5人組音楽グループ・BILLIE IDLEのメンバーでタレントのファーストサマーウイカとシンガーソングライターの岡崎体育が13日、都内で行われた映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の初日舞台挨拶に登場した。本作は、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編。ゲームの中へ戻ってしまった主人公スペンサーを連れ戻すために、大学生になったおなじみのメンバー、マーサ、フリッジ、ベサニーが、呪われたゲーム“ジュマンジ”の世界で大胆な救出作戦に挑む。主人公のスペンサーがゲームの中で入れ替わるキャラクターのミン・フリートフット役で声優に初挑戦したファーストサマーウイカは、「今日はもう感極まりまして、ミン・フリートフットのコスプレでやって参りました!」とあいさつ。先日開催されたLAプレミアでキャスト陣と対面したことも報告し、「みなさん優しく接してくれて、温かく迎えてくださって。あとみなさん、すごくいい匂いがする!」と伝えた。日本語吹替版の主題歌「Merry Merry Christmas Night」を歌う岡崎体育は、「公開の時期がクリスマスに近いということで、クリスマス気分を味わってもらえたらなと思いまして、あと主人公がちょっとさえない男の子ということで、さえないタイプのクリスマスを曲にしてみようと思って書いた曲です」と説明。ファーストサマーウイカは、「今までの岡崎体育さんのイメージとは違ってぐっとくる。うるっときてしまう。とってもエンディングとマッチしている」と絶賛し、「最後まで絶対に帰らないで見ないといけないですよ!」と観客に呼びかけた。そして、岡崎体育が主題歌をサプライズ生披露。ファーストサマーウイカも岡崎の生歌を楽しみながら、TIKTOKで挑戦した“指ダンス”を交えてノリノリで踊り、「楽しいですね」と大満足。2人のコラボレーションに観客からも拍手が送られた。
2019年12月13日タレントの加藤紗里が12日、オフィシャルブログを通じ、所属していた事務所から独立したことを報告した。加藤は「事務所独立しましたー」と題した記事で、「6月から個人事務所を立ち上げてはいたのですが、前事務所との折り合いが中々付かず、円満退社の予定が、今朝の週刊新潮の方での発表になってしまったこと申し訳ありません。。。」と事情を説明。「これから心機一転!!」「もっともっと自由な加藤紗里として活動していくので宜しくお願いします」と呼び掛け、新たな事務所名を「株式会社PAL flaming」と発表した。また、「あ! 今までやらせてもらえなかったYouTubeも今日からスタートを切ったよん」「こちらもチェック宜しくね」とアピール。開設したYouTubeチャンネルでも、「個人事務所として独立しました」と報告し、事務所名について「flamingは英語で“炎上”という意味だから、紗里にピッタリな名前」とうれしそうに話している。「今朝の週刊新潮の方での発表になってしまった」というのは、12日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じた「今度は独立騒動の『加藤紗里』が『稼いだお金を返して!』」。記事では加藤自ら取材に応じ、ヌード写真集がノーギャラだったことを告発したほか、金銭トラブルや独立に至る経緯を告白。YouTubeにアップした動画でも、同様の内容を証言している。
2019年12月13日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「レギュラーワーク」です。『anan』で連載をはじめてちょうど2年になります。なんと今回で100回目を迎えます。ありがとうございます。メジャーデビュー以降、うれしいことにレギュラーのお仕事が途切れたことがありません。ずっとやっているラジオやTVのレギュラー番組、そして雑誌の連載と、ミュージシャンですがやっぱり毎週とか毎月とか決まっているお仕事があるというのは、心の安心・安定に繋がっていいですね。スタッフが決まっているのもありがたいです。新しい環境とか人に慣れるのに時間がかかるタイプなので、レギュラーでいつも同じメンバーでできる仕事は気持ちもすごく楽。音楽はひとりきりでプレッシャーを抱えながら向き合うものなので、作るのもライブも常に緊張感があります。本業なので当然ですが、でもしんどいことも多い。一方レギュラーワークは、いろんな人と関わりながら作るものなので、その場その場で考えられる。楽しんでできているので、ありがたいなあと思います。ミュージシャンの方は、音楽番組以外だと自分の趣味を活かした連載や番組を持っている方が多い気がします。映画好きの方が映画のコラムを書いたり、コメントをする番組を持っていたり。実を言うと、僕はそれはちょっと苦手、というか、多分できません。なぜかというと、そこまでこだわっている趣味がないからです。なんでも広く浅くで終わってしまう。だから、逆に言うと誰とでもなんの話でもできます。カメレオンタイプです。話合わせるのはうまくできるほうですし、浅くなら、いろんなこと知ってます。野球の話も映画の話もできると思います。そう考えると僕はMCタイプなのかもしれません。ケーブルTVの専門番組を見るのがめっちゃ好きなんですが、そこに出ているような、いろんな世界のエキスパートに会ってみたい。僕のようなズブの素人が超専門的な釣り番組の司会とかをしていたら、めっちゃ面白くないですか。詳しい人ばかりで掘り下げるより、「なんでコイツおんねん?」というような視聴者目線の僕みたいなのがいたほうが、番組的にもわかりやすくなっていいと思うんですよね。そうなると、もう音楽とは全然関係ないほうがいい。ガーデニングとか手芸を専門家に教えていただくとか。僕がなんかチクチク作ってたら、ちょっとかわいくないですか?おかざきたいいく1/3(金)23:00~、NHK Eテレで『前山田×体育のワンルームミュージック』完全版放送。2/11(火)、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催。※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年12月12日田中圭と、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『his』今泉力哉監督の初タッグで贈る『mellow(メロウ)』の完成披露試写会が行われ、主演の田中さんをはじめ、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉監督が登壇した。この日が初お披露目となる本作。いまの気持ちを聞かれた田中さんは「メロウな気持ちですよ。『mellow』の完成披露で、メロウな仲間と、メロウな観客の皆さんと、メロウな記者様と過ごせて、メロウな気分です(笑)」とタイトルに絡めたコメントをすると、すかさず今泉監督から「今日メロウって何回言うんだみたいになりますよ!(笑)」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。岡崎紗絵「リラックスしてその場にいられた」そんな田中さんとの共演を聞かれたヒロインの岡崎さんは、「初日からフランクに接してくださって。本当に優しい方でした。現場に入ってもそんなに緊張することなく、リラックスしてその場にいられたのは田中さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを告白。また、『パンとバスと2度目のハツコイ』に続き、監督との2度目のタッグについて聞かれた志田さん。「前回の『パンバス』の時も今回の『mellow』もなんですけど、今泉さんはもちろん、スタッフの皆さんが本当に温かくて、優しい方しかいないので、監督の現場が私はとっても好きなんです。今泉さんはどの役に対しても平等に愛情を注いでくださって、丁寧に向き合ってくださるので、今回も安心してただただ楽しんでいました」と回答すると、「めっちゃ良いこと言うね!」と田中さん。「俺もメロウ、メロウ言ってる場合じゃないな(笑)」と感心しきり。さらに、初の映画出演について聞かれた松木さんは「初めてのことだらけで、最初は大丈夫かな、上手くできるかな、と緊張していたんですけど、現場に入った時に最初に見えるのが、スタッフさんや共演者の皆さんの笑顔だったので、その笑顔を見たら、頑張ろうと思えるような、それこそメロウな雰囲気が流れている凄く素敵な現場だったので、私も安心してお芝居に臨むことが出来ました」とコメント。すると田中さんは、「めっちゃ上手いこと言えるね!メロウの使い方天才か!」と、志田さんに続くコメントに感激の様子。「小さな気持ちを凄く凄く大事に寄せ集めているような脚本」ができるまでまた、本作の着想について聞かれた監督は「もともと『パンとバスと2度目のハツコイ』と同じチームでお話を頂いて。