2020年10月2日、歌手の浜崎あゆみさんが、第2子を妊娠していることを公式ファンクラブサイトで発表しました。サンケイスポーツによると、浜崎さんは「大家族になるのが楽しみです」と、妊娠の喜びと出産への意気込みを明かしているそうです。この日誕生日を迎えた浜崎は「みんなへ!」と題し、今年予定されていたライブツアーを配信という形で完結させたことを報告、感謝するとともに、「今、2人目の天使がお腹の中で一生懸命育ってくれています。大家族になるのが楽しみです!」と自身が妊娠していることを明かした。サンケイスポーツーより引用浜崎さんといえば、2019年末に未婚で第1子を出産し、すぐに復帰したことから、世間を驚かせたことも。「出産からの復帰が早すぎる」と指摘された浜崎あゆみSNSで応える浜崎さんの報告に対し、ネット上ではさまざまな反響が上がっています。・すごすぎる。おめでとうございます!・第1子のお子さんのためにも、兄弟がいると心強いだろうし、よかったと思う。・40代で続けて妊娠と出産をする浜崎さんを、同じ女性として本当に尊敬する。身体を大切にして、元気なお子さんを産んでほしいですね。おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年10月03日10月2日、公式ファンクラブサイトで第2子妊娠を発表した浜崎あゆみ(42)。同日が誕生日だった浜崎は、オンラインライブを開催。その配信終了後に突如、同サイトで「今、2人目の天使がお腹の中で、一生懸命育ってくれています。大家族になるのが楽しみです!!」と妊娠報告したのだ。「浜崎さんは今年1月2日、昨年末に第1子を出産していたことを電撃発表したばかり。第1子の父親については年下の男性と報じられていますが、公式の発表はされていません。音楽業界でも妊娠したという情報は流れておらず、突然の極秘出産報告に、関係者たちすら非常に驚いていました」(音楽関係者)今回の第2子妊娠も、浜崎は発表こそしたものの、妊娠期間や子供の父親についての詳細はいっさい明かしていない――。実は本誌は、6月末に都内でその姿を目撃している。ストローハットと黒いマスクで顔を隠したその日の浜崎は、背中を大きく露出した黒ワンピースに、足元は低めのサンダル姿。小雨が降るなか、事務所関係者と思われる男性に傘を差されエスコートされながら、路上に止められた車に乗り込んでいくところだった。「一般的に芸能人の妊娠報告の時期として多いの、が安定期に入った5カ月目以降です」(スポーツ紙記者)本誌が目撃したこの時は、すでに“おめでた”だった可能性が高いことになる。妊娠報告とともに、「ひとりの人間として、いちアーティストとして、そして母として、健やかでたくましく真っすぐな背中を見せて生きていけるよう、日々精進していきます!」と決意をつづった浜崎。本誌が目撃した彼女の背中にも“2児の母”となる覚悟がにじみ出ているように見えた――。
2020年10月03日わが家の長女は障害を持っています。そのため私自身、その後の妊娠や出産に対して恐怖心を持っていました。それでも、2人目を産みたいと決意。次女が生まれた日、長女の姿を見て、産んでよかったと心底感じたときの話をお伝えします。 2人目を産むかどうか悩む日々1人目出産時は33時間におよぶ難産で、母子ともに危険な状態に陥りました。なんとか命は取り留めたものの、長女には障害が残り、私も自律神経失調症や原田病などを患いました。 そのため、妊娠や出産に対する恐怖心があり、なかなか2人目を授かりたいという思いになれないまま、日々が過ぎていきました。しかし、自分の年齢的なことや、長女がひとりっ子のままでいいのかと考えたとき、徐々に2人目出産に向けた気持ちが沸いてきました。 赤ちゃんの誕生を楽しみに待つ長女「今度出産するときは、命を落とすかもしれない。また障害を持つ子が生まれるかもしれない」という不安を抱きつつも、長女にきょうだいを産んであげたいという気持ちが強くなり、2人目の出産を決意しました。 そして、すぐに妊娠。先生とよく相談し、家族にも産後のフォローをお願いしました。そのころ、長女は2歳。「お姉ちゃんになるんだよ」と何度も伝えると、私のおなかを触ったり声をかけたりして、赤ちゃんの出産をとても楽しみにしていました。 2人目を産んでよかった!妊娠後期、長女は「赤ちゃんのお世話をしたい」と言って、人形で赤ちゃんのお世話の練習をしていました。出産当日、家族と一緒に長女も産院へ。「もうすぐお姉ちゃんになるね」と話すと、ニコニコとしてうれしそうにはしゃいでいました。私自身も「2人の子どものために頑張ろう」と勇気が出ました。 そして出産。待ちに待った赤ちゃんとのご対面。不思議そうな表情で、赤ちゃんを見つめる長女。 長女は赤ちゃん返りをするときもありましたが、ぐんとお姉さんらしくなって、赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれました。やさしく赤ちゃんの頭をなでたり、妹を思いやる姿はほほえましく、きょうだいを産んでよかったと心底感じました。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年10月02日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。帝王切開で無事出産!第1子と第2子の出産時の違い編集後記つぶみさん、二人目のご出産おめでとうございます!コロナ禍でのご出産…ままのて編集部一同つぶみさんの無事のご出産を心よりお祈りしていました。元気なねむちゃんに会えて、大変嬉しく思います!さて、つぶみさんの出産エピソードを見ると、第1子と第2子では ママの産後の様子や心の持ちようが少し違うようですね。やはり、出産・育児を経験していると少し心に余裕が生まれているシーンも見られました。無事に生まれたねむちゃんは、よく眠る赤ちゃんとのこと。寝顔が息子・ほにゅくんとそっくりなのも、なんとも愛らしい一面ですね。つぶみさんの息子・ほにゅくん、娘・ねむちゃん、これからさまざまなエピソードをままのて編集部一同もとても楽しみにしています!ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年09月30日私は、2男1女のママです。長男のときは妊娠中に起こるトラブルはなかったのですが、次男のときは妊娠初期に不正出血、そして妊娠後期に子宮頚管が短くなり入院をして大変でした。そして今回3人目……。35歳過ぎてからの妊娠や仕事環境、息子たちの育児などあり、自分が思っている以上におなかに負担がかかり再び切迫流産……。休職を繰り返し、職場とのやり取りで感じたことをお伝えします。 妊娠13週に不正出血し、切迫流産と診断妊娠13週のとき、勤務中に出血……。診断結果は切迫流産で、1週間の張り止め内服と自宅安静の指示が出ました。治療の効果があり1週間で回復し、仕事復帰することができました。次男のときも妊娠初期の段階で不正出血して切迫流産を経験していたので、今回も同じような感じかと考えていました……。 そのためまずは、自転車通勤から車通勤に変更させてもらい切迫流産の予防策をとったのですが、復帰して2週間が経たないうちの妊婦健診で子宮頚管が短くなっていると診断を受け、再び休職することに。 妊娠16週より仕事復帰を目標に治療計画切迫流産をかかえながらも私は仕事復帰を目標に考えていましたので、助産師さんと担当医と相談して治療計画を考えていただくことにしました。できあがった治療計画は、1週間の自宅安静と内服治療、その後の1週間は内服治療をせず家事・育児のみ動いて、子宮頚管に影響が出ないかを診ていくという内容です。結果、張り止めの内服治療をしているときは子宮頚管の長さは回復。しかし、内服を中断し、家事・育児に動いてみると子宮頚管はまた短くなる……という状況でした。この経過に、担当医も助産師さんも仕事復帰に首を縦にふることはなく、今の妊娠週数で切迫流産を繰り返すのはよくないと診断を受けてしまったのです。 仕事復帰は諦めてと休職の診断書!?次男のときは張り止めの内服薬治療をしながらの仕事復帰が可能だったのですが、今回は内服しながらの仕事復帰は許可できないとなり、妊娠19週目から出産まで休職指示となりました。 仕事先では私の復帰を考えた勤務調整の計画も立てていたのですが、検討虚しく欠員が出ることで多大なるご迷惑をかける形になってしまいました。上司からは憎まれ口を言われ、不穏な空気のまま休職に入るかたちに……。 切迫流産で休職し、私が感じたこととは?私の職場はクリニックで、院長と非常勤医師・看護師(3名)事務(3名)・クラーク(1名)のため、看護師1人かけても他の職員への仕事量が増えてしまう職場です。私は産休代行の指導を任されていましたが、休職によりできず、他の職員が分担して指導することでさらに仕事量が増え迷惑をかけてしまいました。仕事先には迷惑をかけている一方で、休職してよかったこともあります。それは……在職中は家事や宿題の手伝いに忙しく、息子たちとゆっくり話す余裕がなかったのですが、休職して家にいることで、普段聞けなかった内面の考えを聞けたことです。また、お風呂・部屋・トイレなどの掃除を毎日してもらうことで掃除がじょうずになったこと。別日になってしまうため、どちらかしか行けなかった息子たちの参観日も、医師の許可を得て参加できたことです。 自宅安静指示は他人から見たら働けそうと思われているかもしれないと不安があり、入院するほどの状況のほうが上司も休職に納得してくれたのかもしれない……と思うことも。