2022年から装い新たに始まった「シン・猫さま占い」。12星座別に猫さまタイプを分けて、毎週の運勢を占います。まずはあなたの星座=猫さまタイプは?そして今週、1月10日から1月16日までの運勢をどうぞ!シン・猫さま占い2022年1月10日~1月16日運勢ランキング【シン・猫さま占い】vol. 2はじまりました、シン・猫さま占い。あなたの12星座で猫さまの種類が決まり、それぞれの性格や定位置、得意技も説明します。そして毎週の運勢と開運をランキングで発表します。あなたはどの猫さま?さっそく占ってみてください!あなたの猫さまタイプは?まずは、12星座別、猫さまのタイプをチェックしましょう。牡羊座…和猫さま(3月21日〜4月19日生まれ)牡牛座…スコティッシュ・フォールドさま双子座…マンチカンさま(5月21日~6月21日生まれ)蟹座…ラグドールさま(6月22日〜7月22日生まれ)獅子座…メインクーンさま(7月23日〜8月22日生まれ)乙女座…アメリカンショートヘアさま(8月23日〜9月22日生まれ)天秤座…ロシアンブルーさま(9月23日〜10月23日生まれ)射手座…ノルウェージャン・フォレスト・キャットさま(11月23日〜12月21日生まれ)山羊座…マヌルネコさま(12月22日〜1月19日生まれ)水瓶座…コーニッシュ・レックスさま(1月20日〜2月18日生まれ)魚座…シンガプーラさま(2月19日〜3月20日生まれ)今週の、幸運な猫さまランキング!今週、1月10日(月)から1月16日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!1位和猫さま(3月21日〜4月19日生まれ)抱っこサインが出ています。もう子猫じゃないし、ギュッとされて苦しいし、抵抗したくなりそうですが、今週は素直に身を委ねてみて。いつもよりもちょっとだけ高いところに持ち上げてもらうと視界が広がってやってみたいことが見えてくるはず。窮屈なのはほんの一瞬だけ、あなたの可能性を引き出してもらいましょう。恋はなんだかモヤモヤ、イライラ……。何でも早取りの和猫さまだけに、誰よりも早くサカリが来てしまうのかも?セクシーアピールで引き寄せて、ピンときた相手を選びましょう。カップルも、あなたがリードを。開運アドバイス………定番をリニューアル。新風を取り入れて。ラッキーポイント……A4バッグ2位ラグドールさま(6月22日〜7月22日生まれ)イイ匂いがしてきます。ふんふんと辿っていくと素晴らしい幸せが待っているはず。オイシイ、楽しい、珍しい、何に出会うかお楽しみに!あなたが夢中になって探している姿を見て「ナニナニ?」とすり寄ってきた猫さまは、よきバディに。手分けをして探索すると、さらによいものも見つけられそう。力を合わせて。恋は、ふれあい。意識してスキンシップを心掛けてみて。服の上からそっと肉球で触れる、スリスリして通り過ぎるなど、ぬくもりを伝えると恋愛スイッチが入ります。デートは、路地裏グルメへ。親密なムードが誕生。開運アドバイス………ふわふわが幸せ。ボアやムートンで暖かく!ラッキーポイント……チャイ3位ベンガルさま(10月24日〜11月22日生まれ)美猫大賞にノミネート中。本気を出してグランプリを狙いにいきましょう。ただ、野性味が最大のウリですから、グルーミングはこっそりと。人前ではアクティブでスポーティーな一面をアピールしておくのがオススメです。強気の発言や単独行動も、イメージアップに貢献します。メークも目尻ハネアゲ、原種返り風味で。ワイルド&スピードがモットーのベンガルさま。だからこそ、気になる人の前では、ちょっと気を抜いてみて。ギャップ萌えで、ホレ直させちゃうはず。のしかかりからの猫団子への誘いも、歓迎されるはず。開運アドバイス………見上げは、基本。さらに、流し目や伏し目、目力を生かすバリエーションを増やして。ラッキーポイント……かぶりもの、または、ニット帽4位マヌルネコさま(12月22日〜1月19日生まれ)もふもふパワーアップ中!実際は寒くて毛がぶわってなっているだけですが、ギャラリーはバッチリ増えそう。触りたい、ハグしたいと人気が急上昇します。注目度が上がっていますから、動作はゆっくり見せつけて。じーっと見つめるのもファンを増やし、望みを叶えてもらえるきっかけになりそう。魅力全開で!無礼が親しさのバロメーターに。扱いが雑、後回しにされるのは、それだけ心を許してもらっている証拠。自分のモノと思っているからこそ、気を使わないのです。オフの日は、埋め合わせを求めて甘さをチャージ!開運アドバイス………上質な食事を心掛けると、自然なダイエットに。ラッキーポイント……紙袋5位メインクーンさま(7月23日〜8月22日生まれ)猫のこしのススメ。楽しみは全部消化せずにとっておくのがよさそうです。「終わったら、アレがある」と頑張る原動力になるでしょう。ただ、目立つ場所に置いておくと、「もういらないのね」って片づけられてしまう可能性が高いので、秘密の場所へ運んでおく慎重さを忘れずに。抜かりなく幸せをチャージしていきましょう。恋は、取り扱いがデリケート。あなたが愛する猫さまは放っておいて欲しい気持ちと甘えたい気持ちがせめぎあっています。「どこにいるの?」「何をしているの?」と声をかけてあげると、いいきっかけになるみたい。開運アドバイス………お土産が喜ばれそう。枕元やデスクの上にポトンと落として。ラッキーポイント……ロゴマーク6位コーニッシュ・レックスさま(1月20日〜2月18日生まれ)テリトリーを広げるチャンス。いつもよりも行動範囲を広げてみると、お気に入りのスポットが見つかりそう。ただ、そこには先住猫さまがいて、独占は難しいかも?根気強くマーキングで、アピールを重ねましょう。何事も最初はシェアから。