注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、演技派俳優に囲まれ日々成長中のティーン女優・水谷果穂さんです!3年前、知らない間におばあちゃんが応募していたオーディションに合格してデビュー。「演技に関心がないままこの世界に入ったので最初はただただ緊張しかなかったけど、今は演じることが大好き。憧れは綾瀬はるかさん。いろんな表情を持っているところが素敵」。現在はドラマ『ナポレオンの村』(TBS系)に出演中。共演するのは、唐沢寿明さんや麻生久美子さんなど錚々たる顔ぶれ。「現場では私が最年少。先輩方にお芝居のアドバイスをいただくことも多く、日々勉強させてもらっています!」◇自然に囲まれて撮影しています!「『ナポレオンの村』は自然豊かな村が舞台。撮影しながら癒されてます」◇自分で作ったキュートな相棒。「おばあちゃんにぬいぐるみのキットを買ってもらって作りました」◇事務所のイベントで浴衣を着ました♪「ステージで手品を披露したら、想像以上に盛り上がって楽しかった!」◇みずたに・かほ1997年生まれ。ドラマ『リアル脱出ゲーム密室美少女』でデビュー。10月17日に公開予定の映画『先輩と彼女』で映画初出演。ブログ※『anan』2015年9月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年09月02日メジャーデビュー曲が話題の映画『ビリギャル』の劇中歌という大役を射止めたSakuさん。夢に向かって疾走するギター女子は、実は渋谷タワーレコードの看板娘なのだ。Sakuさんは中2で曲作りと演奏活動を始め、高校生になってからは路上ライブをしていた。その間、10代対象のコンテストで2度のファイナリストに。そして音大に進学後、タワレコでバイトを始めた。「タワレコに応募したのは、もっと音楽を知りたかったから。私としては普通だと思っていたけれど、タワレコ店員がミュージシャンになって、こんなふうに面白がってもらえるとは思いませんでした(笑)」仕事は都内のライブハウスでのCD出張販売。現場で出会った人々からアドバイスやサポートを受け、彼女の音楽性はどんどん豊かなものに。「職場の先輩方は音楽に詳しい人ばかりなので、いい音楽をたくさん薦めてくれました。タワレコで働いていなければ、いまの音楽は生まれなかったと思う。同時にプレッシャーも感じていたので、自分らしいオリジナルを作りたいと、貪欲に頑張ってきました」新作『Girls&Boys e.P.』は4曲入りミニアルバム。インディー系ギター・ポップ、オルタナティブ・ロックに影響を受けたサウンドに独特な歌詞を乗せ、ハスキーな歌声を聴かせる。「タイトル曲は去年から続けている自主企画ライブの名前です。毎回私が好きなバンドにゲストに来てもらい、共演しています。同世代のアーティストと一緒に頑張っていきたいと思っているので、そのテーマ曲として作りました」前作に続き、彼女が尊敬する吉田仁(サロンミュージック)やカジヒデキという“元祖渋谷系”アーティストが参加しているのも楽しみだ。「渋谷タワレコのインストアライブでは、終了後に自分でCDを販売して、レジも打ちまーす(笑)」そんなことができるのも、現役の“看板娘”ならでは!◇さく1st album『FIGHTLIKE A GIRL』と映画『ビリギャル』劇中歌『STARTME UP』の2作品で4月にメジャーデビュー。現在も『タワーレコード渋谷店』スタッフとして活躍中。3rd mini album『 Girls & Boyse.p.』【初回限定盤CD+DVD】¥1,800タイトル曲と『FIGHT LIKE A GIRL 』のMVとメイキング映像付き。【通常盤CD 】¥1,500(Sony Music Associated Records)※『anan』2015年9月2日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子
2015年09月01日衝撃的な芸名で昨年女優デビューした小西さん。主演したBS‐TBSの動画『くちびるのお話』は80万アクセスを記録し、ネットニュースで話題に。「この分厚い唇、ずっと嫌いだったんです。この芸名をいただいてからは唇を褒めてもらうことも多くなり、自分の魅力なのかなとようやく思えてきました」。表に出るのは元々苦手。でも映画や舞台の経験を重ねるほどに、演技にハマっていくのを感じているとか。「新しい自分に出会えるのが楽しくて。演技で人を幸せにできる女優になるのが目標です」◇こにし・きす1990年生まれ。妖艶な唇と芸名が話題になり人気上昇中。1月に公開された『パラノイアック』で映画初主演。『くちびるのお話』(BS-TBS)第2弾が8月上旬配信予定。◇『くちびるのお話2』のスタッフさんと。「第2 弾を撮影しました。名だたるスタッフさんたちに囲まれています」◇トマトみたいなジューシーな唇に。「『スキンフード』で買ったトマトジェリーティントリップを愛用中!」◇キスがいっぱいのフェイバリット!「唇モチーフはやはり気になる!この傘は特にかわいくてお気に入り」※『anan』2015年8月12日・19日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年08月08日注目のイットガールが登場する連載の今回のゲストは、映画『魔女の宅急便』のキキ役が記憶に新しい若手女優・小芝風花さんです!ドラマ『HEAT』に出演中の小芝さん。「演じているのは幼稚園の教諭補助役。幼く見られるので、園児に紛れないように頑張っています(笑)。熱くて、笑えて、感動できるドラマなので、ぜひ多くの人に見てほしい。現場もめちゃくちゃ楽しいです」。今年は出演作が目白押し。9月12日公開の映画『ガールズ・ステップ』ではダンスに初挑戦。「練習漬けの日々で、共演の女の子たちとは一緒にお風呂に入るほど仲良くなりました。今は演じることが本当に楽しい。挑戦してみたいのは…悪役です!」◇こしば・ふうか1997年生まれ。昨年、映画『魔女の宅急便』で主演を務め、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。秋には舞台『夕陽伝』に出演予定。◇母に教わりながら料理を勉強中。「これは豆腐の肉巻き。ヘルシーな料理のレパートリーを増やしたい!」◇祖父母の家のキャバリアが元気の源。「顔がイケメンで、性格も最高。毎日、写真を見て癒されています」◇大好きな友達のために編みました!