相模鉄道は7月14日、特別列車「相鉄JAZZトレイン2012」を運行する。二俣川駅を出発し、普段は旅客列車が走らない厚木線を経由し、再び二俣川駅に戻る約1時間30分の旅となる。3年目を迎える今年、初めて午前・午後の2部制とし、ペア160組320名を無料招待する。「相鉄JAZZトレイン」は、車内でジャズの生演奏が楽しめる特別列車。今年の出演バンドは計4組で、うち2組を観覧できる(応募の際に選択可能)。今回は日本を代表するキーボード奏者であり、熱狂的な鉄道ファンとしても活躍する向谷実氏も出演。イベント当日、向谷氏らは二俣川駅コンコースでのジャズライブでも演奏を披露する。これに関連し、7月上旬から向谷氏の制作したジャズ曲が相鉄線二俣川駅の列車接近メロディに採用され、8月中旬まで上下線ホームで流れる予定だ。「相鉄JAZZトレイン2012」は午前の便が9:30~12:30、午後の便は14:30~17:30の予定。無料招待への応募ははがきにて行う。代表者および同伴者の氏名・年齢・性別・郵便番号・住所・電話番号・観覧希望グループ(「A」向谷実とメロディーズ / スカラベ、「B」Higu”P”トリオ / 小川聡一郎カルテットのいずれかを選択)・希望時間(午前または午後)を記入し、応募する。締切りは6月21日(当日消印有効)。応募多数の場合は抽選となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日自身の壮絶な過去を綴り、第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の私小説を、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督が映画化した『苦役列車』から、森山未來と前田敦子の共演シーン画像が初公開された。その他の写真本作は、日雇い労働にすがる19歳の主人公・北町貫多役に森山を迎え、貫多の職場の新入りで専門学校生の日下部正二役を高良健吾、映画オリジナルのヒロイン・桜井康子役を前田が演じる。今回公開された画像は、古本屋で店番をする康子に一目惚れした貫多が、日下部の協力を得て読書好きを理由に彼女と友達になり、家を訪れた場面。中学卒業後、他人を避け、ひとりぼっちで過ごしてきた貫多だけに、公開された画像からも、康子とどう接したら良いのか戸惑う貫多の不器用さが伝わってくる。6月2日(土)より特典付き劇場前売鑑賞券が全国の劇場で発売。前売特典は、貫多が日雇い労働でもらう給料袋をイメージした“貫多の給料袋”。中には、貫多と日下部、康子の写真が入ったデザインのお札メモが入っている。『苦役列車』7月14日(土)全国ロードショー
2012年05月25日JR旅客6社は18日、今夏(7~9月)の臨時列車について発表した。各社とも新幹線や在来線特急を中心に、夏休みのレジャーやお盆の帰省に便利な列車を増発。「日本海」「きたぐに」「ムーンライトながら」「ムーンライトえちご」などの臨時夜行列車も引き続き運転される。新幹線・在来線を合わせた夏の臨時列車の本数は、JR東日本が対前年比102%の4,007本、JR北海道1,767本(昨年1,655本)、JR西日本1,469本など。JR東海では、新幹線の列車本数が前年比101%(お盆期間中は102%)となり、震災の影響があった昨年と比べ、わずかながら増加に転じている。各社とも新幹線や在来線特急を増発するほか、世界遺産の平泉、熊野古道といった観光地への列車や、青森の「ねぶた祭り」、徳島の「阿波おどり」などのイベントに向けた列車も運転。JR北海道では、「北海道デスティネーションキャンペーン」開催に合わせた列車も登場する。今春より臨時列車での運転となった寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」は、ともにこの夏も運転されることに。「日本海」は24系客車6両編成(2段B寝台車)を使用し、運転日は大阪発が8月10~12日と8月16~20日、青森発が8月9~11日と8月15~19日。「きたぐに」は583系7両編成(3段B寝台車6両とグリーン車1両、自由席なし)で、運転日は大阪発が8月9~19日、新潟発が8月10~20日。京都~敦賀間は湖西線経由となる。快速「ムーンライトながら」も引き続き運転され、下り列車(東京発)の運転日は7月27日~9月1日、上り列車(大垣発)は7月28日~9月2日。183系または189系10両編成(全車指定席)を使用する。なお、8月12~15日に大垣駅を出発する上り列車に関しては、東京駅到着が6時43分(従来は5時5分)となる。新宿~新潟間の快速「ムーンライトえちご」は485系6両編成、新宿発白馬行の快速「ムーンライト信州81号」は189系6両編成(ともに全車指定席)で運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日列車の暴走を扱うアクション映画は、『新幹線大爆破』や『大陸横断超特急』のようにいくつもあるし、映画のひとつの場面として暴走列車を登場させることもある。しかし、『アンストッパブル』のリアリティは他の追随を許さない。