人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。夫の実家にあるマッサージ機を試してみた和田さん。気持ち良さにすっかりハマってしまい、自宅でも使いたいと思って……。★関連記事:「宇宙人みたい…」娘たちの話す若者言葉に全然ついて行けなくて… #ときめけBBA塾 114夫の実家にマッサージ機がいくつかあり、帰省した際に試させてもらいました。どれも持ち運びできる簡易的な物だったので、大した効果はないだろうと思っていたのですが、私の凝り固まった肩をグリングリンとほぐしてくれ、あまりの気持ち良さにびっくり。マッサージ機の進化に驚かされました。自宅でもあの気持ち良さを味わいたいと思い、クッションのような四角い形のマッサージ機を購入。なかなか気持ち良く、なぜか中学生の娘まで毎日愛用するようになっています。しかし、夫の実家で使ったマッサージ機の気持ち良さには及ばず、「あれと同じ物が欲しい……」とよく思ってしまいます。思い返せば、夫の実家には安価な物から数万円の物まで、いろいろなマッサージ機がありました。最初は安い物を買って、さらに良い物が欲しくなっていったのでは? と想像せずにはいられません。マッサージ機も凝り始めるとキリがない、いわば「沼」。ほどほどにしておかないとキリがないと思っていますが、本音は……「ああ、もうちょっと良い物を使ってみたい〜!!」著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2022年06月30日娘さんがロタウイルスが原因で急性脳症となり、入院し、特別な治療薬はないことを医師から告げられた和田さん。入院して2日目、3日目とどんどん眠る時間が増えていき、もうろうとしていて笑うこともありませんでした。どんどん状態が悪くなっているように見え、不安な毎日を過ごしていましたが……。入院から4日目。気持ちをなんとか立て直しながら看病していたものの、ハナの状態は相変わらず。起き上がれず、笑わず、表情も話し方もいつもとまったく違っていました。夫の母と私の母が来てくれていたとき、ちょうど主治医がやってきてハナの状態を聞いてきました。私は説明しつつ、聞きたかったことを初めて質問しました。それは「ハナは以前と同じハナに戻れるのか」ということでした。 聞きたかったことを質問するも、耐えきれず… ハナの病状を軽く考えていたわけではありません。でも元どおり回復する可能性はあると信じて看病していました。先生が今まで診てきた子どもたちの中に以前と同じように回復した子は1人もいなかった、という事実は、ショックすぎて受け入れることができませんでした。 自分のおなかの中から聞いたこともない声が出てきたのを覚えています。母たちも泣いていて、私の母は「しっかりしなさい! あなたがしっかりしなくてどうするの?」と言っていたのですが、しっかりできるはずもなく……。その場にへたり込んでしまって、ずっと変な声を出し続けていました。 放心状態になった私を夫が迎えに来てくれたらしく、気がついたら自宅に戻っていました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月26日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。娘たちが使う若者言葉についていけなくなってきた和田さん。今どきの略語を聞くと、斜め上な想像をしてしまうそうで……。★関連記事:「なかなか優秀!」夫の鶴のひと声で顔・体・髪のせっけん生活がスタート #ときめけBBA塾 113思えば自分も10代20代のころ、こんなことがあった気がします。普通に話していたつもりなのに、親から「え? それどういうこと?」と言われ、説明するというようなことです。ついに私がその親側の立場になってしまった……と最近よく思います。特にわからないのが略語。突然聞いたこともない略語を娘に使われ、「何それ?」と聞くと「そんなことも知らないのか!?」と驚いたような顔をされます。今では割と一般的に使われている「陽キャ・陰キャ」なども最初に聞いたときは、「なんじゃそりゃ」と思いました。おもしろいのが、私が子どもたちから新しい言葉を学ぶように、私の友人たちも子どもたちから学んでいるらしいことです。うちの子どもたちが小さかったころ、10代の子どもがいる友人は、私が知らない略語をいち早く使っていました。「あいうえお」から教えた子どもたちに、親が言葉を教えてもらう不思議さを、今しみじみ感じています。大人として恥ずかしくない言葉づかい・言葉選びをしたいなと思う半面、ボキャブラリーが古くなって10代と話が通じなくなるのも嫌だなと思っていて、わからない言葉はとりあえず素通りしないようにしています。