「930グラムのいのち」第2話。2年間の不妊治療の末に妊娠することができた鳥野とりこさん。受診する前日に出血したことを医師へ相談すると……医師からは、ホルモン補充期(不妊治療の治療法の1つ)は出血しやすく、茶色の出血なら古い血が出ているだけだから大丈夫、と言われて安心したのですが…… 930グラムのいのち第2話 事務のパートをしていた鳥野とりこさんは、妊娠が判明した翌日も仕事のため出勤していました。勤務中に“ドロッ”と出血した感覚があり、慌ててトイレへ駆け込むと、念のためにつけていたナプキン1枚が真っ赤に染まっていました。安定期どころか、通常の妊娠ならまだ妊娠すら判明していない週数でしたが、上司へ状況を話して早退させてもらい、不妊治療クリニックで診てもらうことに。 急ぎたくても走れないため、焦る気持ちを抑えてクリニックへ向かい、エコーで診察してもらうと…… 「特に異常はありませんでしたし、妊娠週数が早すぎるので何も処置ができないんですよね」と医師から告げられました。 血を固める薬を処方してもらったおかげか、その日のうちに出血が止まって安心したのですが…… その後もピンクや茶色のおりものが出たり止まったりすることが続きました。 そして、出血に加えて妊娠期間中に鳥野とりこさんを苦しめたのは、つわりでした。 妊娠初期は空腹になるとムカムカしていたため、職場ではすぐにつまめる食べ物を常備。食べられるものが限られ、コンビニの冷えたおにぎりやフライドポテトなど偏ったものしか受け付けなかった鳥野とりこさん。 さらに妊娠8週になると寝たきりになってしまい…… 次回、つわりでボロボロになりながらも、赤ちゃんの心拍を確認できたのに…… 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2022年02月20日■前回のあらすじ医師から「黄体機能不全」と診断された私。治療する術もなく、その後5年ほど症状は変わらぬまま。しかしあるとき、それまでとは違う体調不良の日が続き…。■これってもしかして…?仕事の帰りに、ドラッグストアに立ち寄りました。妊娠検査薬。これを使ったのは、もう9年前のこと。「妊娠なんてね… まさか…」という気持ちと、「でもやっぱりこの状態はおかしいよね…」という気持ちで少しドキドキしながら妊娠検査薬を使うと…。妊娠なんて何年も前のこと。年齢的にも体力的にも昔と全然違う。しかし、妊娠は素直に嬉しく、もちろん「出産する」と夫婦で決めましたが、嬉しさの反面、不安もありました。その数日後。今まで妊娠中に出血をしたことがなかった私は一気に不安になり、すぐに産婦人科へ電話をし病院へ向かいました。産婦人科にはたくさんの妊婦さんが待合室で待っていて、私が診察できたのは産婦人科に着いてから2時間後ぐらいたった後でした。診察してもらうと…「妊娠していますね。出血がまだ続くようならまた来てください。それとね…」■不正出血の原因はほかにあった?何年もモヤモヤしていた不正出血…「筋腫のできている部位によっては、月経以外に出血する」と検索していた時に見た気がする…。ずっと黄体機能不全だと思っていたけど出血の原因には、筋腫も絡んでいたのではないのかな…?その後の妊娠の経過は至って良好で、妊娠初期につわりがあったものの中期にはおさまり、仕事も臨月近くまで続けることができました。幸いにも筋腫が大きくなることがなく、無事出産。しかしそれから2年後のこと。生理が再開してしばらくして…再び生理ではないのに出血が…!どういう事だろう…、また黄体機能不全? それとも筋腫かな…? どちらにせよ、また出血が続くあの日々がまた続くのは、イヤだな…。筋腫は出産したときに取れたはずなのに…、何が原因なのだろう?次回に続く「子宮筋腫に何年も悩まされた話」(全7話)は7時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月18日冬は気温が下がるため、身体の血管が収縮することによって血圧が上昇します。血圧は、全身に血を届けるポンプの状態を表す数値。大きく変動することで、病気を引き起こすこともあるのです。寒くなり始めた2021年10月、みもふ(@mimohu)さんは家族に恐ろしい出来事が起こったといいます。72歳になる、みもふさんの母親を突然襲ったのは、くも膜下出血でした。母親が急に『くも膜下出血』で倒れ…くも膜下出血は、脳の血管が破れることによって起こる症状。その日、みもふさんは体調不良を訴える母親を心配しながら見守っていたのですが…。母親の発症によって、家族にも変化が…母がクモ膜下出血で倒れました(実録)4/4 pic.twitter.com/AmMIftjUQZ — みもふ@C99 大淀合同誌 (@mimohu) December 1, 2021 くも膜下出血の主な前兆は、頭痛や吐き気、めまいとされています。みもふさんの母親のように、強い頭痛が出ない場合もあるのだとか。発症した場合は速やかに救急車を呼び、一刻も早く病院で治療を受ける必要があります。みもふさんが母親の異常にすぐに気付き、速やかに対応したこともあり、みもふさんの母親は無事に日常生活を取り戻すことができました。しかし、くも膜下出血は一度発症したら後遺症が残る可能性があり、最悪の場合は命を落としてしまう恐ろしい症状なのです。みもふさんの母親はグレード1~2で比較的軽傷だったものの、再出血すれば亡くなってしまう危険性が高い状況だったといいます。漫画を通してみもふさん一家の体験談は多くの人に広まり、「自分も健康に気を付けよう」「怖すぎる」といった声や、同じようにくも膜下出血でつらい目に遭った人からコメントが寄せられました。くも膜下出血を予防するには厚生労働省によると、くも膜下出血の最大の原因は高血圧。ほかにも、高血圧は多くの病気を引き起こします。また、たばこや飲酒、肥満も、くも膜下出血のリスクを高くするとのこと。対策としては定期的な検査や、ウォーキングなどの適度な運動を行うことが推奨されています。発症したら一刻一秒を争う命の危機にひんする、くも膜下出血。自分や大切な人を守るためにも、日頃から生活習慣に気を遣うようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月04日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明!しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。初めての子育てに奔走して、すぐに2人目を考えられなかったりほさんでしたが、子育てが落ち着いてきた、長男ハルくんが2歳半のころ。 生理がこないため、検査薬を試したところ結果は陽性!しかし、新居へ引っ越しする日が迫っていたこともあり、妊娠を喜びつつ細心の注意を払って作業を進めるりほさん夫婦。無事に新居へ移り、生まれてくる赤ちゃんを含めた、4人家族の暮らしを想像していましたが…… 12週の壁 ※りほさんが前回流産したのは、妊娠8〜9週のときでした。一般的には、妊娠12週までの早期流産の確率は10〜15%と言われています。 ※妊娠12週〜22週未満の後期流産は1〜2%と言われています。 妊婦健診を受け、胎嚢を確認できてホッとするりほさん。前回の流産の経験がどうしても頭をよぎり、不安になるものの、「そう何度も起こらない、大丈夫、きっと大丈夫」と自分に言い聞かせます。 妊娠8週目を過ぎたころからつわりが始まり、2回目の妊婦健診では無事に心拍も確認できました。 さらに食べづわりが始まり、唯一食べられるコンビニの冷やし中華を1日かけて食べて過ごしていました。 そして妊娠9週目を過ぎたころ。トイレに行くと少量の出血が! 念のために病院へ連絡すると、「生理のときのような出血や、痛みが出てきたらまたご連絡ください」と、様子を見るように言われました。 一般的には流産の8割が妊娠12週未満に起こるため、12週の壁を越えれば流産の可能性が低くなると言われています。 「つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠きっとこの子は大丈夫」そう思っていたりほさんでしたが、願いとは裏腹に、ごく少量の出血は5日間止まることはありませんでした……。 次回、誰か助けて! 多量の鮮血が出て、血の気が引いて……!? 監修/助産師REIKO監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年11月28日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明! しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。流産をした経験から、用心しながら妊婦生活を送ったりほさん。お腹に命が宿ること、産声をあげて元気に生まれてくることすべてが奇跡だと感じながら、長男ハルくんを無事に出産しました。そしてりほさんの子育てが始まり…… 夢いっぱいの新生活を思い描き… 初めての子育てに奔走するりほさん。敏感な長男ハルくんは、夜中に1時間毎に泣いて起きたり、抱っこして歩き回らないと寝ない日が続いたりで、りほさんは寝不足と疲労でフラフラ。2人目なんて考えられませんでした。 子育てが落ち着いてきた、ハルくんが2歳半のころ。 そういえば生理がこないな……と思い、妊娠検査薬を試した結果は陽性! しかし、夫婦で喜んだのも束の間。 新居へ引っ越しする日が迫っていました。 重い物は持たない、脚立には乗らないなど、細心の注意を払って引っ越し作業を進め、無事に新居へ移ることができました。 「ベビーベッドはあの辺に置こうか」「じゃあ私はこのへんでハルは……」と寝室の家具配置を相談するりほさん夫婦。このときは、生まれてくる赤ちゃんを含めた、4人家族の暮らしを想像していました。 流産のことが頭によぎるけれど……何度も起こらない、きっと大丈夫……! 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年11月22日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明!しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。1度目の流産を経験してから半年が経ったころ、基礎体温の高い日が続いたため、妊娠検査薬を試したりほさん。「もし陽性が出ても浮かれない!!」「妊娠していたとしても、何が起こるかわからないから冷静に!」 祈りながら待った結果は……なんと陽性! “浮かれない”と決めていたけれど、思わずうれし涙がこぼれてしまい…… 全部、奇跡…! 陽性がわかってから安定期までは極力外出を控え、少しのお腹の痛みで寝込み、少しのめまいで寝込み、用心しながら妊婦生活を送っていました。 つわりを乗り越えて初めて胎動を感じ、どんどんお腹が大きくなり…… ついに出産のときを迎えました。 「どんなに痛くても苦しくてもママは絶対に大丈夫だよ」 「君がいなくなってしまったときの痛みに比べたら何でもない」 「お腹に命が宿ることも、その命が産声をあげて元気に生まれてくることもこの腕にわが子を抱けることも…どれもこれも全部奇跡だ」 無事に長男くんを出産することができました。 毎日が寝不足と疲労でフラフラ! 2人目なんて考えられなかったけれど…… 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年11月13日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明!しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。旦那さんの提案で購入した花の苗に、「苗の蕾は花が咲いたけれど私は……」と自分の妊活状況と重ねつつ話しかけるりほさん。また赤ちゃんに会いたいという一心で、妊活を続けていたのですが…… 結果を見ても浮かれないと心に決めて… 流産を経験してから半年が経ったころ。病院の先生にすすめられて、毎日基礎体温を測るようになっていました。 基礎体温の高い日が続いたため、「もしかしたら……」と、妊娠検査薬を試すことに。 「もし……もし陽性が出ても浮かれない!!」「妊娠していたとしても、何が起こるかわからないから冷静に!落ち着いて受け止めます!」と祈りながら自分を抑えつつ、結果を待ちました。 その結果は……陽性! 「ダメだ、やっぱりうれしいよ」 浮かれない、と決めていても、やっぱりうれしくて、思わずうれし涙がこぼれてしまうのでした。 そして後日、産婦人科を受診し、無事に長男のハルくんがお腹に宿ったことがわかりました。 次回、どんなに痛くても、苦しくても、ママは絶対に大丈夫だよ! 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年11月09日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明! しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。担当医から流産であることを告げられた1週間後。再び病院へ行くと、待合室にはおなかが大きな妊婦さんが……。 暗い気持ちになりそうなりほさんを励ますように、旦那さんが「花の苗を買おう」と提案。 お花を育てながら、日常を取り戻していき…… もう一度赤ちゃんに会いたくて 旦那さんの提案で購入した花の苗は、つぼみだったものも花が咲きました。自分の妊活状況と重ねながら、命名した花の“まめさん”に話しかけるりのさん。 最初のうちは2人でのんびり……そう言っていたけれど、一度妊娠してからはまた赤ちゃんに会いたくて、妊活を続けていました。 うまくいかない日々が続いても、いつかまた、ママになれる日が来ることを思いながら…… 次回、これはもしかしたら……でも冷静に! 落ち着いて受け止めます!! 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年11月02日大量出血の生理から解放されて、ホッとした閉経ライフがスタートしました。良いことがあった半面、デリケートゾーンに悩むようになりました。どんな悩みが待っていたのか、赤裸々にご紹介します。3カ月に1度のスパンで茶色おりものが出現夜用ナプキンを当てて、完全武装で乗り切っていた大量出血の生理から解放されたのは50歳9カ月のとき。明るい色のズボンがはけるようになり、ほぼ毎日つけていたナプキンを卒業してショーツを直ばきできるスッキリ感。そして、いつ生理が来るのかビクビクしていた呪縛からも解き放たれて、本当に本当にハッピー。<ビバ!(←例えが古いですよね。イタリア語やスペイン語で万歳の意味。かつては結構、はやった言葉なんですよ)閉経!>で、ルンルン(これも古いな~)でした。とはいえ、敵はいつまた襲ってくるかわからん。閉経後も3カ月くらいは、いつ復活するかもしれない生理という幻影におびえて夜用ナプキン2枚と普通サイズのナプキン4枚をバッグに忍ばせていましたが、半年もするとそれもなしに。バッグもちょっぴり軽くなって、良いことずくめでした。ただ3カ月に1度くらい、茶色のおりものが3~5日程度出現。トイレのあとに拭いたトイレットペーパーを見ると、生理の名残なのか若干血が混じっているようなんですよね。そのうちの最初の1~2日は結構ショーツを全面汚すくらいに量が多くて……。余った生理用ナプキンを敷いて対処するようになりました。おりもの前の超ネガティブ思想にほんろうされる私、もともと規則正しく生理があったとき、生理の前に結構攻撃的になったり逆に落ち込んだりして、かなりメンタル的に不安定になる傾向がありました。その名残なのか、がっつり更年期の症状なのかはわかりませんが、茶色のおりものが始まる前にものすごくネガティブ思考になることが判明。