「三日坊主だけど、趣味のかぎ針編みで初めてバッグを完成させました」※『anan』2015年7月29日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月27日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、女性ショップスタッフのこんなお悩み。■ニガテな上司と食事!同僚のユキも引きずりこみたい!大ピンチ!私の上司は、会社の女子会でもたびたび話題になる、クセのある上司。その上司にしつこく誘われて、断り切れず食事することに。私ひとりだとキツい!キツすぎる!そうだ。女子会仲間のユキを連れていこう。でも…「上司との食事、キツいから来てくれない?」と言っても、笑いはするだろうけど来てくれないだろうな。私だったら絶対行かない。でも、ひとりで行くのだけはいや!!!■佐々木さんの答えは…「女子会のネタづくりに行こうよ。次回のお酒が最高に美味しくなるよ!」ユキさんは、イヤな上司とは飲みたくないはずです。ですが、女子会が盛り上がる話題はつくりたいでしょう。どんなことでも、物事は一つの局面だけではありません。「相手の好きなこと」を探し出してみましょう。伝え方で突破することは、可能なのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中。※『anan』2015年7月29日号より。写真・土佐麻理子イラスト・吉野永里子
2015年07月25日人生には幸運なことも不運なことも起こるもの。不運が続くと、運命だから仕方ない…なんて思っていませんか?実はこの運、変えることができるそう。脳科学者の中野信子さんが、科学的に解説してくれました!***運命を、科学の視点で捉えるとどうなるでしょうか。ここでは、運命を形作る要素である「運」の善し悪しについて、考察したいと思います。なぜかいつも運がいい人がいる一方で、そうでない人はつねにツイていない。そう思ったことはありませんか?こうした偏りが本当にあるのかどうかを考える手がかりとして、“コイン投げ”の法則があります。コインを投げて表が出たらプラス、裏が出たらマイナスとカウントした場合、多くの人が結果はほぼプラスマイナスゼロになると考えるのではないでしょうか。ところが、実際は不思議なことに、必ずどちらか一方に偏るのです。この現象は「逆正弦定理(ぎゃくせいげんていり)」と呼ばれ、物事の結果はランダムに、すなわち偏って生じることを意味します。つまりこの法則に従えば人の運も平等ではなく、幸運な人はハッピーなことが続き、そうでない人は不運続きということに。ちょっとショッキングですが、確率論で考えるとこれが事実なんです。では、もし運命が悪いほうに傾き始めてしまったらもう終わりなのでしょうか。答えはノー。簡単に言うなら、そのゲームをやめればいいのです。やめて、自分がより運よくいられる、満足できるゲームを始めればいいのです。人の「満足度」は、その人が属する集団が適切かどうかが、大きく関係します。もし何をやってもうまくいかない、運命に見放されている…と感じているなら、今乗っているゲームやいる場が、適切ではない可能性があります。仕事なら職場や、仕事の目標を変える、恋愛なら相手を変える。そんな「乗り換え」が必要なときかもしれません。もちろん降りたくないゲームであれば、本気でやり抜くのもありです。が、「これは勝ち目なし」と思ったらさっと場を変えることが、もっとも合理的な場合もあるのです。実際に運命を引き寄せる力がある人を見ていると、自分の強みを研究し、その都度身の置き場を変えていることがわかります。◇なかの・のぶこ脳科学者、認知科学者として教鞭をとり、多くのメディアにも出演。世界人口の上位2%のIQ所有者だけが所属できるMENSA会員。共著に『正しい恨みの晴らし方』(ポプラ社)。※『anan』2015年7月22日号より。写真・土佐麻理子(人物)、村上未知(風景) 文・新田草子
2015年07月17日「運命的な出会い」や「悲しい運命」…なんていう風によく使われる「運命」という言葉。でもこれってそもそもどういうもの?本当にあるの?心理占星術研究家の鏡リュウジさんは、こんなふうに考えているのだそう。***太古より、人々は運命を論じてきました。そして、それに深く関わってきたのが占星術。どちらも、時代とともに移り変わってきたものです。星の動きは運命を決める自然秩序であり、人間はそれに従うべきとされた中世。やがてルネッサンス以降は、人間の意思も運命に影響を及ぼせる、という考えが広がります。さらに20世紀の初頭になると、運命は自分の中にあり、自分を知ることが運を好転させるカギ、という思想が主流に。現在の、心理占星術の誕生です。運命は定められたフェイト(宿命)から、そこに向かって努力するためのデスティニー(目的地)へと変わり、人々はより積極的に運命と関わるようになります。けれど、こんなことを言ったら驚かれるかもしれませんが、個人的には、運命というものが本当に存在するかはわからないと考えています。なぜなら、たとえ何かで運命が変わったとしても、人はもうひとつの人生を生きることができないからです。でも一方で、確かに運命はある気がする。それはなかば与えられた感覚といえるもので、誰もがこんなふうに、運命を感じながら生きているのではないでしょうか。では、一体なぜそんな感覚を抱くのか。それは、私たち人間が他の動物と違い、唯一時間という概念を持つからだと考えられます。朝と夜が繰り返し訪れ、やがて自分たちは死ぬということを知っている。そしてそのいつかは終わる人生が、偶然の寄せ集めではないと、心の深い部分で信じているからだと思います。それを証明するために、人は常に、心のどこかでストーリーを紡ぎながら生きているのです。◇かがみ・りゅうじ心理占星術の第一人者として、多彩なフィールドで活躍。運命の概念史や、テクノロジー時代の占星術などにも関心を寄せる。京都文教大学の客員教授として教壇にも立つ。※『anan』2015年7月22日号より。写真・土佐麻理子(人物)、村上未知(風景) 文・新田草子
