映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(入江悠監督)が人気だ。公開から3週連続で動員ランキング1位となった。私は新宿の劇場に観に行ったが、若い男子や女子がグループでわいわい観に来ていて賑わっていた。95年に起こった連続殺人事件がいよいよ時効を迎えた2017年、「私が殺人犯です」というサブタイトルままに、ぬけぬけと犯人(藤原竜也)が公衆の面前に現れる。一連の殺人事件の手記を書籍化した犯人は、自己プロデュース能力に長け、世間からカリスマのように扱われていく。当時、事件を追っていた刑事(伊藤英明)は、自分の代わりに先輩刑事を殺され、妹まで、事件を機に行方不明になっていた。22年目に表れた犯人に、言いようのない憤りを感じるものの、法の元、手をだすことはできない。そんな時、この事件を追っていたジャーナリスト(仲村トオル)が、犯人を報道番組のゲストに迎えることになった。そこで明かされた意外な真実とは……。○中庸なしに振り切る藤原導入部からラストまで、緊張が途切れることのない117分。95年に起きた殺人事件の謎と、それに巻き込まれたたくさんの人々のやりきれない義憤の作り出す渦に、目がそらせない。なんといっても、「私が犯人です」と大衆の前に悪びれず表れる藤原竜也の圧倒的な、異能感。常軌を逸した存在(殺人の方法も酷い)でありながら、それでも人々が魅入られてしまう、まさに天使と悪魔の両面をもった人物として、彼を追う者たちを翻弄していく様が圧倒的だ。とりわけ、大衆に長いメッセージを語るところなどが、なんとも怜悧で、説得力がある。藤原竜也というと、近年、『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年)に代表される、“クズ”キャラ(ちょっとダメな人)が似合うというイメージで、庶民から愛されているが、『I‘M FLASH!』(12年)という映画では、新興宗教の教祖役をやっていたこともあるし、彼の映画での出世作『バトル・ロワイアル』(00年)の続編『バトル・ロワイアルII【鎮魂歌】』(03年)では、革命グループを率いるリーダーを演じていた。また、彼がデビューした舞台の世界では、かの三島由紀夫が能の『弱法師』を下敷きに書いた『近代能楽集~弱法師~』(蜷川幸雄演出)で、戦争によって「この世の終わりを見た」と言い、その炎で目を灼かれて失明した凄絶な半生を生きる少年を演じたとき、クレバーな頭脳で大人を言いくるめる天才の狂気のようなもので観客を圧倒させたこともある。という点から見て、藤原竜也は、天使と悪魔、クズとエリートという、中庸なし、どっちかにとことん振り切るという極端さが、最大の魅力かと思う。その激しさ、勢いについていける者はいない。そんな藤原を、『22年目の告白』では、伊藤英明と仲村トオルが全力で追い詰めていく。『海猿』の伊藤、『あぶない刑事』『ビー・バップ・ハイスクール』の仲村と、愚直なまでに肉体班である彼らが本気出して藤原に挑みかかる三つ巴の闘いが、かなりスリリング。しかも、一見、昭和の刑事もののように、執念と肉体をつかって謎を解決していくのかとおもいきや、巧妙な仕掛けが施されているところが、今日的だ。その展開に生きてくるのが、藤原竜也の、上昇と落下を物凄いスピードで繰り返す絶叫マシーンのような唯一無二の才能だ。藤原竜也とは、凄絶なエンタテインメントマシーンなのだ。○同時期の作品でありながら両極端な『リバース』ところで、『22年目の告白』が公開された時、藤原は、テレビドラマ『リバース』(TBS)に出演中だった。そこでの藤原は、冴えない男の役を、衣裳や髪型だけでなく、顔の肉感や姿勢に至るまで、人に見られることがあまりない地味な男として演じきった。同時期に発表される作品で、これほど極端なのも、さすがである。大学時代に雪山で、友人を亡くした4人の男たちが、数年後、友人の死の真相を突きつけられるという湊かなえのミステリー小説を原作にしたドラマは、藤原演じる主人公の行く末が、心底愕然となるもので、ネタバレ厳重注意。だから、以下は『リバース』の結末を知っている人だけ読んでほしい。○以下、『リバース』ネタバレあり『22年目の告白』のサブタイトル「私が殺人犯です」というのを観ると、『リバース』のネタバレを堂々としているみたいで、ちょっと面白い。偶然、2作が近い時期に発表されたのか、それとも狙ったのか、そう考えることもエンタテインメントとして、ひととき楽しめた。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年07月02日6月10日より公開スタートし、7週連続1位を獲得してきた『美女と野獣』を抑え、週末動員・興行収入共にNo.1を獲得した藤原竜也と伊藤英明がW主演を務める『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、本作で描かれる連続殺人事件の裏側にあるもう一つの事件についての超重要な本編シーンが公開された。藤原さんが時効を迎えた美しき殺人犯・ 曾根崎雅人、伊藤さんが曾根崎を追い続ける牧村刑事を熱演する本作は、22年前の連続殺人事件の犯人・曾根崎が殺人の告白本「私が殺人犯です」を出版するところから始まる。実は、この連続殺人事件の裏側にもう一つの知られざる事件が起きており、牧村の妹・里香が行方不明になっていたのだ。そんな里香役を石橋杏奈、里香の恋人・拓巳役は野村周平が熱演。このほど到着したのは、そんな2人の関係性が明らかになる、本編でも重要なシーン。1995年、里香は神戸で看護師として働いていたが、阪神淡路大震災で家を失ったため、恋人の拓巳と共に兄の牧村刑事がいる東京に引っ越す。ちょうど牧村刑事は曾根崎による5件の連続殺人事件の捜査中であり、曾根崎を捕まえるため忙しい日々を送っていた。そんな中、里香は震災で精神が不安定になっていたが、拓巳は里香をずっとそばで支えていくと決意しプロポーズ。そして2人で新しい道を歩もうとした矢先、突然里香が行方不明に。映像では、なんでこんな目に合わなければいけないのか、と強く当たる野村さんが映し出される。今回、婚約者を失い深い悲しみに暮れる青年・拓巳役を演じた野村さんは、「愛する人を失うという悲しみを自分に置き換えて考え演じました。入江監督とは2度目だし、ちゃんとやらなきゃ怒られると思ったので(笑)死ぬ気で頑張りましたね」とふり返る。また、恋人役を演じた石橋さんとはWOWOWドラマ「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち~」で共演して以来2回目。ドラマでは野村さんが一方的に石橋さんを好きだった役のため、「今回は恋人役なのでやっと両想いになれました」と笑ってみせた。この撮影が行われたのは、昨年の夏。冬服を着込み冷房もない部屋で、暑い過酷な環境の中行われた。石橋さんは、震災により不安定な気持ちでプロポーズを受けても「自分だけが幸せになっていいのか…」と葛藤する役どころで、微妙な心情を表現する難しい演技を要求されたが、野村さんとは以前共演したこともあり、和やかな雰囲気で撮影は進んでいったそうだ。最愛の恋人を亡くし、絶望の淵に立たされた拓巳。曾根崎の連続殺人事件と里香の失踪には、一体どんな関わりがあるのだろうか?ぜひ劇場で確かめて欲しい。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月14日旅とグルメをテーマに、出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ「火曜サプライズ」。その6月13日(火)放送回に俳優の藤原竜也、伊藤英明、滝沢秀明、フリーアナウンサーの加藤綾子らがゲストとして出演する。公開中の映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』で共演している藤原さんと伊藤さんは、番組名物の「アポなし旅」でメインMCのウエンツ瑛士とともに東京・市ヶ谷へ。今回のロケ日が藤原さんの誕生日ということもあり、バースデーを祝うのにふさわしい店を探す一行は、花屋さんを見つけると花束をプレゼント。ともにお酒が好きな2人は店に入るごとに酒を注文してハシゴ酒状態。酔いが回った3人の男たちによる本音トークが展開される。そして石塚英彦とDAIGOがゲストを絶品グルメでおもてなしする「おもてなしブラザーズ」には映画『こどもつかい』で主演を務める滝沢秀明が登場。大好物のカニでおもてなしされる滝沢さんが意外な素顔、私生活を明かしてくれる。また駅から歩いて3分以内の場所にある絶品グルメを巡る「3分歩けばウマいものに当たる!」には加藤さんが登場。ウエンツさんと共に東京の立川駅から徒歩3分以内で行ける店を巡りつつ、加藤さんの意外な素顔やプライベートに関するトークが展開される。藤原さんと伊藤さんが出演している『22年目の告白―私が殺人犯です―』は現在公開中。藤原さん演じる世の中を震撼させた連続殺人の犯人が時効を迎えた22年後、自身の殺人を告白した本の出版記者会見を行う。一躍時の人となっていく美しき殺人犯と、彼の事件を22年間追い続けてきた刑事。犯人の曾根崎雅人役を藤原さん、刑事の牧村航を伊藤さんが演じ2人の攻防が描かれる。滝沢さんが映画初主演を務める映画『こどもつかい』は6月17日(土)より全国にて公開。滝沢さんが“こどもの霊”を操りこどもに怨まれたオトナの命を奪う“こどもつかい”を演じ、連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也役に「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、駿也の恋人でふとしたことから子どもに怨まれてしまう尚美役に門脇麦といったキャスト。『呪怨』シリーズで知られる清水崇監督がメガホンを取る。豪華ゲストの素顔とプライベートトーク満載の「火曜サプライズ」は6月13日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会こどもつかい 2017年6月17日より全国にて公開(C) 2017「こどもつかい」製作委員会
