ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 外来での抗がん剤治療がスタート侵入奇胎(※1)を治療するため、抗がん剤の種類を変えながら、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せっぱなしでした。 寝たきりの生活が続くうち、「こんなママで子どもたちに申し訳ない」と気持ちが落ち込んでしまった月野ねこさんは、ある日、夫に「抗がん剤治療がつらい。これからどうなるかわからないし」と弱音を吐いてしまいました。しかし、「またそれ? そんなこと言ったってわからないものはどうしようもないじゃん」と、夫は気持ちを理解してくれません。その日の夜、月野ねこさんは「私のことは誰が救ってくれるんだろう」と感情が爆発し、誰も知らないところでひとり、大粒の涙をこぼしたのでした。 そんな中、外来での抗がん剤治療初日を迎え……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 『メトトレキサート』という抗がん剤の効き目が出なくなってきたことから、『アクチノマイシンD』という抗がん剤に変更になった、月野ねこさん。前回、1週間ほどの入院期間を経て、アクチノマイシンDの1クール目の投与が終了。2クール目からは、2週間ごとに通院して外来での抗がん剤治療を受けることになりました。 通院の日の朝は大忙しです。病院での採血がかなり混むため、朝の6時半には自宅を出ないといけないのですが、それまでに子どもたちの朝食を用意して保育園に行く準備を済ませた上で、自分の身支度もしなければなりません。病院に着いたら混まないうちに採血を受け、あとは採血の結果が出て診察に呼ばれるまではひたすら待機です。 ちなみに、外来治療を始めた最初のころ、採血がこんなに混むと知らなかった月野ねこさんは、「採血なんてすぐ終わるでしょ」と診察時刻の30分前には病院に到着したものの、採血が200人待ちの状況で、結果的に2時間も待たされたそうです。大学病院や総合病院など、大きい病院ほど採血で混みますよね。 数日前、「私なんて家族の負担になっているだけだ。私なんていないほうがいいんだ」と負の感情が爆発してしまった月野ねこさんですが、その後もモヤモヤした気持ちは若干残りつつも、副作用にもどうにか耐えて順調に抗がん剤治療が進んでいきました。このまま元気になって、つらい抗がん剤治療から一刻も早く抜け出せることを祈るばかりです。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月17日別れた後に妊娠に気づいたら……?@palulu_diaryさんの『【#72】2人の女性を同時に妊娠させた男』を紹介します。【前回のあらすじ】元嫁の目撃情報に愕然とする店長。続けて他の従業員も”あの日”の私の行動について不利な証言をし……。ユナの主張を聞き……板挟みになる店長……元嫁の次なる作戦とは……お客がユナに話しかけ……疑惑をユナに向けさせたまま、次の作戦に出た元嫁。一体何を企んでいるのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月14日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 夫の言うこともわかるけど、私も誰かに助けてほしい抗がん剤投与による侵入奇胎(※1)治療のため、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せきりで、寝たきりの生活を送っていました。ある日の夜、「家族にとって私はただのお荷物でしかない。私なんてこの家にいないほうがいい」と精神的に追い詰められてしまった月野ねこさんは、動揺して泣きじゃくる娘を置いて家を飛び出してしまいました。その後、少し気持ちが落ち着いて家に戻ってきたのですが……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 つらいときはイマジナリーフレンド(実在しない空想上の存在)と相談するなど、これまで自分で自分を支えてきた月野ねこさん。それでも、このときは本当に精神的に限界で、旦那さんの言うとおり「娘や息子のことを気にかけてあげなきゃいけない」とは頭で理解していても、同時に「じゃあ私のことは誰が気にかけてくれるの? 誰が助けてくれるの?」と感じ、さらにつらくなってしまったそうです。 病気や抗がん剤治療のせいで心がボロボロだった月野ねこさんは、周りの人たちに対して「もっと目に見えるかたちで助けてほしい」と感じてしまったのだとか。確かに、抗がん剤治療のつらさは話に聞きますし、中にはつらすぎて治療をやめたいと感じる方もいるそうです。そんなときこそ、やはり周りにいる家族や友人、医師や看護師さんなどに、迷惑とは思わず不安をすべて吐き出すことが大切なのかもしれません。そして、その上で周りの人がつらさを理解し、寄り添ってあげることが必要なのだと感じました。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月13日別れた後に妊娠に気づいたら……?@palulu_diaryさんの『【#71】2人の女性を同時に妊娠させた男』を紹介します。【前回のあらすじ】嘘を並べ立て店長の不信感を煽る元嫁。さらにユナを犯人に仕立て上げるため“目撃者”を装い……。元嫁の話に愕然……追い打ちをかけるように……洗脳され始める店長……元嫁の狙い通り……信じたくはないけど、やはりユナが疑わしい状況に。店長も少しずつユナに疑惑の目を向け始めたみたい……。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月11日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 イマジナリーフレンドとの再会抗がん剤投与による侵入奇胎(※1)治療のため、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せきりで、寝たきりの生活を送っていました。 ある日の夜、「家族にとって私はただのお荷物でしかない。私はこの家にとってのガンのようなもので、存在していてもみんなを蝕むだけだ」と精神的に追い詰められてしまった月野ねこさんは、「ママ、行かないで」と動揺して泣きじゃくる娘を置いたまま、家を飛び出してしまい……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 イマジナリーフレンドとは、実在しない空想上の友だちのこと。「スピリチュアルな話なので、この出来事をどういうふうに描こうか迷った」と話していた、月野ねこさん。漫画ではイマジナリーフレンドを白いモヤで表現していますが、実際は人によってイマジナリーフレンドの姿は異なるそうで、ねこさんの場合は小学生のころに大切にしていたクジラの人形の姿なのだそうです。 家を飛び出したあとは誰もいない路肩に座り込み、イマジナリーフレンドと会話をしていた月野ねこさん。イマジナリーフレンドは、月野ねこさんが苦しんでいるときにいつもそばにいてくれ、今回も「退院して家に帰ってきたのは娘を悲しませるためでも、夫を心配させるためでもないよね? みんなで笑顔で過ごすために帰ってきたんだよね?」と、ねこさんの気持ちにやさしく寄り添ってくれました。その後、大切な友だちの適切な助言のおかげで冷静になれて、家族が待つ家へと帰ることができたそうです。 