基礎代謝をあげる身体づくりランニング、筋トレを中心に行っていきますが、ここではとりあえずお腹と脚を絞ることにポイントを置きます。最初は30分のランニングを行います。ランニングは速く走る必要はありません。それよりもお腹の筋肉が燃えやすい環境をつくるために、お腹に力をいれてゆっくり走ります。そうすると筋肉に不可がかかり、痛くなりますが、筋肉が動いている証拠なので、そのまま続けてください。その後腹筋を30回ぐらい行います。これを週に2回、3ヶ月から半年行っていると、お腹の周りがだいぶすっきりしてきたり、ジーンズや制服のスカートがゆるくなったり、何かしら効果が実感できるのではいかと思います。ここまでで脂肪を燃焼しやすい身体のベース作りを行います。日々の生活で身体づくりベースができれば、日ごろの生活でもたくさん筋肉を動かせる場面があり、生活面から筋肉へアプローチができます。1番大切なのは姿勢です。お腹と背中に力をいれて、綺麗な姿勢をキープします。歩いているときは骨盤が動いているので、身体全体の筋肉に負荷をかけることができますし、座っているときはお腹の筋肉に集中することができます。場面を使い分け、筋肉を鍛えていきましょう。あとは階段を利用したり、座っているときも少し脚を浮かせて座ったりなど、1日のうちの可能な場面で筋肉に負荷をかけます。テレビを見ながら寝転び脚をピンと伸ばして脚を上げ下げするのも効果的です。無理に行うのは長続きしないので、可能なときだけ、やろうと思ったときだけで構いません。この身体づくりを始めて体型に変化があったという体験談もあります。まず自分へのコンプレックスの意識の改善が大事です。ランニング、筋トレを始め、生活面からも筋肉を意識的に動かそうと行動することは大きな1歩です。ただすぐに効果が現れる場合とそうではない場合がありますので、効果がないからといって止めてしまうと、これまで積み重ねてきたものが無駄になってしまいます。効果があるなし、にかかわらず長い目で続けることが大切です。行った分だけ身体は鍛えられていると思います。続けていく中で小さな変化や効果を喜びを励みにしながら、筋肉を意識的に動かし、自分の身体を変えて行けるようモチベーションを高く持ちましょう!
2016年10月25日「健康経営銘柄」に2年連続で選出されているコニカミノルタ株式会社。その社員向け健康セミナーの内容がドキドキ&目からウロコな内容だった。今回のセミナー講師は、筑波大学大学院・医学博士の久野譜也教授、クックパッド編集室・管理栄養士の尾花友理先生、サントリー食品インターナショナルの五十嵐享子さん、そして世代・トレンド評論家の牛窪恵先生の4名。それぞれ得意分野から健康について講演した。1日3000步で未来は変わる!まずは久野教授が登壇。80歳まで元気で自立できている人の割合や、死亡リスクの高い理由、認知症リスクの高い理由など、「運動不足」がどれほど体や健康に影響するのか?をデータで示した。その解消に有効なのは”歩く”ことなのだとか。そして、長時間続けて歩くのと、細切れに歩くのとは効果が同じで、移動を運動と捉えても良いとのこと。ただし、普段の生活で歩く歩数+3000步以上は歩く必要があり、それ以下だと効果はないのだそう。プラス3000步なら歩けそうな気がする。ポイントは”野菜”と”糖質”続いては尾花先生。国が推奨する摂取量に比べて、大幅に足りていないのが”野菜”。でも近年高騰しているし、調理は面倒。そこでオススメしているのが「野菜玉」だという。作り方は、好きな野菜を刻んで、茹でて、小分けにして冷凍するだけ。主菜、副菜、飲み物にも使えて便利。一回、一回の量は少なくとも、気軽に使えるので回数は増えるというわけ。逆に摂取が多くなっているのが「糖質」。体には必須な栄養素なので、全く取らないわけにはいかないが、別の食材に置き換えることで、チリツモ的に減らせる。脂肪対策なら”特保”糖質制限の効果として”体脂肪の減少”があるが、より体脂肪を減らしたいのなら、”特保”(特定保健用食品)をうまく活用する手もある。サントリーの五十嵐さんによると、数年前からその市場規模が5倍になっている特保の約9割が脂肪対策とのこと!同社の「特茶カフェインゼロ」も、脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体が入っていて、体脂肪を減らす助けをするのだとか。1日1本の特保茶で健康になるのならお手軽だ。キーワードは「時短」「手軽」「チリツモ」最後はテレビのコメンテーターなどでおなじみの牛窪先生。人口ピラミッド図を前に、バブル世代、団塊ジュニア世代、草食世代、さとり世代と、それぞれの特徴をわかりやすく解説。どんな世代の特徴や気持ちが影響しているのかが関連付けられた健康法を紹介していった。例えば「すきま時間」でヘルシーだと、30分コースのあるジムなど、空いた時間に、コスパ上手で健康になりたい人だという。紹介されたのは5つ。それぞれに思いはあれど、共通のキーワードは「時短」「手軽」「チリツモ」だった。運動、食事・食品・健康法・・・どれをとっても結局は”続けることが大事”ということだ。
2016年10月12日ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』が公開されている。これまでにピクサーは数々の名作を発表してきたが、一貫して“ストーリーづくり”に並々ならぬ労力とアイデアを注いできた。本作は『ファインディング・ニモ』の続編だが、彼らは前作を観ていなくても楽しめる“新たな物語”づくりを目指したようだ。その他の写真本作ではドリーを中心に物語を進めていく上で、常に大きな問題があった。それは“水のない場所にはドリーは存在できない”という当たり前だが、かなり面倒な問題だ。『ファインディング・ニモ』は物語のほとんどが海の中で展開するため、このような問題は発生しなかったが、『…ドリー』では、両親の行方を追うドリーとマーリン、ニモたちが人間の世界“水族館を併設する海洋生物研究所”を捜索する部分が大きなウェイトを占めるため、フォルムメイカーたちは海や水槽ではない場所にドリーがいる時も、彼女に“水”を用意しなければならなかった。しかし、共同監督のアンガス・マクレーンは「そういった制限があるからこそ僕らはワクワクする」と笑顔を見せる。フィルムメイカーたちの大きな助けになったのは、新キャラクター、タコのハンクだ。ハンクは水がなくても行動できるため、ドリーを様々な容器に入れて、目的地へ進んでいく。「とは言え、いろんな飲み物の入れ物や、液体を入れる物を見つけていくのは、チャレンジだったね。それは、僕らが取り組まないといけない“限界”だった。でも面白かったよ。僕らが前作でやらなかったことを、この映画の中で僕らはやることができたんだ」さらにストーリー・スーパーヴァイザーを務めたマックス・ブレイスは前作を観ていても、観ていなくても『…ドリー』が楽しめるように全力を注いだという。「続編をやる場合に僕らが話すのは、“誰も1作目の映画を観ていなかったとして、どうすれば正しい情報を伝えることが出来るか?”ということなんだ。それと“もし彼らが1作目を観ていたら、どうやって彼らにキャラクターや人間関係がもっと深くなっていると感じさせるストーリーを語ることが出来るか?”ということだ。それもまた、僕らのチャレンジなんだ」前作を観ていなくても楽しめて、前作の観客が満足できる内容で、さらに忘れんぼうのドリーの変化と成長を描く……どれかひとつを描くだけでも難題なのに、彼らは3つの難題に挑んだ。映画館ではこの3つのポイントに注意すると、ドリーの冒険をさらに深く楽しめるのではないだろうか。『ファインディング・ドリー』公開中
2016年07月19日結婚して時間がたつと、家族を作りたい!と願う人は多いのではないでしょうか。なかなか授からず妊活を始めたりと、悩んでいらっしゃる方も多くいます。そんな方に是非お薦めしたい普段からできること、気を付けたいことを紹介したいと思います。身体の冷えがホルモンに影響冷え性や低体温だと、血液のめぐりが悪くなっていきます。血液、身体のエネルギーの素となる栄養素や酵素、身体を整えるホルモンなどを運んでいるので、 これらがうまく身体の全体にいきわたらなければ、女性特有の病気へとつながる可能性が高くなり、卵巣機能、黄体機能などの生殖機能の低下を招きます。以上のような理由から、身体が冷えていると妊娠しにくくなり、身体を内側からも外側からも温めれば、不妊症を解消できる可能性があるといわれています。冷えと不妊症の関係・㈰排卵障害の可能性冷え性により血流が悪くなると、卵胞刺激ホルモンが分泌されにくくなり、排卵障害を引き起こす可能性があります。卵巣への血流が足りない場合、卵胞の発育が悪くなって排卵しなかったり、 体外受精の際に十分に発育した卵を得られないということにもなりかねません。・㈪着床、卵管障害の可能性冷え性によって臓器の働きがよくなくなるということは前にも説明しましたが、それは毎月1回くる女の子の日にも影響を与えるんです。生理は不要な血液や粘膜を対外に排出します。冷えによってその力が弱まると排泄されるべき不要なものが体の中に残ってしまうことになります。その血液が逆流し卵管障害になったり、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管狭窄などの原因になる可能性もあります。身体が冷える原因そもそも身体が冷える原因はどこにあるんでしょうか。女性は男性よりも身体が冷えやすいといわれています。その理由は様々ですが、代表的なものを紹介したいと思います。