初めはなかなか書けなくて、締め切りを2・3回飛ばしたんですよ。そしたら人生で初めて、しかもこのご時世に“ホテル取りますか?”って言われたんです(笑)」と作品が出来るまでの裏話を語ってくれた。そうして出来上がった脚本について聞かれた田中さんは、「凄く面白かったんですよね。でも、なんでこの話を映画にしようと思ったのか、僕ら全員が経験したことあるような話なんだけど、みんなが見過ごすような小さな気持ちを凄く凄く大事に寄せ集めているような脚本だったので、なるべく監督の言うことを忠実にやろうと意識していました」と明かす。監督は「基本的に僕のやり方は1回通しで演じてもらうんです。そうすると自分が思っている以上にキャストが広げてくれるんですよね。今回も田中さんが自分が思っていた真っ当ないい人の夏目を人間らしくしてくれました」とコメントした。田中圭「縁を感じました」亡き母がきっかけで花に興味さらに、花を誰かに送ったことがあるかという質問に田中さんは、「今までお花にあまり興味がなかったのですが、母が亡くなってから初めて花束をお花屋さんに行って、自分で1本1本選んだりとか、誰かを想いながら作るというのを体感したんです。そんな風にお花に興味を持ち始めたときに、このお話をいただいたので何かの縁を感じましたね」と作品と実生活の繋がりを打ち明けた。本作のように、どこか見たことのあるような身近な風景を切り取った演出が魅力の今泉監督作品。そんな本作での役づくりについて聞かれた岡崎さんは、「やってみると全然難しくて、学ぶことがたくさんありました。日常を意識するようにおっしゃって頂いていたので、セリフをひとつ言うにも“えーっと”など、何気なく使う言葉を入れていいということだったので、そういうのは意識していないと意外と出てこなくて、難しく感じました」と、その難しさを語ってくれた。最後に、田中さんは「この映画を見て僕が1番思ったことは、誰かに興味を持つことって、凄く大事なことだなと思いました。興味を持たない限り、その人って他人なんですよね。その人の事を考えたりとか、その人の為にとか、好きっていう感情ももちろん素敵ですし、でもそのきっかけが1つ興味だと思うので、こういう映画がたくさんの人に愛されて、みんなが興味の持てる人が増えて、今より他人という感覚が無くなれば良いな、と凄く思いました。本作を観てメロウな気持ちになってください!」と、思いの込もった真摯な挨拶で締めくくっていた。『mellow』は2020年1月17日(金)新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:mellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2019年12月11日2020年1月17日公開の映画『mellow』の完成披露舞台あいさつが10日、都内で行われ、田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉力哉監督が出席した。『パンとバスと2度目のハツコイ』や『愛がなんだ』などを手掛けた今泉力哉監督が、今最も勢いのある俳優・田中圭と初タッグを組んだ本作。若手女優の注目株・岡崎紗絵をヒロインに、街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン店を舞台にして、様々な恋愛模様や不器用な片思いたちの物語が繰り広げられる。主演の田中は初めて台本を読んだ印象として「すごく面白かったんですよ。僕ら全員が経験したことがあるようなお話なんですけど、みんなが見過ごすような小さい気持ちだとか、そういうものをすごく大事に寄せ集めている感じでした」と絶賛し、「本当に本がすごかったので、なるべく僕は現場で監督の言うことを忠実にやろうと思いました」と話した。田中は劇中で穏やかに暮らすオシャレな花屋の店主を演じている。「今までお花に興味がないと言ったら変ですけど、撮影がアップする度にお花をもらっても欲しい人にあげたり行きつけのお店に渡したりしていましたが、母が亡くなってから母の仏壇に供えるようになりました。母の仏壇にお花を置く時に初めて花束とかをお花屋さんに行って1本1本選んだりとか、誰かを思いながら花を作ることを体感していました。お花と向き合って(本作が)すぐだったので、"おっ!"という感覚はありましたね」と本作との不思議な縁を感じた様子だった。ヒロインの岡崎は、父親から代替わりして廃業寸前のラーメン店を営む女店主役。「ラーメン屋さんの店主は初めてだったので、着る衣装も新鮮だったし、見た目より難しくて、ラーメンの麺を茹でてザルに入れるところも簡単そうに見えて難しかったですね。ザルも意外に重く、工程もたくさんあって、やってみると全然違うというか、学ぶことが多かったです」と苦戦したという。また、初めて共演した田中について「初日からフランクに優しくしていただいて、現場に入ったらリラックス出来ました。田中さんのお陰だと思います。本当にありがとうございました」と感謝しきりだった。映画『mellow』は、2020年1月17日より全国公開。
2019年12月11日『近キョリ恋愛』『きょうのキラ君』などで知られる漫画家・みきもと凜による同名漫画を、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈のダブル主演で実写化した『午前0時、キスしに来てよ』が現在公開中。国民的スーパースターと、ごく普通の女子高生の恋愛模様をきらびやかに描いた作品だ。女子高生の花澤日奈々(橋本)は、優等生。その真面目すぎる性格は誰もが認めているが、本当は王子様と恋に落ちるおとぎ話のような恋愛に憧れる、夢見がちな女子高生なのだ。そんな彼女の前に、国民的スーパースター・綾瀬楓(片寄)が現れる。彼は日奈々の高校に、映画の撮影のためにやってきたのだ。運命の出会いを果たしたふたりは互いに惹かれ合い、芸能人と一般人の、誰にも知られてはいけない秘密の恋がスタートする……。国民的スターの楓役を演じる片寄といえば、今年はドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に、映画『PRINCE OF LEGEND』、初めて声優を務めた劇場アニメ『きみと、波にのれたら』と、絶好調。活動ジャンルを自由に横断し、いま着実に力をつけてきている若手俳優のひとりだ。彼の活動の主軸がGENERATIONS from EXILE TRIBEであることもあって、“スター”という意味では本作で演じるキャラクターと片寄は重なっている。そんな片寄演じる楓に恋をする、夢見がちな女子高生に扮する橋本。彼女もまた、『十二人の死にたい子どもたち』『キングダム』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』と出演映画が公開され、昨年に引き続き今年も絶好調だ。順調にキャリアを積み上げている彼女が演じる“夢見がちな女子高生”に注目したい。そのほか、日奈々への想いを密かに募らせる幼馴染みの浜辺彰役に眞栄田郷敦が扮する。さらに、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大ら今後が楽しみな若手俳優がずらりと並ぶ。そして監督を務めるのは、『四月は君の嘘』『ひるなかの流星』の新城毅彦。これまでにもこの手のティーン層向けの少女漫画の実写化で手腕を発揮してきた監督なだけに、今回も期待して良さそうだ。誰もが一度は憧れる、おとぎ話のような“あり得ない恋”。ワクワク、ドキドキ、そしてハラハラな展開の連続に、いよいよ冬めいてきた日本の震える寒さの中でも、心だけはホットになれること間違いなしだ。『午前0時、キスしに来てよ』全国公開中