イマジナリーフレンドの存在は長子やひとりっ子によく見られ、5〜6歳ごろ、または10歳ごろに出現し、一般的には児童期に消失するため、大人になってからも会話ができることはまれなのだとか。月野ねこさんの場合も小学生時代に一度見えなくなったのですが、今回、病気になってから再びイマジナリーフレンドが現れるようになったそうです。そう考えると、イマジナリーフレンドは月野ねこさんを支えるために生まれた存在なのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月10日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定しました。長い通院生活を経て、ホルモン値が安定したことを機に一旦治療は終了。妊活の許可もおりました。5年間は定期的な経過観察が必要になりましたが、ようやく前に進むことができるのでした。今回は、その後のペンコさんの妊活についてお伝えします。 胞状奇胎は再発しやすいと先生に言われたわけではないのですが、その可能性がないこともなく妊活中もやはり不安は拭いきれませんでした。 出産予定日も決まった今はいつ陣痛がくるか、とソワソワする毎日です。息子は最初から妊娠をわかってくれていて「自分のおなかにも3人赤ちゃんがいるんだよ〜」と言っています(笑) でも最近は、出産間近なのを感じてか少し寂しそうな発言を寝る前によくしているので、出産するまで、そして2人目が生まれてからもたくさん遊んでお話していきたいなあと思っています。 連載、そして報告にお付き合いくださりありがとうございました! 医師からの許可がおり、第2子の妊活をスタート。手術で卵管を1つとっているからか、排卵日の予測が難しかったそうですがある日妊娠が判明。 妊娠検査薬で陽性反応が出てこの上なくうれしいはずなのに、「またなにかあったらどうしよう……」と心配が消えません。つらい経験をしているペンコさんにとって、胎嚢や心拍が無事確認できるまでの期間は不安が拭えず、辛抱が必要な時期だったのではないでしょうか。その後、無事に心拍確認ができつわりに苦しむ日々を乗り越え、臨月まで迎えることができたようです。 妊娠したと思ったはずが卵巣に腫瘍が見つかり、小さな息子さんを抱えながらの手術・通院の日々の苦労ははかり知れません。ここまでくるのに、たくさんの気がかりがあったのだろうなと思います。つらい経験でしたが、家族と共に乗り越えたペンコさんの体験記に勇気をもらった方もいるのではないかと思います。 あとは、待望の赤ちゃんとの対面を待つばかりです。無事、元気な赤ちゃんが生まれてきますように! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月08日別れた後に妊娠に気づいたら……?@palulu_diaryさんの『【#70】2人の女性を同時に妊娠させた男』を紹介します。【前回のあらすじ】素知らぬ顔で現れた元嫁に助けられたユナ。結局犯人はわからず、店長からの疑惑は深まるばかりで……。すかさず元嫁は……店長の不信感を煽る……嘘を並べ立て……ユナを犯人に仕立てる……疑いたくないと思う一方で、状況的にユナを疑わざるをえない店長。そんな店長の疑惑を確信に変えようとする悪美。店長は悪美の話を鵜呑みにしてしまうのでしょうか!?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月08日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。ようやくホルモン値が安定し、妊活も再開。5年間は経過観察が必要で、半年に1回は検査のため通院することになりました。 半年に1回、経過観察のために検査を受けながら妊活に励んでいるペンコさん。インスタグラムのフォロワーさんにアンケートをとったところ、彼女がかかってしまった「胞状奇胎」という病気は、まだまだ認知度が低いことがわかったそう。 あまり知られていない「胞状奇胎」という病気の実態を伝えたくて、ペンコさんは自身の体験をマンガにしました。ペンコさんのメッセージにもありますが、妊娠・出産は本当に奇跡の連続ですよね。 「動いているかな?」「元気かな?」とおなかの赤ちゃんの心配をしながら、自分の体調も管理して過ごす妊娠期間。無事に赤ちゃんと対面するその瞬間まで不安が尽きることはありません。ペンコさん自身も病気になって、改めてこの奇跡を実感するのでした。大変なことも多い妊活ですが、頑張ってほしいですね! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月07日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまい、人生初の抗がん剤治療を受けることになった、月野ねこさん。抗がん剤の副作用と闘いながらも、5日間の治療を終えてようやく退院しました。ところが、しばらく経つと抗がん剤の効き目が薄れ、HCG(※3)値が下がらなくなってしまったのです。そこで、別の抗がん剤での治療を始めるため、再び大学病院に入院することに。その後、2度目の入院生活を経て退院したのですが……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。※3=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 ネガティブモードから抜け出せない メソトレキサート(メソトレキセート)という抗がん剤での治療をおこなっていたものの、効果があまり見られなくなり、アクチノマイシンという抗がん剤に変えて、2度目の入院生活を送ることになった、月野ねこさん。 抗がん剤を変更したあともやはり副作用はつらく、入院3日目からは吐き気やだるさに襲われ、食事はほとんどできず、シャワーにもいけない状態に。なんとか5日間の入院生活を耐えたのですが、退院後もメンタルはボロボロでした。 ーー私がいない間、寂しかっただろうに子どもたちは頑張ってくれた。ーーなのに、私は家に帰ってきても子どもの世話もごはんを作ることもできなくて、仕事は休職中。ただベッドに横になっているだけ。ーー自分の存在が惨めで情けない。ーー家族みんなに迷惑をかけて、私は家族にとってただのお荷物でしかない。 周りの人からすると「そんなことないよ」と言いたくなりますよね。でも、ネガティブの沼にハマって身動きが取れなくなっている月野ねこさんは、心の余裕がなく思考が狭まってしまっていたため、「自分に存在価値なんてない。自分はこの家にとってのガンなんだ」という考えに囚われてしまっていたのです。 できることなら過去に戻って、このときの月野ねこさんに何時間でもやさしい言葉をかけてあげたいですね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月06日別れた後に妊娠に気づいたら……?@palulu_diaryさんの『【#69】2人の女性を同時に妊娠させた男』を紹介します。【前回のあらすじ】お金を盗んだと疑われ憤慨するユナ。犯人捜しで険悪な雰囲気が漂う中、”あの人”が現れ……。素知らぬ顔で現れた元嫁……必死に否定するユナ……ますます険悪な雰囲気に……犯人はわからぬまま……元嫁の目的はユナを犯人にすることでは?なぜユナを庇ったのか……。復讐はまだ続くということ?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月05日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。