大学進学をきっかけに、実家を離れて14年。長女が1歳のときに、2人目を妊娠しました。1人目の出産時は、産後ケア事業のおかげで大変な思いをすることはありませんでした。今回の出産も夫や産後ケア事業に頼ろうと考えていましたが、あるハプニングによって帰省するかどうかの選択を迫られることになったのです。 里帰りをしない私にまさかのハプニング!決断を迫られて… 妊娠中期までは特に大きなトラブルもなく、穏やかな時間を過ごしていました。しかし、妊娠8カ月の妊婦健診で、担当医から「赤ちゃんが下がり気味です。家で安静に過ごしてください」と言われました。夫の職場から保育園が遠いので、娘の送迎は毎日私が担当。ほかに送迎できる人がいないため、娘には保育園を休ませ、仕事も早めに切り上げ産休に入らせてもらうことに。 産休に入ったとはいえ娘の相手をするので、なかなか休めません。出産予定日まであと2カ月。不安でいっぱいだったときに母から連絡がありました。相談すると、母は「1カ月ぐらい仕事を休む予定だから、いつでも呼んでね」と、やさしい言葉をかけてくれたのです。母の気づかいを受けて夫にも相談し、私は里帰り出産を決心しました。 すぐに転院の手続きをし、翌週には帰郷。母は里帰り出産を楽しみにしてくれました。その後、何事もなく出産予定日を迎え、元気な男の子を出産! 母が長女のお世話をしてくれたおかげで、入院中はとても助かりました。人に頼れない私の性格を知ってか、母が“いつでも助けられるように”と準備してくれていたことに本当に感謝です。困ったときは、すべて自分でなんとかしようと思わず、周りにもっと頼っていいのだと感じました。 作画/mosu監修/助産師 松田玲子著者:広中このみ
2023年07月22日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! ぴなぱと申します。私ごとですが、4月に第三子となる女の子を出産してまいりました!少し時を戻して出産前。わが家は長女が小3、次女が年長さんなので2人とももうそんなに手はかからないけど、それでも産後は私の動きも制限されるのでどうしようかなーと思っていたところ。昨年10月にスタートした“産後パパ育休”を旦那が取ることに。【産後パパ育休とは】男性従業員が、子の出生〜生後8週までの間に最長4週間の育休を取得できる制度。男女ともに取ることのできる通常の育休とはまた別のものです。わが家の場合途中でGWを挟めたので、出産前日〜産後5週目まで休んでもらうことにしました。旦那は基本的に協力的ではありますが、普段は仕事で土日しか家事育児に参加できません。普段やっていないんだから育休中だからといって多くは望まず、最低限の家事と上の子たちの各種送迎だけやってもらえれば十分、と思っていたのですが…。いざ三女が産まれて、育休生活がスタートすると私の退院翌日から、できないはずの料理に挑戦(私の入院中は義母が手伝いに来て料理もしてくれていました)しかも過去必要に迫られて料理をしたときに私の反応が微妙だったのを鑑みて、私の指示通り作ると宣言し、実際に文句も言わず私に言われるがままに料理をしてくれました。意見が分かれるところかもしれませんが、私は勝手に作られるくらいなら自分でやりたい派なので、こうやって私のやり方に合わせてくれてとても嬉しかったです。さらに産まれたばかりの三女の世話も積極的に代わってくれました。夜間の授乳だけは私がやったほうが何かと都合が良かったので断りましたが、上2人の時はそんなこと言われたことがなかったので(恨み言じゃないですよ)、その気持ちがありがたかったです。そんなわけで、育休中の旦那が担ってくれた家事育児はこんな感じ。育休に入る前は、多くは望まないつもりでいるとはいえ「育休取ったならもっと育児してよ」とか「なんのために休んでるんだよ」とかイライラしてしまうかもと少し心配だったのですが、実際には旦那が想定以上に頑張ってくれたのでまったくそんなことは思わず、“産後パパ育休”取ってくれてよかった!と心から思えました。よかったと思う理由は他にもあるのですが、その話はまた 次回 !
2023年07月20日今回は、産後の育児エピソードを紹介します。女性は、出産を終えて家に帰ってきました。不慣れな子育てに、奮闘しているようです。子どもの誕生!出産を終えて…子どもを寝かせると…ミルクの時間子育てって大変…義両親が来る!?産後は、自分の体が本調子ではないのと、育児にも慣れていないので毎日が大変ですよね。義両親が訪ねてくるようですが、この後どんな展開が待っているのでしょうか…。作画:大野はな原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月15日第一子の出産時にトラブルがあり、満身創痍の産後を過ごしていた私。出産は命がけということを痛感して、赤ちゃんが生まれた喜びと同時に次の妊娠が怖いと言う気持ちすら芽生えてしまうほど……。しかし疲れ切った私を待ち受けていたのは、義母からの予想もしない言葉でした。産前から予兆はあった私の夫は2人兄弟の長男。義母は女の子を育てたことがなく、かわいらしいお洋服を着せたり一緒にお出かけしたりすることへの強い憧れがあったようです。 結婚後、息子が生まれる前は一緒に買い物をしたりお茶をしたり、料理を作るなど楽しい時間を過ごすことができていたので、私自身は義母との関係は良好だと思っていました。今考えると、私のことを娘のように扱ってくれてたのかな?と感じます。 孫は3人でも4人でも結婚して間もないうちから、義両親には孫を望まれていました。私と夫が自宅を新築することになったとき、子ども部屋の数を決めるにあたって義両親は「子どもは3人だって4人だっていい」と口にして夫から諌められていたのを覚えています。 息子を妊娠したとき、性別が男の子だと報告した際も「女の子となかなか巡り会えないねえ」と言っていたので、次は女の子を望まれるんだろうなというのは当時から察していました。妊娠、出産が現実のものとなったことで、義両親、特に義母から女の子を産むことを望まれているというプレッシャーが強くなっていたのかもしれません。 孫フィーバーからの女の子リクエスト息子を出産後は義母にとって初孫である息子を非常にかわいがってくれていて、その点は感謝しています。でも、私は息子を妊娠していたときに妊娠高血圧症候群を発症し、さらに出産の際大量の出血でとても苦しい思いをしたので、第二子の妊娠が怖くなってしまっていました。 しかし、出産直後に容赦なく「次は女の子だといいね」の言葉が。私にとっては、「女の子の孫が欲しいからもう一度頑張ってね」というメッセージに感じられたのです。 嫁は妊娠・出産の機械じゃない私と夫は結婚当初から子どもは2人欲しいねと話し合っていたのですが、息子の出産を経て夫は「君に何かあってはいけないから、子どもは1人でもいいね」と考えが変わりました。私自身は「もう1人欲しいけれど母体死亡は怖い」という気持ち。 それぞれの思いは義母に伝えていましたが、「産んだらなんとかなるから」「大丈夫かもしれないじゃない」と言うばかり。結局孫をかわいがりたい気持ちが一番で、出産によって嫁がどうなろうと気にならないのかなと感じられる態度でした。 義母は息子にとってはいいおばあちゃんでいてくれるので、絶縁や距離を取ることは考えていません。しかし、2人目が欲しいけれど自分が死んでしまうかもしれない、それが怖いという気持ちはどうしてもわかってもらえなかった失望感から、自分の本音を話せる間柄ではなくなってしまいました。今後は付かず離れずのちょうどいい距離感で付き合っていこうと思います。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2023年07月12日産後に襲ってくるガルガル期(産後のママが攻撃的になったり感情の起伏が激しくなったりすること)という存在を、子どもが2歳くらいになったときに知ったママ。産後すぐの時期に、とてもピリピリしており、ささいなことに傷ついたりもしたそう。今回は、そんなガルガル期のママが体験したエピソードをご紹介します。 産後のお手伝いは助かるはずだったのに妊娠中、安静の指示が出ていた私は、出産後すっかり体力を失っていました。