「増元拓也」について知りたいことや今話題の「増元拓也」についての記事をチェック! (1/3)
元サッカー日本代表の本田拓也が10日、Ⅹを更新した。【画像】常勝軍団復活へ!鹿島アントラーズが新ユニフォームを発表に「誰の背番号にしよう...」「アントラーズファミリーの皆様お久しぶりです!今年からユースのコーチになりました!選手と一緒に自分自身も成長して行きますので、アカデミーの応援もよろしくお願い致します!」と綴った。神奈川県出身の本田は、3歳からサッカーを始め、鹿島アントラーズには2011年~2013年に在籍した。その後、2022シーズン限りでの現役引退を発表し、現在サッカー指導者として活動している。アントラーズファミリーの皆様お久しぶりです!今年からユースのコーチになりました!選手と一緒に自分自身も成長して行きますので、アカデミーの応援もよろしくお願い致します⚽️ — 本田拓也 (@takuyahonda14) January 10, 2025 この投稿にファンからは「お帰りなさい&ありがとうございます♪ 嬉しいなぁ〜」「未来の鹿島をお願いします!!」といったコメントが寄せられている。
2025年01月11日フジテレビアナウンサーの木村拓也が10日、公式インスタグラムを更新。【画像】木村拓也アナ、2025年初投稿で体調を気遣うメッセージ「1.10 イット!の日」と題し、番組「イット!」を象徴する日をお祝いする投稿を行った。簡潔ながらも心温まる内容に、番組への愛と視聴者への感謝がにじみ出る一枚となっている。「イット!」の日として、木村アナの投稿が番組ファンの心を掴み、さらに期待を高めている様子だ。今日の放送にも注目が集まる。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 コメント欄には「イットの日、完璧に覚えやすい!」「1月10日はイットの日ですね!楽しみにしてます✨」といった視聴者からの声が続々。「イット(1.10)が一等(1.10)」というユーモアあふれるコメントも寄せられた。
2025年01月10日フジテレビアナウンサーの木村拓也が7日、インスタグラムを更新。【動画】木村拓也アナ、新年を石川・輪島で迎える 被災地への思いを胸に黙祷「1.7 なんとんかん」と投稿し、続けて「ご自愛ください」と体調を気遣う一言を添えた。毎日の「イット!」出演を通じて親しまれる木村アナ。新年も彼の明るい笑顔が多くの視聴者に元気を届けそうだ。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 「インフル気をつけてください!」とのコメントが寄せられるなど、ファンからの健康への配慮や共感が広がっている。木村アナの新年の活躍に期待しつつ、無理せず過ごしてほしいとの声も寄せられている。
2025年01月06日声優の江口拓也が1日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「下ネタに聞こえるのは何故なのか」声優 江口拓也 ファン騒然の文章を投稿!?「あけおめことよろ」と綴り、1枚の写真をアップした。「あけおめことよろ(明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますの略)」とファンに向けて、新年の挨拶をしているようだ。投稿されている写真は、恐らく年越し蕎麦だろう。赤いライトアップのせいか、あまり美味しそうには見えない。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「あけましておめでとう❤️」などの挨拶のコメントが寄せられている。
2025年01月01日声優の江口拓也が24日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】声優 江口拓也 松屋で注文するメニューとは!美味しそうだと話題に!「うまミニハンバーグ」と綴り、1枚の写真をアップした。とても美味しそうなハンバーグだ。どこかのお店のハンバーグだろうか、それとも自作のハンバーグであろうか。どちらにせよこんな写真を見せられると、お腹が空いてたまらない。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「美味しそうなミニハンバーグですね゛」などの称賛のコメントが寄せられている。
2024年12月24日フジテレビの木村拓也アナウンサーが自身のインスタグラムを更新。【動画】「採用面接がスタートだった」木村拓也アナ、初対面の「第一印象」について投稿!12月20日、都内での初雪に「とても寒いです❄️」とコメントを添え、冬らしい風景を報告した。この投稿に、多くのフォロワーから反響が寄せられている。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 「そちら寒いですね❄️」「横浜も今朝雪が舞いました❄️」といった共感の声や、「ヨガ中の雪❄️なんともおしゃれ」と雪景色に心ときめく反応も。「暖かくしてイット!拝見しましょう」と、木村アナの番組へのエールも見られた。寒さ厳しい一日となったこの日。木村アナも視聴者も、しっかり防寒して冬を楽しむ準備は万全の様子だ。
2024年12月19日フジテレビアナウンサーの木村拓也が20日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】「とても寒いです」木村拓也アナ、都内初雪を報告!インフルエンザ流行の注意喚起を投稿。「みなさんぜひ予防を」と呼びかけ、健康管理の大切さを訴えた。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 コメント欄には、「一瞬ドキッとしましたがお元気そうでよかったです」「手洗い・ウガイ・ 気をつけますっ」といったフォロワーからの反応が寄せられ、「皆様も体調に気をつけてくださいね‼️」と木村アナ自身を気遣う声も見られた。年末が近づく中、健康管理が一層重要になる季節。木村アナの投稿が、多くの人々に予防対策を意識させるきっかけとなったようだ。
