徳井義実、後藤輝基、指原莉乃の3人が司会を務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークを繰り広げるバラエティ「今夜くらべてみました」が24日(火)今夜放送され、映画『高台家の人々』に出演している斎藤工がゲストとして登場する。今夜の放送は「世田谷生まれの斎藤工VSトリオ THE 上京してきた女」ということで、都会生まれの斉藤さんと地方出身の宮崎宣子、DJ KAORI、朝比奈彩の3名の女性を比較する。宮崎県出身の宮崎さんは自身の“田舎の知恵”を都会育ちの斎藤さんに体験してもらうことに。続いてDJ KAORIは出身地の高知県四万十町で次世代のDJ KAORIを捜索、するとある美少女を発見する。また淡路島出身の9頭身モデル・朝比奈さんが“いま会いたい”という地元の世界チャンピオンがサプライズ登場。果たして何のチャンピオンなのかは放送を見てのお楽しみ。さらに、女性陣をメロメロにさせた斎藤さんの“方言”も見逃せない。今回ゲストで登場した斎藤さんが出演している映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。本作は「ごくせん」「デカワンコ」などをヒットさせた森本梢子の人気コミックの映画化作品で、綾瀬はるか演じる地味で妄想癖のある冴えないOLと、斎藤さん演じる人の心が読める“テレパス”能力を持った長身イケメンエリートが繰り広げるラブストーリーをコメディタッチで描く。出演は斉藤さん、綾瀬さんのほか、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子といった豪華キャストが脇を固める。さらに主題歌は女子が共感する歌詞で支持を集める西野カナが担当。本作のラブストーリーを甘酸っぱく彩っている。「今夜くらべてみました」は日本テレビ系で24日(火)23時59分~放送。(笠緒)
2016年05月24日『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、自らの小説を映画化する『永い言い訳』。このほど、日本を代表する写真家・上田義彦が撮り下ろした幻想的な本作のメインビジュアルが解禁された。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が、親友のゆき(堀内敬子)とともに旅先で、突然のバス事故で亡くなったという知らせを受ける。世間に対し、「妻を失った悲劇の主人公」を装うことしかできない幸夫は、ある日、ゆきの遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが…。主人公・幸夫を演じるのは、昨年の『日本のいちばん長い日』での昭和天皇役、『天空の蜂』での原発設計士役で「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞を受賞した本木さん。国内外を問わず高い評価を得た『おくりびと』以来、7年ぶりとなる映画主演となる本作だが、先日解禁された予告編では、感情を爆発させる衝撃的な姿が話題を呼んだばかり。このほど解禁されたメインビジュアルは、日本を代表する写真家・上田義彦が撮り下ろしたもの。サントリーのウーロン茶/伊右衛門、無印良品、資生堂、日本郵政グループ、NTTdocomo、UNIQLO、 TOYOTA、Canonなど多岐に渡る広告に携わり、東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞、朝日広告賞など数多くの様々な賞を受賞する上田氏は、きっと誰もが一度はその作品を目にしたことがあるはず。今回のチラシとポスターに使用された写真は、物語の中では実際に揃うことがなかった幸夫・夏子夫婦(本木さん&深津絵里)と陽一・ゆき夫婦(竹原ピストル&堀内敬子)とその子どもたちという2つの家族が、海辺に佇む姿が写し出された、幻想的な光景となっている。幸夫の心情を表現する「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。そこから愛し始めた。」という、驚きのメインコピーが添えられた、深いドラマ性を予期させるビジュアルは、観る者の想像力を激しくかき立てる美しくも、意味深なものとなっている。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月20日10代を中心に圧倒的な支持を得るシンガーソングライター・miwaと、映画『ヒロイン失格』やNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」出演で人気急上昇中の最旬若手俳優・坂口健太郎がW主演で贈るオリジナル映画『君と100回目の恋』。この度、第2弾キャストとして、竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希、田辺誠一ら豪華俳優陣の名前が明らかになった。7月27日、誕生日の夜。ライブの帰り道に大学生の葵海(miwa)は事故にあってしまう。しかし、気が付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前。動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられない幼なじみの陸(坂口健太郎)が言う。「秘密を教える。俺、時間を戻せる」葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も“時”を戻していたのだ。想いが通じ合った2人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る2人だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていた。そして再び7月27日がやってくる――。『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔監督がメガホンを取り、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」や映画『ダーリンは外国人』を手掛けた大島里美が脚本を担当する本作。事故に遭う彼女の運命を変えるために100回人生を捧げようとした一途男子・陸を演じるのは、『海街diary』『俺物語!!』、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や現在話題沸騰中「重版出来!」などに出演し、いま最も注目される俳優の坂口さん。彼の1回の未来を守るために自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ葵海を、『マエストロ!』で女優デビューしたmiwaさんが務める。この度、第2弾キャストが決定。miwaさん演じる葵海と坂口さん演じる陸と同じ大学に通い、葵海に片思いをする松田直哉役に、『シマウマ』『泣き虫ピエロの結婚式』と主演作が立て続けに公開される若手俳優注目株・竜星さん。劇中のバンド内ではベースを担当しており、「今回自分にとって最大の挑戦でもあるベースで、仲間たちといままでに味わったことのない、『音楽のチカラ』で青春し、一生懸命爆発して、燃え尽きたいと思います」と意欲十分。仲間内でのムードメーカーでもある中村鉄太役には、ドラマ「表参道合唱部!」などの泉澤さん。担当楽器はドラムだが「いままで触ったことも叩いたこともありません。しかも、ボーカルが元々ファンで良く曲を聴いていたmiwaさんというのもプレッシャー。嬉しい反面、不安が大きくありますが、猛特訓で頑張っています」と前向きなコメント。また、演じる役柄が自身に近いと感じたそうで、「月川監督にも泉澤くんに会ってから鉄太のイメージが湧いてきた!と言っていただけたので、期待に応えられるよう精一杯演じたい」と力強く語った。そして、葵海の親友で常に彼女を応援しながら自身は直哉への密かな想いを秘める相良里奈役に、『みんな!エスパーだよ!』『orange』など話題作へ出演する真野さん。今回は、完全オリジナル脚本ということで「とてもワクワクしています。初めて台本を読んだとき、どうなるの?どうなるの?という気持ちが強くて、ページをめくる手がどんどん進みました。一途な恋、ステキです」と、本作の魅力を明かした。そのほか、幼い頃から二人を見守ってきた陸の伯父・長谷川俊太郎役には、田辺誠一。陸の学部の先輩であり指導をする院生・遥に太田莉菜、葵海の母・圭子役には堀内敬子、大学教授役に大石吾朗が決定。撮影は5月初旬にクランクイン。オールロケにてダイナミックな海辺の街を舞台にした風景をバックに、豪華キャストたちの起こす化学変化と、魅力的な音楽に彩られた本作に期待が高まる。『君と100回目の恋』は、2017年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日miwaと坂口健太郎が主演を務める来年2月公開の映画『君と100回目の恋』に竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希、太田莉菜、大石吾朗と堀内敬子、田辺誠一が出演することが発表になった。その他の情報本作の主人公・陸は、愛する葵海(あおい)を救うために何度も時間を巻き戻すが、陸には重大な秘密が隠されていた。劇中ではふたりが仲間とバンドを組む場面も登場し、miwaがオリジナルで楽曲を書き下ろす。本作で竜星はバンドのベース担当で葵海に片思いをする松田直哉を、真野は葵海の親友で直哉に想いを寄せる相良里奈を、泉澤はバンドのドラム担当で仲間のムードメーカー中村鉄太を、田辺は陸の伯父・長谷川俊太郎を演じる。竜星は「今回自分にとって最大の挑戦でもあるベースで、仲間たちと今までに味わったことのない、“音楽のチカラ”で青春し、一生懸命爆発して、燃え尽きたいと思います」と語り、真野は「完全オリジナル脚本ということで、とてもワクワクしています。初めて台本を読んだ時、どうなるの?どうなるの?という気持ちが強くて、ページをめくる手がどんどん進みました。一途な恋、ステキです。また、月川監督とは何度かご一緒させていただいてるのですが、今回のようなピュアな恋愛作品を創り上げるのは初めてなので、それもとても楽しみです」とコメント。映画はオリジナル作品だが、週刊ヤングジャンプで同タイトルの漫画連載がスタートしている。『君と100回目の恋』2017年2月ロードショー
2016年05月12日タレントのホラン千秋が、5月2日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』に出演し、ネプチューン・堀内健のボケに激怒する。この日の番組は、早稲田、青山学院、東大の3チームに分かれてクイズバトル。青学チームとして出場するホランは、勝利に貪欲で真面目にクイズに挑むものの、堀内のボケを許すことができず、芸能界の先輩であることを忘れて激怒する。ほかにも、早稲田チームのフリーアナウンサー・岡副麻希が、タワーの頂上を目指すゲームで混乱する名倉潤に、空手経験を生かした強烈キックを。また東大チームが、最高学府らしからぬ凡ミスで、インテリ芸能人としてのプライドを傷つけてしまう場面も発生してしまう。出演者は、早稲田大学チームが、名倉潤、福澤朗、岡副麻希、山口恵以子、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)。青山学院チームが、堀内健、和泉元彌、前川泰之、ホラン千秋、三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)。東大チームが、原田泰造、林修、高田万由子、木村美紀、三輪記子。
