かつての人気番組、「トリビアの泉」の調査によれば、理髪店に置かれている漫画第1位は、「ゴルゴ13」という結果であった。連載は40年以上続いており、単行本はすでに160巻を超える大人気漫画である。なぜここまで支持されるのかといえば、殺し屋である主人公・ゴルゴ13ことデューク東郷の、その徹底した仕事への向き合い方が共感を呼ぶからにほかならない。そこで、ゴルゴ13から学ぶ、現代のビジネスシーンでも役立つ仕事術について、「99%失敗しない『ゴルゴ13』流プロフェッショナルの流儀」の著者である鏑矢光和氏に話をうかがった。■時間厳守は仕事を完ぺきに遂行するため!「時間厳守はビジネスマンにとって当たり前のことのように思われますが、ゴルゴの場合、それは並の正確さではなく、秒針にいたるまでピッタリとその場に現れます。しかし、実はゴルゴは約束の時間のはるか前に到着していて、相手の様子を観察しています。自分に有利に事が運ぶよう、周囲の状況を徹底的に調べあげているのです。現代のビジネスシーンに置き換えて言うのであれば、商談やプレゼンを余裕をもって進められるように、徹底して情報収集を行うのと同じこと。そしてそれは、自分の才能を最大限に発揮するために必要なことと言えるでしょう」(鏑矢氏)時間を守るということは、相手に貸しを作るのを避けるだけでなく、自分に降りかかり得るマイナス要素をできる限り排除し、仕事を完ぺきに遂行するための準備期間を設けるということにもなるようだ。■自己流のルールを相手にも押し付ける!「ゴルゴは自分の絶対的なルールを持っていて、それを仕事の依頼主にも強制します。まず、ゴルゴは正体のわからない相手からの依頼は絶対に受けません。相手の素性や依頼の背景を知っておかなければ、現場でも臨機応変な対応が困難となり、仕事を完ぺきに遂行できなくなるからです。さらに、ゴルゴは情に流されることも決してありません。一夜をともにした女性や、恩を受けた相手ですら、ルールに従わない様であれば射殺してしまいます。ビジネスにおいて、情の介入は禁物であるということを徹底して貫いているのです」ビジネスマンとして、時に非情な判断を下さなければならない場面も必ずある。もしそこで、一時の情に左右されるような行動を取れば、後に大きな被害をこうむることになりかねないのだ。■何をするにもまずは体が資本「完全無欠のゴルゴも、24時間年中無休で、臨戦態勢でいるわけではありません。仕事に対するオンとオフの使いわけが明確であり、休暇をしっかり取ることで、仕事に対する集中力もアップさせています。また、ゴルゴは自分の健康管理にも余念がありません。体が思うように動かなければ、満足のいく仕事ができないからです。完ぺきな肉体を維持するために、診療設備を満載した診療船で、人間ドックを受けたりもしているのです」やはり、何をするにもまずは体が資本である。強靱(きょうじん)な体を持つゴルゴでさえ、入念なチェックは欠かさない。ゴルゴの、仕事への徹底した向き合い方。そんなプロフェッショナルな姿勢こそ、読者を強く引きつけるところであり、一流ビジネスマンになるために必要不可欠な部分であるに違いない。鏑矢光和1956年生まれ。東京大学文学部卒。作家、劇作家、コミック研究家。出版社勤務を経てフリーとなり、歴史ものを中心に小説や劇画原作などの執筆活動を行う。主な著書に、「ドキュメント日蓮竜の口法難の一日」(第三文明)、「KAZE 魔雲関ヶ原の巻」(徳間書店)など多数。(OFFICE-SANGA 塚田牧夫)
2013年01月07日「塚田さん、料理のできるブスと料理のできない美人に同時に告白されたら、どっちと付き合いますか?」会っていきなりこんな質問を投げかけてきたのは、都内の某大学に在籍する女子大生M子。少々戸惑い気味な筆者を尻目に彼女はしゃべり始めた。■野菜の切り方がわからない女子は門前払い!?「バーベキュー合コンをやったんですね。私、ネギを切るように言われたので、薬味のネギを一生懸命思い出して切って出したんです。そしたら男子からも女子からも、これじゃ、網から落ちて焼けないじゃんとあきれられちゃって。もちろん、その日は出会いゼロ。調理の手際が良かった女の子がもてはやされていました。