ベビーカレンダーは、2021年1月生まれの女の子5,515名を対象に、『1月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。最近、女の子の名づけでは、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドです。 TOP10では、4位「彩葉」、5位「結菜」、7位「葵」「芽依」「陽葵」、10位「陽菜」の6つが「ボタニカルネーム」でした。 1位澪(主なよみ:みお)「澪(主なよみ:みお)」は2019年の名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした名前。2020年12月の17位から大きくランクアップして、2021年1月は首位を獲得しました。 「澪」は水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、みずみずしく爽やかな印象を受けるようです。漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 2位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」は、2019年の名前ランキング9位、2020年は4位にランクインした名前です。2020年12月の6位からランクアップしました。 2020年の漢字ランキング3位で、人とのご縁や結びつきを表す「結」に、2020年の漢字ランキング16位で夜空を優しく照らす「月」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ冬の夜空に美しく輝く月を連想させるようですね。 2位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は2019年の名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした名前です。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたようで、「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。近年女の子に人気の、古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つでもあります。 4位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」は、2019年の名前ランキング27位から、2020年は18位へと大きくランクアップしました。 色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前。紅葉が彩り豊かに色づくイメージを受ける「彩葉」は、秋から冬の時期にかけて、特に人気が高まります。多彩な魅力を持った美しい女の子に育つよう願いを込めてもいいですね。 5位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年の名前ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。2020年12月の13位から、1月は5位へ大きくランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」を組み合わせた名前。人気者で愛に満ち溢れた印象を受けるようです。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2019年の名前ランキング5位、2020年は6位にランクインしました。 つなぐ、結ぶという意味をもつ「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象の名前です。ひらがなも丸みを帯びていて愛らしく、「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つでもあります。 7位葵(主なよみ:あおい)2020年12月に引き続き、2021年1月も7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2019年の名前ランキングでは3位、2020年は7位にランクインしました。 葉が太陽のほうを向くと言われている草花の葵を意味し、太陽に向かって咲く葵のようにすくすくと明るく育つように願って名づけてもいいですね。可憐で可愛らしい「フラワーネーム」の一つです。 7位芽依(主なよみ:めい)2020年11月、12月に引き続き2021年1月も7位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。2019年の名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップ。 2020年の漢字ランキング33位で「草木が芽吹く様子」をイメージする「芽」に、2020年の漢字ランキング24位で「頼りにする」という意味の「依」を組み合わせた名前です。エネルギッシュでありつつも、どことなくやさしさを感じるようですね。 7位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は、2019年・2020年と2年連続名前ランキングでは首位を獲得した近年人気の名前です。2020のよみランキングでは「ひなた」が24位、「ひまり」が6位にランクインしています。 「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 10位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」は2019年の名前ランキング14位から2020年は10位へとランクアップした名前です。 日だまりのようなあたたかさを感じる「陽」に、早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前で、ほがらかで愛らしい印象を受けるようですね。 1月らしい名前も人気「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凜(りん)」と「凛(りん)」(※凛は凜の俗字、意味は同じ)がそれぞれ11位、13位にランクイン。毎年冬にかけて特に人気が高まります。 1月のよみランキング9位「こはる」は、12月の25位から大きくランクアップしています。晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天を指す「小春日和」を連想する言葉です。「春」には「年の初め」という意味もあることから、1月生まれの赤ちゃんに特に多くつけられたようです。 冬らしい漢字では「雪」が12月圏外(100位以下)から83位にランクアップ。「雪」を用いた名前では、「雪乃(ゆきの)」「瑚雪(こゆき)」「紗雪(さゆき)」など18種類の名前で名づけられていました。 これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年1月25日(月)調査件数:5,515件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年02月14日ベビーカレンダーは、2021年1月生まれのお子さん10,947名を対象に、1月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを大調査! 女の子の名前は、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大ブーム! 男女ともに「冬」「雪」「柊」など寒さを感じる漢字を用いた名前が増加していました。 名前ランキングTOP10【女の子】「ボタニカルネーム」がトレンド!1月生まれの女の子に人気の名前1位は「澪(主なよみ:みお)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」「紬(主なよみ:つむぎ)」という結果でした。10月から12月の3カ月間連続で1位だった「楓(主なよみ:かえで)」は11位へランクダウン。秋に人気が高まる名前だったことがよくわかります。 最近、女の子の名づけでは、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドです。「葉」や「菜」など植物を連想する漢字を用いると、可憐でやさしく、風情のある名前になります。TOP10では、4位「彩葉(主なよみ:いろは)」、5位「結菜(主なよみ:ゆいな)」、7位「葵(あおい)」「芽依(めい)」「陽葵(主なよみ:ひまり)」、10位「陽菜(主なよみ:はるな・ひな)」の6つが「ボタニカルネーム」でした。 また、「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凜(りん)」と「凛(りん)」(※凛は凜の俗字、意味は同じ)がそれぞれ11位、13位にランクイン。冬にかけて特に人気が高まる名前です。 【男の子】生まれ月の「一」を用いた名前、急上昇1月生まれの男の子に人気の名前1位は「湊(主なよみ:みなと)」、2位「蓮(主なよみ:れん)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」でした。「湊」は12月の14位から大きくランクアップし、9月ぶりの1位です。 15位には「一颯(主なよみ:いっさ)」がランクイン。12月は56位、11月は46位と通年40位以下でしたが、1月に急上昇しています。生まれ月である「一」を用いた名前として、人気が高まったのかもしれません。 よみランキングTOP10【女の子】人気の「二音ネーム」がTOP4独占!1月生まれの女の子の名前のよみ1位は「えま」、2位「めい」、3位「みお」でした。「えま」は12月に続き、2カ月連続で1位です。1位から4位まで、女の子のよみで人気の「二音ネーム」でした。 9位「こはる」は、12月の25位から大きくランクアップしています。晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天を指す「小春日和」を連想する言葉です。「春」には「年の初め」という意味もあることから、1月生まれの赤ちゃんに特に多くつけられたようです。 【男の子】「とうま」急上昇、冬らしい名前が人気に1月生まれの男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「りく」、3位「ゆうと」でした。1位の「はると」は、2020年の月間ランキングで一度も1位の座を譲らなかった、絶対王者! 2021年最初も安定して1位を獲得しています。 7位「とうま」は、12月26位、11月37位から1月に人気急上昇したよみです。「冬真」「柊馬」など「冬」や「柊」といった冬らしい寒さを感じる漢字を使用した名前が多く、季節感を取り入れた名前として特に1月に人気が高まったと考えられます。 漢字ランキングTOP10【女の子】「雪」「冬」がランクアップ12月生まれの女の子の名前の漢字1位は「花」、2位「結」、3位「愛」という結果でした。年間ランキングTOP10が多少入れ替わったものの、大きな変動は見られません。「ボタニカルネーム」人気にともない、1位「花」、4位「莉」、5位「奈」、6位「菜」といった植物にまつわる漢字が上位に多くランクインしています。 冬らしい漢字では「雪」が12月圏外(100位以下)から83位にランクアップ。「雪」を用いた名前では、「雪乃(ゆきの)」「瑚雪(こゆき)」「紗雪(さゆき)」など18種類の名前で名づけられていました。 12月から増加した「冬」のつく名前では、「茉冬(まふゆ)」「冬由(ふゆ)」といった厳しい寒さをイメージさせる名前も。寒い日に生まれたのかもしれませんね。 【男の子】「柊」を用いた名前、冬にかけて増加12月生まれの男の子の名前の漢字1位は「斗」、2位「大」、3位「翔」でした。「斗」は10月から1月の4カ月連続で1位をキープしています。 冬生まれの男の子に特に人気の漢字は「柊」。11月74位、12月20位、1月11位と冬になるにつれ順位が上がっています。柊(ひいらぎ)は正月飾りや節分などのオーナメントに使われる樹木としてもよく知られており、漢字のつくりに「冬」がつくことから、毎年冬に多く名づけられています。 「柊」を用いた名前では、「柊(しゅう)」「柊吾(しゅうご)」「柊太(しゅうた)」「柊弥(しゅうや)」など68種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年1月25日(月)調査件数:10,947件(女の子:5,515件/男の子:5,432件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年02月09日ベビーカレンダーが2月生まれの女の子6,779名の名前を調査! 2月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP10をご紹介します! 冬らしい名前が上位にランクインしていました。 1位凛(主なよみ:りん)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」が、2020年2月、3月と2カ月連続で1位でした。 「凛」は「氷に触れたように身が引き締まる様子」を意味がすることから、特に冬場に人気が高まる名前です。「凛々しく、きりっとして隙がない」という意味もあるため、美しく自立した女性という印象を受けるようです。 2位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は、2019年名前ランキングでは5位、2020年は6位にランクインした名前です。 「物事をまとめて締めくくる」、「植物が実をつける」という意味のある「結」に、植物の草のアブラナを意味する「菜」を組み合わせた名前。早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる「菜の花ネーム」の一つです。ほがらかで愛らしい印象の名前ですね。 3位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年、2020年と2年連続名前ランキング首位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。太陽・日の当たる丘・あたたかさを意味する「陽」に、葉が太陽のほうを向いて成長する植物の「葵」を組み合わせた名前です。 陽だまりのような暖かさを感じさせ、太陽のように明るい人になるように願いを込めで名づけてもいいですね。もうすぐ訪れる春を待ち望むようです。 4位結衣(主なよみ:ゆい)2019年の名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。良縁に恵まれるように願いを込めて用いられることが多い「結」に、美しい衣を連想させる「衣」。古風でいて気品のある雰囲気の名前です。 大人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でお馴染みの女優・新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 4位結月(主なよみ:ゆづき)2019年の名前ランキング9位から、2020年は4位へとランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年漢字ランキング3位の「結」と16位の「月」を組み合わせた名前です。 きれいな冬の夜空に輝く月をイメージすることができる、神秘的な雰囲気の名前。美しくやさしい人に成長してほしいと願って名づけられることもあるようです。 4位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキング4位から、2020年は2位へとランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。高貴で知的な印象の「濁音ネーム」の一つです。 「紬」は紬糸で織られた絹織物を意味し、江戸時代には普段着としても使用されていたというほど丈夫な布だったことから、「芯の強い女性に育ちますように」「将来、丈夫な縁や絆で結ばれますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 7位莉子(主なよみ:りこ)2019年の名前ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。新鮮で可憐な印象の「莉」は、2020年の漢字ランキング4位にランクインしています。 「莉」は夏に香りの良い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字です。止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きですね。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は2019年の名前ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした名前。 「愛」にはその字の通り、愛しむ・愛でるなどの意味があり、愛し愛される人になるように願って名づけられることもあるようです。2月の行事と言えばバレンタイン。「愛」を用いた名前は、2月生まれの女の子に特に多く名づけられる傾向があります。 8位美月(主なよみ:みつき、みづき)2019年、2020年と2年連続名前ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。美しい様子を表す「美」は女の子に人気の漢字で、2020年の漢字ランキングでは7位にランクインしています。 その字の通り身も心も美しい人になるようにという願いを込めて名づけてもいいですね。女優の山本美月さんが同名で活躍されています。 10位柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)2019年は29位、2020年は39位にランクインした「柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)」。「柚湯」は冬の季語のひとつで、日本では昔から冬至には柚子湯に入るという習慣があり、冬にちなんだ名前と言えるでしょう。 希望が叶う人生になるよう願って名づけに用いられることの多い「希(き)」という音からは、どことなく利発な印象を受けるようです。 10位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年の名前ランキング14位から、2020年は10位にランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。太陽・日の当たる丘・あたたかさを意味する「陽」に、植物の草のアブラナを意味し菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前です。 かわいらしく親しみやすい印象の名前で、元AKBの小嶋陽菜さんが同名で活躍されています。 10位澪(主なよみ:みお、れい)2019年は11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「みお」は2020年のよみランキング7位にランクインしています。 水の流れの作用で細くなったさまを意味する「澪」は、みずみずしく爽やかな印象を受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 2020年2月に1位を獲得した「凛」は、2020年1月の3位からランクアップし、月間ランキングで初めて1位という結果に。「凛」の正字体である「凜」も13位にランクインしていることからも、冬の季節感がある名前として人気が高かったことが伺えます。これから女の子の名づけを考えられる方、ぜひ参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年2月1日(土)~2020年2月25日(火)調査件数:6,779 件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年01月29日2021年1月25日、歌舞伎役者の中村勘九郎さんと、息子である長男の勘太郎さん、次男の長三郎さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演しました。中村さん親子は、4年前にも同番組に3人で出演。2021年1月現在、9歳になった勘太郎さんと、7歳になった長三郎さんの成長ぶりに、MCを務めるタレントの黒柳徹子さんは頬を緩ませていました。歴史好きは隔世遺伝?中村勘太郎と亡き勘三郎の共通点2人の成長ぶりに触れながら、それぞれの好きなことについて黒柳さんが質問。すると、勘太郎さんは、「歴史が好きで、歴史博士になりたい」と回答しました。その後、勘太郎さんは黒柳さんに、オリジナルの武将クイズを出題。黒柳さんも答えが分からないほど難題なクイズを出題し、博識ぶりを見せつけたのです。父親の勘九郎さんによると、亡き十八代目中村勘三郎さんも歴史が大好きだったのだとか。(勘太郎さんは)本当に好きなんですよ、歴史が。これ、隔世遺伝で。うちの父が史学科出身で、歴史が大好きだったので。もし生きていたら彼と、とてもマニアックな話で盛り上がってるんだろうなと思いまして。徹子の部屋ーより引用中村勘太郎と長三郎、『BTS』にドハマり中また、勘太郎さんと長三郎さんは「歌とダンスも大好き」と話し、現在、韓国のアイドルグループ『BTS』に夢中になっていることを明かしました。勘太郎さんと長三郎さんは黒柳さんの前で、『BTS』の楽曲『Dynamite』の歌と踊りを披露。母親が歌うのを聞いて、英語の歌詞も完ぺきに覚えてしまったのだそうです。2人のなめらかな英語の発音と、勘太郎さんの完ぺきなダンスは視聴者を驚かせています。・何気なく見ていた『徹子の部屋』で勘太郎くんと長三郎くんの、英語の発音のよさにびっくり。・突然の『BTS』がかわいすぎて癒されましたー!さすが、歌もダンスも上手ですね。・勘九郎くん、長三郎くん、かわいすぎてもう胸がいっぱい!話し方から、所作から、本当に素敵だなあ。『BTS』の歌と踊りも、もっと見ていたかった。・勘太郎さんと長三郎さんの『BTS』が、インパクト強すぎて思わず目がくぎ付けになった!