3カ月ぶりに血液検査を受けると、ホルモン数値が安定していることがわかり、先生から妊活の許可もおりたのですが……。 病院に行くのが心底嫌だと思ったわけではありません。(いや、手間ではあるけども。笑) ただホルモン値が上がっていなければもう病院通いは終わりだと勘違いしていたので、5年間も経過を見ると聞いてびっくりしたのが正直な気持ちです。 多分その驚きようから「こいつは来なくなるタイプだな……」と先生に思われたのか、「忘れずにきてくださいね」と釘を刺されました(笑) 手術から始まった、ペンコさんの長い長い通院生活。小さなお子さんを抱えながらの通院は、きっと想像以上に大変だったことでしょう。 ようやくホルモン値が安定し、これで通院から解放される!と思っていたら、先生から「がん化の恐れがあるので、5年間は半年に1回通院をしてほしい」と言われます。予想外の事実にびっくりしてしまうペンコさん。これからあと5年は経過観察が必要と知れば、ちょっとがっかりしてしまう気持ちもわかりますよね。 しかし、経過観察をしっかりとおこなうことはとても大切です! 半年に1回検査をしてもらい先生の口から「心配ありませんよ」と言ってもらえると、安心ですよね。なにはともあれ、第二子妊娠を目指して、新たなる一歩を踏み出せることでホッとするペンコさんでした。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月05日結婚2年目で長男・のりまきくんを、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産した、おおやたまこさん。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を言った通りにしてくれない夫・たま夫さんに苛立つように。そこで、おおやたまこさんは、たま夫さんに対して思ったことをそのまま伝えるようにしたところ、夫婦で話し合う回数が増えました。そのおかげで、お互いに寄り添えることができるようになったのですが……。 2人目出産後。夫にある変化が…次男のために「育休を取る」と言い出した夫だったが、長時間一緒にいることで、長男のときのように夫の嫌なところが、見えてくるのが怖かった。そのため、夫に「産後の自分のメンタルが怖い」と正直に伝えたのだが……。 私が「2人目を産んだ後は何でも許してください!」と言ったら、絶対夫には「嫌」と言われると思ってたのに、「わかった大丈夫」と言ってくれました。 また、夫が長男と初対面したときは、淡々としていたのに、次男のときには「頑張ったねぇ」と泣きながら抱っこ。その様子を見ていた私は、あまりの反応の違いに大爆笑してしまいました。笑ってしまって申し訳ない! 育休を取るといった旦那さんに正直に「産後に自分のメンタルが落ち込むことが怖い」と相談した、おおやたまこさん。すると、旦那さんはおおやたまこさんの不安を「わかった」と受け止めてくれました。おおやたまこさんが諦めずに自分の思いを伝え続けたことで、夫婦間の認識の違いがなくなり、旦那さんの態度も変わっていったのかもしれませんね。 このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2023年01月03日別れた後に妊娠に気づいたら……?@palulu_diaryさんの『【#68】2人の女性を同時に妊娠させた男』を紹介します。【前回のあらすじ】ロッカーからはみ出したお金を発見した従業員。ユナを疑った従業員が、店長に報告したところ…….。ユナがやってきて……店長が事情を説明すると……険悪な雰囲気に……困惑する店長……身に覚えのないことで犯人扱いされたら憤慨しますよね。果たしてユナは身の潔白を証明できるのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月02日私には現在7歳と4歳の息子がいます。もともと2歳差で子どもを産みたかったのですが、息子は抱っこが大好き。私は常に息子を抱っこしていたため、ここで妊娠するとおなかにも負担がかかるのでは、と考えました。息子の気持ちを尊重し、2歳差での妊娠を断念したのです。2人目が欲しくて焦る私と抱っこをせがむ息子現在7歳の息子が、まだ1歳になったばかりのころ。2歳差で2人目が欲しいと考えていた私は、そろそろ妊活を始めなければと思っていました。ですが、長男はとにかく抱っこが大好き。生後9カ月で歩けるようになったので、1歳を迎えるころには小走りができるぐらいにまで成長していました。 それでもお散歩も抱っこ、寝かしつけも抱っこ、家の中で過ごしているときもすぐに抱っこをしてほしがるほど。しかもパパではだめ、ママでないと泣くという状況だったのです。 私はパパの抱っこも嫌がらないようになってもらおうと、夫に相談しました。夫も息子に泣かれるのはつらかったようで、息子の機嫌がいいときに何度も抱っこにチャレンジ。しかし状況は変わらず、私以外の抱っこは嫌がっている状態でした。 悩んだ結果2人目は…長男が抱っこ大好きだからといって、2人目を妊娠できないわけではありません。しかしすでに2人目を妊娠している友人から、「1人目を頻繁に抱っこしていたら、おなかがよく張るようになった」という話を聞いていました。 それならやはり2人目の妊活はもう少し待ったほうがいいのではないかと考え、今まで通り長男の気持ちを尊重し、存分に抱っこしてあげるようにしていました。 後悔はしていない!長男が2歳半になったころ、突然抱っこを要求することが少なくなってきました。何かきっかけがあったわけではないので理由はわかりませんが、2人目にチャレンジするなら今がベストタイミングだと考えた私は、夫にも相談することに。 すると夫も私と同じ考えだったようで、「今ならそこまで〇〇(息子の名前)に我慢させることもないんじゃないかな?」と言ってくれ、妊活にチャレンジすることになりました。 その後、長男が3歳になってすぐ2人目を妊娠。結果的に4歳差になってしまいましたが、私は長男の気持ちを尊重したことに後悔はしていません。あんなに抱っこを求めてもらえるのは子どもが小さいうちだけだと思うので、無理に2人目にチャレンジせず、ゆったりとした気持ちで長男に向き合うことができて、本当によかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年01月02日新しい1年が幕を開けた、2023年1月1日。おめでたい元旦にふさわしい報告が、芸能界から発表されました。この日、音楽グループ『GENERATIONS from EXILE TRIBE』の片寄涼太さんと、俳優の土屋太鳳さんが結婚を発表。そして、土屋さんが第1子を妊娠していることも明かされたのです。結婚の準備を進めていたところ、妊娠が発覚したという片寄さんと土屋さん。結婚を発表するにあたって、片寄さんはこのように想いを明かしています。様々な節目における誠実な相談相手として、また刺激的な表現者として、私たちは尊敬し助け合いながら、出会ってからの月日を乗り越えてまいりました。その絆を未来へと繋げるべく、先輩方にアドバイスを頂きながら結婚に向けての準備を進めておりましたところ、そのステップの中で昨年末、私たちと一緒に歩もうとする新しい生命が芽生えていることに気づきました。この奇跡を大切に育みながら、共に切磋琢磨し、新しい時代の夜明けを願って、より一層愛情深く邁進して参りたいと思います。どうか温かく見守っていただけますとさいわいです。