俳優の小池栄子と仲野太賀がW主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『新宿野戦病院』(毎週水曜後10:00)の第3話が、きょう17日に放送される。それを前に、あらすじと場面写真が公開された。物語は新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図がテーマ。官九郎節ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントを届ける。■第3話あらすじここは新宿・歌舞伎町。美容皮膚科医の高峰享(仲野)はNPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)に想いを寄せている。その気持ちに気づいた南は、告白する前に享を振ってしまうが、それによって2人の距離が縮まったと感じ、逆にニヤニヤが止まらない享。そんな中、聖まごころ病院では、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)が働き始めたことで、お金の有り無しにかかわらず患者を優先し、今までのような働き方ができなくなったことに葛藤していた経理担当・白木愛(高畑淳子)が「休みが欲しい」と院長・高峰啓介(柄本明)に懇願する。そのことが功を奏し、日曜休診、月曜は救急のみの対応となったが、啓介の弟であり不動産コンサルタントの高峰啓三(生瀬勝久)が、息子の享と共に、月曜限定でビューティークリニックを開業することに。啓三は、クリニックの宣伝活動に大金をつぎ込み、謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ(余貴美子)がSNSでつぶやいたことからクリニックの予約が殺到する。病院前に長蛇の列ができるほどの人気となっていったが、啓三が最先端の高額美容機器を購入したことがきっかけで、啓介とけんかに発展してしまう。そんななか南は、警察官の岡本勇太(濱田岳)から聖まごころ病院に保護されている少女・マユ(伊東蒼)が万引きで捕まった知らせを受けるのだが…。
2024年07月17日俳優の小池栄子と仲野太賀がW主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『新宿野戦病院』(毎週水曜後10:00)の第2話が、きょう10日に放送される。それを前に、あらすじと場面写真が公開された。物語は新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図がテーマ。官九郎節ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントを届ける。■第2話あらすじここは新宿歌舞伎町。聖まごころ病院の医師として働くことになったヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)。病院として求めていた“外科医”が入ってくれて順風満帆に見えたが、美容皮膚科医・高峰享(仲野)は悶々と悩みを抱えていた。「私にとって、社会は平等じゃないから、虚しくないんです」NPO法人『Not Alone』の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)に言われた言葉がずっと引っかかっていたのだ。南が“平等じゃない”ことを良い言葉として捉えていることに納得がいかず、自問自答の末、答えを見つけるために『Not Alone』の活動に参加することに。一方その頃、聖まごころ病院では鎮痛剤を大量に摂取したトー横キッズで赤い髪の少女・マユ(伊東蒼)や、鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまった10歳の男の子が搬送されてくる。イヤホンは無事取り出すことに成功し、マユも翌日、母親のカヨと共に帰っていったのだったが、彼女はある悩みを抱えていた。さらに『歌舞伎町顔面偏差値テストの結果発表!』で聖まごころ病院の性感染症内科医・田島琢己(馬場徹)が選出され、それがきっかけで1人の女性を巡りトラブルに発展することになる。
2024年07月10日俳優の小池栄子と仲野太賀がW主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『新宿野戦病院』(毎週水曜後10:00※初回15分拡大)がきょう3日からスタート。新宿・歌舞伎町を舞台に笑って泣ける “救急医療エンターテインメントで、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど多彩なジャンルで幅広く活躍する宮藤官九郎氏による完全オリジナル脚本。フジテレビにおける宮藤氏のオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、実に23年ぶりとなる。物語は新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図がテーマ。官九郎節ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントを届ける。■第1話あらすじここは新宿歌舞伎町。NPO法人「NotAlone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔している女性と遭遇する。歌舞伎町の路地にひっそりと建つ『聖まごころ病院』には、美容皮膚科医・高峰享(仲野)をはじめ、個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)と付き添いの南も同じくして病院に搬送されてきた。マモルは無事処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院に訪れる。彼女は海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたという。しかし、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。そんな中、南から病院に電話が入る。銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいと懇願するが、享は外科がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院に行くとそのまま強制送還されてしまう旨を南が伝える。そのムハマド達の様子を見ていたヨウコは彼を抱え、聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進める。果たしてヨウコは、ムハマドを無事救うことができるのか。
2024年07月03日山田孝之と仲野太賀がW主演する白石和彌監督作『十一人の賊軍』よりファーストルック映像とビジュアルが解禁された。さらに新キャストも発表された。「日本侠客伝」シリーズ(64年-)、「仁義なき戦い」シリーズ(73年-)などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、60年の時を経て映画化した本作。明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍=旧幕府軍への裏切りのエピソードを基に、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く物語だ。本作はすでに北米、ドイツ語圏での配給も決まっている。この度、主演2名の役柄が判明。山田孝之は女房を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害し罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠屋の男、政(まさ)を演じる。仲野太賀は新発田の地を守るために罪人たちとともに戦場に身を置く剣術道場の道場主、鷲尾兵士郎(わしおへいしろう)を演じる。立場の違う2人を軸に、戊辰戦争のさなか旧幕府軍VS新政府軍の戦いに巻き込まれていく人々の葛藤を集団抗争劇として描いていく。そして、新キャストも解禁。一筋縄ではいかない罪人集団として、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力の9名の出演が発表された。山田さんと仲野さんとともに11人の「決死隊」として集められた彼らが、どのように運命に抗っていくのか?そして罪人たちの運命と深く関わりを持つ登場人物として野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲの出演も明らかになった。キャスト解禁とともに、初のビジュアルも解禁。菩薩とそれを守る龍の刺青が大きく彫られた山田さん演じる政の背中が目を引くビジュアルは、嵐の前の静けさの如く曇天の空が不穏な空気を放っている。11人の賊たちが、理不尽な現実に翻弄されていくであろう戦場に赴く後ろ姿からは、それぞれの内なる熱量と覚悟が描かれ、その後の激しい死闘を予感させる仕上がりとなっている。劇場版15秒予告併せて、新映像4種が解禁。「劇場版15秒予告」では、孤軍奮闘する十一人の様子が垣間見られる映像となっており、吊り橋の上を駆け抜けていく疾走感と壮大なスケール感が本編への期待を膨らませる映像となっている。山田さん演じる政が言い放つ「外道ども」とは一体誰を指すのか…。「WE WON’T LOSE篇」「WE WON'T LOSE篇」では、彼らの魂の熱さが伝わってくるようなオレンジ色に燃える炎が描かれ、バタバタと人が倒れていく様子が戦場の過酷さを表している。「くたばりやがれ篇」「くたばりやがれ篇」では、獅子の如く咆哮する山田さんが印象的であり、また決死の覚悟で敵に挑む仲野さんの姿が映し出される。物見櫓から睨む十一人の視線の先にはどんな敵が待っているのだろうか。「ぶっ殺してやる篇」そして「ぶっ殺してやる篇」は、十一人中唯一の女性である鞘師さんが力の限り叫ぶ様子が映し出されており、燃え盛る導火線のその先も気になるところ。本編の重要なシーンとなる予感がする映像となっている。4種とも様々なモーションで出てくる映画タイトルにも注目してほしい。また、小説版「十一人の賊軍」が発売決定。小説版の執筆は「天地明察」「十二人の死にたい子どもたち」の冲方丁。笠原和夫の幻のプロットが東映からは映画に、さらに講談社からは小説として受け継がれることとなった。7月12日(金)より発売される。『十一人の賊軍』は11月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:十一人の賊軍 2024年11月1日より全国にて公開©2024「⼗⼀⼈の賊軍」製作委員会
