友人夫妻と家族ぐるみでの付き合いがあると、自分の女友だちと夫がLINEで繋がっていることもあるでしょう。ところが、妻の知らないところで女友だちに破廉恥なLINEを送りつけている最低な男性も……。そんな不適切すぎるLINEを、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきがご紹介します。文・並木まき1:「何カップですか?」「たまに家族ぐるみでバーベキューをする、仲の良い友人夫婦がいるのですが、その子の旦那さんから昨年、びっくりするLINEが届きました。普段、LINEなんてしないのですが、朝っぱらからいきなり『急にすみません。胸は、何カップですか?』って、いきなりバストサイズについて質問されたんです。『ええっ!?』と驚いてしばらく返信せずにいたら、その後『妻に下着をプレゼントしたいのですが、サイズがわからなくて……』と届きました。その人には、私とその女友だちのバストサイズが、同じくらいに思えたみたい。個人差があるから、私に聞いても意味ないよと返信をしておきましたが、友人のご主人から胸のサイズを聞かれるなんて、本気でびっくりましたね~」(30歳女性/専業主婦)妻へのサプライズプレゼントの準備とはいえ、よその女性にバストサイズを尋ねるとは、大胆ですね。エロ目的のLINEではなかったようで、よかったです。2:「週何回ヤってる?」「夫婦でWデートをする仲の女友だちがいるのですが、そのご主人とLINE交換したら、下ネタばかり送ってきて、ウンザリしています。どうやら友人夫婦はレス歴が長いらしく、人前でもスキンシップが多いウチの夫婦が羨ましいみたい。適当にあしらっていたのですが、ついこの前は『ぶっちゃけ、週何回ヤってるの?』とストレートなLINEが届きました。そんなのまともに答えたくないし、なんだかセクハラチックで不快でしたね……。でも、女友達にチクると大ごとになりそうなので、どうやって対処すべきか悩んでいます」(33歳女性/デザイン)親しき仲にも礼儀あり。どんなに仲が良くても、夜の営みにまつわる質問をぶつけたら、破廉恥な男性だと思われて当然です。3:「ウチの妻、ああ見えてスゴい淫らなんだよね」「仕事関係で知り合った同世代の夫婦と仲良くなって、たまに家族ぐるみでご飯に行くようになりました。向こうのご主人と私は、働いている業界が同じということもあり、日ごろからくだらない話をLINEでしています。その旦那さんは、なんでもあけっぴろげに話す豪快な性格。つい数日前には『ウチの妻、ああ見えてエッチのときはスゴい淫らなんだよ(笑)』と、夫婦の営みについて暴露してきました。そんなこと私に言われても返事に困る! 頭の中で、女友だちが乱れている様子を想像しちゃって、ひとり赤面でした」(34歳女性/IT)夫婦の営み事情を披露したがる男性もいますが、その人の奥さんを知っていると、どのように反応すべきか悩んでしまいますよね。自分の夫がこんなLINEを女友達に送っていたとしたら……、ガッカリ&ショックですよね。その点、しっかりと管理できるといいですね。© Kaspars Grinvalds /shutterstock© Olena Yakobchuk /shutterstock
2019年03月25日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は2歳の娘が通う保育園でのお話です。■まだまだシンプルなお友達関係娘は今現在、保育園では1歳児クラス。正直、まだ小さすぎてコミュニケーションもごくごくシンプルなので、友達トラブルなどといえるほどの出来事が起きる段階ではなければ、親としても、まだそういうことがあるという危機感もない。せいぜい、ケンカになってお友だちに噛みつかれるくらいである。しかし、そんなことくらい当然あるよなあという感じなので、先生に逐一報告していただくのが申し訳ないくらい、とくに気にならない。逆に噛みついてしまった時の方が気になる。うちの娘は、1歳になるくらいの時は結構な噛み癖があって、頻繁に友だちに噛みついていた。当時はちゃんと直ってくれるかな…と心配したが、すぐにそれはおさまっていった。そんなある日、いつものように保育園にお迎えに行くと、娘と同じクラスのAちゃん(月齢は半年くらい違うのでたくさんお話できる)が、目の周りに大きなあざをこしらえていて、なんなら流血の跡もある。どうやら、お友だちと積み木の価値観(積む派と崩す派の意見の相違)を巡るトラブルにより、おもちゃでぶん殴られて負傷したようなのである。このくらい激しめのレベルもあるわけで。小さな子どもたちだし、こんなこともあるだろう。そのうちうちの子にも訪れるかもしれない。そんなわけで、親も子も、いろいろな経験で日々成長してゆく感じはとても良い。しかし、トラブルは避けられるなら避けるに越したこともない気もするので、目下私の悩みは、うちの娘が私の顔面を容赦なくたたいてくるのを、どうやめさせるかである。お友だちをこんな勢いでたたく子になったらと思うと恐ろしくてたまらない。母親の顔はたたかないことから、人を選んでいるような気もするが、それはそれでどうかとも思うのである。
2019年03月17日子どもが仲間外れにされている!?そういったお友達とのトラブル、親は自分のこと以上に心が痛みますよね…今回は次女が小学校3年生の時の体験談です。娘から話を聞いて、無視されてしまうというのは解決は難しそうかなとも思いましたが、本人が「まだ仲良くしたい、頑張ってみる」と言うので…心配な気持ちを顔や態度に出してしまっては子どもの不安が大きくなると思い、余計なことは言わず、表面上はいつも通りふるまって、翌日学校に送り出しました。(親も切ない気持ちでいっぱいです…)勇気を出して頑張ってぶつかってみた娘。なんで…そんな話に…?Bちゃん…?!誤解が解け、Aちゃんとはすっかりまた仲良しに。でもBちゃんはAちゃんを独り占めしたかったわけですから、娘の存在が気に入らないようで、その後もしばらくはぎくしゃくしてたみたいですが、結局一緒にいて、数年後には一緒に部活までやる仲間に(笑)今回は、たまたま結果オーライでしたが、相手によってはどうにもならない場合もありますよね。そんな時はクラスの他の子に目を向けること、自分の時間を楽しむこと、先生に入ってもらうなど、他の視点で話してみようかと思っていました。辛いこと、悲しいこと、子どもには経験させたくないのが親心ですが、経験は宝です。今回、無視されて悲しかった、ウソをつかれて悔しかった、Bちゃんはどうしてウソをついたのか、勇気をだしてよかった、みんなが仲良くできるわけじゃない、などなど…トラブルを通じて子どもなりにたくさん考えたはずです。経験を通じて人の痛みも分かるようになるし、降りかかってくる問題にどう対処していったらいいか学びます。親が出来ることは、(年齢によっても状況によっても違うので臨機応変な対応が必要ですが)「気持ちを受け止め、一緒に考え、支えること」だと思います。聞いてくれる、分かってくれる、一緒に考えてくれる人がいると頑張れますよね。現在20歳になった次女、今ではもう逆に私の愚痴を聞いてくれたり意見をくれたりとすっかり頼もしい存在です!育児の悩みをプロのカウンセラーに相談してみよう!育児のモヤモヤ、不安な思い、悩みは1人で抱え込まずにプロのカウンセラーに相談してみましょう。電話で相談できるので、24時間365日、いつでもどこでも、名前も顔も知られずに安心して相談できます。 エキサイトお悩み相談室
2019年02月09日ウーマンエキサイトで人気連載中のimo-nakさんの記事 「園でのお友達トラブル…親はどう対応するべきか悩んで私がとった行動とは」 で、保育園、幼稚園でのお友だちトラブルに関するアンケートを実施しました。子ども同士のトラブルは、まだ自分たちでの解決が難しいため、保護者の介入が必要となることもあります。アンケートには、トラブルの経験談やそのときのモヤモヤした気持ち、家庭でどのように対応しているかなどの回答が寄せられました。■保育園、幼稚園トラブルの経験者は7割以上!まず、保育園、幼稚園トラブルを実際に経験したことのある保護者はどれくらいいるのでしょうか? もっとも回答が多かったのが「たまにある」で51%。約半数の人が、なんらかの形で保育園トラブルを経験していることに。これに「よくある」の回答23%と合わせると、74%という数字になり、大多数の人がトラブルの当事者になっている現実が見えてきました。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?よくある 23%たまにある 51%ほとんどない 15%全くない 8%その他 3%保育園での子ども同士のトラブルは他人ごとではなく、いつか自分たちにも降りかかると思っておいたほうが良いのかもしれません。では、いったいどんなトラブル例があるのでしょうか? 保育園、幼稚園トラブルの実例を知っておくことで、どう対応すればいいのかヒントが見つかるかもしれません。寄せられたコメントを見てみましょう。■小さい年齢で多発する「かみつき」トラブル保育園、幼稚園トラブルとひと口にいっても、年齢や状況によってその内容はいろいろです。年齢が低く、発達にも差があるといわれる2歳ごろは、まだまだ言葉より手が先に出てしまうことも…。保育園に入りたてで集団行動に慣れていない時期の場合はなおさら、トラブルが発生しても不思議ではありません。突然お友だちがかんだという報告を受けました。うちの息子が何かしたわけでも、そのかんだ子の機嫌が悪かったわけでもなく、ガブッとかまれたそうですおもちゃで遊んでいる子の近くを通っただけらしいが、その子はおもちゃを取られてしまうと勘違いしたみたいでうちの子の顔をガブリとかんでしまい…。ようやく傷が薄くなり、いやな気持ちも薄まりました。が、当時は顔の傷がいたいたしくて、何とも言えない気持ちになりました。お友だちの女の子にかむクセがあり、よくかまれます。かさぶたができるほどのこともあり…。子ども同士のことだからとか先生も見てくれてるから…と思うと言いにくいですが、やはり傷口から菌が入ってきたらどうしようとか心配になります。保育園や幼稚園で、トラブルがあった際に、ケガをさせた相手を教えるかどうかは各施設の判断によって異なることだと思います。ただ最近の保育園や幼稚園などの施設では、かみつきなど、軽いケガの場合については、保護者に相手の名前を伝えないことが多い気がします。これは、「園や学校であったことは、施設側の責任」という考え方があるのかもしれません。ただ、もしかしたら保護者同士のトラブルを避けるためという考えもあるのかも。けがも「お互いさま」と思えるレベルならいいですが、傷がしばらく残るような場合は、やっぱり気になってしまいますよね。「園で話し合いの場を設けてほしい」というコメントもありました。■わが子がトラブルを起こす側になってしまった筆者の子どもが通っている施設でも「けがをしたこと」の報告はありますが、相手の名前は教えてもらえません。そして、こちらが「手を出した側」だった場合、トラブルがあった事実すら知らされないので少しだけモヤモヤする気持ちもあります。「けがをしたこと」があったとしても、おそらく、わが子も「やってしまったこと」があるのではないかと思うのですが…。コメントの中にも「相手の子を引っかいてしまった」「お友だちにしつこくしてしまった」などの報告がありました。お片付けをしないお友だちを注意したけど聞いてくれなくて、お友だちを引っかいてしまった。年中の娘です。とても遊びたいお友だちがいますが、毎回「遊ぼう」と誘っても「遊ばない」と言われ、とても悲しいそうです。私が「ほかに遊べるお友だちと遊んだら?」と言っても「明日もう一回がんばって言う」と、意地になっているようで困っています。相手の子もしつこくてイヤなのではと心配です。これらのコメントから、やはり子どものトラブルの原因の多くは「口でうまく伝えられない」「友だちとの距離感がまだつかめていない」というようなことではないかと感じます。成長とともにできるようになる部分が多くあると思いますが、見守るしかできない親としては、どうしたってハラハラしますよね。■仲間はずれやいじわるが始まると問題が複雑に…?imo-nakさんの記事では「男の子にいやなことを言われた」というトラブルが描かれていました。年齢があがり、子どもも自由に言葉が出るようになると、こういうケースが増えるイメージがあります。こうなってくると人間関係も本番というか…ただ「かみつかれた、たたかれた」という段階よりも、物ごとが複雑になり、親の対応も難しくなってくる印象です。年少の娘が、年長のお姉ちゃんたちが集まっているところに行こうとしたら「こっちはダメだよー」と集団で言われたようです。悪気はなかったと思うのですが、娘は悲しくて泣いてしまったみたい…。同じ年齢のグループで遊んでいるときに、下の年齢の子が来たら邪魔にしちゃうという構造って、子ども同士のトラブルの「あるある」ではないでしょうか。年長ぐらいでは、また自分のやったことで相手が傷つくという想像力がとぼしくても仕方ない気もします。でも、それをわかっていたとしても、実際にわが子が悲しんでいる姿を見るのは親にとってつらいこと。なかなか有効なアドバイスも難しいので、気持ちに寄り添うことくらいしかできず、歯がゆいパターンだと思います。また、上記のような悪気のない出来事とは違い、ひとりの相手からターゲットにされているというコメントも…。保育園年中の娘がいます。同い年の女の子が、うちの娘にことあるごとにちょっかいをかけてくるそうです。たとえば、娘が使おうとしていたおもちゃを横から先に奪い取る、使っていたものを少し置いた瞬間にサッと取る、横入りをするなど…。話を聞くと、どうやら娘をターゲットにしてやっているようです。私は、話を聞いて娘の感情に同調してから、当たり障りのないアドバイスをします。できれば、わが子には、トラブルでいやな思いをしてほしくない。でも集団生活をしていく上では、そういった人間関係も避けては通れません。またトラブルが起こったときに、わが子には対処する方法、気持ちを前向きにする方法も学んでほしい力のひとつです。そのためにも、親としてどういうアドバイスができるのかを家庭で考えておくといいのかもしれません。子どもの気持ちに寄り添いながら、子どもが対応する方法を見守っていかれればと思います。■どこまで大人が介入していいのか子どもの言うことをうのみにして介入してしまったら、過保護なのかも…。でも、わが子が泣いたと聞けば心配になるのが親心。そんなとき、どのように対応すればいいのでしょうか?頼りになるのは、やっぱり日中の子どもの様子を見てくれている先生たち。子どものお友だちのことで悩んでいたことも「相談」という形で話してみると、解決の糸口が見えたというコメントが。下の兄弟が生まれたばかりの女の子に、娘がいじわるをされました。赤ちゃん返りが理由かなと思い、娘の気持ちにも同調しつつ話を聞いていましたが、1年過ぎてもあまり変わらず。「娘も態度が悪かったのかもしれない、でも過保護と思われてもいい」と、保育所の先生にたずねると、その子はみんなにそのような態度だということを教えてくれました。ちょっと胸のつかえが取れた気がしました。その後、娘には受け流すように教えました。「●●ちゃんとケンカした」、「嫌いって言われた」、「もう遊ばないって言われたから、今日はずっと1人で遊んでたの…」、と悲しそうな顔で報告されたことがあります。娘、年中5歳です。「ついに女の子の人間関係がゴタゴタし始めたか?」と思いましたが、先生に話を聞いてみたらそんなに深刻なことではなく、「毎日ささいなことでケンカして、その後は抱き合って仲直り」というのを毎日繰り返していると。モヤモヤするなら先生に相談という形で聞いてみるといいと思います。子どもの話がすべてではありません。毎日ケンカして、でもすぐに仲直り! 子どもらしくて、ほっとするエピソードです。子どもの言うことをそのままうのみにせず、冷静に先生に聞いたからこそ、普段の様子がわかってよかったという例だと思います。寄せられたコメントにも「子どものことに、大人同士のような対応を求めない。お互いさまと考える」というものがありました。大人ですら人間関係に悩むことがあるというのに、まだ家庭以外での活動の場が広がったばかりの子どもでは、うまくいかないことの方があたり前なのかもしれませんね。これから小学校、中学と大きくなれば、人間関係はさらに複雑化し、悩みも深刻になっていく場合もあるかもしれません。そういったときに親は何がしてあげられるのか? いつまでも親がトラブルを未然に防ぐことはできないでしょう。保育園や幼稚園は、親の手元から離れて、子どもが社会とつながる第一歩となります。必要に応じて、先生に相談することも必要となるかもしれません。また子どもの話をよく聞いたり、普段の行動からどういった個性を持っているのかを観察することも大事でしょう。保育園、幼稚園のトラブル解決は、もしかしたら親子にとっても人間関係をどうわたり当たっていくのかの試練の一歩なのかもしれませんね。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?回答数:118Q2.園でのお友達トラブルについてのエピソードやご意見を教えてください。回答数:30アンケート集計期間:2018/11/29~12/27
2019年01月25日ホウレン草の旬は冬。今の時期は特に栄養価が高く、子どもに食べさせたい野菜のひとつですよね。しかしわが家の4歳の娘はそのクセの強さから、定番のおひたしやごま和えといったメニューでは絶対に食べてくれません。そんな娘にホウレン草を食べてもらうために、いろんな料理を試したところ、パクパク食べてくれる鉄板メニューを発見!食育実践プランナーの筆者が、ホウレン草の基本知識とともに、わが家の鉄板メニューをお伝えします。ホウレン草の基本知識ホウレン草は緑黄色野菜のひとつで、栄養価が高い野菜として有名です。育ち盛りの子どもの発育を促すβ-カロテンから、女性に不足しがちな鉄分、風邪予防に効くビタミンCといった栄養素など、実にさまざまな栄養をひとつの野菜で摂取できる優れもの。そんなホウレン草は、下茹でしてから調理に用いることが一般的です。沸騰したたっぷりのお湯に塩を加え、そこにホウレン草を入れて1分ほど茹でたのち、冷水につけておくことでアクを抜くことができます。アクに含まれる成分はシュウ酸と言い、結石の原因になることがあるため、下処理は忘れずに。茹でたホウレン草は絞って水気をきり、カットしてラップに包んだら、フリーザーバッグに入れて冷凍庫に。1カ月ほど保存することができます。鉄板メニュー1:ホウレン草のみそ汁みそ汁の具材としてホウレン草を使うという、実にシンプルな食べ方です。冷凍保存していれば、みそを入れる前のだし汁に入れるだけというお手軽さ。忙しい朝に重宝します!みそ汁に入れたホウレン草は驚くほどクセがなく、おいしく食べることができます。娘はこれに玉ネギや卵を入れた味噌汁が好きなのですが、β-カロテンを効率よく摂取するために油揚げを入れるのもオススメです。鉄板メニュー2:親子丼親子丼の卵をとじる前に、ホウレン草を入れるだけ。入れる量もお好みで調節してください。実は筆者自身、ホウレン草が苦手な子どもだったため、母が親子丼に入れていました。それを引継ぎわが子に食べさせているのですが、卵がからまることで葉っぱの食感が抑えられ、食べやすいようです。また、ホウレン草を入れることで親子丼の甘みが抑えられ、夫にも好評です。鉄板メニュー3:三食丼わが家の人気メニューのひとつがこの三食丼です。ホウレン草が小さく刻まれているうえに、炒り卵や鶏そぼろも細かいことから、子どもには食べやすいのかもしれません。見た目の彩りもよく、毎回子どもたちからの「おかわり!」が聞こえてくるわが家の定番メニューです。子どもが苦手だと思う食材を使って調理するのは、あまり気が進まないものです。しかし子どもはそのときの気分や味つけ、食感といったことで食べるようになることもあります。親としては子どもの好き嫌いを決めつけず、多くの味を教えてあげられるといいですね!
