さわやかなイケメンに演じてもらいたい!!テレビアニメが15周年を迎え、いよいよ実写化される『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』。主人公の緋村剣心は佐藤健さんに決定しましたが、ほかにも似合う人がいるのでは……と考えるのも楽しいもの。そこで20代女性に、佐藤健さん以外で剣心を演じてほしい俳優を聞いてみました。>>男性編も見るQ.『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優は(佐藤健を除く)?※敬称略(複数回答)1位三浦春馬21.1%2位生田斗真15.4%3位岡田将生15.2%4位山下智久10.4%5位成宮寛貴9.7%5位松山ケンイチ9.7%■三浦春馬に演じてほしい!!・「普段のゆるさと、剣を持ち殺気立ったときの2つの表情をうまく演じることができそう」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「どことなくかわいい雰囲気を持っていて、笑顔がすてきな人を選びました。あと、目が魅力的な人だから」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「美形の顔立ちと雰囲気が合っている」(28歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)・「目力があるところがいい」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「さわやかで、力強さもある」(27歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■生田斗真に演じてほしい!!・「柔らかさと厳しい表情が必要なキャラクターだから、2つの顔ができる人を考えるとこの人かなぁと。顔がきれいな方がいいし(笑)」(24歳/金属・鉄鋼・化学/専門職)・「演技もうまいし、何となく雰囲気が似ているから。赤髪も似合いそう」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「りりしい部分と朗らかに笑うところをうまく演じ分けてくれそうだから」(24歳/通信/事務系専門職)・「似合いそうだし、ちゃんと役に合った演じ方をしてくれそうだから」(26歳/建設・土木/事務系専門職)■岡田将生に演じてほしい!!・「普段はおっとりしてそうだけど、いざというときには守ってくれそうなところが合いそう」(24歳/不動産/事務系専門職)・「切れ長の目が剣心っぽい。天然っぽいところもイメージに合う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「過去に傷を持った切ない感じを醸し出してくれそう」(23歳/食品・飲料/その他)■山下智久に演じてほしい!!・「ベビーフェイスだが強いところが似ている」(22歳/電機/事務系専門職)・「甘さと強さがいいバランスだから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「中性的な声で、体形も合っていると思うから」(25歳/医薬品・化粧品/専門職)■成宮寛貴に演じてほしい!!・「フラっとしていそうで、ちゃんとしんがあるところが似合うと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「涼しげだけど強そう、という雰囲気が合いそうだから」(24歳/情報・IT/技術職)■松山ケンイチに演じてほしい!!・「『カムイ外伝』で見せた表情からして、うまく役をこなしてくれそうだと思いました」(27歳/その他/事務系専門職)・「マンガ原作の完コピといえばこの人でしょう」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)■番外編:この俳優に演じてほしい!!・大野智:「柔らかな雰囲気を持ちつつ、殺陣のシーンでは激しい。普段は穏やかな大野くんがダンスではビシっと決めているように、剣心になりきれそう」(25歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・二宮和也:「小柄で優しそうなところがイメージに合っていると思うし、殺陣もかっこよく決まりそうだから」(25歳/学校・教育関連/その他)・岡田准一:「普段はのんきそうだが、目力があるし、アクションもスタントマンなしでできるほどの実力があるから」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・堂本光一:「自身の曲のPVで剣心そっくりの侍にふんしていたから。とても似合っていました」(23歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・瑛太:「生活感のない謎っぽい感じが似合いそう」(26歳/不動産/事務系専門職)総評『君に届け』をはじめ、マンガの実写映画に出演経験のある三浦春馬さんが1位。剣心のさわやかさ、かわいらしさを表現してほしいという声が多く寄せられました。暗い過去を背負う剣心の心の闇も表現できそうな演技力もポイントとなっています。原作ではアラサーの剣心ですが、春馬くんなら若いはつらつとした剣心を演じてくれそうですよね。"さわやか剣心”の春馬くんに対して、大人の色気も漂う"りりしい剣心”になりそうな生田斗真さんは2位。『人間失格』や『源氏物語 千年の謎』で主役に抜てきされた演技力の高さから「ギャップを演じ分けてくれそう」という意見が多数でした。3位の岡田将生さんは「過去に傷を負った剣心をうまく表現できそう」な演技力の高さに加え、バラエティで見せる天然の部分が「イメージに合う」と人気を集めました。おっとり色の強い剣心になりそうです。ストイックな剣心を演じてくれそうなのは4位の山下智久さん。中性的なルックスと、『あしたのジョー』で見せた男らしさの二面性を持ち合わせている山Pなら、剣心を上手に演じられそうですね。ドラマ『白虎隊』でのはかま姿も似合っていたので、剣心の衣装も着こなせるはず。5位にはひょうひょうとした雰囲気がぴったりの成宮寛貴さんと、『DEATH NOTE―デスノート―』や『デトロイト・メタル・シティ』の実写映画で見せた"そっくりぶり”から「マンガの完コピといえばこの人」と評価された松山ケンイチさんがランクイン。さわやかでりりしく、おっとりした面もある日常の剣心を見たい人は1位の三浦春馬さんや3位の岡田将生さんを選び、敵を前にした鬼気迫る姿を見たい人は2位の生田斗真さんや4位の山下智久さんを選ぶ傾向がありました。剣心のどの部分が好きかということで、選ぶ俳優が分かれたようですが、共通するのはイケメンであること!!もちろん顔だけでなく演技力を挙げた人もたくさんいました。人気のキャラだけに、演じる俳優に求めるものが多そうなのも事実。期待値の高い実写版『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』、公開が楽しみですね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年9月7日~9月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性559名(その他と回答した81人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】読んでみたい時代劇マンガランキング【ランキング女性編】完結したけど続編が読みたいマンガランキング【ランキング女性編】この筋肉が好き!!マンガのキャラランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年11月12日榮倉奈々、岡田将生からの突然のプレゼントに涙!11月10日、映画「アントキノイノチ」公開を記念し、都内で開催されたセレモニーに、主演した榮倉奈々、岡田将生が出席した。榮倉と岡田は「アントキノイノチ」公開を記念するため一般公募された【ラブレターツリー】の設置セレモニーに出席。岡田からの突然ののクリスマスプレゼントに、榮倉が涙ぐむ場面があった。岡田からのサプライズプレゼントはスノードーム岡田からの榮倉へのサプライズプレゼントは、劇中の印象的なシーンで登場する観覧車の模型が入ったスノードームだった。映画コムによると岡田は「2月から一緒にやってきましたが、すごく助けられました。本当に一緒にやれてよかったし、また違う作品でも会えたらうれしい。ありがとうございました」と照れくさそうに感謝の言葉を榮倉に伝え、スノードームを手渡した。榮倉の瞳に涙が思いがけないプレゼントに驚いた様子の榮倉は、涙を静かにぬぐい「(作品への)思いが強いだけに、全てのことに100%届けようと一緒にがんばってきたのでうれしいです。ありがとう。恥ずかしい(笑)」と感激で一杯の胸の内を語ったという。映画「アントキノイノチ」とは?歌手のさだまさしによるベストセラー小説を映画化。遺品整理業という特殊な仕事を通して「命」の重さ、人と人が繋がる尊さを描いた作品だ。また、榮倉は「アントキノイノチ」の公式サイトで「生きるということ、社会と関わるということ。日々、自問自答しながら前進したいと望む姿は同世代として、とても興味深いです。瀬々監督も岡田将生くんも初めてご一緒させていただくので、どんな風にコミュニケーションを取って撮影が進んでいくのか、今から楽しみです。」と、コメントを残している。「アントキノイノチ」初日舞台挨拶のお知らせ●11月19日(土)●場所:丸の内ピカデリー11回目 午前9:20の回、上映終了後/2回目 お昼 12:50の回、上映前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)●場所:MOVIX亀有1回目12:30の回、上映終了後/2回目15:45の回、上映開始前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)「アントキノイノチ」公式サイトより元の記事を読む
