星座にまつわる本当は恐ろしいギリシャ神話を名画から読み解くプラネタリウム作品『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』を、コニカミノルタプラネタリアTOKYOで2022年7月1日(金)より上映いたします。名画に隠された恐怖を解説したベストセラー「怖い絵」の作者中野京子先生の完全監修により、美しい星空と美しい名画を楽しめる作品です。★なんて、残酷。実は陰惨で恐ろしいエピソードの宝庫でもあるギリシャ神話。その恐ろしくも愛憎あふれる魅力的な物語の数々は、歴代の画家たちの想像力を大いに刺激し、多くの名画が残されました。本作では、そんな名画に描かれた人々や空に浮かぶ美しい星座に隠された物語を紹介します。その多くがギリシャ神話に由来する星座の本当は恐ろしい物語を知ることで、いつも見上げていた星空が違って見えてくるかもしれません。星と絵画の世界に没入し、知的好奇心を刺激する今までにないプラネタリウム作品です。★名著「怖い絵」とプラネタリウムのコラボレーション本作の監修・解説を担当するのは、ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者、中野京子先生。展覧会「怖い絵展」では68万人超えを動員、連日の大行列で社会現象となりました。本作では、選りすぐりの「怖い神話」にまつわる名画の謎を紐解くトークを、MCのミッツ・マングローブさんとともに展開します。そして中野京子先生書き下ろしの、恐ろしくも流麗な解説を読み上げるのは、実力派声優の小山芙美さん。美しい星空を舞台に繰り広げられる、異色のコラボレーションにご注目ください。★麗しい名画に隠された、恐怖の物語壁ごと映像に包まれるスクリーンに映し出される、傑作名画の数々。そこはまるで美術館のよう。この美術館で、麗しい名画に隠された、恐怖の物語を丁寧に紐解きます。語られるのは、紀元前から現在まで語り継がれ、天文学や文学、映画など後世の文化に多大な影響を及ぼしてきた、全知全能の神ゼウスや英雄ヘラクレスが繰り広げる物語。そしてルネサンスの顔とも言える名画ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は耳にしたことのある登場人物たちと、誰もが知る名画に潜む恐ろしいエピソードの数々。この美術館の中では、“怖いもの見たさ”を押さえることが出来ない人も多いはず。怖い神話と怖い絵が織りなす、プラネタリウムならではの美と恐怖の共演をたっぷりとお楽しみください。●『星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム』作品概要●★上映期間:2022年7月1日(金)~ ★上映時間:約45分★鑑賞料金:一般シート大人(中学生以上)1,600円/こども(4歳以上)1,000円※上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は下記WEBサイトでご確認ください。 ●プロフィール●《解説・監修:中野 京子》作家・ドイツ文学者。2017年「怖い絵展」特別監修者。集英社美術全集「アートギャラリー」監修。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや西洋史解説書などを多数発表。著書に「怖い絵」シリーズ(角川文庫)、「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫)、「名画で読み解く 王家12の物語」シリーズ(光文社新書)、「異形のものたち」(NHK)、「美貌のひと1.2」(PHP新書)など。著者ブログ「花つむひとの部屋」 《MC:ミッツ・マングローブ》2000年、ドラァグクイーンとしてデビュー以来、様々な芸能活動を展開、テレビタレントとして活躍中。ソロ歌手活動と並行して、2012年には星屑スキャットとしてもCDデビュー。主な出演番組に、MX『5時に夢中!』、NHK『スポーツ酒場 ~語り亭~』、ドラマNHK『三浦部長・本日付けで女性になります』、NTV『ドS刑事』、映画『レオン』、舞台「DNA-SHARAKU」など。《語り:小山 茉美》1月17日生まれ。愛知県出身。青二プロダクション所属。1974年NHKラジオ芸術祭参加作品「16歳のかくれんぼ(山田太一氏・脚本)」の主演に抜擢され、同年NHK少年ドラマ「キヨコは泣くもんか!」のレギュラー出演で女優として本格デビュー。「Dr.スランプ アラレちゃん」や「名探偵コナン」など数々の人気作に出演、TBS「報道特集」、テレビ朝日「ポツンと一軒家」などナレーターとしても活躍中。●コニカミノルタプラネタリアTOKYO 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアTOKYO■所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン 9階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)※詳細はWebサイト等でご確認ください。 【施設名称表記上のお願い】見出し・本文などで、施設名称が入りきらない場合、省略形をお使いください。●正式表記:コニカミノルタプラネタリアTOKYO●省略形:プラネタリアTOKYO 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月12日厚切りジェイソンさんに聞く、お金に縛られない生き方とは?ジェイソン流のお金との向き合い方から、挑戦し続けて、いつでもやりたいことができるには何が大事か、幸せな人生を歩むヒントを学ぼう。マネーリテラシーは両親から教わった。厚切りジェイソンさんは、芸人になる前からIT企業の役員として働き、投資家としても知られる。昨年発売したお金に関する書籍『ジェイソン流 お金の増やし方』は、38万部を超える大ヒットに。「アメリカで初めて就職した20歳の時に投資を開始して、コツコツと続けるうちに、気づいたら不労所得だけで生活できるように。僕は妻と娘3人の5人家族ですが、2019年には家族全員が一生安心して生活できる資産を投資の利益で作ることができました。でもだからといって、働かずに生きていきたいわけでも、大きな家や高級車を買いたいわけでもない。僕は今の生活に満足しているから。よく収入が増えたり投資で儲けたりすると、自分に必要のない高級品を買って、むやみやたらと生活水準を上げる人がいるけれど、それはお金の虜になっている証拠。どんなにお金を使っても満たされることはないだろうし、逆に収入や財産が減った時に不幸を感じやすくて、お金に縛られた人生を送ることになると思う」無駄遣いや衝動買いは一切なし。ペットボトル飲料はほとんど買わず、移動手段も電車か徒歩がメイン。節約上手というより、小さな頃からお金の話をしてくれた両親の影響で、無駄なものを一切買わない習慣が自然と身についていたからだと話す。「お小遣いをもらうようになり、お金を自分で管理するようになった最初から、お金=守っていく大事な資産という意識が芽生えていました。父も投資をしていたので、ボードゲームの『モノポリー』の紙幣を使って、資産運用の話をよくしてくれた。専業主婦の母も、スーパーのセール情報や割引クーポンを活用するなど、父が稼いだお金を工夫を凝らして節約して、家計に貢献していました。そうやって幼少期にお金の正しい知識を養うことができたから、若いうちに資産運用を始められたし、お金が増えても無駄遣いはせずに、毎日満たされた生活が送れているんだと思います。もちろん僕も娘たちにお金の大切さを話しているけれど、だからといって物を買うなと言ったことはありません。逆に欲しいものがあったらいつでも買っていいよと伝えています。でもみんなお金の価値観が一致しているから、ほとんど買わない(笑)」“見える化”して支出を見直してみよう。日頃から身につけておくべきお金の知識で一番大切なことは、今使っているお金が、本当にその価値があるかどうか見極めること。「自分のお金をどのように使っているのか分からずに日々生活していると、ただただ消えていくだけ。だから家計簿アプリなどで“見える化”して、しっかりと支出を把握することから始めてみて。そうすれば、その買い物が自分にとって価値のあるものかどうか分かるようになるから。それが無駄を省き、支出を抑えることに繋がる。価値があるかどうかの基準は人それぞれ。たとえば僕は鳥が好きで、今インコを飼いたいと思っている。飼うとなれば、籠が必要になるし、毎月エサ代もかかる。でもそれが自分にとって価値がある支出だと思ったら、いくらでも払います」自信が持てれば、もっと自由に生きていける。3か月分の生活費の現金以外は、全て投資に回しているというジェイソンさん。しかし、それはお金を増やすことが目的ではない。「目的は、いつでもやりたいことができるように自由に人生を生きていくため。僕は今、ITの仕事も芸人も俳優も、自分がやりたいと思っていることを全て実行できている。でもそれらの仕事がいつ嫌になるか分からないし、年をとれば体力が落ちて今のように働けなくなることも。でもお金があれば、その時に本当にしたいと思ったことにすぐにシフトチェンジできる。余裕が持てるし、交渉の場でも強く出られる。嫌なことをやらなくて済むから、不安な気持ちやストレスも減るしね。ただ、お金の有無だけでなく、辞めても次の仕事を見つけられる自信をつけることも大事だけどね。自信があったから今のキャリアを培ってこられたし、僕の人生の選択肢は無制限に広がっているよ。たとえば、今のキャリアを全て捨てて違う国に移住することだって、全く新しい事業を始めることだってできる。自由になるために支出を見直して、無駄遣いを減らしながら、収入を増やすため、自分に自信をつけるためにスキルを磨いたり副業をする。そして残った分を投資に回してコツコツ増やしていれば、誰もがお金に縛られずに自由に生きていけるはずだよ!」厚切りジェイソンさん1986年生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。お笑い芸人、俳優、IT企業役員、投資家など、いくつもの肩書を持つ。著書『ジェイソン流 お金の増やし方』(ぴあ)がベストセラーに。映画『おそ松さん』に出演。※『anan』2022年4月27日号より。写真・小笠原真紀取材、文・鈴木恵美撮影協力・ホテル&レジデンス六本木(by anan編集部)