なにしろ本作品は実話を元にしており、油断すればいまでも起こりうる状況を描いているからだ。給料の安い新人を雇い、ベテランは解雇。鉄道会社に合理化の嵐が吹き荒れる。現場に不協和音が響く中、機関車1206号にベテラン機関士と新人車掌が乗り込んだ。勤続28年の機関士フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と、雇われて4カ月の新米車掌ウィル・コルソン(クリス・パイン)だ。妻と死別し、娘にも冷たくあしらわれたフランクは、いまどきの若者らしく携帯電話に夢中で仕事をおろそかにするウィルにいら立つ。仕事のミスを責め立てるフランク。しかし、ウィルも離婚の危機であった。そんな中、乗務員に無人列車が暴走したとの知らせが入る。暴走は惰性ではなく、フルスロットルでばく進中だ。緊急ブレーキは効かず、ヘリコプターで元海兵隊員の機関士を乗せるなどの緊急手段は相次いで失敗した。このままでは10万人の都市に突っ込む。積み荷は接着剤原料の溶融フェノール。揮発性の猛毒だ。街に突入すれば大惨事になってしまう。自らの衝突の危機を信号場で回避したフランクは、通り過ぎた暴走列車を見て連結が可能と判断した。上層部は途中の市街地郊外で脱線器具を使うという。「重量のある機関車にそんなもの効くわけがない」。フランクは新米相棒のウィルと組み、おんぼろ機関車で暴走列車を追いかける。この映画のモデルになった事故は2001年5月15日に起きた。オハイオ州トレドにあるCSXトランスポーテーション鉄道の貨物操車場で、入換え操作中のディーゼル機関車8888号が無人のまま暴走し、約100kmも走り続けた。映画ではさすがに同じ場所ではなく、同じ鉄道会社の協力も得にくかったようで、ペンシルバニア州のフラー操車場からバージニア州スタントンまでの路線が舞台となっている。鉄道会社名は「Allegheny & West Virginia Railroad(AWVR)」で、もちろん架空の会社。実際に事故を起こした機関車は8888号で、映画では777号(トリプルセブン)となっている。事件の原因は事実と映画でほぼ同じ。入れ替え中の機関士が前方のポイントが間違っていると気づき、超低速走行にしたまま機関車を降り、ポイントを切り替えて戻ろうとしたところ、機関車が加速して乗り込めなかった。積み荷も溶融フェノールだったようだ。ラストで機関車を止める方法も事実と映画は同じ。なお、実際の事故のニュース映像がYouTubeにアップロードされている。映画と同じ緊迫感が伝わってくる。脚色としては、途中で試みられる作戦の数々だ。暴走車の前方に機関車を待機させるというアイデアは、映画も実際の事故でも考案された。映画では失敗。実際の事故では、準備されたものの使わずに済んだ。方策を試す順序が異なっていて、映画では主人公ふたりの作戦が「最後の手段」という演出になっている。子供たちが乗った列車との衝突回避、主人公ふたりの列車との衝突回避シーンも演出されたものらしい。このあたりは『新幹線大爆破』にも同様の場面がある。また、フランク・バーンズが貨車を渡り歩くシーンなども実際にはなかったはず。映画でこの場面はデンゼル・ワシントンがスタントなしで演じており、全体的にCGを使わず実物で撮っているため迫力がある。CGシーンと判明している場面はスタントンの大カーブ。ここはもともと分岐点で、映像では分岐された線路を消し、空き地に石油タンクを追加している。鉄道ファンとしての見どころは盛りだくさんだ。9割のシーンが貨物列車、操車場、運転台展望などで埋め尽くされている。777は39両の貨車を牽引し、列車の長さは800m。その全編成を収めた俯瞰の映像が米国貨物鉄道の力強さを感じさせる。もっとも、アメリカ大陸では全長1kmを超える貨物列車も多いそうだ。ところで、鉄道の安全技術に詳しいなら、いったいどうしてこんな事故が起こってしまったかと不思議に思う。機関車が無人で走行しても、日本ではデッドマン装置といって、制御機器が操作されない状態だと自動的にブレーキがかかる。また、日本の列車は編成全体に空気制御ブレーキの管が接続されており、未接続だったり切れたりすると自動的にブレーキがかかる。しかし実際にアメリカでは事故が起きているわけで、デッドマン装置のしくみも違うし、空気ブレーキはあっても自動的な緊急ブレーキはかからないのだろう。さらにいうと、日本では列車がすれ違う場所には脱線ポイントがある。安全のためにわざと列車を脱線させる仕組みだ。アメリカにも脱線ポイントが装備されていたら、8888号も777も、加速が最大になる前に脱線で止められたはず。ただし、映画では損害を考えて、「脱線させるな」という重役決定が出されるなど、伏線はしっかり張ってある。実際におきた事故にもとづく映画と言われると、映画のような事故が起きるのではないかと心配するかもしれないけれど、日本ではシステム的に起こりにくいから安心していい。もっとも、どんなに安全なシステムも、誰かが気を抜けば崩れてしまうともいえる。また、「テレビ局の撮影用ヘリコプターの音が鉄道員の無線のやりとりを難しくする」という場面がある。