《私が四十歳で今のお店に勤務するようになって、ちょうど今年で十五年になります》《職場の人間関係はとても良いんですよ。皆さん和やかで、和やかで。悪い人は誰もいないというくらい》小室圭さんの母・佳代さんは昨年末、『週刊文春WOMAN』の取材にそう語ったという。都内の有名洋菓子店で働いていた佳代さんはパート勤務と報じられたこともあったが、実は正社員。《今の社員の中では、一番長く勤めていると思います》と、古株としての自負も滲ませていた。だが現在、佳代さんは洋菓子店の社長と泥沼のトラブルに陥り、絶縁危機ともいうべき状況にあるという――。4月に手術のために1カ月ほど入院していたという佳代さんは退院後、仕事に復帰。だが、6月にはまた仕事を休み始める。本誌も6月下旬、松葉杖を左手に持ち、タクシーで出かける佳代さんを目撃している。『週刊新潮』(8月12日・19日号)によれば、佳代さんは店の更衣室で靴を履き替えた際に姿勢を崩し、アキレス腱を痛めたという。医師から「アキレス腱断裂」との診断書をもらい、6月いっぱいまで店側の了解のもと欠勤するも、7月に入っても職場に復帰せず、無断欠勤となった。そもそも足のけがについても目撃者がおらず、店側は労災とは認めずに争うことに……。あまりの不義理に社長は懲戒解雇も辞さない姿勢だという。佳代さんのケースははたして労災として認められるのか。弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士・正木絢生さんが解説する。「労災認定を受けるためには『業務上の事由』による傷病等である必要があります。今回のけがの原因が、佳代さんの言い分どおりに靴の履き替えに起因していたと証明できるなら、労災事故として認定される可能性はあります。労災が認められた場合には治療費と、休職期間中の給与の8割に当たる金額を受け取ることができます。仮に月給を20万円とすれば16万円になります」■恩人への不義理を繰り返してきた佳代さん’17年12月の金銭トラブル発覚後には佳代さんが適応障害と診断されて1年半ほど休職。また、店には迷惑電話もかかってきていたという。それでも社長は佳代さんを雇用し続けてきたのだ。マスコミに対しても、佳代さんに都合の悪いことは決して語ってこなかった。店の近所に住む女性に話を聞くと「社長だけでなくお店の大女将さんも、周囲からいろいろなことを言われても、ずっと佳代さんを庇っていましたよ」と語る。そんな恩人を怒らせてしまった佳代さん。佳代さんといえば、圭さんの“父親代わり”になろうとしてくれた元婚約者男性から400万円を超える金銭を受け取り、婚約解消後も返金を拒否。小室さんによる説明文書は火に油を注ぎ、金銭トラブルはいまだに解決していない。本誌は、20年ほど前に小室家と交流があった元喫茶店経営者のAさんから、こんな話も聞いている。佳代さんの夫・敏勝さんは’02年3月に自ら命を絶ってしまう。敏勝さん側の実家から「あなたが殺した」と言われて悩んでいた佳代さんは、遺産相続にかかわるやり取りをAさんに依頼。Aさんは敏勝さん側の親族にわざわざ会いに行ったこともあったそうだ。しかし佳代さんは突然、親身に協力してくれていたAさんに「手を引いてくれ」と告げる。もう用は済んだと言わんばかりの態度に不信感を抱き、Aさんは佳代さんとの付き合いをやめたという。■「自分は例外」と特権を求める傾向が手を差し伸べてくれた人たちに不義理を繰り返す佳代さん――。その言動の真意とはいったい?精神科医の片田珠美さんは「小室圭さん、そして佳代さんは『例外者』だと思います」と語る。「例外者というのは、自分は不利益を被ってきたのだから例外的な特権を求めていいと思い込んでしまう人のこと。精神科医のフロイトが名づけた性格類型です。とくに子供のころに苦労した経験があるとこのような思い込みを持ちやすい。佳代さんは母親が病気で裕福な家庭ではなかったといいますから、そうした生い立ちも影響しているのかもしれません」元婚約者との関係においても、佳代さんは何かと“特権”を求めていたように見える。佳代さんを受取人にして生命保険に加入するよう求めたり、本来なら受給資格を失うはずの夫の遺族年金を受給し続けられるよう口裏合わせを要求したりしたエピソードからも、もらえるものはすべて受け取ろうという意識が感じられる。それにしても、国民から厳しい視線が注がれている状況にもかかわらず、さらに新たなトラブルを招いてしまうのはなぜなのか。「佳代さんは、自分の言動が相手にどう受け止められるか、世間から怒りや反感を買うのではないか、といったことが想像できないのでしょう。一方で、自分がいかに苦しんでいるか、いかにつらい状況にあるのかを誇張して同情を引こうとする。これは例外者の心理に密接に結びついています。小室さんの説明文書からも、自分たち母子は被害者で、悪いのは元婚約者だと主張したい欲望が読み取れました。自己愛は誰しも持っているものですが、佳代さんの場合は悪性の自己愛なのでしょう。自分の過ちを認めようとしないため、国民との認識の違いや批判への対応が、ずれていく一方なのです」(片田さん)ついに15年来の恩人社長にも愛想を尽かされてしまった佳代さん。このままでは手を差し伸べてくれる人は誰もいなくなってしまうが、それでも“自分の生き方”を変えることはないのか――。
2021年08月24日昨年の秋篠宮さまの誕生日、秋篠宮家の5人がそろって笑顔を見せる家族写真が公開された。秋篠宮さまが会見で「結婚を認める」と明言されたように、眞子さまへの“温情”によって円満を取り戻したかに見えた秋篠宮家には、再び大きな亀裂が生じている――。新型コロナウイルスのワクチン接種についても、秋篠宮ご夫妻と佳子さまが7月21日に宮内庁病院で1回目の接種を受けられた一方、眞子さまは2週間以上遅れて8月5日にお一人で接種された。「もしかすると当日の体調や、博物館での仕事の予定から、眞子さまだけ別の日程となったのかもしれませんが……。宮内庁はプライバシーに関わるとして皇族方のワクチン接種について公式には何も説明していません。これでは家族の不和が原因という見方が広がっても仕方がないでしょう」(皇室担当記者)7月30日には、小室圭さんがニューヨークで就職する見通しになったとNHKが報じたのだ。しかも、小室さんは今後の生活の基盤をアメリカに置くつもりだという。大きな疑問は、いったい誰が“就職の見通し”の情報をNHKにリークしたのかということだ。前出の皇室担当記者が声を潜める。「実は宮内庁内では、小室さんの母・佳代さんがその情報源だったのではといわれているのです。4年前に眞子さまと小室さんの婚約内定をスクープしたのもNHKでしたが、その際、情報が確実なものか最終確認するために佳代さんに接触していたようです。ですから、今回も佳代さんから情報がもたらされた可能性は高いと思われます」6月に発売された『週刊文春WOMAN』では、初めてマスコミのインタビューに答えていた佳代さん。小室家のさらなるイメージアップのために動いているのだろうか。■ワクチン接種も別々、深まる眞子さまの孤立ニューヨーク州の司法試験の合格発表は12月。晴れて合格となれば就職も正式に決まり、小室さんはニューヨークで安定した生活基盤を手に入れることになる。「クラウドファンディングやベンチャー企業の支援についての論文を発表している小室さんは、2千万円以上の高年収も狙える企業法務を担当する弁護士を目指していると思われます。また、眞子さまご自身もすでにニューヨークでの就職を模索され始めているかもしれません。現在、博物館にお勤めの眞子さまは、現地の大学やミュージアムへの転職を考えていらっしゃっても不思議ではありません。アメリカの社交界は非常に王室や皇室への関心が強く、眞子さまも引く手あまたでしょう。小室さんと2人でニューヨーク生活を始めてしまえば、なし崩し的に結婚できるとお考えかもしれません」(前出・皇室担当記者)だが、その“代償”は大きいものになるのではないかと宮内庁関係者は語る。「秋篠宮さまは昨年11月、誕生日に際しての記者会見で『結婚を認める』とおっしゃいました。決して賛成はできないなかでも、眞子さまの意思を尊重する選択をなさったのです。それと引き換えに、『多くの人の納得』に向けて眞子さまと小室さんが努力することを秋篠宮さまは期待されたのですが、その願いはむげにされてしまいました。次の11月の秋篠宮さまの会見では、眞子さま、小室さん、そして情報操作に暗躍しているとみられる“黒幕”佳代さんに対して、これまでにない厳しいお言葉があるはずです。それは、“絶縁宣告”ともいうべき内容になることでしょう」秋篠宮さまがどれほど厳しい姿勢を見せたとしても、眞子さまは小室さんと、そして佳代さんとともに歩む道を選ぶのか――。
2021年08月18日小室圭さん、ニューヨークで就職へ――。衝撃的なニュースが舞い込んだのは、7月30日のことだった。小室さんは7月27日と28日に、ニューヨーク州の司法試験を受験。NHKの報道によれば、小室さんはニューヨーク州の法律事務所に就職の見通しが立ったという。さらに、小室さんは今後の生活の基盤をアメリカに置きたいと考えているというのだ。「小室さんは、眞子さまを呼び寄せてニューヨークで新婚生活を送るつもりなのでしょう。日本では2人の結婚に反発する声が根強く、ニューヨークのほうがのびのびと暮らせるのは間違いありません。ただ、眞子さまが海外に行かれるとなれば、今後、皇室との関わりも希薄になります。悠仁さまのサポート役を期待されていた秋篠宮ご夫妻は難色を示されているようです。また、新天地での生活をスタートするためには、金銭トラブルを解決することが必要です。さもなくば後々までことあるごとにトラブルが取り沙汰されることになりかねません」(皇室担当記者)金銭トラブルの当事者である、母・佳代さんはいま、何を思っているのだろうか。本誌は小室さんが司法試験を終えた直後の7月29日、佳代さんのもとを訪ねた。1台の迎車タクシーが自宅マンション前にとまると、マンションから出てきた佳代さんは、左手で松葉杖をついていた。同居している実父(小室さんの祖父)と一緒にタクシーで駅に向かい、電車に乗り込んだ。実は佳代さんは、4月に足の手術を受けていたのだ。『週刊文春WOMAN』の取材に、次のように語っている。《四月の上旬に手術を受けて入院していまして。詳しくは言えないんですが、つい先週抜糸をしたばかりで、まだちょっと体調が良くないんです……。本当は二週間の予定でしたが傷のアガリが悪く、一ヵ月近く入院することになって》ただ、手術からすでに4カ月近くが経過している。『女性セブン』が5月上旬に撮影した写真では、佳代さんはすでに松葉杖は使用していなかった。足の痛みが再発してしまったのだろうか。完治してからしばらくのあいだも、負担をかけないように松葉杖を勧める医師もいる。■記者の問いかけには「ご自愛くださいね」だが、前出の皇室担当記者は別の理由があるのではないかと指摘する。「元婚約者・X氏は金銭トラブル解決に向けて、佳代さんとの対面を要求しています。一方で、佳代さんは難色を示しています。4月には『長期入院中』を理由に対面を先延ばしにしたにもかかわらず、退院後もいまだにX氏と会うという話は出てきていないといいます。松葉杖をついていたのも、体調不良を理由に今後もX氏との対面を拒絶し続けるためではないかと考えてしまいます」X氏の知人も、困惑した様子で話す。「Xさんの代理人は、5月下旬に小室さんの代理人弁護士の事務所に行ったそうです。Xさんの要望はとにかく佳代さんに会って話すことだと、念を押すようにしっかり伝えたのですが、Xさんのもとにはそれ以来、小室さん側から何の連絡もないそうです。佳代さんから直接説明をしてもらわない限り、この問題は解決しないでしょう。Xさんが解決金を受け取るかどうかも、佳代さんの意向が見えない現時点では、まったくわかりません」本誌は佳代さんに話を聞くため、自宅マンション前で待つと、タクシーで2人は帰宅。佳代さんは高級スーパー・成城石井のエコバッグに、レタスなどの野菜を詰め込んでいる。司法試験の終了を祝うために食料の買い出しをしてきたのか、佳代さんの実父も大きなビニール袋を提げていた。記者が「圭さんから司法試験について報告は?」「圭さんの帰国の予定は?」などと質問を投げかけても、「こんな暑い日に取材とは、本当にご苦労さまです」と答えるばかり。「毎日暑いので、どうぞご自愛くださいね」と言い残し、マンションへと入っていった。どこか上機嫌な様子だったのは、佳代さんもアメリカ生活を楽しみにしているからなのか――。