2022年04月22日徹底した節約術や投資、資産の増やし方で話題の厚切りジェイソンさんが、3つのマネー哲学を熱く語り尽くす。ジェイソン流“マネー哲学”1、幸せかどうかは、お金のあるなしとは関係ない。今の自分に満足しているかどうか。約15年の投資で一生分の資産を築いたことで、僕のことを金の亡者と思っている人が多いかもしれないけれど、僕は無駄遣いが大嫌い。だから収入がいくら増えても、生活水準は全く変わっていません。稼げるようになったからお金をたくさん使いたいという気持ちは一切ないし、もともと物欲もない。お金がいくらあっても“もったいないものはもったいない”でしょ。僕はお金を使うことより、散歩しながら鳥のさえずりを聞いたり、娘たちと公園で遊んだりすることのほうが幸せを感じるんだ。お金は生きていく上で必要だけど、たくさんあるから幸せとはかぎらない。自分なりに満足な生き方ができれば、お金のあるなしに関係なく、幸せでいられると思うんだ。2、お金は、人生に自由と多くの選択肢を与えてくれる。でもお金があれば、好きなこと、やりたいことがしやすくなる。だから人生の選択肢がどんどん広がり、自由に生きられるようになるのは間違いない。僕がIT企業で働きながらお笑い芸人に挑戦できたのも、お金と自信があったから。お金があれば興味や関心があることに果敢に挑戦できるんだ。資格を取ったり、スキルを磨く費用にも充てられるし、給料に左右されずにやりがいのある仕事を選べるようになる。だって給料がいいからと、嫌な仕事を続けていくのは正直シンドくない?せっかくなら自分の価値観に合った働き方をしたいよね。お金があればその選択肢は絶対に増えるから、自由を手にしやすくなり、より豊かな人生を歩めるようになると思う。3、なぜしない?パートナーや家族と、もっとお金について語ろう!家庭内でお金の話をしない人が多いと聞いたけれど、WHY JAPANESE PEOPLE!?夫婦が別財布でお互いの財産がいくらあるか把握していないのは、全く理解できない。長い人生を一緒に歩んでいくパートナーと、お金の価値観にズレがあったら、いずれ大きなトラブルに発展するよ。アメリカでも金銭感覚の違いで離婚する夫婦がたくさんいるしね。それにこれからの時代を生き抜いていくためにお金の知識は絶対に必要だから、子供にマネー教育を行うのも大事。高校で資産形成の授業が始まったけれど、学校に頼らず、まず家庭でしっかり教えるべき。だってそれが愛すべき子供の将来に直結するんだから。今すぐ家族でお金のこと話して!厚切りジェイソンさん1986年生まれ、アメリカ・ミシガン州出身。お笑い芸人、俳優、IT企業役員、投資家など、いくつもの肩書を持つ。著書『ジェイソン流 お金の増やし方』(ぴあ)がベストセラーに。映画『おそ松さん』に出演。※『anan』2022年4月27日号より。写真・小笠原真紀取材、文・鈴木恵美撮影協力・ホテル&レジデンス六本木(by anan編集部)
2022年04月22日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「赤ちゃんの爪切り」自宅に遊びにきた友人に、子ども(当時0歳)の爪の切り方について指摘されました。赤ちゃんは紙のように薄い爪なので、深爪が怖くて2ミリ程残して切っていたのですが…。「大丈夫だからもっと切った方がいい。むしろ切り方教えてあげるよ」と言われ、爪切り用のハサミを渡したところ…。見事に深爪、皮膚も傷付けたようで流血してしまう騒ぎに…!すごく悲しかったです…。(会社員)「ファーストフード反対のママ友が…」ママ友と立ち話をしていたときのことです。「休日はついファーストフードになっちゃうねー」という話題になると、一人のママ友から「えー私はファーストフードは絶対食べさせない」と言われました。それぞれの家庭で考え方があるので、そこまでは特に気にしていなかったのですが、後日そのママ友が「子どもが熱出したら、うちの子コンビニに売っているハンバーグが大好きだからそれ食べさせてあげるんだ」と話をしていて…。「いやいや、ファーストフードは嫌なのにコンビニのハンバーグはいいのかよ!」とモヤモヤしてしまいました。うちもコンビニのハンバーグは便利なので使っているけど、体調不良の子どもにはちょっと重い気がしますし…。ファーストフードは悪で、コンビニはいい、と思っているその安易な考えに引いてしまいました。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月10日幼い子供を幼稚園や保育園に連れて行く時、「行きたくない」と嫌がることがあります。俳優の杏さんの子供たちも、たまに登園することを渋るのだとか。そんな時、園の先生から『頑張れカード作戦』をおすすめされたそうです。※写真は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 杏/Anne(@_anne_official)がシェアした投稿 『頑張れカード作戦』とは、子供が登園を頑張れるように、イラストを描いたカードを作ってあげるというアイディアでした。登園前夜に子供たちからリクエストを聞き、イラストを描いてあげるという、杏さん。杏さんの描くどのイラストにも、子供たちへの愛が込められていますね。この投稿には「ナイスアイディア」という声が寄せられました。・『頑張れカード』の絵がうますぎてびっくり!何よりも「お母さんより」のひと言に癒されました。・『頑張れカード作戦』、ナイスアイディアですね。園の先生、さすがです!!・子供が登園を嫌がることに悩んでいたので、涙が出ました。ありがとうございます。・お子さんたち、こんなカードをもらったら嬉しいでしょうね!子供が登園を嫌がって困っている人は、杏さんの『手紙作戦』を真似してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年03月01日人間と同じように、犬も定期的に爪を切る必要があります。伸びすぎると、歩行に支障をきたしたり、肉球に食い込みケガをしたりする恐れがあるため、犬の爪切りは大切なメンテナンスの1つ。しかし、犬によっては爪切りを嫌がることもあり、豆柴のチャコちゃんも、苦手だといいます。チャコちゃんのためにも爪切りをしないわけにはいきませんが、嫌がる様子を見るのは飼い主(@mameshiba_chaco)さんも心苦しいもの。そこで、飼い主さんは、チャコちゃんのためペット用のハンモックを購入。早速使ってみた様子に「その手があったか」「これは初めて見た」とさまざまなコメントが寄せられました。トリミングハンモックで爪切り✨いつもの半分以下の時間でカット終了しました #豆柴 #柴犬 #懸垂バーに吊りました pic.twitter.com/Pk0soHkV6a — 豆柴チャコ (@mameshiba_chaco) February 7, 2022 チャコちゃんの表情は『無』。しかし、飼い主さんによると、いつも爪切りにかかる時間の半分で終えることができたといいます。頑張って爪切りを終えたチャコちゃんに、この後、飼い主さんはご褒美としておやつをあげたとのこと。動画は反響を呼び、スムーズに爪切りを行えるグッズの存在に驚いた人や、チャコちゃんを励ます声も寄せられました。・チャコちゃん、よく頑張ったね!・こんな画期的なグッズがあるなんて。・哀愁を感じる。なお、飼い主さんは購入にあたって、チャコちゃんを抱っこしたりバスタオルを使ったりして、実際に浮かせてみて大丈夫そうかを確認したとのこと。とはいえ、やはり初めてのグッズにチャコちゃんも緊張したのかもしれませんね!チャコちゃんの爪切りの様子は動画でも見ることができます。飼い主さんは詳しい使い方も紹介しているので、気になった人は、ぜひご覧ください。[文・構成/grape編集部]
2022年02月09日名画に隠された恐怖の背景を解説した、中野京子のベストセラー美術書『怖い絵』。テレビシリーズとなり、2017年には東京と兵庫で『怖い絵』展が開催され、来場者が68万人を超える大人気となった。そして今回は、人気放送作家で『怖い絵』ファンの鈴木おさむが作・演出、中野京子の監修により舞台化が決定。歌舞伎俳優でドラマなどでも活躍する尾上松也が謎多き絵画コレクター役で主演する、ダークヒーロー・ミステリーだ。『怖い絵』をもとに繰り広げる作品に、比嘉愛未、寺脇康文らと共に出演する佐藤寛太(劇団EXILE)と崎山つばさが、稽古を1か月後に控えて意気込みを語った。舞台「怖い絵」チケット情報『怖い絵』に秘められた恐怖の物語が、その事件の真の姿を浮かび上がらせ、男は罪深き人たちに復讐の代行を行っていく…。登場人物5名はみな、過去に闇を抱える人間たちだ。絵描きを目指す男の役に挑むのは、映画『軍艦少年』で主演を務め、ドラマでも活躍目覚ましい佐藤。刑事を演じる崎山は、鈴木の前作舞台に出演予定だったがコロナ禍で中止、今回の再オファーに「豪華なキャストの方たちと舞台づくりができることがすごく楽しみ」と喜ぶ。舞台セット内には、物語に合わせて厳選された『怖い絵』が何作も登場し、物語と連動していく。美しい絵画の裏にある殺人や陰謀、歴史の残酷な運命に翻弄される人々…。観客は舞台を観ると同時に、絵画鑑賞をしながらその真の意味を考えるという新感覚のエンタテインメントになる模様。脚本はまだできあがっていないが「展覧会に行ったことのある方も満足できるような内容になると思う」と佐藤。崎山は「劇場空間が美術館のような感じで、お芝居を観に来られたお客様が扉を開けて入った時、そこに緊張の糸が張っているようなイメージがあって。作品とどう結び付けて、その世界観に連れて行くのか、期待をうまく裏切るのか。劇場の空気も含めて『怖い絵』を浴びてほしい」。稽古が楽しみだと話す佐藤は「舞台経験が少ないので、作品を一緒に作ったり、先輩たちからいろんなことを学んだりできるのが楽しみです。稽古で学んだことをどれだけ出せて磨いていけるか、自分が成長できるだけ成長したい。そして、お客様に『観に来た価値があった』と思っていただける作品になるよう、全力で頑張りたいと思っています」と語る。3月の東京公演を経て大阪で上演する事に対し、崎山は「『怖い絵』は東京でいろんな形を巡って関西に行くと思うので、同じ作品でも東京とはまた違った雰囲気で観ていただけるんじゃないかなと思います。よりよいものを関西に持って行きます!」と関西公演に向けての想いを馳せた。公演は3月4日(金)から21日(月・祝)まで東京・よみうり大手町ホール、3月24日(木)から27日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケットは1月22日(土)一般発売開始。取材・文:高橋晴代