2019年01月14日今回は、 第19話「親と子どもが一緒に寝なくなるのはいつ…?わが家の寝室事情」 の続編的なものです。部屋が狭くなるからと今まで躊躇してた2段ベッドですが、とうとう買いましたー!長男のロフトベッドがある部屋に2段ベッドを入れたのですが、そこまで圧迫感なくてよかったです。憧れの2段ベッドに大喜びの次男次女ちゃんと寝れるかな?やっぱり「お母さんがいい〜」って戻ってくるかな?と心配しましたが2人とも朝までぐっすりでした!(寝る前に少し添い寝はしましたが。)私はと言うと…久々の解放感に感激ー!!!広々寝れるって素敵!!!そして2段ベッドには意外な利点があったのです。ちょっと仮眠とるときにいいんですよね〜。朝早く出勤することが多いお父さんの昼寝にも最適です。なんだかんだで人気の2段ベッドの下段ですが…ひそかに次女が嫉妬しておりましたのでたまには上段部分でも昼寝をしようと思います!(笑)
2018年12月15日クリスマスシーズンですね。我が家ではこの季節になると、ちょっとしたゲームが始まります。サンタポイントとは良い行いをすると、優先的にサンタさんに希望のプレゼントを伝えてあげるというゲーム。(結局皆の希望を伝えるんですけどね…)この季節になると子供から率先して参加してくれるので助かります。やはり、お兄ちゃんが優秀で一人ポイントを荒稼ぎ。一方アリッサはまだできることが少ないのでやや不利か…?本能に生きるアリッサもこの時期だけは超いい子。ただ、お手伝いして欲しいポイントがいつもズレていて、なかなか得点獲得に至りません(汗)。結局、甘々採点で今年も最後は皆同じ得点でクリスマスを迎えそうです。期間限定ですが、めちゃくちゃ良い子になる“サンタポイント”ゲーム。皆様も試してみてはいかがかな?
2018年12月14日北風が肌にしみる季節となりましたが、みなさん風邪対策はしていますか?わが家の小学1年生の息子は寒さに強いのか、クラスで最後まで半袖を着ているタイプで、風邪もあまりひきません。保育園に通う娘も同様、毎年風邪やインフルエンザが園内で流行っても、その影響をあまり受けることなく過ごしています。そこで今回は、わが家が風邪対策として利用しているグッズを紹介したいと思います。1)タオルキャップお風呂上がりに利用するのがタオルキャップです。髪の長い娘はドライヤーを嫌がり、濡れた髪を放置するため、タオルキャップを利用するようになりました。これは季節に関わらず使用するアイテムです。2)自動運転機能付き加湿器空気の乾燥する冬、欠かせないのが加湿器です。朝目覚めたときに、喉の乾燥を感じて加湿器を使用するようになりました。しかし加湿器を寝ている間ずっとつけていると、どんどん湿度が上昇し、部屋のカビの原因にもなりかねません。そこで、湿度を調節してくれる「自動運転機能付き」の加湿器を使用するようにしています。3)スリーパー定番ですが、やはり寝るときの必需品です。寝る間際は「寒い」と言いながら布団をかけて寝るのですが、そのあとは布団を蹴飛ばして何もかけていない状態…というのはわが家だけではないはず。わが家では0歳の息子から小学生の息子までみんな寝るときにはスリーパーを着用して、寝冷えしないようにしています。4)なた豆茶年中常備しているのが「なた豆茶」というお茶です。なた豆茶は鼻の通りをよくする効果があると言われており、副鼻腔炎に悩まされている方には愛用者も多いようです。朝の起床時、喉が乾燥していると感じることはありませんか?これは空気が乾燥して鼻が詰まり、鼻呼吸できないがために口を開けて寝ていることに一因があるようです。私も冬の朝に喉のイガイガを感じることが多かったのですが、なた豆茶を飲むようになってからはまったくなくなりました!なた豆茶はクセがないので、子どもたちにとっても飲みやすく、一年通して家族で麦茶代わりに愛飲しています。なた豆茶には白と赤がありますが、個人的には味の濃い赤がオススメです。もちろん基本は「手洗い・うがい」、「早寝早起き」、「バランスのとれた食事」です。これからまだまだ寒くなりそうですが、親子で元気に乗り切りましょう!<文・写真フリーランス記者:沖田かへ>
2018年11月28日子どもの想像力を育むことは大切。でもそれが想定外だとしたら…子どもの行動は、親の想定外の「よくぞここまで!」と思うようなことをやってのけてくれますよね。わが家の3人の子どもの場合も、いろいろ驚かされることがいっぱいです。私自身は、子どもの想像力を育むことはとても大事なことだと常々思っています。先日絵本作家さんの講演会に行ってきました。その人のお父さんは、絵本をらくがき帳代わりにしようが、はさみで切って遊んでも、叱らなかったとのこと。それを聞いて、わが子たちにもそんな環境を作ってあげられたらなぁ、と改めて感じました。ですが、頭で思っていることと実際の私の行動には大きなギャップがあるようで…。今回は私が本気でキレてしまった「わが家の高級枕」についてのお話です。大げさでなく、その事実を知ったときの私、こんな顔だったんじゃないかと思います子どもの誕生日にプレゼントした高級枕みなさんのお子さんは、枕を使っていますか?わが家では、3歳の誕生日、何をプレゼントしようかと悩み、「3歳くらいから枕を使うといい」という情報を得て、どうせ買うならきちんとしたものを!と意気込んで購入しました。高級枕の代名詞のようなテンピュール。子どもたちの成長や体のことを思い、よいものを与えたいという親心でした。しかし、まだまだ3歳児、とんでもない寝相です。「枕ってなんだっけ?」と思うような寝相。枕は早かったのかもしれません。高級枕をわきによけ、妹の上で爆睡中!枕がまさかの!?異変に気付いた私は…ところで、スクイーズってご存知ですか?発泡ウレタンでできた柔らかいスポンジのような素材で、握りつぶして遊ぶグッズです。少し前に子どもたちの間で大流行しました。スクイーズだけを扱う専門店が登場したりもしましたね。スクイーズ。にぎにぎしてその触感を楽しみますある日、私が子どもの枕を触った時、「うん?形が変?」と異変に気づきました。カバーを取り外してみると、この惨状。2か所の角が切り取られていたのです。まぁ、子どもたちも、ばれないよう最小限にしておいたんでしょうが、「子どものために」、「体にいいものを」と奮発して購入した高級枕の姿に母はガクゼンとしました。子どもたち3人を呼びつけ、「なにしてんのー!」大声あげて叱りつけてしまいました。加えて「いくらしたと思ってんの?」という言葉まで添えてお説教。切ったものを持ってこさせたものの、1か所はなんとか出てきたピースでなおりそうでしたが、大きく切りとられた方は、あきらめるしかなさそうです。そこで先ほどの写真にあった食パンのスクイーズ。それを使って母の意地で修復しました。触り心地はいまいちですが、枕へのこだわりと意地でなんとか体裁は整えました子どもの豊かな想像力だと受け止められるようになりたい!子どもたちが、にぎにぎして気持ちいいと思うのもよくわかります。確かに気持ちいいですものね。その気持ちいい感触から、すばらしい想像力で自分たちのおもちゃに変身させた子どもたちってすごい!と思いたいですが、私には枕を切り刻まれてにぎにぎおもちゃと化した惨状を大きな心で受け止めることはできませんでした。子どもの豊かな想像力だと受け止められるようになりたいと思いながらも、こんなことなら、母こそ安眠をもたらす高級枕を買っておけばよかったといまだに少し根に持っている私です。
2018年11月15日夜になると次女が必ず言う言葉があります。お誘いは嬉しいのですが実はこれが夜の騒動のきっかけになるのです…。えーっとどうやって寝たらみんなの意見が通るの???次女と寝ようとするお父さん、嫌がる次女。そのすきにさっとお母さんの横に寝る次男!それに気が付いた次女が次男をどかせようとしてきた~!ひっそりといじけるお父さん。このままじゃどうにもならないってわけで結局こうなります…。子どもにはさまれると、かなり狭くなるし暑苦しいし寝返りもしにくくなるんですよね~。それでもなんとか寝ようとすると…次男次女のコラボ攻撃が始まった~~!!!こうなるととてもじゃないと寝れないので…次男次女が寝静まったあとは、たいてい場所を移動します。ちなみにお父さんも同じくらい子どもに蹴られてますがほとんど起きません。寝つきがいいから~?毎晩もめるのは面倒くさいですがお母さん人気が高いのは悪い気はしません。ひそかに「お父さんに勝った!」と喜んでるのも事実です。ちなみに長男長女が親と一緒に寝なくなったのはそれぞれ小学4~5年くらいかな?となると、現在4年生の次男と一緒に寝るもの、あと少しかもしれませんね。
2018年10月27日専門家・プロ:渡邉純子(コドモット)トラブルにあった子どもは16.2%で増加中今回も、東京都の「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」(平成29年度)※1を読み解きます。この調査では、携帯・スマホのトラブルの有無と内容について聞いています。「お子さんが携帯電話・スマートフォンを利用する中で、どのようなトラブルに遭ったことがありますか。(いくつでも)」という設問に対して、最も多かったのは「トラブルに遭ったことはない」の70.1%です。<<トラブルの有無・内容>>お子さんが携帯電話・スマートフォンを利用する中で、どのようなトラブルに遭ったことがありますか。(いくつでも)東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)」よりなんらかのトラブルがあったとした回答の合計は16.2%で、前回調査(平成28年度)より6.5ポイント増えています。東京都の子どもは、約6人に1人が携帯・スマホでトラブルを経験しており、増加傾向にあるということがわかりました。トラブルの内容を見てみると、友だちとのトラブル、チェーンメール、歩きスマホといった従来型のもの、高額請求、個人情報を盗まれた、自画撮りのような深刻なものまでさまざまです。子どもが慎重なネットの使い方をしていても、トラブルに巻き込まれたり、周囲の悪意にさらされるケースはないとはいえません。もしも子どもがトラブルにあったときには、保護者などの大人に相談したり、行政のネットトラブルの相談窓口や場合によっては警察に相談することが大前提です。絶対に子どもだけで解決しようと思わないことが大事だと、お子さんによく伝え、理解してもらい、親に話しにくいときのために、相談窓口の連絡先などの情報を共有しておいてください。保護者としての課題は、知識・コミュニケーション・興味関心さて、この調査では保護者自身の課題意識についても聞いています。「携帯電話・スマートフォン・インターネットを、お子さんが正しく使用するために、保護者として必要な課題は何だと思いますか。(2つまで)」という質問についてみていきます。<<保護者として必要な課題>>携帯電話・スマートフォン・インターネットを、お子さんが正しく使用するために、保護者として必要な課題は何だと思いますか。(2つまで)東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)」より保護者が考える課題の上位3つは次の回答です。インターネットや携帯電話等について、子供に教育できる 十分な知識を身につけること43.5%親子のコミュニケーションを緊密にすること37.4%子供の使用状況について、保護者がもっと関心を払うこ と30.9%保護者に、知識不足や子どもとのコミュニケーション不足、子どもの使い方についての関心不足について自覚があることがわかります。もっと興味をさて、今回あげた2つの調査結果で、非常に気になっていることがあります。それは、子どもの携帯・スマホの使い方に関して、保護者の興味関心が薄くなっている傾向が見られることです。子どものネットトラブルの有無についての質問で2番目に多かったのは、「わからない(13.7%)」という回答でした。子どもの携帯・スマホの使い方が放任気味になっているのではないかと危惧します。また、保護者として必要な課題についての質問でも、2位は親子のコミュニケーション不足、3位は子どもの使用状況への関心不足で、関心の薄さを感じさせる回答が上位に入っています。さらによく見てみると、「今のままで問題ない」という回答が前回より2.7ポイント増えています。一方、課題としてあげられている項目では、ほとんどが昨年よりも数値を減らしています。「うちの子は携帯・スマホをうまく使っている、いまのままでOK」と感じる保護者がじわりと増えているのです。しかしながら、子どものネットトラブルは前回調査よりも6.5ポイント増えているわけで、保護者のこの傾向はよろしくありません。子どもがどんなふうにスマホを使っているのか、愛情をもって注意深く見守ることは、保護者にしかできない応援のしかたです。思春期のお子さんにいやがられたとしても、見守りは保護者の仕事と腹をくくって、わが子がどんなふうに携帯・スマホを使っているのか、関心をもち続けてほしいと思います。※1 東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)渡邉純子(コドモット)(わたなべじゅんこ)株式会社コドモット代表取締役社長。NTT在籍時代の2001年、子ども向けポータルサイト「キッズgoo」を立ち上げ、同サイトでデジタルコンテンツグランプリ・エデュテイメント賞受賞。独立後は小学生向けのコンテンツを中心に、企業の子ども向けWebサイトや公共団体の子ども向けツールなどの企画制作を数多く手がける。一男一女の母。
2018年10月09日子どもの習いごとのコーチ、担任の先生など、子どもの指導役が「年の近い男性」であることは意外に多いものです。男性指導者には、女性と違った視点や接し方などがあり、子ども、特に男の子にとってはメリットがたくさんありますよね。けれど、心理カウンセラーとしてお仕事をしていると「子どもの男性指導者」との付き合い方でトラブルを抱えてしまう事例もちらほら聞こえてきます。その内容は「向こうからアプローチされて困っている」といったものから、反対に「会うたびにときめいてしまう自分がいる」といったものまでいろいろです。もしも当事者になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?今回は、子どもの男性指導者とのほどよくうまい付き合い方について考えていきます。■男性指導者と子どものママ「え、こんなことが?」トラブル事例子どもの指導をしてくれる男性と、子どものお母さん。その2人の間で生まれるトラブルにはどんなものがあるのでしょうか。例えば、子どもをサッカークラブに通わせていれば、子どもと指導者との関係を良好に保つために、コーチに対して親しみのある接し方をするのは自然なことですよね。しかし、あるときコーチから「今日もおキレイでしたね」といった内容のメールが届いたらどうでしょう。子どもの先生だからとやさしく接していたことで「もしかして俺に気があるのかも」と勘違いされ、好意をもたれてしまうことも現実にあります。なかにはコーチからのアピールが露骨すぎて「あのママ、先生にえこひいきされているわよ」とあらぬウワサを保護者のなかでたてられてしまうケースもあるようです。 反対に、一生懸命指導してくれる熱意あるコーチの姿に、子どものママが好意を抱いてしまうこともあります。子どもの習い事を見に来ているつもりが、ついついコーチの姿を目で追うようになってしまった…。このような事例も少なくありません。では、こうしたトラブルやお悩みには、どう対処すれば良いのでしょう。■大炎上?「男性指導者とのトラブル」子どもを巻き込まないためには?男性指導者と自分との間でこれ以上の問題が起こらないようにするためにはどうしたらいいのか? まずは指導者からアプローチされている場合について考えていきましょう。このパターンはメールや電話など、相手からなにかしらのアピールをされている状況が多いことと思います。普通に考えれば無視すればよいだけ…ですが、子どもの指導者という立場の人を無下もなく拒否してしまうのは、母親として躊躇(ちゅうちょ)してしまうでしょう。では、どうすればいいのか。それにはいくつかの対処法が考えられます。例えば、以下のような対処が有効です。・メールの返信は、ほかのママたちもアドレスに加え、一斉送信にする。・2人っきりでは話さないようにする。・質問があるときは、ほかの保護者と一緒に直接聞きにいく。・必要のないプライベートなことは話題に出さない。