ryota_katayose__officialーより引用 この投稿をInstagramで見る RYOTA KATAYOSE 片寄涼太(@ryota_katayose__official)がシェアした投稿 新しく『家族』として人生を歩み始める記念すべき日を、1月1日という節目の日に決めたのでしょう。片寄さんは初日の出の写真を投稿し、関係者やファンに向けて「幸せをもたらす初日の出とともに、心からの感謝を込めて」とメッセージを添えました。正月早々のおめでたい話題に、ネットからは「ビックリした!ビッグカップルだ!」「素敵な2人!」といった祝福の声が上がっています。歌やダンスで多くの人の心をとらえる片寄さんと、さまざまな作品で俳優としてのキャリアを積む土屋さん。きっと今後も、お互いを表現者としてリスペクトし、高め合っていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月01日私は8歳の長男と6歳の次男、そして4歳の三男の3人の子どもを育てています。にぎやかな日々を楽しく過ごしていますが、実は3人目を妊娠したときに、産むかどうしようかかなり悩んでしまったのです。葛藤した当時の体験談をお話しします。4歳と2歳の育児に追われる日々当時4歳のわんぱくな長男と2歳の泣き虫な次男の子育てに追われる日々の中、仕事復帰をした私。そんなときに予想外の妊娠をしました。当時の私は家事や育児、仕事の両立でメンタルがギリギリの状態でした。 こんな私に子どもを3人も育てられるのだろうか? また、経済的不安もあり、人工妊娠中絶も考えてしまいます。夫に相談したところ、できれば産んでほしいが最終的には私が決めてという返答だったので、中絶について調べるとともに、同じ悩みを抱えている人がいるのでは?とインターネットで探しました。 同じ悩みを持つ人が意外に多かった…3人目の妊娠についていろいろと調べているうちに、意外にも同じような悩みを抱えている人が多くいることがわかりました。その中で、人工妊娠中絶が可能な病院自体、少ないことを知ったのです。そのときの私は3人目を育てる自信をなくしていたので、近くで人工妊娠中絶ができる病院があるか、電話で問い合わせて見つけました。 いざ病院に行くと、先生は中絶を希望する理由などは聞かず、「まだ手術をするには早いから、次回までにどうするか決めてきてね」と言いました。私にもう一度考え直す時間を与えるかのような先生の対応により、私の中で何かが変わっていったような気がしました。 自分を見つめ直して考え方を改めた先生が何かを察してくれたかのように感じた私は、考え方を改めてみようと思いました。私の場合は、そのときの現状でいっぱいいっぱいとなっていることから、新たな子育てへの不安を感じていたのです。そこで、家事などもう少し手を抜けるところは抜くことにしました。 また、きょうだいも2人より3人いたほうがうれしいのではないかと思えるようになり、経済的な不安については働きながら節約できるところはするなど、どうにかなるだろうと考え、私は「産もう」と決意しました。このことから、いろいろな物事に対して、今だけではなく先のことも考えながら行動するようになりました。 無事に三男も生まれてきてくれ、現在は、3人で仲良く遊んでいる姿がよく見られます。次男も三男のお世話をよくしてくれるようになり、私は大変どころか上の子に大変助けられています。手を抜くところは抜いて、子どもたちと向き合って過ごすことの大切さを実感しました。そして3人の子どもたちと楽しく過ごしている今、産むという決断をしてよかったと思っています。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/シュー子著者:太田 ゆみ小2、年長、年中の男の子3兄弟のママ。フルタイム勤務で働きながらブロガーとして暮らしやキャンプ記事を執筆中。
2022年12月31日わが家には4人の子どもがいます。上の子2人は高校生、3人目が小学生、4人目が3歳と、1人目と4人目の年の差が15歳のきょうだいです。上の子2人のときはほぼワンオペ育児でそれは大変でした。3人目が生まれると、ときどき夫も育児に関わってくれるように。そして、4人目が生まれると、さらに夫が育児に参加するように。うれしい変化ですが、困惑することもありました……。 ワンオペがあたりまえでしたが長男、長女が小さいときは夫の仕事が不規則でした。ほぼワンオペだったため休日の公園には私が1人で子どもたちを連れて行き、習い事や部活の送迎も1人でやっていました。サポートを得るために、実家に行くことも多くありました。そんな状態で疲れた私は、義父母と同居すれば夫も少しは変わってくれるかと思い、同居することに。 すると、その後3人目が生まれたのですが、そのころから夫が長男のサッカーに協力してくれるようになったのです。今まで試合を観に行くことすらしなかったのに、夫は審判の資格をとり、コーチまでするようになりました。 実はもっと関わりたかった?夫は上の子どもたちが小さいときは子どもの行事には関心がありませんでした。しかし、3人目が生まれてからは自分が行事に行けないからと撮影用にビデオカメラを買ってくれたり、撮った動画を一緒に見たりするように。 以前は自分の時間を大事にしていた夫ですが、年を重ね、考えが変わったのか、3人目が生まれたのを機に、ようやく子どもたちのために動いてくれるようになったのです。うれしそうな子どもたちを見て、私もうれしくなります。ただ、これまでのワンオペが当たり前になっていた私は、考え方を変えないといけないことが起こりました。 子どもたちが楽しそうならOK今までワンオペで、子どもたちの予定の時間に合わせてすべて動いていた私。子どもたちを連れて実家に帰省し、ごはんを食べて帰ってくると、先に仕事から帰ってきていた夫が、子どもたちと出かけたかったと言うのです。 今までなかったことに困惑してしまいましたが、子どもたちと出かけてくれるならと私も考え方を変えることにしました。上の子たちは今までなかったことに不思議がっていましたが、下の子2人はうれしそうでした。 3人目が生まれてからは本当に子どもたちに関心をもってくれるようになった夫。幼い次女は「父ちゃんとはたまにでいい」といたってクールですが、夫は上の子たちとよく話をするようになりました。上の子たちは夫に「下の子2人を甘やかしすぎ」と言いますが、夫が子どもに関わりたいと思ってくれるのはうれしい変化でした。どんどん子どもたちに関わってくれたらと思います。 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年12月30日気がつけば娘が生まれてもう8年!あっという間に時間が過ぎてしまいました。娘も小学生になり、いろんな事が出来るようになって、私にもだいぶ自由な時間が増えました。そろそろ、ずっと頭の片隅にあった「二人目の子ども」について考えなくてはいけない時期です。街で赤ちゃんを見かけただけでメロメロになってしまうくらい子どもは大好きで、もう1人生まれたらとっても楽しいし、幸せだなぁと思うんですが…。正直、自分がもう一度妊娠出産に耐えられる気がしない!!娘を産む前は、漠然と子どもは2人欲しいという強い気持ちを抱いてたんですが、娘を育てて初めて「育児って楽しいだけじゃなく、責任の重さが半端ない」ということを実感しました。ましてや私はあまり器用な方でも、キャパが広いわけでもなく、すぐテンパっちゃうタイプ。娘が幼い頃は夫とも沢山喧嘩しました。もし赤ちゃんが生まれたら、娘に育児の負担のしわ寄せがいってしまうのではないかという不安も大きかったり…。妊娠、出産、育児は順調にいかなくて当たり前ですが、私にはもう一度それを乗り越える覚悟を持って一歩踏み出す勇気はありませんでした。夫には申し訳ない気持ちもありますが、これが自分なりの答えなのかなぁと思っています。
