冷え込みが厳しい朝7時、東京都内の自宅から姿を現したのは女優・八千草薫(88)だった。彼女は数日前の2月9日に事務所のHPを通じてがん闘病と仕事の休止を公表したばかり。《一昨年の年末にすい臓に癌が見つかりまして、昨年1月に手術致しました。術後は順調で去年は連続ドラマと舞台に出演させて頂きました。ところが今年に入りまして肝臓にも見つかり……》’47年に宝塚歌劇団に入団してからすでに72年。ほとんど仕事を休んだことがないという八千草の休養宣言は世間を驚かせた。しかし本誌が目撃した彼女の足取りはしっかりしており、元気そうだった。右手には小さな食品保存容器を持っている。近年は自宅に出入りする猫にエサをあげるのも朝の日課になっているそうだが、その日課もきちんと続けているようだ。八千草の夫・谷口千吉氏は’07年に逝去し、彼女は1人暮らしを続けている。知人男性は言う。「八千草さんは動物が大好きで、いまは犬と猫を飼っています。がんの治療についてはよくわかりませんが、88歳なのに本人はいたって元気ですよ。今年になって車も買い替えたばかり。車高が高いので、『眺めがいいのよ』なんて喜んでいました」肝臓がん闘病中という八千草だが、続けているのは猫のエサやりばかりではない。4月スタートの連続ドラマ『執事西園寺の名推理2』(テレビ東京系)は降板したものの、なんと同じく4月スタートの『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)には出演していくというのだ。八千草のマネージャーは言う。「『やすらぎの刻~道』は(’17年放映のドラマ)『やすらぎの郷』の続編にあたります。今作では八千草はもともと2つの役に出演予定でした。そのうちヒロイン・しの役は降板しましたが、前作でも登場した九条節子役としては出演します」1月に肝臓へのがん転移が発覚した後、倉本聰さんは台本を大幅に書き換えたのだという。「昨年すでに撮影したシーンもありますし、今後は体調と相談しながら、無理をしない程度に撮影を続けていきたいと考えています。本人は仕事がとても好きですので、(九条節子役以外の)降板も苦渋の選択でした。しかし体調が悪化して共演者やスタッフの皆さんにご迷惑をかけるのも申し訳ありませんので、この度のような選択となったのです」「ちょっとゆるやかに、でも少し無理をして」を信条としている八千草はインタビューなどでも“できる限り仕事は続けていきたい”と語っており、さらにHPでも次のようにつづっている。《また番組を楽しみにして頂いておりましたファンの皆様には体調を整えまして、より一層楽しんで頂ける作品に参加できるように帰って参ります》文面からは“女優として、もっといろいろな役を演じてみたい”という、強い意志が伝わってくる。今年買ったばかりだという新車のこともマネージャーに聞いた。「そうなんです。実は車を買い替えるほど、『やすらぎの刻』には意欲を燃やしていたんですよ。山梨県などでのロケも多いので、“もっと乗り心地の良い車にしましょう”と本人がパンフレットも取り寄せて色とか座席とかを選んでいたんです。車高の高いミニバンにしたのも、ロケ先で景色を楽しむためでした。しかし車が届いた矢先に、転移が発見されてしまって、いまはもっぱら病院に通うときに使っています」すい臓がんの際は数時間もの摘出手術に臨んだというが、今後の治療計画はまだ検討中だという。「いまは調子が良いので、しばらくは自宅療養を続けます。しかし、がんのステージによっては入院しての療養に切り替えることになると思います。手術ですか?やっぱり手術は痛みも感じますし、なるべく避けてあげたいですね」八千草の自宅には愛犬や愛猫がいるだけではなく、大切なものも置いてある。彼女の一日は、イーゼルに飾られた亡き夫の大きな写真に挨拶をすることから始まるのだ。2度目のがん闘病でもゆるがない不屈の女優魂を支えているのは、天国の夫の優しいまなざしなのだろう。
2019年02月22日“スーパーリアリズムの巨匠”上田薫の個展「-画集刊行記念-上田薫展」が、2019年3月20日(水)から26日(火)まで東京・日本橋高島屋S.C. 本館 6階美術画廊にて開催される。上田薫は“スーパーリアリズムの巨匠”として親しまれているアーティスト。東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業後、アンフォルメル絵画の影響をうけた作品を制作するも、1970年頃より本格的に写実絵画を描き始めるように。90歳も今なお現役で作品を描き続け、本物そっくりなスーパーリアリズム作品を展開している。2018年夏には、自身初となる集大成としての画集を刊行。その画集刊行を記念して行われる本展では、とろ~ととろけた卵が印象的な「サラダD」や滴り落ちる白身をリアルに描いた「なま玉子」など、ユニークな作品が勢ぞろいする。ぜひ足を運んで、上田作品を鑑賞してみて。【詳細】上田薫展開催期間:2019年3月20日(水)~26日(火)※最終日は16:00閉場会場:日本橋高島屋S.C. 本館 6階美術画廊住所:東京都中央区日本橋2丁目4-1【問い合わせ先】日本橋高島屋S.C.本館TEL:03-3211-4111(代表)
2019年02月21日「これぞ黄金の国・日本金屏風展 ―狩野派・長谷川派・琳派など ―」が、箱根・岡田美術館にて2019年4月6日(土)から9月29日(日)まで開催される。狩野派や琳派などの金屏風約30点が集結「これぞ黄金の国・日本金屏風展 ―狩野派・長谷川派・琳派など ―」は、屏風絵に黄金の装飾を施した金屏風を約30点集めた展覧会。展示室を埋め尽くすかの如く、金屏風が隆盛し始めた桃山時代から昭和初期にいたるまで、狩野派・長谷川派・琳派の作品を紹介する。金屏風は、日常や儀礼の際の調度品として使われる一方で、幕府や有力大名から中国・朝鮮・ヨーロッパの国王に贈られるなど、外交上の重要な役割も果たしてきた。パネルを組み合わせ、全体を1画面として構成される迫力ある図像は、見応えのある仕上がりとなっている。力強くも繊細な表現中でも、狩野派の「春秋花鳥図屏風」は、力強さと繊細さの両方を兼ね備えた作品。金箔による金色が画面の多くを占め、厚みのある雲を表現する一方で、桜の花や孔雀などをきめ細やかなタッチで描いている。また、手前からモチーフを重ねるように描くことで奥行きのある空間を構成している点もポイント。狩野派ならではの、重層的かつ力強く、優美な表現が見て取れる。金箔や銀を駆使した幻想的な世界また、橋、柳、水車などを立体的に描き、京都・宇治の趣ある風景を描いたとされる「柳橋水車図屏風」も登場。黄金に輝く橋の下に、金箔を竹刀で細かく切った“切箔”で表現された金の雲、銀で表現された波と、華やかな金と銀の組み合わせで幻想的な世界観を構築している。“金屏風”チョコも岡田美術館のアートなチョコレートシリーズから、本展に連動した金屏風モチーフのチョコレートにも注目。尾形光琳の「菊図屏風」がテーマのチョコレート『光琳・菊』には松茸や安納芋といったユニークな風味のボンボンショコラが詰め合わせられており、神坂雪佳の「燕子花図屏風」がテーマの『雪佳・燕子花』には、桜×抹茶などはなやかな味わいを揃える。見た目にも美しく、鑑賞の記念にもぴったりなチョコレートだ。詳細これぞ黄金の国・日本金屏風展 ―狩野派・長谷川派・琳派など ―会期:2019年4月6日(土)~9月29日(日)休館日:会期中休館日なし場所:岡田美術館所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1開館時間:9:00~17:00(入館は 16:30まで)入館料:一般・大学生 2,800円(2,550円)、小中高生 1,800円(1,550円)※( )内は前売り料金。前売券(JTB レジャーチケット、チケットぴあ)は、主要コンビニエンスストア並びにチケットぴあにて販売。■ギャラリートーク・館長によるギャラリートーク開催日時:2019年4月18日、5月16日、6月6日・20日、7月4日・18日、8月1日・15日、9月 5日・19日 いずれも木曜日 13:30~・学芸員によるギャラリートーク開催日時:2019年4月19日~9月20日の毎週金曜日 11:00~※申し込み不要/参加費無料(要入館料)