2021年08月04日7月27日、28日の2日間にわたって、予定通り米国ニューヨーク州の司法試験を受験した小室圭さん。NHKによると小室さんはオンラインを活用して受験し、合否の結果は12月中旬までに発表される予定だという。試験を終えたばかりの小室さんだが、すでに今後の進路についても報じられた。小室さんは現地の法律事務所へ就職する見通しが立ったといい、引き続きニューヨークに滞在するというのだ。18年8月、婚約者の眞子さまを日本に残して留学した小室さん。今年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業したものの、対面で開催された卒業式は欠席。卒業式には日本のメディア関係者がキャンパスの前に集まったが、小室さんが姿を現すことはなかった。また小室さんの代理人・上芝直史弁護士は5月中旬、本誌に「現時点で圭さんが帰国する予定はありません。記者会見の予定もありません」と語っていた。「小室さんは4月に金銭トラブルについての説明文書を発表しましたが、小室さんを支持する声はほとんど聞こえてきませんでした。文書発表後には母・佳代さんの元婚約者に解決金を支払う意向があると表明しましたが、交渉の場に小室さんが参加することはないでしょう。帰国や記者会見の予定もないとすれば、もはや小室さんには多くの人の理解を得ようという気がないのかもしれません」(皇室担当記者)このまま小室さんがニューヨークを拠点に生活するとなれば、眞子さまが渡米する可能性が高くなりそうだ。「眞子さまには、独身のまま皇籍離脱されるという選択肢もあります。いったん皇族でなくなってなくなってしまえば、ニューヨークへ行くことも婚姻届の提出も自由です。また眞子さまも2度の留学経験があり、語学力は問題ありません。小室さんとお二人で日本を離れ、新婚生活を始めることを考えていらっしゃるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)小室さんが発表した文書には、《私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません》と強い意思が綴られていた。果たして、このまま“駆け落ち婚”となってしまうのだろうかーー。
2021年08月01日「これまでメディアに報じられた数々の疑問に対し、積極的に発信してこなかった小室圭さんは、秋篠宮さまが望まれた“多くの人が納得し、喜んでくれる”状況を作ることができませんでした。せめて“無収入で眞子さまをお守りできるのか”という非難をかわすためにも、司法試験には絶対に合格したいと考えているでしょう」(皇室ジャーナリスト)7月27日、28日の2日間にわたり、小室圭さんが米国ニューヨーク州の司法試験に挑戦する。米国の弁護士数は約135万人と、日本の弁護士数(約4万2,000人)の30倍以上。米国では州ごとに弁護士資格を取得する必要があり、特に国際マーケットの中心であるニューヨーク州は弁護士数が約18万人と全米でもっとも多い州だ。ニューヨーク州の弁護士資格を持ち、現地法律事務所での実務経験があるリッキー徳永さんが、司法試験を振り返る。「試験は年に2回、7月と2月にあります。3時間の試験が1日2回、2日間にわたって行われます。1日目は論述試験で、2日目が択一試験。ほとんどの学生が7月に受けます。受かる人は1回で受かるため、合格率は7月のほうが高い傾向です」合格率は例年7~8割程度。ただし’20年はコロナ禍により試験がリモート化されたことで合格率が約85%にまで上昇したという。日本の司法試験の合格率がおよそ4割だから、難易度が低いように思われるが――。信州大学特任教授・法学博士で、ニューヨーク州弁護士の資格も持つ山口真由さんはこう語る。「受験生はロースクール卒業生に限られています。非常に高いレベルの中で2~3割も落ちることを考えると、簡単な試験ではありません。特にニューヨーク州とカリフォルニア州は全米でもトップクラス。現在、米国副大統領を務めるカマラ・ハリスさんでさえ、カリフォルニア州の司法試験を1度、不合格になっているほどです」仮に小室さんが弁護士資格を獲得できたとしても、日本の30倍もの弁護士がいる米国で、仕事にありつけるのだろうか。「米国では日本の司法書士や行政書士、税理士に類する資格はなく、弁護士がすべて請け負うため、案件の範囲は非常に広い。さらに訴訟社会であるため、弁護士は日本より身近な存在です。仕事に困ることは、ほとんどありません」(リッキーさん)■「年収5千万円でも裕福と思えない」小さな個人事務所では、交通違反や過払い請求、家賃トラブルの対処などが主な業務で、年収1,000万円ほどは見込めるという。「ただし、インフレの続く米国では、弁護士以外の30代会社員でも年収1,000万円ほどになるので、それほど高収入とは言えません」さらに山口さんもこう指摘する。「私自身も学生時代に年間600万円の学費と、別途生活費がかかりました。2,000万円くらいの教育ローンを背負っている学生は、ロースクールでは珍しくないのです」小室さんは奨学金で学費は免除されたが、3年間で1,000万円以上の滞在費がかかったとみられる。さらに、母・佳代さんの元婚約者に対する約400万円の“解決金”も重くのしかかっている。また、ニューヨークの生活費は東京と比べても、格段に高い。「超高物価で、友人も『子どもが2人いたら、年収5,000万円でも裕福だとは思えないよ』と言っていました」(山口さん)古くて狭い一人暮らしのアパートでも、家賃は月20万円ほど。仮に眞子さまと生活するのであれば、セキュリティの整った物件に入居しなければならないため、最低でも月50万円、年間600万円の家賃を見積もる必要があるという。
2021年07月28日いまだ見通しが立っていない、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚。延期の原因となっている小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルは、元婚約者が小室さん側からの解決金交渉に応じる意思を示したものの、佳代さんからの返事がないまま膠着状態となっている。本誌でも、その真意を探るべく取材を重ねてきたが、佳代さんの口から金銭トラブルについて語られることはなかった。しかし一方で、ヘアスタイルやメークは度々変わり、“イメチェン”が繰り返されているのだ。美容のプロは、佳代さんのスタイルをどう見るのか。25年以上にわたって多くのモデル・女優のヘアメークを手掛けてきた福川雅顕さんは、こう語る。「まず全体的に言えるのは、皇族の方と結婚する息子の幸せを願うヘアメークではない、ということですね。報道が出た際に、世間の注目を集めることを事前に察知して、皇室の優しい雰囲気に合わせていればここまで叩かれていなかったと思うんです。ヘアやメークって第一印象を与える一番の材料なので」■“モテ期”を引きずった眉毛場面に合ってない、と指摘するのが「角度のついた眉毛」だ。「この眉毛は、きつく見えてしまいますよね。バブル期など、相当イケイケだったんじゃないかなと思います。若い頃の、モテてきた時代から変わってないという印象です。特に古いなと思ったのが、頭にメガネをかけて髪をまとめたスタイル。髪をまとめるにしても、カチューシャやヘアバンドにすれば雰囲気は変わったはずです」さらに、本誌が今年3月に目撃した際には、アップにしていた前髪を大胆に切り、ぱっつんスタイルに変えていた。「確かに髪をアップにするよりも前髪を作ったほうが優しく見えますが、このぱっつん前髪は逆効果。眉毛の角度が余計に目立ってしまいます。もっと流れるようなラインの前髪にすればよかったのですが……」■40超えたら、髪のケアが命!また、注意するべき、と語るのが髪への手入れだ。「どの写真を見ても、髪の毛がパサパサしているのが気になります。髪の毛が艷やかだったり、清潔感があるだけで、すっぴんでもきれいに見えるんですよね。年齢を重ねると、どうしても毛先に栄養がいかないので、きちんと手入れをすることが必要です。特に佳代さんの場合は、毛量が多いので、広がったままだと勇ましく見えてしまうんです。毛先が乾燥しているなら、結んだり、毛先を入れ込みシニヨンにしたりするなど工夫すべきでしょう。オイルをたっぷり塗って軽く結ぶだけでも変わりますよ」40代からは、「着飾るよりも土台が大事」と語る福川さん。「とにかく、だらしなく見えないように肌と髪の手入れをすることが重要です。佳代さんは、仕事帰りなのにノーファンデで眉毛を書いてないときがあるのも驚きました。小綺麗に見せるためにも最低限やるべきポイントです。場面に合わせた、凛とした姿で金銭トラブルの説明にも臨んでもらいたいですね」
2021年07月01日「1年ほど前には周りの人たちに『さようなら』と別れを告げて、いなくなろうとしていたんです。なかには『ちょっと待ちなさい!悔しくないの!?』と励ましてくださる方もいました。でも『一生このまま状況が変わらないのなら、もういいかな』って考えるようになってしまって」この発言の主は、小室圭さんの母・佳代さん。’17年12月に金銭トラブルが報じられて以来、マスコミに対して口を開くことがなかった佳代さんだったが、6月22日発売の『週刊文春WOMAN』に、心情を告白しているのだ。3年以上も沈黙を続けていた佳代さんだが、約1年にわたり接触し続けたという文春WOMANの記者には心を開いていったのか、冒頭のように度重なる批判報道への心境を吐露したほか、現在の暮らしぶりや圭さんとの親子関係などについても語っている。ただ、肝心の金銭トラブルについては多くを語っていない。婚約解消の際に元婚約者・X氏から「差し上げたものです」などと返済を求めない旨の言葉があったと話すのみだった。苦しい心情を明かした佳代さんだが、金銭トラブルの当事者でありながら、これまで説明をしてこなかったのは佳代さん自身だった。そして、X氏は解決金についての交渉に応じる意思を示しており、小室家側の代理人には「佳代さんと直接会って話がしたい」という希望を伝えている。だが、いまだに返事はないというのだ。この記事についてX氏はどう受け止めているのだろうか。X氏の知人に話を聞くと、「記事については、彼は何も話すことはないと考えているようです。佳代さんとの話し合いが早いうちにできるようになれば、というのがXさんの願いです。ただ、小室家側からはいまだに何の連絡もありません。佳代さんは長期入院していると聞いていましたが、足の手術が終わって体調がよくなっているというのであれば、早くXさんに会って、忌憚なく意見を交わせばいいと思います。彼は高齢ですし、膠着状態が長引くようなことはしてほしくありません」■元婚約者との面会を2カ月にわたり拒否佳代さんの発言によれば4月上旬から足の手術で入院していたというが、1カ月弱で退院したという。つまり、それから約2カ月にわたってX氏からの面会要求を拒否している状態なのだ。佳代さんは、圭さんの結婚を進めるためにも金銭トラブル解決に着手する必要があるのでは――。しかし皇室担当記者は「もはや結婚は確定してしまっている」と語る。「昨年11月に秋篠宮さまが『結婚を認める』と発言されて、眞子さまと小室さんの結婚は既定路線となりました。秋篠宮ご夫妻も宮内庁もこれ以上の長期化は望んでおらず、金銭トラブルが未解決のまま結婚する可能性も大いにあります。もしそうなれば、世間の関心もしぼみ、解決する必要もなくなる――。そういった希望的観測が背景にあるのかもしれません」すでに佳代さんの中でこの問題は“終わったこと”であり、会わないことで金銭トラブルの“強制終了”を狙っているのだろうか。一方で、記事の中では佳代さんの意外な一面も垣間見える。“セレブ志向”が強いとされてきた佳代さんだが、スーパーの野菜売場で「トレビスが三十九円!安いですね」と思わず口にするなど、庶民的な一面を見せている。また、息子・圭さんとの“母子密着”といわれてきた関係についても「『マザコン』『教育ママ』だなんて書かれたりもしましたよね。五十年以上生きてきて、初めて言われました」と否定。「十八年に米国留学してからは、それほど連絡は取っていません」といい、なんと4月に公表された金銭トラブルの説明文書も、圭さんから公表日を伝えられていなかったという。■佳代さんはまもなく“元内親王の義母”にセレブではなく庶民派、母子密着ではなく自立した息子を見守る母――。これまでのイメージを覆すような一面を見せた佳代さん。だが、X氏が公開したメールで佳代さんは、高級レストランでのディナーや婚約のお披露目にクルージングパーティをねだっていた。また、圭さんの留学前には親子そろって出勤していた。“セレブ志向”や“母子密着”は報道が作り上げたイメージだと言い切れるのか。ここにきて佳代さんが急激な“キャラ変”を狙っているようにも見えるが――。「元内親王の義母ともなれば、新年など折に触れて皇室の方々と会うことにもなります。結婚が現実味を帯びてきたことで、佳代さんは“天皇家の親戚”になることを意識し始めたのかもしれません。また、佳代さんが“メディア露出”を解禁したことで、今後さらなる告白があるかもしれません。婚約延期に至るまでの秋篠宮ご夫妻とのやりとりなども、明らかにされる可能性があります。秋篠宮ご夫妻が相当厳しい言葉を小室さん親子に浴びせていてもおかしくありません。ご夫妻はそれらが明かされることを恐れているのではないでしょうか」(宮内庁関係者)’17年9月、眞子さまとの婚約内定に際して、佳代さんは次の言葉を息子の圭さんに贈っていた。《主人亡き後、息子は自発的に物事に取り組み、努力を重ね、ご尊敬申し上げる方々からのご指導のもと、人生の要所要所を固定概念にとらわれることなく決断してまいりました》“母子密着”ではないという佳代さんと圭さんだが、“固定概念”にとらわれないやり方は母子共通なのだろうか。
