2014年から「BELOVE」(講談社)で連載され、“このマンガがすごい!2015女性編”にランクインした大谷紀子の漫画「すくってごらん」の映画化が決定。映画初主演の尾上松也を迎え、メガバンクのエリート銀行員を演じる。大手メガバンクのエリート銀行マン・香芝誠は左遷され、東京本社から片田舎の町へやってきた。そこで偶然かつ運命的に金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会い、一目ぼれをする。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから、香芝は心を閉ざし仕事だけを生きがいにしようと心に決めながらも、吉乃のことが頭から離れない。何とかお近づきになろうとするが、秘密を抱える吉乃の心もまた閉ざされたままで――。本作は、思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷の地にやってきた香芝が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。尾上松也が演じるのは、本作の主人公、“元エリート”銀行員の香芝。とある失敗で東京本社から左遷されたネガティブなキャラクターだ。「オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました」とオファー時をふり返った松也さんは、「出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました」と出演した感想を語る。さらに「とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています」と本作について明かしている。監督は、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた真壁幸紀。香芝が一目ぼれするヒロイン・生駒吉乃役は「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が演じる。今回、これまでの元気いっぱいのイメージを封印し、ミステリアスな女性という大人の佇まいで新たな一面を見せる百田さんは「台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました」とコメントしている。『すくってごらん』は2021年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月14日歌舞伎俳優の尾上松也が、映画『すくってごらん』で初主演を務めることが14日、明らかになった。ヒロインをももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が務める。同作は大谷紀子による世界初の金魚すくい漫画の実写化作。思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上松也)が、金魚すくいの店を営む美女・吉乃(百田夏菜子)と出会い、世界一静かで優雅なスポーツといわれる「金魚すくい」やそれを取り巻く人々と出会い、成長していく。日曜劇場『半沢直樹』(TBS)でのIT社長・瀬名役も記憶に新しい松也は映画初主演で“元エリート”銀行員の香芝誠を演じる。さらに香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃役として、百田が初のヒロイン役を務める。主人公が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな女性を演じ、今までの元気いっぱいのイメージを封印し大人の佇まいで新たな一面を見せる。原作は世界初の金魚すくいマンガにして、『このマンガがすごい!』にもランクインした『すくってごらん』(大谷紀子/講談社)。映画化を熱望していたファンも多く、今回待望の実写化となった。メガホンをとったのは、長編デビュー作『ボクは坊さん』で高い評価を受けた俊英・真壁幸紀で、原作と同じ奈良県を舞台に、原作で描かれた城下町と金魚の持つ「和」の世界観を活かしながら、斬新な映像表現を駆使した新たなる物語を誕生させた。○尾上松也 コメントオファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見た事のない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています。○百田夏菜子 コメント台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまには色々なことを楽しみにしていただきたいです。○真壁幸紀監督 コメント配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には「稀代のエンターテイナー」である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが「映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない」と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中 に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は「これは...」とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください。○原作者・大谷紀子 コメント長かった……! やっと……やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です……! 本当に感謝しかありません!! 上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています。
2020年10月14日エンタメサイト「uP!!!」にて配信中の番組『Treasure Chest』第2回目のゲストが尾上右近に決定した。『Treasure Chest=(宝箱)』は、俳優・モデルとして幅広く活躍中の伊藤あさひがMCを務めるuP!!!オリジナルトーク番組。第2回目のゲストはバラエティ番組でも注目を集める歌舞伎界のプリンス2代目尾上右近がゲストとして登場する。番組恒例のゲストが持参する「自分の宝物」のコーナーでは、尾上が歌舞伎俳優と清元との二刀流だからこその貴重な宝物を披露。歌舞伎への思いや責任感を熱く語ることから始まり、MC伊藤あさひへ人生観のアドバイスをするなど、ふたりは初対面とは思えない濃密なトークを展開。兄のような存在の尾上がまるでMCのように伊藤をひっぱりつつ、尾上の今後の展望や恋愛観に迫っていく。uP!!!ではauスマートパスプレミアム会員に向け、9月30日(水)12:00より、毎週水曜日更新で全4回にわたり配信。auスマートパスプレミアム会員はauキャリア以外の方でも入会できるため、入会方法など詳細はuP!!!にて確認してほしい。●伊藤あさひコメント今回尾上さんとは初対面で、最初はとても緊張していたのですが、すごくフランクに話してくださり、最後のほうはリラックスしていろいろお話しさせて頂きました。実際に歌舞伎をやられてる方のお話を聞いて興味を持ちましたし、本当に歌舞伎が大好きな方で、且つやりたい事に対してとても真っ直ぐな方だなと思いました。●尾上右近コメント本人には言えないですけどね、とっても素晴らしい青年でしたね。歌舞伎の世界ではまだまだ若手で先輩の方が多い中、8つ下の俳優さんと話す機会はなかなかなく、大人っぽく落ち着いていて、色々な事をきちんと見えていて、でも初々しいところもあり、刺激を受けました。全編通して歌舞伎の話をさせていただきまして、歌舞伎の魅力を感じて、歌舞伎が気になるエンタメと思ってもらえたら嬉しいなと思います。◆uP!!!オリジナルトーク番組『Tresure Chest』配信概要メインMC:伊藤あさひ第2回出演ゲスト:尾上右近配信プラットホーム:エンタメサイト「uP!!! 」詳細、視聴はこちら: 対象ユーザー:auスマートパスプレミアム会員※月額情報料499円/初回30日無料※auスマートパスプレミアム会員はauキャリア以外の方でも入会できます。<配信:2020年9月30日(水)12:00~>第1回:9月30日(水)12:00~11月4日(水)12:00第2回:10月7日(水)12:00~11月4日(水)12:00第3回:10月14日(水)12:00~11月4日(水)12:00第4回:10月21日(水)12:00~11月4日(水)12:00※10/28(水)~11月4日(水)は1~4回まで全編試聴を予定(アーカイブ期間)お申込み・詳細はこちら:
2020年09月30日山崎育三郎、尾上松也、城田優による「IMY歌謡祭」が、Streaming+とPIA LIVE STREAMにてライブ配信されることが決定した。日本のミュージカル・演劇シーンをリードする山崎育三郎(I)、尾上松也(M)、城田優(Y)の3名が、日本初の新しいエンターテインメントを生み出すべく昨年立ち上げたプロジェクト「IMY」(アイマイ)。昨年4月には、第1弾公演として「IMY 旗揚げコンサート~まだ色々曖昧なトリオの明確な門出~」を開催。今回の歌謡祭は、第2弾公演となる。ライブ配信するのは、夜公演。昼公演とは少し企画内容が異なっている。なお、チケットは10月2日(金)10時~11日(日)20時まで販売される。「IMY歌謡祭 ライブ配信」は10月10日(土)Streaming+、PIA LIVE STREAMにて配信(19時開演)。※アーカイブ配信期間(見逃し配信)10月11日(日)0時~23時59分(cinemacafe.net)