これは御巣鷹山の日航機墜落事故で、「ヘリコプターの音が、助けられたはずの生存者の声をかき消したのではないか」という指摘に通じる。本作品はずば抜けておもしろいアクション映画であると同時に、安全啓発映画ともいえそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月30日前回はヨーロッパ国際特急、その前はアメリカの大陸横断列車が登場する映画を紹介した。そこで今回は日本の豪華列車「カシオペア」が登場する作品を紹介する。といっても映画ではない。刑事ドラマの人気シリーズ『相棒』から、2008年に放映された正月スペシャルだ。密室で起きた殺人事件に、あの杉下右京と亀山薫のコンビが挑む。『相棒』といえば、もはや「国民的ドラマ」ともいえるシリーズ。亀山薫(寺脇康文)はすでに卒業し、後任の神戸尊(及川光博)も、先頃最終回を迎えた『相棒 season 10』で卒業。次回作の新”相棒”には成宮寛貴が決まったばかりだ。同作品は2007年10月~2008年3月に放送された『相棒 season 6』の第10回。年始特番として2008年1月1日に放送された。正式なサブタイトルは、『開局50周年記念元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件! 上野~札幌1200kmを走る豪華密室! 犯人はこの中にいる!!」』という長さ。もっとも、ファンサイトなどでは『寝台特急カシオペア殺人事件!』と省略されるようだ。警視庁特命係の杉下右京警部(水谷豊)と、その唯一の部下・亀山薫刑事(寺脇康文)は、上司から北海道の裁判の証人を護送せよと命じられる。特命係といっても、実態は使い走りのような存在なのだ。しかし、今回はふたりともすこしうれしそう。その理由は護送手段が寝台特急「カシオペア」だったから。ところが、その車内で殺人事件が発生する。死亡推定時刻は盛岡駅を発車した後。列車は函館駅まで停まらない。つまり、犯人はまだ列車内にいる。杉下たちは函館駅停車までの4時間で事件解決を試みる。まるで『オリエント急行殺人事件』をオマージュしたような、上質な密室ミステリー作品である。さらに日本の鉄道ミステリーで用いられる運転停車トリックもある。殺人事件が解決へ向かう中、護送する証人が関わる事件がふたつ同時進行していく。ひとつは東京で起きた爆弾事件。もうひとつは証人が目撃した暴力団による拳銃密売事件。「カシオペア」が札幌に到着した後、事件の焦点は2つ目、3つ目の事件に移る。しかし、1つ目の殺人事件の関係者も関わってきて……。シリーズ物のドラマ、しかも途中回となると、初めて観る人にとってはとっつきにくいかもしれない。しかし同作品は正月特番の意味もあるのか、序盤の数分で捜査一係と特命課、鑑識課との微妙な関係が一気に説明される。鉄道ファンで、まだ『相棒』を観ていない人にはぴったりの作品といえそうだ。『相棒』シリーズは劇場版が3つ制作されているけれど、スペシャルである同作品も伏線の回収が巧みで、機知に富み、感動的なラストが待っている。劇場用にリメイクしてほしいくらいだ。同作品はJR東日本とJR北海道の協力もあった様子。上野駅・青森駅・函館駅構内の場面は本物で、機関車交換もばっちり登場する。走行中の外観も、実際の列車を起用している。客車の場面では、スタジオセットと実物を巧みに組み合わせているようだ。「カシオペア」に使われるE26系客車は、検査のため10月下旬~12月上旬に運休となる。これは正月特番ドラマのスケジュールと合いやすい。静止した客車で撮影しつつ、窓から客室を覗くような場面や、客室内の窓はスモークを流し、カメラの揺れとともに走行する雰囲気を演出している。すべて本物の客車を使っているように見えるけれど、食堂車はスタジオセット。実際の食堂車は曲面ガラスだが、この場面に出てくる食堂車は平面ガラス。窓上の照明も違う。でも、この違い以外は非常に良くできている。テーブルの上の照明は本物を借りたか、同じ製品を調達したと思われる。食堂車の食事も懐石御膳を再現。スタッフの考証とこだわりはすごい。ちなみに、亀山が妻と携帯電話で話す場面は本物の食堂車。前述の窓の違いでわかる。本物は壁に運行経路図がないよな……と思ったら、謎解きの場面で杉下が使った。なるほど。食堂車は物語上で何度も登場するため、セットを作る必要があったのだろう。ところで、客室が本物かセットかは筆者にはわからなかった。筆者が実際に乗車したとき、利用したのはツインだけど、同作品の画面に登場する客室はグレードの高い展望室、スイート、デラックス。乗車経験のある方はぜひ見比べてみよう。筆者はこの作品が好きで、本放送、再放送、そしてレンタルDVDでも観た。この3回目で、「カシオペア」がストーリー上のキーワードとして効いていると気づいた。「カシオペア」という列車名にふさわしい伏線も仕掛けられていた。乗客のひとり、翻訳家の堂上公江(長山藍子)と杉下右京との会話で、「言葉が過ぎた女王様は出てこない」と出てくる。この「女王様」はギリシャ神話のカッシオペイアを指す。また、カシオペアが出てこないギリシャ神話として、「シシュポスの岩ですね」という発言も。