14日以降、占有するべくアクションを起こすとうまくいくはず。恋は、小技がキラリ。大好きな猫さまがいないところでホメまくって。「すごい」「大好き」「本当に特別」とベタ褒めすると、回りまわって本猫に届いてお耳とおひげがピクン!一方通行の恋に特に有効です。開運アドバイス………やるなら、派手に。特にツメとぎで、大きな猫に見せましょう。ラッキーポイント……サプリメント7位ノルウェージャン・フォレスト・キャットさま(11月23日〜12月21日生まれ)タッチの差で、負けてしまうかも?大好きな場所や欲しい物を取られてガッカリですが、代わりに選んだものが意外に悪くありません。最初に狙っていた物よりもずっとあなたに合っているみたい。気持ちを切り替えて、プランBに乗り換えてみて。グループの中でも、サブリーダーやサポーターのポジションに役得がありそう。恋は、母猫スイッチを入れましょう。甲斐甲斐しくお世話をしたり、付き添ってあげたりすると、すごく喜ばれるはず。また、危なっかしいことをしようとしたら、首根っこを噛んで止めるのが愛です。開運アドバイス………あご乗せストレッチが、疲れに効果的!ラッキーポイント……電気毛布8位スコティッシュ・フォールドさま(4月20日〜5月20日生まれ)もったいない運勢。本当はすごいポテンシャルを秘めているのに、「無理だから」「似合わないから」「難しそうだから」とパスしてしまいそう。猫またぎをしそうになったら、試しに頭突きをしてみましょう。面白い感じで転がってくれて、いいおもちゃになってくれるはず。世界はあなたのもの。好きなように遊んでよし!恋は、猫かぶり卒業で。かわいく思い通りになるぬいぐるみモードより、嫉妬したり、むくれたりするあなたの健気さ、生っぽさが刺さるはず。甘噛みや抗議の鳴き声でやるせない気持ちもわかってもらって。開運アドバイス………再確認にツキが。パトロールも念入りに。ラッキーポイント……萌え袖、もしくは、袖猫9位アメリカンショートヘアさま(8月23日〜9月22日生まれ)気立ての良さでは、12種中1、2位を争うアメショさま。「猫の手も借りたい」と言われたら、素直に差し出してしまいそう。でも、相手はもっと軽い気持ちで言っているみたい。せっかく行ってもやることがなかったり、逆に、めちゃくちゃ面倒なことを押し付けられたりするでしょう。「猫、いるといいね」とスルーが正解です。恋は、ニャーと言えばミー。打てば響くような掛け合いが、距離を一気に縮めるでしょう。おしゃべりを楽しみ、愛する猫さまが話題にしたことを自分なりに調べたり、やってみたりしてみて。一気に心が近づきます。開運アドバイス………一日一善。小さな親切が拡散されそう。ラッキーポイント……Vネック10位マンチカンさま(5月21日~6月21日生まれ)なんということでしょう!今週はあなたの魅了の魔法がかかりません。世の中全体が慌ただしく、ゆっくりのんびり猫さまを愛でるムードではないせいです。面倒でも、お手々を添えてみる、そっとすり寄っていくなどさりげないアピールで気を引いて。ただ、キーボードやお膝ジャックはやりすぎ。ちゃんと空気を読むこと。恋も短縮スタイル。いつもよりもライトな触れ合いで開放してあげましょう。重い猫って思われたくないでしょう?代わりに、ちょっと遠くから視線を送るのはオススメ。サイレントニャーやまばたきで愛を伝えて。開運アドバイス………急ぐと、ヘンな落とし物をしそう。砂かけの後で、振り向くのを忘れずに。ラッキーポイント……タオルハンカチ11位ロシアンブルーさま(9月23日〜10月23日生まれ)軽い気持ちでチョイチョイしたらモノが落ちてきたり、ツメが引っかかってしまったり、残念展開になりそう。焦ってなんとかしようとしても、かえってグチャグチャになって二次被害が広がりそう。「ニャーン」と助けを呼ぶのが一番。首かしげで「どうしてこうなったかわからない」風に知らんぷりするのも有効です。恋は、健気さがスパイス。「ずっとそこにいたんだ!」「待っていてくれたんだ」と感激させて。トイレ出待ちやスタンバイ、家庭内ストーカーなど、ちょこっとサービスを。あっというまに、かわいい下僕の誕生です。開運アドバイス………たまにはひっくり返ってみて。世界が違って見えるはず。ヘソ天ラブのおまけつき。ラッキーポイント……チェック柄12位シンガプーラさま(2月19日〜3月20日生まれ)生きるとは、猫さまの舌のようなもの。慣れないうちはザリザリの引っ掛かりを痛い、擦れるとイチイチ大騒ぎですが、次第にそれなしではいられないようになるもの。違和感があるのは、まだ良さがわかっていないだけ。細かいことは気にせずに、どんどん前進を。今わからなくても、やがて腑に落ちる日が来るでしょう。愛され過ぎて、ありがた迷惑なサプライズが進行中。変な目立ち方をしたり、驚き過ぎて100年の恋も冷めてしまうかも?あなたが嬉しいこと、イヤなことをきちんと伝えておくのが、お互いのためになるはず。開運アドバイス………うまくやろうではなく、楽しもうでOK。猫は、評価は気にしません。ラッキーポイント……イニシャル、または、ネームタグ今週のチャムさまのひとこと今週の1位は和猫さま。ラッキーポイントは猫さまが入りそうなA4バッグですって!章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫3匹(クー、ジジ、チャム)が人生のベース。占い・章月綾乃 イラスト・サヲリブラウン
