「焼きとり」とは串に刺した鶏の胸肉や内臓など焼いた食べ物……こんなことは常識中の常識だ。ところが北海道の焼きとりは、なんと豚肉を使用しているというのだ。それが本当だとすれば、まさしく常識を覆す重大な事実である。これは確かめずにいられない。豚肉を使っているにも関わらず堂々と焼き鶏を名乗っているのは、「室蘭焼きとり」である。室蘭焼きとりを出す店は地元室蘭にはもちろんのこと、現在では北海道各地にあり、道内では室蘭の味としておなじみである。ではなぜ、室蘭で“豚肉を使った焼きとり”という特殊なご当地グルメが定着していったのだろうか。まずその歴史を探ってみた。室蘭は製鉄の街として、明治から昭和にかけて多くの労働者が集まり大いに繁栄した。しかし、昭和12年に日中戦争が勃発。日本政府は食糧増産、軍用靴生産のための豚革確保を目的に、全国の農家に養豚を奨励した。そして、豚の肉と皮以外は食べてもよいというお達しを出したという。そこで市内の焼きとり店はこぞって豚の内臓(モツ)を仕入れ、メニューに取り入れた。これには当時、鶏肉が高価でどの店もとても仕入れることができなかったという背景も関係している。そのため、もともとは鶏肉の代わりに野鳥を使用していた。しかし、野鳥は決まった季節にしか食べることができない。そこで、安定して入手できる豚のモツが、野鳥に取って代わるようになった。しかし、料理名はすえおきで焼きとりと呼ばれ続け、いつしか「室蘭焼きとり」として定着したのだそうだ。というわけで、室蘭焼きとりは豚がメインなのである。多くの店では“鶏肉を使用した焼きとり”もメニューに用意しているが、あくまでもこの焼きとりの主役は豚だ。そして、室蘭焼きとりは塩でなくタレが主流。各店秘伝のタレがあり、味を競っている。脇役として欠かせないのは、まず玉ねぎだ。玉ねぎの産地でもある室蘭らしい組み合わせで、豚肉のおいしさを見事に引き立てる。もうひとつ欠かせないのが洋がらし。タレの甘さとツーンと鼻腔(びこう)を刺激する洋がらしの最強タッグは、室蘭に来たならぜひとも味わっていただきたい。忘れられなくなること間違いなしだ。室蘭内の焼きとり屋各店では、オープンと同時に客がのれんをくぐり始める。酒のつまみとして日常から楽しまれているのはもちろんだが、イベントや祝い事がある際に家族で食べに行くという人も多いようだ。酒場とファミレスの中間のような感覚だろうか。ともかく室蘭市民にとって室蘭焼きとりはソウルフードそのもの。根付き方がハンパではない。伝統ある室蘭焼きとりの店は数多くある。その中で個人的にイチオシしたいのは「やきとりの一平」だ。室蘭や近郊の伊達、登別に5店舗、札幌にも2店展開している。昭和25年(1950)から続く老舗だ。炭火で焼いた豚精肉を、創業以来つぎ足し続けているタレに浸し、とどめに洋カラシをたっぷりと塗る……室蘭焼きとり王道のスタイルをしっかりと継承する人気店だ。味もさることながら、大衆酒場を思わせる、レトロな雰囲気が漂う店内もすてき。室蘭観光を楽しんだ一日の〆にでも、ぜひ立ち寄ってみてほしい。もちろん他にも室蘭焼きとりの店はある。室蘭に来て焼きとりを食べる際、室蘭焼きとりの店は必ず店舗や看板などに「室蘭焼きとり」と表示しているので、よく確かめてからのれんをくぐろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日広い北海道を旅行する手段としてレンタカーは最高だ。交通機関がとぼしい北海道だが、レンタカーがあればどこへでも自由に行くことができる。また北海道は道路が広いだけでなく、直線道路が多い。一度は味わってほしいと思う。ところで、北海道のレンタカーにはある奇妙なうわさがあるのをご存じだろうか?レンタカーは一般的に「わ」ナンバーというのが常識である。しかし「北海道のレンタカーは『れ』ナンバーだ」といううわさが流れているという。北海道在住ライターの私にしてみれば寝耳に水のようなビックリするではないか。だって北海道で走っているレンタカーは、他府県と同様全て「わ」ナンバーなのである。なぜそんなうわさが流れるのか。私の遠い記憶を思い起こすと、昔北海道で走っていたレンタカーのナンバーは確かに「れ」だった。レンタカーというものがこの世に出てきた頃、子どもだった私は「レンタカーだかられナンバーなんだなぁ」などと、友達や親兄弟と会話したことがあった。いつの間にかレンタカーのナンバーが「わ」になり、なんで「わ」になったのか…などと考えていたのである。