石崎ひゅーいの新曲「花束」が、2022年5月19日(木)に配信リリース。内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌となる。石崎ひゅーいの新曲「花束」は感動的なミディアムバラード石崎ひゅーいは、俳優・菅田将暉と「さよならエレジー」「糸」「虹」「ラストシーン」などの楽曲でタッグを組んでいることでも知られるシンガーソングライター。2022年1月には崎山蒼志との共作による「告白」をリリースし、注目を集めた。ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌にそんな石崎ひゅーいの新曲「花束」は、出会いと別れがテーマの感動的なミディアムバラード。同曲は、内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』のために書き下ろされたものだ。なお、石崎ひゅーいが「警視庁・捜査一課長」の主題歌を担当するのは、2021年に放送された『警視庁・捜査一課長 season5』の「アヤメ」に続き今回が2回目となる。ミュージックビデオの監督はspikey john「花束」のMVには、女優・モデルとして活躍中の田中芽衣が出演。長年同棲した彼氏と別れ、新しい日常へ向かっていこうとする強い女性を演じる。監督は、藤井風の「きらり」やNulbarichの「TOKYO」などで知られるspikey john(スパイキージョン)。<石崎ひゅーいコメント>主題歌を担当させて頂くことになりました。「警視庁・捜査一課長」チームのみなさんとこうして又タッグを組めること、その嬉しさで胸がいっぱいです。一度現場に行かせて頂いた時、チームのみなさんのあったかさや懐の大きさにものすごく感動したのを覚えています、そしてその一つ一つを優しく束ねるような内藤さんの人柄にすごく惹きつけられました。出会いと別れをテーマに「花束」という曲を書きました。大切な人に抱く思いは、きっと季節と共に育まれていくものだと思います、でもその反対で季節と共に枯れていってしまうこともあります。きっと僕たちは感覚的にそれをわかってしまう生き物だから、小さなことで泣いたり、喜んだりする。そんな一つ一つを束ねて、歌にしようと思いました。これから来る新しい季節に、忘れることができないあの日の景色に、この歌を重ねて聴いて頂けたら嬉しいです。【詳細】石崎ひゅーい 新曲「花束」配信日:2022年5月19日(木)作詞作曲:石崎ひゅーい編曲:トオミヨウ※テレビ朝日系木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長 season6』主題歌■ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』放送日時:2022年4月14日(木)より毎週木曜よる20:00~放送放送局:テレビ朝日出演者:内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、菊池隆志、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫ほか
2021年11月29日歌手の赤西礼保が、ネイルサロン「ARCANA」の店舗体験イベントに出席。兄で歌手の赤西仁について「家族ですし、仕事の面で尊敬もしていますし先輩です」と語った。「ネイルとなると女性のものというイメージが強くて」と話す礼保だが、同店を訪れるのは今回が二度目。「プレオープン時に爪をキレイにしていただきました。一度キレイになってしまうともうダメですね(笑)」「継続して綺麗にしたいという心が目覚めました」と満足げだ。爪をケアしたあとには周囲の反応を待てず、自分から「この爪、綺麗でしょう?」とアピールしてしまったという。そんな礼保に「兄の仁さんに綺麗な爪を見せたりは?」と聞くと、「彼は今アメリカにいるのでこの爪を見せることはできませんが、今度電話で会話する機会があったら、僕のメンズネイルケア経験を教えてみたいです(笑)」と回答。「お兄さんはどのような存在?」という質問には、「家族ですし、仕事の面で尊敬もしていますし先輩です。お互いの活動もチェックしているし、先日僕がライブを開催する際は『頑張って!』と事前に連絡をくれて応援してくれました」と明かし、兄弟コラボの可能性については「そうですね、いつか兄弟でコラボレーションできたらいいですね!」と意欲を見せた。
2021年09月30日舞台人としての圧倒的な華と、心が伝わる芝居、ダイナミックなダンスで観客を魅了してやまない。宝塚退団から6年。柚希礼音さんの現在地とは。男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなと。もともとスターの器を持って生まれたきた人だ。しかし、今年の初夏に上演されたミュージカル『マタ・ハリ』での柚希礼音さんの、有無を言わせぬカリスマ性と毅然とした美しさには圧倒されるばかりだった。マタ・ハリとは、世界が戦争に駆り立てられていた20世紀初頭、フランスを拠点に国境を越え活躍していたダンサー。柚希さんにとっては‘18年の初演以来3年ぶりに演じた役。前回も高い評価を受けていたが、今回のマタの神々しさに、やはりこの人は真ん中に立つべき人なのだと再認識した。そんな感想をぶつけると、少し恐縮しつつも笑顔で、「自分でもよくわからないけれど、何かが起きていたんですよね」と続けた。「私自身、舞台上に立っていることを忘れてマタ・ハリとしてそこにいるような感覚になったんです。だからご覧になった方がそう感じてくださったなら嬉しいです。じつは初演の時は、自分が女性を演じることに対してまだまだ戸惑う部分もあったんですね。稽古場では女性っぽくいなければと思いすぎて、演出の石丸さち子さんに『ぶりっ子してるように見える』って指摘を受けたりもしました。今回は前回以上に強く、誰にも媚びず、もっとカリスマで規格外の女性にと言われて、最初はこんなに強くて大丈夫かなと思いました。自分のけがれた過去を語る場面も、小さい声で歌っていたら、『そここそ大きく歌うのよ』と。結果、仁王立ちでいていいんだってところに辿り着いたんですよね」宝塚歌劇団を退団して約6年。在団中は、その実力と人気でレジェンド級トップスターと謳われた人。しかし、女優として歩いてきた年月に対しては「難しかった」と振り返る。「この身長といい肩幅といい、男役というものが自分の何もかもに合っていたんですよね。その前にバレエをやっていた時は身を縮めるようにしてきたからこそ、男役になって、伸び伸びできて体が喜んでいるのを感じましたし。だからこそ、男役を卒業してここから女性を演じるってなった時に、どうしたらいいんだろうって途方に暮れてしまって」それまで自身の強みになっていた体格がコンプレックスに感じられ、男役として積み上げてきたさまざまな技術やキャリアは必要のないもののように思われた時期も。「語尾に『~だわ』ってつけると、心がザワザワしたり。衣装でワンピースを着ている自分が落ち着かなくて、しっかり役に入れないまま舞台に立ってしまったこともありました。コンサバな服で取材を受けた時に、あまりに自分に似合っていなくて、もう終わったと思ったことも。その頃は『髪は伸ばすんですか?』『スカートはいつはきますか?』『ネイルはしてみました?』というような質問を受けることが多くて、逆にそうしないといけないのかなと悩んだり」そんななか、女性としての居方や振る舞いを「その時その時の役が教えてくれた」と話す。「研1(宝塚入団1年目)から男役を始めたのと同じ感覚で。この人はこういう歩き方でこういう喋り方をするんだっていうところから、女性としての型や心を学んでいったような気がします」なかでも大きなターニングポイントになったのが初演の『マタ・ハリ』。「それまでは役をいただくたびに、ファンの方はこれをやることをどう思うんだろうと気にしていました。とくにマタ・ハリは、露出度の高い衣装もあるので、きっと見たくないだろうなと心配したことも。でも、私が本気で役に挑んだら、みなさんそれを受け入れてくれたんです。退団後も応援してくださる方々は、私が男っぽいから好きなわけではないんだということがわかって、そこからは自分が心惹かれる作品や役に真摯に向かっていこうと思えるようになりました。自分にとってそれはすごく大きなことで、宝塚時代に男役として進むべき道を教えてくれた、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴランという役と同じくらいの意味を持っているんです」そこから、初のアングラ劇に挑戦となった『唐版 風の又三郎』や、ヒロインの歌姫を演じた大ヒット映画の舞台化であるミュージカル『ボディガード』、主人公の少年を導いていくバレエ教師に扮したミュージカル『ビリー・エリオット』など、さまざまな役を経験してきた。「いろいろな女性の型を学んでいくなかで辿り着いたのは、結局、男性を演じても女性を演じても、大事なのは心だなということでした。よく考えれば男役もそうだったんですよね。宝塚で約10年かけて男性に見せるための所作を学び、身ぶり手ぶりを身につけてからは、仁王立ちじゃなく立っていても、男役としての型じゃない脚の組み方をしても、男としていられるようになって。そこからは、型よりも心を追求していくことに意識を向けるように変わっていきました。今ようやく、いろんな役から学んできた“型”をあまり意識しなくても女性として舞台上にいられるようになり、役の心と向き合う段階に少しずつ入ってきたのかなと感じています」そんなタイミングで迎えるのが、退団後からスタートさせ、今回で第4弾となる自身のソロコンサート『REON JACK4』だ。「宝塚にいた時は、普段もカッコよくいたほうがいいんだって思って過ごしていました。でも、退団して男役ではない自分として出ていかなきゃいけなくなった時、“全部はカッコよくできないですけれど、心を少しオープンにします”って始めたのが、このコンサートです。ショーの場面では、普段の自分を忘れて思いっきり世界観に入り込める瞬間があったりするのですが、トークの場面になるとそのままカッコよくいられなくて…。それでも応援してくださる方々と、より強い信頼関係を築けた場所な気がします」コンサートと銘打ってはいるが、毎回、柚希さんの代名詞でもある高い身体能力を生かしたダイナミックなダンスもふんだんに盛り込まれる。「自分の芸事の原点にあるのがバレエで、やっぱりダンスは自分にとっては切っても切れないもの。たぶん私は、ダンスというものが好きになるように生まれてきたんだと思うんです。子供の頃、どんな習い事をしても嫌だったのが、初めてバレエをやった時に本当に楽しくて嬉しかったのを今も覚えています。それまでは授業で当てられても人前に出たくないと思っていたのが、バレエでなら表現できた。踊っていると、自分自身がいろんなものから解放されて、血管というか…細胞全体が喜んでいる感じがするんですよね。踊れば踊るほど、魂が浄化されていくような不思議な心地よさがあって。ただ、宝塚を退団すると、ミュージカルの中で少し踊る場面があっても、ショーのようにたっぷり踊れる機会って少ないんです。だから私にとって踊る場所として『REON JACK』はすごく大事なんです」しかも、ただ得意なダンスを踊るだけにとどまらない。バレエはもとより、アルゼンチンタンゴや、ヒップホップやロックなどのストリートダンス、そしてコンテンポラリーと、新たなダンスにも挑戦している。「ひと言でダンスと言っても、種類によってリズムのとり方も、使う筋肉も見せ方も全然違うんです。私のようなバレエ経験者は、ヒップホップが苦手な人が多くて、宝塚時代も自分は必死なのに、動きがダサいってよく言われていたくらい(笑)。前回初めて挑戦した男女ペアのコンテンポラリーでは、テコの原理でお互いがお互いの動きを利用し合うことで振りがどんどん発展していくのが、初めての経験で興味深かったです。私自身は、バレエだけを続けていくことの厳しさを痛感して宝塚という道に進むことを選びましたけれど、『REON JACK』に参加してくださっているのは、ダンスの道一本でやり続けてこられた超一流の方々ばかり。やればやるほど、リスペクトが止まりません。そのみなさんは、私がなかなか習得できない動きがあっても、振りを簡単にしようとはしてくれないんですよね。初日までには絶対できるようになるから大丈夫って、つねに私の前に高い壁を用意してくださるありがたい存在です」今回は3年ぶりの開催。今、生のエンターテインメントにとって困難な状況にあるが、どんな趣向を考えているのだろうか。「これまで私、ファンの方との心と心のキャッチボールをずっと大切にしてきたつもりなんですね。