2011年に日本オリジナル版として初演されたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』〈日本オリジナルバージョン〉が、新キャストで上演。5月から6月にかけて行われた東京公演を経て、7月3日(土)より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて幕が開く。今回、Wキャストでジュリエット役を演じている伊原六花に話を聞いた。ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報高校時代にキャプテンを務めたダンス部において“バブリーダンス”で注目を集めた伊原は、2018年より女優としての活動をスタート。昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3にヒロインのマリア役として出演を予定していたが、コロナ禍により中止に。今回の『ロミオ&ジュリエット』が初のミュージカル出演となった。「お芝居も歌も、ゼロからスタートすることがたくさんありましたが、昨年上演できなかった『ウエスト・サイド・ストーリー』も『ロミオとジュリエット』をもとにした作品で、通じるところもありました。その稽古での経験を活かして、役を作るうえで自分なりにいろんな角度から掘り下げられることができたんじゃないかなと思っています。ジュリエットを演じるうえでのテーマは“強さと人間味”。戯曲を読んで、イメージしていた以上に行動力や意志の強さを感じたので、ただお嬢様だけではないところを見せていけたら」。ロミオ役は、黒羽麻璃央と甲斐翔真のWキャスト。それぞれに異なる魅力を感じているという。「黒羽さんのロミオは、圧倒的無邪気さと圧倒的な繊細さが共存されている方。無邪気でキラキラした王子様のように見える部分と、ロミオの孤独感を本当に繊細に表現されるところがあり、毎公演違った感情の流れで引っ張っていってくださる。甲斐さんのロミオはとても自由。周りを自分の流れに巻き込んでいかれる方だなと思っていて、だからこそ、ついていきたくなる。一緒にお芝居をしていると、ヴェローナの世界がすごく広がって壮大なものになっていく感覚があります。おふたりとも魅力がまったく違っているので、ジュリエットとして演じていてすごく楽しいです」。東京公演千秋楽では、「また新しい発見があった」と語る伊原。「稽古のときからずっと、自分の感情とセリフと歌をいかにつなげられるかを課題としていました。以降、公演初日から回を重ねるごとに、歌と感情が結びつく瞬間を感じることが多くなってきて、そのつながる部分を、千秋楽で一番多く感じました。感情で動くメロディや、言葉の抑揚を大事にして、大阪公演ではさらにレベルアップしたものをお見せできたらと思います。本当に素晴らしいカンパニーで、熱量の高い作品になっていますので、劇場に観に来ていただけたらうれしいです」。公演は7月3日(土)から11日(日)まで、梅田芸術劇場メインホールにて。チケット発売中。取材・文:黒石悦子
2021年07月02日倉悠貴や三浦透子らが出演する映画『スパゲティコード・ラブ』が年内に公開されることが分かった。同時にキャスト情報も発表されている。MONDO GROSSO feat. 満島ひかり『ラビリンス』のMVで「MTV VMA2017」Best Dance Videoを受賞、数々のMVやナショナルブランドの広告を数多く手がける丸山健志。『スパゲティコード・ラブ』は、彼が初めて手がけた初長編映画で、13人の若者たちの生き方が複雑に連鎖していく(スパゲティコード:解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードを指す)様を、エモーショナルで常識に縛られない映像で綴る青春群像劇だ。すでに6月に行われる上海国際映画祭のコンペティション部門であるアジア新人部門・監督賞へのノミネートが決定。岩井俊二監督『リリイ・シュシュのすべて』や阪本順治監督『団地』、岡田麿里監督『さよならの朝に約束の花をかざろう』などの名作が受賞してきた国際映画祭が諸手を挙げて本作を迎え、ワールドプレミア上映となる。出演は倉悠貴や三浦透子、清水尋也、八木莉可子ら若手俳優たちに加え、土村芳、ゆりやんレトリィバァなど豪華な出演陣が揃った。彼女たちが演じるのはフードデリバリー配達員、シンガーソングライター、広告クリエイター、カメラマン、高校生、モデルなど、現在を生きるリアルで多種多様なキャラクター。13人の行動が複雑に絡み合い、思いもつかないエンディングへ導かれる本作。公開に期待しつつ、続報を待とう。丸山健志監督先日完成したばかりでまだ客観的になれないのですが、ただ思うのは、理想的なキャスト陣と最高のクリエイター達とこのアンサンブルを創ることができたこと、またこの状況下で作品を発表できることに感謝しています。このオリジナル映画が皆様にどう受け止められるのかとハラハラしていますが、どうぞよろしくお願いします。倉悠貴脚本を読ませていただき、どんな映画になるのだろうと、高揚したのを覚えています。“人それぞれの表面的なもの、本質的なもの、理想、現実、執着、幸せ”を誰もが感じたことのある、日常に渦巻く様々なものが交じり合いながら、進んでいく。そんな様子に感情を揺さぶられました。丸山健志監督の繊細かつエモーショナルな演出、脚本に込められた様々な想い。魅力あるキャストの方々との共演。この作品に参加できたことがとても光栄です。公開が楽しみです。是非劇場でご覧ください。三浦透子理想と現実の間でもがくそれぞれの人生が、ほんの一瞬交差する。そんな奇跡的な瞬間を、さりげなく、かつ大胆に表現できたらと思って作品に臨みました。笑ったり、怒ったり、泣いたり、歌ったり、忙しく過ごした撮影の毎日がとても楽しかったです。沢山の方に観ていただけますように。清水尋也大森慎吾役を演じました清水尋也です。現代の街並みの中、それぞれの人生が複雑に絡まり合っていく。そんなリアルな質感で描かれたストーリーを、大切に作り上げていきたいという思いで演じました。それぞれがどんな思いで何処へ行き着くのか。皆様に早くお届けしたいです。八木莉可子一見規則正しく並んでいるように見えて、実は様々な事がぐちゃぐちゃに絡み合った社会。その絡み合った社会を潔しとせず、多少極端であっても「自分」を貫き通そうとする凛が、私は大好きでした。作品の中で叫ばれる様々な声に、ぜひ耳を傾けて頂けると嬉しいです。古畑新之昨年の夏、撮影を無事にやり遂げることができて関わった方に感謝しております。こうした複数の人物からの視点で描かれる大きなアンサンブル作品に関われて嬉しいです。僕としては一人でも、誰かと見ても良いようなテーマの作品だと思いますし、なにより観た側は何を思うのか気になります。是非ご覧になって下さい。青木柚僕が演じた、純粋でひたむきな圭ちゃんは、もし彼が現実で友達だったならきっと色々な相談をしてしまうくらい、僕自身とても好きな人物です。日頃、何の気なしにすれ違っている他人にも、自分と同じように唯一無二の物語が流れているという事を認識させられる丸山監督の世界。是非、劇場でご覧頂きたい群像劇です。xiangyu初めて脚本を読んだ時、出会った事のない映像が頭の中に浮かんで、すごくワクワクしたのを覚えています。お芝居自体が初挑戦だったので、右も左も分からずでしたが、大家族みたいなあったかいチームのお陰で、最後までのびのびと楽しくいれました。みなさま公開を楽しみにしていて下さい!香川沙耶初めての、お芝居でした。お芝居をしていて、夏美と共感できる部分はあったのですが、演技のスキル的に気持ちの入れ方が大変だなと思いました。というのは、夏美の行動を私は経験したことはないのでわからない部分もありましたが、愛に臆病になる女の子、愛を求めながら自分自身と戦う気持ち、女の子として愛に関して思うことが似ているところがあり、なんとか自然体に演じることができたような気がします。実際、リアルにみんな形は違えども世の中でこんな気持ちになっている女の子は少なくはないと思います。自分の今が作品の誰に近いのか、色々重ねてみて、いい意味で自分を考える素敵な時間になると思います。公開が楽しみです!上大迫祐希脚本を読んで、交錯する人間模様に引き込まれました。現場では丸山監督はじめ、スタッフさんの作り出す暖かい空気の中で等身大の小川花を演じることができたと思います。人間味のある一人一人の登場人物に、どこか共感してもらえる部分があると思うので、この社会を生きる皆さんに観ていただきたいです。三谷麟太郎宍戸一樹は、すごく賢いのですが、他の人とは違う独特な考えを持っている男の子です。自分の想像を超えて物事を考える一樹を演じることは、新鮮そのものでした。ただ、そんな一樹の中に自分と重なる部分が多々あり、宍戸一樹という存在を創造し、彼として生きる時間はとても楽しく、幸せでした。佐藤睦今まであまり演じた事のないような役でしたが、共感を持ってくださる女性の方も絶対にいる!と思ったので、楽しかったです。監督をはじめ、皆さん作品づくりに対して誠実かつとてもあたたかい雰囲気で、安心してお芝居ができました。魅力的な出演者の方々をスクリーンで観るのが楽しみです!是非、劇場でご覧ください。ゆりやんレトリィバァ撮影時、偶然にも私は梅子と同じような悩みを抱えていました。撮影を通して、梅子と桃子の関係を体験したらなんか私の悩みなんか人からみたらどうでもいいことだし、そんなどうでもいいことに悩んじゃってる自分ってなんか憎めないなって自分のことを少し好きになれました。きっとご覧くださるあなたもどういう形かどういう気持ちになるかはわかりませんが、素敵な気持ちになる体験をされるのではないでしょうか。それから、ピーナッツバターが思い出の食品になりました(意外と一気には飲み込めないものだと知りました)。土村芳人の数だけ人生があって、一つ一つ絡み合って「世の中」が回っていること、その中で悩んだり苦しんだり、日々戦いながら様々な顔を見せる登場人物達が、だんだん愛おしくなってくる感覚。私自身この作品から受け取るものが沢山ありました。それぞれのエピソードが映画として一つになった時、そこにはどんな世界が広がっているのか、皆さんのもとへ届く日が今からとても楽しみです。『スパゲティコード・ラブ』2021年公開
2021年06月01日ジュリエット・ビノシュを主演に迎え、本国フランスで初登場1位を記録した『5月の花嫁学校』。公開初日となる本日、強く印象に残るミュージカルシーンの本編映像が解禁された。アルザス地方にある、“完璧な主婦”を育成するためのヴァン・デル・ベック家政学校にも、パリで起きた社会運動“5月革命”の風は届いていた。ビノシュ扮する家政学校校長のポーレットは先生たち(ヨランド・モロー&ノエミ・ルヴォウスキー)と、新入生の少女たちは行動を起こす。「良き妻はもういない」「強くあれ!」「目を覚ませ 立ち向かえ」と女性の権利を叫びながら颯爽と田舎道を歩き、自由の象徴であるパリへと向かう貴重なミュージカルシーンとなっている。『5月の花嫁学校』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:5月の花嫁学校 2021年5月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 - LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 3 CINÉMA - ORANGE STUDIO – UMEDIA