2021年06月30日秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚延期の原因となっている、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブル。’17年12月のトラブル発覚以降、佳代さんはメディアに対して沈黙を貫いてきた。しかし6月22日発売の『週刊文春WOMAN』は、小室佳代さんが現在の心情を告白したコメントを掲載したのだ。佳代さんは文春WOMANの記者に対して、現在の暮らしぶりや報道後の心境、元婚約者や眞子さまへの思いを吐露している。佳代さんは圭さんとの母子関係についても言及している。佳代さんは夫・敏勝さんと’02年に死別。このとき圭さんが10歳だった。婚約内定当初から親子揃って駅へと向かう姿も目撃されており、佳代さんと圭さんは極めて母子密着の関係にあると見られてきた。だが、佳代さんはこうした見方を「『マザコン』『教育ママ』だなんて書かれたりしましたよね。五十年以上生きてきて初めて言われました」と否定。さらに「息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。中学でインターナショナルスクールに進学することも自分で決めました」と語っているのだ。圭さんは品川区にあるインターナショナルスクールの中等部と高等部に計6年間通っている。授業料などの学費は中等部が年間235万円、高等部は250万円。6年間の学費は総額で1,400万円を超える。圭さんは小学生だったとはいえ、インターナショナルスクールの学費が高額であることは知っていたはず。父を亡くした直後の家計が苦しい状況で、はたしてインター進学を自ら希望するものなのだろうか。また、シングルマザーでありながら高額な学費を捻出した佳代さんは、十分「教育ママ」といっていいように思われる。圭さんも周囲に「母を守る」と話していたなど、母思いの一面は当初から報じられている。佳代さんの元婚約者も、2人の母子関係について次のように証言していた(『週刊現代』2018年3月3日号)。「彼女(佳代さん)がこの世で一番大切なのが圭君であるのは、動かしがたい事実です。圭君も、佳代さんを『お母様』と呼んでいます。婚約時、私は千葉県に住む母親に2人を紹介しています。母は手料理を準備していたのですが、初対面にもかかわらず、佳代さんがその手料理を、一心不乱に圭君に取り分ける様子には、唖然としたものです」佳代さん自身は息子・圭さんとの“距離”を強調していたが、周囲から見方はまったく違うのではないだろうか――。
2021年06月25日「二年ほど前には周りの人たちに『さようなら』と別れを告げて、いなくなろうとしていたんです」「週刊文春WOMAN」の記者を相手に、こう胸中を告白したのは小室圭さんの母・佳代さん。冒頭の発言に続けて「『一生このまま状況が変わらないなら、もういいかな』って考えるようになってしまって」と、複雑な心境を語ったという。6月21日配信の「文春オンライン」によると、「週刊文春WOMAN」は約1年にわたって佳代さんを取材。記者に幼い子供がいることを告げると、口を閉ざしていた佳代さんが「男の子ですか?女の子ですか?」と話し出したというのだ。そして「男の子です」と答えた記者に、「私は『勉強しなさい!』と叱ったことは一度もないんです」など育児について“亡き夫からの指南”を守ってきたことを語ったという。「二年ほど前」といえば、本誌は19年のクリスマスイブの早朝に男性と外出する佳代さんを目撃しているが……。佳代さんの告白に、波紋が広がっている。今年4月、佳代さんの元婚約者・X氏との金銭トラブルについて説明文書を発表した小室さん。その後、解決金の交渉に応じる意向を示したX氏だが、《私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》とコメント。小室さんと眞子さまの結婚延期の原因となった金銭トラブルを抱える佳代さんだが、当事者でありながら依然として沈黙を貫いている状態だ。国民の関心が高まるいっぽうで、数々の“疑惑”も浮上している。小室さんの父・敏勝さんは02年3月、自死によって亡くなっている。本誌は19年2月、敏勝さんの遺族年金を受給してきた佳代さんの“不正受給疑惑”を報じている。一般的に被保険者と死別後、配偶者が別の相手と事実婚状態になった場合、その時点で遺族年金の受給資格は失効するとされている。佳代さんはそのことを認識していたようで、婚約直後、X氏に次のようなメールを送っていた。《主人の年金を受け取っている間は内縁の関係にはなれません》《私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです》また佳代さんには金銭にまつわる疑惑だけでなく、元暴力団関係者と付き合いがあったとも一部週刊誌で報じられている。さらには、新興宗教に入れ込んでいたという情報も。数々の疑惑を説明しないまま、周囲に別れを告げて身を隠そうとしていた佳代さん。小室さんと眞子さまが結婚すれば皇室の縁戚となる立場だけに、説明を求める声が広がっている。《子育て論なんて、どうでも良い。本当に息子が大事なら、自分の様々な疑惑について真実を語るべきだ》《いなくならないでいいから説明責任を果たしてほしい》果たして、佳代さんが数々の疑惑を説明する日は来るのだろうか――。
2021年06月22日繰り返される緊急事態宣言、コロナ禍終息の兆しが見えないなか開催に突き進む東京オリンピックなど、未だ混迷を極める2021年上半期。並行して芸能界でも数々の“事件”が――。本誌が目撃した“スクープ”から特に反響の大きかったものを今一度お届けしたい。4月に金銭トラブルについての文書を発表し、眞子さまとの結婚に突き進む小室圭さん。トラブルの発端となった母・佳代さんはというと、未だ沈黙を貫くばかり。そんななか、本誌は1月下旬に佳代さんの姿を目撃していた。金髪をやめた衝撃の“イメチェン姿”とは――。(以下、2021年2月16日号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ眞子さまの結婚延期の原因となったのは、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルだった。「トラブル発覚から3年以上経過した今も佳代さんは沈黙を貫いたまま。しかも、そういったトラブルがあったにもかかわらず、佳代さんの金銭感覚が変わっているようには見えないのです。眞子さまは1億4千万円近い一時金を受け取ることになっています。そのお金の一部が佳代さんに渡ってしまうのではないか、という疑念は払拭できない状況です。国民が小室さんよりもさらに不安視しているのは、眞子さまの”義母”となる佳代さんのことではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)佳代さんは以前から“セレブ志向”が強かった。小室さんの幼稚園の送り迎えまで、ほかの保護者が自転車を使っているなか、愛車の真っ赤なアウディで行っていた。金銭トラブルを告発していた元婚約者のX氏も、佳代さんから高級フレンチでの食事を何度もねだられたことを明かしている。また、服装の派手さもたびたび話題になってきた。洋菓子店へサングラス姿で出勤することも多く、昨年の5月には髪を金髪にしていたことが報じられた。そんな佳代さんは現在、どのような暮らしをしているのか――。本誌は1月下旬、まだ日も出ていない早朝6時に自宅から最寄り駅方面に徒歩で向かう佳代さんを発見した。黒いダウンコートで口元にはマスク。「金髪」と報じられた髪色も、黒に近い落ち着いた色合いに戻っており、以前の佳代さんと比べてもかなり地味な服装だ。電車で向かったのは、以前から勤めている都内の有名洋菓子店。到着したのは開店時刻より2時間前だった。洋菓子製造に携わっている佳代さんは、控室で白衣に着替えて持ち場へと向かう。以前、佳代さんはマスコミを警戒してか、自宅から最寄り駅までタクシーを使っていた。だが、この日は周囲を気にする素振りこそあるものの、タクシーを利用することはなかった。■金銭トラブル以外にも数々の“疑惑”が上流階級への憧れを隠さなかった佳代さんが、急に堅実な生活ぶりに“路線変更”したのはなぜなのか――。「眞子さまの“結婚宣言”によって、小室さんの結婚は一気に現実味を帯びてきました。これまでかたくなに自分のスタイルを変えてこなかった佳代さんですが、ここにきてようやく皇室の縁戚になる立場を自覚し始めたのではないでしょうか。“眞子さまの義母”として認められるように、国民の目を意識し、イメージチェンジを図っているということなのかもしれません」(前出・皇室担当記者)佳代さんについては、もうひとつ気になることがある。本誌が1年ほど前に報じた“男性の影”だ。一昨年の12月20日、本誌は午前5時ごろに外出しようとする佳代さんを目撃。高いヒールのブーツと大判のストールで着飾り、左手薬指にはピンクダイヤらしき宝石をあしらった指輪が光っていた。さらにクリスマスイブの早朝午前4時、佳代さんは50代と思しき男性が運転する車で外出。夜になっても帰宅することはなかった。当時は交際していた男性がいたと思われるが、最近の佳代さんの行動からは男性の影は見られないという。「佳代さんは恋愛も“封印”して、小室さんの結婚のために清貧生活を演出しているのかもしれません。ただ、佳代さんについては、ほかにも数々の疑惑が取り沙汰されており、そんな付焼き刃の戦略が通用するとは思えません」(皇室ジャーナリスト)小室さんの父・敏勝さんは’02年3月に亡くなっているが、その死因が自死であったことが明らかとなった。しかも、敏勝さんの父も後を追うようにその1週間後に自死していたのだ。また、佳代さんが新興宗教に入れ込んでいたという情報も。本誌は、近所に住んでいた女性から次のような証言を得ている。「私も佳代さんのお部屋に入ったことがありますが、リビングルームにたしか『〇〇光』と書かれている紙や、何か偉そうな人の写真が飾ってあって……。あきらかに宗教関係の品物だと思いました。私の視線に気がつくと、佳代さんは『これ、いいものなのよ』とか、私にはよくわからない話を始めました」内親王の嫁ぎ先としてはあまりに不安すぎる疑惑の数々……。眞子さまの結婚の行方を左右する、佳代さんの動向に注目が集まる。
2021年06月21日「この子はバイオリンの天才なの」小室圭さんの母・佳代さんの口癖だったーー。圭さんの父、敏勝さんが’02年に亡くなって以来、佳代さんは、カフェやケーキ店などで働き、一人息子である圭さんを育ててきた。「シングルマザーの家庭から、弁護士になり皇族と婚約。本来なら美談になるような話ですが、あまりに不自然な親子関係に、国民は不信感を募らせています。4月8日に、圭さんが母の元婚約者X氏との金銭トラブルに関する説明文書を発表しましたが、国民に説明するためではなく、母親の名誉を守るためのものと受け止められてしまいました」(皇室ジャーナリスト)児童相談所で19年間の勤務経験がある心理学者で家庭問題カウンセラーの山脇由貴子さんが語る。「強い絆で結ばれている2人ですが、同時に佳代さんは息子である圭さんに依存しているように見えます。これが違和感の原因かもしれません」息子依存とは、どのようなものなのか?山脇さんが続ける。「簡単に言えば、過保護、過干渉の延長で、息子への執着心が非常に強くなっている状態です。『息子のため』と思い込みながら、息子を自分の思いどおりにしようとしてしまう。具体的には、小さいころから“私の言うことを聞かないと人生がダメになる”と恐怖心を受け付け、心理的に息子をコントロール。一連の報道から、圭さんの主体性がまったく見えてこないのは、おそらく圭さんが佳代さんの支配下にいるためでしょう」息子の成功だけが自分の成功だと考える深層心理が、気づかないうちに、息子の人生への過干渉や支配を生んでしまう。『母という病』(ポプラ新書)の著書がある精神科医の岡田尊司医師によると、母親が息子を自分の所有物のように接するのは珍しいことではないという。「とはいえ、多くの場合は、中学生ぐらいに反抗期という形で、母親の操り人形であることを拒絶します。そのときこそ子どもが自立するチャンスなのです」しかし、息子に強く依存していると、その機会が失われてしまうこともあると山脇さん。「息子に依存する母親は、子に自分のつらさや悩みを吐露している場合があります。それをされると息子は、母親の騎士になって母を守ろうとするのです。その結果、支配から抜け出そうという考えが起こらなくなる。これはしばしば反抗期の消失となって現れます」圭さんは、高校2年生のころからフランス料理店でアルバイトをしており、店長には「うちにはお父さんもいないし、僕がお母さんを守っていくんです」と語っていたというがーー。このような親子関係は、息子の将来に悪影響を及ぼすことも。「母親に支配されてきた子どもは、大人になってからも他者との関わりにおいて『支配する』か『支配される』という人間関係しか築けません。そのため、たとえ結婚しても、相手と対等な関係をつくることができない。支配する側になれば、パートナーをだましたり、虐げたりしてでも自分の思いどおりにするでしょう」