そして、回復する間もなくスタートした育児。すべてを赤ちゃんに合わせなくてはならないので、夜も昼も自分のタイミングで眠れませんでした。結婚前は、仕事で徹夜することもしばしばあったため、睡眠時間が短くなることに対しては「仕事のときでも大丈夫だったし、今回も余裕だろう」と思っていましたが、仕事と育児はやはりまったく異なりました。 怒涛の日々を重ねる中で、私はどんどん疲弊。産後1カ月経ったころ、義母が助っ人として来てくれました。ただ、義実家が遠方だったこともあり、数週間泊まり込みで手伝ってくれることに。 食事の準備や掃除、洗濯など本当に助かりました。しかし当時の私はその分「赤ちゃんの育児は私が頑張らなきゃ」と気負ってしまったのかもしれません。夫も、義母が来てくれた安心感で、仕事から帰る時間も遅くなっていきました。 次第に私は育児がエンドレスのように感じ、気がおかしくなりそうになっていました。 義母が私に手渡したものそれから私は、義母のちょっとした言動にイライラするように。しかし、義母と嫁という関係性上、正直に口にすることはできず、自分の中で溜め込み、ただただ時間が過ぎて義母が帰る日を待っていました。 そんな日が続いたあるとき、私は義母から1冊の本を渡されました。正確な本のタイトルは覚えていませんが、「もっと手を抜いて、気楽に育児に取り組もう」という感じの本だったと思います。当時の私には、必要なことだったのでしょう。でも、ガルガル期だった私は「(義母は)私のことを認めてくれていない」「私のやり方が間違っているっていうこと?」と不満を感じてしまいました。私は義母の好意を素直に受け取れず、引きつった笑顔で、本を受け取ることしかできませんでした。 その後数年経ち、下の子も生まれ、育児で手を抜くことの大切さがわかるようになりました。でも、当時の私はきっと何を言われても、何をされても受け入れることができなかったと思います。しかし当時のことを思い出し、義母には「本当に申し訳ないことをしたな」と感じた出来事でした。 作画/マキノ著者:桃山さくら小学校低学年と年少の子どものママ。ワンオペで踏ん張りながら、WEBライターとして活動中。
2023年07月11日初めての妊娠で、赤ちゃんとの幸せな日々を思い描いていた私。しかし、いざ産後を迎えると、寝不足や疲労で心までも疲弊してしまいます。こんなはずじゃなかった……と落ち込んだ私は母に相談。すると、思いがけない言葉が返ってきました。 こんなはずじゃない!産後がつらすぎて 待ち望んだ子どもを授かったとき、幸せに満ちた生活を思い描いていました。しかし、現実は2、3時間おきに起きて寝不足の上に、髪の毛も肌もボロボロで、理想とはかけ離れた生活。赤ちゃんが大きな声で泣いている横で、いびきをかいて寝ている夫に腹が立ち、涙が止まらなくなりました。 ある日、実家に帰ったとき、溜まりに溜まった不安を母に吐き出したのですが、「あなたもママになったのね~」と母は大笑い。その言葉を聞いて、1度寝ると全然起きない私が、赤ちゃんの泣き声だけで起きられるかな? と不安だったことを思い出しました。思い返してみれば、寝不足の原因は子どもの夜泣きのせいではありません。布団をかけ直してみたり、せきが出ると気になったり、息をしているか確認してみたり……と、寝ている息子が終始気になって、自ら起きていたのです。そんな自身の母性に気づいてからは少しずつ心に余裕ができて、ぐっすり眠れることが多くなりました。 つらいときは母の言葉を思い出して「私もママになったんだな」と思うと、改めて幸せを実感できるようになりました。私の悩みを吹き飛ばすきっかけをくれた母に感謝です。 作画/becomachi85著者:杉山藍
2023年06月26日出産後、里帰りをしていましたか?産後すぐの体では、家事などで無理をすることは大変ですよね。今回は、まったく家事をしてくれない夫に義母が喝を入れてくれたエピソードを紹介します!産後の様子を気にかけてくれる義母夫のことを聞かれ正直に答える…今すぐ夫に注意してくれる!?喝を入れてくれた義母夫は家事育児を積極的にやるように!とても素敵なお義母さんでしたね!息子だからとなんでも許すのではなく、ときには嫁の味方になって息子を叱るなんて義母の鑑のような人です。いつまでもそんな良好な関係でいたいものですね。
2023年06月14日皆さんは、義母に意地悪なことを言われた経験はありますか?今回は産後に義母に言われた衝撃発言を紹介します。イラスト:アカネなぜか1人義母に呼ばれて長男を出産後、義実家に呼び出された主人公。長男、夫と共に義実家に行くと、義母はなぜか主人公だけを別室に来るよう促しました。不思議に思いながら主人公が付いていくと…。とんでもないことを言い出す義母出典:Grapps主人公に対して義母は「いつ離婚するの?」と質問してきたのです。何のことかさっぱりわからない主人公は混乱してしまいました。そんな主人公に義母は「孫もできたし、あなたは必要ないの」と追い打ちをかけます。ショックを受けた主人公は夫に伝えましたが、夫は冗談だと軽く義母をあしらうだけです。たとえ冗談だったとしても、夫にはもっとはっきり注意をしてほしかった主人公。モヤモヤとした気持ちが残ってしまったのでした。義母の発言にショック突然離婚を出されたら困惑してしまいますよね。義母の発言にショックを受けたエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月11日産後のママの身体の状態10ヶ月の妊娠期間を通じて変化したママの身体は、産後6~8週間かけてほぼ妊娠前の状態に戻ります。この産後の期間は産褥期と呼ばれ、妊娠中に増加していた女性ホルモンの分泌が急激に減少しさまざまな不調を感じやすくなる時期でもあります。お腹や腰の痛み、不安感、物忘れがひどくなるなどといった症状がみられますが、ほとんどの症状は時間の経過とともに回復していくため、心配ないことがほとんどです。疲れがたまると症状が悪化やすいため、心身ともにゆっくり休める環境を整えましょう。症状が長引いたり強く症状が出たりするときは医師に相談してくださいね。産後のママを助けてくれるサービス身体をしっかりと回復させるためにも、産後はできるだけ安静に過ごすことが大切ですが、赤ちゃんのお世話を優先して自分のことは後回しになってしまうママも少なくないでしょう。家族のサポートが受けられなかったり、大人の手が足りなくなったりしたときは、民間が運営するサービスや自治体の産後ケア事業のサポートを活用するのがおすすめです。掃除洗濯といった家事をはじめ、きょうだいのお世話や買い物代行、子育てに関する相談などの支援が受けられ、ママの負担を大きく減らすことができますよ。産後うつの症状があるときは早めに相談を産後は時間の経過とともに症状が回復していくマイナートラブルの陰に、医師への受診が必要な病気が潜んでいることがあります。特にマタニティーブルーズと産後うつは症状が似ているため混同されやすく、注意が必要です。マタニティーブルーズが悪化して産後うつに移行したり、緊張感や睡眠不足が産後うつにつながったりすることもあるため、強い抑うつ感や不安感などが2週間以上続き、以下のセルフチェックリストで当てはまる症状が多い人は、早めに医師に相談してみましょう。産後うつセルフチェックリスト□漠然とした不安や心配がある□わけもわからず恐怖感に襲われる□ちょっとしたことで涙が出る□不安や緊張感で眠れない□物事に集中できない、対処できない□物事が上手くいかないと自分のせいだと思う□笑ったり物事を面白いと思ったりできない□物事を楽しみに思って待つことがない□悲しく惨めな気持ちになりやすい□自分で自分を傷つけたくなる産後をパートナーと一緒に乗り越えよう産後パパ育休などの制度が充実し、夫が育児参加しやすい環境が整ってきていますね。その反面、とるだけ育休になっているケースもあるようです。産後はママがひとりで育児を頑張るのではなく、パートナーと一緒に育児と家事を進めていけるのが理想です。先輩ママの体験談などをもとに産後のママの変化について理解を深め、出産前から分担について話し合い協力体制を整えることが、その後の夫婦関係にも大きくかかわってきますよ。