絵本の読み聞かせには、子どもの心に安らぎを与え、言葉や知識を身に付けるのに役立つなどさまざまなメリットが期待できます。月齢の低い赤ちゃんにもおすすめなのが『布絵本』です。そのメリットや選び方のポイントについて、詳しく見ていきましょう!布絵本とは?一般的な絵本は紙でできている物がほとんどですが、布絵本は布で作られています。紙の絵本だと赤ちゃんが舐めたり噛んだりしてボロボロになりやすいですが、布絵本は丈夫で水やダメージにも強いです。小さい子どもにも安心して与えられる布絵本の特徴と、その種類について紹介していきます。紙ではなく布でできた絵本布絵本とは、コットンやポリエステル・フェルトといった布で作られている絵本全般を指します。布絵本は、描かれている絵やお話を見て楽しむだけでなく、赤ちゃんが触って楽しめるように作られているのが特徴です。紙の絵本の場合、紙に書かれている文字を読み聞かせることが中心となるため、赤ちゃんにはハードルが高いでしょう。布の絵本は文字よりも絵が中心の構成で、赤ちゃんの想像力をかきたてたり、絵に合わせてオリジナルストーリーを作成したりと、五感を刺激できるようになっています。また、紙のように破れることも少なく、水にぬれたり汚れたりしても洗えるので清潔に保てるのもメリットです。音や仕掛けが付いている物も赤ちゃんが喜んでくれるような仕掛けがある布絵本もあります。引っ張ったり触ったりすると音が出たり、絵本の中の登場人物や生き物が動いたりするので、『月齢の低い赤ちゃん』でも楽しめるのです。出産祝いとしても人気があるので、出産した友人や知り合いに贈ると喜ばれるかもしれません。選ぶときのポイントはある?布絵本を試してみたいと思ってお店やネットショップをチェックしてみると、思っていた以上に種類が豊富で、どの絵本を選ぶかで迷ってしまうでしょう。布絵本を選ぶときのポイントを押さえておくと、選択に困ったときに役立つかもしれません。月齢・年齢に適した物を子どもが絵本に興味を持ってくれる・喜んでくれる布絵本を選ぶことが大事です。布絵本の内容や仕掛けなどが本によって異なるので、与える子どもの月齢・年齢に合った物を選びましょう。生後間もない赤ちゃんに与える布絵本は、『カラフル』な色が使われているか、音が出るタイプがおすすめです。この時期の赤ちゃんは、ストーリーを読み聞かせるよりも、視覚や聴覚に働きかけた方が、絵本に興味を示してくれるのです。また、歯が生え始める生後5カ月ごろは何でも口の中に入れたがる時期なので、歯固めのような仕掛けが付いていると重宝するでしょう。楽しい仕掛けで選ぶ布絵本にはさまざまな仕掛けが施されているので、仕掛けの種類で絵本を選ぶこともできるでしょう。赤ちゃんが触れると音が出たり絵本の一部をめくると動物や人が出てきたりと、いろいろな工夫が凝らされていて赤ちゃんを楽しませてくれます。また、布絵本は紙絵本と違って立体感が出るのが特徴の1つで、赤ちゃんもつい絵本に触れたくなるのです。赤ちゃんが指先をたくさん使うことで神経に働きかけるので、『手先の発達』を促してくれますよ!物語を想像しやすい物紙の絵本と比べてみて、布絵本は文字数が少ないかもしくは全くない物が多くあります。決まったストーリーがないので、子どもの『想像力』を広げるきっかけ作りにもできるのが魅力です。そこで、物語の作りやすさで絵本を選ぶのもおすすめです。月齢が低いうちは、布絵本の仕掛けや立体的な物に触れて遊ぶことがメインになってしまうかもしれません。ママやパパが自ら物語を考えて赤ちゃんに読み聞かせをしてあげると、また違った楽しみを体験できるのです。物語を作るのが苦手な人は、誰もが知っているような有名な絵本やキャラクターを扱っている布絵本を選ぶと、ストーリーを作りやすくなるでしょう。おすすめの人気布絵本3選布絵本選びで迷ったときは、人気商品の中から選ぶのも手段の1つです。まずはどんなものなのか試してみたい、子どもの反応を見てみたいときは、定番の物を選ぶと安心感があります。そこで、おすすめ度の高い布絵本を3つ紹介していきます。はらぺこあおむし『はらぺこあおむし』といえば園児にも大人気のお話で、紙製の絵本にも仕掛けがしてあります。あおむしがいろいろな物を食べながら成長していくストーリーで、歌に合わせて物語を読み進めていくと、子どもはとても喜びます。布製絵本は、赤ちゃんの興味を惹き付けるようなカラフルな色がふんだんに使われているので、月齢の低い赤ちゃんにもおすすめです。絵本には異なる種類の生地が使われているので、赤ちゃんがいろいろな感触を体験し指先の運動能力を発達させるのに役立ちます。また、赤ちゃんが喜ぶミラーや、イチゴの歯固めといった仕掛けも付いています。ベビーカーに取り付けることもできるので、赤ちゃんがぐずったときにも重宝するでしょう。商品名: はらぺこあおむし どこでもソフトブック価格: ¥2,160(税込) はらぺこあおむし どこでもソフトブック 詳細はこちら しかけいーっぱい!布えほん子どもが大好きなあのキャラクターの布絵本です。赤ちゃんの興味を惹き付けるカラフルな色使いが特徴的で、成長に合わせて長く遊べるように作られています。それぞれの月齢に合った模様が描かれていて、赤ちゃんの五感を刺激してくれます。生後1カ月ごろから楽しめるようになっていて、まだ視力が発達していない時期でも顔を認識できるように作られているのです。いろいろな物に興味を示す月齢になってくると、たくさんの仕掛けで子どもを楽しませてくれます。商品名: しかけいーっぱい! 布えほん価格: ¥2,341(税込) しかけいーっぱい! 布えほん 詳細はこちら フィッシャープライス シグニチャーシリーズフィッシャープライスは、1930年にアメリカで誕生した老舗のベビーブランドです。カラフルな色使いでありながら、おしゃれさも感じさせてくれる布絵本が『シグニチャーシリーズ』です。視力が発達していない月齢でも確認しやすい色を使い、ミラーや歯固めといった仕掛けがいっぱいで、赤ちゃんを飽きさせない工夫が施されています。商品名: フィッシャープライス シグニチャーシリーズ おでかけ布えほん価格: ¥811(税込) フィッシャープライス シグニチャーシリーズ おでかけ布えほん 詳細はこちら 自信があるなら手作りにもチャレンジハンドメイドが得意なママは、布絵本作りにチャレンジしてみましょう!一見ハードルが高そうに感じられますが、家にある材料やお手頃に購入できる物で作れることがほとんどです。布絵本をハンドメイドするときのコツについて、見ていきましょう!布絵本の作り方赤ちゃんが喜ぶカラフルな色を表現するのに、『フェルト』が役立ちますよ。フェルトは求めやすい価格帯、カラーバリエーションが豊富で、布絵本を作るのに適した素材の1つです。肌障りもソフトで気軽に洗濯もできるので、汚れてしまっても清潔に保てるのが魅力です。作り方は、絵本の土台となる布に、食べ物や動物型に切り抜いたフェルト布を縫い付けていきます。縫い付けで使用する糸は、刺繍糸と透明糸を部分的に使い分けると、きれいに仕上がりますよ!ファスナー・ボタンで仕掛け絵本のアイデア布絵本に立体感や仕掛けを作るときには、ファスナーやボタンを使うと便利です。動物や人間の口の部分にファスナーを取り付けて、ファスナーを開けると口の中が見えたり、食べ物を食べさせたりできるような仕掛けを作ってみましょう。ファスナーの開閉を喜ぶ赤ちゃんは多いので、何度も開け閉めするようになります。指先の発達を促してくれるだけでなく、ファスナーの開閉の練習にもなるのでおすすめです。ボタンは、月齢の低い赤ちゃんでも扱いやすい『スナップボタン』を取り入れてみましょう。小物をスナップボタンで付けて、取り外しやほかの場所に移動できるようにしておくと、赤ちゃんが喜んでくれます。お気に入りのお話を布絵本で読み聞かせ布絵本は月齢の低い赤ちゃんも喜んで見てくれる、布で作られた絵本です。文字が少ないので、オリジナルストーリーを考えたり、赤ちゃんの想像力を広げたりするのに役立ちます。また、手で触れて楽しめる仕掛けも多いので、赤ちゃんの手先を発達させるのにも役立つでしょう。布絵本のおすすめ商品から選んでもよいですし、手作りでオリジナル布絵本を作ることもできます。お気に入りのお話を題材にした布絵本で、赤ちゃんに読み聞かせをしてあげましょう!
2019年09月23日絵本の魅力に浸れる絵本カフェが増えています。子どものための本というイメージがありますが、大人でも楽しめる絵本がいっぱいあります。絵本を読みながらゆったり過ごせる日本各地のカフェを紹介します。家の近くにないかチェックしてみましょう。絵本カフェとは絵本カフェを知っていますか?名前を聞いたことがあっても、どのような場所なのか分からないという人も多いでしょう。まずは、絵本カフェの特徴を紹介します。子どもはもちろん大人も楽しめる絵本カフェは、絵本をじっくりと読むための空間で、食事を食べたりコーヒーを飲んだりしながらゆっくりと過ごせます。店内にはたくさんの絵本が置かれており、1冊手に取ればたちまち童心にかえってノスタルジックな気分になるでしょう。小さい頃に夢中になった絵本と出会えるかもしれません。また、子どもと一緒に利用できるカフェも多く、親子で絵本の世界を満喫できますよ。絵本にちなんだメニューがある店舗も絵本の中の世界を再現したメニューが楽しめるお店もあります。かわいい顔の付いたホットサンドや、キャラクターのクッキーが乗ったパフェなど工夫がたっぷりです。キレイなうろこを持った魚の話にちなんで、氷がキラキラ光るドリンクを提供しているお店もあります。中には、自分たちでお菓子の家を作れるカフェもあり、子どもや友達と行ってワイワイ楽しむのもよいですね。1度は行ってみたい東京・大阪・京都東京・大阪・京都にある絵本カフェを厳選して紹介します。1度は行ってみたいと思うお店がきっと見つかるでしょう。東京渋谷 ブックカフェデイズ東京の渋谷駅から徒歩6分、閑静な住宅街にある『ブックカフェデイズ』は隠れ家的な絵本カフェです。白壁と木のコントラストが美しい店内はとても落ち着いていて、本好きのオーナーが全国で集めた本ばかりが置かれています。中古の絵本や小説・雑誌などの児童書を自由に読めますよ。気に入った本は安価で購入可能です。フードも全て手作りなのがうれしいですね。カレーやパスタ・オムライスなど、メニューは10種類以上に及びます。スイーツも自家製です。中でも『とろとろのカスタードプリン』はミルク感たっぷりで人気を集めています。子どもにもおすすめですよ。 Bookcafe days(ブックカフェデイズ) 東京都渋谷区鶯谷町15-10 ロイヤルパレス渋谷1Ftel:03-3461-1554open.12:00~21:00(月曜は18:00まで)不定休(年末年始ほか)JR・地下鉄渋谷駅より徒歩約6分京都 めばえ京都の北区にある『めばえ』は、町屋風の外観がとても目を引きます。京都市内にいくつもの書店を構える『ふたば書房』が運営する絵本カフェです。本棚には常時約600タイトルの絵本がずらりと並びます。大人も楽しめるように『仕事・結婚・怒り・別れ』といったテーマの絵本もそろっているのが驚きですね。絵本専門士の資格を持つスペシャリストが選書しています。このカフェでぜひ味わいたいのが『はらぺこあおむしのクロックムッシュプレート』でしょう。とろっと香ばしいクロックムッシュと、プチトマトと枝豆を組み合わせた小さなあおむしがとてもキュートですよ。小さな子どももきっと大喜びするでしょう。 絵本カフェ Mebae(めばえ) 京都府京都市北区紫野下門前町5-5tel.075-493-5528open.11:00~16:00日~火曜定休地下鉄北大路駅より徒歩約8分地方でも楽しめる宮城・岡山・大分宮城・岡山・大分にも絵本カフェがあります。地方都市でもステキな空間をたっぷり楽しみましょう。宮城 おひさまの国宮城にある『おひさまの国』は、木の温もりが優しい明るい雰囲気の絵本カフェです。店内に入ると、本棚にずらっと並んだ約400冊の絵本に目を奪われるでしょう。懐かしい絵本もたくさんあり、親子3代で通うファミリーも少なくありません。お店の奥にはおもちゃも用意されていて、子どもがくつろげる空間となっています。注目のフードメニューが『おひさまパンケーキ』です。スキレットからあふれんばかりのパンケーキはふんわり柔らかく、優しい味わいですよ。子どももパクパク食べられます。ワンプレートの料理にスープが付いた平日限定の『おひさまランチ』も人気ですよ(予約制)。 えほんカフェ おひさまの国 宮城県登米市迫町佐沼字中江5-11-8 中江開発ビル1Ftel.0220-23-8766open.11:00~14:00(土・日曜、祝日は~15:00)不定休三陸自動車道登米ICより車で約15分岡山 Lasten aika岡山駅から徒歩5分ほどの場所にある『Lasten aika(ラステン アイカ)』は、ブルーのひさしと木のドアがおしゃれなカフェです。ドアを開けると、600冊を超える蔵書がお出迎えしてくれます。店内はカラフルな北欧インテリアが印象的で、まるで子ども部屋のような雰囲気ですよ。絵本に出てくるスイーツや食べ物にちなんだメニューが名物となっています。ムーミンやぐりとぐら・11ぴきのねこなど、絵本の中に出てくる料理を再現しており、「あの料理が食べられるなんて!」と感激してしまうのではないでしょうか。小さな子ども向けのスペースでは、お絵かきや折り紙をして遊べますよ。 Lasten aika 岡山県岡山市北区奉還町1-4-10tel.086-728-0085open.10:00~19:00日・月曜定休JR岡山駅より徒歩約5分大分 みちくさ大分市の『みちくさ』は、レンガの外観が印象深い隠れ家的カフェです。店内の各所に本棚が置かれ、約1,000冊の絵本が並んでいます。アンティーク調の店内はレトロな雰囲気が漂い、落ち着いた印象です。絵本からヒントを得たメニューも好評ですよ。『ぐりとぐらのカステラセット』は、絵本の世界に引き込んでくれる1品です。ふんわりとしたカステラとバニラアイスがセットになっています。ぐりとぐらがかぶっている帽子もトレーにちょこんと乗っていてかわいらしいですよ。 絵本カフェみちくさ 大分県大分市府内町3-7-28tel.097-536-0907open.12:00~18:30不定休JR大分駅より徒歩約11分優しい世界をカフェで楽しんでみて大人になると、絵本を読むこともなくなってしまうものです。子どもの頃に夢中になった絵本を読み返してみると、懐かしい思い出が一気にあふれ出してくるでしょう。新たな発見があるもしれませんね。絵本カフェの中には、子どもと一緒に楽しめるところもたくさんありますよ。たまには童心にかえって、絵本の優しい世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
