現在発売中の「週刊文春」(文芸春秋)で不倫疑惑を報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が1月19日、都内で会見を行った。 会見で騒動を謝罪した小室だが、「僕なりのけじめとして引退を決意しました」と騒動の責任を取る形での引退を電撃発表した。 「引退という言葉を口にした際、さすがに集まった報道陣には衝撃が走りました。19日以前に受けた仕事は形になるまでこなすようですが、20日以降は仕事を受けない意向のようです」(会見を取材した記者) 小室といえば、全盛期には安室奈美恵(40)、観月ありさ(41)、篠原涼子(44)、華原朋美(43)、鈴木亜美(35)、TRF、そして自らもメンバーに加入したglobeら“小室ファミリー”を率い、音楽界を席巻していた。 前述したアーティストたちは“ファミリー”のメンバーとして知られているが、意外と知られていない超大物も“ファミリー”だった。 「今や大女優になった宮沢りえさんですが、89年に小室さんが楽曲提供した『ドリームラッシュ』で歌手デビュー。沢口靖子さんは88年放送の主演ドラマ『痛快!ロックンロール通り』(TBS系)の主題歌『Follow me』を小室さんが作曲しています。仲間由紀恵さんは96年6月に『MOONLIGHT to DAYBREAK』で歌手デビューしましたが、小室さんが司会の音楽番組のエンディング曲に起用されました。大魔神こと元プロ野球選手の佐々木主浩さんは大リーグに移籍した00年、小室プロデュースの『break new ground』で歌手デビューしています」(音楽業界関係者) 小室の引退発表で、名の知れた“ファミリー”以外の曲も注目を浴びそうだ。
2018年01月19日3人組音楽グループ、globeのマーク・パンサー(47)が19日、自身のツイッターを更新。この日、会見で芸能界引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉(59)について言及し、「信じ続けて突っ走る!」と決意を表した。 マークは地下鉄駅のホームを背景に目を見開いた表情の自撮りをアップ。「車内の学生たちの会話からニュースを聞いた……先生が引退……落ちる……いやっ、落ちてはいけない!」と困惑する胸中を明かしながらも、「グローブのともし火は消さない!!信じ続けて突っ走る!!」と前向きに決意。さらに「#iloveglobe」「#globegeneration」というハッシュタグを添え、グローブへの愛をつづった。 ファンからは「3人の活動をずっと待ってます!」「マーク頼むで!」「マーク、先生を止めてくれ……引退させちゃだめだ」というコメントが寄せられている。 小室は18日発売の『週刊文春』で報じられた看護師との不倫について、19日に都内で会見を行い「男女の関係ではない、全くありません」と報道を否定。しかし、一連の騒動を受け「僕なりの騒動のけじめとして引退を決意しました」と芸能界引退を発表した。
2018年01月19日音楽ユニット・globeのマーク・パンサーが19日、自身のツイッターを更新。看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサーで同グループのメンバー・小室哲哉が同日、会見で引退を表明したことについてコメントした。マーク・パンサーマークは「車内の学生達の会話からニュースを聞いた…」と明かし、「先生が引退…落ちる…」と動揺。それでも、「いやっ、落ちてはいけない!」と続け、「グローブのともし火は消さない!!!信じ続けて突っ走る!!!」と決意をつづった。小室は18日発売の『週刊文春』で不倫疑惑が報じられ、19日に都内で会見。「男女の関係はまったくありません」と否定したが、「僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と引退を発表した。