2021年05月28日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が、本日5月21日にTBS赤坂ACTシアターにて開幕。初日開幕に際して、潤色・演出の小池修一郎、ロミオを演じる黒羽麻璃央と甲斐翔真、ジュリエットを演じる伊原六花と天翔愛のコメント及び、舞台写真とゲネプロ公演のレポートが到着した。2001年パリ初演、2010年宝塚歌劇団による日本初演を経て、2011年に男女混合キャストによる“日本オリジナルバージョン”として誕生した、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。その記念すべき10周年公演の開幕に当たり、初日前日の5月20日、Wキャスト2パターンによるゲネプロが行われた。かの有名なシェイクスピアの恋愛悲劇を軸に、ダンサーが表現する“死”の存在などオリジナルの要素も盛り込まれた物語、魅力的な楽曲群で人気を博す本作。上演の度にキャスティングが大きな注目を集めてきたが、今回は、主要キャストのロミオ、ジュリエット、ベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルト、死が全て初役という(いずれもWキャスト)、まさに新生というべき公演となった。ロミオ役の黒羽麻璃央は、2019年公演でマーキューシオ役を務め、その繊細な演技で存在感を放った実力派。今回のロミオも、キラキラとした恋の幸福感を放つ一方で、どこか常に死の影をまとっているようでもある多面的な役作りで印象を残した。同じくロミオ役の甲斐翔真は、昨年からミュージカルに立て続けに出演している期待の新鋭。愛と平和を信じて突き進んだ若者の生き様を、等身大の演技で瑞々しく体現した。一方、ジュリエット役の伊原六花は、昨年マリア役に配されていた『WEST SIDE STORY Season3』が中止となり、本作が満を持しての初ミュージカルとなった注目株。可憐ながら芯の強さを感じさせる役作りで、確かな実力を示した。同じくジュリエット役の天翔愛は、これが女優デビューとなる現役音大生。無垢ゆえに強い信念を持つ少女を、体当たりの演技で愛らしく魅せた。ロミオの友人ベンヴォーリオ役の味方良介は大人への成長途上にある少年の分別と温かな友愛が、前田公輝は兄貴分としての優しさと若者らしい弱さが、マーキューシオ役の新里宏太は軽快さの中にある崩れ落ちそうな危うさが、大久保祥太郎は道化の顔に潜む哀しみと怒りが、それぞれ際立つ役作り。彼らと対立するティボルト役の立石俊樹は自由に生きられない苦しみを繊細に、吉田広大は自分を取り巻く世界への憤りを弾けるように表現し、各々個性を見せた。死は、同役の振付担当でもある小㞍健太の、演者としての初登板が大きな注目を集めたが、生気を感じさせない足取り、ロミオを翻弄する力強い動きなど、圧巻の一言。なおWキャストの堀内將平は25日からの出演となり、Kバレエ カンパニーの若きプリンシパルがどのようなパフォーマンスを見せるか、こちらも大いに注目だ。もちろん、周りを固める大人キャストたちも実力派ぞろい。2019年公演から同役続投となる3人、キャピュレット夫人役の春野寿美礼は望まぬ生き方をせざるを得なかった女性の悲哀を、モンタギュー卿役の宮川浩は一族の長としての威厳と達観を、モンタギュー夫人役の秋園美緒は争いを止められない絶望感を、それぞれ円熟の芝居で見せた。一方、前回と役を替わった2人、石井一孝は理性的かつ愛情深いロレンス神父役を熱のある芝居で、岡幸二郎は街を統べるヴェローナ大公役の威厳をパンチのある歌唱で示し、舞台を締めた。本作初参加の原田薫は元来ダンサー・振付家として名高いが、温かみのある演技と歌声で乳母役を魅力的に演じ、まさに新境地といったところ。パリス役の兼崎健太郎は金持ちのいやらしさを巧みに見せ、キャピレット卿役の松村雄基は娘への確かな愛を、叙情豊かな歌声に込めた。なお、演出の基本軸は2019年公演を踏襲しているが、衣裳、美術に若干の変更が加えられ、映像は全面リニューアルされている。過ちの先の赦し、破壊後の再構築というテーマは普遍的だが、全人類が先の見えない苦しみの中にある今だからこそ、より強く響くものとなりそうだ。(羽成奈穂子)また、この語り継がれる名作ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を、自宅からリアルタイムで観劇できるライブ配信も決定。配信を視聴の方に限定で、初代ロミオ役の城田優と山崎育三郎からの“スペシャルメッセージ”が届くとのことなので、ぜひ会場に足を運べない方も本作を楽しんでほしい。■小池修一郎(宝塚歌劇団)ロミオとジュリエットは青春の物語で、そこに演技者自身が自己投影できるか、自分や身近な人と重ねることができるかというところが重要です。今回のロミオとジュリエットはとてもクリアでビビットに自分たちの青春と重ねる部分があるのではないかと受け取れますし、ほかの出演者たちも若返っていて、フレッシュなメンバーで新たな作品を作るという感覚で臨みました。黒羽君は、前回のマーキューシオでともかく繊細な演技が印象的な人だと思い、今回はロミオに挑戦してもらいました。ちょっと陰影のあるロミオがすごく魅力的です。甲斐君は対照的にとても屈託のない天真爛漫なロミオで、そんなロミオが悲劇に巻き込まれていくというところで逆に悲劇性が浮かび上がると思います。伊原さんは非常に安定した役作りでリアリティのあるジュリエット像です。踊りは周知されていますが、歌も非常によく頑張っていて、ミュージカル界の新星だと思います。そして天翔さんは本当の初舞台で、今はまだ未知数ですが、生まれたばかりという感じのピュアなところが素敵ですし、将来性を感じさせます。ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の魅力は、ジェラール・プレスギュルヴィックの大変甘美な陶酔感を持たせる音楽を持つことと、シェイクスピアが今から約400年前に書いた戯曲であるにもかかわらず、今見ても感動する恋愛劇の古典で、現代に通じる永遠性がある物語である、というところです。愛を貫く若い2人の恋が、争いを止めない社会の犠牲者となり、結果その社会を変えるという在り方がとても感動的です。この音楽と物語の二つの要素の掛け算が、初演から10年経っても色褪せない魅力なのだと思います。恋人たちが死に彩られながらも、それを恐れず突き進んでいく。演技者達に、ほとばしる青春を自分と重ねさせることが、私の使命だと思っています。■黒羽麻璃央フレッシュな仲間たちと毎日楽しく充実した稽古期間を過ごし、この作品に打ち込んできました。やれる事は全部やりきりました!!このような状況なのでみんなでご飯!!という事はできなかったのですが、それでもとてもステキなチームが完成したと思います。空き時間にみんなで筋トレしたり(笑)あと、味方くんが日に日に痩せていった(健康的に)のが印象的でした!この仲間たちが集まったことで完成した、僕たちの『ロミオ&ジュリエット』を皆様にお届け出来ることに幸せを感じております。小池先生は、相変わらずエネルギッシュで誰よりも熱量を持って、細かなところまで演出してくださいます。そんな小池先生と、今回は演出家と主役という立場でタッグを組ませていただき、プレッシャーもありますが、とても嬉しいです。稽古中に小池先生から「計算してお芝居を作っている」と言われて、そのことには僕自身全く気付いておらず、意図してないところをご指摘いただき、改めて「役を演じる」ということを考えるきっかけも与えていただきました。場当たりからは今回2年ぶりにこのセットに立って、不思議な懐かしさと新鮮さがあり、ロミジュリの世界観にすごくワクワクしています。ご観劇くださった方々が明日への活力、希望を感じていただけるような作品になったと思います。どうか最後までよろしくお願いいたします。■甲斐翔真今回こんなに同世代の方が多い現場が初めてだったのですが、麻璃央くん含め、いろんな事を話し合いやすい柔らかい雰囲気だったので、本当にみんなで作ってきたんだなというのを、実感しています。自分の中の課題はまだまだ山積みですし、本番中にお客様から得ることもたくさんあると思います。より一層今まで作り上げたものを良いものにするために、探究心を忘れずにいたいです。稽古中は、食事に行ったりはできませんでしたが、それが逆に制限された中で、いい意味で熱を帯び、今まで以上に共演者の方やスタッフさんとコミュニケーションを取ろうという意識を持って稽古に臨めました。小池先生には、自分自身ミュージカルデビューしてからずっと課題だった、感情を歌に乗せるということを改めて指摘していただきました。またお客様から見られる事を意識した細かな演出やその理由など、改めてミュージカルの在り方を教えていただき、今回ご一緒できてとても勉強になりました。今この時代の中で演劇ができることは本当に奇跡です。そのことへの感謝は絶対に忘れたくない。その上で、この夢の世界を通して、普段フラストレーションを抱えている方たちの固まった気持ちを解きほぐすことが出来たらと思います。これまで全力で稽古してきたので、僕たちも後悔したくないし、お客様にも後悔してほしくない。皆様の心の拠り所や希望になれたら。ぜひ楽しみにしていてください。■伊原六花稽古場では、学びや発見がたくさんありました。そして劇場に入ると作品世界により入れて、ロミオやお母様、乳母との関係がより自分の中でしっくり感じています。まだまだ努力は必要ですが、ジュリエットを演じさせていただくことが、自分にとっても、すごく素敵な時間になるんじゃないかとワクワクしています。稽古中は、小池先生と二人でお話しできたときに、「毎回どのシーンも適切な芝居をしてるけど、もっと大げさに、もっと前に気持ちを増幅させて伝えることができたら、本当にいいと思う」「殻を破って」と言葉をいただいて。その言葉を持ちながら作品に向かっていると、動きや、相手から貰うエネルギーがすごく自分の中で大きくなっていく感覚があります。この作品は同年代の共演者が多く、切磋琢磨することができ、素晴らしい先輩キャストの皆様からも日々たくさんの刺激をいただいています。お客様の前でこの世界を表現するという感覚が全て掴めていないところはあるのですが、日々の公演をより良いものにしていきたいです。そして、明日どうなるかわからないという環境で劇場に足を運んでくださるお客様には本当に感謝してもしきれないです。私達にとっては、お客様がいらっしゃるからこその作品なので、だからこそ来て良かったと思ってもらえるよう努めたいです。劇場では何も考えずロミジュリの世界に浸かっていただけたらと思います。■天翔愛今回初舞台で真っ白の状態から始まった私に、素晴しい先輩方やスタッフの皆様がたくさんの励ましの言葉や手を差し伸べてくださいました。皆様がいたからこそここまで来れましたし、舞台は1人ではできないということを実感しました。相手役である黒羽さんや甲斐さんは、稽古場で緊張している私に、演技の方向性やアドバイスなど日々声をかけてくださり、すごく支えていただきました。スタッフの皆様からのあたたかい激励も本当に嬉しくて、カンパニー全体で初日開幕に向けて1つになっていこうというそんな雰囲気に溢れていて、感謝の気持ちでいっぱいです。劇場に入ってからは、空間の臨場感や衣裳やメイクを着けての動きなど、気持ちが稽古場とは全然違って作品により入り込めますし、新鮮な気持ちで挑めています。小池先生は、このお稽古の期間、本当にたくさんのお声をかけてくださいました。私が抜け落ちてしまうことも、先生ご自身が動いて指導して、愛情を込めて私が変わるための第一歩を授けてくださり、先生のお言葉一つ一つが自分の力になっていくので、心から感謝しています。開幕してからも、1回1回の公演に心を込めて、千秋楽まで感謝の気持ちを忘れずに成長し続けたいです。その日しか観劇できないお客様もたくさんいらっしゃると思うので、作品のテーマである“愛”を持って、今私にできる全てを注ぎたい。愛に生きるジュリエットの生き様を通して、”愛”の力の素晴らしさを思いおこすきっかけになれたら嬉しいです。【公演概要】ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア / 作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:黒羽麻璃央 / 甲斐翔真(Wキャスト)、伊原六花 / 天翔愛(Wキャスト)、味方良介 / 前田公輝(Wキャスト)、新里宏太 / 大久保祥太郎(Wキャスト)、立石俊樹 / 吉田広大(Wキャスト)、春野寿美礼、原田薫、石井一孝、宮川浩、秋園美緒、兼崎健太郎、岡幸二郎、松村雄基小㞍健太 / 堀内將平<K-BALLET COMPANY>(Wキャスト)ほか公式サイト: www.rj-2021.com企画制作:TBS / ホリプロ / 梅田芸術劇場●東京公演公演期間:2021年5月21日(金)~6月13日(日) / TBS赤坂ACTシアターチケット料金:S席 13,500円、A席 9,000円、B席 5,500円お問合せ:梅田芸術劇場 0570-077-039(10:00~18:00)主催:TBS / ホリプロ / 東宝 / 梅田芸術劇場●大阪公演公演期間:2021年7月3日(土)~11日(日) / 梅田芸術劇場メインホールチケット料金:S席 13,500円、A席 9,000円、B席 5,500円お問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)主催:TBS / ホリプロ / 東宝 / ABCテレビ / 梅田芸術劇場協力:FM802 / FM COCOLO●名古屋公演公演期間:2021年7月17日(土)~18日(日) / 愛知県芸術劇場大ホールチケット料金:S席 14,000円、A席 9,500円お問合せ:中京テレビ事業 052-588-4477(平日11:00~17:00 / 土・日・祝日 休業)主催:中京テレビ放送<ライブ配信>配信日程:※アーカイブ配信はございません・6月5日(土) 17:30公演〈ロミオ:黒羽 / ジュリエット:伊原 / ベンヴォーリオ:味方 / マーキューシオ:大久保 / ティボルト:吉田 / 死:小㞍〉・6月6日(日) 12:30公演〈ロミオ:甲斐 / ジュリエット:天翔 / ベンヴォーリオ:前田 / マーキューシオ:新里 / ティボルト:立石 / 死:堀内〉チケット発売日:2021年5月22日(土)10:00より、各回の開演30分後まで購入可能ご購入・ご視聴サイト:PIA LIVE STREAM(ぴあ)