2019年02月18日岡田准一(38)が映画「燃えよ剣」で主演を務めると2月11日に発表された。20年に公開されるという同作だが、Twitterでは「岡田准一」がトレンド入りするほどの賑わいを見せた。原作は約500万部もの発行部数を誇る、新撰組・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎さん(享年72)の同名小説。これまでも66年に映画化されるだけでなく、3度のドラマ化がなされている。各メディアによると同作の監督を務めるのは17年の映画「関ヶ原」で岡田を主演に抜擢した原田眞人監督(69)。また近藤勇には鈴木亮平(35)、沖田総司にはHey! Say! JUMPの山田涼介(25)が配役。岡田は「身に余る大役をいただきました」と語り、「変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えていきたいと思います」と意気込んでいるという。大の歴史好きであり、14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK総合)や昨年公開された「散り椿」でも多くの人々を魅了した岡田。そんな岡田がまたもや歴史ものに挑戦するということでネットでは話題を呼んでいる。さらにTwitterでは《司馬遼太郎先生・土方歳三ファンなので言葉にならない喜び 岡田さんの土方役、今から楽しみです》《土方副長が岡田准一さん…殺陣が楽しみですね。半端なく強そう》といった期待の声が上がっている。「土方歳三は、岡田さんが演じたかった人物のひとり。土方に憧れているだけでなく『体格が似てる』とも言われたことがあり、シンパシーを感じているそうです。それだけに、ファンの間でも期待の声が上がっています。またジャニーズ事務所の後輩である山田さんも、岡田さんと同じくストイックな姿勢で仕事に向き合うタイプ。グループのメンバーも『努力家』と口を揃えるほどです。そんな2人が共演することで、良い化学反応を見せてくれそうです」(前出・映画関係者)
2019年02月11日「昨年、岡田さんは後輩を育てるための“岡田部活”なるものを始めたと聞いています。活動内容は、英会話や乗馬のレッスン。さらには岡田さんが実際に仕事でお世話になった監督に後輩たちの演技指導をお願いし、ワークショップが開かれたこともあったといいます」(岡田の知人)3月1日に開催される、日本アカデミー賞。時代劇『散り椿』で最優秀主演男優賞にノミネートされた、V6の岡田准一(38)。かねてより後輩思いで知られる彼は、若手の役者育成のため“ジャニーズ男塾”を極秘開講していたという。「昨年9月、岡田さんは出演したテレビ番組で自らが“登山部の部長”であることや、そのメンバーには後輩の山下智久さん(33)が所属していることを明かしていました。過去には関ジャニ∞の丸山隆平さん(35)やSexy Zoneの中島健人さん(24)、ジャニーズJr.の『ふぉ~ゆ~』のメンバーらが続々参集したそうです」(前出・知人)それにしても、岡田が“自腹”で講師を招いてまで、熱心に若手育成をするようになった動機は何なのか――。「あるとき、先輩・中居正広さん(46)の『俺は司会に命をかけてるから』という発言を聞いた岡田さんは、自問自答を繰り返したそうです。“俺が命をかけてやりたいものは何か?”と。それは芝居だと気づいた。司会業に活路を見出した中居さんのように、岡田さんは自分もアイドル1本ではない独自の道を見つけなければと一念発起したといいます」(テレビ局関係者)岡田は95年、14歳でV6のメンバーとしてデビュー。他のメンバーと比べると下積みがほとんどないままデビューしたこともあり、苦労することも多かったという。「人気アイドルの看板に甘んじることなく、岡田さんはそれこそ“命がけ”で芝居に挑みました。渡哲也さん(77)から『役者は若いうちに馬に乗っておいたほうがいい』とアドバイスされ、乗馬を3年かけて習得。格闘技に関しては3つのインストラクター資格を取得しています。そんな努力が実って、俳優として高い評価を受けることができたんです。だからこそ、大事なジャニーズの後輩たちに“芝居の奥深さや楽しさを知ってほしい”という思いが強いのでしょう」(スポーツ紙デスク)今年も人気特番『V6の愛なんだ2019』(TBS系)の放送が決まった岡田。後輩たちへの愛も、深い――。
2019年02月01日テレビ朝日の開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」が岡田准一(38)主演で今年に放送される。1月29日には財前五郎役を務める岡田のコメントが発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。同作は山崎豊子さん(享年89)原作による、名作ドラマのリメイク版。財前のライバル医師・里見脩二を松山ケンイチ(33)が、財前の師である東貞蔵を寺尾聰(71)が演じる。各メディアによると岡田は「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」とコメント。「これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか。僕も最後まで悩みつつ、皆さんに喜んでいただけるようなお芝居ができたらと思っています」と語り、「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います」と結んだという。財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い役どころだ。Twitterでは、そんな役柄を岡田がどう演じるかに期待の声が上がっている。《財前役が岡田准一……!!!演技に信頼感持ってる俳優さんだからめちゃくちゃ嬉しい……!!!》《岡田くんの白い巨塔も楽しみ 財前五郎の生き様を岡田くんがどう演じるのか》《岡田君とはある意味対極の人間 財前五郎を演じるのは本当に辛く悩みに悩んだんだろうな。それだけにどんな岡田財前を魅せてくれるのか放送が待ち遠しいです》「岡田さんは昨年、映画『散り椿』や『来る』で主演を務め話題を呼びました。先述の2作品とは、キャラクターがまったく異なります。また岡田さんは財前とは違い、謙虚で慕われるタイプ。今回の挑戦的な役柄には、業界でも期待の声が上がっています」(テレビ局関係者)
2019年01月29日漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!■第23回アクマの辞典ラ行【リ】▶「理想が高い」(りそうがたかい)…顔によって言っていい条件の数が変動する、ブスは1個でも「高い」と言われる今回のテーマはラ行から「理想が高い」だ。日本は「理想の相手は?」と聞かれて二項目以上答えると「ブスのくせに理想高い」「だから結婚できないんだよ」と口を極めて罵倒される国なので、多くの女が「優しい人」という薄らぼんやりした返答をすることを余儀なくされている。特に相手に「年収いくら以上」を求める女は嫌われがちだが、ここを完全に不問にしろと言われたら、結婚生活以前に人間生活が破綻してしまう。相手に「結婚生活をやっていける年収」を求めるのは当然だろう。では「やっていける年収」「毎日見ても健康を害さない顔」程度の相手ならそこで妥協すべきでありそれ以上を求めるのは贅沢で、理想が高い身の程知らずということになってしまうのだろうか。そんなことはない。何故なら、交際も結婚も妥協してまでしなければいけないことではないからだ。「とにかく日本国籍が欲しい」「何がなんでも姓を変える必要がある」という特殊事情があるなら妥協もやむなしだが、そうでないなら理想を下げてまでするほどのことではないだろう。むしろこの「妥協」のせいで「しないほうがマシだった」な結果になることもままある。しかし世の中には「女は30までに結婚しないと」などという脅迫が満ち溢れており「結婚はしなくてはいけない」→「結婚するためには妥協が必要」→「妥協できない理想が高い女は結婚できない」→「そういう女は地獄の業火に焼かれて死ぬ」ということにしたい人間が多いため、妥協は必要で理想が高いのは悪という考えが蔓延してしまっている。ともかく「結婚」の称号を得ることが最重要で、その内容に関しては細かく問い過ぎるな、ということである。そんな世の中において、それでも「理想が高い」人間はそう言った脅迫や一般論に屈しなかった鋼のメンタルと確固たる自分を持っている人間と言える。