現在、椎間板ヘルニア発症中で、右足や右の臀部にしびれを感じる私。ネガティブ真っ只中のときは、もうこんな足はいらない。切ってしまったほうが痛みから解放されてラクになるんじゃないかとか、詰め込みすぎの予定ができなくなるのは日常茶飯事なのに、<あ~あ。午前中何もせずに終わっちゃった。もうホントにダメだなあ……>など自分を全否定するような言葉や気持ちが次々襲ってきます。余計なことを考えられる休みの日に鬱々となることが多いのですが、平日の朝にそんな症状が襲って、会社を休むことも。そうすると絶賛ダメ人間発動で、1日グチグチ、ウダウダして終了。次の日に持ち越さないでスッキリ元に戻ることもありますが、ダメで2日間まんじりもせずっていうときも。そうすると、茶色いおりもの出現で、なんらかの因果関係があるのではと思っています。おりものの量が少なくなり、デリケートゾーンに痛みがそして、目下最大の悩みが、デリケートゾーンが乾燥し痛みが時々襲うことです。最初に気が付いたのは、自転車に乗るとお股が痛くなったこと。ケースワーカーをしていて、平日2~3時間自転車に乗ることがある私。自転車に乗り過ぎているのが原因と思っていましたが、さにあらず。だって、茶色のおりもの発生の1~2日目には同じように自転車に乗りまくっているのに、そういうことがないんですもの。すっごく恥ずかしいのですが、女性器の周りとおしりのあたりの陰毛は定期的に処理しているのですが、処理した日に自転車乗りまくると本当に痛~い! なので、おりものが少なくなっていて、それが原因ではと疑っているのです。早速ネットで「閉経おりもの少ない」で調べましたよ! 閉経後はエストロゲンという女性ホルモンがほとんど分泌されなくなるため、おりものが少なくなるようです。まとめ閉経してうれしいこともあったけれど、さらなる悩みが襲ってきました。う~ん。恐るべき更年期。とはいえ、大量出血でデリケートゾーンがゴワゴワしていたときに比べてマシかなと思うことがある一方で、気持ちがめっちゃ落ち込む日は、<どうしちゃったの私。ホントダメダメだ~>となってしまい、なかなか一筋縄ではいきません。そして、お股が痛くなる問題。ネット検索すると、そんな症状をサポートするグッズもあるようなのですが……。茶色のおりものも気になるので併せて産婦人科に行って相談したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】3カ月に1度、茶色のおりものが出ていますが、茶色のおりものは出血している状態なので、まだ完全に閉経していないのではないかと思います。また、この不正出血前のみにしか症状が出ていないのであればPMS(月経前症候群)の可能性があります。婦人科で女性ホルモン検査をおこないE2(エストロゲン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)を測定してもらえば卵巣の状態がわかり、閉経しているかどうかがわかります。不正出血が子宮体がんの可能性もあるので、婦人科で診てもらうことをおすすめします。★関連記事:「更年期と美容にも一石二鳥!」恐るべしプラセンタ注射の効果【体験談】★関連記事:「そんなに食べてないのに体重増加」更年期でも諦めない!無理なくできたダイエット【体験談】★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2021年10月31日6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明! しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。初めての妊娠が終わってしまった……悲嘆に暮れるりほさんが、日常を取り戻していった方法とは? 旦那さんの提案は… 1週間後、再び病院へ行くと、そこにはおなかが大きい妊婦さんがいっぱい。 その幸せそうな姿を見て、暗い気持ちになってしまう……。 そんなりほさんを励ますように、旦那さんが「このあと、お花買いに行かない?」と提案してくれました。 かわいらしいお花を育てながら、少しずつ日常を取り戻していったのでした。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 上枝りほ2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。」を公開している。
2021年10月26日閉経が訪れたのは50歳9カ月。カウントダウン5年前から、定期的に来ていた生理の間隔が乱れ、しまいには生理後1週間で再び生理に。さらにスタートダッシュの大量出血と、予測不可能な月のものに振り回されました。生理が終わった1週間後、再び出血に見舞われる私の生理サイクルはほぼ1カ月。なので、毎月決まった日にち±1~2日で生理が訪れていました。しかし、45歳を過ぎたころから3日、4日と始まるのが早くなるように。そして47歳のとき、ついには生理が終わった1週間後に、再び出血が。最初は不正出血なんじゃないかと半信半疑。しかし、いつものように1~2日目が多くて次第に量が減るスタイル。普段どおりに7日目で終わり、「やっぱり生理やん!」。そうかと思えば、閉経前の1年前、49歳ごろには、生理が終わったと思ったら、次の生理が来るまで2カ月ぐらい空くときも。あんなに定期的に来ていたものが、予測不可能に。なので、私が持ち歩くバッグには必ず生理用ナプキンを忍ばせておくことになりました。大量出血で夜用ナプキンでも粗相することが…ほかにも私を悩ませたのは、大量出血。それも開始早々ドバー。トイレが真っ赤っか!(食事中の方、ごめんなさい) こんなに血が出たら、死ぬんじゃないかと思うくらい。とはいえ、座ったり、寝ていたりしているときに起こる確率は低く、立ち上がるとドッバー。家にいるときはいいですよ。そのままトイレに駆け込めばいいから。でも、外でも容赦なく起こるんですよね~。そんなときはバッグごとそのままトイレへ。急いでナプキン装着。おまけに、普通サイズのナプキンなら1時間程度で全面真っ赤に。長さ40cmの夜用ナプキンは後ろ漏れは防げるけれど、横漏れはアウト。だから、夜用ナプキンを装着する前に、普通サイズのナプキン2枚を横長にしてセット。一度に3枚もナプキンが必要なので、私が持参していた生理用ナプキンは夜用2枚に、普通サイズが6~7枚。当然、生理用ポーチに収まりきらないため、バッグごと駆け込んでいたのです。止血剤を処方されたけど、病気が気になり飲めない?生理が終わってから7~10日でまた生理。おまけに、生理が始まるとすぐに大量出血で、洋服や下着、寝具などを汚すことが多く、ズボンはいつも黒かネイビー。大量の生理用ナプキンのほかに、1分丈のスパッツに生理用ショーツもバッグに入れるように。本当に大量失血でどうにかなってしまうのではと思い、意を決して産婦人科へ。出産を待ちわびるプレママの横で、出血におののくアラフィフ女。子宮を診てもらい、がん検査もしたけれど異常なし。「閉経前の月経不順ですね。止血剤※出しておきます」でホッとしたのもつかの間、止血剤は稀に血栓を起こすとのこと。高血圧を患っている私が飲んでいいものか、悩みに悩んだあげく、危ないんじゃないかと自己判断して、止血剤は飲まずじまい。結局、大量出血から始まる生理は閉経半年前まで続きました。<※私が処方されたのはトラネキサム酸で、心筋梗塞や脳血栓など血栓による病気の人には慎重に使う薬ですが、高血圧だから使ってはいけないというものではないようです。勝手に自己判断してしまいました。>まとめ大量出血時のナプキンの使い方は改良を重ね、スパッツにまず横長に普通サイズのナプキンをセットし、夜用のナプキンをパンツに当てる方式に。そうすると、デリケート部分のごわごわ感が幾分軽減されるのと、ズレにくくてズボンまで粗相する確率が減りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】このような過多月経では、貧血を起こしている可能性が高いです。止血剤は血栓症が怖くて飲めないという患者さんがいらっしゃいますが、止血剤の対症療法だけでなくほかにも治療法はあります。自己判断で薬を中止せず、薬に不安なことがあれば受診して医師に相談しましょう。著者/杉田リエ(51歳)大学生と高校生の母。第二子出産を機にフリーライターに。46歳のとき社会福祉士の資格を取り、ケースワーカーとして社会復帰。現在の悩みは教育資金と心&体の健康。愛猫の姿に癒やされます。