でもこんな情勢になってからは、みなさんと繋がろうと思ってもオンラインイベントとかになってしまって、すごく寂しかったんです。これまでのようにコールアンドレスポンスのようなことは難しいかもしれませんが、心のキャッチボールができて、久々に柚希礼音そのものに触れたって感じていただけるものにしたいと思っています。ストリートダンサーのYOSHIEさんからは、今回はパンキングのレッスンに来るよう言われていますし、振付で参加してくださる辻本知彦さんには、上野水香さんや宮尾俊太郎さんの場面を作っていただきます。演出も手がけるSHUN先生は、明るいのになんだか涙が出ちゃうストーリー性のある場面を作る方なので、楽しみなんですよ。ここまでの我慢や張り詰めてきた気持ちが少しでもほぐれて、面白かった、楽しかった、幸せだったと思ってもらえたら嬉しいです」宝塚在団中も今も変わらず、芸事にはストイック。しかし、以前に比べてどこか肩の力が抜けて、ほがらかで柔らかな印象を受ける。「もう、あまり無理して肩肘張らなくてもいいかなと思っているんです。作品に向かっている時は、それでも自分を追い込んでしまうんですけれど、それ以外のことなら無理して頑張るのはやめて、しっかり休もうという考え方になりました」もともとは、休みとあらばここぞとばかりに予定を詰め込んでいたというが、昨年のステイホーム期間を経て、家で過ごす時間がいかに大切か実感するようになったそう。「休みの日は朝から晩まで体のメンテナンスの予約を入れて、家は寝られればいいやみたいな感じだったんです。でも、家にいる時間が増えて、もっと広いベランダが必要だったなって思って、最近は物件ばっかり見ています。以前は公演がひとつ終わると海外旅行に出かけるのがルーティンでした。海外で何をしているかといったら、ホテルのベランダのチェアに座って、風を受けながらボーッとしていることが多かったんです。今は海外に行けない代わりに、家のベランダにソファを置いて、そこで台本を覚えたり、スマホのチェックをしたりしています。あとは、必要に迫られて料理をするようにもなりました。一度に大量に作って、同じものを何食か続けて食べているんですけれど(笑)」そんな柚希さんに、いま挑戦してみたい作品や役柄を伺った。「まだまだ女として勉強中なので、何でもやってみたいんですよね。マタ・ハリのように、演じることで自分を育ててもらえるような役とまた出合いたいし、すべての公演がそうなれたら幸せですよね。これまでずっと目の前のことを一生懸命やって次に繋げてきたので、あれこれ考えすぎず、目の前にあることを無理なくしっかりやっていきたいです」『REON JACK 4』歌のみならず、各ジャンルの第一線で活躍するダンサーたちとのハイレベルなパフォーマンスやトークなども交えたショースタイルのコンサート。日替わりでさまざまなゲストも。9月11日(土)・12日(日)東京ドームシティホールほか、北九州芸術劇場大ホール、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。チケットスペース TEL:03・3234・9999(平日10:00~12:00、13:00~15:00)ゆずき・れおん大阪府出身。1999年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。下級生時代から、そのスター性の高さとダンスの実力で注目され、数々の作品に主演。2009年に星組トップスターに就任し、約6年もの間、組を牽引し続け、‘15年に退団。退団公演の千秋楽には、史上最多となる1万2000人ものファンが劇場前に集まり話題に。退団後は舞台を中心にさまざまな作品に出演。来年1~2月にはミュージカル『ボディガード』への出演が決まっている。シャツ¥48,400スカート(ライナー付き)¥66,000コルセット¥231,000(以上Chika Kisada/エドストロームオフィス TEL:03・6427・5901)上につけたイヤカフ¥220,000(RIEFE/リーフェ ジュエリー TEL:03・6820・0889)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー TEL:03・6892・0178)その他はスタイリスト私物ノースリーブコート¥308,000パンツ¥96,800(共にMax Mara/マックスマーラ ジャパン TEL:0120・030・535)ピアス¥1,408,000(MESSIKA/メシカ ブティック 日本橋三越本店 本館6階 TEL:03・6262・7688)バングル¥105,000(Buccellati TEL:03・4461・8330)レザーコート¥286,000パンツ¥82,500(共にSportmax/マックスマーラ ジャパン)ネックレス¥201,300上につけたイヤカフ¥220,000(共にRIEFE/リーフェジュエリー)下につけたイヤカフ¥18,480(KNOWHOW/ノウハウ ジュエリー)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月15日号より。写真・Takanori Okuwaki(UM)スタイリスト・後藤則子ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年09月13日柚希礼音が3年ぶりに開催するソロコンサート『REON JACK 4』の開幕を控える9月10日、東京会場となるTOKYO DOME CITY HALL(文京区・東京ドームミーツポート1F)でゲネプロ及び取材会を行った。音楽プロデューサーに本間昭光を迎え、迫力あふれる歌声、そして様々なジャンルの実力派ダンサーを迎えたハイレベルなダンスを次々と披露し、コンサートの枠組みを超えた芸術的なショーとして、高く評価された同公演。「3年ぶりということで、すごく楽しみにしていますし、コロナ禍でコンサートするのも初めてのこと。安全第一で、いつも緊張している心がホッとするような、そして心がひとつになれる温かいコンサートになればいいなと思っています」と抱負を語った。今回もバレエ界の女王上野水香(東京公演)、K-BALLET COMPANYのゲストアーティストで俳優としても活躍している宮尾俊太郎(北九州・大阪公演)、「REON JACK」初回から参加しているアルゼンチンタンゴの名手、クリスティアン・ロペス、ストリートダンサーのYOSHIE、コレオグラファーで柚希の盟友でもあるSHUNこと大村俊介らが集結。開催に先がけてリリースしたCD「PARTY!」に収録の新曲3曲も初披露される。「温かいコンサートにしたいという思いはもちろんですが、やっぱり、ハイレベルなパフォーマンスをお届けしたいという気持ちは譲れない。ご一緒するダンサーの皆さんも、ギリギリまで私を高めようと、ご指導くださって、すごくいいものが出来て上がっていると思います」(柚希)また、初の試みとして日替わりでのスペシャルゲストも決定。甲斐翔真、夢咲ねね、佐藤隆紀(LE VELVETS)、湖月わたる、東啓介、西川貴教といったゲストが登場し、コラボレーションに加えて、素顔をのぞかせるトークも披露することになっており、「できれば、すべて(の公演を)見ていただきたい。本当に楽しみです」と期待を寄せた。12日の17時公演がライブ配信されることも決定しており、「コロナ禍なので、どうしても会場に足を運ぶのが難しいという方もいらっしゃると思いますし、海外からも『どうか配信を』という熱いお声をいただいていた。1回限りですが、配信が実現してうれしい。多くの皆様に、思いをお届けできれば」とコメント。「マスクをしているとはいえ、お客様のお顔を見て、同じ空間でパフォーマンスできるのは、本当に幸せ。想像しただけで、ウキウキしております。配信でもお楽しみください」とアピールしていた。取材・文・写真(会見写真)=内田涼柚希礼音ソロコンサート『REON JACK4』【東京公演】9月11日(土)12:00/17:009月12日(日)12:00/17:00会場:TOKYO DOME CITY HALL[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月11日ゲスト]甲斐翔真[9月12日ゲスト]夢咲ねね【北九州公演】9月18日(土) 17:009月19日(日) 13:00会場:北九州芸術劇場 大ホール[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[ゲスト]佐藤隆紀(LE VELVETS)【大阪公演】9月23日(木・祝) 17:009月24日(金) 13:009月25日(土) 12:00/17:009月26日(日) 13:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ[出演]柚希礼音/宮尾俊太郎/大村俊介(SHUN)/YOSHIE/クリスティアン・ロペス/他[9月23日・24日ゲスト]湖月わたる[9月25日ゲスト]東啓介[9月26日ゲスト]西川貴教※緊急事態宣言の延長による観客上限変更により、一部公演のチケット販売は9/12(日)23:59で終了しています。(9/13追記)
2021年09月10日スポーツニッポン紙上の連載「我が道」に、9月は内藤剛志氏が登場します。俳優、声優、タレントなど幅広く活躍しております。9月内藤剛志「我が道」とは・スポニチ紙上でスポーツ界、芸能界のビッグネームの半生を1ヵ月連載。懐かしい写真や現役当時は語られることのなかった逸話も・・・。内藤氏は1955年5月27日、大阪府大阪市出身、阪口京子事務所所属。幼少期から、両親がピアノを習わせたり児童劇団に通っていた傍ら、在阪テレビ局などに小学生の時には子役として出演していました。その後、ジャズミュージシャンとしてサックス奏者を目指し上京するも、ミュージシャンの道を諦め日本大学芸術学部へ入学。大学在学時は、同級生であった映画監督の長崎俊一と共に映画を自主制作し、「獏をぶっ殺せ」など、長崎作品の主演を多数務めていました。1980年公開の映画「ヒポクラテスたち」で劇場用映画デビューを果たし、以降はテレビドラマや映像作品での活動が中心となりました。1994年から放送開始されたドラマ「家なき子」では、作品の注目度と共に自身の知名度が上がるきっかけともなっています。同時期に2つのドラマを掛け持ちで出演するなど、主演・助演問わずドラマに欠かせない存在となりました。声優として活動しており、スタジオジブリ作品の「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」「コクリコ坂から」などに出演。数多くの幅広い分野での活躍だからこそ知られざる苦悩など、"連ドラの鉄人"が登場します!ぜひ、ご一読ください。スポーツニッポン(一部売り150円)お買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年08月31日エルメス(HERMÈS)財団の編纂による書籍『Savoir & Faire木』が、全国の書店にて発売される。「木とは何か」を多角的に問う『Savoir & Faire木』は、身近にある“木”という素材に着目し、「木とは何か」を多角的に捉える文章を多数収録した書籍だ。本書は、自然素材に光をあて、これにまつわる職人技術や手わざの伝承と発展、普及を目指すエルメス財団のプログラム「スキル・アカデミー」の一環として企画された書籍から、8本の論文と聞き書きを精選。さらに、日本語版オリジナルのコンテンツとして、11人の日本人による寄稿とインタビュー9本を加えた。寄稿者は、美術家の内藤礼、建築家・建築史家の藤森照信、哲学者・フランス文学者の宇野邦一など。ほかにも、歴史社会学者、植物文化史研究者、職人、調香師、発酵学者といった多岐にわたる分野の人びとによる文章を収めた。“木の国”と称されるほど、文化や生活が木と分かちがたく結びついている日本において、木の存在、そして木とともに育まれてきたスキルについて、多彩な視点から考えることができそうだ。詳細書籍『Savoir & Faire木』(講談社選書メチエ)発売日:2021年7月30日(金)編:エルメス財団価格:2,750円発行:講談社仕様:四六版変型 上製 函入 392ページ〈内容〉日本版によせてオリヴィエ・フルニエ(エルメス財団理事長)ものづくりの知恵とわざユーグ・ジャケ(社会学者・歴史学者、« Savoir & Faire »ディレクター)木はリゾームである、そして非有機性のほうへ宇野邦一(哲学者・フランス文学者)I. 木と出会う木材を知り、見分け、名付けるポール・コルビノー+ニコラ・マッキオーニ(木の彫刻家・職人・エンジニア)日本人にとっての木有岡利幸(植物文化史研究者)中世における木ひとつの文化史ミシェル・パストゥロー(中世史家)ひと内藤礼(美術家)II. 木と作る日本の木造建築の歴史と特質藤森照信(建築家・建築史家)デザイン、工芸、そして工業における素材の技術的発展レイモン・ギドー(デザイン史家)木工家具とDIYスキルの可能性石巻工房(公共工房・木工家具制作)パリ工芸博物館の所蔵品に見る道具についての考察エリック・デュボワ(応用美術教授)木と仏像籔内佐斗司(彫刻家・仏像の修復と制作技法の研究家)森は目である。その目には視線が刻まれているジュゼッペ・ペノーネ(アーティスト、彫刻家)III. 木と感じる「木」と食の道具小泉武夫(発酵学者)日常の木の器仁城義勝・仁城逸景(漆器作家)わずかな素材できわめて優美な物を作るという、いともシンプルな発想エルワン・ブルレック(デザイナー)香る木ジャン゠クロード・エレナ(調香師)木と煕山本昌男(写真家)