・筋肉が少なく、脂肪が多い筋肉は熱エネルギーを発生させる役割があります。その熱によって、温められた血液が全身をめぐり、身体を温めてくれます。女性は皮下脂肪が多く、一度冷えるとなかなか温まりにくいといわれているので、冷え性の原因になるといわれています。・ダイエット偏った食事や減量をすると、栄養不足になるためにエネルギーが作られなくなります。それにより熱が生まれにくくなり、冷えてしまうといわれています。・薄着ファッション女性はおしゃれしたいですよね。肌見せコーデや短いスカートなど、流行りのコーディネートは挑戦したいもの。ただ、これも体を冷やす原因のひとつともいえるのではないでしょうか。冷えによって血行不良が起きると、臓器へ栄養や酸素が十分に行き渡らなくなったり、ホルモン分泌が上手く出来なくなり、様々な臓器の働きが悪くなります。子宮の働きが悪くなると、女性ホルモンが上手く分泌されず、卵巣や黄体機能が低下して、卵子の発育悪化や卵子の老化を引き起こすため、不妊の原因になるといわれています。冷え症を改善するためには・食事毎日の食事は大切です。その食事を見つめ直してみましょう。冷たいものばかり、スナック菓子やスイーツを食べすぎていると体温も下がってしまいます。また、季節のお野菜に注目することも大切です。冬の食材のさつまいもや大根には身体を温める作用があるといわれていますし、 反対に夏の食材のトマトやキュウリは身体を冷やす作用があるといわれているので、上手な食材選びも冷えを改善するうえでは大切なことです。・運動激しい運動やトレーニングではなく、適度な運動が効果的です。「散歩をする」「ストレッチをする」など、日常生活の中で簡単にできることがおすすめです。新陳代謝を高めることで、未然に冷えを防ぐことができます。インナービューティが効果を発揮!腸は第二の脳といわれています。身体の細胞や血液を作っているのは、毎日私たちが食べて腸で吸収したものでできています。身体の重要なホルモンも腸でできているので、腸を整えること=インナービューティが大切になります。インナービューティすることで、不妊症の改善も夢じゃありません。身体にとってできるだけ自然なもの、消化に負担がかからないものを毎日摂るようにすると、身体が変化していきます。毎月来る、女の子の日の肌荒れ、腰痛や腹痛など、あらゆる症状が改善していきますよ。もちろんアンチエイジングやダイエットにも効果ありで嬉しいことばかりです。最近では、バリバリ働く女性も多く、女性進出に伴って食習慣や生活スタイルが乱れがちな気がします。妊娠しやすい身体になるために身近にできることは意外とあるので、是非この機会に自身の食・生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
2016年05月18日東芝は3月29日、製造業における次世代型ものづくりに対応する「次世代ものづくりソリューション」を2016年4月より提供すると発表した。同ソリューションは、Industrie4.0やインダストリアル・インターネットなどと提唱される次世代型ものづくりの実現に向けて提供されるもので、主に4つのソリューションで構成される。1つ目は、さまざまな製品・装置の容易なスマート化・ネットワーク接続を提供し、現場・エッジでリアルタイム処理を実現する製造業向けIoTソリューション「Meister IoT(マイスター アイオーティー)」で、産業機器や製造装置に後付けや外付けの形でセンサや通信機能を付加し、現場の状況や機器操作などを遠隔地で実現するもの。同社の画像認識・画像処理技術を活用することで、従来のクラウドコンピューティングでは難しかったリアルタイム性の高い低遅延処理にも適用可能だという。2つ目は、製品ライフサイクルの各プロセスをデジタルデータでシームレスにつなぎ、リアルタイムに蓄積するものづくり情報プラットフォーム「Meister DigitalTwin(マイスター デジタルツイン)」で、半導体から社会インフラ設備までの幅広いものづくりの経験から導き出された汎用的なデータモデルと統合ビッグデータソリューションを活用することで、製造から運転・保守までのライフサイクルでの多種多様なデータを関連付けすることを可能とするもの。リアルタイムで情報を蓄積できるため、現場で今起こっていることをデジタル上で再現することができ、統合的な管理可能とものづくりのバリューチェーンの全体最適化を図ることができるようになるという。3つ目は、グローバルな製造現場や運転・保守現場のモニタリングデータをリアルタイムかつ精緻に見える化する、つながる工場の見える化ソリューション「Meister Visualizer(マイスター ビジュアライザー)」で、独自のリアルタイムデータ処理技術と、ユーザーインタフェース技術を連携させることで、ビジネスデータのほか、現場のデータや継続的な解析データをリアルタイムに見える化。1つの工場単位のほか、ネットワークでつながる全世界の各工場での生産状況や品質情報の把握も可能であり、スピーディな意思決定を支援するという。そして4つ目は、独自の「事象パターン分析技術」を用いてさらなる品質・生産性向上を実現するものづくりビッグデータ分析・活用ソリューション「Meister Analysis(マイスター アナリシス)」で、製造プロセス内で発生する膨大なデータから、さまざまな事象の複雑な相関関係を分析することで、不良や故障の要因、新たなボトルネックなどを形式知化し、生産現場にフィードバックすることで、歩留りと生産性の継続的な向上を実現するものとなっている。なお、同社では今後も、ものづくりの次世代化に向けて、製造現場だけでなく製品ライフサイクル全般でのソリューションを提供していくとしており、従来から製造業の主要業務プロセスをサポートしてきた、グローバルものづくりソリューション「Meisterシリーズ」の機能強化なども進めていく計画としている。
2016年03月29日ローソンは1月19日、京都府、京都府市長会、京都府町村会と、「京都府民の健康づくりの推進に向けた連携及び協力に関する協定」を締結したと発表した。4者は今後、同協定に基づいて連携を強化し、京都府民の健康作りを推進していくという。同協定内容の概要は、府民に対する健康作りに関する情報提供、府・市町村(市長会、町村会)・府内の医療保険者などが実施する健康作り事業への協力、府民の特定健診やがん検診などの受診促進に関する事業、その他府民の健康寿命の延伸に寄与すると考えられる事業の4点。今後、京都府が市町村に対して健診の申し込みや健康ポイントなど連携希望事業の提案募集を行って取りまとめた上でローソンに協力依頼し、各者は市町村事業連携に関して調整する。京都府とローソンは、府の健康イベントや健康づくり事業で連携していくとしている。ローソンは、日々の食を通して健康的な身体を作るという「ミールソリューション」と、利用客からの健康に関する相談を受けるなど健康維持をサポートする「セルフメディケーション」を通して、地域社会の便利で健康的な暮らしの一助となることを目指している。今回のような健康作りの推進に関する協定は都道府県とは初の締結で、全国では5例目とのこと。同社は2013年10月に兵庫県尼崎市と、2013年11月に長野県松本市と、2014年7月に佐賀県佐賀市と、2015年3月には福岡県久留米市と協定を締結している。
2016年01月20日ソフトブレーン・フィールドはこのほど、「健康」についてのアンケート調査結果を発表した。調査はインターネット上で11月20日~26日の期間に行われ、30代以上の既婚女性864名から回答を得た。はじめに健康診断の受診頻度を聞いたところ、「1年に1回以上」という回答が63.9%と最も多くなった。さらに専業主婦と働く女性で回答を比較すると、「1年に1回以上」の人が専業主婦では55.0%であったのに対し、働く女性では67.8%となった。また、専業主婦の19.5%が「4,5年に1回未満」(14.5%)もしくは「受けたことがない」(5.0%)と答えていて、約5人に1人が健康診断をほとんど受けていないことがわかった。次に婦人科健診への関心について調査した。その結果、80.8%の人が「関心がある」と回答。具体的な意見としては「定期的な健康診断は病気の早期発見のためにも大事だと感じます」などがあがった。「友人が乳がん健診で再検査になった話を聞いて、自分もちゃんと検査を受けて、何かあっても早期発見できるようにしなくては、と思った」といった声もあった。最後に「健康のために心がけていること」を尋ねたところ、1位は「バランスのいい食生活」(66.2%)となり、次いで「野菜・果物の積極的な摂取」(61.6%)、「うがい・手洗い等の生活習慣」(56.9%)が続いた。具体的に何をしているか調べてみると、「出掛けたときは階段を使ったり車を遠くに止めてできるだけ歩くようにしています」「バランスよく旬のものを食卓にとりいれています。手洗いとマスクの着用、除菌ジェルの携帯と使用を冬の乾燥時期は習慣にしています」といった意見が寄せられた。