2016年04月28日数々のベストセラーを生み出す東野圭吾の大人気同名小説を原作に、阿部寛主演で贈る『疾風ロンド』。この度、本作の新たなキャストとして「関ジャニ∞」大倉忠義や、元「AKB48」大島優子、ムロツヨシ、戸次重幸らが出演することが明らかになった。シーズン真っ只中の野沢温泉スキー場。パトロール隊員の根津昇平(大倉忠義)は、救助要請を受け現場に急行していた。すると滑走禁止区域で雪に埋まっている男を発見、救助する。翌日、オリンピックを目指すスノボードクロス選手である瀬利千晶(大島優子) は、滑走禁止区域内で雪につっこむ男と遭遇する。その男は前日根津が救助した同じ男だった。そんな男にスキーをやめるよう根津たちが説得するのだが、なぜか頑なにゲレンデに出ようとする。古臭いウェアに身を包んだこの栗林和幸(阿部寛)という男。その態度に疑念を頂いた2人は、男を強く問い詰める。すると、あるワクチンが盗まれこのスキー場に隠され、それを捜しているというとんでもない秘密を打ち明けるのだった。スキーとスノボ、一流のテクニックを持つ2人、人命救助になるならとこのちょっと怪しげで頼りなくスキー下手の中年研究員に協力し、ワクチンを捜す手助けを決意。ゲレンデへと向かうのだったが…。本作の監督には、「サラリーマンNEO」や連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担当した吉田照幸。監督の卓越したセンス・演出力を十二分に発揮し、息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画を作り上げた。キャストには、主演の阿部さんのみ発表されていたが、今回新たにスキー場のパトロール隊員の根津昇平役に大倉さん、オリンピックを目指すスノボードクロス選手・瀬利千晶役に大島さんの配役が決定。「関ジャニ∞」の一員としても活躍する一方、『クローバー』で主演を務めるなど、高い演技力に注目が集まる大倉さんは、今回、正義感の強い真っ直ぐな根津を熱演。初めて挑戦するスノーモービルを巧みに操ったり、スキーで颯爽と滑走するなど高い運動センスを発揮。また大島さんは、スノーボードクロスのオリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤しているという難しい役柄を好演。『紙の月』で「日本アカデミー賞」優秀助演女優賞を始め、多くの映画賞を受賞するなど、その自然な演技力が高く評価されている彼女だが、その演技力に加え、9歳から始めたというスノボードの腕前も存分に披露し、雪上のアクションに挑んでいる。さらにこの3人に加え、ムロさん、堀内敬子、戸次さん、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明といった、いま人気の実力派キャストたちが勢揃い。特徴あるそれぞれのキャラクターたちを魅力的に演じ、物語を盛り上げる。<以下キャストコメント>■大倉忠義(根津昇平役)役作りでは、パトロール隊ということも重要ですし、根津という人物がどういう人なのか、ということを考えて気持ちを作っていました。スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました。■大島優子(瀬利千晶役)実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)。■阿部寛(栗林和幸役)(初共演の2人について)大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。彼と一緒の空間でどんな映像を生み出せているのか、凄く楽しみです。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか!?アクティブですね。これが「AKB48」でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました。その元気さで、スノボのシーンもほとんど吹き替え無く素晴らしいお芝居をしてくれたと思います。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月26日東野圭吾のベストセラー小説を阿部寛主演で映画化する『疾風ロンド』のキャスト陣が発表になった。大倉忠義(関ジャニ∞)がスキー場のパトロール隊員、大島優子がオリンピックを目指すスノボードクロス選手を演じ、重要な任務を背負ったスキーが下手な主人公を手助けする重要な役どころで出演する。その他の写真映画は、大学の研究所施設から何者かによって盗まれた生物兵器“K-55”を捜す重大なミッションを担った主任研究員・栗林和幸が、日本最大級のスキー場というヒントを手がかりに奮闘するサスペンスとコミカルなエッセンスを吹き込んだエンターテイメント作品。大倉と大島が演じるパトロール隊員・根津昇平と、スノーボードクロス選手の瀬利千晶は、主人公・栗林から、「あるワクチンが盗まれ、このスキー場に隠された。それを捜している」という秘密を打ち明けられ、人命救助になるならと、どこか怪しげで頼りない中年の研究員に協力するという。大倉は劇中で野沢温泉スキー場のパトロール隊が実際に着ているウェアを、自身のサイズに合わせて作り直したものを着用し、スノーモービルに初挑戦しており、「スノーモービルの運転は初めてだったのですが、坂道とかは限界までスピードを出して挑戦しました」とコメント。大島の役は、オリンピック候補になる実力がありながら、競技を続けるか否かで葛藤している女性で、スノーボードについて「実は、9歳からやっていたんです。もはや、この作品のために、私は9歳からスノーボードをやっていたのだと思って、満を持してこの作品に登場させて頂きました(笑)」と語っている。阿部についてふたりは「撮影現場での立ち振る舞いだったり、ストイックさだったり、自分も見習わなければいけない部分がたくさんありました」(大倉)、「身長差があるのにキチンと目線を合わせてくださいますし、真剣にその一つの内容にむきあって話して下さいました。もっとお話させていただきたいと思いました」(大島)とコメント。一方の阿部は「大倉君は飄々としているというか、本当にかっこいい。それでいてなんか掴みどころのないお芝居をするし、不思議な面白さがあります。大島さんはもうとにかく本当に元気で、野沢温泉の町中に点在する公共温泉全部に入ったんじゃないだろうか?!アクティブですね。これがAKB48でセンターを張ってきた人のパワーなんだなと思いました」と語っている。本作には阿部、大倉、大島のほか、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明らが出演する。『疾風ロンド』11月26日(土)全国ロードショー
2016年04月26日ネプチューンの堀内健が脚本を手がける舞台プロジェクト、堀内夜あけの会による舞台『なりたい自分にな~れ!』が間もなく上演される。ネプチューンのコントでその才能を惜しげなく発揮している堀内の、自作自演の舞台への意気込みやいかに!?──稽古場の彼に、話を聞いた。堀内夜あけの会 チケット情報芝居の脚本を手がけるのは、2014年、2015年の本プロジェクトの公演に続きこれが3作目となる堀内。「前回までは、もともと頭の中に何となくあったものを膨らませて書いたのですが、今回は全くゼロからのスタート。まずはタイトルから考えました。『なりたい自分にな~れ!』って、何でもできそうなタイトルでしょ(笑)」と自身も楽しげだ。その実、芝居に対する意欲はすこぶる熱い。「物語を創りたい、全部自分で好きにやりたいという気持ちが、心のどこかにあるのかも知れません。お芝居はコントと少し違って、観ている人も登場人物に感情移入できて、いつもと違う自分になれる。それによって日常のイライラから解放されたりするから、凄い。が、創るのは大変。短いコントをいくつも繋げるのではなく、全体をひとつの物語としてまとめる必要がありますから。書くことは楽しいけれど、ひと言も書けなくて“引き受けなきゃよかった”と思ったことも(笑)」と話す。演出の拙者ムニエル主宰の村上大樹をはじめ、演劇界の様々な才能が、舞台創りの力となる。「初回から出演していただいている出川哲朗さんの存在も大きいです。小劇場からずっと芝居をやってこられた方ですから、いろんなことを教えもらっています。最初からいきなり演劇の聖地、本多劇場でやらせてもらって、本当に申し訳ないのですが、そこは出川さんにのっかってやらせていただこうという思いも。何より、出川さんがいると稽古が楽しい!」。さらに、実力派女優の鈴木砂羽、爽やかなルックスと歌が魅力の池岡亮介、個性派で知られる伊藤修子ら、“堀内ワールド”を体現するまたとない布陣が実現する。舞台は山の中、心に病をかかえる人々が住むペンション。オーナー夫妻がここを守り続けているのには、実は深い理由が──と、そこからファンタジーあり、SFあり、ホラーあり、の独特の世界が展開される。「皆さんを“四次元”の気持ちにします(笑)!来なければわからない、心の遊園地!」と堀内。彼ならではの奇抜な笑い、さらには衝撃(?)のラストに、大いに期待したい。公演は4月29日(金・祝)から5月1日(日)まで、東京・本多劇場にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年04月15日「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子が新たに描き下ろし、全国3,000店の書店員が選ぶ「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で第1位に輝いた人気コミックを、綾瀬はるか、斎藤工ら豪華キャストを迎えて実写映画化する<a href="">『高台家の人々』</a>。この度、イタリア開催のウディネファーイースト映画祭コンペティション部門にて本作の上映が決定!併せて、斎藤さんが現地入りをすることが明らかとなった。冴えなくて、口下手で、ぼーっとしたOLの平野木絵(綾瀬さん)。「特技:妄想」「趣味:妄想」。気づけば妄想して、自分の世界に入り込んでいる。ある日、木絵の勤める会社に、元華族で不動産や保険会社などを持つ高台家の長男、高台光正(斎藤さん)がニューヨーク支社から転勤してきた。長身でイケメン、さらに祖母がイギリス人という見た目もさることながら、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるという完璧すぎるプロフィールをもつ光正と、接点があるはずもない木絵。