小林聡美と大島優子がドラマ初共演で、9通りの物語を演じるWOWOW×Hulu共同製作の連続ドラマ「コートダジュールNo.10(コートダジュールナンバーテン)」。このたび、全9話それぞれに登場する豪華なキャスト陣が明らかとなった。小林さんと大島さん演じる2人の女性が、しずかに強く、進化する、9本のストーリーから成る本作。誰かのささやかな日常をそっと覗いているかのようで、舞台での芝居を観ているような、“巧妙な演出”と“作為のない芝居”から生まれる新感覚のドラマとして注目を集めている。“今日とは違う明日”が見えてくるきっかけは、何気ない日々の中で出会う人や言葉の中にあるのかもしれない――。2人の女優と毎回異なるゲストが織り成す、日常こそが宝物だと思えるような物語を、「連続ドラマW パンとスープとネコ日和」「ドラマW 山のトムさん」のスタッフが再結集して手掛けた。WOWOW放送版とHulu配信版、計9話のドラマでそれぞれ9通りの役を演じる小林さんと大島さんだが、各話のゲストに、松たか子や金子ノブアキ、ベンガル、柄本時生、光石研、片桐はいり、伽奈、佐々木春樺、伊勢志摩、宮藤官九郎、もたいまさこと個性豊かな豪華俳優たちが集結。まず、WOWOW版第1話「むかしのともだち」に出演するのは、松さん。白馬のスキー場で知り合った年上の友だち・アキのお葬式で、久しぶりに出会う久美(小林さん)と藍子(大島さん)、そして、志麻子(松さん)。亡くなったアキに影響を受けていた、それぞれの思い出を語り合う3人。時間の経過は、そのころの空気感を色あせさせることはなく、かえって鮮やかによみがえさせるのであった――。そしてWOWOW版第2話「しののめ」では、小さなお店をひとりで切り盛りしている千穂(大島さん)、そこにやってきたちょっと顔見知りの花恵(金子さん)と、初めての客・稲村(金子さん)。袖振り合った3人の、初めてで一度っきりかもしれない、あたかも人生の旅の途中で出会ったかのごとく語られる、一夜の深く静かな語らいが繰り広げられる。また、Hulu版3話「スナック蟻ヶ崎」には宮藤さんが登場。懐かしい趣の店が並ぶ路地の、どことなくの風情を感じさせる店、スナック蟻ヶ崎。店主のイナゲ(宮藤さん)と常連客の流しのキャサリン桜井(小林さん)、ジュエリー関係の仕事をしているカオル(大島さん)が、他の常連客が「イナゲには霊が憑いてる」と言ったという、よくありがちな飲み屋話をしている。そこに突然入ってきた、親子。メニューも見ずに唐突にナポリタンを注文する母親と、イナゲの背後にやたらと反応する子どもが…。さらに、Hulu版4話「ベンチにて」では、もたいさんと三つ巴。緑多い静かな丘の上、猫を抱いた女性(もたいさん)が眠るようにベンチに座っている。重ね着の女性の傍らには大きなビニールの袋がひとつ。あたかも彼女の周りにだけ流れているかのような、ゆったりとした空気感に惹かれるように、そこで遭遇する、めいこ(大島さん)とわかば(小林さん)。人にとって、幸せとは何なのか、ふとそんなことを考えてさせてくれるために現れたかもしれない人。そんな現実的であり非現実なベンチの物語をお届けする。「コートダジュールNo.10」WOWOW版は11月20日(月)、毎週月曜深夜0時~スタート(全5話)※第1話無料放送。Hulu版は11月28日(火)毎週火曜配信スタート(全4話)。■各話放送日詳細<WOWOW版>11月20日(月)深夜0時放送 第1話「むかしのともだち」松たか子11月27日(月)深夜0時放送 第2話「しののめ」金子ノブアキ12月 4日(月)深夜0時放送第4話「センチメンタルジャーニー」柄本時生12月11日(月)深夜0時放送 第5話「白鳥ダンスアカデミー」光石研<Hulu版>11月28日(火)配信 第1話「ある物件」片桐はいり12月 5日(火)配信 第2話「運動場」伽奈と佐々木春樺12月12日(火)配信第3話「スナック蟻ヶ崎」宮藤官九郎と伊勢志摩2月19日(火)配信第4話「ベンチにて」もたいまさこ(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日●社会のメタファーとして機能する侵略SF自分の家族がある日急に”侵略者”に乗っ取られてしまったら……という非現実的な設定を、現実的な状況として描き出した映画『散歩する侵略者』。劇団「イキウメ」の同名舞台を実写映画化し、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里など実力派キャストが集結した。ハリウッド作品やアニメなどでは人気でありながら、邦画ではなかなか類を見ない”侵略SF”というジャンルを実現した同作。脚本も務めた黒沢清監督に、作品に惹かれた点やキャストの印象について話を聞いた。○日本ではほぼ成立したことないジャンルに――今回、「イキウメ」の舞台作品に惹かれて実写映画化されたということですが、惹かれた点について教えてください。作品に出会ったのはかなり前ですが、一読して”侵略SF”という日本では普通の映画としてはほぼ成立したことのないジャンルの、素晴らしいアイデアに溢れていると直感しました。同時に、”こういうジャンルは必ず、ある種の社会に対する批判が込められるわけですけど、その込め方も、実にうまくいっていると思いました。ぜひやりたいと思いました。――確かにハリウッド作品と違って、日本ではあまりない感じがしますね。日本で言うと、怪獣映画かアニメですよね。もちろん怪獣映画も、『シン・ゴジラ』も含めて、社会のメタファーとして機能するわけですけど、やはり実写でそれを目指すと、普通ものすごくお金がかかるもので、僕などはそう簡単に手を出せるものではないですから。――お話として、撮ってみて難しかった点はどのようなところでしたか?もとのイキウメの芝居もそうなんですけど、この深刻な物語をどこかふざけたトーンで進めていって、だんだん本気になっていくその変化ですね。最初軽いふざけた感じで物事が進行していく展開は、僕自身はほとんどやったことがなく、映画でどう成立させるのかという点が難しかったです。軽くふざけた感じを出す、そういうニュアンスを観客に楽しんでもらいつつ、でも本当なのだというところへ持っていくのに苦労をしました。●『シン・ゴジラ』と真逆の長谷川博己○最初からアウトローな人間は物語でどこへいくのか――軽くふざけた感じを、というニュアンスについては、松田龍平さんなどのお芝居にも助けられた点でしょうか?もちろんです。不可解な松田さんとそれを受ける長澤さん、そして長谷川さん、俳優陣の演技も絶妙でしたね。高杉くんも恒松さんも、最初のうちはちょっと本気かどうかわからなくて、みなさんよく考えるとかなり深刻な状況なんですけど、どこかふざけている。そういうある種の軽さは、俳優の方たちに全面的に託しました。ただ、最終的には深刻な事態になっていくので、軽い笑いを取りつつも、基本路線は決してふざけてはいないという微妙な線を、ほとんど俳優の方に委ねつつ、程度を探りながら撮影していきました。――長谷川さんの演じた桜井は、あんなことになってしまって。桜井は、実は僕の作品には出てきたことのないようなタイプの人間だったんです。これまでよく扱ったのは、みな最初は刑事やサラリーマンなどの体制側にいて、だんだん組織からはみ出てアウトロー化していく主人公。でも、桜井は最初からアウトロー的に行動する人なので、面白かったです。狙ったわけではなく、原作の桜井がそういう役だからだったんですが、最初からはみ出ている人は、ドラマを経てどこへ行くんだろう、と思っていたら、世界を飛び出してあそこまで行っちゃいましたね(笑)。桜井は原作でもあそこまで行ってないですけど、自分の中では自然に行ってしまったという感じで、脚本を書いていて気持ちよかったです。長谷川さんもよくわかってくれて「この人ここまで行っちゃうんですね。わかりました」と言っていました。ある種のアメリカ映画には出てくるのかとも思うんですけど、その感じを長谷川さんは完璧に理解して演じてくれたので、撮っていて楽しかったですね。――『シン・ゴジラ』とは真逆ですよね。完全に真逆ですね(笑)――今回はメインキャストのみなさんはもちろん、前田敦子さん、満島真之介さん、児嶋一哉さん、光石研さん、東出昌大さん、小泉今日子さん、笹野高史さんと、とにかく豪華でしたが、どうしてこれだけのキャストが集まったんですか?脚本を読んでいただいて、これは変わっていると思われたんじゃないでしょうか。人気のある俳優さんのところにはいろんな脚本がどんどん来て、ワンシーンであっても出るか出ないかは、脚本を読んで判断されるんでしょうけど、日々いろいろ送られている脚本の中でこれは、かなり変で、つい目が留まったんだと思います。といって別に難解ではなく、意図していることは伝わったのかなと思って。ちょっとしたワンシーンだけでも、普段要求されていることと違うことができそうで、そこに興味を持たれたに違いありません。――ワンシーンと言っても、みなさんどんな役かすぐに思い浮かぶくらい個性的なシーンばかりで。みなさん、おかしなことをいろいろやってくれました(笑)。そういうバラエティ的な味わいも含めて、観客の方にはぜひ楽しんでいただきたいです。(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月10日現在放送中のドラマ「過保護のカホコ」に出演するなど、いま注目の若手俳優・竹内涼真が、役所広司主演の10月期放送の新ドラマ「陸王」に出演することが決定。そのほか、寺尾聰、音尾琢真、志賀廣太郎、光石研、キムラ緑子ら豪華俳優陣も参加することが明らかになった。本作は、池井戸潤の同名小説を原作にドラマ化したもの。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生ストーリー。宮沢紘一を役所さん、その息子・大地を山崎賢人が演じる本作だが、このほど新たにキャストが決定!物語のキーとなる陸上競技部員・茂木裕人を演じるのが竹内さん。茂木裕人は、学生時代に箱根駅伝5区を走った有力選手で、実業団「ダイワ食品」期待の新人だったが、国際マラソンで膝を痛めてしまう。そして、その原因が走法によるものと判明し、フォーム改良に取り組む中で、「こはぜ屋」のランニングシューズ「陸王」に出会うという、「陸王」開発の最重要人物だ。竹内さんは、半年前に行なわれたオーディションにて激戦を勝ち抜き、今回茂木役を射止めた。茂木裕人にすごく運命的なものを感じていると言う彼は、「怪我で一線を退いてしまうスポーツ選手はたくさんいると思います。僕もその1人でした。その中で怪我から気持ちを切らさず這い上がる茂木裕人を、僕自身の経験と照らし合わせながら自分にしか出来ない茂木を繊細に表現していきたいと思います」と意気込み。また、「テレビ中継やニュースなどではあまり描かれない選手をサポートする企業、スタッフ、シューズなど、人と人との繋がりや支え合う姿にも注目していただければと思います」とコメントしている。そのほか、茂木が所属する「ダイワ食品」陸上競技部の監督・城戸明宏役を「TEAM NACS」の音尾さん。「こはぜ屋」の経理担当、宮沢の父である三代目の頃から「こはぜ屋」の番頭を務める富島玄三役を「アンフェア」「三匹のおっさん」など数々の作品に出演する志賀さん。