「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日秋も深まり、年長さん親子は入学の準備を考える時期ですね。10月~11月、多くの学校で行われる就学時健診。園のママたちの間でも就学時健診が話題にあがることがあるのではないでしょうか。どんなことをするの?準備することは?元小学校教諭の立場から就学時健診についてお伝えします。就学時健診ってどんなことをするの?来年度小学1年生になる子どもたちを対象に行われる健康診断です。住んでいる場所の割り当てになっている学校で行います。公立の学校に通う場合は就学時健診の会場になった学校へ行くことになります。診察を行うのは学校で定められている校医さんです。校医さんは学校の近くでクリニックを開いている先生です。普段、学校にはいませんが、春の健康診断時に学校へきて診察をしてもらったり、感染症が流行ったときに相談にのってもらったりしています。行われるのはいわゆる健康診断で身長や体重の測定、眼科、歯科、耳鼻科、内科の健診、視力検査などをします。学校の先生との面接もあります。健診で知っておくと安心なこと視力検査は練習しておくといい意外と戸惑う子どもが多いのが「視力検査」です。大人と同じく、「C」の空いている方を答える方法で検査します。子どもたちがやる前に、先生がやり方を説明してくれますが、よくわからないまま検査をして、実際の見え方と違った検査結果になることも。自宅で練習しておくとよいと思います。脱ぎ着しやすい普段着で内科健診は洋服を脱いで行いますので、脱ぎ着しやすい服で行きましょう。面接もありますが、かっちりとした服でなく、普段着で大丈夫です。自分で脱ぎ着できるものにしておくのがおすすめです。親子の行動が別になる可能性も学校によっては健診を5年生のお兄さん・お姉さんとまわることもあります。私が勤めていた学校は保護者と一緒にまわってもらいましたが、娘が通う小学校では5年生が連れて行ってくれました。初めての場所でいきなり保護者の人と別々に…だと不安に思ってしまう子もいると思います。事前に「お兄さんやお姉さんとまわるかもしれないよ」と話しておくといいですね。保護者と一緒に回る場合は、話し声の大きさに注意が必要です。健診会場は病院にいるのと同じです。子どもたちが健診に集中できるよう、また校医さんとの話の邪魔にならないように、親も子も静かに待っていてくださいね。実は保護者の声の方が大きいことがありますのでご注意を。先生との面接最後に学校の先生と面接があります。名前を言ってもらったり、誰と来たかを聞いたりなど簡単な質問に答えてもらいます。面接はベテランの先生が担当することが多く、短い時間の中でも目を見て話ができるか、イスに座っていられるか、質問内容にあった受け答えができているかなどを見ています。とはいえテストではないし、子どもたちが緊張していることも分かっていますので、ここでバッチリできなくても大丈夫です。心配なことや不安なことがあれば遠慮なく話してみてください。「特定の子どもとクラスを別にしてほしいなど、クラス編成についての要望を話してもいいの?」と聞かれたことがありましたが、話してみるのは大丈夫です。「過去にこんなトラブルがあったので心配です」と伝えておくとよいと思います。ただ、クラス編成はいろいろな要素を取り入れて決めていかなければいけませんので聞き入れられる確約はありません。焦って情報収集しなくても大丈夫!就学時健診の日に入学説明会を行う学校もあるようですが、年が明けて1月~2月に行う学校もあります。学校生活の詳しいことは入学説明会で分かりますので、焦って情報収集をしなくても大丈夫です。とはいえ、学校の中を見ることができる機会ですので、教室に貼ってある掲示物でどんなことを勉強しているのかを見てみたり、実際に使っている上履きや体育着の袋を見てどんなものを準備するのかを参考にしたりすると、学校生活のイメージがつかめると思います。クラスや学年によって教室の雰囲気も違ってくるので比べてみるのも楽しいですよ。就学時健診は健診という場ではありますが、入学まであまり訪れる機会がない小学校に行くことができるチャンスです。親子ともに学校生活が楽しみになるような機会になるといいなと思います。<文:ライターHIDE>
2020年10月09日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日WOWOWプライムでは3月1日(日)、アカデミー賞授賞式のWOWOWスペシャルゲストを務めた「Sexy Zone」中島健人が出演する特番「中島健人 ハリウッドの風を探して」を放送。授賞式当日、中島さんがレッドカーペット上に立つ写真も到着した。『パラサイト 半地下の家族』がアジア作品・外国語映画として初めて作品賞を受賞したことや、松たか子が日本人として初の歌唱パフォーマンスを披露したことなど、日本でも賑わいをみせた「第92回アカデミー賞授賞式」。WOWOWでは、そんな授賞式の様子を現地から生中継、中島さんがスペシャルゲストを務めた。今回、現地レッドカーペットよりリポートを行った中島さんと共に熱狂のオスカーナイトをふり返る特番では、授賞式直後、興奮冷めやらぬ中島さんへのインタビューを中心に、授賞式前日から当日にかけての中島さんの取材裏側の模様も放送される。「(スペシャルゲストに)決まってからの2ヶ月間は、緊張と嬉しさ半々で、この日をめがけて生きてきたみたいな感じです」と大役への思いを明かしていた中島さん。事前に質問内容を英語で準備し、主演女優賞を獲得した『ジュディ 虹の彼方に』のレネー・ゼルウィガーをはじめ豪華ハリウッドスターにインタビューを実施。「授賞式までのストロークを見られたというのも感動ですし、これがアカデミー賞なのかとひしひしと感じられました」とレッドカーペットでのインタビューをふり返っている。