・相手のプライベートについて聞かない。男性指導者からのアプローチには、上記のような具体的な行動が効果的です。メール連絡や質問などは第三者にも開示して、2人きりの話にならないようにしたり、プライベートな話題は出さないようにしたり…。こうした行動はすぐにでもトライしやすいと思います。では反対に、自分が相手に好意を持ってしまったときはどうしたらいいのでしょうか。この場合は、自分の気持ちが指導者に、あるいは周囲にもれないようにすることがとても大事です。好きな人がそばにいると意識しなくても目で追ってしまう…のは誰しも経験のあることではないでしょうか。こうなるのはごく自然なことですが、好意というものは客観視するのがなかなか難しいもので、自覚はなくても周囲に気づかれてしまう恐れがあります。周囲に気づかれ、あらぬウワサをたてられないためには、相手と極力接触しないことです。子どもではなく、指導者を見ている視線は必ず誰かに気づかれる。そう意識しておくだけで、気持ちは引き締まるでしょう。また、指導者に会うときだけ化粧が変わる、見た目を気づかうなどの行動も他人から見ると「あれ?」と思わせる変化となります。その点も注意するようにしましょう。■トラブル予防! 男性指導者との「線引き」向こうから「おや?」と思える不審なアプローチがあったときに頭に浮かぶのは、自分の返答次第で子どもに不利益が起きるかもしれない…といった不安ではないでしょうか。その不安がよぎるからハッキリとした拒絶の言葉を伝えること、行動することがためらわれてしまうものです。けれど、こうしたトラブルは抱える時間が長いほど心を憂鬱(ゆううつ)に、トラブルも大きくなりがちです。難しいかもしれませんが、子どものことはいったん横に置いておき、早めに「線引き」をすることが大切です。もし、どうしても身動きがとれないと思ったときは、心から信頼できるほかの保護者に相談してみるのもいいでしょう。フタを開けてみたら、実はほかの保護者にも男性指導者から猛烈アピールがあった…なんてことも少なくありません。「なんだ、私だけじゃなかったのか」とホッとして、ほかの保護者と共同戦線がはれる場合も。さらに、習いごとの送迎をお願いしたり、試合を一緒に見に行ったりと、夫に顔を出してもらうのも効果を発揮します。教え子のママに近づこうとする男性指導者の場合、夫という存在を目にすると気持ちがなえ、アピール行動がおさまることもあるようです。一方、ママが男性指導者に、本気で好意を持ってしまったケース。そこで一度、立ち止まって考えてほしいのが、今の生活をすべてなくしても一緒にいたいと思えるのかどうかということです。これをじっくり自問してみましょう。指導者という立場のため、相手のことが現実以上に美化されて見えていないでしょうか? 今の生活になにかしらの不満があり、相手は自分を別の世界に連れていってくれる王子様のように思ってはいないでしょうか? 気持ちをフラットにして、じっくり考える時間を持ってみると、本当の自分の気持ちが見えてくるかもしれませんね。ただ、指導者の存在が自分の活力となっている場合は、その気持ちを持ち続けるのは、決して悪いことではないと私は思います。元気な人と接すると、自分も元気になってきますよね。例えば、手の届かないアイドルに憧れるように、日常にちょっとしたうるおいを与えてくれる存在ととらえるなら、それもまたアリなのかもしれません。
2018年10月07日累計300万部を超える超人気児童文学が原作の『若おかみは小学生!』が映画化! 2018年9月21日から公開されます。文部科学省選定作品(少年・家庭向き)でもある本作は、子どもも大人も一緒に楽しめる内容になっています。その魅力とは?両親の死、出会い、別れ、友情、仕事…おっこの成長にきっと涙する交通事故で両親を亡くした小学6年生の少女・おっこ(関織子)は、老舗の温泉旅館「春の屋」を経営する祖母に引き取られ、若おかみの修行をすることに。ドジでおっちょこちょいなおっこは、ライバル旅館の跡取りで同級生の真月にからからかわれながらも、持ち前の明るさと頑張りで、お客様をもてなしていきます。旅館に昔から住み着いている幽霊のウリ坊と美陽、小さな子鬼の鈴鬼に励まされながら、お客様に喜んでもらえる旅館の仕事に感動し、少しずつ自信をつけていくおっこ。しかし突然訪れる別れに、おっこは――。新たな環境に身を置くことで、両親の死との向き合いかたや、新たな環境で頑張るだけでは変えられないことを学んでいくおっこ。たくさんの出会いと別れを通して成長していく彼女の姿には、子どもだけでなく大人も感動してしまうはず!300万部超えの原作を日本を代表するアニメーターが描く同名の原作は児童文学作家の令丈ヒロ子さんによる、累計発行部数300万部を誇る「講談社青い鳥」の人気シリーズ。2003年~2013年までに全20巻が刊行されており、芦田愛菜さんも愛読するなど、今なお根強い人気を誇っています。また同原作シリーズは2018年4月からTVアニメーションとしてテレビ東京6局ネットで放送中。本作の監督である高坂希太郎さんは、『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』など数々のスタジオジブリ映画で作画監督として活躍。本作では監督とともにキャラクターデザインも務めており、子どもの心をグッと惹きつけるクオリティの高い世界観は必見です。さらにおっこ役に人気子役の小林星蘭さん、おっこのライバルである真月役に水樹奈々さん、おっこの両親役に薬丸裕英さんと鈴木杏樹さん、ホラン千秋さん、山寺宏一さん、設楽統さん(バナナマン)など作品を彩る豪華声優陣からも目が離せません!ファンタジー要素もありながら、1人の少女が仕事や人間関係など現実的な問題と向き合っていく姿を爽やかに描いている本作。子どもが観たら、きっとたくさんのことを吸収してくれるはずです。皆さんもぜひ、劇場に足を運んでみてください。『若おかみは小学生!』2018年9月21日全国ロードショー原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)監督:高坂希太郎、脚本:吉田玲子、音楽:鈴木慶一 他キャスト:小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一 他主題歌:藤原さくら「また明日」(SPEEDSTAR RECORDS)製作:若おかみは小学生!製作委員会アニメーション制作:DLE、マッドハウス配給:ギャガアニメ公式Twitter:@anime_wakaokami©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会【参考】『若おかみは小学生!』公式サイト
2018年09月20日編集部:学研キッズネット編集部累計発行部数300万部超という大人気の児童文学『若おかみは小学生!』(令丈ヒロ子・作/亜沙美・絵講談社青い鳥文庫)が、ついにアニメ映画化され、9月21日(金)から全国ロードショーとなります。主人公・おっこ(関織子)は小6の女の子。交通事故で両親を亡くし、祖母の営む温泉旅館で若おかみの修業をしながら、少しずつ成長していく、笑いと涙の物語です。この映画を手がけた高坂希太郎監督に、作品について、そしてご自身の少年時代についての話を聞きました。高坂希太郎(こうさかきたろう) 1962年生まれ。神奈川県出身。1979年OH!プロダクション入社。アニメーターとしてのキャリアをスタートさせる。1986年にフリーとなり、多数のスタジオジブリ作品に作画監督や原画として参加(作画監督:『風立ちぬ』『耳をすませば』『千と千尋の神隠し』(共同)『崖の上のポニョ』(共同)他、原画:『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『火垂の墓』他)。2003年に『茄子アンダルシアの夏』で監督デビュー。同年カンヌ映画祭に出展され高く評価される。2014年、『風立ちぬ』で、東京アニメアワードフェスティバル・アニメーター賞受賞。監督から見た主人公“おっこ”の魅力――主人公“おっこ”は、ちょうどキッズネット世代で、この作品のファンも多いのですが、 “おっこ”の魅力は、どんなところだと思いますか?高坂:おっこは旅館のおかみの修業をするわけですが、おかみの仕事は自分の思いや感情を抑えて、お客さんのために働くことが求められるんです。そんな「他者のために我を忘れて行動する姿こそ、おっこの最大の魅力」と思いました。「もてなしの心」は、日本だけのものではなくて、英語にも「ホスピタリティー」という言葉があるように、世界共通だと思います。ところが、そんな登場人物って、最近の作品ではあまりないと思ったんです。だからこそ、もてなしの心を大切にする自然体なおっこの姿を、ていねいに描いていこうと考えました。――原作や現在放送されているテレビアニメ(TV東京系)と違う部分もあるのでしょうか?高坂:原作もテレビアニメも「死」に敢えて触れていないんです。それは児童向け原作の持ち味で良いところだと思います。でも今回の映画では、ふだんは元気なおっこが「両親の死」という、内に秘めた影の部分も描きました。――映画のオリジナルストーリーも入っているということで、ますます楽しみですね!絵を描き、自然のなかで遊んだ少年時代――ところで、今回は高坂監督の子ども時代のお話もうかがいたいのですが、どんな少年でしたか?高坂:小さいころからずっと絵を描いているような子でしたね。授業もろくすっぽ聞かないで、落書きばかりしていました(笑)。でも、絵を描くことでいろいろと発見することができたんです。それがぼくの勉強でした。――絵を描くことが勉強になったということですね。どんな絵を描かれていたんですか?高坂:花も描きましたし、マンガみたいな絵やキャラクターを描くこともありました。ところが、キャラクターだけ描いても絵の世界は成立しないわけです。キャラクターの周りにビルや家、イス、机といったいろんなものも描いていくことで、構図を考えるようになり、かなり頭がきたえられたんですよ。それから、近くの山に行って秘密基地を作ったり、自転車レースをしたり、田んぼで野球をしたり、川でフナやカエルを捕まえたり……。小6のころは、そんなことをよくしていましたね。自然と触れ合う場って勉強になると思うんですが、ぼくが子どもだったときよりも、現代は明らかに自然に触れる機会が少なくなっています。アナログ的な世界と自分を結びつけないで、スマホやデジタル機器だけで子ども時代を過ごすのはもったいないとは思います。――ゲームやスマホよりも、自然で遊ばせたいと思っている保護者の方は多いとは思うのですが、現代では難しいですよね。高坂:でも、ぼくが子どもだったときに、今のようなおもしろいゲームがあったら……きっとゲームで遊んでいたとは思いますね(笑)。ひとり娘の父でもある高坂監督。もう成人している娘さんも、この映画を楽しんで観てくれたそうです。好きなことやりたいことは、つらくてもがんばれる!――アニメは子どものころから、ずっと好きだったんですか?高坂:そうですね。テレビでアニメを観ては「今日の絵はうまく描けている」とか「今日の絵は下手だったな」とか、子どもながらにジャッジするほど真剣に観ていました(笑)。当時、宮崎駿さんや高畑勲さんのテレビアニメがよく放送されていたので、宮崎さんたちの作品はずっと観ていました。――アニメを仕事にしようと思ったのは、いつですか?高坂:高校生になり、進路を決めなくてはならなくなったとき、いろいろ悩んだんですが「アニメの仕事をしてみたい」と思ったんです。そう思ったら居ても立ってもいられなくなって、夏休みに自分で描いた絵を、とある制作会社に持っていって、「アルバイトさせてください!」って直談判したところ意外にあっさり「いいよ、やってみる?」と受け入れてくれたんです(笑)。そして、そのままアニメ業界に入りました。――好きなことを仕事にして生活していくというのは、なかなか大変ではなかったですか?高坂:どんな仕事でもつらいことがあると思います。でも、好きな仕事ならつらくてもがんばれるし、いや、がんばれないことも多いですが、悔いは残らないと思っているんです。たしかに、好きなことを仕事にして生きていくのは大変かもしれません。でも、ぼくは「子どもがやりたいことがあるならやらせる」というスタンスも大事なのではないかと思います。親がいくら助言しても、学校がいろいろ教えても、自分が気づかないと、どんなことも実は結ばないと思うんです。自分がやりたいことなら積極的に考えるでしょう?本当の勉強はそこからです。――今の子どもたちを見ていて、感じることはありますか?高坂:今は、世の中の基準からはみ出ない人を育てるような前時代的な風潮がまだあるようですが、はみ出ている人間ほど、いいアイデアを持っているような気がします。アニメ業界に身を置くぼくからしてみると「ふつうじゃない」と言われる方が価値を感じます。映画で当たり前のものを見せられてもおもしろくないわけで、「そういう見方があったんだ!」という意外性や驚きが必要なんです。世の中とは違った目線が、ぼくらにとっては大事なんですね。そういう感性を、それぞれの特性に合わせて育んでいくという世の中の方が、みんながのびのびと成長できて、結果的に社会全体が良い方向にいくのではないかと夢想しています。――わたしも、つい子どもに対して心配してしまうのですが、子どもがそうしたいのなら人と違っていても「黙って見守る」という寛容さが必要だということでしょうか。高坂:寛容さは必要でしょう。助言も必要でしょうが親のリテラシーが問われます。「ふつうは、これがルールなんだから!」などという言葉も聞きますが、ルールを作っているのは人間で、その人間は間違うことがある。ぼくは「ふつう」という言葉は、疑ってみたほうがいいと思っているんです。思春期には、超えなければいけないハードルがある――“おっこ”は事故で両親を失い、旅館でおかみの修業をするという、ある意味「ふつうではない」環境の中で成長していきますが、この映画を通して子どもたちに感じてほしいことはありますか?高坂:多感で自意識が強くなる11~12歳ごろの子どもは、成長するうえで超えなければいけないハードルがあって、そのハードルは自分の力だけでどうにかなるものと、どうにもならないものがあると思うんです。今回の映画では「両親の死」という、自分ではどうにもならないことを抱えているおっこが、温泉街で働くなかで、さまざまな人たちと接しながら社会を知り、いかに成長していくかを描きました。これから大人になり、社会をつくっていく子どもたちが、自分のためだけでなく、他者のために行動するということを考えるきっかけになったらうれしいですね。子どもたちだけでなく、大人も楽しめる映画!――最後に、この映画を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。高坂:映画の楽しさや美しさを大事にして制作しましたので、小さいお子さんには「楽しかった」とか「きれいだった」と、素直に思ってもらえれたらうれしいですね。また、原作を知らない方でも十分楽しんでいただけるストーリー展開にしようと、練りに練りました。大人が観ても楽しんでもらえると思います。観たあと、親子のそれぞれの視点で意見交換して、相互理解を深めてもらえたらうれしいです。――ありがとうございました。作品情報劇場版『若おかみは小学生!』2018年9月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)監督:高坂希太郎、脚本:吉田玲子、音楽:鈴木慶一 他キャスト:小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一 他劇場版『若おかみは小学生!』公式サイト©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年09月20日発達障害とは?発達障害とは、「生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ・凸凹と、その人が過ごす環境や周囲の人とのミスマッチから、生きづらさや困難が生まれる障害」です。発達障害は特性やあらわれる困りごとによって、大きくASD(自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・LD(学習障害)の3つのグループに分けられます。