2015年07月16日「ものすごく不幸、っていうわけではないけど、恋も仕事も、結局パッとしないまま…。これって私の“運命”だし、あがいても仕方ないよね」なんて、思い悩んだり、諦めている人も多いはず。でも“運命”は自分で変えられるって知ってました?仏教での考え方を浄土真宗本願寺派僧侶の大來尚順(おおぎ・しょうじゅん)さんに聞きました。***いわゆる「運命」が、“個人の意思ではどうにもならない、人生に影響を与える力”のこととするならば、仏教では少し違う解釈をいたします。もとより、運命という概念がありませんので、それに近いものとして、「縁起(えんぎ)」と「業(ごう)」のお話をしたいと思います。仏教では、幸せや苦労は外から与えられるものではなく、巡り巡って自分とともにあると考えます。これが「縁起」。「因縁生起(いんねんしょうき)」が縮まった言葉で、いろいろな物事が同時に生じ、すべて互いに関係し合って成り立っている、という考え方です。「ご縁」と言うほうがわかりやすいかもしれませんね。そして、この縁起を生み出すもののひとつがその人の行いである「業」、サンスクリット語で「カルマ」と呼ばれるもの。ネガティブな運命というイメージで語られることもありますが、本来は単に行為を指します。今の業、つまり行いが、この先の自分の状態に関係する。だから慎重に行動しましょう、という戒めを含んだ言葉なのです。それでも、悪い縁起、望まない結果が起きてしまったら。そんなときに拠り所となるのが、「諸行無常(しょぎょうむじょう)」です。これも仏教特有の考え方で、万物は常に変化し、移り変わっていく、という現象を言い表しています。苦しいこと、辛いこともやがて変化していく。悪いことが起きてもそれは終わりではなく、次のよいことの始まりなのです。この考え方は、「だから過去や未来に執着しすぎることなく、“今、ここ”を大事に生きなさい」という、仏教の根本的な教義に通じるものでもあります。運命はすべてを呑み込むもの、というイメージがありますが、仏の教えではこのように、自分の業(行い)と周囲の縁起(関係性)が共鳴し合って生まれた現象が変化していく。それだけなのです。つまり、“運命的なもの”は既にあなたの中にあるものなのです。運命だから仕方がない。そんなふうに考えてしまいがちなときほど、このことを思い出してください。そして一日の終わりに少しの時間でいいので心を静め、その日の出来事を思い出してみましょう。どんなことでも起きたことには意味がある、自分は支えられて成り立っている…。そんなことに気づけたなら、運命の捉え方も、もっとポジティブになるのではないでしょうか。◇おおぎ・しょうじゅん浄土真宗本願寺派僧侶。通訳、翻訳家。龍谷大学卒業後にハーバード大学神学部ほかで学び、広い視野で仏教を研究する。著書『英語でブッダ』(扶桑社)が好評。※『anan』2015年7月22日号より。写真・土佐麻理子(人物)、村上未知(風景) 文・新田草子
2015年07月16日注目のイットガールが登場する連載も第11回。今回のゲストは、強い存在感とピュアな魅力を併せ持つ注目モデルemmaさん。キュートなルックスはもちろん、どんな服でも着こなす勘の良さも人気。「元々ファッションが大好きなんです。文化服装学院の学生だった頃にスカウトされたんですが、当時はバイヤーを目指していました。自分が編集長になって『スタイルブック』を一冊作るのが今の目標」。出身は北海道で、今でも頻繁に帰るとか。「前は自然しかないって思っていたけど、今はそれが好き。ゆくゆくは北海道に家を建てて、子どもと犬に囲まれて暮らしたい!」◇えま1994年生まれ。小誌ファッションページ「Antenna」でもおなじみの人気モデル。雑誌『ViVi』専属モデルも務める。◇食べることが好き!ご褒美にはケーキを。「特に好きなのが『ラデュレ』。見た目もかわいいし、おいしすぎます」◇半年くらい前からピンクアディクトに。「先日も『Acne』でピンクの服を買いました。ショッパーもピンク!」◇指先でもおしゃれを楽しみます。「ネイルはジェル派。これは夏らしいデザインがお気に入り♪」※『anan』2015年7月22日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月15日注目のイットガールが登場する連載。第10回のゲストは、「カロリーメイト」のCMでも話題になった女優・平祐奈さん。デビューは小学生の頃。是枝裕和監督の映画『奇跡』のオーディションに家族が応募したことがきっかけだった。「バレエやフィギュアを習っていて表現することが好きだったし、お姉ちゃんの影響もあり演技に興味はありました。小学生でデビューするとは思っていませんでしたが…」。“お姉ちゃん”とは、女優の平愛梨さん。6人きょうだいで、祐奈さんは末っ子。「兄と姉はみんな人生のお手本。でも家族全員O型で自由人だから、集まると大変。話と笑いが止まらず、口が開きっぱなしになります(笑)」◇たいら・ゆうな1998年生まれ。ヒロイン役で出演している映画『青鬼ver.2.0』が公開中。CM「カロリーメイト」「JAバンク兵庫」にも出演。ブログは◇休日は映画観賞。月10本くらい観ます。「特に好きなのは『ローマの休日』。オードリー・ヘップバーンが素敵!」◇一眼レフのカメラで風景を撮るのが好き。「これはお正月のレインボーブリッジ。朝焼けがきれいだったんです」◇ハマっていることは御朱印集め!「仕事で京都によく行くので、空いた時間に神社やお寺を巡っています」※『anan』2015年7月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月09日過去に大きな失敗をした“しくじり先生”たちが登場し、“自分のような人間を増やすまい”と、生徒に熱弁を振るう『しくじり先生』。この春からゴールデンに移動し、ますますパワーアップしている模様…!オードリーの若林正恭さんと平成ノブシコブシの吉村崇さんにお話を聞きました。* **若林:前科のある先生が増えたよね。ゴールデンに進出してぬるくなったと思われるのが嫌で、スタッフさんが頑張ってるみたい。吉村:テレビ業界に一石を投じたと思うんですよ。若林:きっと、しびれるところにオファーしてるんじゃないかな。3本撮影の予定だったのが、急きょ2本になったりしてるし(笑)。――自分が“しくじり先生”として登場するなら、何を教えますか?吉村:パーフェクトな人生でしたからね、僕たち。すぐに売れたし。若林:うそつけよ。9年くらいかかったから!吉村も知ってるんですけど、オードリーとして自分を見失いすぎたときがあって。漫才をやっていればよかったのに、アメフトの防具をつけてぶつかり合ったりとか、シュールな方向を目指したりして。吉村:暗黒期ね。若林:春日の肩幅でシュールなんて絶対無理なのにさ。だから遠回りするなよって授業になると思いますよ。たまに、うどん屋でトマトソースを使ったメニューを出す店とかもありますけど、“これはあの頃の俺らだ”って(笑)。遠回りしてるなって。吉村:僕は“相方をしっかり選べ”ですね。徳井はNSCに入ってから組んだ相方なんですけど、だいぶクズとしてしあがってきてますから。このあいだ“単独ライブしようか”と相談したら“そんなめんどくさいこと二度とやらねぇ”って言われましたから。もっとしっかりした相方見つけろって授業ですね。若林:でもね、授業を受けてると、誰でもみんな、いつかはしくじるんだなって思いますよ。他人事だと思って見てほしくないですね。