とっても上手!番組の最後に黒柳さんは、「今度は、勘太郎さんと長三郎さんの2人でいらしてね」とひと言。父親の勘九郎さんが「もう僕はいらないですか!?」と反応すると、「もうその頃には2人でお話しできるでしょうから」とスタジオを笑わせていました。これからの勘太郎さんと長三郎さんの成長ぶりが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日ベビーカレンダーは、2020年12月生まれの女の子5,601名を対象に、12月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。10、11月に引き続き、12月も「楓」が人気ナンバーワンという結果に。植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が人気となっています。 1位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。 「楓」は10月以降3カ月連続で首位を獲得しました。「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめることから、秋・冬生まれの女の子に非常に人気の高い名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。近年女の子に人気の、古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つです。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたそうです。漢字の意味から「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 3位凛(主なよみ:りん)「凛(主なよみ:りん)」は、2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした名前。まるで鈴がなる音のようなかわいらしい音の響きのよみ「りん」は、2020年のよみランキング14位にランクイン。 一方、「凛」という漢字は「凛とした」「凛々しい」にも用いられ、「美しく自立した女性」という印象を受けることから、かわいらしさと凛々しさを両方持ち合わせた名前です。 4位柚葉(主なよみ:ゆずは)2019年の年間ランキング59位、2020年は24位へと大きくランクアップした「柚葉(主なよみ:ゆずは)」。 「柚」は冬の季語「柚湯」に含まれる漢字で、この時季にぴったり。「葉」を止め字に用いることで、古風で和風な印象になります。かわいらしさと爽やかさを兼ね備えた名前です。 4位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続年間ランキングでは首位を獲得した、「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 かわいらしい「フラワーネーム」の一つで、1年を通じて人気の高い名前です。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているようです。 6位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年の年間ランキング9位、2020年は4位へとランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ冬の夜空に美しく輝く月を連想させるような名前ですね。 7位葵(主なよみ:あおい)「葵(主なよみ:あおい)」は、2019年の年間ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした名前。男の子の年間ランキングでも47位にランクインするなど、男女問わず人気の名前です。 葵は太陽に向かって真っすぐ伸びる美しい花のこと。「葵のようにすくすくと育ちますように」という願いが感じられるようです。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。11月も7位にランクインしていました。 草木が芽吹く様子をイメージする「芽」に、頼りにするという意味を持つ「依」を組み合わせた名前で、エネルギッシュでありつつもやさしさを感じる名前です。 9位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2019年の年間ランキング27位から、2020年は18位へとランクアップした「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。 10月は4位、11月は11位にランクイン。紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋冬らしい名前といえます。 10位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。女の子の名づけで人気の高い「菜」を用いた「菜の花ネーム」の一つです。 人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前です。親しみやすく明るい印象を受けるようですね。 10位莉子(主なよみ:りこ)2019年の年間ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月以降5カ月連続でTOP10にランクインしています。 「りこ」という現代的なよみではあるものの、「子」がつくことで日本的な印象のある「レトロネーム」の一つです。 12位美月(主なよみ:みづき)2019年、2020年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みづき)」。空気が澄んで夜空に月が美しく見える秋冬に人気が高まる傾向にあります。 その字の通り美しく華やかな「美」に、神秘的なイメージの「月」を組み合わせた名前。女優の山本美月さんが同名で活躍されています。 13位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」は2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインしました。9月から11月まで、3カ月連続TOP10入りしていました。 その字の通り、人とのご縁や愛に満ち溢れた名前で、名前をよんだときの音の響きもかわいらしいですね。 13位柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)2019年の年間ランキングでは29位、2020年は39位にランクインした「柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)」。「柚」は11月30位でしたが、12月は12位へ大きくランクアップ。 12月は冬至にゆず湯をおこなう風習があることや、「柚湯」が12月の季語であることから、特に12月に多く名づけられていたようです。 13位凜(主なよみ:りん)本ランキング3位の「凛」の旧体字である「凜(主なよみ:りん)」。2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインしています。よみに「ん」が入る「撥音(はつおん)ネーム」の一つです。 「凛」と同様、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 16位結衣(主なよみ:ゆい)2019年の年間ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、気品のある名前です。 「ゆい」というよみは、2020年のよみランキング首位を獲得。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 17位咲良(主なよみ:さくら、さら)2019年、2020年と2年連続年間ランキング14位の「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。同名では、日韓合同のアイドルグループIZ*ONEの宮脇咲良さんが活躍されています。 「笑う」という意味もある「咲」と、質がよく人格が優れていることを表す「良」を組み合わせた、桜をイメージすることができる名前です。「笑顔があふれる素敵な女の子に育ちますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 17位詩(主なよみ:うた)2019年の年間ランキングでは35位から、2020年は17位に大きくランクアップした「詩(主なよみ:うた)」。近年人気の「レトロネーム」の一つです。 「詩」は、楽しい音楽やリズム・言葉を連想させ、豊かな感性や芸術性を感じる漢字。2020年の漢字ランキングでも51位にランクインしています。 17位楓花(主なよみ:ふうか)2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外だった「楓花(主なよみ:ふうか)」が、12月は17位にランクイン。本ランキング首位の「楓」という漢字を含んだ、秋冬に人気の高まる名前です。 「楓」は2020年漢字ランキングで49位。人気漢字首位の「花」と組み合わせることで、女の子らしいかわいらしさも加わるようですね。 17位楓華(主なよみ:ふうか)「楓華(主なよみ:ふうか)」も2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外だった名前ですが、12月に人気が急上昇。「楓花」「楓華」が100位圏外から大きくランクアップしていることもあり、12月の女の子の名づけで「楓」が好まれていることがわかります。 華やかで美しい花のイメージがある「華」は、2020年漢字ランキング20位にランクインしています。 17位柚乃(主なよみ:ゆの)「柚乃(主なよみ:ゆの)」も2019年、2020年と2年連続年間ランキングTOP100圏外から急上昇した名前です。冬らしさを感じる「柚」に、やさしく古典的な雰囲気を添える「乃」を組み合わせた名前です。 丸みを帯びた「ゆの」というよみからも、やさしく穏やかな印象を受けるようですね。 17位澪(主なよみ:みお)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。 穏やかに水が流れる印象を受けるような名前で、漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 2020年12月のランキングTOP20の中には、秋冬生まれに人気が高まる「柚」や「楓」を用いた季節感のある名前がそれぞれ3つずつランクイン。「楓花」「楓華」「柚乃」は年間ランキングTOP100 圏外から人気が急上昇しており、特にこの時季に多く名づけられていることがわかります。 また1位「楓」のほか、4位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、「陽葵(主なよみ:ひまり)」、7位「葵(主なよみ:あおい)」「芽依(主なよみ:めい)」、9位「彩葉(主なよみ:いろは)」、10位「結菜(主なよみ:ゆいな)」「莉子(りこ)」など、女の子の名づけは植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドとなっています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)調査件数:5,601件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年01月15日ベビーカレンダーは、2020年下半期生まれの女の子45,670名を調査した『NiziUネーム』および、2020年12月生まれのお子さん11,468名を対象に調査した『12月生まれベビーの名づけトレンド』を発表しました。昨年社会現象化した「NiziU」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響していたことがわかりました。 「NiziUネーム」、デビュー前後で爆増! 12月は100名も!【 2020年下半期生まれの「NiziUネーム」】 2020年に最も注目を集めたガールズグループの一つ、「NiziU(ニジュー)」。テレビなどでオーディション番組が放送され人気となり話題に。注目が集まる中、6月に9名のメンバーが決定しました。 12月2日に正式デビュー後、史上最速で紅白初出場を果たすなど、これからますます活躍が期待されるグループです。デビューを勝ち取るため、ひたむきに努力する彼女たちの姿に、胸を打たれた方も多かったのではないでしょうか。NiziUのメンバーの名前は、マコ、リク、リマ、リオ、マヤ、ミイヒ、マユカ、アヤカ、ニナ。9名中6名が近年トレンドで、イマドキ感のある二音の名前「二音ネーム」なのが特徴です。 2020年下半期生まれの女の子45,670名の赤ちゃんの名前を調査したところ、NiziUのメンバーと同じよみの名前「NiziUネーム」は、6月から10月ごろは月に10名前後でしたが、デビュー直前の11月は96名、デビュー月の12月はなんと100名に増加! 注目すべきは、すべての「NiziUネーム」がデビュー時期にむけて増加傾向にあるということです。 「NiziUネーム」下半期1位は「りお」2020年下半期生まれの女の子に最も多く名づけられた「NiziUネーム」1位は、「りお」で127名。ベビーカレンダーの2020年赤ちゃんのよみランキング11位にもランクインしている近年人気のある名前で、下半期の「NiziUネーム」のうち、約半数を占めました。 このほか2位「あやか」24名、3位「まこ」23名、4位「にな」21名、5位「りま」19名、6位「まや」9名、7位「りく」7名、8位「まゆか」5名、9位「みいひ」1名、下半期合計236名でした。世代を超えて人気となったNiziUは、赤ちゃんの名前にも大きく影響を与えていたことがわかりました。2021年も「NiziUネーム」が増加することが予想されます。 12月生まれ人気の名前ランキングTOP10 【女の子】いま最もアツイのは「ボタニカルネーム」! 12月生まれの女の子の名前1位は、「楓(主なよみ:かえで)」でした。10月以降、3カ月連続で1位を獲得。美しく紅葉しはじめる秋ごろから冬にかけて、毎年人気が高まります。「楓」を用いた名前では、17位に「楓花・楓華(主なよみ:ふうか)」が11月から大きく順位を上げて、同率ランクインしています。1位「楓」のほか、4位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、「陽葵(主なよみ:ひまり)」、7位「葵(主なよみ:あおい)」、「芽依(主なよみ:めい)」、9位「彩葉(主なよみ:いろは)」、10位「結菜(主なよみ:ゆいな)」、「莉子(りこ)」など、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が主流となっています。 【男の子】12月は男女ともに「楓」が人気12月生まれの男の子の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「樹(主なよみ:いつき)」、3位「律(主なよみ:りつ)」という結果でした。「蓮」は、2018年以降3年連続で1位をキープしている、近年最も人気のある名前です。女の子の名前1位の「楓」は、男の子の名前ランキングでも10月5位、11月7位、12月12位と上位にランクインし、男女ともに人気の高まる名前だということがわかります。 12月生まれ人気の名前のよみランキングTOP10 【女の子】「ふうか」が急上昇!12月生まれの女の子のよみ1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「ふうか」という結果でした。「ふうか」は「楓」を用いることが多く、秋冬生まれに人気の高いよみ。春夏では毎月20位以下でしたが、11月は2位、12月は3位と多く名づけられています。また、「ふうか」のほか、4位「いちか」「ほのか」といった「か止めネーム」が3つランクイン。「か」とよむ止め字として「楓」を用いた名前も多く名づけられていました。 【男の子】秋以降「あきと」がTOP10入り12月生まれの男の子のよみ1位は「はると」、2位「ゆうと」、3位「りく」でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。夏は40位以下だった「あきと」が、10月12位、11月6位と秋が深まるにつれ順位を上げ、12月は9位にランクインしました。 12月生まれ人気の名前の漢字ランキングTOP10【女の子】冬生まれに人気の「柚」が急上昇12月生まれの女の子に人気の漢字は1位「花」、2位「愛」、3位「乃」でした。毎年冬生まれの女の子の名づけで人気が上がる「柚」は、11月30位でしたが、12月は12位へ大きくランクアップ。12月は冬至にゆず湯をおこなう風習があることや、「柚湯」が12月の季語であることから、多く名づけられているようです。 【男の子】「柊」を用いた名前が増加12月生まれの男の子人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「大」でした。1位「斗」と2位「翔」は、10月以降3カ月連続で変わっておらず、大変人気です。毎年冬に増加する「柊」は、11月の74位から大きく順位を上げ、12月は20位に。柊(ひいらぎ)は正月飾りや節分のほか、クリスマスのオーナメントに使われる樹木としてもよく知られており、冬生まれの赤ちゃんの名前に人気が高まるようです。<NiziUネーム調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2020年6月から12月の間、毎月1日から25日調査件数:45,670件(女の子) <名づけトレンド調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)調査件数:11,468件(女の子:5,601件/男の子:5,867件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年01月13日2020年1月から10月に生まれた79,425名の女の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年生まれの女の子の名前ランキングTOP100のうち、一文字ネームは19もランクイン! 特に植物の漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大人気です! 1位紬(主なよみ:つむぎ)2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。「紬」とは紬糸で織られた絹織物を指し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫だったそうです。「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いがこめられているようですね。 近年大変人気の高まっている、日本的で古風な「レトロネーム」の一つ。高貴で知的な印象な「濁音ネーム」でもあります。 2位凛(主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きの名前です。 「凛然」「凛とした」「凛々しい」などの言葉にも使われることから、どこか自立した女性のイメージも。「周囲に流されず、しっかりと自分の考えを持った地に足のついた女性になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 3位葵(主なよみ:あおい)2019年の年間ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年女の子の漢字ランキングでも14位にランクインし、2020年4月から10月まで連続してTOP10にランクインしていました。 爽やかできりっとした印象になる「い」止めの名前です。太陽に向かって成長し美しい花を咲かせる葵の花を連想することから、植物を用いた「ボタニカルネーム」の一つです。 4位澪(主なよみ:みお、れい)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位にランクアップした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「澪」は船が通る水路を意味することから、水がゆったりと流れるようにおだやかで安心感があり、響きもかわいらしい名前です。 「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。 5位杏(主なよみ:あん、あんず)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん、あんず)」。春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する名前です。 覚えやすい上にキュートな「二音ネーム」であり、海外でも通用するグローバルな名前でもあります。有名人では3人の子どものお母さんでありながらも、女優として活躍されている杏さんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。 6位凜 (主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。本ランキング2位の「凛」の旧体字で、軽やかでかわいらしい響きの「撥音ネーム」の一つです。漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。 「凛」と同じよみ・同じ意味で、自分の道を毅然と歩んでいくような、美しく自立した女性というイメージを受けるようです。 7位詩(主なよみ:うた、らら)「詩(主なよみ:うた)」は2019年の年間ランキングの35位から、2020年は15位に大きくランクアップした名前。「詩」という漢字からは音楽やリズム・言葉あそび・詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。 「うた」や「らら」という響きはイマドキですが、漢字は古風な印象のあり、現代的な響きと古風な文字の印象の両方を兼ね備えた名前です。 