初音映莉子と高良健吾の共演で、直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化する『月と雷』。このほど、本作で高良さん演じる智の母親で、根無し草のような暮らしを続ける直子を、草刈民代が“汚しメイク”で熱演していることが判明。さらに、村上淳、市川由衣らの豪華共演者も発表された。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然、泰子の前に現れたことによって、平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく――。本作は『blue』(‘03)、『海を感じる時』(‘14)と、揺れ動く女性の心情を真正面から描いてきた安藤尋監督の最新作。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田作品の真骨頂ともいえる小説の映画化で、“家族愛”を知らない主人公・泰子役を初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を高良さんが演じる。その本作で草刈さんが演じるのが、智の母で、不思議な魅力で男たちから絶えず愛情を注がれるも、継続的な深い関係を築けず、男から男へ、各地を渡り歩く女性・直子。草刈さんは、今回が夫・周防正行監督の作品以外の映画出演は初めてながら、難役を体当たりで演じ切っている。昼間から酒に煙草、自由奔放のようでいて深い孤独を漂わせ、虚無的なその姿は、観る者を圧倒するほどの新境地。すさんだ雰囲気を出すため、あえて汚しメイクを施し、並々ならぬ覚悟で挑んでいる。草刈さんは、まるで根無し草のような東原直子という役柄について「運命に抗わない人」と直感的に感じた印象を明かし、「いわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました。でも安藤監督とお話させていただき、『できる?やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました。いままでにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメント。泰子を演じる初音さんについては「率直な演技は、この作品を象徴しているもの」と語り、「葛藤を抱えながら健気に生きる泰子の姿から、いつも見落としている何かが掘り起こされるのではないでしょうか」と期待を寄せる。そして、息子役の高良さんにも「撮影初日から母と子として共鳴するものを感じました」と、その母子関係に自信を覗かせた。今回の意外ともいえるキャスティングについて、安藤監督は「風景を背負って、スクリーンの中を歩ける女優は草刈さんだけです!」と絶賛。「僕の中で、直子は『パリ、テキサス』の(荒涼とした砂漠を放浪する主人公を演じた)ハリー・ディーン・スタントンです」と草刈さんに説明した際、「笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいない」と確信したことを明かしている。また、さらなるキャストとして、泰子の異父妹にあたる佐伯亜里砂役に、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などの映画やCMなどで活躍する藤井武美が抜擢。泰子の婚約者で彼女の心配をするが束縛も強い山信太郎役を、『恋人たち』で繊細な演技を見せ、第30回高崎映画祭などで高い評価を受けた黒田大輔が存在感たっぷりに演じる。泰子の友人で、同じスーパーマーケットのレジで働く吉村役には『海を感じる時』での主演が光った市川さん。泰子の父親役を演じるのは、安藤作品には欠かせない存在といえる村上さん。泰子が幼いころ、直子と連れ子の智と一緒に暮らしていたが、亡くなった後も泰子を翻弄する存在となるという。そして、田舎町を流浪していた直子を拾い、一緒に暮らし始める初老の男性・岡本役を、多くの舞台出演で知られドラマ「小さな巨人」にも出演中の木場勝己が務めている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月25日現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「ひよっこ」に出演中の若手女優・佐久間由衣が結婚情報誌「ゼクシィ」の10代目CMガールに就任し、20日(木)に都内で行われた新CM発表会に新郎役のモデルで俳優の清原翔と登壇した。純白のウエディングドレス姿で登場した佐久間さんは、美少女タレントの登竜門として、広瀬すずや吉岡里帆らが歴代CMガールとして名を連ねる本役をオーディションでゲットしたことについて、「まだ信じられない気持ちもありますが、10代目ということで大切に引き継ぎながら、私らしく一生懸命頑張りたいと思います」と決意表明。一方の清原さんは2度目のチャレンジで本役を射止めたそうで、「1回目のときはあまりオーディション経験がなかったので、ド緊張して当時のことはほとんど覚えていませんが、2回目は自然体で臨めたのでなんとかなりました。ゼクシィさんのCMに出ることが夢だったので光栄に思います」とはにかんだ。21日(金)から放送される新CMは、「私は、あなたと結婚したいのです。」という花嫁の強い意志を感じさせるナレーションと共に、新郎新婦が掴んだバルーンで浮遊し、天にも昇る幸せの瞬間を描写。ゼクシィ編集長・平山彩子氏は、佐久間さんの抜擢理由を「優しくて控えめな雰囲気の中に垣間見える、芯のある視線や言葉がCM企画にぴったり合う」と説明。一方の清原さんは、綾野剛似の涼やかな目元が印象的な好青年で、「優しい空気や女性を包み込んでくれるような雰囲気」が決め手になったと紹介した。この日は特別ゲストとしてヒロミも登場し、「結婚式(の計画)は最初に(2人で)乗り越える壁だから、ぜひやった方がいい」と挙式をおススメ。また、妻でタレントの松本伊代と結婚24年を迎え、「楽しいことばかりより、途中に嫌なことやつらいこともあった方が上手くいくと思いますね」としみじみとふり返ると、「あまり怒らないこと。(日常の作業は)できる人がやる」などが夫婦円満の秘訣であると語った。そんな中、自身の結婚観や理想の相手に関して話しが及ぶと、佐久間さんは「いまは仕事を一生懸命頑張りたいというのもあるんですが、いつかはやりたいという憧れはあります。フィーリングが合う方が良いな」と希望を吐露。清原さんは「いずれはしたいです。伊代さんみたいな方が素敵だな」とコメント。それを受けてヒロミは「うち、独特よ。でも楽しみたいなら楽しめますよ」と笑顔を見せていた。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日俳優・窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志がバディを組み、『捨てがたき人々』『木屋町 DARUMA』など野心作を手掛ける榊英雄が監督を務める映画『アリーキャット』。この度、本作の世界観を伝えるポスタービジュアルと場面写真が解禁された。主人公の朝秀晃(通称:マル)は、元ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらも、ひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子(市川由衣)にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男・玉木敏郎(品川祐)を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に女を守るため東京へ向かうことになるが…。本作は、野良猫(=alley cat)の様に街の片隅でひっそり生きる男が、ひょんなことからバディとなった男と一緒に、一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生に躓いた人間の再生が描かれている。