今回はさ行で始まる女の子の名前に着目し、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」TOP100に入っている名前をご紹介します。さ行の音を使うことで、爽やかで上品な印象を与える名前になるそうですよ! 咲良(さくら、さら)名前ランキング11位にランクインしている「咲良(さくら、さら)」という名前。実は、18位には「さくら」、64位には「桜」が入っています。美しく咲いて皆に愛される桜は、今も昔も日本の象徴と言える花。「さくら」という名前も、時代を問わず愛される人気の名前です。 咲希(さき)22位に「咲希」、86位に「咲」がランクイン。「咲」という漢字は「笑う」という意味がある字で、女の子の漢字ランキング8位にも入っています。希望の「希」に「咲」をつけることで、希望が叶うように、才能が開花するように、といった願いが込められていそうです。 すみれ名前ランキング初登場の「すみれ」は45位。紫色の可憐なすみれの花を連想させ、どこか古風で清楚なイメージの名前です。また、すみれの花言葉は「誠実」「謙虚」「小さな幸せ」なんだそう。清らかな印象の花言葉が多く、女の子の名づけに人気なのも納得です。 紗奈(さな)50位に「紗奈」、55位に「紗菜」がランクインしており、どちらも初登場のイマドキネーム。「紗」は糸や織物を表す漢字で、どこか繊細で美しい印象を与えます。また、「な」で止める名前は女の子に人気で、名前ランキングTOP10のうち3つの名前が「な」止めネームです。 雫(しずく)51位にランクインしたのは、「雫」という名前。実は「雫」という漢字が人名として使えるようになったのは2004年からで、歴史が浅い名前です。そのため、周りの子と重ならない可能性が高い名前でもあります。雨粒を連想させ、みずみずしい印象になります。 栞(しおり)「栞」は59位にランクイン。「栞」という漢字は、山林を歩くときに道の目印にするために使う木の枝のこと。また、本に挟む「しおり」もこの漢字です。そのため、清楚で知的な印象を与えるほか、「道に迷わず人生を歩んでほしい」という願いも込められているようです。 すず70位に「すず」が入っているほか、79位には「鈴」もランクイン。「すず」という特徴のある響きが愛らしく、華やかな印象に。すずらんの花の「すず」、涼しいの「すず」、神社のお詣りで鳴らす「鈴」を思い浮かべる人もおり、日本人にとって親しみやすく印象の良い響きです。 紗良(さら)77位にランクインした「紗良」は、漢字は古風でありながら響きは外国人の名前のような雰囲気もあり、まさにイマドキな名前。洗練された印象で、呼びやすいのも特長です。また、「真っ新(まっさら)」の「さら」も連想させ、新しいイメージも持つ名前です。 さ行で始まる名前をこうして挙げてみると、確かにどれも爽やかで上品な印象ですね。そしてどこか日本的で、古風な響きの名前が多いのも印象的です。女の子の名づけの参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月26日近年の赤ちゃんの名前には、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)を連想させる「陸海空ネーム」が多いようです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~男の子編~をお届けします。 樹(いつき・たつき)大きな樹木を意味する「樹」は、名前ランキング6位に、「いつき」という読みは10位にランクイン。大地に根を張り、冬の寒い日も風の強い日もそこに立ち続ける姿から、力強く凛とした印象の陸ネームです。 陸(りく)陸ネームそのものである「陸」は、9位にランクイン。ほかにも、50位に「陸斗(りくと)」、93位に「陸翔(りくと)」、99位に「陸人(りくと)」と、「陸」を使った名前が4つ入っています。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、よみランキング5位にも入っている人気ネームです。 岳(がく)名前ランキング43位の「岳」は、高く険しい山を意味する漢字。スケールが大きく、心の強い男の子になってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 大地(だいち)陸ネームの代表格とも言える「大地」は、53位にランクイン。毎年必ず100位以内に入る、男の子の人気ネームです。 湊(そう・みなと)名前ランキング3位に入った「湊」は、海上の船などが集まる港を指す漢字。25位には「湊斗(みなと)」、94位に「湊太(そうた)」も入っています。「みなと」はよみランキング6位、「湊」は漢字ランキング15位にもランクインしており、男の子の最旬ネームとも言えます。 海翔(かいと)名前ランキング33位に「海翔(かいと)」がランクイン。「海」は漢字ランキング30位、大きく羽ばたくことを意味する「翔」は3位にランクインしている人気の漢字です。「海」を使った男の子の名前では、62位に「海斗(かいと)」、88位に「拓海(たくみ)」もランクインしています。 航大(こうた・こうだい)69位にランクインしている「航大」の「航」は、船で水を渡ることを意味する漢字。「航海」や「航路」といった熟語を連想させ、大海原を船で渡る壮大なイメージが湧きます。77位には「航(こう・わたる)」もランクインしています。 陽翔(はると・ひなと)男女ともに人気の「陽」を使った名前は、明るい太陽を連想させる空ネーム。5位の「陽翔(はると・ひなと)」を筆頭に、8位「陽太(ひなた・ようた)」、11位「朝陽(あさひ)」、13位「陽向(ひなた)」、19位「陽斗(あきと・はると)」、38位「陽(はる・よう)」と、「陽」を使った名前が6つランクインしています。 翼(つばさ)50位にランクインした「翼(つばさ)」は、空を大きく羽ばたくイメージから空ネームとしてカウント。2017年の27位からはランクダウンしたものの、毎年ランクインする人気の名前です。 蒼空(そら)「蒼空(そら)」は、名前ランキング65位。草木が茂る様子や深い青緑色を意味する「蒼」という漢字は、漢字ランキング10位。「空」も毎年人気の漢字で、2017年・2018年ともに31位にランクイン。人気の漢字を組み合わせた近年名づけで好まれる名前です。名前ランキングの85位には「空(そら)」も入っており、空ネームの根強い人気を感じます。 男の子の名前は、女の子以上に陸・海・空ネームが多い印象でした。やはり男の子には、力強さや広大さといった、スケール感を重視した名前が人気のよう。男の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月19日最近、男の子の名前で優しげな響きの名前が多いと感じることはありませんか?たくましく元気な響きの名前もすてきですが、優しくやわらかい響きの名前も捨てがたい! なかでも「な行」や「や行」、「長音(「えい」「そう」など長く引き伸ばす音)」の名前は優しく感じられるといわれているようです。 今回は、2018年「赤ちゃんの名前のよみランキング」にランクインしていた男の子の名前から、人気の優しい響きの名前を紹介します。 えいた俳優の瑛太さんの影響もあるのか、男の子に人気の名前。「た」で止まる名前は男の子らしい印象がありますが、「えい」の響きで優しさがプラスされますね。 えいとこちらも「えい」の優しい響きが印象的な名前。数字の「8(eight)」と同じよみということもあり、海外でも通用するのが人気の理由かも。 けい呼びやすさがバツグンの親しみやすい名前。プロテニスプレーヤーの錦織圭さんなどのイメージもあり、将来海外で活躍できるように願いをこめて。 こうせい長音の優しいイメージと同時に、大きくて伸びやかで心が広い男の子を連想させます。思わず呼びかけたくなってしまう名前ですね。 そうすけ呼んだだけで明るくさわやかな印象を受ける名前。スポーツが得意で活発そうな男の子を連想させてくれます。 そうた男の子の名前のよみランキング2位の大人気名前。「そう」というさわやかな響きと、男の子らしい「た」の組み合わせから、バランスの良さを感じます。 たいせい音の響きから、大らかで何事にも動じない強さと同時に、穏やかさを感じさせてくれます。将来「大成」できるように、という願いも込めて。 ゆいと「ゆい」という優しい音が、男の子に人気。「結」「唯」の字が当てられることが多いようです。 ゆうせい頭に「ゆう」が付くだけで、優しく、やわらかい印象を与えてくれます。長音同士の組み合わせなので、呼びやすいのもいいですね。 ゆうと男の子の名前のよみランキング3位の名前。優しいイメージなのに、凛々しい少年のようなイメージもある名前です。漢字の組み合わせもたくさんありそうですね。 優しい響きの名前が増えているのは、男女を問わず、「優しさ」や「癒し」を求められている時代だからなのかもしれませんね。男の子の名前を考えている人は、“響き”もポイントに検討してみては?(TEXT:樋口由夏)
2019年06月17日男の子の名前に使われる漢字のなかでも人気の高い「蒼」。「草木が生い茂る」という意味から、すくすくと育つ植物のような、さわやかで健康的なイメージです。2018年の名前ランキングのなかから、「蒼」を使った人気の名前TOP7を紹介します。 1.蒼(あお、あおい)「蒼」一文字の名前で、印象的。「あおい」というよみも2018年のランキングでは19位と人気です。見た目も響きも、りりしさやさわやかさが感じられます。 2.蒼大(あおと、そうた)のびのびと大きく育つように、という願いを込められる名前です。「大」は男の子の名前の漢字ランキングで毎年1位、2位に挙がる人気漢字。「あおと」「そうた」はどちらも人気の高いよみ方です。 3.蒼真(あおま、そうま)男の子の名前に使われる漢字で人気の高い「真」を組み合わせた名前。「~ま」で終わる名前でやさしい響きになります。 4.蒼空(そら)「空」と合わせて「そら」と読ませる当て字名前。漢字が表す通り、さわやかに晴れ渡った大空をイメージさせ、同時によびやすさも併せ持った名前です。 5.蒼太(そうた)俳優の福士蒼汰さんの名前と漢字違いで、男の子の人気漢字「太」を使った名前です。元気にたくましく育ってほしいという願いにぴったり。 6.蒼士(あおし、そうし)2018年男の子の名前のよみランキングでは「そうし」がランクイン。「士」を合わせることで、古風な印象がアップ。きりっとしたりりしさや芯の強さを感じさせる印象に。 7.蒼生(あおい、いぶき)「生」という漢字を使うと、よりいきいきとした印象に。また「いぶき」とよませることで、漢字で見た印象と合わせて、若々しく生命力のあふれた人を連想させます。 「蒼」は人気が高い漢字なので、知り合いと名前が被ることを気にする方もいるかもしれません。ただ、「あお」「そう」と複数のよみがあるので、合わせる漢字によってバリエーションが広がります。個性的な名前を考えることもできそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月15日近年の赤ちゃんの名前は、自然を連想させる漢字を取り入れるのがトレンド。今回はその中でも、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)に注目してみました。赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~女の子編~をお届けします。 楓(かえで)名前ランキング10位の「楓(かえで)」は、秋に美しい紅葉が楽しめる木の一種。「木」へんに「風」という漢字がさわやかで、清々しい大地を連想させる陸ネームです。2017年では人気の名前1位と、近年人気の名前です。 花(はな)女の子の陸ネームでもっとも多いのは「花」を使った名前。25位に「花(はな)」がランクインしているほか、45位「和花(わか、のどか)」、47位「一花(いちか)」、62位「彩花(あやか、いろは)」、65位「花音(かのん)」、79位「百花(ももか)、84位「優花(ゆか、ゆうか)」、99位「唯花(ゆいか)」と、8つの名前がランクインしています。 すみれ45位にランクインしている「すみれ」は、濃い紫色が美しい花の名前。可憐な印象です。ほかにも、34位「蘭(らん)」や64位「桜(さくら)」など、花の名前を取り入れた陸ネームがランクインしています。 あかり19位にランクインした「あかり」は、太陽を連想させる空ネームのひとつです。「あかり」と読む名前は30位「朱莉」、78位「明莉」、94位「朱里」がランク入り。「朱里」は山間や田園地帯、人里といった意味を持つ「里」という漢字を取り入れることで、のどかで穏やかな印象に。「あかり」はよみランキング2位の人気ネームでもあります。 夏帆(かほ)夏らしい印象の「夏帆(かほ)」は、44位にランクイン。「帆」という漢字は、風を受けるために船に張った布のこと。夏生まれの女の子に特に人気の名前です。86位には「莉帆(りほ)」もランクインしています。 七海(ななみ)65位にランクインしている「七海(ななみ)」は、海ネームそのもの。世界にある7つの海「南太平洋」「北太平洋」「南大西洋」「北大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」を総じたSeven Seasを和訳すると「七海(ななみ)」になります。