日本では賽の河原に例えられる「終わりなき苦労」を指し、事件の背景を暗示しているようだ。また、ラストシーンで杉下右京が犯人に渡すあるものに、星座のカシオペアが関わっている。それに続く杉下の言葉、その奥の深さを知れば、さらに感動が深まるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日十和田観光電鉄は鉄道営業最終日の31日、十和田市~三沢間で特別ダイヤによる運行を実施し、三沢駅21時0分発の鉄道営業最終列車を運転する。最終列車への乗車に必要な「乗車整理券」の配布はすでに終了している。同社は今月14日、国土交通大臣宛に鉄道事業廃止繰上届出書を提出しており、十和田市~三沢間(14.7km)の廃止予定日が2013年1月31日から2012年4月1日に変更されている。電車の最終運行日となる3月31日は、多くの利用者が見込まれることから特別ダイヤでの運転に。十和田市駅を6時5分に発車する電車を皮切りに、十和田市~三沢間で16往復を運転。日中はほぼ1時間に1本の電車が走る。鉄道営業最終列車は三沢駅を21時0分に発車し、十和田市駅まで直行(途中駅での乗降はなし)。十和田市駅には21時31分到着予定で、これをもって十鉄電車の鉄道営業は終了となる。なお、営業最終日の列車運行に関して、「当日は大変な混雑が予想されます。電車の運行時間が大幅に遅延する場合がございますので、お時間に余裕をもってご乗車ください。混雑のためご乗車できない場合もございますので、あらかじめご了承ください」(十和田観光電鉄)と呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月31日長野電鉄屋代線(屋代~須坂間)は31日、運行最終日を迎える。松代~須坂間の急行など臨時列車が設定されるほか、最終列車では記念乗車証も配布。同日で引退する2000系D編成による貸切臨時列車も運転する。屋代~須坂間は1922(大正11)年の開業以来、90年にわたって運行されてきたが、31日をもって運行を終了し、廃止されることに。これにともない、松代駅と綿内駅、屋代駅では「ありがとう・さようなら屋代線」記念企画が実施され、各種記念乗車券や鉄道グッズなどを販売。この日は臨時列車も運転され、屋代~須坂間の普通列車3往復のほかに、松代~須坂間で急行列車(途中駅はすべて通過)も1往復運転。急行は須坂駅を朝8時50分に、松代駅を16時11分に発車する。須坂駅21時46分発の松代行、屋代駅21時26分発の須坂行、松代駅22時19分発の須坂行の列車では、記念乗車証の配布も行われる。ただし、各列車とも相当な混雑が予想されることから、係員の案内に従って順番に整列しての乗車となり、列車が満員になった場合、危険回避のために乗車できない場合もあるとのこと。なお、この日は「ありがとう・さようなら屋代線ファイナルツアー」も企画されており、3月31日で引退する2000系D編成が、定期最終列車の運転を終えた屋代線を走行。須坂駅と屋代駅の間を往復し、須坂駅には23時頃に到着する予定だ。同ツアーは好評につき完売となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月31日JR四国はこのほど、高松駅の愛称を「さぬきうどん駅」とすることを発表した。29日よりこの愛称が設定され、同日から快速「マリンライナー」のラッピング列車も運転を開始する。同社と香川県は、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトと「瀬戸内国際芸術祭2013」を通じ、相互に連携・協力する観光パートナーシップ協定を締結した。協定期間は今月29日より2014年3月31日まで。この期間、高松駅に「さぬきうどん駅」の愛称が導入され、駅名標にも愛称を掲出。記念撮影用の看板やスタンプも設置されるほか、男性の駅接客社員は「うどんネクタイ」を着用し、「うどん県バッジ」も用意される。また、快速「マリンライナー」のグリーン車・指定席車両1両に、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトの「アート編」ポスターをモチーフとしたラッピングを施し、約1年間運転する予定。同列車の運転初日となる今月29日には、高松駅で「さぬきうどん駅」披露およびラッピング列車出発式が行われるとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日『僕達急行A 列車で行こう』が3月24 日(土)に公開初日を迎え、渋谷TOEI①にキャストが登壇し、舞台挨拶を行った。●電車に乗って旅してみたいところはありますか?村川:伊豆急行が大好きなので、この季節はオーシャンビューを見に行きたいです。貫地谷:私はロマンスカーに乗って箱根に行きたいです。松山:ぼくはいま旅行している場合じゃないので、二人の話を聞いて想像しただけで十分です。(笑)●劇中で「少し好き」という表現がありますが、「少し好き」なものは何かありますか?貫地谷:花粉の時期なので保湿ティッシュですかね?