しかし、そんな光正がいきなり木絵を食事に誘ってくる。木絵は、何故気に入られたのか分からぬまま仲を深めていくが、光正の笑うタイミングを見ていると、どうも自分の馬鹿馬鹿しい妄想を覗かれているような気がしてならない…。そう、光正には、誰にも言えない“テレパシー能力”があった。人の心を読めることで人間関係に辟易としていた光正にとって、楽しくて・面白くて・馬鹿馬鹿しくも思える妄想をする木絵と過ごす時間は、癒しの時間。何より、木絵の純粋な心に惹かれていく光正だったが…。数々の作品で名コメディエンヌぶりを見せつけ、<a href="">『海街diary』</a>の繊細な演技で本年度の主要映画賞の主演女優賞を数多く受賞した綾瀬さんと、<a href="">『無伴奏』</a>や<a href="">『団地』</a>『種まく旅人~夢のつぎ木』など快進撃が止まらない斎藤さんが恋人同士を演じることでも話題の本作。さらに、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子といった豪華キャスト陣が集結することでも注目を浴びている。そしてこの度、『高台家の人々』がウディネファーイースト映画祭コンペティション部門にて上映されることが決定。同映画祭は、イタリア北部の美しい古都・ウディネで開催される映画祭で、日本をはじめ中国、韓国、香港など東アジア・東南アジアの作品をヨーロッパに紹介することを主旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出している。そして今年で18回目を迎える本映画祭に、映画好きで知られ、過去様々な映画祭に参加してきた斎藤さんも現地入りすることが決定。4月24日(現地時間)に上映、斎藤さんが舞台挨拶を行う予定だ。一風変わったラブコメディがイタリアでどうのように評価されるのか、期待して待ちたい。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国東方系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月13日本木雅弘を主演に、『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が自らの小説を映画化する『永い言い訳』。この度、本作の公開日を10月14日(金)に決定すると共に、新たなキャストに、池松壮亮、黒木華、山田真歩らが出演することが明らかになった。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、妻・夏子(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友(堀内敬子)とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにそのとき、不倫相手と密会中だった幸夫は、世間に対しては悲劇の主人公を装いながら、実は涙を流すことすらできない。ある日彼が出会ったのは、同じ事故で最愛の母を失った幼い兄妹とトラック運転手の父親・陽一(竹原ピストル)。幸夫は、ふとした思いつきから兄妹の世話をすることにした。これまで感じたことのない生きがいに、幸福感を味わう幸夫だったが…。本作は、直木賞候補ともなった自身の小説を映画化する西川監督の最新作。主人公の津村こと衣笠幸夫役に『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木さん、妻・夏子役に深津絵里、夏子の親友に堀内敬子、事故をきっかけに出会うトラック運転手・陽一役に竹原ピストルなど、実力派が顔を揃えている。そして今回新たに決定したのは、幸夫を冷静に見守るマネージャー・岸本役に『無伴奏』『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』『デスノート 2016』など公開作を多数控える池松さん、幸夫の担当編集者で不倫相手の福永役に、先日、『母と暮せば』で「日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞を受賞し、さらに注目を集める黒木さん、幸夫と陽一家族に深く関わることになる科学館の学芸員・鏑木役に、連続テレビ小説「花子とアン」に出演していた山田さんといったいま注目の俳優陣。さらに、松岡依都美、岩井秀人、康すおん、戸次重幸、淵上泰史、ジジ・ぶぅ、小林勝也など舞台・映画など様々なジャンルで活躍する屈指の個性派たちが脇を固め、本作を作り上げている。また今回同時に解禁されたのは、「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。」という衝撃的なコピーが目を引くビジュアル。本木さん演じる主人公・幸夫のどこか冷めた情けなくやりきれないような表情とこのコピーの組み合わせが、シンプルながら、心を突き刺すように強い印象を残す斬新なアートワークだ。予期せず家族を失った者たちはどのように人生を取り戻すのか…。ここから先にどんな深いドラマが待ち受けているのか、そんな期待を抱かせるビジュアルとなっている。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が描く最新作『永い言い訳』が、9か月の長い撮影を終え、クランクアップしたことが明らかとなった。併せて、本作の主演・本木雅弘と西川監督から喜びのコメントが到着した。突然のバス事故で長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)を失い、独りになった人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木さん)。冷め切った仲だった妻の死に涙すら流すことができない彼が出会ったのは、同じ事故で最愛の母を失った幼い兄妹とトラック運転手の父親。ふとした思い付きから兄妹の世話をすることになった幸夫は、これまで感じたことのない生きがいを手にし、幸福に満たされていくのだが…予期せず家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか――。本作は、西川監督が直木賞の候補作となった自身の描き下ろし小説を原作とし、映画化したもの。主演には、『おくりびと』や『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』などに出演し、高い演技力に大きな話題と評価を得る本木さん。そして主人公の妻役に本木さんとは21年ぶりの共演となる深津さん、歌手の竹原ピストルや藤田健心、白鳥玉季、堀内敬子らが顔を揃えている。そして昨年3月にクランクインした本作は、季節を跨ぎ9か月の“長い”撮影を経て、去る12月27日にクランクアップを迎えた。都内のカフェで行われた最後の撮影シーンは、物語上非常に重要なラストシーンで、本木さん、竹原さん、藤田さん、白鳥さんのメインキャストが集結。ラストカットで監督の「OK!」の声がかかったあと、スタッフ・キャストは、準備期間を含め約1年にわたった撮影の苦労をねぎらいあいながら、この1年で大きく成長した子どもたちの様子にも目を細めていた。<本木雅弘コメント>幸夫という役に寄り添い、彼の持つ痛みを共有しながら、果たして何処に到達できるのだろうと思い巡らせながら、長い撮影の日々を過ごしました。西川監督は、常々、小説とは切り離し映画は映画として必要なものを吟味したい、とおっしゃっていた通り、現場でも、いま目の前にある時間を掬い取り、きちんと作品に焼き付けていく、丁寧なこだわりが感じられました。監督は、時に鋭く、そして愛ある豊富な言葉を使って、幸夫を、僕自身を、監督のいう「かすかな幸福感」へと導いてくれた気がしています。もしもこの映画が成功するとしたら、そのワケの6割以上は竹原ピストルさんのキャスティングにあるんじゃないでしょうか(笑)。 佇まい、声、その存在感が想像していた以上に陽一という役柄に深みを与えていました。同様にお芝居経験のほぼない健心くん(真平)や玉季ちゃん(灯)がリアルに魅力的だったので、それを眺めながら自然と思い入れていくことができました。季節をまたいでの撮影で、間があく時もありましたが、頭に心に監督のこと、役のこと、物語のことをいつも抱えていた1年でした。夏編が終ったあとに監督から、「最後の冬編では、毒が抜け、新たに建て直す場所に立つ、更地の少年のような幸夫を見せてほしい」と言われまして、8kgほど痩せました。同時に気持ちもどこか軽く自由になって、ようやく幸夫と同化できたような気になりました。って遅いかあー…完成の暁には、この「お作品」を通じて「ささやかな共感」が世に拡がることを願っています。<西川美和監督コメント>本当に長きにわたった撮影でした。こんな経験は私も初めてだったのですが、ずっと長い時間をかけて丁寧に撮影することで、子どもたちもどんどん大きくなっていくし、キャストやスタッフの変化を受けて撮影していくことが当たり前になった気がします。今はなかなかここで終わる感覚がなく、この作品がずっと続いて行って、子どもたちの成長や本木さんの変化やこの物語の続きを自分が撮っていくのではと錯覚するほどですが、終止符があるから映画はいいものになるのだと思っています。本木さんは、決して器用な方ではないけれど、前向きに進もうという気持ちを確実に持っていらっしゃる方だと思います。自分が想像していた合格点のラインをポンと抜けたカットが確かにあって、そういう瞬間を見させていただけたのは、本木さんご自身が持ってらっしゃる真っ直ぐさがあってこそだと思いました。『永い言い訳』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年01月08日『MOZU』シリーズのスピンオフドラマ『MOZUスピンオフ~大杉探偵事務所』(砕かれた過去編)が11月15日の22時よりWOWOWで放送されることを受け、『劇場版 MOZU』(公開中)主演の俳優・西島秀俊が、ドラマに出演する香川照之と伊藤淳史に向けて動画を通じて応援コメントを寄せた。『MOZU』シリーズは、作家・逢坂剛氏の代表作で、累計発行部数が210万部を超える警察小説『百舌(もず)』が原作。2014年にはTVドラマ版が放送され、平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録し、2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、高い評価を獲得してきた。スピンオフドラマでの主人公は、TVシリーズで主人公の倉木尚武(西島)や同僚の明星美希(真木よう子)と共に事件解決に奔走した、たたき上げの熱血刑事・大杉良太(香川)。今回のドラマでは気になる娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係の描写もなされ、警視庁内の情報通で相棒の鳴宮啓介(伊藤)らの協力を得て、大杉探偵所に持ち込まれた依頼に挑み、解決していく姿が描かれる。また、その過程で、大杉が警察を退職した理由も明らかになる。公開された動画は、西島からのスピンオフへの応援コメントを収録。倉木を彷彿させる黒いスーツを着こなした西島が登場すると、「『砕かれた過去編』には僕も出演しています」と、はにかみながら口にする。続けて、大杉演じる香川には「僕は『MOZU』の真のヒーローは大杉だと思っております」と告白。「今回、大杉の過去が、なぜ刑事を辞めたのかという理由が見られるということで非常に楽しみ」と語っている。一方の鳴宮演じる伊藤に向けては、「伊藤さんとはよく共演させていただいているんですが、毎回驚くことばかりで、すごく楽しく共演しています」とし、「天才です!」と絶賛。「今回、鳴宮が交番の外を出て、いろいろ活躍しているということで、この砕かれた過去編でもどんな活躍をするのか、(ポスターの伊藤を指さして)こんなカッコイイ鳴宮が見れるのか、すごく楽しみにしています!」と期待を寄せた。15日の「砕かれた過去編」では、「死んだはずの妹が姿を現した」という相談を受けた大杉が、謎の施設を調査。警察を辞めるきっかけになった経験が思い出される中、驚愕の真相にたどり着く。こちらには、香川のほか、警察時代の相棒・三島彰文役に桐谷健太、依頼者のリサ役に早見あかり、容疑者・佐藤恒吉役に浦井健治が出演する。