ですが、無理して働いていたら早産になっていたかもしれません。主治医が仕事復帰で悩む私に休職と診断したからこそ助けられた命だと感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年09月20日10カ月の妊娠期間は、長いようで実はあっという間です。そして赤ちゃんが生まれるとしばらくは、自分自身のことに手をかける余裕もないほど大わらわ。それまで好きなときに好きなことをしていた生活が赤ちゃん中心になり、自分のことはいつも後回しになりがちです。私自身が出産してから「妊娠中にやっておくべきだった」と思った3つのことをご紹介したいと思います。 安定期に入ったら歯科健診を受けておく妊娠前までは「なんだか歯が痛いかも?」と感じてから歯医者さんに駆け込んでいました。妊娠中は特に歯の異常もなかったため、歯医者さんに行くことは一度もありませんでしたが、それを出産してから後悔することに……。痛みがなくても小さな虫歯は潜んでいたようで、産後、それが一斉に痛み出したのです。ところが、夫は仕事で忙しく、近くに頼る親もいなかった私は思うように歯医者に行くことができず、苦労しました。 よく出産すると歯が弱くなるという話を聞きます。それは事実のようだと実感しました。そして虫歯菌は唾液を介して赤ちゃんにもうつるので、妊娠中に歯科健診を受けて徹底的に治しておくべきだったと後悔しました。母子健康手帳には歯科健診結果を記入する欄があり、国も歯科健診を推奨しています。“妊娠中の歯周病は早産等の原因となることもある”との研究結果も出ているようなので注意したいですね。 妊娠後期にはお手入れしやすい髪型にする出産前はロングヘアで、季節によってカラーリングを楽しむなど、3カ月に一度は美容室で髪のケアをしていました。当然ですが、赤ちゃんが生まれたら髪の毛のケアなど後回し。産後、初めて美容室に行ったのは赤ちゃんが生後10カ月になってからでした。 産後はしばらく手をかけられないことを前提に、お手入れのしやすいヘアスタイルにしておくとラクチン。ショートヘアで何カ月もカットできないよりは、ずっと伸ばしても大丈夫なヘアスタイルにしておくといいと感じました。 外出できるうちに友人とたくさん会っておく赤ちゃんが生まれると、生活ががらりと変わります。しばらくの間は人混みには出かけられないうえに、今までみたいに友人と気軽に遊びに行くことも難しくなります。特に「夜の時間帯に出かける」ことは難しくなるので、昼間の時間帯になかなか会えない友だちなどがいたら妊娠中に会っておきたいですね。たまの息抜きとして女友だちと会って話をすると気分転換にもなります。 私が妊娠中にやっておくといいと思った3つのことをご紹介しました。今しかできないこと、しておくべきことをリスト化するのもおすすめ。あくまでも体調が第一優先とはなりますが、思い残すことなく出産を迎えられたらいいですね。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年09月19日登場人物おかめ:ワーキングマザー。息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『息子のパパイヤ期』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。プラレールとトミカに夢中。最近の欲しいものは『プラレールのレール』助産師面談で言われた衝撃の一言…!おかめさんからのメッセージ全く治る気配がないこのよだれづわり。今も家では数分で口の中いっぱいによだれが溜まってしまうので、ペッと吐き出す生活です。外にいるときはこまめに水分をとって飲み込むなど普通に生活はできていません。もう半分くらい諦めていますが(笑)このあとよだれづわりがなくなってくれたら嬉しい…!妊娠中の体重管理は、自分だけの身体ではないゆえに難しいところがありますよね。体重が増えすぎたときにあわてて減量を試みても、なかなか効果があらわれなくて焦ってしまうこともあるでしょう。さらに、妊娠時期によってはおかめさんのようにワクワクのイベントも思いっきり楽しめないなんてことも…。しかし、無理に減量をしたり、体重管理で悩んでストレスを溜めてしまったりしては元も子もありません。自分の妊娠時期や環境に合った方法で、無理なく体重管理をしていきましょう。(ままのて編集部)妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2020年09月18日私は上の子が2歳4カ月のときに下の子を出産しました。想像以上にハードだった2人目の妊娠生活。もう少し頑張ればよかった、やっておけばよかった……と後悔したことがいくつかありました。 完全にタイミングを逃したトイレトレーニング長男が4月で2歳になり、その夏に2人目を出産しました。今思えば、2歳の春~夏と言えば、まさにトイレトレーニングにもってこいの時期。ところが、最近は3歳半ごろがおむつはずれの平均と聞いたこともあり、当時はあまり積極的に進めていませんでした。 その結果、産後は赤ちゃん返りでトイレどころではなく、3歳を過ぎた今もおむつははずれていません。あのときトイレトレーニングしておけば……と、毎日のように後悔しています。 小さな赤ちゃんを長男の病院通いに付き合わせるハメに…妊娠後期、長男の便秘が悪化して市販の整腸剤を飲むなどしていました。しかし、小児科にかかる直前に下の子を出産。入院中、ママがいないさみしさもあってか、長男はいつも通り食事ができず、さらに便秘の症状が悪化しました。 その結果、産後1カ月を待たずに小児科へ。まだ生活リズムの整わない乳児を連れて通院することになりました。下の子はもちろん、もっと早く行っていれば……という長男への申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 産後9カ月経ってやっと2人で外出もう1つ後悔したことは、妊娠後期に切迫早産気味だったということもあって、長男と2人でお出かけができなかったことです。 当時、私は仕事もしていて、休みの日は夫に連れ出してもらっていました。仕方のないことだとは思っても、やっぱりママをひとり占めできる最後の時期にしては一緒に過ごす時間が少なかったように思います。また、下の子は人見知りが激しい性格でなかなか人に預けられず、産後初めて長男と2人きりで外出したのは産後から9カ月が経ってからでした。 このように、2人目育児では上の子のケアが大切とわかっていながら、対応できなかったことが産後の後悔に繋がったと思います。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:小林由希二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は漫画や音楽鑑賞にインテリア雑誌を読むこと。
2020年09月14日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月13日私には6歳の娘と1歳の息子がいます。1人目のときにはなく、2人目の妊娠で初めて経験したマイナートラブルの1つに「陰部静脈瘤」があります。静脈瘤ができた場所がデリケートゾーンなだけに、産婦人科の先生に相談するのも勇気がいった体験談をご紹介します。 妊娠9カ月でおまたがパンパンに妊娠9カ月を迎え、私のおなかは今にもはち切れそうなくらい大きくなり、当時は靴を履いたり、足の爪を切ったりといった自分の足元をよく見て作業することが難しくなっていました。 ある日いつものようにお風呂に入り、自分の体を洗っていたときのことです。おまたを洗おうと触れると、明らかにいつもと感触が違い、パンパンに腫れているようでした。ただ、患部を目視したくても、大きなおなかが邪魔をして見られません。自分自身の体のこともですが、おなかのなかの赤ちゃんに悪い影響がないのかすごく不安な気持ちになりました。 勇気を出して先生に相談特に痛みはなかったので日常生活に支障はありませんでしたが、2、3日経っても腫れは一向に引かず……。腫れているところがデリケートゾーンだったので、他人に話すことに恥ずかしさはありました。でも、「赤ちゃんに何かあっては困る!」と勇気を振り絞り、妊婦健診の際に腫れのことを先生へ相談してみることに。 内診台で診てもらった結果、腫れは大きなおなかで血管が圧迫されて血液循環が悪くなったことが原因でできた「陰部静脈瘤」との診断でした。心配していたおなかの赤ちゃんへの影響はないと聞けて、すごくホッとしたのを覚えています。 出産までのホームケア私は服薬など何か治療法があるのかも先生に伺いました。でも残念ながら効果てきめんな方法はなく、出産しておなかの圧迫がなくなれば自然に戻る人がほとんどとのことでした。ただ治すことは無理でも、これ以上悪化させないために3つのアドバイスをもらいました。 1つ目は、着圧ソックスを履くこと。2つ目は、同じ姿勢や体勢を続けず、足をよく動かすこと。3つ目は、足湯をすること。 3つとも、下半身の血液循環に効果的な方法だそうです。3つとも試したことがよかったのか、静脈瘤は引くことはありませんでしたが悪化もせず、無事に出産の日を迎えられました。 さらに静脈瘤へのケアで思わぬところにも効果が……! それはこむら返りです。夜中足が頻繁につっていましたが、アドバイスを実践後はほとんどなくなったのです。 幸いパンパンに腫れていたおまたも、出産後2週間もしないうちに腫れが引いて再発もありませんでした。