ドラマ「賭ケグルイ」でのヘタレ男子っぷりも話題となった俳優・高杉真宙が、池松壮亮主演純愛エンターテインメント『君が君で君だ』に出演することが決定。高杉さん史上、最悪最低の男を熱演するという。本作は池松さんが尾崎豊、満島真之介がブラッド・ピット、大倉孝二が坂本龍馬になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。今回新たに本作に出演することが明らかになったのは、『散歩する侵略者』で毎日映画コンクールの新人賞を受賞し、「セトウツミ」「賭ケグルイ」『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』など近年メインキャストでの出演作が続く高杉さん。今後も、『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』『ギャングース』と主演映画の公開を控え、また劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」、劇場版アニメ『君の膵臓をたべたい』への出演も発表されるなど、その勢いは増す一方だ。今作では、キム・コッピ演じるヒロイン・ソンの“ダメ彼氏”宗太役を演じる。彼は、ソンの献身的な愛情を受けるも、借金を肩代わりさせ、YOUと向井理の借金取りコンビには媚びへつらいながら、ソンには冷たく接するひどい男。ソンの好きな伝説の男たちになりきって生きる3人の男たちは、ソンと宗太の成り行きを身を潜めて見つめ続けているが、ある日借金取りに見つかってしまい、大いなる騒動へと発展していくのだ。果たして、爽やかイケメン俳優の高杉さんはどんなクズな彼氏を演じるのだろう?『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年04月02日俳優の高杉真宙が、映画『君が君で君だ』(7月7日公開)に出演することが2日、わかった。同作は好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、 10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚。池松壮亮が「尾崎豊」になりきる男、満島真之介が「ブラッド・ピット」になりきる男、大倉孝二が「坂本龍馬」になりきる男を演じ、韓国 人女優キム・コッピがヒロインを務める。松居大悟監督が⻑年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーで、高杉が演じるのはヒロイン・ ソンのダメ彼氏・宗太。ソンの献身的な愛情を受けるも、借金を肩代わりさせるなどひどい仕打ちで、借金取りコンビ(YOU、向井理)には媚びへつらいながら、ソンには冷たく接する。爽やかな二枚目の高杉だが、本作ではクズな彼氏を熱演。高杉史上、最悪最低の男に成り下がり、池松、満島、 大倉たちとの衝撃のコラボレーションを見せる。
2018年04月02日主演の池松壮亮が尾崎豊、共演の満島真之介がブラッド・ピット、大倉孝二が坂本龍馬に“なりきる”純愛エンターテインメント『君が君で君だ』。このほど、ドラマ・バラエティと多方面で活躍し唯一無二の存在感を持っているYOUと、ドラマ「きみが心に棲みついた」で話題を呼んだ向井理が、本作に出演することが分かった。本作は、好きな女の子の“好きな人”になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描く恋愛譚。池松さんが伝説のロックシンガー「尾崎豊」になりきり歌も披露、満島さんがハリウッド俳優「ブラッド・ピット」となって英語を話せば、大倉さんは日本の歴史を大きく変えた「坂本龍馬」になりきり、「日本をいま一度洗濯し候」との名セリフを放つ。彼らが恋するヒロインには、韓国映画『息もできない』での演技で世界中の注目を集めたキム・コッピが務める。監督・脚本は、ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などで知られる松居大悟。長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーをついに世に送り出す。YOUは借金取りの女ボス!向井理はその子分のチンピラにYOUさんが演じるのは、キム・コッピ演じるヒロイン・ソンに迫る借金取りのボス・星野役。無慈悲な借金取りを見事に体現する。また、その子分の友枝役に向井さん。爽やかなイメージを一新するようなチンピラを迫力の演技で演じる。ソンの好きな伝説の男たちになりきって生きる3人の男たちは、この星野、友枝の執拗な取り立てから彼女を守るべく立ち上がろうとするが、返り討ちに遭い、大いなる騒動へと発展していくことになるとか。YOUさんと向井さんが演じるのは、ソンを見守りながら生きている、そんな3人の存在を浮かび上がらせる重要な役どころ。松井監督のラブコールに出演を即決したという2人と、池松さん、満島さん、大倉さんという実力派との芝居バトルは、大きな見どころとなりそうだ。『君が君で君だ』は7月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月25日『帝一の國』や「きみはペット」ではキュート系男子を演じる一方、『探偵はBARにいる3』や「トドメの接吻」では狂気をはらんだ役柄もハマることを証明した志尊淳。いま大活躍中の戦隊“レッド”出身者の双方の魅力を有した志尊さんは、2018年、“イケメン宇宙人”役で話題を呼んでいる「ドルメンX」やバスケットボールに初挑戦した『走れ!T校バスケット部』などに加え、自身初の朝ドラ「半分、青い。」への出演が決まっている。「アンナチュラル」で新境地を見せた竜星涼らとともに、次の世代の“レッド”出身俳優として向かうところ敵なしだ。「ドメキス」猟奇的な愛を貫く“和馬”役でまさかのカムバック!1995年生まれ、3月5日に23歳になったばかりの志尊さん。2011年にミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカルの同期には「ドルメンX」で共演する小越勇輝や、『覆面系ノイズ』で共演した小関裕太がいる。2014年、「烈車戦隊トッキュウジャー」では食欲旺盛で“やるときはやる”ライト/トッキュウ1号役を務めて注目を集め、翌年には1,000人以上の中からオーディションで選ばれた「表参道高校合唱部!」や人気アニメを実写化した「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、“顎クイ”が話題となった『先輩と彼女』などに出演。コンスタントに舞台作品にも取り組みつつ、昨年は『サバイバルファミリー』から『帝一の國』『覆面系ノイズ』『探偵はBARにいる3』と4本の映画できっちりと存在感を示し、「きみはペット」「植木等とのぼせもん」とドラマ2本にレギュラー出演。2018年1月には「女子的生活」で主人公のトランスジェンダーのOL・みきを好演し、絶賛された。そして、主演の山崎賢人を筆頭に新田真剣佑、佐野勇斗、菅田将暉ら“イケメン競演”でも注目を集めた「トドメの接吻」こと「ドメキス」は、まさにトドメのように志尊さんの人気に拍車をかけた。志尊さんが演じた、一見、天真爛漫な“後輩ホスト”和馬は、第3話で旺太郎(山崎さん)への愛が報われなかった恨みと美尊(新木優子)への嫉妬から旺太郎と心中を図ろうとし、警察に逮捕されてしまった。だが、「ドメキス」ファンの間でまさかの“和馬ロス”なる現象を生み出し、第9話で異例のカムバックが実現!最終回では涙の熱演を見せてくれた。年下キャラが続く中、「ドルメンX」は久々のリーダー役だけど…その甘く端正なルックスそのままの役柄から、ギャップのある役まで、振り幅の大きいキャラクターに果敢に挑んでいる志尊さん。地球侵略のためトップアイドルを目指す“宇宙人”を演じている現在放送中(一部地域のみ)のドラマ「ドルメンX」は、劇場版の公開日が6月15日(金)に決定している。同作では、志尊さんによる隊長、浅香航大のイチイ、小越さんのニイ、堀井新太のサイが、第2話でアイドルグループ“ドルメンX”として何とか路上ライブを成功させたばかり。「これはヤバい…クセになる…」とアイドルのうまみを知った彼らだが、3月24日(土)放送の第3話では、隊長とイチイが「力士の貴公子ミュージカル」の合宿に参加することになり、急展開を迎える模様。実際の志尊さんは「きみはペット」や「表参道高校合唱部!」でも披露したようにダンスや歌の才能は確かだが、劇中ではピュアでがむしゃらながら、ちょっぴり鈍くさく、音痴(!)という役どころ。とはいえ、戦隊の“レッド”のように皆を引っ張るリーダー役は久々で、これから“歌って踊れて喋れて演技ができる”メンズアイドルに変貌を遂げていく(?)らしいので、楽しみにしておこう。日本社会に風穴開ける!? 初出演の朝ドラで“ゲイ”役へ華があり、登場すれば鮮烈な印象を観る者に与える志尊さん。歌やダンスの腕前や、高い身体能力はもちろんなのだが、注目したいのは貪欲な役ヘの追求だ。『探偵はBARにいる3』では、これまでとは180度違う不気味なキャラで、習い始めた総合格闘技を生かしながらスタントなしでアクションシーンを演じ切った。冷酷非道なヤクザ(リリー・フランキー)の用心棒を演じるにあたり、ビジュアル面でも衣裳や髪色などを自らスタッフに提案して作りこんでいったという。かと思えば、「女子的生活」では、トランスジェンダーの女性でありつつ恋愛対象は女性、つまり心はレズビアンという難役を演じた。「(役作りは)内に秘めている女性性を探すという作業でもあり、自分とは何か他者とは何かを考えるまでに至りました」とコメントするほど、外見や所作のみならず、内面的にもかなり深く踏み込んだことが伺える。さらに、4月2日(月)からスタートするNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、ついに朝ドラ初出演を果たすが、演じるのは、ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)が東京で出会う漫画のアシスタント仲間で、ゲイの美青年・東堂誠。「ボクって…」が口癖のためボクテと呼ばれ、アマチュア時代に「金沢の鬼才」と呼ばれたほどの実力を持つが、親からは「早く結婚して家業の呉服屋を継げ」と言われている身。さまざまな人生経験をしているせいか、言うことが結構深い、という役どころだ。公式設定で“ゲイ”という朝ドラのキャラクターは、おそらく彼が初めてではないだろうか。番組サイトでは、「『半分、青い。』の世界で生きられることをとても幸せに感じております。すばらしいキャストの皆さんの中でしっかりとボクテくんという存在を確立し、ボクテくんの魅力をたくさんの方々に届けられればなと思っております。念願の“朝ドラ”。今からワクワクしております。皆様、楽しみにしていてくださいっ!」という、志尊さんの気合いの入ったコメントを目にすることができる。同じくNHKのスペシャルドラマ「太陽を愛したひと~1964 あの日のパラリンピック~」では、東京パラリンピックを成功に導いた医師(向井理)のもと車いすバスケに挑戦していく青年を演じることも発表された志尊さん。お互いがなりたい自分になり、その違いを認め合い、尊重し合うことのできる社会は、いま世界中で求められている。若手トップ俳優の1人である志尊さんが今年、それをまず体現してくれるかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2018年03月23日吉岡里帆が連続ドラマ初主演作となるTBS系火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」が3月20日の放送で最終回を迎えた。桐谷健太、向井理演じる2人の男性の間で揺れ動くラブストーリーの結末に、SNS上では様々な反応が寄せられている。幼いころから母親に愛情を注がれずに育ったため、自己評価が極めて低く他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)を吉岡さんが、今日子が大学時代に出会い“依存”してしまうようになった“DV男性”の星名漣を向井さんが、今日子が付き合うことになる漫画編集者・吉崎幸次郎を桐谷さんがそれぞれ演じた本作。