ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。“夫婦の日”である2月2日(土)より公開を迎える本作の待望の予告編がこのたび遂に公開となった。木々や動物たちの声が聴こえるツマ(宮崎あおい)。背中に大きな鳥のタトゥーが入った売れない小説家のムコ(向井理)。満月の夜、2人は出会い、すぐに結婚する。お互いに“秘密”を抱えていたが、それでも穏やで幸せな日々を過ごしていた。だが、ムコ宛に届いた宛名のない一通の手紙をきっかけに、2人の関係は大きく揺らぎ始める――。主演の宮崎さん、向井さんを筆頭に濱田龍臣、浅見姫香、柄本明、リリー・フランキー、緒川たまきら豪華出演陣が名を連ねる本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で巧みに映し出す。今回、公開となった予告編ではツマとムコの出逢いから、彼らが微妙にすれ違っていく姿までが確認できる。中でも気になるのは、向井さん演じるムコの背中に大きく入ったタトゥー、さらにキャスト陣の関西弁だ。「ムコさんには忘れられない恋人がいるんだよ」というツマのセリフがあるが、ムコのタトゥーはその“忘れられない恋人”に関係あるのだろうか…?発売が1月30日(水)に決定した「ゴスペラーズ」による楽曲「氷の花」が彼らの優しくも不器用な愛にそっと寄り添う。「ムコさんを返してください」と涙ながらに訴えるツマ。一体2人の間に何が起こったのか?まずはこちらの予告編からチェックしてみて。『きいろいゾウ』は2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年12月06日お手頃な価格で、細い道でも小回りが利く便利な軽自動車。そんな軽自動車が似合いそうな男性の有名人といったら誰が思い浮かぶだろうか?マイナビニュース会員の男女500名に聞いてみた。※敬称略Q.軽自動車が似合いそうな男性有名人と言えば誰ですか?(複数回答)1位 猫ひろし 7.8%2位 スギちゃん 3.8%3位 岡村隆史 3.2%4位 小池徹平 2.8%5位 えなりかずき 2.0%■猫ひろし・「小さくてサイズがぴったり」(33歳男性/機械・精密機器/営業職)・「軽自動車以外思いつかない。軽なら何でも」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)・「小さいけどスタミナあるし、燃費がいいから」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■スギちゃん・「軽に乗って節約してそうだから」(24歳女性/その他/その他)・「あぁ、お金なかったんだなぁと思いそう」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「スポーツカーなんかよりも逆にワイルドかも。イメージはジムニーとか」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)■岡村隆史・「サイズがちょうどいいと思うから」(34歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ソフトなイメージ、実際に軽自動車を運転していそう」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「小柄でピッタリだと思う。イメージはミラ」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■小池徹平・「笑顔がかわいいから」(25歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「優しいイメージが軽自動車に似合うため」(28歳男性/機械・精密機器/技術職)・「かわいらしいイメージがあるから。イメージはタント」(23歳女性/情報・IT/事務系専門職)■えなりかずき・「庶民的」(44歳男性/医療・福祉/専門職)・「エコな感じが似合いそう」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「コストを気にしそう」(28歳男性/金融・証券/販売職・サービス系)■番外編:意外!?こんな有名人も軽自動車が似合いそう・「ホンジャマカの石塚英彦:身体のサイズと車のサイズのギャップがかわいい」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「竹内力:あのガタイで軽を運転するのはおしゃれに感じます」(45歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)■総評1位を獲得したのは「猫ひろし」で、小柄なところが軽自動車に似合う、といった回答がほとんどだった。2位は「スギちゃん」。こちらは苦労人のイメージが強いようで、「節約してそうだから」などの意見が多かった。3位は「岡村隆史」。猫ひろしと同様に、小柄なところが軽自動車と似合いそう、という回答が最も多かった。また「男性で独り身なので」という意見も。続いて4位は「小池徹平」。他の芸能人と理由が異なり、かわいらしいルックスからイメージを喚起したようだ。そして5位は「えなりかずき」。こちらは「運転がおとなしそう」「顔や性格からして軽が似合いそう」など、真面目そうな人柄も反映された結果となった。小柄な人気芸人が上位を占めた今回のアンケートだったが、草食系のイメージがある人物も軽自動車が似合うと感じるようで、カラテカの入江慎也や向井理などを挙げる人もいた。また一見、軽自動車が似合わなそうな人物を、あえて挙げた回答も。「所ジョージ:車好きの所さんの手にかかれば軽自動車もおしゃれな車に早変わりしそう」「KONISHIKI:不釣り合いなとこ」などの意見も興味深かった。調査時期: 2012年10月22日~2012年10月24日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性279名 女性221名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日2012年12月12日(水)が、チョコレート菓子「ダース」にちなんだ“12”並びの100年に1度の「ダースの日」。この記念すべき日に先駆け、女優の宮崎あおいが12月5日(水)、青山ダイヤモンドホールにて「HAPPY DARS DAY!!」発表会と題し、今年あった「いいこと、12コ。」を報告した。1993年に発売されたチョコレート菓子「ダース」は、今年で誕生19年目、来年には20年の節目を迎える森永製菓のロングランヒット商品だ。粒チョコタイプで手軽に食べられるということもあって、女性を中心に長年愛され続けてきた。3年前から「ダース」のCMでイメージキャラクターを務める宮崎さんが、この日のイベントでもゲストとして登壇。この日のファッションは、ミルクチョコレート・カラーのワンピースに、「ダース」をイメージしたという赤いマニュキュア&ネックレスで登場し、かわいらしい衣装に笑顔を見せた。「ダース」のキャッチコピーでもある「いいこと、12コ。」だが、宮崎さんの今年あった“いいこと”は、自身が語る通り「小さな幸せの積み重ね」だったのだとか。先日、誕生日を迎えたとあって「27歳になりました」や、「長野にた沢山行きました」と現在放送中のドラマ「ゴーイング・マイ・ホーム」での撮影でお気に入りの場所となった長野での思い出を挙げた。しかし、一方で、「イカの塩辛が美味しく作れた」や白子が好きだからと「冬がやって来た」を挙げるなど、意外な“オヤジ”の一面も披露し、報道陣を沸かせていた。それでも、「やっぱり女の子にはチョコレートですね。いつも元気をもらえます。冬はあったまるので、チョコレート・フォンデュなんかもいいなぁ」と甘いチョコレートに思いを馳せ、とろけるような笑みを浮かべていた。そんな宮崎さんは今後、向井理と共演の『きいろいゾウ』(2013年2月2日)、松田龍平主演の『舟を編む』、忽那汐里や安藤サクラらと共演する『ペタル ダンス』(2013年4月20日)の公開を控えている。■関連作品:ペタルダンス 2013年春、渋谷シネクイントほか全国にて公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年12月05日俳優の向井理(30)が5日、都内で行われたペンタックスのデジタル一眼カメラ『TRY!Q10 体感キャンペーン』記者発表会に出席した。近づくクリスマスの思い出を聞かれた向井は「あんまり思い出がないんですよね。毎年クリスマスになると寿司が食べたくなるので出前をとってますね」と意外なこだわりを明かし、「クリスマスは和食の出前がくるスピードは早いですよ。狙い目です」と笑顔で明かした。【写真】向井理、THE BAWDIES、チャッピー人形全員で記念撮影趣味でよく写真撮影をする向井は「一度個展を開いたんですけど、風景や花が多いかな。最近では、犬の顔を魚眼レンズで撮影するのにハマってます」とマイブームを紹介。また、来年の抱負については「今年で30歳になったので、来年も今年同様に忙しくしたい。30代を充実させたいですね」と意気込んだ。同イベントに出席した4人組ロックバンド・THE BAWDIESは「カメラが好きで、メンバー同士で頻繁に撮影会をします。学生時代からの付き合いなので、お互いが一番素の笑顔を引き出せます」と語っていた。また、イベント中には向井理が出演する『PENTAX Q10』のCM衣装を着たチャッピー人形が初お披露目された。