「こはぜ屋」が新規事業であるランニングシューズの開発に乗り出す際に、その豊富な知識で宮沢に対し数々の助言を与えるスポーツショップ経営の有村融役に光石さん。後に紹介される倒産した「飯山産業」の元社長・飯山晴之をどんなときにも献身的に支える妻・飯山素子役を連続テレビ小説「ちりとてちん」「ごちそうさん」のキムラさん。そして、「陸王」の完成に欠かせない素材「シルクレイ」を作る「飯山産業」の元社長・飯山晴之を、ベテラン俳優の寺尾さんが演じる。こはぜ屋が大手スポーツメーカーのアトランティス社と真正面から戦うのに重要な役割を果たす。なお、現在埼玉県行田市において「陸王」のドラマ化を記念した田んぼアートが実現。この田んぼアートの田植えには、今回発表された竹内さんも参加したそう。また秋にかけて徐々に黄金色に染まっていく予定だ。日曜劇場「陸王」は10月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年09月07日女優・吉田羊が主人公の女性刑事を演じる、世界的大ヒットドラマ「コールドケース」の日本版「コールドケース~真実の扉~」の続編制作が決定。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~ シーズン2」のタイトルで2018年、全10話で放送を予定しているという。「コールドケース」は、2003年から2010年まで全7シーズンにわたってアメリカ・CBSで放送され高視聴率を記録した刑事ドラマシリーズ。製作総指揮には、「CSI:科学捜査班」シリーズなどを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが務め、未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き人気を博した。昨年10月に放送された前作は、舞台をフィラデルフィアから神奈川に移し、吉田さんが神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。チームメンバーと共に、毎話異なる未解決事件の真相を解明していくストーリー。なお、本作がアメリカ国外で制作されたのはこれが世界初となった。また今回の待望のシーズン2制作決定とともに、主演の吉田さんを始め、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和の豪華共演者の続投も決定。前作同様、監督は波多野貴文が務める。続編決定に吉田さんは、「大好きな作品なので、決まったときはものすごく嬉しかったです。オリジナル版がシーズン7まであるので、このまま続けばいいなという期待を密かに抱いています」と喜び、「シーズン1では百合のパーソナルエピソードが描かれましたが、まだ細かく描かれていない捜査一課チームのエピソードもシーズン2で見られたら嬉しいです」とコメントしている。そして、前作同様、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作し、最新技術とフィルムの併用で、本作の醍醐味である過去と現在をつなぐ世界観を圧倒的な映像美で表現するほか、シーズン2でもオリジナル版同様、未解決事件が起きた当時のヒット曲の使用が予定されている。<キャスト&スタッフコメント>■永山絢斗(高木信次郎役)シーズン2が決まり、とても嬉しかったです。シーズン1の撮影では少し固くなって頭で考えすぎていたところがあり、皆さんの胸を借りていたので、今度はもっと自由に肩の力を抜いて出来たらいいなと思います。■滝藤賢一(立川大輔役)身体を鍛えているのでぜひシャワーシーンを披露したいです(笑)あとボクシングを始めたから格闘技シーンも(笑)■光石研(金子徹役)シーズン1で番宣を収録したとき、緊張しすぎてタイトルを「コールドゲーム」と大声で言ってしまい、もう呼ばれないだろうなと思っていました(笑)5人のメンバーの中に入れて頂き本当に幸せに思っています。そして監督を始めスタッフの皆さんとまた会えるのが楽しみで仕方ないです。■三浦友和(本木秀俊役)シーズン2では、このメンバーひとりひとりの個性がもう少し際立ってくるといいなと思います。あとは時代を表す挿入歌に(シーズン1は洋楽が中心だったので)日本の楽曲ももっと使われると面白いと思います。■波多野貴文監督やっとホームに戻ってきたみたいな感じがしているので、次はシーズン1とは違うまた新しい物をチームみんなで創り上げられればいいなと思っています。シーズン2ではチームのメンバーがどういう人生を歩んできたのかがもう少し見えてくるので、そこも楽しんでいただけたら嬉しいです。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~ シーズン2」は2018年、WOWOWプライムにて放送予定。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」Blu-ray&DVDは9月6日(水)より発売。同時DVDレンタル、デジタルセル・レンタル開始。(cinemacafe.net)
2017年09月04日LONDONから届いたAZUNI(アズニ)の天然石ジュエリー。英王室のキャサリン妃が着用したことで話題になったブランドですが、天然石を使っているのにお値段がお手頃なのもまた魅力のブランドです。実は、パワーストーンとも呼ばれ、それぞれ意味を持ち効果があるとされている天然石たち。ジュエリー選びに悩んだら、パワーストーンの意味で選んでみませんか?■ジュエリー選びに悩んだら、パワーストーンの持つ意味で選んでみよう【ピンクカルセドニー】眺めているだけで温かな気持ちになれる淡いピンク色をしたピンクカルセドニーは、対人関係をスムーズにしてくれる石と言われています。人と人との縁を深めるピンクカルセドニーはまた、愛情を表現する力を高めてくれるそう。恋愛にお悩みの方にはピッタリのパワーストーンですよ。【ラブラドライト】まるでオーロラを閉じ込めたようなラブラドライトは、18世紀にカナダで発見された鉱物。そのあまりの美しさで当時の鉱物学者たちを驚かせたんだそうです。見る角度によって印象が異なるラブラドライトは、インスピレーションをもたらし創造力や直観力を与えてくれるというパワーストーン。クリエイティブなお仕事をされたい方にもおすすめです。【アクアカルセドニー】穏やかな南国の海のような色をしたアクアカルセドニー。その色と同じように、そのエネルギーも穏やかなのだそう。コミュニケーションを円滑にする助けを行いながら、少し疲れた時には優しく癒してもくれるパワーストーンだそうですよ。【レモンクォーツ】爽やかなレモン色を纏ったレモンクォーツは、癒しのパワーストーン。精神的な混乱や感情の高ぶりを抑えて、心身のバランスを整えてくれるといいます。【ブラックオニキス】オニキスは古くから魔よけの護符として使用されていたというパワーストーン。邪念を払い「迷いのない信念」を高めるオニキスは、強い意志で成功をつかみ取る石としても知られています。叶えたい夢がある方にはぴったりの石ですね。【アパタイト】心身にたまったいらないものを流して、新しいエネルギーを取り入れる役目をすると言われているパワーストーン。どんなに朗らかで明るい人でも時には疲れをため込んだり気持ちが沈んでしまう時もあるもの。そんな時にアパタイトは滞った気をめぐらせてくれる働きがあるそうですよ。【クリスタル】強い浄化力を持つと言われているクリスタルは、太古より魔よけの道具や宝飾品として使われていたパワーストーン。あらゆるマイナスエネルギーを払ってクリアな状況にしてくれる一方で、より良い方向へ流れを変えて生命力を高めるともいわれています。最近なんだか不調だなという方や、願い事がある方にちょうどいい石かもしれませんね。ちょっぴり神秘的で楽しいパワーストーンのお話。LONDON発のAZUNI(アズニ)のジュエリー選びに悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね。=文・宮城=ファッションのはなし【AZUNIの天然石ジュエリーはこちらからどうぞ】
2017年08月29日俳優の松田龍平が8日、都内で行われた映画『散歩する侵略者』(9月9日より公開)の完成披露上映会に、長澤まさみ、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大氏とともに登壇した。同作は、国内外で注目を集める黒沢監督が劇作家の前川氏が率いる劇団・イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化したもので、数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて別人のようになって帰ってくるというストーリー。夫の異変に戸惑いを感じながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤が演じ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田が演じる。撮影で苦労した点を聞かれると、長澤は「鳴海という人は、理由があって大半は怒っているんですけど、それがすごく大変だった記憶があります。怒る感情ってエネルギーを使うので、精神的にも肉体的にも疲れて、不思議な感覚にとらわれた記憶があります」と回顧し、その怒りを受ける松田は「長澤さんのエネルギーだけがともしびと言うか、(自分に)エネルギーが全然なかったので、ひたすら長澤さんだけを見て宇宙人役をやらせていただきました」とコメント。続けて松田は「(長澤が)本当に怖くて…(笑)、撮影の初めのほうはずっと長澤さんが怒っているばかりでした。"なんでこんなに怒っているんだろう"って気持ちになるくらいで、それは宇宙人の気持ちとリンクする部分があって、僕自身、僕なのか、宇宙人なのかという感覚にとらわれるくらい不思議な経験でした」と打ち明けた。また、侵略者が人間の概念を奪っていくという同作の内容にちなみ、"もし誰かの概念をひとつだけ奪えるなら、誰のどんな概念を奪いたい?"との質問に、松田の落ち着きの概念を奪いたいという満島は、「(松田は)すごく繊細でナイーブな人なんですけど、何を考えているのか表に出てこない。そして落ち着きを取った龍平さんがどうなるかも見てみたい」と目を輝かせ、さらに「気温36℃の中で革ジャンを着て涼しそうな顔をして『元気か? 最近』って言っていましたが、暑かったですよね? 全然分からなかったです」と投げかけられた松田は、「今の俺のモノマネ?」と笑い、「なんかタイプが違いすぎて絡みづらい……苦手ですね」とコメントして会場を沸かせた。そして、同じ質問に「児嶋さんの名前(を奪いたい)」と前田が言うと、児嶋は「仕事なくなるわ! 『児嶋だよ!』がなくなったら何もなくなっちゃう…」と自虐。逆に児嶋は「あっちゃん(前田)のあのギャグ。"私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください"っていうギャグ」とイジると、前田は「ギャグじゃない…本気で言ったやつです(笑)」と赤面して突っ込み笑いを誘った。