2018年01月19日看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を行い、騒動のけじめとして引退すると発表。くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOの現状についても詳しく語った。KEIKOが2011年10月にくも膜下出血で倒れた当時を「予期せぬことだった」と振り返り、「幸いに大きな身体的な後遺症はありませんでしたが、脳の障害で少し欲がなくなってしまった」と告白。「職業である歌手への興味がなくなってしまい、カラオケに誘ったり音楽の映像を見せたり、僕なりの誘うということを試みたんですが、残念ながら音楽に興味を持つということは日に日に減ってきた」と明かした。さらに、「初期に無理やりレコーディングスタジオに連れて行って、未発表曲ですが、そのときの心境をしたためてなんとか歌ってもらった曲が1曲ありますが、それ以降は『もういいよね』って。それから約4年、5年近くほぼ歌うことはなくなりました。それが現状です」と説明。また、「いまは小学4年生くらいの漢字ドリルが楽しかったり…。すべてがそのレベルではないですが、そういったレベルのことのもあります」と現状を伝えた。「女性というより女の子になった」とも言い、「大人の女性に対してのコミュニケーション、会話のやりとりは日に日にできなくなっていった」と告白。「かわいそうだなと思う。そこを諦めてはいけないのは重々承知の上だったんですが、僕も疲れ始めてしまったところは3年くらい前からあったと思います」と打ち明けた。小室の不倫疑惑は18日発売の『週刊文春』で報じられ、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中、自宅に女性を招いて一夜を共にした様子などを掲載。同誌の取材に対して、自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定していた。
2018年01月19日18日発売の『週刊文春』で看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が19日、都内で会見を行い、騒動のけじめとして引退することを発表。不倫疑惑については、「男女の関係はありません」と否定した。小室哲哉小室は「今回の報道により、妻であるKEIKO、家族、ファンのみなさま、スタッフのみなさま、いろいろな方々にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします」と頭を下げて謝罪。そして、「お詫びの話をすると同時に、僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と引退を発表した。お相手の女性については「仲の良い信頼のできる看護師さん」とし、「女性として来ていただいたことはない」と説明。「男女の関係はまったくありません」と疑惑を否定し、「間違いなく誤解を生じさせてしまいました。申し訳ありません」と謝罪した。『週刊文春』では、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中、自宅に女性を招いて一夜を共にした様子などを掲載。同誌の取材に対して、自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定していた。
2018年01月19日18日発売の『週刊文春』で看護師の女性との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサー・小室哲哉(59)が、きょう19日に都内で会見を行う。18日、所属事務所が発表した。小室哲哉同誌では、昨年12月中旬に小室が女性宅から出てくる姿、1月上旬に都内ホテルの一室から出てくる2ショット写真を掲載。また、くも膜下出血で療養中の妻・KEIKOが実家に帰省中には、自宅に女性を招いて一夜を共にしたという。小室は同誌の取材に対し、「誤解を招く言動が多々あった」と謝罪。自分の部屋で一緒に寝たことは認めるも、男女の関係は否定している。
2018年01月19日11月27日に59歳の誕生日を迎えた音楽プロデューサーの小室哲哉が、Instagramに妻・KEIKOとのツーショットを公開し話題となっている。 小室はピアノの形にデコレーションされたバースデーケーキの写真と、2人の写真をアップ。≪来年は、再来年は、どうなんだろうとは思いますが、瞬間を大事にしなきゃとは思って。今年もよろしくお願いします≫とコメントしている。 先日の“いい夫婦の日”である22日で、15回目の結婚記念日を迎えた小室夫妻。結婚してからの生活は決して順風満帆ではなかった。 11年にKEIKOがくも膜下出血に倒れてしまい、翌年には小室のC型肝炎が判明。「自分も健康に気をつけなければ」と思い血液検査を受けたことでわかったといい、「妻のお陰でC型肝炎がみつかった」と小室は明かしている。 くも膜下出血から6年。小室の献身的な介護もあり、徐々に回復の兆しを見せているKEIKO。当初は、記憶障害を発症したため自分が歌手だったことも忘れていたという。