家事に育児にと毎日忙しいママ。休む暇のないかたも多いのではないのでしょうか。とくに「小学生以下の子ども」をもつママは、ストレスフルなんだそうです。どうして「小学生以下」なのか、その理由を探ってみました。 1. 小学生以下の子どもをもつママの「幸せ度」は?リクルートブライダル総研が、夫婦関係の満足度を聞いたところ、小学生の子どもがいるママといないママでは以下のような違いが見られたそうです。小学生以下の子どもがいるママの満足度2015年:71.82017年:63.0小学生以下の子どもがいないママの満足度2015年:67.62017年:65.4一見、小学生以下の子どもがいつママといないママの満足度はさほど変わらない結果。しかし、気になるのが2015年から2017年の推移です。小学生以下の子どもが「いない」ママの満足度が2.2減少したのに対して、「いる」ママの満足度は8.7も減少しています。2年間でこれだけ減少しているとなると、小学生以下の子どもがいるママの満足度は、これからもっと減少していくのではないかと不安になりますね。 2. ポイントは「子育ての大変さ」ではなく「夫婦のバランス」それではどうしてこれだけ満足度が減少してしまったのでしょう。小学生以下の子どもの有無が減少幅の違いの理由なら、「子育てがそれだけ大変だから」ということなのか、それあくまでも「夫婦の問題」なのか……。同調査で、「家庭に対する思いや意識は、夫婦でバランスがとれている」というアンケートに、「そう思う」と答えた割合は以下のとおりだそうです。小学生以下の子どもがいるママ2015年:62.42017年:57.0小学生以下の子どもがいないママ2015年:55.12017年:57.22015年までは、小学生以下の子どもがいるママのほうが「夫婦でバランスがとれている」と思っているようですが、2017年になると逆転します。また推移を見てみると、いないママが2.1も増加したのに対して、いるママは5.4も減少しています。小学生以下の子どもがいるママは、「夫婦のバランスがとれていない」と思う割合が増えており、それと一緒にママの満足度も下がっているのだと考えられます。 3. バランスが取れていないのは「ゆとりがないから」それでは、どうバランスがとれていないのでしょうか。小学生以下の子どもがいるママとパパに、育児や家事以外の「時間的なゆとり」はどのくらいあるのか、同調査の結果をご紹介します。パパ2015年:33.12017年:34.5ママ2015年:46.02017年:32.7パパが徐々に時間的なゆとりがあると感じているのに対して、ママは年々ゆとりがなくなっていると感じているようです。それでは精神的なゆとりについてはどうなのでしょうか。こちらも同調査の結果をご紹介します。パパ2015年:33.92017年:39.8ママ2015年:40.62017年:34.8こちらも「時間的ゆとり」と同じように、パパは増加しているのにママは5.9も減少しています。パパに余裕ができたぶん、ママにその負担がかかっている可能性がありますね。とくに「小学生以下の子ども」というのは予測できないことも多く、悩みも尽きません。そんなときにパパとの意識や負担がつり合っていないと、かなりのストレスがママに溜まってしまいます。そうやって夫婦のバランスが崩れていくと、ママの満足度も低下していくのかもしれません。 4. どうしたら夫婦のバランスが取れるのか夫婦の生活を営む中で起こる「家事」・「育児」の負担や家族の問題。小学生以下の子どもを持つ夫婦は、そういったことに対する意識のバランスがとれないために、ママの満足度が減少しています。それではいったい、どうすれば夫婦のバランスがとれるようになるのでしょうか。お互いの意識をすり合わせるとある調査で、妻は「夫は疲れているだろう」と気づかっているのに対して、夫はそれほど「妻が疲れている」と思っていないことがわかりました。また家事に関しても、「家事はしたいけど時間がないし、妻がやったほうが上手だから……」と考えている夫が多いことも判明。> 共働きなのに家事を手伝ってくれない夫…その真意とはそういった意識のすれ違いが、夫婦のバランスを崩している原因なのかもしれません。一度家事や育児に関する意識をすり合わせて、お互いにどう生活したら過ごしやすくなるのかを考えてみてください。過去のメオトークの記事もぜひ参考に。> 家事は誰のもの?「家事をシェアする家」という考えかた> 育児と仕事…パパの子育てに関する悩み> 男女や環境でこんなに違う!!子育てに関する意識自分だけの時間を持つ「時間的ゆとり」と「精神的ゆとり」が減少しているママが、年々増えてきていることがわかりました。それを解消するためには、なるべく「自分だけの時間」をもって、気持ちを満たす必要があります。> 結婚してから自分の時間がなくなった!どうやって確保する? 子どもを預けて夫婦デートをするひとりの時間も大切ですが、夫婦の時間も大切。たまにはお子さんを預けて、夫婦でデートしてみてはいかがでしょうか。「夫婦仲が良くなる」などうれしい効果もあります。その際には子どもの預け先も確保しておきましょう。小学生以下の子どもがいると預けることに罪悪感があるかもしれませんが、子どもにとってもパパとママが仲良しなのが一番です。> どれくらいデートしてる?夫婦円満に不可欠な「夫婦デート」のはなし> 夫婦デートの都内おすすめスポット5選と夫婦デートのコツ> 子どもを両親に預けるときの注意点とお礼について> 「子どもを他人に預ける不安」を解消する具体策5つ 「小学生以下の子ども」をもつママは、育児に悩んでしまいがち。そんなときに夫の支えがあると、夫婦のバランスはうまくいきます。ただし、夫と妻とでは家事や育児の意識が異なり、話や行動がかみ合わないこともあります。しっかりお互いの考えを話し合い、家庭を回していってくださいね。また、たまには子どもを預けてひとりの時間をつくったり、夫婦デートを楽しむなどして気分転換を行いましょう。 参考:夫婦関係調査2017
2018年04月06日子どもを招いてクッキングなんて大変と思っていませんか?子どもと一緒におやつ作りは楽しそうだけれど、ハードルが高いと感じているママも多いかもしれません。でも、レシピを選べば、親の負担は意外と少なく、もちろん子どもたちは大盛り上がりなんです!我が家はいままでに何度もお友だちを誘って、一緒におやつ作りをしてきましたが、準備も片づけも時間は取られず、むしろ普通に遊んで散らかされるより楽なくらいでした。今回は、お友だちと一緒でも、親の労力は最小限で子どもたちが大満足するお菓子レシピを4つ紹介します。卵・小麦のアレルギーを持つ子と一緒に楽しめるお団子作りお団子は、原料がお米だけのシンプルメニューなので、卵や小麦などのアレルギーを持つ子どもも楽しめるおやつです。そのうえ、とっても簡単。年少さんなどの小さな子どもの場合は、粉を練って用意しておけば、粘土のようにいろんな形を作って楽しめますし、形はただのマルでもココアや抹茶で色を着けて、楽しむこともできます。粉を練るところからやってもらう場合は、粉を少し残しておくと柔くなりすぎても簡単に調整がききます。我が家では、丸いお団子をミッキーの形に盛り付けただけで、子どもは大喜びでした。他にも、クッキー型で型抜きをしてみたり、くし団子にしてお好みのフレーバーで、なんていうのも盛り上がります。子どもの作業時間は10分から出来て、熱々が食べられるのも魅力です。<材料>団子粉もしくは白玉粉(たいていは袋の裏にレシピ有)水<用意するもの>大きめのボウル成形したお団子を入れるお皿お湯を沸かした鍋(ゆでるのは親がおすすめ)<作り方>1、団子粉に水を入れてひとまとめにしておく2、ボールごと子どもに渡し、各自成型する3、お湯を沸かしてゆでる※お団子につけるフレーバーは、好みが分かれるので、お友だちに確認してから足すようにするとよいでしょう。実はサクサク、卵もバターも使わない簡単でヘルシーな米粉や片栗粉のクッキークッキーは、バターを溶かしたり、粉をふるってまとめたりと生地を作るのに手間がかかる印象があるかもしれません。しかし、バターも卵も使わず、代わりに植物油を使うことで、生地は簡単にできます。そして、米粉や片栗粉を足すとサクサク感も増します。今回紹介するレシピは、面倒な手順なしに、材料は全て一緒に混ぜるだけなので、子どもでも簡単に生地を作ることができますよ。そして、生地がひとまとまりになったら、ラップに包んでからめん棒で伸ばすのがポイントです。ラップにゆったりと生地をくるんで伸ばすことで、生地を伸ばす際に余計な粉を使わず、周りを汚すことがありません。また、ラップを使うことで、手もあまり汚さずに作ることができます。型抜きがなくても、ココアなどで色を付け、包丁でカットしたり、手で粘土のように成形したりしても楽しめます。<材料>小麦粉100g米粉か片栗粉40gオリーブオイルや菜種油など60g甘味(砂糖・甘酒・メープルシロップなど)40gほど塩一つまみ<用意するもの>大きめのボウル大きめのラップクッキー型成形したクッキーを入れるお皿オーブンレンジ<作り方>1、材料をボウルに入れてひとまとめにする2、ラップにのせ、ゆったり包み、手で簡単に平たくしておく3、めん棒で伸ばして、型を抜いて焼く※お団子の場合もそうですが、リビングテーブルやローテーブルなどで広々と作るのがおすすめで、心配な場合は、台にビニールクロスやラップ、床に新聞紙などを引いておくとさらに片づけが楽です。自宅で作れる簡単「しっとりせんべい」甘いものが苦手な子どもに喜ばれるのがおせんべいです。手作りしたことのない人も多いかもしれませんが、実は簡単に作れます。手順としては、お団子を作るのと同様に生地を作り、蒸しておき、それをおせんべいの大きさにしてめん棒で伸ばし、焼くだけです。塩とゴマでシンプルに作るのもよし、おしょうゆなどを塗っても楽しめます。<材料>米粉(袋の裏にレシピのあるくらいのお団子の硬さで作ります)塩ゴマなど<作り方>1、米粉は耳たぶの硬さに練って蒸しておく2、片栗粉をまぶしたまな板などの上において小さく切る3、めん棒で伸ばしてオーブンで焼く※焼きたてはサクサクですが、すぐにしっとりとなりやすいのが自宅で作るおせんべいです。硬くなったら、再度温めると柔らかく食べることができます。気分はパテシエ、パフェはグラスと材料をそろえるだけで盛り上がるゆでるのも焼くのも面倒だという場合は、手作りパフェはいかがでしょう?コーンフレークやフルーツ、ゼリー、生クリームにチョコやクッキーなどをそろえるだけで簡単に手作りパフェが作れます。生クリームを泡立てるのも面倒なときには、ヨーグルトやアイスクリームが強い味方です。材料をそろえて並べて、各自のグラスを用意するだけの手間で、大盛り上がりです!<材料>コーンフレークフルーツゼリーや寒天チョコレートクッキーなどのトッピング生クリーム、もしくはヨーグルト、アイスクリームなど<用意するもの>グラスとスプーンお友だちが遊びに来たときには、おやつを出すことも多いもの。たまには、子どもたちも一緒に手作りおやつを楽しんでみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年04月03日子どもが幼稚園や保育園、小学校などに通っていたら子どもに友だちができて、いつの間にか家族ぐるみの付き合いになっていた、なんてこともありますよね。でも、みんなは子どもの同級生家族とどのくらいの距離感で付き合っているのでしょうか?やっぱり一番気軽なのは食事程度かもママと同級生家族の付き合い方を調べるために、ママテナでは2015年5月から6月にかけて、独自のインターネット調査を実施しました。子どもを持つママ218名に、「子どもの同級生家族と実際に行ったことがあること」を尋ねたところ、結果は以下の通りになりました。1位:食事(63.8%)2位:(宿泊をしない)おでかけ(45.4%)3位:ホームパーティー(33.9%)4位:買い物(30.7%)5位:特に行ったことはない(24.8%)6位:旅行(8.7%)7位:その他(7.3%)2位以下に大差をつけ1位となったのは、「食事」。子どもを幼稚園に送り届けたあとに、ママたちだけで喫茶店やファミレスなどに行って、お茶や食事を楽しんだりすることもありますよね。2位は「(宿泊をしない)おでかけ」。子どもたちが好きな○○キャラクターが出演するイベントに行ったり、子どもでも楽しめるテーマパークに行ったりして、同級生家族と交流を深めているママも多いようです。3位は「ホームパーティー」。たとえば、子連れでファミレスに行ってもいいのですが、外食だと周りに気を遣ってしまい、あまり楽しめないこともあります。でもホームパーティーなら、子どもがぐずってしまっても騒いでしまってもあまり気を遣わずに済むので、ママにとってはメリットが多いですよね(もちろん、ホームパーティー特有の気疲れはありますが…)。今回のランキングで最下位となったのは、「旅行」。やっぱり宿泊を伴うことに関しては、いくら仲の良い同級生家族だったとしても、ハードルはやや高めかもしれません。そもそも、みんなのスケジュールを合わせるのは大変ということも考えられます。同じ年齢の子どもを育てている間柄だからこそ、これから先もずっと付き合いが続いていく可能性もありますよね。みなさんは、そんな同級生家族とどんな付き合い方をしていますか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月09日子どもがまだ小さい間は、おもちゃや場所の取り合いをしてしまったとき、保護者が仲介に入って間を取り持ってあげたりしますよね。幼稚園が終わった後や休日に、子どもが「○○ちゃんと遊びたい!」なんて言う日も、勝手に1人で遊びには行かせられないので、相手のお母さんに連絡を取ってお伺いを立てたりします。しかし、子どもが小学校に入ると徐々に母親が顔を出すことはなくなってきます。わが子は現在小学3年生。1年生の時には放課後の公園に一緒に付いて行く事もありましたが、今はもうありません。子どもたち同士で遊ぶ約束をして、近くの公園で勝手に集合して遊んで時間になったら帰ってきます。そんな姿を見ていると、ときどきお友だちとの関係で悩んだりする事が出てきます。そんな時、どこまで親が介入していってもいいのか、その見極めが毎度難しく悩むところです。小学生になると、子どものお友だちがどんな子かを親が知らないことも多々あり、何なら顔すら知らないっていうことがどんどん増えてきます。わが家の場合、夫の仕事の関係で転校しているので尚更です。■小3の長男が抱えたお友だちの悩みそんなある日、長男が言ってきたんです。長男:「ねぇ、一緒に遊びたくないのに一緒に遊ぼうって言われて困るんだけど」(ほほーー。とりあえずもうちょっと話を聞いてみよう)私:「どうして一緒に遊びたくないの?」長男:「一緒に遊ばないと殴るって言われるから」(お……おおぅ。そそ、そんなにまで…)私:「じゃぁ正直に『そういうこと言う人とは遊びたくない』って言ってみたら?」長男:「言ってるよ! 今日は遊びたくないって言った!」私:「そしたらなんて?」長男:「今日学校から帰って、公園で一緒に遊んでくれなかったら明日殴るって」(おお……)長男:「ねぇ~、お母さんなんとかしてよ~!!」と、ここで私に泣きついてくるわけです。長男:「なんとかしてよ~! 遊びたくないって言っても聞いてくれないし、遊びにいかないと殴られちゃうよ~~」ゆっさゆっさと私の腕をつかみながら嘆きます。これらのやり取りは学校での出来事。とはいえ放課後(学校外)の約束。もちろんおうちの連絡先も知りません。うーーーん。困った…!実は私、この手の対処がすごく苦手なんです。■子どもの悩みの解決の仕方がわからないなぜかというと、私自身が友だちと大きな喧嘩をした経験があまりなく、どう折り合いをつけたらいいのか自分自身よく分からないのです。いじめをしたこともなければいじめに合ったこともない、平和に育ってきたタイプです。そりゃ学校生活の中で「嫌だなぁ……」「あの子ちょっと苦手だなぁ」と思う事もありましたけど、それを母親に相談して「なんとかしてくれ」って思ったことはありません。だから、こういう時、子どもがどういう風に親に動いてほしいのか、どういう風に声をかけてあげれば子どもの気が楽になるのかがわかりません。おまけに、子どもが全員男の子ということもあり、強くたくましく生きていってほしいという願いもあるので、つい「自分の力で乗り越えろ」精神を持ち出してしまいがちです。学校でのお友だちの関係での悩みに母親の私がどういった言葉をかけてあげればいいのか……。いつも悩みます。そんな私の思いとは裏腹に、私:「学校の先生には相談した?」長男:「したけど。僕はお母さんになんとかしてほしいの!!」と言い切る長男。えええええ~~~~~汗。困った…。長男:「ねぇ、どうしたらいい? お母さんから何とか言ってよ。A君に!」私:「そんなこと言われても………」ごにょごにょごにょ。(自分に火の粉がかからないようにする私)私:「よし! じゃぁわかった! 明日学校に行って、一度真剣にA君に話してみたら? 一緒に遊ばないと殴るとか言うのはやめてほしいって。きちんと言えばわかってくれるんじゃないかな?」と、提案したのですが、長男の答えは、「どうせ言ったって聞いてくれないもん」のひと言。出ました。「どうせ…」です。私:「なんでよ! そんなの分かんないじゃない。きちんと伝えればわかってくれると思うよ?」長男:「そんなことない。絶対わかってくれない」(そ……そんな。その思い込みの激しさ誰に似たのか。あ、私か)仮に私が長男の立場だったら、さっさとその場しのぎで公園に遊びに行きます(笑)。「一緒に遊びたくない」って面とむかってなんて言えないタイプだったので、きっとがまんして、しばらく遊んだら帰ってきます。そういう子どもでした。だから、逆に「遊びたくない」って言える長男のメンタルすごいなと思うのですが、A君からしたら悲しいでしょう。