2022年12月27日9歳、7歳、5歳、2歳の子どもたちを子育て中の共働き夫婦です。さらに8月には5人目の赤ちゃんが生まれる予定。妊娠をするたびに上の子たちに「妊娠発表」をするのですが、そのときに大事にしていることが2つあります。 子どもたちへの妊娠発表も大切な記念日私たち夫婦は「上の子たちへの妊娠発表」も大切な記念日だと考えています。なぜなら、上の子たちがまた1つお兄さんやお姉さんになることを自覚する最初の日だから。 私にとって妊娠はとてもありがたく、うれしいことです。でも、子どもたちにとってはうれしさだけではなく、不安に感じることもあるかもしれません。できるだけ不安にならないよう、むしろとても喜んでくれるよう、私たちが上の子たちに妊娠発表をするときに大切にしていることが2つあります。 とにかくうれしそうに発表する私たちが赤ちゃんの誕生を心待ちにしている姿を見せれば、上の子たちもとても喜んでくれると思うので、わが家ではこのように発表しています。私:「実は……今日はみんなに大切な発表があります!」子どもたち:「なになに?? 」(わくわく)私:「実はお母さんのおなかの中には……」子どもたち:(もしかして!? )私:「新しい赤ちゃんが入っているんです!」子どもたち:「イェーーイ!! 」「やったー!! 」というように、私たちが赤ちゃんの誕生を心から楽しみにしているのがちゃんと伝わるように発表しています。 子どもたちのリアクションをビデオに残すそして、もう1つ必ずしていることが「上の子たちへの妊娠発表」の様子をビデオに残すことです。ビデオを撮るのは特別なときなので、子どもたちも「何かうれしいことがあるのかも」と期待してくれます。 さらに、数年後生まれてきた赤ちゃんが大きくなったときにも見せてあげます。そのビデオを見たときに「自分の誕生をみんな喜んでくれていた」というのが伝わってくれたらいいなという想いもあるからです。これから生まれてくる赤ちゃんが大きくなって、このときのビデオを見せてあげたとき、どんなリアクションをするのか今からとても楽しみです。 「上の子たちへの妊娠発表」ではとにかくうれしそうに発表して、ビデオに残すことを大切にしています。こうすることで上の子たちにとっても、生まれてくる赤ちゃんにとっても大切な記念日になってほしいなと考えています。その前に赤ちゃんを無事に元気に生んであげられるように頑張ります! イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:守岡 みずほ9歳長女に始まり、現在は2歳差の1男3女を育児中の共働き夫婦。 近々5人目も出産予定。しかし、すでに6人目も欲しくなってきた今日このごろ。
2022年12月22日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。大学病院に入院し、副作用と闘いながらも月曜日から金曜日まで5日間の治療を終え、土曜日に退院しました。その後、退院して最初の検査でHCG(※3)値は無事に下がったことが確認され、今後は外来で抗がん剤投与をすることに。しかし、外来での抗がん剤投与が2クール目を終えたとき、医師に「HCG値が下がらなくなってしまいました」と告げられ、再び入院し、今度は別の抗がん剤で治療することが決まったのです。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。※3=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 2度目の入院生活 ※イラストは、アクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与しているシーンを描いたものです。 メトトレキセート(=メトトレキサート)による抗がん剤治療を始めたものの、外来で2クール目が終了したときにあまり効果が出ていないとわかり、次からはアクチノマイシンDという抗がん剤を使うことになった、月野ねこさん。アクチノマイシンDは初めて投与する薬で副作用も多くあり、医師や看護師さんに経過を診てもらわなければならないため、再び大学病院に入院することに。 ちなみに、アクチノマイシンDは小児がんをはじめ、骨髄腫や精巣腫瘍、そして絨毛がんの治療に使用される抗がん剤です。副作用は吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢、脱毛、皮膚が黒っぽくなるなどの症状が報告されています。 スケジュールや投与方法は前回入院したときと同じで、月曜日から金曜日まで5日間かけて、毎日少量ずつアクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与します。前回、メトトレキセートを投与したときは副作用の吐き気や嘔吐がひどかったのですが、今回は最初から点滴に吐き気止めを混ぜてもらったおかげで、前回のように吐き気がひどくて夜に眠れないこともなくなりました。 そのため、月曜日や火曜日は普段通りにごはんを食べ、シャワーも浴びることができていた、月野ねこさん。ところが、水曜日になると吐き気が増してきて食欲がなくなり、ごはんを食べることもシャワーを浴びることもできなくなってしまいました。 それを医師に相談したところ、医師いわく「抗がん剤は通常、2日間で体内から抜けるようになっています。でも、月野ねこさんの場合は5日間かけて投与していくので抗がん剤が体から抜けきらず、体内に蓄積されていっているのかもしれません」とのこと。だとすると、木曜日や金曜日はもっと副作用がつらくなる可能性もあります。それに、抗がん剤治療に耐えて土曜日に退院したとしても、抗がん剤が体から抜けるのは月曜日くらいになり、それまではずっと副作用に耐えなければならないのです。 「吐き気止めを点滴に混ぜてもらっているし、このつらい副作用にもどうにか耐えられるはず」「いや……耐えるしかない。我慢するしかない。絶対に終わりはくるから」 そう信じ、泣きたくなるのをグッと我慢して、ひどい副作用と再び闘うことを決意した月野ねこさんでした。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月19日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。大学病院に入院し、月曜日から金曜日までの5日間、毎日抗がん剤投与をおこなうことに。しかし、抗がん剤治療が始まると、吐き気や嘔吐、口内炎など、抗がん剤の副作用に襲われてしまいました。「治療を頑張れば病気も治るはず」との思いで、副作用と闘いながらもなんとか5日間の治療を終えたねこさんは、土曜日に退院。その後の経過はというと……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 抗がん剤治療は順調だと思っていたのに… 退院後、初めての診察に訪れた月野ねこさん。すると、医師から 「抗がん剤治療を始める前に比べて、HCG(※3)値が下がりました。今回、治療に使用したメトトレキセート(※4)が効いているようですので、今後もこの抗がん剤を使用します」 と報告が! この朗報を聞いて「よかった、つらい副作用に耐えたかいがあった」と、ねこさんもひと安心。今後は、外来で2週間おきに月曜日から金曜日まで毎日通院し、抗がん剤投与をおこなうことになりました。 その後、外来でのメトトレキセート投与がスタート。