2020年09月28日「クランクアップは最終回のわずか3日前の24日の夜。東京都内のスタジオと成田空港のロケですべて撮り切りました。昨今の連ドラではめずらしい“撮って出し”状態でした」(TBS関係者)9月27日に最終回が放送された国民的ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。「収録期間はコロナ禍で撮影が休止された時期も含めると7カ月間に及ぶ“空前の大作”でした」(前出・TBS関係者)主演の堺雅人(46)もクランクアップの瞬間は感無量だった。「『このシーンを持ちまして主演の堺雅人さん、オールアップです』という声が上がると、堺さんは相好を崩してガッツポーズをし、満面の笑みで花束を受け取っていました」(ドラマ関係者)その後、“ジャイさん”こと福澤克雄監督と肩を組んで健闘をたたえ合った堺は、こう挨拶した。「もう感謝しかないです。本当に感謝と尊敬。みなさん、本当に暑いなか、最初は寒かったし……。暑いなか、寝ずに頑張ったり。毎日毎日がこんな大変ななか、よくやってくださったなと思います。おかげでとっても楽しい7カ月でした。なんか終わるの嫌だなあって感じです。本当にありがとうございました」語り終えるや、現場には大きな拍手が湧き起こった。「本当に大変な撮影だったんで、本来なら出演者もスタッフもみんな盛大に打ち上げをやりたかったんでしょうけど、まだコロナ禍の最中ですからね……。番組放送中に、新国立劇場で、南野陽子さんや尾上松也さんが出演する『半沢直樹』の朗読劇もおこなったのですが、感染防止対策のため制作側から“打ち上げNG”の要請があったのです。当面、局公認の打ち上げはできない状態です」(前出・ドラマ関係者)クランクアップの挨拶では、堺は撮影を“楽しかった”と振り返っていたが――。「正直、撮影中の堺さんのプレッシャーは半端なものではなかったと思います。局の期待が非常に大きかったので、失敗は許されない緊張感が常にありました。あの長丁場で、どのシーンでも堺さんは完璧にセリフを頭に入れ、NGもほとんどなし。共演者が間違えてもしっかりフォローしていました」(前出・ドラマ関係者)「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月28日歌舞伎俳優・尾上松也が、ABEMAにて記念すべき初MCを務めるオーディション番組「主役の椅子はオレの椅子」が9月16日(水)22時より配信スタートとなる。19人の若手俳優たちが、舞台の「主役の椅子」を勝ち取るため、毎日オーディションに挑み、さらには共同生活も送るという内容で、熾烈なバトルが繰り広げられることが想像できる。「もしこの話が来ても…受けません(笑)」と笑顔を交えて話す松也さんだが、彼らと同じ年端の頃は歯を食いしばり、自分の生きる道を必死に模索していたという。歌舞伎はもとより、映像作品やミュージカル、バラエティー番組と躍進が続く裏には、知られざる努力もあった。松也さんの語ってくれた経験は、若手俳優たちの奮起のひとさじになるに違いない。俳優同士の熾烈なサバイバル・オーディション番組「話が来ても、受けない(笑)」――主役の座をかけてサバイバル生活をするというオーディション番組が始まります。内容を聞いたとき、どう感じましたか?松也:19人の俳優がともに生活をして、オーディションを受けて、舞台の主演から何かをつかもうとする、という内容なんですよね。自分は、歌舞伎をはじめ舞台が中心なものですから、最初「舞台の主演を競い合う」ことに、すごく魅力を感じました。少なからず、同じ演劇というものを志す人間として、どのような感じで挑戦するのかを見てみたいな、と思ったんです。――松也さんは、もはやオーディションを受けることはないと思いますが、演劇人として、俳優の先輩として、MCとして、いろいろな気持ちでご覧になりそうですか?松也:そうですね。僕も若い頃には、歌舞伎以外の分野で、オーディションを何度も受けていましたから。この番組に出る方たちは、10代ないし20代前半が中心ですけれど、板の上に立ったときの燃えたぎる情熱は、たぶんどんな立場になっても変わらないですし、逆に言うと忘れてはいけないこと。ですので、単純にドキュメンタリー番組として面白いところもありますが、僕自身は、この番組を通じて、かつて自分がオーディションを受けたときのことを思い返しながら、自分自身のこれまでの役者人生とこれからの考え方が変わるのかななど、照らし合わせながら見ていきたい気持ちです。――実際、その年の頃にこのお話がきていたら、受けていたと思います?松也:いや…これはきついです(笑)。僕なら絶対心が折れるから、もしこのお話しが来ても、僕は受けません(笑)。オーディションは受けに行きましたけど、この「一緒に生活する」ことが過酷だと思う。ただ生活するだけではなく、毎日誰かが落とされていくのでね…。偏見かもしれませんが、芸能活動をする人方、特に第一線で活躍されている方の多くは我が強いですし、そういう方が生き抜いていかれる世界だと思うんです。それで言うと、団体行動に向いている人は早々いないと思いますし、僕自身も決して向いていない(笑)。だから、19人の皆さんは参加を決めただけで本当にリスペクトですよ。歌舞伎界で“主役の椅子”を取るため、松也さんが取った行動とは――松也さんの俳優としてのこだわりや信条など、教えていただけますか?松也:僕の大きなひとつの指針となっている言葉は、「継続は力なり」です。何でも諦めたらそこで終わりなので、自分の夢や理想があり本当につかみたいなら、どんなことがあってもその気持ちを絶やしてはいけないと思っています。…ですけど、続けるって大変に難しいことですよね。僕自身、折れそうになることは何度もありますが、何とかやってこられたのは、周りの人の助けと、やはり死ぬまでチャレンジ精神や向上心を持っていることで。実体験として、まだ何か花開くような兆しもないときから、そう信じてやってきて、結果的には花開いてつながったものが多いので、すごく大事なことかなと思っています。――本番組のMCしかり、歌舞伎以外にも、様々な活動をされていらっしゃいます。どうしてそこまでチャレンジ精神を持ち続けていられるんですか?バイタリティの秘訣は?松也:僕の中では…大きなコンプレックスが作用していると思います。歌舞伎界は世襲制が強いのですが、僕はもともと家柄のない人間なので、恵まれていたわけではなく、フィーチャーされづらい位置にいたんです。父は僕が二十歳のときに亡くなりましたので、なおさら「これは自分でなんとかしなくてはならない」と思いを強くしましたし、父がせっかく作ってくれたレールの上をただ歩くのでは、それこそ“主役の椅子”は取れません。歌舞伎界で“主役の椅子”を与えてもらうためには、歌舞伎以外の活動を通じて、多くの方に見ていただけるようになって、必要とされる存在にならなきゃいけない、という気持ちがあったんです。――歌舞伎以外の選択をする際、前例がなかったのもありますし、怖くはありませんでしたか?松也:おっしゃる通り、今の僕のような立ち位置でやっている人って、いないんですよね。今でも心細いです。それでも、失敗しようがしまいが、そこで動かないことには何も未来が拓けない状況でしたので、周りに何を言われようが「やるだけのことはやってみよう」と決意して始めました。「大丈夫、絶対に俺はこうなるんだ」というイメージを忘れずに継続させていたことが、自分の中では大きな力になったと思います。「穏やかな夜を欲してる」松也さんの意外な今の“推し”は…――情報解禁時のコメントでは「“推し”を探して見て頂ければ」とありました。今、松也さんが“推し”ている人、もしくはモノなど、ありますか?松也:モノになるんですが…この自粛期間中に、キャンドルにどハマりしました。今も絶賛ハマっています。緊急事態宣言のとき、断捨離をしたんですね。その中に、たまにいただくキャンドルがあって、普段はあまり使わないので捨てようかなと思ったんですけど、捨てる前に「せっかくだから1回つけてみようか」と。試しにつけたら、炎から目が離せなくなりました。そこから集め出して、今は毎晩20個近くのキャンドルを焚いて、夜を過ごしています。――一時的なブームで終わりそうですか?続きそうですか?松也:キャンドルに関しては、続きそうなんですよ。全メーカーを網羅したいと思っていますし、それが終わったら自分でも作ってみたくて(笑)。もともと、明るい蛍光灯みたいな色は好きじゃなくて、家の灯りはオレンジっぽい淡い色にしていたんです。だからか、キャンドルの炎は、すごくリラックスできる感じなんですよね。ホッとするんです。――自粛中も今も、1日の終わりに一息つける時間のおともとして役立っているんですね。松也:あまりそういう人間じゃないと思っていたんですけど、自粛期間中は、自分もいろいろストレスを感じていたようでして。「このままだとヤバいな」という感じもあったんです。家の中で、自分の癒やしになるようなこと、ストレス発散になるようなことはないかなと思ったときの出会いだったので、キャンドルは本当に落ち着きますね。…さらに言えば、リビングのテーブルの上にキャンドルを20個ほど載せて、焚いて、その前のテレビには焚火のYouTubeを流しています(笑)。ライトを全部消して、それだけで過ごすという。コロナ渦以前は、自分がそういうことで夜を落ち着いて過ごすなんて想像もしていなかったんですけど、「こんな穏やかな夜を欲してるのか」と思いますよ(笑)。これが今の僕の“推し”です。(text:赤山恭子)
2020年09月16日世界中で社会現象を巻き起こしてきた最強のヒーローが、2020年に帰ってくる『ワンダーウーマン 1984』。全人類の欲望が暴走し世界が崩壊に向かうなか、ワンダーウーマン/ダイアナがかつてない危機に立ち向かう本作から、この度、物語の核となる4名のキャラクタービジュアルが解禁された。公開されたビジュアルには、世界の命運を握る4名の姿が映し出されている。まずは【上段左】、桁外れの“スーパーパワー”と“真実の心”を武器に戦う最強の戦士で、考古学者ダイアナの一面も持つワンダーウーマン/ダイアナ。世界崩壊の危機を前に、闘志を秘めた表情を見せる。真の戦士だけが許された究極のゴールドアーマーをまとい、全身から強烈なオーラを発するその姿からは、まさに最強のヒーローとしての気高さを感じる。続いて【上段右】、欲望を操る伝説の“ドリームストーン”を手にし、巨大な陰謀を企てるマックス。一見すると普通のビジネスマンのようだが、世界を崩壊へと向かわせる巨大な陰謀をもくろんでいる。“全人類の欲望を操る” という超強力なパワーを得ることで、ワンダーウーマンをこれまでにないピンチへと追い込む最強のヴィランだ。そして、【下段左】に位置するのがスミソニアン博物館で働くダイアナの同僚である博士バーバラ。地味な博物館員の彼女は、ある秘めた野望を心に宿す。その強い願いがマックスによって実現されるとき、世界は終末に向かって走り出す――。そして【下段右】はワンダーウーマンと共に世界の脅威に立ち向かう元空軍パイロット、スティーブ。ワンダーウーマンを支え、共に強大な悪に立ち向かう頼れる仲間だ。果たして本作ではどのような共闘を見せてくれるのか?パティ・ジェンキンス監督は、本作のアクションについて「私たちはリアルを追求するというとても高い目標を掲げ、アクションの多くを実際のロケーションで撮影しました。世界の陸・海・空を股にかけたこれまでにない戦いが繰り広げられる壮大なスペクタクルであると同時に、深いストーリーが展開しているヒーロー映画体験になっています」と語っており、我々の想像をはるかに超える映画が完成していることを明かした。縦横無尽に陸海空を舞うワンダーウーマンの大迫力バトルに、期待ができそうだ。ストーリースミソニアン博物館で働く考古学者・ダイアナのもうひとつの顔――それはヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士ワンダーウーマン。1984年、欲望を操る伝説の石“ドリームストーン”が発見される。その石の力で驚異的な能力を得たマックスの陰謀により全人類の欲望が暴走、世界の均衡と平和は急速に崩れていく。人類滅亡のカウントダウンのなか、マックスは正体不明の敵チーターを生み出した。ワンダーウーマンはたった一人で世界の崩壊を止められるのか?かつてない敵に挑むために彼女が払わねばならない“代償”とは!?ワンダーウーマンを語りつくすオンラインイベント開催全世界視聴者数2,200万人を記録し大盛況を博した、アメコミファン史上最大のオンラインイベント第1弾「DCファンドーム:DCホール・オブ・ヒーローズ」では、世界中のファンがガル・ガドットとパティ監督、クリス・パインの登壇に大熱狂した。いよいよ9月13日(日)には、第2弾となる「DC ファンドーム:ディスカバー・マルチバース」が開催。映画コメンテーターのLiLiCoに加え、大のDCファンを公言する歌舞伎俳優の尾上松也や、DC作品は全て観ているという「FUJIWARA」の藤本敏史、そしてアメコミ系ライターの杉山すぴ豊が参加する「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」と題した日本オリジナルプログラムが配信。本イベント内では、“WE LOVE ワンダーウーマン!”