学生時代ずっとサッカーをしていて、JFA(日本サッカー協会)のライセンスも取得して指導の勉強はして挑んだが、いざ現場に出ると状況が全然違った!というコーチ。低学年や未就学児はそもそもおとなしく話を聞いてくれない。技術指導どころじゃない......。と悩む指導者は、実は多いのでは?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外の育成や、いつからどんな練習をすればいいかをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<動きながらボールを受けてパス、海外選手のように流れるようなプレーを身に付けるには、どんな指導が必要なのか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。田舎の少年団で教えています。担当はU-8です学区に1校しかなく、保育園から中学までメンバーが変わらないような地域です。専任の指導者がいるクラブチームなどは車で2時間以上の距離にある都市部にしかありません。そんな感じなので、小学校の少年団ですが未就学児の兄弟も参加することもあります。私自身大学までサッカーをしており指導ライセンスも取得しておりますが、現場に出ると技術の指導以前の問題で、まずおとなしく話を聞いてくれません。身体を動かして遊ぶのは好きなので、遊びを取り入れながらサッカーの要素を学んでいけばいいかと思っていますが、指導歴が浅いのでバリエーションが少ないのです。ミニゴール(※)は2台あります。低学年&一部未就学児に、あまり長い説明が要らず楽しめるような方法があれば教えていただきたく思っています。※編注:E-3ショップで販売、JFA100周年記念として全国の保育園幼稚園に配布している本格的なミニゴール。Jクラブもトレーニングに使用<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。基本的に、スポーツはその語源通り「遊び」です。その理解をまずはしていただけたらと思います。■スポーツは「遊び」、では「サッカーを象徴する遊び」とは?スポーツが遊びであれば、サッカーを象徴する遊びは何でしょうか。そう、試合ですね。うまく試合をやらせてあげると、当然ながら子どもは楽しくなります。私のスクールでは、1回の練習は90分。そのなかで50~60分は試合に費やします。保育園や幼稚園の小さい子や、小学生でもまだサッカーに興味がない子は、ほかのところに興味を示しがちです。トンボが飛べばトンボを追いかけるし、友達同士で遊び始めたりします。そうなるのは当然です。子どもなのですから。おとなしくしてくれないとこぼす大人たちも、子ども時代は同じ姿だったはずです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーにのめり込んでない子たちにもボールが集まるようなルールにしてみてでは、どうするか。小学生と幼稚園生が一緒にやっていると、どうしても学年や月齢が上の子どもがボールを持ちがちです。ドリブルしたり、シュートしたり。そういう子どもたちだけで盛り上がってしまうので、下の子どもたちは楽しくありません。ですので「今はサッカーをする時間だよ」と言い聞かせたりせずに、有効なルールに変えてあげてください。例えば「幼稚園の子にパスを出さないと、シュートが決まっても得点になりません」というルールを作ります。得点までのプロセスで幼稚園児がさわったらゴールにするというものです。もしくは、小さい子たち、学年が下の子が入れると10点にします。小さい子が貢献できるよう、ゴルフのハンディのような要素を入れてみてください。このように、サッカーはボールへのかかわりが増えると、一気に楽しくなります。サッカーにまだのめり込んでない子どもたちにも同じように、彼らにボールが集まるようなルールをつくることをお勧めします。■上手い子たちが注目される場面もつくるこのとき気をつけなくてはいけないのは、少しサッカーがみんなよりもできる子の扱いです。飽きてしまうと、ルールを無視してひとりでドリブルしてシュートを決めて喜ぶ、といった子どももいます。そんなときは「点にならないのにどうして楽しいの?」と尋ねます。「今のルールは幼稚園生にパスをしなくてはいけないルールだね。それはファウル(反則)がダメなのと一緒だよ。君がやっているのはずっとファウルしているのと同じじゃないかな」そういう話をします。また、自分勝手にシュートを打った後に「今のどう?得点になるの?」と質問してみます。すると「だって面白くないもん」と返ってくることがあります。そこで「じゃあさ、どうしてこのルールがあるかわかる?」と問いかけます。全員が楽しむことの大切さを味わってもらうことが重要です。その子たちにとってはハードルが低くなり過ぎて楽しくなくなることもあります。よって、小さい子のためのルールを入れた試合はずっと続けるのではなく、みんなが楽しくなり始めたらまたルールを変えてください。そうすると、出来る子たちが注目される場面が出てきます。行きつ、戻りつでいいのです。それぞれの子どもたちが楽しめる機会を創出しながら、月日が経つと「いつの間にかみんな上手くなったね」とか「みんなで普通に試合できるようになったね」と言えるようになります。■サッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないこと講習会などに出かけると、そこで出会うのは初めて指導する子どもばかりです。初めましての関係なので、その子たちの様子みながらどうオーガナイズすればいいかを考える。どんなメニューが合うかな?どうルールを変えてあげればいいかな?と観察しながら考えます。しかし、ご自分のチームであれば普段から見ているから子どもの特徴がわかるはずです。練習の途中で遊ぶこともあるけれど、こんな遊びを入れるとまた熱中し始める。さまざま試せばうまくいったオーガナイズの引き出しは増えていきます。前述したルール変更同様、試合をする人数を減らして小さいコートでやるのもいいでしょう。環境をさまざま調整します。もうひとつ大事なのは、指導者がサッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないことです。サッカーで遊びたい子どもたちは、そんな練習に興味はありません。楽しくなさそうな話です。よって「楽しくないこともやらないとうまくならないよ」などと言わずに、勝ち負けがあるようなサッカー遊びをどんどん提供しましょう。■池上さんが実際に2年生対象に行っている練習メニュー(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月17日サヤ山サヤさんの双子の娘、ポン子ちゃんとコン子ちゃんの小学校入学時のお話です。夢いっぱいの入学式翌日、ポン子ちゃんがケガをしたと小学校から電話がありました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?ドキドキワクワクの小学1年生! 子どもたちの成長を喜ばしく思う反面、「2人とも学校に着いたかな」「泣いてないかな」とそわそわした気持ちで家で過ごしていたサヤさん。 お友だちのレイちゃんのママと一緒に、子どもたちを途中まで迎えに行く約束をしていたところ……。 入学早々、学校から電話が…!? 小学校からポン子ちゃんがケガをしたとの連絡を受け、サヤさんは慌てて保健室に向かいました。 元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、教頭先生によればケガの原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針!!どうやら縫製の段階で忘れられたままだったようです。 サヤさんは「入学式のときも、初日の登校のときも、このジャケットの上にランドセルを背負っていたのですが、まったく気が付きませんでした。もしも、重いランドセルを背負った勢いで肩に刺さっていたら……と思うと、怖いですよね」と振り返ります。 毎日着る制服に針が混入していたなんて、考えただけで恐ろしいですね。子どもたちの安全のためにも、新しい服を着る際には、必ず事前に点検することが大切かもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月11日ニーズは10月25日、「低反発フィット足らく枕」の販売を開始しました。「低反発フィット足らく枕」は、低反発の素材と波形設計で、寝姿勢をサポートするクッションです。低反発ウレタンチップとウレタンシートの2種類の中材で、足の重さをやさしく受け止め包み込むようにサポートし、柔らかいながらもしっかりと両足を支えます。立体的な波形による形状と適度な高さにより、両足がぴったりフィットする2つのくぼみを実現。就寝中の足の位置を安定させて、気持ちの良い寝姿勢に導きます。足枕として以外にも、ひざ枕や腰クッションなど様々な使い方も楽しめますよ。カラーは、ピンクとネイビーの2色展開です。デスクワークや立ち仕事で疲れた脚を癒やしませんか?■商品概要商品名:低反発フィット足らく枕カラー:ピンク、ネイビーサイズ:(約)奥行20.0×幅41.0×高さ13.5cm価格:2,178円販売先:全国の量販店・専門店・通信販売など(フォルサ)
2023年11月04日吉岡里帆と永山瑛太が時空を超えた恋人を演じる「時をかけるな、恋人たち」の4話が10月31日に放送。お笑いコンビを演じた3時のヒロイン・福田麻貴と田村健太郎の切ない展開に「号泣しそう」や「それはもう愛だよ」の声が上がっている。永山瑛太が未来人を演じる本作は、現代人と未来人の恋を描いた物語。広告代理店で働く現代人の廻を吉岡里帆、未来人で廻と再び恋人同士になった翔を永山瑛太、廻の後輩で婚約中の広瀬を西垣匠、パトロール隊員でオペレーターの天野りおんを伊藤万理華、メカニック担当・八丁堀惣介をじろう・シソンヌ、隊長の和井内秀峰を石田剛太が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。翔(永山瑛太)に告白された廻(吉岡里帆)は、いずれ記憶を消されると知りながらも翔の気持ちを受け止める。そして迎えた浅草での初デートの日、廻は翔と楽しい時間を過ごし、浮かれている自分に気づく。しかし、浮ついた心は仕事上で思わぬミスを生んでしまう。そんななか、タイムパトロール隊は池浦トシ(田村健太郎)という長期滞在の違法タイムトラベラーを発見。未来で売れない小説家だった彼は、令和でお笑いコンビを組み、時をかけて多くの人に認知されていた。お笑いコンビ・フラジャイルのツッコミとして注目されている彼だが、実は廻もファンのひとりで、翔とのデートでも彼らの漫才を見たばかり。さらに厄介なことに、トシは相方の桜(福田麻貴)と恋愛関係にあった。早速、廻と翔はトシの元へ向かおうとするが、その矢先、廻は天野(伊藤万理華)から任期があと1週間だと告げられる。当然、タイムパトロールの職務が終われば廻の記憶は消されてしまう。翔は、それでも必ずまた廻に会いにくると熱のこもった言葉で語りかけるが、対する廻にはある思いがあり――というのが4話の展開。廻と翔はトシを捕まえ、最後のネタを書かせる。廻の協力を得て辻褄を合わせながら自分が死んだ後のネタを書いたトシは、桜とネタの練習をした後、手紙を残して未来へと帰る。そして一人残された桜は、ピンでネタを披露し、トシと出会う前とは違う成長した姿を見せる。そんな彼女がネタを終えた後、ひとり空を見上げるシーンにSNSでは「昨夜のED手前シーンなんてもう号泣しそう。1人楽屋を出た後ただ空を見上げながら微笑んでのお別れなんて…」や「桜が空を見上げた後、泣き顔だと思ったら笑顔でよかった」という声が。また桜の見上げた空のシーンからトシのいる未来の空へと繋がる演出に「外に出て空を見上げて彼がいる未来の空に繋がる演出が凄く良かった~」や「現代のラストシーンからエンディングの未来の空にそのまま同じ空で繋がっていくのあまりにも素敵すぎませんか~!!」といった声が上がっている。また記憶を消されたトシが未来で「夫婦漫才」という作品を書いて賞をとるエンディングには、「トシさんが「夫婦漫才」というタイトルで新人賞取ってるのも泣けるし、、」や「離ればなれになっても、夫婦漫才で賞を取るんだから、それはもう愛だよ」などの声が上がっている。