大人気マンガシリーズ、今回はkawaimin(@kawaimin.today)さんの投稿をご紹介! 「不思議な夢の話」です。 不妊治療をしていたkawaiminさん。そんなkawaiminさんが、ある日不思議な夢を見て…!?結婚した後…出典:instagramある日の夢出典:instagramホコリをはらおうとすると…?出典:instagramホコリをはらい…出典:instagram翌朝、旦那に夢の話を出典:instagramすると…?出典:instagram驚くことに…?出典:instagram夫曰く?出典:instagram不思議な夢でしたが、お告げのようなものだったのでしょうか?2人が赤ちゃんを授かることができて、本当によかったです!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@kawaimin.today)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月01日不妊治療専門クリニックである はらメディカルクリニック(東京都渋谷区、院長:宮崎 薫、以下 当院)は、2022年1月17日(月)より、当院が有する生殖補助医療用精子バンク(※1)において、精子提供者を一般公募いたします。これまで匿名で行われてきた精子提供が、生まれてくる子どもが自らの出自を知る権利の妨げになっていたため、今後は非匿名での登録も可能としました。■提供精子の一般公募先はこちら はらメディカルクリニックの精子バンクについて■精子提供者を一般公募する理由当院では、国内初*となる、精子バンク利用による非配偶者間体外受精・顕微授精(IVF-D)を開始いたします。現時点においても、数多くの夫婦がこの治療を希望しており、安定的な治療の提供に多くの精子が必要となるため、精子提供者を一般公募でこれまでより幅広く募集いたします。*当院調べ無精子症とは精子提供者と被提供者家族■当院の精子バンクのこれまでとこれから<2021年まで>・精子提供者の属性生命倫理観を有する、縁故による東京近郊の医学生に限定・精子提供者の登録方法匿名のみ(日本産科婦人科学会の会告の元)<2022年から>・精子提供者の属性精子提供が可能な一定の条件(※2)を審査基準とする以外は、他の条件を設けず一般男性より広く募集・精子提供者の登録方法匿名、非匿名を選択可能■生まれる子どもの出自を知る権利の保全現在、提供精子による生殖補助医療で生まれた子どもの出自を知る権利について、議論がされています。当院では生まれる子どもが自らの出自を知る方法を残しておき、その行使を自身が選択できる状態が望ましいと考えております。この考えに対して、精子提供者の同意が得られた場合、非匿名での精子提供も可能とすることにいたしました。なお、この場合の非匿名とは、子どもが18歳以上になり自分の出自を知りたいと思った時に、精子提供者と1回以上接触(メール・電話・手紙・直接会うのいずれか)することができる状態を指します。精子提供者が行う匿名・非匿名の選択子どもにとっての匿名と非匿名の違い■非匿名精子提供者の権利の保全同時に非匿名提供者の権利保全のため、子どもが18歳以上になり、精子提供者との接触を求めた時には、当院にて子どものカウンセリングを行い、子どもと精子提供者との接触が適切であるか否かを倫理委員会で審査いたします。そして接触が適切と判断された場合は、精子提供者の生活や権利を守るための契約を子どもと当院の間で締結いたします。■現在の提供精子による生殖補助医療がおかれている状況2020年に成立した民法の特例法(※3)をうけて、2021年に日本産科婦人科学会(※4)が、「第三者配偶子の提供による生殖補助医療の制度の運用は十分に実現可能になった」と発表。しかし現状、提供精子による生殖補助医療を行える施設は全国に12件しかなく、その中でも提供精子の不足などにより十分に治療を提供することのできる施設はさらに限られています。そういった背景から、SNSなどを通じて個人間での精子提供が行われる実態があり、その安全性や生まれてくる子どもへの配慮がどこまでされているのかはわかっていない。■提供精子の一般公募により、同クリニックが目指すもの(1) 子どもを持ちたいと考える人の希望が叶う社会(2) 生まれた子どもの福祉が大切にされる社会(3) 治療をうける夫婦、生まれる子ども、精子提供者、それぞれの権利が尊重される社会(4) 助け合い、認め合い、信じ合うことで生まれる多様性の社会※1 精子バンクとは、妊娠の意志はあるが、無精子症などで男性側に妊娠に必要な精子がない場合に、生殖補助医療に使用する精子を収集、管理する機能を持つ機関、部署。※2 精子提供者の条件は、年齢や生活、感染症、遺伝リスク、精子所見、生命倫理観など。詳しくは 精子提供が行える条件を参照。※3 生殖補助医療で出生した子の親子関係を明確にする民法の特例法(生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律)が2020年12月に国会で成立。※4 日本産科婦人科学会は「精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する提案書2021年6月」に、第三者配偶子の提供による生殖補助医療の制度の運用は十分に実現可能であり、提供された精子による体外受精については特段問題があるものとは言えないことから、妻に体外受精を受ける医学上の理由があり、かつ、精子の提供を受けなければ妊娠できない夫婦に限って、提供された精子による体外受精を受けることができるとも示した。■会社概要はらメディカルクリニックは1993年6月、都内初の日帰り体外受精ができる不妊治療専門クリニックとして開業しました。その後、顕微授精(ICSI)なども早い時期から取り入れ、再生医療を日本で初めて不妊治療に応用した「子宮内膜再生増殖法ERP」は特許出願治療です。不妊治療外来の他、着床不全外来、男性不妊外来、心理カウンセリング、併設する鍼灸院2BlueLineにより多角的に治療にアプローチし、「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、短期間の治療で新しい家族との出会いをサポートいたします。商号 : 医療法人社団暁慶会 はらメディカルクリニック代表者 : 院長 宮崎 薫所在地 : 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-10 巌ビル2F設立 : 1993年6月事業内容: 不妊治療専門クリニックURL : 【本件に関するお問い合わせ先】はらメディカルクリニックTel:03-3356-4211院内風景-待合室院内風景-採卵エリア院内風景-受付 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月14日【生理不順でしたが妊娠しました 最終話】現在は2人の娘さんのママであるようみんさんは、高校生のころから生理不順。夫・ユキさんと結婚し、不妊治療を経て2013年に長女ぷっちょちゃんを、2017年に次女かっぴぃちゃんを出産しました。2人目である次女を妊娠するまでのお話をつづります。高校生のころから生理不順だった私は不妊治療を経て長女と次女を出産しました。「生理不順と私」の続きとなる、夫と結婚し長女を出産してから、次女を妊娠するまでの夫婦の関係や、治療の記録をつづります。 ※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 胎嚢も無事確認でき、ようみんさんの妊婦生活が始まりました。悩み、落ち込み、不安になり……さまざまな思いのなか臨んできた不妊治療。自分の頑張りだけでなく、夫・ユキさんの協力はもちろん、長女・ぷっちょちゃんの支えも大きかったとようみんさんは言います。そして、十月十日を経て2017年、次女となるかっぴぃちゃんが誕生。ぷっちょちゃんもお姉さんになりました。 現在、ようみんさんはブログやInstagramで、家族のほっこりとした日常をつづっています。何気ない日常がとても微笑ましく、見ているだけで幸せな気持ちに……。これからの日常も、ようみんさん家族にとって素敵なものとなりますように! 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター我が家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談漫画を描いています。
2022年01月02日「不妊治療」と聞くと、心身だけでなく金銭的にも負担が大きいイメージがあると思います。そして、実際に経験しなければわからない苦労や悩みが多いため、当事者になるまでは「他人事」と感じてしまう方も多いはず。今回は、実際に不妊治療を行った私・編集部のA子が体験した治療のこと、感じたことを赤裸々にレポートします! 不妊治療を始めるべきかどうかと悩んでいる方の一助となれば幸いです。また、後半では不妊治療を専門とする「桜十字渋谷バースクリニック」の井上院長にも、さらに詳しいお話を伺いました。※体験談で登場する治療方針は、あくまでも筆者個人の場合となります。ご自身の体調やクリニック、医師の判断によって治療方針が異なることを予めご了承ください。<目 次>【編集部 A子(32歳)の不妊治療ストーリー】 ・不妊治療を始めたきっかけ・不妊治療でやったこと&その時の気持ち・治療にかかった費用、仕事との両立は?・病院選びのポイントはこれ!【教えて! 井上先生 もっと知りたい「不妊治療」のこと】Q. 不妊治療を始めるタイミングはいつ?Q. コロナ禍の妊活は控えるべき? ワクチンのリスクは?Q. 通院回数はどのくらい?Q. ずばり「妊娠への近道」は?編集部 A子(32歳)の不妊治療ストーリー私が不妊治療を始めたきっかけ私が妊活を始めたのは32歳。結婚して1年、子育てをする友人が増えていく中で「子どもを持つことは、ごく自然なこと」だと当時は感じていました。しかし、いざ妊活を始めると…「排卵日がまったく予想できない!」。排卵検査薬もなかなか反応しないという日々が3ヶ月間ほど続きました。もともと生理不順気味だったため「たまたまズレただけ」と、さほど気には留めていなかったのですが、あるとき生理周期が60日に…。これはさすがにマズい! と思い、近所の婦人科を受診。すると「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)※」であり、不妊症の可能性を告げられました。※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):1)月経が不順である、2)卵巣に小さな嚢胞(卵胞)がたくさんある、3)男性ホルモンが高くなるなどホルモン値のアンバランスがみられる、の3つが揃うと診断。妊娠が可能な年代の女性の約5~8%に発症。はっきりした原因は不明。(参考:日本内分泌学会)…ショックでした。妊娠する上で32歳という年齢が決して若くはないことは知っていたので、年齢を重ねてさらに確率が下がってしまう前に動き出さなくては! と不妊治療専門クリニックへの通院を決意したのです。