2024年12月19日フジテレビアナウンサーの木村拓也が10日、自身のインスタグラムを更新。【画像】木村拓也アナ、オンエアでの「いい間違い」を報告!ファンから共感と励まし!!「12.10 博多弁#イット!」と綴り、1本の動画をアップした。動画にはイット収録前の、宮司愛海アナ、小山内鈴奈アナと談笑する木村の姿が。博多出身の宮司アナの博多弁を引き出そうとする2人のアプローチに、最後は恥ずかしがりながらも博多弁が飛び出す宮司が可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「宮司さんの博多弁カワイイ〜」といったコメントが寄せられている。
2024年12月10日ソフトバンクから戦力外通告を受けていた鍬原拓也が4日、自身のXを更新した。【画像】「オフシーズンしかできない体験」巨人・山瀬慎之助がビール作りを楽しむ「ご報告です。」と綴り、投稿。現役引退を表明した。鍬原は巨人にドラフト1位で入団。巨人とソフトバンクで7年間プレーした。来季からはソフトバンクの球団職員として第2のキャリアをスタートさせる。ご報告です。 pic.twitter.com/uWNxAXrrvR — 鍬原拓也kuwahara takuya (@G_kuwa29) December 5, 2024 この投稿には多くのいいねが届いた。
2024年12月05日巨人の郡拓也が1日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】巨人ドラ1・石塚裕惺「温かい応援をよろしくお願いします」ユニホーム姿を初お披露目!!ファン感に登場「私事で大変恐縮ですが本日球団から発表がありました通り入籍したことをご報告いたします。」と綴り、写真を投稿。一般人女性との結婚を報告した。今季はトレードで加入し戦力として期待されたが、出場試合数を5とし十分な活躍はできずに終わった。家庭を守るためにも来季の活躍に期待だ。 この投稿をInstagramで見る 郡拓也(@kori.takuya)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「おめでとう!」「ご結婚おめでとうございます㊗️」とコメントが届いた。
2024年12月02日フジテレビの木村拓也アナウンサーが18日、自身のインスタグラムを更新。【画像】フジ・木村拓也アナ「ちょっと天然?」な竹俣紅アナの魅力引き出す⁉「11.18 宮司さん髪色変えました」と綴り、1本の動画をアップした。髪色を暗めに染めたという、フジテレビのニュース番組『ライブニュース イット!』で共演する宮司愛海アナらとの仲良さげなトークが話題になっている。 この投稿をInstagramで見る 木村 拓也 | フジテレビアナウンサー(@takuya.kimura0801)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「木村アナ皆さんお疲れ様でした宮司アナお似合いですよ」といったコメントが寄せられている。
2024年11月19日ソフトバンクの甲斐拓也が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢「これからも和田さんは僕の憧れ」と綴り、和田毅選手との思い出を振り返る...「久しぶりに‼️良い時間でした!」と綴り、写真を投稿。写真には千賀滉大の姿があった。甲斐と千賀はドラフト同期入団。共に育成での指名で入団し、しのぎを削った仲だ。黄金バッテリーの2ショットにファンは興奮を隠せない様子だった。最後は「また会おう」と綴り、締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 甲斐拓也(@kai19official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「このコンビPayPayのマウンドで見たいな〜、、、」「またこのバッテリー見たいです」とコメントが届いた。
2024年11月19日ソフトバンクの甲斐拓也が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢「これからも和田さんは僕の憧れ」と綴り、和田毅選手との思い出を振り返る...「2024年シーズンも沢山の応援ありがとうございました」と綴り、写真を投稿。シーズン終了を報告した。今季はソフトバンクのリーグ優勝に貢献。日本一とはならなかったものの1年間チームを引っ張ってきた。先日FA権を取得後、権利を行使することが報道された。甲斐の今後の去就に注目だ。 この投稿をInstagramで見る 甲斐拓也(@kai19official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ホークスには拓也がいないと困る!!!」「ホークスに残って」と残留を熱望するコメントが届いた。
2024年11月18日ディナモ・ザグレブに所属する荻原拓也が6日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】トッテナムがマンチェスター・シティに勝利でカラバオカップベスト8チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節スロヴァン・ブラチスラヴァと対戦したディナモ・ザグレブ。浦和レッズからレンタル加入中の荻原拓也は、公式戦2試合連続となる先発出場を果たした。試合は4-1でディナモ・ザグレブが勝利した。荻原は75分に退いている。 この投稿をInstagramで見る 荻原拓也/Takuya Ogiwara(@lefty_hamster26)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年11月06日声優の江口拓也が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「セリフ癖強すぎ」大人気声優・江口拓也がイケボで3人の“塩対応”を演じ分ける…!?「二郎系ラーメン作った麺以外はすべて素材から次は麺かあ」と綴り、1枚の写真を投稿した。まさかの麺以外自作のラーメン。麺を自作してしまったら、もはや職人だ。近い将来、完全自作ラーメンを作ってしまいそうな勢いだ。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「ラーメン江口屋開いてください^^」などの賞賛のコメントが寄せられている。