2021年08月30日マーベル・スタジオの新ヒーロー誕生の物語『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の日本版声優として、細谷佳正、内田真礼、山路和弘、ニケライ・ファラナーゼの出演が決定した。「ちはやふる」綿谷新役、「黒子のバスケ」日向順平役、「進撃の巨人」ライナー・ブラウン役など多くのアニメ作品で活躍する細谷さんが吹き替えるのは、一族に伝わる伝説の腕輪<テン・リングス>を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、自らの過去を封印した主人公シャン・チー。「二度と戦わない」と力を封印しながらも、悪に染まった父を前に、再び脅威と向き合い葛藤しながらも、本当の強さに目覚めていく。マーベル・スタジオの今後を担う、重要人物となるシャン・チー役について細谷さんは「真っ直ぐで情熱的なシム・リウ氏の表現を見て、勝手ではあるけれど、親しみを感じ、一部かもしれないけれど、共通理解の様なものを得られた気がします。とても魅力的な俳優だと思うし、好きだと思いました」と言い、「年齢・性別を分けること無く、幅広い層の人々が楽しんで観劇できる作品になっていると思います。是非、吹き替え版でも観劇頂けたら嬉しく思います」とアピールした。また、ひとり取り残され、自分自身を守るために心を閉ざし孤高の戦士となったシャン・チーの妹シャーリンを、「アオハライド」「約束のネバーランド」の内田さん。トニー・レオン扮する父シュー・ウェンウーは、過去作でもトニーの吹き替えを担当してきた山路さん。親友・ケイティは、舞台女優としても活動するニケライ・ファラナーゼさんが担当する。山路さんは「久々のトニー・レオン。とても楽しく、演じさせていただいた。 マーベルの新しいヒーローの活躍をぜひお楽しみに」と呼びかけ、内田さんは「シャーリンは、アクションシーンもたくさんあるのですが、彼女の凛とした佇まいや、強さはとてもかっこいいです!シャン・チー、心が沸き立つ映画となっています。是非、劇場でご覧ください!」と役柄を説明。ニケライ・ファラナーゼさんは「心揺さぶられっぱなしの人間ドラマをかっこいいアクションシーンや美しい映像と共に一人でも多くの方に楽しんで頂けましたらこれ以上の幸せはありません!」とコメントしている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月24日9月3日公開の映画『科捜研の女-劇場版-』完成報告イベントが11日、東京・丸の内 TOEIで行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が登場した。1999年の放送開始から20年以上も高視聴率を記録しているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』。科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ 最長シリーズ」の記録を常に更新し、これまでに250を超える事件を解決している。シリーズ初となる劇場版では、主人公の榊マリコ(沢口)と京都府警の土門薫(内藤)刑事をはじめテレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢揃いして世界同時多発不審死事件に挑む。沢口は「テレビドラマシリーズを大きくした劇場版の新たな世界観が誕生し、手応えを感じました。もちろん結末は知っていますが、これは事件なのか事故なのか、犯人は誰なのかトリックは? と一緒に謎解きをするような感じでドキドキしながら観ました。『科捜研の女』の魅力が全て詰まっており、集大成の作品だと思います」と作品の出来には自信。マリコとバディを組む大門刑事役の内藤は「やっちゃん(沢口)、もうこれで会えないかもしれないね、とチラッと言ったかな? 言えないんですけど、やっちゃんお世話になりました」と微妙な言い回しでネタバレをすると、隣にいた若村から「そんなこと言っちゃいけないって言われたばかりなのに、大丈夫ですか?」とたしなめられて苦笑いを浮かべていた。本作のゲストには佐々木蔵之介がシリーズ史上最強の敵として科捜研の前に立ちはだかる天才科学者の加賀野亘を演じている。この日はビデオメッセージでの出演となった佐々木について沢口は「普段は京都弁でざっくばらんと面白い方なんですが、役に入るとガラッと変わって飲み込まれそうになりました」とオンとオフの差にびっくりしたという。内藤も「逸脱した科学者の役でそういうのって機械的に見えるんですが、本当に上手いんですよ。体温のないような逸脱した科学者を人間として演じていました。僕たちの映画に力を入れてくれましたね」と絶賛しつつ、「あいつ京都生まれなのに何となく東京で仕事しているでしょ。僕、京都に本籍移したんですよ。あいつは京都を捨てた男! 潰してやる! 自分の老人ホームのためになるべく蔵之介の仕事を取っていきたいと思います」と笑いを誘っていた。映画『科捜研の女-劇場版-』は、9月3日より全国公開。
2021年08月11日女優・柚希礼音が、8月4日に最新シングル「PARTY!」を発売する。柚希は、宝塚歌劇団星組トップスターを6年間務め、宝塚の歴史の中でも絶大な人気を誇るトップスターとして多くのファンを魅了。2015年の退団以降も、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』『マタ・ ハリ』など、話題の作品に次々と出演している。「PARTY!」は、コロナ渦の中、柚希自身が「きっとファンの皆様も心が晴れない期間が続き、その心を解放して元気が出る音楽をいつも応援してくださる皆様に届けたい」という気持ちで制作。リード曲「PARTY!」のほか、 新たなダンスナンバーを作成したいという柚希の言葉からできた楽曲「溺れたい」、自ら作詞を手掛けた楽曲「I miss you」が収録される。また、「PARTY!」のミュージックビデオが収められたDVD、フォトブックレット(24P)も封入。そのほか、柚希本人と1対1で会話ができるオンライン個別お話し会(8月7日12:00~)の開催、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでのミニパネル展(8月4日~29日)の開催が決定。なお、オンラインイベントはHMV&BOOKS onlineからの購入が対象となる。
2021年07月01日ものまねタレントの丸山礼が、7月放送スタートの「ジャニーズWEST」重岡大毅主演新ドラマ「#家族募集します」にレギュラー出演することが分かった。本作は、性格も価値観もバラバラな男女4人と子ども3人が繰り広げる、マギーが脚本を手掛けるオリジナルストーリーのホームドラマ。重岡さんが、ある事情でシングルファーザーになったばかりの主人公・赤城俊平を演じるほか、シングルマザー・桃田礼役で木村文乃、同じくシングルマザー・横瀬めいく役で岸井ゆきの、物語のはじまりとも言える「#家族募集します」という突飛な募集をSNSに投稿し周囲を巻き込んでいく小山内蒼介役で仲野太賀が出演。そして今回、出演が明らかになった丸山さんが演じるのは、俊平が勤める絵本出版会社「エッグプラント」で共に働く伊野三鈴。俊平を尊敬し、陰ながら支える後輩という役どころで、明るい性格のちゃっかり者で、俊平が時折見せるおっちょこちょいな行動には鋭いツッコミを入れるキャラクターとなっている。連続ドラマ初のレギュラー出演となる丸山さん。「緊張はしているのですが、重岡さんが話しかけてくださったりするのでとても楽しいです」と撮影の様子を語り、「いつもはうるさいキャラクターをやることが多いのですが、今回は繊細な表情やセリフなど自分の中で演技の幅が深められたら良いなと思っています。とにかく心温まるし、また明日から頑張ろうと思えるようなドラマなので、皆さんに楽しんでもらえる作品になってるのではないかなと思っています」とコメントした。また、クランクインの挨拶ではモノマネを披露したという丸山さん。早速、現場を笑いの渦に巻き込み、重岡さんも笑顔で歓迎。合間には、本人を前に重岡さんのモノマネを習得しようと試みる一幕も。重岡さんもツッコミを入れ、早くも息が合う様子を見せていたそうだ。金曜ドラマ「#家族募集します」は7月9日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2021年06月23日食材や技法、演出まで、これまでにない中華に出会えるワインでも中国茶でも、味覚を盛り上げる楽しいペアリング大人だからこそ楽しめる、シックな空間とスペシャルな食体験食材や技法、演出まで、これまでにない中華に出会える乃木坂駅の2番出口からわずか徒歩1分、赤坂通りにオープンした【新華】。好アクセスながら、通りをはさんだ向かいには乃木神社が構えている落ち着いた一角です。乃木坂駅からすぐ。青竹の植え込みが趣あるエントランス料理はコースのみの完全予約制。【礼華】の人気を確かなものにした新山重治シェフが「集大成」と掲げ、自ら腕をふるう料理の数々は中国各地のみならず、和食やフレンチ、イタリアンなどの要素を大胆に取り入れています。華美な装飾を排し、シックな色調でまとめたインテリア。落ち着きとクラス感あるメインダイニングそんな独創性に満ちていながら、中華の一皿として昇華されているのは新山シェフの確かな技術と経験によるもの。季節素材を扱いつつ、月ごとに変わるディナーコースの一部を紹介します。『七宝海鮮盆』7種類の海鮮を彩りのよいサラダ仕立てで楽しむ一皿。コースはランチ11,000円・19,800円、ディナー19,800円(税込サ別)フレンチの前菜かと見紛うような、美しい前菜。くらげや車海老、蟹、帆立、鯛にアボカドとサワークリームを合わせ、イクラとキャビアをあしらって。マイクロハーブとエディブルフラワーで彩り、キウイのソースとともに添えたラー油と花椒の風味がアクセントになっています。『上湯p排翅』吉切鮫のふかひれと中国野菜を上湯スープで香り高い蒸し煮に【礼華】でもファンが多いふかひれ料理は、【新華】では創意工夫を凝らした一皿に。吉切鮫の尾びれは花にらや水蓮菜、広東白菜といった中国野菜と一緒に、耐熱フィルムに包まれて登場。熱いプレートにのせて煮立たせてから、フィルムを開いて供されます。湯気とともに上湯スープの香りが立ち昇る、楽しい演出!上湯スープのクリアな旨みが、ふかひれと野菜の味わいの輪郭を際立たせます。『檸檬煎白肉』煎り焼きにしたイベリコ豚のレモンソース添え。付け合わせはチコリとマッシュポテトスパイス類で一晩マリネしてから、低温でじっくり8時間ほど火を入れ、表面に醤油を塗って香ばしく焼き付けたイベリコ豚。日向夏のほろ苦さと腐乳のコクを加えたレモンのソースと黒酢を添えて。香り・酸味・甘みが、しっとり柔らかなイベリコ豚を引き立てます。新山シェフ自ら、目の前で塊肉を切り分けてくれるプレゼンテーションも、既存店では実現しなかったこと。〆の食事は、4種類から2品を選べるのも嬉しい。担々や麻婆飯といったラインナップの中でも、目を引くのは「シェフ故郷の味 いちご煮のスープ麺」です。ウニと鮑の汁物、いちご煮は青森の郷土料理。これを麺にしたら美味しいはず、という新山シェフのアイデアから生まれたメニュー。お腹が満たされた後も、美麗なデザートと小菓子まで高揚感は続く、何とも楽しいコースです。中華の枠を超えた素材や技法を駆使した料理の数々は、楽しい驚きと新しい美味しさを与えてくれるはず。ワインでも中国茶でも、味覚を盛り上げる楽しいペアリングイノベーティブな料理に合わせたドリンクも、ひと捻りしたセレクトが楽しいものばかり。【礼華】で定評のあるワインとのペアリングは、こちらでも健在です。