暑くても寒くても、朝でも夜でも、いついただいてもやっぱりおいしい味噌汁。しかし、自分でつくるとなると、いつも同じような具材を使ったりとマンネリ気味。そこでここでは、斬新アレンジを加えた味噌汁3品を紹介する。レシピ考案は人気ブロガーのヤスナリオさんだ。トマトの酸味とバジルの香りが爽やかな、イタリアン味噌汁。仕上げにモッツァレラチーズを入れてトロ~リとしたチーズを味わおう。材料(2人分)だし汁 2カップ / トマト 1個 / バジル 5枚 / 味噌 大さじ1.5 / モッツァレラチーズ1/2個 / 胡椒 適宜つくり方鍋にだし汁を入れて沸かし、くし切りにしたトマトを軽く煮込む。仕上げにバジルを手で千切って入れ、火を止めて味噌を溶く。椀に注ぎ、モッツァレラチーズを手で千切って入れて胡椒を振る。桜えびと揚げ玉で香ばしくてコクのある味噌汁。手で崩した木綿豆腐に味がよくしみ込む。材料(2人分)だし汁 2カップ / 木綿豆腐 1/2丁 / 桜えび 大さじ2 / 味噌 大さじ1.5 / 揚げ玉 適宜 / 一味唐辛子 適宜つくり方鍋にだし汁を入れて沸かし、木綿豆腐を崩して入れ、軽く煮込む。仕上げに桜えびを入れ、火を止めて味噌を溶く。椀に注ぎ、揚げ玉を入れて一味唐辛子をふる。白い見た目の豆乳味噌汁。納豆も加えて、少々クセのある味わいだが、納豆好きにはたまらない味わい。冷していただくのもオススメ。材料(2人分)だし汁 1カップ / 豆乳 1カップ / 長ネギ 1/4本 / 納豆 1パック / 大葉 2枚 / 味噌 大さじ1.5 / 納豆のタレ(付属) 1袋つくり方鍋にだし汁を入れて沸かし、豆乳を入れてひと煮立ちさせたら長ネギ、納豆を加えてサッと煮る。千切りにした大葉を入れ、火を止めて味噌を溶く。椀に注ぎ、納豆に付いているタレをまわしかけたら完成。ヤスナリオ掛軸や襖を作る「表具職人」として働くかたわら、男らしくシンプルでウマいごはんをつくる「料理”勉強家”」。お酒に合うカンタンレシピを掲載したブログ「ワインとごはん」を日々更新中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日丸秀醤油はこのほど、乾燥させた味噌をカリッと香ばしいふりかけ状にした「ミソフル」を発売した。同商品は、国産の10種類の雑穀で作った十穀味噌を乾燥させたもので、粗挽きタイプと粉末タイプの2種類がある。粗挽きタイプはグラノーラのような見た目でカリカリとした食感を残しており、料理のトッピングやクルトンの代わりとして使用できるとのこと。粉末タイプは、料理にさっと一振りし、すぐに味噌味を再現できるので炒め物や和え物、料理の仕上げや隠し味などに使用できるという。丸秀醤油は1901年創業の味噌・醤油醸造の老舗。近年、家庭で味噌を使用する機会が減ってきていることから、「より多くの人に手軽に使用してほしいとの思いで開発しました」(同社)。これまで味噌といえば味噌汁、煮物など用途が限定されていたが、粉末化により用途が大きく広がり、洋風料理の隠し味や炒めものなどにも手軽に使えるという。野菜の炒めものも野菜から出た水分を吸収し、おいしく仕上がるとのこと。同社6代目の秀島健介さんのおすすめは、バニラアイスクリーム、ヨーグルトなどにふりかけて楽しむ方法。「味噌は乳製品と相性がよく、バニラアイスクリームに粗挽きタイプをかけるとナッツのような食感で、噛むと味噌の風味が広がり新鮮な味わいを楽しめます」。価格はいずれも600円。丸秀醤油のサイトから購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日ごはんのお供の最強アイテムとして「卵黄の味噌漬け」を先日紹介した。そして、味噌に漬けることで食材の旨みがアップすることがわかり、いくらやチーズも漬け込んでみたら大成功。でも、残った味噌を見てどうにかできないかと考えた。……焼味噌だ。残った味噌にネギや大葉、ミョウガを加えて混ぜ合わせ、オーブントースターで軽く焼き目をつけたら完成。そのまま酒の肴として楽しむのもよし、あつあつごはんにのせてるのもよし。お茶漬けにしていただくのもとても合う。卵黄の味噌漬けといい焼味噌といい、ごはんに合うアイテムばかりできて食べすぎてしまうのが玉に瑕だが、やっぱりほかほかごはんっておいしいなと再確認したのでありました。