吉村:anan読者の方は特に“私は大丈夫”と思ってそうですから。そんな簡単に“しくじり”から逃げられると思うなよ!この番組で予習して心構えをしておいてください。◇information毎週月曜20:00~、テレビ朝日系列にて放送中。7月20日(月)19:00~スペシャル放送が。授業は“根気がなくて芸人を辞めちゃった先生”の森脇和成先生、ほか。◇わかばやし・まさやすオードリーのツッコミ担当。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)などレギュラー多数。◇よしむら・たかし平成ノブシコブシのボケ担当。破天荒キャラとして有名。『新チューボーですよ!』(TBS 系)や『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)に出演中。※『anan』2015年7月8日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・重信 綾
2015年07月07日全国から選抜された最強の歌少女たちで結成された全員10代のボーカルユニット、Little Glee Monsterが、新曲『人生は一度きり』をリリースする。「今までのシングルは学校がテーマでしたが、新曲は多くの人の心に響く応援ソングです」(かれん)「聴いてくれる人だけでなく、私たち自身も励まされる曲。レコーディングのときも、私自身を励ます気持ちで歌いました」(MAYU)レコーディング前には全員で話し合いを持ち、より良い作品を完成させるために意思統一を図ったとか。「どういうふうに表現するか、みんなで意見を出し合い、メモがいっぱいになるほど、全員の思い描くストーリーが出ました」(manaka)「本番のレコーディングでも、納得できるまで何度も歌わせてもらいました。やり直すほど完成に近づき、いい作品になったかな」(芹奈)幼い頃から歌手を夢見て、ダンスや歌のレッスンに邁進してきた6人。昭和歌謡から洋楽まで幅広い音楽に触れ、豊かな感性を身につけた。「幼稚園の頃から『歌手になる』と正直に話していました。友達は“はぁ?”って反応だったけど、言ったことが言霊になり、実現した気がしています」(アサヒ)「『人生は一度きり』の歌詞は、歌手を夢見ていた昔の私そのままだと感じました。夢に向かっている人には絶対に共感できる歌。聴いて元気を受け取ってほしい」(麻珠)「歌がうまい、と言われるのは嬉しいけど、目標は聴く人の心に爪痕を残すこと。私たちの音楽でみんなの人生を輝かせたい。そう願いながら頑張っています」(manaka)秋からは初の全国ワンマンツアーが決定。最強歌少女の心打つハーモニーを、ぜひ生で味わってほしい。◇リトルグリーモンスター左から、かれん、MAYU、芹奈、manaka、麻珠、アサヒ。昨年、『放課後ハイファイブ』でデビュー。9月から全国13か所のワンマンツアーを行う。◇3rd single『人3rd single『人生は一度きり/ガオガオ・オールスター』【初回生産限定盤】CD+DVD¥1,700【期間&初回仕様限定盤(ポケモン盤)】CD+DVD ¥1,800【通常盤】CD¥1,200(SonyMusic Records)生は一度きり/ガオガオ・オールスター』【初回生産限定盤】CD+DVD¥1,700【期間&初回仕様限定盤(ポケモン盤)】CD+DVD ¥1,800【通常盤】CD¥1,200(SonyMusic Records)※『anan』2015年7月8日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子
2015年07月06日注目のイットガールが登場する新連載。第9回のゲストは、ティーン誌でモデルとして活躍しながら、女優としても着々とステップアップしている注目ガール古畑星夏さん。ふわっとした雰囲気の中に意志の強さを感じさせる期待の星!「友達に誘われたオーディションがきっかけでこの世界に入りました。雑誌もほぼ読んだことなかったので、まさか自分がモデルになるとは。でも今では、ママになってもモデルをやっていたいと思うほど仕事が好き。女優業も、どんどん楽しくなっています。演技をしていて、ビリッと共演者の方と通じ合えるものを感じる瞬間があって。その感覚を味わいたいから、演技をもっとしたいって思います」◇ふるはた・せいか1996年生まれ。雑誌『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリ獲得。現在『セブンティーン』専属モデル。放送中のドラマ『ラーメン大好き小泉さん』に出演。◇メイクは艶っぽくトレンドを意識! 「チークは高め、目元はナチュラル。そしてリップをポイントに」◇ラーメンラブ♪いま大好きなのがコレ。「『蒙古タンメン中本』のカップラーメン。辛さがやみつきになります!!」◇ジューシーカラーのネイルにハマり中。「最近買った『NARS』のネイル。ツヤ感があってすっごくお気に入り」※『anan』2015年7月8日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年07月03日注目のイットガールが登場する新連載。第7回のゲストは、人気沸騰中のモデル、野崎智子さん。9万人超えというインスタグラムのフォロワー数からも、注目度の高さがうかがえる。「ここ1年で急激に増えて、自分でもびっくりしています。モデルになるのは子供の頃からの夢だったので、いろんな雑誌で自分を表現できる今が、本当に幸せ。かわいくもかっこよくもなれる、振り幅の広いモデルになるのが次なる目標です」。個性的なスタイルも人気の秘密。「ひと昔前の映画を参考にすることが多いです。この髪型のイメージは、’90年代のウィノナ・ライダー!」◇のざき・ともこ1993年生まれ。スペインやフィリピンの血を引くハーフ。一昨年デビュー。現在『NYLON JAPAN』や『mini』などで活躍中。インスタグラムのアカウントは@tomoconozaki◇外食も好きだけど、最近は自炊も楽しい。「アイスが好きで毎日食べちゃうので、栄養を摂れる料理を作ります」◇コーヒーが大好き。毎日飲んでいます!「行きつけのコーヒースタンド、『Bubbles Chill』のラテがすっごくgood」◇直線的なラインがお気に入り。「最近髪をボブにしたの。気に入ったので、しばらくはこれでいくよ♪」※『anan』2015年6月24日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年06月23日今、Twitter上で超話題の猫人形作家・佐藤法雪さんが作る「リアル猫ヘッド」。