と題したワンダーウーマンのスペシャルコーナーで、世界中で愛されているワンダーウーマンの魅力を映像やキーワードと共に徹底解説しながら、本作の見どころが語られる。『ワンダーウーマン 1984』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月11日「ABEMA SPECIALチャンネル」で、俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』が、9月16日(水)夜10時より配信されることが決定した。『主役の椅子はオレの椅子』は、19人の若手俳優たちがサバイバル共同生活をしながら、舞台の主役の座を勝ち取るために、人生をかけてオーディションに挑む俳優育成番組。数々のオリジナルドラマ作品などを手がける「ABEMA」と、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめとした2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」が初めてタッグを組んで臨む。若手俳優にチャンスを与え、夢を持って未来を掴んでほしいという想いのもと制作が決定した。本番組では、脱落してしまった者は「出演はせず舞台の裏方に回る」もしくは「完全に番組を降りる」の2択から片方を選ぶという残酷なルールのもと、舞台の出演権が与えられる10人に残るため、若手俳優たちがしのぎを削り、苦しみながらも夢に向かって邁進する姿を届ける。また、勝ち残った10人は、番組内でサバイバル合宿にも登場する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が演出を手がけるオリジナル作品の舞台への出演権が与えられる。さらに映画化も決定しており、見事主演を勝ち取った者には、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、の堤幸彦が監督を務める映画への主演権も与えられるという。本番組のMCは、ドラマやミュージカル、バラエティー番組にも積極的に出演し活動の幅を広げる歌舞伎俳優・尾上松也が務める。尾上、堤監督のコメントは以下の通り。■MC・尾上松也コメント今までにないようなオーディション番組になると思いますし、何よりこれから役者として夢を持った俳優たちが、どう変わっていくかが楽しみです。自分もオーディションを受けてきた身として、オーディションが合宿で繰り返されることはとても厳しい試練だと思います。今回参加される皆さんは、すでに選ばれている時点で可能性がある方だと思うので、皆さんも「推し」を探して見て頂ければと思います。僕自身も番組を盛り上げていけるようサポートできるように頑張ります。■堤幸彦監督コメント飢餓感ある本気の芝居が見たい!心が裸の男の存在が見たい!そして、勝ち抜いた野郎と、いつかぶつかり合いながら、世間を震撼させる作品を創り出したい!俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』ABEMA SPECIALチャンネル9月16日(水)夜10時より配信
2020年09月02日映画『ワンダーウーマン 1984』の公開を記念して、8月22日に前作の同時試聴イベントが開催、翌日にはDC史上最大の祭典「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」も行われ、「ワンダーウーマン」ファン熱狂の2日間となった。日本時間23日に開催された「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」は、全世界のアメコミファンの祭典でDC史上最大となるオンラインイベント。この日は、主演のガル・ガドットとクリス・パイン、ペドロ・パスカル、クリステン・ウィグ、そしてパティ・ジェンキンス監督が登壇。ガルは「撮影中はキャストのみんなととても良い時間を過ごしました。お互いを尊敬していて良いケミストリーが生まれていたと思います」と絆を語り、ジェンキンス監督も「大きなスクリーンで観るべきスペクタクルな映像作品となっているので早くみなさんに観てほしいです!」と自信をみせていた。ガルは日本のファンからの質問にも喜んで答え、日本も登場する最新版のUS予告も公開し、多くのファンを喜ばせた。そして、『ワンダーウーマン』(’17)Twitter同時視聴イベントでは、公式Twitter(@dc_jp)からの合図で日本中のファンが一斉に視聴。ゲストによるTwitter上での副音声解説も行われた。本編上映後には、ワンダーウーマン/ダイアナ、スティーブの吹き替え版声優を務める甲斐田裕子と小野大輔から特別メッセージ上映も行われ、甲斐田さんは「再びワンダーウーマンことダイアナを演じられることになり、とても嬉しくワクワクしています。ド派手なゴールドアーマー!新たな敵達とどんな闘いを繰り広げるのか、楽しみにして下さい!」と呼びかけ、小野さんは「スティーブがどういった形で物語に関わるのか、演じる僕自身も楽しみながらアフレコに臨みました。最高のストーリー、最高のアクション、最高のエンターテイメントにご期待下さい」と作品への期待を後押しした。なお、9月13日(日)には「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」がオンライン開催予定。イベント目玉の一つでもある、日本オリジナルプログラムには、映画コメンテーターのLiLiCo、大のDCファンを公言する歌舞伎俳優・尾上松也らが参加する。『ワンダーウーマン 1984』は10月9日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年08月24日尾上松也(35以下、松也)えりさんとは家族ぐるみで身内みたいなお付き合いをさせていただいて。渡辺えり(65・以下、渡辺)そうそう、お母さん(元新派女優の河合盛恵さん)とは“えりもりコンビ”で『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出ました(笑)。妹の(春本)由香ちゃんとも今春、舞台『有頂天作家』で共演する予定でしたし。コロナの影響で延期になってしまったけど。松也4年前、舞台『狸御殿』でえりさんと共演させていただいたときは、毎晩のように飲みに行ってましたよね。渡辺あのときは母子役で。新橋演舞場は(故・中村)勘三郎さんゆかりの劇場だったので、私が何度も泣いて演技できなくなる日もあって。そのたびに松也くんがカバーして慰めてくれたんだよね。松也えりさんは大先輩ですけど、本当にどんな新人の方よりも探求心と向上心が強くて、見習わなくてはと驚かされました。渡辺松也くんは明るくて、人を甘えさせてくれる、ドンと来いという大きな親分肌のところがあって、一緒にお芝居してると勘三郎さんのたたずまいを思い出して、すごくうれしいんです。2人は8月21日からの舞台『消えなさいローラ』でも共演する。松也は現在、ドラマ『半沢直樹』に瀬名洋介役で出演中。実は渡辺も大の『半沢』ファンであり、話題は収録秘話へと移っていった。渡辺見てますよ、『半沢直樹』!皆さんの顔芸、すごいよね(笑)。松也ありがとうございます。現場では直前までフェースシールドをつけているので、本番では皆さんのテンションが急にあがるんです(笑)。渡辺7年前の第1作のときから見てたの?松也見てはいましたが、続編への出演が決まってから改めて全部見直しました。やはり、惹かれましたね。香川(照之)さんも(片岡)愛之助さんも、あれだけ大胆な演技をしても『半沢直樹』の中では普通に感じられる。笑えるのに説得力があるじゃないですか。僕も頑張らないとなと心しましたね。今回は残念ながら香川さんと(市川)猿之助さんとは現場が一緒になることがなくて……。渡辺瀬名社長が着ている、あの白いVネックのインナー、すごく似合ってるわよ!松也あの白いインナーはジャイさん(福澤克雄監督)が決めてくださったんです。皆さんスーツが多いなか、瀬名だけがカジュアルなのですが、服装には無頓着、先輩肌ってイメージで選んだそうです。渡辺スティーブ・ジョブズ(アップル社の創業者)をモデルにしたとかあったの?松也いや、原作を読んだ僕のイメージと、ジャイさんの思い描く瀬名像で構築しました。瀬名は正義漢で熱い男ですからね。歌舞伎の諸先輩方の怒った表情を想像したり、どんな演技をされるのかを予想したりしながらつくっていきました。渡辺大和田役の香川さん、第4話ではほんとに泣いてましたよね。松也香川さんは変幻自在ですよね。あの演技力には頭が下がります。原作では大和田は登場していないので、ドラマの演技はオリジナルなんです。渡辺会社のシーンでも何十人もエキストラ使って、緊張しない?松也僕の役は重要な役だとジャイさんから伺っていたので、撮影初日は緊張しましたね。堺雅人さんとの最初のからみでは堺さんがすごい長ゼリフで、それが完璧だった。専門用語がたくさん入ってるのに、まったくかまずに。そんな堺さんに引っ張られ、僕も負けていられないという気持ちになりました。堺さんは緊張してた僕を見て、『歌舞伎、これから先どうなるの?』とかフランクに気さくに話しかけてくださって。渡辺堺さん、私が演出した舞台にも出てくれたことがあったんですが、打ち合わせに20分遅れてきたから思わず雷落としちゃって。もっとやさしくしとけばよかった(笑)。ほかに印象に残ってるシーンある?松也僕が郷田社長(戸次重幸)のオフィスに乗り込んで詰め寄るシーンです。瀬名社長は短気なのでいきなりぶち切れ、堺さんが体を張って止めに入る場面があったんです。そのとき堺さんが「全然遠慮しないで振り払っていいよ」っておっしゃってくださったので、思いきりできました。「これぞ『半沢直樹』!」って感じでした。渡辺半沢さんとの剣道のシーンも素敵だったわね。松也あのシーンは1日がかりで撮ってたんですよ。道場を去るシーンでは、これからいよいよ反撃開始だと。そう思ったら思わず「うおー!」と口から奇声が出ちゃって!渡辺アドリブでしょ?監督から怒られなかった?松也逆にジャイさんが喜んでくださって、褒められたんです。渡辺それは私も鼻が高い(笑)。『消えなさいローラ』は松也にとって7カ月ぶりの舞台になる。松也僕、えりさんが演出される舞台にまた出演したいと言っていたので、今回ようやく夢がかないました。渡辺松也くんは私が演出した歌舞伎『新版 舌切雀』にも出てくださって、あれが初対面。松也あのときは僕はまだ22歳。当初はセリフもないお役だったのが、勘九郎さんが早変わりで2役勤めるはずが間に合わない。それでもう一つのお役を(片岡)孝太郎さんが勤めることになって、そのお役が僕に回ってきた。稽古中はえりさん、僕のことをかなり我慢してくださってましたよね(笑)。渡辺勘三郎さんに「あの子、大丈夫?」なんて失礼なことを言ったら「いい役者んだから我慢して見てやれよ」と怒鳴られて。稽古終わるころには反省してました。松也2人芝居は僕の人生で3回目。最初に稽古場入ったとき、お芝居ができる喜びでグッときました。1月の新春浅草歌舞伎以降、舞台に立っていませんから。渡辺コロナだから握手もハグもできなかったですけど(笑)。松也今回の舞台はミステリアスで、コメディでもあり、深い話なのでぜひご覧いただきたいです。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月19日DCが贈るオンラインの無料イベント「DCファンドーム(DC FanDome)」の日本オリジナルの番組に歌舞伎俳優の尾上松也、クリエイター・樋口真嗣などの出演が決定。