だがリハビリを重ねた末、今年8月には小室がInstagramとTwitterで歌声を届けられるまでになった。 ≪涙とまんない≫≪声だけでもなつかしいね≫≪心も体も前みたいに戻ってくれたら≫とのファンからの声もあり、復帰を待ち望む声はいまも多い。また小室も自身の経験からC型肝炎対策のテーマソング「笑顔の明日」を作曲。≪みんなで歌えるね≫≪病気とか関係なくいろんなひとに届くよこれは≫≪音楽の力は大きいなぁ≫との反響を得ており、活動の幅をさらにひろげている。 そして今回のツーショットにも、感動の声が続出。《誕生日おめでとう 復帰楽しみに待ってます》《絶対いつか復活するって信じつつ、あたしglobe歌いまくる》《2人が末永く仲良く幸せで健康でありますように》などのコメントが寄せられている。 激動の人生を歩む2人。だからこそ、つよく結ばれているのかもしれない。
2017年11月28日音楽プロデューサーの小室哲哉(58)が21日、自身のツイッターを更新し、来年9月16日をもって引退すると発表した歌手の安室奈美恵(40)についてコメントした。「CAN YOU CELEBRATE?」「Don’t wanna cry」など、安室の代表曲の数々を手掛けた小室。ツイッターでは「正直、仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」と素直な思いを吐露した。また、「これからいよいよブレイクして行くのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスはなかなか味わう事はないでしょう」とつづり、「奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」とエールも送った。安室は20日、自身の公式サイトで「今日は、私が長年心に思い、 この25周年という節目の年に決意した事を書きたいと思います。『わたくし安室奈美恵は、 2018年9月16日をもって引退することを決意致しましたので、 この場を借りてファンの皆様にご報告させていただきます』」と引退を発表した。
2017年09月21日音楽プロデューサーの小室哲哉が26日、自身のツイッターを更新。年内で解散するSMAPへの思いを記した。小室は、同日に放送されたSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回の終了後に、「SMAPには、何曲、作詞作曲で提出したかなぁ~」とツイート。「なかなか採用にならなかったけどアルバムの楽曲で5人に唄ってもらったときは嬉しかったし、皆んなとそれぞれの思い出もあり全てが音楽で繋がっていて」と思い出を明かした。そして、「小さくても、関われた幸せ、、」とつづり、「ほんとうに、ありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。
2016年12月27日音楽プロデューサーの小室哲哉が13日に放送されたテレビ東京系のドキュメンタリー番組『クロスロード』(毎週土曜22:30~23:00)に出演し、療養中の妻・KEIKOの現状について語った。番組が密着する間、小室は地方の仕事でホテルの部屋に入るなり、KEIKOに電話。KEIKOは、5年前にくも膜下出血で倒れ、今も記憶障害の後遺症があるというが、受話器からかすかに聞こえる肉声では「元気に行ってきてね」「いってらっしゃーい」など、はっきりした口調で、小室に話しかけていた。小室は、KEIKOの現状について、「いろんな意味で元気になってきたかな。少なくとも口調が早くなって、元に戻ってきたりとか、記憶も思い出すことも増えてきた」と説明。音楽に全く興味を示さなかった時期もあったそうだが、「前みたいに歌えたら歌いたいよ」といったことも、時折話しているという。また、2人だけでカラオケに行くと、歌ってくれることもあるそう。小室は「これがいつの日か、プロの方にKEIKOが戻って歌ってくれるのか。それとも、歌を職業としない人として、歌が好きで歌う方に行くのか。どちらにしても、彼女のために作曲をどこかでできるといいな」と希望を語った。そして、あらためて現在のKEIKOとの関係性について「ちょっと普通の夫婦の関係とは違うかもしれない。父親と娘の関係値みたいなところも若干あるかもしれない」と分析。その上で、「絶対にいつも見てあげているという安心感を与えてあげる」と強い決意を示し、KEIKOが「音楽をやって守ってくれてるんだ」と思うことが、「最高に幸せなことというか、助かることですよね」と語った。同番組では、2006年に著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺事件で逮捕・起訴された当時の心境についても告白。「ブームからの壁にぶち当たったりして、一度(人生を)0にリセットせざるをえないみたいなところで、自暴自棄になってたところもありますし、分からなくなっていた」と振り返った。