でも次から次へと作られていく略語や造語!言葉って本当におもしろいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2022年06月16日ママならぬことの連続である育児。和田さんも日々育児に奮闘していましたが、次女が誕生しますますママならぬ日々に突入! でも、子どものころ憧れたアニメヒロインになれるという特典が!? 果たしてその理由とは??だいぶ端折ってしまいますが、二女が無事誕生し、二児の子育てが始まりました。二女ハッパは生まれたときからあまり泣かずよく寝てくれる子で、同じ母から生まれた子でもこうも違うものかと思うくらいラクでした。とはいえ、夫がほぼ不在の中、2人の子を抱えて右往左往のワンオペ育児。毎日ママならぬことばかりでした。 母がアニメになるとき このシリーズは今回で最終回です。今まで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました! 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月15日長女もいよいよ2歳になってすぐ、下の子の妊娠が判明した和田さん。喜んだのも束の間、「男の子」を期待する周囲のプレッシャーがハンパなかったそうです。ドタバタと子育てする中で、2人目の妊娠が判明しました。夫も私も性別についてはさほどこだわりがなく、「1人目が女の子だったから、どちらかといえば男の子のほうがいいかなあ?」くらいのゆるい希望でした。が、周りの反応は結構極端なもので……。 プレッシャーの中、娘の放ったひと言とは? とにかく事あるごとに周りの人たちから「男の子!」と言われ続けました。超音波健査で「女の子っぽい」と言われたことを告げたときは、あからさまにがっかりされ、なんだかとても悲しい気持ちに……。悶々としながら、ついハナに性別を聞いてみたところ、上記のような神回答をいただきました(笑)。「まな板が生まれるくらいなら、男の子だって女の子だってどっちだっていいよ!」と思い、なんだか気が抜けてしまって、それからは性別についてはあまり気にしなくなりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月14日娘さんが歩き始めてしばらく経ったころ、大阪に遊びに行くことにした和田さん。出かけた先で娘さんが放った衝撃的なひと言に絶句してしまったとか。その内容とは?初めての遠出、しかも電車利用とあって、念入りに準備したつもりだったのですが、いろいろ大失敗。ベビーカーをホテルに送ってしまったところ、ハナがほとんど歩いてくれず、肩と腰が砕けそうになりながら抱っこで移動。新幹線の中では用意しておいた絵本やシールブックには秒で飽き、ぐずるたびに荷物を持ってデッキへ行くハメに。駅や観光地でもエスカレーターが見つからず必死で階段を上り下り。翌日夫と合流するまで、本当に大変でした。 それはどっちのこと!? 以前USJにあったE・●のアトラクションへ行ったところ、娘がE・●の絵を指差して「ばあば!」。どちらのばあばを言っているのか気になりましたが、そこは確認してはいけないような気がして、そっとしておきました。いったいどっちだったんだろう……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月13日ロタウイルスが原因でまさかの脳症になってしまった娘さん。予防接種さえできていたなら、病気かかることも脳症になることもなかったかもしれないと思うと、やり場のない悔しさと怒りが込み上げた和田さん。その後娘さんの状態は悪化しているように見え…。入院から3日目。ハナの急性脳症の原因はロタウイルスであること、特別な治療薬はないことを医師から告げられました。 ハナは少しは話すことができたものの、2日目、3日目とどんどん眠る時間が増えていき、もうろうとしていて笑うこともありませんでした。私には、どんどん状態が悪くなっているように見え、不安でたまりませんでした。 何か自分でもできること…!と思いやってみたのは… 夫は持ち運びのできるモニターつきの小さなDVDプレーヤーを購入。ハナのお気に入りのDVDを病室で見せたところ、ハナがキャラクターのセリフをまねしたと報告してくれました。「まだ希望はあると思う」という夫の言葉に励まされました。 私も他に何か自分にできることを……と思い、ベッドの周りにちょっとした飾りをつけてあげることにしました。しかし、そもそも工作などが好きな私はつい熱が入ってしまい、大量に製作。