2024年11月04日声優の江口拓也が22日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】声優 江口拓也 ラーメンとご飯の組み合わせが好物!「麺には米」「この時間のこれは、効きそう」と綴り、1枚の写真を投稿した。この時間とは恐らくは投稿している時間を指しているのだろう思われる。投稿時間は朝の6時ごろ。確かに朝からラーメンを食べると、体にガツンと衝撃が走りそうだ。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「効きそうですね笑 沢山食べてください」などの応援のコメントが寄せられている。
2024年10月22日声優の江口拓也が10日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】声優 江口拓也 「暗殺者パスタ風」のカップヌードルを食す!「うまかった!」「この組み合わせめっちゃする」と綴り、1枚の写真をアップした。恐らくドトールコーヒーでよく食べている商品なのだろう。サクッと食べられそうで朝ごはんに良さそうだ。行く機会があれば、注文してみたい。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「うぇ!?!前ドトールで同じ飲み物飲みました美味しすぎますよねほんとに、、、↕️」などの共感のコメントが寄せられている。
2024年10月11日声優の江口拓也が10日に自身のXを更新した。【画像】「あまりの寒さに…」超人気声優・下野紘が“〇〇、始めました”を報告!?「それぞれ演じました」と綴り、1件のツイートをリポスト。「明治安田」公式Xアカウントが投稿した、YouTube動画「【3種のイケボ!?】#耳でも美味しい塩対応レシピ」の告知ツイートにコメントした。同動画は、江口が“イケボ”を駆使しながら3人のキャラクターを演じ分けるというもの。登場するキャラクターは減塩対策を行った「塩対応レシピ」を紹介している。まさに耳でも美味しいレシピ紹介となっているので、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。それぞれ演じました — 江口拓也(えぐちたくや) (@egutakuya) October 10, 2024 この投稿を見たファンからは「どの塩対応も素敵でしたが、特に2番目が好きでした〜」「えぐちくんの3種類のイケボ……!!最高です♀️」「全部バチバチに素敵なお声なのですが、セリフ癖強すぎてレシピが入ってきません!!!」といったコメントや多数のいいねが寄せられた。
2024年10月10日声優の江口拓也が6日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】大人気男性声優・江口拓也の“週刊誌風写真”にドキッ!「もう、週刊誌になろうかな…」「麺には米」と綴り、1枚の写真をアップした。ラーメンとご飯は確かに相性抜群だ。ただカロリーの過剰摂取で太ってしまうリスクがあるのが欠点だ。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「麺とお米は相性バツグンなのめっちゃ分かりますー!!炭水化物×2なのは分かってても食べちゃうんですよねぇ…」などの共感のコメントが寄せられている。
2024年10月06日声優・江口拓也のPodcast番組「リスナーと江口」が19日に公式Xを更新した。【画像】「またやりたいな〜」声優・福山潤が番組で「吸死」を再アフレコ!続編に期待の声続々「ラーメン屋で週刊誌風に盗撮される江口拓也」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には、週刊誌に隠し撮りされたような構図で撮影された声優・江口拓也の姿が写っている。江口は飲食店のカウンターに腰かけており、どうやら入り口のガラス扉の外から写真を撮影されたようだった。ラーメン屋で週刊誌風に盗撮される江口拓也 #リスナーと江口 pic.twitter.com/ZPBFbWQV7i — リスナーと江口【公式】 (@audible_eguchi) September 19, 2024 この投稿を見たファンからは「座高たっっっっか」「ちょっぴり猫背気味で周りに馴染んでる姿に親近感を感じる〜」「もう、週刊誌になろうかな…。」「オフ!って感じでほんと週刊誌ぽいですねwww」「姿勢が隣の傘と同じwwww」といったコメントが寄せられた。
2024年09月20日声優の江口拓也が16日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「クエン酸より効果があるかも?」人気声優・江口拓也があの飲料とコラボ「松屋のハンバーグカレー初めて食べたけどめちゃくちゃ美味しかった、、!ハンバーグジューシー、、!」と綴り、1枚の写真をアップした。 この投稿をInstagramで見る 江口 拓也(えぐち たくや)(@takuyaeguchi81)がシェアした投稿 この投稿には「松屋食べたことない!今度チャレンジしてみようかなぁ」などの感化されたコメントが寄せられている。