2021年10月25日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ双子の赤ちゃんが無事に産まれたとの報告を夫から受け、一安心。ルンルンの夫は見ていて恥ずかしいほどでしたが…。■麻酔による嘔吐、そして…■激痛に意識が遠のいていく…現在、こうして生きていますので、気楽に読んでいただけたらと思います!現在妊娠中の方の不安を煽ってしまうのではないかと思い、躊躇していましたが、漫画やドラマの中だけの話ではないということを知ってもらいたくて、描く決断をしました。嘔吐、大量出血、胎盤を出す時の激痛…。痛すぎて気が狂いそうでした。大きな病院に入院していると、多胎妊娠に限らず様々な現実を突きつけられます。どうか、妊婦さんたちが、赤ちゃんたちが守られる世の中になりますように…。※嘔吐は個人差があると思います。次回に続く「双子妊娠出産レポ」(全8話)連載は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年09月11日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ内診の日まで不安で仕方なかったけれど、胎嚢が見えた瞬間、とても幸せな気持ちになりました。■ある日トイレに行くと…■出血は止まるどころか増えてしまい…一気に事が進み始めました。腹痛が出始めた時には「これはヤバイやつだ!」という考えに…。病院に電話するよりも職場に電話して報告することが一番緊張したのを覚えています。次回に続く(全20話)「大事な我が子を産むまで」連載は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年08月24日閉経後に出血があると、「もしかして閉経じゃなかった?」と思ってしまうかもしれません。けれど、不正出血はさまざまな病気の初期症状であることも。そこで、閉経後に不正出血があるとき考えられる原因と、対処について産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。閉経後にリスクが高まる“子宮体がん”閉経後に突然出血があった場合、まず検査したいのが“子宮体がん”であると駒形先生は言います。「子宮体がんは、子宮体部の内側にあり、胎児を育てるための子宮内膜から発生するがんです。 40代後半から増加し、50~60代がピークです。子宮体がんの発症には卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが関係していますが、原因の約8割が、プロゲステロンが出ないことによるエストロゲンの過剰分泌に遺伝子異常が加わったものだと考えられています。そのため、ホルモンバランスが崩れやすくなる閉経後は特に注意が必要なのです」(駒形先生)また、閉経後が危険なのは、生理が子宮体がんを防いでいたから、と先生は言います。生理により子宮内膜が剥がれれば子宮内の炎症は起きないため、子宮体がんのリスクを抑えられていたのだそうです。自覚症状は不正出血以外にもあるのでしょうか。「茶色いおりものが分泌されたら、不正出血と思ってください。進行すると排尿しづらい、または排尿時に痛みを感じる、性交時に痛みがある、下腹部や腰の痛みなどがあります」(駒形先生)子宮体がんのリスクになるそのほかの要因そして、閉経以外にも子宮体がんにかかりやすい要素はあると先生は言います。「まず肥満です。脂肪細胞が多いと、エストロンというエストロゲンに似た物質が出るのですが、これはホルモンバランスを乱す原因になります。次に妊娠出産の経験がないこと。生理は子宮体がんを防ぐ働きがありますが、何十年も絶え間なく毎月生理がくることは子宮に大きな負担がかかるためです。また、ホルモン補充療法も原因になることがあります。女性ホルモンを補充すると子宮内膜が厚くなりますが、子宮内膜が厚いのに剥がれない状態は子宮体がんのリスクを高めます」(駒形先生)もし3つのうち1つでも当てはまることがあれば、注意が必要です。がん検診のときは必ずエコー検査を!子宮体がんは不正出血があってもホルモンバランスの乱れとされ、見逃されることも多いそうです。そのため、健康診断が早期発見のカギになります。「自治体や企業の婦人科のがん検診は子宮頸がんが中心で、今のところ子宮体がんはオプション検査となることが多いようです。しかし、発症リスクが高い40代後半以降なら、年に1回はエコー検査を受けてほしいですね」(駒形先生)子宮体がんも、ほかのがんと同様、発見が早ければ早いほど完治の可能性は高くなると言います。オプションとなると二の足を踏みがちですが、積極的に受けたいものです。まとめ閉経前でも生理不順が長く続いていたり、乳がんの経験があったりすると子宮体がんのリスクが高まるそうです。更年期や閉経後の不正出血は軽く捉えず、婦人科を受診してみましょう。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2021年07月15日38歳で結婚した私。「年齢的に早めに妊活したほうがいいよね」と夫と話し、妊活を始めたものの、なかなかよい結果が出ないままでした。あるとき「今回もダメだったかぁ」と残念会をした翌朝のこと、まさかの出来事が起きたのです。 その日のうちに私たちは産婦人科へ。すると、エコーで胎嚢が見え、「妊娠5週目です」と言われました。出血のことも話しましたが、特に原因はわかりませんでした。 その後、残念会でお酒を飲んでしまったことを思い出し、罪悪感を感じましたが、「過ぎてしまったことは仕方ない!」と思いなおし、その後は控えるようにしました。そうして誕生した娘はもう1歳に。元気に育ってくれています! よく聞く妊活は女性が頑張っている印象がありましたが、男性も頑張らないとうまくいかないなと思いました。 夫はたとえ朝忙しくても、時間に余裕がない日でも頑張ってくれました。 だからこそ、私は「本当に子どもが欲しいと思ってくれているんだな」と思えましたし、夫婦の大切なスキンシップの時間にもなったので、妊活中も心は安定していました。今となっては夫婦の気持ちを合わせる良い機会だったと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/小森風子さん作画/まっふ
2021年05月30日私が妊活中だったときの話です。当時の私は、妊娠の超初期症状、そして妊娠検査薬についてインターネットで調べまくっていました。そんなとき、トイレに行くと生理のような出血が。「またダメか……」と思ったのですが、翌日検査すると……! インターネットの情報だけではわからないことが多いんだなと感じた出来事です。 現在は無事に出産し、毎日育児を頑張っています! このことで私は、生理も、妊娠も、出産もとても個人差が激しいものだと改めて感じました。インターネットで何でも検索できるのは便利ですが、すべて鵜呑みにせず、わからないことや不安なことはお医者さんに診てもらったほうが確実ですし、安心できるなと思いました。これから育児でも悩むことがたくさんあると思いますが、頑張っていきたいと思います! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------原案/やぎめいさん作画/モリナガアメ