2016年08月14日音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が右足関節を骨折したことが30日、公式サイトを通じて発表された。これに伴い、4月9日に台北「ATT SHOW BOX」で開催を予定していた公演「小室哲哉 PIANO BIOGRAPHY feat.坂本美雨」の延期も決定した。サイトでは、「小室哲哉の右足関節骨折診断のため、急遽延期させていただくこととなりました」と伝え、「公演を楽しみにされていたお客様をはじめ、関係機関の皆様方に多大なご迷惑をおかけし事を深くお詫び申し上げます」と謝罪。振替公演日は6月9日で、「4月9日の公演チケットをお持ちのお客様は、振替公演にそのまま有効となりますので、振替公演日までの間、大切に保管していただきます様 お願い申し上げます。なお、残念ながら振替公演にご来場頂けないお客様には、払い戻しを承ります」としている。小室はツイッターでも「ご迷惑を、おかけします。明日、手術なのでまた術後報告しますね。仕事は休まない様、努めます」とつづっている。
2016年03月30日●安倍首相も支持した「働き方改革」ファザーリングジャパンは3月18日、 長時間労働をテーマとした緊急フォーラムを開催。政府が設置した産業競争力会議の民間議員として、「日本再興戦略」に長時間労働の是正を盛り込んだ、ワーク・ライフバランス社の小室淑恵社長が「働き方改革」の現状と展望について語った。○長時間労働の是正に政府がかじを切った理由私は2014年9月、政府が設置した産業競争力会議のメンバーとなりました。しかし大変残念ながら、11月までの間は長時間労働是正についての発言をしようとすると、全力でとめられました。長時間労働の是正については、官邸内で結論が出ていないのでもう少しトーンを抑えるようにと。しかし12月以降、政府の方が長時間労働への意識を急に高めてきています。象徴的なのは、2015年6月30日に出された「日本再興戦略」(今後5年間の経済成長戦略について方針を定めたもの)の内容です。内容をつめる打ち合わせを重ねるごとに、長時間労働是正について当初はたった2行だったものが、どんどん前のページに移ってきて量が増えてきて、最後は総論と呼ばれるメインのページの半ページを割くほどになった。「長時間労働の是正は、この国の経済成長に大きな効果をもたらす」という文脈が盛り込まれたのです。また、「一億総活躍国民会議」で今春策定される「ニッポン一億総活躍プラン」の中には、「総労働時間の抑制」という言葉が盛り込まれる見込みです。私は長時間労働の是正について、ずっと政府の動きをウオッチしてきましたが、この言葉が政府の定める方針で出てきたのは初めて。安倍首相も、「働き方改革は次の3年間の最大のチャレンジです」と発言しています。なぜ政府の意識は変わったのか。それはこの3年で「働きながら子育てできる」と実感できる社会を作り、出生率を上げないと、日本は経済破綻を起こすということを、政府が理解し始めたからです。日本におけるベビーブームは第1次、第2次で終わってしまいました。そうなると、出産適齢期にあたる人口のボリュームゾーンは、いわゆる第2次ベビーブームの時にうまれた「団塊ジュニア世代」しかありません。ただ、その「団塊ジュニア世代」の出産適齢期は、医療の手を借りてもあと2~3年だと思っています。だからここで手を打たないと、いくらこのあとに対策を打っても手遅れになってしまうのです。もしこのまま今の出生率が続いた場合、2100年の日本の人口は現在の4割にまで落ち込みます。そしてそのまま下げ止まらずに減っていく。人口が減り続ける国では借金が返せませんので、2100年を待たずして経済破綻が起きると思います。一方で今対策を打ち、出生率が回復して7~8割にとどまれば、世界の中で非常に安定した経済の位置をキープすることができます。――それでは、なぜ出生率を上昇させるために長時間労働の是正が必要なのでしょうか。また、「長時間労働の存在が、母親に罪悪感を抱かせる」と語った小室淑恵さんの、働き方改革に対する思いは。●長時間労働の存在が母親に罪悪感を抱かせる○なぜ出生率の上昇に、長時間労働の是正が必要なのか実際に私たちがコンサルティングをしている企業の例で考えてみましょう。