私なんかよりもかわいくないのに。料理ができるほうがモテるんですかねぇ」それを受けてすかさず、「いや、俺はそんなの関係なく、M子ちゃんをまるごと愛せるけどな」と答えたところ、「お断りします。というか、実際料理ができたほうがいいのか、まじめに聞いてるんですけど!」と一蹴されてしまった。かなり鬼気迫る様子で詰め寄られたので、恋愛経験など皆無に等しい筆者が答えられる問題ではないと判断。恋愛と料理を絡めた連載を多数執筆している、料理研究家のオガワチエコ氏に丸投げしてみた。彼女なら、的確なアドバイスをくれるのではないか。■料理なんかできなくてもモテはする。でも……。「年を重ねてもその美ぼうを保つことのできる女性でなければ、料理はやっておいたほうがいいですよ。今は若く、実家暮らしかもしれないけど、これからあっと言う間に年をとります。親も老います。ひとりで生きていくにしても、パートナーと生きていくにしても、食事は絶対欠かせないものですから、モテる・モテない以前に、ある程度身につけておくべきです。最近の男性は特に慎重なので、先のことも視野に入れて恋愛するはず。そんな中で、ネギも適切に切れない姿を見せられたらドン引きしてしまうのは当然でしょう」(オガワ氏)同じ女性だからか、それとも彼女のキャラなのか、なんとも辛辣なアドバイス。しかしこれは、女性からすれば「ただしイケメンに限る」と同じ理論かもしれない。では、一般の男性たちはどう思っているのだろうか?■僕たちのメシマズ女との恋愛失敗談知人やSNSから、料理ができない女性との恋愛談を募集した。すると、美人と付き合えたというのに、料理ができないことで破局するカップルが多いことが判明。その一部を紹介しよう。「会社で一番美人と評判の女性と付き合ってたことがあります。最初はいろいろなお店に行って、おいしい食事と彼女のかわいさにいつもより酔いもまわる、というものでした。結婚を考え節約に励むため、おうちデートに移行したのですが、それからがダメでした。苦手なりに頑張ってくれるかと思いきや、高級デパートのお惣菜ばかり。結局、外食とあまり変わらず、喧嘩の末にこちらから別れを告げました」(佐々木さん・31歳・通信会社勤務)「見た目がタイプで付き合った彼女が、みそ汁も作れないということがわかり、深い関係になる前にソッコーで別れた。その後、タイプではないけど料理上手な女性に告白され、迷いながらも付き合いましたが、結婚するなら彼女だと思っています」(小野寺さん・27歳・デザイナー)「"料理は苦手だけどキャラ弁作りは得意!"という彼女がフットサルの試合にお弁当を持参。ここまでは良かったのですが、時間をかけてベタベタと手で触ったあとに炎天下に数時間放置されたお弁当は、もはや食べ物のにおいではなくなっていました。無理して食べましたが、その後傷つけないようにフェードアウトさせてもらいました」(盛岡さん・36歳・医師)上記のコメントからもわかるように、モテたい・幸せな結婚をしたいと願うならば、やはり料理はできたほうが良いようだ。これをM子に伝えたところ、料理の勉強をがんばると張り切っていた。彼女が料理を習得したころに、筆者はもう一度アタックをかけようと思っている。そのときには、M子のモテ度がアップし、さらに相手にされなくなりそうだが。取材協力:料理研究家・オガワチエコ塚田牧夫)
2012年09月29日銀座に佇む一見なんの変哲もないバー。銀座の中心地と新橋寄りに2店舗あるそこが、ナンパスポットとして最近アツいらしい……。というウワサを聞きつけ、40代にして未だ独身、しかも彼女なしの筆者は、居ても立っても居られなくなり、すぐさま店のドアを開けた。このときは半信半疑だったのが、ウワサは本当だったのだ!■いたって真面目な客層だが、ナンパに成功!ナンパが簡単に成立するという響きから、金目当てのギャルや下心満載のチャラ男が多いのかと思いきや、店内は清楚なOL風女性と、一般的なサラリーマン男性が多数。しかもこんな筆者でさえ、2時間後にはウワサ通り、カワイコちゃんのメアドをゲットすることに成功したのだ。「こりゃすごい!」と感激すると同時に、どうしてこんなに簡単にナンパができるのか不思議になった。