元々粘土や彫刻などで猫人形を作っていた法雪さんが、“毛を生やしたい!”という衝動に駆られ、この羊毛アートの世界に入ったそう。詳しく話を伺いました。「羊毛を専用のニードル(針)で刺し、フェルト化してクラフト作品を作るのが羊毛アートです。私の場合は、まず猫の体の芯になる部分を綿で作り、そこに針で羊毛を刺して、猫に仕上げています」今年の4月に東京都美術館で、法雪さんと「日本羊毛アート学園」猫科の生徒さんの作品展を開催。そこで猫人形に加えて展示されたのが、この猫ヘッド!すっぽりかぶれば猫になれるという、夢のアート作品です。「毎回展覧会の時には、何かモニュメント的な作品を作っているのですが、今年は “ネタ”っぽいものにしようと思い、これを作りました。リアルさとデカさで笑ってもらえればいいな、と。出来上がって画像をツイートしたら、大ニュースになってしまい、正直、本当にびっくりです(笑)」羊毛のもわもわ感がありつつ、作りはしっかり。中から外がちゃんと見えるところもすごい!「かぶってしまえば、その人も作品の一部になってしまう、というところが作者としてはおもしろいですね。展覧会に来てくださった方、700人くらいがかぶっていると思います。しばらくは展覧会などの予定はないのですが、いまほかの猫ヘッドも製作中なので、いつか何人か揃ってかぶれるような機会を作りたいと思っています」猫になりたいあなた、その機会が来るのを万難を排して待て!◇猫人形作家・佐藤法雪さん。04年よりブログ上で猫人形製作を公開する。日本羊毛アート学園猫科の主任講師。著書に『羊毛フェルトで作るリアル猫人形』(トランスワールドジャパン)など。※『anan』2015年6月10日号より。写真・土佐麻理子文・河野友紀
2015年06月07日注目のイットガールが登場する新連載。第4回のゲストは、『ゼクシィ』の8代目CMガールに抜擢された注目の美女、新木優子さん。「ウェディングドレスはやっぱり特別。撮影では『おめでとう』なんて声をかけられて、花嫁気分を味わえました。一瞬に魂を込めるモデルと、声や仕草も含め全身で表現する演技の仕事は、私にとって全く別のもの。それぞれ違う魅力があるから、両方頑張りたいです」仕事に励む一方、大学生としての顔も持つ。「両立は大変ですが、充実しています。息抜きは、女子旅!近場の温泉が多いですが、海外にも行きたいな」◇ホワイトコーデが最近のお気に入り。「シーズンごとにハマる色があって。今は気付くと白ばかり着ています」◇オフの日は映画観賞が定番。「ミステリーからコメディまで。最近は『ソロモンの偽証』がよかった!」◇テイラー・スウィフトの公演に大興奮!「歌声、ルックス、すべてが最高!エネルギーをもらえるライブでした」◇あらき・ゆうこ1993年生まれ。小学生の頃にスカウトされて芸能界へ。CMに多数出演するほか、雑誌『non-no』の専属モデルとしても活動中。出演映画『家族ごっこ』が今夏公開予定。※『anan』2015年6月3日より。写真・土佐麻理子スタイリスト・高野夏季ヘア&メイク・今村友美(roraima)文・間宮寧子
2015年05月27日注目のイットガールが登場する新連載。第3回のゲストは、公開中の映画『ソロモンの偽証』の主役に約1万人の候補から抜擢された藤野涼子さん。実はこの芸名、同作で演じた役名そのままだといいます。「この映画に出るまで演技経験がほぼなかったんです。だからこそ、作品を通して得たものが大きかった。その収穫と、支えてくれた人たちのことを忘れないためにも、この名前を頂くことにしました」。実生活では、この春から高校生に。「この前、学校終わりに初めてひとりで映画を観に行きました。気楽でいいですね、ひとり映画って。趣味のひとつになりそうです!」◇ふじの・りょうこ2000年生まれ。宮部みゆき原作の2部作映画『ソロモンの偽証』で本格デビュー。初主演とは思えない落ち着いた演技が話題。趣味はヒップホップダンス、テニス。◇DVDのコレクション。「成島出監督から頂いた『ローマの休日』が特にお気に入りです」◇小説も大好き。「伊坂幸太郎さんや山田悠介さんの作品にハマリ中。ミステリーが好き」◇高校に入ってコスメにも興味を持つように。お気に入りは『ロクシタン』。※『anan』2015年5月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年05月26日ファッション誌やビューティ誌で大活躍のモデル、三枝こころさん。体を動かすことが好きで、ゴルフの腕前はベストスコア81とかなりのもの。 「7年前に始めて以来、ゴルフに取り憑かれているんです。年間60ラウンドくらい回っていて、旅行もゴルフ場がある場所にしか行きたくない(笑)。生活の一部です」。 さらには、パーソナルトレーニングやバレエレッスンも受けているそう。 「メリハリのあるしなやかボディが理想。適度に鍛えて、大人な服をかっこよく着こなせるモデルになりたい!」 ◇さえぐさ・こころ石川県出身。雑誌、CM、テレビと幅広く活躍。運動神経抜群で、中学時代に卓球で全国大会ベスト16入りを果たしたことも。 ◇パーソナルトレーニングで筋トレも。「細いだけではきれいに服が着られないから。2年前に始めました」 ◇正真正銘のゴルフ好き。「ゴルフスタイルはかわいさも意識しつつ紫外線対策もばっちりします」 ◇「(漢方薬は)最近飲み始めたばかりですが、デトックス効果を実感しています」 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日本誌の連載「あなたがいいならそれでいいけど」で、フラットな目線と語り口でアラサー女性の事象ワードを切る、お笑い芸人の土田晃之さん。 月刊誌で連載していた、サラリーマンからの悩みに答える連載が一冊の“ビジネス書”としてまとめられた。そのタイトルも『納得させる話力』。なるほど、出演しているテレビ番組での土田さんは、「いかに説得力があるか」「いかにふつうの話をおもしろく語れるか」というポジションのことが多い。その話力にいつも納得させられ、時にはユーモアを交えた熱っぽい語り口にひきこまれてしまう。 そんな“トークのプロ”土田さんだが、実は子供時代はとてつもなく人見知りだったという。 「恥ずかしがり屋で人前に出るのがすごく苦手でした。でも、小学校の卒業アルバムにも書いているんですが、お笑い芸人にはなりたかったんですよね。なぜかって、僕、根がおもしろかったんですよ(笑)。でも、クラスの先頭に立って何かやるかというと、面倒くさい、恥ずかしいで何もやらなかったんです」 そんな土田さんが芸人を目指して入った専門学校時代に、転機がやってきたという。 「タレント科っていうところに在籍していたんですけど、そこには歌手、レポーター、お笑い志望など、いろんなタイプのヤツがいたんです。