2022年01月09日2022年から装い新たに始まった「シン・猫さま占い」。12星座別に猫さまタイプを分けて、毎週の運勢を占います。まずはあなたの星座=猫さまタイプは?そして今週、1月3日から1月9日までの運勢をどうぞ!シン・猫さま占い2022年1月3日~2022年1月9日運勢ランキング【シン・猫さま占い】vol. 1はじまりました、シン・猫さま占い。あなたの12星座で猫さまの種類が決まり、それぞれの性格や定位置、得意技も説明します。そして毎週の運勢と開運をランキングで発表します。あなたはどの猫さま?さっそく占ってみてください!あなたの猫さまタイプは?まずは、12星座による猫さまのタイプわけをします。牡羊座…和猫さま(3月21日〜4月19日生まれ)スピーディーでエネルギッシュ。まるで子猫のようなパワーに溢れ、楽しいことや嬉しいことを追いかけていく猫さま。ぶつかっても失敗しても気にしない!ただ、突然電池が切れたように、コテンと寝落ちすることも。定位置:絨毯の上得意技:頭ごっつん牡牛座…スコティッシュ・フォールドさまいつでも自然体で、のんびりマイペース。なぜなら、世界は自分のためにあると知っているから。基本は受け身でお世話をしてもらうことが大好き。こだわりは強い方で、気に入らないものは猫またぎで知らん顔をします。定位置:ソファの上得意技:ウロウロ双子座…マンチカンさま(5月21日~6月21日生まれ)「かわいい」は、自分の名前だと思っている猫さま。甘え上手でさりげなく人の懐に入ったり、お膝をジャックするでしょう。好奇心も旺盛で気になるものを見つけるとチョイチョイせずにはいられない一面がありそう。定位置:出窓得意技:肉球タッチ蟹座…ラグドールさま(6月22日〜7月22日生まれ)愛情いっぱいの優しい猫さまです。面倒見がよく、家族や仲間を大事にします。部屋のすみっこや箱の中など、落ち着く場所を好みます。知らない人の前では猫を被ったり、借りてきた猫になることが多いようです。定位置:フード皿の前得意技:のしかかり獅子座…メインクーンさま(7月23日〜8月22日生まれ)誇り高き猫科のマインド色濃く持つあなた。生まれ持った威厳と落ち着きで、どこに行っても特別扱いされるでしょう。おおらかな性格で何事もよきにはからえと丸投げしますが、番付にはこだわりが。一番が大好き!定位置:棚の上得意技:ツメ研ぎ乙女座…アメリカンショートヘアさま(8月23日〜9月22日生まれ)頭の回転が速く、場の空気をよく読みます。必要があれば、気配や足音を消して、存在を隠す才能もありそう。控えめでルールをよく守り、キレイ好きなあなたは、付き合いやすい、飼いやすいと評判の猫さまです。定位置:キャットベッド得意技:凝視天秤座…ロシアンブルーさま(9月23日〜10月23日生まれ)どこにいてもパッと目立つショーキャットタイプのあなた。エレガントでゴージャス、美と華を兼ね備えている猫さまです。性格的には、ルーズでイージー。誰かに漉いてもらわないと毛玉ができちゃう恐れもありそう。定位置:ひだまりの中得意技:スリスリ蠍座…ベンガルさま(10月24日〜11月22日生まれ)野性味強め。理屈ではなく、感覚的に正しいかどうかで動く猫さまです。好みや基準がハッキリしていて、納得がいかないことには、ガマンができないでしょう。猫には9つの命がある伝説を地で行く強運の持ち主です。定位置:ブランケットの中得意技:甘噛み射手座…ノルウェージャン・フォレスト・キャットさま(11月23日〜12月21日生まれ)自由気ままで、タフな猫さまです。スケールが大きく、みんながあっと驚くようなことをやってのけるでしょう。スイッチが入るまでに時間がかかりますが、やると決めるとパワフル&ワイドに動く行動派です。定位置:飼い主のベッドの上得意技:駆け上がり山羊座…マヌルネコさま(12月22日〜1月19日生まれ)自分の世界を持っている個性派猫さま。人と同じようにやっているつもりでも、どこか自己流で気づくとズレていることがほとんど。ナンカ違うと小首を傾げながらも突き進み、誰も知らない新境地を切り開くのです。定位置:トンネルの中得意技:しっぽぶんぶん水瓶座…コーニッシュ・レックスさま(1月20日〜2月18日生まれ)猫の出産シーズンを考えると、あなたはかなり早熟な猫さまといえます。生まれからして規格外、周囲の少し先の世界をテリトリーとしているでしょう。自分の事を猫と思っていないはず。仲間思いで、フェアな性格です。定位置:変なスキマ得意技:おしり向け魚座…シンガプーラさま(2月19日〜3月20日生まれ)あなたは、誤解されやすい猫さまでしょう。もう立派な成猫なのに、いつまでもチビ猫扱いされてしまうのです。それだけ、天然の可愛さ、愛らしさがあるということ。性格はちゃっかり、抜け目がないタイプです。定位置:お膝の上得意技:ふみふみ今週の、幸運な猫さまランキング!今週、1月3日(月)から1月9日(日)までの運勢はこちら。今週のラッキー猫さまはこちら!1位マヌルネコさま(12月22日〜1月19日生まれ)ハンターチャンス!素晴らしい幸運を手にできそうです。成功のカギは、毎日のフィールドワークに。パトロールやリサーチのエリアを広げると、ピンとくる何かに出会えそう。テリトリーの拡張もスムーズに成功するでしょう。猫さま社交は、「よきにはからえ」で。丸投げすると、あなた好みに頑張ってもらえます。恋は、波長がバッチリ合いそう。特に約束をしてないのに、思いがけない場所でバッタリ会えたり、連絡しようとした瞬間に相手から声がかかったりするでしょう。楽しいことや嬉しいことをシェアして、絆を深めて。開運アドバイス………単独行動が充実。群れから離れる時間を持って。ラッキーポイント……ウールコート2位ノルウェージャン・フォレスト・キャットさま(11月23日〜12月21日生まれ)愛されモードでぬくぬく、もふもふ、幸せな冬ごもりが実現しそう。でも、薄々気づいていると思いますが、あなたは元々、寒さには強いのです。ちょっとハミ出しながらおこたで伸びるよりも、凛とした空気の中、かけっこをするほうが、調子が出るはず。お休み気分は夜だけと決めて、昼間はアクティブに過ごすと有意義!