回を追うごとに、切なさも加速していく本作。廻の任期も終わりが近づき、廻と翔の時空を超えた恋はどんな超展開を迎えるのか。ますます目が離せない。【第5話あらすじ】翔に別れを切り出した廻のもとに、後輩の広瀬(西垣匠)から「常盤さんのことが好きです」とメッセージが届く。広瀬は梓(田中真琴)との婚約を破棄したらしいが、翔への思いに踏ん切りがつかない廻は、その気持ちに応える気になれない。一方、廻との恋をあきらめたくない翔もまた、なんとかふたりで生きていく方法を模索。しかし可能性を見出せない廻は、翔の言葉に耳を貸そうとしなかった。廻の任期終了を翌日に控え、パトロール基地には30年後からやってきた初老の男性・矢野健也(今野浩喜)が連行されてくる。実は健也の妻・美郷(安藤裕子)は明日、バス事故で亡くなるらしく、悔いのある別れ方をした健也はひと目、生前の妻に会いたいと過去に戻ってきていた。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度。そこで、廻と翔が健也に同行し夫婦の思い出のレストランへ向かうことになるが、隊員たちが危惧したとおり、健也は隙を見て逃げ出してしまう。翌朝、厳戒態勢が敷かれ、美郷の前に姿を現した健也は張り込んでいた隊員たちに身柄を拘束される。そして記憶を消された健也は元の時代に戻され、美郷も予定どおりバス事故で命を落とすのだった。歴史に抗うこともできず、悲しい結末をただ黙って見守るだけというタイムパトロールの仕事に疑問を覚えた廻は、健也のためにある辻褄合わせを思いつき――。「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月01日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。おぞましい恐怖体験主人公は小学校低学年のころ、県営住宅に住んでいました。普段からその県営住宅に住む同学年の子たちと遊んでいた主人公。その県営住宅には、遊んではいけない場所があり…。「あの家の前は遊んじゃダメ」と親からもよく忠告されていました。親からの意味深な忠告出典:Grappsしかし友達の提案で、その家の前を通る度胸試しをすることに…。主人公たちが声を上げて走っていると、恐ろしいことが起こりました。問題さあ、ここで問題です。親の忠告を無視した結果どうなった?ヒント主人公はしばらく1人っきりになってしまいます。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Grapps正解は「おばさんに監禁された」でした。主人公は1人のおばさんに捕まり、仏間に閉じ込められることに…。おばさんの目的もわからないままの監禁生活。しかし、壁の向こうから聞こえた声が主人公に希望を与えます。HP:リアコミ原作:5ch漫画:葉山ふみ≪HPはこちら≫※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年10月10日9月30日、岐阜県の小学校で行われた運動会の最後に、小学校の50周年を記念し、大量の風船を飛ばすバルーンリリースが行われることに。当日の様子について岐阜市議会の佐藤幸太議員(33)はX(旧Twitter)に《快晴で何より!》とポストし、青空を舞うたくさんの風船の写真をアップしている。その3日後、栃木に住む男性がXで風船の一つが自身の元に届いたと報告。男性は写真もアップしており、そこでは風船とヒモ、そしてそれに括り付けられていた用紙の姿を確認することができる。用紙には小学校の名前と児童の書いた「スポーツカーにのってレースにかちたい」という夢が綴られており、男性は「夢を叶えてほしい!」と投稿している。するとリプライ欄には、《すごい感動 本当に届くものなんだなぁ》《こういうの素敵ですね》《少年よ!将来の活躍を期待してます♪》との声が。また前述の佐藤議員も《バルーン飛ばしの風船が栃木まで!ご紹介ありがとうございます》と大喜びだ。いっぽう、称賛一辺倒かというとそうではない。というのも、写真で紹介されている用紙には「この用紙はカモミールの種入りです。土に還ります」と書かれている。しかしカモミールは外来種であり、定着すると生態系に影響を与える可能性があるのだ。そのため、Xでは生態系破壊を危惧する声がこう上がっている。《素敵ツイートっぽいけど、このイベント良くないんじゃ?カモミールの種入りって言うから調べたら繁殖力高いみたいじゃん。生態系破壊に繋がらないの?》《カモミールは外来種なのでもし各地で定着してしまうと各地の生態系が狂います》《生態系を崩すよね》《実際、外来種の種を広範囲に飛ばす環境テロを子供たちにやらせてるの夢も希望もないのよね…》■「“環境に何も影響がない”ということがベスト」今回は風船が人の元に届いたが、人の目の届かない場所に到着した風船もあるはず。それは結果的に、生態系の破壊に繋がるのか。そこで本誌が環境省に見解を問い合わせたところ、中部地方環境事務所を紹介され、同所の担当者は「予防策や安全面に立った上での考え方をお伝えします」とした上で、こう答えた。「今回のカモミールが“生態系の破壊に繋がるかどうか”の確証はわかりません。ただ、自生していない場所に他の種類が人為的に運ばれるということはあまり好ましい状況ではありません。在来の植物が生えるべきところを外来種が占拠してしまうと、在来の植物が生え辛くなってしまう。そうなると在来の植物に依存していた他の動物たちにも影響がある。それが巡り巡って、生態系への影響に繋がります。ただ花壇や植木鉢など、人の管理が行き届くところで栽培していただく分には全然問題はないと思います」(以下、カッコ内は中部地方環境事務所の担当者)しかし、もう一つ気がかりな点が。それは、風船についてだ。栃木県の男性は風船とそれに付随していたヒモについて「土に還るものだそうです」と説明しているが、それでも「誤って食べた野生動物に影響を与える可能性もあるのでは?」と危惧する声もネット上に上がっている。そこで、このことについても尋ねてみた。「どうしても風船を飛ばさなくちゃいけない事情があるのなら、生分解性という土に還る素材でできた風船を使うのは一般常識になりつつあります。ただ、それを動物が誤って食べた場合、どうなるのかまでは私にはわかりかねます。動物にも、色んな種類がいますから。判断材料がないので害があるともないとも言い切れません。しかし、どういったケースにしても“環境に何も影響がない”ということがベストです」華やかなイベント、バルーンリリース。しかし関わった人全てに、自然に配慮した行動が必要となりそうだ。
2023年10月06日小学1年生:字がきれいに書けない!長女が通っている小学校では、低学年の国語の課題と言えば「字を正しくきれいに書く」ことがメインでした。しかし、長女にとってはこれがとても難しかったのです。1年生のひらがなの書き取りでは、長女の書く文字は芯がないというか、なんだかフニャフニャした字形になっていました。担任の先生にも毎回訂正をされていて、書き取り用のノートは真っ赤になっていました。でもこの時の私は、長女に知的な障害があるとは全く気づいておらず、「字はきれいな方がいいかな……」といった程度にしか考えていませんでした。Upload By 吉田いらこそこで私は長女を硬筆の習い事に通わせることにしました。長女本人の意思ではなく、無理やりだったので本人のやる気はもちろんゼロ。長女は講師の先生とお話をするのにもかなり緊張していて、数ヶ月通っても一向に上達しませんでした。ある日、硬筆の習い事に行く前につらそうな表情をしている長女を見て、なんだかかわいそうな気持ちになってきました。別に小学校低学年の今頑張らなくても、成長していけば次第に字をきれいに書けるようになるかもしれない。本人がきれいに書きたいと自覚を持ったら書き方が変わるかもしれない。そう思って私は長女の硬筆の習い事を退会させることにしました。もう行かなくていいと知った時の長女のうれしそうな顔………。本当につらかったのだなと思いました。現在中学1年生になった長女ですが、相変わらず書く文字はフニャフニャとしています。字をきれいに書くことがいいこと、きれいに書きたいと本人が思える日が来た時にはまた練習を頑張るかもしれませんが、今はまだこのような状態です。Upload By 吉田いらこ小学2年生:算数の習い事が続かない長女は4歳の頃から自学自習形式の塾に通っていました。受講していた科目は算数と国語で、最初は簡単なひらがなや点つなぎからスタートする教材でした。最初はゲームのようで面白かったようですが、だんだんと難易度が上がるにしたがって、通うのを嫌がるようになりました。長女がとくに難しく感じるようになったのは算数で、単元の難易度は小学2年生の足し算くらいだったと思います。塾だけが特に早い進度ではなく、学校の授業と同程度の進度でしたが、長女にとってはつらかったようです。とうとう、習い事の日は泣き出すようになってしまいました。ここでもう少し言い聞かせて習い事を続けていたら、もしかしたら算数を好きになっていたのかもしれませんが、小学2年生の頃に退会しました。私の中で、泣いてでも頑張らせた方がいいのか、判断がつかなくなってしまったのです。現在は知的障害の診断を受けたので「算数の習い事、そりゃあ難しかっただろうね、つらかったね」と思いますが、当時はこれでいいのかとモヤモヤしたことを覚えています。Upload By 吉田いらこ現在中学1年生の長女が通っている習い事は、バイオリンと個別の学習塾の2つです。学習塾については毎回文句を言いながらも通っています。塾には行きたくはないけれど本人の中で「中学生は勉強するもの」という認識があるので仕方なく、といった感じでしょうか。いっぽうでバイオリンは本人が希望して始めた唯一の習い事で、こちらは楽しそうに通っています。本来の習い事とはこういう楽しいものをやるべきなんだろうなと思いつつ、「もう少し勉強にも興味をもってほしいな」と親としては願ってしまいます。執筆/吉田いらこ(監修:初川先生より)長女さんの小学校低学年時の習い事についてのエピソードをありがとうございます。字をきれいに書けるようになるために硬筆を習うことで上手に書けるようになる子もいますが、お手本を見て、自分の書こうとしている升目の同じところから書き始めて、お手本と同じようにマス目の4分割したどこを線が通って、どう曲がったり止めたりして……と字をきれいに(お手本にならって)書くというのは手と目の動きを協応させたり、視覚的な認知や俯瞰する力などが問われるなかなかのマルチタスクです。単に回数をこなせば上手になるわけでもなく、いらこさんがご指摘のように本人のモチベーションもだいぶ必要だろうなと感じます。場合によっては、家で大きな紙に大きく練習したほうが上達の近道になる場合もあるかもしれません。算数や国語など教科学習に関する自学自習の塾も、繰り返して習熟する段階の内容で、かつ、繰り返して学ぶことが向いているお子さんには良いと思います。ただ、そもそもつまずきがある場合は、そこを乗り越えるのが困難なセッティングではあるので、どこかで壁にぶつかることもあるだろうと思います。習い事は本人にとって得られるだろう良きことと、精神的・体力的負担などとのバランスを見ながらご検討いただければと思います。特に低学年の時期は、学校に行って帰ってくるだけでへとへとのお子さんもいると思います。コンディションの悪い状態ではどれほどいいことをしたところで、なかなか良い時間とならない場合もあります。体力や余力のある小学校高学年くらいから始めてうまくいった方もおられます。興味関心、必要性、お子さんの状態やモチベーションなどさまざまな点からぜひご検討ください。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年10月06日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「低収入の低身長だと見下すママ友の哀れな末路」を紹介します。パニ子は30歳の専業主婦。会社経営をしている2歳年上のツバサと結婚し、4歳の息子・タイチと3人で仲良く暮らしています。しかし、幼稚園の送迎時に傲慢なママ・マイと出会うのが、とにかく憂鬱なのです。 