は、まずは横になって体を休めましょう。(2)下半身、特に腰を温めること。手軽に行うなら、足湯もおすすめ。カイロを利用して腰を温めるのも効果的です。薄着はもってのほか!きつめの下着も血行を妨げるのでNGです。(3)血行促進するための食事や全身ストレッチを欠かさないこと。血行促進に効くビタミンE、貧血に効く鉄分、それに鉄分の吸収を高めるビタミンCは意識して取りましょう。ビタミンEはアーモンド、サンフラワー油、とうもろこし油、なたね油、抹茶粉、煎茶(せんちゃ)の茶葉などに含まれています。鉄分は、のり、昆布、ひじき、干しエビ、レバー、卵黄、ニンニク、ゴマなどに。ビタミンCは、赤ピーマン、黄ピーマン、ゆずの果皮、キウイ、柿などに多く含まれています。食事の後には、軽く全身ストレッチをして血行促進しましょう。ただ、痛みがひどい時には無理は禁物よ。それから、冷えや血行を改善しても生理痛が激しい場合、子宮まわりに問題が起きている可能性もあります。心配なら、一度婦人科を訪ねてみたほうがいいでしょう。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年11月13日前編では、つらい生理痛の原因についてお話させていただきました。毎月繰り返される苦痛を取り除くためにも、ケアは欠かせませんね。生理痛を和らげるための簡単テクニックをご紹介したいと思います。■体を温めよう!体が冷えると体中の血の巡りが悪くなります。冷えが原因で骨盤内のうっ血を招いてしまい痛みの原因になります。季節を問わず、足腰は温めて血行を促進させることを意識して下さい。腹巻やカイロなどのグッズを活用することも良いですよね!寝る前には、ぬるめのお湯に長く浸かったり、温かい飲み物を飲んだり体を温めましょう。■腰回りのストレッチをしよう!軽いストレッチや運動でストレス解消させてホルモンバランスを整えることもポイントです。運動をすると血の巡りもよくなります。両足を軽く開いてまっすぐ立ち、両手を腰に当てて大きく腰を回したり、腰をひねったり意識して行いましょう。ポイントはゆっくり行うことです。深呼吸を挟みながら行うと心身ともに効果的ですよ。激しい運動は控えましょう。あくまでもウォーキングやストレッチなどの軽いものがオススメです。体がつらいときは、無理をせずきちんと休むことも大切なので調整しましょう。また生理中は貧血になりやすいので、鉄分やビタミンCなども意識して栄養を摂ることも大事です。栄養バランスを考えた食事や十分な睡眠を心がけましょう。大切な予定を楽しく過ごしたり、大事な仕事に支障が起きないようにしたいですものですね!---------------------------------------ビューティーコーディネーター 平野宏枝セミナー講師、美容ライター、美容コンサルタント、読者モデルなどで活躍中。積極的にメイクボランティア活動も行う。独自の小顔マッサージ、 ファンデーションを使わないツヤ肌立体ベースメイクなど、好評なオリジナルセミナーを都内中心に行い、女性の美サポートに力を注ぐ。 Blogはこちら Facebookはこちら ---------------------------------------
2011年10月05日生理痛の時期に悩まされる女性は多いのではないでしょうか。下腹部に激痛が走ったり、腰痛をはじめイライラしたり憂鬱になってしまうこともあります。生理痛でも個人差があるので症状が違ったり、同じ人でも月によって変化する事もあります。やはり生理が来て初日や2日目がつらい方が多いみたいですね。出来れば体がつらい時は家で休んでいたいなんて思う方は多いと思いますが、大切な予定や仕事などなかなか自分の生理の不調に合わせたスケジュールを組むのは難しいですよね。出来るだけ症状を和らげるケアができるようにしましょう。■そもそも生理痛の原因はなに?生理痛の痛みには原因は大きく分けて二つあります。1.プロスタグランジンというホルモンがあるのですが、これは経血をスムーズに排出するために分泌されるものです。これが過剰に分泌されてしまうと子宮が激しく収縮してしまい痛みが発生しちゃうのです。出産の時に陣痛で痛みを伴う時も同じホルモンが分泌されるために痛むのですよ。2.2つ目は子宮の出口が狭い場合です。子宮の出口には子宮頸管という部位があって出産経験のない方などは、その管が細い状態なので、経血が通る時に痛みがでてしまうという事なのです。