2019年12月08日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「クリスマスソング」です。すでに情報が解禁されていますが、デビュー後はじめてとなるクリスマスソングを作りました。「Merry Merry Christmas Night」という曲です。ハリウッド映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の日本語吹替版主題歌で、公開が12月13日なのでずばり“クリスマスソング”をお題としていただいたんです。そこから、古今東西のクリスマスの名曲をめちゃくちゃ聴いて研究をして、これは完全にルールがあるなと気付きました。そのルールとは、(1)鈴または鐘の音がする。(2)賛美歌的なコーラスが入る。(3)シャッフルビート。これです。これさえ踏襲していれば、どんな曲でもクリスマスっぽい雰囲気に仕上がると思います。基本的に明るい曲調であるというのもポイントだと思います。たとえ、切ないバラードだとしても、リズムは跳ねていることが多いです。これは、クリスマスの浮かれたムードを醸し出しているとか、雪の降っているようなリズム感を出すとか、そういう印象を狙っているのではないでしょうか。クリスマスはワクワクするものというパブリックイメージがあるので、明るい曲調が合うんでしょうね。正直、なぜワクワクせなあかんのかとも思いますが、これはもう小さいときからの刷り込みで、もう日本国民ほぼ全員がそういう体になってしまっていると思います。なので、今回の僕が作った曲も、きちんとルールを守ってオーソドックスに作ってみました。はずさない王道のクリスマスソングに仕上がっていると思います。ぜひ聴いてみてください!僕自身のクリスマスの思い出はというと…実家はバチバチの仏教徒なので、特別なご馳走を食べるとか友達呼んでパーティをするとかいうこともとくになくて。まあ、でも子どものころはサンタクロースを信じていましたし、ゲーム機やソフトとかをプレゼントでもらっていましたね。個人的には、バイトによく入ってたな、という感じです。クリスマスや年末年始ってバイトの時給よくなるじゃないですか。それを狙ってクリスマスイブもがんがんバイトしていました。それでもクリスマスは感じられるものです。僕は、スーパーで働いていたので家族連れがホールケーキ買っていく姿とか微笑ましく見ていましたね。あとは、休憩室にささやかなケーキとかあって、それをパートのおばちゃんたちと一緒に食べるのが楽しかったり。そんな思い出です。おかざきたいいく12/15、Zepp Fukuoka「ベリーグッドマンへの道 ツアー 2019~武者修行編~」に出演。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年12月11日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年12月07日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ファンの愛称」です。「誰それのファン」という呼び方ではなく、ファンの方を総して特定の愛称(呼び名)をつける文化が定着しています。個人的には、きっかけはLUNA SEAさんがファンの方々を“SLAVE(スレイブ)”と呼んでいたのが最初なんじゃないかなと思いますが、もっと前からあるものなのでしょうか。でも、それ以降、邦楽ロックバンド界隈でもさまざまなファンの愛称が生まれています。マキシマム ザ ホルモンのファンの方のことを“腹ペコ”とか。どんな愛称があるのかと調べたら、バンドごとにさまざまなものがあり、かなり面白かったです。ルーツもいろいろあってアーティスト発信のものもあれば、ファンの方々の間で生まれたものもある。なんでそういう愛称をつける必要があるのかと考えると、やはり一体感なのかなと思います。好きなアーティストがいて、それをみんなで一つのチームとして応援したい。その一員になりたいという気持ちの表れなのかな、と思いました。あと、人間にはどこかに所属して安心したいという欲求がある。自身のアイデンティティの置き場として所属する場所をはっきりさせたいんですよね。そのために愛称が必要なのかもしれません。SNSの自己紹介のところにファンの愛称を書き、自分もそうであると表明する人が多いのは、そういうひとつの自己主張だと思うんです。で、それは理解できるし、ファンの方の間で愛称を楽しんで共有してくれるのはとてもいいことだと思うのですが…。ことに、自分に関してとなるとちょっとむずがゆい気持ちがしてしまいます。そもそも、僕は自分を応援してくれる方たちを「ファン」と呼ぶことさえ苦手です。「俺のファン」と言うことが、なんだかおこがましい感じがします。その延長で、岡崎体育を応援する方々のことをさらに愛称で「君たちはだから」と、僕発信では言えないです。でも、岡崎体育を応援していることには自信を持ってほしい。そこで考えたのですが、僕を応援してくれている方たちは、もし他のバンドなどのファンの方に「岡崎体育ファンのことって何て呼ぶの?」と聞かれたら、「そんなんありませんわ」とちょっと京都風に言ってほしいです。「うちらはただ応援しているだけで、そんな大層なもの岡崎体育にはありませんねん」と。老舗の女将のごとく品よく返していただけるとうれしいのですが、いかがでしょうか?おかざきたいいく12/15、Zepp Fukuoka「ベリーグッドマンへの道 ツアー 2019~武者修行編~」に出演。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年12月4日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年12月01日タレントの加藤紗里が30日、オフィシャルブログを通じ、結婚観に対して寄せられた批判コメントに反論した。今月13日、不動産会社経営の男性と9月に結婚したことを発表し、23日のブログで改めて報告しながら「厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています」とつづった加藤。批判的なコメントが寄せられたことを受け、27日付のブログでは、「男で稼げないならクズだと思います」などと反論していた。30日付の投稿では賛否の声を列挙し、「たくさんの色々な意見全部しっかり読みました!」とそれぞれに回答していった。「男で稼げないならクズ」を差別発言とする意見には、「だって男は財布だもん。紗里前からゆってるけど男の金は紗里の金」(原文ママ・以下同)。「なんで謝らなきゃいけないの??」と問い掛け、「一生懸命働いて稼げないなら一生懸命が足りないんぢゃない?」「紗里悪くないから謝れない」と謝罪する意思がないことを強調した。また、「女性の方から反感を買うのでは」と心配する声に「別にいい人ぶりたくない!素直な自分でいたいの」と返し、過去に金銭面で苦労したのではと推測する声には、「両親から深ーく愛されてお嬢様として育てられて、お金で苦労したこと一度もない」「両親から愛されてお嬢様として育てられてお金に困ったことなんて今まで一度もないのよ」と明かした。一方で共感の声も寄せられており、「お金がなければ自信もなくなるし、稼げない旦那だと尊敬ができない。愛が0だとゆってるわけぢゃなくて、お金は愛に繋がるといいたいんです」「心の広さもお金で変わると思うんです」「お金がないほど愛だの恋だの、、、愛があれば幸せ?そんなの綺麗事すぎる。愛だけでなにができるのか教えて欲しいですよね」などと持論をつづっている。
2019年11月30日タレントの加藤紗里(29)が11月23日に、ブログで《紗里事ではありますが、9月に一般男性と入籍しました》と入籍を報告した。続けて《厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています。やっぱり紗里にだって愛はあるけど、、、愛だけでは成り立たないこともたくさんあるなと現実問題思います。。。》とつづり、ウエディングドレス姿でパンダの被り物をした結婚相手とのショットを披露した。ネットでは祝福の声が上がるいっぽうで、「幸せはお金で買える」と主張する加藤に非難の声が集中している。《お金お金ばっかり言いすぎて、結婚相手が『旦那さんでないとダメ』な部分が見えてこない》《お金と結婚したって言われても不思議じゃない》14日にも加藤はインスタグラムで独自の価値観をこう主張していた。《LOVEよりYENの方がよっぽど信用出来るってこと。そしてみんなそんなにLOVEを沢山持ってるなら愛する人のためにそのLOVEをYENに換金すればいいと思うの》そんな加藤に厳しい声が寄せられる中、加藤は27日に「紗里の生き方!コメント返し」としたタイトルでブログを更新。加藤を批判するコメントに対してブログで“反撃”したのだ。加藤は、《お金と結婚したとかゆって最低だとかゆってくる人たちいるけど―――ぶっちゃけそうゆうことゆう人て自分が裕福ぢゃないからでしょ??》とスッパリ。さらに追撃するように、《悔しければ稼げばいいのよ。正直男で稼げないならクズだと思います。女はね、お腹を痛めて子供を産んだりするの。男はお金さえ払えばいい話し。男なら家族のため、死に物狂いで働くの》と持論を展開した。加藤の価値観に賛同を示す声もあるいっぽう、「稼げないならクズ」といった伝え方を問題視する声が広がっている。《もう少しマシな喋り方なかったのかよ?》《言ってることはあながち間違いじゃないけど、大多数を敵に回すような言い方》《加藤紗里凄いねw 価値観なんて人それぞれだしさw 考え方的に悪くないと思うとこもあるけど、彼女は物の言い方で損してる気がするよ。お金の“有る無し”にかかわらず幸か不幸かなんて自分次第だと思うけどね》祝福ムードのはずが一転して“炎上”という結果となってしまったようだ――。