3人のほか、石橋杏奈、中村アン、ムロツヨシ、鈴木紗理奈、瀬戸朝香らも出演した。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください注目の最終回、パワハラ、セクハラを告発された星名は謹慎処分となるが、星名への依存を理由に今日子は吉崎に振られてしまう。謹慎後の星名からは連絡もなく、今日子は仕事に奮闘する。そんななか、星名の母が倒れたという連絡が入った。病院で星名の母と面会した今日子は、自分が末期ガンだということを星名には隠してくれと懇願される。一方、吉崎は星名のマンションを訪ね、星名こそ今日子に依存していると指摘、今日子を解放して欲しいと告げる…という展開に。母が亡くなったことを知った星名は大学の部室で練炭自殺を計ろうとし、星名を探してやってきた今日子も巻き込まれるが、すんでのところで吉崎に助けられる。意識を取り戻した今日子が星名の病室に行くとすでに姿を消した後で、1年後今日子と吉崎は結婚。ラストは結婚式に星名からの電報が届く…というものだった。話題のドラマのクライマックスとあって、放送中からSNS上でも本作にまつわる投稿が多数タイムラインをにぎわせているが、特に目立つのは星名を演じた向井さんへの反応。「向井理めちゃくちゃかっこいいんやけど」「本気で向井理がかっこよくてちょっとしんどい」などそのカッコよさに“ヤラれた”視聴者はもちろんだが、「向井理のハイスペックさに今更きづいた」など本作で改めてその魅力を知ったという人も。また「なんとも言えへん孤独さと危うさと綺麗さがたまらん」「かっこいいけどめっちゃ怖くて全く見れなかった」「あの笑顔が怖い」など今回初の“悪役”を演じた向井さんの演技に惹かれたという声も多数寄せられていた。また放送中から「キョドコがマジでイライラするんだけど、なんか見ちゃう」「観ててマジで胃が痛くなる」「感情移入しすぎて自分も失恋したみたいになる辛い」「私を見ているようで凄く感情移入してしまうわ」といった今日子や星名ら登場人物に強く感情移入している視聴者たちも多数。「これずいぶん可哀想な話じゃないか」といった冷静に作品を振り返った評価も寄せられるなど、様々な反応でSNS上はいまだに盛り上がり続けている。(笠緒)
2018年03月20日現在放送中のドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)では、登場人物が繰り広げる三角関係が話題になっています。しかし、ドラマのなかでは、主人公の小川今日子(吉岡里帆)と今日子を支配してもてあそぶ星名漣(向井理)が親との関係に苦しむ様子も描かれています。登場人物たちの歪んだ恋愛観や、挙動不審な言動の大きな原因になっていると考えられる親の影響。今回は、それぞれの親とのエピソードを見ていきたいと思います。■娘・今日子を「かわいい」と思えない母親今日子は下着メーカーで働く27歳。昔から自分に自信が持てず、言動が挙動不審になってしまうことがある女性です。母親については、大学生のとき「友だちだけじゃなくて、私、お母さんにも相手にされていないんです。…三つ編み、お母さんが私が子どものころ唯一してくれた」と話しています。今日子は、母親がしてくれていた三つ編みに触れることで安心し、心のよりどころにします。しかし大学で出会った星名によって、よりどころは三つ編みから巻いたストールへと移ります。でもこれって、今日子はいまだに母親の愛情を欲しがっているということなのでしょうか。社会人になっても母親は今日子を受け入れようとしません。今日子の妹が、いとこの結婚式に参列するかどうか聞いてきた電話口で、母親は妹に恐ろしい言葉を告げます。「今日子には連絡しないでって言ったでしょ! あちらは、立派な方ばっかりなのよ。今日子なんて連れて行ったら親族の恥でしょう。あの子はいないことにするって言ったのに」。セリフの中の“あの子はいないことにする”という響きには、背筋が凍り付きます。母親の今日子への拒否感の強さがはっきりとわかるセリフ。なぜ母親はここまで今日子を拒否するのでしょうか。第7話の今日子の回想のなかで、その理由が少しわかります。「おまえ、少し今日子にだけ冷たいんじゃないか」という父親のセリフに対し、「だって、あの子の態度見ているとイライラするんだもん。なおこ(妹)みたいに、純粋にかわいいって思えないのよね」と母親が答えているのです。何をするにも時間がかかる今日子を母親が疎ましく思っていることが伝わります。また、父親についてもこれ以上母親に強く意見をしていないようにみえ、ことの重大さを認識しているとは言い難い状況だったようです。■いびつな家庭で育った星名。暴力をふるう父と傍観する母一方、星名は今日子の大学時代の先輩で、会社の上司としても再び今日子の目の前に現れます。その星名はより複雑な家庭環境で育っています。これまで星名の子ども時代の回想が散りばめられてきましたが、3月6日放送の第8話では、ついに星名の過去が明らかになりました。母親の不倫相手との子である星名は、父親から暴力を受けて育ちました。父親は悪い成績のテストを持ち帰ってきた星名を、「顔も悪い、頭も悪い。誰に似たんだろうな?」と言いながら殴ります。また、父親が星名にはさみを向けて突き刺そうとする回想も。その様子を母親や姉は見て見ぬ振りをしていました。そして、最終的に母親は星名の父である不倫相手を包丁で刺し殺してしまったのです。小さいころから暴力を受けて育ち、母親も殺人者になり、星名はさらに孤独になりました。しかも刑務所で星名が会いにいった翌日に自殺未遂する母。ここでも星名は母からの愛を受けることなく、息子の気持ちなど微塵も思いやることができない母の姿に直面します。刑務所から出てきた母親からの手紙には、「今後一切、私にはかかわらないでほしいのです。私は私で生きていきます。体には気を付けて。さようなら」と書かれていました。それを読んで動揺する様子の星名からは、今日子と同じく、やはり愛情を受けたかったという思いが伝わってきました。■なぜ今日子は星名から逃げないのか?今日子は、ひどい仕打ちを受けならがも、どうして星名から逃げることができないのか、8話ではその答えもわかってきました。「本気で逃げたいなら俺を殺せ」と星名から迫られるシーンで、今日子は心の中ではっきりと感じるのです。「どんなにひどいことをされても、私を受け入れてくれた記憶が消えない限り、私はこの人を心の底から嫌いになることなんてできない」。小さいころから親に満足な愛情をかけてもらえず、受け入れてもらえなかった今日子。大学時代に出会った星名に「ありのままのキョドコでいい」と受け入れてもらった記憶は、簡単には消せないのでしょう。今日子が親からの愛情を受けて育っていれば、ここまで星名に縛り付けられることはなかったのかもしれません。またどうしてここまで星名は、今日子を縛りつけてきたのでしょうか。もしかしたら今日子のなかに見え隠れする「親から満足な愛情を受けなかった」気持ちに自分自身を見てしまうことでかわいそうに思う気持ちと、「最低な親でも欲してしまう」気持ちに嫌悪する感情がぶつかり合い、星名自身もうまくその感情を操れないでいるのかもしれません。8話のラストで星名は、今日子に精一杯の悪ぶりを発揮しますが、今日子が部屋から出て行ったあとの一言「死にてぇ」には、衝撃を浴びせられます。壮絶な過去を持ちながら、社会的成功者にまでのし上がってきた星名。今日子への執拗なまでの嫌がらせにより、これまでただの冷たい男に見えてきましたが、そこに隠れた「今日子に助けてほしい」とすがりつく心の脆さには胸を打たれます。小さいころに親からどんなに苦しめられたとしても、星名が今日子に対して行っている支配や縛り付けは許されることではありません。けれども2人の親との関係性から物語を見つめなおすと、それぞれの見方も少し変わるように思います。次回第9話は、3月13日夜10時から放送されます。予告によると、今日子が母親との関係を改善すべく数年ぶりに実家を訪れる決心をするそうです。登場人物たちが親との関係をどう乗り越えるのか、最後まで見届けたいと思います。
2018年03月12日小川今日子(吉岡里帆)と星名漣(向井理)の奇妙な間柄と、吉崎幸次郎(桐谷健太)の三角関係が話題のドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)。星名の言いなりな今日子(通称キョドコ)は、大学時代に強制ストリップや、下着姿でランウェイを歩いたこともありました。もちろんここまで男性に従う女性はいないと願いたいですが、それでも「好きな人につい依存してしまう」という人もいるのではないでしょうか。そこで今回は「彼に依存しがちな女性とその対処法」について、『きみ棲み』を例にとりご紹介します。■1.「自分には彼しかいない」と思い込みすぎているオドオドと挙動不審なことから、「キョドコ」のあだ名がついた今日子。キョドコは普段から「こんな私」「どうせ私なんか」と、自己評価がかなり低め。そのため大学時代の先輩・星名に優しくされたことをきっかけに、彼に依存するようになってしまいました。「こんな私を受け入れてくれるのは星名さんしかいない」と思い、星名の言うことであれば何でも聞いてしまうのです。このような場合は、自分に自信を持つことが大切。たとえば恋愛ではうまくいかないことが多くても、キョドコは職場では頼りにされている一面もあります。「どうせ私なんか」と思うのではなく、「私にも必要とされている場所がある」と思うことで、彼氏や元カレへの依存を断ち切ることができるかもしれません。■2.相手を信用しすぎている先ほど述べたように、星名の言うことなら何でも聞いてしまうキョドコ。大学時代にやった強制ストリップも、星名が「キョドコが脱いだらほかの女を全員切る(別れる)」と言い出したことがきっかけでした。普通に考えれば、そんな風に人前で辱められる意味がわからないし、そんなことをさせる人が、約束を守ってくれないことは想像つきますよね。でも彼に依存しすぎていると、「おかしい」という感覚すら鈍ってしまうのです。自分の意にそぐわないお願いをされたときに、「好きな人のためだから」とすぐに返事をするのはダメ。最低でも一晩寝かせてから、どうするのが正解なのか考えるべきでしょう。もしそれで「早く決めろよ」と怒り出すような男性なら、あなたのことを大切に扱っていない証拠です。■3.周囲に相談をしない星名との共通の知り合いはたくさんいるのに、彼との関係を公にしないキョドコ。そのためどんどん星名の良いように利用されるし、「また裏切られた・・・・・・」と自分の心は壊れてしまいます。キョドコの周りには優しい先輩の堀田(瀬戸朝香)や、キョドコを心配してくれる吉崎など、意外と人脈に恵まれています。彼に依存していると周囲が見えなくなりがち。でも冷静になってみると、自分を心配してくれている人って案外身近にいたりするものです。「私と彼のことだから」と抱え込むのではなく、一度信頼できる相手に相談してみましょう。自分では気づけなかった問題が見つかるかもしれません。■おわりに彼に依存すればするほど、対等な恋からは遠ざかってしまいます。自分のこともどんどん嫌いになってしまうでしょう。これからキョドコが幸せになれるのかも気になるところですが、現実社会でもキョドコのように彼に依存してしまう女性が少しでも減ることを祈っています。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月11日『きみが心に棲みついた』(TBS系)で向井理さん演じる星名が“ゾクキュン”すると話題です。ごほうびをちらつかせながら無理難題を押し付け、相手がそれに応えても約束などしてないとうそぶき、暴力的な言動で心に恐怖を植えつける…そんなドSなDV男なのになぜか突き放せない。結果、いいように翻弄されてしまうヒロイン(吉岡里帆さん)の姿に「過去の恋愛を思い出す」「心がえぐられる」と目を離せない女性が多いようです。■DV男の壮絶な過去ヒロイン・今日子の大学の先輩である星名は、幼少期、同級生からいじめられ、父親から暴力を受けていました。母は自分を守ってはくれず、「父親に似てきたから」という理由で整形するよう求められ、やがて愛人のもとに行ってしまいます。