多岐に渡るラインナップが顔を揃えた2019年春クールドラマ。本日は、令和元年に一層の活躍が期待される“若手俳優”に注目――毎クール全ての作品を隈なくチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ、いま覚えておくべき3人をご紹介していきましょう。「集団左遷!!」で法人営業課・平正樹を演じる井之脇海さんノルマを達成しなければ全員クビという窮地に陥った銀行員たちが、巨大組織の理不尽に立ち向かっていく――福山雅治さん主演の下剋上ドラマ「集団左遷!!」。井之脇海さんが演じるのは、父親のコネで大手三友銀行に入行した若手行員という役どころ。イマドキの若者らしく気が弱く、頑張ったと思えばつい空回り。空気の読めない発言に、先輩行員・滝川(神木隆之介)から怒られることもしばしば…。そんな彼=井之脇さん、実は子役出身ってご存知でしたか?12歳の時、映画「トウキョウソナタ」でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。その後は、朝の連続テレビドラマ小説「ごちそうさん」や「ひよっこ」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などに出演する生粋の実力派なんです。昨年「義母と娘のブルース」に出演し、「自然体の演技がステキ」「この役者さんは誰…?!」と大きな話題を呼びました。まさに今年名前を覚えておくべきひとりと言えますよね。「あなたの番です」で住人・柿沼遼を演じる中尾暢樹さん次にご紹介するのはこの方、「あなたの番です」に出演中の中尾暢樹さんです。本作は、とあるマンションに引っ越してきた新婚夫婦(原田知世さん×田中圭さん)が、隣人たちの殺意の連鎖――難解な連続殺人トラブルに巻き込まれていくというミステリードラマ。中尾さんが演じるのは、201号室に暮らすヤンキー風の青年で、恋人・あいり(大友花恋)と共になぜか家主・浮田(田中要二)の元に居候しているという魔訶不思議な役どころ。ハラハラドキドキめくるめく展開に、まさかの結末も…!?そんな彼=中尾さん、実は現在、俳優集団D-BOYSの最年少メンバーとしても活躍中。2016年放送の「動物戦隊ジュウオウジャー」で主演をつとめたことでも記憶に新しいでしょう。また最近では、人気少女漫画の実写化『一礼して、キス』など、世の女性たちのハートを射止めるキャラクターにも挑戦。まもなく公開となる映画『チア男子!!』では横浜流星さんとW主演をつとめるなど、令和元年活躍必須のひとりと言っても過言ではありません。「わたし、定時で帰ります。」で謎の男・愁を演じる桜田通さんそして最後がこちら。吉高由里子さんが「残業ゼロ」「定時で帰宅」をモットーにしたニューヒロインを演じる痛快お仕事ドラマ「わたし、定時で帰ります。」に出演中の桜田通さんです。桜田さんが演じるのは、主人公・結衣(吉高)にSNSを通じて様々な情報をもたらす謎の男・愁。彼の放つ言葉が、毎話物語の行く末を大きく左右していき…。注目必須の役どころを、持ち前の演技力でガツンと支えてくれています。そんな桜田さんの原点とも言えるのは、やはり2006年ミュージカル「テニスの王子様」の主演・越前リョーマ役でしょう。端正な顔立ちとその出で立ちは、まるで二次元から飛び出してきたようで――仮面ライダーNEW電王など、一躍ヒーロー役として欠かせない存在になりました。さらにその後は映画『orange -オレンジ-』やドラマ「クズの本懐」など実写化作品に続々出演。現在は趣味である作詞・作曲・ギターを生かしたライブイベントも行っているということで、女性たちの黄色い悲鳴が今後より一層高まっていきそうですね。以上、気になる情報を先取り!大型連休は是非、上記3人に注目してドラマをチェックしてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2019年05月04日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBS系)の第3話が、4月30日夜10時に放送された。新入社員の来栖(泉澤祐希)がクライアントのCM撮影中に盗み撮りした動画がネットで大炎上を起こす。東山結衣(吉高)や種田晃太郎(向井理)に叱責された来栖はすぐさま辞めようとするが、結衣はなんとか引き留めようとする。そんななか、スポーツウェアメーカーのディレクションを結衣とともに任される来栖だが……というのが第3話のあらすじ。なんとかプレゼンを終えるも、活躍した実感の持てない来栖は異動願を結衣に渡す。「自分なんて何の役に立たない」と卑下する来栖に対して、「シュレッダーのごみを率先して片付けたり、誰かがやりたがらないことを誰も見てないところで自然にできるのって偉いと思う」と励ます結衣。さらに考え方の全く違う来栖を「人として面白い。それだって立派な役割だよ」と褒める。一人の人間として向き合う結衣を見て、来栖は異動願を取り下げるのだった。新人の離職率が年々増加していくなか、必要なのは結衣のような丁寧で思いやりのある上司ではないだろうか。指摘はしつつも、きちんと部下に自信をつけさせる結衣の姿勢はネット上でも大好評。《レッテルを貼らずその人自身を見る事、来栖くんの存在自体を認めてくれた結衣の言葉は大きかっただろな》《新入社員の時に気持ちを理解してくれる先輩、上司がいることがどんなに心強いか…》といった声が見られた。さらに各局が競って改元特番を放映するさなか、通常通りドラマを放映したTBSの編成を《本日のテレビ番組表が改元関連一色の中、『わたし、定時で帰ります。』を放映するの、ドラマの中身にも相応しく素晴らしい英断だと思う》のように、評価する声も多く見られた。第4話は会社に住みついていると噂の吾妻(柄本時生)がターゲット。新たな問題社員に東山たちはどう向き合うのか。次回も楽しみだ。
2019年05月02日吉高由里子が“残業ゼロ! 定時で帰る!”をモットーに生きるヒロインを演じる「わたし、定時で帰ります。」の3話が4月30日に放送。SNSによる情報漏洩から始まった今回のストーリーに他人事とは思えないという視聴者からの共感の声が相次いで寄せられている。ブラック労働の反動から“定時で帰る”ことを徹底して生きるようになった主人公・東山結衣に吉高さん。結衣の“今カレ”諏訪巧に中丸雄一、“元カレ”種田晃太郎に向井理、結衣の真面目過ぎる同僚・三谷佳菜子にシシド・カフカ、職場復帰した結衣の先輩・賤ヶ岳八重に内田有紀、結衣の部下の新入社員・来栖泰斗に泉澤祐希、結衣たちのブラック上司・福永清次にユースケ・サンタマリアといったキャストでおくる本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。巧の実家に挨拶に向かおうとしていた結衣に晃太郎から連絡が。ファイアーストロング社のCM撮影時に撮られたと思われる動画がSNSで拡散され炎上しているという。巧の両親への挨拶をドタキャン、結衣もクライアントに謝罪に向かうことになる。CM撮影現場の様子を来栖がスマホで撮っていたことを思い出し、結衣は何度も来栖に電話を掛けるが連絡が取れない。来栖は翌朝何事もなかったかのように出社、来栖は仲間内に流した動画が流出したもので自分も被害者だと主張。種田らが咎めると来栖は「じゃあ辞めます」と辞表を提出、会社を飛び出してしまい、結衣は「私、人を育てるの向いてない」と悩む…というのが今回のストーリー。新人社員がSNSに情報を流出して炎上…他人事とは思えない展開に「ほんとに意識低すぎるわやめればいいってもんじゃない」「実際にああいう態度の子の教育係をやったけど、本当に無理」など怒りの声から「新人ディスりが凄くて耳が痛い」「ちょっと耳が痛いというか。自分を見てる感じ」など来栖に共感する声、さらに「見てると採用担当の僕は胃が痛くなります」など自分の立場に置き換えて見た声まで様々な意見が。また“炎上事件”の原因となった来栖役の泉澤さんは朝ドラ「ひよっこ」や大河ドラマ「西郷どん」、『マスカレード・ホテル』などへの出演で注目される期待の若手俳優。わたし、定時で帰ります。今日は第3話、来栖やっちゃってます。これを見て令和を迎えて下さいませ。お見逃しなく!#わた定 pic.twitter.com/NmDJ7VMTr2— 泉澤祐希 (@xxxyukikixxx) 2019年4月30日泉澤さんにも「本当に幅広い演技ができる俳優さん」「泉澤祐希くんが見れることは嬉しい。癒やされる」「面白い役者になりそう」など今後の活躍に期待を寄せる反応も多数寄せられている。(笠緒)
2019年04月30日吉高由里子(30)主演ドラマ『わたし、定時で帰ります』(TBSテレビ系)の第2話が、4月23日夜10時に放送された。視聴率は初回から0.9ポイントアップの10.4%(ビデオリサーチ調べ)だった。東山結衣(吉高)の新人時代の教育係だった賤ヶ岳八重(内田有紀)が双子の出産を経て職場復帰を果たす。半年ちょっとで育休を終え、「残業も休日出勤も問題ありません」とはりきる姿に東山やまわりの社員は動揺。そんななか、賤ケ岳がチーフを務める案件で大きなトラブルが発生し……というのが第2話のあらすじ。新人時代から“定時帰り”を貫いてきた結衣を、優しく見守り応援していた賤ケ岳。しかし、復帰後は人が変わったように“企業戦士”としてがむしゃらに働く。さらに部下にも頑張りを強要し、メンバーのモチベーションは徐々に下がっていく。そんな賤ケ岳に対して、仕事命の三谷(シシド・カフカ)は「日本の男性の育休率取得率は5%なんですって。賤ケ岳さんはそのたったの5%を引き当てたたんですよ。もうそれだけで充分じゃないですか。その上仕事の手柄までほしいなんて贅沢」と憤慨。また、お調子者の部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)は「男の育休を許す上司ってどうなんだろうね。会社のお荷物なのかな。もしかして失業したとか?でなきゃ、なんであんなに張り切ってるの?赤ちゃんが可愛くないのかな?」と白い目を向ける。女性の社会進出が叫ばれて久しいが、このようにワーキングマザーや、男性が育休を取得することへの風当たりは依然厳しい。ネット上でも《子供を理由にしょっちゅう休まれて、それのしわ寄せが他の社員に行くからどんどんその人が嫌われていくの。 私も散々愚痴ってた。毎回毎回その人のフォローとか、さっさと辞めてって思ってた》といった批判的な意見も見られた。しかし、いっぽうでこんな声も。《母親になったからってキャリアを諦めたくない。母親だからと言って周りに気を遣われたくない、という賤ヶ岳の気持ちはすごくイマドキだったしリアルだと思う》《賤ケ岳の仕事にも育児にも家庭にも全力でやるしかなくて必死な感じ凄く気持ちがわかるから、最後に吉高由里子さんの計らいで「帰ります」って堂々と言った時は泣いた》終盤で、子供が発熱しても残業を強行しようとする賤ケ岳。そこで結衣は周囲の社員に帰ったふりをさせ、賤ケ岳が帰りやすい雰囲気を作ることでなんとか彼女を帰らせる。しかし、現状の日本では仕事と育児を完璧に両立するのも厳しいのが現実だ。出産したことで時短勤務や定時退社できる部署を勧められ、戦力外としてみなされまいと必死になるワーママ。事情はわかりつつも、皺寄せを恐れる周囲の社員。その溝は未だ根深い。ますます働き方が多様化する現代社会。すべてのワーキングマザーに対応できる社会になるにはまだ時間がかかるのかもしれない。まずは定時に帰るのが当たり前の世の中になることが先決ではないだろうか。第3話では、トラブルを起こしたイマドキ新人男子・来栖(泉澤祐希)が会社を辞めようとする。結衣がどのように向き合うか楽しみだ。