まずコンサルティングに入る前の「労働時間の上限がない企業」では、月末や年度末までにいかに成果を出すかという戦いになります。「期間あたり生産性」といいますが、これをすると、自分が勝つためにはノウハウを他人と共有せず、自分ができる限りの時間を費やして他者と差をつけるという「個人戦」に走ることになります。その結果、以下のことが起こります。(1)時間的制約のある育児・介護中の社員は勝負に勝てなくなりモチベーションが下がる(2)独身社員に仕事が集中して婚活の時間がなくなる(3)男性社員が育児に参加できず第2子がうまれない(4)育児中女性社員のモチベーションが下がり管理職を打診しても受けなくなる(5)介護中の社員が離職し、ベテランのノウハウが失われる一方で、「労働時間に上限のある企業」になるとどのような変化が起こるのか。生産性をあげるために、1時間あたりの成果を競い合うという評価制度に変える必要が出てきます。「時間あたり生産性」といいますが、これを評価基準にすると、時間内に成果を出せばいいということになり、時間的制約のある社員のモチベーションが上がります。また、独身社員、子どもを持つ男性社員にも「ライフ」の時間ができる。全員が協力して効率を上げていかなければならないので「チーム戦」になり、ノウハウが属人化せずチームで共有されるようになります。そうすると、前にあげた5点が解消されますよね。これと同じことが、日本の社会でも言えるのです。三六協定で労働時間の上限を設定すれば、企業間の争いは「短い時間で高い労働生産性を競う」という形に変わります。すると以下のことが起こります。(1)1人に多くの労働時間を割けないので、労働者の頭数を増やすために、時間的制約のある育児・介護中の社員も積極採用するようになる(結果として潜在労働力を活用でき、GDPが向上する)(2)独身社員の労働時間が減り、婚活・自己研さんの時間がとれる(3)子持ちの男性社員が育児に参加できるようになり、第2子がうまれたり、妻の就業率がアップしたりする(4)育児中の女性社員が業績に貪欲になり、管理職を目指すようになる(5)介護中の社員が離職せずに済むため、高齢社員が活躍できるようになり、社会保障費の削減が見込める結果として「働きながら子育てできる」環境が整い出生率が上がるうえ、GDPも向上し、介護離職0も達成できると私は考えています。1990年代半ばまでは若者がたっぷりいる社会でした。しかし、これからは高齢者が大半である社会に変わっていきます。ですから、男女で効率よく仕事をして、多様性で勝っていく社会に飛び移らないといけない。政府と企業の経営者に加え、個人の仕事のやり方を変えることも必要だと思っています。○時間的制約がない社員こそ、長時間労働の是正を時間的制約のない人たちは長時間労働をしても本人は問題ではないかもしれない。しかし、その人との比較の中で時間が足りないから何かが足りないのだという苦しさみたいなものを、育児中の社員は持っていると思います。その結果、一番危ないと思っているのはその葛藤の中で子どもにあたってしまうことです。例えば、育児中の社員が職場で肩身の狭い思いをして、仕事ができないという犠牲を払って、全力で保育園の子どものお迎えに行ったとします。そこまでして急いで迎えにいったのに、子どもに「まだここで遊んでいたい」と言われるとすごくショックな気持ちになって子どもにあたってしまう。そしてその直後にすごく罪悪感を持って、もう2度とこういう思いをしたくない、私が仕事に未練があるからいけないのだと思い、仕事へのモチベーションを下げてしまう女性ってたくさんいるのではないかと思っています。ですから、労働時間の上限を入れることによって、フェアな戦いができ、きちんと評価され、生産性が上がるという仕組みをつくっていかないといけない。育児をしていない人は長時間労働でいいということではなく、社会全体で考えなければいけない問題だということを認識してほしいと思います。