私:「きっとA君、長男とものすごく一緒に遊びたいって思ってるけど、その表現がちょっと空回りしちゃってるだけかもしれないでしょ?」長男:「そんなことない。嫌なものは嫌だ」(まぁそうか)私:「でも本当に殴ってくるかどうかなんて分かんないじゃん。そうやって強めに言ってるだけかもよ?」長男:「そんなことない」私:「どうしてそんなことがわかるのよ」長男:「きっとそうだもん!」はぁ~。どうしたらいいのでしょう。放課後のことだから学校の先生に相談するのも気が引けるし、ずっと悩んでる様子だったら相談しますけど今日1日だけのこと。私自身、これぐらい自分でなんとかせい! という感覚が強いんです。そうなると、今度はこう言ってきます。長男:「お母さんはどうせ自分でなんとかしろって言うんでしょ! 僕のことなんかどうせもいいんだ」…いや、そうじゃない。そうじゃないのよ。僕のことがどうでもよくないからこそ、自分で乗り越えてほしいって思うんだけど……。結局この後どうなったのかというと、A君とたまたま道で会った時に、A君と私とで直接お話ししてみました。A君も理解してくれて、問題は解決したように私としては感じています。日々やってくる、この手の問題にどこまで介入していけばいいのかなと悩んでいたところ、気づいたことがありました。それは、私が子どもの悩みを聞いた時、大前提に頭に置いておくべきことは、子どもの世界は、大人が思うよりもずっと小さい世界だということ。■子どもの悩みと、大人の悩みの違い学校・クラス・家庭・習い事。活動してる場所はさまざまありますが、大人が思っている以上に子どもの世界は小さくて狭いんですよね。その小さくて狭い世界の中での悩みは、大人から見れば小さなものでも、子どもからすれば大きな悩みであることを忘れちゃいけないなと思うのです。お友だちと喧嘩したり、ぶつかり合うことは決してマイナスなことではありません。自分とは違う価値観の人がいることを知るきっかけにもなりますし、こうした経験はいつかきっと、大人に成長していく上での糧となり、生きる力のひとつになると思います。だからと言って「いつかきっと為になるから自分でなんとか乗り越えて!」と放任しておくのがいいかというと、決してそうではありません。まだ未熟な彼らにとって、小さな世界のなかでどう乗り越えていったらいいのか、その方法を1から自分で見いだせといわれてもその方法が分からないと思うのです。だからこそ「こうしたら?」「ああしたら?」と提案してみたのですが、長男からしたら欲しい答えはそれじゃないんですよね。将来のためになるって言われたって、今悩んでるんだからそれをなんとかしてほしい。ごもっともです……。どう声かけをしてあげれば前向きな気持ちになってくれるのか。難しいですね。私がそんなことを考えていたある日、こんな光景を見かけました。■悩んでいる子どもが、大人に求めていること学校の門の近くで女の子がしくしくと泣いていて、朝の挨拶で立っていた先生が声をかけていらっしゃいました。聞くところによると、どうやら登校中にお友だちが自分のことを抜かして、早く歩いて行っちゃったとかなんとか。大人からしたら「そ……そんなことで泣いちゃう!?」と思うわけですが(笑)、小学生の女の子からしたら、学校に行く気が失せちゃうほど嫌な出来事だったわけです。しかし、しばらく先生が「そうだったの」と話を聞いてやると、涙を拭いて学校に入っていきました。きっとこれなんですよね。私がこの女の子だったとしたら「あなたも負けずに早く歩いたらよかったんじゃない?」とか「そんな小さなこと気にしてたら、これからの人生やっていけないわよ」とかそんな言葉全然ほしくないんです(笑)ただ話を聞いて、「そうか…それは嫌だったね」と自分の気持ちを認めてくれたら、よし気持ち切り替えて頑張ろうってなれると思うんです。だから私が長男にしてあげるべきだったのは、解決の方法や言葉ではなくて、聞いてあげる姿勢だったんだな、とこの女の子をきっかけに考え直すことができました。提案ではなく、話を聞いて、長男の気持ちを汲んで一緒に「それは嫌だったねぇ、わかる、わかるよ!!」と精一杯同意してあげたら、長男の気持ちも晴れて、お母さんは分かってくれたって、少しは思ったんじゃないかなと思います。話を聞く力、私もまだまだ反省しっぱなしです。【お知らせ】前回の 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 の記事下アンケート「Q. 家事を家族で上手に分担できていますか?」のアンケート結果はこちら↓
2018年03月01日発達障害に気づいていなかった子どもの頃の私。小学校時代に感じていたつらさとは?出典 : 私は大人になってから発達障害であると診断されました。子ども時代は、困難さを感じても理由が分からず、不登校にもなったりしながらなんとか生活している状態でした。前回の「感覚過敏の子ども時代を振り返って。あの頃こんな気持ちだった!大人にこうして欲しかった!【日常生活編】」では、子ども時代に、日常生活で感じていた困難などをご紹介しました。今回は【学校生活編】として、特に小学校生活を送るうえで感じていたこと・考えていたことをご紹介していきます。「声が大きすぎる」子どもだった出典 : 子どものころ、よく同級生から「声が大きい」と言われていました。休み時間に同級生と話すとき、他の子にとってはうるさいと感じる声量で話していたようです。私は、周りがうるさいと他の人の声が聞こえません。当然、相手も聞こえにくいだろうと思って、大きな声で話していたのです。自分としてはちょうどいいと思っていた声量が大きすぎると言われて、少なからずショックを受けました。何回も声が大きいと言われていたので、私に声が大きいと言ってきた子に「自分はこのくらいの声量でないと聞こえないと思っていた」と正直に自分の気持ちを伝え、「どのくらいの声量で話せばいいのか」を教えてもらうことにしました。そこで、適切な声量を調べるために、発声練習をすることにしました。最初は今まで通り声を出し、それから少しずつ小さくしていきます。相手にも話している内容が聞こえ、かつ大きすぎない声量を確認しました。ちょうどいいと言われた声量は自分には聞こえづらいものでしたが、相手にはちゃんと聞こえているというのが、とても不思議だったことを覚えています。家に帰ってからも親を相手にちょうどいい声量で話す練習をしていました。今でも、このとき身につけた声量で話すよう心がけています。「待つこと」「じっとしている時間」が苦手な子どもだった出典 : 全校集会などの待ち時間がとても苦手でした。10秒くらいはじっとしていることができるのですが、それ以降は指を絡ませて遊んだり、身体を触っていないと落ち着きません。じっとしていられないという感覚は言葉ではうまく言い表せませんが、五感に刺激がない状態が続くと衝動的に何か感覚を求めてしまいたくなってしまいます。五感に刺激を得るために何かを触ったり、しゃべったりしてしまうのだと思います。席を立ったり歩き回ったりはしなかったので表向き問題はなかったと思っていますが、じっとできなくなってしまうときの何とも言えない感覚があまり好きではなかったので、自分なりに何とかしたいなぁと感じていました。子どものころの私は、ひとつの解決法をみつけました。いつも何かをしていれば落ち着くのだから「やることがないときには、何かを想像したり、考えたり」することにしたのです。例えば、「今日の晩ごはんは何かな?」と想像したり、ゲームの攻略法を考えたりしてみました。歳をとるごとに考える内容は変わっていきました。目についた数字を四則演算して10にする方法を考えたり、哲学的なことを考えてみたり…。こうして培われた「じっくり考えるクセ」は、考えることが重要なプログラマーという仕事をしている私の、強力な武器になっています。中学校にあがってからは常に文庫本を持ち歩くようにし、やることがなくなったらすぐ本を読むようにしていました。この習慣は今も続いていて、成人してからも常に技術書やKindleを持ち歩いています。おかげで、特に意識しなくても新しい技術や知識を覚えることがまったく苦ではありません。じっとしているかわりにやることを決めておくと、じっとしている時間に対する苦手意識が薄くなり、少し生きやすくなるように思います。もちろん、私のやり方以外にもさまざまな方法があると思います。それぞれに合った方法を見つけておくとよいと思います。「漢字は読めても、書けない」理由出典 : 私は物心つくころから兄や両親に絵本を読み聞かせてもらっていたこともあってか、漢字の読みに困ったことはありませんでした。しかし、漢字を書くのがとても苦手でした。国語のテストでも読みはほとんど間違えたことがなかったのですが、書き取りのテストは毎回ボロボロでした。まったく分からないわけではないのに、書き取りだけできないというのがとても悔しかったです。おそらく私は漢字全体の形や前後の言葉とのつながりで読み方を覚えていたのだと思います。なので学校の宿題などで何回も漢字を書く練習をしても書けるようにはなりませんでした。自分が好きでも興味もないことを何回も繰り返さなければいけないうえ、全然できるようにならなかったので、余計に書き取りに苦手意識を持っていきました。このころのトラウマか、何回も書くという勉強方法は今でも嫌いです。漢字には部首などのよく使われるパーツがあります。私は漢字そのものだけではなく、それらのパーツを覚えることにしました。この漢字はどの位置にどのパーツがある というような覚え方です。例えば「解」という字は「角」「刀」「牛」というパーツが組み合わさってできています。「解」は左に「角」右上に「刀」で右下に「牛」というように覚えていきます。とはいえそれでもある程度書けるようになったくらいで、書き取りが苦手なのは、大人になった今でも変わりません。しかし社会生活をするうえでそれほど不便を感じたことはありません。読むことはできるのでパソコンなどで入力する際には困りませんし、いざ書くときにもどんな漢字だったか思い出せないときにはスマホなどを見ながら書くことができるからです。漢字が書けずからかわれることはありますが、それ以外に不便を感じることはありません。最近では書き取りが苦手なことをあまり意識することもなくなりました。「字が汚い」。練習すればするほど書くことが苦痛に出典 : 漢字の書き取りが苦手なところにも影響しているかもしれませんが、私は子どものころから字がとても汚いです。どのくらい汚いかというと、自分で書いた字を読めないことがあるくらいです。子どものころは「大きくなれば綺麗になっていくよ」なんて言われていましたが、結局この歳になってもほとんど上手にはなりませんでした。参考までに最近書いたメモをご紹介します。Upload By 凸庵(とつあん)子どもなりにも、自分の字が汚いことは自覚していたので、丁寧に書く練習をしたこともありました。しかしそもそも線をまっすぐ引けないので、丁寧に書いたつもりでもいつもとほとんど変わらない字になってしまい、がっかりするだけでした。周りの子たちはどんどん字がうまくなっていくのに自分だけ取り残された気持ちになっていました。少しずつ字を書くのが上達していったのか、中学校を卒業するころには、ようやく他の人も読める字になってきました。高専に進学してからは、字の汚さについて悩んだことはありません。むしろすぐに自分の字だとわかるので独特の味があるなぁなんて感じるようにもなってきました。社会人になっても、字を書く機会があまりないので、困ったことはあまりありません。しいて言うなら冠婚葬祭のときに名前を書くときくらいでしょうか。そういう場面では他の人と比べて明らかに字が下手なので、少し恥ずかしい気持ちになることもありますが…。他の人も読める程度に字が書ければ、それ以上は無理してうまくなる必要はないと私は思っています。もちろんきれいに書けることは素晴らしいことですが、いくら練習しても上達が見えない場合は、練習を続けることで字を書くことそのものが嫌いになってしまうかもしれません。生きていくうえで不便を感じないのであれば、きれいに書くことをあきらめてもよいのではないかと私は思います。そのかわりに得意なことや好きなことに時間を使うほうがずっと有意義で、成人してからも役に立つ経験になると思います。算数は好きなのに「ケアレスミスする」「暗算が苦手」出典 : 小学校のころは、算数の計算問題で解き方が分からず苦しんだことはありませんでした。私の得意分野だったのかもしれません。しかしどこかで計算ミスをして、答えを間違えてしまうことはたくさんありました。通信簿でも何年か連続で「計算ミスが多い」なんて書かれていました。暗算が苦手だったこともよくなかったのかもしれません。計算をしていく際に出てきた数字を覚えておくことができず、次の計算をしているうちに前の計算で算出した数字を忘れてしまいます。大人になった今でも2桁以上の四則演算をする際には時間がかかってしまいます。解き方はわかっているのになかなか満点が取れず、子どものころの私は非常に悔しい思いをしていました。解き方は分かっているので、テストの時間には余裕がありました。そこで、計算ミスを減らすために、算数のテストを全問解き終えたら確かめ算としてもう1回以上、最初から全問解き直すようにしていました。同じ計算をなぞっても意味がないので、初めて解くように計算をし直していました。それでも完全には計算ミスはなくなりませんでしたが、少しずつ減るようにはなっていきました。今でもケアレスミスは多いと言われますが、2回以上チェックすることで根本的なミスは減ってきていると思います。職場では周りの他の人にダブルチェックをお願いしたり、他の人の作業のダブルチェックを行ったりすることで職場全体でのミスを減らすよう心がけています。苦手を補う工夫が、いつか武器になる出典 : 子どものころから、学校生活を送るうえで感じる困難や、苦手な部分について、何とかするためにいろいろ工夫してきました。そうして身につけたさまざまなスキルは、大人になった今も、苦手な部分を補ってくれたり、ときには強力な武器になったりもしています。苦手を補うために必要に迫られて身につけたことが、「武器になる」という感覚はとても面白いと感じています。できないことや苦手なことに目を向けると、未来が暗く見えるかもしれません。でも、完全には克服できなくても、うまく回避する方法を身につけることができれば、ラクに生きていくことができるようになると体感しています。そしてときには、身につけた回避方法が、将来、強力な武器になることもあるかもしれません。
2018年02月25日何事も、“初めて”のときは、なじめるか不安になるものですが、それは小学校も同じ。公立小学校に通うメリットとして、「近所に住む顔なじみの友だちと一緒」ということが挙げられますが、他にはどんなメリットが挙げられるのでしょう?(1)「登下校を一緒にできる友だちがいること」、(2)「放課後に遊べること」、(3)「親同士が顔見知りになりやすく、つながりをつくりやすいこと」。そう話すのは、教育ジャーナリストの中曽根陽子さん。公立小学校のメリット1●登下校を一緒にできる友だちがいること小学校に上がりたての頃は、まだ交通ルールにも不安があるし、不審者に遭遇することも想定できるため、何かと心配事が多いもの。中曽根さんは、「登下校を一緒にできる友だちがいること」は、メリットのひとつと言います。「小学校は、学区の中で通学路を設けており、多くは通学路ごとに縦割りの登校班を設けていて、集団登下校をする際に利用します。集団登校日以外は、それぞれで通学しますが、低学年のうちは特に、近所のお友達と一緒に登下校をする機会が多いと思います。休みの連絡も、学校に直接連絡するのではなく、連絡帳を近所の友達に預けるようにという学校もありますし、安全面からも、近所に顔見知りの友達がいると安心です」公立小学校のメリット2●放課後に遊べること続いて、2つ目のメリットである「放課後に遊べること」について解説してもらいました。「塾や習い事などで、放課後遊びができなくなってきているとはいえ、子どもにとっては遊びの時間も貴重です。子どもが自分で移動できる範囲に友だちがいるのは、親にとっても安心です」また、最近では、共働き夫婦も増えており、下校後はひとりでお留守番をする子どもも多いのではないでしょうか?そうした家庭においても、誰かと一緒にいる(ひとりではない)ということは、安心につながりそうです。公立小学校のメリット3●親同士が顔見知りになりやすく、つながりをつくりやすいこと3つ目のメリットは、「親同士が顔見知りになりやすく、つながりをつくりやすいこと」と、中曽根さん。これはどういうことでしょう?「子どもが小学生になると、少しずつ子どもの行動半径も広がり、親の目が届きにくくなります。子どもの友だちとその親も一致しにくくなるなか、一緒に登下校する友達はとりあえず、家の場所もわかりますし、親同士もコミュニケーションを取りやすいので、つながりがつくりやすいのではないでしょうか。子育ては自分だけではできないので、地域に知り合いがいて、学校や地域の情報を得たり、困った時に“お互い様”で助け合ったりすることができたら心強いでしょう」実際、2011年の東日本大震災のときには、帰宅できなくなってしまったママが、近所の友だちの家で子どもを預かってもらい助かったという話もあるとのこと。近所のつながりがなければママも子どもも途方に暮れていたかもしれません。私立の場合、電車で通ったり、仲良しだった友だちと離れ離れになったりというのは、よくあること。公立小学校ならではのメリットもたくさんあるんですね。(文・明日陽樹/考務店)