ベッドの周りに飾ったところ、なんだかお誕生会のような有様に……。個室だったので、ほかの患者さんに見られることも、病院から咎められることもなかったものの、今思えば完全にやりすぎだったなあ、と反省しています。(あとで外しました) 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月12日和田さんが家事をしている最中などに、ある行動をするようになった娘さんですが、あまりにこっそり過ぎて突っ込まずにはいられなかったそうです。一時期、娘があるいたずらをするようになりました。それはどんなものだったかと言うと……。 いつのまに…!? 掃除機の上にそっと置かれたクマのぬいぐるみ。別の日は歯磨きをするからベビーチェアに座って待っていてと言ったあと、振り返ったら娘の姿はなく、代わりにベビーチェアにクマがねじこまれていました。 娘はというと、私の様子を観察したり、くすくす笑ったりすることもなく、本当に音もなくぬいぐるみを置いて去っていくのです。あまりにも手際がいいので笑ってしまいました。忍者かよ! 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月12日1歳半をすぎて歩き始めたり、言葉に興味を持つようになった娘さん。そんな娘さんに思わず激しめのツッコミをしてしまったことがあったとか。その内容とは……!?どんどん新しい言葉を覚えていく娘。特にオノマトペや動物の名前をよく大きな声で連呼していました。そんな様子を微笑ましく見ていたのですが……。 そこひっくり返す!? わざとかと思ってしまうほどハッキリと「バーカ」と言われたので、つい声を荒げてしまいました。大人げない……! このあとも絵本を広げては、本に登場する動物や食べ物の名前をよく大声で言っていました。ちょっと前までは絵本自体に興味を示さなかったのに、すごい進歩。子どもってこうやって言葉を覚えていくんだなあと、しみじみ思いました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月11日ようやく歩けるようになった娘さんですが、今度は歩けるようになったがゆえの、新たな問題が勃発!とある方法で、無事に切り抜けた和田さんですが、その作戦とは一体……。娘のよちよち歩きはかわいいものの、移動にはものすごく時間がかかりました。アパートの目の前にあるコンビニに行くだけでも数十分。ちょっと行って帰ってくるだけでも、結構疲れます。ましてやショッピングモールのような広い場所を歩き回るときは、できるだけベビーカーに乗っていてほしかったのですが……。 歩けるようになったものの…! 母の勘とでも言うのでしょうか。娘の様子から、自力で歩きたいだけでなく、「ベビーカーはもうダサい! 私はもう赤ちゃんではない!」と思っているような気がしていました。そこでベビーカーに乗ることは恥ずかしくないことをアピール。使っているベビーカーがいかにかっこいいかを説明をしてみました。 こんなこと長々言われても理解できないかも、と思ったのですが、これがバッチリ通じたので驚きました。もちろん歩きたがることもありましたが、素直に乗ってくれることが増え、長時間の移動時にはだいぶ助かりました!監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月10日保育園に通い始めたころ、ママと離れたくない娘さんと朝のルーティンがあったという和田さんですが、衝撃な結末を迎えてしまったそう。その内容とは?娘が一時保育で通っていた保育園で、忘れられない思い出があります。それは…… 親子のいい思い出になるはずが…!? めちゃくちゃあっけらかんと言った先生。金魚が急にいなくなったので、先生はこの質問を何度もされていたのかもしれません。私たち親子のなかで勝手に「いい話」っぽくなっていた金魚との交流は、こうして突然終わりました。 天国へ旅立ってしまった金魚はかわいそうでしたが、金魚がいてくれたおかげで娘はわりとすぐに保育園に行くのを嫌がらないようになりました。ありがとう、金魚さん。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月09日まだ歩かないの?と娘のあんよの遅さを周囲に言われ、イライラしていた和田さん。1歳6カ月にしてついに歩き始めてホッとしたそうですが、娘の歩き方にビックリしたそうです。ついによちよち歩きを始めた娘・ハナ。「歩き始めたら、あっという間に走るようになるわよ」とよく母や先輩ママから聞いていたのですが、娘の場合はそんな感じではありませんでした。 歩き始めたのはいいけれど… 歩く前と変わらず、怖がりな娘。