おしゃれな商業施設と団地が隣接する便利なニュータウン「日進香久山」やってきたのは、日進市香久山。アクセスは、地下鉄東山線「星ヶ丘」駅から名鉄バスで15分ほど。ちょっと時間はかかりますが名鉄バスセンターや栄まで直通の高速バスも1時間に1本程度、走っています。とは言っても、このエリアにお住いの方は、車での移動がメインになるかと思います。車なら名古屋市の中心部まで40〜45分程度と、十分に通勤可能ですし、おしゃれなお店が並ぶ星ヶ丘エリアまでも近いのが嬉しいですね。 こちらが今回ご紹介するUR賃貸住宅「日進香久山花の街」です。 最近、屋外のリニューアル工事が終わったばかりとのことで、メインエントランス前の花壇など、美しくスタイリッシュに整えられていて素敵です。 プレイロットの遊具もピカピカのものに!ちょうど通りかかった住人の方が「子どもたちが待ちかねてたのよ」と教えてくださいました。 ご案内していただいたのは、UR都市機構の古檜山さんです。「NISSHIN KAGUYAMA」のサインも真新しく、かっこいいですね! 「ここ日進香久山は、UR都市機構がニュータウンとして開発したエリアなんです。そのため街並みにも統一感があり、空間もゆとりをもって作られているんですよ」とのこと。 日進香久山がニュータウンとして誕生したのは1993年。新興の住宅街ということもあって、もともとある自然も活かしながら、豊かな緑の中に穏やかでゆとりある街並みがつくられています。 ゆったりとつくられているニュータウン内の街路。街路樹がとても立派で、綺麗ですね。 「ニュータウン開発の中で、小学校や幼稚園などの施設もすぐ近くに計画して建てられています。そして、団地に隣接してニュータウンの中心となる商業施設が集まっていることも、大きな特徴なんです」と教えていただいて、やってきた団地すぐお隣の商業エリア。 こちらも2018年の5月に『MiO香久山 con*te uno(コンテ ウノ)』がオープンしたばかりです。 クリスピークリームドーナツやホットヨガスタジオ、三洋堂書店など。「近所にあったらちょっと嬉しい」施設が集結。外観もすごくおしゃれですよね。 個人的には、こんなに近くにスターバックスがあるのが本当に羨ましい…! 向かい側には、ニュータウンの人々の生活を支える大きなスーパーと、スポーツジム、プールやクリニックが集まっていました。 車での生活がメインになるニュータウンでの暮らし、と想像していたら、団地から歩いてすぐの場所にこれだけおしゃれで便利なお店がたくさん集まっているって、ちょっと驚きでした。特に、小さなお子さんの子育て真っ最中のお母さん、お父さんにとっては、自分もひと息つけるような場所が歩いて行ける範囲にたくさんあるのは、とても嬉しいですよね。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る統一感にこだわったリノベーション住戸室内も綺麗にリニューアルされたリノベーション住戸をご紹介しましょう。特に注目したいのが、トータルカラーコーディネートにこだわった「コンフォートクラス」のお部屋。3LDKのお部屋を見せていただきました。 縦に長い、11.7畳のリビング・ダイニング。白を基調に細かい部分まで色を統一しているので、とても明るく感じますね。エアコン・モニター付きインターホンも設置され、設備面も大きく向上しています。 リビング・ダイニングのお隣には和室があります。こちらの畳も、統一したカラーのものになっていて、洋風の家具も合わせられそうですね。冬でも暖かく、お子さんたちが遊ぶスペースにもぴったり。 色の統一感だけでなく、設備もちょっと良いものが入っています。キッチンは、ガス3口のシステムキッチン。作業スペースが広くて、とても使いやすそう。 脱衣所も広々、取られていて、大きな洗面化粧台が嬉しいです。 賃貸のお部屋探しって、ちょっと我慢しなきゃいけないところがあったりするけれど、このお部屋には気になるところはほとんど見当たりませんでした。家具も合わせやすそうなシンプルな内装も、とても良いです。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る緑の中で身体を動かし、のびのび暮らす。取材に訪れたのはちょうど紅葉の時期。お部屋の前の共用廊下から、見事に紅葉した緑地と、立派な建物が見えました。 立派な建物は、岩崎台・香久山福祉会館。訪れた時には、多世代に渡る方々がみんなで合奏の練習をしていらっしゃるのが見えました。活動のためのスペースを無料で借りられるほか、子育ての情報交換ができる場や、子どもからお年寄りまで参加できるイベントなどがたくさん開かれています。 そしてこちらが、団地を囲むように広がっている水晶山緑地。綺麗に整備された遊歩道を散策するもよし。 時には、木立の中へ探検に出かけるもよし。自然と身体を動かすのが習慣になりそう。 カフェや本屋さんなど、ちょっとひと息つける場所もあり、自然豊かな場所もたくさんある日進香久山。家族ひとりひとりが、「自分のお気に入りの場所」をいくつも持てそうだなぁと感じました。そんなニュータウンでの暮らし、ちょっといいかもしれません。 日進香久山花の街募集中のお部屋はこちら13号棟703号室 (3LDK / 72.97㎡ / 家賃76,800円 / 共益費 4,200円) このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見る この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年02月04日富田って、どんなところ?JR・阪急線・京阪線の各駅へアクセス良好。便利な立地。UR賃貸住宅「富田(とんだ)」があるのは、阪急京都線の高槻市駅からバスで15分の住宅街。バスと電車を合わせて40分ほどで梅田へアクセス可能で、大阪への通勤をお考えの方にも十分おすすめできる立地です。他にJR高槻駅、阪急茨木市駅、枚方市駅にもバスでアクセス可能。高槻駅の駅前には阪急、松坂屋の2つのデパート、枚方市駅の駅前には2016年にオープンした枚方T-SITEがあります。ひらかたパークや淀川河川公園も近いので、週末のお買い物、アクティビティまで、たくさん楽しめそうと感じました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る 自然豊かな敷地内に楽しい仕掛けのあるウォーキングコースを整備!富田の魅力は、なんといっても敷地内に溢れる自然の豊かさです。2,600戸を超える大型の団地で、敷地内に張り巡らされた街路脇の大きく成長した植栽がとても見事。思わず上を見上げながら散策を始めてしまいました。 訪れたのは、ちょうど紅葉のシーズン。樹々が色づいてとても綺麗でした。 敷地内のいたるところに大小さまざまな公園も設けられています。 樹々に囲まれるようにして建っている住棟。棟ごとに異なるイラストがとても可愛らしいですね。 子どもたちが思いきり遊べそうな、遊具を備えた広い公園もありました。 ご案内いただいたのは、UR都市機構の大澤さんです。 「富田は、緑を感じながら歩ける環境が魅力です。自治会の方からの提案で、敷地内に『並木のみち』というウォーキングコースも整備されました。住人だけでなく、近所の方も利用していただけるんですよ」 遊歩道に描かれているのがウォーキングコースのライン。 敷地内に棲む鳥たちにちなみ、「うぐいす通り」「つぐみ通り」「めじろ通り」の3つの名前がついています。 団地の入口近くには、わかりやすい案内マップが設置されていました。 一番長いうぐいす通りで1周約2km。距離やカロリーを意識しながら楽しく歩けるように工夫されています。大阪らしいユーモア溢れるデータも。200周するとなんと、ここから富士山頂までの距離に匹敵! 木々の種類も豊富。こちらはメタセコイアの木です。 ウォーキングコースは、昼間も歩いている方々がたくさんいらっしゃって、途中で顔を合わせると挨拶や会話を交わしていらっしゃるのが印象的でした。自治会の方々を中心に、夏まつりや運動会など季節ごとに催し物が行われる富田は、コミュニティ活動も盛ん。このウォーキングコースも、通学路として利用している子どもたちの見守りもできるように、という意味もあってのことだそう。 子どもたちも楽しんで歩けるように、倉庫の壁には動物が描かれていました!全部で12種類もの動物のイラストが描かれているそう。 実寸大のイラストなので、顔が隠れているものも。おしゃれなイラストで、大人でも見つけるとちょっと嬉しくなってしまいます。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*敷地内に賑わう商店街。周辺も便利な施設がたくさん駅まではバス便の富田ですが、日常のお買い物は、団地の敷地内にある商店街とスーパーでほとんどまかなうことが可能です。 こちらが商店街の入口。左手に、スーパーマーケットの阪急オアシス。 電機屋さんやお米屋さん。歯医者さんや郵便局から、飲食店も複数。 「ここの商店街は、どのお店もとても活気があるんです。美味しいパン屋さんや、いつもお客さんでいっぱいの担々麺のお店もありますよ」と大澤さん。うーんここに暮らして通ってみたい。 そして、商店街の奥にある自治会の事務所では、サイクルシェアの取り組みもされています。12月からは電動自転車や子ども用自転車も借りられるようになるそう。 柱で身長を測るのも、子どもたちの楽しみのひとつになる予感。 団地の敷地、すぐお隣には小学校や幼稚園もあり、安心して通える距離です。 敷地内も充実の富田ですが、周辺にも魅力的な施設が多くあります。 大きな体育館と陸上競技場のある「総合スポーツセンター」。 かっこいい建物のこちらは、「芝生図書館」と「高槻市立市民プール」。市民プールには、フィットネスルームやスタジオも併設されています。 バスに乗って駅まで出なくても、歩いて行ける範囲内でここまで整っているのはすごいです。お子さんも一緒に、家族みんなで身体を動かしたり、お買い物に行ったり。楽しく暮らせそうなイメージがたくさん湧いてきました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*富田に住むなら、リノベーション住戸がおすすめ!畳のお部屋もモダンにリニューアルした、リノベーション住戸そんな富田に暮らしてみたいと思った方におすすめなのが、間取りを使いやすく改善したリノベーション住戸です。2DKを1LDKに変更した、モデルルームを見せていただきました。 南向きの2部屋をつなげて、広々のLDKにしたお部屋。 幅広のフロアタイルや建具などの内装は、白やグレーを基調に統一されていて、明るく、シンプル・ナチュラルなインテリアが似合いそうなお部屋です。 和室のお部屋も、襖や畳の縁の色、壁紙を変更することでかなりモダンな印象になっていました。お布団はもちろん、これならベッドやソファなど洋風のインテリアも合わせられそうです。 自然の中でしっかり身体を動かせる、緑あふれる環境と、活気のあるコミュニティ。それに、暮らしやすいリノベーション住戸。この3つが揃った富田は、どの世代にとっても暮らしやすく、人気があるのも頷ける団地でした。気になった方は、ぜひ一度、素敵なウォーキングコースを歩きにきてください。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*富田募集中のお部屋はこちら23号棟401号室(2LDK / 52.42㎡ / 家賃59,900円 / 共益費2,130円) このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見る この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年12月25日自然豊かで駅前も充実し、暮らしやすい環境にあるUR賃貸住宅「泉北城山台二丁団地」。ここに、細かい部分にまでとことんこだわったリノベーション住戸が登場しました。家族ひとりひとりの「あったらいいな」を叶えるその内容を、見せてもらってきましたよ。 自然豊かで暮らしやすい環境がある、城山台エリア商業施設が充実の駅周辺で便利に買い物今回ご紹介する泉北城山台二丁団地があるのは、泉北高速鉄道「光明池」駅から歩いて12分の住宅街。難波まで直通で30分と十分通勤に便利な「光明池」、駅を降りてみて驚きました。ペデストリアンデッキの左右にショッピングモールが建ち並び、かなり賑わった街並みです。 駅の東側を出ると、右手にすぐ大きなスーパー。 飲食店やドラッグストア、ユニクロや家電量販店まで入るショッピングモールもあります。 さらに、道路を挟んで隣には周産期の診療や小児医療に力を入れる大阪母子医療センターが立地。ほかにスポーツクラブや銀行まで、ないものを探すほうが難しいほどなんでも揃っています。駅前で全ての買い物が済ませられるって、とても便利ですよね。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る広々、安心の遊歩道を通ってお部屋まで!城山台エリアまでは光明池駅前からバスで3分、歩いても12分ほど。特にお子さん連れのご家族にとってこれは嬉しいな、と思ったのは、駅前のペデストリアンデッキからずっと、車道とは切り離された遊歩道が団地前の横断歩道まで続いているんです。 駅前のエリアから、この橋を渡って多くの集合住宅が立地する住宅街エリアへ。 車道から1段高い位置に歩道が設けられているので、とても安心できます。 緑の中を通学、通勤するのは気持ちよさそう! 広くとられた歩道なので、自転車の方、ベビーカーの方のご家族づれなど、みんながゆったりと使うことができるのがいいなぁと思いました。バスに乗れば、団地のほぼ目の前に到着するので、荷物が多いときや雨の日も安心できます。 団地の敷地内も、街並みと調和するような、並木道が続きます。 ご紹介してくださったのは、写真左からUR都市機構の原田さんと大津さん。 「泉北ニュータウンにあるUR賃貸住宅の中でも、私はここがいちばん気に入っているんです」と大津さん。「5階までの低層階の住棟が、空や緑と調和するように連なっていて。街路もただまっすぐではなく、くねくね曲がっていて雰囲気がよく、いい導線が作られているなぁと感じます」 確かに、敷地を歩いていると、公園の中を散歩しているような気持ちになる「泉北城山台二丁団地」。遊具もいろんな場所に設けられています。 こちらは、最近リニューアルされたゴミ置場。5箇所それぞれ、「サファリ」をテーマにした動物たちが描かれていて、遠くから見つけるのが楽しくなります。 敷地内の駐車場に、タイムズカーシェアもありました! 3LDK〜4LDKの広々、ゆったり暮らせる間取りが多い泉北城山台二丁団地。その中でも、大津さんがリニューアルプランを担当したとっておきのお部屋があるということで、早速見せていただきました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見るゆったり暮らせる3LDKのリノベーション住戸を訪問広々14畳のリビング・ダイニングまずは、広々14畳の横長のリビング・ダイニング!アクセントクロスがとても優しい色合いですね。 南向きでかなり日当たりがよく、気持ち良いです。 「家族団欒ができる空間」をイメージしてプランニングされたお部屋。リビング・ダイニングは優しい色合いのアクセントクロスと、窓とカウンターのついたキッチンが特徴です。キッチンにいても家族の顔が見える、横長の明るいリビング・ダイニング。いいですね。 緑のたくさんある団地ですから、眺望もご覧の通り。 奥にある和室は、こんな風に間仕切りをあけて使うのもアリです。冬はコタツを置いてみんなで囲みたいなぁ。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る 「使いやすさ」に自信の水まわり!「このお部屋は、特に水まわりに力を入れているんです」とのことで、早速見せていただきましょう。まずは、キッチンです。 かなり大型のシステムキッチン! 「見た目だけではなく、機能にもこだわっています。3口ガスコンロはガラストップ、大理石風の天板やキッチンパネルでお掃除しやすいキッチンを目指しました。引き出しは、お子さんが手を挟まないようにゆっくりと閉まるソフトクローズタイプです」 そして高級感のあるお風呂! 脱衣所もかなり広々としていて、これなら家族みんなで仲良くお風呂に入れそうですね。 幅広の浴槽を入れるために壁の位置を少し動かしたり、脱衣所の床やお風呂の壁などトータルでコーディネートし、照明もダウンライトに。お風呂が明るく、綺麗だと、毎日気持ちよく暮らせますよね。賃貸だから、古い建物だからと「我慢」しなくちゃいけないのではなく、きちんと細部までこだわって作られている空間なのが感じられて、なんだか嬉しくなってしまいました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る家族連れで毎日大にぎわいの「みんなの子育てひろば」こんな風に、ハード面でも家族にとっての暮らしやすさがたくさんある泉北城山台二丁団地ですが、ソフト面でも嬉しい仕組みがあります。そのひとつが、集会所で月・水・木・金10:00〜15:00の週4回、および第三土曜日10:00〜12:00に開催されている「みんなの子育てひろば」です。 団地敷地内にある、三角屋根の可愛い集会所です。 中に入ると、こんな明るいキッズルームになっていました!小さなお子さんと、お母さん、お父さんで賑わっています。 堺市の補助を受けて大阪いずみ市民生活協同組合が運営するこの「みんなの子育てひろば」は、小学校に上がる前のお子さんとそのご家族なら、参加費無料、申込も不要で開催時間内であれば自由に利用ができる場所です。みんなでお昼ご飯を食べたり、お誕生会や、工作の会が開かれたり。気軽にふらっとやってきて、お母さん、お父さん同士で情報交換をしたり。対応してくださるスタッフの方も、みなさん子育て経験のある方ばかりだそうで、ちょっとした相談に乗っていただくこともできるそう。子どもたちだけではなく、その保護者の方々のケアも考えられた場所なんですね。 実はこの場所、子育てひろばとして利用されるようになってから、生協の皆さん、子育てひろばの参加者の皆さん、それにUR都市機構のスタッフの皆さんまでが一緒になって、DIYで内装のリニューアルをしたんだそうです。みんなにとって使いやすい環境をみんなでつくっていく。それって素敵なことだなぁと感じました。 この日はハロウィンのお菓子入れ作りが行われていました。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る周辺にも魅力いっぱい泉北城山台二丁団地の周りには、スーパーや郵便局、保育園や小学校、中学校もすぐ近くにあって、家族で暮らすのに便利そう。一番魅力的なのはやはり、ほっと一息つける自然豊かな場所が、たくさんあるところでしょうか。 こちらはすぐお隣にあるとんぼ公園。晴れた日はここでお昼ご飯もいいかもしれません。 団地の北側には「城山公園」。 そして駅名にもなっている「光明池緑地」はかなり広大で、緑の中、ウォーキングやジョギングを楽しんでいる人がたくさんいました。 とても大きな光明池…!水辺にも遊歩道が整備されていて、天気の良い日の散策が楽しそうですね 家族のひとりひとりが「嬉しいな」と思えるポイントがたくさん詰まっていた、泉北城山台二丁団地。このエリアにこんな素敵な環境があるって、ちょっと知りませんでした。今まで注目していないエリアだったぞ、という方も、一度ぜひ、見にきてみてほしいなと思います。きっと気に入ってしまうはず。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年12月18日賃貸でも、壁や床を変えて自分らしい部屋が作りたい!そんなDIY好きさんにグッドニュース。大阪市大正区のUR賃貸住宅「千島団地」で、原状回復不要で好きなお部屋をつくれるプロジェクトが始まっていますよ。 大正区を盛り上げる。千島団地のプロジェクトがおもしろい!