2019年04月26日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」。その4月25日(木)放送回に俳優の山下智久と女優の吉高由里子がゲスト出演する。10年にわたり続いた「コード・ブルー」シリーズの集大成ともいえる劇場版が昨年メガヒット。得意の語学力を生かして世界を舞台に活躍。毎週金曜に好評放送中の「インハンド」では義手の天才寄生虫学者を演じ主演を務める山下さん。数々の作品で女優として評価を受け、連続テレビ小説「花子とアン」で老若男女から知られる存在に。近年は「東京タラレバ娘」「正義のセ」などのお仕事ドラマで活躍、こちらも毎週火曜に好評放送中の「わたし、定時で帰ります。」に主演、新時代の女性像を描き出す吉高さん。放送中の人気ドラマで主演を張る2人が今回「芸能人ドリームモニタリング」に登場。感動のモニタリングをお楽しみに。また先日サプライズプロポーズを大成功させ話題の「オードリー」春日の人気企画も再び。銅像の聖地にブロンズ色に染まった春日さんが登場。果たして一般の人々は本物と気づくのか!?爆食三姉妹は舞妓姿で京都の街に繰り出しまたまた大食い旋風を巻き起こす。さらに平成最後の平成クイズもお楽しみに。今回ドリームモニタリングに登場する山下さん主演の「インハンド」は、山下さんがロボットハンドの義手を持つ変わり者の寄生中好きな天才科学者・紐倉哲を演じ、その助手の救命医・高家春馬に濱田岳、クールなやり手美人官僚・牧野巴に菜々緒といったキャストでおくるヒューマンサイエンスミステリー。吉高さん主演の「わたし、定時で帰ります。」は、吉高さんが必ず定時に帰るヒロイン・東山結衣を、結衣の“いまカレ”を中丸雄一が、“元カレ”を向井理がそれぞれ演じ、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアらも共演。新たなスタイルのお仕事ドラマが展開する。「インハンド」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。「わたし、定時で帰ります。」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は4月25日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年04月25日吉高由里子、中丸雄一、向井理らの出演で現代の“働き方”を問いかける「わたし、定時で帰ります。」の2話が4月23日にオンエア。内田有紀演じるワーキングママの姿に「泣いた」「自分を思い出す」など共感の声が続々とSNSに投稿されている。本作で吉高さんが演じるのは「仕事は命を懸けるものではない」という思いから“必ず定時で帰る”ことをモットーにする32歳の独身OL・東山結衣。物語はWEB制作会社で働く結衣とその同僚、恋人たちの姿を描いていく。結衣の現在の恋人で結婚も考えている諏訪巧には中丸さん、仕事観の違いから別れた結衣の元婚約者・種田晃太郎には向井さん、仕事に対し自らの信念を貫こうとする三谷佳菜子にはシシド・カフカ、産休から復帰、人が変わったようにバリバリ働こうとする結衣の先輩・賤ヶ岳八重には内田さん、結衣たちのブラック上司・福永清次にはユースケ・サンタマリアといった顔ぶれが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。双子を出産、育休をとっていた賤ヶ岳が仕事に復帰するが、以前の彼女とは別人のように仕事に没頭する姿に結衣は驚く。三谷がコンペを通した案件のディレクションを担当することになり、周囲に負担をかけまくり一人で突っ走る賤ヶ岳に対し、社員たちからは不満が噴出。周囲と協調することを勧める結衣に賤ヶ岳は、母親になってもちゃんと仕事ができる姿を見せないといけないと強気の姿勢を崩さない。しかしサイト公開の直前にデザインが競合他社と酷似していることをクライアントから指摘され、急遽作り直しに。さらに夫の陽介(坪倉由幸)から、双子が熱をだしたと連絡が入る…というのが今回の物語。視聴者からは、仕事も育児も手一杯のなかで奮闘しようともがくあまり周囲と溝を作ってしまう賤ヶ岳の姿に「必死な感じ凄く気持ちがわかるから泣いた」「育児と家事と仕事の間でなんか意地張っちゃう感じとか自分を思い出す」「うちも夫婦で育休取った。当時会社で色々言われた」など共感する声が数多く寄せられる。また「前の会社にいたな。可哀想だけど助けてあげれなかった」「もし退職してなかったら今回の賤ヶ岳さんみたいにもなってたかもしれないと思うときゅっとする」といった過去の経験を重ねた感想も続々とSNSに溢れているほか、「リアルガチ職場ドラマで想像以上におもしろい」など、本作のストーリー描写を評価する声も上がっている。(笠緒)
2019年04月24日吉高由里子(30)主演ドラマ「わたし、定時に帰ります。」(TBS系)が4月16日火曜夜10時からスタートした。初回視聴率は9.5%(テレビリサーチ調べ)だった。東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから残業ゼロで定時に帰るという仕事スタンス。そして東山と同世代で仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)。このふたりの生き方や価値観に焦点を当てた初回だった。同じく新人を教育する立場。三谷は担当の新人女子に厳しく指導をする。具体的で的確な指示だが、いじめとも取られかねないやり方だ。当然、耐え切れなくなって会社を辞めてしまう。いっぽう東山の下にいる新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)は「辞めようかな」が口癖だが、彼女は何とかうまく誘導しながら仕事をさせている。そして、それでも定時に帰るのだ。「お先失礼します」と言い残して帰る東山は、ある意味で強い女性だ。だが定時に帰りたいと思うものの、なかなか行動に移せない人が多いはず。そうした彼女の働きかたに対して、ネット上では「定時論争」が巻き起こっている。《わたし、定時で帰ります。いいドラマだわ…仕事の価値観人それぞれだけど日本人の残業当たり前精神どうにかならないのかね…》《わたし、定時で帰ります。を観て早出した》など賛同の声があがるいっぽう、早くも心が折れる人も続出している。《途中まで見たけど色々考えちゃってダメだな……》《帰れない立場からすると観るのツラすぎ。とにかくツライ》《面白いんだけど現実にリンクしててちょっと気持ち苦くなっちゃった…》どうやら帰りたくても帰れない人が、ドラマとのギャップに苦しんでいるようす。つまり、吉高の毅然としたスタイルがまぶしすぎるのだ。だがそうした人が多い現実こそ、今回のドラマが生まれた理由といえるだろう。次回は「定時の女 VS ワーキングマザー」がテーマ。価値観の違う立場の女性がどこまで譲りあうことができるのか。視聴者に訴えかけられる内容になっているのか。注目したい。
2019年04月19日吉高由里子が必ず定時に帰るヒロインを演じる火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の第1話が4月16日に放送。劇中での吉高さんと中丸雄一とのキスシーンに多くの視聴者から「可愛い」の声が上がると共に、ドラマの内容にも共感が広がっている模様だ。同名小説を原作に、「働き方改革」が叫ばれる昨今、特に注目されている「残業問題」を中心にしてライフワーク・バランスを描くことで“働くとは?”“仕事とは?”“そして本当の幸せとは?”ということを世に問う新たなスタイルの“お仕事ドラマ”なっている本作。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガールの東山結衣を吉高さんが演じ主演。結衣の恋人・諏訪巧を中丸雄一が、ワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井理が、真面目過ぎて融通が利かない同僚の三谷佳菜子をシシド・カフカが、産休を取っていた結衣の職場の先輩・賤ヶ岳八重役を内田有紀が、結衣たちを振り回すブラック上司・福永清次をユースケ・サンタマリアがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。WEB制作会社で働くディレクターの結衣は入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。そこに新任の部長・福永とともに、結衣の元カレ・晃太郎もやってくる。吸収された会社からやってきた三谷が部下に厳しく当たりすぎて、新人が2人も会社を辞め、追い詰められた三谷も会社から逃げ出してしまう。トラブルに関わりたくない結衣だが三谷を説得する役目を追うことに。実は結衣もかつて激務から事故に遭い危篤になった過去を持っていた…というのが1話の展開。1話放送後には結衣と“同業者”だった視聴者からの「WEB業界で働いてた頃の記憶がフラッシュバックするレベルでリアル」というコメントをはじめ「色々と考えさせられる。ついつい感情移入してしまいました」など、共感の声が続々寄せられているほか、仕事よりプライベートを重視する結衣と巧の“ラブラブ”ぶりにも注目が。特に2人のキスシーンには「中丸くんと吉高由里子のキスなんか萌えた。可愛かった」「こっちまで照れて思い出してニヤニヤしてる」「不覚にも嫉妬してしまった」など様々な反応が殺到。また結衣の元カレ・晃太郎役の向井さんには「向井さんの演技力だからこそキャラが際立つ」「自然体な感じがカッコよすぎ」などの声が集まっており、なかには「向井理になりたい」「向井理みたいな上司私にもください。」などといった反応も。ラストでは桜田通演じる結衣の情報屋“愁”が「福永が危険」と結衣に警告するシーンも。今後の展開が気になる「わたし、定時で帰ります。」