意中の男性に、ちょっとした自分のお願い事を聞いてもらえたら嬉しいですよね。逆に、自分の言うことを全く聞いてもらえないとなると、「本当は嫌われているんじゃないか」「彼の心には何か闇があるんじゃないか・・・」と不安を感じてしまうはず。女性のお願い事を聞いてくれない男性の心理について分析してみました。■女性に対して無関心「愛情の反対は無関心」という言葉があります。男性にはちょっと冷めた部分があるので、好きでもない女性と関わって嫌な思いをするくらいなら、自分の中から存在を消してしまおうと、割り切った態度を取ることもあります。あまりにそっけない態度やこちらの目も見ないような反応をする場合は、残念ながらその男性はあなたに対して、マイナスの感情を持っているかもしれません。彼の恋愛対象になる可能性も低いでしょう。■話を聞くのが面倒くさい女性は、男性に比べて「とにかく話を聞いてほしい」と思うものです。しかし、男性にとっては、まとまりがなく結論のない話を聞くことは、面倒くさいと感じるもの。あなたが「お願い!〇〇して!」と頼んだところで、その先にどういった結果を望んでいるのかがわからないと、聞く気になれないのです。また、結論を急ぐために自分なりのアドバイスをする男性もいるでしょうが、すると女性は「そうじゃなくて~」と言葉を繰り返すか、急に不機嫌モードになるか。男性としては何が正解なのかわからず対応のしようがない、という思いから「お願い事を聞くのは面倒くさい」感情が生まれるのかも。■調子に乗らせたくないなんでもかんでも女性の願い事を聞いていたら、「調子に乗ってどんどんわがままになってしまうのでは?」と考える男性も。少しくらいのわがままは可愛い範囲ですが、いつもお願い事を聞き続けていると、エスカレートして手に負えなくなることも考えられます。お願い事をする女性としても、限度が分からなくなってしまうことは良いこととは言えませんよね。彼がお願い事を聞いてくれないのは、女性のことを思っての心理かもしれません。■もう別れたい付き合っている男性に、いつも聞いてくれていたお願い事を聞いてもらえなくなったら、もう別れたいと思われている可能性があります。ちょっとしたお願い事すらも重いと感じ始め、気持ちが薄れてしまっているかも。女性への気持ちがあれば、お願い事をされても「頼ってくれてうれしいなあ」と可愛いげすら感じるものです。自分のものだからと言って油断していませんか?男性への普段の態度を改める必要があるかもしれませんね。■男性の心理を理解しておこうちょっとしたお願いを聞いてくれないのは、男性が女性に対して好意がない可能性が。相手の気持ちを考えて接することで、男性も女性に心を開いて、きっとお願いも聞いてくれるでしょう。(chika/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月17日『セクシュアルマイノリティ』や『LGBTQ+』といった言葉の意味を知っていますか。多くの人が自分の生まれ持った性別を受け入れ、異性に恋愛感情を抱きます。しかし、中には、身体は男性でも心は女性だったり、女性として女性に恋愛感情を抱いたりする人もいるのです。そのような人たちは、性的に少数派として『セクシュアルマイノリティ』と呼ばれています。また、彼らをより具体的に『LGBTQ+』と呼ぶことも。『LGBTQ+』とは…L(レズビアン)…女性に恋愛感情を抱く女性。G(ゲイ)…男性に恋愛感情を抱く男性。B(バイ)…男女どちらにも恋愛感情を抱く人。T(トランス)…心と身体の性が一致していない人。Q+(クエスチョニング、クイアなど)…『L・G・B・T』に該当しない人、また、意図的に決めていない人など。※『Q+』を『s』として『LGBTs』とするなど、表記方法はいくつかあります。残念なことに、『LGBTQ+』を差別的な目で見ている人もいるのです。差別について考えるのは、面倒くさい?ゲイバーで働く望月もちぎ(@omoti194)さんは、店や日常生活で感じたことを漫画にしています。ある日、店で聞いた差別についての話が心に残ったそうです。「ザ・LGBTって感じ(笑)」 友人の発言にあ然店の常連客の1人に、『セクシュアルマイノリティと教育』について学んでいる学生がいました。彼が友人たちに『LGBTQ+』の差別について話したところ、「面倒くさい」といわれてしまったのだとか。正義の話 pic.twitter.com/6eNfT2RM2i — 望月もちぎ@7/29小説発売 (@omoti194) June 10, 2020 自分に関係がないので、差別そのものについて深く考えたことはないという人もいるでしょう。しかし、関心がなければどんな言葉や行動が差別につながるかについて知る機会も限られてきます。誰かの意見に流されて、知らないうちに差別に加担してしまうこともあるかもしれません。投稿には、さまざまな視点からコメントが寄せられました。・基本的に関わらないけど、差別をしているわけじゃない。ただ、巻き込まれたくないというか…。・確かに、誰かが「差別はだめ」といって差別をやめるなら、誰かが「攻撃しろ」といったら攻撃してしまうのかも。自分で考えることは大事ですね。・嫌悪感を持つのは自由。でも、嫌悪からくる行動のどこからが差別になるのかは考えないと。コメントには「身近に『LGBTQ+』がいないので実感がわかない。けれど、自分で考える意識は持ちたいと思った」という声も上がっていました。『LGBTQ+』に関する差別だけでなく、さまざまな問題について無関心でいると、身近な場所で問題が生じた時に間違った考えに流されてしまうかもしれません。何がよくて何が悪いのか、自分自身で判断したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月11日吟味を重ねて理想の夫と結婚したはずの香織。しかし、彼女は「私だけを見て」と合コンを渡り歩く「かまってちゃんモンスター」と化していきます。なぜ夫に大切にされる生活を夢見て結婚した彼女が、そんな危ない橋をわたることになったのでしょうか。香織は、結婚したら一緒に過ごせる時間が増える分、これまで以上に真司が満足させてくれるはずと思っていました。香織にとっては、結婚したら「ずっとお姫様気分で暮らせる!」が理想。しかし「私のために時間もお金も工面できないと言うこの男が、私が厳選した理想の夫?」と、真司との新婚生活は幻滅の連続となっていきます。次回(6/8UP!)、夫との夜の生活の不満によって夫婦に亀裂が入っていきます。※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。\「モンスターワイフ」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼ 「モンスターワイフ」 ▼ 『リアル・モンスターワイフ、再び』 イラスト・ 山口しずか
2020年06月07日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前回 からのあらすじ(全3編)子どものお迎えを忘れていたことを妻に怒られた夫。何が悪いのかわからない夫だったが、会社の女性の先輩に「子どものことは奥さん任せなの?」と呆れられてしまい…。これまで息子の予定すべてを私に任せていた夫。仕事では「交渉や調整のプロ」と豪語してきた夫は、家族の予定の調整はしようとしませんでした。そんな夫を変えてくれたのは、夫が仕事で尊敬する女性の先輩だったようです。「私の意見は聞かないくせに…」とちょっと腹も立ちましたが、それでも夫を変えてくれたことに素直に感謝しています。夫婦の時間、子どもとの時間、仕事の時間、そして1人の時間…。すべて満足いくような調整は難しいけれど、夫婦のすれ違いはなくせると私は信じたいです。\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫【前編】お金の話ばかりする夫にドン引き…夫を黙らせた「神対応」の瞬間【前編】イラスト・ 渋谷さえら
2020年06月02日※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 前回 からのあらすじ(全3編)子どものお迎えを忘れたことで妻から激怒された夫。しかし夫は「俺を頼るな!習い事なんてやめちまえ!」と逆ギレして…子どもの習い事のお迎えを忘れたことで妻に文句を言われたけれど、急に予定を入れられても、対応できるわけがない…妻は「子どものスケジュール管理が大変」とよく言ってるけれど、そんなことで余裕がなくなるレベルで、仕事はできてるのだろうか…と正直、心配にもなるぐらいだ…。そんなことを考えながら、会社に行くと部下が発注ミスをしていたことがわかって…改めて妻が設定した家族共有のカレンダーアプリを見てみると、息子の学校や習い事の行事、さらに妻の残業予定まで入っていた…。通知がわずらわしくて、自分で切っていたカレンダー。そしてLINEには妻からの何通ものメッセージ。先輩の呆れ顔と悔しさをかみ殺したような妻の顔が交互に浮かんできた…妻の言っていたことを聞き流して、予定の調整もデキナイやつは、俺だったのか…→次回(6/2UP)に続く…\「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪>> 「うちのダメ夫」連載 過去記事を見る体調不良アピール夫にうんざり! かまってちゃん夫に妻が大反撃【前編】「俺より稼げば家事してやる」収入マウント夫を変えた妻の一撃【前編】自己中すぎて育児しない「ダメ夫」を変えてくれた救世主とは【前編】マザコン夫にまさかの制裁! 産後の妻より自分の母親を優先する夫【前編】お金の話ばかりする夫にドン引き…夫を黙らせた「神対応」の瞬間【前編】イラスト・ 渋谷さえら
2020年06月01日どうもあかりです。「無関心」というと、よく「好きの反対」「好きじゃないことの証拠」みたいに言われがちだと思うのですが、これは恋愛というフィールドにおいては、あながちそうとは限りません。いくら好きな人であっても、その人に関してなんでもかんでも、「関心」を持ちまくる必要はありません。むしろ彼にとっては「あまりに見られること」が有害ですらあります。どうでもいいところに対してはちゃんと「あえて無関心」でいることこそが、仲良しカップルに必要なメリハリなんです。それが「彼だけとちゃんと向き合い、恋をちゃんと楽しむ」ために大切なことだと私は思います。今日は、とくに「恋って結局不安や悩みばっかり」という人にこそ、ぜひやってみてほしい「あえて無関心」をご紹介します。■■「あなたとの関係」だけがあなたの関心事でしょ?これは私も正直あまり得意ではないのですが、「私と彼との関係だけにフォーカス」するというのは、精神衛生上、とても大切なことですよね。きっとあなたの彼は魅力的で、ちゃんと人並みにはモテているはず。だから、仲がいい異性だっているし、それこそあなたという彼女の存在がいるにもかかわらず(それを知っているかもしれないし、知らないかもしれないけど)彼のことを密かに想っている異性だっているのです。このことは、あなたが「カッコいい」と感じる男子と付き合った以上、逃れられない宿命です。「私にだけ100点に見えて、私以外には0点に見える男子」なんていないのですから。そして幸い「彼女のことが大好きで、彼女との関係はものすごく良好だけど、すんごく好きな人ができちゃった」みたいな思考回路になっている男子はほぼいません。男子にとって「彼女以外の異性との関係」が気になり出すのは、たいてい決まっていつも「彼女との関係」がうまくいかず、グラグラ不安定になり始めてしまったときだけです。私たちだって、浮気をしてしまう(あるいはしてしまいたくなる)のは、「彼が相手にしてくれなくてさみしい」みたいな「彼との関係」に問題が生まれたときなはずです。つまり、「私と彼との関係」が良好に、円滑に、ラブラブに保たれていさえすれば、「私以外の異性との関係」は全く危険な存在にはならないのです。このことを認識していると、例えば、彼に他の女子からLINEが届いたり、彼が他の異性の話題をしてきたときにも、「あえて無関心」をしようという気持ちになれます。そして仮に「あえて無関心」がうまくできない(どうしても「関心」を持ってしまう)ときにも、なんとかすべきは、その異性との関係を潰すことじゃなくて、「それ以前に、私と彼との関係にまず問題があるのでは? その問題は、いったいなんだろ?」ときちんと的を外さない考え方ができるようになるはずです。■■デートだけ、気にしてろ好きな人との交際期間は、大きく2つに分類できます。それは「デートしてる時間」と「デートしてない時間」です。恋愛が辛くて不安でいっぱいな人は、この両方に「関心」を持ってしまいがちです。反対に、恋愛が楽しくて、自由で、幸せだと感じている人は、「デートしてる時間」には超関心があるけれど、「デートしてない時間」には「あえて無関心」です。残念ながら、「デートしてない時間」というのは、「関心」を向けるには大きすぎて、見えなさすぎます。一週間に一度、5時間のデートをする場合、時間の長さだけ比べても、「デートしてない時間」は「デートしてる時間」の約33倍もあります。しかも会っていないので、当然彼が何をしているのかなんてわからず、「ちゃんと今の瞬間も私のことを想ってくれているかな?」「他の子にうつつを抜かしていないかな?」なんて考えてもたしかめようがありません。「デートしてる時間」の最中に、彼のことを楽しませたり、「かわいい」って思ってもらえるように頑張ったり、それこそデートが与えてくれるドキドキの波に耐えるだけでも精一杯だというのに、こんなに長くてしかも不透明な「デートしてない時間」まで相手にしようとするのは、あまりにも分が悪すぎる。