Upload By 発達障害のキホン発達障害特性が目立ってくる時期は、障害のタイプによっても異なります。比較的就学前から気づかれやすいASDに比べ、ADHDやLDは就学後に気づかれることが多いといわれています。ADHDは、小学校入学後落ち着いて授業が受けられなかったり、忘れ物が多いなどがきっかけで気づかれやすくなります。文部科学省の定義では7歳前、DSM-5によると12歳前に症状があらわれるとされています。勉強において特定の科目が苦手な場合や読み書きに困難がある場合、LDの可能性があると指摘され、気づかれやすくなります。ですが、発達障害と定型発達の境目は明確にはありません。そのため診断基準は満たさない、あるいは未診断だが発達障害の傾向のある「グレーゾーン」と呼ばれる人もいます。グレーゾーンの場合、外見からも分かりにくいので、理解や支援につながりにくいこともあります。通常の学級に在籍する知的発達に遅れはないものの発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする小学生は7.7%いるといわれています(文部科学省調査/2012年)。特別支援学級や特別支援学校に在籍する子どもも含めると、発達障害がある子どもの総数はさらに多いといえます。参考:通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児 童生徒に関する調査結果について |文部科学省発達障害のある小学生に目立つ特徴とは?発達障害による特性は個人差もありますが、ライフステージによって目立ったり問題になりやすい部分などが異なります。そこで次に、小学生のころに目立つ特徴を紹介します。■集団になじむのが難しい・年齢相応の友人関係がない・周囲にあまり配慮せずに、自分が好きなことを好きなようにしてしまう・人と関わるときは何かしてほしいことがあるときなだけのことが多い・基本的に一人遊びを好む・人の気持ちや意図を汲み取ることが苦手■臨機応変に対応するのが苦手・きちんと決められたルールを好む・言われたことを場面に応じて対応させることが苦手■どのように・なぜといった説明が苦手・言葉をうまく扱えず、単語を覚えても意味を理解することが難しい・自分の気持ちや他人の気持ちを言葉にしたり想像するのが苦手で、説明がうまくできないという傾向があります■忘れっぽく、注意力散漫・注意力が散漫で、興味の対象が次々と変化する・物を忘れたり、なくしてしまうことが多い・他の人に話しかけられてもぼーっとしてうわの空に見られる■じっとしていられず落ち着かない・授業中でもじっと座っていることができず、歩き回ったりする■衝動的に行動してしまう・突然話しかけて他の人の邪魔をする・突発的な行動をおこすことがあり、自分の怒りの感情をコントロールできない・友達と仲良くできずトラブルを引き起こしてしまうことが多いという傾向がありますLDがあると、授業を真面目に聞いていても勉強が苦手、ついていけないという状態になりがちです。次に、読字障害・書字障害・算数障害ごとに、LDがある小学生にあらわれやすい特徴を紹介します。■ディスレクシア/読字障害・ひらがな・漢字が読めない・たどり読み・推測読みになってしまう・行を飛ばして読んでしまう・文章を読むのを嫌がるなど■ディスグラフィア/書字障害・うまく文字を書くことができない(線を抜かしたり、鏡文字を書いてしまう)・板書ができない、時間がかかる・行やマス目からのはみ出しが大きい・文字を書くのを嫌がるなど■算数障害/ディスカリキュリア・数が数えられない、とばして数えてしまう・時計が読めない、時間が分からない・計算ができない・筆算をするときに数字がずれて間違えてしまう・計算を嫌がるなどという傾向があります発達障害のある小学生に起こりやすいトラブル集団生活に入り、学習が始まる小学校時代は、それまで目立たなかったトラブルが目立つようになる時期です。具体的には、次のようなトラブルが起きがちです。■友達関係でのトラブル・同世代の子どもたちとうまく遊べない・気持ちをコントロールできず喧嘩になりやすい・空気が読めないことなどが原因でいじめられる■不登校・集団生活になじめず学校生活が苦痛になる・授業についていけず学校に行きたがらなくなる・生活リズムが崩れ登校できなくなる■学習でのつまずき・頑張っても授業についていけなくなる・授業態度が悪いと注意されやすい・忘れ物が多く学習に支障が出る■暴力・嫌なことがあるとかんしゃくを起こして暴れる・衝動的に友達や親に手を出す、物を壊す子どもの発達障害に悩んだときの相談先発達障害がある子どもの保護者・まわりの人が、適切な支援につながることで、子どもに必要なサポートをすることができます。「発達障害かな?」と悩み・不安があるときは、早めに専門機関に相談しましょう。子どもへの支援の方法が分かったり、公的なサポートを受けやすくなります。相談先としては、発達障害がある人が相談できる支援センターや医療機関、学校のスクールカウンセラー・特別支援教育コーディネーター、教育センターなどがあります。■発達障害がある人の相談窓口全国の相談窓口の情報を調べる|発達障害・支援センター■発達障害の診療が可能な医療機関一覧発達障害診療医師名簿|一般社団法人 日本小児神経学会■スクールカウンセラースクールカウンセラーについて発達障害のある小学生へのサポート■分かりやすく伝える具体的に、簡潔に伝えましょう。■頑張りを認める、ほめる苦手なことが多く学校生活では怒られる場面も多くなり、自己肯定感が下がってしまうと二次障害を起こしてしまうことも。できないことではなくできたことを見つけてほめましょう。■叱るときはその場で後から注意されても理解しづらいため、ダメなことはその場で簡潔に注意します。■苦手をサポートするツール耳からの情報が弱い場合は視覚的なツールを併用する、忘れっぽいならチェックリストを用意するなど、子どもの特性に合わせて苦手な部分をフォローするツールを活用しましょう。発達障害がある子どもは、子どもの状況に合った場所で学ぶことで、力を伸ばしたり、二次障害が起きるのを防いだりすることも大切です。通常学級での学び以外にも、さまざまな機会や場所があります。■特別支援学級小学校の中に設けられた特別支援学級で、子どもの特性に合わせた課題に取り組んだり、交流級で学習することもできます。特別支援学校ってどんなところ?教育環境から入学への流れまで■通級普段は、通常学級に所属し、週に何時間かある通級による指導の時間だけ通級指導教室に移動して、それぞれの困りごとや課題に合わせた支援・指導を受けます。通級指導教室とは?対象は?通級による指導の内容や通い方、ほかの特別支援教育との違いを紹介します■特別支援学校特別支援学校とは、心身に障害のある児童・生徒が通う学校です。1クラスの人数は平均3人と手厚く、障害のある児童・生徒の自立を促すために必要な教育を受けることができます。参考:少人数の学級編制 | 文部科学省■フリースクールフリースクールは、主に不登校の子どもたちを受け入れる教育機関です。公的な学校ではないため、その目的により規模や形態、費用はさまざまです。フリースクールとは?不登校の子どものための授業内容、費用や利用方法、在籍校の出席認定について解説■放課後等デイサービス放課後等デイサービスは、障害のある就学児向けの学童保育のようなサービスです。設備、目的、提供されるサービスは多岐にわたり、預かり型のほか、療育や運動に特化したところなどさまざまです。放課後等デイサービスとはどんな施設?サービス・利用方法・費用・受給者証手続きの流れをご紹介発達障害や対処法、体験談をもっと知りたい!リンク集発達障害の原因について知る発達障害の診断・検査について知る子育ての対処法やヒントを知るさんのコラム(広汎性発達障害)シュウママさんのコラム(自閉症)かなしろにゃんこ。さんのコラム(ADHD)林真紀さんのコラム(発達障害)楽々かあさんのコラム(発達障害)
2018年09月18日子ども同士のトラブルが起こった時、親はどこまで介入すべきなのでしょうか? 親として子どもをきちんと監督すべきという責任感や、子どもの自主性を尊重して見守りたいという思い、さまざまな思いに揺れ親は悩みます。また、関心の薄い親から何でも介入する親まで、そのスタンスは家庭によってさまざま。トラブルになった相手の親とこの温度差が激しいと、面倒なことになる危険性も。子ども同士のトラブルに親はどう向き合っていけばいいのか? 実際に、筆者の身近で起きたトラブルをもとに考えてみました。■子どものトラブル「幼児期は親のフォローも必要」でも…昔から、よく「子どものケンカに、親は口を出すな」などと言われてきました。筆者も、基本的にはこの意見に賛成です。身体的な暴力や物を盗まれたり壊されたり、また、一方的な力関係でいじめのような状況になっている場合を除いては、「子ども同士のトラブルは、子ども同士で解決」してほしいと思っています。小学校低学年くらいになるまでに、ある程度のトラブルは、子ども自身が自分で考えて解決する力を育んでいてほしいもの。個人的には、親は子どもの話を聞いて一緒に考えたり、安心できる場所を作ったり、後方で心の支援をしたいと考えています。ただ、意思疎通がまだ未熟な幼児期は、ある程度、親が状況を整理して、子ども自身や相手の感情を理解して伝えるお手伝いが必要なことも。私の周囲でも、「オモチャの取り合いですぐ手がでる乱暴な子がいて困っている。でも、そのママはいつもたいして叱らず…。もうちょっとフォローするべきでは?」とか「公園の遊具で順番を守らず割り込む子。でも、ママらしき人はベンチでスマホに夢中でイライラ」といった声をよく耳にします。しかし、そういった子ども同士のトラブルに、親が間違った方法で介入してしまい、とんでもなくこじれちゃったケースも。実際に、筆者の友人の幼稚園で起きたトラブル話をご紹介しましょう。■子どものトラブル「親子で大の仲良しだったはずなのに…」友人Aは同じ幼稚園に通うBと、子ども同士が仲良しだったことからママ同士も仲良くなり、休日に親子で一緒に出かけるほどの間柄でした。ですが、年長になった頃、Aの子はほかの子とも仲良くなり、Bの子とはだんだん遊ぶ機会が少なくなっていったそうです。そんなある日、Bの子が「〇〇ちゃん(=Aの子)が一緒に遊んでくれない」とお母さんに泣きついたそう。以来、毎晩、過呼吸になるほど激しい泣きの訴えが続きました。心配したBはAに「○○ちゃんから『一緒に遊ばない』と言われたそうだけど…」とSNSを通して相談しました。ただし、過呼吸になるほどとは伝えませんでした。Aが子どもに確認すると、確かに「今日は別の子と遊ぶ約束をしたから、◎◎ちゃん(=Bの子)とは遊ばない」と言ったそう。ですが、毎日のことではないようだったし、お迎え時など見ても2人の間に変わった様子はなかったので、「きっと一時的なことだろうから少し見守ろう」とBに返信しました。この返事に、納得できなかったのがB。ことの深刻さをAに伝えようと、子どもが毎晩過呼吸になるほど泣いていることや、Aの子から以前言われたひどい言葉などをSNSでAへ送ってきたそうです。Aはビックリして再度、わが子に確認。しかし、子どもは「そんなことは言っていない」とのことで話はかみ合いません。真相を確かめようと、その後もBとSNSでやりとりを続けましたが、関係は悪化の一途をたどるのでした。さらに、AとB、それぞれが仲の良いほかの親を巻き込んで、クラスは険悪な雰囲気に。事態を知った園が緊急保護者会を開いたそうですが、結局うやむやなままに終わったそうです。Aは、この付き合いが今後も続くのが耐えられず、小学校就学前に違う学区へ引っ越したそうです。親同士は仲たがいをしたままでしたが、子ども同士はこの騒動から間もなく、なにごともなかったかのように園ではまた仲良しに戻ったそうです。■子どものトラブル「わが子の言い分だけを鵜呑みにしない」子ども同士の一時のケンカ(?)で、親同士の関係が完全に破綻してしまったという話でしたが、どうしてここまでこじれてしまったのでしょうか?その原因の一つに、SNSでのやりとりがあったように思います。SNSは手軽な分、感情のまま送ってしまいがちですし、書き方によっては誤解を生みやすいもの。また、タイムラグによる書き手と読み手の温度差も生じやすく、トラブル時のコミュニケーションにはあまり向かないように思います。AとBはもともと信頼関係がある間柄だったので、もっと初期に顔と顔を合わせてきちんと状況を話し合っておけば、ここまで関係は悪化しなかったように思えてなりません。また、筆者は小学校(低学年)の保護者会で、担任の先生からこんな話を聞いたことがあります。「これからは子ども同士のトラブルも増え、複雑になりますが、自分の子どもの言い分だけを鵜呑みにしないでください。子どもは自分に都合の良いことしか言わない傾向があります。トラブルがあった時は、まず冷静に。一方向からではなく、さまざまな角度から正しい情報収集をしてください」トラブルがあった時、ついわが子かわいさで、相手の子憎しの気持ちが先行してしまいがちですが、まずは落ち着いて多方面から情報を集め、状況を正しく把握することが大事とのこと。先の例も、早期に園の先生に相談して介入してもらい、園での様子を観察&対応してもらっていれば違う結果になったかもしれません。■子どものトラブル「おばあちゃんの一言でスカッと解決」子ども同士のトラブルに親が過剰に介入して、スカッと解決する話はあまり聞いたことがありません。でも、親から見て、子ども同士で解決できそうにない場合は放置するわけにもいきませんし、どうかかわればいいのでしょうか? 最後に、友人の母の粋なトラブル対応話をご紹介しましょう。娘(小学校低学年)の公開授業を見学しようと、母(娘にとって祖母)と一緒に学校を訪れた友人。体育のリレーで転んでしまった娘に、ある男の子が「お前のせいで負けた」とけったところを目撃したそうです。友人は、先生に目線で助けを求めたものの、ほかの作業中でまったく気づいてもらえず…。その時、祖母がすっとその男の子のところに行きました。そして、「今、△△(娘)のこと、けったやろ?」と聞きました。男の子は「けってない」と嘘をつきましたが、母はひるみません。「いんや、おばあちゃん、ちゃーんと見てたで。あんたがけってたの、この目で見たで」。男の子は下を向いたまま、ずっと無言です。すると、祖母はふっとやさしい顔に戻り、「おばあちゃん、これからもちゃーんと見てるからな。これからも△△と仲良くしてやな」とだけ言って戻ってきました。過剰な介入はしないけれど、乱暴な行為は見過ごさず、ちゃんと釘はさす。そして、常に親(祖母?)の目が光っていることを、ちゃんと子どもたちに知らしめておく。ダメなことはダメと伝えつつ、わが子はもちろん、相手の子にも愛情あふれた対応をしたおばあちゃん。この粋な対応は、まさにスカッとした話ですね。