2024年06月05日俳優の山田孝之と仲野太賀がW主演を務める、映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)の本編映像4種、および新キャストが5日、明らかになった。○■映画『十一人の賊軍』新キャストと映像を公開この度、主演2名の役柄が判明。山田は女房を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害して罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠屋の男・政を演じる。仲野は新発田の地を守るために罪人たちと共に戦場に身を置く剣術道場の道場主・鷲尾兵士郎役。立場の違う2人を軸に、戊辰戦争のさなか旧幕府軍VS新政府軍の戦いに巻き込まれていく人々の葛藤を集団抗争劇として描いていく。一筋縄ではいかない罪人集団として、武士から金を巻き上げたイカサマ博徒・赤丹役の尾上右近、自分を捨てた男の家に火をつけた新発田の女郎・なつ役の鞘師里保、新発田の花火師の息子・ノロ役の佐久本宝、数多くの女犯により死罪を言い渡され坊主・引導役の千原せいじ、ロシアへ密航を試みてお縄になった医師の倅・おろしや役の岡山天音、一家心中を試みるも自分だけ死ねなかった三途役の松浦祐也、侍の女房と恋仲になった色男・二枚目役の一ノ瀬颯、辻斬りで複数人を殺害した浪人役の小柳亮太、強盗殺人を働いた剣術家・爺っつぁん役の本山力の9名が集結。罪人として囚われていた彼らは決死隊として集められ、運命に抗っていく。そして罪人たちの運命と深く関わりを持つ登場人物として決死隊隊長・入江数馬役の野村周平、新発田藩士・仙石善右エ門役の音尾琢真、官軍先方総督府 参謀・山縣狂介役の玉木宏、新発田藩城代家老・溝口内匠役の阿部サダヲたちの出演も明らかになった。今作はすでに北米、ドイツ語圏での配給も決まっている。初のビジュアルも公開。菩薩とそれを守る龍の刺青が大きく彫られた山田の背中が目を引くビジュアルは、く曇天の空が不穏な空気を放っている。11人の賊たちが、理不尽な現実に翻弄されていくであろう戦場に赴く後ろ姿からは、それぞれの内なる熱量と覚悟が描かれ、激しい死闘が繰り広げられる予感が込められたビジュアルとなっている。劇場版15秒予告は孤軍奮闘する11人の様子が垣間見られる映像となっており、吊り橋の上を駆け抜けていく疾走感と壮大なスケール感を見せる。山田が言い放つ「外道ども」とは一体誰を指すのか気になる映像となっている。「WE WON’T LOSE篇」では、彼らの魂の熱さが伝わってくるようなオレンジ色に燃える炎が描かれ、バタバタと人が倒れていく様子が戦場の過酷さを表している。「くたばりやがれ篇」では、山田が獅子の如く咆哮し、決死の覚悟で敵に挑む仲野の姿が映し出される。物見櫓から11人が敵を睨む姿が。「ぶっ殺してやる篇」は、11人中唯一の女性である鞘師が力の限り叫ぶ様子が映し出され、燃え盛る導火線の先には何があるのか気になる映像に。4種とも違うさまざまなモーションで映画タイトルが出てくる映像となっている。【編集部MEMO】映画『十一人の賊軍』あらすじ…舞台は 1868 年、「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15 代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代である。その戦いの最中、新発田(しばた)藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11 人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く。(C)2024「十一人の賊軍」製作委員会
2024年06月05日映画『十一人の賊軍』が、2024年11月1日(金)に公開。⼭⽥孝之と仲野太賀がW主演、監督は⽩⽯和彌が務める。映画『十一人の賊軍』原案・笠原和夫、“罪⼈たちの葛藤”描き出す映画『⼗⼀⼈の賊軍』は、「⽇本侠客伝」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズなどで東映⻩⾦期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットをもとにした物語。1868年・戊辰戦争のさなかで起きた歴史的事件を背景に、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪⼈たちの葛藤を描き出す。監督・⽩⽯和彌、脚本・池上純哉制作陣は、紀伊宗之の企画・プロデュースのもと、監督は⽩⽯和彌、脚本は池上純哉といった映画『孤狼の⾎』のチームが集結。1963年頃から1967年頃に東映が作り出してきた、ひとりのヒーローが活躍するのではなく、チームワークで敵に打ち勝とうとするジャンルの「集団抗争時代劇」を、ふたたび蘇らせる。⼭⽥孝之&仲野太賀がW主演映画『⼗⼀⼈の賊軍』は、⼭⽥孝之と仲野太賀のW主演。⼭⽥は、映画『凶悪』、「闇⾦ウシジマくん」シリーズのほか、ドラマ「全裸監督」「忍びの家House of Ninjas」などにも出演。仲野は、映画『すばらしき世界』や『四月になれば彼女は』などに名を連ねる。そのほか、9人の罪⼈集団に、尾上右近や岡⼭天⾳、千原せいじ、岡⼭天⾳、⼀ノ瀬颯らが集結。また、罪⼈たちの運命と深く関わりを持つ⼈物として野村周平や⾳尾琢真、⽟⽊宏、阿部サダヲらが登場する。映画『十一人の賊軍』人物紹介政…⼭⽥孝之新潟の駕籠屋。⼥房を寝取られ新発⽥藩⼠を殺害。鷲尾兵⼠郎…仲野太賀新発⽥にある剣術道場の道場主。⾚丹…尾上右近イカサマ博徒。武⼠から⾦を巻き上げお縄に。なつ…鞘師⾥保新発⽥の⼥郎。⾃分を捨てた男の家に⽕をつけた。ノロ…佐久本宝新発⽥の花⽕師の息⼦。引導…千原せいじ坊主。数多くの⼥犯により死罪を⾔い渡される。おろしや…岡⼭天⾳医師の倅。おろしや(ロシア)へ密航を試みてお縄に。三途…松浦祐也百姓。⼀家⼼中を試みるも、⾃分だけ死ねずお縄に。⼆枚⽬…⼀ノ瀬颯新発⽥の⾊男。侍の⼥房と恋仲になり死罪に。辻斬…⼩柳亮太浪⼈。辻斬りで複数⼈を殺害。爺っつぁん…本⼭⼒⻑州出⾝の剣術家。新発⽥で強盗殺⼈をはたらき罪⼈に。⼊江数⾺…野村周平決死隊隊⻑。内匠の腹⼼であり娘婿。仙⽯善右エ⾨…⾳尾琢真新発⽥藩⼠。⼭縣狂介…⽟⽊宏官軍先鋒総督府・参謀。溝⼝内匠…阿部サダヲ新発⽥藩城代家⽼。藩の実権を掌握。【作品詳細】映画『十一人の賊軍』公開日:2024年11月1日(金)監督:⽩⽯和彌脚本︓池上純哉出演:⼭⽥孝之、仲野太賀、尾上右近、鞘師⾥保、佐久本宝、千原せいじ、岡⼭天⾳、松浦祐也、⼀ノ瀬颯、⼩柳亮太、本⼭⼒、野村周平、⾳尾琢真、⽟⽊宏、阿部サダヲ原案:笠原和夫
2024年05月30日5月28日、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の第42回が放送された。戦後、身を寄せ合って暮らしていた猪爪家のもとに、仲野太賀(31)演じる“優三さん”の死亡通知書が届いていたこと、それを直言(岡部たかし・51)が隠していたことが判明したのだ。主人公の寅子(伊藤沙莉(30))が無言で紙を見つめ、呆然とするところで放送は終了した。SNS上では、《#虎に翼 優三さん、紙切れ1枚で退場…(;´д⊂)》《ほんと、仲野太賀の優三さんは良すぎたので、もうドラマに出てこないのは残念すぎる》《優三さんこんな退場いやすぎる》《仲野太賀を朝ドラから退場させるには早すぎるって、、、、、、無理、、、、、》と、仲野の退場を惜しむ声があがっている。そんな仲野には、まるで優三と寅子のように息ぴったりな親友がいる。人気俳優の染谷将太(31)だ。出会いは中学生のときだという。2年前のNHKの番組でこう語っている。「人生で初めて行ったオーディション、扉を開けると染谷将太がいたんですよ。初めて会った同世代の俳優さんが染谷将太で、そこからですね。“同じ高校行こう”って。たまたまじゃなくて、オーディションで会ってそのあとテレビドラマで共演して、学園ものだったんですけど、隣同士の席で。そこで凄い仲良くなって、“お前、高校どうすんの?俺と一緒に行こうぜ”みたいな感じで一緒に」(NHK『あさイチ』‘22年6月24日放送)そのまま、約束通りに同じ高校へ進学した二人。染谷は同番組で、バンドを組んでいたことを明かした。「バンドも1回結成して、1回スタジオで集まって、それ以来集まったことはないんですけど(中略)太賀がギター、ボーカルで自分がドラム。バンド名はカタカナで、『ナイモノネダリ』です」仲野いわく、「1回集まって、カチャカチャカチャカチャ鳴らして、解散です。“もう先見えないね”って。全員楽器下手くそですし、“どうにもならん、解散しよう”って」とのことだ。さらには、二人で映画を製作したことも。「高校では部活に入っていなくて。同級生と映画を撮ろうという話になった。その相方が、染谷くんでした。(中略)同じ高校だったので。脚本を一緒に書いたり、(カメラを)回してみたりしましたね」(「映画.com」‘17年9月12日配信)ただ、俳優としてのキャリアの差に悩み、疎遠になった時期もあるという。《高校時代はジェラシーがありました。途中からあまりしゃべってないんじゃないかな、僕がジェラりすぎて。若かったし、悔しかったです。でも、お互いの存在を意識していたからこそ高め合えた関係だったように思います》(「ananweb」‘16年11月27日配信)今では、両者ともにスター街道まっしぐら。4月には染谷が出演したNHK『あさイチ』に、親友として仲野がコメントを寄せていた。
2024年05月29日山田孝之と仲野太賀が主演を務める映画『十一人の賊軍』の公開が決定。『50回目のファーストキス』以来の共演となる2人が再び肩を並べ、死と隣り合わせの戦場を我武者羅に駆け抜ける。「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫さんが1964年に執筆したプロットが、60年の時を経て映画化。企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇が誕生する。舞台は1868年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに、徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍=官軍で争われた戊辰戦争。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く。笠原さんは「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に、“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想。しかし、当時の東映京都撮影所所長が、物語の結末が気に入らずボツに。怒りに狂った笠原さんは、シナリオを破り捨ててしまい、日の目を見ることのないままとなってしまった。撮影は昨年クランクアップしており、山田さんは「スタッフ、キャストの皆さんが何とか乗り越えようとしていたのが伝わってきて、大変だったけど楽しい撮影でした」とふり返り、「太賀とは共演経験もあり、彼の芝居に対する本気度は肌で感じていましたが、他者からの高い評価も日々聞いていましたので、改めて共に作品を作れる事がとても楽しみでした。そしてとても刺激的で、やり甲斐のある現場となりました。映画で描かれる賊どもの生き様が、観た人たちの心に届いて勇気づけることができるといいなと思っています」とコメント。また、仲野さんは「撮影を終えて、これまでにない達成感があります。アクションシーンが多く撮影は過酷を極めましたが、360度どこを見渡しても壮大な世界観のセットという本当に贅沢な環境で芝居ができたことが、自分の俳優人生で初めてのことだったので幸せでした。殺陣は初めての挑戦だったのですが、どんなに大変なシーンでも信頼できるスタッフのみなさまのおかげで確実にかっこいい映像が撮れているという自信をもって最後まで走りきることができました」と語っている。白石監督は「山田孝之さんは『凶悪』以来でしたが、この作品の持つ力に太刀打ちできる俳優は彼だけだと思いお願いしました。10年ぶりの山田さんは俳優としても人としても、大きく心強い存在でした。仲野太賀さんは、最も仕事をしてみたい俳優の一人でした。愚直で正義感溢れる侍を見事に演じてくれています。これから日本を代表する大きな俳優になるんだろうなと思います。二人がスクリーンで暴れる姿を早く見てもらいたいです」と2人のキャスティングについて明かしている。『十一人の賊軍』は11月1日(金)より全国にて公開。※集団抗争時代劇とは1人のスターに頼らない「集団劇」。ひとりのヒーローが活躍するのではなく、チームワークで敵に打ち勝とうとする構造。1963~1967年ごろに東映が作り出してきたジャンル。(シネマカフェ編集部)■関連作品:十一人の賊軍 2024年11月1日より全国にて公開©2024「⼗⼀⼈の賊軍」製作委員会
