咲妃みゆが、藤田俊太郎の演出によるミュージカル『NINE』に出演する。役どころは、城田優が演じる主人公グイド・コンティーニの妻ルイザ。作品について予習し、イメージを膨らませる稽古前の思いを語ってもらった。【チケット情報はこちら】アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を手がけた本作は、フェデリコ・フェリーニの自伝的映画『8 1/2(はっかにぶんのいち)』を原作としたミュージカル。1982年の初演はトニー賞10部門にノミネートされ、作品賞、作詞・作曲賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、演出賞の5部門で最優秀賞を獲得した。スランプに陥り迷走する映画監督グイドが、妻・愛人・女優など彼を取り巻く女性たちと“愛”の物語を繰り広げる本作。女性の影が絶えない夫を持つルイザを「観客の同情を得やすい立場」としながらも、咲妃は「彼女にも人間じみた一面があるので、単なる悲劇のヒロインと捉えないようにしたい」と意気込む。ではルイザの感情がスパークする劇中のナンバー「My Husband Makes Movies」を、どんな気持ちを込めて披露するか──。そう尋ねると、咲妃は「いろんな感情が楽曲の中で歌われますが、言いたいことは“I Love You”ひとつだと思います」とまっすぐにコメント。「グイドへの揺るぎない絶対的な愛を意識しながら、彼を翻弄しつつ振り回されたいですね」と言葉を重ねた。夫グイド役を務める城田とは初共演。しかし、彼の出演作をよく鑑賞している咲妃は「嘘のない真心からのお芝居に、毎回胸を打たれます」とその印象を述べる。劇中では結婚して年月を重ねた二人の葛藤が描かれることから「時間の積み重ねが舞台上で自然に表れるよう、稽古場から信頼関係を育みたい」と笑ってみせた。「女性の生きる力強さを表現したい」と藤田が打ち出す演出の方向性にも、咲妃は共感の姿勢を見せる。男性優位思想の残る時代に生まれた『8 1/2』の世界をそのまま踏襲すると、現代の観客は違和感を覚えるかもしれない──。そんな藤田の懸念を紹介し「グイドに“翻弄される”というより、主体的に彼へ“陶酔していく”女性たちの姿が描かれます」と構想の一端を覗かせた咲妃。ルイザとしてどのように役を立ち上げるか、ぜひ劇場で確かめてほしい。公演は11月12日(木)~29日(日)に、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。その後、12月5日(土)~13日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールと巡演する。11月20日(金)のぴあ貸切公演の先着先行を10月8日(木)まで受付中!取材・文:岡山朋代ヘアメイク:本名和美スタイリスト:中村美保
2020年09月30日山崎育三郎、尾上松也、城田優による「IMY歌謡祭」が、Streaming+とPIA LIVE STREAMにてライブ配信されることが決定した。日本のミュージカル・演劇シーンをリードする山崎育三郎(I)、尾上松也(M)、城田優(Y)の3名が、日本初の新しいエンターテインメントを生み出すべく昨年立ち上げたプロジェクト「IMY」(アイマイ)。昨年4月には、第1弾公演として「IMY 旗揚げコンサート~まだ色々曖昧なトリオの明確な門出~」を開催。今回の歌謡祭は、第2弾公演となる。ライブ配信するのは、夜公演。昼公演とは少し企画内容が異なっている。なお、チケットは10月2日(金)10時~11日(日)20時まで販売される。「IMY歌謡祭 ライブ配信」は10月10日(土)Streaming+、PIA LIVE STREAMにて配信(19時開演)。※アーカイブ配信期間(見逃し配信)10月11日(日)0時~23時59分(cinemacafe.net)
2020年09月28日城田優が、ミュージカル『NINE』に主演する。演出を務める藤田俊太郎の構想を胸に、稽古へ臨む前の心境に耳を傾けた。【チケット情報はこちら】アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を手がけた本作は、フェデリコ・フェリーニの自伝的映画『8 1/2(はっかにぶんのいち)』を原作としたミュージカル。1982年の初演はトニー賞10部門にノミネートされ、作品賞、作詞・作曲賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、演出賞の5部門で最優秀賞を獲得した。今回の上演版で城田が演じるのは、スランプに陥り迷走する映画監督グイド・コンティーニ。劇中では、妻・愛人・女優など彼を取り巻く女性たちとの“愛”の物語が繰り広げられる。色男の代名詞といえる“カサノヴァ”を挙げ、グイドの人物像を表した城田は、年始に作品の舞台となるイタリアを訪れた理由を「グイドは普段の僕と正反対のタイプだから、出演にあたって役のイメージを膨らませたかった」と話す。グイドのように「とにかく女性とベッドをともにすることしか考えず……というのは冗談半分本気半分ですが(笑)」と海を渡ったものの、城田いわく「結果は収穫なし」──。そう冗談交じりに笑い飛ばしながらも、「イタリア男性はおしゃれでダンディ」「自信に満ち溢れる彼らを目の当たりにして、グイドもそうだったのかもと感じた」と人間観察を通じた旅での発見を口にした。その考察をもとに、主人公をどう演じるのか──。そう問われた城田は「確固たる意志があるようでないグイドのように、固定観念を持ちすぎず稽古場で生まれる反応に身を委ねたい」とコメント。同時に、どこか憎めないプレイボーイを演じるには「大人のセクシーな魅力が必要」として、「劇場の帰り道に、観客の皆さんを“腹立つのにグイドに抱かれたい”とエロティックな気分にさせることができたら成功」と笑顔を見せる。最後に城田は、現時点で藤田が説明した『NINE』の構想を紹介。映画監督グイドに想を得た“映像”の活用、またプロデューサーから東京オリンピックが延期になって季節が一周し、“春”をイメージした演出の予定が発表された。「斬新なセットや演出のアイディアをお聞きして、今からワクワクしています!」と述べた城田。今秋どのような色気をまとってグイドを立ち上げるか、楽しみに待ちたい。公演は11月12日(木)~29日(日)に、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。その後、12月5日(土)~13日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールと巡演する。11月20日(金)ぴあ貸切公演の先行抽選申込を9月14日(月)まで受付中!取材・文:岡山朋代ヘアメイク:Emiyスタイリスト:横田勝広(YKP)
2020年09月10日俳優の志尊淳、城田優、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が18日、ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』(8月21日公開)のオンライン花火大会に、浴衣姿で登場した。本作の公開を記念して、「絆をつなぐ」をコンセプトにディズニーとして初となる“オンラインでの花火大会”を開催。イベントの様子はディズニー・スタジオ公式YouTubeなどで生配信された。日本語吹き替え版で主人公の内気な少年・イアンを演じた志尊、陽気な兄・バーリー役の城田、優しい母・ローレル役の近藤が、花火大会らしく華やかな浴衣姿で登場。3人が視聴者からの生質問にその場で答える質問コーナーでは、仲の良い声優陣のトークで盛り上がった。そして、魔法の杖を持った志尊の魔法の言葉「ブーン・ハナビア!」という掛け声で魔法の花火大会がスタート。東京だけでなく大阪や名古屋など日本各地を背景に、イアンやバーリーなどのキャラクターの花火や、事前にディズニー・スタジオ・アニメーション公式Twitterで募集した“大切な人へ贈るメッセージ”入りの花火が華やかに打ち上がった。中には、志尊の「皆がいるから一歩前に進める。ありがとう!」というメッセージや城田の「あなたの笑顔がたくさん見られますように」、近藤の「絆があれば、離れていても大丈夫!」という声優陣からのメッセージ花火も。3人はオンライン花火大会に大はしゃぎ。「皆さんのメッセージがすごく胸に残るような素敵な思い出を作ることが出来ました」「メッセージ花火が上がる素敵な時間を過ごさせていただいて本当に幸せでした」などと感想を語った。3月から公開延期になっていた本作がついに公開を迎えられるが、志尊は「3月から公開日が変わり、作品の捉え方も変わってくると思います。この夏はみんな一緒に見て前を向いていきたいと思います」としみじみ。城田は「どこかに出かける事が難しい中ですが、映画館は換気がちゃんとしていて人数も制限されているし、ご家族で観ていただきたいです。夏ならではの冒険でわくわくしますし、家族でも一人でもカップルでも観ていただいても心が温かくなりほっこりできる作品です。淳ちゃんと見に行く約束していたのですが、春菜と3人で行きたいです」と話し、近藤は「夏に家族で観るのにぴったりの時期に公開することができてうれしいです。映画館は同じ方向を見て楽しんでいただけるのでいいですね」と喜びを語った。そして、本作の見どころについて、志尊は「どこをとっても大好きな映画ですが、この映画の中で『お父さんを探しに行くんだ』と言うけど、その後はどうなるの? という所ですよね。キャラクターの描写がとてもチャーミングなんです。仕草や関係性とか全部。また、最後だけじゃなくて人それぞれ感動する部分があるので楽しんでほしいです」とアピール。城田は「まず2020年の今だからこそできる映像美が本当にすごいです。また、一番好きなのは『大切なものは常に一番そばにある』というメッセージです。見終わったあとみんな気付かされますし、感動して泣きますので3回くらい行ってほしいです」と伝え、近藤は「こんなに感動的な映画なんだって思いました。予想がつかなくて映画を見たら『なるほどだから“2分の1の魔法なんだ”』って思う映画です。最後まで楽しんで見てほしいです」と呼びかけた。(C)2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年08月19日2020年7月18日に急逝した、俳優の三浦春馬さん。ドラマや映画、舞台など、数々の作品に携わった三浦さんの死を受け、多くの著名人が追悼の意を捧げました。高畑充希が、自粛中に三浦春馬から届いたメッセージを投稿「広まってほしい」の声有村架純がInstagramで三浦春馬を追悼優しい言葉に、涙する人が続出上野樹里の記憶に残る『三浦春馬の2年前の言葉』投稿に「泣いた」「元気出して」城田優「癒しのおすそ分けです」2020年8月8日、俳優の城田優さんがInstagramを更新。生前親交が深かった三浦さんへの追悼メッセージをつづって以降、15日ぶりの投稿となりました。城田優が三浦春馬を追悼親友へのあふれる想いに、涙「ずっと思い出しているのは…」そんな城田さんが久しぶりに投稿したのは、美しい青空と山々が写る写真や、森林の木漏れ日を写した画像でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 城田優 Yu Shirota (@yu_shirota) on Aug 7, 2020 at 6:33am PDT写真に添えられたメッセージがこちらです。みんな元気?癒しのお裾分けですyu_shirotaーより引用城田さんは、「癒しのおすそ分けです」という文言とともに、きれいな景色の写真を投稿したのです。