このままじっとしていたら輪から外れてしまうと思って、片っぱしから話しかけていったんですよ。どうやってみんなの輪に入っていくか、自己プロデュースできるかどうかが、そこで試されたんです」 いまや芸歴20年以上。人間交差点のような芸能界で培ったスキルは、初対面の人との接し方から話題のふりまき方、プレゼン術、説明が苦手…などのビジネスから対人関係まで、コミュニケーションにおけるさまざまな悩みを解消するヒントとなって、本書にちりばめられている。 「どんな仕事の場でも、必ず人との接点がありますよね。そこをどう磨いていくか、どう自分に取り込んでいくか、なんです。初対面の人が苦手…、みんなそうですよ。だって、 相手のことを知らないんですから。 苦手じゃない人はこの世で、(明石 家)さんまさんくらいです!でも、誰もが持っている苦手意識って、ちょっとしたコツだったり、見方を変えることで、解消されることが多いと思うんです。この本の中で『ふーん』って思えることがあれば、参考にしてもらって、あとはどう思ってもらってもいいですよ」 つちだ・てるゆき芸人。『直撃LIVEグッディ!』(フジ月~金曜13:55~)金曜レギュラー、『そうだ旅に行こう』(テレ東火曜18:57~)レギュラーはじめ、出演番組多数。 トーク、交渉、プレゼン、コミュニケーション…。人間関係において大事な「話し方」のコツを、トークのプロらしい語り口で指南したビジネス書。実践テクニック編では、“ひな壇芸人”の本領を存分に発揮。双葉社926円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日注目のイットガールが登場する新連載。第1回のゲストは、ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)でミステリアスなOLを好演している吉本実憂さん。とにかく演技に夢中で、今ハマっていることを聞けば「お芝居です」と即答。 「今回演じているような陰のある役はセリフ以外での表現も多く、やりがいがあります。オフの日は、もっぱらテレビ観賞。お笑い番組で笑いつつ、勉強も兼ねてドラマは繰り返し見ます。元々テレビっ子なので、テレビに関わる仕事をできていることが、本当に幸せです!」 ◇よしもと・みゆ毎週木曜21:00~、ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)小鳥遊優愛役にて出演中。映画『罪の余白』ではヒロイン・木場咲役にて出演、今年9月公開予定。 ◇ネイルも趣味のひとつ。「新色が出ると、ついつい買っちゃう!」 ◇「とうがらし梅茶」もお気に入り。「ほどよい酸味と辛味にハマっています。体も温ポカポカに」 ◇「料理が好きで、調理器具を集めています。得意料理はスープ類かな」 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月12日4月1日にスタートした、テレビ東京初の朝の本格的生情報番組『チャージ730!』。メインMCに大橋未歩アナウンサーを起用し、各局が視聴率争いを繰り広げている情報番組バトルに参戦している。 「テレビって視聴者のモノだということを自覚しなければいけないと思っています。なので、他局に勝とうとかではなく、7時半からニュースを見たかった視聴者の方に向けて、本当に見ていただける番組になれば。そういう意味ではニュース読みの訓練をずっと受けてきた私や林(克征アナウンサー)が伝えるというのは、視聴者の方にニュースがより伝わりやすいのでは、と思うんですね」 独自の番組路線で好調な印象があるテレビ東京ってことで、“テレ東らしさ”にも期待してるんですが…。 「ここに参入してきたことがもう、奇をてらっているというか、会社もすごく勇気があるなーって(笑)。あと、テレビ東京らしさといえば、もうホントに人が足りない(笑)。だからゲストの方との打ち合わせなんかも、本来は誰かが間に入るんでしょうけれど、私が主導権を持ってやってほしいと言われてて。おそらくすごくハイレベルなことを求められていると思うんですけど、それがテレビ東京らしいというか、いつも自分のキャパより多いことを求められるのがテレビ東京なので(笑)。表には見えないかもしれないですけど、裏のほうでは…ですね!」 大橋さんらしさにも期待してます。 「まだ年齢的には報道を伝えるには若輩者だと思うんですが、阪神淡路大震災や脳梗塞の経験、オリンピックにも行っているので、いろいろなことを肌で実感してきた経験値はあるのでは、と思っています。何か物を言う立場ではないですけれど、そういう分野に関しては、多少は自分の中に引き出しはあるのかなと」 お出かけ前に必要な情報をコンパクトにチャージ、が番組のテーマですが、若い女性に向けては? 「目指すはニュースのコンビニ。女性の方もコンビニが好きだと思うんですよね。バラエティ豊かにコンパクトに、いろいろな情報が手に入るというのは、なんでしょうね…。選ぶ楽しみってあると思うので、流し見でもいいですし、その中で自分に引っかかるものが一つ二つあって、それが社会に興味を持つきっかけのひとつになってくれれば、すごくうれしいなと思ってます!」 ◇大橋未歩(おおはし・みほ)1978年生まれ、兵庫県出身。’02年入社。スポーツ番組や数々のバラエティ、報道番組を経て、『チャージ730!』のメインMC。4月よりテレビ東京の朝の顔に! ◇7時半を過ぎるとニュースを伝える番組が少ないことに着目。ニュース、新聞各紙の報道、お天気などをコンパクトに伝える情報番組。月~金曜7:30~8:15テレビ東京系で放送中。 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月12日エンタメ要素が強く、挿絵も多いことから、読みやすい本として根強い人気を誇るライトノベル。読んだことのない人は、まずは詳しい人のオススメ本から入ってみては。ラノベマスターのひとり、女優の栗山千明さんに話をききました。 読書家として知られる栗山さんですが、ここ数年はラノベに夢中。好きが高じ、『このライトノベルがすごい!』大賞の第1回から選考に関わっている。 「私にとっての魅力は、ライト=気軽に読めるところ。また挿絵によって、キャラクターが想像しやすいのも長所だと思う。物語の世界観が強く、読んでいるとトリップしているような感覚になれるところが好き。ライトノベルはアニメ化される作品も多く、注目のジャンル。新作がどんどん出るところもいいですね」 では、ラノベ初心者におすすめの“ジャンル”を3つ教えてください! 「学園生活など、日常が舞台になっている“日常系”と呼ばれるもの。