安全を確認するまでは壁から離れず、1〜2cmくらいのほんのわずかな段差も四つん這いで登り下り。まるで、生まれて初めてスケートリンクに立たされたときや、少ししか泳げないのに深いプールに入ったときのような感じでした。 この子はいつになったら走り回るんだろう……?と思いつつ、娘なりに少しずつチャレンジしている様子に、うれしくなりました。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月08日1歳半近くになっても歩かない娘。に心配していた和田さんでしたが、思わぬことが起こったそう。そろそろ病院で診察してもらうか……と思っていたある日、外出先で思いがけないことが起こりました。 ハイハイのし過ぎで… 公園のじゃぶじゃぶ池の中と周囲はコンクリート。その外周は広い芝生になっていました。今まで屋外でも常にハイハイしていたハナ。しかし、これまでと違って水着を着ていたため、膝と足の甲をひどくすりむいてしまいました。 しかしそれをきっかけに、膝の傷が痛かったためか、ハナは勝手によちよち歩き始めました。私は今までの様子を見ていたので、「やったー!」というよりは、「やっぱり歩けるんかーい!」という感じでした。 おそらくハナは、歩けなかったわけではなく、立って歩くことが怖かったんだと思います。それがケガしたことで、「ハイハイも危険だ!」と思い、歩くことに決めたように見えました。 この怖がりで頑固な性格はその後もずっと変わらず、子どもの性格ってうんと早いうちに決まるものだなあと、しみじみ思ったのでした。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月07日「まだ歩かないの?」と親や親戚、友だちから言われるたびに、必要以上にストレスを感じていたという和田さんでしたが……。当時参考にしていた育児書やネット記事には「歩く練習をさせる必要はない」とあったのですが、つい娘に練習させようとしてしまったことがありました。 本当は歩ける…!? おでこをつけて「たっち!」。いや、もうそれほとんど立ってるじゃん!と言いたくなりました。 なんだかおかしくなってしまい、同時にまだひとりで立ったり歩いたりするのが怖い娘の気もちもよくわかって、このあとは放っておくことにしました。 とはいえ、もう1歳半。そろそろ一度病院で診てもらおうか……と思っていたある日、思いがけないことが起こったのでした。 ※立っちやあんよの練習をするときは、周囲に危ない物がないかなどを確認し、お子さんから目を離さないようにしましょう。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月06日1歳半近くになっても、なかなか歩き始めない娘でしたが、つかまり立ちは1歳前にマスター(?)していました。フラフラすることもなく、机に手を軽く添えるだけでしっかりと立っているその様子に、私は内心「この子、実は歩けるんじゃないの? 少なくとも、立てるんじゃないの……?」と思っていました。ある日、テーブルにつかまり立ちをしている娘を見て、ふと「テーブルをどかしてみよう」と思い立ち……。 もしかしてできてる? 空中に手を伸ばしたまま静止する娘。自分が何もつかんでないことに気づいて慌てる姿に、「コントか!」と心の中でツッコミを入れずにはいられませんでした。(※危ないのでまねしないでください) どうやら娘は決して立てないわけではない様子。かといって無理矢理歩かせるわけにもいかず、モヤモヤとしながら時間だけが過ぎていくのでした……。 ※立っちやあんよの練習をするときは、周囲に危ない物がないかなどを確認し、お子さんから目を離さないようにしましょう。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月05日おしゃべりは順調に上達していった娘でしたが、運動能力の成長はかなりスローペースでした。寝返り、ハイハイ、つかまり立ちまでは遅めながらもできるようになっていったものの……。 いつまでも歩けない娘に… 1歳半近くになっても、何にもつかまらずに立ったり、歩いたりしなかった娘。「まあそのうちするでしょ」とのんきに構えていた私でしたが、月齢の近い子をもつママ友と出かけると違いが顕著になってきました。以前は一緒に寝ていたり、ハイハイしていたのに、今ではほかの子たちは走り回っているというのに、娘は屋内でも屋外でもハイハイ。 少し前までは「歩き出すのは遅いほうが大変じゃなくていいよ!」なんて笑っていた親やまわりの人たちからも、「え? まだ歩いてないの?」「病院へ行ったほうがいいんじゃないの?」とことあるごとに言われるように。 