2022年01月21日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。1月のゲストはイラストレーターの上田三根子さん。「キレイキレイ」の絵を描いている方ですよ!第1回は、「“絵が好き”と思ったのは、3歳の頃でした」です。“絵が好き”と思ったのは、3歳の頃でした。絵を描くのが好きだな、と思ったのは、たぶん3歳くらいでしょうか…。私は終戦の4年後に生まれたので、当時はまだまだ物がそんなに潤沢にはない時代。新聞紙に絵を描いていたようで、なんとそれが今でも残っているんです。何を描いていたかというと、ベレー帽をかぶり、がま口バッグをぶら下げた女の子の絵。今の自分の絵と、描いているものが変わらないんです(笑)。小学校に上がってからは、マンガの模写なんかもしましたね。でも正直それよりも、自分が着たい洋服、住みたい部屋、欲しいものなんかを好きに描くほうが楽しいな、とは思っていたので、絵は好きでしたが、将来はマンガ家、とも思っておらず。というか、いま振り返ると、絵が仕事になるなんてことは、まったく思ってなかったですね。そんな仕事、知らなかったですし。それが、幼い頃と同じような絵を、この歳になっても職業として描いているとは…。人生は不思議です(笑)。自分の意志を貫いて、進学先を決めた。小学校の頃からお洋服やおしゃれが大好き。中学で洋楽に目覚め、そして高校2年生でビートルズに出合います。もうそこからは勉強はそっちのけ(笑)。卒業後も絵を描きたいと思い、美術学校のセツ・モードセミナーに進学することに…といっても、そこからが意外と大変でした。私の高校は進学校で大学進学を希望する人が多かったから、進路指導の先生は「1年間勉強して、美大に行って先生になったら?」。両親は口には出していなかったけれど、地元の国立大学に行って、先生になってほしいって思ってたみたいです。でも私は、自分の意志を貫いて、親にも相談せずセツに願書を出しに行って。入学式の当日の朝まで、玄関で「お金を出す、出さない」と父親にああだこうだ言われた記憶がありますね(笑)。結局、しぶしぶですが出してくれたおかげで、学校に通えて、今がある。感謝もしていますが、同時に意志を貫いてよかったです。うえだ・みねこ1949年生まれ、埼玉県出身。セツ・モードセミナーを卒業後、イラストレーターに。日本のファッション雑誌黎明期から雑誌にイラストを描き、その後、広告でも活躍。ライオンの薬用泡ハンドソープ「キレイキレイ」のイラストでもお馴染みです。※『anan』2022年1月12日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年01月08日約13年の投資で一生分の資産を築いた、芸人の厚切りジェイソンさんを直撃!その投資先とは?米国株のインデックス・ファンド一択でOK。芸人で、IT企業の取締役でもあるジェイソンさん。投資信託を始めて約13年で、早期リタイアができるほどの経済的自立を意味する最近話題のFIREを達成!「やっていたことはすごくシンプル。米国株式全体をカバーする投資信託を、長期、分散、積立投資していただけ。FIREを目指していたわけではないけど、結果的に5人家族が一生安心して暮らせるだけのお金が増えました」具体的にどんな商品かというと、「米国株のインデックス・ファンド一択です。これは米国株式市場の値動きに連動した投資成果を目指す投資信託のことで、僕がこのファンドを選んでいるのは、アメリカの経済に将来性を感じているからこそ。リーマンショックやコロナショックなど、大暴落することがあっても回復してきた歴史がある。上下はしますが、下がった時に“狼狽売り”せず長期で運用すれば、怖がらなくていいとわかるはず。僕は米ドルで投資をしているけど、初心者には日本で買いやすく、僕が投資している銘柄とほぼ同じ『楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)』をおすすめします」ほかにも「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」がVTIにあたり、どちらもつみたてNISAで取り扱いあり。「信託報酬など、手数料が高すぎないか必ずチェックしよう」ジェイソンさん流、投資信託のファイナルアンサー!米国株×インデックス・ファンド×長期運用インデックス・ファンドとは?株価指数などの指標と連動した運用を目指す投資信託。「インデックス・ファンドは、日経平均やNYダウなど、基準になる市場と同じような値動きを目指して運用されます。銘柄調査や分析に手間がかからないから、手数料が安く、効率的に市場平均のリターンが取りやすい。もう一つ、ハイリターンの期待があるアクティブ・ファンドもあるけど、成果にバラつきがあり、手数料が高めなのが難点」インデックス・ファンド日経平均株価やTOPIXなど特定の指数と同じ動きをする受動的運用アクティブ・ファンドファンドマネージャーなどのプロが銘柄を選別し、指数以上のリターンを目指す積極的運用米国株に投資するには?VTIという米国株式全体に投資できる投資信託がおすすめ。「VTIは、アップルやマイクロソフトなどアメリカの超優良トップ企業から中小企業まで、全米の投資市場に上場している4000社以上の銘柄を網羅。ポイントは中小企業も含まれているところ。アメリカには、小さな企業が大きなバックアップを受けて成長するケースが多々あり、つまりVTIの指数も飛躍的に上がる可能性があるからです」日本人向けVTI※つみたてNISAで取り扱いあり『楽天・全米株式インデックス・ファンド』信託報酬:0.162%/年取り扱い金融機関:楽天証券、SBI証券、マネックス証券など『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』信託報酬:0.0938%/年取り扱い金融機関:SBI証券厚切りジェイソンさん1986年、アメリカ・ミシガン州出身。芸人。「Why Japanese people!?」から始まるネタでブレイク。NHK『えいごであそぼ with Orton』に出演中。著書『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ)がヒット。※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・土佐麻理子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年12月30日ラリン(Laline)は、「チェリーブロッサム」の日本限定デザインのコスメを、2022年2月4日(金)より発売する。人気No.1「チェリーブロッサム」に日本限定デザインラリンの人気ナンバー1を誇るフレグランスシリーズ「チェリーブロッサム」は、サクラをイメージしたフローラルの中にほのかな甘さが漂う上品な香りが魅力。身にまとうと、満開の桜の中で佇んでいるかのような優しい香りが広がる。“切り絵”から着想を得たサクラモチーフ日本限定デザインには、春を感じる”サクラ“をモチーフに、伝統的な切り絵から着想を得たデザインを採用。繊細で可憐なレースのように、桜の花びらやつぼみを表現したパッケージが用いられている。ボディスクラブからフレグランスディフューザーまでラインナップは、死海のミネラルソルトに3種の植物オイルをブレンドしたボディスクラブをはじめ、なめらかなテクスチャーで潤いを与え、柔らかな肌へと導くボディクリーム、しっとり柔らかな手肌に整えるハンドクリーム、髪にもボディにも使える美容オイル配合の2層式ミスト、桜の香りが部屋いっぱいに広がるフレグランスディフューザーなどを用意する。ボディケアの限定セットも加えて、限定セットも登場。ボディケアコスメにボディソープを加え、“洗う”“磨く”“潤す”を全て叶える5点セットの「チェリーブロッサム ボディケアセット」や、ヘア&ボディミストとハンドクリームを組み合わせた「チェリーブロッサム エレガンスセット」といった、ギフトにもぴったりのキットが揃う。【詳細】ラリン「チェリーブロッサム」日本限定デザイン発売日:2022年2月4日(金)・ボディスクラブ 日本限定デザイン 240g 3,200円/500g 4,200円・ヘア&ボディミスト 日本限定デザイン 150ml 4,000円・ボディソフレ 日本限定デザイン 350g 4,200円・ハンドクリーム 日本限定デザイン 30g 1,200円/100g 2,100円・フレグランスディフューザー 日本限定デザイン 100ml 3,700円・クラシックボックス 日本限定デザイン M 1,200円/L 1,400円・チェリーブロッサム ボディケアセット 13,000円内容:バス&ボディバブル 500ml、ボディスクラブ 500g、ヘア&ボディミスト 150ml、ボディソフレ 350g、ハンドクリーム 100g・チェリーブロッサム エレガンスセット 5,200円内容:ヘア&ボディミスト 150ml、ハンドクリーム 100g【問い合わせ先】ラリン ジャパン カスタマーセンターTEL:0800-222-2600(フリーダイヤル)
2021年12月25日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ絵を描くべきタイミングは、その子の気持ちが動いた瞬間! その時が一番表現力豊かに描けるのだと教わり…。■子どもたちにとって絵を描くこととは…■子どもたちに変化が現れ始め…私の考え方が変わったことにより、子どもたちにも明らかに変化がありました。子どもたちが、伸び伸びと表現できるようになったことがとても嬉しかったです。と、綺麗事を語りましたが、家では姪の前でバリバリ本気の絵を描いています! 園は園、家は家、別物です…!そんな中、ゆき先生に声をかけられました。次回に続く「園児の前で絵を描かなくなった先生の話」(全6話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。
2021年11月27日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ良かれと思って子どもたちに絵の「描き方」を教えてしまったことで、子どもたちの「何が描きたいか」の気持ちを削いでしまったようで…。■園児たちに、どう指導すればいい?■子どもの気持ちを引き出したタイミングで…ゆき先生は、子どもの心が動いている時とそうでない時とでは描く絵が全然違うということを教えてくれました。子どもの気持ちを一番に考える一生懸命な先生だからこそ、厳しい言葉もありましたが、おかげでとても大切なことを気付かせてもらえたなぁと思っています。次回、いよいよ私が「園児の前で絵を描かなくなった理由」を綴っていきます…!次回に続く「園児の前で絵を描かなくなった先生の話」(全6話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。