活字ならではの言葉遊びや、セリフのやり取りが面白いです。それと、戦いを描いた“バトル系”。設定がちょっと突拍子もないこともありますが、だからこそ、想像力がかき立てられて、読んでいてワクワクします。そしていわゆる謎解きの“ミステリー系”。重厚なミステリー小説と比べると気軽に読めるのに、読み応えを十分に感じられるのはさすがです!このあたりから入ると、楽しいと思います」 アンアン読者におすすめの作品は? “萌え”と“ミステリー”の融和という世界観を持つ、“戯言(ざれごと)シリーズ”。主人公の<ぼく>は19 歳。日本海に浮かぶ小島で出会う天才たちと、そこで起こる密室殺人をテーマにしたミステリー。「コレは本当にハマってしまい、面白くて一気に読みました。ライトノベルの枠を超えたミステリー」 ◇『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』西尾維新(著)、take(イラスト)講談社文庫781円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月12日無意識のうちに持っている、パリ=素敵の方程式。パリ女性のライフスタイル本も数年おきにベストセラーになります。なぜ惹かれるんだろう? 話題本の紹介とともにその疑問に答えます。 フランス女性のライフスタイルを紹介する“パリ本”は、数年に一度必ずと言っていいほど現れ、日本の女性に憧れを残す。その理由を近著に『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書)がある作家の白河桃子(しらかわとうこ)さんはこう話します。 「少女漫画黎明期の作家や雑誌編集者がヨーロッパの文化を志向した’70年代の頃から、“パリ好きDNA”が受け継がれていると思います」(白河さん) では、その後何十年も憧れであり続ける、その魅力って? 「女性が女性であることを楽しんでいること。妻や母である前に、まず女だということが前提にある。自分を犠牲にするという選択肢がないんです。その意識をもとに、素敵に暮らすためのエッセンスが蓄積されている。 パリ本の内容を読むと、衣食住に意識を持つことに関しては、日本の考え方からそう遠くはないんです。けど日本の場合、それが“女の仕事だから”という、滅私奉公のような意識から生まれている。そうではない“自立して暮らすにはこういうことも大切だよね”という自主的な発想だからこそパリ本は共感できるんです。本は世界を覗く“窓”。パリ本も、女性としての生き方を考える材料の一つになるはずです」 ◇パリの女性の生き方は、日本人の憧れと重なる部分が多いよう。『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット大和書房1400円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日人が行けない場所に行き、その様子を伝えるノンフィクション書籍。なかでも近頃、独特な視点から事実を描写する作品が増加中!奥深き“エンタメ・ノンフ”の世界を、ご覧あれ。 いま書店や読書ファンの間でじわじわと認知されてきている“エンタメ・ノンフ”というジャンル。命名したのは、ノンフィクション作家の高野秀行さん。 「きっかけは、書店で自分の本が見つからなかったことです(笑)。多くの書店でノンフィクションのコーナーに置かれているのは、事件を追うルポルタージュものなど、シリアスなものばかり。そうでないノンフィクションは“旅行”や“健康”など別々の棚に置かれてしまっていて、なかなか見つからないんです」(高野さん) ほっこりするもの、ゲラゲラ笑えるもの、推理小説のようにドキドキするもの…。いわゆるシリアスな視点ではないけれど、ノンフィクションの手法で綴られた“面白い”作品たち。今回はそのなかからオススメ作品をご紹介! ■異文化をのぞき見!『世にも奇妙なマラソン大会』高野秀行集英社文庫 サハラ砂漠で人生初のマラソンに挑む表題作をはじめ、一筋縄ではいかない探検を続ける筆者の魅力を、バラエティ豊かに味わえる短編集。「処女作から進歩がないんですが(笑)、変わらず辺境を書いています。現場のワクワクがみなさんにも届けば嬉しいです」(高野さん)520円 ■エリートの日常をのぞき見!『パリの国連で夢を食う。』川内有緒イースト・プレス 国連機関に5年半勤務していた、著者の実体験が綴られる。「一見華々しいエリートたちも、夢と現実のギャップに悩んでいて、つまりその辺にいる人と変わらないわけです。その一方、パリの自由な文化や生活は痛快。胸にスーッと酸素が入るような本」(高野さん)1500円 ■身体のなぞをのぞき見!『身体のいいなり』内澤旬子朝日文庫 38 歳でステージIの乳癌が発症した著者。ホルモン療法や乳腺摘出手術、ヨガなどの治療を行うと…むしろ罹病前よりも元気に。「病気を通して、体質とともに気質も変わるのが面白い。大変な日々を綴りながらも悲壮さを感じさせない文章力に脱帽です」(高野さん)580円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日普段本を読むことがあっても、日本の作品がメインになることが多いのでは。海外にも名作があるのは知ってるんだけど、なかなか手が伸びない、読んでも挫折する…。そんな人におすすめなのが、短編小説。 「新潮クレスト・ブックス」創刊者である松家仁之さんに教わりながら、入門にぴったりの短編集をご紹介します。 あたり前のことですが、日本と同じように、世界中で名作が生まれ続けています。 近年とりわけ注目されているのは、“移民系”の作家たちです。やはり層が厚いのは英語圏の国々ですが、両親が身につけた言語や文化から遠く離れて育てられた作家たちの仕事が、文学の世界に刺激を与えています。その代表と言っていいインド系のジュンパ・ラヒリの作品を含め、現代の海外文学を一冊で眺め渡したい人には、『記憶に残っていること』がおすすめです。 長編ではなかなかできない挑戦を、作家たちは短編小説で楽しみます。 例えば、男の子にキスをして、そのまま飲み込んで体内で飼ってしまうような“変”な恋愛小説を集めた『変愛小説集』や、自己啓発本の独特の文体でロマンスを描く『セルフ・ヘルプ』など…。短編小説は起承転結の「転」だけで成り立つところがあって自由なんです。それを楽しんでいるような、作家にとってチャレンジングな作品が読めるのも魅力的ですね。 そしていま、一人の若手作家が世界中を驚かせています。 ネイサン・イングランダーという、ホロコーストにまつわる短編を書いている作家がNYにいます。