ママ友の猛攻撃マイは会うたびに、「タイチくんまた背が低くなったんじゃない? やっぱり身長も遺伝するのねぇ~タイチくんかわいそう。うちの息子は高身長間違いなしだけど♪」とパニ子一家を見下し、自慢ばかりしてきます。 ある日、ランチデートを楽しんだパニ子と夫のツバサがレストランを出たところ、マイに遭遇! 初めてツバサを見たマイは、「もしかして旦那さん? 私の夫はあのパニコレ商事に勤めてるエリートだから、平日の昼間に妻と優雅にランチなんて絶対にできないわぁ♪ 低収入の旦那さんを持つと、自然と夫婦のコミュニケーションが円滑になっていいわねぇ」とツバサにも嫌味を言ってきたのです。 嫌味を笑顔で聞き入れた理由さらにマイは、「ねぇ聞いて。私の夫は年収2000万円なの。身長は183センチでタワマンの33階に住む、顔面100点のイケメンで幼稚園のママたちからの人気も高いの♡ それに比べてパニ子さんの旦那さんは身長170センチないわよね? きっと低年収でしょ? 男なら年収1000万以上、身長170センチはないとダメよ」と言いたい放題。 さすがに我慢の限界に達したパニ子が反撃しようとしますが、ツバサは笑顔で制しました。それ理由があったのです。 パーティーで真実が明かされたそれから数日後、パニ子とツバサが夫婦で招待されたパニコレ商事のパーティーに参加しました。パーティーを満喫しているとマイが「はぁ? なんでパニ子さんたちがいるわけ?」と大騒ぎ。マイの声を聞きつけ、マイの夫・ヒロがかけつけてきました。 ヒロは「おい! お前、社長に失礼だろ!」とマイに激怒。ツバサはパニコレ商事の大事な取引先相手で、今回のパーティーはパニコレ商事が3年もかけて契約成立したお祝いだったのです。 ツバサは「奥さんに先日、低身長低収入だと言われちゃいましてね。いやぁ、まいったなぁ」と言うと、マイは顔面蒼白! ヒロは「え……!? 妻がそんな失礼な発言を?! 社長、誠に申し訳ございません……!」と冷や汗ダラダラで頭を下げます。 マイも一緒になって謝罪しますが、もう時すでに遅し。ツバサはパーティーでマイに正体を明かそうと思い、嫌味を言われても笑顔だったのです。 傲慢ママ友のその後ヒロはこれまでのマイの傲慢な態度に困り果てていたこともあり、このパーティーがきっかけで離婚。タワマンからも追い出され、アパート暮らしになったものの生活レベルが落とせず、昼夜アルバイトに追われる生活を送っているそうです。マイがいなくなり、パニ子一家にもようやく平穏な日々が戻ってきました。 マイは、他人と比較して、他人を軽視することでしか自己肯定感を得ることができなかったのかもしれませんね。人は見た目や仕事だけがすべてではありません。その人の性格や価値観にもしっかりと目を向けたいものです。著者:ライター パニコレ
2023年10月02日とにかく食べる量が多く太っていた私は、食べる量を減らさずにダイエットをしたいと考えていました。そこでお菓子を低糖質なものに置き換えることにしたのですがまさかの展開になり……。低糖質なお菓子に置き換え!よく食べてしまう私は、間食をおからクッキーなどの低糖質なものに変えてみることに。最初のうちは、高カロリーなおやつから変更したので少しは効果が見られるように感じましたが、1週間もしないうちにダイエット用のお菓子に飽き始めた私……。物足りず爆食ループに…結局は、低糖質チョコやクッキーを爆食いするはめに……。もちろん、摂取した分は身になるので、体重は1kg以内の増減を繰り返しただけで、まったくダイエットになりませんでした。まとめ食事制限のダイエットは効果的のように思いますが、やはり効果が出るまでの継続が大事だと思います。無理なく継続できる範囲で目標設定をすれば良いと思いますが、一気に食べる量を減らてしまうと逆にストレスと感じ、暴飲暴食につながってしまうことを痛感しました。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/まげよ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年09月27日もし、自分の娘が痴漢の被害に遭ったと、相談してきたら……?痴漢は、誰しも被害に遭う可能性があり……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「セカンドレイプ×満員電車」から、話の展開を予想していただくクイズをお届けします。※この漫画には性被害の表現がありますのでご注意ください。あなたの望まない、同意のない性的な行為はすべて性暴力です。ご相談は「8891」へご連絡を。痴漢に遭い……学生の女の子は、満員電車の中で痴漢の被害にあってしまいました。「怖い……どうしよう……」怖い思いをした女の子は、帰宅途中の駅で急遽降りることにします。その後、なんとか自宅に帰宅すると……。ここでクイズです!電車で痴漢の被害に遭ってしまった主人公。その後、母親に痴漢に遭ったことが伝わります。すると、それを知った父親がある“指摘”をしますが、その指摘とは一体……?ヒントとして、父親は心配しているものの……?父親の指摘とは……?正解は『スカートが短い』ことを指摘した父親は、主人公のスカートの丈が短いから、被害に遭ったと責めました。主人公は想定外の発言に猛反発し……。こんな時どうする?痴漢の被害に遭ったのに、身近な人から責められたら、ショックを受けるのも無理はありません。今回の主人公の父親は、主人公の身だしなみを指摘して、主人公を責めました。もし、あなたの娘が同じような被害に遭ったら、どうしますか?知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※この漫画はフィクションです■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年09月24日小学校受験をしたもちこ。無事合格し、家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる小学校へ通うことになりました。入学してから半年間は、お母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。朝6時に起き、満員電車に揺られて通学していたもちこ。人がまばらな帰りの電車で、ウトウトしながら過ごす時間が至福の時となっていました。ある日の帰りの電車で、同じ車両には数人しか乗客がいないにもかかわらず、もちこのすぐ隣に座ってきた見知らぬ男性。その男性は、触っているかいないか微妙な触り方で、もちこの体に触れてきたのです。「怖い! 泣く……! でも泣いたらもっと怖いことになるかもしれない……」と、涙をこらえながら次の駅で下車。降りたことのない駅でしたが、なんとか改札を出たもちこは、母に電話をかけました。 「なんでそんなところにいるの!?」と驚くお母さんですが、もちこは電車で起きた出来事を話すことができず、もごもごとごまかします。そして、迎えにきてくれた母とともに帰宅しました。 その後、大人になり結婚して子どもができても、母に話せずにいるもちこ。当時のことを思い出し、モヤモヤとした気持ちを抱えていました。 時は戻り、痴漢被害からしばらく時間が過ぎたころのこと……。 同じ被害に遭った妹は… 痴漢被害からしばらく経ったある日、もちこの妹が似たような被害に遭ってしまいました。 母に相談した妹。母はすぐに警察に連絡し、女性警官が主となって、聞き取り調査がおこなわれました。 「警察の人もお母さんも、すごく心配して話を聞いてくれてる……」 妹の様子を見ていたもちこは、「自分もすぐに声を上げていれば、こうなっていたのかな」と後悔するのでした。 学生時代には、痴漢に遭ったクラスメートから「その場で捕まえて駅員さんと警察の人に突き出してきた」という話を聞いたもちこ。その後、その痴漢は捕まったそう。 「自分が被害を受けたと認識したらすぐ反撃していいんだ……!」 妹やクラスメートの出来事で気づきを得たもちこ。そして、幼い子どもを狙うすべての痴漢を憎らしく思っていました。 クラスメートが警察官から聞いた話では、新入生や新社会人が増える4月は、「遅刻したくないから言えない」という気持ちを狙い、痴漢が増えるそう。同じ理由で、期末テストの期間も被害が多く、中高生が無差別に狙われるというのです。 「最低すぎ……」 もちこは、小さな子どもはもちろん、すべての人たちが痴漢被害で苦しむことがなくなるよう、心から願うのでした。 自身が痴漢に遭った際、誰にも言えなかったもちこですが、「自分が被害を認識したら声を上げていい」と気付きました。「勘違いだったらどうしよう」「恐怖から声が出ない」など、さまざまな理由で痴漢の被害を訴えることが難しいときもあると思います。 しかし、ひとりで抱え込まず、身近な誰かに相談することで、きっと周囲が親身になって聞いてくれることでしょう。それによって、次の被害者をなくすことができるかもしれません。 そして、「何かあれば声を上げていいんだよ」と、日頃から子どもに伝えておくことも大切なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター mochiko.
2023年09月19日小学校受験をしたもちこ。無事合格し、家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる小学校へ通うことになりました。入学してから半年間は、お母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。朝6時に起き、満員電車に揺られて通学していたもちこ。人がまばらな帰りの電車で、ウトウトしながら過ごす時間が至福の時となっていました。ある日の帰りの電車で、同じ車両には数人しか乗客がいないにもかかわらず、もちこのすぐ隣に見知らぬ男性が座ってきました。「他のところ空いてるのになぁ」と違和感を覚えますが、すぐ逃げたほうがいい状況だとは思わず、そのまま座っていたもちこ。 すると、あろことかその男性は、触っているかいないか微妙な触り方で、もちこの体に触れてきたのです。 「怖い! 泣く……! でも泣いたらもっと怖いことになるかもしれない……」と、涙をこらえながら次の駅で下車。降りたことのない駅でしたが、なんとか改札まで行くと……。 母に本当のことを話せず…※訂正:(誤)伺って→(正)うかがって 駅を出ると目の前は人の多い商店街。人に紛れ、駅のほうをうかがいながら商店街を一周しました。男性の姿が見えないことを確認し、安心したもちこは、お母さんに迎えに来てもらおうと公衆電話から電話をかけます。 「えーっと……○×駅のところにいるんだけど……」 「え!? ○×駅!? なんでそんなとこに!?」 驚くお母さんに、「な……んか……、その……えっと……降りちゃったっていうか」とごまかしながら話すもちこ。 本当のことを話せずにいましたが、母に迎えに来てもらい、無事に家へ帰ることができました。 その後、結婚して子どもができたもちこですが、未だにそのことをお母さんに話せていないそう。 痴漢に遭ってからずいぶん時が経ちましたが、小学生の間は思い出すたびにモヤモヤしていました。 「私の勘違いだったのかも?」「服の端っこが当たっていただけかもしれないし……」 いろいろな考えを巡らせていた、小学生時代のもちこ。 「あんなん100%痴漢だわ!!」 しかし、あれは子どもを狙った悪質な痴漢行為であったと、大人になったもちこは確信。 「卑怯な手で傷つけて……」「怖い思いをしても言えないような子がほとんどだよ! 他にも小さい子が被害に遭っていた可能性が高くない!?」 大人になったもちこは、当時の出来事を思い出し、憤るのでした。 電車で起きた怖い体験を母に話せなかったもちこ。思いもよらない突然の出来事で、痴漢被害に遭ったという確信が持てなかったのでしょう。大人に言いづらい気持ちはよくわかります。 最寄り駅より少し手前の駅で下車し、母に電話をかけたもちこ。子どもがいつもと違う行動をとったときは、何かの合図なのかもしれませんね。皆さんは幼少期、怖かったことや動揺したことで、親に話せなかった出来事はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター mochiko.