2016年03月22日2月、東京都主催のイベント「ワークライフバランスフェスタ東京2016」が都内で開催された。イベント内では、「多様化する働き方 ~これからの企業成長に欠かせない"しごとスタイル"とは? ~」と題したパネルディスカッションが開催され、ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵氏らが登壇した。登壇者は小室氏の他、日本レーザー代表取締役社長の近藤宣之氏、NPO法人パオッコ理事長・太田差惠子氏、住友重機械エンバイロメント代表取締役社長の真鍋教市氏、そしてコーディネーターとしてフリーアナウンサーの住吉美紀氏。二児の母で子育て中である小室氏は残業を減らして業績を上げるコンサルティングに定評があり、これまでに900社以上のコンサルティング実績を持つ。近藤氏は、2014年より厚生労働省「女性の活躍推進協議会」委員を務める。太田氏が立ち上げたパオッコは、離れて暮らす親のケアを考える会で、遠距離介護や仕事と介護の両立などをテーマに情報発信している。住友重機械エンバイロメントは、平成27年度東京ワークライフバランス認定企業(長時間労働削減取組部門)である。「育児と介護と仕事」をキーワードに、各分野の専門家が終結してのディスカッションとなった。○「仕事を覚える前にワークライフバランスを考えるな」小室氏(以下、敬称略): この2年で、企業におけるワークライフバランスの注目度が上がりました。これからは人材の奪い合い時代に突入し、人がとれる企業、とれない企業に二分化されていくと予想されます。私がコンサルティングをした企業では、労働時間を減らすと業績が上がり、女性従業員の出生数も増えた、といった企業が増えてきているのが特徴です。近藤:最近は女性がとても元気。しかしながら日本には男性優先の風土があるので、企業風土を変えるためにも、私たちの話は社長に聞いてもらいたい。真鍋: 弊社では、正社員の女性比率は10%程度ですが、来年度の新入社員は半分が女性となります。ですが男性中心の会社でワーカーホリックな社員も多い。現在、残業時間削減の取り組み中で、残業を減らしてできた時間をどう使うか、というところからスタートしています。住吉: 20代におけるワークライフバランスで重要なことは何でしょうか。近藤: 最近の若い人は、ワークライフバランスというと「ライフ50、ワーク50」という考えですがこれは間違い。私は一生を通じて、ワークライフバランスが取れていればいいと考える。若いうちはワークライフバランスを考える前に仕事を覚えるべきだ。真鍋: 「石の上にも3年」という言葉がありますが、若い人には、「お前たちが3年我慢するんじゃない。経営者が新人に対して3年間我慢するんだ」と伝えています。仕事を覚える前にワークライフバランスなどといっていると、結局仕事も覚えられず、バランスもとれなくなっていきます。小室: これからの時代、しっかりと学んでいかないと生き残れないのが20代。20代の将来は、世界での日本の立場も低くなり、「英語は当然。その他に何語が話せるの? 」という時代となります。ということで、この世代は「ライフ」の部分もとてもシビアになってきますね。○子育て女性社員のモチベーションは評価法で変わる住吉: 子育て中の世代はいかがでしょうか。小室: 企業からは、「時短勤務などの制度を整備して充実させているが、ぶら下がり社員が増える」といった悩みが寄せられ、そんな女性にカツをいれる講習をリクエストされます。まずなぜ子育て中の女性は仕事のモチベーションが下がるのかを考えていくと、彼女たちが働く職場は、長時間労働でないと評価されないムードであることが多い。時短勤務スタッフの大半は、かつての仕事量を残業無く時短の中で完了させていることが多く、つまりは人件費自体は下がっているのです。ですが、本人の退社後にイレギュラー対応があり、周りの人がサポートをすることで本人の査定が下がり、周囲の人はサポートした分評価が上がる。仕事ではこんな不条理感があり、かといって子どもも自分の思い通りには行かない。そんな負のスパイラルの中で、仕事に期待を抱かなくなり、モチベーション低下につながります。私は期間あたり生産性ではなく、時間当たり生産性に評価を変えるようコンサル先では提言しています。女性は、きちんと評価されることでモチベーションが上がっていきます。あとは、短時間勤務とその他の人たちとの兼ね合いも問題になりますね。しかし、長時間労働をする人も、実は様々な「ライフ」を抱えているのです。育児や介護といった特別な「ライフ」の事情をいってこない人にも有休をしっかりとらせる。長時間勤務をクライアント事情、業界慣習だからと諦めるのではなく、クライアントにも説得に行くといった社長の姿勢も大切です。社員全員の「ライフ」が充実していれば、1時間くらい早く帰る人がいてもうるさく言わなくなりますよ。太田: 最近は出産・結婚年齢が上がり、介護と子育てが同時進行の「ダブルケア」が多くなっています。会社に内緒で介護を続けるのはほぼ不可能。介護をしているといえる職場の雰囲気づくりが大切です。企業風土を変えるのは難しいが、地域包括職員を呼んでのセミナーやグループワークなどを企業内で行うことで、社内で介護の話をしてもいいんだ、と思わせることが大事です。