私が不妊治療でやったこと&その時の気持ち私(と夫)が実際に行った、おもな治療や検査は以下のとおり。・血液検査 2回妊娠が成立する時期(黄体期)に十分な女性ホルモンが分泌されているかどうかを調べておく必要もあるため、一般的には月経周期にあわせて2回の検査を行います。・精液検査(初診・人工授精・体外受精のときに)採取した精液を検査し、精子の数や運動率などを調べます。不妊症を診ている産婦人科や泌尿器科で検査できます。・タイミング法 1回排卵の2日前ごろ、最も妊娠しやすいと言われている時期に性交を持つようにする方法です。卵胞の大きさや尿中のホルモンを測定し、排卵日を推定します。・フーナーテスト 1回排卵直前の最も妊娠しやすい日に性交を行い、翌日、女性の子宮頸管粘液を採取し、その中に運動精子を認めるかどうかを調べます。・人工授精 4回採取した精液から良好な精子を取り出して、最も妊娠しやすい時期に子宮内に注入する方法です。・体外受精 1回膣の方から細い針を穿刺して卵巣から卵子を取り出し、体外で精子と受精させ、数日後に子宮内に受精卵(胚)を戻す方法です。※参考: 日本産科婦人科学会 それ以外にも、「卵管通水検査」といって生理食塩水を子宮の入り口から注入し、卵管の通りを確認する検査や、排卵日を特定するために「卵子が育っているか」を確認するだけの通院なども必要で、1年ちょっとで50回弱通院しました。治療中、一番苦労したのは「自分の心との向き合い方」でした。注射・採血の多さ、排卵誘発剤の副作用による頭痛などで一気に生活が変わり、気持ちが追いつかなかったのです。SNSや街なかで子どもや赤ちゃんを見かけるたびに羨ましく感じ、精神的にも不安定に。夫に「もっと私を労って欲しい!」と当たり散らしてしまったことも…。しかし、次第にそんな生活にも慣れていきます。「子どもが欲しいと思う気持ちは変わらないので、先生と相談しながらひとつひとつステップを踏んでいくのみ!」私がこんな風に前向きになれたのは、「不妊を意識しすぎない」と決めて、毎日を過ごせるようになったことが影響しているかもしれません。夫としっかり話し合い「後悔しないためにやれるところまでやって、それでもダメだったら大好きな犬を飼って、一緒に楽しく過ごそうね」と二人で決めました。あとは、ゴルフを始めたり韓国ドラマに没頭したりと、日々の暮らしのなかで趣味もちゃんと楽しみ、心にゆとりを持つようにしたのです。 4度目の人工授精でも授からなかったときは、さすがにガクッと落ち込みましたが、次は体外受精にステップアップすることを決めていました。体外受精の採卵は噂に聞いていたよりも痛くはなく(私の場合)、モニターに映る自分の卵子が取り出される様子を、「どうか無事に育って〜!」と祈るような気持ちで見届けました。採取した卵子と精子はクリニックで受精・培養してもらい、無事に発育した受精卵は子宮内に戻しました(胚移植)。そして、不妊治療クリニックに通い続けて1年半、1回目の体外受精で妊娠判定が出たのです。治療にかかった費用は? 仕事との両立は?私がクリニックに通い始めて妊娠するまでにかかった費用は、総額約90万円ほど。東京都の場合は、不妊検査等助成事業(各種検査・人工授精など)で5万円まで特定不妊治療費助成(体外受精・顕微授精など)で1回につき30万円まで※2021年12月現在…が助成されます。(詳しくは各自治体のHPをご参照ください)助成金はとてもありがたいのですが、それでもやはり治療費には到底足りず、家計には大きな痛手です…。「この先、いくらかかるのかわからない」という不安と常に隣り合わせでしたが、「お金が許す限りはがんばろう」と考えていました。「治療と仕事の両立」については、私は幸いなことに恵まれていました。時間をどんなに工面していても、急な通院で半日休暇などを取らざるを得ず、迷惑をかけてしまうこともあったため、不妊治療中であることをきちんと伝えました。まわりに理解してもらえたという環境は、本当にありがたかったです。ストレスが多い仕事や、休暇が取りづらい環境で働く方たちからは「治療との両立が本当に難しい」という声をよく耳にします。社会や組織における不妊治療への理解がもっと広まり、安心して妊活ができる柔軟な世の中になって欲しいと切に願うばかりです。私が考える「病院選び」のポイントはこれ!私の場合は、仕事との両立を考えて「通勤経路内」「自宅から30分以内」「駅近」であることを優先して選びました。月に3~6回ほどの通院が約1年ほど続いたたため、やはり “通いやすさ” は重要だったと感じています。不妊治療は病院の産婦人科でも受けることができますが、私は不妊治療専門のクリニックを選びました。最初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、専門クリニックの先生に診ていただけたことは、やはりとても心強かったです。院内でお腹の大きな妊婦さんや子連れママさんに遭遇する確率も低いため、通院時の精神状態も安定していたように感じます。体外受精の実績を、公式サイトで公表しているクリニックもあるので、そういった観点でチェックしてみるのもひとつの方法です。また、清潔な空間で、少しでも心が安らぐよう工夫されていて、待ち時間も心地よく過ごせるようなクリニックもおすすめ。公式サイトなどで確認できるので、事前に病院の雰囲気を調べておくとよいですね。仕事をしながら治療する方なら、・WEBで簡単に予約が取りやすいかどうか・勤務時間帯の前後、土曜日にも対応しているかどうか…なども重要な判断基準になると思います。教えて! 井上先生もっと知りたい「不妊治療」のことここまでは、私の体験した不妊治療のお話。不妊治療のきっかけや、たどるステップは人によってさまざまです。とくに「コロナ禍での妊活」も気になるところ…。そこで、不妊治療について多くの方が気になるであろうさらなる疑問を、桜十字渋谷バースクリニックの井上院長に伺ってみました!桜十字渋谷バースクリニック院長 井上治先生医学博士。2005年、福岡大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院産婦人科医局入局。東京歯科大学市川総合病院をへて、2018年、桜十字渋谷バースクリニック院長に就任。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本生殖医学会認定生殖医療専門医、母体保護法指定医。 >>桜十字渋谷バースクリニック 公式サイト Q. 不妊治療を始めるタイミングは、いつがよいのでしょうか?A. まず妊娠・出産においてゴールは元気な赤ちゃんを産むこととすると、年齢は妊娠においても出産においても重要となります。“産科領域における安全対策に関する研究“より初期妊娠リスク自己評価表というものがあります。【初期妊娠リスク自己評価表】※4点以上がハイリスク妊娠に対応可能な病院での妊婦健診・出産を推奨・年齢35−39歳:1点40歳以上:5点・その他未経産:1点排卵誘発剤の注射を受けた:1点体外受精:2点当院で体外受精を行なっている方のほとんどが4点以上になります。女性の年齢が上がれば妊娠しにくくなり、流産率も上昇することは知られてきていますが、妊娠後の合併症も増加します。また女性だけでなく、男性も高齢化すると流産率が上昇します。20代の男性と比較すると、35歳以上の男性のパートナーから出産した児の先天異常は上昇すること、また精子のDNA損傷率の増加や精神疾患の児が上昇するということもいわれています。そのため妊娠を試みるのは男女共に早めに越したことはありません。ただ、そんなことを言ってもライフプランニングもあり、なかなか思い通りにはいかないと思います。いつの時期でも出産できるような社会ではない、制度の問題だと思われます。不妊治療については、35歳以下なら6ヶ月~1年、35歳以上なら6ヶ月妊娠しなければ、そして38歳以上ならすぐにでも、クリニック受診を推奨します。ただし、年齢を問わず「月経不順の方」はとくに早めの受診をおすすめします。Q. コロナ禍での妊活は控えるべきでしょうか? ワクチンのリスクは?A. 2021年12月現在は、かなり新規感染者数も少ないため、妊娠を試みるのを控えなくてもよいのではないでしょうか。ただ、感染予防は徹底してください。また、厚生労働省が推奨するように妊娠を希望している女性だけでなく、男性やまわりのご家族も、家庭内感染を防ぐためにワクチン接種をおすすめします。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によるとCOVID-19ワクチン接種は、妊娠中、授乳中、現在妊娠しようとしている人、または将来妊娠する可能性のある人を含む、12歳以上のすべての人に推奨されます。ワクチンで胎児の奇形や発育障害などを引き起こす報告はありません。また、不妊のリスクが増えるということも報告されていません。Q. 通院回数はどのくらいになるのでしょうか?A. 当院の場合は土曜診療もあり、WEB予約ができるため予定を立てやすく、JR渋谷駅から徒歩5分という好立地であることからも、9割以上の患者さまは働きながら通院されています。どうしても通う回数が多くなる体外受精周期の通院イメージは、以下当院のスタッフブログをご参照ください。 ・体外受精(IVF)の通院スケジュール・通院回数 ・体外受精周期の通院の流れについて(YouTube) Q. ずばり「妊娠への近道」を教えてください!A. まずは生活習慣を整えることから始めていただきたいです。タバコは卵子にも精子にも悪影響しかありません。不飽和脂肪酸が多く、抗酸化作用のある食物を摂取する「地中海式食事」が妊娠率を上昇させるという報告(※)もありました。(※参考:Karayiannis D et al., Adherence to the Mediterranean diet and IVF success rate among non-obese women attempting fertility. Hum Reprod. 2018; doi: 10.1093/humrep/dey003)精子は温度の上昇に弱いため、長風呂やサウナ、自転車通勤、膝の上でのパソコン操作などは避けた方がよいでしょう。男性の精液検査の代わりにアプリなどで精子をみることもできます。病院で行うよりも正確ではありませんが、ある程度参考にはなります。ただ、月経が不順な方や年齢が35歳以上の方で、6ヶ月間妊娠することがなければ病院を受診した方がよいでしょう。特に女性の年齢が40歳以上で妊娠を希望される方は、できるだけ早く病院を受診してください。また、一人で悩まずに各都道府県にある不妊相談センターやクリニックに相談してみてもよいかもしれません。 桜十字渋谷バースクリニック公式サイト 子どもが欲しいと思ったら…早めの検査を!(編集部 A子より)私はハイペースで治療を進めたほうなのですが、それでもやはり1年半かかりました。「不妊治療をすぐに開始したい」と思っても事前の検査なども必要となり、すぐに始められるとも限りません。「子どもを授かりたい」という夢のために努力することは、とても素晴らしいことだと私は思います。治療には様々なハードルがありますが、不妊治療に「早すぎる」ということはありません。なかなか授からない…という方は、まずはクリニックでご夫婦ふたりで検査を受けてみてほしいですね。井上先生が院長を務める 桜十字渋谷バースクリニック のご紹介JR渋谷駅より徒歩約5分、渋谷PARCO隣の好立地に、2018年開業した渋谷エリア唯一(※)の不妊治療専門クリニック。日本生殖医学会認定生殖医療専門医である井上治院長をはじめ、体外受精を数多く手掛けるクリニックで経験を積んだ培養室長など高い技術を持った医師・スタッフがそろい、胚(受精卵)へのストレスを最小限にした最新型培養器「タイムラプス」や培養液の工夫、卵子凍結技術の向上など、ソフトとハード両面で患者さまを支えています。※2021年12月現在【住所】東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル4階( Google Map )※JR山手線 渋谷駅 ハチ公口 徒歩5分/東京メトロ 渋谷駅 6番出口 徒歩4分【診療日】月~土 ※水土午後・日祝休診( 詳細はこちら )【TEL】03-5728-6626 桜十字渋谷バースクリニック公式サイト [PR] 医療法人社団 東京桜十字※体験談で紹介した治療方針は、あくまでも筆者個人3場合となります。ご自身の体調やクリニック、医師の判断によって治療方針が異なることを予めご了承ください。