この名前も夏生まれ、特に7月生まれの女の子の名前によく使われているようです。 凪(なぎ)「凪」とは、風がやんで波が穏やかになる状態のこと。そのため、「風」という漢字の中が「止」になっています。海と風が一体となり、壮大でありながら穏やかな風景を連想する海ネームです。 渚(なぎさ)海の波打ち際のことを指す「渚(なぎさ)」は、100位にランクイン。明るい夏の海をイメージさせる漢字で、夏生まれの女の子に人気の海ネームです。 陽菜(はるな・ひな)空ネームでは、明るい太陽を連想させる「陽」を使った名前が男女ともに人気。女の子では、5位の「陽菜(はるな・ひな)」を筆頭に、6位「陽葵(ひな・ひなた)」、48位「心陽(こはる)」、83位「陽菜乃(ひなの)」がランクインしています。 結月(ゆづき)女の子の空ネームで圧倒的人気を誇る、「月」を使った名前。中でも1番人気は8位の「結月(ゆづき)」で、その後13位「美月(みづき)」、31位「菜月(なつき)」、39位「葉月(はづき)」、74位「柚月(ゆずき・ゆづき)」、92位「優月(ゆつき・ゆづき)」と、6つの名前がランクインしています。 自然を連想させたり、自然からインスピレーションを受けたりした名前は多いのですが、中でも今回は「陸・空・海」にちなんだ名前をご紹介しました。女の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月12日ベビーカレンダーは2019年5月生まれのお子さん11,711人を対象に、『5月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、5月生まれの男の子5,951人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 “新時代の始まり”にちなんで「朔」が急増!?5月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「湊」、3位「律」でした。1位・2位は前月と変わらず、初夏をイメージできる名前「蓮(主なよみ:れん)」「湊(主なよみ:みなと)」がランクイン。また、同率4位には「陽向(主なよみ:ひなた)」「陽翔(主なよみ:はると)」、8位には「朝陽(主なよみ:あさひ)」と、「陽」を含んだ名前3種類がTOP10入りしました。 そして注目は6位の「朔」。年間ランキングでは2017年48位、2018年39位でしたが、ここへきて急浮上! 「朔」は、月の第一日を表し、転じて“物事の始まり”を意味する漢字。『令和』という新しい時代の始まりにちなんで名づけた方が増加したと考えられます。主なよみは「さく」ですが、ほかに「はじめ」もありました。よみランキングTOP10 人気は「はる」を含む名前のよみ!男女ともに「あおい」がTOP10入り男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「はるき」、3位「そうた」でした。1位・2位に加え8位「はる」と、「はる」を含んだ名前のよみがTOP10内に3種類ランクイン。「はる」と読ませる漢字は「陽」がダントツ人気で、続いて「晴」「悠」「遥」の順に多く使われていました。 今回、男女ともにTOP10入りを果たしたのが「あおい」。夏の季語でもある「葵」と同じ響きで、ユニセックスな名前のよみです。名前の字は、男の子では「蒼」が最も多く、次いで「葵」「碧」が同数でした。 漢字ランキングTOP10 “スケールの大きさ”や“5月の空”を連想させる漢字が人気♪男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」という結果でした。「空高く飛ぶ」という意味を持つ「翔」、「大きい・広い」を表す「大」、「星・広大な宇宙」を連想させる「斗」と、TOP3はすべて“スケールの大きさ”を感じさせる漢字でした。さらに5月は、端午の節句で空を泳ぐ鯉のぼりや、“五月晴れ”という言葉のイメージからか、「翔」「陽」「晴」といった空を連想させる漢字が多めにランクインしました。 5月生まれの赤ちゃんは、令和元年に生まれた“令和ベビー”です。新しい時代を担う子どもたちの名前には、新時代の始まりを表す名前や、新元号に含まれる漢字を用いた名前が増加。そして4月に比べ、初夏を思わせる名前の人気が高まりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年5月1日(水・祝)~2019年5月22日(水)調査件数:11,711件(女の子:5,760件/男の子:5,951件)
2019年06月11日「月」は女の子の名前に使われる漢字ランキングの上位に挙がる漢字のひとつ。2018年の女の子の名前ランキングにも「月」を使った名前がランクインしました。夜空に光り輝く月はやさしさや美しさを連想させ、女の子の名前に使いたいパパ、ママも多いようです。そこでランキングに挙がった「月」を使った名前のTOP6を紹介します。 1.結月(ゆづき)女の子の名前に使われる漢字として人気の高い「結」と組み合わせた名前。「ゆづき」というよみも人気です。やさしい響きで、おだやかな美しさを感じさせます。 2.美月(みつき、みづき)やさしく光り輝く月のイメージをより一層印象づける名前。人をひきつける魅力も感じさせます。女優の山本美月さんの名前としても思い浮かびます。 3.菜月(なつき)「菜」は健康的で素直さを連想させる漢字。2018年女の子の名前の漢字ランキングでは1位の人気漢字です。響きも名前のイメージもおだやかな印象に。 4.葉月(はづき)八月を表す言葉で古風な印象の名前。いきいきとしたイメージで、特に8月生まれの女の子にぴったりです。 5.柚月(ゆずき、ゆづき)ゆずの実のような、さわやかさやみずみずしさと、りんとした美しさを感じさせる名前。ゆずは冬が旬の果実なので、冬生まれの女の子にも似合いますね。 6.優月(ゆつき、ゆづき)人気の高い「結月」の漢字違い。「優」を使うと、やさしく、知性や才能を持つ人に、という願いを込められます。 「月」を当てられそうな名前のよみそのほか、2018年女の子の名前のよみランキングにも「月」を当てられそうなよみがランクイン。「ゆづき」「みづき」などのほかには「さつき」というよみも人気のようでした。「さつき」の「さ」には、「彩」「早」「咲」などの漢字を合わせることができます。 丸く輝く満月や三日月など、月は満ち欠けによって印象が変わるもの。やさしい光で人を包み込むイメージもあれば、クールでりんとしたイメージも。赤ちゃんが生まれた日に見た月の印象を名前に込めてもいいかもしれませんね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月07日男の子らしい名前、女の子らしい名前もたしかにすてきですが、男の子にも女の子にも通じる名前も個性的ですてきです。今や性別の区別なく、男女が活躍する時代。今回は2018年の「赤ちゃんの名前のよみランキング」にもランクインしていた、人気のユニセックスな名前を紹介します。 あさひ(朝陽、朝日、旭など)漢字にすると男の子にも、ひらがなにすると女の子にもぴったりの名前。漢字も音の響きも、太陽のように明るく、前向きな印象の名前ですね。 あおい(蒼、葵、碧など)男の子にも女の子にも人気で、毎年上位にランクインする名前。大人気の漢字一文字の名前でもありますが、どの漢字を使っても、男の子・女の子ともに違和感なく、目を引く名前です。 そら(空、蒼空など)比較的、男の子に多い名前ですが、女の子につけてもキュート。さわやかな青空のように、のびのびと育ってほしいという願いなどが込められた名前です。 はる(陽、悠、晴、華など)「あおい」と並んで、男の子・女の子ともに大人気の名前。「陽」「悠」「晴」は男の子に、女優の「黒木華」さんの影響もあるのか、「華」は女の子につけられることが多いようです。 るい(瑠依、類など)男女ともに通用する個性的な名前でもあり、海外でも通用しそうな名前です。ここに挙げた以外にも、漢字の組み合わせはたくさんありそうですね。 ゆう(悠、優など)ユニセックス名前の王道(?)とも言える名前。漢字の選び方によっては、男の子らしくも、女の子らしくもなり、シンプルな響きがかわいい名前です。 れい(怜、礼、玲など)呼びやすく、漢字のバリエーションも豊富な名前。上品なイメージなのに、どこかミステリアスな印象も与える名前です。漢字は令和の「令」を当ててもいいですね。 2018年の名前ランキングを見ただけでも、ユニセックスな名前はあちこちに。名づけでも、男の子や女の子の境目があまりなくなってきているのかもしれません。おなかの赤ちゃんの性別がまだわからないママや、性別にこだわらず魅力的な名前をつけたいママは、ぜひ参考にしてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)
2019年06月05日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のなかで、名前の最後に「か」がつく、「か」止めネームに着目! 「か」止めネームは女の子らしく可憐な印象です。今回は、2018年よみランキングTOP100に入っている9つの名前をご紹介します。 1位ほのかよみランキング15位だった「ほのか」が、「か」止めネーム1位でした。ほんわかと優しい印象の名前です。ひらがなで書くと全体が丸みを帯びており、どこか古風でかわいらしい雰囲気も。また、2017年7生まれの女の子3,185人の調査結果では、よみランキング2位にランクインしており、夏生まれの女の子の名前として人気が高いようです。 2位いちか2017年よみランキング23位から、2018年は17位にランクアップ。名前ランキングでは47位に「一花」、51位に「一華」が入っています。「花」や「華」は女の子の名前に人気の漢字で、「花」は漢字ランキング3位、「華」は22位。「一」をつけることで、第1子であること、オンリーワンであること、1つのことを成し遂げてほしいなど、それぞれの意味が加わっていそうです。 3位ももか2017年よみランキング41位から、2018年は29位にランクアップ。「百花」と書くことが多く、桃の花を表します。そのため、桃の花の開花時期である初春に生まれる女の子に人気の名前です。桃色のかわいらしい花は、ひな祭りでも女の子の健やかな成長を願って飾られます。 4位はるかこちらも2017年よみランキング73位から、2018年は36位に大幅ランクアップ。「はる」がつく名前は男女問わず人気です。漢字は「陽」「春」「晴」が多く、男女ともに人気の漢字です。そこに「花」や「華」などをつけることで、ぐっと女の子らしい印象になりますね。 5位りんか名前ランキング2位に「凛」、よみランキング6位に「りん」が入っており、近年大人気の「凛」という名前。そこに「花」「香」「夏」などをつけて、「りんか」とする「か」止めネームです。漢字の意味の通り凛とした印象と、どこかかわいらしさもある響きで、よみランキングでは41位にランクインしています。 6位ゆいかよみランキング43位の「ゆいか」は、名前ランキング99位に「唯花」がランクイン。こちらは2017年まではランク外だった名前で、2018年に人気が上がった名前です。「唯」は漢字ランキング51位に入っており、「唯一」という熟語で使われる漢字。「この世にひとりだけ」「かけがえのない」という意味があります。 7位ふうか漢字ランキング44位に「楓」が入っており、「楓佳」「楓香」などが考えられます。「楓」は「かえで」ともよみ、秋の紅葉が美しい落葉樹。「風」という漢字が入っていることで爽やかな印象もあり、秋生まれの女の子に多く採用される名前です。 8位ゆうかよみランキング63位。名前ランキングには84位に「優花」がランクイン。「花」は漢字ランキング3位、「優」は18位と、流行り廃りのない女の子の最強ネームともいえる名前です。優しく美しい女の子に育ってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 9位あやかよみランキング67位の「あやか」は、名前ランキングでは「彩花」が62位に新規ランクイン。「彩」は漢字ランキング12位にも入っており、「色」をイメージさせるため、美しく華やかな印象に。また、「あや」のよみは愛らしく、しとやかな雰囲気も持っています。 漢字ランキングのなかで「か」と読める漢字は、「花」「夏」「華」「香」「佳」でした。実は女の子の名前でテッパンの漢字が多かったのです! 愛らしく華やかな印象になる「か」止めネーム、検討してみてはいかが?【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)