脅迫に屈し、妥協に妥協を重ねた相手と結婚し野垂れ死ぬより「年収1000万以下の男と結婚するぐらいなら野垂れ死んだほうがマシ」という高潔な精神の持ち主である。同じ野垂れ死にでも後者のほうがその死に顔は安らかだろう。「結婚すれば安泰」というのがもはや都市伝説であると判明している昨今、むしろ理想は高く持ち結婚に対しては「結婚?まあ俺のお眼鏡にかなう相手が見つかったらしてやってもいいけどな?」と乙女ゲーに出てくる俺様野郎みたいなスタンスを取ることが、妥協づくめの結婚をするより幸せになれるのではないだろうか。【ラ】▶「ラブホテル」(らぶほてる)…女子会や外国人旅行客の宿泊先として活躍、カップルはヤれればどこでもいいだろうから譲るべき【リ】▶「理想が高い」(りそうがたかい)…顔によって言っていい条件の数が変動する、ブスは1個でも「高い」と言われる【ル】▶「ルックス重視」(るっくすじゅうし)…毎日見るなら形が良いものが良いだろう。【レ】▶「連絡を待つ女」(れんらくをまつおんな)…連絡が来たら来たで「すぐに返信しないほうが良い」というしゃらくさいテクを使おうとする【ロ】▶「ろくな男がいない」(ろくなおとこがいない)…自分ですらわからない自分の魅力をわかってくれる男がいないことプロフィールカレー沢薫漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。
2018年12月21日漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!■アクマの辞典ハ行【ハ】▶「腹黒女」(はらぐろおんな)…女から見て気に入らない女は全部「腹黒」ということになる今回のテーマはハ行から「腹黒女」だ。腹黒とは、表面上は白を装いながら、その振る舞いは全て自分の利益のためという、腹の中は真っ黒のイカみたいな奴のことである 。しかし、デキ婚のことを本人たちや新婦の親が「授かり婚」と言い変えたりするように、腹黒女たちは自分たちのことを「腹黒」などと言ったりはしない。何と言うのか?「あざとかわいい」だ。これは「なんでもヤバいと言っておけばいいと思ってるだろ」と怒られるの承知で「ヤバい」と言うに等しいパワーワードだ。ちなみに「パワーワード」も最近、多用されすぎの思考停止用語としてよく怒られる。つまり二倍怒られてでも使いたい「ヤバいパワーワード」=「あざとかわいい」なのだ。読んで字の如く、計算しつくされた、あざといファッション、メイク、しぐさをしつつも、男にはそのあざとさを勘づかれてない、もしくは「もう、あざといんだから!」と言われながら飯を奢られている女のことである。昔からよくいるブリっ子じゃねえかと思うかもしれないが、本物のあざとかわいい女はバカを装ったりしない。なぜなら、それが何の得にもならないとわかっているからだ。「バカを装え」は女の鉄板モテテクであり、合コン「さしすせそ」などその代表だろう。確かにそれがヤリコンだというなら、前戯から後戯まで「すごーい」だけでよく「さしせそ」すら不要なのだが、真面目な結婚をしたい女に対して、婚活コンサルタントが「バカを装え」とアドバイスしているところもあるというから驚きである。そこがペットショップなら「バカそうだけどクソカワイイ」で決めても良いと思うが、結婚相手として「バカ」かどうかで女を選ぶ男はそれ以上のバカか「バカだから操りやすい」と思っているかのどちらかだ。もちろんホンモノのバカの方でいらっしゃるなら、そのようなお相手と結婚しても「ベストマッチング」かもしれないが、コンサルのアドバイスに盲従し「バカを装って」結婚した場合、その相手はちょっと口答えしたり自分の意見を言ったりしただけで怒りだす可能性が非常に高い。「バカ(自分より下)と思って結婚した」のだから当然だ。それも、カワイイだけのバカ女が1人、2人肩に乗っていても余裕で歩ける、むしろちょうどいいハンデという、手足に重りをつけて生活しているサイヤ人のような真の高スペック男ならまだ良いかもしれないが、そこまでの甲斐性もなく「バカな女(共働き必須)希望」の男はもはや結婚相手を探しているとも言い難く、素直に「お母さん希望」と言ってくれたほうが助かる。よってモテるために「バカを装う」というのは、そういう男を寄せ付ける「雑魚モテ」をするだけである。本当に「あざとかわいい」女はそんなことはせず、むしろ平素は「しっかりした女」、ともすれば「1人で生きていける女」のようにふるまうという。それでは男を寄せ付けないと思われるかもしれないが、もちろんツッパリ倒した女ではなく、弱みやバカさも見せる、ただその弱みやバカさを見せる相手を「厳選」するのだ。そうすれば相手は「俺にだけ本当の自分を見せてくれている」「頼られている」思うのである。あざとかわいい女は「一本釣り」なのだ。いらぬ雑魚に時間をかけないのが、その「あざとさ(頭の良さ)」の所以である。【ハ】▶「腹黒女」(はらぐろおんな)…女から見て気に入らない女は全部「腹黒」ということになる【ヒ】▶「姫扱い」(ひめあつかい)…王族に生まれなくても高いシャンパンを入れればなれる、良い世の中【フ】▶「不意打ちキス」(ふいうちきす)…性犯罪【ヘ】▶「平成」(へいせい)…自分が平成だったら二十代のうちに終わらせてほしかったと思う【モ】▶「モラハラ男」(もらはらおとこ)…「間違ってるお前」を正しにやってきた間違ってる男プロフィールカレー沢薫漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。
2018年11月07日鉄拳のパラパラ漫画原作を岡田将生主演で映画化した『家族のはなし』から、原作のパラパラ漫画と実写映像が融合した予告が公開となった。主人公・拓也役に岡田さん、拓也の父親・小林徹役を時任三郎、そんな父と息子を見守る優しい母親・小林愛子役に財前直見、また拓也の同級生・明日香役に成海璃子と豪華共演者がそろい、ほかにも金子大地、佐藤寛太、水田信二(和牛)、渡辺憲吉が脇を固めている本作。原作の鉄拳がアートディレクターとしても参加し、主題歌&劇中楽曲を新進気鋭のバンド「サイダーガール」が担当していることでも注目を集めている。そして、この度解禁された予告編には、主演の岡田さんが演じる拓也が3年ぶりに帰郷するところからスタート。大学進学のために上京するも、両親には言わずに始めたバンド活動で芽が出ず、荒んだままの拓也。過去には足を怪我して期待されていた陸上の道が閉ざされた過去もあり、これまで重なってきた負の感情で、仲間や父親に辛く当たってしまう…。いつもは優しく隣で接してくれる、成海璃子演じる地元の同級生明日香も、そんな姿の拓也に向かって「負け犬じゃん」と厳しい言葉を放つ場面も。そんな拓也でも父親は変わらず接してくれ、拓也がバンドで作詞した歌詞を読むと「才能あるんじゃないか」と言葉をかける。自分勝手に生き、バンドデビューを秘密にしていた自分をずっと両親は密かに応援していてくれたことを知り、それをきっかけに、拓也にある奇跡が起こる――。挫折を経験しながらも人生を必死に生きる拓也と、そんな彼をそっと見守る両親の不器用だけど温かい愛に、変わらぬ家族のカタチを再確認させてくれる。さらに予告内には鉄拳によるイラストのアニメシーンも挿入されており、本作をよりほろ苦くも温かい内容となっている。『家族のはなし』は11月23日(金・祝)よりイオンシネマにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家族のはなし 2018年11月23日よりイオンシネマにて公開Ⓒ「家族のはなし」製作委員会