2012年12月05日キリンホールディングスのキリン食生活文化研究所は21日、「職場の人とのお酒の飲み方」についての調査結果を発表した。同調査は、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットで飲酒に関する意識調査を実施し、7,142名の有効回答をまとめたもの。調査期間は10月9日~22日。「職場の人とお酒を飲みに行く予算は?」との問いに対して、1回あたりの平均予算は、昨年より39円マイナスの4,208円となった。地域別に見ると中国、四国、北陸の順に高く、九州・沖縄がもっとも安い。飲む相手別では、同僚と飲むときにもっとも節約志向が強まっている。上司とは3,899円(昨年比マイナス18円、以下同様)、同僚とは3,822円(-156円)、一方、部下とは4,903円で昨年よりプラス56円と2008年からの減少も下げ止まった。プライベートでは、身近な相手ほど節約傾向が見られ、友人とは3,879円(-273円)、恋人とは5,003円(-116円)。「職場の人と飲みに行く頻度」に対しては、「同僚」が多いが、それでも「2~3カ月に1回」どまり、次いで「半年に1回」となっている。なお、外で飲む機会は「月に1回」がもっとも多い。「職場の人とお酒を飲む機会の必要性」については、同僚・上司・部下ともに約半数が「必要」と回答した。「上司と」の機会が必要と答えたのは若年男性がもっとも高く47.0%。一方、若年女性は「同僚と」が高い。また、男性ではすべての年代で「部下と」が高い。「一緒にお酒を飲みたい上司と部下を有名人で言うと?」で挙がった回答は、「男性上司」は2年連続北野武、「女性上司」は4年連続天海祐希がトップとなった。「男性部下」は向井理、「女性部下」は綾瀬はるかがそれぞれ3年連続でトップとなった。剛力彩芽は昨年得票圏外から8位に躍り出た。「一緒にお酒を飲みたい同僚」は、男性は福山雅治が4年連続でトップ、女性は天海祐希に代わり初めて菅野美穂がトップに立った。「お酒を飲むことの効果・効能」は、20代女性は「おつきあいを円滑にする」「相手と親密になれる」「仲間とワイワイ楽しく過ごせる」が高く、同年代の男性と比べても高い。また、男女ともに「リラックスした気分」「仕事を終えてお疲れさまという気分」「食事がおいしくなる」は20代で低かった。「誰とお酒を飲む機会を増やしたいか」に対しては、20代男女ともトップは「高校・大学の同級生」。20代男性では、「一人で」「仕事関係の仲間」「恋人」「おさななじみ」「父親」が続く。20代女性は、「恋人」「仕事関係の仲間」「一人で」「おさななじみ」「母親」の順で、さらには「姉妹」「ママ友」など、多様な結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日公開中の堺雅人、山田孝之共演の映画『その夜の侍』。本作を鑑賞した俳優の向井理や女優の松雪泰子をはじめ、各界の著名人、ライターから絶賛のコメントが届いている。その他の写真本作は、劇団「THE SHAMPOO HAT」を率いる赤堀雅秋氏が、自ら作・演出・主演を務めた同名舞台を改稿し、監督を務めた作品。ひき逃げ事件で妻を失った思い出から抜け出せず、犯人への復讐を計画することで自分を保っている主人公・健一(堺)と、ひき逃げ犯の木島(山田)、そして彼らを取り巻く周囲の人々が抱える孤独や葛藤を描いた人間ドラマ。試写会では鑑賞後、「すぐに言葉にできない」との声が多く、堺、山田の魂のぶつかり合う演技や、新井浩文、綾野剛、田口トモロヲ、谷村美月、安藤サクラなど脇をかためるキャストに、「とにかく凄かった」と感想が寄せられているようだ。本作は復讐劇という導入から、人との繋がりを問いかけ人間の本質に迫った人間ドラマであるが、松雪は、「観客の想像力も自ずとひろがっていく作品。登場人物達が哀しく、無様であり、滑稽で愛おしく人間的」と語っており、向井も、「荒んでいく人間たちとその様相を淡々と、そしてリアルに切り取っていく。かなり挑戦的な作品に衝撃を受けました」と絶賛している。また、「匂い立つ、汗まみれの人間讃歌!」(演出家・長塚圭史)や、「作家、赤堀雅秋氏の作品には必ずといっていいくらい、ニオイが立ち込める」(女優・鈴木砂羽)と、スクリーンから放たれる独特の“匂い”についてのコメントも。そのほか各界著名人、ライターから寄せられたコメントや、一般試写での感想も本作の公式サイトにて紹介されている。本作は、モントリオール映画祭やロンドン映画祭に出品した際、その演出力が高く評価されただけあり、海外でも日本でも絶賛の声が多く上がっているようだ。『その夜の侍』公開中
2012年11月20日人にうそをついてはいけない。これは当たり前のことですが、誰かを守るためだったり、喜ばせるためだったり、相手に気を遣ってうそをついたことはありませんか?そこで今回は、マイナビニュース会員1,000人に、最近ついた「優しいうそ」について聞いてみました。調査期間: 2012/10/9~2012/10/13アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:1,000件■恋愛編・恋人が一生懸命作ってくれたご飯を、おなかが張り裂けそうだったけど完食した(31歳/男性)・浮気してもしてないと言った。完ぺきなうそは人を傷つけない優しいうそだと思う(24歳/女性)・だんなが得意そうに話していた内容を知っていたけど、知らないフリをした(28歳/女性)・恋人に「太ったと思わない?」と言われ、「そんなことないよ」と言った(28歳/男性)・アラフォー独身の男性に、向井理より爆笑問題の太田が好きと言ったこと(32歳/女性)恋愛においては、相手を傷つけないためにつくうそって多いですね。ただ、浮気をしているのにしてないと言うのは優しいうそなのか少々疑問ですが……。■仕事編・先輩のミスを、自分のミスですと上司に謝罪したこと(24歳/女性)・飲み会で上司がかなり酔ってきわどい質問をされたが、次の日に「何か変なこと言わなかったかな?」という質問に対して、特になかったと答えたこと(27歳/男性)・仕事が全然できない新人に「すぐできるようになるよ」と言った(25歳/女性)・仕事で徹夜したとき同僚にすぐ帰ったよといった(37歳/男性)仕事の上でつくうそは、相手を思いやる優しさというよりも、気まずい感じにならないためのうそって感じですね。たとえ自分がミスをしていなくても、「これは先輩のミスです!」なんて恐ろしくて言えません。■家族編・実家から送ってもらった果物が悪くなっていたが美味しかったと言ったこと(30歳/女性)・遊園地で子どもと一緒に乗った、本当は苦手な乗り物に一緒に乗って、楽しいと言ったこと(42歳/男性)・保育園に子どもを預ける時に、本当は夕方まで迎えに来ないけど「すぐ来るね」(29歳/女性)・子供にサンタは信じていたら必ず来るよと言う(49歳/男性)自分の親や子に心配をかけたくないという思いからついたうそは、愛であふれていますね。サンタクロースがいるっていうのも、ある意味子どもの夢を壊さないために必要なうそですよね。■そのほか・電車でヒールで足を踏まれてものすごく痛かったけど、美人だったので「全然大丈夫です」と言った(26歳/男性)・ペットがブサイクだと悩む友人に、かわいいと言ってあげた(31歳/女性)これは優しいうそと言うんでしょうか……。優しさがあるような、ないような。相手のことを思ってつくとはいえ、うそにもいろんなうそがあるんですね。あなたは最近どんな「うそ」をつきましたか?(文/こうのゆみこ)
2012年11月10日富士工業は9月28日から10月1日にかけて、全国の20代~60代の男女300人を対象に「鍋」に関連するインターネット調査を実施した。まず、「鍋料理は好きですか?」と質問したところ、「好き」が56%、「まあまあ好き」が31.3%で、合わせると9割近い人は鍋料理が好きであるという結果になった。「嫌い」「あまり好きではない」は2%で、鍋料理は冬の代表料理として多くの人から支持を受けているようだ。続いて、冬時期(11月~2月)における鍋料理を食べる頻度を調査したところ、1位の回答は「週に1回程度(44.1%)」。週に2・3回程度と合わせると、64.3%の人が週に1回程度がそれ以上鍋を食べるという結果になった。次に、鍋料理を食べるシーンについて聞くと、86.7%の人が「自宅で家族と食べる」と回答した。また、家族と食べる時に合う鍋料理は「すき焼き」、友人と食べる時に合う鍋料理は「寄せ鍋」とのこと。また、恋人と食べる時に合う鍋料理は「しゃぶしゃぶ」、ひとりで食べる時に合う鍋料理は「おでん」と、食べる相手によって合うと感じる鍋料理が異なることが分かった。家で鍋料理を食べる時に気になることを調査した結果、1位は「食べ過ぎてしまう(41.0%)」、2位は「部屋ににおいがこもる(34.3%)」だった。「壁紙や天井が汚れる」も9.3%の回答があり、鍋によって「部屋のにおいや壁・天井の汚れ」を気にする人が多くいるようだ。最後に一緒に鍋料理を食べたい有名人について尋ねると、1位は向井理、2位はSMAPと嵐、4位は福山雅治、5位はタモリというけっかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日オーネットはこのほど、会員に婚活サポートを行う結婚アドバイザーたちによる「結婚のお世話をしたい芸能人2012」についての投票を実施し、結果を発表した。9万人以上の成婚を生み出したプロの結婚アドバイザー109名の投票によるもの。男性芸能人の1位は福山雅治さん。昨年に続いての1位獲得となった。”いい男”であるが故に、アドバイザーは結婚の行方がとても気になるようで「早く結婚してほしい」「希望のお相手を聞いてみたい」というコメントが多く寄せられたという。2位は、堺雅人さん。前回7位からの大幅ランクアップとなった。3位はSMAP のメンバー、草彅剛さん。「人柄が良さそう」、「素直そう」などのコメントがあった一方で「好きなお相手に告白する勇気もなく、一生独身の感じがするので」という辛口のコメントも。4位は、昨年2位だった堤真一さん。5位は同数で西島秀俊さんと竹野内豊さんだった。7位は向井理さん。向井さんは同社が実施した「独身女性が結婚相手に望む条件に関する意識調査」において「三平女子」の理想の結婚相手No.1だという。一方、女性芸能人は天海祐希さんが堂々の1位を獲得(前回は2位)。今秋からスタートしたドラマ「結婚しない」での、結婚しない道を選択する役柄が、結婚アドバイザーのおせっかい心を刺激したのではと調査では分析している。2位は、最近ダイエットをしてきれいになったと評判の優香さん。3位の菅野美穂さんも天海祐希さんと同じドラマに出演している影響のよう。4位と5位は、バラドル出身の森口博子さんと島崎和歌子さん。