泥沼なんです。「デートしてない時間」を、「あえて無関心」にして、代わりに、友達と遊んだり、仕事や勉強を頑張ったりすることに専念する。こういう女子が、メンタル的にもすごく安定した交際をできるんだと思います。■■思い出は「最強おばけ」私は、好きな人の昔の思い出を「最強おばけ」と呼んでいます。勝手に。たぶんこの世の中で私しかこうは呼んでいませんが、これからはみんなも、「好きな人の思い出」と聞いたら、「ああ、『最強おばけ』のことねー!」と即答できるようにしておいてくださいね(うぜえ)。ではなぜ「最強おばけ」か。これは先ほどの「デートしてない時間」の延長線上のお話です。あなたと彼が23歳で出会ったとして、それまでの間、彼は何度かの恋を経験してきたでしょう。彼の初恋が15歳だとしたら、すでに「8年分の思い出」が蓄積されています。時間の長さでひっくり返すのは、少なくともこれから8年間以上彼と一緒にいる必要があります。気が遠くなりすぎて、私はここで一度執筆中に意識を失いました。(数時間後、意識を取り戻しつつ)さらには、(みんなも自分のことを思い出してみてくれればわかるけど)高校生のとき、大学生のときの恋愛というのは、とても情熱的で、無鉄砲で、ガムシャラで、一言で言い表すのなら最強に「青春」で、最強に「素敵な記憶」になってしまっています。しかも、「現在の他の異性との関係」などのライバルとは違って、直接触れることができなくて、殴ってもナイフで刺しても全く無傷で、完全に「おばけ」です。だから、「元カノのことの方が好きだったのでは?」と考え出すと、最悪の場合、病む。ホラー映画を見ると、夢に出てきてしまったり、夜一人でトイレに行くことができなくなってしまう人は、ホラー映画を見ない方がいいですし、実際、そうしている人もいますよね?この(ぶっちゃけ気にはなるけど)「あえて無関心」でいることを、「最強おばけ」に対してもやってあげてください。おばけは「いるかも」と思えば思うほど、怖くなって後ろを振り返りたくなります。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月23日仕事ばかりの夫に対して、妻は文句も言わずに「子育てをがんばっている」と思っていました。しかし、夫婦間では絶対忘れていけないものがあったのです。妊娠中に夫婦で協力して乗り越えることができなかったあずさと大樹。そして里帰りを決めたあずさの行動が、夫婦仲の破綻の一途をたどることになったのです。次回、破綻の始まりは長めの“里帰り出産”をお届けします。※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。▼ 「モラハラ夫図鑑」 ▼ 『リアル・モンスターワイフ、再び』 イラスト・ 山口しずか
2020年05月09日私は現在、3歳になる長女と生後6カ月の次女の母親です。無口で育児など生活面において何も口出ししてこない無関心タイプの夫が、立派なイクメンに成長してくれるまでの過程をご紹介したいと思います。 夫は無関心、親せきにも頼れない環境夫は付き合った当初から、どちらかと言えば寡黙なタイプで、言い換えれば「何事にも無関心」な人でした。私の自由にやらせてくれる、といった良い面もあれば、本当に何も言わない人なので、長女を妊娠したときから「このままだと育児にも参加してくれないかも……」と不安が頭をよぎりました。 しかも、私自身の実親は毒親で頼れず、里帰りはしないつもりでしたし、夫の実家も遠方であるなどの理由からお互いの親せきには頼れないという状況でした。 夫しか頼れる人がいないと懇願だからこそ、私の頼りは夫しかいなかったのです。夫にも私の家庭の事情を話し、「こんな状況だから里帰りはできないし、したくない。だから協力してほしい」と懇願。 夫も私の切迫した状況を把握してくれたのか、「できる限り協力する」と応えてくれました。その後、私は難産の末に長女を出産。産後は夫の育休取得などに向けて夫婦で話し合いましたが、結局実現できず……。退院直後から私と長女2人きりの生活がスタートしました。 一番苦しい時期を見守ってくれた夫初産で里帰りもなく、退院初日から長女と2人きりという、気持ち的にも切迫した状態を夫はずっと見守ってくれました。 産後1~2カ月間が心身面で一番しんどい時期だったのですが、その私の苦しみを夫が間近で見ていたことで、結果的に目の前にいる長女のことや家事などが他人事ではないという意識を持ち始めたのです。そして仕事のない日には、食器洗いや掃除、料理など、授乳以外のすべての家事をできる限り引き受けてくれました。 なぜ無関心タイプの夫がここまで育児や家事に協力的になったかというと、一番の理由は「タイミング」にあったと思います。産後直後の一番苦しい時期に、夫と一緒にいられたこと。私たち夫婦にとって、新たな家族を迎えたという重要な局面で、まさにベストタイミングでした。紆余曲折しながらも、夫は私を受け入れてくれ、見守り、手伝えることはすべて引き受けてくれました。もちろん、次女が生まれた現在も、しっかりと育児や家事をこなしてくれています。私はこの恩を忘れませんし、大ピンチの局面を共に乗り切った夫を心から信頼しています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年04月20日夫に対してイライラしてしまうことがありますよね。スマホを見るのをやめずきちんと身を入れて話を聞いてくれない、気持ちを聞いているのに話してくれない、家計が厳しいのに趣味にお金を費やす……。一緒に生活していると「なんで?」と思うことがたくさんある方も多いのではないでしょうか。 これは、男性と女性では多くの場合、根本的に考え方が異なることが多いためです。 【違い1】男は夢見がち・女は現実的男性は結論を求め理論的に話をすることを好むというのはよく聞く話です。そして、それはひとつの事実です。それを聞くと男性はとかく現実的であると思われがちですが、しかし一方で、生活にそれほどゆとりがあるわけではないのに、フィギュアを集めたり時計にこだわったりと、女性にはちょっと理解し難い男性独自のロマンやこだわりを耳にすることも多いのではないでしょうか。 女性が少女マンガや韓国ドラマに胸をときめかせる一方、生活のことになるとしっかり財布の紐を締めるのとは対照的です。日々節約をこなしている妻からすれば、「もっと家庭について考えてよ」とも言いたくなりますが、実は、男性は根本的には夢見がちであり、女性は非常に現実的であることが多いのが実状です。 【違い2】男は気持ちを伝えるのが不得意・女は得意女性は自分の気持ちをわかってもらいたいと思うと同時に、男性の気持ちについても理解を示そうとすることが多くあります。しかし、男性に「どう思っているの?」と聞いても一言二言で返されて、どう思っているのかよくわからない場合も多いのではないでしょうか。一生懸命、理解しようとしているのに生返事で腹が立った、という経験をされた方もいらっしゃるかと思います。実は男性は、非常に自分の気持ちを伝えるのが苦手な方が多いのです。女性のように、「このときこう思って、だからこうしてほしいの」と伝える機会や、伝えたいと思う機会が少ないからかもしれません。一方、女性は共感が男性より得意といわれています。それは、自分について友人に話したり、逆に友人について聞いたりすることが好きで、そのためそういった機会も多いことにも起因しているでしょう。 【違い3】男は自分の世界が必要・女は共感の場所が必要夫が帰宅してスマホばかり見てちっとも家族の話に入ってこない、ということもよくあるのではないでしょうか。女性がお互いについて共有し、共感し合いたいと思う方が多い傾向にある一方で、男性は、自分の世界に浸る時間をとても大切にする方が多い傾向があります。自分のことばかりで家族のことを考えてくれない! と思ってしまうかもしれません。妻からすれば非常に勝手なように思えますが、逆にいえば、それだけ心を許しているということかもしれません。 このように、男女では生活していく上で大切にするポイントが違うことが多くあります。いくら言っても聞いてくれない! わかってくれない! と思ったときは、そもそも生物として違う生き物で、根本的に異なっていると理解すれば、余裕を持って接することができるのではないでしょうか。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年04月19日アメリカでは新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、同居していない人との接触を避けるように呼びかけています。そのため多くの人が親しい人と会うことができず、さびしい気持ちで毎日を過ごしています。アラバマ州に暮らす85歳のジェリー・パーキンスさんもその1人。ジェリーさんの妻、83歳のルイーズさんは高齢者福祉施設に入所しています。2020年3月、ルイーズさんがいる施設では、外部からの訪問者の立ち入りが禁止されることになったのです。最愛の妻に「窓越しに」愛を伝える夫ジェリーさんはルイーズさんが施設で暮らすようになってから1千82日間、1日も妻に会いに行くことを欠かしたことはないのだそう。そして彼はたとえ施設が訪問禁止になっても毎日、妻に愛を伝え続けているのです。知っていたかい?きみは僕にとって太陽の光だよ。たとえ夜でも、きみは僕の太陽の光だ。心から愛しているよ、ベイビー。ViralHogーより引用(和訳)室内にいるルイーズさんに向かって窓越しに名曲『You Are My Sunshine』を歌い、何度も「愛しているよ」と伝えるジェリーさん。夫婦の娘が撮影したこの動画は感動を呼び、多くのコメントが寄せられています。・涙が止まらない。・こんな状況の時に、なんて心が温まる素晴らしいシーンなの。・2人とも安全に過ごして、長生きしてほしい。ジェリーさんに許可されている『窓越し』の訪問時間は10分間だけなのだそう。しかしたった10分間でも、ジェリーさんの愛はルイーズさんにしっかりと伝わっていることでしょう。外出自粛によって身近な人たちと会えなくなったことで、あらためて家族や友人の大切さに気付いた人も多いといいます。1日も早くこの事態が収束し、誰もが再び愛する人と一緒に過ごせるようになることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日家事、仕事、育児に頑張る妻をモヤつかせている存在、それはともに助け合うべき夫たち!というわけで、今回は、20~30代の女性が集まるアンアン総研メンバー約200人に夫への不満を吐き出してもらいました。リサーチは2月中に行ったので、世の中の状況が変わったいま、これらはかわいい不満と思えるかもしれません。家にいる時間が長くなり、いろいろなストレスもたまりますが、いまはぐっと堪えて夫婦や家族が団結するときです。お互いが譲歩や妥協をしつつ穏やかに過ごしたいですね。文・オリ子【アンアン総研リサーチ】妻をモヤモヤさせる夫の特徴3つ向き合って話してくれない「夫と愛情表現の頻度や度合いに違いがあることを感じて、それが寂しいと伝えたのですが、『そう言われても、これが俺だから仕方ない』と言われて結局なんの改善にも至らなかった。イライラしたというかストレスだったのは、わかり合おうと何時間も話し合ったのに、結局それ自体がなんの意味もなさなかったこと。ただ、疲れました」(32歳・自営業)「ケンカするたびに話し合おうとするのに、沈黙する。口ついてるんだから話せって思う」(34歳・会社員)お互いにすれ違いを感じた時は、話し合いが大事ですよね。でも、それにすらきちんと向き合ってくれない男性も。ますますすれ違いを感じる原因になってしまいますよね。スマホ依存が激しい「うちの夫が家で向き合ってるのは、私でも子どもでもなくスマホ。子どもにはゲームの時間は1日1時間といってるのに、夫がひたすらスマホでゲームしてて、示しがつかない」(30歳・会社員)「家でも外出先でも、食事中にスマホを必ずいじる夫。言ってもなおらないので、できるならスマホを取り上げたい」(33歳・会社員)スマホ依存症かと思うくらい、暇さえあればスマホばかりいじる男性、いますよね! せめて食事中や会話中は、「ちゃんと向きあって、スマホから離れて!」とイライラを募らせている女性も多いのではないでしょうか。子どもより自分に投資「夫が営業職だが、見た目が大事と言わんばかりに、服や化粧水、ホワイトニングなどにお金を使ってイラっとする。私は、服もほとんど買わず子どもに使っているのに!」(34歳・会社員)「夫の趣味が車で、そればかりにお金を使っている」(29歳・保育関連)妻は、子どものために1円でも節約しようと頑張っているのに、自分への投資と理由をつけて無駄遣いを続ける夫。間違いなく妻をイラつかせますよね。最近は、共働きでお財布が別々の夫婦も増えているようなので、より夫が自由にお金を使える状態になっているのかも。モヤモヤをため込まないためには、諦めが肝心!?どうにか「夫に変わってほしい!」と願うと逆にモヤモヤが溜まってしまうかも。変わらない相手に無駄にイライラするよりも、「夫も所詮は他人。他人を変えるのは難しいもの」と、良い意味での諦め精神が、アラサー妻を夫へのモヤモヤから解放してくれるのかもしれません。©grinvalds/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2020年04月14日女性は勘が鋭く、男性の浮気に気付きやすいと言われていますが、中にはまったく予想もしていなかったところから発覚することもあるようです。