2011年11月12日「一生懸命、自分の中から言葉を探してる」と岡田将生は言った。作品や役柄についてではなく、そのときのインタビューについて語った発言なのだが、俳優・岡田将生の生き方そのものを表していると言える。10代の頃から誰もが羨むような輝かしい成功の階段を上り続けてきたように見えるが、その陰で常にもがき、自らと向き合ってきた。だからこそ、映画『アントキノイノチ』で演じた主人公の杏平に対して、まず何より感じたのは強い共感だった。壊れた心を少しずつ再生していく杏平を演じながら岡田さんは何を探し、何を伝えようとしたのか?その内なる思いを明かしてくれた。10代の自分とリンクした、杏平の心の葛藤映画冒頭、裸で民家の屋根の上に座り込み虚空を見つめる岡田さんの姿が映し出される。高校時代のある出来事がきっかけで、心を壊してしまった杏平。22歳の岡田さんは、自らが10代の頃から感じてきた思いを重ね合わせながら物語と向き合っていった。「ふと『何でおれは生きてるんだろう?』とか『これからどんな大人になって、どういう社会で生きていくんだろう?』ということを考えることが10代のときから僕自身ありました。漠然とした不安を感じながら俳優という仕事をさせてもらって、その中で僕はこの仕事が好きだと気づいて続けられている。でも杏平くらいの頃は何も分からずにいて、そのリアルさに『おれもそうだったな』とリンクしました」。ある悪意に疲弊し自ら命を絶った友人。その悪意の矛先が今度は自分に向けられることへの恐怖と戸惑い。そして期せずして発見した己の内にある憎悪と周囲の無関心――。そうしてバラバラになった心を、杏平は遺品整理業という仕事を通じて再生させていく。こうしたひとつひとつの心の動きを岡田さんは丁寧に演じている。「僕自身、いじめられた経験もあるし、それがどんなにつらくて嫌なことか分かっています。僕はまだ22歳ですが、そういうところを若い人にきちんと伝えたいと思ったし、『分かりたい』って思う自分がいました。何より、生に対してもがき、苦しんでいる姿、少しずつ杏平が前に進んでいく姿がいいなと思えたんです」。演技の面でポイントとなったのは杏平が生まれつき抱えている吃音(きつおん)。杏平の周囲との距離感やもどかしい思いが伝わってくる。一方で岡田さんは「映画を観る方に届いたらいいなと思った大切なセリフ」に関しては監督に対し、あえて吃音を含ませずにストレートに表現することを提案したという。「榮倉(奈々)さん演じるゆきが過去を告白するシーンでの、杏平の『自分がどうして生きてるか分からない』というセリフはすごく好きで、それを吃音で言うべきかどうか悩みました。あとは文化祭で杏平がみんなに問いかけるシーン。あの心からの叫びでも吃音が出てないです。あのセリフを噛んで言ってしまうと、ただもがいている一人の生徒に見えてしまい、(周囲への思いが)伝わらないと思ったんです」。ちなみに全編を通じて岡田さんのモノローグが入るのだが、こちらも吃音はなく、落ち着いた口調で語られている。物語の中でもがき、葛藤する杏平とは違う人物のようにも感じられるが…。「あのモノローグは現在よりもずっと先の杏平という設定で、少し達観した立場から語ってるんです。僕は最初、そういう風に思ってなかったんですが、監督から成長した杏平が過去をふり返るような形にしてほしいと言われて『あぁ、なるほど』と思いました」。「これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい」先述の榮倉さん演じるゆきの告白のシーンを「『いま生きてるんだな』、『息して、目の前の人と話してる』というのを感じながらその場にいた」と述懐。ゆきと杏平の出会いをこんな言葉で説明する。「杏平にとってはいい時期に巡り合えた同じ傷を抱えた女性。巡り合わせなのかなと思えました。原作の小説や台本を読んだときから僕は親のような気持ちで『お前、ゆきちゃんと出会えて本当によかったな』って思ってました(笑)。それは巡り合うべき人だったし、傷をなめ合うのではなくて、一緒に一生懸命考えて、“生きていく”ということを見出せる人。僕自身、これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい。色々なところに行って色々な人と会って、新たな発見を求めている自分がいるんです。それはいまでも思っているし、だからこそ現場が好きなんです」。「終わったときは寂しくて、永島杏平という役から離れるのが嫌だなと素直に思えた」と岡田さん。クランクアップを迎えたその足で美容院に直行して髪を切り、気持ちを切り替えたというエピソードからも役柄への強い思い入れがうかがえる。ゾクリとするような歪んだ笑みを浮かべて悪意を体現した昨年の『悪人』、己の内の悪意と憎悪に押し潰されて心を壊していく今回の『アントキノイノチ』と、強く役柄を引きずってしまいそうなヘビーな作品で際立った存在感を放っているが、出演作品を決める基準は?「僕自身は作品選びにはタッチしてないです。ただ、マネージャーや事務所の人には『こういう作品をやってみたい』ということは普段から少し伝えています(笑)。20歳を超えてから、高校生を離れて次のステップとして社会派というか、メッセージ性の強い作品に携わりたいという思いはありましたね。いまも違うジャンルの映画を観ると『こういうのをやってみたい』とか思います。いまは…しばらく恋愛映画から離れていたんですが、『ラブ・アクチュアリー』を観て幸せになったので(笑)、ハッピーエンドのラブストーリーをやりたいと言ってます」。探しているのはきっと言葉だけではない。時に疾走し、立ち止まり、泣いて、叫んでまた歩き出し…。岡田将生の旅はまだまだ終わらない。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生のサプライズプレゼントに榮倉奈々、思わずウルリシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ岡田将生、釜山映画祭でサイン攻め!『アントキノイノチ』への特別な思い明かす
2011年11月10日来年のNHK大河ドラマ「平清盛」で岡田将生が演じる源頼朝の姿が初めて公開された。物語の語り部でもある頼朝を演じての岡田さんのコメントも到着した。武士の棟梁として平家一門の栄華と繁栄を築いた平清盛(松山ケンイチ)の生涯を全50回で描き出す本作。頼朝は、清盛と覇権を争い敗れ去った源義朝を父に持つ源氏の正統な後継者。父が敗れた際になぜか清盛は頼朝を殺さずに罪人として伊豆に流す。尊大な父の憎き仇・清盛を倒すことを夢見て頼朝は鍛錬を重ね、39歳で鎌倉にて決起。やがて壇ノ浦で平家を打ち滅ぼし、源氏の棟梁として幕府を興す。1月8日(日)の第1回目の放送では、まず誰よりも最初に頼朝が映し出される。平家を滅ぼして歓喜する兵たちを見ながら頼朝は「平清盛とはいかなる男だったのか?」、「私はあの男に本当に勝ったのだろうか…」と自らに問いかける。そこから頼朝の目線で、創成期の武士たちの物語、そして武士として初めてこの国の覇権を握った清盛という男の偉大さが綴られていく。今回、初めての大河ドラマ出演となった岡田さん。実際に参加してみての感想を尋ねると「まず、ロケの規模の大きさにビックリして、本当に凄いなあと思いました。かつらも衣裳もすごく凝っていて、気持ちが上がって、役にすんなり入れました。すんなり入れた分、思っていたより緊張せず楽しんでやれました」と手応えをつかんだ様子だ。第1回放送で誰よりも早く登場することになるが「台本を読んだ時点でそのことを知り、とても恐縮しています」とも。決起の時点で39歳、平家滅亡のときにはすでに40歳を超えているため、今回、解禁となった写真でも頼朝は白髪交じり。凛々しさとどこか憂いを感じさせる表情が印象的な岡田版・頼朝。史上最年少で務めるナレーションにも期待したい。「平清盛」は2012年1月8日(土)よりNHKにて全50回で放送。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生&榮倉奈々、トロフィーの重みで受賞を実感!『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑
2011年09月27日少しずつ秋の気配が深まってきましたが、この9月、10月から異動や転職で新天地での仕事を始めるという人も多いのでは?子供の頃、新学期や転校先での新しいクラスにドキドキさせられたものだが、大人になってもそれは同じ。部署の雰囲気は?と緊張してしまうもの。特にサラリーマンにとって重要なのは上司!上司のタイプによって新天地で仕事のやり方が180度変わってしまうなんてことも…。そこでランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」では、男優、女優を対象に“理想の上司”をテーマにランキングを実施。その結果を大発表!女性からの圧倒的な支持を集め、栄えある理想の上司No.1に輝いたのは藤木直人。2シーズンにわたって放送された、綾瀬はるか主演の人気ドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ)の“ぶちょお”をイメージして理想の上司と考えた人がかなりの割合でいるよう。「あんな上司が会社にいたら、毎日出勤が楽しいと思います。まさに理想的です」(20代・男性)、「大人で誠実なのに、キュートな部分も持ち合わせています。実際、高野ぶちょおが上司なら、無我夢中で仕事します(笑)」(40代・女性)など温かく、そして時に厳しく部下に接する藤木“ぶちょお”を推す声が多く寄せられた。ちなみに「ホタルノヒカリ」だけでなく榮倉奈々主演の「泣かないと決めた日」(フジテレビ)で藤木さんが演じた、一見クールで厳しいが実は思いやりにあふれた統括マネージャーの姿を理想とする人も。どちらにも共通しているのは厳しさと優しさをきちんと使い分け、部下思いである点。世の管理職のみなさま、ドラマをぜひ参考に!続いて2位にランクインしたのは堤真一。映画が今年完結した『SP』はもちろん、働く男を演じることが多い堤さんだが、その背中に憧れる部下が多数!「スラリとした立ち姿や厳しい表情に似合う低い声などいわゆるデキる上司の要素を持ってますが、そんな“見た目”だけじゃなく、大人の男性として背負うべき何かをしっかり表現できる説得力ある演技力も理想的上司だなぁと思います」(50代・男性)など男性からの支持が高かったのが特徴と言える。キリリと引き締まった表情で働く姿を見ると「この人の下で仕事がしたい!」と思うのも納得。3位には唯一の女性。ドラマ「BOSS」や「離婚弁護士」(ともにフジテレビ)で働くカッコいい女性像を見事にを体現した天海祐希が入った。「後輩のことをよく見てくれそうだし、厳しい中にも愛をもって接してくれそうだから」(30代・女性)、「あれだけ分かりやすく仕事の指示ができて、注意してほめて、切り替えができる上司だと仕事のやりがいが持てそう。尊敬できる上司の理想です」(50代・男性)との声が。続く4位には「よく話を聞いて的確に判断してくれそう」(40代・男性)、「頼りになりそう」(30代・女性)と多くの支持を集めた渡辺謙。『沈まぬ太陽』を始め、正義感と信念を持って仕事をする姿が多くの人の心に強い印象を残しており、働く男の理想と言えそう。来年公開される小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還を描いた『はやぶさ遥かなる帰還』では、責任者であるプロジェクト・マネージャー役を演じており、読者から寄せられたイメージ通りの姿を見せてくれそう。そして5位にはまもなく『天国からのエール』が公開となる阿部寛がランクイン。こちらの作品では若者たちを導く、父親のような存在を演じているが、その姿勢や言動は普通の会社で部下たちを相手にしても同じように通じるものばかり。以前、大河ドラマ「天地人」で上杉謙信を演じたときの姿が理想の上司像として強く印象に残っているという人も多いようで男女の隔たりなく高い支持を集めた。さてあなたは誰の背中に付いていく?そして実際に上司の立場にあるあなたは誰をモデルにして頼られる上司を目指す――?あなたの理想の上司は?1位:藤木直人2位:堤真一3位:天海祐希4位:渡辺謙5位:阿部寛次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「駆け引きが上手そうな俳優」。こちらも是非、応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:はやぶさ遥かなる帰還 2012年2月11日より全国にて公開© 2012「はやぶさ」製作委員会天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会シャンハイ 2011年8月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム ホタルノヒカリ 2012年、全国にて公開予定© 映画「ホタルノヒカリ」製作委員会■関連記事:阿部寛、具志堅用高の生「ちょっちゅね」に大喜びNHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」『SP』出演陣再集結!松尾諭が岡田准一のクランクアップでの大号泣の思い出明かす渡辺謙が主催の『はやぶさ』打ち上げパーティで江口洋介ら豪華共演陣が明らかに!