2021年11月26日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ展覧会に向けて、子どもたちの絵を見ながら先生方と話し合いが行われました。私のクラスの子どもたちの絵は、どうやらみんな「硬い」らしく…。■子どもたちの前で絵を描いた理由は…■子どもたちの表現力を奪っていた…?幼稚園の先生に対してネガティブなイメージを持たれてしまわないか心配ですが…。重ねて言いますが、決して愚痴を描きたいわけではありません。次回、ゆき先生の言葉の意図が少しずつ明らかになっていきます…!次回に続く「園児の前で絵を描かなくなった先生の話」(全6話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。
2021年11月25日※この物語は実話をベースにしたお話です。登場する人物や団体名は一部フィクションを含みます。■前回のあらすじ幼稚園教諭として働く私が唯一得意としていたのは、絵を描くこと。絵を通してアプローチしていくのが、私なりの保育のやり方だったのですが…。■園児の絵を飾る展覧会があり…■私のクラスの子どもたちの絵は…私が描きたいのは決して愚痴ではありません…! そして、幼稚園の先生がみんなギスギスしているわけでもないです。先生たちは子どもたちの絵を微笑ましく見ています。ただ、今回は園内研修的なところもあり、「どうしたら子どもたちがより自分らしい表現を楽しめるのか」というところにポイントを置いてより良い指導法を探る中で、こういう雰囲気になってしまった…という感じです。これをきっかけにいろいろ学んだことがあったのでシェアさせてもらいたいなぁと思って描いています!次回に続く「園児の前で絵を描かなくなった先生の話」(全6話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、子どもの前で絵を描いてはいけないという意味ではありません。
2021年11月24日SouMa(@SouMaNoKirie)さんがTwitterに投稿した4枚の写真に、驚きの声が寄せられています。写っているのは、グラスやペットボトル。特にグラスは、光の反射により、繊細な模様の美しさがより一層際立っています。しかし、本物のグラスやペットボトルを撮影したわけではありません。実は、写っているのはすべて『切り絵』。どんなに目を凝らしても、本物にしか見えない作品の数々に「混乱する」「どういうこと!?」と困惑の声も寄せられました。全て、切り絵作品です。。 pic.twitter.com/Ui9vJkuRDu — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) November 6, 2021 薄い和紙をカッターナイフで切って作られている、SouMaさんの作品。グラスの光沢や繊細な模様、氷や水のリアルな質感が、すべて紙だけで表現しているのだと思うと、SouMaさんの圧倒的な集中力が伝わってくるようです。切り絵と分かっていても、信じきれない…そう思わせるのも、SouMaさんの切り絵の表現力が高いからこそなのでしょう。作品には「すごすぎる」と絶賛の声も目立ちます。・写真じゃない…ならば絵かな…と思ってたら、切り絵!?ますます、すごい。・すごすぎて意味が分からない!・世の中にはすごい天才がいるもんだ。いい意味で『切り絵』のイメージをくつがえす、SouMaさんの作品の数々。多くの人が、神の技術ともいえるSouMaさんの作品作りに、度肝を抜かれました。[文・構成/grape編集部]
2021年11月07日舞台「怖い絵」が、尾上松也主演で来年3月、東京と大阪にて上演されることが決定した。投資家をしながら、実は怖い意味を持つ絵画を集めるのが趣味の男。「怖い絵」に秘められた物語が、その事件の真の姿を浮かび上がらせ、この男が、罪深き人たちに、復讐の代行を行っていく。本当に存在する絵と、そこに隠されたメッセージ。これは新たな絵画版シャーロックホームズとなるのかもしれない――。本作は、中野京子による名画に隠された恐怖の背景を解説したベストセラー美術書「怖い絵」を基にした物語。2017年には、東京・兵庫でその「怖い絵」を集めた「怖い絵」展が開催され、来場者68万人を突破と、怖い絵ブームを巻き起こしたことも。今回上演される舞台は、ただ見るだけでなく、その絵の怖い意味を考えていく、新たなエンターテインメントステージ。セット内には、物語に合わせて厳選された「怖い絵」が何作も登場し、物語と連動していく。本作を手掛けるのは、マルチエンターテイナー・鈴木おさむ。中野さんも監修し、劇場でも美術館でもない、新たな没入感を作り上げる。物語の主人公は、謎多き絵画コレクター。演じるのは、歌舞伎以外にもミュージカル、ドラマ、映画、バラエティなど幅広く活躍する松也さん。さらに、現在放送中の「日本沈没-希望のひと-」で主人公の妻を演じている比嘉愛未。主演映画『軍艦少年』の公開を控える佐藤寛太。2.5次元界をけん引する崎山つばさ。ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の上演が控える実力派俳優・寺脇康文の出演も明らかになった。なお、本公演のチケット一般発売は、来年1月22日(土)10時~販売される予定だ。▼コメント作・演出/鈴木おさむ僕は元々、中野京子さんの本「怖い絵」がとても好きで、実際に美術館で「怖い絵展」が行われた時にはすぐに見に行き、とても興奮と沢山の感動をしました。その時に、これに物語を付けて、ミステリーものとして舞台に出来ないのか?と考え企画しました。もともと、尾上松也さんとは、いつかなにかやりたいねと話をしていたので、この企画を思いついた時に真っ先にオファーしましてOKいただきました。今回、このありそうでなかった怖い絵の物語。最高のキャストで上演することが出来ます。知的好奇心もくすぐる舞台『怖い絵』、皆さんも一緒に謎を解くつもりで、見てください!監修/中野京子拙著「怖い絵」シリーズを刊行した時には、まさかこんなふうに他分野に派生してゆくとは想像もしていませんでした。まず「NHK知る楽」で8回連続テレビシリーズとなりました。次いで美術展「怖い絵展」(上野の森美術館&兵庫県立美術館)と「怖いクラシックコンサート」(東京文化会館)が催され、今度は舞台に!人気放送作家鈴木おさむ氏の脚本なので、期待は裏切られません。怖い絵とミステリーの絡み合いを、どうぞお楽しみください。主演/尾上松也鈴木おさむさんとは何年も前から、一緒に仕事したいですねという話をしていたので、今回この舞台のお話をいただいたときは、すごく嬉しかったです。僕の役は、謎につつまれ、心に闇を持つ主人公ということなのですが、現代劇においては、あまりやったことのないダークヒーローという役柄を演じること、とても楽しみにしています。今回、共演させていただく方々は、皆さん初めての方ばかりなので怖さもありますが、きっと新鮮な刺激をもらえると思うので、今からすごく楽しみです。先の読めないミステリアスな展開が待ち受ける作品です。演出のおさむさん、そして出演者の皆さんと共に、今まで誰も見たことのないエンターテインメント作品に仕上げたいと思います。皆さん、劇場でお待ちしております。舞台「怖い絵」東京公演は2022年3月4日(金)~21日(月・祝)よみうり大手町ホールにて、大阪公演は2022年3月24日(木)~27日(日)COOL JAPAN OSAKA PARK TTホールにて上演。(cinemacafe.net)
2021年11月02日犬や猫などのペットを飼うと、ご飯やトイレなど身の回りのお世話をするのはもちろん、健康管理も飼い主の役目です。中でも爪切りは、巻爪で歩行困難になったり、皮膚を傷付けたりするのを防ぐため、定期的に行うものでしょう。しかし、爪切りを嫌がるペットは多く、頭を悩ます飼い主は多いといえます。子猫の爪を切る『斜め上の方法』とは?「暴れん坊の子猫の爪の切り方」そんなひと言とともにTwitterに動画を公開したのは、猫の、しぴちゃんと、おこめちゃんと暮らす、飼い主(@chipie0826)さん。飼い主さんは、まだ子猫で活発な、おこめちゃんの爪切りを行う時の方法を動画付きで公開しました。見た人から「気軽にお試しできない難易度」「素晴らしいテクニック」といわしめた、実際の投稿をご覧ください。暴れん坊の子猫の爪の切り方①まず左手の小指を吸わせます②顎に携帯を挟みその可愛さを撮影します③切ります④爪のゴミは諦めますお試しください難易度★★★★★★★★ pic.twitter.com/0X7dJh9t68 — しぴ(ソマリ)と、おこめ(キジトラ)の記録ᓚᘏᗢ (@chipie0826) October 31, 2021 甘えるように飼い主さんの左手小指を吸うおこめさんに対し、飼い主さんはアゴに挟んだスマホでその姿を撮影しながら爪を切っているというのです!投稿を見た人たちからは、「まず手順1がクリアできない」との声が続出。飼い主の指を吸う猫はそんなに多くないのでしょう。また、猫に指を吸わせながらアゴにスマホを挟み、猫の爪切りを行うのはなかなかに難しいことだといえます。飼い主さん自身が難易度を星8つで表すのも納得ですね。実現するのはとても大変そうですが、幸せそうな表情で爪切りをされるおこめさんを見た多くの人が、「できることなら真似をしたい」と思ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月01日ごく平均点の子ども時代。絵を描くことや細かい作業はとても好きだった葉っぱ切り絵作家として、TwitterやInstagramで大人気のリト@葉っぱ切り絵さん。発達障害の診断を受けたあと、葉っぱ切り絵で発信するようになったいきさつをはじめ、ご自身のことについて伺いました。牟田暁子編集長(以下――)リトさんが小さいころのことから、教えてください。どんなお子さんでしたか。リトさん:小学生のころは、どちらかというとおとなしいタイプでした。スポーツはあまり得意ではなくて、家の中でファミコンで遊んでいるような子でした。勉強の成績は真ん中程度、学校で特別な問題を起こしたこともなく、友達もそれなりにいて、ごく平均点の子どもでした。