むしろ全国的に同じ流れではなく、これが北海道だけの流れであるとしたら?むしろ北海道民としてなぜそんなことになったのか確かめたいものである。車のナンバー登録を所管する北海道陸運局(国土交通省)の札幌陸運支局に聞いてみた。すると「確かに昔、北海道のレンタカーは『れ』ナンバーでした」という回答をいただいた。乗用車のナンバープレートを上から順に見ながら説明すれば、話は早い。まず左上に所管している陸運支局名が入っている。「札幌」とか「品川」とか書かれているあれだ。その右横に3桁の数字が入っている。年齢が30代後半ぐらいの人なら、この部分が以前は2桁だった記憶があるだろう。更に年齢が40代後半ぐらいの人であれば、この部分が1桁だった時代を記憶している人もいるだろう。車の台数が増加するに従い、この数字の桁数は増えてきたのである。当然、地域によって車の所有台数は異なるため、桁数が増えた時期も異なるが、札幌支局では平成10年から3桁に移行した。次にナンバープレートの下側の左端、問題になっている平仮名の表記だ。この部分は車の用途により使われる文字が決まっている。「レンタカーは『わ』、あるいは『れ』にしましょう」という通達が出たのは昭和46年。北海道運輸局では「れ」を採用することにした。ところがどうした偶然か、全国的には「わ」を採用する支局が圧倒的に多かったのである。そこで北海道でも、全国から来る利用者に分かりやすいようにと、上段の数字の3桁移行に合わせて「わ」登録に統一したのである。「わ」統一化から既に10余年。おそらく現役として使用されている「れ」ナンバーのレンタカーは、もう無いのではないかと推測できる。万が一見つけた方がいたら、ぜひご一報いただきたい。しかしまあ、レンタカーのナンバーが「わ」であろうが「れ」であろうが、どっちでもいい。一気に盛り上がりをぶち壊す全否定的見解であることは分かっているが、そういうコアなことはさておき。北海道でのレンタカー旅行をぐんと楽しめるアイデアを紹介したい。北海道は都市部から離れると、主要幹線道路に通称「パーキングエリア」と呼ばれる施設が点在している。当初は広い北海道を移動するトラックドライバーが仮眠できるよう、あるいは不意に雪が降ってきた際にチェーンを取り付ける場所として、道路際に設けられた駐車場のことだ。一般のドライバーも自由に利用できる。この場所を今はやりの「車中泊」の場所として利用しながら旅をすると、がぜん面白いのである。なにせ長距離ドライバーの仮眠施設としての役割があるので、一泊程度であれば誰に注意されることなく利用できる。北海道は自由にキャンプできる場所が多いが、テントを張るのは面倒だし、最近は熊の出没も多い。ちょっと奮発して、2人ぐらいならゆうゆうと足を伸ばして眠れるミニバンやワンボックスタイプのレンタカーを借りてみる。宿代を節約しながら、自由でワイルドな旅を満喫できるだろう。着替えや洗面・入浴道具も用意しておこう。途中に日帰り入浴できる温泉や洗面ができる施設などを利用すれば、清潔感を十分保ちながら旅ができる。またパーキングエリアの設備は本当にまちまち。トイレや自動販売機が設置されている所もあれば、舗装すらされていない所もある。トイレがあるパーキングエリアならより便利だろう。また、自炊の道具を調達して、夜はパーキングエリアの隅でバーベキューなどということも可能だ。ただし注意事項もいくつかある。全てのパーキングエリアは自由度が高く、特に利用時間などを設定していない。しかし、必要以上にスペースを確保しての自炊や、長期の滞在などは止めていただきたい。迷惑行為が多発すると規制も多くなり、迷惑するのは地元の人々である。ゴミの投げ捨てなどは論外だ。また、どんなドライバーがやって来るかも分からない。女性だけでの利用は十分気をつけた方がいい。場所によっては不良たちのたまり場になっている可能性もある。パーキングエリアを探す際は、買い出しなどするお店などでできるだけ情報を集めるのが無難だろう。注意事項はあるものの、レンタカーの野宿旅はガイドブックに無い北海道の魅力を存分に味わえること間違いなしだ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日JR北海道は18日、「北海道デスティネーションキャンペーン」(以下、北海道DC)開催に合わせた夏の臨時列車の概要を発表した。北海道DCの開催期間は7月1日から9月30日まで。