2018年02月19日2月はバレンタインシーズン。女の子から男の子へのプレゼントのほか、仲良しの女の子同士でチョコを交換する「友チョコ」も一般的になってきました。最近では、小さいうちからバレンタインを楽しんでいる子も多いようです。でも、そんなチョコレートのやりとりが、思わぬトラブルを生んでしまうことも!?■「聞いてないよー!」禁止のはずが、降園後にチョコ交換会に「入園して初めてのバレンタイン。園には『食べ物の持ち込みは禁止』というルールがあったので、チョコレートのやりとりもないだろうと安心していました。でも当日、お迎えのママたちがみんなチョコを持参していて、園を出た途端にチョコ交換会に。何も用意していなかったうちの娘は参加できず、寂しい思いをしました」(30代・4歳女の子のママ)保育園や幼稚園では、「園内へのお菓子の持ち込みは禁止」と決められている場合がほとんどです。ただし、園によっては「バレンタインは降園時のチョコ交換OK」など、暗黙のルールが存在していることも。気になる場合は、仲のよいママなどに前もって相談しておくと安心かもしれません。■ホワイトデーのお返し相談、ほかの男の子ママには“地雷”かも「クラスの女の子からチョコをもらったので、『ホワイトデーのお返しどうする?』と男子ママグループに相談したら、何だか微妙な空気に…。実は、チョコをもらっていたのはうちの子だけだったんです。他のママからは『うちの子とちがって○○くんはモテモテでうらやましいわ』などと言われてしまい、気まずい雰囲気になってしまいました」(30代・5歳男の子のママ)子どもがチョコをもらった場合、つい「ほかの子ももらっているだろう」と思ってしまいがちですが、そうではないことも多いもの。ホワイトデーの相談をするなら、「同じ子からチョコをもらっている」と分かっている相手のみにしましょう。ハッキリしない場合は、職場のママや学生時代の友人など、園とは無関係の人に相談するのが無難です。 ■自分の子だけチョコがもらえなかった…上手なフォローは!?「バレンタイン、うちの息子はチョコゼロ。しかも、普段仲良くしている男子グループの中で、うちの子だけ誰からももらえなかったことが判明。本人はあまり気にしていないようですが、親の私がちょっと落ち込みます」(40代・7歳男の子のママ)お友だちの中で、わが子だけチョコがもらえなかった…となると、ママとしては少し落ち込んでしまいますよね。でも、落ち込んだそぶりは本人には見せず、そのぶん愛情たっぷりのチョコをわが子にプレゼントしてあげてください。もし子ども本人が気にしているようなら「○○くんを好きな女の子は、きっと恥ずかしがり屋さんでチョコを渡せなかったんだと思うよ」などとフォローしてあげて。■子どもの手作りチョコ、一番大変なのは「手伝うママ」「バレンタインは大量の友チョコづくりで大変。キッチンはぐちゃぐちゃになるし、ラッピング代も合わせるとお金もかなりかかります。『市販の安いチョコでいいじゃない』と思いつつも、子どものお友だち付き合いのため…とあきらめてます」(30代・7歳女の子のママ)小学生くらいまでのバレンタインは、「好きな男の子にチョコを渡す」というより、友チョコの交換がメイン。数も多くなりがちなので、手作りとなると、手伝うママにとっても負担が大きくなることも。「年に一度のことだから」と目をつぶるママも多いようですが、「自分でキッチンを片付ける」「ある程度の費用はおこづかいでまかなう」など、子どもの年齢に合わせて約束事を決めてもいいかもしれませんね。子どもにとってはチョコのやりとりも楽しいイベントの一つ。せっかくのバレンタインがトラブルによって残念な思い出にならないようにしたいですね。
2018年02月02日もうすぐバレンタイン。わが家の娘も、今年はお友だちにどんなチョコレートをプレゼントするか頭を悩ませている様子。そこで、小3の娘、小1の息子が「全国小学生パティシエ選手権」入賞・決勝進出・優勝の実績がある「こどもお菓子教室BERRY」のバレンタイン向けドーナツケーキポップのレッスンに参加してきました。バレンタインにぴったりのドーナツケーキポップの作り方◆材料(小さめのドーナツ型4個分)・全卵1個・グラニュー糖40g・生クリーム、または牛乳40cc・アーモンドパウダー10g・薄力粉55g・ベーキングパウダー小さじ1/4・バター+サラダ油30cc+10cc◆準備しておくこと・アーモンドパウダーと薄力粉、ベーキングパウダーは一緒にふるっておく・バターはサラダ油と合わせて湯せんで溶かしておく・オーブンを180度に予熱しておく(天板は入れない)◆作り方1.ボウルに全卵を入れ、かるくほぐす。グラニュー糖を加えたら白っぽくなるまでまぜる2.生クリームを加えてまぜる3.ふるっておいた粉類を加えてまぜる4.最後にバターとサラダ油を入れて、ゴムベラで切り混ぜ、粉が見えなくなったところで型に流し入れる5.予熱の完了したオーブンで15分焼く(焼き色がつくまで)6.シリコン加工の型は、少し冷めてから丁寧にはがす7.チョコレートを湯せんで溶かし、ドーナツの表面に塗り、ナッツなどを飾る山田美和さんのお菓子教室には子どもを飽きさせない工夫がいっぱい!「こどもお菓子教室BERRY」を主催しているのは男の子2人のママでもある山田美和さん。ママならではの、子どもを飽きさせない工夫がいっぱいでした。レッスンでは、子どもたちがワゴンから必要な材料を持ってきて計量するところからスタート。配られたレシピは2人分でしたが、4人分で作るとのこと。そのため、「分量を倍にしましょう!2人分で卵1個ということは、4人分だと卵はいくつ?」と山田さん。かけ算を習っていない1年生の息子もドーナツをたくさん作るため、一生懸命計算していました。きちんと計量しながら行うお菓子作りは計算の練習にもなります。さらに牛乳を少し多めに入れてしまった息子に、娘がつい「あ、ダメじゃん」とつぶやいたときも、山田さんは優しく「そういう言い方をされたらどう思うかな?そうだね、イヤな気持ちや悲しい気持ちになるよね。“ダメじゃん”とか“失敗だね”ではなく、“惜しい!”“2gくらい大丈夫”という言い方をすると、みんな楽しく作業ができるよ」と声をかけていました。普段のレッスンでも、お菓子作りを通して協調性が身につくよう配慮しているそうです。他にも、粉をふるうときなど、手の空いている子にボウルを押さえておくよう指示をすると同時に「自分がしてほしいこと、してもらって嬉しかったことはお友達にもやってあげようね」と声をかけていたのが印象的でした。山田さんが心がけていることは「子どものペースに合わせること」だそう。「レッスン中でも、子どもはいろいろなことをしたがります。脱線してしまってもとりあえず自由にやらせ、子どもが納得してから本題に戻るのが、子どものやる気をそがないポイント」。さらに、「慣れないお子さんなら、子どもが興味がある部分、楽しくできそうな作業だけをやらせてみるのもよいですね。ご家庭でも、子どもの個性を見極めて、親が準備するところ、子どもにまかせるところのバランスを考えるとよいですよ」とアドバイスをもらいました。子どもと一緒にキッチンに立つのはちょっと面倒…というママにアドバイス最後に、「子どもと一緒にお料理やお菓子作りは楽しい反面ちょっと面倒。時間も手間も倍かかりますよね…」と本音を打ち明けたところ、「子どものお菓子教室なので、うちでは手を抜かず、計量や最後の盛り付けまでひととおりやってもらうのですが…」と前置きしたあとに、「計量は大人があらかじめ済ませておく、焼き菓子などは焼いてしまってデコレーションやトッピングだけを一緒にする、時間を分ける(前日にタルトやスポンジだけ焼いておく。できれば多めに作って冷凍しておく)、紙コップや紙皿を使って洗い物を減らす」というアイデアも教えてもらいました。子どもと一緒のお菓子作り、できる範囲で楽しみたいと思います。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2018年01月22日よくある風景だけど...解決策はどこにあるの?出典 : わが家には自閉症スペクトラム症候群と診断されている9歳の娘と7歳の息子がいます。現在は2人とも小学校には通っていません。不登校が続くうちに、「お家で楽しく学べばいいじゃない!」とホームスクールという概念に切り替えたわが家では、自宅で自ら勉強をし毎日を過ごしています。発達障害の娘と息子、そして同じような特性を抱える私が同じ屋根の下で24時間一緒に過ごしていると、いろいろな問題が生じます。先日、こんな会話がありました。息子「今日は録画しているお気に入りのドラマを全部見ようと思うんだ!ねぇ、いいでしょ?」私「うんうん、ママも一緒に見たいな〜!じゃあ、やるべきことをさっさと終らせて、お昼すぎから見始めたら、寝るまでに全部見れるんじゃないかな」そう言った途端、涙目の息子が私を睨みつけてこう言い放ったのです。「ママはどうしていつも僕に意地悪を言うの!」「やりたいことはやっていいって言ったくせに!」「嘘つき!僕の邪魔ばっかりしてひどい!」思わぬ息子の感情の高ぶりに驚く私の隣で、娘も息子の意見に賛同します。娘「そうだよ。私だっていっぱいやりたいことがあるのに、あれこれやらされて時間が全然ないよ」なるほど、そんな風に思っていたのね。ADHDでもある2人は集中力が途切れがちで、例えばパジャマから洋服に着替えるだけでも放っておくと30分かかってしまうこともあります。食事も放っておけば、ようやく朝ごはんを食べ終わった頃には、お昼ご飯を食べる時間になっていたり...。ともかくあらゆる場面で声をかけなければ、現実ではないどこかの世界に飛んでいって、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうのです。子どもたちは、きっとその声かけを「ダメ出しをされる」というふうに捉えているのでしょう。また、「検定に合格したい」「もっと上手にピアノを弾けるようになりたい」などという、子どもたちが自分で決めた目標でも、「○○をする時間だよ」と私に声をかけられることで、いつしか「やらされている」という意識に変わっていったのだと思います。私も子どものときには同じように感じていたので、よく理解はできるのですが、この親子の摩擦の解決策はいったいどこにあるのでしょうか?楽しいことは応援しなくてもできるから...出典 : 私はまずあなたたちにはママが意地悪を言っているように見えてたんだね、といったん子どもたちの意見を受け止めた後、意地悪な気持ちで声かけをしたことは一度もないことを伝えました。「じゃあ、どうしていつも楽しい時間を取り上げるようなことを言うの?」納得できない子どもたちは、ほっぺを膨らませて抗議します。「あのね、ちょっと頑張らないといけないことって、取り掛かるのにエネルギーがいるでしょ?それは大人も子どもも同じでね、ママだって洗濯物干さなきゃとか、お風呂を掃除しなきゃとか、頭ではわかってるけど面倒くさくなってサボりたい〜!って思うことよくあるのよ」「ええ〜!ママも私たちと同じじゃない〜!」今度は顔を見合わせてくすくす笑いながら聞いています。「でもサボっちゃったらそのときは楽でも、後から家事がたまって大変だったり、洗濯物が臭くなったりして余計嫌になっちゃうこともあるでしょ。だからそうなる前に、『お風呂沸かしてくれてありがとう!今日も沸かしてくれる?』ってあなたたちに言われると、なんだか応援してもらってる気持ちになってがんばれるんだよ」「そうだったの〜!ママに感謝してることを普通に言うだけでいいなら、いくらでも言うよ!」「ありがとう。それでね、実はママが『○○をする時間だよ』『○○した方がいいよ』って声をかけるのも、あなたたちを応援してるからなんだよ」「ええ〜!?それがどうして応援になるの?」心底に不思議そうな顔で私を見つめる瞳に、どうか私の意図が届きますようにと思いながら話を続けます。「あなたたちにはいろんな目標があるよね?ピアノを上手く弾けるようになりたいとか、検定に合格したいとか。目標を立てるだけで何もしないでいると、目標は達成できるのかな?」「それは天才でもない限り無理無理!」「そうでしょ?じゃあ、今からピアノの発表会を想像してみて。自分の音色で満足いく演奏ができた自分と、ボロボロ間違えて悔し泣きをする自分。あなたたちはどちらの自分になりたい?」「そりゃもちろん、満足いく演奏を披露できる方だよ!」「そうだよね。じゃあ、なりたい自分になるためにはどうすればいい?」「毎日少しずつ練習して上達していく!」「やっぱり努力が必要だよね。でも面倒くさいからつい後回しにして、やったりやらなかったりになっちゃうでしょ?大人でも努力を続けることは難しいのに、子どものあなたたちが自分だけの力で継続することはまず不可能だと思うの。だからママが声かけをして、面倒だけどなりたい自分になるためにがんばれ〜!って応援してるんだよ」「そうだったの...。」 「全然知らなかった」「楽しいことは応援してもらえなくてもできるから『さあ、がんばって遊びましょう〜!』なんてあえて言わないんだけなんだよ。でも、あなたたちが『やらされてる』『邪魔されてる』って感じちゃったら意味がないから、ママもこれから伝え方を工夫してみるね」「なりたい自分になるために努力する」時間を決める出典 : そんなわけで、翌日からわが家では午前中を「なりたい自分になる努力をするための時間」と位置づけて過ごすようになりました。せっかくの勉強も『やらされている』と思った瞬間に苦痛に感じてしまう気持ちも理解できるので、その時の自分に必要なものを自由に選べるように、テキストやドリルなど、それまで私が管理していたものはすべて子供たちに渡してしまいました。私「今日はどんなことをするの?」息子「うーん、今日は書けるようになりたい漢字があるから、辞書で調べて書いてみる!」娘「今日はちょっとピアノに力を入れたいから、2時間ぐらい弾いてみようと思ってる」私「そう!いいね〜!じゃあ、ママもお掃除と洗濯を頑張ってくるから、あなたたちも頑張ってね!」そうやって私が少し部屋を離れても、自分たちで「なりたい自分になるための努力」ができるようになってきました。また、丸付けが必要なときや大人の助けが必要なときは、子どもたちから私にお願いする形をとることにしました。凸凹が激しく、支えが必要な子たちだからこそ、他人に力を貸してもらうときのマナーについても、日常の中で幾度も練習を繰り返せるようになってよい学びの機会となっています。たくさんのご家庭で「もう宿題はやったの?」「今やろうと思ってたところなのにやる気をなくした!」という戦いが繰り広げられていることだと思いますが、なぜ大人がそのような声かけをするのか、一度お子さんと話し合ってみませんか?私たちが子どもだったとき、やはり大人の正論を疎ましく感じてしまうことは多かったと思うのです。そのとき、 どんな風に接してもらえれば嬉しかったのか、どんな声かけをしてもらえれば前向きに物事に向かうことができたのか。それを一度思い出してみるといいかも知れません。「お前のためだ」と上から目線で会話されてしまうと、お説教の時間が早く過ぎることだけを考えて適当に返事をしてみたり、親が望んでいるであろう答えを口にしてみたり。実は親の思いはちっとも届いてなかった、ということもよくあることだと思うのです。もし、いろんなことを話し合う機会ができましたら、どうか親の演説を聞かせるだけではなく、お子さんと同じ高さに立って会話をしてみてください。親も子も応援しあってがんばれるような、そんな結論に達することができるといいですね。
2018年01月13日TOKIOの長瀬智也(39)が、13日より放送されるオープンハウスの新テレビCM「夢見る小学生」編で、小学生役を演じている。長瀬が演じるのは、“都心に戸建てを持ちたい”という大人びた夢を持つ小学4年生(10歳)の"長瀬くん"。「転校生」編と「ナイショ話」編の2種類が放送される。「転校生」編は、転校生の長瀬くんが、登校初日の朝礼であいさつするという内容。小学4年生にしては大柄で、髪もオールバックにきめた長瀬くんが「長瀬です。10歳、さそり座、好きな言葉は“男らしく”。夢は、大人になったら戸建てを持つこと」と自己紹介すると、大人びた言動にクラスメートたちはざわめく。すると、学級委員長の清野ちゃん(清野菜名)が「笑わない!」とかばい、2人はお互いを意識し始める。「ナイショ話」編では、授業中に清野ちゃんが、前の席になった長瀬くんに「あのさ、いいと思うよ。大人になったら戸建て持ちたいっていう夢」と話しかけ、「それって何平米?」「立地は?」と矢継ぎ早に質問。長瀬くんは「へーべー? へーべーって何だよ」「リッチー? リッチーって誰だよ」と答えられず、清野ちゃんに「そんな事も知らないわけ」と呆れ顔をされると、「男には建てなきゃいけねーもんがあるんだよ」としみじみと語る。撮影は昨年12月上旬、東京郊外の、かつて実際に使われていた小学校の校舎で実施。冬の寒さの中、半ズボンに白のハイソックス、白の上履きという"小学生"姿の長瀬は「お願いします! (衣装は)こんな感じです。ふざけているわけではありません(笑)」と元気いっぱい。撮影を共にするクラスメート35人に「同級生だから!」とあいさつした。撮影の合間に自信の演技をモニターでチェックした際、長瀬は「こんなオールバックの小学生、やだなぁ」と笑い、「ただ、これといって小学生っぽい言葉遣いをするわけでもなく、"小学校"というシチュエーションの中に、もうすぐ40(歳)になる僕が入っていくという、そのパラレル感がおもしろいですよね。小学生っぽく取り繕うこともなく、まじめにお芝居に取り組むという、その温度感もおもしろいです」と語った。また、27年ぶりのランドセルは「新鮮でした!」とのこと。ショルダーベルトの穴は一番大きなところにしてもなおパツパツで、しかもランドセルが背中の高い位置にきている状態にも関わらず、違和感なくスッと背負うことができ、オシャレなリュックサックを背負っているようだったとか。ただ撮影中は、ランドセルの厚みを忘れがちで、ランドセルを壁や扉にバコンバコン当ててしまっていたという。