2019年09月20日0歳の赤ちゃんに読み聞かせをするべきかどうか、ためらっている人は多いのではないでしょうか。0歳児に読み聞かせをするメリットや実践する際のポイントを知り、読み聞かせの必要性を考えるヒントにしましょう。おすすめの絵本の選び方も紹介します!0歳の赤ちゃんにも読み聞かせは必要?0歳の赤ちゃんというと、字が読めないのはもちろんのこと、多くの場合言葉や絵の意味も理解できませんよね。しかし、たとえ絵本の内容そのものは理解できなかったとしても、0歳児に絵本を読み聞かせるのは決して無意味なことではありません。まずは、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせることで期待できるメリットから確認していきましょう!見るより聞くことがポイント0歳の赤ちゃんの場合、読み聞かせは『見る』よりも『聞く』ことがポイントです。生まれて間もない0歳児は、絵本に描かれた絵や言葉の意味を理解できません。絵本そのものを見て楽しむというよりは、読み聞かせをしてくれる人の『声』を聞くことがメインになります。この時期の赤ちゃんは、まるで音楽を聞くかのように読み聞かせの声の『大きさ』『抑揚』『高さ』『速さ』を楽しんでいます。無理に絵本の内容を理解させようとするのではなく、子守歌を歌うようなスタンスで赤ちゃんと一緒に楽しめるとよいですね!親子の時間を大切にできる0歳の赤ちゃんへの読み聞かせには、『親子の時間を大切にできる』というメリットもあります。言葉や文字の意味を理解できない0歳の赤ちゃんにとって、読み聞かせは『お話を読んでもらう時間』ではありません。『好きな人の声や体温を感じながら、触れ合いを楽しむ時間』なのです。乳児から幼児にかけての時期に親との親密な関係を築いていた人は、思春期以降の共感性や社会性が高い傾向にあるといわれています。読み聞かせを通じ、親子の絆を深めていけるとよいですね!読み聞かせ方のポイント赤ちゃんに読み聞かせをする際は、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。具体的なポイントを3つ紹介します!赤ちゃんの反応を見ながら読む赤ちゃんに読み聞かせをするにあたり、まず意識したいのが『赤ちゃんの反応を見ながら読む』という点です。0歳の赤ちゃんは、そもそも絵本がどのような物なのかを知りません。当然ながら、『前から読む』『1ページずつ順番にめくる』といった基本的なルールも理解していないのです。そんな赤ちゃんに、「お話を最初から最後までしっかり聞かせてあげよう」と考えても、残念ながらなかなかうまくいかないでしょう。正しい読み方にこだわらず、赤ちゃんが笑ったり、声をあげたりしたポイントに注目しながら「○○だね」「きれいだね」など声をかけてみましょう。たとえ順番がバラバラでも、最後まで読み切れなくても、赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切ですよ!読むときの姿勢も意識して赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするときは、赤ちゃんと触れ合える『姿勢』も意識するとよいでしょう。先述の通り、赤ちゃんにとって読み聞かせは『好きな人の声や体温を感じながら、触れ合いを楽しむ時間』です。より濃密な触れ合いを体感できるよう、『ねんね』の赤ちゃんなら隣で横になって、『お座り』の赤ちゃんなら膝に乗せるなど、赤ちゃんの月齢に合わせて密着できる姿勢を選ぶのがおすすめです。絵本を読み聞かせながら、同時に守られている安心感を赤ちゃんに与えてあげられるとよいですね!絵本をおもちゃにしても焦らない『絵本をおもちゃにしても焦らない』というのも、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせる際のポイントです。好奇心旺盛な赤ちゃんは、興味を引かれた物があると何でも手を出したくなるものです。それが絵本の場合、読み手にお構いなしにページをめくろうとしたり、破ってしまったりといったこともあるでしょう。親としてはつい止めたくなりますが、ここで焦る必要はありません。知らない物に興味を抱き、触れたいと感じるのは赤ちゃんの成長に必要な過程です。ある程度の汚れや破損は仕方ないと割り切って、赤ちゃんの好奇心に付き合ってあげられるとよいですね!夢中になれる絵本の選び方では、赤ちゃんが興味を持つ絵本はどのように選べばよいのでしょうか。特に覚えておきたい選び方のコツをチェックしていきましょう!カラフルな色使いとはっきりしたデザイン赤ちゃんに読み聞かせる絵本を選ぶなら、『カラフルな色使い』『はっきりしたデザイン』を重視するとよいでしょう。生まれた直後の赤ちゃんの視力は、一般的に0.01~0.02程度といわれています。その後、生後6カ月で0.1程度、1歳でようやく0.2程度になるのです。そんな赤ちゃんの視力を考慮すると、絵本はやはり目に留まりやすいカラフルなデザインが必要です。たくさんの絵本の中でも、一際目立つタイプの物を選ぶようにすると赤ちゃんにも興味を持ってもらいやすくなるでしょう。商品名: しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 0~2歳児向け 絵本価格: ¥950(税込) しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 詳細はこちら 音が出る物、言葉のリズム『音が出る物』『言葉のリズム』など、耳に入る刺激に注目するのも赤ちゃんへの絵本選びのポイントです。『聞く』ことを重視する時期の赤ちゃんは、音が鳴る仕掛けがされている絵本や、文章に擬音語が多く使われている絵本を好む傾向にあります。物語の内容というよりも、音の楽しさや口に出したときの文章のリズムを重視するのがおすすめですよ!商品名: 脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)価格: ¥1,674(税込) 脳科学からうまれた あなぽこえほん 詳細はこちら 布絵本など安全な物を0歳の赤ちゃんに絵本を選ぶなら、『安全性』についても忘れずにチェックしておきましょう。この時期の赤ちゃんが絵本の読み聞かせをされる際に見られがちな行動として、『舐める』『破る』『落とす』があります。これらの行動は、絵本の材質によっては重大な事故を招いてしまいかねないものです。万が一の事態を考慮して、布製の絵本など、安心して遊べる絵本を用意してあげましょう。商品名: エリック・カール はらぺこあおむし どこでもソフトブック価格: ¥2,160(税込) はらぺこあおむし どこでもソフトブック 詳細はこちら ママもカラフルな絵本の世界を楽しんで「言葉も知らない赤ちゃんに読み聞かせをしても…」そう考える人は多いでしょうが、だからといって、決して早すぎるということはありません。たとえ言葉や文字の意味が分からなかったとしても、大好きなママ・パパの体温と声に包まれる読み聞かせは、赤ちゃんにとってとても楽しい時間です。無理に物語を理解させようとするのではなく、親子の触れ合いの一種として気軽に日常に取り入れましょう。デザインや音・リズムなど、赤ちゃんが興味を持ちやすいポイントもチェックして、カラフルな絵本の世界を親子一緒に楽しめるとよいですね!
2019年09月19日絵本は何冊も揃えるとお金がかかったり、読まなくなってしまったりする本もあります。「子どもに絵本をたくさん読んであげたい」と思っていたときに、ダイソーの絵本を知りました。赤ちゃん向けに作られているので、サイズや質感も良く、絵もかわいい物ばかり。今回はそんなダイソーの赤ちゃん絵本をご紹介します。 ダイソーの赤ちゃん絵本とはダイソーは絵本の種類が豊富で、なかでも赤ちゃん向けに作られている物があります。私は子どもが生後6カ月のころに『わんわんにゃんにゃん』を購入しましたが、赤や黄色などカラフルなページを何度も見ていて、1冊100円なのにこれはいいな! と思いました。 0歳からでもママと一緒に読めるようにと、シンプルな絵柄と文字で見開き5ページほどの構成です。赤ちゃんが目を引くように、カラフルな色使いでとてもかわいらしく、わんわんやぶーぶーなど赤ちゃんが興味を示しやすい絵を使った内容になっています。 サイズや質感も赤ちゃん向け サイズは大人の手のひらほどで、角は丸く作られています。絵本としては小さめのサイズなので、おでかけの際には持ち運びも便利です。表紙だけでなく中のページもすべて厚紙でできており、濡れても拭けば大丈夫なくらいしっかりとしています。 本が小さいので、赤ちゃんが自分で持ち運びしたりページをめくったりでき、子どもが歩けるようになったわが家では、自分で絵本を選んで持ってくることができています。 種類が豊富で内容も充実しているダイソーの赤ちゃん絵本は全部で8種類あります。赤ちゃんが言葉を発しやすい“わんわん”、あいさつの“こんにちは”、野菜や果物が載っている絵本もあり、言葉や色や形を学習することもできます。わが家の子どもがわんわんやぶーぶーといった、言葉を発するきっかけになったのもダイソーの絵本です。 最初は絵を見ているだけだったのが指差しするようになり、言葉を発するようになりました。動物が眠るという内容の絵本もあり、寝かしつけの睡眠導入アイテムとしても使っています。このように、1冊100円なのに内容もクオリティが高く、子育てにとても役立っています。 子どもに読む絵本の購入に迷っていたときにダイソーの絵本を知り、実際に購入するとサイズや質感も良くクオリティが高くてびっくりしました。カラフルなページで子どももとても興味を示したので、続いてどんどん購入し、現在は全部で5冊持っています。今では1歳8カ月になった子どもが、自分で「絵本を読んでほしい」と持ってくるようになりました。100円の絵本なのに子育てに大活躍! と感じています。 著者:西口くるみ1歳児の男の子ママ。息子や夫と美味しいものを食べることが好き。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年08月06日こんにちは、もつです!私は絵本が大好きで、子どもたちにも良く読み聞かせているんですが、今回は我が家で人気だったおススメ絵本を紹介します。目次 1 0歳6ヶ月1.1 ちっちゃなおさかなちゃんシリーズ1.2 はらぺこあおむし1.3 あおいよるのゆめ2 3 1歳3.1 きんぎょがにげた3.2 いないないばあ3.3 がたんごとん4 2歳4.1 いないないばあ4.2 だいすきぎゅっぎゅ5 3歳5.1 はらぺこあおむし5.2 たからもののあなた0歳6ヶ月●ちっちゃなおさかなちゃんシリーズ●はらぺこあおむし●あおいよるのゆめハードタイプの絵本がおススメです舐めたり荒く扱っても大丈夫なのも安心なポイント。色とりどりで仕掛けがある絵本は無心で触り続けたり大喜びでした!1歳●きんぎょがにげた●いないないばあ●がたんごとん単調で、同じ言葉が何度も出てくる絵本がお気に入りでした!きんぎょがにげた は、初めはただ聞いているだけだったのがだんだんときんぎょをみつけられるようになるので感動します!2歳●いないないばあこの絵本を読んで、いないないばあ、としゃべれるように! まだしゃべれる言葉も少ない頃だったので読んでよかったなぁと思ったのを覚えています。●だいすきぎゅっぎゅ絵本に合わせてぎゅっぎゅとしたら喜びました!甘えたい時や、ぎゅっとして欲しい時にこの本を持ってきたりしてました。本を読みながらスキンシップもとれて私も大好きな絵本です。3歳●はらぺこあおむしこの絵本の歌があって、その歌がお気に入りのようで子守唄として歌っていました。するとある日、自分でこの絵本を開いて、歌に合わせて自分で読めるようになっていて驚きました…!内容も、曜日や数字がわかるようになっていて登園生活が始まるにあたり、平日の概念を説明するのにとても役に立ちました。●たからもののあなた幼稚園に通う女の子のお話なんですが、幼稚園に行く主人公を自分に重ねて見ていました。いっちゃんもママがいいけど幼稚園頑張るの…なんて聞けた日には、小さいながら頑張っているんだな…と心にグッときました。いかがでしたか? 数ある絵本の中で数点お勧めをピックアップしてみました!ご参考になればうれしいです!●ライター/もつ