久しぶりの投稿に、ファンからは「心配していました」「今後も無理しないでね」といった城田さんを気遣う声や、「ありがとう」「涙が出るくらいに癒された」という感謝の声が寄せられました。身近な人の死は、心が深く傷付く出来事です。ふいに想いが込み上げて胸が苦しくなったり、涙が出たりしてしまうでしょう。心と身体を休めた笑顔の城田さんが、ふたたびテレビや舞台で見れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月08日俳優の城田優が23日、自身のインスタグラムを更新し、18日に亡くなった親友・三浦春馬さん(享年30)を追悼した。城田は、三浦さんとの思い出の写真を添えて、「春馬の真っ直ぐで、マイペースで、人懐っこい性格、仕事に対する強い責任感、毎回素晴らしいパフォーマンスをするのに、裏ではどこか自信なさげな、その裏腹な繊細さ。そして何より、周りの人に対する深い愛、本当に本当に努力家で、目標に向かって常に全力投球をし続ける姿勢。出会ってからまだたった11年だけど、彼と過ごした時間の中で、僕は彼から多くのことを学びました」と三浦さんの人柄を紹介。「本当に色んな場面が頭に浮かびます。中でも、ずっと思い出しているのは、春馬のあの笑顔。無事にパフォーマンスを終えた時の、あの屈託のない安堵の笑顔や、嬉しそうにその日あったことを『優くん優くん!僕ね、、』と、ニコニコしながら話してくれるあの可愛い笑顔。弟のようで、本当に愛おしいんです。そんな春馬と出会い、仲良くなれたこと、近くで彼の成長を見守れたこと、そして共に同じ道を歩んでこられたことは、僕の人生において、大きな大きな財産です」とつづった。そして、「これまで春馬は、たとえどんなに苦しくても、必ずその重圧に打ち勝ち、その度にたくさんの愛、夢、感動、興奮、最高のエンタメを僕らに届けてくれました。そんな春馬が成し遂げたかったこと、ミュージカルに懸ける想い、その野望や様々な夢。そして春馬と交わしたいくつもの約束。それらをここで終わらせるわけにはいきません。これからは、春馬の意思を受け継ぎ、春馬の分まで、その”約束”や”夢”を大切に大切に育てながら、生きていきたいと思います」と誓った。さらに、「春馬のファンの皆さん。春馬は、皆さんの愛と応援に、本当に助けられていました。心から感謝していました。きっと、これまでも皆さんの応援なしでは成し遂げられなかったことがたくさんあったと思います。皆さんに救われたことが何度も何度もあったと思います。皆さんは、彼のパフォーマンス、そして人生の一部です。そして春馬もまた、皆さんの人生の一部。だからこそ、今は本当に本当に辛い毎日ですよね。涙が止まらず、心もボロボロで、人前では気丈に振る舞っていても、ずっと暗闇の中にいるような気持ちですよね。僕もそうです。彼を愛したみんなが同じ気持ちでいます」と三浦さんのファンに寄り添う城田。「でも、僕らがずっと下を向いていても、春馬は喜びません。安心してゆっくり休む事もできません。だからどうか、少しずつでいいので、前を向いて生きましょう。そのためにも、例え気が向かなくても、出来る限り一人でいる時間を減らして下さい。お話しできる人がいるなら、くだらない話でもして笑って下さい。あいつもみんなの笑顔が見たいはずです」と続け、「少し前を向けるようになったら、春馬に負けない最高の笑顔で、空に向けて温かい言葉をたくさんかけてあげて下さい。そして辛い時は、どうか彼の残してくれたポジティブな言葉や、たくさんの作品、あの笑顔を思い出し、踏ん張りましょう。またいつの日か会えた時に、胸を張って『春馬の分も頑張ったよ』って伝えられるように」と呼ぶかけた。最後に、「離れていても、心はいつでも繋がっていると僕は信じています。愛を込めてLOVE&PEACE」と締めくくった。城田は、三浦さんが亡くなった18日に、TBS系音楽特番『音楽の日2020』(14:00~23:18、約9時間生放送)に生出演し、涙ながらにGReeeeNの「キセキ」を歌唱した。
2020年07月24日俳優の城田優(34)が7月18日、音楽特番「音楽の日2020」(TBS系)でGReeeeNの「キセキ」を歌唱した。その目には涙が溜まり、声を震わせるシーンもあった。同日、訃報が伝えられた三浦春馬さん(享年30)を思ったのだろうかーー。09年10月のドラマ「サムライ・ハイスクール」(日本テレビ系)以降、公私ともに交流のあった2人。14年7月のスペシャルドラマ「殺人偏差値70」(日本テレビ系)や17年11月の「オトナ高校」(テレビ朝日系)で共演し、SNSでも仲睦まじい姿をファンに公開してきた。また城田は昨年12月に発売された、デビュー20周年記念の写真集「Sonador Yu Shirota 20th Anniversary Book」で三浦さんを対談相手に選んでいる。「城田さんは09年、地球ゴージャスの舞台『星の大地に降る涙』で初めて三浦さんを知りました。一目見て、『すごい俳優がいる』と思ったそうです。三浦さんは仕事でもプライベートでも落ち着きがあり、冷静沈着。そのいっぽうでユーモアも忘れません。そんな彼のことを城田さんは、仲が深まってからも一目置いていました。2人とも音楽業に進出しているので、切磋琢磨する仲でもあったようです」(舞台関係者)今年3月、「友達は片手に収まるくらいしかいないです(笑)」と本誌で語っていた城田。だからこそ、10年来の友人である三浦さんは特別な存在だったようだ。「交友関係が広くないという城田さんですが、三浦さんのことは『本当に好き』と周囲にたびたび話していました。三浦さんに、ミュージカル界の大スターであるシンシア・エリヴォさん(33)を紹介したこともありました。それは三浦さんに、世界的な活躍を期待していたからなのでしょう」(前出・舞台関係者)かけがえのない友人を亡くした城田。そんな彼の涙ながらの歌唱に、ネットでは《城田優さん観ていて あまりにも、悲しすぎて》《城田優くんのキセキみててすごい苦しかった》との声が。さらに《親友の突然の訃報でも歌い続ける姿本当にかっこよかったです。きっと、三浦春馬さんにも届いてると思います》といったエールも後をたたない。
2020年07月19日2020年7月18日に放送された、音楽番組『音楽の日』(TBS系)に、俳優の城田優さんが出演。アーティスト『GReeeeN』の『キセキ』をカバーし披露するも、城田さんが終始、目を潤ませながら涙声で歌う姿からネット上では「同日に亡くなった俳優の三浦春馬さんのことを思って歌っているのではないか」といった声が上がっていました。城田さんは、2009年のドラマ『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)などで三浦さんと共演。プライベートでも仲のいい姿をInstagramなどで公開していました。それだけに、三浦さんの死は城田さんにとって大変つらい出来事だったのでしょう。中居正広「いろんな想いの中…」また、司会の中居正広さんのコメントにも注目が集まっています。城田さんの歌唱後、司会の安住紳一郎アナウンサーと中居さんにカメラが切り替わると、中居さんはさりげなく城田さんに寄り添うコメントをした。いろんな想いの中…ね、いろんなやっぱり想いがこの歌にこもっていた。それぞれじゃないかなと思いますよね。音楽の日ーより引用城田さんを言葉で優しく包み込んだ中居さん。ネット上には城田さんと中居さんのプロ意識を称賛する声が寄せられています。・中居さんのフォローが優しかった。泣いている理由が分からない視聴者も中にはいるだろうし、暗いままにならないような配慮がさすが。・どんな時でもプロとして仕事をまっとうさせて、涙をこらえて歌い切った城田さんはすごい。・もらい泣きしてしまった。本当に歌詞が今の城田さんの想いにあっているんだろうな…。三浦さんの訃報から数時間しかたたないまま、歌唱することになった城田さん。気持ちを整理する時間もなく、ショックは大きかったはずです。それでも歌い切った城田さんと、心中を察してフォローした中居さんの姿勢に多くの人が心打たれました。きっと城田さんの想いのこもった歌は、三浦さんにも届いたはずでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月19日●“ハーフあるある”に苦しんだ過去をバネに気さくで陽気な性格で芸能界屈指の交友関係を持つと言われている俳優・歌手の城田優。SNSで公開される仲間たちとの写真がたびたび話題となり、コロナ禍で積極的に行っていたインスタライブでも、人脈を生かしたコラボ配信で注目を集めた。そんな城田から人間関係構築の秘訣を学ぶべく、人と接するときに心がけていることや、芸能界において心がけていることを聞いた。城田はまず、「誰かがその人を嫌っているからといって、その人を嫌うことはしないし、自分が接してみて苦手だと思っても、良いところを探してみようと思う」と人間関係において意識していることを明かし、「僕の交友関係の中で、A君とC君、B君とD君は仲が悪いとかありますが、なぜ僕は全員と仲良くなれるのかというと、寛容だからだと思うし、性善説だからだと思います」と説明。「もちろん苦手な人もいますが、何か一つ価値観が違うからといって、その人を否定することは絶対しないし、ちょっと自分が傷ついたからといって、その責任が全部その人にあるのかというとそんなことはないと思うし、そうやって人に興味を持つことで交友関係が広がったと思います」と分析し、「わざわざいろんな人に連絡先を聞くなんてことはしていませんが、自分でもなんでこんなに友達がいるんだろうって不思議に思います」と話した。良いところを探そうと意識するようになったきっかけを尋ねると、「自分自身、否定され続けて生きてきたから」と返答。「こう言うと、かわいそうな人に聞こえるかもしれませんが、そういうことはなく、自分の人生に感謝しています。ただ、幼少期から否定されることが多く、大人たちにも容姿で否定されたりしたので、自分はそういう人間になりたくないという反面教師的な感覚です」と打ち明けた。そして、「人間、第一印象でまず決まると思いますが、そこを飛び越えてもう少し踏み込むと、その人の良い部分が見えてくる。せっかく出会ったわけだから、その人のことをもっと知ってみよう、その人の良いところを見つけてみようと思うようにしています」と述べ、「もちろん、頭ごなしにキレることもしないですし、自分がしてほしいことをして、自分がしてほしくないことはしないように生きています」と加えた。「否定され続けてきた」というのは今の城田からすると想像できないが、「これはハーフあるあるで、自分の居場所がないとか、自分がどこに属しているのかがわからないとか、どこでも仲間はずれになるとか、そういうところから自己否定に走ってしまい、そこから抜け出せない時期がありました」と告白。「芸能の仕事を志し始めたときも、容姿で否定されて中身まで到達しないという苦しい思いをしました」と振り返り、だからこそ「自分はそうならないようにしよう」と心がけているという。●エンターテイナーとしての“これまで”と“これから”芸能を目指した当初は、なかなか受け入れられず苦しんだという城田だが、17歳の時にミュージカル 『美少女戦士セーラームーン』(2003)の地場衛/タキシード仮面役で俳優デビュー。その後、ドラマや映画でも活躍、2011年にはアーティストとしてデビューし、幅広い活躍を見せている。こんなにマルチに活躍すると思っていたか尋ねると、「思っていました」ときっぱり。「思っていたから諦めなかった。13歳から、歌いたいし、お芝居もしたいし、テレビに出たいし、『Mステ』出たいし、『笑っていいとも!』出たいしって、いろんな夢があり、俳優かアーティストか1つの夢を目指してきたというよりも、自分の中で交差するいろんな夢を追っかけ、それが太い幹となってエンターテイナーという目標になりました」と語る。