2019年06月03日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」の男の子よみランキングを見ていて気付きました。「と」止めの名前が非常に多いことに……! なんとTOP100のうち、21の名前が「と」止め! 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、2018年に人気だった「と」止めネームTOP10をご紹介します。 1位はるとよみランキング1位は「はると」でした! 名前ランキングにも5位に「陽翔」、9位に「悠人」がランクイン。ほかにも、「陽斗」「悠翔」「悠斗」「晴翔」「悠仁」とたくさんの「はると」と読む名前がランクインしており、大変人気のある名前です。全体的に伸びやかで明るい漢字が使われることが多く、のびのびと元気な男の子に育ちそうですね。 2位ゆうと「ゆうと」はよみランキング3位にランクインしており、「悠人」「結翔」「悠翔」「悠斗」と、男の子に人気の漢字を組み合わせた「ゆうと」がたくさん。名前ランキング77位には新規で「優斗」もランクインしており、その人気は衰えません。 3位みなとよみランキングでは6位、名前ランキングでは3位に「湊」がランクイン。たくさんの船が集まる「湊」は、人気者になるように……という願いを込めてつけるパパ・ママが多いそう。また、海や船を連想させる漢字は男の子の名前に人気で、大きく爽やかな印象が男の子にぴったりです。 4位ゆいとよみランキング7位の「ゆいと」は、「結翔」「結斗」「結仁」「結人」と「結」という漢字を使って組み合わせるのが定番化。良縁で恵まれるように、強い絆で結ばれるようにと、パパ・ママの願いが込められていそうです。 5位あおとよみランキングでは11位、漢字では「蒼大」「碧斗」「碧人」が100位以内に入っています。「蒼」は、植物がすくすくと育ち生い茂る様子を表す漢字。「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表します。どちらも自然の強さや美しさをイメージさせる漢字で、近年男の子の名前に人気です。 6位ひろと「ひろと」は2017年のよみランキングでは6位でしたが、2018年では12位にランクダウン。しかしながら名前ランキングの2位に「大翔」がランクインしており、2017年も3位と、根強い人気がある名前です。大きく羽ばたくという意味を持った「翔」は、漢字ランキング3位に入っています。 7位かいとよみランキング18位の「かいと」は、「海翔」「海斗」と書くのが人気。「斗」はひしゃくを意味し、北斗七星を連想させて美しく神秘的なイメージの漢字。「海」は、特に夏生まれの男の子に人気の漢字です。 8位はやとよみランキング20位の「はやと」。「颯斗」「颯人」と、風が吹く様を表す「颯」という漢字が人気。「風」と「立」を組み合わせた漢字の印象が良く、「颯爽」という熟語を連想するので、爽やかできりっとした雰囲気になります。 9位あきとよみランキング23位にランクイン。名前ランキング19位に「陽斗(あきと)」が入っており、人気漢字である「陽」を少しひねって読ませた名前です。漢字ランキング6位の「陽」は「よう」のほか、「あき」「きよ」「はる」「ひ」などと読む場合も。 10位りくとよみランキング25位にランクイン。名前ランキング9位に「陸(りく)」、50位に「陸斗(りくと)」が入っており、「陸」という漢字の人気ぶりが伺えます。壮大で力強く、地に足のついた印象の漢字です。 このほかにも「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のよみTOP100には、「えいと」「けんと」「あやと」「やまと」「かなと」「れんと」「けいと」「まなと」「ゆきと」「さくと」「たくと」と、実に多くの「と」止めネームがありました! ちなみに、2017年1位は「みなと」、2016年1位は「はると」と、3年連続で「と」止めネームがよみランキング1位を獲得しています。近年「と」止めネームのトレンドであり、定着化してきていることがうかがえました。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:男の子:44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月29日昔から女の子の名前に多く選ばれる「美」という字。文字どおり、美しくあってほしいという親の願いが込められている名前で、今でもその人気は健在のよう。今回は2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で上位に入っていた、「美」のつく名前を紹介します。 美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんの影響もあるのか、上位にランクイン。「月」がつく女の子の名前は人気ですが、その中でも「美」がつくことで、華やかさがよりアップした名前。 美咲(みさ、みさき)漢字から受けるイメージも、名前を呼んだときの印象も、女性らしいイメージの名前。名前の通り、花が咲くような美しい女性に育ってほしいという願いを込めて。 美織(みおり)文字も響きも、どこか古風でしとやかな印象を受ける名前。美しく、彩りのある人生を織りなしていってほしいという願いが込められています。 美桜(みお、みさき)美しく咲く桜のように、誰からも愛される、日本人らしい名前です。桜の咲く時季に生まれた女の子にはぴったりの名前ですね。 美琴(みこと)「琴」の字の古風なイメージがかえって新しく、おしゃれな印象を与えてくれます。「こと」という音もかわいらしいですが、漢字を当てはめるとさらに愛らしく。 美羽(みう、みわ)美しい羽を持った鳥のように、大きく羽ばたいていけるような印象の名前。「みう」「みわ」どちらの読み方も、かわいらしい女の子の名前として人気です。 2018年の女の子の名前ランキングを見ると、「美」のつく名前に関して、共通していることがありました。それは、「○美」のように、名前の最後に「美」を使うのではなく、一文字目に「美」を取り入れていること。それがここ最近の「美」のつく名前の傾向のようです。「美」のつく名前は、女の子ならでは。ぜひ、名づけの参考にしてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)
2019年05月27日最近、男の子の名前で目立って増えてきたのが、止め字が「ま」とよむ名前。2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」でも、この「ま」止めネームが多く見受けられました。今回は、2018年のランキングでも人気だった、男の子の「ま」止めネームを、漢字とよみのそれぞれから紹介します。 漢字ランキングで人気だった「ま」止めネームTOP61.悠真(ゆうま)男の子に人気の漢字ランキングの上位に入ってくる「悠」の字を使っています。男の子らしくもあり、伸びやかでもあるイメージで、人気上位なのも納得です。 2.颯真(そうま)「颯」という漢字も、声に出して名前を呼んだときのイメージも、とてもさわやかな名前。元気が良く、はつらつとした男の子のイメージです。 3.蒼真(そうま)「蒼」という字も、男の子に人気の漢字。2018年男の子の漢字ランキングでも10位入っています。「そうま」というよみは2位の「颯真」と同じですが、「蒼真」はよりクールな印象を受けますね。 4.涼真(りょうま)「涼」という漢字のイメージから、涼しげなイメージの名前です。2018年のランキングに入ったのは、俳優の竹内涼真さんの影響もあるのかも!? 5.拓真(たくま)「拓」という漢字と、よみから受ける印象から、男の子らしく、たくましく、頼もしいイメージの名前。スポーツが得意そうな、活発な男の子にぴったりの名前ですね。 6.翔真2018年男の子の漢字ランキング3位の「翔」の字が使われた名前。将来、世界に羽ばたいていけるような人に育ってほしいという願いが込められているようです。 名前のよみランキングで人気だった「ま」止めネーム一方、2018年の男の子の名前ランキングを「よみ」だけで絞ってみると、やはり「ま」止めネームがたくさん見受けられました。人気の高いものから順に紹介すると、 ・そうま・ゆうま・とうま・はるま・りょうま・しょうま・たくま という順番でした。「名前ランキング」では出てこなかった、「とうま」「はるま」がランクイン。どちらも男の子らしさとやわらかさのある、カッコイイ名前ですね。 「ま」止めネームは、男の子らしいのはもちろん、呼びやすい名前でもあるようです。漢字のバリエーションもいろいろありそうなので、男の子の名前候補として、検討してみてはいかがでしょうか?(TEXT:樋口由夏)
2019年05月23日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」の男の子の名前では、1位「はると」2位「そうた」3位「ゆうと」と、三文字の名前が多いなか、四文字の名前も毎年ランクインしています。「四文字ネーム」はどっしりと力強い感く、男の子らしい印象があります。 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、2018年に人気だった「四文字ネーム」TOP10をご紹介します。 1位そうすけ2018年よみランキング8位の「そうすけ」は、2017年24位から一気にランクアップした注目ネーム。宮崎駿監督のアニメ「崖の上のポニョ」に出てくる、素直で芯の強い男の子を思い出す方も多いのでは?「そう」は2018年漢字ランキング10位「蒼」、11位「颯」、15位「湊」などがよく使われています。爽快で天真爛漫な印象の名前です。人気のよみランキングTOP10中、唯一ランクインした「四文字ネーム」で、近年人気の高い名前です。 2位ゆうせい2018年よみランキング21位の「ゆうせい」は、ここ数年人気が高まっている名前。「ゆう」は「悠」「優」「佑」「侑」「勇」、「せい」は「生」「成」「誠」「星」と、人気のある漢字が多いのも特徴です。同じ「ゆうせい」でも、さまざまな漢字の組合せが考えられますね。 3位こうせい2018年よみランキング35位の「こうせい」も、「ゆうせい」と同じく使える漢字が多く、さまざまな組合せの「こうせい」が存在するよう。「こう」は、「航」「光」「幸」「煌」などが人気漢字にランクインしています。 4位りょうま2018年名前ランキング55位に「涼真」がランクインしており、涼しげでさわやかな印象の名前。「天真爛漫」といった元気で明るい印象や、「真剣」「真っすぐ」などの誠実さも感じられる「真」は、2018年漢字ランキング5位と人気の漢字でもあります。今注目の俳優、竹内涼真さんの人気も影響しているかもしれませんね。洗練された印象と、誠実な印象を兼ね備えた人気ネームです。 5位しょうま2018年名前ランキング95位に「翔真」がランクインしています。2018年漢字ランキング3位の「翔」と、5位の「真」、人気の漢字2文字を使った四文字ネームです。「涼真(りょうま)」に続き、「そうま」「ゆうま」など、「ま」で止める名前は近年人気の傾向です。「ま」で終わることで安定感があり、落ち着いた印象の名前になります。 6位たいせい2018年名前ランキング88位に「大晴」がランクイン。「大」は漢字ランキング2位、「晴」は13位と、人気の漢字を組み合わせた名前です。明るく晴れ渡った空を連想させる「晴」に「大」をつけることで、より一層元気で豪快な印象に。広く明るい心を持った男の子に育ちそうです。 7位しょうた2018年の名前ランキング44位に「翔太」、81位「翔大」がランクイン。2018年の漢字ランキングで「翔」は3位、「太」は1位、「大」は2位と、人気の漢字を組み合わせた最強ネーム! 「翔」は、羽を大きく広げて飛び舞うことを意味します。そのことから、「将来大きく羽ばたいてほしい」というパパ・ママの願いがこもった名前です。 8位こうすけ2018年よみランキング56位の「こうすけ」は、「そうすけ」に続き「すけ」で止まる人気の名前のひとつ。他にも2018年名前ランキング79位に「りょうすけ」、89位に「おうすけ」がランクインしており、「すけ」止めの名前は男の子の名づけでよく使われているようです。2018年漢字ランキング18位には「介」が入っており、やはりその人気ぶりがうかがえます。 9位りょうた「りょう」と読む漢字は、2018年漢字ランキング69位「涼」、72位「凌」、90位「亮」、「た」と読む漢字は1位「太」が、2位「大」と、人気の漢字を組み合わせることができる名前。爽やかさと男らしさを兼ね備えた名前です。 10位こたろう2018年よみランキング81位の「こたろう」は、2017年でも86位にランクインしており、近年じわじわと人気の名前。どこか古風な印象がありながらも、逆に周りにはあまりいない新鮮さも感じられます。2018年漢字ランキング95位に「虎」が入っており、「こたろう」の「こ」は「虎」を採用することが多いよう。 四文字ネームでは、「そうすけ」「こうすけ」などの「すけ」、「ゆうせい」「こうせい」「たいせい」などの「せい」、「りょうま」「しょうま」などの「ま」、「しょうた」「りょうた」などの「た」で止まる名前が定番のよう。男の子の四文字ネームを考えているパパ・ママは参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件(男の子:44,460件/女の子:43,647件)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月21日近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向があります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の人気二音ネームをピックアップしてご紹介します。 