2019年08月05日「14ひきのシリーズ」(童心社)でおなじみの、人気絵本作家のいわむらかずおさん。いわむらさんが、子どもたちに「絵本」と「自然」を同時に楽しんでもらいたいという想いで開設した「いわむらかずお絵本の丘美術館」を知っていますか?栃木県那須郡那珂川町の雄大な自然の中に佇む美術館で、その周辺には作品の舞台となる里山の自然が楽しめるフィールドが広がっています。その名も「えほんの丘」。今回は、えほんの丘に込めた想いを、美術館館長・絵本作家のいわむらかずおさんにうかがいました。自然の中で暮らす生きものたちを描く私は1970年に絵本作家として仕事を始めました。その5年後の1975年に、東京を引き払うことにしたんです。「14ひきのシリーズ」のような、自然の中で暮らす生きものたちが主人公の絵本を作ろうという発想が生まれたんですね。そのためには、作者である私自身も、主人公たちと同じように家族と自然の中で生活しながら、描いていこうと考えたんです。そこで栃木県の益子町に移り住み、雑木林の中に家を建てて、家族と暮らしながら創作をしてきました。作品を見ればわかるように、周りの自然をよく見ながら描いていく、そういう仕事をしてきたわけなんですね。「絵本・自然・こども」がテーマの美術館ここで創作を始めた当初は、雑木林で子どもたちが遊んでいる姿がよく見られました。でも、1980年代後半から1990年代にかけて、自然の中から子どもの姿がだんだん消えていったんです。子どもたちが自然体験から離れていくことが心配になり、家族と話をしているうちに、自然の中に美術館を作ろう、と考えるようになりました。街ではなくて、自然の中にある美術館。キーワードは「絵本・自然・こども」。そんな、広いフィールドや農場のある絵本美術館を作ることにしたわけです。1993年に計画を立て始め、5年の準備期間を経て、1998年に「いわむらかずお絵本の丘美術館」が開館しました。絵本作家として、今までは栃木県益子町の住まいの周りをイメージしながら描いてきましたけれども、今度はそのフィールドを北に40kmくらい広げて、美術館の周りの自然を舞台にしながら、さらに創作を続けようと考えたわけです。「えほんの丘」のフィールドから生まれた作品たち読み物が主体となる『ゆうひの丘のなかま』(理論社)のシリーズは、物語の舞台が、えほんの丘のフィールドの中に具体的にあるんです。例えば、うさぎと野ネズミが会って話した場所はあの坂を登った上だよ、というのが、全部あるんですね。『ふうとはな』(童心社)も、美術館周辺で野うさぎの赤ちゃんと出会ったことがきっかけで、イメージが広がったシリーズです。「14ひきのシリーズ」(童心社)に出てくるとっくんのトラックをモチーフに描いている『とっくんトラック』(ひさかたチャイルド)も、えほんの丘で生まれた作品ですね。こんなふうに、えほんの丘をフィールドとして、そこから生まれてきた絵本はたくさんあります。えほんの丘は、遊具もなく、草はらと雑木林と農場が広がっているだけの場所。そこに興味がわかない人には、おもしろくもなんともないかもしれません。でも、私の作品と一緒に周りの自然を歩くことで、伝わるものがあるんじゃないでしょうか。自然に絵本の世界を重ねることでイメージが広がる作品の舞台となる場所を訪れ、作品に描かれていることを体験することで、絵本の世界がふくらむでしょう。フィールドの自然に、物語が重なってくることで、イメージが広がりますね。すごくふくよかな、奥行きのある自然に感じられるはずです。『14ひきのとんぼいけ』(童心社)の舞台となったとんぼ池も、ただのため池があるわけではないんです。もちろん、ただのため池が存在するだけでも価値はあるんですけれども(笑)。ため池に絵本のお話を重ねることで、作品の主人公であるねずみの子どもたちが、いかだで漕ぎ出していった様子が、ありありとイメージできるようになるんですね。フィールドの自然と絵本を味わう「朗読とおはなし会」美術館では、毎月2回「朗読とおはなし会」を行なっています。おはなし会では、季節の自然の中での植物の営みや生きものたちの様子について話をしています。その日の午前中、えほんの丘を自分で歩いて、いろんなものを見つけてくるんです。例えば、今の時期は外をちょっと回っただけでも10種類以上の木の実が見つかりますから、それを少し取ってきて、ひとつひとつ見せるだけで、おもしろい話ができます。その後、木の実が出てくる絵本を読むんです。カエルの卵を見せたあと、それが登場する『14ひきのぴくにっく』(童心社)を読んだこともありますね。こんなふうに、まずフィールドの話をして、それとつながるような作品を読む、ということを主にやっています。その季節のフィールドの話をすれば、何かの絵本とつながりますからね。そうすると、絵本と自然が結びつくでしょ。絵本の舞台になった場所があり、絵本が生まれた背景を作者の肉声で聞くことができる。読み手と聞き手の間に、特別な関係が生まれてくる。それは価値のあることだと思います。自分で言うのは変だけれども、今なら作者が生きていて、来てくだされば会えますからね(笑)。たくさんの生きものと出会う体験をしてほしい「14ひきのシリーズ」は1983年から描き始めたから、もう35年になります。35年もたつと、描きはじめた頃に読んでくれた子どもたちの多くは、お母さん、お父さんになっているんです。最近は美術館を訪れる人たちの中にもそういう読者がたくさんいて、作者としては本当に嬉しいことです。子どもを連れてきたお母さんが「小さいときに大好きだったんです」と言って、ところどころ破れ、カバーもなくなった、ボロボロの絵本を大事に持ってきて見せてくれることもあって。子どもが主たる読者である、絵本ならではのことですよね。こんな田舎に、たくさんの方々が来てくださること自体が、すごいことなんです。本当に読者の方たちに支えられて、ここまでこれました。そんな読者の皆さんに、せめて少しはお返しができたら、という思いで、活動を続けています。子どもたちには、もっともっと、自然体験をしてほしいですね。フィールドの自然の中で、たくさんの生きものたちと出会ってほしい。そう願っています。【プロフィール】いわむら かずお1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひき」シリーズ、エリック・カールとの合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ、「ゆうひの丘のなかま」シリーズ(理論社)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。
2019年07月25日世界中で1,500万部を超えるロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」(童心社)を知っていますか?緑豊かな里山で暮らす、野ねずみの家族の幸せな日常が描かれた全12冊の絵本です。誕生35周年を迎え、世代を超えて愛され続ける本シリーズを、一度は手に取ったことのある方も多いのではないでしょうか。その作者であるいわむらかずおさんの作品には、大自然を舞台にした物語がたくさん!今回は人気絵本作家のいわむらかずおさんに、自然が丁寧に描かれたいわむらさんの絵本の楽しみ方と、親子の読み聞かせの意義についてお話をうかがいました。絵本が自然体験の入り口になるように絵本が自然体験の入り口になっているといいな、と思うんです。自然の体験というのは、自ら進んでやる行動の中で、いろんな発見が生まれてくるものですね。草むらや雑木林をゆっくり歩いたり、池の水をすくってみたりすることで、自分でいろいろなことに気づきます。絵本「14ひきのシリーズ」でやっていることも、じつは同じ。ページをめくれば、はじっこにいる小さなアリやクモが目にとまる。草の陰にてんとう虫が見える。こんなふうに、絵を見ていると、いろいろな発見があるでしょう。それは実際に自然の中を歩いて、さまざまな生きものたちに出会ったり、何か新しいものを見つけたりするのと、同じことですよね。自然の中で「自ら発見する」経験がとても大事だと思っているので、それができるように、自然の様子を細かく描いているんです。もちろん、あくまでも疑似体験だけれども、それでも絵本が自然体験に興味を持つきっかけになるといいですよね。絵の細部にまで目を向けて、発見してほしい『14ひきのひっこし』と『14ひきのあさごはん』(童心社)には、「……はだれ?」「……はなに?」という問いかけを入れています。絵の細部にまで目を向けて、発見することを楽しんでほしい、という思いを伝えるためにわざと、そういう問いかけをしているんです。じつは絵本を作っているとき、「こんなのないほうがいいんじゃないか」という意見もあったんです。でも、この本の意図がよく伝わるように、最初の何冊かには入れたほうがいいと思って、私の意思で入れました。問いかけがあると、お子さんは一生懸命探して答えますよね。それも含めて楽しんで読んでもらえたら嬉しいですね。じっくり、ゆったり。絵本には読者の意思が働く余地がある絵本を読み聞かせるとき、お母さんがページをめくろうとすると、「まだダメ!」「もっと見る!」と、子どもが主張することがありますね。このように、絵本には、読者の意思が働く余地があるんです。テレビのような映像だと、なかなかそうはいきませんね。生放送の番組を「ちょっと止めて」なんて、難しいでしょう。今のメディアは、流す側の意思で、一方的にすーっと流れてきます。それを受け取る側はただ、流れていくのをぼんやりと見ることしかできません。でも絵本はそれと違って、機械的に進むものではないですよね。受け取る側が主体的に味わうことができるんです。ページをめくる手を止めて、何かをじっくり探したり、お母さんとの会話をゆったり楽しんだりする。子どもが自分の意思で読み進めていく。とても大事なことだと思います。読み聞かせは、読み手と聞き手の強い人間関係を生む読み聞かせは、読み手になる大人と、聞き手になる子どもとの間に、強い人間関係を生むと思うんです。例えば、子どものときに、お母さんなり、お父さんなりに絵本を読んでもらう。そして、大人になったときに、昔お母さんに何度も読んでもらったな、と思い出す。その絵本を手にしたら、たとえお母さんはもうそこにいなかったとしても、お母さんの声が聞こえてくる。あるいは、お母さんの膝の上に乗って読み聞かせをしてもらう。すると、お母さんの体温が伝わってくる。その絵本と一緒に、お母さんの温もりにふわっと包まれる感覚を覚えていて、ずっと後になっても、ふとあの温かさを思い出す。そんなこともありますね。これは、すごく大事なことだと思うんです。もちろん、読んでもらう子どもにとって大きな影響を与えるだけでなく、読む側の大人にとっても宝物のような時間になるでしょう。読み聞かせには、そういう両者の強い関係を生む力があるんですね。【プロフィール】いわむら かずお1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひき」シリーズ、エリック・カールとの合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ、「ゆうひの丘のなかま」シリーズ(理論社)などがある。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。
2019年07月23日わが家の2歳になる男児は絵本が大好きで、お話がとってもじょうずだとよく褒められます。おそらくこんな風に育ってくれたのは、出産祝いにたくさんの絵本をプレゼントしてくれた友人たちのおかげです。今回は「誰かの出産祝いには、同じように絵本をプレゼントしよう」と思った私の体験談をご紹介します。 友人たちがくれたたくさんの絵本大学時代は国語教育に関する学部に所属していたので、私は本が大好きな友人に恵まれていました。そのためか、友人からの出産祝いのほとんどが絵本でした。とてもうれしかったのですが、「絵本はまだまだ先かな」と思っていたので友人たちのチョイスにちょっとびっくり。 なかには長いうえに内容が難しい絵本もあり、友人たちはまだ結婚も出産もしていなかったので、正直なところ赤ちゃんのことよくわかっていないのだなと失礼なことを思っていました。 最初は虚しかった読み聞かせも…赤ちゃんにとって絵本の読み聞かせは良いものだと聞いていたので、生後1週間ほどから毎日絵本を読み聞かせすることにしました。しかし、最初のうちは赤ちゃんからの反応は薄く、虚しい気持ちに……。 でも、あるときから絵本の読み聞かせが楽しくなりました。機関車の絵本を読んでいるときに、赤ちゃんを膝の上に乗せて「ガタンゴトン」のリズムに合わせて膝を揺らしたら、赤ちゃんが今までにないくらい楽しそうに笑ったのです。 それから赤ちゃんは毎日絵本を求めるようになり、さらにたくさんの絵本を読むようになりました。 絵本のおかげでお話が大好きに今、わが子は2歳なのですが、相変わらず絵本が大好きです。友人からもらった長くて難しい内容の絵本も飽きずに最後まで聞いています。そして、そのような難しい絵本も読んでいるからか、わが子はとてもお話がじょうず。たとえば、「家にみかんがないから、スーパーに買いに行こう」という長い文もスラスラと話せます。 友人たちが絵本をプレゼントしてくれなかったら、きっとこんなにじょうずに話せるようになっていなかったでしょう。本当に絵本をくれた友人たちには一生頭が上がりません。 出産祝いといえばタオルやお洋服もうれしいですが、赤ちゃんの成長を考えると、成長したころに喜ぶ絵本も良いなと今では思っています。私も誰かの出産祝いには絵本をたくさん贈ってあげたいと感じられた体験でした。著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2019年07月03日「子どもに英語で絵本を読んであげたいけど、私が英語がわからなくて…」、「どんな本を選んだらいいですか?」私は2歳~小学生が通う英語教室を主宰していますが、教室に通う子どもの保護者から、子ども向けの英語の絵本についての相談をよく受けます。確かに幼児期の絵本選び、それが英語ともなると親の英語力も問われるため、悩みますよね。そんなパパやママに私の教室で大人気の「笑える!楽しい!飽きない!」と3拍子そろった絵本を紹介します。その絵本の名前は…Brand New Readers(ブランド・ニュー・リーダーズ、以下、BNR)シリーズです。1冊8ページのショートストーリーが、10冊で1セットになってボックスに入っています。息子は2歳の時にお友達からBNRシリーズのブルーセットをプレゼントされました。カラフルなイラストがひとめで気に入り、ボックスを引っ張り出してきては、私に「よんでー」とリクエストしていました。ストーリーが単純明快!BRNシリーズのすべての絵本は、とにかくカラフルでキャラクターがかわいく、そして、ストーリーが単純明快。最後に必ずくすっと笑えるオチがあり、そのオチがイラストと読み手の声のトーンだけでも理解できるので、英語がわからない子どもでも楽しめます。2歳児クラスや3歳~4歳児クラス、4歳~6歳児クラスの子どもはレッスン中すぐに飽きてしまうことも多いもの。でも、この絵本を取り出すと、さっと集まってきて、絵本の前の場所取りがはじまります。実は未就学児のクラスだけでなく、小学生低学年クラスの子どもたちもこの絵本が大好き。オチが楽しいのか、みんな同じリアクションでケタケタ笑いながら、楽しんでくれています。シンプルなセンテンスが繰り返される文章は1ページに1文のみのシンプルな構成。同じ単語が繰り返し使われることも多く、リズミカルで韻(いん)をふんでいるものもあり、耳にすっと入ってくるのもポイントです。難しい単語が使われることもないので、英語に自信がないパパやママも気負うことなく、子どもに読み聞かせをすることができます。読み聞かせからひとり読みまで長く使える!単純なストーリーを毎日1冊ずつ、繰り返し読み聞かせていると、子どもたちはあっという間に文章を覚えてしまいます。そして、アルファベットやフォニックスがわかるようになると、自分で文章を読めるようになります。息子の例を挙げると、毎日読み聞かせていたこともあり、小学校1年生の終わりごろには、ほとんどのストーリーを自分で読めるようになりました。小学校4年生になる今でも、たまに引っ張り出してきては、懐かしそうにページをめくっています。ちなみにセットには読み終えたらシールを貼ることができるポスターと10冊分のシール、10冊すべてを読み終えたときの修了書、自分でも絵本を書くことができる真っ白の冊子が入っていて、子どものやる気を応援する仕組みも。息子が約8年間、この絵本シリーズに親しんできているように、幼児期から長く使えるのも魅力です。失敗から学ぶ英語の絵本を選ぶ2つのポイントわが家には私の趣味で選んだたくさんの英語の絵本がありますが、どんなにステキな絵本でもストーリーが長いと、英語初心者の子どものアンテナには引っかかりません。英語の絵本を選ぶ第1のポイントはストーリーが短く、イラストが多めでとにかくわかりやすいこと。第2のポイントは子どもの「好き」に関連した絵本を選ぶこと。その点でもBRNシリーズは1ボックスに10冊入っているので、子どもに「これ!」と思わせるタイトルが必ず見つかるはずです。教室に子どもを通わせる保護者からは「英語好きの主人がはまって読み聞かせしている」「子どもにリクエストされて全シリーズ購入してしまった」なんて話も。大人も子どもも最後にくすっと笑えるBRNシリーズ、おすすめです。<参考商品><文・写真:ライター稲井華子>