「いいから放っておいてよ!」という気持ちと「そんなに心配されるほどのことなのか。病院に行ったほうがいいのかな?」という気持ちが両方あって、結局何もできないまま、娘は1歳半になりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月04日ボキャブラリーが急激に増えたという娘さんと遊んでいた和田さんですが、思わぬ悲劇に見舞われてしまい……。おしゃべりから得意になるタイプの赤ちゃんと、運動から得意になるタイプの赤ちゃんがいると思いますが、うちの娘は完全に前者でした。 ボキャブラ増えたのはいいことだけど… 娘の人差し指が私の眼球を直撃。鋭い突きをくらって、片目を押さえながら「そ、それは聞いてないから!」と心の中でつっこんでました。痛かった……。 スポンジが水を吸い込むようにいろいろな言葉を覚えていく娘の様子には驚きました。と、同時に何回聞いてもなんのことを言っているのかわからない謎の単語もいくつかありました。 その1つが「コービキボイ」。いまだに何だったのかわかりません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月03日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。突然全部をせっけんで洗うと宣言した和田さんの夫。固形せっけんを浴室に置くとドロドロしてしまうため、和田さんはちょっと気が進まない様子でしたが……。★関連記事:「目からうろこ」間違うとお葬式感が否めない五十路ファッションが華やぐポイントは?うちの夫は突然何かを思い付き、思い付くや否や、すぐ実行したがります。そんな彼が数カ月前に始めたのは、顔と体と髪を固形せっけんで洗うこと。ちゃんと使えば経済的だし、肌にも良さそうだし、プラスチックゴミも減らせる、という理由でした。しかし私は、その効果に半信半疑。今までも固形せっけんを浴室に置いては、ドロドロに溶けて浴室を汚し、使い切れないまま捨てる、ということがあったからです。今回夫はネットでいろいろ調べ、ダルトンという会社のマグネット式のソープホルダーを導入しました。これがなかなか優秀で、洗うときはパコッとマグネットから外してせっけんを使い、またマグネットに付けてつるしておけば、せっけんがドロドロにならずに乾くのです。私は夫が顔と体に使っている牛乳石鹸の赤箱タイプだけ共用させてもらっています。これがとても良く、しっとりと洗い上がります。ファンが多い理由がわかりました。また、シャンプー用・リンス用のせっけんも、それぞれ試してみました。固形せっけんなので泡立てるのがちょっと面倒に感じましたが、洗い上がりは髪がキシキシすることなくふんわりと仕上がったので驚きました。どのせっけんも数カ月は持ちコスパが良いこと、ゴミや買い置きの保管スペースが減らせることも大きなメリットでした。すべての洗剤をせっけんに変えよう!とか、手作りせっけんを作ろう!とかまでは考えていないのですが、これからもできる範囲でゆるっとせっけん生活を続けていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2022年06月02日妊娠中やお子さんが生まれてからの珍事件!?を赤裸々にマンガ化。今回は急に夫の休みがとれ、娘を預かってもらって、2人でフレンチレストランへ行こう!ということになったお話です。2人でゆっくり外食するなんて1年以上ぶり。とても楽しみにしてお気に入りのレストランへ行ったのですが……。 店員さんのひと言 満面の笑みで自分のおなかをさすり、「もしかして……!?」と私に問いかけてきた店員さん。 私はショックすぎて、0.5秒くらいの間に私「いや、妊娠してないんですよ〜」店員さん「え!? す、すみません。私ったら……!」というやりとりを脳内で展開してしまい、「だ、大丈夫です」と意味不明な回答をしてしまいました。 出産から1年経ってもおなかのあたりはプヨっとしたままだった私。そこへきて、ごはんもおやつも遠慮なくもりもり食べていたので、おなかがぽっこりとしていたのは事実です。しかしまさかこんな形で現実を突きつけられるとは……!(涙) 食事はおいしかったけれど、パンのおかわりはやめておいたのは言うまでもありません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月02日断乳に成功した和田さん。ホッとしたのも束の間、2日目になんとおっぱいが岩のようにカッチカチになってしまったとか。そんな痛みに耐える和田さんを襲った悲劇とは……!?断乳開始初日は娘の号泣に手こずりましたが、次の日からは娘は少しあきらめた様子でした。