キャストには、主演の窪塚さんがマルこと朝秀晃役を演じ、そのバディでリリィこと梅津郁巳役を降谷さんが演じる。そのほか、シングルマザーとしてひたむきに生きるヒロイン・土屋冴子役に市川由衣、ヒロインの元恋人で凶悪なストーカーを品川祐、主人公のボクサー時代のパトロンだったヤクザの幹部を火野正平。また三浦誠己、高川裕也、柳英里紗、川瀬陽太、森岡豊、馬場良馬らが脇を固めている。このほど解禁されたのは、前を真っ直ぐ見据える 主人公のマルと、様子を伺うリリィの2人が写し出されたモノクロなポスタービジュアル。また、劇中で使用された車(グロリア)をモチーフにロードムービーを連想させつつ、これから2人に待ち受けるエキサイティングな物語を予感させる一枚となっている。『アリーキャット』は7月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月07日映画『月と雷』が、2017年10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開される。原作は直木賞作家・角田光代の、2012年に出版された長編小説『月と雷』。角田作品は世代を超えて女性の支持を得ており、今までに『八日目の蝉』や『紙の月』などが映像化され、大ヒットを記録している。映画『月と雷』は一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、その母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品に仕上がっている。主人公の泰子を演じるのは、初音映莉子。映画『ノルウェイの森』 に出演、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューも果たしており、『月と雷』では自身と同年代の女性の繊細な心の機微を表現している。初音と共に主演を務めるのは俳優の高良健吾。『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。NHKドラマ「ぺっぴんさん」で主人公の幼馴染を演じるなど、その突出した演技力と存在感に注目が集まっている。高良が演じる智は、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす重要な役どころだ。監督を務めるのは『blue』『海を感じる時』の安藤尋。リアルな台詞と丁寧な演出で、地方都市で生きる登場人物の心理描写を強く描き、小説の世界観を新たに拡げている。【詳細】映画『月と雷』公開時期:2017年10月7日(土)テアトル新宿ほか全国公開出演:初音映莉子、高良健吾、藤井武美、黒田大輔、市川由衣、村上 淳、木場勝己草刈民代監督:安藤尋脚本:本調有香原作:角田光代©角田光代/中央公論新社 ©2017「月と雷」製作委員会【ストーリー】幼少の時に母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子(初音映莉子)。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんど家と職場を往復する代わり映えのない日々を過ごしている。婚約者も出来、結婚の準備を進めていた。亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を 重ねていく―。」結婚を控え、そう考えていた。そんなある日、かつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の息子・智(高良健吾)が突然泰子の前に現れる。かつて半年間だけ一緒に暮らした男だ。無邪気な笑顔を浮かべる智。“普通”の家族を知らぬまま大人になった二人。大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活が立ちどころに変わっていく。
2017年03月16日歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が15日、ブログを更新し、妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)にフットマッサージャーをプレゼントしたことを明かした。また、前日の14日には麻央へホワイトデーとして胡蝶蘭を贈っており、ファンの間で感動を呼んでいる。 15日付けのブログで海老蔵は「まおへ頼んでおいたんですが、ようやく」とフットマッサージャーが届いたことを報告。「ベイマックス似のマッサージ機気に入ってもらえたら嬉しいのですが」と麻央の反応に期待を寄せた。 一方、麻央も前日の14日にブログを更新。「こんなに綺麗な胡蝶蘭を主人が飾ってくれました。贅沢すぎるホワイトデーです」と胡蝶蘭の写真を公開し、「3月は、ひなまつり結婚記念日息子の誕生日とお祝いづくしですが、ホワイトデーも、うれしい今日でした」と喜びを綴っている。 ふたりのブログには読者から「素敵な贈り物に感動」「優しい旦那様」「愛がこもってますね」とコメントが寄せられている。
2017年03月15日歌舞伎役者の市川海老蔵(39)が7日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)と一緒に朝食を食べたことを報告し「嬉しいです」と幸せを噛みしめた。 『いいじかん』というタイトルで更新された記事では「まおと話しながらストレッチ。(中略)まおの今日みた夢が爆笑でした」と夫婦でゆったりとした時間を過ごした様子。 つづけて、いっぱいの小鉢料理と鍋の写真を公開し、「今日は並んで朝ごはん。嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを綴った。 ブログの読者からは「麻央さんの体調が良さそうで安心した」「素敵な時間ですね!」とコメントが寄せられている。
2017年03月07日名匠・マーティン・スコセッシ監督最新作『沈黙 -サイレンス-』出演で注目を集める窪塚洋介が、自身のSNSにて妻・PINKYが第一子を妊娠したことを報告。同日、PINKYさんもアメブロにて「愛しさが募るばかりです」と妊娠の喜びをコメントした。窪塚さんは、ドラマ「GTO」「池袋ウエストゲートパーク」など話題作出演で人気を集め、主演を務めた映画『GO』では最年少で日本アカデミー賞で新人俳優賞と最優秀主演男優賞を受賞、その演技力が高く評価されている。その後、一般女性と入籍し第一子となる男児が誕生するも、2012年に離婚。そして2015年12月にPINKYさんとの結婚を発表した。窪塚さんは自身のInstagramにて「We are blessed a baby. We are sooooo Happy(私たちは赤ちゃんに恵まれました。とっても嬉しいです)」と喜びの言葉と共に2ショット写真を公開。本投稿には「おめでとうございます!」と祝福のコメントが相次いでいる。またダンサーのPINKYさんもアメブロで「私達の元に、天から尊い命を授かりました安定期に入ったのでご報告をさせていただきます」と第一子を妊娠していることを告白。「私は妊娠初期から悪阻も全く無くとても元気で、お腹の赤ちゃんも毎日よく動いてすくすくと育ってくれていて、愛しさが募るばかりです」とつづり、「結婚してから一年も経たないうちにやって来てくれた愛しい子最愛の人と自分が融合して、新しい命が芽生えた奇跡とお腹の中に宇宙があるような神秘を感じる毎日」と喜びを表現。「一心同体の今、このかけがえのない幸せな愛の日々を、大事に大事に過ごしています」とマタニティ生活への想いを語り「これからは記録も兼ねてこのblogでマタニティ日記を綴っていきますね いつもsnsやblogを通して応援してくださる皆様へ、愛と感謝を込めて」と結んだ。今後窪塚さんは、「Dragon Ash」降谷建志とダブル主演を務め、市川由衣らが共演する映画『アリーキャット』の公開が7月に控えている。(text:cinemacafe.net)