2018年09月11日子どもが生まれてから物が増え続けるばかりのわが家。子どもが幼稚園に入園したら、きっと保育時間に片づけができるに違いないと思っていたのに、気がつけばもう年中さん…。せめて小学生になる前になんとかしなければと、思い切って整理収納アドバイザーへ収納の見直しを依頼をすることに。そこで、プロに片づけてもらい生まれ変わったわが家の収納と、見直しから生まれたメリットを紹介します。アドバイザーと一緒に整理した棚。一目で何があるか分かり、使いやすい!依頼した瞬間から作業は始まっていた!?家中の収納を全部見直したいところですが、まずは一番散らかっているキッチンの収納を依頼することに。依頼した整理収納アドバイザーさんから、作業前にキッチンの収納の写真を送ってほしいと言われたので、食器棚や引き出しの写真を撮り、メールで送信。すると、「収納に対して物が多すぎるので、キッチンは使用頻度が多いものだけ整理収納しましょう」との連絡が。また、「写真を見て、100円ショップで売っている整理収納に使えそうなケースをご用意しましたので、当日お持ちします」とのこと。来ていただく前からこんなにサポートしていただけるなんて驚きでした。あっという間の4時間、キッチンが別の家のように!当日、さまざまなサイズのケースを山ほど担ぎ、まるで行商のような姿で約束の10分前に到着したアドバイザーさん。事前に掃除機と雑巾、ゴミ袋、ウエットシートは用意するように言われていたのですが、エプロンやスリッパなどは持参されていました。荷物を置くと休む間もなく作業へ。まずは鍋やフライパンをすべてダイニングテーブルに出し、「これを使用頻度順に並べてください。私はそのあいだに空いた棚を掃除します!」とのこと。私が鍋を並べている間に、鍋を収納していた引き出しがピカピカに。そして、ここで持ってきてもらったケースが登場。取り出しやすいところから使用頻度順に鍋やフライパンを横向きにどんどん収納していくアドバイザーさん。その後、食器や調味料、食材のストックなども、ジャンルごとに同じ手順で整理と収納。捨てるものは特にないと思っていたけれど、実際に出して並べてみると、ムダに多い皿や、賞味期限切れの食材など不要なものが多く、ビックリ。あまり使わないけれど、取りやすいところに置きたいなんてものは個々に相談に応じてくださり、空いているスペースを上手く活用して場所を決めてくれました。さらに、ダイニングにある食器棚も整理収納していただき、4時間で(基本利用は1回3時間ですが延長も可能。今回は1時間プラスで依頼)まるで別の家のキッチンのように!整理前のキッチン。無理やり詰め込んでヒドい状態…整理後の収納。見た目スッキリ、取り出しも簡単食器棚。収納スペースが少ないので、使用頻度が低い食器はケースに入れてスペースを有効活用ホームページを持っていて、そこから依頼ができる整理収納アドバイザーさんもいますが、私は家事代行のマッチングサイト「タスカジ」でお願いしました。「タスカジ」は、レビューやプロフィールを見ると、どういったことが得意なアドバイザーさんか分かるので便利です。金額ですが、4時間の作業代9360円と交通費320円、持参してもらった収納ケースから利用した分の買い取りを足して合計で1万円程度の支払い。1人なら1カ月かかってもできなかったと思うと、価格以上の満足でした。使い勝手も大満足。夫の「あれどこ?」もなくなった!整理収納アドバイザーさんに来ていただき数カ月経ちましたが、キッチンの収納はいまだにアドバイザーさんに直していただいたまま。物を出し入れしやすくなったことで、台所に立つ時間が劇的に短くなり、毎日のルーティンワークがとても楽になりました。その後、納戸や靴箱などの収納もアドバイザーさんに依頼し、すっかり生活しやすくなりました。ひと目で何が入っているか分かるようになったことで探しものが減り、夫からも大好評。「あれどこにある?」と聞かれることがなくなりました。なにより、プロのテクニックを学べたことで、普段の片づけがとてもスムーズに。自分でも変化に驚きました。アドバイザーさんによると、引っ越しの際に片づけと合わせて依頼する方も多いそうです。片づけたいけどどう片づければいいのか分からない、片づけてもすぐに散らかってしまう、育児でいっぱいで収納について考える時間がないなんて人には、本当におすすめですよ!後日依頼した靴箱。左下には子どもの靴をまとめ自分で取れるように<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年09月03日やっと…長い夏休みが終わりましたね。子どもの夏休みの宿題の親も大変ではなかったですか?我が家は高校生の長男長男の分はノータッチですが、小学生の次男次女の宿題は親が見てないと進みませんでした。午前中は宿題。遊ぶのは午後からにしました。ノルマが終わったら遊んでいいよ~という感じです。私が一番嫌なのが…「ひとこと日記」なぜなら苦い思い出があるからです。長女が小学4年生のころ、夏休み最終日に真っ白なひとこと日記が発掘されたのです!!スケジュール帳や、当時から書いてたブログなどを見て1ヵ月半分の日記を埋めていきました…。ひとこと日記ってついつい書き忘れがちなので毎日書かせるのも一苦労なんですよね。しょうには「ひとこと日記」の宿題がないらしい!!これは嬉しい…んだけど、心配だ~~。あまりに心配で夢でうなされました(笑)。そんなこんなで毎日コツコツと宿題をやっていたんですが夏休み終盤になって気が付いた、ある宿題! それは…学校に電話して用紙サイズ、新聞の内容などを教えてもらいました。新聞用の紙を買ってきて、いざ書くぞ~!という段階になって…なんてこったー!家中大捜索した結果…学校で配布された新聞用紙と内容を書いた手紙が出てきた!ちなみにメモは見つかりませんでした…。それから私も手伝って「音楽新聞」を書き上げたのですが宿題前のドタバタで疲れ果てました~。夏休みの宿題、大変なのは親のほうかもしれませんね。皆さん、お疲れ様でした!
2018年09月01日次男は自分がおっとりしてるからか、正反対の活発な子と仲良くなることが多かったりします。小1になって仲良くなった子は、とっても活発で運動神経もいいし、一人でどこまで遊びに行っちゃうようなタイプのK君!正反対の2人ですが、それなりに楽しくやっていたのですがある日、外から泣き声が聞こえてきて「まさか?」と思い外に出たら、血だらけの次男が!!泣くじゃくる次男が言うには、Kくんが遊具の上から石を投げてたらしい。その石が次男の頭に直撃して出血!ビックリしたK君は先に帰ってしまったそうです!!!次男は救急病院へ。その後、Kくんと両親が謝罪にきたのですがK君はガンとして謝らず(家でも悪い事をしても絶対謝らないそうです)結局、後日学校で先生を通して謝罪したそうです。正直、私はもやもや~~。その後も下校中に背中を押されてこけてしまい怪我をした次男。K君には悪気はないようでしたが二度も怪我をしたので、ちょっと距離を置くように…。そして次男が小学4年になって…小1のときは怪我させて逃げちゃったK君が…こけた次男を家まで送ってきてくれるなんて!あの頃から残っていたもやもやした気持ち、キレイさっぱり消えてしまいました。子どもの友達関係は色々ありますが、トラブルを起こした子がいつまでもそのままだと限らないし、自分の子どもじゃなくても成長を感じられるのは嬉しいですね!
2018年08月18日わが家は子どもとトランプ・かるた・ドンジャラ等でよく遊ぶのですが、子ども相手でも手を抜かず全力で勝負するのがわが家の方針(笑)。(本当はパパンが大人げないだけですが…)でも、いつも娘に泣きつかれて…結局“かるた”を全部取られちゃうんですけどね。こんなご家庭、わが家だけでは無いはず。テレビゲームもいいけれど、たまには子どもと一緒にテーブルゲームもいいものですよ。考える力を育みよりコミュニケーションが深まる気がします。
2018年08月17日家づくり進行中は、我が家の子どもたちは1歳と3歳でした。まだまだ小さい子どもたちは、親の私たちと過ごす時間が多い保育園児でしたが、小学生、中学生、高校生、そしてその先の子どもたちの姿を夢見ながらの家づくりがスタートしました。子どもの成長とともに行った住まいの工夫についてのお話です。■ 幼児期、小学期、中学以降…。子どもの成長過程で住まいの役割が変わる!家づくりのスタートは、広々とした間取りで、いつでも家族の存在を感じるような家を理想としていました。しかし具体的な間取りを考え始めて気づいたことは、家づくりは完成してからが家族の生活がスタートするということです。今は一緒に時間を過ごすことばかりですが、成長と共にそっと見守ることも大切にもなってくることでしょう。この先ずっと家族が暮らしていくには、現状の理想だけではなく、3年後、5年後、10年後、20年後、さらにその先の家族の在り方まで想像してみることが重要です。子どもの成長と共に変わっていく住まいの役割を考えた、我が家の工夫点をご紹介します。■ 幼児期から小学期は、1階が主な生活スペース!1階は、リビング、ダイニング、キッチン、畳スペースを間仕切りなく設けました。それに加え、浴室、洗面、トイレの水回り設備と、ウォークインクローゼットです。幼児期から小学期は、子どもにつきっきりでお世話をしたり、子どもと一緒に過ごすことが多いので、1階だけで主な生活ができると、子どもも安心して伸び伸び生活できますし、親にとってもノンストレスです。マハロ / PIXTA(ピクスタ)ごく一般的な間取りですが、子どもが成長しても柔軟な住まい方ができるように工夫した点がいくつかあります。1. 畳スペースの役割畳スペースは現在、子どもの遊び場やお昼寝スペースにもなっています。しかし、数年後はそのような使い方はしないことでしょう。そこで、キッチンカウンターの腰掛けとしても利用できるようにしました。そうすることで、食事をとる時はもちろん、小学期以降はリビング学習の場としても活用できます。もちろん疲れたときにゴロッと横になるのもアリで、小上がりになっているために腰掛けとしても使えます。小上がり部分の高さは、子どもでも、大人でも、私たち夫婦が高齢者になっても腰掛けやすいような高さを考えて290mmに設定しました。2. 脱衣所と洗面を分けた理由脱衣所と洗面は、ひとつの空間にまとまっていた方が広々していて使いやすそうですが、あえて分けました。それは、我が家は女の子2人ですので、思春期の女子はおしゃれに夢中になるだろうと考えたからです。きっと思春期を迎えれば、父親がお風呂に入っていたら洗面所を使いづらいだろうし、お出かけの前にはシャワーを浴びたいという気持ちも出てくるかもれません。そんなとき、脱衣所と洗面を別々に使うことができた方が、姉妹は使いやすいだろうと考えました。そんな近い将来の子どもたちの姿を想像してみると、なんだかうれしくて笑顔がこぼれます。3. ウォークインクローゼット1階にウォークインクローゼットがあるのは、主婦にとって家事の時短になることはもちろんですが、幼児期から小学期の子どもにとっても実用的です。お着替えや保育園グッズなど、わざわざ2階へ取りに行ったり来たりするのは大変です。身近なところでお支度が完結できるので、子どもたちもお着替えや準備に積極的で、意欲も育っているように感じます。小学期から中学期くらいの間には、2階の子ども部屋にある収納を活用するであろうことも見越しています。そんな子ども部屋の工夫を次項でご紹介します。■ 2階の寝室と子ども部屋の使い方2階には夫婦の寝室と子ども部屋、そしてトイレがあります。現在は夫婦の寝室でみんなで寝ていて、子ども部屋は遊び場として活用していますが、小学生の時期になったら子ども部屋にベッドやデスクを設置する予定です。子ども部屋の広さは9畳ほどで、後々二つの部屋に区切れるように、あらかじめ間仕切りが設置できるようにしてあります。そのため、ドアも2つ、収納も2つ、窓も対照的になっています。小学期から中学期は、姉妹で一緒に使うのも良いですし、中学期以降に子どもたちがひとり部屋が欲しいという意思が出れば、分けることもできます。部屋を区切ると4畳、5畳と狭い部屋になってしまいますが、上部は抜けているので、圧迫感は多少半減できるかもしれません。また子どもたちは、間仕切り越しにお互いの気配を感じることもできることでしょう。ドアにはスリットを設け、ドアが閉まっていても光が漏れるので、完全な個室としてシャットアウトすることを避けました。また、子どもたちが巣立った後は、いつ帰ってきても居場所があるように、子ども部屋はそのまま置いておきたいというのが夫婦の希望です。■ キッチンからでも声かけできる「スケルトン階段」の役割とは?玄関からリビングに上がると、すぐ右手側に2階に上がる階段があります。骨組みだけでつくられた、空間に抜け感のあるスケルトン階段を取り入れました。このスケルトン階段は、空間を広く見せてくれるだけではなく、子どもの成長過程でもさまざまな役割を果たしてくれるはずです。現在は、上下階の昇り降りとしての活用はもちろんですが、子どもたちは隙間から足を出して座ったり、踊り場のスリットから顔を覗かせてお話しをしたり、アスレチックのように使っています。しかしこの先、中学期以降、帰宅後すぐに2階に上がってしまうこともあるでしょう。でも、そんなときでも、リビングやキッチン、ダイニングから子どもと顔を合わせることができます。お互いの存在を感じて、声を掛けられる環境はきっとこの先、子どもの成長段階でも重宝すること間違いなしです。いかがでしたか?家づくりは、子どもの成長を夢見ながら、たくさん想像することが大切です。今の理想を追求することも楽しいですが、この先の子どもの成長を想像しながらの家づくりは夢がいっぱいです。子どもの成長過程で、住まいにどんな役割をしてほしいのか、どんな家族の住まい方をしたいのか、たくさんイメージしてみてくださいね。
2018年08月07日せっかくの夏休み、目的を持って予定を立てたいところですよね。東京近郊で子どもたちのさまざまな好奇心を満たすことのできるイベントをご紹介します。2回目となる今回は、芸術に関わるさまざまなイベント情報をお伝えするアート編です。≫ 夏休み知育イベント情報【サイエンス編】子どもの「なぜ?」を育てる! ■チームラボのデジタルアートミュージアムで五感を刺激●MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless今年6月のオープンからすでに多くの人が来場し、大人気となっているのが、森ビル株式会社とチームラボが共同で運営するデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」。520台のコンピューターと470台のプロジェクターが使用され、その面積は1万平方メートルを超える圧倒的なスケール。ミュージアムは5つの空間で構成され、世界初公開の作品も含む約60作品が展示されています。コンセプトは、“Boderless”。「作品と作品との境界」、「作品と鑑賞者との境界」、そして、「自分と他者との境界」というさまざまな境界のない世界を自分の体で実際に体験してもらいたいというメッセージが込められているそう。その「Boderless World」空間では、いくつかの作品が混ざり合う世界を体験できます。人が触れたり、そこに存在したりすることで、作品が変化する様子も楽しむことができます。また「チームラボアスレチック 運動の森」という空間では、「身体で世界をとらえ、世界を立体的に考える」というコンセプトを基に、さまざまなアスレチックが用意。「光の立体ボルダリング」や「高く飛び跳ねたり沈んだりする空間」など、複数の作品に自ら入っていき、身体で感じ取る体験ができます。動き回るのが大好きな子どもにとって、五感を刺激する貴重な経験となるでしょう。そのほか、自分が描いた絵が作品に入り込む『お絵かき水族館』などのある「学ぶ!未来の遊園地」、人に反応して光り音色を響かせるランプがある「ランプの森」、そして茶器の中に花が咲いていく体験ができる「EN TEA HOUSE」など、あわせて5つの空間を楽しむことができます。人気が高く混雑が予想されますが、子どもたちにとって貴重な体験をすることができそうですね。「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」会場:森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス(お台場パレットタウン)入場料:一般/高・大学生 3,200円、子ども(4歳~中学生) 1,000円(税込)公式サイト: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless ■人気番組『デザインあ』と『びじゅチューン』の展覧会NHK Eテレで放送中の番組の作品が楽しめる展示を2つご紹介します。●企画展「デザインあ展 in TOKYO」(日本科学未来館)NHK Eテレで放送中の『デザインあ』は、私たちの身の回りに当たり前に存在しているモノを、「デザイン」の視点から徹底的に見つめなおし、斬新な映像手法と音楽で表現する番組。子どもたちに、「デザインの面白さ」を伝え、「デザイン的な視点と感性」を育む一歩を目指して、制作されています。その『デザインあ』の世界を体感できる企画展が、日本科学未来館で開催。「観察のへや」、「体感のへや」、「概念のへや」という3つの部屋に分かれ、さまざまな作品と触れ合うことができます。そのうち、「観察のへや」にある作品「梅干しのきもち」は、お弁当に見立てた大きな箱にある穴に顔を入れることで、梅干しの気持ちを想像してもらおうというもの。また「体感のへや」では、番組オリジナルソングなどの音楽とぴったりとシンクロする4種の映像が順に展示室の4つの壁面いっぱいに映し出され、360度映像と音に囲まれます。実際にアートと直接触れ合うことで感性が刺激されそうですよね。