2021年12月27日昨日、保険適用に関するニュースがリリースされました。まずは、この保険適用はこれからお子さんを望まれる方にとって、金銭的な負担を軽減する制度になるのではないかと、我々も非常に嬉しく思っております。今後、不妊治療をお考えの多くの方に希望をもたらしたのではないでしょうか。3つの懸念点しかし、今回のニュースをみて、これまで不妊治療の現場を取材してきたジネコとして、下記の通り懸念点を挙げます。①年齢にあわせた回数制限について②保険適用になる治療の範囲について③移行期間について生殖医療ガイドライン①年齢にあわせた回数制限についてまず驚いたのが回数制限について、≪40歳未満で6回まで、43歳未満で3回まで≫。確かに保険適用にする上で、無制限にすることは不可能と思いますが、現在一番不妊治療に苦労されているであろう40歳前後の患者さんにとって充分な回数と言えるでしょうか?②保険適用になる治療の範囲について医学的な見解は専門の医師のみなさんにお任せしますが、これまでジネコが取材をしてきた範囲内で考えますと、非常に妊娠しにくい事例に対する専門的な治療が外されているように感じます。上記2点から考えられるのは、現在治療に苦労されているであろう患者さん方にとっては、回数を制限された上に、個別のケースで必要とされる専門的な治療が受けにくい状態になっているという点です。さらに日本では混合診療が認められていないので、専門的な治療を必要とする際には保険は適用されず、助成金も受給できない状態になってしまいます。ここまででわかるのは、現状40歳前後で妊活・不妊治療を頑張っている方々にとって、非常に不利な制度になる可能性も否定できないということです。③移行期間についてもちろん保険適用になる治療の範囲内で、妊娠が可能な患者さんにとっては喜ばれる制度だと認識しています。が、現在一番困っている方にとって不利になりそうな制度をこの短期間で実施することに疑問を感じています。これまでの数多くのユーザーさんを取材してきた中で、日本の性教育の遅れを耳にしてきました。具体的には、「教育として避妊方法は学習するが、妊娠と不妊に関する正しい知識は学習していない」と。このまま来春より制度をスタートするとなると、世代間で不平等が発生するのではないでしょうか?保険適用を実施し金銭的負担の軽減を図るのであれば、世代間不平等が発しないように助走期間を設けて、性教育の充実化と並行して移行していくべきだと思います。そして、その間、専門的な治療を必要とする方に限り、助成金の存続なども検討いただきたいと考えます。世代間の平等という側面において、今回の保険適用は現行の助成金制度より難しい点が出てくるのではないかと思います。また、他の医療分野と比べて歴史の浅い生殖医療は、まだまだ発展途上の部分が多く、海外からの最新の臨床事例を今後も国内で検証していく段階にあると考えています。ですので、保険適用内の一定のプロトコルの治療しか認められないとするなら、最新の治療が受けにくくなる、または、この分野の研究が海外と比べ進みにくくなる懸念があります。これは、これから先の世代への不平等を生む可能性も秘めていると感じています。そこで、日本の生殖医療の進歩・発展が滞らないような制度設計を望みます。今後について不妊治療の保険適用に関して世代間のギャップが生まれることなく、今後、我が国日本で不妊に悩むカップルが一組でも減るように、また悩んだ時も金銭面での苦労がないような制度設計を強く望みます。ジネコでは現行の案に対する専門の医師のみなさん、および患者のみなさんの声を踏まえた上で、発信し続けていく所存です。公式サイト情報Corporate : Web :無料ではじめる妊活生活 あなたに、正しい不妊治療情報を 動画で学ぶ不妊治療 Instagram : Twitter : Facebook : 【会社概要】会社名:株式会社ジネコ代表:代表取締役杉山隆太本社:107-0052 東京都港区赤坂6-6-17 PARK HABIO赤坂氷川町702設立:2007年3月6日資本金:10,000,000円事業内容:ポータルサイト企画・運営、関連広告サービス、マーケティング・リサーチ、セミナー企画・運営■プレスリリースに関するお問合せ:長友/芦田 happyjineko@jineko.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月16日■前回までのあらすじ不妊治療を始めて4年。ついに赤ちゃんの胎嚢を確認することができました!こうして4年間続けていた不妊治療から、無事に卒業することができました。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月29日株式会社ジネコ(本社:東京都港区)は、フリーマガジン「Jineko Winter vol.52」冬号を2021年11月25日に発刊いたしました。全国の不妊治療施設や婦人科などのクリニック、漢方・鍼灸院、県庁の助成金申請窓口や一部大学などにて配布しております。フリーマガジンはダイレクトメール便でもお届けしています。冬号申込みURLはこちら (送料無料)⇒ フリマガ「Jineko」冬号新しい応援ドクター今号より、ジネコの活動に共感し、協力してくださっている全国の『ジネコ応援ドクター』に、新たに佐久平エンゼルクリニック(長野県佐久市)の院長 政井哲兵先生が加わり、不妊治療中のジネコユーザーの疑問や悩みにお答えくださっています。政井哲兵先生秋号の見どころ★生殖医療ガイドラインから学ぶ不妊治療来年4月に始まる不妊治療の公的医療保険の適用に伴い、日本生殖医学会は不妊治療の標準的な治療法を記した初めてとなるガイドラインの原案を発表しました。ガイドラインでは、生殖補助医療についての効果や安全性を、科学的根拠などを基にA・B・Cの3段階で示されており、この指針に基づき公的医療保険の適用対象を決めるとみられています。ガイドラインが示す標準的な治療法とはどのようなものか?不妊治療のスタンダードな治療の流れをドクターに取材しました。記事の先読みはこちら生殖ガイドライン培養室の中はどうなっている?浅田レディースクリニック ★今だから観てほしい映画私たちを取り巻く環境が大きく変わった1年、ストレスを抱えながら過ごしてきた人も多いと思います。読者アンケートにも「コロナ禍で家にいる時間が長くなり、現実逃避したいときに観れる映画だったり、妊活に役立つ映画があればいいな」という声が届きました。そこで、ジネコユーザー、ドクター、ジネコスタッフに気分を上げるおすすめの映画を教えてもらいました。冬休みは暖かいお部屋で映画鑑賞を楽しみませんか?★不妊と冷えの関係読者の皆さんの関心が高い冷えと不妊の関係。体が冷えることは妊娠にどう影響し、それを予防するにはどういった方法があるのか。不妊と冷えの関係について、3人のドクターにお話を伺いました。生活習慣の見直しで冷えが改善することも! 漢方薬で子宮や卵巣の血流を良くしよう! 妊娠しやすい体でいるためには冷えは大敵!★Her Story~あなたに伝えたいメッセージ~今回は読者の皆さんの中から2名の方にお話を伺いました。結婚すればすぐに子どもができると思っていたKさん。検査を受け、すぐに不妊治療を開始し、信頼できる医師と出会いました。そして、卵巣機能不全で不安や迷いがあるなか治療を続けていて良いのか…という悩みがありつつも、諦めずに頑張ったMさん。★加藤貴子さんのインスタライブ好評配信中!ジネコ公式インスタグラムでは毎月1~2回、女優の加藤貴子さんのインスタライブを配信しています。加藤さんの体験談をお話いただいたり、視聴者からのお悩み相談に回答いただいたり、最近はじめたコラボライブも人気のコーナーのひとつです!皆さんからの感想を読んで、ぜひご視聴ください!★オンライン質問会 開催レポート毎週のように行っているオンライン質問会。オンラインで顔も声も出すことなく、治療に関する疑問や悩みに先生が詳しく応えてくださるので、毎回 好評です!今回は内田クリニック 内田昭弘先生、蔵本ウイメンズクリニック蔵本武志先生、両角レディースクリニック両角和人先生の回をレポートしました。さらに、いま注目の抗酸化成分「PQQ」について、移植のベストなタイミングがわかる「ERA検査」、そしてPGT-Ax人工知能でより精度の高い解析が実現など最新の情報が満載です。皆さんから先生への相談「セカンドオピニオン」「40代の不妊治療」、Jineko Cooking (動画URLあり)、息抜きに夫婦で体験「ホットヨガ」などなど!お見逃しなく!!是非お手にとってご覧ください。■冬号申込みURLはこちら (送料無料)⇒ 公式サイト情報Corporate : Web :無料ではじめる妊活生活 あなたに、正しい不妊治療情報を 動画で学ぶ不妊治療 Instagram : Twitter : Facebook : 【会社概要】会社名:株式会社ジネコ代表:代表取締役杉山隆太本社:107-0052 東京都港区赤坂6-6-17 PARK HABIO赤坂氷川町702設立:2007年3月6日資本金:10,000,000円事業内容:ポータルサイト企画・運営、関連広告サービス、マーケティング・リサーチ、セミナー企画・運営■プレスリリースに関するお問合せ:長友/芦田 happyjineko@jineko.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月25日鍼灸マッサージや整体を通じて、妊娠したい人のお手伝いをする治療室を展開するファンクショナルマッサージ株式会社は、不妊治療の経験がある25歳から50歳までの女性全国141人を対象に「体質」について調査いたしました。