2015年12月16日東京都板橋区はこのほど、同区内の企業であるタニタと効率的・効果的なヘルスプロモーション活動を推進する事業「いたばし健康づくりプロジェクト」を開始させた。行政と産業界がタッグを組み、約55万人にものぼる区民を対象とした大規模な健康推進事業は行うことは、全国的にも珍しいと言える。その狙いは何なのか。板橋区 健康推進課の長谷川吉信管理係長に話を伺った。○「いたばし健康づくりプロジェクト」とは同プロジェクトでは、「健康増進コース」「国保生活習慣病予防コース」「スポーツコース」の3つのコースを用意。参加者が自らの身体的特徴や運動習慣などを考慮し、好きなコースに参加できるように工夫した。3つのコースのうち、「スポーツコース」だけが先行する形で2015年5月よりスタート。それに続いて、9月と10月に残りの2つのコースがそれぞれ開始された。いずれのコースも数カ月間に複数回実施されるプログラムを通じ、参加者に運動や栄養などについて学んでもらうという流れになっている。2015年度の後期における各コースの参加者は、「健康増進コース」が500人、「国保生活習慣病予防コース」が100人、「スポーツコース」が200人とのこと。コースの内容はそれぞれ異なるが、「自らの体の状態を可視化し、把握してもらう」という根幹部分は共通している。そのために役立つのが、同プロジェクトの参加者に配布されるタニタの活動量計だ。区内の体育施設や健康福祉センターなどの11カ所に設置された計測スポットで、ウオーキングなどの活動量や体重、体脂肪、筋肉量などが測定でき、そのデータを同社のwebサイト「からだカルテ」で管理することで、体の変化の様子を把握できる仕組みとなっている。また、6月には同区内のハッピーロード大山商店街にタニタ監修のランチを提供する「大山SUKUSUKUカフェ&キッズ」もオープン。新鮮食材を用いたおいしくヘルシーなメニューで、「食事からの健康づくり」を意識してもらえるように工夫もしている。○区民に1万歩歩いてもらえる施策作りではなぜ、同プロジェクトを開始させるにいたったのか。長谷川管理係長によると、区長から昨夏に区民の健康づくりを支援するプロジェクトを立ち上げるよう、要請があったという。「そこで『区内にあるタニタさんと連携するのがいいのではないか』という話になり、2014年11月にプロジェクトに関する協定を結びました。プロジェクトの内容としましては、区民の健康寿命の延伸を目指す『板橋区健康づくり21計画(第二次)』にのっとり、まずは区民に1万歩歩いてもらうことを啓発するようなものを目指しました」。QOLを損なわないためには、自分の足で歩けることが重要。寝たきりに伴う要介護状態の回避や、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病リスクの低減にも、歩行はつながるからだ。「区内の11カ所に設置された計測スポットにも、活動量計を持っている人のほかに、そのご家族やご友人なども一緒に来られているケースがあるようで、プロジェクトを通じていろいろな連帯感が生まれていると感じます」と長谷川管理係長。ウオーキングをもっと楽しんでもらえるよう、商店街の空きスペースを活用して、計測スペースを増設していく構想も既に練られているという。歩く習慣づけへの意識は浸透しつつあり、区の健康福祉センターには体組成計などの計測に来る人が以前に比べて増えてきている。各コースで実施しているプログラムも好評なようで、参加者によるアンケートには「取り組んでよかった」「栄養セミナーを通じて、『こういう食材をとればいい』ということがわかった」などのコメントが見られているそうだ。○今後はさらなるコラボの可能性も長谷川管理係長は、「日常で歩く歩数を伸ばし、プロジェクトをきっかけにして区民の健康寿命が延びてもらえれば」と話す。タニタと協定を締結しているため、現時点では他の企業との共同プロジェクトは考えていないそうだが、これからの事業展開次第では「検討の可能性はあります」とのこと。今後はどのようなプロジェクトが生まれるのか、板橋区の取り組みに注目したい。※写真と本文は関係ありません
2015年12月07日「働くヒトのライフスタイルを豊かにする」をミッションに掲げ、法人向け社食サービスを提供しているおかんは、労働環境を改善するための情報交換の場として、「おかんの井戸端ランチ会」を定期的に開催している。これまでに「女性が働きやすい会社の制度」や「オフィス環境と健康」「社内コミュニケーション」といったテーマが扱われてきた。11月18日に開催された第4回のランチ会では「ストレスチェック施行直前! 従業員の心身の健康を守る環境と制度」と、ストレスチェック制度に焦点が当てられた。今年の12月から、改正労働安全衛生法に基づきストレスチェック制度が施行される。従業員50人以上の事業場は、全従業員にストレス状況を把握するための検査を年一回以上実施しなければならない。この制度の背景には、精神の不調に悩む働き手の増加がある。厚生労働省の調査(平成25年「労働安全衛生調査」)によると、「強い不安や悩み、ストレスを感じている」労働者は50%以上に上るという。また、うつ病・そううつ病の患者数は、1996年には43万3千人だったのが、2008年には104万1千人と倍以上になっている。○産業医との連携がポイント第4回「おかんの井戸端ランチ会」にゲストスピーカーとして登壇したのは医師・産業医である佐野正行氏だ。佐野氏は個人・法人の健康をサポートするメディカルアンドナレッジカンパニーの代表でもある。「従業員のメンタルケアは、企業の生産性向上にもつながる」と佐野氏は言う。アメリカの調査で、従業員のうつ病の改善に伴う欠勤の減少と生産性の向上による企業の利益は、うつ病治療強化に必要なコストを上回り、2年間での投資収益率は302%になった結果があるそうだ。うつ病対策の1億円を惜しむと、生産性低下により4億円を損するという計算になる。「ストレスチェック制度の導入について、さまざまなご質問を企業担当者の方からいただいていますが、『せっかくの機会なのでこの制度を活かしていきたい』と前向きに捉えてくださる方が多くいらっしゃいます。12月に慌てて実施する必要はなく、1年のうちに1回実施すれば良い制度なので、それぞれの企業に合った形をゆっくり考えていけばいいと思います」(佐野氏)ストレスチェック制度を社員の健康づくりのために運営していくポイントとして、佐野氏は次のように話した。「従業員の方がストレスチェックにより自分の状況に気づき、病院にわざわざ行かなくても、産業医と面談できることがストレスチェック制度の特徴です。産業医は精神科医と比べてその会社の労働環境や雰囲気、仕事内容を知っていますので、実践的なアドバイスがしやすい立場です。企業はぜひ相談しやすい環境を整備してください。ただし、中にはおざなりな産業医もいますので、自分の会社に合っているのか、見極めることも必要です」(佐野氏)また、ストレスチェックを活かしていくためには、経年的にデータを取ることも重要だと言う。変化を見ることで、危険の兆候をより分かりやすくするためだ。ただし、繁忙期のデータと閑散期のデータでは差が生まれてしまうことはもちろん、朝と夜でも気分が違えばストレスチェックの結果は変わってきてしまう。条件をできるだけそろえることが必要になる。○ストレス対策は食事から個人がストレスを減らすための具体的な方法として、佐野氏が最初に挙げたのは睡眠だ。「残業が増えたことで精神が不調になる大きな原因は、睡眠時間の減少にあります。残業が増えたときは、一目散に家に帰って、お風呂に入ってすぐに寝てください。食べてすぐに寝ると睡眠の質が最悪になりますので、ご飯は後回しでもいいです。会社にいるときでも食事はできるでしょうから」(佐野氏)「食生活の改善は対策として効果的か?」という質問に対しては、「ものすごく効果がある」という回答だった。「メンタル不調者は食生活も不健康な傾向にあります。例えば、朝食抜き、昼カップラーメン、夜牛丼という暮らしでは身体が整わず、精神的にも具合が悪くなってきてしまいます」(佐野氏)佐野氏によれば、アメリカの刑務所で興味深い実験が行われたそうだ。一つのグループには和食を、もう一つのグループにはそれまで通りの食事をさせたところ、和食を食べ続けたグループからは凶暴性が失われ、おとなしくなったという。「ストレスの原因には、人間関係など自分だけではどうにもならないことがありますが、身体を整えることは自分でできますし、自分でしかできないことです。身体が元気であれば、同じ環境でも受けるストレスは減ります。その一番の軸は食事です。生野菜や生の果物、発酵食品を積極的にとることをお勧めします。食事は1年に1000回以上もある行為ですから、食生活を変えれば効果が出てきます。一度改善してしまえば、続けるのも苦にならないでしょうから、ぜひ実践してください」
2015年11月25日50代と60代の男女は介護予防を心がけ、健康向上を手段として「生活を充実させ、楽しみたい」という気持ちが強い実態が、博報堂 新しい大人文化研究所が11月12日に発表した調査レポートで分かった。同調査は、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に在住および首都圏/熊本市と岡山市以外の政令指定都市/岩手県・宮城県・福島県を除く中小都市に在住する40代から60代の男女を対象に2015年3月に実施したもの。回答者数は2,700人。「健康を維持して今の暮らしを保ちたい」と思う回答者は全体の91.1%を占め、40代では87.3%、50代では90.5%、60代では95.6%と、年齢が高いほどその気持ちは強くなっている。男女別に見ると、男性に比べ女性が高い傾向にある。「健康を向上させて、生活をさらに充実させたい・楽しみたい」と思う回答者は全体で82.1%であり、年代別に大きな差は無い。ただし、男女別では男性が70%台、女性が80%台で、男性に比べ女性の欲求が高いとの結果になった。要介護家族のいる割合は、40代では10.4%だが、50代と60代では20%を超え、介護家族を抱えるのは50代からだと同研究所は見る。さらに、自分が介護に携わっている割合は60代の女性で9.8%、50代では12.2%と、同年代の男性の倍近くに上る。要介護家族がいる回答者に負担感を尋ねると、家族の介護の5大負担(精神的負担、時間的拘束、肉体的負担、金銭的負担、情報の不足)のうち、最も大きいのは精神的負担の73.6%であり、40代・50代が78%台だった。精神的な負担が最も大きいという調査結果は、介護保険制度が開始した2000年から変わらない傾向だと同研究所はいう。60代が日頃介護予防として心掛けていること・実行していることを見たところ、「定期健診」が50.3%と最多であり、以下「適度な運動」(48.1%)、「散歩など」(45.6%)が続く。さらに、「手先や指を動かす」(35.2%)、「新聞や本を読んで頭を使う」(33.8%)と続き、認知症を意識している結果だと同研究所は見る。60代の83.2%が何らかの具体的な取組みをしており、介護予防策を実践していると同研究所は指摘する。