恋は、急な誘いに弱いみたい。突然、お迎えに行ったり、呼び出しをかけたり、新年のサプライズで一気に距離を詰めましょう。カップルは子猫スイッチを入れて。無邪気に甘えると、保護本能を刺激していいムードに。開運アドバイス………歩き出す時は、右足から。タイミングが合うはず。ラッキーポイント……ストラップ3位ロシアンブルーさま(9月23日〜10月23日生まれ)しつけのチャンス。誰ですか?シャキッとお座りにゃんこになってしまっているのは?違いますよ、あなたがまわりを教育するのです。ニャーって鳴いて正しいことを教えてあげたり、イカ耳やしっぽのタシンタシンで遠回しにダメを伝えたりするうちに、お付きの者たちがわかってくれるはず。根気強く、導いてあげて。恋は、手取り足取りダイレクトなアプローチを。思い切って、ペロッと舐めてあげる的な大胆さが、関係性をガラッと変えるでしょう。好きという気持ちを隠さないで。出会いは、誰かのお供で出かけた先に待つみたい。開運アドバイス………好きなものから食べると、後悔ゼロ。ラッキーポイント……バーム4位アメリカンショートヘアさま(8月23日〜9月22日生まれ)素早さが増します。せっかくですから、特性を生かして今しかできないことを実現させていきましょう。面白そうなことに鼻を突っ込んだり、肉球タッチで遊びに誘ったりしてみて。あなたのノリのよさ、フットワークの軽さが運気の底上げになって、みんなと一緒に盛り上がれるはず。選べない時は、両方取るのが大正解。恋は、様子見モードで進展しづらいでしょう。でも、不思議と心が通じている気がしませんか?遠慮や気おくれがあって声をかけられないだけで、相手もあなたを思ってくれているせい。ご機嫌伺いメールが縁つなぎに。開運アドバイス………階段を使って。ジャンプよりも、確実。1段ずつ丁寧に!ラッキーポイント……マフラー5位ベンガルさま(10月24日〜11月22日生まれ)キャッチ&リリースがツキを呼ぶ秘訣。目にも留まらぬチョイチョイで狙った物は仕留められますが、たいていはタッチしただけで気が済んでしまうはず。すぐに使わないものは、どんどん手放していきましょう。そのほうが自由度高く、次の楽しみを見つけられるはず。仕事始めは早めの出発で、よい流れやご縁をつかんで。恋は、弄び注意報。無理難題を言って異性を困らせたり、寸止めして反応を面白がったり、猫さまの隠れた残忍性がダダ漏れ状態になりそう。退屈しのぎにいたぶるのはやめて。甘噛みも、ソフトに。やり過ぎは禁物。開運アドバイス………聞き役に回りましょう。お耳を立てておくと、好情報も!ラッキーポイント……ミニバッグ6位マンチカンさま(5月21日~6月21日生まれ)粘り強くいきましょう。一、二度追い払われたくらいで引き下がっては、マンチカンさまの名前が泣きます。鋼の精神でやるときめたら、最後までやり遂げるのです。すると、お膝やパソコンの上をジャックされた人も、「わかった、わかった、降参。あなたの好きでいいよ」って言ってくれるはず。正義は勝つので、強気で!恋は、気まぐれスイッチが入りそう。それなりに楽しみにしていたけれど、当日になったら気が重い、面倒くさい気分になってしまうかも?無理して会っても、ケンカになる恐れが。プランや日程を変えてもらって。開運アドバイス………猫の手は、時間貸しが正解。ダラダラ手伝っても相手のためになりません。ラッキーポイント……紙袋7位シンガプーラさま(2月19日〜3月20日生まれ)異種コミュニケーションが活性化しそう。住むテリトリーが違う人、まったく異なる価値観で生きている相手と意気投合できるでしょう。頭の固い親戚や親世代の大人、見ず知らずの人との会話も楽しんでみて。合わない時は、「ニャン」と「ミ」と繰り返すだけで、会話が成立します。仕事始めは何か新しい物を下すと厄除けに。恋は、良くも悪くも同化しそう。相手を自分の一部のように感じられるのはいいことですが、勝手に決めて進めると今はよくても、禍根として残る恐れが。面倒でも、決める前に意向を効くこと。週末の猫団子に幸せが。開運アドバイス………良質な睡眠にこだわって。寝床や寝相を大研究。ラッキーポイント……毛玉取り8位和猫さま(3月21日〜4月19日生まれ)脱・猫背のススメ。寒いし、ラクだし、お正月だし、気づくと背中が丸くなってしまいますが、視線が下に向かってしまうと、選択肢が狭まってしまいます。もらえるべきもの、目指すべき場所は、ちょっと背伸びした場所にあるみたい。ミーアキャット立ちや上目遣いのお座りで、ラッキーチャンスをキャッチしましょう。恋は、後追いをするのがよさそう。最初のうちは迷惑がられたり、うっかり見失ったりしそうですが、健気に追いかけていくうちに、あなたの真心が伝わるでしょう。新しい出会いを探しているなら、年上猫さまに注目を。開運アドバイス………天然素材にこだわって。快適さが段違い。ラッキーポイント……シーフード9位メインクーンさま(7月23日〜8月22日生まれ)自然の摂理に従いましょう。眠っても眠っても眠いのは、それだけ休息を必要としているせい。どこにいても目立つメインクーンさまですが、すみっこや物陰に身を寄せて気配を消してみましょう。猫ねこネットワークのしがらみから離れて、回復に専念するのが一番。一匹で気ままに過ごす時間も、いいリフレッシュになるはず。恋は、温度差が生まれそう。あなたの思いが高まる時と相手はそれほどでもなく、相手がグイグイくるとあなたは逃げたくなるでしょう。でも、そのズレが、面白くなってくるはず。駆け引きや思わせぶりを楽しんで。開運アドバイス………乾燥に気をつけて。室内も体内も、潤いが大事。ラッキーポイント……ペンケース10位コーニッシュ・レックスさま(1月20日〜2月18日生まれ)禁じられた遊びに夢中になりそう。