さまざまな人に虐げられてきた星名は、まるで小さい頃の自分の経験をなぞるように、今度は自分の身近な人間たちを虐げていくのです。DVをする人の多くは、実は幼少期や成長段階において暴力や虐待を受けた経験があります。自分を庇護し、慈しんでくれるはずの親から肉体的あるいは精神的苦痛を受けると、子どもは無条件に「自分が悪い子だからこのような扱いを受けるのだ」と思い込んでしまうんですね。まったく落ち度がないのに、いい子にならなければいけないと悩み、親の顔色をうかがい、一挙手一投足に気を配るようになります。そうして親にとって「都合のいい子」になり、親が離れていかないように文字通り心を砕いて努力する、そういった経験からゆがんだ「利己的な執着心」が育ってしまうのです。■離れられないのは誰?ドラマを見ていて、星名が何度も今日子に関わってくることを不思議に思う方もいるのではないでしょうか。本当に「どうでもいい」人間だったら、切り捨てて生きたほうがずっと楽です。いちいちちょっかいを出しにくるってことは、それだけ労力をかけているというわけで。目下に見ている人間のために、時間も労力もかける意味とは何なのでしょうか。実は、ここにDVをする人の「弱さ」があるんです。通常であれば愛情によって心を結びつけ、絆を築くことで人と人はつながり、ごく自然に相手が自分のそばにいてくれることを信じられるようになります。でも、異常なほど「利己的な執着心」がある人は、自分が人に本質的に愛されるとは思えず、常に自分のもとには誰もいてくれないんじゃないかという「不安」を抱えているんです。誰かに嫌われて傷つきたくないから、あえて嫌われるようなことをする。人が離れていって悲しみたくないので、相手を支配することでつなぎとめる。すべて、その根底にあるのは「自分ひとりでは生きていられない」という「依存心」なんです。星名も例外ではありません。何度、虐げられても離れられない今日子だけでなく、そうまでして自分を求めてくれる今日子の存在は、星名にとっても必要なのです。今日子が自分に依存してくれるうちは、自分を肯定することができる。自分を求めてくれる人を通してしか、自分を受け入れることができないのが、DV男なんですね。■共依存からの脱出このような状態を「共依存」といいます。一見、お互いが求め合っているように見えますが、残念ながら「共依存」は関係としてうまくいくことはありません。一方が傷つけ続け、片方が傷つけられ続ける関係というのは、お互いがお互いの心を殺しあっているのと同じなのです。破滅に向かって進んでも、人は幸せにはなれないんですね。だからDV男に対して、勇気をもって独立しなければいけません。そのためには欠点を含めて「自分」を受け入れ、弱さすらも「個性」なのだと理解しましょう。■まとめ依存について、ご理解いただけましたでしょうか。「成長する自分」を愛しながら自立し、幸せになること。それがDV男を人生から切り離す、一番効果的な方法なのです。
2018年03月10日さまざまな経験と卓越した感性を持つ方々が、そっと語る、官能の本質とは?今回は、作家・島本理生さんに投げかけてみました。台風のように訪れる、官能をつかむ悦び。つかみどころのない異性との、不安定な関係に官能的なものを感じて、惹かれていたころがあります。友達に紹介しても「いい人だね」「お似合いだよね」と応援してもらえない危険なタイプ。作家としての好奇心もあったのかもしれないです。彼が次に何を言うか、何をするかがわからなくて、ハラハラすればするほど、気持ちを持っていかれていましたね。ところが、自分も年齢や経験を重ねてくると、何を考えてるかわからない人って、案外何も考えていないのかもとわかってきた(笑)。若いころは刺激だけでドキドキできても、軸がない人の魅力はだんだん頭打ちになるように思います。いつまで経っても心がぶつかり合わないとしたら、不安定な関係は、ただ不安を煽るだけで、何かが深まる気がしません。がっぷり組み合う関係性の中でこそ、深くなっていく官能もあると思うようになってからは、もっと、骨のある男性に惹かれるようになりました。若さが削られていくにつれ、見た目や体つきが色っぽいというよりも、その人自身が生きてきた積み重ねがモノをいうからでしょうね。たとえば、学生時代、同じ教室にいたときには、みな似たようなただの男の子だったのに、社会人になって再会すると、いい色気が出てくる男性がいます。仕事や家庭など社会的な責任を持つ年齢になれば、成熟していかざるを得ないわけだけど、それが垣間見える瞬間は官能のアンテナを刺激されます。物語の中の有名な美男子といえば光源氏ですが、助川幸逸郎さんの『光源氏になってはいけない』という解説本の中に、象徴的なエピソードがあります。若き日の光源氏は、それはもう輝くような美しさだったんですよね。ある宴会に出たときも、あえて普段着に近い、気張りすぎない服装で現れ、逆にその生まれの良さや美しさでまわりを圧倒します。一方、源氏と仲がいいけれどライバルのような関係でもあった頭中将は源氏に比べればパッとしなかった。ところが十年以上経って二人が祝いの席に出てみると、年齢相応の貫禄を身につけた頭中将のほうが魅力的に書かれているというのです。というのも、光源氏は相変わらず若いころの自分を引きずっていて、悪い意味で青年にしか見えないんですね。いまこの瞬間に対して、しっかりと向き合って生きようとしていると、たぶん自分の年齢に合わせた魅力にシフトしていける。そういう人には成熟した色気も自然と備わってくるのかな、と感じます。官能というのは、台風みたいなものかもしれません。突然訪れるときもあれば、待てどもまったく来ないこともある。いざやって来たときは、家の中でじっとしていれば避けることができるけれど、それに身を任せるかは自分次第。楽しく戯れられる台風なのか、出ていったら取り返しがつかないほど大変なことになる台風なのかは、ドアを開ける前に多少なりとも見分けたいですよね。一つ気を付けたいのは、せっかく煮詰まった官能の瞬間を散らかしてしまうことでしょうか。「自分には色気がない」と悩む女性の中には、照れくささや緊張から、ばーっと一方的にしゃべったり、茶化したりしてしまう人が多いように感じます。色気を扱うのが得意な人に共通するのは、沈黙の使い方が上手いということ。黙るべきときに黙る。次のステップへ促すべきときに促す。いま何を言うかより、いま何を言わないかの取捨選択が上手い人は、官能とは何かをも知っているように思います。しまもと・りお作家。2005年刊行の『ナラタージュ』で恋愛小説の旗手に。‘15年、『Red』で島清恋愛文学賞を受賞。最新刊は『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』(幻冬舎)。※『anan』2018年3月14日号より。文・三浦天紗子(C)TwilightShow(by anan編集部)
2018年03月07日「高校生のときに陶芸をやっていたので、お茶碗とかいろいろ作りました。また作りたいけれど、いまはなかなか時間がないので、お買い物できただけで楽しかったです」 東京・谷中の和食器店で、大好きな陶芸品を前に笑みを浮かべる吉岡里帆(25)。初主演連続ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系・火曜22時〜)では、ドSなモンスター上司・星名(向井理)に翻弄されながらも、優しい大人の男性・吉崎(桐谷健太)との恋に生きようとするヒロイン・小川今日子を熱演中。 挙動不審な言動から“キョド子”と呼ばれる今日子には、共感する部分もあるとか。 「熱くなりすぎたために失敗してしまうところや、自信がなくて相手に伝えたいことがうまく伝わらない瞬間なんかはすごくよくわかります。撮影に入ってからは、頭の中がキョド子でいっぱいです(笑)」(吉岡・以下同) オフには家具選びに出かけるなどしてリラックスするという彼女。とはいえ、最近はそうもいかないようで……。 「なかなか余裕がありませんね。でも、先月のお誕生日に、共演者やスタッフの方々から、アロマやパジャマなどのプレゼントと、温かいメッセージがいっぱい書かれた寄せ書きをいただいたんです。買い物に行かなくても、心身ともに満たされました」 先日はバラエティ番組で、450グラムのステーキをペロリとたいらげるシーンが話題となった。 「役柄などでダイエットの必要がなければよく食べるんです。朝から父といとこと牛丼屋さんを食べ比べのために4軒ハシゴしたことも(笑)。すぐ太ってしまうので、ポッチャリした役もやってみたいですね。そうすれば、撮影に入っても心ゆくまで食べられますよね(笑)」 やわらかな笑顔でそう語る注目のヒロイン。多忙な日々を乗り切る原動力が、意外なところにありました。
2018年03月02日寒い季節にぴったり!冬ドラマには、思わず背筋の凍るようなSっ気たっぷりの男子が続々登場。「予想以上にハマる」「見れば見るほど癖になる」と、女性たちの話題を一身に集めているのをご存知ですか?過去ドラマをふり返ってみても、“冬彦さん”の通称で話題をさらった「ずっとあなたが好きだった」の佐野史郎さんや「ラスト・フレンズ」錦戸亮さん、最近ですと「あなたのことはそれほど」の東出昌大さんなど、愛情表現が高圧的過ぎる男性ほど記憶に鮮明に残る傾向に…。そこで本日は、ドラマニアな筆者が注目する今クール注目の上から目線で“狂気的男子”3人をご紹介!怖いと震えながらも彼らの動向から目が離せない…その理由と魅力を考察していきましょう。■1人目:新田真剣佑演じるイケメン御曹司・並樹尊氏/「トドメの接吻」山崎賢人さん演じる主人公・堂島旺太郎が、死のキスにより7日間のタイムループを繰り返す邪道ラブストーリー「トドメの接吻」。金と権力のためなら手段を選ばない旺太郎――彼がタイムリープする度、その余波で御曹司・並樹尊氏(新田真剣佑)の人生は狂い始め…。物語の序盤では、容姿端麗で性格も良く、周りから慕われる完璧紳士だった尊氏。しかしながら、立場が劣勢になると共に彼の心に潜む“闇”が明らかになっていきます。回を追う毎に舌打ちの数が増え、時に人の命を奪ってでも伸し上がろうと冷徹さを増していく姿に思わずゾクッ!並樹家の養子となって以降、経済面では何不自由なく過ごしてきた尊氏ですが、どんなときも妹・美尊(新木優子)の盾でしない…という劣等感がよぎります。常に周りからの視線に怯え、愛を疑いながら生きてきた彼の孤独。「自分しか信じることができない」からこそ、歯向かう人間は徹底的に排除していくしかなかったのかもしれません。威圧的なのにどこか寂しそう――尊氏の真っ直ぐな瞳から目が離せないというそこのあなた! すでに彼の術中にハマっていると言えるでしょう。■2人目:中村倫也演じる完璧主義の夫・井筒渡/「ホリデイラブ」パートナーの浮気を契機に、絆を試される2つの夫婦を描いた異色の不倫ドラマ「ホリデイラブ」。仲里依紗さん演じる主人公・杏寿と同じ傷を負った井筒渡(中村倫也)――独占欲が強く完璧主義なサレ夫は、妻に裏切られたという事実を受け入れることができず、モノにヒトに…手当たり次第に怒りをぶつけていきます。「私の何がダメだったんだろう?」自分を責める杏寿とは反対に、「自分には非がないんだ」と徹底的に証明したがる渡。その高圧的な態度は浮気前の夫婦生活にも表れていたようで…外食時、レディファーストなど一切無視して真っ先にソファー席に座る亭主関白ぶりが非常に印象的でしたね。本当は誰よりも妻を想い愛しているはずなのに、相手が同じ気持ちでいてくれているかどうか不安で、束縛という手段を選ぶことしかできない…実に惜しい!勿体ないタイプ。愛情の裏返しで出てしまう威圧感――本作に登場する妻(松本まりか)は根っからのお姫様タイプなので反発し合ってしまったようですが、「重たい愛情ウェルカム」「天邪鬼でかわいい」と思える大人の女性なら、そのもどかしさが案外癖になるかも…?■3人目:向井理演じる究極のドS上司・星名漣/「きみが心に棲みついた」最後に、今クール最上級のドSぶりを発揮してくれているこの人を忘れてはいけません。現代の“恋愛あるある”が存分に詰まった三角関係ドラマ「きみが心に棲みついた」に登場する星名漣(向井理)です。色のない瞳…口の端だけで微笑みかける姿は、まさにホラー(笑)。主人公・今日子(吉岡里帆)の大学時代の恋人でもある星名は、ソフトな笑顔で人々の信頼を集める反面、彼らの心理を都合良く操る天才でもあるから厄介なんですよ~。「私、星名さんのためだけに生きます」自分に依存していたはずの今日子が、いつの間にかほかの男性に好意を寄せていたと知り――不服の展開に、星名が下した制裁がとにかく恐ろしい。今日子の周りの人間を得意の心理作戦であざとく動かし、彼女を孤立させ、「だからお前には、俺しかいないんだ」と恐怖観念を植え付けていく手際の良さに脱帽です。有無を言わせぬ気迫、彼の自信満々な態度につい「仰る通り」とうなだれてしまう気持ち…わかる気がしますよね!そんな彼がふと見せる弱気な表情――過去に秘められたトラウマとは如何に?陰のある男性に惹かれがちという女性の心理を絶妙に突いたキャラクター・星名の今後の動きに、是非注目してご覧ください。以上、いかがでしたか?冬ドラマもいよいよ佳境に突入。最終回に向け、彼ら“上から目線男子”の成長・進化を一緒に見守っていきましょう。(text:Yuki Watanabe)