2017年03月01日窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志が初タッグを組む映画『アリーキャット』。この度、本作に市川由衣が参加することが決定。シングルマザーとしてひたむきに生きるヒロイン役で出演する。主人公の朝秀晃(通称:マル)は、元・ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらもひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに自動車の整備工場で働く、梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に女を守るため東京へ向かうことになるが…。本作は、野良猫のように街の片隅でひっそり生きる男が、ひょんなことからバディとなった男と一緒に一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語。監督には『木屋町DARUMA』や「侠飯~おとこめし~」の榊英雄。主人公・朝秀晃役を『沈黙-サイレンス-』でハリウッドに進出した窪塚さん、バディの男・梅津郁巳役には、今年20周年を迎える「Dragon Ash」の降谷さんが務める。そして今回新たに決定した市川さんが演じるのは、ヒロイン・土屋冴子。彼女はどこか幸薄く影の多い女で、付き合っていた男にストーカーされ、その男と別れ話をつけるためにボディーガードを秀晃に頼むが、同時に人には言えない過去を持ち、別の男たちにも追われている。一人息子を守るため、全てに片を付けようと秀晃と郁巳たちの手を借りて立ち向かうという役どころだ。今回の出演に、「私たち世代のカリスマである窪塚さん降谷さんと共演させていただける日がくるなんて夢にも思いませんでした。あの頃の私に教えてあげたい!」と喜びを語る市川さん。撮影は昨年の1月下旬~2月上旬行われた本作。現場では「冴子に私を選んでくれた監督に応えようと必死な日々で…撮影からかなり時間は経っていますが、未だに冴子のことを考えてしまいます…。2週間と短い撮影期間でしたが寒空の下、愛情溢れるスタッフ、キャストの皆さんと過ごした濃厚で熱い時間は私の宝物となりました」とふり返った。榊監督は、「静かな佇まいでひっそりと棲息しているが、耐える力、生き抜く力、そして母性愛を沢山秘めている女性。その冴子にようやく出会えた。それが、市川由衣さんでした。そして撮影から1年、本当の母に。彼女の存在が、映画にとっての母でした」とコメントを寄せている。『アリーキャット』は7月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月24日女優の川口春奈が2月18日(土)、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作『一週間フレンズ。』の初日舞台挨拶に登壇し、「試写室で事務所の社長の隣で、鼻水をたらして泣いてしまった。純粋にいい作品」と思い入れが強い本作の封切りに感激していた。1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生の藤宮香織(川口さん)と、そんな香織をひたむきに思い続ける同級生・祐樹が織りなすピュアで切ない青春ストーリー。シリーズ累計発行部数170万部を超える、葉月抹茶の人気コミックを実写映画化した。舞台挨拶には川口さんをはじめ、祐樹役でダブル主演を務める山崎賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、村上正典監督が出席した。自分の出演作を観て「初めて泣いた」という川口さんは、「いつもは客観的になり、反省も多いんですが、この作品はいい表情をしているし、世界観もきれい。胸を張って、早く全国の皆さんに観てもらいたいと思える」と自信を示した。クールなイケメンを演じるイメージが強い山崎さんは、本作で愚直な高校生役に挑み「意識したのは、まっすぐどこまでも全力でやること。汗水たらした方が、共感してもらえるかなと」と役作りについて語った。戸次さんは本作で、川口さん&山崎さんらを見守る担任教師を好演。この日は、妻で女優の市川由衣が、有楽町で行われた出演作『愚行録』の初日舞台挨拶に登壇しており、くしくも、同じ日に夫婦で出演映画の舞台挨拶への出席を果たした。『一週間フレンズ。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開(C) 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2017年02月18日俳優の妻夫木聡が2月18日(土)、都内で行われた主演作『愚行録』の初日舞台挨拶に出席。「今日は『何でも上手にできるように』とジョーズの絵が入った勝負パンツを履いています。あまりに履き過ぎて、穴が開いて、自分で縫いました」と“秘密”を明かしていた。第135回直木賞の候補になった貫井徳郎氏の同名小説を映画化。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は1年前に発生し、未解決のままになっているエリートサラリーマン一家殺害事件を取材しながら、被害者一家を取り巻く羨望や嫉妬、駆け引きといった人間の“愚行”を目の当たりにする。「直感で出演したいと思った。確実に心に傷あとを残してくれる映画」(妻夫木さん)。舞台挨拶には妻夫木さんをはじめ、主人公・田中の妹を演じる満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。妻夫木さんと満島さんは、映画『悪人』をはじめ、共演経験があるだけに「ひかりちゃんだったら、付き合いも長いから、(演技について)話し合いなしで、通じ合っている部分があり安心していた。女優さんとして尊敬している」(妻夫木さん)、「右に同じです。妻夫木さんがお兄ちゃんじゃなければ、演じられなかった」(満島さん)と互いに全幅の信頼を寄せていた。また、市川さんは昨年、夫で俳優の戸次重幸との間に第1子となる男児を出産して以来、初めての公の場に。「3日ぐらい前に息子を抱っこして予防接種に行ったら、帰りにギックリ腰になりまして…。いまも、立っているのがやっとです。コルセットをして、ここに立っています」と“秘密”を披露していた。『愚行録』は現在公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愚行録 2017年2月18日より全国にて公開(C) 2016「愚行録」製作委員会
2017年02月18日公開初日を迎えた映画『愚行録』の舞台あいさつが18日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、石川慶監督が出席した。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を映画化にした本作は、ロマン・ポランスキーなどを輩出した名門・ポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶監督の長編映画監督デビュー作。主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島ひかりが務め、人間関係における羨望、嫉妬、見栄、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の愚行が複雑に絡み合い、人間性が極限まで試される戦慄の群像劇を描き出す。妻夫木は「このお話は見終わった後に『面白い!』というような感じではないかもしれませんが、皆さんの心に確実に何かを残せる作品だと思っているので、最後までスクリーンの絵の中に引き込まれていただければと思います」とアピール。妹役の満島ひかりについて「ひかりちゃんだったら話し合いを抜きにして、通じ合っている部分があると思っているので、安心したというのが正直な感想です。女優さんとして尊敬できるし、人間としてもお付き合いが長いので、話し合って構築するよりも感覚的に一緒に入れられるという思いが最初からあり、心強かったですね」と話し、満島も「右に同じく(笑)。私も妻夫木さんがお兄さんじゃなければできなかったと思います」と信頼を寄せていた。劇中で満島扮する光子がある秘密を抱えているが、それにちなみ「自身の秘密は?」という共通質問に、妻夫木は「秘密って言った時点で秘密じゃないですよね」と疑問を呈すも「今日は勝負パンツを穿いています。上手に何でもできるように『ジョーズ』のパンツを穿いています。あまりにも穿きすぎて穴が開いていたので、先日自分で縫いました(笑)」と告白。そんな妻夫木の回答に満島は「妻夫木さんが『ジョーズ』のパンツを穿いているのをみんなが想像している! 面白い(笑)」と茶化すなど観客の笑いを誘っていた。