2021年04月29日独身時代は「下着に出血=生理」と思っていた私。でも、出血するのは生理のほかにも理由があることを、身をもって学んだ私の体験エピソードです。 結婚前から生理が重く、周期も不安定な私私は、結婚前も結婚後も生理が重く、生理周期も安定しているとは言えません。だから勝手に「私は妊娠しづらい体なんだろうな……」とずっと思っていました。 実は、私の周りには、不妊で悩んでいる先輩が何人かいたのです。そういう環境だったこともあって、余計にそう思い込んでいたのかもしれません。 生理と思ったらまさかの…あれは新婚旅行が終わり、ほっとしていたとこのこと。トイレに行くと、下着に血液がついていました。「あ~、おなかが痛くなってきたし、またつらい生理が始まるのか……」と憂うつになったのですが……。 いつもなら、どんどん経血の量が増えていくのに、今回はまったく増えません。それどころか、どんどん量が少なくなっていくのです。 「何かの病気かも……」と心配になった私は夫に相談。夫は「もしかして妊娠じゃない?」と言い、念のため妊娠検査薬を使ってみることに。すると、驚いたことに陽性反応! 私はてっきり生理だと思っていたのでとてもびっくりしましたが、すぐに病院へ。そして、病院で妊娠を確認できたのです。その際、出血について産婦人科の先生に確認すると「それは着床出血で間違いないですね」とのことでした。 出産間近に生理2日目のような出血が!その後は順調に妊娠生活を送り、いよいよ出産間近というとき。またしても下着に生理2日目のような出血が! 不安になって病院へ行くと、「それは“おしるし”ですね。子宮口も4cm、開いていますよ」と言われたのです! 「おしるし」で思った以上の出血があったこと、そして子宮口も開いていたことに驚きましたが、それから順調に陣痛が始まり、無事に出産することができました。 「下着に血液=生理」とは限らないということを身を持って学びました。私は妊娠も出産も、「出血」で気づかされました。そして、いつもは生理のたびにブルーな気分になっていましたが、生理は大切な命を授かるための大事な期間であることを改めて感じることができました。次にくる生理には感謝したいくらいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/こんゆきさん
2021年04月23日2018年の夏、私は33歳でした。10代はスポーツに、20代からは仕事をバリバリしていました。ただ、生理は不規則で、 1カ月に2回きたことや、1カ月以上こなかったことなどもありました。しかし、30代になってからは規則正しくなり、6日間くらいの生理が、だいたい30日周期でくるように。規則的になると、準備がしやすくなりました。 このときも、「きっと生理とかぶるなぁ」と思いながら、小豆島へ2泊3日の旅行へ。すると、初日からおなかが重くなり、トイレへ行くとやっぱり生理がきていました。予想はしていたので、持っていた生理用ナプキンをつけて、旅行を楽しんでいました。 普段だと生理2日目は量が多いのですが、このときは、2日目も3日目も、1日目とほとんど変わらない量。色はいつもよりは少し黒いような気もしましたが、「いつもと違う!」とはっきり確信が持てないくらいの微妙な違いで……。体調はいつもと変わらず元気だったので、あまり深くは気にせず、たくさん歩き、走り回って、旅行を楽しんでいました。そして、楽しい旅行はあっという間に終わり、出血もいつも通り6日目で止まりました。いつもと違っていたのは、この6日間、出血量があまり増えず、ずっと同じくらいの少量だったことくらいでした。 そして、次の月。「また来週くらいから生理だなぁ」と思ったころから、体調が悪くなりました。気持ち悪く、食欲もなく、寝転んでいる時間が長くなったのです。まったく動けなくはないですが、食べ物のにおいも気になるように。それが、3日、1週間、2週間、と続いていたなかで「あれ?そういえば今月、まだ生理がきてないな」と気づきました。その後、赤ちゃんは順調に育ち、無事に出産することができました。今回のことを経験して、体調がいつもと変わらなくても、色や量など経血の状態に気になることがあったら、婦人科を受診したほうがいいのかな、と感じました。受診すると、不安だったことがすっきりと解決することもあるし、 自分自身が安心でき、体を守ることができるなと思いました。 監修/助産師REIKO--------原案/西川りんさん作画/まっふ
2021年03月20日市民の安全な生活を守るためにさまざまなシーンで活躍している警察官は時に、訓練していない緊急事態に直面することがあります。2021年1月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のミッドウェイという村に住む高齢夫婦から、救急隊員を要請する電話がありました。急いで隊員たちが駆け付け、具合が悪いという住人の男性は病院へ搬送されます。その直後、救急隊員とともに現場に来ていた王立カナダ騎馬警察(RCMP)の警察官は、男性の妻の健康状態が気になって様子を見に行きました。すると妻は、家の中にある家具を壊していたのです。夫婦の家には暖房器具が薪ストーブしかなく、夫が病院へ運ばれてしまって山に薪を集めに行く人がいなくなったため、妻は仕方なく家具を壊して薪の代わりにしようとしていたのです。困っている高齢女性を見た警察官はその様子を見た警察官は考える必要もなく、すぐにある行動に出ます。彼は仲間の警察官たちを呼び集めて隊を作り、山に入って木の枝を切り、薪にして妻の家に届けたのです。 この投稿をInstagramで見る RCMP in British Columbia(@bcrcmp)がシェアした投稿 RCMPブリティッシュ・コロンビアはInstagramに「RCMPの警察官たちは、彼らが奉仕する地域の犯罪と闘うだけでなく、薪を切ることもあります」と写真を投稿。車の後部座席にはいっぱいに積み込まれた薪が。ひと仕事を終えた後の警察官たちの笑顔がさわやかですね。この投稿には「ありがとう!」「心が温かくなった」など称賛の声が上がってます。またRCMPブリティッシュ・コロンビアは投稿で「新型コロナウイルス感染症による影響で人々は孤立しやすくなり、隣人や友人、また家族が直面している困難に気付きにくいです。我々のこの小さな親切によって、みなさんが周りの人に声をかけ、助けが必要な人には手を貸してあげようという気になってくれたら嬉しいです」とつづっています。この女性は倒れた夫の心配だけでなく、その日に暖をとるための薪の心配もしなくてはなりませんでした。高齢の女性が薪がないために家具を壊している姿を想像するだけで、胸が締め付けられます。「市民の家の薪ストーブの薪を山に取りに行くこと」は、いくらカナダでも警察の通常任務には含まれていないはず。ためらうことなく女性のために薪を取りに行った警察官たちの優しさに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月03日複数の映画やテレビドラマに出演し、端正な顔立ちと安定感のある演技力が人気を博している、俳優の清原翔さん。2020年6月に、感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。報道から半年以上が経った現在もなお、ネット上では彼の身を案じ「ゆっくり療養してほしい」といった応援の声が相次いでいます。清原翔の所属事務所が発表「現在復帰に向けてリハビリに専念」2021年2月1日に、所属事務所は清原さんの現在の状況についてコメントを発表。「現在は復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念している」と報告しました。清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。STARDUSTーより引用また、清原さんに対して励ましの言葉や手紙、千羽鶴などの贈り物をもらったことについて「清原もみな様のあたたかい気持ちに大変感謝しております」とつづっています。