2019年06月26日恋愛観や結婚観、ジェンダー観が大きく変化する現代の感覚に合った恋のお話を。そんなコンセプトの〈恋の絵本〉シリーズが創刊。これがはじめての絵本制作となる著者のお二人、辻村深月さんと桜庭一樹さんにお話をうかがいました。辻村:最初お話をいただいた時、「私でいいのかな」と思ったんです。小説を書く才能と絵本や児童書を書く才能はまったく別物だと思ったので。ただ、同じ出版社から出ている、宮部みゆきさんや恩田陸さんの〈怪談えほん〉シリーズが大好きだったので、憧れはありました。桜庭:私は一回絵本を作ってみたかったんです。長いお話が一冊に入っている絵本が好きだったし、『GOSICK』というシリーズを挿絵付きで書いていた時、文と絵があってはじめて作品が完成する感覚があって、それは素晴らしい体験だったので、またやってみたかった。辻村:恋というテーマについては、自分が子どもの頃に抱いていた違和感と向き合うことになりました。桜庭:辻村さんの『すきって いわなきゃ だめ?』は、小学生のお話ですよね。違和感というのは?辻村:小学生の頃、女の子が集まると必ず恋の話になりませんでした?好きな人がいなくても誰が好きか言わなきゃいけない空気があって、言うと「協力する」とか言われて。桜庭:分かるー。辻村:いたとしても公にしたいわけじゃないし、つきあうことだけがゴールじゃなくてもいいのに、という気がしていて。当時言語化できなかったその気持ちを絵本にしました。桜庭:読んで、最後のところでびっくりした!さすがミステリ作家。辻村:嬉しい(笑)。「どんな恋でも大事にしていい」と分かっていても、人はいろんな思い込みの中で生きているから、最後まで読んだ時により広いところに届くようにと考えました。桜庭さんの『すきなひと』は、街角でもう一人の自分と出会うところから始まって、すごく大きなお話になっていくのがすごい。桜庭:生きることへの思いや、一人で過ごす時間、神様みたいなものへの思いも“恋”だなという気持ちがありました。きっかけは、体調が悪くて休んでいる時にLINEカメラでお絵描きをしていて…(笑)。辻村:えっ?(笑)桜庭:スタンプだと、人物がみんな同じ顔になるので「自分と自分がすれ違う」というイメージが浮かんで、「あ、絵本の話、このシーンから始められる」と気づいてラストまで一気に考えました。辻村:すごいなと思ったのは、「あさがきて」「よるになって」という文章で、絵ではとてつもない時間が流れているところ。桜庭:誰に絵を頼むか編集者たちと相談していた時、嶽まいこさんの絵を見て、この人は不思議な絵を描ける!とピンときて。今は、嶽さんに絵を描いてもらってゴールできたという爽快感があります。辻村:私は、自分の書いた感覚を的確に描ける人は今日マチ子さんしか考えられなくて。実際、心象風景が天気で表されていたり、いろんな奥行きがあったり、ランドセルの色に至るまでその子を正確に分かって描いていて、震えるほど感動しました。桜庭:水たまりに相手の子の顔が映る絵だけで、視点人物がうつむいているって伝わるところとかも巧い。辻村:思ったのは、2冊とも「同調圧力に従うことはないんだよ」っていう話だなと思って。桜庭:ああ、確かに。辻村:どちらも恋は自分の中で耕していい、その豊かな時間は自分だけのものだって言っている感じがして、それがすごく嬉しい。桜庭:うん。大人は「子どもには難しいのでは」と言うかもしれないけれど、自分が子どもの頃って、ちゃんと分かって読んでいましたよね。辻村:そう。子どもは、作り手が子どもを軽んじているかどうか分かる。桜庭:だから、私も子どもを信じて作りました。辻村:この2冊も、それぞれの心に何かが残るものになってくれたら嬉しい。このシリーズから今後どんな絵本が出てくるのかも楽しみです。さくらば・かずき(左)1999年に『AD2015 隔離都市ロンリネス・ガーディアン』でデビュー。’07年『赤朽葉家の伝説』で推協賞、’08年『私の男』で直木賞受賞。近著に『小説という毒を浴びる』。つじむら・みづき(右)2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。’12年『鍵のない夢を見る』で直木賞、’18年『かがみの孤城』で本屋大賞受賞。近著に『傲慢と善良』。『恋の絵本(1)すきなひと』(左)桜庭一樹(作)、嶽まいこ(絵)、瀧井朝世(編)薄暗い街角で、もう一人の自分とすれ違った「わたし」。その子を追いかけ、捜して体験する夢のような時間とは。悠久の時と、深遠なテーマが濃縮された一冊。岩崎書店1500円『恋の絵本(2)すきって いわなきゃ だめ?』(右)辻村深月(作)、今日マチ子(絵)、瀧井朝世(編)学校で告白が流行中。「すきなひといないの?」って聞かれて、本当はこうくんが好きだけど、でも…。同調圧力を背景に、誰かに惹かれる思いを繊細に描く。岩崎書店1500円※『anan』2019年6月19日号より。写真・小笠原真紀中島慶子(本)取材、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年06月14日第10回国民的美魔女コンテストで人生を変えよう!光文社 美ST編集部が、2019年6月15日(土)まで、美魔女中の美魔女を決める「第10回国民的美魔女コンテスト」の応募を受け付けている。応募資格は35歳以上で年齢を感じさせない輝きを持っている女性。自薦、他薦は問わない。郵送またはWEBにて申し込みを受け付ける。1次は編集部による書類選考、2次は東京・大阪での面接・撮影を予定。3次の東京における写真撮影、4次美魔女サイトでの人気投票を経て、12月の最終選考会でグランプリが決定する。グランプリ受賞者はスイスでのロケに参加可能。「第10回国民的美魔女コンテスト」に関する詳細は、美ST ONLINEを確認。普通の主婦もグランプリになれる!2018年に行われた「第9回国民的美魔女コンテスト」のグランプリには主婦の梅本理恵氏が輝いている。梅本理恵氏は1970年12月12日生まれ。神奈川県出身。身長167㎝、体重54㎏、B85㎝、W64㎝、H90㎝。飾らない自然な美しさが評価され、応募総数1,000名の中から頂点に輝いた。あなたも美魔女コンテストをきっかけに美と人生を磨いてみてはいかがだろうか。(画像は美ST ONLINEより)【参考】※美ST ONLINE
2019年05月07日読み聞かせは子育てに必須…でしょうか?「絵本の読み聞かせをしましょう」「親子で絵本を開く習慣をつけましょう」など、“絵本の読み聞かせは、子育てに必須”といろんな場面で聞きますね。私は絵本専門士。絵本を多くの人に楽しんでもらいたい、絵本のよさを知ってもらいたい、そんな思いでいつも絵本を紹介しています。でも、子育て中のママ・パパの中には、「毎日の読み聞かせが大変」という人もいるのでは?そこで、今日は「絵本の読み聞かせ、しなくていいよ!」という観点で話をすすめていきたいと思います。親子で絵本を開く時間も大切ですが、絵本は単なるツールでしかありません「絵本」は単なるツール!「親子で絵本を開く時間が大切ですよ」、というその真意は、「親子で一緒に過ごす時間が大事だよ」ということだと私は思っています。そう、絵本があれば手っ取り早く、親子で共通の空間・時間ができる、そのための近道だということ。つまり、ほかに手段があれば、絵本の読み聞かせにこだわる必要はない、ということです。「絵本」じゃないツールを探してみて!私が、絵本専門士という資格を取り、絵本のよさをみなさんに伝えたい、知ってほしいと思ったのは、自分の子育ての中で親子の時間を作るのに、「絵本」が便利だったからです。だから私は「絵本、いいよ!」と言いますが、別のママにとっては、それが「ブロック」かもしれないし、「お絵描き」かもしれません。ぜひ、自分の得意なこと・好きなことの中から、子どもと一緒に楽しめることを見つけてください。でも、絵本を読んで安心したい…という気持ちもでも、世の中的に「子育てに絵本は必須」という雰囲気の中で、子どもに絵本を読んでいないことが、ちょっと不安になってしまうママもいるかもしれませんね。絵本を読むのは苦手、好きじゃない…、でも絵本を読んであげたい。もしくは、「絵本がいいよ」と言われるから読みたいけれど、そもそも子どもが絵本好きじゃないし…。そんな時には、しかけ絵本や歌う絵本、ふれあい絵本はいかがでしょう?「しあわせならてをたたこう」作:デビッド・A・カーター、訳:きたむらまさお大日本絵画【概要】だれもが知っている「しあわせならてをたたこう」の歌にあわせて、手をたたいたり、しっぽを動かしたり、というしかけが登場。【おすすめポイント】絵本のしかけと歌で、思わず踊り出しそうになるお子さんもいるかも。一緒に歌って、楽しく親子の時間を紡ぎだせるのではないでしょうか。「くっついた」作・絵: 三浦 太郎こぐま社【概要】「くっついた」という呼び声とともに、きんぎょさんが、ぞうさんが、おさるさんが、いろいろな方法でくっつきます。そして、最後は、誰とくっつくのかな?【おすすめポイント】最後はぜひ親子で「くっついた」をしてみてくださいね。ママと子だけでなく、パパも一緒に「くっついた!」絵本というよりも、ふれあい遊びと言った方がいいのかもと思える内容です。絵本には見向きもしない、という子どもでも、親子での絵本を通したふれあい遊びならきっと楽しんでくれますよ。気持ちをラクに、ツールとして活用してみて!今はとても絵本人気が高く、子育てにはなくてはならない、読まねばならない、そんなふうに思ってしまっているママも、絵本は子育ての中で、便利に使えるツールだと思えば、ちょっとは気がラクになるのでは?絵本を読んでもいいし、読まなくてもいいし、使いたい人は存分に便利に使ったらいいと思います。そして絵本以外にもいろんなツールがあるので、自分にぴったりのものを見つけてくださいね。<文・写真:フリーランス記者鳥山由紀>
2019年04月09日俳優の西島秀俊が4月3日(水)、都内で行われたディズニー映画『ダンボ』の公開御礼舞台挨拶に登壇。西島さんは日本版ボイスキャストとして、ダンボの運命を握るサーカス団員のホルトを演じ、ハリウッド声優に初挑戦している。■「ピンチのときこそ、家族に勇気づけられる」と西島さんファンタジックな世界観に加えて、ダンボと母親、ダンボを助けようとする人間の父子やサーカス団員たちの“家族愛”が感動に描かれる本作。西島さんは「楽しい時間はもちろんですが、ピンチのときこそ、家族に勇気づけられますね。僕自身も助けられることはたくさんありますし、そんなときはきずなを強く感じます」と家族への思いを、『ダンボ』に結びつけ、深い共感を示していた。また、「自分は不器用な人間で、俳優として芽が出ない時期もあった」と語り、「人よりも遠回りし、時間がかかったが、それはマイナスではなかったし、一歩を踏み出す秘けつだったのかも」とコンプレックスを個性に変えたダンボに、自分自身を重ねる瞬間もあった。■“子どもたち”の輝く未来にエール「可能性は無限にある」舞台挨拶には、ホルトの子どもを演じた子役の遠藤璃菜(娘ミリー役)、岡部息吹(息子ジョー役)が駆けつけ、ダンボをモチーフにしたブーケをお披露目。この春、進級する二人が「陶芸に挑戦して、大きな器を作りたい」(遠藤さん)、「小学5年生になるので、委員会を頑張りたい」(岡部くん)と抱負を語ると、西島さんは「可能性は無限にある」と“子どもたち”の輝く未来にエールをおくった。さらに「ダンボのように、自分の夢や可能性を信じて、新しいことにチャレンジしてほしい。2人ともやりたいことをしっかり持っているから、大丈夫だよ」と背中を押していた。■日本でも旋風、週末動員&興行収入で洋画No.1!『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』の鬼才ティム・バートン監督が、ディズニーアニメの名作を実写映画化した本作。大きな耳を使って空を飛ぶことができる子象のダンボが、元曲芸乗りのホルトをはじめ、サーカス団の仲間たちの力を借りて、引き離されてしまった母象の救出に挑む姿がファンタジックに描かれる。3月29日に日米同時公開を迎え、アメリカの映画ランキングでは貫録の首位デビュー。日本では封切り3日間で観客動員19万8573人、興行収入は2億5143万円を記録する好スタートを切り、大きな耳で旋風を巻き起こしている。『ダンボ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年04月03日元横綱・貴乃花の貴乃花光司氏(46)が3月20日「ザ・発言X」(日本テレビ系)に出演し、“家族の愛”をテーマにした絵本を製作したと発表した。兄・虎上氏(48)からも反応があり、注目を集めている。貴乃花氏の手掛けた絵本は「光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし」といい、「お母さんに叱られたね お父さんに育ててもらったねいっつもお兄ちゃんがいてくれたね」「僕は間違っていたかもしれない 若いから家族の話を聞いてなかったかも知れない」といった言葉が綴られていた。番組内で貴乃花氏は絵本のテーマを“家族の愛”としたことについて、「家族は原点。温かいご飯を作ってくれるお母さんに対する感謝。お父さんには夢持つことの大切さ教えてくれた感謝。引退して、改めて感謝を絵本にして伝えたい」と理由を明かした。さらに「1人で入門していたらここまでこられなかった」と虎上への感謝の思いも述べた。また「15(歳)で入門してから、弱いところを見せられなかった」と明かした貴乃花氏は「46歳で人生折り返し。素直になろうと思いました」と発言。さらに家族関係の修復についても前向きな姿勢を見せた。すると虎上が放送後、自身のブログを更新。「ほんの半年前まで私が出演する番組には写真は疎か名前を使うことさえできませんでした。ほんの3カ月前まで今後も会うことはないと言われていました。そのような中、急変した現状に当惑しています」と明かしながらも、「私の願いは、母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです。これはそう遠くない現実だと感じ嬉しく思っています」と綴った。さらに虎上は「絡み合った糸を解くにはまだ時間がかかりそうです」と語りつつ、こう結んだ。「それぞれに精進して、いつか心交わす。そんな人生の後半が送れるようにと願います。私共の今後を温かく見守って頂けますようお願い申し上げます。いつか逢える日を楽しみに日々邁進して参ります」歩み寄りを見せた貴乃花氏と、待ち望む虎上ーー。Twitterでは花田家の関係修復を期待する声が上がっている。《貴乃花さん、親方を辞めて昔の偏屈にも見える意固地な感じが無くなってお兄ちゃんにも感謝の言葉を言えるようになったのはホント良かった》《家族の情景が浮かんで来る絵本必ず読ませて頂きます 花田家一家が揃ってテレビに出てくれる日が来ます様楽しみにしています》《お兄ちゃんのブログは泣けてくるよ 貴さま、虎上さん、お母様、一日も早く絡み合ってしまった糸がほどけますように!心から願ってます!!!》再びテーブルを囲む日がくるかもしれない。