産後すぐ育児につまずきやすい時期を知ろう生まれたばかりの赤ちゃんは昼に起きて夜に眠るというリズムがついておらず、2~3時間おきに寝ては起きるを繰り返します。これに付き合うママやパパは、睡眠不足から育児がつらく感じることもあるかもしれません。特に「新生児が寝ない」といった声や、「魔の3週目」と呼ばれる時期の悩み事は多く寄せられています。先輩ママの体験談から産後につまづきやすい育児の壁を知り心がまえをしておくと、余裕をもって対処しやすいでしょう。妊娠・出産に関わる助成制度や手続きを確認妊娠・出産には多くの費用が掛かりますが、子育て世帯の負担を軽くするため、自治体や健康保険ではさまざまな助成や手当を用意しています。これらの制度を活用するには、それぞれで手続きが必要となります。子どもが生まれたあとの手続きについても、確認しておくと安心です。「ままのて」アプリが産後のママをサポートままのてが提供する、妊娠中から産後の疑問や不安・悩みをサポートするアプリ「ままのて」。赤ちゃんの月齢にあわせたメッセージを毎日お届けします。※この記事は2023年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年05月29日前回の産後は「自分が食べても間に合ってないような、げっそりする痩せ方」(※画像は田中理恵さんオフィシャルブログより)田中理恵さんは2017年に一般男性と結婚し、2018年2月に第一子の女の子を出産。昨年12月に第二子を妊娠中であると公表し、5月24日に男の子を出産したことをブログで報告しました。赤ちゃんの小さな手が田中さんの指を握っている写真を公開し、「おかげさまで母子ともに健康です」「家族にも助けてもらいながら、新しい生活を楽しみながら、私らしく頑張りたいなと思います」と綴った田中さん。妊娠中は5歳の長女が赤ちゃん返りすることもあったそうですが、きっと弟との生活を楽しみにしていることでしょう。元アスリートで体操クラブコーチである田中さんにとって、思ったように体を動かせないことも多い妊娠期間は、モヤモヤすることもあったかもしれません。今回、無事に出産を終えて「今まで身体を動かせなかった分、自分なりにしっかり身体を動かしていきたいと思います」と綴るなど、早くも運動する気満々です。とはいえ産後ということもあり、ストレッチを中心に無理なく進めるつもりだといいます。(※画像は田中理恵さんオフィシャルブログより)出産直前には第二子のために購入したベビーグッズをYouTubeで紹介していた田中さん。いわく、長女を完全母乳で育てていたとき「すっごいしんどくて」「すごい変な痩せ方をしてしまった」のだそう。それまで経験したことのないような「自分が食べても間に合ってないような、げっそりする痩せ方」で、かなり壮絶だったようです。この経験を踏まえて田中さんは、長男は育児用ミルクと母乳の混合栄養で育てる予定にし、キューブタイプの粉ミルクや哺乳瓶などを買いそろえたといいます。他にも小さな新生児用肌着、哺乳瓶、乳首、新生児用オムツ、ベビーバスなど、田中さんが「本当に必要」だと思う「ベビー用品10選」を紹介。上の子を出産した5年前と今では、赤ちゃんグッズもさらに便利に進化しているものが多く、驚いたと明かしています。これから出産を控えている方は是非参考にしてみてくださいね。混合栄養って?母乳育児は、母体の子宮収縮を促したり、経済的な負担が少ない(ミルク代がかからない)、手間をかけずに授乳できるなど様々なメリットがあります。また、母乳をあげているだけで1日に数百kcalを消費するので、母乳だけで育てている女性は体重が落ちやすく、産後の体重戻しをしやすい反面、人によっては多めに食事をとっても追いつかず、痩せすぎてしまうケースもあるようです。ママの体調や母乳の分泌量、または仕事復帰を見据えるなどして、混合栄養にすることもあるでしょう。母乳と育児用ミルクの混合栄養にする場合の目安量は特に決まっておらず、ママの母乳の分泌具合や赤ちゃんの発育状態などで変わります。基本的に、母乳の分泌が十分でないときは、まず母乳優先で授乳をしたうえで、量が足りないと思うときにミルクを足します。調乳量はパッケージなどに記載してある月齢ごとの量を目安にするといいでしょう。
2023年05月25日皆さんは義家族との関係に心配事はありますか?今回はいじわる義母を撃退したエピソードを紹介します。義母からの説教LINE里帰り出産を終え、自宅に戻った嫁。産後、義母からは毎日説教のLINEが届いていました。義母は夫にも電話をしていましたが、どちらも無視を貫きます。嫁夫婦が義母を無視し続ける理由とは…。いじわるな義母に反撃義母は孫差別をし、他の親族には渡したお祝い金を嫁には渡さなかったのです。嫁の母は心配していましたが、嫁はひっそりと反撃を考えていました。お祝い金を渡さなかったことを周囲に知られた義母は、慌てて家を訪ねてきました。しかし嫁夫婦は居留守を貫き、そのまま義母を追い返したのです。その後、嫁夫婦はいじわるな義母と縁を切ったのでした。嫁にスカッと生まれてきた孫を差別されたら、悲しくなってしまいますよね。しっかり反撃する嫁に、スカッとしました!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月24日わが家は、1人目出産後、3カ月以上も夫婦生活がありませんでした。そんなある日、「このままでいいのだろうか?」と思い立ち、夫に産後の夫婦生活について話題を振ってみることに……。すると、そこで返ってきた夫の思いがけない言葉に、もっと早く話し合っていればよかったと感じた当時のエピソードをご紹介します。 夫にはわからない産後の妻の体調夫に関わらず男性は、産後、女性の体がどのように回復していくのか、よくわからないものだと思います。わが家の夫も同様で、産後の女性の体がどのくらいで回復し、夫婦生活をしても大丈夫な状態になるのかわからなかったというのが本音だったようです。 妻の体を気づかってくれる夫ほど、妊娠前のように簡単には夫婦生活を始められないのかもしれません。 初めての出産・子育てでその気になれない女性にとって出産だけでも大仕事ですが、その後は慣れない育児が続き、疲れ果ててしまう方も多いと思います。私も初めての出産後は、子どもの夜泣きや頻回授乳、抱っこでないと寝てくれないなど、寝不足の日々が続きました。 そのため、寝られるときには寝ておきたいというのが本音。夫のことまで気づかってあげられない状態でした。産後は疲れだけではなく、ホルモンの変化で夫婦生活をする気になれないことも多いようです。 夫婦の話し合いの時間を大切に夫いわく、「夫婦生活を再開したくても育児は忙しそうで疲れているし、産後の体の回復についてもわからなかった」と言っていました。夫は私のことを気づかってくれていたのに、私は育児に必死で、夫のことを考える余裕がありませんでした。 忙しくてももう少し夫のことも気づかい、夫婦関係のみならず、育児や家事など、何ごとに対しても話し合いをするということの大切さをあらためて感じました。 産後のセックスレスは、放っておくと本当にそのままセックスレスになってしまうことも多いようです。産後、余裕がないときはそのことを夫に伝える、夫の気持ちにも向き合うといったお互いへの気づかいがとても大切だと感じた時期でした。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/市田スナオ著者:前田奈々
2023年05月18日このお話は作者とりまる・ねこぽちゃさんに寄せられたエピソードです。身バレ防止のため、いくつかの話を加え漫画化しています。■前回のあらすじ高校卒業後すぐに年上の彼と結婚したサキは、義実家で義母と夫と3人で暮らすことに。結婚前は優しかった義母でしたが、その関係性は徐々に変化していくことに…。■女の子を出産!義母の衝撃の一言■娘が2歳になった頃、夫にある相談を健康に無事に産まれてきてくれたんだから、男の子でも女の子でもハッピーなはずなのに…。義母の気になるこの一言をきっかけに、少しずつサキのモヤモヤが増え始めていくのです…。次回に続く「義母と戦ってみた」(全80話)は21時更新!