親からは、「よく忘れ物するね」とは言われていました。だけど、それでものすごく困ってしまったとか、あるいは誰かをすごく困らせたといったことはなかったです。いじめられて居場所がなかったとか、そういったこともありませんでした。――葉っぱ切り絵、とても素敵です。やはり、絵を描いたり、何かつくったりすることは好きだったんですか。リトさん:絵を描くのは好きだったし、小学校のころはクラスで絵がうまいと言えば僕、と思っていました。けれど、中学生になって周りの友達の絵を見たときに、自分の絵は下手なんだということを自覚しました。筆圧がとても高いこともあってか、シャッシャッとした線でリアルに描くデッサンがうまくできなかったんです。細かい作業には没頭しがちなところはありました。食事のとき、カニの身をほじるのとか、魚の小骨を1本1本とるのが好きで、お味噌汁が冷めて怒られるまでやっていました(笑)。そういうことは得意でした。――学生時代は生きづらさや困りごとはそこまで感じずにいたけれど、社会人になって困難を感じるようになったということでしょうか。リトさん:そうですね。社会人になってから、どうしてこんなにうまくいかないことばかりなんだろうと、学生時代とのギャップに苦しみました。仕事は、自分としてはまじめに取り組んでいたし、やる気もあるつもりでした。なのに、自分が頑張っている意識とはどうも違うところで失敗してしまうんです。Upload By 発達ナビ編集部――仕事の失敗って、具体的にはどんなことでしたか。リトさん:そこでは上司に「おまえはすぐ自分の世界に入ってしまう」と言われました。作業していると没頭してしまって、目の前の世界がどんどん狭くなってしまうんです。たとえば、時間があるうちにと明日の商品の仕込みをしていたら、急に今すぐ売る商品を先に作らなくちゃならない、ということがあるわけですが、周りがバタバタと忙しくしている様子が僕には見えていなくて、明日の仕込みに集中し続けてしまう。切り替えが苦手なんです。仕事自体はとても丁寧で、売り子のパートさんには「あなたがつくったお寿司がいちばんきれい」といつもほめられました。一方で、忙しいときに「多少雑でもいいから、パッパとつくって早く出して!」と言われると、今度は雑過ぎて商品にならないものをつくってしまう。0か100かしかできなくて、みんなが自然にやっている「いい塩梅(あんばい)」というところが、僕にはできなかったんです。その後、回転ずし事業部に異動になったら、もっと臨機応変にマルチタスクで仕事をこなさなくてはならなくなり、それがつらくて最初の会社を辞めました。転職して2社目は、作業に没頭できそうな工場の仕事に就きました。でも、残業が非常に多くて、体を壊しそうになって3ヶ月で辞めました。3社目は和菓子の販売でした。最初のうちは、まじめによくがんばっているねと言われ、そのうちに店長候補として発注なども任されるようになりました。でも、ミスがとても多く、スケジュール管理も難しい。上司からも、どう接していいかわからないと言われ、僕自身も困っていました。――そのころは、発達障害の診断を受けられる前ですよね。リトさん:はい。どうしたものかとインターネットで調べるうちに、発達障害という言葉に出合いました。ADHDの特性を見ると、1~10まで自分のことに当てはまると思い、すぐにクリニックにかかり診断を受けたのです。発達障害だと分かって、今のような働き方を続けても未来がないのではと感じ退職しました。次にまた似たようなところに就職しても、同じところでつまずくのは分かっているから、生き方をガラッと変えないといけないと思ったんです。発達障害と診断されたときが、大きなターニングポイントになりました。発達障害があることを活かした仕事を作ろうとしていたUpload By 発達ナビ編集部――サラリーマンを辞めて、最初から葉っぱ切り絵で大成功!というわけではなかったですよね。リトさん:はい。自身の障害に関する発信用のアカウントを持ち、SNSで発信することから始めました。発達障害のことを世に広めたい、同じような苦労をしている人の助けになる仕事がしたいと思っていたのです。はじめのうちは、テキストのみでした。専門書を何冊も読み込んで、難しいことを分かりやすい言葉にかみ砕いて140字にまとめて発信する、というスタイル。ADHDの当事者にしか分からないことが僕には分かる、ということを発信し続けたら、そこから何か仕事のオファーがあるのではと思っていたのです。毎日発信することが就活代わりでした。――アートでやっていこうと方向転換したきっかけはなんでしょうか。リトさん:ハローワークで紹介された就職支援講座を受講中、課題をやる時間が余ったときにプリントの端に小さく細かい集合体の絵を描いていたんです。それがなんだか面白かったので、今度はノートにびっしり書いてみた。発達障害の過集中を使うと、こんなこともできるんだ!という発信ができると気づいたんです。これまで絵の勉強をしたことはなかったし、アーティストとしての発信というよりも、「ADHDの特性によって、こういうことができる」ということを伝えたかったのです。Upload By 発達ナビ編集部リトさん:最初は家族からも反対されましたよ。アートなんかで食えるわけがないって。実家暮らしとはいえ、貯金も切り崩して残金2万円を切り、1日も早く家にお金を入れないと、と焦っていました。親にも申し訳なかったし、先が見えない中で家にこもって毎日絵ばかり描いている状況は、何より自分が怖かった。とにかく、どうやったら作品が売れるようになるのかをひたすら考えていました。ただ、バイトしながらでは集中できないので、この間はほんとに働いていません。ひたすら、過集中の特性を活かして普通なら1日では描ききれないようなものを1日で描き、それを発信する日々でした。葉っぱ切り絵を始めたのが、2020年1月。急激にバズったのがその年の8月なので、その間8ヶ月、「いつか売れる」と思いながら作品をつくり続けていた期間がいちばんつらかったですね。8ヶ月は短いと、あとから振り返れば思うかもしれないけれど、その間、1円も稼ぐことはできず、失業給付金の期限も迫ってくるなかプレッシャーは相当なものでした。弱みを輝かせられる場所を見つけて成功する、ロールモデルになりたいUpload By 発達ナビ編集部――そんなプレッシャーがあっても、よく耐えましたよね。リトさん:ただサラリーマンをやっていただけのお金もコネもスキルもない30過ぎの人間が、自身の障害を武器にアートの道でゼロから挑戦する。そんな前例のないチャレンジはとにかく孤独で毎日が不安でした。でも、前例がないからこそ僕自身がこの道を開拓して一つのロールモデルになりたいと思ったんです。過集中によって生み出すアートで食べていけるようになったら、発達障害であることを逆に活かして活躍できるという証明になる!と信じていたんです。ADHDやASDのお子さんを育てる親御さんから「うちの子も診断を受けて、どう育てたらいいかわからないと思ったときに、こういう生き方もあるんだと思えました」と言われたときには、僕は背中を見せなくてはいけないと思いました。――こうなるんだ!という強い意志が、実現させたんですよね。すごいです。リトさん:切り絵アートの前にも、スクラッチアート、粘土に絵付け、白い紙袋に絵を描くとか、いろいろやったけど、それらはうまくいかず、うまくいかなければ次を試してきました。趣味として自分が作りたいものを作るのであればそれでもいいですが、お金を稼ぐとなると、僕だけが満足していてもしかたないのです。SNSでヒットするには、しつこく続けることが必須条件ですが、これだけしつこくやってこれたのは、切り絵が自分に合っているから、でもありました。それでも、ただの切り絵だったら、僕よりもっとすごい人たちもいて、SNSに投稿してもあっという間に埋もれてしまう。そこで、ネットで「切り絵種類海外」とかのキーワードでたくさん調べて、たまたまスペインの人がやっている葉っぱ切り絵を見て、これだ!と思いました。「自分もこれをつくりたい!」と思い、すぐに葉っぱを拾ってきて、その日から始めました。こうしていろいろやってはみたけれど、一貫していたのは「過集中によってできた作品」ということ。子ども時代の魚の小骨を1本1本とるのが好きだった、その集中力があったからこそ、なんです。――それにしても見れば見るほど細かいですよね。カッターだけで切っていくんですか。リトさん:そうですね、普通のカッターより細いデザインナイフを使っています。慣れればそんなに難しくはないですよ。大人はみんな「これは自分にはできない」と言うけれど、子どもはやってみたいと言います。やると意外とできるものなんですよ!もったいないなと思うのは、子どもがやりたいと言っているのに、「あなたにできるわけないでしょ」と、大人がやらせないこと。こういうときに、子どもの可能性の芽をつぶしてしまうんだなと思います。――集中していても、それが素晴らしいことだと思えなくてやめさせてしまう。無駄だからやめなさいとか言ってしまいがちかもしれませんね。リトさん:親は、子どもの強いところよりも弱いところをなんとかしよう、弱みをカバーしようと考えてしまいますよね。僕の作品は、弱みの部分を隠すのではなく、弱みを強みとして生かせる場所を見つけることで生まれたんです。もし、僕が小さいころから、味噌汁が冷めるまで魚の小骨をとっているようなころから、その面を伸ばすような教育をされていたら、もっと若いころからいろいろな芽が出た可能性があったんじゃないかとも思っています。子ども時代は、大人になるための準備期間じゃないUpload By 発達ナビ編集部――リトさんの作品は、心根のやさしさやあったかさがありますよね。そこは、温かい子ども時代の記憶があるからなのでしょうね。リトさん:ある意味子どもっぽい。それが僕の個性です。それは、子どものころから自分の好きなことを親に否定されずに育ててもらってきたからこそ生まれる世界なのだと思います。僕のこの作品に反映されているのは、子どものころに連れて行ってもらった遊園地の記憶や、1日何時間もやっていたゲームのストーリー、そういうものが随所に反映されています。無駄なことなんて一つもないんです。今まで経験してきたさまざまなことが、どこかでアウトプットされていくものなんです。子どもには、今熱中できることをさせて、将来大人になっても「あのころ楽しかったなぁ」と記憶に残る体験をさせてあげることが大事だと思っています。――楽しい、おもしろいと思っていたことが、人生の中で生きてくるんでしょうね。リトさん:やりたくないのに無理やり詰め込んだことは、生きてこないもの。だけど、本当に楽しかった記憶は残ります。