2018年01月12日お正月の子どもの楽しみの一つがお年玉。赤ちゃん時代は親が管理していたお年玉も、子どもが大きくなると「自分で使いたい」と言い出すこともあります。でも、親戚などが集まるお正月は、普段のお小遣いよりも多い金額をお年玉としてもらうことも。子どもが小学生くらいまでは、「まとまった金額を子どもに管理させるのは心配」というママも多いかもしれません。子どもがもらったお年玉、ママ達はどのような管理をしているのでしょうか。■子ども名義の口座開設で「全額親が管理派」「お年玉は全て親が管理しています。ただ、子どもが『お年玉をママにとられちゃった』という気持ちにならないよう、本人名義のお年玉専用口座を一緒に開設しに行き、毎年そこに貯金。欲しいものはクリスマスや誕生日のプレゼントでもらっているせいか、今のところとくに不満はないみたい。もう少し大きくなったら本人に管理させようかな、と思っています」(小2男の子のママ)お正月に親戚一同が集まると、子どもがもらうお年玉も結構な金額に。子どもがお金の使い方をよく分からないうちは、親の管理も必要ですよね。でも、ただ「ママが預かる」というと「お年玉を取り上げられた」とマイナスイメージを持ってしまう子もいるかも。専用口座をつくるなど「ちゃんと貯金している」アピールをするのはいい方法かもしれません。■一番の多数派は「一部子どもに渡し、残りは貯金派」「うちは親戚の数も多いため、子どもがもらうお年玉は合計で数万円になることも。そんな大金を管理させるのはまだ不安なので、お年玉の中から3,000円だけ本人に渡し、残りは貯金しています。渡したお金の使い方に親は口出ししません。欲しいものをあれこれ考えて自由に買い物するのが楽しいみたいです」(小3女の子のママ)子どもが大きくなるにつれて、「お年玉の中から一部だけ子どもに渡し、残りは親が管理」という家庭が増えてくるようです。渡す金額は3,000円や5,000円など家庭によってさまざまですが、「普段のお小遣いより少し多め」というのがポイントのよう。まとまったお金で自由に買い物ができるのも、子どもにとっては楽しいイベントになりそうです。 ■お金の勉強にもなる「子ども本人に管理させる派」「子ども名義の口座をつくって、もらったお年玉は本人に管理させています。その代わり、月々の決まったお小遣いはなし。『全部使ってしまうのも、欲しいもののために貯金するのも自分次第。計画を立てて使いなさい』と、事前にしっかり話し合いました。お金の管理を学ぶ機会になれば…と思っています」(小5男の子のママ)子どもの年齢が上がってくると、徐々にお金の使い方や管理の仕方も学んでいってほしいですよね。お年玉は、お金について親子で話し合う良い機会かも。子ども本人に管理させる場合は、使い方のルールなどもあらかじめ話し合っておくとよいですね。■こんなお年玉管理法も! 「番外編」「わが家は2人兄弟。上の子は昔からムダ遣いせずにコツコツためる性格なので、お年玉も自分で管理させています。一方、下の子は、あればあるだけ一気に使ってしまうタイプ。まとまったお金を管理させるのは心配なので、必要な分だけ渡して、あとは親が貯金しています。子どもの性格によって、お金の管理法も変わりますよね」(小3男の子・小1男の子のママ)「お年玉は原則、子ども名義の口座に貯金。テーマパークなど、まとまった金額がかかるレジャーの時には、子どもの分はお年玉貯金から自分で出させるようにしています。それをきっかけに、レジャーの計画も子どもを交えて家族みんなで企画するようになりました」(小5女の子のママ)お年玉の管理方法には、それぞれの家庭によって違いがあるようです。もらうお年玉の金額や子どもの性格によっても、適した管理法は変わってきますよね。子どもも親も納得して、計画的に使えるように、親子でルールを話し合ってみてはいかがでしょうか。
2018年01月02日小さなころは信じていたサンタクロースの存在。でも、小学生になるとクラスのお友だちなどから聞いて、信じられなくなる子もいるようです。そこでいつまでサンタクロースにプレゼントをするのかをパパママ世代に聞いてみました。Q.サンタクロースはいつまで?1.小学校入学まで 7.1%2.小学1〜2年生まで 13.1%3.小学3〜4年生まで 26.5%4.小学5〜6年生まで 35.4%5.その他 17.9%小学5〜6年生までが35.4%ともっとも多い結果となりました。子どもはにはサンタクロースの存在がバレていても、小学生のうちは体裁を保っているというパパやママも多いようです。■信じているうちはいつまでもサンタクロースはいる年齢ではなく、子どもが信じている間はサンタクロースが来るという親が大多数派。中には、バレないようにおじいちゃんがサンタクロースの仮装までするという大掛かりなプロジェクトを計画する人も。「子ども自身がサンタクロースを信じているときまでプレゼントをあげたいと思う」(千葉県 30代女性)「信じる子には来ます。そのつもりで接しています」(神奈川県 40代女性)「うちは小5でまだ信じてます! 信じていればいるし、信じなくなればいなくなると言ってあります」(茨木県 40代女性)「まだ2年生なので信じてます。このままでいてほしい」(埼玉県 40代女性)「毎年、サプライズでベランダとかに隠してプレゼントを渡すのですが、毎年感動して泣いてます。そんな反応してくれるので、こっちもプレゼントするのが楽しいです」(奈良県 30代男性)■信じない子にはサンタクロースは来ません!いないとわかっていても、親の前では信じているふりをする大人な小学生もいれば、いないとわかりつつも信じたい気持ちがある子どももいるようです。子どもがいないというならプレゼントはなしという親もいました。「小6になると悪知恵が働いて、サンタを信じていることにするらしいです」(兵庫県 40代女性)「4年生の我が子、去年『サンタはいないよね、ママだよね』と言われましたが、返事をしませんでした。今年もはぐらかしつつ見守りたいと思います」(茨城県 40代女性)「6年生と2年生の息子たち、去年までは信じてたみたいですが、今年になって『サンタさんはお父さんなの?』と聞いてきました。自分は小学生になるころには親がプレゼントをくれていると気づいていたので、長く信じていたほうかな〜」(神奈川県 40代女性)「1年生のころから気づいていたとのことなので、3年生のクリスマスからサンタなしです」(神奈川県 20代女性)■親としてうまい説明方法ってあるの?実際にはサンタクロースがプレゼントを届けに来ることはないですが、子どもを傷つけないためにも上手な説明をしてあげることが大切。そこで、サンタクロースについてステキな説明をしていた方をご紹介します。「4年生ごろから『サンタはいないの? 友だちの家はお父さんだって!』と聞くことが増えたので、信じている子の家にだけ来ると話していたのですが、その数年後『サンタクロースがいないと思い始めたのなら、少しお姉さんになったしるし。そうするとサンタさんはお父さんにバトンタッチするんだよ、そして新しく生まれた赤ちゃんのところに行くようになるんだよ』と話しました」(茨城県 40代女性)Q.サンタクロースはいつまで?アンケート回答数:7249件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年12月25日もうすぐクリスマスですね! どこに行ってもクリスマスムード一色で、私も子どもたちもワクワクしています。今回はクリスマスのイルミネーションを見た、わが家の子どもたちの面白発言を紹介します。去年は赤ちゃんだった次男はともかく、長男はクリスマスのこと分かっていると思ってたのですが「派手な装飾=誕生日」だと認識したようです。そこら中で目にする「Merry Christmas」も「Happy Birthday」も子どもにとっては同じように見えますよね。分かる、分かる。この後キリストさんの誕生日について説明してみましたが、私の知識がなさすぎて断念しました。長男が大きくなったら自分でググって欲しいです。それでは皆さま、楽しいクリスマスをお過ごしください♪
2017年12月20日少し前に出産してママになった友人が、こんなことを言った。「自分が生んでみるまで、世の中にいる小学生以下の子どもは大体全部同じに見えた。0歳から5歳くらいまで、全部ひとくくりで“赤ちゃん”に見えてた」「えええ!?」と驚いたものの、よく考えると私だってそうだったかもしれない。子どもを持つ前……というと、気づけば16年以上も前のことになってしまったので、もはや確かなことは言えないけれど、当時は少なくとも、新生児とそうじゃない赤ちゃんの区別なんて全然ついていなかったし、一般に“ザ・赤ちゃん”と思われているであろうハイハイ期を卒業して、よちよち歩きになった子どもを見かけても、それはそれでやっぱり“よちよち歩きの赤ちゃん”と思っていた気がする。もっと具体的に言うと、身長100センチくらいまでの子どもは総じて「赤ちゃん」と認識していたような気がする。実際に自分が子を持つ身になってみると、そんな大きな「赤ちゃん」というくくりの中にも、細々としたステージがあることが分かる。たとえば生後1ヶ月の赤ちゃんと、生後3ヶ月の赤ちゃん。たった2ヶ月しか違わなくたって全然違う。できることも違えば、こちらに返してくる反応も違う。また歩くようになってからも、よちよち歩きとしっかりした足取りの歩行とは、やはり全然違うのだ。もう赤ちゃんじゃなくなっちゃったなあ、と最初に感じたのは1歳を過ぎたころだったかもしれない。まだまだ小さいと思っていた自分の子どもが、ふと産まれたばかりの赤ちゃんと並んだとき、こんなに大きく、しっかりしたのか、と驚いた。本当なら「幼児」に分類されるような子どもまで「赤ちゃん」に見える、あるいは小学生未満が全部同じ種類の子どもに見えるのって、たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんがたまに洋画を観て「登場人物が全部同じ人に見える」と言ったりするのと同じ理屈だろう。日ごろ接することがない、身近にいない存在だから、ふと接すると自動的に「外国人」や「赤ちゃん」という大きなカテゴリに分類されることになり、そこからもっと小さなグループに分けるためには、もう少し観測する個体の数を増やして、個性の違いがどこに現れるのかを知る必要がある。少し話はそれるけれど、2年ほど前に考えた「赤ちゃん泣いてもいいよ!」ステッカーが、先日三重県と提携したそうだ。ステッカーはリリース後から、ウーマンエキサイトのみなさんのおかげで着々と広がっている。とてもありがたい。すでに知ってくださっている方には繰り返しの説明になるけれど、これは、公共の場で人に迷惑をかけてはいけない、と必要以上に肩身の狭い思いを抱えている親子連れに、「恐縮しないで大丈夫だよ、赤ちゃんがちょっとくらい泣いても、お父さんお母さん、慌てなくていいよ」という気持ちを持っている人が、それを目に見える形で相手に伝えるためのステッカーだ。実は私は当初、これを「優遇」だと誤解されかねないと思っていた。そして、世の中は誰かを特別に優遇することにとても厳しいので、ともすれば大炎上しかねないとも思っていた。けれど結果として、そんな私こそ社会を信用できていなかった一人なのだったと気付かされるほど、このステッカーは沢山の思慮深い方々に、温かく受け入れられることとなった。これが必要な世の中なのは悲しいし、このシールの必要がないくらい赤ちゃんに寛容な社会になればいいですよね、という声には私も運営者のみなさんもまったくそのまま賛成だ。とはいえ、これだけ広まると当然さまざまな声もあり、代表的なものは「泣きっぱなしにさせる親がいる」という不満の声だ。子どもが号泣しているのに親が何も対処をしていないように見えたら、確かにイラッとするだろうし、そればかりでなく、大丈夫なのかと心配になったりもするかもしれない。また、「誰かが怒って声を荒げるかもしれない」と他人事ながら冷や冷やしてそれがつらい、という人も案外いると思う(私はそのタイプ)。公共の場では、色々な事情を抱えた人がなるべく居心地良くいられるように、みんなが少しずつ他者に配慮する必要がある。だから当然親も、周りの人に迷惑をかけないために努力をする必要はあると思う。ただ、一方でこの「泣かせる親」問題について一つ思うのは、最初の方で書いた通り「赤ちゃん」と一括りに見ている存在にも、言葉が理解できる子、我慢ができる子など、実は色々な段階があって、そのことを案外知らない人もいるかもな、ということだ。ある時期の赤ちゃんというのは、話しかけても、揺れても、歌っても、どうしても泣きやまないことがある。またある時期の子どもというのは、言葉がわかっても大人が諭すままに我慢できない場合もある。赤ちゃんが身近にいる人には当たり前のことでも、そうでない人の中にはもしかしたら、赤ちゃんはみんな、語りかけたり、叱ったり、何かしら手をかけたらピタッと泣き止むもの、と思っている人もいるかもしれないと思うのだ。何を隠そう私も、息子が産まれたばかりのころ、産院で“おっぱいも飲ませた、おむつも変えた、なのにどうして泣きやまないの?”と泣き続ける意味がわからず困惑した。赤ちゃんが無駄に泣くというのは、生んでから最初の驚きだった。少し前に、女性の生理に対して、びっくりするような誤解をしている男性がいるということがネットで話題になった。女性の生理はCMのように青い血が出てくるとか、女性は性行為をすると生理になるとかいった内容だ。女性だって男性特有の体の反応について知らないこともあるわけで、嘘みたいな話だけど、ないこともないのだろう。こんな風に、自分にとって言うまでもなく当たり前のことも、生活圏が違う人には全く当たり前じゃないということは、私達が想像しているより、実はもっと当たり前に起こっているんじゃないかと思う。で、例えばそういう、相互の無理解からくる不毛な摩擦をさけるため、電車に「赤ちゃん専用車両」などを作って親子連れだけ分ける、というような案もあるそうだけど、私はどちらかというと、そういうのは良くないと思っている。なぜなら公共の場で、少しずつでもさまざまな人と接触して、自分と違う人達の生活を想像してみることがなければ、お互いの立場への理解は永遠に進まないからだ。そしてなぜお互いの立場への理解を深めたほうが良いかといえば、赤ちゃん期も青年期もシニア期も、生きている限り誰もが必ず通る道であって、決して他人事ではないからである。自分がどこからきてどこへ行くのか。町を見渡せばその答えがいくらでも転がっている。そういうのがいいと思うし、そうでなければ簡単に迷子になってしまいそうな気がするのだ。イラスト:片岡泉
2017年11月08日ファイル番号: 73232925冬が近づくと空気が乾燥し、肌トラブルになりやすくなります。特に、子どもの肌トラブルは長引くと見ている親としてもなんとかしてあげたいと思うもの。肌荒れやアトピーになってしまっときには、どんなケアをしているのでしょうか。Q.お子さまの肌トラブル、どうしてる?1.専門病院に通う 73.4%2.食生活の見直しを行う 3.2%3.市販の塗り薬やサプリメントを使う 16.7%4.わからない・その他 2.0%5.特にない 4.6%専門病院に通うが最も多く73.4%という結果になりました。次に多い市販の塗り薬やサプリメントを使うが16.7%と言うことでかなり差があります。やはり、肌の悩みは皮膚科にというのが親たちの正解のようです。■かかりつけの皮膚科の薬がいちばん安心小さいころから肌トラブルがあった子は、相性の良いかかりつけの皮膚科を見つけておきましょう。何かあったときにも、今までの病歴を知っていてもらうと親としても安心です。「軽いアトピーがあるので、出てしまったときには皮膚科に行きます。予防では、お風呂上がりに保湿ローション、顔にはニベアを塗っています」(千葉県 40代女性)「市販の薬を使うより、直接病院に行って薬をもらう方が安心だし、やすく済む」(千葉県 30代女性)「まさに今の時期はカサカサがひどいです。秋の花粉もあり、目のまわりなどもケアしないとかわいそうなことになってしまいます。皮膚科に通ってお薬を出してもらってます」(神奈川県 30代女性)■石けん派が多数!地味だけど毎日のことが大事子どもの肌トラブルが原因でボディソープから石けんに変えたという人がたくさんいました。中には手作り石けんを愛用する人も。泡立ちが少なくて最初は気になるようですが、肌がカサカサしないことがわかるとハマるみたい。「赤ちゃんのころから皮膚科に通っています。体を洗うのは石けんが一番だそうです。最近ようやく耳切れしなくなりました」(青森県 30代女性)「石けんを手作りしています。保湿剤や乾燥や湿疹などにも効く、自然の有効成分を入れて作っているので、洗ったあともつっぱることもなく、冬のカサカサがなくなりました。体を洗うタオルも海綿を使っているので肌の負担も少なく気持ちいいです」(埼玉県 40代女性)「ボディーソープを使っていた時は、肌がカサカサになって白くなったり、かゆみが出たりしていました。今は天然素材だけで作られた石けんを使っていますが、カサカサもかゆみもなくなりました。環境にも優しいし、お値段も安いしいいことだらけです」(鳥取県 40代女性)■アトピーがある人は保湿も食事もアトピーがある人は毎日の生活でなるべく予防をしていました。早寝早起きを心がけたり、なるべくストレスをためないようにしたり…。保湿や食事にも気をつけておき、病院はひどくなったときだけ行くようにしているようです。「日頃からの保湿ケアを心がけています。アトピーがあるので、病院にも行きますが、普段からケアして入れば、木になるほど症状も出ないので。あとはジャンクフードもあまり食べずに、野菜を摂ることなどです」(茨城県 30代女性)Q.お子さまの肌トラブル、どうしてる?アンケート回答数:5071件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月30日小学生になると、子どもだけでお友だちの家に遊びに行くこともあると思います。