2011年09月26日TVシリーズから始まり、前後篇2部作の劇場版で幕を閉じた「SP」シリーズ。その劇場版後篇に当たる『SP 革命篇』のDVDが8月26日(金)、早くも発売となり、これを記念して出演陣の中から松尾諭、神尾佑、平田敦子、野間口徹の4人が「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店」に来場し、“SP”として店内見回りを行った。要人警護を専門とする「警視庁警備部警護課第四係」の面々の活躍を描いた本作。ドラマ版のラスト、そして劇場版前篇『SP 野望篇』で描かれた謎が全て解き明かされる。平日の昼間、しかも外は大雨にもかかわらず多くの人々がインターネットなどでの告知を見て来場。東京近辺だけでなく静岡に名古屋、岡山など遠方からやって来たファンもおり、平田さんは「私たち4人しか来ないので、あまり集まらないかと思ってたけど…」と驚いた様子。実は、およそ2年前になる劇場版の撮影は、この店のすぐ近くにある六本木ヒルズで始まったこともあり、六本木は「SP」にとって思い出の地のひとつである。4人は劇中の衣裳で来場したが、松尾さんは「2年も経ってまたこの服を着られるのはありがたいこと」と目を細める。神尾さんも「もう着納めだと思っていたので」と喜びを口にした。ひとり渋い顔の野間口さんはここ六本木で苦い思い出が…。野間口さんは潜入捜査に専従する捜査官の田中を演じているが、「撮影現場で潜入捜査の服を着て待ってたら、スタッフが誰かを探しながら、僕の前を3往復もした。衣裳さんに『誰探してるの?』って聞いたら『野間口さんが…』って。帽子を被っていたからだと自分に言い聞かせてます…」と寂しそうに明かしてくれた。今回はDVDということで、特典映像も見どころ。松尾さんは、出演陣ひとりひとりのクランクアップの瞬間を収めた映像集に触れ「とにかく僕はよく泣いてました。岡田(准一)さんのクランクアップシーンはノーカットで、人間こんなに涙出るかってくらい泣きました。もう『SP』で泣くことはないだろうと思ってたら、家でこのDVD見ながらまた泣いてしまいました」と告白し、観客席からは温かい笑いが起こった。『SP 革命篇』DVD&ブルーレイは発売中。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:堤真一が岡田准一のアクションを絶賛!「弾丸をよけられる男ですから」真木よう子インタビュー 「SP」誕生から4年、大作への進化に「予測できた」キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…
2011年08月26日岡田将生と榮倉奈々主演で、さだまさし原作の同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の完成報告会見が10日に都内で行われ、岡田、榮倉をはじめ、原田泰造、松坂桃李と瀬々敬久監督が登壇した。その他の写真本作は、それぞれ過去のトラウマで心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が遺品整理という命と向き合う仕事を通して出会い、次第に心を通わせ“自身と人とのつながり”について向かい合う姿を描いた作品。撮影中に東日本大震災が発生し、瀬々監督は「このまま撮り続けてもいいものかと考えたが、震災後に命の大切さや絆が大事だと語られるようになったので、この映画を通してよりみなさんに伝われば」とあいさつ。“命の大切さ”を訴える本作についてキャスト陣も「この時期に参加できてよかった」と口を揃えた。その瀬々監督の印象について榮倉は「私の顔を見ながら“岡田さん”と呼ぶので、まず監督に名前を覚えてもらうのに必死だった」と話し、松坂も「岡田くんとのシーンでは“松岡くん”と言うからどっちを呼んだのか分からなかった」と暴露。岡田は榮倉との初共演について「僕より2歳上だけど、とても話しやすくて心が和らいだ」と話す一方で、榮倉は「岡田くんはとても純粋で、小学生と話してるみたいだった」とコメント。岡田は赤面しながらも「僕もう22歳なんですけど…でも嬉しいです」と複雑な表情を見せる場面もあった。本作は第35回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で正式出品が決定し、現地時間19日に予定されている公式上映には岡田、榮倉、瀬々監督が登壇する予定で、岡田は「世界の方々に見てもらえると思うと嬉しい。映画祭を楽しみながら、みなさんと映画を共有できたらいいな」と喜びの表情を浮かべた。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年08月10日先日、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』が公開を迎えた。20年以上にわたってファンタジーから青春ドラマまで様々な作品を世に送り出し、幅広い世代の支持を集めているジブリ作品。主人公たちが家族を助けようとしたり、愛する人たちを守ろうとしたり、恋に思い悩んだり…何度見ても胸がキュンとさせられる名シーンがいっぱい!数ある作品の数ある魅力的な登場人物たちの中であなたが最もキュンとさせられるのは誰のどんなところ?シネマカフェが送るランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では胸キュンなジブリキャラクターをテーマにランキングを実施!果たして1位は?圧倒的な票数、特に女性の支持を集めて第1位の栄冠を手にしたのは、『となりのトトロ』のトトロ。「あのうつろな目が放っておけない」(30代・女性)、「雨粒に驚いたりするキャラクター、フワフワの見た目にキュンとなる」(30代・女性)といった声が寄せられた。はっきりと言葉を喋るわけでもないのに、愛嬌のあるしぐさと見た目で第1位に輝いた。そして2位は、トトロとは逆に男性票が数多く寄せられた『風の谷のナウシカ』の主人公・ナウシカ。「凛々しさと自己犠牲の精神に惹かれる」(50代・男性)、「一生懸命で行動力があるところに同性ながら、胸キュン♪」(30代・女性)と幅広い世代から愛されている。最初に劇場で公開されたのは17年前の1984年。それから幾度となくTVでも放送されている人気作品だが、彼女の意志の強さや自らを犠牲にしてみなを守ろうとする姿にキュンとさせられたという人が多数!第3位には『魔女の宅急便』のキキがランクイン。「飛べなくなって、一生懸命自分の能力と向き合う姿が、とてもいい」(30代・女性)、「思春期特有の気持ちを思い出す」(20代・女性)。魔女でありつつ、笑ったり、怒ってむくれたり、落ち込んだりという、等身大のキキの姿に自分をついつい重ねてしまう人が多くいるよう。少年キャラクターとして最上位に入ったのは、第4位『天空の城ラピュタ』のパズー。「あんなに必死に守ってくれる男の子いない!!」(30代・女性)、「シータを支える姿は、幼いながらも頼れる男という強い印象を持った」(30代・男性)など少年ながらもシータを救おうと命懸けで戦う姿にキュンとさせられる。胸キュンポイントとして「子供なのにお姫様抱っこができる腕力と優しさ」(30代・女性)を挙げる人も。そしてヒロインのシータは第5位に入った。「守ってあげたい衝動を起こさせる」(30代・女性)、「女の子らしい弱さと強さを持っていて、そのギャップにキュンとさせられる」(20代・女性)などなど、シータにキュンとする同性の方も多いよう。ピュアな少年と少女の冒険譚という点で『ラピュタ』の人気の高さも浮き彫りになった。シータと同率で5位に入ったのは『魔女の宅急便』のキキの相棒である黒猫のジジ。外見のキュートさはもちろん、ちょっぴり生意気で甘えん坊なあの性格にコロリとやられてしまったという人は男女世代を問わず多数。なお、5位以下では『もののけ姫』のアシタカ、『崖の上のポニョ』のポニョ、『耳をすませば』の青年・天沢聖司なども多くの票とコメントを集めた。外見のかわいさに内面的な強さ、そしてあわせ持っている弱さとのギャップなどなど胸キュンポイントは人それぞれ。少女に少年、人間以外も含めて数多くのキャラクターに数多くの声が寄せられた。公開中の『コクリコ坂から』の主人公・海や彼女が想いを寄せる俊は青春真っ盛り。極上の胸キュンポイントが劇中に散りばめられているので、こちらもお見逃しなく!「胸がキュンとなるジブリキャラクター」ランキング1位:トトロ(『となりのトトロ』)2位:ナウシカ(『風の谷のナウシカ』)3位:キキ(『魔女の宅急便』)4位:パズー(『天空の城ラピュタ』)5位:シータ(『天空の城ラピュタ』)5位:ジジ(『魔女の宅急便』)ちなみに、8月のテーマは「あなたの“ベスト”ホラー映画は?」。こちらもぜひご投票ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:崖の上のポニョ 2008年7月19日より全国東宝系にて公開© 2008 二馬力・GNDHDDTコクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:長澤まさみ『コクリコ坂から』初日でメインMCに抜てき!思わず自画自賛?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた
2011年07月25日女優の長澤まさみが7月16日(土)、長編アニメ声優に初挑戦したスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の初日舞台挨拶に登壇…と思いきや、なんとメインMCに大抜擢され、舞台挨拶の進行役を務める“珍事”が起こった。発案はジブリの鈴木敏夫プロデューサー。これまで数多くの舞台挨拶をこなしてきた長澤さんだが、このまさかの事態に緊張しきり。早速「新聞部」を「しんぶうぶ」と言い間違えるなど、終始カミカミだったが、最後には「和気あいあいとして、いつもとは違う舞台挨拶になったと自負しております」と自画自賛していた。舞台挨拶には共演の岡田准一(V6)をはじめ、石田ゆり子、柊瑠美、内藤剛志、風間俊介、香川照之、主題歌を歌う手嶌葵、そしてメガホンをとった宮崎吾朗監督が出席。“長澤仕切り”の舞台挨拶に、岡田さんも「まさみちゃんの緊張が伝わって、僕もガチガチ」と苦笑いを浮かべた。1963年の横浜を舞台に、ヒロイン・松崎海(長澤さん)と同じ高校に通う先輩・風間俊(岡田さん)の淡い恋模様を描く青春ストーリー。岡田さんは「不安と緊張の中、(アフレコの)現場に行ったら、風間俊介くんがいて…。僕は“風間俊”役だし、ややこしやーと思いました」。実際、アフレコ中に吾朗監督が「風間くん」と呼びかけると2人揃って返事してしまうこともしばしばだったようだ。また、長澤さんが「今回の役柄はいかがでしたか?アンジェリーナ・ジョリーさん」と香川さんにムチャぶりする場面も。なんでも本番前に香川さんが、長澤さんをそそのかしたのだとか。内藤さんは予備校時代、横浜の女性をお茶に誘ってデートした淡い思い出を告白。さらにその女性が、現在の奥様だと明かし、キャスト一同を驚かせていた。何とか舞台挨拶を終え、ホッと胸をなでおろした長澤さんは「ジブリが大好きでしたら、今回は本当に夢のようでした。言葉の持つ大切さや美しさを改めて知る、いい経験になりました」とニッコリ。岡田さんは「吾朗監督のまっすぐな思いが詰まった作品。ぜひ大切な人と観てください」と客席にメッセージを送った。『コクリコ坂から』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作
2011年07月16日2008年末に閉館した東京・新宿歌舞伎町の新宿コマ劇場および東宝会館の跡地に、「新宿東宝ビル ワシントンホテル(仮称)」としてシネマコンプレックスとホテルの複合施設が建設されることが決定。7月11日(月)、都内で東宝株式会社の専務取締役・中川敬氏とワシントンホテルを運営する藤田観光株式会社の常務取締役企画本部長・八丁地園子氏が出席しての記者会見が行われた。コマ劇場は1965年に開場し、歌舞伎町のシンボル的存在として数々の公演が行われてきたが、建物の老朽化などもあり2008年末をもって閉館。現在、解体工事が行われている。この跡地に4年後の2015年の竣工を目指して、12スクリーン、2,500人収容のシネマコンプレックスと1,000室以上を備えたホテルが建設される。中川氏は「歌舞伎町のランドマークとなれば」と期待を寄せる。コマ劇場閉館以来、シネコンの建設が常に取りざたされておりその都度、東宝側は否定していたが今回、方針を転回。これについて「新宿バルト9と新宿ピカデリーのオープンに伴い、新宿の映画興行規模が拡大し、時に座席が足りないほどの活況を呈していること」、「歌舞伎町の活性化の可能性」の2つを歌舞伎町での映画興行の再挑戦の理由に挙げる。一方、ワシントンホテルは西新宿のワシントンホテルと合わせて、新宿駅付近のホテルとしては最大の客室数を誇ることに。八丁地氏は「コマ劇場の跡地という場所に展開できるのは大変なビジネスチャンス」と語り、これまでワシントンホテルといえばビジネスマン向けのホテルというイメージが強いが、「レジャーや観光のお客さまにも楽しんでいただけるようにしたい」と新たな客層の発掘を狙う。コマ劇場の跡地ということで、演劇やミュージカルの公演の劇場の新たな建設を期待する声もあったが、現在の新宿でのニーズや採算を考えると難しかったようだ。映画館は「とりあえず、年間100万人が目標」(中川氏)。新たな歌舞伎町のシンボルとして期待が集まりそう。地上130メートルにそびえることになるこちらの建物。3階から6階までが映画館、ホテルは9階から31階となり、1階のテナント部分に関しては今後の決定となる。2015年の竣工、オープンを予定している。■関連作品:ステキな金縛り 2011年10月29日より全国東宝系にて公開© 2011フジテレビ 東宝DOG×POLICE純白の絆 2011年10月1日より全国東宝系にて公開© 2011「DOG×POLICE」製作委員会モテキ 2011年9月23日より全国東宝系にて公開© 2011映画「モテキ」製作委員会アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会神様のカルテ 2011年8月27日より全国東宝系にて公開© 映画「神様のカルテ」製作委員会ロック 〜わんこの島〜 2011年7月23日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン東宝FNS27社コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作“三宅島一日観光大使”佐藤隆太の元へ石原都知事が電撃訪問!