2024年09月16日2025年3~4月のシス・カンパニー公演にて、劇作家・横山拓也を初めて迎えた書き下ろし作『やなぎにツバメは』を上演することが決定した。演出は、横山拓也とのタッグでも評価が高く、多くのシス・カンパニー公演でもその手腕を発揮してきた寺十吾が担当する。キャストは、大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則の6名。<公演情報>シス・カンパニー公演『やなぎにツバメは』東京公演:2025年3月 紀伊國屋ホール大阪公演:2025年4月 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ作:横山拓也演出:寺十吾出演:大竹しのぶ、木野花、林遣都、松岡茉優、浅野和之、段田安則
2024年09月06日2024年鶴屋南北戯曲賞受賞作家で、演劇ユニットiaku主宰の横山拓也が、PARCO劇場で新作を書き下ろす。初恋の相手との15年に及ぶ文通、SNSでの小説の発表、妄想の中での理想の自分とイマジナリー彼氏──現実と虚構が入り混じるファンタジックなラブコディだ。9月の上演を控え、本格的な稽古がスタート、横山と、演出を手がける若手実力派、小山ゆうなとの取材会が実施され、初めてタッグを組むふたりが、舞台への意気込みを語った。主人公に、書き手としてのコンプレックスを投影江口のりこ演じる富子は小説家志望。中学3年の時に東京に引っ越した同級生の徳人(松尾諭)と、15年もの間文通を続けた。ふたりの間には恋に似た感情があったが、徳人は30歳を迎える年に職場の女性と結婚。その後富子は、その往復書簡にかなりの脚色を加え、SNSに小説として投稿、絶大な人気を得る。富子の物語の中で富子はミコ(松岡茉優)、徳人はリヒト(千葉雄大)。その人気ぶりから、映画化の話まで浮上して──現実と虚構、また、物語ることに真正面から向き合う、新たなコメディの誕生だ。──まずは今回、書き下ろしでなぜこのテーマで書こうと思われたのか、お聞かせください。横山コメディという外枠を意識して書いてみたいという、チャレンジの気持ちがありました。自分が抱いていた書き手としてのコンプレックス、高みを目指したい気持ちを、富子というキャラクターに投影できたら面白いかなと思って、スタートを切りました。PARCO劇場で書き下ろし──もう、緊張しかない(笑)。小山横山さんが、プロットからどういうふうに立ち上げて、そこからどう深めていかれるのか、つぶさに見ることができて、「すごいんだな!」と思った瞬間があって──。本当に魔法みたいな感じです(笑)。『ワタシタチハモノガタリ』ティザー──横山さんご自身も演出を手掛けられますが、演出についておふたりで意見交換などはされるのでしょうか。小山横山さんだったらどう演出されるかなと思ったりもしますし、ご意見をくださることもあるかもしれないし──確かに、演出もされる方の本を演出するのは初めてのパターンかもしれません。横山今回はあまり演出のことを考えずに台本を書かせていただいて、だから結構無茶なことも(苦笑)。自分の抜けている感じは台本にたくさん残っていると思うので、一緒に相談しながら、「ここは意図ですか?ミスですか?」みたいなところも共有しながら、やっていきたいと思います。小山そこにいる本人に聞ける、というのはありがたいですよね。いつも、「百年前の作家さんに(聞きたくてもいないので)聞きたい!」って思います。「これは絶対に思いつきで書いたでしょ!」みたいな。横山絶対にあると思う(笑)。文通が、出力のトレーニングだったかもしれない──フィクションとノンフィクションが混ざり合っていく過程はとても面白く、現代的な感覚もあります。横山もとは文通というところから立ち上げましたが、これをいまの時代に広めていくのは、やはりSNSだなと思いました。書いているうちに、SNSの世界の中の人格と、現実の人格が乖離している人がたくさんいる社会のことを思ったりして、結果的にすごく現実的な内容がたくさん散りばめられた作品になったかなと思います。文通については、めちゃくちゃ語りたいことがありまして(笑)。中学3年生になるタイミングで、千葉から大阪に引っ越したのですが、そのとき、4人の友人と文通をスタートさせたんです。小山!横山その中のひとりが、ちょっと好きな女の子で──そういう経験があって、この作品の後半で富子に語らせるのですが、手紙って特殊な媒体で、たったひとりのために、ああでもない、こうでもないって巡らせながら書く。それが、10代の時の出力のトレーニングだったんじゃないかな、と思っていて。それを富子に語らせて、作家としてそのことに気づいた瞬間が書けたらと思いました。──メインの4人の俳優さんについて、「こんなこともできそう」とか、「キャラクターのこんなところに寄せられそう」といった新たな発見はありますか。小山富子役の江口さんが素晴らしい女優さんだということはもちろん、知っていましたが、立ち稽古に入ったら、もう富子として、居る。圧倒的に凄いです。おひとりでの、見えない部分の作業の量がすごいんだなと思いました。徳人役の松尾さんは一度ご一緒しているのですが、その時はミヒャエル・エンデの翻訳劇(2020年『願いがかなうぐつぐつカクテル』)で、猫の役。今回は関西弁だし、等身大の、年齢的にもリアルな人間の役で、すごく新鮮です。ちょっと彼の人生も垣間見える瞬間も。『ワタシタチハモノガタリ』主要キャスト。左から)千葉雄大、松岡茉優、江口のりこ、松尾諭松岡さんと千葉さんは、すごく可愛らしくて!妄想の世界の中は、私は映画『バービー』の世界のイメージで、なんとも言えない、作られた世界観。ふたりともそんなふうに見えていて、知性も感じるし、すごく素敵です横山江口さん、素直な方だと思いました。言いにくいセリフがあれば、ちゃんとそこに引っかかっているような感じもある。自分で無理やり処理するのではなく、ちゃんと「ここわかんないですね」って表明してくれて、信頼できる俳優さんという印象です。松尾さんは──江口さんの、シリアスな、一生懸命生きていくことでズレていく感じを、関西弁で的確に、ちょっと愚鈍さも持ちながら突っ込んでいく。ぴったりだなと思いました。千葉さんは僕、すごく好きな俳優さんで、あまりテクニカルなふうに見せないのに、実はものすごくたくさんの技術を持っている。ヒステリックに怒り出す千葉さんの演技を見た時、すごく惚れてしまった。今回はそういうシーンはないけれど、(アーティストの)ウンピョウという役とリヒトという役という、二面性というか、全く違うタイプの役で、僕自身が千葉さんを楽しみたい。