将来のことを心配して、「今のうちにこれやっておかないと」ということではなく、目の前にいるこの子が、何を楽しんで熱中するのかを、今を見てあげてほしいです。子ども時代は、大人になる準備期間じゃないってことですよね。これから先のこと。発達障害のある子どもと一緒に作品を作っていきたいUpload By 発達ナビ編集部――私たちも、リトさんの作品が今の時代に生まれてくれてよかったと思っています。リトさん:自分がしていることが人の役に立ったと胸を張って言えることが、ようやくこの歳になってできました。「寝る前に必ず僕の作品を見てから寝るんです」と言われたり、「朝起きてスマホを開いて作品を見ると、1日頑張ろうと思う!」というコメントをいただいたりしたら、やる気が出ないから投稿はお休み、というわけにはいきません。僕自身が、こうしたコメントに助けられています。――今後の活動は、どのようなことを考えていますか。リトさん:活動を始めて1年半、個展も今年の1月からだし、5月にようやく作品集が出たところ。それでもありがたいことに、全国各地から、うちの地方でも個展をやってください!というメッセージがたくさん来るんですよね。ぜひ日本各地、海外も、まだ行ってないところに行きたいです。今は難しいけど、ワークショップなど、直接お客さんと触れ合えるイベントもしたいです。最終的には、こうしたアートを作る人を育てたいと思っています。発達障害がある子どもたちの話をじっくり聞きながら、一緒に作品作りができたらいいなと思っています。取材・文/関川香織撮影/鈴木江実子(リトさんより)できあがった作品は、空にかざして撮影するのが僕のこだわりです。光に透かすことできれいに撮れるし、葉っぱがもともとあった自然を額縁にすることで、よりイキイキして見えます。なので、片手で持って撮影するときに葉が倒れず自立するように考えながらカッティングしています。真ん中の太い葉脈を柱にすると、無茶なデザインでカットしても意外と葉っぱは倒れないんです。これは、たくさんの作品を作るうちにわかってきたことです。葉っぱはあらかじめ特殊な液に浸けて加工し、これ以上枯れずに保存できるようにしています。
2021年10月12日リンゴを切った時、蜜が入っているととても嬉しい気持ちになります。しかし、くし切りにすると芯と一緒に蜜の部分まで切り落とすことになり、喜んだのも束の間、切ない思いにかられます。そこで今回紹介するのが『スターカット』と呼ばれる切り方です。輪切りにすることでリンゴの芯やタネが星のように見えることから『スターカット』と呼ばれています。スターカットはリンゴを横にして、輪切りにするだけのとても簡単な切り方です。芯ギリギリのところまでリンゴの果肉を食べることができるので、可食部のほとんどを消費することが可能です。もちろん芯を切り落とす必要はなく、蜜の部分を失くすこともありません。また、リンゴの皮には栄養が多く含まれるとされますが、一度にたくさん口に入れると口に残ったり歯に挟まったりすることから、苦手とする人も多くいます。スターカットなら果肉に対する皮の面積が少ないので皮つきでも食べやすく、栄養素を無駄にしないとされています。せっかくリンゴを食べるなら、栄養は余すことなく、ゴミは最小限にしたいもの。断面の星は子供ウケもバッチリです。次にリンゴを食べる時は、ぜひスターカットをお試しください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年10月05日切り絵と景色が好きな、Erica(@Erica__kirie)さん。Twitterにこれまでの作品を投稿し、反響が上がりました。Ericaさんは自身が作った切り絵を、太陽の光で輝く緑を背景に撮影。すると、切った隙間から背景が見えて、このような作品に仕上がるのです! #ド直球に言いますがフォローしてください 色んな緑。宜しくお願いします pic.twitter.com/GEc7rPNgL3 — Erica❦ (@Erica__kirie) August 21, 2021 キラキラと輝く緑色の着物やドレス、髪色など、どれも素敵な作品へとパワーアップ!自然の色を身にまとうイラストが、とても美しいですね。切り絵をかざす位置を変えれば、柄が変わる自然のデザイン。二度と同じ柄はできない、唯一無二の作品です。投稿には「切り絵と緑がこんなにも合うなんて!」「美しい!」「めちゃくちゃ素敵」といった声が寄せられていました。切り絵を通すことで、普段とは違った自然の美しさが感じられるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月30日子供たちから絶大な人気を誇り、夏の風物詩の1つともいえる『カブトムシ』。カブトムシは越冬ができないため、成虫の寿命は1~3か月ほどといわれています。オスの場合は特に短く、1か月半ほどで死んでしまう場合がほとんどです。購入したり、捕まえたりした際、しっかりと飼育したつもりでも、うまくいかなかった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。2021年の夏に、とおやまたかし(@TakashiTohyama)さんの息子さんは、初めてカブトムシを飼育しました。夏の終わりが近づき、天寿を全うしたカブトムシ。息子さんは声を上げて泣き、カブトムシを忘れないように絵を描きました。とおやまさんは、それがあまりにも素敵だったため、作品にしたとのことです。『One Summer Life』と題された、素敵な作品をご覧ください。息子が初めてお世話したカブトムシが寿命を全うして死んでしまいました。息子は、カブトムシ君を忘れないように、声を上げて泣きながら必死に絵を書きました。それがあまりにも素敵だったので、息子に頼んで作品にしました。こんな絵かけないなぁ。 pic.twitter.com/HJ0anDVs0q — とおやまたかし (@TakashiTohyama) September 13, 2021 息子さんの、カブトムシへの真っ直ぐな愛情が伝わってくる絵ですね。心がギュッとつかまれます。Twitterで投稿された、この世界でたった1つの作品には、13万件を超える『いいね』と多くのコメントが寄せられました。・なんて素敵な絵…。胸が熱くなります。・息子さんはつらいけれど貴重な経験をしましたね。・気持ちのやさしい、素敵なお子さんに感動しています!カブトムシは息子さんに、『お世話をすることの大切さ』『死というもの』『思いやりの心』など多くのものを与えてくれました。初めての飼育は、間違いなく貴重な経験となったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月21日ZINEとは手づくりの小冊子のこと。子どもの絵や作品を使って、家族でZINEをつくれば、最高の思い出の品になるはず! ということで、クリエイティブな親子が実際につくった素敵なZINEを見せてもらいました。アイディアを真似して、特別な一冊をつくってみよう! ZINE IDEA#01『ALPHABET』A to Zの英単語とそれにまつわるイラスト図鑑「長男がアルファベットに興味を持ちはじめたので、AからZにまつわる図鑑を制作。例えばAなら、Aからはじまる英単語をいくつか教えて、その中から息子が選んで絵を描いていきました。表紙の墨絵は私が描いたものです。ジャバラ折りにして、横一枚で見られる仕掛けにしたので、広げるとABCの唄を歌い出します」▶お気に入りポイント「慣れない文字まで全部1人で描いて、すごい! 文字も絵も可愛くてできました」川瀬知代さんイラストレーター・絵描き。また「粒粒」の名前でフード活動も行う。長男5歳・次男1歳Instagram:@kawasetomoyo ZINE IDEA#02『papeR paRty』紙や記事、好きなものを自由にまとめた一冊「『TOKYO BOOK FAIR』で、大好きなアーティスト・かわいみさきさんのワークショップに家族で参加。会場には、かわいさんが集めた可愛い素材が沢山あり、その中から娘に選んでもらってつくりました。かわいさんは『上手くつくろうとしないで大丈夫だよ』とアドバイスしてくれて、自由に創作を楽しみました」▶お気に入りポイント「どのページもお気に入り。上手く挟みきれていない不格好な仕上がりも愛着あり!」東谷弥生さんビームス勤務。おしゃれすぎるママとして大人気。趣味のアート鑑賞を親子で楽しむ。長女2歳。Instagram:@yayoi_higashitani ZINE IDEA#03『unser』世界にひとつのアートブック「最近お絵描きが上手になった4歳の娘と一緒に制作しました。描いた絵を切り抜いて、色紙に貼って、本を自由にレイアウトする楽しさも一緒に味わえた気がします。私がつくっているZINEタイトル『meime』はドイツ語で”わたしの”という意味なので、そこから派生して、『unser(わたしたちの)』と名付けました」▶お気に入りポイント「素材からすべて娘セレクト!表紙のスパンコールも可愛くて気に入っています!」岸野恵加さん編集者として活躍する傍、インタビューZINE「meime」の編集長を務める。長男9歳・長女4歳。Instagram:@kemonokeika ZINE IDEA#04『TWIN FIELD NOTE』公園で拾ったものの写真をママがイラストを描いた合作「息子が、石や木の実などを収集するのが好きだったので、何か作品に残せないかな? と思ったのがきっかけです。双子が拾った自然のものに、私がイラストを描きました。まだお絵描きは難しいので、表紙に線を描いてもらいました。ページをめくると大好きな動物が現れるので、絵本のように楽しそうに眺めています」▶お気に入りポイント「道で会った犬のことや、保育園にいる魚など、双子の“今”を記録できました」多屋澄礼さんDJ・ライター・翻訳・POP UPのディレクションなど、カルチャーの多方面で活躍中。長男・長女2歳双子。Instagram:@sumiretaya