2017年06月13日公開初日を迎えた映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の舞台あいさつが10日、東京・新宿ピカデリーで行われ、藤原竜也、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、仲村トオル、入江悠監督が出席した。冒頭で、この日は欠席した主演の伊藤英明が「今日はそちらに伺うことができませんが、(藤原)竜也が盛り上げてくれると思うので、映画を楽しんで帰っていただければと思います」とビデオレターであいさつすると、野村が「素晴らしい謝罪会見でしたね(笑)。中身もなく何もひねってないのかというぐらいのビデオレターでしたよ」と伊藤のメッセージに不満を示してキャスト陣に同意を求める場面も。気を取り直して藤原が「トオルさんや伊藤くんと撮影で数カ月間一緒にいましたが、緊迫したシーンの連続で撮影自体は大変でした。でも、伊藤くんを交えて撮影以外の話をトオルさんがしてくれて楽しい時間を過ごせたので楽しかったです」と振り返った。その藤原は、劇中で俳優として大先輩の仲村の首を締めるシーンもあったが、「尊敬するトオルさんの首を連日早朝から深夜まで締めるとは思いませんでした」と恐縮すると、仲村は「首を締められた時にちょっとだけ力を抜いてくれと言おうか迷いましたけど、言わなかったです」と我慢していたを告白。すると藤原から「早朝から深夜までやっていましたが、翌日の早朝に『ちょっとだけ抜いてみたら』と言ってましたよね」と明かされて「言ってないだろ!言った記憶ないけど」とトボケて会場の笑いを誘っていた。藤原竜也と伊藤英明のW主演でおくる本作は、2012年に韓国で公開された映画『Confession of Murder』の日本リメイク版。時効を迎えた連続殺人事件の犯人が突然自ら名乗りで、日本中から注目される中、新たな事件が加速していく、というストーリーとなっている。
2017年06月11日俳優の伊藤英明が6月10日(土)、都内で行われた主演作『22年目の告白―私が殺人犯です―』の初日舞台挨拶をスケジュールの関係で欠席。おわびのVTRメッセージが流れると、共演陣は「すばらしい謝罪会見」「サボった罪は大きい」とイジリ倒していた。被害者の近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという卑劣な手口で、5人もの命が奪われた連続殺人事件の発生から22年後。時効を過ぎたある日、曾根崎雅人という男が「私が殺人犯です」と名乗り出て、殺人手記の出版を記者会見で発表する。遺族や警察を挑発するクズぶりは世間の耳目を集めるが、彼の“告白”は新たな事件の幕開けに過ぎなかった。舞台挨拶にはW主演の藤原竜也をはじめ、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、仲村トオル、入江悠監督が出席。藤原さんは「欠席と言いつつ、サプライズ登場じゃないんですか?」と笑いを誘ったが、仲村さんは「プロモーションをサボった罪は大きい」、野村さんは「すばらしい謝罪会見でしたね」と皮肉交じりにイジっていた。殺人を告白し、日本中を混乱に巻き込むという役どころの藤原さんは、「緊迫感あるシーンの連続で大変でした。実際には熱い思いをもって、すべてを投げ打ち1つの真実に突き進む役」とコメント。劇中には藤原さんが、仲村さんの首を絞めつけるシーンがあり「尊敬するトオルさんの首を早朝から深夜まで…。ずっと謝りたかった」(藤原さん)、「もう少し力を抜いてくれないかなと思った(笑)」(仲村さん)とふり返っていた。『22年目の告白-私が殺人犯です-』は全国にて公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月10日俳優・藤原竜也と伊藤英明が初共演でW主演する映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(6月10日公開)で、伊藤が藤原への怒りをあらわにする特別映像が9日、公開された。2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス作を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。曾根崎の「はじめまして。私が殺人犯です」に始まる今回の映像。メディアを巻き込みながら美しい容姿とカリスマ性で一躍時の人となった曾根崎。22年間追い続けてきた牧村は、上司を殺された恨みから憎しみを募らせていた。一方の曾根崎はメディアを引き連れて遺族のもとへ行ったり、サイン会を開いたりと、ますます行動をエスカレートさせていく。ついに2人は生放送のテレビ番組で対面することになり、曾根崎の「警察につまらないプライドと安い給料以外に守りたいものなんてあるんですか?」という挑発に「てめえ! この野郎!」と怒りを爆発。掴みかかろうとする牧村を周囲は制止し、応戦しようとした曾根崎も羽交い締めにされ、「離せ!」と絶叫する。今回の初共演について、「竜也が入ってくるまで1カ月間、僕一人しかいなかったので、真の主役が来る前にちゃんと"良い現場だね"ってなるように、みんなで力を合わせてやっていました」と明かす伊藤。「(作品は)お客さんのためにある」「ワンカットだったり、竜也の叫びだったり、ちょっとでも何か心に残ってくれたら嬉しい」と作品愛を熱っぽく語り、「22年の思いを出さなきゃいけないと思いました。繊細に演じつつも、しっかりやっていかなきゃいけないというのが常にありました」と撮影を振り返っている。(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月09日藤原竜也、伊藤英明がW主演を務める映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』の公開直前イベントが6月7日(水)、都内にて行われ、藤原さんが集まったお客さんにサイン&プレゼントをする大盤振る舞いをした。芸歴20年にして、初のサイン会となった藤原さんは、「湊かなえ先生になったつもりで…」と、現在放送中のドラマ「リバース」にかけて茶目っ気たっぷりにサインを開始。好調にサイン本を手渡しながら、「こんなことになるんだったら自分で本を出しときゃよかったかな?相乗効果でいけたんじゃないかな(笑)」と感想を語り、集まったファンとの交流を楽しんでいた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は絶対に捕まらない史上最低の美しきクズ・曾根崎雅人(藤原さん)を警護することになった、22年前に全てを失った刑事・牧村航(伊藤さん)との怒涛の展開を描いた新感覚サスペンス。1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件の犯人だと名乗る曾根崎が殺人手記を出版。加熱するマスコミ報道の中、曾根崎の真の目的、牧村の想いが徐々に明らかになっていく。この日、何かにつけ「リバース」を引き合いに出した藤原さん。「現在と1995年を行き来する現象を『リバース』と呼んでいるんです」、「小池徹平…広沢(由樹)を殺したのは誰だっていうのと同じくらい、驚愕の展開で事実が隠されていますので、皆さま足を運んでいただければと思います」と、饒舌に両作品をアピール。しかし時折、藤原さんは「こう言うと、周囲が『余計なこと言うな』ってざわついている…」と、関係各位の顔をうかがうように、苦笑いも浮かべていた。とにかくネタバレ厳禁の作品の性質上、「これほど宣伝しにくい映画も初めてですし、周りのスタッフの人たちも『これだけは言わないでくれ』って言われて本当に大変なんです」と熱心に話す藤原さん。W主演の片割れである伊藤さんとは、撮影後もいい関係を築いているそうで、「先月誕生日を迎えたんですけど、僕の自宅にいろいろなプレゼントを送ってくれて。見たこともないような加湿器が届いて(笑)、使い方もわからずまだ閉まっています。見たこともない大きいお水セットとかも!気を使ってくれるすごく素敵な人ですよ」と、交流に触れた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月07日藤原竜也と伊藤英明がW主演にして初共演となる、新感覚サスペンスエンターテインメント大作『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、父親を殺され犯人を恨み続ける影のある女性を熱演する夏帆の、“清楚系女優”というイメージとは真逆の衝撃映像がシネマカフェに到着した。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして、22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です。」それは、95年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。過熱するマスコミ報道、SNSにより時の人になっていく殺人犯。しかしその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった――。本作は、藤原さんが時効を迎えた“美しき殺人犯”の曾根崎雅人、伊藤さんが曾根崎を追い続ける牧村刑事を熱演。公開に先駆けて行われた試写会では、鑑賞者からは「殺人犯だけどこんな藤原竜也見たことない」「ハラハラする展開の連続」など絶賛の声が相次いでいる。このほど公開された映像では、殺人犯・曾根崎が「初めまして。私が殺人犯です」と話すシーンからスタート。本編では、22年前の事件は未解決のまま時効を迎えたが、突然曾根崎が現れ、事件の真相を明かす告白本を出版。そんな曾根崎が起こした事件により、人生を狂わされた人たちがいたのだが、それが5歳のときに父親を殺された夏帆さん演じる岸美晴と、妻を殺された医師・山縣明寛、愛人を殺された裏社会の男・橘大祐だった。曾根崎は、山縣医師の元へマスコミを連れて謝罪のパフォーマンスをしたり、告白本の記者会見を開いたり、警察を挑発しながら一躍時の人になっていくのだが、書店で働く美晴は告白本を前に、曾根崎への憎しみと恨みが爆発。「何で捕まえないの警察。あたしのお父さんこいつに殺されたんだよ!?」と牧村刑事にやり場のない怒りをぶつける。そして「何?告白本って。ねぇ、ねぇ…。死んで…。死んでよ…何で生きてんだよ、こいつ!ねぇ、何でこいつこんな本出して許されてんの?」と言いながら、告白本の表紙の曾根崎の目にカッターナイフを突き刺す…。これまで、清楚でクールなイメージが強かった夏帆さんだが、本作では「死んで…」という衝撃的な台詞を発し、彼女がいままで見せてきたイメージとは一転、狂気さえも感じさせる演技を披露。先日行われた舞台挨拶では、「撮影期間が4日だったのですが、かなり感情的にならないといけないシーンが多かったので大変でした。現場に馴染む間もなく、お芝居をしなければならなかったので」とその苦労を明かしており、かなり精神的にハードな撮影だったことも告白。果たして、美晴を始め曾根崎によって狂わされた人々の運命はどうなるのだろうか?『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月06日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを務めるバラエティ番組「しゃべくり007」が6月5日(月)今夜放送され、ゲストに映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』で主演を務める藤原竜也と「AKB48」の指原莉乃が出演する。