「中島健人 ハリウッドの風を探して」は3月1日(日)21時30分~WOWOWプライムにて放送。「第92回アカデミー賞授賞式ダイジェスト」は3月1日(日)22時~[字幕版]はWOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年02月26日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。9月19日(木)今夜放送回のゲストに、女優の前田敦子が出演。先日第1子を出産した前田さんが最新プライベートを明かすほか、「Perfume」あ~ちゃんも登場する。2005年、AKB48のメンバーに選ばれ立ち上げ期からグループをリード。ブレイクの立役者となると、女優としても「毒島ゆり子のせきらら日記」や「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでその演技力が高く評価され、今年に入ってからも『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』『町田くんの世界』『旅のおわり世界のはじまり』と精力的に出演を続ける前田さん。今回は先日出産した前田さんが“食べて痩せる”衝撃の産後ダイエット法など、令和に入ってからの最新プライベートを大公開する。また2005年にメジャーデビュー、「ポリリズム」でブレイクすると「セラミックガール」「love the world」などが立て続けにヒット。日本だけでなく海外でも活躍し、いまや世界的なアーティストとなった「Perfume」からメンバーのあ~ちゃんが登場。今回はあ~ちゃんの自宅で起きた(秘)事件をメンバーが暴露。またSNSで話題の技に愛犬のぽぽたんが挑戦する。今夜のゲスト、前田さんが主演を務める映画『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く同作で、前田さんは女手一つで息子を育てる渡辺雪子を演じる。雪子ら同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔を高良健吾が演じるほか、『HiGH&LOW THE WORST』も期待の白洲迅も出演する。「Perfume」は初のベストアルバム「Perfume The Best "P Cubed"」が好評発売中。「櫻井・有吉THE夜会」は9月19日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月19日アイドルから女優に転身し、時には役に体当たりで挑みながら、お芝居の実績を積んでいる前田敦子さん。アイドル時代と同様、現在もオファーは途切れない。私生活では結婚、そして出産とハッピーな報告が続き、相変わらず注目の人だ。そんな前田さんが、初めて母親役を務めた主演映画『葬式の名人』が公開される。「樋口(尚文)監督から出演のオファーを受けた時、達筆すぎて読めないぐらいの情熱的なお手紙をいただきました(笑)。監督には数年前から映画のことについていろいろ教えてもらっていて、その“映画オタク”ぶりから、一緒にお仕事したら楽しいだろうなぁと思って、ぜひやらせてくださいってお返事しました」舞台は大阪府茨木市。前田さんが演じるのは、小学生の息子を一人で育てている雪子。ある日、高校時代の同級生だった吉田(白洲迅)が突然死んでしまうところから物語は始まる。同じ野球部で、吉田とバッテリーを組んでいた豊川(高良健吾)が葬儀屋と喧嘩したことで、彼らは母校で吉田のお通夜を行うはめに。なぜか消えた棺を捜して野球部の部室にたどり着いた雪子と同級生たちは、棺とともに一夜を明かすことになるが、いつの間にか寝てしまう。「目を覚ますと、有馬稲子さん演じる“見知らぬ女性”がいて、そのあたりから突然ファンタジー要素が濃くなってくる感じがすごく楽しくて、好きなシーンです。カメラの長回しで撮るシーンが山ほどあって撮影中は苦労したんですが、第三者からの目線のように撮っていたことを後から知って、そのうえで完成作品を観た時に納得。映画オタクの人たちが作った作品を、私も素直に面白い!と思えたことがうれしくて、興奮しました。すべての辻褄が合って、キレイに成立させる必要はない。映画ってこれでいいんだよな、映画らしいな、って腑に落ちて、すごく気持ちよかった。いい作品に関わることができて幸せだと思いました」25歳の時、一人の女性として考える時期があり、自ら初めて1か月の休暇をもらったという前田さん。「結局何もすることがなくて暇で、すぐにお仕事がしたくなった。それで、小さな役でも何でもいいからお芝居がしたいって事務所にお願いして。その結果、今年公開の出演映画は5本にもなりました。休暇は、何にも囚われずにその時もらった役をやるというスタイルは性に合っているかもしれない、と思えた、いいきっかけでした。私もオタクなのかも(笑)。これからも、映画らしい作品にどんどん関わっていきたいです」『葬式の名人』高校時代の同級生・吉田の訃報が届き、集まった友人たち。熱血漢の豊川が、最後に吉田を母校に連れていきたいと提案し、みんなで棺を担いで母校へ向かうが…。出演/前田敦子、高良健吾ほか9月20日より全国公開。©2018“The Master of Funerals” Film partnersまえだ・あつこ1991年7月10日生まれ、千葉県出身。AKB48の中心メンバーとして活躍し、2012年に卒業。今年は『コンフィデンスマンJP ‐ロマンス編‐』『旅のおわり世界のはじまり』含め5本の出演映画が公開。