オープニングを飾る列車として、「昔懐かしい汽車旅」をコンセプトに、DD51形機関車牽引、客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)の急行列車が登場する。7月1日は函館~札幌間で急行「北海道一周ニセコ号」が運転され、長万部駅から「山線」を経由して蘭越駅、ニセコ駅、倶知安駅、小樽駅に停車する。翌2日は、札幌~釧路間を滝川駅経由で走る「北海道一周狩勝号」を運転。3日は釧路駅から釧網本線・石北本線経由で札幌駅へ向かう「北海道一周大雪号」を、4日は札幌~函館間を千歳線・室蘭本線経由で走る「北海道一周エルム号」を運転する。各列車とも全車指定席で、寝台車も普通車指定席として扱う。7月の3連休には急行「まりも」も復活。客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)をDD51形が牽引する。20日は札幌駅から釧路駅まで石勝線経由で運転し、寝台車はB寝台として発売。22日は釧路駅から札幌駅まで滝川駅経由で運転し、こちらは全車指定席(寝台車も座席扱い)となる。また、8月6日~31日には、「山線」経由で函館~札幌間を結ぶ特急「ヌプリ」も登場。根室本線釧路~根室間、通称「花咲線」では7月21日~8月31日、快速「北太平洋 花と湿原号」(詳細は本誌既報の通り)が運転される。その他、「旭山動物園号」「富良野・美瑛ノロッコ号」「くしろ湿原ノロッコ号」「SL函館大沼号」など、毎年おなじみの観光列車も運転される予定だ。9月末には、北海道DCのクロージングに合わせて客車急行列車が再登場。客車5両、DD51形牽引で、札幌発函館行が9月28日に、函館発札幌行が9月30日に運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日お取り寄せスイーツの専門店・北海道スイーツの森と海のマルシェが13日、北海道洋菓子作品コンテスト・ロールケーキ部門金賞パティシエの手がけた「苺のシャルロット」を発売した。同製品は、ビスキュイ生地の中に北海道産の苺のババロアを詰めて冷し固め、その上にさらに苺ゼリーを流している。ババロアには、苺と木苺を砕いて混ぜた果肉をふんだんに使用。上品で甘酸っぱいハーモニーが楽しめる。やわらかくて香ばしい口ざわりが特徴だ。同製品を手がけたのは、10年間ヨーロッパの一流ホテルで修行したのち、札幌の京王プラザホテルでフランス料理長を務めたこともある、小樽在住の有名シェフでありパティシエのムッシュカンノ。クッキーシューやパンナコッタを広めたことでも知られている。同製品のターゲットは20~30代の女性。父の日のスイーツギフト商戦をにらんでいるという。価格は1,780円(送料別)。北海道スイーツの森と海のマルシェ(楽天市場内)で購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日日本ミシュランタイヤは19日、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版」の重版を決定したと発表した。同書は北海道の厳選したホテルとレストランを紹介。従来の星付きのレストランの情報だけではなく、星はつかないがおすすめの店舗や、コストパフォーマンスの高い食事を提供するレストランも掲載している。ジンギスカンやラーメンなど北海道ならではのグルメ情報も収録されている。発売日は20日だが、多くの読者や書店から問い合わせがあり発売日前に重版を決定した。価格は、2,310円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日日本ミシュランタイヤはこのほど、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版」のセレクションを発表した。4月20日発売で価格は2,310円。同ガイドブックに今回掲載される施設は合計699軒で、このうちレストランが475軒、ホテルが133軒、旅館が91軒。レストランでは、「鮨 田なべ」「温味」「モリエール」(いずれも札幌市)の3軒と、洞爺湖町の「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」の合計4軒が三つ星を獲得した。二つ星はレストラン12軒と旅館1軒、一つ星はレストラン50軒と旅館2軒。