同番組は収録が始まるまでMC陣も誰がゲストか知らず、そのためゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころとなっている。イギリスが大好きな国だという藤原さんは留学していたときの思い出や、自身の恩師ともいえる演出家の蜷川幸雄氏とのエピソードなどを語る。また休日には自宅で利きワインをしているということで、MCの「ネプチューン」名倉潤とともにスタジオで利きワインに挑戦する。そんな藤原さんの企画は「どうしてもやめられないクセ007」。藤原さんがどうしてもやめられないクセをしゃべくりメンバーが当てていくというもので、番組では部屋のセットを用意し、藤原さんに実際に正解を実演してもらう。またもう1人のゲストである指原さんはライバルとして意識しているという意外な人を暴露するほか、「NGな仕事007」と題した企画を実施。ある調査で「最近天狗になっていそうな芸能人3位」になったという指原さんが、実際に“天狗”になっているのかどうかを判定していく。映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は藤原さんが伊藤英明と初共演&W主演した作品。本作は、世の中を震撼させた連続殺人の犯人が、時効を迎えた22年後、自身の殺人を告白した本の出版記者会見を行うという前代未聞の衝撃的な展開から物語が始まる。犯人だと名乗り出た曾根崎雅人役を藤原さん、犯人を追い続ける刑事の牧村航を伊藤さんが演じ、2人の攻防が描かれる。2人のほか夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼ら最旬若手俳優に加え、平田満、岩松了、岩城滉一らベテラン俳優も脇を固め、22年にわたる犯罪者と刑事の因縁の対決を描く。映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は6月10日(土)より全国にて公開。「しゃべくり007」は6月5日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月05日6月4日(日)今夜オンエアされる日本テレビ系「おしゃれイズム」に、ドラマや映画で活躍している女優の夏帆がゲストとして登場。今回が同番組初出演となる夏帆さんがその知られざる私生活や意外な素顔などを大公開する。夏帆さんは小学生時代に表参道でスカウトされ芸能界入りするとティーン向けファッション誌などでモデルとして活動を開始。2004年には「三井のリハウス」のCMに11代目リハウスガールとして出演、注目を集めた。2007年に主演した映画『天然コケッコー』での演技が高い評価を受け、日本アカデミー賞やヨコハマ映画祭、報知映画賞など数多くの新人賞を受賞。『東京少女』や『きな子~見習い警察犬の物語~』、「オトメン(乙男)」シリーズなど数多くの作品で主演を務めるようになる。その後、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずらと共演、2015年に公開された映画『海街diary』で再び日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞、同作は第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され世界的にもその知名度を高めると、『ピンクとグレー』や『高台家の人々』「ラヴソング」など話題の作品に続々と出演。現在放送中のドラマ「架空OL日記」ではバカリズム演じる主人公の同僚OL・藤川真紀役を演じている。今回番組初登場となった夏帆さん、番組内のトークではプライベートの姿や俳優仲間が語る爆笑エピソードが続々登場するほか、全国1位に輝いた秘境の名店に赴き囲炉裏での絶品炭火焼きに悶える。夏帆さんの普段とは違う一面をお楽しみに。夏帆さんが出演している映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は6月10日(土)より全国にて公開。被害者の近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという卑劣な手口で、5人もの命が奪われた連続殺人事件の発生から22年後。時効を過ぎたある日、曾根崎雅人という男が「私が殺人犯です」と名乗り出て、殺人手記の出版を記者会見で発表する。遺族や警察を挑発するクズぶりは世間の耳目を集めるが、彼の“告白”は新たな事件の幕開けに過ぎなかった――という物語。藤原竜也と伊藤英明が初共演&W主演、藤原さんが“日本中を狂わせる殺人犯”を、伊藤さんが“22年前にすべてを失った刑事”をそれぞれ演じる新感覚サスペンスエンターテインメント大作で、夏帆さんは藤原さん演じる曾根崎が犯した殺人事件の被害者遺族の女性を演じている。「おしゃれイズム」は6月4日(日)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年06月04日今年で俳優人生20周年を迎える藤原竜也が、記念すべき節目の年に、伊藤英明とのW主演作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』を引っさげ、ハワイでファンクラブイベントを開催。ファンへの感謝を込めた限定特別上映会を行うと、20年間、藤原さんを見守り続けてきたファンは「今回の役は特別!」と口を揃えて大絶賛。さらに、野村周平、入江悠監督らからもお祝いのコメントメッセージが届いた。殺人犯など悪役が多く、“クズ俳優”と言われることが多い藤原さんだが、ファンを大切に想う気持ちは人一倍強い。実は1999年のファンクラブ発足から、ほぼ毎年ファンクラブツアーを開催しており、今年で実に17回目となる。「ファン1人1人と直接会って感謝を述べたい」という藤原さんの強い思いから、このようなツアーを開催しているという。そして今年は俳優人生20周年、自身も35歳となった節目の年。そんな記念すべき年に公開される本作の特別上映が、デビュー当時から藤原さんを見守る熱いファンのためだけに開催された。上映後にファンの前に姿を現した藤原さんは「映画どうでした?早くみんなの意見が聞きたい」と反応が気になる様子。会場のファンからは鳴り止まないほどの大きな拍手が起こり、長年のファンも納得の作品に仕上がったようだ。ずっと藤原さんの活躍を見守ってきたファンは、「藤原さんの手がすごく好きで、今回“首を絞めるシーン”の手がすごく美しく綺麗でしたが、何か意識されたんですか?」というマニアックな質問がいきなり飛び出す。藤原さんは「すごいところを見てますね(笑)」と圧倒されながら、「特に意識はしていなかったですが、監督が上手く演出してくれたんだと思います」と照れ笑い。そして共演者の話になると、W主演だった伊藤さんについて「本当に熱い男なんですよ」と語り始める。「屋上での撮影があったんですね。そのとき、東京タワーが見える角度と決めて撮影する予定が、伊藤くんが『普通は反対側じゃない?』と耳打ちしてきたんです。それなら『監督に言ったらどうですか?(笑)』と答えたら、『迷惑かけてるから竜也が言ってよ(笑)』と。だから僕が監督に事情を説明したら監督は優しいから撮影の位置を変えてくれて。でも、照明とかセットとか組んでるから大変だったんですよ。しかもそれが朝の4時、5時だからね(笑)」とファンにしか言えない、伊藤さんとのマル秘エピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。また、藤原さんにはサプライズで、本作で共演した野村さん、入江監督から20周年をお祝いするコメントメッセージが到着。まず、野村さんは藤原さんのイメージについて「『デスノート』や『カイジ』のイメージが強いです。実際にお会いして優しい方だと思いました」と役柄とのギャップを告白。今後、また共演するならと聞かれると「映画『デスノート』を一緒にやってみたいです。そのときは、藤原さんはデュークで、僕はライトで」とまさかの野望を宣言。そして、「藤原さん、芸能生活20周年おめでとうございます。僕も一緒にハワイに行きたかったです(笑)。日本に帰ってきたらぜひ一緒においしいもの食べに行きたいです!」と先輩の門出を祝福していた。藤原さんとは、テレビドラマSP「ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー」以来2度目のタッグとなる入江監督は、「とても可愛い方。同世代で、男同士ですが(笑)人間としてとても魅力のある俳優さんで、待ち時間のたたずまいもピシッ!としていて現場もしまるし、『さすが座長!!』という感じでした」と、藤原さんの魅力に改めて言及。藤原さんのスゴいところを聞かれた監督が「女性の首を容赦なく絞めるところ」と衝撃の(?)告白をすると、会場からは笑いが起こっていた。「前回ご一緒したドラマでも、今回でも首を絞めてもらっているんですが、絞められている人に聞いてみると、『全然痛くないです』とおっしゃっていた。きちんと絞めているように見えるのにすごい」と、藤原さんの首絞めシーンには監督も圧倒された様子。「おたがい年をとって次は40代のときに面白い仕事をしましょう。そのときは、また首を絞めてください(笑)」と、独特の約束で再タッグを誓っていた。最後に、ファン1人1人に直接、感謝を伝えた藤原さん。「冷静に舞台や映画を観て応援してくれて、長い間多くの人に支えていただいた。面白い作品に出てもっと喜んでもらえたら嬉しい」と、20年の節目の年に新たな誓いを述べ、大盛況の中イベントは終了。ファンクラブツアーでは、藤原さんがファン1人1人にレイを首にかけてプレゼントしたり、集合写真を撮ったりするなどたくさん触れ合い、ファンも藤原さんも至福の時間を共に過ごした様子。藤原さんは「ありがたいです」と感激しきり。「15歳でデビューしてここまで続けて来れたのも皆さんのおかげですし、今回は『22年目の告白』とコラボしたツアーということもあって、みなさんにいち早く映画を観ていただけて嬉しいです」とファンへの熱い思いを告白した。なんと17回全てに参加しているという熱心なファンは、「デビュー当時から見守っていて、感慨深いです。今回は20周年だから絶対に参加しないといけないなと思い参加しました」と語り、大切な思い出となったよう。また、映画については「見事に騙されました。こんな役だと思わなかったです」と明かし、最新作で演じた“ソネ様”こと曾根崎の魅力を熱く語っていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月02日6月10日(土)より全国にて公開される映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』に主演している俳優の藤原竜也が、6月1日(木)今夜オンエアの日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」にゲスト出演、表参道の高級中華料理店で“ゴチバトル”を繰り広げる。