赤ちゃんへ悪影響がないのか不安を抱えたまま出産を迎えるよりも、勇気を出して先生に相談してよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:近藤あいこ6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月12日子どもと一対一だった1人目のときとは違い、子どもが2人いる生活のなかでの子育ては忙しくて大変! そんな忙しい日々のなかで、2人目育児で忘れがちなこととその対処法を私の経験からご紹介します。 ついつい忘れちゃう! 身体測定1人目のときは、機会があれば何度も測っていた子どもの身長や体重。2人目となると上の子のお世話もあり、なかなか測る機会がなくて忘れがちです。 私は、地域の子育て支援センターに行った際、上の子が遊んでいるすきに下の子の身長・体重を測ってもらっていました。支援センターでは、測定結果をメモ用紙に書いて渡してくれたので、それを取っておいて、時間ができたときに母子健康手帳に書き写していました。 上の子より少ない!? 写真撮影撮影した写真の枚数が少なくなってしまうことも、2人目あるあるではないでしょうか。初めての赤ちゃんで、写真もたくさん撮っていた1人目とは違い、2人目は少なくなりがち。せっかくのかわいい時期を記録に残さないのはもったいないですよね。 上の子が下の子と遊んでいるときを逃さず写真におさめれば、きょうだいの思い出にもなり、一石二鳥。忘れがちなことですが、スマホなら気軽にすぐ写真が撮れるので便利ですね。 もったいない! おさがりグッズの出し忘れ年齢差のあるきょうだいに、特に多い忘れがちなこと。それは上の子のおさがりグッズの出し忘れです。私自身、食器棚の奥にしまっておいたマグや食器などの存在をすっかり忘れ、下の子用を新しく購入したあとに発見。「もったいないことをした~!」と後悔したことがありました。 グッズを購入するときは上の子のおさがりがなかったか、よく考えてから購入することをおすすめします。洋服はタイミングを逃すと着られなくなったりするので、お気に入りだった洋服は少し大きくても下の子に使っています。 2人目育児は、1人目とは違った大変さがありますが、新しい楽しみもたくさんあります。忘れがちなことに注意するともっともっと楽しめると思います。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:千倉美波二児の母。商社にて営業、商品開発、事務を経験後、専業主婦に。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年09月05日Instagramで育児絵日記が人気の2児ママ、かままさん(@kamama36)。かままさんの妊娠から出産までのエピソード、第2話。 入籍して3カ月、転勤の初出社と結婚式準備が重なってしまったかままさん。2日間不眠不休で準備に追われ、初出勤することに。 「私も赤ちゃん、欲しいーー♡」 結婚して1年。新しい赴任先で仕事にも慣れたころに届いた、同期の産休報告メール。これが、かままさんの妊娠・出産願望数値メーターを急上昇させることに! そして、かままさんは「赤ちゃんが欲しい」という想いを旦那さんにある方法で伝えます。 それは一体……!? <つづく> 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター かまま
2020年09月04日登場人物おかめ:ワーキングマザー。息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『息子のパパイヤ期』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。プラレールとトミカに夢中。最近の欲しいものは『プラレールのレール』第一子と全然違う…!?おかめさんからのメッセージ全く治る気配がないこのよだれづわり。今も家では数分で口の中いっぱいによだれが溜まってしまうので、ペッと吐き出す生活です。外にいるときはこまめに水分をとって飲み込むなど普通に生活はできていません。もう半分くらい諦めていますが(笑)このあとよだれづわりがなくなってくれたら嬉しい…!二人目を妊娠中のおかめさんは、おまめくんのときとは違い、よだれづわりに悩まされているようです。第一子のときとまったく症状が違うと、第二子でもまるで初産のような気持ちになってしまいそうですね。つわりの大変な時期を乗り越えると、我が子に会える実感がより強くなるという方もいるようです。つわりの時期は気持ちが落ち込んでしまいますが、つわりを乗り越えた先に待つ幸せを想像すると、落ち込んだ気持ちも晴れるかもしれませんね。(ままのて編集部)妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2020年09月04日長男の育児が落ち着いてきたとき、夫婦の間で2人目はどうしようかという話になりました。長男のときは「夫婦2人の子どもが欲しい」と素直に思えたのに、2人目のときはすぐにそうとは思えませんでした。その理由と実際に2人目を産んで感じたことをお伝えします。 「次は女の子!」勝手な言い分に唖然長男が生まれたとき、近所のおばさんがお祝いを持って訪ねてきてくださいました。「元気な赤ちゃんね」と言ったあとで、「次は女の子がいいわね。女の子はいいわよ」と自分の子育ての話を始めたので、私は唖然としてしまいました。なぜなら、私を産んだ母が「男の子を産めなかった」と祖母から責められているのを何度も見てきたからです。母の代わりに男の子を産めたとまでは思っていませんが、男の子だったからそういうことを言われずにすむだろうとは思っていたのです。ですが、勝手な他人の言い分に私は2人目に対するプレッシャーを感じてしまい、素直に産みたい!とは思えなくなってしまいました。 2人目を同じようにかわいがれるのか?初めての育児で、思った通りにならない息子にイライラしてしまうこともありながら、すくすくと成長して笑顔を見せてくれるようになった息子に、私たち夫婦はもうメロメロ。 この子にきょうだいがいたら、一緒に遊べるだろうなぁとは思うものの、「遊び相手」として生まれてくる2人目のことを思うと、なんだかかわいそうになってしまい、2人目を産むということがさらにハードルが高いものとなってしまいました。 そんな葛藤の末に生まれた第2子は…!私がきょうだいと年齢が離れていることもあり、年齢の近いきょうだいがいいと思っていたので、悩みながらも2人目を計画し、すぐに妊娠しました。生まれたのは次男。女の子ではありませんでした。でも……信じられないぐらいにかわいかったです。大きく生まれた長男に比べて小さな次男は、まるでぬいぐるみを抱っこしているような重さで、その次男を抱っこしたり、ほっぺたをツンツンしたりする長男もまたかわいい……! 感覚としては別の生き物のようでした。 「案ずるより産むが易し」という言葉がありますが、産んでからも悩みは尽きません。とはいえ、私たち夫婦のところにやってきた赤ちゃんをかわいいと思えるかどうかというのはいらぬ心配でした。2人の子どもが元気に育ってくれていることを自信に変えて、堂々と男の子のママに勤しんでいきたいと思っています! 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月24日妊娠したことに気付かなかったほど、つわりがなかった妊娠初期。長女を妊娠しているときはつわりがありましたが、次女のときはつわりがなく、とてもラクでした。ただ元気な分、反対に困ることもあったんです……。 つわりがなかった妊娠初期次女を妊娠したときのことです。当時、私は生理不順だったこともあり、生理が来ないことをあまり気にしていませんでした。長女を妊娠したときにあったつわりの症状もなく、妊娠だとは思っていなかったのです。さすがに、こんなに生理が来ないのはおかしいという段階で検査をしてみると、すでに妊娠3カ月でした。 その後もほとんど体調に変わりはなく、普段の生活に支障がなかったので、今まで通り、買い物で荷物を持ったり長女を連れて出かけたりしていました。 元気なのに休む自分に罪悪感つわりがないこと自体はとてもラクでしたが、そんな私の元気な様子を見て、夫や同居している夫の家族も安心し、手助けや用事を頼みにくい状況でした。逆に「休んでいたらダラけていると思われるのでは……」と気になり、長女のお昼寝のときに一緒に横になる自分にすら罪悪感を覚えていました。 そんなとき、妊婦健診でつわりのない私の生活について話をすると、助産師さんから注意を受けてしまいました。 赤ちゃんがいるという自覚を持つこと 助産師さんに「いくら元気に動けていても、おなかの中では赤ちゃんが成長しているということを自覚してください」と少しきつめに指導を受けました。私のようにつわりのない人は、周りに頼りにくい状況になり、ついつい無理をしてしまうことが多いんだそうです。 私は家族に「つわりがなくて元気だけど、おなかの中の赤ちゃんのためにも無理はできない」という話をして、それからは重い荷物は夫にお願いし、家事も休み休みするように心がけました。周りの協力のおかげで、大事な妊娠初期を無事に過ごすことができました。 つわりがないといつも通りの生活ができるので、ラクな反面、周りからの手助けも借りにくくなりました。それでも、おなかの中には大事な赤ちゃんがいます。