そんなときに、親として遊びに行ったお家へどのような対応をしたらいいのでしょう。パパママ世代にアンケートで聞いてみました。Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?1.送り迎えなどで直接会ってお礼を言う 23.3%2.電話やメールなどでお礼を言う 18.5%3.お菓子などを持たせてお子さまにお礼を伝えるようにする 45.1%4.その他 4.1%5.特にお礼はしない 9.1%最も多いのは、お菓子などを持たせてお子様にお礼を伝えるようにする45.1%という結果になりました。次に多いのは、送り迎えなどで直接会ってお礼を言う23.3%。何かしらの感謝の気持ちを表すママが多いようです。■みんなで食べられるようなお菓子を持参子どもたちが大勢来てお菓子などの負担をしなくてもいいように、お菓子と水筒を持参という人が多くいました。そのほか、子どもにルールとして靴をそろえることや挨拶をするように伝えることも大切です。「お菓子を持たせて、授業参観などで会ったときにお礼を言うようにしてます」(茨城県 30代女性)「子どもたちも気軽に食べられるちょっとしたお菓子や飲み物を持たせて遊びに行かせてます。相手のお家が用意しなくてもいいように。お家に伺ったときには、挨拶と靴をそろえてあがることは必ず言い聞かせています」(神奈川県 30代女性)「会ったときにお礼は言い、ときどきお菓子を持たせますが、その都度はしていません」(神奈川県 40代女性)■その都度ではなく、会ったときにお礼を言う毎回直接お礼を言いに行ったり、電話をするのも大変なので、参観日などで会ったときに普段のお礼を伝えると言う人もいました。「基本的には外で遊ぶように言っています。お友だちの家に行く場合は、きちんと挨拶することと靴を揃えることなどを言って聞かせてます。特にお礼の電話はしませんが、参観日などで会ったときに挨拶をしています」(北海道 40代女性)「初めて行く家にはお菓子を持たせたり、後から持って行ったりしますが、近所の家だとしょっちゅうなので、たまに会ったときに、いつもありがとうと言うくらいです」(三重県 30代女性)「親が挨拶しに行くって言うルールはいつからできたんでしょうか? 自分が子どものころは、お菓子を持ち寄って、親同士は顔を合わせたときに日頃のお礼を言うくらいだったなー。幼稚園でもないのに、保護者同伴で来られたときはびっくりしちゃった!」(神奈川県 30代女性)■子どもだけでなく親同士で繋がっておくと安心仕事をしていてお礼ができない場合や、いつも伺ってばかりという場合は、親の連絡先を知っておいてお礼を伝えられると安心。今は電話だけでなく、LINEも重要な連絡ツールです。「遊びに来た子の中に親の面識がない子がいたら、帰りの際に残ったお菓子をつめた袋に、自分の連絡先を書いて、次回からメールでやり取りするようにしています」(神奈川県 40代女性)「だいたい母親同士もLINEやメールでお礼を言い、何かしたら遠慮なく怒ってと話してます」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?アンケート回答数:9063件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月27日幼稚園の面接は、子どもが主役になるものです。でも、パパやママと離れたことがなかったり、緊張する場が初めてだったりと、子どもにとって大きな試練となることも。当日、子どもができるだけ“安心して”過ごせるよう、できるだけ事前に練習できることは、練習しておきましょう! 幼稚園面接対策・子ども編は、子どもと一緒にやっておきたい事前練習についてまとめました。■まずはパパやママと離れる練習から!多くの幼稚園で、面接の際はパパやママと離れて遊ぶ様子を見られます。面接までの待ち時間に行われることが多く、受付を済ませるとすぐに引き離されることも多いです。引き離しは、無理強いはせずにパパやママも一緒に遊んでOKなケースと、完全別室待機で泣いていても引き離されるケースとがあります。そのため、できれば、パパやママと離れて遊ぶ経験をどこかで練習しておくようにしましょう。一時保育の利用などが理想ですが、友人や子どもたちの祖父母のいる実家に預けるのも一手です。一時でもパパやママの手から離れる経験をしておくと、面接当日の子どもの不安も軽減できます。■面接の練習もしておくと安心面接では、子どもにも質問が投げかけられることがあります。内容はカンタンなものばかりですが、事前に軽く練習しておくと安心です。たとえば、お名前を言えるようにしておく、年齢を言えるようにしておく、「今日は誰と来たの?」と聞かれたら何を答えればいいのかを一緒に考える、などの練習がおすすめです。面接の場にいったら「こんにちは」と挨拶するように教えておくのもいいでしょう。子どもにとっての初めてを減らしておくと、当日ハラハラすることも少なくなるはずですよ。■本番でできなくても怒らないで子どもは本番に弱いものです。練習ではあんなにできていたのに、本番になったら急にできなくなる、ということもよく起こります。幼稚園側はそのことも十分承知しているので、本番でできないからと言って怒らないであげてください。初めての場で緊張するのはパパやママだけではありません。子どもだって緊張しています。未就園児向けイベントで幼稚園に何度も行ったことがあるとしても、面接という場は初めての経験になるので、いつもと違う雰囲気に泣いてしまうかもしれません。練習した成果が出せたら、それはとてもすごいことです。できなくて元々、「挨拶はできた」「名前は言えた」「年を指で示せた」それだけでも十分だと考えて、褒めてあげましょう。▼子どもへの質問には代わりに答えないようにする先生は子どもに接するのが上手です。たとえ、パパやママの服に顔を埋めていても、先生が子どもに話しかけているときには、代わりに答えたりせず子どもの回答を待ってあげましょう。「こうなったら絶対答えないだろう」と思っていても、先生の誘導に、思いがけず子どもが反応するかもしれません。“幼稚園面接は子どもが主役”ということを忘れずに!パパやママにとっても一大イベントとなる幼稚園面接ですが、子どもにとっても、大きなイベントです。緊張もするし、疲れもドッと出る可能性があります。面接が終わったら、「よくがんばったね」と抱きしめてあげてください。「幼稚園っていいところだな」と子どもが思って終えられるよう、事前の練習を含めて対策していきましょう!
2017年10月20日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。事情があってどうしてものときに、ママ友同士で子どもを預かったり預けたりすることがあるかと思います。そんなときに気をつけたいのが、子どもを預かる側になったときです。 どんなところに注意をしなくてはならないのかを見ていきましょう。●友達の子どもに対してママ友から必要な情報をあらかじめ聞いておく ことはとても重要です。子どもは突然熱を出すことがありますし、アレルギーを持っていることもあるからです。「子どもの命を預かる」と言えば大げさですが、万が一のことを考えておくことは必要不可欠です。【子どもを預かる側のチェックポイント】・アレルギーや苦手なものがないか事前に確認しておく→おやつや飲み物を出す場合もそうですが、公園などで外遊びをさせる場合は外でアレルゲンに出くわす可能性があります。・当日の体調を聞く→風邪などで投薬を受けている場合はもちろんですが、そうでなくても聞きましょう。・低年齢の場合は、爪を切っておく→低年齢の場合、抱っこなどをすることもあるでしょうから、傷つけないために必要です。・危ない物や触られたくない物はしまっておく→興味のある物を触りたくなるのが子どもです。触られて困る物や危険な物はしまっておきましょう。・緊急の連絡先を確認する→急な発熱や大きなケガがあった場合に一番に連絡をしなければならないので確認だけはしておきましょう。体調にかかわることは、子どもを預かるときに必ず聞いておきます(小学校3年生くらいまでは必須)。何かあったときに、早急な対応ができるようにするためです。何らかの症状が出たときに、親が慌ててしまうことは子どもを不安にさせます。こういうときのための情報なのです。●自分の子どもに対して「友達の子どもを預かるだけでなぜ自分の子どもにまで?」と思われるかもしれませんが、子どもは自分の親が友達と関わる姿を見て、心にモヤモヤした気持ちを少なからず抱えます。いわゆる嫉妬のような気持ち です。仲良く遊んでいたのに、友達が帰ったら急に甘えが強くなったり、抱っこをせがんできて離れなくなったりなんてことはよくあります。こんなときは、子どもに安心感を与えることが大切です。【友達の子どもを預かった後に自分の子どもにすること】・わが子にもきちんと愛情を示す→抱っこしたり、手をつないであげたり愛情を見せるだけで子どもは安心します。・友達が帰ったあと、子どもの前でグチを言わない→「疲れた~、もう預かるの大変だった」など子どもは聞いており、悲しい気持ちになります。・友達とわが子を比べない→「○○ちゃんはもうこんなことができるんだね」など褒めるのは良いですが、続けて「うちの子はできない……」など言うのはNGです。どんなに年齢が低くても子どもを傷つけます。「楽しく遊べて良かったね」などの言葉をかけてあげると、子どもも楽しかったと思えるようになりますし、「預かるのは大変だったけど、うちの子も楽しめたから良かった」と親も思えて、気持ちの切り替えができます。グチは、子どもがいないときに、夫や実親など信頼できて話がもれない人に話すようにしましょう。●おわりに友達とはいえ、人の子を預かるのは心身共に疲れるものです。でも、聞いておくべき情報や注意点があるだけで危険を回避することができますので、子どもを預かる側になるときは参考にしていただければと思います。【参考文献】・『子どもの病気がよくわかる本』大澤真木子・著●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)●ライター/桜井涼
2017年10月04日こんにちは、ライターのNANARUKAです。お子さんが小学校に入学すると増える心配事のひとつとして、子どものお留守番をどうするかということがあります。積極的に子どもを一人きりにしようと思わずとも、学校内活動や習い事など、子どもが一人で行動する時間が増えれば、 仕事やきょうだいの送り迎え、日々の用事など、多かれ少なかれ子どもを一人で置いておかなければならない場面に遭遇することもしばしばです。ネットやTVなどで、さまざまな事件や防犯の知識は耳にするものの、住んでいる地域や環境によっても対策は異なり、実際には全く違った問題点が見えてくることも多いのではないでしょうか。そこで今回は、小学生以上のお子さんをお持ちのママさん方に、「子どもに初めてお留守番させたとき」「子どものお留守番中に困ったこと」「子どもが不安を感じないための工夫」などをインタビューしました。何がきっかけで、どんな問題があったのか……などの体験談を知ることで、予測や解決策などを考えるきっかけにしてみてください。●子どものお留守番デビューは小学生。「徐々に慣らすべき」との声多数!『1年生から学童クラブに入っていましたが、学年が上がると習い事の日数が増え、私の仕事復帰もあったため、3年生で学童クラブを辞めてお留守番生活に。お互いの安心のために子ども用の携帯電話を持たせましたが、不安なことがあると何十回でも電話をかけてくる ので仕事中のこちらも困るし、出てもらえないと娘はさらに不安を募らせ、私が帰宅すると泣いている日もしばしば……。いくら携帯を持っていても最初から一人きりで長時間は無理だと考え直し、可能な範囲でおじいちゃんやおばあちゃんに家に来てもらうことにしました。そのうち自分から「もうひとりでも大丈夫」と言ってきたので、こちらも安心して留守番を任せられるようになりました。その後も定期的に防犯対策を話し合い、意見交換をするなどして、娘の不安はつねに取り除く ようにしています』(39歳/3年生女の子のママ)『私が近くのコンビニに買い物に行く間の、数分間程度の留守番は幼稚園のころから何度かさせたことがありましたが、臆病な娘は短時間でも一人きりになることをいつも嫌がっていたので、小学校入学後も、私は娘の下校までには必ず家に戻るようにしていました。しかし、娘が3年生になった際に私がパートに出ることになり、シフトによっては私の帰宅が娘より遅くなることも。そこで娘とよく話し合い、緊急時の対処や来客時の約束などを決め、最初は週に1、2回、30分程度のお留守番から始めました 。固定電話の扱いも教え、時間を決めて電話をかけ合うなどしながら少しずつ慣らし、4年生になった今では週4日は5時まで働けるようになりました』(40歳/小学4年生女の子のママ)『最初は嫌がっていたものの、2か月も経つと、お友達の家や公園にどんどん出かけてしまうようになり、薄暗くなってから私が帰宅しても家の中は空。どこで何をしているのか、何時に帰ってくるのかもわからない日が増えました。気ままに遊び、帰宅後は宿題もしないでテレビの前でゴロゴロ。これではダメだと思い、夫婦で話し合い、お友達の意見も参考にするなどして本人とも時間をかけて話をし、約束事を決めて 軌道修正しました。小学生なんてまだまだ親が管理しなければいけない時期。周りの意見をよく聞いてみて、放っておきすぎたと反省しました』(42歳/5年生男の子のママ)これらの体験談から“お留守番”とは、いつかは経験することではあるかもしれません。けれど、大人の都合で何の前置きもなく、ある日突然に一人きりにさせる、ということは避けるべきでしょう。それまで何の予備知識や経験のない子にとって、「○時まで待っててね!」「インターホンが鳴っても知らんぷりしておいて」「電話が鳴っても出なくていいからね」「地震が来たらテーブルの下に隠れるのよ」などと一気に言われても、すんなり頭に入るわけがありません。かえって不安や恐怖の気持ちが増大し、非常に大きなストレス となって心に残ってしまうかもしれません。「もう○歳なんだから一人で留守番できるでしょ?」「お友達もみんなお留守番してるんだから」……というのは理由になりません。その子なりの成長や経験を見極め、不安を取り除くことから始めましょう。最近では“子どもの防犯”をテーマにした教育番組もあるので、子どもと一緒に見て参考にしたり、意見交換したりするのもよいですね。●声を大にしては言えないけれど……。早いデビューの声も続々『上の子が幼稚園に通っていたときのお迎えは毎日2時半でした。その時間、午前中に公園遊びや児童館で遊び疲れた下の子はお昼寝の真っ最中。入園したばかりのころは毎日起こしてお迎えに連れて行っていましたが、当然機嫌が悪くてグズりっぱなし。暑い日や寒い日、雨降りの日にもよく泣きわめかれ、相手をするのも大変だったので、その後ちょくちょく、下の子がお昼寝しているときは家に残して出る ようになりました。玄関までの廊下に出られないようにリビングに柵を設置し、危険なスイッチ類に届かない工夫をするなど安全対策は十分なつもりでも、家に戻るまでは気が気ではありませんでした。そのうち、成長とともにお迎えへも連れて行けるようになったので、一時的なものでした』(35歳/1歳男の子、5歳男の子のママ)『3番目の末っ子は現在4歳ですが、今季夏休みの間、上の子2人の習い事の送り迎えが多いときには1日に何度もあったので、家に一人で待っていてもらうことが多かったです。とはいえ、留守中に災害が起きたり思わぬ事故が起きたりすることを考えると、できれば一人にはしたくありません。そのため、お昼寝後におやつとトイレを済ませ、お気に入りのテレビをつけたのち、30分間を限度 に用事を済ませたら大急ぎで戻っていました』(40歳/11歳女の子、7歳女の子、4歳男の子のママ)最悪の事態を想定しつつ、罪悪感を抱きながら少しの時間に限ってお子さんを家に置いているというママさんも多いようですが、どんなに注意を払って予測していても、時に子どもの成長は思いがけない行動を引き起こす、ということも決して忘れてはいけませんよね。“踏み台を使って高い場所にある物に手を伸ばすようになった”、“押す、引く、だけでなく、回すこともできるようになった”……。そんな、本来喜ばしい子どもの成長が悲しい事故を引き起こす ことになってしまわないように、せめて小学生になるくらいまでは、どんなに大変でも一緒に行動した方がいいのかもしれません。●お留守番の子どもには“書き留める”が一番。賑やかな演出で不安も払拭!最後は、子どものお留守番を安全に、円滑に進めるためのアイデアを伺いました。それぞれの家庭で、その子に合ったさまざまな工夫をしているようです。『言い聞かせても忘れ、ささいなことで不安になるのが子どもだと割り切って、チャイムや電話が鳴った場合、地震が起きた場合など、さまざまなシチュエーションを想定して対処を箇条書き にして子どもの目線の高さに貼っておきます。その内容を元に「さらにこんなときはどうする?」「こうなった場合はこうしてね」と会話をし、複数の連絡先も記しておけば、いざというときに子どもも慌てたり困ったりしなくて済みます』(44歳/5年生男の子、2年生女の子のママ)『子どもにお留守番させる日は、いつも寝室に置いてあるぬいぐるみたちを黙ってリビングに置いておき、おやつも多めに。お気に入りのDVDやゲームも自由に使えるようにテーブルに並べておきます 。以前「ぬいぐるみさんたちも一緒なら寂しくないでしょ?」と聞いたとき、「そんなのいらない。一人で大丈夫だもん!」と強がっていて逆に心配になったので、不安になったら何も言わずに置いておくようにしました』(33歳/2年生女の子のママ)『事前に約束事を決め、その約束どおりできるだけ自分で考えて行動するように言いますが、もしものときのために、両親、おばあちゃん、学校、近所のお友だちの電話番号を一覧にして貼っています。