今回は、“妻が驚いた夫の不倫相手”というテーマで、経験のある女性たちの話をご紹介します。文・塚田牧夫大嫌いなはずの上司と「夫から、しょっちゅう上司とソリが合わないという愚痴を聞いていました。女性の上司らしく、毎日のように衝突しているようでした。ところが、それから半年ぐらいしたある日。彼がスマホを見ているとき、何気なくそれを横から覗いたんです。すると、女上司と仲よくイチャついている写真が目に入りました。夫を問いただすと“お酒を飲んで酔っ払っていたからよく覚えていない”と否定されましたが、あれは絶対に不倫の仲じゃないと撮れない写真です。それにしても、あれだけ嫌っていた上司と付き合うなんて……。日ごろから意見をぶつけ合うことで、むしろ距離が縮まってしまったのでは……と感じました」マリカ(仮名)/31歳路上ミュージシャンと「夫と外食をした帰り道、駅の近くでギターを持って歌っている女の子がいました。ちょっと立ち止まって聞いていると、夫がそわそわした様子で“早く帰ろう”としつこく言ってくるんです。彼の妙な態度に疑問を覚えながらも、その日は彼に従い、すぐに帰りました。それからしばらくして、別の駅前でその子が歌っているのを見かけました。10人くらい観客がいたのですが、なんとその中に夫の姿が! 目を疑いましたよ。これは何か後ろめたい関係があると確信しました。でも、夫を問い詰めるには証拠が足りないので、まずは自分で調べてみたんです。すると、女の子のSNSに、何回も夫とのツーショット写真が投稿されていました。すぐに夫を問い詰めると、彼はその女の子との関係を認めました。どうやら、演奏に一目惚れして、彼からアタックをかけたのだとか。本当に呆れました」チサト(仮名)/29歳子どもの幼稚園の担任「別れた元夫の話です。部屋で一緒にいるとき、彼がスマホをいじっていたんですが、急にもよおしてしまったようで、スマホを放り投げて急いでトイレに向かいました。そのとき、私が彼のLINEをチラッと見ると、女性とやり取りをしていたのを確認しました。ビックリしたのはその相手。なんと、子どもが少し前まで通っていた幼稚園の先生でした。彼を問い詰めると、すんなりと白状しました。ふたりが知り合ったのは、幼稚園ではなくたまたま夫が参加した合コンだったようです。最初は、子どもの相談をしたいという名目で会っていたそうですが、次第にエスカレートしたそう。子どもをダシに使われたと判明し、本当に呆れました」ミサ(仮名)/35歳“妻が驚いた夫の不倫相手”をご紹介しました。思わぬところから不倫に発展することもあります。一見安心できるような人間関係でも、目を光らせておきたいですね。©Thomas Barwick/gettyimages©Trevor Williams/gettyimages
2020年04月04日夫のモラハラに傷つき苦しんでいるけれど、「離婚できない」…そんな声がよく聞かれます。そこで今回は、夫からモラハラを受けていても、その相手と“離れられない、あるいは離婚できない関係にある人”のために、平和を取り戻す方法をモラハラカウンセラーのJoeさんに聞きました。 「あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは」 の続きです。■モラハラ夫になるのを防ぐ方法はある?1.どうして自分は攻撃されるのかJoeさんによると、攻撃を受けるのは、その人が「弱い人間」で、「有害」と思われていることが原因と言います。●弱い人間夫から見て、妻が攻撃しても差し支えないくらい「弱く見えている」(=反撃が怖くない)●有害な人間夫からみて、妻の行動や存在がイライラさせられる。夫と違うものを妻が持ち、夫が嫉妬しているたとえば、妻がやりがちな「媚びる」という行為。Joeさんはこれはやめた方がいいと断言します。なぜなら「人は弱い立場にあるときや自分をわかってほしいときに、『媚びる』という行動をしがちです。でも、これは『私は弱いですよ』、『弱いからやさしくしたほうがいいですよ』、と言っていることと同じです。これに夫がイラっとし、妻を弱く、有害だと認識することになります」。恐ろしいのはモラハラ夫の場合、その「有害」の理由をでっちあげること。妻に非がなくても、攻撃していい「理由」を見つけ、「おまえが悪い」=有害と決めつけてしまう。妻は弁明しようとしますが、モラハラ夫は話をすり替え、相手が「悪いのは私なんだ」と思うように仕向けていくと言います。2.攻撃させない方法とは?では、モラハラ夫にスイッチを入れさせないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。「『弱く』『有害』だと思われている自分の印象を変えれば、夫は攻撃できない」。ここにJoeさんは着目します。普通だったら「話し合って、もとの信頼関係に戻りたい」と思うかもしれません。しかし、いつも攻撃されている場合、そうした方法で修復できるような相手ではないのです。だから、夫に映る自分を変えることで、“攻撃欲を萎えさせていく”。これがこのメソッドのポイントとなります。■夫のモラハラスイッチを押さない方法それでは早速、「Joeメソッド」の基礎編と言える「攻撃がなくなる3つの方法」を紹介していきます。ステップ1.自分は「悪人」であるとして相手に接する最初に意識するのは「悪人として相手と接すること」「相手はあなたのことを“弱い”もしくは“有害”と見なして攻撃してきます。すると、あなたはその必要がないのに傷つき、『自分が至らないせいだ』と責めてしまう。だから、『自分はいい人なんかではない』『悪人的な一面もあって当然』という意識を持つことで、むやみに傷つくことをなくすのです」。じつはこの「悪人として接する」は、メソッドを遂行する上で“重要なカギ”になるのだとか。というのも、このメソッドは身近な人間に対する態度や行動としては、誠実でも親切でもないものばかり。そこで邪魔になってくるのが、「罪悪感を持つこと」なのです。「相手に対して悪人のマインドを持って行動すれば、『こんな対応をしてかわいそうだな』と思わず済みます。本当の悪人になるわけではなく、自分の心の中だけで悪人になるのです」。ステップ2.相手に無関心になる状況を変える上で、「自分の感情はすべて邪魔になる」たとえば、被害者が抱きやすい憎悪や罪悪感といった感情を見せてしまうと、「弱さ」や「有害さ」のアピールになってしまう。そのような感情は、そもそも相手に大きな関心を抱いているからこそ生まれてくるもの。でも、夫の存在に無関心になれればこの感情は消え、相手に攻撃させる理由を与えず済みます。攻撃してくる相手には“無関心”を基本姿勢とし、必要なときだけ関わるようにする。こうした姿勢を貫けば、相手を自分の生活から排除せずとも、影響を最低限におさえながら自分の人生を生きることができます。ステップ3.反応を減らす「自分の感情を隠す」「感情表現を平坦にする」「淡々とした態度を貫く」これらは“相手への関わり方”を変えるメソッドです。●自分の感情を隠す今までありのままの自分を見せてきたことで、攻撃されてきたのかも。だからまずは本当の自分(人間性)、本当の感情を相手に見せないようにすること。感情を隠して関わり方を変えることで、夫を不気味がらせる。これが「得体の知れない怖さ」となって相手に映り、自分のイメージは「強い」へと変化します。ただ、この態度が怒りや威嚇のサインと思われないよう注意が必要。●感情表現を平坦にする相手に対して起こる感情の動き、そこからくる表情の変化などの反応を最低限にする。ゼロにするのではなく、あくまで「最低限に減らす」というのがポイント。「無表情だ」となると相手に有害性を感じさせるので要注意。<基本表情>「いい天気だな」という程度の穏やかな表情。笑うときは、歯が見えないほほ笑み。<自分に非があるときの表情>「無念な表情」号泣や爆笑、キレるなど、自分の限界を見せるような極端な表現はなくします。すると、相手からすれば想像より反応が薄いので「あれ?」となる。とはいえ無反応ではないので、攻撃する理由にはなりません。この“相手の予想と少しずれた反応”を見せることが、「得体の知れない怖さ」につながり、攻撃欲の喪失につながるのだそう。●淡々とした態度を貫く最後に、モラハラ夫に対して日常的にどんな態度をしていくか。相手が責めようがない程度に、最小限に薄い態度を取ると言います。<淡々とした態度(例)>・いつも態度が変わらない・リアクションの起伏が浅い・ビクビク、オドオドしない・その場に合わせてきちんとほほ笑み、きちんと困る・個性的な言動をしないなど「何かを秘めている雰囲気」「得体の知れない怖さ」を意識して貫くと、弱くも、有害でもなくなり、攻撃されないキャラクターとなるのだと言います。■自分が変われば相手も変わるいかがでしたでしょうか? 書籍にはさらに「ステップ8」まであり、その方法が具体的にわかりやすくつづられています。「すぐに変化があらわれなくても、着実に相手にとってあなたのイメージは変わっていく」とJoeさんはいいます。人間関係は、それぞれの言動や表情が反応し合って築かれていくもの。相手の動き次第で、やさしい気持ちになったり、不快になったり、悲しい気持ちになったり。逆も同じ。自分が変われば、相手の気持ちや行動も変わってくるのです。次回は、「モラハラから起こる二次被害」について、そして「夫からの攻撃がなくなった後、離婚せずにどのように自分の人生を生きるのか」、Joeさんにお話を伺います。■今回お話をうかがったJoeさんの著書 『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』 (Joe/SBクリエイティブ ¥1,430(税込))モラルハラスメントを受け苦しんでいるけれど、“離れられない”または“離婚できない”人に向けて、自分の平和を取り戻すメソッドを紹介。シチュエーションに合わせた表情やしゃべり方、心の持ち方まで、具体的ですぐ実行できるメソッドが並ぶ。Joe(ジョー)さんモラハラ対策カウンセラー。1976年、典型的なモラルハラスメントの関係にある家庭に生まれる。自身の経験から、モラハラをする人、被害を受ける人の心理を学び、モラハラで苦しむ人にアドバイスを始める。現在は、ブログや講演会などでメソッドを伝えている。ブログ: 離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技! 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年02月26日赤ちゃんが高熱を出して受診すると、最初に疑われることが多いのが突発性発疹。突然の高熱にびっくりするママさんも多いと思いますが、本当に怖いのは熱が下がった後でした。娘も生後10カ月のときに発症したのですが、初めてのできごとに私のほうが参ってしまったほど。その後、突発性発疹は別名“不機嫌病”とも言われることを知り、納得しました。 初めての高熱にびっくり! 慌てて病院へ娘は生後10カ月になるまで病気知らずの健康児でした。この日もいつも通り遊んでいたのですが、少し熱っぽい気がして測ってみると38度。初めての風邪かな? と思っていたら、30分後には40度に!! 慌てて近くのかかりつけ医のところに駆け込みました。 不安な気持ちで診察を受けると、「まだ確定はできないけど、解熱と共に発疹が出てくるようなら突発性発疹でしょう」とのこと。つらそうなときに使うようにと解熱剤をもらって帰宅しました。 慌てる私とは対照的に冷静な娘初めて経験する娘の高熱に、私は大慌てでした。夫も仕事を早めに切り上げてゼリーなどを買って帰宅してくれました。 肝心の娘はというと、いつもよりお昼寝の時間が長かったこと以外は普段通り。あまりつらそうではありませんでしたが、38~39度の熱をキープしていたので、寝る前だけ解熱剤を使用。医師から「子どもは高熱でもいつも通り遊んじゃうから、無理は禁物」と言われていたので、解熱後も自宅でできるだけ安静に過ごしました。 解熱して一安心! しかし恐怖はここから…発熱してから3日後、ようやく37度まで熱が下がり、一安心しました。それと同時に娘の首辺りに発疹を見つけました。念のため受診すると、「突発性発疹で確定でしょう」とのこと。 病院から帰宅して一息ついたところで、娘の不機嫌が始まりました。とにかく、1日中泣く! 怒る! ぐずる! まるで人が変わってしまったかのようで、私も夫もお手上げ状態です。ちょっと早めのイヤイヤ期? とも思いましたが、嫌がっているというよりも本当にただの不機嫌でした。 知って納得、別名 不機嫌病!あまりにも機嫌が悪いので、どこか痛いんじゃないかと心配になり、病院に電話しました。すると先生が、「それも突発性発疹の特徴だ」と教えてくれました。別名“不機嫌病”とも言われていることも教わり、インターネットで体験談を調べてみると、娘の症状とまったく同じ!! 病気の症状にそんなものがあるなんて知らなかったので、びっくりしました。それと同時に気持ちがラクになり、娘の不機嫌にもやさしく応じる事ができました。 初めての育児は知らないことばかりです。私も、原因がわからない娘の不機嫌に、気がおかしくなってしまいそうでした。しかし理由がわかるだけで気がラクになり、娘と向き合うことができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:及川 ひまり1歳半の娘の母。出産を機に仕事を退職し、現在は専業主婦。