※『anan』2019年9月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Ayaka.kヘア&メイク・熊谷美奈子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年09月11日前田敦子は「追いつめられ俳優」である。「追いつめられ俳優」とは追いつめられればられるほど圧倒的な力を発揮し、追いつめられる様まで最高のエンターテインメントにしてしまう俳優のことで、前田敦子のほかには藤原竜也、長谷川博己、戸田恵梨香などがいる。前田敦子はかつて、言わずとしれたAKB48のセンターとして活躍したトップアイドル。「過呼吸」になるほど自分をギリギリまで追いつめるパフォーマンスに定評があった。アイドルを卒業して俳優になってからも、監督は彼女を追いつめたいと思うのか、山下敦弘監督は『苦役列車』(12年)で土砂降りの中で追いつめ、中田秀夫監督は『クロユリ団地』(13年)で絶叫させていた。だが俳優としてキャリアを積むにつれ、アイドル時代のイメージに頼るだけではない面も出て来て、逆に追いつめる前田敦子を描いたのが黒沢清監督である。前田敦子の歌「セブンスコード」のイメージビデオ的に企画されたものが映画になった『Seventh Code』(14年)は、前田敦子演じる女が日本で会った男(鈴木亮平)をウラジオストクまで追いかける。思い込んだら一直線のちょっと危うい女性を演じているかと思ったら話はもっと壮大でのっぴきならず、男がまさに地獄まで追いつめられていく流れに。彼女のアクションが凄いのだが、冒頭のキャリーケースを引きずりながら猛ダッシュする前田敦子のパワーも見どころだ。追いつめようが追いつめられようがいずれにしても前田敦子の出る作品は体力勝負で身体的に負荷がかかるものが多い。華奢な体のどこからそんな力が湧き出てくるのか……とまばたきできないほど観客が見入ってしまうような状況をどれだけ用意できるかが監督に課されているような気さえする。それが堤幸彦監督の場合は、ちょっとひねって『イニシエーション・ラブ』(15年)にて真綿で男の首を締めるような前田敦子を描いた。とりたてて何もせずニコニコしているだけにもかかわらず強大な磁場ができあがるという前田敦子の蟻地獄的な“圧”だけを恋愛映画に取り入れたすばらしい企画であった。○非日常があっという間に収束するすごさ現在公開中の黒沢清監督作品『旅のおわり世界のはじまり』はまわりまわって追いつめられ俳優の面目躍如なところがある。中央アジアのウズベキスタンが舞台で、ドキュメンタリーというか旅に関するバラエティー番組のレポーターとして働いている主人公・葉子(前田)は海外の旅バラエティーといえば過酷なロケがつきものとばかり、体を張って様々なことにチャレンジさせられるのだ。とりわけものすごく危険そうな遊具に乗る場面を堂々とこなすところは涙なくしては見られない。誰もかばってくれず、やるしかない状況を淡々と引き受けていく葉子。もともと歌を歌いたかったのがなぜかレポーターで糊口を凌ぐしかなくて、このままでいいのかいけないのか悩んでいるところ、たまたま迷い込んだすばらしい劇場で歌ってみたことで彼女のなかで何かが動き出す。歌は前田にとって得意ジャンルであるはずだが、この映画では彼女を追いつめる。なぜなら、「愛の讃歌」という激しい愛を歌った普遍的な名曲である。エディット・ピアフが歌い、日本では越路吹雪や美輪明宏、大竹しのぶが歌っている歌だ。それを前田敦子が歌うのだ。相当精神的にも技術的にも追いつめられたはず。見た目に凄い状況ではなく静かに凄い状況で追いつめられたときどう出るか、前田敦子はこの映画でまた前進した。私はこの映画の前情報をほとんど入れずに見たので、前田敦子が首都タシケントにある由緒あるナボイ劇場というオペラ劇場で歌う場面がネタバレではなく、むしろ売りになっているらしきことを後で知った。たとえば、黒沢清監督と出演者の加瀬亮の対談の掲載された『文學界』では「闇に響いた前田敦子の歌声」というタイトルが堂々とついていた。この映画は「日本・ウズベキスタン国交樹立25周年」の記念プロジェクトで、全編ウズベキスタンロケでナボイ劇場を登場させるというのはお題だったそうだ。なるほど、そういう課題に、日本の歌姫でもあった俳優・前田敦子は生きる。この派手な部分ももちろんすばらしい。だが、絶叫マシーンに挑む表情、埃っぽい街を小走りに行く姿、ホテルでケータイの電波を探して窓を開けて風に吹かれたりホテルの屋上に上がったり、そういうほうも素敵に感じた。前田敦子はスポットライトがバーンっと当たったときよりも、その後が魅力的な稀有な人だと思うのだ。以前、私は前田敦子の笑顔の滞空時間が短いことについて書いたことがあるが、満面の笑顔や絶叫という非日常があっという間に収束して、ものすごく冷静な顔になるのが前田敦子の本当の凄さ。非日常の仮面を必死でかぶり続けることで俳優や歌手という特別なものでいられるものだという認識をさらりと破るのが前田敦子なのである。葉子は過酷なミッションを淡々とこなすと、たったひとりで食べ物を買いに遠くの繁華街に出かけていく。場所もわかりにくく言葉も不慣れで、ちょっと危険そうな目にあっても、はじめてのお使いに行く子供が誇りをもって口をへの字につぐんで弱音をはかず黙々と歩いていくような、プリミティブな強さがある。はじめてのお使いの子供を追った映像は目が離せなくて、ずっと見てしまうように、観客は葉子の行動を追いかけることで、ウズベキスタンのささやかな冒険を体験した気持ちになる。冒険が終われば、たちまちホテルで小さく丸まって座ってケータイいじって彼氏に連絡しているふつうな女の子に戻る。それはまるでわずか3分間しか変身できないウルトラマンのような、3分間の小さな魔法。