「関ジャニ∞」丸山隆平が映画単独初主演を果たす、西田征史監督作『泥棒役者』。この度、西田監督初監督作品となった『小野寺の弟・小野寺の姉』から、向井理と片桐はいり扮する“小野寺姉弟”がカメオ出演することが明らかに。あわせて、仲良すぎのコメント映像も到着した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、2014年に公開された西田監督の監督デビュー作。向井さん演じる弟・進と、片桐さん演じる姉・より子、“日本一不器用な姉弟”の日常を描いた作品だ。そして今回、その小野寺姉弟が西田監督最新作『泥棒役者』にカメオ出演することが明らかに。2人は、劇中の重要なシーンで登場するそうで、その変わらぬ姉弟のやり取りには思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなし。また到着した映像では、「タマとミキ」の絵本を片手に『泥棒役者』を観に行こうと話し始める小野寺姉弟が描かれる。タイトルの泥棒と聞いて、「怖いやつダメだもん」と尻込みするより子を、「怖くない、怖くない」と諭す進。そして、映画について「どういうのなの?」とより子から聞かれた進は、「ラブコメ」と答えるという内容だ。この映像は、即興芝居風になっており、2人は完璧に(?)“役者”になりきっている。またコメント部分でも、2人にしか醸し出せない空気感に思わずクスりとしてしまう映像となっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月13日「カルテット」「ごめん、愛してる」などで2017年の“ブレイク女子”筆頭となった吉岡里帆が、「逃げるは恥だが役に立つ」「監獄のお姫さま」など話題作を続々生み出す火曜ドラマ枠で連続ドラマ初主演。人気コミック原作の「きみが心に棲みついた」で、桐谷健太、向井理と三角関係のラブ“ホラー”ストーリーを繰り広げることになった。原作は、若い女性たちから高い支持を得ている女性向けマンガ雑誌「FEELYOUNG」で連載中の天堂きりんによる「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」(祥伝社フィールコミックス)。自己評価が極めて低いために、他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く様を描いていく。また“火10”こと火曜ドラマといえば、「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」など中毒性のあるラブストーリーを生み出してきた。今回は連続ドラマ初主演となる吉岡さんが挙動不審の“キョドコ”となり、桐谷さんと向井さんとの間で揺れ動く、三角関係ラブストーリーとなる。■吉岡里帆、自己評価・自己肯定感が低すぎる「キョドコ」に主人公・小川今日子は、下着メーカーの材料課勤務。幼いころから母親に妹と比較され愛情を注がれなかったため、自己評価・自己肯定感が極端に低く、オドオドと挙動不審。ついたあだ名は「キョドコ」。何事も笑ってやり過ごすくせがついており、それがうそくさい笑顔だと自分でも気づいているが、ほかにやり過ごす術を知らない。「傷つきたくない、傷つけたくない」がゆえに口下手。単に気が弱いわけではなく、心の中には発せられないまま消えていく言葉が常に漂っているため、時折あふれ出す言葉は、唐突で強烈!周囲には突拍子もない言動に映り、結果、「変な子」「極端な子」と思われてしまう。大学時代に勧誘を断れず入会したサークルで、ぼっちでいるところに優しく声をかけてくれたイケメンの先輩・星名に心惹かれ、コンプレックスを打ち明ける。星名から「そのままのキョドコでいい」と言われ、初めて自分らしさを受け入れられ理解されたように感じるが…。演じる吉岡さんといえば、いまや数々のCMに引っ張りだこ、同じ火曜ドラマ枠の「カルテット」では松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生というメインキャスト4人をかき乱す役どころで高く評価され、その後、日曜劇場「ごめん、愛してる」のヒロインに大抜擢。いま最注目の若手女優が、ついに連続ドラマの主演に挑む。桐谷健太は“熱い男”そのもの!?明るく大らか、実は繊細なマンガ編集者吉岡さん演じるキョドコに関わる1人目の男は、マンガ編集者・吉崎幸次郎。吉崎は率直で明るく、大らかで、誰に対しても遠慮なく厳しい言葉を投げかけるが、その裏には優しさ、誠実さが溢れる“いい男”。とんでもない言動を自身に向けてくるキョドコを突き放すことができず、持ち前の熱さでつい助けてしまう。そんな吉崎が自分を変えてくれるのではないかと、キョドコは強く惹かれていく。吉崎を演じるのは、「三太郎」シリーズなどCMでの好感度も高く、TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場「天皇の料理番」や映画『火花』『ビジランテ』など、数々の映画・ドラマで芯の通った熱さのある男性を好演し、“熱い男”の代名詞となりつつある桐谷さん。向井理、一見さわやかなイケメンがトラウマを植え付ける!?もう1人の男は、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣。卒業後は商社に就職、異例の出世を遂げたデキる男で、その商社が今日子の勤める下着メーカーを買収したため、星名は上司として彼女の前に再び現れる。一見さわやかなイケメンだが、裏の顔があり、自分だけを信頼し離れられなくなっていたキョドコに、度を越えた冷酷な命令を下していた。一度は距離を置くキョドコだったが、星名からの連絡は続き、会社で再会したことにより、星名に強く“依存”していた過去の感情が蘇ってしまう。自分を慕ってくる今日子に対して、心をいたぶるように楽しむ星名。彼女が自分から離れようとすると、あらゆる手を使って支配する。キョドコは吉崎との恋愛で前向きな自分に変わろうとするが、引き戻そうとする星名の“魔の手”に抗えず…。そんな好青年の顔の裏に加虐的な面をもつ星名を、思いやりのある役柄が印象強い向井さんが務め、新境地を見せる。キャスト3人からコメント到着!吉岡さんは、「連続ドラマ初主演ということで、夢のような気分でいますが、同時に身の引き締まる思いです。『必ず面白いドラマにするぞ』と、かなり意気込んでいます」と力強くコメント。「役に合わせて20センチくらい髪の毛を切りました」と明かし、「髪形が変わると、新しいことに挑戦したいという意欲が湧いてきて、これまでとはまったく違うアプローチをしてみたいという気分になっています」と語る。桐谷さん、向井さんともに初共演だが、「向井さんは、星名を演じるのが信じられないくらい清廉で、一本筋の通った、さわやかな方」、「桐谷さんは、場を和ませてくれる三枚目でクラスの人気者というイメージがあって、今回のドラマの現場も桐谷さんが明るくしてくれるのではないかとわくわくしています」とそれぞれの印象を語ってくれた。桐谷さんも「主人公がいろんな意味でぶっとんでいて、おかしな関係性もあったりで、これからどうなっていくんだろうと新鮮な気持ちで脚本を読み進めています。あまり読んだことのない作品」と語り、「ガンガン攻めていく作品になって欲しいな」とコメント。吉岡さん演じる今日子に対して「全く共感できなかったところからどう惹かれていくんだろうと気になっています。まだ演技プランは何も考えていませんが(笑)」と明かしている。原作を読んだという向井さんは「刺激的な描写も多く、ただ面白いだけではない作品だと感じました。日常にありそうで、でも実際に経験したくはないなと思うことが疑似体験できる」とコメント。「今回のラブ“ホラー”ストーリーの中で、“ホラー”要素を担当する」が「ただ怖いだけでなく、人間的な弱さなどを見せることで、本当にどこかに存在する人物のように演じたい」と、意気込みを語っている。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は2018年1月、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日気になる男性が年下の場合、どうしても年齢がネックとなって、積極的に働きかけることができない…そんな女性は多いのではないでしょうか。特に相手が「年上の女性は苦手」「恋愛対象として見られない」と思っていそうな場合はアプローチしづらいですよね。でも、周りを見てみると、年下男性×年上女性のカップルは案外多いもの。そこで今回は芸能界や映画、ドラマをお手本に、年上の魅力を知ってもらうコツをご紹介します。■芸能人に学ぶ!年下男子と付き合うコツ女性が年上の夫婦としてまず挙げられるのが、小雪さんと松山ケンイチさん、国仲涼子さんと向井理さん。また、最近ドラマやCMでの露出が増えてきている濱田岳さんも、9歳年上のモデル・小泉深雪さんと結婚しています。いずれも芸能界という同じ世界に身を置いている者同士なので、男性は、自分のことや仕事に理解を示してくれる相手を、居心地良く感じるのかもしれません。芸能界に限らず、相手の立場をしっかり理解し、広い心を持って受け入れ甘えさせてあげる包容力。これこそが年上女性の最大の魅力と言えるでしょう。もし気になる彼が年下なら、悩みを聞いたり、さりげなくフォローしてあげたりしてみては。年上女性がちょっぴり苦手な男性だって、ピンチの時に助けてもらえば心を開いてくれるはずです。年上女性に対してどう感じるか、一般の男性にリサーチしてみました。■年下男子が年上をかわいいと思う時・「仕事をバリバリこなし、カッコよくてスキがない女性の先輩。その姿とは裏腹にハンカチがサンリオのキャラクター。それをツッコんだら、顔を真っ赤にして『好きなの』って。かわいすぎ」(28歳/デザイン会社)・「趣味のサークルの飲み会で、すごく庶民的な居酒屋に行ったときに『おいしいなぁ~こういうの大好き』って、料理を幸せそうに食べてる年上女性にキュンとしました」(27歳/経理)年上女子がリラックスしている瞬間や素直に喜怒哀楽を表現しているとき、親近感を覚えるような意外な一面を見せたときに男性は、かわいいと思うようです。■逆に「苦手だな」って思う瞬間は?・「『どうせおばさんだと思ってるんでしょ』ってひがんだり、『あなたみたいな若い子にはわからないでしょうけど』と年下ってだけで上からの態度を取られると、年上の女性ってヤダなぁ…なんて思います」(26歳/印刷)・「若い女の子をいびったり、嫉妬したりしてるの見ると『年上の女性って見苦しいなぁ』と感じる」(28歳/流通業)周りはさほど意識していないのに、やたらと年齢を気にしてひがみっぽい女性や、相手が年下だからと子ども扱いするような女性は敬遠されがち。年上だからこそ、余裕があるところを見せたいですよね。■映像に学ぶ年下男子を惹きつけるコツここでドラマや映画に登場する、年下男性と付き合う年上女性の魅力をチェックしてみましょう。◎周りへの気配りを大切に『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、石田ゆり子さん演じるアラフィフ女性・百合ちゃんは、大谷亮平さん扮する年下男子・風見涼太に想いを寄せられ、最終的に2人は結ばれます。キャリアウーマンの百合ちゃんは、誰に対しても裏表なく、周囲の人を大切にしている女性。年齢や性別に関係なく周りに気を配れる大人の女性に魅力を感じる男性は多いもの。百合ちゃんのように、細やかな心遣いができる余裕のある女性を目指しましょう。◎年相応の美しさを大切に『東京タワー』で、岡田准一さん演じる透は、母親ほども年が離れた女性・詩史(黒木瞳さん)に恋をします。詩史は透明感のある涼やかで上品な女性。音楽や絵など、美しいものにしか興味が無い透にとって、まさに理想の女性なのです。無理に若づくりしたり、年齢をごまかしたりする必要はありません。詩史のように、年齢に見合ったしなやかな美しさを持つ年上女性に惹かれる男性はたくさんいるはず。◎かわいげを忘れない『人のセックスを笑うな』は、19歳のみるめ(松山ケンイチさん)と、39歳の美術講師ユリ(永作博美さん)の恋愛模様を描いた作品です。ユリは自由奔放で素直。そんなキュートな魅力にみるめはどんどん溺れていきます。ユリのようにかわいげがある女性は何歳になってもとってもチャーミング。年下といえども男性は、女性のかわいらしさに惹かれるものなのでしょう。■年上ならではの魅力を発揮しよう年上の余裕と包容力、そして女性ならではの美しさと愛きょう、弱さを兼ね備えている大人の女性は、誰が見ても魅力的。自分のほうが年上だからと卑屈にならず、素敵な女性を目指しましょう。そうすれば「年上の女性は苦手」と公言していた年下男子も、あなたに惹かれてしまうかも。ライタープロフィールパル吉兵庫県の片田舎、相生市生まれ広島在住のこじらせ系アラフォーママライター。お酒と読書と音楽と広島東洋カープが好き。恋するトキメキはもっと好き。「夢を見ることこそ人生である」をモットーに、女に磨きをかけるべく、日々奮闘中。もっとも、いまだ原石のママとの噂もあるとかないとか。