小室: 親と年齢が離れている団塊ジュニア世代は、35歳でも介護が始まる年齢になってきています。突然介護が始まるとパニックになるので、事前に知識があるかどうかで大きく変わります。近藤: 介護も育児も、さらには社員自身の病気も会社から見ると同じリスク管理。そこでわが社では、「ダブルアサインメント・マルチタスク」を経営方針としています。組織は、20%のリーダー格、60%の中間層がいて、残り20%がぶら下がり型となる。そこでぶら下がりを切ろう! としてはいけない。もし自分が病気や介護、育児が理由でリーダー格からぶら下がり層へと落ちていったとしても働き続けることができるんだ、という安心感が社員のモチベーションを上げることにつながります。そして最後に小室さんも、「確かにマルチタスクとダブルアサインメントは大切」とコメント。「1960年代~1990年代は長時間労働で勝てる時代でした。しかし今は男女共に、短時間労働と多様性で勝負しないとビジネスで勝てないという人口構造になっています。経営者は意外と他人に説得されたがっているもなので、どんどんぶつかっていってほしい」と締めくくった。
2016年03月11日10月29日(水)に小室哲哉・TM NETWORKデビュー30周年メモリアルブック『TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあTK編』が発売される。同書は、今年の4月に発売されたTM NETWORKとしての活動に迫った『TM編』に続き、小室哲哉のソロワークに迫ったもの。小室哲哉の最新インタビューや、秋元康、ジェイ・コウガミとの対談、TM NETWORKの木根尚登や宇都宮隆、TRFのDJ KOOや観月ありさなどTKサウンドに深く携わった人々の証言、ファンが選んだTKソング100曲を小室自身が解説する企画や、森進一やAAAなど著名人・関係者からの激励コメントなどが掲載されている。同誌の発売に際し、小室哲哉は「この本では僕のプロデュースワーク・ソロ活動のキャリアを、振り返ってみました。この本の取材を通し、自分にとって新たな目標もできました。曲を初めて作ったのは、中学生の頃。ソフトを作る人間か、ハードを作る人間か、環境を作る人間か。20世紀に生まれた人の生涯では、どれかひとつしか全うできないのかな。だから僕は21世紀に入った現在も、コンテンツ作りの人間でいることを、本当によかったと思っています。22世紀はどうなっているか分からないけど、ハードウェアが進化し続け、発表させてもらえる場を作ってもらっていることに、すごく感謝しています。もう少し貫けるかなって・・・。メンバー、関係者の方、そしてファンのみなさんに、感謝を込めて・・・」とコメントを寄せている。なお、「BOOK ぴあ」で購入した方には特典としてオリジナルカバーが付属。特典はなくなり次第終了となるので、気になる方はご確認を。■TM NETWORK 30TH ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE 小室哲哉ぴあ TK編10月29日(水)発売販売価格:1,620円(税込)128 ページ
2014年10月28日命に別条はないそうだが…音楽プロデューサー小室哲哉の妻でglobeのボーカルでもあるKEIKOが24日夕方、自宅で倒れ、都内の病院に救急搬送されていたことが分かった。詳しい病状などは不明という。25日、スポーツ紙をはじめ各報道が伝えている。報道から明らかになっている状況では、KEIKOは自宅で突然体調を崩して倒れたそうで、24日夜の時点では病院で治療がつづけられているものの、命に別条はないという。小室は、彼女につきっきりで見守っているそうだ。献身的に支えてきていた彼女…心配広がるソロとしても歌手活動を行うなど、その歌声を響かせてきた彼女。2008年には夫である小室が詐欺容疑で逮捕、09年5月には有罪判決を受けるといった事件もあった。しかし、離婚はすることなく、ずっと小室を献身的に支えてきていた。2010年、彼が本格的に音楽活動に復帰してからもその状況は変わっていない。こうしたなかでの突然のニュース。命に別条はないという知らせが救いではあるが、体調のほうが心配だ。彼女はTwitterに20日、「TK(=小室)忙しいですよ。それに勝手につられ、バタバタしてます」などと書き込んでいるが、それ以降の更新はない。仮に過労が原因であれば、今はゆっくり休み、回復してくれることを願うばかりだ。元の記事を読む
2011年10月26日