2021年05月28日「この子はバイオリンの天才なの」小室圭さんの母・佳代さんの口癖だったーー。圭さんの父、敏勝さんが’02年に亡くなって以来、佳代さんは、カフェやケーキ店などで働き、一人息子である圭さんを育ててきた。「シングルマザーの家庭から、弁護士になり皇族と婚約。本来なら美談になるような話ですが、あまりに不自然な親子関係に、国民は不信感を募らせています。4月8日に、圭さんが母の元婚約者X氏との金銭トラブルに関する説明文書を発表しましたが、国民に説明するためではなく、母親の名誉を守るためのものと受け止められてしまいました」(皇室ジャーナリスト)児童相談所で19年間の勤務経験がある心理学者で家庭問題カウンセラーの山脇由貴子さんが語る。「強い絆で結ばれている2人ですが、同時に佳代さんは息子である圭さんに依存しているように見えます。これが違和感の原因かもしれません」息子依存とは、どのようなものなのか?山脇さんが続ける。「簡単に言えば、過保護、過干渉の延長で、息子への執着心が非常に強くなっている状態です。『息子のため』と思い込みながら、息子を自分の思いどおりにしようとしてしまう。具体的には、小さいころから“私の言うことを聞かないと人生がダメになる”と恐怖心を受け付け、心理的に息子をコントロール。一連の報道から、圭さんの主体性がまったく見えてこないのは、おそらく圭さんが佳代さんの支配下にいるためでしょう」息子の成功だけが自分の成功だと考える深層心理が、気づかないうちに、息子の人生への過干渉や支配を生んでしまう。この“息子依存症”の原因は何なのか。「母親自身のコンプレックスから、自分の息子だけは“完璧”にして周囲を見返してやろうと思ってしまうのです。実の親に認めてもらえなかった経験から『いい親にならなくては=息子を成功させなくては』という強迫観念を抱くケースもあります。また、離婚や死別により夫がいない、いても頼ることができない孤独から、息子をなんでも話せる理想の恋人にしようとしてしまうことも原因の一つ」さらに、長引く不況下で“息子が将来成功者になれるかどうか”への関心が高まっていることも、昨今、息子依存の母親が増えている理由だという。母親が息子依存から抜け出す方法はあるのだろうか?「まずは自分が依存していることに気づくことが大切です」山脇先生監修の次のチェックシートを活用してほしい。【息子依存症チェックシート】3つ以上当てはまったら要注意!□ 子どもの失敗は許せない□ 子どものことは何でも知っている□ 反抗期がないのが自慢である□ 習い事をたくさんさせたい□ 子どもとは何でも話ができる関係だ□ 子どもの友達はできれば選びたい□ 子どもは自分の性格に似ていると思う□ 子どもには夫のようになってほしくない□ 自分の結婚は失敗だったと思う□ いい母親だと思われたい□ 友達に子育ての悩みは相談しない□ 自分は親にあまり褒められたことがない□ 子育てに対する実親の評価が気になる□ 上昇志向が強いほうだ□ 努力すれば、すべて報われると思う「そのうえで、息子に一点集中している意識を分散させてください。そのためには、夫婦関係を改善する、新たに友人をつくるなどして、子ども以外に心を許して話ができる人を得るのが効果的です」子どもは母親の所有物ではないことを肝に銘じよう。
2021年05月28日息子依存症の母親が増えている。「息子を成功者にしたい」のは自然な親心だが、その裏には母親の自己愛が隠されている場合も。見えざる“息子支配”に専門家が警鐘をならす。「この子はバイオリンの天才なの」小室圭さんの母・佳代さんの口癖だった――。圭さんの父、敏勝さんが’02年に亡くなって以来、佳代さんは、カフェやケーキ店などで働き、一人息子である圭さんを育ててきた。「シングルマザーの家庭から、弁護士になり皇族と婚約。本来なら美談になるような話ですが、あまりに不自然な親子関係に、国民は不信感を募らせています。4月8日に、圭さんが母の元婚約者X氏との金銭トラブルに関する説明文書を発表しましたが、国民に説明するためではなく、母親の名誉を守るためのものと受け止められてしまいました」(皇室ジャーナリスト)児童相談所で19年間の勤務経験がある心理学者で家庭問題カウンセラーの山脇由貴子さんが語る。「強い絆で結ばれている2人ですが、同時に佳代さんは息子である圭さんに依存しているように見えます。これが違和感の原因かもしれません」息子依存とは、どのようなものなのか?山脇さんが続ける。「簡単に言えば、過保護、過干渉の延長で、息子への執着心が非常に強くなっている状態です。『息子のため』と思い込みながら、息子を自分の思いどおりにしようとしてしまう。具体的には、小さいころから“私の言うことを聞かないと人生がダメになる”と恐怖心を受け付け、心理的に息子をコントロール。一連の報道から、圭さんの主体性がまったく見えてこないのは、おそらく圭さんが佳代さんの支配下にいるためでしょう」息子の成功だけが自分の成功だと考える深層心理が、気づかないうちに、息子の人生への過干渉や支配を生んでしまう。息子に依存しやすい母親の傾向はあるのだろうか?「プライドが高く見えっ張りの人は“息子を特別な存在にすることで自分も特別になりたい”という考えから息子依存に陥りやすいです」圭さんが3歳のときからバイオリン教室に通わせていた佳代さん。圭さんの幼稚園時代には、ほかの保護者が自転車を使っているなか、真っ赤なアウディで圭さんの送迎をしていたという。これらは、確かに“特別”への憧れにも感じられる。「息子を成功者にするため、息子の意思を無視し、幼児教育や習い事をさせるのも息子依存の特徴です。同時に、多すぎる習い事は、息子のことをすべて把握しておきたいという思惑によるものの場合もあります。放課後が習い事でぎっしり埋まっていれば、自然と息子が何をしているかわかりますから」中学、高校は年間200万〜300万円の学費がかかるインターナショナルスクールへ進学した圭さん。インターナショナルスクールで勉強についていくのは大変で、佳代さんは学校側に予習復習についてどの親よりも熱心に質問していたという。圭さんの一見華々しい経歴は佳代さんの執念で作り上げられたといってもよさそうだ。この佳代さんの行動について『母という病』(ポプラ新書)の著書がある精神科医の岡田尊司医師はこう語る。「一般的に、息子に過剰なまでに依存する母親は自己愛や上昇志向が強く、現実から少しかけ離れている成功や理想であっても、それは手に入れるべきものだと信じています。そんな信念があるから、夢や理想を現実のものにするパワーもある。その一方“完璧な息子”への思いが強すぎて、周りを巻き込んでしまうケースも少なくありません」
2021年05月28日小室圭さんのロースクール卒業が決定した。現地時間5月23日にオンラインで卒業式が実施される。小室さんは’18年8月、ニューヨークにあるフォーダム大学に入学。卒業後は7月下旬に実施されるニューヨーク州の司法試験を受験し、弁護士資格取得を目指すとみられる。4月には金銭トラブルについて約4万字の”説明文書”を発表した小室さんだが、この文書で「多くの人の納得」が得られたとは言いがたい状況だ。また、文書発表後には母・佳代さんの元婚約者に解決金を支払う意向があると表明。小室さんの代理人によればこの方針は「当初からの予定」だというが、急展開に戸惑いの声も上がっていた。説明が”不十分”という声が上がるなか、大学卒業という節目を迎えた小室さんが記者会見を開く予定はないのだろうか?本誌が小室さんの代理人・上芝直史弁護士に聞くと「圭さんが記者会見を開く予定はありません」との答えだった。また、上芝弁護士は「今のところ帰国の予定はありません」とも回答。元婚約者は解決金をめぐる交渉に応じる意向を示しているが、交渉の場に小室さんが参加することもなさそうだ。3年間にわたる留学生活では、執筆した論文が2度、ニューヨーク州弁護士会が発行する専門誌に掲載される快挙を達成。また、大学OBである金融の専門家に全編英語でインタビューした音源が全世界にポッドキャスト配信されている。学業面ではたぐいまれなる実績を積み重ねてきた小室さん。金銭トラブルの和解交渉、そして眞子さまとの結婚を進展させることはできるのかーー。
2021年05月23日小室圭さん問題が世間の注目を集めるウラで、皇位継承問題が揺れている――。菅政権が設置した有識者会議は3月から断続的に会合を開き、専門家へのヒアリングを行っている。「現在、皇位継承者は男系男子だけに限定されており、次世代で天皇になることができるのは悠仁さまただおひとり。悠仁さまに男性のお子さまが生まれなければ“皇室消滅”となってしまう危機的状況です。菅政権も、さすがに何の対策も講じないわけにはいかないと考えているようです」(皇室担当記者)4月21日の第3回会合に専門家として招かれた、京都産業大学名誉教授の所功さんに話を聞いた。所さんは、女性天皇は容認するべきという意見だという。「皇統に連なる一員であり、皇族の身分であれば、男性であれ女性であれ、天皇に即位されることに本来、支障はありません。ただ、男系男子の伝統を守ることにこだわる人々がいるなかで女系まで認めてしまうと、混乱を招く恐れがあります。慎重に考えたほうがいいでしょう。秋篠宮殿下、悠仁さまと2代先までは現状でも皇位継承者がいらっしゃるので、男子優先としつつ男系女子への皇位継承も認めておくのがよいと思います。私が今回のヒアリングで強調したかったのは、今年12月に愛子さまが20歳になられることです。愛子さまには結婚されても、ご両親を支えていただきたいのです。現行制度では女性皇族は結婚に伴って皇室を離れることになっていますが、愛子さまに皇室に残っていただける道を作ってほしいと思います」年内をめどに論点整理を行う予定の有識者会議は、どのような結論を導こうとしているのか。共同通信は5月8日配信の記事で、《天皇の子や孫に当たる女性皇族「内親王」に限り、皇位継承や宮家創設の資格を与えるべきだとの意見が出ている》と報じている。さらに政府高官の発言として、一代限りの女性宮家が「将来の選択肢を確保する意味でも有力な案」との証言も取り上げられている。「自民党内の一部保守派は女性天皇容認に猛反対しており、女性宮家創設にも根強い異論があります。そこで浮上したのが、内親王に限って女性宮家創設を容認する案です。現在の皇室にいらっしゃる内親王は、愛子さま、眞子さま、佳子さまのお三方。“天皇の子または孫”である内親王に限り、結婚後も皇室に残っていただく。女性天皇や女系天皇を認めるかどうかの結論は、とりあえず先送り――。そのような妥協案に落ち着くのではないかと思われます。いわば内親王の“囲いこみ”です。早ければ来年にも、皇室典範改正が国会で審議されるでしょう。ただし、大きなネックになっているのが眞子さまと小室さんの動向なのです」(前出・皇室担当記者)今年10月に30歳の誕生日を迎える眞子さまと小室さんは、結婚を急いでいるとみられていた。しかし、小室さん渾身の“4万字文書”は「長すぎる」「独りよがり」と散々な評価。“国民の納得”からはさらに遠ざかってしまった。■小室圭さんが結婚へ“急ブレーキ”の謎また、コロナ禍の収束が見えず、結婚に向けた準備を進められる状況ではない。年内の結婚は難しくなってきたといえる。しかも、ここにきて小室さん側がなぜか結婚に向けた動きに“急ブレーキ”をかけ始めたのだ。4月8日の説明文書発表からわずか4日後、元婚約者側に解決金を支払う意向を表明した小室さん。前のめりに交渉を進めていくのかと思われたが、またも問題が発生してしまった。波紋を呼んだのは小室佳代さんの「長期入院」問題だ。「小室さんの代理人は元婚約者に、佳代さんが長期入院中と伝えたそうですが、すでに5月上旬には自宅付近で外出される佳代さんが週刊誌に目撃されています。