2015年11月12日西島秀俊が主演が務め、連続ドラマシリーズを経て11月公開の劇場版で完結を迎える「MOZU」。このほど、ドラマと劇場版をつなぐ香川照之主演のスピンオフドラマ「大杉探偵事務所」2本に、TVシリーズで死んだはずの中神こと吉田鋼太郎が出演。まさかの“よみがえり”を果たすことが明らかとなった。このスピンオフドラマの主人公は、「MOZU」で主人公・倉木(西島秀俊)や同僚・美希(真木よう子)とともに事件解決に奔走した、叩き上げの元刑事・大杉良太(香川照之)。劇中では、気になる年ごろの娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係にも触れながら、警視庁内の情報通で良き相棒・鳴宮啓介(伊藤淳史)らの協力を得て、探偵事務所に持ち込まれた依頼に悪戦苦闘しながら取り組み、解決していく姿を描く。そこに登場するのが、吉田さん演じる中神。「MOZU」の世界を覗いたことのある者ならば、決して忘れることのできない強烈キャラのひとりだ。TVシリーズ「Season1~百舌の叫ぶ夜~」では、妻の死の真相を探る主人公・倉木を監視し、常に行く手を遮るアテナセキュリティ役員・東和夫(長谷川博己)の右腕として、日本を代表する大手セキュリティ会社の“裏の仕事”を一手に引き受けていた。敬愛する東のために働くことを厭わず、無能な部下よりも自分自身で行動する武闘派の幹部。人を殺す際にも表情を変えない中神の存在は、倉木との丁々発止のやり取りもさることながら、その狂気ぶりから“最狂”“最悪”との異名をとった。さらに、百舌こと新谷宏美(池松壮亮)とのTVドラマ史上まれに見る壮絶な闘いを繰り広げた結果、彼の壮絶すぎる最期は、観る者を震撼させるインパクトを与え、「MOZU」ワールドで描かれる闇の深さを、強烈に印象付けた。だが、死んだはずの中神が、なぜ「大杉探偵事務所」に登場するのか!?過去に刑事時代の大杉との因縁があったのか?まさかの蘇生なのか?それとも、よく似た別人なのか?もしや、あの“ダルマ”が何か関係しているのか!?などなど、謎と興味は尽きないが、この再登場には「大杉を責める役どころ。『MOZU』ファンには、たまらない台詞を連発する」とスタッフから情報が。しかも、TBS放送の「美しき標的編」、WOWOW放送の「砕かれた過去編」の両方に出演するという。また、吉田さん本人からも、このオファーを聞いた際、「耳を疑いました。嬉しかったですが、中神がどうやって復活するのか? 中神であって中神ではないのか? “???”の嵐でした」とのコメントが到着。大杉役の香川さんとの対峙には、「全てのシーンを撮り終えた後、身も心も空っぽになっておりました。香川に精気を吸い取られました。あれほど充実した演技合戦はなかなか稀です。照ちゃん!ありがとう!」と語った。ファンの間では“中神ロス”も続出していただけに、「中神、出ます!本当に出ます!」と力強く語る吉田さんに期待感は高まるばかりだ。MOZUスピンオフ「大杉探偵事務所~美しき標的編」は11月2日(月)21時よりTBS系列にて、「~砕かれた過去編」は11月15日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年10月19日WOWOWで11月8日・15日に放送される香川照之主演のドラマ『MOZUスピンオフ大杉探偵事務所』に『MOZU』シリーズで中神甚を演じた吉田鋼太郎が出演することが明らかになった。これは11月7日(土)から劇場版が公開される『MOZU』シリーズの壮大な世界観を引き継いだスピンオフ作品で、主人公は警察を辞めた後、探偵事務所を設立した元刑事・大杉(香川照之)。ドラマでは持ち込まれたさまざまな依頼を解決すべく奔走する彼の姿と、娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係を描いていく。吉田が演じる中神は、裏の顔を持つセキュリティ会社役員・東(長谷川博己)の忠実な部下として、昨年放送されたシーズン1とシーズン2に登場。西島秀俊演じる主人公・倉木を執拗につけ狙う、その狂気をはらんだ独特のキャラクターは視聴者に強烈なインパクトを残し、今なお根強い人気を誇っている。吉田はオファーを受けた時の感想について「耳を疑いました。嬉しかったですが、中神がどうやって復活するのか? 中神であって中神ではないのか。?の嵐でした」とコメント。香川との共演については「すべてのシーンを撮り終えた後、身も心も空っぽになっておりました。香川に精気を吸い取られました。あれほど充実した演技合戦はなかなか稀です。 照ちゃん! ありがとう!」と、納得のいく撮影だった模様。そして最後は視聴者に「中神、出ます! 本当に出ます!」とアピールした。死んだはずの彼がなぜまた現れるのか、大杉とどう絡んでいくのかが注目だ。『MOZUスピンオフ大杉探偵事務所~美しき標的編』は11月2日(月曜 21:00~)TBSにて放送。WOWOWでは『~美しき標的編』が11月8日(日曜 22:00~)、『~砕かれた過去編』が11月15日(日曜 22:00~)にそれぞれWOWOWプライムにて放送。
2015年10月19日『ぐるんぱのようちえん』誕生50周年を記念して、堀内誠一さんの絵本展が開催されます。かつてアンアンのアートディレクターを務め、現在も使われているロゴのデザインも彼の手によるもの。『ポパイ』『ブルータス』『オリーブ』など、雑誌のデザインで一時代を築いた同氏の、絵本の分野での活躍が堪能できます。生涯で300都市以上を旅した旅行家という一面もあり、旅先で描いたという遊び心溢れるイラストの数々も、同展の見どころです。温かい気持ちになること、間違いなし。■八ヶ岳 小さな絵本美術館長野県諏訪郡原村原山開催中~11月30日(月)10:00~17:00(入館は16:30まで)10月6・13・20~23・27日、11月4・20・17・24日休館TEL:0266・75・3450※会期中、展示替えを行います。前期は10月19日(月)まで、後期は10月24日(土)から。◇『ぐるんぱのようちえん』 何をやっても失敗ばかりだったぐるんぱが、自分にぴったりの仕事を見つけるストーリーにほっこり。カラフルな絵の具でぐいぐい描かれた力強い絵はデザインとしても魅力的!『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店) 1966年 (C)Seiichi Horiuchi◇『かっきくけっこ』 詩人の谷川俊太郎さんが文を、堀内さんがイラストを担当とは豪華!あいうえお、かきくけこ…。日本語独特の音を、イラストで表現しています。『かっきくけっこ』(くもん出版) 2009年◇『でてきておひさま』 翻訳家の妻・路子さんが訳したスロバキアの民話に絵を付けた、夫婦唯一の合作です。おひさまが光を取り戻す場面は、まるでページが輝きだすよう。『でてきておひさま』(福音館書店) 2009年◇『こすずめのぼうけん』ポップな作品のイメージのある堀内さんの引き出しには、こんなタッチの絵柄も。美しい自然の風景と一緒に語られるのは、どこにでもいる親子の物語です。(福音館書店)1977年(C)Seiichi Horiuchi※『anan』2015年10月7日号より。
2015年10月06日教師役に城田優、神田沙也加、生徒役に芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵らフレッシュな若手俳優を迎え、「合唱」を通じて高校生たちや教師、家族が本当に輝ける場所、そして絆を取り戻す物語を描いた「表参道高校合唱部!」。本作にて主人公の母親を演じる堀内敬子と、劇団四季の同期生でもある石丸幹二が退団後初共演し、9月4日(金)放送の第7話では美しいデュエットを披露することが分かった。本作の主人公で合唱が大好きな女子高生・香川真琴役を、NHK連続テレビ小説「花子とアン」や「探偵の探偵」(フジテレビ)に出演した芳根さん。そのほか「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日)主演の志尊さん、「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した吉本さんや、森川葵、堀井新太、高杉真宙、萩原みのり、泉澤祐希らネクストジェネレーションが集結。さらにミュージカル「ファントム」主演や映画『シンデレラ』日本語版声優としても話題の城田さんと、「レ・ミゼラブル」(コゼット役)など数多くの舞台で大活躍し、『アナと雪の女王』日本語吹き替え版にアナ役として出演し圧倒的な歌唱力をみせた神田さんがキャスティングされ、歌唱シーンにも期待が高まる実力派が勢揃いした。そんな本作では現在、主人公・香川真琴の母・美奈代役の堀内さんと、ゲスト出演で美奈代の高校時代の同級生・内田勇輝役で石丸さんが共演中。堀内さん演じる美奈代は、母親として真琴を常に支えながらも、夫・雄司(川平慈英)とは離婚寸前。石丸さんはそんな美奈代の前に突然現れた、容姿・学業・人望全てを兼ね備えた理想の男性像・内田勇輝役として美奈代の心を揺さぶってゆく。石丸さんは堀内さんと時を同じくして劇団四季に入団。「オペラ座の怪人」で華々しくデビューしてから「ハムレット」「美女と野獣」などに主演し、劇団の看板役者として活躍。退団後は「半沢直樹」(TBS)など数多くのドラマに出演しており、堀内さんとの共演は退団後初めてとなる。今回の共演について石丸さんは「彼女とは劇団四季に所属していた時代に同じ釜の飯を食い、劇団に育ててもらった仲です。何年も会ってなかったのですが、お互いにセリフと歌の掛け合いをしたときに、本当に阿吽の呼吸がつかめ、感動すらしました。劇団四季時代には何度もデュエットをするシーンがありましたが、最初、彼女はまだ10代だったかと思います。天真爛漫さ、妖精のような魅力をいまでも持ち続けていますね」とかつての同朋との再会を喜んだ。先日行われた撮影では、美奈代のもとを訪ねた内田が、美奈代や真琴の前で「大きな古時計」を披露。