2015年11月13日大塚製薬らが協力している「ホルモンケア推進プロジェクト」はこのほど、「夫婦間における介護への意識と対策」についての調査結果を発表した。調査は9月30日~10月1日の期間にインターネット上で行われ、40~50代の男女447名から回答を得た。はじめに、自分の配偶者に将来介護が必要になる可能性があると思うか尋ねた。結果は、男性は65.8%、女性は62.3%が、「あまり高くないと思う」もしくは「全くないと思う」と回答した。次に健康診断の受診頻度を調査したところ、男性は1年に1回以上受診している人が86.0%いたが、女性は54.7%にとどまった。また、配偶者の健康診断結果を確認して話し合っている人の割合についても、男性は54.8%で、女性の67.4%と比べて低い結果となっている。男性については、「内容を確認しない」と答えた人も21.1%いた。さらに、「介護が必要になる割合は男女でどちらが多いと思うか」という質問には、47%の人が「男性」と回答していて、約半数が「介護リスクが高いのは男性」と認識していることがわかった。同プロジェクトはこれらの結果を受けて、「厚生労働省『介護給付費実態調査月報』によると、介護保険サービスの女性利用者は、男性の2倍以上にのぼります」と指摘。その上で、「女性は自分自身も家族も知らぬうちに健康リスクが高まり、介護リスクを高めている可能性が高いと考えられます」とコメントしている。
2015年11月10日矢野経済研究所は10月21日、国内のセルフケア健康機器市場の調査を実施し、その結果を発表した。調査は、2015年6月~9月に、セルフケア健康機器市場に参入している企業や関連団体などに対して、同社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査などを併用して行ったもの。本調査におけるセルフケア健康機器市場とは、家庭用の健康管理機器、フィットネス機器、健康回復機器、健康治療機器などを対象とし、主な機器として健康管理機器では「電子血圧計」「電子体温計」「体重体組成計」「尿糖計」「心電計・心拍計」「歩数計・活動量計」。フィットネス機器では各種機器(トレッドミル、ステッパー、エアロバイク、など)、健康回復機器では「マッサージチェア」「フットマッサージャー」「ハンディマッサージャー」「フェイスケア」。健康治療機器では「電位治療器」「低周波治療器」「吸入器」である。なお、医療施設やスポーツクラブなどにおける業務用機器は含まない。調査の結果、2014年の国内におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比3.2%増の2,295億4,000万円と推計されている。価格競争や消費税引き上げによる個人消費の低迷が売上伸長に影響したものの、市場全体としては微増傾向で推移。2015年におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比2.0%増の2,341億8,000万円を予測している。また、歩数計、活動量計などの健康管理機器を中心に、データ管理をスマートフォンアプリ上で行う製品展開が広がっているという。その他には、ロコモティブシンドローム(運動器症候群「ロコモ」)の予防を主目的とした情報発信や、従業員50人以上の事業所に対して、12月から義務化されるストレスチェック制度と関連づけた製品開発なども一部で見られるとしている。さらに、健康長寿社会の実現を目的に、地域の住民を対象とした自治体によるセルフケアプログラムが全国各地で展開。健康への取り組みを数値化し、達成度に応じて商品券や地域通貨などに交換する形が一般的な内容となっているが、活動量計などの継続的な利用を促す新しい製品普及モデルとして、セルフケア関連機器メーカーが注力しているとしている。
2015年10月23日健康保険組合連合会はこのほど、健康保険制度についての理解や認識の度合いをはかるべく、「健康保険に関する調査」を実施し、その結果を発表した。それによると、少子高齢化の進行による高齢者医療費を支える健康保険料の負担や、日本の健康保険制度への不安を強く感じている人が多いという現状が浮かび上がったという。まず、健康保険料についての印象を尋ねたところ、最も多かったのが「健康保険料は高いと思う」の69.6%(「そう思う」「ややそう思う」の合算。以下同様)で、次いで「最近、毎年健康保険料が増え続けている気がする」が63.1%。一方、「勝手に天引きされる(控除)から気にしても仕方ない」という人も4人に1人程度(25.3%)存在していた。続いて、日本の健康保険制度についての印象を尋ねたところ、「高齢化による医療費の増大を考えると、将来的に制度が維持できるか不安」が80.8%、「将来、自分も制度の恩恵を受けられるか不安」が74.9%と、不安に感じる人が多いようだ。少子高齢化については、「少ない人数で高齢者を支えられるか心配」が88.7%、「漠然と将来に不安を感じる」が87.4%と、9割近い人が不安に感じていることがわかった。一方で、高齢化により影響を受ける健康保険制度について、全体では70%以上(「関心がある」「やや関心がある」の合算。以下、同様)が関心を示しているものの、20代・30代では60%前後となり、若い世代ほど関心が低いことが判明した。同調査は、9月に全国の20~70代の男女を対象とし、性別ごと年齢階層別にスクリーニング調査で抽出して実施。各カテゴリの設定数を100人とし(年齢階層ごとに男性100人、女性100人)、合計1,200人を回収した。集計の際は、日本の性別・年代の人口推計比率に応じたウェイトバック集計を行っている。
2015年10月19日カンロはこのほど、「健康のど飴」シリーズから「健康金柑のど飴」「健康はちみつミルクのど飴」を発売した。同シリーズは、1981年11月に誕生したロングセラー商品。新発売の「健康金柑のど飴」は、きんかんをはちみつに漬けこんで仕上げたのど飴。宮崎県産きんかんのペースト使用している。価格はオープンで、参考価格は204円、11粒は103円。「健康はちみつミルクのど飴」は、北海道産生クリーム使用し、はちみつとミルクが溶け合うコクのある味わいに仕上げたとのこと。価格はオープンで、参考価格は204円。また、発売34年目を迎える「健康のど飴」(価格はオープン、参考価格214円)は、着色料不使用でリニューアル。「健康梅のど飴」(価格はオープン、参考価格214円、11粒は103円)はパッケージを刷新した。なおシリーズ全品、着色料不使用となっている。※価格は全て税込
2015年10月03日「紫外線の対策」に関連する役立つ調査結果とは?マイボイスコム株式会社は「紫外線の対策」に関連する調査を実施した。調査方法はインターネットで、調査の対象はMyVoiceアンケートモニターだ。また回答者数は10,827人である。調査によって紫外線対策が気になる人は全体の6割で、現実に紫外線の対策を行っている女性は9割弱という結果が示された。また紫外線対処を行う時期は【春~夏シーズン頃】が一番多く、次に多かったのは【季節に関係なく1年間を通して対処する】だ。紫外線対処、具体的に何をしている?続いて「紫外線への対処について、どんなことを実行しているか?」と質問したところ、6割以上の人が【日焼け止めを使う】と答えており、以下は【帽子をかぶる】【紫外線の防御効果がある、スキンケアアイテムを用いる】【UVカットの効果がある、基礎コスメを使う】などがランクインしている。女性の高い年齢層では【日傘を使う】や、【紫外線対処効果のある、スキンケアアイテムの使用】および【ストール利用】などの回答がみられた。さらに「紫外線の対策を実行する為の判断基準は?」に対して、【日差しの強さ】【屋外にいる時間】【太陽が当たる時間の長さ】などが上位に選ばれている。紫外線対処が気になる人は、このような調査結果を参考にして自身に適する紫外線への対策を考えてみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・MyVoice プレスリリース (PR TIMES)・MyVoice