前田敦子は、ふだん家でごろごろして、買った服の値札の紙の部分だけ手でちぎって、プラスチックの紐部分だけ残すような怠惰な生活を送るような(以前、前田がこういことをやると発言していたことに共感した)ふつうの人間が、ある瞬間、ものすごく劇的な追いつめられ体験をして、スターやヒーローになれる夢をひととき見せてくれる。次回作『葬式の名人』(樋口尚文監督)はシングルマザーの役だとか。どんな劇的体験を見せてくれるだろうか。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年07月23日「最近、このあたりで前田さんをまったく見かけなくなったんです。石原さんの姿は、今でも目撃することがあるのですが……」(近隣の住民)7月9日スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主役を演じる石原さとみ(32)。9月には彼女の主演舞台『アジアの女』が始まることもあり、現在は急ピッチでドラマの撮影が進められている。そんな多忙を極めるなか、プライベートに“異変”が起きているという――。昨年4月に「週刊文春」で沖縄デートが報じられ、「SHOWROOM」社長・前田裕二氏(32)との交際が発覚した石原。8月には彼女の引越し先が前田と同じマンションだったことを、本誌がスクープ。彼女は連日、“愛の巣”からドラマ撮影へと向かっていた。そんなひとつ屋根の下で前田氏との仲を深めてきた石原。今回の撮影中も、帰宅するのは件のマンションだった。だが冒頭のように、最近はマンション付近で前田氏の姿を目撃することがなくなっているという。そこには、理由があった。「実は、2人は破局してしまったようです。最近、前田さんが友人に『もう彼女とは別れたんだ』と漏らしていたそうで……」(前田を知る芸能関係者)今年1月時点で、2人は結婚に向けて着々と準備を進めていたはずだった。当時、石原の知人は本誌にこう明かしていた。「実は前田さん、すでに石原さんのご両親への挨拶をすませているんです。その後も何度か会っていて、親睦を深めているとも聞きました。それほど石原さんとの結婚について“本気”ということ。カレの真剣な姿勢に、ご両親もかなり好印象を持っていたようだと聞いています」両親公認の仲となったことで、“結婚秒読み”とも言われていたふたり。だがそこから一転して、“まさかの決別”を迎えていたというのだ。いったい、何があったのか。前田氏を知るIT関係者は「私もすでに別れたと聞きました」と証言。理由について、こう明かした。「いよいよ結婚が見えてきたことで、2人は改めて将来について話し合うようになったそうです。しかし、そこで価値観のズレが出てきたのです。前田さんは “仕事大好き人間”。いっぽうで石原さんは少しでもいっしょの時間を過ごしたいタイプ。話し合いのなかで、そうした違いが鮮明になってきたようです。最終的には前田さんがマンションを出ていくことになったと聞きました。現在は都内にあるほかのマンションで暮らしているそうです」本誌が取材したところ、たしかに前田は引越していた。7月上旬の深夜1時過ぎ、都内にあるマンションへと帰っていった前田氏。話に聞いたとおり、“愛の巣”とは別のマンション。やはり転居していたのだ。石原との破局の真相について聞くべく、本誌は「SHOWROOM」に問い合わせた。だが担当者は「プライベートについてはお答えいたしかねます」と答えるのみだった。
2019年07月09日女優の前田敦子が23日、都内で行われた「ウズベキスタン共和国 観光大使就任イベント」に出席した。黒沢清監督がメガホンをとり、シルクロードを舞台に描かれる『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)で主演を務める前田。同作は、日本とウズベキスタンの共同製作により、ウズベキスタンでの全編ロケ撮影が実施された。前田は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターを演じる。夫で俳優の勝地涼との第1子を3月4日に出産したばかりの前田。産後初の公の場にブルーのワンピース姿でスレンダーなスタイルを見せ、就任状を受け取ると「すごくうれしいです」と喜びを伝えた。ウズベキスタン副首相からビデオメッセージで「無事にお子さんをご出産されたことを心よりお祝い申し上げます」と祝福されると笑顔を見せ、「ウズベキスタンでお会いしたんですけど、すごく明るくてステキな方で。その時にウズベキスタンのノートをいただいて、帰ってからそれに日記を書いています」とうれしそうに話す。また、「その後に妊娠して出産したので、そういうことを書いています」と出産や育児の日記をつけていることを告白。副首相の祝福に「ありがとうございます」とあらためて感謝し、昨年7月に結婚、そして今年3月に出産したことに触れ、「びっくりですよね」と笑顔を見せた。ウズベキスタンでの撮影では、片道7~8時間バスで移動することもあったが、「どんどん景色が変わっていくので、ずっとみんなでワクワクしっぱなし。ずっと楽しかったです」と苦にならなかった様子。現地の人々とも交流し、「いろいろ質問もしてくれるし、興味を持ってくれているのがすごくうれしかったです」「こんなステキな場所があったんだと、行ってすごく思いました。日本の方はすごく好きだと思います」と魅力をアピールしていた。