2017年08月09日映画『散歩する侵略者』完成披露試写会が8月8日(火)に開催。主演の長澤まさみをはじめ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大の11名が揃って舞台挨拶に登壇した。前川さんが主宰する劇団イキウメの人気公演を黒沢監督が映像化し、カンヌ国際映画祭でも上映された本作。ある日突然、鳴海のもとに行方不明だった夫が、宇宙人に乗っ取られて、帰ってくる。その頃、街では様々な不穏な事態が勃発。当たり前の日常に恐るべき事態が侵食してくることに…。満員の劇場の通路の間を通って登壇した長澤さん。大きな拍手と歓声に迎えられたが「このチケットは発売から15秒で即完売したそうで、すごく嬉しかったです」と満面の笑みを浮かべる。主人公の鳴海を演じる上で「大半が怒ってて、怒るという感情はエネルギーがいり、精神的にも肉体的にも大変でした」と明かすが、その怒りを受け止める、夫であり宇宙人に乗っ取られた真治を演じた松田さんは、宇宙人という難しい役柄を演じるにあたり「長澤さんのエネルギーだけが灯でした」と述懐。「宇宙人ってよくわかんなくて、黒沢さんに『なんですかね?』って聞いても『ちょっと僕もわかんない』と言われた」と明かすが「長澤さんが(怒っている姿が)本当に怖くて…。『宇宙人なのか真治なのか?』というセリフがあるんですけど、僕も『僕なのか、宇宙人なのか?』という気持ちに獲らわれる不思議な経験でした」と長澤さんとのやりとりの中で、宇宙人役を見つけていったとふり返った。劇中の宇宙人たちは、人間から“概念”を奪うことで侵略するというのが大きな特徴となっているが、この登壇陣の中の誰からどんな概念を奪いたいか?という問いに、満島さんは「松田さんから“落ち着き”という概念を奪いたい。(自分は)落ち着きが本当にないんで。落ち着きを奪われた松田さんがどうなるのかも見たい」と語ったが、松田さんは落ち着き払ったテンション低めの口調で「損なんですよ。心の中では大忙しなのに、伝わらないから」と自らの苦労を告白。満島さんは「真夏に撮っていて、36度くらいの中で革ジャン着てても涼しい顔をしていた」と松田さんの落ち着きぶりを、モノマネを交えて説明するも、松田さんは「いまの俺のモノマネですか?タイプが違い過ぎて、絡みづらい。苦手ですね」とシャットアウトし、会場は笑いに包まれる。同じ問いに前田さんは「児嶋さんの“名前”を奪いたい(笑)!」と語り、名前を間違われることを持ちネタとする児嶋さんは「仕事なくなるわ!」と抗議。お返しとばかり児嶋さんが「前田さんのあのギャグがほしいです。『私のことは嫌いでも、AKBのことは…』というギャグを…」と前田さんの卒業スピーチをネタ扱いし、これには前田さんは「ギャグじゃないですよ!本気で言ったやつです!」と苦笑を浮かべていた。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年08月08日薬丸岳の小説「友罪」が、監督・瀬々敬久、主演・生田斗真×瑛太で映画化。映画『友罪』として2018年5月25日(金)より全国ロードショー。薬丸岳の渾身作「友罪」薬丸岳の作品は、実在の事件に着想を得て書いた作品も多く、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを取扱いながらも、エンタメ性の高いミステリーで読者を魅了する。「友罪」で描かれるのは、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”だ。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解ける。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、心を通じ合わせていく2人の友情。疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな描写でスクリーンに投影する。主演は生田斗真×瑛太、監督に瀬々敬久監督をつとめるのは、『64-ロクヨン―前編/後編』での大ヒットも記憶に新しい瀬々敬久。その卓越した圧倒的人間描写は、国内外で高い評価を受ける。そして、瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは、『彼らが本気で編むときは、』でも主演を務めた生田斗真と、『64-ロクヨン―前編/後編』『殿、利息でござる!』など話題作への出演が続く瑛太。実力派俳優としても名高い俳優2人のみせる“本気のぶつかり合い”は大きな見所となるだろう。豪華キャスト陣息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役は、『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン―前編/後編』以来、4作品目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市が務める。あるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役は『海街diary』での活躍が記憶に新しい夏帆、益田の元恋人・杉本清美役は『ピーチガール』にも出演していた山本美月、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生役は富田靖子が演じる。その他、忍成修吾、西田尚美、村上淳、坂井真紀、光石研と豪華なキャストが勢揃いする。ストーリーある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた――。【詳細】『友罪』公開時期:2018年5月25日(金)全国ロードショー原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)監督:瀬々敬久出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研配給・宣伝:ギャガ©薬丸岳/集英社 ©2017映画「友罪」製作委員会
2017年08月03日北野武監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』が、8月30日(水)よりイタリアにて開催される「第74回ベネチア国際映画祭」の“クロージング作品”に決定。また、公式上映には北野監督が参加予定となった。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、大友(ビートたけし)は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長(金田時男)の下にいた。そんな折、取引のため韓国滞在中の「花菱会」幹部・花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、国際的フィクサー「張グループ」vs巨大暴力団組織「花菱会」一触即発の状態に。激怒した大友は、全ての因縁に決着をつけるべく日本に戻ってくる。時を同じくして、その「花菱会」では卑劣な内紛が勃発していた…。『アウトレイジ』シリーズは、北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント。2010年の『アウトレイジ』、2012年の『アウトレイジ ビヨンド』は、累計興収22億円超を記録。そんなシリーズが、前作から5年の月日を経てついに最終章を迎える。キャストには、前作に引き続き「大友組」元組長・大友役のビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役の西田敏行のほか、塩見三省、名高達男、光石研、中村育二、松重豊、白竜らが出演している。そしてこの度、本作が世界最速で上映されるワールドプレミアとして、「第74回ベネチア国際映画祭」開催最終日である9月9日(土)授賞式後、映画祭の締めくくりに上映されることが決定。北野監督は、「映画祭のクロージング作品として『アウトレイジ』シリーズの最終章とはまさにぴったり、願ったり叶ったりだね。いつものことながら観客の反応が楽しみだな」と喜びを語り、森昌行プロデューサーは「招待作品の中でもオープニング作品と並ぶクロージング作品という格別な扱いをして頂いたことを素直に喜んでおります。今回の招待は改めて北野作品の海外での人気を象徴するものと受け止めております」とコメントしている。また、北野監督とベネチア国際映画祭の関わりは深く、これまでに第54回ベネチア国際映画祭にて『HANA-BI』が最高賞である金獅子賞、第60回ベネチア国際映画祭にて『座頭市』が監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。『アウトレイジ』シリーズとしては、1作目の『アウトレイジ』が第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて上映、続く『アウトレイジ ビヨンド』は、第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にて上映されており、今回の決定で3部作全てが世界三大映画祭にて上映される快挙となった。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月27日有田哲平さん(くりぃむしちゅー)初主演ドラマ『わにとかげぎす』にて、吉岡華役を演じるコムアイさんに見どころをうかがました。初めて人に振り回されたときの衝撃を、思い出すはず。「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんが初めて主演を務める話題のドラマ、『わにとかげぎす』。有田さん扮する警備員の富岡ゆうじが、“友達づくり”を目指したことで、人生が思わぬ方向に転がっていく姿を描く。そのなかで、ヤクザの組長の愛人であり、男を誘惑して利用する魔性の女・吉岡華を演じるコムアイさん。これが連続ドラマ初出演となる。「演技には興味があったし、古谷実さんの原作が面白すぎるのと、出番が少ないわりに、物語の鍵を握る美味しい役だったこともあり(笑)、出演を決めました。ただ、脚本が決まっている中で演じるというのは、私にとっては難しいと痛感したんです。演じるということは、自分の中に存在するキャラクターから、役に合うものを選んでチューニングをしていくものだと思うのですが、うまくいかないまま芝居していくとリアルでないし、自我を置いていってしまう。役者自身が空虚になるんだと思いました。反省しっぱなしで、観るのが怖いです。過去に演技をしたときは全てアドリブで、言葉も間も自分で決められたのでラクでしたが、今回は、全く違いましたね。でも、有田さんや、ラッパーのDOTAMAさん、ACEさんと、アクロバティックなキャスティングが多い現場だったからか、のびのび挑戦させてもらえる空気があって感謝しています」共演シーンが多かったのが、雨川勇を演じる、俳優の吉村界人さん。「ほかの作品でのお芝居を観たときに、生き物としてのエネルギーのようなものが画面から伝わってきて、“面白い人だな”と思っていたんです。