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです。STARDUSTーより引用所属事務所は最後に報道関係者に対して「自宅周辺や実家、親戚、医療機関などへの取材行為はご遠慮いただき、引き続き温かく見守ってください」とコメントしました。ネット上では次のような反応が寄せられています。・ずっと気になっていたので、近況を知ることができてホッとしました。・気長に待っているので、焦らず、リハビリに専念してください。・ご無事で何よりです。また清原さんの演技が見られる日を楽しみにしています!芸能活動への復帰は、しばらく時間がかかるとのこと。清原さん自身のペースでリハビリをこなし、いつかまた元気な姿を見せてくれる日を、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第5話。今回は更年期の生理不順の治療についてお伝えします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウーマンカレンダーをご覧の皆さま、初めまして。更年期イラストレーターのやましたともこでございます。かかりつけの婦人科の先生の方針で、更年期の生理不順の治療を始めた私。2週間程度(だったと思う)、飲み薬と塗り薬を飲んだり塗ったりしました。先生が「このタイミングで生理がくるから」と言ったタイミングで生理がきたのですが……。ぎゃあぁぁ~~~~!!!!トイレに行ってびっくりしました。もうカラッカラのカッスカスだった私の生理が、若かりしころに体験していた現役レベルの生理になっていたのです。現役やん! 超現役やん!!現役注意報! 現役警報!!ちょろちょろとかわいい出血の中年生理に慣れっ子だった私には、現役レベルの多量の出血が恐怖でしかなく、すっかり心が折れてしまいました。治療、やめたいな~。
2021年01月26日40代になったら生理も軽くなるかな……と期待する人もいるでしょう。しかし、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生によれば、更年期世代でも大量出血を訴えて受診する人がいるそうです。大量出血したときの受診の目安や貧血の予防法を聞きました。まずは病気、次にホルモンバランスの崩れを疑って40代での大量出血は、疾患の可能性もあります。40~50代で子宮筋腫など婦人科疾患を持つ方が増えてきますが、更年期により症状が助長されることがあるからです。ですから、まずは検査をして問題ないことがわかったら、ホルモンバランスの崩れを疑います。ホルモンバランスが崩れると、厚くなった子宮内膜を維持できなくなったり、ちゃんと厚くすることができなくなったりすることから、少量の出血が長く続いたり、一度に大量出血したりすることがあります。生理時の大量出血は医学的には過多月経と言います。1周期(5~7日分)の生理の出血量が150ml以上あることを言い、レバーのような塊が出ることもあります。通常の出血量は50 mlなので3倍も多くなります。具体的には●昼間のナプキンが2時間もたない●昼でも夜用ナプキンを使っている●貧血症状があるというときは過多月経が疑われます。生理が2週間以上続いたら受診をホルモンバランスが崩れると、厚くなった子宮内膜を維持できない、または子宮内膜を厚くできなくなるために少量の出血が続いたり、一度に大量出血したりすると、貧血症状が出やすくなりますが、女性は「貧血ぐらい」と我慢しがちです。けれど、自分で貧血を実感している時点で重症化していることがあります。「貧血かな」と感じたら婦人科に相談してください。また、生理2日目以上の量が2週間以上続いたときも、受診しましょう。貧血は鉄剤の摂取で予防できます!このように、40代になるとホルモンバランスが崩れ、貧血をはじめさまざまな体調不良が現れやすくなります。貧血になりやすいという人は鉄分の多い食品を積極的に摂り、足りない場合はサプリメントを活用するといいでしょう。そのとき、もしアレルギーがなければ亜鉛が入ったものがベター。亜鉛は血液内のヘモグロビン値を上げる効果があるとされています。亜鉛はアイシャドウなどに含まれています。アイシャドウでかぶれたことがある方は、摂取するとじんましんなどアレルギー反応が出る可能性があるので避けましょう。まとめいかがでしたか? 女性ホルモンの分泌量が減っても出血は増えることがあるということがわかりました。年のせいと決めつけず、大量出血は病気の可能性もあることを忘れずに、気になったら婦人科を受診してみましょう。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
2020年12月22日現在44歳の私。生理での経血量は今でこそ少なくなりましたが、10代や20代のころは今よりもずっと多かったです。2日目や3日目は特に経血量が多いため、こまめにナプキンを交換するよう心がけていました。 ところがある日、ナプキンなどでは到底太刀打ちできないほどの、大量出血に見舞われたのです。 もともと経血量が多かった私もともと私は経血量が多く、こまめにナプキンを交換していたものの、ナプキンの許容量をオーバーすることが度々ありました。許容量をオーバーすると漏れてショーツに血がついてしまうため、わが家の洗面所の片隅には、私の生理用ショーツをつけおきした洗面器が、よく置かれていたものです。 ショーツのつけおき洗いはしょちゅうだったし、生理痛もひどかったので、生理にはホントに苦労させられました。そのなかでも特に印象に残っているのは、一瞬にして大量の経血が流れ出たときのことです。 「おしっこ?」と思うほど、突然の大量出血当時20代後半だった私は、正座を崩したような形で座布団に座り、パソコンでネットを見ていました。ネットに夢中になり3時間ほど経過したころだったでしょうか。 尿意をもよおしたのでトイレへ行こうとし立ち上がるため足にグっと力を入れたところ、「おしっこが出ちゃったのかな?」と錯覚するような、下半身からサーっと何かが流れ出るような感覚に突如おそわれたのです。 一瞬おしっこだと思ったそれは、なんと経血でした。 ショーツもズボンも座布団も血だらけに一瞬にして流れ出た経血は、ショーツやズボンだけでなく、座っていた座布団までも赤く染めるほど大量でした。 「経血量が多いとはいえ、一瞬にしてこんなに大量出血するものなの?」。あまりにも驚きすぎて、私はしばらく呆然としていました。しばらく呆然としたあと母親を呼ぶと、血まみれになったズボンや座布団を見て、母親もびっくり! 母親は「おなかとか痛くない? こんなに大量に出るなんて、病院へ行ったほうがいいんじゃないの?」と心配してくれました。 しかし、生理痛はいつもと変わらない程度の痛みだったこと、めまいや立ちくらみなど貧血らしき症状はなかったこと、加えて経済的にあまり余裕がなかったこともあり、結局この件で病院へ行くことはしませんでした。 それから月日は流れ、30代以降に何度か婦人科検診を受けていますが、毎回「異常なし」との診断です。あれ以来、大量出血をすることはありませんが、私のあの大量出血の理由は、謎のままになってしまいました。本来ならば、あのような状況下でこそ病院へ行くべきだったと、今は思います。 監修/助産師REIKO 著者:コノハ