前回1 位を獲得していたアラフォー女優の鈴木京香さんは、上位へのランクインの期待を覆し、6位へ後退した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。本作の公開を記念して、移動販売型店舗の富良野メロンパンとのコラボ商品「きいろいゾウぱん」が期間限定で販売されることが決定!片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常から、一通の手紙をきっかけに少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で巧みに映し出す。このたび発売が決定した、富良野メロンパンとの映画コラボレーション作「きいろいゾウぱん」は、宮﨑さん演じる“ツマ”の過去に関わる重要なキャラクター「きいろいゾウ」をイメージしたもの。もっちり、ふわふわのパン生地にサクサクのバナナ風味のかわいいゾウさん型クッキーがトッピングされている。さらにパン生地の中にはバナナクリームが入っており、かわいいだけでなく満足度も高いメロンパンに仕上がっているよう。「きいろいゾウぱん」は移動販売型店舗にて、11月1日(木)~3月末まで期間限定で販売予定。映画にちなんで、販売価格は「夫婦円満」の税込み220円(ふうふ)となっている。「きいろいゾウぱん」を食べてから劇場に足を運べば、より本作の世界観に浸ることができるはず。『きいろいゾウ』は2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。「きいろいゾウぱん」※移動販売型店舗のため、定まった店舗はもっておらず様々な場所で販売。販売期間:2012年11月1日()木~2013年3月末(予定)価格:220円(税込)販売場所案内:0120−194−963(営業時間9:00~17:30内のみ/土日祝休み)公式サイト:■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年10月30日第25回東京国際映画祭が華々しく開催されている10月。今月は映画祭の上映作品をはじめ、北野武監督や園子温監督作品、特撮やアニメ、アイドル系まで様々なジャンルの映画が公開されている。そこで今回は、10月公開映画の中で最も期待している映画を女性394名に聞いてみた。>>男性編も見るQ.10月公開映画の中で期待している作品は?(単一回答)1位『新しい靴を買わなくちゃ』21.1%2位『くろねこルーシー』14.7%3位『アウトレイジ ビヨンド』9.4%4位『ロラックスおじさんの秘密の種』7.9%5位『ツナグ』6.3%6位『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』5.6%7位『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』5.2%8位『最終目的地』4.1%9位『ザ・レイド』3.8%10位 『映画 スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ!』3.3%1位はドラマ『ロングバケーション』の脚本家として知られる北川悦吏子が監督&脚本を務めた『新しい靴を買わなくちゃ』。「恋愛ドラマの神様」とも呼ばれる北川が手がけた作品だけあり、「タイトルがかわいいから」(23歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)と、表題だけで多くの女子の心を引きつけた模様。また「主演の2人が魅力的だから」(23歳/小売店/販売職・サービス系)のように、向井理と中山美穂の共演を楽しみにする声も多かった。日本映画としては異例のオールパリロケが行われたため、「景色の美しさに期待」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)という声も。一方、ドランクドラゴンの塚地武雅が主演を務める2位の『くろねこルーシー』は、「猫が好きだから」(22歳/その他/その他)という理由で支持する人が圧倒的ではあったが、日本アカデミー賞新人俳優賞受賞歴もある「塚地の演技が好きだから」(27歳/生保・損保/営業職)という声も少なくない。今春、東名阪ネット6局で放送された「テレビドラマを欠かさず見ていた!」(29歳/医療・福祉/事務系専門職)といった意見も寄せられている。ドラマ版に続き、メガホンを取るのは亀井亨監督。塚地が演じるダメダメ占い師の鴨志田賢が、黒猫たちとの出会いをきっかけに、人生でかけがえのない大切ものに気づいていくという心温まる物語が描かれている。3位は男性編で1位だった北野監督作品の『アウトレイジ ビヨンド』。前作を見たからという声はやはり多かったが、女性に人気の加瀬亮をはじめとした「出演陣が豪華なので気になる」(29歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)という意見も多い。男性編ではランク外で、女性編では4位の『ロラックスおじさんの秘密の種』は、アメリカのベストセラー児童作家ドクター・スースの原作『Dr. Seuss’ The Lorax』を映画化したもの。アメリカの3Dアニメに対して「キャラがかわいい」」(22歳/その他/その他)という声が寄せられているが、ハリウッド作品の日本語吹き替えに初挑戦した志村けんのほか、能年玲奈、トータス松本、山寺宏一、宮野真守、LiLiCoといった豪華な吹き替え版キャストにも注目。そして、男性編10位の『ツナグ』は女性編では5位。「感動できそう」(25歳/金融・証券/事務系専門職)という声のとおり、死者との再会を望む人々とその仲介を司る使者(ツナグ)として他人の人生に深くかかわっていく一人の少年を描いた感動大作だ。■総評バイオレンスやアクション、特撮、アニメなどがランクインした男性編とは異なり、ラブストーリーの『新しい靴を買わなくちゃ』、ハートウォーミングストーリーの『くろねこルーシー』が1、2位に。感動ストーリーやアニメが多く選ばれている女性編ランキングの中で、3位に入った『アウトレイジ ビヨンド』は大健闘と言えるだろう。NHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に出演し、人気急上昇中の松坂桃李が主演を務める『ツナグ』は第32回吉川英治文学新人賞を受賞した小説の映画化作品。原作同様に胸にしみるような感動で心が満たされることを期待したい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年8月23日~8月31日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性394名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【女性編】スポ根よりもアツく、ラブストーリーよりも泣ける!将棋マンガランキング中山美穂「アクションコメディーをやりたい」と向井理との再共演を熱望完全版(画像などあり)を見る
2012年10月27日電動工具メーカーのブラック・アンド・デッカーは、全国の20代から30代の未婚女性300人を対象に、「DIY」をする男性への好感度などについてアンケート調査を実施。その結果、未婚女性の約6割が「DIY男子」に好感を持っていることがわかった。調査時期は9月14日から9月18日。「DIY」とは、Do It Yourselfの略で、専門業者に頼ることなく生活空間を自分で工事することをさす。日曜大工とも言われる。「DIYをする男性に好感を持ちますか?」と尋ねたところ、「好感を持つ」という独身女性は全体の約6割。「好感を持たない」と回答したのは6%で、ネガティブなイメージを持つ女性は少ないことがわかった。また、「DIYをする男性に好感を持つ理由は?」という質問では、20代・30代ともに「頼りになりそう」が84.4%で最も多く、このほか30代の約7割が「器用そう」、20代の約5割が「男らしい」をあげている。また、女性のDIY人気を反映してか、24%が「一緒にDIYをしてみたい」をあげていた。「男性にしてもらいたいDIYの内容は?」という質問では、「住まいの修理・メンテナンス(59%)」、「家具の組み立て(57%)」などが上位を占め、身近な困りごとを解決してほしいという現実的な志向がうかがえる。一方、「手作り家具や収納」や「ウッドデッキ」といった内容は3割以下だった。なお、「DIYが似合うと思う有名人は?」という質問では、「向井理さん」がトップ。次いで、「所ジョージさん」、「山口智充さん」、「坂口憲二さん」、「山口達也さん」となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日日本からパリへ観光に来た青年・セン(向井理)と、セーヌ川のほとりで偶然出会った日本人女性・アオイ(中山美穂)の運命的な恋。『新しい靴を買わなくちゃ』に描かれている、折れてしまったヒールをきっかけに知り合うというちょっぴりファンタジックな恋に、きゅんとする女性は多いハズ。でも、やっぱりこんなにドラマティックな恋は映画の中だけのこと…!?そこでシネマカフェ女性読者にアンケートを実施。なんと4人に1人は、実際に旅行先で恋した経験「アリ」との結果が明らかになった。そして見えてきた“旅先で恋をする”パターンとは…。今回のアンケートで「恋する相手」として最も多かったのが、ガイドさんやインストラクターさん。「タイに行ったときに、現地のツアーガイドさんがすごく優しくてカッコよかったので、夕食の美味しいお店を聞いて自分から誘いました。本当にいいなと思ったのですが、彼女がいました…」(30歳・女性)、「友達と初めて行ったスキー旅行で、スキー・インストラクターの年下のイケメンくんに“きゅん”ときてしまいました。タイミング良くお昼を一緒に食べたのですが、胸いっぱいなのか食欲が出ませんでした」(39歳・女性)、「カッコいい現地ガイドさんに一目惚れしたことがあります。でもメルアドを効く勇気もなく、そのまま帰国でした」(24歳・女性)。