頭ではダメだとわかっていても、心と体が言うことを聞かないはず。誰かが大事にしている物でツメを研いでしまったり、やりすぎマーキングで匂いづけをしたり、悪いコ、困ったコとして扱われるかも?でも、開き直ればこっちのもの!「それが何か?」とツーンとお澄ましで乗り切って。恋も、仲が良すぎてモメやすいようです。最初は楽しいおしゃべりなのに、最後はののしり合いになるパターンに気をつけて。親しき仲にも礼儀あり。相手のしっぽを敬って、間違っても、踏まないように気を付けて。開運アドバイス………いいなと思ったら、真似をしてみて。想像以上の効果が!ラッキーポイント……ぬるめの白湯11位ラグドールさま(6月22日〜7月22日生まれ)やっかいな人たちに捕まってしまいそう。「かわいい」「モフりたい」「吸わせろ」ともみくちゃにされてしまうかも。特に、久しぶりに会う昔の知り合いは、距離感ゼロでくるでしょう。つい、イラッとして、「シャー」したり、ツメで撃退したくなりますが、彼らは癒しを求めているだけ。寛大な心で、受け入れるといいことが!恋は、想像以上にシャイ。このため、「忙しい」と「疲れた」は言わないように気を付けましょう。相手が遠慮や委縮をして、親しさが止まってしまう恐れが。やりたいことを口にして、きっかけをあげるのはいい考え。開運アドバイス………間違いは指摘しない。知らん顔が円満のコツ。ラッキーポイント……手鏡12位スコティッシュフォールドさま(4月20日〜5月20日生まれ)空回りが心配です。渾身のヘソ天、完璧な「待て」スタイルのお座りなど、いつもなら「すごいね」「最高」「うちのコ、天才!」と誉めそやされる行為も、今週はそもそも見てもらえません。なにしろ世の中はお正月ボケ。サービス精神やいいコキャンペーンを中止しても誰も気づかないみたい。あなたもダランとどうぞ。恋は体当たりがいいみたい。何も言わずに突進や頭ごっつんも思いの強さが伝わってもりあがりますが、可能ならば、何をして欲しいのかハッキリ言葉にするほうがスムーズです。告白や逆プロポーズを切り出すのもよさそう。開運アドバイス………初挑戦に幸運が。気になったら、やってみて。ラッキーポイント……見晴らしのいい場所今週のチャムさまのひとことまた来週!もっふもふ。章月綾乃占術研究家、心理テストクリエーター。アンアン猫さまグランプリ審査員を歴任。愛猫の黒猫3匹(クー、ジジ、チャム)が人生のベース。占い・章月綾乃 イラスト・サヲリブラウン
2022年01月02日12月1日に20歳の誕生日を迎えられ、成年皇族となられた愛子さま。誕生日に公開されたお写真のグレンチェックのジャケットをお召しになった姿が、「大人っぽくなられた」と注目を集めた。「愛子さまはウェーブとナチュラルの間ぐらいの、スイート甘辛ミックスタイプの骨格の方。大きめのチェック柄がとてもよくお似合いになっていますね」このように愛子さまの骨格を分析するのは、パーソナルカラーや骨格タイプの診断を行う株式会社カラークチュールの高橋利予先生(高ははしごだか)。「大人っぽい雰囲気になられましたが、骨格から分析すると基本的には可愛らしいファッションがお似合い。ですからお誕生日のときのジャケットは、ダブルのジャケットで大正解。逆に、シングルのジャケットは苦手かもしれません」天皇陛下は、愛子さまと同じソフトタイプ。雅子さまは骨格ストレートのクールタイプだという。「愛子さまはグレンチェックのジャケットにフレアスカートを合わせられていますが、クールタイプの雅子さまだったら、タイトスカートやパンツを合わせるでしょう」天皇陛下譲りの骨格の愛子さま。ただ、雅子さま譲りのクール要素もお持ちだという。「可愛らしいなかにも少し“辛口”が入るとベスト。お顔立ちも日本的な美人さんなので、フリフリというよりは、シックさを意識した、“甘辛ミックス”が洗練スタイルにお約束です」【監修】
2021年12月29日12月1日に20歳の誕生日を迎えられ、成年皇族となられた愛子さま。誕生日に公開されたお写真では、ナチュラルメークを施され、美しく成長された姿が注目を集めた。「愛子さまは目の下から唇までの“感情ゾーン”が大きいです。一般的に“感情ゾーン”が大きい人は、“他者から認められること”を重視する傾向があります。褒められれば褒められるほど伸びていくという特徴があるので、周囲から『綺麗』『お美しい』と言われることでさらに輝いた女性になっていかれるでしょう」愛子さまの美しさの理由をこのように分析したのは、日本で唯一、相貌心理学の教授資格を持つ佐藤ブゾン貴子先生。11月29日には『あなたの顔には99%の理由がある』、12月23日には『ビジネスは顔が9割』と、2冊続けて新刊が発売された。相貌心理学とは、顔の輪郭やパーツ、肉付きなどからパーソナリティーを分析するものだ。「肉付きは他者に対する寛容性を表しますが、唇やまぶた、涙袋もふっくらとされている愛子さまは、おおらかな性格の持ち主。いっぽうで、目元は切れ長で涼やかな印象。これは繊細さを表すので、愛子さまは“おおらかさ”と“細やかさ”を併せ持つ女性と言えます」歯列矯正をされて整った歯並びが注目されていた愛子さま。歯列矯正は顔相に影響があるのだろうか。「歯列矯正の直後には顎の周りにちょっとした変化が出ることはありますが、表情筋の動きによって肉付きは再形成されます。顔立ちには内面が出てくるので、歯列矯正によって分析結果が大きく変わるということはありません」また、愛子さまの優しげな目元は、カメラでいうと“フォーカス機能”と同じような働きをするという。「まぶたはふっくらと柔らかな印象。さらに目頭の切れ込みもキリッと入ってらっしゃる。これらの特徴は、“目の前の出来事で何が重要なのか”を見極める能力に、非常に長けてらっしゃるということです。さまざまな判断力が試されるリーダー向きと言えるでしょう」世間では、愛子さまが天皇になることを望む“女帝待望論”が聞かれるが、もし実現すれば、きっと立派に務められることだろう。