一人暮らし〜二人暮らしの若い世代にもオススメしたい千島団地今回訪ねたのは、大阪市大正区の真ん中に位置する、UR賃貸住宅の千島団地。JR大阪環状線、および大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大正駅からバスで約89分、大正区役所のすぐお隣にある大きな団地です。環状線とメトロの2路線が使えて、十分な本数のある駅からのバスは団地の目の前に到着するため、「駅からバスとは言っても、かなり便利だな」という印象を持ちました。団地目の前からなんばまで、直通のバスを利用することもできます。 広場を真ん中に高層の住宅が並び建ちます。 1LDKや2DKなど、45㎡〜50㎡位の間取りが多い千島団地は、一人暮らし〜二人暮らし、それに小さなお子さんのいるご家族など、若者世代にとって暮らしやすい団地。礼金不要、仲介手数料無料など、UR賃貸住宅ならではのお得な制度もあるので、これまで「団地」を選択肢に入れていなかった方にもぜひおすすめしたいところ。それに「TAISHO☆UP」という、ちょっとおもしろいプロジェクトがここで進行中なんです。DIYでお部屋を楽しく彩ろう。「TAISHO☆UP」プロジェクト大正区役所近くの入り口に、かっこいい看板が。 「TAISHO☆UP」と描かれた、アーティストによる壁画も、敷地内の様々なところで見ることができます。 ご案内してくださったのは、UR都市機構の和藤さん。 実はここ千島団地、新しく募集中の多くの住戸は原状回復義務ナシのプチDIYルームとして貸し出されているんです。さらに、千島団地の広場を利用して、「大正DIYマーケット」や音楽イベント「TAISHO☆UPフェス」なども開催。DIYをきっかけにコミュニケーションが生まれていく、ユニークなプロジェクトなんですね。「人気インスタグラマー ranranさんの監修でDIYを実施したモデルルームがあるので、ぜひ見てください」と和藤さん。おしゃれなお部屋の投稿をほぼ毎日見ている私、ranranさんのことはもちろん存じ上げてました。これは、とても楽しみです。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *原状回復不要、工房やショップもある千島団地で、DIYを楽しもうアイディアの宝庫、DIYモデルルームを拝見!こちらがranranさん監修のモデルルーム。たくさんのアイディアが詰まっていて、DIY好きな人なら夢のような空間ではないでしょうか。 と言っても、間取りまで全てを変えるのではなく、元々の団地のよさを生かした空間づくりがされているのが素敵だなと感じました。 壁、床などを変更できる「プチDIY」現在、お風呂やトイレの交換なども含めて大規模にDIY可能なお部屋は満室ですが、募集中の住戸は全て、より手軽に始められる「プチDIY」が可能なお部屋になっています。例えば、壁を塗ったり、ふすまを張り替えたり、柱などの木造部分には釘打ちもOK。それだけでも、かなりいろんなことが楽しめそうですよね。(※詳細はお問い合わせください) 壁紙を貼ったり、床にクッションフロアを敷いたりするだけでも、かなりイメージは変わりますよ。 水まわりのスペースは、こんなサブウェイタイル風の壁紙を貼るのもいいですね。 キッチンの吊り戸棚もDIY可能な場所。こんな風に黒板シートを貼ってレシピを書いたり。これはやってみたいアイディア! この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *壁紙屋本舗LABが3号棟に入居!あなたのDIYをサポートしますそしてさらに嬉しいのが、DIY好きにとってはおなじみの壁紙や床材を扱うWebショップ「壁紙屋本舗」のショールームが、ここ千島団地の1階に入居していること!こちらがそのショールーム。見た目もおしゃれでテンションが上がりますね! 壁紙屋本舗で扱う商品のカタログが集まり、塗料の調色ができる「ペイントラボ」もあります。 壁紙や床材の大判サンプルも豊富に揃うので、組み合わせを確認することもできます。 さらに、店内の奥には工房が!いろいろな工具を借りてここで作業ができます。音の出る作業ができる場所があるのはありがたいですね(利用は有料です) 千島団地のプチDIY住戸を契約された方には、壁紙屋本舗で利用できるギフト券がもらえる嬉しい特典もあります(詳細はお問い合わせを)。DIYが初めて、という人は、このラボにぜひ足を運んでください。商品や施工方法についての相談をすることもできますし、「壁紙の貼り方教室」などのワークショップも頻繁に開かれているので、「これからDIYを始めたい」という人にこそ、千島団地はおすすめです。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*ほかにもたくさんある、団地内のユニークな施設をご紹介洗濯している間にフィットネス!?「壁紙屋本舗ラボだけではなく、千島団地にはほかにもいろいろユニークな施設が揃っているんですよ」と、和藤さんに案内していただきました。 まず目をひいたこちらは「クイックドライフィット」。コインランドリーとフィットネスジムが隣り合っています。 コインランドリーを待っている間にフィットネスジムで健康促進!一石二鳥の嬉しい仕組み。 クリニックの集まる「ちしまメディカルパーク」大阪市内でも最大規模の団地であり、大正区役所のすぐお隣ということもあって、千島団地の周辺にはスーパーなどの商業施設が集まっています。すぐ近くには大型商業施設の「千島ガーデンモール」も立地。それだけでも十分便利なのですが、団地の敷地内にも「パルティちしま」というショッピングセンター、それに「ちしまメディカルパーク」が入居しています。 心療内科、整形外科などのクリニックが入居している「ちしまメディカルパーク」。急な病気やケガの際に安心できるのはありがたいですね。 アイランドキッチンのある集会所「集会所も、ちょっとゴージャスなんですよ」と見せていただくと、アイランドキッチンがあって驚きました。ちょっとしたパーティーが開けそう。 団地のすぐお隣には大きな「千島公園」。ランニングやお散歩にちょうど良いです。 大正区とUR、それにDIY好きたちが一緒になって、ユニークな取り組みを進めている千島団地。訪れてみると利便性の良さもなかなかで、ここなら自分らしい暮らし方ができそう、とワクワクしてきました。ここで一緒に、街を盛り上げていきませんか? この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*『千島団地』の募集中のお部屋はこちら1号棟 632号室(1LDK / 41.19㎡ / 家賃56,400円 / 共益費 4,700円)※プチDIY可能なお部屋です このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見るこの団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年11月15日“感覚が似ている”中古物件との出会い中央線の荻窪駅から歩いて10数分ほどのところに、小林大介さんと菜穂子さんご夫妻が暮らす住まいがある。元々、高円寺の戸建ての賃貸物件に暮らしていた二人。その頃から中央線沿線に絞って物件を探していたという。「中央線の気どっていない雰囲気が好きなんです。夫婦そろって戸建で育ってきたので、マンションという選択肢はありませんでした」と大介さん。しかし、なかなか理想の物件と出会うことがなく、探しはじめて3年後、ようやく出会った物件は築約40年のリノベーション済みの住宅だった。元々の住人であるイギリス人のご夫妻とレトロな趣きが好きという感覚が似ていると感じたご夫妻。「それまでに10軒以上を見ていましたが、内見したときに、実家に帰ったような落ち着きをおぼえました」と振り返る。そして内見当日に、購入を決めたという。「旗竿地は住んでみたら、周りの目線が気にならないし、明るすぎないので、かえって良かった」と菜穂子さん。その言葉通り、カーテンをつけずに風通しの良い開放的なリビング。菜穂子さんが目指すリビングのイメージは「昭和の応接間」。ベロア生地のソファーがアクセント。前の住人による手作りの照明。ホームセンターで部品を集めて作ったという。庭には梅や金木犀、椿が植えられている。生活に庭仕事が加わったことで、以前より季節の移ろいを感じられるようになった。お気に入りの家具とともにこの家の築年数は40年以上だが、前の住人によって床は張り替えられており、ほとんどの窓が二重サッシになっている。照明や冷蔵庫、エアコン等も残していってくれたため、住むにあたって、改修をしたのはトイレのみ。「元々、住みやすくリノベーションされていたから、ほとんど自分たちはいじっていないんです。手を入れたのは、階段や2階廊下の壁をDIYで漆喰にしたくらい」と大介さん。すでに自分たちの好みに近く、ベースがある程度出来上がっていたことも購入の決めてのひとつだった。「持っていたアンティークの家具や民芸品の雰囲気がこの家にしっくりきた」と話すのは菜穂子さん。「家具を、これはここかな?と配置するのが楽しかったです」と笑う。お気に入りの家具や民芸品が飾られるダイニングルームは、小林ご夫妻にとって特にお気に入りの場所となっている。和室の名残を残してリノベーションされたダイニング。ちょうど良いほの暗さと、窓越しに見える庭の緑がお気に入り。骨董屋で見つけたというアンティークのテーブルの脚に、後日福生の古道具屋で購入した天板を載せた。椅子はあえて揃えずにそれぞれ形の違うものを選んだ。この部屋で金魚を眺めながら作業をするのがお気に入りという大介さん。特に夜は、かすかな水音がとても落ち着くそうだ。カメラマンという仕事柄、地方や海外へ行くことの多い大介さんが各地で買ってきた民芸品、菜穂子さんが趣味で集めた鉱物などが飾られている。たっぷりとした作業スペースが特徴的なキッチン。冷蔵庫にも、大介さんが各地から買ってきたご当地マグネットがぎっしり。心地良い風と光が入る家小林さん邸は、玄関からリビング、ダイニング、キッチン、洗面所まで、どの部屋も窓から入る光で自然な明るさに満ちている。また、窓を開けはなつと、心地良い風が家中をかけめぐる。「緑が見えて、風が入ってくる感じが前の家にはなかったですね。一日のうちに光の入り方がどんどん変わって家のあちこちに陰影ができるのも、風情があって気に入っています」。風や緑、光のある暮らしがこれまでの生活との大きな違いと大介さんは語る。内見の際、実家の玄関を連想し好印象を持ったというゆとりのあるエントランス。玄関からリビングを見る。すりガラスに差し込む光が玄関スペースを自然な明るさに。右手に見える階段の木の格子が和モダンな雰囲気を作る。夫妻が洗面所に取り付けたのは、益子の骨董屋で見つけたという大きな鏡。鏡面に印刷された三桁の電話番号が歴史を感じさせる。心からくつろげる家この家に暮らし始めて約5カ月。落ち着きを感じるレトロな佇まいは二人の生活にぴったりと寄り添い、菜穂子さんは「仕事で忙しい日々が続いても家に帰ってくると心からくつろげます」と頷く。「以前住まれていたイギリス人のご夫妻も、この家を気に入り、愛情を持って手をかけていたからこそ、この味わいが生まれたのだと思います」と話す大介さん。今後は、庭に縁側をつくったり、リビングの扉をオーダーしたりしてさらに手をかけ、大切に住みついでいくつもりだと、楽しみな計画を教えてくれた。2階の廊下は屋根の形状を活かした勾配天井となっている。元々は砂壁だったが、大介さんが漆喰で白く塗り替えたことで雰囲気が大きく変わったという。奥に見えるのは、シンバルを加工したというユニークな照明。前の住人によりリノベーションされた2階の洗面台スペース。柱を現しにした真壁づくりの寝室。「かわいらしいシャンデリアと天井の杉板がお気に入り」と菜穂子さん。ご夫妻共通の趣味である麻雀の卓を中心に据えたプレイルーム。周りを大介さんの趣味の漫画がずらりと囲む。
2019年10月14日藤原竜也、鈴木亮平らが小学生を演じる舞台『渦が森団地の眠れない子たち』が10月4日(金)~20日(日)に新国立劇場で上演されている。脚本は劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太の書き下ろし。子どもの目線から「団地」という閉鎖的な世界と、そこで起こる様々なドラマを群像劇として描く“団地大河ドラマ”だ。【チケット情報はこちら】渦が森団地の外から引っ越してきた、小学生の田口圭一郎(鈴木亮平)。母からは「この団地に住む親戚とは関わるな」と言われていた。それでも偶然出会ったいとこの佐山鉄志(藤原竜也)と親友になり、いつも遊ぶようになる。しかし、ある事件があり……37歳の藤原と鈴木をはじめ、大人の俳優が小学生を演じることに、演劇の醍醐味がある。藤原の出演が決まった当初、蓬莱が「演劇で竜也君と遊べないかな」と考え、小学生という設定にしたそうだ。子どもはいつも全力だ。遊ぶ時も、泣く時も、嘘をつく時も100%。主演のふたりも会見で「子どもの時はこんなふうに声をあげて泣いてたな」など振り返る。舞台上での彼らは、身体も声もしっかり大人だけれど、小学生に見える。むしろ彼らが大人だから、子どもの世界と大人の観客を繋いでくれている。団地の「キング」である鉄志は傍若無人だ。親分のように仲間を守ろうとするかと思えば、暴力的にも振る舞う。しかしひとつの事件をきっかけに、圭一郎がキングの座を脅かす存在に。対立するのは、親友だからか、血縁だからか……周囲の子ども達も戸惑うなか、キング争いは過激さを増していく。蓬莱作品は勢いがあり笑いも多い。同時に、人間の弱さをえぐり出す。客席で大笑いした後、ふと「あれ、これ笑えることなのかな」と背筋が寒くもなる。鈴木が「子どもの世界も大変。パワーバランスがある」と言うように、子ども社会にもルールがある。その中に、子ども達の不安定さが見え隠れする。しかし同時に、“大人”を演じる奥貫薫と木場勝己にも、表に出さないフラストレーションがあることが描かれる。大人も、子どもも、鬱屈した思いを抱えているのだ。ステージ上、『渦が森団地』の中心にぐるぐると渦巻かれた舞台美術に、全員が飲み込まれそうに錯覚する。しかし、子どもの世界の外に大人の世界があるように、『団地』の外にはもっと広い街がある。どうしようもなく大きな世界に影響されながらも生きなければいけないのだと、キングを巡る攻防を通して子ども達が教えてくれる。取材・文・撮影:河野桃子
2019年10月09日藤原竜也と鈴木亮平がW主演し、劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太が手掛ける舞台「渦が森団地の眠れない子たち」が10月4日(金)より東京公演を皮切りに、大阪や名古屋ほかにて地方公演も順次行われる。藤原さんと鈴木さんの同級生コンビが10年ぶりに舞台共演する本作は、同じ団地に住み、竹馬の友のように仲が良かったが、ささいなことから関係が崩れ、次第に団地での王座を争うようになる2人を描く新しい“団地大河ドラマ”。次第に王座をかけて争うようになる“小学生”の佐山鉄志と田口圭一郎役には、藤原さんと鈴木さんがそれぞれ決定。まさかの小学生役にTwitterでは「鈴木亮平と藤原竜也が小学生役とか、最高か」「藤原さんと鈴木さんが小学生役って凄い」「気になる…」「動揺が隠せない」と驚きの声が上がり、また公開中の小学生になりきった2人のビジュアルには「小学生役似合いすぎぃぃぃ」「思いのほか小学生役がはまっている」「くそかわいいビジュアル」「観たすぎる」と好反応。2人のほかにも、奥貫薫や木場勝己らが出演。現在、チケット一般発売中だ。舞台「渦が森団地の眠れない子たち」は10月4日(金)より新国立劇場 中劇場にて上演。※大阪ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2019年06月26日数十年後にかっこよく国産スギの外壁に包まれた、清々しい佇まい。たまプラーザで眼鏡店を営む矢田大輔さんは、それまで住んでいた築50年の家を、昨年秋にリノベーションした。「妻の祖母の家だったんです。かつてここで営んでいた町工場の名残りのある昭和の家が、全く違う雰囲気に生まれ変わりました」。経営する眼鏡店「Local」の店舗デザインを担当した「MOBLEY WORKS」の鰤岡力也さんに、この自宅も依頼。「学生時代からの付き合いでもあり、完全に信頼しているのでほとんどお任せでしたね。リノベーションするからには、鰤岡さん以外には頼みたくない、と思っていました」。矢田さんが唯一希望したのは、「10年、20年経ってもかっこいい家がいい」というもの。「“お前が死んだとき、オヤジいい家造ったな、と子どもが言ってくれるような家を造ってやる”。なんて、鰤岡さんは言っていましたね(笑)」。多摩のスギと張り方の構造にこだわった外壁は、湿度の高い日本の風土に適応。次第に色が変わっていく経年変化も楽しみのひとつ。施工はすわ製作所。リビングからダイニングを見る。ルーバーの衝立の左端は、リノベーションにあたって唯一残した柱。リビングからダイニング方向に向けて、床を斜め張りにしたことで、空間に奥行きが生まれた。床にはDIYでオイルを塗布。ソファーはジェルデのライトに合わせてデザインしてもらったもの。見通しのいいLDK無垢の床に漆喰の壁。シンプルだが細部の意匠にこだわった、広々とした1階のリビングダイニングを、心地よい風が吹き抜ける。「日本の風土にあう、理にかなった家だと思います」。例えば外壁は、防水シートを施した上にルーバーを縦横に張り巡らせ、すのこ状にしたもの。中に空間があくことで、風が通り抜け湿気を防いでくれる。「細かなところに何かと手間がかかり、大工さん泣かせだったと思います。玄関の籐を使った靴箱など、職人が減って行く今、あえて挑戦しているところもありますね」。1階は緩やかにつながったワンルーム。仕切りのない空間は、床の張り方で変化がつけられている。「玄関から入ってきたときに広がりを感じさせるように、リビングは斜めに張っています。ダイニングはまた雰囲気を変えて寄せ木張りに。すべて鰤岡さんのアイデアです」。そのリビングとダイニングの間には、あえて階段を設けている。「子どもが大きくなっても、必ず家族と顔を合わせて出入りしてほしい。そんな気持ちで階段の位置にはこだわりました」。リビングにいてもダイニングにいても、階段を通る家族と必ず目を合わせる。そのような意図で設けられた階段は、メモリーとして唯一残した柱とともに、家族の成長とつながりを見守り続けている。扉の枠の縁の加工や幅木の処理など、細かいところにこだわりが。照明は鰤岡さんからの結婚祝い。籐を用いた通気性のよいシューズボックス。奥にはアウトドアグッズなどを収めるクローゼットを設置。風と光が通り抜けるリビング。L字型のソファーは家族みんなで寛げる。キャビネットは米軍払い下げのもの。階段の上は吹き抜けになり、ここから家全体の気配がわかる。あえて設けた垂れ壁は、床の変化とともに空間を緩やかに分けるためのもの。アイアンの手すりは、グリップ感にこだわって加工した。キッチンをアクセントにキッチンは妻・康恵さんの希望でコの字型に。「眼鏡店の内装に合わせてモスグリーンを選びました。私の身長に合わせてオーダーしたので、使いやすいです」と康恵さん。大きなシンクや、火力の強いハーマンのコンロを使用することなどをリクエストして、鰤岡さんがデザインした。キッチンの奥にはパントリーが併設され、2方向から出入りできて動線もよい。「長い時間を過ごす1階にはお金をかけて、2階の寝室は素材だけにこだわりました」。蝋をつけて焼いたアイアンの手すりがついた階段をあがると、3部屋のベッドルーム。2階はもとの家の間取りを活かし、シンプルに設定した。「階段の上が吹き抜けなので、冬も1階でストーブをつけるだけで上まで暖かいんです。夏は夏で、風通しがよいので涼しいんです。真夏までエアコンはいらないくらいです」。モスグリーンのキッチンが、シンプルな内装のアクセントに。ダイニングの床は市松模様の寄せ木張りで変化をつけた。人造大理石の天板のキッチンには、収納もたっぷり設けた。白いサブウェイタイルに、目地はグレー系を選択。テラスとつながった明るいダイニング。テーブルは6〜7人でも囲めるサイズのものを鰤岡さんにオーダー。キッチン裏のパントリーは、洗面側からも入ることができる。子ども用に使っていたキャビネットを収納に。洗面にはクラシカルなシンクをセレクト。蛇口の経年変化も味を出す。バスルームはシンプルなグレーに統一。サブウェイタイルが雰囲気を出す。オクタゴン(八角形)がかっこいい取っ手。ドアの端にもベニヤを張りすっきりと見せている。細かなパーツも選び抜いたもの。カーキっぽいグレーは、お店のカラーとシンクロさせている。大切な思い出とともに「生活感のない感じにはしたくなかったですね。思い出のある大事なものが、さり気なく置かれている、そんな空間に味が出ると思うんです」。ともに50〜80年代のアメリカの、オーセンティックなものに惹かれるというご夫妻。ガラスのキャビネットには、子どもたちの思い出の品を大切に飾っている。「イームズのロッキングチェアは、長男がお腹にいるとき、妻のために買ってきたんです。1個1個のものに思い出がありますね」。家族で寛ぐ青いソファーは、バスケットボールをやっていたという、大輔さんの体格に合わせて、家族全員が腰かけられるよう造作した。「座り心地がいいので、夜、みんなでゆっくりTVを観る時間が増えました。昼間は部屋から素足でテラスに出ておやつを食べたり、ビニールプールで体を冷やしてはまた家に入ったり。子どもたちも家での思い出を増やしていってくれるといいですね」。メンテナンスしながら長く使い続けてほしいというメガネへの思いのように、この家も長く受け継がれいきそうだ。お子さんが初めてはいた靴や、生まれたときの時間でとめた時計など、思い出を大切に飾る。右の額は、康恵さんのお祖父さんが制作したシルクスクリーン。大輔さんの思いの詰まったシェルチェアで。ご夫婦のメガネがずらり。「Local」では、矢田さんがセレクトした輸入もののメガネを扱う。広々としたテラスで読書をする長男・夏奏君と長女・かのんちゃん。アウトドアでの読書タイムも楽しい。