同書には星が付いていない店舗も数多く掲載されており、121軒に「ビブグルマン」(ミシュランのキャラクターである「ビバンダム」こと「ミシュランマン」の顔のマーク)が付いている。これらは、コストパフォーマンスの高い食事を提供し、星のない店の中でも特に調査員がおすすめするレストランを意味し、3,500円以下で食事ができる店にこのマークが付いている。また、ビブグルマンや星付き店の他にも、星は付かないが「おすすめの店」を288軒掲載。うどん、カレー、串焼き、ジンギスカン、豚丼、豚肉料理、焼き肉、洋食、羊肉料理、ラーメン、スペイン料理、ピッツァという新しいカテゴリーも掲載している。今回のセレクションは、2010年の秋頃からミシュランの社員でありホテル・レストラン業界の専門知識を持つ専任の調査員たちが匿名で行ってきた調査をもとに決定されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日食材王国北海道より春の味便りが届いた。「北の味紀行と地酒 北海道」の関東全店で2012年4月9日(月)より、関西全店 で2012年4月12日(木)より、春の期間限定フェアを開始する。この春の期間限定フェアでは、「春にしん」「アスパラ」「行者にんにく」といった今しか食べることのできない旬な海鮮・野菜を、様々なメニューで楽しめるという。北海道 “春の期間限定フェア”期間:関東2012年4月9日(月)~/関西2012年4月12日(木)~店舗:「北の味紀行と地酒 北海道」 関東・関西全店舗代表メニュー:アスパラと彩り野菜ピクルス/春にしん刺身/行者にんにく天ぷらお問い合わせ: コロワイドホームページ
2012年04月08日サカエ福島産業株式会社は、「スイーツランド北海道」を31日にプレオープンと発表した。同サイトは北海道の隠れた名店のスイーツの紹介や、パティシエを応援する総合ポータルサイトとなっており、「スイーツマルシェ」と「パティシエワールド」の2つのブランドから構成される。今回は「スイーツマルシェ」が先行公開となる。北海道は自給率200%という「食の王国」。北海道産の原料を使って作られた逸品スイーツを、道外の人でも食べられるようにとオープンした同サイトでは、スイーツだけでなくパティシエにもスポットを当てる。「スイーツマルシェ」と「パティシエワールド」の2本柱で、北海道のスイーツを丸ごと感じることで、新しい味への扉が開くかもしれない。なお、プレオープン時に掲載される企業は、株式会社永光農園(北海道札幌市)、株式会社サッポロミルク(北海道札幌市)、株式会社しらおい菓子工房まいこ(北海道白老町)、有限会社岡田屋(北海道洞爺湖町)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日人気韓流スター、チャン・グンソクと少女時代のユナが共演する韓国ドラマ『ラブレイン』の北海道ロケの様子が公開された。グンソク×ユナ共演ドラマ『ラブレイン』北海道ロケの写真同作は、日本で韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』『秋の童話』などを手がけたユン・ソクホ監督がメガホンをとった。1970年代と現在の2つの時代を行き交いながら、青春時代の純粋な愛を描くロマンティック・ラブストーリー。チャン・グンソクは、感受性豊かな美大生ソ・インハ役と、仕事と愛に自由奔放なフォトグラファー、ソ・ジュン(ソ・インハの息子)のひとりふた役を、ユナも、チャン・グンソクの恋人役で清楚で大人しいキム・ユニと、朗らかなユニの娘、ハナのふた役を演じる。ユン監督たっての希望により実現した北海道ロケは、先月末から約10日間にわたり、富良野・旭川エリアをベースに、美瑛、上富良野吹上温泉、ファーム富田などで撮影された。全20話(予定)のうち第5~6話の中で印象的な場面として使用される。マイナス15度の極寒の中、薄手の衣装で撮影に臨んだというチャン・グンソクは、「本当に本当に寒かったです!撮影は大変でした。(北海道は)見どころや美味しいものもたくさんありましたが、何よりも富良野や旭川といった街の素朴で温かい人々の心を直接感じることができて本当に嬉しかったです」とコメント。一方のユナも、極寒の中でも笑顔を絶やさず、「すごく楽しかったです。景色も雪も本当にきれいでした。お寿司もラーメンも、そしてラベンダーのお茶も美味しかったです」と、ふたりとも北海道を満喫したようだ。ドラマ『ラブレイン』は、韓国KBSにて3月26日(月)放送スタート。日本国内の放送については未定だが、DVD化が決定している。発売日未定。