8位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋に人気が高まる名前です。 2020年の10月には女の子の名前ランキングで首位、男の子の名前ランキングで5位を獲得しました。楓の種子には翼のようなものがついていることから、「将来自由に羽ばたく女性になりますように」という願いも込めて名づけてもいいですね。 9位花(主なよみ:はな)2019年の年間ランキングでは25位、2020年は27位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。一輪挿しの花のように美しさが際立つ名前で、その字の通り美しく華やかな印象があります。 「花のように美しく愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。有名人では2020年のNHK連続テレビ小説『おちょやん』で主演をつとめる杉咲花さんが同名で活躍されています。 10位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2018年は年間ランキング74位、2019年は55位でしたが、2020年は27位と、徐々に順位を上げてきている「凪(主なよみ:なぎ)」。風や波が静まることを意味する漢字です。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることに加え、2019年に放送された人気ドラマ『凪のお暇』のかわいらしい主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響しているのかもしれませんね。 2020年、女の子に人気の「一文字ネーム」では、大人気アニメ『鬼滅の刃』に関連する「凪」が大きくランクアップ。また、上半期に引き続き、「葵」「杏」「花」「楓」などの植物由来の「ボタニカルネーム」も人気という結果に。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月26日横山裕(関ジャニ∞)が主演し、大根仁が演出する『マシーン日記』。この話題作にキャスティングされた森川葵に、稽古前の思いを尋ねた。大人計画の松尾スズキが、岸田國士戯曲賞を獲得する前年(1996年)に外部プロデュース公演として書き下ろした本作。4度の松尾演出版がある中で、今回は松尾がクリエイターを指名し、自身の過去作を“新演出”で蘇らせるシリーズの一環として展開される。今回の演出は、映像ディレクターの大根仁。なお大根は、2003年に放送されたTVドラマ『演技者。』の中で本作の演出を手がけた経験が。今回は舞台を客席で取り囲む“センターステージ”での上演形式を予定している。小さな町工場を舞台に、男女4人のおかしくも切ない愛憎劇が繰り広げられる──とあって「濃密な四人芝居は初めてですし、今までやってきた仕事に比べて大きく分厚い壁になりそう」と戦々恐々の森川。だが「芸能生活10年を経て、見える景色を変えてみたかった」「この作品に挑戦することで自分を打破できるかも」と新たなステージへ飛び出す覚悟を口にする。森川が演じるのは、横山扮する主人公・ミチオの兄嫁・サチコ。町工場に隣接するプレハブ小屋に監禁されているミチオに強姦された過去があり、ミチオの兄で工場経営者の夫・アキトシ(大倉孝二)はその責任をとってサチコと結婚した。そこへサチコの中学時代の担任だったケイコ(秋山菜津子)がパート従業員としてやって来たことから、奇妙な日常はますますこじれていき──。このストーリーに「台本と映像で受ける印象が異なって驚いた」と話す森川。戯曲を紐解く限り、行動原理がわからないキャラクターやハードな設定に「気持ちが沈んだ」ものの、2013年の上演版や大根の演出したドラマ版の映像を観て「すごくおもしろい」と感じたそう。「間合いやセリフの発し方ひとつで、こんなに笑えるんですね!」と役者の持つ力を実感する。そんな劇世界の一員になるには、唯一の舞台経験である『ロミオとジュリエット』(2018年)の稽古場における「反省点を活かしたい」と考える。「芸達者な先輩に甘えていた前回は“いる”だけでジュリエット役が成立したけれど、今回は私からも積極的にコミュニケーションを図って作品に貢献できたら」とコメント。特に『カリギュラ』(2019年)を観ての存在感に圧倒された秋山の胸を借り「たくさん勉強させてもらいたい」と意欲を覗かせた。公演は、2021年2月3日(水)~27日(土)にて東京・Bunkamuraシアターコクーン、3月5日(金)~15日(月)に京都・ロームシアター京都 メインホールにて行われる。取材・文:岡山朋代ヘアメイク:牧田健史スタイリング:武久真理江衣装協力KEYCOROSE BUDSTACCATOAtelier elsumiiro
2020年12月25日中村憲剛の偉大さはイベント名を見ても理解できる。12月21日に行われた引退セレモニーの正式名称は『おフロの恋人! LOTTE presents 中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会』である。勝点83、26勝、88得点、得失点差57、2位に勝点18差、最少敗戦3試合などなど、記録尽くめで史上最速優勝を果たした川崎フロンターレの優勝報告会の前に、引退セレモニーと謳われているのだ。名前だけではない。2時間半ほどのプログラムの中で、鬼木達監督や谷口彰悟主将のあいさつなど優勝報告セレモニーは15分ほど。時間配分も大半は引退セレモニーが占めた。福田紀彦川崎市市長より市民栄誉賞が授与された (C)J.LEAGUE等々力陸上競技場に1万3000人を集めるなどセレモニーは異例の規模で行われたが、決して華美ではなかった。中村がどれだけクラブ・川崎市に愛され、中村がどれほどクラブ・川崎市に愛されていたかわかるあたたかいイベントであった。式はホームタウン活動で親交が深かった中原消防署や中原警察署、河川協力団体のとどろき水辺の楽校、フロンターレ算数ドリルで関わった川崎市立有馬小学校の関係者が感謝の言葉を並べてスタート。キングカズこと三浦知良をはじめ、川島永嗣、ジュニーニョなど盟友・戦友たちもビデオメッセージを送った。福田紀彦川崎市市長から市民栄誉賞が授与され、36名ものクラブOBも登壇した。さらに本人も登場。チームメイトからのメッセージ、家族からの花束贈呈、スキマスイッチ常田真太郎、SHISHAMOからのあいさつ、川崎市の小学生からの手作りシャーレのプレゼントなど、涙あり、笑いあり、感動ありのラインナップとなった。中村憲剛引退セレモニーに1万3000人が集った (C)J.LEAGUEエース・小林悠は涙ながらに「苦楽をともにした憲剛さんと初めて優勝した時を超える感動はこの先も絶対にない。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった。憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できます。僕にとって大きな存在でした」と感謝の念を表した。長男・龍剛くんは「中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来すぎでした。悲しい時も悔しい時もともに乗り越えてきた家族として、ありがとうと伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」と12歳とは思えぬクオリティの手紙を披露した。中村は集まったゆかりのある人々、チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに感謝の言葉を並べた。「みんながありがとうと言ってくれたけど、ありがとうと言いたいのは僕の方。何でもない大学生を拾ってくれたフロンターレには感謝しかありません。僕はフロンターレで学んだ。それは地域密着、『川崎市のみなさんを笑顔に、元気にする』こと。自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレイヤーとして続けられなかったと思うし、フロンターレもここまで大きくなることはなかったと思っている。本当にそういった意味でフロンターレに拾ってもらって心からよかったと思っているし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかない。頼もしい後輩たちにフロンターレは任せて、僕は先のステージに進みたい。今日の景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ、最高です」胴上げの回数はもちろん背番号にちなみ14回 (C)J.LEAGUE場内一周では神輿にものった (C)J.LEAGUEチームメイトたちによって背番号と同じ14回を2セット胴上げされた中村は場内を一周。ファン・サポーターとの別れを惜しんだ。セレモニーを終えた後、中村は記者会見に登場し、「もう何だろ。すごいことが起きたんだなと。感情が揺さぶられて、心地よい疲労感で気持ちよかった。一生忘れられない光景がまたひとつ増えました。本当に引退するんだなと」と率直な感想を語った。さらに「夢見心地。今もフワっとしている。本当に感謝しかない。本当に幸せ者だなと。入れてくれたのもそうだし、ここまで大きく育ててくれたのもそう。僕も還元していかないといけない」と続けた。泣いたことを指摘されると、「泣かない方がおかしい(笑)。感情を揺さぶられすぎて、わけがわからなくなかった。みんなの思いがありがたすぎて。基本泣き虫だから、案の定泣きました」と頬を緩めた。チームを代表してメッセージを送る小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE小林からのメッセージについて質問されと、「いつ泣くかなと見ていたが、あいつにしか話せない話をしてくれたので、僕も感極まった。僕の方こそ感謝している。彼が優勝させてくれたんで」と言い、龍剛くんの手紙について問われると、「息子の文章力の高さにちょっと引いた(笑)。彼が息子であることを僕は誇りに思う。もちろん妻もふたりの娘もそう。4人がいなければ、僕はここまでがんばれなかった。心の底から感謝している」と振り返った。サッカーを志す子どもたちへメッセージも送った。「僕自身足が遅かったり、体が小さかったりと劣等感を持っていた。劣等感を武器に変えることで道が切り開けて、40歳までやれた。可能性に蓋をせずに、毎日毎日トレーニングしていけば誰でも必ず道は開ける。受け入れてくれる素晴らしいクラブが川崎にはあると伝えたかった」次なる夢の日本代表監督について、コメントを求められると、「過程を経て、タイミングが合って初めてなれるもの。そうなるには本当に勝たないといけないし、評価されないといけない。自分から目指しますなんて軽々しく口にできないが、目指すのは自由」と口にした。大いなる目標の前に、目の前に迫った目標がある。もうひとつのタイトル『天皇杯』である。次なる戦いに向けて、中村は「今日は感情を揺さぶられすぎたので、今日は切り替えられない。明日トレーニングがある。明日からしっかり切り替えていきたい。みんなとサッカーできるのもあと10日。まず準決勝に向けてしっかり準備をして全力で向かっていきたい。(国立での決勝については)正直そこまで考えていない。相手のあることなので、勝てる保証はどこにもない。準決勝、等々力でやるのは最後。そこで全力を尽くすことしか考えていない」とキッパリ。中村憲剛の勇姿が見られるのも最大あと2試合 (C)J.LEAGUE中村憲剛は、そして川崎フロンターレは12月27日(日)・等々力陸上競技場での『天皇杯』準決勝でブラウブリッツ秋田×福山シティFCの勝者と対峙し、1月1日(金・祝)・国立競技場での『天皇杯』決勝を目指す。準決勝のチケットは予定枚数終了、決勝のチケットは12月26日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月22日©白井カイウ・出水ぽすか/集英社 ベビーカレンダーは、2020年1月から10月に生まれた79,425名の女の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年、女の子に人気のよみTOP10を発表します。近年、女の子の名前はレトロネームが人気ですが、第3位には響きがイマドキなよみで、大人気マンガ『約束のネバーランド』(原作・白井カイウ/作画・出水ぽすか)の主人公の名前もランクイン!1位ゆい2018年、2019年と2年連続よみランキング首位を獲得した「ゆい」が、2020年も首位を獲得。「結衣」「結」「結心」など、人とのご縁や結果が実を結ぶ様子を表す「結」という漢字が多く用いれました。同じ名前のよみで活躍されている女優の新垣結衣さんをイメージされる方が多いかもしれませんね。 2位めい2019年のよみランキング4位から、2020年は2位へとランクアップした「めい」。「芽依」「芽生」など、植物などが芽吹く様子をイメージする「芽」を用いた名前が人気でした。2020年のよみランキングでは5月・6月に首位を獲得しており、夏に向けて緑が生い茂る時期に人気が高まります。同じ名前のよみの有名人では、女優の永野芽郁さんが活躍されています。 3位えま2019年のよみランキング8位から2020年は3位へと大きくランクアップした「えま」。約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。ジャスミン(茉莉花)の漢字にも使われる「茉」を使うケースが多く、海外でも通じる呼びやすいよみで、グローバルな印象を受けるようですね。 週間少年ジャンプで連載、のちにアニメ化し、コミックスの累計発行部数が2500万部を超える大ヒットとなっている『約束のネバーランド』の主人公も、同名の「エマ」。孤児院で育てられた子どもたちが、過酷な運命に抗いながらも諦めず、前向きに行動する脱獄エピソードの主人公エマは、多くのファンをもつキャラクターの一人。2020年12月18日に、北川景子さんや渡辺直美さんを起用した映画公開となることから、ますます注目の名前です。 4位あおい「あおい」は2019年のよみランキングでは3位、2020年度は4位にランクイン。「葵」は2020年の名前ランキングでも7位に、漢字ランキングでも14位にランクインしている人気の漢字。すくすくと美しく成長する葵の花を連想するようですね。「葵」の他には「碧」「葵衣」などの漢字が用いられました。 5位つむぎ2019年のよみランキング10位から、2020年は5位へと大きくランクアップした「つむぎ」。2020年の名前ランキングでも4位に「紬」がランクインしていました。「紬」とは紬糸で織られた絹織物を意味し、丈夫な布あることから江戸時代には普段着としても愛用されていたそうです。「芯の強い女性」「丈夫な縁や絆」というイメージのある名前で、どこか高貴な印象のある「濁音ネーム」でもあります。 6位ひまり「ひまり」は2019年のよみランキングでは5位、2020年は6位にランクイン。「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」は2020年の名前ランキング首位を獲得していることからも人気の高さがわかります。ひらがなの「ひまり」のほか、「日葵」などが名づけに用いられました。すくすくと成長して美しい花を咲かせる「葵」を用いた名前が多かったようです。 7位みお2019年・2020年と2年連続よみランキング7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」などの女の子らしく美しい漢字が実際の名づけに使われました。同じ名前のよみの有名人では女優の今田美桜さんが活躍されています。 8位ほのか2019年のよみランキング11位から、2020年は8位へと大きくランクアップした「ほのか」。ひらがなの「ほのか」の他にも、「穂香」が名前ランキング100位以内にランクイン。「穂」という漢字には稲穂のイメージがあり、黄金色に実った収穫の秋を連想させます。2020年の11月には「ほのか」がよみランキング首位を獲得しているからも、秋の名づけにはぴったりのようですね。 9位いちか2019年・2020年と2年連続よみランキング9位にランクインした「いちか」。名前ランキングでは、「一花」が2019年の年間ランキング38位から、2020年は30位へとランクアップ。女の子らしい名前の「花」に、「一つ」「一番目」「すべて」などを表す「一」をつけることで、美しく咲く一輪の花のような印象を受けます。「唯一無二の娘が立派な大人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位あかり2019年のよみランキング2位、2020年は10位にランクインした「あかり」。2020年の名前ランキングでは22位に「朱莉」、40位にひらがなの「あかり」、88位に「朱里」がランクイン。高貴な雰囲気があり、美しい赤色を示す「朱」を用いた名前に人気が集まりました。 2020年の女の子の名づけの傾向では「レトロネーム」が大人気です。響きが古風な名前や日本的な3音のよみには、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10中なんと6つの名前が該当しました。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月18日ベビーカレンダーでは、2020年に生まれた赤ちゃんの名前とそのエピソードを大募集! 今年はコロナ禍で、妊娠中や出産時に不安な思いをしたママ・パパも多かったと思います。そんななか、心温まる素敵な名づけエピソードが1,000件以上集まりました。 たくさんの素敵なエピソードの中から、先日ベビーカレンダーが発表した「赤ちゃんの名前ランキング2020」でも上位となった、人気の名前の名づけエピソードをピックアップ♪ さらに、今年話題になった『鬼滅の刃』にちなんだ名前のエピソードもご紹介します!【女の子】名前ランキング1位「陽葵(ひまり・ひなた)」2019年に続き、2020年でも女の子の名前ランキング1位だったのが「陽葵(ひまり・ひなた)」。ここ数年人気の「葵」という漢字に、あたたかさや明るさを感じさせる「陽」が組み合わさった最強タッグ。女の子では「紬」をはじめ、古⾵で⽇本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結⽉」「葵」「澪」がトレンドの傾向にあります。 陽葵(ひまり)ちゃん妊娠超初期からつわりがひどかった私は、起きて吐き気、仕事中も吐き気、夜も吐き気、寝る前も吐き気……と、一日中身体がムカムカとしていました。もともと早食いの大食いでしたが、妊娠中は食事も喉を通らず、食べられるのは赤ちゃんの握りこぶし1個分ほどのおにぎりくらい。それを少しずつかじっていました。(中略) 11月のある日、いつものように吐き気とだるさと気持ち悪さ、寒気でベッドに横になっていると、天気がいいからと主人がベッドの横にある大きな窓のカーテンを開けてくれました。ふと、窓の外を見ると雲一つない秋晴れの空に優しく輝く太陽と、その陽をいっぱいに浴びる庭の植物の姿。さらに部屋の中にも優しく入り込み、ベッドに横たわる私のことも暖かく照らしてくれるお日様の光。つわりでぐったりしていた私の体がだんだんとぽかぽかとしてきて、純粋に『暖かいなぁ』と安心感に包まれ、自然の恵みの有り難さが体の中にゆっくりの染みてくるように感じました。優しい太陽光で、顔色が悪い私の顔がゆっくりこんがりと焼け、後で鏡をみたら顔色が良くなっていたのです。 そのときに、『生まれてくる子どもも、お日様のように人を暖かく包む優しい人間になれたら。お日様の力を借りて向上心のある子に……』と思い、名字と相性のいい『陽』の字を使った女の子の名前を調べ、画数と響きがよく、名前としてよく見かけるようなものをいくつかピックアップし、主人と話し合って決めました。主人は「もっとかわいい名前があるはず!」と調べていましたが、画数重視の姑から許可がおりず(笑)、私が願いを込めて考えた『陽葵』という名前が採用されました!(ぷっぷさん)【男の子】名前のよみランキング1位「蓮」男の子では3年連続「蓮」が1位。もはや不動の王者の風格すら感じます。そのほか、「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は、10位までに2種類ずつランクインしており、⼈気の⾼さがうかがえます。 蓮(れん)くん赤ちゃんが来てほしいと言っていた長女がつけた名前です。年の差が7歳と離れてしまったからこそ、娘が考えることができました! 小学校1年生の娘が一生懸命考え、自由帳にいっぱい名前の候補を書いてくれました。どれもお友だちにはいない名前で、娘のイチオシの名前に決めました。漢字は「蓮」。よくある人気の名前ですが、我が家では娘がまだ見ぬ赤ちゃんのために一生懸命考えてくれた特別な名前です。(ゆずももさん)爆発的人気のアニメにちなんだ『鬼滅ネーム』も!映画の興行収入は300億円を突破し、まさに今年の流行を作った『鬼滅の刃』。赤ちゃんの名づけにも、鬼滅の刃にまつわるエピソードがありました! 義勇(ぎゆう)くん鬼滅の刃の登場人物、富岡義勇から名前を一緒にしようと思い決めました!上の子どもも鬼滅が大好きで義勇がいいと言ってくれたので。(義勇mamaさん) 叶大(かなた)くん小学二年生の息子が名づけました。それを周りに伝えると、「願いが大きく叶うように」だね、と言われます。でも、生き物が大好きな兄は、「か」は、かなへびのように早く走る、「な」は、なんばの次男、「た」は、たんじろう(鬼滅の刃)のように優しい男の子になるように、という意味だそうです。漢字の大きいは、自分と同じ字を使いたいと、叶大に決まりました。 兄は満月、大潮、台風の日に生まれました。なんと、叶大も、満月、大潮、台風の時に生まれました。生後0日の時から、弟のお世話をしてくれていて、毎日優しく声をかけてくれています。お兄ちゃんと、ずっと仲良くしてほしいなぁと思っています。(みっきーさん)赤ちゃんの名前ランキング2020では、『鬼滅の刃』に登場する人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に増加! 名づけはまさに「時代を映す鏡」なんですね。このほかにも「エピソード大賞」「グッドエピソード賞」を受賞したエピソードを発表しているので、チェックしてみてください♪受賞者以外にも、名づけエピソードキャンペーンにご応募いただいた方のエピソードはすべて掲載しています。