(笑)使いたくないし、憎い存在ではあるのですが、ないと困ります。松山:僕はギャンブルです。少し好き、これ以上好きでもダメですし。でもこういう風に言うってことは、大好きなのでしょうね、結局(笑)。●森田監督からの直筆の「ありがとう」というテロップが流れましたが、森田監督へどんなありがとうがありますか?村川:こちらが「ありがとう」と言うのもおこがましいくらいたくさんのものをもらいました。今日で(監督の作品が)みなさんのもとへ旅立っていくかと思うと(プロモーションに携われなってしまうので)心底寂しい気持ちでいっぱいです。貫地谷:普段物事をじっくり考えないので、ダメ出しをしてもらって、何がダメか自問自答しながらやっていて、そういう環境に居られたことがすごく幸せでした。松山:監督の演出についていくのが精一杯で、追いつけなったことが申し訳ないと思っています。まさかこんなに早く亡くなられるとは思っていなかったですから。「まだある」と思いながらやっていたので残念ですが、演出の考え方をアドバイスしてくれてありがたいと思っています。ほかにも監督はどの現場でも楽しんでいて、人とのコミュニケーションも楽しんでいました。人と出会うことが多い仕事で、毎回色んな人に出会うし、毎日が刺激的で、そういうことからヒントを得てまた違う作品で表現されていたりしました。そういうポジティブなものを教えていただいたことに一番お礼を言いたいです。趣味で人とつながることによってより豊かになる、とのメッセ―ジが込められた『僕達急行A列車で行こう』は、松山さん、貫地谷さん、村川さん、そして会場の観客からの監督への「ありがとう」という思いを乗せて、本日より無事、運行を開始した。作品情報『僕達急行A 列車で行こう』監督:森田芳光出演:松山ケンイチ、瑛太貫地谷しほり、ピエール瀧、村川絵梨、伊東ゆかり、伊武雅刀、星野知子、笹野高史、西岡徳馬、松坂慶子配給:東映大ヒット公開中!
2012年03月26日映画『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)が、24日から公開されている。鉄道好きの青年ふたりが意気投合し、恋に仕事に大活躍(!?)するストーリー。ありとあらゆるシーンに電車や鉄道模型が登場したり、登場人物の名前も列車名が由来だったり、セリフの隅々にまで鉄道用語が飛び出したり……。鉄道ファンを歓喜させてくれる作品だ。映画のタイトルにある「A列車で行こう」は、デューク・エリントン楽団によるジャズの名曲『A列車で行こう』を連想させる。1941年に発表され、耳にすれば誰もがわかる名曲だ。映画では主人公のひとり小町圭(松山ケンイチ)と、相馬あずさ(貫地谷しほり)がデートするバーでこの曲がかかる。名曲『A列車で行こう(Take The ”A” Train)』は、曲の雰囲気から、「アメリカ大陸を横断する長距離列車」を思い浮かべる人も多いようだ。しかしこの「A列車」は、ニューヨークに実在する地下鉄路線「8番街急行(A系統)」を指す。この曲はもともと歌詞が付いていた。作詞・作曲はデューク・エリントン楽団に所属していたビリー・ストレイホーンだ。その中で「ハーレムのシュガーヒル行」が登場する。ハーレムはニューヨークのマンハッタンにある街。シュガーヒルはハーレムの西にある高級住宅地である。その近く、ハーレム街125番地にアポロ・シアターがある。黒人ミュージシャンの聖地として知られ、多くの観光客が訪れる。ここを通る列車がニューヨーク地下鉄の8番街急行で、案内記号はA系統、つまり「”A” Train」だ。名曲『A列車で行こう』の内容は「ハーレムに行くなら『A』って書いてある列車に乗ろうぜ。早く着くぜ」の繰り返し。その真意は「ナイスな音楽を聞くならアポロシアターへ急げ」である。ニューヨーク地下鉄の8番街急行(A系統)は、ブロードウェイのインウッド(207丁目)から125丁目を経由してマンハッタン方面へ向かう。途中でいくつかの支線が分岐しており、ほとんどがJFK空港付近へと向かう。A系統が通過する駅は「8番街ローカル」のC系統またはE系統が停車する。ところで、日本には他にも「A列車」がある。ゲーム、鉄道車両、列車名など。このうち、最も歴史の長い「A列車」は、アートディンクが1985年に発売したゲーム『A列車で行こう』だ。富士通の8ビットコンピュータ「FM-7」用に作られ、その後はNECのPC8801シリーズなど他機種で展開。現在の最新作はWindows用の『A列車で行こう9』である。『A列車で行こう』シリーズは、鉄道会社を経営して都市を発展させるゲームだ。しかし初代「A列車で行こう」は、工事列車「A列車」を操作し、「アメリカ大陸に線路を敷き、大統領列車をゴール地点に導く」というパズル風のゲームだった。ここでの「A列車」の由来は、ジャズも意識しているようだが、「A」はアートディンクの「A」でもあり、ゲームで工事列車を示す記号でもあった。列車名の「A列車で行こう」は、JR九州が三角線で運行する観光特急列車だ。2011年10月から運行を開始した。鉄道車両分野で活躍するデザイナーの水戸岡鋭治氏が、「16世紀大航海時代のヨーロッパ文化」をテーマにキハ185系をリフォームした。