2012年03月12日なにこのサラサラした雪は! これが、「クラブメッド北海道(サホロ)」に到着して最初に発した言葉だった。世界中のスキーヤーから絶賛されているという北海道のパウダースノー。その中でも特に雪質がよく、晴天率が高い場所にあるリゾートがここなのだ。北海道のほぼ中央にある十勝・帯広エリア、そばで有名な新得町に立地する。最も近い空港は、約70km離れた「とかち帯広空港」。そこから送迎バスに乗って1時間半でリゾートに着く。昨秋には「道東自動車道」の夕張ICと占冠IC間が開通したため、「新千歳空港」からも車や送迎バスで約2時間半でのアクセスが可能となった。話は戻るが、前述のパウダースノー、服に積もってもサササッと払うだけで落ちるほどサラサラ。実際にスキーをしてみると、とても滑りやすい。ふかふかサラサラのおかげで転倒しても痛くない。歩くと片栗粉のようにキュッキュッと音が鳴って面白い。ゲレンデは目の前に広がり、緩斜面から急斜面まで様々なコースがあるので初心者だって安心。また、スキーもスノーボードも未経験者から上級者までに対応したレッスンプログラムも用意。キッズ向けも用意されているので、子どもをレッスンに預けてパパ&ママは思う存分スキーを楽しむ、なんてことも可能なのだ。そして、特筆すべきは……ゴンドラ&リフト代はもちろん、レッスン料も追加料金不要ということ! クラブメッドでは、往復の航空料金から宿泊費、食事やアルコール(一部を除く)、滞在中のアクティビティー等がすべて料金に含まれる「プレミアム オールインクルーシブ」という独自のシステムを採用している。そのため、リゾートに到着してからは財布いらず。スキーをしておなかが空けば施設に戻ればいい。そこではブッフェスタイルでランチが楽しめ、お昼時を逃したとしてもバーに行けば軽食が用意されている。「ゲレンデの食事はまずくて高い! 」なんて声をよく聞くが、ここではホテルメイドの多種多様なメニューがいただける。ちなみに朝食、ランチ、ディナーと全てブッフェスタイル。北海道食材も盛り込んだ各国料理が楽しめる。ディナーは毎日テーマがあり、例えば北海道がテーマならタラバガニや十勝牛、ジンギスカンにちゃんちゃん焼きと高級素材や郷土料理がズラリと並ぶ。さらに、スペシャリティレストラン「ミナ ミナ」(予約制)ではディナータイム限定で、今冬「鍋」をテーマにメニュー展開。1つの鍋で、酒蒸し→鍋→シメの味噌ラーメンが楽しめる仕組みになっていて、なんとも面白い。こちらもオールインクルーシブに含まれているので、追加料金不要で楽しめる。ブッフェの料理もいいけれど、雪を見ながらみんなで鍋をつつくのも至福の時だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月13日すべての食事とアルコールを含む飲み物、そしてリフト券からスキー、スノーボードレッスンまで"込み"のオールインクルーシブリゾート、クラブメッド北海道(一部有料)。キッズを無料で預けられるキッズクラブが充実していることでも知られ、海外からも北海道の上質なパウダースノーを求めるファミリー層から毎年熱い支持を得ている。そのうえ、キッズのスキーレッスンも"インクルーシブ"。4歳からレッスンに参加できるので、本格スキーデビューにはもってこいだ。2~3歳児を預かってくれるプティクラブ(有料)と4歳から10歳までのミニクラブ。オーストラリアやシンガポールからやってきた子もおり、クラブの中はとてもインターナショナル。G.O(ジーオー:Gentle Organizer)と呼ばれるスタッフの国籍も豊かで、日本語はもちろん、英語や中国語、フランス語などが飛び交う。スキーレッスンを受けるには、前日に予約が必要だ。ミニクラブへのエントリーを済ませてから、レッスンの予約を行う。キッズクラブではお昼だけ一緒にとったり、早い時間にピックアップしたりとフレキシブルなので、大人時間と親子時間を分けて楽しもう。ミニクラブのスキーレッスンにも、大人のクラスと同様にちゃんとレベル分けがされている。4歳児だとまったくの初心者ということもあるが、レッスンはキッズクラブ前の人工の小さなゲレンデで行われるので安心。しかも、板をつけたまま"動く歩道"のような「マジックカーペット」で丘の上まで行け、なだらかな斜面をゆっくりと滑り降りる体験ができる。