2019年11月28日映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)イベント「ドキドキ・ドリームNIGHT」が28日に東京モード学園 コクーンタワー Aホールで行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、野田理人、宇佐卓真、内藤秀一郎が登場した。片寄、眞栄田は東京モード学園の学生がデザインした衣装、他キャストは自身が演じた役のイメージで「映画館デートに着たい服」をコーディネートして登場。ランウェイを歩く片寄は、唇に人差し指をあてウィンクで大歓声を浴びる。学生たちが「提出日の前日の夜に……」とギリギリまでデザインしていたという衣装について、「準備の段階からお会いしたりもしてたので、こういう機会じゃないとできないコラボレーションなので楽しませていただきました」と感謝した。イベントでは、事前募集した「自分が憧れのスーパースターと秘密の恋をしたら」というシチュエーションを男性陣が再現。鈴木&宇佐、野田&内藤、眞栄田&片寄、内藤&眞栄田、宇佐&野田、片寄&鈴木……とその場の総当たりで彼氏×彼女の憧れシチュエーションを再現し、女性2人がキュンとしたかジャッジするという展開に。眞栄田から彼女役に指名された片寄は、少し小さめにかがみ高い声を出すなど「かわいい彼女」を演出。岡崎が「かわいかったです。郷敦さんが照れつつやってたのが」と感想を述べると、「俺じゃなくて?」と不満気にしていた。一方、片寄自身が彼氏役の時は鈴木を指名するも、「コートに彼女を包んでパパラッチから守る」という設定にもかかわらず、鈴木が「私も映りたい!」と騒いだために、会場は爆笑。片寄は「だめだよあんな彼女は! つきあえないつきあえない! すぐ映ろうとしちゃうんだよ!」とダメ出しをしたものの、鈴木は「めちゃくちゃキュンキュンしましたよ! ボディラインがよくわかって」と満足そうにしていた。また本日、片寄が映画誌『Variety』が選ぶアジアの次世代スター8人の1人に選ばれ、日本人男性初の快挙であることが明かされると、会場はさらに大歓声。マカオ国際映画祭での授賞式に登壇するという片寄は「思い描いたことじゃないことの方が多かったなと思っていて。自分の頭を柔らかくして、柔軟に応えていくうちのひとつひとつが、今につながってくるのかなと思います。夢を持つことも大事だけど、そうじゃないところの可能性とか、いろんな人の声に耳を傾けることも重要だと思います」と学生たちに向けて真摯に語る。さらに「アジアの活動も色々やらせていただいたりして、日本もすごく大切な国ですけど、国境を超えて人の心をつなげられたりとか、一つの空間をご一緒できる橋渡しになれるような人に、少しでも近づけたらと思います」と自身の夢を明かした。
2019年11月28日タレントの加藤紗里が27日、オフィシャルブログを通じ、結婚報告に対する批判コメントに反論した。今月13日、不動産会社経営の男性と9月に結婚したことを発表し、23日のブログで改めて報告した加藤。「厳しいお言葉たくさんあると思いますが、幸せはお金で買えると思っています。やっぱり紗里にだって愛はあるけど、、、愛だけでは成り立たないこともたくさんあるなと現実問題思います」(原文ママ以下同)とし、「ハリーウィンストンの婚約指輪」「GRAFFでオーダーしたイエローダイヤモンドの結婚指輪」と共にその写真を公開していた。加藤のもとには祝福と共に批判的な声も寄せられているようで、「ぶっちゃけそうゆうことゆう人て自分が裕福ぢゃないからでしょ??悔しければ稼げばいいのよ」「正直男で稼げないならクズだと思います」と反論。「女はね、お腹を痛めて子供を産んだりするの。男はお金さえ払えばいい話し。男なら家族のため、死に物狂いで働くの」と持論を展開した。また、批判コメントを抜粋し、「金がなくなったら離婚しかないですよね、、、仕方のないことです。実際お金の問題で離婚せざるを得ない夫婦たくさんみてきました」「幸せはお金で買えますよ。ちなみに幸せはお金ぢゃ買えないてゆう言葉紗里1番嫌いな言葉。お金ない人の負け惜しみにしか聞こえない」などとそれぞれに返しながら、「これが紗里の考え。批判するなら批判して」「これが紗里の生き方」「応援してくれる方々いつもありがとうございます」「そして厳しいお言葉もありがとうございます」と締めくくっている。
2019年11月27日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「料理と音楽」です。東京に新居を構えたおかげで自炊する機会が増えました。かなりの頻度で料理をしています。実家にいるときはほとんど料理をすることがなかった分、東京に出てきて、自炊することにハマっています。で、キッチンに立っているときは、たいてい音楽を流しています。料理と音楽ってとても相性がいいと思うんです。料理は包丁を使ったり、火を使ったりと、目が離せないし、手もずっと動かしている。なので、テレビだとか気がそっちにいっちゃうものはあかんと思うんです。その点、音楽は聴くだけでいいものだし、野菜を刻むなど単調な作業をするときには、リズミカルにノリノリで楽しく時間を過ごすことができる。だから僕のクッキングタイムには音楽は欠かせないです。料理をするときの選曲は、普段聴かないような曲を流すようにしています。サブスクでUSトップ100やJ‐POPのトップ100を流すとか。一応、ミュージシャンという仕事をしているので、料理をしながら自分の勉強にもなるようにと考えて、いま流行っている音楽をチェックしています。と、ちょっと意識高くやっていますが、J‐POPのトップ100を聴いていると、あいみょんとOfficial髭男dismばかりで、くやしい気持ちにもなります…。めちゃくちゃリピートで聴きすぎて、もはやヒゲダンの曲はフルコーラスで歌えるようになりました。かなり好きです。みなさんも、ぜひ音楽を聴きながら料理してみてほしいです。選曲は自分の気分がよくなったり、アガるようなものがおすすめです。一緒に歌いながら手を動かすとストレス解消にもなりそうです。僕は、先に紹介したトップ100のほかには昔聴いていた懐かしの曲とかを流しています。ドラマの主題歌プレイリストとかめちゃくちゃ楽しいです。最近だと広瀬香美さんのプレイリストにかなりハマりましたね。なんか自分が20代OLになった気分になり、入り込んで鍋とか煮込めます。実際はひとり鍋なんですけど彼とこれからパーティする気分で煮込んでいます。むっちゃ、やってるわ~感でます。でも、広瀬香美さんはキーが高すぎて、全然一緒には歌えません。歌唱力もすごすぎて全然一緒には歌えない。だから、歌うことに熱中しすぎて煮込みすぎることもない。そこもちょうどいいんです。おかざきたいいく12/15、Zepp Fukuoka「ベリーグッドマンへの道 ツアー2019~武者修行編~」に出演。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月24日歌手でタレントの道重さゆみ(30)が11月22日、愛知県・岡崎市美術博物館で開催される「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~夢見ること、それが私の人生~」の内覧会に参加した。本誌のインタビューの際にも愛用のルネグッズを並べ、内藤ルネさん(享年74)の魅力について存分に語ってくれた道重。再び生“Roots of Kawaii”に触れ、感動の様子だ。今月23日から20年1月13日まで開催される同展は、ルネさんの生誕地・岡崎市で初めて行われるというスペシャルなもの。さらに初出展作品含む約400点もの作品が展示される大規模な回顧展でもある。ルネさんの大ファンで、自身のライフプロジェクト「SAYUMINGLANDOLL」でもルネさんとのコラボ作品を制作した道重。ルネさんの魅力について訊ねられると「一言でいうとカワイイにつきます!」と語り、こう続けた。「そのカワイイにも、古風なカワイイやちょっとロリータっぽいカワイイ、かっこよさの中にあるカワイイなど、いろんな種類のカワイイがあって。とっても刺激を受け、勉強になります。何度見ても改めてここもカワイイという新しいカワイイポイントが見つかるところが魅力です」さらに「ルネさんは生前、自分のふるさとで展覧会を開きたいとおっしゃっていたと聞いて、亡くなった後に夢が叶うってすごいことだと感動しながら見ていました」と興奮冷めやらぬ様子。「ルネさんのカワイイは時代を超えても色あせることなく、いつまでもカワイイです。中でも、私はシールが大好きなのでアクセサリーシールがたくさん並べてあるのは夢みたいでした。その前で写真も撮れて幸せです」と語った。たまたま開催されていた内藤ルネ展を観に行ったことがキッカケで、ルネさんのことが大好きになったという道重。「ルネさんの作品はどれもかわいくて、例えば1つ、ピンクを使っているといってもそのピンクの具合がとてもカワイイです。これは言葉では説明できないので、ぜひ実物を目で見て、色使いなど細かいカワイイポイントを楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。「SAYUMINGLANDOLL」の衣装も展示している同展。道重はイベント終了後、Twitterを更新し《展示数がとっても多く、そのどれもが可愛くて、、、わくわくがとまらなかったです》《グッズもいっぱい買っちゃった!》とその喜びをつづっている。