2017年10月16日あの織田信長が、実は現代からタイムスリップした高校生だったら…独創的なアイデアで人気となったコミックを小栗旬、柴咲コウ、向井理、山田孝之ら豪華キャストを迎え映像化した映画『信長協奏曲』が10月16日(月)にフジテレビ系でオンエアされる。■主演は小栗旬!アニメ、ドラマ、映画とマルチ展開が話題に本作は小学館「ゲッサン」連載の石井あゆみによる人気同名コミックを原作に、アニメ、ドラマ、映画が連動するフジテレビ開局55周年記念プロジェクトとして展開。2014年7月からTVアニメ版が放送された後、同年10月から「月9」枠でドラマ版がオンエア。そして2016年1月に公開された劇場版は興収45億円超の大ヒットを記録した。戦国時代にタイムスリップし、そこで同じ顔をした織田信長と出会ったことで信長として生きることになってしまう高校生・サブローと、信長として生きているサブローに嫉妬する“本物の信長”明智光秀を小栗さんが演じて主演。信長の妻・帰蝶役には現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」も好評の柴咲さん。家臣の恒興役には舞台「髑髏城の七人」も話題の向井さん。豊臣秀吉役には『ジョジョの奇妙な冒険』など様々な作品で活躍する山田さん。さらに「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔や水原希子、古田新太、濱田岳、高嶋政宏らも共演。■あらすじ戦国時代にタイムスリップした高校生・サブロー(小栗さん)は奇しくも同じ顔をした織田信長(小栗さん二役)と出会い、信長として生きることに。はじめは逃げ腰だったサブローだったが信長として生きる覚悟を決め、戦のない世をつくろうと思い始める。歴史音痴のサブローは史実を知らないまま、桶狭間、上洛、金ヶ崎、浅井朝倉との戦い…を経てついに安土城を完成。これで天下統一も間近と思った矢先にふと手にした歴史の教科書で自分(=織田信長)がもうすぐ死ぬ運命にあることを知る。安土城の完成と天下統一を目前にしたサブロー(小栗さん)は、ふと手にした教科書で織田信長は間もなく死ぬ運命にあることを知る。その運命に戸惑い苦悩するサブローだったが、帰蝶(柴咲さん)や家臣たちの力強い支えのもと、運命に抗いこの時代で生きていくことを誓う。そして愛する帰蝶との結婚式を計画するサブロー。場所は京都・本能寺。時を同じくしてサブローの周りでは不穏な企てが水面下で動き出していた。周囲から愛されるサブローに嫉妬心を抱く光秀。積年の恨みを持ち信長暗殺の機を伺う秀吉。果たしてサブローは織田信長の歴史を変え、彼の望む平和な国を築くことができるのか。1582年、本能寺で彼を待ち受けるものとは……!?劇場版ならではの合戦シーンや「Mr.Children」が手がけた主題歌「足音 ~Be Strong」など見どころ満載の映画『信長協奏曲』は10月16日(月)21時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月12日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」の完成披露試写会が1日(日)都内で行われ、主演の中谷美紀、共演の桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、永田琴監督が出席。国仲さんは第2子妊娠発表後初の公の場となる。夫で俳優の向井理との間に第2子を宿したことを先月25日に発表した国仲さんは、イベント終了時に集まった報道陣から妊娠についての声がけを受けるも、特に語ることなく幸せそうな笑みを浮かべて会釈し、会場を後にした。同ドラマは、作家・東野圭吾のジェンダーを題材にした小説を原作に、性同一性障害の主人公・美月(中谷)と、美月が引き起こした事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たちの苦悩を描く。中谷さんと濃厚キスシーンに挑んだ国仲さんは「台本を読んだときからドキドキして、どうやって撮影をするのか、受け身なのか、それともこっちからいくのか、当日までそのことが頭にあった」と自身初の同性キスに緊張。中谷さんとのキスの感想を聞かれると「すごいなんか、優しさに包み込まれるような…いまふり返ってもドキドキ」と顔を赤くしていた。一方の中谷さんは、女性とのキスシーンはこれで3度目といい「最終的な目標は国仲さんを惚れさせること。旦那様の向井理さんから奪い取ることが目標だった」と慣れたもので「キスシーンは無我夢中。必死で歯磨きをしてミントやフレグランスを使って涼子に嫌われないように…。でも最も長いキスシーンを国仲さんと演じられて光栄だった」と嬉しそうだった。WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」は、10月21日(土)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月01日「国仲さんが2人目の赤ちゃんを妊娠されたんです。いま妊娠5カ月で、来年2月に出産予定。おととし、長男(1)を授かっている2人ですが、大喜びで出産の準備を始めていますよ」(芸能プロ関係者) 9月25日、国仲涼子(38)が第2子妊娠中であることを発表した。 実はその直前、本誌は向井理(35)と国仲のおめでた情報をキャッチしていた。先週末に本誌が2人の所属事務所へ確認を求めた結果、本誌発売より早く公式で“妊娠報告”が行われることとなったのだ。スクープした本誌だけが知る“幸せの真相”とは――。 「向井さんは国仲さんの第2子妊娠がわかってから、子育てや家事にさらに積極的になっているんですよ。国仲さんが疲れていると、向井さんがオムツ替えも買って出てサッとやっちゃうんです。彼は器用で、なんでもできちゃうそう。料理もお手のもので、彼がご飯をつくることも多い。じつは食いしん坊な向井さんは、自分の食べたいものをいっぱい作りたくて、料理を買って出ることも多いそうですけれど(笑)。でも、国仲さんは向井さんのイクパパぶりを本当に喜んでいました」(国仲の知人) そんな向井の強力サポートに背中を押され、国仲は臨月直前まで仕事を続けることを決意したそう。 「出産予定ギリギリの来年1月まで仕事をするそうです。いまは10月21日スタートのドラマ『片想い』(WOWOW)の撮影中ですが、その後は負担が少ないナレーションなどを中心にしていくようです」(テレビ局関係者) 向井は現在、9月15日に開幕した舞台『髑髏城の七人』(11月3日まで)に出演中。9月下旬の朝10時半ごろ、向井が自宅マンションから姿を見せた。 ――向井さん、女性自身です。国仲さんが第2子を妊娠されたそうで、おめでとうございます! するとサングラスをかけた向井は、口に手を当て“ごめんなさい、ここでは話せない”というジェスチャーを見せた。だがその表情には、嬉しさが隠しきれないように見えた。そして迎えの車に乗り込んだ向井は、公演中の劇場へ――。 仕事もこなし、家事も育児も「俺がやる!」と愛妻にイクメン宣言した向井。なんていうか、国仲がうらやましすぎ――。
2017年09月26日女優の国仲涼子(38)が25日、公式サイトを通じて、夫で俳優の向井理(35)との間に第2子を妊娠したことを発表した。国仲は「この度、私達に新たな家族ができることがわかりました」と報告。「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです。これからも温かなご指導、応援を賜りますよう宜しくお願い致します」と呼びかけた。向井も、所属事務所のFacebookを通じて、同様の内容で国仲の第2子妊娠を報告した。2人は、2012年放送のドラマ『ハングリー!』での共演をきっかけに交際に発展。2014年12月に結婚し、2015年9月に第1子となる男児が誕生した。
2017年09月25日国仲涼子が、向井理との間に第2子を妊娠したことを発表。両名ともに事務所の公式サイト&SNSを通じて「静かに見守っていただければ幸いです」とコメントを寄せた。向井さんと国仲さんは、2014年12月に入籍。その後2015年4月には第1子を授かったことを報告し大きな話題となっていた。この度、向井さんと国仲さんはそれぞれの事務所の公式サイトやSNSを通じて「この度、私達に新たな家族ができることがわかりました」と報告。「現在は安定期に入ったばかりで、体調は良好ですが大切な時期でもあり、静かに見守っていただければ幸いです。これからも温かなご指導、応援を賜りますよう宜しくお願い致します」と、同じコメントを発表した。国仲さんは、2015年9月に第一子を出産したのち、2016年4月期放送ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」にて産後初のドラマ出演を果たし、その後は「視覚探偵 日暮旅人」「嘘の戦争」などにゲスト出演。また、中谷美紀、桐谷健太、大谷亮平、鈴木浩介らと共演したWOWOWの「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」が10月21日(土)より放送される。向井さんは、自身の祖母・芦村朋子さんの半生記を原作にして映画化した『いつまた、君と~何日君再来~』のヒットが記憶に新しい。また、現在は、舞台 劇団☆新感線「髑髏城の七人 season風」にて無界屋蘭兵衛役を熱演中だ。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日『ソウル・キッチン』『消えた声が、その名を呼ぶ』などで知られ、5月の第70回カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーに主演女優賞をもたらした最新作『In The Fade』(原題)でも注目を集めるドイツの名匠ファティ・アキン。