松岡さんも、めちゃくちゃ技術があります。今回のミコのように、演じにくい、掴みどころのない役も、ご自身なりにいろんなアイデアをもってやってくださるという期待と、もうひとつの役の(映画版のミコ役を買って出る俳優)丁子の、ざっくばらんにパンパンパンとものを言うところが、一番好きな松岡さんらしいところ。これも自分自身が稽古場で楽しみたいと思って書いております(笑)。小山お芝居ってお客さまと一緒に作るものなので、コメディですし、ライブで感じていただけたら。横山お客さまそれぞれに感じるところがあるのではないかと思います。何より、言葉の応酬!僕自身も楽しみにしながら頑張りたいと思っております。<公演情報>PARCO PRODUCE 2024『ワタシタチはモノガタリ』作:横山拓也演出:小山ゆうな出演:江口のりこ松岡茉優千葉雄大/入野自由富山えり子尾方宣久橋爪未萠里/松尾諭【東京公演】2024年9月8日(日)~9月30日(月)会場:PARCO劇場【福岡公演】2024年10月5日(土)・6日(日)会場:キャナルシティ劇場【大阪公演】2024年10月11日(金)~10月14日(月・祝)会場:森ノ宮ピロティホール【新潟公演】2024年10月18日(金)~10月19日(土)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年08月09日昨年、IMP.のメンバーとして念願のデビューを果たし、新たなスタートを切った影山拓也さん。音楽番組や海外の音楽フェスへの出演のほか、6月には初の単独アリーナ公演を行うなど快進撃が止まらない。目前には、初の単独主演舞台『星列車で行こう』が控えているが、出演が決まったときの想いを伺うと、ニカッと笑って「もう、びっくりしましたよ」と勢いのいい返答。坂東玉三郎演出で舞台単独初主演。「魂をぶつけるつもりで演じます」「初の単独主演っていうだけでもありえないのに、人間国宝で、女形の最高峰といわれる坂東玉三郎さんの演出でやらせていただけるなんて。すごすぎて現実とは思えないですもん。デビューした直後も実感がなかったので、実感するのは本番を迎えてからかもしれないです」熱のこもった口調からは喜びが伝わる。「お芝居することが素直に楽しいんです」と語る。「一生懸命セリフを覚えて、最初はこれを言わなきゃってなるんだけれど、だんだん頭で考えなくても自然に言葉が出てくるようになるんです。役の人生を歩めている感じがして、その瞬間がすごく好きです。舞台は生なので毎回新鮮な気持ちで演じられるのが醍醐味です。僕は頭で考えるより感覚でやっているタイプ。以前共演した渡辺えりさんからは、セリフに緩急がないというご指摘を受けて『ヘタでもいいから自分が訴えかけるように言ってみて』と、キムラ緑子さんからは『うまくやろうとしちゃダメ、魂が大事だから』と言っていただきました。だから今も、気持ち…魂をぶつけることを意識して演じるようにしています」物語は、生まれも境遇も違う3人の青年が、自分の夢を見つけるために星列車に乗車するというもの。「自分らしさとか自分ってなんだろうってことだったり、夢がなかなか見つけられないと悩んでいる方にも観てほしいです。きっと勇気づけられる作品になっていると思うので。だって、僕が台本を読んで勇気をもらっちゃいましたからね」劇中には往年の名曲が挟まれ、歌唱シーンもある。影山さんはIMP.でも曲の重要なパートを担う豊かで伸びのある歌声の持ち主だ。「玉三郎さんとの歌稽古の時に、発声法…息をどこに溜めて喉のどこで声を出すのかという仕組みまで詳しく教えていただきました。家でもひたすらやっていますが、毎日続けていると、今できたかもしれない…と思う瞬間があって楽しいです」自身は、ずっと夢見てきたものがようやく形になり始めたところだ。「メンバーにしつこいくらい言ってるのは、初心をずっと持ち続けようということ。でも、僕らいい意味で、ずっと変わらないんです。もういいだろうっていうくらい振り固め(振り付けの確認作業)するし、時間があるとすぐに『もう一回通してみようか』ってなる。ストイックというより、やらないとソワソワしちゃうからやっておこうという感じ。もはや習慣…ですよね」もともとダンスに定評のあるグループだったが、一作ごとに着実に進化しているのが頼もしい。「まだデビューして1年だということを忘れるくらいいろんなお仕事をさせていただき感謝しかありません。でも同時にまだまだだっていう貪欲さもめちゃめちゃありますよ!」『星列車で行こう』人間国宝・坂東玉三郎が往年の名曲と煌めくダンスで贈る、新たな物語。“自分がないこと”に悩む青年・太郎(影山拓也)、孤独な過去を持つ男・次郎(松田悟志)、歌舞伎俳優を目指すも道半ばの五郎(松村龍之介)…それぞれが苦悩と夢を抱き、「星列車」へ。列車は満天の星の下、彼らを未知の出来事や出会いに運んでゆく。3人はやがて、どんな未来にたどり着くのか。7月27日(土)~8月19日(月)京都・南座、8月23日(金)~26日(月)愛知・御園座脚本/真山仁演出・補綴/坂東玉三郎出演/影山拓也(IMP.)、松田悟志、松村龍之介、石井一孝ほかS席1万2000円A席8500円南座 TEL:075・561・1155かげやま・たくや1997年6月11日生まれ、東京都出身。昨年8月18日にIMP.としてデビューし、現在1stアルバム『DEPARTURE』が好評発売中。6月に行われた初の単独ライブが8月16日よりPrime Videoで配信予定。カーディガン¥35,200シャツ¥22,000パンツ¥37,400(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 新宿 TEL:03・6457・7957)※『anan』2024年7月31日号より。写真・KAZUYUKI EBISAWA(makiura office)スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・前田彩花インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年07月28日次世代の演劇界をけん引する劇作家・演出家の加藤拓也。