2019年11月23日恋愛映画の旗手・今泉力哉監督と、いま最も勢いのある俳優・田中圭が初タッグを組み、不器用な片想いの物語を描く映画『mellow』より、観る人の心揺さぶる本予告編が公開された。今回到着した映像は、田中さん演じる独身で彼女なし、恋人は花という花屋の店長・夏目誠一が、お客さんに花を見繕うところからスタート。そして温かな映像の中、「叶わないと思って伝えない“想い”」「たとえ旦那がいても伝えたい“想い”」など、次々と登場する人物が持つ様々な“片想い”が展開。さらに、本作のヒロインで廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆(岡崎紗絵)とのやり取りにも注目。木帆のことは「別に好きじゃないよ」と言いながら、木帆から「この店たたもうと思っている」と聞いた夏目の表情の意味、そして夏目の本当の想いも気になるところ。映像後半からは、主題歌である並木瑠璃の「花になる」が物語に寄り添うように流れている。また、11月22日(金)には夏目誠一と木帆の写真で構成されたオリジナル特製ポストカード付きムビチケカードの発売も決定した。『mellow』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:mellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2019年11月20日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「初の映像作品」です。先日、初めてのライブ映像作品『岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナ』が発売になりました。ライブを映像化してほしいという要望はかなり前からあったんですが、僕が頑なに拒んでいたんです。やっている音楽がネタ要素の強いものが多いので、パッケージングしてしまうと鮮度が落ちるんじゃないかという危惧があり、なかなか踏み切れなかった。ただ、たまアリでのライブは長年目標にしていたもので、そこを目指してやってきたスタイルの集大成として、ひとつ形に残していいんじゃないかと思えたんです。だから、たまアリは最初から映像化するぞと決めて挑んでいたので、それを念頭においてライブの演出を考えたともいえます。どんなライブ映像がいいんだろうと、西野カナさんや関ジャニ∞さんなど、先輩方の映像をたくさん観させていただきました。どういうことが映像映えするのか、かなり研究をして、それで前々回のテーマ“ライブの定番”でもお話しした、アリーナライブといえばトロッコやセンターステージが定番で、それを自分らしくやろうという発想にたどり着きました。できあがった映像は、編集にも細部まで僕のこだわりが詰まっています。繰り返しになりますが、僕のライブはネタ重視。そのネタの面白さが伝わらなくては意味がない。例えばトロッコがコースをわざと逆走するシーンでは、きちんと逆走感が出てないと意味がない。そうすると、もっとわかりやすいカメラポジションのものに変えてほしいとお願いしたり、僕の表情を伝わりやすく抜いてほしいと言ったり。他のミュージシャンの方々はどれくらい編集に細かく指示を出すのでしょうか。人によりけりだと思いますが、細かい方はけっこう細かく、ここはこの表情を使ってほしいとか、こっちのアングルを使ってほしいとかあるようです。やはりアーティストですから、こう見せたいというこだわりがあると思います。ちなみに僕は、左の目だけ二重で顔は左半分のほうが男前です。だから、みなさんから見て右(上手)側からのほうがイケている。でも、僕はネタ重視なので、面白ければ、イケてない側からのショットでも迷わず使います。そこが逆にこだわりです。でも、上手側が確実にイケメンなので、そこはDVDを観てみなさんでぜひ堪能してください。おかざきたいいく12/15、Zepp Fukuoka「ベリーグッドマンへの道 ツアー2019~武者修行編~」に出演。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月17日大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人の「嵐」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「嵐にしやがれ」。11月16日(土)今夜放送回は、俳優の遠藤憲一がゲスト出演。遠藤さんが大好きだという鍋料理でデスマッチ対決が繰り広げられる。悪役俳優として様々な作品に出演するなかで、2009年「湯けむりスナイパー」で連ドラ初主演。その後は「民王」の総理大臣役や映画『ミックス。』の弱気な農家の夫、「健康で文化的な最低限度の生活」の生活保護受給者の男性など多彩な役柄を演じるように。最近では「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」やこの春の月9「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」に主人公たちを支える存在として出演。いまや日本映画、ドラマ界になくてはならない存在となった遠藤さん。遠藤さんは3日食べ続けても飽きないほど鍋料理が好きということで、今回は鍋でデスマッチ対決。今年注目の極上十種のキノコ鍋に、大絶賛の牛の石鍋など、この冬食べたい鍋が続々登場する。遠藤さんは前回の屈辱を果たすことができるのか?「MJ倶楽部」では映画共演を機に友人となった宮川大輔と大鍋でパエリア作りに挑戦。美味すぎて笑いが止まらないパエリアに注目。また宮川さんが語る“MJ”秘話もお見逃しなく。さらに話題のものまねグループ「変人」も登場。主役から脇役、優しいお父さんから天才泥棒まであらゆる役柄をこなす遠藤さんが、この冬出演する映画が『午前0時、キスしに来てよ』。同作は片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)演じる国民的スター・綾瀬楓と、橋本環奈演じる超まじめ人間に思われているが実はおとぎ話のような恋愛にあこがれている女子高生・花澤日奈々の、誰にも言えないヒミツの恋を描く作品。「ノーサイド・ゲーム」の眞栄田郷敦や人気モデルの八木アリサ、「パーフェクトワールド」の岡崎紗絵に「あなたの番です」の鈴木勝大など注目の若手キャストも共演。遠藤さんは楓のマネージャー役で出演する。『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日(金)より全国にて公開。「嵐にしやがれ」は11月15日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月16日映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)のリアル・シンデレライベント&完成披露試写会舞台挨拶が12日に都内でで行われ、片寄涼太、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一、新城毅彦監督が登場した。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。リアル・シンデレライベントにはファン400人が集まり、マネージャー役の遠藤が「遠藤憲一です!」と名乗るとなぜか笑いが。遠藤は「なんで遠藤憲一で笑うんですか!」と抗議しながらも、「こんな強面で、こんなキラキラした映画に出たの初めてでした!」と叫び、歓声を浴びる。主演の片寄のファンたちも「エンケンさんかわいい〜」と声を上げていた。完成披露試写会でも、「遠藤です!」と遠藤が名乗っただけで笑いが起こり、「なんで笑うかな!? 『午前0時、キスしに来てよ』……こういうタイトルに出るとは思いませんでした」と語る。片寄については「初対面でしょ? キラキラしてるから写真撮りたいなと思って、スマホで海をバックにして。けっこうすましていい顔してくれるんだよね」と撮影中のエピソードを披露した。しかし遠藤は「この人は根っから、こういうスマートなイケメンの子なんだなと、作品が終わっても思ってたの。この前、インスタライブで久々にあって会話を始めたら、めっちゃ関西弁で、バコバコつっこんでくるんだよね。びっくりしちゃって、今日もこれで話してよって言ったら『仕事中は無理です』って」と明かす。片寄は「遠藤さんは、ツッコミどころがたくさんある方なので、面白かったです。郷敦の名前をまだわかってなかくて『お前、郷敦っていうのか!』って、インスタライブ中に言う話じゃないですから」と、和気藹々とした様子を見せていた。