料理にはもちろん、好みや飲むペースにも合わせてくれるので迷ったら相談を。ワインペアリング11,000円~支配人兼シェフソムリエの吉岡喜代志さんの提案はこの3本。『七宝海鮮盆』には、アルザスのピノグリを。ふくよかな旨みがあり、海鮮の味わいに厚みを持たせてくれます。『上湯p排翅』には意外にもブルゴーニュのピノノワール! こちらはピノノワール特有の酸味が控えめで、繊細な味わいの上湯スープに好相性。『檸檬煎白肉』には、紹興酒のようなニュアンスがあるジュラのサヴァニャン。複雑味あるソースを添えたイベリコ豚によく合います。ワインだけではなく、時には中国酒や日本酒なども織り交ぜておすすめしていただけます。お酒をいろいろ楽しみたい派は、吉岡さんにセレクトを委ねてグラスを傾けたいもの。ハイクオリティのお茶を駆使したペアリングは、ワインに負けず劣らずのマリアージュが楽しい。ティーペアリング5,500円~ノンアルコール派もご安心を。中国茶のペアリングにも、吉岡さんの工夫が凝らされています。例えば、ふかひれの一皿には、料理と同じ上湯をブレンドした阿里山茶という驚きの提案が。お茶を口にすると旨みと香りが広がり、料理の余韻をぐっとふくらませてくれます。これ以上はない組み合わせに納得。他にも、シェーカーで振って空気を含ませ、まろやかに香りを立たせた東方美人茶、菊花や金木犀を加えた凍頂烏龍茶など、革新的な一杯が繰り出されるティーペアリングも【新華】ならでは。大人だからこそ楽しめる、シックな空間とスペシャルな食体験テーブル4卓を設けたメインダイニングと、4名まで利用できる個室が2つ。清潔感と落ち着きがあるインテリアは大人のデートにもぴったり。空間を彩るメニューの数々は華やいだ雰囲気をもたらし、料理に寄り添うワインや中国茶が寛いだ心地にさせてくれます。漆を丹念に塗り重ねた飾り皿をはじめ、さり気なくも上質なテーブルウェアや調度品プライベート感ある完全個室は、家族の団欒や大切な会食にふさわしい新山シェフの挑戦が遺憾なく発揮された料理は、食欲はもちろん好奇心をくすぐることは間違いなし。気になる食材や調理法はすぐに試して新たなメニューのヒントに。創り上げたい一皿はまだまだあるそうです。これまでにストックしてきた乾物の数々。いずれコース仕立ての料理にしたいという新山シェフいま実現を目指しているのは乾物を使ったコース。ふかひれや鮑、ナマコ、鹿のアキレス腱、魚の浮袋…多彩な乾物は中華ならではの食材。手間と時間をじっくりかけて仕上げた、贅沢極まる料理の登場も待ち遠しい!いつもより少しドレスアップして、これまでにない中華のフルコースを味わう。大切な人を誘って、上質なひとときを過ごしたくなる最旬の1軒です。新華【エリア】六本木【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】乃木坂駅 徒歩2分
2021年05月19日宝塚歌劇団で再演を重ねるたびに注目を集めてきたミュージカル『ロミオとジュリエット』が、8年ぶりに星組により上演される。2013年の新人公演でロミオを演じた礼真琴が、星組トップスターとして再びロミオ役に挑む。公演に向けて稽古を重ねる礼に話を聞いた。宝塚歌劇星組 宝塚大劇場公演 三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』ぴあ貸切公演チケット情報本作は、ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を、2001年にフランスの作詞家・作曲家・演出家のジェラール・プレスギュルヴィックがミュージカル化。2010年に潤色・演出を小池修一郎が手掛け、日本初演。本作へは2010年、2013年に続き、3度目の出演となる礼は、今回の出演について楽しみな反面、プレッシャーも感じているという。「初演ではダンスで心情を表現する“愛”を演じさせていただき、皆様に名前を知っていただくきっかけになりました。2013年の再演ではロミオの親友ベンヴォーリオと“愛”を役替わりで、また新人公演ではロミオを演じさせていただき、もし出会わなければ今の私はいないと思う大切な作品。今回演じるにあたり、これまでとどう変えていくのか、どうすれば超えていくことができるのか、全員でもがきながらお稽古しています。役替わりで演じる人たちが多い中、私がロミオとしてしっかり立って、みんなを支えたいです。また、演出の小池先生が、私と舞空(瞳)の演じるロミオとジュリエットとして、お芝居の中で新たに動きをつけてくださっていますので、自分の身体に入っている経験と感覚を大事にしつつ、新たなものも取り入れていけたらと思います」。恋に落ちる若いふたりの愛の物語を軸に、モンタギュー家とキャピュレット家の対立や仲間との絆など、さまざまな視点から楽しめる本作。印象に残る場面や楽曲も多い。「ロミオのモンタギュー家は仲間同士の仲がいいイメージがあるので、そこを唯一出せる『世界の王』のシーンで、しっかり表現したいです。また、争いや憎しみ合う場面が多い分、ジュリエットと一緒に歌う『Aimer(エメ)』は心が救われる感覚になります。お客様にとってもホッとしていただける場面だと思いますので、その温かい部分を大切に演じたいです」。昨年2月より宝塚大劇場で行われたトップお披露目公演から約1年。コロナ禍で公演や稽古ができない期間もあったが「今年は皆様に感謝の気持ちをお返しできれば」と思いを語る。「4か月の自粛期間を経て舞台に立ったとき、これまでに味わったことのないほど、心の底から幸せを感じました。このような状況になり、皆様がさまざまな思いで戦いながら過ごす中でも、宝塚歌劇に想いを寄せてくださったり、励ましてくださったり。皆様に支えていただきながら公演を再開できていることを、一人ひとりが感じながらお稽古しています。今年はその感謝の気持ちを目いっぱいお返ししていきたいですし、昨年以上に笑顔があふれる瞬間がたくさんある一年にできればと思います」。公演は2月14日(日)から3月29日(月)兵庫・宝塚大劇場、4月16日(金)から5月23日(日)東京宝塚劇場にて。取材・文:黒石悦子
2021年02月09日名だたる刀剣が戦士の姿となり、過去へと遡り戦いに身を投じる。刀剣男士たちの生き様を深遠な物語で綴る舞台『刀剣乱舞』。この冬の新作に出演中の本田礼生さんと荒牧慶彦さんに注目。2016年にスタートし、高い人気を誇る舞台『刀剣乱舞』(以下、刀ステ)。今年の新作は、6か月連続の史上最大スケールで、豊臣軍と徳川軍が雌雄を決した大坂の陣を、冬の陣と夏の陣のふたつの物語として描くというもの。現在上演中の冬の陣公演「天伝蒼空の兵 -大坂冬の陣-」で作品の中心を担うのが、一期一振(いちごひとふり)役の本田礼生さんと山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)役の荒牧慶彦さん。荒牧:礼生とは以前に別の作品で共演してるんだよね。お芝居では、あまり絡みはなかったんだけど…。本田:僕は以前からまっきーさんの人柄が素敵だと伺っていたんですけど、実際ご一緒したら思ったより天然な方で…。荒牧:(笑)。…鍵の件、でしょ?本田:稽古終わりにまっきーさんが鍵がないってジャケットのポケットを捜してたんですけど、そもそもジャケットが別の人のだったっていう…。もう、どっから突っ込んでいいやらでした(笑)。荒牧:言い訳すると、同じジャケットを俺も持ってたから、何の疑いもなく着て帰ろうとしたんだよね。いつもの習慣で帰る前にポケットの鍵を確認したらなくて…。みんなを巻き込んで捜してたら、「まっきーさん、それ僕のです」って言われて、うそ~んって(笑)。本田:そんな普段お芝居している時とのギャップが素敵だなと。荒牧:あの時は本当に申し訳ない。礼生はさ、体がすごくきれるよね。バネが日本人離れしてるというか。本田:ブレイクダンスとアクロバットを長くやっていたんです。荒牧:あれだけ動けるのがすごい。本田:僕としては、今回初参加なので、まっきーさんみたいな頼れる先輩が一緒で安心したんです。荒牧:ありがたいことに、刀ステは長くやらせていただいているからね。そのぶん思い入れも増すし、戻ってこられてよかったなと思ってるよ。また新しい戦いが始まるプレッシャーもあるけど。本田:刀ステの現場はやらなきゃいけないことが多いですからね。荒牧:まず殺陣が作品の見どころのひとつになってるのもあって、必ず毎日稽古のどこかにアクション稽古が入ってるし。でも俺、刀ステの避(よ)けるか避けないかのギリギリの殺陣、嫌いじゃないんだよね。本番になるとゾーンに入るのかわからないけれど、戦ってる時に剣筋が見えることがあるの。悲伝(’18年「悲伝 結いの目の不如帰(ほととぎす)」)で三日月宗近役の鈴木拡樹くんとやった時なんか、本番中、本当に真剣での勝負みたいに感じる瞬間があって、すごく面白かった。本田:僕はまだ怖いです…。あと今回、劇場がステアラ(IHIステージアラウンド東京)じゃないですか。初参加でステアラの公演で、刀ステってこんなに大変なんだって実感する日々です。荒牧:舞台の一面の幅が、日頃よく立っている劇場の倍あって、それが4面だからなんと8倍。舞台以上に裏で走る量が半端ない。本田:客席の回転に合わせて僕らも移動しながら殺陣をするシーンがありますけど、それが大変で…。荒牧:でも、刀剣男士って人ならざるものだから、そういう部分を特殊な舞台機構を使って表現できるんじゃないかと思うんだよね。いい形で夏の陣公演にバトンを繋げられたら。荒牧:末満(健一)さんは、委ねる部分はすごく役者に委ねてくださるけれど、作品の世界観を守る意味で演技指導は結構厳しいよね。本田:役の解釈が甘かったりすると、「もっと研究してきて」って言われたりしますからね。荒牧:それは、末満さんが『刀剣乱舞』とかそのファンの方々をそれだけ大事にしているっていうことでもある。こちらが疑問を感じたところは、すごく丁寧に言語化してくださいますしね。本田:僕からすると、まっきーさんの芝居は、迷いが全然なく安定して見えます。荒牧:山姥切国広としてやらさせていただいている時間が長いっていうのはあると思う。今回、山姥切国広としては、これまでのシリーズにも登場してきている弥助というキャラクターとどう絡んでくるかが見どころになるかのかな。本田:僕が演じる一期一振は、たくさんの兄弟の中でお兄ちゃんの役割。上品で笑顔は穏やかだけど、どこか物悲しげでもあって。今回はそこがキーになるんですかね。荒牧:以前は廣瀬大介くんが演じていた役だけれど、礼生のは、また別ベクトルになってるのが面白いよね。しかも今回、一期一振は元の主(あるじ)が…。本田:はい(笑)。…おそらく一期一振の新しい一面が出てくるんじゃないかと…。刀剣男士は人ではないですが、すごい人間ドラマですよね。僕、刀ステを初めて観た時、何の前情報もなかったのに、元の主(あるじ)と刀剣男士たちの関係性から生まれる深いドラマに圧倒されたんです。荒牧:そう。深いストーリー性があって、作品単体でも楽しめるんだけど、シリーズで観るとこんなふうに繋がっているんだっていう驚きもある。今回の脚本にも、これは一体どういうことなのって思うようなセリフがあったりして、ここからどう展開していくのか、すごくワクワクしてる。本田:今回の冬の陣は、この後に上演される夏の陣(4~6月上演)に繋がっていくわけで、今回の冬の陣を観てると、夏の陣がどうなるかも気になりますよね。荒牧:うん。いい形でバトンを繋げていけたらいいよね。TBS開局70周年記念舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 – 大坂冬の陣-Supported by くら寿司上演中~3月28日(日)豊洲・IHIステージアラウンド東京原案/「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出/末満健一出演/本田礼生、前嶋曜、北川尚弥、佐々木喜英、松田凌、北乃颯希/荒牧慶彦ほかReo Honda1992年10月28日生まれ、愛媛県出身。10代前半から始めたダンスで頭角を現し、その後、俳優の世界へ。その高い身体能力でTHE CONVOYSHOWなどにも参加。この夏には舞台『鬼滅の刃』も控えている。本田さん・コート¥46,000(コノロジカ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ニットジャケット¥46,000(タクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥13,000(マニュアル アルファベット/エムケースクエア TEL:06・6534・1177)デニムパンツ¥16,900(ウィーク/シーアトリエ TEL:06・6536・3237)スリッポン¥23,000(トス/HEMT PR)Yoshihiko Aramaki2月5日生まれ、東京都出身。