木材をあしらった落ち着いたインテリアで、カウンターバーやソファーなどが設けられている。運行中のBGMは作曲家の向谷実氏が手がけており、ジャズの「A列車で行こう」のアレンジバージョンもある。列車名の「A列車」は、天草(Amakusa)へ行く列車として、大人(Adult)の雰囲気をイメージしたという。映画『僕達急行 A列車で行こう』のロケ地は九州で、JR九州も撮影に協力しているけれど、スクリーンに特急「A列車で行こう」は登場しない。残念ながら時期が合わなかったようだ。「A-Train」にすると、日立製作所が製造する鉄道車両技術「A-Train」もある。アルミ押出製法で車両の基本構造をつくる方式で、JR九州の815系で初めて採用され、つくばエクスプレスの車両や東武鉄道の50000系なども、「A-Train」方式でつくられた。「A」はアルミのほか、先進(Advance)、快適(Amenity)、性能(Ability)をイメージしているという。ちなみに、映画『僕達急行 A列車で行こう』というタイトルの理由については明らかになっていない。本作は昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となってしまい、いまとなっては確かめる術もない。ただ、本作品を観ながら、「アクティブ(Active)に生きよう」というメッセージかもしれないな……、と感じた。あなたもぜひ映画館で、「A列車」の意味を探してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月24日森田芳光監督が、十数年前から温め続けていたオリジナル企画がついに実現!仕事も考え方も違う好対照なふたりが大好きな鉄道を通して友情をはぐくみ、恋に仕事に悪戦苦闘する姿を、のびやかなユーモアときらきらするような空気感で綴った、ハートフル・コメディ『僕達急行 A列車で行こう』。本作で主演を務める松山ケンイチと瑛太のインタビューが、なんと新幹線の中で行われた(!)。プレミア試写後の移動時間を使った本独占インタビュー、「僕達急行」らしい臨場感あふれるトークをお届けする。●バディムービーとしてお芝居がやりやすいこと、やりづらいことなどありましたか?松山ケンイチ:特にやりづらいなというところはなかったです。割と少なかった気がします、ふたりだけのシーン。だからひとつひとつ大事にしたいなと思ってやっていました。楽しかったですね。お互いやんわりとした空気感でトゲトゲしくないし、カリカリもしてないし、ふたりとも地に足が着いているところがあるので。僕自身はすごく楽しめましたね。瑛太:やりづらいということはもちろんないです。お互いがお互いの役に向かっているというのがありますし、そこで現場に行ったらどういう風に生まれるのかなというのがすごく楽しみだったし。ふたりで絡むときには、僕が完璧ではなかったかもしれないけど小町と小玉という関係性でその色をちゃんとお互い出せたつもりだったので。すごく楽しかったです。●恋よりも、趣味と友情、男同士の関係というか、男同士の友情をも超えた何かが小町と小玉にはあったような気がしたのですが…松山ケンイチ:僕自身も交通博物館で小玉と小町みたいなふたりを見かけたことがあって、ずっとこの電車がどうのこうのと話しているんですけど、やたら距離近いんですね、ふたりの(笑)。恋人同士でもないし全く意識してないですけど、そういう距離感みたいなものが出来上がってくるんでしょうね。そういう趣味を通しての距離感というのはすごく特殊のような気がするし、恋とは全然違いますけどね。そのくらいの距離感になるとほかのことでもいろいろ話しができる関係になると思うし、小玉と小町も最初、わたらせ渓谷鐵道で出会ってからお互いの恋の話まで突っ込めるようになっていますから。趣味というのはそこまで人を近づけるものなんだとちょっと考えさせられました。瑛太:小玉がふられて落ち込んでしまって小町に会いに行ったときに、何となくいちごミルクって頼んだら本当にいちごミルクを出してくれて、そこで痛手を癒される。そういったところも小町と小玉だからできるお互いへの思いやりで、それはある見方で見たらちょっと気持ち悪いと思われるくらいのことなのかもしれないけれど、作品の中ではさわやかにできている。僕が観ても全然気持ち悪くないし、そういうふたりなんだなと自分自身が演じていてもすごく気持ち良かったです。●おふたりは、久しぶりに会ってお互いいかがですか?松山ケンイチ:やはり柔らかい印象は全然変わらないですけれど、もう1年半くらい経っていますからね。アッという間でしたね。全く印象変わらず、あのとき話していたことをまた話していた距離感でまた話せて楽しいですけれど。その1年半の間に森田監督が亡くなったじゃないですか。時間経つのが早いなと思ったし、いろいろ思い出すと森田監督には、「社長シリーズ」を参考にしてくれと言われていて、観ていたんです。が、撮影中に小林圭樹さんが亡くなって、ついにこれで「社長シリーズ」の名優さんが全員いなくなったなあって森田監督と話していたんですけれど、いつも間にか森田監督もいなくなって…。