2023年09月18日小学校受験をしたもちこ。無事合格し、家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる小学校へ通うことになりました。入学してから半年間は、お母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。行きの満員電車に比べ、帰りは座りながらゆったり乗車できていました。ある日の下校中、帰りの電車で気が緩み、ウトウトしていたもちこに……!?朝6時に起き、片道1時間半の電車通学をしていたもちこ。空いている帰りの電車でウトウトするのが至福の時間でした。 ある日の帰りの電車で、同じ車両には数人しか乗客がいないにもかかわらず、もちこのすぐ隣に見知らぬ男性が座ってきました。 「他のところ空いてるのになぁ」と違和感を覚えるもちこですが、すぐ逃げたほうがいい状況だとは思わず、そのまま座っていると……。 身動きがとれなかった少女 人もまばらな電車内。眠気でウトウトしていたもちこ。そんな状況で、もちこの隣に座ってきた男性……。 あろうことかその男性は、触っているのかいないのか、すごく微妙な触り方でもちこに触れてきたのです。 「え、何……。わけがわからない」 世の中には卑劣な行為をする悪い大人がいるのだと、小学校低学年ながらテレビやマンガで知っていたもちこ。しかし、自分の身に降りかかってくるとは思わず、次の停車駅を待つ以外、何もできずにいました。 「怖い! 泣く……! でも泣いたらもっと怖いことになるかもしれない……」 次の停車駅に着き、走って逃げては相手を刺激してしまう可能性があると考えたもちこは、不自然にならないよう平静を装いつつ下車。 降りたことのない駅でしたが、慣れているかのような振る舞いを意識しながら、改札まで行き、駅を脱出したのでした。 無抵抗な子どもの体に触れた男性。恐怖の中冷静に考え、次の駅で降り、改札まで向かったもちこはよく頑張りましたね。誰が相手でも痴漢は許されない行為ですが、子どもを狙うのは本当に卑劣。ひとりで行動するようになった子どもを守るため、親や周りの大人ができることは何なのか、考えさせられる出来事ですね。著者:マンガ家・イラストレーター mochiko.
2023年09月17日小学校受験をしたもちこ。無事合格し、家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる小学校へ通うことになりました。入学してから半年間は、お母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。行きの満員電車に比べ、帰りは座りながらゆったり乗車できていました。ある日の下校中、帰りの電車で気が緩み、ウトウトしていたもちこに……!?朝6時に起き、片道約1時間半の電車通学をしていたもちこ。空いている帰りの電車でウトウトするのが至福の時間でした。そんなもちこに近寄る男性が……。 疲れ果てた女子小学生に… 小学校受験をしたもちこ。家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる学校に通うことになりました。入学して半年ほどはお母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。 朝は大人に混じって満員電車に揺られ、帰りはスカスカの電車で帰る毎日。小学校低学年ながら、ハードなスケジュールで過ごしていたもちこは、帰りの電車でウトウトする時間が至福の時となっていました。 ある日の帰り道。時間帯は昼下がりで、もちこが乗車していた車両には、数人しか乗っていないような状況でした。そんな中、見知らぬ男性がすぐ隣に座ってきたのです。 「他のところ空いてるのになぁ」 違和感を覚えていたものの、もちこは、「すぐに逃げたほうがいい」などとは考えもしないのでした。 大人でも大変な片道1時間半の距離を、電車通学していたもちこ。疲れて帰りの電車でウトウトしてしまうのもしょうがないですよね。 見知らぬ男性が隣に座ってきた今回の出来事ですが、おかしいなと感じても、幼い子どもであれば「移動しよう」などの考えに至らなくても当然のように思います。わが子がひとりで電車に乗るような機会が訪れた際は、「電車内で何かおかしいと感じたら、移動したり、下車したりして、その場から離れてね」など、身を守るように伝えておくことが大切かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター mochiko.
2023年09月16日もし、電車の中で痴漢されてしまったら……?もちろん痴漢は犯罪ですが、誰しも被害に遭う可能性があり……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「そんな格好してるから狙われるんだよ」から、話の展開を予想していただくクイズをお届けします。※この漫画には性被害の表現がありますのでご注意ください。あなたの望まない、同意のない性的な行為はすべて性暴力です。ご相談は「8891」へご連絡を。友人と合流すると……?ここでクイズです!痴漢に遭ったと涙ながらに話す主人公。友人は、その姿を見て困惑します。しかしその後、もう1人の男性の友人が予想外の発言をします!その発言とは一体何でしょう……?ヒントとして、女性のある様子から男性は「隙がありそうに見えると危ない」と思っています。友人の発言とは……?正解は「そんな格好しているから」だと言った男性の友人は、被害者である主人公の服装を指摘します。しかし、もう1人の友人はその意見に反論し……。こんな時どうする?今回は男性の友人は痴漢の被害は服装が関係していると思っていたようですね。性犯罪は服装、性別、年齢に限らず、誰にでも起こる可能性があります。もし被害に遭われてしまった場合、「性被害の相談をできる専門的な場所」があることを覚えておきましょう。知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※一部フィクションを含みます■脚本:佐藤ちと■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年09月16日私が、自分の基本性格があまり良くないんじゃないかと気付いたのは割と早い段階で、小学校の低学年くらいには自分をそう分析していました。とはいえ性格が悪くてもなるだけ人に迷惑をかけないよう気をつけて行動していればトラブルは回避できるし、ここは社会性を身につけてなんとかするしかないと頑張りながら生きてきたわけですがいかんせん本物じゃないので間違えることも多く反省ばかりの人生です。そんな私がふたりの子どもたちを正しく導く……というプレッシャーたるや半端なく、どう自問自答しても「身を持って伝えるしか方法はない」という結論に辿り着くので、毎日頑張っているいい人のふり。ふりだとしても続けていればいつかは本物っぽくなれるだろうか。
2023年09月15日学年の人数が多いのは良いけど、レベル差がある。止める、蹴る、運ぶの基礎技術だけでなく、その場その場での判断力も......。学年ミックスにして能力別にチーム分けも考えたが、うまい子たちのメリットを考えると悩むし、下の学年と一緒にされると劣等感を感じそうだからという保護者からの反対もある。同じ学年でもレベル差の激しい子たちに、どう指導したら良い?と悩むコーチからのご相談。レベル差のある子たちへの指導で悩んでいる指導者は多いのでは。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、チームのみんなをうまくするための3つのアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ポジションの意識がない低学年の団子サッカーを解消したい、子どもたちに伝わる言い方を教えて<お父さんコーチからの質問>地域の少年団でコーチをしています。担当はU-10なのですが、1学年に所属している選手は25人を越えており、選手の上手さにもかなり差があります。なので、止める、蹴る、運ぶの、基礎的な技術が習得できていない選手達やその場面でどうしたら良いか考える力が足りていない選手達がいます。一方で、基礎的な技術も考える力も持っている選手もいます。そんな中で、全員で同じ練習に取り組むべきなのか、グループを分けて練習内容を変えるべきなのか悩んでいます。上手くない選手にとっては上手い選手と一緒にやることで成長は見込めると考えていますが、その逆はどうなのでしょう。同学年は一緒にしてほしいと言う親御さんもいます。下の学年と一緒のグループになると劣等感を抱きそうだからと......。そんな方々への説明にも悩んでいます。上手い選手が上手くない選手と一緒にやることでメリットはあるのか、上手い選手だけでやる方がより成長できるのではないか、といったあたりが気になります。少年団なので、どちらか一方だけに焦点を当てて指導することはありません。何か良い練習方法や考え方がありましたら教えていただきたいです。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご相談の文章を読んで、個人よりもチームとして考えることが必要ではないかなと感じました。「上手い選手が上手くない選手と一緒にやることでメリットはあるのか、上手い選手だけでやる方がより成長できるのではないか」「上手くない選手にとっては上手い選手と一緒にやることで成長は見込めると考えていますが、その逆はどうなのでしょう」これらの疑問を持たれているようですが、そう考えてしまうと「上手くない子を入れると試合に勝てない」という考えにつながります。■チームとして全員が上手くなるにはどうしたら良いか、子ども達自信にも考えさせるチームとして全員が上手くなるにはどうしたらいいか考えることが重要です。であれば、上手くない子に上達してもらうにはどうしますか?ということを、子どもにも考えてもらったほうがいいでしょう。子どもは自分の感情をストレートに表現するので「アイツは下手だからパスを出してもダメだ」ということを平気で言います。それに対し、大人はうなずいてしまってはいないでしょうか。「いや、サッカーはチームでやるスポーツだよ。仲間をどう助けるか。あの子がとれるパスをどうやって出すかを考えよう」そういったことを、まず指導者が言えるようにしてください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーは「チームでどう戦うか」が大事では、どうするか。10歳以下ということなので4年生くらいでしょう。例えばチームに25人いて8人制の大会に出るとしたら、最低2チーム組めますが、できれば全員出場するために3チーム出してはいかがでしょうか。その際はある程度のレベル分けをしてもいいでしょう。ただし常にそうするのではなく、大会によって全チームの力を平等にして編成してほしいと思います。レベル分けをしても、結局同じチームの中でも差はあります。常に同じ問題をはらむわけです。上手い子だけにボールを持たせて試合をしてしまうと、サッカーではなくなります。だからこそチームでどう戦うか?が大事になってきます。■アドバイス①「勝つための起用」「点を取らせる」という考えを捨てるそこで三つほどアドバイスします。ひとつめ。「みんなでやる。それがサッカーというスポーツなんだよ」という概念を子どもに強く持たせてください。そのためには、この感覚をまずは指導者が深く理解したうえで「勝つためにはこの子を起用する」とか「点を取らせる」といった考えを捨ててください。そして「みんな同じだけ出場して勝つにはどうするか?」を考えてほしいのです。よく聞かれるのは「子どもは勝ちたいでしょう?」という意見です。その通り、子どもは技術が劣る仲間が交替で出ると「そいつに替えたら勝てないのに」などと平気で言います。そのときに、協力し合うこと、上手い下手ではなくリスペクトし合う大切さを教えなくてはいけません。