原作を深く掘り下げ構築した役作りに定評があり、数多くの2.5次元作品で活躍。近年は映像出演も多く、現在、ドラマ『FAKE MOTION―たったひとつの願いー』(NTV系)に出演中。荒牧さん・コート¥53,000(ハバノス/HEMT PR)ニット¥32,000(タクタク/スタジオ ファブワーク)パンツ¥32,000(イキジ TEL:03・3634・6431)スリッポン¥23,000(トス/HEMT PR)※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・古橋香奈子海野由香(共にLaRME)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年01月30日作詞家で作家・なかにし礼さんが23日に心筋梗塞で亡くなったことを受け、歌手の細川たかしが25日、所属事務所を通じてコメントを発表した。細川は、デビュー曲の「心のこり」や、『第24回日本レコード大賞』を受賞した大ヒット曲「北酒場」など、なかにしさんの手掛けた曲を多数歌ってきた。細川は訃報を聞き「また1人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でありません。長い間闘病されていたと聞いていたので今は天国でゆっくりとお休み下さいと祈るばかりです」とコメント。また「心のこり」について「『私バカよね おバカさんよね』冒頭の歌詞が余りにインパクトが強く、よくキャンペーンなどで子供に『あっおバカさんが歩いてる』などと言われる程でした。元々タイトルが『私バカよね』でしたがデビュー曲でこのタイトルは可哀想だと先生が『心のこり』と付けてくれたんです」と秘話を明かす。最後に再び「先生本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りしております」と感謝を告げた。なかにしさんは、大学在学中よりシャンソンの訳詩を手掛け、「知りたくないの」(64年)のヒットを機に作詞家となる。その後もヒットメーカーとして活躍を続け「今日でお別れ」(67年)、「心のこり」(75年)、「石狩挽歌」(75年)、「時には娼婦のように」(78年)、「北酒場」(82年)など、約4000曲の作品を生み出した。日本レコード大賞を3回、同作詩賞を2回、ゴールデンアロー賞など、多数の受賞歴を誇る。近年も、氷川きよし「母」(20年)の作詞などを手掛けていた。
2020年12月25日お笑い芸人と動画クリエイターを両立し、“SNSでのお笑い”を確立した第一人者ともいえる丸山礼さん。23歳という若さで、テレビでも活躍する傍ら、YouTubeチャンネル「丸山礼チャンネル」は、約80万人のチャンネル登録者数を誇り、トータルの視聴再生数はなんと1億回超え!自身のファッションブランドを立ち上げ、さらに個性を表現「緊急事態宣言が発令されて、テレビの撮影のほとんどが、自宅からのリモート出演になりました。テレビの現場が、リモートに慣れず四苦八苦している中、私はYouTubeで動画投稿を頻繁にしていたこともあって、新しい撮影のスタイルにもすんなり馴染めました。もっと言えば、スタジオでの収録より、リモートの方が芸風を表現しやすかったので、自分の持ち味を上手く活かせたような気がします。そのおかげもあってか、今ありがたいことにお仕事の幅がどんどん広がっているんです」リモート出演が増えたことで、自宅にいる時間が多くなったと思いますが、不安や寂しさは感じませんでしたか?「全く感じませんでした。ニューヨークにいる友人でYouTuberのkemio君と、毎日電話して、くだらないことを言い合っていたので、それが心の拠り所になりました。それにもともと、ひとり時間を楽しむのが得意なので、自粛中も韓国ドラマをめちゃくちゃ見て、ネタを増やすことができた。好きなことをたくさんインプットできる時間だったし、今そのアウトプットをさまざまな場所で披露しているので、表現の幅がぐーんと広がった良い機会でした。もちろんイベントができなくなって、ファンの方と直接会える機会は減りましたが、その代わりにオンラインでスペシャルミーティングを開催して、生電話したり、新たな繋がりの場を設けることができたのがすごく嬉しかったです。対面しなくても交流は持てるし、自分の個性を表現することもできる。新しい発信方法は増えているので、表現の仕方はもっともっと多様化していくんじゃないかな。だからこれからは、自分を上手に表現できるフィールドを見つけた人、そしてそのフィールドを多く持っている人が活躍していくんじゃないかなと思っています」そんな丸山さんは、今年女優デビューを果たし、さらに間もなくオリジナルファッションブランド『rel’m』を立ち上げる。「過去に配信したYouTube動画で、私服の1週間コーディネートを投稿した際に、『私と同じ体型だから参考になる』という声が、とにかく多かったんです。私の体がわがままボディということもあり、普段から考えていた服への欲求や不満を全て落とし込んで、私が本当に身につけたいと思える理想のアイテムを作り上げました。ワンピースやカーディガンなどのほか、新しい生活様式に合わせて、コンビニなどちょっとしたお出かけにも対応できるセットアップのパジャマやマスクも!大きめサイズも展開する予定だし、ユニセックスのものも用意しているので、幅広い層の人に喜んでもらえると思います。今以上に、この世代として新しいことを率先して発信していけるようになりたいです」これまでのスタイルにとらわれず、自分の個性を表現するフィールドを広げている丸山さん。その柔軟さと発信力に注目したい。まるやま・れい1997年生まれ、北海道出身。2016年、「ワタナベお笑いNo.1決定戦」の決勝に進出して注目を集める。YouTubeチャンネル「丸山礼チャンネル」もファンが多い。※『anan』2020年10月21日号より。取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2020年10月20日「Netflix」にてもうすぐ配信されるアニメーションシリーズ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」で吹き替えを務める声優の内田真礼、佐藤元、増田俊樹が、幼少期からの“スピルバーグ体験”を明かすコメントが到着した。本作は、巨匠スティーヴン・スピルバーグらが手掛けてきた『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作となるアニメーションで、『ジュラシック・ワールド』(’15)と同じ時間軸を舞台に描かれる物語。有名インフルエンサーでもある少女ブルックリンを本作で演じている内田さんは、スピルバーグ監督について「子供のときに、映画館で『ジュラシック・パークIII』を見て、怖いけどワクワクして衝撃的だった記憶があります。それから前作も観ましたし、博物館にも行った記憶がありますね」とふり返り、「『E.T.』も観ましたが、あのフォルムの生き物は他にいないですよね(笑)。恐竜もそうですし、未知のものといえばスピルバーグ監督を思い出します。ドキドキするものを沢山くれた人です」と印象を語った。また、頭脳明晰で恐竜マニアだが、シャイな少年ダリウスの声を担当した佐藤さんは「映画にハマっていたときに、せっかくスピルバーグ作品を観るんだったら初期のものを観たいと思って、『激突!』を観ました」と話し、本シリーズも好きだそうで「役としては、恐竜に追いかけ回されている命懸けのシーンなので叫ぶんですけど、内心は大喜びしていました」と収録をふり返る。そして、向こう見ずな自称ボスキャラのケンジ役を務めた増田さんは「怖い作品が多いという印象です…(笑)」と率直なイメージを語りつつ、「(スピルバーグが製作総指揮で参加している)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きで、子供のときも観ていましたし、大人になってからはパッケージが欲しくなって買ってしまった」と思い出を明かしている。今回、各々の“スピルバーグ体験”を語った3名の声優陣が演じるダリウス、ブルックリン、ケンジらをはじめ、6人のイマドキ少年少女たちがサバイバル・キャンプに集まり、ひと夏の冒険として安全に楽しい恐竜たちの世界を体験!…のはずが一転、思いもよらないトラブル発生で島に取り残され孤立状態に。さらに、野放しとなった危険な恐竜たちが、次々と彼らに襲いかかる――少年少女の壮大なアドベンチャーがついに幕を開ける。Netflixオリジナルシリーズ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」は9月18日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月21日内藤剛志(65)主演のテレビ朝日ドラマ「警視庁・捜査一課長」最終回が9月3日に放送され、世帯平均視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。内藤が叩き上げの警視庁捜査一課長を演じる人気刑事ドラマシリーズ。今シリーズは初回が13.3%でスタート。全15話放送で最低が11.7%、最高が14.5%と安定した視聴率を記録した。「新型コロナウイルスの影響で5月14日の第6話以降は放送を休止していましたが、6月18日放送の第7話から新作の放送を再開。その間は過去の放送回を流しつつ“リモート捜査会議”として内藤ら主要キャストが出演するという手法で、視聴率を大きくダウンさせませんでした」(放送担当記者)すっかりテレビ朝日の人気シリーズとして定着した同ドラマ。だが内藤といえば、同局の「科捜研の女」にも沢口靖子(55)演じる主人公の相棒刑事役で出演している。2本の人気シリーズを抱え、今やすっかりテレ朝の“顔”ともいえるべき存在となった内藤。昨年4月から今年3月放送の「科捜研の女」シリーズ最新作、続けて今年4月からの「捜査一課長」まで6期連続でテレビ朝日のドラマに出演していることになる。視聴者に存在感をアピールすることになったが、その影響力が自身を日本記録更新から遠ざけているともいえそうだ。「内藤さんはもともと、文学座研究所を経て1980年に俳優デビュー。その後は地道に活動を続けていましたが、94年の日本テレビ系ドラマ『家なき子』で安達祐実の父親役を演じ知名度が急上昇しました。すると95年1月期のテレビ朝日系『味いちもんめ』から2001年9月期の日本テレビ系『金田一少年の事件簿』にかけて6年9カ月、27期連続で連ドラ出演という日本新記録を樹立したのです。ただ当時の内藤さんは脇役だったから、これだけ長期間の出演が可能だったといえます。主演クラスのオファーしかない現状では、逆に記録更新は難しくなったといえるでしょう」(テレビ局関係者)
2020年09月05日ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』が9月に開幕する。2017年の日本初演に続き出演する柚希礼音に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、不況に喘ぐ英国北部の炭鉱の町を舞台に、ひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描いた映画『リトル・ダンサー』(’00年)をもとに、音楽をエルトン・ジョン、脚本・歌詞をリー・ホール、演出を映画版の監督でもあるスティーヴン・ダルドリーが手掛け、2005年にロンドンで初演されたミュージカル。日本初演では約16万人を動員し、多くの演劇賞も受賞。今回は待望の再演となる。今作でビリーを演じるのは、厳しいオーディションを勝ち抜いた川口調、利田太一、中村海琉、渡部出日寿の4人。新型コロナウィルスの影響で開幕が2か月延期した本作。柚希は「とはいえ今も油断はできない状態ですから、とても気を付けながら稽古しています」と話し、観客にも「まずは皆さんの健康と命が一番」と前置きしながらも、「こんな状況だからこそ、この公演を観て本当によかったと思っていただけるように、心して演じます」と強い意気込みを見せた。柚希が演じるのは、主人公ビリーにバレエを教えるウィルキンソン先生。「この作品は人物像がリアルなところがいい。ウィルキンソン先生も、ビリーの才能を見出し導いていく役どころなので“愛情豊か”に描かれそうなものなのに、そうはならない。そういうところが演じていて面白いです」。Wキャストとして、宝塚歌劇団の先輩でもある安蘭けいが今作から参加。「安蘭けいさんと同じ役をするなんて、信じられないです」と喜び、稽古場で一度だけ見たという安蘭の芝居を「また違う役作りで、とうこさん(安蘭)ならではのウィルキンソン先生でした。すごくいいなと思いました」と嬉しそうに語る。本作を「私の人生の中でこれほど最高なミュージカルはない」と絶賛する柚希。「何十年もかけてつくったんじゃないの?と思うほどシーンの一つひとつが緻密。炭鉱夫たちとバレエダンサーたちが交互に見せていくシーンなんて、初めて観た時から『すごすぎる!』と思っています。音楽もすごいし、振付もすごいし、演出もすごい。セットも衣裳も何もかもがすごい!遊び心もあるし、最高なんですよ」柚希が「出る杭は打たれなくていいし、誰かの意見に沿わせなくていい。みんな違うから最高!と思える作品です」と熱く語る本作のオープニング公演は9月11日(金)から14日(月)、東京公演は9月16日(水)から10月17日(土)まで、共に東京・TBS 赤坂ACTシアターにて、大阪公演は10月30日(金)から11月14日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。取材・文:中川實穂