設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払う同番組の名物企画「ゴチになります!」。今年も大杉漣や渡辺直美らを新メンバーを迎え熱いバトルが繰り広げられている。今夜の“第8戦”には藤原さんのほか女優としても活躍する話題の芸人「ブルゾンちえみ with B」も登場。バトル中盤ではスペシャル料理を賭けて、藤原さんとレギュラーメンバーが「ブルゾンゲーム残りのひとつ知ってる?」で対決する。ブルゾンさんによって答えが3つある問題が出題されるリズムゲームで、3つの答えのうち最後の1つを回答者が答えるというこのゲーム。“決め顔”で答えられたらクリア、ということで藤原さんは“決め顔回答”ができるのか!?謎の軍団も乱入で大荒れのゴチバトルとなるようだ。藤原さんが伊藤英明と初共演&W主演する『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は、藤原さんが美しき殺人犯・曾根崎を演じ、警察やマスコミを挑発しながら日本中を狂わせていく新感覚サスペンスエンターテインメント大作。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。その手記の出版会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった――。22年前に犯人を取り逃がしたことを、悔やみ続け、事件によってすべてを失った刑事・牧村航の気持ちとは裏腹に、加熱するマスコミ報道やSNSにより美しい容姿とともに拡散された曾根崎は、日本中から罵声と歓声を浴び、一躍時の人になっていく。センセーショナルな登場を果たした殺人犯の行動は、被害者遺族、そして事件関係者たちの感情を最悪な形で逆なでしていく――。2人のほか夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼ら最旬若手俳優に加え、平田満、岩松了、岩城滉一らベテラン俳優も脇を固め、22年にわたる犯罪者と刑事の因縁の対決を描いていく。映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』は6月10日(土)より全国にて公開。「ぐるぐるナインティナイン」は6月1日(木)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月01日藤原竜也が美しき殺人犯・曾根崎を演じ、警察やマスコミを挑発しながら日本中を狂わせていく新感覚サスペンスエンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。本作から、人気ロックバンド「感覚ピエロ」による主題歌「疑問疑答」と本編映像がコラボした、衝撃的な特別PVが解禁となった。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。その手記の出版会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった――。唯一無二の人気ロックバンド「感覚ピエロ」が書き下ろした主題歌「疑問疑答」にあわせ、劇中の本編シーンが交錯していく今回の特別PV。藤原さんが演じる殺人犯・曾根崎と、伊藤英明演じる牧村刑事が激しくぶつかり合う、見応えのある映像となっている。かつて5人の命を奪い、時効を迎えた殺人犯としてメディアの前に現れた曾根崎は、美しい容姿とカリスマ性を兼ね備えていた。街の声の中には「タイプです」といった声が聞かれ、曾根崎のLINEスタンプまで登場、本が飛ぶように売れるなど“曾根崎ブーム”が巻き起こる。その一方で、岸美晴(夏帆)ら愛する人を殺された遺族や、警察の憎しみは募るばかり。牧村の後輩・春日部(竜星涼)は「あんなやつ死んだって誰も責めないですよ!殺されても当然じゃないですか!」と声を荒げる。殺人犯・曾根崎の目的とはいったい何なのか…?この主題歌は、「感覚ピエロ」が入江悠監督と丁寧に話し合いながら制作されたという。本作には殺人犯、刑事、被害者遺族、マスコミ、殺人犯に熱狂する人々など、さまざまな感情を持つ人たちが複雑に絡み合っている。本作を鑑賞後、歌詞を書いたというメンバーの秋月さん(Gt)は「自分が真実だと思ったことが周りの人から見たら全然違ったり、人それぞれ自分の世界があるので、同じ空間にいても感情とか思っていることはそれぞれ違う。そんな中で誰の感情にもあてはまる歌詞にしようと思いました」と明かし、殺人犯や刑事、遺族など、それぞれの視点に当てはまる歌詞を作りあげた。「映画を観終わった後、何か心に訴えかけるような曲になっていれば嬉しいです」と力を込める秋月さん。入江監督は出来上がった曲を聴いて、「歌詞を読むと、曾根崎にも牧村にも当てはまるし普遍性がありますよね。映画の最後の音楽で“攻撃性”を持たせたかったので、彼らに任せて本当に良かったと思いました」と手応えをのぞかせており、日本中を狂わせる“曾根崎劇場”には最後の最後までこだわったことを明かしている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月19日6月10日公開の映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』のジャパンプレミアイベントが16日、東京・六本木ヒルズで行われ、藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩城滉一、仲村トオル、入江悠監督が出席した。藤原竜也と伊藤英明のダブル主演でおくる本作は、2012年に韓国で公開された映画『Confession of Murder』の日本リメイク版。時効を迎えた連続殺人事件の犯人が突然自ら名乗りで、日本中から注目される中、新たな事件が加速していく、というストーリーとなっている。そんな本作のジャパンプレミアが行われたこの日は、レッドカーペットイベント後に舞台あいさつ。殺人犯・曾根崎を演じた藤原は「去年の真夏に撮影してようやく完成し、間もなく公開となります。先程もレッドカーペットを歩いてきて、皆さんの熱を感じることができました。本当に1人でも多くの方に見ていただければと思います」とアピール。その藤原扮する曾根崎を取り逃した刑事・牧村役の伊藤は「今までのキャリアで一番キツかったです。特に初日から昼夜逆転して、3日間平田さんと走るだけでした。もめてもいいから辞めようかと思いましたよ」と笑わせるも「でも平田さんが走っているんですよ。無言で応援されている感じを受け取りながら何とか乗り切ることが出来ました」と先輩刑事役の平田に感謝しきりだった。本作で藤原演じた曾根崎が犯人だと自ら告白したことにちなみ、「初めて告白することは?」という質問に、伊藤は「この前『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の収録で言ったんですが」と断りを入れながらも、三浦友和から生まれた子どものために手紙付きでプレゼントされたウイスキーを飲んでしまい、三浦にお礼の電話をしたことを長々と説明。そのオチとして「手紙の話になり、その前に手紙知らないよな~と思って。だけど『あ~そうでしたね、だけど飲んじゃいました』と言って電話を切っちゃいました。手紙を捨てたことも友和さんに言ってません。『行列の~』でウイスキー飲んだところで止めてくれとお願いしたら、放送すると言われたので今言っちゃいました」と告白して客席から笑い声が。そんな伊藤の長い説明を壇上で聞いていた野村は「伊藤さんマジ長いです」と指摘すると、伊藤が「そんなに思うんだったら言ってくれよ」と返してさらに笑いが巻き起こるなど、終始笑いの絶えない舞台あいさつとなった。映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』は、6月10日より全国公開。
2017年05月17日サスペンス超大作『22年目の告白―私が殺人犯です―』の完成披露試写会が5月16日(火)、都内で行われ、藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩城滉一、仲村トオル、入江悠監督が勢ぞろいした。時効を迎えた連続殺人事件が、真犯人を名乗る男の告白によって、再び動き出す本作。そんな内容にちなんで、「時効を迎えたいまだからこそ、告白できることは?」の質問に、藤原さんは「近所の野良ネコを保護して注射もし、いまは家ネコにして飼っています」と劇中で演じた“真犯人”とは正反対の優しい一面を明かした。一方、伊藤さんは「芸能界に生き残れるかな…」と前置きし、大先輩である俳優・三浦友和さんから贈ってもらったウイスキーにまつわるエピソードを披露。「今回の撮影中、家に帰っても興奮して眠れなかったので、寝酒程度に飲んだんですけど、驚くほどおいしかったんですね」とニンマリ。ところが「後日、おいしくいただきましたと報告すると、友和さんが『伊藤くんらしいねえ…。手紙にも書いたけど、息子さんが20歳になったら一緒に飲んでと伝えたのに』って(笑)。どうも、そのお手紙を捨ててしまったようで…。ついに言っちゃいました」とまさかのオチ。芸能界引退を覚悟した(?)告白に、会場は大いに盛りあがった。被害者の近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという卑劣な手口で、5人もの命が奪われた連続殺人事件の発生から22年後。時効を過ぎたある日、曾根崎雅人という男が「私が殺人犯です」と名乗り出て、殺人手記の出版を記者会見で発表する。遺族や警察を挑発するクズぶりは世間の耳目を集めるが、彼の“告白”は新たな事件の幕開けに過ぎなかった。かつて捜査を担当しながら、結果的に事件を時効に追い込んでしまった刑事を演じる伊藤さんは、「いままでのキャリアで一番きつい撮影だった。初日から昼夜逆転で、3日間走りっぱなし(笑)。どんなに揉めてもいいから、やめようと思ったほど」と再びギリギリの告白で、客席を沸かせていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月16日藤原竜也&伊藤英明の初共演で贈る、“日本中を狂わせる殺人犯”と“22年前にすべてを失った刑事”による新感覚サスペンス『22年目の告白―私が殺人犯です―』。このほど、仲村トオルや岩城滉一ら実力派とともに脇を固め、熱演を見せる野村周平や竜星涼など最旬の若手俳優たちの場面写真が到着した。藤原さん演じる5人の命を奪った殺人犯・曾根崎雅人が、22年前の事件で全てを失い、犯人を追い続けた伊藤さん演じる刑事・牧村航や、苦しんできた被害者遺族たちの心情を逆なでするような“告白本”を出版し、日本中から罵声と歓声を浴びながらも“時の人”となっていく本作。いま最も注目を集めている若手俳優の1人、野村さんが本作で演じるのは、牧村刑事の妹・里香の恋人・小野寺拓巳だ。