「ABEMA(アベマ)」にて30分拡大の配信も決定した。「DCファンドーム」はDC史上最大の世界同時オンラインイベント。DCファンドームの中では、キャストが登壇するパネルイベントに加えて、各国がオリジナルで制作した番組プログラムを視聴できる。先日発表されたインターナショナル・ホストのLiLiCoに加えて、大のDCファンを公言する尾上松也、アメコミに詳しいライター・杉山すぴ豊、DC作品は全て観ているという「FUJIWARA」藤本敏史が参加する日本オリジナルの番組プログラムが配信される。「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」松也さんは「DCのこれからについてもざっくばらんに好きな事を話させていただきました(笑)その中でも是非注目して頂きたいのは、やはりコーナー名にもなっている『メイド・イン・ジャパン』です。フィギュアやアニメなど他文化を独自の文化と昇華していく事に長けている私達日本人だからこそ出来るジャパンDCカルチャーの今が見られます!」と気合いのコメント。また、樋口監督は「ティム・バートン版の『バットマン』についてはかなり熱く語ります。尾上松也さんとも久しぶりに会えるし、何よりも仕事じゃない好きな映画のことだけを喋れるなんて嬉しいです」と期待を込めて語っている。WE LOVE ワンダーウーマン!10月9日(金)に日本公開予定の最新作『ワンダーウーマン 1984』の見どころをたっぷり紹介。世界中から愛される“ワンダーウーマン”の魅力をキーワードと映像ともに徹底解説する。映画監督 樋口真嗣× 歌舞伎俳優 尾上松也DCプレミアム対談『シン・ゴジラ』や『進撃の巨人』を監督した日本が誇る樋口真嗣監督と歌舞伎界No.1のDCファン・松也さんが夢の対談。監督の目線でDC映画の素晴らしさを語るなど、ほかでは聞けないプレミアムな内容は必見。メイド・イン・ジャパン日本人クリエイターや日本企業によって生み出されるDC×ジャパニーズカルチャーの舞台裏を総力取材。「プライム1スタジオ」「ホットトイズ」への取材ほか、日本が制作したアニメーション映画『ニンジャバットマン』を「ニンジャバットマン ザ・ショー」として初の舞台化についても。仕掛け人のプロデューサーと演出家がプロジェクトの内容を語る。そのほか、ユニクロ UT「バスキア × ワーナー・ブラザース」コラボコレクションやDCファンドーム限定商品など、DCファン必須アイテムを紹介!DCを語り尽くす!コスプレイヤー大集結日本が誇るコスプレ文化。DCファンの個性豊かなコスプレイヤーたちが集まり、それぞれが作る衣装やコスチュームへのこだわり、DC愛を熱く語る。女装パフォーマーのLADYBEARD(レディビアード)や人気コスプレイヤー・桃月なしこも出演。「DCファンドーム:日本から世界へ! ABEMA拡大120分SP」テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」ではDCの魅力をさらに詰め込んだ30分拡大版を配信、24時間見逃し視聴も可能。さらに「ダークナイト・トリロジー」のクリストファー・ノーラン監督にも影響を与えた原作コミックをアニメ化した「バットマン:ダークナイト リターンズ Part 1&Part2」も配信されることが決定している。なお、ABEMAビデオでは『バットマン』『キャットウーマン』『バットマン・ビギンズ』『スーサイド・スクワッド』や「ダークナイト」シリーズをはじめとした人気DC作品を配信中(※ABEMAプレミアム限定配信)。「DCファンドーム」は日本時間8月23日(日)午前2時~スタート。日本オリジナルプログラム「DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」は日本時間8月23日(日)18時30分~「DCファンドーム」内「DCウォッチバース」にて配信予定。同日20時30分~ABEMAアニメ2チャンネルにて拡大120分版を配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年10月9日 全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年08月17日日本時間2020年8月23日(日)午前2:00より開催されるDC史上最大の世界同時オンラインイベント、DCファンドーム(DC FanDome)の全ラインナップとタイムテーブルが発表。日本オリジナルプログラムの配信も決定した。DCファンドームとは、ワーナー・ブラザースが開催するグローバルオンラインイベント。24時間行われる同バーチャルイベントでは、7つの大陸すべてのファンがDCのスーバーヒーローやスーバーヴィランとこれまでにない方法で交流できる。DC ファンドーム ラインナップ&タイムテーブル日本オリジナルの番組プログラムには、先日発表されたインターナショナル・ホストのLiLiCoに加えて、大のDCファンを公言する尾上松也、アメコミに詳しい杉山すぴ豊、DC作品はすべて観ているというFUJIWARA藤本敏史が参加する。10月9日(金)に日本公開予定『ワンダーウーマン 1984』の見どころを紹介する【WE LOVE ワンダーウーマン!】、映画監督・樋口真嗣と尾上松也による【DC プレミアム対談】、「プライム1 スタジオ」・「ホットトイズ」・舞台「ニンジャバットマン ザ・ショー」の舞台裏を取材した【メイド・イン・ジャパン】、世界中で注目を浴びる日本のコスプレイヤーたちがそれぞれのDC愛やこだわりを披露する【DCを語り尽くす!コスプレイヤー大集結】のコーナーを通して、世界中のファンに向けて DC×ジャパニーズカルチャーの魅力を伝えていく。日本オリジナルプログラムは、日本時間8月23日(日)18:30より「DCウォッチバース」にて、配信予定。また、同日20:30よりABEMAアニメ2チャンネルで120分拡大版が配信決定している。■出演ゲストコメント●尾上松也DCファンドームに参加させて頂きました!尾上松也です。このイベントは24時間DC漬けのDCファンの為の、DCファンによるお祭りです。僕は「日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」と題しましたコーナーに出演致します!番組ではDCの過去作品を振り返ったり、DCのこれからについてもざっくばらんに好きな事を話させていただきました(笑)その中でも是非注目して頂きたいのは、やはりコーナー名にもなっている「メイド・イン・ジャパン」です。フィギュアやアニメなど他文化を独自の文化と昇華していく事に長けている私達日本人だからこそ出来るジャパンDCカルチャーの今が見られます!他にも沢山の企画が目白押しで、どれを観るか困っているあなた!是非是非「日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!」を観て下さい!後悔させませ〜ん!よろしくお願いします!そしてDCな一日を〜!●樋口真嗣こんにちは。この度、DCファンドームにお誘いいただき恐縮しております。皆さんに比べればそんなに深くないんだけど、私なんかでいいのだろうかと思いフィルモグラフィを遡ってみれば、意外やほとんど全部見ていることが判明。その中でも、ティム・バートン版の『バットマン』についてはかなり熱く語ります。尾上松也さんとも久しぶりに会えるし、何よりも仕事じゃない好きな映画のことだけを喋れるなんて嬉しいです。是非お楽しみに!〜!●藤本敏史DCの作品は全て見ています!今回はDCの作品をさらにもっと深く知りたいということで参加させていただきます!●杉山すぴ豊子どもの頃「ワンダーウーマンと結婚したい」という手紙を「月刊スーパーマン」という雑誌に送ったら読者欄に載ってそれが僕のライターとしてのデビュー。あの時から抱いていたDCヒーローたちへの想いは消えることはありません。今回世界中のファンと共に“輝ける日の下でも、漆黒の夜の闇の中でも”DC”を称えたい!■『DCファンドーム:日本から世界へ!メイド・イン・ジャパンなDCの魅力大解剖!』インターナショナル・ホスト:LiLiCo ホスト:尾上松也、杉山すぴ豊 ゲスト:FUJIWARA 藤本敏史日本時間 8月23日(日) 18:30~@DCウォッチバースABEMA拡大120分SP!20:30~ @ABEMAアニメ2チャンネル
2020年08月17日「いつか小料理屋とか、割烹居酒屋の女将をやりたかったので、夢がかなってしまった感じですね」そう話すのは、ゲストたちが飲むほどに本音トークを繰り広げる、という面白さが話題のバラエティ番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系・毎週火曜深夜1時56分~。※一部地域を除く)の女将を務める宇賀なつみ(34)。昨年3月、テレビ朝日を退社してフリーに転身後、すぐに4月から番組がスタートした。「果たしてお仕事がもらえるのか?というドキドキもあったので、お話をいただいたときはうれしかったですね。お酒も好きなので(笑)」番組では、常連役の尾上松也(35)とゲストと一緒に本当にお酒を飲みながら進行をしているが、宇賀は一晩でワインを2本あけても、キャラが変わったり、記憶を失くしたりもしない大人の飲み方ができるという。「食べ物もそうですが、お酒も、つくり手の方が汗水たらして一滴一滴つくってくれたもの。愛情を持って、感謝しながらしっかりと味わいたいんです。人が飲んで楽しくしているのを見るのも大好きなので、自宅にも定期的に人を呼んで日本酒会などをやっています」「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月17日「果たしてお仕事がもらえるのか?というドキドキもあったので、お話をいただいたときはうれしかったですね。お酒も好きなので(笑)」そう話すのは、ゲストたちが飲むほどに本音トークを繰り広げる、という面白さが話題のバラエティ番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系・毎週火曜深夜1時56分~。※一部地域を除く)の女将を務める宇賀なつみ(34)。昨年3月、テレビ朝日を退社してフリーに転身後、すぐに4月から番組がスタートした。番組では、常連役の尾上松也(35)とゲストと一緒に本当にお酒を飲みながら進行をしている。市川右團次(56)からはドラマ『陸王』撮影時の裏話、東山紀之(53)からは自身の過去や家庭の話、ジャニーズの仰天秘話などが飛び出したり、貴重なエピソードが聞けるのが番組の醍醐味でもある。「みなさん、結構心を開いてお話ししてくださるんですよね。私はゲストの方々がカメラを気にせずに楽しんで飲んで話してくださるのを一番に考えています。この居酒屋は、ゲストの方と常連さんが雰囲気をつくってくれるので、その空気感を大切にしています」最近は、街でも「女将!」とか「居酒屋さん」なんて呼ばれたりするのがうれしい、とも。そんな宇賀の日常に、お酒は欠かせないものとなっている。「家で連載の原稿を書いたり、ラジオで流す曲を考えたりするとき、少しお酒を飲んでいたほうが、気分がほどけてうまくいったりするんです。自分の隠れた本音がわかったりもして。お酒っていいお付き合いができれば、最高のパートナーになれると思っています」人生のパートナーである夫とも、双方が尊敬し合う、いい関係を築いているようだ。「お互い自由に好きなことをする感じなんです。(夫と)家で一緒に飲むこともありますが、大抵は私が飲んでいる横で筋トレをやっていたりします(笑)」「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載