2023年05月15日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷちさんが体験した「産後に病んだ話」です。産後、不安に悩まされ続けているきりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんは、気分転換に夫と出かけることにしました。「産後うつ」なんて自分には関係ないと思っていたきりぷちさんですが、産後は不安に苛まされるように。泣いてばかりの息子そうちゃんに、睡眠不足や体調不良も加わり、ついに限界を感じてしまいます。いつしか「自分がケガをすれば、赤ちゃんと離れられる」というよからぬ考えにまで至り……。ある日、気分転換に出かけた先で夫に自分の気持ちを打ち明けてみることに。 私はきっと母親に向いてないんだ… ある日、気分転換に夫と2人で出かけることになったきりぷちさん。ようやく授かった息子と離れたいとすら思い始めていたこともあり、自己嫌悪も相まって「自分は母親に向いていない」と思うようになっていました。 出かけた先で、涙ながらに夫にその思いを打ち明けるきりぷちさん。夫は「そうちゃんの母親はキミしかいないし、そうちゃんのことを考えてしたことは100点」と、きりぷちさんの頑張りをしっかりと受け止めてくれました。 きりぷちさんの気持ちをちゃんと受け止めてくれる夫のやさしさに救われますね。しかし、2人にとっては初めての育児。一筋縄ではいかないこともあるでしょう。それでも、大切な家族の力を借りて一緒に乗り越えていけるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月11日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが体験した「産後に病んだ話」です。産後、祖母の家で生まれたばかりのそうちゃんと過ごすきりぷちさんですが、だんだんと不安に押し潰されていきます。「産後うつ」なんて、自分んは関係ないと思っていたきりぷちさん。しかし、産後、母乳の出の悪さや、息子のそうちゃんの黄疸治療などで不安に苛まれるように。情緒不安定のまま退院の日を迎えたきりぷちさん。息子のそうちゃんとともに、育児に専念できる祖母の家に向かいますが……。 ベランダから落ちたら、子どもと離れられる…? 産後、祖母の家で息子のそうちゃんと一緒に過ごすきりぷちさん。泣いてばかりのそうちゃんを見て、「私が少しでも間違えばこの子は死んでしまうんだ――」という重圧に押し潰されそうになります。 毎晩、家族に隠れて泣いていたきりぷちさん。ある日、二度と子どもを産む前の生活には戻れないことにふと気付きます。これからの生活を思い描き、「もしベランダから落ちてケガをしたら、赤ちゃんと少し離れられる……?」とよからぬ考えに至ってしまうのでした。 育児不安がますますひどくなってしまったきりぷちさん。不安要素をインターネットで検索する行為が、さらに不安を大きくさせてしまっているようです。不安ばかりが募っていくこの状況は、とても危険と言えます。自分だけで何とかしようと考えず、第三者の助けを受けてほしいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月10日同世代の夫と、高齢出産で生まれた息子くんと3人で暮らすきりぷちさん。出産前、産後うつという言葉は知っていたものの、「私は大丈夫」となんとなく思っていました。しかし、それが大きな間違いだったと産後に思い知ることになり……。きりぷち(マンガ内では「ちゅん」)さんが体験した「産後に病んだ話」です。産後の生活をぬかりなく進められるよう、出産前に着々と準備を進めていたきりぷちさん。「産後うつ」という言葉はなんとなく知っていたものの、「強い」と言われる自分なら大丈夫だと思っていました。しかし、産後に襲い来る頭痛と不安。明らかにいつもの私と違う――。 無理だ…でもやらなきゃ 1 「産後うつ」は自分には関係ないと思っていたきりぷちさん。長時間の陣痛に耐え、息子のそうちゃんを出産します。しかし、母乳の出の悪さやそうちゃんの黄疸治療で、自責の念にかられるきりぷちさん。激しい頭痛もあり、退院後の生活に不安ばかりを募らせていきます。産後1週間程度で自然軽快する「マタニティーブルーズ」とは違い、きりぷちさんの不安定な状態はしばらく長引くのでした。 産後の準備をしっかり進めていたころとうってかわって、産後のきりぷちさんは憔悴しきっています。みなさんの中にも、心当たりがある人もいるのではないでしょうか。産後は体だけでなく、心もダメージを受けることがあるのだと思い知らされますね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2023年05月09日妊娠中、つわりで大変なときもそのつらさを理解し、サポートしてくれた夫。初めての出産に対する不安を抱えていたときも、寄り添ってくれました。「夫は妊娠出産の大変さを理解してくれている」。そう思っていたのですが……。 私たちのバースプラン赤ちゃんは2人揃って迎えてあげたいと決めており、立ち会い出産を希望。里帰りを終え、出産予定日よりも少し前に陣痛が始まりました。しかしお産は進まず、夫は一度仕事へ戻ることになりました。ようやく進み始めたものの、夫はまだ遠方で仕事中のため、すぐには駆け付けることができません。 本格的な痛みが伴う陣痛が始まってから6時間が経ったころ、「もし陣痛が耐えられそうにないなら、希望は叶わなくなるかもしれないけれど、破水を促せば子宮口が開きやすく、もっと出産をラクに進められるよ」と助産師さんに言われました。しかし、「赤ちゃんの状態が大丈夫なら、可能な限り夫の希望を叶えてあげたい」⋯⋯そう思いながら、その後も必死に痛みと闘っていました。 出産後、夫からまさかの発言助産師さんの助言を頂いてから3時間後、夫が無事到着。それと同時に破水を促し、すぐに子宮口全開大となり、無時出産となりました。なんとか立ち会い出産を叶えることができ、夫婦そろって涙を流しながら喜びました。夫の顔を見ながら、「陣痛は苦しかったけれど、頑張って本当によかった」心からそう感じていました。 しかし、幸せな時間が流れていたのも束の間! 落ち着いたころに、夫がびっくりな発言をしたのです。「割とスムーズでラクな出産になって本当によかったね」。⋯⋯開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。「ラクな出産」。悪気はなかったにしろ、夫の発言に私はとてもモヤっとした気持ちになりました。そして悲しくもなりました。 夫に物申す!夫の言い分は…?夫は私が陣痛で苦しむ姿を一切見ることなく、病院に到着してすぐの出産だったため、スムーズでラクな出産に思えたようです。さらに出産については、自分にできることはないと思い、出産の流れについても事前に調べることもしなかったようでした。 そこで私は、「2人の夢を叶えるため助産師さんの助言後も陣痛に耐えたこと。本格的な陣痛がどれほどの痛みで、それに耐えることのつらさがいかなるものであったか。さらにラクな出産というものは、そもそもないのだ」ということを説明しました。夫はしっかり話を聞いて理解し、自身の発言を反省してくれていました。 このことから、私たちは産後のトラブルや育児に関して可能な限り、共有するようにしました。仕事が忙しいため、すべてを把握してもらうことは難しいですが、夫が理解しようと関心を向けてくれただけで私はうれしかったですし、心が救われました。慣れない育児は大変でしたが、夫の存在には救われました。それでも2人目の出産は、陣痛から付き添ってもらおうと心に決めています。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年05月07日皆さんは、出産したときのことを覚えていますか?今回は、産後のイラッとエピソードを漫画で紹介します。