蓮(れん)2017年2位から、2018年はついに人気の名前1位に! 「れん」という響きが涼しげで、洗練されたイメージです。蓮は泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる植物。そのことから、周囲に染まらない清らかさを感じさせます。 陸・陸翔(りく)2018年ランキング9位の「陸(りく)」は、2017年の32位から大幅にランクアップ! 「りく」は、男の子の名前よみランキングでも5位と人気。真面目で地に足の着いた印象になると同時に、広大な陸地から心の広さをイメージさせる名前です。 蒼・碧(あお)「蒼」は2017年26位から2018年15位に、「碧」は2017年74位から2018年47位と、どちらも近年人気になりつつある名前です。「あおい」と読む場合もあります。「蒼」は植物が青々と生い茂る様子を、「碧」は自然が生み出す青緑色を表す漢字。どちらも広く美しい自然をイメージさせる名前です。 律(りつ)2018年ランキング21位に加わった、新たな人気ネーム。「定め」や「手本」を意味する「律」は、「規律」「法律」といった固い言葉に使われるほか、「旋律」や「調律」など音楽の分野でもよく使われる漢字。意志の強さや自立心の強さをイメージさせるほか、芸術性や創造性を願って名づけるパパやママも多いよう。また、2018年9月に最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公の名前も同じ「律」。人気が影響しているかもしれませんね。 朔(さく)近年50位以内に入ることが多い「朔」は、39位にランクイン。陰暦における月の第1日目を表す漢字で、見た目や読み方はどこか古風な印象でありながら、「はじまり」「新しい」といった意味を持ちます。「朔」は1990年から名前に使える漢字として登録されました。 岳(がく)「岳」は、2018年43位でした。高い岩山を意味することから、「スケールが大きくてたくましい男性になってほしい」「山のように大きな心、高い志で、自分なりの頂上を目指してほしい」といった、パパ・ママの願いが込められているようです。 悠・暖・晴(はる)2018年ランキング50位以内に3つの「はる」がランクイン。よみランキングでも、1位「はると」、4位「はるき」と、「はる」がつく名前は近年人気です。どの漢字もあたたかさや明るさ、そして親しみやすさが感じられ、男の子の名前によく使われます。 全体を見ると、自然を連想させる漢字を使った二音ネームが多いよう。他には、「そら」「れお」「るい」「けい」「こう」なども人気でした。どの名前も呼びやすい反面、洗練された印象も併せ持っていますね。男の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてみてはいかがでしょうか。調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件(男の子:44,460件/女の子:43,647件)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月17日元気なイメージや響きの「き」。「~き」で終わる名前は女の子だけでなく、男の子にも人気です。そこで、2018年の名前ランキングに挙がった、男の子の「き」止め名前と、人気の高い「き」止め名前のよみを紹介します。 1.樹(いつき、たつき)毎年、名前ランキングの上位に入る「樹」。一字名で印象に残りやすい名前です。「いつき」「たつき」と二通り読むことができるので、イメージに合わせて選ぶことができますね。 2.悠生(はるき、ゆうき)前年度75位から39位にランクアップした人気名前。「悠」を使うことで、ゆったりとして落ち着きのあるイメージの名前に。のびのびと育ってほしいという願いが込められます。 3.一颯(いぶき)生命の息吹をイメージさせる「いぶき」というよみに、ランキングの上位に入る人気漢字「一」「颯」を当てた名前。元気のよさと同時に、さわやかさや飛躍を感じさせます。 4.大輝(だいき)漢字ランキング2位の「大」を使った「き」止めネーム。字のごとく、大きく輝く子になってほしい、という将来への願いを込められますね。 5.一輝(かずき)シンプルで、印象に残りやすい名前。輝かしい未来や成功を収めることのできる人を連想させます。 6.蒼生(いぶき)「蒼」も漢字ランキング10位に入る人気の漢字。漢字からくるイメージも、音の響きも若々しさやみずみずしさを感じさせる名前です。 名前のよみランキングに挙がった「き」止め名前よみランキングには「こうき」「ともき」「みつき」「りつき」「みずき」などの「き」止め名前もランクインしています。「き」にあたる漢字には「生」「希」「輝」「樹」「紀」「喜」などがあるので、イメージに合う漢字と組み合わせて考えるのもいいですね。 「き」止め名前は、呼びやすさも人気の理由かもしれません。実際に、候補にあがった名前を声に出してみて、呼んだときを想像して、しっくりくるかどうかも決め手になりますね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月15日2018年女の子の名前のよみランキングには「ゆい」「ゆあ」「ゆな」など、「ゆ」の音から始まる名前が多くランクイン。人気のよみと漢字の組み合わせ例をランキングから紹介します! ゆい2018年の女の子の名前のよみランキングで1位の「ゆい」。毎年上位に挙がる人気のよみです。名前ランキングで見てみると、「結衣」が4位。ほかに「結」の一字名や「優衣」なども挙がっていました。 ゆあやさしい響きの「ゆあ」。「ゆ」の音で人気の漢字「結」に「愛」を組み合わせた「結愛」が名前ランキングの13位に入っています。「ゆめ」と読むこともでき、絆や愛を感じさせる名前に。 ゆな・ゆうな「ゆな」「ゆうな」は同じ漢字でどちらにも読ませることができる名前。名前ランキングには「結菜」や「優奈」が挙がっていますが、「結奈」「優菜」と漢字の組み合わせをイメージや、ママ、パパの願いによって変えてもいいですね。「結菜」は「ゆいな」と読ませることもできます。 ゆづき・ゆずきやさしさと元気のよさをあわせもった響きの「ゆづき」「ゆずき」。「結月」「柚月」「優月」「柚希」など、「結」「優」「柚」に「月」を組み合わせた名前が人気です。 ゆいか名前のよみランキングでは43位の「ゆいか」。名前ランキングでは「唯花」が挙がっています。世界にたったひとつだけの大切な宝物、という願いを込められる素敵な名前ですね。 ゆずはさわやかでみずみずしいイメージの「柚」を使った「柚葉」は51位にランキング。「葉」を組み合わせることで、のびのびと育っていく人を連想させます。 ゆうか・ゆか「ゆう」や「ゆ」と読ませる漢字に「結」が多いなかで、「優」を使った「優花」(ゆうか・ゆか)がランキングTOP100にランクイン。漢字の意味も、響きもやさしい、穏やかなイメージを持った名前です。 いかがでしたか? 紹介したよみ以外にも「ゆうり」「ゆの」「ゆず」などが名前のよみランキングに挙がっていました。「ゆ」「ゆう」と読ませる漢字には「結」「優」「友」などを使うと、願いが込めやすく、女の子らしいイメージの名前が考えられそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月14日ベビーカレンダーは2019年4月生まれのお子さん16,375人を対象に、『4月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、4月生まれの女の子7,977人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 「咲良」「さくら」「美桜」など春ネームがずらり!4月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「咲良」、2位「陽菜」、3位「さくら」でした。春の代名詞「桜」を連想させる「咲良」「さくら」に加え、あたたかな陽射しと芽吹きの季節を思わせる「陽菜」と、まさに“スプリングネーム”にふさわしい名前がTOP3を独占。「陽菜」のよみは「ひな」が最も多く、ほかに「はるな」「あきな」「ひなた」「ゆな」などがありました。 また、5位には「桜」の漢字を含む「美桜」がランクイン。テレビドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』をはじめ、『SUITS/スーツ』や『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』などの話題作に出演し、オーディション&エンタメ情報サイト「デビュー」が発表した『2019年 ネクストブレイクランキング』の女優部門で1位に輝いた、今田美桜さんの影響により人気が急上昇したのかもしれません。よみランキングTOP10 トップは春ネーム!新元号の影響か、「れい」を含む名前が増加女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「さくら」、2位「みお」、3位「あかり」でした。本格的な春が到来し、前月1位だった「こはる」は9位にランクダウン、2位だった「さくら」が首位に浮上しました。 名前のよみも新元号『令和』の影響を受けたのか、男女ともに「れい」を含む名前のよみが増加。前月と比べると、「れい」を含む名前のよみが女の子では23人増加し、「れい」「れいか」「れいな」の順に人気でした。 漢字ランキングTOP10 新時代の『令和』を意識!?漢字は「和」の人気が高まった!女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「菜」、2位「愛」、3位「花」でした。草花や果樹を表す「菜」「花」「莉」「奈」「桜」や、開花を連想させる「咲」など、“自然派ネーム”に用いられる漢字が前月よりも多くTOP10入りしました。 また、4月は“元号に含まれる漢字”のうち「和」の人気が高まり、女の子では前月より25人増加しました。 新元号『令和』が発表された4月。そして最後の平成生まれとなる赤ちゃんの名づけには、元号を意識した方も多いようです。一方で、やはり季節にちなんだ名前が圧倒的な人気を維持していました。いよいよ翌月は、令和元年に生まれた“令和ベビー”の名づけ事情が明らかになります! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年4月1日(月)~2019年4月25日(木)調査件数:16,375件(女の子:7,977件/男の子:8,398件)
2019年05月13日ベビーカレンダーは2019年4月生まれのお子さん16,375人を対象に、『4月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、4月生まれの男の子8,398人の名づけランキングを発表します! 名前ランキングTOP10 『平成』と『令和』のハイブリッドネーム!4月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「湊」、3位「樹」でした。夏に開花を迎える「蓮」や、水辺を連想させるさわやかな印象の「湊」など、一足早く初夏をイメージできる名前の人気が高まりました。注目は9位の「暖」。年間ランキングでは2017年51位、2018年69位ですが、4月はTOP10入りを果たしました。主なよみは「だん」で、ほかに「はる」があり、漢字の意味、名前のよみともに、春にぴったりの名前です。 4月1日には新元号『令和』の発表があり、4月生まれの赤ちゃんは、“最後の平成生まれ”となります。男の子の名前の中には、『平成』を思わせる「成平(なりひら)」のほか、「令平(りょうへい)」や「令成(りょうせい)」といった、『平成』と『令和』のハイブリッドネームもありました。よみランキングTOP10 春らしいよみが人気♪新元号の影響か、「れい」を含む名前が増加!男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「みなと」という結果に。1位「はると」、5位「はるき」、7位「ひなた」など、春らしさを感じる名前のよみが人気で、いずれも「陽」の漢字を含む名前が最も多く見られました。 また、名前のよみも新元号『令和』の影響を受けたのか、男女ともに「れい」を含む名前のよみが増加。前月と比べると、「れい」を含む名前のよみが男の子では32人増加し、ダントツ人気の「れい」のほか、「れいと」「れいじ」「れいや」などがありました。 漢字ランキングTOP10 最後の『平成』生まれ、または新時代の『令和』を意識!?男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「大」、2位「太」、3位「翔」という結果でした。4月のTOP10も、年間ランキングや前月のランキング結果と比べて大きな変化はありませんでしたが、男の子の名前ではとくに、“元号に含まれる漢字”の人気が上昇。前月と比較し、「平」は31人、「成」は10人、「令」は8人、「和」は23人増加しました。 新元号『令和』が発表された4月。そして最後の平成生まれとなる赤ちゃんの名づけには、元号を意識した方も多いようです。一方で、やはり季節にちなんだ名前が圧倒的な人気を維持していました。いよいよ翌月は、令和元年に生まれた“令和ベビー”の名づけ事情が明らかになります! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年4月1日(月)~2019年4月25日(木)調査件数:16,375件(女の子:7,977件/男の子:8,398件)