知らない土地で頼りになるガイドさんや、優しく教えてくれるインストラクターさんはいつだってカッコよく見えるもの。実際のデートにまで発展した人、その場のときめきで終わってしまった人、様々ですが、ただ、その状況だからこそ、より一層素敵に見えていた?という可能性は否めないかも。また、シチュエーションとして最も多かったのは「一人旅」。「学生の頃、ヨーロッパ一人旅をしていたら、ユースホステルの食堂で話しかけて来てくれた男の子とすごく仲良くなりました」(30歳・女性)、「初めての一人旅で観光地で自分撮りをしていたら、同じく一人旅のアメリカ人から『お互い撮り合いっこしましょう』と会話が始まり、それからお付き合いが始まった」(26歳・女性)、「ニューヨークに遊びに行ったときに、Sohoをひとりで歩いていたら迷ってしまいました。そのときに声をかけてくれて助けてくれたアジア系男性がとっても素敵でした。助けてもらっただけですが、空港から電話したら空港まで会いに来てくれました」(37歳・女性)。男女の恋に限らず、様々な出会いがあるのが、一人旅の醍醐味の一つであることは間違いなし。グループでいるよりひとりの方が声をかけられやすいということや、予定に融通が利きやすいということもあるでしょう。ただし、くれぐれも怪しい人に付いていかないように要注意。『新しい靴を買わなくちゃ』でも、ホテル名を忘れてしまったセンは、パリ在住でフランス語ペラペラのアオイに助けてもらうことで関係が深まるわけですし、ひとりで特に予定も決まっていなかったからこそ、アオイと時間を過ごすことに。この2つの条件は、“旅先で恋する”近道と言えそう。映画のようなロマンティックな出会いに憧れる人は参考にしてみては…?『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月23日俳優・向井理の主演舞台『悼む人』が東京・パルコ劇場で10月19日(金)に開幕する。天童荒太が7年の歳月を費やして書いた同名小説を堤幸彦の演出で舞台化するもの。全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける主人公・坂築静人を向井が務める。開幕前日の18日、堤と向井、共演の小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭が会見に応じた。『悼む人』チケット情報向井は「難しい役ですね。まだ迷っているところもありますし。確立されているキャラクターではないので、迷いを抱えたまま答えを見つけずにやっていければいいかなと思ってます」と現在の心境を語った。また、役づくりについては「原作を読んでもピンと来なかった。結局この人は何だったんだろうという人を演じるのは難しいなと思いますね。ただ、北海道から福岡まで本当に旅をしていけるので、その中で変わっていけたら面白いかなと思います」と抱負を述べた。今回の舞台は、静人と、かつて夫を殺した罪で服役し静人と行動を共にする倖世(小西)、旅先で静人と出会った週刊誌の記者・蒔野(手塚)、そして静人の母(伊藤)と妹(真野)の5人の姿を通して描かれる。それぞれの登場人物によるモノローグと印象的なイメージ写真を使った演出で、原作の世界観をスタイリッシュにみせる。8年ぶりの舞台となる小西は「今は自分のことで精一杯です。日々、いっぱいいっぱいです」とコメント。真野は「子供を身ごもる役なので毎日悩んでいますが、この舞台が終わるころには顔つきが変わったねと言われるようになりたい」と意気込みを見せた。伊藤は「楽しくやらせていただいてます。向井さんは情熱的でピュアな方なので今回の役にぴったり」と褒めると、隣で向井が恐縮する一幕もあった。公演は東京を皮切りに、大阪、名古屋、札幌、福岡、神奈川ほか全国11か所を巡演する。なお、チケットぴあでは東京公演の当日券予約を電話で受付ける。詳細はHPで告知。また大阪と神奈川公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを大阪は10月19日(金) まで、神奈川は10月25日(木)まで受付中。
2012年10月18日俳優の向井理が10月18日(木)、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた主演舞台「悼む人」の最終舞台稽古を前に、共演する小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭、そして演出を手掛ける堤幸彦監督と共に取材に応じた。原作は天童荒太氏が7年の歳月をかけて書き上げ、第140回直木賞を受賞した同名小説。向井さんは、死者を“悼む”全国放浪の旅を続ける主人公・坂築静人を演じており、「とても難しい役柄で、まだ迷っている状態だが、舞台ならではのプレッシャーを楽しみながら、しっかり着地していければ」と初演を翌日に控えた、いまの胸中を率直に語った。向井さんが演じる静人は、報道を手がかりに、事故事件に巻き込まれて亡くなった人々を、その現場で悼むため、日本中を放浪しているという設定。そんな静人の旅に、夫殺しの罪で刑期を終えた女(小西さん)、人間不信の雑誌記者(手塚さん)、恋人の子を身ごもる静人の妹(真野さん)、末期がんを患う静人の母(伊藤さん)ら5人の思いを重ね合わせ、人間の死生観を浮き彫りにする。今回の舞台化では、各キャラクターのモノローグを生かした芝居と、印象的なイメージ映像を交えて、原作の世界観が再構築される。堤監督は天童氏の著書「包帯クラブ」を映画化した経験があり、「今回も小説を読んで、やってみたいと思った。主演には向井くんの顔がすぐに浮かんだ」と向井さんの起用を説明。東京公演を始め、全国11か所で上演されることになっており、向井さんは「楽しみなのは、ご当地の食べ物とお酒。それしかないです!」とモチベーションを上げていた。小西さんにとっては、今回が約8年ぶりの舞台出演で「日々いっぱい、いっぱいですね」と公演初日を前に少々焦り気味?来年2月にハロプロからの卒業を発表している真野さんは「子どもを身ごもった経験はないので、難しさを感じますね。でもとても勉強になっているし、公演が終わったときに『顔つきが変わったね』と言われるように頑張りたい」と女優としての第一歩に意欲満々。伊藤さんは「情熱的でピュアなところを持っている男性」と“息子”向井さんを語っていた。舞台「悼む人」は、10月19日から28日まで渋谷・PARCO劇場で上演される。舞台「悼む人」公式サイト:■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年10月18日注目の女性作家・西加奈子氏のロングセラー小説を実写映画化した『きいろいゾウ』の主題歌に、ゴスペラーズの新曲『氷の花』が決定した。『きいろいゾウ』の作品画像本作は、宮崎あおいと向井理が初共演にして“夫婦役”に挑んだラブ・ストーリー。木々や動物の声を聞くことができる不思議な妻と売れない小説家の夫が、さまざまな出来事を乗り越えながら、愛し合うことの痛みや喜びを知っていく。監督は『余命1ヶ月の花嫁』『雷桜』などで知られる恋愛映画の名手、廣木隆一氏が務める。主題歌となる『氷の花』は、宮崎あおい演じる女性“ツマ”をイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲。タイトルには「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められ、夫“ムコ”と出会い、ひとりの女性として成長していく女性の心情を見事に表現している。今回の起用に関して映画プロデューサーの松本整氏は、「劇中の夫婦には、“夫が妻を見守り優しく包み込んでいる”という特徴があります。ゴスペラーズさんは日本を代表するヴォーカル・グループ。美しいハーモニーで映画全体も包みこんで頂けたら」とコメント。一方、ゴスペラーズは「映画の主題歌という大役は歌手にとって本当にうれしいもの。この曲がどんな風に作品にとけ込むのかとても楽しみです。映画を観られた方が少しでも“ムコ”が“ツマ”を見つめる気持ちに寄り添って頂くお手伝いが出来たら、と思いながら歌いました」とし、「“ぬくもりが もし 心を 傷つけるのなら 触れない”という歌詞が“ムコ”が抱く“ツマ”への畏敬の念にも近い感情をうまく捉えているのではと感じています」と楽曲に対する自信のほどをうかがわせた。劇中の夫婦関係とさまざまなリンクを感じさせる主題歌が、映画をどのように盛り上げてくれるのか、今から楽しみに待ちたい。文:渡部あきこ『きいろいゾウ』2013年2月2日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月10日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。人気子役の濱田龍臣、浅見姫香、本田望結に加え、柄本明、松原智恵子、リリー・フランキー、緒川たまきら豪華キャスト陣の出演も明らかとなった本作の主題歌が、日本を代表するボーカル・グループ「ゴスペラーズ」の新曲「氷の花」に決定した。片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常、一通の手紙をきっかけで少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で映し出す。主題歌となる「氷の花」は、宮﨑さん演じるツマをイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲だそう。「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められたタイトルは、孤独な心を抱えながらも、向井さん演じるムコと出会い、結婚し愛し合うことで、ひとりの女性として成長していくツマの姿とリンクする。プロデューサーの松本整氏は、「ツマとムコの夫婦には、“ムコがツマを見守り、優しく包み込んでいる”という特徴があります。ゴスペラーズさんは日本を代表するボーカル・グループでありますし、男性の美しいハーモニーで映画全体も包みこんでいただけたらと思いました」とオファーに至った経緯を明かし、さらに「その期待を越える素晴らしい楽曲に仕上がっていると思います」と太鼓判を押す。