2018年02月23日吉岡里帆が連続ドラマ初主演を務めている「きみが心に棲みついた」。本ドラマで、オドオド、キョドキョドした主人公を演じる吉岡さん以上に、文字どおり“心に棲みつく”強烈なキャラクターに扮しているのが、向井理だ。ドラマ開始早々から「ホラー映画より怖い」と言われている星名役で、向井さんは完全に“さわやかな好青年”のイメージを払拭せんばかりの勢いをみせている。■ワイシャツの襟元をいじり始めたら要注意!2017年のブレイク女子・吉岡さんが、自身が注目を集めるきっかけとなった「カルテット」やヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」などを生み出した“火10”枠で連ドラ初主演に挑んでいる「きみが心に棲みついた」(以下、「きみ棲み」)。天堂きりんによる、「FEEL YOUNG」にて目下連載中の人気漫画が原作。吉岡さん演じる下着メーカーの材料課に勤務する小川今日子は、幼いころから母親に愛情を注がれずに育ち、「私なんか…」と自己評価や自己肯定感が極端に低く、いつもオドオドと挙動不審なため「キョドコ」と呼ばれてきた女性。そんな今日子が大学時代、ぼっちでいるところに優しく声をかけ、「ありのままのキョドコでいい」と受け入れてくれたのが、向井さん演じる先輩・星名漣だった。だが、星名は一見さわやかなイケメンだが、今日子の強い“依存感情”を利用して彼女を支配し、デートDVともいえる加虐的な行為を繰り返していく、とんでもない最低男だったのだ。■「のだめ」で注目!朝ドラ「ゲゲゲの女房」が1つの転機に1982年2月7日生まれの向井さんは、大学時代からバーテンダーをしており、スカウトされて芸能界入り。2006年ドラマ版「白夜行」で俳優デビュー後、「のだめカンタービレ」でボストン帰りのプレイボーイ・菊池亨を演じて注目を集めるようになり、2009年「傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか」でドラマ初主演。「an・an」恒例のSEX特集でオールヌードを披露し、その肉体美やセクシーすぎる佇まいも話題となった。映画『ハチミツとクローバー』(原作:羽海野チカ)や『パラダイス・キス』(原作:矢沢あい)などの人気少女コミック実写化の先駆け的作品や、一青窈の名曲をモチーフにした胸キュン映画『ハナミズキ』など人気作に出演し、イケメンぶりを振りまいてきたが、2010年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」では漫画家・水木しげるをモデルにした村井茂役に抜擢。「イメージと違う」といわれながらも朴訥な演技を披露して好評価され、2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では江の夫・徳川秀忠役を務めて、その知名度は全国区に。プライベートでは、料理男子ドラマ「ハングリー!」で共演した女優の国仲涼子と2014年12月に入籍、現在、まもなく2児のパパとなる予定だ。■『小野寺の弟・小野寺の姉』「信長協奏曲」「アキラとあきら」など演技の幅が広がるまた、向井さんを語る上で、脚本家・演出家の西田征史との出会いは外せない。コメディドラマ「ママさんバレーでつかまえて」で共演した片桐はいりとまさかの“姉弟”役で小説を当て書きされ、舞台化、映画化もされた『小野寺の弟・小野寺の姉』は凸凹な2人がほっこりとした世界観にハマり、イメージを一新、代表作の1つとなった。西田氏脚本の朝ドラ「とと姉ちゃん」にも出演し、監督作『泥棒役者』にも“小野寺姉弟”としてカメオ出演。さらに、同じく西田氏脚本の「信長協奏曲」では織田信長(サブロー)の重臣・池田恒興を“1歩引いた”演技で好演してみせた。昨今では、「S-最後の警官-」の熱血警官役や、斎藤工と共演した池井戸作品の連続ドラマW「アキラとあきら」のエリート銀行員など硬派な役柄も多く、祖母の手記を原案にした『いつまた、君と~何日君再来~』で自身の祖父を演じたり、往年の名優たちが集った「やすらぎの郷」で“イマドキの長身イケメン人気俳優”を演じたり…と、演じる役柄の幅が確実に広がっていたところに、ここへ来て「きみ棲み」である。■“サイコ男子”星名を「本当にどこかに存在する人物のように演じたい」「メイちゃんの執事」の銀髪執事、「アタシんちの男子」のNo.1ホスト、『娚の一生』で榮倉奈々を苦しめた不倫男など、持ち前のクールでシャープなルックスは、これまでも定評を得てきたが、今回「きみ棲み」の星名はその雰囲気がぴたりとハマった。笑顔の裏で平然と嘘をつき、他人を陥れる、とてつもなく冷酷で歪んだ人格の持ち主・星名は、漫画家のスズキ次郎(ムロツヨシ)が言うように「学年に1人はいる、敵に回してはいけないタイプ」で、漆黒の闇を抱えた男だ。吉岡さん演じる今日子がいくら吉崎(桐谷健太)に惹かれても、不安になったとき、つい手を伸ばしてしまうのは星名が昔してくれた“ねじねじ”。自身の弱みにつけ込まれた今日子の闇もまた深く、“ねじねじ”はまるで星名につけられた鎖だ。星名の過去についても少しずつ明らかにされてきたが、充分な愛情を受けて育つことができず、自尊感情を育んでくることができなかったのは、どうやら彼も同じようだ。「ただ怖いだけでなく、人間的な弱さなどを見せることで、本当にどこかに存在する人物のように演じたい」と語っていた向井さんだが、そのあまりのリアルさに視聴者は嫌悪感を抱きつつも、目を離すことができない。「無器用な人って空回りしているんだろうけど、空回りするってことは努力しているということですよね。努力している姿って素敵だと思うな」との言葉は、まるで吉崎の発言のようにも聞こえるが、実は『小野寺』のときに語っていた向井さん自身の言葉。そんな向井さんが、“さわやか好青年”のイメージを脱ぎ捨てて挑む星名は、いったいどこへ向かうのか…?向井さんの星名を筆頭に、“井筒砲”と呼ばれる「ホリデイラブ」井筒役の中村倫也、“美魔女”をいたぶる「明日の君がもっと好き」遥飛役の白州迅など、心の闇が深すぎるサイコパスな男子の行く末を見守りたい。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日NHK総合テレビが、スペシャルドラマ「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」の制作を発表。主人公に向井理、その妻役に上戸彩を迎え、三枝義浩「太陽の仲間たちよ」を原案に、社会の常識と戦い東京パラリンピックを成功に導いた伝説の医師の物語を描く。1960年、整形外科医の中村裕は研修先のイギリスでスポーツを取り入れた障害者医療を学んだ。そのときに出会った言葉が、その後の彼の人生の原動力になる。「失ったものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」――。帰国した中村は、障害者スポーツを何とか広めようとするが、日本はリハビリという言葉すらなかった時代、「見世物にしないでほしい」と抵抗にあう。しかし、ある少年との出会いをきっかけに、車いすバスケットボールを少しずつ普及させていった。そんな彼に驚きのミッションが!第2回のパラリンピックとなる東京パラリンピックを実現させよ、というのだ。再び彼の前に立ちはだかる社会の常識という壁。障害者の家族からも反対の声が。しかし、家族や仲間の支えで、次々と突破していく。1964年の東京パラリンピックを成功に導き、その後は、障害者自立のための施設を設立するなど、障害者の社会復帰に一生を捧げた伝説の医師・中村裕。本作は、その波乱の人生を描いた感動の物語。なお、本作は3月上旬から3月下旬に収録を予定している。「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」は夏、22時~総合テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日フジテレビでは、アガサ・クリスティが1926年に発表した人気長編推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜脚本で日本で初めて映像化することが決定。野村萬斎を主演に迎えるほか、大泉洋、向井理、吉田羊、松岡茉優ら豪華キャスト共演で「黒井戸殺し」のタイトルで4月に放送される。「原作:アガサ・クリスティ×脚本:三谷幸喜」のコラボは、2015年にフジテレビ開局55周年特別企画として2夜連続で放送した「オリエント急行殺人事件」で初コラボが実現。続く今作は、クリスティの6作目の長編小説であり、エルキュール・ポアロシリーズの3作目にあたる「アクロイド殺し」が原作。事件が起きた人間関係を知るポアロの隣人による手記を読んでいく形で進んでいく本作は、その結末におけるトリックの斬新さによって、当時世界中に衝撃を与え、そのトリックを巡って「フェア・アンフェア論争」が引き起こされ、長らく映像化不可能とされてきた作品だ。「黒井戸殺し」のタイトルで映像化される今回は、「オリエント急行殺人事件」同様、萬斎さん演じる名探偵・勝呂武尊が主人公。そして医師・柴平祐を、舞台「ベッジ・パードン」で萬斎さんと同じ舞台には立っているものの、テレビドラマでの共演は今回が初めてとなる大泉さんが演じ、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていく。「オリエント急行殺人事件」以来、ドラマ出演は約3年3か月ぶりとなる萬斎さんは、「再び勝呂武尊を演じることができて、とてもうれしくもあり、やりがいもありました。前回の『オリエント急行殺人事件』のときより、人間味の増した勝呂になったのではないかと思います」とコメント。テレビドラマ初共演となる大泉さんについては、「いつもにこやかに明るく撮影現場を盛り上げてくれました。撮影の中で、洋くんと一緒にあぜ道を自転車で走るシーンがあり、偶然、勝呂が自転車から転げ落ちるシーンの倒れ方がチャップリンみたいになったところが、とてもおもしろかったです」と撮影中のエピソードも明かし、「10人の容疑者に対して、全員のアリバイを整理し、見破っていく駆け引きも見どころとなっています。複雑に絡み合ったアリバイを見事に解いていく勝呂武尊をぜひお楽しみに」と見どころを語っている。一方、とにかく台本が面白かったと話す大泉さんは、「三谷さん脚本による個性豊かなキャラクターたちがとにかく魅力的」と言い、萬斎さんについては「どんな役をやっても強力な印象を残すお芝居が大好きだったのでとてもうれしかったです。撮影中は、ずっと聞いてるとドンドン勝呂のキャラのとりこになり、最高に楽しい毎日でした。そんな勝呂と柴との掛け合いも見どころの一つだと思います」と話している。またこの2人に加え、物語を彩る個性豊かな登場人物たちを演じる俳優陣も決定。三谷作品初参加となる余貴美子、草刈民代、向井理、佐藤二朗、和田正人。三谷映画や舞台には出演しているものの、三谷ドラマには今回初出演となる寺脇康文。さらに、浅野和之、秋元才加、吉田羊、松岡茉優、藤井隆、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一が出演。