そして、それより困ったことが始まりました。それは……。 ただでさえ痛いのに! さらに追い討ち!? 出産と産後以来、大きな痛みを感じる出来事はなかったので、こんなことがあるとは予想外でした。 授乳をやめてから、おっぱいは岩のようにカチコチに変形し、悪寒を感じるほどの痛みがずっと続きました。痛みに耐えきれずほんの少ししぼったり、保冷剤で冷やしたり、湯船には入らないようにして、なんとかやり過ごしました。断乳後3〜4日は本当にしんどかった気がします。 それに追い討ちをかけたのが娘のスキンシップ!授乳がなくなって寂しくなったのか、やけにベタベタしてくるのです。ちょっと胸に触れられただけでも「ギャーッ!」と叫んでしまうような状態だったので、これがまたしんどかったです。 ひたすら耐える日々でしたが、1週間ほど経つと、おっぱいの状態も落ち着き、痛みはほぼなくなりました。 ※断乳時にトラブルが生じたときは、断乳を自己判断で進めたりせずに、母乳外来や助産師に相談しましょう。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月01日娘が夜中の授乳で遊び飲みするようになり、いよいよ断乳を決意したそう。泣いてすがる娘の様子をみて思わず小芝居をしてしまったという和田さん。その内容とは?母乳については「飲まなくなるまでずっとあげ続けてればいいかな」と、おおらかに(適当に)考えていたのですが、乳首をかまれたり引っ張られたりすることが増えて、断乳を決意しました。 ついに断乳を決意したものの… 最後におっぱいをあげたときは、なんとなくしんみり。ハナにも「おっぱい、バイバイだよ」などと言って聞かせ、おっぱいなしで大人しく眠ったと思ったら……夜中に大号泣!抱っこしても、トントンしても、まるでダメ。とにかく乳をよこせ!みたいな感じで泣き続け、私もだんだん疲れてきて「いやー、お客さん、もううち閉店したんでねー。ダメなんですよー」などと、謎の小芝居をしていました。 気がつけば、朝。「ああ、断乳が大変って、こういうことだったんだなあ」としみじみ思いましたが、本当に大変なのは子どもの夜泣きなどではないのだと、このあと思い知ることになるのでした……。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月31日同じ歳くらいの子どもを持つ友人からの電話で盛り上がった和田さん。話しているとお互い「大丈夫?」と思えるような会話になっていったとか。その内容とは……?ある日、遠方に住む友人から電話がかかってきました。彼女も子どもが保育園に入園したばかり。保育園生活に関するあれやこれやで盛り上がったのですが……。 ママ友の会話で お互い「ちょっと大丈夫……?」と思ってしまうくらい「坐薬」と「下剤」を間違え続けていました。これは加齢のせいなのか、おっちょこちょいなせいなのか……。薬のこと以外でも、「持ち物にいちいち名前を書くのが大変」とか「服を汚してくることが多くて、手持ちの服がなくなってしまい困った」とか、あるあるポイントが一緒でおもしろかったです。 このころ、集団生活を始めて娘が頻繁に熱を出していたので、娘に申し訳ないような、後ろめたいような気持ちになっていました。同じように子どもを保育園に預け始め、同じように仕事と育児の両立に試行錯誤している友人の話を聞くことは、とても励みになりました。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月30日どこにでもありごくありふれたロタウイルスが原因でまさかの脳症になってしまったことを医師に告げられた和田さんでしたが…。娘の脳症の原因になったロタウイルスは、どこにでもありたくさんの子どもが感染するにも関わらず、薬がない。主治医からそう言われ、「じゃあいったいどうすれば防げるんですか?」と思わず聞き返しました。先生から返ってきた言葉は…… もしかして防げた…? 当時ロタウイルスワクチンは、日本では無料の定期接種どころか認可すらされていませんでした(2020年に定期接種化)。現在は認可されたり定期接種になったりしたほかのワクチンも、当時は未認可だったり任意接種で高額だったりしました。予防接種さえできていたなら、病気かかることも脳症になることもなかったかもしれないと思うと、やり場のない悔しさと怒りが込み上げました。 ハナの脳症の原因はわかったものの、特に治療方針に変化はなく、回復するのか、いつ退院できるのかもわからないまま、看病は続きました。 ◇◇◇ 海外では承認されている薬が日本では未承認のために使用できないというケースが多々あります。