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男性心理の複雑さを知ることは、関係をさらに深める鍵となります。今回は「意外と知らない男性の恋愛心理」を紹介していきましょう。彼女に頼りにされたい男性は、彼女から頼りにされることを望んでいます。彼の支えや手助けを素直に受け入れてみてください。そうすることで、彼の「守ってあげたい」という気持ちをくすぐり…。あなたに対する愛情も深めることができるでしょう。リードしたい男性は恋愛において、主導権を握りたいと感じることが多いです。彼らはリードすることで、関係の安定感を感じるため…。ときには彼の案を尊重して、リードする場を設けてみましょう。これにより、彼の満足感も高まって深い絆を築くことができます。自分だけの時間も大切「自分だけの時間」を求めるのも、彼らの特徴です。1人の時間を使って、趣味に没頭したり深く考え事をしたり…。そうすることで、リフレッシュするのでしょう。彼が求める1人の時間を、理解し尊重することも重要です。男性心理を知り、すれ違いを減らす男性心理を理解することは、2人の関係をさらに豊かにするステップです。心からの気持ちを通じて、彼との絆を深めていきましょう。(Grapps編集部)
2024年12月23日もっと知りたい…!男性の【複雑な恋愛心理】とは?男性の心理を知ることで、彼に対するアプローチも変わり、よりよい関係を構築することができるでしょう。今回は、男性の意外と複雑な恋愛心理について紹介します。彼女に頼られたい男性は、彼女に頼られることを望んでいる人も多いです。「自立した女性が好き」と口にする男性でも、実は内心「たまには甘えてほしいな」と思っているかもしれません。そのため「一人で大丈夫だから」と彼がのさポートを避けないようにしましょう。彼から見ると「かわいくないな」と感じてしまうかもしれません。彼が何かをやってあげようとしているときに、ちょっと頼んでみるだけで、彼も喜ぶことでしょう。主導権は握りたい女性にリードさせるのが好きな男性もいますが、恋愛では自分が主導権を握りたいと考える男性が多いと言えます。特に、年齢が上の男性だと「年上らしくリードしたい」と思うでしょう。自分だけの時間が大事彼女のことが大好きでも「自分だけの時間は大切にしたい」と思う男性は少なくありません。特に趣味の時間や、考え事をする時間は、一人にしてほしいと思うでしょう。「一人にさせて」と言う彼の言葉を「あなたのことが嫌になった」と取らないようにしてください。一人でいることで、自分の中の思考が整理できる人もいます。彼だけの時間を尊重することも必要なのです。男性の意外な心理頼られる喜びと一人の時間の大切さ、これらは男性の複雑な心理の一例です。これを理解すると、お互いの感じるすれ違いや誤解を減らすことができます。コミュニケーションが一番大切ではありますが「男性はこうだから…」と謙虚に受け止めるだけで、イライラすることや不安になることも減るのではないでしょうか。(愛カツ編集部)
2024年05月23日ロールモデルが少ない心理職特有の課題を見直すために日本公認心理師ネットワークが、2022年12月9日(金)の20時から21時に、公認心理師のキャリアデザインをテーマとして「ニューエイジ心理職のためのキャリアデザイン考察#2」オンラインセミナーを開催します。講師は、松尾華香(まつおはるか)先生(公認心理師・臨床心理士・合同会社プシケーメンタルスクール代表社員)です。モデレーターは、日本公認心理師ネットワーク主宰の安東大起(一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド代表理事・公認心理師・臨床心理士)が務めます。松尾先生の活動尾先生は、合同会社プシケメンタルスクールを設立され、代表社員として実践と経営をされていらっしゃいます。この合同会社プシケメンタルスクールは、3人の心理職が中心に「子どもたちのレジリエンス心理教育の普及活動」を展開しています。しかも、この会社、東京都主催の「TOKYO STARTUP GATEWAY レジリエンス賞」を受賞しています!!メンタルヘルス系の会社のほとんどの経営者は「非心理職」。合同会社プシケメンタルスクールみたいに心理職が経営をする会社って、どういう感じだろうと、興味を持つ方が多いと思います。その興味を大切にしてほしいと思います。おそらく、心理職で経営者となった人の多くが、「まさか自分が経営者になるとは思わなかった」「会社を立ち上げると思わなかった」とおっしゃるのではないかと思います。では、どんなことがあって、松尾先生が合同会社プシケーメンタルスクールで、「子どもたちのレジリエンス心理教育」のサービスを展開することになったのか。一緒に聞いてみませんか?あなたのキャリアデザインのヒントになるかもしれません。合同会社プシケ メンタルスクール : プシケメンタルスクール|note : 当日参加できなくても安心。見逃し配信もあります。当日ご覧になれない方へは、「見逃し配信」チケットがおすすめです。見逃し配信は、ライブ配信終了後、1週間程度で視聴用URLをお送りいたします。視聴期限:2023年3月31日23:59セミナー概要■セミナー概要開催日 :2022年12月9日(金)時間 :20:00~21:00開催方法:オンライン(ZOOM)・見逃し配信あり費用 :一般:¥1,000BOOM メンバーシップ利用者(note):無料一般(見逃し配信):¥1,000BOOM メンバーシップ利用者(note)(見逃し配信):無料申込方法: お申し込みはこちらから : 日本公認心理師ネットワークのHPはこちら日本公認心理師ネットワーク : 『心理職のためのキャリアデザイン考察』の特設ページはこちら心理職のためのキャリアデザイン考察 : 運営法人概要商号 : 日本公認心理師ネットワーク(運営:一般社団社団パーマネント・クリエイティブ・マインド)代表者 : 代表理事安東大起所在地 : 〒671-2201 兵庫県姫路市書写1019-24事業内容: 子どもたちへの心理的支援・発達的支援・研修の企画運営URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月07日ロールモデルが少ない心理職特有の課題を見直すために日本公認心理師ネットワークが、2022年11月24日(木)の19時から20時に、公認心理師のキャリアデザインをテーマとして「ニューエイジ心理職のためのキャリアデザイン考察#1」オンラインセミナーを開催します。講師は、南舞先生(公認心理師・臨床心理士・ヨガ講師)です。モデレーターは、日本公認心理師ネットワーク主宰の安東大起(一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド代表理事・公認心理師・臨床心理士)が務めます。南舞先生の活動南先生は「心と身体の軸を作るためのセルフケア」を提案されています。またヨガスタジオ・カウンセリングルームに行くことが難しい方のために、オンラインの活用やこども家庭支援センターなどの行政機関、学校、企業などを中心に活動されています。さらに、各イベント出演、メディアへのモデル出演、ヨガや心理学の監修、記事のライティングなど、ご活躍の場を広げていらっしゃいます。HOME | MAI MINAMI : 南 舞 lit.link(リットリンク) : 何かと、心理職としてキャリアをデザインするためのロールモデルが少ない...。ここで、南先生がどのように試行錯誤されながら、現在のキャリアデザインやブランディングを構築されたのか、一緒に考察してみましょう。当日参加できなくても安心。見逃し配信もあります。当日ご覧になれない方へは、「見逃し配信」チケットがおすすめです。見逃し配信は、ライブ配信終了後、1週間程度で視聴用URLをお送りいたします。視聴期限:2023年3月31日23:59セミナー概要■セミナー概要開催日 :2022年11月24日(木)時間 :19:00~20:00開催方法:オンライン(ZOOM)・見逃し配信あり費用 :一般:¥1,000BOOM メンバーシップ利用者(note):無料一般(見逃し配信):¥1,000BOOM メンバーシップ利用者(note)(見逃し配信):無料申込方法: お申し込みはこちらから : 日本公認心理師ネットワークのHPはこちら日本公認心理師ネットワーク : 『心理職のためのキャリアデザイン考察』の特設ページはこちら心理職のためのキャリアデザイン考察 : 運営法人概要商号 : 日本公認心理師ネットワーク(運営:一般社団社団パーマネント・クリエイティブ・マインド)代表者 : 代表理事安東大起所在地 : 〒671-2201 兵庫県姫路市書写1019-24事業内容: 子どもたちへの心理的支援・発達的支援・研修の企画運営URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日一般社団法人 公認心理師の会は、心理職の国家資格である公認心理師のスキルアップとキャリアアップのために、分野別の「専門公認心理師」の資格を認定する制度を開始する予定であることをお知らせいたします。【背景】2017年9月15日に「公認心理師法」が施行され、日本で初めて心理職の国家資格である公認心理師制度が始まりました。公認心理師は、心理に関する支援を必要とする人々(要支援者)の心理状態を観察してその結果を分析し、要支援者やその関係者に対して、関連する他職種との連携を図りながら、助言・指導その他の心理に関する援助を行います。文部科学省と厚生労働省が管轄しており、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野にまたがる汎用資格として、広く国民の心の健康の保持増進に寄与することが期待されています。公認心理師となるためには国家試験に合格後、公認心理師登録簿への登録を受ける必要があります。また、公認心理師法第43条には資質向上に関する責務が明記されており、公認心理師は知識および技術の向上に努めなければなりません。さらに、公認心理師資格は5分野にまたがる汎用資格であるため、資格取得後、取得者が業務を行う分野や施設、さらには当該の要支援者の特性に応じた専門性の向上が求められています。一般社団法人 公認心理師の会は、公認心理師の職能団体であり、公認心理師の方々に向けた研修制度を整備してきました。このたび、公認心理師の会は、国民の心の健康増進ならびに公認心理師のスキルアップとキャリアアップのために、分野別の「専門公認心理師」の資格を認定する制度を創設します。各位におかれましては、関連各所にご周知いただければ幸いです。1. 理念と骨子公認心理師に対する国民の期待は高まっており、その有資格者の知識・技能の質保証が重要な課題となっています。本会は、国民の心の健康増進を目的として、科学者-実践家モデルおよびエビデンスにもとづく実践を設立理念として活動してきました。具体的には、公認心理師が活動する諸分野における職能の専門性や必要とされる知識・技能等について、国内外の文献や諸外国のガイドライン等について網羅的に精査しながら検討を行ってまいりました。この度、当会の関連委員会における検討の成果として、各実践分野における公認心理師がその分野の特性に応じて備えておくべき知識・技能の内容を「コンピテンス」リストとして策定いたしました。今後は、このコンピテンスリストにもとづいて、研修制度を整備し、一定のレベルに達した者に各分野の「専門公認心理師」の資格を認定します。2. 制度の目的(1) 公認心理師としての知識と技能に関する研修の機会を確保し、公認心理師のスキルアップをめざし、また、公認心理師取得後の教育研修の道筋を示し、若手の方々の学びと研鑽の目標を示します。(2) 各実践分野における公認心理師としての知識と技能について、一定のレベルに達した方には、「専門公認心理師」の資格を認定し、キャリアアップ(就職機会の拡大)をめざします。(3) 公認心理師資格は汎用資格であり、各実践分野の職場における深い知識や技能を必ずしも反映するものではないため、専門公認心理師の資格により、各分野の専門性を保証します。また、5年ごとの更新制を設け、継続的な研鑽による資質の維持・向上をめざします。(4) 本会が推奨する公認心理師の理念について、各分野のコンピテンスリストおよび5分野横断の共通コンピテンスリストとして具体化します。3. 資格の名称公認心理師の実践分野を代表する5分野に応じて、6つの専門公認心理師の資格を認定します。一般社団法人 公認心理師の会 認定 医療専門公認心理師一般社団法人 公認心理師の会 認定 福祉専門公認心理師一般社団法人 公認心理師の会 認定 教育専門公認心理師一般社団法人 公認心理師の会 認定 司法・犯罪専門公認心理師一般社団法人 公認心理師の会 認定 嗜癖専門公認心理師一般社団法人 公認心理師の会 認定 産業・労働専門公認心理師4. 資格の対象本会の専門公認心理師資格を申請できるのは本会の会員とします。なお、会員になるためには公認心理師の資格登録者であることが必要です。5. コンピテンスにもとづく研修と資格認定本会の制度の特徴は、コンピテンスリストにもとづく研修と資格認定である点です。本会のこれまでの活動の成果として、公認心理師のコンピテンスを定め、コンピテンスリストを作成しました。リストは、分野別と5分野共通のものに分かれます。分野別コンピテンスリストは、5つの実践分野における公認心理師の活動に必要とされる基礎的・全般的な知識・技能(ミニマムエッセンス)を集約したものです。さらに、5分野を横断する基礎的なコンピテンスを「共通コンピテンスリスト」として設定しました。これらのコンピテンスリストにもとづいて研修をおこない、一定のレベルに達した方に各分野の「専門公認心理師」の資格を認定します。6. 審査についてコンピテンスリストに記載された項目ごとに、(1)本会が主催する研修会への参加、(2)他団体による研修会のうち本会が認定したものへの参加、(3)推薦書などによって申請していただきます。この申請書にもとづいて認定の審査をおこないます。本会による審査を経て合格が決定した方に対して合格認定を交付します。合格者は資格登録料を支払い、専門公認心理師として登録されます。7. 資格の更新について資格は5年ごとに更新します。更新には、定められた必要な条件を満たす必要があります。※コンピテンスリストと認定方法の詳細は、後日発表いたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月25日ママ友と話しているときに、「あ、今マウンティングされてる」と思ったことがある方は多いと思います。マウンティングされるといい気はしないもの。マインティングをする人の心理とはどのようなものなのでしょうか。 マウンティングとは?そもそものマウンティングは、ゴリラやチンパンジーなどが優位に立っていることを示すために相手の後ろからまたがる行動を指すことばです。これを、他人に対して自分の優位性を誇示するような振る舞いをしている人間に当てはめたのが、現在よく使用されている「マウンティング」です。 マウンティングにもいろいろあり、学歴や年収などのステイタスを誇示する場合、高級時計を自慢したり高級店に行ったことを吹聴し金銭的に豊かなことをアピールする場合、知識をアピールする場合などがあります。 恵まているように見える人ほどマウンティングをする?お金持ちや良い企業に勤めている人ほど、マウンティングする人が多いように感じている人も多いのではないでしょうか。 ここで、マウンティングをする人について、「マズローの欲求5段階説」になぞって考えてみます。 「マズローの欲求5段階説」とは、人間の欲求は「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論です。 「生理的欲求」が満たされると「安全の欲求」→「社会的欲求」→「承認欲求」→「自己実現の欲求」と次の段階の欲求に向かうとされています。人に認められたいという「承認欲求」は第4段階になります。すでに、「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」が満たされている人がもつ欲求と考えられるのです。 現在の研究ではそれぞれの欲求が同時進行で行われていると考えられていますが、とはいえ、マウンティングするには、ある程度、生理的欲求(食事・睡眠など)、安全の欲求、社会的欲求(家族や集団などに所属する欲求)などの低次の欲求が満たされていないと、承認欲求が湧きづらいと考えられます。 恵まれているように見える人ほど、低次の欲求が満たされていることが多いため、マウンティングしやすい状況にあるといえるのではないでしょうか。 自己肯定感との関係承認欲求にも、他人への評価が重要となる「低位の承認欲求」と自分で自分を承認する「高位の承認欲求」があるとされます。