2011年07月11日宮崎吾朗監督が7月8日(金)、公開を目前に控えたスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の高校生限定試写会に登場。会場となった神奈川近代文学館に集まった約160人の高校生を前に、トークショーを行った。高校生でありながら下宿を切り盛りする少女・海(長澤まさみ)と不思議な魅力を持った少年・俊(岡田准一)の青春が、東京オリンピックを控えた高度成長の時代を背景に瑞々しく描かれる。物語の舞台は横浜で、神奈川近代文学館がある山下公園の当時の姿も垣間見られる。吾朗監督は「意外と黒髪が多いですね」と思わずポツリ。客席からは「感動した」、「同じ高校生として共感できた」など好意的な意見が聞かれ、吾朗監督も安堵の表情だ。ある女子高生からは「観る前はリアル路線だと聞いていたので、どうなのか不安だったが感動しちゃいました」と冷静な意見も。さらに「でも私はジブリのファンタジーが好きなんです。今後のジブリはどんな方向性なんですか?」と鋭い質問が飛び出し、吾朗監督はタジタジ!それでも「しばらくはファンタジーから離れることになると思う。いまはファンタジーが作られ過ぎているし、大震災という現実を前にすると生半可なファンタジーは作れない。今後は、現実に軸足を置いた作品が作られるはず」と真摯に答えていた。企画とシナリオを手掛けているのは、吾朗監督の父親である宮崎駿。「僕の親って宮崎駿ですからね。これはもう“運命”として受け入れるしかないんですよ。僕自身そこから出発している部分もありますし」と吾朗監督。また当初、吾朗監督が描いたヒロイン像は「丸顔で首が太くてがっしりした体型だった。いわゆる普通の女の子ですね」(吾朗監督)。ところが駿監督から「ヒロインがこんなんじゃダメ。もっとかわいく描け」という“ダメ出し”があったのだとか。親子2代の物語を描いた『コクリコ坂から』の舞台裏に、そんなドラマがあったとは…。ぜひかわいくデザイン変更された海ちゃんを劇場のスクリーンで確認してみては?トークショーには現在、スタジオジブリに“弟子入り”しているという川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)も出席。「ジブリってすごく厳しい職場だと思っていたけど、実際は、ジブリの夢物語に住んでいるような人たちが働いているんですよ。まぁ、吾朗さんは大変な立場で可哀想ですけど(笑)」とその知られざる内情を明かしていた。『コクリコ坂から』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?長澤×岡田共演!ジブリ最新作『コクリコ坂から』試写会に25組50名様ご招待
2011年07月08日スタジオジブリ最新作で宮崎吾朗の監督2作目となる『コクリコ坂から』の完成披露試写会が7月4日(月)、物語の舞台となる横浜のホールにて開催された。昼に行われた会見に続いて声優を務めた長澤まさみ、岡田准一(V6)、宮崎吾朗監督に鈴木敏夫プロデューサーが出席したのに加え、主題歌を担当する手嶌葵が生歌を披露し会場をわかせた。高橋千鶴、佐山哲郎による同名漫画を原作に、物語の舞台を横浜に設定し、時代背景を東京オリンピックの前年の1963年に変更。不思議な運命に結び付けられた2人の高校生、海と俊の青春を瑞々しく描き出す。幕が上がると舞台中央に手嶌さんが佇み、アコースティックギターの伴奏にのせて主題歌「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」を静かに歌い上げた。その美しい歌声におよそ2,000人の観客は酔いしれ、歌い終わると一瞬の静寂ののちに大きな拍手がわき起こった。声優初挑戦の長澤さんは「子供の頃から何度も何度もジブリ作品を観て大ファンだったので、(オファーは)夢のようなお話でした。大好きだからこそ頑張りたいという気持ちがわいてきましたが、監督と鈴木プロデューサーには大分しごかれました」と喜びと苦労を明かした。『ゲド戦記』に続くジブリ作品挑戦となった岡田さんは、2作目にかける監督の“覚悟”を感じてオファーを受けたとのこと。「(監督は)いまは優しい顔してますが、現場ではクマを作って命を削っている顔をしていました」と明かした。吾朗監督は「アフレコまで(2人が演じた)海ちゃんと俊くんがどういう子たちなのか、最後の一歩のところで核心がつかめなかったんですが、声を入れていただいて『こういう子たちなのか』とやっと分かった」と2人を絶賛。鈴木プロデューサーは「『岡田くんで行こう』と吾朗くんと決めてから、岡田くんから伝言をいただいたんです。『同じ監督に2度も声を掛けてもらうのは嬉しい』って」と嬉しそう。長澤さんについても「ある人から(長澤さんを)推薦されたんですが、それが誰だったか忘れてましたが、思い出しました。『崖の上のポニョ』の主題歌を大橋のぞみちゃんの後ろ一緒に歌っていた(藤岡藤巻の)藤巻です。昔、いましたけど、いまはもうカゲもアタマも薄いですが…」と毒舌まじりに起用に至る裏側を明かしてくれた。手嶌さんは「海ちゃんと俊くんに私もキュンキュンドキドキしました」と語り、主題歌については「大人の恋の歌だと思いましたが、改めて家族や友達への愛情を考えて、優しく歌うことを意識した」と楽曲に込めた思いを語った。最後に長澤さんと岡田さんは「ジブリらしい、人が生き生きとした感じを観てほしい」(長澤さん)、「僕らの世代でも、2人の恋の始まりをみてニヤニヤドキドキしてしまうと思う」(岡田さん)と作品をアピール。多くの横浜市民で埋まった客席からは温かい拍手がわき上がった。『コクリコ坂から』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?長澤×岡田共演!ジブリ最新作『コクリコ坂から』試写会に25組50名様ご招待ジブリ『コクリコ坂から』声優に長澤まさみ&岡田准一!大森南朋、風間俊介も初参戦
2011年07月04日スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の完成披露会見が、物語の舞台となった劇中に登場する横浜市のホテルニューグランドにて行われ、声優を務めた長澤まさみと岡田准一(V6)、宮崎吾朗監督、鈴木敏夫プロデューサーが揃って出席した。高校生ながら下宿を切り盛りする少女・海と不思議な魅力を持った少年・俊の青春が、東京オリンピックを控えた高度成長の時代を背景に瑞々しく描かれる。物語の舞台は横浜で、海と俊が連れ立って山下公園を歩く描写もあり、当時のホテルニューグランドや氷川丸の姿も描かれている。主人公の海を演じた長澤さんは「小さい頃からジブリ作品が大好きだったんですが、まさか自分が主人公の声を演じることができるなんて、とびっくりしました」と感激を語る。意気込みそのままに最初に「あまりに張り切って声を張ったら、監督から『そんなんじゃない』と言われまして…。その後、『普通にしゃべってみて』と言われて普通に話したら、それがイメージに合っていたようなんですが『(話し方が)無愛想だね』、『どんどん不愛想にやって』と言われました。2日間ほとんど『無愛想に』ということを求められました」と収録の苦労を明かしてくれた。鈴木プロデューサーは「最初にまさみちゃんに喋ってもらったときは『これはミスキャストだ』と吾朗くんと顔を見合わせた」そうだが、その後の暗く無愛想な“素”の声がぴったりハマったよう。一方の岡田さんは『ゲド戦記』に続いてのジブリ作品および吾朗監督との仕事となったが「親子2代にわたる物語ということで、僕は『ゲド戦記』にも参加してるし、宮崎監督の親子2代の物語を知っている分、オファーをいただいて『本当に僕でいいのか考えてほしい』と言ったんです。やると決めたからには監督の覚悟の力になれるように頑張りたい、という気持ちで臨みました」と覚悟を明かした。海が“無愛想”な半面、岡田さん演じる相手役の俊に対しては「不器用に」という指示があったそう。「『高倉健さんみたいに』と言われましたが、CMでは『不器用』と言ってますが高倉健さん自身が不器用なわけではないと思うので、混乱しました」と苦笑交じりにアフレコをふり返った。今回、脚本を父の宮崎駿が担当したが、吾朗監督は「『ゲド戦記』のときは素人として始めて『この1作ができればいいや』という気持ちでしたが今回は最初からプレッシャーがあり、1本目以上に映画を作る苦しみを知った。初めてスタートラインに立てたような気がします」と晴れ晴れとした表情。鈴木プロデューサー曰く「宮崎駿は『2本目が勝負。これがダメなら監督なんてやめちまえ』と言っていたのでどんな感想持つかハラハラしてました。素直に『よかった』なんて言うはずはないと思ってましたが、観終わっての第一声は『おれの作った俊はあんなに不器用じゃない。あれじゃまるで吾朗だ』でした」とのこと。また吾朗監督へのメッセージとして駿監督は「おれをもっと脅かしてみろ」と語ったとか。これに対して吾朗監督は「おもわず『死ぬなよ』と言ってしまいました」と偉大なる父への複雑な思いを垣間見せた。また、鈴木プロデューサーは、NGO「ピースウィンズ・ジャパン」(大西健丞代表)の要請を受けて本作を携えて陸前高田市などの被災地を回ったことを発表。宮崎駿監督と、「エヴァンゲリオン」シリーズで知られ、ジブリ作品の『風の谷のナウシカ』にも参加している庵野秀明も同行したそうで、本作の上映のほか、トトロが描かれた色紙へのサインなども行ったという。「涙を流して喜んでもらい、嬉しかったです」と現地で鑑賞した被災者の反応も明かした。『コクリコ坂から』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?長澤×岡田共演!ジブリ最新作『コクリコ坂から』試写会に25組50名様ご招待ジブリ『コクリコ坂から』声優に長澤まさみ&岡田准一!大森南朋、風間俊介も初参戦
2011年07月04日女優の松下奈緒がNHKドラマ10『胡桃の部屋』で主演を務めることになり7月3日(日)、都内スタジオで取材に応じた。松下さんにとっては昨年、社会現象を巻き起こした連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」以来のNHKドラマ。松下さん自身も大ファンだという故・向田邦子の小説が原作とあって「一度は向田さんの作品を経験してみたかったので、本当に嬉しい」と笑顔で語っていた。向田さんが1981年に飛行機事故で亡くなる5か月前に発表された同名小説を、没後30年を迎える今夏ドラマ化。リストラされ突然失踪してしまった父親(蟹江敬三)に代わり、松下さん演じる次女・三田村桃子が家族を守ろうと奮闘。しかし、夫の失踪を機に不安定になる母(竹下景子)をはじめ、エリート夫が不倫に走った長女(井川遥)、玉の輿を狙う三女(臼田あさ美)、父の失踪を機に就職活動を投げ出してしまう長男(瀬戸康史)と家族はそれぞれの悩みや葛藤に揺れていた。「家族みんなが悲惨な状況ですが、それぞれ一生懸命生きている姿を見ていただきたいし、みなさんに勇気を与えられれば」と松下さん。向田さんらしいユーモアと現代にも通じる辛口な味わいのヒューマンドラマに「人間って一筋縄ではいかないんだなぁと思わせてくれる作品。桃子という役を通して私自身、家族のあり方や絆をビビットに受け入れて、それをお芝居に反映していけたらと思っています」と抱負を語った。会見には三田村家が勢ぞろいで「ふだんはバラバラな家族なので、こうしてみんなが集まるのは珍しいこと」(松下さん)。井川さんは「向田さんの作品は、女優としての大きな目標だった。向田さんらしい瑞々しさや人間臭さ、人間模様が描かれていて、本当に楽しい現場です」。臼田さんも「みんながどこかで絶対家族を思っているという部分が魅力的。私自身も家族っていいものだなって改めて感じています」としみじみ。瀬戸さんは実生活でも3人兄妹の長男で「男ひとりっていう部分の気持ちはよく分かる」と語った。竹下さんは「ゲゲゲの女房」で松下さん演じるヒロインの義母役で、今回は実の母娘として共演。「『ゲゲゲ』のときは、あれこれ言いたい放題だったが、今回は違った意味でおんぶに抱っこでした」と松下さんに感謝の意。そして、家族崩壊のきっかけを作ってしまう蟹江さんは「ご覧の通りのいい家族でございます。それなのに、なぜ捨てるのか」と恐縮すると同時に、「僕ら世代にどこか共感してもらえる部分を出せれば」と意気込んだ。NHKドラマ10「胡桃の部屋」は7月26日(火)から8月30日(火)までNHK総合にて毎週火曜(午後10:00〜10:48)放送予定(全6回)■関連作品:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 2011年6月4日より全国東宝系にて公開© 2011「もしドラ」製作委員会東京プレイボーイクラブ 2011年冬、全国にて公開東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT全然大丈夫 2008年1月26日よりシネクイントほか全国にて公開© 2007『全然大丈夫』製作委員会沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していたシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?三浦春馬、小西真奈美とのキスシーンを見て冷や汗…中村蒼が前田敦子の憧れの王子様に!「イケパラ」イケメン男子キャスト陣決定