だから人と人とのつながりっていうのはそういうところでも大事にしなきゃいけないなと。借りたものは返すとか、返したくても返せなくなったらどうしようもないですから。そういうことはすごく考えましたね。瑛太さんとは小玉と小町でもう1回とか2回とかやってみたいなと思っていたんですが、たぶんできなくなると思うんですね。だから違う作品で瑛太さんからやってもらった空気感を瑛太さんに返すことができたらなあと思いますね。●瑛太さん、松山さんと久しぶりにお会いになっていかがですか?瑛太:背伸びしなくてもいいし自然な自分で今、置かれている状況だと思います、お互いに。次に会った時にもっと、いっぱい絡みもほしいなと思うし、また、いい作品を生めたら、ふたりで。同じ映画作りをできたらなとうれしいことだと思います。●プレミア試写後、品川から博多までの初めての新幹線での取材、まさに僕達急行のようでしたが、いかがでしたか?松山ケンイチ:新しい経験ができたのですごくうれしかったですね。本当にたくさんの人にみていただきたいので宣伝、これからも頑張らないとなと思います。瑛太:すごくいい企画ではあったし、電車に乗って取材をするというのは面白いなと思うんですが、やはり時速100キロ以上で取材を受けるというのはちょっと人間としては酷なのかなという気がします(笑)。作品情報『僕達急行 A列車で行こう』配給:東映3月24日(土)、全国ロードショー!(C)2012『僕達急行』製作委員会
2012年03月12日京王電鉄は11日、大地震を想定した全列車の一斉停止訓練を実施する。対象路線は京王線・井の頭線全線で、同日の午後2時46分から約30秒間、全列車が停止する。今回の訓練は、昨年3月11日の東日本大震災の経験を踏まえて実施されるもの。この日、京王線でダイヤ改正が行われたが、地震発生により、深夜まで運転見合わせが続くことに。その後も減便を余儀なくされ、計画停電により完全運休する区間も出るなど、大きな影響を受けた。現在、京王では沿線11カ所に地震計を設置し、気象庁の「緊急地震速報」を活用した早期地震警報システムも導入。高架橋柱やトンネルなどの耐震性を向上させるための工事も進められている。また、防災訓練だけでなく、今年2月には東京都や新宿区と協力し、新宿駅で帰宅困難者対策訓練も実施。大規模災害時の初動対応への意識向上に努めている。震災から1年を経て行われる今回の訓練に、「地震災害の風化を防止するとともに、地震発生時の被害を最小限にとどめるため実施します」と同社。地震発生時刻の午後2時46分、全列車が停止することに、「ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日日本旅行は22日より、「ありがとう113系阪和色」ツアー専用貸切列車乗車プランの販売を開始する。4つのプランが設定されており、ツアー専用貸切列車は3月31日と4月1日に運転される。113系阪和色車両は1972年に運転開始。グレー地にライトブルーの帯が特徴で、同様の塗装は一時期、東海道・山陽本線の153系新快速にも採用されていた。阪和色車両は約40年にわたり阪和線や紀勢本線で活躍してきたが、昨年12月10日をもって定期運用から離脱した。今回のツアーは3月31日と4月1日に実施され、113系阪和色車両による貸切列車「ありがとう113系号」が天王寺~周参見間を運転。4つの設定プランのほか、オプションも設定している。ツアー参加者にはオリジナルの記念乗車証と記念グッズ、記念弁当が付くとのこと。「ありがとう113系阪和色」ツアー専用貸切列車乗車プランは2月22日15時発売。日本旅行大阪予約センターや日本旅行グループ全国各支店で販売される。各設定プランと価格は別表参照。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月20日3月17日のJRダイヤ改正で2本の夜行列車が消える。大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」と、大阪と新潟を結ぶ急行「きたぐに」だ。寂しいなと思ったのも束の間、すぐに春の臨時列車として運行すると発表された。ほっとしたけれど、じつは定期列車の「日本海」「きたぐに」にあって、それぞれの臨時列車からは消える車両がある。日本の鉄道史から姿を消すことになるかもしれない。臨時列車化で消える車両とは、開放型A寝台車だ。寝台特急「日本海」には10号車に、急行「きたぐに」では7号車に連結されたが、春季に臨時列車として運転される「日本海」は開放型2段式B寝台車のみ、「きたぐに」は3段式B寝台車とグリーン車(座席)のみとなる。定期列車の「きたぐに」は普通車自由席も連結されており、低価格な料金で好評だったが、臨時列車では自由席もなくなる。「日本海」の場合、A寝台もB寝台も2段式。その違いはベッドの幅だ。B寝台はレールに対して直交する向きになり、ベッドの幅は70cm。A寝台は通路を挟んでレールの向きに並び、ベッドの幅は下段が93cm、上段が88cmと広くなっている。料金はB寝台の6,300円に対して、A寝台上段は9,540円。