自己肯定感が低く人と比較することでしか自分を肯定することができないと、「低位の承認欲求」が働きマウンティングしやすい人となることが多いでしょう。 人は残念ながら、その人が自分自身で変わろうと思わないかぎり、他人が変えることができません。マウンティングする人を変えることはほぼ不可能です。マウントされて嫌だなと感じたら、なるべく近づかないか、反論せずに「そうなのね」と受け流すようにしましょう。 また一方で、承認欲求は誰にでもあるものです。自分自身が他人対してマウンティングしている可能性も否定できません。マウンティングされて嫌だと感じたら、自分について振り返ってみる良い機会と捉えてみるのもおすすめです。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年03月27日子どもをもったことで、ママ友との付き合いや親戚などに囲まれる機会が多くなり、今までなるべく避けてきたのに、苦手な集団行動や人付き合いの機会が増えて苦痛…。そう感じる方は少なくありません。なぜ、大勢での場所に居心地を悪く感じてしまうのでしょうか。 人に囲まれることに苦手を感じる心理そもそもの性格の他に、過去に人間関係に失敗したことによるトラウマから苦手意識がある場合があります。 さらにそれらの原因をつきつめると、・経済状況や見かけによる劣等感・人に嫌な思いをさせないようにとつい気を使ってしまい疲れる・コミュニケーション力に自信がなく、うまく立ち回れるか不安・グループができていると、その輪にどのようにはいっていったらいいかわからないなどがあります。 このように苦手を感じる原因は人によってそれぞれですが、これらの原因をさらに突き詰めると、人の目を気にして、うまく立ち回れないことを避けたい、自分をよく思ってもらいたいという気持ちから生じていることがほとんどであることがわかります。 相手を気遣いすぎることはないしかし、残念ながら、自分をよく見られたいという気持ちで相手にどんなに気を遣ったとしても、相手がその気遣いを察してくれるという保証はなく、さらにいえば、その気遣いをありがたいと感じてくれるとはかぎりません。相手が好意的に受け取ってくれなかったりすることで、さらに自信をなくし、人付き合いを敬遠してしまいたくなる原因になってしまう可能性もあります。 新しい視点の発見場所であると思う人の目を気にするということは、人のことを思いやり、人に気を配ることが自然にできるということでもあります。自分ではなく、人の気持ち本位で考えられるということはすばらしいことです。ただ、それによって、人付き合いをうまくできない自分を責めてしまうことになっているようであれば、たまには自分本位になってみてましょう。 大勢の中で人に合わせようとするのではなく、自分に軸をおき「子どものための情報収集をしよう」「知りたかった○○の話について聞いてみよう」と目的をもって、その場に居合わせることで、人の気持ちに集中することなく、自分らしくふるまえるはずです。 ちょっとガツガツしてしまったかも…と後で後悔してしまうこともあるかもしれません。しかし、親切を親切と受け止めない人がいる一方で、自分らしくふるまっているあなたを好んでくれる人がいるはずです。そしてそういった人こそが、自分にとって、心地よい人となり得ます。 「集団行動が苦手だからひとりでいいんだ!」と割り切れず、集団行動や人付き合いが苦痛に感じていたとしても、自分を責めず、それが自分の愛すべき特長だと思って自信をもって臨んでみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年01月26日映画パーソナリティであり、心理テストカウンセラーでもある伊藤さとりさんによるオリジナルの心理テスト『心理テストで今のあなたがまる分かり!』。結果から導き出される「今」のあなたにぴったりの今月のオススメ映画をご紹介します。さらに心理面から映画を分析した「オススメ心理映画」コラムも掲載。【問題】アナタ宛に懐かしい人から花束が届きました。それはとても美しい色合いの花束で、嗅ぐとその人を思い出し、胸がキュンとしたのでした。カードを開くとそこにはこんな文字が「〇〇〇〇〇」。さて、なんて書いてあったのでしょうか?A「応援しているよ」(#a)B「無理しないでね」(#b)C「寂しい時は連絡してね」(#c)D「幸せを願っています」(#d)E「また会いたいな」(#e)この心理テストで分かることは、今年のアナタの“ラッキーカラー”と“ラッキーフラワー”、そしてアナタへの“メッセージ”です。2021年がより輝かしい1年になりますように、アナタに似合う花束を贈ります。A“赤”と“ガーベラの花束”今年は、新たなことにチャレンジして大吉の1年。ただし、年初めの序盤はスローペース、桜の蕾が開花するあたりにはギアチェンジで発進がベスト。2020年はコロナで思い通りに動けず、ジレンマもあったかと思いますが、それまでに考えていたことを形に変えて、アナタ自身が表に出て、願っていたことを口にしながら行動を起こしてください。人に会って話す、形にして人に見せるが幸運への鍵です。ラッキーカラー&フラワーは、やる気スイッチオンになる赤とガーベラ。ガーベラの花言葉は“前進”です。そんなアナタにオススメの映画は、綾野剛、舘ひろし共演の『ヤクザと家族 The Family』。血の繋がらない男同士の絆と彼らを取り巻く女性たちのドラマに胸が熱くなります。B“紫”と“ラベンダーの花束”2020年で疲れがどっと溜まっているアナタに必要なのは心の休息。そしてアナタに吉をもたらすのは人を癒す仕事やお手伝い。自分と同じように人間関係などで疲れている人の心に寄り添うことを念頭において行動するとさまざまなラッキーが飛び込んできます。動物にまつわることもアナタに幸運を招きます。温もりを感じる体験を意識していると、アナタ自身も癒されながら人に役立つことができるのです。ラッキーカラー&フラワーは神秘の力を持つ紫とラベンダー。ラベンダーの花言葉は“献身”です。そんなアナタにオススメなのは大ヒットした『新感染』の続編とも言える『新感染半島 ファイナル・ステージ』。カン・ドンウォンのキレキレのアクションと人間ドラマに感涙。C“黄色”と“ひまわりの花束”人恋しくなってしまいがちな2021年。昔の恋人に連絡したくなるのを我慢したり、誰かに癒されたいと思っているようです。だけどその気持ちを新たな出会いに向けると大吉を招きます。恋愛でも仕事でも趣味でも、新しい人との出会いがアナタ自身の未来を明るく照らすので、新しい場に足を踏み入れる意識をしてみると良いです。これから出会う人の中にアナタを輝かしてくれる人がいるので、意識して。ラッキーカラー&フラワーは元気になる黄色とひまわり。ひまわりの花言葉は“アナタを見ています”。そんなアナタにオススメの映画は、ZOOMが招く恐怖を描いた『ズーム/見えない参加者』。ハラハラドキドキの恐怖で心がビックリし、出会いもUPすること間違いなし?D“ピンク”と“スイートピーの花束”「今年こそは幸せになりたい!」と強く願っているアナタ。その思いは間違っていないし、今年はアナタ自身が幸せを掴む1年。今まで誰かのために頑張ったり、誰かに花を持たせることをしていたようですが、今年は、アナタが称賛される年になります。そのためには、断捨離も必要。余計な仕事を減らしたり、ボランティアのような仕事を避け、アナタが本当にやりたかったことに時間を使うことで実を結びます。ラッキーカラー&フラワーは愛されカラーのピンクとスイートピー。スイートピーの花言葉は“門出”。そんなアナタにオススメの映画は、有村架純、菅田将暉共演、極上のラブストーリー『花束みたいな恋をした』。大人も心がピンク色に華やぐ懐かしさも漂わせる傑作で潤いを。E“白”と“ジャスミンの花束”ちょっと不安な気持ちに包まれていた2020年。人との関係が希薄になり、忘れられたような感覚も持ってしまったかもしれませんが、それはアナタが次のステージに上がったということ。今までのアナタはよく頑張ったのです。今年はアナタにとって新しい才能の開花の始まりと言える年に。真っ白な気持ちで未来を見つめ、今まで培ったことを土台に文章をしたためてみると吉。知的な人柄が頭角を現していきます。ラッキーカラー&フラワーは気高さの白とジャスミン。ジャスミンの花言葉は“優雅”。そんなアナタにオススメの映画は、多くの映画賞で称賛された韓国映画『チャンシルさんには福が多いね』。40過ぎても再出発でき、夢は叶うことを監督自らが体現したコメディ。【今月のオススメ心理映画】『花束みたいな恋をした』~価値観が合えば運命の相手なのか?~『花束みたいな恋をした』知らずにやっている共感ポイント探し恋をするときによく言われる“価値観の合う人”という言葉。価値観が合えば運命の相手なのか?その謎を読み解くような、多くの人が自分ごとになって観てしまう話題の映画が公開されます。それが『花束みたいな恋をした』というオリジナル脚本の映画なのです。『花束みたいな恋をした』人との会話作りは“共通”のもの探しから始まり、同じスニーカーを履いていた、同じ作家が好きだった、というような“共感”を集め始め、結果的に“同じ感性を持っているからきっと上手くいく”と確信していく過程の先に恋があるのかもしれない。いわば共感することが多ければ、相手の気持ちを理解しやすいし、それは側から見ていてもお似合いのふたりであるのと同時に、絶対に上手くいくという自信がふたりを輝かせ、最高のひとときを味わうんじゃないでしょうか。この映画はその過程がお見事なまで臨場感たっぷりに再現され、私たちを恋するふたりにさえしてしまう魔法を持っておりました。さて、本題の“価値観が合えば運命の人”なのか?『花束みたいな恋をした』価値観が合えば恋に発展しやすい確かに一緒に暮らしていくには、食べ物への価値観や服の価値観や、共通の趣味があれば休日のデートも楽しい。けれど映画はそこをリアルに突いていて、彼と彼女が社会人になっていくことでそれだけではないことを描いていくのです。ここから先は映画を観てのお楽しみということで。確かに“価値観”が合えば恋に発展しやすいのは事実。しかし、価値観がすべて一緒という人は世界中を探してもいないだろうし、顔つきも肌の色も体型も性別も人それぞれのように性格も感性も人それぞれ。『花束みたいな恋をした』価値観や共感力よりも大切なもの価値観は、その人を取り巻く環境によって育まれていくので、色んな人と出会い、人の言葉や行動に刺激されて生きる私たちの価値観は日々、上塗りされていくんですもの。だからこそ、その瞬間、その時に共鳴したふたりが一緒に長い期間過ごす上では、互いの変化を受け入れていかなければならない試練が待っているんですよね。『花束みたいな恋をした』“価値観が合う”は、時に“共感してくれるはず”にはき違えてしまう恐れがあるので、多角的に相手を見られないと、共感されない(理解されない)ときのジレンマに苛まれてしまうやも。恋から愛に変わるのは“価値観”から外れた“相手の状況を読む力”。共感ではなく、相手の状況を考え気持ちに寄り添うことで、“じっくり話を聞いてくれる”=“信頼感”となって、必要な存在になっていくとカウンセリングでも言われているのでした。(C)2021『花束みたいな恋をした』製作委員会プロフィール伊藤さとり(いとう・さとり)邦画&洋画の記者会見や舞台挨拶を週5回は担当する映画MCであり、年間500本以上は映画を見る映画コメンテーター。TSUTAYA店内放送「WAVE-C3」で新作DVD紹介のDJ、ケーブルテレビ無料放送チャンネル×ぴあ映画生活×Youtube:動画番組(俳優と対談)「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、雑誌「シネマスクエア」コラムや、デイリースポーツでスターの魅力コラム連載、スターチャンネルで映画紹介他、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどで映画紹介のレギュラーを持つ。心理カウンセリングも学んだことから映画で恋愛心理分析や心理テストも作成。
2021年01月01日親などからの子どもに対する虐待に関して児童相談所が対応した件数は、2020年1月からの半年間で過去最多のペースとなっています(厚生労働省調べ)。虐待は、子どもを愛せず、憎く思っている家庭にだけ起こるものではありません。なぜ、虐待は起こってしまうのでしょうか。 虐待をしてしまう原因虐待をしてしまう原因としては主に3つに分けられます。 ・自分のイライラや不満を子どもにぶつけてしまう・子どもに対してよかれと思ってやっている・子どもに対して、全くの無関心である もう少し詳しくみていきましょう 自分のイライラや不満をぶつけてしまう場合・親自身が過去に虐待を受けていた・親自身が夫からDVを受けている・親しい友人や親戚がおらず、孤立した生活を送っており、頼れる人がいない・子どもに心理的に依存している(兄弟の世話を任ているなど)・望まない妊娠や育てにくい子どものため、子どもに対して回避感情がある・生活に多くのストレスがあるといったことが考えられます。 子どもに対してよかれと思っている場合・しつけをするために厳しい体罰を与えることが当然であると考えている・親の考える方法が最適だと思っているため、子どもが思う通りに対応しないことに納得がいかない(教育虐待など)などが考えられます。 子どもに対して全くの無関心の理由・望まない子どもである・育てにくいため、子どもに対して回避感情があるなどが考えられます。 虐待はなぜ恐ろしいのか?このように、そもそも、虐待をしようと思って子どもに対し虐待をおこなう親はあまりいません。イライラした自分の気持ちを結果的に子どもにぶつけていたり、よかれと思ってやっているしまったりしていることさえあるのです。 虐待の難しさは、自身が「虐待をしている」という認識がないまま、虐待がエスカレートし、止められないところまでいってしまう可能性があるところです。子どもが虐待で疲弊してしまうだけでなく、親自身の心身もまた疲弊し、最悪親子どちらか、または親子一緒に「死」にいたってしまうこともあります。 虐待を止めるには2020年1月からの半年間で虐待が過去最多のペースとなっていますが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出されていた5月は、昨年より減少しているという結果がでています。「学校などからの情報提供が減り、潜在化した可能性がある」との専門家による指摘もあるようです。 つまり、虐待を止めるためには、なるべく早く第三者が気づくことが重要となります。虐待をしていることに自身で気づいたとしても、親が孤立していたり、親が隠そうとしたりすれば、第三者が気づくことはなかなか難しいのが虐待なのです。 虐待は誰にでも起こりうるという認識のもと、他人事ではなく、自分が子どもに虐待をしていないか?と自分自身に問いかけることが虐待を減らす一歩となるかもしれません。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年12月29日生まれ育った環境が、あなたの深層心理に大きな影響を及ぼすということをご存知ですか?この心理テストでは、兄弟構成を答えるだけであなたの深層心理がわかります。Q.あなたの兄弟構成を教えて下さい。A:姉妹B:兄妹C:姉弟D:一人っ子診断できること『兄弟構成でわかるあなたの深層心理』生まれ育った環境の中でも、兄弟構成は幼い心にとくに大きな影響を及ぼすとされています。この心理テストでは、兄弟構成であなたの隠された深層心理を暴きます。A:わかってほしい上か下に女性の姉妹がいる中で育ったあなたは、元々が共感能力の高いタイプです。あなたの深層心理に眠るキーワードは、「わかってほしい」という気持ちなのではないでしょうか?調和を求められやすい女性同士の中で、排除されがちなのが複雑な感情になります。あなたが信頼できると思った相手であれば、そんな複雑な感情もきっとわかってもらえるはずですよ。心の奥底に閉じ込めた気持ちも、信頼できる相手には素直に伝えられると愛が実感できるでしょう。B:認めてほしい小さい頃から上にお兄さんがいたあなたは、意図しなくても守られてしまいやすい女性です。そんなあなたの深層心理に眠るキーワードは、「認めてほしい」という気持ちになります。幼い頃は、女の子であるという理由で手塩にかけて育てられていたのではないでしょうか?実は守られるのではなく、自分らしく生きていきたいと思いやすい環境だったのかもしれません。あなたの実力を認めてくれる環境があれば、思う存分力を発揮できるでしょう。C:甘えさせてほしい思春期前に弟と共に育ったあなたは、世話焼きで責任感が強いタイプです。そんなあなたの深層心理に眠るキーワードは、「甘えさせてほしい」という気持ちのようです。一人の子供として無条件に甘えられる時間が少なかったのではないでしょうか?無条件で甘やかしてくれる人と出会えれば、本当の自分をさらけ出すことができるでしょう。D:信じてほしい手塩にかけられて育つことが多い一人っ子は、マイペースな人物に育ちやすいと言われています。そんなあなたの深層心理に眠るキーワードは、「信じてほしい」という気持ちです。幼い頃から構われやすい環境にいたため、放任されるという経験に乏しいのが一人っ子です。大事な決断を任されるなど、自分の力で何かを決めることができた時、実力を発揮しやすくなるでしょう。いかがでしたか?仲が良い方もそうでない方も、生まれ育った兄弟構成はとても大きな影響を及ぼします。自分が自分らしくいられるように、自分の深層心理を理解して願望に素直に生きて下さいね。(恋愛jp編集部)