わんぱくな娘と4匹のわんちゃんに囲まれて賑やかに暮らしながら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月21日浮気をしている妻の中には、単刀直入に夫に不倫を打ち明ける人もいるようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな昼顔妻のLINEをご紹介します。文・並木まき1:不倫相手との笑顔の写真を…「既婚の友人が、職場の男性と不倫しています。最初は遊びだったみたいですが、最近は本気になってしまい、真剣に離婚を考えていると聞いています。でも、ご主人に何度『離婚したい』って言っても相手にされず、悩んでいたみたい。それでなんと、不倫相手との写真をご主人にLINEし、『好きな人ができて、相手も自分を好いてくれているから離婚して一緒になりたい』って伝えたんです。そのときのLINEを見せてもらいましたが、本当に不倫相手との笑顔の写真を送りつけていて、びっくりしました……。それでもご主人は離婚に応じてくれていないようですが……」(34歳女性/メーカー)離婚が目的になってしまうと、なりふり構わず夫に真実を打ち明ける女性も。それにしても、不倫相手との写真を自ら暴露するとは、大胆ですね……。2:懲りない夫に不倫の事実を…「友人が、夫に『私が愛しているのは、あなたではありません』といきなりLINEし、そのまま修羅場になり、不倫していることをLINEで打ち明けていました。その子はずっと、セックスレスや夫の借金などで悩んでいたので、我慢の限界だったようです。何度話し合っても態度の変わらない夫についに離婚の話を切り出し、それでも彼がヘラヘラしているのにムカついて、不倫の事実を思わず伝えてしまったと言っていました。さすがにご主人も固まったらしく『俺が悪かった。その男とは頼むから別れてくれ』って平謝りらしいですけど、その子はもう覚悟が決まっていて『本当のことを言ってスッキリした。そろそろ家を出るつもり』とすがすがしい顔をしていました……」(38歳女性/コンサルタント)「妻は、俺のもとから離れられないだろう」と油断し、やりたい放題の夫がいれば、いつか堪忍袋の緒が切れても不思議ではありません。いきなり不倫を打ち明けられ、この夫はさぞかし焦ったことでしょう。3:浮気性な夫に制裁を…「結婚して6年ですが、これまでにわかっているだけでも5回以上、夫に不倫をされています。いい加減私もウンザリしていた矢先に、仕事の関係で知り合った男性と関係が始まりました。家庭への罪悪感がないと言ったら嘘ですが、夫も同じことをしているので、正直お互い様ってところもありましたね。それである日、また夫の不倫が発覚。なんだかバカバカしくなり『実は私も……』と不倫をぶちまけてやりました!それ以来すっかり仮面夫婦状態ですが、これまでずっとやられっぱなしだったので、ちょっとスカッとしました」(44歳女性/サービス)さんざん自分を裏切ってきた夫には、いつか腹いせしたくなるのも妻心ですよね。本来、不倫は許される話ではありませんが、あまりにも不貞を続ける夫には、思わず「私だって」と言いたくなるのかもしれません。不倫をしている既婚女性の多くは「夫に知られたら大変」と、ひた隠しにするのが一般的。しかし、事情によっては、自ら不倫の事実を打ち明けるケースもあるようですね。© gpointstudio / Shutterstock© Supawadee56 / Shutterstock© Nomad_Soul / Shutterstock
2019年10月05日夫婦という近い関係であるからこそ、相手の些細なクセや行動が気になってイライラしてしまうことも。そこで今回は、“妻がイライラした「夫の行動」”と題して、悩める女性たちに話を聞いてきました。文・東城ゆず1:脱いだ服をそのまま放置「子どもがまだ小さかったころ、忙しい私に、出勤前の夫が“ネクタイどこだっけ?”などといちいち聞いてくるのが、とても嫌でした。また、脱いだ服を放置されることにも、イライラしていました。私も育児で余裕がないので、最低限、自分のことは自分でしてほしいですよね」(Sさん・32歳女性)脱いだ服をそのまま放置されると、イラっとする女性は多いようです。男性の心がけで改善できる行動ですので、それとなく指摘してみてはいかがでしょうか。2:謝らない「ケンカすると、謝ろうとしない夫が嫌です。私が打ち明けたイライラの原因を、素直に認めてほしいだけなのに……。もし譲れないところがあるのなら、ちゃんと私に意見してほしいです」(Uさん・37歳女性)謝るべきところは、たとえ夫婦でもきちんと謝ってほしいもの。自分の否を素直に認めてほしい女性は多いでしょう。3:「手伝おうか?」という一言にイラッ「家事や育児に忙しい私を、夫が思いやっているのは伝わります。それでも“手伝おうか?”という一言には、毎度イラっとします。夫婦は対等だし、育児も家事も女だけの仕事ではないので……。彼が無意識のうちに言っている言葉だとは承知しているのですが、どうしても上から目線のような気がします」(Aさん・29歳女性)男性としては、思いやりから言っているつもりでも、女性からすると、引っかかる言い方になることも。
2019年09月09日数年前、次女が反抗期で機嫌の悪い日々がありました。ある日特に機嫌が悪くて口論に…。反抗期の時期は何もなくてもイライラしてるので、何かあればイライライライラは増すのです。このあとさりげなく軽食を出したらイライラはだいぶ収まりました…(笑)夫にとって、子どもは思春期であっても幼いころのままの感覚なようで、んなことあるかい! って思ったんですが当たってました。普段一緒にいない方が客観視できることもありますね〜。そして、その数日後…反抗期の娘も、何かあったであろう夫も、ご機嫌!な〜んだ夫もそんなんで機嫌直るのか!そんなことって思われるかもしれませんけどこれなかなか効果あると思います。普段からいつも好きなもの出していたら効果はないかもしれませんけど…好きなものの中でもここぞという時のメニューがあるといいようです。大好きなメニューを作ってくれるということは、「ああ自分のこと、考えてくれてる、気にしてくれてるんだ」って感じられますよね。話を聞くことももちろん大切ですが、いろいろ言うよりも胃袋を満足させるほうが良い時もあるようです!
2019年08月12日夫の不倫が発覚したことで、夫に金銭的な制裁を課す妻もいるようです。お金や時間が自由になる男ほど、不倫に走りやすい……とも言われるので、仕方ないかもしれません。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、妻が不倫男に下した金銭的制裁を3つご紹介します。文・並木まき1:「家族カードだけ持たせることにしました」「夫の不倫が発覚し、色々と調査した結果、ホテルや食事のお金は、夫が自分のカードで支払っていると分かりました。そこで、もう二度と不倫をしないよう、夫名義のカードはすべて解約させ、私の名義の家族カードだけを持たせることにしました。手持ちのカードを目の前ですべて解約させられたことが相当ショックだったみたいで、その後はおとなしくしていますね」(45歳女性/コンサルタント)妻に知られずに自由に使えるカードがあると、不倫に使われる可能性が高まります。しかし、夫に家族カードを持たせれば、彼の使用履歴から行動がある程度読めるので、賢い制裁と言えるでしょう。2:「すべての収支を“見える化”しました」「結婚4年目にして夫の不倫が発覚し、一時は離婚も考えるほどでした。結局離婚はしなかったのですが、色々と私なりに考えた結果、夫の収入と支出をすべて“見える化”し、今後の不倫を防止することにしました。我が家には子どもがいないこともあり、夫の不倫が発覚するまでは、それぞれ稼いだお金を自由に使っていました。しかし、その自由さが彼の不倫を助長したと思ったので、彼名義の銀行口座のネットバンキングのアカウントを共有してもらったんです。とりあえず、収支をいつでも見られるだけでも不倫の抑止力にはなるかな、と思ってのことです。その結果、今日までの1年半で怪しいお金の動きはありませんでした。思ったよりも効果があるようです」(42歳女性/教育)お金の使途が妻にバレない限り、不倫男はどんどんお金をつぎ込むでしょう。お金の動きを監視するというのも良いやり方ですね。3:「電子マネーもすべて管理するようにしました」「夫の帰りが遅くなったことを怪しく思い、彼を問い詰めたところ、案の定不倫をしていました。我が家には車がないので、移動手段は電車かタクシーが多く、夫はそれらの決済に交通系ICカードを使っていました。つまり、不倫相手の女と会うときもICカードを使っていたということ。そこで、彼の不倫が発覚してからは、彼のカードの使用履歴をチェックできるようにセットし、行動を監視しています。交通費が必要以上にかさめば、すぐに彼の不倫に気づけるようになりました。」(34歳女性/ネイリスト)交通系ICカードの使用履歴を見れば、ある程度彼の行動を把握できます。ICカードの使用履歴がわからないままだと、カードにチャージした事実しか見えません。履歴が見えるようにするのは賢い方法ですね。「夫に自由なお金を持たせておくと不倫しそう」と考える妻の中には、賢いやり方で上手に夫を監視している人もいるようです。皆さんも、夫の不倫にお困りの際は、今回ご紹介した方法を試してみるのも良いかもしれません。© Kite_rin / shutterstock© Stokkete / shutterstock© Roman Samborskyi / shutterstock
2019年06月24日まだ日中の暑さが残る夜9時。全身黒ずくめの服装にマスク姿で都内のスーパーへ買い物にやってきたのは、妻夫木聡(38)。「妻夫木さんは、お米を10kgと瓶ビールを何本も買っていました。こんな庶民的なスーパーに普通に来るんだと驚きました。奥さんには重~い品々を、1人で買いに来るなんて家庭的な旦那さんなんですね」(居合わせた主婦)妻夫木は16年夏に女優のマイコ(34)と結婚している。「妻夫木さんは主演舞台『キネマと恋人』の宣伝で、先月末に『あさイチ』(NHK総合)に出演しました。その際、“舞台初日など、大切な日はゲンを担いで勝負下着をはく”と明かし、それはマイコさんからもらった“映画『JAWS』のパンツ”だと告白していました。“上手にできるように”という彼女なりのゲン担ぎだそうです」と語るのは番組関係者。「そのパンツに穴が開いたので一度は自分で縫ったそうですが、ついに最近、買い直したそうです」夫妻の仲むつまじさが伝わってくるが、パンツの穴まで自分で縫う妻夫木のマメさにも驚かされる。「“家事は基本的に分業制”が夫婦の掟。掃除と洗濯はマイコさんが担当し、料理と食器洗いは妻夫木さんが率先してやっているそう。仕事で多忙な妻夫木さんですが、“主夫”業も好きなんです」(知人)もともと妻夫木は、独身時代から料理が得意だったという。「パン作りに凝っていた時期があって、そのときは実家であんパンを焼いていました。あまり褒めない厳格なお父さんが『これはウマい!』と評価してくれたと、喜んでいましたね。ほかにオムライスや、ポトフなどの洋食もプロ顔負けの出来栄えなんです」(前出の知人)テレビ局関係者もこう語る。「妻夫木さんは常々『結婚して考え方が変わった』と話しています。『死ぬときに思い浮かべるのは、役者としての足跡ではなく家族だ』という先輩役者の話に感銘を受けたそうなんです」妻夫木は最近の夫婦生活についてインタビューでこう語っている。《休みは家でだらだらするパターンが多いかな。最近、ダイニングテーブルでご飯を食べるときは、あんまりテレビを観なくなったの。代わりに音楽をかけるようになった。そうしたら、家族と会話も弾むし、豊かな気持ちになれて、こういうのいいなって》(『ESSE』2017年10月号)愛妻のためなら、米10kg&ビール瓶の“汗だく運搬”もなんのその。ずっしり重そうな袋を手に妻の待つ家へ急ぐ妻夫木の足取りは軽々と弾んでいた――。