彼が初の子ども向け作品として、KAAT キッズ・プログラム 2024『らんぼうものめ』を上演する。物語は、小学生の薫平たち家族が、都会から田舎に引っ越してきたところから始まる。片づけの気分転換にと散歩に出かけるも、突然神さまに母親を連れ去られてしまった薫平。母親を取り戻すため、神さまの世界に入り込んだ薫平は……。主人公の薫平を演じるのは、近年活躍が目覚ましい鞘師里保。初の加藤作品、さらにキッズ・プログラムに臨むに当たっての心境を語ってもらった。これどうやってやるんだろう!?みたいなシーンが次から次へと――以前から加藤拓也さん作品はよくご覧になっていたそうですね。はい。ただ私はずっと音楽に携わってきたので、決して演劇をたくさん観るようなタイプではありませんでした。それが初めて加藤さんの作品を観た時に、なんかふと、また行きたいかも……みたいな気持ちになって。そこに自分が出られるなんてことは、現実的にとても考えられませんでした。もしこの人生で本当に出られるようなことがあれば、すごく嬉しいなぁ……くらいの感覚で(笑)。だからこういう機会をいただけてただただビックリですし、同時にとても嬉しいです。――加藤さんご本人から、キャスティング理由はお聞きになりましたか?舞台上に“8歳の男の子”という役どころの人物が居る時、お子さんにとってどう見えるのがいいか、まず考えられたそうです。私は今20代の女性という身体的な特徴があるのですが、そういう人が演じることによって、内容の暴力性みたいなものを保護出来るのではないか、と。そしてそういう男の子を演じるに当たってのイメージから、私のことを選んでくださったそうです。――本作は加藤さん初のキッズ・プログラムとなりますが、台本を読まれた初見の印象は?加藤さんの作品って、私たちの生活で実際に起きていそうな、リアルな会話を台詞にされている印象があったんですが、今回はファンタジー。でもだからといって加藤さん節というか、加藤さんらしさがなくならないのがすごく面白いなと。あとこれどうやってやるんだろう!? みたいなシーンが、ひとつやふたつじゃなく、大量に詰め込まれていて(笑)。それをどう私たちが表現していくのか、すごくワクワクしました。――演じられる8歳の男の子・薫平ですが、現段階でどんなことを特に意識されていますか?今自分は8歳の男の子をやっている、と思うのではなく、そこにお父さんとお母さんがいて、ふたりに対する自分の関わり方としてこれが親子関係だと認識する。だから8歳の男の子だ、みたいな考え方の順番のようなものは意識するようにしています。それは“神さま”に対しても同じで。つまり相手との関係性から役を立ち上げていく。そのほうが私には合っているのかなと思います。アトラクションに乗るような感覚で一緒に楽しんでもらいたい――お稽古開始から3週間弱とのことですが、加藤さんからかけられた言葉で印象に残っていることは?私はこれまで、ステージでドン!と立つことを頑張ろうと思ってずっとやってきました。ただいくらお子さん向けにわかりやすくしているとはいえ、お芝居である以上、やっぱりそれは必要ないんですよね。加藤さんからも、「ステージに立っているように見える」といったご指摘をいただくことがあって。あと頭の中で段取りを組んで試したことは、すぐに段取りを組んでやっていることだと見抜かれます(笑)。あくまでこのシーンとして、自分がどういう状態でいるか。それが大事なんだと。すごく勉強になるなと思う反面、これはあくまで作品のための稽古ですから。みんなが見ている目的に向かって、自分も一緒に、なるべく無駄がないよう進んでいきたいと思っています。――キッズ向けの作品に取り組む上で、特に大事にされていることは?これはカンパニー皆さんの意見でもありますが、ストーリーはもちろん、舞台というもの自体に興味を持ってもらえるような時間になればいいなと思っています。そのために楽しんでもらえるポイントや仕掛けは、たくさん詰まっていると思うので。この間共演者の安藤聖さんが、稽古場にお子さんを連れて来られたんです。そうしたら思いもよらないところで感動してくれたり、「このあとお母さんって帰って来るの?」とストレートに聞かれたり(笑)。もう「?」がいっぱいあるのが面白いですし、きっと本番を迎えたら、思いもよらないところから出て来る「?」がたくさんあると思うんです。そして演じる側にも心の中のハプニングがたくさんあるんだろうなと思いつつ(笑)、そんなことも楽しめるといいなと思っています。――本作を通して、お客さまにどんな時間を味わっていただきたいですか?大人の方も、お子さんも、アトラクションに乗るような感覚で一緒に楽しんでもらえるといいのかなと思います。それで最後なにか残るものがあれば、私たちとしてもとても嬉しいです。取材・文:野上瑠美子撮影:藤田亜弓ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★鞘師里保さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>KAATキッズ・プログラム2024『らんぼうものめ』作・演出:加藤拓也出演:鞘師里保安藤聖金子岳憲近藤隼秋元龍太朗中山求一郎高田静流※おすすめの年齢:6歳~【神奈川公演】2024年7月20日(土)~7月28日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ【いわき公演(福島)】2024年8月4日(日)会場:いわき芸術文化交流館アリオス中劇場【松本公演(長野)】8月17日(土)・18日(日)会場:まつもと市民芸術館小ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年07月17日主に重金属排水処理などを行っているミズカラ株式会社グループの株式会社増澤技研(東京本店:東京都台東区、代表取締役:新宅 和彦、以下 増澤技研、 )は、昨今の排水フッ素処理の重要性から、排水フッ素処理装置の引き合いが前年比の240%になりましたことをお知らせします。