TOP画像【調査概要】調査期間:2021年11月4日~5日調査手法:インターネット調査調査地域:全国調査対象:「不妊治療をしている」または「不妊治療をしたことがある」25歳以上50歳以下の女性サンプル数:141人(内訳 25~29歳:19人、30~34歳:21人、35~39歳:31人、40~44歳:33人、45~50歳:37人)※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず「ファンクショナルマッサージ株式会社調べ」とご明記ください。【調査結果】■「不妊の原因にもなる?『冷え』は半数以上が気にしている」不妊治療の経験者に「気になる体質」を聞いたところ、最も多かった回答は「冷え」(55.3%)、次いで、「疲れやすい」(39.0%)、「生理痛がある」(38.3%)、「むくみやすい」(36.2%)、「眠りが浅い」(27.7%)となりました。特に、冷え性は不妊の原因になりやすいとも言われている(※1)ため、妊活中の方は早めの改善が必要と考えられます。(※1)諸説あります。不妊治療経験者の気になる体質■不妊症を治す専門家・粟木原 出(アワキハラ イズル)の解説今の時代、妊娠しにくい方は沢山いらっしゃいます。ここでは実際に40代で妊娠した方々の努力をご紹介しながら解説していきます。まず、20代でも40代の身体を持つ方は結構いらっしゃるので、年齢は関係ありません。また、ちゃんと努力した40代と努力していない40代では身体にかなりの差があることを前提として話を聞いてください。<妊娠は酸化との戦いです!>「老化」=「酸化」です。身体の老化を防ぐための対策をし、抗酸化させましょう。妊活中に避けてほしいことは、まずスポーツです。激しいスポーツを習慣的にすることはやめましょう。ゼイゼイハアハアするスポーツや心拍数が上がり過ぎる動きなど、身体の補修が必要となる行為は基本的に避けてください。酸化を促進させます。揚げ物や見切り品を食べることも身体の酸化に繋がるので、避けてください。一方、酸化を防ぐためには、EPA(エイコサペンタエン酸)とビタミンC、ビタミンEの摂取をおすすめします。EPAは、妊活に欠かせない必須脂肪酸の1つで、亜麻仁油や青魚などに含まれており、細胞膜の材料となります。ビタミンCやEもしっかり摂ることがポイントです。しかし、天然の物だけでビタミンCを摂ることは大変なので、サプリメントを活用すると良いでしょう。これらのことにプラスしてやってほしいことは、基礎体温の高温期にしっかりと体温を上げることです。40代と20代、30代の身体との大きな差は、高温期に体温がしっかり上がるかどうかです。次の3つが出来ているかどうかで妊娠の可能性が変わります。・細胞1個1個の代謝が良く、しっかりATP(アデノシン三リン酸)を合成してくれる・1個1個の細胞がしっかり働くことによって、基礎体温を上げる状況を作る・睡眠中の基礎代謝が上がるように、基礎体温を36.7~36.8℃くらいまで上がるようにする激しいスポーツやうつ熱(※2)による体温上昇ではなく、代謝を上げることで体温を上げましょう。腹巻をしたり、靴下をはいたりすることも、暖房や衣類、布団で体温を上げることはうつ熱です。しないでください。呼吸を深くしましょう。吸う量ではなく、吐ける量を増やしていきます。肋間筋(ろっかんきん)などをほぐしてあげて、しっかり息が吐けるように肺活量を増やす状況を作ると、1個1個の細胞にしっかり酸素が回るので、基礎体温が上がりやすくなります。最初に衰える「いい高温期」は、これをずっと続けていると改善し、妊活を助けてくれます。20歳の人でも30歳の人でも40歳の人でも50歳の人でも一緒です。もう一度妊活を見つめ直してみてください。(※2)うつ熱とは、外的環境因子による熱のこと。熱射病など、身体に熱がこもってしまった状態のこと。■粟木原 出(アワキハラ イズル)プロフィールファンクショナルマッサージ治療室の総院長。一般社団法人婦人科セラピー協会代表。不妊鍼灸の専門家。東洋医学を基に、鍼灸で卵子の質を上げることや着床しやすい身体を作ることに関しては、誰よりも経験を積み重ねている。粟木原 出(アワキハラ イズル)■ファンクショナルマッサージ治療室ファンクショナルマッサージ治療室は、ただ鍼灸を受けていれば良い結果が出る治療室ではありません。治療家とあなたが一緒に頑張ってゴールを目指す治療室です。努力するための方法は全て伝えますし、努力するための道具も無償で提供します。ぜひ一緒に頑張って良いゴールを迎えましょう!診察時間(全院):9時~18時休診日(全院) :祝日<新宿院>アクセス: JR「新宿」駅西口より徒歩7分、丸の内線「西新宿」駅より徒歩2分URL : <茅ヶ崎院>アクセス: JR「茅ヶ崎」駅北口より徒歩3分URL : <横浜院>アクセス: JR「東戸塚」駅東口より徒歩2分URL : <藤沢院>アクセス: JR「藤沢」駅南口より徒歩3分URL : ■会社概要商号 : ファンクショナルマッサージ株式会社本社所在地: 神奈川県藤沢市鵠沼石上1-2-5 第一ミヤビル 2F代表者 : 代表取締役 粟木原 出(アワキハラ イズル)設立 : 2015年10月27日事業内容 : 鍼灸マッサージ連絡先 : 0466-52-6353URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月25日■前回までのあらすじ不妊治療はあと1年と決めたふーちゃん夫婦。そこで友人に言われたのは、「生活リズムを整えること」。そこで生活改善を本格的にスタート。はたして検査結果は?正常なものが3%と言われ落ち込んでいた夫でしたが、友人Aさんの話が大きな励みとなりました。そして、トントンと移植まで進むことができたのですが…!?※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月24日■前回までのあらすじ先の見えない治療を続ければ、夫婦の関係も崩れてしまうかもしれない…。そんな思いから、あと1年と期限つきで治療をすることにしました。生活改善を本格的にスタートし、健康的な体づくりを目指してなんでも挑戦しました。そして、転院先でのB病院での検査結果は…!?※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月23日結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)は、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じ、夫婦仲は危機的な状況に。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。「このままでは2人ともダメになる」夫婦が下した結論とは「家庭内別居が続き、妊活の再開もできず、途方に暮れていた私は『このままでは2人ともダメになる』と思い、夫に対して離婚を提案しました。私は年齢的に、夫と離婚して再婚しても子どもを望むのは厳しいだろうなという考えがありましたが、夫とこのまま共同生活を送っていくには、あまりにも精神的に参っていたので『もう無理』と伝えたのです。そして、そのときになって知ったのですが、どんどん痩せて性格も暗くなってきた私を見かねてなのか、夫は私に言わずに病院へ検査に行ってくれていました。結果は、特に問題なし。つまり妊娠しないのは、2人の相性なのか、私が原因なのかのどちらかが理由だったとハッキリしました」何週間も口をきいていなかった夫に「離婚したい」と告げた真夢さん。夫の陽司さんは、少し驚いた表情を見せたものの「同じことを考えていた」と答え、そのまま黙ってしまいます。「その日は『すぐに結論を出さなくてもいいから。私がそう考えていることは知っておいて』と言って、その場を離れました。それから3日ほど経ってから、今度は夫から『話がある』と言われ、夫婦の今後について話し合いをすることになりました」真夢さんの「離婚」の提案に対して、夫からの答えは「別居」。いったん離れて暮らして、自分たちの気持ちを見つめ直し、それでダメなら離婚しようというのが夫からの回答でした。この回答を真夢さんは承諾。その翌週には、陽司さんが家具付きのアパートへと引っ越していったそうです。半年間の別居生活を経て…「私は半年ほど夫と離れているうちに、離婚まではしなくていいかなと気持ちが傾いてきました。それと同時に、あれほど『子どもがほしい』と思っていたのに、1人で生活してみると夫との生活の大切さに気づきました。そこで夫と改めて話し合い、正直な気持ちをそのまま伝えたところ、『ならば、もう一度やり直せるかもしれないね』となり、再び一緒に暮らすことに。そのときになって初めて夫から聞いたのは『自分はそこまで子どもがほしいわけじゃなかったけど、必死になって不妊治療に励む私を見て、本心が言えなかった』ということ。この言葉を聞いて、私は本当に反省して、1人で焦りすぎていたのかもしれない…と思いました。2人の生活をおざなりにしすぎていたのかもと」今では「子どもは自然に任せる」という形で暮らしている真夢さん。「何がなんでも子どもを作りたい」という気持ちから解放された今のほうが、陽司さんと自然体で接することができているそうです。「おそらくウチはこのまま、“子なし夫婦”として生きていくと思います。ただ、治療をしていたときよりも、今のほうが結婚生活の幸せを噛み締められています」と笑顔で話していました。子作りの話は、夫婦間で温度差があることも少なくありません。夫婦の一方が子どもを強く望んでいる場合に、もう一方が本心をなかなか言えなくなり、それが原因で夫婦間に溝が生じるケースも。不妊治療に限った話ではありませんが、夫婦間では本音を話し合える雰囲気づくりを心がけておくことが必要なのかもしれません。どんな選択でも、2人が納得して、幸せと感じられるといいですね。©kitzcorner/gettyimages©urbazon/gettyimages文・並木まき