彼らが代わる代わる事件の容疑者として浮上していく。夫を毒殺した疑惑のあった唐津佐奈子が死亡するところからはじまる本作。彼女を演じる吉田さんは、「故人ではありますが、語り手たちによる在りし日の私から、その人生を想像していただけるとうれしいです。大泉さんを想定した三谷さんの『当て書き』がこれまた楽しい!」とコメント。かねてより三谷作品に参加したかったという草刈さんは、「私演じます“満つる”さん、ちょっと変わった人です。このような役柄は演じたことがありません!でも、楽しかった~」と述べ、松岡さんも「野村萬斎さん演じる奇妙な探偵・勝呂に振り回されるのは大変心地よい時間でした」と参加した感想を語っている。そして“謎の男”役で出演する和田さんは、自身の役について「極めて重要な容疑者の一人です。明らかに怪しいです。疑われても仕方ない。誰が見てもそんな印象です。ストーリーを追っていく中で、加害者なのか?被害者なのか?と、そんなところにある種の面白みを感じる人物です」と説明しており、多くの登場人物の中でも特に気になるキャラクターだ。また脚本を手掛けた三谷さんは、「あの名作『アクロイド殺し』のドラマ化に関われるのは、クリスティファンの脚本家にとっては最高の喜びです。ミステリーの女王に敬意を表し、設定を日本に移した以外は、極力原作に忠実に脚色してみました」とコメントを寄せている。「黒井戸殺し」は4月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月15日1月16日からスタートした吉岡里帆(24)初主演の連ドラ「きみが心に棲みついた」(TBS系)。23日に放送された第2話の平均視聴率は8.5%を記録したが、ドラマの内容は賛否両論のようだ。 番組の公式サイトには、「《キュン》のドキドキと《ゾクッ》のドキドキが共存する新感覚ラブストーリー!」とある。今作はいわゆる「逃げ恥」枠。ラブコメを彷彿とさせるタイトルでもあるが、内容はドロドロだ。 吉岡演じる小川今日子は、自己評価・自己肯定感が極端に低い。オドオドと挙動不審で、ついたあだ名は「キョドコ」。そのキョドコは向井理(35)演じる星名漣に恋をするが、星名はDV男で支配欲も強い。精神的に追い込む星名に、それでもキョドコは依存してしまう。星名がキョドコを弄ぶシーンのなかには、ストリップを強要されるシーンもある。 Twitterではその過激さに、視聴者から《タイトルから想像してたのと違う》《胸糞悪い》《見ててゲンナリする》という否定的な声があがるほど。しかし《キョドコのこと、痛いほどわかる》《キョドコタイプのひとは、克服のキッカケになるかもだし、まわりのひとの理解につながるかも》と肯定的な意見もあった。 吉岡は今作に関するインタビューで、キョドコと自分には「似ているところがある」と明かしている。自己評価が低く、自信がない。自信を持てても、自分は頑張れなくなるんじゃないか……。 しかし、その自身のなさは“原動力”だとも語っている。 「常に、もっと良くなりたい、周りの人に迷惑をかけたくない、自分なんかがこんな大役もらっているんだから、もうこれが最後かもしれない……という思いがあって、自信のなさが原動力になっているんです」 そしてその“原動力”を糧に、パワーを届けたいとも語っている吉岡。そうした“原動力”が連ドラ初主演の重圧を支えているようだ。 「今日子のようなダメ人間でも、死ぬ気で、必死になれば人に立ち向かうことができる。『キョドコができるんだから、自分にもできるはず』と様々な悩みを抱えているひとにパワーを届けられたら」 「日本中の皆さんの感情を揺さぶっていきたい」と意気込む吉岡。“新しいヒロイン”の奮闘ぶりは、次回以降も楽しみだ。
2018年01月25日2018年の始まりを彩る、冬クールドラマがついにスタート!第1話の放送が続々と封切られ、早速大きな盛り上がりを見せています。その最大の理由は、物語の“スピード”。各局がしのぎを削る初回放送に秘められた共通点――今日は、時代性とも言えるその特徴について考察していきましょう。■第1話の“スピード”に秘められた時代背景これまでのドラマでは、第1話は比較的物語の“プロローグ(序章)”として描かれることが多かったかと思います。主人公の置かれている状況、彼らが抱える問題を提起し、視聴者に共感や反感を自然な形で抱かせる展開が主流だったように思われるのですが――今回はそこが一味違いました。第1話から早々に「怒涛の展開」「めくるめく人間関係」というキーワードが視聴者の中で大きな話題を集めているのです。90年代の飛躍的ドラマブームを経て、これまで数多くの名作が世に送り出されてきました。しかしながら昨今、PCやスマートフォンを手に作品の感想を綴り合うという新たな文化が生まれ、ブームの舞台に変化が。それに伴い制作者側も、「話題性には新鮮味が不可欠」「簡単に結末を予想させまい」と果敢に挑戦に繰り出しているのかもしれません。今回のクールでは、特にそういった熱というか――脚本からみなぎるパワーのようなものを感じますよね!“スピード”の早い、ジェットコースターのような物語展開に期待が高まります。■中でも一際注目を集めているのが、「トドメの接吻」冬ドラマスタートの皮切りとなった「トドメの接吻」では、第1話から怒涛のキスシーンラッシュに注目が集まりました。いまをトキメク若手人気俳優・山崎賢人さんが惜しげもなく唇を重ねていく展開に、「ドキドキが止まらない」と悲鳴殺到。また加えて本作では、物語の中核とも言うべき、主人公の命を狙っている真犯人が第2話であっさり発覚し…驚愕です! 「◯◯に犯人のフラグが立っている」「でも、◯◯の動きも怪しい」と予想に予想を重ね、タイムリープの度に徐々に犯人像が浮き彫りなるのかと思いきや…いとも簡単にサクッと事件の真相が見えてきましたね~。この“スピード”の速さこそが、先に挙げた今クール最大の特徴と言えるのかも!?「このペースで進んだら、最終回はどうなるの?」視聴者のみなさんが悶絶する姿を、制作者の方々はきっと喜んで見つめていることでしょう(笑)。■先が読めないからこそ面白い!恋愛ドラマがおすすめ恋愛ドラマの黄金枠・月9に登場した「海月姫」。“ドラマ史上、一番ややこしい三角関係”というキャッチコピーの通り、本作でも第1話から怒涛のねじれぶりが展開されています。クラゲオタクの超内向的主人公・月海(芳根京子)×イケメンでお金持ちの女装男子・蔵之介(瀬戸康史)×蔵之介の弟にして超奥手のエリート青年・修(工藤阿須加)――本来ならたっぷりと話数をかけて展開しても不思議ではない三者の出会い~胸キュン~嫉妬の三段活用を、ドドッと贅沢に濃縮して初回に詰め込んでいましたね。今後は三角関係の矢印方向や太さが如何にして変化していくのか?細かな心情の変化から、益々目が離せなくなりそうです。同じく怒涛の三角関係と言えば、「きみが心に棲みついた」もおすすめ!人見知りの主人公・今日子(吉岡里帆)を傲慢な態度で抑圧する昔の男・星名(向井理)。その異様とも言えるパワーバランスを初回から全面的に描いているのがとても印象的でした。今日子の救世主となりえるか――漫画編集者・吉崎(桐谷健太)も何やら元恋人と確執があるようで…。三者三様、それぞれの闇が早くも色々明らかになってきていますよ~。瞬きする暇もないくらい“スピーディ”に恋心が展開していく様を、お見逃しなきよう留意してご覧ください。(text:Yuki Watanabe)
2018年01月20日1月16日から放送がスタートしたドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)で、向井理が見せた「ドS演技」が話題を呼んでいる。 向井が演じるのは、主人公の大学時代の先輩で、イケメンなうえに仕事ができるエリートサラリーマン。しかし実は悪魔のように残酷な裏の顔を持っていて、同僚として再会した主人公を追い詰め支配しようとする。 そのドSぶりは第1話からアクセル全開。「お前は俺から逃げられない」「本気で俺から離れられると思ってる?」といった“言葉責め”は序の口。無理やり髪を切ったり机に何度も叩きつけたりと、演出とはいえ思わず鳥肌が立ってしまうようなシーンの連続だ。 実際、Twitterには《もはやホラー》《絵に描いたようなモラハラ男》《闇が深すぎる》といった反響が寄せられている。 いっぽう《怖いけどカッコいい》《美しい顔だちが際立つ》と、そのイケメンぶりを改めて実感した視聴者もいるようだ。たしかに狂気をはらんだ冷たい眼差しには、ゾクッとするような魅力がある。 向井の代表作といえば漫画家・水木しげるの半生演じた連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK)が有名だが、そのマイペースで憎めない役柄とは似ても似つかない。 ほかにも「S -最後の警官-」(TBS系)の熱血な警察官や「信長協奏曲」(フジテレビ系)の忠義に厚い武士など、比較的好青年の役を演じることが多かった向井。今回の“ドS男”役が新境地となるか。
2018年01月17日ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)の第1話が1月16日に放送された。 連続ドラマ初主演の吉岡里帆(25)が、桐谷健太(27)と向井理(35)との間で三角関係となる本作。向井の“ドS演技”も話題だが、ムロツヨシ(41)の役どころにも注目が集まっている。 主人公の小川今日子(吉岡)が心を寄せる吉崎幸次郎(桐谷)は、漫画編集者。ムロは吉崎の担当作家で『俺に届け 響け!』という作品を連載中の漫画家・スズキ次郎を演じた。 この配役に、Twitter上では《ムロツヨシさんが漫画家デビューされてて感動》との声が上がっている。 実は’16年に放送されたドラマ『重版出来!』(TBS系)でムロが演じていたのは、漫画家のアシスタント。しかも20年間芽が出ず、漫画家の道を諦めて故郷へ帰ってしまうという役だった。そんな『重版出来!』から2年越しで漫画家役を演じたムロに、《感慨深い》《なんか泣ける》といったツイートが相次いだのだった。 ツイートの中には《今度こそ夢破れて田舎に帰ることになりませんように》という心配の声も。ムロ演じるスズキ次郎の漫画家人生にも目が離せない。
2018年01月17日吉岡里帆が連続ドラマ初主演し、桐谷健太、向井理の間で揺れ動く三角関係ラブストーリー「きみが心に棲みついた」の第1話が1月16日に放送され、吉岡さんの美しさを讃える反応とともに、その役柄に共感する声も数多くネットに溢れた。本作は自己評価が極めて低く他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く様を描く。“キョドコ”を吉岡さんが、キョドコが惹かれる漫画編集者・吉崎幸次郎に桐谷さん、自信のないキョドコを初めて受け入れる大学時代の先輩・星名漣を向井さんがそれぞれ演じる。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください今日子演じる吉岡さんには「エゲつないほど可愛いなおい」「吉岡里帆さん可愛い」「かわいよおおおおお」などのツイートが溢れる。合コンで吉崎と出会い唐突に“告白”する場面では「吉岡里帆に追っかけられてぇ~」という声と同時に「しんど~~い」と今日子の性格に対して“厳しい”反応も。自分の気持ちを上手く表現できない今日子というキャラクターは、吉岡さんが「カルテット」で演じた元地下アイドルなどと対照的な役柄で、「吉岡里帆の演技楽しみやー」といったツイートもあり、吉岡さんの女優としての新たな面にも期待が高まる。また「私も子供の時からキョドるタイプなのでこういうの本当キツイ」「ちょっと観ただけで心が痛い…。自分とかぶるところがあるからかな…」「しんどなるねんけど」といった今日子の性格に共感したという反応も相次いで投稿されていた。表向きは優しく人当りがいいが残酷な“裏の顔”を持つ星名を演じる向井さんの“怖すぎる”演技には「向井理の怖さ、心臓にズクっとくる」「クズい向井理も良いわ」といった投稿が。なかには「私も向井理に怒鳴られ脱がされ罵られたい」という声まで。一方、星名にトラウマを植え付けられてしまった今日子にとって希望の星ともいえる存在、吉崎を演じる桐谷さんには「こんなに桐谷健太の登場シーンを渇望するドラマ他にないな」「カッコよすぎてびびっている」「桐谷健太さんが無双してるドラマ」などの声が続々寄せられていた。「そこら辺のホラー映画とかより怖い」というツイートまで現れた本作。果たして今日子は“ありのままの自分”になれるのか、今後の展開に注目だ。(笠緒)