2015年07月29日特技が役立つ場面は?「特技に関する意識・実態調査」調査日本アロマ環境協会は「特技に関する意識・実態調査」を実施した。調査方法はインターネット調査で、20歳代~50歳代の一般女性340人(特技を持つ女性119人、アロマテラピー検定の資格を持つ女性41人)が調査対象となった。持つ女性41人)が調査対象となった。調査の結果、特技を持っているグループは特技を持っていないグループよりも、ポジティブで活動的な様子が見られる回答が多かった。【特技を持つグループ】では、「今の自分が好きか?」という質問に対して【そう思う】と回答した人の割合が特技を持たないグループの約2倍で、「日々の生活に充実感があるか?」という質問には【そう思う】を選んだ人の割合が、特技を持たないグループの約1.7倍という結果になった。続いて「特技を持っていて良かったと思うシーンは?」という質問では、世代ごとに特技を活かしている場面に違いが見られた。30代は【仕事で役立つ】、40代は【家族や子供の為に役立つ】と答えており、具体的には【アロマが好きで資格を取り仕事にしている】や【子供の行事で手作りの衣装をつくる時に簡単にできる】などの回答が多かった。人気の「アロマテラピー検定」の資格取得のメリットは?さらに同協会はアロマテラピー検定の資格者294人を対象として別の調査を実施した。アロマテラピー検定保有者に、アロマテラピーを特技として役立ている場面を質問したところ、20代では「アロマテラピーを通して友人ができた」などのコミュニケーションに役立てているという回答、30代では「仕事によって生じるストレスを、自身でコントロールできるようになった」などの仕事に役立てているという回答が多く得られた。さらに40代では「大事な人や家族の健康管理に役立つ。正確な知識でケアも安心して実施できる」等の声もあったという。アロマテラピー検定保有者は日常の様々な場面でアロマテラピーを特技として役立てているようだ。アロマテラピー検定についてアロマテラピー検定は1999年の開始以来、38万人を超える人が受験している。公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が実施する検定試験で、アロマテラピーを安全に楽しむための正確な知識を持ってもらうことが目的だという。アロマテラピー検定は年に2回の実施があり、全国各地の会場で試験を受けることができる。また、受験資格に経験や年齢の制限はないので、誰でも受験が可能だ。アロマテラピー検定には2級と1級があり、受験料はともに税込みで6,480円。試験は毎年5月と11月に開催され、次回の「第33回:アロマテラピー検定」は2015年11月1日に実施される。(申し込み期間は8月12日から9月16日まで)検定を通してしっかりとアロマテラピーを学ぶことで、リラックスのため・香りを楽しむための【趣味】としてだけでなく、コミュニケーションや仕事・周囲の人のために役立てられる【特技】として、生活の様々な場面で活用できるという。アロマテラピーが気になる人は、資格取得を目指してみてはいかがだろうか。【参考】・アロマテラピー検定公式ページ
2015年07月14日帝国データバンクは6月11日、従業員の健康管理に対する企業の見解について実施した結果結果を発表した。調査期間は2015年5月18日~31日、調査対象は全国2万3,587社で、有効回答企業数は1万664社(回答率45.2%)。調査によると、従業員の健康保持・増進策を実施している企業は84.2%。規模別にみると、「小規模企業」が8割を下回るものの、「中小企業」と「大企業」はいずれも8割台となっており、企業規模に関わらず企業は従業員の健康管理に取り組んでいることがうかがえる。目的として最も多いのは「福利厚生」で、「従業員の生産性の向上」「従業員満足度の向上」など健康経営の視点を持って取り組んでいる企業は約3割となった。従業員の健康保持・増進策の対応として一番多かった回答は、「定期健康診断の実施」が9割超となり、「定期健康診断の事後措置」「職場の喫煙対策の実施」が続く結果となった。また、主要事業所における禁煙状況は、「完全分煙」が55.2%で最多、「全面禁煙」は23.7%。「全面禁煙」は、業界別では不動産業界が4割超となった。健康保持・増進対策を実施するときの問題点は、「経費がかかる(37.7%)」で最多。以下、「効果的な実施方法が不明」「時間確保が困難」「費用対効果が不明」などが続き、業種や従業員年齢などの違いで直面する問題が異なることが、対策の実施を難しくする背景だと推測されている。過去1年間において、月間の時間外・休日労働が100時間を超える過重労働となる従業員がいたかどうかの質問については、「いた」と回答した企業は12.5%となった。1割を超える企業で、過重労働となる従業員を抱えていることが明らかとなった。過重労働時間の有無は企業規模や業界によって違いが顕著に表れた。規模別では、「大企業」が21.7%で2割を超え、「小規模企業」の約4倍となっている。その割合は、従業員数が増えるにしたがって増加しており、とりわけ従業員数が1,000人超の企業では3割に迫る割合となった。業界別にみると、「運輸・倉庫」と「サービス」が2割を超えている。「放送」「人材派遣・紹介」「情報サービス」など人手が特に不足している業種において過重労働時間となる労働者を抱えている企業が多いという結果となった。さらに、導入したいサービスについての質問では、大企業は「メンタルヘルスに関する各種チェックの策定・実施」、中小企業は「従業員に対する教育研修」が最多という結果となった。また、中小企業では「健診手配・精算代行」の回答が大企業を3.8ポイント上回っており、従業員の健康保持・増進のために手間のかかる部分での経費節減を期待している様子がうかがえる。今回の調査により、8割を超える企業が何らかの形で従業員の健康管理対策を実施していることがわかった。法令遵守という義務的な目的から実施する企業もあるものの、福利厚生の充実や、従業員のモチベーション向上を重視する企業も多い結果となった。しかしながら、最近の健康管理において重要な位置を占めるメンタルヘルスに関する対策は4社に1社にとどまっている。その背景には、健康管理に経費がかかる一方で効果が見えにくいことが挙げられている。とりわけ資金面での厳しさから中小企業ではそうした傾向が強くなる一因となっている。2015年12月から、従業員50人以上の事業所ではストレスチェックの実施が義務づけられる。そのため、「大企業」でメンタルヘルス関連のサービス導入を求める企業が多くみられた。本調査によると、約3割の企業が「健康経営」の視点を持ちながら従業員の健康管理に取り組んでいた。帝国データバンクは、労働力の高齢化がさらに進むと予測されるなか、企業の最大の資源である従業員の健康が保持・増進されることは、企業業績だけでなく、今後の日本の経済成長に対しても大きな影響を与えるであろうと、結論づけている。
2015年06月12日どんな成分を重視して購入する?トレンド総研による、美容や健康に役立つ調査とは?トレンド総研は「消費者の食品および飲料の購入動向」に関する調査を実施した。20歳代~50歳代までの男性女性あわせて500名が調査の対象で、インターネットによる調査方法だった。最初の質問「成分を見てドリンクや食品を購入した経験があるか?」について、全体の70%以上が【経験がある】と答えている。また「飲料および食品のパッケージに記載されていると、買いたくなる成分は?」の質問では、1位【ビタミンC】2位【カルシウム】、3位【食物繊維】4位【鉄、鉄分】などの順位結果が示された。さらに1位のビタミンCのイメージについてたずねると、もっとも多い答えは【レモン】だった。次いで柑橘類では【オレンジ】【みかん】などの声が聞かれた。希望する成分が含まれる果物や野菜について、正しく理解している割合は?続いて「ビタミンCについて期待する効能は?」の問いには、【風邪などを防ぐ】【疲労を回復させる】【肌荒れを解消する】【美白】【アンチエイジング】などで、鉄に期待する効能は【貧血の解消】が最多だ。さらに「これらの成分が多く含まれる果物や野菜およびその作用について、正しく理解しているか?」に対して【理解している】人はわずか25%で、消費者の成分に対する理解度が少ないことが判明した。専門家と栄養士からのアドバイスは?このような調査結果から、同サイトの専門家は成分および機能についての一時的なブームに流されないで、健康診断の数値など、各人にとって本当に必要な情報だけを選びだし、正しい知識を身につけることが大事だとアドバイスしている。さらに同サイトの栄養士によれば、ビタミンCの含有量が多い果物や野菜はレモンではなく、カムカムやアセロラ、グァバ、赤ピーマンなどであるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・トレンド総研のプレスリリース ValuePress!・トレンド総研