2011年07月04日「V6」の岡田准一が、昨年の本屋大賞に選ばれた冲方丁(うぶかた とう)のベストセラーの映画化作品『天地明察』に主演することが決定!ヒロイン役を宮崎あおいが演じるほか、中井貴一、松本幸四郎、佐藤隆太、市川亀治郎、「関ジャニ∞」の横山裕らが出演することも明らかになった。江戸時代の前期に、それまで800年にわたって使用されてきた暦の誤りを見抜き、日本独自の暦を作り上げた渋川春海の姿を描き、見事に本屋大賞に輝いた本作。『おくりびと』の滝田洋二郎監督がメガホンを取って映画化されることが発表されていたが、ついに豪華キャストが明らかに!岡田さんが演じるのは、碁で徳川家に仕えてきた碁打ち衆の家に生まれ、算術に神道など様々な知識を持ち、星をこよなく愛する安井算哲(のちの渋川春海)。会津藩の初代藩主・保科正之の命を受けて日本全国の北極星の高度を測り、その土地の位置を図る北極出地の旅に出るが、その途上で暦の重大な誤りに気づく。その誤りを正すべく暦を改革する大事業を担うことになるが、それは当時、暦を司る権力、すなわち朝廷への挑戦を意味し、さらに暦の作成には正確に星の動きを知り途方もない計算を極めねばならなかった。妻のえんやよき理解者であった水戸光圀、多くの仲間たちの支えを受け、権力から度重なる理不尽な仕打ちを受けつつも、生涯を賭けて改暦に挑戦する。また、美しく気丈な武家の娘で、やがて算哲の妻となるえんを宮崎あおいが、その兄で、えんと算哲を引き合わせる算術家の村瀬義益を佐藤隆太が演じる。ほかに“黄門さま”で知られ、算哲の理解者であり、激しい気性と凶暴とも言うべき行動力を持つ傑物、水戸藩主の徳川光圀を演じるのは中井貴一、当代きっての名君と言われる会津藩主で、算哲に改暦事業を命じる保科正之を松本幸四郎が扮する。また、幸四郎さんの息子の市川染五郎も出演。役柄は算哲の改暦事業に異を唱える公家衆のひとりということで、改暦を命じた保科とは異なる立場で映画での親子共演が実現することに。さらに、歌舞伎界からは市川亀治郎が日本数学史上に名を残す天才・関孝和役で参戦。横山裕は碁の名門・本因坊家に生まれた天才的な才能の持ち主で、算哲の良きライバルである本因坊道策を演じており、碁で岡田さんvs横山さんのジャニーズ対決も実現!?そのほか、笹野高史に岸部一徳、渡辺大、白井晃など実力派が脇を固める超豪華布陣となった。岡田さんと宮崎さんは劇団ひとり原作の『陰日向に咲く』に続いての共演。先述のように本作は昨年の本屋大賞の1位が原作だが、昨年「天地明察」(角川書店刊)に次いで2位となった『神様のカルテ』(小学館刊)も映画化が決まっており、宮崎さんはこちらにも出演。主人公の妻役で、しかも主人公を演じるのは「嵐」の櫻井翔。宮崎さんにとっては本屋大賞、そしてジャニーズを代表するスターとの“奇縁”が続くことになった。岡田さんからは今回の発表に際し「2度目の共演となる宮崎あおいさんをはじめとする豪華なキャストのみなさまや、滝田監督をはじめとするスタッフのみなさまとお仕事が出来るのを楽しみにしています。多くの方々に支えられ、まっすぐに生き、生涯を懸けて改暦という事業に邁進する男を演じることで、みなさまに勇気や希望を感じていただけるような作品にできるよう、心を込めて演じていければと思います」とコメントを発表。宮崎さんも「撮影に入る前に何度かリハーサルをしましたが、滝田監督の言葉によって“えん”という女性をリアルに感じることができているので、彼女として生きられる日々がとても楽しみです。岡田さんとご一緒させていただくのは2度目ですが、傍らにいるとなんだかホッとする方なので、その心地よい空気感の中で素敵な瞬間が沢山生まれたらいいなと思っています。多くの方に楽しんで頂けるよう一生懸命頑張ります」と意気込みを明かす。また、本作の音楽をこれまでジブリ作品や北野武監督作をはじめ、数々の映画音楽を手がけてきた久石譲が担当することも決定。久石さんも「原作と脚本を読んだ。江戸時代を扱いながら、いまの日本が忘れかけている一番大切なことを呼び起こしてくれるはずだ。滝田監督は『おくりびと』と同じように、観る人たちに勇気と希望を与えてくれるに違いない。いまから、その映像に音楽を付けるのが楽しみです」と映画への期待を語っている。豪華キャストを迎え、どのようなエンターテイメントに仕上がるのか?撮影はまもなく6月16日(木)より開始され、8月中旬にクランクアップで来年1月に完成の予定。映画『天地明察』は2012年秋、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:天地明察 2012年秋、丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2011年06月14日スタジオジブリの最新作で、長澤まさみが主人公の少女・海(うみ)の声を、そしてV6の岡田准一が、海が心惹かれる少年・俊の声を担当することが明らかになった。「なかよし」(講談社刊)で1980年に連載された全8話からなる少女漫画を原作とした本作。物語の舞台は東京オリンピックの開催を目前に控えた1963年の横浜の高校。16歳の海と17歳の俊の出会いと交流、高度成長に学園紛争など揺れ動く時代の中で真っ直ぐに生きる若者たちの姿を瑞々しく描き出す。2006年の『ゲド戦記』に続いて宮崎吾朗監督がメガホンを握るが、その声優陣がついに発表された。これまで、アニメ版「デトロイト・メタル・シティ」に、スタジオジブリがアニメーション作画を担当したニンテンドーDSのゲーム「二ノ国漆黒の魔導士」のボイスキャストや映画『つみきのいえ』のナレーションなどを担当してきた長澤さんだが、長編アニメーションで声優を担当するのは今回が初めて。海難事故で父を亡くしており、多忙な母を助けながら「コクリク荘」の下宿人を含む6人の“大家族”の面倒を見るしっかり者・海を演じる。長澤さんは「喜びと同時に、ジブリ作品が大好きなので私で大丈夫かなと少し不安もありますが、とにかく楽しむことを忘れないように自分らしくできたらと思います。(長編アニメーションの)声優は初めてのことですが、海ちゃんのしっかりとした芯のあるところをキチンと出せるよう、丁寧に落ち着いて取り組みたいです。(脚本を読んで)私たちに何が本当に必要なのか考える時間を持ってみることも大切なのではないかと思いました」と物語から感じた思いと意気込みを明かす。「海ちゃん役の長澤さんに関しては、三谷幸喜さん脚本のドラマ『わが家の歴史』での彼女のお芝居が良かったので、決めました」と鈴木敏夫プロデューサー。すでにアフレコが進められているが、宮崎吾朗監督は「長澤さんを選んだのはカンです。カンは大当たりでした」と手応えを感じている様子だ。そして、海と惹かれ合う高校三年生の新聞部部長・風間俊を演じるのは、宮崎監督の信を受け『ゲド戦記』に続いての参加となる岡田さん。「宮崎吾朗監督とは、二度目のお仕事になりますが、今回もお話をいただけたこと、そして大好きなジブリ作品に参加させていただけることを大変光栄に思います。監督やキャスト、スタッフの皆様に支えていただき、いつまでも観続けられるジブリ作品の力に、少しでもなれるように精一杯演じたいと思います」と出演の喜びを語っている。2人のほかに、海の祖母に竹下景子、コクリク荘に下宿する研修医の北斗役に石田ゆり子、そして海と俊の両親の旧友である小野寺に内藤剛志と、ジブリ作品常連の俳優陣が顔を揃え、海の母・良子役の風吹ジュン、徳丸社長役の香川照之など岡田さん同様に『ゲド戦記』に続いての参加となる面々も。加えて“ジブリ初参加組”も豪華!俊の親友である水沼を風間俊介、俊の父を大森南朋がそれぞれ演じる。プロの声優ではない俳優や著名人をボイスキャストに数多く起用するのはジブリ作品のひとつの特徴だが、これだけの名優たちがキャストに名を連ねるのは近年のジブリ作品においても異例と言える。長澤さん、岡田さんにとっては生を受ける数十年前の日本を舞台にした本作。どのような仕上がりとなっているのか期待が高まる。映画の制作状況は、3月の会見で鈴木プロデューサーの言葉にもあったように、依然として遅れてはいるが、5月より主要キャストのアフレコも開始。完成に向け着々と進められている。昨年の12月に「上を向いて歩こう」はキャッチコピーとして決まり、坂本九による同名の名曲が挿入歌として使用されるが、奇しくもこの言葉は、東日本大震災の発生後に多くの人々の口から日本中で発せられることになった。いまを生きる全ての日本人にスタジオジブリが贈る『コクリコ坂』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:宮崎駿「自分たちが何を作ってゆくのか問われている」
2011年05月13日3月26日(土)、映画『SP 革命篇』の舞台挨拶が都内で開催され、主演の岡田准一(V6)に、堤真一、松尾諭、神尾佑、波多野貴文監督が登壇。本作の収益の一部が、東北地方太平洋沖地震の被災者のために寄付されることが発表された。要人警護のスペシャリストたちの活躍を描くTVドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」としてスタートし、昨年公開された『SP 野望篇』を経て、これまでの全ての謎が明かされる完結編として、先日より公開されている本作。当初、公開初日の3月12日(土)に舞台挨拶が行われる予定だったが、震災のため延期され、改めてこうして舞台挨拶が行われることになった。岡田さんは「被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。そして『SP』の戦っている姿やチームワーク、勇気といったものが、いま、戦っている方の力になればこれ以上に嬉しいことはありません」と真摯に語った。堤さんも「震災があって、温かいところにいられることや電気のありがたさなどを感じましたし、いろんなことを考えさせられました。いま、みなさんもいろいろ考えてワサワサした感じを持っていると思いますが、それが大事だと思います」と語りかけた。阪神大震災で被災した経験を持つ松尾さんは「物質的な復興も大事ですが、被災されたみなさんの心の復興も長い時間をかけて大事にしていかなくてはならないと思います。早く、みなさんに映画を観ていただける日がくれば」と祈りを込めた挨拶。神尾さんは福島県いわき市出身で、ご家族が避難生活を送っているそう。「いま、この瞬間も現場で復興に向けて戦っている人への感謝の気持ちでいっぱいです。笑顔で生活できる日が来ることをお祈りしています」と語った。撮影時の話になると、次々と興味深いエピソードが続出。堤さんは「年なので、セリフを覚えるのがつらかった。その上、何で岡田准一とアクションせなあかんの?オッサン、大変でした」と苦労をふり返る。堤さんによると、岡田さんは鉄砲から出る火花を一瞬でかわしたそうで「本当にすごい!速い!速いよキミは。弾丸をよけられる男ですからね。たまりませんね」と手放しで岡田さんの身体能力を絶賛していた。岡田さんは「あなたにとって『SP』とは?」という問いに「結晶。スタッフとキャストみんなで偽りなく『観て!』と言えるものを作ったと思います」と充実の表情。最後に改めて「これから元気が大事だと思います。笑顔になっていただけるように出来ることをやっていきたいと思います。『SP』がその力になれば」と呼びかけた。『SP 革命篇』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム■関連記事:真木よう子インタビュー 「SP」誕生から4年、大作への進化に「予測できた」キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…