今回、私が演じる吉岡が雨川を誘惑するのに対し、彼が落とされないように頑張るという駆け引きのシーンがあるんですが、やりがいがありました。演技のはずなのに、雨川の純粋さをすごく感じて、あおられて…。だから私も、“ここにアゴを乗っけてみようかな”とか、いろいろ悪い知恵が働きましたね。界人さんが相手役で本当によかったです」今作は、38歳で独身&童貞の男が主人公。人と関わりを持とうとしてもがく姿に、「誰しもが共感するところがあるはず」とコムアイさん。「他者と関わると、自分の思いどおりにならないことが絶対に出てくるじゃないですか。子どもの頃、喜んでもらおうと好きな女の子に花をあげたら握りつぶされる、みたいな。主人公の富岡は、そんな、人に振り回されるという苦しくも楽しい経験を、38歳になって初めてするわけです。彼が、人に対して“何かをしてあげたい”と思って行動し、一喜一憂する姿を見て、小さい頃に経験した衝撃を思い出し、ドキッとする人は多いはず。感情を揺さぶられながら、楽しんでほしいですね」コムアイ1992年7月22日生まれ。「水曜日のカンパネラ」にて主演と歌唱を担当。今年3月に行われた武道館公演「八角宇宙」を収めたBlu-rayが7月26日に発売。ラジオ番組『SPARK』(J-WAVE)にレギュラー出演中。TBS系列にて、7月19日よりスタート。毎週水曜23:56~放送。共演者は、本田翼さん、賀来賢人さん、光石研さんなど個性豊か。※『anan』2017年7月26日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・秋鹿裕子インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年07月23日「光で起こしてくれる」光目覚まし時計と、入眠時に心地よく眠りへ導いてくれる睡眠セラピー機能を搭載したアイマスクが登場した。ウェザリー・ジャパン株式会社は、SoundOasis社の光目覚ましスマートアイマスク「illumy/イルミー」を日本全国、オンラインストアで6月23日から販売を開始する。新しい目覚めと入眠の習慣イルミーはアイマスクの中で光を目に当てる事によって、“快適な入眠”と”ストレスのない起床”を促してくれる画期的なアイマスクだ。イルミーは通常の視界の光を遮断して入眠を促すアイマスクでは無く、マスクから日の出と日没の太陽光を再現した2種類の光を照射する事で神経作用に働きかけて入眠と起床をコントロールする。よく言われる事だが、起床時は日光を浴びると自然と目が覚めやすい。起床時は日の出の光を再現した青い光で自然な起床を提供し、入眠時は日没のオレンジの光で副交感神経を刺激して穏やかな入眠へ導いてくれる。また、光のリズムを変化させる事でリラックスした状態のデルタ派で入眠をよりスムーズに行い、ベータ派で自然な目覚めを作ってくれる。宇宙飛行士の体内時計の調整にイルミーは、国際宇宙ステーションで宇宙飛行士の体内時計の調整に使われた技術を使用しており、天候やライフスタイルに左右される事なく体内の調整を行う事が出来る。携帯やPCのアプリケーションで操作を行う事が出来、飛行機でセットすれば時差ボケ対策も可能だ。PCやスマホの影響で入眠や起床に悩みを抱えている人には、ぜひ試してみて欲しい新しいアイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ウェザリー・ジャパン株式会社※ウェザリー・ジャパン株式会社プレスリリース(Value Press)
2017年07月15日前作から5年、『アウトレイジ』シリーズがついに終結を迎える『アウトレイジ 最終章』。このほど、“全員暴走”の果て、すべての因縁に決着をつける究極のフィナーレを迎える本作から、豪華キャストが入り乱れた予告編とポスタービジュアルが解禁となった。北野武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメントとなる『アウトレイジ』シリーズ。2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開され、シリーズ累計興収22億円を突破。豪華キャスト陣が入り乱れる、生きるか死ぬかの抗争劇が大反響を呼んだシリーズが、ついに前作から5年の月日を経て最終章を迎える。このたび完成した予告編は、関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、張会長(金田時男)の下、韓国に渡った大友(ビートたけし)と大友を慕う韓国・済州島グループの市川(大森南朋)がマシンガンを乱射する、シリーズ史上最高にド派手で衝撃的なシーンから幕を開ける。だが、「花菱会」幹部・花田(ピエール瀧)が、取引のために滞在した韓国の地でトラブルを起こし、大友と対峙。「なめとんのか!!」と恫喝する花田に対し「なめてなんかいねーよバカヤロー!!」とブチ切れる大友。しかし、この結末は花田が張会長の手下を殺害するという最悪のシナリオを迎えてしまう。焦る市川と苛立つ大友の思いをよそに、このトラブルをきっかけに、国際的フィクサー「張グループ」と巨大暴力団組織「花菱会」は一触即発の状態になってしまう。一方、「花菱会」では新会長の野村(大杉漣)が、目障りな若頭・西野(西田敏行)を陥れようと、「張グループ」と西野が争うよう花田を焚き付けて画策し、「花菱会」内部での内紛が巻き起こっていた。それぞれの思惑が交錯する中、なんと「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」が入り乱れる“全員暴走”の全面戦争へと突入!大友もまた、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻り…。まさに、シリーズ史上最大級のスケールでおくる“全員暴走”の究極の抗争劇は、クライマックスへ。大森さん、ピエールさん、大杉さんのほか、「花菱会」の岸部一徳、原田泰造、「山王会」の池内博之ら新キャストに加え、「花菱会」西野役の西田さん、同・中田役の塩見三省、張会長の側近・李役の白竜、「山王会」白山役の名高達男、同・五味役の光石研、警視庁・繁田役の松重豊とお馴染みの顔ぶれもずらり。怒号と大金、銃弾が飛び交い、裏切り・駆け引き・騙し合いが連続する、アウトレイジ(極悪非道)たちの全面戦争は、果たしてどんな決着をみせるのか!?「済んだと思うなよ」という大友のつぶやきが、不穏な余韻を残す予告編となっている。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日玉木宏がかつてないほどの悪に染まった主人公を演じる、中村文則の傑作ミステリーの映画化『悪と仮面のルール』。このほど、本作の全キャストが発表され、今年、主演作『トモダチゲーム 劇場版FINAL』や話題の実写化『銀魂』など活躍著しい吉沢亮が、テロリスト役に初挑戦することが分かった。財閥家・久喜に生を受けた少年・文宏は、10歳になったとき、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が“純粋悪”となることだけを望まれて生まれた存在だということ。さらに、悪となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる…。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしていた。彼女を守るために、文宏は父を殺す。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、しだいに望まない父に似ていく。彼を慮りつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。文宏は別人・新谷になりすまし、香織を陰から見守り続ける。そんな中、彼女の身を狙う存在を排除した文宏は、その裏で糸を引く人物と出会う。その人物とは、父と同じ歪みを持つ久喜家の者、文宏の兄だった…。文宏は彼女を守るために、再び罪を犯すことを決意する――。2005年の「土の中の子供」で芥川賞を受賞した原作者・中村文則は、「ウォール・ストリート・ジャーナル」の「年間ベスト10ミステリー」に2012年、2013年と連続で選出され、2014年にはノワール文学(=犯罪や暴力を主題に据えた小説)への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞、世界的にも注目されている。本原作もまた、彼の世界的評価を決定的なものにした話題作だ。本作では、爽やかなイメージで知られる玉木さんが自ら「非常にデリケートで難役」とコメントするように、特殊な環境で育ってしまった男の究極の愛を描く物語で、悪を秘め、それと戦う主人公に挑む。原作の中村氏も「現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました」と期待の声を寄せている。先日、香織役を「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に続いて、新ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」にも出演する新木優子が務めることが発表されたが、今回、テロリストグループ「JL」のメンバーで、玉木さん演じる久喜文宏をJLのメンバーに引き込もうとする伊藤亮祐役に、『銀魂』の沖田総悟役から『斉木楠雄のΨ難』『リバース・エッジ』など話題作が目白押しの吉沢さんが決定。彼もまた、これまでのイメージを一新するような、テロリストグループのメンバーとして登場する。さらに文宏の兄で、父の死後、久喜家の中枢となる久喜幹彦役には中村達也、文宏が成り代わった人物・新谷を殺人の容疑者として疑う刑事・会田役を柄本明、文宏の父が雇っていた探偵で、新谷となった文宏からの依頼を受ける榊原役には光石研と、バラエティに富み、かつベテランの役者たちが脇を固める。「役作りで初めて髭を伸ばしたのですが、こんなに生えるのかとビックリしました」という吉沢さんは、「大好きな中村文則さん原作の作品に携われて、とても幸せな時間でした」とコメント。「ある意味ファンタジーチックな世界観であり、ファンタジーチックな役でしたが、彼なりの歪んだ正義、そして歪みきれない自分への葛藤などをリアルに描こうと、精一杯演じました」と、新境地ともいえる役柄に手応えを覗かせている。『悪と仮面のルール』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月07日俳優の吉沢亮が、玉木宏主演の映画『悪と仮面のルール』(2018年公開)に出演することが7日、わかった。また、中村達也、柄本明、光石研も同作に出演する。同作は中村文則の同名小説を実写化。財閥家に生まれた久喜文宏(玉木)は、実父から純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だと明かされ、14歳の時に父を殺すことになる。成長した文宏は顔を捨てて別⼈・新⾕に成りすますが、ずっと思いを通わせる香織(新木優子)の身が狙われたことから、再度罪を犯すことを決意する。今回吉沢が演じたのは、テロリストグループ「JL」のメンバーである伊藤亮祐。玉木演じる文宏に近づき、メンバーに引き込もうとする。初のテロリスト役となった吉沢は、初めて髭を伸ばして役に挑んだ。また、中村は文宏の兄・幹彦、絵本は刑事・会田、光石は探偵・榊原を演じる。○吉沢亮コメント大好きな中村文則さん原作の作品に携われて、とても幸せな時間でした。役作りで初めて髭を伸ばしたのですが、こんなに生えるのかとビックリしました。ある意味ファンタジーチックな世界観であり、ファンタジーチックな役でしたが、彼なりの歪んだ正義、そして歪みきれない自分への葛藤などをリアルに描こうと、精一杯演じました。ぜひ見てください。