2015年06月05日美容・ダイエットなど健康のためのヘルシーな食と、デザートなど嗜好を満たすための食という板挟みの欲求の中で、生活者はどのようにバランスをとっているのか。その実態を調べるため、オリコンでは健康を意識している20代~40代の男女1000名を対象に食と健康に関する意識・実態調査を実施した。はじめに健康に対する活発度を知るため、健康や美容・ダイエットのために日頃行っていることを尋ねると「ウォーキング」が37.1%、「ストレッチ」が26.7%。その一方「特に何もしていない人」は28.3%にとどまった。健康を意識していてもデザートを食べたいという欲求はどうしてもあるのか、食事の後にデザートや甘いものを「食べたくなる」は73.8%に達した。そして「甘いものを食べたいが、カロリーが気になる」に対しては72.8%がYESと回答し、「デザートが健康や美容・ダイエット活動に対する障壁と思う」は73.9%にも上った。また、どの程度健康のため食事に気を配っているか質問したところ「あてはまる」が16.1%、「ややあてはまる」が61.4%で、合わせて77.5%を占めている。今回の意識・実態調査では、健康や美容への意識と、デザートを食べたくなるという欲求の板挟みになる現代の生活者の姿が改めて浮き彫りになる結果となったという。では、食べても健康への影響を抑えられるデザートはどういうものか。オリコンは、全国10代~40代男女1400人を対象に「ヘルシーだと思うスイーツ調査」を実施。その結果、1位は44.9%の人が上げた「ゼリー」となった。さわやかかつ、低カロリーやカロリーオフ商品も多い点がトップに繋がったと思われるとのこと。
2015年06月03日美噛むメニューを提供モンデリーズ・ジャパン株式会社リカルデントは、健康な歯づくりから、キレイでありたいすべての女性を応援する「美噛むプロジェクト」主催しており、6月4日(木)~6月10日(水)の「歯と口の健康週間」に先駆け、女性の健康な歯づくりや美を体感できるスポットとして、「美噛むカフェ」をオープンすると発表した。「美噛むカフェ」では管理栄養士の浅尾貴子氏監修による、噛んで食べて美しくなる「美噛むメニュー」3品を提供する。美噛むメニューは、抗酸化作用(アンチエイジング効果)のある食材や咀嚼回数が増える食材を使うことで、噛むことの効果(体脂肪ブロック、免疫力アップなど)で女性のキレイをサポートする。咀嚼を促進噛む(咀嚼する)ことは、食べすぎ防止によるダイエット効果や、表情筋が鍛えられ顔のたるみ予防など、日々の生活の中で実践できる「セルフエステ」であり、リカルデントはガムを噛むことで得られる“歯の健康”と“女性の美”を応援する。また、美噛むカフェでは、歯科衛生士で表情筋トレーナーの内田佳代氏の監修した、自宅や会社でできる「美噛むエクササイズ」を紹介し、顔の筋肉を鍛えることでたるみの進行を予防し若々しさをキープする方法を学ぶこともできる。美噛むカフェは、東京都渋谷区のSUZU CAFE神宮前店内にて、2015年5月28日(木)~2015年6月10日(水)の2週間限定オープンする。(画像はプレスリリースより)【参考】・美噛むプロジェクト・「美噛むカフェ」5月28日(木)より期間限定オープン!(@PressNews)
2015年05月27日薬膳のイメージ調査を実施健康・美容に良いといわれる薬膳。食事を通してカラダの内側から元気になり、結果として肌や髪にも良い影響を及ぼす。女性なら、生活に取り入れたいと思う美容方法のひとつだろう。しかしながら、現状はなかなか難しいようだ。4月28日、漢方デスクは、薬膳のイメージ調査を実施したと発表した。1位は「健康に良い」同調査の結果、薬膳のイメージとしては「健康に良い」という好イメージが1位となり、2位には「中国由来のもの」がランクインし、歴史ある外来食のイメージが強いことが判明した。ポジティブな回答が上位を占めた反面、3位「不味い、苦い」、4位「手軽に取り入れにくい」とマイナスイメージを抱く人も少なからずおり、日常の食事として活用している人は全体のわずか3%だった。知識不足がネック薬膳を生活に取り込めない理由としては、「身近に触れる機会がない」や「自分に何がよいのか分からない」といった回答が多く、薬膳の知識不足がネックになっていることがわかった。普段から薬膳を実践している人の多くは自分で調理している人がほとんどで、薬膳食材を購入したり、薬膳レシピを取り入れたりしていた。(画像はプレスリリースより)【参考】・漢方デスク「薬膳のイメージ調査2015」
2015年05月07日関係性にも、善し悪しがあります。健康的で誠実な関係は善い関係、不健康で不誠実な関係は、悪い関係と言えるでしょう。あなたと最愛の人との関係はどちらですか?そしてあなたは、自分を愛してくれている人をどこまでも信じきることができますか?誰かと真剣な関係に発展させる前に、その人にのめり込んでいく価値があるのかどうか今一度考えてみましょう。一時的な感情や熱量で「愛している」と言っているだけの男性かもしれません。彼自身、自分で自分の感情がわからなくなっているケースもあることを、認識しておく必要があります。大きな決断をしてしまう前に、分析し関係性について見つめ直すことは、自分のためになります。今回、『Lifehack』の記事を参考に、関係性について考えたいポイントを6つまとめたのでご紹介します。■1:見返りを求めずに与えるor見返りを求めて与える健康的な関係性を築けている時、与えることに対して見返りは求めません。それこそ自由に与えます。その時真実の愛が生まれているでしょう。不健康な関係性の場合、与えることに見返りが期待されます。行動や結果でしか真実として認められないのです。興味の範囲が表面上に限られる、つまらない関係です。健康的な関係性があれば、お互いを認め守り合い愛を感じ合うことができます。相手が自分を裏切るわけがないと認識できている時、お互いにリラックスすることができ関係性について心配することもないからです。不健康な関係性は見返りを求めるわけですから、心から相手に何かを「してあげる」という行為が欠如します。常に打算や感情があり、与える時は見返りがあることを前提に動いているのです。■2:相手を受け入れるor相手を自分好みに変える健康的な関係性では、他者を心から受け入れることができるでしょう。他者を理解し受け入れることは本当に難しいことです。ただ、様々な方法でトライすれば、きっと最後には受け入れるでしょう。不健康な関係性では対照的に、受け入れがたい対象物との関係性は終わらせようとするでしょう。受け入れる努力がきっとできない。それか、自分に合うように望むように変えようとさえするかもしれません。他者をコントロールすることがメインの目的になってしまったら、その関係性はただの独りよがりな自己満足にすぎません。■3:相手の為に与えるor自分の為に与える不健康な関係性では、与える時は自分の欲しいものを得るためという目的があります。行動欲求が、自分の望みからしか派生しません。自分のために、与えるだけなのです。健康的な関係性では、本当に相手が望むものを与えます。なぜなら相手の満足および望み自体が、自分の心からの願いだからです。■4:プライバシーを守って寄り添うor暴こうとする健康的な関係性では、相手の弱さすらカバーしようとするでしょう。普通なら立ち入らない誰もが持つ闇の部分も理解を深め、相手を癒し寄り添います。ただそれは、理由を暴いたり誰かに暴露することが目的なのではありません。ここで、親密な関係をより強くする方法があります。それは「友達や家族などの親密な関係の人にも、自分のプライベートの詳細を明かさない」ことです。カップルの場合、2人でしか知らない秘密を共有することで、2人きりで問題の解決にあたることになります。健康的な関係性では、ネガティブな出来事さえ下らないジョークと笑いとばせるでしょう。キスの時のような親密な瞬間、2人は“理解し合いたい”想いを共有しているのです。■5:議論を修復の機会とするかor復讐の材料にするか議論やケンカは、時として関係性を強くします。「お互いをより深く知るための話し合い」は、どうしたら相手をより強く支えることができてお互いにプラスになるのか、と考えられる素晴らしい材料になります。“いつかの時”のために、攻撃するための、相手を傷つける材料を集めるような議論には価値がありません。知ることによって、関係性の修復や改善につながるのです。不健康な関係性では、復讐心しか生まれず、議論が拒絶・避難・抑圧などの悲しい結果にしかならないでしょう。■6:共有する未来or独りよがりな未来真実の愛は、2人の別人格の間にあるけれどそれは同時に1つの共同体でもあります。健康的な関係性なら、夢すら共有し、一緒に未来を見るでしょう。新たな目標を2人で創り出すかもしれないし、お互いの夢をより伸ばせる方向を共に見るかもしれません。不健康な関係性では、個人的な夢を諦めて共にいることになるかもしれません。無償の愛がなく、自ら与えることの出来ない愛は、自分を苦しめることにもなるでしょう。見返りを求めず、誰かに何かを与えること。共に生きる人と、わかり合うこと。大切なことはとてもシンプルです。健康的な関係性を築けるパートナーに巡り合えますように。(文/和洲太郎)【参考】※6 Differences Between Healthy and Unhealthy Relationships-Lifehack
2015年04月30日ライオンが美容と健康について調査顔のむくみがとれない。肩こりが酷くなってきた。そんな美容・健康の悩みを抱えている女性は多い。4月24日、ライオンは、10代~60代の女性4100人を対象に美容と健康について最も気になることをアンケート調査したと発表した。同調査結果から、「気になること」の多くがカラダの“アーチ”に関する内容であることが判明。“アーチ”の重要性や改善ポイントが報告された。カラダの“アーチ”とは?全年代の上位にランキングされたのが、「姿勢が悪い、猫背」や「肩・首のコリ、痛み」だ。専門家は、これらの原因をカラダの“アーチ”の乱れと指摘した。カラダの代表的な“アーチ”のひとつである「背骨のアーチ」は、重い頭を支えるためS字カーブを描いており、重力を分散させている。しかし、このカーブが崩れてしまうと、負荷が一点にかかり、猫背や肩コリの原因になる。また、足裏の3つのアーチにも言及し、これらのアーチのバランスが崩れると、血行が悪くなり、冷えやむくみにつながるという。長時間のパソコン操作が原因現代女性はパソコンに長時間むかうことが多く、同じ姿勢でのパソコン操作は肩コリを引き起こすことが判明。また、悪い姿勢でデスクワークをする女性が目立ち、これがさらなる肩コリの原因になっていることがわかった。同調査では、正しい姿勢を見つけることが大事であると述べられており、アーチを保つコツや、正しい座り方などを紹介している。(画像はプレスリリースより)【参考】・ライオン プレスリリース(@Press)