続けて、「諦めなさいと言われた時期もあったけど、それでも諦めきれなくてやり続けた結果、芽が出て、少しずつ花が咲いて……。ただ、変な根拠のない自信はありました。辞めたいと思ったことも山ほどありますが、どこかでなれるって信じていたから今があるのだと思います」と振り返り、「だから、下の世代に対して優しくなれたり、応援してあげたくなったりするのかなと。周りを蹴落として自分が1位になってやるぜとか、出る杭を打つタイプにならなくて良かったです」と笑った。芸能界においても、やはり人間関係を大切にしてきたという。「どれだけ才能があったとしても、この人を応援しよう、この人と一緒に何かやりたいと思ってもらえる人たちがいなかったら何もできない。どの仕事も人と人なので」と熱く語った。また、「みんな同じ人間で、同じようにご飯を食べて、同じように勉強をして。その中で得意不得意があり、ただ歌うことやお芝居をすることが得意とか、ただ顔が少し整っているからこの仕事をしているだけで、何もすごくないんですよ」と述べ、「それなのにすごいって勘違いしてしまっている人は、周りで形にしてくれる人たちがいるからすごく見えているということを理解すると、もう少しこの世界も優しく穏やかになるのかなと思います」と、分け隔てのない世界を願った。最後に今後の目標を尋ねると、「やりたいことはほとんどやらせていただけたので、これからは自分がかっこいいと思えるもの、素敵だなと思えるものを、より時間と労力をかけて作っていきたい」と回答。「それによって、追求していく姿がかっこいいとか、作品をすごくセンスにあふれているとか、そう思ってもらえるようになれたら。中身の部分で、かっこいい、素敵だな、真似したいなって思ってもらえるような人間になるというのが目標です」と力を込めた。■プロフィール城田優1985年生まれ。2003年に俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍。代表作に、ドラマ『ROOKIES』(08)、『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(10)、『純と愛』(12)、『GTO』(12~14)、映画『羊と鋼の森』(18)等がある。舞台では2010年にミュージカル『エリザベート』で第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞を受賞、2018年にはミュージカル『ブロードウェイと銃弾』で第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど数々の賞を受賞。昨年は、ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版に主演、ミュージカル『ファントム』で演出・主演を務め話題に。今年11月にはミュージカル『NINE』に出演が決定している。また、ディズニー&ピクサー映画最新作『2分の1の魔法』が8月21日公開予定(吹き替えキャスト出演)。映画『新解釈・三國志』が12月11日公開予定。写真:ソニー・ミュージックレーベルズ提供
2020年06月22日●自粛期間に制作した楽曲でGLAYとコラボ俳優で歌手の城田優が、新型コロナウイルスにより不安な日々が続く中、“どうにか前向きなエネルギーを届けられないか”との思いでオリジナル楽曲「それでも」を制作。GLAYのTERUとHISASHIが歌とギターで参加する豪華コラボレーションも実現し、感動の声が上がっている。また、コロナの影響でコンサートが延期となった状況などを鑑みて今秋発売に延期した自身初のJ-POPカバーアルバム『Mariage』より、平井堅の「even if」を6月19日に先行配信。自粛生活の中で“自分にできること”を考え、インスタライブや楽曲制作に取り組んできた城田に、発信を続ける思いやコロナ禍で感じたことなど、話を聞いた。――「それでも」は、自粛生活の中で前向きなエネルギーを届けたいという思いで制作されたということですが、改めて楽曲に込めた思いをお聞かせください。僕自身、自粛期間中はアップダウンが激しく、滅入ってしまったり、どうしたらいいのかわからない感情と向き合わないといけない時間がたくさんあり、この曲を聴いて少しでも痛みや苦しみや悲しみが和らいだり、共感してもらってポジティブな気持ちになってもらえたらという思いで作りました。――明るいイメージの城田さんでも滅入られると聞くと、みんな同じなんだなと感じます。エンターテイナーである我々は、つらい時や悲しい時にそれを表になかなか出せなかったり、出さない方が良いという考えもあるのですが、僕たちも皆さんと同じ人間ですから。芸能の仕事をしている人たちは違うところに生きていると思われがちですが、実際はそうではなく、みんな同じように苦しんだり悲しんだりしている。もちろん夢を見せないといけない時もありますが、本当の感情に嘘をつくのは違うかなと。だから僕はSNSを通して赤裸々に、思ったままに言葉を並べたり、インスタライブで思いを伝えたりしていますし、この曲に関しても自分の思いを一つの曲にしました。――ご自身は、気持ちが沈んだ時にどのように前向きな気持ちに切り替えているのでしょうか。そこが本当に難しくて、なかなか日々の感情はコントロールできないです。日によって全く感情は違いますし、どうやって乗り切ったかと聞かれても僕自身も答えがなくて。人からかけてもらった言葉で救われたこともあれば、自分でどうにかもっとポジティブなことにフォーカスしようと思えたときもあります。ただやはり、1人ではないということ……閉ざされた世界で自分1人だけ苦しんでいると思い込んでしまうマインドが、誰かと話したりどこかとつながると少し開けるんですよね。ファンの皆さんや友達、家族など、自分を理解してくれている人たちの支えでなんとか。だからこそ、周りに友達がいないとか、あまり人に会えないという環境の人たちに向けて、せめて僕ら表に立っている仕事の人たちが、何かパワーやエネルギーをお届けできれば。それは僕だけではなく、インスタライブだったりYouTubeだったり、人それぞれいろんな形はあれど、発信する側の思いは一緒だと思います。――GLAYのTERUさんとHISASHIさんとのコラボレーションの経緯も教えてください。『ミュージックステーション』(テレビ朝日)で久々に再会してお話をさせていただいてから、SNSを通じてやりとりがある中で、「ぜひ何か一緒にやりましょう」ということになり、「それでも」に参加してくださることになりました。これはエンタメだけに限らない話ですが、1人の力ではどうにもならないことが、2人、3人と人が集まれば集まるほど強くなる。愛を持って何か活動したいと思っている人たちが集まれば、それは間違いなく大きな愛になり、大きな力を生む。そういう風に同じ思いの人たちが集まってくれて完成したのが「それでも」です。――TERUさんの歌とHISASHIさんギターが乗ったときにどう感じましたか?本当に感動しました。僕と(楽曲アレンジを担当した)UTAくんで作った曲が、一瞬にしてGLAYサウンドに変わり、すごくエモーショナルに。ありがたいなという思いと同時に、GLAYファンだった自分としてシンプルに「おー!!」ってテンションが上がりました。――6月19日には、自身初のJ-POPカバーアルバム『Mariage』より、平井堅さんの「even if」が先行配信されますが、この楽曲への思い入れを教えてください。20年ほど前に発売された曲で、当時からすごく聴いていて、感情が揺さぶられる曲だなと感じました。大人っぽい歌詞が印象的で、背伸びしたくなるようなところもあったと思います。普段は明るいキャラでかっこいいとか程遠い感じなんですけど、この歌をカラオケで歌ったときに、同級生の女の子たちの目がハートになっていたのを覚えていて、この曲と僕の声は合うんだなと。そして、大人になってカラオケで歌い、「こんな物語だったんだ」と初めて理解できた時に、さらにこの曲を好きになりました。ほかにもたくさん名曲がある中で、僕としてはこの一択でした。――確かに、年代によって曲の受け取り方が違いそうですね。そうなんです。僕自身、当時聴いた時はまだわからなかった切なさが、30代になって理解できるようになり、よりこの曲の魅力を感じたので、じっくりと人生の経験を積めば積むほど深く染み込んでいくのかなと思いますし、今回僕が歌わせていただいて、10代や20代の人たちに魅力を届けられたらいいなと思っています。――『Mariage』では、この「even if」を含め、城田さんが思い入れのある、恋愛や結婚を歌った楽曲をカバーされているということですが、タイトルも結婚を意味する“Mariage”に。結婚の意味もあるのですが、“Mariage(マリアージュ)”は2つのものを組み合わせるという意味もあり、そちらのほうが先行しています。“音楽×城田優”、“平井堅さんの曲×城田優”というようなマリアージュを楽しんでいただけたらと思います。●人とのつながりの大切さとエンタメの力を再確認――自粛生活の中でインスタライブも積極的に行われていましたが、以前からやられていたのでしょうか?要所要所でやっていましたが、こんなに頻繁ではなかったです。1人でしゃべったり皆さんと交流するのは得意だったので、自粛生活の中でできる限りやっていこうと。基本的にはくだらないことを話しているんですけど(笑)、皆さんに寄り添えたらという思いでやっています。――インスタライブはすごく身近に感じますよね。僕もそれは、ほかの人のインスタライブを見てよく思うので、友達としゃべっている感覚で見てもらえたらと思います。コロナきっかけで始めたものとすると、YouTubeはそうです。前々からやりたいと思っていたものの、どうやっていこうと考えていてなかなか始められず、でもこの状況になったので、とにかく1人でも笑ってもらえればというところからスタートさせました。これから面白い企画もいろいろやっていけたらと思っていますが、基本的には自分が好きでやることが一番大事だと思っているので、考えすぎず楽しみながらやりたいと思います。――コロナ禍だからこそ気づけたなと感じていることはありますか?人間が作ったものはもろくて、どれだけお金持ちだろうと、権力者だろうと、自然には勝てないんだなと。スペイン風邪が流行った頃からすると、今はものすごく未来で、とんでもない進化を遂げているにもかかわらず、人間はそこに抗うすべがないというのをひしひしと感じています。今はとにかく、一人ひとりできることを精一杯やって、前を向いて生きていくこと。亡くなった方たちや夢を断たれた方たちの分もしっかりと、支え合って愛し合って生きていくことが大事だなと思います。――人とのつながりの大切さは改めて感じますよね。そうですね。人は1人じゃ絶対に生きられないって言われてますけど、本当にそれに尽きるなと。1人じゃ生きられない、誰かによって生かされているということを、コロナで改めて再認識しました。――コロナ禍をきっかけに生き方や働き方を変える、もしくは変えざるを得ないという人も多いですが、城田さんの変化はいかがでしょうか。すでに劇的に変わってますからね。コミュニケーションの取り方も、すぐに「密です」って言われますし、僕らみたいな立場の人間は人目も人一倍気にしないといけない。何も悪いことしてないのにずっとビクビクしているみたいな現象がすでに起こっています。今までの常識が常識ではなくなり、新しい常識ができてきて、これからさらに変化を感じると思います。――エンタメ業界も変化を余儀なくされつつあります。ミュージカルやコンサートなど、人を集めて初めて成立するエンターテイメントは、これから本当に知恵を振り絞ってやっていかないといけないですし、コロナが落ち着いたところでまた別のウイルスが出てきたら同じことですから、そういう意味では我々はとにかく起こったことに対して対応していくしかないのだと思います。