拓巳は1995年、阪神淡路大震災で被災した里香とともに、東京にいる牧村の元へやってくる。震災以降、不安定な気持ちの里香を本気で愛する心優しい青年だったが、里香が事件に巻き込まれ行方不明になってしまう。『サクラダリセット』『帝一の國』など話題の出演作が続々と公開され、ドラマ「サイタマノラッパー」にも出演するなど、映画やドラマに引っ張りだことの野村さんが、愛する人が突然いなくなってしまう複雑な役どころをどう演じたのか注目だ。その里香を演じるのは、元「セブンティーンモデル」で女優として活躍する石橋杏奈。石橋さんは第31回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリに選ばれ、さまざまな映画やドラマに出演。NHKのコント番組「LIFE!~人生を捧げるコント~」ではお笑いの才能を開花させ、得意のラップを披露するなど意外な一面を披露。鈴木亮平が“宮沢賢治”を演じるWOWOW「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」では賢治の妹・トシ役に抜擢された。そんな石橋さんが演じる、牧村の妹で拓巳の恋人の里香は幼いころに両親を亡くし、兄と2人きりで生きてきた。しかし震災の恐怖がトラウマとなり、自分だけが助かったことを負い目に感じてしまう。そんな中、恋人の拓巳からプロポーズを受けるが、事件に巻き込まれ行方不明になってしまうのだった…。シリアスな展開が続く本作だが、野村さんと石橋さんというイマ旬の2人が恋人役を演じるシーンは、一瞬ほっと息をつけるシーンとなっており、里香と拓巳が事件にどう絡んでいくのかも見逃せない展開となっている。そして、もう1人の注目俳優は、牧村の後輩刑事・春日部信司を演じる竜星さん。竜星さんはスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ初主演を務め、映画
2017年05月10日藤原竜也&伊藤英明の初共演となる新感覚サスペンス・エンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。本作で、時効を迎えた後に殺人の手記を発表する殺人犯を演じている藤原さんは、撮影中、一度もNGがなかったことが判明。それを裏づけるかのような、緊迫の記者会見シーンの本編映像が到着した。22年前に起きた連続殺人事件。未解決のまま時効を迎え、突然現れたのは、殺人犯・曾根崎雅人(藤原さん)。“絶対に捕まらない殺人犯”となった曾根崎は、事件の真相を語る告白本「私が殺人犯です」の出版会見を開く。張りつめた緊張感が漂う中、曾根崎は自身が起こした事件についてゆっくりと語り始める。「1995年。記念すべき5つの連続殺人事件を終えたばかりの私は苛立っていた。無能で愚鈍な警察は、私の元へ一向に辿りつく気配がない。幼稚な推理と見当違いな憶測を垂れ流すマスコミも事件の真相を伝えることはない」と、自分を捕まえられなかった警察やマスコミをこれでもかと挑発しながら独白を続けていく。「いつまで待っても警察やマスコミは私の元へ辿りつくことはできなかった。誰も事件の本質を伝えることはできなかった。ならば自ら真相を明らかにし、それが時効を迎え、罪を償う機会を永久に失ってしまった私にできる最後の仕事だから」と語り、「はじめまして。私が殺人犯です」と言うと、垂れ幕が下がり、告白本のビジュアルが披露される。被害者の心情を逆なでする、この美しき殺人犯は日本中から一気に世間の注目を集めるが、彼の目的は何なのか?なぜ時効を迎えてから突然現れたのか?曾根崎の告白は新たなゲームの始まりにすぎなかった――。本映像の記者会見のシーンは、劇中でも藤原さんの長台詞が多く、緊張感が漂う中での撮影となった。藤原さん演じる曾根崎が、初めて公の場に登場する重要なシーンであり、入江悠監督は藤原さん本人がリアルな殺人犯に見え、リアルな記者会見の雰囲気となるよう、カメラ位置や照明など徹底的にこだわったという。そんな撮影現場だったが、藤原さんはどんなに長台詞でも、一度もNGを出さずに演じきった。この記者会見のシーン以外でも、藤原さんは撮影中にNGを出すことは一切なく、まさに殺人犯・曾根崎になりきっていたとか。これまでも、さまざまな“クズ”を演じてきた藤原さんだが、本作の美しき殺人犯は新たなハマリ役として、観る者に強烈なインパクトを与えるに違いない。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月02日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、前編・後編が公開中だ。連続インタビューの最終回となる今回は、主役を務めた神木隆之介について、改めてプロデューサーから見た印象を聞いた。○リアルと役柄が同化するドキュメンタリーに――実は先に神木隆之介さんに取材をしたのですが、「谷島プロデューサーに言っておきたいことはありますか?」と質問をしたら、「本当に何も言うことはないです、差し入れがおいしかったです」というお話でした。え~、それだけ!! がっかりだな(笑) でも『3月のライオン』の棋士たちじゃないけど、本物のプロって「やるだけやって、帰る」という姿勢ですし、この映画のテーマも職業、プロというところにあるんですよね。結局のところ、好きなことを見つける人生じゃないですか、人間って。好きなもの、打ち込めるものを見つけられた幸せって、計り知れないでしょ。しかし残念ながら、好きなことを見つけた時に苦しみが同時に現れる。だから、人間が抱える、人間特有の"苦しみと幸せ"の映画を、根本的には作りたかったんです、『3月のライオン』で。神木さんというのは本当にプロですよね。子供の頃からプロでしたし、桐山零も17歳で早くもプロ棋士になった。大友監督がよく「神木くん自身のリアルと役柄が同化するドキュメンタリーを撮る」と言ってたけど、フィクションの映画では撮り切れないものが、この作品では湧き上がり、にじみ出てるんだと思います。だからこの作品の神木さんには凄味があるんです。――実際に前後編通して見ると、「やっぱり神木さんだな」といった印象を受けました。それは良かったです。後編は神木さんの役に周りが攻め入ってくるから、実は難しいんですよ。前編は神木隆之介が主演で、零が軸という感じでしたが、後編は登場人物が全員それぞれのドラマを主人公に向かって投げつけてくるから、主役がブレちゃうとすごく弱くなるんですよね。そこから言っても、神木さんは強かったですね。後編だけのニューカマー伊勢谷友介さんがあれだけ攻撃してきても、ビクともしない。見ている側としては、やっぱり主役は最初から最後まで魅了してほしいと思うでしょう。でもサブキャラの方が面白い時があるから、すっとそっちに意識が行ってしまうこともあって。それを泳がせながら、巻き返せるかというのが主役の強さであって、まさしく今回の神木さんの強さですよね。後編では、『海猿』で熱い演技を見せていた伊藤英明さんが、後藤九段としてニヒルな魅力でアグレッシブに攻撃し、あかりさん役の倉科カナさんまでもが凄い闘いをし、川本三姉妹の清原果耶とグルーブ感で迫る。幸田柾近役の豊川悦司さんも最後に……いや、加瀬さんか最後は!? といった状況。でも神木くんは、外圧をうまく吸収しながら、画面の中心からブレずに出てくるんですよ。周りの人間の力を吸収して、主役としてガッツリ君臨できる人だと思います。■谷島正之1967年生まれ、東京都出身。『西の魔女が死んだ』(08)、『戦慄迷宮3D』(09)、『ラビット・ホラー3D』(11)、ヴェネチア映画祭コンペティション出品作『鉄男 THE BULLET MAN』(10)、『くるみ割り人形』(14)、『リアル鬼ごっこ』(15)など、清水崇、塚本晋也、園子温、増田セバスチャン、白石和彌らと話題作を製作。共同製作として蜷川実花監督の『さくらん』(07)と『ヘルタースケルター』(12)がある。著書に『3D世紀 驚異!立体映画の100年と映像新世紀』(ボーンデジタル)がある。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月30日神木隆之介が主人公の高校生プロ棋士を演じる『3月のライオン』。「闘いの前編」に続き、先週末には「愛の後編」が公開された本作で早くも話題を呼んでいるのが、スイーツをむさぼる男気たっぷりの棋士たちの姿。その場面写真が一挙に到着した。幼いころに家族を亡くし、育ててくれた師匠の家をある理由から出て行き、ひたすら将棋を指していた高校生のプロ棋士・桐山零(神木さん)は、川本家の3姉妹(倉科カナ&清原果耶&新津ちせ)と出会う。あれから1年、今年も獅子王戦トーナメントが始まったが、最高峰を目指す棋士たちにさまざまな試練が降りかかる。トップに立つ将棋の神の子と恐れられる宗谷名人(加瀬亮)でさえ、ある重大な秘密を抱えていた。その一方、零が別れを告げた師匠の家庭は崩壊へと向かっていく。さらに川本家の3姉妹を捨てた父親(伊勢谷友介)が突然現れ、耳を疑う要求を突き付ける。強くならなければ、大切な人たちは守れない。愛することを知った零の闘いの行方は――?若きプロ棋士・桐山零が、人生を背負った個性豊かなプロ棋士たちとの壮絶な闘いを繰り広げていく本作。プロ棋士たちの真剣な眼差しや男の色気が話題を呼ぶ中、すでに本作を観た観客からお気に入りとして挙げられているのが、島田開 八段(佐々木蔵之介)と後藤正宗 九段(伊藤英明)の対局の場面。まるでアクションシーンのような緊迫感が漂うなか、対局は「おやつ」タイムに突入。島田は故郷・山形の名物である干し柿とゆべし、後藤はまんじゅうをバクバクとむさぼるが、甘い物で緊迫感が溶けるかと思いきや、おやつタイムまでまさかのガン飛ばし!このシーンには思わず「笑った」という声が多数寄せられている。実際の将棋でも、対局の真っ最中での「おやつ」タイムは存在する。午前と午後に計2回用意されるタイトル戦もあるが、基本、午後3時ごろに対局室へ「おやつ」が運ばれるという。実は「おやつ」は、棋士が集中して将棋を指すためには欠かせないもの。対局は長時間に及ぶため、昼と夜に食事休憩があるものの、さらに「おやつ」を食べることで栄養補給をおこなうのだ。その「おやつ」は棋士によってさまざまなのだが、盤を挟んで闘う男たちがスイーツを食べる姿に、ギャップ萌えする“観る将”(プロ棋士の対局を観戦して楽しむ)ファンが急上昇中とか。本作の中でも、プロ棋士たちがそれぞれ用意する「おやつ」が気になるところ。真剣勝負のために英気を養う、彼らのスイーツ男子っぷりにも注目だ。『3月のライオン』は【前編】【後編】ともに全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月29日藤原竜也×伊藤英明の初共演・W主演で贈る新感覚サスペンス『22年目の告白―私が殺人犯です―』。このほど、時効が成立したことから自身が犯した殺人の告白本を出版する“クズの殺人犯”・藤原さんを追い続ける、 “執念の刑事”・伊藤さんの熱演ぶりが伝わる特別映像が解禁となった。