2019年06月17日世界各国をイメージしたリノベーション物件が話題の、リノベーション賃貸ブランド〔REISM(リズム)〕から、新しいシリーズが登場しました!その名も《Boho(ボーホー)》。自由奔放でいて都会的、感性が磨かれるアーティスティックなワンルームの魅力をたっぷりご紹介していきます!《Boho》って?世界各国のライフスタイルをモチーフにしたリノベーションシリーズが人気の、リノベーション賃貸ブランド〔REISM〕。今回はその中でも、ニューヨークの都市をイメージしたカテゴリー「WittyMetropolitan」に、新しく仲間入りした《Boho》スタイルの物件をご紹介します♪とは言いつつも、なんだか聞きなれない言葉《Boho》。実は、「ボヘミアン」と「ニューヨーク」スタイルが掛け合わさってできた、インテリアスタイルなんです!ボヘミアンの自由奔放さに、ニューヨークの都会的なスタイルが合わさることで、洗練されつつもどこか素朴感のある魅力的なシリーズになっています♡さっそくお部屋を見ていきましょう♪お部屋の床は、むら感のあるテラコッタタイルが特徴的で、飾り棚やキッチンへと続く開口部が丸みを帯びていて、ほどよくスタイリッシュさをやわらげてくれています。お部屋には、大きさの違うディスプレイシェルフが2箇所に設けられていて、お気に入りの物やアートを飾るのにもぴったりです♪作り付けで見せながら収納ができるので、お部屋をより自分好みの空間にできるのはもちろん、お部屋も広く見せてくれます。お部屋にはカーテンのつけられるオープンラック、キッチンにはキッチンラックも取り付けられていて、収納場所もきちんと確保されています♪ラック部分のアイアンの棚受けが、キッチンにスタイリッシュさを演出してくれています☆こちらは、玄関からお部屋をみた写真。玄関にはシューズラックも設けられていて、一人暮らしには十分な量の靴がしまえそうです!洗面所も壁は白を基調にしつつ、床にはテラコッタタイルが敷かれていて、所々に使われているアイアンの素材や縁取りのある丸い鏡がかわいいアクセントになっています。物件情報今回ご紹介した新シリーズ《Boho》の初物件は、都会のオアシスともいえる新宿御苑に近く、お買い物も便利な場所に位置しています♪交通の便もよく、東京メトロ丸の内線「新宿御苑」駅までは徒歩5分の好立地です!●物件名:Boho001新宿御苑●賃料:106,000円●管理費:10,000円●敷金・礼金:1ヶ月・1ヶ月●専有面積:29.45㎡、バルコニー面積:3.72㎡●所在地:東京都新宿区新宿1丁目●交通:東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩5分、東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅徒歩9分、JR山手線「新宿」駅徒歩13分●構造:鉄筋コンクリート造11階、4階部分●竣工年:1984年7月、新耐震基準物件●リノベーション完成:2019年2月工事完了他にも魅力的なシリーズがたくさん!今回は〔REISM〕から新しく登場したリノベーションシリーズ《Boho》の初物件をご紹介しました。ナチュラルさの中にスタイリッシュさが漂うステキなリノベーションシリーズでした。〔REISM〕には今回ご紹介したシリーズ以外にも、モロッコの街並みをイメージしたブルーの壁が色鮮やかな《Chaouen(シャウエン)》や、畳スペースが落ち着く和の雰囲気満点の《Doma(ドマ)》シリーズなど、こだわりを持ちながら自分らしい感性を磨くのにぴったりなリノベーションシリーズがたくさんあるので、ぜひ一度チェックしてみてください♪〔REISM〕の他のシリーズをみてみたい♪
2019年05月15日リノベーションの設計デザインのお仕事をされているrakimegさん。お住まいなのは、ちょっと広めのワンルーム。リノベーション賃貸でこういうコンクリのかっこいいお部屋ってよく見るのですが、「こんな風に住みこなせるんだ!」とお手本にしたくなるお部屋でした。 ディテールが可愛い、リノベーション賃貸 rakimegさんがお住まいなのは、コンクリート打ちっ放しの天井や壁がかっこいい、リノベーション賃貸。少し広めのワンルームです。 広さがあり、天井が高いこともあって、かなり開放的な空間。コンクリの空間に、IKEAのスツールや、無垢材ののテーブル、ベッドなどを組み合わせて、うまくナチュラルな雰囲気を作ってらっしゃいます。ベッドは「3244」というネットショップで手に入れたもの。キッチンは、無印良品のステンレスユニットシェルフキッチン。かっこいいですよね。 細部までかなり計算して、こだわってデザインされているリノベーション賃貸。「あ、これいいな」と羨ましくなってしまうポイントがたくさんありました。 質感が気に入っているというコンクリの壁。配線のパイプを利用して、軽いドライフラワーなどで彩っていらっしゃいます。「コンクリにドライフラワーって、似合うんですよね」とrakimegさん。スイッチプレートは、憧れのトグルスイッチです。キッチンのライトも、かっこいい。 「ミニマムライフ」を心がける それにしてもこちらのお部屋。バスルームをのぞいた場所が全てオープンな状態なのに、とてもすっきりと住みこなしていらっしゃることに、感嘆します。 大きな家具は、ベッドと組み立て式のテーブルのみ。クローゼットは、なんとキッチンの横のこちら部分だけ。うまくボックスも活用しながら収納しています。 このお部屋に住むまでは、仙台に暮らしていたrakimegさん。フレキシブルに移動ができるように、なるべく、ものを増やさないように心がけているそう。 キッチンの収納も、すべてオープン。無印良品の紙袋を活用されていました。同じ色味、質感で揃っているから、すっきり。無料で手に入るものをうまく使った、素敵なアイディアです。トイレにも、ちょっと飾るスペースがあるのが素敵ですね。キャスター付きワゴンは、洗面スペースで大活躍。 ほかにも、カーテンは、生地屋さんで帆布を購入しカーテンクリップで止めただけだったり、Salyu! や、3 Coinsなどで、デザインの良いものを探してきたり。お金をかけずに、ミニマムに、でもきちんと生活を彩るアイディアがたくさん詰まったお部屋でした。 rakimegさんのinstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年05月06日「素材感」が絶妙なリノベーション賃貸 Yasumaさんが暮らしているのは、56㎡ほどの2LDK。お仕事の関係で愛知から東京へ引越し、暮らし始めてからは1年半ほど。天井が高く、コンクリート打ちっ放しの壁がむき出しの、リノベーション賃貸です。 窓側には小上がりのようになったリビングスペース。キッチンとの間には、土間のようなスペースが。もともと持っていたダイニングテーブルがぴったりだったことが、この部屋に決めた理由のひとつ。印象的な革のソファはクラッシュゲートのもの。カーテンは窓の大きさに合わせず、あえて天井から布を吊るし、空間に広がりを持たせています。家で料理をするのが好きな安間さん。Instagramには盛り付けまでとことんこだわった料理の写真がたくさんアップされています。 「素材感」にこだわりたかったという安間さん。コンクリートのインダストリアルで無骨な雰囲気に、あえてクラシックなモチーフを混ぜたり、シープスキンや花など、甘いものをミックスすることで、より印象的な空間を作っているのが、もうさすがの一言。見せたいものと見せたくないものをはっきりさせ、「余白」を大事にする、色数を少なくするなどのルールを課すことで、花やグリーン、ドライフラワーなど、華やかなアイテムが一層映えます。 少し雰囲気の違うベッドルーム。壁に貼ってあるのは、これも「素材感」を意識した、和紙。花屋さんの店頭什器として売られていたものというワイヤーボックスに無造作にしまわれているジーンズ。「同じ素材」のものを、たくさん集めて魅せています。もうひとつある部屋は、アウトドア用品の収納スペースに。 リノベーションをベースに、自分らしくカスタマイズする もともと既に工事済みで、完成された状態だったというこの部屋。自分で工事費を負担することでリクエストし、自分らしくカスタマイズした箇所があります。 こちらのダイニングテーブル横の壁。キッチンと同じOSB合板だったのを、リビングと合わせた黒の壁紙にしてもらいました。かけられているのは、絵画を布にプリントし、さらにロウを塗りわざとシワをつけて仕上げた、オリジナルのアート。 また、原状回復が可能な範囲で、自分で手をくわえている箇所も。 玄関を入ったところで度肝を抜かれる大きな馬の写真。 この馬の写真は、実はタイル。Yasumaさんがクリエイティブディレクションを務める「オンデマンドエコカラット」という商品で、自分で選んだ写真をタイルにできるというもの。施工も、マグネットシートを貼った上に取り付けるだけということなので、簡単です。タイルには調湿・消臭などの効果があり玄関にぴったり。 キッチンのステンレスの扉はギラギラしすぎていたので、布に変えました。 賃貸の部屋であっても、アイディア次第でいくらでも、自分らしい暮らしはつくれるんだなということに気づかされます。 この印象的なダイニングテーブルも、自分でデザイン・設計して作ったもの。鉄工所にオーダーしたフレームに、天板、棚板にはフローリング材をはめ込みました。好きな食器も魅せながら収納できるようにしてあります。 ローテーブル、テレビボードとして使っているのは、ホームセンターに売っていた盆栽用の板とブロック。ひとつ1,000円ほどで手に入れたそう。 作家さんを追いかける 学生時代からずっと料理が好きで、お父様の趣味が陶芸だったこともあり、器にはこだわりのあるYasumaさん。気に入った作家さんを追いかけて展示会へ行き、新作を手に入れてくることが多いそう。 キッチンの食器棚はオープン。最近はまっている日本酒や、スパイス、たくさんの器などが整頓されて並びます。 印象的な器をいくつも組み合わせて、美しい食卓を作ります。部屋のひとつひとつの照明もとても印象的で、お聞きしてみたら、こちらも作家さんのものが多いとのこと。 インダストリアル風、ナチュラル風、などあらかじめつくりこまれている賃貸のお部屋も、それを「ベース」と捉えて、カスタマイズしたり、いろいろなテイストをミックスしたりして、自分らしい空間に作り変えていく。アイディアとセンス次第で、部屋って、本当にいろんな可能性があるんだな、と、脱帽しきりのお部屋でした。 Kosuke YasumaさんのInstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年04月19日1階は居心地のいいカフェに改装町田の住宅地に建つ築約50年の古民家は、見附春佳さんの祖母の持家だったのだそう。「もともと美容院として建てられた家だったそうです。その家を祖母が購入したのですが、祖母が亡くなった後は父が管理を任されていました。彫刻家の親戚が作品の保管場所として使っていたのですが、やはり人が住まないともったいないということになり、私が住むことになりました」見附さんがこの家に住むに当たり、『無相創』 にリノベーションを依頼した。「世界観が大好きで、『無相創』にはずっと通っていました。今回、自分の家をまるごとお願いすることができてとても幸せです」1階を念願のブックカフェ『403.notfound』に、2階を住居にリノベーションした。リノベーションにあたり、1階は見附さんが作りたかったブックカフェにした。カフェスペースと調理場は、古い電車の窓のような、持ち上げて開くスタイルに。金色の金物も美しい。2階をプライベートな空間に2階がプライベートな空間。階段を上がり、手前にリビングとベッドの空間、奥がダイニングキッチン、窓の外には広いテラスが続く。「親戚が使っていた家具は手放すことも考えたのですが、いい感じに収まったので有り難く使わせていただいています。『無相創』さんがラックを作ってくださり、また照明器具もつけてくださいました」リノベーションにあたり、外断熱にしてペアガラスも導入。「驚くほど暖かく、快適な住まいになりました!」2階がプライベートスペース。左官の下地材で仕上げにした壁がいい雰囲気を作っている。「ガラスの見本を見せていただいて、その中からこのストライプのものを選びました」チェストの後ろをベッドスペースとしている。「光が天井に当たるハーフミラー電球は、明るすぎないのでベッドの上の照明としては最適でした」窓には遮光のロールスクリーンを採用。奥の部屋がダイニング。「その先のベランダは父母がDIYで板を張りベンチを作って、居心地よくしてくれました」トレイにまとめたお茶のセット。「このランプシェードは母のハンドメイドです」隅々まで丁寧に作り込んだ家1階のお店部分は、古材やアンティークを使用。照明器具はすべて『無相創』のオリジナル。壁は珪藻土、電気の配線には銅管を使っている。隅々まで心を配り丁寧に仕上げることで、居心地のいいセンス溢れる空間に仕上がっている。ブックカフェをオープンさせる前は、ソムリエの仕事をしていたという見附さん。『403.notfound』では、美味しい焼菓子とコーヒー、そして自然派のワインをいただける。「ワインバーは敷居の高いお店が多いので、ひとりでふらりとワインを飲める場所を作りました。ぜひ気軽に遊びにいらしてください」ひとつひとつ違う椅子。ひとりになれるスペースがお店のそこここに用意されている。いろんな場所に座ってみたくなる。「アンティークスイッチを使いたいとお願いしたら、まさかの1箇所に10個!ひとつひとつ違う表情のスイッチがとても気に入っています」デザインの違う照明はすべて『無相創』のオリジナル。地球儀のモビールが素敵。リノベ前の家の窓の形をそのまま残している。「私もこの家の前を通って通学していました」「親戚が使っていた畳敷きの小上がりにカーペットを敷きました。靴を脱いでリラックスしていただけます」お店の入口のドアは、フランスのアンティーク。見附邸米原政一( 無相創 )所在地東京都町田市構造木造規模地上2階延床面積85.8㎡読みたくなる本がお店のそこここにある。外断熱+ペアガラスに変えてとても暖かく快適な家になったそう。
2019年03月27日団地の緑豊かな環境やレトロな佇まいに魅了され、「いつか団地に住んでみたい!」と思い続けてきた筆者。願いが叶い、現在は築40年を超える築古団地に暮らしています。「団地暮らしって実際どう?」って、思っている人はたくさんいると思います。根っからの団地好きの筆者が、団地暮らしを始めてはや5年。多くの人が疑問に感じたり、不安を感じると思われる、団地に対する素朴な疑問についてお答えしたいと思います。■ 団地はマンションやアパートと何が違う?pretty world / PIXTA(ピクスタ)そもそも、普通のマンションやアパートと団地は何が違うのか確認しておきましょう。団地とは「団地内に複数の建物があり、その団地内の土地または附属施設がそれらの建物の所有者の共有に属しているもの」(国土交通省「第1部 導入編 団地型マンションの再生に向けて」より)を指すそうです。つまり、敷地内に一つの建物しかなければ一見団地のように思えても、マンションなどに区分されるということになります。■ 1.人付き合いや当番は面倒くさくない?Takashi Images / PIXTA(ピクスタ)団地に住む以前、不安に思っていたのが「ご近所付き合いが面倒なのでは?」ということでした。同じ敷地内に数百、数千世帯が暮らす訳ですから「大きなコミュニティや当番などがあって、うまく馴染めなかったら住み心地が最悪になるのでは……」。そんな不安を感じたものです。結論から言うと、筆者が住む団地では心配無用でした。確かに「集金当番」「掃除当番」など以前のマンション住まいの頃にはなかった作業が発生しました。しかし、筆者の暮らす団地は子育て中で共働きのご家庭がほとんど。忙しい方が多いせいか、会議なども必要最低限で行いたいという共通認識があるようです。そんな雰囲気ですので、お互い干渉し過ぎることなく、気持ちよくお付き合いができていると感じます。ただ、集金当番や掃除当番の感想を言うならば、「やや面倒くさい」というのが正直なところです。団地ができた当時の集金方法を守り続けているためか、回覧板は隣の世帯のドアまで手で回しますし、毎月集金袋を当番のお宅のドアポストに持っていかなければなりません。当番になった月はそれらを開封して集計し、銀行口座に振り込むまでが仕事です。当番のメリットを挙げるとするなら、近隣がどんなご家族なのか把握できるので安心感がある、といえます。もちろん団地によって異なりますが、当番のことが気になる方は事前に確認した方がいいと思います。■ 2.団地特有のサイズ「団地間」って?団地では、一畳のサイズが一般的なマンションと規格が異なり「団地間」と呼ばれています。この団地に引っ越してきた当時、部屋のサイズにぴったりなカーペットを探していたのですが、これが意外と少ない……。筆者の住まいは団地間の中でも珍しいタイプだったようで、部屋とまったく同じサイズの六畳間用カーペットを探したとき、大手通販サイトで選ぶことができたのは何と一種類のみでした(もちろん、オーダーや自分でカットできる物もたくさんあるので、大きな問題ではありませんでしたが)。団地間の1畳は京間や江戸間よりも狭い一口に6畳、と言っても団地の6畳と一般的なマンションの6畳では広さが変わることが多いので注意が必要です。■ 3.共用施設の充実度は?よっちゃん必撮仕事人 / PIXTA(ピクスタ)敷地内には公園、駐車場、さらには区画に分けて使える畑まである団地もあります。筆者の住む団地には、小さな公園が2つあり、平日、休日にかかわらず、子どもたちが賑やかに遊んでいます。そこで保護者が子どもたちを見守りながら立ち話をする、というのも見慣れた光景。Sunrising / PIXTA(ピクスタ)「静かなほうがいい」という考え方も、もちろんあるとは思いますが、人の気配があると寂しさを感じませんし、オフィス街のように殺伐としているよりも生活感がある方がリラックスできるので気に入っています。また、敷地内の車は徐行運転が基本。道路沿いの家に比べて、子ども達がのびのびと安心して暮らせる環境だと思います。■ 住むほどに好きになる団地の魅力いかがでしたか。以前暮らしていたマンションでは、一人で家にいる時間がとても寂しく感じたのですが、団地に暮らし始めてからは家にいる時間が楽しく充実しています。温もりのある生活をしたい方には、ぜひオススメしたいと思います。