ゴスペラーズのメンバーからは「映画の主題歌という大役は、歌手にとって本当に嬉しいものです。この曲がどんな風に作品に溶け込むのかとても楽しみです。映画を観られた方が少しでもムコがツマを見つめる気持ちに寄り添って頂くお手伝いができたら、と思いながら歌いました。『ぬくもりがもし 心を傷つけるのなら 触れない』という歌詞がムコが抱くツマへの畏敬の念にも近い感情をうまく捉えているのではと感じています」と楽曲への自信をうかがわせるコメントが寄せられた。主題歌「氷の花」はキューンミュージックより公開前に発売予定とのこと。彼らの優しくも美しいハーモニーは、本作にどのように寄り添い、花を咲かせるのだろうか。『きいろいゾウ』は2013年2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年10月10日邦画としては異例のオールパリロケを敢行した『新しい靴を買わなくちゃ』が6日、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンも執った脚本家の北川悦史子氏とプロデューサーの岩井俊二氏が東京・有楽町の丸の内TOEIでの初日舞台あいさつに立った。その他の写真パリで暮らす日本人女性(中山)と日本から観光に来た青年(向井)が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる淡くてビターなラブストーリー。中山は「撮影をしている間は、まるで魔法にかかっていた感覚。映画が公開され、それが解けちゃうんだなと思うとさみしいですが、今度は皆さんが素敵な魔法にかかってください」と作品の雰囲気そのままに、ロマンチックな言い回しでファンにメッセージをおくった。一方、向井も「初日を迎えて、映画が僕らの手から飛び立つのは複雑な気持ち。どの作品よりも思い入れが深い作品になった」と思いは格別の様子だった。中山と向井が共演するのは今回が初めてで、「次に共演するなら、ハードアクション・コメディかな。どこか異国に行きたい」(中山)、「アクションをやったことはないので、想像つかないですね…。でも、やりますか?」(向井)と早くも再共演に意欲満々。一方、パリで遠距離恋愛カップルを演じた桐谷と綾野は、2度目の共演で「実は2回とも恋人役なんですよ。綾野君は現場でも引っ張ってくれるから、次はお兄ちゃん役がいいですね」(桐谷)、「3回目もぜひ恋人役で」(綾野)とこちらも共演プランに花を咲かせた。本作の企画が立ち上がったのは、今から6年前のこと。北川監督がパリを舞台にしたラブストーリーの構想を、中山にメールで伝えたことが始まりだったという。「そこから私が入院してしまったから、ずいぶん時間がかかってしまった。美穂ちゃんと岩井さんがずっと私を励まし続けてくれた」と北川監督。「ここに並んでいる皆さんと、ケンカしたり、仲直りしたりして心をこめて作りました。きっと皆さんの心に響くことと信じています」と感無量の表情だった。また、岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらい、安請け合い(笑)したが、これだけの時間が経つとは思っていなかった」としみじみ語っていた。『新しい靴を買わなくちゃ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年10月09日全編フランス・パリで撮影されたこの秋話題のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』が10月6日(土)、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンもとった脚本家の北川悦史子とプロデューサーの岩井俊二が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。中山さんは劇場に駆けつけたファンを前に「みなさんのリアルな笑顔を見られて、これ以上嬉しいことはない」と感無量。一方、向井さんも「とても思い入れが深い作品です」と誇らしげだった。パリで偶然出会った現地在住の編集者・アオイ(中山さん)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井さん)が繰り広げるわずか3日間の恋愛模様をロマンチックに描く。2人の共演は今回が初めてで、中山さんは「すごく演じやすかった」。早くもこの絶妙なコンビネーションによる再共演を望む声が上がっており、「次はどこか異国で、ハードアクションコメディなんてどうかなあ?」(中山さん)、「アクションはやったことないので、想像つかないですけど…、やります?」(向井さん)と本人たちもまんざらでもない様子だ。桐谷さんと綾野さんが演じる遠距離カップルのゆくえも、物語の重要なカギになっており「私もいつか大人になったら、こんな恋愛してみたい」と桐谷さん。こちらのコンビは2度目の共演だが、桐谷さんは「2度とも恋人役なので、次はお兄ちゃんを演じてほしい。綾野くんは現場でも私を引っ張ってくれたから」。一方の綾野さんは「3回目もぜひ恋人で!」と“恋人続行”を宣言していた。北川監督が、本作の構想を一通のメールで中山さんに伝えたのはもう6年前のこと。「その後、私が入院してしまったり、いろいろと完成までに時間がかかってしまった。そんな私を美穂ちゃんと岩井さんがずっと励まし続けてくれた」と今回の“共犯者”への感謝を述べると共に、映画の完成に感慨もひとしお。岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」と長い道のりのゴールに、ホッと一安心していた。『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『新しい靴を買わなくちゃ』特集 パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日パリで暮らす日本人女性と日本から観光に来た青年が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる『新しい靴を買わなくちゃ』。胸がときめくラブストーリーで初共演を果たした中山美穂と向井理が、パリを舞台にしたメルヘンで、少しビターな味わいのロマンスについて語った。その他の写真人気脚本家の北川悦吏子氏が監督、岩井俊二がプロデュースと撮影監督を担当した本作は、ヒールが折れた靴をきっかけに運命がクロスする男女の恋物語を、邦画としては異例のオールパリロケで描くラブストーリー。北川のラブコールを受けて出演を快諾した中山は、「かわいいお話だなと思いました。独特のセリフ回しやおとぎ話的な要素があるので、日本にはないジャンルの物語です」という第一印象を告白。「僕もかわいいストーリーだと思いました」と中山に同調する向井も、「3日間という短期間の物語で登場人物も少なかったので、各々の感情が見えやすい濃厚な作品になりました」と珠玉の恋物語に自信を示した。フリーペーパーの編集をするアオイ(中山)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井)。偶然の出会いを経て互いに惹かれあっていくが、その導入と展開がメルヘンでありながらもナチュラルだ。やがて始まるラブストーリーへ観る者を一気に誘うリアリティーも帯びているが、「出会うシーンが僕たちの初対面だったので、自然に入っていけました」(向井)、「それは大事でした。新鮮な気持ちでスタートが切れて、一緒に空気を作っていけました」(中山)と役柄に感情移入した上で撮影が始まった効果だったと回想。そのアオイとセンの恋の行方を、北川の繊細なセリフと岩井の流麗な映像美が詩情豊かに演出していく。センの妹スズメ(桐谷美玲)とパリで画家を目指す恋人カンゴ(綾野剛)のラブストーリーも対比的に進行していくが、人生経験を重ねたアオイとセンの恋は、「ある程度歳を重ねていくと、誰でもひとつやふたつ悲しい出来事を経験します。そういう背景を背負っているけれど、笑顔で表現できればいいなと思って演じていました」(中山)とメルヘンな恋物語だけではない様子。ちょっとビターな味わいも香る大人のロマンスに期待してほしい。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日お洒落な街、ファッションの街、ステキな街…として映画の中に登場する街・パリ。『アメリ』、短編オムニバス映画の『パリ、ジュテーム』、『恋人までの距離』の続編『ビフォア・サンセット』など、パリの街を舞台にした映画は数え切れないほどたくさんあるけれど、まだパリを訪れたことのない人にとっては、その一つ一つの景色や街並があまりにも風光明媚すぎて、「ああ、きれいだな」という感想だけが心に刻まれて、はい、終わり…なんていうパターン、意外と多いと思うんですよね。でも、主人公たちが日本人だったら、もっと親近感を持てるのかもしれない?パリの街をグッと身近に感じさせてくれるのが、映画『新しい靴を買わなくちゃ』。中山美穂と向井理という美男美女コンビがパリで出逢い、3日間を過ごす大人のラブストーリーです。パリでフリーペーパーの編集者として働くアオイ、妹に付き添ってパリに連れてこられたカメラマンのセンが、セーヌ河のほとりで偶然出会うところから3日間の物語はスタートします。センが落としたパスポートをたまたま通りかかったアオイが踏んで、転んで、靴のヒールがポキッと折れて──見上げたら、あら、ステキな人!と恋に堕ちてしまう、ちょっぴりファンタジーな出逢いではありますが、ロマンティックが不自然じゃなくさまになってしまうのがパリの魅力。また、アオイもセンも心の奥底に哀しみや葛藤、不安を抱えて生きていて、会ったばかりだから話せるのか、彼だから彼女だから話せるのか…リアルな会話が親近感に繋がっている、そう、パリだけど、お洒落だけど、お高い感じがしない映画なんです。もちろん、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、ポン・マリの橋など、パリと言えば…な観光名所が映し出されますが、“ザッツ観光映画”になっていないのがまた良いところ。