2021年11月22日二人三脚で、不妊治療に臨んでいる夫婦は少なくありません。結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)も、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じることに…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。お互いに「子どもがほしい!」で始めた不妊治療「不妊治療を始めたきっかけは、とにかく夫婦ともに“子どもがほしかった”から。夫とは交際段階から授かり婚になっても構わないという気持ちで避妊はしていなかったのですが、結局授かることなく、交際2年で結婚へと至りました。結婚後に自発的に受けた検査で私は子どもができにくいかもしれないと言われ、そこから本格的に不妊治療をスタート。最初のうちは全面的に協力してくれていた夫でしたが、半年を過ぎた頃から私を避け、治療にも以前ほど協力してくれなくなったんです」治療を開始してから半年ほど経ったある日、真夢さんがいつものように「今夜、大丈夫?」と聞いたところ、夫の態度が豹変。真夢さんが想像もしていなかった暴言が飛び出しました。夫婦関係に暗雲が立ち込め、夫からまさかの暴言が…「そのときはタイミングを合わせて妊活をしていたので、いつも通り『今夜だよ』と伝えただけだったのですが、夫が急に怒り出しました。『もうウンザリなんだよ!いい加減にしてくれよ!』って怒鳴られて、さらに『お前のカラダのせいで、このままでは俺がボロボロになってしまうだろ!』とまで言われ…。すでに半年ほどタイミングを狙っていましたが、結果に繋がらず。私は薄々“私ではなく夫にも原因があるのでは”と思っていたんです。それなのに、夫からまるで私だけのせいで妊娠しないみたいに言われ、さらには『ウンザリ』とまで…。私の心も折れてしまいました」どんどん冷める夫婦仲その日を境に、妊活は一時中断という結論に至った真夢さん夫婦。子作りに関する話を夫婦間で出すのはタブーのような空気が流れていたと言います。さらに、この出来事をきっかけに夫婦仲が険悪になり、2か月後には夫婦でほぼ口をきかないような関係にまで悪化していたそうです。「家庭内別居みたいな空気でしたね。私自身、夫に対して愛情が冷めていたし、夫もおそらくそうだったと思います。それまでは同じ寝室で寝ていましたが、夫は仕事から帰ってくると客用布団をリビングに敷いて、そこでひとりで寝ていました。もうこのまま夫婦関係も終わるのかな…という予感しかありませんでした」妊活を諦めただけでなく、夫婦仲が悪化したことで真夢さんのストレスも限界に。ストレスで5キロ痩せただけでなく、夜もあまり眠れず、常に心身の不調を感じる日々だったと振り返ります。そして「こんな毎日を続けていても意味がない。なんとかして抜け出さなくては」と真夢さんは決意。夫に対して、“ある提案”をすることに決めました。夫婦で決めた不妊治療でも、期間が長いと夫婦仲に亀裂が入ってしまうことも珍しくありません。それだけ簡単な問題ではないということですね。しかし、この治療は夫婦で支え合わなければ、乗り越えることが難しいもの。壊れかけてしまった夫婦仲を修復するためには、再び夫婦の心が通い合う関係を構築する必要があるのでしょう。©vadimguzhva/gettyimages©fizkes/gettyimages©Mixmike/gettyimages文・並木まき
2021年11月22日■前回までのあらすじ治療を始めて3年半…。なかなか前に進めない焦りと不安で辛い日々を過ごしていました。そんなとき、あるメッセージが届いたのです。このメッセージをきっかけに、「転院」について考え始めるようになりました。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月20日■前回までのあらすじ実際に自分の精子の形を見てショックを受けた夫は、その日のうちにタバコを辞めて、生活習慣を見直すことに。そしていよいよ顕微受精を始めることになりました。なかなか前に進めない焦りと不安で心はボロボロになり、つらい日々を過ごしていました。そんな時、ある一通のメールが私のもとに届いたのです…!※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月19日■前回までのあらすじ1回2~3万かかる人工授精を6回チャレンジしたが妊娠には至らず…。医師から体外受精を薦められるが、あまりの金額の高さに夫は「確実にできるかわからないのにこんなにお金がかかるの?」とイライラしてしまい…。「私じゃなければきっとすぐに夫に子どもはできていたんだろうな…」そう私は思うようになっていました。夫と泣きながら話し合い、私たちはこれからも一緒に頑張っていく決意をしました。そして、いよいよ体外受精をスタートすることになるのです。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月15日■前回までのあらすじ検査当日、準備ができなかった夫。「寄り添って一緒に頑張らなきゃ」と、夫に歩み寄ることに。<夫SideSTORY>不妊治療をすることになった夫側のホンネとは…?不妊治療は、どちらかだけが頑張っていてもダメ。夫は夫で大変だったと思います。こうしてようやく人工授精をスタートさせた私たちに、待ち受けていた試練とは…!?※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月13日ベビーカレンダー公式YouTubeでは、リアルな出産動画を公開中。今日は、再生回数12万回のコロナ禍でのママ1人での出産動画をご紹介します! 不妊治療、体外受精、流産の末…立ち会いなし、1人での出産のリアルを見てみましょう。 妊娠39週4日目に破水。その後入院 今回登場するママとパパは、6年前に体外受精をし、妊娠はしたものの流産をしたという経験を持つ夫婦。今回は自然妊娠で出産になりました。 妊娠39週4日目に破水。お昼の12時10分に入院しました。陣痛促進剤をの内服し、翌朝8時10分からは、点滴で陣痛促進剤の投与を開始。約1時間後の9時08分に子宮口が9.5cmになり、和痛分娩の吸引麻酔をすることにしました。 吸引麻酔をしても、痛みが止まないママ。それを聞いて、助産師さんはやさしく声かけをしながら、ママの体をマッサージしたり、体勢を変えていきます。 いよいよ子宮口全開に 10時9分ごろ、いよいよ子宮口全開になりいきみを開始します。ていねいにいきみ方を教えてくれる助産師さん。10時22分、局部麻酔。「次ですよ、たくさんたくさん吸って」という助産師さんの声に合わせて、ママが深呼吸をして一気にいきみます。 ついに…誕生! 赤ちゃんの産声が響きます。ママからもうれしさとほっとした様子がうかがえます。身長48cm、体重2780gの元気な女の子が誕生しました。ママの体の処置をし、赤ちゃんの体のケアと計測をしたあと、改めてゆっくり赤ちゃんを抱っこします。 産後のインタビューでは、初めての出産の感想を「思った以上に、壮絶でした」と話してくれました。尊敬しているパパのように、周りに人がたくさんいるような子になってほしいと少し照れながら話している様子も素敵でした。 助産師さんや院長先生のインタビューに加えて、ご夫婦インタビューも収録。今回の妊娠以前の不妊治療、体外受精、流産についてもお話ししてくれています。 ベビーカレンダー公式YouTubeでは、他の出産動画も公開中。リアルで感動するママとパパの出産動画を、ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年11月12日■前回までのあらすじ検査の結果、原因は私にあることが判明。それを義父母に伝えると「子どもなんていなくていいのよ」と優しく気遣ってくれた。そして夫も「子どもが欲しい」とは言わなくなり…。不妊治療検査の結果、「高プロラクチン血症」と診断された私は、薬が処方されたのですが…。薬の副作用なのか、体調がすぐれなくなっていったのですが、あっくんはそれについてあまり理解をしてくれず…。治療を進めるうえではあっくんの理解がもっとも大切だと実感。どうにかして治療の内容や女性の体への負担を理解してもらい、そしてタイミング法を始めたのですが…。タイミング法を始めて半年が経っても、私たちに子どもはできませんでした。次のステップ、人工授精を始めることにしたのですが…。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月11日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧や妊娠糖尿病について病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽいものは食べられず、甘いものなら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やお尻に神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・お尻の痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師REIKO著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2021年11月08日私は33歳で長男を出産し、働いていた会社で産休と育休を取得しました。私も夫も「子どもは2人欲しい」という希望がありましたが、長男は約1年半の不妊治療で授かっていたため、2人目も同じく治療をしようと決めていました。そして夫婦で話し合い、長男の育休中に2人目の不妊治療を始めた私の体験談を紹介します。 長男は約1年半の不妊治療で授かった夫とは30歳で結婚し、32歳のときに不妊治療のため病院に通い始めました。夫婦ともに検査結果に問題はありませんでしたが、約1年間おこなったタイミング法では妊娠せず。2回目の人工授精で妊娠し、そのとき私は33歳になっていました。 妊娠したことがうれしい半面、もう少し早く人工授精にステップアップしておけばよかった、という気持ちもありました。夫婦ともに子どもは2人欲しいという希望があったため、可能な限り1人目は早く授かりたいと思っていたためです。 職場復帰か、2人目の不妊治療をするか無事に2020年1月に長男を出産し、育休を取得しました。出産前は2021年4月に職場復帰しようと考えていましたが、実際に育児と家事に追われる毎日を過ごしていると、「仕事復帰して毎日仕事も家事もして、さらに育児が加わったら、不妊治療を再開することはできるんだろうか?」という不安な気持ちになりました。さらに一度職場復帰してすぐに妊娠した場合、復帰して間もないタイミングで産休・育休を取るのは申し訳ないという気持ちも。それならいっそのこと、今の育休中に妊娠し職場復帰をせず、そのまま2人目の産休に入れたほうが会社としても中途半端に戻ってこられるより迷惑をかけないのではないかとも考えました。 育休を延長し、2人目妊娠を目指すと決断夫婦で話し合った結果、「2022年4月に私が職場復帰できるタイミングまでは不妊治療をする」という結論に達しました。「職場復帰=子どもを保育園に預けるということ」になります。私たち夫婦は子どもの負担を考慮し、保育園に預けるころには少なくとも生後7、8カ月になっていてほしいと考えました。 そのため2021年の9月までには出産がしたい、そうなると不妊治療は2020年いっぱいまでとし、もし授からなければ私は当初の予定通り2021年4月に仕事復帰すると決心したのです。 無事に2人目を妊娠、そして出産長男が生後6カ月の2020年7月に2人目の不妊治療を開始し、今回ははじめから人工授精を選択しました。そして3回目の人工授精で妊娠が判明! 出産予定日は2021年6月で、保育園に預けるときも生後10カ月近くなっていることになるので、とても良いタイミングでの妊娠でうれしかったです。ただ妊娠中に切迫早産となってしまい、第2子は予定日より早い2021年4月生まれとなりました。それでも元気に成長してくれていて、現在生後3カ月になった長女は修正月齢で見なくてもしっかり成長曲線に入っているほどです。 育休中に妊娠し、そのまま次の子の産休に入るのはさまざまな意見があると思います。しかし私は自分の歳やキャリアを考え、授かれるのであれば育休を延長し第2子の産休・育休を取得すると決めました。ただ、自分の気持ちを優先し、会社に迷惑をかけたのも事実だと思います。来春に職場に復帰したら仕事で恩返しができるよう、しっかり働きます! 監修/助産師REIKO著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。