しかし、2クールが経過したころ……なんと、HCG値に変化が見られなくなってしまったのです。これはつまり、メトトレキセートの効果(=がん細胞の増殖を抑える効果)がなくなったことを意味しており、今後は別の抗がん剤に切り替えて治療していかなければなりません。新しい薬剤に変更するとなると、医師や看護師のサポートが必要になるため、再入院が必須となります。 「でも、3クール目でHCG値が下がる可能性もりますよね……? それに、薬剤を変更するとなったら、また入院しなきゃいけないんですか……? 私が入院でいない間、もう、子どもたちにつらくさみしい思いをさせたくないんです!」 と、涙を浮かべながら医師に、薬剤変更と入院に反対する意思を告げた、ねこさん。 とはいえ、実際のところは「最初は抗がんが効いていたのに、途中で効かなくなるなんて、病気が悪化しているとしか思えない……。でも、そんなこと信じたくない。まだ、私の体は大丈夫なんだって、今の抗がん剤治療に問題はないんだって思いたい」という気持ちが強かったそうです。 しかし、結果的に医師の判断で薬剤は変更となり、今後はアクチノマイシンDという抗がん剤を用いて治療をおこなうことに。ねこさんの闘病は、この先も長く続くことになったのでした。 ※3=HCG(hCG)とは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、またはヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとも呼ばれるホルモンのこと。通常は妊娠中に多く産生されるもので、異常妊娠や絨毛性疾患の場合には異常分泌される。※4=メトトレキセート(メトトレキサート)とは、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤。絨毛がん・侵入奇胎などの絨毛性疾患のほか、白血病などの治療にも用いられる。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月16日大阪の美容外科クリニックに勤めるパチ美さん。もともと二重ですが生活習慣が影響し、いつも目がむくみ奥二重に見えるのが悩みです。そこで、美容整形手術を受けることを決意!二重だけど二重手術をした実録レポです。【あらすじ】美容整形外科で10年以上勤務するパチ美さんは、まぶたがむくみがちで腫れぼったく見えることが悩みでした。生まれつき二重ですが奥二重に見えてしまい、どうにかしたい!と思っていたところ……。 ※二重埋没法とは:まぶたの内側から特殊な糸を通し、二重のラインを固定する美容整形手術法のこと。切開せずに日帰りで施術できるので、ナチュラルな美容整形・プチ整形として人気です。抜糸すれば元に戻り、時間の経過と共に糸が取れたりゆるんだりすることもあります。 マンガを描いたり読んだりするのがライフワークのパチ美さん。パソコンで作業する時間が長いことや睡眠不足が続く生活習慣が影響し、常にまぶたがむくんでいました。生まれつき二重のパチ美さんですが、目が腫れぼったく奥二重に見えることが悩み。二重をよりクッキリしたいと常々思っていました。 「二重埋没法」について知ってはいたものの、その当時は「親からもらった体を傷つけるなんて……」とネガティブなイメージがあったそう。そんなある日、妹が突然二重術を受けてきてびっくり! 施術後に驚くほど目が腫れている妹の姿を見てドン引きするパチ美さんでしたが、思い立ったらすぐ行動に移す妹のアグレッシブさに背中を押され、二重術を受けることを決意するのでした。 監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 パチ美さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター パチ美美容外科クリニックに勤める兼業ブロガー。抹茶とコーヒーとお刺身が好き。ブログで美容外科の仕事の裏側、あるある、日常、お役立ち美容情報、自分の整形レポなどを漫画で描いている。
2022年12月15日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。ある月の金曜日に大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤治療を始めることになりました。そして迎えた月曜日。午前中に点滴での抗がん剤投与がおこなわれたのですが、夜になると、抗がん剤の副作用なのか、強烈な吐き気に襲われてしまいました。ナースコールで看護師さんに助けを求めたねこさんは、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらい、ようやく就寝。しかし、火曜日の朝になっても吐き気はおさまらず……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 抗がん剤の副作用 月曜日から抗がん剤治療を始めた、月野ねこさん。初日の夜は強烈な吐き気に襲われ、頑張って水分補給をしても何度も何度も吐いてしまい、なかなか眠ることができず大変な夜を過ごしました。翌朝になっても、吐き気は続いていたそうです。 さらに、抗がん剤の副作用は吐き気や嘔吐だけにとどまりませんでした。「痛っ!」と口内に異変を感じたねこさんが手鏡で口の中を見てみると、なんと、大量の口内炎ができていたのです! こういった症状は、都度医師に相談して対処してもらうしかないのだとか。口内炎にはうがい薬で口内の消毒をおこない、吐き気がひどいときには、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらうことになりました。 加えて、抗がん剤治療を始めてから、ねこさんの体は水やお茶、食べ物を受け付けなくなってしまいました。しかし、そんな状態でも、抗がん剤治療をあと4日も続けなければなりません。 「家で待っている家族のためにも頑張らなきゃ」「きっと、このつらい治療を乗り越えたら病気も治るはず」 と、家族の存在と病気の完治を心の拠り所にすることで、苦しい治療をどうにか耐え抜きました。 そして、土曜日にようやく退院。体調不良でフラフラになっているねこさんを、「大丈夫? 車を持ってくるからベンチで休んでて」と、旦那さんが気づかってくれました。つらい入院生活にひとりきりで耐えたからこそ、こういうときは、家族のやさしさに積極的に甘えるべきなのかもしれませんね。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月14日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は33歳、次男を36歳のときにどちらも帝王切開で出産。長男のときには感じなかった育児の違いを感じました。そんな次男の育児についての体験談をご紹介します。嫌でも感じる体力の衰え長男も次男も帝王切開だったのですが、どちらのときにも傷の回復に差はありませんでした。ただ、次男が1歳になり歩くようになってから感じたのは、体力の衰え。少し走っても息切れが激しく、止まってしまう始末。子どもの寝かしつけ時に一緒に寝てしまうことも増えました。 長男のときには必要ないと思っていた昼寝をするほどまでに……。次男を抱っこひもに入れて移動するのも、とても疲れるようになりました。また、産後の体重の戻りも次男のときのほうが遅かったです。 特にキツイ外遊び…今でも大変なのが、次男に付き合って外で長時間遊ぶこと。