無理のない妊娠生活を心がけたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:深田よう子三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年08月23日妊娠中の性生活について気になる人もいるのではないでしょうか。。みなさんにお伝えするのはちょっと恥ずかしいですが、わが家の妊娠中の性生活についてお伝えしたいと思います。 1人目妊娠中、妊娠中期は性生活あり1人目の子どもを妊娠したときは、とにかく幸せでお互いに性行為をしたい気持ちはありましたが、安定期に入るまでは我慢しようと決めていました。 そして妊娠中期、つわりもおさまって体調がよくなってきたころに自然と性行為をするように。そのときに気を付けたのは、おなかに負担がかからないようにすること、おなかが張ってきたらすぐにやめるということ。無理のないように気を付けました。 だんだんと性行為が負担になる妊娠7カ月を過ぎておなかがだんだん大きくなってくると、赤ちゃんを守りたいという思いが強くなってきて、性欲もなくなり、性行為が負担になってきました。 そこで、夫から誘いがあっても「おなかも大きくなってきてつらいから、赤ちゃんのために一緒にくっついて寝るだけにしよう」と話をして理解を得ていました。産後は産後で体調が悪かったので、しばらくは「体調が悪くてごめんね」と理由を伝えて断っていました。 2人目妊娠中は性行為なし産後、しばらくは性欲がわかず、赤ちゃんのお世話で精一杯だったのですが、産後1年半くらいしてからまた自然と性行為をするようになり、2人目を妊娠。ただ、今度は1人目のときと違い、上の子のお世話に追われ、疲れ果てて上の子とぐっすり寝てしまうことが多く、妊娠中は性行為一切なしで過ごしました。 時折、夫から誘いがあったのですが、正直に「疲れているし、性欲がわかなくてごめんね」と伝えると理解してくれました。 妊娠中は、ホルモンの関係で性欲がなくなる女性も多いのだそうです。赤ちゃん第一と考えて、夫にも理解してもらい、妊娠中は無理のない性生活を送れたらいいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年08月21日■我が家は1人っ子、と思っていたけれど…息子を産んでから2年、私はある事に悩んでいました。それは第2子問題。私たち夫婦は年齢が割と離れています。結婚した時の夫の年齢は、一般的には晩婚にカテゴライズされると思います。そんな私達は、結婚をした翌年に子どもをもうけました。詳しい年齢は明記しませんが、言うならば私の母が3人目(末っ子)を産んだ歳より、第一子を産んだ私の歳の方が遅いのです。それでいて夫は私より割と上。兄弟を作るなら、急ぐに越したことはないのです。そして、夫は子だくさん希望。私の実家に結婚の挨拶に行った際も、夫は父に向かって声高々に「子どもはできるだけたくさん欲しいです!」と言いました。20代前半でそう言うならまだしも、もう良い年齢の夫が言った言葉に、私も両親も冗談かと思っていたのですが、本人はいたって本気。まぁ個人的には、子どもいらない!って言われるよりかは断然嬉しいお言葉ではあるのですが、それにしてもたくさんって言ったってさ…、年齢考えて…とも思っていました。■私に現れた心境の変化息子がすくすく育ち、2歳児とは思えない体力に翻弄されている日々を考えれば、ここから数人増やすという考えは消え去るだろうと思っていたのですが、夫の子どもへの考えは変わっていませんでした。正直、妊娠するのも産むのも夜中の授乳対応も全部私がやる訳で、大変なことは私の方が圧倒的に多い。息子の時の出産の恐怖も忘れた日はない。さらに産めば産むほど、キャリアにブランクが発生する。私にとって第2子を作るという事は、消極的になってしまう理由がいくつもあったのでした。では、なぜ2人目を産む気になったのか?それは…答えは「夫に恩返しがしたかったから」です。夫という人は普段はこだわりがほとんどなく、逆にこだわりが強い私があれをやりたい! これをやりたい! ということに対して、ハイハイと全て付き合ってくれていました。面倒くさがりで何事も忘れっぽい夫からすると、私のように何でもあっという間に決めてこなすタイプは、助かる部分もあったと思いますが、「俺の意見は無視かよ!? 」と思ってきた部分もあると思います。思いますというか、実際絶対あります。はい。やりたいようにやれて嬉しー! と思う反面、夫にはいろいろ我慢をさせている…、とふとした時に後ろめたさを感じていた私。そういった私が夫に返してやれる事と言ったら、「命を張って子どもを産む事だ」と常々思ってはいたのでした。何度も言うけど息子の時に体験した、出産の怖さを忘れた事はない。(痛みは忘れるという人はいるけど、私は忘れなかった)だから私は子どもは1人でも十分。でも夫の希望に応えたいという気持ちもある。そして育てている子どもは予想を遥かに上回る可愛さ。そんな可愛い息子が小さな弟か妹と戯れているところを見てみたい。←(自分にも欲がしっかり出てきた)息子が1歳になった頃から、ずっと悩み続けたこの問題。1年間悩んだ末「よし産もう!」と決意しました。■「痛くない出産」を調べまくる日々決意をしたなら、まだ妊娠もしていない段階ですが、次の出産に向けて徹底リサーチを始めました。まず2人目の出産は「痛くない方法で産む」と心に決めていたので、当然のごとく痛くない出産方法をネットで探しまくります。【経産婦 出産 痛くない】で検索すると、出てくる出てくる情報の嵐。痛みが少なくなる分娩法だの、経産婦は痛くないだの、腹式呼吸だの様々な情報があるけれど、どれもこれもイマイチ説得性にかける…! だって個人差による感じがすごい…!私は絶対痛くない方法じゃなければ嫌…!! どんなに譲っても子宮口3cmくらいまでの痛み(痛いがまだ話せるレベル)までしかもうイ…ヤ…!!そうなると、無痛分娩しかないと料金やリスクなどを調べ始めたのでした。調べ尽くした結果、無痛分娩も完全に痛くないというわけではなく、あくまで和痛(痛みを和らげる)が一般的なんだそうで、これまた個人差によるとのこと。無痛分娩を予定していたけど分娩中に先生の判断で自然分娩になったとか、麻酔が効かなくて自然分娩と同じくらい痛かったとか、逆に麻酔が効きすぎてイキめなかったとか、【絶対に痛みを感じず産める】という事は不可能だと知って軽く絶望。悩みに悩んだ挙句、痛みを和らげる可能性が一番高い【無痛分娩】で出産しよう! と思ったタイミングで運良く第2子を妊娠。よーし! 前回の反省を生かして第2子は軽快に産んでやるぞ~!と意気揚々とする私なのでした。続く
2020年08月17日2人目の妊娠・出産後の生活は、1人目のときと違ってくることが多く、いろいろな場面を想定して準備しておくことが必要です。今回は、2人目の妊娠中だけでなく、出産時や産後に向けて準備しておいてほしいことについてお話しします。 2人目妊娠中の生活で準備しておくことは?2人目の妊娠中で大変なのは、初期と後期かと思います。どうしても、1人目のときより無理してしまうママが多く、流早産につながることもあり、状態によっては安静や入院になることもあります。 初期はつわりが原因で、自分の食事や生活だけでなく上のお子さんの育児がつらくなる方が多いです。つわりの時期に食事が上手く作れず、上のお子さんの栄養状態を気にされる方が多いですが、短期間のことなのでそれほど気にしなくても大丈夫です。市販のものやお惣菜などを上手に使ってのりきってください。また、後期はおなかが大きくなって腰痛など体に負担が出てくる中で、お子さんの年齢によっては抱っこなどをされることもあると思います。短時間にしたり、座ってぎゅーっとしてあげたりして、上のお子さんの精神的なフォローもしながら、なるべく無理しないようにしましょう。どうしてもつらい時期だけでも、一時保育やベビーシッターなどの利用も検討されてもいいかと思います。 また、万が一の突然の入院に備えて家族のフォロー体制や保育園なども調べておくことが大切です。 2人目出産までの入院時に備えて出産はいつ来るかわかりません。予定日はあくまでも予定であって、陣痛がなくても破水で始まることもあります。どんな時間帯にくるかシミュレーションをして、準備をしておきましょう。 1番困るのが、上のお子さんと2人きりでいたときに陣痛や破水が来てしまったパターンです。上のお子さんを連れて行けずに、預け場所を探しているうちにどんどん陣痛が強くなり……ということもあります。旦那さん以外に、両親や義両親、兄弟、ママ友などにもしものときに連絡できるようにお願いしておくと安心です。荷物などは、妊娠34〜35週に入った時期には準備しておきましょう。1人やお子さん連れで病院に行くときには身軽で移動できるように必要最低限のものだけ持参し、大きな荷物は後で届けてもらえるようにするといいです。複数のタクシーの連絡先を調べておいたり、タクシー呼び出しアプリ、陣痛タクシーの登録などもされるといいかと思います。予定の帝王切開、無痛分娩などで予定入院の場合でも、破水や陣痛が予定より早く来たりして突然入院になることもありますので、想定しておくことが大切です。 産後入院中〜産後1カ月ごろまで上のお子さんの預け先を決める上で、慣れない相手だとお子さんだけでなく預け先も大変なことがあります。パパが育休をとる場合には、事前にお子さんとパパだけの2人の時間をつくって、寝かしつけやごはんをあげる機会などを積極的に設けるようにしましょう。両親や義両親の場合は、できるだけ会う時間をつくったり、ママがいない状態で何回か過ごしてもらったりして慣れていくようにしましょう。