2018年01月16日映画『君が君で君だ』が2018年7月7日(土)全国ロードショー。主演は池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二が出演し、監督・脚本は松居大悟が務める。男3人の愛の結末を描く映画『君が君で君だ』は、男3人の愛の結末を描いた作品だ。主演の池松壮亮、満島真之介、大倉孝二の3人が好きな女の子を振り向かせるために、それぞれ彼女の好きな人になりきる。池松壮亮が尾崎豊、満島真之介がブラッド・ピットに映画『デスノート Light up the NEW world』『セトウツミ』などで人気漫画の実写化に取り組んできた池松は、本作で日本の伝説のロックシンガー「尾崎豊」になりきる。劇中では尾崎豊の歌を歌う姿も。池松のライバルには、映画『三度目の殺人』『散歩する侵略者』に出演した満島真之介が抜擢。彼はハリウッドの名俳優「ブラッド・ピット」になりきり英語を話すシーンを披露する。そして大倉孝二もライバル役に。大倉は坂本龍馬になって名セリフを投げかけ、意中の女性のハートをゲットするために懸命に奮闘する。ヒロイン・ソン役には、映画『息もできない』で世界から注目を集めた韓国人優キム・コッピを起用。ソンに迫る無慈悲な借金取りのボス星野役にはYOU、その子分である友枝役に向井理がキャスティングされた。そんな借金取りコンビに媚びを売りながら、ソンに冷たく接する彼氏・宗太役を演じるのは高杉真宙。『虹⾊デイズ』『ギャングース』など近年映画出演の絶えない高杉が、"ダメな彼氏"っぷりを熱演する。脚本は映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』の松居大悟。また同時に監督も担当し、長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーに息を吹き込む。ストーリー大好きな子が好きな「尾崎豊」「ブラピ」「坂本龍馬」になりきり、自分の名前を捨て、10年間ただひたすら好きな子を見守ってきた3人の男たちを描いた恋愛譚。触れ合うことも告白することもなく、ただ見守り続けてきた3人が、執拗な借金の取り立てから好きな子を守るべく立ち上がるも返り討ちに!物語は大いなる騒動へと発展していく。詳細映画『君が君で君だ』公開日:2018年7月7日(土)出演:池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、向井理 / YOU監督・原作・脚本:松居大悟制作:レスパスフィルム
2018年01月16日連続ドラマ初主演となる吉岡里帆が、桐谷健太と向井理との間で揺れ動く、三角関係ラブストーリー「きみが心に棲みついた」。この度、ドラマ唯一のオリジナルキャラクターとして、中村アンの出演が明らかになった。本作は、天堂きりんの「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」を原作に、自己評価が極めて低いがために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動く様を描いていく。吉岡さんが“キョドコ”を、キョドコが強く惹かれていく漫画編集者・吉崎幸次郎を桐谷健太、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣を向井理がそれぞれ演じるほか、石橋杏奈、ムロツヨシ、鈴木紗理奈、瀬戸朝香らが出演。■オリジナルキャラクター・成川映美役を中村さんが演じるそして今回ドラマ唯一のオリジナルキャラクター、ラノベ作家として活躍している美女・成川映美役を中村さんが演じることが決定。中村さんが演じる映美は、吉崎の大学の後輩で就職後に書いた作品がいきなりヒットし苦労なく売れっ子作家に。学生時代は吉崎と付き合っていたが、作家として成功を引き換えのように別れを告げられ、しかし同じ出版業界にいることもあり映美はたびたび吉崎の前に現れては思わせぶりな言動をとる。また、吉崎の文学的才能を認める数少ないひとりであり、この点も文芸志望ながら漫画編集の仕事をする吉崎の心をザラつかせるのだ。物語が進むにつれ今日子に魅かれていく吉崎だが…。中村さんのコメント到着中村さんは、「私は原作には存在しない“吉崎の元彼女”という役柄です。今日子との三角関係に、元彼の吉崎を想う切なく複雑な気持ちと、映美がどうなっていくのかこれからの展開がすごく気になっています」とコメント。また、「私自身も学生時代に好きなまま終わってしまったという失恋の懐かしい経験が役柄と重なり蘇ってきました(笑)恋愛模様に絡んでいくという役は初めてなのでしっかり表現できるよう頑張ります」と自身の経験もふり返り、意気込みを語っている。物語の主流は「今日子×吉崎×星名」の三角関係だが、一方で「吉崎×今日子×映美」という三角関係の行方にも注目だ。火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」は1月16日より毎週火曜日22時~TBS系にて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年01月11日東京・渋谷にあるギャラリースペースCASE TOKYOでは、写真家・鈴木理策の展覧会「Water Mirror」を1月20日から2月24日まで開催する。© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery鈴木理策は1987年に東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年に故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。展覧会では、昨年日本芸術写真協会と刊行した鈴木理策の作品集『Water Mirror』に焦点を当て、オリジナルプリントの鮮やかな色調が印刷によってどのように再現されたのか明らかにする試み。作品集はライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続く、水面を主題とするシリーズ「水鏡」46点を収録。なお、1月27日の17時には鈴木理策と作品集のデザインを手掛けた田中義久によるトークイベントも開催される。【展覧会情報】Water Mirror会期:1月20日~2月24日会場:CASE TOKYO住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1時間:11:00~19:00休館日:月曜日、日曜日、祝祭日【書籍情報】『Water Mirror』出版社:CASE Publishingハードカバー/112ページ、作品46点/260×330mm発刊:2017年デザイン:田中義久
2018年01月10日家族で一緒に楽しめる動物バラエティ「新どうぶつ奇想天外!」が昨年夏に続き1月7日(日)今夜オンエア。1月からスタートする「きみが心に棲みついた」で主演を務める吉岡里帆らをゲストに迎え、今回も様々な動物たちの映像で楽しませてくれる。今回は動物たちが生きるために身につけた「奇想天外な特殊能力」がテーマ。動物たちの“特殊能力”を、人間サイズに巨大化したり、人間のスポーツ選手と対決させる奇想天外な大実験の数々で、視聴者にわかりやすく体感的に紹介していく。例えば“シャコ”は獲物を一撃で仕留める強烈なパンチ力を持っているのだが、どのような仕組みで力を爆発させるのかを映像を駆使して解説。その力は人間に換算したらどれぐらいなのか?ボクサーとの力比べで検証していく。そのほか、深海3,000mでハンティングをする巨大哺乳類や、“無音”で獲物を狩る忍者鳥。地底、水中、陸上どこでも平気な“究極生物”などいろんな生き物たちの驚きの能力を一挙紹介。また南アフリカのサバンナに生息するライオンやチーターなど大型のネコ科の獣たちの狩りの能力を徹底的に究明。スピードやパワー、群れで行動するチームワークなど彼らの驚きの姿は必見。さらにインドネシア・スマトラ島のジャングルに生息する不思議なヘビやカエル、黄金色の昆虫など、ふしぎな生物たちの特殊能力や、“森の人”とも呼ばれるオランウータンに密着、知られざる生態にせまったリポートまで見どころ満載でお届け。番組MCはTBSアナウンサーの安住紳一郎。“どうぶつ”の専門家としてさかなクンと東京大学総合研究博物館・遠藤秀紀教授を迎え、吉岡さんのほか高橋克実、ビビる大木、柳原可奈子らもゲスト出演する。今回のゲストの吉岡さんが連続ドラマ初主演を務める「きみが心に棲みついた」は、自己評価が極めて低いために、他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く様を描く作品。“キョドコ”を吉岡さんが、キョドコが強く惹かれていく漫画編集者・吉崎幸次郎を桐谷健太が、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣を向井理がそれぞれ演じる。そのほか石橋杏奈、ムロツヨシ、鈴木紗理奈、瀬戸朝香らも出演。「きみが心に棲みついた」は1月16日(火)22時~こちらもTBS系で放送開始。「新どうぶつ奇想天外!」は1月7日(日)18時30分~TBS系にて放送。(笠緒)
2018年01月07日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行が出演者、スタッフ、そして視聴者の力を借りて、ゲストの願望・疑問・悩みを様々な手段で解決・実現する「櫻井・有吉THE夜会」。2018年1月4日(木)今年最初の放送は豪華ゲストを迎えての2時間スペシャルでのオンエアとなる。1月スタートの日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」からは主演の「嵐」松本潤と共演の香川照之、木村文乃らメインキャスト3人がゲストに登場。トークでは松本さんに関する“アヤシイ疑惑”を有吉さんが徹底追及。“完璧男”松本さんのまさかの弱点とは!?さらに香川さんが“アノ衣装”で登場、話題の「Eテレ」昆虫番組のリベンジをしたいと熱弁してスタジオを騒然とさせるほか、木村さんは以前食べて感動したという「瞬間蒸し野菜」の作り方をどうしても知りたいと懇願、「瞬間蒸し野菜」を考案したお店のシェフがスタジオに登場、木村さんに秘伝のレシピを伝授する。松本さん、香川さん、木村さんが出演する「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」は1月14日(日)21時~TBS系で放送開始。松本さんが超型破りな若手弁護士役を演じて話題となった前シリーズの人気を受けて日曜劇場では異例のシリーズ化となった同作。木村さんは今シリーズからの参加となり、ある事件がきっかけで裁判官を退官した元裁判官の弁護士・尾崎舞子を演じる。同じく1月スタートの「きみが心に棲ついた」でドラマ初主演を果たす女優の吉岡里帆と、番組初登場となるニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手もゲスト出演。2人はそれぞれ知られざる私生活などをスタジオトーク。毎食“腹3分”の超節制生活を送る吉岡さんが約200日ぶりに食欲を解放、1ポンドの巨大ステーキを爆食い。さらに吉岡さんの意外な“口ぐせ”も明らかに。そして田中さんは「いま大好きなことベストテン」を発表するほか、ニューヨークでの私生活や、妻・里田まいの“スゴ過ぎる手料理”、現在1歳11か月となる息子の仰天エピソードも激白してくれる。吉岡さん初主演作となる「きみが心に棲みついた」は1月16日(火)22時~こちらもTBS系で放送開始。自己評価が極めて低いために、他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く様を描いていく作品となり、桐谷健太、向井理、石橋杏奈、ムロツヨシらも出演する。