2011年03月26日2007年に始まった連続ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は深夜枠としては異例の高視聴率を記録。待望の映画化となった『SP 野望篇』は観客動員300万人を超える大ヒットとなった。後編の『SP 革命篇』では、遂にこれまでのすべての謎が明かされる――。「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性」この日、インタビュールームに現れた女優・真木よう子は、おなじみの黒いスーツ姿だった。「『SP』の衣装になると、立ち振る舞いが笹本っぽくなるんですよね。あんまりかわいい顔で笑えなくなるというか、ちょっとクールになります(笑)」と笑う姿は実にかっこいい。女性でさえも、いや、むしろ女性の方が惚れ惚れとするような、クールで男勝りな、それでいて実に女性らしい警視庁警備部警護課第四係の紅一点、笹本絵里を演じているが、その姿は真木さんのイメージにそのまま重なって見える。実際のところはどうなのだろう?「笹本は、私も尊敬するかっこいい女性。でも、最初からこうだったのかな?何話かやっていくうちに、私のやりやすいようにというか、(脚本の)金城さんが私に合わせて書いてらっしゃるのかなと。ほかの作品もだいたいそうなるんですけど(笑)」。物語はいよいよ佳境を迎え、国会議事堂でテロリストたちと壮絶なバトルが繰り広げられる。笹本にも印象的なアクションシーンがいくつかあり、そのひとつが、入山法子演じる青池由香莉とのバトルシーンだ。その鬼気迫るアクションは、男同士のバトルよりよほど迫力がある。しかし、体格も腕力も男性に比べて乏しい女性同士がアクションをこなすには、苦労や不安もあったのではないだろうか。「最初は女性同士ということですごく不安でした。お互いにアクション経験がゼロ同士で、でも周りの男性たちはみんなアクションができるから、私たちの女のファイトがかっこ悪くなっちゃったら台無しにしちゃうなと。監督からも『いわゆるキャットファイトみたいな感じにはしたくない』と言われたので、すごく練習しました。嘘のないアクションシーンにするには、練習するしかないんです。最後の方は当たってもしょうがないぐらいの勢いで、遠慮は全然なかったです(笑)。お互いにすごいテンションでした」。さらに、国会議事堂の本会議場では、ついに銃を抜くシーンも登場する。射撃の元オリンピック候補選手という笹本の真骨頂とも言えるシーンだ。「あのシーンは机を駆け上がらないといけないので、最初は(ワイヤーで)吊ろうかという話も出ていたんです。でも、そこは気合いで(笑)。ただ、歩幅を一歩でも間違うと、左右が逆になってフォームが変わっちゃったりするし、実際にはすごく難しかったんですよ。あと、スーパースローで撮っているので、実際の動きよりずっとゆっくり映るんですよね。だから、銃を撃つと火薬がパンッとなるんですけど、まばたきをしちゃいけなかったんです。それにはちょっと苦労しましたね」。「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品」その一方で、「SP」ファンが楽しみにしているお決まりのシーンももちろん登場する。松尾諭演じる山本隆文との漫才のようなやり取りだ。正直なところ、演じているうちに快感になったりは…?「快感…ではないですよ(笑)。結構、本気で叩いているので、松尾さんも相当痛いと思います。でも、あそこは現場でもみんなが楽しみにしているんです。監督も含めみんなから、さらにいいものを…と求められている感じがあって、次は髪の毛をむしらないと笑ってくれないんじゃないかと(笑)。でも、毎回なにかしらの奇跡があって、メガネが飛ぶシーンで本当に割れちゃったりとか。『割れちゃった!』というセリフは、松尾さんのアドリブです(笑)。私もそんなプレッシャーから、本気で叩かなきゃと思って、ちょっと眼鏡狙いでいったりはしてます(笑)」。また、共演した堤真一に対しては、複雑な心情も抱いたという。「堤さんって、普段はマイカメラを持ち出して『真木ちゃん、ちょっと撮ってくれ』と自分のかっこいいポーズを撮らせたりする、お茶目なオッチャンなんですけど、ああやって完成した作品を観ると、本当に素晴らしい!『どこで切り替わってるんだろう?』とみんなで話し合ったことがあります。それぐらい、現場ではチャラけてるのに、すごい尾形になっていて、悔しいですよね(笑)」。「SP」との付き合いもかれこれ4年。その間には、結婚し、出産し、女性としても様々な経験を重ねた。そんな真木さんにとって、「SP」とはどんな存在なのだろう?「『SP』は自分の中でもすごく特別な作品。『SP』で私のことを知ってくださった方もすごくいると思うし、長く携われてすごく幸せな時間だったなと思います。スタッフもキャストもプロ意識の強い方たちばかりで、いい作品を作りたいという思いが強かったし、ひとつの作品を作り上げるという過程をものすごく実感できたというか。いろいろな意味ですごく幸せな現場でした」。企画からアクション、編集にまで携わり、20代の後半を本作に費やした主演の岡田准一をはじめ、キャスト、スタッフの本作への意気込みの強さは方々で語られている。だが、シリーズが始まった当初から、ここまでの大作になることは想像できたのだろうか?そう尋ねると、「できました」との即答が返ってきた。「私はあまりガツガツ人に『観てみて』と言う方じゃないんだけど、『SP』はすごく面白い自信があったから、『本当に面白いから観た方がいいよ』といろいろな人に言ってましたね。そこから本当に『SP』ファンになってくれたので、これで終わりじゃないだろうなとなんとなく思ってました」。「笹本をここで終えるのは悲しすぎる」それだけに、思い入れも強い。クランクアップを迎えたときは、珍しく感情が高ぶってしまったという。「私、ほとんど泣かないんですけど、このときばかりはちょっと泣いちゃいました。それまで実感はなかったんですけど、『こういうことを喋っているってことは、終わりなんだ…』と思ってきて。私、岡田くんのアップの瞬間に立ち合いたくて、松尾さんと『サプライズで行こうぜ』と、現場の近くに車を停めて待機してたんですけど、外せない急用ができてしまって、そのまま帰らなきゃいけなくなっちゃったんです。だから、立ち合えなかったのがすごく残念で…。きっと立ち合えていたら、終わったんだなという感じをみんなで共感しあえたのかなと思うんですけど」。まだまだ心残りを感じさせる真木さんに、スピンオフもありえるのでは?と伝えると、「スピンオフ…いやあ、どうですかね(笑)」と照れたような笑いを見せながら、「でも、笹本をここで終えるのは悲しすぎるから、似たような女の人か、寡黙な殺し屋みたいなものをやってみたいですね(笑)。もうちょっとアクションしたかったなと思うし、銃の上手な持ち方も教えてもらったから、それももう少し出してみたかったなと思います」と、素直な心情を語ってくれた。きっとその機会が巡ってきたあかつきには、いつもと変わらない彼女でありながら、確実にパワーアップしたアクションを見せてくれるに違いない。もう少し真木さんの笹本を観たいものだと強く思った。(photo:Yoshio Kumagai/text:Mio Kojima)■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:キャスト陣も参加で裏話が聞ける?『SP』Twitterイベントを特別ドラマ放送中に開催真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年03月08日映画『SP 革命篇』の公開を3月12日(土)に控え、その1週間前に当たる明日3月5日(土)にフジテレビ系にてスペシャルドラマ「SP 革命前日」が放送されるが、このドラマを見ながらTwitterで熱く「SP」を語り合うというイベントが、WEB上の特設サイトにて開催されることが明らかになった。土曜の深夜枠の連続ドラマとして放送が開始され、瞬く間に話題を呼び、23時台という時間帯のTVドラマとして記録的な視聴率を誇った「SP 警視庁警備部警護課第四係」を2部作で映画化。昨年公開された『SP 野望篇』に続く最終章となる本作では、国会の場での大規模なテロ事件が勃発し、岡田准一扮する主人公・井上をはじめ、第四係の面々がテロリストに立ち向かう姿が描かれると共に、これまでベールに覆われてきた全ての謎が明らかに!5日(土)に放送される「革命前日」では、文字通り『革命篇』の前日が舞台。“革命”に立ち向かう尾形(堤真一)やテロリストたちの動向、大規模テロの計画など知る由もなく、束の間の休息を楽しむ笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)、石田(神尾佑)ら第四係の面々のプライベートの様子、さらには尾形の動きに目を光らせ、真相に迫る公安の姿などが多角的に描かれる。そしてTwitterイベントは放送と同時刻のリアルタイムイベントとして、放送を見ながら「SP」について語り合う場となっている。いまでは、映画のプロモーションにTwitterが使われることはごく当たり前のことになったが、実は映画『SP』はその先駆けともいえる存在。2009年の9月5日のクランクインから、撮影現場の模様を実況中継したほか、撮影終了後も映画の完成までのプロセスやプロモーションの様子を断続的にツイートし、フォロワーは15,000を超えるまでに。先日、2月24日(木)に開催された『SP 革命篇』の完成披露試写会では、このイベントの直前、直後の舞台裏の様子をUstreamによりWEB上で生中継したが、平日の夕方という時間帯にもかかわらず、延べ5,000人がリアルタイムで視聴した。今回のTwitterイベントに参加するには、『SP』公式Twitterアカウント「@SP_movie」をフォローの上、ハッシュタグ「#SP_movie」をつけて、スペシャルドラマ放送中に「SP」についてツイートするだけ!これまでもTwitter上で本作について語ってきたスタッフ、キャスト陣も参加する予定とのことなので、思わぬ裏話が聞けるかも!?「SP革命前日」は3月5日(土)21:00よりフジテレビ系にて放送。『SP 革命篇』は3月12日(土)より全国東宝系にて公開。『SP』公式Twitter:特設ページ:■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:真木よう子、壇上でまさかの舌打ち疑惑!