もちろん深く考えたりもするんですけど、どれだけ対応できるかということに時間をかけた方が賢いんだろうなと思いながら最近は生きています。――自粛生活の中でエンターテインメントに救われたという方も多いと思いますが、城田さんも改めてその力を感じることはありましたか?そうですね。この2、3カ月の間は、人に救われたというのと同じように、エンターテイメントに救われたなと強く感じていますし、エンターテイメントは人の心を癒やすことができると確信しています。だからこそ、誰か1人の心でも救えるのであればやる意味があるという思いで、僕も音楽など発信しています。実際にそういった言葉をかけてもらって無駄ではないんだと思いましたし、エンターテインメントの力は絶大だなと改めて感じています。――これからミュージカルやコンサート、また、吹き替え声優を務められた映画『2分の1の魔法』(8月21日公開)の公開も控えています。今後の活動を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。継続は力なんですよね。線香花火みたいに火は小さいかもしれないけど、最後の最後まで、寿命を全うするまで燃え続けられるような、そして、確実に周りの人のことは照らせるような人間でありたいと思っているので、つらい時、苦しい時は、ぜひ城田を頼ってきてください。僕も皆さんを頼ることがあると思いますけど、持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクで支え合っていきましょう!■プロフィール城田優1985年生まれ。2003年に俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍。代表作に、ドラマ『ROOKIES』(08)、『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(10)、『純と愛』(12)、『GTO』(12~14)、映画『羊と鋼の森』(18)等がある。舞台では2010年にミュージカル『エリザベート』で第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞を受賞、2018年にはミュージカル『ブロードウェイと銃弾』で第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど数々の賞を受賞。昨年は、ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版に主演、ミュージカル『ファントム』で演出・主演を務め話題に。今年11月にはミュージカル『NINE』に出演が決定している。また、ディズニー&ピクサー映画最新作『2分の1の魔法』が8月21日公開予定(吹き替えキャスト出演)。映画『新解釈・三國志』が12月11日公開予定。写真:ソニー・ミュージックレーベルズ提供
2020年06月18日俳優・城田優とお笑いコンビ・EXITが12日、それぞれのYouTubeチャンネルでコラボ動画を公開し、話題を呼んでいる。りんたろー。は以前テレビ番組で、マスクをつけて歩いていたら城田に間違えられたというエピソードを披露。その後、城田と共演した際に「吉本の城田優」と名乗る許可をもらったとインスタグラムで報告し、ネット上ではツッコミのコメントが多く寄せられ話題を呼んでいた。EXITのYouTubeチャンネルで公開された動画「【城田優VSニセ城田優(りんたろー)】芸人から出題される自宅クイズに本物を賭けてガチ対決!」では、兼近大樹が「りんたろー。さんが画面に2人になるかもしれません。城田優さんどうぞ!」と呼び込むと、城田は「イエーイ! りんたろー。でーす! よろしくお願いしまーす! PON! PON! PON!」とノリノリで挨拶。りんたろー。は「だいぶ男前なのよ」とコメントし、兼近は「美容液に1週間漬けたりんたろー。さん」と表現して笑いを誘った。この動画では、クイズ出題者としてサンジェルマンの永長和大が登場。その際も、城田は「僕、EXITのりんたろー。と申します」とりんたろー。を名乗り、「こうすればだいたいりんたろー。なんで」とマスクをつけると、永長は「どっちかわからない」とコメントした。城田のYouTubeチャンネルでは、動画「【EXIT】本物の城田優はどっち!?【絵描き歌バトル】」を公開。絵描き歌だけを聞いてどれくらいお題と近い絵を描けるか勝負するという企画で、3人それぞれ出題者となってチャレンジした。絵描き歌を考えて歌う側も、それを聞いて絵を描く側も、「難しい」「全然わからない」と苦戦。どれも独創的な絵が完成した。城田とEXITのコラボに、SNS上では「このコラボは最高です」「絵描き歌バトルおもしろすぎたー!」「最高に面白すぎる」「ジャンルの垣根越えて仲良しなの微笑ましい」と歓喜の声が続出し、城田とりんたろー。の“似てる説”について「マスクすると、どっちが本物かわかんない」「双子みたい」というコメントも。また、ノリノリでりんたろー。風に挨拶する城田に、「城田優さんがノリ良すぎて笑」「EXITのりんたろーでーす!って挨拶してる城田優くんもめちゃくちゃ可愛い」という声も上がった。
2020年06月13日舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』の書籍(税抜2,000円 リトルモア刊)が12日に緊急出版されることが明らかになった。同作は、2008年に上演した『焼肉ドラゴン』で演劇賞を総なめにし、2018年には自身が監督を務め同作を映画化した、鄭義信のBunkamuraシアターコクーン初進出作。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』を下敷きにしながら、物語の舞台を自身のルーツである関西の戦後の港町に設定し、せりふは全編関西弁、キャストは全員男性で、初めての恋に突っ走る若い2人と、それを取り巻く不器用に生きる人々の純愛群像劇を繰り広げる。ジャニーズWESTの桐山照史がロミオ役で主演を務め、ジュリエット役として柄本時生が出演、大好評を博すも、コロナ禍で一部公演中止(東京公演:2月8日〜2月26日のみ実施、大阪公演:全て中止)となった。再演希望の声が高まる中、リトルモアより出版されることとなった。○鄭義信 コメントロミオは泣き濡れている。ジュリエットは怒りまくっている。時代は嵐に向かっている。僕たちは嵐に向かって叫ぶことはできるのだろうか。「演劇は不要、不急の代物なんかじゃない!」今こそ、今だからこそ、もっと生きることの喜びを! もっと愛を、希望を、勇気を! そして、もっと演劇を!○担当編集者 コメント東京公演の中止が決定した3月下旬、すぐ出版を決めました。鄭版ロミ・ジュリが埋もれてしまうことはあまりにも惜しかったからです。その後、演劇界はどんどんと苦しい状況に陥りました。鄭さんはこの出版が、被害の警鐘とファンドの立ち上げなど再起に動き出す人たちの一助になればとも、あとがきに書いています。
2020年06月09日俳優の城田優(しろた・ゆう)さんと志尊淳(しそん・じゅん)さんが、2020年5月25日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。プライベートでの親密な関係を明かし、話題になっています。城田優と志尊淳の関係に「尊い…」番組冒頭で「多い時は週5で会っているイケメン2人組」と紹介され、登場した城田優さんと志尊淳さん。番組MCを務めるお笑いコンビ『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんから「そんなに仲がいいの?」と尋ねられると、志尊淳さんは「週5で会う」と回答。詳細について次のように明かしました。優くん家に行くことが多くて、ただひたすら僕はもう寝ちゃったりもしますし、くつろいでますね。しゃべくり007ーより引用下の名前で呼び合うほど仲がいい2人ですが、年齢は志尊淳さんが25歳で、城田優さんが34歳と9つも離れています。この事実にスタジオが驚く中、志尊淳さんは城田優さんの存在について「兄のようだ」と告白。大先輩なんですけど、いつの間にか兄だと思っているんですよ。しゃべくり007ーより引用志尊淳さんの言葉にかぶせるように、城田優さんも「兄弟。弟みたいな」とコメントします。さらに、志尊淳さんは城田優さんの普段の様子について「結構うるさい」と暴露。プライベートでは互いの素顔をさらけ出していることをうかがわせました。2人が互いを語り合う様子に、視聴者は「尊い…」「最高のコンビ!」と絶賛のコメントを寄せています。・志尊淳と城田優の組み合わせは尊い…。・意外な関係にびっくりした!本当の兄弟みたい!・イケメンツーショットが最高すぎる…。2人はそれぞれのインスタグラムでツーショットも公開しており、仲のよさがこれでもかと伝わってきます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 志尊淳/jun shison(@jun_shison0305)がシェアした投稿 - 2020年 4月月3日午前5時32分PDT この投稿をInstagramで見る 城田優 Yu Shirota(@yu_shirota)がシェアした投稿 - 2020年 2月月1日午後9時17分PSTこれからも、2人には仲よしな姿を見せてほしいですね。城田優が「俺はもう結婚できない」と語ったワケは?兄と妹との関係が素敵![文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんの逝去が報じられました。事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことです。バラエティ番組への出演をきっかけに、SNSで不特定多数から誹謗中傷を受けるようになった木村さん。木村さんは亡くなる前にSNSで「さようなら」というメッセージを残すほか、誹謗中傷に対し「傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」といった投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿城田優が『SNSでの誹謗中傷』に持論を展開誹謗中傷行為が木村さんの死に関係していたととらえた多くの著名人が、SNSでの誹謗中傷をとがめています。俳優の城田優さんも、今回の件で誹謗中傷について意見を呈した1人。『#SNSのルールに改革を』というハッシュタグとともに、自身の想いをつづりました。ずいぶん前から「表に立つ仕事をしているのだから誹謗中傷があるのは当たり前」いうような風潮がありますが、職業などは関係ありません。誰もが皆同じように心を持ち、その強度は人それぞれです。様々なことにおいて、意見や議論はもちろんあっていいと思います。が、わざわざ当事者の目に入るSNSへ行き、素性も明かさず、無責任な言葉を並べ、無防備な人を一方的に攻撃するようなことが許されていいのでしょうか?もし自分の家族が、恋人が、友達が同じ目に遭っても、気に留めることなく「仕方ないね、我慢しなさい」と言えるでしょうか?行き過ぎた悪口は立派な犯罪行為であり、もっと徹底的に厳しく取り締まるべきです。何度も言いますが、年齢や職業などは関係ありません。これを容認し続ければ、SNS上での言葉は"凶器"となり続け、それを見て育つ子供達も真似をし、永遠にこの陰湿なイジメがなくなることはなく、これからも沢山の人を苦しめ続けるでしょう。もはや生活の一部となった今だからこそ、SNSの使い方を見直すべきだと思います。