2019年05月13日女の子の名前のよみランキングでは「~な」「~か」「~き」で終わる名前が人気です。使う漢字だけでなく、響きにも女の子らしいやさしさを求めるママ、パパが多いよう。今回は2018年の名前ランキング100位のなかから、人気の「き」止めの名前TOP11を紹介します。 1.結月(ゆづき)人との結びつきや縁を感じさせる漢字「結」に、輝きや静かな美しさを感じさせる「月」を組み合わせた名前。どちらも人気の漢字で、やさしい響きに。 2.美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんからもイメージできる、清潔感のある美しい名前。光輝く人生を送ってほしいという願いにぴったりですね。 3.咲希(さき)「咲」「希」どちらの漢字も未来を切り開くイメージが。花が大きく開き、希望に満ちあふれた人生であるように、という願いが込められる名前。 4.菜月(なつき)健康的で素直な印象の「菜」を使った名前。響きも漢字もおだやかで、春生まれの女の子に合いますね。 5.美咲(みさき)人生が大きく花開き、字のごとく「美しく咲くように」という願いが込められる名前。字のつくりもすっきりとしています。 6.柚希(ゆずき)「柚」はゆずの実のように、さわやかでみずみずしさをイメージさせる漢字。「希」を合わせることで、“夢あふれる子に”という願いが込められます。 7.葉月(はづき)八月を表す言葉。この時期に生まれる女の子にもふさわしい名前。古風でありながら、いきいきとして元気なイメージにもなります。 8.美桜(みさき)日本の情緒を感じさせる桜の漢字を使った名前。落ち着いた印象と美しさを連想させます。春生まれの女の子にぴったり。 9.柚月(ゆずき、ゆづき)6位の「柚希」の漢字違いバーション。「月」を合わせることで、りんとした美しさや知的な印象を感じさせます。 10.咲(さき)「咲」は、毎年、女の子の名前に使われる漢字のトップ10に入る人気漢字。一文字で「さき」と読ませると、とても印象的な名前になりますね。 11.優月(ゆつき、ゆづき)「ゆづき」という響きで「優」を使った名前。やさしい、すぐれるなど良い意味を多く持つ漢字で、知性や才能を持つ人を連想させます。 「き」の響きは、元気ではつらつとした印象がありますね。使う漢字によって、そのままの元気なイメージにも、やわらかさややさしいイメージにもできます。呼ぶときに愛おしさが増すような素敵な名前を考えてくださいね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月29日近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向にあります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は女の子の名づけで人気の二音ネームをランキングでご紹介します。 1位「凛(りん)」2017年名前ランキング7位から、2018年は2位にランクアップ! 「りん」という響きが可愛らしい反面、その漢字の意味からは堂々とわが道を歩んでいきそうなイメージの名前。現代の女性像に望む姿が現れているのかもしれませんね。 2位「結菜(ゆな)」2018年名前ランキング3位の名前は、人気漢字ランキング6位の「結」と、1位の「菜」を合わせた最強ネーム! 「菜」という漢字は春に黄色の花を咲かせる菜の花を連想させ、明るく親しみやすい印象になります。 3位「結衣(ゆい)」2018年名前ランキング4位の「結衣(ゆい)」は、2017年の30位から大幅にランクアップ! 2018年よみランキングでは「ゆい」が堂々1位。結ぶことを意味する「結」という漢字は、良縁に恵まれるように…という想いを込めて名付けるママ・パパも多いようです。 4位「陽菜(ひな)」2017年、2018年ともに名前ランキング5位の大人気ネーム。太陽を連想させる「陽」という漢字に人気漢字の「菜」を合わせることで、あたたかく親しみやすい印象に。「ひな」という響きのかわいらしさも人気の理由。 5位「芽依(めい)」2018年名前ランキング7位。穏やかで愛らしい響きの「めい」は、毎年女の子に人気の名前。「芽」という漢字を使うことで、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる名前に。すくすくと育ってほしい、というパパ・ママの願いも感じられます。 6位「莉子(りこ)」可憐で上品な響きの「莉子(りこ)」は、2017年9位、2018年8位と近年人気の名前です。「莉」は、夏に香りのよい小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」の1文字。やはり女の子には、花にちなんだ名前が人気です。 人気の二音ネームの「よみ」は?2018年よみランキングでは、上でご紹介した「ゆい」「めい」「りん」のほか、7位「えま」、9位「はな」、10位「みお」がランクイン。TOP10中、6つが二音ネームという結果でした。出典:ベビーカレンダー2018年名前ランキング ピックアップした二音ネームは、すべて2018年名前ランキングTOP10以内に入っている名前です。二音ネームの人気ぶりがうかがえますね。どの二音ネームも響きが呼びやすく、覚えやすいのが特長。女の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてみてくださいね。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月27日季節にちなんだ名前をつけたいと考えるのは、美しい四季が存在する日本ならでは。同じように考えるパパ・ママも多いからこそ、わが子の名前にはとことんこだわりたいですよね。今回は、2018年3月1日〜2018年4月15日に生まれた男の子4,699人の名前調査結果をもとに、「春にちなんだ男の子の名前」をご紹介します。春生まれは「はる」がつく名前が人気!2018年名前ランキング5位に「陽翔(はると)」、9位に「悠人(はると)」がランクイン。2017年にはそれぞれ10位と9位にランクインしています。 2018年よみランキングでは「はると」が人気ナンバーワン! 4位「はるき」、27位「はる」、33位「はるま」など、季節を問わず年間通して、男の子の名づけは「はる」がつく名前が人気です。 3月~4月生まれの男の子に人気のよみは?3~4月生まれの男の子に限定すると、「はると」は見事1位、「はるき」が2位、「はる」が7位、「はるま」が12位という結果に!2018年よみランキングと比べると「はる」がつく名前が大きくランクアップしています。季節感を重視した名前をつけるパパ・ママは多いようです。出典:ベビーカレンダー「『スプリングネーム』が定番!春生まれの男の子に人気の名前ランキング」 あたたかさを感じる「陽」が人気出典:ベビーカレンダー「『スプリングネーム』が定番!春生まれの男の子に人気の名前ランキング」 2018年漢字ランキング6位の「陽」は、春生まれに限定すると5位にランクアップ。春生まれの名前ランキングの中には「陽翔(はると)」「陽向(ひなた)」「陽太(ひなた)」と、「陽」を使った名前が3つランクイン! 「陽」が「はる」と読める点、そして春の陽射しのあたたかさを感じさせる点も重なり、人気の漢字となっています。 青々とした自然にちなんだ漢字も多い春生まれの名前の漢字ランキング10位にランクインしている「蒼」は、青々とした草の色、草木が茂っている様子を表す漢字。また「樹」という漢字や、風が吹く様を表す「颯」も人気で、さわやかな自然を連想させる漢字が多いことがわかります。「蒼」と「颯」はどちらも「そう」と読み、「そうた」「そうすけ」などが人気です。 春生まれの男の子の名前は「はる」をつけた名前のほか、あたたかい陽射しをイメージさせる「陽」を使った名前、そして「蒼」「樹」「颯」などの自然を感じさせる名前が人気でした! 女の子同様、明るさやあたたかさがキーワードのよう。春生まれのお子さんの名付けに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月23日第一子を妊娠してすぐ、夫と一緒にわが子の名前を考え始めました。一生懸命考えたわが子の名前。無事に出産した報告を含め、生まれてきたわが子の名前をLINEで初めて義母に伝えたところ……!? 初めての出産報告が、とても悲しい思い出になってしまったエピソードを紹介します。 夫婦で一生懸命考えたわが子の名前待望の第一子妊娠! 夫の苗字がごく一般的なものなので、わが子は下の名前で覚えてもらえるような、特徴のある名前を付けてあげたいと思っていました。夫と2人で、姓名判断などを考慮しながら検討。臨月に入ったころ、やっと2人の思いが詰まった名前が決まりました。 私の実家には事前に名前を報告し、家族から賛成してもらいました。義理の実家からは、「夫婦で決めた名前だからどんな名前でも賛成だよ!」と言われていたため、実際の名前は伝えず、生まれてからのお楽しみにしました。 無事出産! その直後、悲しみのどん底に長い陣痛の末、やっとの思いでわが子を出産。出産に立ち会った夫も、初めてわが子を抱いて大興奮、大感激でした。わが子を抱いた写真とともに、初めてわが子の名前を夫が義母にLINEで伝えました。 その後、夫や私の両親は喜び勇んで朝食を食べに行き、私は産後の安静のため、分娩台でひとり待っていました。すると、私と夫と義母のグループLINEに、義母から「がっかりしました。名前は反対です」とメッセージが……。産後、初めてかけられたのがこんなに悲しい言葉だなんて……。 双方の歩み寄りが足りなかった義母も私たちに名づけを任せる気持ちに嘘はなく、私たちも自分たちで考えた名前なら絶対喜んでくれると思い込んでしまっていたことが、最大の失敗要因でした。義母は、想定外の名前にびっくりしてしまったのだと思います。 結局、長男の名前は、生まれてから考えた新しい名前に落ち着きました。めでたい事柄だからこそ、事前にしっかり相談し、報告しておけば、初めての出産報告がこんなに苦い思い出にならなくて済んだのに……と反省するばかりです。 わが子は両親にとっても大切な孫であることを、もっと認識しなければなりませんでした。名づけだけでなく、そのほかの帰省スケジュールや初節句についてなど、両親としっかり連携できるように努めることが大切ですね。著者:鍜治すみの生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。
2019年04月18日2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で女の子の名前1位、2位とランクインしたのは漢字一文字名前。一文字の名前は毎年人気です。使われる漢字はやさしいイメージや美しさを感じさせるもの、古風なものなどが多く、印象的。今回は名前ランキングから、漢字一文字名前のTOP10を紹介します。 1.葵(あおい)落ち着いた雰囲気で、気品のあるイメージ。葵の花のようなかわいらしさも併せ持っています。 2.凛(りん)かわいらしい響きでも人気の名前。漢字の示す通り、りりしさや、きびきびとした美しさ、気品のある人の印象に。 3.楓(かえで)秋に美しく色づくかえでの、おだかやでやさしい雰囲気を感じさせます。響きも漢字も落ち着いた印象に。 4.凜(りん)2位の凛と同様、りりしさやきりっとした気品をイメージさせる名前。知性や強さを持ってほしい、という願いにぴったりです。 5.杏(あん)あんず、からももを表す字。響きも愛らしく、実り多い、豊かな人生を送ってほしいという願いを込められます。 6.紬(つむぎ)つむぎ糸で織った絹織物を表す漢字。古風な印象でありながら、気品を感じさせます。「つむぎ」という響きも印象的。 7.澪(みお)船が通れる深い水路を意味します。おだやかでやさしく包むこむような印象で、信頼される人をイメージさせます。 8.花(はな)ストレートに愛らしさ、美しさをイメージできる名前。シンプルさがかえって個性を引き立たせてくれます。 9.結(ゆい)人との結びつきを大切にする人、ひとつにまとめる力を持つ人、夢を実現する人、といった願いが込められる名前。 10.蘭(らん)香り高く、華やかな蘭の花をイメージさせます。響きも印象もあでやかさ、気品が感じられる名前に。 一文字で美しさや愛らしさ、おだやかさなどを感じさせる名前がたくさんありますね。ママとパパの願いに合った、素敵な漢字を探してみてください。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月18日季節にちなんだ名前をつけたいと考えるのは、美しい四季が存在する日本ならでは。同じように考えるパパ・ママも多いからこそ、わが子の名前にはとことんこだわりたいですよね。今回は3月〜4月生まれのお子さんの名前を調査し、春にちなんだ女の子名前をご紹介します。 やっぱり春は「さくら」が人気!春らしい名前の代表「さくら」。