材料味噌漬けで残った味噌 大さじ3 / 長ネギ 長さ5cm分 / みょうが 1/2個 / 大葉 3枚 / 白ゴマ 少量 / 七味唐辛子 少量つくり方味噌に刻んだ長ネギ、薄くスライスしたミョウガ、細切りにした大葉、白ゴマを入れて混ぜ合わせる。クッキングシートに薄く味噌を塗り、オーブントースターで焼く。焼き色がついたら完成。七味唐辛子をお好みでどうぞ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月01日先日小誌にて紹介した卵黄の味噌漬け。卵黄を一晩味噌に漬けるだけで驚きのおいしさであった。ということは、ほかにも味噌に漬ければおいしくなる食材はあるのではないだろうか。目を付けたのはいくらとチーズだ。材料味噌(だし入り) 100g / 味醂 大さじ1.5 / いくら 大さじ2つくり方1.密閉できる容器に味噌と味醂を入れて混ぜ合わせる。大さじ1程度の味噌をすくい、小皿にとっておく。容器に入っている味噌の表面にガーゼを敷き、スプーンなどでくぼみをつける。ここにいくらを入れる。2.もう1枚のガーゼに1で取っておいた味噌を薄く塗り、ガーゼの面を下にしていくらにかぶせる。3.冷蔵庫で一晩寝かせたら完成。いくらは醤油漬けのものを使ったのだが、内心、しょっぱくなるんじゃないかと心配だった。そこで、味醂を加えた味噌に一晩だけ漬けてみた。そうすると……しょっぱくない! いや、そうじゃなくて凝縮感が出て濃厚ないくらの旨みが病みつき! 酒の肴はもちろん、やっぱり合うのはほかほかごはん。もう、ごはんがすすむ、すすむ。すこ~しからすみのようなねっちり感が出てきて、程よく濃厚なのだ。そのあと、味噌に漬ける前のいくらの醤油漬けを食べると、「あれ? なんだか物足りないような……」と感じるから不思議。材料味噌(だし入り) 200g / 味醂 大さじ3 / チーズ各種(今回はカマンベール、ゴーダ、モッツァレラを使用) 適量密閉できる容器に味噌と味醂を入れて混ぜ合わせる。大さじ2程度の味噌をすくい、小皿にとっておく。容器に入っている味噌の表面にガーゼを敷き、スプーンなどでくぼみをつける。ここにチーズをのせる。もう1枚のガーゼに1で取っておいた味噌を薄く塗り、ガーゼの面を下にしてチーズにかぶせる。冷蔵庫で一晩寝かせたら完成。味噌は発酵食品。チーズも発酵食品。合わないわけがない!! というのはわかっているけれど、いったいどんな種類のチーズが合うのかはわからない。そこで、モッツァレラ、ゴーダ、カマンベールと複数種のチーズを漬け込んでいた。チーズももともとそれなりの塩気を持つ食材である。塩気が強くならないよう、漬け込むのは一晩とした。だし入り味噌のだしの旨み、チーズがもともと持つ塩味とはまた違う味噌の塩気、味醂の甘みが適度にチーズにしみ込み、ワインや日本酒に合う珍味のような仕上がりとなった。カマンベールはクリーミーさが際立ち、モッツァレラはあっさりした味わいに旨みがプラスされる。ゴーダも濃厚さが際立ち、これはに日本酒に合う!いくらはごはんのお供、チーズは酒の肴に。やっぱり味噌ってすごい! しかし……残った味噌はどうすればいいの? という方のために、次週は残った味噌の活用法を紹介する。お楽しみに!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月24日日本の伝統的な食生活が放射能の害を防ぐという『放射能の毒出し!「玄米・味噌・海藻」レシピ』が2011年8月4日(木)に主婦の友社より発売。 いまから66年前、原爆投下直後の長崎では、玄米のご飯やワカメの味噌汁という日本の伝統食を意識的にとることで、原爆の後遺症をまぬがれた人々がいたという。また最近の研究でも日本人になじみの深い多くの食品に放射能の害を防いだり、放射性物質を体外に排出する働きのあることがわかってきている。本書は、長崎での原爆の放射線障害をはね返したといわれている「玄米と海藻のみそ汁」の食事に着目し、「玄米」「みそ」「海藻」に「緑茶」を加えた4品の効果や作用について専門家による説明と、それらの食品を効果的に日常生活に取り入れる方法や、代表的メニューの調理方法を収録している。『放射能の毒出し!「玄米・味噌・海藻」レシピ』/主婦の友社編定価:690円(税込)プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月04日