2021年05月21日ジュリエット・ビノシュが彼女史上最もキュートなコメディに挑戦、フランスの名優たちと共演し、本国で初登場1位を記録した『5月の花嫁学校』。この度、ビノシュ扮する校長が7つの“良き妻の鉄則”を説く本編映像が解禁された。セザール賞7部門を受賞した『セラフィーヌの庭』や、カトリーヌ・ドヌーブを起用した『ルージュの手紙』などで知られるマルタン・プロヴォ監督が描く本作。今回到着したのは、ビノシュ扮するヴァン・デル・ベック家政学校校長のポーレットが、新入生の18人の少女たちに7つの“良き妻の鉄則”を説くシーン。「何よりもまず夫に付き従うこと」「お酒は飲まない」から、男性にとっての“仕事”と同じだという「夫婦生活」に至るまで、あまりにも時代錯誤な驚きの条件の数々を、大真面目に少女たちに教え込んでいく。少女たちの初々しい学校生活の様子も垣間見え、どこか牧歌的でユーモラスなシーンとなっているが、その後、パリから届いた革命の“自由”の風がポーレットや生徒たちを変えていくことになる。『5月の花嫁学校』は5月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:5月の花嫁学校 2021年5月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 - LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 3 CINÉMA - ORANGE STUDIO – UMEDIA
2021年05月20日宝塚星組のトップコンビ、礼真琴と舞空瞳の大劇場2作目となるミュージカル『ロミオとジュリエット』の東京公演が、4月16日(金)、東京宝塚劇場で開幕する。ジェラール・プレスギュルヴィック作詞・作曲、日本版潤色・演出を小池修一郎が手がけたこのフランス発のミュージカルは、2010年、星組が梅田芸術劇場メインホールと博多座で日本初演。好評を受けて、早くも翌11年には、雪組の大劇場公演として再演され、同年、TBS、ホリプロ、梅田芸術劇場の企画・制作によって、同じく小池の手で男女版も上演された。その後、宝塚では12年に月組、13年には再び星組と上演を重ね、外部公演も、キャストを変えて再演が繰り返されている。『ロミオとジュリエット』の大ヒット以降、宝塚だけでも、『太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~』『1789-バスティーユの恋人たち-』『ドン・ジュアン』『アーサー王伝説』、そして『ロックオペラ モーツァルト』と、フランス発のミュージカルが次々と上演され、今や、ブロードウェイやウェストエンド、ウィーン発の作品と並んで、フレンチ・ミュージカルは、宝塚はもとより、日本で上演される海外ミュージカルの中でも、重要なジャンルのひとつを占めるようになった。このフレンチ・ミュージカル人気の火付け役となった『ロミオとジュリエット』は、星組トップスター礼真琴にとっても、出世作と言える作品だ。2010年の初演では、入団2年目で、宝塚版オリジナルの“愛”に抜擢されて注目を浴び、13年の星組再演では、歌唱力が問われるベンヴォーリオと、ダンス力が必要な“愛”を役替わりで演じて、実力の高さを証明。さらにその新人公演では主役のロミオを好演し、観客を唸らせた。そして3度目の出演となる今回は、待望の本公演で、瑞々しく繊細なロミオを演じている。相手役のジュリエットには、得意のダンスに加え、歌唱力にもさらに磨きがかかったトップ娘役の舞空瞳。以下、主要な9つの役では、A日程とB日程で役替わりがあり、ティボルトは愛月ひかると瀬央ゆりあ、ベンヴォーリオには瀬央と綺城ひか理、マーキューシオに極美慎と天華えま、パリス伯爵は綺城と極美、“死”を天華と愛月が演じ、それぞれ個性を発揮している。なお、5月23日(日)の千秋楽(A日程)は、各地の映画館でライブ中継を実施、同時にタカラヅカ・オン・デマンドでもライブ配信が行なわれる予定だ。文:原田順子宝塚歌劇星組ミュージカル『ロミオとジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎演出:稲葉太地出演:礼真琴 / 舞空瞳 他【東京公演】2021年4月16日(金)~2021年5月23日(日)会場:東京宝塚劇場ライブ中継・ライブ配信詳細
2021年04月16日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のイメージビジュアルが公開された。2011年に誕生した、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。以来、上演の度にキャスティングが大きな注目を集める本作が、2019年以来2年ぶりの上演となる今回、記念すべき10周年を迎える。本ミュージカルは“ティボルトの従妹ジュリエットへの密かな恋情”“ロミオに恋人の死をベンヴォーリオが伝える”といったオリジナルの設定を加え、登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長となっている。ロミオ役に今回配されたのは、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たち。2019年の本作上演ではマーキューシオ役として、若さの危うさを瑞々しく表現した黒羽は、昨年ミュージカル『エリザベート』の暗殺者ルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役と次々難役に抜擢され(いずれも公演中止)、次代を担うと期待される注目株だ。一方の甲斐は、昨年『デスノートTHE MUSICAL』で初舞台にして主人公・夜神月役を堂々務め、その後大役に挑み続けている新星。一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュなふたりを抜擢。伊原は、2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配されている。一方の天翔は、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。そんな4人の、今だからこその若々しく爽やかな姿を切り取った、イメージビジュアルが完成。ロミオ役の黒羽、甲斐、ジュリエット役の伊原、天翔の4人が一堂に会し、フレッシュな今の瞬間が切り取られた1枚となっている。才能を開花させる慧眼演出を担うのは、『エリザベート』『モーツアルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』など“名作の世界初のミュージカル化”も成功裏に収めている小池修一郎。本作でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは“近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語”という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の崇高さを、より鮮明に浮かび上がらている。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』東京公演:2021年5月21日(金)~6月13日(日) TBS赤坂ACTシアター大阪公演:2021年7月3日(土)~7月11日(日) 梅田芸術劇場メインホール名古屋公演:2021年7月17日(土)~18日(日) 愛知県芸術劇場大ホール原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:黒羽麻璃央 / 甲斐翔真(Wキャスト)、伊原六花 / 天翔愛(Wキャスト)、味方良介 / 前田公輝(Wキャスト)、新里宏太 / 大久保祥太郎(Wキャスト)、立石俊樹 / 吉田広大(Wキャスト)、春野寿美礼、原田薫、石井一孝、宮川浩、秋園美緒、兼崎健太郎、岡幸二郎、松村雄基小尻健太 / 堀内將平<K-BALLET COMPANY>(Wキャスト)ほか※小尻健太の「尻」の字は、正しくは旧字体です。
2021年04月14日朝ドラ『おちょやん』でヒロイン千代の弟ヨシヲ役を演じ、鮮烈な印象を残した倉悠貴さん。取材後「上手く話せなくてすみません」とぽつり。真面目な人柄が窺える、素直な言葉の数々がストレートに響きます。同世代に嫉妬もするけどマイペースでいきたい。――デビューのきっかけは、古着屋さんでバイトしていた時に撮影されたスナップ写真ですよね。その場にいたスタッフの方が「1枚目からカッコよくて、掲載後には『あの子、誰ですか?』という問い合わせがすごかった」と話してました。そんな…。古着屋の商品を紹介するための着用モデルみたいなことはしていたんですけど、全然たいしたことじゃないです。――その写真を見た事務所の方からスカウトされてどうでしたか?嬉しかったです。でも、初めて会いに来てくださった時、レザージャケットを着ていていかついというか、僕も高校生だったので、ちょっと怖くもありました(笑)。――デビュー以降、役者という職業に対する意識はどんな変化が起きましたか?最初の半年くらいはオーディションにまったく受からなくて…。僕の俳優人生のクランクインになったのは、ワイヤーに吊られての首吊りシーンだったんです。ちょっと人とは違う始まりだったんですけど(笑)、百人近くの人がいる中でカメラの前に立てるなんて、こんな贅沢なことはないなと。そこで、この仕事に対する意識が出てきましたね。今日も僕ひとりの写真のためにこんなにもスタッフの方々が動いてくださって。だから頑張んなきゃいけないし、本当にお芝居が上手くなりたいんです。3年目の今は、ゲームでいうとチュートリアルが終わる頃で、ここからはもう自分次第。努力しなければ、この先ダメになるという意識で取り組んでます。――同世代の俳優たちとの交友関係は?坂東(龍汰)くんや楽駆くん、大下ヒロトくん、鈴鹿央士くんや神尾楓珠くんとも仲がいいですね。――人付き合いは得意なほう?得意かどうかはわからないけど、僕自身は結構明るい性格で、テンション高めだと思ってます。――ミステリアスな雰囲気があるので、意外です。確かに暗いイメージってよく言われます(笑)。でも、大阪では面白いことが重要なんですけど、僕はそんなでもないし、別にカッコよくもないので、学生時代にイケてるグループにいたというわけでもないです。――同年代の方々とは仲がよくても、仕事ではライバルでもある?そういう意識は、たぶん言わないだけでみんなにあるだろうし、嫉妬もしますけど、戦うべきはそこじゃなくて、どこまで自分と向き合えるか。なので、マイペースでやっていきたいです。――役作りはどんなアプローチでやっているんですか?基本的には、役との共通点を見つけるようにしています。自分の中にある小さい1を引っ張ってきて、そこから役を理解しようとして、足りなければその役に似た人と会ったりしながら100に近づけていく感じです。――たとえば、ヨシヲだったら倉さんのどんなところを引っ張ってきたんですか?いきりたがるところや素直な部分ですかね。――映画『樹海村』では、金髪のチャラい役でしたよね。あれは?普段の明るい部分を膨らませていきました。でも、演じるまでに感情の準備が必要で、テンション高めで現場に入って、役のようにウザがられるまで共演者と喋ってました(笑)。ちょうど今、ドラマ『半径5メートル』を撮ってるんですけど、めっちゃ売れてる俳優役なんです。でも、僕はそうじゃないので(笑)、いろんな現場にいらっしゃる有名な方を見て、立ち振る舞いを観察してます。スターの私生活を想像するのはすごく面白いです。――倉さんの私生活は?コロナ禍の前はサウナに行ってましたけど、めっちゃインドア。家で映画を観てます。――どんな作品が好きですか?知り合いに映画にインスパイアされた服を作るデザイナーさんがいるんですけど、その人に教えてもらったガス・ヴァン・サントの作品をよく観てます。他に最近だと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』を観て、くらいましたね。あと、今泉(力哉)監督の『あの頃。』は映画館で爆笑しました。――映画観賞以外には?最近、料理にハマってて、簡単なつまみから手の込んだものまでいろいろ作っています。調味料の量をすりきりを使ってちゃんと測ってるんで、レシピ通り、間違いのない味ができます(笑)。――では今後、どんな俳優になっていきたいですか?何もしなくても、役としてその場に存在できるようになりたいです。そして、この役は倉悠貴に任せたいと思ってもらえる人間でありたい。演“技”というくらいだから、演じるには技術も必要なのでそこも磨きたいです。でも今はまだ、丁寧に、謙虚に、真面目にやることしか僕にはできないんで、それだけを心掛けていきます。――私生活での夢は?普通がいいです。普通に家族がいて、普通に暮らしたいですね。――倉さんが思う“普通”とは?僕は団地育ちなのでマイホームとか高望みせず、僕が生まれ育ってきた“普通”がいいです。くら・ゆうき1999年12月19日生まれ、大阪府出身。スカウトを受けた翌年の2019年、『トレース~科捜研の男~』でデビュー。その後、ドラマ『歌のおじさんEたん』、映画『樹海村』など話題作に次々と出演。’