2015年04月28日身だしなみを気にする?「身だしなみ」調査の結果!マイボイスコムは「身だしなみ」に関連する調査を実施した。MyVoiceのアンケートモニターが調査の対象で、調査方法はインターネット方式。そして回答者の数は12050名だった。身だしなみについて気になる人は、役立つ調査結果を参考にしてみては。「最初に身だしなみに気を使っているか?」の質問に対して、8.6%の人は【身だしなみにとても気を使う】と答えており、次いで【まあ気を使う】が53.7%で、あわせて62.3%の人が身だしなみに気を使っている。一方で【ほとんど気を使わない】と回答した人は5.2%だ。次に「身だしなみについて、意識して実践していることは?」に対して、【洗顔】がトップで、以下【寝癖や髪型を整える】【口臭の予防】【こまめに爪を切る】【歯の手入れ】がそれぞれ40%前後でランクイン!また女性の高齢層で多いのは、【爪をこまめに切る】【歯の手入れ】【ヘアを染める】【衣類の手入れ、しわや汚れのチェック】【靴の汚れチェックや手入れ】などのようだ。身だしなみの為に何を利用する?さらに「身だしなみを整える為に持ち歩いているもの、また使用しているものは?」について、使用しているのは【シャンプー】【歯磨き粉、歯間ブラシ、歯ブラシなど】【リンス、トリートメントやコンディショナー】、【洗顔料】などが上位に入った。また【タオルやハンカチなど】【ティッシュ、ウェットティッシュ】【リップクリーム】を持ち歩いている人が多い。さらに【清潔感】が、一番身だしなみで重視されていることがわかった。(画像はプレスリリースより)【参考】・マイボイスコム株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・マイボイスコム株式会社
2015年03月27日健康の基本は食生活ですが、その目安となる「健康生活認証」マークってご存知ですか? 博報堂と国立循環器病研究センターが共同で推進する「食領域における認証事業」発表説明会が3月17日におこなわれ、「健康生活認証」とそのロゴマークが発表されました。「健康生活認証」のロゴマークは、時計をモチーフとした円形の中に人間の姿を置くデザイン。健康な生活を毎日続けようという一人ひとりの決意を応援したい、との想いが込められています。今後は、健康寿命を延ばすため、循環器病リスクを低減する生活習慣の改善に役立つ商品・サービスの品質認証を事業化していくそうです。認証基準としては、医学的知見にもとづいた栄養基準に「いつもの食事として続けられるおいしいさ」という味を加えています。栄養基準は、1食に食物繊維が6g、塩分は2g、脂質は脂質エネルギー比率25%以下、エネルギー600~700kcal程度。このマークは、1食に対する弁当、外食だけでなく、副菜としての総菜や加工食品・加工調味料など幅広く認証を受けることができます。食事の素材としての商品には、1食あたりの成分バランスと分量などの情報も提供される必要があるので、実際の献立作りに役立つものとなりそうです。また、商品に「健康生活認証」をつけるだけではなく、マークをつける企業からは具体的な健康のためのアクションも期待されているので、マークを中心とするコミュニティの健康促進の活動にも今後、注目したいところです。健康生活認証の基準に沿って調理された一食分のメニューも紹介されました。「すずきと彩り野菜のマリネ」「筑前煮」「鶏肉のみぞれあんかけ 野菜の煮物盛り合わせ」「ほたてと野菜のオイスター炒め」「ほうれんそうとしめじのごまあえ」「ごはん」が並び、野菜を中心に品目も多く、十分満足感がありそうです。こんな食生活をぜひ心がけたいものです。「健康生活認証」は、今年7月に事業開始が予定されているので、このマークをスーパーやレストランで見かけるチャンスは増えそうです。両親や祖父母などにも、このマークの意味をぜひ教えてあげてくださいね。・健康生活認証 公式サイト
2015年03月24日富士通は3月6日、次世代ものづくりICTの環境構築実現に向けた取り組みを開始すると発表した。この次世代ものづくりICTとは、製造に関わる情報の収集・分析や、人と機械の協調生産を高次元で実現するシステムのこと。取組の内容としてはまず社内において、ロボットが作業を学習し適切な動作を行う自律・協調制御技術や、同社のIoTプラットフォームを活用した障害予兆検知技術、製造ラインを止めない生産計画の割り振りなどの開発技術を実践する。さらに、次世代ものづくりICT観光構築のための「ものづくりソリューション事業推進室」を4月1日に新設。社内実践をリファレンス化し、スムーズにソリューション化し2015年10月から順次提供していくとしている。また、ロボットメーカーとの連携を強化し、メーカーごとに異なるロボットの制御プログラム言語を、ユーザーから見ると同様に扱えるようにすることで、大企業だけでなく中・小企業においても最適なロボットや自動化設備の導入を容易にするほか、ロボット導入のシステム・インテグレーションサービスも提供する。
2015年03月06日マルハニチロはこのほど、「食生活と健康に関する調査」の結果を発表した。同調査は、ネットエイジアリサーチが1月21日~23日、同社のモニター会員である全国の15~69歳の男女1,000名を対象にインターネット上で実施したもの。まず「自身の健康状態に点数をつけると何点になると思うか」を聞いたところ、「70点」(21.6%)、「60点」(19.5%)、「50点」(17.8%)が上位を占め、平均点は58.6点となった。男女別に平均点をみると、男性では60.1点、女性は57.1点。性・年代別にみると、平均点が高かったのは、10代男性(67.5点)、60代女性(64.1点)、60代男性(63.0点)という結果となった。次に「最近、不調を感じることはあるか」を聞くと、「疲れやすい」が41.5%で最多となった。2位以下には、「体がだるい」(27.7%)、「疲れ目」(27.6%)、「イライラしやすい」(23.5%)、「冷え性」(23.1%)があがっている。一方で、「最近感じる不調はない」と回答した人も16.8%いることがわかった。続いて、生涯にわたって健康を維持するために「大切だと思うこと」と「実際に気をつけていること」について質問。その結果、「大切だと思うこと」では「食生活」が81.5%で最も多く、「運動」(70.4%)、「睡眠」(64.3%)、「ストレス発散」(51.7%)が続いた。一方、「実際に気をつけていること」でも「食生活」が53.0%でトップ。次いで「睡眠」(35.1%)、「運動」(28.9%)、「ストレス発散」(24.6%)の順で多い結果となっている。また、「健康的な食生活を送っていそうな有名人」を聞いたところ、1位には「タモリ」が選ばれた。次いで、2位に「松岡修造」、3位に「イチロー」、4位に「加山雄三」と「速水もこみち」の名があがっている。そこで「これまでに食生活を見直したことがあるか」を聞いたところ、「見直したことがある」人は71.7%を占めた。男女別にみると、男性では64.4%、女性では79.0%となった。食生活を見直したことがある人に、そのきっかけを聞いたところ、「体重計で自分の体重をみて」が最も多く54.0%。以降、「健康診断の結果をみて」(40.2%)、「鏡で自分の姿をみて」(31.8%)、「体調を崩して」(25.8%)、「いつも着ていた服がキツくなって」(23.4%)が続く。また、「テレビ番組(食と健康やダイエットなどがテーマの)をみて」(21.8%)、「インターネット記事(食と健康やダイエットなどがテーマの)を読んで」(10.3%)という回答も見られた。次に「普段の食事で、改めたいと思っていること」を聞いたところ、「間食が多い」が32.2%で最多。次いで「早食い・よくかまない」(29.7%)、「食べる量が多い」(26.1%)、「食事時間が不規則」(23.2%)、「好き嫌いがある・栄養バランスが偏っている」(22.4%)があがった。健康状態の点数(自己採点)別にみると、40点以下の層では、多くの項目で改めたいと思っている人の割合が全体に比べ高い傾向となっている。特に、「ジャンクフード(高カロリー・高塩分)が多い」は24.1%(全体比+13.1ポイント)、「同じものばかり食べる」は34.1%(全体比+12.6ポイント)、「食材の種類が少ない」は31.4%(全体比+12.5ポイント)、「食事時間が不規則」は34.5%(全体比+11.3ポイント)と、いずれも全体より高いことがわかる。続いて、「現在、特定保健用食品(特保・トクホ)を利用しているか」を聞いたところ、「週に1日以上」の頻度で利用している人は19.6%と約5人に1人の利用が判明。「月に1日以上(週1日未満)」は8.5%、「それ以下の頻度」は12.2%、「利用していない」人は59.7%を占めた。消費者庁は、特定保健用食品(特保)などとは別に、野菜や加工食品、サプリメントなどの食品について、体の部位への効能を具体的に示すことができる新たな食品表示制度(「食品の機能性表示制度」)の創設を目指している。