2024年05月27日山田孝之、仲野太賀のダブル主演で贈る映画『十一人の賊軍』が11月1日(金) に公開されることが決定した。『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズなどを手掛けた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉ら『孤狼の血』チームが受け継ぎ、映画化。舞台は1868年、「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・⻑州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る姿を描く。笠原は「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想した。しかし、当時の東映京都撮影所所⻑・岡田茂は物語の結末が気に入らずボツに。怒りに狂った笠原は350枚ものシナリオを破り捨ててしまったという。笠原和夫主演は『凶悪』『闇金ウシジマくん』シリーズで苛烈な役を演じた山田孝之と、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演が決定している仲野太賀。2018年公開の映画『50回目のファーストキス』以来の共演となるふたりが再び肩を並べ、一瞬たりとも気が抜けない裏切りと葛藤の物語を駆け抜ける。<キャスト・スタッフ コメント>■山田孝之スタッフ、キャストの皆さんが何とか乗り越えようとしていたのが伝わってきて、大変だったけど楽しい撮影でした。先にクランクアップした他のキャストの皆さんが炊き出しに来ていただいたり、こんな素敵な現場は本当にないと思いますし、ここまで大変だったからこそ、何としてでもいい作品を作ろうと一丸となって撮影に挑んでいました。白石監督とは『凶悪』以来でしたが、変わらぬパワフルさについていくのに必至でした。ですがなにより、再度お声がけ頂けたことがとても嬉しく思いました。太賀とは共演経験もあり、彼の芝居に対する本気度は肌で感じていましたが、他者からの高い評価も日々聞いていましたので、改めて共に作品を作れる事がとても楽しみでした。そしてとても刺激的で、やり甲斐のある現場となりました。映画で描かれる賊どもの生き様が、観た人たちの心に届いて勇気づけることができるといいなと思っています。この映画を最後まで突っ走ろうと思います。■仲野太賀撮影を終えて、これまでにない達成感があります。アクションシーンが多く撮影は過酷を極めましたが、360度どこを見渡しても壮大な世界観のセットという本当に贅沢な環境で芝居ができたことが、自分の俳優人生で初めてのことだったので幸せでした。殺陣は初めての挑戦だったのですが、どんなに大変なシーンでも信頼できるスタッフのみなさまのおかげで確実にかっこいい映像が撮れているという自信をもって最後まで走りきることができました。山田孝之さんには精神的にも体力的にもいろんな面で引っ張って支えていただきました。他のキャストの皆さんも、どんなに大変な状況でも笑いの絶えない空気を作ってくださり本当に感謝しています。僕も映画の完成を楽しみにしています!■白石和彌監督『昭和の劇』で笠原さんのインタビューを読み、プロットを手にしてから、あっという間に時間が経ちました。笠原さんの名に恥じぬようにと、今この映画を世に送り出す意義を考え、重圧に潰されそうになりながらも泥だらけになって撮影しました。たくさんの才能あるキャストとスタッフに集まって頂き心から感謝しています。どうか皆様楽しみにお待ちください。映画はもうすぐ完成します。完成したら、また笠原さんの墓前に手を合わせ、ご報告してまいります。■紀伊宗之プロデューサー笠原和夫さんの残した『十一人の賊軍』に出会い、“コレだ!!”と思いました。この作品には歴史の狭間でもがく人間の熱いドラマが描かれていたからです。かつて『七人の侍』『用心棒』はじめ日本の時代劇は、国内だけでなく海外でも高く評価され、誰もが知るハリウッド大作映画の基になるなど世界中のクリエイターやエンタメに影響を与えてきました。ずっと僕もそういう映画を企画し、作りたいと思っていました。また現代においても世界では侍や忍者といった日本固有の文化・歴史の人気は根強く、『ラスト サムライ』の世界規模での高評価に加え、ハリウッドでは忍者コンテンツが作られ続け人気を博しています。直近では『SHOGUN 将軍』『忍びの家 House of Ninjas』が世界中で注目を集めています。日本独自の文化を基にしたコンテンツが世界で求められているのは普遍的なことではないでしょうか。“日本が世界と戦える映画とは、日本固有の文化に根ざした時代劇が一番”です。笠原和夫さんといえば日本映画界の伝説的な存在であり、その名を知らない人はいません。そんな大先輩である笠原和夫さんの反逆精神が宿るこの『十一人の賊軍』に、現在日本映画界最高のスタッフ・キャストが集まり、大変な制作現場を一丸となって走り抜けてくれています。まさにこれは奇跡です。完成した暁には世界に向けた渾身の作品になると信じてます!<作品情報>『十一人の賊軍』11月1日(金) 全国公開公式HP:「十一人の賊軍」製作委員会
2024年05月27日俳優の山田孝之と仲野太賀が、映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)でW主演を務めることが27日、明らかになった。同作は『日本侠客伝』シリーズ(64年〜)、『仁義なき戦い』シリーズ(73年〜)などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫氏が1964年に執筆した幻のプロットの映画化作。日本アカデミー賞優秀脚本賞、さらに勲四等瑞宝章を受章している笠原は、脚本を通じてその時代の反骨精神や都合によって変わる正義に抗う人物を数多く描き、昭和の映画業界を牽引した。その巨匠が手掛けたプロットを、今回60年の時を経て、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇を生み出す。W主演となる山田と仲野は、2016年公開の映画『50 回目のファーストキス』以来の共演。舞台は1868年「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代である。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く。笠原氏は「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を構想した。しかし当時の東映京都撮影所所長・岡田茂氏は物語の結末が気に入らずボツに。怒りに狂った笠原氏は350 枚ものシナリオを破り捨ててしまい、日の目を見ることのないままとなってしまったが、描こうとしたドラマは今まさに日本が抱えている社会問題とシンクロすると確信した現代の東映が企画・映画化した。映画業界に鋭く斬り込む『孤狼の血』チームが旗を揚げ、山田孝之×仲野太賀の日本のエンタメ界で双璧をなす実力派俳優たちと権力への壮大なアンチテーゼに挑戦する。○■仲野太賀 コメント撮影を終えて、これまでにない達成感があります。アクションシーンが多く撮影は過酷を極めましたが、360度どこを見渡しても壮大な世界観のセットという本当に贅沢な環境で芝居ができたことが、自分の俳優人生で初めてのことだったので幸せでした。殺陣は初めての挑戦だったのですが、どんなに大変なシーンでも信頼できるスタッフのみなさまのおかげで確実にかっこいい映像が撮れているという自信をもって最後まで走りきることができました。山田孝之さんには精神的にも体力的にもいろんな面で引っ張って支えていただきました。他のキャストの皆さんも、どんなに大変な状況でも笑いの絶えない空気を作ってくださり本当に感謝しています。僕も映画の完成を楽しみにしています!○■山田孝之 コメントスタッフ、キャストの皆さんが何とか乗り越えようとしていたのが伝わってきて、大変だったけど楽しい撮影でした。先にクランクアップした他のキャストの皆さんが炊き出しに来ていただいたり、こんな素敵な現場は本当にないと思いますし、ここまで大変だったからこそ、何としてでもいい作品を作ろうと一丸となって撮影に挑んでいました。白石監督とは「凶悪」以来でしたが、変わらぬパワフルさについていくのに必至でした。ですがなにより、再度お声がけ頂けたことがとても嬉しく思いました。太賀とは共演経験もあり、彼の芝居に対する本気度は肌で感じていましたが、他者からの高い評価も日々聞いていましたので、改めて共に作品を作れる事がとても楽しみでした。そしてとても刺激的で、やり甲斐のある現場となりました。映画で描かれる賊どもの生き様が、観た人たちの心に届いて勇気づけることができるといいなと思っています。この映画を最後まで突っ走ろうと思います。○■紀伊宗之プロデューサー コメント笠原和夫さんの残した『十一人の賊軍』に出会い、“コレだ!!”と思いました。この作品には歴史の狭間でもがく人間の熱いドラマが描かれていたからです。かつて『七人の侍』『用心棒』はじめ日本の時代劇は、国内だけでなく海外でも高く評価され、誰もが知るハリウッド大作映画の基になるなど世界中のクリエイターやエンタメに影響を与えてきました。ずっと僕もそういう映画を企画し、作りたいと思っていました。また現代においても世界では侍や忍者といった日本固有の文化・歴史の人気は根強く、『ラスト サムライ』の世界規模での高評価に加え、ハリウッドでは忍者コンテンツが作られ続け人気を博しています。直近では『SHOGUN 将軍』『忍びの家 House of Ninjas』が世界中で注目を集めています。日本独自の文化を基にしたコンテンツが世界で求められているのは普遍的なことではないでしょうか。“日本が世界と戦える映画とは、日本固有の文化に根ざした時代劇が一番”です。笠原和夫さんといえば日本映画界の伝説的な存在であり、その名を知らない人はいません。そんな大先輩である笠原和夫さんの反逆精神が宿るこの『十一人の賊軍』に、現在日本映画界最高のスタッフ・キャストが集まり、大変な制作現場を一丸となって走り抜けてくれています。まさにこれは奇跡です。完成した暁には世界に向けた渾身の作品になると信じてます!○■白石和彌監督 コメント『昭和の劇』で笠原さんのインタビューを読み、プロットを手にしてから、あっという間に時間が経ちました。笠原さんの名に恥じぬようにと、今この映画を世に送り出す意義を考え、重圧に潰されそうになりながらも泥だらけになって撮影しました。たくさんの才能あるキャストとスタッフに集まって頂き心から感謝しています。どうか皆様楽しみにお待ちください。映画はもうすぐ完成します。完成したら、また笠原さんの墓前に手を合わせ、ご報告してまいります。山田孝之さんは『凶悪』以来でしたが、この作品の持つ力に太刀打ちできる俳優は彼だけだと思いお願いしました。10年ぶりの山田さんは俳優としても人としても、大きく心強い存在でした。仲野太賀さんは、最も仕事をしてみたい俳優の一人でした。愚直で正義感溢れる侍を見事に演じてくれています。これから日本を代表する大きな俳優になるんだろうなと思います。二人がスクリーンで暴れる姿を早く見てもらいたいです。【編集部MEMO】「集団抗争時代劇」とは、1人のスターに頼らない「集団劇」。ひとりのヒーローが活躍するのではなく、チームワークで敵に打ち勝とうとする構造。1963年頃〜1967年頃に東映が作り出してきたジャンルであり、多くの人々に衝撃を与えた。(C)2024「十一人の賊軍」製作委員会