2021年12月28日「12月1日に20歳の誕生日を迎えられた愛子さまですが、記者会見は来年の3月に行われることになりました。眞子さまや佳子さまは誕生日の数日前に記者会見を行っていたので、異例のことです」そう語るのは皇室担当記者。宮内庁は「質問への回答を落ち着いて考えていただくため」と説明しているが、秋篠宮家の事情も影響している可能性があるという。「愛子さまの誕生日の前日の11月30日は、秋篠宮さまの誕生日なのです。とくに眞子さんと小室さんの結婚が騒動になった直後ですから、愛子さまと秋篠宮さま、お二人の会見が重なることを避けたのではないでしょうか」その秋篠宮さまも、36年前の’85年11月、成年を迎えられるにあたって記者会見に臨まれている。その際にはどのような発言があったのだろうか。成年式を迎える感想については「あの、結局20年と申しましても大学在学中なので、それほど大きい区切りという感じは受けていません。成年として仕事をするのは卒業後と思っています」としつつも、「今後、大学の授業に差しさわりのない場合は、できるだけ成年皇族として公務もお受けしたいと思います」とご公務への意気込みを語られている。また、皇室のあり方については「陛下(昭和天皇)はよく国民とともにある皇室と言っておられます。私の両親も同じようなことを言っています。私もそれにならい、国民と皇室の関係が親密になるよう希望しています」と、国民に寄り添っていく姿勢を示されていた。自身の結婚については「結婚はあまり遅くならないほうがいいと考えています。30歳よりかは前にしたいですね」と語り、好きな女性のタイプについては「たとえばテレビに出ている新珠三千代さんとか」とお答えになっている。このとき、すでに紀子さまと出会われていたはずだが、当時55歳だった女優・新珠三千代さんの名前を挙げて煙に巻いていらしたのだ。ほかにも好きな音楽やタレントについて「ビートルズはずいぶん小さい頃から聞いていました」「最近では浅川マキ」「俳優ではチャップリンは見てて面白いですね」などとお話しになった秋篠宮さま。記者から「懐かしい名前が出ましたが、友人から『オジンくさい』といわれませんか」と突っ込まれ「しょっちゅういわれます」とお答えになるやり取りも。先日の56歳の誕生日会見では、眞子さんと小室さんの結婚について神妙な面持ちでお話しになっていた秋篠宮さまだが、成年を前にした記者会見ではフランクな受け答えをなさっていたのだ。来年3月の愛子さまの記者会見も、20歳の愛子さまのお人柄が垣間見えるやりとりが見られるだろうか。
2021年12月27日天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは12月1日、20歳の誕生日を迎えられ、5日には初めての正装で成年行事に臨まれた。愛子さまは誕生日に《成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉しく思います》と感想を記された。さらに《日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います》と、成年皇族としての決意を述べられた。愛子さまの記者会見は来年3月に行われることとなっているが、天皇陛下も41年前の’80年2月、成年式の3日前に初めて公式記者会見を開き、お考えを述べられている。皇室の行事に参加する機会が増えることに「責任の重大さっていうものを感じています。でも一歩一歩努力していきたいと考えています」と、決意を語られた一方で、大学生活のエピソードもお話しになった。「学生食堂で食事する時にも、今まで全然知らない人と隣に座ったりして知り合いになれること。そういったこと、とても楽しいです」また、中学高校と男子校だったことから「また共学になって一種の新鮮さっていうものをちょっと感じている段階」だったといい、「入った当初は、何となく自分でも女子学生とつき合う時に何かぎこちなさってものを感じたんですけれど、最近は、ま、少しずつ慣れてきたかなという感じも受けるんです」と、共学への戸惑いも語られていた。史学科での研究や、音楽部でのクラブ活動など、充実した大学生活を送られていた陛下。記者から「青春というのは宮様にとってどんな時代か」との質問され、次のようにお答えになっている。「青春ってものはやはり、あらゆるものに挑戦し、それから自分の力を試す、自分の中のもの、外のものに限らずそういった力を試す時期であり、また、模索する時期じゃないかなって考えるんです」「青春ていうのは何年もたって、そしてあぁあの時が自分の青春だったのかなと思う、そういった感じも受けるんです。ですから、自分自身あとから考えてみて、ああ、あの時代、今の時代ですね――を精一杯生きたんだなと思えるような、そういった時期にしたいと思ってるんです」愛子さまは昨年4月に入学されて以降、コロナ禍のため学習院大学のキャンパスにほとんど足を運ぶことができていない。残りの大学生活で“青春”が謳歌できることを、両陛下も願っていることだろう。