パリで暮らすアオイの日常の中にさりげなく観光名所が見え隠れしているような、パリの地に密着した生活感がなんとも心地よくて。旅に欠かせないホテルがほとんど登場していないというのも、この映画らしさですね。センはアオイの家、センの妹は恋人の家、パリで暮らす人たちのアパートでそれぞれの恋愛模様が語られていくからこそ、まるで自分がパリで生活しているような、パリの裏道を知っているような、特別な気分にさせてくれるんです。パリを旅したら、アオイとセンのような出逢いがあるかも!運命の出逢いがあるかも!そんな乙女な気持ちにさせてくれるこの映画を観たら、きっとパリに行きたくなるはず。観光名所を回る旅もいいけれど、河のほとりを歩いたり、地元のパン屋さんで買ったパンを公園で食べてみたり…そんなパリの土や風を感じる旅をしてみたくなるはずです。もちろん、新しい靴を履いて──。(text:Rie Shintani)■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月05日「やりきった感じがします」と力強く言い切った次の瞬間、「いや、そうでもないな」と即座に前言を撤回。落ち着いた口調なのに目まぐるしくて、クルクルといろんな表情を見せるのに妙に潔さを感じさせる。中山美穂は奔放だ。向井理は呆れるでもあきらめるでもなく、面白がるでもなくただ静かな笑みを浮かべて見守っている。「ちょっと抜けたところがある」とは、向井さんが中山さん演じる主人公・アオイを評した言葉だが、アオイに中山さんを重ね合わせて出てきた言葉のような気がしてくる。数々のヒットドラマを手がけた北川悦吏子が脚本・監督を務め、岩井俊二がプロデュースのみならず撮影監督としても参加。全編パリでのロケで撮影された『新しい靴を買わなくちゃ』。中山美穂と向井理――最高の舞台で展開する甘さと切なさが入り交る恋のパズルのメインピースを担う、これ以上ない組み合わせである。そんな“最強のふたり”に話を聞いた。「戦争でしたよね、ホント」(中山)撮影の初日が中山さんと向井さんの初対面。撮影はテストを殆ど行わないまま、いきなり本番でセーヌ河のほとりでアオイとセン(向井さん)が偶然の出会いを果たすシーンから始まった。中山さんは「前情報を入れたくなかったんです。『はじめまして』の挨拶で目の前にセンくんが現れたって感じでした」とそのときの様子をふり返る。このシーンに限らず、映画を通して2人の距離感が少しずつ縮まっていくさまについて中山さんの口からは幾度となく「自然に」という言葉がもれる。「2人でそんなに話したことはないですね。次から次へと撮っていかないといけないスケジュールだったので。いきなり本番から始まる環境で、出たとこ勝負のところもあり、ワンシーンごとに互いに探り合って芝居を作っていったんじゃないかと思います」。向井さんも、中山さんの言葉に頷きこう続ける。「どんな人なのかな?と探りながらやっているところはありましたけど、考える余裕を与えられない現場でした(笑)。日々セリフの変更があり、現場に入ったらすぐテストもなく本番で、こういう風にしていこうという資料も与えられなかったですから。そうやって過酷な現場を乗り越えていくことで、“戦友”じゃないですが、何か感じるものはありましたね」。美しいパリを舞台にしたラブストーリーで“戦友”という言葉が出てくるとは意外だが、中山さんも「戦争でしたよね、ホント」としみじみ。特に中山さんが、北川&岩井コンビによる“仕掛け”として強く印象に残っているというのが、アオイとセンがバーを訪れるシーン。「ドアを開けて入っていったらもう本番だったんですよ」(中山さん)、「顔見合わせちゃいましたよね(笑)」(向井さん)。だがこの瞬間、中山さんはある手応えを掴んだという。「お互いに笑い合っちゃって、そこで『あぁ、大丈夫だな』って思ったの。これは大丈夫、どんな環境でもやっていけるって。あのシーンのことはすごく良く覚えてます」。中山さんがパリで暮らし始めて9年。この街での撮影ということに特別の思いもあったのでは?「そう思ってたんですが、いざ入ってみると“現場”という空気――ずっとやって来た感覚に戻ってしまって、そうなるとどこで撮影していても同じなんですね。全てが終わって初めて『あ、パリだったんだ』という感覚でした」。セーヌ河にエッフェル塔に凱旋門と次々とパリの名所が映し出されるが、向井さんは単なる“観光映画”ではないところがこの映画の魅力だと強調する。「もちろんパリのロケーションは映画にとって武器だと思いますが、そこに媚びて『パリってすごいでしょ?』という感じがない、浮ついてないところがいいなと思います。パリで撮影となると(観光名所を映し込んだ)簡単な方に行きがちだけど、あまり分かりやすい方向に行ってない。ライティングもキレイですが、天候に恵まれたところもあるし、何より岩井さんに自然光をうまく使っていただいた。パリで撮影しているというよりも、たまたまそこがパリだった、それがカッコいいなと思います」。「常にもっと良い“靴”を」(向井)「ある程度、年を重ねていくと誰でも1つや2つ、悲しい出来事がある」――。中山さんはひとりパリに暮らすアオイの生き方についてそう語る。一方で、演じる上では「そういう背景をアオイは背負っているけど、あまり重くしたくなかったし、笑顔で表現できればと思った」とも。中山さん自身、同じ場所で立ち止まっているような感覚にとらわれることは?そこから“新しい靴を履いて”歩き始めた経験は?そう尋ねると、少しだけ困ったような表情で「ありますよ」という答えが返ってきた。ぜひともそれが何かを教えてほしいのだが…。「でもなぁ…」と少し考え込むように間を置いたかと思うと、突然フッと感傷を断ち切ったかのように優しい笑みを浮かべてこう続けた。「この作品に出させていただいて、撮影が終わって映画が完成して、私自身が“新しい靴を買わなくちゃ”って背中を押してもらった気がしてますね。何だろう…?いままでとはテイストが違う作品で、すごく自然に演じられたこともあり、いろんな出会いもあって…ミラクルな感じがしてるんです。いい経験をさせていただきました」。同じ問いを向井さんにもしてみよう。ここ2年ほど常に映画やドラマに途切れることなく出演し続けており、逆に「同じ場所に留まり続けること」が難しい状況であることは承知しているが…。「立ち止まって…うーん、あるような、ないような(笑)。仕事をしているとやはり毎回、現場は変わって、何か月かごとに違う役柄で違う職業を演じるのでそんなにゆっくり立ち止まっているということがない気がします。ただ、どんどん違う靴を履いて歩いて行かないといけないとは思いますね。成長して、常にもっと良い靴をとは思います。自分自身をそう仕向けているところはありますね」。最後に“恋愛の神様”北川悦吏子が紡ぎ出すセリフについて。「セリフが多い役だった」と向井さんがふり返るように、アオイとセンは何気ない冗談から相手の気持ちを確かめるかのような駆け引き、心の内の本音まで多くの、本当に多くの言葉を交わす。2人のお気に入りのセリフややりとりは?向井さんは、センがアオイさんとお酒を飲む中でいろんな思いを吐き出していくシーンを挙げる。「多分、そういうことをしない人なんだろうと思ってたので、それをアオイさんに対してだけやるのは何でなんだろう?と考えたり。彼の悩みを僕が100%理解できるわけじゃないけど…でもなんか分かる。全然知らない人でも共感できる言葉、悩みがあるその一連の流れが好きでしたね」。では中山さんは?「どれも好きですが『たいていのことは大丈夫よ』というセリフ、あれはなんか好きでしたね。実感こもっちゃいました。うん、大丈夫ですよ(笑)」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月03日日本映画としては異例の全編パリロケで話題の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成披露会見が行われ、主演の中山美穂と向井理、共演の桐谷美玲、綾野剛、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。その他の写真本作はパリを舞台に、ある男女が過ごす3日間を見つめたラブ・ストーリー。恋人に会いに行く妹に付き添ってパリにやってきたカメラマンの青年が、現地で暮らす女性と出会い、心を通わせていくさまをナチュラルな映像で描き出していく。監督は脚本家として数々の名作ドラマを生んだ北川悦吏子氏。また、映画ファンから根強い人気を誇る岩井俊二氏がプロデュース、音楽を坂本龍一が手がけたことも注目を集めている。主演を務めた中山美穂は、長年暮らしているパリでの撮影について、「撮影中はあくまで現場なので気にならなかったのですが、出来上がったものを観て不思議な感じがしました。撮影中もどんな風に撮られているかまったく想像できなかったので、新鮮な驚きがありましたね」とコメント。今回が初共演となった向井理については、「呼吸の相性がいい」と好印象を受けた様子。一方向井は、「中山さんはおっちょこちょい(笑)」と、中山の落ち着いたイメージとは違う意外な一面について語り、会場を和ませた。また、本作の企画は北川氏と中山のメールのやり取りから生まれ、完成までに6年をも費やしたという。「普段ドラマでは12話という長さで視聴者を魅了していくのですが、今回は最初に思いついた3日間のお話を映画という枠でやり切りたかった。脚本家なので、現場でセリフを変えてしまうことも多かったのですが、皆さんが困りながらも付き合ってくれました(笑)。私の脚本は土台でしかなくて、俳優さんがいて、空気が生まれて、やっとひとつの作品になる。今もまるで夢の中にいるみたい」という北川氏の映画への想いに、岩井氏も「時間はかかりましたが、念願のパリで、念願のキャストで、すばらしい作品になった」と感無量のコメント。長年あたためた企画の実現に、しっかりした手ごたえを感じられたようだ。作品のタイトルにちなんで、女性キャストが新しい靴に履き替えるというパフォーマンスも行われたこの日。パリのセレブ御用達ブランド、ロジェ ヴィヴィエが提供した靴が登場すると会場の女性たちからため息が。真新しい靴をまとった中山は「気分が上がります」とにこやかにコメント。会見を華やかに締めくくった。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)全国ロードショー