2019年03月25日最近は古民家を購入しリノベーションをすることで住宅として利用するというケースも多くなってきています。自然が豊かな環境でゆったりと暮らすといったスローライフを求めている人が増えたからかもしれません。とはいっても、古民家で住むにはどのようなメリットがあり、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?新築購入との違いも含めてご紹介します。古民家リノベーションが流行している!30年前にも古民家をリノベーションして使うということはありました。私も実際にそのリノベーション現場に立ち合ったことがあり、その時の施主はお蕎麦屋さんでした。このケースでは、新規開業のために古民家を購入してリノベーションしたということだったのです。白川郷にある合掌造りのような外観で地域でも目を引くような建物でしたが、これはあくまでも特殊な建物であって個人が住むようなケースではありませんでした。ところが、ここ数年はこのような状況が一変し、個人住宅としての古民家再生が脚光を浴びてきました。つい先日ですが山口県のあるお宅を取材しました。代々住み続けてきた古民家をリノベーションした方だったのですが、太い梁や黒光りした木材の雰囲気を活かしたすばらしいリノベーションが施されていて感動を覚えるほどの出来栄えだったのです。このように、蕎麦店や土産物店が店舗として古民家を活用するケースがほとんどだった時代と比べると、普通に住むために古民家を購入してリノベーションするケースが急増しています。あなたも古民家の魅力にふれ、古民家を購入してリノベーションをするという選択も検討してみてはどうでしょうか?古民家リノベーションとは?そもそも古民家とはどんな定義なのでしょうか。明確な基準はないのですが、少なくとも戦前さらには大正時代以前の住宅と考えればほぼ間違いありません。そして、この古さを感じさせる雰囲気をそのまま、または残しつつ、機能性や快適性は現代基準に引き上げることを古民家リノベーションといいます。ですから、外観や室内の太い梁などは残し効果的に見せながらも、快適な温度や湿度を保たせるような施工をするのです。古民家リノベーションのいいところ物件によって程度の差こそあれ、天井が高く非常に広い空間を確保できます。一般的な在来工法ではある程度の間隔で柱が必要になりますし、空間を確保するための強い梁材を確保するのも大変なことです。この梁というのは建物にとって強度を確保する主役。広い空間を確保するには、強靭な耐久力を持った梁材が不可欠です。しかし、現代風の住宅でこれを再現しようと思うと、この梁材を見つけるのが一苦労ですし、もし見つかってもその値段はかなりの高額になるでしょう。古民家風の宿や和食レストランへ足を運んだことはありますか?宿名は忘れましたが、青森県の古民家に宿泊したことがあります。この宿は外観もさることながら食事をする場所が、何とも言えない雰囲気をかもしだておしゃれでした。全体的な雰囲気として「おしゃれだな〜」思ったのですが、特に気になったのが古い木材です。ここでいう木材とは柱や梁のこと。とくに梁は見事なもので、思わず下からまじまじと見上げてしまうほどでした。この梁は長い年月を経て黒光りしていました。床に炉が4か所切ってあったのですが、ここから上へ立ち上る煙に燻されたのです。そしてもう一つのおしゃれデザインポイントが梁の反り。横に渡された梁がひらがなの「へ」の字型をしているのです。厚みがあり、への字型にカーブし、そして煙に燻され黒くなっている長い一本の木が頭の上を横に渡されているのですが、不思議なことにいくら眺めていても飽きませんでした。デザイン性がいくら高くておしゃれであっても、冬は寒くていられなく、動線も最悪でなおかつ段差だらけではいただけませんね。しかし、古民家リノベーションのよいところは、この問題を見事に解決できることにあるのです。非日常性はいいでしょう。今では探すことすら難しい立派な木材を頭上に渡した設計などは非日常の極みです。そのうえ冷暖房の設備は最新式のものを入れられますので快適性はしっかりと約束されるのです。古民家の主要構造部分だけを残してリノベーションするので、最新式のシステムを入れ込むのはさほど難しいことではなく、これにより非日常性と機能性が見事に同居できるのです。【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!新築購入VS古民家リノベーションでは、新築を購入するのと古民家を購入してリノベーションするのではどちらがいいのでしょうか?違いをみていきましょう。新築にしろ古民家を探すにしろ、いずれも今の居住地を離れて暮らすことになります。つまり建築場所を探さなくてはならないのですが、ここに両者の違いが表れてきます。新築住宅購入の場合は街中にある売地を探すか分譲業者などが開発する団地などを探すことになるでしょう。それに対して古民家住宅は既に建っている建物を探すわけですから、どうしてもその立地条件に差異が出ます。古民家の特性はそもそも建っている場所が街中にはあまりないので、どうしても郊外や田舎になるでしょう。街中で古民家に住みたいという方には少し難しいかもしれません。しかし、周りに自然があり周囲に家がないような場所に住みたいという希望がある方にとっては、更地で家を探そうと思ってもこのような場所ではなかなか土地が出にくいとも言えます。それぞれに長所短所があるわけですが、新築購入と古民家を購入してリノベーションをするのでは、その場所を探すことにこのような違いが生じることを覚えておきましょう。一概によいとはいえませんが、新築購入ではその外観をどうしようと個人の自由です。場所によっては分譲地の景観規約などがあると自由にはできませんが、それでもほぼ自由といってよいでしょう。それに対して古民家の場合はそもそも建っている場所の生活スタイルとしてはゆったりとした地域が多いことに加えて、周囲ものどかな日本の景色が広がっている場合が多いと思います。古民家住宅は中をどうリノベーションしようと構いませんが、こう考えると外観を大きく変えるのは周囲の環境とかけ離れてしまうため、あまりよい選択とは言い難いかもしれません。しかし、多くのヨーロッパ諸国と同じように、自分に制約や自由があるということはご近所さんも同じような状況であることを意味します。したがって、落ち着いた外観の新築住宅をせっかく建てたのに、お隣さんが突如ショッキングピンクの外壁に塗り替えた、という悲劇が起こることもあるのですが、古民家を購入する場所に置いてお隣がいきなりこんなことをするという可能性は低いと思います。古民家リノベーションにかかる費用の相場一般の住宅をリフォームするのと比べて、古民家リノベーションは全面的なリフォームを意味しますので費用はどうしても高くなります。これは、構造の主要部分を残したスケルトンリフォームを基本とするからですが、もちろん一部分だけをリフォームする手もあります。ただ、基本は全面的なリノベーションをおすすめします。その費用ですが、一般的な広さである30坪程度の古民家リノベーションで2,000万円前後は見てほしいです。古民家再生においては断熱材などをほぼ新地住宅同様に設置しなくてはならないことに加えて、水道の配管を新たに引き直すなどの工事が発生するからです。もう一つは家の劣化具合です。これだけは個々の案件によるのですが、仮にかなり傷んでいるとすれば相応の修理費用が掛かってきます。古民家リノベーションですてきな住まいを実現!古民家リノベーションは費用の面ではそこそこしてしまうのですが、もともとの古民家を安く購入できれば新築購入とさほどの差は生じません。一般的な新築住宅も魅力的ですが、古民家をリノベーションした非日常的な家に住むことはそれを上回るメリットや満足感を得られます。ただ、家を買う前に強くおすすめしたいのは、古民家をリノベーションした住宅の見学です。機会は少ないですが、マメに情報を探していればそのような現場見学会も開催しています。【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!プロフィール森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)
2019年02月27日持て余している和室はありませんか?和室をリノベーションするなら、洋間にかえるか、和モダンの部屋にかえるかの選択肢があります。それぞれどういった工事が必要なのか、費用や工期についてもご紹介します。和室をリノベーション。どんな間取りにしますか?和室を洋室にリノベーションするケースは大変ポピュラーな工事ですね。とくに高齢の祖父母が亡くなったために、普段暮らしていた和室、もしくは寝室にしていた和室が空いてしまうケースです。今回は、和室をリノベーションする場合の2つの事例をご紹介します。パターン1. 和室→洋室にリノベーション和室を洋室にリノベーションする際に必ずする工事は、畳からフローリングの変更です。材質や色目をイメージに合わせて選択します。次に来るのはクロスの張替えでしょう。祖父母が居室にしていた和室ということを想定すると、一般的なビニールクロスだった可能性は低いと思います。つまり、爪で軽く引っ掻くと土がボロボロと剥がれてくるような壁かもしれませんし、ひょっとしたら板張りかもしれませんので洋室のイメージに合わせてクロスを替える必要がでてきます。あとは照明とカーテン。照明だけ和風ではおかしなことになりますので、洋風の照明を選ぶことになるでしょうし、カーテンに関してもカーテンボックスも考慮しながらまったく新しいものに変えることがメインとなります。また、押入れがあると思うので、これを洋風のクローゼットに変える工事が必要になります。畳をフローリングに変える工事だけなら15〜20万円程度で済むはずですが、ここでは完全な模様替えを念頭に置いていますので、60万円~90万円ほどかかるとみてください。あとはフローリングの素材選択が比重を占めます。特殊な素材などを使ったり、場合によっては思い切って床暖房にしてしまおうとなると費用は当然変わってきます。とくに床暖房を設置する場合は、それに適した床材の選択が必要となってしまいます。工期はずばり1週間以上。どんなに小さな工事でも、和室から洋室へのリノベーションでは1週間をみてください。そのうえで凝ったカーテンボックスを付けたり、間接照明を駆使したようなリノベーションでは、配線工事などが複雑になるので2週間程度を要することもあるでしょう。和室から洋室へリフォームするのですから、雰囲気はもちろん一新されますし、クロスなども新品ですから気分もいいでしょう。また、多くのお宅がそうなのですが、使い手のいなくなった和室はそのまま放置されるケースがほとんどです。同じ家なのに和室の中にここ2〜3日入っていないなどということさえ起こります。洋室にして変わるのは、その部屋の中に入る頻度が圧倒的に変化すること。もちろん、リフォームした後の洋室をどんな目的で使用するかにもよりますが、和室だったときよりは間違いなく出入りする頻度が増えます。和室は座って使うことを前提にした居室になります。たとえば和室で庭を見るときは座って見ていたはず。ところが洋室にリフォームすると、その視点の高さも変わるので、これまでとは異なった景色が広がることとなり、気分一新にはもってこいですね。パターン2. 和室→モダン和室にリノベーション和モダンは私も大好きなデザイン。インバウンド需要を見越した外国人富裕層向けホテルでも、この和モダンを取り入れる傾向が顕著です。これを一般家庭の和室に取り入れるとどうなるのか?まずは畳。モダンと言っても和室ですから畳は必須。でも、よく見かける一般的な縁がある畳ではなく、縁がない野郎畳や琉球畳などを使うことが多いようです。縁がないだけでも随分と斬新な感じがしますからね。そして次は壁紙。一般的な和室は茶系統か白色のクロスなどを使用しています。ところが、和モダンテイストの高級ホテルの部屋に見られるような、鮮やかかつ艶やかな朱色を大胆に使ってもよいでしょう。また、照明も必須アイテム。費用は掛かりますが、天井に完全埋め込み式の照明はとてもおしゃれでおすすめです。また、私の個人的な感想では、障子は絶対に欲しいところ。ヒルトンホテルに泊まった経験のある方は思い出してほしいのですが、あのホテルは室内窓の内枠に障子が使ってあります。部屋自体は洋室設定なのですが、障子の存在感が独特でまさに和モダンの雰囲気をかもしだしています。大まかな費用目安ですが、50万円~150万円としておきます、少し幅を持たせて書きましたが、照明一つとってもあまりに金額の幅があるので、このようにさせていただきました。ただ、大掛かりな工事をしなくても、畳を半畳の琉球畳に変え、壁紙を紫、朱、藍などでまとめればそれなりに和モダン感は出ますし、旧来からある床の間をモダンな造りにすれば、大きな金額を出さずにリフォームができるのではないでしょうか。洋室へのリフォームと同じですが、和室から和モダンへのリフォームも最低1週間はみた方が無難です。とくに、複雑で凝った和モダンにする場合は2週間程度を見るべきです。従前の和室が物凄く本格的な和室であれば話は違いますが、和室をリノベーションして和モダンに変える計画をされている方がいうところの和室は、おそらくそんな本格的なものではないはずです。それどころか和室ではなく、ただ単に畳が敷いてある部屋ということで和室と称しているケースも多いようです。建築当初は新しいのでそれなりに機能していたかもしれませんが、その部屋を愛着を持って使っていたご両親が亡くなった後は、下手をすると開かずの間になりかねません。そのうえ自然光も入らないような部屋だと、そこでくつろごうという気さえ起こりませんよね。そんな和室を和モダンにすればイメージは一新。ほとんどの人が人生の中で和モダンという部屋がある住宅に住んだことがないはずです。ホテルでの経験はあるかもしれませんが実際の暮らしとなるとそうなるでしょう。つまり、和モダンの和室を作っての生活は、他の部屋をリフォームするのと比べてはるかに新鮮な気持ちになれるでしょう。この効用が和モダン和室にすることで得られる最大の効果ではないでしょうか。持て余している和室をそのままにするのはもったいない両親の他界によって和室が余り、うまく使いこなせずに困っているケースは非常に多く、私が現場で見聞きすることが多い事象の一つです。しかし、余った和室を放置しておいても、実生活ですぐに困ることはありません。それが仇となって、何時までも手つかずの部屋として放置されてしまうのです。もし、皆さんの中で同じ境遇の方がいれば、是非とも和室のリフォームをご検討ください。和室のリフォームはここまで書いてきたように、【和室⇒洋室】にするか【和室⇒モダン和室】にする選択肢がほとんどになります。一般的には洋室に変えてしまい、家族の居室にするか納戸として収納スペースを増やす場合が多いようです。しかし、そこに和モダンという選択肢もあることを思い出してください。和室でもなく洋室でもない異次元の空間。こういった空間が自宅にあるのは素晴らしいことです。プロフィール森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)
2019年02月26日名古屋駅の南側に広がる、新しい街「ささしまライブ24」。そんなささしまライブ駅を最寄駅とする、名古屋駅へ自転車やバスでアクセス可能な団地のご紹介です。都心にありながらこのゆったりとした環境は羨ましい!リニューアル工事が進み、街とともに進化を遂げている「豊成団地」を拝見してきました。 豊成団地ってどんなところ? 名古屋駅へ自転車圏内。ささしまライブの発展にも要注目のエリアです「ささしまライブ24」は、旧国鉄笹島貨物駅跡に広がる再開発地区。地上37階建の高層タワー「グローバルゲート」など、真新しいビルが建ち並ぶ新しい街です。2017年には、グローバルゲート低層階の商業ゾーンがオープン。個性的なショップや、おしゃれなカフェ、レストランが集まり、名古屋の中でも新スポットとして注目されています。 未来的な景観の、ささしまライブ駅前。 団地までのアクセスは、あおなみ線の「ささしまライブ駅」から徒歩9分、または近鉄線の「米野駅」から西に徒歩10分。ただし、団地の目の前にはバス停があって、名古屋駅まで約12分という便利さなので、ふだんの移動はもっぱらバス、あるいは自転車になりそうですね。栄まで直通のバスもあります。そしてバス停を降りると、団地のお隣にはスーパー、ドラッグストアもあるので、日常のお買い物に困るということもなさそうです。団地の敷地内にはクリニックもあります。 豊成団地の詳細を見る ゆったりとした環境のある、大型団地豊成団地は、5棟の高層の建物からなる大きな団地。こんなに利便性の良いエリアにあることに驚くほど、空間がゆったりと使われていて空を広く感じます。 ご案内してくださったのは、UR都市機構の稲田さん(左)と大井さん(右)。棟と棟の間には、ちょっとした遊具などもある公園が広がります。 団地の敷地内には保育園があり、小学校も隣接。住棟の間は、思い切り走り回れる大きな公園になっているので、子育て中のファミリーにとっても嬉しい環境です。 住棟のあちらこちらにとても雰囲気のある壁画があり、お聞きしたところによると地元の瀬戸出身の陶芸家の作品で、建設当初からのものだということ。素敵ですね。2号棟は、真ん中に大きな吹き抜けの空間がある「ツインコリダー」型! 共用部分を大幅リニューアル。より暮らしやすくなった新しい団地スタイル そして豊成団地、注目したい最大のポイントは、共用部分の大規模リニューアルが現在進行中というところ。今回ご紹介する2号棟は、特にリニューアルが終わったばかりで、最新の設備を備えた「ニュー団地」になっているんです。 入り口から住棟までの通路に設けられた大きな屋根。バス停からお部屋まで、濡れずに歩いて来られます。そして住棟エントランスは、嬉しいことに、オートロック付きなんです!自動ドアに描かれているのは、このエリアの地図。エレベーターホールも、間接照明でとても雰囲気がいいです。ホテルや高級マンションのようですね。 部屋番号の表示もおしゃれ。こんなところまで、ちゃんとデザインされているんです。 豊成団地の詳細を見る カラーコーディネートされたリノベーションルームへ 間取りを変えて開放感たっぷりご紹介するお部屋は、3DKから2LDKへリノベーションされたお部屋。60㎡近いお部屋ということで、ゆったり暮らせるのが魅力的ですが、間取りが変更されたことでより暮らしやすいお部屋になりました。 こちらは、リノベーション前のお部屋。襖で仕切られているので、キッチンは少し暗い印象です。 こちらがリノベーション後。仕切りを取り除いたことで、12.5畳の広々としたLDKに。窓からの光が差し込んでとても明るいですね。「壁の上部には、珪藻土入りの塗装が施されているんです」と稲田さん。 「ナチュラル」と「オーセンティック」の2つのカラーパターンでコーディネートされたお部屋(写真は「ナチュラル」のお部屋)。LDKの壁の1面はアクセントカラーのクロスで、上部は珪藻土入りの塗装が。珪藻土には、匂いを取り除いたり、湿気をコントロールするという嬉しい効果もあるんです。 残りの2部屋は、床座でも落ち着ける和室。襖や壁も白で統一されているので、とても明るい印象でした。 豊成団地の詳細を見る 水回りもおしゃれにキッチンやお風呂といった、水回りの空間も、全体の雰囲気に合うようなコーディネートがされていました。 キッチンは、木目調デザインの新しいものに。ガス3口が嬉しい。天板が白くてお掃除もしやすそうです。お風呂は、木目調シートを貼って雰囲気を一新。 都心にありながら、ゆったりとした環境、広々としたお部屋での暮らしが手に入る豊成団地。ささしまライブ地区の今後の変貌も含めて、注目の団地と言えそうです。 