2024年05月27日伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説「虎に翼」から、ついに思いを通じ合わせたヒロイン・寅子と優三(仲野太賀)のこれまでをふり返る動画が公式Instagramにアップされ、熱い声を集めている。本作は、戦前に日本初の女性弁護士となり、戦後は女性初の判事、女性初の裁判所所長となった三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。晴れて女性弁護士の道を歩み始めたものの、なかなか仕事に恵まれず悶々としていた寅子が独身女性への風当たりを痛感、結婚して“社会的地位を得るため”に「この手があったか」と選んだのが、ながらく猪爪家で書生をしていた優三だった。優三は当時から寅子に秘かに思いを寄せていたが、第8週「女冥利に尽きる?」では結婚後もなお苦悩や、やりきれなさを抱える寅子を理解し、優しく支え続けたことで、ついに寅子も“恋に落ちる”ことに。今回の投稿には、「過去イチ最高のプレイバックなんだが」「優三さんをこんなに魅力的に演じる仲野太賀さんに拍手」「ゴロゴロ寅子、めっちゃ可愛かった」「ドラマでこんなにキュンキュンしたことない」など、共演経験もある伊藤さんと仲野さんの息の合った演技にときめくコメントが寄せられ、「尾野さんの語りが最高」「優三さん目線で猪熊家、虎ちゃんへの想いと朝ドラでは描けなかった二人の仲の深まっていく様子をスピンオフで是非お願いします」との声も。ただ、太平洋戦争が激化し、兄・直道(上川周作)も出征していっただけに「このまま幸せが続けば良いのに…」といった声も上がっている。第8週「女冥利に尽きる?」結婚した寅子(伊藤沙莉)は手伝いとして働くよね(土居志央梨)とともに子の親権を義父と争う女性・両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。弱い女性の味方になろうと奮闘する寅子だったが、満智のうそを見抜くことができず自分の甘さを痛感することに。そんな中、寅子は久保田(小林涼子)が弁護士を辞めることを知る。自身も子どもを授かるが、無理をしすぎて倒れてしまう。限界を感じて弁護士を辞める決意をした寅子はやがて、娘・優未(ゆみ)を出産。幸せな暮らしを営んでいたが、優三(仲野太賀)の元に召集令状が届く。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年05月22日小池栄子と仲野太賀がW主演を務める新ドラマ「新宿野戦病院」が、この夏放送決定。宮藤官九郎による完全オリジナル脚本の救急医療エンターテインメントドラマとなっている。歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」。救急外来を訪れる患者の多くは、“ワケあり”背景を持っている。そこに、突如としてアメリカ国籍の軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマンが降臨。やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられる闇を明るく照らし出す存在となっていく。そして、叔父の病院に勤務する美容皮膚科医・高峰享がヨウコと出会い、歯車が動き始める――。本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つワケありな登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、ときにユーモアを織り交ぜながら、様々な悩みや問題を抱えながらも生きる人たち・仲間・家族を通して、命の尊さを投げかける。フジテレビにおける宮藤さんのオリジナル脚本は、「ロケット・ボーイ」以来、実に23年ぶり。また、宮藤さんとは「ロケット・ボーイ」を共に作り上げた河毛俊作監督たってのオファーにより、今回のタッグが実現した。小池さんが演じる元軍医のヨウコは、岡山弁や英語交じりのその口調に独特の個性がにじみ出た明るく芯の通った性格。とある戦地において、瀕死状態の兵士と遭遇、死に際に大切な物とメッセージを託されたヨウコは、兵士との約束を果たすため、日本に向かう。「彼女の我が道を行く自由さとたくましさを時にチャーミングに演じたいと思っています」と意気込んだ小池さんは、「私が英語を喋っていることすらも、視聴者の皆さまには笑いながら楽しんでみて頂ければうれしいです」と話し、脚本については「今作もさすがの一言しかありません。色んな意味で注目されている歌舞伎町という街を舞台に、そこで生きている人間たちの叫びがうごめいています。やり場の無い思いや社会問題を、宮藤さんならではの笑いと鋭さで描かれていて、見事な群像劇になっています」とコメントしている。仲野さんが演じる享は、父譲りの金もうけ主義者で、叔父の古びた病院には麻酔医の勉強できているが、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンするという夢を抱いている。夜は聖まごころ病院で麻酔の勉強をし、趣味は港区女子とのギャラ飲みで派手ににぎやかな生活を送っているが、ヨウコとの出会いが生き方に変化をもたらすことに。「宮藤官九郎さんの作品にはこれまでも何度か出させていただいているのですが、今回は主演と聞いて、とにかくうれしかったです」と出演を喜んだ仲野さんは、役について「僕が演じる高峰享は、ちょっとチャラチャラしたお金持ちで、芯もなく(笑)、いろんなことに流されていくキャラクターです。チャラさにもいろいろあると思うので、良い塩梅(あんばい)を探りながら魅力的に演じていきたいと思います」と意気込み、「享がどう変化していくのかも気になりますし、皆さんにも注目してほしいです」と呼びかけている。「新宿野戦病院」は7月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月21日2026年放送のNHK大河ドラマが『豊臣兄弟!』に決定し、仲野太賀(31)が主演を務めることになった。仲野といえば父親が俳優の中野英雄(59)で二世俳優として知られているが、実は芸能界に“もう一人の父”がいるという。「太賀くんのお父様と柳葉敏郎さん(63)は親交が深く、家族ぐるみの仲だそうです。柳葉さんは太賀くんが生まれた時から可愛がっているそうで、太賀くんは柳葉さんを『第二の父』として慕っていると聞きました」(仲野の知人)仲野と柳葉は2020年公開の映画『泣く子はいねぇが』で共演を果たしている。同作は柳葉の地元・秋田県が舞台で伝統行事「ナマハゲ」をテーマにした映画で、公開記念の舞台挨拶で仲野は柳葉との関係性を次のように語った。「毎年、正月は“柳葉詣”というか、新年の挨拶で会っては泣かされていました(笑)。秋田にとってのナマハゲは、僕にとっての柳葉さん。対面するだけで震えるような身近な存在。(柳葉が演じた)夏井が(仲野が演じた)たすくの父親代わりという役であったことも、感慨深いものがありました」一方、柳葉も仲野と共演できた喜びを明かしている。「彼の主演作で共にできたこと。両親も喜んでいるとは思うけれど、自分も胸がいっぱいだったし、役でもその気持ちを表現できる間柄の設定だったので、現場で温かい空間の中で過ごすことができた」しかし、そんな第二の父に仲野が困っている部分もあるという。「以前、『おかべろ』(カンテレ)という番組に柳葉さんが出演した際、村上ショージさんが『酒を飲んでいる柳葉には近づくな』と明石家さんまさんから忠告されたことを明かしていました。柳葉さんの酒癖の悪さは芸能界でも有名で、飲みの席で後輩俳優の頭をたたきながら説教をしていたこともあったとか。仲野さんも小さい頃はベロベロになった柳葉さんに“ダル絡み”されていたんじゃないでしょうか」(制作関係者)仲野の大河主演が決まってから、柳葉は周囲にこんなことを漏らしているとか……。「『豊臣兄弟!』の発表会見で仲野さんは『太賀が大河と……シャレになってしまって申し訳ない』と冗談交じりに挨拶をしました。それを聞いた柳葉さんは仕事仲間に『あれは俺が昔から言ってたんだ!言い始めたのは俺だよ!』と言っているそうです。嬉しさあまってのことだとは思うのですが、仲野さんは少し困惑しているかもしれませんね」(前出・制作関係者)可愛がっていた息子のような存在が、大河の主演俳優にまで成長したことが嬉しくて仕方がないようだ。
2024年04月02日3月12日、NHKは‘26年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演に仲野太賀(31)を起用することを発表した。豊臣秀吉の弟、秀長を演じるという。例年の大河ドラマの発表のタイミングとの違いについて、NHK関係者が指摘する。「大河の主演俳優は通常4月に発表されるケースが多いのですが、今回は異例の“前倒し発表”となりました。これは、仲野さんに対する期待の表れと言えます」仲野はすでに複数の大河ドラマに出演を重ねてきた。「13歳で俳優としてデビューしましたが、その翌年には『風林火山』(’07年)で大河ドラマに初出演。そのときの演技が評価されて、4年後には上野樹里さん主演の『江』(’11年)に出演し、この作品では秀吉の子である秀頼を演じています。今回、仲野さんが31歳で大河の主役に抜擢された背景には、こういった実績への評価もありました」(前出・NHK関係者)第65作の大河で描かれるのは、戦国時代のど真ん中の物語だ。「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の“三英傑”と呼ばれる戦国武将を描く物語は大河ドラマの“鉄板”ですし、局としても外すわけにはいきません。それを任せるほど、NHKは仲野さんの演技力を評価しています。また、『江』や『八重の桜』(’13年)などは大河の中であまり視聴率がふるわなかったのですが、そういった作品もしっかり支えてくれたことも、NHKの仲野さんへの信頼につながっているのです」(前出・NHK関係者)仲野がNHKからの信愛を得た理由はほかにもあるという。「‘19年に放送された『人体II遺伝子第一章あなたの中の宝物“トレジャーDNA”』をはじめ、仲野さんは複数回にわたってNHKスペシャルの語り(ナレーション)を担当していますが、それを任された俳優さんは数えるほどしかいません。このときの貢献度も大河主抜擢への大きなポイントになったと思います」(前出・NHK関係者)いっぽう、仲野の父親とえいば、『愛という名のもとに』(’92年、フジテレビ系)の「チョロ」役で知られる中野英雄(59)だ。「中野さんはトレンディドラマで一躍人気者になりましたが、実際の彼は『劇団一世風靡』出身で、柳葉敏郎さんの付き人からスタートしたバリバリの硬派。トレンディドラマ出演後にはVシネマに舞台を移したほどの“コワモテ”でしたが、太賀さんがデビューしてからは『アイツの迷惑になるようなことはできない』と、それまで以上に“グレーな付き合い”に神経質になりました。『太賀は俺の人生を変えてくれた』とも言っていましたね」そう語るのは、中野を古くから知る俳優仲間だ。「中野さんはお酒をいっさい飲めないのですが、そういった席でも、昔から息子さんのことを嬉しそうに話していました。『太賀の感性は素晴らしい。演技力はおれにはないものを持っている』といつもベタ褒めしていたのを覚えています」NHKも実父も太鼓判をおす、仲野太賀の演技力。それが大河ドラマでどのように発揮されるか、いまから楽しみだ――。
2024年03月16日「“太賀が大河”ということで、三段オチみたいですが」2026年から放送されるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主演に決まった仲野太賀(31)、3月12日の会見では、自分の名前をイジる余裕を見せた。この会見で、制作統括の松川博敬氏が、抜擢の理由について語った。「まず豊臣兄弟をやろうという企画があがり、秀長を主人公にと決めた時に名前があがったわけですが、満場一致というか、仲野太賀しかいないなと。これは理屈というより、直感で決まりました。(私は)大賀さんとは本木雅弘さん主演の『流行感冒』という単発ドラマでご一緒したことがありましたので、人柄はそこでよく知っておりました」2006年に俳優デビューしてから、仲野は多くのNHK作品に出演している。「2007年の『風林火山』以来、『豊臣兄弟!』で6作目の大河出演となります。連続テレビ小説も『あまちゃん』のほか、4月スタートの『虎に翼』にも出演します。二世色を払拭したいと、かつては『太賀』という芸名で活動をしていました。ドラマや映画にも数多く出演し、確かな演技力で“父超え”を果たしたとの声も少なくありません。勢いに乗っている実力派俳優の一人です」(テレビ局関係者)父は俳優・中野英雄(59)で、仲野は次男。「2021年に出演したバラエティ番組で仲野は父の“激甘”エピソードを明かしています。苗字を隠して活動しようと決めていたにも関わらず、父の中野はSNSで『ウチの二男、太賀がでます!』などと、宣伝に励んでいたそうです。仲野は番組で『毎作品、毎話感想を送ってくれる。親バカがひどくて……』とも苦笑しながら語っていました」(前出・テレビ局関係者)だが実は中野はかつて、雑誌のインタビューに“体育会系”の教育について明かしていたこともある。《2人とも男の子だからだろうけど、いろんなことを体で覚えてほしいと思っています。たとえば、人にぶたれたときの痛みとか、親父に殴られたときの痛みとかも、殴られて初めて『ほら、こんだけ痛いだろ』と。人に対してそういうことしたら、人はこんだけ痛いんだよって覚えてもらいたい。ウチは体育会系だね。もう僕の声だけでびびっちゃってますから(笑)》(『Como』2001年6月号、以下同)体罰も辞さないと語っていた中野。仲野は当時8歳、23年前という時代背景もあり、いま読むとやや“不適切”にも思える教育論は続く。《僕自身、かなり悪ガキだったんで、タバコとか不良性があるものには、あまり怒りませんね。タバコなんて、小さい頃『ほら、吸えよ』ってわざと言ってる。そうすると、吸わないんだよね》《コイツ(太賀くん)が母親に『オメーよ』なんて、冗談で言っても怒る。素っ裸にして表にブン投げたこともあります》“声だけで子供をびびらせる父”はいつから“激アマ父”になったのか。その時期は定かではないが、仲野太賀の大河主演成功を、いちばん望んでいるのは父・中野英雄であることは間違いなさそうだ。