一人きりではないという安心感 につながっているようです』(38歳/4年生女の子のママ)わが子の安全を確保することは親にとって当然ですが、特にお仕事をお持ちのママさん方にとっては子どもの時間に合わせてばかりもいられず、悩ましい問題ですよね。私たち親世代が子どもだったころと比べると、環境や社会情勢も大きく変わっています。過去の常識にとらわれず、現在の事例や傾向をよく理解したうえで、冷静に柔軟に対策を考えたいものですね。次第に日が短くなっていくこれからの季節、改めて家族みなさんで話し合ってみてはいかがでしょうか。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年09月27日子どもが小さいときは『いないいないばあっ!』や『えいごであそぼ』などでお世話になっていたNHK Eテレ。子どもの成長にともなって視聴の機会も減るかと思いきや、実は子どもが小学生になった今でも、楽しみに見ている番組がいくつかあります。独創的でユーモアがあって、つい目が離せなくなる。今回はそんな遊び心あふれる番組を3つご紹介しましょう。親子で楽しめるものばかりなので、おすすめです!CGは使いません! やってみることに価値がある『大科学実験』科学の楽しさと奥深さを届けるために、けたはずれの実験検証をする『大科学実験』。この番組の特徴は、実験映像にコンピューターグラフィックスを一切使わないところです。あくまでも「実際にやってみる」ことにこだわりをもち「え、そこまでやる…?」とこちらが戸惑うほどの大がかりな実験を目にすることができます。「一体、最後はどうなるの?」「もう科学とかどうでもいいから、とりあえず成功しますように…」とハラハラしたり、息をのんだりして見守らざるをえない、そんな番組です。「自分が見たいがために子どもを誘っている」なんていうパパさんもいるよう。実験監修をしているガリレオ工房は、過去に福山雅治さん主演で放送された超常現象解決ドラマ『ガリレオ』や、映画『容疑者Xの献身』などの実験監修も行ったNPO法人。わかりやすくエンターテイメント性の高い実験が得意なガリレオ工房あっての『大科学実験』なのかもしれません。アンティークな世界観がツボな『ムジカ・ピッコリーノ』子ども向け音楽エデュテイメント番組『ムジカ・ピッコリーノ』の魅力は、なんといってもアンティークっぽい映像と音楽がおりなす世界観です。人々から忘れられてしまった「ムジカ」という音楽や楽器が怪獣「モンストロ」となってさまよう…という説明文だけではまったく想像のつかないストーリーですが、キャストが着ているクラシックでレトロ感あふれる衣装や、クオリティの高いライブシーンなど見どころが多い番組です。その独特な世界は、小さなお子さんでは好き嫌いがわかれるところですが、音楽への興味を探る意味でも親子で見てほしい番組です。登場人物の一人、高い歌唱力とギター演奏をみせるヒロイン役の斎藤アリーナちゃんは、連続テレビ小説『あまちゃん』でベロニカとしても出演。シーズン3、4ではメトロン号の乗組員ゴンドリーとしても出演していたゴンドウトモヒコさんが、音楽制作を担当。コンピューターと管楽器による独特なスタイルで、Yellow Magic Orchastraをはじめ、Love Psychedelico、The Beatniksなど多くのミュージシャンの音楽活動に参加している異色の経歴の持ち主です。 耳から離れないメロディと奥深い歌詞に注目『びじゅチューン!』「モナ・リザ」や「ヴィーナスの誕生」、「サグラダ・ファミリア」など世界中の美術作品や建造物をオリジナルソングとアニメにのせてお届けするのが美術エンターテイメント番組『びじゅチューン!』です。作詞・作曲・アニメ・歌すべてを手がけるのは、映像作家の井上涼さん。彼の“目のつけどころ”に子どもも大人も心をわしづかみにされ、テーマとなった作品を「見てみたい!」と思わせる力はすごいの一言。目に入ったその瞬間から「なに、これ」と釘づけになる脱力系ゆるっとアニメと、耳から離れない歌の中毒性はかなり高め。「子どもがどハマりして、いつのまにかわたしも家事の最中に口ずさんでいる」というママもおり、親子そろって虜になる人が続出しているようです。わたしのおすすめは、パーティードレスを美しく着こなすためにトレーニングにはげむ「鳥獣戯画ジム」という作品。何回見てもにやけてしまうし、ノリノリに歌えて楽しいです。ほかにも「見返りすぎてほぼドリル」「プロポーズはラスコーの洞窟で」など、ストーリー性を感じる歌のタイトルから、すでに心ひかれてしまう作品が満載です。教育番組でありつつ、挑戦的なバラエティ要素も感じるEテレの番組ラインアップ。これからも期待が高まります。ぜひ皆さんのお気に入りをみつけてくださいね。<参考>・ 『大科学実験』 ・ 『ムジカ・ピッコリーノ』 ・ 『びじゅチューン!』 ・ ゴンドウトモヒコ『愚音堂』 ・ 『井上涼オフィシャルサイト』
2017年09月05日こんにちは。ママライターのamuです。娘も高学年になり、交換日記をしたり子どもたちだけで遊びに行ったりすることも多くなりました。幸い、大きなトラブルに巻き込まれることなく平穏な毎日を送れているようですが、女子同士の喧嘩を目の当たりにし、 他のグループの子と遊びづらい、キツい言い方をする子がいるなど困惑する瞬間もあるとのこと。ちらほら仲間はずれの噂を耳にすることもあります。もし、わが子が友達と喧嘩したり嫌なことをされたりしたら、どうしたらいいのでしょうか?そこで、ママ友や5年生女子に話を聞いて、どんな対応をしたらいいのか考えてみることにしました。●(1)楽しい気持ちに変えてほしい『そのことを考えると嫌な気持ちになるから、あれこれ聞かれるより楽しい話をしてほしい』(小学5年生の女の子)話を変え、気分を変えさせてほしいとのことです。根掘り葉掘り聞いて、さらに怒られたりするともう話したくなくなるようです。母親としては心配だから、取り調べのように聞いてしまいたくなりますよね。でも、せっかく話してくれたことを尊重して、聞き役に徹し、最後は笑顔になれるように導けたらいいな と思います。夕飯のメニューを一緒に考える、今夜一緒に見れそうなテレビ番組を探す、おもしろ動画を見る、休みの娯楽の予定を立てる、などもいいかもしれません。●(2)一緒に怒ってほしい『娘が友達からひどいことを言われて怒っていたときに、娘以上に怒ってその子のことを悪く言ってしまった。そしたら、「でもあの子もこういういいところがあってね」とかばい始めて、結果それで溜飲が下がったみたい。時には共感して一緒に怒ることで、冷静になれることもあると思う』(30代/小5女の子のママ)大変だったねと優しい共感も大切ですが、自分の気持ちを代弁して怒る姿を見ることですっきりできるなら、それもいいですよね。ただ、やってはいけないのは、相手の親子に対してその怒りをぶつける こと。よっぽどのときはもちろん言うべきですが、ちょっとしたことならやんわりだとしても言わないのがベター。気まずいのは、登校する子どもたちです。それよりも、親はいつでもそばにいて、戦い、味方でいてくれるということをきちんとわかってもらえることが大切だと思います。●(3)具体的なアドバイスがほしい『なんで嫌なことを言うのか、なんで喧嘩になってしまったのか、どうすればよかったのか、さっぱりわからないときがある。そういうときにどうしたらいいのか教えてくれるママだったら頼れると思う』(小学5年生の女の子)大人から見れば単純で簡単なことでも、子どもからしたら、なんと言えばいいのか、どう行動すればいいのかわからないという場面ってたくさんあると思います。たとえば、正しいことを言っているのに「違うよ」「バカなの?」と言われたとき、「違わないよ」「バカっていう人がバカだし」などと言い返したら言い合い必至ですよね。でも、もしそこで“そーなんだと言ってその場を去る”というスキルを身につければ、言い返すよりも相手に「まずかったかな?」と思ってもらえるかもしれません。こちら側も、そばにいるとイライラするので離れるほうが賢明 。嫌なことを言われたとき「あ、トイレ行ってくるねー」と逃げるのも手。逃げるは役に立つんです!もしくは、「あーバカかもね」というセリフもいいと思います。相手がそれ以上、絶対何も言えないセリフなので。そういうのを、マニュアルのように機械的に言って流すほうが大人なんだよと言っておけば、ストレスをそこまで感じることなくやり過ごせるのではないでしょうか?また、小学生のときの人間関係やキャラクター、立ち位置なんて永遠ではないし、全くアテにならないこと。小さなことで悩むのはもったいないし、それより気の合う友達との関係を大切にしようと伝えたいですよね。そして、いよいよガマンならないことがあったとき、親のことは気にせず、はっきりズバッと言い返して喧嘩したっていいからね、尻拭いはしてあげると伝えていきたいと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年08月19日お子さんが小学生になり、お小遣いの導入を検討しはじめたお母さん。今あるお小遣い制度の見直しをしたいお母さん。今回は50人のお母さんに聞く、お小遣い制度のメリット・デメリットをご紹介します。ぜひ、このアンケートからお子さんに見合った渡し方を探してみてください。前編では、子どもにお小遣いをあげている家庭の割合や月額、与えはじめた学年といった点に着目して、小学生の小遣い事情について見てきました。【小学生の小遣い事情・前編】はこちらから後編では、何をきっかけにお小遣い制度を導入したのか、お小遣いで買ってよいものには何を含むのか、という点に迫ります。最終的に、主婦の皆さんはお小遣い制度についてどんなメリット・デメリットを感じているのか、ご紹介していきます。お小遣いのあげ方について迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。■目次1.お小遣い制は“お金の運用の勉強”になる!?2.お小遣いの使い道は何でもOK?2.賛否両論。子どものお小遣い制についてまとめ1. お小遣い制は“お金の運用の勉強”になる!?前編で、お小遣いをあげはじめるきっかけや金額について、次の4つのパターン分けができると言及しました。・親判断=学年を考慮・友達との関係性=子どもの友達付き合いを考慮・運用=貯金の仕方や、上手なお金の使い方を覚えさせる・ご褒美=テストの結果や、お手伝いの報酬とする世間では、どのパターンが最大となるのでしょうか。グラフで見ていきましょう。【お金の運用の勉強】■「お金という存在に早いうちから慣れてほしかったからです。最初は100円だけでも、それで何が買えるのか、という学習できるので」(30代・主婦)半数に近い家庭が、貯金やお金の計算、買うものの選択を学べるように、お小遣い制度を導入していると回答しています。未就学児ではなく「算数を学ぶ小学生からお小遣いを」という理由が多く見られました。ママ・パパに何を買うか相談させる、という家庭も少なからずありました。【友達との関係性】■「まわりがお小遣いをあげはじめたころに、友達と出かけたりするようになってきたので、まわりにタイミングをあわせた」(40代・パート)次いで多かった回答が、子どもの友人と足並みをそろえたというもの。子ども同士で買い物をする経験も大事ということでしょう。子どもだけでお金を使わせても大丈夫、という信頼ができれば、お小遣いをあげるようになるようです。【ご褒美として】■「お手伝いをしたらシールを1つ貼り、月末にその数の分だけお小遣いが貰えるようにした」(30代・主婦)1割にも満たない少数派ですが、ご褒美やインセンティブとしてのお小遣い制度を導入している家庭も。定額のお小遣いを与える前段階として、お金を使う練習をするためにご褒美制にしている、という回答もありました。2. お小遣いの使い道は何でもOK?では、お小遣いをもらった子どもたちは、何を買っているのでしょうか。そして、親御さんはその買い物についてどう考えているのでしょう。【遊び道具】■「食べ物と本は、まだ親支払いということにしているため、おもちゃがメインのようです」(30代・正社員)■「夕飯が食べられなくなるので、おやつは勝手に買わない約束にしていました。好きなおもちゃなどを買っていました」(50代・主婦)子どもたちにとって誘惑の代表であるおもちゃ。主婦の皆さんは、「限られたお小遣いのなかでやりくりしてくれるなら」とおおむね好意的にうけとめているようです。たくさんあるおもちゃから、欲しいもの・我慢できるものを自分で考える力もつく、といった意見も見られました。【おやつ】■「おもちゃや本などは親などが買ってあげることが多いので、ほとんどおやつ代になっています」(40代・主婦)■「あまり自分からお金を使いたがらないので、お菓子をかわせます」(20代・主婦)子どもの必要なもの、欲しいものは基本的に親が買ってあげている場合、どのようにお金を使うことを学ばせるのがよいのでしょう。その手段として選ばれたのが、おやつです。上記のようなコメントもありますが、お小遣いの金額的にお菓子以外のものは買えない、という方もいました。【交際費】■「主に欲しいものは友達の影響が大きいと思う。一緒にコンビニや駄菓子屋に行ったり、同じゲームをやったり、マンガを貸し借りしたり。友達付き合いには必要なお金もあると思う」(30代・主婦)放課後の買い食いを好意的に受け止めている、というよりは、友達との付き合いを大事にさせている、という印象を受けます。なお、少数ではありますが選ばれた“学用品”。これは、消耗品である日常使いの文房具のことではなく、コレクションとしてのかわいい文具のことを指していました。3. 賛否両論。子どものお小遣い制についてこれまでお小遣いは、“お金の運用”や“友達の関係性を大事にさせる”面を持つ、とご紹介してきました。ですが、前編でご紹介した通り、お小遣いを導入していない家庭もあります。最後に、お小遣い制度についてのメリット・デメリットについての声をまとめていきましょう。【賛成】■「『お金は大事だよ』と伝えるだけではどう大事なのか学べないから、自分でキチンと管理することはメリットがあると思う」(20代・主婦)■「自分でお金の管理をし、親の価値観以外の所でモノを買う事を始める事で、徐々に自分の考えというものが成長する気がします」(40代・主婦)【反対】■「お金は働いて手にするものという感覚を身に着けてほしいが、お小遣いはもらえるものと思ってしまっている」(40代・主婦)■「お金を持っていると不要なものを買ったり、友達とぶらついてたむろする機会を多く与えたりすることになりかねない」(50代・主婦)【その他】■「大人でもお金の価値観は違うので、家庭によって違うと思います。モラルもしっかり教えるべきです」(50代・個人事業主)子どもの自立心を認めるかどうかによって、賛成・反対と意見が変わってくる印象です。たしかに子どもだけで入れるお店もたくさんありますし、子どもがお金のトラブルに巻き込まれる話も耳にしていることでしょう。大事なのは、お子さんと家庭でしっかりと話し合うことではないでしょうか。まとめ前編・後編にわたり、小学生のお小遣い事情についての声をまとめてきました。お小遣いを与えている家庭もあれば、与えていない家庭もある。額や、お小遣いで買わせるものもさまざま。ですが、どの家庭でも“自分の子どもとお金の付き合い方”を考えた上で、お小遣い制の導入の可否や、システムを決めています。ぜひ、ご家庭のお子さんの成長、がんばり具合を見ながらゆっくり考えていただければと思います。その際は、このアンケートの結果が少しでもお役に立ちますように!アンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年08月05日今や、“子どもがいない=欲しいけれど子どもができない”という人たちばかりではなく、子どもをあえて作らないという“選択子なし”の夫婦も多いものです。わが家もまさにそう。しかし、“選択子なし”夫婦を不自然だと感じる人たちも未だにいるようで、「どうして子どもを作らないの?」「子どもがいたら楽しいのに」「夫婦二人だけじゃ老後が寂しいよ」などと余計な言葉をかけてくることもあります。当人にしてみたら、まさに余計なお世話。夫婦の問題なので他人にとやかく言われる筋合いはありません。でも、あまりに周りが子どもを持たないことに対して過剰に反応してくると、「子どもがほしいと思わない私たちってそんなにおかしいのかな?」と思ってしまうことも……。女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』では、私と同じような不安を抱く女性が立てた『子供を作らなかった理由』というトピックスが盛り上がりを見せています。●計画的に子どもを作らなかった理由、その本音と建前とは?トピ主さんは、昔から子どもが欲しいという欲求がなかったとのこと。結婚しても子どもが欲しいと思わない自分に戸惑いを感じ、心療内科を受診したものの、心に変化は訪れず。夫婦で話し合い、計画的に子どもを作らなかったといいます。しかし、友人や知人には詮索されたくないため、表向きは「欲しいんだけど授からなくて」と言っているそうです。そんなトピ主さんは、病気などから諦めたということではなく、自分と同じように最初から計画的に子どもを作らなかった夫婦に対し、子どもを作らなかった理由について本音と建前を教えてほしいと呼びかけています。この呼びかけに対し、ポジティブな理由とネガティブな理由、両方の意見が続々と寄せられていました。●ポジティブな理由『単純に欲しいと思わなかったから。母親になる自分がイメージできなかった。けしてネガティブな発想ではないつもり』『夫婦二人で十分過ぎるほど楽しいから』『二人だけののんびりまったりした時間が好きだから』『単純にいらないから』『母親になりたいと思わなかった。