現在、日本公開中の『50年後のボクたちは』は、誰もが通過する、永遠には続かない14歳という一瞬の煌めきを瑞々しく捉えた爽やかで切ないロードムービーとして注目を集めている。本作を牽引する、フレッシュで魅力あふれる若手キャストたちに迫った。■若かりしころのイギー・ポップにそっくり!主人公は笑顔が可愛い新進気鋭の大注目俳優!ドイツ国内で220万部以上を売り上げる大ベストセラーとなった国民的小説「14歳、ぼくらの疾走」(ヴォルフガング・ヘルンドルフ著)を原作にした本作。“現代版『スタンド・バイ・ミー』”とも呼び声の高い、思春期の1ページを切り取ったロードムービーだ。クラスのはみだし者で、同級生からは変人(サイコ)扱い。しかも母親はアル中で、父親は浮気中。そんな、自分の居場所を見つけられないままでいる14歳の主人公マイク役を演じたのは、ドイツの新進気鋭の大注目俳優トリスタン・ゲーベル。2002年8月生まれ。ファティ監督は、マイク役の俳優には「いつ捕まるかとビクビクしている幼い顔が欲しかった」と話しており、そのイメージにぴったりな、童顔とはにかんだ笑顔が実にキュート。実はトリスタンは、4歳で長編映画デビューを果たし、その後も数々の映画やドラマで活躍している実績あるベテラン子役。本作では、もともとはマイクのクラスの級友の1人としてキャスティングされていたが、急きょ主役を務めることになった。突然の主役の抜擢にも関わらず、思春期の揺れ動く繊細な心情を見事に表現した彼の演技は、原作小説ファンの期待を裏切ることなく、本国で高い評価を受けた。その後も続々と出演作が公開されており、ドイツの新進気鋭の大注目俳優となった。また、本作を観た人の間では「若かりしころのイギー・ポップにそっくり!」と話題に。ぜひ、映画を観てチェックしてみて。■“大五郎カット”なのに笑顔は“向井理”似!?彗星のごとく現れた新人俳優にファン続出中!ロシアから移住してきた転校生で、目つきが悪く、変な髪型の上に二日酔い!?クラスで浮いていたマイクを、ひと夏の冒険に連れ出す転校生チックを演じたのは、本作でスクリーンデビューを果たしたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルだ。2001年ミュンヘン生まれ。本作では重要な役どころを演じるチック役に、モンゴル系の子役をと必死に探していたというファティ監督。なかなか適した子役が見つからず、モンゴル大使館に相談してみたところ、勤務しているモンゴル大使館職員が「俺の息子がいる!」と当時、交換留学中だった彼を推薦、その後、見事オーディションに合格したというシンデレラボーイ。一見風変わりな見た目だが、友人思いで、14歳らしからぬクールでスマートな役どころのチック。鑑賞後には「チック役のキャラがいい!最高!」「こんな友達が欲しかった」「笑った顔が向井理にそっくり」「イケメンのポテンシャルが高い」などの感想が男女問わず寄せられており、アナンドのファンが急増中!ビッグ・バンドのドラム担当でテコンドーとアニメが大好きという一面も。ファティ監督は、見事な凸凹コンビを演じた2人の起用について、「彼らは撮影当時13歳でした。私は運転席でビクビクしている顔が欲しかったのです。トリスタン・ゲーベルは多くの映画ですでに出演経験がありました。チックを演じたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルは、この企画に入った初日にオーディションをした子でした。その演技に心打たれたので、『彼にしよう』と言ったのです」と、ふり返ってコメント。等身大の2人の息の合った演技により、思春期の少年の成長譚を爽やかに映し出されている。■旅先で出会うヒロイン演じる美少女のビフォアアフターにも注目!そんな彼らが、旅先で出会うヒロインも忘れてはならない。旅の途中に、ゴミ山横の廃墟からボロボロの身なりで登場するヒロイン、イザ。境界性人格障害を抱えているという、難しい役どころを演じた美少女は、ドイツで活躍する新進気鋭女優メルセデス・ミュラー。1996年11月4日ベルリン生まれ。中世的な顔立ちにミステリアスな雰囲気をまとった彼女に、予告編を見た人の中には「美少年」と見間違う方も。鑑賞後には、「(マイクの片想いの相手)タチアナより断然イザ派!」と語るファンが急増中。ボロボロの身なりの少女が髪をばっさりと切ると、そこには見違えるほど美しい女性がいた…そんな息をのむ、“青春あるある”ビフォーアフターにも注目だ。6歳で初めてカメラの前に立ってから、TVを中心として活躍していたというメルセデス。今後の待機作に『Smile』(’17/ステッフェン・コーン監督)などがある。俳優以外ではドイツ国内、また国際的なキックボクシング大会で複数回優勝の経験があるというギャップも見逃せない。世界的な大ベストセラー小説の実写化作品の主演というプレッシャーのなか、見事、原作の世界に新たな光を与えた、彼らのみずみずしい演技に注目してみて。『50年後のボクたちは』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日俳優の松山ケンイチが15日、東京・IHIステージアラウンド東京で行われた、舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 風 Produced by TBS」のフォトコールに、共演の向井理、田中麗奈、生瀬勝久らと登場した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。"花・鳥・風・月"の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。主人公の捨之介と敵役である天魔王の二役を演じることになった松山。ひょうたんをぶら下げながら、側転を取り入れたアクロバティックなアクションシーンを披露した。また、無界屋蘭兵衛役の向井も長髪をなびかせながら殺陣を披露した。松山は「今回は新作ではなく、しかも同じ劇場で先輩方が演じているのを観ているので、緊張はそれほどせずにじっくり稽古に集中できています」と頼もしい様子。一人二役に「2幕がしんどいです」とぼやき、360°ステージについても「演じるより観る方が楽しいです、確実に」と語った。新感線作品には『蒼の乱』以来の出演となるが、「『蒼の乱』を観ていただいている方にはハッとする場面もあります」とアピールした。向井は「身体のケアは気にしてやっていましたが、日々疲労が溜まっています」と過酷な舞台に挑む様子を明かす。「長丁場なので、より一層気をつけていきたいと思います」と意気込み、初参加となる新感線作品については「いのうえさんの、尽きないアイディアに驚きと楽しみを感じました」と語った。極楽太夫役の田中は、「ハイスペックな人々が集まる学校に転校した気分……」と心境を吐露。「ステージでライトを浴びたりお客様の力で充電、発電するタイプなのでまだまだエネルギーは上がります」「私としては、極楽太夫の生き様を見せていきたい」と意気込んだ。生瀬も新感線初参加だが「いのうえシェイクスピア『鉈切り丸』に参加していたので、順調に出来ました」と振り返る。360°舞台に「動線が不安です」と語るが、「前の2作とは違った狸穴二郎衛門に仕上げました」と自信を見せた。公演は9月15日~11月3日。前売り券は完売しているものの各回当日券を準備し、10月5日に全国76館の映画館でライブビューイングを予定している(12:30開演/18:00開演の2公演)。また“Season月”の上演を11月23日~2月21日、”Season極”の上演を2018年3月下旬より予定している。
2017年09月15日7月からWOWOWで放送され話題を呼んだ向井理(35)と斎藤工(36)W主演ドラマ「アキラとあきら」。原作は直木賞作家・池井戸潤氏(54)で、5月に発売されたばかりの最新刊。池井戸作品は昨年7月発売の「陸王」が役所広司(61)主演で、10月からTBS系で放送される予定だ。 「池井戸氏は11年に『下町ロケット』で直木賞を受賞。以後、それ以前の作品まで含めてWOWOW、NHK、民放キー局、そして各映画会社で争奪戦が繰り広げられてきました。主要作品は、すべて映像化され尽くしてしまったほどの勢いです」(出版関係者) 来年には、「TOKIO」長瀬智也(38)主演の映画「空飛ぶタイヤ」が公開予定。同作はすでに仲村トオル(52)主演で、09年にWOWOWドラマとして放送されている。にもかかわらず、再び映像化されることになったのだ。 「空飛ぶタイヤ』は大手自動車メーカの大型トラック脱輪による死傷事故やリコール隠しが盛り込まれているので、まず民放ではできません。ただWOWOWは民放キー局のようにCMスポンサーを気にする必要がないので躊躇なく映像化できるのです。制作担当者もかなり嗅覚が鋭いことで知られているので、ヒットが期待されています」(前出・出版関係者) そんな状況に困り果てているのが、“視聴率至上主義”の傾向が高まる民放キー局だという。 「民放キー局では企画が“枯渇”しています。視聴率にこだわりすぎるあまり、昔のように『オリジナルドラマをヒットさせたい』という気概がなくなってきています。直木賞作家・東野圭吾氏(59)作品の争奪戦が激化したこともありましたが、こちらもすでに映像化され尽くしている状態。人気作家の原作を持ってきて、キャストのネームバリューで視聴率を取りにいく。そんな手法が主流になっていきそうです」(芸能プロダクション関係者) 人気作家の作品は今後、ますます重宝されそうだ。
2017年09月11日笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデル・emmaがMCを務め、ゲストの友人や関係者に徹底取材することでその素顔に迫っていくバラエティー「A-Studio」が8月25日(金)オンエアされ、女優の田中麗奈がゲスト出演。昨年結婚した夫との結婚生活などについてトークを展開する。幼少期から女優を志し、久留米市在住だった高校時代にCMで注目を集めた田中さん。多数のCM出演と並行で『はつ恋』『東京マリーゴールド』『ドラッグストア・ガール』など多数の映画に出演、2007年に『ゲゲゲの鬼太郎』の実写版で演じた猫娘役も大きな話題となった。その後も『犬と私の10の約束』『源氏物語 千年の謎』『麒麟の翼』などの映画とともに、人気韓国映画の日本版となるドラマ「猟奇的な彼女」のヒロイン役や、大河ドラマ「平清盛」「花燃ゆ」などTVドラマでも活躍している。今回も女優として着実に成長を続けてきた田中さんのプライベートを探るべく、番組が徹底取材。トークでは夫が購入したカップ麺をこっそり食べて容器をわからないように捨てたにも関わらず「夫にすぐ見つかっちゃう」ことなど、田中さんの知られざる結婚生活などが語られる模様だ。今回のゲストである田中さんが出演する舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”が9月15日(金)から「IHIステージアラウンド東京」で上演される。劇団☆新感線の戯曲である本作は1990年に古田新太主演で初演され、その後は7年ごとに市川染五郎、小栗旬など様々なキャストによる再演を繰り返してきた人気作。今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分けロングラン公演されることになり、“Season風”はその3作目。主人公の捨之介、その敵役・天魔王の二役を松山ケンイチが、蘭兵衛を向井理が、極楽太夫を田中さんがそれぞれ演じるほか、沙霧役に岸井ゆきの、狸穴二郎衛門役に生瀬勝久といったキャストも共演する。