2020年08月17日俳優・堺雅人(46)主演のTBS日曜劇場『半沢直樹』続編が、7月19日にスタートした。作家・池井戸潤(57)の「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。前作では銀行員だった半沢直樹(堺雅人)が、出向を命じられた子会社「東京セントラル証券」で営業企画部の部長として奮闘する模様が描かれる。世帯平均視聴率は22.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録し、好発進。13年に放送された、前作の初回視聴率19.4%を上回った。視聴者の期待が数字に現れたかたちとなった。「ここ数年で初回の視聴率が20%を超えたのは、『Doctor-X 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)シリーズです。前作は型破りの銀行員・半沢直樹が、行内の不正を次々と暴く逆転劇。決めセリフの『倍返しだ!』は、流行語大賞に選ばれるほど人気を博しました。原作者の池井戸さんは、“経済を使った時代劇”とも評していました。『半沢直樹』の続編は、『Doctor-X』に次ぐ“勧善懲悪ドラマ”として盛り上がりを期待できるでしょう」(テレビ局関係者)Twitterでも、「半沢直樹」が世界トレンド1位にランクイン。とりわけ注目を集めたのは前作から出演する香川照之(54)、片岡愛之助(48)に加え、尾上松也(35)、市川猿之助(44)といった歌舞伎俳優が増えたことだ。市川演じる親会社「東京中央銀行」の伊佐山泰二は、新たな悪役として登場した。半沢を逆撫でするような、セリフごとに表情が変化する“顔芸”は初回から大反響。前作で話題となった、香川演じる大和田暁の悪役ぶりを彷彿させたようだ。《猿之助、なかなかの悪人、そして香川照之に負けない顔芸。こりゃ見てるこっちも歯痒さで顔が歪みそう》《大和田さんに引き続き市川猿之助さんの顔芸が凄すぎ。こ、こ、こわいwww悪役ハマってますね》《半沢直樹って、歌舞伎だなぁ。歌舞伎役者が多く出てるってことだけじゃなくて、勧善懲悪で見得とか決め台詞とかあって、そこで視聴者はワァ!って盛り上がって》「堺さんの現場での迫力は凄まじいといいます。『倍返しだ!』も、一種の“見得(みえ)”でしょう。福澤克雄監督(56)は前作で、堺さんを『自分よりも役を熟知している』と絶賛。高視聴率を得た要因に、堺さんのキャスティングを挙げていました。歌舞伎俳優が起用されているのは、堺さんの演技に対抗するためでもあるそうです。前作で香川さんの見せた土下座は、“伝説”と言われるほどドラマの痛快さを盛り立てました。また、片岡さんの女性的な話し方をするキャラも大ウケ。歌舞伎には男性が女形を演じる慣しがあるので、説得力を出すために片岡さんをオファーしたそうです」(前出・テレビ局関係者)初回から話題の的になった「半沢直樹」。次回以降の展開に期待が寄せられている。
2020年07月21日「コロナウイルスが騒がれるちょっと前くらいかな。近くのとんかつ屋さんで、生田さんがテークアウトで2人前を頼んでいましたよ。彼はその店の常連で、お店の人とも仲よし。清野さんもとんかつが好きらしく、一緒に来ているのも見たことがあります。だから清野さんと一緒に家で食べるんだろうなぁ、と」(常連客の1人)生田斗真(35)と清野菜名(25)が5年の交際を実らせ、6月1日に結婚していたことを発表した。交際のきっかけは、’15年にドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)で共演したこと。「2人は一緒のシーンが多かった。すぐに意気投合し、ドラマが終わるころには交際がはじまっていたと聞きます」(テレビ局関係者)私生活での“初ツーショット”は、本誌が’17年2月にスクープしている。その日、2人は、都内のすし店の個室でたっぷり2時間半、仲よく食事。店主に見送られて外に出てくると、並んで頭を下げる姿も、息ピッタリ。気温1度と冷え込むなか、肩を寄せ合うように歩く仲むつまじい姿がそこにはあった。そして、そのままタクシーに乗り込み、生田の自宅マンションへ。別の日、仕事場から生田のマンションに戻り、着替えてまた出かける清野の姿も本誌は目撃している。当時から“自宅デート”で愛を深めていたようだ。’18年9月には、生田と高校の同級生である尾上松也(35)の主演舞台に2人で訪れる様子も目撃されている。「お芝居は2人バラバラの席で見ていましたが、終わってから楽屋口の廊下で一緒になって、出てきた松也さんにそろってご挨拶をしていました。親しそうに話していて、3人の仲のよさが伝わってきました」(演劇関係者)清野の知人によると、2人は絵に描いたような“仕事の虫”。「2人ともいつも演技のことを考えているタイプ。清野さんは演技やアクションについて、生田さんに相談していたことも。彼も本気で助言しますから、ときどきヒートアップして言い合いのようになることもあったそうです」(清野の知人)清野の女優としての力に一目置いていた生田は、仕事の橋渡し役を務めたこともあったようだ。「生田さんは、自身が関わりの深い劇団☆新感線に、清野さんを紹介したと聞いています。その後、清野さんは’17年に新感線の舞台に初出演し、激しいアクションを軽々とこなしました。その後、’19年にも再びキャスティングされています。公私ともに生田さんが支えていた印象ですね。実は彼のほうがめちゃくちゃゾッコンとも聞きました」(芸能プロ関係者)生田の献身が導いた“おこもり婚”。文字どおりアットホームな家庭になることだろう――。「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月15日今井翼(38)が4月1日から松竹エンタテインメントに所属することが明らかになった。同社の公式Twitterアカウントでは、あわせてファンクラブも始動することが発表された。多くの期待を背に新たな門出を迎えた。14年にめまいや耳鳴りといった症状を引き起こすメニエール病を発症した今井。休養を経て復帰したものの、18年3月に再発し無期限の活動休止に。同年9月10日には滝沢秀明(38)とのユニット「タッキー&翼」が解散となり、ジャニーズ事務所も退社。治療に専念したのち昨年11月、公式Instagramアカウントを開設し話題を呼んでいた。今井は4月1日、Instagramで《今日正式に松竹エンタテインメントの所属と共にファンクラブを設立したことをご報告致します》と投稿した。新型コロナウイルスの影響下にあることを憂いながらも《ファンクラブやモバイルサイトを通じて 少しでも皆様に日々の楽しみをお届け出来たらと思います》《これまでの沢山の支えにご縁。大切な仲間、家族に感謝して 一歩ずつ歩ませていただきます》と結んでいる。さらに同日、Twitterアカウント「今井翼 STAFF」も開設された。同アカウントでは《今井翼 OFFICIAL FANCLUB “ALA”が誕生いたしました!》というツイートともに今井がファンクラブについて説明する動画をアップ。現在、35.6万もの再生回数を記録している。片岡愛之助(48)や尾上松也(35)らも所属する松竹エンタテインメントで、ついに本格的に活動を再開することとなった今井。ネットではエールが続々と上がっている。《お知らせありがとうございます 新しい門出をお祝いできて嬉しいですFC入ります。お体にはきをつけてご活躍ください》《翼くん、松竹エンターテインメント所属おめでとうございます!!新年度が始まり新たな門出。どこまでも熱くついて行きますよ》《おめでとうございます。こういう時だからこそ、嬉しいニュースで吹き飛ばしていきたいです》
2020年04月02日フジテレビ系では3月19日(木)から22日(日)の4夜にわたって“春くるプロジェクト”と題し特別企画を放送中。その第4弾として3月22日(日)今夜は、ディズニーが贈る『モアナと伝説の海』を地上波初放送する。豊かな自然に恵まれた南の楽園、モトゥヌイ。タラおばあちゃんが子どもたちにある伝説を語り聞かせていた。「命の女神テ・フィティの<心>には、命を創り出す偉大な力が宿っていた。その<心>を半神半人のマウイが盗んだとき、暗黒の闇が生まれた。だが、闇がすべてを覆いつくす前にサンゴ礁を超えて旅する者がテ・フィティの<心>を返し、私らを救ってくれる」と――。そんな伝説を聞いて育った少女モアナは、幼いころに不思議な体験をしていた。まるで海が生き物のようにモアナに触れ、何かを伝えようとしたのだ。だが、モトゥヌイには島を取り囲むサンゴ礁の外には出てはいけないという掟があり、航海は禁じられていた。掟を守る村長のトゥイは、「大海原に飛び出して、その先に何があるのか見てみたい」という気持ちを募らせる娘のモアナに、「海は危険だ。お前の幸せはここにある」と言い聞かせていたが、ある日、モトゥヌイに不穏な出来事が起こり始める。半神半人のマウイが盗んだテ・フィティの<心>によって生まれた闇が、いまにもモトゥヌイを飲み込もうとしていたのだ。「自分の心の声に従うように」――タラおばあちゃんの最期の言葉を胸に、自分の運命を知ったモアナは大海原へと旅立つ。テ・フィティに<心>を返すために、愛する島と皆を救うために…モアナの成長を圧巻の歌と音楽とともに綴り大ヒットした本作。モアナ役では大規模なオーディションが実施され、日本語版のキャストには沖縄出身の屋比久知奈が抜擢。またモアナの相棒として一緒に冒険をする伝説の英雄“マウイ”には「風の谷のナウシカ」歌舞伎なども話題となった歌舞伎俳優の尾上松也が声優に初挑戦している。モアナを見守り、その運命を導く道しるべとなる“タラおばあちゃん”には、数々の映画やドラマ、舞台に出演。『千と千尋の神隠し』などで声優を務め、本作がディズニーアニメ声優初挑戦となる夏木マリといったキャスト。また日本版エンドソング「どこまでも ~How Far I’ll Go~」を加藤ミリヤが担当。16年間島の外に出ることを禁じられたモアナの海への憧れや島の外に出る決意を歌い上げた同曲も当時話題となった。“春くるプロジェクト”第4弾『モアナと伝説の海』は3月22日(日)19時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年03月22日鈴木杏樹(50)との不倫関係が『週刊文春』で報じられた劇団新派の俳優・喜多村緑郎(51)。連日、喜多村には批判の声が寄せられているが、ある舞台関係者によると“一連の報道で真実と違うことも多い”と悩んでいるという。「もちろん全て彼の責任。それでも噂に尾ひれがつきすぎていると。たとえば、杏樹さんの謝罪コメントは喜多村さんが指示して書かせたと一部で報じられていましたが、連絡を一切絶ったので書かせられるわけがありません」新春の舞台『明日の幸福』の楽屋に訪れた貴城けい(45)に「邪魔だ、出て行け」と怒鳴り、その声が廊下まで聞こえたという報道もあった。「あの日は貴城さんの母親もいらしていて2人は遠慮して彼の楽屋に入ろうとしなかったんです。この劇場は廊下が狭く、彼は『邪魔だから入りなさい』と2人を招き入れた。『出て行け』とは真逆です。この前日の舞台に関してスタッフには怒ったようですが、なぜ貴城さんを怒鳴ったとすり変わったのか。奥さんに手を上げたことなんか一度もないと聞いています」また、喜多村のもう一人の“不倫相手”と一部で報じられている尾上松也(35)の妹・春本由香(27)との関係についても、事実と異なる部分が多すぎるという。