1995年、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起き、日本中が混沌とする中、5件の連続殺人事件が起きた。その事件の被害者は全員、首を絞められて殺害。さらに被害者の最も親しい人に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者に犯行をメディアに証言させるという残忍な犯行が世間の注目を集めた。当時、この連続殺人事件を担当したのが牧村航刑事(伊藤さん)。4件目の事件が起きたとき、犯人にあと一歩のところまで迫る牧村だったが、争った末ナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。犯人から目を付けられ“5人目の標的”となった牧村は命を狙われるが、牧村の代わりに尊敬する上司・滝(平田満)が殺されてしまうのだった…。大切な上司を失い、犯人への憎しみが募る牧村は「あのとき、捕まえていれば…どんなことをしてでも見つけ出す」と心に誓った。しかし警察の捜査もむなしく、事件は未解決のまま時効を迎える。「時効って…時効ってなんだよ!」と悔しさを滲ませる牧村。事件から22年後、「私が殺人犯です」と突然現れた曾根崎雅人(藤原さん)への憎しみは募るばかりだったが、その告白により新たな事件が巻き起こっていく。22年間、犯人への憎しみを抱えながら事件を追い続けてきた牧村を演じるのは、『海猿』シリーズや『悪の経典』で知られ、『3月のライオン』ではプロ棋士を演じている伊藤さん。本作の入江悠監督は、「牧村はある種の“敗北”と共に生きていて、失意のどん底の中をずっと生き続けている人なんです。そんな牧村には、男くさくて野性的な伊藤さんにぴったりだと思いました。いままで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼のいまの年齢だからこその魅力が出ていると思います」と、伊藤さんの演技力を絶賛。まっすぐな正義感だけではなく、拭えない過去の憎しみや懺悔、曾根崎を22年間も追い続ける執念を持つ牧村刑事。複雑な激情を顕わにする、伊藤さんの姿に注目だ。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年04月26日俳優・藤原竜也と伊藤英明のW主演映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年6月10日公開)の特別動画が26日、公開となった。同作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。今回公開された特別映像では、伊藤が執念の刑事・牧村を熱演する姿にフォーカスした。事件発生当時、牧村は犯人をあと一歩のところまで追い詰めたものの、争った末にナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。さらに、犯人から命を狙われた牧村の代わりに、尊敬する上司・滝が殺されてしまった。未解決のまま迎えた時効に、牧村は「時効って……時効ってなんだよ!」と激昂。再び現れた殺人犯・曾根崎から「あんたが鈍くさいから5人も死んだんだよ。あんたの大切な上司も」と煽られる。入江悠監督は「今まで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼の今の年齢だからこその魅力が出ていると思います」と伊藤の演技を語った。
2017年04月26日現在、“闘いの前編”が公開中の映画『3月のライオン』。いよいよ4月22日(土)から“愛の後編”が公開となることに合わせ、男気×色気が「さらにスゴい」ことになっているという、伊藤英明演じる後藤正宗 九段の場面写真がシネマカフェに到着した本作は、孤独な将棋のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)が、島田開 八段(佐々木蔵之介)、宗谷冬司 名人(加瀬亮)など、人生を背負った個性豊かなプロ棋士たちとの壮絶な闘いを繰り広げていく。なかでも、伊藤さん演じる後藤について、SNS上ではスーツや着物から垣間見える屈強な肉体に「色気が尋常じゃない」「これは香子も夢中になるの納得」との声が寄せられ、対局シーンを始めとする後藤の恐ろしい存在感には「怖えーしカッケー!」「目力よ!!!」「ガン飛ばし合いシーンとか最高か」「迫力に黙らされてしまった、後藤の信念はこれなんだなって納得した」「オラオラ感すらかっこいい」とそのハマり役ぶりを絶賛する声が続出。今回、そんな伊藤さん演じる後藤の男気×色気あふれる姿を切り取った写真が一挙到着。『海猿』シリーズをはじめ肉体派のイメージがある伊藤さんだが、本作で演じる後藤は、恐ろしい眼力と存在感で周囲を威圧し、ガチンコ対決も厭わない強面プロ棋士。その一方で、入院中の妻を足しげく見舞い、大切に思う一面も。かと思えば、零の義姉である香子(有村架純)ともつかず離れずの大人の関係を続けている複雑なキャラクターだ。大友啓史監督は「後藤というキャラクターの面白さはうそがないところ。妻への愛も香子への想いも本当で。伊藤英明という俳優の魅力は、屈強であると同時にきわめて繊細なところだと思うんですね。そんな彼が演じる後藤なら、自分の感情と真正面から向き合い、散々もがくはずだと(思いました)」と大絶賛を贈る。また、ひと足先に前後編イッキ見した観客からは、「一番衝撃的だったのは伊藤英明の後藤。圧倒的な迫力と強さ、でも人間味があって凄かった。グッときた」「後編の伊藤英明がすっごい良くて、それ観るためにも前編から観てほしいですね」と、すでに惜しみない称賛の声が上がっている。後編では、伊藤さんのキャスティングが決まった後、新たに大友監督が書き込んだドラマチックなシーンもあるとか。ついに主人公・零との直接対決も描かれるだけに、前編でノックアウトされた世の女性陣は、後編の「さらにスゴい伊藤英明」も要チェックだ。『3月のライオン』は【前編】が公開中、【後編】は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月21日『るろうに剣心』を撮り終える頃には、大友啓史監督の頭には、神木隆之介ともう一度、組みたいという思いが芽生えていたという。撮りたかったのは“バックボーン”を抱える役を演じる神木隆之介。『3月のライオン』は、そんな監督の思いとぴったり重なる作品だった。神木さんは、漫画原作の主人公――小学生で家族を失い、プロ棋士の家に引き取られ、ひたすら将棋の腕を磨いて生きてきて、将来の名人と期待される高校生プロ棋士・桐山零という役柄について「どんな声で話し、どんなふうに叫ぶのか?漫画から人間へと落とし込んでいくのは難しかった」と語るが、あるとき、大友監督から言われた「神木と零は似ているじゃん」という言葉をヒントに、棋士としての零を作り上げていったという。原作に対して、その絵柄を含め、ふわりと柔らかくほのぼのとした作風というイメージでとらえる人も多いだろう。その映画化を監督するのがNHKの大河ドラマ「龍馬伝」や映画『るろうに剣心』を手掛けた大友監督?違和感があった人も多かったはずだ。監督自身「最初は『なんで俺?』と思ったよ」と笑う。だが、しっかりと原作に向き合ってみると、決してただほのぼのとした、温かいだけの作品ではなかった。「将棋って盤上での斬り合いだよね。映画の冒頭、零が父親(※零を引き取った棋士・幸田/豊川悦司)を対局で負かす。そして家に帰ってつけたラジオで、息子による父殺しの事件のニュースを耳にします。原作の最初のシーンも同じなんですけど、やはり最初に大事なテーマが描かれているものだと思う。原作で、カッコウが別の鳥に卵を託すというエピソードも出てきますが、零自身が自覚しているのは『俺はライオンだ』ということ。飄々とした印象を持たれるかもしれないけど、心の奥でライオンを飼っている勝負師の厳しい話なんだと。だから『俺、この映画やりたい』って思いました」。神木さんも、原作を読んで零が「決しておとなしい子羊ではない」と感じたという。「最初に僕も静かな印象を持ったのですが、それはなぜか?おそらく彼が持つ孤独が見え隠れするからだと思います。そこに、はかなさや静けさを感じたのだと思います。しかし、桐山はプロとして盤上でプロの棋士に向き合いますし、相手を吹き飛ばす力を持ってもいる。後藤(※義姉の不倫相手の棋士/伊藤英明)にも立ち向かっていく。決して子羊ではないのだと思いました」。桐山が川本家の3姉妹や棋士たちとの交わりの中で成長していく姿を描く本作。物語はいよいよ【後編】へ――。原作の漫画は現在も連載中であり、原作に沿ったエピソードを中心に展開する部分が多かった【前編】に対し、この【後編】では、まだ原作でも描かれていない“先”の物語がオリジナルで展開することになる。大友監督はどのようにこの物語を練り上げていったのか?「原作では、それぞれの回ごとに脇の人物に焦点を当てたりもしてるし、それが出来るのが漫画というメディア。一方で映画は、2時間を通して見てもらう中で、ひとつの線路を作らないといけない。それはやはり主人公。桐山の心の流れ、少しずつ小さな一歩を踏み出していく姿を描く。小学生で家族を失い、これからどうなるのか?と心細くなったときに幸田が現れ『君は将棋好きか?』と聞く。生きていくための嘘として『はい』と答え、将棋の家の子になった。その『はい』がどこかに着地するのを、物語の縦軸にしたかった。嘘から出た実(まこと)じゃないけど、最後に桐山が将棋が『好き』だと晴れやかに言える、それを着地点に描こうと思ったんです」。神木さんは、原作という“地図”さえもなくなる【後編】で、どのように桐山として生きたのだろうか?「確かに難しかったのですが、撮影の途中から、桐山零というキャラクターは、固定されているわけではないのだと気づいたんです。キャラクターは、例えば“ひねくれ者”というキャラクターだとしたら、誰に対しても一面的にひねくれた感じになると思うのですが、この作品では桐山は、キャラクターというよりもひとりの人間として、それぞれの人物たちと関わっているんです。一定ではない、それぞれの距離感がある。友達同士、家族など人によって距離や親密度、接し方が異なることがあるかと思うのですが、自分というキャラクターが固定されているのではなく、それぞれと色々な関わり方で適度に対応している。それでいいのだと気づいて、楽になりました」。それは確かに、生きている生身の人間そのものだが、逆に言うと「これ」という固定されたものではなく、それぞれの人物と関係を構築していくというのは、それだけ豊かな表現を求められるということでもある。「色々な関係があり、それこそ、義理の父親と接するとき、どのような感じなのか僕にはわからないので、たくさん考えました。『知らない人と一緒に暮らすということがどのような感じなのか?』とか。結果的に、僕の中では適度な関係をそれぞれと持つことができて、桐山が『生きている』関係を築けたと思います!」