20年、池田エライザ初監督作『夏、至るころ』で初主演。W主演映画『衝動』は今年公開予定。運び屋の孤独な少年を演じる。スター俳優役を演じたドラマ『半径5メートル』(NHK総合)は4月30日から放送スタート。ドラマ『FM999 999WOMEN’S SONGS』はWOWOWオンデマンドで配信、WOWOWプライムで放送中。映画『まともじゃないのは君も一緒』が公開中。さらに、今泉力哉監督作『街の上で』が4月9日より全国順次公開される。シャツ¥34,100パンツ¥83,600(共にヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年4月14日号より。写真・玉村敬太スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・NOBUKIYOインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年04月11日朝ドラ『おちょやん』のヒロイン千代の弟ヨシヲ役で注目を集める倉悠貴さん。生き別れた千代の心の支えだったヨシヲの登場は視聴者の心を揺さぶり、物語を大きく動かす重要な役どころを熱く演じ切りました。ネクストブレイク間違いなしと目され、これからも出演作が続きます。お芝居への想いも熱いものがありました。――『おちょやん』への出演が決まった時はどんな気持ちでした?もちろん嬉しかったんですけど、すぐには受け止められなくて、「本当に僕なの?」と不思議でした。それまで朝ドラをちゃんと見たことがなかったんです。僕が撮影している間にちょうど放送が始まったので第一話から見て、そのすごさを実感して、プレッシャーも感じました。――現場はいかがでしたか?カメラが回る前に、ブーッて音がスタジオに鳴り響くんですけど、始まる始まる…ってドキドキしてました。でも、撮影したのも、ドラマの舞台も僕の出身地の大阪。スタッフさんもキャストさんも関西弁なので、僕的にはホームみたいで、恵まれた環境でした。――放送はリアルタイムでご覧になりましたか?見ました。自分の演技が全国に流れるのが怖くて、絶対に見ないと言い張ってたんですけど(笑)、普段は早起きしないのに、毎朝目が覚めるんですよ。ヨシヲが出ていた期間は反響がすごく気になって神経質になってたんだと思います。1回だけ“おちょやん”でSNSを調べたら、ヨシヲが好意的に受け止められていて、「ああよかった」ってほっとしました。ドラマの1週目からヨシヲの存在がしっかり描かれていたおかげです。――出演後の反響はどうでした?地元の友達やおじいちゃんおばあちゃんも見てくれて嬉しかったです。お父さんは僕の仕事を表立って応援してくれるタイプではないけど、5回も見てたって。僕とお父さんを作品が繋いでくれた。朝ドラは、やっぱりすごいです。――ヨシヲは辛い幼少期を共に過ごし、生き別れてから女優になった姉と再会しましたが、どんなふうに演じたかったですか?ヨシヲは姉やんが大好きなのに、成功への妬みもあって、虚勢を張ったり、心にもないことを言ったり。台本を読んだ段階では、ヨシヲの台詞や行動の裏にある痛々しさやたどたどしさを人間らしく表現したいと思っていました。台本をいただいてすぐに本読みがあったんです。初めてお会いした姉やんは温かくて気さくで、僕が思ってたヨシヲそのままで大丈夫だなって安心したのを覚えています。――杉咲花さんのことを役と同じように姉やんと呼んでるんですね。はい。1回目の撮影から1か月くらい空く時に、杉咲さんから「毎日メッセージを送り合って、会えない期間を埋めよう」と提案してくださったんです。敬語じゃなくていいからって。内容はたわいのない話でしたけど、そこで「姉やん」「ヨシヲ」の関係ができて、撮影にも繋がりました。――共演した成田凌さんは事務所の先輩でもありますよね。どんな言葉を掛けられましたか?「何もしなくていいから、堂々としとけ」ですね。やっぱり朝ドラ出演ということに、萎縮していたところがあったんですけど、経験の浅い僕が下手なのはみなさん承知してるはずなので、「堂々としてなきゃ」と思いながら演じられました。――ご自分の演技は「下手」という分析なんですか?そうだと思います。お芝居はそう簡単なものではないですし、僕はまだぺーぺーですから。だからといって、すごい方々を前に萎縮するのは失礼ですし、堂々とやるしかないと。でも、今まで自分で納得して撮影を終えられたことは一度もないです。「もっとできたんじゃないか」「ああやったらよかったのかな」と迷いが残って、泣きそうになりながら帰ってます。でも、この感覚は一生残っていくものだとも思うんです。お芝居には正解がないから。なので、少しでもいいものを作るために、下手なりに一生懸命やるだけです。――成長するためにどんなことをやっているんですか?リアリズム演技に関する本を読んだり、どんな時でも動けるように、体についても考えるようになりました。もともと姿勢がすごく悪くて、いろんな人から指摘されていたんですけど、自分でも作品を見ながら気になりだしたので、矯正器具を買ったんです。家でくらい、正しい姿勢でいたくて。くら・ゆうき1999年12月19日生まれ、大阪府出身。スカウトを受けた翌年の2019年、『トレース~科捜研の男~』でデビュー。その後、ドラマ『歌のおじさんEたん』、映画『樹海村』など話題作に次々と出演。’20年、池田エライザ初監督作『夏、至るころ』で初主演。W主演映画『衝動』は今年公開予定。運び屋の孤独な少年を演じる。スター俳優役を演じたドラマ『半径5メートル』(NHK総合)は4月30日から放送スタート。ドラマ『FM999 999WOMEN’S SONGS』はWOWOWオンデマンドで配信、WOWOWプライムで放送中。映画『まともじゃないのは君も一緒』が公開中。さらに、今泉力哉監督作『街の上で』が4月9日より全国順次公開される。シャツ¥34,100パンツ¥83,600(共にヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年4月14日号より。写真・玉村敬太スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・NOBUKIYOインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年04月10日アカデミー賞受賞のジュリエット・ビノシュをはじめ、ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキーという3人のフランスの名優たちが共演する『5月の花嫁学校』から、彼女たちのコミカルなやりとりが楽しい予告編が公開された。舞台となるのは1967年、アルザス地方の花嫁学校。“良き妻”になるため、お掃除、お料理、お裁縫にティータイムのマナーまで、1日中忙しく学ぶ少女たちの初々しい姿と、先生たちによる厳しい指導の様子が次々と映し出されていく。ある日、ポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は経営者である夫の突然の死をきっかけに、学校が破産寸前であることを知り、先生たちが一致団結。学校存続の危機という大問題を抱える中、“女性の自立”“自由”を求める生徒たちと、心配のあまり「自由の対価は高い、必ず痛い目に遭う」とポーレットとの対立が広がることに。パリで勃発した学生や労働者たちの“5月革命”の影響は、少女たちだけでなく、先生たちの心にも徐々に影響を与え「良妻の時代は終わった」「私たちも革命を」と自由に生きる権利を一緒になって求め旅立つ。映像のラストでは、ポーレット中心にミュージカル調のダンスと歌で自由を謳歌する晴れやかな姿も。“良き女性”がズボンを履くことは「はしたない」と思われていた時代に、勇気をだして着用してみたシーンなど、ビノシュのコミカルな演技も見どころとなっている。『5月の花嫁学校』は5月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:5月の花嫁学校 2021年5月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 - LES FILMS DU KIOSQUE - FRANCE 3 CINÉMA - ORANGE STUDIO – UMEDIA
2021年03月31日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の上演が決定し、黒羽麻璃央と甲斐翔真がロミオ、伊原六花と天翔愛がジュリエット役を務めることが25日に明らかになった。シェイクスピアによる名作を、2001年にパリでミュージカル化した同作。全世界でのCD・DVD売上は700万枚にわたるヒットを記録、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後2011年に日本オリジナルバージョンを上演して人気を博し、今回は2019年以来2年ぶり、10周年の上演となる。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった"名作の世界初のミュージカル化"も成功させている小池修一郎が演出を手がけ、2017年の新演出からは「近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語」という設定を据えている。過去のロミオ役では城田優、山崎育三郎、柿澤勇人、古川雄大、大野拓朗、ジュリエット役には昆夏美、フランク莉奈、清水くるみ、生田絵梨花、木下晴香、葵わかなとミュージカルスターを生み出す演目となっている。今回ロミオ役には、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たちが決定。ジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュな2人が抜擢された。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風靡、2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配された。天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞しており、その演技力に期待が高まっている。更にベンヴォーリオ役に味方良介と前田公輝、マーキューシオ役に新里宏太と大久保祥太郎、ティボルト役に立石俊樹と吉田広大、死のダンサーに小㞍健太とKバレエカンパニー所属の堀内將平と、いずれも魅力的なWキャストが集う。さらにキャピュレット夫人を春野寿美礼、乳母を原田薫、ロレンス神父を石井一孝、モンタギュー卿を宮川浩、モンタギュー夫人を秋園美緒、パリスを兼崎健太郎、ヴェローナ大公を岡幸二郎、キャピュレット卿を松村雄基が演じる。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて5月21日~6月13日、大阪会場は梅田芸術劇場メインホールにて7月3日~7月11日。○小池修一郎 コメント2011年に始まったミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、3シーズン5度目の上演を迎える。私が手掛ける宝塚版との違いは、現実社会とのリアリティの持ち方であろう。ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。既にミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している。○黒羽麻璃央 コメント僕にとっての『ロミオ&ジュリエット』は、大きなテーマとして“愛”はもちろん“出会い”をもたらす作品です。前回は小池修一郎さん、出演者の皆さん、そして今回はロミオ役。前回出演した時にロミオを演じる2人に密かに嫉妬して、いつか演じたいと思っていたので、今回夢が叶いました。自分がこの先俳優という仕事を続けていくうえで、看板になる役であり、作品だと思っています。歴代のロミオ役は、いまやミュージカル界のトップにいる方々ばかりでプレッシャーはありますが、それこそも楽しめる自分なりのロミオを創っていきたいです。2021年版として新しく生まれ変わります。この時代にとてもピッタリな“愛”をテーマにした作品ですので、是非お越しください。○甲斐翔真 コメント世界中の人が知っている「ロミオ」という役を演じることへの責任、そして焦りを非常に感じております。ですが、関わるすべての方に感謝しながらしっかりと演じていきたいです。『ロミオ&ジュリエット』は、ロマンチックでありながら、“愛と犠牲”、“幸福と孤独”、“破壊と再生”など難しいテーマが織り交ざっていて、お客様がそれらを考えるきっかけになる作品でもあると思います。2021年のこの『ロミオ&ジュリエット』が今の時代にどのような関わりを作れるのか、しっかりと考えて作品に向かっていきたい。こんなご時世の中、劇場に来てくださった方には、必ず素敵な時間をお届けします。