排水フッ素処理装置【産業界で求められる排水フッ素処理】昨今、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)といったフッ素を含む有機化合物の健康被害を懸念する記事が増えています。環境保護の重要性が高まる中、産業界ではさらに排水フッ素処理の進化が求められています。特に、半導体製造プロセスや化学工業で使用されるフッ素含有排水の適切な処理は、環境負荷の低減に不可欠です。この重要な課題に対応するため、増澤技研はコンパクトな排水フッ素処理装置を開発しており、業界内外から注目を集めています。【小型化に伴う運用コストの低下と効率よくフッ素を取り除く技術】この新しい排水フッ素処理装置は、従来の設備と比較して大幅に小型化されており、設置に必要なスペースを削減するとともに、初期コストと維持管理コストも抑えることが可能です。装置の核心技術は、コンパクトさを維持しながら化学反応を利用して、排水に含まれるフッ素を効率良く除去する点にあります。【当社の商品・サービスについて】フッ素排水は中小規模の工場にとって、処理コストがネックとなり導入が伸び悩んでいました。当社の技術は、初期コストと維持管理コストを抑えながら高いフッ素除去効率を実現し、中小規模の顧客にとって導入しやすい装置となっています。環境基準が厳しくなる一方で、このような技術は、産業界における持続可能な発展を支える鍵となります。増澤技研は、このコンパクトな排水フッ素処理装置を通じて、環境保全と産業の発展の両立を目指しており、その努力が今後も多くの企業や地域社会によって評価されることでしょう。【今後の展開】世間の環境への注目が集まるなか、増澤技研ではより一層業界へのアプローチを強めてまいります。【会社概要】ロゴ名称 : 株式会社増澤技研設立 : 1982年2月資本金 : 1,000万円代表者 : 代表取締役 新宅 和彦事業内容 : 重金属やフッ素、砒素排水処理のプランニング所在地 : <東京本店>〒110-0005 東京都台東区上野7-7-11 伸栄ビル号3階公式サイト: 【グループ会社】名称 :ミズカラ株式会社所在地:〒565-0853 大阪府吹田市春日1-4-13 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月11日脚本家・兼島拓也と演出家・河井朗(ルサンチカ)が初タッグを組む新作『刺青/TATTOOER』が、ロンドンのチャリングクロス劇場で上演されることが明らかになった。梅田芸術劇場と英国チャリングクロス劇場が共同で演劇作品を上演する日英プロジェクトのひとつとして実現、英国公演に先がけ、東京・アトリエ春風舎での上演も決定している。原作は、谷崎潤一郎の『刺青』。清吉という評判の高い若手刺青師(ほりものし)の物語だ。清吉の長年の願いは「美女の肌に己の魂を彫り込むこと」であったが、理想の相手に出会えずにいた。ある日、清吉のもとにその理想の女性がやってきて……。兼島による書き下ろしで、谷崎の原作の魅力そのままに、オリジナリティ溢れる新たな『刺青』として立ち上がる。10月の英国公演は、新進気鋭の脚本・演出家である加藤拓也のオリジナル作品、『One Small Step』との連続上演となる。日本の若手クリエイターと英国クリエイター、日本在住の俳優と英国在住の俳優がコラボレートする本作により、演劇の本場、ロンドンに日本演劇界からの新風を吹き込む。梅田芸術劇場がチャリングクロス劇場で舞台作品の上演を手がけるのは、2019年のミュージカル『VIOLET』に始まり、これが3作目。ふたりの若き才能を英国に紹介する公演として、注目される。■脚本・兼島拓也 コメント谷崎が描いた、刺青を彫る人と彫られる人の間の秘匿的で閉じた関係。実はその中にあちこち穴が空いていて、不意に外部と繋がってしまう。作品を読み返すうちに、そんな「広がり」が垣間見えたような気がしました。刺青は単なる模様ではなく、皮膚に空いた穴から外部が流し込まれ、同時に内部が皮膚の外に漏れ出してしまう、そんな現象のことを言うのではないか。外部の侵入を許し、あるいは自己が漏れ出てしまう。その脆弱さ故に自他の境界が曖昧になる。そこに刺青の妖艶な魅力があるのではないか。谷崎の筆に便乗し、強硬な支配/被支配関係とそれが反転する快楽に執着した先には、他者と結びついて溶け合ってしまう契機が見出されるのではないかと思っています。■演出・河井朗 コメント刺青は針で皮膚を傷つけ、そこに色を入れていく行為です。傷も彩られると芸術と呼ばれます。そのひと針ひと針には、様々な思いが込められていることでしょう。決して後戻りできない瞬間の連続を委ねることができるのは信頼できるアーティストと、大切にしたい気持ちがあってこそだと思うのです。日本では秘匿を美徳と考える人がいます。日本でお会いした彫り師の方は、着物の袖からチラッと見える刺青が粋なんだと教えてくれました。それは、誇らしいからこそ自分だけのものにしたいという欲なのだと私は考えています。皆さんがこれまでの人生で獲得した「傷」に、私たちがインクを垂らすことができたらどんな絵が浮かび上がるのでしょうか。あなたの体に宿る芸術はどんな姿なのでしょうか。楽しみにしています。<公演情報>『刺青/TATTOOER』脚本:兼島拓也演出:河井朗■日本公演日程:2024年9月20日(金)〜9月23日(月・休)会場:東京・アトリエ春風舎■英国公演プレビュー:2024年10月14日(月・祝)〜10月16日(水)本公演:2024年10月18日(金)〜10月26日(土)会場:ロンドン・チャリングクロス劇場