特に幼稚園が終わったあと、次男は1時間ほど園庭で遊びたがるのですが、「今日はもう帰らない?」とつい聞いてしまいます。 長男のときには園庭遊びはまったく苦にならなかったので、やはり私の体力が落ちているんだなと実感。このままではマズいと思い、家で踏み台昇降やスクワットをして体力を付けることを意識しました。幸い継続することで、現在は少し体力が付いてきた気も。 ママの年齢は関係ない私の住んでいる地域では、私との年齢差が1個下や1個上といった同世代のママが多く、当時流行った音楽やテレビ番組の話で盛り上がることも。次男を出産前は「年下のママばかりなのかな?」と少し心配もありましたが、まったくそんなことはなく、いろいろな年代のママ友ができました。 ママ友はあくまでも子どもを介していることが多いので、出産前に気にするほどママの年齢は関係ないんだなと実感。特に私の周りの40代で出産したママ友は落ち着いた方が多いです。私の場合、偶然かも知れませんが「この人と友だちになりたい!」と思うママは実は同い年だった……ということも。もちろん年下のママ友でも素敵な方がたくさんいます。 私は36歳で次男を産むことになりましたが、体力的な衰え以外は特に困ったことはありませんでした。まだまだ、幼い長男と次男。外で遊ぶ機会も多いと思いますので、体力を付けることはこれからも続けていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2022年12月13日不特定多数の人が集まり、利用する場では、定められたルールや一般的なマナーを守ることが大切です。しかし、世の中の誰もがルールやマナーをしっかりと守るわけではありません。中には、残念なことに自分のことしか考えられない人もいます。そういった人を目にして、「注意をしたほうがいいのだろうか」「迷惑だなあ」とモヤモヤしてしまうのは、仕方のないことでしょう。渡辺満里奈が電車で目にした『すごい人』に驚く声タレントであり、お笑いトリオ『ネプチューン』の名倉潤さんの妻でもある、渡辺満里奈(わたなべ・まりな)さんが、2022年12月7日にTwitterを更新。ある日、電車を利用して移動していたところ、衝撃的な光景を目にしたといいます。投稿を読んだ人から驚く声が続々と上がった、渡辺さんの出会った『すごい人』とは…。おおっ…!電車でメイクはもう見慣れた光景と思っていたけど、爪切る人は初めて見たわ 切った爪、拾お— 渡辺満里奈 (@marina_w1970) December 7, 2022 渡辺さんが目にしたのは、なんと電車内で爪を切る人!きっと、座席に腰掛けた状態で、持ち歩いている爪切りを使いカットしていたのでしょう。投稿を読むに、周囲に爪をまき散らして去って行ったのでしょうか。渡辺さんでなくとも、誰もが目を疑ってしまうであろう、『電車の中で爪切り』というとんでもない行為。投稿に対し、「そんな人が存在するなんて…!」と驚く声が続々と上がっています。・怖すぎる!掃除をする人のことを考えていないのかな?・自分は、歯磨きをしながら外を歩いている人を見たことがあります…。・恥ずかしいと感じないのかが不思議。モラルを下げないでほしい。一般的に、身だしなみを整える行為はできるだけ人の少ない場所で行うもの。また、爪切りに限らず、使った場所にゴミを残したまま去っていくのは、思いやりに欠けた行為であり、マナー違反といえるでしょう。「自分さえよければいい」と考える人が減り、公共の場を気持ちよく使える人が増えるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年12月08日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 【前回のあらすじ】個人クリニックにて、胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)との診断を受けた、月野ねこさん。大きな悲しみに耐えながらも、2度にわたる子宮内容除去手術(いわゆる中絶手術)を受けました。しかし、手術から2カ月が経過しても、HCG(※2)の数値が下がらないのです。そこで、本格的な治療をするため、大学病院に転院することに。そして、大学病院で精密検査を受けた数日後、医師から電話がかかってきて「病理検査(※3)の結果、癌細胞は見つかりませんでした」とうれしい報告を受けたのですが……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。※3=癌細胞がないか、どのような病気かなどを顕微鏡で観察して調べる検査。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 抗がん剤を使うしかないの? ※侵入奇胎(しんにゅうきたい)=胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ねこさんの担当医となったのは、大学病院で婦人科医を担当している藤原医師でした。藤原医師によると、前回の子宮内容除去手術で採取した細胞を病理検査に回した結果、癌細胞は見つからなかったそう。 しかし…… 「先生。私の病気って侵入奇胎なんですよね? これから抗がん剤を使うんですよね?」と、事実を確かめるべく、勇気を出して自ら医師に質問したねこさん。HCG値が上がっていることや、肺に病相が見つかったことから、ねこさんは事前にネットで情報を集め、自分が侵入奇胎になったことをほぼ確信していたのです。 このころのねこさんは、毎日のようにネットで侵入奇胎について調べては、 (胞状奇胎になったことすら受け止めきれていないのに、さらに悪化して侵入奇胎になってしまうなんて……。自分の体のことなのに、まだ信じられない……)(前がん段階とはいえど、侵入奇胎なら抗がん剤治療を受けるしかないのか……) と、自分が病気になってしまったことや、抗がん剤治療を使った治療を始めることに実感が湧かず、ただただショックを受けていました。 自分の体が病気に蝕まれ、どんどん悪い方向に進んでいく恐怖に怯えるねこさん。しかし、「先生も抗がん剤治療をすれば治るって言ってくれているし……まだ泣くには早い!」と、泣くのを必死に我慢したのでした。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年11月29日上のお子さんが1歳になり、2人目妊娠のタイミングを考えるようになったママさん。夫婦で今後の家事・育児の役割分担ついて話し合い、2人目妊娠に至るまでの体験談を紹介しています。 上の子が1歳になり、2人目を考えるように結婚して夫婦で子どもについて話し合ったときに「できれば子どもは2人欲しいね」とお互い話していました。そんなことから、上の子が1歳になったころには2人目を意識するようになりました。 しかし正直なところ、ちょうど上の子が1歳になったと同時に保育園へ預け始め、仕事復帰も果たしたばかり……。家事・育児と仕事の両立がとても大変ななか、今2人目を妊娠して私はやっていけるのだろうかと、不安がよぎることが多々ありました。 2人目のタイミングは2歳差を計画!2人目のタイミングは少し迷いましたが、1人目の出産がすでに高齢出産だった私。自分の年齢を考えても、2人目妊娠のタイミングを先にするほど余裕はないと思っていました。私自身、4人きょうだいで育ち、大人になってきょうだいの心強さを感じています。だから自分の子どもには将来、親がいなくなっても支え合えるきょうだいを作ってあげたい。 そこで、2歳差を意識して計画を立てました。そのためには夫の協力は必須。