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年04月17日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意、遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」の4月11日(木)今夜放送回に新ドラマ「インハンド」から山下智久が、「わたし、定時で帰ります。」から吉高由里子がゲスト出演する。グループでのCDデビューからソロ、国際的な活動へと飛躍した音楽アーティストとしての活動と並行して、10年にわたり続いた「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズをはじめ、「SUMMER NUDE」「アルジャーノンに花束を」「ボク、運命の人です。」などでバラエティに富んだ役柄を演じ俳優としても活躍する山下さん。『蛇にピアス』で数々の映画賞を受賞、一躍話題となると月9「東京DOGS」や映画『GANTZ』『ヒミズ』などを経て、連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインに抜擢、一躍国民的女優へと飛躍すると、最近では「東京タラレバ娘」「正義のセ」などのお仕事ドラマで主演を飾り、『検察側の罪人』も話題を呼んだ吉高さん。今回山下さんは番組の人気企画「ドリームモニタリング」に初参加。おばあちゃんとのスカイツリーデートでは感動サプライズをみせる。また吉高さんは親友でもあるモニタリングファミリーの近藤春菜とギャルに変装、遊園地や新大久保に繰り出す。2人のハチャメチャな潜入チャレンジは必見。そのほか、倉木麻衣がカラオケボックス乱入モニタリングに、爆食三姉妹は舞妓さんに変装して京都ロケを展開する。今夜のゲスト、山下さん主演の金曜ドラマ「インハンド」は、山下さん演じるロボットハンドの義手を持ち寄生虫を専門とする天才科学者・紐倉哲が、菜々緒演じる美人官僚・牧野巴からの依頼をうけて、次々と起こる難事件を、天才的なひらめきとアッと驚く科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリー。吉高さん主演の「わたし、定時で帰ります。」は、「仕事は命を懸けるものではない」という信念のもと“必ず定時で帰る”モットーを貫くワーキングガール・東山結衣を吉高さんが演じる。結衣の恋人・諏訪巧を中丸雄一が、ワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎を向井理が演じ三角関係を繰り広げるというもの。金曜ドラマ「インハンド」は4月12日(金)22時~TBS系でスタート。火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)22時~TBS系でスタート。「ニンゲン観察!モニタリング」は4月11日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年04月11日吉高由里子がTBSにて初主演を務めるドラマ「わたし、定時で帰ります。」のプレミアム試写会&舞台挨拶が4月8日(月)、丸ビルホールにて行われ、吉高さんに加え、共演の向井理、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。吉高さんたちの意外な「仕事のモットー」とは?最初の吉高さんの挨拶を奪い取ったユースケさんのボケから始まり、終始大暴走を見せたユースケさん。しかし、タイトルにかけて「仕事でのモットーは?」という質問に「毎回一緒に仕事をする人間が変わる。僕が一番年上でも、年下の子を呼び捨てにしない、というか、できない。さん付けもなんだから、ちゃんづけや、男性はくんづけになる」と答えた。コメントを求められた向井さんは、「…意外と真面目なこと言ってるなって(笑)」と笑えば、ユースケさんはふと我に返った様子で、「モットーでふざけるの、難しいよ(笑)!」と、調子を戻し、吉高さんたちにも大うけだった。同じお題について、吉高さんは「スタッフさんの名前を、より早く覚えること。現場に自分も入り込めるというか、楽しめる環境になるし、ちゃんと関係している実感になる」と、スタッフ同士のあだ名を盗み聞きして台本で名前を確認して覚えるという術を語った。さらに、向井さんは「遅刻しないことですかね」とシンプルに答える。中丸さんはと言うと、「何となく楽しもうという気持ちを、常に持てるように心がけています」ときっぱり。つらい現場だったらどうするのかという問いには、「ええ~!?自分を洗脳するしかない!つまんないベクトルから楽しいかも、と言い聞かせると、若干そういくこともある。洗脳がキーワード!」と言えば、吉高さんが同意で割り込む事態に。吉高さんは、「切り替えることで今日が決まる!昨日すごく落ち込んでいて、恥ずかしい話、ギャン泣きして。今日も(舞台挨拶に)立ちたくないくらいメンタルがえぐれてたんですけど、切り替えて、いま楽しいです。今日来てよかったです!イエイ、イエイ」と、中丸さんのセオリー通りといわんばかり、笑顔ではっちゃけていた。「わたし、定時で帰ります。」は、朱野帰子による同名シリーズのお仕事小説をドラマ化。WEB制作会社で働くディレクター・東山結衣(吉高さん)は、過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。定時になるときっぱり退社し、行きつけの中華料理屋でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸さん)との時間も大切にしている。だが、新任の部長が赴任したことをきっかけに、結衣の前に曲者社員たちが立ちはだかってしまう。「台本、変わる!?」中丸さんが目を白黒吉高さんの元婚約者役の向井さん、現彼氏役の中丸さんと並んだ3人。今後、関係に変化が訪れるのかという話になると、中丸さんは、いそいそと「6話くらいの話をしてもいいですか?」と言う。すかさず、向井さんが「台本、変わるらしい。監督から“見なくていいよ”と言われた」と告げると、想定外の流れに「えっ!?」と、驚きのあまり目を白黒させた中丸さん。「1回忘れます…」と言いながらも「話の流れ、すごい好きだったんですけど…」と食い下がり気味で、ユースケさんにも「変わるの!」と諭されていた。「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)より、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(cinamacafe.net)
2019年04月08日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。4月4日(木)今夜のオンエアはゲストに新金曜ドラマ「インハンド」から山下智久、菜々緒を、新火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」から内田有紀を迎えてお届けする。2008年から放送が開始された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズは10年を超え続く長期シリーズへと成長。俳優としての執念を感じさせた『あしたのジョー』に多くの観客をときめかせた『近キョリ恋愛』、圧巻の映像体験となった『テラフォーマーズ』などの映画から「アルジャーノンに花束を」「ボク、運命の人です。」などのドラマまで多彩な魅力をみせる山下さん。モデルとして圧倒的なスタイルで話題となると、女優としても「主に泣いてます」や「ファースト・クラス」などの作品に出演。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」や「好きな人がいること」などでみせた“悪女”キャラが話題となり一気に知名度を上げると、「A LIFE~愛しき人~」に「BG~身辺警護人~」などでは新たな面も披露、役柄の幅を広げ続けている菜々緒さん。90年代に女優、歌手として大活躍、その後引退、結婚を経て復帰すると、「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズに大河ドラマ「軍師官兵衛」「西郷どん」や連続テレビ小説「まんぷく」などで広い世代に愛される女優となった内田さん。今回は“負けず嫌いな男”だという山下さんを大親友への徹底取材で丸裸にするほか、学生時代の超貴重な写真をテレビ初公開。さらに山下さんがいま一番会いたいというYouTuberも登場する。さらに20年以上にわたり芸能界で活躍する内田さんの変わらぬ美貌の秘密を徹底解析。こだわりの野菜の食べ方から変わった運動法まで意外な素顔が明らかにされていく。さらに内田さんは役作りのためにOLの実態調査ロケに。酔っ払いOLへの神対応アドバイスも必見!今夜ゲスト出演した山下さんと菜々緒さんが共演する金曜ドラマ「インハンド」は、ロボットハンドの義手を持ち寄生虫を専門とする天才科学者・紐倉哲を山下さんが演じ、紐倉のもとに事件調査の依頼を持ち込む美人官僚・牧野巴に菜々緒さん、使命感あふれる救命救急の専門医・高家春馬に濱田岳といったキャストが共演する。内田さん出演の火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は吉高由里子が“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを演じるワーキングドラマで、内田さんは双子を出産するも早々に職場復帰する仕事に生きるスーパーワーキングマザー・賤ヶ岳八重役で出演する。金曜ドラマ「インハンド」は4月12日(金)22時~TBS系で放送開始。火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月16日(火)22時~TBS系で放送開始。「櫻井・有吉THE夜会」は4月4日(木)今夜22時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年04月04日働き方改革、という言葉が飛び交う昨今。ドラマ『わたし、定時で帰ります。』は、その“働き方”によって生まれる様々な人間ドラマを描いた作品。吉高由里子さんが演じる主人公の東山結衣は、残業ゼロ主義。毎日きっちり定時に帰ることをモットーにしているOLです。「小学生時代かな、小泉今日子さん主演のドラマ『恋愛結婚の法則』が大好きだったんです。会社が舞台のラブコメで、残業中に気になる人とちょっとドキドキしたり、他の部署の人と挨拶をして胸がときめいたり…みたいな描写があって。子供心に“何、残業って!?何、給湯室って!?”ってキュンキュンしてました(笑)。今までもお仕事ドラマはやったことがありましたが、ここまでのOL、オフィスものは初めて。