サポートが少ない場合は、妊娠中〜産後に一時的に保育園に預けられることもできますので自治体に相談してみましょう。産後は、体調の回復が思うようにいかないこともあります。一人で頑張ろうとせずに、できるだけサポートをしてもらうように準備して、産後の体調を見ながら再度調整されると安心です。妊娠経過や産後の回復などは、1人目と同じではないこともありイメージしていたよりも大変になることもあります。また、上のお子さんも赤ちゃん返りなどでいつもより手がかかることもあり、その中での新生児の育児は身体的だけではなく、精神的にも負担があるかもしれません。妊娠中から、新しい家族を迎える準備を家族みんなでできるといいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年08月11日3人目の長女が生まれてお兄ちゃんになった2歳の次男。育児に忙しく、抱っこをしたり泣いているのをあやしてあげたりするのも長女が優先。次男は「兄ちゃんはね……」と長女に話しかけており、私たち両親は、「きっと次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思っている」と感じ、お兄ちゃん扱いしていました。ところが……。 甘えん坊のわが家の次男わが家は4歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の5人家族です。長女が生まれるまでは、次男はまだ2歳ということもあって甘えん坊でした。保育園では自分で着替えたり、ごはんを食べたりしていましたが、家に帰ってくると「着替えさせて」「食べさせて」「抱っこして」と甘えてきていました。 もちろんまだ2歳だからそのようなことをする場合もあるかもしれませんが、他の家庭の話を聞くと、わが家の次男はかなりの甘えん坊な気がします。 お兄ちゃんになった次男そんな甘えん坊な次男が、長女が生まれたことで急にお兄ちゃんになりました。家でも自分で着替えをしたり、ごはんを食べたりするだけではなく、「抱っこさせて」「お兄ちゃんするね」と長女に話かけている様子をよく見るように。 そんな様子を見て、次男はお兄ちゃんになったことをうれしく思い、甘えん坊ではなくお兄ちゃん扱いすることでより成長してくれるのではないか?と考えました。そのため、お手伝いをお願いしたり、できることはなるべく自分でさせたりするようにしました。 まだまだ甘えたい次男私たち親が次男をお兄ちゃんとして接してすぐに、次男は急に泣き出しました。理由を聞くと「お兄ちゃんもういや」「赤ちゃんがいい」と泣きながらの訴え。振り返ると次男を抱っこする機会が減り、お手伝いばかりをお願いしていました。 ただでさえ長女の育児が大変で次男に構ってあげることができていないのに、さらに甘えさせてあげることができなくなっていて、そんな次男に「ごめんね……まだ甘えたいんだね」と感じました。 長女が生まれ、お兄ちゃんになったわが家の2歳の次男。今回の体験を通して、次男がお兄ちゃんをしたいという気持ちと、まだまだ甘えたいという気持ち、両方を持っているということがわかりました。今後は次男の気持ちや様子を見ながら接していきたいと思います。 監修/助産師REIKO 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年08月10日妊娠6週相当で稽留流産(涸死卵)と診断された私の、当時の体調や気分・心理状態の様子、3歳の長女への対応、子宮内容除去術についての体験談をご紹介します。また、この経験を通して、自分なりに学んだことをお伝えします。 募る不安…なかなか見えない赤ちゃん私は32歳のときに2度目の妊娠がわかり、家族と共に喜んだのを覚えています。しかし、健診のたびに大きくなっているのは胎嚢だけで、なかなか見えない胎芽……。長女がおなかにいたときは順調な妊娠生活を送っていたこともあり、私は戸惑いを隠せませんでした。 妊娠がわかってから、においに敏感になったり、強い眠気を感じたりと体調の変化を感じていたこともあり、おなかの赤ちゃんが育っていないことに私は実感が持てませんでした……。 「稽留流産」という現実妊娠6週相当を迎えたころ、担当医から「涸死卵と思われ、稽留流産の可能性がある」と診断。後日、院長の診断により稽留流産が確定。「子宮内容除去術を受けるか、もしくは自然流産を待つか」の2択を提案されました。 自然流産の場合、いつ出血するかわからないという不安が大きく、私は計画的に日帰り手術を受けることに。周りに心配をかけたくないため淡々と振る舞いましたが、ひとりでいると暗い気持ちになりがちでした……。 手術に向けて、心・体調・環境を整える手術決定後、ひとりよがりの情報収集により私は不安と孤独感を感じ、ネットでの情報検索を控えることに。不明点は、担当医や看護師さんへ積極的に質問しました。また、長女が保育園に通っており、手術の前処理や当日の施術、通院の予約状況により送迎時間が変則的になるため、クラスの先生に事情を説明。 日常生活の変化に戸惑う長女へは、「大丈夫だよ!」と伝え抱きしめました。私は規則正しい生活を送り、手術に向けてできることを前向きに取り組みました! 緊張のピーク! 手術日を迎える手術前日の処置から一気に高まる緊張! 親族を頼れない環境のため、夫と2人で病院へ向かうことに。手術は静脈麻酔下でおこなわれました。術中、子宮の痛みはないものの、黄色やオレンジの渦の中に入っていくような……混乱した感覚が苦しかったです。 結果、無事手術を終えることができました! 出血や太ももの痛みを感じましたが、担当医から経過に問題はないと診断され、術後少し休んでから帰宅。立ちくらみがしたので、夫に支えられながら歩きました。 流産という悲しい経験でしたが、私にとって大きな学びでもありました。家族をはじめ、医師や看護師さん、保育士さんとのコミュニケーションの大切さを実感し、感謝の気持ちでいっぱいに。また、友人にも同じ経験をしている人が少なくないことを知りました。妊娠、出産は当たり前ではなく、改めて命の尊さを感じた私です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月08日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回は、Twitterでフォロワー2千人超えの みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さん。フルタイム総合職で働きながら、2人の男の子を育てているワーママです。今回は、みみたぶタレ代さんの妊娠中のお話です! 私の場合は、5週には職場に報告しました。理由は以下の3つです。・4週の時点ですでにつわりが始まっていた・処置が必要な流産や異常妊娠(子宮外妊娠・切迫流産等)が起こった場合、繁忙期に突然出勤できなくなる可能性があった※全妊娠の10-15%は出産まで継続しない・上司が人事異動やプロジェクトへの編入を考えている可能性があった 当時は「もしうまく育たなかった時、改めて報告するのはつらいし、周りに気を遣わせたくないな」と悩み、先輩ワーママはどう対応したのか、Google先生で検索しまくりました。結局「なにか起きてから急なリカバリーで周りに迷惑をかけることは避けたい」との考えが上回ったので、5週という超初期に報告することに。 結果的に、この選択はつわりの酷かった私にとっては正解でした。 報告を早めに行ったため、直属の上司と同僚によるサポート体制が即座に組まれました。 その後、運よく3週間ほどで休業指示が解けたので、総合的に見るとなんとか穴を最小限に抑えながら仕事を回すことができました。周囲のサポートには、感謝してもし足りません。 ちなみにつわりが軽い・まったく無い人もいるので、完全に運ゲーです。 よって「職場への報告は安定期に入ってから」と考える方も多いかと思いますが、気持ちの折り合いがつくなら、個人的には妊娠初期の報告がおすすめです。 上司の立場から考えると、早期に分かったほうが、万が一のときのサポート体制の検討や要員計画を立てる猶予期間ができます。残業や出張を控えるなどの配慮についても相談できます。マネジメントに介入してもらうことで、結果的に妊娠しながら働くうえでの様々なリスクを減らすことにつながるでしょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。みみたぶタレ代さんのマンガは、このほかにもTwitterやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 「お姫さまだっこ」なんて言葉、一体どこで覚えたっていうんだ!!?おかあさんは断じて教えとらんぞッッ!!(錯乱)#育児絵日記 #育児漫画↓ブログ pic.twitter.com/KYMdZyfPvm— みみたぶタレ代@ワーママ育児漫画 (@MimitabuTareyo) July 26, 2020 著者:イラストレーター みみたぶタレ代4歳・2歳の男児2人を育てる、両実家遠方のサラリーマン夫婦(の妻のほう)。スキマ時間をかき集め、ほそぼそと育児漫画を描いてます。好きな食べ物はおつまみ全般。