理屈よりもまずは滑ってみる、その感覚から覚えることができるのが、柔軟性のある子どもたちにはなによりも楽しいもよう。レッスン初日でもストックなしですい~っと滑り降りてくる子もおり、その上達の速さには「さすが子ども!」と思わず感心する。ミニクラブではスキー以外にもさまざまなイベントを開催する。夜ごとに行われるG.Oによるショーに、エンターテイナーとして参加することもあれば、キッズだけのイベントでダンスなどの"妙技"を披露することもある。練習はクラブの中でひそかに行われ、なにが起こるか、親でも当日までわからない。ステージの上でたくさんのオーディエンスに囲まれ、はじめは緊張ぎみの子どもたちも、ノリのいいG.Oたちに促され、次第に笑顔で楽しそうに身体を動かしはじめる。そんなわが子の姿はぜひムービーに収めたい。クラブメッドは全体的に家族連れにとって便利なサービスが多いが、サホロではもうひとつ、うれしいポイントがある。それは、部屋のつくり。ツインのベッドルームのほかに、和室がついているのだ。ハイハイしはじめたベビーや、まだまだベッドは心配なキッズにも和室があるととても助かる。もちろん、お布団派の人にも快適な睡眠を約束してくれることは間違いない。レストランでもレトルトのベビーフードのほかに、希望に応じてちゃんと調理された離乳食を出してくれる。なるべく土地の食材を、とこだわりのあるクラブメッドだけに、安心して子どもに与えられるのも大きなポイントだ。お問い合わせ: クラブメッド北海道 ミニサイト 取材/岩佐史絵
2012年02月10日最高のスキーシーズンを迎えた北海道に、プレミアム オールインクルーシブのクラブメッドが今年もオープンしている。北海道の雪山といえば壮大なパノラマとパウダースノー。クラブメッドの位置するサホロもその例にもれず、スキーヤーやスノーボーダー垂涎のふわふわの雪質を誇る。リゾートを出て、リフトまでは歩いてほんの数分。朝ごはんを食べたらすぐにでもゲレンデに飛び出して、1日中思うぞんぶん滑り倒すことができる。朝いちばん、誰も足を踏み入れていないまっさらな雪にシュプールを描くのは、得も言われぬ快感だとか。ゲレンデに出る前に、レセプションでリフト券をもらうのを忘れずに。テクニックの上達を目指すなら、インストラクターによるレッスンに参加するのがおすすめ。超初心者からアドバンスまでレベル分けしてあり、自分のレベルに合ったレッスンで無理なく学ぶことができる。このレッスンまでが料金に込み、というのがクラブメッド北海道のうれしいところ。初めてスキーやスノーボードに挑戦してみようかな、という人でも安心、かつ実践が主なので上達が早いと評判だ。リゾートの外にも楽しみがある。スノーホーストレッキング(有料・要予約)は白銀の森の中を馬の背に揺られながらトレッキングするというもの。馬が雪を踏みしめる音だけを聴きながら自然の中に身を置いていると、清々しく心洗われるような気持ちになる。これも北海道ならではの体験。リゾートまで送迎があるので、ぜひとも気軽に参加したい。クラブメッドファンを魅了するのは、連日なにかしら行われるサプライズだ。冬の北海道、そしてゲレンデ間近なクラブメッド北海道ならではの演出の数々は、いつでも感動と歓声につつまれる。クラブメッド北海道までは、帯広空港から約1時間30分、もしくは新千歳空港から高速バスで約2時間30分のアクセス。以前はJR北海道を利用してアクセスしていたため、今年からはぐっとアクセスが便利になったといえる。また、昨年7月にリニューアルオープンしたばかりの新千歳空港では北海道ならではのレストランやショップがたくさん。出発までの時間もショッピングなどで充実して過ごすことができるのがうれしい。お問い合わせ: クラブメッド北海道 ミニサイト 取材/岩佐 史絵