生理痛の原因の一つであるホルモンの過剰分泌は、ストレスなどの自律神経が乱れていたり、血行不良で起こりやすいようです。なので、体のケアはもちろん心のケアも欠かせないですね。後編では、生理痛を和らげるためのテクニックをご紹介したいと思います。---------------------------------------取材/ビューティーコーディネーター 平野宏枝セミナー講師、美容ライター、美容コンサルタント、読者モデルなどで活躍中。積極的にメイクボランティア活動も行う。独自の小顔マッサージ、 ファンデーションを使わないツヤ肌立体ベースメイクなど、好評なオリジナルセミナーを都内中心に行い、女性の美サポートに力を注ぐ。 Blogはこちら Facebookはこちら ---------------------------------------
2011年10月03日運動をした後、昔だったらすぐに筋肉痛になったのに、気がつけば翌々日に筋肉痛が起きた……。なんていう経験はありませんか?「年をとってしまったなぁ」なんて落ち込まないでください。よく、「年をとると筋肉痛が遅く出る」といわれていますが、実はこの説、科学的には解明されていません。とはいうものの、「確かに昔より筋肉痛が出るのが遅くなった」と実感している人も多いはず……。その理由について考えてみました。■「すぐに出る筋肉痛」と「遅れて出る筋肉痛」筋肉痛には2種類あることをご存じですか?運動している最中に発生するのが「現発性筋肉痛」で、乳酸の蓄積が原因といわれており、焼けつくような痛みを感じることがあります。運動後数時間で蓄積された乳酸が代謝され、痛みはなくなります。運動の数時間後から数日後に発生し、その後数日間続くのが「遅発性筋肉痛」です。一般的に「筋肉痛」というとこの遅発性筋肉痛を指します。遅発性筋肉痛が発生するのは、筋肉が引き伸ばされる伸張性収縮運動をしたときだといわれています。急な坂道や長い階段を駆け降りると、その場ですぐにではなく、翌日や翌々日に太腿(ふともも)などに筋肉痛が発生しませんか?これが遅発性筋肉痛です。■筋肉痛のメカニズム筋肉痛が起こる原因とされてきたのが、「運動で生じる疲労物質である乳酸の蓄積によって鈍痛を引きおこす」という説でしたが、いまでは有力ではなくなっています。それよりも、筋繊維や周辺の結合組織が運動によって損傷して、その修復の際に発生する痛みの誘発物質が炎症を起こしたり、神経を刺激したりするという説が有力です。遅発性筋肉痛が遅れて発生するのは、筋肉が回復する時に生じる痛みだからだといわれていますが、詳細についてはわかっていません。筋肉痛の詳しいメカニズムは解明されていませんが、一般的には、強度(負荷)が低い運動の場合は筋肉痛が早く出て、強度が高い運動をした時には筋肉痛が遅く出るといわれています。つまり、筋肉痛が発生する時間は、年齢ではなく、運動の種類(負荷)によって変わってくるといえるのです。■それでも年齢が関係するとしたら?遅発性筋肉痛の発生と年齢の関係については明らかになっていませんが、「年を取ると筋肉痛が遅く出る」といわれている理由をいくつか挙げることはできます。ひとつは加齢による筋力の低下です。筋繊維には、瞬発力を備えた速筋と持久力を備えた遅筋があり、加齢によって衰えやすいのは後者です。速筋が衰えると、大きな力を急激に発揮するのが難しくなります。つまり、若いころと同じ運動でもより筋肉への負荷が大きくなるため、筋肉痛が遅れて発生するというわけです。もうひとつは、加齢による回復力の低下。「加齢によって筋繊維の修復に時間がかかるようになるため、筋肉痛の発生が遅くなる」という説ですが、いずれにしても、筋肉痛のメカニズムも年齢との関連も正確なところは今のところわかっていないのです。では、遅れてやってくる筋肉痛を予防する方法ないのでしょうか。わかりやすくて始めやすいのは、加齢による筋力の低下を抑えること。日ごろから全身を鍛え、1日1回は自分の中の最大筋力を発揮し、速筋を鍛えましょう。また、普段から運動している人は、していない人よりも運動による筋肉への負荷を軽く感じるため、筋肉痛の発生が早くなります。健康維持のためにも、普段からの運動が大事だということですね!(COBSONLINE編集部)【関連リンク】筋肉痛もスマートに解決!?世界中で愛用されてるアスピリンとは……【コラム】その使い方って正しい?薬のウソ?!本当?!【コラム】専門医に改善策を聞くダイエット失敗集!~運動編
2011年10月01日