「櫻井・有吉THE夜会」2時間SPは1月4日(木)21時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年01月04日もうまもなく放送開始となる2018年冬クール、皆さん気になるドラマは見つかりましたか? 「どんな作品があるのか知りたい」というあなたのために、本日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者がセレクトしたおすすめをご紹介していきましょう。■ジャニーズ主演のドラマが続々解禁に! 豪華キャストが集結今回の冬クールには、ジャニーズきっての切れ者たちが主演に顔を揃えています。木曜21時「BG~身辺警護人~」には、木村拓哉さんが登場。自身初となるボディーガード役に挑戦です。正当防衛でないとこちらから反撃することが許されない身辺警護という特異な役職――「GOOD LUCK」を手掛けた脚本家・井上由美子さんとの13年ぶり再タッグということもあり、繊細な人間模様…心の葛藤にも是非注目してみてください。また日曜21時には松本潤さん主演「99.9 刑事専門弁護士SEASON II」が待望のリターン。ダジャレ好きの敏腕弁護士という個性的な役柄を見事自分のものとし、高視聴率をマークした話題作に視聴者の期待は高まっていることでしょう。さらに火曜21時の「FINAL CUT」では、亀梨和也さんがドロドロの復讐劇に挑みます。母を奪った罪深き者たちへ…SNSを駆使した現代ならではの制裁に手を染めていくということで、ダークな瞳はファン必見!土曜22時の「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」で本格的コメディに臨む山田涼介さんと合わせて、新たな一面を楽しんでみてはいかがでしょうか。■話題になること間違いナシ! 人気漫画を原作に実写化ラッシュ昨今視聴者の注目を集める原作モノ――今回も名作と言われる漫画原作が続々実写化されていきますよ~。中でも月曜21時の「海月姫」には我の強いキャラクターがたくさん登場するとあって、SNS上では「誰がどの役を演じるのか」と大盛り上がりに。芳根京子さん演じるオタク気質の主人公はもちろんのこと…女装美男子役に瀬戸康史さん、未経験エリート役に工藤阿須加さんといまをトキメク若手俳優勢の出演が決定し、異色のコラボレーションに期待の声が挙がっています。また原作モノと言えば、ハラハラ・ドキドキの恋愛模様もその魅力のひとつ。火曜22時、吉岡里帆さんが主演をつとめる「きみが心に棲みついた」には、対照的な魅力を持つ2人の男性――桐谷健太さん&向井理さんが登場し、絶妙な三角関係を展開。「あなたはどっち派?」という会話が女子会で飛び交うこと必須と言えるでしょう。加えて金曜深夜放送の「ホリデイラブ」では、夫に浮気される妻役を仲里依紗さんが熱演。日常に潜む夫婦の落とし穴…背筋の凍るようなサスペンスをお楽しみくださいませ。■未知なる展開に期待大! オリジナル脚本が再ブームとなるかそして今回は、ドラマのためだけに作られたオリジナル脚本も満載! 原作ブームに歯止めをかけることができるのか――ドラマファン必見の作品が出揃っています。水曜22時「anone」では主演に広瀬すずさんを迎え、「Mother」「Woman」など数々の名作を手掛けた坂元裕二さんが脚本を担当。人が生きる上で本当に大切なものは何かを問いかけ、真実の人間愛を見つけていく物語を紡いでいくと言います。また「重版出来」「逃げるは恥だが役に立つ」で名を馳せる野木亜紀子さんが石原さとみさんとタッグを組み、本格的法医学ミステリーに挑む金曜22時「アンナチュラル」にも注目。井浦新さん、窪田正孝さん、市川実日子さん、松重豊さんら豪華顔ぶれと共に不自然な死の真相を追究していくとあって、非常に楽しみですね!さらには、深田恭子さん×松山ケンイチさんが妊活夫婦を演じるという斬新な設定のドラマ「隣の家族は青く見える」(木曜22時)や、山崎賢人さんがナンバーワンホスト役を演じ、7日間を何度もタイムリープする「トドメの接吻」(日曜22時)など、オリジナルならではの新感覚ドラマが続々登場! 初回放送を是非、お見逃しなく~。以上、あなたのハートを温めてくれる一作は見つかりましたか? 参考にしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2018年01月04日吉岡里帆が連続ドラマ初主演を務める1月スタートの火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」。このたび、吉岡さんが桐谷健太と向井理の間で揺れ動く三角関係ラブストーリーをさらに複雑にしていく、バラエティー豊かなキャスト陣が明らかとなった。■物語の見どころ若い女性たちから高い支持を得ている女性向けマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の、天堂きりんによる同名コミックをドラマ化する本作。吉岡さん演じる、自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動く様を描いていく。そんな2人の男の1人目は、漫画編集者・吉崎幸次郎(桐谷さん)。吉崎は誰に対しても遠慮なく厳しい言葉を投げかけるが、その裏には優しさ・誠実さが溢れる“いい男”。とんでもない言動のキョドコを突き放すことができず、持ち前の熱さでつい助けてしまう。そんな吉崎が自分を変えてくれるのではないかと、キョドコは強く惹かれていくことに。もう1人は、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣(向井さん)。一見、爽やかなイケメンだが、自分だけを信頼し離れられなくなっていたキョドコに度を越えた冷酷な命令を下す、という裏の顔を持っている。一旦は距離を置くキョドコだったが、星名からの連絡は続き、会社で再会したことにより、彼に強く“依存”していた過去の感情が蘇ってしまう。吉崎との恋愛で前向きな自分に変わろうとするが、引き戻そうとする星名の“魔の手”に抗えないキョドコ。“ゾクッ”と“キュン”が交錯する、新たなタイプのラブストーリーとして注目を集めている。■メインとなる3人を取り巻く個性豊かなキャスト陣そんな本作では、主人公・今日子が真摯に仕事に取り組む様子も見どころの1つとなっている。ランジェリーメーカーで下着に使われる材料を調達・選別する部署で働く今日子は、普段はオドオドとしてしまうものの、生地などの素材を目の前にすると人が変わったようにきびきびと動き始めるのだ。今日子と同じ材料課に在籍し、社内での評価が今日子より高い同期社員・飯田彩香を演じるのは、今年『泥棒役者』『22年目の告白―私が殺人犯です―』など女優として躍進し、コント番組への挑戦も話題を呼んだ石橋杏奈。また、強烈な印象を残す演技で数々のドラマや映画で活躍を続けるムロツヨシは、漫画編集者である吉崎が担当する漫画家で、自身の漫画に活かすため今日子の会社に取材に訪れることもある、ユーモラスな人物・スズキ次郎役に。さらに、デザイナーとしての能力が高く、関西弁で厳しい意見を言う八木泉に、タレント・歌手として活躍する一方、今年7月には主演映画『キセキの葉書』でスペイン・マドリード国際映画祭の「最優秀外国映画主演女優賞」を受賞するなど、女優としての活躍の場を広げている鈴木紗理奈。八木の同期であり、同じデザイナーとしてライバルでもあり、今日子の能力を認めかわいがる姉後肌の先輩・堀田麻衣子を、キャリアを積んでも途切れることなく作品への出演を続ける瀬戸朝香が演じる。彼ら4人の演じるキャラクターは、仕事面で今日子に関わるだけでなく、向井さん演じる星名にアプローチをかける者もいるなど、恋愛面においても大きな役割を果たし、ただでさえ複雑な三角関係をさらにかき乱すことになるというから、期待していて。■気になる第1話のあらすじ今日子(吉岡里帆)は職場の先輩・堀田(瀬戸朝香)らに連れられ、人生初の合コンに参加していた。自己評価があまりにも低いため、すぐに挙動不審になってしまう今日子は、学生時代に“キョドコ”とあだ名を付けられていたほど。合コンでも焦って「ありのままの自分を好きになってくれるなら、誰でもいいから付き合いたい」と口走り、周りをドン引きさせてしまう。そんな今日子に、漫画編集者の吉崎(桐谷健太)は厳しい言葉を投げかける。しかし、今日子は吉崎なら自分を変えてくれるのではないかと、先に帰ろうとした吉崎に追いすがり、突如「付き合ってください」と迫るのだった。翌日、今日子は会社で堀田に昨日の態度を注意されてしまう。それでも、仕事に真摯に取り組む今日子を高く評価している堀田は、自分が立ち上げる新プロジェクトのチームに彼女を引き抜こうとしていた。その夜、道で偶然、吉崎と出会った今日子は、2人で話しているうちに前向きに変わろうという気持ちが芽生えていく。まさに、自分を変えるために動き出そうとしたその時、驚くべき人物が今日子を呼び止めた。それは、大学時代に今日子がどうしようもないほど強く惹かれ、その感情を利用して今日子をひどく傷つけた男・星名(向井理)だった。一番会いたくて、一番会いたくなかった星名との再会に、今日子の心は大きく揺れる――。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は2018年1月、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月28日今年1月に約6年振りに復活し話題を呼んだ「関口宏の東京フレンドパーク」が2018年1月にも登場。松本潤、吉岡里帆、石原さとみがそれぞれ主演する新春の3ドラマが集結し、2時間スペシャルで放送する。2017年1月の約6年ぶりの復活第1弾では、木村拓哉、竹内結子、松たか子、松田龍平らがゲストに、また、7月の第2弾では長瀬智也、渡辺直美、瑛太らが出演した。そして、2018年の新春を盛り上げる今回も1月スタートの「日曜劇場」「火曜ドラマ」「金曜ドラマ」の3枠から・計12名の豪華ゲストが来園。日曜劇場としては異例のシリーズ化となる「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」からは、松本潤に木村文乃、マギー、藤本隆宏。「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」と同じ火曜ドラマの「きみが心に棲みついた」からは、吉岡里帆、桐谷健太、向井理ほかキャスト1名。「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家が手がける金曜ドラマ「アンナチュラル」からは、TBS連続ドラマ初主演の石原さとみ、井浦新、窪田正孝、松重豊。彼らは東京フレンドパーク」でお馴染みの「ウォールクラッシュ」や「ハイパーホッケー」といった名物アトラクションにカラダを張って挑戦! ドラマ劇中ではけっして見ることのできない豪華俳優たちの熱き戦いを、新春からお楽しみに。「関口宏の東京フレンドパーク2018新春ドラマ大集合SP!!」は2018年1月8日(月・祝)19時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日「関ジャニ∞」丸山隆平が映画単独初主演を果たす、西田征史監督作『泥棒役者』。この度、西田監督初監督作品となった『小野寺の弟・小野寺の姉』から、向井理と片桐はいり扮する“小野寺姉弟”がカメオ出演することが明らかに。あわせて、仲良すぎのコメント映像も到着した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、2014年に公開された西田監督の監督デビュー作。向井さん演じる弟・進と、片桐さん演じる姉・より子、“日本一不器用な姉弟”の日常を描いた作品だ。そして今回、その小野寺姉弟が西田監督最新作『泥棒役者』にカメオ出演することが明らかに。2人は、劇中の重要なシーンで登場するそうで、その変わらぬ姉弟のやり取りには思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなし。また到着した映像では、「タマとミキ」の絵本を片手に『泥棒役者』を観に行こうと話し始める小野寺姉弟が描かれる。タイトルの泥棒と聞いて、「怖いやつダメだもん」と尻込みするより子を、「怖くない、怖くない」と諭す進。そして、映画について「どういうのなの?」とより子から聞かれた進は、「ラブコメ」と答えるという内容だ。この映像は、即興芝居風になっており、2人は完璧に(?)“役者”になりきっている。またコメント部分でも、2人にしか醸し出せない空気感に思わずクスりとしてしまう映像となっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月13日「カルテット」「ごめん、愛してる」などで2017年の“ブレイク女子”筆頭となった吉岡里帆が、「逃げるは恥だが役に立つ」「監獄のお姫さま」など話題作を続々生み出す火曜ドラマ枠で連続ドラマ初主演。人気コミック原作の「きみが心に棲みついた」で、桐谷健太、向井理と三角関係のラブ“ホラー”ストーリーを繰り広げることになった。原作は、若い女性たちから高い支持を得ている女性向けマンガ雑誌「FEELYOUNG」で連載中の天堂きりんによる「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」(祥伝社フィールコミックス)。自己評価が極めて低いために、他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、対照的な魅力を持つ2人の男性の間で揺れ動く様を描いていく。また“火10”こと火曜ドラマといえば、「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」など中毒性のあるラブストーリーを生み出してきた。今回は連続ドラマ初主演となる吉岡さんが挙動不審の“キョドコ”となり、桐谷さんと向井さんとの間で揺れ動く、三角関係ラブストーリーとなる。■吉岡里帆、自己評価・自己肯定感が低すぎる「キョドコ」に主人公・小川今日子は、下着メーカーの材料課勤務。幼いころから母親に妹と比較され愛情を注がれなかったため、自己評価・自己肯定感が極端に低く、オドオドと挙動不審。ついたあだ名は「キョドコ」。何事も笑ってやり過ごすくせがついており、それがうそくさい笑顔だと自分でも気づいているが、ほかにやり過ごす術を知らない。「傷つきたくない、傷つけたくない」がゆえに口下手。単に気が弱いわけではなく、心の中には発せられないまま消えていく言葉が常に漂っているため、時折あふれ出す言葉は、唐突で強烈!周囲には突拍子もない言動に映り、結果、「変な子」「極端な子」と思われてしまう。大学時代に勧誘を断れず入会したサークルで、ぼっちでいるところに優しく声をかけてくれたイケメンの先輩・星名に心惹かれ、コンプレックスを打ち明ける。星名から「そのままのキョドコでいい」と言われ、初めて自分らしさを受け入れられ理解されたように感じるが…。演じる吉岡さんといえば、いまや数々のCMに引っ張りだこ、同じ火曜ドラマ枠の「カルテット」では松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生というメインキャスト4人をかき乱す役どころで高く評価され、その後、日曜劇場「ごめん、愛してる」のヒロインに大抜擢。いま最注目の若手女優が、ついに連続ドラマの主演に挑む。桐谷健太は“熱い男”そのもの!?明るく大らか、実は繊細なマンガ編集者吉岡さん演じるキョドコに関わる1人目の男は、マンガ編集者・吉崎幸次郎。吉崎は率直で明るく、大らかで、誰に対しても遠慮なく厳しい言葉を投げかけるが、その裏には優しさ、誠実さが溢れる“いい男”。とんでもない言動を自身に向けてくるキョドコを突き放すことができず、持ち前の熱さでつい助けてしまう。そんな吉崎が自分を変えてくれるのではないかと、キョドコは強く惹かれていく。吉崎を演じるのは、「三太郎」シリーズなどCMでの好感度も高く、TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場「天皇の料理番」や映画『火花』『ビジランテ』など、数々の映画・ドラマで芯の通った熱さのある男性を好演し、“熱い男”の代名詞となりつつある桐谷さん。向井理、一見さわやかなイケメンがトラウマを植え付ける!?もう1人の男は、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣。卒業後は商社に就職、異例の出世を遂げたデキる男で、その商社が今日子の勤める下着メーカーを買収したため、星名は上司として彼女の前に再び現れる。一見さわやかなイケメンだが、裏の顔があり、自分だけを信頼し離れられなくなっていたキョドコに、度を越えた冷酷な命令を下していた。一度は距離を置くキョドコだったが、星名からの連絡は続き、会社で再会したことにより、星名に強く“依存”していた過去の感情が蘇ってしまう。自分を慕ってくる今日子に対して、心をいたぶるように楽しむ星名。彼女が自分から離れようとすると、あらゆる手を使って支配する。キョドコは吉崎との恋愛で前向きな自分に変わろうとするが、引き戻そうとする星名の“魔の手”に抗えず…。そんな好青年の顔の裏に加虐的な面をもつ星名を、思いやりのある役柄が印象強い向井さんが務め、新境地を見せる。キャスト3人からコメント到着!吉岡さんは、「連続ドラマ初主演ということで、夢のような気分でいますが、同時に身の引き締まる思いです。『必ず面白いドラマにするぞ』と、かなり意気込んでいます」と力強くコメント。「役に合わせて20センチくらい髪の毛を切りました」と明かし、「髪形が変わると、新しいことに挑戦したいという意欲が湧いてきて、これまでとはまったく違うアプローチをしてみたいという気分になっています」と語る。桐谷さん、向井さんともに初共演だが、「向井さんは、星名を演じるのが信じられないくらい清廉で、一本筋の通った、さわやかな方」、「桐谷さんは、場を和ませてくれる三枚目でクラスの人気者というイメージがあって、今回のドラマの現場も桐谷さんが明るくしてくれるのではないかとわくわくしています」とそれぞれの印象を語ってくれた。桐谷さんも「主人公がいろんな意味でぶっとんでいて、おかしな関係性もあったりで、これからどうなっていくんだろうと新鮮な気持ちで脚本を読み進めています。あまり読んだことのない作品」と語り、「ガンガン攻めていく作品になって欲しいな」とコメント。吉岡さん演じる今日子に対して「全く共感できなかったところからどう惹かれていくんだろうと気になっています。まだ演技プランは何も考えていませんが(笑)」と明かしている。原作を読んだという向井さんは「刺激的な描写も多く、ただ面白いだけではない作品だと感じました。日常にありそうで、でも実際に経験したくはないなと思うことが疑似体験できる」とコメント。「今回のラブ“ホラー”ストーリーの中で、“ホラー”要素を担当する」が「ただ怖いだけでなく、人間的な弱さなどを見せることで、本当にどこかに存在する人物のように演じたい」と、意気込みを語っている。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は2018年1月、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日気になる男性が年下の場合、どうしても年齢がネックとなって、積極的に働きかけることができない…そんな女性は多いのではないでしょうか。特に相手が「年上の女性は苦手」「恋愛対象として見られない」と思っていそうな場合はアプローチしづらいですよね。でも、周りを見てみると、年下男性×年上女性のカップルは案外多いもの。そこで今回は芸能界や映画、ドラマをお手本に、年上の魅力を知ってもらうコツをご紹介します。■芸能人に学ぶ!年下男子と付き合うコツ女性が年上の夫婦としてまず挙げられるのが、小雪さんと松山ケンイチさん、国仲涼子さんと向井理さん。また、最近ドラマやCMでの露出が増えてきている濱田岳さんも、9歳年上のモデル・小泉深雪さんと結婚しています。いずれも芸能界という同じ世界に身を置いている者同士なので、男性は、自分のことや仕事に理解を示してくれる相手を、居心地良く感じるのかもしれません。芸能界に限らず、相手の立場をしっかり理解し、広い心を持って受け入れ甘えさせてあげる包容力。これこそが年上女性の最大の魅力と言えるでしょう。もし気になる彼が年下なら、悩みを聞いたり、さりげなくフォローしてあげたりしてみては。年上女性がちょっぴり苦手な男性だって、ピンチの時に助けてもらえば心を開いてくれるはずです。年上女性に対してどう感じるか、一般の男性にリサーチしてみました。■年下男子が年上をかわいいと思う時・「仕事をバリバリこなし、カッコよくてスキがない女性の先輩。その姿とは裏腹にハンカチがサンリオのキャラクター。それをツッコんだら、顔を真っ赤にして『好きなの』って。かわいすぎ」(28歳/デザイン会社)・「趣味のサークルの飲み会で、すごく庶民的な居酒屋に行ったときに『おいしいなぁ~こういうの大好き』って、料理を幸せそうに食べてる年上女性にキュンとしました」(27歳/経理)年上女子がリラックスしている瞬間や素直に喜怒哀楽を表現しているとき、親近感を覚えるような意外な一面を見せたときに男性は、かわいいと思うようです。■逆に「苦手だな」って思う瞬間は?・「『どうせおばさんだと思ってるんでしょ』ってひがんだり、『あなたみたいな若い子にはわからないでしょうけど』と年下ってだけで上からの態度を取られると、年上の女性ってヤダなぁ…なんて思います」(26歳/印刷)・「若い女の子をいびったり、嫉妬したりしてるの見ると『年上の女性って見苦しいなぁ』と感じる」(28歳/流通業)周りはさほど意識していないのに、やたらと年齢を気にしてひがみっぽい女性や、相手が年下だからと子ども扱いするような女性は敬遠されがち。年上だからこそ、余裕があるところを見せたいですよね。■映像に学ぶ年下男子を惹きつけるコツここでドラマや映画に登場する、年下男性と付き合う年上女性の魅力をチェックしてみましょう。◎周りへの気配りを大切に『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、石田ゆり子さん演じるアラフィフ女性・百合ちゃんは、大谷亮平さん扮する年下男子・風見涼太に想いを寄せられ、最終的に2人は結ばれます。キャリアウーマンの百合ちゃんは、誰に対しても裏表なく、周囲の人を大切にしている女性。年齢や性別に関係なく周りに気を配れる大人の女性に魅力を感じる男性は多いもの。百合ちゃんのように、細やかな心遣いができる余裕のある女性を目指しましょう。◎年相応の美しさを大切に『東京タワー』で、岡田准一さん演じる透は、母親ほども年が離れた女性・詩史(黒木瞳さん)に恋をします。詩史は透明感のある涼やかで上品な女性。音楽や絵など、美しいものにしか興味が無い透にとって、まさに理想の女性なのです。無理に若づくりしたり、年齢をごまかしたりする必要はありません。詩史のように、年齢に見合ったしなやかな美しさを持つ年上女性に惹かれる男性はたくさんいるはず。◎かわいげを忘れない『人のセックスを笑うな』は、19歳のみるめ(松山ケンイチさん)と、39歳の美術講師ユリ(永作博美さん)の恋愛模様を描いた作品です。ユリは自由奔放で素直。そんなキュートな魅力にみるめはどんどん溺れていきます。ユリのようにかわいげがある女性は何歳になってもとってもチャーミング。年下といえども男性は、女性のかわいらしさに惹かれるものなのでしょう。■年上ならではの魅力を発揮しよう年上の余裕と包容力、そして女性ならではの美しさと愛きょう、弱さを兼ね備えている大人の女性は、誰が見ても魅力的。自分のほうが年上だからと卑屈にならず、素敵な女性を目指しましょう。そうすれば「年上の女性は苦手」と公言していた年下男子も、あなたに惹かれてしまうかも。ライタープロフィールパル吉兵庫県の片田舎、相生市生まれ広島在住のこじらせ系アラフォーママライター。お酒と読書と音楽と広島東洋カープが好き。恋するトキメキはもっと好き。「夢を見ることこそ人生である」をモットーに、女に磨きをかけるべく、日々奮闘中。もっとも、いまだ原石のママとの噂もあるとかないとか。
2017年10月16日