2021年09月21日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、2022年4月から始まる不妊治療の保険適用について教えてくれました。特定不妊治療に対しても保険適用となり、不妊治療の自己負担額が軽減されることになりました。 2022年4月から何が変わる?2021年9月時点では、不妊治療の保険適用(健康保険の対象)は一般不妊治療(タイミング指導、卵巣刺激法、人工授精等)に限定され、特定不妊治療(体外受精、顕微授精)は助成制度があるのもの、保険適用ではありません。しかし、2022年4月から特定不妊治療も保険適用となる予定です。今回は、2021年9月時点で決まっている2022年4月からはじまる特定不妊治療の保険適用の概要と民間の医療保険についてお伝えします。 2022年4月から保険適用される内容は?2021年9月時点では、特定不妊治療(体外受精・顕微授精)は健康保険の適用とはならず、原則全額が自己負担となります。厚生労働省の調査(日本産科婦人科学会に不妊治療実施機関として登録されている医療機関622施設・2021年10月~11月)によると、体外受精の1回あたりの費用の中央値は37万円~58万円でした。 2021年1月からの支援制度では、妻の年齢が43歳未満で6回までの特定不妊治療では、1回あたり30万円の助成が出ますが、費用が高額になった場合にはこの助成があったとしても、自己負担額は決して少ない額ではありません。そのため、2020年9月の閣議決定により、2022年4月から特定不妊治療に対しても、保険適用となり3割負担または高額療養費の範囲内の負担とされ、不妊治療の自己負担額が軽減されることになりました。詳細は、今後発表される予定ですが、衆議院選挙の結果等によっては内容が変わる可能性もありますので、特定不妊治療を保険適用後に受けたい場合には、厚生労働省や健康保険組合等のサイトを確認するといいでしょう。 なお、独自の不妊治療の助成制度を設けている自治体もあり、金額の増額や対象年齢の拡大、諸費用の負担など全国一律の助成にプラスして助成金を受け取れることもありますので、お住まいの自治体に独自の不妊治療の助成制度がないかも確認するといいでしょう。 保険会社の医療保険で不妊治療の費用が出るものも上記では、2021年9月時点では自己負担である特定不妊治療が、2022年4月からは保険適用になり自己負担額が減る可能性がある内容についてお伝えしましたが、ご自身で備える場合については、保険会社の医療保険等で対応できるものもあります。不妊治療を始める前に加入して、保険会社指定の期間を経過する必要がありますが、不妊治療に対応している医療保険について、主なものを簡単にご紹介します。 なお、保険商品については、筆者やベビーカレンダーが推奨するものではありませんので、詳細は各保険会社・保険代理店等にお問い合わせください。 日本生命(ニッセイ 出産サポート給付金付3大疾病保障保険 ChouChou!)三大疾病・死亡・出産・特定不妊治療の際に保険金が支給される保険です。特定不妊治療は加入後2年を過ぎると支給対象となり、採卵または胚移植1回につき1回目~6回目は1回あたり5万円、7回目~12回目は1回あたり10万円支給されます。また、満期を迎えると満期一時金が受け取れます。 三井住友海上あいおい生命(女性サポート給付金付ガン診断給付特約)医療保険の特約(オプション)です。ガン・出産・特定不妊治療の際に保険金が支給される保険です。特定不妊治療は加入後2年を過ぎると対象となり、採卵または胚移植1回につき1回目~6回目は1回あたり2.5万円、7回目~12回目は1回あたり5万円支給されます。また、満期を迎えると満期一時金が受け取れます。 その他、アクサ生命の医療保険(スマート・ケア)やはなさく生命の医療保険(はなさく医療・女性医療特約)では、1回限りですが、採卵・胚移植等を対象に保険金が支給されます。いずれも現在不妊治療している人ではなく、今後の不妊治療に備えて加入・活用するものとお考え下さい。これらの保険が気になる方は情報収集をしたうえで、保険会社や保険代理店に確認しましょう。 少子化を踏まえ、保育料の無償化や子ども医療費の負担軽減など、十分ではないかもしれませんが、様々な子育ての政策・助成制度があり、今回の不妊治療の保険適用もその一環です。不妊治療を希望する人は、全国一律の制度と都道府県・市区町村独自の制度を確認しながら、最大限助成が受けられるように情報収集をすることをおすすめします。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2021年09月19日「ちょこの出産体験談」第4話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。不妊治療の末の妊娠、ついに出産のときが!陣痛に苦しむちょこさんでしたが、あることに気がつきました。陣痛に苦しむちょこさんでしたが、「痛くて苦しいのは私だけじゃない、赤ちゃんも命がけで頑張っているんだ」ということに気づき、励まされます。 「ちょこの出産体験談」第4話 いきみ方を教えてもらい、最後の力を振り絞ったちょこさんでしたが……頭さえ出ればスルッと生まれるはずなのに、どうして? 赤ちゃんは無事生まれてきてくれるのでしょうか……? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2021年09月16日「ちょこの出産体験談」第3話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。不妊治療の末、ようやく妊娠することができました。そしてついに出産の兆候が!ちょこさんが陣痛の痛みに耐えていると、突然「バシャ!」という音がして……? 「ちょこの出産体験談」第3話 破水って尿漏れみたいってレポしてる方が多かったのですが、私は完全に水風船が割れた音がしました。 破水後、さらに続く陣痛に苦しむちょこさんでしたが、「痛くて苦しいのは私だけじゃない、赤ちゃんも命がけで頑張っているんだ」ということに気づき、励まされます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2021年09月15日「ちょこの出産体験談」第2話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。不妊治療の末、ようやく妊娠することができたちょこさん。妊娠期間を経てついに陣痛……!陣痛がきたら、お産はどんどん進むだろうと思っていたちょこさん。実際は……?! 「ちょこの出産体験談」第2話 病院に着くと痛みが遠のくのってなんででしょうか……。見事にフライングをかましましたよ。 あと、予定日超過すると、自分は一生、妊婦なんじゃないのかってぐらい追い込まれます。 陣痛促進剤の効果で、少しずつお産が進みだし、トイレに行ったちょこさんでしたが、突然「バシャ!!」……このあとどうなるのでしょうか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2021年09月14日「ちょこの出産体験談」第1話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。今回は、「不妊症」と診断されたちょこさんが、妊娠に至るまでのエピソードです。「ちょこの出産体験談」第1話 結婚して1年半、赤ちゃんを授かることができずにいたちょこさん。 「不妊症」と診断され、ショックを受けながらも、子宮卵管造影検査の甲斐があって、無事妊娠することができました。 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2021年09月13日若いころに治療した銀歯が取れてしまった、あるいは歯茎が腫れてしまったので歯医者に行ったのはいいが、保険診療か自由診療か、治療法に選択肢があって決められないという人が増えている。「歯科医院で提示された治療法に納得がいかず、『この方法でいいのでしょうか』と私たちのところに相談に来る人も多いです。人生100年時代、ご自身に合った治療法を選ぶことは、歯を守るだけでなく、長生きすることにもつながりますので、後悔しない歯の治療法を選びましょう」そうアドバイスするのは、ジャパンデンタルクリニックの田名網宏樹院長。残った歯が少なく、噛む力が弱い人ほど認知症の発症リスクが高くなることは数々の研究でわかっている。50代以降、若いころに治療した歯を再び治療する機会が増えてくるので、放っておかずにしっかり治しておきたい。「かぶせた銀歯など保険診療で治療した歯の耐用年数は2年ほどといわれています。少し痛みがあってもそのままにしていませんか?銀歯の下でじわじわ虫歯が進行して、根の先に膿がたまってしまうこともあります。また、中高年に多い歯周病になると、歯周ポケットが4ミリメートルより深い中度で歯槽骨が半分近く溶け始め、7ミリメートル以上溶けると歯を支えられなくなります。まずは、しっかりと虫歯と歯周病を治したうえで、歯がなくなった場合は人工物で覆う義歯を選びます。いくつか種類があるので、費用面だけでなく、治療期間や適しているかどうか総合的に判断します」(田名網院長、以下同)■失った歯をカバーする3つの方法とは?失った歯をカバーするにはブリッジ、入れ歯、インプラントの3つの方法がある。それぞれの特徴、メリット・デメリットを教えてもらった。【ブリッジ】失った歯のスペースに“ブリッジ(橋)”をかけるように連結した人工歯をかぶせる治療法。ブリッジをかけるために、失った歯の隣の歯を削る必要がある。〈特徴〉抜けた歯の両隣の歯を土台にして、連結した人工歯をかぶせる。人工歯の材質によって保険診療と自由診療のどちらかを選択できる。〈メリット〉固定式なので義歯でも違和感なく噛むことができる。〈デメリット〉ブリッジをかける位置によって、片側、または両側の歯を削る必要がある。〈治療費の目安〉保険診療:1本・2万円〜。自由診療:1本・8万円〜。「固定式なので違和感なく噛むことができますが、虫歯がなくても隣の歯を削らなければならないので、抵抗感を抱く人もいます。治療費は保険適用で2万円から。保険診療で使える素材は限られていて、銀歯か銀歯の外側を白い素材で覆うハイブリッドなどの方法がありますが、ハイブリッドは強度が低く、隣の歯を削る量が多くなるというデメリットがあります。見た目が気になるという人は、自由診療でセラミック素材のものを選ぶこともできます」【入れ歯】隣の歯に金属のフックをかけて、歯を補う「部分入れ歯」と、すべての歯を補う「総入れ歯」があり、部分入れ歯は1本からでも作ることができる。〈特徴〉保険診療と自由診療のどちらかを選択できる。〈メリット〉ほかの歯を削る必要はなく、一度で多くの義歯を入れることができる。〈デメリット〉毎日取り外して手入れをしなければならないので、手間がかかる。噛む力が弱く、違和感を覚えることがある。〈治療費の目安〉保険診療:1本・1万5,000円〜。自由診療:1本・16万円〜。