2018年名前ランキング11位に「咲良」、18位に「さくら」がランクイン。ただし、3~4月生まれの女の子に限定すると、なんと「さくら」が1位、「咲良」が2位、「桜」が6位という結果に! 出典:「さくら」が1位!春生まれの女の子に人気の名前TOP10 「さくら」は日本の春の象徴。その花の美しさと華やかさ、魅了されて集う人の多さにちなんで、名前に採用するパパ・ママが多いよう。また、「咲」は春生まれの女の子の名前に使われる漢字として毎年人気です。「菜」「芽」「花」が人気3~4月生まれの女の子の名前に使われた漢字1位は「菜」でした。早春に黄色の花を咲かせる菜の花を連想させ、可愛らしく親しみやすい印象になる漢字です。 2017年、2018年ともに名前ランキング5位には「陽菜(ひな・はるな)」がランクイン。このほか、2018年名前ランキングには「結菜(ゆな・ゆいな)」「菜月(なつき)」「愛菜(まな)」「紗菜(さな)」などもランクインしています。 また、新たな始まりや生命力を感じさせる「芽」を使った「めい」が人気で、2018年も「芽依」「芽生」「芽衣」がランクイン。 「花」も春を連想させる漢字として人気で、「花(はな)」「和花(わか・のどか)」「一花(いちか)」「彩花(あやか・いろは)」「花音(かのん)」「百花(ももか)」「優花(ゆうか)」「唯花(ゆいか)」がランクインしています。 「はる」がつく名前はテッパン2018年名前ランキング26位に新しくランクインした「心春(こはる)」は、3~4月生まれに限定すると3位に! 48位には「心陽(こはる)」もランクインし、心の温かさ・美しさを願った名前も多いことが分かります。 「華(はる)」、「千晴(ちはる)」も人気。「陽」や「晴」の「はる」は、春そのものをイメージさせるのはもちろん、春の明るく暖かい陽ざしを連想させ、男女ともに人気の漢字です。 春の女の子の名づけは、暖かい春の陽射しを感じさせる漢字と、春に芽吹く・開花する植物の漢字を組み合わせることが多いよう。明るく暖かい印象や、親しみやすさが感じられますね。そして、日本の春の風物詩「さくら」を取り入れた名前もやはり大人気! 春生まれのお子さんの名づけの参考にしてみてはいかがでしょうか。著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月14日春生まれの赤ちゃんには「はる」が入った名前をつけたい! そんなパパ・ママ必見! 「はる」がつく人気の名前を、近年の名前ランキングのなかからご紹介します。同じ「はる」にもさまざまな漢字があり、男の子と女の子でも違いがあるようです。「はる」がつく人気の名前 ~男の子編~はると「はると」という読みは、2018年よみランキングで1位! 2018年名前ランキング5位の「陽翔」は、2017年の10位から大きくランクアップした近年人気の名前です。「はると」はこのほか、「悠人」「陽斗」「悠翔」「悠斗」といった漢字が使われているようです。 はるき「はるき」は 2018年名前ランキング4位。ゆったりと落ち着いた様の「悠」に「生」を合わせた「悠生」や、「朝陽」と書いて「はるき」が人気。「春希」「春輝」など、始まりの季節である「春」に希望を連想させる名前も多く見られます。 はるやさしい響きの「はる」は、2018年よみランキング27位。2018年の名前ランキングでは、「悠」「暖」「晴」が100位以内にランクインしています。漢字1文字の名前にすると男らしくりりしいイメージになりますね。 はるた「はるた」は「陽太」がダントツ人気。春の暖かい日差しをイメージさせる「陽」に、元気で力強いイメージの「太」。男の子に人気の漢字を組み合わせた名前です。「はる」がつく人気の名前 ~女の子編~はるな2018年名前ランキングの5位に「陽菜」がランクイン。「ひな」と読む場合も。「陽菜」は2017年に5位、2016年に9位と、近年人気の名前です。早春に黄色い花を咲かせる菜の花が連想され、愛らしく親しみやすい印象に。 こはる「こはる」は2018年よみランキング12位。2018年名前ランキング26位に新しくランクインした「心春」が人気。「心」に、暖かく麗らかな「春」を組み合わせることで、優しく美しい心に育ってほしい、という願いが読み取れます。他には「心陽」も48位にランクインしています。 はる2018年よみランキング52位(前年89位)。男の子同様「はる」という名前は人気ですが、漢字に違いが。女の子は「華」と書いて「はる」という名前が2018年にランクイン。「華」は優美な印象の漢字で、女の子の名前に人気です。 ちはる2018年にはランクインしていないものの、「千晴」が2017年と2016年にランクイン。「千」は数が多いという意味から縁起の良い漢字。「晴」が多くあってほしい、多くの笑顔に恵まれてほしい、という願いが感じられます。「はる」がつく名前・まとめ男女ともに、春の暖かく麗らかな陽気をイメージさせる「陽」「晴」が多く使われています。男の子の場合、「と」や「た」を後につけることで力強い印象に。女の子は「こ」や「ち」を前につけて親しみやすい印象に。いずれにせよ、「はる」がつく名前は伸びやかで明るいイメージになりますね。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月11日その時代を反映しているとも言われる赤ちゃんの名づけ。最近では、他人とは被らないようにする、いわゆる「キラキラネーム」は影をひそめ、人気の漢字や名前がある程度固まるようになってきました。約9万人の赤ちゃんを対象に行った株式会社ベビーカレンダーの調査によると、2018年に生まれた赤ちゃんの名前は、男女ともに“自然派ネーム”が人気という傾向があることがわかりました。果たして自然派ネームとはどんな漢字が使われているのでしょうか。そしてトップ10にランクインした、人気の名前とは?■ 人気の傾向は自然派ネーム!赤ちゃんの名前ランキングTOP10は以下の通り。まずは男の子のランキングから見ていきましょう。1位の「蓮」は昨年の2位からランクアップし、2010年以来8年ぶりとなる1位に。昨年1位だった「湊」は3位でした。また、昨年22位だった「陽太」は8位、昨年32位だった「陸」は9位にランクアップ。「蓮」「陽翔」「樹」「陽太」「陸」と、例年以上に自然や植物を表す“自然派ネーム”が目立ちます。さらに、昨年は100位以下だった「律」が、今年は21位と大きく順位を上げました。これは、2018年4月から9月まで放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合)に登場する、佐藤健さん演じるヒロインの幼馴染、萩尾律の人気によるものだと推測されます。佐藤さんの端正なイメージと相まって、一気に人気の名前になりました。そして女の子のランキングを見てみると、2012年~2014年、2016年にも1位になった「葵」が、昨年3位からランクアップして1位に。プラナ / PIXTA(ピクスタ)女の子も「葵」「結菜」「陽菜」「陽葵」「芽依」「莉子」「結月」「楓」と、TOP10の8割を“自然派ネーム”が占めました。2018年の傾向としては、男女ともに“自然派ネーム”が圧倒的な人気。また、男の子の7位「大和」、急上昇した21位の「律」、女の子の8位「莉子」、10位の「楓」、16位の「紬」など、華美で珍しい名前よりも、古風で日本的な美を連想させる“レトロネーム”も一定の人気があるようでした。■ よみランキングは外国人から呼ばれやすい「2音」が人気に!また、名前の“よみランキング”TOP10は以下のような結果になりました。男の子のよみは、件数を見てみると「はると」がダントツの1位!Ushico / PIXTA(ピクスタ)2015年によみランキングの調査を開始して以来、「はると」は毎年3位以内にランクインしている人気のよみです。「陽翔」(5位)「悠人」(9位)「陽斗」(19位)といった、明るくおおらかな印象の名前が多く、家族の名づけの思いが想像されますね。女の子の“よみランキング”では、トップ10で件数はさほど大きな差が見られませんでした。kotoru / PIXTA(ピクスタ)ただ、TOP30では、昨年は「2音」より「3音」の名前のよみが多数派だったのに対し、今年は「3音」より「2音」の名前のよみが多数派になるという変化が。実は「3音」よりも「2音」の方が、外国人も呼びやすい名前。海外で活躍してほしいという願いが、「2音」の名前には込められているのかもしれません。■ 「レトロネーム」に使われる人気の漢字最後に、人気の漢字を見ていきましょう。TOP10を見てみると、男の子では、「太」や「大」「翔」「陽」、女の子では「菜」「奈」「花」「愛」「結」など最近の赤ちゃんのお馴染みの漢字が並びます。また、男の子ではTOP30で最も人気が急上昇した漢字は18位の「介」。女の子では、「子」が17位にランクイン。「子」や「介」、男の子12位の「郎」は、“レトロネーム”に用いられる止め字の代表ともいえます。マハロ / PIXTA(ピクスタ)男女ともに、古風な漢字が人気ということがわかりました。■ その名前を付ける家族の思いも時代ごとに変化2020年の東京オリンピックや外国人観光客の増加などグローバル化が進むにつれて、より日本を意識した古風な名前や外国人にも呼びやすい2音の名前が増えてきたことがわかった、2018年の赤ちゃんの名前ランキング。sunny / PIXTA(ピクスタ)こうしたランキングを見てみると、赤ちゃんにその名前に付ける家族の思いも、時代ごとに変化があることがよくわかります。今後はどんな名前が人気になるのでしょうか。こうご期待!【参考】※ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名前ランキング」 調査件数、日本最大級! 約9万人の赤ちゃんの名前を大調査! “自然派ネーム”が約7割!“レトロネーム”もフィーバー目前!?
2018年11月27日赤ちゃんの名づけは、姓名判断を参考にしたり、生まれた季節やその年代に人気のタレントの名前を使ったりなどその方法は様々。最近は、○太郎、○一郎、○子などの名前も増え、いわゆる”キラキラネーム”は減少傾向とも聞きますが……、2018年の名づけのトレンド、ちょっと気になりますよね。今回は、「赤ちゃんの名づけ」についてのお話です。■ 2018年9月生まれのベビーは「自然派ネーム」が多し!まずは、最新の名づけトレンドを見ていきましょう。Emi-s / PIXTA(ピクスタ)2018年9月の名づけトレンドを「株式会社ベビーカレンダー」が9月生まれのお子さん8,500人を対象に調査。9月生まれの女の子に人気の名前ランキングのトップは「楓」。プラナ / PIXTA(ピクスタ)続いて2位は「葵」「凛」で、漢字1文字の名前がTOP3位にランクインしました。4位の「結衣」そして、5位の 「杏」は、2017年度のランキング30位台から大きく順位をアップ。好感度の高い人気女優のあの人がすぐに浮かぶこちらの名前、トレンドというより人気の名前として定着しているような気もしますよね。9月生まれの女の子の名前の傾向を見てみると、「楓」や「葵」「杏」「莉子」といった植物をイメージする名前が上位に入っているようです。秋は、紅葉など自然を楽しむにはもってこいの季節、自然を感じさせる名前が上位に入るのには納得です。一方で、男の子のランキングのトップは「蓮」。2位は「大翔」、3位は「湊」となりました。Ushico / PIXTA(ピクスタ)2017年のランキングと同じ名前がランクインする形となり、「伊織」や「朝陽」、13位の「碧」など男女を問わず使える名前が目立ちます。■ 読み方が何通りもあるケースも!女の子のトップを飾った「楓」ですが、読み方は訓読みで「かえで」、音読みで「ふう」。Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)組み合わせで何通りもの読み方、名前ができるんです。また、「一楓」と書いて「いちか」などの場合もあり、”読めそうで読めない名前”が増えているよう。確かに「心桜」と書いて、こころちゃん、さくらちゃんなどもいらっしゃいますよね。読み方のトレンドを見ると、特別珍しい名前というのは見当たりません。その分、何通りもの漢字が使われており、「名前の「読み方)ランキング」と「名前の漢字ランキング」で乖離が見られるというのが現代の名づけの特徴といえそうです。■ 名づけは常に世相を反映している!mits / PIXTA(ピクスタ)「アカチャンホンポ」による、2018年上半期の名づけトレンドを見てみると、人気ドラマの影響であったり、上半期ということで”春”らしい暖かいイメージを彷彿とさせる「陽」や「さくら」などが上位に挙がりました。1960年代の高度成長期には、No.1を想起させる「一」が入る名前が多くなる、など名づけは世相を反映すると昔からよく聞きます。2019年は新元号に改元され、2020年は東京オリンピックも開催されます。日本人にとって大きな変化を迎えるため、名前のトレンドにも変化が見られそう。今後どんな名前が上位になるのか楽しみですね!【参考】※2018年度「9月生まれベビーの名づけトレンド」発表女の子の名前はナチュラルさをイメージさせる“植物”がキーワード!「結衣」が急上昇!今年注目の有名女優やスポーツ選手の影響か!?※赤ちゃん本舗『2018年上半期赤ちゃん命名・お名前ランキング』発表!