企画展「デザインあ展 in TOKYO」会場:日本科学未来館会期: 7月19日(木)~10月18日(木)入場料: 大人(19歳以上)1,600円、中人(小学生~18歳以下)1,000円、小人(3歳~小学生未満)500円、2歳以下無料公式サイト: 企画展「デザインあ展 in TOKYO」 ●トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館(東京国立博物館)同じくNHK Eテレで放送中の『びじゅチューン』とのコラボレーション展示もこの夏に開催。『びじゅチューン』は、アーティストの井上涼さんが独特のセンスで世界の美術作品を解釈し、すべて自作の歌とアニメで紹介する番組。難しい美術作品をわかりやすく解説するとともに、解釈の仕方は人それぞれ自由でいいのだと気づかせてくれます。この番組の企画展示「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」は、東京国立博物館で開催。葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」に出てくる波をモチーフにした作品「体感! ザパーン ドプーン 北斎」では、高さ約7.5メートルの特大スクリーンに、絵の中の人物が原寸大になるように「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」を拡大映像化。絵のなかの人物になりきってみると、大きな波が大迫力で迫る様子を想像でき、声の大きさで波がどんどん大きくなるインタラクティブな仕掛けによって、波の大きさを実感できるのだとか。子どもにとって難しい作品も、実際に体感することで自然な理解につながることが期待できそうです。「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」会場:東京国立博物館会期:7月24日(火)~2018年9月9日(日)参加費:一般620円、大学生410円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上の人無料(高校生以下および満18歳未満の人と一緒に来館した人は子ども1人につき同伴者2人までは、団体料金で観覧可能)公式サイト: 親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館 ■歴史ある本物の音楽を子どもたちに!●第44回日本フィル夏休みコンサート2018日本フィルの夏休みコンサートは、1975年に始まった歴史あるイベント。「初めてクラシック音楽を聴く子どもたちに、家族と一緒に本物のオーケストラをお聴きいただきたい」という願いから、本格的なプログラムと親しみやすい演出が魅力です。44回目となる今年の夏休みコンサートは、バッハやモーツァルトによる耳なじみのある音楽や、『ゴジラのテーマ』(SF交響ファンタジーより)などが演奏される予定。オーケストラの演奏とともにみんなで歌えるコーナーもあるとのことなので、音楽が好きだという子は、ぜひ連れて行ってあげたいですね。「第44回日本フィル夏休みコンサート2018」会場:相模女子大学グリーンホール、東京芸術劇場など全国のホール期間:7月21日(土)~8月5日(日)参加費:<料金>全席指定・消費税込 S席:子供3,200円/大人5,200円、A席:子供2,500円/大人4,200円、B席:子供1,800円/大人3,200円対象: 4歳以上(※4歳未満は入場禁止)予約:要予約公式サイト: 第44回日本フィル夏休みコンサート2018 ■夏休みアートイベント情報一覧●MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless五感を刺激する新しいデジタルアートミュージアム会場:森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス会期:常設公式サイト: ●企画展「デザインあ展 in TOKYO」デザインの面白さがわかる、体験型の企画展会場:日本科学未来館会期: 7月19日(木)~10月18日(木)公式サイト: ●トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館古典的な日本美術作品の世界に飛び込める企画展会場:東京国立博物館会期:7月24日(火)~2018年9月9日(日)公式サイト: ●第44回日本フィル夏休みコンサート2018伝統ある子ども向けの本格的オーケストラコンサート。会場:相模女子大学グリーンホール、東京芸術劇場など全国のホール期間:7月21日(土)~8月5日(日)公式サイト: ●MOMAT サマーフェス子ども向けに工作などのワークショップが開催。会期:2018年7月20日(金)~9月17日(月・祝)会場:東京国立近代美術館公式サイト: ●特別展「縄文―1万年の美の鼓動」縄文のはじまりからおわりまで「縄文の美」が集結会場:東京国立博物館 平成館会期:7月3日(火)~9月2日(日)公式サイト: ●TOKYO MIDTOWN KIDS WEEKS 2018工作などのワークショップやスタンプラリーもできる期間:2018年7月13(金)~8月28日(火)会場:東京ミッドタウン各所公式サイト: ●ものづくり・匠の技の祭典2018子どもも参加できるものづくり体験プログラムがある会場:東京国際フォーラム日時:8月8日(水)、9(木)、10日(金)公式サイト: ●としまアート夏祭り豊島区内11会場でアートプログラムを多数用意会場:豊島区内日時:2018年7月28日(土)~9月2日(日)公式サイト: ※この記事は、2018年7月10日時点のものになります。会期、チケットなど最新の情報は、必ず公式サイトなどにてご確認いただいてから、お出かけいただけますようお願いいたします。
2018年07月22日みなさんの周りで近隣トラブルはありませんか?最悪の場合は傷害事件や殺人事件にまで発展してしまうこともある近隣トラブル、できれば避けたいですよね。でも万が一、近隣トラブルに自分が巻き込まれてしまったらどうすればいいのでしょう?代表的な近隣トラブルの実情と対策について解説していきます。■ 代表的な近隣トラブルの種類3つGraphs / PIXTA(ピクスタ)賃貸、分譲問わず、集合住宅で起こりやすい代表的な近隣トラブルは以下の3つです。足音などの生活音、騒音ペット飼育マナー喫煙マナー、香害これらのトラブルの実情、そしてその対策について考えてみましょう。■ 1. 足音などの生活音、騒音Graphs / PIXTA(ピクスタ)共同住宅(アパート・マンション等)の上下階間では、かなりの頻度でこの「音」問題が起きています。楽器やオーディオ、大声などの明らかな騒音はもちろん、その当事者にしか分からない足音などの生活音に悩まされている人は大勢います。この様な被害を受けた場合、まずは建物の管理者(管理会社等)に相談してください。管理者はその状況に合わせて書面や口頭でその原因者に注意・指導を数回行い、それでも改善がみられなければ更新契約の拒絶(賃貸の場合)などを通告したりする場合もあります。A_Team / PIXTA(ピクスタ)ただ、対応が難しいのは「明らかな騒音」への対処方法等ではなく、「足音などの生活音」の問題に関しての対処方法です。明らかな騒音は、自他ともにその事実を認識している場合が多いので、管理者などからの注意や指導でその原因が解消される場合も多く、もし解消されない場合でも、警察や弁護士、裁判所などが関与することでその原因の解消を目指すことができます。しかし、足音などの生活音はそれが明らかな騒音であるという証明が難しいことに加え、それを騒音と感じる「程度」には個人差があるため、管理者もどこまで注意などを行うべきか判断が難しいのです。この「足音などの生活音」問題の解決には、共同住宅に住んでいるという意識と住民同士の相互理解が最も重要だといえるでしょう。■ 2. ペット飼育マナーGraphs / PIXTA(ピクスタ)最近のペットブームをうけ、共同住宅では賃貸も分譲も「ペット可」の物件が増えています。新築のペット可物件は、管理規約や使用細則などで飼育方法や建物の共用部でペットを連れて歩く際の規則等を細かく決めている場合が多く見られます。ですが、最近は当初ペット禁止で途中からペット可になる物件も増えており、その様な物件ではペット飼育に関する規則が定められていない場合が多くみられます。momo / PIXTA(ピクスタ)その様な物件の場合、ペットを飼っている世帯と飼っていない世帯が分かれることや、飼育のルールが明確になっていないことで、その鳴き声、糞尿等の臭いなどが問題となるケースが増えています。分譲・賃貸問わず、これからペット可の物件を探す場合は、後のトラブルを防ぐためにもペットに関する規約等は必ずチェックしてください。■ 3.喫煙マナー、香害Ushico / PIXTA(ピクスタ)室内ではなくベランダや共用廊下で喫煙する人を「ホタル族」と呼び始めたのは1990年頃ですが、今、そのホタル族が問題となっています。室内ではなくベランダや共用廊下で喫煙することにより、隣室にそのタバコの煙や臭いが入ってくることでそのクレームが管理者に入るケースが非常に多いのです。さらに最近では香りが強い洗剤や柔軟剤などの使用により、隣室の居住者が健康被害(においによる体調不良、アレルギー等)を訴えるケースも増えています。トラブルを未然に防ぐためにも、自分が発生させている「タバコの煙」や「におい」が近隣の迷惑となっているかどうか、一度客観的な視点で考えてみてください。近隣トラブルには様々な種類や原因があり、そのすべてを未然に防ぐことはできません。しかし、住民同士のコミュニケーションを深めることでそのトラブルを最小限に抑えることはできますので、引越し時の挨拶や、日々顔をあわせた際の挨拶は大事にしていきましょう!
2018年07月06日夏が近づくとともに増えるのが、あせもや湿疹、虫刺されなどの肌トラブル。子どもはかゆいところを掻きむしったりするので、ママもお世話が大変ですよね。そんな時におすすめなのが、ビワの葉を使って手作りするスプレーです。ビワの葉にはアミグダリンという特殊な薬効成分があり、炎症や怪我に役立つと言われています。実際に私はここ数年このスプレーを常備して、子どもが肌のかゆみや痛みを訴えた時に使っています。患部にシュッとひと吹きするだけ。以前は症状に合わせて薬を塗り分けていたので、とてもラクになりました。スプレーを冷蔵庫で冷やしておくと、使用時に子どもは気持ちよくて喜んでいます。ビワの葉や種には優れた薬効があるということは古くから知られ、民間療法で大切にされてきました。庭木として植えられていることも多く、ビワの葉を意識しながら近所を歩いてみると、意外とすんなり見つけることができるはずです。もしビワの葉が手に入ったら、スプレーを作ってみましょう。天然素材&無添加なので安心ですし、お金もほとんどかかりません。スプレーは、葉っぱを煎じる「煎じ汁」と、葉を35度のホワイトリカーに漬ける「ビワの葉エキス」の2種類が作れます。「ビワの葉の煎じ汁」の作り方<材料> ※できあがり分量目安 400mlビワの葉 大きめを12~13枚水 6カップ(1200ml)<作り方>1、タワシを使って軽く葉を洗う。 2、葉の繊維を断つようにハサミで切る。3、葉を入れた鍋に水をヒタヒタに注ぎ、あればフタをして中火にかける。4、沸いてきたらフタを外して弱火で約1時間煎じ、水が1/3程度(400ml)になったら完成。煎じる時の鍋は鉄やステンレスなどの金属のものは避け、土鍋やホーロー、ガラス製を使いましょう。成分が酸化・変質したり、薬効が失われたりしません。また、沈殿物が出ますが腐ることはありません。保存期間は冷蔵庫で半年くらいが目安です。残った葉は洗濯用ネットでまとめてお風呂に入れると、お湯が柔らかくなって肌にもいいそうです。「ビワの葉エキス」の作り方<材料> ※できあがり分量目安 1800mlビワの葉 大きめを25~30枚35度のホワイトリカー 1800ml<作り方>1、煎じ汁と同じように葉を洗い、ハサミで切る。2、葉を入れた瓶にホワイトリカーを葉がかぶるまで注ぐ。3、常温で保管し、3ヶ月経ったら使用可能。 写真は仕込んでから1カ月後のもの。時間の経過とともに茶色はさらに濃くなり、薬効も高まります。葉は1年ほどで取り出しましょう。煎じ汁と違ってこちらは何年でも保存可能なので、一度にたくさん仕込んでおくと便利です。エキスは怪我や火傷につけると痛みをとり、早く治してくれると言われています。化粧水代わりにしている人もいますよ。ただしお肌に合わない場合は、ご使用を控えてください。かつては「一家に一本のビワの木があれば医者いらず」と言われていたほど、葉にも実にも種にも薬効があるビワ。昔の人から受け継いだ知恵と自然の生命力を上手に活用して、健やかに暮らしたいですね。※ご使用の前に、必ずパッチテストを行ってください。※お肌に合わない場合は、すぐにご使用をお控えください。
2018年07月01日来たる2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催。子どもたちには、今のうちから世界に興味をもち、視野を広げていってほしいと願うママも多いのでは。そんな方たちにおすすめなのが、“地球儀”。子どもが小学生になるタイミングで購入を検討する方も多いと思います。インテリアコーディネーター資格をもち、小学生の母でもある筆者としては、幼児期から家族が集うリビングに自然に溶け込むように、地球儀が置かれている環境がベストだと感じています。大切なのは、楽しく自然に学ぶきっかけ作り。その活用方法を紹介します。リビングでの親子の会話に“地球儀”を交えてリビングに地球儀があると、「〇〇ちゃんが夏休みに沖縄に行くんだって」と聞けば「沖縄ってどこかな?地球儀で探してみよう!」と。テレビのニュースで「テニスの大会がフランスであって…、アメリカの〇〇選手が…」と聞けば「フランスってどこ?アメリカの選手がフランスで試合するんだね、飛行機でどのくらいかな?」なんて話も。また、雄大な自然の映像を見たときには、「こんなすてきな場所、どこにあるんだろう?大きくなったら行ってみたいね~」と、地球儀を交えて語り合うことができるのです。まさに、地球儀は「夢」のあるインテリア。それが普段から手の届くところに何げなく置いてある、そんな環境だからこそ、楽しく活用できるのです。距離を感覚としてつかむ~毛糸やリボンが大活躍~たとえば、「東京からハワイまでどのくらいの距離がある?」と言っても、幼い子どもたちにはイメージがしにくいもの。そこで、地球儀に毛糸やリボンをあててみて、その長さをはかりとります。「〇〇ちゃんのおうちがある東京から、おじいちゃんのおうちがある島根まではこのくらいの長さ。でもね、ハワイまではこんなに長くなるんだよ。」「え~!そんなに遠いの!?」と。実体験で知っている距離感との比較をすれば、子どもは自然に距離の感覚をつかめます。リビングにはどんな地球儀を選べばいい?リビングに置く地球儀は、ずばり、「おうちのリビングに合う」、「家族が気に入ったもの」でよいのです(ただし、表記は見やすいものを)。「子どもの知育のために良いから!」と無理に力を入れて、リビングには不似合いなデザインのものや、多機能にこだわったものを置く必要はありません。家族が心地よく過ごしながら、お気に入りの地球儀で会話も弾む。そんな光景を想像しながら選んだものが、一番良いと思います。テクニックとしては、球体・台座・支柱、全体の印象を通して、色味やテイストがリビングのインテリアに合っているもの。ナチュラルなリビングなら自然なカラーの球体に木製の支柱、クラシカルなリビングならセピアカラーの球体にレトロ調の金属台座、という具合に。もちろん、学習用に研究された多機能な地球儀もすばらしく、知識を深めるには良いでしょう。幼児期にリビングで興味のきっかけを作っておくと、次のステップとして子供部屋や学習机の上で活躍すると思います。リプルーグル社の「シーフェアラー」シンプル・ナチュラルなお部屋によくなじみます地球儀を交えて、パパやママと語りあった楽しい思い出が、自然に子どもの世界観を広げるきっかけになれば、何より嬉しいですね。<参考:リプルーグル地球儀 ><文・写真:フリーランス記者石川友美>