2019年06月14日映画好きも演劇好きも楽しめる、傑作舞台『キネマと恋人』に出演する妻夫木聡さんにお話を伺いました!映画を心の支えに生きるハルコ(緒川たまき)の前に、ある日、映画の中の登場人物が飛び出してきて――。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんが敬愛するウディ・アレンの監督映画『カイロの紫のバラ』をモチーフにした舞台『キネマと恋人』。’16年に初演され、数々の演劇賞を受賞した傑作が、当時のキャスト、スタッフのまま再演に。「前回は稽古と台本があがるのが同時進行だったので、台本を渡されたらすぐ覚えて稽古するっていう状態(笑)。しかもその合間に映画の部分の撮影もあって。めちゃくちゃ大変でしたけど、めちゃくちゃ楽しかったんです。その時から、みんなで再演も旅公演もやりたいねと話していただけに、実現できて嬉しいです」妻夫木聡さんが扮するのは、芝居にこだわりを持つ売れない俳優の高木高助と、彼が演じる時代劇映画の人物で、気っ風のいい間坂寅蔵。「寅蔵は悪いところが何ひとつないキャラクターで赤子のような無垢さがある。高助は、スターになりたい思いもあるけれど、それ以上に芝居を愛している。ふたりとも違う意味で純粋さが大事な役。ただ、寅蔵の決め台詞『まさかまさかの間坂寅蔵』に関しては、どう言うかすごく悩みました。ちょっと滑稽に見えたらいいなと思っていたんですが」実際、初演は、画面から寅蔵が出ていって右往左往する映画関係者のドタバタと、寅蔵と高助から好意を寄せられるハルコとの恋が重なり、コミカルで甘く、軽妙だけどビターな上質のコメディの仕上がりに。「台本が、それだけで十分に面白いので、なるべく余計なことはしないように心がけていた」と話す。「KERAさんは、まずは僕らの中で生まれるものを待って、それを尊重しながら軌道修正してくださる演出家。振付の小野寺修二さんを交えて、どの角度でどう動いたらいいか、映像とどう合わせていくかを全員で話し合ったり。一緒に作っている感覚でした。今回、劇場が大きくなるのでテクニカルな面で変わることもあるだろうし、前回をなぞって狙った芝居をすると面白くない気もするので、初演はいったん忘れて新しく作ろうかなと思っています」映像でも活躍する妻夫木さんにとって、舞台は「夢みたいな場所」。「本番が終わったら終わりじゃないですか。実際に舞台に立っていたはずなのに、この現実は本当にあったのかなって感覚になることがあって、舞台のその儚さがたまらなく好きなんです。観客の時も同じで、自分の記憶の中だけに残るから、時間を経ていくうちに作品が自分だけのものになっていくんですよ。物語がそれぞれの人の中で成長する。それがね、僕は素晴らしいなって思うんです」『キネマと恋人』昭和11年、東京から1年も2年も遅れて映画が上演される小さな港町。ハルコ(緒川)がいつものように映画を観ていると、銀幕から寅蔵(妻夫木)が話しかけてきて…。6月8日(土)~23日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター台本・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえほかS席7800円A席4800円(共に税込み)ほか当日券あり。世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL:03・5432・1515(10:00~19:00)北九州、兵庫、名古屋、盛岡、新潟公演あり。撮影:西村裕介つまぶき・さとし1980年12月13日生まれ。福岡県出身。日台合作で製作された主演映画『パラダイス・ネクスト』が7月27日に、出演映画『決算!忠臣蔵』は11月22日に公開を控えている。※『anan』2019年6月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・片貝 俊ヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年05月31日妊娠して幸せの絶頂期だったときに始まった「つわり」。あまりの体調の悪さに仕事も辞め、家の中でひきこもる毎日。体重も落ちてげっそりするぺぷりさんに夫はほぼ無関心であるかのような態度を続けます「つわりで夫婦が壊れる!? 1」は、 「つわりで退職、体重激減、それなのに夫は…」 をお読みください。もともと被害妄想は激しい方ですが、つわりの苦しみと妊娠中の情緒不安定も手伝って、どんどん悲しみのスパイラルに入ってきます。■つわりの苦しさで被害妄想から抜け出せない!「2人の子をおなかに宿して、妻がこんなつらい思いをしていても、いまいち実感のない夫…!」■暗い闇の中、息が苦しい! 突然起こった「過呼吸」かー!! いま考えると、「なんて短絡的! 極端! なんで急にそうなる! 扱いにくい妻ーーーー!!」と思ってしまいます。でも、そのときはなんかもう心身ともにまいっていたからなのか、暗い暗い闇の中にいる感じで、どんどん悪い方にしか考えられなくなっていたんですね。自分で考えた(しかも、なかばねつ造に近いような)悪い言葉がぐるぐると頭の中をめぐり、目が回ってしまいそうでした。ええ、思い切り病んでました…。そしてメールを打ちながら、どんどん鼓動と呼吸が早くなり…。だんだん息苦しくなって、嗚咽しながら、たくさん息を吸いました。息が苦しい! こんなにたくさん息を吸ってるのに、苦しくて仕方がない!そして、手足の感覚がなくて、なぜか変な形で硬直して動かない!初めてのことで、これが「過呼吸」によるものだともわからず、突然の症状にパニック状態になってしました。■夫に抱きしめられながら、涙とともに気持ちを伝えたら優しく背中をさすってなだめる夫のぬくもりを感じていると、少しずつ落ち着いてきて。15分もすると、息も整い、手足の硬直もほぐれてきました。私の様子が大丈夫そうだとわかると、夫はキッチンに行ってホットミルクを持ってきました。「これ飲んで、落ち着こう。どうしたの?」ホットミルクのぬくもりに癒やされて、心も落ち着きを取り戻してきた私。これまで言えずずっと心にしまってきた、つらかったこと心細かったこと不安なことを一気に吐露しました。夫はそんな私の言葉にびっくり。「そんな風に感じていたことは全然気づかなかった。そんな風にさせてしまって悪かった」と謝ってくれました。■察してほしい妻、察することができない夫たしかに、「夫なんだから、妻の気持ちくらいわかるでしょ? それくらい察してくれるのがあたり前だよね」と、あえて口にせず、察してくれないことにイライラすることがこれまでにもたくさんありました。そうか、そもそも全然伝わっていなかったのか…。これからは、モヤモヤ思い悩む前に、まず口に出すようにしよう…!そして夫は夫で、つわりで体調が悪いときはそっとしておいてほしいと思っていたそうで、あえて放置してたらしく…。お互いに、言葉足らずでした。反省。たとえ夫婦といえど他人。思いは言葉で伝えるようにすることで、いろんなことがスムーズにいくようになったように感じます。妊娠のしょっぱなにくる苦難であるつわりは、本当に体力的にも精神的にも修羅場でした。一日中船酔いしているような状態というのは、想像していた以上に苦痛が大きく…。「つわり いつまで」は文字どおり、毎日検索していました。何度検索しても結果は変わらないのはわかっているのに、つわり明けが待ち遠しすぎて、日課のように調べずにはいられなかったです。でも、悲しいかな、何もできなくてただ横になって、たまに嘔吐して過ごす地獄の一日の長いこと長いこと。「一体いつまで続くんだーーーーー!」と何度も叫びたくなりました。つらかったです、まじで。下の子どもが4歳になったいま、赤ちゃんを見ると「赤ちゃん欲しいなぁ」と思ったりします。でも出産よりも、あの長くてつらかったつわりをもう一度すると思うと一歩が踏み出せません。しかもつわり期間ももれなく上の子たちのお世話(幼稚園の送迎や役員活動等含む)もついてくると思うと…「うん! 2人でもう大満足だな」と思ってしまうのでした…(苦笑)2人目つわり中は、実家でお世話になったり一日中家の中にこもったりしてなんとかやり過ごしましたが、小学校や幼稚園などに属するようになるとそうはいかないですもんね・・・。ちなみに、つわりで初体験してしまった「過呼吸」。これ以降も、強いストレスがかかると、たまに(2、3年に一度)ほどでるようになってしまいました。できるだけ落ち着いてゆっくり息するなど対処して、症状が収まるのを待つことができるようになりましたが、つわりのいらぬ副産物でした…トホホ。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年05月17日甘える・甘えられるというのは、親しい間柄ならではの関係です。妻や夫のタイプにもよりますが、夫婦関係においては、どちらか一方が甘える側、甘えられる側に偏る傾向があるといえるでしょう。そんな中「妻に甘えるのが大好き!」という夫に対して、それを「ちょっと、うっとうしい…」と感じてしまう妻がいるのも確か。特に、子どもが生まれると、夫も子どもも甘えてくるので「私は誰に甘えればいいの?」とウンザリするママも多いでしょう。夫は、なぜ妻に甘えるのか? 今回は、甘える夫、それをうっとうしいと感じてしまう妻の心理状態、その対処について考えてみましょう。■甘えてくる夫、どうしてうっとうしいと感じてしまうの?恋人同士だったころは甘え、甘えられることに抵抗がなかった人も、結婚して子どもが生まれ、母親・父親という関係になったことで、心境の変化を感じることがあるでしょう。子どもの親となったことで、男女関係特有のスキンシップに関心がなくなる人も少なくありません。さらに、自分に甘えてくる存在として、圧倒的にかわいいわが子がいますよね。父親である夫は子どもとはまったく異なる存在なのに、子どもと同じように甘えてくることに違和感を感じてしまうのでしょう。■甘えてくる夫を「うっとうしい、気持ち悪い…」と感じるとき甘えてくる夫を妻が「うっとうしい、気持ち悪い」と感じるのは、どのようなシチュエーションなのでしょうか。例えば、妻が子どもの世話で忙しくしているとき。「おなか、空いたな~。〇〇(子ども)が食べているなら俺もごはん食べたいな~」など、こちらの状況を考えずに自分の要求だけを押し付けてくるのは、イライラする甘え方ですよね。さらに、「今忙しいから、すぐに準備できない」と妻がいうと、「え~、じゃあもういいよ」とすねてしまうことも。あるいは、飲み会から酔っぱらって帰宅すると、必ず抱きついてくる。妻の名前を無意味に叫んで「愛してるよ~」などと口走り、しつこく絡んでくる。これも、ウンザリする甘え方でしょう。それが、子どもがようやく寝付いたばかりのタイミングだとしたら最悪です。なかには、甘えたくなると夫が幼児言葉を使い始め、さらに気持ち悪さ倍増…というケースも。これらの行動はすべて妻への甘えです。毎度毎度、幼児言葉で甘えられると、妻がげんなりしてしまうのも無理はないかもしれません。■甘える夫、妻をママと呼び始めたのがきっかけ?なぜ、こんなにも「甘えたがり」な夫が存在するのでしょうか? 夫が妻に甘えるのは、実は心理学的な理由がいくつかあります。その理由のひとつが「小さいころ、母親に十分に甘えられなかった」というものです。子どものころは誰しも大好きなお母さん、お父さんに甘えたいと思うものですよね。でも「男の子なんだから甘えるな!」「しっかりしなさい」と厳しくしつけられたり、、甘える機会が少なかった幼少時代を過ごすと、「本当はもっと甘えたかったのに、甘えられなかった」という思いがいつまでも心に残ってしまうのです。その原体験が、子どもをもち、妻を「ママ」と呼ぶようになったことをきっかけに蘇ってしまうことがあり、「今度こそは甘えたい!」という欲求がわきあがってくるのです。また、妻に甘える心理状態として「強いストレスに適応している」というケースも考えられます。心理学では「創造的退行」という言葉がありますが、これは実年齢より幼い言動をすることを指します。先ほどの例でいえば、わが子が食事しているのを見て「僕もごはんが食べたいな」という、子どものような言動のことです。成熟した大人の状態から子どものころに戻る=退行することで、大人社会で感じているさまざまな強いストレスから心を守っている場合ですね。 「子どものような言動をする」ほか、カラオケにいって歌ったり、お祭りで騒いだりするのも、同じ創造的退行の心理状態にあるといえるでしょう。なんだかわくわくして、心が騒ぐような状態ですね。創造的退行は、心の防御機能が正常に機能している、ともいえるのです。■一方的に甘えてくる夫、そのとき妻の心理状態は?夫が甘えたくなるのは、妻が目の前の家事や育児などに気をとられ、夫のことまで気遣えていないときが多いと思います。夫は「今、自分に関心が向いていない」と感じるから、妻の気を引きたくて甘えた言動、行動をとるのです。前述した夫自身が何か強いストレスを感じている場合は、妻がどういう状況かはお構いなしに、いつでもどこでも自分が甘えたいとき強引に甘えてくるので手が負えません。当然、ほとんどの妻は、それを無条件ですべて受け止める心の余裕はないでしょう。甘えられても「自分の面倒くらい自分で見てほしい!」「子どもみたいな話し方しないで!」と、ますます突き放してしまう結果になります。夫が甘える心理的背景がどうであっても、大多数の妻は「家事や育児で手いっぱいなのに、夫のフォローまでできない!」とイライラしているというのが、正直なところでしょう。■ベタベタ夫には「身代わり」対処が効果的夫の言動・行動に「うっとうしい」と感じていたとしても、それをストレートに「やめてよ」「気色悪いんだけど…」などと邪険にしてばかりいると、夫婦関係に亀裂が入ってしまう可能性があります。夫は、行き場のない甘えたい欲求を、外で発散するようになってしまうかもしれません…。では、甘えてくる夫には、どう対処すれば良いのでしょうか。まず、夫は「ストレスに耐えている」と理解することから始めてみましょう。甘える夫も、職場ではリーダーシップをとって頼りにされていたり、周囲を元気づけるムードメーカー的存在だったりと、高い評価を得ているかもしれません。「この人もいろいろと気苦労が多いのかも…」と、夫が外で受けているストレスに対して想像を膨らませるのです。すると、子どものように甘えてくる夫を、だんだんと許せるようになってくるでしょう。甘えてきたときだけは大人の男性と扱わず、「パパ、子どもみたいだねえ」といっそのこと子どもが1人増えたような感覚で対応すると、夫に対する違和感も少しやわらいでくれるかもしれません。また「べたべたされるのが苦手…」という人は、「身代わり」を用意してはいかがでしょうか。夫が過剰なスキンシップをしてきたタイミングで「お皿洗ってくるから、これを私の代わりに触っていてね」と「代わりのモノ」を渡すのです。それは、ぬいぐるみでもいいですし、やわらかいタオルケットやペットでもOKです。甘える夫は触覚で安心感を覚えるため「やわらかいもの」を手にすると気持ちが落ち着いてきます。与えられて素直に受け取る夫もいれば、モノを代わりに渡されたことで「ハッ」と我にかえり、べたべたするのを控える夫もいるでしょう。どちらにしてもおすすめの方法です。夫のことは大事に思っている。でも甘えられるのは正直うっとうしいし、気持ちが悪い。そんなお悩みを、ゆるりと解消していけると良いですね。