2020年08月04日メゾンカカオ株式会社は、2020年6月24日に「生チョコムース」(税抜2,500円)を発売します。即位の礼の機内手土産に選ばれた「生ガトーショコラ」をベースに、暑い日でもすっきり食べられるよう、水分量をあげ、口どけなめらかに仕上げました。パッケージは、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の題字を手がけた書家、中塚翠涛氏がデザインしました。「生チョコムース」:税抜2,500円「MAISON CACAO」商品コンセプト・Farm to Customerコロンビアに自社農園を保有し、カカオがフレッシュなうちに、現地でクーベルチュールチョコへの加工までを行うことで、カカオ本来の香りと味わいを堪能いただけます。・Science & Craft甘味と酸味、苦味のバランスが絶妙なコロンビア産のビターチョコレートを使用。チョコレートの状態を知り尽くすパティシエが、ハンドメイドで温度帯とブレンドするタイミングの調節をすることで、本来は乳化しない量の生クリームを混ぜ込むことができます。極限まで水分量を高め、口に入れた途端にとろけてなくなる口どけを実現しました。・Design the Experience(体験デザイン)メゾンカカオが提供するのは、未知と出会う驚きの体験。これまでのムースの概念を覆す、 濃厚な味わいとすっきりとした後味、夏にぴったりの、なめらかな口どけをお楽しみください。パッケージは、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の題字を手がけた書家、中塚翠涛氏がデザイン。日本の夏らしい清涼感と、とろける口どけやみずみずしさを筆で表しました。ご自身のご褒美や、大切な方への贈り物にもオススメです。★6月24日 MAISON CACAO ニュウマン横浜店がオープン住所:横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜1階電話番号:045-548-6212(6月24日開通)営業時間:11:00~20:00(平日)、11:00~19:00(土日祝)※6月24日(水)は10:00~20:00。※6月24日(水)~28日(日)は、ニュウマン横浜で一部予約制・入場制限を実施。(詳細:)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月23日《無題》 2020 年撮影:畠山直哉金沢21世紀美術館で、美術家 内藤礼による大規模展「うつしあう創造」が、5月2日から8月23日まで開催する。小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れるーー内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、またカンヴァス上に淡い色彩を重ねることで、根源的な生の光景を出現させてきた。《精霊》2009 年神奈川県立近代美術館 鎌倉「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」撮影:畠山直哉これまで自然の内にあるものに気づき、受け取ることで作品を作り続けてきた内藤礼が、そこに確かにある「創造」と向き合い、人と自然、人と作品、生と死、そして何より作家と見る人の「創造」が「うつしあう」ところに生まれる生気や慈悲を、本展覧会を通じて見出していく。会場となるのは、大小さまざまな展示室や光庭、それをつなぐ通路によって構成される約2,000平方メートルの空間を利用した展示スペース。日中は天候や時間によって変化する自然光がその空間を満たし、夕刻になると明かりが灯る。スケールの大きな空間作品を予定しており、これまで開催されてきた内藤礼の展覧会において、最大規模のものとなる。《このことを》2001年家プロジェクト「きんざ」、直島、香川ベネッセアートサイト直島撮影:畠山直哉なお、本展では日時指定入場制を導入。ゆったりと流れる時間の中で、内藤礼の世界を堪能することができる。また、金曜と土曜日は夜間開館により夜8時まで展覧会場をオープンする。【イベント情報】内藤礼 うつしあう創造会期:5月2日~8月23日会場:金沢21世紀美術館 展示室7〜12・14、光庭2・3住所:石川県金沢市広坂1-2-1時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00)料金:大人 1,600円(2,000円)、大学生 1,100円(1,400円)、小中高生 600円(700円)、65歳以上 1,600円(1,600円)※( )内は当日券(若干枚数)の料金※本展覧会は日時指定入場制休場日:毎週月曜日(ただし、5月4日、8月10日は開場)、5月7日、8月11日【入場チケットについて】■入場時間枠について(1) 10:00 ~ 11:30、(2)11:30 ~ 13:00、(3)13:00 ~ 14:30、(4)14:30 ~ 16:00、(5) 16:00 ~ 17:30、(6)17:30 ~ 19:30 ※(6)は金・土曜日のみ※指定した入場時間枠内での入場とする※入場後の退出時間は自由、再入場は不可■予約券の購入・入場予約券 購入期間:4月1日 10:00~展覧会鑑賞日の前日23:59予約券 購入先:
2020年03月16日展覧会「内藤礼うつしあう創造」が、石川の金沢21世紀美術館にて、2020年6月27日(土)から8月23日(日)まで開催される。なお、当初の2020年5月2日(土)の開幕から延期となった。創造の瞬間を“うつしあい”に捉えて小さなひとが立ち、水が落ちるところに大地が広がり、糸やリボンが揺れるときに風が生まれ、ビーズやガラスが光をまねき入れる──作家・内藤礼は、空間と対話しながら自然のエレメントや繊細なモチーフを組み合わせ、またカンヴァスの上に淡い色彩を重ねることで、“根源的な生の光景”を表現する作品を制作してきた。内藤はこれまで『「人(わたし)が作る」を超えること』を問い続けてきたが、過去最大規模の個展となる今回の「内藤礼うつしあう創造」では初めて「創造」をテーマに作品を制作・展示。「創造」を人が自らを主体であると認め、人になろうとする行為だと定義づけ、自然や空間、人との絶えざる対話、すなわち「うつしあい」のただ中に、内藤は「創造」の瞬間を捉えようとする。人と自然、わたしとあなた、生と死、内と外、そして人と作品のあいだに生じる移し、写し、映し、遷し。両者のあいだに顕われる生気、慈悲などの一体感のうちに、生へと向かおうとする瞬間に「創造」を見出していく。展覧会の会場は、館内の大小さまざまな展示室やそれらをつなぐ通路により構成。加えて、日中は折々に移ろう自然光のみの下での展示となり、夕刻になると明かりが灯る。繊細に組み立てられた空間の中で、通路と展示室、生の内と外を行き来し、見ることと見られることを繰り返しながら、作家・内藤の手による「創造」の瞬間と共鳴する鑑賞経験を楽しめるだろう。展覧会概要展覧会「内藤礼うつしあう創造」会期:2020年6月27日(土)〜8月23日(日)※当初、2020年5月2日(土)〜8月23日(日)の会期を予定していたが、延期しての開幕会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)休館日: 月曜日(5月4日(月)、8月10日(月)は開館)、8月11日(火)料金:一般 1,600円(2,000円)、大学生 1,100円(1,400円)、小中高生 600円(700円)、65歳以上 1,600円(1,600円)※( )内は当日券料金※日時指定入場制:事前にウェブサイトにて希望の入場時間枠の予約券を購入予約券購入期間:2020年4月1日(水) 10:00〜展覧会鑑賞日の前日 23:59〈2020年5月28日現在休止中〉入場時間枠:(1) 10:00〜11:30 (2) 11:30〜13:00 (3) 13:00〜14:30 (4) 14:30〜16:00 (5) 16:00〜17:30 (6)17:30〜19:30※(6)は金・土曜日のみ※日時指定の展覧会鑑賞チケットの前売り発売日等の詳細は、決まり次第公式ウェブサイトで発表※展覧会終了の期日など、予定は変更となる場合あり■払い戻しに関して延期対象期間中の日時指定の展覧会予約券購入者には、予約券購入の際にWebketで登録したメールアドレスに後日美術館から、払い戻し方法について連絡。なお、払い戻し期間は6月26日(金)まで。【問い合わせ先】金沢21世紀美術館TEL:076-220-2800
2020年03月05日宝塚歌劇団星組新トップスター・礼真琴、新トップ娘役・舞空瞳の大劇場お披露目公演『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』が、2月7日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。宝塚歌劇星組 幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』/Show Stars『Ray -星の光線-』チケット情報第一幕の『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』は、謝珠栄が作・演出・振付を手掛ける幻想的な歴史ファンタジー。舞台は紀元前の中国大陸。勢力を拡大する周王朝は、豊かな自然と土壌をもつ亜里の地にある小国「ブン」を攻略し、周の統治下に置いていた。亜里に遣わされた周の大夫、丹礼真(タンレイシン)は、その地の美しさに魅せられ、人々の力になりたいと意気込む。勇将管武将軍より、周国の宣王に敵意を燃やす者たちが潜む「眩耀の谷」を見つけ出し、和解を促すことが我々の務めだと言われた丹礼真は、身命を賭して任務をまっとうすることを誓うが…。民族音楽が流れる中、ブン族の民が舞い踊るプロローグは、まさに圧巻の一言。時には水が流れるようなしなやかさを、時には大地のエネルギーを感じるような力強さを感じる群舞に惹きこまれる。礼真琴が演じる丹礼真は、周国のため、亜里の地に住む人々のためにと理想に燃え、意気揚々と任務に就くが、ブン族の人々の真実を知ることで葛藤が生まれていく。何が正義なのか、信念とは何か…。そんな心の揺らぎや、苦しみを乗り越えて人間として成長していく様を、礼は情感豊かに表現している。トップ娘役の舞空は、ブン族16代目の王・麻蘭の妹で、盲目の舞姫・瞳花(トウカ)役。辛い人生を送り、光も希望も見失った彼女が、心優しい礼真により変化していく。その心の動きを繊細に表現する舞空。儚げながらも芯には強さを感じさせる。礼真が憧れる管武将軍役の愛月ひかるは、勇壮な佇まいやダイナミックな剣舞が目を引く。突如、礼真の前に現われる謎の男を演じる瀬央ゆりあの好演も光る。ファンタジー作品でありながら、寛容な心を持つこと、命の大切さ、争いの愚かさを訴えるメッセージ。彼らが発するリアルな言葉が胸を打つ、繊細かつ力強さのある作品だ。中村一徳が18年ぶりに星組大劇場公演の作・演出を手掛けるショー『Ray -星の光線-』は、新生星組お披露目にぴったりの、華やかでエネルギッシュなステージだ。クールなカッコよさで魅せたり、スタイリッシュに魅せたり、デュエットではしっとりと。群舞も多く、フィナーレまで目くるめくシーンが展開。星組のパワーを感じさせるショーになっている。公演は2月7日(金)から3月9日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、3月27日(金)から5月3日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは2月23日(日)一般発売。※ブン族のブンはさんずいに文の文字。取材・文:黒石悦子