2017年07月07日綾野剛主演、二階堂ふみをはじめ柳楽優弥、川栄李奈、新井浩文、光石研、柄本明ら豪華キャストで、綾野さん演じる不老不死の“怪物”の恋と苦悩を描いたドラマ「フランケンシュタインの恋」が6月25日(日)の放送で最終回を迎えた。本作は120年前に生みだされた綾野さん演じる“怪物”深志研が、二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い恋をし、多くの人と触れ合うなかで悩み、苦しみながら人間らしさを得ていくという物語。ほかには、津軽さんと同じ大学の研究室の大学院生・稲庭聖哉に柳楽さん。稲庭の父・稲庭恵治郎に拾われ大工職人になる元ヤン職人・室園美琴に川栄さん、“怪物”が大好きなラジオのレポーター・天草純平に新井さん、稲庭の父で工務店社長・稲庭恵治郎に光石さん、怪物の謎を解く鶴丸十四文に柄本さん、怪物を生み出した“フランケンシュタイン”に当たる役柄を斎藤工といったキャストが演じた。最終回は綾野さん演じる“怪物”が元々120年前に医師を志した青年で、“怪物”となった引き換えに恋をしていた女性を殺めてしまった過去を持つことが明かされた一方、津軽さんの脳出血を自らの“力”で復活させることに成功、深志と津軽はお互いの気持ちを確かめ合い幸せへの一歩を踏み出すが、深志が自らのことをラジオで世間に公表したため、彼が勤務する稲庭工務店は注文を次々とキャンセルされることに。さらに周辺住人からの苦情で保健所と警察が深志を連れて行こうとする。身を呈して深志を守ろうとする稲庭工務店の面々の力で深志は再び元いた山奥の研究所跡地へ。津軽の声を無視していずこかに去る深志だが…というストーリーだった。津軽が深志に「好きです」と告白するシーンでは「今日の二階堂ふみ可愛いな」という声とともに、その様子を見つめる稲庭聖哉に演じる柳楽さんに「稲庭先輩が切ないよう」「柳楽さんの顔とても良かったね」といった声が。また今作で“元ヤン職人女子”を演じた川栄さんも好評の様子で、「美琴ちゃんかっこよすぎる」「川栄李奈が可愛すぎるんですが」「川栄ちゃん演技上手すぎて目からウロコ」「個人的に一等賞は川栄ちゃん」などその元「AKB48」ならではの可愛さと同時に演技力も高く評価されていた。そして人と触れあい津軽さんの愛を知って“人間”として大きな成長を遂げた深志を演じた綾野さんにも、「ひたすらに綾野剛が演技力で殴ってくる回」「記憶取り戻したあたりから顔違かったな」「研さんの喋り方が変わってる」と、微妙な表情やしゃべり方などで“怪物”の人間的成長を表現してみせたと高い評価が相次いでいる。終盤、津軽さんと工務店の仲間たちのために自ら人里を離れていた深志が、再び津軽たちと生きることを選んだシーンでは「みんなが幸せな最後でよかった。」「幸せに溢れる最後でよかった」「研さんと津軽さん、ずっと幸せに暮らしてね…。」など「ハッピーエンドでよかった」というツイートが溢れていたのだが、「RADWIMPS」による主題歌「棒人間」が流れた後、「数十年後」のテロップとともに未来の深志と、稲庭と美琴の孫と思われる男性との会話の場面になるとその反応が一変する。視聴者からは「最後はそんな感じか~切ねぇ~」「泣けばいいのか笑えばいいのかわからない」など賛否両論の声が続々ツイートされ続ける事態に。ハッピーエンドのなかに“フランケンシュタインの怪物”らしい切なさ、もの悲しさを織り交ぜたラストに多くの視聴者が自分なりの想いを抱いている様子だ。(笠緒)
2017年06月26日長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己らが出演する映画『散歩する侵略者』(2017年9月9日公開)の予告編が23日、公開された。同作は劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を映画化。長澤は、数日間行方不明になっていた夫が侵略者にのっとられて帰ってくるという事態に巻き込まれる主人公・加瀬鳴海を演じ、侵略者に乗っとられる夫を松田、ジャーナリスト・桜井を長谷川が演じる。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された同作。世界中から注目を受け、北米ほかフランス、オランダ、ベルギー、オーストラ リア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など世界21カ国での公開が決定した。今回公開された予告編では、別人のようになってしまった夫に戸惑う妻が、「侵略者」と告白されて戸惑う姿や、半信半疑ながらも侵略者に巻き込まれていくジャーナリストの姿が盛り込まれている。等身大の女性を演じた長澤や、どこか虚ろな姿を見せた松田、少し胡散臭い長谷川などの姿が見どころとなっている。また、アクションシーンや衝撃的な攻撃シーン、高杉真宙、恒松祐里が動く姿も初公開。さらに前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストの姿もお披露目となった。
2017年06月23日第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中の注目を集めた黒沢清監督作『散歩する侵略者』。長澤まさみと松田龍平は夫婦役で共演したことでも話題の本作が、この度北米をはじめ、フランス、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など合計21か国での世界公開が決定。さらに本作の予告編も公開された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?本作は、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、国内外で常に注目を集め、『クリーピー 偽りの隣人』でもその手腕を発揮した黒沢監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。主人公・加瀬鳴海役を長澤さん、「侵略者」に乗っ取られた夫・加瀬真治役を松田さんが演じるほか、一家惨殺事件の取材中に「侵略者」に出会い、半信半疑ながらも巻き込まれていくジャーナリスト・桜井役に長谷川博己、桜井が密着取材を申し入れる若き「侵略者」たち、天野役に高杉真宙、立花あきら役に恒松祐里。そのほか前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストが集結している。到着した予告編では、数日間の行方不明の後、別人のようになって帰って来た夫と戸惑う妻という日常の風景が、「本当は宇宙人なんだ」と、突然“侵略者”を名乗る夫の告白で大きな異変へと発展していく様子が描かれる。その斬新なストーリーは、衝撃のサスペンスから切ない愛のドラマへ――。「愛か?滅亡か?」全く先が読めない展開にますます期待が高まる。さらに、侵略者に密着取材を申し込むジャーナリスト・桜井や、小泉さん、笹野さんら初出し映像も盛り込まれている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年06月23日綾野剛演じる怪物の愛おしさと切なさが話題を呼び、ヒロイン・二階堂ふみほか柳楽優弥、川栄李奈、新井浩文、光石研、柄本明など豪華な顔ぶれでも注目を集めた、年の差100歳のラブストーリー「フランケンシュタインの恋」。この度、本作全キャストの撮影が終了し、クランクアップを迎えた。昏睡状態の津軽(二階堂ふみ)の手に深志研(綾野剛)が触れると、彼女が目を覚ました。深志研の持っていた菌が津軽の遺伝子に何らかの影響を与えて、奇跡が起こった。目覚めた津軽が脳の精密検査を受けると、脳の出血がなくなっていた。医師も見たことのない症例だと驚く。深志研の起こした奇跡によって、津軽はこれまで苦しめられていた病気から解放された。深志研は、自分が山部呼六という名で津軽の先祖・サキと恋をしていた120年前の記憶を津軽に語る。深志研と津軽は、お互いの気持ちを確かめ合う。ラジオでの深志研の告白に、世間は賛否両論。深志研の持つ菌を危険視する声、深志研を支持する声など、さまざまな意見がラジオ局に寄せられる。稲庭工務店の面々は、2人を温かく迎える。引き続き職人として生きていきたいと一同に話す深志研。しかし、深志研を恐れた顧客が続出し、稲庭工務店への注文は次々とキャンセルされていた。翌日、深志研たちが仕事に出ようとすると、工務店の周りがマスクをした人々に取り囲まれていた。近所の住民が深志研の持つ菌に怯えて通報し、保健所の職員と警察官が深志研を調べに来たのだった。深志研は、保健所に連行されることになり…。深志研と津軽は、120年の恋を貫くことができるのか!?どうして怪物は誕生したのか?ドラマタイトル「フランケンシュタインの恋」に隠された謎、そして、深志研と津軽継実の恋の行方など全てにピリオドが打たれる今週最終話を前に、全キャストの撮影が終了。ラストのシーンでは、総勢50名近くのスタッフや関係者が見守る中、主演の綾野さん、二階堂さんをはじめ柳楽さん、川栄さん、光石さん、篠原篤、葉山奨之、大西礼芳、中村無何有が一斉にクランクアップ!それぞれ花束と盛大な拍手が贈られる中、主演の綾野さんは、「深志研、というキャラクターに出会えたことは自分にとって本当に幸せでしたし、キャスト、スタッフ、すべての人に感謝の思いでいっぱいです。皆さんのことが本当に大好きです!」と語った。「フランケンシュタインの恋」最終話は、6月25日(日)22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月20日7月15日公開の映画『彼女の人生は間違いじゃない』の完成披露試写会舞台あいさつが12日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生、廣木隆一監督が出席した。『ヴァイブレータ』(2003年)や『さよなら歌舞伎町』(2015年)などの作品を手掛けた廣木隆一監督が、作家デビュー作となった同名小説を自らが監督した本作。主演の瀧内公美がデリヘルのアルバイトで福島から東京を往復する主人公のみゆき役を好演し、戻る場所もなく進む未来も見えない若者たちの姿を描き出す。厳しいオーディションを勝ち抜いて主演の座を射止めた瀧内は「難しい作品で自分の力を信じられずダメかと思った時に監督に選んでいただきました。廣木監督は厳しいと聞いていましたが、本当に優しくて、『ありのままでいいよ』と言われて力が抜けました」と優しい言葉をかけてくれたという監督に感謝の言葉。劇中で平日は市役所勤めの公務員、週末はデリヘル嬢という難役については、「スタッフさんが用意してくれたデリヘルさんの取材や仮設住宅でのお話を聞いて、そこから感じたものをノートに書き溜めました。初日からずっと悔しい気持ちがあってノートに『クソ!』と書きましたが、じょじょにそういう空気にさせてもらいました」とスタッフの気配りに感謝したというが、デリヘルの店員役を演じた高良は「廣木組はデリヘルに詳しい人が多いんです。なのでスタッフさんみんなに聞いて役作りをさせてもらいました。みんなで行きましたよ。嘘です(笑)」と廣木組の実情を明かして客席の笑いを誘った。平日は市役所勤め、週末はデリヘル嬢というみゆきのキャラクターにちなみ、「自身の隠れた顔は?」という質問に、瀧内は「写真だと怖くて無口という印象があるらしいんですが、色んな人に会うと『おしゃべりなんだね』とか『明るいですね』と言われます」とファーストインプレッションとは異なる点を強調。そんな瀧内について高良は「すごい闇の深い人かと思いましたが、試写会が終わった時にすごい笑顔でやつれていたのが戻っていたので良かったです」と瀧本本来の姿を目の当たりにして安堵した様子だった。映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、7月15日より全国公開。