2019年03月21日以前から、子どもの絵本の整理は悩みの種でした。リビングダイニングに絵本用の本棚を作ったのですが、それは子どもが自ら絵本を手に取れるようにしたかったからです。子どもが成長するにつれて、自分で絵本を選び片付けてくれるようになったのはいいのですが、同時に収納の悩みも発生しました。そこで、イケアのマガジンファイル「FLUNS(フルンス)」を使って解決することにしました。その方法をご紹介いたします。■ 理想は子どもでも出し入れしやすい絵本棚以前は、とある収納名人がオススメしていた「ボックス型のファイルボックス」に絵本を立てていました。しかし、すぐに我が家には合わないとわかります。なぜかというと、絵本を一度上に引っ張り上げて取り出さないといけないんですね。しかも両手を使わないとダメ。子どもには絵本ってまだ重いのです。そうすると、複数冊絵本を持ち出したい時なんかモタモタしちゃうんですよね。ということで、ボックス型のファイルボックスは諦めて、ただただ並べることにしました。スッキリしていい感じです。でも、これだと皆さんも経験済みだと思いますが、ぐちゃーと雪崩が起きてしまいます。雪崩が起きると、子どもの力では絵本を起こして立てることが難しく、上にどんどん重ねていくようになるんです。こうなると、あとは悪循環しかありません。子どもでも大人でも同じですが、上に絵本が積み重なると下に立ててある絵本は選ばなくなります。いつもいつも同じ絵本を持ってくるようになりました。これではいかん!ということで「雪崩を起こさない」かつ「取り出しやすい」絵本棚収納を考えました。■ イケアの「FLUNS(フルンス)」が使いやすいブックエンドに早変わり!家にあるもので何か作れないかと探してみると、イケアのマガジンファイル「FLUNS(フルンス)」が何パックが余っているのを見つけました。「FLUNS(フルンス)」は4ピース1セットになっていて、はっきりとした価格は覚えていませんが、とても安かったのだけは覚えています。今だとセールだそうで149円で売られていますよ(1月27日まで)。さて、このまま使うとなると横長の絵本が入りません。手前に立ち上がりがあってつっかえるので、絵本を上に引き上げないと取り出せない=両手で取り出さないといけない。ということで、フロント部分をハサミでチョキチョキ取り除きました。紙製だからできることですよね。こうすることで、手前にも引き出しやすく、雪崩防止にもなりました。横長の本もちゃんと収まりますよ。今回、筆者はイケアの「FLUNS(フルンス)」を使ったので、だいたい500円以内で作れました。この「FLUNS(フルンス)」はハサミで簡単に加工できるので、他にも冷蔵庫や冷凍庫の収納にも使っています。紙製なので汚れたり、くたびれたりしても普通ゴミとして処分できるのもいいところ。簡単に、お安く絵本収納できて満足してます!
2019年01月15日絵本作家のたなかしん氏作絵本で化粧品や美容目的の医薬部外品などに含まれる成分や、正しいスキンケアを理解しようという新刊『お姫様の美肌図鑑』が株式会社じほうより発売された。A5変型判で価格は1,728円(税込)である。同社は医薬品専門書を手がけており、これまで一般向けの「じほう図鑑」として『王様のくすり図鑑』『王子様のくすり図鑑』『皇帝の漢方薬図鑑』(いずれも木村美紀氏著)を発売。今回発売された新刊は絵本作家のたなかしん氏の作で、高橋典子氏がプロデュース、皮膚科専門医のまのえいこ氏が監修している。45種類の美肌成分を妖精のキャラクターにコラーゲン、ヒアルロン酸、トラネキサム酸など、女性なら見慣れた成分ではあるが、これらの成分がどのような目的で配合され、どのような働きがあるのかを説明できる人は少ない。絵本『お姫様の美肌図鑑』では、美に悩む「おひめさま」がフクロウの導きにより美肌成分を学んでいく。同書の前半は荒れ果てた夜の森が舞台で、アルブチン、アミノカプロン酸、アスタキサンチン、セラミドなど、45種類の美肌成分を妖精のキャラクターとして紹介。フクロウが妖精を呼び出すことで、それまで荒れ果てていた森が美しさを取り戻していく。また、後半は「Dr.マノメディカルクリニック」と「ミューズスキンクリニック」の院長を務めるまのえいこ氏が監修。皮膚の構造やトラブルのメカニズム、化粧品、医薬部外品、医薬品の違いなどが解説され、正しいスキンケアの基本を学ぶことができるようになっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※お姫様の美肌図鑑 - 株式会社 じほう
2018年12月04日気持ちのいい秋風が吹くころになってきました。ベビーが知らない世界を広げるためにも、読書の秋に絵本を一緒に読んであげませんか?我が家にある30冊程の絵本は、子どもが取れるように表紙の見える絵本棚にすべて入れています。そんな絵本の中から月齢別1〜2歳におすすめの絵本を、絵本を読んだ時の息子の反応とともにご紹介します。10ヶ月~1歳、好きな本を本棚からとれるように歩き始めるようになると、本を読んでほしいアピールをするようになります。絵本用の本棚を置いてあげると絵本が身近になるし、お片付けの練習にもなります。この時期に、絵本の表紙が見える本棚をリビングに設置しました。そうすると好きな本を自分で取ってバスケットに入れたり、自分で絵本をめくって単語を言いながら絵を指差したりするようになりました。この時期は、自分で絵本を楽しめるようになるので仕掛け絵本を中心に買い足しました。いろいろな形の穴のあいたページをめくると、隠れていた動物が次々と現れる「どうぶついろいろかくれんぼ」。鳴き声など音でも表現されていて子どもが楽しく読め、言葉も覚えやすくなっています。茶色一色のページをめくるとゴリラが現れるのが、息子には大ヒット!めくる瞬間に『ゴリラが出てきた!』と言っていたら、ゴリラという単語を覚えました。動物のおしりやしっぽから動物のあてっこ遊びができる「どうぶつだあれかな」は、ライオンの子どもがいろいろな動物と出会う絵がとてもやさしく、ママも癒される絵本です。1歳~1歳半は、楽器や写真付きの絵本を指先が器用になり、言葉もはっきり話すようになるこの頃。楽器に親しんでほしいこともあり、1歳を過ぎてからはピアノの鍵盤が付いている絵本を買い足しました。ピアノとしての音も出るし、10曲ほどの自動演奏もついています。どの鍵盤を押しても音楽になる簡単モードでは、料理を作っている横で一人で遊んでくれます。また、動物が好きなのでどうぶつ図鑑も与えました。動物の写真横のボタンを押すと英語と日本語で動物名と鳴き声が出ます。エサも載っていて、息子はバナナやユーカリの葉など全く教えていないのに、ボタンを押しているうちに英語発音で言えるようになりました(笑)1歳半~2歳は、知育雑誌でも遊べるように2~3語を続けて表現できるようになって、理解度も深まるこの時期。書店でシールを貼ったり、数をかぞえたりと遊びながら学べるようになっている1~3歳対象の知育雑誌を発見したので、買ってみることに。この頃になるとパン屋さんごっこや電車ごっこをしたり、同じ車でもバスや救急車などの違いがわかるようになるので、1冊でいろいろ遊べる雑誌は外出先でも大活躍です。さらに、トイレトレーニングを始める時期なので、まずは絵本で予習。日本語では「みんなのうんち」で人気のある絵本の英語版「Everybody Poos」が役立ちますよ!歌をうたうようになる頃なので、マイク付の絵本があるとカラオケごっこをして遊ぶようになります。自分の声がマイクを通して聞こえるのが楽しいようで、曲に合わせて自慢げに歌っています。アンパンマンの歌以外にも8曲入っていて、今はお誕生日で何度も聞いた『ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー』をよく歌っています。童話なども読んであげていると、お椀に乗ったいっすんぼうしを見て『パパ、プップー』など指をさして説明してくれるようになります。小さいころに絵本を読んであげて、読書好きに!0歳だった時の絵本も2歳のいま抑揚まで真似をして読んでいるように話していたりと、大人が思っている以上に子どもはよく覚えています。絵本に出てきた動物の名前もいつのまにか覚えていて、ある日急に『ぞうさん』『きりんさん』と指さしてしゃべり出しました。小さいころから本に親しんでいると読書好きになると言います。お気に入りの絵本を見つけて読書の秋を堪能しましょう!息子が気に入っている絵本の一部はこんなもの・布絵本:スキップホップの布絵本・音が出る絵本:スマホえほん、ピアノ絵本、マイク付うたえほん・言葉の絵本:いないいないばあ、のりものいろいろかくれんぼ、いろのえほん・童話の絵本:そんごくう、ももたろう、いっすんぼうし、・お仕事の絵本:バルバルさん、くまくまパン・英語の絵本:えいごどうよううたのえほん、どうぶつ図鑑、I am a Bunny、Nursery Rhymes、Brown Bear, Brown Bear、Everybody Poos
2018年11月08日過ごしやすい季節になってきました。読書の秋です!ベビーと一緒に絵本を楽しんでみませんか。私が本好きなこともあり、我が家には布絵本、音の出る絵本、図鑑、日本の有名な絵本、英語の絵本、童話…などなど、2歳の息子のための絵本が30冊程あります。そんな絵本の中から月齢別、0歳におすすめ絵本を、絵本を読んだ時の息子の反応とともにご紹介します。0ヶ月~3ヶ月は、カラフルな布絵本をまだぼんやりとしか見えない新生児期。ぼんやりとしか見えなくてもわかりやすいように、カラフルなもの選ぶと反応がいいです!また、この時期は布絵本がおすすめです。布絵本とは、紙ではなく布でできた絵本。紙の本と違って文章を読んであげるのではなく、音が鳴る仕掛けがあったり、動物が描いてあったり、歯固めが付いていたりと低月齢からいろいろ遊べるようになっています。握るとカシャカシャと音がしたり、目で楽しむだけでなく、五感で楽しむ絵本です。我が家では、寝返りをうつかうたないかの頃、ページをめくるときに「つぎはー」と言いながらめくるとニコニコしていました。すごくお気に入りで、遠くにあっても手を伸ばして一生懸命に取ろうともがいていました。そして、1歳を過ぎても遊んでいて、自分で「つぎぃはぁ~」とつぶやきながらめくっています!4ヶ月~6ヶ月は、動物や擬音が出てくる絵本で大喜びまだ、視力より聴力がいいと言われているこの時期。擬音が豊富なもの、そして顔に反応するので動物などお顔が出てくる絵本がおすすめです。出産祝いにいただいた、動物がいないいないばあをする「いないいないばあ」は、ロングセラーの人気絵本。いないいないばあというフレーズが何度も繰り返し出てきます。パパがよく読んであげていました。楽しませるポイントは、声の抑揚をつけてギリギリまで次のページを隠しながら読むことだそうです。息子は、いないいない『ばあ!』で動物のお顔が出てくるページで大笑い。ライオンやひつじが来る床屋さんが髪を切る『チョキチョキチョキ』という音がある「バルバルさん」は我が家の息子の愛読書です。いつもおひざの上で読んであげていました。いまではライオンが出てきたら『ライ~』と言ってきたり、犬の挿し絵があると『ワンワン』と言うようになり絵本から多くの言葉を覚えています。英語の絵本では、ヒッコリーディッコリードックなどのマザーグースの歌やきらきら星が載っている「Nursery Rhymes」はCDが付いているので、CDをかけながらボコボコがあったり、糸が縫い付けられていたりと手触りで絵本を楽しめるようになっています。7ヶ月~9ヶ月は、歌が流れる絵本が大ヒットお座りできるになると、本を持ったりいじったりするようになるので押すと音が出るような絵本に興味を持ちます。我が家では、音が出るおもちゃと本が一体になった絵本を購入。歌詞が本になっていて、ボタンを押すと英語とカラオケで10曲以上の歌が流れるので、ベビーが好きな音楽を簡単に聞くことができます。自分で押すことで音が鳴るというのも面白いようで、抱え込んで遊びます。また、この頃はママの持ち物に興味が出てくる時期。ちょっと置き忘れたスマホを、勝手にいじっていたりしませんか?息子は私たちのスマホをすぐ取ってしまうようになったので、スマホのおもちゃを取り出せる絵本をあげました!これもお気に入りで、1年以上遊んでいます。親子で楽しめる絵本で秋を楽しみましょう音が出る、感触が違う、繰り返し同じ文章が出てくる、違う動物が同じ行動をするというように、子どもが好きな絵本には特徴があります。子どもの反応を見ながら成長に合わせて絵本を増やしてあげると、絵本に興味を持ち続けてくれます。初めは反応がなくても、どこかに行ってしまっても、読んであげていれば覚えていてくれます。読書の秋に親子で絵本を読んでみませんか?