2020年02月14日宝塚歌劇団星組新トップスター・礼真琴(れい・まこと)が、2月7日(金)に開幕する『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』で、宝塚大劇場でのトップお披露目を迎える。「宝塚歌劇星組 幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』/Show Stars『Ray -星の光線-』」チケット情報謝珠栄が作・演出・振付を手掛ける『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』は、紀元前の中国大陸を舞台に繰り広げられる歴史ファンタジー。母国の周国と、その統治下にある“ブン族”(※)との間で葛藤する大夫・丹礼真(タンレイシン)を演じる。「丹礼真は、周王朝のすべてが正義だと信じていて、愛月ひかるさん演じる管武将軍のことを崇拝しているので、大夫に就任したときは“何でもできます!”というように意気揚々としています。でも、ブン族の聖地である“眩耀の谷”でいろんな人の生き様を見て、真実を知って、段々信じるべきものが分からなくなってくる。物語が展開していくにつれてもがき苦しむことになるので、演じていて苦しいです。でも私だけではなく、ひとりひとりがもがきながら真実や光を求めて戦っているようなお芝居です」。同じくお披露目となるトップ娘役・舞空瞳(まいそら・ひとみ)は、ブン族の舞姫・瞳花(トウカ)役。「彼女は盲目の役なので、全編通して目が合わない。でも、だからこそ瞳から感情が伝わってくるというか、訴える力がすごくあると思います。最初から恋仲ではありませんが、段々惹かれ合っていくところが深く出せたらと、試行錯誤しています」。一方、ショー『Ray -星の光線-』は、中村一徳が18年ぶりに星組大劇場公演の作・演出を手掛ける。「下級生までみんなが一緒に出る場面が多い」という中村演出。目まぐるしく展開しながら、最後まで楽しませてくれる。「ロックなプロローグで始まり、しっとり系もカッコいい曲もたくさんあります。中村先生のショーは、最後までワクワクさせてくれる演出になっていますので、お客様には最後まで気を抜かずに楽しんでいただきたいです」。また、見どころのひとつに男役の黒燕尾を挙げる。「副組長の美稀千種さんから最下級生まで、男役全員で踊ります。大階段での黒燕尾ですが、いつものクラシックな雰囲気とは少し違って、抜け感のあるオシャレな場面になっています」。トップとして、「今はやることがたくさんで、いっぱいいっぱい」と語りつつも、稽古場では視野を広く持つ。「最下級生にいたるまで、すごく前向きに取り組もうとしている姿が印象的。ひとりひとりが自由に、心から楽しめるような作品づくりができたらと思います。“引っ張っていこう!”というより、自分のやるべきことをしっかり務めることで、最終的に組を引っ張っていけたらと思います」。公演は2月7日(金)から3月9日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、3月27日(金)から5月3日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは2月23日(日)一般発売。※ブン族のブンは、さんずいに文が正しい表記となります。取材・文:黒石悦子
2020年02月05日ニューヨーク在住の写真家・内藤カツの個展「Once in Harlem」を、伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」にて、12月11日から31日まで開催する。「Professor Williams on 116th street」(11×14インチ 額装込み6万円)内藤カツは1983年に渡米し、より刺激を求めて訪れたハーレムに魅了され、1988年から約5年半の間ハーレムに居住している。恐怖や緊張感と隣合わせの生活の中で、2年ほどかけて徐々にハーレムに住む人々や街に受け入れられ、1990年代はじめから中頃にかけて当時のハーレムそのものを撮影した写真集『Once in Harlem』を発売している。「Harlem Tree」(11×14インチ 額装込み6万円)本展では、『Once in Harlem』の中から「Twin in Morning Side Park」、「Harlem Tree」、「Professor Williams on 116th street」など9枚の写真をセレクトし、ネガフィルムで保管されたものを現像・焼き付けした写真作品に加え、写真集を展示・販売。また、セレクト写真をシルクスクリーンプリントしたカットソーも登場する。写真作品は、11×14インチの額装込みで6万円。受注生産のため、2020年2月中旬頃の引き渡しとなる。同じコミュニティーの中で生活を共にした内藤カツだからこそ捉えられた“当時のハーレムそのもの”を感じられる、特別な機会となっている。また、イセタンメンズの公式メディア「IMn」では、内藤カツのインタビューを12月16日に公開予定。【イベント情報】内藤カツ 個展「Once in Harlem」会期:12月11日〜12月31日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内「ART UP/アートアップ」時間:10:00〜20:00(12月31日は17:00閉店)
2019年12月09日歌手でタレントの道重さゆみ(30)が11月22日、愛知県・岡崎市美術博物館で開催される「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」の内覧会に参加した。本誌のインタビューの際にも愛用のルネグッズを並べ、内藤ルネさん(享年74)の魅力について存分に語ってくれた道重。再び生“Roots of Kawaii”に触れ、感動の様子だ。今月23日から20年1月13日まで開催される同展は、ルネさんの生誕地・岡崎市で初めて行われるというスペシャルなもの。さらに初出展作品含む約400点もの作品が展示される大規模な回顧展でもある。ルネさんの大ファンで、自身のライフプロジェクト「SAYUMINGLANDOLL」でもルネさんとのコラボ作品を制作した道重。ルネさんの魅力について訊ねられると「一言でいうとカワイイにつきます!」と語り、こう続けた。「そのカワイイにも、古風なカワイイやちょっとロリータっぽいカワイイ、かっこよさの中にあるカワイイなど、いろんな種類のカワイイがあって。とっても刺激を受け、勉強になります。何度見ても改めてここもカワイイという新しいカワイイポイントが見つかるところが魅力です」さらに「ルネさんは生前、自分のふるさとで展覧会を開きたいとおっしゃっていたと聞いて、亡くなった後に夢が叶うってすごいことだと感動しながら見ていました」と興奮冷めやらぬ様子。「ルネさんのカワイイは時代を超えても色あせることなく、いつまでもカワイイです。中でも、私はシールが大好きなのでアクセサリーシールがたくさん並べてあるのは夢みたいでした。その前で写真も撮れて幸せです」と語った。たまたま開催されていた内藤ルネ展を観に行ったことがキッカケで、ルネさんのことが大好きになったという道重。「ルネさんの作品はどれもかわいくて、例えば1つ、ピンクを使っているといってもそのピンクの具合がとてもカワイイです。これは言葉では説明できないので、ぜひ実物を目で見て、色使いなど細かいカワイイポイントを楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。「SAYUMINGLANDOLL」の衣装も展示している同展。道重はイベント終了後、Twitterを更新し《展示数がとっても多く、そのどれもが可愛くて、、、わくわくがとまらなかったです》《グッズもいっぱい買っちゃった!》とその喜びをつづっている。
2019年11月23日平成を超える、世界186カ国の代表者が出席した「即位礼正殿の儀」。さらには饗宴の儀、翌日の茶会と、雅子さまは全力で臨まれた。そこには数々の知られざるドラマがあった。《国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います》皇居・宮殿「松の間」にしつらえられた高御座に立たれた天皇陛下が、国内外に即位を宣明された。10月22日の「即位礼正殿の儀」。雅子さまは十二単に身を包まれて、御帳台にお立ちになった。極度の緊張のなかでも、雅子さまは落ち着いた動作で皇后の役目を全うされていた。当日、雅子さまは天皇陛下より1時間早く、午前7時過ぎに赤坂御所を出発された。未明から雨が降りしきる悪天候。宮内庁関係者が明かす。「午前9時から、両陛下が宮中三殿に参拝される『即位礼当日賢所大前の儀』が行われました。徐々に雨風が強くなったので、午後1時からの即位礼正殿の儀は、“雨儀”と呼ばれる形式にすることが決定されました。宮殿の中庭に居並ぶはずだった装束姿の宮内庁職員を3分の1に減らしたのです」そんななか、荒天のせいで起こったハプニングがあったという。「縦長の旗が26本、中庭に立てられたのですが、強風にあおられて3本が落下してしまいました。そのうちの1本は“安倍首相の旗”でした。『萬歳』の文字が刺繍されていたのですが、刺繍のもととなる文字は安倍首相が揮毫したもの。儀式の開始時刻5分前の出来事だったため、再び掲げられることはありませんでした」(前出・宮内庁関係者)
2019年10月31日「現在、天皇皇后両陛下は、10月22日に迫った『即位礼正殿の儀』に向けて、衣装合わせや所作の確認などにかなりの時間をかけられています」そう語るのは宮内庁関係者。「平成の即位の礼と同様、10日前から3度の御習礼(リハーサル)が行われる予定です。3度目はご装束をまとわれて、本番と変わらない予行演習になります。儀式の舞台となる皇居宮殿・松の間では、天皇陛下が国内外に即位を宣明される高御座や雅子さまが昇られる御帳台が設営されて、準備も着々と整えられています。ただ一つ、不安材料があるとすれば、やはり雅子さまのご体調ではないでしょうか」(宮内庁関係者)29年前、平成の即位の礼当日に上皇ご夫妻は、儀式の準備に合わせて午前5時に起床された。今回も儀式の開始は午前9時。その後もほぼ同じ進行とみられる。雅子さまにとってかなりのハードスケジュールになるのだ。午後からは「祝賀御列の儀(パレード)」が行われ、夜には国内外の要人を招いての「餐宴の儀」が午後11時近くまで続く。「18時間近い長丁場です。しかも雅子さまは、その間に2種類の十二単を含む4回のお召し替えをされますので、休憩もままなりません」(前出・宮内庁関係者)饗宴の儀は22日に続いて、25日、29日、31日と計4回開かれる。さらに11月14日からは、新天皇が五穀豊穣と国民の安寧を祈る、生涯一度の重要な行事『大嘗祭』が待っている。そして、21日からの伊勢神宮ご参拝は、雅子さまにとって10年ぶりとなる2泊3日の地方ご訪問。その翌週27、28日には奈良・京都をお訪ねになり、神武、孝明、明治天皇陵にご参拝。12月3日には昭和、大正天皇陵に参拝される。「まさに息つく暇もなく御代替わりに伴う重い行事が続きます。こうした長期間にわたる過密スケジュールには、体調管理が非常に重要になります。一度体調が崩れると、次からの行事もすべてできなくなるなど、ドミノ倒しのように崩れることにもなりかねません」(前出・宮内庁関係者)しかし、皇室担当記者は「いまの雅子さまなら、ハードスケジュールであっても乗り越えられるはずです」と太鼓判を押す。「皇后となられてから5カ月あまり、雅子さまの“令和の奮闘”には目を見張るものがあります。この9月には、秋田県での全国豊かな海づくり大会、新潟県での国民文化祭、そして茨城県で開催された国民体育大会と、3つの地方ご公務に臨まれました。6月に愛知県で開催された全国植樹祭と合わせて、四大行幸啓すべてに出席されたのです」ベテランの皇室ジャーナリストも同意する。「ご体調が悪かったころを知っている者としては、正直に言えば想像しえなかったことです。ご療養に入られてからは地方ご公務がゼロの年も続きました。また、メインの行事だけに出席されて、レセプションや昼食会はお休みになることも多かったのです。ところが皇后になられると、四大行幸啓も予定されていたすべてのスケジュールを完璧にお務めになりました。この5カ月間、雅子さまが笑顔を絶やされることはありませんでした。そのお姿からは、”皇后として全力で公務に臨む”という昨年までとは違う雅子さまの意気込みを感じます」天皇陛下は即位直前の今年2月、お誕生日に際しての記者会見でこうおっしゃっている。《できる限り力になり、雅子を支えていきたいと思っております》プロポーズの言葉である「一生全力でお守りします」の思いを、陛下は今も貫かれている。陛下の支え、国民のエールを背に、即位のパレードでは26年前のご成婚パレード以上に、雅子さまの笑顔が輝くはず――。