2018年10月09日漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!■第17回アクマの辞典カ行【カ】▶「格差婚」(かくさこん)…した瞬間に「上手くいきっこない」の呪いをかけられる今回のテーマは「カ行」から「格差婚」である。みなさんは「格差婚」と聞いて何を思い浮かべるだろう、『永遠にともに』だろうか。このように「格差婚」というのは、女の収入が男のダブルスコア以上だったり、女はハリウッド女優のようで豹を飼っているが、男はネルシャツをパンツインしてヤモリとルームシェアしている場合だったりと「女のレベルが男より遥かに高い」時に使われているような気がする。それも「ハイスペックな女」と結婚したのだから「ハイスペック婚」と呼ばれても良いようなものだが、何故かそうは言われない。おそらくこれは「男の収入は女より上で当たり前」なる考えが残っているからだろう、よって「女がハイスペック」という部分に焦点を当てず「男が女より格下」という部分をフィーチャーした「格差」などという厳しい言葉が使われている気がする。割と女に対しても男に対しても失礼な言葉であるしかし、世間の「なんか気に入らねえと思われてる度」からすると、ハイスペック婚も、格差婚も大差はない。「ハイスペック婚」は「上手いことやりやがって地獄に落ちろ」と思われているし、格差婚は「女の下でヘラヘラしやがって恥知らず地獄に落ちろ」と思われている。つまり両方、ゴートゥーヘルを願って止まれない関係である、この辺は男女平等なので安心できる。このように、男が上だろうが女が上だろうが、お互いに差がありすぎる結婚は、妬みの対象であり好奇の目にさらされる関係である。そして決まってこう言われる「どうせ長続きしない」と。もちろん全ての格差婚が上手くいかないわけではないが、“永遠にとも”にいなかった例も多いので格差が別れを招く可能性はある。しかし「部屋が暗い時、諭吉に火をつけて灯り代わりにする」など、第一次世界大戦中の成金みたいな金銭感覚と価値観についていけねえ、という場合もあるが、格差離婚の原因は、その格差に対し「俺の嫁は稼いでいてすごい」と認められるか「こいつは稼いでいることを鼻にかけて俺を見下している」と卑屈になるかの違いだという。また稼いでいるほうも「自分がこれだけ働けるのは夫のおかげ」と感謝するか「こいつは私が食わせてやっている」と見下すかでは大きな違いがある。つまり、どっちのスペックが上だろうが下だろうが、リスペクトがなければ上手くいかないということである。また、どこを買うかも人によって違う「こいつは無職のヒモ野郎だが、野菜にすら“さん”づけするところが推せる」ということもある。それを、たかだか収入や社会的地位、容姿の差だけでお他人様の結婚を「格差」呼ばわりするのは良くない。そんな言葉で自分の妬みをオブラートに包むぐらいならドストレートに「なんか気にいらねえ婚」と言ってしまったほうがいい。【カ】▶「格差婚」(かくさこん)…した瞬間に「上手くいきっこない」の呪いをかけられる【キ】▶「聞き上手」(ききじょうず)…聞いているフリが上手い人【ク】▶「黒歴史」(くろれきし)…自分の歴史のみならず「あいつとつきあったのは黒歴史」と他人の歴史の一部になっている場合がある【ケ】▶「ケチ」(けち)…そいつはケチな男じゃない、君に金を使いたくないだけだ【コ】▶「小室哲哉」(こむろてつや)…彼の人生に文句を言うより、曲を聞いたほうがとても有意義プロフィールカレー沢薫漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。著書『ブスのたしなみ』(太田出版)も発売中。
2018年09月06日8月10日(金)に東京・紀伊國屋ホールで、八千草薫主演で3度目の上演初日を迎える舞台『黄昏』。今作は、1979年にブロードウェイで初演後、1981年に映画化されアカデミー賞を受賞するなど話題となった名作だ。本番まであと1週間という稽古場にお邪魔した。【チケット情報はコチラ】八千草薫はこれまで2003年と2006年の2度『黄昏』に老夫婦の妻エセル役で主演している。初演では夫のノーマンを杉浦直樹が演じ、ほか浅野温子、成宮寛貴らが出演。再演ではノーマンを長塚京三が演じた。今回12年ぶりにエセルとなる八千草の相手を務めるのは、村井國夫。共演は、朝海ひかる、松村雄基、若山耀人、伊藤裕一。舞台はアメリカのとある美しい湖。夫婦が夏を過ごすため別荘にやってきた。80歳近い夫のノーマンは偏屈な性格で、最近老いを感じ始め、自虐的に「俺は化石だ!」などと太い声で言い放つ。扱いづらいが魅力的な人物を、村井は、ユーモアたっぷりに演じる。しかしノーマンは、妻のエセルにだけはとても優しい。八千草が出てからは村井の声が柔らかくなり、視線に愛しさがこもる。エセルは気品をたたえた少女のような愛らしさでつねに微笑む。かと思えば、いじけて「俺に死んで欲しいのか?」と悪態をつくノーマンに「そう思ったことはありますよ」とピシャリと返す。夫婦のウィットに富んだやり取りが楽しい。八千草と村井、役者人生を積み重ねてきたふたりのひと言ひと言には深みがある。共に時間を過ごしてきた老夫婦の優しさが、稽古場に漂っている。ふたりの元に、娘のチェルシー(朝海)が訪ねてくる。舞台出演を重ねるごとにしなやかさが増す朝海。父への煩わしさを感じながらも、自分なりに愛している柔らかさも伝わる。またチェルシーの恋人ビル・レイ(松村)や、チェルシーの幼馴染チャーリー(伊藤)は40歳を越え、ノーマンの約半分の年齢だ。さらに少年ビリー・レイ(若山)の存在が、新鮮な勢いを大人たちの会話に差し込む。10代、40代、70代の3世代の男たちが、時の流れを何層にも重ね、物語に深みが増す。すべてをゆったりと見つめる八千草の視線が優しい。真剣な雰囲気の稽古場だが、ひとたび演技が始まれば、そこは黄金色の光が差し込む美しい湖畔だ。不器用なやり取りの合間からは、人生の輝きのかけらが溢れてくる。名作も、人生も、言葉で語られずとも実感するものなのだろう。公演は8月27日(月)まで。9月1日(土)には埼玉県志木にて上演。取材・文:河野桃子
2018年08月09日岡田薫が、自宅できるハンドケア方法を公開2018年7月20日(金)、ネイリストの岡田薫は、「夏の紫外線にスペシャルバンドケア」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。紫外線や冷房による乾燥のダメージを受けやすい、夏の時期にオススメなハンドケア方法を明かした。用意するものは、コットン、化粧水、ラップの3点。化粧水は手ごろな価格のものでOK。化粧水をたっぷりと含ませたコットンを、手の甲、手指全体を覆うように広げる。その上から、ラップを巻き付け、10分間放置する。この方法でハンドパックをすることによって、角質層までしっかりと潤い、肌が柔らかくなるという。ハンドパック後には、ハンドクリームで保護することも大切だ。ネイルサロンLagoon代表 岡部薫岡部薫は、1978年3月16日生まれ。大阪府出身。1児の母でもある。「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターとして活躍した経験をもち、2007年に憧れだったネイルの世界に足を踏み入れる。2010年9月17日に、ネイルサロンLagoonをオープン。ネイルやハンドの正しいケア方法の発信にも力を入れる。ネイルサロンLagoon(東京都渋谷区恵比寿西1-4-1-3F)の営業時間は、平日が10:00から22:00まで、土日が10:00から20:00までとなっている。(画像は岡田薫 オフィシャルブログより)【参考】※岡田薫 オフィシャルブログ
2018年07月22日カッコいい体を語る上で必要不可欠なのが筋肉。でも、どこがどうすごいのか、わからない…という人のために、アンアンは今回、筋肉界のご意見番、バズーカ岡田こと岡田隆さんをanan筋肉賞賛委員会の委員長にお迎えし、筋肉鑑賞の極意をお伺いしました。ずばり、筋肉ってどうやって楽しめばいいんですか?「『考えるな、感じろ』ですかね(笑)。要は、自分がいいな、と思う体の萌えポイントを見つけることです。ボディビル大会では、筋肉は大きさやつき方のバランス、また体脂肪の少なさなどで採点されます。でも、読者のみなさんはそういう評価軸は気にしなくてOK。好きだな、美しいなと思う筋肉や体は人それぞれ。腕や肩などのパーツでもいいし顔とのバランスで見てもいい。多くの体を鑑賞して、好みを追求してください」好きな体がわかったら、次は?「服の上からは見えづらいパーツにも注目してみてください。大腿筋や腹斜筋などは鍛えるのが大変なパーツ。努力の跡を感じていただけるとうれしいですね。いい体の人がいたら、ぜひ『大きいね(デカいね)』『締まっているね(キレてるね)』などと褒めてあげてください。努力をけなすのはご法度です。ストレスで筋肉が育たなくなるので…」筋肉への愛と尊敬が、明日のカッコいい体を育てるのです!岡田流、愛ある筋肉賞賛のための3つの心得【1】筋肉美に正解はない。鑑賞を重ね、“自分だけの萌え”を探そう。【2】筋肉は、努力の結晶。