@U_and_YOUーより引用(原文ママ) #SNSのルールに改革を pic.twitter.com/GfXLk6jD03 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 ネットが普及したことによって、誰もが気軽に直接会ったことのない人とコミュニケーションを取れるようになりました。その変化を悪用し、著名人に攻撃的な言葉を投げかける人が増えているのでしょう。画面越しでは相手の顔が見えない上に、匿名で攻撃をすることができるため、誹謗中傷をするハードルが下がっているのかもしれません。城田さんがいうように、芸能人も1人の人間であり、画面の向こう側に存在しています。このまま看過すると、新時代の『いじめ』はより過激になっていくでしょう。投稿は拡散され、多くの人から共感するコメントや『いいね』が寄せられました。・本当にその通りだと思う。今の時代に合わせた対策を練らなくては。・「顔が見えないから何をいってもいい」という考えは間違ってますよね。勇気ある発言をありがとう。・自分は有名人じゃないけど、誹謗中傷を受けて怖かったことがある。有名人でも怖いに決まってる。その後、早速誹謗中傷が寄せられ…その後、拡散された城田さんの投稿に対し「キモいから死ね」という誹謗中傷のコメントが。城田さんは誹謗中傷のコメントを引用した上で、このようにはっきりと宣言しました。こういう発言。今後は提訴していきます。 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 この誹謗中傷のコメントは、投稿者によって削除されました。きっと、さらし上げられたうえで「提訴する」といわれ恐ろしくなったのでしょう。ネットは一見匿名のように感じますが、誹謗中傷や名誉棄損にあたる場合は個人情報を特定することもできます。一人ひとりが「誹謗中傷は見過ごせない行為」という意識を持ち、被害者が泣き寝入りする風潮が変わっていけば、安易な考えで中傷をする人が減るかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日森川葵が“恋を知らない女”、城田優が“恋ができない男”を演じ、“大人の初恋”を描いた「文学処女」がドラマ特区枠にて“重版放送”決定。耽美で切なく、城田さんの色気溢れるSっぷりも話題を呼んだ、あの恋物語が帰ってくる。原作となる電子コミックサービス「LINEマンガ」のオリジナル作品は、恋を知らない女・文芸編集部の月白鹿子と、恋ができない男・人気小説家の加賀屋朔の2人が織りなす大人の初恋を描いた人気作。2016年7月から現在も「LINEマンガ」にて連載中で、オリジナル作品における1話あたりの閲覧数および「いいね」数で1位を獲得(2018年7月時点)、さらに今年5月には連載100話を迎えるなど、LINEマンガオリジナル作品を代表するタイトルのひとつとなっている。ドラマでは月白鹿子を森川さん、加賀屋朔を城田さんという実力派コンビにより、美しく儚い原作の世界観をそのままに、情感あふれる映像美で描いた大人のラブストーリーとなっている。2018年秋よりMBS/TBSドラマイズム枠にて全8話で放送されると、深夜ドラマにして異例のTVerランキング1位を獲得するなどの快挙を成し遂げ、ボイス付きのLINE公式スタンプも発売。森川さん演じる編集者・鹿子の素直で、ときに積極的な恋模様は多くの女性の共感を呼び、城田さん演じる小説家・加賀屋の色気溢れる挑戦的なSっぷりが、SNSを中心に大きな盛り上がりをみせた。あれから1年半。恋に不器用な2人が、今度はドラマ特区枠で帰ってくる!ドラマあらすじ出版社に勤める月白鹿子(森川葵)は恋愛経験がない26歳。念願の文芸編集部に配属された鹿子が担当に任命されたのは、超売れっ子ミステリー作家・加賀屋朔(城田優)だった。鹿子にとって加賀屋は、本を通して恋を知らない自分に“初恋”を教えてくれた特別な存在。鹿子は二人三脚で作品を作ろうと懸命に歩み寄るが、加賀屋からはドライな態度で雑事を押し付けられてばかり。思わせぶりに近づいたかと思えば、気まぐれに遠ざけようとする加賀屋の態度に翻弄される鹿子。現実の恋を知らなかった鹿子は徐々に加賀屋に心惹かれていき――?「文学処女」は5月28日(木)よりMBS:24時59分~、tvk:23時~ほかにて重版放送。(text:cinemacafe.net)
2020年05月19日俳優の城田優が24日、自身のインスタグラムを更新。23日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった女優の岡江久美子さんを追悼した。岡江さんとの2ショット写真を添えて、城田は「岡江さんの訃報を知り、これを全く受け入れることが出来ず、どう言葉にしていいかもわからないまま、半日ほど過ごしていました」と胸中を吐露。「僕がまだ18歳だった頃、オーディションで初めて掴んだレギュラー番組”はなまるマーケット”のエプロン隊。まだほとんどテレビに出たこともなく、おまけに毎日生放送という重圧も重なり、ガチガチに緊張していた中、毎朝、笑顔で元気に『おはよう!』と声をかけて下さった岡江さん。その優しさ、暖かさにどれだけ助けられていたことか、、」と岡江さんが司会を務めたTBS系『はなまるマーケット』での共演を振り返った。続けて、「1年間ご一緒した”はなまる”を卒業してからも、僕の出演する舞台を観に来て下さったり、会う度にいつも応援して下さっていた岡江さん。母からもらうような温かい愛をたくさんいただきました」と感謝。「未だにこの事実を信じたくありません。このままお別れも出来ないなんて悲しすぎます。ご家族の皆様、長年苦楽を共にされてきた関係者の皆様の無念、痛みは計り知れません。今はただただこのウィルスが憎いです」とつづった。そして、「岡江さんたくさんの愛を、優しさを、本当にありがとうございました。大好きです。どうか、ゆっくり休んで下さい。心から御冥福をお祈り致します」と天国の岡江さんにメッセージを送った。この投稿をInstagramで見る城田優 Yu Shirota(@yu_shirota)がシェアした投稿 - 2020年 4月月23日午前8時51分PDT
2020年04月24日ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』で日本語版声優を務める志尊淳と城田優が、本作で日本語版エンドソング「全力少年」を歌う「スキマスイッチ」のライブ「スキマスイッチ TOUR2019-2020 POPMAN’S CARNIVAL vol.2」東京公演のアンコールに登場した。映画では、“兄弟役”を演じている志尊さんと城田さん。ライブ終盤のアンコールでファンが大いに盛り上がる中、「スキマスイッチ」大橋卓弥の「全力少年はディズニー&ピクサーの映画『2分の1の魔法』の日本版エンドソングになっているのですが、本日はなんとイアンとバーリーが会場に来てくれました!」という呼び込みで2人が登場。ファンにとって完全なサプライズ登場となり、会場のボルテージはさらにヒートアップ!志尊さんが「イアン役を務めました志尊淳です」、城田さんも「バーリー役を演じた城田優です」と挨拶すると、会場からは大歓声が起こり、そして大橋さんが「全力少年をもう一回やる?」と言うと会場全員が立ち上がり、志尊さん、城田さん、「スキマスイッチ」と共に 「全力少年」を会場が一体となって大熱唱。一夜限りの夢のスペシャルコラボが行われた。歌い終わった志尊さんは「緊張しましたがすごく楽しかったです!最初手足が震えてましたがジャンプしてたら大丈夫でした!(笑)本当に楽しかった!」と興奮気味に感想を述べ、城田さんも「登場してお客さんからブーってならないで良かった。本当に楽しいステージでした!」とコメント。さらに城田さんが「『全力少年のように弱い自分をぶっ壊して前に一歩踏み出せる力をもらえる映画になっています。日本版エンドソングと共にどうぞよろしくお願いいたします!」と映画のアピールも。また、大橋さんから「実はちょろっとだけ出ています」と発表され、「スキマスイッチ」の2人が本作の一言声優に参加していることが明らかになった。映画『2分の1の魔法』は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に魔法は忘れられ“魔法が消えてしまった”世界が舞台。自分に自信がないが、隠れた魔法の才能がある主人公の少年イアンの声を志尊さん、イアンとは真逆で陽気で好奇心旺盛な魔法オタクの兄のバーリーの声を城田さんが担当している。『2分の1の魔法』は3月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:2分の1の魔法 2020年3月13日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年02月10日俳優の志尊淳と城田優が、9日に開催された「スキマスイッチ TOUR2019-2020 POPMAN’S CARNIVAL vol.2」東京公演のアンコールにサプライズゲストとして登場。スキマスイッチとともに「全力少年」を熱唱し、一夜限りのコラボレーションに約3,500人が熱狂した。ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』(3月13日公開)の日本語版エンドソングに決定した「全力少年」。志尊と城田は同映画で洋画アニメーションの吹き替えに初挑戦し、主人公のイアンを志尊、イアンの兄・バーリーを城田が演じる。志尊が演じる主人公イアンは、何をやっても上手くいかず自分に自信を持てないが、実は隠れた魔法の才能を持つ16歳の少年。生まれる前に亡くなったお父さんに一目会いたいと願っている。一方、城田が演じるのは、イアンとは真逆で陽気で好奇心旺盛な魔法オタクの兄のバーリー。だが実はバーリーも幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたいことがある。“お父さんに会いたい…”そんな共通の願いを持つイアンとバーリーは24時間以内に魔法で半分だけ復活した父親を蘇らせる旅に出る。本作では自分に自信が持てないイアンが自分を信じて一歩踏み出す勇気が描かれており、「全力少年」の「固定概念や弱い自分などを全て壊して、セカイを切り開いていこう」という力強いメッセージが作品と重なり、日本版エンドソングに決定した。この日のライブでは、終盤のアンコールで盛り上がる中、スキマスイッチの大橋が「『全力少年』はディズニー&ピクサーの映画『2分の1の魔法』の日本版エンドソングになっているのですが、本日はなんとイアンとバーリーが会場に来てくれました!」と志尊と城田を呼び込み、会場のボルテージはさらにヒートアップ。志尊が「イアン役を務めました志尊淳です」、城田は「バーリー役を演じた城田優です」と挨拶すると会場から大歓声が沸き起こった。そして大橋が「『全力少年』をもう一回やる?」と言うと会場全員が立ち上がり、志尊と城田はスキマスイッチとともに「全力少年」を会場と一体となって大熱唱。会場にいるファンと一緒にジャンプをしながら歌い盛り上がった。また、スキマスイッチが一言声優として本作に参加していることが発表され、大橋は「実はちょろっとだけ出ています」と伝えた。歌い終わった志尊は「緊張しましたがすごく楽しかったです! 最初手足が震えてましたがジャンプしてたら大丈夫でした!(笑) 本当に楽しかった!」と話し、城田も「登場してお客さんからブーってならないで良かった。本当に楽しいステージでした!」とステージを楽しんだ様子。城田は「『全力少年のように弱い自分をぶっ壊して前に一歩踏み出せる力をもらえる映画になっています。主題歌と共にどうぞよろしくお願いいたします!」とアピールした。(C)2020 Disney/Pixar.All Rights Reserved.