2019年10月11日天皇陛下が自らの即位を国内外に正式に宣言する「即位の礼」まで1カ月を切った。記念すべき一日も、雅子さまにとっては並々ならぬ決意を要する“試練の日”なのだという。「お召し替えなどを含めると、ほとんどお休みもとれない忙しさで儀式行事が続きます。内容を簡略化するのは難しいでしょうから、皇后陛下のご負担はかなり大きいものになります」(皇室ジャーナリストの山下晋司さん)さらに儀式に臨まれるためのお着替えには、驚くほどの手間がかかる。平成の「即位の礼」に臨んだ美智子さまのご様子について、当時を知る宮内庁関係者はこう語る。「儀式と儀式の間は、ほとんどお召し替えの時間になり、ご休憩といっても、お召し替えの途中でお茶を召し上がられたぐらいです」美智子さまの例を参考にして、雅子さまの“試練の日”をシミュレーションしてみよう。準備に時間がかかるため、雅子さまは天皇陛下より約1時間早く午前7時ごろ赤坂御所をご出発。皇居に到着すると「潔斎所」に入られ、その後ただちに、午前中の2つの儀式「即位礼当日賢所大前の儀」と「即位礼当日皇霊殿神殿に奉告の儀」に臨まれる準備を始められる。鬢付け油で整える伝統的な“おすべらかし”は、御用掛が3人で結っても1時間はかかる。白い十二単に身を包まれ、金の髪飾りをお付けになり、手に御檜扇を持たれ、ご準備が整うころには9時過ぎになっている。儀式をおすませになると、ご昼食のためにいったん平服になる必要がある。「11時20分から次のお支度にかかるため、雅子さまのお昼のご休憩は40分ほどしかないと思われます」(前出・宮内庁関係者)次の儀式は午後1時からの「即位礼正殿の儀」。再び1時間20分かけて別の十二単にお召し替え。ちなみに美智子さまがお召しになった十二単は、重さ16キロで約1,300万円だった。儀式後、午後1時半に宮殿「松の間」を退出される雅子さまは、すぐにパレードに臨むご準備へ。ローブデコルテにお召し替えで髪も洋装にするため、シャンプーからスタートし、メークも一新してできあがるまでに1時間30分が必要だ。なんと4回のお召し替えで、トータル4時間以上になるのだ。それだけでも相当な心身へのご負担だが、皇室ジャーナリストはほかにも危惧していることがあるという。「即位の礼のハイライト『即位礼正殿の儀』では、御帳台にお昇りになった雅子さまのお姿が日本中に中継され、世界各国の人々の注目を浴びることになります。想像できないほどのプレッシャーで非常に緊張されるでしょう」それでも雅子さまは“試練”を乗り越えられるはずと、太鼓判を押すのは皇室担当記者。「雅子さまは今年5月8日、すでに即位後初の宮中祭祀となる『期日奉告の儀』に臨まれています。御代替わりの5月1日以降は、過密なご公務にも休むことなく出席されています。9月も秋田、新潟と地方ご訪問が続きましたが、ずっとお車から笑顔でお手振りされて、ご体調のよさが伝わってきました。即位の礼も心配はいらないでしょう。夜には外国の要人などをもてなす『饗宴の儀』がありますが、国際親善に尽力することを望まれてきた雅子さまですから、むしろ楽しみにされているはずです」10月22日の雅子さまの“晴れ姿”に世界が見とれることだろう。
2019年09月27日飼い主がいない間のペットたちの“秘密の生活”を描いた大人気シリーズ最新作『ペット2』の吹き替えキャストに内藤剛志と伊藤沙莉が加わることが決定。併せて、日本オリジナル本ポスターと本予告映像が解禁となった。これまでにも数多く吹き替え作品に出演し、無類の動物好きで知られる俳優・内藤剛志さん。イルミネーション作品初参加となる本作では、ケイティ一家が訪れる牧場の農場犬のリーダーで、のちにマックスの成長のカギを握る“ルースター”を演じる。元気でパワフルなお馴染みのペットたちとはひと味違い、堂々と威厳のあるルークス。本国ではハリソン・フォードが初めて吹き替えを務めることでも話題となっているが、内藤さんの落ち着いた渋い声で、どのように息吹が吹き込まれるのか要注目だ。そして、立て続けに話題作へ出演し、本作が念願の吹き替え初挑戦となる若手大注目女優・伊藤沙莉さんが演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うべく、正義のヒーローに転じたキャプテン・スノーボールに助けを求めるキュートなシーズーの“デイジー”。見た目のカワイさだけでなく、内面に正義感とたくましさが詰まった魅力的なキャラクターを、個性的なハスキーボイスを巧みに活かしながら演じる。配給の東宝東和は、2人の起用について「本国のイルミネーション・エンターテイメントから満場一致で承認を得ることができ、お二人ならペットたちのさらなる成長物語が描かれる最新作に新たな風を吹かせてくれると確信しています」と、自信たっぷりのコメントを寄せている。またこの度、内藤さん、伊藤さんを含む豪華日本語吹き替えキャスト陣の声が一堂に揃った本予告が解禁。ユルくて陽気な大騒動を描いた前作から一皮むけ、勇気を持って困難に立ち向かうペットたちのようすが確認できる。飼い主ケイティのもとにリアムという名の新たな家族が誕生し、穏やかな生活に異変が起きるマックス。リフレッシュのために旅行へ出た田舎町では、ニューヨークの街並みと異なる世界が広がり動揺を覚えるマックスだが、農場犬のリーダーのルースターに出会うことによって、ある一歩を踏み出すことに。一方、ヒーローへと姿を変えたキャプテン・スノーボールは、デイジーとともにホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行、猫と化したギジェットは本物の“ネコ軍団”を引き連れ、凛々しい表情でどこかへ向かおうとしていたりと、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が垣間見える本予告となっている。本予告と同時に日本オリジナルの本ポスターも解禁。整列したペットたちが上から見た構図で描かれてており、こちらに目線を送るキャラクターもいれば、まっすぐと前を向いたキャラクターもおり、それぞれの性格が表れたデザインになっている。■日本語吹き替え版キャストコメント内藤剛志(ルースター役)ペット飼い主目線で見た本作の魅力について、内藤さんは「なんといっても、『飼い主ではなく動物の方が主役だ』と言う点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。『飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく』それを感じさせるのが本作の魅力だと思います」とコメント。自身が演じたルースターの印象については、「男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にかっこいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました」と語っている。また、楽しみにしている観客に向けて「動物好きの方々の最大の夢は『彼らと話がしたい!』と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少し叶えてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!」とメッセージを送った。伊藤沙莉(デイジー役)今回のオファーが来た時の心境について、伊藤さんは「声のお仕事をするのが夢の1つで、それが叶うだけでなくお客さんとして観ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした」と明かし、「初めてのアニメーションがデイジーで本当に良かったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと、、大丈夫かな、、この声だしな、、っていうのが正直あったのですが。笑そんなの気にしてられないくらい逞しくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです。笑」と自身が演じたデイジーの印象についても語っている。また、楽しみにしている観客に向けて「たくさん笑えてグッとくる本当にあったかいお話だと思います。老若男女問わず楽しめる素敵な作品です。是非、劇場で驚かされ、癒されてください」とメッセージを送った。最新作のペットたちには一体、どのような試練が待ち受けているのか?そして、マックス、スノーボール、ギジェットをはじめとするペットの仲間たちは、無事その試練を乗り越えることができるのか!?結末は是非劇場で見届けて。『ペット2』は7月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ペット2 2019年7月26日より全国にて公開(C)Universal Studios.
2019年06月06日元宝塚星組トップスターであり、圧倒的なダンスの実力と太陽のように明るい存在感で、いまや日本ミュージカル界の一翼を担うまでとなった柚希礼音。宝塚で初舞台を踏んでから芸歴20年となるアニバーサリー・イヤーを記念して、1人ミュージカル『LEMONADE(レモネード)』に挑戦中だ。等身大のキャリアウーマンが心身ともに疲弊し、岬のサナトリウムで過ごす様子を描くストーリー。今までの彼女のイメージを覆す設定を楽しみに、5月23日、渋谷・CBGK シブゲキ!!で行われたゲネプロに足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は海を見下ろす高台に建つ、古い天文台を使ったサナトリウムの1室で展開する。ニューヨークで広告代理店を営むキャリアウーマンの「映(はゆる)」は、1年半前に突然倒れ、このサナトリウムで“心が止まってしまった”毎日を過ごしている。挫折感の中から生まれた別人格である男性「ブルー」と女性「リラ」に翻弄されていると感じる「映」は、無力感にさいなまれる。そんなある日、「映」は100年ほど前にこの天文台の管理人だった男の日記を見つけて……。舞台上には内側に半円形を描く、しっくい風の白い壁。その全面に、果てまで続く海や天文台が建つ岬がモノクロームで映し出され、物語は始まる。それはどこか遠い異国の風景のようで、白い薄物のガウンにタンクトップ、黒いパンツ、無造作な髪と裸足姿の柚希がピタリとはまり、海外の小説のような雰囲気が漂う。テレビ電話でドクターと会話を交わす「映」は、確かに頼りなさげだが、けして病的な様子ではない。自分の足で仕事を切り拓いてきた女性だけが放つ、洗いざらしのリネンのような、素材そのものの魅力。それを浮き彫りにできるのは、自身もそのように歩んできた柚希だからだろう。その意味でいえば、「ブルー」と「リラ」も柚希の一部としてとらえることができる。オールバックにネクタイ姿の「ブルー」は、さすがのダンディぶり。赤いドレスをまとった「リラ」も、くるくると変わる表情がなんともチャーミングだ。それぞれの“人格”を、歌もダンスも含めて1時間40分。しっかりと演じ切った柚希に拍手を贈りたい。囲み会見では、柚希と、作・演出を担当した小林香が登壇。柚希は「ひとりで芝居することも、お客様がこんなに近い(客席200名規模の)劇場も初めて。緊張していますが、頑張ります」と心境を吐露。もちろんひとりの稽古場というのも初。「芝居は相手がいることで覚えられるんだなと実感しました。覚えても覚えても、すぐ次の稽古がやってくるので、全然覚えられない!と落ち込んで(笑)」と振り返る柚希。それでも小林が「柚希さんの希望は全て入れ込んで作った舞台。今の柚希さんだからこそ演じられる、等身大の役の息遣いを間近に感じていただければ」と話すと、隣で大きくうなずくなど、意気込み充分。“役者・柚希礼音”に新たな1ページが刻まれる公演となりそうだ。東京公演は6月9日(日)まで、大阪公演は7月13日(土)から15日(日)まで、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。取材・文/佐藤さくら
2019年05月27日