2020年12月13日「付き合い始めたばかりの彼氏が、最近やたらとボディタッチを手や腕にしてくるんです。そのときの、男性の心理やほんとうの意味を知りたいし、またボディタッチされたらどんな反応をすべきですか?」と、戸惑っている女性がいます。そこで心理カウンセラーが、ボディタッチを手や腕にしてくる男性の心理やほんとうの意味など、またボディタッチされたらどんな反応をすべきか?女性から好きな人にボディタッチはありなのか?など、細かく解説していきたいと思います。■手や腕にボディタッチする男の心理まずは、手や腕にボディタッチする男の心理から、細かく解説していきます。様々な男性の心理があるようです。男性心理を考える上で参考にしてください。■二の腕を触ってみたい手や腕にボディタッチする男の心理は、プニュプニュした二の腕を触ってみたいのでしょう。確かに白くてプニュプニュしたポッチャリ感のある二の腕は、男性からしてみれば細くて長い二の腕より、遥かに魅力的で触りたくなるのです。その触り心地は、乳房を触った時の感触を思い起こさせるほどの柔らかさで、触り心地は抜群でしょう。彼女と言えども、いつでもそう簡単に胸を触れるわけではないので、二の腕なら何気なく触っても不自然ではないとボディタッチをするのだと思います。■手を繋ぎたい手や腕にボディタッチする男の心理は、手を繋ぎたいという気持ちもあるのでしょう。しかし、いきなり手を繫ぐのは恥ずかしさもあり、手や腕にボディタッチをしてみるのでしょう。女性からすれば、「そんな面倒臭いことしないで、サッと手を取り繫げばいいじゃない!」と、思いますよね。ところが最近の草食系男性は、シャイで意外にも手を繫ぐことでさえもハードルが高かったりするのです。手や腕に軽くボディタッチをして様子を見てしまうのでしょう。困ったものですね。そんなときは女性の方から、手を繫いであげてもいいかも知れませんね。■近づきたい&触れたい手や腕にボディタッチする男の心理は、近づきたい&触れたいという感じもあると思います。男性として正直な感覚で、近づきたい&触れたいは、好意を寄せている証拠でもあるのです。しかしどうして良いかわからず、無意識の内に手や腕にボディタッチをしているのではないかと思われます。近づきたい&触れたいは、男性にして見れば好きな女性に対して、本能的な感覚でもあるのです。しかしこちらも恥ずかしさが先行して、手や腕にボディタッチするのが精一杯なのかも知れませんね。草食系男性が増えてきているということでしょうか?■接触が許されるかの確認手や腕にボディタッチする男の心理は、接触が許されるかの確認とも考えられます。本当はもっと違う所に触れたいしそれ以上先に進めるのか、手や腕にボディタッチをして様子を見ていることが、接触が許されるかの確認なのでしょう。そして手や腕にボディタッチをして、接触が許されるかの確認が取れたら、どのように先に進むかなども男性の感覚として、脳裏をかすめていると思われます。とても女性では考えられないことですが、男性は本能的に、このような感覚が鋭くなり神経が研ぎ澄まされる時があるのです。■キスまでの助走手や腕にボディタッチする男の心理は、キスまでの助走とも考えられるのです。すでに先のことを考えて手や腕にボディタッチをすることが、キスまでの助走なのでしょう。ちゃんと先を読んで順番を踏んでいるので、ボディタッチからスムーズにキスまでいけると思います。このように手や腕にボディタッチをしながら、キスまでの助走、そしてその先までと一瞬に思いを巡らせているのです。普段はとてもそこまで頭が回らない男性でも、こういうことは鋭く頭が回るのは、まさに男の本能とも言えるでしょう。■手や腕にボディタッチする男の本当の意味次に、手や腕にボディタッチする男の本当の意味について、解説していきます。こちらも微妙な男の本能が出てたりするので、参考になるでしょう。■欲求のまま触れてしまった手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、欲求のまま触れてしまったと言うことなのでしょう。この欲求のまま触れてしまったが、正直な感覚で手や腕にボディタッチする男の本当の意味のように思われます。このように、欲求のまま触れてしまいたいとう感覚は本能でもあり、好きな女性の前では男性として当然のことなのです。ところが最近は草食系男性の出現で、そういう男の本能が欠如している男性もいて、中々交際がスムーズにいかない場合も多くなっていると思われます。■今後のことを考えた試しアクション手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、今後のことを考えた試しアクションとも言えるでしょう。今後のことを考えるからこそ、ストレートにもっと先にいくのではなく、ちょっと様子を見ようと今後のことを考えた試しアクションなのでしょう。ある意味こなれた感じの男性に多く見られる、今後のことを考えた試しアクションなのです。試した後は次にどうしようかと思いながらも、こなれた男性はスマートに女性をエスコートしていけると思います。余裕のあるこなれた男性の技でもあるでしょう。■ボディタッチで腕を掴む男性の心理続いて、ボディタッチで腕を掴む男性の心理について、解説します。女性でも似たような心理があり、理解できそうな男性の心理をご覧ください。■離れるのが名残惜しいボディタッチで腕を掴む男性の心理は、離れるのが名残惜しいことが考えられるでしょう。確かに離れるのが名残惜しい時には、女性でも腕を掴みたくなるものです。好きな女性で、離れるのが名残惜しい時は特に、腕を掴みそのまま引き寄せキスもありそうですね。意外にもこういう男性の強引さに、女性は弱いものなのです。あまり様子を伺うばかりの消極的なボディタッチは、女性も何を考えているのだろうと敬遠しがちになります。そこはタイミングを計り、離れるのが名残惜しいと思うのであれば、強引さも必要になってくると思います。■伝えたいことがあるボディタッチで腕を掴む男性の心理は、伝えたいことがある場合があります。この伝えたいことは、女性に対する意思表示だったりストレートに「離れたくない!このままでいたい!」だったりするでしょう。要するに、男性の好きな気持を伝えたいということになると思います。女性もこの気持ちはわかりますよね?別れ際に、何か伝えたいことがあるような気がして男性の腕を掴むのは、本当は好きな自分の気持を相手に伝えたいのですよね?いずれにせよ、好きな気持がボディタッチで腕を掴むことをさせると思われます。■もっと一緒にいたいボディタッチで腕を掴む男性の心理は、もっと一緒にいたいも当然アリですね。腕を掴み「もっと一緒にいたい!」は、ストレートな気持の表れで一番分かりやすい気がします。そう言いながら、女性を引き寄せ別れ際の強引なキスもいいですね。映画みたいで女性が憧れのキスシーンになります。しかし草食系男性が多い昨今は、こんな強引な男性も少なく、ボディタッチで腕を掴みせいぜい「もっと一緒にいたい!」と言うのが関の山だったりするのです。バリバリのキャリアウーマンが「もっと一緒にいたい!」と、思ったら、こんな男性をエスコートしたいぐらいですよね。■ボディタッチされたらどんな反応をすべき?そして、ボディタッチされたらどんな反応をすべきかご紹介します。好きな男性からボディタッチされたら問題はないように思われがちですが、ボディタッチが嫌だった場合も含めボディタッチされたらどんな反応をすべきか、細かくご紹介していきましょう。■好きな人にボディタッチされたらボディタッチされたらどんな反応をすべきか、好きな人にボディタッチされたら、恥ずかしそうにしながらも、素直に応じれば良いと思います。なぜなら変に拒否したりすると、そのボディタッチが嫌なのではなく、自分を嫌がってるのではないかと誤解されかねないからです。男性が女性に好意があればあるほど、女性の反応が気になると思います。恐らくどんな些細な反応も見逃さず、良ければ次に進みたいと思っているのです。その中で少しでも拒絶したら、ショックも大きいのではないかと思います。意外にも男性は、傷つきやすい側面も持ち合わせているのです。■軽くじゃれ返すボディタッチされたらどんな反応をすべきか、軽くじゃれ返すのがよいと思います。拒否したわけでもなく、軽くじゃれ返すのは男性も嫌な感じはしないでしょう。お互い軽くじゃれ合えば良いことだと思います。その方がふざけ半分本心半分で、彼氏もそれ以上先に進めずよい場合もあるでしょう。ふたりだけならまだしも、公衆の面前では軽くじゃれ合う程度にしておいた方がよいような気がしますね。そうじゃないと彼氏のボディタッチが、エスカレートしては困ることもあるからです。軽くじゃれ返すのも、あくまでも公衆の面前では控えめにした方が無難でしょう。■恥ずかしそうにするボディタッチされたらどんな反応をすべきか、恥ずかしそうにするのは、嫌いな相手ではない限り女性として可愛くて良いことだと思います。恥ずかしそうにするからこそ、男性もその気になりボディタッチを続けてしまうのです。女性の恥ずかしそうな仕草には、男心をくすぐる力があると思います。そのが逆に恥ずかしそうにしないで、待ってましたとばかりに応じてしまうと、男性はちょっと引いてしまうかも知れません。女性はこの恥じらいがあるからこそ、男性も次へと想像が膨らむのです。好きな男性には、恥ずかしそうにするのはもってこいのモテ仕草だと思います。■自分もしかけてみるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、自分もしかけてみるのもよいかも知れません。自分からも同じように、手や腕にボディタッチしてみましょう。そして、男性のちょっと大きなシャツの袖を、つまんでみるのも可愛いですね。男性はそんなことでも、意外にキュンとすると思います。それから男性の腰や背中へのボディタッチも、男性からして見るとドキドキしながら、とても嬉しいことだと思います。やはり次への妄想が膨むでしょう。こらえきれずに、直ぐに抱きしめてくるかも知れません。公衆の面前では、自分からしかけるのは少し控えた方がよいかも知れませんね。■ボディタッチが嫌だった場合ボディタッチされたらどんな反応をすべきか、ボディタッチが嫌だった場合もあるでしょう。そんな時は急に追い払うのではなく、優しく手を取って「ごめんなさい!後でね。」とでも言っておきましょう。好きな相手でも、やたらと人前でボディタッチされたら、嫌な時もありますよね。だからと言って、あからさまに嫌な顔をしたり、あからさまに拒絶するのも、普通の女性として大人気ない態度なのです。ボディタッチを断る時も、スマートにいきましょう。さり気なく気分を害さないような断り方も女性は、日頃訓練しておくとよいと思います。■離れるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、離れることもひとつの手だと思います。嫌だったら、ちょっとした隙に離れることもアリでしょう。「ちょっと、おトイレに・・・・・・」とか「喉が渇いたので、飲み物買ってくるね!」などと言ってその場から離れれば良いと思います。そのとき、いかにも避けてるような態度ではなく、自然にその場から離れるようにしましょう。あくまでも用事があって、離れると思わせなければなりません。こんなちょっとしたことでも傷つく男性がいることを忘れないでいてくださいね。■やんわりと手をどかすボディタッチされたらどんな反応をすべきか、やんわりと手をどかす方法もありますね。母親が子供をたしなめるように、やんわりと「いけませんよ」とでも言ってるかのように手をもどすとよいでしょう。思わず「うん!」と言ってしまいたいくらいだと思います。そんなパフォーマンスをわからない男性には、やんわりと手をどかしながら「ダメよ!人が見てるじゃないの」と、小声で言ってあげましょう。このとき人が居なくても、あくまでもふたりきりじゃないからダメなのよ!と、思わせなければならないと思います。■苦手だと伝えるボディタッチされたらどんな反応をすべきか、苦手だと伝えることも必要に思います。やたらとボディタッチをしてくる彼氏に、いつもいつも合わせてばかりいないで、そういうことが嫌だったら、苦手だと伝えてもいいでしょう。苦手な時もあることをわかっていてもらわないと、いつでも合わせてくれるとか、あるいはいつも同じ気持なんだと男性は都合のいいように、勘違いする場合があるのです。勘違いさせれないように、意思表示をハッキリさせておくことも必要に思います。■女性から好きな人にボディタッチはあり?さらに、女性から好きな人にボディタッチはありなのか、見ていきたいと思います。■あんまり人前だと恥ずかしいという人も女性から好きな人にボディタッチはありなのか、あんまり人前だと恥ずかしいという人もいるでしょう。女性からのボディタッチは、あってもよいとは思いますが、やはりふたりだけの方がタッチしやすいと思います。もちろん、人前だと恥ずかしいという人がいても当たり前なのです。むしろ、好きな相手だからと人前でも恥ずかしくなくボディタッチができるようでは、男性も引いてしまうでしょう。■さりげないボディタッチは効果的女性から好きな人にボディタッチはありなのか、さりげないボディタッチは効果的だと思います。女性からのボディタッチは、やはりさり気なく行うのがよいと思います。その方が男性もハッとしながらも、男心をくすぐられ効果的なのです。女性から堂々とボディタッチをされては、男性もドキドキする半面どこか冷めていく感じがするでしょう。■ボディタッチは相手の反応をみながらしてみよう最後に、やはりボディタッチは相手の反応をみながらすることが、大事なことを伝えておきます。ボディタッチをしたいと思っても、ボディタッチをされる側の気持もあるのです。いつも感情のおもむくままに、強引に推し進めればよいというものではありません。昨日はよくても、今日は気が進まないという時もあるのです。ですので、ボディタッチは相手の反応をみながらすることをおすすめしたいと思います。■まとめいままで、ボディタッチを手や腕にしてくる男性の心理とほんとうの意味について、細かく解説してきました。そして、ボディタッチで腕を掴む男性の心理やボディタッチされたらどんな反応をすべきか、さらに女性から好きな人にボディタッチはありなのかまで、解説しました。手や腕にボディタッチする男の心理は、二の腕を触ってみたいや手を繋ぎたい、近づき触れたい、さらに接触許可の確認とキスまでの助走でした。そして、手や腕にボディタッチする男の本当の意味は、欲求のまま触れたと先を考えた試しアクションとわかったと思います。また、ボディタッチで腕を掴む男性の心理では、離れるのが名残惜しいや伝えたいことがある、そしてもっと一緒にいたいでした。ボディタッチされたらどんな反応をすべきかでは、好きな人にボディタッチされたら、恥ずかしそうにしながらも素直に受け入れること。あとは軽くじゃれ返すやまた自分もしかけてみるなどがありました。さらにボディタッチが嫌な場合の対処法は、離れることややんわり手をどかす、または苦手だと伝えることも大事なのです。そして、女性から好きな人にボディタッチはありか?には、人前だと恥ずかしいけどさりげないボディタッチは効果的、また好意をにおわせることができるのでありなのです。要するに男性も女性も、ボディタッチは相手の反応と状況を見ながらすべきしましょう。(HIKARI/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年10月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家の中で怒ってばかり。子どもに大切に接したい」という、シピさん(41歳・パート)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■シピさんのお悩み家族にやたらとイライラして怒ったりどなったりしてしまう、イヤな自分が直せません。心理学の本を読んで「なぜ・どこからくるものなのか」もいろいろと考えました。症状が強く出始めたのは結婚して以来ですが、おそらく子どもの頃の悲しかった気持ちとつながっているのだと思います。主人とのやりとりの中での「私の話を聞いてよ」 「どうして伝わらないの!」 