2019年05月05日職場の人間関係、多すぎる仕事量、責任の重いプロジェクト…。そんなストレスから「もう勘弁してほしいよ」「やってられないよ」なんて仕事の愚痴を、妻にこぼす夫は少なくないでしょう。愚痴をこぼせるのは、信頼している妻だからこそ。心を許している妻に弱音をはくことで、甘えているんです。妻のほうもそんな夫を気遣って「ご苦労さま」とねぎらったり、「負けないで」と応援したりしますよね。でも、その愚痴の対象がだんだんと自分に向けられるようになってきたら? 怒りの対象が仕事だったはずが、なぜか矛先が妻に向かい始め、「おまえのせいだ」と言い始めたら要注意。それはもう、甘えの域を超えています。今回は、「夫の愚痴。妻への甘えなのか、ライトなモラハラなのか」を見極めるポイントと、その対処法について考えていきましょう。■夫の愚痴テーマ、大きく分けると4パターン夫の愚痴は大きく分けると、下記のような4パターンに分かれます。・自分の能力・スキルに関すること・職場の人間関係・仕事の内容について・勤務先の待遇・業界について例えば「今日はすごく疲れた。なんで俺だけこんなに多く仕事を振られるんだろう…?」というのは自分の能力に関する愚痴です。「あの上司と、俺。なんか相性悪いんだよなあ」というのは職場の人間関係にあたる愚痴ですね。「昨日、大きなミスしちゃって…。夏のボーナスに響くかも」は仕事内容について。「少子高齢化の時代に、うちの会社はやってることが逆行しているよ。もう先細りかなあ」は勤務先や業界について… というような感じです。■愚痴る夫の心理「自己嫌悪の甘えか、責任転嫁のモラハラか」愚痴をいうとき、夫の心の中はどのような状態になっているのでしょうか? 実は、愚痴をこぼす夫の心理は2つのタイプに分けられます。1つ目のタイプは「どうしたらいいんだろう…」「俺ってダメだなあ…」という自己嫌悪からくる愚痴です。これは「弱音をはく」と言い換えることもできますね。自分に対する愚痴をいうのは「妻に甘えたいから」です。成果を出さなければならない毎日の中で、頑張る自分を励ましてほしい、話をやさしく聞いてほしい…。つまり、夫は弱音をはくことで妻に甘えているんですね。2つ目のタイプは「部下(上司)は分かってない!」「会社の制度が悪い!」など周りを批判する愚痴です。会社という組織の中にいれば理不尽な目に合うことも珍しくありませんし、こうした文句はどうしても生まれてしまうものでしょう。だから、たまにあるのは仕方のないことです。でも、自分の身に起こった出来事を、いつまでも周りの誰かや環境のせいにしている、自分を省みることがほとんどない、といった場合は要注意…!なぜかというと、このタイプは自身のイライラの矛先を妻にスライドさせる恐れがあるからです。例えば、部下の悪口をいっていたと思ったら「おまえもいつも要領が悪いよな」といってきたり、給料が上がらないといった愚痴から「お金がないのは、君が節約してないからじゃないか?」といってきたり…。愚痴を聞いていただけなのに、いつのまにか自分が責められている…。周囲の誰かや環境を批判する愚痴は「妻へのモラハラ」の第一歩になる危険を秘めているのです。■夫の愚痴、モラハラになりかけた時の対処は?誰でも愚痴をこぼしたくなるときはあるものです。では、夫の愚痴に対し、どのように対応するのが望ましいのでしょう?「俺ってダメかも」「どうしよう…」といった自分に対する愚痴をいうのは、妻を信頼して弱みを見せている証拠です。だから、ひたすら聞いてあげましょう。「うんうん」とうなずきながら、会話の途中に「そうなんだね」「大丈夫、なんとかなるよ」など、気休めでもいいので励ましの言葉を入れてあげると効果的です。「話をきちんと聞いてくれている」と思えると、どんな人でもホッとしますよね。信頼している妻に自分の気持ちを聞いてもらった夫は、次第に気持ちも落ち着いてくるはずです。周囲を批判する愚痴も、最初の対応は同じ。話を聞いて、励ましてあげましょう。ただし、矛先が自分に向いてきたな…と感じたときは、決して「謝らない」ことを意識してください。自分が責められたとき、なだめようとして「はいはい、私が悪いね。ごめんね」と謝まってしまうと、夫は「妻がイライラの受け口になってくれる」と認識し、外での鬱憤(うっぷん)をますますぶつけてくるようになります。だから、決して謝らず、極力言葉を挟まないようにすることです。「聞いてる?」「どうなの?」など夫からの問いかけがあったり、何か言葉を返さなければならなくなったときは「まあ」「うーん」「ふーん」「あ、そうだっけ?」「ああ、そうなのね」といった感情のこもっていない、そっけない反応を示すようにします。すると夫は「あれ?」と肩すかしをくらったような気分になり、それ以上ヒートアップしにくくなるのです。「長くなりそうだな…」と感じたときは最初だけ話を聞いて、さりげなくその場を離れるのも有効です。すべて受け止めようとせず、我関せずといった態度が周囲を批判する愚痴への望ましい対処といえるでしょう。甘えの愚痴なのか、モラハラに発展する愚痴なのか。夫の愚痴タイプを意識して、上手にガス抜きさせてあげられると良いですね。
2019年05月02日夫から浮気の事実を告白され、思わず息が止まりかけた妻たち……。悲惨ですよね。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな"夫からの浮気白状LINE"について話を聞いてきました。文・並木まき1:「好きな人、できた」「ずっと夫の様子がおかしくて、家にいても上の空って感じで、あるとき『何かあったの?』ってLINEで聞いてみたんです。すると、夫からはしばらく既読無視が続いたあとに『好きな人、できた』と返信が……。要するに、浮気をしていたのです。様子がおかしく見えたのはそういうことだったんですね。まさか夫がそんなことをしているとは夢にも思っていなかったので、ショックで呆然としてしまいました。夫からは、さらに『ごめん。本気なんだ』ともメッセージが届きました。軽い気持ちで送った質問への返信で、浮気を白状されるなんて最悪ですよね。その後、しっかりと話し合い、相手の女性とはキッチリ別れてもらいました」(36歳女性/パート主婦)夫の様子がおかしければ、妻としては気になりますよね。まさか浮気が原因だとは思わないでしょう……。「好きな人ができた」なんて言われたら、ショック過ぎます。2:「離婚してくれ」「夫とは、LINEでも喧嘩ばかりしていたのですが、あるときにいきなり『頼む。離婚してくれ』とメッセージが届きました。どうせいつもの不機嫌の延長だろうと、最初はあまり相手にしていなかったのですが、続けて『俺、付き合っている女がいる』と浮気を告白してきたんです。とても驚きましたし、なによりショックでした。その後もLINEで、夫から一方的に浮気の詳細を告白されたのですが、私は頭が真っ白で、まともに理解できませんでした。結局、夫がそれから数日後に家を出て、その女と暮らし始め、今は離婚調停中です。今でも、あの最悪なLINEを思い出すと、吐き気がします」(37歳女性/印刷)対面でなく、LINEで唐突に離婚の申し出をされたら、衝撃的ですよね……。さらにそこで、浮気まで告白されたら、ショックで何も考えられなくなりそうです。3:「出会っちゃったんだよね」「夫の帰宅時間が以前より遅くなったのが気になり、冗談で『今日も遅いの?まさか浮気なんてしてないよね~?』とLINEをしたんです。すると、既読がついた数分後に『出会っちゃったんだよね……』と、意味深な返事が届きました。まさか、本当に浮気しているなんて思っていなかった私は、ビックリしちゃって……。続けて、夫からは『君には申し訳ないと思っている』『だけどもう気持ちは止められなくて』と、いかに浮気相手に対して本気なのかという説明や、謝罪の言葉が次々と送られてきました。本当は怒るべきだったんでしょうけど、あまりに突然すぎて何て返したらいいのかもわからず、呆然としていました。結局、そのLINEを機に夫婦仲が冷え切ってしまい、今は離婚も視野に入れて考えているところです……」(34歳女性/IT)冗談のつもりで「浮気してるの?」と送ったのに、それが事実と知ったら……ショックですよね。最悪の事態は、突然に訪れるもの。こんなLINEのやりとりとは、無縁な生活を送りたいものですね……。© Kitja Kitja / shutterstock© GaudiLab / shutterstock© Farknot Architect / shutterstock
2019年04月15日家族と過ごす時間。その時間はとても大切なものですよね。ただその風景に夫は入っているでしょうか…?子育てと仕事を両立させようと一生懸命がんばっている妻の中には「夫は必要なし」と悟りを開いてしまう方もいるようです。夫はいらないかも…と思ってしまうのはなぜなのでしょう? 今回は、夫不要と感じてしまう妻に向け、ある提案をしたいと思います。 ■「夫はいらない」妻がそう感じてしまう4つの場面 「夫は、必要じゃないかも…」。妻がそう思ってしまうのは、一体どんなときなのでしょうか? それは例えば…・家の中で夫婦の会話がほとんどない。・家事もせず、子ども以上に手がかかる。・子どもに関心がない様子を見せる。・いつも「疲れている」「忙しい」と口走り、まともに会話できない。上記のようなときが多いようです。2人でいるのに会話がなかったり、夫がいることでせっかく片づけたきれいな部屋が汚れてしまったり…。もはやいなくても同じ、いや、むしろいないほうがいいと妻が思ってしまうのも納得です。また、わが子に対する興味が薄い、無関心というのも、妻の「夫はいらない」という感情につながるようです。 ■「夫の存在価値」が見いだせない理由、原因は? 中には、「夫はいらない」と思っている自分に愕然とする妻もいるでしょう。どうして、そんな極端な感情を抱いてしまうのでしょうか?心理学の観点から考えてみると、次のような理由が考えられます。1.いいたいことを我慢しているからひとつは日ごろ「いいたいことを我慢している」という背景があることです。自分に我慢を強いる存在=夫はいらない、という発想につながっている恐れがあります。2.夫婦の考えがズレているから子どもを生むと女性はこれまでと環境が一変します。子どもに対しても、仕事に対しても、家庭に対しても「どうすれば良いのか」という奮闘が始まり、「今まではこうしてきたけれど、これからはこうしていかなければ」と考え方を変えざるをえないことも多くなるでしょう。けれど、夫はというと「これまでと同じでも問題ない」と変化しないことが多く、出産を機に夫婦の考え方に大きなズレが生じることがあります。3.妻ひとりでなんとかなるから要領がよく、家事も育児も仕事もスムーズに回せている。そんなとき「夫っていらないも…」と思ってしまうことがあるようです。こういう人はがんばり屋さんは、試行錯誤した結果、効率の良い働き方・動き方ができるようになります。そのため、子育ても仕事も問題なくこなせてしまい、夫の存在価値が見いだせなくなってしまうのでしょう。■「夫はいらない」と思い続けるリスク実際に別居、離婚といった行動に出るわけではないけれど、「夫はいらない」と思い続けている…それは、どのような悪影響があるのでしょうか。前述した「夫の存在価値が見いだせない理由」を見ていくと、今は小さな気持ちの変化やズレであっても、いずれ夫婦間の大きな問題に発展する可能性があるように感じます。例えば、いいたいことを我慢している妻。その状況は、長くは続きません。積もり積もって抑え込んだ感情は何かのタイミングで火山のように噴火します。出産を機に生まれてしまった考え方のズレがあることに気づきながら、話し合うなどの対処をしない妻。そのまま日々を過ごしていくと、「夫とは理解し合えない」と、気持ちが離れてしまうでしょう。ひとりでなんとかなっている、と思っている妻。そのため、「夫が存在している」という事実が、子育ての大きな安心材料になっていることにも気づかなくなっていきます。「夫はいらない」と思い続けている気持ちは、妻の心をどんどんむしばみ続けます。夫婦の距離は離れ、家庭内離婚へ一直線…というのも時間の問題です。では、どうしたらいいのでしょうか?■夫不要と感じたら「週一で一緒においしいものを食べる」ある実験で「おいしい食事や楽しい時間を共にすることで、そこでの話の内容や一緒に食事をしている相手に対しても、ポジティブな感情と結びつけられる」という効果がわかっているそうです。ビジネスでの交渉事や接待で会食するのは、これが応用されているんですね。なぜ、食事をすると、相手にポジティブな感情が生まれるのでしょうか? それは、おいしいものを食べると誰もが心地よい感情「快楽」を抱くからです。その場で聞いた話や一緒にいた相手はその「快楽」感情と結びつき、食事の場面を後で思い返したとき、相手に対して好意的な感情がよみがえるのです。「夫はいらない」という感情が芽生えている人は、このテクニックを応用してはいかがでしょうか。具体的には「週に一度おいしいものを食べにいく」と決めてみるといいですね。子どもがまだ小さく、お店での食事が難しければ、デリバリーやテイクアウトでもかまいません。要は、おいしいものを一緒に食べることが大切ですから、気になるお店を見つけておきましょう。おいしいものを一緒に食べる行為は、相手に対して好感を抱くと同時に、あなたの気持ちもほぐしてくれるでしょう。「食べる+楽しむ」時間を夫婦一緒に持つようにすれば、「夫はいらない」の感情に歯止めがきくかもしれません。いつもの食事は、子どもに食べさせることに必死だったり、子どもの好物優先でつくることも多いですよね。でも、週に一度くらいは、自分たちが好きな料理を選び、ゆっくり楽しみながら食事を楽しみましょう。そうすることで、夫に対する気持ちをポジティブに変換することはできるはず。例えば、子どもが大きくなったときの夫婦の暮らしなど、未来のイメージを共有するような話をして、絆を深めていくといいのではないでしょうか。