2012年09月26日映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成報告会見が9月25日(火)、都内で開催され、主演の中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛、プロデュースと撮影監督を務めた岩井俊二、そして監督・脚本の北川悦吏子が出席した。北川監督の『ハルフウェイ』に続く2作目の監督作品で、全編パリで撮影された本作。セーヌ河のほとりで偶然の出会いを果たしたアオイ(中山さん)とセン(向井さん)の3日間の恋の物語を優しく、切なく描き出す。6年ほど前に北川監督と中山さんが交わした1通のメールが本作のきっかけ。北川監督が体調を崩して一時、企画が頓挫しかけたこともあったそうだが、無事こうして完成を迎えた。北川監督は「感無量です!」と感激しきり。「私は脚本家なので現場でどんどんセリフを変えていき、みんなパニックになりつつもこなしていってくれました。自分が書いた本は土台でしかなく、そこに人がいて動いて、空気が生まれていったように思います。坂本龍一さんが曲もつけてくださり、いまは夢の中にいるみたいです」と満面の笑みを見せた。中山さんと岩井さんが北川さんの病院を訪れて、そこで見舞いがてらに打ち合わせをしたこともあったという。岩井さんは一時は北川さん以外の監督を立てることも考えたそうだが、「僕がそうポロっと言ったら、美穂ちゃんが『北川さんでやろうよ』と言ってくれたんです。時間はかかりましたが、念願のパリで念願のキャストでできました」と喜びを口にした。中山さんは9年前より生活の拠点としているパリで撮影された本作について「出来上がった作品を観て、パリの風景の中に自分がいるのを見て不思議な気持ちになりました」と明かす。「脚本を読んで、自分で演じてるのに、撮影中はどういう風に切り取られるのか全く分からず、(完成した作品を観て)新鮮な驚きがありました」と語った。向井さんは中山さんの印象を問われ「結構、オッチョコチョイなところがある」とニヤリ。「(役の)アオイっぽいなという感じで、撮影の最後にはアオイとして見てました」と語る。綾野さんは絵を志してパリに留学中の青年・カンゴを、桐谷さんは彼を追いかけてパリへやって来たスズメを演じているが、長回しによる2人の会話シーンは大きな見どころの一つ。桐谷さんは「台本はあるんですが、プラスアルファでやれることがあるならと言われてたので、カンゴとスズメとして綾野くんと会話してました」とふり返る。岩井さんが撮影監督を務めたからこそ実現したとも言える不思議な空気感が漂うこのシーンについて、綾野さんは「ただただ心地よかったです。生きてる実感があったというか、ずっと続けばいいのにと思ってました」と述懐。さらに綾野さんが「(相手役が)桐谷さんでよかったです」と語ると、桐谷さんは嬉しそうに微笑んでいた。会見の終わりには、映画にちなんで劇中で使用されているブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」の今シーズンの新作のヒールが登場。中山さんと桐谷さんはそれぞれ向井さん、綾野さんにエスコートされながら壇上で新たな靴に履き替えた。桐谷さんが履いたのは、映画のラストシーンで履いたものの色違いの秋冬の新作「BELLE DE NUIT(ベル・ドゥニュイ)。中山さんは、スワロフスキーが施され日本で1点のみのヒールとなる「Palace(パレス)」を着用。多くの記者が注目する中での靴の履き替えに、中山さんは「恥ずかしい…」と照れつつも、新しい靴に「気分が上がります!」と笑顔を見せていた。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年09月25日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作として、宮﨑あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たす映画『きいろいゾウ』の公開日が“夫婦の日”である2013年2月2日(土)に決定!さらに人気子役の濱田龍臣、浅見姫香、本田望結、そして柄本明、松原智恵子、リリー・フランキー、緒川たまきといった実力派俳優が出演することが明らかとなった。片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常、一通の手紙がきっかけで少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で映し出す。同名原作小説の帯コメントに「いつか、この小説の『ツマ』役を演じてみたいです」とメッセージを寄せていた宮﨑さんと、かねてよりオススメの一冊として本作を推していた向井さんが夫婦役というだけでも十分豪華なキャスティングだが、今回発表となった共演者たちも錚々たるメンバー。ツマに淡い恋心を抱く不登校の少年・大地を濱田龍巨、そんな大地に積極的なアプローチをかける洋子を本作で銀幕デビューを飾る浅見姫香、病院で入院していた幼少期のツマを「家政婦のミタ」で一躍脚光を浴びた本田望結が演じる。また、ベテラン勢からは“社会の窓”を開け放つアレチ役に柄本明、その妻・セイカ役に松原智恵子。そしてムコが過去を背負うきっかけとなった夏目と緑を、リリー・フランキーと緒川たまきが演じる。また、周囲の生き物と話すことができるツマと交流する、動物や植物の声優として豪華俳優陣が扮することが決定。ツマが“ソテツ”と呼ぶ庭に植えられた木の声に大杉漣、逃亡癖のあるヤギの“コンク”に柄本佑、肉が大好物の野良犬“カンユ”に安藤サクラ、そして高良健吾はクモ、草花、雨などに命を吹き込む。日本の若手俳優陣の中でも郡を抜く人気と実力を兼ね備えた宮﨑さんと向井さんに続き、豪華すぎるキャスティングと言っても過言ではないほど個性豊かな俳優陣が揃った本作。今回発表となったキャラクターたちがツマとムコの物語にどのように絡み合っていくのか楽しみだ。『きいろいゾウ』は2013年2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年09月07日ときにクールであったり、ときに知的な雰囲気で女子たちの母性本能をくすぐる“メガネ男子”。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「“メガネ男子”が似合う俳優」をテーマにアンケートを実施!気になる上位には、やはり知的なイメージの高学歴男子たちの名前が揃った。見事1位に輝いたのは、現在TBSドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」を始め、数々の話題作に引っ張りだこの向井理。「インテリでメガネが似合う!」(20代・女性)や「ドラマ『ハチミツとクローバー』での真山役がすごくハマってたので」(30代・女性)といった女性からの高い人気で、2位を大きく離して堂々のトップに君臨した。明治大学農学部を卒業した秀才イケメンが、やはり女性のハートを鷲づかみにした様子。今後は中山美穂と年の差恋愛を演じる『新しい靴を買わなくちゃ』や、宮崎あおいと初めて夫婦役を演じる『きいろいゾウ』などの出演作が控えているが、当分メガネ男子として活躍する姿は見れそうにないのがメガネフェチとしては残念なところ?続く2位には、帰国子女であり高学歴俳優として注目を集めた水嶋ヒロがランクイン。その票全てが女子票と、映画界を遠のいて久しいものの根強いファンからの支持がうかがえる結果となった。あまりメガネ男子としてのイメージはないかと思いきや、「写真集やバラエティでメガネ姿を披露していますが、メチャメチャ素敵です」(30代・女性)、「普段使いのメガネの写真をツイッターで公表していました」(20代・女性)などという証言もあるようにアイウェアのコーディネートに惹かれたという女性も少なくないよう。さらに、「彼は実際にもメガネをかけているので、正真正銘メガネ男子です」(40代・女性)という情報まで、熱い声が多数寄せられた。3位には、最近「ARATA」から改名し再スタートを切った井浦新!物静かなイメージはそのままに、「クールな物腰とメガネが似合ってます。『ピンポン』のスマイル役は最高でした」(30代・女性)という声からも、役柄のメガネ男子率の高さで支持を得た模様。水嶋さん同様にファッション誌で見る井浦さんのメガネ着用率はさらに高く、「飄々としている感のあるところで、アイブローのメガネが非常に合う」(30代・女性)というフェチ心をくすぐられる女子が多数!そして、4位には藤木直人、5位には加瀬亮が滑り込んだ。役柄からのイメージが強いようで、藤木さんに至っては「ドラマ『三毛猫ホームズの推理』のヒロ兄役が可愛かった」(30代・女性)という声も。一方、加瀬さんは「映画『ハチミツとクローバー』はもちろん、『アウトレイジ』のインテリヤクザでのあのメガネ姿はかっこ良すぎます」(20代・女性)、「眼鏡がないときはそれほどでもないですが、『重力ピエロ』のときなどの眼鏡姿は目を離せないほどかっこいい!」と、メガネをかけることで女心を一気にくすぐる素質をもった純粋なメガネ男子と言えそう。こちらも高学歴インテリ系男子のおふたりだが、キャンパスライフでメガネ姿を披露していたら、さぞやステキだったことだろう。そのほかには、「メガネ姿は珍しいかなと思ったのですが、結構似合う」(30代・女性)と評判の『桐島、部活やめるってよ』の神木隆之介を始め、ハリウッドからは『ハリー・ポッター』シリーズで世界を代表する“メガネ男子”の一人となったダニエル・ラドクリフ、そして韓流系ではペ・ヨンジュンなどがランク入りを果たしている。こうして見ると、上位ランクの俳優陣の多くはアッサリ系“塩顔”タイプが多いようで、女性たちの好みの傾向が出た結果となったようにも。さて、あなたの理想の“メガネ男子”は誰?