「今の緑郎さんが言っても説得力は限りなくゼロですが、本人は『ない、ない、ない』と全力で否定していました。彼はモテるので、ほかの劇団内の女優さん全員と噂を立てられていますよ(苦笑)。春本さんに『俺の子を産んでほしい』と言ったと書かれていますが、あれは皆が集まる飲みの席で、誰かが“緑郎さんは声がいい。春本さんも清元の祖母の才能を受け継ぎ声がいい。2人の子供ができたらすごいはず”と言っていた話が歪曲されて伝わってしまったそうなんです」(前出・舞台関係者)彼が劇団新派に移籍したのは4年前。古参劇団員には彼を面白く思っていない人がいるという。「彼が来た当時のお稽古は自分の出番が終わるとお菓子を食べたり、その場面に関係ない者同士でおしゃべりしたり、ゆるい雰囲気でした。それをある人から公演中に指摘されてしまったそうなんです。とても口惜しく思った喜多村さんはあるとき、たまりかねて稽古中に『ちゃんと稽古見ろ!』と劇団員を一喝した。若い人たちの多くはやる気になったのですが、疎ましく思った者もいたんでしょう。あれで敵をつくってしまったのかもしれません」(演劇関係者)「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月10日黒柳徹子が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」の2月14日放送回に、俳優の生田斗真が出演。番組では黒柳さんからの“無茶振り”に答えKinKi Kidsのダンスを披露、弟の生田竜聖とのエピソードなども披露され、視聴者から喜びの声が上がっている。放送日が2月14日バレンタインデーということで、番組の冒頭では黒柳さんが手作りクッキーをプレゼント。ハート型の箱を開けた生田さんは“LOVE”と生田さんの名前の “と” “う” “ま” の字が書かれたクッキーに「かわいい!」と喜びの表情を見せる。黒柳さんに勧められクッキーを口にする生田さんの姿に「黒柳徹子からバレンタイン手作りチョコ貰うとかすごい」「手作りバレンタインプレゼントいいなぁ~」「黒柳徹子さんのクッキーうちも食べたい!!!」などの声が上がる。その後トークは昨年放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の話題や、中学時代から交友関係が続く尾上松也との友情エピソードなどを経て、デビューのきっかけとなったジャニーズのオーディションへと展開。当時の映像が流されると黒柳さんから、当時覚えた振り付けを「今ちょっとここでやってって言ったらできます」と“無茶振り”されると、生田さんは「さすが徹子さん、無茶ぶりがすごい」と一瞬天を仰ぐも、すぐさま立ち上がり、KinKi Kids「硝子の少年」のサビを踊り切る。これには「無茶振りが良い方に出た」「むちゃぶりのおかげで踊る斗真が見れるとか ありがとう徹子さん」など、視聴者から喜びの声が。また弟でフジテレビアナウンサーの竜聖さんに話が及ぶと「僕の中では小さい頃の弟のまま」で「ニュースを読んでる姿を見ても噛まないか心配になっちゃう」と、弟思いの兄の顔を見せた生田さん。そんな竜聖さんは“兄バカ”で、生田さんの舞台を観るたびに「最高だよ、いい役者だね」と言ってくれるのだとか。そんな仲良し兄弟ぶりにも「2人でダイヤモンドヘッド行くとかどんだけ仲良し兄弟だよ」「お互いが大好きなの伝わってほっこりする」などの声が送られていた。(笠緒)
2020年02月14日昨年末に新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』での好演が話題を呼んだ歌舞伎界の新鋭・尾上右近(27)。「新しい年もチャレンジングな1年にしたい」という言葉どおり、次に挑戦するのは、現代劇。’17年放送のNHKドラマ『この声をきみに』のスピンオフ舞台『この声をきみに〜もう一つの物語』(大阪公演/3月6〜8日、サンケイホールブリーゼにて。東京公演/3月12〜22日、俳優座劇場にて)だ。「型が決まっている歌舞伎はセリフをほぼ観客に向かってしゃべるけれど、現代劇は相手と向き合う。歌舞伎では感じられない、会話の重要性と難しさを実感しました」(右近・以下同)今作は、ある朗読教室に集まり、声で心を開放していく人たちの交わりを描く心温まる大人のラブストーリーだ。専門外のジャンルにも果敢に挑む姿が頼もしい。祖父と父は六代目・七代目清元延寿太夫。清元という古典音楽の宗家に生まれた右近が、歌舞伎役者を志したのは、3歳のときだった。「おばあちゃんの家に行ったときに、映画監督の小津安二郎さんが父方のひいおじいさん(六代目尾上菊五郎)の『春興鏡獅子』を撮った映画を見たんです。で、歌舞伎の魅力に取りつかれて、『あの役になりたい!』と。あの日の様子をすごく鮮明に覚えていますね。部屋に西日が差していて……あれは僕のなかに残っているいちばん古い記憶です」「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年02月03日浅草新春歌舞伎が東京・浅草公会堂で、1月2日(木)に開幕する。“若手歌舞伎俳優の登竜門”として40年の歴史があり、浅草の正月の風物詩として親しまれている。通常の大歌舞伎公演に比べると上演時間が短く、初詣のついでにお正月イベントとして初めて歌舞伎を観るという人も多い。そんな人たちを意識して、各回冒頭につくお年玉〈年始ご挨拶〉では、演目のあらすじをわかりやすく話してくれる。マイク片手に楽しいトークを入れるなど、若者らしい工夫もこの公演の特徴だ。第1部最初の演目は中村橋之助による『花の蘭平』。刃物を見ると狂気の奇病を起こすという『蘭平物狂』を舞踊化したものだ。続いて菅丞相(菅原道真)の政治的失脚をめぐる『菅原伝授手習鑑』から『寺子屋』で、菅丞相に忠義を尽くす松王丸と、命懸けで偽首を差し出す源蔵の緊迫感みなぎる「首実検」の場面がハイライト。松王丸に尾上松也、もう一人の主人公とも言える源蔵は中村隼人が勤める。源蔵は失脚した主人・菅丞相の子息を我が子と偽り匿って寺子屋を営んでいたが、「首級を切って渡せ」と言われて身替わりに教え子の少年を殺そうとする。夫と共に運命を引き受ける妻・戸浪に中村米吉。松王丸の妻・千代は坂東新悟。第1部ラストの『茶壺』は狂言をもとにした舞踊劇だ。茶壺を持った男(中村歌昇)とすっぱと呼ばれる盗人(坂東巳之助)の掛け合いをユーモラスに見せる。第2部は時代物の義太夫狂言が2本。武智光秀(明智光秀)の謀反によって起こる光秀一家の悲劇を描いた『絵本太閤記』の『尼ヶ崎閑居の場』では中村歌昇が武智光秀を勤める。光秀の妻・操が坂東新悟。初陣にて命を散らす光秀の息子・十次郎が隼人、その許嫁・初菊が米吉。もう一本は『仮名手本忠臣蔵』全十一段のうちの七段目『祇園一力茶屋の場』。松也は第1部の松王丸に続き、「一力茶屋」でも大星由良之助(大石内蔵助)という大役を担う。いずれも、忠義心がありながらそれをひた隠しにして行動する人物だ。その肚(はら)が、安易に観客に見破られてはならないという難役でもある。お軽は米吉、お軽の兄・寺岡平右衛門は巳之助が勤める。浅草新春歌舞伎は1月26日(日)まで。 第1部が午前11時開演、第2部が午後3時開演。1月19日(日)第2部は恒例の「着物で歌舞伎」の回で、着物で観劇した人に記念品が贈呈される。文:仲野マリ
2019年12月31日お正月の風物詩であり、若手歌舞伎俳優の登竜門としても知られる『新春浅草歌舞伎』。今回は第1部に『花の蘭平』『菅原伝授手習鑑寺子屋』『茶壷』、第2部に『絵本太功記尼ケ崎閑居の場』(以下『太十』)『仮名手本忠臣蔵祇園一力茶屋の場』(以下『七段目』)を上演する。出演する尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助の3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】歌舞伎初心者にも気軽に楽しんでもらおうと、古典の名作から、華やかで、クスっと笑えるような演目までがそろう浅草。『寺子屋』で松王丸を、『七段目』で大星由良之助を演じる松也は、「『寺子屋』は現代ではなかなか理解し難い状況ではありますが、逆にそこで親や兄弟、主人への忠誠心がより濃く滲み出ている作品だと思います。また『七段目』も『寺子屋』同様、人気演目のひとつ。お客様も心構えが必要かもしれませんが、その分僕らも熱い思いをもって取り組ませていただきます」と意気込む。『寺子屋』で春藤玄蕃、『茶壷』で田舎者麻胡六、『太十』で武智光秀、『七段目』で赤垣源蔵を演じる歌昇は、「『太十』は光秀が謀反を起こしたことによって、どういう悲劇を辿っていくのか。光秀の家族それぞれにスポットが当たっていく作品なので、ひとつの家族のドラマとしてお見せ出来たら」と語る。また『茶壷』で熊鷹太郎を、『七段目』で寺岡平右衛門を演じる巳之助は、「『茶壷』は本当に説明不要と言いますか、現代にも通じる、日本古来のコントのような作品です。どんな方でも肩肘張らずに楽しんでいただける演目だと思いますし、第1部の締めくくりなので、“歌舞伎って面白かったね”と思っていただける最後のひと押しとして機能してくれれば」と期待を寄せる。同世代ならではの和気あいあいとした雰囲気を見せる3人に稽古場での様子を聞くと「仲がいいだけに、このままの空気感でやってしまうと緊張感がなくなってしまう。みんな初役でもありますし、どの劇場よりも緊張感があるかもしれません」と松也。それに歌昇が頷き、巳之助も「若いからこそ本当に真面目ですよ」と笑う。また「町ぐるみで楽しんでいただける公演」と松也が語るように、上演時間が短め(その分観劇料も抑えめ)に設定されているため、芝居の前後にお正月感あふれる浅草を散策出来るのも楽しい。さらに「歌舞伎といえどもなかなか見られない景色。浅草のお正月らしくて素敵です」と巳之助が推すのは、恒例の「着物で歌舞伎」(1月19日(日)第2部に実施)。観客はもちろん、劇場スタッフも着物で出迎え、華やかな雰囲気の中で歌舞伎を堪能することが出来る。公演は2020年1月2日(木)より26日(日)まで、東京・浅草公会堂にて上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2019年12月20日吉沢亮主演スペシャルドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に、吉沢悠、井上芳雄、北村匠海、尾上松也、緒形直人の出演が決定した。本作は、来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるスペシャルドラマ。前作最終回で堺雅人演じる半沢直樹は、頭取から子会社への出向を命じられてしまったが、スペシャルドラマは半沢がその子会社「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心に展開される。主人公を取り巻く主要キャストが判明すでに主人公の敏腕プログラマー・高坂圭役を吉沢亮、半沢の出向先の新入社員・浜村瞳役を今田美桜が演じることが決定しているが、今回新たに高坂を取り巻く主要キャストが一挙に発表。高坂が働くIT企業「スパイラル」開発部のリーダー格・若本健人役を吉沢悠。「スパイラル」の専務・加納一成役を井上芳雄。高坂と過去に因縁のある謎の人物・黒木亮介役を北村匠海。「スパイラル」の社長・瀬名洋介役を尾上松也。そして、「東京セントラル証券」情報システム部の主任・城崎勝也役に緒形直人が決定。なお、井上さん演じる加納と尾上さん演じる瀬名は、4月放送の続編の原作にも登場する人物。