2020年08月07日2人目の子どもを妊娠中、1歳の息子と夫とお祭りに出かけたときのことです。妊娠9カ月でまさか破水なんてしないだろうと思っていたのですが、途中で水のようなものが足をつたっていく感覚があったのです! その水の正体とはいったい……? 今回は、夫にも笑われた私の妊娠中の赤っ恥体験をご紹介します。 2人目を妊娠して初めて体験した尿もれ私が1人目を妊娠していたときは、尿もれを経験することがありませんでした。でも2人目を妊娠すると、妊娠初期から時々軽い尿もれを経験することがありました。下着がびしょびしょになるほどではなかったですが、座っている状態から立ち上がった瞬間などふとしたときに、あれ?と感じることがあったのです。 最初はなんだかショックでしたが、妊娠中にはよくあることだと聞いたこともあったし、誰に知られるわけでもないのでさほど気にしてはいませんでした。 妊娠9カ月、出先でまさかの破水…?2人目を妊娠して9カ月を迎えた8月ごろ、息子と夫とお祭りへ行こうということになりました。お祭りの会場に着いてしばらくすると、人混みに疲れた息子に抱っこをせがまれ、仕方なく息子を抱き上げました。その瞬間にいつもの軽い尿もれとは違う水のようなものが足を伝っていく感覚が! 「まさか破水した……?」と慌てた私は息子を抱きかかえたまま、夫を置いて近くのコンビニに駆け込みトイレへ向かいました。私の頭の中は真っ白でパニック状態でした。 破水だと思ったけれど、実は尿もれでしたトイレでとりあえず気持ちを落ち着かせて携帯で破水について調べまくると、流れ出ている様子やにおいなどで破水かどうか判断できることがわかりました。すぐに自分の状態と比較すると、もう出ておらずにおいも違和感がないため、どうやら尿もれの可能性が高い……。 私は少し様子を見て何か変わったことがあったらすぐに産婦人科に連絡しようと決めて、トイレを出ました。外に出ると、突然いなくなった私と息子を追いかけてきた夫が待っていました。 私が事情を話すと、夫には心配どころか笑われました。暑い日だったので「すぐ乾くよ!」とも言われました……。ただの尿もれを破水だと勘違いしたことはとても恥ずかしかったですが、その後は特に何もなく今では笑い話です。でも妊娠中はいつ何があるかわからないので、あのとき何もなくてよかったなあと改めて思いました。 ※破水か尿もれか判断できない場合には、産院に連絡し指示を仰ぎましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2020年08月05日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。当時は共働きだったため、長男が1歳のときに仕事に復帰しました。保育園に預けて働いていたとき、上司が言ったひと言で非常にショックを受けました。子どもがいて働くことの難しさを実感した出来事です。 産休と育休を取得私は働くことが大好きで、長男の妊娠がわかったときも迷いなく産休・育休を取って復職することを決意。上司も快諾してくれました。 無事に育休も明け、時短勤務で復帰。以前と同じようにとはいかないまでも、家に仕事を持ち帰って処理したり、自分なりに工夫して一生懸命働いていたつもりでした。 先に帰宅する際も、部署の人たちには「お先に失礼します」「何かありましたらメールしてください」など声をかけるように意識していました。幸い、在宅でも仕事が可能だった環境だったため、復帰前とあまり変わらない仕事量を処理することができたのです。 上司の本音復職して2年後。子どもも保育園に慣れ、私も子育てと家事の両立が軌道に乗ったと思い一安心。そんなある日の昼休み、部署の人たちと雑談をしていると「2人目は考えていないの?」と聞かれました。 特に深く考えずに「できれば欲しいですねー」と答えると、横で聞いていた上司が驚いた声で「えー! 2人目って……!? また休むの?」と言ったのです。ショックで何も言えず黙ってしまうと、上司は慌てたように謝りました。 大変だった育休実は上司がそんなひと言を言ってしまったのには、訳があります。私の育休中に、引継ぎをした人が体調不良のため、途中で辞めてしまったのです。次の人もなかなか決まらず、私も育休中で不在のため、上司には大変な負担をかけてしまいました。 そのため、私が何も考えずに言った「2人目」の言葉に驚いてしまったのだと思います。簡単に「2人目が欲しい」と言ってしまったことに大変後悔。同時に、働きながら職場に迷惑を掛けずに産休・育休を取ることの難しさも感じました。 その後、次男を妊娠し、家庭の事情もあり退職することになりました。上司のひと言は大変ショックでしたが、今考えればそれだけ「休まれては困る人材」と思われていたことに感謝をしています。また、軽はずみな言葉を言うべきではなかったと、大変反省しました。働きながらの2人目のタイミングは本当に難しいなと実感した体験でした。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年08月03日私が海外で結婚し、出産・育児をしていくなかで、心と体の支えになってくれていたのは母でした。その母が他界したのは、私が2人目の子を産んで2カ月後のことだったのです。 ※コロナ禍前の体験談です。 産後のお世話にきてくれた母海外に住んでいることもあり、2人目の出産後は母が日本からきて1カ月間滞在し、生まれた子どものお風呂や食事作り、洗濯、上の子のお世話までしてくれました。 なかでも1番うれしかったのは、上の子が短期間でもおばあちゃんと一緒に過ごせたことです。また、私自身も母親と久しぶりにゆっくり過ごせて、いろいろな話もでき、とても良い時間でした。 突然の他界母が日本に帰国して1カ月、突然その時は訪れました。母はくも膜下出血で倒れて病院に運ばれ、1日もたずにそのまま他界してしまったのです。 突然の訃報を受け入れられずボロボロと泣いている私を見て、上の子が不思議そうにしていました。母の葬儀のために帰国するにも、まだ生まれたばかりの2人目はパスポート申請も間に合わず、夫の実家に預けることに。落ち込んで泣いている時間もなく飛行機のチケットの手続きをし、慌てて日本に帰国し母と最期の別れをしました。上の子は亡くなった母に触れて「おばあちゃん冷たい……」と寂しそうにつぶやいていました。 母の存在の大きさ2人目の子どもが生後100日になるころ、49日法要のために2人の子どもを連れてまた帰国。夫は仕事で都合がつかず私ひとりでの帰国だったため、2人目をおんぶして上の子と手をつないでの飛行機や電車の乗り換え移動となり、緊張し過ぎて、実家に到着したら体調を崩してしまうほどでした。 近所に兄夫婦が住んでいるものの、実家には父ひとりなので、滞在中は食事作り、掃除洗濯、買い物まで私がひとりでしました。子どもを見ながらだったので、いなくなった母の存在がいかに大きかったかをより実感しました。 母への想いは時が過ぎても...3年過ぎて上の子が6歳になったとき、幼稚園で「おばあちゃん、家にきてほしい」と手紙を書いてきました。おばあちゃんを覚えていることにも驚きましたが、何よりも「家にきてほしい」とおばあちゃんを慕っている子どもの想いに切なくなり、「おばあちゃんはこられないんだよ」と言いながら、成長した子どもを母に見せてあげたかった……と泣きました。 そして母にしてあげられなかったこと、もっとしてあげたかったこと、いろいろな想いが数年経ってもまだあるのだとわかりました。 1人目、2人目が男の子だったため、母は「3人目が女の子だったら良いね」と話していました。不思議とその言葉どおりに3人目に女の子が誕生しました。子どもたちが元気に成長しているのも、母が見守ってくれているからのように感じます。母に感謝をしながら、家族をもっと大切にしていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:鈴木そうこ6歳3歳0歳の兄妹を育児中。韓国人の夫と結婚し、韓国の田舎で専業主婦をしている。韓国語と日本語の二重言語教育や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月02日「1人目が生まれて数年…。2人目の子どもはどうする?」厚生労働省が発表した 「2018 人口動態統計」 によると、合計特殊出生率は1.42。合計特殊出生率とは、出産可能とされる15歳から49歳の女性が1人につき平均何人の子どもを生むかという人口統計上の一つの指標です。つまり、日本では女性1人につき出産している子どもの平均人数は1.42人で、子どもを2人以上持たない人が増えていることがわかります。妻が2人目が欲しいなと思っても、夫の方が遠回しにその話題を避ける。その逆で、夫は2人目が欲しいと思っているのに、妻が1人目の育児に手一杯で考えられない様子ということもあるでしょう。2人目に対する夫婦の考え方のずれは、どのように埋めればいいのでしょうか。今回は、妻が2人目を欲しがっているのに、夫が消極的で協力してくれない場合を考えてみましょう。「2人目は欲しくない」そう言う夫がよく口にする2つの理由夫婦で2人目に対する意見が合わないという場合、よく挙げられるのが次の2つの理由です。・育児に対する不安・経済的な不安この2つのうちどちらか、もしくは両方が原因で、2人目が考えられないというケースがほとんどでしょう。しかし、本気で2人目が欲しいと思っている場合、これらは根本的な原因とはなりません。というのも、どちらもたいていは「何とかなる理由」だからです。例えば、実家が遠方で育児を手伝ってもらえないから不安というのなら、最近は行政の育児サービスが充実しているので、それらを活用する方法があります。また、仲の良いママ友に相談する、少し助けてもらうなどの方法もあるでしょう。