○伊原六花 コメント誰もが知っている、愛されている作品に出演することが決まって、本当に光栄で夢のようです。昨年残念ながら上演中止となってしまった 『ウエスト・サイド・ストーリー』(以下 WSS)が『ロミオ&ジュリエット』を元にした作品だったので、ジュリエットを演じる事にもご縁を感じます。『WSS』を上演できなかった悔しさや、培ってきた稽古での想いなどをプラスして今回に挑みたいです。ジュリエットは可憐で純粋なイメージがありますが、戯曲を読むと冷静さを持ちつつも16歳という年齢ならではの熱量や行動力がある女の子です。私自身も良いと思ったことには没頭してしまうタイプなので共感できます。歌もダンスも練習をしっかりし、作品に入り込んで作っていきたいです。最大限出せる力を全てぶつけて、ジュリエットと共に成長したいです。○天翔愛 コメントミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、世界の名作でありますし、“純愛”を貫ぬくストーリーや楽曲の美しさが一番心に残っていた作品で、いつか演じてみたいとずっと願っていました。今回、オーディションを通過し、ジュリエットとして出演が決まった時は「夢が叶った!」と驚きと嬉しさで感謝の気持ちが溢れ、震えるほどでした。父に最初に報告したのですが、「選んでくれた方々に感謝を忘れずに作品に取り組むように」とアドバイスをもらいました。私はジュリエットと同じ十代なので、作品のテーマである“愛”に目覚めていくトキメキや愛の力の素晴らしさを、十代ならではの純粋さや感性、一途さで繊細に表現していきたいです。そして初舞台ということに甘えず、全身全霊を込めて歌・ダンス・演技に取り組み、「観に来てよかった」と皆様に心から思っていただけるように頑張ります。○出演者一覧ロミオ:黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)ジュリエット:伊原六花/天翔愛(Wキャスト)ベンヴォーリオ:味方良介/前田公輝(Wキャスト)マーキューシオ:新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)ティボルト:立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)キャピュレット夫人:春野寿美礼乳母:原田薫ロレンス神父:石井一孝モンタギュー卿:宮川浩モンタギュー夫人:秋園美緒パリス:兼崎健太郎ヴェローナ大公:岡幸二郎キャピュレット卿:松村雄基死 :小㞍健太/堀内將平(Wキャスト)
2021年02月25日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が、東京・TBS赤坂ACTシアターにて、5月21日(金)から6月13日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて7月3日(土)~11日(日)まで上演することが決定した。2001年にフランスで生まれ、世界20カ国以上で600万人以上を動員。日本では2010年に宝塚歌劇団によって初演され、その大反響を追い風に、2011年に日本オリジナル版として新たに誕生したのが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。2019年以来2年ぶりの上演となる今回、このメガヒット作が記念すべき10周年を迎える。仇同士の家に生まれながら運命的な恋に落ち、争いの終結を願いながら、ひたむきに互いを愛したロミオとジュリエット――。言わずと知れたシェイクスピアの名作を原作に、更に本ミュージカルは“ティボルトの従妹ジュリエットへの密かな恋情”“ロミオに恋人の死をベンヴォーリオが伝える”といったオリジナルの設定を加え、登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長となっている。また、一度聴いたら忘れられない名曲が揃っており、幕開きに歌われる迫力満点の<ヴェローナ>、若者たちの躍動感溢れる<世界の王>、ロミオの心象風景を鋭く描き出した<僕は怖い>、婚礼の場面で歌われる甘く切ない<エメ>(フランス語で愛するの意味)などがある。潤色・演出を手掛けるのは、ヒットメーカー・小池修一郎。『エリザベート』『モーツァルト!』など手掛けた日本初演作は軒並み大ヒットし、近年では『ポーの一族』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』といった“名作の世界初のミュージカル化”も成功裏に収めている。本作『ロミオ&ジュリエット』でも、迫力の歌とダンスで、若者の疾走感と感受性を巧みに表現し、2017年の新演出からは“近未来を思わせる、破壊された世界で起こる物語”という設定を据え、この世の荒廃と、その中でなお煌めく愛の崇高さを、より鮮明に浮かび上がらせた。ロミオ役に今回配されたのは、黒羽麻璃央と甲斐翔真という気鋭の若手たち。2019年の本作上演ではマーキューシオ役として、若さの危うさを瑞々しく表現した黒羽は、代表作であるミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近役のほか、昨年ミュージカル『エリザベート』の暗殺者ルキーニ役、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の志々雄真実役と次々難役に抜擢され(いずれも公演中止)、次代を担うと期待されている。一方の甲斐は、昨年『デスノートTHE MUSICAL』で初舞台にして主人公・夜神月役を堂々務め、その後もミュージカル『RENT』でHIVポジティブのミュージシャン・ロジャー役、ミュージカル『マリー・アントワネット』で王妃の恋人フェルセン役と大役に挑み続けている。一方のジュリエット役には、伊原六花と天翔愛というフレッシュなふたりが大抜擢された。伊原は、高校時代にはダンス部のキャプテンとして“バブリーダンス”で一世を風靡。2018年よりドラマ・CMで活躍するほか、昨年は『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3のマリア役(公演中止)にも配されている。一方の天翔は、藤岡弘、の長女として幼い日から父の薫陶を受け、現在は音楽大学で実力を磨きながら、夢であるミュージカル出演を叶えたシンデレラガール。高校在学中に、自主制作映画の全国コンクール「高校生のためのeiga worldcup2019」で最優秀女子演技賞を受賞している。更に、ベンヴォーリオ役に味方良介と前田公輝、マーキューシオ役に新里宏太と大久保祥太郎、ティボルト役に立石俊樹と吉田広大、死のダンサーに小㞍健太とKバレエカンパニー所属の堀内將平と、いずれも魅力的なWキャストが名を連ねた。そして、キャピュレット夫人に春野寿美礼、乳母に原田薫、ロレンス神父に石井一孝、モンタギュー卿に宮川浩、モンタギュー夫人に秋園美緒、パリスに兼崎健太郎、ヴェローナ大公に岡幸二郎、キャピュレット卿を松村雄基が演じる。【小池修一郎コメント】2011年に始まったミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、3シーズン5度目の上演を迎える。私が手掛ける宝塚版との違いは、現実社会とのリアリティの持ち方であろう。ヴェローナを近未来都市と捉え『失われた世界の再生』をテーマに、愛の力を描いて行きたい。既にミュージカルで頭角を現している黒羽、甲斐のロミオに対し、初出演の伊原、天翔のジュリエットの体当たりの挑戦がどんなドラマを見せるか、大いに楽しみであり期待している。【黒羽麻璃央コメント】僕にとっての『ロミオ&ジュリエット』は、大きなテーマとして“愛”はもちろん“出会い”をもたらす作品です。前回は小池修一郎さん、出演者の皆さん、そして今回はロミオ役。前回出演した時にロミオを演じる二人に密かに嫉妬して、いつか演じたいと思っていたので、今回夢が叶いました。自分がこの先俳優という仕事を続けていくうえで、看板になる役であり、作品だと思っています。歴代のロミオ役は、いまやミュージカル界のトップにいる方々ばかりでプレッシャーはありますが、それこそも楽しめる自分なりのロミオを創っていきたいです。2021年版として新しく生まれ変わります。この時代にとてもピッタリな“愛”をテーマにした作品ですので、是非お越しください。【甲斐翔真コメント】世界中の人が知っている「ロミオ」という役を演じることへの責任、そして焦りを非常に感じております。ですが、関わるすべての方に感謝しながらしっかりと演じていきたいです。『ロミオ&ジュリエット』は、ロマンチックでありながら、“愛と犠牲”、“幸福と孤独”、“破壊と再生”など難しいテーマが織り交ざっていて、お客様がそれらを考えるきっかけになる作品でもあると思います。2021年のこの『ロミオ&ジュリエット』が今の時代にどのような関わりを作れるのか、しっかりと考えて作品に向かっていきたい。こんなご時世の中、劇場に来てくださった方には、必ず素敵な時間をお届けします。【伊原六花コメント】誰もが知っている、愛されている作品に出演することが決まって、本当に光栄で夢のようです。昨年残念ながら上演中止となってしまった 『ウエスト・サイド・ストーリー』(以下 WSS)が「ロミオ&ジュリエット」を元にした作品だったので、ジュリエットを演じる事にもご縁を感じます。『WSS』を上演できなかった悔しさや、培ってきた稽古での想いなどをプラスして今回に挑みたいです。ジュリエットは可憐で純粋なイメージがありますが、戯曲を読むと冷静さを持ちつつも16歳という年齢ならではの熱量や行動力がある女の子です。私自身も良いと思ったことには没頭してしまうタイプなので共感できます。歌もダンスも練習をしっかりし、作品に入り込んで作っていきたいです。最大限出せる力を全てぶつけて、ジュリエットと共に成長したいです。【天翔愛コメント】ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、世界の名作でありますし、“純愛”を貫ぬくストーリーや楽曲の美しさが一番心に残っていた作品で、いつか演じてみたいとずっと願っていました。今回、オーディションを通過し、ジュリエットとして出演が決まった時は「夢が叶った!」と驚きと嬉しさで感謝の気持ちが溢れ、震えるほどでした。父に最初に報告したのですが、「選んでくれた方々に感謝を忘れずに作品に取り組むように」とアドバイスをもらいました。私はジュリエットと同じ十代なので、作品のテーマである“愛”に目覚めていくトキメキや愛の力の素晴らしさを、十代ならではの純粋さや感性、一途さで繊細に表現していきたいです。そして初舞台ということに甘えず、全身全霊を込めて歌・ダンス・演技に取り組み、「観に来てよかった」と皆様に心から思っていただけるように頑張ります。■ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア作:ジェラール・プレスギュルヴィック潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)ロミオ:黒羽麻璃央 / 甲斐翔真(Wキャスト)ジュリエット:伊原六花 / 天翔愛(Wキャスト)ベンヴォーリオ:味方良介 / 前田公輝(Wキャスト)マーキューシオ:新里宏太 / 大久保祥太郎(Wキャスト)ティボルト:立石俊樹 / 吉田広大(Wキャスト)死のダンサー:小㞍健太 / 堀内將平(Wキャスト)ほか東京公演:5月21日(金)~6月13日(日)TBS赤坂ACTシアター大阪公演:7月3日(土)~7月11日(日)梅田芸術劇場メインホール