“見えない部分にも思いを馳せよ”【3】筋肉は、褒められて育つもの。“ねぎらいの言葉”をお忘れなく。おかだ・たかし骨格筋評論家。日本体育大学准教授。『ホンマでっか!?TV』などに出演中。現在、夏のボディビル大会に向けて減量中。※『anan』2018年7月11日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2018年07月07日大勢の学生や仕事を終えた会社員たちが、ひっきりなしに行きかう東京・渋谷の繁華街を、ゆったりと歩いていたのは女優・八千草薫(87)だった。 彼女が入っていったのは、いまはやりの“肉バル”。おいしい肉をおしゃれに、かつ豪快に食べられるのがセールスポイントのレストランだ。87歳という年齢と肉バルは、ややミスマッチにも思えるが、あるテレビ局関係者は言う。 「連続ドラマ『執事西園寺の名推理』(テレビ東京系)の打ち上げが行われたのです。『執事〜』では、上川隆也(53)が演じる“完璧すぎる執事”と、彼が仕える優雅で上品な“奥様”が、殺人事件に直面していきます。2人の絆も効果的に描かれていて、視聴率も好評です」 本誌が八千草を目撃したのは5月21日だったが、彼女が入店した直後、主演の上川が、個人事務所の社長を務める19歳年下の妻を伴って打ち上げ現場に到着した。ドラマ収録の様子について、制作関係者は次のように語る。 「八千草さんが収録現場に入ったとたん、その場にいい意味での緊張感が生まれるんです。場が締まるという感じでしょうか。八千草さん自身は、ゆったりとした雰囲気をまとっているのに、進行は流れるようにスムーズになるのが不思議でした」 出演者たちにとって八千草はアイドル的存在でもあったという。出演者の1人であり佐藤二朗(49)は、こんなツイートを。 《最初のご挨拶で「初めてご一緒させて頂けるのに最初の僕の台詞、“おばあちゃん、なぁおばあちゃん”で申し訳ないです」と言ったら、「だっておばあちゃんだもの」と満面の笑みを返された時、完全に胸を射抜かれた》(5月11日付) 大ベテランにも関わらず、気さくに打ち上げにも参加していた八千草の姿にも新鮮な驚きを感じたが、所属事務所の担当者は次のように語った。 「『作品は、仲間みんなでつくるもの』というのが、八千草のスタンスです。彼女は『最後まで、仲間たちと時間を共有したい』と、常に考えているのです。だから映画やドラマの打ち上げにも、いつも参加させていただいています。もちろん若い方たちのように3次会で朝まで、といったことまでは難しいのですが」 打ち上げは皆勤を目指すというのが、八千草の女優哲学なのだという。 この日、1次会終了後に帰路についた彼女だったが、顔には満足そうな笑顔が浮かんでいた。“仲間たちと過ごすひととき”も、彼女が壮健であり続ける理由なのかもしれない。
2018年05月31日「平野薫―記憶と歴史」展が、箱根・ポーラ美術館で開催。会期は、2018年7月22日(日)から9月24日(月)まで。「平野薫―記憶と歴史」展を手掛ける平野薫は、古着や布製小物などを糸の一本一本にまで解き、それを展示空間の中で再構成する繊細なインスタレーションを制作するアーティスト。ドレスや下着、傘、シューズといった身の回りのモチーフは、元々の素材であった"糸"に戻ることで、ヨレや色褪せをより一層顕在化させ、かつてその糸を纏っていた者の気配や記憶までをも強く感じさせる。本展では、新作3点を含む全4点を展示。繊細な作品に潜む個人の記憶や経験を扱いながらも、それを歴史の中に還元していくことをテーマとした作品を発表する。例えば、3点の傘を組み合わせたインスタレーションでは、平野薫が留学時代に暮らしていたドイツ(旧東ドイツ)の傘や、故郷の長崎、現住地の広島で入手した傘を使用。異なる3都市で出会った傘のインスタレーションが重なることで、作者を形成した歴史的に深い意味のある場所であることを連想させる。また、工業用のミシンや糸を使用した新作インスタレーションも見どころのひとつ。戦時中の重機製造にルーツを持つメーカーのミシンを使用することで、戦後日本の高度経済成長を支えた工業機器と、人々が日々消費する衣服や繊維との関係性、そして近代日本の歴史の流れを暗示するかのような作品に仕上げている。【詳細】ポーラ美術館「平野薫―記憶と歴史」展会期:2018年7月22日(日)~9月24日(月)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:無休※展示替えのための臨時休館あり会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下群箱根町仙石原小塚山1285【問い合わせ先】ポーラ美術館TEL:0460-84-2111
2018年05月20日テレビ東京ほかにて4月よりスタートするドラマ「執事 西園寺の名推理」この度、主演の上川隆也演じる“パーフェクトな執事”が仕える奥様役を、八千草薫が演じることが決定。八千草さんがテレビ東京の連続ドラマに出演するのは、1998年放送の主演作「魚心あれば嫁心」以来20年ぶりとなる。八千草さんが演じる優雅で上品な奥様の伊集院百合子は、好奇心旺盛で少しだけ天然キャラで、守ってあげたいオーラいっぱいの人物。しかしそれでいて実は芯が強く、人や物事の本質を見抜く直観力も持ち合わせているという。百合子は夫が亡くなる前から仕えている西園寺と、深くて厚い信頼関係で結びついており、2人は言わば阿吽の呼吸で通じ合う関係。百合子が用件を言わずとも、西園寺はその意図を汲み取り、たちどころに望みを叶えてしまうのだ。そんな2人が殺人事件に出くわすことで物語が展開。事件に疑問を感じた百合子の意思を汲み、西園寺は独自の捜査を開始。有能な執事とはいえ、事件捜査は素人のはず…ところが、その知識と能力で鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。2人のコンビネーションも見どころのひとつとなっていく本作だが、共演は今回が初めて。八千草さんは、「主演の上川さんは、ずっと以前から素敵な方だな、素敵な俳優さんだな、と思っていましたので、今度ご一緒させていただくのは、とってもうれしいです」と話し、一方上川さんは「西園寺がその全能力を尽くして仕える伊集院家の“奥様”として、八千草薫さんというこの上ない方が名を連ねてくださいました。八千草さん演じる奥様に仕えるにふさわしい執事になれるよう、全力で努めたいと思います。西園寺一と奥様とのやり取りや、伊集院家に関わる人々との間に描かれていく空気が、ご覧になる方にとって癒やしとなるような時間になればと思います」と意気込み。そして、本作がミステリーの連続ドラマ初出演となった八千草さん。「ミステリーって私、あまり出たことがなくて、連続モノはこれが初めてなんですね。単発では出たことあるんですけれど…」と言い、「ミステリーだけど、生々しさとかそういうのではなくて、なんかちょっと変わったドラマだな、と思っていまして、どんな風になるのかなといまから楽しみです」とコメントしている。「執事 西園寺の名推理」は4月13日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月07日お笑い芸人・鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」が、この度岡田将生主演で実写映画化されることが決定。あわせて、髪を金髪にした岡田さんが写る写真も公開された。原作のパラパラ漫画は、2013年に信濃毎日新聞との企画として発表され、第17回「アジア太平洋広告祭」でフィルム部門・プレス部門をW受賞。リンゴ農園を営む両親とその息子との物語で、ある挫折をきっかけに自分の進むべき道を失った彼は両親の元を離れ、大学生活の傍らバンドに熱中しプロを目指すように。さまざまな挫折を経て家族の温かさを再発見しながら成長していく、“家族の大切さ”をストレートに表現した感動作だ。そんな主人公・小林拓也役には、「伊藤くん A to E」『悪人』『銀魂』などで様々な役を演じ分ける岡田将生。本作のために髪の毛を金髪にし、バンドマン役ということでギター演奏にも初挑戦。劇中の迫力溢れる演奏シーンにも注目だ。原作のパラパラ漫画を見たという岡田さんは、「とても素敵な話で映画になるなら是非参加させて頂きたいと思いました」と話し、「僕が演じるのはなかなか目が出ないバンドマンで、売れたいという気持ちで焦り、壁にぶつかっている役です。