セットでの撮影が始まったばかりですが、いまどきのオフィスのおしゃれさにいちいち感動しています」この役をやるにあたり、いわゆるオフィスワーカーの友人たちにたくさん話を聞いたそう。「とにかく頑張ることを良しとする風潮のあった昭和生まれの人たちと、プライベートを優先する人の多い平成生まれの世代が一緒に働いている今の時代が、仕事に対する考え方や制度の過渡期なんだろうなと思います。このドラマの登場人物も、みんな何かしら問題やコンプレックスを抱えていて、そこが、それぞれの仕事への取り組み方と深くリンクしています。例えば、結衣の先輩で、双子を育てているワーキングマザーが職場に復帰するエピソードがあるんですが、そこからは、女性の働き方という問題も浮かび上がってくる。違う事情を抱える同士でも、心を開いて会話をすることで、多少はお互い理解できるようになると思うんですよね。そんなことが伝われば」テーマはシリアス。でもリズムよく描いているので、気軽に見られ、誰もが悩む問題として、共有できること間違いなし。「きっとみんな、それぞれに思いを重ねられる登場人物がドラマの中に出てくると思うので、“わかる、私もこうだよ!”でもいいですし、あるいは“こういうやついるよね、ムカつく!”って、共感しながら見てもらえたら嬉しいです」『わたし、定時で帰ります。』過去のトラウマから、“必ず定時で帰る”のモットーを貫く独身OLが主人公。仕事とは?幸せとは?を描きます。出演/吉高由里子、向井理、中丸雄一(KAT-TUN)ほか4月16日~、毎週火曜22時よりTBS系で放送。よしたか・ゆりこ1988年生まれ、東京都出身。代表作に連続テレビ小説『花子とアン』、ドラマ『東京タラレバ娘』、映画『検察側の罪人』など。ツイッター@ystk_yrkのつぶやきも人気。※『anan』2019年4月10日号より。写真・井手野下貴弘ヘア&メイク・村田美代子(by anan編集部)
2019年04月03日俳優の伊藤健太郎が12日、東京・表参道のベーカリーカフェ426表参道で行われた「三井住友銀行アプリ新動画&ミドすけカフェ」お披露目イベントに出席した。三井住友銀行は、マスコットキャラクターのミドすけをテーマにした「ミドすけカフェ」を3月11~17日の期間にベーカリーカフェ426表参道でオープン。それに伴い、イメージキャラクターを務める伊藤健太郎が出演するWEB限定動画を3月12日よりYouTube公式チャンネルにて公開される。それを記念したイベントがこの日行われ、伊藤がエプロン姿で登壇。同店舗では伊藤がデザインしたラテアートも提供されることになり、「もうちょっとちゃんと描けば良かったなと後悔しています。たくさんのカメラに撮られるとは思わなかったので」と苦笑い。「僕もタイミングが合えば行くので、『伊藤健太郎ラテアートください!』と言ってみようかな。是非店頭に遊びに来て楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。この日から公開されるWEB限定動画の撮影については「思い出す限りではそんなに(テイクを)やった感じではないですけど、楽しかったです。中々あのスーツを着て会社に行こうとは思わないですけどね(笑)」とコメント。また、この春から放送されるCMでは吉高由里子の後輩役として出演したが、「吉高さんとは今回初めてお会いしたんですが、すごくフランクに接してくださいました。ご一緒にいる時間はあまりなかったんですけど、撮影で天丼を食べている時は隣が席だったので、スタンバイ待ちしている時は指スマやったりしていました。じーっと(笑)」と緊張することなく楽しい撮影だったという。伊藤は、第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞と話題賞の俳優部門を受賞。授賞式の時は同じく新俳優賞を受賞した中川大志、成田凌、吉沢亮と入場する際に一人で飛び出してしまったが、「登場のシーンでやっちゃったんですけど、それを一番言われます。わざとやったでしょと(笑)。本当にやっちゃった、という感じです」と頭をかき、受賞には「賞をいただくことは今まで考えていなかったんですけど、うれしかったですね」と笑顔。今後について「たくさんお褒めのお言葉をいただいたので、これからも変わらず頑張っていきたいです」と意欲を見せ、「まだ学生の役が多いので、職業というものに憧れがありますよ。宇宙飛行士とかレーサーとか、職業をやってみたい気持ちはあります」と具体的に演じたい役柄もあげていた。
2019年03月12日女優の永野芽郁(19)が3月6日放送の『ホンマでっか!TV』の人生相談コーナーに登場。「人生の楽しみを見つけられません」「この先何をしようとか、今自分がしていることが果たしてあっているのかとか、今やっていることが先につながることって何だろう」など、胸に抱えた悩みを打ち明けた。この売れっ子女優らしからぬ悩みに、スタジオはどよめいた。マツコ・デラックス(46)や島崎和歌子(46)からは「真面目すぎる」「朝ドラ終了後の“燃え尽き症候群”では」と心配する声もあった。だがこうした心境に陥るのは、永野だけではない。朝ドラは撮影が長期間かつハードなことで知られている。そのためヒロインは、つねに重圧と闘い続けることになるという。「2年に『純と愛』でヒロインを演じた夏菜さん(29)は、後にテレビ番組で『視聴率20%いかないと誰もほめてくれない』と告白。15年に『あさが来た』でヒロインを演じた波瑠さん(27)は睡眠時間3時間の生活が続き、声が出なくなったそうです。17年に『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子さん(22)も“朝ドラ女優は精神が崩壊する”というジンクスをテレビで告白。撮影終了1カ月前に『爆発した』と明かしていました。それだけに、撮影後はみな燃え尽き症候群のようになってしまうようです」(芸能関係者)しかし充電期間を経ることで、“脱皮”する女優も多い。前出の芸能関係者は続ける。「2014年放送の『花子とアン』で主演を務めた吉高由里子(30)は放送終了後、しばらく連続ドラへの出演を控えていました。しかし17年からは毎年出演し続け、女優としての力を見せつけています。また夏菜さんもしばらく悩んでいたといいますが、17年にWEBドラマでキャバ嬢役を演じて心機一転。バラエティでは暴露キャラとしても引っ張りだことなっています。重圧に耐えたからこそ、成長も大きい。だからこそ、みんなが朝ドラヒロインの座を目指すのです」永野にも、再び自分なりの楽しみを見つけられる日が来てほしい。
2019年03月08日窪田正孝が2020年春に放送スタートするNHK連続テレビ小説「エール」にて主演を務めることが決定。2014年の「花子とアン」以来の“朝ドラ”で、いまも歌い継がれる数々の応援歌や流行歌を生み出した作曲家を演じる。連続テレビ小説第102作目となる「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家とその妻の物語。銀行に勤める福島の青年と豊橋に住む女学生が文通で愛をはぐくみ、電撃結婚。音楽によって強く結ばれたふたりは、戦前・戦中・戦後を生き抜き、多くの名曲を生み出していく。少し気弱な夫とたくましい妻が織りなす珍騒動に、愉快な仲間たちが次々と加わり、苦難を乗り越え、笑いと涙の中で生まれる珠玉のメロディ。 それは激動の時代を生きる人々への“エール”となって、いま日本中に響き渡る――。■窪田正孝、文通で恋に落ちる!音楽の道を歩む主人公に主人公の古山裕一(こやまゆういち)を演じるのは、「花子とアン」でヒロイン(吉高由里子)に想いを寄せる青年・木場朝市を演じ、お茶の間の注目を集めた窪田正孝。大河ドラマ「平清盛」や「Nのために」「デスノート」、映画『東京喰種 トーキョーグール』など話題作に出演し、独特の存在感と際立った演技力で知られる人気実力派が朝ドラに帰ってくる。福島で代々続く老舗呉服店の長男。気弱でいじめられがちな少年が、音楽に出会ってその秘めた才能を発揮し、独学で作曲を始める。そんな中、歌手を目指しているという女学生とひょんなことから知り合い、文通を始める。恋に落ちた裕一はついには、彼女とともに音楽の道を歩むことを決める、という役どころ。なお、そんな裕一の生涯のパートナーとなるヒロインはオーディションで選考予定という。■「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」…昭和の代表曲を生み出した夫婦の物語物語のモデルとなるのは、「栄冠は君に輝く」(全国高等学校野球大会の歌)、「六甲おろし」(阪神タイガースの歌)、「闘魂こめて」(巨人軍の歌)などスポーツシーンを彩る応援歌の数々や、戦後、人々を夢中にさせたラジオドラマ「君の名は」「鐘の鳴る丘」「長崎の鐘」「イヨマンテの夜」などヒット歌謡曲の数々で昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)。2人の人生をモデルに、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の物語として大胆に再構成していく。■脚本は「ハゲタカ」「コード・ブルー」林宏司脚本を担当するのは、「ハゲタカ」「離婚弁護士」「医龍」「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~」、直近では「ドロ刑~警視庁捜査三課~」など、医療や経済をテーマにした社会派ドラマや、推理サスペンス、ラブストーリー、ホームコメディなど、様々なジャンルのドラマや映画の脚本を手掛ける林宏司。「自分のことよりも、人を元気づけたい、頑張ってる人、恵まれない人に声援を送りたい…そんな思いで、この人は戦前、戦中、戦後、数多あまたの曲を作り続けたのではないだろうか」と古関氏に思いを馳せる林さん。「暗い時代も明るい時代も、人々の心を揺さぶり、励まし続けた “古関メロディ”のように、このドラマが、どうか、朝のひととき、誰かの“エール”になれますように」と期待を込めて語る。さらに、制作統括・土屋勝裕氏は「このドラマが視聴者の皆さんへのエール・応援歌になれば幸いです」とコメント。主演の窪田さんの起用について、「繊細さと大胆さ、強さと弱さを併せ持った深い魅力のある俳優です。青年時代から30年にわたる人生を演じ切るためには、そうとうの演技力が必要だと思います。人気・実力ともに今もっとも期待されている窪田正孝さんこそ今回のドラマにふさわしいと思いオファーしました」と明かしている。■物語日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服店に、待望の男の子が誕生する。のちに多くの名曲を生み出すことになる天才作曲家・古山裕一だった。老舗の跡取りとして育てられた裕一だが、少々ぼんやりしていて、周りには取り柄がない子どもだと思われていた。しかし音楽に出会うと、その喜びに目覚め、独学で作曲の才能を開花させてゆく。青年になった裕一は家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募。このことが裕一の運命を変えてしまう。なんと応募した曲が上位入賞したのだ。そしてそれをきっかけに、裕一は歌手を目指しているという女学生と知り合う。福島と豊橋、遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会ったふたりは、結婚。上京すると、ふたりには個性豊かな人々との出会いが待っていた。そして不遇の時代を乗り越え、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく。しかし時代は戦争へと突入し、裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲することに。自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛める裕一…。戦後、混乱の中でも復興に向かう日本。古山夫妻は、傷ついた人々の心を音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていく――。NHK連続テレビ小説「エール」は2020年春、放送スタート。(text:Reiko Uehara)