2017年06月13日NHK大河ドラマ「真田丸」で真田信繁(堺雅人)の側室“たか”役を務めて注目を集め、映画・ドラマ・演劇などでめざましい活躍を続ける実力派若手女優・岸井ゆきの。彼女が満を持して初主演を務める映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の豪華追加キャストが発表され、さらに主題歌をシティポップバンド「Yogee New Waves」が手がけることが分かった。とある夏の地方都市。鳴り続ける電話、吉子(岸井ゆきの)が彼氏とのセックスを中断して出てみると、それは、祖父の訃報だった。2階から、草むしりをする父・清二に声をかける――「おじいちゃん、死んじゃったって。」。祖父の葬儀のために、久々に集合した祖父の3人の子とその家族は、その死を悲しむひまなく準備に追われていく。そんな中、それぞれのやっかいな事情が表面化し、とある事件をきっかけに、みっともないほどの本音をさらけ出す。そんな親族に呆れながらも、流れに身を任せていた吉子は…。「真田丸」や映画『ピンクとグレー』『森山中教習所』などで知られる実力派女優・岸井さんを映画初主演に迎え、「ソフトバンク」「Microsoft」「JRA」など話題のCM演出で業界若手No1といわれる監督・森ガキ脩大との注目のタッグで贈る本作。祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に集合し、やがて、みっともないほどの本音をさらけ出すうちに、やっかいだけど愛すべき“本当の家族”へと踏み出していく珠玉の物語。このたび明らかとなったキャストで、祖父の長男・昭夫を演じるのは、劇作家・俳優・演出家・監督など多岐にわたり活躍する岩松了。失業したことを親戚や近所にひた隠しにし、父親の威厳をすっかり失っている、という役どころ。また、次男で吉子の父親・清二には、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やNTV「フランケンシュタインの恋」に出演中の光石研。一番の常識人に見えるが、どこか滑稽な父を演じる。長女・薫には、“ドロキュン”ドラマ「奪い愛、冬」も記憶に新しく、近年は脚本家、演出家としても活躍する水野美紀。東京で成功し、真っ赤なフェラーリに乗って登場する自由気ままに生きる独身の女性だ。昭夫の元妻・ふみ江には、NHK「ごごナマ」レギュラー出演中の美保純。昭夫との離婚後、祖父の葬儀で久々に昭夫と気まずい再会を果たすことになるという…。さらに、昭夫の息子・洋平には、ドラマ「貴族探偵」や「ひよっこ」、主演映画『ポエトリーエンジェル』の公開など話題作に立て続けに出演する若手実力派の岡山天音。父親を影で馬鹿にしながら、自らは大学浪人中、かつ引きこもり中というキャラクター。そして主題歌として本作を彩るのは、「FUJI ROCK FESTIVAL’17」を始め、数々の人気フェスにも出演や新アルバム「WAVES」リリースで話題の「Yogee New Waves(ヨギーニューウェーブス)」が書き下ろした「SAYONARAMATA」。初めて映画に楽曲提供した彼らのメロディは、さまざまな想いや心象を抱えながらも、前に向かう人を後押しするような1曲となっている。初主演を務める岸井さんは、「炎天下の熊本をともに過ごし、闘った、心強すぎる皆さんです。毎日全員野球で、一緒に、物語を紡いでいきました。ある1日、田んぼの真ん中で『主題歌はこの人に歌って欲しいんだ』と監督がかけたのが『Yogee New Waves』の曲でした。そのまま、この映画のエンディングのような時間が流れたのを覚えています。まさか書き下ろしていただけるなんて。夢みたいだ!」と、喜びをコメント。一方、本作が長編映画デビュー作となる森ガキ監督も、「描きたかったキャラクターにぴったりの配役で、演出している間もずっと笑いをこらえるのに大変でした。こんな群像劇みたことないぞって自信をもって言えるのも、岸井さんを中心に個性あふれる素晴らしすぎる役者の方々が臨機応変に1つのゴールにむかって、笑いながらかけづり回ってくれたおかげです。あの夏の熊本での撮影は一生忘れません」と撮影をふり返ってコメント。「僕も初長編作品、岸井さんも初主演というので主題歌も絶対に初のアーティストって漠然と決めていて、一緒に大きくて新しい波を作っていけるアーティストを探していたときに『ヨギー』と出会いました。映画完成まで本当にいろんなことがあったんで、曲が上がった瞬間にようやくここまできたんだなって、涙がこみ上げてきました。多くの方にヨギーとこの映画の化学反応を皆さんにみてもらいたい」と感激もひとしおの様子。「Yogee New Waves」の角舘健悟もまた、「かんかん照りの日射降り注ぐ、無情なまでの晴天。温度の隙間を縫うようにするりと風の糸がほどけては、心もまたほどけてゆく。祖父に会いにいこう!」と本作のタイトルにひっかけ、粋なコメントを寄せている。『おじいちゃん、死んじゃったって。』は11月よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月08日「くりぃむしちゅー」の有田哲平が主演を務める、7月スタートのテッペン!水ドラ!!「わにとかげぎす」。古谷実の同名コミックを原作に、ヒロインにはモデルで女優の本田翼を迎えるなど話題沸騰中の本作に、新たに「水曜日のカンパネラ」のコムアイが連続ドラマにレギュラーとして初出演することが決定!“誘惑する女”役でギリギリの大胆演技を披露する。深夜のスーパーマーケットで警備員をしている富岡(有田さん)は、日々の生活に疑問と不安を覚え、孤独は罪だと自覚する。ある夜、流れ星に「友だちが欲しい」と願うものの、現れたのは富岡に一目惚れする謎の隣人女性・羽田(本田さん)。その気持ちに全く気付かない“最強に最弱な男”富岡。果たして2人の恋は始まるのか――。さらに、人生放浪者と称するホームレスのオヤジ(光石研)の出現や、「お前は1年以内に頭がおかしくなって死ぬ」という謎の脅迫状により、富岡の人生は一変していく…。ショボクレ警備員の富岡ゆうじが、“没な人生”にお別れするため「友だち作り」に奮起するも、次から次へとアクシデントが起き、人生が思わぬ方向へと向かっていくストーリー。累計発行部数(紙と電子)80万部を記録した古谷氏の原作を基に、有田さんがドラマ初主演にして、人生を眠り倒してきた主人公・富岡を演じるとともに、富岡に一目惚れしてしまう小説家志望の美女・ 羽田梓役に、数々のドラマや映画に出演し『鋼の錬金術師』の公開も控える本田さんが共演することで話題に。そしてこのほど、その活動に注目が集まる「水曜日のカンパネラ」のコムアイが、連続ドラマにレギュラーとして初出演することが決定。コムアイさんが演じるのは、ヤクザの組長・東金直弥(村上淳)の愛人・吉岡華。東金と同棲中だが、自分に気がある男を誘惑し利用する魅惑の女性。ドラマの大きな鍵を握っていて、その行動が“最強に最弱な男”富岡の人生をも大きく変えていくことになる。今回到着したコムアイさんのコメントでは、「最高に奔放なキャストと最高にテンションの高いスタッフに囲まれ、私が頂いた役は、話が進むごとにコロコロと印象の変わっていく道化のようなパチンコ店員です。いまのところみんなの芝居に感動してるばかりですが、こっから頑張ります!」とコメントしており、実際の現場では、シーンの度に変わる魅力的な表情やセリフ使い、さらに肌の露出も惜しまず、体を張ることもいとわない。そんな大胆な演技を見せ、ドラマでもそのカリスマ性と探求心を体現している。テッペン!水ドラ!!「わにとかげぎす」は7月より毎週水曜23時56分~TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月06日ヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人と総勢109名のガヤ芸人たちが、スタジオに招いたゲストを笑いとともに掘り下げる「ウチのガヤがすみません」の6月6日(火)今夜放送回に滝沢秀明、芦田愛菜、新井浩文、川栄李奈らがゲストで登場する。休日はホームセンターに通うという滝沢さん。そんな滝沢さんにDIY芸人が最新工具をプレゼンするほか、この春中学生となった芦田さんには文房具芸人が「学校で使える最新文具」を紹介。芦田さんが語った「将来の夢」にも注目。そして新井さんと川栄さんには占い芸人がその本性をずばり言い当てる。心の内を見透かされた2人に反応やいかに!?また今夜は女優の萬田久子もゲスト出演。萬田さんには医者芸人が5秒で病気が分かるという最新医療を紹介するのだが、なんとガヤ芸人に異常発覚。最新医療に異常を発見されたのは誰!? こちらもお楽しみに。今夜のゲストである滝沢さんの映画初主演作となる『こどもつかい』は6月17日(土)より全国にて公開。『呪怨』シリーズの清水崇監督による完全オリジナルストーリーで描かれる本作で滝沢さんが演じるのは“こどもの霊”を操りこどもに怨まれたオトナの命を奪う“こどもつかい”というミステリアスな存在。連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也役で「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美役で門脇麦らが共演する。芦田さんは声優として吹き替えを務めた『怪盗グルーのミニオン大脱走』が7月21日(金)より全国にて公開。『ミニオンズ』のユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作となり、晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかる。過去の栄光にすがって80年代のファッションに身を包む元子役スターは、グルーを窮地に追い込む。さまざまなガジェットを駆使して犯罪を繰り返す、彼の真の狙いとは…という物語。グルーの声を笑福亭鶴瓶、その娘・アグネスの声で芦田さん、『怪盗グルーのミニオン危機一発』でもルーシーの声を務めた中島美嘉が引き続き日本語キャストを務めるほか、グルーの新たな敵となるバルタザール・ブラットの吹き替えを松山ケンイチが担当する。新井さんと川栄さんは共演しているドラマ「フランケンシュタインの恋」が毎週日曜22時30分~日本テレビ系で放送中。本作は綾野剛が100年ぶりに人間と触れあった不老不死の“怪物”を演じ、二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い、恋をすることから悩み、苦しみながらも人間らしさを得ていくさまを描く“年の差100歳ラブストーリー”で、新井さんと川栄さんのほか、柳楽優弥、光石研、柄本明、斎藤工らも出演する。今週も豪華ゲストでお届けする「ウチのガヤがすみません」は6月6日(火)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月06日女性漫画家・魚喃キリコの同名漫画を、臼田あさ美、太賀、オダギリジョー共演で映画化する『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作のティザービジュアルと特報映像が公開。また本作の写真は、写真集「明星」で第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した人気写真家の川島小鳥が担当している。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。このほど到着したティザービジュアルは、主人公・ツチダ演じる臼田さんが、同棲中の恋人・せいいちと仲睦まじく幸せそうな表情を浮かべる写真が多く占める中、かつての恋人・ハギオとも親しげに接する意味深な写真も差し込まれている。なお、この写真は人気写真家の川島さんが担当しており、川島さんにとって撮影現場におけるすべての写真を撮り下ろしたのは初の試み。また、公開劇場にて6月3日(土)より配布されるチラシには、今回公開されたビジュアルのパターンに加え、異なるコピーと写真で構成された全部で6つのパターンで展開。せいいちのギターや歌詞ノートなど、物語のモチーフなどが散りばめられているという。併せて公開された映像初解禁となる特報は、ドラムやギターなど音楽を匂わせるカットに続き、ツチダにモノローグと水着のようなものを踏みつけシャワーを浴びるシーンから始まる。続いて「先の見えない“現在の恋人”」と「忘れられない“過去の恋人”」が映し出され、2つの恋の狭間で揺れるツチダは、「自分が何をしているのかわからない」と葛藤し、目から大粒の涙がこぼれる。そしてラストカットでは、誰かに別れを告げたかのように立ち去っていくツチダが。彼女の視線の先には、せいいちとハギオのどちらがいたのだろうか…?『南瓜とマヨネーズ』は11月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月02日現在フランスにて開催中の「第70回カンヌ国際映画祭」である視点部門に正式出品された映画『散歩する侵略者』が、5月21日(現地時間)にワールドプレミア上映が行われ、松田龍平、長谷川博己、黒沢清監督が参加した。本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」の映画化。長澤まさみと松田さんが夫婦役で共演するほか、長谷川さん、高杉真宙、前田敦子、満島真之介、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストが集結している。上映前のレッドカーペットでは、デビュー作『御法度』以来17年ぶりの本映画祭参加となる松田さん、カンヌ初参加となる長谷川さん、そして過去カンヌ国際映画祭で3度の栄冠に輝く黒沢監督は、タキシード姿で登場。世界各国のメディアと多くの観客の声援に笑顔で応えていた。公式上映で黒沢監督は、「本当に嬉しいです。この2人の大好きな俳優とこの舞台に立てたことがまるで夢のようです」と挨拶し、次に松田さんが一言目に「緊張しています」と話すと、観客からは温かい拍手が起こり、会場は一気に和やかなムードに。そして「黒沢監督と一緒に撮影ができて、この作品の中でたくさんの影響を受けました。黒沢監督と長谷川さんと3人で、ここでみなさんとお会いできたことをとても幸せに思います」と続けた。さらに長谷川さんは、「ボンジュール。コモサバ?ジュマペール、イロキ アセガワ。ですが、本当の名前はヒロキ ハセガワです。“H”(アッシュ)を発音して下さい」とフランス語でジョークを交えて自己紹介。続けて「この場に立てて本当に嬉しいです。憧れの黒沢監督の作品に出演させていただいて、とても楽しい刺激的な日々でした。それだけではなく、こうやってカンヌ映画祭というご褒美まで貰えること自体が物凄いことだなあと改めて感じています。ぜひ楽しんでください」とコメントした。その後、3人は超満員の観客と共にワールドプレミアを鑑賞。場内では何度も笑い声や歓声が起こり、上映後のスタンディングオベーションでは「ブラボー!」という声が飛び交うなど大きな盛り上がり。上映後の会見で松田さんは、「当時はまだ子どもだったので、実はあまり覚えていないのですが、あのときからカンヌも自分も変わりましたね」と17年前に参加した当時をふり返り、「公式上映では、お客さんの反応を感じながら、いろいろなことを考えながら観ていました。ものすごいプレッシャーでもあるのですが、妙な高揚感や心地の良さもあって、映画ってやっぱりいいなと改めて思いました」と感想を述べた。また長谷川さんは、「実際に公式上映を観て、映画って劇場でお客さんが入って、一つまた変わるんだなと感じました。特に今回は海外のお客さんだったということもあり、その変化を肌で感じられたのは、すごくいい経験だったと思います。自分自身、もっとしっかりやらないとなって、改めて思いました」とモチベーションが上がったようだ。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年05月23日古谷実の漫画「わにとかげぎす」が、TBSの「テッペン!水ドラ!!」枠にて、7月よりドラマ化されることが決定。主演には連続ドラマ初主演となる「くりぃむしちゅー」の有田哲平、そしてヒロインにはモデルで女優の本田翼を迎えることが分かった。深夜のスーパーマーケットで警備員をしている富岡(有田哲平)は、日々の生活に疑問と不安を覚え、孤独は罪だと自覚する。ある夜、流れ星に「友だちが欲しい」と願うものの、現れたのは富岡に一目惚れする謎の隣人女性・羽田(本田翼)。その気持ちに全く気付かない“最強に最弱な男”富岡。果たして2人の恋は始まるのか――。さらに、人生放浪者と称するホームレスのオヤジ(光石研)の出現や、「お前は一年以内に頭がおかしくなって死ぬ」という謎の脅迫状により、富岡の人生は一変していく…。原作は、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」「ヒメアノ~ル」などで知られる漫画家・古谷氏の連載6作目となる作品。2006年~2007年まで「ヤングマガジン」(講談社)にて連載され、累計発行部数(紙と電子)は80万部を記録している。古谷実作品は、これまでにも「ヒミズ」などが映画化されているものの、連続ドラマ化されるのは今回が初めてとなる。そして今回、中年、独身、童貞…ずっと日の当たらぬ生活を送り、人生を眠り倒してきた主人公・富岡ゆうじを演じるのは、連続ドラマ初主演となる有田さん。オファー時に考えるよりも前に“やります!!”と返事したと言う有田さんは、「どういうことなんだろう?なぜ僕が主演なんだろう?とは思ったのですが、悩んでる間に相手の気が変わるかもしれないんで、やりますよ!って言ってしまったのかな(笑)」と明かす。また実際の撮影では、「撮影翌日は身体のあちこちが痛いんですよね。朝起きていろんなとこが痛い」とこぼしながらも、「撮影は楽しいですよ。やりがいのある、いい現場にめぐり合わせて頂きました」と話し、「ドラマのいろんな部分で自分自身と照らし合わせてしまうシーンがあると思うんで、割と等身大で見て頂けるのではないかと思っています。初々しい僕を見て下さい」とアピールしている。また、富岡に一目惚れしてしまう小説家志望の美女・ 羽田梓役には、「ショムニ2013」「恋仲」や『鋼の錬金術師』の公開を控える本田さん。彼女は原作にあるキワドイシーンにも体当たりで演じており、これまで見たことのない本田翼が炸裂しているという。主演が有田さんだということにびっくりしたのと同時に面白そうと思ったと言う本田さんは、「この作品でご一緒できるのがとてもたのしみです」と期待。役柄については、「独特で、感覚が掴みづらい性格。役作りがむずかしいですがちょっと変な違和感と孤独の中にいる富岡さんを背後から引っ張り出す力強さを出せたらいいなと思います」と話し、「普通じゃない人たちがたくさん出ていて、でもなんだかとても生々しい、そんな作品です。放送を楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。さらにこの2人のほかにも、富岡の人生を大きく狂わせてしまうホームレスのオヤジ役に話題作「バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」のほか数々の作品に出演する光石研、新人警備員として富岡の前に現れ、富岡をある事件に巻き込む花林雄大役と雨川勇役には『ちはやふる -結び-』へ新キャストとして参加が決定している賀来賢人と『お前はまだグンマを知らない』『関ヶ原』などの出演作の公開が控える吉村界人。そのほか淵上泰史、村上淳が物語の重要な役どころとして出演する。テッペン!水ドラ!!「わにとかげぎす」は7月より毎週水曜深夜23時56分~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月22日1000万色以上の色彩表現ができるLED照明を使い、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光の演出「六甲山光のアートLightscapeinRokko」。7月1日(土)から始まる夏バージョン「夏は夜」では、夏の夜の月が明るい情景の中で、蛍の飛び交う様子や、雨の日の様子を、約7分間の光の演出で表現されます。家族でもカップルでも女子会でも楽しめそうですね♪限りなく自然光に近いLED照明が織りなすアート光のアート「LightscapeinRokko」は、1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明器具を使って、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光のイベント。約7分間の演出が繰り返し行われ、1日5回のガイドツアー(無料・別途入場料要)ではスタッフの解説付き!六甲山光のアートや阪神間のパノラマ夜景、六甲枝垂れの設計に関して語ってくれますよ♪夏バージョンの「夏は夜」って?「夏は夜」のテーマは…「夏の夜の、月が明るい情景。闇夜に蛍が多く、またはほんの数匹が飛び交ってぼんやりと光って飛んでいく姿や、雨の日の様子」というもの。照明デザイナー・伏見雅之氏の演出によって、六甲山から望む1000万ドルの夜景とともに、季節の移ろいを感じる幻想的な光景が楽しめるんですね。開催日時イベントの開催日時は以下のようになっています。7月1日(土)~9月8日(金)19:00~21:00(20:30受付終了)※天候により変更の場合があります。【入場料金】大人(中学生以上)300円、小人(4歳~小学生)200円伏見雅之氏プロフィール光を通して日常空間や都市空間を彩り、生活を豊かにする表現のツールとして活動しているアーティスト。主な受賞歴は、「1991年卒業制作東京芸術大学買い上げ」「2001年あかりフェスタ2001審査員特別賞」「2006年ジャパンゴルフフェアPRGRブース空間デザイン(東京ビックサイト)JGGA賞第一位」などがあります。2010年、2011年六甲ミーツ・アート芸術散歩招待アーティスト。六甲ガーデンテラス