そんななか親の温かい気持ちを知り、改めて親の存在を考えます。とても温かい映画になったと思います。是非楽しみにして頂けたら幸いです」とコメントしている。撮影現場を訪れたという鉄拳さんは、「映画化されることはとても嬉しいですし、主人公を岡田将生さんに演じて貰えると聞いたときに、僕の中で奇跡的に主人公に合っていたのでとても光栄で嬉しかったです」と原作者も納得のキャスティングだったよう。「映画は沢山の方に観てもらいたいですが、特に親元から離れ都会で挑戦している若い方に是非、観てもらいたいです」とメッセージを寄せている。また今回は鉄拳さんをアートディレクターに迎え、物語のキーポイントで映画のために新たに描き下ろしたパラパラ漫画と実写の映像を融合するという新しい試みを実施する。なお、監督は「海に降る」「絆~走れ奇跡の小馬」の山本剛義、脚本は青塚美穂が担当する。『家族のはなし』は2018年度公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月06日岡田圭右(49)が1月31日、都内で行われた『ドコモスマートフォン「V30+」』の発売記念VR体験会に出席。離婚して1カ月が経ち、報道陣に心境を問われると「もう吹っ切れた!」と答えた。 しかし娘でタレントの岡田結実(17)の話題になると一転。寂しそうな素振りを見せた。 「娘はお忙しいから相手にしてくれない」 実は同時刻、結実もイベントに出席という“裏かぶり”が起こっていた。そのことを知ると「こんだけ報道陣が来てくれて、うれしいなー。(結実と)連絡は取ってるけど、仕事に関しては話してない」と語っていた。 離婚後初の公の場となった6日の、「実況パワフルプロ野球」シリーズのイベントでも「心機一転!ありがとうございます!」と威勢よく叫んでいたが——。やはり娘のことを思うと、複雑な心境なのかもしれない。 “かぶり”の最中、結実も父について言及していた。バレンタインが近いということで、「チョコレートを渡したいひとは?」と訊ねられた。「父と兄には毎年あげているので、手紙も添えてあげたいですね。父に会えるかわからないですけど……」とコメント。 「会えたらあげたいなと思います。昨日もテレビ局が一緒だったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて……」 事情が事情とはいえ、どこか寂しそうな2人。父娘の「会いたい」という願いが、いつか叶えばいいが——。
2018年01月31日「この正月、ハワイに行ったんですが、ホノルルのウクレレ専門店に岡田結実ちゃんがいて、驚きました。1月5日の夜7時頃です。結実ちゃんはすっぴんでムームーを着ていました。お母さんとお兄さんも一緒でしたよ」 30代主婦が興奮気味に目撃談を聞かせてくれた。 ’17年に大ブレイクしたタレント、岡田結実(17)。ご存知のように、父親はお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(49)。母親は元芸人でタレントの祐佳(46)。兄も俳優として活動している隆之介(19)だ。本誌は去年8月、岡田夫婦の別居をスクープした。 祐佳が自身のブログで離婚を報告したのは、12月27日のこと。この直後、母子3人になった岡田家が、再出発の絆を深めるために選んだのがハワイの地だったのだろう。前出の主婦が続ける。 「お母さんが300ドル(約3万3千円)のウクレレをずっと欲しそうにしていたんですが、突然、店員に値切ろうとしたんです。そしたら結実ちゃんが血相を変えて、『そんなん大阪じゃないんだから無理!私が払ったるわ!』って。恥ずかしかったのか、かなり厳しい口調でお母さんを叱っていました」 さすがは売れっ子の結実。もはや家計的には十分に“大黒柱”の収入があるのだろう。12月のイベントで結実は、両親の離婚成立を知っていたのか気丈に話していた。 「(父親との別居は)悲しいことだと思っていません。バラエティー番組で笑いに変えられたり、いつでも明るいねと言ってくださる方が増えてうれしいです」 そんな結実も今年は“岡田圭右の娘”から卒業を目指す。 「母親の佑佳さんはタレントとしてどうかと言えば、正直厳しい…ただ結実さんの才能は業界が認めています。女優にシフトチェンジする方針のようですが、成功すると思いますよ」(芸能プロ関係者) 結実のさらなる活躍に、岡田が、「ウワァオ!」と驚く日も近い!?
2018年01月25日岡田将生(28)が「ちょっとダメだけど、かわいい」とファンから評判だ。 1月16日に放送された「火曜サプライズ」(日本テレビ系)で、ウエンツ瑛士(32)が岡田との“さし飲み”をした際のエピソードを披露。岡田はウエンツを「もう一杯だけいいですか?」と言い続けて朝5時まで引き留めたものの、「タクシーを呼んで先に帰ってしまった」と“ゆとりっぷり”を暴露されている。 また田中圭(33)からも「LINEが全然こない」との非難を浴び、慌てるシーンも。しかしTwitterでは、岡田のそんなところが「かわいい」と評判だ。 《岡田将生くんのダメダメっぷりをみて超喜んでる》《岡田将生さんはダメっぷり発揮してんなぁ》《もう岡田将生のダメさ加減が大変そうだけど見てる分にはツボなくらい可愛い》 “イケメン俳優”の印象が強い岡田だが、近ごろは「潔癖症」や「クルマの中で絶叫する癖」などを告白。今までのイメージとは変わって、イジられキャラとして定着している。 その甲斐あってか、演技の幅も広がっているようだ。 12日に公開された映画「伊藤くんA to E」では超モンスター級の痛男を熱演。岡田も「結構チャレンジ。何年か前だったら僕にはこの役できなかった」とインタビューで語り、こう続けている。 「イメージを気にする時期は終わったと思いますし、イメージ関係なく挑戦していきたいです。幅広い役のオファーをいただけるようにならないといけないなと思っています」 もうすぐ30歳。新たなステージが楽しみだ。
2018年01月19日タレントの岡田祐佳(45)が27日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(49)と11月に離婚したことを報告した。ますだおかだの岡田圭右祐佳は「私事で恐縮ですが岡田祐佳は、2017年11月に離婚いたしました」と報告。「元夫の岡田圭右氏とともに家族として、そして夫婦として築き上げてきた時間は、私たちにとってかけがえのない財産であり、岡田圭右氏には感謝の気持ちでいっぱいです」と元夫への思いを明かし、「今後は、別々の道を進むことになりますが、二人の子どもの親として良い関係を築いていきたいと思っています」とつづった。続けて、「また、師走の折に、このような発表により、ファンの皆さま、関係者の皆さまにご不便とご心配をおかけしてしまうことを、大変、心苦しく思っております」と心境を吐露。「私たち家族は、新しい一歩を踏み出しました。どうぞ、温かく見守っていただけますと幸いです」と呼びかけた。圭右も、この日放送された日本テレビ系情報番組『PON!』で、離婚は「事実」と生報告。「人生の経験、いい勉強と捉えて、これからも前向きに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と話していた。