「健康な歯を削るのでブリッジは抵抗がある、という方には入れ歯、インプラントの選択肢がありますが、インプラントよりも治療費が安いのは入れ歯です。毎日就寝前には入れ歯を外して、洗浄剤で洗うといったお手入れが必要なので手間はかかりますが、手術や健康な歯を削る必要がないので、当院で選択する人は多いです」金属製のフックが引っかかるのが気になるという人には、ノンクラスプデンチャーという歯茎に装着するタイプの入れ歯がある。自由診療で1本約16万円から。【インプラント】インプラントは、歯の根元から顎の骨に、ネジのような器具を使い人工歯を埋め込む方法。顎の形など骨格によってこの方法が適さない人もいる。〈特徴〉失った歯の根元にある顎の骨に、ネジのような器具を使い、人工歯を埋め込む。プラスチックやセラミックの素材があるが、一般的には自由診療。〈メリット〉隣の歯を削らずに歯を固定できる。しっかりと強く噛むことができ、見た目も自然な仕上がりになる。〈デメリット〉手術が必要で治療期間が長い。多くは自由診療なので治療費は高額になる。〈治療費の目安〉自由診療:1本・50万円〜。「自由診療なので1本約50万円以上かかります。安さを売りにしている歯科医院は大事な工程を省いている可能性があるので気をつけましょう。インプラントは隣の歯を削らなくても単独で歯を固定できますが、手術が必要で、治療期間は3カ月〜最長3年かかることもあります。また治療後は、インプラント周囲炎にかからないように定期的なクリーニングと検診が必要になります」一度、歯の治療を始めたら元に戻すことは難しいので、事前に医師の説明をよく聞き、納得がいかないときはセカンドオピニオンを受けてもいいという。健康で過ごすためにも、適切な治療をし、しっかり噛める歯をキープしよう。
2021年09月09日2人目を妊活中に受けた検査でさまざまな体の不調が重なり、わが家の長い2人目不妊治療が始まりました。時間やお金など多方面で不安を抱えながら2人目不妊を乗り越え、私が学んだことをお話しします。 まさか!私の体が不妊の原因?結婚4年目で長男を自然妊娠し、1歳を過ぎたころから「そろそろきょうだいが欲しいね」と夫婦で話し合い妊活を始めました。自分自身もフルタイムの仕事に早く復帰したい気持ちもあったため、できるだけ早く2人目が欲しかったのです。しかし妊活開始半年後、パート先の健診で甲状腺機能低下症(橋本病)であると診断されました。 自覚症状はなかったので正直驚きました。しかも不調はそれだけにはとどまらず、その後も子宮頚管にポリープが発見され切除し、さらには子宮内膜症も発症するなど次々と不調が重なったのです。体の不調が発見されては落ち込み、2人目も簡単にできると思っていた私は考えが甘かったことを痛感することになるのでした。 通院によるお金と時間の問題甲状腺の内服治療に加え、婦人科にも同時進行で受診する生活でした。特に妊活の治療方法は着々とステップアップし体外受精まで進んでいました。パートの仕事の合間に婦人科に頻回に通い、時には長男を連れて病院へ通うこともありました。診察までの待ち時間が長引けば、夫に長男の保育園のお迎えにいってもらうことも度々ありました。 食事を作る時間がなくなったときはお弁当やお惣菜を買ってきてもらう日も、洗濯などの家事も協力してもらわなければ家事がこなせない日もありました。そのうえ受診時にはもちろん治療費が必要なためお金がかかります。特に体外受精へステップアップしてからは金額も大きく、家計を圧迫していたのは間違いありません。 頑張りの先にはうれしい知らせ治療を始めて4年半が経過しましたが、体外受精で2人目を妊娠することができました。長男とは5歳差になりましたが、やっと授かった命を夫も長男も大喜びしてくれました。 おなかにいる小さな命のことを考えると、長男との年齢差はいくつでも問題にならないと考えを改めました。お金や仕事、家事育児と生活すべてに負担となってしまう妊活でしたが、夫と長男の助けがあってこそ授かった命だと感じています。 妊活を始めた当初は自分の体の不調から気持ちもふさぎがちになっていましたが、振り返ってみると一つひとつの不調が育児や仕事で忙しくしていた体からSOSの信号だったのではないかと思います。今回の妊活は体を気づかってくれる家族のやさしさと、定期的に健診を受けることの大切さを痛感したできごとでもありました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:利根なくる4歳男児のママ。現在、体外受精で2人目を妊娠中。休憩中の看護師。家族でキャンプが趣味で、子育てやキャンプなどの体験を綴るブログを運営中。
2021年09月02日炎天下、照り返しも厳しい都心の住宅街。撮影のつかの間、手を握り合う2人。緊張しながらも「元気に生まれてくるといいね」「笑顔、ちゃんとして(笑)」と仲むつまじくポーズを取っているのは、芸人のだいたひかるさん(46)とその夫、アートディレクターの小泉貴之さん(44)だ。おなかの子は取材当時14週目。「前から出てたからかな?おなかはわかりにくいんです。腰についた肉のほうが気になるくらい」と、だいたさんはカメラマンに説明する。きゃしゃな体形ということもあり、はた目には妊婦だとわからない。予定日は来年の1月30日だ。「そのとき僕は何歳だろう、今30だから……」「今40代だよ!」すかさず初代R-1王者のツッコミが入る。息がピタリと合っている芸人コンビのような夫婦だ。笑いが絶えない家庭を想像するが、結婚してから8年、現在に至るまで平たんな道のりではなかった。今年の5月、体外受精で妊娠したことをブログで公開。だいたさんは45歳で、“超高齢出産”といわれる年齢になっていた。「ここまで来るのに、手こずりまくりでした。今日はブログに書ききれなかったことも、お話ししますね」はにかむようにほほ笑んで、小泉さんの手をまた握る。その瞳にはすでに、母の強さが宿っている。乳がん再発後に言っていた、だいたさんの言葉がよみがえってきた。「私、起き上がりこぼし人間になりたいんです」■不妊治療のなか、雪崩のように襲い来るがん。そして再発最初の乳がんが発覚したのは16年。夫婦二人で、なかなか結果の出ない不妊治療に試行錯誤していたときだった。’16年1月末、MRIや組織検査の結果を聞く前日、小泉さんはだいたさんに秘密で病院に電話したと話す。「悪い話なら事前に知っておきたかったんです。ショックを受けるであろう妻と同じテンションで聞くのではなく、次の手を打つ準備をしておきたくて。でも、本人以外には『教えられません』と言われてしまいました。そりゃそうですよね(笑)」結果は悪性。全摘も視野に入れるという診断だった。ぼうぜんとするだいたさんの顔を「見られなかった」と小泉さん。「私、がんになってから不妊治療してる人がキラキラして見えて、ああもうあのステージに立てないんだな。って思ったことが本当につらかったんです」再発リスクを減らすため、2人は、右胸全摘手術を決めた。その一方で、不妊治療がやはり気になる。絶対に、あきらめたくない。小泉さんは、がん治療の前にもう一回採卵して受精卵を凍結しようと提案した。■不妊治療再開に秘めた夫婦の決意右乳房の全摘出手術をした。しかし、ほどなくして再発。がん治療のために女性ホルモンを抑える薬を使用しながら、我が子を授かるという夢が遠ざかっていく。理想は女性ホルモンを抑えるがん治療をあと3年続けることなのだが、45歳を迎えてすぐ、だいたさんは決意した。「私の乳がんが遺伝性かどうか調べる検査を勧められたんです。もし遺伝性だったら、卵巣でもがんが再発する恐れがある。でも結果、私は遺伝性じゃなかった。それならまたチャレンジしたいと思ったんです」がんの治療を中断し、不妊治療を再開することにしたのだ。「主治医も『たった一度の人生だから応援します』と言ってくださったので、凍結している受精卵を迎えに行こうと思いました。それは妻と同じ気持ちだったんですが……、この先に採卵をさらに続けたいと言われたら、“引き留めよう”と思っていました」小泉さんは、少し眉間にしわを寄せて「実は複雑な心境だった」と話す。──大事なのは、妻の命。「もし結果がよくなかったら、2人でいるだけで楽しいから、それでいいじゃんっていうふうに持っていこうとしていました」だいたさんが乳がんになってから5年、2人だけでも僕は幸せだと、伝えられていた「自信がある」。がんの再発のことは頭から離れず、葛藤はあるが子どもは欲しい。悩んだ揚げ句、これが最後と割り切り、腹をくくったのだ。「自分ががんになって、夫には申し訳ないという気持ちがあります。再発したときも、また家族のテンションを下げちゃうなって、残念でした。だけどがんになってから、命に限りがあることを重々感じたので、人生やり残したことがないようにしたいという思いが大きかったですね。凍結した受精卵の保存について、年に1回、更新手続きがあるんですが、その日だけ親になった気持ちになっていました。あのままだと70、80歳になっても凍結していて、絶対に後悔すると思ったんですよね」そんな、覚悟をあらたにしただいたさんに、奇跡が起こった。以前、不妊治療中に凍結しておいた受精卵は最後の一つ。お腹にもどした最後の希望が無事に着床し、妊娠したのだ。取材時は14週目。経過は順調だ。■これからも、私は起き上がりこぼし人間で「マルコメ君って呼んでる、彼の子どものころの写真があるんですけど、つらいときに見ると和むんですよ。これがおなかの中から出てくるのか~と思うと、頑張れるというか。出産って命懸けって言いますけど、私の場合ちょっと前倒しで命懸けなので、1日1日油断できない。楽しもう、という気持ちとの間で揺れている日々です」2人の今後の目標は?「最大の目標は死なないってことですね。子育てが終わるまでは。おりを見てがんの治療にも戻ろうと思っています」とだいたさん。相変わらずの“らしい”答えだ。「僕は子どもを持つというよりも、親にさせてもらうって感覚のほうが強いです。2人で親になれるんだと思うと、シャキッとしなきゃって思います。目標というには変かもしれませんが、2人の両親に子どもの顔を見せたい。僕たちにとっては、それはすごいイベントなんですよ」小泉さんの言葉を受け、うれしそうにうなずくだいたさん。「子どもが健康に生まれてくれて、3人仲よく暮らしたいと願っています。先の人生、何があったとしても、起き上がりこぼし人間の記録を更新していきたいですね」