2021年12月27日12月1日に成年を迎えられた愛子さま。《本当にお綺麗》《まさしく皇族の品格と美しさ》と、SNS上には絶賛の声があふれ「愛子さまを天皇に」と期待する識者も少なくはない。だが、“天皇の娘”としてお生まれになった愛子さまも、一人の少女であったことに変わりはない。皇室、そして日本を背負うというご覚悟は、いったいどのように芽生えたのか。苦難を乗り越えた20年を追うと、そこにはどんなときも支え合う家族の姿があった――。愛子さまが2歳の誕生日を迎えられた直後の‘03年12月、雅子さまは帯状疱疹を発症されて入院。療養生活に入られ、翌年には適応障害と診断された。雅子さまの適応障害は、すぐには回復せず、大半のご公務は陛下が単独で出席される状況が続いていた。ご公務への欠席が続くと、雅子さまへの風当たりはますます強くなっていく。「適応障害の療養のためには、ストレスの原因となっている環境から離れ、楽しめること、自信を持って取り組めることを増やしていくことが大切だといわれています。そこで乗馬や国連大学での聴講といった活動を始めたり、ご友人と食事をしたりされたのですが、こういった“私的外出”が批判の的とされてしまったのです」(皇室担当記者)そんな中、愛子さまにも異変が起こる。学校に登校することができなくなってしまったのだ。’10年3月、初等科2年生のころだった。教室を走り回ったり、大声を上げたり、物を投げたりするといった乱暴なことをする児童がいて、愛子さまは強い不安を感じられたという。腹痛といった身体的な不調もあった。雅子さまは、学校に不安を抱く愛子さまの登下校に付き添うことを決められた。初めは授業を受けるのは1時限だけ、昼食は別室で雅子さまと一緒に、というような不規則な形ではあったが、雅子さまのサポートのおかげで愛子さまはだんだんと登校の頻度や、学校にいられる時間も増えていった。「その一方で、一緒に登校される雅子さまと愛子さまは“母子密着”などと評され、批判的に報じられることが増えていきました。とくに波紋を呼んだのが’11年9月、2泊3日の山梨県・山中湖村での校外学習への付き添いでした」(前出・皇室担当記者)このとき雅子さまは児童のバスとは別車両で追いかけ、ハイキングにも30分ほど遅れて同じコースを付いていかれた。同じ場所にいることで、愛子さまが少しでも安心して過ごせるようにという思いからだった。だが、この行動に批判の声はさらに大きくなる。校外学習を終えた数日後に開かれた東宮大夫の会見では、宮内庁担当記者たちから「付き添いの形があまりにも異常」「極めつけの茶番」などと、厳しい苦言が発せられたという。■愛子さまを守る“唯一の方法”だった雅子さまはこの年の誕生日のご感想で、愛子さまへの付き添いについて自ら説明されている。《昨年から、皇太子殿下とご相談をしながら、どうすれば愛子が安心して学校に通うことができるようになるか、そのために、親として何をしてあげられるのか、日々考え、力を尽くしてまいりました。学校とも相談を重ねてまいりましたが、愛子の学校への付き添いは、与えられた状況の中で唯一取れる可能性として続けてきたものでした》雅子さまはご自身の行動が愛子さまを守る“唯一”の方法であったと、きっぱり主張されたのだ。そして山中湖での校外学習についても《お友達の皆さんととても楽しく参加できたことが、学校生活に戻っていく上での大きな自信と励みになったように感じております》と、その意義を強調された。精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、雅子さまのサポートは不可欠だったと語る。「とにかく何があっても両陛下が、親として娘を絶対に守るということを身をもって示されたことで、愛子さまは『何があっても私は大丈夫』という安心感を得ることができたのではないでしょうか。それが、愛子さまが自信を取り戻すことにもつながったのではないかと思います」雅子さまの、まさに身を挺したサポートが実を結び、愛子さまはお一人での登校ができる日も増えていった。《天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました》成年にあたってのご感想に、ご両親への感謝を綴られた愛子さま。そして《一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております》と、成年皇族としての決意を表明された。両陛下の愛に応えるように、これからは愛子さまが両陛下を支えていかれることだろう。
2021年12月25日純白のローブ・デコルテをお召しになった愛子さまが、皇居・宮殿の車寄せにお出ましになると、一斉にカメラのシャッターが切られ、フラッシュがたかれた。一歩一歩、慎重な足取りではあったが、視線を一身に浴びてもその表情は晴れやかだった。頭上のティアラよりも、愛子さまの笑顔は輝いていた──。12月1日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは20歳の誕生日を迎えられた。そして、5日の祝賀行事では陛下から勲章を授与され、成年皇族の一員となられたのだ。《天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました》成年にあたってのご感想に、ご両親への感謝を綴られた愛子さま。そして《一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております》と、成年皇族としての決意を表明された。長引くコロナ禍で、皇族方は外出を控えられている。愛子さまも、昨年4月に入学された学習院大学のキャンパスに、いまだ一度しか足を運んでいない。愛子さまも皇族である前に“一人の大学生”として、友人たちとのキャンパスライフを心待ちにされていたはずだが、皇族の中で誰よりも慎重に、外出自粛を続けられている。そんな状況にあって、愛子さまは国民に向けて《全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております》とメッセージを送られたのだ。近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは「愛子さまはすでに、国民に寄り添う姿勢をお持ちになっている」と語る。