2017年12月27日12月26日、ますだおかだの岡田圭右(49)と妻でタレントの岡田祐佳(45)の離婚成立がスポーツ紙各紙で報じられた。昨年8月に本誌が別居生活半年間をスクープしたが、結局夫婦の亀裂は最後まで戻らなかったーー。 複数の記事によると、11月15日に都内の区役所に離婚届を提出。長女でタレントの岡田結実(17)と長男で俳優の岡田隆之介(19)の親権は祐佳が持ち、養育費は圭右が支払うという。自宅は売却することとなり、残った財産はすべて祐佳のもとへ。昨年10月に圭右が自宅を出て別居生活を続けてきたが、一度も夫妻の顔合わせはなし。弁護士間で話し合いが続けられ、離婚が決定した。 別居理由について、これまで多くを語ってこなかった圭右。だが8月の本誌取材に対し、彼はこう本音を語っている。 「これは、夫婦間のややこしい話なんですよ。子供も大きくなって、お互いにこれまでの人生を振り返り、それぞれ自分の人生や老後のことを考えたときに、温度差がありました」 妻の祐佳は女性お笑いコンビ『‐4℃』として活動していたが、95年に結婚すると家庭に専念することに。長女の結実が大ブレイクしたことでテレビ出演が急増し、今年1月には芸能事務所に所属しタレント復帰していた。だがそんな彼女の念願の復帰が、皮肉にも夫婦の溝を生んだ。圭右はこう続けている。「話し合いがエキサイトして喧嘩になってしまうんですよね。私たちはいろいろと状況が変わりました。娘がこんなにブレークするとは考えていませんでしたしね。今後の人生の考え方で夫婦に摩擦が生じたのだと思います」 気がかりだったのは、やはり子供たちのこと。圭右に「離婚するとなっても、お子さんが成人された後?」と聞くと、複雑な表情を見せてこう語っていた。「そうですね。子供たちがいちばん大事ですから……。先のことは、子供たちが大人になって家を出てから考えます。でもまあ、この先どうなるか、きちんと話し合って、よい方向に進めばいいなとは思っています」 だが圭右が出したのは、結婚22年目の離婚という苦渋の決断だったーー。
2017年12月27日12月23日にわかった、V6の岡田准一(37)と宮崎あおい(32)の結婚。17年最初の駆け込み婚は、世間に大きな衝撃を与えている。 岡田は24日のファンクラブ会報で結婚を報告。だが、予定より早く22日に届いたファンがいたため、SNS上に拡散し大騒ぎに。翌23日には、新聞各紙が宮崎との結婚を報道。芸能界の話題はビッグカップルの結婚一色となった。 2人は、08年公開の映画「陰日向に咲く」で初共演。12年公開の映画「天地明察」では夫婦役を演じていた。そんな2人が実際にゴールインするとあって、Twitterでは衝撃が走っている。 ≪V6の岡田くん宮崎あおいと結婚とかびっくり≫≪岡田准一と宮崎あおい、結婚!!! おめでとうううううううっ≫≪あらためて宮崎あおいと岡田准一はすごいな。年末駆け込み婚≫≪向井理の時以上の衝撃ニュース。 幸せになって欲しい!≫ 年末駆け込み婚といえば、もはや芸能界の風物詩。ツイートにもあった、向井理(35)は国仲涼子(38)と14年12月30日に結婚を発表。世間をあっと言わせたことは記憶に新しい。同年12月26日には米倉涼子(42)も結婚を発表しており、その後も毎年多くの芸能人の駆け込み婚が続いている。 「もともと年末に結婚や離婚を発表するのは、メディア対策の一環でもあります。週刊誌は年末発売を終えていて、テレビも特番だらけになるのでワイドショーもなくなる時期。その間にひっそりと発表することで、仕事への影響を減らそうというものです」(芸能関係者) そして岡田と宮崎の結婚は、今年の年末駆け込み婚を大きく変える可能性があるという。 「年末駆け込み婚をする芸能人が増えることで、個々の発表が報道ラッシュのなかに紛れ込みやすくなるという側面も出てきました。その意味だと岡田さんと宮崎さんの結婚は、紛れるのに格好のニュース。結婚に尻込みしていたビッグカップルも、このタイミングで動く可能性が出てくるでしょう。今年の年末駆け込み婚は一味違いそうです」(前出・芸能関係者)
2017年12月23日タレントの岡田結実、子役の新井美羽が6日、都内で行われた「ワンダーウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」授賞式に出席した。左から岡田結実、新井美羽同アワードは、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントが、最も活躍した著名人を表彰するというもの。その年に同社がリリースするエンターテイメント作品のイメージにあわせ、作品同様に日本中に感動や希望を与えた人の功績を称える。今年は12月2日にDVDとブルーレイが発売された『ワンダーウーマン』にかけ、主人公のワンダーウーマンのように芯の強さと可愛らしいキャラクターで幅広い世代から愛され、タレントとしてバラエティー番組などで活躍している岡田結実が選ばれた。本作で主人公の幼少期の声を担当した新井美羽から花束を手渡された岡田は「芸能界で毎日楽しくやらせてもらっていますが、"頑張らなければ"とはずっと思っています。その頑張りを賞としていただけて、私はこの道が合っているんだと自信につながりました」と喜び、「この賞に甘んずることなく、これからも努力を怠らないで強い女性になっていきたいと思います」と更なる活躍に意欲を見せた。また、本作の主人公ワンダーウーマン(ガル・ガドット)については「あんなに強いとやられてみたいと思いました。一発殴って欲しいなと。Mなんですかね?(笑)」と話して笑わせた。そんな岡田に新井が「キレイで面白くて私も大きくなったら岡田さんみたいになりたいです」と羨望の眼差しを向けると、岡田は「美羽ちゃんに言われたら変なことできないですね(笑)」と姿勢を正していた。今やバラエティー番組で見ない日がないほど大活躍の岡田だが、「人が見ないところからコメントしたり、空気がシーンとなっている時に和ますコメントを言ったり、たくさんの方に気をかけている菊地亜美さんが好きです」と心はすっかりバラエティータレントの目線。その岡田は、両親が離婚騒動で揺れているが、「悲しいことだとは思っていません。芸人さんもたくさんイジってくれて笑いに変えてくれてうれしいと思っています」と動じていない様子だった。
2017年12月06日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)の妻で、タレントの岡田祐佳(45)が29日、自身のブログを更新し、別居報道について言及した。祐佳は「この度は、私たちの夫婦の事で 応援いただいているいる方々や日頃お世話になっている方々に多大なるご心配 ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「報道の通り 去年の秋頃から 主人は家を出ていき 現在別居状態でございます」と別居を認めた。そして、「夫婦間の問題なので きちんとお互い向き合い 話し合い 問題解決したいと思っております」とし、「隆之介、結実の関係者の方々 ファンの皆様にも ご心配おかけしてしまい申し訳御座いません」と、俳優として活動をはじめた長男・隆之介、タレントとして大活躍中の長女・結実の関係者やファンに対しても謝罪した。夫の圭右も、同日放送されたTBS系『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』に生出演し、別居を認め、時期については「今年に入ってからくらい」と説明。「夫婦いろいろあんのよ。お互い我慢したり、無理をしたり…」などと話していた。
2017年08月30日お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんと、妻で元お笑い芸人の岡田祐佳さんが半年前から別居していることがわかったと、女性週刊誌『女性自身』が報じています。『女性自身』が岡田さんに直撃取材したところによると、岡田さんは別居の事実を認め、原因は『夫婦間のややこしい話』と返答。子どもたちの前で夫婦喧嘩を見せるわけにいかないため、家を出て別居しているということです。妻・祐佳さんは娘である岡田結実さんのブレークをきっかけに芸能界復帰を果たしており、その件で喧嘩になることが増え、岡田さんは『今後の人生の考え方で、夫婦に摩擦が生じたのだと思います』としています。離婚についても、『子どもたちが大人になって家を出てから考えます』とした上で、『きちんと話し合って、よい方向に進めばいいなとは思っています』と答えたということです。この別居報道についてネット上では、岡田さんに同情の声が多く寄せられています。●ネット上では「堅実そうな岡田と不釣り合いな妻」と批判の声『岡田圭右さんはすごく真面目そうだから、奥さんと合わなかったのかもね』『子どものバーターで呼ばれた母親が、勘違いしてその気になっちゃったんだね』『岡田は堅実に生きていきたいんだろうね』『岡田の奥さんをテレビで見たとき、ガツガツしたとこが不快だった。だから岡田の気持ちがわかる』『岡田は娘の話題はネタにしないとか、ポリシーを持ってそうだけど母親はソッコーで便乗してるからね』『嫁出たがりだからねー。岡田を潰しかねない』『改めて岡田さんがしっかりしてるなと思った。それに比べて奥さんは……』『奥さんのテレビの出方が悪いと思う。自分が人気あると勘違いしてる』『奥さんが娘と旦那の足を引っ張ってるとこある』『岡田さんの堅実ぶりがわかる。