また、経済的な不安があるのなら、妻も働く、収入を優先して転職する、投資などでお金を増やす、親に一時的に助けてもらうなどの解決策が考えられます。2人目が生まれたら、どんなことに一番不安を感じるかを夫婦で共有し、それに対して具体的にどうすればいいかを一緒に考え行動し、不安を払拭していく。この一連の作業は、夫婦の絆を一層強めるともいえます。それすらもしたくない、そうまでして2人目が欲しいとは思わない、子どもは1人で十分と夫が感じているとしたら、本当の原因は別にあるのではないでしょうか。2人目が欲しくない夫「もっとかまって」の赤ちゃん返りサインかももし、夫が「2人目の育児に不安」と考えているとしたら、本当の原因は「妻が1人目の育児にかかりっきりで、自分にかまってくれない不満」が隠されているのかもしれません。2人目について話し合った時、夫の口から「子育ての手が足りないだろう」「子どもが2人になっても育児、大丈夫?」といった言葉が出るようならかまってサインです。2人目が生まれたら、今以上にないがしろにされるのではないかという夫の不安が垣間見えます。「たまには子どもより自分を優先して欲しい」と素直に妻へ言えるくらい夫が心を許せていたらいいのですが、もしかしたら子どもに嫉妬している自覚すら夫にはないのかもしれません。それが、2人目に消極的な態度に結びついていることも。その場合は、子どもと同じとまではいかなくても、後回しにしていた夫に対して気遣いを見せたり、行政の子育てサービスなどが利用できることも説明し安心させてあげましょう。2人目妊活に消極的な夫、隠された本当の理由は?前出のかまって夫の場合は原因がとてもわかりやすいのですが、はっきりしない漠然とした不安から2人目は欲しくないと考えているケースもあります。1人目の子どもはかわいがってくれるし、育児や家事も手伝ってくれる。でも、2人目に関しては消極的という場合は、その漠然とした夫の不安が何に基づくのかを探り出す必要があるでしょう。自分の収入では将来かかる2人分の教育費が捻出できないかもしれない、父親としての自分に自信がなく子どもをきちんと育てられないかもしれない、もっと自由な時間が欲しい、体力や健康に不安があるなど、原因はいろいろ考えられます。また、1人目の子どもが生まれてみたら、実はそんなに子どもが好きではなかった、かわいいと思えないという夫も中にはいます。子どもそのものが嫌なのか、子どもを持つことが嫌なのか、それはなぜなのか。そういったことを突きつめて深く話し合う必要があるでしょう。そして、具体的にそれらの不安を取りさるための行動やアプローチをしてみます。それでも不安が残るというのなら、さらにその先にある不安はなんだろうともっと話し合い、それが解決できることなのかできないことなのかを見極めて、どうするかを2人で考えていきます。「子どもが好きではないと気づいた」という夫に「好きになれ」というのは無理な話です。ただ、子どもが嫌いになった原因は必ずありますから、子どもがどうして好きではないのか、どういったところが苦手なのかを聞いていきます。例えば、子ども時代の思いや経験がそういう感情を生んでいることもあるでしょう。また、子どもが生まれたことで、自分の時間が奪われ、好きなことができなくなったのが原因ということもあるでしょう。1人目が生まれたことで、妻を女性として見れなくなった、EDになったなど、言いづらい原因の場合もあります。そういった夫の不安や不満を努力によって解決して2人目を望むのか、そこまでする必要はないと考えるのか、それは夫婦それぞれの考え方によって異なると思います。妊娠のタイムリミットを夫に自覚させることも必要男性よりも、女性の方が子どもを持てる期間は短いといえます。日本産科婦人科学会の 「ART妊娠率・⽣産率・流産率 2016」 によると、35歳を境に妊娠率が急速に低下しているのがわかります。そのため、1人目は自然妊娠できたのに2人目がなかなかできないということも少なくありません。しかし、女性に対して男性は「妊娠のタイムリミット」に対する意識が低い傾向にあります。そのため、妻は「なるべく早く2人目を」と考えますが、夫は2人目をどうするかといった夫婦で話し合うべき問題を後回しにしがちです。そのため、夫婦そろって「2人目が欲しいね」という気持ちにようやくなった時には、もう年齢的に難しいということも。「あの時、きちんと話し合っていれば」「2人目を欲しい気持ちを夫はどうしてわかってくれなかったのだろう」と恨んだり後悔しないためにも、納得するまで夫婦で話し合うことをおすすめします。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年07月31日「3人目の壁」という言葉をご存じですか?私はこの言葉を第3子を妊娠してから知りました。というのも、私自身がまさかの3人目を妊娠。発覚してからかなり動揺して、「3人目」についてネットで検索して知ったのです。そんな私が3人目の妊娠から出産で感じたこと、実際の状況を赤裸々にお伝えしたいと思います。妊娠した事実を受け止められない日々私の場合、本当に3人目の希望はありませんでした。長女が幼稚園に入園して夏休み前の7月ころ、2歳差育児が少しラクになりつつあった時でした。なんとなく体調がおかしいかな?と思う日が続いていた時に、毎月くる女性の日が遅れていることに気づきました。毎月周期は順調なタイプで、3日以上予定より遅れることはほぼなかったので、かなり焦りました。検査薬の説明書には、1週間遅れたら使用可とあったところを、気が急いて5日目に使用することに。失敗しても大丈夫なように2本セットを購入して、まず1本使用しました。結果は、陽性…。1週間経っていない状態で検査したのにも関わらず、陽性が出たことに驚きとショックを受けました。正直にいうと、罰当たりですがまったく喜べませんでした。夫婦そろって、「え…どうしよう」という感じです。自分がまさか3人目を妊娠する日が来るなんて、想像をしたこともなかったのです。気づけば3人のママがまわりにたくさん何事においても、自分がその立場になってみて初めて目についたり、気づくことってありますよね。まさに、今回の私がそう。第3子の妊娠がわかって改めてまわりを見たら、知り合いや友達に3人目を妊娠・子育て中のママがたくさんいることに気づいたのです街を歩いていても、子どもを3人連れているママをよく見かけるようになったり、芸能界では藤本美貴さんが3人目妊娠している時期でした。自分のまわりに同じ状況のママがいると分かると、不思議と少しづつ前向きに考えられるようになっていきました。とはいえ、完全に前向きになれて「よーし!出産して3人子育てがんばるぞ」というわけではありません。妊娠した事実を否定的にしか見られなかったのが、出産したらどうなるのか?と前向きに未来について考えられるスタート地点に立った感じです。私より先に3人目を妊娠して、すでに出産しているママ友に相談してみたら、「まさかの妊娠で悩んだけど産んでよかった」という話が聞けたり、私より少し先に3人目の妊娠がわかったママ友も「やっと前向きに出産しようと思える」と話してくれたことも、スタート地点に立てた一因だったと思います。すでに2人のママだから悩む3人目の壁3人目妊娠で悩む人に共通しているのは、不謹慎ですが中絶手術をしようか悩んだという点だと思います。かわいいわが子2人、家族4人で笑って暮らしているこの幸せな日々が、3人目を妊娠して出産したら崩れてしまうのではないかとすごく不安で、私は毎日泣いていました。2回の妊娠生活を経験しているので、妊娠中も自分の身体は変化して、悪阻やマイナートラブルなど今まで通りの生活は難しくなっていくのがよくわかっています。出産しても産後の入院生活で、上の子にガマンと寂しい思いをさせてしまうのも、2人目の時に経験しているからなおさら心配です。長女は次女の出産のときはまだ2歳半でした。でも出産で入院していた日々は寂しかったと覚えていました。長女は、退院した私が思うように身体を動かせないのと、自分自身の不安定な気持ちが相まって、とてもナイーブになってしまった時期がありました。そんな寂しい思いを、今度は長女と次女の2人にさせてしまうのかと考えると、2人に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。産後も赤ちゃんのお世話で手が離せない状態が続くと、2人に寂しい思いをさせてしまうなとか、2人の子どもとの生活が完成形だと思って、家の間取りも車選びもしてしまった現実をどうしようか?と、この生活に慣れているからこその悩みが次から次に出てきました。前向きになれたのは子どものおかげその後も、母としてダメだなと思いますが、私は子どもたちが遊んでいる姿を見ながら泣いてしまうことがよくありました。子どもたちには、妊娠についてまだ話せないでいたのですが、ある日、長女が赤ちゃんがほしいと話をしてきたのです。理由を聞いたら「一緒に遊びたいから」と言ってくれて。「たくさんいた方が楽しいもん」と前向きな発言が聞けた瞬間に、私の気持ちがふっと軽くなりました。そのタイミングで子どもにも妊娠をしていることを話すことができました。現実的な事をいろいろ考えていると悩みは尽きませんが、妊娠をしたということは、私たち家族に必要なタイミングなんだと長女のおかげで思うことができました。4歳になった長女は妊娠中も産後も含めて、いつでも私の味方として、かなり心強いサポートをしてくれています。本人も赤ちゃんがお腹にやってきたことが嬉しかったようで、幼稚園でもすぐに先生やお友達に話をしていましたし、「もっとお姉ちゃんにならなくっちゃ~」と張り切るようになりました。