2018年10月20日子供の性別がわかったら、そろそろ名前も考えていきたいところですね。女の子ならやっぱり可愛い名前をつけたいというのが親心ではないでしょうか。でもただ可愛いというだけで名前を決めてしまうと、子供が名前でツラい思いをすることがあるかもしれません。そこで参考にしたいのが人気の名前です。ほかのママたちがどのような名前をつけているのかを知ることで、可愛い名前をつけるためのヒントを見つけることができます。可愛い名前のほかにも、つけるときの注意点なども合わせてご紹介します。キラキラネームはもう古い!古風なイメージが流行2017年は古風な名前が人気でしたが、2018年も引き続き人気です。キラキラネームが一時期ブームになっていましたが、今は落ち着いた名前が主流となっています。最後に「子」がつく名前「〇〇子」というのは昔の流行でしたが、最近になってまたじわじわと人気が上昇しています。美子(みこ)や莉子(りこ)などのように二文字の「子」が今どきの名前の定番となっているようです。ひらがなで古風に漢字をひらがなに変換するだけでも、古風な名前になります。人気がある名前は、あかり、ひかり、すず、いろは、こはるなどです。もちろん漢字でも可愛いのですが、ひらがなにすることで柔らかい印象がアップします。漢字が難しくて読めないという心配もなくなりますよ。「和」を感じる漢字の名前和を感じられる漢字を使用するだけで、古風な名前になります。たとえば「琴」「葉」「和」「奏」「千」のような漢字を使用すれば、レトロなイメージに。これらの漢字を使った名前は、琴葉、琴音、千尋、日和、和奏、一葉など。2017年「女の子の名前ランキング」にも入っていますので、ぜひ参考にしてみてください。時代が変わっても人気の名前昔、流行った名前でも、今も変わらず人気の名前があります。たとえば、美月、希、美咲、美羽、遥、愛など。芸能人でもよく見かける名前です。「美」という漢字には「美しい人に」「きれいな心を持つ人に」という思いが込められています。「○○美」という名前が流行となった時期がありましたが、今では「美○○」と先頭につくのが主流になっています。 漢字一文字が人気!でも二文字の人気も変わらない前までは一文字の名前は男の子に多かったのですが、最近は一文字の女の子の名前が増えてきています。凛、葵、澪、楓、紬、結などが人気の一文字です。名字と合わせるとシンプルな印象を与えますが、この一文字に「こんな女の子になって欲しい」という思いが込められています。漢字二文字も変わらず人気一文字の名前が注目されていますが、やはり二文字の名前も根強い人気です。とくに人気の名前は、陽葵、芽依、結衣、結愛、陽菜など。漢字の「陽」は元気で明るい太陽のような、「結」は人との結びつきを大切にしてほしい、という願いや期待を込めて名づける人が多いです。 「花」をイメージさせる名前で可愛さ倍増女の子らしい名前といえば、「花」や「植物」をイメージさせる名前が浮かぶのではないでしょうか?「花」から連想できる漢字は、花、華、杏、菜などが代表的です。2017年の「女の子の名前ランキング」では、「菜」のつく結菜が一位に。ほかには、陽菜、桜(さくら)、美桜、花(華)、すみれ、一華、蘭もランキング入りしています。 海外でも活躍できそう!国際的な英語の名前将来的には海外で活躍してほしいという願いを込めて、海外でも通用する名前をつける人が増えています。ただ、日本では可愛い名前でも、海外の人にとってはとんでもない意味だったということもあります。名づけるときには意味をしっかり調べてから決めるようにしましょう。海外で通用する名前は、アン、サラ、メイ、レイ、エマ、リナ、サクラ、マリカ、ハナなどが人気です。これらは日本でよく見かける名前の読み方ですが、外国でも充分に通用する名前です。将来のことを考えるなら検討してみるのもいいかもしれませんね。 可愛い名前をつけるときの発想法「子供に可愛い名前をつけたい! 」と思っても、どのように考えればいいのか悩むところですよね。姓名判断の本を読んで決めてもよいのですが、いろいろな角度から考えてみることをオススメします。一度決めたら変えることができないので慎重に考えましょう。字画で決める画数から運気のよい名前を導き出す方法は、今でも主流です。姓名判断は流派によっても変わってくるので、どの流派にするか決めておきましょう。先に呼び名で決めてしまって、あとから「凶」だったと後悔しないようにしたいですね。名前の音(響き)から考える子供の名前を呼んだときに、可愛らしい響きだと愛らしさがアップします。何度も名前を呼びたくなりますね。柔らかい印象のある音は、あ行、な行、ま行、や行、ら行、わ行です。漢字から考えるのではなく、夫婦で呼び合ってみてからよい響きのものに漢字を当てはめてみましょう。好きな印象やイメージから考えるどのような子供に育ってほしいのか、名前に願いや期待を込めるのもオススメです。「やさしい」「愛嬌のある」「個性的な」「古風な」というように、子供にどのような性格に育ってほしいかイメージしてみましょう。赤ちゃんを初めて見たときのインスピレーションで決める人もいるようです。漢字から考える漢字にはいろいろな意味合いがあります。漢字の見た目も大切かもしれませんが、どのような意味を持っているのかをしっかりと確認しましょう。もちろん先に意味合いから決めてもOK! 親の名前を一文字使用するなど、家族で大切にしている漢字をつけるのもいいかもしれません。 子供に可愛い名前をつけるときの注意点漢字には常用漢字と人名漢字の2種類があります。ただ全ての漢字が名前に使用できるわけではありません。薔薇(バラ)や棗(なつめ)など使えない漢字もあるので、つける前に調べるようにしましょう。死を連想させるものや、縁起が悪い名前はもちろんタブー。もちろん名前で性格が決まるわけではありませんが、漢字の意味も調べながら名前をつけたほうがいいかもしれません。キラキラネームになっていない?今は古風な名前が人気なので、キラキラネームをつける人は少なくなってきています。キラキラネームは当て字の場合が多いため、名前が読めなかったり、恥ずかしい思いをしたりすることも。名前によっては、子供が将来的に困ってしまう可能性もあるのです。ただキラキラネームの境界線は曖昧なので、「今人気の名前は何なのか」を加味しながら検討したほうがいいかもしれません。姓とのバランスは取れている?名字と名前のバランスも大切です。名字が一文字の場合は、名前の文字数が少ないとバランスが悪くなってしまいます。逆に名字が長い人は、名前を三文字以上にすると全体的に間延びした感じになってしまいます。この場合、名前は一文字もしくは二文字にするのが理想的です。紙などにフルネームで名前を書いてみて、見た人にどのような印象を与えるのか俯瞰してみましょう。 まとめ女の子の可愛い名前は、古風なものから海外で通用する名前まで、時代に合わせて変化しています。名前を考えている時間は楽しいですが、名前は一生ものなので慎重に考えたいですね。画数や響きで決めたりと名前の決め方は人それぞれです。子供の将来のこともしっかり考えて、素敵で可愛い名前をつけましょう。 参考:みんなの名前辞典明治安田生命 名前ランキング2017
2018年10月18日一生つきあう我が子の名前をつけるのは、重要なミッションですよね。よくある名前は避けたいという方や、時代に合ったかっこいい名前をつけたいという方のために、2018年版の男の子の人気の名前のランキングと傾向をご紹介します。親が実際につけている!かっこいい名前の傾向名前は大切な子供に贈る最初のプレゼント。お腹にいるときから、あるいは、生まれてきた顔を見ながら名前を考える時間は、子供からもらう至福の時でもありますよね。明治安田生命が調べた、2017年の男の子名前ランキングの傾向をみると、「陽」と「悠」を使った名前と、漢字一文字の名前が多い傾向が伺えます。さっそく実際に親が男の子つけているかっこいい名前の2つの特徴をチェックしていきましょう。 人気の男の子の名前ランキングを大発表1位(人数37人占率0.45%)「悠真」ユウマ(21人)、ハルマ(14人)、ユウシン(2人)「悠人」ユウト(28人)、ハルト(7人)、ハルヒト(2人)「陽翔」ハルト(32人)、ヒナト(2人)、アキト(1人)、ハルヒ(1名)、ヒナタ(1名)4位(人数34人占率0.41%)「湊」ミナト(32人)、ソウ(2名)5位(人数33人占率0.40%)「蓮」レン(33人)「蒼」アオイ(15人)、ソウ(11名)、アオ(6人)、ソラ(1名)7位(人数31人占率0.37%)「新」アラタ(28人)、ハジメ(3人)8位(人数28人占率0.34%)「陽大」ヒナタ(16人)、ハルタ(4人)、ハルト(4人)、ヨウタ(3人)、ヨウダイ(1人)9位(人数37人占率0.33%)「陽太」ヨウタ(15人)、ヒナタ(10人)、ハルタ(2人)「大和」ヤマト(27人) 今人気の漢字は「陽」と「悠」男の子の名前ベスト10にランキングしている名前に多く使われている漢字に「悠」と「陽」があります。人気の漢字ランキングでは2015年頃から人気の「翔」が3位と依然人気なものの、「陽」が5位、「悠」が8位にランクイン。名前ベスト10に入っている割合をみると、「陽」と「悠」が人気急上昇していることが伺えます。さらに、漢字ベスト25の10位までをみると「太」「大」「斗」「人」「郎」などの名前の最後に使われる定番の漢字がほとんどになっているので、名前のメインとして圧倒的に多く使われていることが分かります。「陽」は男女共に大人気!「陽」は、人気の漢字ランキングで女の子の11位にランキングする男女共に人気の漢字です。女の子の名前では、平成10~20年代に「陽菜」ちゃんが常にランキング上位に入っていました。太陽の陽という明るいイメージと「ハル」というやわらかな音で愛された「陽」は、最近では男の子の名前に多く使われているのです。「陽」という漢字の意味[意味]日の当たる丘。明るい小高い所。ひなた。山の南側。また、川の北側。 ひ。太陽。また、太陽の光。 明るくあたたかい。あざやかである。対立する両面のうち、積極的、能動的なほう。地に対して天、女に対して男、月に対して日など。また、プラスの電気。人目のつくところ。また、はっきり見えるさま。生きている。生きている世界。音読み:ヨウ訓読み:ひ他の読み:あき、あきら、お、あき、きよ、きよし、たか、なか、はる、ひ、やみんなの名前辞典「陽」より引用「陽」という漢字には、明るく温かい太陽という一般的な意味の他にも、「積極的」「能動的」「プラス」といったポジティブな印象を与える意味があります。さらに、「生きている」「生きている世界」といって生命力を思わせる意味合いがあるのも、名前に使う漢字として魅力的ですよね。また、読み方が豊富にあるため、同じ漢字でも読み方で個性を出せるのも嬉しいポイント。組み合わせ次第でオリジナリティーもあるかっこいい名前をつけられるので、あまり他の子とかぶりたくないという方にもおすすめです。名前の頭文字に一番使われている「悠」「悠」は名前ランキングの1位に 「悠真」「悠人」と2個もランクインする、今注目の漢字です。他にも11位に「悠」、21位「悠翔」「悠生」、69位「悠斗」「悠仁」「悠希」、82位「悠太」と、100位までに9個もランクイン。100位までの名前で頭文字に使われている漢字では第1位の人気です。「悠」という漢字の意味[意味]細く長いさま。どこまでも長ながと続くさま。音読み:ユウ訓読み:とおい、はるか他の読み方:ちか、ちかし、はるか、ひさ、ひさしみんなの名前辞典「悠」より引用悠長、悠揚、悠然、悠々自適といった単語に使われる「悠」は、のんびり、ゆったり、落ちついた、心静かな、といった意味が一般的ですよね。焦らずゆっくりと……そんな親の願いを感じる、やわらかで優しい名前の印象を受けます。それだけでなく「細く長く」「どこまでも長く続く」といった、穏やかな人生をを思わせる意味もあるので、子供の未来を想う親心が込められるのです。人気の漢字「陽」と「悠」の共通点「陽」と「悠」には、「長い」「生きる」などのいずれも生命力を表すような意味を含んだ漢字であるという共通項がみられます。とにかく長く生き抜いて欲しいという誰もが願う親の気持ちが伺えますね。さらに、柔らかさや温かさを求めるような印象も受けます。昭和の時代にあったような“男らしさ”とは違った、優しさの中にある強さを持ったかっこいい男性に育って欲しいという、これからの時代に求められる男性像の現れのようにも感じられます。 一文字の名前がかっこいい!?ランキングを見ていると、漢字一文字の名前が多いのも印象的ですよね。人気の漢字である「悠」「陽」の他にも、「湊」「蓮」「蒼」「新」が上位にランキングしています。同じ漢字でも「悠ハルカ、ユウ」「陽ヒナタ、ヨウ」「湊シン、ミナト」「蒼シン、アオイ」「新アラタ、シン」というように読み方が複数あるので、名付けの幅も広がります。漢字一文字の名前は100位以内に、16位「颯」「岳」、18位「樹」「旭」、24位「陸」など32個もランクイン。3割近い割合を占めているのです。苗字とのバランスもとりやすく見映えが良いのもかっこいい印象を与えますね。 まとめ「我が子の名前は時代に流されず家族間でしっかり考えたい」そう考える方が多いかとは思いますが、やはりランキングは気になるものですよね。現代のかっこいい名前を参考にしつつ、たくさん悩んで相談して、愛着のある名前を見つけてくださいね。 参考:みんなの名前辞典明治安田生命 名前ランキング2017