2021年08月16日がんになってから、命に限りがあることを重々感じた――。だいたひかるさん(46)は、不妊治療中に乳がんが発覚し、全摘手術を経てまさかの再発。もうわが子は望めない、と一時は絶望した。そんなさなかで、支えたのは夫の小泉貴之さん(44)だった。年齢という現実と、がん治療中断のリスク。けれど、2人は、命を懸けて最後の受精卵に賭けると決めた。そんな2人に奇跡が起きた。取材当時、妊娠14週目。3人目の家族は、来年誕生する予定だ。今年の5月、体外受精で妊娠したことをブログで公開。だいたさんは45歳で、“超高齢出産”といわれる年齢になっていた。「ここまで来るのに、手こずりまくりでした。今日はブログに書ききれなかったことも、お話ししますね」■「不妊治療当時、自分は彼女への配慮が足りなかった」だいたさんが38歳、小泉さんが36歳のときのゴールインだった。だいたさんの年齢のこともあり、結婚してすぐに子どもを作ろうと、仕事をセーブして妊活に励んだ。翌年には婦人科へ行き、排卵日にタイミングを合わせる方法で1度目で妊娠できた。しかし、超初期での流産が続いてしまう。「当時の自分を思い返すと、すごく甘く考えていたし、彼女への配慮が足りなかったなと思います。仕事が忙しいということもありましたけど、もっと夫婦で話し合って、妻に寄り添う形をとるべきだったなと、今は特に思いますね」申し訳なさそうに話す小泉さんに、「夫婦関係、あのころがいちばんピリついてたよね。確かに私はカリカリしてたと思う」とだいたさんは懐かしそうに答える。人工授精を8回繰り返すが着床せず、体外受精専門のクリニックへ。だいたさんは40歳目前。長時間並ぶ必要があるほどに患者が多く、時間をやりくりして通った。しかし、最新医療の力を借りても妊娠しない。手を尽くしてもかなわないことがあると、2人は痛感させられたという。そして湧き上がってくる、後悔の気持ち……。「年齢って怖いなって思いました。人工授精とかすっ飛ばして、体外受精をやるべきだったと、すごく後悔しました。専門のクリニックだと、39歳11カ月とか、月齢までカルテに書かれます。タイムリミットまであと何カ月?って焦りました」そのうえ、採卵、移植は、1回で約30万円かかる高額な治療だ。リミットへの不安に追い打ちをかけるように、費用面も大きな負担となっていった。凍結している受精卵はこの時点でたった1つだけ。「受精卵の評価があるんですが、かなりよいグレードだと言われていました。次は採卵じゃなくてその受精卵を移植しよう!ってなったんです」ところが、移植する当日に不正出血があり、中止になってしまったのだ。「当時は不妊治療の日程に合わせて生活してました。移植がなくなり、急に暇になったので、乳がん検診に行ったんですね。そこで右胸にがんが見つかりました」急転直下、病気に翻弄される生活が始まった。結果は悪性。全摘も視野に入れるという診断だった。ぼうぜんとするだいたさんの顔を「見られなかった」と小泉さん。再発リスクを減らすため、2人は、右胸全摘手術を決めた。その一方で、不妊治療がやはり気になる。絶対に、あきらめたくない。小泉さんは、がん治療の前にもう一回採卵して受精卵を凍結しようと提案するのだ。「私、がんになってから不妊治療してる人がキラキラして見えて、ああもうあのステージに立てないんだな。って思ったことが本当につらかったんです」とだいたさん。もう一つ、凍結できればと希望をつなげたが、採卵は失敗に終わった。空胞……針を刺したが、卵子が取れなかったのだ。「地獄に際限ないなと思いました。空胞って言葉のとおり、私、空っぽだって感じました。いちばん涙が出ましたね。あ、もうここで不妊治療は強制終了なんだと」■わが子が欲しいという思いと、母体の命。せめぎ合うなかで、2人は覚悟を決めた不妊治療への未練を残したままの2人に、全摘手術後も残酷な診断が待っていた。リンパ節に転移していたため、脇の下を切除し、45mmの塊を取り出した。抗がん剤治療も必要になると医師に告げられたのだ。さらに3年後、19年にまたも右胸に乳がんが再発。4mm大の腫瘍を日帰り手術で切除し、放射線治療を25回受けた。全摘後の再発は1割未満といわれている珍しいケースだ。当時の取材で、小泉さんは記者に「目標は不妊治療の再開」と話していた。対するだいたさんは、「何言っちゃってるのかな?」と思っていたそう。「2人でまだそういう話をしていなかったんですよ。再発してるのに危なくない?死んじゃうかもよ?って取材中に思っていました。でも、私ががんや不妊治療の不安で頭がごちゃごちゃしていたときに、彼に道を舗装してもらったような気がしました。悪いものができたら取る。その後なら不妊治療に戻れるかもしれないと」常に「次の手を打つ準備を」の心構えでいた小泉さんの支えもあり、再発後にはたいていのことなら乗り越える力がついていた。「イボ取るようなものかなって。まあそういう気持ちになれました」と言う妻に、「歯石取るようなもんだよ」と夫。理想は女性ホルモンを抑えるがん治療をあと3年続けることなのだが、45歳を迎えてすぐ、だいたさんは決意した。「私の乳がんが遺伝性かどうか調べる検査を勧められたんです。もし遺伝性だったら、卵巣でもがんが再発する恐れがある。でも結果、私は遺伝性じゃなかった。それならまたチャレンジしたいと思ったんです」 がんの治療を中断し、不妊治療を再開することにしたのだ。小泉さんは、少し眉間にしわを寄せて「実は複雑な心境だった」と話す。大事なのは、妻の命。「もし結果がよくなかったら、2人でいるだけで楽しいから、それでいいじゃんっていうふうに持っていこうとしていました」だいたさんが乳がんになってから5年、2人だけでも僕は幸せだと、伝えられていた「自信がある」。がんの再発のことは頭から離れず、葛藤はあるが子どもは欲しい。悩んだ揚げ句、これが最後と割り切り、腹をくくったのだ。「自分ががんになって、夫には申し訳ないという気持ちがあります。だけどがんになってから、命に限りがあることを重々感じたので、人生やり残したことがないようにしたいという思いが大きかったですね。凍結した受精卵の保存について、年に1回、更新手続きがあるんですが、その日だけ親になった気持ちになっていました。あのままだと70、80歳になっても凍結していて、絶対に後悔すると思ったんですよね」だいたさんは移植に向けて、半年かけて体調を整えた。小泉さんも全力でサポートした。移植後、1週間で結果が出る。夫婦でクリニックに聞きに行ったが、だいたさんは緊張して医師の顔を見られなかった。妊娠してる?それとも……?判定結果は陽性。2人はそろって「お~!」と歓喜の声を上げた。当日の状況そのままに、小泉さんは片手を高らかに上げて「お~!」と再現してくれる。その瞬間のうれしさと驚き、感動が伝わってくる。「僕は夢みたいだと思いました。妻はボ~ッとしていましたね」「第1段階を突破できたんだ!と思いました。うれしいですけどやっぱり流産など次の不安のほうが大きくて……。でも昔に比べて私は体が温かく感じるし、なんだかいけそうだなっていうことが多かったんですよね。すごくよい状態かもしれないって」珍しく目を潤ませるだいたさんに、全身からハッピーオーラを放つ小泉さん。不妊治療では、“43歳以上が12週の壁を越えるのは奇跡”という通説があるが、現在14週。つわりが落ち着き、胎児の健康を気遣って細心の注意を払って毎日を過ごしている。長い闘いの末、ようやく実感が湧いてきた2人がほほ笑んでいた――。
2021年08月16日不妊治療体験者の声を取材した連載、第5回目となる今回は、夫の不妊治療手術を経て不妊治療を乗り越えた霧野志保さん(31・仮名)の場合。なかなか授からない原因が夫側にあることが判明。夫の手術、職場のパワハラ、流産を経て、待望の赤ちゃんが誕生するまでのお話です。 「赤ちゃんを産みたい」と思える情報を届けたい。ベビーカレンダーは「べビカレ特集」として、妊娠、出産、子育てなどママたちを取り巻く現状やさまざまな課題を問題提起し、取り上げています。今回は「不妊治療」について。仕事と不妊治療の両立が難しい現代の「不妊治療への理解」について考えます。 「不妊」という問題を、夫婦どちらかが過剰に背負うのではなく、「夫婦2人の問題」ととらえ、不安や痛み、悲しみや希望を分かち合い、二人三脚で不妊治療を乗り越えた夫婦の物語、霧野志保さん(31・仮名)の場合、第3話です。 「もしかして着床出血?」気付いたのは夫だった暑さも和らぎ、今度は排卵誘発剤の自己注射を加えた、人工授精にステップアップすることになった。 朝起きてすぐ、おなかや太腿に針を刺す。夫は注射のための準備や朝の家事を手伝い、「痛いよね」「ありがとうね」と寄り添った。痛みに耐えるたび、わが子への思いを新たに噛み締めた。 そろそろ生理だなと思ったころ、出血があった。でもどうもいつもと違う。だらだらと出血が1週間続いた。 「着床出血じゃない? 妊娠したんじゃない?」と先に言ったのは夫のほうだった。 このころになると、夫も妊活に関する知識が増えていた。本やネットで勉強し、「着床出血」という現象まで知っていたのだ。でも志保さんは半信半疑だった。前回の流産を思い出すと、自宅で妊娠検査薬を使う勇気は出ない。また守りきれないんじゃないかーー。怖くて自分では確かめられず、病院へ行った。待望の妊娠! 無理解な女性管理職とも距離が置けるように「おめでとう」 医師は、温かい微笑みとやさしい声で、確かにそう言った。 「宝物が宿ったとわかった瞬間でした。心配と不安はありましたが、何があっても守りたいという思いを強く持ちました」。 妊娠がわかったのは2020年の1月。折しも、新型コロナウイルスが国内に広がり始めたころだった。職場である学校は休校になり、仕事はリモート中心の勤務体制に。職場で大きなストレスを抱えていた志保さんにとって、ベストな環境で妊娠初期を過ごすことができた。 妊娠中の家事は夫が積極的にやってくれた。休校が明けても心療内科で書いてもらった診断書を理由に休みを継続し、そのまま産休に入った。 「もう職場への不信感は、たまりにたまっていました。女性の管理職に流産を報告した時、『私はちゃんと2人育てたわよ』と言われ、いざ産休に入ろうとすると『妊娠は病気じゃないんだから』と釘を刺されました。タイミングよく産休に入ることができ、私は子どもを守らなきゃと思っていましたけど、結局おなかの子どもに守ってもらい、助けられたんです」 切迫早産で入院するも無事に出産、「すべてが報われた」産休直前の妊娠32週目。里帰り出産に備えて実家近くの産婦人科へ妊婦健診に行ったところ、切迫早産で即日入院に。コロナ禍で面会も許されず、ひとりで出産の日を迎えた。陣痛の痛みは、わが子の存在の重さだと感じた。「愛しいわが子をこの手に抱いたとき、すべてが報われたと思いました。この子のために強くあろうと思っていたけど、それは同時にこの子がいるからこそ強くなれるんだっていう確信に変わりました」 不妊治療を乗り越えるためには、支えとなる強い気持ちが大切こうして無事に不妊治療を乗り越えた志保さん。「支えとなる強い気持ちが大切」と振り返る。 「子どもが欲しいという気持ちを夫婦で共有することが大切です。なかなかデリケートな問題で話しづらいですが、恥ずかしさを捨てて、これからどうしていきたいか、子どもができたらどう育てていくかを2人で話し合って支え合い、行動することが大切です。不妊治療はどこまでやるのか、というビジョンも必要です。不妊治療はひとりだけではできないですから」 さらに「職場や社会の厳しい目や無理解にも負けない力」も大事だと続ける。 「私の場合、妊活の後半は『夫が理解してくれるからいい』『子どもを大事にできればいい』『職場はもういいや』と割り切ったらラクになりました。不妊治療に対する世間の理解はまだまだです。もしかすると、核家族化で“子どもは地域の宝”という意識が薄れているのかもしれません。補助金も制度もまだまだ足りないと思いました。でもわが子を自分の手に抱く瞬間、何ものにも代えがたい感動を知ります。いろいろ困難はあるけれど、あきらめないことが肝心です」 監修者:医師 杉山産婦人科 理事長 杉山 力一先生 著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年07月31日