2021年02月25日宝塚歌劇団で再演を重ねるたびに注目を集めてきたミュージカル『ロミオとジュリエット』が、8年ぶりに星組により上演される。2013年の新人公演でロミオを演じた礼真琴が、星組トップスターとして再びロミオ役に挑む。公演に向けて稽古を重ねる礼に話を聞いた。宝塚歌劇星組 宝塚大劇場公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』ぴあ貸切公演チケット情報本作は、ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を、2001年にフランスの作詞家・作曲家・演出家のジェラール・プレスギュルヴィックがミュージカル化。2010年に潤色・演出を小池修一郎が手掛け、日本初演。本作へは2010年、2013年に続き、3度目の出演となる礼は、今回の出演について楽しみな反面、プレッシャーも感じているという。「初演ではダンスで心情を表現する“愛”を演じさせていただき、皆様に名前を知っていただくきっかけになりました。2013年の再演ではロミオの親友ベンヴォーリオと“愛”を役替わりで、また新人公演ではロミオを演じさせていただき、もし出会わなければ今の私はいないと思う大切な作品。今回演じるにあたり、これまでとどう変えていくのか、どうすれば超えていくことができるのか、全員でもがきながらお稽古しています。役替わりで演じる人たちが多い中、私がロミオとしてしっかり立って、みんなを支えたいです。また、演出の小池先生が、私と舞空(瞳)の演じるロミオとジュリエットとして、お芝居の中で新たに動きをつけてくださっていますので、自分の身体に入っている経験と感覚を大事にしつつ、新たなものも取り入れていけたらと思います」。恋に落ちる若いふたりの愛の物語を軸に、モンタギュー家とキャピュレット家の対立や仲間との絆など、さまざまな視点から楽しめる本作。印象に残る場面や楽曲も多い。「ロミオのモンタギュー家は仲間同士の仲がいいイメージがあるので、そこを唯一出せる『世界の王』のシーンで、しっかり表現したいです。また、争いや憎しみ合う場面が多い分、ジュリエットと一緒に歌う『Aimer(エメ)』は心が救われる感覚になります。お客様にとってもホッとしていただける場面だと思いますので、その温かい部分を大切に演じたいです」。昨年2月より宝塚大劇場で行われたトップお披露目公演から約1年。コロナ禍で公演や稽古ができない期間もあったが「今年は皆様に感謝の気持ちをお返しできれば」と思いを語る。「4か月の自粛期間を経て舞台に立ったとき、これまでに味わったことのないほど、心の底から幸せを感じました。このような状況になり、皆様がさまざまな思いで戦いながら過ごす中でも、宝塚歌劇に想いを寄せてくださったり、励ましてくださったり。皆様に支えていただきながら公演を再開できていることを、一人ひとりが感じながらお稽古しています。今年はその感謝の気持ちを目いっぱいお返ししていきたいですし、昨年以上に笑顔があふれる瞬間がたくさんある一年にできればと思います」。公演は2月14日(日)から3月29日(月)兵庫・宝塚大劇場、4月16日(金)から5月23日(日)東京宝塚劇場にて。取材・文:黒石悦子
2021年02月09日シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」のセリフをシャッフルし、ソネット詩なども加えながら大胆に再構成して老夫婦の愛の物語を描く『テンダーシング─ロミオとジュリエットより─』。ナショナル・シアター・ライブの『リーマン・トリロジー』が日本でも評判のベン・パワー脚本による、日本初演の二人芝居である。稽古を重ねる中でどんどん作品の深みにハマっているという土居裕子と大森博史が、その魅力を語った。シェイクスピア作品にはこれまで何度も触れてきた大森がまず面白く思っているのは、やはりセリフをバラして構成されていること。「そもそもシェイクスピア作品は、人間の奥底をつかんでいるような言葉が多いので演じるのも観るのも面白いと思っているんですけど、ロミオとジュリエットという若者の言葉を、違うシチュエーションで老夫婦に語らせることで、同じ言葉が違う意味を持ってさらに奥深くなっているんです」。一方、シェイクスピアの言葉をちゃんと口にするのはこれが初めてという土居。「最初は“なんで引き受けちゃったんだろう”と後悔するくらい(笑)、バラバラになったセリフに苦戦したんですけど、今では、もとの『ロミオとジュリエット』よりももっとピュアなラブ・ストーリーじゃないかなと、大好きになっています」と語る。“老ジュリエット”が語るのはジュリエットのセリフだけではない。「ロミオやマキューシオのセリフも言うことで、あの初々しくて可憐なジュリエットとは違うジュリエットが浮かび上がってくる。ロミオも自ずと違うロミオになります。だから長く一緒にいられる夫婦になったんだろうなとも思うんです」と土居。大森も“老ロミオ”に、「『いつまでもここにいよう。ここ以外に場所があることなど忘れたままで』というようないいセリフがあって愛を感じる」と話し、「観終わったあとに皆さんも、そばにいる人を大事にしようと思ってもらえたら」と付け加える。そもそもは昨年夏に公演日未定として上演が発表され、事前に稽古だけが行われていた今作。通常よりもたっぷりとあった稽古期間で、翻訳監修を担った松岡和子や気鋭の若手演出家・荒井遼と共に、「柔軟にいろいろな探り方をしていけた」と二人は声を揃える。シェイクスピアに詳しいベン・パワーが生み出した異彩を放つ戯曲は、この日本初演で、さらなる深淵を見せつけてくれるだろう。(取材・文:大内弓子)
2021年01月27日道枝駿佑(なにわ男子/ 関西ジャニーズJr.)が主演を務める舞台「Romeo and Juliet ーロミオとジュリエットー」のオールキャストと日程などの詳細が発表された。主人公ロミオ役に18歳の道枝、ジュリエット役にはこれが初舞台となる16歳の茅島みずきが抜擢された「Romeo and Juliet ーロミオとジュリエットー」。シェイクスピア戯曲の設定に近い、共に10代というフレッシュなキャストの周りを務めるのは、演劇界の様々な世代の実力派キャストたちだ。あらゆる役柄を演じ、実力派代表とも言われる宮崎秋人、ナイロン100℃所属の今勢いのある俳優・森田甘路、昨年の『飛竜伝2020』での熱演も光った小柳心、まつもと市民芸術館で上演された『モンスターと時計』以来の森新太郎出作品となる坂本慶介、NHK大河ドラマ『真田丸』での好演が光り、昨年の舞台『大地』でも物語のキーマンを演じた実力派の栗原英雄、19年の『Le Pere 父』『WILD』の迫真の演技が高い評価を得た太田緑ロランス、文学座を支えるベテラン俳優の高橋克明、森演出の『The Silver Tassie 銀杯』にも出演した扉座所属の鈴木崇乃。そしてR&B歌手としても活躍する冨永竜、青年座所属の久留飛雄己、劇団四季出身で先の『The Silver Tassie 銀杯』にも出演した天野勝仁、演劇集団円所属で若手注目株の和田慶史朗。さらに、サモ・アリナンズの中核メンバーで、映像から舞台作品まで幅広く活躍する個性派女優の平田敦子、劇団東京ヴォードヴィルショー結成メンバーであり、退団までの20年間劇団を引っ張り続けた大ベテランの花王おさむ。そして、数々のドラマ・映画に出演、『踊る大捜査線』でのスリーアミーゴスのひとりとしても大ブレークを果たし、約5年ぶりの舞台に期待が高まる斉藤暁と、気鋭・中堅・ベテランといった様々な世代の実力派キャストが集結した。森演出のもと、10代のフレッシュなふたりと、世代をまたいだ錚々たる豪華俳優陣たちが紡ぐ舞台「Romeo and Juliet ーロミオとジュリエットー」に期待してほしい。【公演概要】「Romeo and Juliet ーロミオとジュリエットー」原作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:森新太郎出演:道枝駿佑、茅島みずき宮崎秋人、森田甘路、小柳心、坂本慶介、栗原英雄、太田緑ロランス、高橋克明、鈴木崇乃冨永竜、久留飛雄己、天野勝仁、和田慶史朗、平田敦子、花王おさむ、斉藤暁主催・企画製作:東京グローブ座●東京公演期間:3月29日(月)〜 4月18日(日)会場:東京グローブ座●大阪公演期間:4月21日(水)〜 4月25日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2021年01月26日なにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が舞台単独初主演を務める『ロミオとジュリエット』のオールキャストと公演日程が26日、発表された。同作は世界中で愛され、上演されてきたシェイクスピアの名作で、中世イタリアの都・ヴェローナを舞台に長年にわたっていがみ合いを続けているモンタギュー家の息子・ロミオとキャピュレット家の娘・ジュリエットが出会って恋をしたことから、悲劇が起こる。女優・茅島みずきがジュリエット役を務め、演出は、19年に菊池風磨主演で上演した舞台『ハムレット』以来、同劇場でのシェイクスピア作品演出が2作目となる森新太郎氏が担当することが先日発表されていた。今回明らかになったキャストは、あらゆる役柄を演じてきた宮崎秋人、ナイロン100℃所属・森田甘路、昨年『飛竜伝2020』での熱演も光った小柳心、『モンスターと時計』以来の森演出作品となる坂本慶介、NHK大河ドラマ『真田丸』での好演が光った栗原英雄、19年の舞台『Le Pere 父』『WILD』での演技が高い評価を得た太田緑ロランス、文学座を支えるベテラン俳優・高橋克明、森演出の『The Silver Tassie 銀杯』にも出演した扉座所属の鈴木崇乃。そしてR&B歌手としても活躍する冨永竜、青年座所属の久留飛雄己、劇団四季出身で先の『〜銀杯』にも出演した天野勝仁、演劇集団円所属で若手注目株の和田慶史朗。さらに、サモ・アリナンズの中核メンバー平田敦子、劇団東京ヴォードヴィルショー結成メンバーであり、退団までの20年間劇団を引っ張り続けた花王おさむ。そして『踊る大捜査線』でのスリーアミーゴスの1人としても大ブレイクを果たし、約5年ぶりの舞台に立つ斉藤暁、と様々な世代の実力派キャストが集結。シェイクスピアの原作に近いフレッシュな10代の2人を、錚々たる豪華俳優陣たちが支える。公演は、東京グローブ座で3月29日から4月18日まで、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで4月21日から25日まで開催されることが決定した。チケットは3月14日発売。
2021年01月26日なにわ男子/関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が、舞台『ロミオとジュリエット』で初主演を務めることが7日に明らかになった。ジュリエット役は初舞台の茅島みずきが務める。同作は世界中で愛され、上演されてきたシェイクスピアの名作で、中世イタリアの都・ヴェローナを舞台に長年にわたっていがみ合いを続けているモンタギュー家の息子・ロミオとキャピュレット家の娘・ジュリエットが出会って恋をしたことから、悲劇が起こる。道枝と茅島は、なにわ男子主演ドラマ『メンズ校』でも共演。ロミオとジュリエットが出会い恋に落ちる、初々しく微笑ましい光景から、一転2人が引き離され、悲しい結末を迎えるラストまでを、原作に近い10代の2人が演じることになる。公演は東京グローブ座で今春を予定しており、演出は同劇場でのシェイクスピア作品演出が19年に菊池風磨主演で上演した舞台『ハムレット』以来2作目となる森新太郎が務める。ジャニーズ事務所では1月いっぱいのコンサート公演については無観客での実施を昨年内に決定しているが、「本作も含めた今後の舞台公演作品につきましても、引き続き新型コロナ感染症の状況を鑑みまして、公演実施、または観客の来場有無等を決定してまいる所存です」とコメントを寄せている。○演出・森新太郎 コメントご存知のように、ロミオとジュリエットは激しく愛し合った末、非業の死を遂げます。ロミオは毒薬をあおり、ジュリエットは短剣を胸に突き刺して。恋人たちの自死は敵対する親同士を和解へと導きますが、どちらもひとり息子・ひとり娘なので、時すでに遅く、やがては両家とも血が絶えることになります。悲劇と呼ぶにふさわしい苦々しい幕切れです。しかし、戯曲を読むたびに沸き上がる、この不思議な多幸感は何でしょう。非力な若者たちの純真さに揺さぶられて、ほんの少しだけ自分もまだ生まれ変われるような心持ちになるのです。まるで喜劇を堪能したかのように、再生への活力がもたらされるのです。コロナ禍だからこそ、私はこの作品の上演を切望しました。10代の道枝駿佑と茅島みずきが織り成す、人と人とが惹かれ合い、繋がり合う物語。どうぞご期待下さい。○道枝駿佑 コメント舞台ロミオとジュリエットで初単独主演をさせていただくことになりました。このお話を聞いた時すごく驚きました。本作はシェイクスピアの歴史ある作品で、今までいろんな俳優さんがやられていた作品でもあり、自分にもできるのかと不安でしかありません。今はDVDなどを見て勉強しています。この役をしっかりとやりきって自分なりに楽しみながら頑張っていき、次に繋げていきたいと思っています!皆さん、楽しみにしていてください!○茅島みずき コメントこの度、ジュリエット役を務めさせて頂きます、茅島みずきです。『ロミオとジュリエット』という歴史ある作品に参加することが出来、とても光栄です。初舞台、そしてジュリエットという大役に嬉しい気持ち反面不安な気持ちもありますが、演出家の森さんにご指導頂き、しっかり役と向き合いたいと思います。ロミオ役の道枝さんをはじめ、キャスト・スタッフの皆さんと一緒に、素敵な作品に出来るように精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。