家事・育児の分担について、洗濯・お風呂掃除は夫、料理・部屋掃除は私、と話し合いました。 2人目妊娠は計画通りにはいかないものちょうど2歳差になるように計画したものの、理想通りにはいかず……。私は1人目も不妊治療をおこなって妊娠しているので、不妊治療を再開することに。1人目はなんとかタイミング法で妊娠できましたが、私の年齢も上がっているせいか半年経っても妊娠せず……。 先生からステップアップを提案され、体外受精へ踏み切りました。家事・育児、仕事を両立しながらの不妊治療はかなりつらかったですが、最近やっと妊娠を確認することができました! 無事生まれるまで安心はできませんが、ギリギリ計画していた2歳差で生まれてくる予定です。私は子育ても仕事も頑張りたいと思っているタイプなので、夫が家事や育児に協力的でないと2人目は考えられませんでした。夫婦で納得いくまで話し合い、夫が家事育児の分担をすすんでしてくれたからこそ2人目を生み育てようと決心できたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:桜井りこ1女の母。服飾パタンナーを経て、現在は化粧品会社時短勤務。不妊治療からの妊娠。美容・コスメ・健康系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2022年11月29日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 【前回のあらすじ】個人クリニックにて、胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)との診断を受けた、月野ねこさん。大きな悲しみに耐えながらも、2度にわたる子宮内容除去手術(いわゆる中絶手術)を受けました。しかし、手術から2カ月が経過しても、HCG(※2)の数値が下がらず、検査をおこなった医師に、「胞状奇胎でHCG値が上がった患者さんの症例はうちにありません。他の大学病院か、がんセンターに転院してください」と言われてしまい……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 大学病院から緊急の電話が! 用件は…? 総合病院にて検査を受けた結果、肺に病巣があると判明した月野ねこさん。旦那さんと相談し、大学病院に転院することになりました。 その後、大学病院へ転院したねこさんは、すぐにCT(X線で体の断面を撮影する検査)やMRI(磁力と電波を使って体の断面を撮影する検査)、3回目の子宮内容除去手術を受けたそうです。手術時に採取した細胞の一部は、病理検査(癌細胞がないか、どのような病気かなどを顕微鏡で観察して調べる検査)に回されました。 そして、令和元年の12月ー。 ねこさんのもとに、大学病院から1本の電話が。「そろそろ病理検査の結果が出るころだ。悪い結果だったらどうしよう」と不安が頭をよぎったねこさんは、電話に出ることを少しためらってしまいました。しかし、「すぐ出な!」と旦那さんに後押しされ、ドキドキしながらも電話に出たところ…… 「私、大学病院の藤原と申します。病理検査の結果が出たのですが……癌細胞は見つかりませんでした」と、まさかのうれしい報告! 緊張の糸が切れたねこさんは、「よかったぁぁ〜〜!」と安堵の涙を流したのでした。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年11月28日1人目の子どもを妊娠中、臨月に入るまで私は車通勤でパートをしていました。妊娠が判明してからは体調も経過も順調だったため、車の運転くらい大丈夫だろうと安心しきっていた私。でも妊娠8カ月になったとき、まさかの交通事故を起こしてしまったのです。今回は妊娠中に赤ちゃんを危ない目に遭わせてしまってごめんね……と反省した体験談をお話しします。 通勤時に車をぶつけてしまった!妊娠8カ月になるころ、いつものように車で通勤して駐車しようとしていたときでした。アクセルとブレーキを踏み間違え、目の前に停まっていた車に突っ込んでしまったのです! はっきりとは覚えていませんが、そのときの私はぼーっとしながら、今後のことや赤ちゃんのことなどを考えていたように思います。ぶつけてしまった瞬間はびっくりしすぎて唖然としていましたが、震える手で警察やパート先に電話をしました。 母子ともに無傷でよかった…幸いにも怪我をしたりおなかをぶつけたりもしなかったので、母子ともに無傷でした。またぶつけてしまった車には誰もいなかったので、怪我人はいませんでした。とはいえ、ぶつけてしまったことへの申し訳なさを感じ、人生で初めての事故を妊娠中に起こしたことも精神的にショックが大きく、かなり落ち込んでしまった私。 それにこれから出産や子育てでお金もかかってくるのに、車の修理費等の出費がかさむ心配も出てきました。しかし、夫には「そんなことよりも無事でよかった」と言われて確かにそうだ……と思い直し、それから出産までは車の運転をやめました。 妊娠中は普段以上に身の回りのことに気をつけないと、何が起こるかわからないんだと改めて実感した出来事でした。自分の考えが甘かったせいで、まさかおなかの中の赤ちゃんを交通事故に巻き込んでしまうなんて……。いくら経過が順調でも自分ひとりの体ではないので、大切にしなければならないと身をもって感じました。 ※妊娠中車を運転しなければならない場合は、妊娠をしていないときよりも慎重に、注意を払って安全運転を心がけましょう。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/おもち著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2022年11月28日おおやたまこさんは、結婚2年目で長男・のりまきくんを妊娠し、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産しました。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を夫・たま夫さんに何度も教えましたが、してほしいことが伝わらず、さらに、たま夫さんの嫌なところばかり目に付くようになりました。そしておおやたまこさんは、たま夫さんに対して口調が強くなっていき……。別に夫を非難したいわけじゃないのに…家事を言った通りにしてくれないことや、なんでも「大丈夫だよ」と言う夫に苛立っていた私。 すると、「やること全部に文句を言われて、もう耐えられない」 「俺、子育て向かないよ」 「こんなに仲が悪くなるなら、2人目はいらない」 と夫から言われてしまい……。 夫の愚痴を言いたいわけではないのですが、描いてたら当時のことを思い出したので、私が夫に対して、グッと堪えたことを少しだけ吐き出しました。 このときの私は「夫婦のため」というより、「自分のため」に物事を考えていたように思います。のりまきくんが寝た後に皿洗いを始めた、たま夫さん。そんなたま夫さんを見て、おおやたまこさんは「いまやったら、のりまきが起きるじゃん」と苛立ちました。きっと、たま夫さんも「のりまきくんを育てる」という志は、おおやたまこさんと同じものを持っていると思うのですが、お互いの優先順位や感覚が違っているため、すれ違いが起きてしまっているのではないでしょうか。 みなさんも旦那さんと子育てする中で、おおやたまこさんとたま夫さんのように夫婦間のすれ違いを経験したことはありますか? このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2022年11月26日