2018年11月07日食欲の秋は、スウィーツがおいしい秋でもあります。そこで今回は、スウィーツがたくさん描かれた絵本を3冊ピックアップしました。“ひと工夫”が光る絵本ばかりなので、親子で楽しんでみてくださいね。「おやつなんだろう?」(作/山本和子絵/国松エリカ)おやつが大好きなうさぎのポッピ。忙しいお母さんの代わりに、森のみんなにお手紙を届けに出かけます。りすさん、はりねずみさん、ぶたさん、くまさん……どのおうちも、おやつ作りの真っ最中。「ポコンポコン」「カシャカシャカシャッ」と、何を作ってるのかな?と想像させられる音が書かれている隣には、仕掛けの窓やドアがあり、覗いてみると、何を作っているのかわかる、という展開になっています。絵だけではなく、音や仕掛けでおいしさやワクワク感が表現されているところが、この絵本の肝です。最後には、なんでみんながおやつを作っていたのか? そして、なんでお母さんが忙しかったのか?など、すべて明らかになるほっこりサプライズが待っていますよ!「クッキー・サーカス」(作/たむら しげる)こちらは、クッキーがおいしそう、というだけではなく、大活躍するお話です。男の子がハーモニカを吹きながら台所に行くと、お母さんがクッキーを作っています。一緒にピエロや音楽隊、動物たちなど、サーカスのように賑やかなクッキーを型抜きして、オーブンへ。するとオーブンから音楽が聴こえてきて……大きくなったクッキーたちと行進! 街でサーカスを繰り広げ、さらにはみんなで大きなクッキーをかじります。まさに、「こんなことあったらいいな」が、ゆかいにかわいらしく描かれた一冊。さらに、「そういうことか!」と膝を打つような結末です。これを読んだ後に親子でクッキーを作っても、盛り上がるでしょうね!「ぎょうれつのできるケーキやさん」(作/ふくざわ ゆみこ)かわいい動物たちや、おいしそうな食べ物がたくさん登場するだけではなく、巻末にレシピまでついている「ぎょうれつのできるおいしいえほん」シリーズの一冊。舞台は、アナグマさんのケーキ屋さんです。おいしいものを探していたありんこたちが、たどり着いたケーキ屋さん。お皿ごと洗い場にざぶーん!と落とされたり、アナグマさんに見つかって怒られたり、大冒険しながら、がんばってかわいらしいアリンコケーキを完成させます。アナグマさんやありんこたちが作る、色鮮やかなスウィーツ。そして、それを食べる動物たち、虫たちの幸せそうな表情。すべてが繊細に描かれています。どの絵本も、どことなく秋らしい色合いで、そういう意味でもこれからの季節にぴったり。絵本を閉じた後は「おやつ、何食べようか?」と、親子で会話が弾むこと間違いなしです!◆この記事を読んだあなたには【おいしそう、かわいい、おもしろい!三拍子そろった絵本3選】もおすすめです!
2018年10月04日絵を描くことが好きな子どもは、たくさんいますよね。クレヨンが描かれている絵本も、数多くあります。そこで今回は、芸術の秋という絶好のタイミングで、クレヨンが活躍する絵本を3冊ピックアップしました。「クレヨンからのおねがい!」(文/ドリュー・デイウォルト絵/オリヴァー・ジェファーズ訳/木村 涼)ある日、ケビンが絵を描こうとすると、クレヨンの箱の上に「ケビンへ」と書いてある手紙が、12通も置いてありました。なんと差出人は、12色のクレヨンたち。一色一色、それぞれが、ケビンに対して「おねがい」があって手紙を書いたのです。12通(で12色)の手紙、それぞれの文章や書体からは、キャラクターが感じられて、まさに十人十色なコミュニティを体現しているかのようです。たくさん使っている赤は、豪快な字で「にんきものはつらいぜ」、たまにしか使っていない黄土色は、きっちりした字で「もっとつかってほしいな」、トドメはうすだいだいで、身につけていた紙を全部はがされて「じょうだんじゃないよ」…なんだか、うちにあるクレヨンからも声が聞こえてきそうなほど、リアルな意見! 最後は、そんな手紙を踏まえたケビンの名案で彩られていますよ。「おしゃべりくれよん」(文/パトリシア・ハバード絵/G・ブライアン・カラス訳/いしづちひろ)こちらのクレヨンは、おしゃべりします! そして、やっぱり色によって、キャラクターが様々で、とってもおもしろいですよ。「なぜかおしゃべりわたしのくれよん」というリズミカルな文章も、読んでいて心地よく、心を踊らされます。むらさきのクレヨンは弾んだ声、茶色のクレヨンはおちゃめな声、青いクレヨンはみずみずしい声……本当に、こんなふうにクレヨンがしゃべり出したら楽しいのにな!と思わずにはいられません。絵や色使いもポップで楽しい一冊です。「ぼくのくれよん」(作・絵/長 新太)今は、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」のアニメ「へんてこライオン」で慣れ親しんでいる子どもも多いであろう、長 新太さんのお話と絵。そんな長 新太さんのセンスが、たっぷりと楽しめる一冊です。大きなクレヨンを使って、お絵かきをするぞう。青でびゅーびゅー描いたものは、池? 赤でびゅーびゅー描いたものは、火事? 黄色でびゅーびゅー描いたものは、バナナ? ぞうの描いた絵を本物だと勘違いしてしまい、翻弄される動物たち。ぞうは、ライオンに怒られてしまいます。でも、それでもぞうはクレヨンを持って駆け出していき……。思いっきり絵を描くことって楽しいよ、規定外の絵を描いてもいいんだよというメッセージが、伝わってくるような絵本です。いかがでしたか? クレヨンとますます仲良しになれて、お絵かきがますます大好きになれるような、夢のある絵本ばかりです!
2018年09月10日最近どんな絵本を子どもと楽しみましたか?子どもの成長は本当に著しいですね。昨日できなかったことが今日はできるようになっていたり…。興味の幅も日々変化しています。そんな中、「子どもへの絵本の読み聞かせ、楽しんでいます!」というママも多いかと思います。絵本を間にした親子の時間、いいですよね。でも、最近読んだ絵本、今子どもが大好きな絵本、すぐに答えられますか?1年前に好きだった絵本、何度も何度も読んでいた絵本、覚えていますか?そこで、絵本専門士である筆者がおすすめしたいのが、「絵本記録」です。わが家の絵本記録はフツーのノートでしたわが家では、小さいころからいろいろ絵本を読み、それをノートに記していました。普通の大学ノートに、絵本のタイトル、作者、出版社、概要、子どもの反応などをランダムに書き綴っています。[caption id="attachment_646267" align="aligncenter" ]新聞で参考になりそうな絵本記事なんかも挟んでありました[caption id="attachment_646265" align="aligncenter" ]まあ、汚い字で書きなぐっていますが、例えば「パパ、お月さまとって!」(偕成社)の欄。.........〇〇(長女の名前)は、「おおきくおおきくおおきくなーれ」というところが大スキ!!月を見ると「おつきさま、手とどかないね」「パパにとってもらおうか」と言っている。.........すでに小6の娘ですが、これを読むと、あの小さくってかわいかったころを思い出します。そして、この記録を娘に見せると、「えー、私めっちゃかわいいやん」と。そして、「読もう!読んでみよう!」と「パパ、お月さまとって!」をを出してきて読んでいました。記録方法はいろいろ。ママの好みで、手書きもデジタルも!私は普通のノートに、私が思うままにメモしていましたが、今は便利なツールがいっぱい出ています。例えば私の住む京都市では、京都市図書館が、2014年から「乳幼児保護者用読書ノート」というものを作って、無料配布しています。こちらは、図書館に行って、「ください」と言うともらえますし、8か月健診でもらえる「ブックスタート」セットの中にも入っています。[caption id="attachment_646266" align="aligncenter" ]実際、「京都市図書館乳幼児保護者用読書ノート」を活用して記録を残している、3歳ひさと君ママに感想を聞いてみました。「記憶は薄れていくので、時間が経ち読み返してみて、こんなふうに読んでいたなとか、この本が好きだったなと思い返せること。年齢が小さい時は、1冊の絵本を、大切に読んでいたので、1冊1冊に私自身も思い入れがあり、記録に残しておくのは、とても良い思い出のひとつになると思います。そして、大きくなった時に、息子に見せてあげたいなと思っています」とのことでした。私個人としては、手書きのメモとして書いたまんま、とういうのが味があっていいな、と思っています。が、最近は便利なツールがたーくさん!手書きは苦手!ノートを管理するのは大変。そんなママには、スマホアプリがおすすめです。読書記録ができるアプリはたくさんありますが、私のオススメは、乳幼児の絵本読み聞かせに特化した公文教育研究会の「mi:te[ミーテ]」です。絵本のバーコードを読み取るだけで表紙画像もあわせてデータが記録され、それに加えて子どもの様子なども書きこめます。きょうだいがいればそれぞれに記録することもできますし、子どものその時の様子も残すことができます。絵本選びに悩んだら、オススメ絵本の紹介などもあります。絵本記録が親子の思い出になる「絵本を読んであげるといい」と聞くし、子どもも好きだから読むけれど、しばらくして振り返ってみたら何を読んだのか覚えていないというママも多いかもしれません。子どもに絵本を読んだその空間・その時間は、親子にとってすごくステキな時間。その親子の時間を写真や日記を残すように、忘れないように記録しておくこと、その絵本を読んだ記録はまさに育児記録であり子どもの成長記録でもあるんですね。大きくなった時、絵本記録を一緒に見ながら、「小さい時こんな絵本読んでたんだよ」「そうそうこの絵本好きだったな」「この絵本読んだらいつもこんなこと言ってたわ」などと親子で話せるようになりたいな、と思っています。京都市図書館「乳幼児保護者用読書ノート」公文教育研究会 mi:te[ミーテ]
2018年08月22日絵本作家・林明子の絵本原画を一堂に集めた「絵本のひきだし 林明子原画展」が東京・松屋銀座で開催。会期は、2018年7月19日(木)から7月29日(日)まで。懐かしの絵本の原画が200点集結林明子は、ベストセラー絵本『はじめてのおつかい』を代表作に、数々の名作を世に送り出した人気絵本作家。葉っぱ1枚、1枚のみずみずしさまで描く、繊細で優しいタッチの画風は、子供から大人まで多くの人々の心を魅了し続けている。今回、"はじめての展覧会"となる本展では、そんな林明子の描く美しい原画約200点を展示。会場は全6章のテーマに分けて構成される。初期作品を辿る第1章「若きイラストレーターとして」では、絵本作家としての扉を開くこととなった『かみひこうき』や『しゃぼんだま』といった、貴重な初期作品を展示。また絵本作家としてデビューする以前に描いたという、初々しい作品も合わせて展示される。ベストセラーに隠された秘話も公開ベストセラー絵本の背景に迫る第2章「はじめてのおつかい」では、同作の原画を一堂に集結。林明子の物語絵本のデビュー作でもある『はじめてのおつかい』は、作家・筒井頼子が文章を担当。その後も『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』など、共作を手掛けることとなる2人の知られざるエピソードも合わせて紹介される。2人の手掛ける共作は、いずれも幼い女の子を描いた物語。その原画からも子供時代に誰しも経験したであろう胸のドキドキが、伝わってくるにちがいない。共作で生まれた名作の原画&その手法もまた林明子は、ほかの作家との共作によっても、数々の名作を生み出している。第3章『ふくらむ作品世界』では、ジブリでアニメーション化された『魔女の宅急便』(作・角野栄子)や、いろんな動物たちと一緒にお風呂を楽しむ『おふろだいすき』(作・松岡享子)などの原画を展示。さらに第5章「様々な技法で」では、その作品によって描く手法を使い分ける林明子の多様な絵本製作について紹介する。是非会場に足を運んで、子供時代の思い出の作品たちを鑑賞してみてはいかがだろう。【開催概要】「絵本のひきだし 林明子原画展」会期:2018年7月19日(木)~7月29日(日)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都 中央区銀座3丁目6−1時間:10:00~20:00※7月22日(日)は19:30閉場、7月27日(金)は20:30閉場、最終日は17:00時閉場※入場は閉場の30分前まで入場料金:一般 1,000円(700円)、高校生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円 ※( )内は前売り料金前売り:2018年6月末より、ローソンチケット他で7月18日(水)まで販売予定【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2018年07月01日渋谷の住宅街にひっそり佇む隠れ家的なお店渋谷にいちする「Bookcafe days(ブックカフェデイズ)」は、大人も楽しめる絵本を多数揃えるブックカフェです。お店に入るとすぐに目に飛び込むのは、左側に並ぶ絵本の数々。