無事に出産が終わった義母が登場もう2人目の話!?夫も激怒!産後で疲れている中、デリカシーのない発言をする義母。孫の数に勝ち負けも何もありません。自分の事情だけでなく、相手の事情を気遣って発言することは大切ですよね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月02日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで、毎日1時間の散歩を習慣にすることに。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがありました。 妊娠判明後、体力・筋力が不安に…妊娠する前、ろくに運動をしてこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドア派だった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続しておこなうことができる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動もできないし、私はつわりがひどくただでさえ動くのがしんどいことが多く⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動をしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎずすぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは昼過ぎに起きてダラダラしてごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかって、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからは進んで散歩に行くことができ、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った…!?毎日の散歩を続け、いざ出産!となったとき、やっぱり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩をしていたけれど、全然足りない!と感じました。でも、きっと毎日散歩をしていなかったらそんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのもまったくおっくうではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力・筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知ることができました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 監修/助産師 松田玲子作画/加藤みちか著者:橋本 楓0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月27日出産直後はぐったりしてしまいますよね。今回は、産後間もないのに病室に入り浸る親戚たちのエピソードです。お昼に出産義両親が来たのはいいのだけど義兄や姪っ子まで分娩室に!?自分だけ居座ろうとする義母にも唖然お世話する気満々なのはありがたいですが…。お母さんと赤ちゃんへの配慮をもう少し考えてほしいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年04月25日心配性で産後も不安が尽きなかった私は、産後の手伝いに来ていた母に「赤ちゃんがかわいそう」といわれることがストレスに。ことあるごとに「かわいそう」と言われ、ストレスもマックス。そんな中、夫のひと言で気持ちがラクになったのです。 私の心を軽くした夫の言葉とは 昔から極度の心配性だった私。「無事に生まれてきてくれるかな」と不安ばかりの妊娠生活を送っていました。元気な男の子が生まれてひと安心だったのですが、産後は「どうして泣き止まないんだろう」など不安に襲われることが多くなったのです。事あるごとにオロオロする私。夫はそんな私に「大丈夫だよ」と言ってくれていたのですが、不安はつきません。産後は県外に住む実母が、2カ月ほど手伝いに来てくれていたのですが、そんな私に呆れた様子でした。 あまりにも心配ばかりする私に、母は「そんなに心配ばかりして……赤ちゃんがかわいそうじゃない!」とひと言。その日を境に、母は「かわいそう」と連発するようになりました。私は母の「かわいそうに」を聞くたびに、私が息子にかわいそうな思いをさせているのではないか……と、追い詰められていったのです。 「かわいそう」攻撃が始まって1週間ほどたった深夜、息子が急に泣き出しました。母と夫は2階で就寝中。私は1階のリビングやキッチンを歩き回り、息子をあやしていました。すると、息子の泣き声で目を覚ました母が降りてきて「まぁ、こんなに泣いてかわいそうに」と言ったのです。そのひと言に私は思わず「かわいそうって言わないで!」と怒鳴り、息子に負けない大声で泣いてしまいました。 すると、騒ぎを聞きつけた夫が2階から降りてきて「この子は世界一幸せな子です。こんなにも母親に愛されているんですから」とひと言。思わぬ夫の言葉に「悪かったわね……」と母は気まずそうにしていました。夫が私の気持ちを代弁してくれた気がして、うれし涙を流した私。それ以来、母は「かわいそう」という言葉を封印してくれました。気持ちに余裕がないときは、何気ないひと言もネガティブに受け止めてしまう人も多いと思います。この経験を通して相手に「かける言葉」には気をつけないといけないな、と感じました。 作画/yacco 著者:田所みさお
2023年04月18日私の住む自治体では、産後ドゥーラの助成制度が充実しています。第2子を出産後、約半年は夫が育休を取ったため夫婦2人で子ども2人の子育てをしていましたが、夫が仕事復帰をするタイミングで産後ドゥーラをお願いしたいと思いました。しかし、思うようにドゥーラさんが決まらず……。もっと早めに動いていればと後悔した私の体験談です。ママ友に教えてもらった産後ドゥーラ私たち家族の住んでいる自治体は子育て支援に力を入れていることで有名で、第1子である長男も児童館やプレイルーム、一時預かりといった区が運営している施設をよく利用していました。 第2子の長女が生まれ、児童館で仲良くなった2人の子どもがいるママ友に「産後ドゥーラ」の制度を教えてもらいました。産後ドゥーラとは産前産後を支えるための知識や技術をもつ、産前産後ケアの専門家のことです。 第2子の出産から1年間、上の兄姉が3歳未満の場合は利用上限180時間までの助成が受けられ、そのママ友は週1回3時間利用していてとても助かっているとのこと。 苦労したドゥーラさん探しわが家は夫が約半年の育休を取得していたので、休みが終わるタイミングに合わせてドゥーラさんにお願いしたいと考えました。そこで育休が終わる1カ月ほど前から、産後ドゥーラ協会ホームページで条件の合う人を探してみました。しかし掲載されている人のほとんどが3カ月以上先の予約しか受けられないという状況が書かれていたのです。1カ月後から頼める人など皆無の状態に驚きました……! 10人ほどのドゥーラさんにメールをしてみて、2カ月後からであれば定期サポートに来てくれる方がやっと1人見つかりました。まずはどのようなサポートが受けたいか確認するプランニングに来てもらい、その人に週1回3時間の定期サポートをお願いすることになったのです。 もっと早くから動けばと後悔ドゥーラさんに来てもらうようになり、長女のお世話やちょっとした家事をお願いできる快適さがありがたかったです。せっかく助成制度があるなら、出産後すぐに来てもらえるように動けばよかったと後悔しました。