豊成団地の詳細を見る 豊成団地募集中のお部屋はこちら2号棟 404号室(2LDK/59.46㎡/賃料69,200円/共益費2,900円) この部屋の詳細を見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年02月20日名古屋駅、今池駅まで直通アクセス、桜通線の相生山駅に、とても風通しが良くゆったりした環境が楽しめる団地があります。そんな団地ならではの魅力を持ちつつ、室内を全面リニューアルし、暮らしやすさも大きくアップしたリノベルームを拝見して来ました。 相生山団地って、どんなところ? 桜通線が延伸、駅近なのに自然豊かな環境が魅力地下鉄桜通線「相生山」駅から徒歩9分。「相生山」という名前の通り、駅から少し上った先に広がる、31棟906戸の大規模団地です。相生山には、ホタルが訪れることで有名な相生山緑地、それに、大きな池を囲む戸笠公園があり、自然豊かなことで知られる地域。2011年に桜通線が延伸したことで、名古屋駅、今池駅まで1本でアクセスできるようになり、利便性が大幅にアップしました。 相生山駅の出口を出て、すぐお隣に入り口のある戸笠公園。この公園を抜けていくと、ちょっと団地への近道になります。この風景はとても心和みます。春には桜が咲き誇る名所としても知られているそう。楽しみですね。 駅から十分徒歩圏内なのに、とても自然豊かな環境があるというのが、魅力的だなぁと思いました。桜通線の始発駅の2つお隣ということもあって、朝は座って通勤ができそうなところも嬉しいです。 ご案内してくださったのは、UR都市機構の西谷さん(写真左)と木納さん(写真右)です。 相生山団地の詳細を見る 休日は、思い切り体を動かす!そんな習慣ができそうです相生山団地は、5階建の中層の住棟がずらりと並ぶ大型団地。それにしてもUR賃貸住宅の団地って、敷地の中の通路や公園など、いつ行っても綺麗に整備されていて、とても気持ちが良いんです。スタッフの方が清掃されているところも頻繁にお見かけするんですが、そんな風に大切に暮らし継がれてきた団地、大事に、長く住みたくなるな、といつも感じます。 相生山団地も、住棟の間のスペースが広めにとられていて、敷地内をお散歩するのも楽しそうだなと感じました。遊具の設置された、ちょっとした公園もいたるところに。大きな運動広場もありました。広い……! 駅のすぐお隣にあった戸笠公園も、池の周りにウォーキングコースが整備され、さらにテニスコートや野球場までが備わった大きな公園だったのですが、ここで暮らしたら、週末には体を動かすのが自然と習慣にできそうですね。 公園からの見晴らしも良く、風が抜けていく、気持ち良い環境です。 相生山団地の詳細を見る 相生山団地イチオシ!リノベーションルームを拝見 比べるとわかる、「暮らしやすさ」へのこだわり今回拝見するのは、3DKの間取りを2DKに変更したリノベーションルーム。ビフォアのお部屋と比較をさせていただきました。 こちら、ビフォアの3DKのお部屋。リノベーション後の、2DKのお部屋のダイニング・キッチン。仕切りが取り払われたことで、とても広々と感じます。エアコン、モニター付インターフォンも設置され、設備面も大きく向上しています。リビングの1面は、グレーのアクセントクロス。左側の壁上部は、珪藻土を含んだ塗装が施されていて、調湿・防臭などの効果があります。 南側のお部屋は、間の仕切りを取り払ったことで、より自由度高く、開放的に使えるダイニングルームに。「オーセンティック」をテーマに、少しシックで大人っぽいカラーコーディネートがされているので、モダンなインテリアもよく似合いそうです。 こちらは和室のビフォア。こちらがアフターのお部屋。「襖&畳」という要素は変わっていないのですが、カラー畳に変え、襖もちょっとおしゃれなデザインのものに変えたことで、だいぶモダンな印象になりました。これならあえてベッドを合わせてもうまくきまりそうです。 相生山団地の詳細を見る やっぱり「水回り」が新しいと気持ち良いリノベーションのお部屋を選ぶときは、特に、「水回り」の設備に注目するのがポイント。築年数が経っていても、水回りがしっかりリニューアルされているお部屋なら、気持ちよく暮らすことができます。 相生山団地のリノベルームでは、キッチンも新規交換済み。また、洗濯機置き場が今回から新たに設置されたことで、洗濯しながら料理もできます。洗濯物を干す際も、すぐ横がベランダですし、家事動線にとても配慮されているのが嬉しいですね。洗濯機上部の棚も洗剤置きなど重宝しそうです。ガス3口の機能的なキッチン。真っ白のシンプルなデザインも、良いですよね。キッチン奥はホーローパネルなので、ふき取り掃除も簡単です。 そして、一番変わったのが、バスルームと洗面所のスペース。デザインも一新されて、おしゃれになっていましたよ。 こちらは、ビフォアのお部屋。お風呂場のピンクのタイルなどちょっとレトロな昔ながらの雰囲気だったのが……かなりスタイリッシュな洗面台がついている!これは嬉しいです。タオル掛けや電気のスイッチなど、細かい部分もデザインが良いと、毎日触れる部分だからやっぱり嬉しいんです。お風呂も浴槽がちょっとゆったりしたものに。壁にもシートが貼られて、見違えましたね。アクセントカラーも好印象です。カーテンレールで仕切るタイプだった脱衣所入り口も、新しく引き戸がついていました。この引き戸もデザインが良くていい感じ。陽の光を通す、半透明ふすまが使われているそうです。 ふたり暮らしにも十分な広さのお部屋でも、4〜5万円台と、比較的リーズナブルに暮らすことのできる相生山団地。デザインも、気になる設備もしっかりリニューアルされたリノベーションルーム、なかなか良い選択肢のひとつだと思います。 相生山団地募集中のお部屋はこちら5号棟 303号室 (2DK / 47.99㎡ / 賃料 57,700円 / 共益費 2,200円) この部屋の詳細を見る 出典: goodroom journal記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年02月19日煙突との出会いが始まりだった吉祥寺の賑やかな商店街から1歩入ると、そこは閑静な住宅街。以前は鍼灸院だった築20年程の3階建て鉄筋コンクリートの建物を、2世帯で暮らす戸建てにリノベーション。住人は店舗のディレクションや空間設計を手掛ける鈴木善雄さん、舞さんご家族と、舞さんのご両親の引田ターセンさん、かおりさんのご夫婦だ。「結婚した当初は、いつか古い物件を改装して暮らせたらなと考えていましたが、義父母からいい物件があるから一緒に住まないかという話をいただいて。訪れてみると、1階に暖炉のある住宅でした。煙突のある家なんて、東京ではなかなか建てられないけれど、ここならずっと自分が憧れていた薪ストーブも設置できるだろうと」そう語るのは、新木場で複合施設「CASICA」のディレクションを手掛ける鈴木善雄さん。1階はご両親の住居、2階はゲストルーム&作業場、3階を鈴木さんご家族の住居に。2世帯それぞれの、思い思いのリノベーションが始まった。ヨーロッパの古い照明に、日本の古道具の作業台など、年代を感じさせるインテリアが味わい深い3階。昨年11月、新木場にオープンした複合施設「CASICA」は100%LIFEでも掲載。「CASICA」「スタンダード トレード」にリノベーションを依頼。ホテルのように洗練されたシンプルで居心地のいい1階。古家具を独自に再構築鈴木さん家族が暮らす3階のフロアは、3LDKだった間取りを70㎡ほどのワンルームに変更。荒々しい古材を敷いた床に工業的なペンダントライト、日本の古い家具などがあしらわれた空間は、おふたりが手掛ける店舗の世界観のよう。「何風というのではなく、好きなものを選んで、縛られることなく構築したいんです。インダストリアルと和家具が合わないわけではないし、トルコのラグもあればアメリカのソファなど、国も色々とミックスしていいと思っています」。リノベーションは、善雄さんと大工仲間達とDIYで少しずつ着手していったそう。壁づけのキッチンは、和箪笥や小引き出しなどをパズルのようにはめこんだ棚に目を奪われる。「日本のものをどう現代的にアレンジするか、と常に考えています。畳からイスの生活になった今、和箪笥は床の上じゃなくてもいいですよね」。斬新なアイデアの溢れる空間を彩るのは、仕事の買い付けで見つけた古道具だったり、全国を車で旅する中で出会ったものだったり。愛着のあるものたちが、素朴な素材感が活かされた空間に味わいを加える。「キレイすぎると落ち着かないんです」と善雄さん。キッチンという境を設けず多様性のある空間にしたかった、という暮らしの中心にあるダイニングテーブルで。南北に開口があり光が通り抜ける。床には室内用ではないインドネシアのチーク材を張った。キッチンには、少しずつ集めた古家具などをパズルのようにはめ込み、独創的な棚をアレンジ。抜けのあるワンルームにスケルトンにした空間に、あえて1カ所仕切りを設けたのはアトリエ。「鉄加工ができる友人に頼んで、窓枠を作ってもらい、わざと錆びさせてガラスをはめ込みました」。現在は仕事部屋にしているが、保育園に通うお子さんがもう少し大きくなったら、いずれ子供部屋にする予定だそう。「壁は後からいくらでも作れるので、最低限に。ベッドルームにも仕切りは設けませんでした」。床と同じ古材を面材にして、壁一面に収納を設けたベッドルームは、サンルームからの明るい日差しで満たされる。「ここに暮らすようになって、グリーンを育てるのも楽しくなりました」。薪ストーブが鎮座するリビングで、家族で語らう暖かな時間も偲ばれる。「1階には両親がいることで、一緒に食事をしたり、息子を見てくれたり、たくさんの時間を共にするようになりました。仕事の話も夫も交えて色々と話せる関係なので、いつもたくさんの刺激をもらっています」と舞さん。LDKの一角に仕切りを設け、アトリエを設置。ガラスの窓を光が通過する。現在、仕事部屋にしているアトリエは、いずれは子供部屋にする予定だそう。リビングに隣接したベッドルーム。壁のように見えるよう、床と同じ素材で収納を設けた。南側のサンルームは植物がよく育つ。お子さんの遊び場にも。ESSE社の「THE IRONHEART」が置かれたリビング。クックオーブンなど機能も充実。チェーンソーと斧で薪割りをしているそう。北欧テイストの1階「早期リタイア後がこんなに充実するとは思っていませんでした」。と語るのは、舞さんのご両親、引田ターセンさんとかおりさん。人気のパン屋さんとギャラリーを営みつつ、2世帯での暮らしを楽しんでいる。140㎡ある1階は、3階と打って変わって、北欧テイストで統一されたシンプルでナチュラルな空間が広がる。「以前からおつきあいがあって、家具のデザインなどが好きだったスタンダードトレードさんにリノベーションをお願いしました」。薄い緑の混ざった珪藻土の壁、オークの天井や家具、麻混の絨毯の敷き詰められた床。穏やかで居心地のよい空気が流れる。「私たちが求めたのはやりすぎない、主張しないインテリア。和でも洋でもなじんで、ずっと使い続けられるテイストが好きなんです」。1階は床面積140㎡の広々空間。暖炉のある山小屋風の空間だったのを、北欧テイストに。コンクリートの冷たい躯体に、木とガラスで温もりを加えた。ハンス・J・ウェグナーのテーブル、フリッツ・ハンセンのイスなど、内装に合わせて家具もセレクト。吉祥寺で「ギャラリーフェブ」、パン屋さん「ダンディゾン」を営む、ターセンさんとかおりさん。普段はキッチンとリビングの間の空間で仕事をすることが多いそう。ワンルームを半オープンの仕切りと床の段差が緩やかに分ける。人の集まる居心地のいい家に鍼灸院だった南側のスペースは、外構の緑とルーバー状になったガラス窓から光が差し込む、明るいベッドルームに。暖炉のある広々としたLDKは、大人数でパーティーを開いたり、何人かで料理をしたりも可能な余裕のスペースを確保した。「婿の誕生日会には40人くらい集まりましたよ。キッチンはアイランドにシンクを入れるかどうか悩みましたが、オープンなキッチン台にして正解でした。お料理を運んだりするのを、みんなが手伝ってくれるんです」。一部分には仕切りを立てて、キッチン内すべてを見せないよう細かな計算も。「家は私たちにとって充電をするところ。明るくて風が通って、“ああ、家に帰りたい”と思えるような快適な場所にしておきたいですね」。その願いが結集した1階には、家族や友人たちが集まってくる。個性の違う2つのフロアのそれぞれの生活を、コンクリートの堅牢な建物が包み込んでいる。明るい日差しに包まれるベッドルームには、ウォークインクローゼットを設けた。ベッド脇のステップは、年を取った愛犬用。ベッドルームの入り口。ルーバー状になったガラス窓から光が差し込む。パーツにこだわり、イタリア製のグレーのタイルを貼ったバスルーム。微妙な陰影が奥行きを出す。余裕の幅を確保したキッチンでは、普段おふたり一緒に料理するそう。キッチン台の黒の面材がアクセントとなっている。パントリーにキッチンまわりのものを一括に。以前は勝手口だったところを塞いで、ガラスブロックを採用した。窓辺には、「ギャラリーフェブ」でもかかわりのある陶芸家・内田鋼一や、ガラス作家・イイノナホの作品を飾る。十字型のガラスをはめ込むようオーダーしたドア。玄関にあるイイノナホの照明がガラス越しに見えるのが、かおりさんのお気に入り。約100坪の敷地に建つ、鉄筋コンクリート3階建ての建物。元オーナーとは知り合いで、縁あってリノベーションが実現。
2019年02月18日藤原竜也と鈴木亮平がW主演する新作舞台「渦が森団地の眠れない子たち」が、10月に新国立劇場 中劇場で上演されることが決定。本作でなんと小学生に扮する2人から、意気込みのコメントも到着した。本作は、劇団モダンスイマーズの蓬莱竜太が作・演出する新しい“団地大河ドラマ”。同じ団地に住む小学生の2人は、竹馬の友のように仲が良かったが、ささいなことから関係が崩れ、次第に団地での王座を争うようになる…という物語。今回W主演を務める藤原さんと鈴木さんの同級生コンビが舞台で共演するのは、なんと10年ぶり。そして注目なのは、今作で2人は小学生を演じるということ。しかし。なぜ小学生なのか?蓬莱氏によれば、「子どもの視点で描くと、団地の世界は、戦争、恋愛、ファンタジー、ホラー、恐怖の大人たちというようなエンターテイメントに溢れていて、それを盛り込んだ群像劇、人間ドラマを描きたいという意欲です」とのことだ。今回の出演に関して藤原さんは「鈴木亮平くんは、俳優としても、人間としても信頼できる人間なので、2人でどっぷりと蓬莱ワールドに浸りたいと思います。今回は、ライバル同士の小学生を演じるそうですが、相撲では勝てる気がしないので(笑)演劇で負けないようにしっかり稽古したいと思います」と意気込み。一方、『俺物語!!』では高校生役を演じ、観客を驚かせた鈴木さんだが、今回の挑戦について「まさか小学生を演じることになろうとは」と言い、「今からどんな世界観になるのか、観劇後、皆さんの心にどんな物が残る作品になるのか、今からとても楽しみです」と期待。さらに、「藤原竜也くんとは10年ぶりに共演させていただきます。感慨深いものがあります。だからこそ、馴れ合いではない、舞台ならではのヒリヒリした緊迫感と迫力を感じていただけるようなぶつかり合いをお見せできたらと思います」とコメントしている。<あらすじ>A少年(藤原竜也)とB少年(鈴木亮平)は同じ団地に暮らす小学生。B少年が低学年の時に団地に引っ越してきて以来、2人は親友である。しかし、ささいなことをきっかけに2人の関係性は変化し、団地の王座をかけて次第に2人は対立していく…。舞台「渦が森団地の眠れない子たち」は10月、新国立劇場 中劇場にて上演(※大阪ほか地方公演あり、詳細は後日)。(cinemacafe.net)
2019年01月30日経堂赤堤通りって、どんなところ? おしゃれな駅前に、商店街も楽しい経堂ご紹介するのは、礼金ゼロ、仲介手数料ゼロ、更新料ゼロ、保証人不要という、4つのお得な仕組みのあるUR賃貸住宅の団地。小田急線の経堂駅から徒歩10分と、良い立地にある世田谷区の団地です。 経堂駅前には、ロフトなど様々なショップ、食料品店の入ったおしゃれな商業施設、コルティがあり、華やかな雰囲気です。 駅からは、商店街の続く「すずらん本通り」を通って北へと歩いていきます。たくさんの飲食店に雑貨屋さんが並び、コンビニやドラッグストアなど便利なお店も多いので、帰り道も楽しそうです。脇道へと入りさらに進むと、戸建が並び、小学校や公園の多い穏やかな住宅街へと続いていきます。 経堂赤堤通りの詳細を見る 緑道を通って、樹々に囲まれた団地へ「経堂赤堤通り」は、4〜8階建の建物が8棟連なる大きな団地。到着すると、都心に近い住宅街にありながら、街路樹がとても立派なことに驚きました。表側の並木道、そして裏手にある遊歩道と、どちらの道も豊かな樹々に囲まれていて、まるで公園の中を散歩しているみたいです。 団地の北側を通る「北沢川緑道」。道沿いに木がたくさん植えられており、四季の自然を感じられる雰囲気の良い遊歩道です。 この緑道、実は池尻大橋駅の付近までずっと繋がっていて、経堂駅のすぐ近くまで車の通らない道を通っていくこともできます。少し足を伸ばせば、都立蘆花恒春園、希望丘公園といった大きな公園も近くにあり、小さなお子さんがいらっしゃるファミリーにはぴったりの環境ですね。朝、ジョギングをするのも楽しそう。 敷地内にもちょっとしたプレイロットがあります。ご紹介するリノベーションルームがあるのは、こちらの5号棟。スタイリッシュな建物ですよね。 経堂赤堤通りのリノベーションルームを拝見 対話のできる、おしゃれなキッチン見せていただいたのは、1階の3DKのお部屋。デザイン性の高いリノベーションルームも多くある団地ですが、今回のお部屋も、水回りを含めてフルリノベーションし、細部までデザインにこだわって仕上げられたお部屋です。 お部屋に入ってまず目にするのが、タイルの壁や棚もおしゃれな、対面キッチン。思わず「わぁ!」と声に出てしまいました。ご紹介していただいたのは、UR都市機構の菅原さん(写真右)と宇都宮さん(写真左)です。 「ファミリーの暮らしかたを考えたときに、料理をしていても家族の顔が見られるように、対面式キッチンにしようと。シンクの上の吊り戸棚を無くした方が開放感があるので、その代わりに壁に棚を設置することにしました」と宇都宮さん。 ダイニングのドアや、照明などにブラックが使われ、大人っぽいカラーコーディネートのこちらのお部屋。壁にあしらわれたタイルはグレー、棚受けにもブラックの金具を使うなど、部屋全体をぐっと引き締めるデザインで、カフェのような雰囲気です。 2列型キッチンで、作業スペースやシンクも広々。3口のガスコンロにグリルつきと、デザインが良いだけでなく設備も整っているのが素晴らしいです。感心してしまったのは、レンジや炊飯器などをしまうスペースもしっかり考えられているところ。手前に引き出して使うこともできます。調理道具や、食器のひとつひとつ、どんなものを選ぼうか楽しみになってしまいますね。棚板の横には、USB給電もできるコンセントがあり、スマホやタブレットでレシピを見ながらのお料理もできます。 キッチン以外の設備も充実キッチンだけでなく、お風呂やトイレ、洗面台などの設備もフルリノベーションされているこちらのお部屋。ひとつひとつチェックするたび、お気に入りのポイントが見つかって、ワクワクしてしまいました。 キッチンと同じタイルがあしらわれた洗面台。ホテルみたいなスタイリッシュな雰囲気。玄関には天井まで高さのある大きなシューズクローゼット。鏡もついていて便利。対面の壁にはおしゃれなフックも。ゆったりとしたお風呂。トイレは全面がグレーの壁紙に張り替えられ、シックな空間になっていました。 コンセントには感電防止のシャッターがついていたり、浴室扉にはチャイルドロックがついているなど、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して暮らせる設備も備えています。 それぞれに工夫のある、3つの部屋 65.3㎡と、ゆったりとした空間がとられているお部屋。ダイニングキッチン以外に、3部屋もの個室があることもポイントです。家族が増え、お子さんが大きくなっても、長く暮らせるお部屋になりそう。 