ということが、自分の母親に伝わらなかった時と一緒だと悲しくなりました。 子どもが自分の思いどおりにならないことにも非常にイライラします。以前より回数は減ったにせよ、いつまでもできない自分がどうしようもないと感じます。月経前症候群(PMS)の時もあると思いますが、心を落ち着かせようと口に出す前に6秒数えてもイライラが収まりません。外で攻撃的になることはないのですが…。大切な子どもだから、大切に接したいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりシピさん、はじめまして。ひらいなずです。お子さんに当たってしまうこと、とっても辛いですね。私も子どもに厳しく接してしまった経験があり、子育てを通してさまざまな感情を味わいました。だから、シピさんのお気持ちがよくわかります。シピさんがイライラしてしまう原因を一緒に考えていきましょう。シピさんのイライラの原因は、月経前症候群(PMS)などの体からの影響というより、「心のあり方」から生まれてくるものではないかと思いました。ご相談内容からだけでははっきりとはわかりませんが、外で攻撃的になることはないとのこと。一応、状況によって感情のコントロールはできるようですね。以前、専門家の方から「PMSの際は場所や相手を選ばず、感情のコントロールがうまくできなくなる」と聞いたこともありますし、今回は心の面に焦点を当ててお答えしますね。心理学の本を読まれたとのことなので、「心のしくみ」に関してはよくご存じかと思います。お母さんに対して「私の話を聞いてほしい」という欲求があるということ。感情的に「どうして伝わらないの」という悲しさが癒えていないこと。そんなお母さんに対する本音を旦那さんに投影していること…など、しっかり理解されているのですね。旦那さんやお子さんに対するイライラは、お母さんに対する本当の気持ちの“二次感情”としての怒りだと思います。人は「自分がしてもらえなかった」と思っていることを、人に与えることがなかなかできません。それをしようとすると、自分の心の傷がうずくからですね。お子さんに対するイライラは、「本当はお母さんにしてもらいたかったのに、してもらえなかったこと」をお子さんから求められたときに爆発してしまうのではないでしょうか? 例えば、忙しいのに「聞いて、聞いて」とまとわりつかれた時。あるいは、お子さんが何を言っているのか理解できなかった時。それは「私はしてもらえなかった」「私はそれを我慢した」という瞬間の悲しさを思い出しているからなのです。ご相談内容からは、シピさんが「旦那さんやお子さんの話をちゃんと聞いてあげたい」「気持ちをわかってあげたい」と思われていることが伝わってきます。でも、いざそういう場面になると、反射的にイライラして怒ったり、どなったりしてしまう。シピさんに愛情がないのではなく、心の古傷がそうさせてしまうのですね。今シピさんに必要なのは、まず「古傷を癒やすこと」です。そのためには「自分の気持ちをお母さんに伝えてみる」ということに、ぜひチャレンジしてもらいたいのです。小さい頃、お母さんにどんな話を聞いてほしかったのでしょうか? その具体的なエピソードをお母さんと話してみてほしいのです。「あの時、本当はもっと話を聞いてほしかった」「あの時、こうしてもらえなくて悲しかった」。そんな話をぜひしてみてください。お母さんがどのような反応を示されるのかはわかりませんが、どんな言葉が返ってきたとしても、シピさんが長年言えずに我慢してきたことを終わらせるために、ご自身のために話してほしいのです。もし、お母さんと直接話ができない、できる環境ではないということであれば、心の話が好きな仲間やママ友などに自分の気持ちを話してみてください。6秒数えてもイライラが収まらないのは、そうすることで自分の気持ちを収めよう、我慢しようとしているから。これまでと同じ「ため込んで収める」というアプローチを続けているだけなので、イライラが収まるはずがありません。今のシピさんに必要なのは、これまでとは真逆の方法です。「自分の気持ちをアウトプットする」というアプローチです。心理学を学び、自分の心の状態を理解する「インプット」の時期は卒業し、次は行動する「アウトプット」の時期にきたのです。行動がともなわない限り、現実は変わりません。自分を見つめるということは、自分を知り、変化を受け入れるために必要ですが、行動なしに変化することはないと私は思っています。大切なお子さんを大切にする。それには、まず「大切な自分を大切にする」ことが必要です。過去の悲しさがいやされた時、自然にお子さんのことも大切にできると思います。ご家族のためにも、ぜひ自分を大切に扱うことを始めてみてください。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年07月24日人間関係はいつも悩みの種。周囲に誤解されている、悪口を言われているのではないか……とお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、「誤解されている」と感じるあなたへの処方箋を紹介します。 1.誤解されない人はいない 誤解されたり、悪口を言われたりすると「自分の何がいけなかったのか」を考えてしまいますよね。しかし、あなた本人は悪くない場合がほとんどです。他人に1ミリも誤解されていない人や、悪口を一切言われたことがない、という人はいません。どんな人でも、周りの人の価値観やものの見方次第で、いい人にも悪い人にもなってしまうからです。人は自分が見たいように見て、聞きたいように聞く。どんなに心を込めても、丁寧に説明しても、誤解してしまう人は誤解してしまうのです。2.関係をよくするために黙らない他人の反応を気にして、自分の本音を飲み込んでいませんか? 言いたいことを飲み込むのはストレスです。それで人にわかってもらえず、誤解されてしまえば、よけいに苦しいことでしょう。こちらは気を使ってるつもりでも、周りの人にとっては「本音がわからず、つかみどころのない、理解できない、付き合いにくい人」になっているかもしれません。周りの反応を気にして、いつも合わせているから、いつも感じがよくて優しいから、周りの人が調子に乗って、八つ当たりの対象にされてしまう…なんてこともあります。 3.あなたはわかってもらえる人です「わかってもらえない」という不安があると、本音をなかなか口に出せませんが、実はわかってもらえなかったのは過去のこと。わかってもらえなかった経験があるだけで、「いつもわかってもらえない」わけではありません。本音を言って叱られたこともあるかもしれませんが、それも昔のことで、今は違う環境になっています。自分のことを「周りにわかってもらえない人だ」と決めていることで、余計にわかってもらえない、誤解されるような行動をとってしまい、望まない結果を招いてしまうこともあります。「できません」「やめてください」「お断りします」「すてきですね」「一緒に出かけませんか?」などの言いにくい言葉も、本音もちゃんと周りに伝えていきましょう。伝え方のコツは、「私は」で始まる「I(アイ)メッセージ」にすること。「私は悪口を言われると、私なんていないほうがいいんだと感じてしまって悲しいです」「私がみんなのことを考えて行動したことが、わかってもらえなくてつらいです」…といったように、相手も自分も傷つけないで自分の気持ちをうまく伝えられる言い方を練習していきましょう。 4.相性のいい人とだけ付き合っていく覚悟をしましょう私たちは「波風をたててはいけない、人とは仲良くしないといけない」と教えられて育つので、みんなと平和に暮らしていこうと考えます。しかし実際のところ、「人と仲良く」と教えている人だって、他人といがみあうことがあります。そもそも「みんなと仲良くしよう」と思っていない人もたくさんいますし、「人をけなすことで安心する人」「人に八つ当たりして、ストレス解消をしている人」もいるのが実情です。悪口を言ってしまう人は、「悪口を言われないように頑張っている人」「○○をしてはいけない、というルールを持っている人」「気を抜くと、悪口を言われそうで不安な人」「実はうらやましいと感じている人」なのです。悪口は自己紹介だと思って受け流してしまいましょう。自分の中に同じ要素があるから、我慢しているから、つい注目して腹が立っただけ。あなた自身は悪くありません。そもそも、世界中の人と仲良くするのは無理なことです。「一緒にいて楽な人」や「あなたを大切にしてくれる人」とだけ付き合っていく覚悟をしましょう。いま同じ環境にいる人たちだって、学生時代の友人のように、環境が変わって毎日会わなくなれば、自然に疎遠になっていくかもしれません。他の誰よりも自分自身が、自分を大切にしてあげましょう。誰に何を言われても、自分の味方でいる覚悟もしましょう。たまには誰かの悪口を(独り言でもいいので)言ってスッキリしてみると、人の悪口も気にならなくなってきます。悪口は言ってもいい! 誤解されても大丈夫! わかってくれる人もちゃんといます。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人と目を合わせられない」という、かなさん(40歳・パート)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■かなさんのお悩み他人と目を合わせるのが嫌で、目が合うとすぐそらしてしまいます。自分に自信がないし、周りからバカだと思われているのが悲しいです。周りがどう思おうと気にしないようにしていますが、転職先で同じように思われるのもつらいです。最近、自分でも「そうなのかも…」と考えるようになり、何をするにも怖くなりました。どうしたらこの状況から抜け出せるでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりかなさん、初めまして。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。他人と目を合わせるのがいや、周りにどう思われているか気になってしまう、自分に自信がない…というお気持ちをお持ちなのですね。転職先とのことですが、お仕事や職場を変わられる最中なのでしょうか。周りの人とは、うまくやっていきたいですよね。「どうしたら今の状況から抜け出せるか」について、ヒントになりそうなことをいくつかお話できればと思います。まず、人と目を合わせるのがいやで、目が合うとすぐそらしてしまうとのこと。目は「感情の窓」と呼ばれています。目は自分の感情が全部出てしまう場所なのです。恥ずかしい、怖い、緊張している、もっと近づきたい…など、自分の心にあることが表れてしまい、隠せない。ですので、「人と目が合うのがいや」というのは、「自分の心にある感情を、他人に知られるのがいや」ということと同じです。自分が何を感じているのかを周りの人に知られるのが怖いので、それを避けるために「目をそらす」という行動が起こります。では、かなさんは、ご自身の中にあるどんな感情を知られたくないと思っているのでしょうか。それは、次に書いてくださっていますが、・自分に自信がないと思っていること・周りから自分はバカだと思われているのではないか、とビクビクしていること・自分でも自分のことをバカであるように感じて、何をするにも怖くなっていること・本当は、周りの人とうまくやっていきたいことといったことかなと思います。これらの感情を、自分の中のみにとどめて、他の人には言わないでいる、知られないようにしている。あるいは、なんと言っていいのかわからない。そんな気持ちをお持ちなのではないでしょうか。そして、かなさんの周りの方は、本当にかなさんのことをバカだと思っているのでしょうか?もしかしたら、周りの人が言った何かの言葉を、かなさんが「バカにされた」「きっとバカだと思われたに違いない」と受け取ってしまったのかもしれません。そして、それが本当にそうなのかどうかは、確かめられないでいるのかもしれません。相手がはっきりとした言葉では言っていないのに、「私は周りに○○と思われているに違いない」と思ってしまうとき。それは、かなさんご自身が自分のことを「私ってバカだなぁ」「私って、周りにバカにされて当然の人間なんだなぁ」「そんな自分はダメだなぁ」と思っているということです。周りの人が全員、同じように思っているとは限りません。かなさんが、今の状況を抜け出す鍵になるのは、「隠している」「言わないでいる」「知られないようにしている」ご自身の思い込みを、口に出してみることだと思うのです。一度練習がてら、次の言葉を言っていただけますか?「私、自分に自信がないんです」「私、周りにバカにされているって思っているんです」「私、周りにどう思われているか、ビクビクしちゃうんです」「私、本当は、周りの皆さんとうまくやりたいんです」「私、バカにされているかもと思って、何をするにも今怖いんです」言ってみて、どんな感じがするでしょうか。そして、次の言葉も言ってみてください。「私、思い込みが激しいんです」「私のこと、バカにしていますか?」「私、仲間に入りたいんです」「私って、なんでこんなにバカなんでしょう」おそらくこれらの言葉は、これまでかなさんが口にしてこなかった言葉かもしれません。書いてあるとおりに口に出すと、心がザワザワしてしまうかもしれません。周りの人に実際に言おうなんて、そんな気にはなれない言葉かもしれません。最後に、こちらの言葉をかなさんにプレゼントしますね。「私の感じていることを、周りに知られてもいい」「私の感じていることを、周りに知られても大丈夫だ」「バカな私が、周りに受け入れられてもいい」「私、バカって思われていないかもしれない」自分の感じていることを隠さなきゃ…と思うと、周りとのコミュニケーションはとりづらくなります。「自分の感じていることを知られてもいい」という許可を、ぜひご自分にあげて、自分の口を通して話せることを増やしていきましょう。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「依存心の強い母が重荷です」という、カフェオーレさん(50歳以上・医療)に、心屋塾初級認定講師の心みねこさんからアドバイスをいただきました。■カフェオーレさんのお悩み15年程前から実母が私に依存し、執着するようになりました。私はシングルマザーですが、私にお付き合いする男性ができると実母はイライラし、近所にそれを言いふらし、結局1カ月で私と子どもを追い出しました。それから1年半、疎遠になりましたが、その間は浪費とギャンブルで迷惑ばかりかける妹と仲良くしていたようです。妹には何も求めずいい顔をし、少ない貯金も差し出して仲良くしていたようです。しかし、お金の無心ばかりの妹とは案の定うまくいかなくなり、私の耳に届くようにサインを送ってきました。母も苦労した生い立ちですし、「歳をとったのだから」と自分に言い聞かせ、また行き来するようになりましたが、幼い頃から我慢ばかりで、同じ娘なのになぜこんなに違うのか、やるせないです。それでも放っておけない気持ちのほうが勝ってしまい、また母の世話をし、わがままを聞いています。「後悔しないように」とだけ思いますが、こんなモヤモヤしたままでいいのかと悩んでいます。台所で、知らぬうちに涙が出てきます。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾初級認定講師の心みねこさんよりカフェオーレさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。心みねこです。ご相談を読んで最初に感じたのは、お母さんのために50年という長い間、よく我慢して尽くしてこられたのだな…という思いでした。人生の大半をお母さんや家族のために費やしてきたにも関わらず、報われなさ、やるせなさが積もり積もって、知らず知らずの涙となってあふれ出ているのでしょう。家族のために、誰よりもお母さんのために、ご自身が遊ぶ時間やお金も犠牲にしてこられたのだろうと思います。それなのに、解放されるどころか歳を重ねるごとにお母さんの依存度は増し、ようやくできた彼との間を嫉み、あなたと子どもを家から追い出す始末。11年間、女手ひとつで子どもを育ててきた娘が、ようやく心を許せる男性ができたのなら、お付き合いを応援してほしかったですよね。今まで尽くしてきてこの仕打ちかと思うと、さぞガッカリされ、情けないとも思ったでしょう。しかも、身内にさんざん迷惑をかけてきた妹にはいい顔をして、仲良くしていた。幼い頃からずっと、同じ娘でありながら妹よりもずっと尽くしてきたのに…。「妹には差し出す愛情も私にはかけてくれないの?」と、情けないやら悔しいやら、寂しい気持ちも湧いていたのではないでしょうか。 カフェオーレさんは、子どもの頃から、お母さんの親代わりになってきたようにお見受けしました。本来は「親が子を養う」ものですが、カフェオーレさんの家では「子が親を養う」という状態になっていて、親子関係が逆転していた。