「このメンバーでどうやったら勝てる?みんなで相談して」と言って一緒に考えてあげてください。もし負けても次どうするかを考えます。それがスポーツです。そこを大人がわかっていないと、敗戦の原因だとひとりが責められていたり、いじめに発展することを止めることはできないでしょう。■アドバイス②相手へのリスペクト、仲間との協働を意識させる最近の少年サッカーはヒエラルキーが生まれやすくなっている2つめ。子どもに伝えなくてはいけないことを整理し、徹底してください。小学生のサッカーにしても、みんながみんなプロになるわけではありません。リスペクトや、仲間と協働すること、ルールを守ること。子どもが学ぶべきこと、大人が伝えるべきことはたくさんあります。そこを優先すれば、やるべき指導は見えてくるはずです。つい最近、小学校の先生からこんなことを聞きました。「少年サッカーにヒエラルキーが生まれやすくなってますね。ひと昔前は少年野球をしている子どもの中でいじめのようなことが発生し、それが学校にまで持ち込まれていて私たちも対応に追われました。でも、今はサッカーのほうが問題になることが多いです」そのような時代だからこそ、チームでやるということを強調し実践してほしいです。スポーツの指導現場での暴力根絶についての講演を頼まれることもあります。その際、「皆さんはなぜ子どもにスポーツをさせますか?一体スポーとは何でしょう?」と問いかけます。日本は、そこが欧米に比べて圧倒的に抜けているからです。スポーツに対し「勝負する」という側面が強すぎます。勝ち負けや成績ばかりに一喜一憂します。レギュラーの子どもは上手いからいいけど、補欠の君はダメだから試合に出られないのは当然だよと評価してしまいます。サッカーを学ぶ目的は「勝つ」ことではありません。試合の目的が「勝つ」ことなのです。このことを間違えずに私たち指導者は子どもに伝えなければならないのです。■アドバイス③練習法を変えてみる様々な子を混ぜてやるとみんなできるようになってくる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)3つめは練習方法です。能力別ではなく、様々な子どもたちを混ぜてやっていると、みんなができるようになってきます。前述したように、できない子がいれば「周りの人は何したらいい?」とできる子に問いかけてください。彼のキックがここまで届くと思う?うん、思わないよね。じゃあ、どうして離れていくの?もっと近づいて相手がいないところでボールをもらってあげたら?みんな特徴あるよね?助けてあげるのがサッカーだよね?例えば、仲良くない二人を私はわざと一緒にやらせます。この子をうまくするにはどうしたら?と考えてもらいます。スポーツは競争だ、悔しかったらうまくなれ――。プロであればそうでしょう。プロは自分の価値を高めたり、磨かなくてはなりません。しかし一方で、自分だけ良ければいい、というエゴイストは一流になれないのも確かです。プロのような競争を小学生からやらせる必要はありません。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年08月11日シアンの運営するキラクル編集部は、低用量ピルを服用したことのある女性を対象に実施した「低用量ピルによる生活の変化と満足度」に関する調査結果を発表しました。低用量ピルについて、値段に見合った満足度は得られているか尋ねたところ、74%が「満足している」「少し満足している」と答えました。その理由としては、「毎月悩まされていたひどい生理痛が軽くなったから」「生理の日程をずらすことができるので、旅行とかを避けることができた」「副作用もなく、継続できているから」といったコメントが寄せられています。低用量ピルをどこで処方してもらっているか聞くと、73%が「産婦人科などの病院」と回答。実際に病院へ出向いて処方してもらっている人が多いことがわかりました。低用量ピルの服用を始めるきっかけについて尋ねると「普段の仕事、家事などにおいての不調を避けて性生活を良好にするため低用量ピルの服用を開始しました」「妊活の準備として、生理周期を整えるために服用を開始しました」「生理痛がひどく、緩和させるために服用しています」などの声が集まりました。次に、低用量ピルの値段は高いと感じるか、安いと感じるか尋ねたところ、19%が「高い」、46%が「少し高いと感じる」と回答。「海外ではピルは無料で支給されるのに対し、日本はお金がかかる上に値段も高いのでかなり遅れていると感じます」「生理は毎月あるものなので、長く使用するとなると結構な金額になってしまう」といった声も挙がっています。毎月低用量ピルを手に入れるためにいくらお金を使っているか尋ねると、「2,000円~3,000円」が最も多い回答となりました。毎月の低用量ピルに関する出費は、いくらまでなら許容範囲であるか聞くと、最も多い回答は「1,000円~2,000円」でした。実際に支払っている金額よりも1,000円近く低い値段という結果になっています。使っている人の約7割が高いと思いながらも、メリットが大きいので使っていることが分かりました。低用量ピルの効果に対する満足度は高いので、より安価に1,000円〜2,000円で手に入れられるようになれば、日本でも低用量ピルの普及が広まるのではないでしょうか。■調査概要調査方法:インターネットアンケート調査対象:低用量ピル利用者100名実施:2023年5月調査実施主体:キラクル編集部調査会社:シアン(フォルサ)
2023年08月07日事前に練習内容を共有しないのでアシスタントコーチの準備が無駄になったり、練習でしてないことを試合で求める年上コーチ。練習も単調で子どもたちの成長が見えづらい。いくつか改善したら子どもたちの楽しさも増幅すると思うのでお願いしたいが、年上コーチと上手く付き合い方が難しい......。と悩むスクール代表からのご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、コーチ間のコミュニケーションについてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<事前に練習内容を共有しない、練習でしてないことを試合で求める年上コーチに対応を改善してもらう方法を教えて<お父さんコーチからの質問>初めまして。池上さんの記事、大変勉強になります。私が担当しているのは、まだ団子サッカーを続ける小学2年生のチームで、3年生になる前にポジション意識させ、3年生になったらポジションをハッキリさせていこうと考えています。現状は、みんな自分が点数を取りたくてしょうがない様子で、パスをしません。これから先パスの意味、意義をどの様に教えたらその重要性を理解してもらえるのか悩んでいます。現在は「シュートを打とう打とうとしてGKに向かって行ったって、そのままシュート打ったってそれはGKに当たってしまう。だから騙そう」と説明していますが理解している気配がしません。この年代の子どもたちに伝わるような何かいい言葉はありますでしょうか?今のままの伝え方でも成長とともに分かってくれるのか、ご意見伺えましたら幸いです。よろしくお願いします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。つい最近まさしく同じような話題を、私のクラブの子どもたちの試合を観ながらコーチと話しました。■まずは子どもたちが自分の判断でプレーしていることを見守ってあげる方が良いそれぞれの子どもたちのポジションを私が決めてしまえば、多分もう少しスムーズにいきます。ただし、そうしてしまうと子どもたちの伸びしろを奪うかもしれません。違うポジションの経験をすることで、その子がもっと違う発見をするかもしれないのに、私が「この子にはここが合っている」と主観で決めることの弊害がきっとあります。プレーの一つひとつを見ても「いや、そっちに行くよりこっちのほうが良かったね」と思ったりすることがあります。でも、それは外から見るとそうなのですが、プレーした子がその状況をどう打開するかというのは、そのとき、その子にしかわからない。その子の判断になるわけです。もしかしたらそのとき「自分の技術では抜けない」とか「パスできない」と思ったかもしれません。だからこそ、何も言わずに見守ってあげたほうがいいのです。そうすると、それぞれの子どもがやりたいように、あるいはやれる範囲で、あるいはやれないかもしれないけどチャレンジしようとします。その行為こそが、後々大きな成長につながります。ここでため息が出たのではないでしょうか。「後々」の成長になる。育成年代の指導者は現在地ではなく、そこを見なくてはなりません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■団子サッカーを脱却するための指導私のトレーニングを見た指導者からよくいただく質問が「パスばっかりする選手になりませんか?」です。私は微笑みながら「パスすることの何がいけないのでしょうか?」と話します。私は小学生に、ワンツーで抜け出すことを指導します。パスしたらまた自分がもらいに動く。そうすると、もらった子も次にまたパスを出して動く。つまりずっと流動する。だんだんサッカー自体がダイナミックになります。それを小学生のスタートのところから教えておかなくては、今の世界のサッカーの潮流には乗れません。したがって、団子サッカーを解消する際は、ポジションを決めるといったことよりも「パスを出したら、次どこに行ったらもらえる?」「その次はどこに出したらシュートが打てる?」と言った問いかけをし、必要があれば原理原則を伝えます。そんなふうに指導をしていってもらえるといいかなと思います。■スペインで指導経験のある佐伯夕利子さんもかつて団子サッカー解消で失敗私も何度かお話ししたことのある佐伯夕利子さんはスペインで指導者をしてきた方です。彼女は著書『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』に、かつて低年齢の子どもたちが団子にならないようにするためにマーカーを置いた話を書いています。マーカーを置いて、子どもに自分のポジションをわかりやすく示していた、と。その指導をこう振り返っています。「何と幼稚な指導をしていたか」そんなことでは、団子サッカーからは脱却できません。日本では、指導者のみなさんは「広がれ、広がれ」と団子にならないよう声をかけます。一瞬広がりはしますが、チームとして繋がってはいません。それが現状なのです。■サッカーを理解すると子どもたちの視点が変わる「この年代の子たちに伝わるような何かいい言葉はありますでしょうか」とあります。例えば「サッカーで大切なのはチームゲームだよ」と言い続けてください。団子になりがちな幼児や1年生からそのことを理解させるのです。理解すると、子どもたちはこんな視点を持つようになります。「(小学)2年生の子たちが誰もパスしないんです!」ある日、高学年の女の子たちが、不満そうな顔で私に訴えてきました。「そうなの?それは大変やな」と彼女たちに対して共感を示したのち、「ちょっとみんな集まって」と声をかけ、話し合いをしました。まず、私がこんな問いかけをしました。「サッカーはチームでやります。みんなにすごいね!って言われたら、誰でも嬉しいよね。楽しくなるためにチームがあります。みんなが楽しめるようにするためにはどうしたらいい?」すると、私に訴えてきた高学年の女の子が「チームのメンバー全員がボールに触らないとシュートできないっていうルールにしたら?」と言ってきたのです。これはいい勉強になると思いました。じゃあ、そうしよう!と言って始めたら、みんながパスをつなぎ始めました。2年生の子どもたちも周りを見始め、パスを出し始めたのです。全体的にとてもダイナミックになりました。■大事なのは「ひとりでやるトレーニングをしない」こと(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)そんなふうにみんなで勉強できたのは、チームのなかに子どもたち全員が何でも言える雰囲気があったからです。