2017年02月18日妻夫木聡ら豪華キャストが出演し、日本から唯一の長編実写作品として、第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション部門」で正式上映された話題作『愚行録』。この度、本作に出演する中村倫也の登場シーンを収めた特別映像が到着した。エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま1年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ――。本作は、貫井徳郎の第135回直木賞候補作「愚行録」の映画化。日常で交わす何気ない会話や人のウワサ話、人間関係における秘められた羨望、嫉妬、見栄、駆け引き…無意識に積み重ねられる愚行の数々には、観る者自身の生き方が問われ、極限まで人間性が試される。誰が真の被害者で誰が加害者なのか?SNSに翻弄され、本音が見えない現代社会に一石を投じる未だかつてない戦慄の群像ミステリー。主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木さんが演じるほか、田中の妹・光子役を満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村さん、眞島秀和ら豪華キャストが集結している。中村さんが演じるのは、殺害された田向の妻(旧姓:夏原)友季恵(松本若菜)と同じ大学の同級生だった尾形孝之役。妻夫木さん扮する週刊誌記者の田中が取材する証言者の1人だ。そして今回到着したのは、そんな尾形の証言映像。田中が殺された夫婦の妻・夏原友季恵の大学時代の様子を聞こうと尋ねると、尾形は「女って基本、自分の話を聞いてもらいたがるじゃないですか」と切り出し、「でも夏原さんはちゃんとこっちの話を聞いてくれるんですよね。場の空気をちゃんと読んで必要以上に目立たないし」と夏原をベタ褒め。そして次には、夏原と大学同期であり、また尾形の元カノでもあった宮村淳子にも取材をしてきた田中に、自分のことを気にしていなかったかを確認。過去の女性はいまでも自分のことを気にしているんじゃないか、そんな淡い期待を膨らませる“男の愚かな一面”を覗かせるセリフだ。また聞いてもいないのに淳子から夏原へと心が移ったことを暴露し、さらなる愚行が露呈されている映像となっている。本作で中村さんは、20代前半の大学生役から30代半ばの少し疲れた社会人となった尾形を演じ分けており、大学生時代はまだ世間を知らないあどけなさを出しつつ、社会人の尾形はいろいろと経験をしてきたうえで、何かを諦めたような空気感を出す熱演ぶりにも注目してみて。『愚行録』は2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月12日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』の密着取材を受け、妻・小林麻央の病状について「今だから言えるけど、今年の夏は本当に無理だと思っていた」と覚悟していたことを、昨年10月に明かしていた。現在乳がんで闘病中の麻央は、この時、局所コントロールのための手術を実施。当時、取材を受けた海老蔵は「言っちゃえば絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら今年(2016年)の3・4・5月でたぶんダメだった。なんとか綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとは思わなかった」と、奇跡の回復で手術を受けることができたと強調した。ただ、「ここから普通のガン(患者)の人としての戦いが始まるという感じ」と、長い戦いへの心構えも持ち合わせていた。同番組では、昨年6月に麻央の乳がん公表した海老蔵が、記者会見場に向かう車の中にも密着し、「(麻央に)『ごめんね』って言われたけど、関係ないよね」と語る場面も。会見場の控室では「麻央と子供のことが心配だよね。そこなんだよね…」と、公表することへの懸念を漏らしていた。それでも、2週間後に長野・志賀高原へ子供たちと訪れた際には「あの会見を開いて、私自身が変わったかな。麻央も集中できるし、私自身も堂々としていられる」と前向きに捉える姿があった。一方で、長女の麗禾(れいか)ちゃんは状況を理解しており、「清算できない悲しさ」があるという海老蔵。「何もないときに『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてたりするんで、抱きしめて『ごめんね』って言うしかないですよね。そしてずっと抱っこしていると、彼女の方が僕よりも大人なんで、パパが気を使っちゃってるなって理解して、落ち着くわけですね」と、苦しい胸の内を紛らわせるかのように、笑顔で語っていた。
2017年01月10日全編独占の貴重な密着映像で市川海老蔵一家の家族の絆と夫婦の愛を描くドキュメンタリー「市川海老蔵に、ござりまする」が1月9日(月)今夜日本テレビ系でオンエアされる。元「NEWS ZERO」キャスターで現在は海老蔵さんの妻となった麻央夫人との出会い以来、海老蔵一家を追ってきた日本テレビの海老蔵取材班によるドキュメンタリー第4弾となる今回は、昨年6月の麻央さんのがん報道と記者会見、その後の試練の中でひたむきに家族を守り続ける海老蔵さん、そして家族の姿にフォーカスする。結婚以来、海老蔵さんを追い続けている密着取材班にも病を隠し続けた海老蔵さん。そのとき家族に何が起こっていたのかを新たに明らかになった事実をもとに検証。記者会見に向かう車内で「ずっと誰にも言ってなかったからね」と初めて取材班に向けて語った真実。激動の「記者会見の日」の裏側がいま明かされる。さらにこれまでカメラの前では多くを語ってこなかった海老蔵さんが、妻・麻央さんへの思いや夫婦の「絆」、家族を守るための「決意」などを番組だけに語ったロングインタビューも。そして昨年夏、子どもたちと過ごす時間を大切にしたいと願い、舞台の上とは全く違う“育メン”として親子で散歩や食事、お出かけの日々を過ごした、襲名以来初の1か月に及ぶ長期休暇の様子や、その一方で2月のUAE(アラブ首長国連邦)、3月のニューヨーク・カーネギーホールでの自主公演など、歌舞伎を文化として根付かせようと奮闘する海老蔵さんの異国の地での新たな挑戦など、海老蔵さんの2016年を多角的に取材した映像は必見。また麻央さんががん闘病を公にしてから初めてカメラの前で海老蔵さんへの思いを語る。このインタビューは麻央さん自らの提案で、1月4日、麻央さんが入院する病室で行われたもの。また番組では海老蔵さんが入院中の麻央さんをサポートする様子など夫婦の現在の日常も紹介するという。「市川海老蔵に、ござりまする」は1月9日(月)22時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年01月09日第73回ヴェネチア国際映画祭<オリゾンティ・コンペティション>部門に、日本から唯一の長編実写作品として出品され、話題を呼んだ『愚行録』。本日12月13日(火)、本作の主人公の週刊誌記者・田中武を演じた妻夫木聡が36歳の誕生日を迎えることを記念して、新たな場面写真3点が到着。合わせて、話題作が続いた妻夫木さんの2016年をふり返った。