岡田准一「何かムカつくことありました?」岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年03月04日映画『SP 革命篇』の完成披露試写会が2月24日(木)、都内で開催され、主演の岡田准一をはじめ、堤真一、香川照之、真木よう子、松尾諭、神尾佑ら主要キャストが勢揃い。「SP」ファンで埋まった会場は大きな盛り上がりを見せた。深夜枠にもかかわらず高視聴率を記録した連続ドラマ、そして昨年公開された『SP 野望篇』に続く劇場版であり、完結篇となる本作。直木賞作家・金城一紀のオリジナル脚本で、特殊な能力を持った主人公の井上薫(岡田さん)を中心に、要人警護を任務とする警視庁警備部警護課第四係の面々の活躍が描かれる。特に本作では、上司の尾形(堤さん)の抱える、国家を巻きこんだ“秘密”が明らかになる。岡田さんらが姿を現すと、会場は熱狂!壇上には国会議事堂が描かれた幕が張られていたが、岡田さんらが壇上に上がるとテロを思わせるような大爆発音とともに幕が落ち、後ろから「SP」のロゴが登場するという演出で会場の熱気は最高潮に。マイクを握った岡田さんは「昨日は眠れませんでした」と初めてお客さんの前で、この『革命篇』を披露する喜びを表した。堤さんは、劇中のクールな尾形とは全く違うノリで開口一番「ヤッホー!」。満員の客席を見渡し嬉しそうに笑みを浮かべていた。与党幹事長の伊達を演じる香川さんは、緊張のせいか喜びのせいか噛みまくり。「おいしいワイン」と言うところを「わいしい…」と言うなどして「年だね、我々は」と、苦笑いを浮かべて隣りの堤さんをチラリ。すると堤さんも香川さんと肩を組み、優しい笑顔で「労り合おうね、ほめ合おうね」。2人のコミカルなやり取りに会場は笑いに包まれた。笹本役の真木さんが、突然、司会者から映画の見どころは?と質問され慌てて口ごもると、隣りの岡田さんや松尾さんが「いま、舌打ちした?ムカつくことでもありました?」とはやし立て、真木さんが「してません!」と必死で否定する一幕も。改めて真木さんは「4係のプライベート、私服姿が見られます」と見どころを明かしてくれた。さらに、松尾さんがリクエストに応じておなじみの(?)「かっこいいポーズ」を壇上で披露してくれたり、岡田さんのアクションについての感想を求められた香川さんが「ボクシングやらねぇか?」と『あしたのジョー』の丹下段平口調を見せたりと、登壇陣が次々とサービス。また、ハリウッドとの間で本作のリメイク化権の交渉が進められていることも明かされ、会場からは期待を込めた大きな拍手がわき上がった。『SP 革命篇』は3月12日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SP 革命篇 2011年3月12日より全国東宝系にて公開© 2011「SP」プロジェクトチーム■関連記事:岡田准一『SP』深夜ロケで荒れた?「誰か蹴りてぇ!」で犠牲になったのは…岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2011年02月24日映画『SP 野望篇』(波多野貴文監督)の初日舞台挨拶が10月30日(土)、TOHOシネマズ スカラ座で行われ、主演のV6・岡田准一、共演の堤真一、真木よう子らシリーズレギュラーメンバー5人が出席した。2007年11月〜2008年1月に深夜枠で放送された人気ドラマの劇場版2部作の第1弾で、研ぎすまされた神経と高い能力を持つ井上薫(岡田さん)ら要人警護を担当する警視庁警備部警護課第四係が、大物国会議員(香川照之)の警護につきテロリストに立ち向かう。脚本を手掛ける作家の金城一紀と企画段階から同シリーズを育み、本格アクションにも取り組んできた岡田さんは「前日は眠れなかった。ドキドキしちゃって。僕にとっては7〜8年越しくらいの企画。本当にみんなで闘ってきた作品なので違う感じがあって」と感慨深げ。「日本でここまでアクションはない、という作品を作ったので、これまでは『野望篇』を観ていただくのが野望でしたが、次の野望は『革命篇』(第2弾)を観ていただくことです」と凛々しい表情。井上の才能を見い出す上司・尾形役の堤さんは、アクションをやりたかったか?と司会者から聞かれ「アクションは危ない!」と即答。岡田さんから「『革命篇』では堤さんのアクションもありますよ」とバラされると「バァーンと飛んでポテッと落ちます」と告白。岡田さんは「随分軽い感じに聞こえますね」と苦笑いし、会場は爆笑だった。ほかに松尾諭、神尾佑が出席。空手有段者の神尾さんは「深夜ロケが続いていたある日、岡田さんが『誰か蹴りてぇ、ローキック蹴りてぇ』と言っていたので、僕が蹴られたんですけど、スピード、タイミング、ドンピシャで来るので本当に痛かった」と妙な褒め言葉。岡田さんは「荒れていたんですかねぇ」と照れ笑いでふり返っていた。『SP 野望篇』は全国東宝系にて公開中。『革命篇』は2011年春、全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SP 革命篇 2011年春、全国東宝系にて公開©2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム■関連記事:映画のヒロインに変身!「TIFF」ヘアデザインショーモデル体験に1名様ご招待ドラマの謎の続きがここに!岡田准一主演『SP 野望篇』試写会に10組20名様ご招待岡田准一、暴漢を退治!真木よう子は男に囲まれ火がついた?「殴る、蹴るが快感に」
2010年10月30日2007年から2008年にかけて放送され、その後、スペシャル版も製作されるなど大人気を博したTVドラマの続編として前後編2部構成で映画化される『SP THE MOTION PICTURE』のスペシャル・イベントが8月9日(月)に東京・台場のフジテレビにて開催され、主演の岡田准一、共演の真木よう子、松尾諭、神尾佑が出席。映画ばりのアクションを生で披露し喝采を浴びた。前日の8月8日(日)はフジテレビが独自に制定した“フジテレビの日”ということで、同社の豊田皓社長が黒塗りのVIP車で登場。岡田さんらは、豊田社長の“SP”としてスーツ姿の“本番モード”で姿を現した。そこへ、客席から暴漢2名が現れるが、ひとりを神尾さんらが押さえ込んで確保。もう一人は武器を所持していたが、岡田さんが見事な投げ技で取り押さえ、会場は拍手に包まれた。要人警護のプロフェッショナルたちの活躍を描いた本作。挨拶に立った岡田さんは「異例の8か月もの撮影でしたが、みんな、素晴らしいチームワークで『チャレンジしよう!』という気持ちでやりました。変化球ではなく真っ直ぐなボールを投げよう、ドラマでできなかったことをやろうという気持ちで挑みました」と充実した表情を見せた。ドラマ版は、岡田さん演じる井上の上司である、堤真一さん扮する尾形の謎めいた行動と2人の対峙で幕を閉じ波紋を呼んだが、岡田さんは「『野望篇』と『革命篇』でみなさんの謎に答えて完結します」とニヤリ。人気キャラクター、女SPの笹本を演じる真木さんは「女一人で“男アクション祭り”の中で、私のアクション魂にも火がつきまして…(笑)。男性を殴る、蹴るというのがだんだん快感になってきました」と告白。劇中、かなり痛めつけられるシーンもあるようだが「日常生活の中で味わうことのない痛みでして、どうリアクションとっていいものかと困りました」と苦笑交じりに明かして会場の笑を誘った。続いてマイクを握った山本役の松尾さんは「真木ちゃんにいっぱい殴ってもらった幸せ者の松尾です(笑)」と挨拶。イベント冒頭のアクションについて「真面目にやれと言われてたのでそのつもりでしたが、なぜか笑いが起こっていて…」と複雑そう。さらに、岡田さんから「(松尾さんに)『かっこいいポーズやって!』と言うと、やってくれますよ」とムチャぶりが。観客が声を揃えて「かっこいいポーズやって!」とお願いすると、壇上で華麗に蹴りの型を披露し…足を滑らせて尻餅!客席からは温かい拍手がわき起こった。いまだ、作品の詳しい内容が明らかになっていないこともあって、ファンの期待は高まるが、劇場版では香川照之さんが与党幹事長の役で出演。これについて岡田さんは「鍵を握る人物です」とだけ明かした。また、クールなSP・石田を演じる神尾さんも「尾形vs井上の関係性の中で、自分は尾形に代わって井上をフォローするという責任が…」と物語や役柄の一端を明かし、ファンの期待を煽った。さらに、アクションシーンの撮影について岡田さんは「現場ではみんな、アザは当たり前。怪我と呼ぶのは骨折から」と説明し、その激しさをうかがわせた。『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』は10月30日(土)より、『革命篇』は2011年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SP 革命篇 2011年春、全国東宝系にて公開©2011「SP」プロジェクトチーム SP 野望篇 2010年10月30日より全国東宝系にて公開© 2010「SP」プロジェクトチーム
2010年08月09日楽しい同僚の条件は「なごめる人」か「デキる人」皆さんの職場にも、そろそろ研修を終えた新入社員が配属されたころでしょうか。ときには仕事へのモチベーションをも左右する、職場の人間関係。どうせなら、気の合う仲間と切磋琢磨しながら働きたいですよね。今回は「一緒に働いたら楽しいと思う20代のジャニーズ」について、20代女性548名に聞いてみました。>>男性編も見るQ.一緒に働いたら楽しいと思う20代のジャニーズは誰ですか?(単一回答)1位相葉雅紀26.3%2位櫻井翔16.4%3位二宮和也7.7%4位大野智6.2%5位岡田准一5.7%■相葉雅紀くん派は……・「持ち前の天然っぷりで、社内を明るくしてくれそうだから」(23歳/化粧品/人事)・「仕事がうまくいったら、ハイタッチで自分のことのように喜んでくれそう」(28歳/損保/サービス)・「カッコつけていないところに好感が持てる」(25歳/IT/秘書・アシスタント)■櫻井翔くん派は……・「頭がよくて、やさしくて、カッコいい。完璧!」(24歳/化学/研究開発)・「仕事をバリバリこなすだけじゃなく、周囲への気遣いもできそうだから」(29歳/化学/秘書・アシスタント)・「ニュース番組に出演しているだけに、知識も豊富そう」(24歳/卸/システム)■二宮和也くん派は……・「頭の回転が速くて仕事もできそう。尊敬できる人だと思う」(25歳/旅行/秘書・アシスタント)・「歯に衣着せぬ感じが好き。一緒に働くならこういう人!」(27歳/商社/その他)・「ツッコミ担当として職場の雰囲気を盛り上げてくれそう」(27歳/卸/財務)■大野智くん派は……・「独特の空気感で場をなごませてくれそう」(26歳/IT/SE)・「いじられキャラなところがいい!」(26歳/損保/営業)・「のんびりしている反面、しっかり者のイメージもあって、仕事面でも助けてくれそう」(28歳/精密機器/エンジニア)■岡田准一くん派は……・「かっこいいし、頼れる先輩という感じ」(24歳/金融/金融系専門職)・「仕事に対してストイックなイメージがある」(24歳/旅行/販売)・「タレントとしての才能だけでなく、教養もありそうだから」(24歳/その他/その他)総評メディアへの露出度と比例する形で、ドラマにバラエティにと大活躍の嵐から4名がランクイン。1位の相葉雅紀くんと4位の大野智くんを挙げた人の多くは、「職場が明るくなりそう」など、ムードメーカーとしての活躍に期待を寄せていました。一方、櫻井翔くん、二宮和也くん、V6の岡田准一くんには「仕事ができそう」との評価が多数。一緒に楽しく働くには、面白さだけでなく、有能さも重要な要素と考える人が多いようです。