客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」を生かした演出にも注目。田中さんの貴重なプライベートトークが聞ける「A-Studio」は8月25日(金)23時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月25日「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」の8月24日(木)今夜放送回に、松山ケンイチ、向井理をはじめとした“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”のメインキャスト陣が登場する。今回“「髑髏城の七人」Season風”チームとして番組に参戦するのは、『怒り』や『聖の青春』など数々の映画に主演、今週末8月26日(土)からは直江兼続を演じた『関ヶ原』の公開も迫る松山さんをはじめ、『RANMARU 神の舌を持つ男』や、自身の祖母の手記を映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』などで知られる向井さん。主演最新作となる『幼な子われらに生まれ』の公開を今週末8月26日(土)に控えた田中麗奈。大河ドラマ「真田丸」や月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」などで注目を集める岸井ゆきの。さらに「劇団☆新感線」の舞台で活躍する河野まさと、『エイプリルフールズ』や月9ドラマ「貴族探偵」など数多くの作品で独自の個性を放つ生瀬勝久の6名。対する「嵐」チームにはプラスワンゲストとして「バイきんぐ」が参戦する。放送では松山さんが珍プレーを見せるほか、向井さんと共に無謀な作戦に打って出る。果たして作戦は成功するのか。さらに田中さんは番組初登場。「すごくソワソワしています。天井の高さとか、観客の皆さんのライブ感とか。楽しみたいです!」と意気込み、大野さんとの思い出を暴露!“「嵐」対豪華俳優陣”という夏休みの最後を締めくくるにふさわしい勝負は必見だ。今回のゲスト、松山さん、向井さん、田中さん、岸井さん、河野さん、生瀬さんらが出演する“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”は9月15日(金)から「IHIステージアラウンド東京」で上演。「劇団☆新感線」の戯曲である「髑髏城の七人」は、1990年に古田新太主演で初演され、その後は7年ごとに市川染五郎、小栗旬などのキャストで再演が繰り返されてきた。この劇団の最高傑作とも言われる名作を今回は“花・鳥・風・月”の4シーズンに分けロングラン公演。今回の“風”公演では松山さんが主人公の「捨之介」とその敵役「天魔王」の二役を演じ、天魔王の一人二役オリジナルバージョンが復活。対照的な二役を松山さんがどう演じ分けるのかも見どころだ。初心に返りつつさらに華やかに軽やかにグレードアップした“「髑髏城の七人」Season風”をお楽しみに。「VS嵐」は8月24日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年08月24日「私、昔から500円玉が大好きだったんです。世界で1、2を争う高額硬貨ですし、大きさも重さも魅力的で(笑)。そんなことを考えているのは私だけかと思っていたのですが、実はみんなが大好きなことがわかったので、達人たちの方法を研究し、本を書きました」 そう笑うのは、日本初となる500円玉貯金の解説本『ズボラな人でも毎日500円玉が貯まるすごい方法』(サンマーク出版)が話題の、マネーコンサルタントの市居愛さん。’85年に玩具メーカー・トイボックスが、「○○万円貯まる」という500円玉貯金箱「メタルBANK」シリーズを発売し、一躍大ブームとなった500円玉貯金。これがなぜか今、100円ショップでも類似品が発売され、リバイバルブームが到来している。 嵐の二宮和也や向井理など有名人でも収集家は数多く、故・野際陽子さんに至っては、’82年の500円硬貨発行以来貯め続け、グランドピアノを購入したという。 とはいえ、私たちは芸能人ではない。使えるお金にはかぎりがあり、毎日500円を貯めるなんて無理……と思うことなかれ!2児の母でありながら、自身の病気と夫の会社の倒産によって無一文になった経験もある市居さんは、「ベテランの主婦ほど500円玉貯金はオススメです!」と断言する。 「レートによっては世界一になることもありますので、まさに『硬貨の王さま』。だからこそ、コレクション欲をそそるのです(笑)。実際に、貯金箱に入れたときの『ガシャン』という音や、1回のお会計で1枚しか手に入れられないというゲーム性も500円玉貯金の魅力。同じ硬貨でも、1円や5円と違って早く貯まるのも特徴で、1日1枚でも、1年365日で18万円以上貯まるんですよ!」 しかし、裏を返せば1カ月で1万円以上、使えるお金が減るということ。主婦にはやはり不向きに思えるが……。 「いえいえ、実は500円玉貯金は節約にもなるんです!お金持ちなら『500円玉をゲットするために、どんどん紙幣を崩す』という集め方もありますが、私がオススメしたいのは『500円のお釣りが出るように、買い物額を減らす』やり方。これなら節約しながら500円玉を収集できます」 しかも、つねに計算しながら買い物をすることで、認知症予防&早期発見にもつながるという。 「買い物をしたときの計算ができなくなるのは、認知症の代表的な初期症状の1つ。日々の買い物で計算するクセをつけることは頭の体操になりますし、計算が怪しくなったときにも早く気づけます」 そして何より「貯まったら何を買おう」と考えることが、500円玉貯金の醍醐味。 「もちろん老後や教育資金にあててもいいのですが、成功者の多くは明確な目的を定めずに、この妄想を楽しんでいます。楽しみ方としては宝くじに似ていますが、宝くじと違って、こちらは確実です」 つまり500円玉貯金とは、決まった生活費のなかで、いかにやりくりするかを楽しむゲーム。「お金がない」と漫然と過ごす日々から脱却し、妄想を楽しみながら節約&脳トレ。そして、確実な成果が得られるものだったのだ!
2017年08月23日向井理と斎藤工、同い年の人気俳優がW主演で池井戸作品に挑む「連続ドラマW アキラとあきら」。8月6日(日)放送の第7話からいよいよ後半戦に突入する本作から、絵に描いたような“悪役”ぶりが評判を呼んでいる“兄弟”、木下ほうかと堀部圭亮によるパロディビジュアル「ススムとたかし」が公開された。本作は、大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざきあきら)が主人公。2人の人生は、何かに導かれるように交差する――。自らの意志で人生を選んできたエリート・彬と、自らの能力で人生を切り開いてきた天才・瑛を、それぞれ向井さんと斎藤さんが熱演し、好評を得ている本作。池井戸潤による“幻の長編”と呼ばれていた同名原作も、今回、大幅な加筆修正を加えて文庫化され、反響を呼んでいる。そんな中、味のある“ヒール”役を演じているのが、石丸幹二演じる東海郵船・社長、階堂一磨の次弟で、彬の叔父にあたり、東海旭商会・社長を務める階堂晋役の木下さんと、東海旭観光・社長で末弟、階堂崇役の堀部さん。長兄の一磨を出し抜こうと何かと企てる、その絵に描いたような2人の悪役ぶりは大きな話題となっており、このたびファンの期待に応えるべく、“ススムとたかし”コンビの特別パロディ版ビジュアルが制作された。本家のビジュアルと同様のポージングに加え、“ススムとたかし”と兄弟の存在感をしっかりと打ち出したタイトルと堂々とした佇まい。さらに、「繋がる嫉妬大企業の後継者になれず、兄への嫉妬に人生を狂わされてきた次男」「絡まる欲望2人の兄とは違い、背負うものなく自由に生きてきた三男」と、それぞれに相応しいキャッチコピーがあしらわれ、2人の生き様と心の叫びを代弁するかの内容に、図らずも応援したくなってしまう(?)仕上がり。ついに日の目を浴びたこの機会に、演じた木下さんと堀部さん、さらに“ススムとたかし”の生みの親、原作・池井戸氏からのコメントも到着。まず、このビジュアルを見た階堂晋(すすむ)役の木下さんは、「こっちです、こちらが正式なポスターですよ~」とコメント、ファンに対して「ここからです。この後から、想像を絶する本当に面白いドラマが始まります。長い長い前説、申し訳ございませんでした。以後、晋と崇にご注目いただき、本格的な『アキラとあきら』をお楽しみください」とメッセージを贈る。また、崇(たかし)役の堀部さんは「この骨太な作品にして、この遊び心!作品の懐の深さを感じます。そして同時に、この2人が原作の池井戸さんはじめ、関係者、視聴者の皆さんに本当に愛されていたのだと実感いたします」と真摯にコメント、かと思えば、「いつの日か、この2人が暗躍するスピンオフを見てみたい!そんな『パロディがパロディでなくなる日』を夢想しつつ、オファーお待ち申し上げます♪」と言う。さらに、自分たちを「階堂家の“ダークサイド”」と称し、「ほうかさんとの次男・三男コンビを、ボク自身本当に楽しませて頂きました。欠陥だらけのこの2人。ですが、とても人間臭くて憎めません。アキラとあきらに立ちはだかる“ダークヒーロー”として、最後まで引っかき回してやりますよ!」と語り、気合い(?)十分。そして「(2人の)残念ぶりにスイスイ筆が進みました」という池井戸氏も、「木下さんと堀部さんのキャスティングも、イメージにぴったり。お2人の演技を拝見するのをいつも楽しみにしています」と明かしている。後半に入り、怒涛の展開が待ち受ける本作。この“ススムとたかし”の活躍にも注目してみては?「連続ドラマWアキラとあきら」は毎週日曜22時よりWOWOWプライムにて放送中(全9話)。8月18日(金)0時05分より第1話~第6話までを一挙放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月05日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がMCを担当する「櫻井・有吉THE夜会」が8月3日(木)今夜放送され、舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”に出演する俳優の松山ケンイチ、向井理、女優の田中麗奈の3名がゲストとして登場するほか、芦田愛菜と鈴木福も出演する。松山さんは、2002年に「ごくせん」で俳優デビュー、2006年公開の『デスノート』シリーズで演じたL役のインパクトが大きな話題となり一躍注目を浴びると「セクシーボイスアンドロボ」『デトロイト・メタル・シティ』『カムイ外伝』といった作品で主演を務め一躍トップスターの仲間入りを果たした。最近では「A LFE~愛しき人~」や『聖の青春』などでその独特の存在感を放っている。そんな松山さんが今回はロケを敢行。予告映像では「究極ヨガボディに驚愕」ということでヨガで鍛えられた体に触れ「硬い!」と驚きの表情を浮かべる松山さんの姿が。どんなロケになっているのか?その全貌が楽しみだ。また鈴木さんは「30分で足が速くなれるのか」というロケに。芦田さんからの「頑張ってね」という声援を受ける鈴木さんの姿にも注目だ。