2024年07月08日脚本家・演出家・監督として活躍する加藤拓也のオリジナル作品『One Small Step』が、イギリス・チャリングクロス劇場にて上演されることが決定した。世界的な演劇の拠点である英国ウエストエンドの中心部に位置するチャリングクロス劇場は、150年以上の由緒ある歴史を持つオフウエストエンドの中で今最も注目を浴びている劇場のひとつ。本作は、そのチャリングクロス劇場と梅田芸術劇場が共同で演劇作品を上演する日英プロジェクトによる作品だ。物語の舞台は近未来、とある夫婦は大手ゼネコンで人類の月への移住計画という大プロジェクトで働いている。月に生まれる新しい街で理想の人類の暮らしが始まる。スタッフとして、また、先駆者として月へ移住する準備を始めているふたりだが、ある問題が発覚する。それぞれの立場で悩みを抱える夫婦は、徐々に互いの不平不満が募り……。観客を月と地球の異空間に誘いながら、生命の誕生という人智を超えた領域に直面した時浮き彫りになる男女のテーマや、人類が向かうその先を切り口に、鋭い台詞劇が描かれる。■加藤拓也 コメントこの秋に新作をチャリングクロス劇場で上演できることをとても楽しみにしています。これから地球から月へと住む場所が移り変わっても、人間は進化していないかもしれません。また平等からエクイティへと意識が移り変わっても、まだ現実には解決しそうにないことが沢山あります。これは少し未来の話に見えるかもしれませんが、確実にそこまで来ている未来の、そして日本で働くカップルが持つプライベートな今の問題であり、それは人類が抱えている問題だとも言える、社会に流れ続ける母親神話に対する疑問を投げかけていく物語です。私たちの文化とまた違う文化との隙間から、新しい作品を産み出せるとワクワクしています。<公演情報>『One Small Step』作・演出:加藤拓也プレビュー:2024年9月27日(金)~30日(月)本公演:2024年10月2日(水)~10月9日(水)会場:イギリス・チャリングクロス劇場
2024年06月24日7月より東京・大阪・愛知・広島で上演される、iaku『流れんな』の新ビジュアルと主宰の横山拓也よりコメントが到着した。2013年から2014年にかけて4都市で上演された本作。初演では上田一軒が演出を担当したが、10年ぶりに再演される今回の公演では横山自身が演出。iakuの初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿してお届けする。■横山拓也 コメント2013年から2014年にかけて4都市で上演した『流れんな』を10年ぶりに再演します。初演では上田一軒さんが演出を担いましたが、今回は横山自身の演出です。再演では、貝漁で栄える港町の食堂に集う人物たちの濃度を上げようと、主に広島出身の俳優陣で固め、全編広島弁に改稿しました。『流れんな』は、海洋汚染や企業の隠蔽体質といった社会的な問題、また、出生前診断や生体肝移植における倫理的な問題など、現在においても解決をみない諸問題が多数描かれています。再演にあたり、作品に散りばめられた多岐に渡る要素を、現在の認識・感覚でとらえ直し、新たな視点で取り組みたいと思っています。iakuの作風を決定づけたとも言える本作を、今の自分がどう立ち上げるのか。稽古場で俳優たちと一緒に考察し、楽しみながら創作したい思います。ご来場、心よりお待ちしています。<公演情報>iaku『流れんな』作・演出:横山拓也出演:異儀田夏葉、今村裕次郎(小松台東)、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、松尾敢太郎(劇団あはひ)、宮地綾<東京公演>7月11日(木)~21日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:5,500円当日:6,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<大阪公演>7月25日(木)~29日(月)会場:インディペンデントシアター2nd【チケット】(全席指定)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売:4,500円当日:5,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可<愛知公演>8月3日(土)~4日(日)会場:メニコン シアターAoi【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:5月25日(土) 10:00~前売・当日共:4,500円U-25(25歳以下)前売・当日共:1,000円障がい者割引 前売・当日共:2,000円※「U-25」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可※障がい者割引は、障害者手帳をお持ちの方がご購入いただけます。当日会場にて手帳などをご提示ください。介助が必要な場合、介助の方は1名様のみ無料です。(電話・窓口受付のみ対応)<広島公演>「凪の演劇祭〜HIROSHIMA シアターフェスティバル 2024〜」参加9月6日(金)~8日(日)会場:JMSアステールプラザ 多目的スタジオ【チケット】(日時指定・整理番号付自由席)一般発売:7月7日(日)10:00~前売:3,500円当日:4,000円U-25(25歳以下):2,200円高校生以下:1,100円※「U-25」及び「高校生以下」は、当日年齢を確認できるものを提示※未就学児入場不可
2024年05月10日3月29日(金) から31日(日) にかけて、横山拓也の代表作『エダニク』の中国語版が中国・上海戯劇学院の学生たちにより上演され、横山と本作品演出の李旻原(リ・ミンユェン)による対談イベントが行われる。国際交流基金(JF)では、海外での活躍が期待される5名の劇作家(市原佐都子、桑原裕子、前川知大、前田司郎、横山拓也)による戯曲を複数言語(英語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語)で翻訳して海外の出版社と共同出版。今回の公演では、この枠組みで翻訳出版された『エダニク』に上海の演劇専攻の学生たちが挑戦する。『エダニク』中国公演ビジュアル<公演情報>『エダニク』(中国公演)3月29日(金)~31日(日) ジャスミン・シアター(中国・上海)※30日は公演前に対談イベント実施作 :横山拓也翻訳:郑世凤演出:李旻原出演:上海戯劇学院学生
2024年03月25日