(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月20日藤原竜也と伊藤英明が初共演を果たす映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、先日まで都内をジャックしていた、藤原さん演じる殺人犯・曾根崎の衝撃的なビジュアルがこのほど到着。併せて、曾根崎の告白本を出版した編集者の首を絞め上げる、クズシーンが新たに入ったキャラクター動画も公開された。1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。未解決のまま事件は時効を迎え、完璧に逃げ切ったはずの犯人は22年後、思わぬ形で姿を現わした。“殺人手記”出版記者会見――。そこにいたのは、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべる美しき殺人者。「はじめまして、私が殺人犯です」あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、犯人の容姿。その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺かれていく。日本中を巻き込む告白の行方とは?先の読めない結末に向かって、新たな事件(ゲーム)が動き出す…!このほど到着したのは、藤原さん演じる曾根崎の目が隠され、劇中同様まるで本物の殺人犯のようなビジュアル。このビジュアルは、編集者目線で描かれた小説版「22年目の告白-私が殺人犯です-」が、4月14日(金)に発売されたことにちなみ、10日(月)より新宿駅や東京駅をはじめとする都内の駅と、各路線の中吊り広告として掲出されたもの。実は14日(金)からは、目隠しなしの広告に順次切り替わっているため、いまはもう幻のビジュアルとなっている。通りかかった人たちの中には、思わず足を止める人や中には人だかりも。「一瞬リアルかと思った(笑)」という声も出ている中、藤原さんは自身が演じた殺人犯を見て、「カッコいいですね。家に飾りたい(笑)」とまさかのコメントを寄せている。また併せて到着したのは、まだまだ謎に満ちた部分も多い曾根崎のキャラクター動画。告白本を出版して一躍時の人となる曾根崎だが、この映像では、告白本を手掛けた編集者・川北未南子の首を絞めながら、「徹底的に売ってください」と詰め寄るクズシーンも映し出されている。自分の目的のためなら、どんな手段も使う曾根崎。彼の日本中を巻き込む“最悪の告白”とは?時効を迎えたいま、告白本を出版した目的とは一体…?『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年04月15日神木隆之介が主人公の17歳プロ棋士を演じるほか、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華俳優陣が出演することで話題の『3月のライオン』。この度、本作を観賞した映像制作会社のディレクターたちが特別映像を制作。その中から、「恋?」編がシネマカフェに到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。現在、「闘いの前編」が公開中の本作。来週末4月22日(土)からはついに「愛の後編」も公開となるが、その公開前に行われていたマスコミ・関係者向け試写では、常に満席&絶賛の嵐。そんな中、映像制作会社のディレクターたちが映画を観て想像力を刺激され、Web用動画を制作。オリジナルな視点での特別動画を今回作りだした。このほど到着した動画「恋?」編は、家も家族も居場所も何もなかったプロ棋士の高校生・零が、ある日出会った川本家の3姉妹とのにぎやかな食卓に居場所を見出していく中、清原果耶演じる次女・ひなたに恋心(?)を抱く…。そしていきなり、「ひなたさんとの結婚を考えています」と零は川本家の前で公開プロポーズ!まさかの展開に長女・あかり(倉科カナ)も驚きを隠せず。そんな2人の恋(?)の行方にも注目だ。動画を制作したディレクターは、「零くんとひなちゃん、いまどきなラブストーリーものとは全然違う、2人の初々しいやり取りにむしろ悶絶!そして零くん先走り過ぎて笑いました!」と制作意図をコメントしている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月14日主演の神木隆之介をはじめ豪華キャストが共演を果たす大友啓史監督作『3月のライオン』。その【前編】が公開され、熱い共感と感動を呼んでいる中、本作を観た観客からは佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明といった大人の男たちの着物姿が「反則過ぎる」と話題を呼んでいる。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町でひとり暮らしをしている。幼いころに交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出た。ある日、近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会った零は、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、さまざまな人生を背負った棋士たちが頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける、壮絶な闘いへと飛び込む零。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、将棋界の最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。本作は、17歳の将棋のプロ棋士・桐山零(神木さん)と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語。近隣の街に住む川本家の3姉妹と出会い、居場所を見出していく零が、島田開 八段(佐々木蔵之介)、宗谷冬司 名人(加瀬亮)、後藤正宗 九段(伊藤英明)など、人生を背負った個性豊かなプロ棋士たちとの壮絶な闘いを繰り広げ、成長する姿が描かれていく。すでに本作【前編】を見た観客から、「着物要員が反則過ぎて!!」「着物姿の色気が爆発」「着物姿が素敵すぎてもうずっと和装して欲しいレベル」…と、着物姿の男性キャスト陣に悶絶する声があがっている。将棋の世界では、基本的に棋士たちはスーツで対局することが多いが、タイトル戦では和服を着用するのが慣例となっている。本作でも、タイトル戦では、プロ棋士を演じた佐々木さん、加瀬さん、伊藤さんが和装で真剣勝負に挑んでおり、そのほかの役柄ではあまり目にすることがない、凛々しく、大人の色気があふれる着物姿を堪能することができる!劇中に登場する着物の多くは、衣装デザインの澤田石和寛によるオーダーメイド。その独特の風合いは主に洋服生地で作られているという。特に、加瀬さんが演じる“将棋の神の子”との異名を持つ宗谷名人の着物には、光を吸い込むような質感を目指した起毛の生地等が使用されており、ベーシックなデザインの中にも、それぞれのキャラクターの魅力を潜ませるというアプローチがなされている。観る者を引きつける大人の男の着物姿にも、ぜひ注目してみて。『3月のライオン』は【前編】が公開中、【後編】は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月10日神木隆之介ほか豪華キャストたちが出演し、先日より前編が公開中の映画『3月のライオン』。この度、本作から凛々しく、美しく、凄まじい、白熱の対局に挑むプロ棋士たちの新画像が一挙公開された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。今月18日(土)に公開された前編の中でも特に話題を呼んでいるのが、まるでアクションシーンのような緊迫感が溢れる「将棋の対局シーン」。今回到着した写真では、佐々木蔵之介演じる故郷・山形の期待を一身に背負い、念願のタイトルに努力と鍛錬で挑むA級棋士・島田開 八段や、入院中の妻を気に掛けながら、眼力と存在感で周囲を威圧する重厚な将棋を指すA級棋士・後藤正宗 九段(伊藤英明)、“将棋の神の子”としてほかを寄せ付けない強さを誇るが、実は秘密を抱えている史上初の7タイトル制覇を成し遂げた天才棋士・宗谷冬司 名人(加瀬亮)、難病を抱えながら将棋への情熱は誰にも負けない二海堂晴信 四段(染谷将太)。そのほか、三角龍雪 六段(中村倫也)、松本一砂 五段(尾上寛之)、山崎順慶(奥野瑛太)など、手に汗を握る緊張感がいまにも伝わってきそうな、“闘う男”たちの姿が切り取られている。そんな静かなる決闘に挑むプロ棋士たちの真剣な眼差しと美しい佇まいに、映画を鑑賞した人々は「これ格闘ものじゃないよね?ってくらい手に汗握る」「ガチンコの殴り合いに汗が出るし、喉が渇く」とエキサイトする男子や、「とてつもない色香がもう…もう…」「将棋指してるだけでみんな色気溢れすぎだよ!」という女子の声も挙がっている。さらに、本作を鑑賞した『君の名は。』の新海誠監督は、「どこまでも孤独で、とても優しくて、なのに勝ち続ける力を希求してしまう桐山零。見続けずにはいられないような彼の姿が神木くんにぴったりと重なります」とコメントし、棋士の羽生善治三冠と佐藤天彦名人は、「桐山零君の将棋と人生に賭けるひたむきさが切なく伝わる作品」(羽生さん)、「リアリティのある重厚なドラマ」(佐藤さん)と絶賛。また俳優・江口洋介も「桐山零が、取り巻く人々に揉まれ関わりながら再生して行く様は、駒を進めて行く将棋そのもの。苦悩の先に、勝ち筋という春が見えてくるような映画だ」。東出昌大は「観終わったいま、春の陽光を浴びて心の芯から暖かく、清々しい気持ち」と各界の著名人も感動と驚嘆の声を寄せている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月29日全国にて公開中の映画『3月のライオン』に出演している俳優の神木隆之介と女優の有村架純が、19日(日)今夜放送の日本テレビ系法律バラエティ「行列のできる法律相談所」にゲスト出演。“マジで愚痴りたいこと”をトークする。今回は「普段は温厚な私ですが、今日だけはマジで愚痴らせてもらいますSP」ということで、出演者が様々な事柄について“愚痴る”。神木さんは“愚痴りたい”のはバラエティ番組に出演した際、ひどいむちゃぶりをしてきたりモノマネを強要してきたという“ある人”。そのある人は神木さんがスベったのを見てニヤニヤしていたというのだが、それはいったい誰なのか。また有村さんはロケ中に手が触れただけで“ラブ”がすごいという“ある人”についてトーク。とにかく“グイグイ”くるという“ある人”とは誰か。放送をお見逃しなく。