あなたは苦労したお母さんを助けたくて、早く大人になろうとしてきた。”しっかり者のお姉ちゃん”としてずっとがんばってきたのだと思います。しかし、早く大人になろうとしてきた分、「子どもの頃の気持ち」が追いつけないままになっているかもしれません。私たちの身体は放っておいても成長しますが、心は成長しないのです。カフェオーレさんの場合は、理性で抑えようとしてきた分、むしろ感情が増幅し、心の中で暴れているのかもしれません。お母さんを救うことより、あなたの心が「救ってほしい」と泣いているのではないでしょうか?「心を救う」ためには、まず自分の気持ちに気づいてあげることです。体の外に気持ちを出すことで、あの頃の本当の自分の気持ちに気づくと同時に、自分が救われていきます。言葉にしてみてくださいね。「なんで私ばっかり我慢しなきゃなんないの?」「〇〇(妹の名前)、ずるい!」「結局は私を頼ってくるくせに」「都合いいんだから、まったく」「もういいかげんにして!」「私、いつまで尽くさなきゃいけないの?」「もう我慢したくない」「私より妹が大事なの?」「お母さん、もっと感謝してよ」「お母さん、もっと褒めて」「ちゃんと認めて」「ねぇ、笑って」「優しい子だねって言ってほしかった」「いつもありがとうって言ってほしかった」「あなたが一番好きだよって言ってほしかった」「あなたのおかげだよって言ってほしかった」「私よく尽くしてきたなぁ」「よく我慢してきたね」「えらかったね」「がんばってきたの知ってるよ」「もう、自分を犠牲にしなくていいよ」「お母さんのために自分を我慢させる人生を卒業してもいい」「お母さんの面倒をみなくていい」「お母さんより先に幸せになってもいい」言いづらい言葉もあると思いますが、苦労したお母さんを助けたい一心で、自分のことよりお母さんを優先させてきた。それがカフェオーレさんの幸せを遠ざけているように感じます。「自分を我慢させてお母さんを幸せにする」のではなく、自分が先に幸せになれば、まわりまわってお母さんも幸せになるのです。世の中には、親に結婚を猛反対されて駆け落ちし、一時期は疎遠になってしまったけれど、孫が生まれたのを機に和解した…という親子もいますよね。これは「親不孝」と言い切れるでしょうか。「一時期の親不幸が、結果的に、一生の親孝行になる」ということはよくあるものです。そばに面倒を見てくれる人がいると、周りはその人をアテにします。誰かは面倒を見てくれているうちはそれが当たり前、失ってみて初めて気づくものです。今まで「お母さんを助けてあげる人」はいても、幼い頃のカフェオーレさんを助けてあげる人はいませんでした。「あの頃の自分」を救ってあげる時期に来ているのではないでしょうか。カフェオーレさんが、”お母さんのために自分を犠牲にする人生”を卒業する一歩を応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「優しい母親でいたいのに、家で怒ってばかりです」という、ニコリッちゃんさん(42歳・保育士)に、心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんからアドバイスをいただきました。■ニコリッちゃんさんのお悩み仕事に行けばずっと笑顔でいられるのに、家に帰ると子どもや夫にずっとイライラしてしまい、怒ってばかりの自分に嫌気がさします。本当は家でも楽しく過ごしていたいのに。毎日「今日は優しい母親でいよう」と思うのに、すぐにイライラしてきて、自分で気持ちをコントロールできなくなります。子どもも夫も、きっとこんな私はいないほうが楽しいだろうと思ってしまいます。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんよりニコリッちゃんさん、こんにちは。心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。ご相談を拝見して、まず3つのポイントをお伝えしたいと思いました。1.マイナスな感情をなくそうと思えば思うほど、たまってイライラする2.いい人、いい母の”フリ”はやめよう3.感情はコントロールするものではないニコリッちゃんさんは、家でも仕事先でも、24時間ずっとニコニコしている人になりたいと思っていませんか。そして、「怒る」ということを極端に「禁止」していませんか?「怒る人には価値がない」「怒っていると嫌われる」。そうした思い込みがあるのではないでしょうか。喜怒哀楽というように、人間にはさまざまな感情があります。できるならば、「悲しい」「さびしい」「怖い」などのマイナスの感情は感じたくないと思うかも知れませんが、その中のどれかひとつも、なくすことはできません。なぜならマイナスの感情は、私たちを守ってくれる大切なものだからです。ニコリッちゃんさんが気にしている「怒りの感情」は、特に自分の身を守るために大切なものです。たとえば、不意に自分を傷つけてくるものに対して、自分を守るためにも「怒りの感情」はあるのです。動物が威嚇行動を取るのは、無駄な争いでケガを負わないで済むためだとも言われています。そして、私たち人間がこれらのマイナスの感情を抑え込んでいると、出口をなくし、心の中に溜まっていくため、わけもなくイライラしたり、急に悲しくなってしまったりするのです。また、怒りは”第二感情”とも呼ばれており、本音(=一次感情)はその下にあると言われています。ニコリッちゃんさんの本音、本当の気持ちは何ですか? 「つい怒ってしまう自分」の内側にはどんな気持ちが隠れているのでしょう?「本当は悲しい」「本当はさびしい」「本当は怖い」そんな気持ちが隠れているかもしれません。本当の気持ちに気がつくために、「良い母」「良い妻」のフリをやめてみませんか? 「ダメでできない自分」でも愛されていることを、もっと信じてみませんか?怒りの感情を出せるというのは、一種の甘えでもあります。外で気を張っているニコリッちゃんさんが家で怒ってしまうのは、家族に「愛されている」「許してもらえる」ということを、本当は心の奥で知っているからなのでしょう。「もっともっと優しくしてほしい」と望んでいるのは、もしかしたらご家族より、ニコリッちゃんさんのほうなのかもしれませんね。感情はそもそもコントロールができないもの。「怒ってもいい」と自分に許可を出して、喜怒哀楽を十分に表現して、家族や皆に愛されることを体験してみてくださいね。そして最後にニコリッちゃんさんへ、魔法の言葉をプレゼントいたします。「どうせ、どんな私でも愛されてるし」ぜひ、この言葉を何度も言葉に出してみてください。ニコリッちゃんさんが感情を解放して、楽しく暮らせることを願っています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自立しない娘に悩んでいます」という、小雪さん(46歳・製造業)に、心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■小雪さんのお悩み16歳になる娘がいます。幼稚園の頃から不登校が続き、通信制高校に入ったものの高1の12月に退学。今は毎日ゲーム三昧で、人と関わらず家にひきこもり、昼間は寝て夜遅くまで起きています。自分に自信もなく、何事にも無気力・無関心な日々を送っています。私が誉めると「そんなに誉めないで。自分はダメな人間だから」と言います。私は娘を自立させたい気持ちがあり、どのような声かけと接し方をすればいいのかわからず困っています。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のはしぐちのりこさんより小雪さん、ご相談ありがとうございます。はしぐちのりこと申します。娘さんが無気力・無関心で昼夜逆転気味の日々。幼稚園の頃から不登校ということで、小雪さんも長くその生活を見守ってこられたのですね。これからのことを考えると心配でしかない、親としての小雪さんのお気持ちは当然かと思います。ですが人間、やりたくないことはやりません。不登校も、ゲーム三昧も、他人とかかわらないことも、家にひきこもることも、昼に寝て夜遅くまで起きていることも、娘さん本人がやりたくてやっています。ならば飽きるまで、やらせてあげてみませんか?小雪さんは「自立させたい気持ちがあり」と書いていらっしゃいますが、それは「今の状況ではダメだ」と思っていらっしゃる…ということ。娘さんが今やっている「やりたいこと」をやめさせて、「やりたくないこと=自立」をさせようとしているわけです。つまり、いま目の前にいる娘さんを”肯定”しているのではなく、”否定”しているということになります。それに呼応するかのように、娘さんはこうおっしゃっていますね。「そんなに褒めないで。私はダメな人間だから」。自分はダメ人間だと否定しながら毎日を過ごしている娘さんは、おそらく、とてつもないしんどさの中にいらっしゃるのでしょう。それを見ている小雪さんも、お辛いと思います。でもね、小雪さん。気づいていただきたいことがあります。「否定する人間」と「否定される人間」はセットです。「否定する人間」がいなければ、「否定される人間」は生まれないのです。実は不登校やひきこもりの問題は、それをしている本人の問題ではありません。それを問題にしている側、今回の場合であれば、小雪さんにとっての問題なのです。「これはなんとかしなければ!」と問題視すればするほど、目の前の人物は、問題のある人物になっていきます。ですので、まずはこのことを”小雪さんご自身の問題”として捉え直してみてください。いつまでも自立せず、ひきこもっている娘さんを見て、小雪さんはどんな気持ちになっていますか? 自分を否定しながら生きている娘さんを見て、小雪さんはどんな気持ちがしますか? どうして、娘さんを自立させたいのでしょうか?もしかしたら、「子育てに失敗した母親」と思われたくないのかもしれません。自分を否定しながら生きている娘さんを目の前にして、「お母さんのせいだ」と言われている気がしているのかもしれません。娘を助けられない自分に、無力感を感じてしまっているのかもしれません。自分自身が何を恐れているのか、何を我慢しているのか――。それを見つけ、癒やしていくことが解決の鍵になります。「声かけ」はそれに合わせ、娘さんに向けてではなく、小雪さんご自身に向けて行っていく必要があります。「子育て失敗でもいい」「娘を助けられないダメ母でもいい」「私みたいに自分を否定しながら生きる子でもいい」そんな言葉かもしれませんし、もっと違う言葉かもしれません。本当の自分の気持ちを見つけて解放していった先に、目の前の問題が変化していきますよ。目の前の人物は、”自分自身”を見せてくれています。もし「自分はダメ人間だから」と娘さんが言ってきたら「そうなんだ、あなたはそう思っているんだね」と、今の娘さんとその状況を丸ごと認めてあげてください。その言葉は、小雪さんが小雪さん自身に向かって言っていると捉えてみてください。娘さんをなんとかしようとするのではなく、ご自身が何を思っているのか、何を禁止し、何を否定し、何を制限しているのか…に向き合うことに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。ありがとうございました。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「認められたくて頑張り過ぎてしまう」という、LUCYさん(33歳・会社員)に、心屋塾認定講師の平川裕勝 さんからアドバイスをいただきました。■LUCYさんのお悩み子どもの頃から、母に褒められたくて頑張ってきました。母子家庭でひとりっこだったため、母は「万が一、ひとりになっても生きていけるように」と思いながら私を育てたそうです。しかし私は、褒められないことや母から厳しくあたられること、母の言うとおりにしなければいつも不機嫌そうに責められることなどに耐えられず、実家を出ました。 そうして距離を取ったのと、今は母も歳をとったためか、仲良くしています。しかし今度は、仕事で悩むように。周りで起きていることに必要以上に気を遣ってしまったり、休日に何もしたくなくなるほど頑張りすぎてしまったり…。そんな自分が嫌になります。その根本には「認められたい」という気持ちと「使えない人だと思われたくない」という不安があります。もうそんな自分の気持ちに振り回されず、必死にならず、無理せずに生きたいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。心屋認定講師の平川 裕勝です。「認められない」「使えない」と思われる不安と、「無理せず生きていきたい」というご相談ですね。LUCYさんは今まで、一生懸命頑張ってこられたんだなと感じました。お母さんの期待に応えるように。お母さんを心配させないように…と。子どもは誰でも、親の笑顔を見たいものです。そして親から褒められたい、認められたいものです。LUCYさんも、お母さんの笑顔を見たくて頑張っていたのではないかなと思います。一方で、「本当はもっと自由にしたかったのに」「できない私でも認めてほしかったのに…」というお母さんへの気持ちもあるのではないでしょうか。子どもの頃からの寂しい、悲しい、つらい気持ちや怒りを、「お母さんも苦労していたんだから」と納得できそうな理由をつけて、自分の中に閉じ込めているのではないでしょうか。 子どもの頃から閉じ込めていた気持ちを、まずはお母さんに話してみましょう。直接伝えるのが難しいようであれば、ひとりの部屋で大声で叫んだり、紙に書き出すだけで構いません。心の奥にふたをしていた気持ちを外に出し、成仏させてあげてください。それに、お母さんが不機嫌そうにしているのは、たまたまだったのかもしれません。すべてがLUCYさんのせいではありませんよね?何かをしなければ褒められない、認められない、そうでなければ怒られる、責められる…という思考で生きていると、大人になっても、そのままの自分ではダメな気がして、一生懸命頑張ってしまう方が多いようです。そのルールから抜け出すためにはどうしたらいいか。「お母さんの期待に応えようとするのをやめる」ことです。具体的には「頑張ることをやめる」ということを、少し怖いとは思いますがぜひやってみましょう。LUCYさんへの魔法の言葉をお伝えしますね。「私は何をしなくても認められていい」「私はこのままで愛されていい」「私はいるだけで役に立てる人でいい」これをつぶやき続けてみてください。今のままの自分を認めてあげ、「愛されていいんだ」と自分に許可をしていくと、頑張らなくても認めてもらえている、役に立っている…という事実がやってきますよ。LUKYさんが無理せず、自分らしく楽に生きられるようになることを、心から応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分の承認欲求の強さに悩んでいる」という、ころりんさん(34歳・主婦)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。■ころりんさんのお悩み私の悩みは、「認められたい」「どうせ私は選ばれない」という気持ちが心の奥底にあることです。人から「ありがとう」「すごいね」「がんばったね」と褒めてほしい気持ちが、人よりも強い気がします。一時期は手料理の写真をSNSに上げていましたが、「イイね」の数が気になり、プレッシャーになったので辞めました。 「どうせ選ばれない」という気持ちもあります。不特定多数の応募があったり、試験で選抜されたりする場合、選ばれる人が少ないことが頭では分かっていても、「選ばれない自分はダメなんじゃないか」と悲しくなります。承認欲求の強さや、自分を卑下する気持ちをどう考えていくといいでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の野田和美さんよりころりんさん、こんにちは。心屋塾認定講師、野田和美です。ご相談ありがとうございます。ころりんさんは、ご自分の承認欲求が強いことをよくわかっていらっしゃるのですね。これはすごいことですよ。このことに気づかずに、人間関係がうまくいかないと苦しんでおられる方も多いのですから。ころりんさんが悲しいのは、「承認欲求が強いのに、選ばれない自分はダメな人間だと思ってしまうこと」ですね。実は、承認欲求が強いからこそ、認められないときのダメージが大きくなってしまうのです。「選ばれない=ダメな人、価値がない人」だと思い込んでしまうからですね。ころりんさんが気づいていらっしゃる、この「どうせ選ばれない人」という思い込みのことを”セルフイメージ”といいます。試しに、以下の言葉をつぶやいてみてください。「私、どうせ認められない人なんです」「私、どうせ選ばれない人なんです」「私、生きていてはいけない人なんです」「私、存在してはいけない人なんです」いかがですか? 口にするとつらいですよね…。でもおそらく、ころりんさんはこんなふうに無意識に、ご自分のセルフイメージを決めて生きてこられたのだろうと思うのです。