妻夫木さん、満島ひかりが兄妹役となり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和ら実力派キャストたちが脇を固める本作。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を、注目の新鋭監督・石川慶が映画化した。2016年は、すでに続編が始動している山田洋次監督『家族はつらいよ』(3月12日公開)、群像時代劇で存在感を放った『殿、利息でござる!』(5月14日公開)、李相日監督と『悪人』以来のタッグとなった『怒り』(9月17日公開)、そして、衝撃のビジュアルで“カエル男”を怪演した『ミュージアム』(11月12日公開)と4本もの映画が劇場公開され、その活躍と演技力に改めて注目が集まった妻夫木さん。特に『怒り』では、綾野剛演じる大西直人とゲイのカップルになる藤田優馬役を熱演。役作りのために綾野さんと同居生活を送ったことも大きな話題となり、日刊スポーツ映画大賞では自身初となる助演男優賞を受賞した。さらなる飛躍が期待される中、2017年2月18日には、『バンクーバーの朝日』以来約2年ぶりとなる主演作の本作『愚行録』が待機する。妻夫木さんは本作でも徹底した役作りを行ったそうで、週刊誌記者を演じるにあたり、実際に編集部を訪問。現役記者に立ち居振る舞いなどを逆取材した上で撮影に臨んだという。今回解禁となった場面写真からも、“週刊誌記者・田中”の眼光鋭い姿を目にすることができる。2017年はさらに、大根仁監督のもと映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』でも主演を務めることが発表されており、『家族はつらいよ2』が5月に公開、舞台では「NODA・MAP第21回公演『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~」にも出演するなど、その活躍はとどまることを知らない。プライベートでは、女優のマイコとの仲むつまじい結婚報告も話題を呼んだ妻夫木さん。30代半ばを過ぎ、さらに円熟味を増した“俳優・妻夫木聡”のこれからにも目が離せない。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日映画『愚行録』が、2017年2月18日(土)より全国で公開される。本作は、貫井徳郎による第135回直木賞候補作「愚行録」の映画化。日本からの唯一の長編実写作品として、第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション」部門で正式上映され、世界的に注目を集めている話題作だ。ストーリーは、ある幸せな家庭を襲った一家惨殺事件をきっかけに展開。その事件の関係者たちの「語り」を通して、残酷なまでにリアルで繊細な描写で、人間の内面が描き出される。それぞれの人物の心に潜んだエゴや、欲望、嫉妬、見栄、駆け引き…。極限まで人間性を試すような迫真迫る展開に、観る者自身の生き方が問われるような戦慄の群像ミステリーだ。事件を追う週刊誌記者を演じるのは、『怒り』の体当たり演技でも話題を呼んだ妻夫木聡。さらに、満島ひかりや、小出恵介、臼田あさ美など、日本の映画界に名を連ねる実力派俳優が勢ぞろいする。■ストーリーエリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、証言者たち自らの思いもよらない姿であった。その一方で、田中も問題を抱えている。妹の光子が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ―。【詳細】『愚行録』公開日:2017年2月18日(土) 全国ロードショー出演:妻夫木 聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜監督:石川 慶原作:『愚行録』貫井徳郎脚本:向井康介音楽:大間々 昂(C)2017「愚行録」製作委員会
2016年12月10日妻夫木聡を始め、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣ら実力派キャストが出演する映画『愚行録』。この度、本作の場面写真が一挙解禁された。エリートサラリーマンの夫、美人で完璧な妻、そして可愛い一人娘の田向たこう一家。絵に描いたように幸せな家族を襲った一家惨殺事件は迷宮入りしたまま一年が過ぎた。週刊誌の記者である田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。殺害された夫・田向浩樹(小出恵介)の会社同僚の渡辺正人(眞島秀和)。妻・友希恵(松本若菜)の大学同期であった宮村淳子(臼田あさ美)。その淳子の恋人であった尾形孝之(中村倫也)。そして、大学時代の浩樹と付き合っていた稲村恵美(市川由衣)。 ところが、関係者たちの証言から浮かび上がってきたのは、 理想的と思われた夫婦の見た目からはかけ離れた実像、そして、 証言者たち自らの思いもよらない姿であった。 その一方で、田中も問題を抱えている。 妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の疑いで逮捕されていたのだ――。原作は、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の第135回直木賞候補作「愚行録」。SNSに翻弄され、本音が見えない現代社会に一石を投じる未だかつてない戦慄の群像ミステリーを描く。本作は、日本から唯一の長編実写作品として第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション部門」で正式上映され、世界でも話題を集めている。このほど到着したのは、妻夫木さん演じる週刊誌の記者・田中武志が、中村倫也演じる尾形孝之に深刻な表情で取材をしている写真を始め、満島さん演じる光子がただ一点を見つめている場面、子どもを抱きかかえながら不敵な笑みを浮かべる稲村恵美(市川さん)、小出さん演じる田向浩樹と眞島秀和演じる渡辺正人が喫煙室で何やらよからぬことを話しているシーンなど計10点。果たして、他人を語り、自分の本性をさらけ出すのは一体誰なのか――。作品への期待がますます高まる場面写真となっている。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月07日俳優・妻夫木聡主演の映画『愚行録』(2017年2月18日公開)予告編とポスタービジュアルが18日、公開された。同作は作家・貫井徳郎氏の同名ミステリ小説。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中(妻夫木)が、妹・光子(満島ひかり)の問題を抱えながら、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。予告編では、キャスト陣の役柄が判明。殺された田向浩樹を小出恵介、妻・友季恵を松本若菜が演じる。また、宮村淳子役の臼田あさ美、稲村恵美役の市川由衣、尾形孝之役の中村倫也、渡辺正人役の眞島秀和も登場する。被害者・関係者による、それぞれの思惑を感じさせる”語り”が登場し、事件の真相に迫っていく田中は「悪魔みたいな生き物が、この世にはいるんです」と発言。一方で、満島演じる田中の妹・光子の姿も挿入され、”仕掛けられた3度の衝撃”というキャッチコピーが大きく表示される予告編となっている。