2012年02月08日今年の10月29日(土)、かねてより建設が進められていた道東自動車道夕張ICから占冠ICがついに開通。北海道の中心に位置する『星野リゾート・トマム』は、これで首都圏から最も近い北海道のリゾートとなった。道東自動車道は1995年10月に十勝清水IC~池田ICが開通して以来、少しずつ延伸してきた。これによって、北海道の玄関口である新千歳空港からトマムまで、乗用車で約120分だった道のりが高速利用で約70分に短縮。札幌市からは約150分だった道のりが高速利用で約100分というアクセスの良さとなった。開通によるメリットは単なる時間の短縮だけに留まらない。トマムICから約7分という距離にあるリゾートまで、急カーブだらけの山道という移動への負担も激減したのだ。「星野リゾート・トマム」では、快適な旅を提供し、長時間による移動のストレスを極力なくそうとさらなる取り組みを行っている。往復直行バス運行スキーシーズンが本格化する12月より、「北海道アクセスネットワーク株式会社」と共同で、新千歳空港~トマム間の直行バスを運行。1日6往復と運行を拡充。また、北海道国際航空の就航により、首都圏からの往来が便利になった十勝帯広空港~トマム間の直行バスも1日4往復へ拡充と、便利で快適な移動時間を提供している。海外客誘客の対応強化新千歳空港からの直行バスの拡充に伴って、震災の影響により落ち込んだ海外客の早期の復活を願い、北海道で海外観光客向けのガイド事業を展開している「株式会社ゼロプランニング」と提携。国際線到着口や空港からの移動に伴う言語への不安を解消すべく、英語や中国語に対応し、より満足度の高い北海道の旅を提供している。道東の入り口として、また富良野観光への中間地点として北海道の旅を彩るトマム。今後はウィンタースポーツ・シーズンの到来とともに、氷や雪の幻想的な世界が繰り広げられることだろう。ぐっと距離が近づいたリゾートで、北国の冬を満喫してみてはいかがだろうか。お問い合わせ:星野リゾート トマム tel.0167-58-1111取材/栗丘とまこ
2011年12月13日北の大地、北海道のお楽しみと言えば、やっぱりお土産ですよね。自分で買うのはもちろん、北海道へ行く人についリクエストしてしまったり、お取り寄せをしたりするほど好きなお土産はありませんか?男性238人に、好きな北海道銘菓についてアンケートを採ってみました。>>女性編も見るQ.送ってもらってでも食べたい北海道のお土産は?1位石屋製菓「白い恋人」 25.6%2位花畑牧場「生キャラメル」 16.4%3位六花亭「マルセイバターサンド」 16.0%4位ロイズ「生チョコレート」 10.9%5位カルビー「じゃがポックル」 10.5%●やっぱり定番の味派石屋製「白い恋人」:・北海道のお土産の定番。とにかくおいしい(29歳/通信/その他)・通販で買うほど好きだから(25歳/IT/プログラマー)・定番だが、何回食べても飽きないので(29歳/精密機器/研究開発)・最近は生キャラメルブームだが、昔からある目玉商品の一つ。道民に愛されているものだから(25歳/人材派遣/その他)六花亭「マルセイバターサンド」:・昔からなじみのあるお土産だし、何度食べてもあの濃厚さは飽きない(25歳/紙パルプ/営業)・クッキーと中のレーズンの相性がいいから(25歳/自動車関連/設計)・レーズンの甘酸っぱさと、バターの甘さが不思議な組み合わせでとてもおいしい(24歳/情報/マーケティング)・正直レーズンは苦手だが、マルセイバターサンドのレーズンはおいしい。本来嫌いなのにまた食べたくなるほどおいしい(24歳/自動車関連/財務)ロイズ「生チョコレート」:・口の中に入れただけで溶けていくあの感触と味がいい(26歳/印刷/財務)・北海道みやげの中でも、「白い恋人」は何度も食べたことがあるが、ロイズは食べたことがないから(29歳/団体/企画開発)・値段以上の価値があるから。くちどけ感がいい(23歳/男性/その他)●話題性で勝負派花畑牧場「生キャラメル」:・やっぱり今はやっているから(28歳/金属/営業)・一度しか食べたことはないが、あのとろけるおいしさにびっくりした。希少価値もあるので、ぜひもう一度食べたい(24歳/卸/システム)・これだけ話題になったから一度は食べてみたい(26歳/自動車関連/設計)カルビー「じゃがポックル」:・なかなか手に入り難いところと、おいしい塩を使っているから(29歳/運輸/総務)・北海道展とかでも購入できないため(27歳/小売/販売)・じゃがいもの本当のうまみがあり大好きだから(27歳/精密機器/営業)●その他ロイズ「ポテトチップチョコレート」:・どんな味か気になっているから(29歳/食品/研究開発)・一度食べてヤミツキになってしまったから(31歳以上/IT/システム)六花亭「ストロベリーチョコ」:・フリーズドライのイチゴとチョコが絶妙だから(29歳/情報/クリエイティブ)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月16日