2019年04月23日前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生を迎え、シルクロードを舞台に描く黒沢清監督の最新作『旅のおわり世界のはじまり』。この度、前田さんが異国の地で心の移ろいを繊細に表現した本予告と場面写真が一挙解禁となった。本作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く心の冒険物語。主人公の葉子を演じたのは、黒沢監督のもと、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、役者として新境地を開いた前田敦子。彼女と行動を共にする番組クルーを演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。監督の意図を直感的に理解した“引きの演技”は本物の撮影スタッフと見紛うリアルさで、劇中でも絶妙のチームワークを見せている。今回解禁となった本予告は、前田さん演じるテレビ番組リポーターの葉子の心許ないリポートから始まり、ときに怯えながら、まるで自分の心の居場所を探すかのようにバザールを走り回る姿が印象的。ウズベキスタンで全編ロケ撮影されただけあり、シルクロードの美しい風景も相まって観る者も一緒に異郷を旅しているかのよう。そして号泣の後、ラストに見せるアップの葉子の表情は、ささやかな勇気を手に入れ、自分の殻から一歩踏み出せたかのような、心の移ろいを映し出している。また、解禁となった場面写真でも、雄大なシルクロードの草原や美しい湖と山脈、ホコリっぽい街角、バザールといった異国の地でのテレビ番組リポーターの葉子(前田さん)とクルー(加瀬さん、染谷さん、柄本さん)の様子が、まるでドキュメンタリーの1コマのように切り取られている。『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日(金)よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年04月23日キャスケットを被り、レザージャケットに黒のパンツ姿で颯爽と歩く、前田敦子(27)。3月下旬の夕方6時過ぎ、前田がバスに乗って1人で訪れたのは都内のビルの1室だった。彼女は3月4日に勝地涼(32)との第一子である長男の出産を発表したばかりだが、産後1カ月とは思えないスリムな体型に戻っていた。その秘密とは――。「前田さんが入って行ったのは美容骨格矯正を医学的に追及する完全会員制の接骨院で、産後の骨盤矯正のために来院する女性も多いそうです。90分の施術で2万円、初診料に5,000円かかります。ゴッドハンドのオーナーが経営しており、HPもパスワードを入力しなければならないと閲覧できないというプライベート性の高さから、芸能人がお忍びで通っているといいます」(美容関係者)産後1カ月での骨盤矯正にはいったいどんな効果が――。産後の骨盤矯正を専門とするバランス工房の岡林秀和代表はこう語る。「産後3週間は安静にするのが基本ですが、逆に長期間放っておくと出産で広がった骨盤が元に戻りにくくなってしまいます。なので、産後1カ月から2カ月までに施術を受けるのがベストです。骨盤の広がりを放っておくと、痛みが出るケースが多いです。また、姿勢が悪くなることで、太ももの外側とお尻が太くなることもあります。2人目を産むにも、1人目のときに骨盤をきちんとケアしたほうがよいとされています。健康のためにも産後太り予防のためにも、骨盤矯正はとても重要なこと。産後数カ月は骨盤矯正に通いつつ、骨盤ベルトを着けることを推奨しています」前田といえば、6月に2本の出演映画が公開される。「6月にある映画の舞台挨拶が、産後初の仕事復帰となりそうです。その復帰まで2カ月なので、いま前田さんは産後ダイエットに励む日々だといいます。前田さんが外出している間は勝地さんが赤ちゃんをみてくれるので、心置きなく出かけられているそうです」(夫妻の知人)「産後でもスリム!」の陰には、凄腕の骨盤矯正&イクメン夫のサポートがあった。
2019年04月03日いまにも雪が降り出しそうな寒さとなった2月中旬の昼下がり。都心のビル街に、お腹を気遣いながらゆっくりと歩く、前田敦子(27)の姿があった。前田といえば、昨年7月に俳優の勝地涼(32)と結婚。約2週間後の8月、本誌は前田の“お腹ぽっこり”写真をキャッチした。9月には所属事務所が第一子の妊娠を発表。安定期に入ったことを明かしている。あれから半年。出産を目前に控える前田は、大きいお腹にも慣れた様子だ。「前田さんは“スムーズなお産のために直前までウォーキングなどの軽い運動をしたほうがいい”と、先輩ママからアドバイスしてもらったそうです。それで外出するときも車は使わず、なるべく歩くように心がけているとか。初めての出産ということもあり、夫婦二人三脚で出産準備に励んでいます。年末には芸能の神様で知られる京都の車折神社へ。夫婦水入らずで、安産祈願をしてきたのでしょう」(知人)この日も赤ちゃんのため、買い物がてら散歩をしていたようだ。そんななか、現在公開中の映画『マスカレードホテル』では“夫婦共演”が話題になっている。勝地は前田のストーカー役で、年末に行われた舞台挨拶では「ストーカーしているうちに結婚しました」と会場を笑わせた。産休中の前田にかわって多忙を極める勝地だが、彼には父親としてのこんな目標が――。「勝地さんは男ばかり3人兄弟で育ち、お父さんもすごく厳しい人だったといいます。両親が共働きで、幼少期は“親子の時間”が少なく感じたこともあったそうです。だからこそ、アットホームな家庭を築きたいという思いが強い。親子で何でも話せるような、優しいお父さんを目指しているそうです」(前出・知人)2人の身近な“お手本”が、親友の山田孝之(35)と小栗旬(36)夫妻だという。「山田さんはもうすぐ6歳になる男の子のパパ。勝地さんは、妊娠・出産時の夫のサポートについても、山田さんにいろいろと相談しているそうです。小栗家は4歳と2歳の子どもを抱えながら、山田優さん(34)は徐々に仕事復帰。前田さんも育児と仕事の両立ぶりを参考にしているといいます」(前出・知人)待望の我が子との対面はもうすぐだ。