だからこそ、わざわざ「承認されるか否か」という場に積極的に出向いてみたり、他人からジャッジされることに挑戦してみたりして、「どうせ選ばれない、ダメな自分、価値のない自分」を確認するような行為を繰り返してしまう。そうして”セルフイメージどおりの人生”を強化しながら、生きてこられたのではないでしょうか。現実を変えたいのならば、ころりんさんの「どうせ」というネガティブなセルフイメージを、真逆でポジティブなものに変えてしまえばよいのです。真逆に変えると「どうせ私は選ばれる人」になりますが、これでは「承認されるか否か」をずっと気にした人生となってしまいます。もしかしたらころりんさんは、幼少期にご両親に愛され、認められた経験があまりないのかもしれません。見捨てられ、拒絶されたつらい経験が、心の奥深いところにあるのかもしれません。傷ついた心があるならば、それもいやしながら、ころりんさん自身がころりんさんを認めていってほしいのです。あなたこそがあなたの一番の理解者であり、応援団長なのですから。「誰かに認められる人生」から「自分で自分を認める人生」にシフトしていきましょう。ダメなままでも、できないままでも、あなたはあなた。愛すべき唯一無二の存在なのです。「私、ここにいていいかな?」「私、ダメなままでいいかな?」「私、ダメなまま生きていいかな?」『いいよ〜!!』そんなふうに、自分の問いに全力で応えてくださいね。「こんな私でも、私なんだ」「こんな私だから、素晴らしいんだ」そう心から思えるようになったとき、他者からの承認はきっと必要なくなることでしょう。そして今よりもずっと力を抜いて、ラクに楽しく生きていくことができることでしょう。自分で自分をとことん受け入れ、肯定した先には、他者からの愛を素直に受け取ることのできる、さらにステキなころりんさんの人生が待っていますよ。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「夫の意見で買ったマンションが気に入らず、後悔している」という、ゆきぞうさん(47歳主婦)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■ゆきぞうさんのお悩みマンションを買いましたが、違う部屋にすればよかったと後悔しています。窓の多い部屋が良かったのですが、価格との兼ね合いで、旦那から「こっちでいいよね?」と言われ、妥協してしまいました。私たちの間取りの部屋が一番売れ残っている状況を見るたびに、「やっぱり人気ないじゃん」と心の中で旦那に文句を言っています。「日中仕事に出ている人は気にならないだろうが、私は日当たりのいい部屋で過ごすのが好きなんじゃ。バーカ」と心の中で言っても、モヤモヤは消えません。マンションを買い直すこともできないのですが、この後悔の念を成仏させる方法はないでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりゆきぞうさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。毎日いる場所、そしてこれからもずっといる場所だからこそ、モヤモヤしたままでは、つらいですね。購入したマンションは、「窓が少ない」のが不満とのこと。そこから派生して、いろんな気持ちがでてきていることと思います。「ない」と思えば思うほど、欲しくなってしまうのが、人の常。売れ残っている=人が選ばないとなると、「やっぱりここはよくない」と自分の思いを強化する材料にしてしまいますよね。そして、いろんな気持ちの中で、最も大きなものが「旦那さんへの不満」でしょうか。旦那さんが自分のことを考えてくれていない、わかってくれない! と怒っているようですね。それも心の中だけで、口に出されてはいないようですが…。 ゆきぞうさんは、小さい頃から「どうせ私のことなんて考えてくれていない」「わかってくれない」と思う機会が多かったのではないでしょうか?もしそうであれば、「やっぱり、あなたもそうなんだ」と見る癖が付いていて、そうとしか見えなくなっているだけ。誤解なのです。誤解を解いていくには、「みんな私のこと考えてくれてる」「わかろうとしてくれてる」とたくさんつぶやいてみることです。そして、ゆきぞうさんの課題は「旦那さんに気持ちを伝えること」です。旦那さんは、マンションを買うときに「いいよね?」と聞いてくれていますよね。確認や配慮をしてくれているんです。(「じゃ、私が悪いっていうの!?」と思いましたか? そうではないのです。これについては後で説明しますね)ゆきぞうさんはおそらく、旦那さんに本当の気持ちが言えずにたびたび従ってきたことがあるのではないでしょうか。察して欲しいと願ってきたかもしれません。「そろそろ、言いましょうね」という時期に来ているのだと思います。これまで、言いたいことを邪魔していた気持ちはどんなものでしょう?1. 波風が立つのが怖い2. 困らせてはいけない3. 私の言うことを聞いてくれて、旦那さんが苦労することに罪悪感がある4. 私の言うことを聞いてくれて、あとで文句を言われるのが嫌だ…などなど。ゆきぞうさんに当てはまるものはありますか?1、2への対応については、これまでのご相談回答にも何度か出てきているので、こちらの記事( )なども参考にしてほしいのですが、ここでは「波風立ててもいい」「困らせてもいい」が魔法の言葉であることをお伝えしておきます。3、4は「強いる、強いられる」の関係からくるものです。自分が「強いられる側」を担当してきた人が抱きやすい感情です。自分が人の言うことを聞いてあげるとき、「強いられて嫌々させられてる感」があるからこそ、人も同じように感じるはずだと思ってしまうのです。4などは、まさに今のゆきぞうさんが感じているような不満を、自分に向けられたくない…というわけです。そして、3、4の感情に悩むくらいなら自分が我慢した方がマシ…という考えのもと、強いられる側を選んでいるのです。そもそもの「強いる、強いられる」の関係(考え方)から卒業しましょう。嫌々やらなくても、我慢しなくてもいいのです。しかも、相手は強いているつもりもないことがほとんどです。自分の意見を相手に伝えること。そして、お互いに納得いく着地点を探すことです。その上で、決まったことは決まったことして、受け取る。それが「自分の言動に責任を取る」ということなのです。これは決して、「旦那さんが悪い」「ゆきぞうさんが悪い」という話ではありません。「あなたのせいで/あなたがそうさせた」と人のせいにして被害者になることでもなければ、「なぜ言えなかったんだろう」と自分を責めることとも違います。ただ、すべてにおいて「私がそうしたんだ」と認めることです。「した後悔」より「しなかった後悔」のほうが大きいと言われるように、言わないで勝手に諦めるより、自分の意見をきちんと言えたほうが納得感はあるものです。たとえ、思いどおりにはならなかったとしてもです。言えなかったとしても、1〜4などの思いを優先させて言わなかった私、妥協した私ごと、「あのときの私にはそれが精一杯で、それを選んだんだ」と認めてあげること。すると、その瞬間から「強いられる」、つまり被害者意識から卒業できます。どんな状況であろうと、「決めたのは私、したのは私」「そのことによって起きたことを引き受けます」という考え方です。その上で、日中、日に当たる気持ちよさが欲しいなら、昼間すてきなカフェのテラス席でお茶をするのもいいでしょうし、他にもいろいろなアイディアがあるかもしれません。ぜひ考えてみましょう。また、この問題は自分の気分的なものなのか、実際に困っていることがあるのか、本当に欲しているものは何か、ないものねだりの心の癖はないか…など自分と対話してみることもオススメします。そして、旦那さんと会話不足であったと思われますので、この件に限らず今後の生活全般について、自分の思いを素直に打ち明け、互いにすりあわせる機会を持つのもいいでしょう。(旦那さんも、ローンの額が高くなると高いプレゼントを買ってあげられなくなると思ったかもしれませんし、 互いに何を重視して相手を思いやっているかは、話してみなければわからないものです)ゆきぞうさんがどこでも、誰との関係でも、気持ちよく過ごされることを祈っています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「イライラする生理時期、穏やかな気持ちで過ごすには?」という、わが子ラブさん(31歳・受付)に、心屋塾上級認定講師の松森沙織さんからアドバイスをいただきました。■わが子ラブさんのお悩み私は毎月、生理の時期になるとイライラしてしまいます。普段は旦那に家事などを頼んでもやってくれないときは「まぁ、いっか」と流せるのですが、その時期だけはどうしてもイライラしてカーっとなってしまい大喧嘩に。そのたびに別れ話まで出てしまいます。そういう時期にも、普段どおりイライラしないで生活していける方法があれば、教えてほしいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の松森沙織さんよりわが子ラブさんへ。女性特有の時期に、イライラしてしまうのですね。普段どおりにいかない自分に、嫌気がさすこともあるのではないでしょうか。自分でもコントロールできないくらい感情が乱れるのは、しんどいですよね。女性には体の周期がありますよね。基礎体温のグラフのように、感情も波があるのは当たり前です。生理の時期にイライラするのは、仕方のないこととも言えます。感情は本来、コントロールするものではなく、ただ出すものです。コントロール(制御)するということは、我慢するということ。我慢とは、自分の本心にうそをついている状態なので、ストレスともなりやすいです。毎月、感情を爆発させられているのは、とてもいいことなんですよ。ストレスのデトックスをさせてもらい、心のバランスを取っているのです。負の感情は居心地が悪いため、排除したくもなりますが、イライラするのは悪いことではありません。「私を大切にしてよ!!」「私を粗末に扱わないでよ!!」という心の叫びが、怒りとなって表れているのです。怒りは、あなたを守るために存在してくれています。イライラや怒りは、実は「あなたから旦那さんへ」ではなく、「あなたからあなたへ」のメッセージなのです。あなた自身が、あなたにとことん優しくしてあげてください。「自分を大切にする」とは、「どんな感情も愛すること」だと私は思っています。「この時期の自分は、いつも以上に気が短いんだ!」と諦めてみましょう。情けない自分に、あなた自身が寄り添ってあげてください。「まぁ、いっか」という言葉を、自分自身のために使ってあげてください。そして、ひとりで解決しようとするのではなく、旦那さんにも協力をお願いしちゃいましょう。たとえば、「私、この時期は、無理するといつもよりイライラしやすくなっちゃうから、家事を助けて〜」「本当はあなたと仲良く暮らしたいのに、ついカーっとなっちゃって凹んでるの」等々、そのままの気持ちを伝えてみちゃいましょう。弱い自分をさらけだすことが、生きやすくなるポイントです。「SOS!プンスカ期に突入しました!(笑)」など、遊んでしまうのも手です。そして、普段から疲れちゃったなと思う日は、「今日は洗濯をサボっちゃおう」「なんかやる気でないから、洗い物はやーめた!」とお手上げして、ゴロゴロしてみちゃいましょう。あなたの心の幸せや、心地よさを最優先事項にしてください。結果、それがあなたとあなたの大切な人を幸せにします。できることを、全部がんばらなくてもいいのです。できることでも、「やりたくない」と言っていいのですよ。できないことがある自分も、イライラしちゃう自分も「まぁ、いっか♪」で生きていってみてくださいね。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月21日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもや家族を亡くすことが怖くてたまらない」という、コロコロさん(31歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の田中佐緒利さんからアドバイスをいただきました。■コロコロさんのお悩み二人の子どもが生まれてからというもの、病気や事故で自分や家族を失うのが怖くてたまりません。 ニュースや広告などで「ガン」という文字を見ると、ちょっとの不調でも「末期ガンではないか」と不安になり、毎日ネットで調べては落ち込んでしまいます。自分だけでなく、子どもが幼稚園に行くと「帰りにバス事故にあってしまうのではないか」と気が気でなりません。熱を上げただけでも「白血病で死んでしまうのではないか」と恐ろしくなります。「人はいずれ死ぬ」ということはよくわかっています。子どもが生まれる前はむしろ「自分はいつ死んでもいい」とも思って、そういう行動もしてしまっていました。しかし今は「子どもが小さいうちに、家族の誰かが死んでしまうのではないか」と怖いのです。毎日毎日、病気や事故、死の恐怖におびえて暮らすのに疲れてしまいました…。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の田中佐緒利さんよりコロコロさん、はじめまして。心屋塾認定講師・田中佐緒利(さをりん)です。ご相談、ありがとうございます。コロコロさんは、「大切な人が亡くなってしまうのではないか」と日々不安と心配をたくさん抱えられているんですね。愛するお子さんやご家族が亡くなるのは、とても怖いと感じますよね。ご相談を読ませていただいて、私が一番に感じたことは「コロコロさんはとても命を大切にされていて、思いきり生きたいんだな。ご家族を本当に愛していらっしゃるんだな」ということでした。おっしゃるように、人はいずれ死にます。生まれてからずっと「死」というゴールに向かって生きています。私たちは死ぬまで生きます。今、生きています。今、コロコロさんもお子さんもご家族も、生きている途中です。そして死はある日、天寿をまっとうしたときに訪れます。「いずれ死ぬとはわかっていても、今は死にたくないし、大切な人が亡くなるのは嫌だ」。これは、誰しもが感じることではないでしょうか?どうぞ、声に出して「死ぬのが怖いよー!」と言ってみてください。「怖い」という気持ちを外に出してあげてください。今、コロコロさんは「生きている」がゆえに、「死」というテーマを脳内検索されているように感じます。「死」を目前にすると、逆に「生きる」というテーマが見えてくるのが人間なのかもしれませんね。死んでもいい、死のうとしていた頃のコロコロさんの不安な気持ちが今、表面化されてきているように感じます。あの頃「死んでもいい」と思っていたコロコロさんは、本当は思いきり生きたかったのではないでしょうか?ぜひ、口に出して言ってみてほしい言葉があります。「私、本当は死にたくないよー! 死ぬのが怖いよー! 私、本当は生きたいよー! 私、本当は思いっきり私を生きたいんだよー! 私を殺さないでー! 私の命を守ってー!」声に出して言ってみてください。どうですか? 何か感じるものはありますか?人は自分らしさを封印したり、自分の気持ちにうそをついたりして生きていると、死にたいという気持ちになりやすい。「死にたい」という気持ちは、裏返せば「思いきり私らしく生きたい!」ということなのです。昔、死のうとしていたたコロコロさんは、実はとても怖かったのではないでしょうか。「本当は生きたいのに、自分自身に命を絶たれるかもしれない」という恐怖があったのではないでしょうか。あの頃のコロコロさんの気持ちが、「死にたくないよー!」という気持ちが、今コロコロさんを不安にさせているように感じます。あの頃のコロコロさんの気持ちを、まずは受けとめてあげましょう。「死にたくなかったんだ。本当は生きたかったんだ」という気持ちを声に出してあげましょう。そして、自分にこう言ってあげてください。「私は、生きていいんだよ。思いきり生きていいんだよ。私が生きたいように生きていいんだよ」と。何度も何度も言ってあげてください。そうすることで、あの頃のコロコロさんが安心していきます。思いきり生きるとは、何も大きな功績を残すとか、すごい人になるとか、そんなことだけではありません。毎日、起きたり寝たり、自然を感じたり、おいしいごはんを食べたり。愛するお子さんやご家族といろんな話をしたり、笑いあったり、時にはケンカしたりもしながら、いろんなことを経験して、いろんなことを感じ、いろんな気持ちを伝え合って生きる。笑うことも泣くことも、怒ることも落ち込むことも、すべてが「思いきり生きる」ということではないか…と私は思います。今、コロコロさんの目の前にいる2人のかわいいお子さんは、「思いきり生きる」を体現しているのではないでしょうか。死を恐れることはなく、ただ「今を生きること」に一生懸命だと思います。命を輝かせて生きているだろうと思います。