2021年09月09日日常の風景がゲームの世界のように見えたら、素敵だと思いませんか。なんと風景の一部を素早くゲームのような世界観・ドット絵にできるアイテムがあります。ドット絵とは、パソコンやファミリーコンピューターなどで表現されるような、目でピクセルが判別できるほど解像度を下げている表現擬態。現実の風景をドット絵に変換できたら面白いですよね。それをかなえてくれるのが、この『ピクセルミラー』です。周辺の景色をドット絵にする水晶「ピクセルミラー」をつくりました。アナログな石だけで、覗き込んだ風景の解像度を下げます。今月販売します。 pic.twitter.com/o3VMbl8svb — ものり/monoli (@Hakusi_Katei) April 9, 2021 水晶部分から覗き込んだ世界の解像度を下げ、ドット絵にしてくれます。制作したのは「日常を科学にする理系アイテム」を販売しているものり/monoli(@Hakusi_Katei)さん。ドット絵や理系をモチーフにしたアイテムを制作しています。ものりさんが開発した『ピクセルミラー』には、4万3000件以上の『いいね』が寄せられ、投稿した動画は1万件以上リツートされています。・発想に脱帽〜!楽しいし美しくて最高だねこりゃあ!・これすごい!背景がドットになるの素敵!覗いてみたいー!流石です!・見てて楽しい。ずっと見ていたいし、色んなのを見て回りたい。ものりさんの才能やアイテムの素晴らしさに感動の声が寄せられました。ものりさん曰く、『ピクセルミラー』のテーマは「アナログとデジタルのあいだ」。「本体は透明な水晶、景色が入って初めて完成する作品です」とのことなので、水晶で好きな景色を覗いて世界観を楽しみたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月22日クリエイティブな発想で絵を描く、『スタンプアート』を知っていますか。スタンプアートは、身近なものをスタンプのように使って、絵や模様などを作っていきます。売られているスタンプを利用して、絵を描いていくこともあります。『おもちゃと手作り・遊び・英語絵本』をInstagramで発信しているさとこさんが、家にあるものでできるスタンプアートを紹介しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る さとこおもちゃと手作り・遊び・英語絵本(@littlestarsenglish_sapporo)がシェアした投稿 今回、さとこさんがスタンプとして使用したのは以下の5つです。使用したもの:・フォーク・レゴ・気泡緩衝材(通称:プチプチ)・指・トイレットペーパーの芯普段よく使うものばかりですね。トイレットペーパーの芯は、そのまま使ってもスタンプとして利用できそうですが、さとこさんは、ひと工夫加えています。同じ道具を使っても、道具の使い方、押す時の力加減や、道具のスタンプとして使う部分を変えてみることで、違った表現を楽しめそうです。また、道具だけではなく、スタンプを押す際に使う塗料も選ぶこともできます。今回のさとこさんの投稿では、水性絵具を使用していますが、ほかにもスタンプ用のインクやクレヨンなどを水に溶かして使うこともできそうです。アイデア次第で身近なものをスタンプにして、さまざまなものを描けそうですね。絵には自信がないという方でも、スタンプアートなら面白い絵が描けるかもしれません。まだ絵を描けない小さな子供でも、スタンプを押して楽しむことならできるので、年齢の違う兄弟でも一緒に楽しめる遊びになりそうです。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月24日・すごすぎる。・これが写真や絵じゃないなんて、信じられない。・頭がついていかなくて、しばらく理解ができなかった。そんな声がTwitterで多数寄せられている、こちらの作品をご覧ください。シンプルに、水!の切り絵ができました。二部作になっています☀︎ pic.twitter.com/1uJZpxzzrH — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) July 15, 2021 躍動感のある、水が入った1本のペットボトル。こちらは写真や絵…ではなく、SouMa(@SouMaNoKirie)さんが手がけた切り絵です。SouMaさんは、島根県を中心に活動する立体切り絵作家。小学生の頃から切り絵を始め、独創的なセンスで多くの人を魅了しています。みずみずしいリアルさが話題を呼んだ、こちらの作品はどのようにしてできたのでしょうか。SouMaさんに制作秘話をうかがいました!立体切り絵作家・SouMaさんにインタビュー!――作品ができたキッカケとは。水の入ったペットボトルの作品は、先日私の住む地域で起こった広範囲にわたる水害での出来事から創作しました。二部作の作品になるものなので、まずはこの一作目で、1本の水から何を感じてもらえるのか、私の作品に込めた思いを感じていただけたらと思います。島根県で起きた水害をキッカケに、SouMaさんは二部作にわたる『水』をテーマにした作品を手がけることに決めたといいます。二部作の2つ目である、もう1つのペットボトルの切り絵がこちらです。流れ着いたペットボトルの切り絵。前回に続き、水とペットボトルの二部作品は私の住む地域で起こった水害でのある出来事をきっかけに創作しました。生かす水と奪う水。当たり前のように机上にあったペットボトルを眺めながら現代に生きる人間に影響を及ぼすあらゆる水について考えた日でした。 pic.twitter.com/z6PzhG8GrX — SouMa 立体切り絵作家 (@SouMaNoKirie) July 18, 2021 ちなみに、1つ目の作品を完成させるまでにかかった時間は、3~4日ほどだといいます。SouMaさんは、普段切り絵を作る時は、下絵や設計図なしで取り組むことがほとんどなのだとか。今回の作品は、実物を見て手がけたものなのでしょうか。――市販のペットボトルを見て、作成したのか。このペットボトルは、たまたま作業机に置いていたものをモデルに創作し始めました。当たり前のように身近にあるペットボトルの水を前に、人に何かを及ぼすさまざまな水と呼ばれる存在について、考え込んでしまいました。普段は抽象的な作品を創作することが多く下書きはほとんどしませんが、このペットボトルの水はポイントとなるところをある程度描いてから作っています。今回の作品は作業机に置いてあったペットボトルからヒントを得て作り始めたのですね。SouMaさんの作品は、薄い和紙をカッターナイフで切って作られています。和紙という素材を扱う際に、どんな難しさを感じているのでしょうか。――一番難しさを感じた部分はどこか。使用する和紙はとても薄いので、すべて切ってから台紙に貼るのは困難です。そのためある程度切り終えたら台紙に貼ってしまうので、その先の切る作業はカッターマットを使わずに直接台紙の上で切るのですが、その際に刃が台紙に当たらないように目視では判断できない感覚を研ぎ澄ませて削ぐように切っていくことが難しいです。淡いコントラストの部分は削いで紙が薄く残った状態で、『剥がし切り』という技法として、展覧会で実演をする際には説明をさせていただいています。私にとってカッターナイフは、例えると見た目はボールペンなのに実は筆を持っているような感覚。一見同じ太さの線しか書けそうにないのに、技量1つで薄くしたり、かすれたり予期せぬ動きを見せてくれる表現の自由度の高いものと感じています。実は、SouMaさんの作品はつながった1枚の紙でできています。並々ならぬ集中力が必要とされそうですが、切り絵をしている時には、無心なのでしょうか。――作成中は、何か考えているのか。つながっていることを意識しながら作ることに関してはリラックスして作っています。だいたいの設計が頭にできてしまえばあとは作るだけなので。それよりも常に何作品も同時に作っているので、作りながらほかの作品の設計や手順を考えていることが忙しいですね。仕事によっては何メートルもの作品をパーツに分けて創作しなければいけないことがありますが、その手順に慣れていないのでアイディアがスムーズに出てこないことがあります。鶴を折り紙で折る時、「胴体と羽を別々に作ってください」といわれたら難しいと感じませんか。私にとって立体切り絵は鶴を折ることの延長に近い感覚です。頭の中にひらめいた設計図をもとに、作成することはSouMaさんにとっては自然なことなのだそうです。複数の作品を同時進行で手がけているため、切り絵をしている間は、ほかの作品の設計や手順を考えているとのこと。大胆さの中に繊細な美しさもある、SouMaさんの作品。SouMaさんの発想力と、それを再現する高い技量によって、唯一無二の作品は生み出されているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日IT企業役員の肩書を持ち、確固たるマネー論を展開する厚切りジェイソンさん。「投資」と聞くと腰が引けてしまう人が多いそうだが、彼自身、まずは日常のムダを徹底的にカットすることから実践中。じつは「節約」が自由な未来への近道だーー!「アメリカでは、多くの企業が社員の資産運用をサポートする確定拠出型年金制度を導入しているんですよ。僕も社会人になったときに始めて、“安全かつ分散された”投資をこれまで続けてきました」そう語るのは、お笑い芸人であり、IT企業の役員でもある厚切りジェイソンさん(35)。「現在も毎月末、向こう2年分の生活費を手元に残し、それ以外はすべて投資に回す」という。ジェイソンさんがお金でうれしい思いをした最初の記憶は、子ども時代にさかのぼる。「お小遣いを金融口座に入れておいたら、何もせずに利子が5%ついて。それに対して、今の日本は何?たとえ数千万円の預金がある人でも、利子は数十円って。やめてあげてくれ~(笑)」ジェイソンさんは3人の娘に手書きの「ノート通帳」を作り、お金を管理させている。「長女が6歳、三女が2歳のとき、3人同時に作りました。基本的には、お年玉を誰からいくらもらったか。ただし、僕の親はドルでくれるので、娘と一緒に為替を調べ、円換算して記入します。そして毎年、年末になると、残高に対して1割の利子をあげているんですよ」こうして、娘たちは自然とマネー感覚を身につけていった。「ゲームが欲しい、というときは、複数の店の値段を一緒に調べます。店頭よりネット通販が安かった場合には、『今日、店で買うと3,000円。ネットだと2,500円だけど、到着まで3日待たなければならない。500円のために3日、待てるよね?』といった話をします。さらに、口座に3万円あるとして、『今、ゲームを買うと3,000円がなくなるけど、年末まで待つと、もらえる利子(1割の3,000円)でゲームが買えて、預金は減らない』という説明も。すると、納得したうえで待つことを選択しますね」■して“いい”借金もあるそんな節約家の彼も、家族との時間が大切だからこそ「自宅の購入はちょっと頑張った!」と笑う。「日本は借りるほうの金利もすごく安い。現金で買わず、資産運用しながらローンを組むとして、借りる金利が2.6%、資産運用の利回りが5%なら、その差額2.4%で完済できるし、30年後には家もお金も手元に残る(笑)。借金にも、いい借金と悪い借金があるわけです」いい借金の目安は、金利3%以下。自身のインデックスファンドの利回りを下回ることが条件だ。「もちろん、いい借金だとしても、買おうとしているものが本当に必要か、きちんと考えることが大前提。それは、日常の買い物から意識することで習慣づきます。たとえば、あなたは毎日500円のコーヒーを買う。時給が1,000円だとすると、その1杯のために1日おきに1時間、働いていることになる」惰性のコーヒーは、「あなたの労力に見合っていますか?」とジェイソンさん。「もちろん本当に好きならいいけど、1日540円。1年なら19万7,100円!!それを投資に回せば、年の利率が5%として20万6,955円。1年で約20万円、20年で400万円!ただの惰性で定期的に発生していくお金は、“自由に生きることを先送りにしている”ってことなんだよ~!!」何を買うにせよ、「稼ぐ労力と支払う価値」を天秤にかけるのだ。「誰しも、コーヒー含め、欲しくないものを買わなければ、多くの収入は必要ないんじゃないかな?一度、自分が幸せに生きるにはいくら必要か考え、最大限にカットしたうえで、残った額を投資に回してみる。それでお金が増えれば、自由に、幸せになれませんか?でも、全員が何も買わなくなったら、世界の経済が止まってしまう。ものを買う人のおかげで株価が上がる、という事実のなかで、消費と節約にメリハリをつけて、それぞれが幸せになりましょう!」