いいお父さんだよね』『「親子共演はしない」ってポリシー持ってる旦那さんと、娘のブレークに便乗してテレビに出てくる奥さん…うまくいくはずない』『奥さん、岡田さんが優しいのをいいことにやりたい放題』『娘がいなきゃ奥さんに需要なんてないのに、勘違いしすぎ』『堅実そうな岡田さんと、不釣り合いな妻だな』など、ネット上では岡田さんへの同情の声と奥さんへの批判の声が多数あがっていました。岡田さんも娘の結実さんも順風満帆な芸能活動を行っているようですが、その裏では奥さんに苦労させられていたのでしょうか。娘のブレークをきっかけに芸能界復帰を果たした奥さんが今後、岡田さんと結実さんの足を引っ張ることがなければいいのですが……。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月29日タレントの岡田結実が4日、都内で行われた2017年度「納豆クイーン」表彰式に出席した。2002年より行われている全国納豆協同組合連合会主催の同イベントは、毎年7月10日の"納豆の日"をPRすることを目的に、健康的で納豆好きな著名人を「納豆クイーン」として選出。歴代クイーンには初代の菊川怜をはじめ、和田アキ子や上戸彩、吉田羊などがおり、今年の納豆クイーンには岡田結実が選ばれた。赤いワンピース姿で表彰式に登場した岡田は「小さな頃から家の冷蔵庫を開いたら納豆が必ず入っていました。納豆クイーンになれるとは思いませんでしたが、うれしいし家族みんなが喜ぶと思います」と喜んだ。表彰式ではイメージキャラクターのねば~る君とうめねばちゃんと会うことができ、「テレビで見てて、愛おしいと思っていたので、まさか会えるとは思いませんでした。舞台袖で名前を呼ばれてうれしかったです」と笑顔を見せつつ、「うめねばちゃんは小声で『うめ、うめ』って言ってました。まだキャラを探している最中だと察しました」と笑いを誘った。囲み会見では父・圭佑の話題となり、「家でギャグをするのは見たことがないです。小学校の頃は、父が芸人さんだと知らなかったですし」と明かし、「知るようになってから家のテレビで父のネタを見た時、バッシングしてお父さんがスネて怒ったので、何も言わないようにしています。今はスルーという感じですね(笑)」と岡田家の暗黙のルールを暴露。また、最近は殺陣に熱中しているようで「人前に出た時に様になるようにという目標を持ち、お仕事としてつながればと思っています」と意欲を見せていた。なお、同イベントには8代目ミス納豆に選ばれた三田寺理紗、日野麻衣、avex納豆部の花村想太(Da-iCE)、井澤勇貴、武子直輝も登場した。
2017年07月04日タレントの岡田結実が24日、都内で行われた「2017年度 E-ライン・ビュティーフル大賞」に出席した。今年で21回目を迎える同賞は、日本成人矯正歯科学会が女性タレント1,000人の中から選考を行い、横顔の美しい女性を選ぶというもの。昨年は江口ともみが受賞し、過去には米倉涼子や武井咲、剛力彩芽などが選ばれている。今年の同大賞を受賞した岡田は、トロフィーや花束などを授与され、「この度はこのような素晴らしい賞をいただき、まことにありがとうございます」と喜びを語った。続けて、「数々の受賞者の皆さんの中でも、事務所の先輩がたくさんいます。そのような賞に選んでいただき、『あぁ~!』って震えて早く痩せなきゃと思ったんですが、さっきもジュースを飲んじゃいました(笑)」とぶっちゃけて笑いを誘う場面も。気を取り直して「この賞に恥じないように芸能界で輝ける人であるようにまい進していきたいと思います」と気を引き締めていた。横顔の美しい女性に贈られる同賞。家族からは「結実は横顔がキレイだもんね」とよく言われるそうで、横顔を美しく見せるために「食事はよく噛めというのが家訓なので、よく噛んで鍛えています!」と"横顔美人"になる秘けつも。また、歳が近い将棋の藤井聡太四段ら同世代の活躍に「刺激を受けています。自分の中の炎がメラメラとしたものがあり、私も自分自身の夢を目指して頑張らなきゃいけないと燃えています」と決意を新たにして「休みの日に一日中寝ていたらダメだと思いますし、父(岡田圭右)の娘としてじゃなく、"岡田結実"として見てもらえるようになりたいです」と目を輝かせていた。
2017年06月25日岡田准一(V6)主演の映画『追憶』が5月6日(土)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が開催。岡田さんをはじめ、柄本佑、安藤サクラ、木村大作カメラマン、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『駅 STATION』、『鉄道員 ぽっぽや』など、数々の名作を世に送り出した降旗監督×木村カメラマンのコンビ16作目となる本作。兄弟のように育ち、刑事、事件の容疑者、そして加害者と言う立場で再会を果たした3人の男たちの抱えるある“秘密”が解き明かされていく。岡田さんは、降旗監督、木村カメラマンという映画界の生ける“伝説”と仕事をして「言葉は悪いかもしれないけど、日本のおじいちゃんたちが元気だよって感じました。大先輩たちに教えを請い、たくさんのことを学びました」と強い思いを口にしたが、木村カメラマンは「おじいさんではありません!」とマイクを使わずに地声で反論し、会場は笑いに包まれる。岡田さんは「すいません、言い方が…(苦笑)」と謝罪しつつ「今日、こうして降旗監督と大作さんと一緒にいられることが重い。大作さんがスーツを着てこられて(笑)、カッコいいです」と幸せを噛みしめる。柄本さんと安藤さんは、夫婦そろっての舞台挨拶登壇。第一子妊娠中の安藤さんは、ふっくらしたお腹で登場し、岡田さんと同様に降旗監督、木村カメラマンの作品への出演について「小さいときから、歴史の中の人、映画史の中の存在だったので、一緒にこうして並んでいるのが不思議な感覚です。自分も監督たちのようにずっと楽しく映画に携わっていきたいという希望をいただきました」と喜びを口にした。この日は、“追憶”にちなんで、登壇陣が25年前、もしくは25歳前後のころの写真を持参!当時はほかに持っている人がいなかったというディレクターズ・チェアに腰かけた、若き日の木村さん、映画会社に入ったばかりの頃の監督、自転車で顔を擦りむいた直後の柄本さん、お化けのモノマネをしているかのような安藤さん、そして漫画本を読んでいる小学生の頃の岡田さんの写真に、会場からは笑いや歓声が上がっていた。そして、岡田さんらキャスト陣からは、感謝の思いを込めて監督と木村さんに帽子をプレゼント。木村さんは「こういう帽子かぶるの、生まれて初めてだよ。イマドキの若い人、こんな帽子多いじゃない?でもあれより、我々の方が合ってるよね?年輪があるから」とゴキゲン。降旗監督はキャスト陣の気持ちが「重いです」と嬉しそうに笑みを浮かべる。岡田さんは「これからもまだ、何本も撮っていただきたいです!」と語り、会場は温かい拍手に包まれていた。『追憶』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月06日俳優の岡田准一(36)が広告モデルを務めている大阪府にあるテーマパーク「ひらかたパーク」の新CMが話題を呼んでいる。27日にはTwitterのトレンド上位に「岡田准一」がランクインを果たしており、「ひらパー兄さんを4年かけて極めていく岡田准一の成長ムービー」というツイートとともに拡散が広がっている。 ひらかたパークは2013年4月よりイメージキャラクターとして地元枚方市出身である岡田を起用。岡田は「ひらパー兄さん」として親しまれてすでに4年経っているが、関西地域での放送とあって他地域ではほとんど知られていない。岡田はCM内でコミカルなひらパー兄さんを演じている。 CMを初めて見たというファンからは「これがあの岡田准一なの!?」「捨て身で大好き」「この仕事を引き受ける岡田くんの地元愛がすごい」「やめて!もう岡田准一を普通にみれなくなる」との驚きの声が上がっている。 いっぽう、関西地域でひらパー兄さんがお馴染みとなっているファンからは「さすがひらパー兄さん!」「ひらパー新CM最高!」「岡田くんはもはや私の中でひらパー兄さんでしかない」との反応が上がっていた。 ひらかたパークの新CMはWEBサイトで確認することができる。
2017年04月27日