シリーズの展開においても重要な鍵を握る人物だ。そのほか、瞳の上司で「東京セントラル証券」情報システム部の部長・府川義則役に元劇団四季の栗原英雄。玉置玲央、磯崎義知、吹越ともみなど個性派俳優陣も参加する。キャストコメント吉沢悠日曜劇場『半沢直樹』から数年を経て、2020年、新たな半沢イヤー記念に相応しい内容のスペシャルドラマに出演させていただき、とてもうれしく思っています。僕がこの作品にとても感動しているのは、撮影現場の空気自体がドラマの空気感同様、緊張感と高い熱量に包まれていることです。「半沢ファン」の期待に応えつつ、エピソードゼロの独特な違った世界観を生み出そうと、全員が必ず最高のドラマにしようという気持ちの表れではと思います。「こんな半沢があっても面白い!」というスペシャルドラマになっていますので、どうぞご覧ください!!井上芳雄『半沢直樹』のスペシャルドラマにお声掛けいただき、大変興奮しました。普段は舞台が多く、ドラマ出演が多い訳ではない中で、本当にありがたい機会だと思っています。私が演じるのはIT企業の専務という役柄ですが、僕自身はアナログな人間なので分からないことも多いです(笑)。今の時代らしい最先端の業界の話で、新鮮な気持ちで演じられたらと思っています。また、吉沢亮さんとは初共演となるので、そこも楽しみにしています。『半沢直樹』らしい痛快な展開が紡がれていますし、新年から「今年も頑張るぞ」という気持ちになれる作品になっていると思いますので、是非ご覧ください!北村匠海『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に出演させていただくことになりました北村匠海です。今回、自分としてもなかなか今までに演じたことのない役どころですし、約1年ぶりにTBSさんのドラマに帰ってこられたうれしさもあります。別作品でも撮影の苦楽を共にした吉沢亮くんの脇を支えるいいエッセンスになれればいいなと思います。尾上松也このたび『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に、出演させていただくことになりました。あの伝説のドラマのスピンオフ作品に出演できますことは光栄の極みです。私は今回主人公の高坂圭が勤めているスパイラルの社長・瀬名洋介を演じます。本編にも負けない作品にできますよう、全力でつとめます!どうぞお楽しみに!緒形直人只今、熱いスタッフと俳優たちに囲まれ“ONE TEAM”の意気込みで、鋭意撮影を行なっております。私自身は、皆様に楽しんでいただけるように良い緊張感を持って丁寧に演じていければ良いなと思っております。半沢直樹イヤーの先陣として、どんなドラマに仕上がるのか『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』をご期待ください。「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」は2020年1月3日(金)23時15分~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」(仮)は2020年4月期放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月10日ミュージカル『エリザベート』の製作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。製作発表にはオーディエンス招待200名に1万人の応募があったというが、小池は「何かの縁ですから、これからも死ぬまでエリザベートを見続けてください」とアピール。また「エリザベートを一文字で表すと?」という難質問には井上が「断ることもできるんですか?」と戸惑いつつも、「僕、愛だ思います。言ったもん勝ちだと思うので!」と手を挙げる。そんな井上の様子を見た出演者陣はどんどん挙手し、古川は「僕も愛……」、花總は「エリザベート的には、"生"きるです。どんな時も生きる!」、山崎は「熱。お客様の熱」と回答。愛希は「欲! 人間の欲の部分が人間らしくて良いかと思います」と新たな視点で、周囲を驚かせていた。「それぞれにとってエリザベートとは?」という質問には、花總が「自分の人生を変えるほどの大切な節目となった作品です。初演の時はまだ22歳。その時に初めて演じさせていただいた役を今こうしてまだ演じる機会をいただけていることが奇跡だと思いますし、なくてはならない作品であり、役になっております」としみじみ。愛希は「ずっと憧れだったので、演じている今でも『夢なんじゃないか』という瞬間もありました。なかなか乗り越えられない壁というか、登れたと思ったらまたさらに高い壁が待っているという感じで、ずっと憧れの作品ですし、役です」と心境を吐露した。井上は「作品としては奇跡のようなバランスで生まれたミュージカルだと思って、何十年に1本だと思います」と見解を披露。「だからこそ、僕たちにチャンスをくれる。熱狂させるのは保証されているので、その分いろんなチャレンジができる。僕もそのチャレンジの一環で生まれたと思うんですけど、ミュージカル観客を増やすことができるし、たくさんの人にチャンスを与え続けてる、全部ひっくるめて奇跡の作品だと思います」と語った。2015年からルキーニ役として出演し、今回トート役に初挑戦する山崎は「毎回ルキーニとして舞台に立つ時には自分のセリフから始まるんですけど、何公演やっても緊張するという舞台は初めて」と振り返る。これまでルドルフ役として出演し、2019年よりトート役を演じている古川が「ともにミュージカル人生を歩いた作品。オーディションのときとか考えると失礼な態度をとったり、稽古中も先生に対してちょっと反抗的な態度をとったり。でも先生が愛をもって接してくださったおかげで、今では言われたら『はい』と答えるようになった」と成長を表すと、井上がすかさず「飼い慣らされて行ったってことですか?」とつっこんだ。製作発表後の取材で「反抗的な態度」を深掘りされてしまった古川は「成長ということを表すために、誇張した部分はあります。言われたことを自分ができないということに対しての苛立ちから、少しムスっとしたり……」と説明する。弁解する古川の様子を、山崎は「よくしてた」、花總は「してたよね。私たち見てた」と笑顔で見守り、古川は「誇張してないのかもしれません」と苦笑していた。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日~5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日~6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日~28日、福岡公演は博多座にて7月6日~8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日ミュージカル『エリザベート』の制作発表が12日に都内で行われ、小池修一郎(演出/訳詞)、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、山崎育三郎、古川雄大、池田篤郎(東宝 取締役演劇担当)が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2002年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、山崎、古川)を絡めた。2015年よりルキーニ役として何度も同舞台に立ってきた山崎が、今回初のトート役に挑戦。山崎は「ルキーニという役に出会ったことで役者としての新しい扉が開いたと思っており、本当に感謝しています。そんな中で来年、20周年という大きな節目の年にトートという役で帝国劇場に立てることを嬉しく思いますし、誰よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分を演じた自分だからこそできるトートができるんじゃないかなと思っております。トートとルキーニの関係性が大事だと思って演じてきたので、ルキーニ役とも相談しながら演じていきたい」と意気込んだ。山崎は「恐怖心を与える、氷のように冷たく触ったら火傷しそうなというイメージ」とトートを表しつつ、「今回小池先生のこだわりで、"真ん中分け"のトートなんですね。東宝版でも宝塚版でも、今までのトートにいないということで、視覚的にも注目していただきたい」と意外な観点からアピール。小池が「70年代のロックのイメージ」と説明すると、山崎は「ちょっとどういうことか……」と戸惑い、井上は「僕たちも真ん中分けでいこうねって話をしてる。オールバックかもしれないし」と古川と顔を見合わせた。制作発表後の囲み取材でも、センター分けは話題に。山崎は「トートが決まって、今年の公演のルキーニも真ん中分けにしたんですよ。6:4くらいだったのが、5:5に」と明かす。2019年の公演開始よりも前にトート役が決まっていたために「トートの動きとか動線をずっと見てました」と言うと、井上も「見られてるというのは、僕たちも感じてました」とニヤリとした。真ん中分けのこだわりについては「完全に小池先生です。いくつかあったカツラの中で、初めから先生は『育はセンター分けだ』って。真ん中分けで紫、という先生のこだわりが最初から最後までありました」と振り返った山崎。「ルキーニの前に帝国劇場で扮装をやったんですけど、すっぴんの状態で紫の真ん中分けのカツラをかぶったので『これはまずいことになる』と思ったんです。全然似合ってなくて。でも先生はそのときからメイクしたところまで見えていた」と苦笑する。出演者陣も山崎のトート就任について「なんとなく知っていた」という状態で、井上は「この前のS帝劇のの千秋楽時に、カーテンコールで『次やるんだってね』って、初めて言った」と振り返る。「なんかアドバイスください」という山崎に、井上は「企業秘密なんで……」と交わしつつ、「『ちょっと歌い方変えました?』と聞きにきてくれたりとか。『自分だったらどうしよう』と考えてるんだろうなと、感じてはいました」と明かす。井上は「僕が真ん中分けにしてるかもしれないですね」と再度真ん中分けに触れつつ、「でも、全然違うトートになると思うんですよ。やればやるほど形が捉えられないので」と心境を語った。東京公演は帝国劇場にて2020年4月9日〜5月4日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月11日〜6月2日、名古屋公演は御園座にて6月10日〜28日、福岡公演は博多座にて7月6日〜8月3日。○キャストエリザベート(Wキャスト):花總まり、愛希れいかトート(トリプルキャスト):井上芳雄(大阪、名古屋、福岡公演)、山崎育三郎(東京公演)、古川雄大フランツ・ヨーゼフ(Wキャスト):田代万里生、佐藤隆起ルドルフ:三浦涼介ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希ゾフィー(トリプルキャスト):剣幸、涼風真世、香寿たつき(東京、大阪公演)ルイジ・ルキーニ(トリプルキャスト):尾上松也(東京、大阪公演)、上山竜治、黒羽麻璃央