今回ゲストで登場する松山さん、向井さん、田中さんらが共演する“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”は、劇作家・中島かずきによる劇団☆新感線の戯曲を“花・鳥・風・月”の4シーズンに分けロングラン公演するプロジェクトの3作目となる舞台。1990年に古田新太主演で初演されるとその後7年ごとに市川染五郎、小栗旬など様々なキャストで再演が繰り返され、いまでは劇団の最高傑作と言われる名作となった。今回は客席が回転する新趣向の劇場「IHIステージアラウンド東京」での上演となり、“Season花”では小栗旬、山本耕史、りょう、青木崇高らが、“Season鳥”では阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子らがそれぞれ出演した。今回の“Season風”では主人公の捨之介、その敵役・天魔王の二役を松山さんが、蘭兵衛を向井さんが、極楽太夫を田中さんが演じるほか、沙霧役に岸井ゆきの、狸穴二郎衛門役に生瀬勝久といった顔ぶれが揃った。舞台“劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season風”は9月15日(金)から「IHIステージアラウンド東京」で上演。「櫻井・有吉THE夜会」は8月3日(木)21時57分~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月03日ミュージシャン・向井秀徳の展覧会『三栖一明「向井秀徳」展』が、2017年8月9日(水)から8月14日(月)まで、東京・渋谷のギャラリーエックス バイ パルコで開催される。本展は、椎名林檎をはじめ業界内外に熱狂的なファンを持つミュージシャン・向井秀徳の初となる自伝『三栖一明』の刊行を記念した展覧会。向井秀徳の音楽活動を高校時代からサポートしてきたグラフィックデザイナー・三栖一明によるCDジャケットやポスター等、過去のアートワークを中心に展示することで、彼のミュージシャンとしての歩みを紐解いていくものだ。会場では、過去の貴重な未公開映像を放映するほか、デビュー前の作品群や販促グッズ、貴重な資料などを展示。そのほか、書籍『三栖一明』の先行販売や、本展覧会を記念した会場限定グッズの販売、スペシャルイベントの実施などが予定されている。【開催概要】三栖一明「向井秀徳」展開催期間:2017年8月9日(水)〜8月14日(月)時間:11:00〜20:00会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17入場料:500円(1ドリンク付き)■書籍『三栖一明』 について日本の音楽シーンに風穴を開け、多くのリスナー、ミュージシャンから絶大な支持を集める向井秀徳(ZAZEN BOYS・KIMONOS)。遠い昔、彼がアーティスト、表現者としての活動を始めた頃、または、これまでに発表された作品群の陰には、数多くの衝動とそれに至る事件があった。そして、その舞台にはいつも、盟友であり向井秀徳関連のグラフィックを手がける、デザイナー・三栖一明の存在があった。本書はそんな向井秀徳の半生を追い、三栖一明との関係をも網羅したもので、向井秀徳自身が一年以上にわたって語り下ろしたもの。著者:向井秀徳発売日:2017年8月26日(土)定価:本体 2,800円+税仕様:四六判・352ページ
2017年07月23日「KinKi Kids」主演で1997年に放送された連続ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が20年の時を経て復活!同作の20年後の未来を描いたスペシャルドラマ「ぼくらの勇気 未満都市 2017」として7月21日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で放送となる。1997年放送の「ぼくらの勇気 未満都市」は同年CDデビューを果たしたばかりの当時18歳だった「KinKi Kids」堂本光一、堂本剛の2人をはじめ、当時すでに注目されていた「嵐」の相葉雅紀と松本潤、いまも女優として活躍する矢田亜希子や小原裕貴らが集結、毎週土曜日21時から連続ドラマとして放送されていた。物語は大地震が起きたというニュースが流れた街に友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)が道中で同じく高校生のタケル(堂本剛)と出会い、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入。するとそこには大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱が支配する街が。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していく…というもの。前作のラスト、ヤマトが言った「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」というセリフの通り、20年を経た今日、当時のキャストが再び集結、演出の堤幸彦、プロデューサーの櫨山裕子といった制作スタッフも20年前と同じ顔ぶれが揃い“その後”の物語が綴られることになる。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。さらに新キャストとしてヤマトやタケルたちと対立する組織のキーマン役を向井理が、20年を経て教師となったヤマトの生徒役として「関西ジャニーズJr.」から道枝駿佑も出演。そのほか早見あかり、千葉雄大、久世星佳、飯田基祐、山口馬木也、山内圭哉ら豪華キャストも共演する。主題歌はもちろん「KinKi Kids」の「愛されるより 愛したい」。いまだ新鮮な魅力に満ちた名曲がもう1度、本作の世界を美しく彩る。「KinKi Kids」デビュー20周年記念特別企画となる、金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年07月21日向井理と斎藤工がW主演を務める、池井戸潤の原作のドラマ「連続ドラマW アキラとあきら」。生まれも境遇も違う階堂彬(向井さん)と山崎瑛(斎藤さん)という2人の“あきら”が、運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていく様を描くヒューマンドラマの第2話が、7月16日(日)に放送となる。昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬と山崎瑛。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる…。大企業の御曹司として約束された次期社長という“宿命”にあらがう彬を向井さん、父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ瑛を斎藤さんが演じるほか、彬と瑛が入行するメガバンク産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉孝太郎、彬の父であり東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸幹二、瑛の父・山崎孝造役に松重豊、瑛の同級生・北村亜衣役に田中麗奈が出演。さらに、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、瀧本美織、永島敏行、尾美としのりら豪華キャストが集結している。そんな注目の本作が先日初回放送を迎え、ドラマ放送後Twitter上では「飼犬が追ってくるシーン、子役含め両アキラとあきらの好演、松重さんの影の薄い名演、どれも秀逸でした。次が気になります」「来週以降のアキラとあきら2人の動向が気になって気になって…早く2話も見たい」「アキラとあきらは空前絶後の面白さ!」といった1話の内容の面白さに魅せられ2話以降に期待する投稿が多数。また、「斎藤工の山崎瑛と向井理の階堂彬の研修バトルが面白かった!役に合ってる!」「ふたりのあきらが目を合わせロザリオを渡すシーンにドキドキしました。 向井さんと斎藤さんの立ち姿にみとれます」「斎藤工さんは滑舌がよくて良い声なのでこういうシリアスなドラマにぴったりです!!子役の二人も良い!!」など向井さんと斎藤さんを始めとするキャスト陣の演技を絶賛する声も多く上がっている。そして気になる第2話では、伴埜弘道(松尾諭)が角田製薬への30億円の融資を取り付けてきてから間もなくして、彬は角田製薬の経理部長・徳田(野間口徹)から運転資金5億円の融資を頼まれる。30億円融資した直後の5億円の追加融資。恐れていたことが起きてしまったと、彬に不安がよぎる。一方、瑛は日本橋支店融資課で町工場井口製作所社長・井口正信(宮川一朗太)から運転資金の融資を頼み込まれていて…とストーリーが展開。さらに、2話以降の見どころとして動画が公開中。瑛が彬に会社を継がなかった理由を聞くと、「継ぎたくなかったから」と返すシーンや、「うちが支えなければこの会社は立ち行かなくなります」と言う瑛に対し、「この会社には融資したくない」ときっぱり言われてしまうシーン、彬の父・階堂一磨が病魔に襲われてしまうシーン、また熱くぶつかり合う場面も盛り込まれ、ますます続きが気になる映像に仕上がっている。連続ドラマW「アキラとあきら」は毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送中(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年07月15日俳優の松山ケンイチが11日、都内・IHI本社で行われた、舞台「ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 風 Produced by TBS」の製作発表記者会見に、共演の向井理、田中麗奈、岸井ゆきの、生瀬勝久、山内圭哉、橋本じゅん、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのりとともに登場した。同作は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。今回は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングランを予定している。"花・鳥・風・月"の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。会場に設置された幕が落ちると、キャスト陣が勢ぞろいしたものの、実は真ん中にいたのは3Dプリンターで作られた松山の人形で、本物の松山は後方の階段より登場するという演出。松山が同作で一人二役を演じることにちなんで作成された。ざわつく観客を前に、自身の”影武者”と手をつないだ松山は「なんだか安心する」と笑顔を見せた。これまでに同劇場で上演された”Season花””Season鳥”も観たという出演者陣だが、松山は「演劇という一言ではくくれないくらい、たくさんの要素が詰まった、すごいエンタテインメントになってると思いました」と感想を語る。向井も「トータルで3時間半くらいの演目なのに、スピード感があるので、全然ストレスなく最後まで気持ちが高ぶったまま身終えることができた」と魅力を表した。「捨之介」「天魔王」という一人二役を演じることになった松山に、中島は「もともと古田新太が出とちりをして、ずっと舞台にいさせるために、一人二役にさせたことが、何の因果か松山君に」と、初代主演である古田のエピソードを披露。いのうえが、主演の松山に「とりあえず、足腰。できれば雪駄でお願いしたい。小栗旬もマメをつぶしてやっていた」と要望を語ると、松山は「雪駄がいいと思ってるので、今ずっと下駄を履いてます」と頼もしい姿を見せた。また、生瀬は「新感線、僕、初なんですよ。なので、残るためにも共演者全員ぶっ潰します!」と宣言。「全力、全員をぶっ潰します。本当ですよ! 冗談でなく! 役者生命をかけます! 言うのは勝手ですから!!」と力強く意気込んでいた。