2020年02月09日出演者が全員男優しかも関西弁、という斬新な『ロミオとジュリエット』がお目見え。のちに映画化もされた『焼肉ドラゴン』(2008年)で演劇賞を総なめにし、脚本家としても『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』を手がけるなど、密度の濃い人間ドラマを得意とする劇作家・演出家、鄭義信のシアターコクーン初進出作で、『泣くロミオと怒るジュリエット』と題し、2月8日(土)に開幕する。許されない恋に落ちた若い男女の疾走を描くシェイクスピアの「ロミジュリ」。今回は、ストーリーはそのままに、物語の舞台を戦後の関西の港町に移して描かれる。ロミオを演じるのは、ドラマ、演劇、バラエティと、ジャンルを超えた活躍を見せるジャニーズWESTの桐山照史。一方、ジュリエットを演じるのは、個性的な風貌と異彩を放つ存在感で強烈なインパクトを残す柄本時生。また、段田安則や八嶋智人、福田転球にみのすけら、演劇界のベテラン勢が脇を固める。戦争が終わって5年後の、関西の港町。敵対する愚連隊“モンタギュー”と“キャピレット”が睨み合う町だ。元“モンタギュー”メンバーで、今はカストリ屋台で真面目に働く青年ロミオは、あるダンスパーティーで、心根がまっすぐで優しい少女・ジュリエットと恋に落ちる。しかし彼女は、“キャピレット”のリーダー・ティボルトの妹なのだった……。鄭義信はこの公演に向けて、「差別や不寛容、定かな理由もなく憎悪を募らせ、互いに憎しみ合う人々。最近の、この国に蔓延する空気にも似た“イヤな感じ”」を描きたいとコメントしている。公演はシアターコクーンにて2月8日から3月4日(水)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて3月8日(日)から15日(日)まで行われる。文:小川志津子
2020年02月07日志尊淳と城田優が、ディズニー&ピクサー最新作『2分の1の魔法』の日本版声優に決定。洋画アニメーションの吹き替え初挑戦となる2人は、“もう一度お父さんに会いたい”と願う兄弟の声を担当する。はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に魔法は忘れられ“魔法が消えてしまった”世界を舞台に描く本作。ピクサー声優初挑戦となる志尊さんが声を担当するのは、主人公のイアン。家族想いで優しいが、なにをやっても上手くいかず、自分に自信がないが、隠れた魔法の才能を持っている。彼の願いは、生まれる前に亡くなった父に一目会うこと。あるとき、父を24時間だけ蘇らせる魔法を知るが、魔法に失敗して“半分”だけの姿で父を復活させてしまう。一方、ディズニー作品では『シンデレラ』のキット王子ので吹き替えで出演した城田さん。今作で演じるのは、魔法オタクで好奇心旺盛な兄バーリー。いつもイアンを見守っているが、実は幼い頃に亡くした父にもう一度だけ会って、伝えたいことが…。そんな2人は、“お父さんに会いたい”という願いを叶えるため、父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出る。今回の出演に志尊さんは「まさかディズニー&ピクサー作品と関われる時が来るのかと、とにかく嬉しい気持ちでいっぱいです!」と喜び、城田さんも「小さい頃から、『トイ・ストーリー』が大好きでずっと見ていて、新しい作品の兄弟の話で、本当に普段から弟みたいに可愛がっている志尊淳くんと一緒にやれて心から幸せです」とコメント。お互いの印象については「優くんはいつもおちゃらけているんだけど、僕が悩みを相談すると、僕のフォローであったりとか、僕の味方に立って前に出てくれるところがすご くバーリーとリンクしている!」(志尊さん)、「淳ちゃんのすごく優しくて気遣いができるところが本当にハマり役で、たぶん2人の関係性をそのまま出せれば、シンプルにこの物語にちゃんと愛とか色とか情とか温度が生まれるんじゃないかな、と思います!」(城田さん)と語っている。また2人の起用理由について、配給のディズニーは「志尊さんは優しくてピュアなイメージを持ちながら、高校生の役から難しい役まで様々な役柄を演じてこられました。イアンの弱さだけでなく、彼が自分を信じて成長していく様も表現頂けると思い」「バーリーも幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたい特別な想いを心に秘めています。城田さんの仲間や家族を大事にする大らかな人柄がバーリーにぴったり」と明かしている。『2分の1の魔法』は3月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:2分の1の魔法 2020年3月13日より全国にて公開©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年01月30日俳優の志尊淳と城田優が、ディズニー/ピクサー最新作『2分の1の魔法』(3月13日公開)で、洋画アニメーションの吹き替えに初挑戦することが29日、明らかになった。主人公のイアンを志尊、イアンの兄・バーリーを城田が演じる。『2分の1の魔法』は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に魔法が忘れられ消えてしまった世界が舞台。志尊が演じる主人公・イアンは、家族想いで優しい少年で、何をやってもうまくいかず自分に自信がないが、隠れた魔法の才能の持ち主。そんなイアンの願いは、生まれる前に亡くなった父に一目会うこと。父との思い出がないイアンは16歳の誕生日プレゼントに、亡き父が母に託した魔法の杖とともに手紙が贈られる。そこに“父を24時間だけ蘇らせる魔法”が記されていたが、魔法に失敗して“半分”だけの姿で父を復活させてしまう。一方、城田が演じるのは、魔法オタクで好奇心旺盛な兄バーリー。バーリーは明るく元気で、いつもイアンを見守っているが、実は幼い頃に亡くした父にもう一度だけ会って、伝えたいことがあった。2人は“お父さんに会いたい”という願いを叶えるため、父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、彼らに残された時間は、たったの24時間。24時間以内に魔法を完成させないと二度と会えなくなってしまうが…。家族の絆を描く本作に、衝撃的な感動の結末が待ち受けている。今回の抜てきに志尊は「まさかディズニー&ピクサー作品と関われる時が来るのかと、とにかくうれしい気持ちでいっぱいです!」と喜び、城田も「小さい頃から、『トイ・ストーリー』が大好きでずっと見ていて、新しい作品の兄弟の話で、本当に普段から弟みたいに可愛がっている志尊淳くんと一緒にやれて心から幸せです」と感激。さらに兄弟役であるお互いの印象について、志尊は「優くんはいつもおちゃらけているんだけど、僕が悩みを相談すると、僕のフォローであったりとか、僕の味方に立って前に出てくれるところがすごくバーリーとリンクしている!」と明かし、城田は「淳ちゃんのすごく優しくて気遣いができるところが本当にハマり役で、たぶん2人の関係性をそのまま出せれば、シンプルにこの物語にちゃんと愛とか色とか情とか温度が生まれるんじゃないかな、と思います!」と強い絆をアピールし、本作の出来栄えに自信をのぞかせた。配給のディズニーは、志尊の起用理由について「志尊さんは優しくてピュアなイメージを持ちながら、高校生の役から難しい役まで様々な役柄を演じてこられました。イアンの弱さだけでなく、彼が自分を信じて成長していく様も表現頂けると思い、オファーしました」と説明し、城田については「バーリーも幼い時に亡くしたお父さんにもう一度会って伝えたい特別な想いを心に秘めています。城田さんの仲間や家族を大事にする大らかな人柄がバーリーにぴったりで、また舞台やテレビなどマルチに活躍されており、バーリーの陽気だけれど、不器用な部分も持ち合わせた難しい役どころも演じていただけると思いオファーしました」と語っている。(C)2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2020年01月30日英国ロイヤル・バレエ団が誇る不朽の名作、ケネス・マクミラン振付のバレエ「ROMEO AND JULIET(原題)」が、映画『ロミオとジュリエット』として2020年3月6日(金)に日本公開される。20世紀バレエの最高傑作『ロミオとジュリエット』がスクリーンへケネス・マクミラン振付の『ロミオとジュリエット』は、イギリスの劇作家シェイクスピアによる『ロミオとジュリエット』をベースとした作品。官能的かつ感情的な作品を得意とするケネス・マクミランは、シェイクスピアの戯曲とは異なり、悲劇の物語における2人の心理的側面を強調することで、リアリティや登場人物たちの感情を存分に表現するバレエ作品を作り上げた。1965年、マクミランの『ロミオとジュリエット』は、コヴェント・ガーデンで初演され、実に40分間も拍手が鳴りやまず、43回ものカーテンコールが行われるという大成功を収めた。ロイヤル・バレエにおいて上演された回数は400回以上。20世紀バレエの最高傑作と言っても過言ではない。16世紀ヴェローナの街を再現初演から50年以上の時を経て、2020年、短い生を情熱的に駆け抜けたロミオとジュリエットの恋の物語は、名曲プロコフィエフの音楽に乗せた現代的な演出と、劇場用映画ならではのカメラワークによって、これまでになくドラマティックに表現される。映画『ロミオとジュリエット』は、16世紀のヴェローナの街を再現したオールロケで撮影された。ストーリー物語の舞台はイタリア・ヴェローナの街。そこでは、敵対し争いを繰り広げる2つの名家、モンターギュ家とキャピュレット家があった。モンターギュ家の1人息子ロミオは、親友ベンヴォーリオ、マキューシオと、キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込む。そこで出会ったキャピュレット家の1人娘ジュリエット。運命に導かれるように2人は惹かれ合った――。英国ロイヤル・バレエ団を代表するダンサーたちが集結キャストには、主役から脇役に至るまで英国ロイヤル・バレエ団を代表するダンサーたちが集結。映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じたプリンシパル・ダンサー、フランチェスカ・ヘイワード、そして期待の若手ファースト・ソリストのウィリアム・ブレイスウェルが、運命に翻弄された恋人たちを演じる。また、敵役のティボルト役は、マシュー・ボーン版の『白鳥の湖』で男性の白鳥として主演を務め、今やバレエ界で最も熱い視線を浴びるプリンシパル、マシュー・ボールに決定。さらに本作では、原作の登場人物の実年齢に近い、若いダンサーたちが主要なキャストとして選ばれており、演技と共にバレエの超絶技巧も披露する。作品詳細『ロミオとジュリエット』公開時期:2020年3月6日(金) TOHOシネマズシャンテ 他 全国ロードショー監督:マイケル・ナン撮影監督:ウィリアム・トレヴィット振付:ケネス・マクミラン音楽:セルゲイ・プロコフィエフ美術:ニコラス・ジョージディアスキャスト:フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、マシュー・ボール、マルセリ-ノ・サンベ、ジェームズ・ヘイ、トーマス・ムック、クリストファー・サウンダース、クリスティン・マクナリ-、ベネット・ガートサイド、金子扶生 ほか