2019年04月04日『火垂るの墓』で知られる日向寺太郎監督が手がけた最新作『こどもしょくどう』は、子どもの貧困対策として近ごろ注目を集めている「子ども食堂」がテーマ。といっても映画には子ども食堂そのものの描写はほぼありません。それよりもっと根本的な問題、どうしていまの日本で子ども食堂が必要とされているのか、必要とする子どもたちはどんな思いなのかについて、子どもの視点から描かれています。藤本哉汰さんや鈴木梨央さんなど子役の演技がすばらしく、うっかりすると子どもに感情移入しすぎてしまうのですが、時折発せられる子どもたちの鋭い一言に、大人としてこの問題に対して同情や共感だけで終わってはいけないことに気づかされる映画です。■7人に1人の子どもが相対的な貧困状態にある日本映画のタイトルでもある「子ども食堂」とは、家族と一緒に満足な食事をとることができない子どもたちのために、地域のボランティアなどが無料~数百円で食事を提供する取り組みのこと。すでに全国に2000か所以上あります。運営形態はさまざまで、最近では大手コンビニも参入。地域の人ならだれでも参加できるところが多く、新たな地域コミュニティの場にもなっています。映画に登場するユウト(藤本哉汰)は、食堂を営む両親と妹と健やかに暮らす小学5年生。幼馴染のタカシ(浅川連)は母親が育児放棄で、家に帰っても一人ぼっち。ユウトの両親はタカシを心配して、頻繁に家に招いては夕食を食べさせていました。ある日、ユウトとタカシは、河原で父親と車中生活をしている姉妹、姉・ミチル(鈴木梨央)と妹・ヒカル(古川凛)に出会います。姉妹は幼稚園や小学校にも通っていません。…とこんな感じで大変な状況の子どもたちばかりが出てくるので、人によっては現実離れした設定に思えるかもしれませんが、実際はそうでもありません。まもなく終わる平成は「失われた30年」ともいわれ、経済が停滞し、貧困や格差が広がったといわれます。日本の貧困についてはニュースでもよく報じられていますね。具体的なデータを見ると、厚生労働省発表の「子どもの相対的貧困率」(2015年「国民生活基礎調査」)は13.9%にのぼり、なんと7人に1人の子どもが相対的な貧困状態にあります。貧困といっても、昔のように服装やニオイで明らかにわかることはほとんどなく、見た目は普通。周囲が気づくのが難しいため「見えない貧困」という表現もよく使われます。■近所に貧困の子どもがいたらどこまで関わるべき?ユウトは、ミチルやヒカルを家に連れてきて、両親に食事を出してほしいと頼みます。両親は怪訝に思いながらも姉妹に食事を食べさせます。ユウトの母・佳子(常盤貴子)は姉妹を心配し、何か行動したほうがよいと考えます。一方、ユウトの父・作郎(吉岡秀隆)は、ごはんを食べさせるくらいはよいとしても、事情がわからないのでとりあえず様子見でいいだろうという姿勢。夫婦の間で意見が割れ、口論になっていました。個人主義で地域社会とのつながりも薄い現代では、作郎のように「首を突っ込みすぎないほうがよい」と考えるのは、むしろ自然なことかもしれません。余計なことをして親に逆恨みをされたくないし、面倒なことに巻き込まれたくないと思えば、「家庭ごとの事情があるだろうから」と行動しない理由づけをするのも簡単です。ところがそんな両親に、あるときユウトは「見ているだけで何もしていない」と怒りをぶつけます。もちろん、両親は何もしていなかったわけではありません。両親はミチルやヒカルに何度かごはんを食べさせていたし、心配もしていました。大人の視点では十分関わっているように見えますが、場当たり的な対応だけで根本解決への行動を起こそうとしないのは、ユウトから見れば何もしていないのと同じことだったのです。「見えない貧困」は、言葉のとおり見えないから想像しづらいものです。でもだからこそ、身近な人や地域が動かなければ、そのままだれにも気づかれず、ときには最悪の事態を招くことも。最近は貧困に限らず、「もうすこし周囲の大人が気にかけていれば…」と感じる悲しいニュースも目にします。映画の中にもそうした悲しい結末を想像させるようなシーンがあります。■「子ども食堂」の存在意義とは?親として大人としてやるべきこと子ども食堂はすばらしい活動ですが、本当に温かい食事を必要としている貧困家庭の子どもや親に来てもらうことが難しいという課題もあります。開催は月に1~2回の開催というところがほとんどなので、そもそも貧困に苦しむ子どもへの食事支援と考えたとき、十分とはいいづらいかもしれません。とはいえボランティア等による運営なので、運営費や運営スタッフの確保も大変です。ただ、ここでひとつ忘れたくないのが「子ども食堂」の存在意義はおなかを満たすだけではないということ。親が忙しく夕食を1人で食べる子どもにとっては、子ども食堂は楽しい集いの場になりえます。俵万智さん作詞の映画の主題歌も、誰かと食事を共にする楽しさを歌っています。俵さんは歌詞に込めた思いを「食べるという命に直結する行為で、大人から子ども、社会が繋がっていく姿が素晴らしいと感じました。なのでそこに焦点を絞りつつ、自分自身の感想・感動、この映画からもらったものを自分なりに言葉でお返しする、そんな気持ちで歌詞を書きました」と語っています。タカシも、ミチルやヒカルも、家庭環境が複雑で、それが貧困につながっています。いまは親であっても自分の人生を生きやすい時代。仕事やパートナーとのかたちも多様で、いろいろな生き方が尊重されてしかるべきですが、そのしわ寄せがはたして子どもにいっていないか、ということは立ち止まって考えることも必要なのかもしれません。ニュースで子どもの貧困を知っていても、その状況に置かれている子どもたちの気持ちや有り様にまで想像を働かせるのはとても難しいこと。この映画を観ると、どこか人ごとだった「子ども食堂」や「見えない貧困」についてもうすこし自分事としてとらえられるようになったり、自分のすぐ身近に困難を抱えた子どもがいる可能性を想像しやすくなったりすると思います。子どもたちは社会の未来であり、希望。その子どもたちを守るのは私たち大人の大切な役割であることにあらためて気づくと同時に、何をするべきか考えるきっかけをくれる映画です。『こどもしょくどう』3月23日(土)より岩波ホール2週間先行ロードショーほか全国順次ロードショー小学5年生の高野ユウト(藤本哉汰)は、食堂を営む両親と妹と過ごしていた。育児放棄気味の母と2人で住む幼馴染のタカシを心配し、ユウトの両親は頻繁に夕食を振る舞っていた。ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車中生活をしている姉妹に出会う。姉妹の姿を見かねたユウトは、両親に2人にも食事を出してほしいとお願いをする。しかし 数日後、姉妹の父親が失踪し、ミチルたちは行き場をなくしてしまう。公式サイト: <参考>厚生労働省: 平成28年 国民生活基礎調査の概況 [PDF:215KB]
2019年03月22日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた」 で、“夫に理解してほしいこと、変わってほしいこと”について、アンケートを実施しました。夫とは言え、異なる家庭や環境で育った人間だから価値観が違うのはあたり前。ましてやふたりだけの生活から子どもが生まれれば、今までの夫と妻だけの簡潔な関係から、父と母という役割も増えることで、さらに考えがぶつかることも増えてくるのではないでしょうか。アンケートには、具体的に「どう変わってほしいのか」はもちろん、「妻の気持ちを理解してほしい」という切実な思いも寄せられました。■夫の行動、態度に“変わってほしい!”妻たちはいったい、夫のどんな部分に「変わってほしい」と思っているのでしょうか。その回答は、夫の生活習慣、家事分担、育児方針、家族の在り方と、多岐にわたりました。ごはんは嫁が作るものっていう固定観念を外してほしい。自分が仕事休みな日くらい、私の仕事の帰りを待つだけじゃなくて、自分で夕飯作ってくださいませ。夫は、念願のマイホームを手に入れたので、妻である私に「いつでもキレイにしておけ」と言いますが、妊娠中で4歳の子どももいて、仕事もあるので完璧にはできません! あと、パートといえど仕事は仕事なので、子どもの病気で私がいつも仕事を休むのは不公平な気がします。スマホゲームしながら片手間に子どもの相手をするのやめて! うちの実家でスマホゲームしながら父と話すのやめてー!男だから泣いてはいけないとか、強くなくてはいけないとかいう考え。やたら息子に厳しすぎる。「だからおまえはダメなんだ」に結びつくような、うしろ向きの言葉を使ってほしくない。自分はそう育てられたかもしれないが、うちの息子は敏感でネガティブになりやすい性格。みんながそれで強くなると思わないでほしい。出したら出しっぱなし、置いたら置きっぱなしを直して欲しい。私と2人で暮らしているのに、自分が「一人暮らしのときはこれで何も不都合がなかったから」と、スタンスを変える気がないところを変えて欲しい。きっと夫にも「妻に変わってほしいこと」があって、“お互いさま”な部分もあるのだろうと思います。しかし、より円滑に家庭をまわし、夫婦や家族にとって心地よい関係を構築するには、ともに“変わっていく”ことも必要な場合もあるのではないでしょうか。■妻のつらさ、大変さを“理解してほしい”一方、「夫に理解してほしいこと」でもっとも多かったのは、やはり“主婦業、ママ業の大変さ” でした。家事と育児がメイン担当となりがちな妻ですが、それは簡単なことではなく、多くの苦労や工夫があって保たれているもの。子どもがいれば毎日何かしらハプニングが起こるものだし、夫や子どものためを思って手間を掛ければそれだけ時間が掛かることも多いのです。毎日がんばっているからこそ、そんな自分を評価してくれるパートナーでいてほしいという気持ちになるのではないでしょうか。ねぎらいの言葉を掛けてほしいなぁと思います。フルタイムパートの私、泊まりもある不規則勤務の夫。家事負担はほぼ私で…、週末買い物まとめ買い、作り置きで平日を乗り切っています。「ありがとう」とか「大好きだよ」とか、もっと言ってくれたらうれしいのですが…。恥ずかしくて言い出せません。私が落ち込んだり泣いたりすると怒る夫。なんでそんな腹立つのかわからないけどほっといていてほしい。いつも元気なわけないじゃん。落ち込むことだってあるよ!家事育児は家族でやること。外での仕事ができるのは、家の仕事をこなしてくれる人がいるから。仕事の方がえらい、というのはおかしい。子どもを育てることは未来を育てること。家事をすることは、生活を保つこと。それを普通に、こなせる社会になってほしいです。勤務時間が多い方がしんどいと夫は思っています。もうすぐ1歳になる娘が、春に保育園に入る予定です。私の勤務時間は9〜17時、夫は9〜20時。働く時間は私の方が夫より3時間短いですが、週5日勤務で保育園お迎えと家事育児を全部引き受ける事になりそうです。育休中の今でも、いっぱいいっぱいの日があるのに「職場復帰したらもう一人では無理!」と話しましたが、「オレより勤務時間短いでしょ?」と取り合ってくれません。ちゅいママさんのご主人は以前家事や育児に非協力的だったそうですが、いまでは全部を任せられるようになったそう。そして、実際やってもらって“わかったこと”が夫婦ともにたくさんあったのだとか。とはいえ、普段妻がやっている家事や育児を、全部夫に経験させるのは難しいのが現状。出張や入院など、妻が家を離れるシチュエーションがないと、なかなかできないかもしれません。「夫に妻の大変さを理解してもらうにはどうしたらいいのか」。妻たちの命題は、まだまだ解決の糸口がつかめていないのが現状のようです。■夫と妻の感覚がズレている?毎日家事や育児でてんてこ舞いの妻にとって、夫のフォローは不可欠。でも、夫がしてくれたフォローや言葉がけが、「え? そこ?」なんて思った経験はありませんか? しかも、夫は「オレ、今すごくいいこと言った」なんて思っていたりして…。そんな夫婦間の“ズレ” が浮き彫りになったエピソードも、今回のアンケートに寄せられました。やはり家事と育児の大変さ。本当に大変なのに、わかってない。「大変なら、明日したら?」って平気で言ってくる。明日にしたら明日は2倍以上大変やねん!「俺はすごく家事育児やるいい夫」という勘違い。妻を不死身だと勘違いするのはやめて欲しい。病気すれば私だってしんどいし、立っているのすらつらいときでも、家事や育児をあたり前にしなくてはならない。自分は少し微熱が出れば大げさに寝込んで病院の送迎や看病をさせるくせに、私が高熱を出してフラフラでも何にもせずにゲームとプラモ。「ご飯は簡単なものでいいよ」とか、「病院に行ってきていいよ」とか、平気で言ってきます。もっと他人の苦しみをわかる人になってほしい…。お、惜しい…。妻に気を使おうとする姿勢は感じるのですが…。もう一歩先の“自主的な”提案がほしいところですよね。ここはやっぱり、ちゅいママさんのように「もう無理、助けて!」と白旗をあげるのがいいのかも?■価値観は変えられるのか?結婚して家庭を作ったとき。夫婦ふたりだけの生活から、子どもが生まれたとき。家庭に、そんな新しい変化が起きたときは、妻にしても夫にしても、大きな意識改革が行われるのではないでしょうか。それは、ただの恋人同士だった頃では想像もつかなかったこと。「こんなはずじゃなかった…」なんて思うこともあるかもしれません。