ドゥーラさんに聞くと、妊娠中にプランニングをおこない、産後すぐからサポートを受ける人が多いとのこと。 サポートの料金は1時間3,000円から3,500円くらいの方が多く、助成で1時間2,700円が補助されました。私の頼んだドゥーラさんの料金は1時間3,000円なので、3時間頼んでも助成を受ければ1回900円、それに交通費がプラスとなります。子どもが小さいときに3時間手を貸してもらえるのはとても貴重で、この値段で利用できるのであれば頼む人が多いのも納得でした。 産後ドゥーラの助成制度については、母子健康手帳をもらいに行った際に説明は受けていたものの、当初は利用する気がなかった私。しかし実際のサポートを受けるとその素晴らしさに感動しました。わが家はこのまま2人兄妹の予定ですが、周りのママ友に「もし2人目、3人目を妊娠したときは早めに動いてドゥーラさん頼むのがおすすめだよ!」と話をしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住まいの自治体に確認するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:林 ゆり2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年04月04日今回は人気のマンガをクイズ形式で紹介します!物語がどんな展開になるか考えてみてくださいね。『産後冷たくなった夫』主人公の女性は出産後、夫から「初めての出産なんだし里帰りしてきたら」と言われて1ヶ月ほど里帰りをしていました。しかし優しかった夫がその頃から別人のように冷たくなり、息子をかわいがってもくれません。携帯電話を見てばかりで、主人公は夫の浮気を疑うようになります。問題さあ、ここで問題です。ある日、主人公は夫のカバンの中から“とんでもないもの”を見つけます。一体なにを見つけたのでしょうか。ヒント主人公はこれを見て夫への怒りが湧きあがったようです。みなさんは答えが分かりましたか?正解は…正解は「夫の浮気の証拠の数々」でした。我慢できなくなった主人公は浮気相手の女性を呼び出して話を聞き、反撃に出るのでした。妻を裏切った夫浮気によって別人のようになってしまった夫。産後の大変なときに裏切られるのはとても辛いですね…。(lamire編集部)(イラスト/緋龍高弘)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月30日ホルモンの影響と知りつつも、どうしても自分を責めてつらかった産褥期。4回の産後は毎度メンタルがガタガタでしたが、特にひどかった4人目の産後についての体験談をお話しします。メンタルが落ちた時期と症状私には4回の出産経験がありますが、産後3週間~2カ月ごろにかけて情緒が不安定になりました。せっかく寝ても悪夢を見たり、夫婦喧嘩をしたり。上の子たちの遊びに付き合いきれないことや、必要以上に怒鳴ってしまうこと、家事をきちんとできていないことに苛立ち、とにかく自分を責めていました。 4人目の産後はもっとも症状がひどく、どんなに頑張ってもすべてがうまくいかずに、こぼれ落ちていくような絶望感にかられる日々。赤ちゃんが泣いていてもおむつを替える気力がわかず、涙が流れていくのを感じながら赤ちゃんをただぼーっと見つめていたこともあります。動悸や息苦しさが続き、ある朝本当に起きられなくなりました。 好環境があだに!? 嫌な妄想も始まった私自身、育児相談や家事代行の仕事をしていたので、産後の体の変化や子どもの発達についての知識はそれなりにあります。私たち夫婦の実家も近く、ママ友もいて、夫も育児に積極的で、かなり恵まれた環境にいました。 しかし、逆にそれが自分を責めるきっかけにもなったようで、「こんなに恵まれているのに」と自分を責め、普段はあれほど「子育て支援」なんて言っておきながら、誰に相談して良いかわからなくなってしまったのです。 また、知人が育児ノイローゼになって34歳で子どもを残して自殺したという経験もあり、ふとした瞬間に、リストカットしたら……包丁を持ち出したら……などと考えてしまうことがありました。 やっと言えた「つらい」ある朝、体が言うことを聞かず、まったく起き上がれなくなりました。夫に「頑張っても頑張ってもできていない自分がダメに思えてしょうがない。つらい」と涙ながらに訴えた私。夫も話を聞いてくれ、「とにかく頑張らなくていいからね、家事はやるから」とのやさしいひと言で寄り添ってくれました。 1カ月健診で医師に相談したところ、薬を処方してもらって服用することに。授乳しても良いとのことだったので効果は薄めだったかもしれませんが、自分が今「つらい」ということを正直に話せたのが転機になったのだと思います。2週間の服用で動悸や息苦しさは減っていきました。 ホルモンバランスが急激に変化するからと割り切っても、つらいものはつらかったです。誰かに相談するということがどれだけ勇気のいることなのかもわかりました。それでも結局はわが子のため。勇気を出して周りに話すことができてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:小林まり6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年03月28日長女が5歳のときに第2子を妊娠・出産した私。コロナ禍で産前産後の入院中の面会者は、夫と実母のみに制限されていました。娘との会話はテレビ電話がメイン。そのときは気丈にふるまっていた娘でしたが、実は…… ママを気遣うやさしい娘。でも本当は…? コロナ禍に第2子の出産を迎えた私。入院する病院では、夫と実母のみに面会が制限されていたので、当時5歳の長女は病院に来ることができませんでした。第2子となる男の子が生まれてからは、娘とテレビ電話で通話。画面越しに見る弟の姿に「早く会いたいな!」とお姉ちゃんぶりを発揮。家での様子を夫に尋ねても、寂しがるそぶりはないということだったので、私はすっかり安心していたのです。 ある日、娘が私の入院している産院にやってきました。中には入れないので、病院の外で、窓から顔をのぞかせる私を見上げながら電話でお話する形での面会。それでも娘はうれしそうに「体しんどくない?」「赤ちゃんのお世話は大変?」と私を気遣ってくれました。 その日の夜、夫から電話が。なんと娘は帰宅するなり「ママが元気でよかった」と目に涙を浮かべていたそう。ママを心配させたくない一心で、小さな体と心で、一生懸命寂しさと闘っていた娘のことを思うと、胸が張り裂けそうでした。 娘の本当の気持ちに気づけなかったことを猛省した私。2人の子育てをスタートするにあたり、「子どもの気持ちに寄り添うことを大切にしなければいけないな」と感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:平のぞみ6歳女の子と0歳男の子を育てる30代ママ。上の子は外遊びが好きで、休日は家族で公園へ行くことが多い。公園遊びが楽しくなるグッズ集めが趣味。
2023年03月27日円座クッションって痔に悩まされている人が使うイメージがありました。売っていても買わないし、そもそも手に取ることもない。初めての出産、つらい陣痛からの解放、赤ちゃんとの出会い。そして……痛み……そして病室で出合ったのは、神アイテムでした……! これは使えるっ! 出産後の神アイテムに昇格したもの 円座クッションって痔に悩まされている人が使うイメージがありました。売っているのは見たことがあるけど、買わないし、そもそも手に取ったこともない。出産直後の病室で、円座クッションを使ってみると「これは神アイテムすぎる……! これがなくちゃ座れもしないよ!」と、使い心地のよさに気づきました。自宅用に購入しなきゃと思い、すぐに「パパよろしく!!! 良さげなの選んでおいて!」と夫へ連絡。その後私は、出産のダメージが大きかったのですぐに寝ました……。 監修/助産師 松田玲子著者:海辺星1歳なりたての息子と夫と猫と暮らす専業主婦のママ。 在宅ワークしたいけどなんの取り柄もない、わりと体の弱いママのお話。