A寝台下段は1万500円となっている。A寝台は広いとはいえ、B寝台との差は18~23cm程度。料金の差は3,240円~4,200円だ。ちょっと割高な気がしないでもない。しかしこの割高感は、現在のように全区間を寝台で利用するからだと思われる。昔は寝台を使わない時間帯には座席に変換した。このとき、B寝台は下段のベッドを2人で使うことになり、A寝台はひとりずつ専用の座席となる。カップルでA寝台の上下段を利用した場合、向かい合わせの座席をひとつずつ使えたから、相席の気まずさもない。また、ひとつの寝台を「大人1名、こども1名」あるいは「こども2名」でも利用できる規則になっている。B寝台の幅70cmではきついけれど、A寝台の幅なら楽に利用できる。B寝台をふたつ使うより料金も安くなるから、開放型A寝台は親子連れにはぴったりな空間だといえる。さらに、座席から寝台に変換すると、下段ベッドの下にたくさんの荷物を置けたので、ベッドを広々と使えた。現在はベッドに荷物を持ち込むことになるから、実質的に広く使えない。開放型A寝台は、ひとり旅で使うと割高感があり荷物置き場に困るけれど、2人連れや親子連れで上下段を使えばなかなか便利だった。「日本海」「きたぐに」の臨時列車化で、日本から開放型A寝台はなくなってしまう可能性があり、本当に寂しい限りである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月18日JR西日本は3月16日に運転される山陽新幹線100系・300系最終列車と、「日本海」「きたぐに」最終列車の発売状況について発表した。いずれも発売後すぐに完売となっている。寝台特急「日本海」(大阪~青森間)と急行「きたぐに」(大阪~新潟間)は、ダイヤ改正前日の3月16日に運転される列車をもって定期運転を終了。その後は臨時列車として運転される。最終列車のきっぷは2月16日10時に発売された。「日本海」(A寝台28席、B寝台282席)は青森発の列車が発売後10秒で、大阪発の列車が発売後15秒で完売。「きたぐに」の最終列車は、通常10両のところを2両増結し、12両編成(A寝台28席、B寝台240席、グリーン車48席、普通車自由席216席)で運転されるが、こちらも新潟発が発売後1分で、大阪発が発売後1分10秒で完売となった。山陽新幹線から引退する100系と300系に関しては、3月16日に最終列車として、新大阪~博多間で300系16両編成による「のぞみ609号」を、岡山~博多間で100系6両編成による「ひかり445号」を運転。新大阪駅、岡山駅、広島駅、徳山駅、新山口駅、博多駅で引退セレモニーも行われる。「ひかり445号」(普通車指定席394席)のきっぷは、2月16日10時の発売後、50秒で即完売。「のぞみ609号」(グリーン車指定席200席、普通車指定席1,123席)も発売後3分15秒で完売となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日現在イギリスに滞在中のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、ロンドンからブラッドの最新作撮影地のグラスゴーまで移動のために列車をまるごとチャーターした。6人の子供たちとロンドンで過ごしていたブラッドとアンジーは16日、ヴァージン・グループの鉄道会社ヴァージン・トレインズの列車をチャーターし、ブラッドの最新作『World War Z』(原題)のロケ地であるスコットランドのグラスゴーまで5時間の列車の旅を楽しんだ。最近、アンジーに連れられて『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を観て以来、すっかり列車の旅に魅せられていた子供たちは大喜びだったという。ヴァージン・トレインズのスポークスウーマンは「Mail Online」の取材にブランジェリーナの列車チャーターの事実を認め、「費用は個々によって異なります。停車駅やケータリングなど、みなさんそれぞれリクエストが異なりますから」と答えているが、「Mirror」紙電子版によれば、推定4万ポンド(約500万円)だという。うわさを聞きつけた大勢のファンがグラスゴー・セントラル駅で列車の到着を待ちわびていたが、列車から降りたブラッドそっくりの男性に気を取られているうちに一家は列車の反対側から降車し、プラットホーム脇に停車していたシルバーの車で駅を後にした。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)マネーボール (原題) 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:アンジェリーナ・ジョリー、ボスニアの映画祭で表彰され、温かい拍手に感激の涙マット・デイモン、ブラピ&アンジーは「囚人のような生活を強いられている」ブラッド・ピット、アメリカにおける同性婚支持を改めて表明ブランジェリーナ、6人の子供たちのナニーを年俸9万ポンドで募集中アンジェリーナ・ジョリーの腕に新たなタトゥ、また養子を迎える予定?
2011年08月18日