とくに出産後の妻は、何もできない赤ちゃんを育てることが第一になり、急激に価値観が変わるのではないでしょうか。というより、いきなり過酷な生活になり、自分をアップデートしないと生きていけなくなるのかもしれません。古い良き時代の妻像は、女性の我慢の元に成り立っていた過去の遺物と理解してほしい。結婚当初は私も古風なことに理解もあったのでがんばっていたが、もう無理! そんな仮面は外そうと思うので、夫もそんな私を変わったと嘆かずに…、理解してほしいです。子どもが生まれるとやはり子どもの事を1番に考えるようになりました。すると夫は「どうせ俺の事より子どもが大事なんやろ」と頻繁に言うようになりました。寂しいのかもしれませんが、赤ちゃんは私がお世話しないと生きていけないのです! そこをわかってほしい!筆者の場合、産後、息子に関することは妥協できず、夫にもそれを強要してしまいました。そのせいで、夫は育児や家事に協力的だったのですが、結果、後味悪い思いをすることが多々あったそうです。何度話し合っても絶対譲れない部分もありましたし、「そこまでしなくていいんじゃない?」と言われ、「ここは神経質になる必要ないのかもな」と考えをあらためたこともありました。目の前の子どものことで精一杯で1日があっという間に過ぎ、「●●をしてあげなきゃ」という焦りからいてもたってもいられなくなってしまう…。きっと、そんな妻に、夫は追いつけなかったのだと思います。しかしその当時は、そんな風に焦ってしまっている自分のことも、「夫にはわかってほしい」という気持ちが強くあったようにと思います。妻から母になり、そして仕事を持つ女性も増えている現在。それでも家事も育児もがんばろうとする女性が多くいます。そしてなかにはそんな状況に孤独を感じつつも、「母親なんだからそれぐらいできてあたり前」という価値観に女性もそして男性も囚われているのかもしれません。「察してほしい」と妻がどんなに望んだとしても、その心情まで夫に望むのは難しいのかも。夫は夫で「家族は僕が守るもの」と仕事をがんばっている場合も多いことでしょう。そこにいきなり「子どもと遊んで」、「お風呂入れて」、「お皿洗って」と言われても、育ってきた環境によってはとても理不尽に感じる可能性もあります。でも妻側が、パートナーに理解してもらえるまで何も言わずにがんばり続けても体力の限界もありますし、そもそもいつか伝わるものというのものではないような気もします。夫といっても、元は他人。だから、“価値観のズレ”があって当然なんですよね。でも、だからと言ってそれで仕方ないと終わりにできないのは、ふたりが家族であるから。そこをどうすり合わせて、お互いに助け合い、いたわり合えるチームになるか。もしかしたらこれこそが、夫婦に与えられた課題なのかもしれませんね。Q. 夫に理解してほしいこと、変わってほしいことがあれば教えてください回答数:65アンケート集計期間:2019/2/14~2/26
2019年03月15日「夫に転勤辞令が出た!」。その時、妻は家族で引越し?単身赴任?どちらを選ぶのでしょうか?今回は東急住宅リースが転勤経験のある働く既婚男性500名と、夫の転勤に伴い一緒に引越しをした経験のある既婚女性500名の計1,000名を対象に実施した「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査」の結果から、夫の転勤を経験した妻の本音をご紹介します。■ 夫の転勤は単身赴任がなんと7割も!夫の転勤が決定してまず決めなければならないのは、夫が単身赴任するか、それとも家族で引越すか。転勤を経験した人々は、いったいどのようにしたのでしょうか?Mills / PIXTA(ピクスタ)「直近の転勤では、家族も一緒に引越しをしたか、単身赴任だったか」と尋ねると、「家族一緒に引越し」と答えたのはたったの32.8%!一方「単身赴任」と答えたのは67.2%で、7割近くの夫たちが単身赴任していることが判明しました。cba / PIXTA(ピクスタ)その中で、単身赴任率が最も高かったのは未就学児がいる家庭でなんと77.8%。一番低かったのは中学生の58.0%でした。両親や義父母が一緒、または近くに住んでいる場合は、未就学児を抱えていると会いにくくなることから、引越しがしづらいのかもしれません。■ 命令口調はご法度! 何と言えば妻は転勤先についてきてくれる?家族はできれば一緒に暮らすのが一番良いとはいえ、夫の転勤が何度かあると「もう一緒に行きたくない!」と思うこともあるかもしれません。そんな時、夫が何を言えば妻は「ついていこう」と思うのでしょうか?まずは男性に「転勤をする際に、これを言えば妻がついてきてくれると思うセリフ」を聞くと、kou / PIXTA(ピクスタ)1位……「ついてきてほしい」(54人)2位……「一緒に行こう」(31人)3位……「良いところだよ・○○があるよ」(15人)4位……「一緒にいたい」(13人)5位……「ついてこい!」(12人)5位……「転勤が決まったよ」(12人)という結果に。一方、妻の方は、shimi / PIXTA(ピクスタ)1位……「ついてきてほしい」(95人)2位……「一緒に行こう」(30人)3位……「一緒にいたい」(24人)4位……「家族一緒に暮らしたい」(21人)5位……「一緒に頑張ろう」(14人)という結果でした。夫と妻の回答は1位と2位こそ一緒ですが、夫3位の「良いところだよ・○○があるよ」は妻10位、また夫5位の「ついてこい!」「転勤が決まったよ」にいたっては妻の場合欄外!ふじよ / PIXTA(ピクスタ)夫が「ついてこい!」と言っても、「なんで命令口調なのよ!」と妻に反発されるだけなのかもしれません……!■ 転勤先で「ママ友作り」に苦労した妻が半数も!では、なぜ世の妻たちは夫の転勤についていくことに躊躇するのでしょうか?一つには、妻自体の仕事の問題があります。夫の転勤の度に引越ししていたら、自分自身の仕事も辞めなければならず、キャリアが中断してしまううえに収入も減る結果に。Tony-Studio / PIXTA(ピクスタ)実際、夫の転勤によって「辞める可能性があると正社員として働きづらい」と感じると答えた妻は全体の52.3%と半数以上。「夫が転勤族だと正社員として採用されづらい」と答えた妻も42.9%に上りました。また、現在住んでいる土地で友人関係ができあがっている場合、新しい土地に引っ越したらまた一から人間関係を作り上げなければなりません。特に、子どもがいる場合「新しいママ友」を作るのに苦労する場合も多いかも。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)子どもがいる妻387人に「転勤先のママ友作りで苦労したことがあるか」と尋ねてみると、「ある」と答えたのは49.4%、「ない」は50.6%という結果でした。しかし、未就学児を持つのママさんの「ある」が最も多く63.8%もありました。Sunrising / PIXTA(ピクスタ)ちなみに最も少ないのは、すでにママ友を作る必要もないと思われる子どもが社会人の場合で40.6%という結果でした。子どもが幼い場合は特にママ友と知り合う機会も少ないうえ、転勤先で言葉が分からなかったり、地域の文化に溶け込めない……などの文化的な問題が生じる可能性もあります。Mills / PIXTA(ピクスタ)転勤事情に関する調査結果をお伝えしましたが、いかがでしょうか。結婚後の転勤は様々な難しい状況が伴うことも多いようです。メリット・デメリットをよく考えて、夫の転勤に家族でついていくか、単身赴任にするか決定したいものですね。【参考】※東急住宅リースビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2019
2019年02月23日長い結婚生活を送っていれば、少なからずお互いに不満が出てくるもの。その中でも「もう我慢できない!」と、世の中の妻たちが怒り狂っている「夫の行動」について、ぶちまけてもらいました。文・三谷真美妻たちが許せない夫の行動とは?ワンオペ育児「私の夫は、平日は深夜に帰宅をし、土曜や日曜も『仕事』と言ってよく出かけます。ですが帰ってくる時はだいたい買い物袋を掲げているので、仕事と嘘をついて出かけているだけ。子どもが生まれる前も生まれた後も全く変わらず、父親という自覚はありません。家事はもちろん、子どもと遊んでくれることもないし、学校行事やイベントへの参加率も低く、関心がなさそう。夫の口癖は『疲れた』ですが『こっちは四十肩&更年期障害に耐えながら仕事も子育ても頑張ってるんだよ!』といつも心の中で怒鳴っています。言ったところで何も響かないから言う気にもなりませんが」(45歳・広告関連)子どもに無関心だったり、家にいる時間が極端に短いなど、夫が育児に参加しないことが一番許せないそう。その怒りは、共働きだとなおさら強まるのかもしれません。妻に対してだけいつも不機嫌「外面はいいし、子ども達の前では笑顔も見せるのに、私の前ではいつも不機嫌なんです。私が口を開くと冷めた目で、本当に人をバカにしたような態度が基本モード。話しかけても『へぇ』、『ふーん』などのリアクションしかしません。もう直らないとは思うのですが、子どももいるし、私は専業主婦なので不安がいっぱい。どこまで続けられるかわからないけど、我慢の限界を越すまではこのまま耐えるしかないと思っています」(37歳・主婦)外面がいい夫だと、誰に話してもあまり同調してもらえなくて、さらに孤立した気分になってしまいますよね。でも一定数いる「妻を見下した夫」。尽くしても怒っても関係を改善させるのは難しいので、諦めて気持ちの距離を取るのか、子どもとはコミュニケーションを取ってくれてるし……と受け入れるのか。同じ「耐える」にしても、心のモヤモヤを具体化したほうが頑張れそうです。突然癇癪を起こす「夫はバツ2で、私とは3回目の結婚なんです。付き合って間もなく、子どもができて結婚することになったので一緒に暮らし始めてから気づいたのですが、突然、癇癪(カンシャク)を起こす人だったんです。店員さんや道ですれ違った人への不満をブツブツ言うことが多く、それに対して私が『そんなふうに言わなくても』などとなだめようとすると『お前はどっちの味方なんだ』って、突然怒鳴ります。子どもに怒鳴ることはないのですが、私には当たり散らす日々……。結婚生活が3年経ち、以前よりも彼の扱いやなだめ方がうまくなったのでなんとか夫婦生活を続けてますが、いつでも離婚できるように準備をしなくてはと思っています」(31歳・パート社員)いつキレ出すかわからないから、常に顔色を伺って過ごしているそう。結婚当初は地雷を踏んでは離婚話へ発展していたものの、夫の扱いが上手くなったことで癇癪の頻度は激減。「いっそのこと不倫でもして慰謝料をがっぽりもらって離婚したい」とボヤいてました。人を変えるのは大変「どうしてわからないの?」、「なぜこれができないの?」など、人に期待しては変えようと思う人が多いですが、基本的に人を変えるのは難しいこと。自分の考え方を変えるか、環境を変えるほうが早いのかもしれません。©RgStudio/Gettyimages©fizkes/Gettyimages
2019年02月13日長く夫婦生活を続けているといろいろな不満や悩みが出てくるのは当然ですが、妻のことを見下し仕事などのストレスをぶつける夫が多く存在しているようです。そんな夫の嫌がらせ行動や言動で「もう耐えられない」と悩んでしまうことも……。文・三谷真美妻たちが悩む夫の嫌がらせとは?夫の両親に妻の悪口を言う「私の悪口を人に話すことによって、上下関係を示そうとする夫。夫の両親にも悪口を言うので、私は『ひどい妻』と思われています。私へ嫌がらせをするのが憂さ晴らしになっているのか『性欲はあるけどお前を喜ばせたくないからしない』と言われました。私はもう性欲どころか何の欲もないから、ただただ普通に接して欲しいです」(37歳・パート社員)妻の悪口を言うことで自分が優位に立てると思っている男性がいるもよう。あることないことを言われるせいで、姑からの当たりも強くなっているのが辛いそうです。怒った顔が浮かんで抱けない「いつも夫の帰りが遅くて、我慢できずに激怒したことがあるんです。ある日、夜甘えようとすると『あの時の怒った顔が思い浮かんで、する気になれない』と断られました……。子育ては任せっきりだし、酔っ払って深夜帰ってくるし、それを怒ったら『女として見れない判定』を下されるなんて、あまりにもひどいと思います」(27歳・主婦)妻は「ケンカしている時と夜の営みは別」と考えているのに対し、夫は「鬼のような顔で怒っていたくせに甘えてくるなよ」と思っているケース。一度レスになるとなかなか再開できないので、深刻な問題に発展しそうです。夜の営みを途中でやめる「私が楽しくしているのが気に食わないようで、私の話を聞くフリをしてはわざと話の途中で言葉をさえぎって終わらせたり、いいムードっぽくしたくせに夜の行為を中途半端に終わらせたり。暴力とかではないので人に相談するほどでもないとは思うのですが、陰険な家庭内イジメが辛いです」(36歳・在宅ワーク)家の中でのイジメ。無視や暴力ではないので気づきにくいですが、一緒にいてストレスになる場合は、そのまま放置しないようにしましょう。心を病まないようにどの家庭にも不満があると思いますが、もしも夫のせいで心を病んでしまうなら、それは立派なモラハラ。改善することは容易でないかもしれないけど、ひとりで抱え込まず友達に相談して息抜きをしたり、第三者を交えて解決の道を探すことを考えるといいのかもしれません。©gilaxia/Gettyimages©fizkes/Gettyimages
2019年02月05日