2024年03月15日2026年放送予定の大河ドラマの主演が仲野太賀に決定。第65作目となる本作は、脚本家・八津弘幸(連続テレビ小説「おちょやん」)による「豊臣兄弟!」に決定した。「豊臣兄弟!」で描かれるのは、戦国時代。天下統一を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。この春放送予定の連続テレビ小説「虎に翼」にも出演が決定している仲野さん。「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国」「八重の桜」「いだてん~東京オリムピック噺~」と、これまでにも大河ドラマに出演してきた仲野さんが、今回本作で演じるのは豊臣秀長。今作は、天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描いていく。なお本作は、2025年夏にクランクインを予定している。今回の発表に、ファンからは「かなりアツい」、「え、まって!!!!!!!!まってまってまって最高すぎる!!!!!!うわあああああああああああ!!!!豊臣秀長っていう着眼点が最高すぎるし、仲野太賀くんなのも最高すぎ」、「後の配役も気になる」、「待ってましたーーー!」、「仲野太賀さんのイメージに合う~」、「主人公が秀長様っていうのが新鮮でイイ!!やっぱり戦国時代いいなー!!!!」などと期待の声が寄せられている。ストーリー尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になって欲しいと願い出る。強引な兄の誘いに巻き込まれる形で武士への転身を余儀なくされた小一郎は、母と姉妹を残し生まれ故郷の中村をあとにする。藤吉郎とともに城下町の清州に出てきた小一郎は、主君・信長と運命的な出会いを果たす。そのほか、信長のもとで野心を燃やす若き家来たちなど、その後の木下兄弟の運命を左右する人物との刺激的な出会いの数々。そして、ついに桶狭間の戦いの火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まり。天下布武への道をひた走る信長のもと、メキメキと頭角をあらわしていく兄・木下藤吉郎。その天才的といわれる武功の数々を実現せしめたのが、弟・小一郎の知恵と勇気、そして持ち前の調整力だった。目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく木下兄弟。やがて小一郎は兄と共に、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始める――。大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2026年1月よりNHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月12日「ディズニープラス」で独占配信中の池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知出演ドラマ「季節のない街」が、4月5日(金)より地上波放送が決定した。宮藤官九郎が20代のころから切望していた企画で、テレビ東京とディズニーの共同制作で実現、昨年「ディズニープラス」で先行配信が始まった本作。原作は、山本周五郎の同名小説。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に、弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語。1970年には、黒澤明監督が『どですかでん』のタイトルで映画化したことでも知られる。本作では小説をベースに、舞台となる“街”を12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失い、この“街”にやってきた主人公が“街”の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとなっている。キャストには、怪しげな男の指示で人々の暮らしぶりを報告する仕事を請け負い、猫のトラと一緒に街に潜入する主人公・半助こと田中新助を池松さん、親思いの次男坊・タツヤを仲野さん、好きな子目当てで街に出入りしているオカベを渡辺さんが演じるほか、三浦透子、坂井真紀、濱田岳、片桐はいり、ベンガル、増子直純(怒髪天)、高橋メアリージュン、荒川良々、MEGUMI、皆川猿時、又吉直樹、前田敦子、塚地武雅、藤井隆、鶴見辰吾、岩松了らが出演している。今回の放送に池松さんは「ディズニープラスで配信された『季節のない街』が地上波で放送されること、とても嬉しく思います。未見の方にも、もうみていただいた方にも是非楽しんで頂けたらと思います」と喜び、仲野さんは「宮藤さんのもとに最高のスタッフとキャストが集って、撮影したのが約一年前。仮設住宅で笑ったり泣いたり、踊ったりブチ切れたりした日々が懐かしいです。あの街にしかないカオスがとっても恋しいです」と撮影を回顧する。渡辺さんは「毎話、魅力的なキャラクターたちが大暴れしています。このドラマが地上波で観られるのはいまの時代だからこそとても意義のあることだと思うので、放送が待ち遠しくて仕方ないです。あの街のみんなが思いっきり生きているのを、ぜひ目撃してください!」とメッセージを寄せている。また今回、仮設住宅で暮らす曲者揃いのキャラクターポスタービジュアルも公開。見ただけでキャラクター同士の関係性や街での立ち位置が伝わるような、個性溢れるビジュアルとなっている。さらに放送開始に合わせて、全10話のノーカット版シナリオに加え、各話の監督解説や美術セット図面、場面写真などを収録した「季節のない街 シナリオ」の発売も決定した。ドラマ25「季節のない街」は4月5日(金)24時42分~テレビ東京ほかにて放送。※初回、最終回は5分拡大「季節のない街 シナリオ」は4月5日(金)発売。(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日岡山天音が主演する映画最新作『笑いのカイブツ』の公開初日を記念し、1月5日(金)にテアトル新宿にて舞台挨拶付き上映が開催。岡山さんと仲野太賀、松本穂香、板橋駿谷、滝本監督が揃って登壇した。公開日初日の上映後、盛り上がりを見せる満席の客席に拍手喝采で迎えられて登場したキャストと監督たち。主演の岡山さんをはじめ役者陣は、新年の挨拶とともに「新年からこの映画を選んでいただけてうれしい」「新年初映画の方も多いのでは」と口々に述べ、板橋さんが「この映画を1本目に選んでくださった方はセンスがいい!」と会場を盛り上げると、「本作が新年1本目の映画の方は?」という司会の呼びかけに対し、大勢の観客が挙手。満席の会場を見回し、岡山さんは「初日というのは今まで何度も経験がありますが、今回は味わったことがない感覚。心待ちにしていたので、とても幸せです」と嬉しそうな表情を見せた。自身が演じた“人間関係不得意”なツチヤタカユキという役柄については「現在生きている実在の方を演じることはなかなかないので、実際の佇まいをお手本にするべきか、これまでの役作りを用いるべきか、映画という形を考えてアプローチは悩みましたが、あくまで小説の“ツチヤ”を演じるよう意識しました」と役作りを語った。また、岡山さんの“怪演”が話題を呼んでいる本作の中でも印象的な、ツチヤが頭を打ち付けるシーンについて聞かれると、「僕は憑依型なので、覚えていません、すみません!」と茶目っ気たっぷりに答え、客席が笑いに包まれていた。仲野×板橋の漫才シーンは「本当の一発撮り」と監督明かすお笑い芸人ベーコンズの西寺を演じ、本作で本格的な漫才に挑んだ仲野さんは、漫才指導をしてくれた「令和ロマン」のM‐1グランプリ優勝について聞かれると「なんて幸先が良いんだと。今日は絶対に言うと決めていました。僕らは『令和ロマン』に漫才指導をしてもらったと」と熱弁。さらに、西寺の相方・水木を演じた板橋さんの先ほどの言葉を用い、「『令和ロマン』さんに指導をお願いした制作陣もこれまたセンスがいい」と2人で掛け合いを続け、劇中での漫才さながら息の合う様子も。ツチヤタカユキが制作したネタの台本は綿密に笑いどころが計算されていたと明かし、「令和ロマン」と相方をシャッフルして練習を重ねたことを語った。一発で撮り終えたという漫才シーンについて、仲野さんが「本当に緊張した、初めてエキストラさんに自分たちの漫才を見てもらった、ウケたときは本当に気持ちがよかった!」と興奮気味に語ると、板橋さんも「本当に2人しか助け合える人がいない空間で緊張していた」と盛り上がった。そして「あのシーンは笑いも足していないし本当の一発撮りだった」と監督。「なぜそうしたかというと空気感や緊張感を作ったほうが漫才の魅力を表現できると思って、2人にお願いして一発で撮りました。2人の練習の賜物です」と絶賛した。松本穂香、岡山天音の芝居に感激「完成した時にすごいシーンになると確信」松本さんは印象に残っている居酒屋でのシーンについて「岡山さんがすごかった。あの場で何度聞いても菅田(将暉)さんが演じたピンクの言葉が胸に染みるし、本当にすごいシーンだった。自分は現場にいるはずなのに、現場にいても映画を観ているようで、完成した時にすごいシーンになると確信していた」と言葉に力を込める。監督も同意し、「岡山天音という役者の魅力がダイレクトに伝わり思わず泣いてしまった」と明かす。岡山さんとの印象に残るシーンについて、仲野さんは「スタッフがみんな天音の演技に惚れていた。演技が良すぎてカットがかけられない、と言っているカメラマンさんを見て、天音すげぇなって感動していた」と関心しきり。一方、岡山さんは「その演技は太賀くんがいてくれたから」と語り、2人の信頼感が感じられた。“役者のカイブツ”は?全員一致で岡山天音にこの日は観客から挙がった質問コーナーも設けられ、岡山さんへ「ツチヤを演じている中で、一番苦戦したシーンはどこですか?」という質問が上がると、「全部といえば全部苦しかった。ツチヤには他人事ではないなにかを感じていた」と回答。「しいて言えば5秒に1本ネタを書くシーンはタイマーをもって書く、という行為が難しかった」と語った。また、「アドリブで使われたシーンがあれば知りたいです」という質問に対し、監督は「菅田さん演じるピンクがアドリブでふらっと出てくるシーンがあって、突然のことだったのでびっくりした。エキストラのみなさんに助けてもらった」と裏話を明かすと、岡山さんは「菅田くんのアドリブをモニターで見ていた監督の高笑いが、演じている僕たちまで聞こえてきた」と語り、会場が爆笑に包まれた。「撮影中、お互いの演技を見ている際に、“この人は役者のカイブツだ!”と感じた瞬間はありましたか?」という質問に、仲野さんは「天音とのシーンは常にそう思っていました。僕の印象に残っているシーンでいうと、ツチヤが飲み物を買いに行ってコケるシーンを後ろから見ていたとき、セリフもないのに背中だけでツチヤを体現していて愛おしさを感じた。あのシーンはよかった」と回想。松本さんも「天音さんを近くでずっとみていて、天音さんでありながらツチヤとして役と闘っているところが印象的でした。天音さんしかできないな、集中力も尋常じゃないと思いました」と語り、全員一致で岡山さんが“役者のカイブツ”と答える結果となった。最後に監督は「僕は映画が好きで好きでここにいます。皆様のおかげです」と熱く感謝を述べ、岡山さんも「ツチヤを僕に任せてくれたことを本当に誇りに思います。笑いのカイブツという作品を皆さんにお届けできたことが本当にうれしい。皆さまそれぞれの受け止め方でこの映画を心にとどめてほしい」と感謝をコメント。「大変なことが起こっている世の中ですが皆さんが一刻も早く心からエンタテインメントが楽しめる世になることを願っています」と結び、大きな拍手のなか舞台挨拶は終了した。『笑いのカイブツ』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:笑いのカイブツ 2024年1月5日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会