その内田の歌声にまるで寄り添うかのように美奈代も歌声を重ね、現場ではその素晴らしい2人のハーモニーに“まるでミニミュージカルのよう”と大きな拍手が起こったそう。それについて聞かれると「(大きく笑いながら)この番組だからこそありえるのだと思います!楽しく、しかし真剣にコーラスできる。僕にとってこの現場は絶好の場所であり、気持ちよく歌うことができました。ドラマでこんな経験ができるなんて…、もっと歌いたいので(そんな場面を)どこかに無理矢理にでも入れてください(笑)!」とコメント。2人が素晴らしい合唱を披露した「大きな古時計」は、第1話で、“香川家がまだ円満であった時期に歌われていた曲”として登場しており、いわば香川家の“絆の象徴”。美しいハーモニーもさることながら、内田に対する美奈代の心の動きもこれから見逃せない。ドラマ「表参道高校合唱部!」は毎週金曜22時~よりTBSにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日「EXILE」パフォーマーAKIRAが主人公の不動産会社のエリートビジネスマンを演じ、消防団との出会いで“街を守るヒーロー”へと成長していくドラマ「HEAT」。去る8月23日、AKIRAさんが34歳の誕生日を迎え、撮影現場で誕生日サプライズが行われたことが分かった。撮影が行われたこの日、スタッフの「明日、AKIRAさんが誕生日を迎えられます!」という掛け声とともに、幸多市消防団第十一分団・隊員を演じる鈴木伸之と吉沢亮が、小さなロールケーキが積み上げられたものにリボンなどの飾りがあしらわれた特製バースデーケーキを持って撮影現場に登場!このケーキは、共演する消防団員メンバー(栗山千明、菅原大吉、堀内敬子、正名僕蔵、鈴木伸之、吉沢亮)らで、撮影の合間を縫って、ケーキやフルーツを積み上げてデコレーションを施したという。栗山さんから「これ、みんなで飾りました」とこのとき初めて知らされたAKIRAさんは、「マジっすか!?すごいですねぇ!!」と大感激していたという。ハッピーバースデーの合唱と祝福の拍手に包まれる中、突然のことに驚きながらも顔をほころばせるAKIRAさん。みんなから急かされ、ロウソクの火を吹き消そうとケーキに顔を近づけると、合田篤志役で、この日現場に駆けつけた佐藤隆太が「おいおい、消火活動か?」と声を掛け、場を沸かせた。楽しい会話で盛り上がる撮影現場の明るい雰囲気そのままに、消防団のシーンも団メンバーの軽妙な会話が毎回繰り広げられているが、本日8月25日(火)22時から放送される第8話では、AKIRAさん演じるタツヤがついに日比野(稲垣吾郎)に反旗を翻し、利益優先の再開発計画を止める戦いへと身を投じる…。ドラマも終盤に差し掛かり、目が離せない展開となるようだ。「HEAT」は毎週火曜日22時よりフジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日2014年にTBS&WOWOW共同制作の連続TVドラマとしてスタートするや、謎多きストーリーと骨太なアクション、主演・西島秀俊らキャスト陣の熱演などで大反響を呼び、11月7日(土)には劇場版が公開される「MOZU」。このほど、その劇場公開に合わせ、「MOZU」スピンオフドラマの制作が決定。「大杉探偵事務所」として、香川照之が演じる警視庁捜査一課刑事から私立探偵に転職した大杉良太が主人公となり、伊藤淳史演じる警視庁随一の情報通、鳴宮啓介とコンビを組むことが分かった。TVシリーズでは、倉木(西島秀俊)や同僚・美希(真木よう子)とともに事件解決に奔走した、叩き上げの熱い刑事・大杉。『劇場版MOZU』では、警察への不信から警察を辞め、探偵事務所を開設しているが、今回のスピンオフドラマでは、気になる娘・めぐみ(杉咲花)や妻・恵子(堀内敬子)との関係も描きながら、警視庁内の情報通で良き相棒・鳴宮(伊藤さん)らの協力を得て、大杉探偵事務所に持ち込まれた依頼を悪戦苦闘しながら解決していく姿を描く。さらに、大杉が警察を辞めた理由も、その過程で明らかになっていくという。まず、TBSにて初回放送される「美しき標的編」は、殺害予告を受けた大物女優・百合をボディガードするよう依頼を受けた大杉が、芸能界の闇、女たちの確執のなか、見えない敵と闘い百合を守り抜く姿を描いていく。地上波の2時間ドラマらしい、誰もが楽しめる王道のエンターテインメント作品となる。日本を代表する大物女優・白石百合役には飯島直子、百合の事務所社長で依頼者である植田かなえ役に片桐はいり、百合の現場マネジャー・竹中聡美役に水崎綾女が決定している。また、WOWOWで初回放送される「砕かれた過去編」は、死んだはずの妹が姿を現したという相談を受けた大杉が、謎に包まれた施設を調査。警察を辞めるきっかけとなった苦い経験がオーバーラップするなか、驚愕の真相に辿り着くというストーリー。時間と記憶そして真実と虚像が巧みに交差する新機軸のサスペンスは、まさにWOWOWならでは。同作では、大杉の警察時代の相棒・三島彰文役に桐谷健太、依頼者・小池リサ役に早見あかり、大杉が三島と追っていた容疑者・佐藤恒吉役に浦井健治が出演する。いずれも、連続ドラマ、そして劇場版でメガホンを取った羽住英一郎監督はもちろん、脚本・仁志光佑、音楽・菅野祐悟ら、おなじみのスタッフが再結集。大杉とともに事件の真相を追う伊藤さんの鳴宮や、離婚問題で揺れる杉咲さん演じるめぐみのみならず、「MOZU」ワールドの象徴である西島さんの倉木、真木さんの美希、小日向さんの津城らオリジナルキャストも登場する。大杉&鳴宮の最強コンビ(?)やTVシリーズでインパクトを残した名台詞を始め、スピンオフならではのオリジナルストーリーと新たな豪華キャストは、「MOZU」ファンのみならず、「MOZU」の世界にこれから触れる人たちも楽しめる内容となりそうだ。<香川照之・コメント>西島秀俊さん演じる主人公と同じ刑事だった大杉が、大杉探偵事務所という新しい職にたどり着き、そこで直面する様々な人生の岐路を羽住監督が切り取るスピンオフ版。いわゆるMOZU-MANIA(モズ・マニア)と呼ばれるコアなファンにとっても、これまでの「MOZU」の世界観を大きく押し広げる規格外の跳躍に満ち満ちた作品に仕上がりました。これが「MOZU」なのか?いや。これが「MOZU」なのです。探偵となった大杉とは、まだまだ長い付き合いになりそうです。<伊藤淳史・コメント>スピンオフということで「MOZU」シリーズのとき以上に、香川さん演じる大杉さんと一緒に見せ場を作ることができて光栄ですし、楽しみです。大杉さんと鳴宮が良いコンビだと思ってもらえるように、頑張ります。(香川さんとは)僕が高校生の時にご一緒させていただいて以来、いつも勉強させてもらっています。今回は二人で演じることが多いので、具体的な大杉さんを想像しながら自分でもセリフを覚えたりしていますが、常に自分の想像を超えてこられます。ドラマでは鳴宮が、遂に交番の外に出ます!自分自身もテンションが上がりました。お巡りさん以外の衣装を着ていますので、楽しみにしてもらえたらと思っています。MOZUスピンオフ「大杉探偵事務所~美しき標的編」はTBS系列、「~砕かれた過去編」はWOWOWプライムにて11月上旬放送予定。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日俳優の本木雅弘が、2008年の『おくりびと』以来、7年ぶりに映画主演を務める。第153回直木賞候補作にノミネートされた書き下ろし小説『永い言い訳』を原作に、同作を執筆した西川美和監督自ら来年秋公開に向けて映画化する。本作の主人公は、長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓こと衣笠幸夫。夏子との間にすでに愛情はなかったために悲しみを演じることしかできなかったが、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。人と人の"別れと出会い"を通して、「突如、家族を失った者たちはどのように人生を取り戻すのか」を投げかける。幸夫を演じる本木は、自ら企画し第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞するなど大ヒットを記録した『おくりびと』(2008年)以来、7年ぶりの映画主演。西川監督の小説と脚本、幸夫のキャラクターに「自分のようだ」とほれ込み、出演を快諾した。また、「女性監督にお世話になるのは初めてですが、すでに春編、夏編の撮影を終え、監督の的確な指示に答えるべく鞭打たれた興奮から抜けられず、少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています」と、監督との相性も抜群のようだ。幸夫同様に、事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役は、元野狐禅で現在はソロアーティストや俳優としても活動している竹原ピストル。竹原は、「映画出演に、あくまで、挑んでいる身ですから、現時点でももちろん、諸々思うことはありつつも、無事に撮影を終え、無事に作品が完成するまで、何を述べる気にもなれません、申し訳ありません」としつつも、「本木雅弘さんのお気遣い、思い遣りに支えていただきつつ、少しでも西川監督のイメージに近い動きができるよう、全力で取り組んでいる」「及ばぬところは多々あると思っておりますが、西川監督への忠誠と、この作品への愛着だけは、誰に劣ることはなく、とは思っております」と真摯に語った。バス事故でなくなる幸夫の妻・夏子を演じるのは深津絵里。本木との共演は1995年のフジテレビ系ドラマ『最高の片想い WHITE LOVE STORY』以来、21年ぶりとなる。さらに、陽一の子ども・真平と灯役を、オーディションで選ばれた藤田健心と白鳥玉季がそれぞれ務め、妻のゆき役を堀内敬子が演じる。原案・脚本を一手に担った西川監督は「これまでオリジナルで映画を作るときは、いつもはじめに脚本というかたちで物語を組み立ててきましたが、(本作は)予算や時間の制約、という映画的な課題をいったん据え置いて、先に小説というかたちで自由に物語を作ってみることにしました。そうすることで『豊かな無駄』をゆっくりと熟成し、登場人物や物語を練り込む時間が取れたと思います」と回想。また、「小説は私の持ちうる言葉の限りで多くを語っていますが、こんどは言葉では語り得ないものをいかにスクリーンに映し出すかが第二の挑戦になりそうです」と意気込み、「小説とは展開も設定も違えた部分がいくつもあります。私が原作者なので、それはもうやりたい放題です(笑)」「長きにわたる撮影ですが、キャスト、スタッフとともにあたらしい映画を探し求めて行きたいと思います」とコメントを寄せた。(C)2016「永い言い訳」製作委員会