2023年03月21日■頻繁に家に来る義母。私の下着まで洗濯をしてくれて…なんとか出産の立ち会いは回避したのですが、孫が産まれてから、義母が「お手伝い」という名目でかなり頻繁に自宅に来るようになります。悲劇はここから始まりました。ありがたいけど迷惑!お風呂にも入って来るまでに孫のためを思ってと家事や買い物をしてくれる気持ちはうれしいのですが、正直干渉されたくないというのが本音。この後、主人公と義母との関係はどうなっていくのでしょうか?こちらは投稿されたエピソードを元に2020年8月15日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■まさにこれこそがありがた迷惑!読者の体験談4選「色々やってくれるならいいじゃないですか!」という声もあったのですが、それよりも『ありがた迷惑な義母』の被害者の方からのコメントが殺到しました。今回は、そんな被害にあっている読者からのエピソードを4つご紹介します。【CASE1】本当は子どものことは自分でしたいのに…人によっては大したことない、むしろ感謝すべきってことでも、うれしくないことがあるってことを取り上げてくれて、共感の嵐です。敷地内別居の義母は、保育園に通う子どものお迎えをしてくれます。ついでに保育園のスモックに名札用のワッペンをつけたり、帽子の紐を付け替えたりしてくれてます。頼んでるわけではなく、勝手にやって事後報告を受けます。私は妊娠中で体調イマイチかつ情緒不安定なのですが、ありがたいというより、私の役割や存在価値がなくなっていく気がして、落ち込んでいくばかりです。 そもそも、母屋には夫の妹とその子どもが住んでおり、夫の妹は在宅ワークで家事育児はほとんど義母がやっています。義母も子育て中働いていたので、子どもの世話は祖母がして母親は働くべきという考えがあるかもしれません。 でも、私は子どもの世話は義母にやって貰いたいわけではなく、本当はお迎えも延長保育して自分が行きたいくらいなので、ずっともやもやしています。【CASE2】留守中に義母がキッチンで手巻き寿司を作っていた私の義母に似ていると思った。産後すぐに、毎週土日訪問され、産後1ヶ月のころ赤ちゃんを病院へ連れて行く事があり留守にしていると、勝手に家に上がり、キッチンを使い手巻き寿司を作っていました。私の退院祝いや、出産祝いのつもりだったと思いますが、キッチンはのりを切ったあとの残骸や、片付けもこちらがやり、産後なのに疲れました…。お宮参りの段取りも張り切って、自分の兄弟家族を呼ぼうとしたり、仕切っていました。ベビー服も、旦那が使っていた30年前の物を強要してきたり、サイズが全然違うベビー服を何枚も縫ってきたり、その後も何枚も作ろうとしていました。思い返せば妊娠前も、腐ったオレンジや、賞味期限切れのケーキ、ときには食べかけのものも持ってきました。。 育児に専念するため「生活費は援助するからパートを辞めたら?」と言われましたが、余計にストレスがたまるし、干渉されたくないと思いました。【CASE3】同じような日々を送っている方がいるのかと共感しました義母は私が仕事でいない間に合鍵で自宅にあがって、あなたは忙しいだろうからと洗濯物(下着類も全部)や洗い物をしておいてくれます。冷蔵庫の中身まで丁寧に捨ててくれることも…。 勝手にキッチンの配置を変えていたり。 全く好みじゃない布団のシーツと枕カバーを季節ごとに変えてくれていたり。乾いた洗濯物は取り込んで畳んでいてくれますが、私なりのたたみ方があるので結局たたみ直します。 夕食は作りすぎたからと毎回肉、魚、野菜とバランスの良い食事を1人分だけ持ってきます。我が家は3人家族。どうしたらいいの?結局、旦那に食べさせて、私と子どもだけ別に作ります。すでに作ってしまっているときは無理して食べさせるか廃棄するハメに。 何もかも全てがありがた迷惑です。 コロナを理由に距離を取ることがようやくできるようになりましたが、もううんざりです。また、義母は自宅の裏に住んでいて、いつも監視されているようで息苦しいです。 私たち家族が住んでいる家はもともと義理母が住んでいた家なので、義理母は我が家と思ってずかずか不在中もやりたい放題なのだと思います。我慢の限界がきたら離婚ですね。【CASE4】地獄の二世帯住宅。深夜の夫婦喧嘩も筒抜けわが家は二世帯住宅。朝、起きるのが遅い(足音などで察知)からと、義母から内線でモーニングコールが来るも私たちはその日休み。早く起こされてしまい、本当に余計なお世話。… 夜中に夫婦喧嘩を聞かれたこともありました。ケンカの原因は二世帯住宅に暮らしてからの義母の余計なお節介のグチやら何やらや、夫への子育ての不満など。翌朝、義母から『至らない息子でごめんなさい』とのメールが来て青ざめると同時に正直、聞こえないふりしててほしかったと思いました。あえて、返信はせずその後何事もなかったように接しました。このお話、共感しかないです。 ありがた迷惑、良かれと思っては余計なお世話! そして自分の意見をはっきり伝えられる嫁になりたいなと思いました。してもらっているのだから感謝しなければとも思うのですが、「適度な距離感を保ちたい!」というのが、同じ境遇の読者の方からの意見でした。最後に、17年前に同じような状況だった先輩ママからのエールをご紹介します。当時は本当に自分一人でなんでこんなに辛い思いをしなきゃいけないんだろうって思ってました。 絶対に思い出に出来る日が来るので、赤ちゃんと二人で笑顔で乗りきれることをお祈りしています!義母もお嫁さんや孫との生活は初心者。お互いに初めて同士ということで、話し合いやすり合わせをすることで少しは解決するのかもしれませんね。▼漫画「本当にやめて…! 義母のありがた迷惑のお節介に追い詰められていく」
2023年03月13日私は40代に入ってから初めての出産を経験。産前は体を冷やさないように、妊娠線ができないようになどかなり体のケアを頑張りましたが、産後、自分のことは後回しに……。育児が軌道に乗ったころに、もっと自分の体のケアをしなければと思い始めました。そして、ネットや雑誌をリサーチする中で韓国の産後ケアが目に留まりました。よもぎ蒸しの進化版といわれるハグスチームを試してみた体験談を紹介します。★関連記事:痩せやすい、免疫力UPなど体に良いこといっぱい! 一年中手放せない冷え取りアイテム4選【医師解説】妊娠を機に冷えを意識するように私は昔から厚着が苦手で、体が冷えていても冷え性だという自覚はありませんでした。冷えは良くないとわかってはいたものの、特に意識していなかったのです。しかし、妊娠をきっかけに、手足が冷たく体が冷えていることを意識し、温めなければと思うようになりました。おなかには腹巻きをして、足首が隠れる長さの靴下をはき、冬になると首の周りもマフラーやタートルネックで温めるということを妊娠中から始め、産後の今でも続けています。普段特に運動もしておらず、血行が良くないことも原因なのでは?と思い、車で移動することが多いのですが、時間があるときはなるべく歩くようにしてみました。しかし、忙しい日々の中で歩けない日も多く、他に何か良い方法はないものかと探していたところ、韓国の産後ケア「よもぎ蒸し」に興味を持ったのです。よもぎ蒸しの進化版「ハグスチーム」って?そこでまず、よもぎ蒸しとはどんなケアなのかを調べてみました。よもぎ蒸しは、皮膚より吸収の良い腟の粘膜に乾燥よもぎを煮立たせた蒸気を当て下半身を中心に温め、よもぎの薬効成分を体内に取り入れるのだそうです。女性特有の冷えや更年期障害、生理不順などの問題を改善する効果が期待できるのだとか。しかし、サウナが苦手な私。よもぎ蒸しはかなり高温になることを知り、ちょっと嫌だなと思っていたときに見つけたのが、よもぎ蒸しの進化版と言われる「ハグスチーム」でした。