2021年01月07日先日、日本初演が発表された『テンダーシング-ロミオとジュリエット-より』の公演日が決定。2021年2月24日(水)~28(日)の期間、東京・下北沢の東演パラータにて全9公演が上演される。本作は『リーマン・トリロジー』のベン・パワーがシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の台詞を抜粋し、さらにソネット詩などの言葉を加えて大胆に再構築した2人芝居。年齢を重ねても変わらぬ愛を持ち共に生きる“ロミオとジュリエット”という名前の老夫婦が、原作とは異なる別れに対峙する切なく美しい物語を紡いでいる。2009年に名門ロイヤル・シェクスピア・カンパニーによって初演され、その後世界各地で上演されてきた本作。日本初演にあたり、シェイクスピア劇翻訳の第一人者で全訳の完結が間近の松岡和子を翻訳監修に迎え、演出家の荒井遼と共に既存訳の改変・調整を務めた。また、キャストは、圧倒的な歌唱力で数多くのミュージカル作品で存在感を放ってきた土居裕子と、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで確かな演技力を発揮する大森博史という最高の組み合わせが実現した。当初2020年9月の上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期。稽古だけを行っていた異例の公演がついに開幕する。チケットの一般発売は2021年1月17日(日)に開始。2月25日(木)13:00の上演後は映画監督・演出家の深作健太と荒井遼、2月26日(金)19:00の上演後は土居裕子と大森博史のアフタートークも開催される。『テンダーシング-ロミオとジュリエットより-』2021年2月24日(水)〜28(日)全9回公演作:ベン・パワー翻訳監修:松岡和子演出:荒井遼出演:土居裕子、大森博史劇場:東演パラータ
2020年12月18日パメオポーズ(PAMEO POSE)は、「ロミオとジュリエット」をモチーフにした、2020年冬の新作アクセサリーを2020年10月21日(水)よりパメオポーズ表参道本店・渋谷パルコ店ほかで発売する。「ロミオとジュリエット」がテーマの新アクセサリーパメオポーズ2020年冬は、「ロミオとジュリエット」がテーマ。劇中に登場するモチーフや、ロミオとジュリエットの愛をキーワードに、キラキラ輝くアクセサリーをデザインした。ロミオとジュリエットの指をモチーフにした“フィンガークロス”ロミオとジュリエットの指が重なり“十字”を象ったモチーフは、ロマンティックな仕上がり。ジュリエットの細長い指には、赤やピンクのマニキュアが塗られ、ビジュー付きのリングを纏っている。“十字”のモチーフは、愛の象徴であるハートのモチーフと組み合わせることで、よりドラマティックに。輝くカラーストーンと合わせたピアス、コーディネートの主役になるチェーンチョーカーがラインナップする。バラのスティックピアスロミオとジュリエットが愛を語る、バルコニーのシーンにインスパイアされたピアスも登場。バルコニーに咲いていたバラをモチーフにしたスティックピアスは、曲線を描く幹の部分が印象的だ。真っ赤なバラを想起させるレッドに加え、シルバー、ゴールドの3色を取り揃える。ジュリエットの「J」をモチーフにしたリボンピアスジュエリーの頭文字「J」を象った「ジュリエット J リボン ピアス」は、後ろからくるんと巻き上げた“J”のリボンモチーフと星のモチーフで耳たぶをサンドする、立体的なフォルムがポイントだ。表面には、エポを塗布することで、立体的なツヤ感を演出した。「サークレットハート」のピアス&チョーカーまた、ロミオとジュリエットにちなみ、宗教画の象徴としても知られる“聖なるハート”「サクレハート」モチーフのピアスとチョーカーも登場。ハートのビジューの周りには、六角星や後光を描く線をあしらい、遊び心あふれる仕上がりに。ダイヤモンド&シャンデリアモチーフもさらに、パメオポーズは新作として“ダイヤモンド”をモチーフにした「ビッグ ダイヤモンド ピアス」も発売。大きな透明樹脂のダイヤに、煌くラインストーンと上品な光沢感のパールをコンビネーションさせて、乙女心をくすぐるデザインに仕上げた。ダイヤカットとフェザーを合わせた「スウィング フェザー ピアス」、教会のキャンドルをイメージしたスティックピアス、シャンデリアをモチーフにしたピアスなども同時に展開される。【詳細】パメオポーズ 2020年冬新作アクセサリーパメオポーズ 2020年冬新作アクセサリー発売日:2020年10月21日(水)取扱い店舗:パメオポーズ表参道本店・渋谷パルコ店・公式オンラインストアほか<アイテム例>・R&J Cross Fingers ピアス 14,000円+税・Cross Fingers Heart Pierce ピアス 15,000円+税・Cross Fingers Heart Choker チョーカー 12,000円+税・Balcony Rose ピアス 13,500円+税・Juliet J Ribbon ピアス 14,500円+税・Sacred Heart ピアス 16,000円+税・Sacred Heart チョーカー 13,500円+税
2020年10月24日女優の榮倉奈々(32)が29日、夫で俳優の賀来賢人(31)との間に第2子を妊娠したと、所属事務所の公式サイトで発表した。榮倉は「この度、私事ではありますが、第二子を授かりました」と報告。「心身共に穏やかに過ごしていきたいと思っております。温かく見守っていただけますと幸いです」とつづった。2人は、TBS系ドラマ『Nのために』(2014)での共演をきっかけに交際に発展し、2016年8月7日に結婚。2017年6月に第1子が誕生している。
2020年08月29日2020年8月22日、俳優の榮倉奈々さんがInstagramを更新。一部の報道で取り上げられている、役作りでの減量についてコメントしました。榮倉奈々「絶対に真似はしないでください」榮倉さんは、同月現在公開中の映画『糸』に出演し、病気になる役を演じています。そのための役作りとして、撮影中は7~83ほどの減量に成功。「水を1日に12ℓ飲む」などといった減量の方法が、ネット上で話題になったことを受け、不安な心境を明かしました。なんだか、減量の事がたくさん取り上げられていて、心配です。絶対に真似はしないでください。水12リットル、たしかに飲んだ日もありましたが、1日だけですし、他にもっと大切なルールがあります。一人一人違うプログラムですし、私の身体に合わせた内容を組んでもらって監修の元、行えた撮影の為の減量です。11月には撮影終わりましたが、現在とても健康です。その後のケアも含めての減量でしたので。nana_eikuraーより引用 この投稿をInstagramで見る 榮倉奈々(@nana_eikura)がシェアした投稿 - 2020年 8月月21日午後8時30分PDT榮倉さんは、プロによる監修のもと、適切なプログラムによって行われた減量であったと指摘。減量した後に健康な身体を作れるように、撮影後のケアも含めたものだったといいます。榮倉さんの投稿に対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。・ちゃんと私たちのことを考えて、声かけをしてくれる榮倉さんが素敵。・丁寧なコメントをありがとうございます。仕事のための減量とはいえ、健康が一番大切ですよね。・こんな風な心遣いができる榮倉さんのことを、ますます好きになった。思いやりや優しさが伝わってくる。中には、ネット上で取り上げられている情報の一部のみを信じ、実際の行動に移してしまう人もいるでしょう。榮倉さんはそんな状況を心配し、自ら注意をうながすことで、間違った減量により健康を損ねる人が出ないようにしたのです。榮倉さんの声かけが多くの人へ届くといいですね。榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声[文・構成/grape編集部]
2020年08月23日映画『糸』の初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、菅田将暉、小松菜奈、斎藤工、榮倉奈々が登場した。同作は、中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにしたオリジナル作。「糸」の歌詞を元に、平成元年に生まれた男女2人(菅田、小松)が、令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く。今回、役作りのために減量したことが話題となっていた榮倉だが、「台本に『痩せてる姿』とあったので、1番最初にめっちゃ太って行こうと思ったんですよ。でも、気づいたらクランクインしてて、全然太れなくて」と苦笑する。「約2カ月あったので、減量したときに体が持つように、めっちゃ筋トレして筋肉を増やしていたので、本当の減量は撮影前の1週間と、撮影が始まってからの1週間、全部で2週間ちょっとでした」と明かした。7〜8kg落としたというが、榮倉は「体調は大丈夫です。その後にまた2カ月空いて、元気な頃の姿の撮影があったんですけど、全然顔が太れなくなってました」と振り返る。「専門の方に計画を作ってもらった」という榮倉に、菅田は「ちゃんとコントロールして痩せてるのがすごい」と感心していた。1日に水を12リットル飲むような過酷な減量をしていたという榮倉について、菅田は「僕らの娘役の子たちと『明日から親子のシーンが始まるから、ごはんにいきましょう』という日があったんですけど何にも食べれない」とエピソードを披露する。榮倉は「きつかった。唐揚げと刺身と天ぷらとステーキ! あんな美味しそうに見えたの初めて」としみじみとしていた。
2020年08月21日女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんが、2020年8月5日にインスタグラムを更新。モノトーンのコーディネートを紹介した写真が、大きな話題になっています。榮倉奈々の左手薬指にファン興奮イタリアの高級ブランド『TOD’S(トッズ)』銀座店を訪れていた榮倉奈々さん。同ブランドのバッグを片手に持ったコーディネートを披露しています。 View this post on Instagram @tods 銀座店にて。 #tods #hollybag A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on Aug 5, 2020 at 3:40am PDT一見、ただのオシャレな写真ですが、榮倉奈々さんの左手薬指にはキラリと光るものが!このことに気が付いたファンは大騒ぎ。コメント欄には「指輪ー!」「結婚指輪ですか!?」といった声を数多く寄せました。・指輪が目を引きますね…!・シンプルコーデが際立ってる!!そして指輪にキュン。・顔が写ってないのにかわいいオーラがやばい!結婚指輪の見せ方も素敵…。榮倉奈々さんは2016年に俳優の賀来賢人(かく・けんと)さんと結婚し、2017年6月に第1子を出産しています。榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声インスタグラムでは家族との仲むつまじい様子をたびたびアップし、話題に。 View this post on Instagram ご無沙汰しております。 今日は、母の日でしたね。 可愛いメッセージカードをもらいまして、嬉しさがジワジワです。 こんな風に、子供に伝えてくれるお父さんがいて、有難いです。 そして昨日は、研音創立40周年記念イベントが開催される予定でした。 中止になってしまって、とてもとても残念でした。 応募してくださった皆様、誠にありがとうございます。そして申し訳ありませんでした。 わたくしは出演側の立場ではありつつ、先輩方の出演されるイベントをとても楽しみにしていたのです。 またいつの日か、改めて開催される日が来ることを、祈ってます。 取捨選択が難しい事を、改めて考えさせられる時になっています。 人を判断せず、心穏やかに…と自分に言い聞かせる日々です。 A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on May 10, 2020 at 5:15am PDT一方、賀来賢人さんも自身のインスタグラムで『嫁命』と書かれたクッキーを片手に持った写真を公開し、ファンの心をときめかせました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 賀来賢人(@kento_kaku)がシェアした投稿 - 2020年 7月月3日午前6時42分PDT2人にはこれからも仲よく、素敵な姿を見せてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2020年08月12日女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんが、2020年6月28日にインスタグラムを更新。3歳になった我が子の成長についてつづっています。榮倉奈々「確実に進化している」子供の成長に驚き榮倉奈々さんは2016年に俳優の賀来賢人(かく・けんと)さんと結婚し、2017年6月に第1子を出産。榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声2020年6月で3歳を迎える我が子の成長についてインスタグラムにつづり、母親としての顔をのぞかせています。 View this post on Instagram A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on Jun 27, 2020 at 8:02pm PDT榮倉奈々さんは「ある晴れた夕方」と叙情的な書き出しで、「我が子との会話が確実に進化している」と報告。