そんなお子さんと一緒に、コロコロさんも子どものようになり、「今この一瞬」に目を向けて、思いきり生きてみませんか?笑って泣いて怒って落ち込んで、その繰り返しのなかで、豊かに幸せを感じられる心が育っていきます。命が輝いていきます。大丈夫。そんなに心配しなくても大丈夫です。今、コロコロさんも愛する人たちも生きています。不安の証拠集めをしている時間とエネルギーを、目の前の愛する人たちと生きる時間とエネルギーに使ってください。愛する人たちといろんなことをして、いろんなことを感じて、思いきりコロコロさんを生きていきましょう。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月14日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「夫が怒鳴ったり、物に当たったりすることに困っている」という、リリーさん(46歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の大竹公子さんからアドバイスをいただきました。■リリーさんのお悩み私の主人はとてもイライラしやすい性格です。気に入らないことがあると、怒鳴ったり、すぐ物に当たったりするので、子どもも私もおびえてしまいます。その上、子どもも怒ると物を投げるなど、マネをするようになってしまい、困っています。どうしたら夫は、物に当たらずに自分の意見を言ってくれるようになるのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の大竹公子さんよりリリーさん、ご質問ありがとうございます。心屋認定講師&脱べきカウンセラーの大竹公子と申します。リリーさんのご主人は、イライラしやすい性格なのですね。くつろげるはずのご自宅で怖い思いをしたり、緊張状態になったりする瞬間があるのだろうと感じました。「子どもも私もおびえてしまいます」とのことですが、実際にご主人が物を投げるなどしたとき、「やめてほしい」というリリーさんの気持ちは伝えていますか?本気で伝えないと、意外と相手は分からないものです。たとえ、家族でも。ご主人は無意識にイライラを発散していて、リリーさんたちをおびえさせているとは思っていないかもしれません。嫌がっていることに気付いていないかもしれません。リリーさんは「物を壊したら、相手がおびえることくらい分かるだろう」と思っていらっしゃるかもしれませんが、世の中にはいろんな人がいます。そう思わない人も存在します。そして、伝え方も肝心です。冗談っぽく、あるいは遠慮がちにでは、伝わらないこともあります。責めるのではなく、ご自分の本当の気持ちを、ご主人に伝わるまでしっかり伝えるようにしてみてください。 そしてもし、リリーさんがご自分の気持ちをご主人に伝えていないのだとしたら。「なぜ伝えないのでしょう?」決してリリーさんを責めているのではありません。もし伝えていないのであれば、その理由に向き合うことで、解決に向かう可能性があるからです。本当の気持ちをご主人に伝えたら、なんと言われそうで、どうなりそうで、伝えられないのでしょうか…?ご主人がもっと暴れそうで怖いから? 「離婚だ!」と言われそうで怖いから? あるいは、気持ちを分かってもらえなそうで怖いからでしょうか。その怖さは、リリーさんだけの「妄想」である可能性も高いです。怖い気持ちを抱えたままで構いませんので、ぜひ本音を伝えることに挑戦してみてください。そして、もうひとつ。リリーさんは、普段からご自分の怒りをあまり出さないほうでしょうか。怒鳴ったり、物を壊したりすることを極端に「悪いこと」だと禁じてはいないでしょうか。「ご自身に強く禁じること、があると、その行為を周りにいる人が行う」という心の仕組みもあります。リリーさんも、時々はご主人のように怒鳴ったり、物を投げてみたりしてみると意外な効果があるかもしれません。相手と過去は変えられません。「自分とご主人のどちらが良い悪い、正しい間違っている」ではなく、ただそのような心の仕組みがあるだけ、と考えてみてくださいね。リリーさんを心から応援しています! ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月12日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「長女をかわいいと思えず、イライラしてしまいます」という、まゆさん(39歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。■まゆさんのお悩み4児の母ですが、イライラして子どもに当たってしまいます。特に、11才の長女をかわいがれません。ある日帰宅すると、長女が自分の髪を男の子のように短く切ってしまっていたことがあり、その日から怒りを感じ、かわいいと思えなくなりました。宿題を教えても理解が遅くてイライラします。旦那も帰りが遅く、何もしてくれないのでイライラ。同居中の義母はテキパキしたタイプで、ダラダラな私に無言の圧をかけてくるのでイライラして、子どもに当たってしまうことも。子どもにやさしくしたいし、本当は長女に一番手をかけてあげなければいけないのに、いつも怒ってばかりです。子どもたちも私の顔色ばかりを見て、寄ってこなくなりました。子どものほうから話しかけてきても、素直に返事をしてあげられません。私は出産後、育児から逃げるかのように仕事を優先してきました。手をかけなければいけない時期に手をかけてあげられず、もう遅いですよね…。このままではよくないのはわかっているのですが、どうしたら良好な状態になれるでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の福田とも花さんより まゆさん、ご相談ありがとうございます。家族と関わるたびにイライラしたり、優しくしたい子どもに怒ってばかりで罪悪感を抱えていたりでは、さぞかしつらいだろうとお察しします。でも、手遅れということはないので大丈夫ですよ! 今からできることを、一緒に考えていきましょうね。まず、ご長女に対して怒りの感情が湧くとのこと。試しに、次の言葉を口に出して言ってみてください。「私はちゃんとできない人です」「私はだらしない人です」「私はできない人です」「怖いよー」「やめてよー」「私がちゃんと育てられていないのがバレるじゃない!」「ちゃんと勉強できる子にならないと、私ができない親だってバレるじゃない!」「私がだらしないのが、バレるじゃない!」「だから、もっとしっかりしてよ!」「私のためにも頑張ってよ!」「私に恥をかかせないでよ!」言ってみて、どんな感じがしますか?まゆさんは小さい頃からずっと、自分のことを「できない人」「だらしない人」と信じてきたのかもしれません。そしてそれは、まゆさんのお母さんが、今のまゆさんと同じように「何かができなかったり、だらしなかったりすると怒っていたから」ではないでしょうか。いつも「これ以上、お母さんに恥をかかせないように」「お母さんに怒られないように」と、できないことでも必死に頑張ってこられたのではないでしょうか。頑張らないと受け入れてもらえない怖さ、できない自分を認めてもらえない寂しさ、かわいがってもらえない悲しさ。そんな気持ちを知っているからこそ、ご長女の心の痛みを想像して、「なんとか優しくしてあげたい」「一番手をかけてあげたい」と苦しくなるのではないでしょうか。 でも本当は、まゆさん自身がずっと「そのままの自分」を認めて欲しかったんですよね。優しくしてもらいたかったのに、してもらえなかった。怖かったですよね。悲しかったし、寂しかったですよね…。そのような気持ちがあるからこそ、頭では「旦那さんに助けて欲しい」と思っていても、実際に助けてもらっては困るのです。誰かに助けてもらうと「できない自分」を感じて、また自分責めの材料にしてしまうから。自分から、助けを遠ざけてしまうのですね。では、どうしたらいいのか?小さい頃から信じてきた「できないと怒られる」「だらしないと嫌われる」という法則を、ぜひ今から疑ってみてください。そして、ごまかすのをやめて、できない自分、だらしない自分を、隠さずに堂々と出してみてください。それから、怒ってごまかすのではなく、怒りの底に隠された「怖い」「寂しい」「悲しい」「不安」などの感情も、隠さずに出してあげてください。隠したりごまかしたりすると、周りの人は何に困っているのか、どう大変なのかが、余計に分からなくなります。どんなに小さくても、自分の心に湧き出した「怖い」「悲しい」「寂しい」といった感情に丁寧に目を向け、立ち止まって一つひとつを感じてあげてください。そうやって今からでも、自分に自分で手をかけてあげること。すると、まゆさん自身が「手遅れなんてないんだな」「いつからだってやり直せるんだな」と実感できると思います。すると、子どもに対して手遅れだと焦ったり、心配しすぎたりすることに使っていたエネルギーを「自分に手をかける時間」へと変えていけます。まゆさん自身が安心できたら、お子さんに対しても「恐れや不安から」ではなく「大切にしたいから」という理由で、自然に手をかけてあげられるようになりますよ。人はいつからだって変われます。手遅れということはないので、大丈夫ですよ。まずはまゆさん自身にたくさん、手をかけてあげてくださいね。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年06月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「パートナーにつらいことも聞いてほしい」という、はなさん(27歳・医療職)に、心屋塾上級認定講師のひらいなずさんからアドバイスをいただきました。■はなさんのお悩み今までの人生でつらいことが沢山あったせいか、好きな人に精神的な親の役割を求めてしまいます。結果的に要求が過剰になり、最初は男性側からアプローチをしてきてくれても、疎遠になってしまいます。そのため、好きになった人とも付き合えたことがありません。でも私はやっぱり、つらかったことを聞いてほしいのです。今までの人生のことだけでなく、日頃のささいなことや色々なことを共有したい。こんな気持ちになるのは間違っているのでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のひらいなずさんよりはなさん、はじめまして。ひらいなずです。ご相談ありがとうございます。パートナーに精神的な親の役割を求めてしまうのは、はなさんの心の中に、ご両親に対しての癒やされない思いがあるということだと思います。はなさんご自身、そのことをよくわかっていらっしゃるようですね。今のはなさんの心をひも解き、そこから抜け出すためにできることを一緒に考えていきましょう。はなさんは今、これまでの人生でつらかったこと、悲しかったこと、そのために頑張ってきたことなど、さまざまな思いがたくさん残っている状態です。「パートナーといろんなことを共有したい」気持ちの根本にあるのは、それらの強い思い。それが相手にとっては重く感じられてしまい、関係がうまくいかなくなるのだと思います。だからといって、はなさんが間違っているわけではありません。「こんな気持ちになるのは間違っているのでしょうか?」とも書かれていますが、そういう気持ちになるのは当たり前なのです。成仏できない思いがあるうちは、誰でもはなさんと同じような気持ちになるものです。そこから抜け出すには、まず自分の中に残っている気持ちを外に出すこと。出すというのは、「言ってみる」ということですが、その相手はパートナーではありません。はなさんがつらかったことを、本当に聞いてほしい相手に伝える必要があります。つまり、はなさんのご両親に対して、「あの頃、言えなかったつらい気持ちや悲しかったこと」「これまで言わずに我慢していた自分の気持ち」を話してみてほしいのです。その際の注意点がひとつ。ご両親に対して「謝ってほしい」「わかってほしい」といった気持ちを持たないことが重要です。それは、相手を変えようとすることにつながります。人を変えることはできません。できないことをしようとすれば、はなさんの中に新たな執着が生まれ、苦しむことになります。ただ「あの頃、私はこう思っていたんだ」「当時はつらかったんだ」「悲しかったんだ」といった気持ちを話してみましょう。言葉にして伝えるだけで癒やされる部分があるはずです。もし、ご両親が亡くなられている、疎遠になって会えないという場合は、自分の気持ちをノートに書き出してみてください。題して、”聞いて聞いてノート”です! ご両親やパートナーに聞いてほしいと思うことを、どんどんノートに書き出してみましょう。手紙のつもりで書いてもいいですし、自分の気持ちを思いっきり吐き出してみるのもいいと思います。「パートナーの方とは、日々の詳細なことも共有したい」という記述もありますが、もしかするとはなさんは、小さい頃つらい気持ちだけでなく、楽しかったこと、例えば「皆で一緒に食べたごはんがおいしかった」「公園で遊んだのが楽しかった」というような気持ちも話せなかったのかもしれません。ノートに書き出していくうち、「幼い頃に言えなかった楽しい気持ち」について思い出すことがあるかもしれません。それらもどんどん書きだしてみましょう。自分が自分の気持ちに気づいてあげると、自然に心は癒やされていきます。小さい頃から抱えてきた思いが解き放たれたとき、きっと次のステージの扉が開きます。「本当はどうしてほしかったか?」が分かることが、はなさんにとっての次のステージだと思います。嫌だという気持ちの裏には、必ず「こうしてほしかった」「こうしたかった」という思いがあります。そうした自分の気持ちを知り、認めて、受け入れてあげると、自分の世界ががらりと変わっていきます。きっとパートナーとの関係性や距離感も変化していくことでしょう。長い間ため込んでいた思いを「封じる」のではなく、ぜひ外に出して開放してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年06月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「実母の存在に苦しめられ続けている」という、ちゃたろうさん(36歳・自営手伝い)に、心屋塾初級認定講師の心みねこさんからアドバイスをいただきました。■ちゃたろうさんのお悩み母親の存在に苦しめられています。結婚後は離れて暮らしていますが、心のなかに常に母親がいて、認めてもらえていないことや否定されたことが暗い気持ちにさせます。母を思い浮かべると嫌な気分になります。年に数回帰省する程度で関わる機会は少ないのですが、なぜこんなに母の存在が大きく、苦しめられなければならないのか不思議です。幼い頃に叩かれるなどの虐待をされた記憶もありませんが、よく叱られ、真っ暗なお風呂場に閉じ込められていました。それなのに、私が子どもをきつく叱っていると「なんでそんなにイライラするのか」ととがめてきます。私は心のなかで「自分を棚にあげて」と思いますが、気持ちをぶつけたことはありません。私も母親になり、当時の母の苛立ちは理解できるのに、「なぜ私の気持ちを分かってくれないのだろう」と不満でいっぱいです。夢のなかにもしょっちゅう母が出てきて、私は泣きながら母を否定したり、怒りをぶつけたりしています。母をとことん傷つけてやりたいと思うこともありますが、私を一番心配しているのは母だと分かっているので、できずにいます。私はどうしたらいいのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾初級認定講師の心みねこさんよりちゃたろうさん、ご相談ありがとうございます。心みねこと申します。お母さんとは顔を合わす機会も減った。なのに、心のなかには常にお母さんがいて、お母さんのことを考えると感情の折り合いがつかず、暗くて嫌な気分になってしまう。なぜ、大人になった今もこんなに母親の存在に苦しめられなければならないのか? ちゃたろうさんは、随分と長い間「インナーマザー」の存在に苦しめられているのではないかと感じました。インナーマザーとは、生きている実在のお母さんではなく、常に心のなかにいる母親のことです。心のなかに住み続けているので、距離や会う回数は関係なく、どこまでも付きまとってきます。それはまるで、テレビ等で見かける「二人羽織」のようなもの。二人が前後に体をくっつけ、羽織に隠れた後ろの人が手を出して、前にいる人に不自由な食事などをさせて笑わせる、あの芸のような感じです。インナーマザーは常に支配し、コントロールしてくる存在なのです。子どものころに宿ったインナーマザーに対し、私たちはあの頃に感じていた気持ちを残したままです。山ほどある「わかってほしい気持ち」をぶつけることができないまま、現在に至っています。それらは消えることはなく、「未完了の思い」となって心のなかにどんどん蓄積されます。そうなると、良い感情も入ってこなくなってしまいます。