これから赤ちゃんの名前を決める人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2020年12月15日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの女の子6,048名を対象に、『11月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。10月に引き続き秋感溢れる「楓」が人気ナンバーワンという結果に。社会現象となった「鬼滅の刃」が赤ちゃんの名づけにも大きく影響していることも明らかになりました。 「みつり」ちゃんが増加 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じ名前の赤ちゃんは男女合計18名いました。よみでは、女の子122名、男の子148名、合計270名の「鬼滅ネーム」ベビーが誕生しています。 「あおい」「るか」「ことは」など年間を通して人気のよみでもありますが、鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は昨年0名でしたが、10月は2名、11月は3名いました。社会現象となった「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しているようです。 その他、11月生まれの男の子の名前ランキングは以下の通りです。 1位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。「楓」は10月に引き続き、2カ月連続で首位を獲得しました。 2019年には10月から12月の間、3カ月連続で月間ランキング1位となっており、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇しています。11月の男の子の名前ランキングでも7位にランクインしており、この時期男女ともに人気の高い名前です。 2位結月(主なよみ:ゆづき)2019年の年間ランキングでは9位、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。 「結ぶ」「実をつける」という意味がある「結」と、夜空に優しく美しい光を放つ「月」を組み合わせた、どことなく神秘的な印象を受ける名前です。秋は空気が澄んで月がきれいに見えることから、この時期にピッタリですね。高貴で知的な印象の「濁音ネーム」の一つです。 3位紬(主なよみ:つむぎ)どことなく古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」のひとつでもある、「紬(主なよみ:つむぎ)」。2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクインしています。 「紬」とは紬糸で織られた布のことで、江戸時代には普段着として愛用されたほど美しく丈夫な絹織物。「自分の意思を持った、芯のある女性になってほしい」「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位凛(主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。2020年の漢字ランキングでは38位、「りん」というよみはよみランキング14位にランクインするなど、近年注目の名前の一つです。 「リンリン」とまるで鈴がなる音のようでかわいらしい音の響きも魅力。「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」という印象を受ける名前です。 5位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続年間ランキングでは首位を獲得した、「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 あたたかく周囲を照らす太陽の「陽」と、空に向かってすくすくと成長し美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、1年を通じて人気の高い名前です。「太陽のように朗らかで、葵の花のように品のある女性になりますように」という想いが感じられるようです。 6位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 周囲の人に愛し愛されるような愛らしい印象の「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前で、女の子らしい響きが印象的です。人との絆や愛に満ち溢れたイメージを受けるようですね。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。 草木が芽吹く様子を連想し、エネルギッシュな印象がある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。そのよみからトトロに登場するメイちゃんのように「エネルギッシュで、周囲から愛される人」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。 7位澪(主なよみ:みお)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップした「澪(主なよみ:みお)」。「澪」という漢字は川や海の船が通る水路を意味することから、穏やかに水が流れる印象を受けるような安心感のある名前です。 「みお」というよみも人気で、2020年の女の子のよみランキングでは7位にランクイン。「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っており、実は「令和ネーム」の一つでもあります。 7位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキング6位、2020年は8位にランクイン。2020年の8月以降毎月TOP10内にランクインしている注目の名前です。 「子」がつくことで古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きは可愛らしく現代風。呼びやすくて覚えやすい、女の子に人気の「二音ネーム」のでもあります。 10位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年の年間ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。 暖かな日差しを連想させる「陽」と、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前で、女の子らしい「フラワーネーム」の一つでもあります。「陽」は2020年の漢字ランキング11位、「菜」は2位にランクインしていることから、両方とも人気の漢字だということが分かります。 最近女の子の名づけでは、古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム!TOP3の「楓」「結月」「紬」のほかにも、7位「澪(主なよみ:みお)」、「子」を止め字に用いた同率7位「莉子(りこ)」、11位「葵(あおい)」、「彩葉(主なよみ:いろは)」、14位「美月(主なよみ:みづき)」、16位「凪(主なよみ:なぎ)」「柚葉(主なよみ:ゆずは)」といったレトロネームが上位にランクインしています。 「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも追い風となり、今後さらに増えていくかもしれませんね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:6,048件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月11日『プリンセスメゾン』や『雑草たちよ 大志を抱け』などで、さまざまな世代、境遇の凛とした女性を描いてきた池辺葵さん。最新作は4姉妹と母の物語なのだが、姉妹モノは「いつか絶対、というか最後に描きたいと思っていた」テーマだそう。罪悪感を抱えてまっすぐ生きる。4姉妹と母、それぞれの肖像。「女性が自立して、仕事を通して成長していく物語を最初にイメージしました。その仕事の場として流通、要は物がいろんなところに行き届く景色を描きたかったのです。でもそれだけだと話をつくるのが難しいので、自分の視点がもっと豊かになったら描こうと温めていた姉妹モノをくっつけることにしました」アパレル通販会社で働く末っ子の仁衣(にい)を通して描かれる流通のパートと、家族の物語をつなぐのが『ブランチライン』というタイトル。「コレクションで発表された服が、着やすくアレンジされて市場に行きわたる流れは、枝分かれして広がっていく川の支流のようだと思いました。家族もやっぱり流れていくもので、血がつながっていても同じ人生を歩むわけではなく、それぞれに枝分かれしていきますよね」三女の茉子(まこ)は喫茶店を営み、次女の太重(たえ)は公務員、長女のイチはシングルマザーで、夫と死別した母は山の上にある実家にひとりで暮らしている。それぞれが異なる支流を生きているのだが、家族を結びつけるかけがえのない存在が、長女の息子で大学院生の岳(がく)。8歳のときに両親が離婚して父親と自由に会えなくなってしまうのだが、イチを案じて離婚を後押しした姉妹たちは、結果的に岳の人生を大きく変えてしまったことに罪悪感を抱いている。自分の言動が他者に大なり小なり影響を与えることは、生きている限り続くもの。その罪悪感は家族のやり取りだけでなく、物を売って消費を促す仁衣の仕事観からも見えてくる。「仁衣ちゃんは罪悪感を抱えながらも自分ができること、やるべきことに全力を注いでいます。正しくばかりはいられないことを知るけれども、まっすぐ生きようとする姿を反映させていきたいです」ひとつ屋根の下で暮らして、宝物のように岳を育ててきた過去の記憶と、それぞれ離れて暮らしている現在を行き来しながら、影響を与え合わずにはいられない家族の喜びや悲しみに優しく光を当てる。「蓄積されていく記憶とどう付き合っていくのかも大事なこと。4姉妹の人生を追いながら、ときどき重なり合うことはあってもまたひとつの川にはならない家族の関係を、風景として表現できたらいいですね」『ブランチライン』1現在は離れて暮らす4姉妹と母、そして5人で育てた長女の息子。正しく生きようと思うほどに逃れられない罪悪感をそれぞれの生き様や家族のあり方から描く。祥伝社680円©池辺葵/祥伝社フィールコミックスいけべ・あおい2009年デビュー。『繕い裁つ人』が実写映画化、『プリンセスメゾン』が実写ドラマ化。そのほか『サウダーデ』『かごめかごめ』など。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年12月04日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの赤ちゃん12,209名を対象に、11月生まれベビーの名づけトレンドを調査しました。11月は「みつり」「玄弥」「天元」「実弥」といった“鬼滅ネーム”ベビーが続々誕生していました! 赤ちゃんの名づけにも「鬼滅の刃」旋風が! 2020年、社会現象的な流行となった「鬼滅の刃」。映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、国内興行収入歴代2位を記録しました。そんな大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しています。 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じよみの赤ちゃんが270名、同じ名前の赤ちゃんは18名いました。「鬼滅の刃」のキャラクターと同じ名前やよみの“鬼滅ネーム”。11月生まれの赤ちゃんの名前のよみでは、女の子122名、男の子148名、合計270名いました。 「あおい」「るい」「かなた」など年間を通して人気のよみもありますが、「みつり」「玄弥(げんや)」「天元(てんげん)」などは「鬼滅の刃」をもとに名づけられたことが推察されます。 鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は、昨年0名でしたが、10月は2名、11月は3名と毎月名づけられています。「嘴平伊之助(はしびら いのすけ)」の母、「嘴平琴葉(ことは)」と同じ「琴葉」という名前は、11月生まれの女の子に10名いました。 発売前から紙のマンガの予約が取れないほど注目されている最終23巻が12月4日(金)に発売されることもあり、ますます注目度の上がる「鬼滅の刃」。今後も“鬼滅ネーム”が増えていきそうです。 【11月生まれ】名前ランキングTOP10 【女の子】2カ月連続で「楓」が1位!11月生まれの女の子に人気の名前1位は「楓(主なよみ:かえで)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)」「凛(主なよみ:りん)」でした。「楓」は10月に続き、2カ月連続で1位を獲得。2019年には10月から12月の3カ月連続で月間ランキング1位となっており、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇しています。 また、女の子の名づけは古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム! 大正時代を舞台としたアニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも、そのブームを後押ししています。 TOP3の「楓」「結月」「紬」のほか、7位「澪(主なよみ:みお)」、「子」を止め字に用いた同率7位「莉子(りこ)」、11位「葵(あおい)」、「彩葉(主なよみ:いろは)」、14位「美月(主なよみ:みづき)」、16位「凪(主なよみ:なぎ)」「柚葉(主なよみ:ゆずは)」といったレトロネームが上位にランクインしています。 【男の子】10月に続き11月も「楓」がTOP10入り11月生まれの男の子の人気名前1位は「蒼(主なよみ:あおい、あお)、2位「律(主なよみ:りつ)」、3位「湊(主なよみ:みなと、そう)」「蓮(主なよみ:れん)」でした。毎年秋になると人気が急上昇する「楓」。9月24位でしたが、10月は5位、11月は7位とTOP10入りしており今秋も多く名づけられています。 【11月生まれ】よみランキングTOP10【女の子】「ふうか」「いろは」など紅葉をイメージする名前が人気11月生まれの女の子に人気のよみは、1位「ほのか」、2位「つむぎ」「ふうか」でした。2020年ランキング32位の「ふうか」は、月間ランキング9月19位、10月24位でしたが、11月に2位へ大幅ランクアップ! 「楓佳」「楓華」「楓花」「楓果」の順に多く名づけられており、11月に美しく色鮮やかに紅葉する「楓」を用いた名づけが増えていることがわかります。 4位「いろは」は、「彩葉」「色葉」「紅葉」といった名前があてられており、紅葉をイメージする季節感ある名づけがされていました。 【男の子】TOP10中、6つが「と止めネーム」!11月生まれの男の子に人気のよみ1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「ゆうと」という結果でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。男の子のよみは、「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が近年大人気! 11月はTOP3のほか、4位「あおと」、5位「あきと」、8位「みなと」と6つの名前が「と止めネーム」でした。また、夏は40位以下だった「あきと」が、9月26位、10月12位、11月には6位と順位を上げており、秋を連想する名前として秋が深まるにつれ人気が高まっているようでした。 【11月生まれ】漢字ランキングTOP10【女の子】 「楓」を用いた名前の赤ちゃんが増加11月生まれの女の子の名前で多く使われた漢字TOP3は、1位「莉」、2位「愛」、3位「花」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月以降3カ月連続で「莉」が1位を獲得しています。 11月生まれの女の子の名前1位だった「楓」は漢字ランキング13位。10月の20位から大きくランクアップしており、10月よりもさらに多くの赤ちゃんが「楓」を用いた名づけをされていることがわかります。女の子では、人気の名前1位「楓」のほか、22位「楓佳(主なよみ:ふうか)」、38位「楓華(主なよみ:ふうか)」など19種類の名前のバリエーションで「楓」を用いた名づけがされていました 【男の子】「楓」を使った名前が、なんと35種類も!11月生まれの男の子人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「太」と、10月とまったく同じTOP3でした。「楓」は11月31位。「楓」を用いた男の子の名前では、7位「楓」のほか、46位に「楓真(主なよみ:ふうま)」もランクイン。 このほか、「楓人(主なよみ:ふうと)」「楓芽(主なよみ:ふうが)」「楓太(主なよみ:ふうた)」「楓都(主なよみ:ふうと)」など35種類のバリエーションで名づけられていました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:12,209件(女の子:6,048件/男の子:6,161件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年12月04日ベビーカレンダーは、2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査!今回は、2020年生まれの女の子79,425名を対象に調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。大ブームとなっている『鬼滅の刃』にまつわる名前も増えていました。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)2019年に続き2020年も1位を獲得し、いま最も人気のある名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、2020年の5〜9月間は5か月間連続で1位に輝いたことからも、トレンドの名前だという事がわかります。ぽかぽかと暖かい太陽の「陽」と、美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、女の子らしい「フラワーネーム」の一つです。 2位紬 (主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年は2位にランクインし、近年人気が右肩上がりの名前です。「紬」は古風で日本的なイメージを受けるようで、紬糸で織られた絹織物を意味する漢字。「芯のある上品な女性」という印象を受けるような名前です。 3位凛(主なよみ:りん)2018年、2019年の年間ランキングでは2位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」が、2020年は3位にランクイン。2020年の月間ランキングでは2月、3月に首位を獲得していることからも、凛と空気が澄んだ冬生まれの女の子に人気が高まるようです。まるで「りんりん」と鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでありつつも、「凛とした」「凛々しい」にも用いられるということから、かわいらしさと美しさを兼ね備えたような名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。草木の発芽を連想させる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、愛らしい女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年の年間ランキング9位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。「ゆづき」というよみも2020年よみランキング23位にランクインしています。「結ぶ」「実をつける」という意味がある「結」に、夜空に輝く美しい「月」を組み合わせた美しい名前で、年間を通じて人気があります。 6位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は6位と引き続き高い人気の「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。5位の「結月」にも用いられている、結びつきを表すような「結」に、黄色く美しい菜の花を連想させる「菜」を用いた、女の子に人気の名前です。止め字に「な」の音がつくことで、やわらかく優しげな印象を受けるようですね。 7位葵(主なよみ:あおい)2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年の男の子の年間ランキングでは39位に、女の子のよみランキングでも4位にランクインしていることから、男女ともに人気の名前ということがわかります。太陽に向かって力強く美しく成長する葵の花のように、「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 8位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした名前。和風な名前に用いられる止め字「子」を用いた「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きが現代風で2020年のよみランキング16位にランクインしています。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられており、2020年漢字ランキング4位の人気漢字です。 9位澪(主なよみ:みお、れい)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップしてTOP10入りした「澪(主なよみ:みお)」。「みお」というよみもかわいらしく、2019年、2020年と2年連続よみランキングで7位にランクインしています。「澪」は船が通る水路を意味し、水がおだやかに流れるような、どこか安心感のある名前です。 