2018年06月24日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「わざとじゃないけど子どもがお友達に怪我を! 親はどうする?」 で、子どもの過失についてのアンケートを実施しました。ケガをさせた側、ケガをさせられた側、どちら側に立ってもケガは嫌なもの。アンケートからは、対応に困った例や、相手や園の対応にモヤモヤしたというママたちの体験談が集まりました。■約80%がケガのトラブルを経験しているみなさんは、自分の子どもが友だちにケガをさせてしまった経験がありますか? もしくは友だちにケガをさせられてしまった経験がありますか?アンケートでは、子どもが友だちにケガをさせてしまったことが「ある」人が79%、逆に「ない」と答えた人は20%でした。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?ある 79%ない 20%その他 1%じつに約80%というとても多い割合で経験しているケガの問題。ケガを完全に防ぐのは不可能なのかもしれません。そうであるのなら、ケガをさせてしまった、させられてしまったときに“どう対応するか”は日ごろから考えておくといいかもしれませんね。■こんなことで子どもの事故が起こりやすいちゅいママさんは、幼い子どもはとくに、「体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまいがち」といいます。アンケートでは、「出会いがしらにぶつかる」など、相手の存在に気づかず起こる事故や、「幼稚園や保育園、公園でなどで遊具を使っているとき」など、予期せず起こった経験談が挙がっていました。息子が走り回っていて、1学年下の子に勢いよく衝突してしまい、相手の子は勢いで、跳ね飛ばされて転倒、後頭部をぶつけてしまったということがあります。起こってしまったことにびっくりして、相手の子が心配で、息子には共感よりも先に「ごめんなさいは!」という言葉が出てしまいました。日頃から室内で遊ぶときは走らないと言うことは伝えていますが、楽しくなってスイッチが入ってしまうと、その言葉もどこかへ行ってしまい、走ることに夢中になってしまいます。相手の子にケガはありませんでした子ども同士の思いもよらない衝突はいつどこで起こっても不思議ではないできごと。とくに子どもは遊びで夢中になると、まわりが見えなくなってしまうので、よりママの注意が必要となってくるのかもしれません。■ケガをさせてしまった場合、どう対応する?わざとじゃなくても、わが子がケガをさせてしまった場合、「どんな対応をすべきか」親は悩むところ。精一杯謝っても、「あとから、あれでよかったのだろうか?と考えてしまう」といった不安の声も多く聞かれました。座っていた娘が立ち上がろうとしたときに、娘の頭がお友だちの顔に勢いよくぶつかってしまいました。お友だちは「大丈夫、大丈夫」と言ってくれましたが、目からは涙…。娘はぶつかっちゃったことと泣かせてしまったことに号泣…。私からお友だちとお母さんに謝り、娘には「わざとじゃなくてもぶつかってしまったら謝る。自分がお友だちの立場だったらどう?」と話をしました。落ち着いたところで本人から「謝りたい~! ごめんね~」と泣きながら謝罪。子ども同士のトラブルは難しいですね…。小2の長男が自分が嫌がるあだ名で呼ばれて、けんかになり、(お友だちが)転んだ弾みで机の角で頭を4針縫うケガを負わせてしいました。先生はクラスのみなにわざとではなく、「皆さんにもおこるかも知れない事故です」、と話をしてくれたそうです。息子本人に経緯を聞いたあと、「どうしたら良いと思う?」と尋ねるとお友だちに謝りたいと…。とりあえず親子で謝罪に伺い、夜父親と再度訪問しご両親に謝罪。息子も謝り、お友だちと握手で仲直りしました。抜糸の日まで、経過を伺う電話を何度かいれました。先生、お友だちのご両親に恵まれたことに感謝しています。子どもが小さい頃、冗談でやり取りした結果ケガをさせたことがあります。私は現場におらず、ケガをさせた日に、子どもから私に報告はありませんでした。翌日相手の母親から「警察に突き出して牢屋に入れる」と言われ、恐怖で泣いて帰ってきたことで事件が発覚しました。すぐにケガをしたお子さんに対してたくさん謝り、母親には土下座しました。子どもには、(親が)目の届かないところでトラブルがあった場合には、すぐに報告するようにも伝えました。そこから私も恐怖心ばかりです。小さい子どもを持った親同士であれば、「お互いさまですよ」と声を掛け合えることが多いと思いますが、相手によってはそうはならないこともあります。「自分の子どもの言っていることをうのみにして、相手を悪者にする親」というトラブルがあったという人も。また親がどこまで介入するのかという問題も発生してきます。親や先生が見ていないところでの事故は、真相が見えづらく、自分の子どもを信じたい気持ちとの間で葛藤が起こります。まずは「双方から話を聞くこと」が大事になってきます。また、子どもは自分の非を隠したがる場合があります。家に帰ってきていつもと様子が違っているときはもちろん、普段から「今日は誰とどんな遊びをしたのか」など、話を聞くようにすることも重要かもしれません。■謝れない子どもはどうすれば?基本的にはケガをさせてしまった場合、謝ることで問題は解決する場合が多いと思います。しかし当事者は小さな子ども。「わざとじゃない」場合は、なかなか謝ることも難しいのではないでしょうか。5歳なのですが、本当に謝れません。悪気はなくても、ふざけていてわざと押したりひっぱったりしているので、100パーセント息子が悪いことが多いのでタチが悪く。謝れないことでこちらとしては本当に申し訳ないし後味も悪いのでついムキになって謝らせようとしてしまいます。親である私の謝る姿で学んでくれれば良いのですが、すでに年長ということもあり悩ましいです。その場で謝れなかった場合には、あとから子どもにその場の状況とお友だちの気持ちを伝えて、謝る必要があることを声かけているという方もいました。また見ていなかった場合には、自分の子にも状況を確認しているとした方も。相手が泣いていたりするとママも動揺して、子どもに「謝りなさい!」なんて怒ってしまったりすることもあるでしょう。でも、そこは落ち着いて、子どもの気持ちに寄り添いながら、話してみることを心がけたいもの。■自分の子がケガをさせられた場合は…?一方、子どもが「ケガをさせられたとき」のエピソード。相手の対応次第で、これからの当事者同士の関係、親の後味もまったく違ってくるようです。悪意がなくケガをさせられたときに、相手の親からきちんとした謝罪があったことで、それを機に仲良くなったというエピソードがある一方で、あとあとまで対応をめぐって悩むケースも。追いかけっこ中、息子が急に方向転換、うしろにいたお友だちはそのまま息子にぶつかり、唇が切れて血が出ていました。相手のお母さんは子どもに「謝りなさい」と言ってくれましたが無言。わざとじゃない、自分も転んで痛いのになんで?っていう気持ちもわかる。息子が急な方向転換したからだし、でも血が出て痛がってる息子。ケガの重症度はいまは別問題なのか。私は息子に走ると危ないことを伝えて口を洗いに行きました。息子にだけ我慢させたかな。どう対応するのが良かったのか、いまでも思い出します。いままさにその渦中です。4歳の息子が自転車に乗っていたときに、隣の家の子が強引に止めたため、転倒し左肘を骨折。救急車で救急外来受診後、入院・手術をしました。術後3ヶ月は膝に釘とワイヤーで固定しなければならず、いまも活動をかなり制限されています。当の本人(隣の子も4歳男児)は謝ってくれません。ご両親から謝罪はありましたが、以降の対応がいまひとつで今後も隣同士付き合っていくと思うと正直しんどい。わざとじゃないのはわかっているけれど、やはりまずは「謝ってほしい」と思うのが、親の本心ではないでしょうか。ケガをさせた子ども本人はまだ小さく、謝れないこともあるかもしれません。子どもに「謝りなさい」と促すだけでなく、相手のママが誠意をこめて代わりに謝ってくれていたら…。ケガをさせられた側のママも自分の対応が合っていたのか、間違っていたのか、いつまでも引きずるような気持ちにならずすんだかもしれません。■“泣いた”ほうが被害者になる?わざとじゃなくても「ケガをさせてしまった」側が謝るは必要なことだと思います。でもケガをさせた側が“泣いて”しまったらどうでしょう? 次にご紹介するのは、本当は「謝られる立場」だったのに「謝る立場」になってしまったという驚きのエピソードです。息子小学2年生の頃、学校で女の子の悪いところを注意したら、手に鉛筆をさされ出血。注意されたことが悔しくて泣いてしまい、何故か息子が謝ったそう。たしかに注意のときの口調は良くなかったようで、謝ったのはえらかったと思ったけど、ケガさせられたのに先生から先に謝るよう言われ、私は納得いきませんでした。本人は気にしていなかったし、今後の学校生活がやりにくくなったら嫌なので、私も何も言いませんでした。自分の子どもがケガをさせられてしまったから相手の子どもに「気をつけようね」と言ったところ、相手の子どもに泣かれてしまい、その場にいなかったお母さんに「子どもが怒られた」と思われてしまったというエピソードも。結局、その家族と疎遠になってしまうという結末に…。その事故が起こった瞬間を見ている人がいなかったり、どちらかが泣いてしまったりすると、“謝るべき立場”が揺らいでしまう可能性があります。その場にいる親なり先生が、双方によく話を聞いて状況を判断しないと、対応次第では、子どもが大人に対して信頼を失うことにもなりかねません。■“ケガをさせた人物がわからない”とモヤモヤが残る!また、今回行ったアンケートには、幼稚園や保育園、小学校のケガ対応に対して“モヤモヤした”というエピソードも多く集まりました。保育園の中でのことなので先生から説明を受ける際には相手のお子さんの名前は言われません。逆にケガをさせてしまった側の親御さんには相手の名前は説明されます。大抵の親御さんは一言謝ってくれますし、こちらも「お互いさまですので〜」と答えて終わりますが、入園したばかりの0歳クラスの頃、息子の頬に園が通院させるか迷うほどのひどい噛み痕が付いて帰ってきたことがあります。そのときは相手が誰なのかわからないままで、モヤモヤしました。保育園で、しょっちゅうお友だちに噛みついているらしいうちの長男(3歳)。でも、イマドキの保育園って、トラブル防止のために相手のこと言わないで、「噛みついた」っていう事柄だけの報告。その前後に何かあるはずだし、長男だって、理由もなしに噛みついたりはしないだろうと思ったり。逆に噛まれることも多々あって…。トラブルをトラブルとして教えてもらえないもどかしさ。昨今は、親同士のトラブルを避けるため、また「ケガは園や学校の責任である」という考えから、相手の名前を言わない決まりになっている施設が多い様子。ケガは親にとってセンシティブな問題なだけに、あとあとまで“モヤっとした気持ち”を引きずってしまうのかもしれません。■“相手に気持ちが伝わったかどうか”が解決に結び付く親や先生が目を離した瞬間におきがちな子ども同士のトラブル。そのトラブルを解決するには、“相手に気持ちが伝わったかどうか”が大きく関係してくるといえそうです。アンケートでも、「まだ小さい子ども同士のトラブルは親の態度、言動で、全然違った終着点になると思います。同じ位の子を持つ親でも、感じ方が違う事もあるので」というママの意見もありました。しかし、そのときに気を付けたいのは、一方的に「ケガをさせた側が悪い」とすること。ケガをさせた側も、した側も、子どもは少なからずショックを受けていることが多くあります。頭ごなしに叱ってしまったり、自分の子どもを悪いと決めつけてしまったりしないで、じっくり子どもの話を聞くことが親子の信頼関係につながるのではないでしょうか。起こった出来事を客観的に子どもに伝えてあげて、どうすればいいのか、子どもに気持ちを聞いてみる。起こった物事と自分の感情を言い表すことは、今回のようなトラブルだけでなく、今後もさまざまな場面で必要になってくるでしょう。普段から家庭でこういった会話を心がけるといいかもしれません。それでもどうしても子どもが謝れない場合は…ママが代わりに謝ることで、相手に気持ちを伝えることが大事だと思います。ちゅいママさんは「今はごめんなさいが言えなくても、私が伝えるべきことを伝えている姿を見せつづければ、成長とともに言えるようになると思います」と言います。わざとじゃないこと、悪気はなかったこと。でも、ケガにつながってしまったら謝るべきだということ。頭でわかっていても、受け入れるまでには時間がかかるのだと思います。いつか「ごめんなさい」が言えたら、大きな成長だと喜びたいですね。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?回答数:128Q.子ども同士のトラブルについて、エピソードを教えてください回答数:45(アンケート集計期間:2018/6/7~2018/6/10)
2018年06月21日子どもが小学生くらいになると、放課後に同級生と遊ぶのが楽しくなり、毎日友だちと遊ぶようになる子も多いです。一度遊びに来たのがきっかけで、毎日子どもが友だちを家に連れてくるようになってしまった場合、ママたちはどう思うのでしょうか?多くのママが毎日は迷惑だと思っているネット上を見てみると、子どもの友だちが頻繁に遊びに来ることに対して悩んでいるママたちが散見されます。毎日家が遊び場にされることは、プライベートも無くなり迷惑に感じるという人がほとんどのようでした。特に小学校の低学年など、小さい子は他人の家という意識がまだ持てず、遊び場のひとつとしか考えられないことも多く、散らかしたままにしたり、中には家の物を持って帰ったり、壊してそのままと言う経験をした人も…。また、両親の帰りが遅い家庭では、相手の親も無料の託児所感覚で遊びに行かせているケースもあり、親に相談しても解決しないことに憤りを感じている人も少なくはないようでした。入り浸りを防ぐためのママたちの対策とは?そんなほかの家の子が入り浸っている状態をモヤモヤしながら我慢しているママたちばかりではないようで、積極的に対処をし、入り浸りを改善したケースもあります。その方法としては、まず我が子が毎日友だちを引き連れてこないよう、順番に行き来をさせたり、この日は友だちを連れてきてはダメなどと、自分の家でルールを作って、それを徹底させているようです。子どもたちは人数が多くなると、われを忘れて普段ルールを守れる子も大騒ぎになりがち。そこで事前に連れてきていい人数を決めておき、当日までに来る子と約束をさせておくのも有効なようです。ほかにも、お菓子やジュースを出してしまうと、それ目当てで居着いてしまう子がいるらしく、「飲食物は家から持参させる」ように工夫をしているママもいるようです。小さな子が遊びに来るのを断るのは、かわいそうで心が痛むというママも少なくないと思いますが、そのために自分がストレスを抱えてしまっては本末転倒。我が家のルールをしっかり決めて、子どもの友だちに振り回されないようにしたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年05月31日子どもが友だちと遊べるようになると気になり始めるのが、わが子や周りの子の性格。観察していると「おとなしく友だちと遊んでいる」のは女の子が多いと思ったことはありませんか? 一方で「走り回ってやんちゃばかりする」と思えるのは男の子が多いかも!?ママ友や保育園・幼稚園の先生からも言われると、ますます気になりますよね。そもそも、子どもの頃から男女の性格に差はあるのでしょうか? 脳研究者の池谷裕二先生に教えていただきました。池谷裕二先生 プロフィール研究者、薬学博士。東京大学・薬学部教授。専門は神経科学および薬理学で、脳の成長や老化について研究している。『海馬』(新潮文庫)、『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)など著書多数。近著に『パパは脳研究者』(クレヨンハウス)がある。プライベートでは二児の父。■「男の子はやんちゃ、女の子はおとなしい」周囲の大人が決めつけている!?―― 今回は「男女の性格に差があるか」についてです。男の子らしさ、女の子らしさというのは生まれつきあるのでしょうか?池谷裕二先生(以下、池谷先生):生物学的に見ると、性成熟する前の9歳くらいまでの男女には、性格の差がほとんどないといわれています。でも、自分の子や周りの子を見渡してあらためて考えてみても、やはりそうは思えない時がありますよね。かくいう私自身もその一人です(笑)。「確証バイアス」がかかっているのではないでしょうか。