2019年11月12日映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)のリアル・シンデレライベント&舞台挨拶が12日に都内で行われ、片寄涼太、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一、新城毅彦監督が登場した。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。舞台挨拶には、片寄が所属し主題歌「One in a Million -奇跡の夜に-」も担当する、GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太)のメンバーがサプライズで登場し、客席は絶叫&片寄は驚愕。登場を知っていた橋本が「MVもよせさん(片寄)から見させていただいて、すごいかっこよかったです。私、完璧です」と言うと、メンバーたちは「聞きたい!」と無茶振りするが、橋本は「逆に、披露します?」と返し、なぜかその場でパフォーマーの小森が歌ってみせた。同作はメンバー同士で観たというが、白濱は「涼太がかっこよくて、終始キラキラしてました」、関口は「感極メンディー!! しました」と叫ぶ。さらにメンバーたちは「ミッションがある」と言い出し、中務が「もし、メンさん(関口)とキスしないとGENERATIONS解散って言われたら、どうする?」と聞くと、メンバーも「良い質問!」と応援。「それは別に、キスするよ」と回答した片寄は、さらに「もっと遠くにいたらどうする?」と畳み掛けられ、最終的に片寄の「キスしに行くよ」という言葉で、メンバーは大喜びに。実はAbemaTVで配信中の番組『GENERATIONS高校TV』内で行っていた「勝手にコマーシャルを作ろう」という企画で、片寄から「キスしに行くよ」というセリフを引き出さなければいけなかったことが判明した。その後のフォトセッションでは、メンバーたちのわちゃわちゃに観客も大盛り上がり。数原が真ん中に立って橋本とのツーショットを見せると、メディアのカメラのフラッシュが降り注ぐ。このカオスな舞台挨拶の締めに、橋本は「この状況で何を話せば良いのか」と苦笑しながらも、「これだけたくさんの方に注目されてるんだなと、ありがたいです。公開しても何回も見てキュンキュンして欲しいなと思います」とアピールした。片寄は「お騒がせして申し訳ありません」と謝りつつ、「ありがたいことに喜んでくださってる方もいるかなと思いますので、嬉しいです。主題歌で携わらせていただいて、この作品が盛り上がれば良いなと思いますし、いろいろな方にとって大切な作品になればと願っています」としっかりまとめ、メンバーたちは「腕がある!」というジェスチャーで称える。退場時には、最後まで残った数原が一人舞台で投げキスを飛ばしまくり、集まったメディア陣からも笑いが起こっていた。
2019年11月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「イントロ」です。イントロとは曲の前奏部分ですね。最初の導入の部分でこれをどういう塩梅で作るかというのはとても難しいところ。曲の気分を伝えないといけないので、こだわりが必要なんですが、あくまで最初の出だしですから、本編が始まる前にあまりに凝りすぎて長くなってもいけない。個人的な感覚で言うとイントロが40秒以内くらいがちょうどいいんじゃないかなと思いますね。あまりにも長いと“それ、いる?”と思ってしまいます。でも、イントロの長さに美学を持ってやっているアーティストもいらっしゃると思うので、まあ一概には言えないところでもあります。僕の場合、頭から順番に曲を作っていくので、最初にイントロを手がけます。イントロを作るときに気をつけているのは、やっぱり期待感を持たせること。ライブなんかで、ギタリストがイントロのギターリフを弾くと客席が「きたーーーーっ!」と沸くシーンとかあるじゃないですか。あれはやっぱりゾクゾクするほどかっこいい。そんな印象的なイントロを作りたいなといつも思ってます。あと、イントロは当然ながら楽器がメイン。僕は、サビと同じコードを使ってイントロを考えることが多いですが、人が歌うサビとは違い、イントロでは人の声域では出ない高い音や低い音を使うことができます。盛り上げるならやっぱりキーの高い音を入れると、高揚させるような雰囲気が出る。高めのシンセの音を使ってガツンと盛り上げるイントロが僕は得意かもしれません。個人的に好きなイントロで真っ先に思いつくのが、ヘヴィメタルバンドのスリップノットの「Surfacing」。高い、引っ掻き音みたいな、叫び声のようなギターリフが印象的です。爆弾でも落ちてくるんちゃうか、というような不穏な空気感でばくばくと心拍数が上がる。それが音楽的興奮と結びついて、高揚感を煽られます。また、それとは真逆でしっとりした楽曲は低めの、落ち着いた音を使ったイントロが印象に残ります。僕の楽曲だと「鴨川等間隔」とかそっち側かなと。ちょっと切なめなギターリフが繰り返される感じがすごくいいんですが、これは実は、知り合いのギタリスト、クズノくん(the PARTYS)が考えてくれたものなんです。あのイントロあってこその曲だと思うので、彼のメロディリフを作るセンスがめちゃくちゃ活きた一曲だといえます。ぜひイントロに注目して聴いてみてほしいです。おかざきたいいく初の映像作品である、6/9のたまアリでのワンマンコンサートのDVD&Blu‐rayが発売中。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月12日映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)のリアル・シンデレライベントが12日、ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場で行われ、片寄涼太、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一、新城毅彦監督が登場した。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。まるで王子のように登場した片寄は、ティアラをかぶって"リアルシンデレラ"なドレスで現れた橋本をエスコートし、集まった400名は悲鳴のような大歓声で迎える。「ついに皆さんのもとに届き始めるということでとてもワクワクしています。今日は短い時間ですが楽しんでいってください」と頭を下げた。さらに「本当に寒い中、皆さん待っていただいてありがとうございます。最後まで楽しんでいってください」とファンを気遣う橋本。また緊張した様子の鈴木は「リアルシンデレライベントということで、たくさんのシンデレラのみなさん、よろしくお願いします」と甘い言葉で会場を笑わせていた。
2019年11月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ライブの定番」です。さいたまスーパーアリーナではライブハウスやホールではできない、アリーナクラスのアーティストがいつもやる「ライブの定番」を僕流に真似ようと思ってライブ構成を考えました。アリーナでのライブといえば、センターステージとトロッコは欠かせないだろうと、僕も用意しました。でも、花道が平均台なみにめっちゃ細いとか、センターステージに飾ってあるのがお花…と思いきや“えのき”とか、トロッコで回っているときに歌う曲が誰も知らない新曲でお客さん全然ノれないとか…定番をなぞりながらあえて外す面白さを岡崎体育らしく演出したつもりです。いつもの僕のライブでの定番というと、MCで「どこから来た?」と聞くことでしょうか。これは、はっきりいってマーケティングとしてやっていますね。とくにフェスなんかでは、どういう客層か統計をとるために必ず聞くようにしています。それによって急きょセトリを変えたりすることもあります。岡崎体育の今後の活動に活かせますから、これは大事な情報収集としてこれからも必ずやっていきたい。みなさんも、ライブで僕に聞かれたら正直に答えてくださいね。それとタオルいじりも定番ですね。ライブでは、そのアーティストのタオルを持ってくるのが通例ですが、僕はめちゃくちゃ目がいいので違うミュージシャンのタオルがあると目に入ってくる。それをいじっていたのがいつしか定番となりました。最近は、ミュージシャンどころかプロ野球選手とかサンリオのキャラクター、ポムポムプリンのタオルまで持ってくる人がいます。そこで「おい、誰がポムポムプリンやねん!」と、客席とコミュニケーションするのが楽しいです。あとは「次が最後の曲です」のタイミングで客席が「えー」となったときに発動する「ちょっと、それ」「どっちのえー!」というコールアンドレスポンス。これは最後の1曲と言うとお客さんは必ず「えー(残念)」となる。でも決まっていることだしアーティストは「うれしいけど、ごめんね」としか言えない。で、そのまま曲に入るとお客さんは「えー(残念)」という気持ちを引きずったまま、最後の曲になってしまいますよね。これはもったいない。そこでいったん、残念な気持ちをリセットしてくれるコールがあればと思い、生まれたもの。