店内はダークカラーのウッドを基調とした、とても落ち着く空間です。並んでいる全ての本は贅沢に読み放題!カフェのお料理・ドリンクは、全てが素材そのものの味を生かしたものばかりです。シンプルな味付けに、ソースやドレッシングも手作りにこだわっています。ヘルシー志向の方にもおすすめです。偶然手に取った絵本が人生を変えるかも!?2012年にオープンし、2017年で丸5年を迎えました。ブックカフェデイズで取り揃えている本のほとんどは子ども向けに作られた本、絵本・児童書ですが、大人の方にも読んで貰いたいというオーナーの想いが込められています。表紙から始まる絵本の世界、ページをめくるたびに出会える美しい絵の数々、散りばめられたこころに響く言葉。絵本との出会いも一期一会です。ヘルシーなしそご飯がシンプルな味わいで優しいとろとろたまごがたまらない「しそご飯のオムライス」は、女性から大人気です。カフェご飯の定番メニューと言えばオムライス。しかし、ブックカフェデイズのオムライスは、他店とひと味違います。ご飯にはしそご飯を使用。シンプルでさっぱりした味わいと、たまごの甘さが絡んで絶妙なバランス。ほかにはないオリジナリティ-に魅了されます。日替わりのデリを本のおともに楽しめるお店の看板メニューが「本日のデリ2品」。日替わりなので、その時の旬食材が食べられるのも魅力です。新鮮な野菜がたっぷり食べられ、健康志向の方におすすめ。本日のデリが2品に、パン又はライスを選べるセットになってお得感もあります。全てが手作りで優しい味つけなので、子ども連れの方でも安心。一緒に絵本を楽しみながら、リラックスして食事を楽しめます。お店の売上の一部は海外の子ども支援にあてていますお店の売上の一部を、認定NPO法人国境なき子どもたちを通じて、海外の子どもたちの支援にあてています。お店にある絵本の数々は、本を愛してやまないオーナーが集めてきたもの。以前から本のコレクションを活かすことと、世界の子どもたちの力になりたいとの想いから、お店を開くことになった程です。お店にはオーナーの想いに共感して、寄贈された絵本も多数並んでいます。JR各線「渋谷駅」西口より徒歩6分で到着。または代官山駅からも徒歩10分と好立地です。渋谷や代官山でショッピングした帰りに、静かでアットホームな絵本カフェでひと息ついてみませんか?スポット情報スポット名:Bookcafe days住所:東京都渋谷区鶯谷町15-10 ロイヤルパレス渋谷1F電話番号:03-3461-1554
2018年06月04日夜、子どもを寝かしつける際、ベッド(布団)の中で絵本を読み聞かせるママやパパは多いはず。調子がいい(?)時は、読んでいる最中に寝てくれるけど、絵本を何冊も読んでも目がパッチリなんてことも…。また、内容によってはかえって子どもが興奮してしまうこともありますよね。ここ数年、子どもの寝かしつけをする時にピッタリの“おやすみ絵本”が話題になっていますが、意外と種類はたくさん!そこで、ぜひ試してほしい“おやすみ絵本”をいくつかピックアップしてみました。『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)日本だけでなく、世界的に人気の“おやすみ絵本”である『おやすみ、ロジャー』。きょうだいたちは眠ってしまったにもかかわらず、ひとりだけ眠れないうさぎの男の子・ロジャーが主人公の物語です。「あくびじさん」や「かたつむり」、「ふくろう」がロジャーにすぐに眠れる秘訣を教えてくれるという、内容的にも寝かしつけにピッタリの『おやすみ、ロジャー』に頼るママやパパは多い様子。物語としてももちろん楽しめるのですが、じつは心理学に基づいた子どもが眠くなるような仕掛けが散りばめられているんです!「言葉や文を強調する」、「ゆっくり静かな声で読む」など細かい指示があるため、慣れるまではママも大変かもしれませんが、寝かしつけの時間がグッと短縮すると評判なので、試してみる価値あり!『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)『おやすみ、エレン』は、先述の『おやすみ、ロジャー』に続く、“魔法のぐっすり絵本”の第2弾。こちらも心理学に基づいたもので、うさぎではなく、ゾウのエレンが主人公です。エレンと一緒に森の中を冒険する途中にエレンの友だちと出会っていき、森を抜けたところにあるベッドで疲れて眠る。多少の違いはあるものの、内容は『おやすみ、ロジャー』に近いかもしれませんね。『おやすみ、ロジャー』は絵が苦手という人も多いのですが、『おやすみ、エレン』はよりポップになっていて、その点も人気の理由のようです。『いやだ あさまで あそぶんだぃ』(アスラン書房)親としては、なかなか寝ついてくれない子どもにイライラしてしまうことも…。おそらく、「遊び=楽しい=まだ寝たくない!」と感じている子どもは少なくないはずですよね。そんな子どもとママにおすすめなのが、『いやだあさまであそぶんだぃ』です。この絵本のあらすじは、以下の通り。“おもしろくて、楽しくて、いつまでだって、遊んでいたいのに、「もう寝る時間ですよ」というお母さんの声。でも、途中で止めることなんかできません。「いやだーい」と、ぼうやは遊び続けます。トラや、兵隊さんや、汽車や、楽隊に会うたびに、一緒に遊ぼうと誘いました。でも、「眠い」「疲れた」と、だれも相手になってくれません。とうとうお月さまにもことわられて、ぼうやは、ひとりになってしまいました。みんなが眠りの国に入ってしまって、一人取り残されたぼうや。でも、もう一人だけ、ぼうやを待ってくれている人がいました!!ぼうやは、その人の胸に抱かれて、心地よい夢の国へ…”(出典:アスラン書房)とっても親近感の湧く内容なので、子どもでも理解しやすいと思いますよ。このほかにも、まだまだたくさんある“おやすみ絵本”。気になったものから試していけば、きっと寝かしつけを手助けしてくれる一冊が見つかるはずです!(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月06日お気に入りの絵本をもって「ママこれ読んで!」と、トコトコ駆け寄ってくる。微笑ましい日常のワンシーンですが、内心、「またこれか…」と感じたことはありませんか?ほかにもたくさん絵本はあるし、登場人物もストーリーも、そして結末も知っているはずなのに、繰り返し同じ本をもってくる。「子どもが読んでほしいと言うから」とは思いつつ、ママ自身はちょっぴり飽きている…そんな経験をしたことのあるママは多いのではないでしょうか。そこで、同じ絵本を読んでも、毎回新鮮に感じられそうな4つの工夫を紹介します!1●登場人物を変える同じ登場人物、同じストーリー、同じ結末…。この中のどれかひとつを変えるだけで、ちょっぴり新鮮に感じられそう。ストーリーを変えるのは、なかなか難しいかもしれませんが、登場人物なら簡単。主人公を子どもの名前にしたり、ママやパパ、おじいちゃん、おばあちゃんを登場させたり、お友だちと一緒に冒険に出る設定にしたり、身近な人に置き換えるだけで、これまでとはまたひと味違った物語になりますよ。2●キャラクターに合わせて声色を変えるたとえば『桃太郎』には、主人公の桃太郎のほか、おじいちゃんとおばあちゃん、鬼、一緒に鬼退治に行くサル・イヌ・キジが登場しますよね。このように、たくさんの登場人物が出てくるお話なら、ずっと同じ声で読むだけではなく、そのキャラクターに合わせた声や話し方で物語を進めるといつもよりも臨場感のある読み聞かせになります。また、ネット上には、たくさんのキャラクターを演じ分けることで、ママの頭の体操にもなるという意見もありました!3●家族で劇をするママやパパが絵本を読んで、子どもが聞いているというのが一般的ですが、家族みんなで劇のようにしてみるとみんなで楽しめます。発表会のように立ち位置を決めるなど体を動かして演じなくても、それぞれ担当を決めてセリフを言うだけで◎。あえてパパをお姫様役にするなどすれば、きっと楽しい時間になるはず!4●大げさにするストーリーや登場人物は変えずにいつもと違う雰囲気にするなら、「大げさに読んでみる」というのもおすすめ。本来は「ガシャン」くらいの音でも、「ドンガラガッシャーン!」と激しくしてみたり、勝手にBGMを付け加えたり、意外と大げさに表現できるところはあるので、ぜひ“大げさポイント”を探してみてくださいね。せっかくなら、子どもに楽しんでもらえたほうがママやパパも“やりがい”を感じられますよね。今回紹介した“4つの工夫”は、寝る前には不向きかもしれませんが、日中の読み聞かせにはピッタリ!読み聞かせがマンネリ化してきたなぁ…と感じたら、ぜひ一度お試しあれ♪(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月15日「第9回 国民的美魔女コンテスト」が募集を開始美ST編集部が主催する「第9回 国民的美魔女コンテスト」が、美魔女の募集を開始した。応募資格は、35歳以上で、年齢を感じさせない輝きを持っている女性。グランプリ及び優秀者は、オスカープロモーションと所属契約を結び、プロモートやレッスンなどが受けられる。応募締め切りは2018年5月10日まで。当日消印有効。WEBからの応募は24:00まで受け付ける。グランプリが決定する都内・最終選考会は9月に実施予定。応募方法などの詳細は、美ST ONLINEを確認。「国民的美魔女コンテスト」を通して、磨き上げてきた美を披露してみてはいかがだろうか。輝く女性を応援する「国民的美魔女コンテスト」美しさだけでなく、積み重ねてきた人生や努力が反映される「国民的美魔女コンテスト」は、今年で第9回を迎える。美魔女コンテストで求められるのは、若さではなく、輝きだ。第8回は、ケアマネジャーの村田優美さん(41歳)がグランプリに選ばれている。準グランプリには山崎麗子さん、輝く美魔女賞(DHC)には浅川加恵さん、温美魔女賞(バスクリン)には鈴木久美子さん、WEB賞には遠藤陽子さんが輝いた。(画像は美ST ONLINEより)【参考】※美ST ONLINE
2018年03月28日ふわふわの黄色いカステラや、湯気の立つシチュー。絵本に登場するお菓子や料理はみんなおいしそう。そんな憧れのレシピを、絵本を元に作ってみませんか?お手伝いが大好きな子も、まだ料理にチャレンジしたことのない子も、ママと楽しくキッチンに立てるチャンスです。親子で過ごす時間がたっぷりある春休み、読んで、作って、絵本を2倍楽しみましょう!◆レシピ作成・調理・お話…小松綾さん幼稚園教諭として10年間勤務した後、ABCクッキングスタジオにて4年間講師を務め、子どもの料理教室も主宰。今春卒園の6歳の長女・望歩(のあ)ちゃんにはお手伝いを通じて料理の楽しさを伝えている。■ 匂いや温度をママが想像しながら読み聞かせて私は10年間、幼稚園教諭として勤務し、子どもたちに絵本の読み聞かせをしてきました。料理やお菓子が登場する絵本を読むとき園の先生はたくさんアドリブを入れます。パンをパクパク食べるまねをしたり、スープをかき混ぜるシーンでは「ぐーるぐる」と効果音を付けたり。しかし一番大事なのは「読み手が匂いや温度を想像しながら読むこと」だと思います。ママが想像したことは、声を通じて子どもに伝わります。アドリブが苦手なママは無理に声色を変えたり、大げさに演じなくても大丈夫。想像を膨らませ、楽しく読んでくださいね。■ キッチンに誘うのは読み聞かせとは別の日でもOK読み聞かせた後、子どもから「私も作りたい!」と言ってくれればいいのですが、そううまくはいかないもの。かと言って「この料理を作ろうよ」と無理にキッチンに立たせるのでは、子どもも楽しくありません。私だったら後日、思い出したようにきっかけをつくります。例えば夕食のカレーを食べながら、「この前、絵本でニンジンスープが出てきたよね。どんな味なんだろう?」というふうに。子どもは「分かんない」と言うでしょうから、すかさず「えー、じゃあ作ってみる!?」「ママも作り方が分からないから、手伝ってくれない?」と誘います。子ども自身から「やってみたい!」という言葉が出てくるよう大人が導く。園で勤務していたとき、私が心掛けていたことです。ぜひご家庭でもそんな関わりを大事にしてくださいね。●編集部がセレクト!料理・お菓子を作りたくなる絵本10選おいしそうなメニューが登場する絵本はたくさん。すぐにまねして作れる、レシピ付きの絵本もありますよ![ホットケーキ]しろくまちゃんのほっとけーき作:わかやまけん/こぐま社フライパンの上でホットケーキがジュージュー。匂いや音まで想像できる一冊。[プリン]プリンちゃん文:なかがわちひろ、絵:たかおゆうこ/理論社生クリームのドレスに、フルーツの髪飾り。プリンのデコレーションが楽しくなりそう![ショートケーキ]たべてみたい!作:いしいひろし/白泉社色や食感を表す言葉がいっぱいで、きっと「食べてみたくなる」こと間違いなし![ケーキクッキー]きょうのおやつは作:わたなべちなつ/福音館書店鏡のように反射する紙で作られた、おやつが立体的に見える新感覚絵本。[カレーライス]カレーだいおうのまほう作:石倉ヒロユキ/ひさかたチャイルド大王の魔法で野菜やルーが大変身!鍋たっぷりのカレーが出来上がり。[コロッケ]11ぴきのねことあほうどり作:馬場のぼる/こぐま社カリッと揚がったコロッケを食べる猫たちがうらやましくなる一冊。