2016年11月18日第73回ベネチア国際映画祭「オリゾンティ・コンペティション」部門で、日本から唯一、長編実写作品として正式上映された妻夫木聡×満島ひかりの『愚行録』。このほど、妻夫木さん、満島さんを取り囲む豪華実力派キャストたちが、全員イヤ~なやつであることが見えてくる本予告編が完成。意味深な笑みを浮かべる本ビジュアルも解禁となった。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を映画化。東北大学物理学科出身で、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で学んだ期待の異才・石川慶が、満を持しての長編監督デビューを果たす。撮影はポーランド出身のピオトル・ニエミイスキが担当し、鮮烈な印象を与えている。絵に描いたように幸せなエリートサラリーマン一家を襲った惨殺事件の真相を追う、週刊誌の記者・田中を主人公にした本作。今回の予告編は、先日解禁された特報映像よりも各キャストの人物像がより明らかになり、それぞれが妙にイヤ~な感じを醸し出し、「誰は犯人だ!」と、ますます謎が増していく映像に仕上がっている。登場するのは、妻夫木さん、満島さんはじめ、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和といった豪華実力派俳優陣。被害者、関係者を含む彼らの、思惑を持った表情とセリフが次々と飛び出してくる。「俺のために動いてくれたお礼は、ちゃんとしてるよね?」と被害者の田向浩樹(小出さん)がイヤミたっぷりに言えば、田向夫婦の学生時代の同級生・宮村淳子(臼田さん)は「やめてよ、人のせいにするの」、さらに「皆、愚かで空っぽなのよ」(稲村恵美役/市川さん)、「人間ってホンマ勝手な生き物やなあって思いますけどね」(渡辺正人役/眞島さん)と、矢継ぎ早に登場するイヤ~なセリフの数々。実は、他人のことを語っているようでいて、話している彼ら自身の本性が露わになっていく。果たして、真の被害者、そして加害者はいったい誰なのか?また、「私、殺した人知ってます」という声の主が、満島さん演じる田中の妹・光子であったことが分かる。そして、田中が放つ「悪魔みたいな生き物が、この世にはいるんです」という締めくくりの言葉と共に、画面いっぱいに登場する「仕掛けられた3度の衝撃」とは…?そして、冒頭に笑顔で走り希望に満ちていたはずの光子は、どんな秘密を抱えてしまったのか…?併せて解禁となった本ビジュアルでは、そんな豪華キャストたちの表情に迫ったカットで構成されており、妻夫木さん演じる田中武と満島さん演じる田中光子以外、全員が含みをもった笑みを浮かべ、イヤ~な印象を残している。「他人を語り、本性を現すのは、誰だ?」のキャッチコピーがさらに不穏さを押し出し、彼らの“愚行”の数々を予感させる仕上がりとなっている。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、自身のブログを更新。米大統領選でドナルド・トランプ氏の勝利が確実になったタイミングで、「アンビリバボー」と驚きの示した。この日、「ただいま。トランプさん優勢」「大統領選挙はトランプさんになりそうですね」などとブログで大統領選に関心を示していた海老蔵。その後、トランプ氏の勝利が確実と報じられると、テレビのニュース画面をアップし、「まじか?!トランプ大統領か!アンビリバボー」と率直な感想をつづった。そして、「とりあえずおめでとうございます」と祝福。「かしら、日本はどうなる?の方が日本人はきになるね」と続け、「もう期待するしかないですね」と今後に期待した。
2016年11月09日俳優の戸次重幸が8日、都内のスタジオで行われた関西テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(11日スタート、毎週火曜21:00~21:54)の制作発表会見に登場。共演する伊藤蘭に、撮影現場での喫煙をバラされ、「それ言っちゃダメなやつですよ」と冷や汗をかいた。このドラマは、解明できなかった病の原因を特定・救命する「解析診断部」に選抜された、主演の吉田羊演じる橘志帆ら女医たちが、知識と能力を生かして患者の命を救っていく姿を描くもの。戸次は、病院の事務長役として出演する。9月26日に妻の市川由衣が第1子を産んだばかりで、幸せいっぱいの戸次は、最初の自己紹介もそこそこに「そろそろ沐浴の時間なんで帰っていいですか?」とデレデレ。現場では、病院長役の高橋克典に「(赤ちゃんの)写真見ますか?」と自慢するなど、親バカぶりを振りまいているそうだ。しかし、この会見で、解析診断部の部長役を演じる伊藤が、突然「ずっと禁煙をなさってたらしいんですけど、そう言いながら、どうやら撮影現場に来て吸っていたんじゃないかと…」と暴露。妻に隠していた秘密をバラされ、慌てた戸次は「蘭さん、それ言っちゃダメなやつですよ」と忠告したが、時すでに遅しだった。
2016年10月08日ドラマ「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」の試写・制作発表会見が10月8日(土)、都内にて開催され、主演の吉田羊、共演の戸次重幸、高橋克典、伊藤蘭らが出席。吉田さんが、地上波民放連続ドラマ初主演としての心境を明かした。同作は、人生の様々な局面において前向きに生きるヒントをもらえる爽快な医療ミステリー。患者の命を救う“最後のとりで”となるべく集まった女性医師たちが、医師として、女として、人として、時にぶつかり合いながらも患者に真摯に向き合う姿を描く。主人公となる東光大学病院解析診断部の医師・橘志帆役を演じる吉田さんは、同作で、地上波民放連続ドラマ初主演を果たす。会見スタート後、最初にマイクを持った吉田さんは、「これまでにいくつかドラマの現場を経験してきましたけれども、このように一番にあいさつをする日が来るとは、本当に夢のようです」と感無量の様子でコメント。「その瞬間をみなさんに見とどけて頂けることが嬉しいです」と心境を語り、「本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。続けて吉田さんは、第1話の試写を終えた観客に、「聞くのが怖いのですけど」と前置きをしたうえで、「面白かったですか?」と小声で質問。会場からは大きな拍手が沸き起こり、吉田さんは満面の笑みを浮かべていた。吉田さんが演じる志帆を敵視することになる医師・岩倉葉子を演じる伊藤さんは、そんな吉田さんの撮影現場での姿を、「連日、撮影が続いているのですが、そのたびに、吉田羊さんのどんなに難しい医療用語もセリフもすらすらと語る素晴らしさに、毎日、驚かされております」と驚きと共に紹介した。病院の事務長・佐々木進也を演じる戸次さんは、先月、第1子となる長男が誕生したことを妻で女優の市川由衣と連名で発表している。MCから「パパになった心境」を尋ねられると、会見は始まったばかりだというのに「そろそろ沐浴の時間なので帰っていいですか?」とジョークを炸裂させ、笑いを誘った。院長・北畠昌幸役の高橋さんは、当日、戸次さんに「お子さんが生まれたんだってね、おめでとう!手ぶらで来ちゃってごめんね」などと声を掛けたそうだ。高橋さんが着替えなどを終えると、戸次さんが携帯電話をいじりながら「写真を見ます?」と声を掛けてきたそうで、高橋さんは「すでに親バカが始まっていて、いいなあと思います」と嬉しそうな笑みを浮かべた。会見には、共演の相武紗季、吉岡里帆、白鳥久美子(たんぽぽ)、滝沢沙織、庄野崎謙、笛木優子も出席した。ドラマ「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」(カンテレ、フジテレビ系/毎週火曜日午後9時から)は、10月11日(火)スタート。(竹内みちまろ)
2016年10月08日女優の市川由衣(30)が29日、自身のブログを更新。夫で俳優の戸次重幸(42)との間に第1子となる男児を出産したことを、あらためて報告した。市川は「この度、我が家に第一子となる男の子が誕生しました。そして先日無事、母子共に健康で退院いたしました」と報告。「待ちわびていた我が子…本当に可愛くて愛おしくてたまらないです。はい、親ばかでけっこうです! 笑」と喜びを爆発させた。そして、「出産は私の人生でかけがえのない幸せな経験になりました」と振り返り、「今まで生きてきた中で一番の感動を私たちに運んできてくれた息子に感謝の気持ちでいっぱいです」とつづった。さらに、「この日を迎えるまでに沢山の応援や励ましの声をいただき、本当にありがとうございました!!」とファンに感謝。「さっそく眠れない日々が続いていますが… 息子ちゃんのためならエンヤコラ!!お母ちゃん頑張る!!!!!」と意気込みを記した。市川は2015年9月に結婚。今年4月に妊娠5カ月であることを発表していた。