2024年01月07日佐藤健主演映画『四月になれば彼女は』の新キャストが発表。仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊が出演する。仲野さんが演じるのは、精神科医の主人公・藤代(佐藤さん)が通うバーの店長・タスク。それぞれの抱える恋愛観について語りあい、自身も恋愛について悩みを抱える藤代の親友だ。繊細でどこか物憂げな雰囲気を纏ったキャラクターとなっている。また中島さんが、藤代と春(森七菜)の大学時代の写真仲間であり、物語の鍵を握る写真部部長のペンタックス。河合さんが弥生の独特な恋愛観を知る唯一の存在、藤代の婚約者・弥生(長澤まさみ)の妹である坂本純。ともさかさんが、突然失踪した弥生について手がかりを知っており、藤代の相談に乗りながら、優しく見守る大学病院の同僚・小泉奈々。竹野内さんが、妻を亡くし、シングルファザーとして春に深い愛情を注ぎながらも、拭いきれない深い孤独を抱えた繊細で複雑な役柄となる、春の父親・伊予田衛を演じる。新キャストコメント・仲野太賀山田智和監督とはショートムービーでご一緒して以来親しくさせて頂いていたので、智和さんの長編デビュー作に参加できてとても嬉しく思います。素敵なキャスト、スタッフに囲まれながら過ごした撮影はあっという間に終わってしまい、現場から帰るのがとても名残惜しかったです。春の訪れとともに、この美しい日本映画が公開される事が楽しみでなりません。是非、劇場にお越しください。・中島歩美しい物語、美しい俳優、美しいロケーション、美しい撮影。そこへ美しいとは言い難い未熟な人間が浮き出てくる。 愛する人と末永く生きるため、今日も努力と思考を続ける私たちの現在地が描かれていると思います。 そんな作品に関われて光栄です。・河合優実山田智和監督ご自身の長編デビューという大切な機会で、信頼を寄せて役を任せて頂いたことは、いち俳優としてとても嬉しいことです。的確にねらいを持って、ともに空気をつくろうと、掴もうとして下さった事に、共闘してくれる監督だと感じ、少ないシーンながらも現場で充実した時間を過ごしました。藤代と弥生の人生に少しでも奥行きや豊かさをもたらす存在になれたらと参加させていただきました。作品が多くの人に届き、胸の中に残っていくことを願っています。・ともさかりえ現場での佐藤さんの佇まいや、纏う空気に、救われるような気持ちでした。そして、真摯に作品と向き合う山田監督の演出に背筋が伸びました。ほんの少しの参加でしたが、豊かなものをいただいたなと感謝しています。みなさまにも、ぜひ劇場で味わっていただけますように。・竹野内豊今回私が頂いた役柄は、原作では唯一登場することのない人物であったため、演じることに少々戸惑いはありましたが、以前、山田監督のオリジナル・ショートフィルム 『Somewhere In The Snow』を拝見した際に、美しい映像の中に紡がれた台詞の一言一言に心が込められており、監督の感情がそのまま生きているような、とても素敵な作品でしたので、ぜひ参加させていただきたいと思いました。山田監督の初の長編作、私も公開を楽しみにしております!『四月になれば彼女は』は2024年3月22日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:四月になれば彼女は 2024年3月22日より全国東宝系にて公開©2024「四月になれば彼女は」製作委員会
2023年12月19日主演に橋本愛、出演に仲野太賀、木竜麻生を迎えた山本英監督最新作『熱のあとに』から、血まみれのホストが倒れている衝撃的なシーンから幕を開ける予告編と場面写真9点が解禁となった。2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされ、東京藝術大学大学院で諏訪敦彦、黒沢清らに師事した新鋭・山本英監督が、「明日、私は誰かのカノジョ」『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』のイ・ナウォンの脚本により見るものを翻弄する愛の物語を創り上げた本作。解禁された予告編は、血まみれで倒れているホスト・隼人(水上恒司)を、沙苗(橋本愛)がタバコを吸いながら見下ろし、不敵な笑みを浮かべる衝撃的なシーンで始まる。事件から6年の時が経ち、沙苗はお見合いで出会った健太(仲野太賀)と結婚。指輪を手渡し、ドライブをする2人の幸せそうな姿が映し出され、安全な結婚生活が始まったかと思っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。「なんで健太くんだったの?」「あえて後戻りできない状況に、自分を置きたかったの?」と足立に問われ続け、困惑する沙苗。足立は一体何者なのか――?そして、歌舞伎町で隼人の後ろ姿を見かけたことをきっかけに、沙苗の心がざわつき始める。「隼人さん、君に会いたいって」という意味深なセリフ、湖でもみくちゃになる2人、「お前、あいつに一千万貢いだよな。身体売ってさ」と激昂する健太の言葉も沙苗には全く響いていない様子。血のついた包丁、ボートで湖に漕ぎ出す足立、銃を手に取る健太など、不穏なシーンが次々と映し出され、ひと筋縄ではいかない愛の物語を想起させるミステリアスな予告編が完成した。併せて解禁された場面写真は、沙苗と健太が出会うきっかけとなったお見合いに同席する沙苗の母・多美子(坂井真紀)の姿。森の中で獣用の罠にかかり動けなくなっていた足立と健太が初めて出会うシーン、アシの林の中で足立が沙苗に微笑みかけるカットなど、物語の全貌が気にならずにはいられない全9点となっている。『熱のあとに』は2024年2月2日(金)より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:熱のあとに 2024年2月2日より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisha
2023年12月13日俳優の仲野太賀が、12日に都内で行われた映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)の完成披露上映会に岡山天音、松本穂香、片岡礼子、原作者のツチヤタカユキ氏、滝本憲吾監督とともに登壇した。同作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。○■仲野太賀、旧知の仲・岡山天音主演映画をアピール「あまりにも魅力的すぎる…」主演の岡山とは10代の頃から親交があるという仲野は「これから、あまりにも魅力的すぎる岡山天音の芝居を皆さんに堪能していただけたらなと思っています」と呼びかける。原作者のツチヤが「キャストの皆さんが豪華すぎませんか……?」と客席に呼びかけ、会場から大きな拍手が起こると、仲野が「菅田将暉いなくて、すみません!」と、同作に出演している菅田の不在を謝罪し、笑いを誘った。イベントでは、今年を表す一文字を5秒で書いて発表する企画を実施。企画説明中に、自身の手のひらをなぞるように練習をしていた仲野は「旅」という1文字を書き、「今年は1年通して、いろんなところに行ったなと思って」と話す。印象に残っている行先を聞かれると、「アラスカに行きました! 仕事も兼ねてなんですけど、YouTubeで観れるのでぜひ観てください!」とアピールしていた。また、フォトセッションでキャスト陣が手を振っていると、仲野の手のひらには、いつ書かれたものなのか、マジックで「旅」の下書きのような字が。観客も気付いたようで、笑いが起こっていた。
2023年12月12日映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)の完成披露上映会が12日に都内で行われ、主演を務める岡山天音、仲野太賀、松本穂香、片岡礼子、原作者のツチヤタカユキ氏、滝本憲吾監督が登壇した。同作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。○■岡山天音、主演映画『笑いのカイブツ』完成披露イベントに登場今作の主演を務める岡山は「撮り切ってから丸1年ぐらい経っていて、ようやくこうして多くの皆様の目に届くことを嬉しく思います」と挨拶。「撮影はただでさえ孤独な作業なんですけど、ツチヤタカユキという男は本当にひとりぼっちで。そのツチヤタカユキの人生を皆さんに覗いてもらえる今日をとても嬉しく思っております」と語った。過去に何度も岡山とも共演経験があるという仲野。「天音とは10代の頃から(の付き合い)。セリフもないし、やることもないし、ずっと愚痴りながらボヤきながら撮影現場の端っこにいるときから知っているので、天音が主演で堂々と映画をやるというタイミングで、自分が参加できるのは本当に嬉しかった」と喜びを表現する。続けて、「がっつり面と向き合って芝居するというのも、実は新鮮な感じがして。もちろん素晴らしい俳優だというのを知ってはいましたけど、“あぁ、ここまで俳優として積み上がってきたんだな”と(感じて)。あまりにも魅力にあふれていて、とても感動しました」と絶賛した。また、同じく共演経験のある松本も「天音さんは共演するたびにどんどん違うステージに行っているような(気がする)」とコメント。「作品・役との向き合い方はずっと変わらず真摯であり続けていて、現場での立ち位置はどんどん変わっていっても、昔から変わらずいちばん大きな声で挨拶している。どんなシーンであっても、真剣に考えて、本番直前まで考え続けているところがすごいなと」と岡山の現場での姿勢に感銘を受けていることを明かした。ここまで仲野・松本から立て続けてに絶賛された岡山は「こんないろんな人から一気に褒められて、誕生日みたいな気持ちになってきました」と照れた表情。すると、仲野が「ちゃんと見返り求めるから」と返し、笑いを誘っていた。
2023年12月12日橋本愛主演、仲野太賀、木竜麻生共演の『熱のあとに』から、メインビジュアルと新キャストが解禁。さらに公開日が2024年2月2日(金)に決定した。本作は愛したホスト・隼人を刺し殺そうとした過去を持つ沙苗(橋本愛)の、振り切った愛し方を静謐な映像で描き出した物語。事件から6年後、自分の過去を受け入れてくれる健太(仲野太賀)と結婚し、平穏な日常を送っていた矢先、謎の隣人・足立(木竜麻生)が現れる。足立が抱える秘密、隼人の影に翻弄されながらも、沙苗が選んだ“愛し方”の結末とは――。橋本さん演じる主人公・沙苗のキャラクターは、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得ている。解禁されたメインビジュアルは、沙苗と健太が湖畔に佇み、力強い眼差しでこちらを見つめる姿が映し出されている。物語の鍵を握る足立のミステリアスな横顔も配置され、「その愛は、本物ですか?」という挑発的なコピーが問いかけてくる印象的なビジュアルとなった。また、山本英監督の商業デビュー作となる本作の追加キャストとして、坂井真紀、木野花、鳴海唯、水上恒司の出演が発表された。沙苗の母親・多美子を演じるのは、映画やドラマをはじめ数多くの作品に出演している坂井真紀。娘の幸せを切に願い、健太と出会うきっかけとなるお見合いに同席する母親を演じる。坂井真紀沙苗が通うメンタルクリニックのカウンセラー・藤井を演じるのは、女優のほか舞台演出家としても活動している木野花。沙苗の切実な言葉一つ一つを真正面から受け止める。林業に従事する健太の同僚・美紀を演じるのは、雑誌「POPEYE」のガールフレンド特集号の表紙を飾り、注目を集めた鳴海唯。そして、沙苗が過去に殺そうとしたホスト・隼人を、いま映画やドラマに引っ張りだこの水上恒司が演じ、実力派俳優陣が唯一無二の愛の物語に命を吹き込む。水上恒司第28回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門でワールドプレミア上映された本作は、先日、第24回東京フィルメックスにて日本初上映を果たしている。『熱のあとに』は2024年2月2日(金)より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:熱のあとに 2024年2月2日より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisha
2023年11月30日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務めるドラマ「いちばんすきな花」の6話が11月16日に放送。多部未華子と松下洸平、仲野太賀が繰り広げた友情による修羅場に「初めて見ました」や「声出して笑ってました」などの声が上がっている。「silent」の生方美久が脚本を務める本作は、小さい頃から二人組が苦手な男女による友情と愛情を描いた物語。塾で数学を教えている潮ゆくえを多部未華子、出版社で働く春木椿を松下洸平、美容師の深雪夜々を今田美桜、ゆくえの幼馴染みでイラストレーターの佐藤紅葉を神尾楓珠、ゆくえの元親友・赤田を仲野太賀、ゆくえの塾の生徒・希子を白鳥玉季が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。明らかにサイズが小さい袋をセットしたことについて言い合う椿とゆくえ。そんなふたりのやり取りを見ていた夜々と紅葉は、目が合ってお互いの思っていることを理解した様子。また、別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出す。しかし、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない様子。そこで椿は4人でバーベキューでもしないかなどと提案するが、ゆくえたちは家から離れたがらない。後日、椿の家に思わぬ人が訪れ――というのが6話の展開。椿の家を訪ねてきたのは、保険の営業マンとして働く赤田(仲野太賀)。持ち前の営業スキルで家の中に入った赤田は、帰り際に椿の家にやってきたゆくえと遭遇する。あまりに突然のことに驚いた赤田は、椿とゆくえの関係に口出し。「寂しさ紛らわすために潮のこと利用すんのやめてもらえます?」や「ゆくえさんて、下の名前で呼ばせて」など余計なことばかり口にする。さらに帰り際には「潮の恋愛遍歴全部知ってますけど、春木さん全然潮のタイプじゃないですよ」と捨て台詞まで。もちろん、ゆくえも言われっぱなしではなくしっかり言い返しており、そんな恋愛感情皆無な3人組による突然の修羅場にSNSでは「三角関係じゃない三角関係!!初めて見ました」や「このシーン見てる時声出して笑ってました。恋愛感情じゃない友情の嫉妬、あると思います」、「やっぱ仲野太賀さん最高でした!多部ちゃんの舌打ちも最高でした!」などの声が。その後、椿は紅葉とふたりきりの時に前の住人の話を聞くことに。学生時代、ずっとイライラしてて不機嫌で皆から嫌われていた先生だったものの、本当の自分のことを理解し「またおいで」と言ってくれる人だったことを知った椿は、今の家を手放す覚悟を決め、突然3人に告げるのだった。あまりの急展開に「椿さんが引っ越すってなってえーって4人があの家に居られたらいいのに」や「最後紅葉とのやりとりから椿が引っ越すって決めたのビックリした!」など驚きの声が上がっており、今後の展開からも目が離せない。【第7話あらすじ】椿の家で、ゆくえ、夜々、紅葉が、初めて4人で自炊した鍋を楽しもうとしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。家を売りに出していたのか尋ねるゆくえに、椿は前の住人が買い戻したいと言っていると明かす。納得がいかないゆくえに夜々。そして、前の住人を探していた紅葉といがみ合う。アパートに帰ったゆくえがこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話すと、このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そう。ゆくえは、この4人だから、あの場所が良いということもあると言うのだが――。「いちばんすきな花」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月17日現在放送中の多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠主演ドラマ「いちばんすきな花」。本作では、多部さん演じる主人公・ゆくえと、仲野太賀演じる“元トモ”赤田とのやり取りが話題となっている。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く、くすっと笑って、ふわっと泣ける物語。多部さん、松下さん、今田さん、神尾さんが、ひょんなことから出会う主人公を演じている。主人公のひとり、学習塾講師のゆくえは、女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だが、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がおり、唯一頑張らなくていい関係だったが、「もう会えない」と言われてしまう…。そんなゆくえの男友達が、仲野さん演じる赤田だ。高校時代に通っていた塾で知り合い、恋愛感情は一切無いが、付き合っていた彼女と結婚することになったのを機に、「もう会えない」と言い出す。そんなこともあり、先週の第5話に、赤田が再登場した際は、話題となった本作。SNSにも「太賀再登場嬉しすぎる」「赤田君再登場嬉しい!」などと視聴者から歓喜の書き込みが。赤田はゆくえと再会を果たしたが、そんな中で繰り広げられた会話の中でのメイキング映像も公開され、「お二人の絶妙な掛け合いが大好きでツボです」「ここ好き。こんなにいっぱい『やめろ』言ったんですねw」「このふたりのシーン、大好きです」「いいなあこの掛け合い」と反響も。今夜放送の第6話の予告編でも赤田は登場しており、「ちょっとゴタつきそう」「どうなるかハラハラ…ソワソワ…」「おぉ、部室に赤田が現れた~」「赤田とこのみがいよいよどんなふうにかき乱すかも楽しみ」と期待が寄せられている。第6話ストーリー(11月16日放送)春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)と深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除していると、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。どうやらゴミ箱にゴミ袋を包んでいる袋がセットされているのが気になるらしい。別の日の春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、この家にいるのも飽きるだろうと切り出すが、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを口にして、なかなか椿の思いが伝わらない。そこで椿は、4人でバーベキューでもしないかと提案するが、ゆくえたちは家から離れたくないようだ。また後日、椿の家には思わぬ人が訪れ――。「いちばんすきな花」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日松岡茉優&窪田正孝W主演映画『愛にイナズマ』より、仲野太賀、高良健吾、趣里、三浦貴大、MEGUMIのメイキング映像が公開された。映像では、正夫(窪田さん)の家に居候中の親友・落合を演じる仲野さんが、俳優の道を志すも、自分自身に限界を感じる中、正夫に肯定される2人の友情を感じさせるシーン撮影の合間に、「石井組楽しいです!」と笑顔を見せ、クランクアップでは「こんなに楽しい撮影ができて、凄く幸せです」と充実した現場を噛み締めるようにふり返る様子が映し出される。また、誠一(池松壮亮)のパワハラ上司役の高良さんも「本当はもっともっと(この現場に)いたいです」「この役を演じられて楽しかった」と名残惜しそう。マニュアルを徹底的に遵守する、AIのような携帯ショップ店員役の趣里さんは、「初めての石井組に参加できて光栄でした」「アベンジャーズみたいな方々が強すぎて…」とコメント。花子(松岡さん)の意見を全て小馬鹿にし、全く取り合おうとしない嫌味な助監督・荒川役の三浦さんと、責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー・原役のMEGUMIさんが、花子の家で宅飲みをするシーンでクランクアップとなると、三浦さんは「荒川という不思議な役を演じることができて、自分自身も凄く楽しかったので完成が楽しみです。また石井監督とご一緒できて嬉しかったです」と挨拶し、MEGUMIさんも「私は意外とこういう役を演じたことがなかったので難しかったですね。悩みながらも、物凄く楽しくお芝居ができました」と難役を演じきった感想を語った。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年10月08日俳優の仲野太賀とお笑いコンビ・ラランドのサーヤが出演する、サントリー・-196℃ 瞬間凍結 無糖レモンの新CM「ムトゥ踊る無糖レモン」編が、9日より放送される。新CMでは、帰宅後においしく飲んでいた缶チューハイが、実は無糖であることを妻役のサーヤから知らされた仲野が、おいしさに驚いて思わず“ムトゥ!?”と叫んだ瞬間、舞台は空想の世界へ代わり、驚きを歌と踊りで表現。インド映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)のような世界観の中でインドの舞踊衣装を身にまとい、“インドムービー・ダンス”をほうふつとさせる“ムトゥダンス”を披露する。■仲野太賀&サーヤ(ラランド) インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。仲野:ダンスがめっちゃ難しかったですね。サーヤ:踊れていましたよ。仲野:いやいや、首を左右にずらす動きがなかなか難しくて。僕としては、首と同時に眉毛も上下に動かしたいという演技プランを勝手に持っていたんですよ。サーヤ:同時進行(笑)。仲野:ただ、首を動かすと眉毛が動かない、眉毛を動かすと首が動かないというドツボにハマって、苦戦していました。でも、なかなかこういう機会もないので、すごく楽しかったです。どうでしたか?サーヤ:私は遅れて会場入りしたんですけど、「おはようございます」とあいさつしたら、皆さんがダンスの決めポーズの状態で待っていて。太賀さんもなじんでいたので、どこだろうと思って、最初見失っていました。仲野:しかも、あのふんそうだし。サーヤ:そうそう。仲野:待ちわびていましたよ。サーヤさんが来るのを(笑)。仲野:踊りの下手さをごまかすには、もう顔の圧でいくしかないと思って。サーヤ:すごかったです。私は冷静にツッコむ役だったんですけど、太賀さんがご自身で顔のチェックをされているのか、目の前で微妙に動かしたりしているんですよ。それで何度も笑っちゃいました。仲野:至近距離ですいません(笑)。――インドの舞踊衣装を着たご自身を見た時、どう思いましたか?仲野:結構似合っているなと思いました。サーヤ:正装でしたよね。仲野:ですよね(笑)。あの格好になると、ちょっと覇気が出て、自分が強くなった気がするというか。逆にスーツ姿に戻ると、ちょっと物足りない感じがしました。サーヤ:スーツ姿の方が変ですもん。仲野:そうなんですよ。僕もちょっと違和感があります。それぐらいあの衣装はしっくりきていました。――サーヤさんにとって、今回は相方が仲野さんということで、掛け合いはいかがでしたか?サーヤ:安心感、清潔感がダントツです。隣が違うだけで、こんなに気持ちが清々しいんだと思って。(相方の)ニシダといる時は、事故物件みたいというか、変だな、空気悪いなという感じなので、引っ越したような感覚でした。――夫婦役で2回目の共演となりますが、改めて共演の感想や互いの印象をお聞かせください。仲野:一緒の時間が少なかったので、話し足りないというか。でも、実はどういうモードでサーヤさんの前にいればいいのか分からなくて、逆に緊張しちゃって(笑)。普通にしゃべるのも格好が変だからおかしいし、スーツ姿に戻ってからも、なんか違和感があって普通でいられないし、どうすればもっとしゃべれるのか模索していました。