[オムライス]こっそりオムライス文:きむらゆういち、絵:江川智穂/世界文化社コック見習いのキツネくんと一緒にオムライスを作れるしかけ絵本。[ギョーザ]いかりのギョーザ文:苅田澄子、絵:大島妙子/佼成出版社プンプン、プリプリ!怒りの炎でおいしいギョーザを作ります。[太巻き]パンやのろくちゃん うんとね作:長谷川義史/小学館ろくちゃんの顔とそっくりな太巻きが作れる、イラスト入りのレシピ付き。[おにぎり]おにぎりのひみつ作:かとうまふみ/フレーベル館エビの天ぷら、タラコ、しそ…いろいろな具のおにぎりが登場します。実際に作ってみた!絵本レシピ●動物パン「からすのパンやさん」より作:かこさとし/偕成社カラスのお父さんとお母さん、それに4羽の子どもたちが考えたパンはとってもユニーク。今日も森にこんがり、香ばしい匂いが漂います。【材料】パン6個分※小松さんのレシピ・ドライイースト……小さじ1・水……65~75cc【 A 】・強力粉……75g・砂糖……大さじ2・溶き卵……1/2個分【 B 】・強力粉……75g・塩……小さじ1/3・無塩バター……30g・ブラックココアまたはチョコペン……適量・溶き卵(焼き色を付けるため)……1/2個分【作り方】●生地を作る(1)ドライイーストに水を加え、木べらでよく混ぜる(2)ボウルの中でAの材料をよく混ぜ、①を加える(3)Bの材料を(2)に加える。生地に色を付ける場合はブラックココアを混ぜる。粉が飛び散らないように静かに混ぜ、台の上でこねる。(4)生地を丸めたら、ボウルに入れラップをかける(5)40℃のオーブンに入れて25~35分発酵させる●成形する(1)生地を6分割して丸め直し、10分間休ませる(2)胴体、耳、手足などパーツごとに目分量で分け、もう一度丸め直す。各パーツをくっつける(3)生地を天板に載せ、40℃のオーブンに入れて20~25分発酵させる(4)溶き卵を塗り、190℃のオーブンで12~17分焼く(ガスオーブンの場合は180℃で9分)◆上手に作るコツ生地を二次発酵させる工程(「成形する」の(3))で、約2倍に膨らみます。耳や手足のパーツが小さいと凹凸がなくなってしまうので、大きめに作りましょう。◆お手伝いPOINT粗熱が取れたら顔を描く水で溶いたブラックココアやチョコペンで顔を描きましょう。多少バランスが崩れても、「愛嬌のある顔立ちになった」と楽しんで。●チョコレートケーキ「ペネロペ チョコレートケーキをつくる」より文:アン・グットマン/絵:ゲオルグ・ハンスレーベン/訳:ひがしかずこ/岩崎書店あわてんぼうのペネロペは、卵を落としそうになったり粉まみれになったり。でも最後にはステキなケーキができました!【材料】18cm型1個分※小松さんのアレンジレシピ・チョコレート……180g・無塩バター……180g・卵……4個・砂糖……120g・小麦粉……40g・アーモンドパウダー……125g・粉砂糖……適量【作り方】(1)チョコレートを湯せんで溶かし、バターを入れて混ぜる(2)卵黄と卵白を分ける(3)ボウルで卵黄と砂糖を混ぜる。小麦粉、①、アーモンドパウダーを加え混ぜる(4)別のボウルで卵白を泡立て、③をゆっくり入れ混ぜる(5)型にバター(分量外)を塗り、④を流し入れる(6)160℃に温めたオーブンで1時間焼く(7)仕上げに粉砂糖を振る◆上手に作るコツ(6)の焼き時間は絵本のレシピには40分とありますが、1時間ほど焼いた方が固まりやすいでしょう。◆お手伝いPOINT手の上で卵黄と卵白を分ける卵を割り、子どもの手のひらに流し入れ、卵白を指の間から落として卵黄と分けます。卵の殻を使って分けるのは難しいですが、この方法ならとても簡単。●春のニンジンスープ「おなべおなべにえたかな?」より作:こいでやすこ/福音館書店「お豆も一緒に入れておくれ」……不思議なお鍋の言う通り、キツネの子どもたちが作ったスープ。さて、おいしくできたかな?【材料】4人分※小松さんのアレンジレシピ・ニンジン(飾り付け用)……1/3本【 A 】・ニンジン……2/3本・タマネギ……中1個・キャベツ……1/8個・ソーセージ……4本・ニンジン(飾り付け用)……1/3本・トマト……中1個・枝豆(さや付きで)……100g・菜の花……少量・コンソメ……大さじ1.5・水……800cc・有塩バター……5g・塩・こしょう……少々・パセリ(好みで)……少々【作り方】(1)飾り付け用に、1cm程度の輪切りにしたニンジンを型抜きする(2)Aを細かく切り、炒める(3)トマトをさいの目に切る。水気を出すため塩を振って置いておく(4)(2)を鍋に入れ水とコンソメを加える。ひと煮立ちしたらあくを取り、(3)、さやから外した枝豆、一口大に切った菜の花を入れる(5)バターと塩・こしょうで味を調える◆上手に作るコツ菜の花は煮込み過ぎると色が悪くなります。鮮やかな緑色を生かすため、入れるのは仕上げの直前に。◆お手伝いPOINT飾り付け用のニンジンを型抜きする脇を締めないと力が入らないので、「腕を体にくっ付けて」と教えましょう。慣れないうちは、ゆでて軟らかくしてから型抜きを。巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)
2018年03月07日皆さんは絵本をどうやって選んでいますか? 子どもが気に入ったから、自分が好きだから、話題になっているから… などいろんな選び方がありますよね。今回ご紹介する絵本作家・荒井良二さんの絵本は、型にはまらない独創的な絵が印象的です。絵本を選ぶとき、強いメッセージ性のある作品を選ぶ人も少なくありませんが、荒井さんの絵本にはそうした「答え」が存在しないように思えます。でも不思議と元気をもらえる、いつまでも忘れられない…。そんな「荒井良二」絵本の魅力をたっぷりご紹介していきましょう!■あさになったので まどをあけますよ作・絵:荒井 良二/出版社:偕成社 「あさになったので まどをあけますよ」 始まる、いつもと同じような朝。窓をあけて、1日の始まり感じる子どもたち。この絵本は2011年の東日本大震災で被災された方々とワークショップに取り組み、東北地方沿岸部の町をたずね歩いた荒井さんがそのときの思いを込め、描きあげたものだそう。「日常」は当たり前に過ぎていくものだけれど、それを繰り返していくことこそが幸せなのだと気付かせてくれます。本を読んだママからは「前向きな気持ちになる」という感想がたくさん寄せられていました。■空の絵本作:長田 弘/絵:荒井 良二/出版社:講談社 「空の絵本」 青い空と白い雲。表紙一面に広がる空の絵が印象的な絵本。そのリズムが耳に心地よく残る、詩人・長田弘さんの美しい文章と、奥へ奥へと引き込まれる荒井さんの絵が見事にマッチ! 刻一刻と変化する自然の美しさが独特の世界観で描かれています。野山に降る雨が強くなり、青や緑が灰色に。空が明るくなると世界はくっきりと輝きだす…。この絵本を読むと、空を改めて観察したくなる、という人も多いのではないでしょうか。読み終わったあとに「どのページがステキだった?」とお子さんと一緒に話してみるのも良いですね。■きょうというひ作・絵:荒井 良二/出版社:BL出版 「きょうというひ」 雪の降る静かな日に少女がひとり、大きなろうそくに火を灯します。「きえないように きえないように」と祈りを込める少女に、さまざまな思いをはせることができる一冊です。シンプルで美しい詩のような言葉と幻想的な世界観に「ささいなことで悩んでいるときに読むと、なぜか安らぐ」「頭のなかのごちゃごちゃしたものがスッときえる」と感想を寄せるママも少なくありません。どちらかというと大人向けという人もいますが、ろうそくがたくさん灯っているシーンがお気に入りというお子さんもいるよう。「タイトルに惹かれた」という意見もありました。■いつか、ずっと昔作:江國 香織/絵:荒井 良二/出版社:アートン 「いつか、ずっと昔」 結婚を間近にひかえた女性に、かつて愛したものたちとの時間がよみがえり、その記憶は前世、そのまた前世にまでさかのぼって…。命の生まれ変わりという壮大で神秘的な世界が広がるなかに、恋することの華やかさや切なさ感じさせる一冊。今回荒井さんがタッグを組んだのは、人気作家の江國香織さん。「いっしょに本を作るのはとても楽しい。同時に恐い!」と言いながらも「江國さんの文章はどんな絵でも壊れない強さがある。だからぼくはぼくらしく振る舞えば良い」と話すように、ページをめくるたびにピースがはまっていくような心地よさを感じます。「溺れるように読んだ」という感想も寄せられていました。■森の絵本作:長田 弘/絵:荒井 良二/出版社:講談社 「森の絵本」 その声は「森へ ゆこう」と言いました。いちばん大事なものがそこにあると。ページをめくると目に飛び込んでくる美しい景色には思い切り息を吸い込みたくなる、すがすがしさがあります。自分にとって大切なものとは何だろう。読み手の心に語りかけてくるような内容は一見「子どもには難しい?」と判断しがちですが「何度も読んでとせがまれる」「静かに聞いている」と、絵本の世界を楽しんでいるお子さんも少なくありません。「10年後、20年後に読んだとき、どんなことを感じるか。長く手元に置いておきたい」「どこがどう良かったか、あえて何も聞かずに読んだあとの余韻を楽しみたい」といった意見も寄せられていました。いかがでしたか? 黄、緑、赤、黒…。独特のタッチで自由奔放に描かれた作品たちは、並べてみるとまるでアート作品のよう。画集のような美しさと、唯一無二のオリジナリティをあわせもつ絵本たちにぜひふれてみてはいかがでしょうか。
2018年03月06日ネイキッドによる“絵本に閉じ込められた不思議な森”をテーマにした「絵本の中のBAR」が誕生。2018年2月28日(水)から期間限定でグラントウキョウサウスタワーにオープンする。「絵本の中のBAR」は、クリエイティブカンパニー ネイキッドが得意とするプロジェクションマッピングなどの技術を使った、体験型のコンテンツが楽しめるノンアルコールカクテルバーだ。絵本の世界を映し出した店内のテーブルでは、テーブルの上に手を置くとお花が咲いたり、かざすと湖に波紋が広がったりする。「スペシャルモチーフ」に触れると、次の世界に映像が切り替わるなど、テーブル上に現れるモチーフにアクションを起こすことで映像が展開していく仕組みだ。ノンアルコールカクテルを楽しみながら、まるで“絵本の世界”に入り込んだような非日常空間で、癒しのひと時を過ごしてみては。【詳細】「絵本の中のBAR」オープン日:2018年2月28日(水)会場:カフェ スペリオーレ住所:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワーB1F営業時間:平日 11:00~23:00/土日祝 11:00~21:00【問い合わせ先】TEL:03-6891-8765(代表)
2018年03月03日「きもの美人日本一」を決めるミス・コンテスト「きものクイーンコンテスト2018」が17日、東京・浅草公会堂で行われ、東京都出身の大学1年生・川手菜々子さん(19)がグランプリに輝いた。「きものクイーンコンテスト2018」でグランプリに輝いた川手菜々子さん日本最大級のきものの祭典でもある同コンテストは、和の美しさを兼ね備えた「きもの美人日本一」を決めるミス・コンテスト。今年は昨年より多い6,518人が応募し、その中から予選を勝ち抜いた345組360人がこの日行われた最終審査に登場。グランプリとなるきものクイーンに東京都出身で大学生の川手菜々子さん、準クイーンに東京都出身で大学生の板橋瑠花さん(21歳)と神奈川県出身で大学生の早瀬有莉さん(20歳)、オスカープロモーション賞に東京都出身で大学生の森本早紀さん(21歳)さんがそれぞれ選ばれた。見事きものクイーンに選ばれた川手さん。グランプリとなるきものクイーンに輝いて「私は着物を着ることがとても好きなので、このような賞をいただけて本当にうれしく思っています」と満面の笑みを浮かべながら、「微力ながら、着物の魅力を皆さんに伝えていければと思っています」と早くもきものクイーンとしての自覚も。川手さんは現在、大学1年生で理系の学部に通っているが、将来については「まだ大学1年生なので特にこれといった職業はイメージ出来ていませんが、今は化学を学んでいるので、それをいかせるような仕事につければと思っております」という彼女に、芸能界への興味を問うと「今回のことをきっかけに、もしかしたら考えるかもしれませんが、今のところは…」と否定的だった。そんな川手さんについて、スペシャルゲストの吉本実憂は「個人的にこういったお顔が好きなんですよ。私自身はっきりしているので、癒し系のお顔がすごく良いなと思います。優しい人を癒やすようなお顔にこの綺麗なお着物が本当に似合いますよね」と絶賛。一方の高橋ひかるは「すごくキラキラとされてました。衣装の色が被ってしまって申し訳ないんですけど、(飾り物の)お花もすごく綺麗ですし笑顔や表情がとても素敵でした。お着物も凄く似合う方だと思いましたよ」と賞賛し、この日のコンテストで初めて務めた審査員について「いつもはされる側ですが、こうやって誰かを審査するのは、こんなにもメンタルを使うのかと思いました(笑)。こうやって審査をするのは、その人をじっくり見ることにも繋がるので、貴重な体験でしたね」と感想を語っていた。
2018年02月18日