2019年02月28日吉高由里子が“必ず定時で帰る”モットーを貫くワーキングガールを演じる、4月期のTBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」。この度、吉高さん演じる主人公の恋人役に中丸雄一が決定。さらに江口のりこ、梶原善、酒井敏也、桜田通ら個性派俳優陣の出演も決定した。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった、“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OL・東山結衣を吉高さんが演じる本作。■仕事よりもプライベート重視の中丸雄一、“元婚約者”向井理と三角関係に!?そして結衣の恋人・諏訪巧役に、ドラマやバラエティ、情報番組と幅広い活躍を見せ、ソロアクトライブのセルフプロデュースや舞台出演なども行っている中丸雄一が決定。中丸さんが演じる巧は、向井理演じるワーカホリックな結衣の元婚約者・種田晃太郎とは真逆で、仕事よりもプライベートの時間を重んじ、家庭的で、結衣にとって理想的な恋人、という役どころ。結衣と元婚約者の晃太郎、そして現在の恋人の巧との三角関係の行方にも注目だ。中丸さんは「最近、自分の周りの人と“働き方改革”や“働き方”に関して話すことが多いので、皆さんもとても注目しているテーマだと思います」と語り、「たくさん共感していただき、翌日の話のネタになるようなドラマになれば」と期待を込めている。吉高さんとは今回が初共演となるが、「結衣のイメージにぴったりだなと感じています。一緒のシーンが多くなると思うので、空き時間にも自然に会話をして良い雰囲気でお芝居をしていければと思います」と語った。■桜田通、吉高由里子と関わる謎の男にまた、結衣が会社を定時であがった後に直行する行きつけの店である「上海飯店」の店主・王丹役で江口のりこ、結衣と同じく「上海飯店」常連客の戸塚学役で梶原善、篠原友之役で酒井敏也が出演。様々な作品に出演する個性的な実力派俳優たちが繰り広げる、「上海飯店」での軽快な会話劇も見どころのひとつとなっている。さらに、結衣に様々な情報を提供する謎の男・ハンドルネーム<愁>役には、近年映画やドラマで活躍中の桜田通が決定。職場ではクセ者社員たちに振り回される結衣だが、仕事後の巧とのプライベートタイムや、上海飯店での常連客とのやり取りで見せる表情も今作では見逃せないポイントとなりそう。■あらすじ東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社で働くディレクター。過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫いてきた。理由がなければ帰りづらい風潮の中で、仕事中は誰よりも効率を追求し、生産性の高い仕事をし、定時になるときっぱり退社。行きつけの中華料理屋「上海飯店」でビールを嗜み、恋人・諏訪巧(中丸雄一)との時間も大切にしている。だが、部長の新任をきっかけに、結衣の前にクセ者社員たちが立ちはだかる。ワーカホリックの結衣の元婚約者・種田晃太郎(向井理)、会社に住み着く非効率男・吾妻徹(柄本時生)、辞めたがりの新人男子・来栖泰斗(泉澤祐希)、仕事命の皆勤賞女・三谷佳菜子(シシド・カフカ)、産休明けのワーキングマザー・賤ヶ岳八重(内田有紀)、そしてブラック発言を連発する部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)。彼らクセ者たちが抱える様々な問題に、結衣はどう立ち向かうのか――?火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年02月19日吉高由里子が4月期の火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」に主演、“残業ゼロ! 定時で帰る!”がモットーのニューヒロインを演じることが決定。さらに向井理、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアほか個性豊かな俳優陣が出演する。本作は、「働き方改革」が叫ばれる現代に“働くとは?”“仕事とは?”“そして本当の幸せとは?”を問うワーキングドラマ。同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく、意識改革と“ライフワーク・バランス”について描く。とはいっても、「理想と現実は別、残業は仕方ない」と諦めている人や「残業する美学」を持つ人々も多数存在するのが、いまの日本社会。本ドラマは、そんな現代の日本で“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる新世代のワーキングガールを主人公に、曲者ぞろいのブラック上司や同僚たちの間で奮闘しながら、毎日に小さな奇跡を起こしていく。現代社会が抱える、曲がった仕事観や恋愛・結婚観、人間関係、ブラック企業問題、孤独死などの身近にある様々な社会問題を考え直し、「何のために働くのか?」「自分を大切にすること」「仲間を大切にすること」などのシンプルなメッセージを伝えていく。■原作は“これまでのお仕事小説とは違う”!?原作は、自身も会社員を経験しており、作品ごとの徹底的な取材と軽快な筆致による作風で人気を博している朱野帰子のお仕事小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)。発売当初から、これまでのお仕事小説とは一味違うと、20~30代の働く男女を中心に幅広い世代の読者から人気を博している。脚本は「夜行観覧車」「リバース」などのテレビドラマや映画の脚本を手掛け、繊細な人物描写と視聴者を引き込むテンポの良い展開に定評がある奥寺佐渡子と清水友佳子のタッグで担当する。■吉高由里子、“残業ゼロ、定時で帰る”がモットーのヒロインに!TBS連続ドラマへの出演は「ラブシャッフル」(09)以来実に10年ぶり、主演は初めてという吉高由里子。ドラマ、映画、CM、舞台とジャンルを問わず幅広い役柄を自在にこなす吉高さんが今作で演じるのは、主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OL。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマやワーカホリックだった元婚約者の存在があった――。吉高さんは演じる東山結衣について「ドラマに出てくる役柄の中で一番偏っていないキャラクター」と語り、「いい意味で“普通”の女性」と分析。「会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています」と明かす。そして、「このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います」と見どころを語った。■向井理、吉高さんの元婚約者に!ユースケ・サンタマリアがブラック上司結衣のトラウマの原因(?)なのか、元婚約者・種田晃太郎役には向井理。仕事ができて部下からの信頼も厚いが、一度、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男を演じる。近年では「きみが心に棲みついた」をはじめ、ひとクセある役を演じ新たな魅力を放っている向井さんが、家庭環境や過去のトラウマから仕事に取り憑かれている男をどう演じるのか期待が高まる。また、結衣の職場の先輩で産休を取り双子を出産するが、早々に職場復帰する、仕事に生きるスーパーワーキングマザーの賤ヶ岳八重役を朝ドラ「まんぷく」の内田有紀が演じるなど、脇を固める女優陣にも注目。さらに、転職してきて結衣の新しいチームの部長となり、ブラック上司として結衣をはじめ職場の面々を振り回す福永清次役は、「あなたには帰る家がある」での怪演も話題となった個性派俳優ユースケ・サンタマリアが演じる。■柄本時生&泉澤祐希&シシド・カフカが同僚に!結衣の同僚で仕事の要領が悪く、トラブルメーカーとして目をつけられている吾妻徹役を柄本時生、結衣が教育係として面倒をみるが、ふた言目には「辞めたい」と言うやる気ゼロの新人・来栖泰斗役を泉澤祐希が演じる。この演技力に定評のある2人が演じるキャラクターと結衣との関わりは、物語を大きく動かしていく。さらに皆勤賞であることを誇りにしており、努力家だが、真面目過ぎて融通が利かない同僚・三谷佳菜子役にはシシド・カフカが決定している。■「アンナチュラル」「重版出来!」「大恋愛」のスタッフが集結プロデュースは、高い評価を得た「アンナチュラル」を手掛けた新井順子と、「重版出来!」などのテレビドラマのほか映画『ひるなかの流星』などのプロデュースを務める八尾香澄。演出は、「あなたのことはそれほど」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの話題作を手掛けた金子文紀が担当する。プロデューサー陣は「主人公の結衣は決してスーパーウーマンではありません。不器用で、自分の身の丈も分かっている優しい人だからこそ、そっと悩める人に寄り添い、心を軽くしていきます」と語る。