2016年09月30日妻夫木聡と満島ひかりのタッグで描く『愚行録』。この度、本作が日本から唯一の長編実写映画として「第73回ベネチア国際映画祭」オリゾンティ・コンペティション部門でワールドプレミアとなる公式上映が行われ、満島さんと石川慶監督が出席した。本作は、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎による直木賞候補作の同名小説を原作とし、主人公・週刊誌の記者である田中役を妻夫木聡、田中の妹・光子役を満島さんが務めたほか、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和など実力派揃いのキャストが出演。またメガホンを取ったのは、本作で長編映画監督デビューを飾った石川監督。人間関係における秘められた羨望、嫉妬、駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”(=愚かな行為)が複雑に絡み合い、見る者の人間性が極限まで試される戦慄の群像劇となっており、予想を覆す展開に圧倒的な衝撃が走る新たなる傑作ミステリーが誕生した。現地時間9月6日(火)、この日まず最初に石川監督、満島さん、撮影のピオトル・ニエミイスキ、オフィス北野のプロデューサー・加倉井誠人が記者会見に登場。石川監督は「まず小説を読ませていただいた時に、この小説自体が日本の縮図という感じがしました。実際、映画化するにあたって告白のスタイルで各人物がチャプターに分かれていて一人称で語っていくスタイルなのでチャレンジでしたが、映画化することには意味があると思ってお受けしました」と監督をすることになった経緯を話し、加倉井氏は「この作品をどのように解釈するのか、我々の方としましては、大きな意味ではミステリーであって、娯楽性を秘めた作品になると思っています。娯楽性の中に隠されたテーマ性、目に見えない階級社会とか無意識なものをどう感じてもらえるのかが楽しみです。見ているうちに引き込まれていくこの作品を、日本のお客様には届けていきたい」とコメント。そして、ピンク地にゴールドの花があしらわれた華やかなPRADAのドレスで登場した満島さん。本映画祭の出席は初となる満島さんは、「船に乗っている時から雰囲気が違うと感じました。住んでみたいと思いました」とベネチアの印象述べる。本作の出演のきっかけについては、「長編を初めて撮る石川監督の誠実さに惹かれました」と明かし、「難しい題材なので、ディスカッションができる監督じゃなきゃ難しいのではと思いました。石川監督はディスカッションができる監督でした」とコメント。また、この日の上映において「とても日本的な題材を扱っているので、どこまで伝わるかなと思っています」と期待を寄せ、来年日本でに公開を控えることについては、「どう感じてもらえるのかが楽しみです。原作が人それぞれ捉える形が違ったので、映画の公開が楽しみです」と公開を待ち望んでいた。その後フォトコールをはさみ、レッドカーペットイベントに参加した際にはサインに応じる姿も。そして、夕方からは行われたワールドプレミアには、約700名が世界で初めて鑑賞し、上映が終わると満島さんと石川監督は5分間の拍手喝采を浴び、大盛況のうちに終了した。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月07日妻夫木聡と満島ひかりが兄妹役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で唯一の長編実写日本映画としてワールドプレミアを迎える『愚行録』。その公開日が2017年2月18日(土)に決定し、特報とティザービジュアルが解禁となった。閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者・田向浩樹(小出恵介)は大手デベロッパーに勤めるエリートサラリーマン。妻の友季恵(松本若菜)は物腰が柔らかく、近所からも慕われる上品な美人。夫婦は娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい“理想の家族”として知られていたが、田向は自宅の1階で、友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見され、世間を騒然とさせた。やがて未解決のまま1年が過ぎ、風化していく事件。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は、改めて真相を探ろうと関係者の証言を追い始める。しかし、そこから浮かび上がってきたのは田向夫妻の姿からは想像もできない、うわさの数々だった――。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を、妻夫木さん、満島さんはじめ、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和といった豪華実力派俳優人で映画化した本作。監督は、本作で長編映画監督デビューを飾った期待の異才・石川慶。革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作や長編デビュー作がプレミア上映される、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。特報映像の冒頭では、1年前に起きた一家惨殺事件の真相を追う、妻夫木さん扮する週刊誌の記者・田中が「田向さんを殺した人って誰なんですか?」と問いかけると、眞島さん、小出さん、臼田さん、松本さん、中村さん、市川さんが演じた人物が次々と登場。それぞれが含みのある表情を見せる中、何者かによる「私、殺した人を知っています」という衝撃の告白が聞こえてくる。続いて、美しくも、表情を失ったようにうわの空でどこかを見つめる、満島さん演じる田中の妹・光子の姿が。果たして、理想的な家族を惨殺した犯人は誰なのか。また、光子が持つ秘密とは…?そして、<仕掛けられた3度の衝撃>との文字が、立て続けに映し出される登場人物たちの衝撃の瞬間を覆っていく…。ティザービジュアルにも配されている、「そこには、悪意も、善意もない。」というコピーが、繰り広げられる“愚行”(=愚かな行為)の数々を予感させるミステリー。その一端を、まずはここから覗いてみて。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日ディーン・フジオカがNHKドラマ初主演を務める「喧騒の街、静かな海」が、本日18日(月・祝)放送される。大阪の夜の街角で、初老の男がJKビジネスの少女たちに話しかける。行き場のない子どもたちの受け皿になろうと声かけのボランティアを続ける彼は、少女たちから“地回り先生”と呼ばれる精神科医だ。その“地回り先生”に「あなたの活動を取材させてほしい」と近づく若いカメラマン。彼は、実はこの精神科医の息子である。幼いころに別れた父に、素性を隠して接近してきたのだ。父子の関係は30年前に崩れており、精神科医の妻は誰にもみとられず亡くなった。大阪での30年ぶりの父子の再会は、父にとっては亡き妻、息子にとっては亡き母へのしょく罪の旅の始まりでもあった。行き場のない孤独を抱えるひとりの少女と向き合いながら、父子は自分たちの人生を生き直そうとする…。連続テレビ小説「あさが来た」の五代役で注目を集め一躍、時の人となったフジオカさん。人気コミックを実写映画化する来年公開の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』にも出演が決定している。今回彼が演じるのは、風景写真を撮るカメラマンの進。かつて自分と母親を置いて出て行った父親に会うため大阪を訪れ、精神科のクリニックを営む父との再会を果たす。果たして父と息子の壊れた関係は修復されるのか…?また、父・海老沢淳役には、現在放送中のドラマ「仰げば尊し」で吹奏楽部の顧問役を務める寺尾さん。