後日、食に絡めた恋愛コラムでこの店を取り上げたことがあるという料理研究家のオガワチエコ氏を連れて行き、なぜこのような現象が起きるのか尋ねてみた。取材中、筆者に5杯も奢らせた料理研究家、オガワチエコ氏■たったの300円でナンパのハードルを下げることが可能に「この店の料金形態と立ち飲み形式の飲食スタイルが、ナンパに結びつく大きな要因だと思います。ドリンクが一杯300円のチケット制となると、飲むたびにチケットを買いに行くのは面倒なため、多くの人がまとめて10枚くらい購入することになります。それでもたったの3,000円で済む話。懐がさみしい新社会人やお父さんたちでも気軽に一杯どうぞと女性にお酒をおごることができるんです。しかも、席など決まっていないスタンディング形式なので、店内の行き来は自由。グラスが空いている女性を見つけやすく、あちこち移動して複数の女子にお酒をおごりながら会話を楽しめたりもします。もちろん、彼女たちにも拒否権があるので、けっこうですと断られてしまうことはあるでしょう。しかし、道端で唐突にメアド教えてと言われるのとは違って、お酒をおごってくれると言うのですから、ちょっとくらい話してみてもいいかなと思う女性も多いはずです」(オガワ氏)続いて筆者は、来店は20回を超えるという派遣OLのMさんにナンパ……ではなく、銀座と新橋寄りの店舗の違いについてインタビューを行なった。常連のMさん。新橋の大手金融関連企業で派遣社員として勤務している■どちらのお店でも、一途すぎる男性は女性に嫌われる!?「2つのお店は系列店なのですが、客層がちょっと違うんです。私の感覚からすると、銀座はスーツ系のサラリーマン男性が多くて、新橋寄りはマスコミ系とか、少しくだけた雰囲気の男性が目立ちます。女性もそれに合わせているのか、新橋よりの方が派手めな印象ですね。どちらのナンパ成功率が高いかは人によって違うと思いますが、決まって言えるのは、ひとりの女性に長時間執着する男性はウザがられるということですね。女性の方もここに来るからには、いろいろな男性と会話をして交流を深めたいと思っているパターンが多いです。ネットショップを経営する私の友人も、ここで出会うたくさんの人と情報交換をして仕事に役立てているので、一途すぎる男性はちょっと遠慮したいと言っていました。1杯か2杯おごったあたりでメアドを聞いたら、ほかに移動するか、男性同士で会話するのがスマートで、モテると思いますよ」(Mさん)ビジネスの情報交換の場として利用するという手もあるこのバー、こちらもなかなか興味深い。というか、彼女持ち男性などにとっては「ナンパ目的なんかじゃない、情報交換だ!」という言い訳にも使えてとても勝手が良いのではないだろうか。ぜひ一度足を運んでみてほしい。が、詳しい場所や店名等の詳細については大人の事情があるため、「ググってね」とだけ言っておこう。取材協力:料理研究家・オガワチエコ 塚田牧夫)
2012年09月01日紀香&乾牧夫氏がツーショットで成田出発女優の藤原紀香(40)が、交際中の乾牧夫氏(43)と、婚前旅行に出発するのを写真週刊誌「フライデー(6日発売)」が報じた。フライデーによると、10月3日にツーショットで、成田空港にピッタリ寄り添うように現れ、そのまま南国のリゾート地に旅立ったという。また、乾氏は700万~800万円の婚約指輪を既に紀香に渡しているとも報じている。藤原紀香とUBS証券アナリストの乾牧夫氏との交際は今年7月、フライデーに2人でゴルフショップで買い物をする模様などを報じられ、直後に紀香の公式ブログで「いつの日か強い絆となるようゆっくりと大切に育められたら」と熱愛を認めている。これからの2人の帰国時のコメントに注目が集まる。お相手の乾牧夫氏とは?乾氏は鼻筋の通ったなかなかのイケメン。抜群のスタイルの紀香がハイヒールを履いて並んでもバランスの良い、長身でスポーツマン体形だ。六本木ヒルズ族で、投資家に役立つ情報を提供する専門家として、テレビの経済番組にコメンテーターとして出演したこともあるという。また、乾氏も紀香同様に離婚を経験しており、今度こそはじっくりと大人の恋を育み成就させて欲しい。元の記事を読む
2011年10月07日