心理的安全性とか、安全基地になるといったことを、指導者が意識して運営していけば、このようなことが起きるのです。もう一つ大事なことは、絶対ひとりでやるトレーニングをしないこと。2人組なら、いつも違う人としてもらうよう配慮してください。他者を感じることがとても重要です。そのことをこころとからだに刷り込んでいく。そう言った工夫を意識してください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年07月21日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「勘違いママ友が痴漢をされたと慰謝料を請求してきて」を紹介します。36歳のパニ子は夫と保育園に通う娘と3人暮らし。ある日、ママ友とお茶をしていると、最近近所に引っ越してきたユウカがやってきました。 このユウカ、同じ保育園に子どもを通わせているのですが、家事や義母の介護を全て夫に任せているとのこと。それにとても困る癖があるのです。 借金癖のあるママ友に困惑「私、今日お財布忘れちゃって! 誰かお金貸して?」と。みんな断ったのですが、何かにつけていつも誰かに「お金貸して~」という癖に周囲はいつも困惑しています。 とある週末、パニ子は近所のバザーへ出かけました。そこでとてもかわいいあみぐるみを発見。その製作者は車椅子のおばあさん・ミヨ。パニ子は入院中の義姉へのプレゼントとして、あみぐるみをオーダーすることに。それがきっかけでミヨとやり取りが始まりました。 夫が痴漢!? 慰謝料を請求されて…そんなある日、インターホンが鳴り、パニ子がドアを開けるとユウカが立っていました。急な来訪に驚くと、「お前の旦那に電車で痴漢された! 慰謝料500万円払え!」と怒鳴ってきたのです。しかし、そんなはずはありません。だってパニ子の夫は車通勤なのですから。ユウカの嘘にすぐ気付いたパニ子は、わざと驚いたふりをして、とある人に電話を掛けました。 その電話相手はミヨ。なんとパニ子の夫は、ミヨが通っているデイサービスの職員だったのです。そしてユウカが同居している義母はミヨなのです! ミヨはパニ子の夫が朝7時に車で出勤してきたことを知っており、ユウカの嘘が発覚。実は、トラブルを起こして仕事をクビになったユウカはパチンコに通い、パチンコでできた借金を返すために闇金にも手をだしてしまったそう。返済に困ったユウカは、パニ子を騙そうとしたのでした。 借金まみれのママ友の末路嫁のユウカが嘘をついてお金を巻き上げようとしているのを知ったミヨは大激怒! ユウカの夫に伝えると言って電話を切りました。 結局ユウカは最終的に離婚を言い渡され、子どもの親権も父親に。今は借金返済のため、地方で朝から晩まで働き苦しい生活をしているそうです。家のことをすべて夫に押し付け、育児もろくにせずパチンコ三昧……借金癖が祟った身から出た錆ですね。 パニ子とミヨはその後も交流を続けています。ミヨのあみぐるみはパニ子の周囲でも大好評で、プレゼントとしても喜ばれているそうですよ。ユウカのようにその場限りの嘘をついて逃れようとしても、結局はバレてしまうもの。困ったことがあれば嘘をついて周囲に迷惑をかけるのではなく、周囲に頼れるような正直な人でありたいですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月10日謎解きゲームを使った体験型プロモーションイベントの企画制作を事業とする株式会社ハレガケ(本社:東京都豊島区、代表:黒田洋介)はこの度、小学校向けの謎解きゲームイベントパッケージの制作を開始しました。1年生から6年生までの全学年協力型でおこなう謎解きゲームで、小学校やPTA主催のレクリエーション行事として活用いただけます。本サービスは今夏に提供を開始します。小学校向けの謎解きゲームイベントをプレイしているイメージ本サービスは、小学生向けに小学校にて実施できるイベント制作パッケージです。全学年が楽しめるストーリー展開、学年や年齢の上下関係なく協力しあえる内容を重視して制作を開始しました。また、屋内・屋外どちらでもおこなえるパッケージとして制作しているため、体育館や運動場など希望に合わせた場所での実施が可能です。小学校やPTA主催の行事として活用でき、学年の垣根を超えたコミュニケーションの活性が見込めます。本サービスは今夏に提供を開始します。■サービスの制作背景コロナ禍で修学旅行や文化祭などの学校行事が中止や縮小となり、子ども同士のコミュニケーションや思い出作りの場が減少しました。ウィズコロナとなり外出する人も増えた頃から、様々な地域のPTAの方から「生徒の思い出作りとなるような楽しいイベントをしたい」「全校生徒で楽しめるイベントを企画したい」とお問い合わせをいただくようになりました。大人も子どもも楽しめるコンテンツ制作を得意としている当社では、ショッピングモールやテーマパークなどを中心に、ファミリー層や謎解きが未経験な層に向けた「リアル謎解きゲーム」を数多く制作してきました(2013年11月提供開始)。その強みを活かし、1年生から6年生までの全学年が楽しめる内容のパッケージ制作を開始するに至りました。■小学生向け謎解きゲームの内容1年生から6年生までがそれぞれ協力しながらゲームクリアを目指すコミュニケーションを重視した体験型ゲームです。ストーリーやゲーム構成はどの学年でも楽しめる内容となっているほか、学年に関係なく活躍できるような仕組みを取り入れています。ひとつの目標をチーム全員で考え行動していく形式で、コミュニケーションを誘発するような仕掛けや、高学年の生徒が引っ張っていけるような仕組みづくりもおこなっているので、自然とチームワークやリーダーシップが生まれていきます。誰か一人が取り残されたりすることもなく、安心して楽しめるところも特徴のひとつです。また、運営人数の確保が難しい小学校やPTAでも気軽におこなっていただけるよう、運営負荷の少ないパッケージとして制作を進めています。用語補足謎解きゲームストーリーの中で出題される謎を解いて、物語を進めるゲームです。知識を必要とする「クイズ」とは違い、ひらめきを醍醐味とするのが「謎解き」です。問題に沿った言葉やルールを用いて、キーワードの並び替えや言い換え、連想など、自身の発想力をフル活用して遊びます。知識が必要ないので年代関係なく楽しめます。導入の流れ1,弊社ホームページよりお問い合わせください。2,弊社担当より実施場所や時期などを確認させて頂きます。3,担当者が実際に現地を確認に参ります。4,現地確認をもとに、その実施場所に合わせて内容の調整を行います。(開催のための運営マニュアルも制作致します。)問い合わせフォーム : 【メディア対応窓口】株式会社ハレガケ広報担当大岩までメール: oiwa@haregake.com 、携帯:050-5364-3342【サービスに関するお問い合わせ】サービス担当鶴見・黒田まで代表アドレス: info@haregake.com 代表番号 : 03-6912-7596問合せフォーム 株式会社ハレガケ謎解きを使ったイベント企画制作を専門とする会社です(2013年設立)。リアルやオンラインのイベント制作をはじめ、自社商品開発・企業様向けサービスなども展開しています。所在地:東京都豊島区高田3-21-2 ユニハイト東京ビル4階事業内容:体験型イベント、リアル謎解きゲームの企画制作、運営社内懇親会サービス企画制作、運営体験型研修サービス企画制作、運営株式会社ハレガケ株式会社ハレガケ|お祭りが日常に。リアル謎解きゲーム企画・制作・プロデュース会社 : 謎解きプラス : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月28日平日はサッカー経験がない保護者が数人で見守りをしているチーム、高学年は自分たちで練習メニューをこなしたりするけど、低学年は遊んだりケンカしたりで練習せず時間が過ぎてしまう。親たちもどう声かけして良いかわからない。低学年もちゃんと練習してくれるようにするにはどうしたらいい?とのご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、アドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<点取り屋がいなくなって決定力ガタ落ち、今いる選手で何とかして優勝する方法を教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。小学校の1年生から6年生までが所属するチームの父母会長をしています。私自身は指導者という立場でないのですが、ご相談を送らせていただきました。私たちのチームは、子どもの頃に多少やっていた経験はあるけれど基本的にはサッカーの素人である父母が指導やコーチにあたり、週に月水金の練習と土日は練習若しくは大会出場しています。相談したいのは、低学年の練習のさせ方を教えてほしい、です。土日の練習や大会の指揮は、監督や前述した多少サッカーを知っている父母コーチが行いますが、平日3日間は当番のお母さんが2人いて練習を見守ります。練習時間は16:30~18:30の2時間、土日は8:30~11:30です。高学年は比較的自主性があり練習メニューをこなしますが、低学年はできません。遊びや喧嘩で時間が過ぎます。世間では低学年でもちゃんとできる子たちもいると思いますが、たまたまうちのチームにはそういう子が集まっているだけなのでしょうか。お母さんたちもどう声掛けしてよいか分からなくて困惑しています。何か良い方法はないでしょうか?<池上さんからのアドバイス>この相談文を読んだときに、まずは「こんなに練習しているんだ」と驚きました。小学1~2年生の子どもたちが週5回もやっています。これだけの回数で練習が組まれているのであれば、一回の練習をもっと余裕のある楽しいものにする視点で考えませんか。例えば、もっと試合ができるような環境にしてあげてください。練習の最初からどんどんゲームをしてもらいます。審判は必要ありません。子どもたちにジャッジさせてください。彼らができるだけ自由にサッカーを楽しめる環境を目指しましょう。■スポーツの練習=しっかり学びにつながることをしないといけないという事ではないスポーツの練習というと、大人たちはそこで何かを学ばないといけない、しっかりやらないといけないという脅迫強迫観念に似た感覚に陥りやすいようです。そうではなく、子どもたちが楽しく試合をやってる間に、ひと月、ふた月と経つうちにどんどん変わっていく姿が見られるはずです。どうしても何か手を加えたいということであれば、試合の人数を変える(3対3を4対4にするなど)、ゴールの数を二つではなく四つにするというように、試合のオーガナイズを変えてください。試合はもちろん全員が平等に同じ時間プレーします。そうすれば、見守り役のお母さんたちにとってもそんなに難しくないはずです。もし、見ていて誰かが楽しくなさそうだったら、子どもたちにひと言言ってあげてください。「サッカーはみんなでやるものだから。みんなが楽しくなるようにやろうよ」と。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■子どもたちが自分から練習について言ってきたらちゃんと聞いてあげるまた、もし子どもたちが自分たちから何か練習したいと言ってきたら「何がしたいの?」と聞いてあげてください。彼らがそのとき一番したいものをやってあげればいいかなと思います。シュートかもしれませんし、パスかもしれません。「じゃあ、どんなことをするの?」とまた聞いてあげればいい。お母さんたちが見守るとしたら、それで十分だと思います。実はこの環境設定だけをする、オーガナイズをすることで技術を習得できるという考え方は、ここ最近の新しいコーチングの流れです。放任とか放置ではなく、実は最先端であることをご相談者様は知っておいてほしいと思います。