ダイニングキッチンの横には、お手入れが楽な和紙畳を使用した和室が。 ダイニングキッチンとの仕切りを開ければ、開放感もたっぷりの和室。あえて畳のお部屋にすることで、お客さんが泊まるときの客間にするもよし、小さなお子さんが遊ぶのも安心。ほっとできる団欒の空間として使えそうです。 真ん中の洋室。角部屋ということもあり、どのお部屋もベランダに面しているのが贅沢。壁の一面が有孔ボードになっていて、フックや棚をつけて自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいです。玄関側の洋室は、窓が大きくて明るいですね。カーテンを開けるとご覧の風景。部屋の中からも、囲む樹々に環境の良さが存分に感じられます。 急行なら新宿から3駅、たった12分の経堂で、団地ならではの環境の良さと、リノベーションによるデザインや設備の充実。どちらも手に入るのは本当に嬉しいですね。この部屋でならきっと、ゆとりを持った毎日が送れそう、そんな気持ちになってきたのでした。 同じテイストのリノベーションを行っているお部屋が、今後も募集されます。今回ご紹介したお部屋と間取りが異なるものもありますので、お楽しみに! 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年01月17日スクエアー世田谷桜丘って、どんなところ? 千歳船橋徒歩11分、経堂14分。穏やかな世田谷ライフ今回ご紹介するスクエアー世田谷桜丘があるのは、世田谷区桜丘。小田急線の千歳船橋から徒歩11分、経堂駅から徒歩14分と、かなり利便性の良い立地にあります。千歳船橋駅、経堂駅のそれぞれ駅前には活気のある商店街があり、とても賑やかな雰囲気。ロフトや無印良品などの入った経堂駅前のおしゃれな商業施設、コルティも便利です。このエリアには美味しいパン屋さんが多いことでも知られています。行きつけのお店を探したくなりますね。 経堂駅から商店街を抜けて団地へと向かう途中に、表参道の人気店『パンとエスプレッソと』の系列店『onkä(オンカ)』があります。(紹介記事はこちら) 商店街を抜けてしばらくすると、立派な戸建が多く並ぶ、世田谷区の閑静な住宅街へと入っていきます。ライフやオオゼキなどスーパーもあって、道沿いには学校や公園も多く、暮らしやすそうな雰囲気。馬事公苑に砧公園といった、都内でも有数の大きな公園がすぐご近所なのも、嬉しいです。 スクエアー世田谷桜ヶ丘の詳細を見る 中庭を囲む桜色の住棟こちらが、スクエアー世田谷桜丘の建物。ロの字の住棟が中庭を囲みます。 桜並木が見事な表通りから敷地内に足を踏み入れると、広い中庭が整備されていました。ロの字に囲む住棟が通りの音を遮ってくれ、いっそう静かに暮らせる環境です。2016年に建物の外壁などの修繕工事も行われたとのことで、とても綺麗な印象でした。 ご案内いただいたのは、UR都市機構の宇都宮さん(写真左)と大鶴さん(写真右)。 今回ご紹介するお部屋は、宇都宮さんが企画を担当しフルリノベーションしたお部屋です。たくさんのこだわりのポイントがあるというお部屋、早速拝見してみましょう。 スクエアー世田谷桜丘のリノベーションルームを拝見! 有孔ボード、棚板が移動できるオープン収納で自分らしくカスタマイズ玄関のドアを開けると、自転車なども置けそうな、広めの土間が広がっています。嬉しくなってしまったのが、玄関の壁一面の有孔ボード!絵を飾ったり、フックやちょっとした棚をつけたり、カスタマイズが楽しめます。つづいて廊下には、ハンガーバーや棚板のセットされたオープン収納が。棚板の位置を自分好みに変えて楽しむこともできますよ。 「もともと廊下の幅が少し広いお部屋だったので、今回初めての試みとして、オープン収納をとりつけました。コレクション系の趣味がある方におすすめです」と大鶴さん。部屋に入って、まず一番最初に目に入る場所を、自分の好きなもので彩れるのって、とても嬉しいですよね。 リビングとの間のドアのガラス窓から光も入り、十分な幅もあるので、こんな風に椅子を置いて書斎みたいにしてもいいですよね。「電源コンセントも新設したので、パソコンなども使えますよ」と宇都宮さん。本当だ! 細かいところまでちゃんと配慮されているのがさすがです。 大きなデザインキッチンが嬉しい、明るいLDK 廊下の奥のお部屋へとすすむと、南向きの窓からの光がまぶしいぐらいの、明るいLDKでした。10.3畳と広さも十分。「特に、キッチンのタイルがポイントです」と宇都宮さん。ひとつずつ色味や風合いが異なる本物のタイルで、部屋全体の雰囲気にもよく似合っています。ガス3口にコンロつきと、機能性も十分。さらに、壁にはタブレットなどを置くための棚とUSB給電のできるコンセントがあります。またも、細部まで抜かりなしですね。奥には、4.5畳の和室をフローリング化したベッドルームがあります。引き戸を開けたまま使うとワンルームのような開放感もあり、いろんな家具配置が楽しめそう。南側の住棟は、お隣の東京農大のグラウンドが目の前で、ご覧の通りの驚きの眺望の良さです。 フルリノベーションの暮らしやすささらに、洗面台やお風呂、トイレなど気になる水回りの設備も、すべて新しいものへと入れ替えられています。 シンプルでスタイリッシュな洗面台。タイルはキッチンと同じものが使われていて、とても高級感があります。もともと廊下側にあった収納を、壁の位置を変えることで脱衣所側にし、より使いやすくなりました。お風呂も、丸ごと入れ替えられているので、新しくゆったりとしています。トイレは、全体がグレーでまとめられて落ち着く空間になっています。 新しくなって清潔感があるだけでなく、まるでホテルのようなデザイン性の高い空間に仕上がっているので、とても嬉しくなってしまいました。 暮らしやすい世田谷エリアにある、素敵なリノベーション団地。細部まで、住む人それぞれにとっての暮らしやすさが考えられたつくりに、ちょっと感動です。これは友達に自慢できる部屋になりそうです。ちなみに、同じテイストのリノベーションを行っているお部屋が、今後も募集されます。今回ご紹介したお部屋と間取りが異なるものもありますので、お楽しみに! スクエアー世田谷桜丘の募集中のお部屋はこちら 508号室(1LDK / 48.28㎡ / 賃料 15.86万円 / 共益費0.73万円) 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年01月11日アーバンラフレ虹ヶ丘西ってどんなところ?思わず羨ましくなる「星ヶ丘」の暮らし最寄りが「星ヶ丘」駅と聞くと、「お!」と思う方も多いのではないでしょうか。名古屋の住みたい街ランキングでも常に上位にある、人気の駅。実は今回、初めて足を踏み入れたのですが、その噂は伊達ではないな、と感じました。 駅から、星ヶ丘テラスの間の並木道を抜けて住宅街へと進みます。高級住宅街のイメージですが、無印良品やユニクロなども入っていてとても便利。 駅前には、星ヶ丘三越、星ヶ丘テラスというショッピング施設があり、並木道にはイルミネーションやクリスマスの飾りが施されてとても華やかな雰囲気でした。住宅街の中にも、おしゃれなカフェや美味しい飲食店なども多くあり、他のエリアからもたくさん人が訪れる街でもあります。さらに、坂道を登っていけば東山動植物園の入り口へ。地元にいながらにして、自然も、それにショッピングも楽しめてしまうって、贅沢な立地ですよね。なるほど、これは住みたい街として人気になるのもわかります。 建物に向かう途中には、椙山女学園大学の星ヶ丘キャンパスがあります。朝から夕方まで、街を闊歩する女子学生さんたちでいっぱい。 アーバンラフレ虹ヶ丘西の詳細を見る 外装も順次リニューアル中。かなり綺麗でモダンな雰囲気です。 駅からは徒歩9分と、十分に徒歩圏内のアーバンラフレ虹ヶ丘西。高台にあり眺めも良い団地、ちょっと裏技ですが、実は星ヶ丘テラスのショーウィンドウを眺めながら、エスカレーターを利用すると、ほとんど坂道を登らずにも来れてしまいました。 こちらがアーバンラフレ虹ヶ丘の入り口。良い意味で、「団地」のイメージから離れた、モダンな雰囲気です。 アーバンラフレ虹ヶ丘西は、1999年築と、比較的最近に開発された団地であることもあり、敷地内や住棟の雰囲気はとてもモダンです。芝生の広場、ゆったりとした歩道、大きな木々など、敷地をゆったり使う団地の良さはそのままなのも嬉しい。さらに、外装のリニューアル工事も進められているということで、ますますスタイリッシュに変身している最中。 外装工事によってタイルが張り替えられ、明るく雰囲気もリフレッシュ。団地の集会所では、ご近所の椙山女学園大学と協力して、「BookCafe」が開催されていました。URの若手職員さんたちによる“DIY部”によって、壁に黒板塗装を塗ったりと、内装を手がけたのだそうで、明るい雰囲気です。ご案内していただいたのは、UR都市機構の伊藤さん(写真右)と岩元さん(写真左)です。 「プレミアム」なリノベルームを拝見 大きなカウンターキッチンと、「ユーティリティー」ルーム今回見せていただいたのは、64.4㎡の2LDKのお部屋。UR賃貸住宅の中でも、「プレミアム」な仕様にリノベーションがされたお部屋です。 こちらがメインとなる7.9畳のリビング・ダイニング。なんといっても、この贅沢なキッチンがポイントかな、と思いました。真っ白なデザインがいいですよね。 お部屋は、壁やキッチンまで、白で統一されていて、余計な装飾がなくすっきりとした雰囲気です。特に、3.7畳とキッチン部分が大きくとられているので、料理を楽しみたい人にはおすすめ。大きくワイドなシステムキッチンの背面にも、十分なスペースがあるので、背の高い食器棚を置いたり、キッチン家電をたくさん置いても良さそうです。 キッチン本体の収納力もこの通り。さらに、キッチンの真横にあたる部分に、なにかと便利そうな「ユーティリティー」スペースがあるんです。このスペース。キッチンとの動線的に、食材置き場のようにして使うととても便利なのでは!? と夢が膨らんでしまいました。憧れのパントリー……! 収納の多さもポイントです「プレミアム」仕様のリノベーションプラントいうことで、温水洗浄便座やモニターつきインターフォンなどちょっと嬉しい設備もついているこちらのお部屋。「収納力が大きいこともポイントですよ」とのことで、キッチンやユーティリティーのお部屋以外にも、各部屋の収納をチェックしてみました。 独立した個室がふた部屋。それぞれに奥行きのたっぷりとした収納がついているので、ふたり暮らしでも喧嘩せずに荷物を収納できそうです。団地ではついていないことも多いシューズクローゼットもしっかり。玄関に靴を集中しておけるのは、やっぱり嬉しいですね。リニューアルされたワイドな洗面台も。鏡の裏に、収納たっぷり!お部屋の目の前には、団地のシンボルとなる桜の木が生えていました。四季の移ろいを毎日感じられますね。 人気のエリアで、礼金、仲介手数料、更新料が不要など、ちょっとお得に暮らせる団地。お休みの日には、三越や星ヶ丘テラスで、ちょっと良い食材を仕入れて、ゆっくり料理を楽しんで。はたまた、お弁当を持って東山公園までピクニックに出かけたり……。そんな憧れの暮らしが自然と想像できる、良いお部屋だと思います。 アーバンラフレ虹ヶ丘西の詳細を見る アーバンラフレ虹ヶ丘西募集中のお部屋はこちら4号棟205号室(2LDK / 64.4㎡ / 賃料10.73万円 / 共益費 0.42万円) 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年01月08日今の住まいをもっとよくしたいと思っている皆さん。最近ではリフォームをバージョンアップした、リノベーションというのがあり、皆さんも聞いたことがあると思います。「でもリノベーションといわれても、具体的にどこからどうしたらいいのかわからない」。当然です!新築よりリーズナブルな点だけがリノベーションのメリットではない。むしろ新築にはない様々な魅力があるのです。ここでは、改めてリノベーションのメリットについてご紹介します。■ そもそもリノベーションとリフォームの違いとは?naka / PIXTA(ピクスタ)リノベーションとリフォームには、実は厳密な線引きはありません。英語のrenovationは建物の改修を指すが、reformは本来、法律や組織などの改良を指します。では日本での両者の違いはというと、リフォームは単に壁紙を替える、設備を交換するといった老朽化や不便さの改善にあるが、リノベーションは新築時に戻すことが目的ではない。暮らしを変え、自分らしいスタイルの家に変貌させる。それがリノベーションなのです。それをふまえて、リノベーションのメリットを7つご紹介しましょう。■ 1.コスパがいい!今の家をリノベーションする、あるいは中古物件を買ってリノベーションする。その最大のメリットは新築や建て替えより割安な点です。freeangle / PIXTA(ピクスタ)戸建ての場合、よほどひどく傷んでいない限り、元の骨組みを生かしたほうが安上がりだし、マンションも新築と中古では大きな価格差があります。特に戸建ては古くなると建物の値段はゼロに近づき、物件価格の大半は土地の値段。見方を変えれば、日本は世界でも珍しいほど、中古住宅がお買い得な国といえるんです。■ 2.立地のよいところに住める住み替えを考える場合、年を重ねたら今よりもっと便利な場所に住みたいとか、いっそ都心のマンション暮らしを謳歌したいという人も少なくありません。PIXTOKYO / PIXTA(ピクスタ)しかし、新築だと手が届かない可能性が高いですよね。その点、割安な中古+リノベーションなら憧れの街に住める可能性が広がります。また、戸建てもマンションも、先に建てたほうが立地がいい場所を押さえているのは当然。容積率などの法規制が緩い時期に建てられていて、空間に余裕があるヴィンテージ物件も多いのでお得ですよ。■ 3.激変による満足度が高いゼロからつくり上げる新築と異なり、リノベーションには必ず対照実験の比較対象ともいうべき、改修前の家があります。TATSU / PIXTA(ピクスタ)リノベーションに踏み切るからには、暗い、寒い、使い勝手が悪いなど、老朽化以外にも欠点があり、以前から住んでいた家だとなおさらその不満はたまっているはずです。それが劇的に変化し、同じ家とは思えないほど快適になる――。そのビフォーアフターの激変ぶりは、リノベーションの醍醐味といっても過言ではありません。満足度は新築より高いのでは?■ 4.味わいや懐かしさも魅力全面リノベーションといっても、総取っ替えするわけではありません。むしろ生かせるものは生かす、長く住んできた家ならその記憶を残すのも、リノベーションだからできること。天井をはがしてみたら、築浅物件ではお目にかかれないような、どっしりした柱や梁が出てくる場合もある。freeangle / PIXTA(ピクスタ)さらに、戸建てでは庭、マンションでは共用部の緑が大きく育っていることもリノベーションならではの魅力。ABC / PIXTA(ピクスタ)年月を経たがゆえの味わいや懐かしさのある家づくりを目指したい。■ 5.前向きで健康的な生活もできる若い頃にはさほど気にならなかった段差や暑さ寒さも、年を重ねるほどに体に応えてくるもの。50代以上のゆとりある世代がリノベーションを行う場合、バリアフリーや断熱性の向上など、目に見えない快適性にお金をかける比率が高いといいます。おおたま / PIXTA(ピクスタ)また、長年住んできた家をリノベーションした人に話を聞くと、「やる気が出た」「エネルギーが湧いた」という言葉をよく耳にします。環境が変わることで心身が健やかになれば長生きにつながるに違いありません。■ 6.資産価値が上がる中古より新築のほうが資産価値が高いというのはご早計。新築は買った途端に中古になるため、年数が経つと価格が半減することも珍しくありません。しかし、中古はさほど極端に値下がりしないし、リノベーションするとむしろ価値が上がるため、賃貸に出した場合も割高な家賃で貸すことができます。ABC / PIXTA(ピクスタ)自分たちの終の住処として考えるだけではなく、いずれは子どもに相続することも想定し、将来売ったり貸したりしやすい資産として価値をキープしておきたいものです。。■ 7.資源の有効活用になる少子高齢化が進む中、今や日本全国の7軒に1軒が空き家といわれ、今後もその割合は増え続けるといわれています。手を入れれば十分住まいとして使える建物がこんなにたくさんあるのに、これを使わないのはもったいないですよね。また、古家を解体すると大量の廃材が生じ、新築時には木材をはじめ、大量の建材が必要になる。TATSU / PIXTA(ピクスタ)環境負荷を考えても、すでにある資源を有効に活用できるリノベーションのほうが、新築よりエコロジーであることは間違いありません。いかがでしたか?いまリノベーションをすべきかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
2019年01月01日最近では中古物件を購入し、リフォーム・リノベーションしたい人が増えています。新築よりも手頃な価格で購入でき、間取りや広さ、こだわりのスペースなど、自分の好きなように家づくりをしていくことができるところに魅力を感じている人が多いようです。しかし、一概にリフォーム・リノベーションをすると言っても、その内容は千差万別。人気の事例を参考にすることで、自分の住まい探しをより具体的に考えるきっかけにもなります。SUVACO株式会社とリノベーション専門情報サイト「リノベりす」は、2018年に同サイトに公開されたリノベーション事例の中から、ユーザーの閲覧数をもとに上位10位をランキングした「人気リノベーション事例ランキング2018」を発表。今回はそのランキング結果のいくつかをご紹介します。■ ヴィンテージやモダンをバランスよく取り入れたリノベ事例がズラリ気になる第1位は、「築38年の中古マンションを、英国ヴィンテージの香り漂う住まいにフルリノベーション」。輸入壁紙やシャビーな仕上げの造作家具を取り入れたヴィンテージ調の深みがありながらも、新素材「モールテックス」を使ったアイランドキッチンや全体的に落ち着いた色味がモダンさを醸し出す、美しい佇まいのお宅です。3位は「築33年の団地をリノベ。北欧ヴィンテージが暮らしに溶け込む住まい」。木とホワイトを基調にしてシンプルで落ち着きのある空間を作りつつ、グレーの壁で深みを加えた、北欧ヴィンテージの家具が似合う、洗練された住まいです。4位は「グレー×白の大人モダン、とことん自分好みのマンションリノベーション」。白をベースとした広いキッチンをメインに、ソファや椅子など家具のファブリックをグレーで統一して、上品な雰囲気を醸し出した事例です。その他には、2位「48平米でも家族3人がのびのび過ごせるマンションリノベ」、5位「アイランドキッチンで空間をのびのび使う!自然素材が心地よいマンションリノベーション」など、空間を上手に使い、広くて過ごしやすくしたリノベーション事例がランクインしました。■ 2018年の人気は異素材ミックスと上質なグレーvicnt / PIXTA(ピクスタ)2018年の人気ランキングから見えるキーワードは「端正とグレイッシュ」。2017年に人気だったのは、木材をベースにモルタルや鉄、石など、あえて異なる素材を組み合わせる手法。今年はさらにその洗練度が高まり、端正でありながらも、どこかあたたかみを感じさせる、調和のとれた事例が上位を占める結果となりました。特に印象的だったのが、上質なグレーを取り入れた事例が多かった点。こうしたグレイッシュな色使いは、いまや不動の人気となっている木の素材感を引き立てつつも、決して脇役にとどまらず、それと調和することで洗練された世界観を醸し出せるのが特徴です。これはデザインやインテリア、素材に対する住み手の感性が成熟し、より本物志向へと変化していることの表れかもしれません。2019年には、どのようなリノベーション事例が人気となるのでしょうか。リノベーションを考えている人は、是非今回のランキングを参考にしてみてくださいね。【参考】※リノベーション専門情報サイト『リノベりす』が「人気リノベーション事例ランキング2018」を発表!