2019年02月19日元AKB48で女優の前田敦子(27)が11月20日、自身のインスタグラムを更新。夫で俳優の勝地涼(32)に作った愛妻弁当を公開した。前田は「朝はフルーツお昼は初日頑張ってねを込めて。。お弁当いい日になりますように」とお弁当とフルーツの写真をアップ。この日から上演される宮藤官九郎演出の舞台『ロミオとジュリエット』に出演する夫・勝地にエールを送った。その後、勝地も自身のインスタグラムのストーリーでお弁当を開いた写真をアップ。手書きで「ありがとう初日がんばる」と感謝を伝えた。2人の仲睦まじい投稿にAKB48元メンバーの高橋みなみ(27)も「食べたい」とコメント。さらにHKT48の指原莉乃(25)も「おいしそうかわいいです」と反応を寄せている。
2018年11月20日9月15日に第1子妊娠が明らかとなった前田敦子(27)。各スポーツ紙によると所属事務所はFAXで「前田敦子より現在妊娠しており、安定期に入ったとの報告を受けました」と明かしている。同日夜、夫である勝地涼(32)はInstagramを更新。《とにかく無事に産まれてきてほしいと願うばかりです。なので色んな不安もありますが楽しみのほうが大きいです》と期待を語り、《今まで以上に仕事を頑張れる気がします。いや、頑張ります!》と意気込んでいる。今回の妊娠発表に、ファンは驚きとともに歓喜。Twitterでは《前田敦子、妊娠発表 あのあっちゃんが、ママになるのか……》《桜の花びら 前田敦子ソロバージョン聞いてたら、このあっちゃんが妊娠してもう今は安定期か〜って思うと、わいもう泣いちまう》《あっちゃんが幸せなのほんまに嬉しい もっともっと幸せになっていい人やと思うから。頑張ってきたもん》といった声が上がっている。実はもともとママ願望の強かったという前田。その陰には、宮沢りえ(45)の影響があるという。14年のドラマ『LEADERS リーダーズ』(TBS系)で共演し、16年には『連続ドラマW グーグーだって猫である2―good good the fortune cat―』(WOWOW)でタッグを組んだ2人。以来、前田は大先輩である宮沢のことを慕ってきたという。「前田さんはりえさんのことを尊敬していて、共演をきっかけに“メル友”になったそうです。りえさんから送られてくるお子さんの近況が嬉しくてたまらないらしく、そんな微笑ましい“ママ便り”を楽しむうちに『りえさんのように女優もママも素敵に両立したい!』と考えるようになったそうです」(ドラマ関係者)その愛らしい姿を早く見たい!
2018年09月17日元・AKB48の前田敦子(27)が第1子を妊娠していると9月15日に報じられた。各スポーツ紙によると前田の所属事務所はFAXで「前田敦子より現在妊娠しており、安定期に入ったとの報告を受けましたのでここにお知らせいたします」と報告。さらに「体調も良好で今後とも仕事は出来る範囲で続けていくつもりでおります」と明かしているという。前田は今年7月に勝地涼(32)と結婚。5月に交際が報じられたばかりであったため、たびたび“おめでた”が噂されていた。本誌は8月中旬、前田と勝地の姿を目撃していた。結婚発表から約2週間後だったが、前田のお腹は明らかにぽっこりとしていた。服装も体形を隠すようなゆったりとしたもの。勝地は率先して買い物袋を持ってあげるなど、彼女の身体を気遣っていた。また本誌8月7日号では、前田にとって義母にあたる勝地の母に取材していた。勝地の母は「孫は何人くらい欲しい?」との質問に「そうですね、私は3人の子供を産みましたから、(2人の間に)3人くらい孫ができたら、にぎやかになるでしょうね」と希望を込めて語っていた。
2018年09月15日女優の前田敦子(26)が12月5日放送のドキュメンタリー番組「セブンルール」(フジテレビ系)に出演した。 「せっかく密着してもらうんだったら、ウソの自分はいらないなあと思います」と話した前田は、アイドルグループ・欅坂46のコンサートを友人で俳優の柄本時生(28)とともに鑑賞する様子も明かした。 しかし「(密着取材を受けて)私って地味だなって、ちょっとショックだった」と複雑な心境を吐露。「一生独身じゃないですか?私。こんな感じだったら」と語っていたのだ。 そんな発言にファンからは≪地味というか飾ってないってことだよね≫≪私が男だったらどうにかして前田敦子と結婚する絶対≫などの声が上がっている。 「女優になる」という夢があり、AKB48を卒業した彼女。今年10月のモデルプレスでのインタビューでは「どんな仕事していてもそうだと思うんですけど、仕事には貪欲でいたいし、『やめたい』とも思わないです」と語っていた。 現在も「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)で好演しており、順調に女優人生を歩んでいる。 また今年7月に放送された「もしかしてズレてる?」(フジテレビ系)でも「結婚相手に仕事辞めてほしいって言われたら?」との質問に「『やめてほしい』って言わせない」と答えており、やはり女優という仕事に思い入れのあることがうかがえる。 「相手もいないのに、これくらいまでに結婚したいなとか妄想します」と「セブンルール」で語っていた彼女。いまはまだ仕事が“恋人”なのかもしれない。