今夜のゲストである神木さんと有村さんが出演する映画『3月のライオン』は、羽海野チカ原作の国民的人気コミックを原作に前後篇の2部作で実写化。18日から公開された前篇に続き、後篇が4月22日(土)より全国にて公開となる。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られた神木さん演じる主人公の桐山零が、居場所を見つけることができず東京の下町で一人暮らしながら孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けるなかで、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いやライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――という物語。有村さんは零が引き取られる幸田家の長女・香子役で出演。父と零に愛憎半ばの感情を抱いている“悪女”とう新境地を切り開いた彼女の演技も見ものだ。2人のほか、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、前田吟、高橋一生、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャストが共演する。神木さん、有村さんが“愚痴りたい”のは一体誰!?「行列のできる法律相談所」は3月19日(日)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月19日神木隆之介さん主演の映画『3月のライオン』前編が3月18日、ついに公開!有村架純さん、倉科カナさん、佐々木蔵之介さん、伊藤英明さん、加瀬亮さんといった脇を固める豪華キャストも話題になっていますね。その中でも、特殊メイクで零のライバル・二階堂のムッチリ体型を忠実に再現している染谷将太さんにはびっくり!■『3月のライオン』ってどんな作品?原作は『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカさんの同名漫画で、ざっくり言うと、神木さん演じる高校生棋士の主人公・零が、個性豊かな棋士たちとの対局や、近所に住む川本一家との交流を通して成長していく物語。原作ファンならご存知だと思いますが、この作品には数々の名台詞、名場面が登場します。零や二階堂、先輩の棋士たち、高校の先生、川本一家の人々などが発する名言にグッときた方も多いのではないでしょうか。今回はその一つであり、零の心の成長を描く上で欠かせない存在である川本三姉妹の次女・ひなたの名言をご紹介します。■零を救ったひなたの一言とは?正義感の強い少女・ひなたは、学校でいじめられていた幼なじみをかばったことから、今度は自分がいじめの対象に。つらい目に遭い、泣きながらも彼女は「後悔なんてしないっっしちゃダメだっだって私のした事はぜったいまちがってなんかない!!」と言い切りました。かつて同じようにいじめられていた零は、この言葉を聞き、ひなたによって過去の自分が救われたと感じてこう言います。「ありがとう君は僕の恩人だ約束する僕がついてる一生かかってでも、僕は君に恩を返すよ」この瞬間からひなたは、零にとって“仲良しの女の子”から、恋愛対象と言ってもいいような“気になる女の子”に変わったように感じられます。見ている読者も勇気づけられると同時に、ちょっとときめいてしまう…そんなシーンでした。■男性が語る「救われた」一言実際、零のように、女性が発した一言に「救われた」と感じ、その結果、相手を好きになることはあるのか?ちょっと気になったので、男性たちにリサーチしてみました。【職場で理不尽なことがあったときの一言】・「上司からの意味不明な叱責に、同期の女子が“それってどこに原因があるんですか?”と意外な助け舟を出してくれたとき、“なんていい子なんだろう”と思った」・「恣意的な人事異動があったときに、後輩から“いつかきっと上向く日が来ますから落ち込まないでください”と言われてグッときました」多くの男性にとって仕事は人生のプライオリティ。職場で理不尽な扱いを受けたり、努力がなかなか実を結ばなかったりしたら当然落ち込みます。そういう場面でかけられた温かい一言は、彼の心を元気づける栄養剤となるんですね。【背中を押してくれたときの一言】・「いろいろあってヘコんでるとき、女友達が黙って話を聞いて“あなたなら大丈夫”と。イケる気がしてきた」・「挑戦したいことのために仕事をやめるか迷ってたら、“やりたいと思ったときがチャンスだよ”と言ってくれた子がいて踏ん切りがついた。それが今の奥さんです」余計なことは言わず、そっと背中を押す…そんな女性に惹かれる男性は少なくないようです。【自分だけを見てくれていると感じた一言】・「“その独特な感性が面白い”と言われ、うれしくなった」・「“他の人はあなたの良さがわからないんだわ。でも私にはわかる”と言われ結婚しました」ほめ上手な女性はモテると言われますが、ただ単に「さすが」「すごいですね」などと言うのではなく、「ちゃんとあなたを見てるよ」感が伝わると、男性は相手のことを特別な存在だと感じるみたいです。【番外編:お酒の席での一言】他にはこんなエピソードも。「救われた」一言ではないけれど、面白かったのでご紹介します。・「飲み会で“じゃあ、この中で一番タイプの人選ぶとしたら誰?”→俺が選ばれる→やったー!付き合いましょう→また次の機会に。とりあえず自分はマシな人だったんだと一安心」これで本当に付き合ったら学生ノリですが…。でも“好みのタイプ”と言われて素直に喜ぶなんてかわいいですよね。下手にアプローチするより、これくらいのほうが好印象という場合もあるのかも。■終わりに男性が「救われた」と感じる一言っていろいろあるんですね。気になる彼があなたを“恩人”だと思うようなことを言えたら、ひなたみたいに「一生かかってでも、僕は君に恩を返すよ」なんて熱い言葉を受け取れる可能性も!?ここぞというときに言えるように、頭の中でシミュレーションしてみてもいいかもしれません。ただし実際に言うときは、決して押しつけがましくならず、さりげなく…が鉄則ですよ!ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2017年03月18日神木隆之介さん主演の映画『3月のライオン』前編が3月18日、ついに公開!有村架純さん、倉科カナさん、佐々木蔵之介さん、伊藤英明さん、加瀬亮さんといった脇を固める豪華キャストも話題になっていますね。その中でも、特殊メイクで零のライバル・二階堂のムッチリ体型を忠実に再現している染谷将太さんにはびっくり!■『3月のライオン』ってどんな作品?原作は『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカさんの同名漫画で、ざっくり言うと、神木さん演じる高校生棋士の主人公・零が、個性豊かな棋士たちとの対局や、近所に住む川本一家との交流を通して成長していく物語。原作ファンならご存知だと思いますが、この作品には数々の名台詞、名場面が登場します。零や二階堂、先輩の棋士たち、高校の先生、川本一家の人々などが発する名言にグッときた方も多いのではないでしょうか。今回はその一つであり、零の心の成長を描く上で欠かせない存在である川本三姉妹の次女・ひなたの名言をご紹介します。■零を救ったひなたの一言とは?正義感の強い少女・ひなたは、学校でいじめられていた幼なじみをかばったことから、今度は自分がいじめの対象に。つらい目に遭い、泣きながらも彼女は「後悔なんてしないっっしちゃダメだっだって私のした事はぜったいまちがってなんかない!!」と言い切りました。かつて同じようにいじめられていた零は、この言葉を聞き、ひなたによって過去の自分が救われたと感じてこう言います。「ありがとう君は僕の恩人だ約束する僕がついてる一生かかってでも、僕は君に恩を返すよ」この瞬間からひなたは、零にとって“仲良しの女の子”から、恋愛対象と言ってもいいような“気になる女の子”に変わったように感じられます。見ている読者も勇気づけられると同時に、ちょっとときめいてしまう…そんなシーンでした。■男性が語る「救われた」一言実際、零のように、女性が発した一言に「救われた」と感じ、その結果、相手を好きになることはあるのか?ちょっと気になったので、男性たちにリサーチしてみました。【職場で理不尽なことがあったときの一言】・「上司からの意味不明な叱責に、同期の女子が“それってどこに原因があるんですか?”と意外な助け舟を出してくれたとき、“なんていい子なんだろう”と思った」・「恣意的な人事異動があったときに、後輩から“いつかきっと上向く日が来ますから落ち込まないでください”と言われてグッときました」多くの男性にとって仕事は人生のプライオリティ。職場で理不尽な扱いを受けたり、努力がなかなか実を結ばなかったりしたら当然落ち込みます。そういう場面でかけられた温かい一言は、彼の心を元気づける栄養剤となるんですね。【背中を押してくれたときの一言】・「いろいろあってヘコんでるとき、女友達が黙って話を聞いて“あなたなら大丈夫”と。イケる気がしてきた」・「挑戦したいことのために仕事をやめるか迷ってたら、“やりたいと思ったときがチャンスだよ”と言ってくれた子がいて踏ん切りがついた。それが今の奥さんです」余計なことは言わず、そっと背中を押す…そんな女性に惹かれる男性は少なくないようです。【自分だけを見てくれていると感じた一言】・「“その独特な感性が面白い”と言われ、うれしくなった」・「“他の人はあなたの良さがわからないんだわ。でも私にはわかる”と言われ結婚しました」ほめ上手な女性はモテると言われますが、ただ単に「さすが」「すごいですね」などと言うのではなく、「ちゃんとあなたを見てるよ」感が伝わると、男性は相手のことを特別な存在だと感じるみたいです。【番外編:お酒の席での一言】他にはこんなエピソードも。「救われた」一言ではないけれど、面白かったのでご紹介します。・「飲み会で“じゃあ、この中で一番タイプの人選ぶとしたら誰?”→俺が選ばれる→やったー!付き合いましょう→また次の機会に。とりあえず自分はマシな人だったんだと一安心」これで本当に付き合ったら学生ノリですが…。でも“好みのタイプ”と言われて素直に喜ぶなんてかわいいですよね。下手にアプローチするより、これくらいのほうが好印象という場合もあるのかも。■終わりに男性が「救われた」と感じる一言っていろいろあるんですね。気になる彼があなたを“恩人”だと思うようなことを言えたら、ひなたみたいに「一生かかってでも、僕は君に恩を返すよ」なんて熱い言葉を受け取れる可能性も!?ここぞというときに言えるように、頭の中でシミュレーションしてみてもいいかもしれません。ただし実際に言うときは、決して押しつけがましくならず、さりげなく…が鉄則ですよ!ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2017年03月18日