2018年12月31日今回は、大阪、豊中市にある東豊中第二団地を訪問。MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトのお部屋などもある、人気の北摂エリアの団地です。その魅力を探りに行ってきました。 東豊中第二団地って、どんなところ? 北大阪急行「桃山台」駅が最寄り。梅田までわずか16分の利便性の良さが魅力東豊中第二団地の最寄り駅は、北大阪急行の桃山台駅。地下鉄御堂筋線に乗り入れ、梅田、なんば、天王寺に直接アクセスできる利便性の良さは、大阪に住んでいる方にとってはもはや言わずもがなでしょう。梅田からはわずか16分で到着します。桃山台駅周辺は静かな住宅街。駅ビルにはスーパーや医療施設も入っていて、団地から徒歩圏内にもスーパーがあるので、日常のお買い物には困らなさそう。駅からは、バスで5分、歩いても16分で団地の入り口まで到着。通勤時間帯なら約4分に1本の間隔でバスが運行しているので、申し分ないですね。 徒歩圏内にも、ちょっとしたお店の集まるスポットがありました。こちらは、美味しいと評判のパン屋さん。毎朝お散歩がてらパンを買いに来るなんていうのもいいですね。 北摂エリアの人気の秘密は、子育て世代に選ばれる緑豊かな環境駅から団地までのバス通りは、並木道になっていてすごく雰囲気がよく、気に入ってしまいました。帰ってくるとほっと落ち着くような、緑豊かな環境です。 団地の敷地内にも、ちょっとしたプレイロットや芝生エリアが綺麗に整備され、大きな木もたくさん生えています。 東豊中第二団地の敷地は、竹林が囲むような形になっています。敷地内にも、建設当初から時を経て立派に育った木々があちこちに見られるので、敷地のどこにいても自然を身近に感じられるのが、この団地の良いところですね。 こちらは、団地の5階からの風景。周りを竹林に囲まれている様子がよくわかります。お部屋にいながらにして森林浴ができてしまうような環境ですね。 団地の東側には小学校、南側にはこども園がそれぞれ隣接していて、お子さんも安全に通学、通園することができます。こども園の建物には、子供向けの絵本も充実しているという東豊中図書館も併設されていています。 さらに、団地の西側には、広さ4.1ヘクタールの市民公園、二ノ切池公園が隣接。豊中市の市花であるバラが60種類以上も育つバラ園に、大きな芝生の広場があり、小さなお子さんとのお散歩や、ピクニックにも良さそうです。 さらに、市立の温水プールやジョギングコースも整備されています。近所に、手軽に運動できるスポットがあるのって、嬉しいですね!これならスポーツジムいらず。 北摂エリアは文教地区としても知られ、ファミリー世代に特に人気があります。中心部へもアクセスが良いエリアでありながら、緑豊かな住環境が手に入るところが、何と言っても一番のポイントと言えそう。休みの日には、万博公園や服部緑地などの大きなレジャー施設もすぐ近くです。 東豊中第二団地のお部屋一覧を見る 現代の暮らしに合わせたリノベーションで、お手頃に暮らす東豊中第二団地は、日本で初めてニュータウン開発が進められた千里ニュータウンと同時期に建てられた団地。建設当初から50年が経過し、昔ながらの団地の間取り、内装も、現代の暮らしに合うようにリノベーションが進められています。 人気のある MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトのモデルルームに案内していただきました。シンプルな空間に、無印良品の家具を置いていくと自然と調和するように考えられています。和室は麻畳にリニューアル。しっかりとした素材なので、ソファなどを置いて洋室スタイルで使うこともできます。 すべて壊して新しくするのではなく、使えるものは大切に残したリノベーションのお部屋。大きな押入れを活かした収納や、襖が外せて自由度の高い間取りなど、こうしてみると、団地のお部屋って、現在の家族の暮らしにも便利なところがたくさんありますね。 北摂エリアでは、駅近くの分譲マンションなどは広い間取りのものが多く、家賃も少しお高め。でも東豊中第二団地なら、40平米前後の小さな間取りから広い間取りまで様々なタイプのお部屋があるのもポイントです。人気の北摂で、お手頃な賃貸住宅を選ぶ選択肢の一つとして、東豊中第二団地をおすすめしたいということです。 人気のお部屋を見せていただきました。 リラックスできるリビングが魅力。若い世代向けに考えられたリノベルーム(141号棟202号室/1LDK /45㎡/6.23万円) こちらは、特に若い世代にとって心地よい暮らしかたをイメージしながらリノベーションされたお部屋。仕切りを取り払って南北に風の抜ける13.3畳の広々のリビングに。元々あった押入れ部分は、左右に収納を確保しつつ、真ん中はテレビ台スペースに生まれ変わりました。 キッチンの蛍光灯が丸見えにならないように隠して設置されていたり、ふたり暮らしを想定して、脱衣スペースの仕切りが取り付けられていたりと、ちょっとしたところに細かい配慮も多く、ストレスなく暮らせそうです。 この部屋の詳細を見る 既に満室となっている場合もありますので、ご了承ください。 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月28日武蔵野市が子育て世代に人気の理由 緑豊かな環境住みたい街ランキング上位常連の街としてすっかり有名になった吉祥寺。その吉祥寺を擁する東京都武蔵野市は、子育て世代にも優しい街として知られています。その理由のひとつは、緑豊かな環境が身近にあること。吉祥寺という大きな繁華街がありながら、駅のすぐ南側に井の頭公園。駅から少し離れた中央公園と、子連れでも楽にアクセスできる大きな公園が多いのが嬉しいポイント。 今回ご紹介する武蔵野緑町パークタウンから徒歩圏内の大きな公園、武蔵野中央公園。思いっきり走り回れる広々の芝生の広場が圧巻です。小さなお子さんのいるお母さんたちや、小学生ぐらいの子どもたちの格好のコミュニケーションスペースとして機能していました。 利便性の良さが魅力武蔵野緑町パークタウンからは、三鷹駅までバスで5分、吉祥寺までもバスで9分で到着。三鷹駅はJR中央・総武緩行線の始発駅、吉祥寺も井の頭線の始発駅なので、新宿、渋谷まで通勤が楽であることも大きな魅力になっています。吉祥寺駅周辺は、個性豊かな商店街と、大きなショッピングモールがうまく共存した街。遅くまでやっている飲み屋さんもあれば、家族連れに嬉しい便利なお買い物スポットもたくさん。「この街に来ればなんでもある」と言われるのも頷けます。 やわらかい雰囲気が人気のカフェ、キチムワークショップも多数開催する、暮らしの本屋さん、青と夜ノ空ワークショップも多数開催する、暮らしの本屋さん、青と夜ノ空 公共施設・サービスの充実さもOK住んでいる人に伺うと、武蔵野市は行政サービスの充実っぷりでも満足度が高い様子。公園や体育館、図書館などもしっかりと整備され、住民にとっての使いやすさが考えられています。武蔵野緑町パークタウンの近くにある「0123はらっぱ」は、乳幼児とそのお母さん、お父さんを対象にした施設で、子どもたちが自由に遊べるほか、子育ての相談にも応じてくれます。また、「地域子ども館あそべえ」といって、放課後に小学校の教室や図書館、校庭を解放する取り組みもあり、子どもたちが安心して遊べる場所が用意されています。 武蔵野緑町パークタウンのすぐお隣は、武蔵野市役所。公共サービスを受けることの多い子育て世代に嬉しいです。そのお向かいには、屋内プールも備える大きな体育館、武蔵野総合体育館が。 「リノベーション団地」の実力を拝見! 受け継がれる緑の中で 緑町住宅、武蔵野住宅、2つあるバス停を降りると、すぐ武蔵野緑町パークタウンの入り口。敷地内に入ると木々が豊かに茂る気持ちのよい緑道が続きます。 この場所は、もともと武蔵野グリーンパーク野球場という球場があったところで、昭和32年にその跡地に団地が開発されました。平成8年から建て替え後の団地への入居が始まり、現在はエレベーターも整備された新しい建物になっています。建て替えの際にも、もともとあった木々が大切に保存され、敷地内は涼しい木陰を歩いていける緑道が続きます。周辺にも大きなマンションがあり、スーパーなども充実した便利な住宅エリアですが、これだけゆったりとしたスペースで暮らせるのは、団地ならではの利点ですね。桜の木も多くて、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。団地の中でも季節が感じられるのが良いところですね。 「我慢するところがない」暮らしやすさにとことんこだわったリノベーション 見せていただいたのは、リノベーションされたモデルルーム。ナチュラルな内装で、すっかり現代の暮らしに合ったスタイルに。 見せていただいたモデルルームは、63平米の2LDK。子育て世代にもゆとりを持って住める広さが魅力。特に現代の暮らしに合わせて、居心地よく暮らせるように考えられたリノベーションプランが採用されています。グッドルームのスタッフは、内覧するときお客さんの気持ちになりきって気になるポイントを探すのですが、こちらではそれを見つけるのが困難なほど。さらに、期待を上回る部分で細かな配慮が行き届いていました。 キッチンは便利な引き出し式の収納。さらに、細かいものをすっきりしまえる仕切りがすでについている!シンプルなデザインが嬉しい洗面台は、タオル掛けの上に小物が置けるように考えられていたり、鏡の裏が大容量の収納になっていたり、機能面も十分。その背面には、しっかりタオルをしまえる収納もあります。お風呂場も、デザインが良くて嬉しい。これは、ゆっくり疲れが癒せそうです。 「子育て世代に限らず、仕事に、家事にプライベートにと忙しい世代にとって便利なように、家事動線にこだわって間取りが考えられているんです。収納力が充実しているのもポイントですよ」と教えていただいた通り、全てのお部屋の、欲しい部分に欲しい収納があります。 玄関には大きなシューズボックス。棚板が動かせるのでブーツの収納もできます。反対側から見るとこの通り。姿見がこの位置にあると、便利ですね。思わず、いいなぁ〜と羨ましくなってしまったのが、寝室横についている大きなウォークインクローゼット。可動式の棚板がたくさんついた収納、こういうのがあると、すっきり部屋が片付きますよね。ベランダからは、中央の芝生広場が望めました。室内は快適にリノベーションされていて、外には歴史を感じる木々がたくさん。いいとこどりですよね。 武蔵野緑町パークタウンの詳細を見る 団地生活を楽しもう緑豊かなことももちろんですが、団地がもうひとつ、子育て世代にとって魅力的だなと思ったのは、自然とコミュニケーションが生まれやすい環境があるということ。近隣の小学校に通うお子さんも多く、自然と集団での登下校ができ、また、近所の人の見守りの目もあります。夏祭りに、防災訓練や、クリーンデーなど、住民がみんなで参加するイベントもあるということ。 別の棟には、ウッドデッキを備える集会所がありました。仲良くなった近所の皆さんと、こちらに集まったりも楽しそうですね。夏にはこの広場でお祭りが行われるんだそうです。 人気のエリアの、大きな団地。利便性のよさと、緑豊かなゆったりした環境に両方手が届く、賢い選択かもしれません。 武蔵野緑町パークタウンの詳細を見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月25日緑が多く、ゆったりとしたつくりで、陽当たり良好。団地って、実は自分の暮らしに合ってるかもしれない。第1回は大阪の南エリア、富田林市にある藤沢台第3団地。大阪にある団地の中でも、ことさらゆったりとしたつくりが魅力のこちらは、子育て世帯にとってもおすすめなんだとか。その秘密を伺ってきました。 大阪南エリアにある藤沢台第3団地を訪問 緑道いっぱい。ゆったりした環境が魅力の団地 やってきたのは、南海電鉄の金剛駅。なんば駅から急行に乗れば約24分と、意外にあっという間に到着です。なんばが始発なのでゆっくり座って帰宅できるのもいいところかも。駅前は、小さな本屋さんや喫茶店が並ぶのんびりした雰囲気。ロータリー周辺には銀行もあって、便利ですね。ここからバスに乗って目的の団地へ。駅の目の前にも、団地がたくさん並んでいましたが、今回の目的地は、バスで約6分ほどの距離にある藤沢台第3団地。ひときわ緑の色が濃くゆったりした雰囲気の団地です。バスは通勤・通学時間帯には約10分間隔で、夜23:30まで運行しているので、夜遅くなっても安心。 団地のそばには緑道があり、ウォーキングやジョギングも楽しめます。敷地内からは、近所にあるPLタワーがよく見えました。毎年8月1日には関西でも有数の大規模な花火大会が行われ、花火が間近にかなり大きく見えるんだそう。こちらが団地の正面入り口。緑が多くて、とてもゆったりした雰囲気ですよね。 「子育て」に向けて、部屋を選ぶポイントって? ポイント1:家の周囲に「公園」や「子育て施設」があることは、自分の息抜きにとっても大事。 子育て世帯にとって、周辺の環境で特に見ておくべきところはどこなんでしょう。例えば、藤沢台第3団地の近所には、富田林市の子育て支援施設であるつどいの広場「ひだまり」があり、0歳から3歳までの子どもとそのお母さんたちが気軽に集まって、交流したり子育てについて相談したりする場所として開かれています。また、近くの金剛図書館では、定期的に子ども向けの読み聞かせも行なっているそう。 団地の敷地内にも、ちょっとした遊び場がいろんなところに設けられています。道路を挟んですぐお隣には、大きなショッピングモール「エコール・ロゼ」。スーパーや飲食店、子ども服のお店が入っているのが嬉しい。向かいにはユニクロもあります。息抜きにお買い物もいいかもしれません。 また、車があるなら、たくさんの遊具のある大きな公園、錦織公園も近く、親子で楽しく過ごすこともできます。富田林市が子育てに向いているという理由、よくわかります。URの現地案内所には、一緒にお部屋探しを手伝ってくださるハウジングアドバイザーさんがいらっしゃいます。その地域に長くお住まいの方も多く、エリアに精通しているため、その地域のことなら気軽に質問することができるとのこと。 お部屋の南北に大きな窓があることが多いのも、URの間取りの特徴。ベッドルームも明るいです。リビングの隣にある和室は、子どもが遊んだり、お昼寝したりに便利そう。 藤沢台第3団地の詳細を見る ポイント2:周辺の教育施設をチェック。「学校までの道のり」が安全かどうかもみてみましょう。 長く住むことを考えるなら、やはり周辺の小学校や中学校など、教育施設について調べることが必須。実は、藤沢台第3団地の学区には人気の高い市立の中学校があって、文教地区として知られているんだそうです。「団地もそうですが、戸建ても多いエリアで、教育に熱心な子育て世代が多く集まっていて、進学塾が並ぶ通りもあるんですよ」。近所の学校を調べたら、子どもが通う道のりもチェックも忘れずに。道を歩いている方に声をかけてみたり、安全に通えるかどうかを見てみましょう。 ほとんど高低差のない団地で、スロープも設けられているのでベビーカーでも楽々ですね。 ポイント3:家族の成長に合わせて、必要なものは変わっていく。自在に使える間取りなら便利。 85平米の3LDK。「団地のお部屋は、同じ3LDKでも民間のマンションに比べてゆったりした間取りが多いんですよ」リビングの横に綺麗な畳のお部屋があって、小さな子を寝かしつけたり、子どもが遊ぶのにも便利。 襖の使い方しだいで、間取りをある程度自在に変えられることもポイントだと感じました。リビングで何か作業をしていても、子どもに目が届いて安心。大きくなったら、専用の子ども部屋にしてあげることもできますね。「子育てのための設備が整っているお部屋を選ぶというのも良いと思うのですが、家族の成長に合わせて、暮らしに必要なものって変わっていきますよね。例えばベビーガードなど、その時々に必要なものは自分で用意して、ある程度カスタマイズしやすい間取りを選ぶのが良いんじゃないかな、と思います」とアドバイスをいただきました。 もうひとつ、おもしろい間取りだな、と思った部屋がありました。3LDKや4LDKが多いこちらの団地の中で、2LDK、71平米と少し小さめ。その分、家賃もお手頃になっていますが、それにはある秘密がありました。 「こちらは、URのステージセレクトという仕組みを利用しています。本当は4LDKでもう少し家賃の高いお部屋なんですが、2部屋を閉鎖して、2LDKに。使うスペースの分だけ家賃をいただくというものなんです」 ステージセレクトについて詳しくはこちらこの洋室の隣に、現在閉鎖中のもうひとつの部屋があるということなんですが……言われないと全然気づかないですね。 ステージセレクトという名前のとおり、将来お子様が大きくなってもう1部屋必要になったら3LDKに、さらに手狭になったら4LDKにと、増やしていくことができるんだそう。引越しもしなくていいし、もちろん学校も転校しなくていい。子育て世代にぴったりの、ユニークな取り組みです。 何かと不安なことも多い、子育て世代のお引越し。今回、お話を聞き、実際にURの団地を見てみると、なんとなく安心して明るく子育てできそうなイメージが湧いてきました。緑が多く息抜きできて、学区に良い学校があり、そしてフレキシブルな間取り。この3つが、子育て世代に藤沢台第3団地が向いている理由、と言えそうです。 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月25日「結婚を機に新居を探している」「子どもが生まれた!」……などなど、人生にはライフステージが変わるタイミングが何度か訪れるもの。そんなタイミングには、引っ越しを考える人も多いですよね。でも、引っ越しは何かとお金がかかります。特に小さいお子さんを抱えるご家庭は、今後のためにもなるべく出費は抑えて賢く対応したいところです。