2015年08月19日『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、第153回直木三十五賞の候補作となった自身の書き下ろし原作を映画化する『永い言い訳』。このほど、本作の主演に、現在公開中の『日本のいちばん長い日』で昭和天皇を演じている本木雅弘が決定。ミュージシャンの竹原ピストルと深津絵里らと共演を果たし、2016年秋に公開されることが決まった。長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)。夏子との間にはもはや愛情と呼べるものはなく、悲しみを“演じる”ことしかできない幸夫は、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親・大宮陽一(竹原ピストル)と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は自分でも理由がわからぬまま、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る…。家族を突然失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人と人の“別れと出会い”を、「ゆれる」や『ディア・ドクター』のアナザー・ストーリー「きのうの神様」など、自身の映画作品から派生した小説で高い評価を得てきた西川監督らしい、鋭く、厳しくも優しい眼差しで描き出す本作。“津村啓”というペンネームでテレビのバラエティなどでも活躍する、主人公の人気小説家の衣笠幸夫を演じるのは、自らが企画し、第81回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した『おくりびと』(’08)以来、実に7年ぶりの映画主演となる本木さん。『日本のいちばん長い日』での昭和天皇役が絶賛され、9月12日(土)公開の『天空の蜂』ではテロリストと戦う原発設計士を演じることでも話題となっている。まさに名実ともに日本の映画界を代表する俳優の本木さんが、西川監督の原作小説と脚本、そして主人公・幸夫のキャラクターに「自分のようだ」とほれ込んで、出演を快諾。「女性監督にお世話になるのは初めてですが、すでに春編、夏編の撮影を終え、監督の的確な指示に答えるべく鞭打たれた興奮から抜けられず、少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています」と、監督との相性のよさを実感している様子だ。また、本木さん演じる幸夫と同じように、事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役には、ミュージシャンの竹原さん。俳優としても、熊切和嘉監督作『海炭市叙景』や松本人志監督作『さや侍』などで鮮烈な印象を残し、今回の大役を射止めた。突然のバス事故で亡くなる幸夫の妻・夏子役には、本木との共演は、「最高の片思い」(’95/CX)以来、実に21年ぶりとなる深津さん。さらに、陽一の子ども・真平と灯役に、オーディションで抜擢された藤田健心と白鳥玉季。陽一の妻・ゆき役に堀内敬子が決定している。<本木雅弘コメント全文>おそらく誰もが、小説「永い言い訳」を読むと、内視鏡で心の奥を覗かれたような恥ずかしさと共に、これは自分のことが書いてある! と、思うでしょう。そして、“愛するべき日々に愛することを怠ったことの代償は小さくない”…という言葉を噛みしめることになるのです。西川さんは、小説と映画は別物、切りはなして考えていると仰っていますが、自分は、この小説の味わいに翻弄され悦びを得たひとりとして、読者の期待も裏切らない作品に仕上げたいという思いで努力しています。女性監督にお世話になるのは初めてですが、すでに春編、夏編の撮影を終え、監督の的確な指示に答えるべく鞭打たれた興奮から抜けられず、少しの毒と、温かみのある西川演出にハマっています。妻役の深津絵里さんとは21年ぶりの共演になり、年を重ねても変わらぬ透明感に神秘を感じています。陽一役の竹原ピストルさんは、役以前に原石としての人間力が上等過ぎて嫉妬するばかりです。加えて、子役の2人の眩しい存在感にモ~タジタジです。いずれにしても、映画として何処に辿り着けるかは未知ですが、この物語は、僕が演じる幸夫だけのものではなく、いびつで、愛おしい、自分達に向けられた人間讃歌なのです。皆様、ぜひ期待して完成をお待ちください。<西川監督キャストへのコメント>本木雅弘さんは、映画を志したころから「いつかは」という思いを寄せていた人でしたが、会ってびっくり、恐ろしいほどこの物語の主人公に酷似しているのです。この人しかいない、と思いました。しかし本木さんがこの作品にかけてくれているまっすぐでひたむきな愛と真摯さは、日々私たちのこころを支えてくれています。深津絵里さんにお願いしたのは、姿を消しつつも、物語の中心に在り続けなければならない、難しい役です。物言わぬ遺影の中に、観る人が彼女について様々に想像し、そしていくら想像しても、手の届かない「x」が残り続ける。それを少ないシーンで体現できる俳優は、深津さん以外にないと思ったからです。撮影のたびに、大変な解釈力に絶句させられ、舌を巻いています。竹原ピストルさんはご本人の歌の強さそのものの、他に侵されることのない「たましい」のようなものをお持ちだと感じます。そして、本木さんとの並びのいびつさと言ったら!これは他のどんな俳優とも成立しない組み合わせだと思いました。絶対に交わるはずのなかったの人同士が交わってしまう話を、ゼロから作れる気がしたのです。『永い言い訳』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日7月17日(金)よりスタートするTBSドラマ「表参道高校合唱部」に、新たに高校教師役として神田沙也加が出演することが決定した。本作は合唱が大好きな女子高生・香川真琴(芳根京子)が廃部寸前の合唱部を立て直し、歌の力でミラクルを起こすという青春ストーリー。合唱部の生徒役には、1,000人のオーディションから選抜された「次世代のスターたち」をキャスティング。さらに合唱部顧問の音楽教師役には、ミュージカル「ファントム」主演や現在上演中の「エリザベート」トート役で活躍するほか、映画『シンデレラ』日本語版声優としても話題の城田優が出演する。このたび、新たに出演が決定した神田さんが演じる高校教師・瀬山えみりは合唱部の副顧問であり、主人公の担任であるという物語のキーパーソン。神田さんはミュージカル「Into the Woods」(赤ずきんちゃん役)、「赤毛のアン」(アン・シャーリー役)、「レ・ミゼラブル」(コゼット役)など数多くの舞台で大活躍し、2014年にはディズニー映画『アナと雪の女王』日本語吹き替え版にアナ役として出演。その歌声で大勢のファンを魅了したことも記憶に新しい。今回は“合唱”がテーマとなっているこのドラマの中で、彼女の美声を聴くことができる点も大きな見どころとなっている。神田さんは2003年に今回のドラマと同じ金曜ドラマ枠で放送された「ヤンキー母校に帰る」で生徒役として出演して以来、連続ドラマの出演は実に12年ぶりにとなる。さらに教師を演じるのも初めてのこと。今回の役柄は、合唱部の副顧問でありながら部活動は勤務時間外のボランティアと考え、廃部にも無関心という面倒なことを避けるいまどきの女性。コメディ要素も持ち合わせ、ドラマ全体の華となる役割を担う。神田さんは「ここ何年かは舞台出演が中心でなかなか連続ドラマに出演する機会がありませんでしたが、『合唱』がテーマのドラマだと伺って興味を持ちました。もちろん緊張していますが、『合唱』という題材なのでアウェイ感なくやれのではないかと思い出演を決めました」と明かす。さらに、役柄だけでなく、バックステージでも歌の練習や指導を生徒役のキャスト陣にしてほしいというリクエストをプロデューサーから受けているそうそうで、「歌うシーンの撮影では、城田さんも生徒たちに本当に指導しているんです。その姿を見て、私が持っている情報の中で役立つと思うことを生徒たちにアドバイスして、声楽指導をしていこうと思いました。初めての経験ですが、それを通して、私も一緒に伸びていけたらいいですね」と本作に対する意気込みを語った。加えて、ほかキャストも実力派が揃った。真琴の父親で、合唱大好き一家の家長・香川雄司役にはミュージカル「TALK LIKE SINGING」や「オケピ!」など数多くの舞台に出演し、ミュージカル「雨に唄えば」で第4回読売演劇大賞男優賞も受賞している川平慈英を筆頭に、第33回菊田一夫演劇賞を受賞し、三谷幸喜作品にも多数出演している堀内敬子、真琴の祖父・原田万歳役には平泉成、表参道高校の校長で、過去には合唱部の顧問として真琴の両親を指導していたという大曽根徳子役を高畑淳子が演じる。高畑さんも日本のシャンソンの祭典「パリ祭」に出演し歌を披露したり、ミュージカルに出演するなど、歌にはなじみ深い。神田さんをはじめとする、勢ぞろいした“歌える役者”陣にも注目だ。金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」7月17日より22時~よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日「EXILE」のAKIRAを主演に、消防・防災のリーダーとして活躍する“消防団”を舞台にしたドラマ「HEAT」。先日、AKIRAさんの上司役に「SMAP」の稲垣吾郎が出演することが決定した本作だが、この度、追加キャストとして、田中圭、菜々緒を始め、総勢10名の豪華俳優陣の出演が決定した。主人公・池上タツヤ(AKIRA)は、日比野仁(稲垣吾郎)が社長を務める不動産会社「クローバー都市開発」の社員で、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として幸多市に目をつける。用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して幸多市の消防団第十一分団に入団するタツヤ。そこで出会ったのは、安住咲良(栗山千明)を始めとした個性豊かな消防団員たちと、消防士・合田篤志(佐藤隆太)。消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきたタツヤにとって、消防団の活動は理解できないことばかり。おまけに彼女たちは、地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩む集団だった。そんな咲良たちを見下すタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する消防団に接し、またライバル視する合田と共に災害に直面する中で、「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく…。今回出演が決まった田中さんが演じるのはAKIRAさん演じる主人公・池上タツヤの同僚・濱田直紀。甘いマスクの裏に相手を出し抜く狡猾さを持つ男で、タツヤとは別の候補地での都市開発計画を推し進めるライバルだ。一方、菜々緒が演じるのは経営コンサルタントとして活躍する才女・結城エリ。タツヤとは友だち以上恋人未満の関係で、豊富なコネクションを駆使してタツヤを陰で支えるビジネスパートナーだ。そのほか佐藤さん扮する消防士の隊長・合田篤志を慕う部下・白石徹を注目の若手俳優・工藤阿須加、井出卓也、小芝風花が出演する。