吉高さんとは「いつかご一緒したいと熱望していた」と言い、「小さな幸せを感じて日々を大事に過ごすという、当たり前のようで実は難しい生き方を実践していく主人公を軽やかに演じていただき、『彼女のように生きたい』と思えるような主人公を一緒に作っていきたい」とコメントを寄せる。また、原作者・朱野帰子氏は「会社員時代の私にとって、仕事は死ぬ気でやるものでした。でも、心のどこかで『誰か止めてくれ』とも思っていました。ドラマファンの私にとって、主演の吉高由里子さんは、他者への包容力と、自分の生き方を貫く強さを持つ俳優さんです。長時間労働に追いつめられた同僚たちを、吉高さん演じる結衣なら必ずや止めてくれるでしょう。しかも、脚本は尊敬する奥寺佐渡子さん。これは紛れもなく、私が書きたかった定時に帰る会社員の物語だと感じる、すばらしい脚本にしていただいています」と語っている。火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」は4月より毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年01月24日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建、ダチョウ倶楽部の寺門ジモン、女優の吉高由里子が23日、都内で行われた「The Tabelog Award 2019」授賞式に出席した。飲食店情報サイト・食べログを運営しているカカクコムは、同サイトのユーザーによる投票で「おいしい」お店を決定する「The Tabelog Award 2019」の授賞式を開催。同アワードの司会は芸能界屈指の食通としても知られる渡部建が務めたほか、プレゼンターの寺門ジモンや吉高由里子が登場。約70万店のレストランから総合点4.00を超えた618店のノミネートから、BRONZEを受賞した467店舗、SILVERを受賞した121店舗、GOLDを受賞した30店舗、そして部門賞などが選ばれた。スペシャルプレゼンターを務めた吉高は「こうやって授賞式というものに参加出来てうれしく思います」と笑顔。この日は日本で営業している飲食店の数々の名店が選ばれたが、寺門から「吉高ちゃん全部食べに行きたいでしょ?」と振られると、吉高は「全部食べに行きたいですけど、断られたお店も何件かありました」と明かした。イベント後には報道陣向けの会見が行われ、寺門は「僕が憧れてずっと通い続けているお店が一挙に集まるなんて、この会だけです。夢の祭典ですよ」とといい、「僕は仕事より食べ物を優先してますから、ダチョウ倶楽部のクビもギリギリです」と自虐ネタで笑わせる場面も。昨年に続いて同イベントの司会という大役を務めた渡部も「GOLDの皆さんはデートに行くような、何をお土産にして何を着ていこうかと悩む人たち。そういう人たちが一気に目の前にいるっていうのは信じられないぐらいの贅沢さというか本当に興奮しました」とイベントを振り返り、「本当にうれしかったですね。自分の結婚式じゃないですけど、こんなに大事な方々と会える機会なんてありませんので」と満足げだった。また、妻・佐々木希とも名店に訪れるという渡部は、「料理と向き合わなくてはいけない時もあるので、1人で行くこともあります」としつつ、「最近は子供OKなお店に行きました。乳児OKなお店も結構あるので、この前は和食に行きましたね。まだ長男が4カ月なので味は分からないと思いますが」と幸せオーラ。2月8日は佐々木の誕生日でもあるが、「去年は一緒にGOLDのお店に行きました。今年も何となくですけど、都合が合えば行きたいですね」と予定を明かすと、寺門が「僕も調べて行きます」と笑いを誘っていた。
2019年01月24日NHKは12月3日、19年秋に放送を開始する連続テレビ小説「スカーレット」のヒロインに戸田恵梨香(30)が決まったと発表した。各スポーツ紙などによると、同ドラマは信楽焼で知られる滋賀・信楽(現・甲賀市)が舞台。大阪で就職したヒロインが少女時代を過ごした信楽に戻り、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んで高度成長期にかけて奮闘する姿を描く。戸田は「これまでさまざまな役を演じてきましたが、1年間1人の女性を演じたことはなかったので、ぜいたくな時間を楽しみながら、頑張っていきたいです」と意気込みを語ったという。「戸田さんは演技力も実績も申し分ない女優。神戸出身ということもあり、制作の大阪局がヒロインに白羽の矢を立てたようです」(NHK関係者)同ドラマ枠といえば、ヒロインが新人女優のブレークへの登竜門として知られてきた。00年代に入ってからも「てるてる家族」(03年)の石原さとみ(31)、「純情きらり」(06年)の宮崎あおい(33)らがブレークを果たした。しかしここ数年は「花子とアン」(14年)の吉高由里子(30)、「とと姉ちゃん」(16年)の高畑充希(26)、「ひよっこ」(17年)の有村架純(25)ら売れっ子を続々と起用。現在放送中の「まんぷく」の安藤サクラ(32)、来年前期の「なつぞら」の広瀬すず(20)、そして戸田と売れっ子が続いているのだ。「ネットニュースで各メディアがやたらと視聴率を報じるようになりました。そのため『ある程度視聴率を安定させたい』など制作サイドが“大人の事情”を考えるようになり、傾向が変わってしまったようです。また売れっ子女優を抱える事務所もNHKとの太いパイプができるので、喜んでオファーを受けます。そのため、どんどん売れっ子偏重の流れが続いているようです」(芸能記者)新人女優がブレークするチャンスが確実に減っているようだ。
2018年12月04日「水谷家の父娘関係は、最大の危機を迎えているといっていいでしょう。水谷さんは娘さんが今回、自分に何の相談もなしに映画で脱いだことが、いまだに許せないようです。相当、ご立腹だと聞いています」(芸能プロ関係者)水谷豊(66)が、長女の趣里(28)と“父子断絶”のピンチ――。水谷が“問題視”するのは、11月9日に公開された趣里の主演映画『生きてるだけで、愛。』の一場面。趣里演じる主人公・寧子はうつを患い、引きこもり状態。感情をうまくコントロールできず、菅田将暉(25)演じる同棲恋人に理不尽な感情をぶつけてしまう彼女は、クライマックスで服を脱ぎながら商店街を疾走するのだ。「女優の“初ヌード”が映画のPRのひとつとして公表されていること自体、腑に落ちないようです」(前出・芸能プロ関係者)趣里は、大胆演技に初挑戦した心境を本誌11月12日号でこう打ち明けている。《初めて台本を読ませていただいたとき、“出会った!”と感じたんです。寧子の心の葛藤が理解できたし、どこか自分の人生と重なる気がしました。(ヌードへの抵抗は)それがあまり感じなくて(笑)。寧子はそういう表現ができちゃうコなんだなあと思ったら、すんなり受け入れられました》趣里は11年春、『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)で女優デビュー。順調な滑り出しだったが、5年前に事件が。「趣里さんに俳優の恋人ができて、彼の家で“半同棲”状態になってしまったんです。さらに恋人は当時、出演していた舞台を“寝坊”ですっぽかしてしまった。あまりのプロ意識の低さに水谷さんは激怒。彼も事務所から解雇されました」(スポーツ紙記者)このとき、水谷は溺愛していた娘が恋人と半同棲状態だったことをまったく知らなかったという。趣里は即刻、水谷夫妻が住む都内の高層マンションに連れ戻されたのだが……。「破局に至るまでの水谷さんと趣里さんの言い争いは壮絶だったと聞いています。ここで父子関係も完全にギクシャクしてしまった。結局、関係を修復できぬまま彼女は事務所を移籍して女優業に没頭。1年ほど前から実家を飛び出し、一人暮らしを始めました」(テレビ局関係者)11月下旬の休日の朝、趣里は自宅近所のスーパーで買い出しをしていた。料理好きの趣里は、買い物カゴを片手に商品を30分以上吟味。手巻き寿司に決めたのか、寿司用の海苔を選ぶと、鮮魚コーナーでネタに目を光らせていた。映画関係者はこう語る。「今の趣里さんは、“両親のおかげで売れた”といわれるのが何よりも嫌なようです。実際に努力して自分の力で今のポジションまで上り詰めてきましたから。最近では吉高由里子さんや安藤サクラさんなど、朝ドラの主演女優クラスでも、素晴らしい作品なら自然と脱いでいるのが潮流です。趣里さんも、今回の決断はすべて自分で決めたそうです」今回の父子バトルについて2人の所属事務所に問い合わせたが、ともに回答は得られなかった。「水谷さんは、心の底では本当は趣里さんを心配しているんです。“一度脱ぐ役をやったら、女優として今後の作品選びに支障が出てしまうのではないか”と――。“父親としての気持ち”は、妻の蘭さんも理解しているようです。趣里さんは蘭さんとはよく一緒にご飯に行って友達のように相談しているそうです。蘭さんは同じ女優として娘が多様な作品に挑戦したい気持ちもよくわかるとか。2人の本音を知る蘭さんは、冷え切った父子関係を改善すべく思案しています」と前出の映画関係者は語る。心配は杞憂に終わる、娘の自立を応援してほしい――妻・伊藤は水谷にそう働きかけているという。
2018年12月04日吉高由里子(30)が9月24日Twitterを更新。一部週刊誌で破局報道のあった吉高だが、「なんだこりゃ 本当のことがひとつもない 怖いなぁ本当に」と意味深ツイート。いっぽうで「さてと。出かけよーっ」と気分転換を示唆し、続けてこう呼びかけた。「最近パスタのことばかり考えてる いいレシピご存知でしたら 教えてください」すると吉高の呼びかけに、ファンからのレシピがリプ欄に殺到!Twitterのモーメントでも特集を組まれるほどの賑わいをみせた。レシピは季節を反映し、秋刀魚やキノコを用いたパスタが多数寄せられている。またオーソドックなパスタのアレンジものも。さらに忙しい吉高を思ってか時短レシピも充実している。そういったことからTwitterでは《吉高由里子さんのツイートに集まったパスタリプめっちゃ旨そうなパスタたくさん……》《よいパスタレシピたくさんでありがてえ》《吉高ゆりこちゃんのリプ欄 クックパッドで下手に調べるより全然良いパスタのレシピ載っているな》といった「ためになる!」といった声が。さらにパスタのレシピを交換することでファン同士の交流の場にもなっている。思わぬ余波を生んだ吉高はその2時間後にもTwitterを更新。「2時間経っただけで 2ヶ月分くらいのレシピ 画像までくれた方もいて 返信欄みてたら お腹すいてきたぁ」と明かし、「いろいろありがとうございます嬉しいな 嬉しい」と感謝のコメント。さらにアンケート機能で好きなパスタの種類を尋ねたところ、10万件以上の回答が。まだまだパスタ熱は冷めなさそうだ。今夜の献立に困った方は、覗いてみるのはどうだろう?