「今しかないこの瞬間を目に焼き付けたい」と、我が子の成長を温かく見守っているようです。投稿にファンは「ほっこりしました」「素敵」と反応。「もう3歳なんですか!?」と月日が経つ早さに驚く声も寄せられています。・親子のやりとりに癒されました。応援しています!・もう3歳か!早いですね。・すぐに大きくなりますよね。子育て、頑張ってください!今、のりにのっている榮倉奈々さんと賀来賢人さん夫妻。2人の子供がこれからどのように成長していくのか…。なんだか楽しみになってしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんが、2020年6月11日にインスタグラムを更新。センスが光るオーダーメイドシューズを公開し、多くの反響が寄せられています。榮倉奈々、初めてのオーダーメイドシューズに喜びこの日、榮倉奈々さんは「My firstオーダーメイドシューズができあがりました」と報告し、写真を公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on Jun 11, 2020 at 4:53am PDT榮倉奈々さんのオーダーメイドシューズはすべて白で統一されており、なんともスタイリッシュな仕上がり。そして、ゴールドの金具がアクセントとなり、靴全体にエレガントな印象を与えています。投稿を見たファンからは「上品で素敵!」「センスがよすぎる」と絶賛コメントが殺到。また、「全身も見たいです」とコーディネートを披露してほしいというリクエストも寄せられています。・美しい靴ですね。とてもお似合いですよ。・その靴を履いた、全身コーデも見てみたいです!・おしゃれで上品…。奈々ちゃんのセンスは最高だわ!女優業だけでなく、ファッションモデルとしても活躍している榮倉奈々さん。おしゃれに関しては定評があり、今回の靴もきっと素敵に履きこなしているのでしょうね。そんな榮倉奈々さんの今後にも注目です!榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』の書籍(税抜2,000円 リトルモア刊)が12日に緊急出版されることが明らかになった。同作は、2008年に上演した『焼肉ドラゴン』で演劇賞を総なめにし、2018年には自身が監督を務め同作を映画化した、鄭義信のBunkamuraシアターコクーン初進出作。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』を下敷きにしながら、物語の舞台を自身のルーツである関西の戦後の港町に設定し、せりふは全編関西弁、キャストは全員男性で、初めての恋に突っ走る若い2人と、それを取り巻く不器用に生きる人々の純愛群像劇を繰り広げる。ジャニーズWESTの桐山照史がロミオ役で主演を務め、ジュリエット役として柄本時生が出演、大好評を博すも、コロナ禍で一部公演中止(東京公演:2月8日〜2月26日のみ実施、大阪公演:全て中止)となった。再演希望の声が高まる中、リトルモアより出版されることとなった。○鄭義信 コメントロミオは泣き濡れている。ジュリエットは怒りまくっている。時代は嵐に向かっている。僕たちは嵐に向かって叫ぶことはできるのだろうか。「演劇は不要、不急の代物なんかじゃない!」今こそ、今だからこそ、もっと生きることの喜びを! もっと愛を、希望を、勇気を! そして、もっと演劇を!○担当編集者 コメント東京公演の中止が決定した3月下旬、すぐ出版を決めました。鄭版ロミ・ジュリが埋もれてしまうことはあまりにも惜しかったからです。その後、演劇界はどんどんと苦しい状況に陥りました。鄭さんはこの出版が、被害の警鐘とファンドの立ち上げなど再起に動き出す人たちの一助になればとも、あとがきに書いています。
2020年06月09日女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんが、2020年6月3日にインスタグラムを更新。自身の幼少期の写真を公開し、「かわいすぎる」と話題になっています。榮倉奈々の『七五三』ショットに「完成してる」この日、榮倉奈々さんは七五三の時のモノクロ写真を公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on Jun 2, 2020 at 10:30pm PDT撮影した時は、「自分が主役の日だと意識し、照れていた」という榮倉奈々さん。その表情に注目すると、唇をぎゅっと結び、どこか緊張しているように見えますね。榮倉奈々さんの幼少期の写真を見たファンは、そのかわいさへの称賛と、今とそれほどビジュアルが変わっていないことへの驚きの声を寄せました。・かわいさと品が共存している!・いい意味で変わってないですね。とても美しい…。・すでに完成されている…。小さな奈々ちゃんも、最強です!榮倉奈々さんは2017年に第1子を出産。投稿では「もうすぐ3歳になる我が子の写真を整理しながら、想い出に浸ったりしました」とつづり、子供時代を振り返っています。最後に「私たちはありのまま、そのままで十分に美しいのです」と深いメッセージをファンに送りました。女優として、母として輝き続ける榮倉奈々さんに、これからも注目です!榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんが、2020年5月31日に自身のインスタグラムを更新。初のリモート撮影に臨む様子を投稿し、多くの反響が寄せられています。榮倉奈々が初リモートで「テンヤワンヤ」ロングヘアに注目集まるこの日、榮倉奈々さんは同日に放送されたドラマ『99.9-刑事専門弁護士SEASON-Ⅰ 特別編 第1夜』(TBS系)にリモート出演。「いつにも増して、テンヤワンヤしました」とつづり、緊張した面持ちの写真をアップしています。 View this post on Instagram A post shared by 榮倉奈々 (@nana_eikura) on May 31, 2020 at 4:27am PDT多くの人が注目したのが、ロングヘアの榮倉奈々さんのかわいさ!今でも榮倉奈々さんにショートヘアのイメージを持つ人は多いようで、「髪の毛、改めて見ると伸びたね!」とヘアスタイルの変化に驚く声も寄せられています。・やっぱりめちゃくちゃかわいい!・髪が伸びましたね!ロングも素敵!!・なんでそんなにかわいいのですか?・なんとなくショートのイメージが強かったけど、ロングだと美人感がさらに増すね。放送では何ごともなかったかのように本番を終えた榮倉奈々さん。しかし、実は内心、ドキドキしていたことを考えると「かわいい」という言葉しか出てきませんね。そんな榮倉奈々さんの今後の活躍にも注目していきたいと思います!榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日俳優の榮倉奈々さんが、2020年5月10日にInstagramを更新。母の日に我が子からもらったプレゼントの写真を公開しました。榮倉奈々「お父さんがいてありがたい」同月現在、2歳の子供を育てる榮倉さん。母の日に、我が子からハートの形をしたメッセージカードをもらったといいます。 この投稿をInstagramで見る 榮倉奈々(@nana_eikura)がシェアした投稿 - 2020年 5月月10日午前5時15分PDT大好きなママへの気持ちを伝えるために、覚えたての字を使って一生懸命に書いたのでしょう。「まま いつもありがと」という言葉からは、あふれるばかりの想いが伝わってきますね。榮倉さんは、我が子からの贈り物に対する喜びとともに、一緒にカードを用意したであろう夫・賀来賢人さんへの感謝の気持ちをつづりました。今日は、母の日でしたね。可愛いメッセージカードをもらいまして、嬉しさがジワジワです。こんな風に、子供に伝えてくれるお父さんがいて、有難いです。nana_eikuraーより引用もちろん、周囲の大人が教えなければ、幼い子供は母の日の存在を知るよしもありません。賀来さんが子供に母の日のことを教え、一緒に準備した背景もあわせて、榮倉さんは嬉しさで胸がいっぱいになったのでしょう。榮倉さんの投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・素敵な夫婦、そして家族ですね。憧れます!・かわいいメッセージカードに、心が癒されました。・なんて素敵な夫…。愛情を感じます。夫婦としてお互いを思いやる気持ちが伝わるエピソードに、心が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月11日ハーフパンツのセットアップスーツに身を包み、マニッシュの中にも色気を携える榮倉奈々さん。2020年3月に50周年を迎えるananにおいて、無邪気な笑顔で単独初表紙を飾ってから10年、すっかり洗練された大人の魅力をまとう女性へ。ananには度々、表紙や巻頭企画に登場してくれた榮倉奈々さん。約10年前に発売された「マンガ大好き!」特集で、ananでは初めて単独で表紙を飾った、あどけない笑顔のご自身を見て「わ、茶髪でクルクル!」と照れ笑い。「マンガ好きを公言していなかったはずなのですが、このお話をいただいたので、とても驚いたことを覚えています。大好きな矢沢あいさんのマンガから手塚治虫先生の作品まで、当時誌面で紹介したマンガはすべて、今も我が家の本棚に並んでいます」その約5年後には、「大人の恋の見つけ方。」特集で再び表紙に。改めて、当時のインタビューを読み返してみると…。「“すべてを共有しなくても、お互いに認め合える恋愛に憧れる”という点は、今も考えは変わりません。最近は、それまで同じような経験を積んでいなくても、時間を経て一緒に経験するものが増えるということは、全然想像していなかった関係性を生み出していくものなんだなぁと、日々の中でじんわりと実感しています。それが家族なんだな、と」翌年の「本気の美脚・美尻。」特集では、多くの女性がその美脚っぷりに息を呑んだはず。引き締まった脚を逆さまにスラリと伸ばしたポーズは、まさにセンセーショナルだった。「当時は筋トレが趣味で、やればやるほど成果が出るから楽しくて、食事管理もしっかりしていました。読み返すと結構ストイックなことをしていましたね(笑)。今はここまで本気ではなく、健康と美容を目的にストレッチやランをゆるく行っている程度。自分ルールはなくなり、持っている道具も厳選されました。知識も増え、生活も変わって、必要なものが減ったといいますか…使うものだけが身の回りに整った感じです」「あの時はこういうのも食べなかったんだろうな(笑)」と、ケータリングのハンバーガーに手を伸ばした榮倉さん。「自分ルールがなくなった」という言葉が微笑ましい。最後に、ananへの思いを語ってくれた。「まだSNSもない時代に、女優さんや俳優さんの、ドラマや映画では見られない斬新な姿を見ることができたのがananでした。そんなふうにこれからも、衝撃的な切り口やビジュアルを世の中に与え続けてほしいです。そしてまた、楽しい企画に呼んでください!」No.1716(2010年7月14日号)マンガはジャンルを問わず、読みあさっていました。「海外の男の子のスナップ写真を美容院に持ち込んで、この髪型にしてもらったのを覚えています。好きな作品は、その頃どういう気持ちだったかを思い出したい時に、今でも読み返したりしていますよ」No.1942(2015年2月18日号)大胆な衣装で肌も露出できるのはananだから。「衣装は全ページにわたってスリップドレス1枚で、美脚・美尻特集の時もそうでしたが、ここまで大胆に肌を出すのもananだからこそ。そう思うと、ananは特別な雑誌なんです」No.2002(2016年5月4・11日号)28歳当時の趣味は筋トレ!ストイックでした。「当時は90分のパーソナルトレーニングを週に2~3回していたので、懸垂も腕立ても余裕で。この前当時と同じトレーナーさんから、今よりもおもりが5kg多かったと聞いて衝撃を受けました(笑)」えいくら・なな1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。女優。放送中のドラマ『テセウスの船』(TBS系)に出演。4月24日公開予定の、中島みゆきの名曲に着想を得た映画『糸』に出演。アームシースルージャケット¥87,000タンクトップ¥18,000ハーフパンツ¥42,000(以上コート TEL:03・3447・6424)サンダル¥81,000(トッズ/トッズ・ジャパン TEL:0120・102・578)ピアス¥38,000(ララガン/ララガンデザインinfo@ralagan.com)※『anan』2020年3月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・影山蓉子(eight peace)ヘア&メイク・松井里加(A.K.A)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年03月09日