ちゃたろうさんも「気持ちをぶつけたことがない」とのこと。未完了の思いがたまっていると考えられます。インナーマザーに話しかけてみましょう。インナーマザーにわかってほしい気持ちを伝えることでその思いは完了していき、苦しみからも解放されることが期待できます。実在のお母さんに正面を切って言えないことも、インナーマザーに対してであれば、少しは言いやすいはず。真っ暗なお風呂場に閉じ込められていた幼い自分は、どのような気持ちだったでしょうか。「暗いよー」「怖いよー」「早くここから出して!」「ひとりにしないで」そんな言葉が口をついて出てくるかもしれません。浮かんだ言葉をすべて出しきってみましょう。併せて、「○○ちゃん、怖かったね」「よくひとりで耐えたね」「えらかったね」「ずっと気づかないふりしてごめんね」「もう大丈夫だよ」「大人になった私が、いつでもそばにいるからね」等々、他にもかけてあげたい言葉が浮かんだら、どんどんかけてあげてください。叩かれるという虐待はなかったけれども、幼い頃のちゃたろうさんの心は、長らく傷ついたままだった。言葉を出しきった後は自分を抱きしめたり、なでてあげたりして癒やしてあげてくださいね。また、子どもをきつく叱っているとお母さんに自分がとがめられる…とのこと。本当はこんなふうに怒っていませんか?「私にはあんなに怒ったくせに、なによ!」「自分のことは棚にあげて何なのよ!」「ずるいよ!」「私にちゃんと謝って!」「私を否定するのはやめて!」「ちゃんと認めて!」「否定されるたびに悲しかった」「わかってもらえなくてずっと寂しかった」自分の気持ちに素直になってみると、ここでも「お母さんにわかってほしい気持ち」があったのではないでしょうか。自分のことを一番心配しているのはお母さんだと思うと、ネガティブな気持ちは打ち消してしまいたくなる。しかしそうした気持ちは、打ち消そうとすればするほど湧き出してしまうものです。傷つけたい、イライラする、不満でいっぱい。そんなネガティブな気持ちがあっていいのです。それらも、ちゃたろうさんにとっては「わかってほしい大切な気持ち」。口にしても構わないのです。最初のうちは抵抗を感じるかもしれません。実際には存在しないインナーマザーの困ったような顔、あるいは険しい顔が浮かんできて戸惑うかもしれません。そんなときは、「私は自分の気持ちに素直になってもいい」「素直な気持ちをお母さんに伝えてもいい」「私はお母さんに不満を言ってもいい」と自分に許しを与えながら取り組んでみてください。ちゃたろうさんが、明るくいい気分になれるように願っています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月29日毎日を真面目に、ちゃんと生きてるのに、報われない――。そんなふうにお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが「報われない」と感じてしまうあなたへの処方箋を紹介します。 1.報われないときは「やめどき」報われないと感じたときは、「自分が無理をしているサイン」です。やめてしまうか、手を抜くときが来ています。「本当は自分はどうしたい? どんなことが好きなの?」その声を無視して、やるべきこと、やらないといけないこと、人が喜びそうなことを続けているから苦しいのです。報われないことはさっさとやめてしまいましょう。2.優しいつもりで包んでいる、本当の自分自分の好きなこと、うれしいことだと思って続けていることでも、報われないと感じたときは、見直しのチャンスです。それらは喜ばれるため、愛されるためにしていることで、本当は自分にとっては負担になっている場合も少なくありません。誰かの役に立ったり、喜ばれたりする必要が出てくるのは、「ありのまま、自分優先で生きていたら、愛されない、うまくいかない」「ありのままの自分では足りない」という思い込みがあるから。自分の心の声を無視して、自分を粗末に扱って生きていると、あなたの声を無視して、粗末に扱う人が集まるようになってきます。優しいつもり、親切なつもりで、自分を後回しにして人に尽くし、粗末に扱われて疲れてしまう。「愛されない、うまくいかないセルフイメージ」に合った現実を作り出し、報われないと感じてしまいます。3.「ありのままでうまくいく、愛される人」として行動する「ありのままでいても、人に優しくしなくても、うまくいく、愛される」としたら、どんな行動をするでしょう? 嫌なことは断ったり、甘えたり、お願いごとをしたり。疲れているときは疲れた顔をして、気に入ってる人だけに優しくするかもしれません。「優しくて、ちゃんとしていること」はすてきなことですが、自分が自分をちゃんと評価して認めていたら、他人に報いてもらう必要も少なくなります。報われるためにしていることや、喜ばせるため、役に立つためにしていることはさっさとやめて、自分のしたいことをする、自分を優先する勇気を持ちましょう。その勇気を出した先に「自分が好きなことをしているだけで喜ばれる、愛される」。ラクで、幸せな毎日がやってきます。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「暇な時間が怖くて、予定を詰め込んでしまう」という、ニーナさん(19歳・学生)に、心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんからアドバイスをいただきました。■ニーナさんのお悩み私の悩みは暇という時間が怖いことです。中学、高校と毎日部活動や塾に励み、休みなく過ごしていました。大学生になった現在も部活を2つ、バイトを3つ掛け持っています。私がここまで休みなく過ごす理由は、授業料を自分で稼ぐためと、何もない日をどう過ごしていいのかわからず、暇という時間が怖く感じるからです。体や心のためにも休んだほうがいいのは知っています。でも、理由もなく暇が怖いのです。どうしたらいいでしょうか。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんよりニーナさんこんにちは。心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。予定がないことが怖い。空いた時間が怖いと感じるのですね。まず、ニーナさんが「怖い」という感情をちゃんと感じられていることを、私はすごいなと思いました。なぜなら、焦っているだけの行動をやめることに対して「怖い」という感情を自覚できないまま、やみくもに頑張って走り続け、燃え尽きてしまう人も少なくないからです。「理由もなく怖い」とのことですが、もう少し、その気持ちを掘り下げていきましょう。例えば、ニーナさんは予定がなく休める時間ができたとき、どのようなことが「怖い」と思うのでしょう。どんなふうになりそうで「怖い」と思ってしまうのでしょう?暇な時間を過ごす。休みを取ってゆっくりする。そんなことをしたら「どんなことが起こりそうで」怖いと思っているのでしょうか。もしかしたら、小さい頃に誰から「早く早く」と急かされた経験があるのかもしれません。あるいは「休んだら損をするよ」と言われたことがある、どこかで「そんなことをしたら怖いことになるよ」と教えられたことがあるのか…。このように考えていき、なぜそう思うようになったのか、そのきっかけをぜひ思い出してほしいのです。スケジュールをいっぱいにすることが、イコール、人生を充実させることではありません。予定を詰め込んで思考を使わない時間を増やせば、確かに「不安」はあまり感じなくて済むのですが、実はその不安の中には「漠然とした実態のないもの」が多く含まれていることもあります。小さな頃、勝手に感じてしまった「休んではいけない」いう思い込みや、妄想かもしれない「焦燥感」が、今のニーナさんを苦しめているだけなのかもしれません。人生を謳歌している人たちは、余暇を楽しんでいる人がほとんどです。自分の好きなことをする。自分が楽しいことをする。まずは、空いた時間を「楽しむ」ということを考えてみてください。そして、自分の身体を休ませることも、自分を大切にすることだと考えてみてくださいね。最後にニーナさんへ魔法の言葉をプレゼントいたします。「私は、ゆっくり休んでも大丈夫」ぜひ、この言葉を何度も言葉に出してみてください。ニーナさんが今後の人生を楽しめることを願っています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月22日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもに苦労させてばかりで、母親失格です」という、かおぽんさん(43歳・派遣社員)に、心屋塾上級認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■かおぽんさんのお悩み10年前に離婚をし、二人の子どもを育ててきました。長女は温和で優しくてしっかり者です。高校卒業後、1年間働いたお金をためて現在は短大へ進学し、実習でも褒められているようです。 私は彼女に今まで何ひとつ「親らしいこと」をしてあげられませんでした。お金にも苦労し、かわいそうな思いばかりさせてきました。成人式も彼女が自分ですべて支度し、私を食事へ招きました。私は親として恥ずかしく、一緒に写真を撮ることも、食事も断ってしまいました。娘は「一生の思い出だから来て!」と泣いていました。 この先、車の免許も取らせてあげたいし、就職祝いもしてあげたいし、結婚祝いも……。苦労をさせた分、幸せになってもらいたい気持ちはあるのに、今も金銭的には自分と長男が生きていく分でやっとです。やがては長男にも同じ思いをさせてしまうであろう恐怖に、最近は「いなくなりたい」と思う日も。自分の価値をちっぽけに感じ、何をしても楽しくなくなりました。どのように気持ちを切り替えて頑張ればよいかがわかりません。子どもを愛しているのに。母親失格です。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の小野美世さんよりかおぽんさん、初めまして。心屋塾認定講師の小野美世です。ご相談ありがとうございます。離婚されて10年、二人のお子様を育ててこられたのですね。読ませていただいて、娘さんは、かおぽんさんのことをとても好きなのだなと思いました。温和でやさしく、しっかり者に成長され、自分で希望して選んだ道を、自分にできる資金の計画をして楽しく進んでいる。そして、これまでずっとお世話になったお母さんへの感謝を伝える場を自分で計画され、かおぽんさんを招待された…。かおぽんさんが「お母さん」としてお子さんたちの心にいつもいたから、娘さんはこのようにすてきに成長されたんだなあと感じました。「今まで何ひとつ親らしいことをしてあげられなかった」と書いてくださっています。かおぽんさんが家計を担われていたとすれば、仕事でお子さんたちの側にいてあげられる時間は短かったのかもしれません。「普通の家庭なら、もっとこういうふうにしてあげられるはずなのに、私にはそれができない」というつらさも常に感じておられたのかもしれません。 「親らしいこと」って、なんでしょうか。広い家に住まわせることでしょうか。毎日立派な食事を作ることでしょうか。子どもが欲しがるものを、不自由なく買い与えることでしょうか。周りの子と同じような習い事をさせることでしょうか。確かにそういうことも必要なのかもしれません。かおぽんさんは「自分は、娘さんの愛情を受け取るに値しない」と思っておられるのかもしれません。でも、食事会への招待をお母さんに断られた娘さんは、「お母さんは、私のことが好きじゃないんだな」「お母さんは、私と一緒に楽しい時間を過ごしたくないんだな」と、思ってしまうかもしれませんね。私も母親にプレゼントを快く受け取ってもらえなかったときに、そう感じた経験があります。「何もできなかった」と思っている自分のまま、娘さんからの感謝を受け取ってみてはいかがでしょうか。「何もできなかった」と思っているのは、かおぽんさんだけ。子どもにとっては、親は「そこにいてくれるだけでいい」ものです。お母さんが家にいてくれるだけでいいのです。その存在だけでいいのです。「いいえ、私は仕事で子どもたちのそばにいられなかった」とおっしゃるかもしれません。でも、かおぽんさんが仕事で家にいない間も、子どもたちの心のなかにはいつもお母さんの存在があっただろうと思います。それで十分なのです。それが十分、親らしいことなのです。そして、「私はこんなにできなかった」とご自身を責めたり、愛してるのに素直にその気持ちを表せなかったり。そういったことも「親らしいこと」ですよね。かおぽんさんは、十分、母親らしい素敵なお母さんです。かおぽんさんにプレゼントしたい言葉は次の通りです。「私十分、いい母親だったらしい」「私がいるだけで、子どもたちは幸せ」「今度は自分が受け取ってもいい」「なーんにもしていないけど、受け取ってもいい」娘さんにとっては、車の免許や就職祝いなどの「この先の経済的な支援」よりも、「今ここにお母さんが自分と一緒にいてくれること」のほうがうれしいはず。ご自分を少し、許してみてください。そうすれば、息子さんのときにもまた同じようになるのではないか…という恐怖も和らぐはずです。これからは、お子さんたちに助けてもらってくださいね。応援しています。・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月17日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「失敗すると自分を責め続けてしまう」という、柴犬ママさん(45歳・公務員/主婦)に、心屋塾認定講師の平川裕勝さんからアドバイスをいただきました。■柴犬ママさんのお悩み仕事や人間関係で失敗をすると、寝られなくなるほど、そのことで頭がいっぱいになります。「自分を責める」というスパイラルから抜けだせません。年をとるごとに自分の考えを話すこともできなくなりました。ちなみに仕事は辞めたくて限界で、夫とは口もきかないほど険悪です。もっと上手に切り替えて楽に生きられるとよいのですが、心のなかは常に焦りと憂うつ感でいっぱいです。穏やかなときがありません。どうしたら安定した気持ちで毎日過ごせますか? ※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。柴犬ママさん。失敗をすると自分を責め続け、後悔ばかりしてしまう。自分の考えも話せなくてつらい。そしてもっと安心して生活していきたい…というご相談ですね。柴犬ママさんは、今までずっと頑張ってこられたのだと思います。常に「失敗しないように」「自分が我慢すれば」と考えてきたのではないでしょうか。まずは、そうやって頑張ってきた自分を認めてあげてください。「私、十分頑張ってきたもん。えらい!」と。失敗って、誰でもがするもの。一日の中でも「失敗した」と思うことは何回もあるものです。ですが、そのたびに失敗を怖く感じたり、後悔をいつまでも引きずったりしているとつらいですよね。もしかすると、柴犬ママさんは子どもの頃、「失敗してはいけいない」「失敗するのはダメな人間」「失敗すると、とんでもないことになる」と言われたことがありませんか?子どもの頃に言われたことをあまりにも信じ込んでしまって、失敗をしてしまう自分が許せなくて、そんな自分を責めてしまったり、怖くなったりしているのではないかと思うのです。その上、失敗する自分が周りにどう見られるかが怖くて、常に自分の一挙一動を気にしてしまい、「失敗がバレないように」と周囲の人を監視してはいませんか? 誰かに失敗を指摘されないように、おかしく見られないように…と。そうやって、”間違いのない完璧な姿”を求めるほど、できていない部分が気になってしまい、焦りや憂うつな気持ちにつながります。常に周りを監視しているので、関係も悪くなってしまいますよね。では、失敗しても自分を責めないためには、どうすればいいのか。まずは、失敗する自分も「あるもの」として受け入れてみてください。失敗する部分も、私の一部。失敗=ダメな人ではないのです。ダメな人と思っているから、失敗を責めてしまうのですね。先にも書いた通り、人は誰でも失敗をします。でも皆、ダメではないですよね。失敗することがある自分を認めてあげてください。「あー失敗しちゃったけど、そんなところもあるのが私だよな〜」と。そしてこう呟いてみてください。「それでも、愛される」と。そうやって、失敗することもある自分にOKを出してあげていると、段々と「失敗しても自分の価値は変わらない」と気づけるようになります。その事実に気づけると”自分責め”が少なくなり、自分自身をさらけ出せて、焦りもなくなり、落ち着いて生活していけるようになりますよ。柴犬ママさんが、落ち着いた生活ができるようになることを応援しています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月15日