2020年12月16日私が31歳、結婚して2回目の夏でした。そろそろ子どもを……という予定はありましたが、もともと生理が重かったためピルを5月まで飲んでいて、やめたばかりでした。すると、夏休みで帰省しとときに茶色い出血が続くようになったのです。 茶色い出血が続くも特に気にせず…結婚して実家から離れたところで過ごしているため、3週間くらいの夏休みは地元の友人との飲み会や姪っ子と遊ぶ予定でびっしり。実家に戻り8月の初旬、ちょっと予定日よりも早い生理1日目のような茶色い出血が……。 私は少し早く生理が来たのだろうとしか思わず、予定通り友人との飲み会も姪っ子との遊びもフェスもがんがん楽しみました。しかし、その間も生理1日目のような茶色い少量の出血は、ずっと止まりませんでした。 病院に行かず2週間が経過夫には「病院に行けよ」と言われていましたが、お盆休みだったのと、実家近くの病院に行っても……と、病院には行かずに2週間が過ぎました。今まで1週間以上出血が続いたこともあるけれど、ここまで長いのは初めてでした。そこで、実家から家に帰るとすぐに病院へ。 すると判明したのは、まさかの妊娠!!!! 私はてっきり生理だとばかり思っていたのですが、妊娠にともなう出血だったようです。しかし、処方された薬を飲むと約1カ月後には出血が止まりました。 おなかの中で元気に育ち、無事出産!その後、赤ちゃんは順調に育って妊娠40週3,400gで立派に生まれてくれました。今もすくすくと育ってます。ピルをやめてすぐだったのと、そんなに簡単には妊娠しないだろうとたかを括っていた私。お酒を飲んだり、フェスで大暴れしたり……本当に本当に過酷なおなかの中を体験させてしまったなと、反省しました。 幸い子どもは無事におなかにい続けてくれましたが、もし流産してしまっていたら後悔し続けていたと思います。やはり生理が来なかったり、出血が続いたりするなど、少しでも何か変だなと思ったら婦人科へ行かなければいけないなと思いました。基礎体温もちゃんと測ろうと思っています。 監修/助産師REIKO-------------文/きらやかまなさん
2020年11月19日妊娠8週の妊婦健診で無事に赤ちゃんの心拍を確認。そして前から気になっていた出血の原因もわかります。 この日、妊娠8週での妊婦健診だったのですが、先生がなにやら子の大きさを測り、その大きさをもとに「8W2d」と変更しているようでした。※w=week(週)、d=day(日) そして生理予定日から長く悩まされていた茶色い出血ですが、どうやら前に見つかったポリープが原因ということがわかりました! 赤ちゃんには影響がないようなのでほんと一安心……! 「安定期入ったら取るかどうするか考えます」とのことでしたが、結局取らずに済みます。 あとこの日は子宮頸がんとクラミジアの検査もしていただきましたが、相変わらず何も感じず一瞬でした! 【第71話につづく】 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 漫画家 まっふ令和元年5月1日生まれの男の子を子育て中の漫画家。多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠を備忘録としてブログにのんびり4コマで更新中。ベビーカレンダーでは妊娠中のお話「妊婦レベル1 まっふの冒険記」を連載中。息子とのお昼寝と一日の終わりにするゲームがなによりの至福。
2020年11月10日50歳のころ、閉経という人生の境目に近づき、精神的にも落ち込むことが多い時期でした。ただ、それが更年期障害というものなのか実感としてわかなかったことも事実。しかし、月経の大量出血が起き、生活にも支障を来してしまったのです。いつどこで出血が起きてしまうかわからないので、レストランでゆっくり食事もできない状態でした。それではっきりと、もしかしてこれが更年期障害というものなのかと気付きました。そのときにおこなった解決方法などについてお話しします。閉経前の大量出血の原因は?50歳の誕生日を迎えるころから、月経のときの出血に違和感を覚えるようになりました。最初はタンポンから血が漏れていることが多いなと不思議に感じましたが、タンポンの入れ方が悪かったのだろうと気にしないようにしていました。しかし、友人の車に乗せてもらった際に大量出血。これはちょっとおかしいと感じました。そこでネットで月経の出血が増える原因を調べてみたのです。大量出血が起きる可能性を調べると、次のようなことが見つけられました。ホルモンバランスの乱れ子宮筋腫子宮腺筋症子宮内膜ポリープ子宮内膜増殖症病気がある場合は早期発見、早期治療が大切。そこでネットを参考に次のことをチェックしました。また、チェックしておくと婦人科に行って説明がしやすかったこともメリットでした。出血の量血液のかたまりが出る鈍痛月経期間の延長月経ではないときの出血排尿が苦痛腹部のしこり私の場合は、タンポンから漏れるほどの大量出血、レバーのような塊が見られる、月経が少し長いことを伝えました。月経があるときには婦人科に行かないほうが良いと思っていましたが、医師に「必ずしもそうではないよ」と言われました。出血しているときの受診のほうが、医師が判断しやすいこともあるそうです。まず電話で相談して、医師にどのような状態で診察してもらうのが良いのか聞いたほうが良いのだなと思いました。ホルモン補充療法はリングで診断の結果、病気は見つからず更年期障害と診断されました。更年期障害ということで、ホルモンのバランスを整えることになりました。基本的には、年に2回必ず婦人科でチェックをしてもらっているので、病気になることはないと思っていましたが、それでも心配でした。ホルモン補充療法の方法はいろいろありますが、もともと私は避妊のためのリングを使っていたので、更年期用に変えることにしました。更年期用のリングはリングにホルモンが付けられており、少しずつ体内に吸収されていくというものです。大量出血以外にも、疲れやすさや気持ちの落ち込みなどもあったかと思います。忙しくしていたため、自分では気付かなかったのですが。リングを入れたあとの月経ではまったく問題がなくなりました。タンポンから出血が漏れることがなくなり、安心してどこにでも行けるようになりました。若い人たちに混じって大学生をしていて授業中に漏れてしまったらどうしようかと思っていたのでとてもうれしかったです。54歳になってから月経がないので、多分閉経したのだと思います。このまま様子を見て、1年以上月経がない場合はリングを除去するそうです。リングを利用するメリット・デメリット医師によると、リングを使用するメリットは、経口タイプの薬より副作用が少ないこと、飲み忘れがないこと、直接作用するため効果がすぐに期待できることだそうです。ホルモンを定期的に体に補充するために、飲み忘れをしては効果が期待できません。私はほかの薬も忘れがちなタイプなので、子宮内に入れたらそのままという方法がぴったりでした。デメリットは合わない人もいることだそうです。私の場合は41歳の3人目の妊娠で腎臓の機能が低下したため、4人目の妊娠は絶対無理と言われリングを入れました。リングを入れる際に痛みがある人も多いそうですが、私の場合はリングを入れることだけを専門にしている医師に頼んだので痛みはありませんでした。ただし、その後数カ月は違和感があり、数回の受診をしています。なかには痛みや違和感に我慢できず、途中で外してもらう人もいるほど、合わない人は本当に合わないようです。私の場合、半年ほど過ぎたころからまったく違和感がなくなったので、ある程度の時間は必要なのではないかと思います。まとめリングを入れることで大量の出血がなくなり、更年期障害の時期を気持ち良く過ごしました。精神的な問題もなく過ごせたのはリングのおかげだと思います。ちょうどその時期学生だったこともあり、学校を続けていけるのかとても心配でしたが、婦人科医に相談し、面倒なこともなく55歳までとても気持ちよく過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年11月04日私は、2男1女のママです。長男のときは妊娠中に起こるトラブルはなかったのですが、次男のときは妊娠初期に不正出血、そして妊娠後期に子宮頚管が短くなり入院をして大変でした。そして今回3人目……。35歳過ぎてからの妊娠や仕事環境、息子たちの育児などあり、自分が思っている以上におなかに負担がかかり再び切迫流産……。休職を繰り返し、職場とのやり取りで感じたことをお伝えします。 妊娠13週に不正出血し、切迫流産と診断妊娠13週のとき、勤務中に出血……。診断結果は切迫流産で、1週間の張り止め内服と自宅安静の指示が出ました。