ハグスチームは、最新技術によってさまざまな植物から抽出したエッセンスを含む蒸気を下半身中心に浴びることで、体の冷えや腸の働き、肌質を改善するだけでなく、経皮吸収した植物の生命エネルギーが直接体の細胞に働きかけるため、体の芯から元気になれるそうです。施術方法はよもぎ蒸しとほぼ同じですが、ハグスチームの場合は、一般的に古代布という布をまとってスチームを浴びます。古代布は100年間農薬も肥料も使っていない土地で育てられた綿で作られた布だそうで、とても良い肌触りでした。さらに私が行ったサロンでは、奈良の天然ヒノキを使った手作りの椅子を使用していました。サウナが苦手な私でもハグスチームは快適!私はよもぎ蒸しよりハグスチームが気になり、早速サロンへ行ってみました。よもぎ蒸しも受けたことがないままハグスチームに挑戦だったので、まず受付で説明を聞きました。腕の皮膚からの吸収を1としたとき、腟の粘膜を通しての吸収は約40倍ということを聞いて驚きました。加齢で弱ってくる腸の働きも活性化するらしく、スタッフさんはハグスチームをおこなった翌日にはもう便通の悩みが解消したそうです。カウンセリング後、小部屋で衣服をすべて脱ぎ、古代布をまとって、下から蒸気が出る椅子に40分座りました。私が体験したサロンでは、途中熱くなり過ぎたら自分で布を取って温度調節したり、体勢を自由に変えたりすることができ、サロンの方が用意してくれたお茶を飲みながら、サウナが苦手な私でも心地良く過ごすことができました。まとめハグスチームを受けた日は雪が舞う寒い日だったのですが、帰りはずっと体がぽかぽかしていました。温泉とはまた違う心地良さです。そして、私の場合はその日のうちに便通が良くなり、深い眠りにつくことができました。たった1回のハグスチームで肌の調子も良くなったように見えました。人によって効果はさまざまなようですが、続けていくと冷えの解消、デトックス効果で腸内環境を整える、肌がツヤツヤで明るくなるというような効果が期待できるそうです。どんな悩みかによるそうですが、冷え性改善のためには週1ペースで通うのが理想みたいです。サロンが遠いので、私は行けるときに行くようにしたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/RIKO(44歳)夫と2歳の息子の3人家族。2歳児のパワーに圧倒されつつ、仕事に子育てに頑張っている。少し自分のことに目を向ける余裕ができた今日このごろ。
2023年03月08日アメリカのミネソタ州にある動物保護団体『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』に保護された犬が、多くの人を笑顔にしています。犬の名前は『スマイル』。スマイルは、にっこりとほほ笑んでいるような表情を見せるのです。しかし、スマイルはそんな朗らかな笑顔からは想像ができないほど、過酷な体験をしてきました。スマイルはメキシコのティフアナで、多頭飼育崩壊の家から助け出されたのです。飼い主は犬たちを虐待するつもりはなかったそうですが、どんどん繁殖し、病気をまん延させるようになってしまいます。結果として、飼い主の手に負えなくなり、カリフォルニア州にある動物保護団体が23匹の犬を保護しました。メス犬の多くは妊娠中で、疥癬(かいせん)という伝染力が強い皮膚病に感染していたとのこと。スマイルも妊娠していて、疥癬のせいで毛が抜け落ち、痛みを感じていたようです。『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』のInstagramには、保護された時と、現在のスマイルの写真が紹介されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る No Dog Left Behind Rescue(@ndlb_rescue)がシェアした投稿 ミネソタ州にある『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』のスタッフは、愛らしい笑顔を見せるスマイルの写真を見て一目ぼれしたとのこと。こうしてスマイルはカリフォルニア州からミネソタ州まで運ばれて、『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』に預けられました。前の獣医からの情報で「スマイルは2週間以内に出産する予定」と聞いていたスタッフ。しかし、スマイルのお腹はとても小さく、妊娠しているようには見えなかったのです。飼育放棄や苦痛を経験すると、胎内の子犬を吸収してしまう犬がいるのだそう。スマイルはそのような状態になり、子犬を失ってしまったと思われます。 この投稿をInstagramで見る No Dog Left Behind Rescue(@ndlb_rescue)がシェアした投稿 2023年2月現在、スマイルは仮里親のステファニーさんの家で穏やかに暮らしています。疥癬が完全に治ったら、正式な里親を募集するということです。スマイルに関する投稿のコメント欄には、スマイルの愛らしさに魅了される声とともに、泣き顔の絵文字もたくさん並び、「かわいそうに」「つらかったね」などの声が上がっています。お腹の中の子犬を失ってしまうほど、大きなストレスにさらされていたスマイル。無邪気な笑顔からは想像もできないほど、つらい思いをしていたのでしょう。スマイルがこれからは名前にふさわしく、毎日を笑顔で過ごせるように願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月22日はじめての出産で不安の中、夫が立ち会ってくれて無事に出産を終えることができました。ところがコロナ禍で思いがけない入院生活となり、産後の体で心配事はどんどん増えて大きくなるばかり。そんな時に助産師さんからかけられたある言葉に救われるのです。出産翌日からお見舞い禁止に!?まさかの入院生活がスタート コロナ禍で初めての出産を終えた私。ぎりぎり立ち会い出産はできましたが、翌日からお見舞いが禁止となり、夫や両親に会えない6日間の入院生活が始まりました。産後、痔が大きく腫れてしまい、座るだけでもお尻に激痛が……。母乳が出るようになってからは、胸を針でチクチクと刺されるような痛みが出てつらい思いをしていました。加えて入院中、心配だったのが息子の体重。息子は2,534gと、低出生体重児のラインとなる2,500gギリギリで生まれました。授乳中に息子が眠ってしまうこともあり、体重が思うように増えません。育児用ミルクも追加しましたが、2,300gまで落ちてしまいました。 6日間の入院生活、さらに初めての育児で要領もわからず、つらく孤独な日々が続きました。そして、助産師さんが心配そうに「赤ちゃんの体重があまり増えていなくて、もしかしたら赤ちゃんだけもう少し入院してもらうかも……」と言ったのです。思ってもみなかった知らせに、私は大きなショックを受けました。そんな中、また授乳の時間がやってきます。時刻は午前4時。憂うつな気持ちで、授乳室へ。すると、とある助産師さんが育児用ミルクを作ってくれたあと、私の隣に腰かけ「家に帰って育児をサポートしてくれる人はいる?」「授乳が心配だったら、母乳外来に来たらいいよ」など、気にかけてアドバイスをしてくれました。忙しい中、やさしく寄り添ってくれたことがとてもうれしかったです。 その後の診察で医師から退院許可が出て、予定通り息子も一緒に退院。つらかった入院生活も、やさしい助産師さんのおかげで乗り越えられたと思い、今でも感謝しています。小さかった息子ももう3歳。いつかまた会えたら、「こんなに大きくなりましたよ」と報告したいです。 作画/ひのっしー監修/助産師 松田玲子著者:向田紀子3歳・男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。
2023年02月20日