薬事承認までの期間が欧米に比べて日本は長くかかり、薬の承認格差、いわゆる「ドラッグ・ラグ」として問題提起されているようです。薬事承認に時間がかかることの背景には、人種による体への影響、過去の薬剤訴訟、薬の承認・審査をおこなう体制の差などさまざまなことが考えられています。現在「ドラッグ・ラグ」を解消するために、さまざまな取り組みがおこなわれているようです。和田さんのような思いをする人が1人でも減るように、薬の承認がスムーズにおこなえるようになるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月30日保育園に通わせるようになって、体調を崩すことが多くなり、休むことも増えたそう。病気が治って保育園に預けようとしたときに夫や義母に言われた言葉にもんもんとしてしまったとか。その言葉とは……。1歳になる少し前に一度だけ微熱を出したハナ。それ以外に熱を出すことはなかったのですが、保育園へ通い始めてからは、毎週のように体調を崩すようになりました。 夫が放ったひと言 夫の言うことはもっともで、私もできればゆっくり休ませてあげたいのです。でも、保育園に預けないと、仕事が思うようにできません。夫は気軽に「あと数日休ませたら?」と言うけれど、その代わりに自分が会社を休んでハナの面倒をみてくれるわけではないので、「じゃあ私の仕事はどうすれば……?」と内心モヤモヤ。 保育園に預けるのを「かわいそう」と言っていた祖母の言葉も思い出されて、「私は悪い母親なのだろうか?」「自分のために娘を犠牲にしているのだろうか?」と悲しい気持ちになりました。 しばらく経つと、免疫力がついたのか娘が熱を出す頻度はグッと減りました。でもそれまではいつ発熱するかわからない綱渡りのような状態でした。ママ友たちに聞くと、やはり集団生活の始まりの時期はしょっちゅう熱を出していたとのこと。落ち着くまでは周りのサポートと理解がないと、体力的にだけではなく精神的にもキツいな、と思いました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月29日娘を保育園に預けるようになった和田さん。あれこれ準備に頭を悩ませていたようですが「どうでもいいや」と思える光景に遭遇。その内容とは……?今回は保育園での服装の話です。 「もうどうでもいい」と思えたこと 考えてみれば、忙しい保育園の先生がコーディネートまで考えて着替えさせるのは難しいことも多々あるはず。 迎えに行くと毎回「全身グレー!」とか、「星柄にボーダー!」とか、「チュニックの裾もパンツにインしておしりモコモコ!」とか、すごい格好で娘が現れるので、ちょっと笑ってしまいました。 準備する着替えの枚数も多かったけれど、それを全部汚して帰ってくることにもびっくりしました。たった週に2回の託児だというのに服も下着も不足しがちで、今まであまり着ていなかった服もどんどん着まわすようになりました。タイミングよく先輩ママから大量にいただいたお下がりが大活躍!とても助かりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月28日娘を保育園の一時保育に預けることにした和田さん。毎日泣く娘に心を痛めていたのですが、ある日こっそり覗きに行ったら驚きの実態が!ハナ、1歳2カ月のとき、保育園での一時保育をスタートしました。とりあえず週に2日お願いできることになったものの、初めて娘と長時間離れることもあり、内心不安でいっぱいでした。泣くんじゃないか? 嫌がるんじゃないか? そんな不安を抱えつつ初登園したところ……。 覗き見で知った娘の秘密 私を見た途端、泣きながらハイハイで爆走してきた娘。「あんた今まで、力いっぱい踊ってたじゃん!」と内心突っ込まずにはいられませんでした。 こんな感じで始まった娘の保育園生活。周りからよく聞いていたとおり、ハナは入園したとたんしょっちゅう風邪をひいたり、病気にかかるように。それが私にうつることも何度かあり、最初のうちは保育園はお休みしてばかり。「これじゃ、何のためにあずけているのかわからない……!」と思ってしまうことも多々ありました。 でも風邪をひく頻度も少しずつ減り、娘も私も保育園に通う生活に次第に慣れていきました。安心して娘をあずけられる場所があることに、本当に助けられたと思います。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月27日仕事と育児の両立のため、娘さんを保育園に預けることにした和田さん。ホッとしたのも束の間、祖母からのまさかの発言にグサッときて……。以前託児所を探したことを描きましたが、その後も折りを見て、娘を週2〜3日預かってくれるところがないか、問い合わせたり見学に行ったりしていました。