しかも、佳代さんの退院は元婚約者側には伝えられていなかったのです」(前出・皇室担当記者)早く解決金の交渉を進めたいのなら、佳代さんの退院をきちんと報告して、交渉の日程調整などをするべきだろう。なぜ、小室さん側は解決金の交渉をすみやかに始めようとしないのか。「小室さんは、眞子さまとの結婚を先延ばししてもかまわないという考えに変わり始めているのではないでしょうか。そこには、女性宮家問題も関係している可能性があります」(前出・皇室担当記者)突然の方針急転の陰にいったい何があるのか――。これまで、お二人の結婚への反発の一因となっていたのが、皇籍離脱に伴って眞子さまに支給される“一時金”だ。その金額は約1億4千万円とされている。実は、眞子さまが女性宮家の当主となり、皇室にとどまることになれば、将来的にさらに大きな金額を受け取ることになるという。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんによれば、「現行の制度では、男性皇族が結婚などを機に独立の生計を営む際に、親王の場合で一時金として6千100万円が支給されます。その後、皇族費として毎年3千50万円が支給されます。宮家が創設された場合、お住まいの土地、建物は国が用意し、宮家職員として国家公務員である宮内庁職員7~8人ほどが配置されます。また皇宮警察も宮家担当の護衛官を配置します」女性皇族が宮家当主になった場合も、同様の皇族費が支給される可能性が高い。毎年3千万円以上となれば、50年で15億円――。一時金の10倍以上の金額が、宮家当主となられた眞子さまに支給されることになるのだ。眞子さまと小室さんはいま、いったいどんな結婚生活を思い描いているのか――。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月18日長すぎる説明文書は非難の嵐、解決金を提案するも母・佳代さんの元婚約者は受取り拒否……。金銭トラブル解決失敗の危機に追い込まれていた小室さんだったが、ここにきて光明が差した。なんと、元婚約者・X氏がコメントを発表。解決金の交渉に応じる意向を示したのだ。《今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》4月27日に発表したコメントで、X氏はこう述べている。解決金の“受取り拒否”を表明していたX氏は、なぜ方針転換したのだろうか?X氏の知人は次のように語る。「Xさんの今回のコメントは、小室さん側からの動きに応えたものです。彼は、今後も誠意を持って対応したいと言っています。解決金については、今のところ受け取るつもりはないという気持ちは変わっていません。ただXさんは、眞子さまと小室さんの結婚を妨げることは望んでいません。かたくなに受け取らないということではなく、小室さん側の言葉や対応次第で、Xさんの姿勢も変わっていくでしょう。とにかく一番の望みは、佳代さんと直接話をすることです」X氏は佳代さんとの面会にこだわる理由について、『週刊現代』のインタビューで「金銭を借りた張本人である彼女が、本音のところはどう考えているのかを聞きたいのです」と語っていた。さらに「解決金を提示されたとしても、佳代さんや圭君との面談などの機会がなければ、受け取るかどうかも含めて、考えるつもりはありません」とも明言している。「X氏がこれだけ歩み寄りの姿勢を見せている以上、この機を逃さないためには小室さん自身が速やかに帰国し、対応にあたるほかないでしょう」そう語るのは皇室担当記者。小室さんは結婚延期決定後、金銭トラブルについて何の対応もせずに’18年8月に渡米。それ以来、一度も日本に帰国することはなく、金銭トラブルについての対応も代理人弁護士に一任してきた。佳代さんにいたっては、いまだに一言もコメントを発していない。X氏は400万円を超える金銭を援助してくれた恩人であるにもかかわらず――。■7月の司法試験直後に緊急帰国も「ここまで問題がこじれたのは、当事者である佳代さん、さらには小室さんも不在の状態で話し合いを進めようとしてきたからです。小室さんは文書で『元婚約者の方のご真意が分からない』などと不信感をあらわにしていましたが、X氏にしてみれば、話し合いを代理人に丸投げして姿を現さない小室さんや佳代さんのほうがよほど信用できないと感じたはずです。とにかく小室さんは佳代さんを説得し、話し合いの席に出てもらうことが、X氏に納得してもらうための最低条件です。ニューヨーク州の司法試験は7月下旬。合格発表までは時間的余裕もできますし、10月の結婚を目指すならば試験終了直後の帰国ということになります」(皇室ジャーナリスト)解決金という手段をかたくなに拒んできた小室さんは、その信念を文書発表からたった4日で翻し、元婚約者に解決金を提案。4万字に及ぶ文書の発表後、小室さんはトラブル解決になりふり構わない姿勢を見せている。「注目されるのは眞子さまの動きです。文書発表直後、小室さんの対応方針には『眞子さまの意向が大きかった』ということが皇嗣職大夫から明かされました。つまり眞子さまは結婚延期が長引くことを覚悟で、母の名誉を守りたいという小室さんの意志を尊重されたのです。眞子さまは自己犠牲をいとわないほどに、小室さんや佳代さんに協力的といえます。これを小室さんが“利用”する可能性も否めません。眞子さまのお気持ちをこめたメッセージを伝えれば、結婚を邪魔したくないと繰り返し話しているX氏が“折れる”可能性は高い――。小室さんはそんな“懐柔策”も温めているかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)金銭トラブルの解決が“眞子さま頼み”だけにならなければいいが――。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月11日《今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく、小室佳代さんだと思っております》4月27日に発表したコメントで、小室佳代さんの元婚約者・X氏は解決金についての交渉に応じる意向を示した。一時は“受取り拒否”を表明していただけに、このコメントによって小室さんは、金銭トラブル解決に一縷の望みをつないだ格好だ。だが、このコメントをきっかけに新たな疑惑が浮上している。X氏はコメントの中で《現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております》と記していた。しかし、『女性セブン』がX氏のコメント発表から1週間もたたない5月3日、佳代さんを自宅付近で撮影したのだ。佳代さんの「長期間の入院」がどれほどの期間だったのか、そもそも入院していたのか、疑問が残る。本誌は小室家側の代理人弁護士に佳代さんの長期入院について問い合わせたが、返答はなかった。「佳代さんの入院については、小室さん側の代理人からX氏の代理人に伝えられていたのですが、退院の報告はなかったそうです。佳代さんの元気そうな姿が週刊誌に撮られたことに、X氏の代理人は心底驚いたそうです」(皇室担当記者)元婚約者はコメントの中で《ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております》と、早期に面会したいという希望を記していた。もし長期入院が事実ならば、元婚約者側に退院の報告があってしかるべきだろう。またも元婚約者側は困惑……。小室さんが根強い不信感を払拭し、金銭トラブルの円満解決を実現する日は来るのだろうか。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月11日5月9日は母の日。いま、日本で随一の注目を集める“母”といえば、眞子さまの婚約内定者・小室圭さんの母、小室佳代さんだろう。佳代さんと、その元婚約者の間の金銭トラブルに端を発し、眞子さまと小室さんの結婚は3年以上延期になったままだ。秋篠宮さまは、昨年の誕生日会見では「結婚を認める」と公言されたものの、以前から眞子さまと小室さんの結婚への条件として求められてきた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にはまだなっていないと発言された。ネット上などでは、たしかに未だお二人の結婚への反対意見が根強い。そのなかには佳代さんへの拒絶反応も多々見られる。世間がつい拒絶反応を起こしてしまうのは、彼女のファッションスタイルも一因ではないのか――。そう指摘するのは、数々のファッション誌でスタイリングを務めるスタイリストAさんだ。「時折スナップされる佳代さんのファッションスタイルは、服だけ見れば“おしゃれに気を遣っている女性”。ただ、トレンドである大きめのサングラスも、短めのレギンスも、ご自身にマッチしているとは思えず、何かに強く憧れをもって実践するけれど、どこかズレている人という印象が強いんです。世間の風当たりが強くなっても逆に自信をもったかのように、薬指に指輪を光らせてみたり、モードなヘアスタイルに挑戦してみたり、ビジュアルで意思を示している。素敵な生き方ですが、その意識の高さとたくましさが、過度な上昇志向と重なって、“皇室を利用するに違いない“と、世間に警戒心を抱かせてしまうのでしょう」(スタイリストAさん、以下同)トレンドを意識してか、インパクトのあるコーディネートが多い佳代さん。しかし、昔から派手だったわけではない。■当初はシックなコーデだった「眞子さまと小室さんのご婚約内定報道が出た直後、報道陣の前に現れた佳代さんは、おとなしいベージュ×グレーのコーデでした。品がよく、好感度の高い組み合わせで、違和感を抱いた人はあまりいなかったのではないでしょうか」■自信があふれたスタイルにお二人のご婚約内定会見が無事終わって1カ月後に見せたスタイルは、ネイビーのワンピースだった。「このときは膝上で丈が短め。春頃よりも堂々とした自信が感じられます」手塩にかけて育てた大事な一人息子が内親王殿下と結婚へ――。そんな成功への階段をのぼっていくごとに、外へとあふれてくるようになった佳代さんの“自信”。しかし、’17年12月に元婚約者との金銭トラブルが報じられると、その自信は段々と迷走していく。■セレブ風サングラスが物議報道に世間が揺れるなか、佳代さんは洋菓子店へ出勤する際にもサングラスをかけるように。「過去への後悔の気持ちと、でも注目を集めるのは嫌いじゃないという複雑な感情が、ネイビーの地味な装い、セレブ感のあるサングラスという、相反するコーディネートに表れているのではと思います」■上級者コーデには、宝石輝く指輪を特に話題を呼んだのが、本誌が’19年12月にキャッチした、クリスマスイブ直前のお出かかけファッション。左手薬指には、ピンクのダイヤモンドのような宝石が光る真新しい指輪が輝いていた。「大判ストールを羽織り、異素材を重ねてベージュの同系色コーデにメリハリをつけた上級者スタイル。この巻き方を見ると、ファッション誌もチェックしていることがうかがえます」■度重なるイメチェン。最新カットでは…その後、一時期髪を金髪にするもまた黒に近い色合いに戻すなど、ヘアスタイルでイメチェンを繰り返した佳代さん。今年3月に本誌が捉えた姿は、さらに髪型を変化させていた。「眉上でパツンと切りそろえた新しいヘアスタイルは以前よりもモードな雰囲気。イタリアのマダムのような柔らかな配色で、中途半端なレギンスをはいていたころよりは断然あか抜けています」とはいえ、全体的に「おしゃれだけれど似合ってない」とAさんは評する。「他人の目は意識するけれど、どう見られているかは気にしていないという印象です。この我を貫く姿勢が、今まで元婚約者とのトラブルについて世間から『お金を支払って解決すればいいのに』と言われても屈してこなかった強さに通ずるものがあると思います」5月7日に「女性セブン」が報じた佳代さんの最新の姿は、ベージュのワンピースと同系色の女優帽、グレーのカーディガンを肩がけしたエレガンススタイルだった。元婚約者の男性が4月27日、解決金について交渉に応じる旨を公表した際に佳代さんについて「長期間の入院中と伺っております」とコメントしていただけに、「長期入院は嘘だったのか?」と波紋を呼んでいる。「この日のコーデも、一貫して“ハイソな奥様”風を貫いていますね。カーディガンを肩かけするなど、ファッション誌をかなり愛読していると思います」今後、佳代さんはどのように元婚約者との交渉に応じるのか。そのとき、ファッションには変化が表れるのか。果たして、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」に近づくのか――。動向に注目が集まる。