2018年09月26日「顔は知っているけど、名前が浮かばない、というポジションでいたいんです。そのとき刑事役だったらあくまでその刑事さんとして見てほしいですね」そう語るのは俳優の三浦誠己(42)。’03年に芸人から俳優に転身。今や100本以上の映画に出演する名バイプレーヤーとして活躍中だ。映画『検察側の罪人』(8月24日公開)では橘事務官(吉高由里子)に近づく謎の男・船木を演じている。原田眞人監督作への出演は、昨年公開された映画『関ヶ原』に続いて2作目となる。「原田組にまた参加させていただき光栄です。僕のシーンは少ないのですが、不気味な感じが出ていたらいいなと思っています」(三浦・以下同)極道や刑事など、強面の役を演じることが多いが、実際は人懐こそうな笑顔の持ち主。千原ジュニアは三浦を格別にかわいがり、三浦が結婚するときには奥さまに「どろぼう猫」と言ったとか。「ジュニアさんが大変な事故に遭われたとき、そばにいたんです。入院中はジュニアさんが欲しいものを買いに行き、退院してからは車いすを押したりしていました。そのころから特に親しくさせていただいています」芸人を辞めても、懇意にしていた木村祐一や板尾創路の作品に出演するなど、人とのつながりが三浦の演技の幅も広げている。では2度目になる原田組の魅力とは?「たくさんありますが、1つ挙げるとすれば、緻密に計算されたロケーション。何げない1シーンの背景にも、なぜその場所にその人が存在しているのかまで考え抜かれています。原田監督はテイクを重ねて撮っていく方なので食事のシーンは大変。そのつど、食べるので。僕の前でパンケーキを食べる場面があった水野役の亀田佳明さんは10回くらい食べてました。それも見どころです(笑)」
2018年08月27日「ディーンさん、とても素敵な方でした。立ち振舞いもすべてがジェントルマンで思わず見とれてしまいました(笑)」今年4月から6月に放送されたドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』でディーン・フジオカ扮する真海の側近、土屋を演じた三浦誠己(42)。’03年に芸人から俳優に転身。今や100本以上の映画に出演する名バイプレーヤーとして活躍中だ。映画『検察側の罪人』(8月24日公開)では橘事務官(吉高由里子)に近づく謎の男・船木を演じている。原田眞人監督作への出演は、昨年公開された映画『関ヶ原』に続いて2作目となる。「原田組にまた参加させていただき光栄です。僕のシーンは少ないのですが、不気味な感じが出ていたらいいなと思っています」(三浦・以下同)本編での絡みはなかったが、撮影前の顔合わせの席で木村拓哉、二宮和也と初対面したという。「木村さんは動物で例えるとライオンのような存在感とオーラがあって、その場の空気を一瞬にして変えてしまう、存在自体が象徴のような方でした。二宮さんはチーターかな(笑)」さすが、たとえが秀逸である。役者としてのこだわりについても変化球が返ってきた。「顔は知っているけど、名前が浮かばない、というポジションでいたいんです。そのとき刑事役だったらあくまでその刑事さんとして見てほしいですね」
2018年08月27日木村拓哉と「嵐」の二宮和也が、初共演を果たした映画『検察側の罪人』。アイドルでありながら、その様子を一切感じさせない、重厚な演技がすでに話題を呼んでいる本作の魅力に迫る。■ストーリー原作は「犯人に告ぐ」の雫井脩介が発表した2013年の同名小説。時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なるテーマをも描き出し、雫井ミステリーの最高傑作との呼び声も高い。主演は、エリート検事・最上役に、日本のエンターテインメントのトップを走り続ける俳優・木村拓哉。そして若き検事・沖野役には、同じくエンターテインメント界を牽引する「嵐」の二宮和也。もはや説明も要らない、木村拓哉×二宮和也という日本が誇るトップスター2人の夢の競演が初めて実現した。■原作は「犯人に告ぐ」を執筆した雫井脩介の傑作!「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介の小説を原作に描く本作。「犯人に告ぐ」は豊川悦治主演によって映画化もされ、作中の「犯人よ、今夜は震えて眠れ」は豊川さん出演作の中でもダントツの名言となっている。本作『検察側の罪人』は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対していく物語だ。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードは、雫井氏の得意とするテーマなだけに期待も高まる。■夢の共演が、これまでにないほどの骨太なストーリーで実現する最上毅/木村拓哉木村さんが演じるのは、大組織である東京地検刑事部内で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係に所属する検事・最上毅。管理職への昇進を間近に控える、有能で人望も厚いエリート検事だ。すでに時効が成立した女子中学生殺害事件を担当し、生前の被害者を知る最上は遺族の無念を我がことのように引きずっている。そんな中、今回の殺人事件の被疑者として名前が挙がったのは、その女子中学生殺害事件の被疑者だったことを機に、今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…。沖野啓一郎/二宮和也二宮さん演じる若手検事・沖野啓一郎は、100人近い検事が所属する東京地検刑事部に配属される。凶悪事件を担当する本部係に所属するエリート・最上毅に憧れを抱く沖野は、同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む。しかしある1つの殺人事件を機に、最上に対する信念が、疑念へと変わっていく。橘沙穂/吉高由里子最上と沖野の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロイン、検察事務官・橘沙穂役を演じる吉高さん。連続テレビ小説「花子とアン」や「美丘-君がいた日々-」など話題作に出演し、「正義のセ」で駆け出しの女性検事を演じたのは記憶に新しい。また映画では、主演作『ユリゴコロ』でいままでにない存在感を見せつけ、新境地を開いた。本作では「正義のセ」に近い役柄にも拘らず、世界観が違いすぎる点も興味深い。諏訪部/松重豊闇社会のブローカー・諏訪部役には、「孤独のグルメ」シリーズやWOWOWでの話題作「アキラとあきら」に出演する松重さんが演じる。「孤独のグルメ」や「おそ松さん」など、コミカルなイメージが定着しつつある中、本作では正義とは対極を成す、社会の必要役であるブローカーという、どぎつい役を熱演。ある意味原点回帰した役どころとなるかもしれない。小田島/八嶋智人沖野と共に検察との闘いに挑んでいくこととなる弁護士・小田島役には、バラエティ番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーション、そして「HERO」「早子先生、結婚するって本当ですか?」などでマルチに活躍する八嶋さん。本作では役作りなのか、かなり体系が大きくなっており、並々ならぬ熱意が伝わってくる。監督・原田眞人の常連俳優もほかにも、最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役を演じるのは大河ドラマ「篤姫」「真田丸」の平岳大。凶悪な殺人事件の容疑者の1人である弓岡役には、ドラマ・映画・舞台で様々な作品に出演する大倉孝二。さらに人権派大物弁護士・白川雄馬役には、原田組常連の山崎努が演じる。■最新予告でふたりの“競演”をチェック予告映像では、時効を迎えた女子高生殺人事件の第一容疑者・松倉(酒向芳)をめぐり、松倉こそが真犯人だと信じ、なんとしても罪を償わせることを誓う木村さん演じる最上の執念と、松倉に怒号を浴びせ激しい取り調べを行う二宮さん演じる沖野が、次第に疑念を持ち始める姿を捉えたものとなっている。はじめは信頼関係で結ばれていた最上と沖野が、それぞれの正義を胸に対立し、激しく言い合うシーンは手に汗を握ること必須だ。吉高さんをはじめとする、脇を固める豪華キャスト陣も迫真の演技を見せており、あらゆる感情と思惑が交錯する様子は、思わず息を飲むような緊張感に包まれている。■共演したことでだだ漏れる、お互いの愛!本作では、ある殺人事件をめぐって対立を深める検事同士という役どころの木村さんと二宮さんだが、舞台挨拶での2人はまさに「良き先輩後輩関係」を見せてくれた。二宮さんは「先輩と並んで同じステージに立てることが貴重なことで…」と若干緊張した様子。それでも「皆さんも(この2ショットを)撮りたいですね!僕がいちばん撮りたいですよ」とお茶目な後輩キャラも見せた。一方、初共演の感想を問われた木村さんは「皆さんの前だからとか、カメラがあるとか関係なく、胸を張って言えるのは…」と前置きし、「一緒に作品づくりをする上で、これほど信頼できる共演者はめずらしい。頼りがいがある後輩です」と二宮さんを大絶賛!■原田監督作に初出演となる吉高さんが意気込みを語る原田監督作への出演は今回が初となる吉高さん。「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたら」と意気込み、「私の今回演じる役柄は、幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と役柄を語った。ほかにも、自身の役を“悪い老人”と言う松重さんは、「監督が白髪でやりたいということで、髪を染めずにいました。思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です」とお茶目に語ると、「思えば高校時代、福岡中洲の映画館に、新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を観に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に出ることになるとは驚きです」と感慨深い様子だ。■完成披露試写会では、約4,000人のファンがスタンディングオベーション東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会では、約4,000人のファンが訪れ、上映終了後に木村さん、二宮さんをはじめとする主要キャストが登壇すると、暖かなスタンディングオベーションが沸き起こった。木村さんは「今日は(作品を)受け取ってくれた、この場にいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝の意を述べると、「こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思っています。僕ももう一度見たいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」と作品の深みをアピール。二宮さんも「いろいろ感じていただいている部分もあると思いますので、もう一度ぜひ劇場で見ていただきたいなと思っております」と強くコメントした。『検察側の罪人』は全国東宝系にて大ヒット公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月25日映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、木村拓哉、二宮和也(嵐)、吉高由里子、八嶋智人、松重豊、原田眞人監督が登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。すでに多くの感想が寄せられている同作について、木村は「すべて原田監督が導いてくれた結果が映し出されてるだけなので、監督に感謝です」と謙虚に語る。二宮は「伝えたいことが明確だからこそ賛否が分かれる可能性があると思っていたので、そういった声を頂けるのはありがたいですよね」と感謝した。この2人の共演を、原田監督は「日本のエンタテインメントの一大事業」と表現。「演技派としての芯の部分」を表したかったと明かし、「周りのベテランの味のある役者たちとぶつかることによって出てくる新たな木村拓哉と、新たな二宮和也。そういうものを見たいと思っていた。演技のバトルロイヤルみたいな感じで、気持ち良く一番最後のお二人の対決に落とし込むことができたので、スタッフ・キャストが全員誇りを持てた作品になったと思います」と振り返った。演じた最上について、木村は「一線を越えて罪人になるという答えは見えているので、彼なりの正義を理解しないと、最上をやるときにすべてが嘘になってしまう」と苦労を明かす。「戦争のエピソードだったりとか、原作にはない部分も含めて最上というキャラクターを自分なりにとことん理解したいなと思ってやらせてもらいました」と改めて役への向き合い方を語った。また原田監督が「モノマネがうまい。ラジオでも僕のモノマネをしていて……」と指摘すると、木村は苦笑。「その時の監督はこういう感じでした、というのを他人に伝えるには、それが一番早いかなという"手段"です!」と説明した。一方二宮は、取り調べで声を荒げるシーンが話題に。原田監督は「不安といえば不安だったんですけど、彼だったらこのくらいできるかなと思って。リハーサルでは切れる寸前で止めて、本番の時にやったらこちらが思ったものの、2倍か3倍くらいのテンションで切れてくれた」と感嘆する。さらに監督が「大丈夫、(この後のテイクでも)声出る?」と聞いたところ、二宮が「いや大丈夫ですよ、何回でもできますよ」と答え、アドリブまで出してきたという。「そこらへんで首吊ってこい」とまで言っていた二宮だが、「全然覚えてないんですよ」と明かし、役が乗り移ったような姿に吉高も「怖い!」と驚いていた。もし次回作があったら、という質問に、原田監督は「この2人でインパール作戦の悲劇ができたら」と構想を告白。また役所広司主演で自身がメガホンを取った「『KAMIKAZE TAXI』をリメイクしてもいいかな」と語り、「悪役のアニマルを木村さんにやってもらって、ニノを追い回す役。ギトギトの悪党の木村さんを見てみたい」と希望する。この話に、木村は「ギットギトでいきたいと思います」と笑顔を見せ、二宮は「この2人と一緒にできるのは、最初で最後のつもりでやってましたから、言っていただけるだけで感謝です」と喜んでいた。