2018年10月17日子供が生まれることが決まったとき、心配するポイントはたくさんありますが、やはり気になるのは「どんな名前をつけようかな」ということではないでしょうか? 赤ちゃんの名前は、両親から贈る一生もののプレゼントだと言えます。だからこそ、なかなか決められずに悩んでしまいますよね。「将来こんな子に育ってほしい」、「あまりかぶらない名前にしたい」、「この漢字を使いたい」、「姓名判断でダメだと言われた…」など、考えることはたくさん。そこで今回は、 赤ちゃん名づけ が発表する名づけトレンド情報をもとに、名前を決めるときに参考にしていただきたい、人気の名前ランキングを男の子・女の子別にご紹介します。■2018年度版人気名前ランキングまずは、2018年度上半期の人気名前ランキングを、男の子・女の子別で見ていきましょう。子供の名前には、前年のトレンドが反映される傾向があります。最近はキラキラネームに反して「シワシワネーム」と呼ばれる古風な名前をつけることも流行りつつあるのです。▼男の子第1位は「颯(かける、そう など)」です。ここ数年のランキングでも、常に上位にランクインする人気ぶりで、2018年度は1位を獲得しました。「かっこよく、たくましく」という意味合いが込められることが多く、ポジティブな印象を受ける名前でしょう。第2位は、「悠斗(ゆうと、はると など)」。「悠」という字も毎年上位にランクインする人気漢字。おおらかなイメージを与える漢字ですね。しかし、2004年から常に男の子の名前ランキングベスト3にランクインするほどの人気なので、その分友達とかぶる確率も高くなりそうです。第3位「誠(まこと、せい など) 」、第4位は「一郎(いちろう、そろ など)」と続きます。これがいわゆる「シワシワネーム」に分類されるであろう、古風な名前ですよね。最近は読みにくい名前がどんどん増えていくなかで、あえて日本人らしい古風な名前をつける人が増えている傾向にあります。第5位は「大樹(だいき、ひろき など)」、第6位「駿(しゅん、はやお など)」、第7位「和雄(かずお など)」、第8位「陽(よう、あさひ など)」、第9位「英明(ひであき)」、第10位「湊斗(みなと、かなと など)」という結果に。「大樹」は今年が初めてのランクインです。「和雄」や「英明」も古風な名前ですよね。また、「樹」、「陽」、「湊」のように、自然を連想させる漢字の使用も人気が上がっています。▼女の子女の子の名前ランキング第1位は「恵(めぐみ、けい など)」。昨年から大きく順位をあげる結果になりました。ポジティブなイメージを持つ漢字で、「思いやりを持った子に育ってほしい」といった思いが込められることが多いでしょう。第2位は「心桜(こころ、こはる など)」。「桜のようにみんなから愛される優しい子に」といった思いを込めてつけられて、2014年ごろから根強い人気を持っています。読み方にバリエーションが多いのも人気の理由でしょう。第3位は「桜咲(さき など)」。読み方は古風ですが、漢字の組み合わせで今っぽいのも流行の傾向。4位は「萌衣(めい など)」、5位「麻衣(まい など)」6位「美波(みなみ など)」、7位「凜(りん など)」、8位「美由紀(みゆき など)、9位「文子(ふみこ など)」、10位「紬(つむぎ など)」という結果に。「麻衣」「美波」「美由紀」「文子」など、古風な名前の人気が復活の傾向にあります。ここまで、2018年上半期の男の子・女の子の名前ランキングトップ10を見てきました。例年よりも、キラキラネームは減少傾向にあることがうかがえますね。<関連記事>■2017年度版人気名前ランキングここからは、2017年度版の人気名前ランキングを、男の子と女の子別で見ていきましょう。前年は、1文字の名前の人気が強くありましたが、ほかにはどのような傾向があるのでしょうか。▼男の子第1位は「颯(はやて など)」。2018年度でも1位を獲得しており、根強い人気を見せています。第2位は「凛空(りく、など)」。「凛」という文字は、女の子の名前でも昨今人気を集めています。「空」という字と組み合わせ、さわやかなイメージを持つ「りく」という男の子らしい響きの読みが、人気の理由につながっているのかもしれませんね。第3位は「陽翔(はると など)」。「は」から始まる3文字の名前も、人気の傾向にあります。第4位は「凰(おう など)」、第5位「大翔(ひろと など)」、第6位「柊希(しゅうき など)」、第7位「瑛(あきら など)」と続いています。6位の「希」という文字は、男女ともに根強い人気のある文字ですね。第8位には「蒼大(そうた など)」がランクイン。2016年度から見ると急上昇しています。字は違いますが、俳優の福士蒼汰(ふくしそうた)さん、棋士の藤井聡太(ふじいそうた)さんの影響もあるのではないでしょうか。第9位は「湊斗(みなと など)」。「湊」という文字には、「人や物が集まる」「活気があふれる」といった意味もあり、「仲間に恵まれる温かい人になってほしい」という願いを込めて名付けられることも多くあります。第10位は「主税(ちから など)」。この年に初めてランクインした名前で、武士・赤穂浪士の大石内蔵助の息子「大石主税」の通称として有名です。この名前は、30〜40代の男性にもよくつけられているようで、キラキラネームというよりも過去の流行が戻ってきている傾向ではないでしょうか。全体的に男の子の4文字の名前はかなり減少しており、外国での呼びやすさも意識した3文字以下の名前が増えている傾向にあります。▼女の子第1位は「紬(つむぎ など)」。2016年度あたりから人気上昇傾向にあり、「幸せな人間関係をつむいでほしい」という願いが込められています。第2位は、2018年同様「心桜(こころ など)」。第3位は「咲花(えみか など)」がランクイン。女優・武井咲(たけいえみ)さんの名前は、「咲」を「えみ」と読ませるとして有名ですよね。「使用したい文字」を前提に、「呼びたい響き」を組み合わせるという、近年の赤ちゃんの名付け方を代表するトレンドの名前です。第4位は「希心(のぞみ など)」、第5位「心陽(こはる など)」、第6位「栞奈(かんな など)」、第7位「澪(みお など)」、第8位「千愛(ちな など)」、第9位「凛(りん など)」、第10位は漢字違いで「凜(りん など)」と続きます。全体的に、「心」「陽」「咲」「愛」などの温かな心や花をイメージさせるような漢字の名前に、人気が集まっている傾向があります。また、男女ともに1文字の名前が増加傾向にあるといえるでしょう。女の子の名前ランキングは、男の子に比べて毎年入れ替わりが激しいといいます。というのも、女の子の名前は響きや文字のかわいさを追求するため、例年入れ替わる傾向にあるのです。<関連記事>■キラキラ?!変わった名前ランキング2000年以降、いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれる少し変わった名前が増加傾向にあり、メディアでも大きく取り上げられることがありました。芸能人の夫婦でも、子供にキラキラネームをつける家庭が多く見受けられましたよね。近年は落ち着いている傾向にありますが、安易にキラキラネームをつけてしまうと、将来子どもが苦労することになるかもしれません…。そこで、実在するキラキラネームの中にはどんなものがあるのか、2016年のキラキラネームランキングの一部を見ていきましょう。▼男の子で1番人気は「碧空(みらん、あとむ、など)」男女合わせた総合ランキングで2位に輝いた「碧空(みらん、あとむ、など)」。字面はすてきですが、漢字から読み方を連想するのはなかなか難しいのではないでしょうか。総合ランキング第5位の「奏夢(りずむ、など)」。音楽好きのママ・パパたちに人気を集めそうなすてきな名前です。第10位は「輝星(べが、だいや、など)」。こちらも漢字はかっこいいのですが、なかなか読みが連想しづらいですよね。当て字感が強い印象を受けてしまいます。第19位にランクインしているのは、なんと「黄熊(ぷう、など)」。アニメキャラクターをつい連想してしまう名前ですね。▼女の子のキラキラネーム第1位は「唯愛(いちか、ゆめ など)」総合ランキング第1位は「唯愛(いちか、ゆめか、など)」。キラキラネームの中でも多いのが、「愛」という字を「か」や「あ」と読ませる読み方です。第3位は「優杏(ゆず、など)」。最近は、「ゆ」から始まる名前が人気な傾向があります。第4位は「海音(まりん、など)」。第6位は「妃(ひな、きらり、など」。第7位は「一心(ぴゅあ、など)」。第8位は「愛翔(らぶは、など)」。第9位は「七海(まりん、など)」。人気の漢字を使用した名前ではありますが、読み仮名がないとわからない人も多いでしょう。なかでもインパクトのあるキラキラネームが第24位の「希星(きてぃ、きらら、など)」。有名キャラクターを連想させる読みですが、こちらはかなりのキラキラ感が漂います。やはりキラキラネームだけあって、全体的に普段カタカナで書くような当て字を使った名前が多い傾向にあります。さらに「海」や「空」、「星」といった自然を連想させる漢字が人気を集めているようです。■歴代の名前ランキングが検索できるサイト最後に、歴代の赤ちゃんの名前ランキングが検索できるサイトを2つご紹介します。年によって名前の流行も変動するので、ぜひ参考程度に見てみてくださいね。▼ たまひよ 「たまひよ」では、2005年からの赤ちゃんの「たまひよ名前ランキング」が発表されています。その年ごとに、流行の傾向・名前ランキング・読みランキング・漢字ランキングというように、カテゴリー別にチェック可能。名付けるときの参考にできるでしょう。そのほか、名付けに関するコラムなども用意されているので、一度見てみて損はないサイトです。▼ 赤ちゃん名付け こちらのサイトでは、アクセス数の多かった名前をランキング形式で掲載しています。通常の年別・男女別ランキングだけではなく、「春にまつわる名前ランキング」「ひらがなの名前ランキング」など、イメージごとのランキングも。「こんな名前にしたい!」というイメージはあるけれど、具体的にどんなものにしようか決まっていない…。そんなときは、参考として見てみてはいかがでしょうか。■まとめ名前もファッションのようにトレンドがあり、年によって流行に変動があります。子供にとって名前は、一生つきあっていく親からもらった宝物。ぜひ後悔しないような名前をつけてあげられるといいですね。とはいえ、最も大切なのは、子供のためを思って一生懸命悩んで決めてあげることです。すてきな名前とともに、お子さんもすてきな子に育つことを願っています。<参考サイト> ・赤ちゃん名づけ「2018年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2016年年間 キラキラネームランキング」
2018年10月11日