ライバル役となる田中さんは「AKIRAさんや稲垣さんと対峙するシーンを重ねていって、濱田という人物像を作り上げていきたいですね。視聴者の皆様から、濱田の姿がある種ビジネスマンとして格好よく映ればいいと思います。あとは濱田が火事や事件に巻き込まれないことを祈っています(笑)」と自身の役柄について語った。菜々緒さんは「エリは自分が与えた情報を利用してタツヤが仕事をしていく様を、面白がっている女性です。ただし、魅力を感じなくなるとターゲットを変えて面白いことをしようとするトラブルメーカーのような存在でもあります。回を追うごとに変化していくタツヤとの関係をしっかり演じていきたいですし、エリがどんなことをしでかすのか楽しみにご覧いただきたいと思います」と見どころを語った。また栗山さん演じる安住咲良がリーダーを務め、タツヤが入団する幸多市消防団第十一分団、通称「ショボショボ団」の個性豊かな5人の団員に、菅原大吉、堀内敬子、正名僕蔵、劇団EXILEの鈴木伸之、吉沢亮が集結している。「HEAT」は7月より毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日10年の時を超え復活を遂げた「ショムニブルー」女優の江角マキコの代表作としても知られる、フジテレビ系ドラマ「ショムニ」。7月スタートの新連続ドラマとして、10年の時を超え復活することが決定し、注目を集めているが、その「ショムニ2013」メンバーの制服姿がお披露目された。そのスタイルは、ドラマを印象づけた、白のブラウスに爽やかブルーのベストとタイトミニなスカートという、かつての制服をそのままに採用したもので、美脚を大胆に見せる、一世風靡の「ショムニブルー」再来となっている。新メンバーもテンションアップ!新「ショムニ」となる「ショムニ2013」では、江角が演じる、破天荒でものを言うときは常にズバリな主人公のOL・坪井千夏以外は、すべて新メンバー。ベッキーや本田翼、安藤サクラ、森カンナ、堀内敬子と、いずれもフレッシュでスタイル抜群、多彩なキャラクターが顔をそろえている。当初は制服を新たにする案もあったが、いくつか試着すると、やはり同じ制服がしっくりくると、江角や制作陣で変えないという選択肢で満場一致。新メンバーも、10年前の作品そのままの制服に「これが着たかった!」と、テンションも最高潮に喜んでいたという。江角も袖を通すと「千夏キターッ!」と完全復活にスイッチが入ったそうだ。江角によれば、彼女の制服は10年前に比べると、スカート丈が2、3cm長く、7号から9号になっているのだそうだが、ピタッとしっくりきている感はばっちり。変わらぬ美脚もまぶしい。新たなメンバーで幕を開ける「ショムニ2013」は、フジテレビ系で7月10日スタート、毎週水曜日22:00~の放送(初回は15分拡大予定)。理不尽さに立ち向かう痛快なストーリーはもちろん、彼女たちの制服姿・美脚ぶりにも注目してみたい。【参考リンク】▼とれたてフジテレビ「ショムニ2013」(画像あり)▼「ショムニ2013」オフィシャルサイト元の記事を読む
2013年06月06日学園に伝わる伝統の行事“白ふん流し”の復活を目指すふんどし部の面々の奮闘を描いた舞台『押忍!!ふんどし部!』のテレビドラマ化が決定、2013年4月よりテレビ神奈川がオンエアする。原作は、細川徹の脚本、河原雅彦の演出で2010年11月に初演。奇想天外な設定、舞台狭しと熱のこもった演技、歌、そしてダンスが繰り広げられるアグレッシブなパフォーマンスが話題となり、今年1月には再演も果たしている。ドラマ版では、主人公富永一郎太役にドラマ初主演となる白洲迅をはじめ、イケメン俳優がずらり顔を揃えるほか、神出鬼没のふんどし部OB・車先輩役に古田新太、学園理事長役に堀内敬子が出演する。ドラマは全12話。また、舞台の再々演も決定しており、同じく白洲迅主演で、来年2月6日(水)より東京・CBGK シブゲキ!!で上演。さらに、TVドラマ化&再々演決定を記念して12月21日(金)・22日(土)に同劇場でイベントも開催する。■DANCE&MUSIC 熱血学園ドラマ『押忍!!ふんどし部!』2013年4月放送予定。全12 話/30 分出演:白洲 迅、川原一馬、上山竜司、海老澤健次、坂口涼太郎、君沢ユウキ、冨森ジャスティン、金井成大、加藤 諒、奥村佳恵、清水宏、小松利昌、田鍋謙一郎、堀内敬子、古田新太ほか■熱血学園ミュージカル cube neXt『押忍!!ふんどし部!』2013年2月6日(水)~11日(月・祝)劇場:CBGK シブゲキ!!脚本:細川徹監修:河原雅彦演出:清水宏出演:白洲迅、川原一馬、海老澤健次、君沢ユウキ、加藤諒、坂口涼太郎、冨森ジャスティン、金井成大、広瀬諒人、明樂哲典、田鍋謙一郎、清水宏、シルビア・グラブ■『押忍!!ふんどし部!』TVドラマ化&再々演決定記念 2日間連続イベント12月21日(金)夜「おすふんMerry X’mas~マジかよ、ドラマ化ぁ!?~」12月22日(土)昼「おすふんMerry X’mas~再々演もやっちゃうぜ!!~」劇場:CBGK シブゲキ!!出演者:未定
2012年11月13日人気演出家のG2が作・演出を務め、舞台や映像作品の音楽で評価の高い荻野清子が作曲を手がける新作ミュージカル『Bitter days,Sweet nights』が8月に初演される。物語は、愛する妻・フユコを亡くして失意のどん底にあるカメラマン・ミノルが、フユコに瓜ふたつの妹・ナツコと出会い、展開するドラマだという。ミノル役を演じる橋本さとしとナツコ役の新妻聖子に、現在の心境を訊いた。『Bitter days,Sweet nights』チケット情報ふたりはともに陰影に富んだ劇的な役柄をこなす演技派だが、インタビュー中は和気あいあいとした雰囲気。「心に傷を負ってもがき苦しんでいる人間を演じるのって、大変だけれど好きなんです。今回はそこにコミカルな要素も入るようで、笑いによって切なさがひと際浮かび上がるかたちになるでしょうね。聖子ちゃんも普段は明るいけど板の上では……」と橋本が話題を振れば新妻も「はい、私も実生活は面白いんですけど不幸な役を演じることが多く、ラストの死亡率は7割ほど(笑)。今回どうなるかは、観てのお楽しみです!」と応じる。また、新妻がG2から聞いた「既存の作品以上に、ふたりを輝かせる作品が書けると思ったから」という今回のオリジナル・ミュージカル上演の経緯に、橋本は「おお!そうなのか!!」と初耳の様子ながら「共演の堀内敬子さん、白洲迅さんを含め、このスタッフ&キャストだから不安はありません。前向きな気持ちです」と意気込んだ。大型ミュージカルでも活躍する出演陣が、CBGKシブゲキ!!というコンパクトな空間で歌い演じるのも大きな話題だ。橋本は「シブゲキは客席数が242席。お客さんは細かい表情まで見逃さないでしょうし、こちらも客席の空気を至近距離で感じるわけですから、緊張します。気になるのは、僕の顔のサイズに合うかどうか。もともと僕は小劇場出身ですが、当時の共演者に比べ、今回は自分以外の皆さんが小顔なのでね」とおどけてみせ、新妻は「そんな!(笑)。私も、小さな劇場は、現代劇やひとり芝居で経験していますが、ミュージカルでは初。日本人の役でのミュージカルも初めてですから、どんな発見があるか、楽しみでなりません」と声を弾ませる。『Bitter days,Sweet nights』というタイトルについては「ビターな昼とスイートな夜。対比的な世界ですよね。ミュージカルというとファンタジックになりがちだけれど、この作品は人間的なドラマになりそう」(橋本)、「イメージビジュアルも“情熱の赤”と“冷静の白”といった感じ。大人っぽいテイストになるのではないかと思います」(新妻)とそれぞれ印象を語った。文字通り、ほろ苦さと甘さが複雑に入り交じる、洗練された大人のミュージカルとなりそうだ。公演は8月2日(木)から11日(土)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演する。チケットは6月9日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあではWEBの抽選先行・いち早プレリザーブを5月28日(月)まで受付中。その後、プレリザーブを5月26日(土)から31日(木)まで受付。取材・文:高橋彩子
2012年05月25日赤塚不二夫の人気コミックを、綾瀬はるかと岡田将生共演で映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』に登場する鏡の精を香川照之が演じ、ほか谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史に加え、堀内敬子、内田春菊、肘井美佳、柿澤勇人、子役の吉田里琴が出演することが発表された。その他の写真漫画『ひみつのアッコちゃん』は、小学5年生のアッコちゃんが鏡の精からもらった魔法のコンパクトに“テクマクマヤコン…”と呪文を唱え、様々な人物に変身して事件を解決する物語。原作誕生50周年記念作品として製作される本作は、10才のアッコちゃん(吉田)が22才の女性(綾瀬)に変身して大手化粧品会社で働き、エリート社員・尚人(岡田)との恋や仕事に奮闘する姿を描く。鏡の精はアニメ版では女性だったが、原作の設定では黒色のスーツにサングラスとソフト帽を身につけたスパイのような風貌の男であることから、本作では香川がその役柄を演じることが決定。ほか、谷原は尚人の会社の専務役、吹石はその同僚のキャリアウーマンでアッコちゃんの恋のライバル役、大杉は尚人の会社の前社長役として出演。もたいと鹿賀は物語の鍵を握るキーパーソンとして登場する。原作やアニメ版では見られなかった、大人の女性に変身したアッコちゃんの活躍が期待できそうだ。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)全国ロードショー
2012年04月12日今年、誕生50周年を迎える漫画家・赤塚不二夫の代表的少女マンガ「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかを主演に実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月より公開となる。このほど、アッコちゃんこと主人公・加賀美あつ子を取り巻く超豪華キャストが意外な役どころと共に明らかとなった。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始されて以来、少女たちの“大人の女性になりたい”という女子願望を突く内容で人気を集め、3度もテレビシリーズとして放送された名作の待望の映画化。10歳の女の子・加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。アッコちゃんの恋の相手を岡田将生が演じることも話題を集めたが、今回、発表された新たなキャストたちも人気・実力を兼ね備えた一癖も二癖もある俳優たち。アッコちゃんと運命的な出会いを果たす尚人(岡田さん)が勤務する大手化粧品会社の専務には谷原章介、アッコちゃんの恋のライバルとなるOLを吹石一恵、会社の前社長に大杉漣が扮することに。さらに、今回の発表で最も衝撃的な配役となったのが、アッコちゃんに魔法のコンパクトを授ける“鏡の精”。原作漫画にしか登場しないこのキャラクターに選ばれたのは名優・香川照之!原作のキャラクターそのまま…いや、このビジュアルをご覧いただければ分かる通り、サングラスとタキシードで渋みを増しての仕上がりとなっている。このほかにも堀内敬子(あつ子の母親役)、吉田里琴(10歳のあつ子)、内田春菊(総理夫人役)、塚地武雅(守衛役)に加え、もたいまさこと鹿賀丈史が物語の重要な鍵を握るキーパーソンとして出演するとのこと。この錚々たるキャスト陣が、劇中でどんな化学反応を見せてくれるのか?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会■関連記事:“綾瀬はるか版”『ひみつのアッコちゃん』ポスター&特報が解禁!綾瀬はるか主演で「ひみつのアッコちゃん」映画化!初恋相手役に岡田将生