その新たな制度による食品は、トクホ、栄養機能食品に続く、第三の健康食品と表現されることもある。その現状を踏まえて、「食品の機能性表示制度が開始されようとしていること」の認知度を調査。その結果、「内容まで知っていた」人は4.5%、「聞いたことがある程度」の人は27.3%となり、それらを合計した認知率は31.8%となった。「機能性表示食品(第三の健康食品)をどの程度利用してみたいと思うか」を聞くと、「非常に利用してみたい」(6.6%)、「やや利用してみたい」(48.2%)となり、利用意向がある人が半数以上(54.8%)であることがわかった。男女別にみると、男性の48.0%に対し、女性では61.6%と6割以上が利用意向を示している。そこで現在、特保を利用していて、機能性表示食品に利用意向を示した人に、「機能性表示食品が発売された場合、特保の利用頻度はどのようになると思うか」を聞いた。その結果、「ほとんど利用しなくなると思う」(4.7%)、「現在よりも大幅に減少すると思う(7~8割減)」(13.0%)、「現在の半分程度になると思う」(13.7%)、「現在よりもやや減少すると思う(2~3割減)」(15.7%)という回答を合わせると、「減少すると思う」人は47.1%を占めた。一方、「現在と変わらないと思う」人は52.8%となり、減ると思う人と変わらないと思う人の割合がほぼ半々に分かれる結果となった。
2015年03月03日中央技能振興センターは5日、公募していた「厚生労働省ものづくりマイスター」(以下、ものづくりマイスター)のシンボルマークを決定した。マークのデザインは高知県の畑中奈緒さん。○ものづくりマイスターの認知度向上を目指すものづくりマイスターとは、厚生労働省と中央職業能力開発協会が共同で実施する、ものづくり分野の人材確保・育成を推進する取り組み。優れた技能と豊富な経験などを兼ね備えた製造・建設分野の技能者が、若者に実技指導等を通じ、ものづくり産業や技能の魅力を発信していくことを目指している。このたび決定したシンボルマークは、ものづくりマイスターの認知度向上を目指して公募したもの。マークの認知により活動しやすい環境を作り出すとともに、誇りと使命感をもって活動してもらうことを目的としている。マーク案の応募者数は全部で148作品。選出された畑中さんは、2010年に行われた第5回 若年者ものづくり競技大会「グラフィックデザイン」職種で優勝、翌年、ロンドンで開催された第41回技能五輪国際大会「グラフィックデザイン」職種に日本代表選手として参加した実力者だ。マークの趣旨について、畑中さんは「ものづくりマイスターの『M』の字をモチーフに、2人の技能者を表しています。左側は手を動かし研さんを積んで成長している若年技能者、右側はものづくりマイスターです」と解説している。決定したマークは、今後ものづくりマイスターが実技指導する際の腕章やワッペンなどに使用される予定。
2015年02月10日オーラルケアの方法は?「オーラルケア」の関連調査の結果花王株式会社(花王MKニュース)は、職場での『オーラルケア』に関連する調査を実施した。20歳~69歳までの仕事をする女性あわせて2326名が調査の対象となった。また調査方法はインターネット方式で行われた。仕事をしている間に「口がパサつく」また「口が粘つく」と回答した人は全体の半数以上である。30代では70%近くの人が、口のパサつき、あるいは粘つきを体験している。また口のパサつきや粘つきと職場環境の関連について、週におよそ20時間以上の残業をしている66%の人が口のパサつき、また粘つきを感じている結果から、職場勤務の時間が長い人ほど、口の中の粘つきやパサつきを感じている人が多いということが分かった。また仕事でのストレスを感じている人ほど、この2つの不快感について実感している人が多い。そして事務系や公務員の仕事をしている会社員が、より口の中のパサつきや粘つき感を経験しているようだ。口の中のパサつきや粘つき感を経験するときの対処方法は?口の中のパサつきや粘つきを実感する人が実施する対処の方法について、78%の人は【水や飲みものを飲む】方法を選んでいる。そのほか【歯を磨く】と回答した人は約40%であった。同社の最先端オーラルケアの研究によれば、加齢や疲労およびストレスが“唾液の分泌を減少”させることで、口の中のパサつきや粘つき感があらわれるという。またこの不快感を解消する、同社のオーラルケアのブランド「ピュオーラ」商品も紹介している。口の中の不快感を抱くことが多い人は、このような調査や商品を参考にして対策をしてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王株式会社(花王MKニュース)プレスリリース (PR TIMES)・花王株式会社(花王MKニュース)
2015年01月20日美しい肌を保つのは女性にとって永遠のテーマ。実は眠りも美肌づくりに欠かせないことをご存知ですか?美肌のために、どんな睡眠をとるのがベストで、それを実現するために注意することは何か・・・・・・快眠セラピストの三橋美穂さんに伺いました。Qボディクロック(=体内時計)が乱れると肌が荒れるって本当ですか?Aボディクロックが乱れている状態というのは、ちょうど海外旅行などの前後に起きる「時差ボケ」に似ています。皆さんも時差ボケを起こした経験があると思いますが、そのときの体調を思い出してください。疲れが抜けない、ずっと眠たい、眠たい時間になっても眠気が来ない、昼間に眠くなる、変な時間にお腹が空いてしまう、便秘になる・・・・・・楽しい海外旅行の後にこんな時差ボケによる体調トラブルを感じたことがあるはずです。これらは睡眠の質が低下して、浅い眠りになり、睡眠中に分泌されるはずの成長ホルモンの量が減り、肌のターンオーバー(新陳代謝)、肌の再生がうまくいかないので、肌荒れが起こるのです。Q睡眠中のどんなタイミングで肌を再生する成長ホルモンが分泌されるのですか?A眠りには大きく分けて、記憶を整理する「レム睡眠」と、脳を休ませる「ノンレム睡眠」の2種類があります。夢を見たり、途中で目が覚たりするレム睡眠の間は、成長ホルモンがほとんど分泌されません。脳も身体もぐっすりと休んでいるノンレム睡眠の中でも最も深く眠っている「徐波睡眠」が合図になって、成長ホルモンの分泌が活発になると言われています。徐波睡眠の間は、脳波に大きくて緩やかな波が現れて「脳が眠っています」と言うサインが出るために、脳波の細かい波が現れない睡眠=徐波睡眠と名付けられました。Qよく「夜10時から深夜2時までが美肌作りのゴールデン・タイム」と言われますが、その時間に寝て、なおかつ熟睡して除波睡眠ができないと成長ホルモンが十分に分泌されないのですか?A現代人にとって夜10時に寝るのは現実的には難しいことですよね(笑)。でもご心配なく!成長ホルモンは時間帯で増えるのではなく、深く眠れることで分泌が高まるので、生体リズムが整っていることが大切です。「夜10時に寝ないと肌が荒れてしまう!」と神経質にならずに、規則正しく毎日決まった時間に眠り、決まった時間に起きるように心がけてください。たとえば深夜0時に眠り、朝7時に起きる生活を規則正しく続けても良いのです。ただし、私たちの身体は、長い歴史の中で、「太陽が沈むと眠り、太陽が昇ると起きる」というリズムに慣れています。これに反した生活を送ると、ボディクロックの乱れを招いてしまいますから、睡眠の質を考え、深い眠りを取るために、できれば深夜0時までには眠るようにしてくださいね。Q睡眠の量、つまり睡眠時間は短くても大丈夫でしょうか?A日本人女性は世界で一番眠らない、睡眠時間が短いというデータもあります。美肌のためにこれはあまり良い傾向ではありません。ある調査結果(注1)で、睡眠時間が3時間のときと、6時間のときの肌の状態を比較してみると、3時間しか眠っていないときの肌は、バリア機能が乱れ、保湿力も弱まっていることが明らかになりました。つまり睡眠時間が短すぎるのも、肌には良くないのです。「私はショート・スリーパーだから睡眠時間が短くても大丈夫」と油断せずに、6~8時間の睡眠を心がけてください。Q朝起きると肌がカサカサ。寝る前にスキンケアはしっかり行っているのに・・・・・・どうすればいいでしょうか?A部屋が乾燥しすぎているのではないでしょうか?湿度の低い部屋で眠ると睡眠の質が低下することが明らかになっています。たしかに、乾燥した部屋で寝ると、口や鼻、のどの渇きで息苦しくなって夜中に目覚めてしまいますね。乾燥は肌の大敵ですが、眠りの大敵でもあるのです。加湿器などで部屋の湿度を適度に保つようにしましょう。注1:2014年 株式会社ポーラ「睡眠不足は、肌のバリア機能とキメを悪化させることを肌測定により実証」有限会社スリーピース 代表ボディクロック研究会 研究会員快眠セラピスト/睡眠環境プランナー三橋美穂 氏愛知県岡崎市出身。心の環境、体の環境、睡眠の環境を整えることが快眠の3つの柱と考え、睡眠とストレス、食事、色彩、体操、呼吸法、寝具などとの関わりについて研究。講演や執筆、個人相談を通して、眠りの大切さや快眠の工夫、寝具の選び方などを提案している。睡眠を多角的にとらえた実践的なアドバイスと、手軽にできる数多くの快眠メソッドが、テレビや雑誌等で支持を集め、睡眠のスペシャリストとして多方面で活躍中。『ボディクロックと美容』に関するその他の記事はこちら「ボディクロック研究会」に関する情報はこちら
2015年01月15日