2021年05月07日小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者男性が4月27日、マスコミ各社に向けてコメントを発表。「解決金」についての交渉に応じる意向を示した。眞子さまの結婚延期の原因となった、小室家の金銭トラブル。小室さんは4月8日、28ページにおよぶ説明文書を公表。その4日後、小室さんが“解決金”を支払う意向であると代理人が明らかにした。一方、元婚約者は『週刊現代』(4月24日号)のインタビューで「私はもう400万円の返金は求めていません。解決金を仮に提示されたとしても、受け取るつもりはありません」と、解決金の“受取拒否”を表明していた。だが、今回のコメントで元婚約者は「解決金についての交渉ができれば」と、交渉に応じる意向を示している。元婚約者男性が代理人を通じ、マスコミ各社に送ったコメントは以下の通り。■私と小室佳代さんとの間の金銭問題が、いまだに世間を騒がせていることに関して、誠に申し訳なく感じております。週刊現代で私の気持ちが掲載されておりますので、改めて申し上げませんが、すでにお金を請求しないと伝えていましたし、金銭問題は終わったことだと考えておりましたので一連の出来事に関しては大変困惑いたしました。小室圭さんの文書が発表されて、私も数日間かけて文書を読みこんでいました。そんななか、日を置かずに先方から解決金の提案があり、さらに混乱するばかりで、しばらくは正常に物事を考えることが出来る状態ではありませんでした。また、マスコミの方もお仕事ですので理解はしておりますが、朝も夜も私の自宅に訪ねてこられて、質問されても混乱したままの私には何もお答えする事が出来ないことを、今一度ご理解頂きたいと思います。代理人をお願いしている方は、週刊誌の記者ですが、これまでの長期間、私の立場に立ってマスコミや先方の代理人への難しい交渉などを無報酬で引き受けてくださっています。今後、代理人を通じて解決金についての交渉ができればと考えていますが、私はあくまで交渉の相手は小室圭さんではなく小室佳代さんだと思っております。以前もコメント致しましたが、私と佳代さんの金銭問題と圭さんの結婚は別問題だと今も考えています。現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております。ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております。
2021年04月27日約4万字、脚注36個という金銭トラブル説明文書が「まるで論文」と批判を受けていた小室圭さん。同時期に“正真正銘の論文”も執筆していたことがわかった。実は、今年3月に刊行された法律専門誌『NY Business Law Journal』に、小室さんの論文が掲載されているのだ。小室さんの論文掲載は、’19年に「クラウドファンディングによる資金調達についての課題」をテーマにした論文が同誌に掲載されて以来、2年ぶり2回目の快挙となる。今回のテーマは「ウェブサイトのアクセシビリティにおけるコンプライアンス上の問題と起業家への影響」だという。説明文書は「長過ぎる」「読みづらい」と大不評だったが、今回の論文では《各パートでは、架空の人物を使って、実際の企業がウェブサイトを開設する際に直面するであろう問題を説明しています》と、読みやすさにも配慮。《地元のコーヒーショップ「フォーダム・コーヒー」のオーナーであるジョンが、世界的なパンデミックによる小売販売への影響に直面し、顧客がコーヒー豆やその他の関連商品を購入できるウェブサイトの開設を決定したとします。節約のために、ジョンはほぼ独力でウェブサイトを作ろうとします。しかし、サイトの名前やオンライン販売用のオリジナル商品の名前を考える際に、いくつかの問題に直面します》このように、ジョンという架空の人物によるストーリー仕立てで、ウェブサイト開設で直面する課題について学べるようになっているのだ。同誌の編集部も《中小企業にアドバイスをする弁護士にとって、この記事はクライアントのウェブサイト開設を成功に導くための貴重なガイドであり、チェックリストとなるでしょう》と、小室さんの論文を称賛。小室さんは5月にフォーダム大学のロースクールを卒業し、7月にニューヨーク州の司法試験を受験する予定となっている。この実績は、「国民の理解」につながるだろうか――。皇室担当記者はこう語る。「もはや眞子さまと小室さんは“国民の理解”を得ようという気はないように思われます。ここまで批判を浴びたことで、お二人は日本を離れ、アメリカで新婚生活を始めることを考えているのではないでしょうか」眞子さま自身も2度の留学経験があり、語学力は問題ない。海外の大学や研究機関への就職も考えられる。「ただ、日本脱出とアメリカ行きをもっとも切望しているのは、小室さんの母・佳代さんのようです。“セレブ”に強く憧れる佳代さんは、以前から海外生活を夢見ていましたから。佳代さんもニューヨークで生活するとなれば、眞子さまと同居が前提ということになるでしょうが……」(前出・皇室担当記者)■「ドイツに留学して料理やお菓子作りの勉強をしたい」佳代さんのセレブへの憧れは、ときに周囲を驚かせるほどだった。愛車の真っ赤なアウディで幼稚園の送り迎えをし、小室さんには「お母さま」と呼ぶようにしつけていたという。元婚約者には、婚約直前に次のようなメールも送っていた。《クルージングパーティー調べて頂きありがとうございます。50万とは・・大金ですね。友人達へのお披露目に使うか、私たちonlyのアニバーサリーに使うか悩むところですが・・ふたりでフランスでひっそりあげるのもいいかもです》決して生活が楽ではなかったという元婚約者にフランスでの“セレブ挙式”まで提案していた佳代さん。だが、佳代さんの“野望”は海外移住だけにとどまらないという。「都内の有名洋菓子店に勤務している佳代さんですが、実は、自分のお店を持ちたいという夢があるそうです」(前出・皇室担当記者)小室さんの文書発表後、佳代さんは仕事場にも姿を見せなくなった。佳代さんが勤務する洋菓子店の社長に話を聞くと「今は来ていませんが、お店には在籍しています。辞めてはいません」とのこと。佳代さんは10年以上にわたりこの有名店で洋菓子製造に携わっているが、実は調理の仕事はそれ以前から続けていた。本誌は以前、佳代さんが十数年前に働いていた福祉施設のスタッフに話を聞いている。「施設内のカフェでお総菜を作るボランティアをしてくださっていたのですが、とにかく料理が上手で。和食からフレンチまで、ありあわせの食材で何でも作ってしまうんです。昔、横浜の元町のカフェで働いていたという話も聞きました」そんな佳代さんは懇意にしていた喫茶店のマスターに「私もこんな店を開きたい」と話していたこともあった。さらに別の知人には「ドイツに留学して料理やお菓子作りの勉強をしたい」と漏らしていたこともあったという。長年の調理経験を生かし、自身のお店をニューヨークに開いて、ウェブサイトで世界中にスイーツ販売を――。小室さんの論文に登場した“ジョン”のように、佳代さんは自分でビジネスを立ち上げようと考えているのかもしれない。小室さんの論文は、そんな母の夢をサポートすることを見越した“未来予想図”でもあったのか。ただ、小室さんが眞子さまと佳代さんをアメリカに呼び寄せる考えなら、国民に対してさらなる説明が必要だ。「眞子さまは皇室を離れるにあたり、約1億4千万円の一時金を受け取ることになっています。金銭トラブルを抱えてきた小室さんは、眞子さまとの結婚がこの一時金目当てではないことをはっきりさせておくべきです。就職のめどなど結婚後の生活設計について、ある程度は明らかにするべきでしょう」(宮内庁関係者)「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年04月27日小室圭さんが、母・佳代さんの金銭トラブルを説明した28枚の長大な文書。佳代さんの元婚約者が文書の内容に反論し解決金の受け取りを拒否するなど、文書発表から2週間が経っても、一向に騒動が収まる気配はない。「当然、秋篠宮ご夫妻や宮内庁長官には“説明責任”があると思います。国民の祝福がないまま、この結婚を既定路線とするなら、その理由をきちんと説明するべきです」そう語るのは、皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。昨年11月の会見で秋篠宮さまは「結婚することを認めるということです」と明言されている。一方で「あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」と釘を刺された。さらに「今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」とおっしゃられたのだ。今回の文書が「多くの人の納得」には繋がっていない印象だが、秋篠宮さまがすでに「結婚を認める」とおっしゃっている以上、その結論は変わらないのだろうか――。文書発表当日、西村泰彦宮内庁長官は文書について「非常に丁寧に説明されている印象だ」「経緯についても理解ができた」と評価。さらに皇嗣職大夫によれば秋篠宮ご夫妻は「問題解決に向けた対応が見える形になるよう小室家側が努力したと受け止めた様子」だったという。また、眞子さまは宮内庁を通じ「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とコメント。皇嗣職大夫によれば、金銭トラブルの対応方針は「眞子さまの意向が大きかった」といい、眞子さまと小室さん側が相談したうえで文書の公表に至ったのだという。小室さん側の対応、そして文書の内容にも眞子さまが関与していたことが明らかとなり、騒動はより複雑なものになったといえる。小田部さんは、皇室全体に影響が及ぶことを危惧しているという。「今までは小室さんの“非常識さ”や“エゴイズム”が皇室を巻き込んでいるという印象でしたが、この文書騒動によって、小室さんの言動の背景に、眞子さまの賛意や宮内庁の同意があることが知られてしまいました。そのため小室さんだけに向かっていた不信感は、宮内庁や眞子さまにも向かいはじめています。この後の対応によっては、秋篠宮家だけではなく、天皇家、上皇家へもそのような不信感が広がっていくおそれもあります。そうした状況で、大多数の国民の意向を無視して結婚を進めてしまえば、昭和、平成と長い時間をかけて築きあげてきた皇室と国民の間の信頼関係は崩れ、国民の皇室への敬愛の念は弱まっていくでしょう。皇室の価値観や権威が損なわれるのは、火を見るよりも明らかです」小室さんの釈明によって、逆に「多くの人が納得し喜んでくれている状況」が遠ざかったのも間違いない。秋篠宮さまが“結婚容認”を覆されることはあるのだろうか――。「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日《私はもう400万円の返金は求めていません。解決金を仮に提示されたとしても、受け取るつもりはありません》小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者が“解決金”を拒否――。『週刊現代』(4月24日号)に掲載されたインタビューで、はっきりと宣言したのだ。4月8日、長い沈黙を破り約4万字に及ぶ「説明文書」を公表した小室さん。文書中では《早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう》と、かたくなに解決金という手段をとらず、話し合いにこだわった理由が綴られていた。しかし、この文書からわずか4日後、180度の方針転換が発表された。小室さんが“解決金”を支払う意向であることが代理人から明かされたのだ。解決金の額については最大409万円を想定していたという。これは、佳代さんが元婚約者から返金を求められていた金額と同じだ。だが、この大幅譲歩にも元婚約者からの返事はNOだった。皇室担当記者はため息を漏らす。「この“金銭トラブル”は、そもそもこんな一大事になるような問題ではなかったはずです。元婚約者の善意に甘え、たった1年2カ月で409万円もの金銭を受け取っていた時点で、小室さん母子の感覚には首をひねらざるをえません。それでも、金銭トラブルが報道されてすぐに元婚約者に連絡を取り、話し合いを始め、感謝とお詫びを伝えていれば早期に解決できたはずです。しかし実際には、小室さんは話し合いも経緯の公表もすることなく、アメリカ留学へ旅立ちました。しかも、この最悪の選択の裏には“眞子さまのご意向”があったと明らかになりました」4月9日、秋篠宮家の側近である加治隆治皇嗣職大夫は、金銭トラブルについて「報道が出たときから眞子さまが小室さんの相談に乗ってきた」、そして小室さんの対応方針は「眞子さまの意向が大きかった」と、記者会見で話したのだ。眞子さまが金銭トラブルに積極的に介入……。この事実に記者たちも愕然としたという。皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、この問題をきっかけに「皇室への敬愛」が失われることを危惧しているという。「今までは、小室さんの“非常識さ”や“エゴイズム”が皇室を巻き込んでいるという構図でしたが、皇嗣職大夫の発言によって、小室さんの言動の背景に眞子さまの後押しがあったことが知れわたってしまいました。小室さんに向けられていた不信感は、いまや眞子さまにも向かっています。さらに、今後の対応によっては秋篠宮家、そして皇室全体へ不信感が広がる可能性もあります。このまま結婚を進めてしまえば、昭和、平成と長い時間をかけて築き上げた皇室と国民の信頼関係は崩れ、国民の敬愛の念は失われてしまうでしょう」「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月21日4月8日、いわゆる「金銭トラブル」の説明文書を公表した小室圭さん。そのわずか4日後には、小室さんが解決金を支払って金銭トラブルを解決する意向があると代理人弁護士が明かした。問題解決に動き出した小室さんだが、文書に書かれた「録音」をめぐる記述が、大きな波紋を呼んでいる。元婚約者男性から、400万円以上の金銭的援助を受けていた小室さんの母・佳代さん。小室さんの文書によれば、佳代さんは’12年9月13日に元婚約者男性から一方的に婚約解消の申し入れを受けたという。約400万円の金銭について、小室さんは《このとき母が、婚約期間中に受けた支援について精算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者から「返してもらうつもりはなかった」というお返事が返ってきました》と説明している。小室さんは元婚約者男性の「返してもらうつもりはなかった」という言葉を根拠に、金銭的援助は「借金」ではないと主張。その証拠として、録音データが存在することを明かしている。その内容は、以下のようなものだったという。元婚約者「返してもらうつもりはなかったんだ」母「そんなのってあるの?」元婚約者「いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって…」母「だってあるんですかねってそんなの私不思議。そういう方と出会ったことがないから。そう。」元婚約者「うん。返してもらうつもりは全くなく…お金出してましたよ」小室さんによれば、この録音は《母が支援を清算させていただきたいと言い始め、それに対して元婚約者の方が、差し上げたものだ、当初より返済を求めるつもりはありませんでしたという趣旨のことをおっしゃった時点で、私が録音をしておいた方がよいのではと考え咄嗟に録音したもの》だという。この記述に、ネット上では驚きの声が上がっている。《「咄嗟に録音」なんて信じられない》《事前に大事な話があると元婚約者さんは小室さん親子に言ったわけではないのに録音が存在するって怖い》一方、小室さんが録音したことについて、元婚約者男性は4月16日に発売された『週刊現代』でこう語っている。《以前からいつか婚約解消を告げなくてはならないと考えていて、覚悟を決めて切り出しました。事前に私から『今日は大事な話がある』などと伝えていたわけではなかったので、圭君が録音していたと知り、驚きました》元婚約者男性が会話を録音されていると知らなかったとなると、小室さんは“隠し録り”をしたということになる。小室さんが公表した文書について、元婚約者男性は同誌の取材に《内容はひたすら自分たちに非はなく、悪いのは私であるという主張が書き連ねてある。とても誠実な対応とは思えず、強い違和感を持ちました》と語っている。小室さんは文書で《色々な事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです》と綴っていたが、むしろ不信感を抱く人を増やす結果になっていないだろうか――。
2021年04月18日小室圭さんは4月8日、いわゆる「金銭トラブル」について説明する文書を公表した。その“小室文書”を読んだ秋篠宮家をよく知る人物は、憤りを隠さない。「今回の小室さんの文書の内容については、自己主張と言い訳に徹している印象でした。文章も読み難く、正直なところ、ひどい文書だと思いました」秋篠宮さまは昨年の誕生日会見で、眞子さまと小室さんの「結婚を認める」と公言された。同時に、以前から結婚の条件とされていた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」には、決してなっていないと感じると口にされていたのだ。「秋篠宮殿下が求めていらっしゃったのは、国民からの理解です。しかし、今回の文書の内容は、国民が不審に感じている小室さんのお母さんと元婚約者さんの金銭問題について、小室さん側の主張を繰り返し述べることに終始しています。これでは、とても多くの人の賛同は得られないでしょう」(前出・秋篠宮家の知人)文書発表の翌日、宮内庁は「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」という眞子さまのコメントを公表した。さらに、秋篠宮家の側近である加地隆治皇嗣職大夫は定例記者会見で、今回の小室さんの文書は、眞子さまと小室さん側が相談したうえで公表されたと説明している。母親と元婚約者の金銭トラブルに際し、あくまで話し合いを試み、金銭を支払うことを避ける方針が取られてきたことについて、加地大夫は「眞子さまの意向が大きかったと聞いている」と明かした。こうした経緯について、秋篠宮家の知人は「非常に残念」と語る。「眞子さまの『理解してくださる方がいらっしゃればありがたい』というお言葉は、小室さんと母親の立場に寄った発言です。多くの国民や、秋篠宮ご夫妻のことを思われている感じは、まったくありません。小室さんの主張を繰り返しているだけの眞子さまのコメントは非常に残念です。本来ならば眞子さまは、ご両親と小室さん側の橋渡しにならなければならないのです。この文書に関しても、国民の理解を得るために『この内容はどうなの?』『これでいいの?』といったことを、小室さんに伝えなければならなかったはずです。これでは眞子さまご自身も、国民から“残念な対応をされる方”と思われかねません」すると、眞子さまのご意向といわれる「金を渡して解決する選択を取らない方針」を記した文書公表のわずか4日後の12日、小室さん親子の代理人弁護士が、「解決金を支払うことで金銭トラブルを解決することにした」と明かした。日本中があ然とした急激な舵取り――。そこにも、眞子さまのご意向が働いているのだろうか?
2021年04月15日4月6日、小室圭さんがいわゆる「金銭トラブル」について説明する文書を発表し、大きな波紋を呼んでいる。計28ページ、約4万字という特大ボリュームとなっている小室さんの文書。宮内庁長官は「非常に丁寧」と評価したが、欧州の王室に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんは「保身の手紙になってしまっている」と指摘する。君塚さんに、小室さん文書について聞いた。――今回の小室さんの文書は、天皇陛下や秋篠宮さまが求めていた「多くの人の納得」を得られる内容と言えるでしょうか。「残念ながら、今回の文書は『多くの人の納得』は得られないと思います。たしかにご自身の状況についての説明にはなっておりますが、文書を出すまでにもここまで時間がかかってしまった経緯や、今後はどう元婚約者の方に対処するつもりなのかについては、判然としませんでした。国民の多くの方々にこの点は理解していただきたい……という誠意を感じ取ることができませんでした。とにかく“保身の手紙”となっていて、しかも一般の国民目線に立った書き方とは言い難い。すべてに気遣いが足りていないと思いました」――今回の文書発表を踏まえても、小室さんは会見するべきでしょうか。「当然です。この程度の文書で国民に説明を尽くしたなどと思ってしまってはいけません。正直、このような何を伝えたいのかわからない文章を28ページも書き連ねるよりは、ひとりで記者会見し、記者からの厳しい質問に受け答えしながら、誠意をもって話したほうがずっといいでしょう。まさに『百聞は一見にしかず』そのものですよね」君塚さんは以前、国民の反対を覆して結婚を遂げた例として、ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃を挙げていた。ノルウェーのホーコン王太子と結婚したメッテ=マリット王太子妃は、連れ子のいるバツイチで、過去にマリファナパーティにも参加していたことが明るみになり、国民から結婚への猛反発が巻き起こった。しかし彼女は婚約会見で、自らの過去の過ちを認め涙ながらに謝罪。会見を機に、ノルウェー国民の見方も変わっていったのだ。――小室さんの文書発表は、メッテ=マリット王太子妃と比較していかがでしょうか。「小室さんのちぐはぐな対応は、メッテ=マリット王太子妃と比べるに値しません。現在、有識者会議で話し合われている皇位継承問題に関わる議論にも水を差すものといっていいでしょう」小室さんは今回の文書の目的を《金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正すること》とし、それ以外の事柄にはあえて触れなかったという。そのため、解消されていない疑問はいくつもある。さらに4月12日には、小室さんが“解決金”を支払う意向であることが代理人から明かされ、突然の方針転換に戸惑いの声が上がっている。小室さんが会見を開いてすべてをさらけ出せば、国民の見方が一変する可能性もあるが、はたして――。
2021年04月14日小室圭さんが、秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となった最大の原因、母親と元婚約者との「金銭トラブル」を釈明すべく、4月8日に発表した文書――。この“小室文書”に対する批判は、一向に収まる気配がない。はたして小室さんは、なぜ約4万字という長大で論文のような文書を書いたのか。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、小室さんの「自分のプライドを守ろうとする強い意志」があったのではないかと語る。「法律の勉強をしてきた手腕も見せようとしたのか、やや背伸びして、無理して書いたという印象を受けました。人の同情を誘ったり情に訴えたりするのは嫌だ、という強い信念が伝わってきました。自分たちは深く傷ついて悲しく泣いている、などと読む人の感情に訴えていたのなら、人々の同情を誘うこともできたかもしれません。しかし、自分のプライドを守るため、あえて情に訴える表現を避けたのでしょう。そのため理屈っぽい文章になってしまったのだと思います。ただ、それは読む人たちが求めていたものとは違いました」眞子さまとの婚約延期が決まって半年後の’18年8月、小室さんは米ニューヨークのフォーダム大学ロースクールに留学した。今年7月にはニューヨーク州の司法試験を受験予定。その結果は10月に判明するという。小室さんは3年にわたり、渦中の母・佳代さんを日本に残し、勉学に励んできた。香山さんはこう続ける。「お母さんとの関係、守りたいものがあるという強い意思を感じました。お父さんが亡くなってからこれまで、お母さんと2人で一生懸命に築き上げてきた、誇り、プライドを守りたい。お金や物ではなく、心のプライドというものをとても大事に思っている。お母さんと自分は一体のもの、という気持ちがあるのだろうと思いました」小室さんの父親が亡くなったのは小室さんが10歳のとき。それ以来、小室さんと佳代さんは二人三脚で生きてきた。「一体といっても、小室さんがお母さんに依存しているというのではなく、ずっと苦労しながらお母さんと必死に、お父さんはいないけど恥ずかしくない生活を送ってきたとか、人から尊敬される立場でいたいとか、そういうものをずっと求めてきたんだろうと思います。人から蔑まれたり、憐れまれたりしたくないという気持ちです。母子家庭には、ときには周りにSOSを出して助けを借りながらやっていけるタイプの方たちもいるのですが、一方で自分たちの弱みを見せたくない、哀れみの目で見られたくないという人たちもいます。ただ、そのプライドが、生きる頑張りに繋がることもあるのです」(香山さん)小室さんが文書を発表した翌9日、宮内庁の加地隆治皇嗣職大夫が定例記者会見で、小室さんの母親と元婚約者の金銭トラブルに関して、話し合いをせずに金を渡して解決する選択を取らない方針は、「(眞子さまの)意向が大きかったと聞いている」と明かした。「眞子さまは、母子2人で頑張ってきた小室さんの姿に惹かれているという部分もあるのだと思います。ご自身は皇室に生まれ、いろいろな人たちの支えを受けて、何不自由なく暮らしてきた。しかし、努力しながらこうして自分たちだけで生きてきた母子がいる。眞子さまはご自身の人生と比較をされ、そういうところに感動されたのでしょうか。たとえご自身の結婚が遅れようとも、小室さんと佳代さんに味方したいお気持ちが強くなったのかもしれません」(香山さん)9日には、秋篠宮家の側近である皇嗣大夫が「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」という眞子さまのコメントを公表した。12日には、小室さんが「解決金を支払う意向」であることを代理人が公表。わずか4日での方針転換となったが、文書公表で母子のプライドは守られたということなのか――。