若い彼は当然経験者ではないのだけど、緻密な事実調査、筆力によって描ききっている。それも政治的なフィルターを通さずに。若手作家たちが文学上の大きなテーマ“戦争”をどう描くかにも、注目です。 ◇『記憶に残っていること』堀江敏幸編新潮クレスト・ブックス 新潮クレスト・ブックスの創刊10 周年を記念して、堀江敏幸が同レーベルから10 の短編を選んで収録。「この中から1編を選ぶなら、やはりアリス・マンロー。不倫を描くものですが“あなた実際に経験しているでしょう”と言いたくなるくらい、生々しくて、繊細。世界最高峰の短編小説です」(松家さん)1900円 ◇『変愛小説集』岸本佐知子編訳講談社文庫 人気翻訳家の岸本佐知子が訳した、“変”愛短編小説が11編収録されているアンソロジー。「短編だからこそ成立するような、現実としてはあり得ないシチュエーションばかり。でも岸本さんの翻訳が作者の呼吸とぴったり合っていて、荒唐無稽なのに、共感してしまうんです」(松家さん)800円 ◇『セルフ・ヘルプ』ローリー・ムーア白水Uブックス 「セルフ・ヘルプ」とは「自己啓発本」のこと。その名の通り、作品内では「○○の時、あなたはこうしましょう」というような、自己啓発本の文体を採用。「セルフ・ヘルプ本はアメリカで不動の人気を誇るジャンル。それを逆手に取る試みはもちろん、内容もおかしくて、切ない」(松家さん)951円 ◇『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』ネイサン・イングランダー新潮クレスト・ブックス 著者は敬虔なユダヤ教徒として育ち、後に大学在学中にイスラエルを訪問したのがきっかけで棄教。小説家に。「現在のユダヤ人について、シニカルに、距離を保ちながら、けれど綿密に描く。中近東のことははるかに遠い世界に感じますが、これを読むと何らかの実感を得られるはず」(松家さん)1900円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日頭の中にはいつだって理想の自分像があるのに、なぜか現実はままならない。そんな現状に不安はあるものの、何から手をつけるかわからないという女子は少なくないはず。 そこで、自分の不安や不満の原因がどこにあるのかを自覚すべく、女子的人生の歩き方を「生」の声から学んでみるのはいかが?リアル女子社会でもなかなか聞けない本音と実感を味わえる3冊のエッセイ&対談集を紹介します。 ■『雨宮まみ対談集だって、女子だもん!!』雨宮まみ、峰なゆか、湯山玲子、能町みね子、小島慶子、おかざき真里 コンプレックスをこじらせた結果、人生の沼地に足をとられかけている女子の心の処方箋的対談集。<「ゲロブス」自意識からの旅立ち><処女のままで死ねない>など、イタ切なさがたまらない!ポット出版1300円 ■『女子漂流うさぎとしをんのないしょのはなし』中村うさぎ×三浦しをん 女の欲望に振り回され続ける中村うさぎと、いわゆる女子戦線から離脱し、我が道を行く三浦しをん。共に女子校育ちのふたりが、女子の生態について語り尽くす対談集。エロ問題にも言及します。毎日新聞出版1200円 ■『アナタたち、「いつか結婚できる」と思っているでしょ?』荒木久美子 ジュリ扇片手に「荒木師匠」と呼ばれた日から早幾年。婚活トレーナーとして活躍する著者が、結婚をとりまく現実を示しつつ「正しい結婚」を得るための心構えを教えてくれる指南書。泰文堂1200円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日不倫の恋は不道徳という認識が強いですが、最終的には覚悟の問題。現在進行で不倫している人にとっては、どこまで進むのか、割り切るのか、そして壊すのか……。 一口に不倫といっても状況によってそれぞれ覚悟は違います。いずれにせ不倫の恋の現実は厳しいのが常。あらゆるパターンの小説を読み、自分が進むべき方向を予習しておきましょう。不倫をしていないあなたも、不倫のリアルを覗いてみては? ■『フリン』椰月美智子 隣室に住む高校時代の恋人と、惰性で逢瀬を重ねる主婦の友美。14歳にして知性、野性味、誠実さが滲み出ている息子の友人に「スイッチが入ってしまった」42歳の美代子など、同じリバーサイドマンションに暮らす人々の秘めたる恋と日常を綴る連作短編集。不倫という言葉の奥深さを再認識。角川文庫514円 ■『やさしい訴え』小川洋子 不実な夫から離れ、山の別荘へと移り住んだ瑠璃子は、近くに暮らすチェンバロ製作者の新田と女弟子の薫に出会う。やがて瑠璃子は新田と関係を持つが、自分には入り込むことのできない新田と薫の世界に激しい嫉妬を抱き始める。言葉にできない想いの深さが聴こえてくるような物語。文春文庫524円 ■『カムフラージュ』有吉玉青 恋人がいる一方で、指導教官の岩瀬とも交際している大学院生の柚葉。二人の関係をカムフラージュするために、岩瀬は柚葉を息子の家庭教師に迎えるが、岩瀬の妻・麗子にも、年下の恋人・五郎がいた―。複雑に絡み合う愛憎関係にある人々の本音と、衝撃のラストが実に印象的!小学館文庫630円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日友人たちに否定されても、ダメ男ばかり好きになってしまうあなた。大切なのは、ダメな部分が、人にとっては問題でも、自分にとっては問題がないかの見極めです。プレイボーイとダメ男が登場する小説で、共感しつつも我が身をもう一度振り返ってみましょう。 ■『婚活1000本ノック』南 綾子 心の底から結婚したい!と願いつつ、どうにも外見を重視してしまいがちな主人公が、本気で婚活に挑む長編作。作者の実体験が投影されているだけに、女子の本音と婚活の理想と現実がリアルすぎて震えます。同時に、ずっと目を逸らしてきた自分自身と向き合うきっかけにもなるはず。新潮社1500円 ■『ニシノユキヒコの恋と冒険』川上弘美 息をするように甘い言葉を口にして、見目麗しく清潔で、少年ぽさを失わず、いつでもどんな女性でも、優しく抱けるニシノユキヒコとは、結局のところどんな男だったのか。関係を持った、年齢も立場も異なる10人の女性が語り尽くす連作集。ダメ男好きの心を直撃&感嘆必至です!新潮文庫490円 ■『潤一』井上荒野 住所も仕事も定まらず、女たちの間を流れたゆたい続ける伊月潤一26歳。<私(わたし)が潤一に会ったのは>で始まる14歳から62歳までの9人の女たちと、潤一自身の告白から、その姿を描き出す連作短編集。同じ「ダメ男」でもニシノユキヒコとはかなり異なるタイプ。読み比べもおススメ!新潮文庫400円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日