今のところ私は間違っていなかったと言い切れる』『金持ち、高学歴ほど子どもを作らない』『いたらいたでいいけど別にいなくてもいいかなーと思って結局いない』『仕事や旅行に忙しくて子ども産んでる時間なんかなかった。でも全く後悔してないや。産んでたら今の生活は出来てないから』など、トピ主さんと同じように「特に子どもが欲しいと思わなかったから」という人が多いようです。確かに、仕事や趣味が充実していたり、夫婦二人だけで十分楽しかったりすると、子どもの必要性を感じなくなってしまうケースも多いんですよね。お金も時間も自分のために使えるため、子どもを産まなかったことに後悔していないという意見も多数ありました。●ネガティブな理由『母親になる自信がなかった』『「赤ちゃん」や「子ども」が好きではないから。友達の子どもでもかわいいと思いませんし…』『親の愛情知らない。だから子どもに愛情のかけ方分かんない。なので産まない』『金銭面が不安で。生まれてきた子どもに不自由な思いをさせたくなかった』『自分の子どもにまでブスで苦労する人生を味あわせたくなかった』『優れた遺伝子を持たない自分が子どもを産むと、子どもに地獄を見せてしまうことになる』『日本に生まれても年寄りにたかられて、税金払っていかなきゃで可哀想だから』など、ネガティブな理由から子どもを作らなかったという人も少なくありませんでした。建前では「子どもが欲しいと思わない」と言っていても、実は本音は「子どもが嫌い」という人も多いようです。しかし、この本音を言ってしまうと人格を否定されてしまう恐れもあるので、なかなか言えませんよね……。----------計画的に子どもを作らなかった理由は、人それぞれ。前向きな理由の人もいれば、そうではない人もいます。けれど、どちらであれ子どものいない夫婦に共通している思いが、「いい加減、子なし叩きはやめてほしい」「自分の人生なのだから、自分で自由に選択させてほしい」ということです。個人的にも、日本の将来や人口問題を考えると多少「申し訳ないな」という気持ちもありますが、子どもを持たないという選択を認め、尊重してもらえる世の中に早くなってほしいなと思います。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年07月30日子どもに人気の習い事といえば、水泳・ピアノ・野球・バレエ…。そんな人気の習い事にも、子どもの序列やママ友間のトラブルなど、思わぬ苦労や悩みもあるようです。長く習わせているママ、自分もその習い事をしていたベテランママたちに実情を聞いてみました。今回話しを聞いたママたち・水泳:Aさん(8歳長男、5歳次男、2歳三男、ゼロ歳長女のママ。自身も水泳歴あり。長男は水泳歴8年で選手コースに在籍、次男は幼児コース、三男はベビーコースに在籍)・ピアノ:Bさん(6歳長女のママ。現在も夫婦でフルートを吹いている音楽一家。長女はピアノ歴4年で、現在は大手音楽教室の個人レッスンコースに在籍)・野球:Cさん(10歳長男、6歳次男のママ。長男は野球歴5年。パパもコーチとして参加。最初は興味がなかったママも現在はすっかり野球少年の母)・バレエ:Dさん(15歳長女、8歳次女のママ。自身はバレエ講師。長女は受験のためバレエは卒業、次女はバレエ歴6年)習い事を始めるのに何が必要?初期費用はいくらくらい?【水泳】一般コースなら、短期からの入会で水着、キャップ、バッグがプレゼントされることも。キャンペーン期間中などのタイミングによってはお得に入会できます。【ピアノ】趣味で始めるなら電子ピアノを買っておくとよいです。ヨドバシカメラやビックカメラなどに置いてある5万円程度のもので充分(キーボードは鍵盤の数が足りないし、姿勢も悪くなるので不向き)。習い始めた時点でピアノを持っていないと、先生オススメのもの(最低20万円くらい)を買わされることも…。【野球】最初に必要なのは、ユニフォーム、練習用白ズボン、ソックス、ストッキング、チームキャップ、アップシューズ、スパイク、バット、グローブ、リュック(バットが入れられる物)、スポーツジャグ(容量が大きく真空断熱の水筒)。トータルで3万〜5万円くらい。【バレエ】レオタード、バレエシューズ、タイツが必要。こだわりや教室の指定がなければネットでスターターセットとして5000円程度で購入できます。老舗の専門店のものだと3点で1万5000円くらい。シニョンを作るためスタイリング剤も必要。上達してから履くようになるトゥシューズは1足約1万円。週1回の使用で半年〜1年くらいもちます。週4・5回通って本気で踊るようになると3日〜1カ月でダメになる場合も。ケアをしながら工夫して履かないと破産してしまいます!その習い事を始めてみて、不満や問題はある?【水泳】ステップが細かく分かれていて4泳法を習得するのに時間がかかる。「親としては、背泳ぎはいいから平泳ぎをマスターして欲しい」など希望があってもそのとおりには進めません。バタフライまで合格しても、あまりキレイには泳げていないような…。やはり選手コースまで行かないとサマにならないのかな…?【ピアノ】防音・密室での個人レッスンの場合、男の先生だと気になることも。家でも練習させなければいけないけれど、学校の宿題同様やらせるのが大変。次第にイライラしてくるし、つい口出ししてしまって、親も子どもも楽しくなくなります。子どもが練習をしている間は、“見ざる言わざる聞かざる”を徹底しています。【野球】野球の練習は毎週土日の8時〜17時まで。お弁当持参。毎週付き合わされる弟はかわいそうだし、家族でどこかに出かけることもほぼなくなりました。兄弟が土日に他の習い事をしていたりすると、家族は完全に別行動ですね。また、1日外にいてクタクタに疲れて帰ってきた後での泥だらけのユニホームの洗濯がツライ!浸け置き、手洗いをした後にようやく洗濯機に入れられます。【バレエ】お姫様のようなチュチュを着て華麗に踊るのに憧れて入会したけれど、実際は入念なストレッチ、地道なバーレッスンの繰り返し。子どもは飽きたりふざけたりしてしまいます。シニョンを作るため髪を一定の長さに保ったり、日焼けをしないようにも気を使います。月会費の他にもお金がかかる?【水泳】進級テストを競技会形式で実施しているスクールの場合、検定料(テストを受けるためのお金)がかかります。合格すると新しい色のスイミングキャップを買わなければならないことも。選手コースに進むとさらに大変!プルブイ、フィン、セーム、チーム指定水着、チーム帽子、チームTシャツ、チームユニホーム、チームパーカー、指定バッグ、練習用バッグを最初に購入します。その他、練習用の競泳水着数枚。トータルで5万円くらいでしょうか。大会に出る場合は公認水着が必要。種目によってその泳ぎに適した水着に替えるので複数枚購入しますね。1枚あたり、男子用5000円、女子用8000円くらい。他に選手登録やスポーツ保険代を支払います。大会会場が遠い場合、交通費もかかりますし、合宿や強化練習も別途必要。「ほぼ裸だから、お金はかからないでしょ?」と言われますが大間違いです!【ピアノ】発表会が1年に1回あります。出演料1万円。衣装は安くてかわいいものを自分で探します。ほかに業者が撮影したビデオや写真の購入をします。【野球】市の補助がある少年野球チームに在籍しており、そこまでお金はかかっていません。【バレエ】なんと言っても発表会!1曲いくら、という計算です。低学年だと2曲くらい踊るとして、衣装代込10万〜13万円。外部に舞台メイクを頼む場合、プラス3000〜5000円。ロビーなどに飾るお花代と先生へのお礼として5000円程度を母の会が集金。スクールのオリジナルTシャツを作る場合も多く、1枚2000〜3000円(これを着て当日お手伝いをしたり、楽屋に入る際に保護者であることが明確になったりします)。撮影は基本的に不可なため、DVDや写真も後日購入します。上手な子でパ・ド・ドゥ(男性と踊る)の場合はプラス10万〜12万円。発表会後には先生と、一緒に踊ってくれた男性に個人的にお礼をお渡しします。子どもの序列やママ同士のいざこざがある・・・?【水泳】選手コースの序列はタイム順!練習でも常にタイム順に並ぶシビアな世界ですよ。選手コースに入ったばかりの頃は口をきいてくれなかったママたちが、子どものタイムが上がってくるにしたがって優しくしてくれるようになりました。他の子のタイムや、次の大会に出るのかをさりげなく探り合ったり、ひがみ・妬みもありますね。【ピアノ】個人レッスンのため、人と比べることも他のお母さんと顔を合わせることもなく、今のところトラブルはありません。【野球】どのくらい熱心なチームなのかによりますが、野球はチームプレイ。休んでばかりの子や、ふざけている子のママに、ベテランママがチクリとクギを刺すことはあります。ただ、あまり言いすぎて相手が止めてしまうのもメンバー層が薄くなってしまうので困りもの。また、子どもだけが練習に来て親が来ない家庭もありますが、その子の水分補給や熱中症対策、ケガをした時の応急手当は他のママがすることになります。どうしても親の都合が悪い場合は仕方ないと思いますが、毎回となるとモヤモヤ…。【バレエ】芸歴と一緒で年功序列。長く習っている子が前列やセンターに立ちます。その子たちのママが母の会を取り仕切り、発表会の時には先生のサポートをします。これから習い事を始めるママたちにアドバイスお互いの話を聞きながら、「スポーツ系の習い事は親の戦い! そもそも親の目が入ると闇が深くなるのかもしれませんね…」と頷き合うママたち。小学校高学年ママからは「受験をするなら4年生から塾が忙しくなり、習い事に割ける時間も少なくなります。その頃までに子どもの特性を見極められるとよいかも」というアドバイスも。「どの習い事も、趣味にとどめておけばさほど苦労はありません。また、ここでの話はほんの一例。例外もたくさんあります。そのチームのカラーや本気度をよく見定めて入会することが大切」とのことでした。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年07月30日片思いを成就させたいと思えば、女友だちにやらないことを、彼にやってはいけません。現在交際中の人は、彼との交際を長持ちさせたいと思うのであれば、女友だちにやらないことを、彼にやってはいけません。■■彼は倒れていないから大丈夫ですたとえば片思いしている彼から返信がないからといって、焦って彼に頻繁にLINEする・・・・・・これは〇か×かといえば、×です。あなたはきっと、女友だちにそこまで頻繁にLINEしないはずです。鬼電もしないはずです。こと恋愛となると、そしてそれがなんとしても成就させたい片思いであると、人は舞い上がってしまい、つい頻繁に彼に連絡をとってしまうこともあると思います。でも、女友だちにしないことは、彼に対してもしてはいけないのです。***交際中でも同じです。たとえば彼が飲み会という名の合コンに参加しているとき、あなたが彼に何度電話しても、彼が電話に出てくれない、という状況のとき、あなたはあきらめて寝てしまえばいいのです。「もしかしたら、彼はどこかで倒れているのではないか?」などと心配して鬼電してはいけません。実際にいろんな人に話を聞いても、「倒れた結果、電話に出られなかった彼」は、存在しないのです。彼はなんらかの事由で、電話に出られないのみで、すごく元気です。■■自分を客観的に見る方法恋すれば誰だって、気持ちの温度が上がり、つい友だちにしないようなことまでやってしまいがちだろうと思います。でも、恋愛に限らず物事なんでもそうですが、どこか自分を客観的に見ることができないと、物事は成就しないようになっています。***自分を(自分の恋愛を)客観的に見ようと思えば、会話が重要になってきます。会話を楽しむことと、会話から得たい情報を得ることが大切です。相手が片思いの彼であれ、交際中の彼であれ、まずは会話をすること。LINEでもいいかと思いますが、できれば会って話をすることです。LINEでのトークと、実際に会ってする会話って、そもそも得られる情報量がちがいます。LINEで事務的に知る彼の情報に、「余計なもの」がくっついてくるのが、「会って会話をすること」です。彼の目の動き、喋り方などで、彼がホントはなにを思っているのか?ホントはなにを言いたいのかが、わかりますよね?彼と会話を楽しむことができれば、一定の満足感を得ることができるので、あなたはわりと落ち着くはずです。つまり自分を客観的に見る心のベースができます。***そして、会話からより多くの具体的な情報を得るクセをつけること。彼に対して、女友だちにもしないようなことをしてしまうというのは、あなたの妄想が先走っているからです。たとえば上の例で言うなら「彼は合コンに参加して、ほかの女子とイチャイチャしているのではないか」というのは、きっとあなたの妄想以外、なにものでもありません。彼が合コンに行く前に、彼と話をしておくと、どのような合コンなのか、参加者は誰なのか、などが見えてきますよね。彼がたとえば大学の同期との合コンに参加するのであれば、あなたはこう思うはずです。「大学の同期と久しぶりに会うのだから、彼は飲み会に女子がいても、きっと男子と主に喋って男どうしの時間を楽しんでいるのだろう」などと。具体的な情報を得ることができれば、人はわりと冷静でいられます。すると自然と、女友だちにしないことは、彼にだってしてはいけない、と思えてきます。冷静と情熱の間を行ったり来たりしながら、恋愛を楽しんでください。(ひとみしょう/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年06月29日こんにちは。ライターのNANARUKAです。先日、長男5歳のお友だちが数名、初めてわが家に遊びに来たのですが、男児のパワフルさをまざまざと見せつけられたひと時でした。来てしばらくは家中を走り回り、落ち着いて仲良く遊んでいたと思ったら、今度はケンカ。それでもまだまだエネルギーがあり余っているようで、高いところを見つけてよじ登っては飛び降りるの繰り返し。さすが、男の子のパワーはすごい!そして坊やたちが帰ったあとには、ひと息つく間もなく、さまざまな“置き土産”に脱力 するのでした。そんな経験、うちだけではないはず……。ということで尋ねてみると、同じような“お友だちが帰ったあとのビックリ体験談”をお持ちのママさん方が複数いらっしゃいましたので、対処法と合わせてご紹介します。●(1)まるで小動物!? 溜め込んだゴミがワッサー!『小学1年生の長男のお友だちを初めて家に呼んだとき。子どもたちはみんな嬉しさからはしゃぎっぱなしで終始家中を動き回っていました。私も気付いたときに散らかったおもちゃを片付けたり、落ちているゴミを拾ったりはしていたのですが、夕方、みんなが帰ったあとに掃除をしていてビックリ!3人掛けソファの下から、お菓子の食べカスから包み紙、鼻をかんだティッシュや折り紙の失敗作、ミカンの皮から消しゴムのカスまで、あらゆるゴミが出てくる出てくる。子どもたちが自分でゴミを捨てられるようにでっかいゴミ箱をすぐそばに置いておいたにも関わらず、わざわざそこに隠されたゴミの山 ……。やはり子どもは何をしでかすかわからないなぁと実感した瞬間でした』(38歳/6歳男の子・3歳男の子のママ)●家遊び中の散らかり、ゴミ溜めを防ぐには・子どもたちには事前に「ゴミは絶対にこのゴミ箱へ!」と指示しておく。・ひとつの遊びが終わったら道具やおもちゃをしまい、出たゴミを片付けてから次の遊びに移るように声かけをする。・解散時間が近づいてきたら、全員で後片付け、簡単な掃除 をする。●(2)ヒェッ! 0歳児の豪快な落書きに絶句『5組の親子を呼んでわが家でランチ会をしたときのこと。その場に子どもは幼児6名の他に乳児が3名いたのですが、ママたちがおしゃべりに夢中になっている間に、上の子たちのお絵描きに下の子たちも参戦していて、気付いたらソファのあちこちに真っ赤なペンによる豪快な落書きが!水性ペンだったことが幸いでしたが、ソファカバーとクッションカバーを全部外し、夕方から洗濯機を3度も回すことに。しかも翌日が雨だったため、なかなか乾かず不便でした。そして、さらに数日経ったころ、いろんなところの壁や家具にもちょいちょい落書き を見つけました。描かれた場所の低さから乳児3人の誰かだと思いますが、目を離してしまった自分の責任だと反省』(33歳/4歳女の子・1歳女の子のママ)●子どもによる落書きや汚損を事前に防ぐには・小さな子が来る際は、ハサミやペンを手の届かない場所へ移しておく。・クッションや座布団、ラグなど、汚されて困る物は出しておかない 。・ソファは布やマットを被せてカバーし、広い壁面には模造紙を貼ったり、手前に物を置いておいたりしておく。●(3)“トイレ掃除”の置き土産!?『わが家には幼稚園児、小学生、中学生がいるのでそれぞれの友だちがよく遊びに来ますが、幼稚園児と小学生は両方男子なので、その友だちが集合した日はトイレがすごいことになってしまいます。お友だちと夢中になって遊んでいるとトイレに行くのも忘れたり、限界まで我慢してしまうのか、「もれるー!」と叫びながらトイレにダッシュし、またすぐに遊びたい一心で出るときも大急ぎの様子。そんなだからか、まぁ飛び散るわ、流し忘れるわ(笑)。先日も、子どもたちが帰ったあとのトイレを見てビックリ!「どうしたらこんな場所まで汚れるんだろう?」と不思議になるほど、便器、フタ、壁までビショビショ 。いつも子どもたちが帰ると夕飯準備の前に、まずはトイレ掃除です!』(44歳/14歳女の子・10歳男の子・5歳男の子のママ)●子どもによるトイレ汚れを軽減するには・小さい子には我慢しないようにトイレを促し、一緒に行って手伝ってあげる。・男児用の“命中シール ”を便器内に貼っておく。・便器や便座などに貼って使う尿汚れ防止グッズ を活用する。----------いかがでしたか?筆者にも、汚されたり壊されたりした苦い思い出がありますが、今では「子どもは必ず汚すもの、失敗するもの」と割り切り、できることは先手を打って防いでいます。そうすることで、後始末も格段とラクになりますし、もし失敗されても気分が違います。また、自分の子がよそのお宅へ伺った際に同じことをしないように伝えておくことも大切です。せっかくの楽しい時間、子どもを叱ったり後悔したりすることをできるだけ避けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/いちご姫(いちごショートくん)、神山みき(れんくん)