すると、わりと近所の保育園で一時保育をやっているところが見つかり、お願いすることになったのですが……。 まさかの祖母の発言! こういう時代錯誤な考え方があるのはわかっていましたが、いざ自分の娘が「かわいそう」と言われると、私が悪いことをしているようで、イヤ〜な気持ちになりました。私にとっても娘にとっても初めてのことで、迷いや不安もあったので、余計です。 そうは言っても、仕事と育児の両立はすでに限界。祖母のことは無視して、せっせと入園準備をすすめました。 一時保育とはいえ、ほかの園児と同じ物が必要でした。お昼寝用のふとん、それを入れるバッグ、袋類や食器を揃え、洋服や下着にひたすら名前を書き続け……。入園準備って大変なんだな、と実感しました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月26日今回は娘さんが1歳のころのお受験や習い事についてのお話です。まだ先のこと、のんびり構えていたら周りはもうすでにいろいろ考えていて、びっくりだったそうです。娘が1歳になる前後に、久々に妊娠中に知り合ったママ友たちと集まりました。話題は相変わらずほぼ育児の話。でも今までなかったトピックも出てきて……。 ママたちの会話に呆然 1歳になったとはいえ、当時私にとって娘はまだ「赤ちゃん」に毛が生えた程度のイメージ。ひどい便秘をどうするか、いつ歩くのか、託児所を利用するか……考えることといえば、そのくらいでした。 しかし、ママ友たちのあいだではもう習い事や進学についてのリサーチが始まっていて、「え! もうそんなことまで考えてるの!?」と、ものすごくびっくりしました。 同時に、少し寂しいような気もちになったのを覚えています。今までは、おむつや授乳、寝かしつけなど、みんな共通の話題があったけれど、これからは教育方針や家庭環境、子ども自身の興味や才能などで話題が変わっていくんだな、と気づかされたからです。 その後、数人が旦那さんの転勤等で遠方へ引っ越してしまい、集まることはなくなってしまいました。年賀状やメッセージのやりとりも徐々に減り、今では会う機会もありません。でも妊娠中から産後の、一番心細くてしんどかった時期に支えてもらったことは、今でも本当に感謝しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月25日娘さんが1歳になった記念に写真を撮りに行った和田さん一家ですが、そこで待ち受けていたのはまさかの罠だったとか。その内容とは?ハナもついに1歳!お誕生日の記念にと、写真撮影することにしました。 写真を見てみたら… 写真館のスタッフさんたちは親が恐縮するほどのあやしっぷりでしたが、ハナは終始仏頂面。写真も散々な出来だと思っていました。ところが、店内のPCで確認したところ、どのポーズも満面の笑みで撮れていてびっくり。一瞬のよい表情を逃さず撮影するなんて、さすがプロだなあと感心しました。 前もってママ友から「ついついあれもこれも買って散財するから気をつけて」と言われていたにもかかわらず、あまりの写りの良さに、ついつい予定以上の枚数を購入。家族写真も撮るつもりすらなかったのに、ついすすめられるまま撮影して、まんまと購入。 さすがプロだなあと、また感心したのでした……。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月24日お子さんが初めて言葉をしゃべったときって感動しますよね。でも、和田さんは怒り心頭になったとか。その理由とは!?赤ちゃんが生まれて初めてしゃべった言葉ってなんでしたか?うちの娘ハナは「まんま」「んま」などは言っていたのですが、はっきりと意味のわかる言葉を話すわけではありませんでした。しかしそんなある日、義実家へ遊びに行ったときのこと…… 初めての言葉は 夫を見て、やけにハッキリと「ぱぱ」と言ったので、わーっ!と盛り上がったのを覚えています。そんななか私だけが大人気なく顔をひきつらせていました。 このときの私の気持ちを例えて言うなら、「ずっと尽くしてきた売れないミュージシャンの彼氏に、売れた途端心変わりされた」みたいな感じでしょうか。「ずっとお世話してきたのは私なのに!!」「普通、ママが最初だろ!」と、内心怒り心頭。 よっぽど悔しかったのか、私の中では娘の「パパ」は初めての言葉とはカウントしないことにしたらしく、当時の母子健康手帳の成長記録には「初めて出た意味のある言葉」として義実家の猫の名前が書いてあります……。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月23日