10位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2019年の年間ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップしてTOP10入りした「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。2020年6月、7月と2カ月連続で月間ランキング5位にランクインしていることからも、初夏のぽかぽかと暖かい季節に人気が高まるようです。「明るくも穏やかなかわいらしい女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。「鬼滅ネーム」の「みつり」ちゃんも!近年、ベビーカレンダーの名前調査において大人気なのが、古風で日本的な趣を感じる「レトロネーム」です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しています。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 実際に、人気の女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に増加しており、そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 このほか、大人気のキャラクター「冨岡義勇」が使う技の一つ「凪(主なよみ:なぎ)」が、女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、順位を上げています。 2020年生まれの女の子の名前は「紬」をはじめ、古風で日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」がランクイン。『鬼滅の刃』がさらなる「レトロネーム」ブームの追い風となりそうです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月30日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの女の子6,417名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。10月生まれの女の子は、秋感溢れる「楓」が人気ナンバーワンでした。また、鬼滅の刃の影響と思われる名前も……! 1位楓(主なよみ:かえで)2019年は18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。9月の月間ランキング15位から大きく順位を上げ、10月は1位になりました。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれの赤ちゃんの名づけで人気です。男の子の10月ランキングでも5位にランクインし、昨年の10月も首位を獲得した、秋らしい季節感を取り入れた名前です。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「楓」と同率1位だったのは、2019年、2020年と2年連続で1位を獲得している今一番人気の名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年の上半期人気ランキングでも首位の人気の名前で、5月以降6カ月連続で月間ランキング1位をキープしています。 暖かく周囲を照らす太陽の「陽」と、空に向かってすくすくと成長し美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた名前。女の子らしいフラワーネームの一つです。 3位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2018年16位、2019年は4位、2020年はは2位にランクインした、近年徐々に人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物を意味します。美しく丈夫な絹織物であることから「芯のある上品な女性になってほしい」「丈夫な縁や絆で結ばれ、豊かな人生を送れますように」という親の願いを込めて名づけてもいいですね。 4位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位、2020年は18位へと大きくランクアップした「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。 紅葉が彩り豊かに色づくようなイメージを受ける「彩葉」は、秋にぴったりの名前。音の響きもかわいらしく、「は」で止めるよみは、どことなく和を感じさせる名前でもあります。 5位結月(主なよみ:ゆづき)2019年は9位に、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。 「人とのご縁」や「結果が実を結ぶ様子」などを意味する「結」と、夜空を優しく照らす「月」を組み合わせ、どこか神秘的な印象を受けるようです。空気が澄んできれいな月明りが見えるこの時季にぴったりの美しい名前です。 6位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年は5位、2019年は14位、2020年は10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。9月の月間ランキングに引き続き、10月も10位以内にランクインしました。 ポカポカと暖かな太陽の日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた女の子らしいフラワーネーム。「明るく穏やかな皆から愛される女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年は6位、2020年8位にランクインした名前です。9月10位からランクアップして、10月は6位にランクイン。 名前に「子」がつく「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きはかわいらしく現代風。呼びやすく覚えやすい二音ネームでもあります。 8位琴葉(主なよみ:ことは)「琴葉(主なよみ:ことは)」は2018年21位、2019年は23位、2020年は19位にランクインした名前。 その美しい音色から貴族の楽器として親しまれ、高貴なイメージを受ける弦楽器の「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前で、優雅な印象を受けるようです。古風で日本的な印象のあるレトロネームです。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」は2018年13位、2019年は7位、2020年12位にでした。。9月に引き続き、2カ月連続8位にランクインしています。 「ゆな」「ゆいな」などの響きがかわいらしく、周囲の人を愛し愛される女の子のイメージを受けるようです。 8位澪(主なよみ:みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年の上半期ランキングでは9位だった「澪(主なよみ:みお)」。 「澪」は船が通る水路を指し、水がゆったりと流れるような、どっしりと安心感のある名前です。「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。 【番外編】鬼滅の刃の「みつり」ちゃんが増加中! 11月4日にベビーカレンダーが発表した約16万人の新生児の名前調査「2020年赤ちゃんの名前ランキング」によると、大正時代を舞台とした大ヒットマンガ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は昨年0名でしたが、今年は7名に増加!さらに、10月生まれだけでも、2名の女の子に新たに名づけられていました。 ◇◇◇3位「紬(つむぎ)」のほか、名前に「葉」を用いた4位「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」、8位「琴葉(主なよみ:ことは)」、「月」を用いた5位「結月(ゆづき)」、13位「美月(みづき)」、23位「柚月(ゆづき)」、「子」を止め字に用いた6位「莉子(りこ)」といったレトロネームが上位にランクインしていました。 女の子の名前の「レトロネーム」ブームは、「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも追い風となり、今後さらに増えていくかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,417件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月20日時代が反映されることが多い、赤ちゃんの名前。2019年は、新元号『令和』の影響から古風な名前が好まれる傾向にありました。2020年はコロナ禍やジェンダーを気にする名前が増えたようです。2020年赤ちゃん名前ランキング子育て雑誌『たまひよ』が2020年1~9月に生まれた新生児19万7940人を対象に、名前や名前の読み、漢字を調査。その結果を公表しました。名前ランキングクリックすると画像を拡大します男の子の名前の1位は3年連続で『蓮(れん)』。なんと13年連続でトップ3に入っているのだとか。女の子の名前の1位は5年連続で『陽葵(ひまり)』でした。「真っすぐな明るい子に」という願いを込めてつけることが多いそうです。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、明るさやつながりなど未来への願いを込めた名前が好まれる傾向にあったといいます。また、男の子の『蒼(あおい)』、女の子の『葵(あおい)』ともに順位を上げて、性別問わず人気の名前のようです。ほかにも『あおい』と読む名前がランクアップしており、ジェンダーレスが意識されているのかもしれません。急上昇した名前クリックすると画像を拡大します男女ともに、急上昇したのは『凪』でした。2019年7月に放送された『凪のお暇』(TBS系)や、2020年7月に放送された『家政夫のナギサさん』(TBS系)、人気漫画『鬼滅の刃』の登場人物が使う技などが影響しているのかもしれません。漢字ランキングクリックすると画像を拡大します男の子の漢字ランキングが変動した2020年。ですが、10位までの漢字は昨年と同じで定着化してきているようです。女の子は花や植物を連想させる漢字が人気とのこと。読み方ランキングクリックすると画像を拡大します男の子の『はると』はなんと12年連続トップ!女の子は、世界で活躍できそうなイメージのある読み方が人気になってきているようです。身近な子供と同じ名前はあったでしょうか。ランキングに入るほど人気の名前でも、「難読で読めない」という声は多く上がっていました。・自分の名前がランキングに入ってた!でも、初見じゃ読めない名前もあるな…。・来年には『鬼滅の刃』から炭治郎くんとかが人気になるのだろうか。・女の子の1位が読めない。キラキラネームが減ってる気がする。暗いニュースが多い2020年でしたが、2021年以降はより明るい名前が増えるような情勢になるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの女の子の赤ちゃんの名づけで「人気のよみランキングTOP20」をご紹介いたします。1位ゆい秋生まれのよみで一番人気だったのが「ゆい」。「ゆい」は非常に人気のあるよみで、2018年以降3年連続よみランキングで首位を獲得。実際には「結衣」「結」「唯」「ゆい」などが名づけられました。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 2位めい「めい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング4位、2020年は2位にランクインしました。「芽依」「芽生」「めい」などで用いられ、エネルギッシュで生命力あふれるイメージの「芽」が人気。女優の永野芽郁さんが同名で活躍されています。 3位ひまり2020年はよみランキング5位にランクインした「ひまり」。名づけには「陽葵」という名前で多く用いられていました。「陽葵」は2018年名前ランキングでは6位、2019年、2020年は首位を獲得した大変人気ある名前です。朗らかな太陽の下で美しく咲く葵の花を連想させるような名前です。 4位ほのか「ほのか」は2018年よみランキングでは15位、2019年は11位、2020年は8位と近年人気が高まっている名前です。「穂香」「穂乃花」「ほのか」などが名づけに用いられていました。秋らしいイメージを受ける「穂」は、人生が実り多いものになるように願いをこめて名づけてもいいですね。 5位いちか「いちか」は2018年のよみランキング17位から、2019年は9位に大きくランクアップ。2020年も9位と人気のよみです。「一華」「一花」などの漢字で名づけられました。花をイメージすることができるフラワーネームが多いようです。 6位あかり2018年、2019年と2年連続よみランキング2位にランクインした「あかり」。2020年は10位でした。実際には「朱莉」「あかり」「朱里」などの名前で名づけられました。朱色をイメージさせる「朱」は高貴な印象を受けるようですね。 6位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップ。2020年は5位とさらに順位を上げたよみです。「紬」「紬希」「つむぎ」などで名づけられました。多く使われた漢字「紬」は、紬糸で織られた絹織物を意味します。「つむぎ」はどこか高貴で知的な印象になる濁音ネームです。 8位あおい2018年、2019年と2年連続よみランキング3位、2020年は4位にランクインした「あおい」。「葵」「葵衣」「碧」などの漢字が名づけに用いられました。「葵」は太陽に向かってすくすくと成長する植物で、2020年の漢字ランキングでも14位にランクインするなど、女の子に人気の漢字です。 9位えま2018年のよみランキングでは7位、2019年は8位、2020年は3位にランクインした「えま」。「咲茉」「愛茉」「えま」などで名づけられていました。漢字の「茉」は、可憐な花を咲かせる「ジャスミン(茉莉花)」の漢字に使われ、女の子に人気の漢字です。 10位みお2018年のよみランキングでは10位、2019年と2020年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」などの漢字で名づけに用いられました。同じよみの名前では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 11位はな2018年のよみランキングでは9位、2019年、2020年は13位にランクインした「はな」。華やかで女の子らしい花のイメージがある「花」「華」などが名づけに用いられました。呼びやすくて覚えやすい漢字一文字の「一文字ネーム」が多いようです。 12位りお2018年、2020年のよみランキングでは11位、2019年は12位にランクインした「りお」。「莉緒」「莉央」などの漢字で用いられました。新鮮で可憐な印象の「莉」は女の子に人気の漢字で、2020年の漢字ランキングでは4位にランクインしています。 13位さな「さな」は2018年のよみランキングでは13位、2019年、2020年は15位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」などの漢字が名づけに用いられました。「紗」は繊細で美しい印象を与える漢字です。 14位りこ2018年のよみランキングでは13位、2019年は14位、2020年は16位にランクインした「りこ」。「莉子」という漢字が名づけによく用いられ、2020年の名前ランキングでも8位にランクインしています。名前に「子」が用いられることが多い、レトロネームの一つです。 15位りん2018年、2019年はよみランキング6位、2020年は14位の「りん」。漢字では「凛」と、その旧字体の「凜」が名づけに用いられました。「凛とした空気」のように使われていることから、秋・冬生まれの女の子に特に人気の名前で、自立した女性をイメージするような名前です。 16位ゆな2018年のよみランキングでは24位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「ゆな」。「結愛」「結菜」などの漢字が名づけに用いられました。「結」には、「人と人とを結ぶ」「努力が実を結ぶ」という意味があります。 17位いろは2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年は17位の「いろは」。「彩葉」「いろは」などで名づけに用いられていました。美しい紅葉が見られる秋らしい名前です。 18位ゆづき2018年、2019年と2年連続よみランキング24位、2020年は23位だった「ゆづき」。名づけには「結月」「柚月」などの漢字が用いられました。秋は空気が澄んで美しい「月」が見えることから、秋にぴったりの名前です。 19位さら2018年のよみランキングでは18位、2019年は19位、2020年は20位だった「さら」。「咲良」という漢字が名づけによく使われていました。「咲」という漢字は「笑う」という意味もあり、愛らしい笑顔の女の子を連想するようです。 20位ひな2018年のよみランキングでは16位、2019年は20位、2020年は19位にランクインした「ひな」。名づけには「陽菜」「陽愛」などの漢字がよく用いられました。「陽」がつくことで、穏やかな太陽をイメージさせるような名前です。 20位ゆあ2018年のよみランキングでは20位、2019年は16位、2020年は18位だった「ゆあ」。「結愛」「優愛」などの漢字が名づけに用いられました。絆や愛を感じさせる、優しいイメージの名前です。 秋生まれの女の子に人気のよみでは、実りの秋の「穂」を用いた「ほのか」、紅葉を連想させる「いろは」、美しい月のイメージがある「ゆづき」ランクイン。また、TOP10中13の名前が二音から成る「二音ネーム」でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月18日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! いま最も人気のある秋生まれの女の子の名前ランキングTOP20をご紹介します。 1位陽葵(ひなた、ひまり)秋生まれの名前で一番人気だったのが「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2019年、2020年と連続で名前ランキング1位を獲得しており、一年を通して人気があります。おだやかな太陽をイメージさせる「陽」と美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしいフラワーネームです。 2位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は美しい紅葉が楽しめる落葉樹をイメージすることから、毎年秋から冬にかけて人気が高まる名前です。2020年名前ランキングでは21位でした。 3位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の4位から、2020年は2位にランアップした人気の名前です。紬糸で織られた絹織物である「紬」は、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫で美しい布を表します。古風な印象のあるレトロネームの一つです。 4位凛(りん)「凛(りん)」は、2018年、2019年と2年連続名前ランキング2位にランクインし、2020年は3位を獲得しました。「凛とした」という言葉に使われることから、自分の道を毅然とした態度で歩んでいく女性をイメージするようです。 5位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年9位から、2020年は4位にランクアップ。空気が澄んで月がきれいに見える秋にピッタリの名前です。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年17位、2019年11位、2020年9位と着実に順位を上げ、人気が上がってきている名前です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようなかわいらしい響きの名前です。 7位陽菜(はるな、ひな)2018年5位、2019年14位、2020年10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。あたたかい太陽の日差しとおだやかさを感じさせる、人気の菜の花ネームです。 7位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年6位、2020年8位にランクインし、近年人気上昇中。名前に「子」がつくレトロネームでありながらも、「りこ」という現代風の響きが特徴的なかわいらしい名前です。 9位芽依(めい)2018年7位、2019年は8位、2020年は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。植物が芽吹くイメージの「芽」を用い、エネルギーに満ち溢れた印象を受けます。 10位美月(みつき、みづき)2018年、2019年、2020年と3年連続で13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。その字の通り、美しく輝く月を連想する名前で、中秋の名月が楽しめる秋らしい名前です。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 11位葵(あおい)2018年は1位、2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。美しく咲く花を連想させる名前で、年間を通じて人気が高いフラワーネームです。 11位結愛(ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2018年は13位、2019年は7位、2020年は12位にランクイン。