僕が始めたものですが、今ではマキシマム ザ ホルモンやヤバTも使ってくれています。おかざきたいいく6/9、たまアリで行われたワンマンコンサートのDVDとBlu-rayが発売中!来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月04日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「本名と芸名」です。みなさまご存じかと思いますが、僕も芸名です。岡崎は、MC業をやっていた母が芸名として使っていた名字からとりました。本名の「岡」に「崎」をつけたのは母が所属していた事務所の社長さんだそうです。「体育」は、名前らしくない名前がよくてつけました。とても気に入っています。何がいいかというと、検索がしやすい。僕の名前は他の方とかぶることもないですし、略称にもならないので「岡崎体育」だけで検索をかければ、すぐに僕の情報にヒットするし、僕が検索してもみなさんのコメントにすぐにたどり着きます。キーワードとしてトレンドに乗りやすいのもいい。それは、とくに戦略として考えていたことではないんですけれど、結果的にいい名前だったなと思ってます。ファンの方々は「体育くん」とか「体育さん」と呼んでくれます。ミュージシャン仲間は「岡ちゃん」とか「岡くん」。それは本名の「岡」からなのか、岡崎体育の頭文字の「岡」からなのか、そこはなんかよくわかりませんが、まあ僕のアイデンティティは公私ともに“岡”にあるということで間違いないのかなと思います。ひとつ名前に関してこだわりがあるとすると「岡崎体育」の表記の仕方です。僕の中で「岡崎体育」はひとつのワード。名前というよりもプロジェクト名なんです。だから、つながっていないといけない。「瑛太」さんと同じシステムと考えていただければ分かりやすいと思います。でも、よく楽屋前とかに貼ってある名前は「岡崎 体育様」と、「岡崎」と「体育」の間に半角スペースが入っている。「瑛太」の「瑛」と「太」の間に半角スペース入れますか?入れないですよね。「岡崎体育」もそれと同じ扱いにしてほしいんですけど、なかなか分かってもらえません。雑誌などでプロフィールを書いていただくときも、平仮名で「おかざき・たいいく」と書かれてしまうけど、それも「・」は必要ない。実はこのananの連載でもプロフィールに「・」が入っていましたけど、今週号から取ってもらうことにしました。先週のバックナンバーとぜひ比べてみてください。でも、マネージャーは僕のことを「体育さん」と呼び、ディレクターは「岡崎くん」と呼ぶ。もっとも信頼を置く身近なスタッフさえ統一ができてないので、ま、みなさんには名前覚えていただけたら結局どっちでもええです。おかざきたいいく6/9、たまアリで行われたワンマンコンサートのDVDとBlu‐rayが、10/30に発売!来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年10月30日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年10月27日『パルパライソの長い坂を下る話』(2017年)で岸田國士戯曲賞を獲得した神里雄大。彼が率いる岡崎藝術座が、受賞後第1作となる新作『ニオノウミにて』を1月11日(土)から19日(日)まで横浜・STスポットで上演する。ペルー共和国で生まれた神里は、「移動」や「越境」をする人々をテーマにし、実際にさまざまな場所へと出かけ、話を聞くことから作品づくりをはじめる。前作『パルパライソ〜』は、アルゼンチンに約1年間滞在してつくられ、アルゼンチンやブラジルの俳優たちをキャステイングした全編スペイン語の作品だった。今作のタイトルにある「ニオノウミ」とは、琵琶湖のこと。神里自身が実際に琵琶湖で釣りをし、外来魚問題に触れ、そしてその問題に対するさまざまな立場の人の話を聞いてつくられた作品だ。作品のサイトでは、「飲み屋で出会った釣り好きのオッチャン」の話として、前回の東京オリンピックの頃、ブルーギルが日本に持ち込まれた話などが語られている。また、琵琶湖に浮かぶ小さな島を舞台にした能「竹生島」も参考にしたという。今作に際し、「俳優経験不問」で出演者を募集していた神里。結果、浦田すみれ、重実紗果という俳優、ダンサーに加え、舞台映像を担当しつつ俳優としては初舞台となる嶋田好孝がキャスティングされた。元号が変わり、東京オリンピックを控えるこの時期に、そして台風で治水がかつてなく注目されたこのタイミングで、日本でもっとも大きな湖の物語が語られようとしている。文:釣木文恵
2019年10月25日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ヒャダインさん」です。ヒャダインさんは、僕がデビュー前からむちゃくちゃ背中を追いかけている方です。自分が大学生のころからニコニコ動画の投稿などネットの世界では名を馳せていて、当時からすごく刺激を受けていました。ヒャダさん(普段お呼びしている呼称)が『情熱大陸』に出演された時には録画して、何度も何度も繰り返し見ました。ちょうど僕もひとりで本格的な音楽活動を始めようと決めた時だったので、ヒャダさんがどんな機材を使っているのか、どんな環境で制作をされているのか、すべて知りたかった。20回以上、見たんじゃないかな?何を言っていたかもほぼ覚えています。ヒャダさんの何がすごいかというと、タイアップや提供曲での寄り添い方。ももいろクローバーZなどのアイドルやアニメのテーマソングなど、幅広く楽曲提供をされているヒャダさん。クライアントや依頼してきたアーティストが求めているものや、いま必要なものは何かをすぐにのみ込んで、最適な形でアウトプットできる能力は本当にすごい。僕も制作者としてはクライアントに寄り添うタイプなんですけど、でもそれは水面下で下調べをしまくって、がんばってがんばって、やっと寄せて作れている感じ。ヒャダさんのようにスパスパとやってのける方にはリスペクトしかありません。ずっと憧れていたヒャダさんに初めてお会いしたのはデビューしてすぐのころ。日テレの『PON!』に出演した時、レギュラーだったヒャダさんの楽屋にご挨拶にいきました。リリースしたばかりの『BASIN TECHNO』を持っていくと、「もうタワレコで買ったから」と特典のシールまで見せてくれた。それから共演の機会も多く「終わったらごはんいこうよ」と誘ってくださって公私ともに仲良くさせていただいています。プライベートでお話をする時はずっと僕が質問しています。ほぼ音楽のことばかり。そうするとすごく丁寧に説明してくれて、話を聞いていて勉強になることばかりです。音楽に向かう姿勢もしっかりされていて、制作は日中に行うと決めているとか、ダラダラ徹夜で作業している僕からすると目から鱗。バラエティ番組に出ていたりするし、すごくポップな存在に見えますが、ガチですごいプロデューサーです。2000年代トップクラスの才能をお持ちなのに、音楽以外の話をするとネガティブでこじらせ男子な一面も見えて、そのギャップもまた面白いんです。おかざき・たいいく6/9、たまアリで行われたワンマンコンサートのDVDとBlu‐rayが、10/30に発売!来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年10月23日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年10月20日鎌倉時代の名品である《佐竹本三十六歌仙絵》。離ればなれとなった断簡を100年ぶりに集めた特別展『流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』が、11月24日(日)まで京都国立博物館で開かれている。「歌仙絵」とは、歌人・藤原公任(966~1041)に選ばれた三十六人の優れた歌詠み人たち「歌仙」の肖像画のこと。鎌倉時代以降、数多く描かれた歌仙絵の中でも、旧秋田藩主・佐竹侯爵家に伝わった歌仙絵は、《佐竹本三十六歌仙絵》と呼ばれる。かつて2 巻の絵巻物として伝わった《佐竹本三十六歌仙絵》は、その後売りに出され、大正8 年(1919)に当時の財界人たちが絵巻を一歌仙ずつ分割して共同購入。以降それぞれの歌仙絵は流転の道を歩むこととなった。今年2019年は、この《佐竹本三十六歌仙絵》が分割されて、ちょうど100年を迎える。担当研究員の井並林太郎(京都国立博物館研究員)は「これまでも《佐竹本三十六歌仙絵》の展覧会は開かれているが、本展では過去最大となる31 件を公開しており、今後開かれないかもしれない」と語る。さらに、分割する際に使った籤(くじ)やくじ引きの舞台となった建物である応挙館の襖(ふすま)といった当時を知るための資料、また、他の歌仙絵や異なる時代に描かれた三十六歌仙絵によって、幅広く作品について知ることができる。第1章は、《佐竹本三十六歌仙絵》が生まれる以前である、平安時代の名筆と国宝《三十六人家集》を紹介する。名筆、古筆を展示し、ひらがなの美しさを伝えた国風文化を感じることができる。特別展『流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』公式サイト()