(文・武政ふゆ)調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】同僚にいてほしいマンガのキャラクターランキング【女性編】入社してきてほしい男性タレントランキング【女性編】一緒にいて楽しい人の条件ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年05月18日知性派だけど笑いも取れる、20代後半の5人がランクイン頼れる仲間であり、ライバルでもある職場の同僚。仕事だけでなく、プライベートでも同僚と深い付き合いをしているという方も多いでしょう。そんな中に、もしもジャニーズのメンバーがいたとしたら!?今回は20代男性186名に、「一緒に働いたら楽しいと思う20代のジャニーズ」を選んでもらいました。>>女性編も見るQ.一緒に働いたら楽しいと思う20代のジャニーズは誰ですか?(単一回答)1位櫻井翔15.1%2位大野智10.2%3位相葉雅紀9.7%4位岡田准一9.1%5位二宮和也6.5%■櫻井翔くん派は……・「ニュース番組に出ていることもあって、真面目なイメージがある」(25歳/その他/総務)・「教養と良識を兼ね備えていて、人間として好感が持てる」(25歳/金融/営業)・「視野が広いから、知的な会話を楽しめそう」(29歳/医療/その他)■大野智くん派は……・「気を遣わなくてよさそうだし、話も合いそう」(27歳/電気/設計)・「天然キャラで面白い!」(27歳/教育関連/研究開発)・「おちゃらけるときでも、ちゃんと空気を読んでやるところがいい」(24歳/精密機器/営業)■相葉雅紀くん派は……・「まじめに仕事をしつつも、周囲を笑わせてくれそう」(26歳/倉庫/サービス)・「疲れたとき、あの明るいキャラが癒しになりそう」(26歳/自動車関連/設計)・「天然でミスもありそうだけど、憎めない感じ」(24歳/学校/その他)■岡田准一くん派は……・「かっこいいし、頼りがいがありそう」(27歳/金融/金融系専門職)・「礼儀正しいイメージがあるから」(27歳/電気/営業)・「いざというとき助けてくれそうな気がする!」(26歳/卸/総務)■二宮和也くん派は……・「周りの空気を読みながら、仕事も器用にこなしそう」(27歳/卸/営業)・「一緒に飲みに行ったら、クールなボケで楽しませてくれそう」(25歳/商社/営業)・「ゲーム好きらしいので、趣味の話題で盛り上がりたい」(23歳/ソフトウェア/プログラマー)総評数多くのジャニーズ勢の中から、嵐の4人とV6の岡田准一くんがランクイン。実はこの調査結果、順位に多少の違いはあるものの、トップ5の顔ぶれは女性編とまったく同じです。そんな中、男性の支持率No.1だったのは櫻井翔くん。「知識が豊富で話が面白そう」など、知性とユーモアを兼ね備えた点が評価されました。また、ランキング上位5人は全員が20代後半。かわいい後輩というよりも、楽しい同僚・先輩をイメージした人が多かったようです。(文・武政ふゆ)調査時期:2010年4月21日~4月28日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性186名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】同僚にいてほしいマンガのキャラクターランキング【男性編】入社してきてほしい男性タレントランキング【男性編】一緒にいて楽しい人の条件ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年05月18日岡田准一×麻生久美子主演、30代の岐路に立つ男女の恋愛と成長を描いた『おと・な・り』。5月に公開されて以来、好調な成績を収めている本作だが、このヒットを記念して、7月7日(火)の七夕の夜、映画に因んで、岡田さんと麻生さんが観客の持ちかけた相談にアドバイスを贈る「アラサー相談室」と題した特別イベントが催された。七夕のイベントということもあり、相談者の中にはこの日が結婚記念日という人もおり、女性を中心にしたアットホームな雰囲気の中でトークがスタート。早速「結婚して子供ができてから夫婦間での呼び方が“お父さん”、“お母さん”と呼び合うようになってしまったのですが、2人は夫婦間でどんな風に呼び合いたいですか?」という質問が。既婚者の麻生さんは「そうなっちゃいますよね、私は犬を飼っているのですが“お父さん”“お母さん”という呼び方になってますからね(笑)」と仲睦まじい夫婦の様子をのぞかせた。一方、未婚の岡田さんは、「『あ・な・た』って呼ばれたい」と会場の笑いを誘い、「たまに昔の呼び方で呼んでみたらいいと思いますよ」とアドバイスを贈った。続いて子供を授かったばかりの相談者からは、子供が産まれたら、家庭と仕事のバランスはどのようにとるか?という質問。麻生さんは「私はわりと子育てしたいですけど、仕事もあったら仕事もしたいしなあ、産まれてないのでわからないのですが、周りの協力があれば仕事も続けられると思います」と前向きな姿勢を見せた。これに対し、仕事も家庭も大事にしたいという岡田さんは「仕事も子育てもやりがいを持てるといいですね、頑張って下さい!」と力強いエールを送った。この日、観客の中には、既に本作を24回も観たという熱心なファンもおり、会場が一体となって和やかな雰囲気が醸し出されていた。最後に、岡田さんが「ちゃんと相談を受けられたかすごく不安ですけど、映画の方も真面目にやってます。感情とかをすごく細かく拾っていて、感じてもらえることが多い映画になっていると思いますので、愛してもらえる映画に育ってくれたら嬉しいです」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。『おと・な・り』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。■関連作品:おと・な・り 2009年5月16日より恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル神戸にて先行公開、5月30日より全国にて順次公開© 2009 J Storm Inc.■関連記事:岡田准一vs麻生久美子 ポニョの振り付けと愛犬の鳴き声でムチャ振り対決!『おと・な・り』熊澤尚人監督「自分の気持ちにどう決断するか、そこを描きたかった」岡田准一、5,500人ものファンの行列に感激!「みんなのことは忘れない」幸運!?の“ジリ貧”『インスタント沼』特製マグカップを2名様にプレゼント「出たとこ勝負(笑)!」麻生久美子が30歳を前に迎えた岐路と出会いとは?
2009年07月08日アパートの薄い壁越しに聞こえてくる、日常の何気ない“音”を通じて心を通わせていく二人の男女と、彼らを取り巻く人々の生きる姿を描いた青春群像劇『おと・な・り』。5月の公開から大ヒットを記録中の本作だが、6月10日(水)、これを記念して、主演の岡田准一と麻生久美子、熊澤尚人監督、そして脚本家のまなべゆきこを迎えてのトークイベントがお台場シネマメディアージュにて行われた。和やかな雰囲気の中、映画に因んだテーマで始まったこの日のトーク。主人公の2人のように、実際に顔を知らない相手と恋に落ちることはあるか?と尋ねると、「ありうる。あ、でもありえないかな?」と冷静になって考える麻生さんに対し、岡田さんは「ありえますよ。その人の音や雰囲気でいいなと思ったり…なくなったらさみしいなと思ったり」と答えた。岡田さん扮する聡と麻生さん扮する七緒は、それぞれ30歳という人生の節目に新たな道を選んでいくが、熊澤監督と脚本家のまなべさんは共に「30歳くらいで会社、OLを辞めたのが転機だった」と、物語のベースにもなったそれぞれの人生の転機を明かした。同じ質問に、麻生さんは「4年前に女優を辞めたいと思ったときがあった。仕事に悩んだけれど、仕事に救われた」と自らの女優人生をふり返った。またこの日は、会場の観客からも質問が寄せられたが、中には「映画の中で鼻歌を口ずさむシーンがあるが、最近口ずさんだ鼻歌は?」との質問も。奇しくも岡田さん、麻生さんは共に「ポニョ(『崖の上のポニョ』)」と答えたが、麻生さんのムチャ振りで岡田さんが得意の振り付けでポニョの歌を披露するハメに。続けて「愛おしいと思う音は?」との質問には「愛犬の鳴き声と足音」と答える麻生さん。復讐とばかりにすかさず岡田さんが「どんな?」とムチャ振りし、今度は麻生さんが愛犬の鳴きマネを披露。2人の息の合ったやりとりに、会場は笑いに包まれた。最後に、この大ヒットを受け、本作のロングラン上映が決定したことが発表された。麻生さんが「みなさんに愛してもらえて嬉しい。観る方のそのときの気分や状態で感じ方が変わったり、音を大切にしているので普段自分が聞いている音がどれだけ素敵だったのかを考えさせられる映画です」と喜びを伝えると、岡田さんも「本当に嬉しいです」とコメント。「感情を一個一個拾っていこうという感じで、いろいろな人が様々な感じ方ができるように、すごく丁寧に撮影をしました。何度も観ていただいている人に、そういうところを感じてもらえていたら嬉しいです」と観客に呼びかけ、イベントは幕を閉じた。『おと・な・り』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。■関連作品:おと・な・り 2009年5月16日より恵比寿ガーデンシネマ、梅田ガーデンシネマ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル神戸にて先行公開、5月30日より全国にて順次公開© 2009 J Storm Inc.■関連記事:『おと・な・り』熊澤尚人監督「自分の気持ちにどう決断するか、そこを描きたかった」岡田准一、5,500人ものファンの行列に感激!「みんなのことは忘れない」幸運!?の“ジリ貧”『インスタント沼』特製マグカップを2名様にプレゼント「出たとこ勝負(笑)!」麻生久美子が30歳を前に迎えた岐路と出会いとは?これが岡田准一目線で切り取った麻生久美子!『おと・な・り』公開で初の写真展開催
2009年06月13日美しくも切ない恋愛模様を独特の表現で切り取り、圧倒的な人気を誇る江國香織。竹野内豊とケリー・チャン共演の『冷静と情熱の間』、岡田准一と黒木瞳による『東京タワー』を始め、これまで多くの作品が映画化されてきたが、このたび、江國作品の中からまたひとつ新たな恋愛映画が誕生!小さな優しい嘘を重ねながらも共に歩んでいく夫婦の姿を描いた「スイートリトルライズ」(幻冬舎)が中谷美紀と大森南朋主演で映画化されることが決まった。物語はテディベア作家の瑠璃子とIT会社に勤務する聡の夫婦を軸に展開。傍からは幸せそうに見える瑠璃子と聡だが、実は家の中でも携帯電話でやり取りし、3年間セックスレスで心のすれ違いが続いていた。そんな2人それぞれに、新たに心惹かれる相手が現れ…。中谷さん扮する瑠璃子が恋に落ちるのは、個展で出会い、瑠璃子の作ったテディベアを欲しがる青年・春夫。一方の大森さん演じる聡が心惹かれるのは、同窓会で久々に再会した大学時代の後輩のしほ、という具合に、共に年下の相手と恋に落ちるというところも物語のポイント。この年下の恋人たちを誰が演じることになるのかも気になるところ。池脇千鶴主演の『ストロベリーショートケイクス』などを手がけた矢崎仁司がメガホンを握る。「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに」、「この部屋には、恋が足りないと思うの」など女性読者の心に強く響く、江國ワールドの独特のセリフが、映画でどのように再現されるのかも楽しみだ。2人の心の距離を埋めるように積み重ねられていく優しい嘘がもたらすのは――?『スイートリトルライズ』は2010年公開予定。■関連作品:スイートリトルライズ 2010年公開予定© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会
2009年06月10日