そこで頼りになる選択肢の1つが、最近テレビCMなどでも目にする機会の多いUR賃貸住宅。ただ、どうしても「UR=団地」というイメージから、古~い物件ばかりなのでは……? と思っている人もいるのではないでしょうか?■イメージを覆す!これが“今”のUR賃貸住宅 実は、最近のURのお部屋はリノベーションされた物件が増えているだけでなく、中には新築やタワーマンションなどもあるんだそうです。百聞は一見にしかず、ということで、実際にどれだけ充実した住環境が整っているのか、ソーシャルトレンドニュース編集部で取材をさせていただくことに!・設備も充実!最新のUR賃貸住宅今回お伺いしたのは、埼玉県草加市にある「コンフォール松原」。複数の棟が並ぶ様子に団地の要素こそ感じますが、想像以上に近代的な外観です!今回は5階のお部屋にお邪魔させていただくことに。共用部分は明るく開放的な雰囲気です。玄関前にこれだけの広さがあるのは、特にベビーカーを扱う時にとっても助かりそう。間取りは2LDKの56平方メートル。中に入ってみると、3~4人のご家族が住むには十分な広さです。なんといっても、玄関から見た時の採光が魅力的。 ママたちにとっては気になるキッチンも、3帖を超える充実の広さ! 収納スペースも流しの下、頭上ともに十分確保されているので、大きめのお鍋や食器もらくらく収納できそうです。収納に関していえば、クローゼットも重要なポイント。こちらのお部屋には、大容量のクローゼットが2つも用意されています。これだけあれば、すっきりとお片付けができそうですね!また、ベランダが広いのも、お洗濯の際にはありがたいポイント。小さめであれば夏場にはビニールプールも出せちゃうので、子どもたちも喜ぶこと間違いなしです。さらに、敷地内には遊具や家庭菜園(有料)のスペースも発見! 敷地もゆったりしているから、子育て世帯にも快適な環境であることは間違いなし。足りないものはないのでは?と思うほど、充実の設備に脱帽です。・リノベーション物件もこんなに充実!!URではこの他にも、全国でリノベーションやリフォームをした物件の提供を進めています。これにより、築年数を重ねたお家も、今の暮らしに合った住まいに生まれ変わっているんです!例えばこちらはママのために作られた、子育てしやすくリノベーションしたお部屋です。家事や育児で家の中を行ったり来たりするママたちのことを考えた設計になっています。収納が大容量で、水回りが使いやすいだけでなく、設備においても安全性について考慮されているんだそう。URの女性職員がママにとって住みやすい家を考えて作ったという点も魅力的です。また、昔ながらの団地が持つレトロな雰囲気を活かしつつ、現代的なデザインも取り入れオシャレにリノベーションしたお部屋も人気です。畳がメインでも、壁紙や塗装の全体のトーンを落ち着いた色見で統一することでぐっとオシャレな雰囲気に。もちろん水回りもリノベーション済み! 古き良き雰囲気を残しつつ、ライフスタイルの変化に対応してくれているのはうれしいですよね。さらにインテリアショップ『イケア』や、生活雑貨を取り扱う『無印良品』との共同プロジェクトで実現したお部屋も! それぞれの特徴が加わることで、またがらっと雰囲気も変わります。これだけの多様なリノベーションがあれば、自分のお気に入りの物件に出会えること間違いなし!■最後の決め手!?割引制度もこんなに充実URは割引の制度が充実しており、特に人気があるのが、次の3つ。・そのママ割満18歳未満のお子さんを扶養している方であれば、家賃が3年間お得になる制度。※ただし、3年間の定期借家契約となります。・U35割契約名義人が35歳以下であれば、家賃が3年間お得になる制度。単身も子育て世帯も対象になるのがうれしいポイントです。※ただし、3年間の定期借家契約となります。・近居割子育て世帯、または高齢者世帯などが親族と近くに住む場合、新たなUR賃貸住宅の契約で、家賃5%の減額を5年間受けられる制度。その他、入居時の礼金や仲介手数料は無料だし、住みはじめてからは更新料もかからないんだとか。住環境がしっかり整備された物件にお得に住めるなんて、理想的ですよね♪■欲しい生活も、URなら手に入るかも 環境的にも金銭的にも、現代人の“欲しい”を反映させているUR。「団地=古い」という固定概念を抱いたままだと、損をしちゃうかもしれません。イメージにとらわれず、URの住宅を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか?それぞれの物件によって特徴もさまざまに異なるので、検索をしてみるだけでもいろんなイメージが湧いて楽しいですよ!(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供/関連リンクUR都市機構 UR賃貸住宅
2018年11月22日やさしいタッチのイラストとユーモアあふれる言葉でつづられるまりげさんの本 『たのしいことを拾って生きる。』 が発売されました。Instagramの投稿に多数の書き下ろしを加えた本書は、埼玉から京都北部への移住について、子どもたちとの日常、夫婦のことなどが語られています。癒しあり笑いあり。ちょっと切ないエピソードもあって、「家族」について改めて考えることもできる内容です。 夫の脱サラ、漁師宣言、田舎暮らし。それでも「たのしいことを拾って生きる」 の続きです。まりげさん夫婦が力を合わせておこなった古民家のセルフリノベーションについてご紹介します。■夫婦で手間ひまかけたセルフリノベーション現在、まりげさん一家が暮らすのは、築100年の古民家をセルフリノベーションした建物。この建物を探すまでにも時間がかかりましたが、住むためには集落の承認を得るのに1ヶ月待ち。そして、やっと改装して住めることに…。あまりお金をたくさんかけられないぶん、夫婦でセルフリノベーションをすることにしたまりげさん。設計、デザインもすべて自分たちで行ったそうです。ただ、改装を始めてみると、想像以上に大変なこともたくさんあったよう…。例えば、古い建物だというだけあって、わらや木材、不要な食器類などの処分しなければならないものが軽トラック10台ぶんにもなったというエピソードには驚きました。さらに、天井を抜いたり、ススを掃除したり…とても手間ひまがかかっています。でも、自分たちで苦労したからこそ、誰も住んでいなかった空家がすてきなおうちに生まれ変わりました。▼和室からキッチンへ生まれ変わり<Before>ふつうの古い和室が…<After>開放的な対面キッチンに! キッチンとダイニングは土間になっていて、利便性もバッチリです。▼畳の部屋からリビングに生まれ変わり<Before>もともとは4つに別れていた畳の部屋…<After>寝室との間仕切り以外はとり払い、子どもが走りまわれる広々としたリビングに…!天井を抜いたことで、立派な梁が主役のモダンながらおもむきのある古民家に変身しました。まりげさんのインテリアのセンスも抜群で、「こんなおうちに住んでみたい」と、ため息がでるほどすてきです。でも、こんなにすてきな古民家に住むまでには、いろいろな紆余曲折がありました。■「こんな古い家には誰も住みたがらない」と言われたけどまりげさん夫婦は、移住前から古民家をリノベーションして住みたいと希望していましたが、なかなか家を探す時間がとれないことから、後回しにして義実家で同居生活をスタートさせます。そのうち、慣れない田舎暮らしや子育て環境の違いなどから生まれたストレスをまりげさんは抱え込むようになっていました。そこで、旦那さんと急ピッチで家探しを開始!同居ストレスについてはこちらのエピソードもご覧ください! 「同居ストレスでノイローゼに。つらい状況に向き合う前にやるべきこと」 やっと築100年の気に入る古民家が見つかっても、集落の承認を待たなければならず、やきもき…。しかし、まりげさんと旦那さんは「この家、なんかいいよね」と意見がぴったり合っていました。家探しに限らず、こういう大事なときに感覚がピタリと合うのが夫婦の醍醐味なのかな…なんて、個人的には思います。物件を気に入った理由もつづられていて、まりげさんは「海と山に囲まれていて景色がいい」「畑が近い」などをあげていました。一方、旦那さんは「伝統建築で梁が立派」「好きなように改装していいと言われた」ことに魅力を感じたとのことです。景色や利便性も、自分たちの好みの内装にできることも、両方妥協したくない部分ですよね。そして、まりげさんは、こんな完全防備スタイルでリノベーションに挑んだそうです。床下のシロアリ被害にも悩まされたそう。古い建物だからこその悩みですね…。でも、古い建物ならではの、うれしいことも! 好みの古道具を発掘したり、玄関にツバメが巣を作りに来たり…。どちらも、小さな幸せを感じられるエピソードです。■大事なことを気づかせてくれる息子くんのひと言リノベーションにまつわるエピソードで印象的なのが、「都会育ちがこんなところでやっていけるんか?」と言っていた人が、わざわざ移住者支援制度の申請書を持ってきてくれたという場面。古民家のリノベーションを通じて、まりげさんたちが田舎の暮らしに打ち解けていく様子が感じとれます。そして、やっとリノベーションが完了! 新しい家に引っ越した日のこと。長男くんがあるひと言を発します。「わたしたちのおうちだよ!」とはしゃぐまりげさんと子どもたち。これまでの苦労を読んで知っているからこそ、こちらの感動もひとしおです。ただただかわいい場面でもあるのですが、「自分たちだけの家に住める」という、ともすれば当たり前のこと。だけど、自由に安心して過ごせる家がある。その幸せをあらためて考えさせられる長男君のひと言です。心からくつろげて安心できる「家」という場所があるからこそ、外で頑張れるし、人を招いたり招かれたりといった人間関係を築いていくことができるんだなあと感じました。■なんでもないことに幸せを見つける力本のタイトル『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』は、「なんでもないことに幸せを見つける力」のことでもあるのかなあと思います。さらに、まりげさんはリノベーション後、もっと「できません」「助けてください」と周りを頼ってよかったんだと気がつきます。これって、読者の子育て中のママにも当てはまることなのではないでしょうか。子育てに家事に、仕事に…。どうしても頑張りすぎてしまうことってあると思います。でも、ときにはちょっと立ち止まって、小さい幸せを見つけられたらうれしいですね。もちろん、本の中には、まりげさん家の子どもたちの日常など、くすっと笑えて息抜きできるエピソードも満載ですよ〜! 『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』 まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを加えた著者にとって初めての本。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常など。大充実の1冊。まりげさん大学を中退後、山小屋、八百屋、旅館の仲居、アパレルショップ店員などを経験。夫が突然脱サラして、漁師になる宣言をし、海のない埼玉から京都の海のそばへ移住! ダンナとやんちゃな二人の男の子と生まれたばかりの三男に振り回される日々をインスタグラムにて更新中。●まりげさんのInstagram: @marige333 ●まりげさんのウーマンエキサイトの連載: 『まりげのケセラセラ日記 』
2018年10月19日『リノベーション・エキスポ・ジャパンin東京』が2018年9月29日(土)、30日(日)に東京・新宿の〔ルミネゼロ〕で開催されました。住まいを自分好みに自由に作り上げたいという夢がある人、これから想像を膨らませていきたい人が気軽に第一歩を踏み出せる、クリエイティビティ溢れるイベントの様子をLIMIA編集部がレポートします♪今年も盛り上がりました!リノベーションの祭典マーケット内に設置された『リノベーション・エキスポ・ジャパン in 東京』のフォトブース。リノベーションの可能性や楽しさを、見て、知って、感じて欲しい。そんな想いがカタチとなったイベント『リノベーション・エキスポ・ジャパン』(運営:リノベーション協議会)。9月から11月にかけて、全国18エリアで開催されるうちの東京会場へLIMIA編集部が行ってきました!『リノベーション・エキスポ・ジャパン2018』の東京会場は新宿駅南口にある〔ルミネゼロ〕。エントランスからすぐのところに広がるマーケットにまず心が踊ります♪こちらは、「家をリノベしたら飾りたいなぁ」と想像を掻き立てられる照明がずらりと並んだ〔アンティークディーラーズクラブ〕。ひとつひとつに味があり、時間を忘れて選んでしまいます。そしてこちらはモノトーンアイテムにこだわった〔sisdesignMONOTONEMARKET〕。インテリアを損なわないブラック&ホワイトの雑貨が手に入るって嬉しいですよね!つい手に取ってしまうクールなアイテムばかり。この他にもマーケットにはアウトドアグッズのお店やアロマ&ビューティーのお店などがあり、賑わいを見せていました。未来の暮らし方を学べるトーク&セミナー『リノベーション・エキスポ・ジャパンin東京』の注目コンテンツはトーク&セミナー。固定概念にとらわれない、自由なライフスタイルを体現するパネラーが登壇します。9月29日(土)の11:30の回は、吉祥寺の〔ダンディゾン〕のオーナー・引田ターセンさん、代々木八幡から始まった人気レストラン〔LIFE〕のオーナー・相場正一郎さんによるトークセッションでした。左から〔ダンディゾン〕の引田ターセンさん、〔LIFE〕の相場正一郎さん。オープン当初、スタイリッシュな佇まいが「本当にパン屋さん!?」と驚かれて話題となった〔ダンディゾン〕。一方の〔LIFE〕は、誰かのお宅に招かれたようなアットホームなレストランとして代々木八幡、参宮橋、藤沢、代官山で展開中。それぞれのお店の世界観も素敵ですが、両オーナーがリノベーションしたご自宅もこだわりが凝縮された空間で、リノベのお手本になります。ターセンさんは大手企業をリタイア後に奥様に「生活者としてフルリノベーションされた」というお話が印象的でした。また相場さんは東京の自宅以外に那須にロッジを構えていて、週末はそこで過ごすというデュアルライフを実践中。その形がゴールではなく、いまも自分にとってしっくりくる生活スタイルを模索しているのだそうです。リノベーションはそれなりにお金も手間もかかるから踏み切るのにエネルギーが必要ですが、お2人のお話を聞くうちに、「いきなり完成形を求めなくても、できる範囲からトライして、自分らしいライフスタイルを目指していけばいいのかもしれない」と思い至りました。自分の「好き」が見つかるギャラリー続いてはリノベの事例が展示されたギャラリーコーナーです。さらにスタンプコーナーにもなっていて、「誰と住む?」「暮らしの中心は?」「なにで飾る?」をテーマにした3つのゾーンごとに好きなスタンプを押すことができます。スタンプを押すのは、エントランスで手渡されたオリジナルトートバッグなんです!「壁面にこんなクローゼットが欲しいなぁ」「窓の外は海の見える景色がいい」などなど、スタンプの柄を選ぶうちに、自分が家に求めているものが見えてくるという楽しい仕掛け。こうして遊び感覚でアウトプットすることで、意外と自分の内側が見えてくるものですよね。“オリジナル”を持ち帰ろう!工作ワークショップワークショップも『リノベーション・エキスポ・ジャパン』の人気コンテンツのひとつです。子どもから大人まで楽しめる工作メニューが充実!お米のねんどで遊んだり、ねじブロックでオブジェを作ったり。エキスポに一緒にきてくれたお子さんの息抜きタイムにおすすめですよ。LIMIAスタッフが挑戦したのは大人向けワークショップ。〔AROMAVITA+〕によるオリジナル・アロマバスソルト作りです♪バスソルトって気分転換になるからいくつあってもいいですよね。それが自分好みの香りだとなおよし。まずは香りの方向性をチョイス。元気が出てシャキッとする系、リラックスできる系……。そして選んだ精油を岩塩に加えていきます。一箇所に集中しすぎないようにスポイトでまんべんなく垂らしていくのがポイントだそうです。精油が岩塩にゆきわたるように袋をシャカシャカと振ったら、瓶に移し替えて完成!好きなアロマで作ったオリジナルのバスソルトに感動です♪選んだ精油の種類を記録しておけば、後日自分でまた作ることができますよ。バスソルトって意外と簡単にできるんだな、と驚きました。リノベをゼロからはじめる人のための相談コーナーこちらは『リノベーション・エキスポ・ジャパン』のメインゾーン。「こんな家にしたい!」を叶えてくれるリノベーション会社による相談コーナーです。『リノベーション・エキスポ・ジャパンin東京』には17社がブースを出店。工事を検討中の人にとっては、各社の強みや個性を一挙に知ることができるまたとないチャンス。「まだ物件も探していないけどリノベに興味がある」「そもそもリノベの良さをまだわかっていない」など、興味・関心の度合いに応じてプロが相談に乗ってくれるから安心です。すでに家を保有していても、新築に憧れを抱いていても、おしゃれな事例を見ているうちに「リノベしたい!」とがぜん気持ちが高まってきますよ!リノベーションあるあるです。ワークショップあり、マーケットあり、セミナーありと、会場で一日楽しく過ごせる『リノベーション・エキスポ・ジャパンin東京』でした。『リノベーション・エキスポ・ジャパン』は11月中旬まで続きます。詳しい場所と日時はホームページでご確認ください。具体的にリノベをしてみたい人は、来年開催の『リノベーション・エキスポ・ジャパンin東京』へもぜひ足を運んでみてくださいね。夢の住まいづくりを、長期的に計画していきましょう!リノベーション・エキスポ・ジャパン 2018
2018年10月10日