2019年10月18日花屋とラーメン屋を舞台にした田中圭主演映画『mellow』から、ポスタービジュアルが解禁となった。今泉力哉監督のオリジナルストーリーとなっている本作は、監督が得意とするキャラクター描写やクスッと笑えるセリフのやりとり、そしてじわりと胸に響くストーリー展開はそのままに、滑稽さやカッコ悪さも含めて、包み隠さず「恋愛」を描きだした群像劇。田中さんを中心にキャラクターそれぞれの物語が交差し、様々な恋愛模様が描かれていく。今回完成したポスタービジュアルは、『パンとバスと2度目のハツコイ』でもタッグを組んだ松本弦人がアートディレクターを担当。白地に黒の文字とシンプルなポスターには、田中さんをはじめヒロイン役の岡崎紗絵ら登場人物たちの姿が。葉っぱをモチーフに登場人物たちの絡み合う展開が表現されており、監督もこだわり抜いたデザインに仕上がっている。さらに、チラシデザインも完成しており、物語の可笑しみと暖かさが伝わるデザインになっているという。近日、公式サイトで発表される公開劇場にて、チラシ設置がスタートするようだ。『mellow』は2020年1月17日(金)より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月16日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「東京進出」です。ついに東京に新居を構えました。東京暮らしはとても快適です。これまでもずっと東京と京都を往復して仕事をしていたので、急に東京に馴染めと言われたわけでもなく、逆に仕事終わりで新幹線に飛び乗り、遠距離移動する必要がない分、とても楽になったといえます。しかし、日々の生活を始めてみると、改めて実家のありがたさを感じます。布団のシーツを替えるのはこんなに面倒くさいんや、というのも初めて知りましたし、ちょっとしたゴミを放置しておくと、僕が片付けない限りそのゴミはずっとそのままです。実家だったら誰かが捨ててくれるのに、もう捨てるのは僕以外にいません。家族に家事をやってもらっていた分、僕は音楽に没頭できていたんだなと痛感しましたね。たまアリという大きな夢を叶えられたのも、この実家のサポートがあったからこそです。これからは、掃除や洗濯、料理など家事をやらないといけないので、音楽を作る自由な時間はかなり減ってしまうと思います。東京に出てきて、自由な音楽環境が手に入ったんじゃないかとみなさんは思うかもしれませんが、意外にも出てきたことで減りましたね。家事しないといけないんで。ミュージシャンなんだし、東京でもっと浮かれた暮らししてもいいんじゃない?と思う方もいるかもしれません。でも、僕はきちんと自分で生きていく力を身につけたい。“自立”したいんです。家のことも、仕事もきちんとできるバランス感覚を養うための東京進出です。だから、無駄な出費はしたくないし、自分でできることは自分でしたい。今も、食費は2万円以下におさえたくて自炊をしています。外食もしないし、コンビニで出来合いのものも買わない。安売りのパスタを買ったり、ふるさと納税でいただいたお米券でお米を買ったりしています。仕事場でお弁当が出たら貰って帰るというのも徹底してやっていますね。食費浮くんで。ミュージシャンって生活感出さない方が多いし、実際に外食しかしないとか、月に何十万も食にかけているという人もいます。そんな中で、岡崎体育は節約好きを公言するミュージシャンでいときたいと思います。好きなミュージシャンがMCでそういう話したら親近感あっていいと思うんですけど、どうですか?「昨日、サミットで茄子が安くてさー」とか話してたら、めっちゃかわいらしいと思うんですけどね。おかざき・たいいく6/9に、たまアリで行われたワンマンコンサートのDVDとBlu‐rayが、10/30に発売に!来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年10月16日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年10月13日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ライブ写真」です。ミュージシャンは写真を撮っていただく機会がなにかと多いです。アーティスト写真とかジャケット撮影、雑誌などの取材もあります。なかでもミュージシャンだけにある撮影といえばライブ写真じゃないでしょうか。ライブ中のミュージシャンをどれだけかっこよく撮るかというのは難しいことだと思うんです。大きい会場でのライブは、ゲネプロ(リハーサル)があるのでライブ全体の流れを理解することもできますが、いわゆるライブハウスやフェスなどでは、たいてい事前の打ち合わせというのがありません。時にはカメラマンがセットリストすら知らされていない場合もあると思います。そんな中で、ここぞという瞬間を逃さないというのはすごいこと。ミュージシャンのことを深く理解していないと撮れないと思います。ミュージシャンとカメラマンは信頼関係が必須。それは、作品と作品のぶつかり合いだからやな、と僕は思います。写真と音楽、それぞれの作者同士ですから。互いの才能を認め合っていればいるほどいいライブ写真に仕上がるんだと思うんです。…とは言いつつも、僕はライブ写真を撮っていただくのがすごく苦手。ライブ中は汗をかきまくるんで、どのアングル、どの瞬間も、びちゃびちゃなんですよね。びちゃびちゃだとどうしても小汚くて、かっこよくないですよね。…残念です。でも、そんな僕にもこの方、とリスペクトしているフォトグラファーがいます。デビュー以来、僕のアーティスト写真をずっと撮影してくださっている神藤剛さん。モンゴルで撮った最新のアーティスト写真も神藤さんの撮影です。僕はヒヨコ体質なもので、最初に見たものを“親”と思うところがあります。仕事仲間も友達も、長くずっと同じ顔ぶれでいたい、コロコロ変えたくないんです。写真も、最初に神藤さんにお願いしたので、「もうこの方じゃないとイヤ」になっています。実際に、神藤さんの撮影スタイルは僕にすごく合っています。よく撮影で「いいよ、いいよ!」とか「かわいいね!」とか、めちゃくちゃ褒めながら撮る人いますが、僕、アレ苦手です。被写体のテンションを上げたいのかもしれませんが、僕は言われなくても最高のポージング、表情をとることができるので、必要ないんです。神藤さんは、いつも静かに撮って「いいの撮れました」と見せてくれて、ちょうどいい感じなんです。おかざき・たいいく6/9に、たまアリで行われたワンマンコンサートのDVDとBlu‐rayが、10/30に発売に!来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年10月9日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年10月05日こんにちは、小2の息子と暮らす、ワーママの黒田カナコです! 子どもが描いた絵、どうしていますか?保育園にお迎えに行くと、いつもたくさんのお土産を作って待っていてくれました。折り紙や色々な武器(?)、そして大好きなママの絵!息子が描く私は、いつもニコニコ笑顔。 髪の毛が長くてかわいいリボンを着け、スカートをはいていました。 本当のママは髪の毛が短くて、スカートも穿いていないのだけれど。 息子が「かわいい」と思うものをママに着せてくれた、素敵なプレゼントです。そして、いつも私は楽しげにスキップしていました。 当時は職場が遠く、息子は朝早くから遅くまで保育園で過ごしていました。 帰ってからもクタクタで、夕飯とお風呂に入れるのが精一杯。ほとんど、遊んであげられませんでした。 疲れた顔ばかり見せていたはずなのに、息子は 「笑顔で楽しそう」なママの姿ばかり描いてくれました。「遊んであげられなくてごめんね、ダメなママでごめんね」と 自分を追い詰める時もありましたが、息子が「笑顔のママ」を描いてくれた事に安心したのを覚えています。それから二年後…。息子は小学二年生になりました。工作が大好きなので、大量の作品をとりあえずの箱に 押し込んであるのですが、そのごちゃごちゃに紛れて、あれだけあった ママの絵がほとんどなくなってしまいました…。 二年生になった今、もうママの絵は描いてくれなくなりました。描くのは、新幹線や大好きなロボットの絵。もう「ママ」以外にも描きたい「好きなもの」がたくさん増えたんだね。まだ探せば見つかりそうですが、写真に撮っていつでも見れるように しておけば良かった!と思う今日この頃です。疲れていても、たまに怒ってしまっても。子どもが「切り取って」描いてくれるママの姿は いつも笑顔で楽しげ。 子どもは、ちゃんと「笑顔のママ」を見ていますよ!●ライター/黒田カナコ
2019年10月01日