2017年07月11日公開中の映画『いつまた、君と~何日君再来~』の大ヒット御礼舞台あいさつが4日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、尾野真千子、向井理が出席した。原作は、俳優・向井理が大学生の時に、祖母の手記をパソコンで打ち直して家族や親戚と共に自費出版し、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。衣食住もままならない戦後の混乱期を舞台に、夫・吾郎(向井理の祖父で劇中では向井が演じる)と妻・朋子(尾野真千子)が、時代の波に翻ろうされながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、壮大な愛の実話となっている。劇中で向井と夫婦役を演じた主演の尾野は「車のシーンは理くんが運転しなくてもいいのに全部引き受けていて、見えないところの努力は格好良かったです」と向井を褒め、「この映画に出られて本当に幸せでした。こういう時代も好きだし、向井理さんと夫婦のお芝居をやれたことが本当にうれしかったです。現場でもすごく大切にしてくれて、これからも一緒にやりたいと思える人でした」と感謝しながら向井に花束を贈呈。ステージで女性から初めて花束を渡された向井は「ちょっと恥ずかしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「本当にたくさんの人に見ていただいて、反響もたくさんありましたし、改めてこの作品に携われて良かったと思います。企画ということで今後あるか分かりませんが、これと同じか、それ以上の熱意を持って作品を作っていきたいと思います」と意欲を見せた。舞台あいさつ中には、Twitterで募集したキャスト陣への質問コーナーを実施。「今まで生きてきた中で分岐点だったと思ったことは?」という質問に向井は「難しいですね。まだそんなに振り返る人生じゃないですから」としながらも「大学ですかね。僕は浪人して挫折じゃないですけど、スッと入らなくて良かったと思います。色んなことを考える時間もあったし初めてバイトもしたし、いい経験でした。戻りたくはありませんが、あそこで何かが変わったと思います」と告白。一方の尾野は「私は実家から出てきた時かな。何もないけど東京に来たからこそ、全部が変わりました。生き方から色んなことが変わりましたね」と振り返った。
2017年07月05日向井理と斎藤工がW主演を務めるWOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」の完成披露試写会が6月26日(月)に開催。向井さん、斎藤さんに共演の石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が舞台挨拶に登壇した。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」などで知られる池井戸潤の小説を全9話で実写化。生まれも境遇も違う階堂彬(向井)と山崎瑛(斎藤)という2人の“あきら”が運命を交錯させながら激動のバブル時代を生きていくさまを描く。過去に何度も共演経験がある向井さんと斎藤さん。斎藤さんが向井さんについて「このドラマの対比と似ているところがあって、すごくスマートでインテリジェンスで、でも温かくて男の理想です」と言えば、向井さんは「同級生ということもあり、親近感がわきます。いきなり家に来たりして、気心が知れています。同じ時代を生きてきて、深く話すことがなくとも深くわかり合っている気がします」と関係性の深さを口にする。作品に合わせて、登壇陣はそれぞれ“運命を感じた瞬間”を告白したが、斎藤さんは、向井さんが先日、出演したサッカー番組で横浜Fマリノスの大ファンだと語っていたことに触れ「僕も昔からずっと応援してました。(向井さんは)スタジアムでボールボーイもしていたそうですが、僕もそのスタジアムに行ってるので、同じ空間にいたと思います」と向井さんとの深く結ばれた“運命”を明かした。向井さんは、自身の理という名前について「理科の“理”で、理系の道に進んでいました」と自らの運命を語ったが、これにも斎藤さんがすぐに反応!現場での向井さんの様子について「スケジューリングに無駄がない。理科の実験をするには何よりも準備が大事で、ちょっとでも狂うと何時間もが無駄になるんですが、彼の仕事への姿勢が表れてて、運命そのものだと思います」と熱く語っていた。WOWOW「連続ドラマW アキラとあきら」は7月9日(日)より放送(毎週日曜22時~/全9話※1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日当時18歳の「KinKi Kids」が主演を務めたドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」が、20年の時を経て「ぼくらの勇気 未満都市 2017」と題して放送される。「KinKi Kids」の堂本光一、堂本剛をはじめ、「嵐」相葉雅紀と松本潤も前作から引き続き登場することでも話題だがこの度、矢田亜希子と小原裕貴も帰ってくることが決定!新キャストには向井理、道枝駿佑(関西ジャニーズ Jr.)が出演する。ある街に大地震が起きたというニュースが流れる。友人を探しにきた高校生のヤマト(堂本光一)、同じく高校生のタケル(堂本剛)は、物々しい警備を潜り抜けフェンスで囲まれた街に潜入した。そこに広がっていたのは大人が死に絶え子どもたちだけになった無秩序な混乱だった…。ヤマトとタケルは様々な問題や事件を乗り越えながら仲間とともに暴力に支配された子どもだけの街に秩序を取り戻していった。そして戦いの最後にヤマトは言った「俺たちはあんたたちみたいな大人にはならない」「そして20年後の今日、俺たちでまたこの場所に集まろう」と。あの日から20年…。彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者…実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。僕たちがなりたかったのはこんな自分だったか?ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか?そんなとき、強大な敵が彼らの前に再び現れる――。「ぼくらの勇気 未満都市2017」の新キャストとして、堂本光一演じるヤマトや、堂本剛演じるタケルたちと対立する組織のキーマンに、向井理が決定。「20年の時を経たこのドラマ。まず、参加させていただくことに感謝です」と出演を喜び、「当時は描かれなかった新たなキャラクターですが、彼もまた同じ時代を生きた人間です。それがどう物語と絡むのか。彼の信念にもご期待下さい」と見どころを語る。また、教師となったヤマトの生徒役には、沢尻エリカ主演のドラマ「母になる」での好演が記憶に新しい関西ジャニーズ Jr.の道枝駿佑。「KinKi Kidsさんの20周年記念に携われるということですごく嬉しかったです!」「KinKi Kidsさんやほかの諸先輩方の迷惑にならないように一生懸命頑張ります!」と意気込みを寄せた。そして、高校時代のヤマトの恋人スズコ役として矢田さんがカムバック。当時18歳だったという矢田さんは「とても印象に残っている作品です。20年経ったいま、再びこの作品に参加させていただけることがとても嬉しく、大変感謝しております」と歓喜。「当時の映像を見返しながらいま現在では大人になったスズコという女性がどう生きてきたか、といろいろと想像をふくらませながら精一杯演じていこうと思っております」と話し、「とにかく、現場に行くのが楽しみでもあり、同じ役柄を20年という月日が経ってから演じるということに、もうドキドキでした!」と思いを明かした。さらに、ヤマトが幕原に行くきっかけとなった親友キイチを演じた小原さんも帰ってくる。「プロデューサーさんから話を聞いたときは驚きましたが、KinKi Kidsさんの記念すべき20周年に少しでも貢献できればと、出演を決意しました。演技は久しぶりでとても緊張していますが、みなさん温かい目で見守っていただければ幸いです」とコメント。そのほか早見あかり、千葉雄大、久世星佳、飯田基祐、山口馬木也、山内圭哉らが出演。主題歌は「KinKi Kids」の「愛されるより 愛したい」だ。豪華な新キャストと懐かしい仲間たちが集結し、「KinKi Kids」のデビュー20周年記念特別企画となる今夏の大作「ぼくらの勇気 未満都市2017」を彩る。金曜ロード SHOW!特別ドラマ企画「ぼくらの勇気 未満都市 2017」は7月21日(金)21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日●"回る"よりも、スクリーンが重要な感覚客席が360°回転する劇場として話題のIHIステージアラウンド東京。席に座ると、周りをスクリーンに覆われたステージに囲まれ、場面に合わせてそれぞれの箇所のスクリーンが開いていく。開いたスクリーンに合わせて客席が動いていくと、今までにない没入感が得られるのが、同劇場の特徴だ。業界内外から注目を受けるだけでなく、普段演劇を観に行かない層からも「行ってみたい」という声があがっている。3月からは、こけら落としとして劇団☆新感線の代表作である『髑髏城の七人』を、"花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト・演出で1年3カ月にわたる長期公演として行っている。オランダの劇場を元に、日本初、どころかアジア初となる劇場に挑んだ演出家・いのうえひでのりは、実際にどのような感想を抱いたのだろうか。○タイムシミュレートが必要に――360°ステージという、今までに日本になかったステージに挑戦されたいのうえさんですが、実際にステージで演出されてみていかがでしたか?思ったより転換がスピーディーではないので、そこに工夫がいる感覚ですね。回ることより、スクリーンが閉じるということを、どう見せるのかが重要でした。お客さんも360°回ることに期待があると思いますが、実は回っていることにはあまり気が行かないんですよね。客席が回っている間に、役者も一緒に移動をしているわけですから。改めて使ってみて、シーンの並べ方が重要になってくるなと思いました。――稽古場では、俯瞰で見ることはできないんですか?稽古場では各シーンを切り取って稽古するので、シーンとシーンの間は頭の中で埋めていました。頭の中でシミュレートしていることが、どのくらいうまくいくか、試せるのは劇場の中に入ってみてからです。「このタイムでこのスクリーンが開くはずだから、その間に移動して……」みたいなことを、模型を使いながらシミュレートしていました。