「確証バイアス」とは、自分の考えに合うものについては取り入れ、合わないものは無視してしまう傾向で、多かれ少なかれ誰にでもあることです。「男の子はやんちゃ、女の子はおとなしい」と考える人だったら、それに合う子ばかりを見ようとしてしまう。つまり、「見る側の問題」ともいえます。―― 自分側に男女差のフィルターがかかってしまっているということなんですね。池谷先生:そうですね。例えば、女の子がやんちゃをしてテーブルの上に乗ったら、周囲の大人はあわてて止めようとしますが、男の子だったらどうでしょう。もしかしたら、「もうやんちゃなんだから」と危険がなければ放っておく人もいるかもしれません。人生経験わずか数年でも、親や周囲の大人が男女の差があるような接し方をしていると、自然と子どもにも伝わっていくものです。言葉だけでなく、無意識のうちにそういう環境を作り上げているかもしれませんね。男女の性格の差を感じる理由として、環境による影響は大きいと思います。 ■親の与える環境が男の子らしさ・女の子らしさを作っている!?―― なるほど。環境を作り上げているとはどういうことでしょうか?池谷先生:例えば、男の子の親が「男の子=乗り物好き」と思い込んで、積極的に乗り物の絵本を買い与えることはありませんか? でも、女の子の親だったら、子どもが乗り物に興味を示していても、「そっか、好きなんだね」と受け流してしまうかもしれません。一方でプリンセスに興味を示したら「やっぱり好きなんだね」と積極的にテレビ番組を見せる人もいるでしょう。―― すごく思い当たります(笑)。洋服も女の子らしい色やデザインのものを選ぶことがあります。池谷先生:まさしく。そういう環境を作り出していくことを「ニッチ構築」といいます。それもあってか、海外の研究でお見合いサイトの写真を調べたら、特に指定はしていないのに、女性は上からのアングルで従順そうなイメージに、男性は下からのアングルで強そうなイメージに撮影されたものが多い傾向にありました。■外見だけではない「親から子へ性格も遺伝する」―― 子どものころから親や社会の影響を受けてきたということですね。池谷先生:そうですね。ただ、各ご家庭の方針もあるでしょうから、一概に男の子らしさ・女の子らしさがあるのを良い悪いとは言えません。―― 「うちは男の子なのにすごくおとなしくて…」と気にするママもたまに見かけます。池谷先生:もしかしたら、親のどちらかが子どもの頃、そうだったのかもしれません。外見だけではなく性格にも遺伝はありますからね。昔はおとなしかったけど大人になって社交的な性格に変わって、親自身が忘れてしまっている可能性もあります。男の子らしく育てたければそういう環境を与えればいいのでしょうが、その子の個性を尊重してあげてもいいのかなと思いますね。―― 「女の子のほうがしっかりしている」といわれることもありますよね。それも大人側の思い込みでしょうか。池谷先生:たしかに私自身も女の子のほうがしっかりしているように感じます。ただし、厳密に科学的な見地からは、それが真実かはわかりませんが、そう感じてしまうのは見る側のフィルターと環境によるところが大きいと思いますよ。
2018年05月29日休日は家族や親戚で集まってボードゲーム大会なんていかがでしょうか?小学生以上になると緻密な戦略が必要なゲームも楽しめるようになり、大人が本気を出しても勝てないほどに上達する子も珍しくありません。今回は、ボードゲームカフェ・ジェリージェリーファミリー志木店店長の鈴木源さんに小学生以上の子どもにおすすめなボードゲームを教えてもらいました。勝ち負けにこだわる子どもとボードゲームを楽しむには家族の団欒にもってこいのボードゲーム。でも、小学生の子どもと大人が対戦する場合、負けが続いて不機嫌になったり途中でゲームを投げ出してしまうこともあるのでは?「反射神経、記憶力、駆け引き、計算など、ゲームによって必要なスキルは様々。子どもにも得意不得意な分野がありますから、まずは色々な種類のゲームを試してみて、その子の得意なジャンルを見つけてあげてください。また、大人側は全力でゲームをプレイする姿勢を見せつつも、はじめのうちは僅差で子どもに勝たせてあげるように手加減できるといいですね。ある程度『勝ちの体験』をさせることで気分が乗ってくると、どんどんうまくなっていく子も多いです」ゲームの楽しさを理解する前に嫌いになってしまったら元も子もありません。はじめのうちは勝ち負けのバランスを大人側がコントロールしてあげるのもアリなんですね。「私は子どもと一緒にボードゲームをする際には、できるだけ表情豊かにリアクションするようにしています。ゲームの流れに沿って『悔しい』とか『嬉しい』といった表情を見せることで、勝ち負けが重要なのではなく、今この空間をみんなで一緒に楽しんでいるんだという意識が芽生えてくると思います」もっとも反射神経や記憶力が必要なゲームは、大人よりも子どもの方が圧倒的に強いなんてこともあるそうですよ。それでは、小学生以上の子どもにぴったりなボードゲームを5つご紹介します。■おばけキャッチプレイ人数2~8人プレイ時間20分赤いイス、青い本、緑のビン、白いおばけ、灰色のネズミ。5つのコマをテーブルの中央に丸く並べて置きます。裏向きにした山札から1枚ずつカードをめくり、実際のコマと同じものが描かれていたら、そのコマをつかみ取ります。なかには「青いおばけと赤いネズミ」といった正しい色でないカードもあります。その場合は、色、種類ともに描かれていないものをつかみ取ります。(この場合は緑のビン)正しいコマを一番早くつかんだ人がカードを獲得でき、最もカードを多く取った人の勝ちです。鈴木さん「瞬時の判断力や反射神経が試されるゲームです。パッと出されたお題に対して、素早く考え手を動かします。盛り上がるのでパーティーにもぴったりです。こういうゲームは子どものほうが対応力があるので、大人があっさり負けたりしておもしろいですよ」■キングスゴールドプレイ人数2~6人プレイ時間15分海賊になってサイコロを振り、コインをたくさん集めます。5つのサイコロを3回まで振って、出目の通りに行動します。大砲が出たらコイン置き場から、ドクロが出たら他の人からコインを奪います。クロスボーンが3個出ると、自分の持ってるコインから3枚渡さなければいけません。最後に一番コインを多く集めた人の勝ちです。鈴木さん「損得の駆け引きができるようになるゲームです。決められた回数だけ振りなおすことができるなかで、どこで止めるかが勝負どころ。今おいしいけど、これよりも上を目指すのか、今やめておくべきなのかという線引きにハラハラさせられます」■コンプレットプレイ人数2〜4人 プレイ時間30分1から100の数字が書かれた木製タイルを使って遊びます。手持ちのタイルを昇順に並べることが目的。裏向きのままのタイル17枚を1列に並べます。続けて残りのタイルから5枚ずつ取って表にし、自分のタイル列の好きな部分に入れます。その後、順に場からタイルを1枚めくり、自分の列の裏向きのタイルと交換するか裏向きのタイルを、自分の列の好きな場所に移動させるかします。これを繰り返し、一番早く数字を昇順に並べ変えることができたプレイヤーの勝ちです。鈴木さん「『大きい数字をここに入れてしまうとそれ以下の数字が入らなくなるかも」と、どこに数字を入れたらバランスがいいのか考えるため、数字の前後を把握する能力が必要になります。容量に対しての配分を考えるのに整理されたゲームなので応用力が身につきそうです。大人がやってもはまりますよ」■コリドール・キッズプレイ人数2〜4人 プレイ時間15分自分のねずみの鼻の色と同じ色のチーズを取りに行くゲームです。自分のいる辺から反対側の辺のどこかのマスにたどり着けばゴール。順番が回ってきたら自分のネズミを縦か横に1マス動かすか、フェンスを使って相手のネズミの進路を妨害します。反対側の辺まで先に着いた人の勝ちです。鈴木さん「大人にもファンが多いフランスのゲームです。フェンスの置き方にはルールがあり、他のネズミが目的地まで行けなくなるようには置けません。置き方のルールがある中で誰よりも早く反対側の辺まで行くという運要素のない実力勝負。インテリアとして飾っておきたくなるかわいらしさです」■ドブルプレイ人数2~8人プレイ時間15分8種類の図柄が描かれたカードがあります。どのカードにも他のカードとひとつだけ共通する図柄があるので、これを素早く見つけてカードを獲得するゲームです。山札と自分のカードに共通する図柄を探して取ることを繰り返し、最終的にカードをたくさん獲得した人が勝ちです。鈴木さん「このゲームは得点を重ねていく方法、減点を相手に押し付ける方法など、いろいろな遊び方があるので飽きず楽しむことができます。ルールはシンプルなので子どもにもわかりやすく、反射神経や観察力が試されます」今回ご紹介したゲームは、子どもはもちろん大人も真剣に楽しめるものばかり。親子でゲームの駆け引きを楽しんでみてくださいね。(文・宇都宮薫)
2018年05月26日新しいことに挑戦したくなる春。「今年度は子どもに何かスポーツをさせたい」と考えているパパママも多いのではないでしょうか?わが家では、昨春に地域のミニバスケットボールチームに小学3年生の次女が入会しました。小学生の地域スポーツは親の手が必要な場合が多く、わが家の日常も子どものチーム加入をきっかけに一変。「親が大変なのはPTAだけではないんだ」と思い知らされた1年を振り返ってみました。■コーチはボランティア、だから親もボランティアが求められる通っている学校を活動拠点としているミニバスケットボールチームに次女が入ったきっかけは、仲良しのお友だちがすでにチームに入っていたことでした。今ひとつ勉強もパッとせず、何事にも自信を持てない次女が珍しく自分から「やりたい」と言ってきたので、親としては応援してあげたいという気持ちになり、「親が大変」というウワサを聞いていたもののチームに入れてみたのです。一般的に「地域スポーツ」と呼ばれるチームは、野球やサッカー、バスケットボールなどの種目が多く、小学校や公園など地域の公共性の高い場所で活動し、コーチなどの指導者が営利目的ではなくボランティアで活動しているのが特徴でしょう。娘のチームも5人いるコーチは全員がボランティア。交代で平日週2回と土日の練習や試合で指導をしてくれます。地域スポーツの一番のメリットは、民間の事業者でスポーツを習うより、一般的には費用が安く抑えられること(娘のチームも週4日練習や試合をして、会費は月に4000円程度)でしょう。また、地域で活動するので通いやすく、同じ地域の子どもと仲良くなれることもメリットです。その反面、もちろんデメリットもあります。コーチはプロではないので、その力量はチームによって偏りがあるのも事実です。そして何よりも一番のデメリットは「コーチにボランティアで指導してもらうから、保護者もボランティアで運営を手伝うことが求められる」ことでしょう。■練習当番から試合の付き添いまで多種多様な「親の仕事」コーチの中には、仕事を終えて平日の夕方に指導してくださる方や、自分にも子どもがいるのに土日も練習や試合に1日費やしてくださる方もいます。「中学生になった自分の子どもの試合には、全然応援に行けない」などの話をコーチから聞くと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。とはいえ、感謝の気持ちはもちろんあるものの、当番がくると親の負担にもがく然として「続けられるのか」と弱気になります。次女が所属するチームの場合、親の仕事は定期的に回ってくる「当番」と、1年を通して担当する「係」の2種類があり、その両方に対応が必要で、容赦なく仕事は振り分けられてきます。筆者の場合、フリーランスで時間に融通がきくということから、平日の練習時に行う体育館の「かぎ開け当番」が回ってきます。それ以外に土日の1日練習の時にはコーチへのお茶やお昼を用意する「お弁当当番」、そのほか試合の時に付き添う「試合当番」などさまざまな当番があります。一つ一つは大した仕事ではなくても、いろいろ回ってくるとボディブローのように負担感が効いてきて重くのしかかってきます。「係」は、ユニフォームを管理する係、スケジュールを管理する係、練習試合の係、公式戦の係など「1人1係」が義務となっていて、係としての仕事を覚えて責任を持たなければいけません。次女のチームは幸い練習場所が確保されているから必要ありませんが、サッカーや野球のチームでは、練習や試合の場所を確保する係があるチームも。 ■早朝から1日がかり! 一番つらい「試合の付き添い」正直に言うと、最初の頃は土日に早起きをして、お弁当を持たせて子どもを送りだすだけでも大変だと思っていました。しかし、子どもが試合に出るようになると、さらに試合の付き添い当番が回ってきて、自分も同じ時間に家を出なければならなくなります。集合時間が早い日は、土日でも朝6時より前に起きてお弁当を作り、子どもに準備をさせながら、自分も出かける支度をします。「土日くらいゆっくり寝たい」という思いでいっぱいでした。試合の付き添い当番は、月に1~2回ほど回ってきますが、朝から夕方まで1日がかりで試合会場にいることになります。子どもの引率、荷物運び、スポーツドリンクの補充、子どもの脱ぎすてたユニフォームをたたむ…。高校生の部活だったらマネジャーがやるような仕事も、小学生のチームは親がやるのです。原稿の締切に追われていて本当は仕事をしたい日も、試合会場で1日拘束され、「こうしている間に仕事をしたい」とイライラすることもありました。また、時間が取られること以外に心理的な負担を感じたのは、「気がきく人が先回りして働いている」という状態。気のきかない筆者にとっては「何をすればいいの?」と周囲をいつも気にしなければいけません。さらに、子どもが試合に出る、出ないにかかわらず、試合の付き添い当番は回ってきます。親は1日中働いたけれど、わが子の試合出場時間はわずか…などの状況にも耐えなければならないこともあります。■「やっぱり無理」辞める子ども、あきらめる親もいる親のボランティア仕事が負担なのは事実で、途中で辞めていく親子も見てきました。特に子どものモチベーションが低くなっている時は、親の負担感も倍増するようで、「子どももそんなに楽しんでいないのに、なんでこんなにやらなければいけないんだろう…という気持ちになる」と話すチームメイトのママもいました。また、いくら子どもが「バスケを続けたい」と言ってもどうしてもママが「YES」と言わず、やめていく子どももいました。チーム参加者を観察していると、やはり親もスポーツ好きだったり、スポーツ経験者だったりすることが多く、なんとなく「体育会」的な雰囲気を感じます。例えば、母親8人が大部屋で寝た夏合宿。高校、大学でスポーツをしていた筆者はなんとも感じませんでしたが、そういった環境への適応に負担を感じる親もいるのではないでしょうか。ママが苦手な場合は、パパが奮闘する家庭もありますが、そうでなければ親の事情でやめる親子も存在するのです。■親も「青春を再び謳歌」が一番大きなメリット!?しかし、口では「大変だ、大変だ」と言いながらも、意外に楽しそうな親もいることにある日、気がつきました。子どもの試合の応援に必ずくるバスケパパは、「初めて子どもが夢中になっているから全力で応援したい」と話してくれました。子どもの頑張る姿は、親のモチベーションにもつながるようです。あるサッカーママは「子どもたちのPK戦の時は、親たちみんなで肩を組んで祈って、自分たちも本当に青春しているようで楽しかったよ」と学生時代のような体験が再びできた喜びを語っていました。バスケのママからは「なんであまり仲良くない人たちと合宿などで寝食をともにしなければいけないのか…と考えた時期もあったけど、逆にいうと大勢と密にかかわる体験なんてなかなかできないから、楽しむことにした」というポジティブな発言が出ました。また多くのママの口から出たのは「親がこんなに一緒にやっている気持ちになれるのは小学生までだから。中学からは部活で手が離れるから」という言葉。話を聞いているうちに、親同士も仲良くなれる、子どもの頑張る姿や成長を目にできるなど、子どものスポーツに伴走するからこそ味わえる体験もあることに気がつきました。筆者自身は、「負担が増えた」と感じながらも、とにかくバスケットボールが好きで楽しみにしている次女の姿を見ると、現在は「もう少しだけ自分も頑張ろうかな」という心境に変化しました。*この記事は筆者の体験を元にしています。親の仕事や負担度合は、チームの方針などでさまざまです。
2018年05月08日