2019年12月30日第一線で活躍する声優たちがリーディング形式で披露するリーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」。12月17日に開幕した本作は、回替わりでキャストが異なる、日毎の組み合わせでの化学反応も魅力だ。12月18日公演がメディア向けに公開。構成・演出を手がける深作健太が作り出す新しい「ロミジュリ」を観劇した。【チケット情報はこちら】18日公演は、汐谷文康、帆世雄一、岸尾だいすけ、大海将一郎、夏川椎菜、下田麻美が出演。ロミオ役は汐谷、ジュリエット役は夏川と、活躍の場を広げる若手声優のふたりが演じたことで、出会いのときめきや、愛し合った5日間を瑞々しく表現。純粋だからこそ際立つ悲劇を演じきった。ロミオの盟友・ベンヴォーリオ役には帆世。ふたりを出会わせたどこか気の良いベンヴォーリオ、そしてふたりを引き裂くキャピュレット家・ジュリエットの父も兼任し、年代の違うふたりの男を演じ分けた。キャピュレット側に立つ血気盛んな青年・ティボルト、ジュリエットを思うも不幸な最後を遂げるパリス伯爵を演じたのは舞台出演も多い大海。動と静、相反する役をより演劇的に表現した。ロミオとジュリエットの恋を手助けしてくれる神父、そしてヴェローナを治める大公は、数多くの作品で存在感ある演技を魅せるベテラン声優の岸尾が兼任。ラスト近く、神父と大公をひとり演じわけながらストーリーを展開するシーンは、目の前で声優が演じる朗読劇ならではの魅力をたっぷり味わうことができる。そして同公演回で誰よりも目を引いたのは、マーキューシオ、乳母、そしてストーリーテラーも兼任した下田。乳母とマーキューシオが同じ声優?と思うかもしれないが、下ネタを交えながらジュリエットを慈しむ乳母、そしてやんちゃで向こう見ずなトラブルメーカー・マーキューシオを演じる姿は同一人物か?と思わせるほど。開幕の口上、ナレーション的な役割もこなし、確かな存在感を見せ付けてくれた。公演は12月22日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を発売中。公演回ごとの出演者は下記。12月21日(土)13時公演:白井悠介、田丸篤志、岸尾だいすけ、市川太一、西明日香、西村ちなみ12月21日(土)19時公演:中澤まさとも、帆世雄一、笠間淳、市川太一、工藤晴香、福島潤12月22日(日)12時30分公演:駒田航、神尾晋一郎、松田健一郎、安田陸矢、吉岡茉祐、福島潤12月22日(日)18時公演:中島ヨシキ、古畑恵介、松田健一郎、安田陸矢、田中美海、井上麻里奈
2019年12月20日リーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」が12月17日(火)より22日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。「ロミオとジュリエット」は言わずとしれた劇作家ウィリアム・シェイクスピアの名作戯曲。その作品を第一線で活躍中の人気声優が回替わりで出演し、リーディング形式で上演する。本作の構成、演出を担当する深作健太、また一部の出演者から本公演に対する意気込みを聞いた。リーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」のチケット情報<構成・演出 深作健太>活躍する素敵な声優さん達と、朗読劇を御一緒するようになって三年目。一月の『ハムレット』に続き、十二月はいよいよ『ロミジュリ』です。この公演で、初めてシェイクスピアに触れる、そんなお客様も多いかと思います。いま世界中で〈格差〉が意識され、国境の〈壁〉が甦ろうとしている時代。遠い海の向こうの物語としてではなく、僕たち自身の物語として、心の〈壁〉を壊し、〈橋〉を架ける、そんな公演になればと思います。<田中美海>切なくも激しいロミジュリの朗読を演じることができてとても嬉しいです。非常に劇的なお話しなので台詞の言い回しなど、情熱に溢れる舞台に出来たらいいなと思います。動きもかなり多くなるということで、頑張ります…!<中島ヨシキ>誰もが知る名作が、朗読という表現でどう生まれ変わるのか、とても楽しみです。ロミオを演じられることもなかなかない機会だと思うので、噛み締めながら大切に演じさせていただきます。<夏川椎菜>憧れのジュリエット……!演じられることがとても幸せです。普段は声のみでお届けする朗読劇ですが、今回は動きもたくさんついていて、感情の動きや、行動の動機が想像しやすくなっていると思います!多くの人に知られているロミオとジュリエットだからこそ、深作さんの解釈や演出を再現できるように努めていけたらなと思いますし、その中に自分なりのジュリエットの解釈も盛り込んで演じていければと思います。<野上翔>恐らく「名前を聞いたことがない」という方がいらっしゃらないであろう世界的な名作に、今回朗読劇という形で参加させていただけて大変光栄です。皆様の心に残る朗読劇になるよう誠心誠意努めてまいります。<八代拓>僕は以前からシェイクスピアの朗読劇をしてみたいと思っていましたので、今回の公演に出演できて本当に嬉しいです。言わずと知れた名作、たくさんの方が演じられてきたロミオという役、自分の中でしっかりと向き合いながら朗読劇を作っていけたらなと思っています。是非たくさんの方に聴きにきていただけたら嬉しいです!
2019年12月16日俳優・城田優のデビュー20周年を記念した写真集「Sonador Yu Shirota 20th Anniversary Book」に、城田さんの親友たちとの対談模様が掲載されることが明らかに。豪華メンバーの特写も到着した。今回対談企画に登場するのは、デビュー直後から公私共に付き合いが長い5人。演者同士熱いお仕事トークを繰り広げる山田孝之、1週間会わないと「久しぶり」と思うほどの仲の佐藤健、青春の時間を満喫して共に大人になってきた三浦翔平、ミュージカルという同じ舞台で刺激を与えあう三浦春馬。さらに豪華俳優たちに加え、メンタリストの立場から城田優という人間の奥を語るDaiGoも。城田さんと彼らの愛溢れるトークは本作の大きな見どころのひとつだ。城田優ソロ写真集「Sonador Yu Shirota 20th Anniversary Book」は12月18日(水)発売。(cinemacafe.net)
2019年11月22日城田優が演出を手がけ、自ら主演するミュージカル『ファントム』が、11月9日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。【チケット情報はこちら】ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作に、アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を担当した本作は、1991年に米で初演されたミュージカル。日本では2004年から宝塚歌劇団が公演を実施しているほか、2008・2010年には大沢たかお、2014年には城田の主演で上演された。今回は加藤和樹もタイトルロールを務める。初日を控えた囲み取材にはW主演ふたりのほか、クリスティーヌ・ダーエ役の愛希れいかと木下晴香、フィリップ・シャンドン伯爵役の廣瀬友祐と木村達成(ともにWキャスト)が参加。それぞれ城田の演出家ぶりを「大変なポジションにもかかわらず、エネルギッシュにカンパニーを引っ張ってくれた」「作品に対する愛情を、誰に対しても平等に伝えていた」などと紹介し、感謝の気持ちを述べた。城田はその言葉に恐縮しつつ、「演出と主演の両立は初めての経験で、人生でいちばん大変でした」と稽古期間を振り返る。演出に多くの時間を費やした結果、「僕自身の稽古が足りていない」と不安を吐露するも「作品としては完璧です!」とコメント。「希望と絶望が入り混じった最高のエンターテインメントが完成しました」と続き、ファントムの仮面越しに自信を覗かせた。作品の舞台となるパリの街並みを想像させるオルゴールや街灯など、劇場ロビーのいたるところに『ファントム』の世界観が現れているのも本作の特徴といってよいだろう。このほか、開演前の客席でアンサンブルキャストが“2,000円フラン”の写真集を販売する趣向も。観客は本編スタートを前に、自然と劇空間へいざなわれていく。取材日のゲネプロは、加藤・愛希・廣瀬の組み合わせで上演された。城田は客席後方に設けられた演出席から舞台の様子を見守る。加藤は、悲しい過去を背負って地下に幽閉されたファントム(エリック)の純粋さを少年のようなあどけなさで造形。その彼を“先生”と慕い、音楽を通じて次第に心を通わせていくクリスティーヌを、愛希は可憐に演じた。劇中でリプライズされ、時に楽しく・時に切なく歌い上げられるふたりのデュエット『You are Music』は作品を象徴する必聴ナンバーだ。上演時間は約180分(休憩含む2幕)。東京公演は12月1日(日)まで。その後、12月7日(土)~16日(月)に大阪・梅田芸術劇場メインホールへ巡演する。東京公演の「当日整理番号券」を公演希望日の前日10:00~23:59まで予約受付中。取材・文:岡山朋代