その開き方も、真ん中から開くのか、役者の動きを追いかけて開くのか、自由度はあるんだけど、事前にコンピュータに覚えこませなきゃいけないので、タイムシミュレートが一番難しいかな。――確かに拝見すると、スクリーンが開く時の開放感がすごかったり、自分が俳優さんや物語を追いかけながら移動している感覚が強かったです。そうなんですよ。だから、客席を本当に全部回転して見せるのは、特別な場面になりますよね。カーテンコールはネタバレしていいので、回せるんですけど、芝居中はなかなかね、難しい。このシーンとこのシーンが隣同士ってバレるから(笑)。カーテンコールで客席を回すと、映画のエンドロールみたいな効果があるんです。オランダでも同じような使い方をしていました。3月から"Season花"をやって、見え方や、できることできないこと、タイム感はわかりました。いっぱい頭の中で考えてても、実際の劇場に行かないと、わからない(笑)。無駄にデカかったり、意外と狭かったり、長所と短所みたいなことは随分わかりましたね。タイム感を把握したので、シーンの並べ方も変更して、なるべく映像でつなぐ場面を少なくしようとか、次にやろうと思っていることは沢山あります。●歌って踊る、エンタテインメント要素のある舞台に○見せ方を変えて行う4シーズン――6月12日まで小栗旬さん出演の"Season花"を上演されていましたが、6月27日からの阿部サダヲさん主演"Season鳥"では、かなりショーアップされるというお話でした。『髑髏城の七人』はキャスティングによって全然違う切り口、見せ方もできるので、アオドクロ(2004年、市川染五郎主演)のように、歌ったり踊ったりしている年もあるんですよ。"Season花"はもともとシンプルに、ワカドクロ(2011年、小栗旬主演)をブラッシュアップしたいという気持ちがあったから、次の"Season鳥"は逆にショーアップしよう、と決めていました。"Season鳥"が一番、歌や踊りががっつり入っているんじゃないでしょうか。――新感線さんは、歌って踊るエンタテインメント要素が入っている作品が多く、「演劇で歌うなんてけしからん」という感じがないところが魅力的だと思うのですが、いのうえさんはどういう感覚で演出をされているんですか?もともと音楽も好きだし、ミュージカルも好きだし、映画も好きだし、自分の中で「今回はこうしよう」という思いがあれば、全然あると思います。ただ個人的には「ミュージカル」というと、音楽で話が進むという明確なカテゴライズがあるので、自分がやっているのは音楽劇で、ミュージカルじゃないとは思っています。音楽が入ったPlay with musicという感覚です。○お客さんの感覚にハマる音楽劇――今回"Season鳥"には、星野源さんの"恋"ダンスの振り付けをしたMIKIKOさんが拘られているそうですが、歌って踊るという要素が求められてる時代だったりもするんでしょうか?やっぱり解放されるし、お客さんもいい芝居を観ている時にわっと暴れたくなるような瞬間もあるんだと思います。そういう時に、音楽劇はハマる。"Season鳥"は歌えるキャストも多いし、時代に応えるというより、もともとショーアップしたいという気持ちはありました。――新感線さんもそうですし、ミュージカル俳優の方が映像やストレートプレイに出たりとか、最近は俳優さんの間にも垣根がなくなってきたのかな、と感じます。新感線に出て下さる俳優さんは、ミュージカルに出ている方もいるし、新感線で初めて歌ったり踊ったりするという方もいる。ノンジャンルというか、「あの人、カラオケで歌っててうまかったよ」と聞いたら、「じゃあ歌おう」とお願いすることもあります(笑)。実際に歌ってもらったら、本当にうまかったりするんですよね。日本にはミュージカル俳優というジャンルがありますが、本当は"歌える俳優"や、"踊れる俳優"がいるだけなんじゃないかな? と思います。――それでは、最後に改めて今後の『髑髏城の七人』の見どころについても少し教えてください。「Season風」ではもともとやっていた、捨之介と天魔王が二役というバージョンもやります。また、思いっきり若い人にシフトした『髑髏城の七人』が出てくる可能性もありますよね。せっかく4シーズンあるので、手練手管、いろいろ見せ方を変えて頑張りますよ。○『髑髏城の七人』情報作・中島かずき、演出・いのうひでのりにより、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている劇団☆新感線の代表作。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が主演を務めている。天正18年、織田信長の死後「関東髑髏党」に支配されている関東を舞台に、浪人・捨之介は偶然知り合った仲間たちと共に、関東髑髏党の首領・天魔王と戦うことになる。IHIステージアラウンド東京で行われる"Season鳥"は阿部サダヲ主演にて、6月27日~9月1日に上演。さらに向井理主演"Season風"(9月15日~11月3日)、主演未発表の"Season月"(11月下旬~)公演を控える。
2017年06月25日向井理が企画、映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』の初日舞台挨拶が6月24日(土)、TOHOシネマズ新宿にて行われ、向井さんをはじめ、主演の尾野真千子らが登壇した。初日舞台挨拶では、異例ともいえる観客による3分以上のスタンディングオベーションで迎えられた登壇陣。驚きと感動のあまり号泣した尾野さんは、向井さんにそっと白いハンカチを渡され、あふれ出る涙をぬぐっていた。さらに向井さんから、ねぎらいと感謝を込めた花束も渡された尾野さんは、花束に顔をうずめて号泣し、その姿に観客ももらい泣きしていた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんの祖母の手記をもとに、衣食住もままならない戦後の混乱期、日本を支えた普通の暮らしを生きた人々の姿を描く。芦村朋子(尾野さん、野際陽子)の夫・吾郎(向井さん)が時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生き、戦中から現代、親から子、子から孫へ受け継がれる愛しい物語となっている。「感動したよ!」、「尾野さーん!」と歓声と拍手で湧く会場を見て、ボロボロと涙をこぼした尾野さんは、「何ですかあ?」と涙声で言い、「初めての経験…もう、座ってください」と声にならない声を絞り出した。向井さんは、「隣で号泣されるとなかなか冷静になれます(笑)。ありがとうございます。僕もこういう経験は初めてです」と感無量の表情を見せた。改めて、尾野さんは、「ほんっとうにありがとうございます。こんな経験は初めてだったので…。こうやってご褒美をもらえたことが、いまとってもうれしいです」と、またも涙を流していた。向井さんも、「上映後の舞台挨拶は、反応がダイレクトで毎回怖いんです。でも、たくさん拍手をいただいて、役者冥利に尽きます。うれしいです」とにっこり。共演の駿河太郎は、そんな向井について、「企画を聞いたとき、何てじいちゃん、ばあちゃん孝行や。その顔でそんないいことされたら、誰も勝たれへんやん、って(笑)」と称賛しつつ、「元嫁が、別の男の嫁をやっているのは嫌やった」と、NHK連続テレビ小説「カーネーション」で夫婦を演じた尾野さんに語り、尾野さんも温かい声かけに笑顔を見せていた。そのほか、初日舞台挨拶には、岸本加世子、成田偉心、脚本を務めた山本むつみ、深川栄洋監督が顔を揃えた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月24日俳優・向井理(35)が出演する映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』が翌24日に公開されることを受け、2010年放送のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で夫婦共演した女優・松下奈緒(32)をはじめ、各界からコメントが寄せられた。本作は向井自ら企画し、7年前から映画化を熱望していた意欲作。向井が大学生の時に祖母・芦村朋子さんの手記を家族や親戚と共に自費出版し、卒寿(90歳)を迎えた朋子さんにプレゼント。映画はその『何日君再来』を原作に、戦後の混乱期の中での夫・吾郎さんと妻・朋子さんの愛が描かれてる。主演・尾野真千子が朋子さん役を、向井が祖父である吾郎さんを演じる。松下と向井が共演した『ゲゲゲの女房』は、漫画家・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝著書が原案で、同じく夫婦がテーマだった。松下は、「冒頭の2人のはじまりのシーンからこの物語に釘付けでした」と心をつかまれたようで、「戦中、戦後の困難な時代に、不甲斐なく自分を責める吾郎さんを明るく支える朋子さん。辛い時ほど笑顔でいる芦村ご夫妻がとても印象的で、夫婦の絆、家族の絆に心が熱くなりました」と興奮を伝える。さらに、「どんな家族にも歴史はあり、その物語を大切にされた向井さんの愛情を随所で感じました」と作品を通して向井の情熱を感じ取ったことを明かし、「向井さんが演じられる旦那様の役が本当に素敵です。素敵な映画をありがとうございました!」と感謝の言葉を贈る。一方、武良布枝さんにとっても「夫婦の絆があれば、人生辛いことや苦しいことがあっても乗り越えられる――亡き夫・水木しげるとの日々を思い出しながら、この映画を拝見しました」と特別な作品になった様子。そのほか、共演者をはじめ各界から感想が届いている。○そのほかのコメント■俳優・綾野剛外見はクールで中身は熱く、料理が上手で酒も強い、優しく時に厳しく、仲間想いで泣き上戸そんな向井理の生き写しを私はこの映画に見た。この映画には向井理の歴史がある。彼が彼である為の何日君再来がある。私はこの歴史に触れる事ができて感謝しています。今、同じ時代を共に生き、現代の吾郎さんを生きる向井理に乾杯。■ジャーナリスト・田原総一朗苦しい戦後を不器用だけど懸命にそして明るく生きた家族の実話、その明るさが心にしみる。■女優・平祐奈戦後の苦境を愛ひとすじに生きた女性の辛抱強さ、正しい道を生き抜く男性の真っすぐさ、どれ程困難だったでしょう。自分があの時代に生まれていて乗り越えられたのか。先人の方々の苦労があって今の日本がある。私達がこうして平和でいられるということ胸が痛くなる程に考えさせられます。貧富の差や格差のない世の中になってほしいと願います。■俳優・渡辺裕太僕はずっとおばあちゃんと一緒に暮らしてきて、今でも元気なおばあちゃんが大好きです。そのおばあちゃんもどんな状況でも家族を守り続けてきてくれたから今の自分がいるんだと改めて思いました。おばあちゃんの話をもっと聞きたくなりました!そして自分も家族を作りたいと思いました!(C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月23日●作品じゃなく、俳優にファンがつく日本現在、豊洲の新劇場・IHIステージアラウンド東京で上演されている『髑髏城の七人』。“花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト、脚本・演出で1年3カ月にわたる長期公演が行なわれている。1年以上の公演でありながら、チケットはすぐに完売。当日券を求める人が列をなす事態となっている。『髑髏城の七人』は、劇団☆新感線の代表作で、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている。なぜ『髑髏城の七人』がここまで求められるのか、演出家のいのうえひでのりに話を聞いた。○『髑髏城の七人』しかなかった――今回、1年3カ月という長丁場に、『髑髏城の七人』を選んだ理由を教えてください。最初話があった時にまず、1年以上同じ作品をやるのは、日本では難しいなと思ったんですよ。だから何本かやらなければいけないという話になり、同じ作品で何本かやるなら、うち(劇団☆新感線)のレパートリーには『髑髏城の七人』しかなかった。やってみて正解でしたよ。この作品しかないです。話の骨格がしっかりしているので、応用が効く。七人のキャラクターの設定をちょっとずついじっても、骨格がぶれないので、面白く4シーズンで見せられます。――4シーズンに分けて、出演者や演出を変えるというのも、驚きでした。海外と違って、ロングランできるような演目がなかなか日本にない、というのが大きいですよね。例えば『エリザベート』のようにチケットが取れない作品でも、1年以上の公演は難しいと思うんですよ。やっぱり日本は、作品より俳優さんにお客さんがついてるので、ロングランで、しかも豊洲の辺鄙な土地に人を集めようと思うと、改めて「『髑髏城の七人』を4シーズンやる」という作戦しかなかったと思います。――『髑髏城の七人』があってよかった、というお気持ちですか。本当に、『髑髏城の七人』しかなかったですね。阿修羅(『阿修羅城の瞳』)じゃ難しかったと思います。このシアターの醍醐味として、場面転換がいろいろできて、しっかりと作りこんだセットで見せられるという点でも『髑髏城の七人』しかなかったなあと、"Season花"が開いてみて、改めて思いました。なんだかんだ言っても、ずっと再演している作品って、これだけなんですよね。キャストを変えて、新たに創造できる、間口の広さがこのホンにはあるんだと思います。●BL要素、刀剣ブームもハマった!?○『髑髏城の七人』は日本人が好きな話――改めて、『髑髏城の七人』のどこがこんなに求められるんだと思いますか?日本人が好きな話なんじゃないでしょうか。3人にするか、5人にするか悩んだこともありましたが、7人という点も良かった。何者でもない連中が集まって、巨大な敵に向かうというのも、もともと日本人が好きなパターンだと思うんです。そこにうまいことはまったというのは、お客さんの反応からも感じます。あとは淡いBL要素があるとか、今はちょっとした刀剣ブームがあるとか(笑)。僕らは昔からやっているので、狙っているわけじゃないけど、もともとそういう要素がいっぱいある作品なんで、今の時代はそこにハマるんだ、みたいな驚きはありました。――そういった感想も、キャッチアップされているんですね。狙ってやっているわけじゃないんですが、こんな風に受けるんだと思って。じゃあちょっと狙っていこうかな、みたいな気持ちも芽生えますが(笑)。――最近、殺陣をやる舞台もかなり多いですよね。僕らが始めた頃に観ていた人たちが「こういうことやっていいんだ」と思われた点もあるかもしれないですね。ゲームのクリエイターや漫画家さんの中にも、新感線を観ていらっしゃる方がいるみたいで。そういう広がりが今、実を結んでいるのかもしれません。2.5次元ミュージカルで、昔の新感線がやっていたような衣装を見ると、僕たちはもうやらんぞ、と思ったりしますね(笑)。昔は誰もやっていなかったし、お金もなかったから、「時代物でもブーツでいいじゃん」みたいなところがありました。髪の毛も「髷のヅラが買えないから長髪でやろう」みたいな。逆にそれが、今の時代では定番になっている。僕らは逆に、今はカツラも借りられるようになりました(笑)。○時代が求める阿部サダヲ――"Season花"の小栗旬さん、"Season鳥"の森山未來さん&早乙女太一さんと、2011年の通称"ワカドクロ"キャストが、再出演されていますが、何か意図はあるのでしょうか?ワカドクロで知り合った俳優さんたちが、脂が乗っている時期に来ていると思うんです。(小栗)旬も出会った時から時間が経って、気力・体力、いろんなものが充実して、改めて"Season花"で挑戦できたし、当時19歳だった(早乙女)太一が25歳で、一番脂が乗った時に、もう1回できる。そういう出会いが、実を結んでるところもあります。――逆に"Season鳥"主演・捨之介役の阿部サダヲさんは、かなり今までのイメージと違いますね。捨之介にはどうしても「着流しの傾奇者」というパブリックなイメージがあったので、「阿部ちゃんで!?」と思ったんですけど、全然変える捨之介だったらありだな、と。そこがきっかけになって、"Season鳥"は設定も変えていこうと思いました。――阿部サダヲさん、ちょうど2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の主役となることも発表されて。やっぱり、時代のシンクロニシティじゃないですかね。うまいですよ、阿部ちゃん。古田(新太)と一緒で、会場の空気を感じながらお芝居ができる。これは、天性のものですね。華もあるのに、腕もある。安心して任せられる主役俳優さんだと思います。――ちなみに、今注目している役者さんはいますか?神木隆之介くんは、面白そうですね。映画『るろうに剣心』を見たらかなり動いてたし、やってくれたらいいなとは思いますけど、なかなか映像でハマってる人は舞台に来てくれないこともあるからなあ。――舞台と映像を行き来する役者さんも、最近は増えているのかなという印象もありますが、舞台の良さはどこにあると思いますか。舞台をやらなきゃいけない、と思っているところもあると思うんですよ。お客さんの前に緊張した状態で、自分の体を晒す経験ですからね。映像の演技も大変なんですけど、全てを晒すわけではないじゃないですか。編集もあるので、1素材になるという点が大きいと思います。逆に舞台は、ステージに出ちゃうと、本人が見せ方のディレクションも含めてやるから、自分のパフォーマンスの支配率が高くなる。そこが楽しいところでもありますね。○『髑髏城の七人』情報作・中島かずき、演出・いのうひでのりにより、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている劇団☆新感線の代表作。これまでに古田新太、市川染五郎、小栗旬が主演を務めている。天正18年、織田信長の死後「関東髑髏党」に支配されている関東を舞台に、浪人・捨之介が偶然知り合った仲間たちと共に、因縁深い関東髑髏党の首領・天魔王と戦う。IHIステージアラウンド東京で行われる"Season鳥"は阿部サダヲ主演にて、6月27日~9月1日に上演。さらに向井理主演"Season風"(9月15日~11月3日)、主演未発表の"Season月"(11月下旬~)公演を控える。
2017年06月22日6月20日(火)今夜オンエアされる「火曜サプライズ」は、映画『いつまた、君と ~何日君再来~』に出演している女優の尾野真千子と俳優の向井理が「池上」へアポなしロケに繰り出すほか、タレントの岡田結実もゲストで登場する。本番組は旅とグルメをテーマにしたロケバラエティでメインMCのウエンツ瑛士がゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」をはじめ、山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるコーナーも魅力だ。今回、尾野さんと向井さんは、尾野さんが上京後の下積み時代に住んでいたという東京の「池上」へ。尾野さんは当時、商店街のスナックでバイトしていたそうだが、池上に着いて聞き込みを始めると、向井さんの昔のバイト仲間にバッタリ遭遇する“サプライズ”が。自分で釣った魚を提供する人気のお店に案内してもらい、その後、尾野さんが働いていたスナックや当時通っていた店を訪ねるもののまだ開店前で誰もいない。今回の「アポなし旅」は一体どうなるのか!?もう1組のゲストである岡田さんは江原さんと「オリエンタルラジオ」が女性ゲストの悩みに答える企画「隠れ家で待つ怪しい女」に登場。これからの自分の仕事の方向性について悩んでいるという岡田さんに対して江原さんはなんと答えるのか。彼女の心に突き刺さった江原さんの言葉にも注目。今回のゲスト、尾野さんと向井さんが共演している映画『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。戦中・戦後の困難な時代を、不器用だが明るく生きる芦村朋子(尾野さん、野際陽子)と吾郎(向井さん)夫婦や家族を通して、日本人のたくましさ、誠実に生きる姿を描いた愛の物語で、尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形らが出演。主題歌を高畑充希が担当するほか、尾野さん演じる朋子の現代での姿を演じた野際陽子さんの遺作映画となる。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。「火曜サプライズ」は6月20日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月20日向井理の祖母の手記を映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』公開直前イベントが6月19日(月)、神田明神にて行われ、向井さんと主演の尾野真千子、深川栄洋監督が御神殿でヒット祈願を行った。また、尾野さんらは、同作が最後の映画出演となった6月13日にこの世を去った野際陽子を偲んだ。向井さんが祖母の卒寿のお祝いに、家族らと自費出版して贈った祖母の手記を、自ら企画し7年の歳月をかけて映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』。本作は、戦中・戦後の困難な時代を、不器用だが明るく生きる芦村朋子(尾野さん、野際さん)と吾郎(向井さん)夫婦や家族を通して、日本人のたくましさ、誠実に生きる姿を描いた愛の物語。過去の朋子を尾野さんが演じ、現代のパートを野際さんが演じた本作。この日は野際さんからのコメントが発表された。「尾野真千子さんが大切に演じた若い朋子のイメージを壊さないことを、常に心に置いていました」という言葉を聞いた尾野さんは、「つながりってこういうことなんだな、とすごく思います。自分がこの映画で皆さんに伝えたいことのひとつに、受け継ぎがあります。野際さんから受け継いだことが、またひとつの作品になって受け継がれていけばいいなと思います」と、心を込めた。「この作品をやるにあたって、僕の祖母なので、どういう人だったかという長い質問状を送ってくださって、最終的に方言はどうだったか、写真を貸してくれとか、外見も意欲的に似せていこうという姿勢でした」と、野際さんの生前の役作りについて語った向井さんは、「元気で明るい野際さんしか僕は知らないので、未だに信じられない。多くの人に野際さんの姿を観てもらうことが恩返しだなと思います」と、野際さんに思いを寄せていた。さらに、「二度とあのような時代がこないことを祈ります。どんな大変な日々だったか、この映画からひしひしと感じていただきたいんです」という野際さんのコメントを受けて、向井さんは「非常に重みがあると思います。二度と戦争のない国でい続けてほしいという想いもありました。こういう時代がずっと続くように、願っています」と真摯な表情で答えていた。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月19日