2017年05月22日“フランケンシュタイン”をモチーフに綾野剛が100年ぶりに人間と触れあった不老不死の“怪物”を演じる“年の差100歳ラブストーリー”「フランケンシュタインの恋」の第5話が5月21日(日)今夜、日本テレビ系でオンエアされる。本作は120年前、ある事件をきっかけに生み出された綾野さん演じる“怪物”が、二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い、恋をすることから悩み、苦しみながらも人間らしさを得ていくさまを描いている。また、津軽さんと同じ大学の研究室に所属する大学院生・稲庭聖哉を柳楽優弥が、稲庭の父・稲庭恵治郎に拾われ大工職人になる元ヤンキー室園美琴を川栄李奈がそれぞれ演じるほか、“怪物”が悩み相談を送るラジオ番組のレポーター・天草純平に新井浩文、稲庭の父で工務店の社長・稲庭恵治郎に光石研。怪物の謎を解く鶴丸十四文に柄本明。怪物を生み出した本作における“フランケンシュタイン”に斎藤工といったキャスト。今夜放送の第5話では、津軽(二階堂さん)と深志研(綾野さん)との関係を心配する姉・晴果(田島ゆみか)を安心させるため、津軽は2人を会わせることに。津軽は深志に晴果の前では、自分の年齢や生まれた経緯について嘘をついてほしいと言う。「嘘をつきたくない」という深志だが、津軽から「生きていくために嘘もつかなければなりません」と諭され納得、嘘をつくと約束する。一方、深志は稲庭(柳楽さん)から天草(新井さん)が会いたがっていることを聞かされ、天草と会えるのを心待ちにするようになる。そんななか飯塚(葉山奨之)が深志の部屋を訪れ、金を貸してほしいと頼む。飯塚の母親が病気で金に困っていると信じもらったばかりの給料をすべて飯塚に渡す深志だが、飯塚の話は嘘でこのことが稲庭工務店の人々を巻き込んだ騒動になってしまう。そしてついに深志は天草と対面する…というストーリーが展開。なお同作では先週から番組公式twiterやInstagramをフォローして、ドラマの絵“フラ恋絵”を“#フラ恋絵”タグとともに投稿すると、毎週日曜22時に同SNS内で“怪物”綾野さんの口から「フラ恋絵大賞」が発表される企画「#フラ恋絵」を行っている。1回目となった先週は応募作品のクオリティーや作品性が素晴らしく2作品が大賞に選ばれた。綾野さんは「今回1つに決めきれず2作品選ばせていただきましたが、どちらの作品も温かく、役柄の関係性もしっかり現れている素敵な作品でした。とても現場の励みに、力になっております」と感謝のコメントを発表。天草役の新井さんも「天草大賞も考えておきます。」とツイートするなど出演者の間でも話題となっている模様。「フラ恋絵」企画は引き続き作品を募集中なので、これをきっかけに応募してみるのはいかが?「フランケンシュタインの恋」第5話は5月21日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月21日株式会社HASUNAは、5月24日から天然石とK18のみで仕上げたミニマルなデザインの天然石コレクション『Lucent』をHASUNA表参道本店、伊勢丹新宿店HASUNA、HASUNA ONLINE STOREにて発売する。『Lucent』とは天然石とK18のみと、本物の素材で仕上げたミニマルなデザインが特徴のブランド。シンプルなラインでありながら、どことなくエキゾチックで力強さを感じさせるデザインは、一つ一つが異なるカッティングの天然石で出来ており、付ける人により違う輝きを引き出している。HASUNA コンセプト「関わるすべての人々が幸せで、環境を掻き乱す事のない、祝福されたジュエリーである」事がコンセプトの株式会社HASUNAは、パキスタン産の天然石をパキスタンの女性によって加工し、地域への貢献を目指している。そのため、Responsible Jewellery Council(RJC責任あるジュエリー協議会)に加盟しており、映画ブラッドダイヤモンドで一躍認知度が高まった、非人道的な宝石を巡る紛争から一線を画す姿勢を取っている。2014年には、世界中で300を超えるジュエリーメーカーが加盟するRJCにより、日本初となる認証を受け、採掘から制作までにいたる過程において「責任ある取引」の国際基準を満たしています。(プレスリリース引用)表面的なものだけでなく、真に美しいものにこだわったジュエリー。受け継がれる宝石としてふさわしい姿勢ではないだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社HASUNA公式サイト※株式会社HASUNA@Press
2017年05月20日映画『南瓜とマヨネーズ』が、2017年11月11日(土)に新宿武蔵野館ほか全国の劇場で公開される。原作は、女性漫画家・魚喃キリコによる同名の漫画作品。女性のリアルな心理を容赦なく描いた、90年代を代表する不朽の恋愛漫画だ。本作では監督に『乱暴と待機』(10)の冨永昌敬を迎え、今なお根強い人気を誇る原作を実写化する。ストーリー同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働き生活を支えていたツチダ(臼田あさ美)だったが、彼女がキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係を結び、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。しかしそんな矢先、忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然に再会を果たしたツチダは、過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいく…。キャストキャストは、主人公のツチダ役に臼田あさ美、その恋人でミュージシャン志望のせいいち役に太賀、そしてツチダが忘れられない過去の男・ハギオ役にオダギリジョー。このキャスティングには、原作ファンからも「納得の人選」と期待の声が集まったという。場面写真には、恋人・せいいち(太賀)と部屋で親しげに寄り添う笑顔のツチダと、昔の恋人・ハギオとの密会シーンでどこか後ろめたい表情をみせるツチダの姿が。2人の男性との対照的で複雑な2つの関係性が伺える、作品を象徴するようなカットとなっている。また、ツチダがタバコを片手に思い悩む姿も「ツチダは臼田さん以外にありえません」と冨永監督が絶対的な自信を覗かせていたとおり、原作のツチダを彷彿させる1枚だ。映画の公開を記念した写真展も開催映画の公開を記念した、写真家・川島小鳥による写真展「ツチダとせいちゃん」が、2017年11月11日(土)から11月19日(日)の期間「パドラーズコーヒー」にて開催。川島、臼田、太賀が思い描いた、もうひとつの『南瓜とマヨネーズ』の世界が切り取られ、写真を通して劇中にはないオリジナルのストーリーが体感できる。また、会期中は映画オリジナルTシャツなどの販売も予定。是非、会場に足を運んでみて。作品情報映画『南瓜とマヨネーズ』公開時期:2017年11月11日(土)新宿武蔵野館ほかにて全国ロード ショー監督・脚本:冨永昌敬原作:魚喃キリコ『南瓜とマヨネーズ』キャスト:臼田あさ美、太賀、オダギリジョー、浅香航大、若葉竜也、大友律、清水くるみ、岡田サリオ、光石研© 魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会【写真展詳細】映画『南瓜とマヨネーズ』公開記念写真展「ツチダとせいちゃん」開催期間:2017年11月11日(土)~19日(日) ※月曜定休日開催場所:パドラーズコーヒー住所:東京都渋谷区西原2丁目26-5入場料:無料営業時間:7:30~18:00
2017年05月14日魚喃キリコ・原作の漫画を、臼田あさ美主演、共演に太賀、オダギリジョーを迎え11月に映画化される『南瓜とマヨネーズ』。この度、本作の場面写真が初公開された。ツチダは同棲中の恋人・せいいちのミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオと偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃氏の同名コミックを映画化する本作。『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』の鬼才・冨永昌敬監督が手掛け、もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現させている。主人公ツチダ役を臼田さんが演じるほか、ツチダに生活を支えられながら夢を追うミュージシャン志望の恋人・せいいち役に太賀さん、そしてツチダが再会を果たす忘れられない昔の恋人・ハギオ役にオダギリさんが扮している。キャストが発表された際には、「ぴったりはまるって表現が合いそうな納得の人選」「わかるわ~~って感情がドンピシャついてくるキャスティングが素晴らしい!!」と原作ファンからも賞賛する声が上がっている。そしてこのほど公開されたのは、ツチダと物語の中心となる2人の男性との関係が垣間見える場面写真。せいいちとは、同棲中の部屋で親しげに寄り添うカットが。一方、ハギオと写る密会シーン写真では、どこか後ろめたい表情を見せるツチダが写し出され、対照的な2人の関係性が伺える。さらに、ツチダがタバコを片手に思い悩む姿は、「ツチダは臼田さん以外にはありえません」と冨永監督が自信を覗かせるように、原作のツチダを彷彿とさせる。なお、この場面写真は、重版の決定した原作の帯に別カットとともに使用されており、書店にて順次展開されていくようだ。『南瓜とマヨネーズ』は11月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月14日