響きもかわいらしく、「周囲の人から愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。 13位結衣(ゆい)2018年4位、2019年は12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。こちらも女の子に人気の「結」を用いた名前で、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結菜(ゆな、ゆいな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでは3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」。やわらかい響きとやさしいイメージがいっぱいの「菜の花ネーム」です。 15位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位、2020年上半期ランキングでは14位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。秋に美しい紅葉を見せてくれる、イチョウの木の「銀杏」を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。同名では女優で3児のママ、杏さんが活躍されています。 16位彩葉(あやは、いろは)2018年は55位、2019年は27位、2020年は18位と大きくランクアップし続けている「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。秋になり紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋に多くつけられる名前の一つです。 17位詩(うた)「詩(主なよみ:うた)」は2018年に43位、2019年は35位、2020年は17位と最近増えてきている名前の一つ。言葉がリズムよく連なる「詩」を連想し、「詩吟」「詩人」などにも使われていることから、豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じるような名前です。 18位凜(りん)2018年11位、2019年10位、2020年16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。「りりしい」「きりっとしている」の他に、「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」という意味があり、寒くなる秋から冬にかけてぴったりの名前です。※本ランキング4位「凛」のつくり下部は「示」、18位「凜」は「禾」 19位朱莉(あかり、しゅり)2018年は30位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」と言えば、少し茶がかった赤色。高貴な雰囲気があり、美しい紅葉をイメージするような名前です。 20位咲良(さくら、さら)2018年11位、2019年と2020年は14位にランクインした「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるよう願って名づけてもいいですね。 秋生まれの女の子に人気の名前では、美しい紅葉のイメージを受ける「楓」や「彩葉」、夜空に美しく輝く「美月」「結月」など、秋らしい漢字を用いた名前がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月09日2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で11回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2020年の結果は!? 【名前】鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!赤ちゃんの名前ランキングTOP10近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。 子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。 (※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占名前のよみランキングTOP10男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。 そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。 女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。 また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。 【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。 さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。 2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。 また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件) 2020年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2020年11月04日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、2019年11月生まれの女の子4,960名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。紅葉が色づく11月らしい「楓」が1位、月がきれいに見えるこの季節にぴったりな「月」を用いた「ルナネーム」の人気が上昇しました。 1位楓(かえで)11月生まれの女の子に最も多く名づけられたのは、「楓(主なよみ:かえで)」でした。2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインしています。 11月は紅葉が色鮮やかに色づくことから、この時季にぴったりの「メイプルネーム」です。男の子の名前ランキングでも、11月は8位にランクインしており、この時季に人気が急上昇する傾向があるようです。 2位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクイン。 止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きでイマドキの名前です。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる人気の漢字で、2019年の人気漢字ランキングでも2位にランクインしています。 3位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋と言えば紅葉、紅葉といえばとってもきれいなイチョウを思い浮かべる方も多いはず。イチョウの種子「銀杏」にも用いられる「杏」は、秋らしい名前でもあります。「アン」という名前は呼びやすく、明るくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つです。 4位澪(みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。2020年上半期ランキングでも8位にランクインしている名前です。 川や海の船が通る水路を意味し、みずみずしくもゆったりと安心感のあるイメージを受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」でもあります。 5位陽葵(ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年上半期ランキングでも1位にランクインした人気の名前です。 ぽかぽかとあたたかい太陽の下で、きれいな葵の花がまっすぐに伸びる様子をイメージするような名前で、女の子に人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。 6位結愛(ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」。2020年上半期ランキングでも13位にランクインした名前です。 周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前。「愛に溢れた女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 7位芽依(めい)「芽依(主なよみ:めい)」は、2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期は6位にランクインしている名前です。 若々しさや生命力を感じるような「芽」に、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前。音に温かみがあり、明るい印象の「ま行ネーム」です。「若い芽のようにエネルギーと可能性に溢れ、周囲から愛される女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位咲良(さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2018年の年間ランキングでは11位、2019年は14位、2020年上半期は12位にランクインしている名前です。 「笑う」という意味のある「咲」と「人格が優れている」という意味の「良」を組み合わせた名前。「よく笑う素敵な女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位美月(みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(みづき)」。2020年上半期は16位にランクイン。 その字の通り美しい印象を受ける「美」に、夜空で優しく光る「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想することから、「秋の夜長」で知られる秋に人気が上昇する名前です。 10位葵(あおい)2018年の年間ランキングでは首位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年上半期ランキングでも9位にランクインした名前です。 葵は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、可憐な印象の「フラワーネーム」の一つでもあります。「葵のように太陽に向かってすくすくと成長し、美しい花を咲かせてほしい」という親の想いが感じられるようですね。 10位結月(ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年上半期ランキングでも7位にランクインした名前です。 7位の「美月」同様、名前に「月」のつく「ルナネーム」です。「人とのご縁」のイメージのある「結」に、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせたどこか神秘的で美しい名前です。 10位詩(うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が2019年の11月は人気が急上昇。 古風でどこか和の雰囲気の「レトロネーム」でもあり、「令和」の典拠の『万葉集』を連想させる名前でもあります。「詩」は楽しい音楽や美しい言葉のイメージがあり、豊かな感受性や芸術性を感じる名前です。 10位紬(つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年上半期ランキングでも2 位にランクインしている近年人気の名前です。 「紬」は紬糸で織られたしっかりとした絹織物を表すことから、どこか強い女性をイメージするような名前です。「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という想いが込めて名づけてもいいですね。 10位陽菜(はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2020年上半期ランキングでは10位にランクインしました。 ぼかぼかとした暖かな日差しを連想させる「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「菜の花ネーム」の一つ。あたたかく親しみやすい印象の名前で、有名人では元AKBの小嶋陽菜さんが活躍されています。 11月は月がきれいに見える時期ということもあり、「美月」「結月」などの名前に「月」のつく「ルナネーム」の人気が上昇しました。また、男の子のランキングと同じく、秋らしい「楓」という名前にも人気が集まるという結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:4,960件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月28日ベビーカレンダーは2020年1月から6月の上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気だった漢字TOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位の「花」が、上半期1位を獲得。その字の通りきれいな花を連想し、花(25位)、一花(30位)、花音(38位)、和花(40位)、百花(78位)、穂乃花(84位)などの名前で用いられました。 2位菜黄色くかわいい花を咲かせる菜の花のイメージがある「菜」。2019年漢字ランキング4位、上半期は2位でした。結菜(3位)、陽菜(10位)、陽菜乃(44位)、紗菜(51位)、菜月(67位)、愛菜(74位)などで多く使われています。 3位結2019年漢字ランキング5位の「結」。紐を締めてつなぐという意味から、人や物事の縁をイメージすることができます。結菜(3位)、結月(7位)、結衣(11位)、結愛(13位)、心結(34位)、美結(44位)、結心(63位)、結(67位)などの名前で用いられました。 4位莉2019年漢字ランキング2位で、ジャスミンの一種である「茉莉花」にも用いられる「莉」。2019年名前ランキング6位だった莉子(上半期4位)のほか、朱莉(28位)、莉緒(40位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、莉央(55位)などの名づけで用いられました。 5位愛2019年漢字ランキング1位の「愛」。バレンタインのある2月には漢字ランキング3位にランクインしています。結愛(13位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、愛菜(74位)、乃愛(78)、唯愛(87位)といった名前で使われています。 6位奈2018年漢字ランキング2位、2019年6位と毎年人気の高い漢字「奈」。栞奈(55位)、怜奈(66位)、玲奈(73位)、紗奈(75位)などの名前で用いられました。 7位美2019年漢字ランキング7位の「美」。その字の通り美しい女性のイメージがあり、美月(16位)、美桜(21位)、美結(44位)、美琴(61位)、美羽(75位)、美咲(87位)といった名前が人気です。 8位乃2019年漢字ランキング8位で、やさしく古典的な印象を受ける「乃」。陽菜乃(44位)、詩乃(52位)、乃愛(78)、穂乃花(84位)などで用いられました。 9位心2019年漢字ランキング9位だった「心」。思いやりを意味する「心」は心春(21位)、心結(34位)、心陽(34位)、結心(63位)、心晴(75位)、心音(78位)などの名前で使われていました。 10位咲2019年の漢字ランキング10位の「咲」。花が咲き始める春、3月から5月に漢字ランキングTOP10に入るなど人気が上昇していました。咲良(12位)、咲茉(26位)、咲希(55位)、陽咲(72位)、美咲(87位)などで用いられました。 11位陽2019年漢字ランキング11位の「陽」。ぽかぽかとあたたかい太陽を連想します。上半期の人気名前ランキング1位の陽葵(1位)のほか、陽菜(10位)、心陽(34位)、陽菜乃(44位)、陽咲(72位)などで用いられました。 12位彩2019年の漢字ランキング12位で、しとやかで愛らしい雰囲気の「彩」。彩葉(26位)、彩羽(91位)、彩、彩愛、彩華などの名前が人気です。 13位音2019年の漢字ランキング13位の「音」。感性豊かなイメージがあり、琴音(28位)、花音(38位)、心音(78位)などで用いられました。 14位桜2019年の漢字ランキング17位の「桜」。桜の時季である4月に人気が急上昇していました。「桜」を用いた名前では、美桜(21位)、咲希(55位)、桜(61位)などが人気です。 15位希2019年の漢字ランキング14位の「希」。希望に満ち溢れた印象のある漢字です。柚希(32位)、紬希(38位)、咲希(55位)などで用いられました。 16位葵2019年の漢字ランキング15位の「葵」。葵の花が開花時期を迎える春から夏にかけて特に人気が高まっていました。陽葵(1位)、葵(9位)、日葵などの名前が人気。 17位月2019年漢字ランキング16位の「月」。美しく優しく光り輝く月を連想させ、結月(7位)、美月(16位)、柚月(52位)、優月(63位)、菜月(67位)などが用いられました。 18位華2019年の漢字ランキング19位で、華やかで、あでやかな印象のある「華」。一華(34位)、華(70位)、彩華、楓華、愛華、凛華などの名前が多く使われています。 19位茉2019年の漢字ランキング23位の「茉」。咲茉(26位)、依茉(67位)、心咲(84位)などの名前が人気。 20位葉2019年の年間漢字ランキング18位の「葉」。木々が生い茂る夏場に人気が高まる漢字です。琴葉(20位)、柚葉(23位)、彩葉(26位)など、「〇〇は」とよむ止め字として多く用いられています。 21位子2019年の漢字ランキング20位の「子」。古風で愛らしい印象を受ける「子」は、優れた人という意味があります。莉子(4位)、桜子、璃子、葵子、桃子、日向子、日菜子など、止め字として多く使われていました。 22位優2019年の漢字ランキング22位の「優」。やわらかい物腰やすぐれている人という意味があり、おだやかでやさしいイメージがあります。優月(63位)、優奈、優愛などの名前で用いられました。 23位依2019年の年間漢字ランキング28位の「依」。頼りにする、従うといった意味があることから、素直な子に育ちますように、という願いも感じられます。依茉(67位)、由依、蒼依などの名前で用いられていました。 24位柚2019年漢字ランキング31位の「柚」。冬の季語「柚子湯」のイメージからか、真冬の1月・2月生まれの女の子の名前で特に多く使われていたようです。柚葉(23位)、柚希(32位)、柚月(52位)などの名前で用いられました。 25位衣2019年の漢字ランキング25位で、美しい衣を連想させる「衣」は気品のある雰囲気に。結衣(11位)、葵衣、芽衣、優衣、柚衣などの名前で用いられました。 26位未2019年の漢字ランキング53位の「未」。まだ、いまだに、といった意味をもつ「未」は無限の可能性をイメージする漢字です。未桜、未来、彩未といった名前で多く用いられました。 27位那2019年の漢字ランキング27位の「那」。やさしく朗らかな印象を受ける漢字で、咲那(91位)、玲那、優那などで用いられました。 28位紗2019年の漢字ランキング21位、繊細で美しい印象を受ける「紗」。紗菜(51位)、紗良(70位)、紗奈(75位)といった二音ネームで多く名づけられていました。 29位香2019年漢字ランキング24位の「香」。良い香りが漂ってくるような印象を受け、「香り立つような魅力的な女性になりますように」という願いが感じられるようです。穂香(97位)、結香、遥香、香帆、明日香といった名前で使われていました。 30位羽2019年の年間漢字ランキング32位の「羽」。その字の通り、自由で伸びやかな印象を受け、「将来大きく羽ばたきますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。美羽(75位)、彩羽(91位)、柚羽、音羽などで名づけられていました。 上半期は「花」「菜」「咲」「桜」などの花にまつわる漢字や、植物や自然をイメージさせる「葉」「陽」を用いた名前が人気という結果でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月21日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの女の子の名前ランキングTOP100にランクインした、人気のひらがなネームTOP12をご紹介します。1位さくら2020年上半期、女の子のひらがなネームで1位を獲得したのは「さくら」。上半期名前ランキングでも14位にランクインしており、桜の季節である4月には月間ランキング3位にランクインするなど、春生まれの女の子に特に人気が高い名前です。 日本の象徴であり春の訪れを告げる「桜」の花を連想させ、可憐で美しい印象の名前。日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」でもあります。 2位あかり明るくて元気なイメージの「あかり」。2018年、2019年と2年連続よみランキングで2位、2020年の上半期名前ランキングでは33位にランクインしている名前です。 丸みを帯びた見た目とその響きから、ほっと癒やされる優しいあかりのようなイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。 3位ひかり美しく麗しい印象の「り」止めネームの一つである「ひかり」。2018年のよみランキングでは29位、2019年は27位、2020年の上半期名前ランキングでは37位にランクインしています。 名前の意味のとおり、明るく希望を感じさせるような名前で、女優の石田ひかりさん、満島ひかりさんなどが同名で活躍されています。 