■学年を混ぜて練習すると、両方にとって成長になる加えて、平日練習3回のうち1回は、低学年から高学年まで全部が混ざってやる。そういう日も作れると良いでしょう。チームがどんなグランドでやっているのかはわかりませんが、そんなふうに高学年の子たちが低学年を教えることは両者にとってすごく勉強になります。低学年は高学年のお兄さんやお姉さんのようになりたいと思うし、高学年は相手のことを考えて丁寧にパスを出したり、コーチングすることを覚えます。これは同級生の横割りだけの練習よりも身につきやすいものです。■大人目線での短期的な上達具合に注目しすぎないことひとつ気をつけてほしいのは、大人の目で短期的に見て上手くなっているか、伸びているか?に注目しすぎないことです。サッカーが楽しくて仕方がない子どもにすることを目指してほしいのです。私がよく使うのは「その遊びをするなら、公園に行ってくださーい」というフレーズ。ここはサッカーを楽しむ場所ですよと子どもに伝えます。とはいえ、遊びや喧嘩で時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。そんな時間が必要なときもあります。そういう姿を見ても、大人は怒らずに「じゃあ今日はやらなくてもいいよ。また次に来たときにちゃんとやればいいよ」と言ってもいい。例えば、そんなにもめるなら違うことしようっていう提案をしてあげてもいいでしょう。私も「じゃあ、ドッジボールでもするか」と違うことをやらせたりします。体を動かす遊びであれば鬼ごっこでもよいのです。そうやってドッジボールするときは「じゃあ、3回戦にしよう」とある程度の時間を決めます。それが終わったら、サッカーの試合にするね、みたいなことを言ってからドッジボールをやります。■試合ばかり続けたチームの1年後は......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に、実際にあった話をお伝えします。2000年代にJリーグクラブの元選手だったコーチが、Jクラブで小学6年生のひとつのクラスを1年間指導しました。練習で1年間ずっと試合ばかりしたそうです。保護者からは相当の量のブーイングが来たようですが、続けました。ところが1年後、そのコーチのクラスから一番多くジュニアユースに上がったのです。まさしく試合で使えるものを、試合で学んでいくことの証です。見守りのお母さんしかいない練習は、まさしく大人が消えている環境です。試合の人数や形をどんどん変える部分だけやっていただければいいと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年06月17日痴漢の被害を受けていても、「恥ずかしいから」などといった理由から、一人で悩み苦しんでいる方も少なくないでしょう。しかし中には、被害にあう方の”服装”に原因があると思っている方もいるようで……。そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「そんな恰好してるから狙われるんだよ?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月9日時点の情報です。「そんな格好してるから!」読者の感想は……『こうやってちゃんと言ってくれる友達ほしい』『小学生の頃スカートが好きだったけど、母から「狙われたら困る」という理由で履かせてもらえなかったな』『この情報みて気持ちが楽になった』『私も父に「そんな格好してるから」って言われたことある』服装のせいじゃない!痴漢は、どんなセクシュアリティ間でも起こりうるものです。もし被害に遭われてしまった場合、「性被害の相談をできる専門的な場所」があることを覚えておきましょう。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■脚本:佐藤ちと■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年06月11日お皿に入る服、ぶつかるカバン、観葉植物をなぎ倒すカーテン…Upload By 丸山さとこ神経発達症(発達障害)がある息子のコウは、小学校高学年ごろまで食事中に服の袖がごはんに当たっていても気づかないことがよくありました。中学生になった今では以前よりも減りましたが、『自分が動かしている物』が何かに触れているとき、それに意識を向けるのが難しいようです。とはいえ、最近は「カーテンを閉めるときに観葉植物を倒しているよ」と伝えると「あ~本当だ」とすんなり認めてくれるので助かります。以前は「袖がごはんに当たっているよ」「本をどかしたときに消しゴムを机の上から落としているよ」と伝えても、「え?当たってる?」「あれ?何で?」と起きたことをなかなか認めてくれませんでした。あまりに頻繁に服の袖が汚れるので、あるとき改めてコウに質問してみました。小学校5年生ごろだったと思います。「袖にごはんが当たっていても気づかないのはなぜ?」に対するコウの主張は以下の通りでした。・食事中の姿勢において腕の下側の皮膚と服の間には空間があるため、ごはんが当たっている側の皮膚には何も感じない。・食事中の姿勢では、わざわざ見ようとして腕を持ち上げない限り袖の下側は見えない。・これらのことから、食事中の袖の下で起きていることなど、感じることも見ることもできないのに分かるはずがないのは明らかだ。Upload By 丸山さとこコウの話を聞いた私は、「彼からすれば自分の体験に基づいた根拠のある言い分があるのだな」と思いました。「自分が動かしている物」から伝わる感覚を理解しよう!確かにコウの言う通り、ごはんは腕の下側には当たりません。ですが、『服に何かが触れた感覚』は分かるはずです。そう話してもコウは「そんなの分かるわけない」といぶかしんでいるので、彼の袖の下側に触れながら改めて説明をしてみました。「服の布は、腕の上や横には当たっているでしょう?目を閉じて、そこの布が動くのを感じてみて」と促すと、彼は「…本当だ!袖に当たったり離れたりしているのが分かる!」と驚きました。Upload By 丸山さとこ「物は袖の下に当たっているのに、感触は上側に生まれるんだねぇ…」と不思議そうに感心していたコウは、それ以降「皮膚に直接当たってないのに分かるわけないじゃん!」と突っぱねることはなくなりました。こうして理屈と感覚は理解できたとはいえ、それまで意識していなかった『見えない位置の感覚』『間接的に当たっている物の手ごたえ』が急に分かるようになるはずはありません。そのため、この話をしてからも相変わらず袖を汚すことはありました。ですが、「できるはずがないことを無理強いされている」という不信感は和らいだようでした。自分が直接触れて動かしている物ではない『間接的に触れている物』への影響を理解するのが難しいのは、私も何となく分かります。息子と同じく神経発達症がある私の場合は、自分の体であっても『見えていない部分』への意識がおろそかになりがちです。定型発達とされる子どもであったとしても、幼児のころは『自分の体が影響する範囲』や『自分が持っている物が影響する範囲』がつかみきれておらず、動きにも不器用さが見られることは珍しくありません。Upload By 丸山さとこコウや私は、今でもまだその部分において発達の途中にいるのかな?と思っています。今でも不器用な中年として毎日を送っている私ですが、子どものころによくあった『何もないところでコケる』現象は起きなくなりました。でもこれは「単に活発に動かなくなっただけかもしれないな…?」という一抹の不安もあるので、たまには体を大きく動かすようなアクティビティをしてみようと思います。執筆/丸山さとこ(監修:初川先生より)面白いですね。「『自分が動かしている物』が触れている物に意識を向ける難しさ」。そこまで意識(注意・関心)が向かないからこそ、ちょっとした事故(服を汚す、観葉植物を倒すなど)につながる。例えばこれは、ボディイメージの苦手さ(自分の「身体」がどこまでか、どう動いているかを認識することの苦手さ)でも説明されるかもしれません。この場合のボディ・身体は単に皮膚に包まれた肉体のことに限らず、服やカバン、そして作用するものも含めた「拡張した身体」のことになります。こうしたことを考え始めると、身体とは何かという哲学的な問いに出合います(例えば、他人の身体を触ることは痴漢になるけれど、じゃあ、身体と洋服の間の空間に手を入れるのは痴漢じゃないのか…と考えてゆくと、身体は肉体よりも広い概念であると分かると思います)。そんな哲学的な問い、身体論が私は頭に浮かびましたが、生活上必要なことでいえば、さとこさんがしてくださったように、感覚に意識を向けて、感じ取る練習をしてみるということですね。袖の下部の動きは袖の上部(肌と接するところ)の微細な動きで感じるなど、今まであまり意識してこなかったがゆえに意識に上りづらかったことを意識化してみるということ。その練習は、発達的な特性ゆえにそうしたことへ注意を向けにくいお子さんには良さそうです。見えないものは「ない」、感じないものは「ない」となりがちなお子さん方に、これまで意識してこなかったから「見えない」ものを「あえてしっかり見る」、「その感覚に注意を向ける」。認識することで、「身体」が広がるかもしれませんね。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月05日【グローバルワーク】では低身長さん向けシリーズ「EiiS」が大好評! 今回は、低身長さんにおすすめの「カラーTワンピ」をご紹介します。身長が低めでも、着られてる感が出にくくサラッと着られる優秀な一枚です。低身長で悩んでいる方は、ぜひお買い物の参考にしてくださいね♡一枚でサマ見えするコクーンシルエット出典:.stこちらが噂の「カラーTワンピース」です。低身長さん向けシリーズであるEiiSのアイテムで、一枚でもサマ見えするようにデザインされています。中心部分に丸みがあって、裾に向かってやや狭くなったコクーンシルエットがエレガント。気になる腰回りをカバーしてくれるのも嬉しいメリットですね。サラッと着られるカットソー素材で、暑い時期に大活躍間違いなし!フレンチスリーブがさりげなく二の腕カバー出典:.stブラックカラーをチョイスするとコーデが引き締まり、スタイリッシュな印象に。フレンチスリーブなので、さりげなく二の腕カバーもしてくれます。キャップやスニーカーを合わせれば、アクティブシーンに最適なカジュアルコーデが完成。こちらのショップ店員さんは、モノトーンにビビットな靴下をアクセントとして利かせていますね。シンプルだからこそアレンジが楽しめる出典:.stシンプルなワンピースはマンネリしやすいと思われがちですが、シンプルだからこそ羽織や小物で色々なアレンジが楽しめます。こちらはシアーシャツをプラスした、爽やかなスタイリングです。ラフに着られるワンピースですが、アクセサリーを重ねることでエレガントな印象にブラッシュアップ。サンダルに白靴下をプラスすることで、イマドキ感のある足元の完成です。裾のカット効果でスッキリ見えが叶う出典:.st裾のサイドがカットされているので、低身長さんでも足首が見えてスッキリ見えが叶います。パッと目を引くオレンジのワンピースは、シーズンムードを高めてくれそうですね。ブラックのシャツを羽織れば、難しそうなカラーアイテムでも取り入れやすくなりますよ。低身長さんにとってヘビロテ確定なワンピースを、ぜひグローバルワークでチェックしてみてください♡※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:yamako