2019年11月11日悲恋の物語の代表格と言えば、やはり“ロミオとジュリエット”ですね。悲しくも美しい物語に、感銘を受けた女子も少なくないはず。あなたは好きな相手のために、どれくらい犠牲を背負うことができますか?そこで今回は、ロミオとジュリエットの話から恋愛心理テストを行います。Q.あなたがもしジュリエットだったら、敵国の貴族を好きになったとき、どうする?A:彼のために国を出るB:彼が奪いに来るのを待つC:両親を説得するD:国の友好関係に奔走するあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。【この心理テストで分かること】「あなたの尽くし度(恋で自分を犠牲にする度合)」深層心理において“ロミオとジュリエット”といった敵国の異性を好きになる話は、あなた自身が相手に対してどれだけ譲れるかという感情と密接です。そのため、恋を成就させるためにどんなアクションを起こすかによって、あなたが恋人にどれくらい尽くせるかが分かるのです。■ A:「彼のために国を出る」を選んだ人…あなたの尽くし度は70%あなたは恋人の笑顔を見るのが好きな、サービス精神旺盛なタイプ。喜んでもらおうと、あれこれ一生懸命頑張るでしょう。ただ、相手が満足してくれなかったり、感謝の気持ちが薄いと、豹変してしまうところが。ヒステリックになったりすねてしまう場合も。お世話好きな性格も、相手によっては押しつけがましいと感じる場合もあるので、相手が何を望んでいるのかを見極めてから動くようにしましょう。■ B:「彼が奪いに来るのを待つ」を選んだ人…あなたの尽くし度は15%あなたは、楽ちんな恋愛関係が大好きなタイプ。そのため、相手から尽くされることに喜びを感じると言えます。別に自分から「これやって」「あれが欲しい」と言うことはありませんが、何となく相手に尽くしたいと思わせる雰囲気を持っています。ある意味、小悪魔的な要素を持つあなたなので、尽くすよりも尽くされることの方が多いかもしれません。相手がそれで良いなら、最高かもしれませんね。■ C:「両親を説得する」を選んだ人…あなたの尽くし度は35%あなたは、相手に必要以上に干渉しないことを優しさだと考えているところが。そのため、相手のプライバシーに踏み込まないことを良しとしているでしょう。でもその反面、自分にもあまり干渉して欲しくない部分も持っているようです。そのため、ある意味尽くすことも尽くされることもない、バランスの良い関係性を保っていると言えます。でも、人によってはそれを冷たいと感じることも。■ D:「国の友好関係に奔走する」を選んだ人…あなたの尽くし度は90%あなたは相手に尽くすことで喜びを感じる性格の持ち主。自分が誰かの役に立っているという実感や、大切な相手から認めてもらいたいという気持ちが強いと言えます。相手に喜んでもらえれば、何でも一生懸命尽くそうとするため、ともするとやり過ぎてしまうことも少なくありません。もう少し自分の気持ちを抑えて尽くさないと、良いように利用されてしまうこともあるため、気をつけましょう。■ おわりに尽くすことは、やりすぎると相手の負担になってしまうこともありますが、相手のことを思いやって行動することは悪いことではありません。大切なのは、お互いが対等な関係でいられるようにうまくバランスをとって付き合うことです。あなたの相手を思う気持ちが、正しく届くように、相手の立場も考えたうえで素敵な恋をしましょう。そうすれば、きっと彼もあなたの想いに応えてくれるはずです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年10月05日城田優が演出を手掛けるミュージカル『ファントム』が11月・12月に上演される。その製作発表会見が開かれ、ファントム/エリック役の加藤和樹と城田優、ヒロイン・クリスティーヌ役の愛希れいかと木下晴香、ファントムの恋敵・シャンドン伯爵役の廣瀬友祐と木村達成(それぞれWキャスト)が出席した。ミュージカル「ファントム」チケット情報本作は、ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を原作に、アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を手掛け、アメリカで1991年に初演されたミュージカル。今回の上演は、2014年にファントム/エリック役を演じた城田が演出を手掛ける新演出版。城田はファントム役も演じる。加藤、城田、愛希、木下による劇中歌『You are music』の美しいハーモニーからスタートした会見では、モーリー・イェストンから「(今回の新演出版では)今まで観たことのない、城田優ならではのオリジナリティが生きた『ファントム』を期待しています」というメッセージも。城田は今回の演出について「歌を歌いあげるミュージカルではなく、心情を歌い上げるミュージカルをつくりたい。いかに“心”に届けられるかが一番大事だと僕は思っています」と語る。城田とWキャストでファントム/エリックを演じる加藤は「城田優とは僕の初舞台でご一緒しました。僕を知っている彼だからこそ、一緒につくり上げられる役だと思います。城田は『「今までで一番加藤和樹がいい」と言わせる作品にする』と言いました。この言葉は自分にとってもプレッシャーです。演出家・城田優に最後までついていきたい。ご期待ください」と熱く語った。愛希は「この作品、そしてクリスティーヌという役にはずっと憧れがありました」と明かし、木下は「自分の新しい一面を出して、衝撃的なクリスティーヌを皆様にお届けできるよう精一杯つとめていきたいです」と意気込み、廣瀬は「プレイボーイでもあるシャンドンがいかにクリスティーヌに惹かれていくか、そこにある純粋さもみせていきたい」、木村は「こんなに勉強させていただける座組はなかなかない。いろんなことを吸収しながら、作品の一員として素晴らしいものにできるようがんばっていきたい」とそれぞれコメントした。城田が「オペラ座の怪人…つまりオペラ座に住んでいるお化けがどうして誕生したのか、彼がどうしてそうならなければならなかったのかを描いたストーリーに心打たれる」と語る公演は、11月9日(土)から12月1日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアター、12月7日(土)から16日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。取材・文:中川實穗
2019年07月25日ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版公演の公開ゲネプロが9日に東京・東急シアターオーブで行われ、城田優、クリスタル・ケイが取材に応じた。同作は1972年にブロードウェイで初演を迎えた名作の新演出版で、2013年のトニー賞 ミュージカル部門で最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した。美しくカリスマ的な"リーディングプレーヤー"(クリスタル・ケイ)率いるアクロバットサーカス一座に誘い込まれた若き王子・ピピン(城田)が、「特別な何か」を探し求める旅に出る。城田は「いつも『これはすごい自分にプレッシャーで』とか、同じようなこと言ってるんですけど、断言しますし、前言撤回もしません」と前置き。「これがたぶん城田優のミュージカル史上、1番難易度が高く、チャレンジングでありスリリングであり、誰が見てもすごいと、一目でわかる作品。今後僕が演じる役として、これ以上は絶対にないと言い切れます。男に二言はない」と熱く語り、周囲を驚かせる。出ずっぱりのために「休憩中も2幕の準備をしてるから、本当に休んでないんですよ」とこぼす城田。まさかのバク宙挑戦には「できないんですよ、もちろん。稽古2日目にアメリカ人の方に『優!』と呼ばれて何かと思ったら、『バク宙の練習だよ』。『え、おれバク宙するの!?』って、聞きましたもん」と明かす。「1人でするバク宙じゃなくて、後ろを支えてくれるけど、それにしても難しいし、歌いながらだから」と苦労を語った。一方初ミュージカルとなったクリスタル・ケイは、ダンスやフラフープをしながらの歌唱にも挑戦。ステージに立つことについては「ハードルめっちゃ高いですよ」と心境を吐露する。「しかも、メールできましたから。『一緒にやんない?』みたいな感じで」と城田からの誘いで出演決定したと説明。城田は「彼女がふさわしいんじゃないかということで、10年来の友達だったので、『ねえクリ、こういう作品やるんだけどどう?』と聞いたら、『観たことある』って」と、意外な経緯を明かした。クリスタルは「そうなんですよ、たまたま。それで終演後外に立ってたら、『写真撮って下さい』と言われて。オリジナルキャストのパティーナ(・ミラー)さんと間違えられたんですよ。だから絶対やらなきゃ」と偶然のエピソードを披露した。繰り返し「観たらわかる」「観て欲しい」と言っていた城田は、「僕が言ってることが本当かどうか、嘘だと思ったらいろんなSNSやってるんで、どうぞ叩いて下さい」とニヤリ。周囲に心配されると、「大丈夫、読まない」と笑顔を見せた。東京公演は東急シアターオーブにて10日〜30日、愛知公演は愛知県芸術劇場 大ホールにて7月6日〜7日、大阪公演はオリックス劇場にて7月12日〜15日、静岡公演は清水文化会館マリナート 大ホールにて7月20日〜21日。
2019年06月09日城田優(33)が5月6日、事務所の後輩である志尊淳(24)に送ったツイートが話題となっている。きっかけは志尊が、母から送られてきたという幼少期の写真と作文を投稿したことだった。志尊の投稿には七五三衣装を着た5歳当時の写真と、「この時の将来の夢は芸能人になることでした」という幼い文字が書かれたノートが映っている。このツイートを、城田が「かわええ 昔から変わらず、めちゃ素直なええ子。こんな息子が欲しいわん」とノロケ全開で引用RTした。このやり取りに対し、Twitterではファンから《2人の絡みがいつも素敵すぎて癒されます》《優くん、淳くんにメロメロ~》《優兄さん、淳くんに首ったけじゃないですか》などのコメントが寄せられている。2人は以前からTwitterで仲睦まじいやり取りを披露している。4月3日に兄・城田純(34)が結婚を告知した際には城田優が《えー、僕は結婚してません兄です。こちらは、絶賛花嫁募集中です。我こそはという方は、自己PRお願いします。》とコメント。これに志尊が《なんでもします》と立候補した。すると城田はすぐさま《君に決めたー!!!!!!》とプロポーズ。志尊は《結婚したら、城田淳かぁ!お兄ちゃんと名前一緒》とノリノリで応対。城田が《婿入りして、志尊優になる》と宣言したところ、《いっぱい志尊(子孫)作ろうね》とTwitter上で子作りまで約束していた。城田と志尊は俳優集団D-BOYSの先輩・後輩にあたり、2015年のドラマ『表参道高校合唱部!』やバラエティ番組で共演もしている。今後のさらなる2人の共演に、ファンたちの期待が募りそうだ。
2019年05月09日