4位ひまり「ひまり」は2018年、2019年と2年連続よみランキング5位、2020年の上半期名前ランキングでは42位にランクインしていました。上半期のよみランキングでは5月以降4カ月連続でTOP10に入っているほどの人気の名前。 ぽかぽかと暖かく、やさしく周囲を照らす光のイメージを受けるからか、特にあたたかくなってくる時期に人気があるようです。 5位ひなた「ひなた」は2019年名前ランキング28位、2020年上半期名前ランキングでは44位にランクインしている名前です。よみランキングでは2019年23位と人気の高い名前です。男の子にも人気のあり、2020年7月のよみランキングでは9位、8月は6位にランクインしています。 「ひなたぼっこ」のように、温もりのある陽射しを連想させるような名前です。 6位すず「すず」は2018年のよみランキングでは71位、2019年は69位。2020年の上半期名前ランキングでは55位にランクインした名前です。 リンリンとかわいらしい音が鳴る鈴をイメージさせるようです。どこか古風で穏やかな印象がある「レトロネーム」の一つ。広瀬すずさんが同名で活躍されています。 7位いろは「いろは」は2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年の上半期名前ランキングでは59位にランクイン。 いろは歌の最初の3文字としても知られ、どことなく和を感じる名前です。音の響きもかわいらしく、女の子らしい印象を受けます。 8位すみれ「すみれ」は2018年のよみランキング57位から、2019年は45位へとランクアップ。2020年の上半期名前ランキングでは63位にランクインしました。 「菫(すみれ)」といえば、紫色の小さくかわいらしい花を連想する人が多いのではないでしょうか。ひらがなで表記することにより、女性らしくやわらかいイメージになります。 9位あおい「あおい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング3位にランクインする人気の名前です。2020年の上半期名前ランキングでは82位にランクインしました。 太陽に向かって真っすぐ伸びる「葵」の花をイメージすることができ、「葵の花のように、まっすぐ元気に育ち美しい花を咲かせますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。女優の宮崎あおいさんが同名で活躍されています。 10位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップした名前で、2020年の上半期名前ランキングでは84位にランクインしています。 日本に古くからある丈夫な絹織物の一種「紬」のように、上品な女性をイメージさせるような名前です。どこか高貴で知的な印象になる「濁音ネーム」であり、近年女の子に多く名づけられるようになった「レトロネーム」の代表格です。 11位ゆい「ゆい」は、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得するほどの人気。2020年の上半期名前ランキングでは91位にランクインしています。 響きもやわらかく温かみがある名前で、ひらがな表記にすることにより丸みをおびて、かわいらしい印象を受けるようです。 12位こはる「こはる」は2018年のよみランキング12位、2019年は18位、2020年の上半期名前ランキングでは97位にランクインしている名前です。 春を連想することができる「こはる」は、2020年3月よみランキングでは1位、4月は2位、5月は6位と、春生まれの女の子に人気が高まっています。 女の子の上半期人気ひらがなネームTOP12をご紹介しました。やわらかい印象を受けるひらがなネームは、「すず」「いろは」「すみれ」「つむぎ」など、古風で日本的な印象のある「レトロネーム」が多くランクイン。また、「春には「さくら」「こはる」、初夏には「ひまり」が月間ランキングにランクインするなど、季節に合った名前が人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月14日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの女の子6,840名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子の名前は、神秘的で美しいイメージのある「月」を用いた“ルナネーム”が人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、5カ月連続で1位を獲得している名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位、2020年の上半期でも1位と、今最も女の子に人気の高い名前です。「ひなた」「ひまり」のほか、「ひな」「ひより」「ひま」などさまざまなよみで名づけられていました。 ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」と、太陽にむかって真っすぐ伸びる「葵」を組み合わせた、女の子らしい名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年上半期は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。8月の11位から、9月は2位へと大きくランクアップしました。 「紬」は美しく丈夫な絹織物を表すことから「周囲の意見に流されない、芯のある美しい女性になってほしい」「強い縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位凛(主なよみ:りん)5月以降TOP10にランクインしている「凛(主なよみ:りん)」。2018年、2019年と2年連続で年間ランキング2位にランクインし、2020年の上半期も4位にランクインするなど人気の高い名前です。 まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでもありつつ、「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」というイメージも兼ね備えた名前です。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位、2020年上半期では10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。8月の14位からランクアップしました。 暖かな日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花のイメージを持つような「菜」を組み合わせた名前です。花を連想する「フラワーネーム」の一つで、あたたかく親しみやすい印象です。 5位芽依(主なよみ:めい)5月以降、連続してTOP10にランクインしている「芽依(主なよみ:めい)」。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインするなど人気の高さがわかります。 草木の発芽を連想し生命力のある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、周囲から愛される女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位、2020年上半期は9位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。4月以降連続してTOP10にランクインしている名前です。 爽やかできりっとした印象の「い」止めネームで、男女ともに名づけとして人気の漢字です。太陽に向かってまっすぐに成長し、美しい花を咲かせる葵のように「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 7位美月(主なよみ:みづき)名前に「月」を用いた「ルナネーム」の代表格、「美月(主なよみ:みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位、2020年上半期は16位にランクインしました。ここ数カ月TOP10圏外が続いていましたが、9月は7位にランクアップ。 空気が澄んで月が美しく見える9月にぴったりの名前ですね。美しく華やかな「美」に、優しい光や神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた女性らしい名前です。有名人では、山本美月さんが同名で活躍されています。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位、2020年上半期は13位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 名前をよんだときの音の響きもかわいらしく、人との絆や愛に満ち溢れた名前。「周囲の人に愛し愛される女の子に育って欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位葉月(主なよみ:はづき)2018年の年間ランキングでは39位、2019年は53位の「葉月(主なよみ:はづき)」。「葉」は2019年の漢字ランキング18位にランクインしている漢字。 若葉のような生命力あふれたイメージがあり、穏やかで優しい印象を受けるようです。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 10位詩(主なよみ:うた)「詩(主なよみ:うた)」は、2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした名前。 古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、音楽やリズム、言葉あそび、詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。「自分の気持ちを素直に言葉に表現できる、心の美しい子になりますように」という親の想いを感じられるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月は9位にランクインし、9月もTOP10入りを果たしました。 音の響きが可愛らしく呼びやすい「二音ネーム」。また、名前に「子」を用いた「レトロネーム」でありながらも、「りこ」という響きは現代風です。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられる漢字で、2019年漢字ランキング2位にランクインするなど人気があります。 ◇◇◇ 9月といえばお月見。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、毎年9月生まれの女の子の名前は「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 9月生まれの女の子の名前は、7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に初めて「ルナネーム」が3つランクインするなど、「ルナネーム」が多く名づけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:6,840件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月09日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は10月生まれの女の子6,716名に人気の名前ランキングをご紹介します。10月は古風で日本的な印象の「レトロネーム」が大人気でした。 1位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクイン。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれにぴったりの名前です。また、楓の種子には翼がついていることから、「大空を羽ばたくような女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位陽葵(ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は2019年の年間名前ランキング1位、2020年の上半期人気ランキング1位と近年女の子の名づけで最も人気のある名前の一つです。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、真っすぐに伸びて色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしさと女性らしさを兼ね備えた品のある名前です。「ひまり」「ひなた」のほか、「ひまわり」「ひより」「ひな」などのかわいらしい響きも人気の理由のようです。 3位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。 「人との良縁」や「結果が実を結ぶ」ようなイメージのある「結」に、夜空で美しく輝く「月」を合わせた、どこか神秘的な印象を受ける名前です。10月の夜空は空気も澄んで月が美しく見える時期。この季節にぴったりですね。 3位紬(つむぎ)2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。日本的で古風な名前「レトロネーム」の中でも、特に近年人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代にはそのしっかりと丈夫な生地から普段着としても使用されていたというほど。「芯のある自立した女の子に育ちますように」「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結衣(ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキングでは4位、2019年は12位、2020年の上半期ランキングでは11位にランクインする名前です。男女問わず人気のある女優・新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 人とのご縁を表す「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせており、どことなく古風で気品のある印象です。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」です。 6位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位にランクイン。2019年漢字ランキング5位の「結」と、4位の「菜」の人気漢字を合わせたイマドキの名前です。 黄色のかわいらしい菜の花を連想させ、明るく愛らしい印象を受ける「菜の花ネーム」の一つです。「結」という漢字から「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想することから、「良縁に恵まれますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位凛(りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位、2020年上半期ランキングでは4位にランクインするなど人気の高い名前です。 「凛々しい」「凛とした」などの言葉に使われることから、自分の道を自分の力で切り開いて歩んでいくような、美しくも自立した女性のイメージがあります。「りん」という音の響きからは、かわいらしく透明感のある印象を受けるようです。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年上半期ランキングでは8位にランクインする名前です。 「澪」は、川や海の船が通る水路を意味しており、広い海や穏やかな川のようにどこかゆったりとして安心感があります。漢字の中には「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」の一つでもあります。 9位美月(みつき、みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 その字の通り美しく女性らしい「美」に、優しい光で暗闇を照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想させ、「秋の夜長」で知られる10月にピッタリの名前です。 9位陽菜(はるな、ひな)本ランキング6位の「結菜」と同じく「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2018年の年間ランキング5位、2019年は14位、2020年上半期ランキングでも10位にランクインしています。 あたたかなやさしい陽射しを連想させる「陽」に、かわいらしい菜の花のイメージがある「菜」を組み合わせた、女の子らしい名前です。芸能人では小島陽菜さんが同名で活躍されています。 2019年の10月生まれの女の子の名前では、「楓」「結月」「紬」「澪」「美月」といった古風で日本的な印象のある「レトロネーム」がTOP10内に5つもランクインしていました。また、十五夜に次ぐ名月を楽しむ「十三夜」のある10月は、「月」を用いた名前「結月」「美月」がランクインしていたのもの大きな特徴です。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,716件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月29日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の植物ネームTOP20を発表します。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」2018年の年間ランキングで6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年5月、6月と2カ月連続で首位を獲得し、特に6月は1カ月間で「陽葵」と名づけられた人数が過去最多となりました。葵は梅雨から夏にかけてきれいな花を咲かせることから、上半期特に多く名づけられました。 2位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は、2018年の年間ランキングで3位、2019年は5位にランクイン。かわいらしい黄色の菜の花を連想させる「菜」は、女の子の止め字として人気が高い漢字で、2019年の人気漢字ランキング4位にランクインしています。 3位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。「莉」という漢字は3~5月に開花時期を迎える「茉莉花(ジャスミン)」に使われており、可憐で上品な印象を受ける名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)「芽依(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした名前です。5月は英語で「MAY(メイ)」と発音することからか、月間ランキングでは4月11位から5月2位へと大きくランクアップするという結果になりました。草木の発芽、芽が出はじめることを意味する「芽」は、エネルギッシュな印象を受けます。 5位葵(主なよみ:あおい)「葵(主なよみ:あおい)」は2019年女の子の名前ランキング3位にランクイン。6月は葵の花が見頃を迎えることから、別名「葵月(あおいづき)」ともいわれており、「葵」という名前が多く名づけられる傾向です。太陽に向かって伸びる葵のように「すくすくと健康に、誠実に成長しますように」という想いが込められているような名前です。 6位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)太陽を連想させる「陽」に、菜の花のイメージのある「菜」を合わせることで、あたたかく親しみやすい印象の「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。女の子の名づけで人気の「菜の花ネーム」の一つです。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインしています。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2019年の名前ランキングで14位の名前です。「さくら」というよみから桜の花を連想させることから、特に3月・4月に増える「春ネーム」の一つ。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるような名前です。 8位さくら7位の「咲良」に続き、8位も同じよみの「さくら」。ひらがなネームの「さくら」も春は特に人気で、2019年4月には3位にランクインしました。こちらも3月・4月に増える「春ネーム」でもあり、日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」の一つでもあります。 9位杏(主なよみ:あん)「杏(主なよみ:あん)」は2019年の年間ランキング16位にランクイン。6月下旬~7月中旬に最盛期を迎える杏の実や花は日本で昔から親しまれている花です。また、「アン」という響きは外国でも通用するグローバルな名前で、呼びやすく覚えやすい響きです。 10位杏奈(主なよみ:あんな)2019年の年間ランキング19位にランクインしたのは「杏奈(主なよみ:あんな)」。実りの多い人生を連想させる「杏」と、穏やかで愛らしい印象の「奈」を組み合わせた女の子らしい名前です。同名では女優の石橋杏奈さんが活躍されています。 11位芽生(主なよみ:めい)「芽生(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは27位、2019年は42位にランクインした名前。4位の「芽依」と同じく、5月(英語でMAYメイ)を連想させることから、5月に人気が高まりました。生命力にあふれた印象を受ける名前です。 