2023年06月03日サカイクが開発・制作し、これまでサッカーノートが続かなかった子たちにも「書きやすい」と評判の「サカイクサッカーノート」。質問に答える形で書き進めていくことで、目標設定や振り返りができると同時に、自然と思考が深まっていくノートです。今回はサカイクキャンプに参加してくれた、小学2年生のコウスケくんとお母さんに、「サカイクサッカーノートの活用」について話をうかがいました。「サッカーノートに何を書けばいいのかがわからない」「書くことでどんなメリットがあるの?」などの疑問点がある方や、サッカーノートに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)サカイクキャンプにも参加してくれたコウスケくん、サッカーノートを書き始めて「自分の考えがまとまる」ことを実感していると教えてくれました<<堂安律を輩出した西宮サッカースクールが導入!サッカーの理解度が上がり、書かない子と成長に雲泥の差が出るサッカーノートサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■親がサッカーノートを書いてほしいと思っていた理由コウスケくんがサッカーノートを始めるきっかけになったのは、小学1年生で参加したサカイクキャンプです。サカイクキャンプでは、低学年向けの簡易版サッカーノートを通じて、自分の考えを書くことに取り組んでいます。また、サカイクキャンプ参加者に向けた、オンラインのフォローアップセミナーも開催しており、その中で「サッカーノートの書き方」や「書くときのアドバイス」などを行ってきました。もともとコウスケくんは市販のサッカーノートを使っていたそうですが、お母さんによると「書く項目が難しすぎて、すぐに止めてしまった」と言います。それが「サカイクサッカーノートを使ってから、試合に行く前と後に、ノートを書くようになった」と、ノートを活用できるようになったそうです。お母さんは言います。「もともと、文字や絵で自分の考えを書いて、視覚的に残すことができるのは貴重だなと思っていました。サッカーの思い出というか、日記的な感じなのもいいですね。ただコウスケは字を書くのがあまり上手ではなくて、字を間違えることもあるので、書くという作業に慣れてほしいと思ったのが、サッカーノートを書かせるようになったきっかけです」■市販のノートでは項目が抽象的過ぎて低学年には難しく、すぐ止めてしまったしかし、最初に使った市販のノートは「書く項目が抽象的で、難しかった」と言います。「市販のノートは、良かったこと、うまくいかなかったこと、学んだこと、今やるべきことなど、質問がざっくりしていたので、小学1年生だとちょっと難しいかなって感じました」サカイクのサッカーノートは「今日の練習や試合の後、どうなっていたら最高ですか?」という質問から始まり、書く項目も具体的なので、書きやすくなったそうです。「サカイクのノートは、試合に行く前に書けるのがいいですよね。今からやることをしっかり考えて文字にして、それを見て試合に行くのは、モチベーションにもなるし、書いたことに対して頑張ろうという気になります」サッカーが上手くなる仕掛けがあるサッカーノートの秘密とは■指導者もサッカーノートを通じて選手の考えや努力しているところを知れるサカイクのフォローアップセミナーを通じて、コーチたちもコウスケくんの成長を感じています。サカイクキャンプのヘッドコーチを務める菊池健太コーチは「まずは書こうとする姿勢が大事なので、コウスケくんは『書く』というハードルをクリアしているのがすごいし、コーチとしてもうれしいです。コウスケくんが書いたノートを見させてもらって、『今はこういうことに努力しているんだな』『こんなことを思ってサッカーをしているんだな』と理解できるのも、ノートの魅力ですよね」と、優しいまなざしで語ります。柏瀬翔太コーチも「1、2年生のときって、文字を書くこと自体が大変ですし、自分で目標を決めて考えたことを言葉にするのは、すごく大変な作業だと思います。コウスケくんはそれができていることに驚きましたし、1、2年生でも考えることで書けるようになるんだなと、改めて思いました」と、話してくれました。練習前に左のページに目標を書き、練習後に右ページで振り返りを行います■低学年でも「試合の前に考えがまとまる」ことを実感お母さんによると「次のサカイクキャンプのときに、書いたノートをコーチに見てもらう」という目標を立てたそうで、「それまで、一生懸命書いてみようね」と話をしたそうです。コウスケくんは「ノートを書くことで、試合の前に考えがまとまるし、サカイクのノートは書くのが楽しい」と、感想を教えてくれました。お母さんは「試合前に考えを文字にして、終わってから振り返りができて、いつでも読み返すことができるのが、サッカーノートの良いところだと思います」と振り返ります。ノートを書くことで「シュートを打つ意識が強くなった」と、お母さん自身も感じているようで、「普段から試合の後に、『良かったよ』『上手だったよ』などと口頭で褒めたりするのですが、目で見て聞くことに加えて、文字として読むことで、頭に残りやすいのかなと思います」と、目を細めます。■最初から全項目埋められなくても大丈夫!プレーを記録し、「なぜ」を考えることで思考が深まり書けるようになる低学年だと、サッカーノートは難しいかな? と思う人に対して、菊池コーチは次のようにアドバイスを送ります。「低学年のうちは、焦る必要はありません。何を書いていいかわからないところは、書かなくていいと思います。年齢的に、考えを言語化することが難しいこともあるので、そこは心配しなくて大丈夫です」さらに「高学年になるにつれて、個人の課題やチームとしての取り組みが明確になるはずです」と話し、こう続けます。「まずはサッカーを楽しむことが第一で、例えば『今日は1点取れた』とノートに書いたとして、そのときに『なぜゴールを決めることができたんだろう?』と考えることで、より思考も深まっていくと思います。ノートを書くことで、考えるきっかけにしてくれたらと思います」柏瀬コーチも「良いプレーができたら、メモ程度でもいいので、ノートに書いてみるといいと思います。その積み重ねが記憶になり、プレーにも反映されると思いますし、振り返るのも上手くなるはずです」と、笑顔で話します。これからも、「サッカーノートを続けたい」と話すコウスケくん。考えてプレーできる選手になるために、ノートが成長を手助けしてくれることでしょう。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年05月30日皆さんはママ友関係の悩みはありますか? 今回はちょっと厄介なママ友のエピソードを紹介します!イラスト:美吉香胡ママ友からの電話主人公には、小学校高学年の娘がいます。新年度に娘の担任が新任の先生になりますが、しっかりした先生だったので安心して通わせていました。しかしある日、ママ友の1人から突然電話がかかってきて、先生への不満を聞かされます。先生がまだ教えていない単元の小テストを行い、ママ友の子どもが0点をとったというのです。納得がいかないママ友出典:lamire電話中に怒りがヒートアップしたママ友は、学年主任に抗議すると言い出します。まずは担任の先生に話した方がいいと言っても聞き耳を持たず…。ところが娘に聞いてみると、その単元はすでに習っていて娘は小テストも満点だったとのこと。その後、猛抗議を受けた先生たちは仕方なくママ友に謝罪をしますが、ママ友の怒りは収まらない様子…。それ以降、そのママ友は主人公にまで冷たい態度をとるようになるのでした。子どもの言葉を鵜吞みにどうやら子どもの言葉を鵜吞みにして、先生に抗議したようですね。それなのに主人公にまで冷たく当たるとは、モヤっとしてしまうエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月23日痴漢に遭ったのは「服装のせいだ」と責められたとき、あなたならどうしますか?多くの女性が痴漢の被害に悩む昨今、その対策として「露出度の高い服装を控えて……」などの声もあるようです。しかし、加害者のために自分の好きな服装をやめるというのは果たして本当に正しいことなのでしょうか?そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「そんな恰好してるから狙われるんだよ?」をご紹介します。被害者にも責任があるの……? この投稿をInstagramで見る MOREDOOR|カラダの悩み / 性教育 / LGBTQ+ ...(@moredoor_official)がシェアした投稿この漫画に読者からは様々な意見が『制服を着崩していなくても被害に遭うことが多く、母親に「変な人を引き寄せるあなたが悪い」と言われてきました。改善の仕方もわからず、ずっと自分の性だと思って生きてきたのでこの漫画を見て少し心が救われました。』『痴漢された話を友人に話したら、「そのような格好をしなければいいじゃない」と言われました。好きな格好をしているだけなのになぜか否定されてしまう世の中生きづらいです。』『小学生のころスカートが好きだったけど「危ないから」という理由で母にスカート履かせてもらえませんでした。自分を思ってのことだけどよく考えたら、被害者側が遠慮するっておかしいですよね。』この漫画を読んで、あなたはどう感じましたか?読者の皆様からは性での被害に対する気持ちに、より深い理解を求める声が多く集まりました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)
2023年05月10日子供が小学生である場合、たびたび親を悩ませるのが集金袋の提出。教材費や遠足代などを現金かつ、お釣りなしの状態で用意しなければならず、多少なりとも親の負担になっています。キャッシュレス化が進む昨今ですが、いまだ現金でやり取りをしている学校は多いといいます。小銭が欲しい時の『あるある』2児の母親である、ごぼふく(gobohuku)さんも、集金袋に振り回された1人。2人分の集金袋用に小銭を用意できず、しばらく寝かせていた結果、すっかり忘れて…。小銭を得るためドラッグストアで買い物をした、ごぼふくさん。しかし、会員カードのおかげで割引された結果、欲しい10円玉の枚数に届かなくなってしまいました…!そのため、仕方なくコンビニで駄菓子を買ったり、コピー機を使ったりして小銭を集めたのでした。集金袋用に小銭をそろえる大変さに共感した人たちからは、このようなコメントが寄せられています。・割引の衝撃に笑いました!自動販売機でジュースを買うのも手ですよ!・面倒なので、切実に引き落としや電子マネー決済にしてほしい。・普段から小銭をストックする、集金用の貯金箱を用意すると便利。・『教材費あるある』ですね!集金のたびに焦る…。一部の学校では、キャッシュレス決済を取り入れている模様。便利さから取り入れる学校が増えてくれることを、多くの親が願っています![文・構成/grape編集部]
2023年05月09日大人には考えつかないような子供の発想には、時に驚かされたり、クスッとさせられたりするものです。5人兄妹を育てる母親の、ゆか(yukaaa.o31)さん。2023年4月に中学生になったばかりの、長男のエピソードをInstagramに投稿しました。小学生男子の『珍解答』に、抱腹絶倒!ゆかさんが紹介したのは、長男が小学校低学年の頃に書いたという、宿題などの解答用紙です。長男のゆかいな解答を、ゆかさんのキレッキレなツッコミとあわせて、お楽しみください!迷路の問題イラストを見て答える問題『ヤ行』から始まる言葉を書く問題次々と飛び出す解答からは、長男が持つ自由な発想とユーモアセンスがうかがえますね。投稿に対し、ネット上では「ヤバい、どれも秀逸すぎる」「久々に腹筋崩壊した」といった声が続出しました。中には、長男を『師匠』と呼び、「さすが師匠、常識の枠にとらわれない漢!」といった応援のコメントも。ゆかさんいわく「長男は、小学6年生にもなると、珍解答もほぼなくなった」といいます。子供の成長を感じるのは、近影写真を目にした時だけではありません。知らぬ間にたまっていた、テストや宿題などの解答用紙のそこかしこに、我が子の成長のかけらや、たくさんの思い出がつまっているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月05日