実際に妊娠中、私は切迫早産の危険性があるため自宅での安静生活を余儀なくされ、まわりの家族や友達にたくさん助けてもらったのですが、その中の心強いサポーターの筆頭はもちろん長女でした。大変なことがあっても、幸せは3倍3人目を無事出産して、4歳・2歳・0歳という3人の育児がスタートしました。今現在、目の回るような忙しさです(笑)。でも、今思うのは、ありきたりなことですが、子どもが3人に増えたことで幸せを感じる瞬間も増えたということ。長女と次女が三女の相手をしてくれていたり、3人が集まっている姿を見るとそれだけで幸せです。現実的なことを考えれば、これからの養育費や子ども部屋問題、収納…と問題は山積みなんですが、それらは実際その状況になってみたら案外どうにか解決策を見つけて乗り越えてしまうように感じています。妊娠発覚当時はネットで、「3人育児」や「3人目出産」などと調べて、いろいろな人の投稿を見ていました。中絶についての意見もたくさん読み、悩んだり泣いたりしながら過ごしました。今は心の底から、3人目を産まないという決断をしなくて本当によかったと思っています。3人目は孫のようにかわいいは本当だった!3人目のママになるということは、3回目の育児なので、いわばベテランママですね。特にわが家の場合は2歳差ということで、少し前にやった慣れている育児ばかりなので戸惑うことも、育児グッズが足りないということもなく、自然と3人育児に慣れることができています。よく「3人目は孫のようにかわいい」と聞きますが、産んで育ててみると分かります。本当にもう、何をしていてもかわいい(笑)。子どもが3人になってから、自分の育児に対する考え方が変わったことも感じています。今までよりも「もっと子どものために」「子ども一人ひとりとの時間を大切に」と思うようになりました。子どもが1人増えたことで、上の子たちにガマンをさせてしまう場面が増えたのは間違いないので、「その分ちゃんとケアしてあげよう」と思うと、自然と子どもの様子を今までよりもしっかりと観察するようになりました。その結果、私が幸せを感じる瞬間が増えたと感じているんだと思います。妊娠出産に関しては、それぞれの家庭の事情があると思います。あくまでもこれは私個人の体験記ですが、私自身がとても悩んで泣いて考えて、今があります。同じような気持ちを抱えるママの気持ちが少しでも軽くなったら嬉しいです。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年07月31日私が2人目を妊娠したのは、まだ長男が生後8カ月の育休中のことでした。 そのタイミングで夫が地方へ転勤になり、 実家などに頼れない状況に……。里帰りしない出産を選んだ私がやっておいてよかったと思ったことをご紹介します。 男性の育児休業取得の下調べ夫の会社では男性も育休取得が可能でした。しかし業務量が減るわけではないため休暇後に激務になったり、育休を取得していると多少肩身の狭い思いをするというのが現状のようでした。 そのため夫は出産前後2週間を有休と半休を駆使して協力してくれることに。会社の特徴や雰囲気、仕事量を鑑みて育休に関する下調べをすることで不安も減り、安心して出産に挑めました。 気合いを入れた保活妊娠後期に入ってから、私は地域の保育園に片っ端から電話し見学に出向きました。気に入った所は何度も見学に行って情報を得るなどしたおかげで、出産予定日の3カ月ほど前に1歳2カ月になる上の子を保育園に預けることができたのです。 上の子を預けるとき、夫がどうしても仕事を休めなかったとしても保育園の送迎だけお願いし、入院中や産後外出できない1カ月を乗り切ることができました。 夫にやってほしいことリストを作る 保育園の持ち物や連絡帳の書き方、息子の1日のタイムスケジュールを大きめの画用紙に見やすくまとめてリビングの目立つところに貼りました。 仕事で忙しい夫は入院前に口頭で説明しても聞いていないことが多く、入院中はメールでいろいろと質問されたものです。そんなときも「画用紙に詳しく書いてあるよ」の一言で伝わり、リストはとても役立ちました。 上の子のごはんの下ごしらえをする上の子のごはんは入院前に毎食分、ご飯とおかずを小分けにしてメニュー名を書いて冷凍。解凍するだけでサッとあげられるものを数種類用意しておきました。解凍時間の目安や組み合わせは紙にまとめて冷蔵庫に貼っておいたので、ママの入院中におやつばかりあげていた……なんてこともなかったようです。 パパは忙しいなかでもやるべきことをしっかりでき、自信がついたと喜んでいました。特にホットケーキは解凍時間も短く、そのまま出せて上の子も大好きなので、大好評だったようです。 何よりも上の子が寂しくならないようにすることが大切だと思い、保育園に慣れさせるために早めに行動したり、上の子の好きな遊び、歌、食べ物のブームを夫にも伝えておきました。これらの準備をして里帰りしない出産をしたことで家族の絆がより深まったと感じています。 イラスト:sawawa著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月28日長女が4歳ごろになると、「妹や弟が欲しい」と言うようになりました。私自身も2人目を産むならそろそろだと思っていたのと、長女をお姉ちゃんにしてあげたいという想いがあり、2人目妊娠を計画しました。 「娘をお姉ちゃんにしてあげたい」長女が年少さんになると、周囲のお友だちに妹や弟ができることが多くなりました。そのママが赤ちゃんを連れて迎えにくると、かわいくてうらやましかったのでしょう。 「わたしも妹か弟が欲しい」とよく言うようになりました。 保育園に通っていたので園内には赤ちゃんもいたのですが、そういう子たちに駆け寄り、本当にかわいがる長女の姿を見て、「この子を本当のお姉ちゃんにしてあげたい!」と考えるようになりました。 4学年差で出産その後すんなりと妊娠し、娘は晴れてお姉ちゃんになることに。2人目妊娠がわかると、長女は周りのお友だちや先生に「赤ちゃんができたんだよ!」とすぐに言ってしまうほどの喜びようです。妊娠中は、きょうだいが題材になっている絵本をよく読んであげました。 そして長女が年少さんの冬に次女が生まれ、4学年差に。長女は自分のことはほとんど自分でできるようになっていましたし、赤ちゃん返りなどをすることもなく、赤ちゃんのことをすごくかわいがってくれて4歳差でよかったなと感じました。 こんなことが大変だった!長女がしっかりしてくれていて助かった反面、大変なこともありました。4歳にもなると休日は外で思い切り遊びたいし、昼寝もなくなっていました。公園でも難しい遊具に挑戦したい年ごろです。 しかし、いざ公園などに行っても下の子の都合で早く切り上げて帰らなくてはならなかったり、下の子につきっきりで見ていてあげられなかったりすることが多くなりました。 おんぶができるうちは次女をおんぶしてどうにかなっていましたが、次女が1歳になって歩き始めるとおんぶも難しくなり、ますます次女につきっきりになりました。 年齢差があると、一緒に遊んだり、同レベルで遊べたりするようになるまでには時間がかかるな……と痛感しました。 現在、長女は7歳、次女は3歳になり、だいぶ一緒に遊べるようになりました。その分喧嘩も増えましたが、姉妹がいるからこそ成長することも多い気がします。遊んでいる2人を見ると、何歳差であれやっぱり2人目を産んでよかったと感じます。 イラスト:sawawa監修/助産師REIKO著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年07月17日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、出産予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものでした。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、出産予定日より早く生まれる!など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛はきているのに子宮口が開かない!陣痛がきたのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口が4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変人工破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:sawawa監修/助産師REIKO著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年07月12日娘が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝たあとに趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話をすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。娘を寝かしつけたあとにもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。 著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2020年07月06日