12位琴葉(主なよみ:ことは)さわやかで清潔なイメージの「葉」がつく名前、「琴葉(主なよみ:ことは)」。2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした近年人気の名前です。どことなく古風な雰囲気のある落ち着いた名前ですね。 13位美桜(主なよみ:みお)日本を象徴する花、桜を用いた「美桜(主なよみ:みお)」。2018年の年間ランキング68位から2019年は32位へと大きくランクアップしている名前です。こちらも桜が見頃を迎える3月・4月に特に増える春ネームです。 14位柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は2018年の年間ランキング51位、2019年は59位にランクインした名前。冬の季語「柚子湯」の影響か、「柚」は冬生まれに特に人気の漢字で、「柚葉」は2020年1月6位にランクインしました。 15位花(主なよみ:はな)2018年、2019年と2年連続年間ランキング25位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。シンプルながらも印象に残る名前です。寒い冬が終わり、草花が芽吹く3月・4月に人気が高まる「春ネーム」の一つです。 16位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)和を感じる名前で、音の響きもかわいらしい「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位へと大きくランクアップした名前です。「彩」という漢字は2年連続漢字ランキング12位にランクインしており、安定して人気のある漢字です。 17位咲茉(主なよみ:えま)「咲茉(主なよみ:えま)」は2018年の年間ランキング95位、2019年は92位にランクインした名前。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われ、可憐で魅力的な女の子のイメージがある「茉」が使われています。 18位朱莉(主なよみ:あかり)高貴な雰囲気があり、美しい赤色のイメージを受ける「朱莉(主なよみ:あかり)」。こちらもジャスミン(茉莉花)に用いられる「莉」が使われています。2018年の年間ランキング30位、2019年は21位にランクインした名前です。 19位一花(主なよみ:いちか)かわいらしい印象の「花」止めネームの一つである「一花(主なよみ:いちか)」。美しい「花」に、「一つ」「一番目」「すべて」などを表す「一」をつけることで、唯一無二の存在である印象を受けるようですね。 20位楓(主なよみ:かえで)一文字ネームの「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキング10位、2019年は18位にランクインした名前です。楓の実には翼がついていることから、将来世界に羽ばたくような女性になってほしいという願いも込められているようです。 2020年の上半期の女の子の植物ネームでは、「桜」や「茉莉花」、「葵」、「菜の花」など、春先から夏に咲く美しい花を連想させる名前が人気という結果になりました。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月15日9月27 日(日)に浅草寺 五重塔 特設舞台にて、中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演が開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】中村勘九郎、中村七之助を中心に、中村勘太郎、中村長三郎、中村鶴松も加わり東京・浅草の浅草公会堂の舞台から歌舞伎を無観客ライブ配信する同公演。中村勘九郎、中村七之助による『連獅子』を浅草寺 五重塔 特設舞台にて披露する。チケットは9月11日(金)10時より発売。■中村勘九郎 中村七之助歌舞伎生配信特別公演9月27日(日)19 時 配信※見逃し配信10月4日(日)24時まで (期間内は何度でも視聴可)野外特設舞台のため、雨天の場合は中止いたします。当日9月27日(日)17 時に開催か中止かを決定いたします。中止の場合は、10月31日(土)19 時配信に、日程変更いたします。料金: 3,500 円(消費税込み)
2020年09月10日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれの女の子6,559名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。猛暑日が続いた8月生まれの女の子の名づけランキング結果はいかに……!? 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、4カ月連続で1位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」が、8月も1位を獲得しました。2020年上半期の人気ランキングでも堂々の1位です。 夏の日差しを連想させる「陽」と、梅雨ごろから夏にかけてきれいな花を咲かせる「葵」を組み合わせたフラワーネーム。「太陽のように朗らかで明るく、落ち着いた品のある女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。6月は6位、7月は3位、8月は2位と着実に順位を上げています。 葵は空に向かってきれいな色の花を咲かせることから「葵の花ように、すくすくと健康に、美しく育ちますように」という願いが感じられるようですね。2019年の漢字ランキングでは男の子38位、女の子15位にランクインしていることからも、男女問わず人気の高い名前ということがわかります。 3位芽依(主なよみ:めい)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。5月は英語で「MAY-メイ-」ということから5月に人気が集中し、それ以降連続でTOP10に入っています。 若々しさや生命力を感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前で、「エネルギッシュで、周囲から愛される人になりますように」という親の願いを感じられるようです。 4位凛(主なよみ:りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年・2019年と2年連続年間ランキングで2位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「凛とした」「凛々しい」「凛然」などにも使われていることから、自立したかっこいい女性像をイメージする方も。よみは鈴の音のようにかわいらしい音の響きで、キュートで覚えやすい二音ネームの一つでもあります。 5位琴葉(主なよみ:ことは)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした「琴葉(主なよみ:ことは)」。美しい音色を奏でる弦楽器「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前です。 どことなく古風で優雅な印象を受け、「琴の音色のように、美しくも穏やかな人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結月(主なよみ:ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。2020年上半期ランキングでも7位にランクインしており、安定した人気です。 「良縁に恵まれるように」という願いが込められたような「結」と、夜空に優しく光り輝きどこか神秘的な印象を受ける「月」を組み合わせた名前。高貴で知的な印象になる濁音ネームの一つです。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでも3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。2019年の人気漢字ランキング5位の「結」と、可愛らしい黄色い菜の花を連想させる人気漢字ランキング4位の「菜」を組み合わせた名前です。 明るく親しみやすい印象を受け、ひらがなも丸みを帯びていて女の子らしい名前です。 8位結衣(主なよみ:ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキング4位、2019年は12位にランクイン。5月8位、6月9位、7月8位、2020年上半期ランキングでも11位にランクインするなど、人気の高い名前です。女優の新垣結衣さんと同名です。 「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせた名前で、気品のある印象を受けるようです。 9位澪(主なよみ:みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクイン。5月8位、6月7位、7月8位、2020年の上半期ランキングでも8位にランクインするなど、安定して人気があります。 「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあり、穏やかに水が流れている印象を受けるような名前です。「みお」というよみもかわいらしく、2019年のよみランキングでも7位にランクインしています。 9位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクイン。「莉」という漢字はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられ、その可憐な印象からか2019年漢字ランキング2位にランクインするなど女の子に人気の漢字です。 名前に「子」がつくレトロネームの一つですが、「りこ」という響きは現代的。音の響きがかわいらしく、呼びやすい名前です。 8月の女の子の名前では、梅雨の時期から夏に見頃を迎える「葵」を用いた「陽葵」が1位、「葵」が2位という結果でした。このほか、「夏帆」が7月39位から8月は14位へ、「夏希(なつき)」が7月82位から8月29位へと人気急上昇。「葉月(はづき)」「千夏(ちなつ)」「帆夏(ほのか)」など、夏らしい名前が人気でした。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:6,559件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月09日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれのお子さん13,302名(女の子:6,559名/男の子:6,743名)を対象に『8月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。この夏の猛暑の影響か、「夏」を用いた名前が昨年よりも増加しています。 名前ランキングTOP10 【男の子】「夏」や「海」を用いた名前、7月に続き人気8月生まれの男の子に人気の名前は、1位「蓮(れん)」、2位「陽向(ひなた)」、3位「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」という結果でした。2位の「陽向」は7月40位から大きく順位を上げ、2位に。「ひなた」というよみ、太陽を意味する「陽」、8月の誕生花である向日葵の「向」と、8月らしい要素が詰まった名前で、特に8月生まれの男の子の名前で人気が高まったようです。 ランク外ですが注目なのは、7月・8月生まれは「夏」「海」にまつわる名前が増えるということ。「夏樹(なつき)」は7月圏外(100位以下)から8月は33位へ急上昇していたほか、17位「海翔(かいと)」、33位「海斗(かいと)」、83位「夏向(かなた)」、83位「海(かい)」が7月から引き続き人気が高まっていました。 【女の子】「夏帆」「夏希」などの「夏」ネームが人気8月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「葵(あおい)」、3位「芽依(めい)」でした。「陽葵」は5月以降、4カ月連続で1位を獲得しています。 女の子も同様に夏らしい名前の人気が高まる8月。「夏帆」は7月39位から8月14位へ、「夏希(なつき)」は7月82位から29位へ人気急上昇したほか、14位「葉月(はづき)」、40位「千夏(ちなつ)」、47位「帆夏(ほのか)」など8月らしい名前が圏外から大きくランクアップしており、8月は特に季節感のある名前が好まれていることがわかりました。 よみランキングTOP10【男の子】「かい」とよむ名前がランクアップ8月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで1月以降1位を獲得しており、大変人気の高いよみです。7月につづき、夏らしい「夏ネーム」が人気です。9位「かいと」は7月6位から引き続きTOP10入り。29位「かい」、36位「かいり」、49位「かいせい」など、「かい」とよむ「海」を用いた名前のよみがランクアップしていました。 また、「なつき」も7月53位から8月は22位へランクアップしており、特に8月生まれの男の子によく名づけられていることがわかりました。 【女の子】「夏」を「か」とよむ名前が8月トレンドに8月生まれの女の子に人気のよみ1位は「あおい」、2位「ほのか」、3位「ゆい」でした。7月に8位だった「ほのか」が8月は2位へ、「かほ」は7月22位から8月17位へともにランクアップ。これは「か」とよむ漢字に「夏」をあてる名前が増えたことから、人気が急上昇したようです。また、盛夏に花を咲かせる植物カンナが8月の季語であるためか、「かんな」も7月37位から8月は26位へ順位を上げました。33位「なぎさ」が圏外から大きくランクアップ。渚は海や湖の波打ちぎわを指すことから夏のイメージが強く、この時季の名づけで多く使われているようです。漢字ランキングTOP10【男の子】「夏」ネーム、春生まれの約7倍増8月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」という結果でした。「翔」は7月に続き、2カ月連続で1位です。4月・5月の春生まれの名づけでは圏外だった「夏」が、7月48位から8月29位へランクアップしています。 「夏」を用いた名前について調べてみると、春生まれでは毎月平均13名でしたが、7月は56名、8月は90名と増えており、「夏」は春と夏で比較すると約7倍多く名づけられています。 「夏」を用いた名前では、「夏樹」「夏向(かなた)」「夏希(なつき)」「夏輝(なつき)」「夏生(なつき)」「夏暉(なつき)」「琉夏(るか)」の順に多く名づけられていました。 【女の子】「陽」「葉」「帆」など夏らしい漢字、人気に8月生まれの女の子に人気の漢字1位は「夏」、2位「結」、3位「莉」でした。4月・5月の春生まれの赤ちゃんでは、「夏」を用いた名前が毎月60名から70名ほど名づけられていましたが、人気漢字1位となった8月は351名、春生まれの5倍以上の赤ちゃんに「夏」を用いた名づけがされていました。このほか、太陽を指す「陽」(8位)、8月の陰暦「葉月」の「葉」(14位)、風を受けて船を進める船具を意味する「帆」(20位)や、波のない海面が静まることを指す「凪」(30位)など、夏や海を連想させる漢字の順位が上昇しており、8月は特に夏らしい漢字を使った名づけが好まれる傾向にあることがわかりました 「夏」ネーム、昨年比120名増。猛暑影響か2020年8月は、国内最高気温と並ぶ41.1度を記録するなど猛暑が続き、とにかく暑い、暑かったという印象。この暑さの影響か、「夏」を用いた名前は2019年8月よりも120名増えていました。 赤ちゃんが生まれた日のうだるような暑さを思い出す……夏ネームの増加は、この夏の気候も影響しているのかもしれませんね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:13,302件(女の子:6,559件/男の子:6,743件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年09月01日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、男女ともに二音から成る「二音ネーム」が人気です。今回は2020年上半期よみランキングから、男の子に人気の「二音ネーム」TOP20を発表します。1位りく2018年、2019年と2年連続よみランキング5位にランクインした「りく」。「陸」「凛空」「陸玖」などの漢字が用いられました。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前で、スケールの大きな印象を受けます。 2位はる2018年のよみランキング27位から、2019年は17位へと大きくランクアップした「はる」。「暖」「陽」「悠」「晴」「葵」など一文字の漢字があてられており、「一文字ネーム」の人気の高さがうかがえます。どことなく温かみのある穏やかな印象の漢字が多く用いられました。 3位そら2018年よみランキングの24位から、2019年は19位へとランクアップした「そら」。「蒼」「蒼空」「空」「昊」「大空」などの、大空をイメージするような漢字が用いられました。1位の「りく」と同じく、大地・海・空をイメージさせる「陸海空ネーム」の一つです。 4位れん2018年のよみランキングでは15位、2019年は13位にランクインした「れん」。漢字では「蓮」「漣」の人気が高い結果になりました。年間名前ランキングでは2年連続「蓮(れん)」が首位を獲得しており、近年大変人気の高い名前です。 5位れお2018年のよみランキング44位から、2019年は32位へとランクアップした「れお」。「怜央」「蓮央」「羚央」などの漢字が用いられました。かっこいい響きがイマドキ。「怜央」や「羚央」は、漢字のつくりに「令」が使われている「令和ネーム」でもあります。 6位りつ「りつ」は2018年のよみランキング55位から、2019年は30位へと大きくランクアップした名前。「律」「璃律」「吏都」などの漢字が用いられていました。「律」は2018年の年間名前ランキング21位から、2019年は5位へと大きくランクアップしている注目の名前です。 7位さく2018年、2019年のよみランキングで2年連続46位にランクインした「さく」。「朔」「朔久」「咲玖」「傑」などが実際に名づけられていました。「朔」は、月の第一日を表すことから、「物事の始まり」を意味する漢字でもあります。 8位るい2018年のよみランキング48位、2019年は43位にランクインした「るい」。青い空や海をイメージさせる人気の漢字「琉」に「生」を組み合わせた「琉生」のほか、「琉偉」「類」などの漢字が用いられました。同名ではモデルの栗原類さんが活躍されています。 9位あお「あお」は2018年のよみランキング73位から、2019年は60位へとランクアップ。自然が生み出す美しい青緑色をイメージさせる「碧」「蒼央」などが実際に名づけに使われました。 10位れい「れい」は2018年の61位から、2019年は38位へと大きくランクアップしました。「礼」「澪」「零」などの漢字が用いられています。2019年の女の子のよみランキング59位にランクインしていることからも、男女ともに人気がある名前だとわかります。 11位かい2018年のよみランキング77位から、2019年は50位へとランクアップした「かい」。「櫂」「快」「海」「凱」などの漢字が用いられました。年間ランキングでは「櫂」が2018年の100位圏外から、2019年は68位へと人気急上昇しています。 12位ゆうやさしい響きの「ゆう」。2018年のよみランキングでは57位、2019年は58位にランクインしています。「悠」「悠生」「優」「佑」などで実際に名づけられていました。 13位りと2018年のよみランキング100位圏外から、2019年は69位へと大きくランクアップした「りと」。「理人」「凛士」「莉翔」などの漢字が用いられました。凛々しくかっこいい響きで、近年注目の名前です。 14位こう「こう」は2018年のよみランキング53位から、2019年は48位へとランクアップした名前。「煌」「光」「昴」「巧」「滉」などシャープでかっこいいイメージの一文字漢字が多く使われました。同名では俳優の前原滉さんが大河ドラマなどで活躍されています。 15位そう2018年のよみランキングは59位、2019年は55位にランクインした「そう」。「蒼」「湊」「颯」「奏」「想」「創」などの漢字が名づけに用いられました。「蒼」「湊」「颯」など、壮大な自然を感じさせ、爽やかでかっこいい一文字ネームが目立ちました。 16位がく2018年のよみランキングは67位、2019年は71位にランクインした、力強さやたくましさも感じられる濁音ネームである「がく」。「岳」「樂」「楽」などの漢字が用いられました。芸能人では俳優の濱田岳さんが同名で活躍されています。 17位けい2018年のよみランキングは49位、2019年は53位にランクインした「けい」。外国の人でもよみやすく覚えやすい名前です。「慶」「圭」などの漢字が用いられました。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手や、俳優の田中圭さんが同名で活躍されています。 18位なぎ力強さとインパクトがある「なぎ」。「凪」「梛」などの漢字が名づけに用いられていました。風や波が静まる様子を意味する「凪」は、2019年93位にランクイン。「梛」は暖地に自生する丈夫な木を表すことから、自然のイメージがあります。 19位とあイマドキの名前の印象を受ける「とあ」。「凌空」「翔空」「翔葵」「叶空」などさまざまな漢字を組み合わせて名づけられていました。なかでも「空」や「翔」など、大空を羽ばたくようなイメージの漢字が目立ちました。 20位じんどことなくやさしいイメージを受けつつも重厚感のある響きの「じん」。2018年のよみランキングは97位、2019年は95位にランクインしています。「仁」「迅」などの漢字が用いられました。同名では歌手・俳優の赤西仁さんが活躍されています。 2020年の男の子上半期「二音ネーム」では、男らしくインパクトのある名前が多く見受けられました。TOP20のうち7つが、イマドキな響きの「ら行ネーム」という結果に。これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月01日