2021年04月14日4月8日、小室圭さんがいわゆる金銭トラブルについて説明する文書を公表した。宮内庁長官も「非常に丁寧」と評価した小室さんの文書。しかし、よくよく読んでみると、いくつもの疑問点が浮かんできた。【佳代さんは400万円を何に使ったのか?】《元婚約者の方が私の大学の入学金や授業料を支払うために母に金銭を貸し付けたという報道がありますが、入学金と授業料についてはすべて私の貯金と奨学金で賄っています》文書内でこのように説明した小室さん。元婚約者・X氏から受け取った金銭は、自分の学費には一切使っていないというのだ。ただ、そうなると別の疑問も浮かんでくる。小室家のマンションのローンは佳代さんの夫が亡くなった際に完済。佳代さんの洋菓子店のパートと遺族年金という収入もあった。そんななか、’10年11月からの1年2カ月で佳代さんが受け取った金額は400万円以上。「生活費」では使い切れそうにないが、学費以外の何に使われたのだろうか?■佳代さん「おねだりメール」の真相は?【“セレブ要求”はなかったことに?】文書には、佳代さんとX氏が’10年9月に婚約に至るまでのエピソードも記されている。《婚約にあたり、元婚約者の方は母に、お互いの友人を呼んでクルージング婚約パーティーを開きましょうかという提案や婚約指輪を贈りたいという提案をしてくださいました》このように、X氏が自ら進んで、佳代さんに“セレブなもてなし”を提案していたのだという。しかし、佳代さんは《豪華なパーティーを開いたり高価な指輪をいただくよりも他の使い道を考えた方がよいのではないか》と思うようになり、X氏の申し出を断ったというのだ。一方、『週刊文春』(’20年12月17日号)は、婚約直前、佳代さんからX氏へのセレブな食事を“おねだり”する、次のようなメールが送られていたと報じている。《次回は代官山ASOでキャビアのパスタを是非!》《今年は圭の大好きな恵比寿ウェスティンHの『龍天門』でお祝いDinnerしたく》同誌はさらに、クルージング婚約パーティを持ちかけ、X氏に試算させたのも佳代さんだと報じているが、はたして真相は――。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月14日4月8日、小室圭さんがいわゆる金銭トラブルについて説明する文書を公表した。宮内庁長官も「非常に丁寧」と評価した小室さんの文書。しかし、よくよく読んでみると、いくつもの疑問点が浮かんできた。【 7年間も贈与税“未納付”だった!】’19年2月、本誌は小室佳代さんの「脱税疑惑」を報じている。佳代さんがX氏から受け取った約400万円が、小室さんの説明どおり返済義務がない金銭なら、贈与税を納める必要があるはずだった。当時、小室さんの代理人から明確な回答はなかった。しかし今回、小室さんは次のように説明している。《なお、贈与税を負担しているのかという報道がありますが、母は贈与税を納付しています。それまでは贈与税を納付する必要があると思っていなかったのですが、報道の後に知人から贈与税は納付しているのかと聞かれたことがきっかけで、念のためにということで納付しました》なんと疑惑報道後、きちんと納付を済ませたというのだ。ただ、逆に言えば贈与税の時効とされる7年もの間、その時効ギリギリまで“未納付”だったということになる。それは、「借金」という認識だったからではないのだろうか――。弁護士の清原博氏に聞くと「時効ギリギリで納付するケースは、ないことはない」とのこと。「贈与税の制度を知らなかったというケースが多いです。税理士、知人の指摘を受けて時効前に納付するのは、珍しくはありません」■なぜ学費無料の“特別待遇”に?【“皇室利用疑惑”にはなぜ答えない?】「金銭トラブル」について説明した小室さんだが、お金にまつわる疑問はまだある。ニューヨークのフォーダム大学に留学中の小室さんだが、1年目と2年目は、年間約650万円の学費が免除されているのだ。一時、大学のホームページに「眞子内親王のフィアンセ」と記載されていたため「皇室関係者であることを利用して奨学金を勝ち取ったのでは?」との声もあった。文書公表を機に“皇室利用”疑惑についても説明することは考えなかったのだろうか。【録音データは本当に“潔白の証拠”か?】小室さんが文書の中で何度も“潔白の証拠”として挙げているのが、X氏の「返してもらうつもりはなかった」発言だ。婚約解消の際にこの言葉があったため、佳代さんの“返済義務”はなくなったと、小室さん側は主張している。しかも、その録音データまで残っているという。ただ、「返してもらうつもりはなかった」は、過去形の表現。「(貸したときには)返してもらうつもりはなかった」と解釈することもできてしまう。婚約解消時に、X氏に請求の意思がなかったことの十分な証明になるかは検証が必要だろう。小室さんが、これらの疑問に答える日は来るのだろうか――。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月14日「結局、元婚約者から金銭を援助してもらった事実は変わらないのに、小室さんの無念、屈辱、恩人への恨みをも感じさせる文章です。かえって小室さんの人柄が、眞子さまと結婚するにはふさわしくないと示してしまっていないでしょうか」そう語るのは、皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。4月8日、母・佳代さんとその元婚約者男性との間の“金銭トラブル”について説明する文書を公表した。約4万字という長文で経緯を記した文書を、西村泰彦宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象だ」と評価していたが、皇室に詳しい識者からは厳しい声が上がっている。ただ、宮内庁関係者は、「眞子さまと小室さんの結婚は既定路線」と話す。「小室さんは曲がりなりにも、金銭トラブルについて文書という“形”にしました。今後は結婚に向けての動きが粛々と進められると思います」皇嗣職大夫によれば秋篠宮ご夫妻も「いろいろな対応が見える形になるように努力したもの」と受け取めているようだという。「秋篠宮ご夫妻としても“もう打つ手はない”と諦められたのでしょう。しかし天皇陛下が『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』と会見で発言された真意は、内親王の結婚相手としてふさわしい人柄であることを国民に示してほしいということではなかったのでしょうか」(前出・宮内庁関係者)象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんは、小室さんに「オンライン会見」を勧める。「この文書は、結婚に反対する人々を納得させるどころか、むしろ火に油を注いだように感じます。やはり私は、小室さんがオンラインでもいいから会見に臨んで、表情や声で自分の思いを伝えるべきだと思いました」欧州の王室に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんも、次のように話す。「こんな保身ばかりの文書で、国民に説明が済んだなどと思ってしまってはいけません。国民に誠意を示したいならば、一人で会見に出て、記者たちから浴びせられる厳しい質問に答えたほうがいいでしょう」眞子さまを守り、国民の理解を得るためには、小室さんが矢面に立つしかないだろう――。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月13日《理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです》長い沈黙を破って発表された小室圭さんの文書が、大きな波紋を呼んでいる。小室さんは4月8日、母・佳代さんとその元婚約者・X氏の間の“金銭トラブル”について説明する文書を公表した。28枚に及ぶ、論文並みのボリュームである。8日午後、西村泰彦宮内庁長官は、この文書について「非常に丁寧に説明されている印象だ」と好意的な評価を口にした。金銭トラブルが最初に報道されたのは’17年12月。それから3年あまり、’19年1月に公表した1枚の文書を除いて小室さんは沈黙を貫いてきたが、元婚約者側との話し合いは続けていたという。今回の文書によると、当初、金銭トラブルの報道が過熱していくなかで、小室さんは《解決金をお渡しして和解することができればそれがよいのでは》と考えていたというのだ。ただ、それが実行されることはなかった。《報道のされ方を見ていると、確かにお金をお渡しすれば借金だったことにされてしまう可能性は高いように思えました》小室さん自身、そして母・佳代さんが《借金を踏み倒そうとしていた人間》だと思われることが耐えられなかったというのだ。《一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています》母の「名誉」のため――。お金で早期解決することを拒んだ小室さん。とはいえ、「眞子さまとの結婚」を最優先に考えれば、3年以上も金銭トラブルを長引かせる必要はなかったはずだ。しかも、自分たち親子の名誉を守ろうとして沈黙を続けたことで「眞子さまの名誉」はむしろ傷ついてしまったといえる。当初は世論も眞子さまに同情的だったが、身勝手との批判を受ける小室さんについていかれる眞子さまに国民は疑念を抱き、日に日に逆風が強まっているのだから……。■母との絆がいつしか“呪縛”に…では、なぜ小室さんは、早期解決を選ばなかったのか?そこには、何物にも代えがたい母・佳代さんとの強い“絆”があった。小室さんが10歳のとき、父・敏勝さんが36歳の若さで他界した。自死だったという。そのころの小室家の家計を支えていたのは父親の遺族年金と、佳代さんの洋菓子店でのパート代。それでも、学費が年間約250万円かかるインターナショナルスクールに6年間、小室さんを通わせた。小室さん自身も高2のころから飲食店でアルバイトをしていた。店長に「うちはお父さんもいないし、僕がお母さんを守っていくんです」と語っている。「母を守る」と誓い、その望みをかなえるために自ら“王子様”を目指してきた小室さん。ただ、佳代さんとの“絆”はいつしか“呪縛”ともいうべきものに変質していったのではないか――。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、今回の文書を読んでこう感じたという。「お母さんとの関係、2人で一生懸命に築き上げてきた誇り、プライドを守りたいという意志を強く感じました」眞子さまとの結婚を早めることよりも、母の名誉を守ることにこだわった小室さん。ところが、それは眞子さまご自身も望まれた選択だったことが、文書発表の翌日9日に加地隆治皇嗣職大夫によって明かされた。解決金を支払わないという基本方針は、眞子さまの意向が大きかったようだと記者会見で述べたのだ。「眞子さまは、母子家庭で頑張ってきた小室さんの姿に惹かれている部分もあると思います。皇室に生まれ、多くの人たちに支えられてきた“恵まれた”ご自身の境遇とはまったく違う、支えのない中で努力してきた小室さんと佳代さんの生き方に感動したところもあったのではないでしょうか」(香山さん)■「解決金をお渡しする」と突然の方針転換しかし、秋篠宮家に近い人物は眞子さまに苦言を呈する。「本来ならば眞子さまは、ご両親と小室さん側との“橋渡し”をされるべきでした。しかし、眞子さまは全面的に、小室さんの側についてしまったのです。小室さんの主張をなぞるだけの眞子さまのコメントは非常に残念です。これでは国民から、眞子さまご自身も残念な対応をする方だと思われかねません」「名誉」を守るため、解決金は支払ってこなかった……。しかし、4月12日、小室さんは方針を180度転換する。代理人弁護士がテレビ局の取材に答え、小室さんが「いわゆる解決金を元婚約者にお渡しする形で解決したい」との意向だと明かしたのだ。いったいなぜ、眞子さまと小室さんは3年間もこだわった方針を転換したのか――。さらなる説明が求められるだろう。「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月13日