2017年12月07日女優・前田敦子が、来週12月5日(火)放送の「セブンルール」に登場。国民的トップアイドルから女優に転身した彼女に8月から密着し、その素顔に迫る。現在26歳の前田さんは、言わずと知れた国民的アイドルグループ「AKB48」の絶対エースとして活躍し、チームを卒業して5年間、『イニシエーション・ラブ』『散歩する侵略者』「ど根性ガエル」「毒島ゆり子のせきらら日記」「就活家族~きっと、うまくいく~」、そして現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などに出演し、常に第一線で活躍し続けている。普段はとっつきづらいと言われることもある彼女の素顔に、今回カメラが密着。番組はドラマの収録現場や、名監督の時代劇映画の収録現場のほか、彼女のプライベートにも迫る。多い時で週に5日遊ぶこともあるという俳優・柄本時生との様子や、普段は見られない休日の過ごし方も公開。「せっかく密着してもらうんだったら、嘘の自分はいらないから」と話し、自分を飾ろうとしない彼女にカメラは共感。また、恋愛についてもあっけらかんと現在の心境を語るが…?そして、彼女が“いつもしている7つのこと=セブンルール”とは何か?「セブンルール」#32は12月5日(火)23時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日女優の前田敦子が15日、映画『武曲MUKOKU』(6月3日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、綾野剛、村上虹郎、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明、熊切和嘉監督とともに登場した。同作は藤沢周の原作を実写化。剣道の道を捨てた谷田部研吾(綾野)の元へ、師匠の光邑師範(柄本)は、剣の才能を持つ今時の高校生・羽田融(村上)を送り込む。前田は研吾の恋人・カズノを演じる。作品にちなんでライバルを聞かれた前田は「AKB48にいた時はライバルという存在はたくさん、周りの方達が作り上げてくれたものがたくさんあった」と振り返った。そして、たくさんのライバルたちについて「今は一人ひとり大切な、なくてはならない存在になっているので、そういう存在がいるということはすごく幸せなことだなと思います」と笑顔で答えた。前田がさらに「それくらい、切磋琢磨してやってきたという絆がすごくあるのが、ライバルだなと思います」と答えると、綾野はAKB48時代にずっとセンターを務めていた前田を差し置いて「僕がセンターに立っちゃってる」と気付いた様子。「しっくりこないなと思ったら……」と冗談めかして苦笑し、その場を盛り上げていた。
2017年05月15日前田ゆかは、忙しいときこそ漢方雑誌「STORY」や「美STORY」でレギュラーモデルとして活躍している前田ゆか。ママでもある前田は、2017年4月23日、自身のオフィシャルブログの中で、春になると、漢方薬「牛黄(ごおう)」を取り入れていることを明かした。前田曰く、漢方薬なので苦味はあるが、1包ずつオブラートに包まれているため苦味は気にならず、身体の疲れや心の疲労に即効性があるとのこと。抗酸化力もあるという。前田は、朝に牛黄を飲んで、快適に動き回っていると、ブログの中で綴っている。牛黄とは前田ゆかが愛飲している漢方薬「牛黄」は、胆石症にかかった牛の胆のうや胆管中に発見される希少な「結石」を乾燥させたもので、ゴールドより高価といわれる高貴薬。主成分は、コレステロール、結合型ビリルビン。その他、コレステリン、胆汁酸、カロチノイド、蛋白質物質などを含んでいる。身体が疲れている人、良くお酒を飲む人、ストレスでイライラしがちな人、寝つきが悪い人、病中・病後の人、血圧が気になる人などにオススメ。牛黄は、前田ゆかが通っている赤玉漢方薬局で、リピート率99%の大人気商品だ。赤玉漢方薬局では、1ヶ月分30包入りが、12,900円(税抜き)で販売されている。(画像は前田ゆか オフィシャルブログより)【参考】※前田ゆか オフィシャルブログ※Space Craft※赤玉漢方薬局
2017年05月03日元AKB48で女優の前田敦子とフリーアナウンサーの田中みな実が、5日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『さまぁ~ずチャート』(23:15~24:15)に出演。お互いの恋愛観などを明かした。この番組は、さまぁ~ずが関係性の深いゲスト2人を招き、チャートテストを行いながらトークを展開し、最終的にゲストの深層心理を丸裸にしてしまうというもの。今回、実は大親友だという前田と田中が出演した。2人はチャートテストを通じて、恋愛観などについて赤裸々に告白。田中は、恋人の過去の恋愛を聞くかという質問に、「自分から積極的には聞かないですけど、ほかから聞いたりすると聞きたくなっちゃう。参考にしようと思う」と答え、恋人とケンカしたときは「とりあえず1回謝る。自分が悪かったところを言うと、相手も言ってくれる」などと話した。そして、チャートテストの結果、田中が陥りやすい恋愛傾向は「一人ぼっち型」という結果に。「恋人の気持ちを感じ取りやすく何を考えているのかすぐに理解できてしまう反面、自分の気持ちがよくわからなくなって自分の意見がないまま人に流されていく傾向がある」「交際しても2人で愛をはぐくむ形にはなりづらく独りよがりの愛情が先行して相手の気持ちが付いてこない一人ぼっち恋愛」と診断されると、前田は「当たってると思う」と言い、田中自身も「うん。私、今自分がよくわかんないです」と納得していた。そして、前田は「みな実ちゃんは流されやすいタイプ」と言い、さまぁ~ずの大竹一樹が「ぐいぐい来られたら?」と聞くと、田中は「すぐ…」と告白。「流されやすいってわかっているから人がいっぱいいるところに行かない」と話し、三村マサカズが「オンエア見た人が狙いに来るかも」と言うと、「えっ、まだやめて。来ないで」と拒否した。また、前田は田中について「出会おうとしていない。本当に一人ぼっち」と明かした。