治療の効果があり1週間で回復し、仕事復帰することができました。次男のときも妊娠初期の段階で不正出血して切迫流産を経験していたので、今回も同じような感じかと考えていました……。 そのためまずは、自転車通勤から車通勤に変更させてもらい切迫流産の予防策をとったのですが、復帰して2週間が経たないうちの妊婦健診で子宮頚管が短くなっていると診断を受け、再び休職することに。 妊娠16週より仕事復帰を目標に治療計画切迫流産をかかえながらも私は仕事復帰を目標に考えていましたので、助産師さんと担当医と相談して治療計画を考えていただくことにしました。できあがった治療計画は、1週間の自宅安静と内服治療、その後の1週間は内服治療をせず家事・育児のみ動いて、子宮頚管に影響が出ないかを診ていくという内容です。結果、張り止めの内服治療をしているときは子宮頚管の長さは回復。しかし、内服を中断し、家事・育児に動いてみると子宮頚管はまた短くなる……という状況でした。この経過に、担当医も助産師さんも仕事復帰に首を縦にふることはなく、今の妊娠週数で切迫流産を繰り返すのはよくないと診断を受けてしまったのです。 仕事復帰は諦めてと休職の診断書!?次男のときは張り止めの内服薬治療をしながらの仕事復帰が可能だったのですが、今回は内服しながらの仕事復帰は許可できないとなり、妊娠19週目から出産まで休職指示となりました。 仕事先では私の復帰を考えた勤務調整の計画も立てていたのですが、検討虚しく欠員が出ることで多大なるご迷惑をかける形になってしまいました。上司からは憎まれ口を言われ、不穏な空気のまま休職に入るかたちに……。 切迫流産で休職し、私が感じたこととは?私の職場はクリニックで、院長と非常勤医師・看護師(3名)事務(3名)・クラーク(1名)のため、看護師1人かけても他の職員への仕事量が増えてしまう職場です。私は産休代行の指導を任されていましたが、休職によりできず、他の職員が分担して指導することでさらに仕事量が増え迷惑をかけてしまいました。仕事先には迷惑をかけている一方で、休職してよかったこともあります。それは……在職中は家事や宿題の手伝いに忙しく、息子たちとゆっくり話す余裕がなかったのですが、休職して家にいることで、普段聞けなかった内面の考えを聞けたことです。また、お風呂・部屋・トイレなどの掃除を毎日してもらうことで掃除がじょうずになったこと。別日になってしまうため、どちらかしか行けなかった息子たちの参観日も、医師の許可を得て参加できたことです。 自宅安静指示は他人から見たら働けそうと思われているかもしれないと不安があり、入院するほどの状況のほうが上司も休職に納得してくれたのかもしれない……と思うことも。ですが、無理して働いていたら早産になっていたかもしれません。主治医が仕事復帰で悩む私に休職と診断したからこそ助けられた命だと感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年09月20日「あれ、生理?」「もしかして着床出血?」「生理にしては早くない?」「生理にしては茶色い?」……これって妊活している方にとっては一喜一憂の出来事ですよね。ただの生理だと思って放っていたら、取り返しのつかない事態に発展する恐れも…。そこで、私が「危なかった…」と感じた妊活中の体験を紹介します。 妊娠判定日の1週間前、茶色い出血がダラダラと…妊活歴が2年ほど経過し、ついに体外受精までステップアップしたときのことです。凍結胚移植も無事終わり、あとは妊娠判定日を待つばかりでした。 しかし、妊娠判定日の1週間前くらいから、茶色い出血がダラダラと出始めました。生理の終わりかけのような、茶色いおりものという感じ。私は毎月の生理前後にも茶色いおりものがダラダラと続く体質だったので、特に変だとは思わず、「あ、ダメだったか。生理が来たのかな」と勝手に解釈し、仕事も毎晩20時くらいまで普通に残業して働いていました。 担当医からのひと言は予想外!しかも、思わぬ危機までそして、いざ妊娠判定日になり、病院を受診しました。「きっとダメなんだろうな」と思いながら、血液検査を受け、担当医の診察へ。すると、担当医から発せられたのは「妊娠しています」というひと言でした。私は、「じゃあ、あれって生理じゃなかったの!?」と、とても驚き、そして混乱しました。 さらに驚いたのは、担当医からの「切迫流産です、今すぐ安静に過ごしてください」という通告でした。「え、流産?」思わず声が出ました。生まれて初めて妊娠できたのに、喜ぶ暇もなく、いきなり流産の危険性を指摘されてしまったのです。「切迫流産」は、まだ流産しているわけではなく、そのリスクの中にあるという状況。通常は、自宅安静もしくは入院をして出血が収まるまで様子をみます。 私は、診察後に美容院の予約を入れていたのですが、医師には「美容院も、仕事もダメ。とにかく自宅安静か入院を選ぶように」と言われました。 担当医の言葉で思い知った「妊娠って奇跡」私は当初、自宅安静を選びましたが、数日後にさらに大量出血。怖くなって入院に切り替えました。担当医からは、「妊娠判定1週間前の出血があった時点で、なぜもっと早く受診しなかったの? 毎日、仕事も残業もして動き回っている状況で、本当に流産する恐れがあったよ」と注意されました。そこで改めて怖くなり、妊娠がいかに奇跡なのかを思い知りました。 2週間の入院中は、毎日薬を飲み、診察を受けながら寝たきりで過ごし、その後は、また自宅安静。実家に帰ってお世話になり、ここでもほとんど寝たきりで過ごしました。仕事は、結局2カ月ほど休職しました。 この体験から学んだことは、不正出血があったらすぐに病院に相談してみること、そして必要があればすぐに受診したほうがいいということ。そして、決して妊娠がゴールではないということです。私と同じように毎月不正出血があるような人でも、妊活している時期には、たとえ不正出血でも、病院に相談したほうがいいのだなと思いました。 監修/助産師REIKO-----文/佐川ゆきさん
2020年08月27日お産は千差万別、何があるかわかりません。私と長男に起きたできごとをご紹介します。 第1子妊娠中の話です。妊娠36週の健診では特に問題もなく、子宮口もまだ開いていないし赤ちゃんもあまり下がっていなかったため、マタニティ生活を満喫していました。ところが!健診から2日後、破水?と思って便座を覗くと、まさかの大量出血でした。すぐに病院に行くことになりました。その間も出血は止まらず……。当日は土曜日で家に夫がいたため、すぐに車を出してもらい、 数十分後病院へ到着。当直の先生に診てもらうと先生の顔色が一変、そのまま緊急帝王切開で出産することになったのです。原因は常位胎盤早期剥離でした。 夫は先生から説明を受けて手術同意書にサインをし、双方の実家に電話をして両親や兄弟が駆け付けてくれました。病院に到着してからあれよあれよという間に長男が誕生しました。病院到着からされるがままでしたが、長男の泣き声を聞いたときはホッとして涙が溢れました。 私は大量出血したこともあり貧血に悩まされましたが、長男は何の問題もなく2人揃って1週間で退院できました。 何の予兆もなく突然の出血からの帝王切開手術。出産はいつ・何が起こるかわからないので、入院準備は早めにしておいたほうが安心だと思いました。また、子どもの名前も決めていなかったので、早めに考えておけばよかったと後悔しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/タカハシユウ作画/和田フミ江
2020年08月11日■あらすじ夫に理不尽な言い方をされカチン…! しかし残りの招待状は夫がやってくれることになりました。職場に迷惑がかかると思って、通院を選びました。次に続きます。\いくたはなさんのブログはこちらから↓/ いくたの前向記後向記 \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月10日