2017年04月24日ランドセルにデスク、教科書、文具…などなど、子どもが小学生になるタイミングでは必要なモノも増えます。限りあるスペースにどうやって収納するか、迷っている方がいらっしゃるかもしれません。そこで、この春新1年生になるお子さんがいるお片づけのプロ、本田和さんのご自宅におじゃまし、子どもが使いやすい&片づけやすい学用品の収納方法を実際にお見せいただきました。お話をうかがったのは…本田和(ほんだ・かず)さんパーソナルスタイリングサロン「 フルリール 」主宰。整理収納アドバイザー1級、ルームスタイリスト1級。自宅を開放してのお片づけセミナーや、骨格、パーソナルカラーに基づいたパーソナルスタイリングを手掛ける。6歳、4歳、2歳のお子さんのママ。まねしたいアイディアがたっぷりです! ■リビング学習をすっきり!初めてお子さんが小学生になるにあたり、本田さんがまず考えたのが勉強をどこでするか。子どもたちは、家ではほとんどをリビングで過ごすことと、先輩ママのアドバイスなど総合的に考えた結果、勉強部屋やデスクはあえて用意せず、「リビング学習」スタイルをとることにしました。<本田さんが考える学用品の置き場所の課題>・子どもにとって使いやすいこと・省スペースで、リビングに溶け込むことこの2点を軸に、リビングの一角に学用品スペースを設けました。それがこちら。お子さんが小学生になるタイミングで買い足した家具は、写真のオープンラックのみ。半畳にも満たないコンパクトなスペースに、お片づけのプロならではの工夫がたくさんつまっています! ひとつひとつ、見ていきましょう。●ランドセル置き場:写真A「モノの定位置を決めるのがお片づけの基本です。小学生になったばかりの子どもでもかんたんにできるのが『置く』こと。ランドセルを定位置に掛ける方法もありますが、じつは、子どもにとってランドセルのような大きくて重いものを『掛ける』アクションは案外難しくて、結局そのへんにぽいっと置かれてしまうことのほうが多いんです。そんなことを考えて、わが家ではオープンラックに置くだけの方法にしました」(本田さん)●持ち物・着替え置き場:写真B「ラック上のケースには、ランチョンマットや移動ポケットなど、学校で毎日使うものを入れています。横のカゴは、着替えセットです。わが家では1年くらい前から、『自分が翌日着る服は夜のうちにセットする』を、子どもたちとのお約束にしています。上の子の小学校生活が始まったら、ランチョンマットや移動ポケットもカゴにインする予定です。この方法にしてから、朝の服選びに時間をとられたり、持ち物準備でバタバタしたりすることが減りました。ママにとっても、朝の時間がとても楽になるはずです!」(本田さん) ●グルーミング・スキンケアグッズ:写真C「朝のお支度が一ヶ所でできるように、くしやヘアゴム、日焼けケアクリームなどもセットにしてケースに。必要なものをすべて入れてあるので、うっかり日焼けクリームを塗り忘れた! なんてこともありませんし、親が塗ってあげなくても自分でするようになります。使い終わったらまたケースに戻すだけなので、散らかり防止にもおすすめです」(本田さん)●空きスペース:写真D「これからモノが増えることも考えて、あえて空きスペースもつくっています。今ここにおいてあるのは、辞書と鉛筆削り。じつは、ここにもちょっとしたこだわりが(笑)。辞書って大きいし、リビングに置くとなるとけっこう存在感が出てしまうんですよね。そこで、インテリアのじゃまにならないよう、表紙に合皮レザーを貼ってリメイクしてみました。もうひとつこだわったのが、鉛筆削り選びです。毎日使うから電動がいいけれど、コードがあるとコンセントの近くしか置けないな…など、あれこれ考えながら探して、電池式の電動鉛筆削りにたどり着きました。ちょっとしたことですが、買ったものの使えない! を避けるのもお片づけのコツなので、モノを増やす前に活用シーンをじっくりシミュレーションするようにしています」(本田さん)■子どもの動線をスムーズにご覧いただいたとおり、本田さん宅では小学校グッズを1ヶ所にまとめています。実際に子どもの動きに当てはめてみると…。<子どもの動き>・学校から帰ったらランドセルをラックに入れ、そのままリビングで勉強をする・夜に翌日の準備。服やランチョンマット、移動ポケットをカゴにセットし、ラックの上へ・翌朝はカゴの服を着て、身だしなみを整えると、子どもがやること、やらせたいことは、ラックの周辺ですべてできるように計算されているのです。「じつはこれが、子どもが自主的に行動するためのコツなんです」と、本田さん。「親子でルールを決めても、子どもにとってプチストレスなことはやらなくなってしまうものです。たとえば、コート。玄関のコートハンガーにかけるようにお約束しても、毎回リビングのソファにぽいっと置かれて、結局ママが片づけていませんか? この子どもの行動にも理由があります。玄関って、冬場は冷えますよね。だから、コートを着たまま快適なリビングまで来たくなるのは仕方がないことなんです。このたとえであれば、コートハンガーはリビングの子どもの手が届くところに設置するのが◎。生活スタイルはご家庭によって異なりますので、子どもの行動とその理由を見ながら、無理なくできるようなモノの置き方、収納の仕方を試してみてくださいね。お片づけも含め、身の回りのことは子ども本人がやってくれるようになると、子どものためになるのはもちろん、親も楽になります(笑)。最初はママやパパも手伝いながら、ルーチン化できてしまえばこっちのものですよ!」(本田さん)子どもの使いやすさへの工夫をこらしながら、すっきりはキープされている本田さん宅のリビング。今回お見せいただいたテクニックを、みなさんのおうちの快適空間づくりにも取り入れてみてくださいね!
2017年03月08日昔は「子ども」といえば無邪気なもので、恋愛などに関心を持つのは中学生になってから、というイメージがあったかもしれません。しかし、イマドキの小学生は恋人がいる子もおり、発育状況も親たちが子どものころとは変わってきています。そんな現状にどう対処すればいいのか? 先輩ママたちの経験談を紹介します。■中学年でも体に変化が!?「うちの娘は成長が早かったので、4年生のときからブラジャーを着けています。恥ずかしいと嫌がるかと思ったけれど、ほかにも着用している子はいるみたいだし、優越感にひたれるのか、『これ、かわいいから自慢できる!』なんて喜んでいました。初潮についても、3~4年生で迎える子が増えているらしく、4年生の時に保健体育の授業がありました。『お母さんも生理なの?』といきなり聞かれたときには驚きましたが…。娘は授業ではよく理解できなかったようなので説明しましたが、心はまだ子どもなんだなぁと少しホッとした思い出があります」(41歳・小学6年生のママ)私が子どものころは、ブラジャーを着けているのは高学年の一部の女子、保健体育も小学5年生の臨海学校の前に受けた記憶があります。しかし、最近の子は発育がいいようで、こうした教育も前倒しになっている学校もあるようです。ほかのママからも「娘の友だちが小3で初潮を迎えた」「小6の娘がまだ生理が来なくて悩んでいる」という声が…。ママとしては驚くかもしれませんが、こうした現実を受け止めつつ、性に対して教えてあげられるといいですね。このとき、学校ではどこまで教わったかを聞き出し、そのレベルに合わせて話すと、子どもにもわかりやすくなるでしょう。また、発育には個人差があります。「ママが初めてブラジャーをしたのは中学生のときだよ」といった経験を話してあげると、子どもは安心できるかもしれませんね。■恋の話しがしたいお年頃「うちの娘は4月から6年生になりますが、彼氏持ちのお友だちが多いといいます。うちに遊びに来ても、恋バナをして盛り上がっているそうです。そんな彼氏とのデートといえば、近所のショッピングセンターに行く程度。恋に恋したい年頃かもしれないし、親にもオープンに話してくれるので、しばらくは様子見です」(39歳・小学5年生のママ)思春期を迎えれば、異性に関心を抱くことは珍しいことではありません。人を好きになることで成長することもあるでしょうが、小学生にはちょっと早いかも? なんて思ってしまいますよね。小学校高学年になると、性に関する知識を得たり、興味がわいてきたりする年頃。さらに反抗期も迎えるので、完全に否定するのではなく、親子のコミュニケーションを密にしながら見守っていくのがいいかもしれません。 ■子どもの「思春期」、親子でどう向き合う?体や恋愛の変化といったことは、親子間ではなかなか話しにくいもの。とくにふだんから「あれはダメ」「これをやりなさい」と厳しい親に対しては、子どもが相談しにくいことも。私自身もそうで、初潮を迎えたときすら親に言い出せませんでした。ふだんから子どもと話す時間を作る、子どものやることをすぐに否定せずにまずは見守るなど、相談しやすい雰囲気を親が作ってあげること。こうしたことを子どもが思春期を迎える前にやっておくとよさそうです。子どもを取り巻く環境は、時代によってどんどん変わっていきます。その変化についていけず、驚かされることもしばしば。もちろん個人差はありますが、こうした事例を受け止めておくことも大事です。ただショックを受けるだけではなく、子どもにどう接したらいいかわかるかもしれません。
2017年03月04日子どもに幼稚園や小学校で友だちができるころ、「誕生日パーティーを開きたい」ということがあります。その願いをかなえてあげることはできても、料理やプレゼント以外にも、主催者となるママが注意しなくてはならないことはいっぱい! 先輩ママたちが「これは見落としがちだった」と感じたポイントとともに紹介します。■誰を招待すればいいの?子どもが主役の誕生日パーティなのだから、招待客は子ども主体にしてあげたいところです。しかし、それだけではトラブルになることもあるようで…。・「幼稚園のときは、子どもの友だち=ママたちも仲良し、という関係だったので、とくに気にする必要はなかった。でも、小学校に入ると親が関与しない子ども同士の付き合いがあるので、それにも配慮すること。子どもに任せていたら、あとから『私は呼ばれなかった』という子がいたみたいで、ちょっとしたトラブルになった」(40歳・小学4年生のママ)・「子ども同士はそこまで仲良くはなかったみたいだけど、ボスママの子どもを呼ばずにもめたママ友がいる」(30歳・4歳児のママ)・「招待した子のママとは付き合いがなかったけれど、誕生日パーティを機に接点ができて、情報交換をさせてもらっている。子どもが小学校に入ってから、ママ友付き合いが希薄になっていたので助かった」(40歳・小学2年生のママ)・「子どもの好きなようにさせたら、10人以上も子どもがつめかけて対応が大変だった」(40歳・小学3年生のママ)とくに仲が良くない子の誕生日なんか祝いたくないだろうに…と思うのは、大人の目線だから。みんなが集まる場所に誘われないことで「無視された」と傷つく子もいるわけです。無理に誘う必要はないかもしれませんが、学校で言いふらしたりするとトラブルに発展することもあります。招待客の人選には注意が必要です。■プレゼントはどうするべき?誕生日パーティといえば、招待客がプレゼントを持ってきてくれるでしょう。ここでもトラブルが起きやすいので要注意です。・「息子が持っているノートと同じものを渡されて、『これはもってる』といわれてヒヤヒヤした。おかげでまた同じノートが使えてうれしいね、とフォローしてその場は何とかしのいだけど…」(39歳・小学2年生のママ)・「職場の先輩から、プレゼントの金額でもめた話を聞いたので、ママ同士で予算を決めてその範囲で贈りあうようにしている」(37歳・小学2年生のママ)・「子どもには、あなたのために時間を割いて選んでくれたのだし、何をもらってもありがたく受け取るように話しておく」(35歳・小学1年生のママ)子どもは自分が欲しくないものをもらうと、顔に出てしまうことがあります。それでは、せっかくのパーティが台無しですので、プレゼントの意味やありがたさを事前に話しておくといいでしょう。プレゼントは一方的にもらうだけでなく、その日に渡せるちょっとした「お返し」も用意しておくとスマート。私が子どものころは、ハンカチやタオルなどのふだん使えるものや、お菓子の詰め合わせが多かったです。しかし、お返しの有無もプレゼントの金額と同様、トラブルを招く恐れがあるので、事前にママたちと話し合っておくといいかもしれません。 ■ママの行動にも注意!これまではおもに、子どもに関する注意点を紹介してきましたが、当日はママも気を付けるべきポイントがあります。・「子どもの友だちの誕生日パーティに一緒に参加。そのなかに小麦アレルギーの子がいて、せっかくのケーキを食べられずにかわいそうだった。そのときは親が一緒だったからいいけれど、子どもだけで参加していたら食べていたかも…。ホストとしては、招待客のアレルギーについても事前に把握しないといけないな、と学んだ」(41歳・小学5年生のママ)・「主役の子にドレスを着せて、豪華なケーキや料理をたくさん出して、家じゅうも派手に飾り付けて、歌の時間とかプログラムもあって…という誕生日パーティに参加したことがある。あまりにもママがはりきりすぎて、周りは引き気味だった」(30歳・4歳児のママ)とくにアレルギーについては生死にかかわることなので、事前に把握しておきたいところ。相手のママに相談する、できるだけアレルゲンが使われていない料理を用意するなど、細心の注意を払いましょう。誕生日は1年に一度、自分が主役になれる特別な日。みんなが集まってお祝いしてくれるだけでもうれしいものですのですが、よりよいパーティにするためにはママのサポートが必要不可欠です。後味が悪い会にならないよう、しっかり準備してあげましょう。
2017年01月15日子どもがどんな友だちと付き合っているのか気になる人も多いと思います。いじめにあっていないか、トラブルに巻き込まれたりしていないか、親なら誰でも心配になるもの。実際、子どもの交友関係に干渉ってしていますか? パパとママに緊急調査をしてみました。Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?1.ある 56.2%2.ない 29.1%3.わからない・どちらとも言えない 14.7%約半数の親たちが子どもの交友関係に何らかの形で干渉したことがあるという結果になりました。では、一体どんなときに干渉したのかを聞いてみましょう。■金銭トラブルなどがある場合は注意を子ども同士のケンカ程度なら親が口出しすることもないのですが、物が紛失したり、お金が絡んでいたりすると黙って見て見ぬ振りはできないようです。伝えるときには一方的にではなく、親の意見として伝えるという人が多かったです。「お祭りや映画などに一緒に行くと、必ず金銭トラブルを起こす子がいるので、その子が参加する場合はなるべく行かないように注意しました。『今日は財布を忘れてきた。明日返すからお金を貸して』が毎回で、借りたお金も返してくれないので、関わらないのが一番だと思い注意しました」(兵庫県 40代女性)「強要はしませんが『母から見た○○さんは距離を置いたほうが良いと思う』と一応伝えます」(鹿児島県 40代女性)「我が家に遊びに来て、ご飯も食べ泊まっても何も言ってこない親がいて、そういう子には注意したほうがいいと言いました。低学年のころ、遊びに来ていた子にゲームのカセットを盗まれたこともあります。子どもには良し悪しと、巻き込まれないために注意しています。明日は我が身とも思いますので」(神奈川県 40代女性)■子どもの友だちは子どもが決めるもの一方で、子どもの交友関係には干渉しないという親たちの意見も聞いてみましょう。親が子どものためと思っても、結局子どもが大人になったら、自分で解決しなければならないのが人間関係。だったら、今からその経験をしておくことも大事なのかもしれません。「子どもなんて意地悪して、されての繰り返し。相手だって同じことを感じてますよ。集団生活にはいろんな人がいます。自分なりに上手く付き合うのも社会に出て行くための勉強です」(神奈川県 40代女性)「干渉しすぎる親は子どものことを考えているつもりで、結局は自分の意思を押し付けてるだけで、親が子どもなんだと思う」(埼玉県 30代女性)「干渉・・・嫌な言い方ですね。最終的に友だちを決めるのは親ではなく子ども自身だと思います。心配なのはどの親も同じこと。相手の性格や個性を知って学んで成長し、友だちを作っていくものではないでしょうか」(千葉県 40代女性)■自分がされて嫌だった経験あり「あの友だちとは付き合うな」と親に言われて、嫌な気持ちになった経験がある人も多いようです。自分がされて嫌だったことは子どもにはなるべくしたくない。そう思いつつ、今となってわかるのはその親心だったりします。「昔親に言われてすごく嫌だった。親になった現在、親が言ってきた思いがすごくわかる。でもあまり口を出さないように、子どもからのヘルプがない限り見守ってる。正直、付き合わなきゃいいのにと何度思ったことか」(三重県 30代女性)Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?アンケート回答数:3730件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月02日