サーヤ:私も太賀さんが出ている映画を見て、すごくシリアスな印象を持っていたんですよ。それと今回とのギャップがすごくて、こんなに幅が出せる俳優さんなんだと思ってビックリしました。仲野:ありがたいですね。なかなかこういう役とかシーンと巡り合えないので、すごくうれしかったです。――最近踊りたくなるぐらいテンションが上がった出来事は?サーヤ:このCMの2本目の出演が決まった時ですね。なんか平気で他の女芸人に変えてくるんじゃないかと思って、良かったー、ラッキーという感じです。仲野:またご一緒できて良かったですサーヤ:本当に。この席は譲らないぞという気持ちです。仲野:僕も頑張ります。サーヤ:いやいや、太賀さんは大丈夫です。――甘くないのに果実感がある商品の特徴にちなんで、ちょっと甘くないなと思わされた出来事は?仲野:今回の撮影の合間に“ムトゥダンス”の練習をした時は、結構完璧というか、周りのスタッフがざわざわってなるぐらい、「仲野踊れるぞ」「これはイケるぞ」みたいな空気が出ていたんですよ。でも、いざ本番で、カメラの前に立ったら全部忘れてしまって。ましてや、最初リップなし想定で練習していたんですけど、途中から「リップありで」となった瞬間、頭が真っ白になって。それからもう汗が止まらず、何テイクも撮ることになって、やっぱり甘くないなと思いました。サーヤ:完璧でしたよ。仲野:いやいや。でも、まだまだできるな。まだまだ踊りたい。次はサーヤさんも一緒に踊りましょう。サーヤ:怖いなぁ。私が甘くないなと思ったことは、相方が単独ライブをやるごとに大ミスを犯すので、今回は大丈夫だろうなと思ったら、案の定、開演の数十分前にネタで使う衣装を持ってこなかったことに気付くとか。大丈夫かと思ったら、そういうことが待ち受けていたので、やっぱり甘くないなと思いました。その時は急きょ別の服を取り寄せたんですけど、ニシダ以外が汗をかくという。ニシダは汗をかかないです。いつも一人でドシッと構えていますから。仲野:すごいなぁ(笑)
2023年10月05日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」に、仲野太賀が出演し、さらに彩りを加えることが分かった。本作は、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、くすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマ。違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていく。人気ドラマの劇場版『ゆとりですがなにか インターナショナル』や『愛にイナズマ』が来月公開を控える仲野さんが本作で演じるのは、主人公のひとり、多部さん演じるゆくえにとって、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達・赤田鼓太郎。高校時代に通っていた塾で知り合い、いつしかお互いの愚痴や悩みだけでなく、たわいもない会話ができる仲になり、お互いを分かりあうことのできる唯一無二の友達となる。恋愛感情は一切無いが、ある日、付き合っていた彼女・峰子と結婚することになったのを機に、ゆくえとの関係に変化が生じる。「なんて面白い脚本なのだろう」と物語の印象を語った仲野さんは、「不器用な人たちが彼らなりにすごく誠実に生きようとしていたりする様がとても愛おしく感じました。この4人がどんな風に成長して、どういう風に物語が展開していくのか、とても楽しみです」とコメント。演じる赤田については「多部さん演じるゆくえの親友でありながら、ある決断をすることによって、ゆくえに影響を与える役です。主人公たちとはまた違う雰囲気を表現できたらいいなと思っています。物語がどういう展開になっていくのかを楽しみにしながら、僕自身もとにかく楽しく演じられたらいいなと思っています」と意気込む。また、「まるで自分ではうまく形容できなかった気持ちを繊細に台詞にされていて、僕も刺さるものがたくさんあります。見てくださる皆さんにとってもきっとそういう台詞(せりふ)や、シーンがたくさん出てくると思うので、どうか最後まで楽しんでいただければうれしいです」とメッセージを寄せている。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日松岡茉優と窪田正孝がW主演する映画『愛にイナズマ』に、仲野太賀、趣里、高良健吾、MEGUMI、三浦貴大らの出演が決定した。本作は、騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡さん)と、空気が読めない不器用な正夫(窪田さん)が運命的な出会いを果たし、音信不通だった花子のどうしようもない父(佐藤浩市)と、2人の兄の力を借り、夢を奪った社会に反撃を仕掛ける物語。今回新たに発表されたのは、花子と正夫を取り巻く9名の出演者。社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新人俳優役で、「初恋の悪魔」で松岡さんと共演した仲野さん。徹底的にマニュアルを遵守する機械のような携帯ショップの店員役で、次期朝ドラ「ブギウギ」でヒロインを演じる趣里さん。前時代的なパワハラ社長役で、現在公開中の『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『水は海に向かって流れる』に出演する高良さん。責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー役で、「unknown」「あなたがしてくれなくても」に出演したMEGUMIさん、自己中なセクハラ助監督役で、夏ドラマ「CODE-願いの代償-」への出演が決定している三浦さんが決定。さらに、従業員の人生を大切にする運送会社の社長を北村有起哉、社会の不条理を知りながらも懸命に生きる料理屋の店主を益岡徹が演じ、中野英雄、鶴見辰吾(声の出演)の出演も明らかになった。▼追加キャストコメント・仲野太賀俳優という職業の危うさ、俳優のみならず時代の流れに抗いようのない人間の弱さを表現出来ればと思い臨みました。僅かなシーンでも、責任と挑戦を与えてくれた石井監督に感謝します。完成作を拝見したのですが、俳優陣の最高の演技合戦に惚れ惚れしました(実際は大爆笑)。あのシーンもう一回観たいな…是非楽しみにしていてください!!・趣里初の石井組、とても嬉しかったです。少しの参加でしたが、素晴らしいキャストスタッフのみなさんと、心地よい緊張感の中お芝居できたこと、現場を楽しむということを、石井さんが導いてくれて、自分の財産となりました。石井ワールド!ぜひお楽しみください。・高良健吾20歳の頃に石井裕也さんの監督作品『ガールスパークス』を観て衝撃を受け、それから石井裕也さんの作品は注目して追いかけていました。そして、やっと念願の石井組。台本が届いた時は嬉しかったですね。出番は少しですが現場を満喫する事ができました。現場の印象的な記憶といえば 芝居を見つめる石井さんの目、姿勢。怖くて、信頼できる、大きな存在でした。緊張したなあ、笑オリジナル脚本の『愛にイナズマ』が、どんな仕上がりになっているのか僕自身も楽しみです。・MEGUMI石井組に初参加させていただきましたが、こういう役は意外とやったことがなくて難しかったです。悩みながらも皆さんからたくさんの刺激をいただいて、ものすごく楽しくお芝居をさせていただくことができました。・三浦貴大こんなやついてほしくない。でもどこかにはいそう。そんな人物を目指して、荒川を演じました。改めて、演技は自由で、困難で、楽しいものだと、石井監督に教えてもらいました。『愛にイナズマ』楽しんでください。・鶴見辰吾試写を観終わってすぐ、石井さんの最高傑作なんじゃないかと感じた。自分が関わってる作品なのに、構わず大きな拍手を送った。唸らせるのは、友人の中野英雄が太賀と親子共演してたこと。これが親子の初共演?何はともあれ、タイトル通り、愛に溢れた映画だ。観劇後に自分の家族や友人を思い出しながら余韻に浸って欲しい。・北村有起哉まずこの映画を見て、もうコロナ禍を忘れかけてた自分にギクリとした。ついこないだのことなのにヒリヒリと思い出しながら。この家族を眺めてて、まさに突発的にうたれました、いくつもの落雷に。マスクをしたことがある人にぜひ見ていただきたいです。・益岡徹一回だけの人生、なにか苦しいことがあっても、一人で抱え込む事ことはない。家族や友人だけではない、助けてくれる誰かは、味方になってくれる誰かは、きっといる、大丈夫だと、人が人と関わる事を、ぼんやりと忘れてしまってたことを、思い出させてくれました。『愛にイナズマ』は10月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛にイナズマ 2023年10月27日より全国にて公開©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年06月28日岡山天音主演映画『笑いのカイブツ』に、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子、前原滉、板橋駿谷が出演することが決定。場面写真も公開された。笑いに人生を捧げるツチヤタカユキは、毎日、気が狂うほどにネタを考える日々を過ごしていた。念願叶って、お笑い劇場の小屋付き作家見習いになるも、愚直で不器用なツチヤは、他人には理解されず、淘汰されてしまう。失望していた彼を救ったのは、ある芸人のラジオ番組だった。ハガキ職人として再びお笑いに人生をかけていた矢先、「東京に来て一緒にお笑いやろう」と憧れの芸人からラジオ番組を通して声がかかった――。本作は、Web連載媒体「cakes」で熱狂的な読者が増え、書籍化された“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの半生を描いた同名私小説の映画化。もがきながらも、笑いに人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たち。観る者の魂震わす、圧倒の人間ドラマだ。場面写真には、岡山さんが演じるツチヤが、自分の部屋でネタを考えている姿が写し出されている。机や壁にはネタがびっしりと書き込まれたメモが散乱しており、狂気的なまでにネタを生み出し続ける主人公を表す印象的なカットとなった。そして今回追加キャストとして、ツチヤの才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人ベーコンズ・西寺役で仲野太賀、ツチヤと意気投合するキーパーソンのピンク役で菅田将暉、ツチヤが想いを寄せるヒロイン・ミカコ役で松本穂香が出演。岡山さんと同世代の俳優たちが、息の合った圧巻のアンサンブルをみせる。仲野さんは「素敵な組に参加できて本当に良かったです。そして、主演の岡山天音が素晴らしい。彼が演じる狂おしくも愛おしいツチヤが眩しかったです。今日はどんなツチヤに出会えるんだろう、と目が離せませんでした。輝きまくった(本編では淀みまくってる)天音と共演できてすごく嬉しかったです」と撮影をふり返り、菅田さんは「僕自身ラジオリスナーに救われた事が何度もあるので、その凄みが映画になること、嬉しく思います。公開が楽しみです」とコメント。松本さんは「やっぱり天音さんは人間を演じる天才です。生きることのおかしみや愛しさを、ただその場にいるだけで表現できてしまう。お芝居で対峙しながら、私もちゃんとひとりの人間にさせてくれました。この映画が持つ、なんともいえない愛しさをぜひ映画館で体感していただきたいです」と呼びかけている。さらに、不器用な息子を心配しながらも信じ続けるツチヤのおかん役を片岡礼子、べーコンズが出演するラジオ番組の放送作家・氏家役を前原滉、西寺の相方・水木役は板橋駿谷。本作への出演について「笑い声のする愛しき現場でした。こんな息子のおかん役は面白くて心配で離れ難かったです!笑」(片岡さん)、「この現場に携われて一俳優として幸せです」(前原さん)、「この素晴らしい作品に参加できて幸せだ!」(板橋さん)と喜びを語っている。『笑いのカイブツ』は2024年1月5日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月26日