2012年04月12日日本ラグビーフットボール協会は3月28日(水)、女子7人制ラグビー日本代表チームのヘッドコーチに浅見敬子が就任することを発表した。「東京セブンズ 2012」開催情報浅見は日本体育大学でスクラムハーフ・スタンドオフとして活躍。その後、2002年女子ラグビークラブPHOENIX(フェニックス)設立に参加し、同年行われた女子ラグビーW杯スペイン大会には全4試合に出場した。2007年から女子15人制日本代表コーチ、2011年から女子7人制代表コーチを歴任。今年4月1日からヘッドコーチとしてフルタイムで代表チームの強化にあたる。当日は3月31日(土)・4月1日(日)に開催の「東京セブンズ 2012」で行われる女子エキシビションマッチに参加する選抜選手28名もあわせて発表。選抜された鈴木彩香(横濱ラグビーアカデミー)と山口真理恵(Rugirl-7)はそれぞれ、「最高のパフォーマンスをお見せしたい」(鈴木)、「ひとりひとりの努力が実を結ぶよう頑張る」(山口)とアピール。これに対し新ヘッドコーチの浅見は「新たな選手を発掘すべくセレクションをかねてエキシビションマッチに臨みたい」と意欲的に語った。■HSBC セブンズワールドシリーズ 東京セブンズ 20123月31日(土)9:30~予選プール/24試合4月1日(日)9:00~決勝トーナメント/21試合会場:東京・秩父宮ラグビー場※国内女子エキシビションマッチは第1日目の3月31日(土)開催
2012年03月29日雑誌「CanCam」「AneCan」の専属モデルを経て、現在は映画コメンテーター・モデルとして、雑誌、TV、CMなど幅広く活躍する堀内葉子さん。シネマカフェの「Life is like a movie」で映画にまつわるブログも連載するなど映画好きな一面も披露している。そんな彼女が「2011年の一番の感動作!」「涙をこらえるのに必死だった…」と絶賛するのは、ハリウッドきっての色男ヒュー・ジャックマン主演、スティーブン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキス製作総指揮という最強コラボで贈る『リアル・スティール』だ。ロボットが登場する男性向きの映画と思われがちだが、実は女性の方がハマってしまう見どころが満載!「女性にこそ観てほしい」と、堀内さんを虜にした『リアル・スティール』の魅力とは──。「『リアル・スティール』は、今年観た中で一番興奮したって言っても大げさじゃないくらい、それほど興奮しましたね。ものすごくアドレナリンが出た映画!でも、観る前はこんなに感動するとは思わなかったんです。スポーツ映画やアクション映画はもともと好きだけれど、ボクシングみたいな格闘技って(観ていて)痛そうじゃないですか?だからあまり得意ではなくて…。それに、ロボットがメインのエンターテインメント?というイメージが強かったので、ほんと意表を突かれました」。映画を観た直後ということもあり、言葉一つ一つが熱を帯びている。堀内さんが「興奮した」というのは、高性能ロボットたちの闘いのこと。『リアル・スティール』は、人間の代わりにロボットたちが死闘を繰り広げる時代が舞台。最先端テクノロジーを駆使した驚異のロボット格闘技が次々と映し出される。「スピルバーグが製作総指揮ということで、彼がプロデューサーならきっと…という、作品に対する期待が大きかったのは確かですが、ここまでスケールが大きいとは思っていなくて。おまけにスケールが大きいだけでなく、敵陣の女性のファッションが素敵だったり、試合前のマックスくん(ダコタ・ゴヨ)のダンスがとってもかわいいんですよ!父と子の絆にも感動しましたね」と声を弾ませる。そして「すごくダメな父親だけど…」と堀内さんが愛しい眼差しを向けるのは、ヒュー・ジャックマンが演じるチャーリーというキャラクター。仕事も夢も失い、ロボット格闘技のトレーナーとして生計を立てる元ボクサーのチャーリーは、自分の夢のために恋人を捨て、その恋人が事故で亡くなっても息子を引き取ることもしない、かなりのダメっぷりキャラ。けれど、期限付きの息子・マックスとの暮らしのなかで、徐々に自分にとっての本当に大切なものに気づいていく。親子の絆、男同士の友情に深く心を動かされたのだと言う。「ヒュー・ジャックマンは女性にモテモテの男性という感じで、ダメなお父さんというイメージはないですよね(笑)。そんな彼が今回のチャーリーのような、とても味のある役を演じているのがいいですね。チャーリーはたしかにダメなお父さんだけど、格好つけずに自分をありのまま出しているところは(人間的に)魅力的だし、そういうお父さんの本質を息子のマックスくんも見抜いて、心を開くんだと思うんです。また、そういう男性を女性なら誰でも支えたくなるもの。だからベイリーの気持ちもよく分かる。映画を観ながら、もしも自分がベイリーの立場だったら…って、重ね合わせてしまいましたから(笑)。支えたいと思う人って、自分にはない何かを持っている、それが魅力でもあるんですよね」。人生に挫折した男の再起、そのきっかけとなる息子の存在、支え続ける女の愛──女性が涙する絶妙なポイントを捉えている映画というわけだ。さらに、デートムービーとしてもおすすめだと大プッシュ。「私、スポーツものアクションもののほかに絶対に観に行ってしまうのがラブコメなんです。ただ、ラブコメって、女性にとって外せないけれど男性にとっては微妙なラインだったりして(苦笑)、男女一緒に観るのはなかなか難しいジャンルでもありますよね。そういう意味では『リアル・スティール』は女性も男性も楽しめる映画。この映画観たいんだけど…って言ったら、きっと男性はこういうロボットもの、アクションものの映画を女の子も観たいんだ!って喜んでくれると思うんです。だからデートにおすすめ!私ももう一度観に行くとしたら、好きな人と観に行きたいです!」大好きな人と感動を共有できる映画は、きっと想像以上の幸せ感を運んでくれるはず。そして、そのときに感じた幸せは一生、記憶に残るはず──。(text:Rie Shintani)■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:天海祐希インタビュー女性が憧れる女性の「理想の女性」とは?父子の絆に感涙必至!『リアル・スティール』レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待全米堂々の1位で初登場『リアル・スティール』予告編映像が到着!天海祐希、セクシーな黒ドレスでH・ジャックマン最新主演作のプレミアに登場スピルバーグ×H・ジャックマン『リアル・スティール』試写会に5組10名様ご招待
2011年11月25日NHKの人気バラエティ番組を映画化した『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』が11月3日(祝・木)に公開初日を迎え、主演の小池徹平に生瀬勝久、沢村一樹、堀内敬子、入江雅人、山西惇、八十田勇一、吉田照幸監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。サラリーマンを題材にした異色のコント番組を映画化した本作。業界第5位のビール会社に就職した新入社員が、個性的な上司たちと共にNo.1シェアのビール開発に挑む姿を描く。今回の劇場版からの参加となった小池さんは、TVシリーズのレギュラーメンバーに囲まれて「いまでもこのメンバーの中にいるのが不思議です」。撮影の初日をふり返り「(沢村さん演じる)川上くんの勢いに圧倒されました」と語った。これまで何度か試写会での舞台挨拶は行われてきたが、ついに初日を迎え、生瀬さんも「感慨深い」と笑顔。「これまで(の試写会)はタダで来たお客さんということで僕も『別に…』としか言ってなかったんですが(笑)、今日のお客さんはお金を払って観に来てくれたということで素晴らしい!」と本音トークで会場の笑いを誘った。その生瀬さんとの“確執”がたびたび伝えられてきた沢村さん。山西さんからは「映画の撮影のときはちょっと雪解けがあったんだけど、今日はまた緊張感が…」という説明が。沢村さんが「今日、まだ生瀬さんと目を合わせてませんから」と言えば、生瀬さんは「一緒に出てるコントないでしょ?まあこういうとこで言うことじゃないから」と何やらキナ臭さを感じさせる発言で会場を沸かせた。堀内さんは小池さんについて「本当にかわいいので子供にしたい」と語れば、八十田さんは現場で小池さんが「(女性のタイプは)『年上の人がいい』と言ってました」と暴露し会場はどよめいた。生瀬さんが「また次につながっていけば」と続編をほのめかすと会場からは大きな拍手がわき起こった。さらに生瀬さんは「小池くんもレギュラーで出ていただければ」とオファー。共演陣からの「そんな簡単に?」という言葉に「いいのいいの。ほとんどおれが決めてるから」とあっさり。この日は“じゃんけんの女王”篠田麻里子は欠席となったが、生瀬さんは急遽、次作の主役をじゃんけんで決定することを提案。壇上のキャスト陣で本当にじゃんけんが行われ、入江さんが見事に勝ち抜きガッツポーズ。「(地元の)博多ロケをしてほしい」と監督に希望を伝えていた。残念ながら早々に敗退した小池さんはそれでも「参加ができれば」と次作への出演を希望。一方で沢村さんは「これを機に三谷幸喜さんの作品に…。もう未練はないです」、生瀬さんは「おれも『カイジ3』があるかもしれないし」と主力2人があっさりと脱退を表明し、ファンを嘆かせていた。『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は全国にて公開中。■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:小池徹平×生瀬勝久インタビュー『サラリーマンNEO』は日本の縮図?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】郷ひろみ「僕にしかできない」オレンジのスーツで登場!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ痛快大逆転コメディ『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』試写会15組30名様ご招待
2011年11月04日