「“メガネ男子”が似合う俳優」ベスト51位:向井理2位:水嶋ヒロ3位:井浦新4位:藤木直人5位:加瀬亮次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「あなたが注目する“日本人若手俳優”は誰?」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.アウトレイジビヨンド 2012年10月6日より新宿バルト9、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年08月27日人気急上昇中の若手実力派・松坂桃李と、向井理主演のTBSドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」にも出演中の菅田将暉主演で贈る心温まる青春ヒューマンドラマ『王様とボク』が9月に公開される。これに先立ち、8月26日(日)、本作を応援するサポーターを集めた限定スペシャルイベントにて記者会見が開かれ、松坂さんと菅田さん、共演の相葉裕樹、前田哲監督が舞台挨拶に登壇した。恋人のキエ(二階堂ふみ)と初めて結ばれた18歳の誕生日の夜。ミキヒコ(松坂桃李)はふと、6歳の頃に不慮の事故に遭って以来、昏睡状態で眠り続けている同級生・モリオ(菅田将暉)のことを思い出す。その後、長い眠りからモリオが目を覚ましたことをニュースで知ったミキヒコは、キエと病院まで会いにいくが、12年ぶりに再会したモリオは身体は18歳の青年に成長したものの、心は6歳の少年のままだった…。この日登壇した松坂さん、菅田さん、そして相葉さんの3人は全員戦隊モノ出身。松坂さんと相葉さんは「侍戦隊シンケンジャー」でシンケンレッドとシンケンブルーを、菅田さんは「仮面ライダーW」で、それぞれ正義のヒーローとして地球を守ってきた、言わば同志の仲。撮影中もとても仲良くしていたそうで、菅田さんは「撮影はすごく楽しくて、いろんな挑戦もした!」。初主演作にして心が6歳児のまま止まってしまった18歳の青年という難役に挑戦したが、「体が18歳で中身が6歳というのは数字だと分かりやすいけど、そのまま表現していいのか悩んだ。パンクしそうになったら監督にアドバイスをもらっていました。初めての主演で当時はあまり意識してなかったけど、いまとなってはすごく感じていて、公開が楽しみです!」と当時の苦労をふり返りつつ嬉しさを爆発させた。一方、松坂さんも「現場は夢の中にいるような世界観だった。それが映像になってお客さんに観てどう感じてもらえるか楽しみ」と語り、自信をうかがわせる。さらに、「まず感じたままを表現しようと思った。居心地が良かったし、もっと撮影していたかった。演出方法がユニークだったので、毎回新鮮に演じることができて楽しかった」と前田監督独特の世界観を称賛した。また、相葉さんは「あっという間で、あと1か月で公開というのが不思議。早くたくさんの人に観てもらってどう捉えてもらえるか楽しみ」と語る。この言葉を受けて、前田監督は「3人を役にはめるというよりは、3人が本来持っているものを役に投影してできたかなと思う。演技プランも話し合って作っていけたので、若者に届くような作品になってると思う」と手応え十分といった様子。さらに、菅田さんからは本作で役者魂に火がついたそうで「以前、役者の先輩に人生楽しいか?って聞かれて、そのときは素直に答えられなかったけど、この映画でモリオを演じて、人生をふり返ってみてからはずば抜けて楽しくなった」と新たなる発見を語った。最後には、「思い出に触れられる映画。これを観て、原点に戻ってもらえたらいいなと思います」(松坂さん)、「たくさんの方に観て青春を感じていただきたいです」(相葉さん)、「表向きは3人の友情物語だけど、テーマは人は喪失をして大人になっていくということ。また、3人がすごく生き生きしていてこのタイミングで仕事できてラッキーだったし、それをお客さんにも届けたい」(前田監督)と、それぞれに本作のメッセージを呼びかけていた。『王様とボク』は9月22日(土・祝)よりユナイテッド・シネマ、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。■関連作品:王様とボク 2012年9月22日よりユナイテッド・シネマ、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2012「王様とボク」製作委員会
2012年08月27日プラットホーム事業などを展開しているSKプラネット・ジャパンは、全国のキス経験がある20代から30代の男女400名を対象に「現代人のキス実態調査」を実施した。調査期間は8月9日から15日。「現在までのキスの経験人数」について尋ねたところ、女性の67.0%、男性の62.0%が「1から5人」と回答。また、キスの経験人数が「10人以上」だった人も、女性で21.0%、男性で28.0%に達している。「出会ってからキスをするまでのデート回数」について尋ねたところ、69.3%が、出会ってから3回目以内のデートでキスをすると回答。男女別にみても男性の65.5%、女性の73.0%が、出会ってから3回目のデートまでにキスを済ませていることが分かった。また、「キスをしてみたい著名人」を聞いたところ、スポーツ選手では、男性1位「内村航平」、女性1位「田中理恵」、「潮田玲子」、芸能人では男性1位「向井理」、女性1位「石原さとみ」が選ばれている。キスがうまそうな男性芸能人については、「木村拓哉」が男女双方から指示をあつめた。同調査の詳細は、人気女性芸人7名とキスを疑似体験できるアプリ「よしもとキスコレクション セクシー編」のAndroidアプリストア「qiip」内特設ページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日AKB48のこじはる『an・an』SEX特集の表紙に!国民的アイドルグループAKB48の小嶋陽菜(24)が8月10日発売のファッション誌「an・an」(マガジンハウス)の「SEX特集」の表紙を飾っていると各メディアが報じている。「an・an」の「SEX特集」は、年に1回だけの企画で米倉涼子や山下智久、向井理、ダルビッシュ有投手などが登場し、今まで見たことの無いセクシーな一面を見せファンを驚かせてきた。私でいいのか最後まで不安表紙とグラビアを飾ることが決まったこじはるは「私でいいのか最後まで不安だった」というがシーツをまとった姿や10ページにわたって掲載されている妖艶な姿は24歳の大人の女性のエロチシズムが溢れているという。昨年も「an・an」の「オンナノカラダ特集号」でランジェリー姿で表紙を飾り、女性読者から多くの反響があった。今回の撮影は5時間以上に及び、不安の中で撮影に臨んだもののカメラマンの指示に的確に答えてプロ根性を見せたという。こじはるの妖艶画像は下記の外部リンク「エルザ」まで。また、8月7日の公式ブログには夏っぽくしたネイルも披露している。元の記事を読む
2012年08月08日「“映画音楽”で語り合う」をコンセプトに、作曲家・坂本龍一が主催する「坂本龍一 Selections スコラ映画祭」が8月6日(月)よりスタートし、『リリー・シュシュのすべて』や『花とアリス』などで知られる岩井俊二監督が初日を飾るスペシャルゲストとして登壇。映画音楽の魅力について、予定されていた時間を超えるディープなトークを繰り広げた。坂本龍一の総合監修で、TV放送、公開講座、各種イベントなどへ展開している音楽全集「commmons:schola」(コモンズ・スコラ)のうち、第10巻「映画音楽“FilmMusic”」で選曲された楽曲が使われている名画が特集上映される本映画祭。「YMO」での音楽活動のほか、『戦場のメリークリスマス』を始め、村上春樹の短編小説を映画化した『トニー滝谷』や三池崇史監督作『一命』など、数多くの映画に楽曲を提供していることで知られる坂本さんだが、「もちろん僕も子供の頃から映画が好きでしたが、まさか自分が携わることになるとは思ってもいませんでした(笑)」との語る。そんな坂本さんの音楽から、岩井監督は多大な影響を受けているようで、「坂本さんの『戦場のメリークリスマス』のインパクトはすごかったです。革命的でした。当時、20歳くらいで学生映画を作っていましたが、将来のことは何も考えてなかったです」と若かりし日の思い出を明かした。さらに、「当時は、自分たちで作った映画に好きな曲を(無許可で)どんどん勝手に入れていってましたが、そういう意味では坂本さんの曲にも相当お世話になりました(笑)」とのカミングアウトもあり、会場を沸かせた。そして、話題はそれぞれのライフワークへ。「音楽には音楽のテンポと文法があるので、なるべく映画と一致させようとは思うんですけど、音楽が勝手に盛り上がってしまうこともあります。でも、音楽としては正解でも、映画音楽としてはダメなものもあるんですよね」と映画音楽の奥深さと難しさを坂本さんが語れば、岩井監督は「僕の場合は、音楽の癖に映像の癖を合わせてみようかなと思ったりします。以前、プロデュースした作品で音楽が良かったのでそれに合わせて、最初は5秒だったシーンを40秒にしたこともあります」と知られざるこだわりを明かした。すると、胸に秘めた不満を思い出した坂本さんは「こんな優しい映画監督は世の中にいないですよ!大概の監督は、映像と同じで音楽も“切ればいい”と思ってるからね(笑)」と漏らし、「これからは、岩井監督と仕事したいです」と監督に熱烈なラブコールを贈っていた。その後も、岩井監督がプロデュースを手がける中山美穂&向井理主演の『新しい靴を買わなくちゃ』(10月6日公開)の音楽制作に坂本さんが携わった話なども飛び出し、最後まで熱いトークを交わしていた。「坂本龍一 Selections スコラ映画祭」開催期間:8月10日(金)まで会場:アカデミーヒルズ六本木(東京・六本木)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会ヴァンパイア 2012年9月15日よりシネマライズほか全国にて公開© 2011 Rockwell Eyes, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月07日