2017年01月06日元AKB48で女優の前田敦子とロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が1日、それぞれ自身のツイッターを更新し、一部で報じられた交際報道を否定した。前田は「全く、ないですよ!!」と否定。「そんな根も葉もない噂で出ちゃうと相手方にも、ファンのみなさんに申し訳ないです。全くありませんよ」と続け、「なんで!! びっくり!! !! !!」と驚いた。野田も「なんだろう。熱愛報道みたいなのが出てるみたいですがまったくの事実無根です」と否定。「正月早々。相手方にも申し訳ないので、伝えさせてもらいます。なんだかなぁ」とつぶやいた。
2017年01月01日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日8月19日に幕を開けた、劇団「五反田団」主宰、脚本家、映画監督としても活躍する前田司郎による「宮本武蔵(完全版)」。主演の宮本武蔵には昨年の2月、前田が行ったワークショップをきっかけに交流を深めていった、山田裕貴。そのライバル、佐々木小次郎を演じるのは矢崎広。前田が紡ぐ、力(りき)みのない独特な不思議空間に挑むふたりの若き俳優に話を聞いた。舞台「宮本武蔵(完全版)」チケット情報「歴史上で伝えられている宮本武蔵も、実は人を切るまでに葛藤して、悩んだんじゃないか、という姿を会話劇で見せていく舞台です。僕はこの脚本を読んで、人を第一印象で判断することなく、きちんと対話しよう、と強く思いました」(山田)「もしかして、こうだったのかもしれない……という余地を大切にしている作品です。佐々木小次郎は剣豪であるとともに、自身のやることをPRするといった今に通じる新しい考え方を持っている存在として描かれます」(矢崎)そんな彼らは今回が初共演。「矢崎くんは僕が観劇する舞台に必ずと言っていいほど出演されている方なので、同じ舞台に立てることが嬉しい。稽古場でもすごくどっしりとしていて、でも涼しい感じがすごく佐々木小次郎らしいんです」(山田)「山田くんは以前、機会があって少し話したくらいでしたが、そのときから意識していました。今、一緒に稽古してみて、お芝居の緩急があって、とても魅力的な役者だと感じています」(矢崎)矢崎の言葉に照れ笑いを浮かべる山田は、抱えていた思いを明かす。「D-BOYSは俳優集団なのですが、『歌って踊るの?』と聞かれることが多くて、それが悔しかった。だからまず僕自身が変わろうと決めて、一時期、いろいろなワークショップに参加していました。その中で前田さんと出会い、今回、舞台3作目にして主演で座長という立場に立たせてもらえたことは本当に誇りだし、全力で応えたい」(山田)その言葉を受け、矢崎もエールを送る。「今回の座組は強者揃いで、それぞれが自分なりに戦いを仕掛けてくるすてきなメンバーです。でも、だからといってばらばらではなく、山田くんを中心に同じ方向に向かっていると感じていて、それがとてもおもしろい」(矢崎)「前田さんの台詞は繊細で『あ』といったひと言にも意味があるので、そのニュアンスが難しくて、学ぶことも多い。この機会にたくさんのことを得て、その結果を届けます」(山田)「僕は、今回の舞台で僕自身の演技をブラッシュアップさせてもらっていると感じています。みんなで創りあげた『宮本武蔵(完全版)』をぜひ、観に来てください」(矢崎)公演は8月29日(月)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。取材・文/おーちようこ
2016年08月25日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日現在公開中の映画『クリーピー 偽りの隣人』のトークイベントが7日、東京・新宿ピカデリーで行われ、黒沢清監督、前田敦子が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭で大きな反響を呼んだ。そんな本作の劇場公開を記念して行われた同イベントに、本作の監督を務めた黒沢清監督と、黒沢監督作品の『Seventh Code』(2014年公開)で主演を務めた前田敦子が登壇。黒沢監督とは2年ぶりの再会だという前田は「監督とは話すことがたくさんあったので、皆さんの前でも楽しいお話ができればと思っています」と再会を楽しみにしていた様子で、すでに見たという本作について「香川さんが頭から離れないですね。追えば追うほどどんどん恐怖が増していって、その中に自分が入り込んで抜け出せない恐怖を初めて味わいました」と絶賛した。また、2年前に黒沢監督と組んだ『Seventh Code』の話題になり、その時の黒沢監督を前田は「優しいのに、すごく厳しい印象があるんですよね。怒鳴るとかんじゃなくて、真摯で素敵な演出なんですが、凄く見ていただいているのが分かるので、それに応えなきゃとか、ハードルが高いものに見えるです」と明かせば、黒沢監督も当時の前田を「すごかったですよ。朝から晩まで撮影があって、深夜1時に歌うシーンがあったんです。『どうするんだろう?』と思ったら、曲が流れたらアイドルになるんですよね。これがプロなんだと勉強させていただきました」と褒め称えていた。イベント日が七夕ということで、最後に願い事を発表。「私は食べることが好きなので、いくら食べても太らない身体になりますように」とプライベートに関する願望を披露した前田に対し、黒沢監督は「中国が絡んだ大きな企画(2013年に公開予定だった『一九〇五』)がうまく行かなくなって、そのヒロインが前田さん。その映画も含め、小規模でいいので年に1本のペースで撮り続けたいです」と真面目に話すと、前田は「私もじゃあ黒沢監督とその作品が夢で終わらないようにと変えます」とちゃっかり願い直し、黒沢監督にアピールしていた。
2016年07月08日日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日