2019年11月12日昨年“助六ロス”を巻き起こしたNHKドラマ『昭和元禄落語心中』での天才落語家役も記憶に新しい、俳優の山崎育三郎。今春には尾上松也、城田優とエンタテインメント集団「IMY」を旗揚げするなど舞台を主軸に、近年は映像界にも進出。その他、番組MC、声優を務めるなど多方面で存在感を発揮中だ。2020年は、最新カバーアルバム『MIRROR BALL ’19』を携え、全国ツアーで幕を開ける。「山崎育三郎」チケット情報アルバムは、50年代から90年代までのヒットソング全13曲を収録した名作選。各時代の名曲をミラーボールミュージックとして令和に蘇らせるというコンセプトのもと、音楽プロデューサーにヒャダインを迎えた。例えば、舟木一夫『高校三年生』はヒップホップ調に、ミュージカル映画でお馴染み『雨に唄えば』では山崎の声を男女2役に加工し、ユーロビート調に仕上げるなど、異色の仕上がりとなっている。「ミュージカルではバラードを朗々と歌い上げるイメージが強いと思いますが、コンサートを重ねる中で、次はアップテンポの盛り上がる楽曲を作りたいとの思いがずっとありました。どの曲も1度聴いただけで忘れられないフレーズがあるのは、名曲の強み。僕が選んだのは、祖母や母の影響で大好きになった、美空ひばりさんの『お祭りマンボ』。ヒャダインさんには、令和の若者に響くカッコいいアレンジをとリクエストしました」。ヒャダインの一押しは、70年代女子プロレス界のアイドル、ビューティ・ペアの名曲『かけめぐる青春』。城田優とのデュエットを強くすすめられた。「最初の打ち合わせの段階から、“もうふたりで歌っている姿が見えているから”と言われて。優も『やる!』とすぐに返事をくれました。僕らは普段からハモって遊んでるので、レコーディングも一発でキレイに録れて、ヒャダインさんも『いいね、これこれ!』という感じ(笑)。毎回そんな風に誉めていただけるので、僕もだんだん解放されて、新たな一面を引き出してもらえました」。コンサート当日は、ミュージカル俳優ならではの演出にも期待してほしいと話す。「『お祭りマンボ』のミュージックビデオでは、僕がエルヴィス・プレスリー風に登場し、バブル時代の肩パットスーツから、ヒップホッパー、ギャル男を経て、現代の高校生のTikTokまで、時代を象徴する衣裳やダンスを使い、アルバムのコンセプトを表現しました。コンサートでも時空を超えて旅するような、ストーリー性のある構成でお届けできるのが僕の強みかなと。ミュージカル俳優の仲間をダンサーに迎え、弾き語りや、タップダンスも踊ります。『お祭りマンボ』ではお客様と一緒にワッショイ!コールで盛り上がりたいですね」。大阪公演は2020年1月12日(日)にフェスティバルホールにて開催。チケットは11月2日(土)一般発売開始。取材・文:石橋法子
2019年11月01日本日10月2日に東京・歌舞伎座で初日を迎える『芸術祭十月大歌舞伎』は、昼の部が『廓三番叟(くるわさんばそう)』『御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)』『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』『江戸育お祭佐七(えどそだちおまつりさしち)』の4本立て。夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』に加え、歌舞伎舞踊『二人静』が上演される。歌舞伎座の十月公演は毎年文化庁芸術祭に参加しているが、令和最初となる今回の昼の部で注目したいのは、久しぶりの上演となる『江戸育お祭佐七』だ。神田祭の祭礼を背景に、いなせな鳶・佐七(尾上菊五郎)と小粋な芸者・小糸(中村時蔵)が織りなす恋模様。キップのよい江戸っ子をやらせたら右に出る者のいない菊五郎と、その一門のアンサンブルを楽しめる。『蜘蛛絲梓弦』は、ひとりの俳優の早替りが楽しめる変化舞踊。今回は片岡愛之助が小姓・太鼓持・座頭・傾城・蜘蛛の精の5役を演じ分ける。クライマックスでは千筋の糸を繰り出しての迫力ある立廻りが豪快かつ美しい。『廓三番叟』は、天下泰平や五穀豊穣を祈念する厳かな『三番叟』の変形バージョンのひとつで、遊郭の吉原の座敷を舞台に傾城、新造、太鼓持が踊る趣向だ。一方『御摂勧進帳』は別名“芋洗い勧進帳”とも言われる大らかな荒事。弁慶が番卒の首を豪快に斬りまくって天水桶に投げ込み、金剛杖で芋を洗うような動きを見せる。ひとつひとつは短いがさまざまなジャンルの4作品が見られるので、昼の部は歌舞伎初観劇の人にもうってつけだ。対する夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪』。3人の泥棒が出会う〈大川端庚申塚の場〉から、大詰〈本郷火の見櫓の場〉まで長編の物語をじっくり堪能できる。和尚吉三が尾上松緑、お坊吉三が片岡愛之助、お嬢吉三は尾上松也と中村梅枝のWキャストという若い顔合わせ。偶数日出演の松也と奇数日出演の梅枝がそれぞれどんなお嬢吉三を演じるか、比べてみたくなる。『二人静』は同名の能を題材とした舞踊で、吉野の神社で神事に仕える若い娘(中村児太郎)に静御前の霊(坂東玉三郎)が乗り移り、現し世と常世が交わってふたりの静御前が寄り添って舞を舞う作品。能に造詣が深く、これまでも能を題材の舞台をいくつも手がけてきた玉三郎が繰り広げる幻想的な世界を楽しみたい。文:仲野マリ
2019年10月02日2020年に四大都市連続公演を予定していたミュージカル・東宝版「エリザベート」が、全公演中止。チケットの払い戻し詳細は、東宝公式ホームページにて告知。「エリザベート」は、ウィーン・ ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、 彼女を愛した黄泉の帝王・トートの物語。トートは、自由を愛し類なき美貌を誇ったエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになる。 しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、エリザベート自らの死を意味した。ハプスブルク帝国滅亡と、エリザベートの“運命”を描いた人気ミュージカルは、2000年に東宝版で初演、2015年に内容をリニューアル。2019年には、3か月連続で公演が行われた。2020年公演は、2000年の初演から20周年を迎える記念公演となる。脚本/歌詞をミヒャエル・クンツェが手がけ、音楽/編曲はシルヴェスター・リーヴァイ、演出/訳詞は小池修一郎。2020年版キャストとして、主人公・エリザベートは2019年に引き続き、花總まり、愛希れいかがWキャストを務める。また、トート役は井上芳雄、古川雄大が2019年から続投する他、新たに山崎育三郎も加わりトリプルキャストに。山崎育三郎は東京公演のみ、井上芳雄は地方公演のみの出演となる。その他、ルイジ・ルキーニ役に尾上松也、上山竜治、黒羽麻璃央のトリプルキャストが決定した他、田代万里生、佐藤隆紀、三浦涼介、未来優希、剣幸、涼風真世、香寿たつきといったキャストが出演する。また、2019年10月からは、国立西洋美術館においてエリザベートが生きたハプスブルク家の美術コレクションを紹介する「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を開催。2020年公演でもエリザベート役を演じる花總まりが音声ガイドを務める。併せてチェックするとより世界観を楽しめそうだ。【詳細】東宝版「エリザベート」<全公演中止>※全公演の開催を中止。チケット払い戻し詳細は、東宝公式ホームページに記載。公演時期/場所:・2020年4月9日(木)~5月4日(月) 東京・帝国劇場(東京都千代田区丸の内3-1-1)・2020年5月11日(月)~6月2日(木) 大阪・梅田芸術劇場メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)・2020年6月10日(水)~6月28日(日) 名古屋・御園座(愛知県名古屋市中区栄1-6-14)・2020年7月6日(月)~8月3日(月) 福岡・博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2-1)脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出/訳詞:小池修一郎■出演エリザベート:花總まり / 愛希れいかトート:(東京) 山崎育三郎 / 古川雄大、(地方) 井上芳雄 / 古川雄大フランツ:田代万里生 / 佐藤隆紀ルドルフ:三浦涼介マダム・ヴォルフ / ルドヴィカ:未来優希ゾフィー:(東京/大阪) 剣幸 / 涼風真世 / 香寿たつき、(名古屋/福岡) 剣幸 / 涼風真世ルイジ・ルキーニ:(東京/大阪) 尾上松也 / 上山竜治 / 黒羽麻璃央、(名古屋/福岡) 上山竜治 / 黒羽麻璃央Copyright Toho Co., Ltd. All rights reserved.
2019年08月29日ファッションやカルチャー雑誌に連載を持ち、ラジオパーソナリティーも勤める次世代の歌舞伎俳優、尾上右近。名優六代目尾上菊五郎を曾祖父、往年の映画スター鶴田浩二を祖父に持ち、父親は清元節の宗家・清元延寿太夫。昨年、自身も七代目清元栄寿太夫を襲名。現在、歌舞伎俳優にして清元の太夫でもある、初の“二刀流”を貫くパワフルな開拓者だ。「第五回 研の會」チケット情報「20代は特に限界を超えることで伸びしろが出てくる時期。無理と分かっていることも存分にチャレンジしたい」と右近。実践の場として、2015年より毎年上演するのが自主公演『研の會』だ。今年は第5回の節目とあって、四代目市川猿之助が芸術監督を勤める京都芸術劇場春秋座を会場に、シリーズ初となる東京・京都、2都市での開催を実現する。演目は、右近が弁天小僧を演じる『弁天娘女男白浪』と、猿翁十種より舞踊『酔奴』。『弁天娘~』は高祖父の五代目菊五郎が19歳で初演後、代々の菊五郎に受け継がれる音羽屋のお家芸だ。右近が10代前半で今の菊五郎の元へ勉強に入り、舞台袖から初めて観たのもこの芝居だった。「これから自分は尾上右近としてやっていくのだと、子供心にも意識した憧れの根本にあるようなお芝居です」。物語は痛快な義賊もの。5人の盗賊が七五調で名乗りをあげる演出は、秘密戦隊ゴレンジャーなど後のヒーロー番組にも影響を与える。片や『酔奴』は、雪の中で酔っぱらった男がいろんな人間に扮する様を踊りで表現する。右近の義太夫の師匠、鶴澤藤蔵ら文楽座の特別出演で贈る。「猿之助のお兄さんに澤瀉屋のお家芸をご提案いただき、春秋座でやらせていただけることに。ご縁として繋がりがあってありがたいなと。技術としては難しいですが、踊りは見る人の解釈に委ねられるのが最大の魅力。散々おどけていた男が最後はふと正気に戻ったような顔になる。流れる胡弓の音色も絶妙で。僕は田舎育ちの男の寂しさがほんのり香って切なくなるけど、どう感じていただけるのか楽しみです」。共演に中村梅丸ら後輩が出演するのも今回が初めて。20代後半となり、いずれは後輩を引っ張る立場になることも「ほんのり意識し始めた」と笑う。自身の生まれる以前と以後の2つのルーツに由来する演目を得て、さらなる高みを目指す。「『弁天娘~』は何百年も続く歌舞伎の古典が、現代の漫画にもありそうな面白さだったり、衣裳や舞台に見る色彩の美しさなど、歌舞伎を初めてご覧になる方にも楽しめる要素がいっぱい。チラシは『弁天娘~』が東映の任侠映画、洒落の踊り『酔奴』が三枚目なのに色気がある藤山寛美さんのイメージです。まったく違う面白さがあるので、存分に楽しんでもらえたらと思います」。公演は8月28日(水)・29日(木)京都芸術劇場春秋座、9月1日(日)・2日(月)東京・国立劇場小劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年08月23日