2018年08月24日◼︎ベストセラーミステリーが映画化!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、「クローズド・ノート」や「犯人に告ぐ」の作者・雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)のベストセラーを映画化した『検察側の罪人』です。時効廃止以前の殺人事件や、捜査機関によって生み出される冤罪など、司法制度が抱える問題点に切り込み「正義とは何か」を描いた原作小説は、社会派ミステリーの最高傑作と評されました。そんな原作小説の映画化にあたり、『クライマーズ・ハイ』や『関ヶ原』で知られ、『日本のいちばん長い日』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した原田眞人監督が、監督と脚本をつとめました。◼︎『検察側の罪人』のストーリー都内で、老夫婦の強盗殺人事件が発生した。東京地検刑事部のエリート検事・最上(木村拓哉)は、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野(二宮和也)とこの事件を担当することとなる。被疑者のひとりは、過去の未解決殺人事件の重要参考人・松倉だった。沖野は、検察事務次官の橘(吉高由里子)と、松倉を自白させるべく取り調べに力を入れるが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手応えが得られなかった。同じ頃、最上は、大学時代からの親友・丹野(平岳大)が窮地に立たされていることを知る。義父である政界の大物議員・高島進の秘書を務めている丹野が、収賄事件の参考人として、近く東京地検の取り調べを受ける予定となったのだ。老夫婦の強盗殺人事件は、松倉の犯行を強く疑う最上に警察が同調し、捜査方針は「松倉犯人説」へと傾倒しはじめていた。この事件の被疑者として、松倉の名前が上がったことに激しく動揺していた最上を知る沖野は、捜査が進むにつれて、最上は松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと疑問を抱いていた。さらには、闇社会のブローカー・諏訪部(松重豊)も、最上の立てた捜査方針に有利となる証拠集めのため、影で動いているようで……。そんな中、事件の捜査過程で、新たに弓岡(大倉孝二)という男が被疑者として浮上する。居酒屋で酔った弓岡が、犯行をほのめかすような自慢話をしていたという目撃証言が出たのだ。果たして、事件の真犯人は一体誰なのか――?最上を師と仰ぐ沖野だったが、やがて二人は互いの正義をかけて対立することになり……。◼︎見どころは主演ふたりの演技合戦本作の見どころは、何と言ってもエリート検察官・最上を演じた木村拓哉と、若き検察官・沖野を演じた二宮和也の演技合戦でしょう。木村拓哉演じる最上は、冒頭の新任検事研修の場面から、圧倒的なオーラとカリスマ性を感じさせます。そんな最上が、物語の後半につれ、自身の弱さや迷いを露呈していく様は、あまりに繊細で1秒たりとも目を離すことができません。また、入庁時の研修担当検事であった最上の言葉に感銘を受け、自らを「最上流正義の継承者」と称するほど最上に心酔している沖野が、検事として急成長していく様も必見です。特に見逃せないのは、沖野が老夫婦の強盗殺人事件の被疑者・松倉を追い詰める取り調べの場面です。己の感情に飲み込まれることなく相手の出方を見定めつつも、松倉に言葉の刃を突きつける豹変ぶりに、思わず息を呑みます。最上と沖野、そんなふたりが互いの正義を賭け、ついに激突するシーンは、同じ事務所の先輩・後輩であるということを思い出させないほどの迫力に溢れています。日本のトップスターの座に長年君臨してきた木村拓哉と、嵐の中でも演技派で知られる二宮和也ーーふたりの鬼気迫る熱演を、人気アイドル同士の共演と見逃してしまうのはあまりにもったいありません。気になる事件の行方は、ぜひスクリーンで確認してみてくださいね!◼︎『検察側の罪人』公開情報『検察側の罪人』8月24日(金)全国東宝系にて公開監督・脚本:原田眞人『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』原作:雫井脩介「検察側の罪人」(文春文庫刊)出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、松重豊、山﨑努配給:東宝上映時間:123分公式サイト:©2018 TOHO/JStorm
2018年08月23日司会の明石家さんまが、強烈なキャラクターの評論家軍団、パネラーたちとサイエンスな爆笑トークを繰り広げる人気バラエティー「ホンマでっか!?TV」の8月22日(水)今夜放送回に、俳優の木村拓哉がゲスト出演。キムタクの「人生相談」に評論家たちの回答は!?「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「HERO」などの超人気作を連発、90年代に“キムタク”旋風を巻き起こした木村さん。00年代には『武士の一分』や「華麗なる一族」で俳優としての幅を広げ、最近では「BG~身辺警護人~」でみせた父親像で、改めて魅力的で鮮烈な印象を与えたのも記憶に新しい。今回は木村さんを迎え「ホンマでっか!?どっち派討論会」を実施。木村さんから「歯みがき粉の量は普通につける派か、モリモリにつける派か」という議題が投げかけられ、実際にスタジオで歯みがき粉の付け方をそれぞれが実演。木村さんからは「餃子のタレは、普通につける派か、べちょべちょにつける派か」という議題も。こちらも歯みがき粉のつけ方同様に餃子のタレのつけ方(食べ方)で大激論を展開する。さらに「ホンマでっか!?人生相談」では「明石家さんまさんの生き方に共感できるオレって変ですか?」という木村さんからの悩みに、司会のさんまさんをはじめ評論家軍団がそれぞれの見解を述べていく。木村さんの主演最新作『検察側の罪人』は、木村さんがエリート検事を、若き検事を「嵐の」二宮和也が演じ、時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なるテーマを描き出していく作品。東京地検刑事部のエリート検事・最上と駆け出しの検事・沖野は、都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することに。やがて、過去に時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上すると、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。その姿に、最上に対する沖野の“信頼”は“疑念”に変わっていく――という物語。吉高由里子、松重豊、平岳大、大倉孝二、八嶋智人らが脇を固める。映画『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。「ホンマでっか!?TV」は8月22日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月22日女優の吉高由里子が8月16日(木)今夜放送のフジテレビ系「VS嵐」にゲスト出演。「嵐」チームのプラスワンゲストとして、人気お笑い芸人が一挙集結した「よしもと芸人チーム」と熱戦を繰り広げる。また最新作『検察側の罪人』の撮影秘話なども披露する。2008年に公開された『蛇にピアス』の衝撃的な演技で第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞、一躍話題となった吉高さん。その後月9ドラマ「東京DOGS」ヒロイン役や「美丘-君がいた日々-」での連ドラ初主演など着実に実力をつけ、『婚前特急』『僕等がいた』など映画作品でも活躍。そして連続テレビ小説「花子とアン」で国民的認知度を獲得すると同年には「紅白」の司会にも抜擢。いまや「東京タラレバ娘」や「正義のセ」などで独自の個性と存在感を放つ女優へと成長を遂げた。そんな吉高さんだが最新作『検察側の罪人』では「嵐」二宮和也と共演。ということで今回は「嵐」の助っ人としてプラスワンゲストでの登場となる。そんな吉高さんが加わった「嵐」チームと対決するのは千原ジュニア、陣内智則、「麒麟」川島明、「NON STYLE」石田明、銀シャリによる「よしもと芸人チーム」。「ピンボールランナー」ではランナーを二宮さん、通常なら複数人が務める司令塔を今回は吉高さん一人で行うことに。映画でも共演しただけあって2人の息はピッタリかと思いきや、吉高さんの独特な“間”に思わず走りながら笑ってしまう二宮さん。果たして勝負の行方は?さらに今回は特別企画として「正しいのはどっち?」を実施する。これは2つ並んだ問題でどちらが正しいかを当てるというシンプルなものだが、想像の上をいく絶妙&微妙な問題の数々に出演者たちは悪戦苦闘。こちらもお見逃しなく。今夜のゲスト、吉高さんが二宮さんと共演した映画『検察側の罪人』は、「犯人に告ぐ」の雫井脩介が2013年に発表した同名小説が原作。注目は木村拓哉と二宮さんという日本を代表する2大トップスターの夢の競演。エリート検事の最上を木村さんが、若き検事・沖野を二宮さんがそれぞれ演じ、時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なテーマに挑む。吉高さんは二宮さん演じる検事を支える検察事務官役で出演。映画『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。「VS嵐」は8月16日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月16日「嵐」がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の8月11日(土)今夜放送回に女優の吉高由里子と俳優の音尾琢真が登場。ほかにも「King&Prince」の平野紫耀と岩橋玄樹、村上佳菜子ら豪華なメンバーがゲスト出演する。2008年公開の『蛇にピアス』でみせた体当たり演技で話題をさらうと「美丘-君がいた日々-」で連ドラ初主演。『GANTZ』や『婚前特急』『僕等がいた』などへの映画出演を経て人気シリーズとなった「ガリレオ」、そして連続テレビ小説「花子とアン」でその評価を不動のものに。最近では「東京タラレバ娘」や「正義のセ」も話題を呼んだ吉高さん。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーであり、今年前半だけでも『祈りの幕が下りる時』『サニー/32』『ラブ×ドック』『孤狼の血』と立て続けに出演作が公開された音尾さん。映画『検察側の罪人』で二宮和也と共演した2人がゲストに登場。真夏に食べたい旨辛グルメをかけたデスマッチに参戦する。爆笑珍回答を連発する吉高さんと相葉雅紀に注目。また『検察側の罪人』撮影現場秘話なども明かされる。またジャニーズの後輩で先日CDデビューを飾った「King&Prince」平野さんと岩橋さんは「MJ倶楽部」に初登場。今回は究極のチョコミントアイス作りに挑戦する。世界的ジェラート職人の液体窒素パフォーマンスも必見だ。そのほか「出張隠れ家ARASHI」では櫻井翔と村上佳菜子が各界の“スジ筋美女”と地獄のトレーニングに。櫻井さんは過酷なトレーニングにどんな反応をみせるのか、注目を。今夜のゲスト、吉高さんと音尾さんが出演する映画『検察側の罪人』は8月24日(金)全国公開。「犯人に告ぐ」の雫井脩介が発表した2013年の同名小説を原作に、時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なテーマを描き出す。エリート検事の最上を木村拓哉が、若き検事・沖野を二宮さんがそれぞれ演じ、日本を代表する2大トップスターが夢のW主演を果たす。「嵐にしやがれ」は8月11日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月11日木村拓哉と二宮和也が初共演した『検察側の罪人』の完成披露試写会が8月6日(月)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。上映終了後には2人が、サプライズで“カーテンコール”を行い、約4,000人のファンが暖かなスタンディングオベーションで迎えた。「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。東京地検刑事部のエリート検事・最上(木村さん)と、駆け出しの検事・沖野(二宮さん)は、都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することに。やがて、過去に時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上すると、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。その姿に、最上に対する沖野の“信頼”は“疑念”に変わっていく――。■木村拓哉「この場にいる全員に感謝の気持ちを」「今日は(作品を)受け取ってくれた、この場にいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。えー、こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思っています。僕ももう一度見たいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」■二宮和也「もう一度ぜひ劇場で見ていただきたい」「はい、もう見ていただいたものがすべてでございます。ありがとうございます。いろいろ感じていただいている部分もあると思いますので、もう一度ぜひ劇場で見ていただきたいなと思っております。2階(席)の皆さんもありがとうございます。皆さん、ありがとうございました」上映後のカーテンコールには木村さんと二宮さんに加えて、共演する吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督が出席した。『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月06日