そして行き場のない悩みを抱えて街をさまよっていたが、進や海老沢と一緒に過ごす中で明日への一歩を模索し始める女子高生・クロ役に久保田紗友。そのほか、キムラ緑子、和田正人、市川由衣、三倉茉奈らも出演する。30数年ぶりの親子の再会。彼はなぜ父に会いに来たのか? 2人はもう一度本当の親子に戻れるのか?特集ドラマ「喧騒の街、静かな海」は7月18日(月・祝)22時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月18日妻夫木聡&満島ひかりが“兄妹”役で共演し、ミステリー作家・貫井徳郎による直木賞候補作を映画化する『愚行録』。このほど、第二弾キャストとして、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、中村倫也ら豪華8名が明らかとなった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人は不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像だった。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井氏の傑作ミステリーを、『殿、利息でござる!』がヒット中の妻夫木さんと、現在NHK「トットてれび」で黒柳徹子を好演する満島さんという実力派で描き出す本作。発表された第二弾キャストには、今年いじめをテーマにした『十字架』で主演を務めた小出さん、『色即ぜねれいしょん』『鈴木先生』の臼田さん、『海を感じる時』で熱演を見せた市川さん、『GONIN サーガ』『無伴奏』の松本若菜。さらに、『星ガ丘ワンダーランド』『日本で一番悪い奴ら』と出演作が続く中村さんに、「僕のヤバイ妻」などドラマ・映画・舞台に幅広く活躍する眞島秀和、「重版出来!」『団地』の濱田マリ、『悼む人』『キツツキと雨』の平田満と、若手からベテランまで気になる俳優たちが集結。それぞれのキャストの配役はまだ明らかになっていないが、人間関係の裏側に秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う戦慄の群像劇を、いっそう盛り上げてくれるに違いない。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日11日にAbemaTVで配信された、歌舞伎俳優・市川海老蔵の12時間密着生番組『有名人1日ガチ生放送 市川海老蔵』が、視聴数125万を記録した。これは、インターネットテレビ局・AbemaTVの本開局記念特番として配信されたもので、京都で公演中の海老蔵に、11日正午から12時間にわたって完全密着。舞台『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』の模様に加え、その楽屋への潜入、八田亜矢子による観客や市川九團次、大谷廣松、片岡市蔵ら共演者のインタビューなどで、番組は進行した。舞台が終わると、AbemaTVを展開するサイバーエージェントの藤田晋社長と夕食。「『舞台を生中継したい』という熱い思いがあった」と振り返りながら、ネットを通じて舞台が生中継され、スマートフォンから鑑賞することもできたことで、若年層に向けての大きなアピールになったと歓喜した。途中には、妻・小林麻央からLINEでメッセージが届く一幕も。それに対して、海老蔵は「麻央見てる~?」と画面越しにデレデレしながら、メッセージを送った。海老蔵は、目標視聴数を100万と掲げていたが、配信中に見事達成。記念に、100年物で100万円するワインでお祝いしたが、放送終了時刻より30分早く解散してしまい、急きょ"市川AB蔵"ことレイザーラモンRGの配信に切り替え、視聴者からのさまざまなリクエストに「あるあるネタ」で30分間つないだ。その後、エンディングに海老蔵が再登場。配信中に約6,000件のコメントが集まったことが明かされ、最後に海老蔵が、この生配信番組の第2弾を実施することを発表した。(C)AbemaTV
2016年04月12日2016年4月27日にリリースされる堀江由衣のライブBlu-ray&DVDのジャケット写真および追加商品情報が公開された。本作には2Daysライブの2日目、2015年3月8日に国立代々木競技場第一体育館で行われた「堀江由衣をめぐる冒険V~狙われた学園祭~BLUE DAY」の公演模様を収録。映像特典はライブ初日3月7日に行われた同ライブの"RED DAY"の一部や、ライブに登場したキャラクター「クマスタオ」出演の「クマスタオの未青年の主張」など盛りだくさんの65分が収録される。また初回製造分のみ豪華外箱仕様&ライブの舞台となったエコー女子学院の学校案内を封入。音声特典には堀江由衣、同じく堀江のライブなどに出演するキャラクター・クマスター、スタッフによるオーディオコメンタリーが収録される。■堀江由衣をめぐる冒険V~狙われた学園祭~ -introduction-エコー女子学院に通うほっちゃんが間違って渡されてしまったピンクマちゃんのラブレターを奪い返しに男子校である、青クマ学園に男装をして潜入! そこで、ほっちゃん目にしたのは「ガクエンサイヲチュウシセヨ。サモナクバ…」と書かれた脅迫状。青クマ学園に伝わる17不思議を追い、真実に辿り着く事が出来るのか…。「堀江由衣をめぐる冒険V~狙われた学園祭~」のBlu-ray&DVDは、2016年4月27日の発売予定。価格はBlu-rayが7,800円(税別)で、DVDが6,800円(税別)となる。初回製造分のみ豪華外箱仕様。
2016年03月29日映画やドラマの作品の成功を大きく左右するのがキャスティングの力。俳優と作品との出会いが傑作を生むこともあれば、当たり役との出会いによって、俳優がスターに成長することも。映画の現場で、そんな“出会い”のきっかけ作りをしているのが、キャスティングディレクターの杉野剛さん。「映画の配役の最終的な決定権は監督にありますから、僕の役割は、監督の好みや作品のテイストを理解して、オーダーに的確に応えていくこと。ただ、それだけでは新味に欠けたりもしますから、監督が想像する以上の人材、キャスティングのアイデアを提案するのも、自分の仕事だと思っています」例えば三池崇史監督の映画『極道大戦争』で、最強伝説を持つヤクザの組長役にリリー・フランキーさんをと提案したのも杉野さん。「ご本人も、イメージから懸け離れた役でのオファーに驚かれたくらい。ただ、三池監督は意外性のあるキャスティングを面白がってくださるタイプの方だし、作品自体もヤクザだけどヴァンパイアという荒唐無稽な物語でしたから、そういう冒険的な提案も積極的にさせていただいたんですよ」メインキャストにとどまらず、出番はごくわずかだけれどキラリと光る脇役を発掘するのも杉野さんの役割。そのため、日夜、膨大な数の俳優や芸能事務所のスタッフと積極的に会う機会を持つほか、こまめに舞台や映画をチェックし、情報のストックに努めている。「市川由衣さんが大胆なラブシーンを演じた『海を感じる時』という映画がありますよね。あれは、以前から大人の女優として脱皮を図りたいという話を事務所さんから伺っていたことが、オファーのきっかけになりました。従来のイメージに固執せず、あらゆる作品のどんな役も面白がって取り組んでくださる俳優さんには、作り手側も、こんな役もやらせてみたいと想像力を刺激されるんです」杉野さんの考える、いい作品との出会いを引き寄せる俳優とは、「積極的に行動する人」。「たくさんのオーディションを受けるのもそうですし、好きな監督がいれば、その監督の目に留まるようなアピールをすることも大切。要は、見える形でやる気を伝えることが大事なんです」◇すぎの・つよしシネバザール・キャスティング分室所属。映画『乱』より黒澤明監督に師事し、助監督として活動。その後、キャスティングに転向。『硫黄島からの手紙』『ノルウェイの森』など数々の作品に携わり、監督や芸能事務所からの信頼も厚い。4/1公開の『あやしい彼女』、来年公開の『無限の住人』などにも参加している。※『anan』2016年3月23日号より。写真・菅原景子取材、文・望月リサ
2016年03月20日