2021年07月01日幼い子供は、自由な発想で自宅の壁や床に絵を描いたり、シールを貼ったりすることがあります。できる限り子供の意思を尊重したいですが、その内容が度を超えていたり、自宅が賃貸だったりすると困ってしまいますよね。母親が考えた『アイディア』に、絶賛の声イラストレーターの、せきやゆりえ(@gonhanamizz)さんの息子さんは、絵を描くのが大好き。息子さんは、ヒマさえあればどこにでも絵を描こうとするそうです。そこで、せきやさんは、生活雑貨などを販売する『無印良品』の模造紙を購入し、壁に貼りました。壁に貼られた大きな紙を見た、息子さんはというと…。暇さえあればどこにでもめちゃくちゃ絵を描こうとするので、無印の模造紙を壁に貼ったらソッコー描きにきた画伯 pic.twitter.com/MRnQhEU6Zz — 7/13〜18個展せきやゆりえ (@gonhanamizz) June 19, 2021 まるで画伯のような姿勢で、すぐさま絵を描き始めたのです!色鉛筆が入った箱を片手に、のびのびと絵を描く息子さんの姿に心が和みますね。時には、せきやさんに「ミッフィーや星を描いてほしい」といって、絵を描くようにうながすことも。せきやさんの行動に対し、ネット上では「素敵。これはナイスアイディア!」「すでにプロの風格を感じる」「才能が花開きそう」といったコメントが寄せられています。「やったらダメ」と否定されるのではなく、自由に絵が描ける場所を提供された息子さんは、心から嬉しかったことでしょう。息子さんの想いを尊重しようとする、親の愛情がこもったアイディアは、多くの人の心に残りました。[文・構成/grape編集部]
2021年06月22日絵とトロンボーンを担当する日下(くさか)明さんと、ピアノと言葉、展示会場のBGMを手がける谷口有佳さんによる、絵と音と言葉のユニット・repair。絵本の制作など活動が多岐にわたる2人の個展「イディオムの鳥」が始まる。「『イディオムの鳥』というタイトルには、言葉が繋がり、新しい意味が生まれる慣用句(イディオム)と、解放されて羽ばたいている鳥のイメージが重なったことがきっかけで辿り着きました。ただ、いろいろな解釈があるので、その余白を感じていただければ」(谷口さん)展示空間を彩るのが日下さんの作品。物語を想像させる絵は、全体のトーンは決して鮮やかではないのに、観る者の心をほぐし、不思議とあたたかい気持ちで満たしていく。「描く時には、行動の前後に意識を向けるようにしています。例えば、“本を読む”姿を描こうと思った時に、実際に読んでいるところではなく、“本を読もうとしている”姿を描くような。そうすると絵に奥行きが出る気がします。大事にしているのは“相反する世界”を同居させること。日常に少しの空想を加えることで、現実と非現実の境界を曖昧にし、観る人によって様々な捉え方をしてもらいたいです」(日下さん)repairの制作は、全体のテーマを照らし合わせた後、谷口さんが言葉を書き、途中からは対話をしながら日下さんが絵をつけていくスタイル。だからこそ、柔らかく混じり合った2人の感性が伝わってくるのかも。repairの音楽も楽しむことができる贅沢な空間で、空想の世界に心を飛ばしてみて。絵と音と言葉のユニット「repair」個展「イディオムの鳥」にじ画廊東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐2‐105月20日(木)~6月1日(火)12時~20時水曜休無料TEL:0422・21・2177※『anan』2021年5月19日号より。All Pictures ©Akira Kusaka(by anan編集部)
2021年05月17日妖艶であったり、グロテスクであったり、ときにはエロティックであったりと、心に不穏なさざ波を立たせる絵を集めた展覧会『あやしい絵展』が、東京国立近代美術館で開催されている。人々の心を引きつける「あやしさ」の魅力とはどのようなものだろうか?この世には、単なる「美しさ」という言葉だけでは語れない美術作品が数多くある。同展はそのような作品のなかから「あやしい」という概念に着目。幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからあやしい作品を取り上げ、紹介していくものだ。展示会場冒頭で展示されているのは生人形(いきにんぎょう)。幕末から明治期にかけて、主に見世物小屋のコンテンツの一つとして制作されていたリアリティあふれる人形だ。展示されている安本亀八の《白滝姫》も、憂いのある表情が人々をひきつけている。このほか、1章の「プロローグ 激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて」では、幕末〜明治時代に描かれた「無残絵」なども展示されている。安本亀八《白滝姫》1895年頃続く第2章「花開く個性とうずまく欲望のあらわれ」では明治から大正の「あやしい」絵が立て続けに紹介される。合わせて、当時の芸術家たちに多大な影響を与えたアール・ヌーヴォー、そしてラファエル前派の作品など、西洋の絵画も展示されている。(左)アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1895年、(右)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ《マドンナ・ピエトラ》1874年(手前)与謝野晶子『みだれ髪』藤島武二 装幀 1901年明治に入り、加速する近代化・西洋化は芸術面にも大きな影響を与えた。宗教画や神話画など伝統的な手法と技法で表現すること、人々のごくごく個人的な体験や感情を表現することなど、西洋では数百年かけて発展してきた表現の技法や考え方は、まとまって一気にもたらされ、芸術家たちはそれぞれの表現を模索するようになっていく。そして時代は進み、明治30年以降になると、印刷技術の発展により絵葉書やポスターが普及。「美人」のイメージが大衆に共有されるようになる。この流れのなか、芸術家たちは本質的な美とはなにかを追求。それぞれの手法で、魅力を持つ女性たちを描きはじめるようになっていった。展示風景例えば、甲斐庄楠音は、女性の表情の奥底にある感情まで見えるような絵を描き、島成園は顔に痣のある女性が持つ、強い意思を描こうとしている。甲斐庄楠音《畜生塚》(1915年)左から甲斐庄楠音《幻覚(踊る女)》1920年頃、《舞ふ》1921年、《横櫛》1916年頃島成園《無題》1918年岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》は、展覧会に間に合わせるため中央部分のみトリミングした作品だ。そのため、中央部分の女性の顔立ちまわりだけ緻密に描かれており、周囲とのコントラストが印象的な作品となっている。岡本神草の《拳を打てる三人の舞妓の習作》1920年北野恒富《道行》1913年「あやしい」は、妖しい、妖しい、奇しいなど様々な漢字を充てることができ、さまざまな形で解釈が可能な言葉だ。会場にはこのほかにも、上村松園《炎》(東京会場のみ4月4日まで展示)や、鏑木清方《妖魚》など、さまざまなあやしい作品が揃っている。会場を訪れて、自分の好きな「あやしい」絵を見つけだしてほしい。取材・文:浦島茂世【開催情報】『あやしい絵展』3月23日(火)~5月16日(日)、東京国立近代美術館にて開催
2021年04月01日爪切りを嫌うペットは多くいます。どのように落ち着かせて爪切りをさせるかは、飼い主を悩ませる問題の1つでもありますよね。柴犬のゆうくんと、猫のとろくんと暮らしている飼い主(@yuandtoro)さん。Twitterに投稿した、ゆうくんの爪切りの様子を早速ご覧ください!@yuandtoro爪切りされてる時の顔 pic.twitter.com/bQ2rcS7d9W — 柴犬ゆうと猫のとろ (@yuandtoro) February 12, 2021 ゆうくん、現実を見て…!ゆうくんは、爪切りが苦手なのでしょう。「切られる瞬間を絶対に見ない」といわんばかりに、視線を外すゆうくんから強い意志を感じます。一方、猫のとろくんが爪を切っている時はというと…。同居の猫様は目をそらさないタイプ pic.twitter.com/ZpFOo7J9Ab — 柴犬ゆうと猫のとろ (@yuandtoro) February 14, 2021 余裕すぎて、むしろガン見です!対極な2匹の爪切りの様子に、さまざなコメントが寄せられていました。・暴れないのはエライ!目線がどこかにいってるけど。・必死に耐えていますね。「べ、別に怖くないもん…」っていっていそう。・僕が血液検査をする時にこうなります。めちゃくちゃ虚無。・注射している時の自分を見ているみたいだ…。自分と重ね合わせる人も続出した、ゆうくんの爪切りの光景。いつか慣れれば、とろくんのようにガン見ができる日が来ることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2021年02月14日