「成年のご感想もご立派でしたし、新調すれば数千万円かかるティアラも、コロナ禍の国民生活に配慮して叔母の黒田清子さんから借りられました。国民が困難な状況にあるときこそ心を寄せるという皇室の役割を、愛子さまはしっかりと理解されているのだと思います」12月9日に58歳の誕生日を迎えられた雅子さまも、母としての万感の思いを綴られている。《あの幼かった愛子がもう成年かと思いますと、信じられないような気持ちもいたします。皆様には、これまで愛子の成長を温かく見守っていただき、心から感謝しております》だが、お生まれになってから成人されるまでの20年間、愛子さまに届いた国民の言葉は、はたして「温かい声」ばかりだっただろうか。愛子さまが笑顔を失いかけたときは何度もあった。母と娘の20年は苦難の連続だった──。■「生まれてきてくれてありがとう」と涙を「初めて私の胸元に連れてこられる生まれたての子供の姿を見て、本当に生まれてきてくれてありがとうという気持ちで一杯になりました……。今でも、その光景は、はっきりと目に焼き付いております」ご懐妊からご出産までを振り返りながら、雅子さまは時折言葉をつまらせ、涙ぐまれた。’01年12月に愛子さまがお生まれになって4カ月後、ご夫妻そろっての会見でのことだった。このとき天皇陛下(当時・皇太子)は「敬宮愛子」という名前に込められた思いをこう語られていた。「愛子には一人の皇族として立派に育って欲しいですし、名前のように、人を愛して人からも愛され、人を敬い人からも敬われるような人に育って欲しいです」ご夫妻が二人でお考えになったというお名前は、中国の古典「孟子」が出典。お印は「ゴヨウツツジ」で、純白の花のように、純真な心を持って育ってほしいという願いが込められていた。ご成婚から実に8年。雅子さまは不妊治療にも取り組まれ、一度は稽留流産も経験されて、ようやく授かった第1子だった。愛子さまには「世の中を広く知って育ってほしい」とお考えになり、お忍びで都内の公園に愛子さまを連れて行かれることもあった。笑顔があふれるご一家は、幸せそのものに見えた。だが’03年12月、40歳の誕生日を前にして雅子さまは突然、帯状疱疹で宮内庁病院に入院される。「愛子さまご誕生後も、皇太子妃として“お世継ぎを産まなければならない”という重圧が非常に大きかったのだと思います。当時の湯浅利夫宮内庁長官は、会見でも『やはりもう一人は欲しい』『多くの国民もそう考えているのではないか』などと、第2子への期待を率直に述べていました。数年がかりでようやく第1子を授かったばかりなのに、男子を産むまで皇太子妃としての役割を果たしたとは認められない─―。そんな虚無感が、雅子さまの心を蝕んでいたのではないでしょうか」(皇室担当記者)翌年6月には、雅子さまが「適応障害」と診断されたことが公表される。精神的に追い詰められた雅子さまにとって、大きな支えとなったのは愛子さまの存在だった。だが、このころ愛子さまに“言葉をお話しにならないのでは”“笑わないのはおかしい”といった噂が立つようになった。インターネット上で広まった噂を海外メディアが報じると、日本の雑誌にも書きたてられるようになった。■陛下がミルクを作ろうと台所へ…雅子さまは’04年の3月下旬から約1カ月間、東宮御所を離れ、愛子さまとご一緒に軽井沢に滞在される。ご実家・小和田家の別荘で転地療養されたのだ。小和田家のお手伝いさんだった皆川薫さんはこう振り返る。「当時、愛子さまについていろいろな噂があったことは私も知っていました。しかし、軽井沢で過ごされていたときの愛子さまのご様子は、普通のお子さんと変わらず、元気にお歌を歌ったり、お庭で遊んだりされていたと伺っていました。ですので、小和田家の方も、どうしてそんな噂が立つのかわからないといった感じでした」皆川さんには、幼少期の愛子さまについてとても印象に残っている出来事があるという。「小和田家へお里帰りされた、’03年9月のことです。ご一家の滞在中、皇太子さまが愛子さまのミルクを作ろうと台所に向かわれたのです。結局、別の方が代わりに作ったのですが、皇太子さまはふだんから愛子さまの子育てに携わっておられることがわかりました。愛子さまは、オムツを替えてもらったことを喜ぶように、おしりを自分の手でトントンとたたいていらっしゃったお姿が印象的でした。初対面の私にも人見知りをなさらず、はつらつとしたお子さまだと思ったことを覚えています。たしかに物心がついたころから、少し恥ずかしがりな一面が出ていらしたかもしれません。ただ、駅頭などでは大勢の人が集まって愛子さまのお名前を呼び、手を振ります。そういった場面で表情がこわばってしまうのは、幼少期には自然なことではないでしょうか」皇太子ご夫妻に“男子のお世継ぎ”を期待する声があった一方で、当時の小泉政権は「女性・女系天皇容認」を本格的に検討し始めていた。“愛子さまが天皇になられる”という道が模索されていたのだ。だが、有識者会議の報告書こそできあがったものの、国会での議論が始まることはなかった。紀子さまが第3子を懐妊され、そして悠仁さまがお生まれになったのだ。小泉氏のあとに首相となったのは安倍晋三氏だった。安倍氏は女性・女系天皇に関する議論をすべて白紙に戻してしまった。だが、悠仁さまのご誕生で皇室の存続の危機が解消されたわけではなく、愛子さまの運命はその後も、政治に翻弄され続けていく。
2021年12月25日半年ほど前、宮内庁はある写真を公開した。それは愛子さまがお住まいで育てられた蚕の写真だった。なんと愛子さまは学習院初等科3年生のころに授業で蚕を育てて以来、毎年、卵から孵化させ、何世代にもわたって飼育を続けられているのだという。「宮内庁担当記者でさえ、愛子さまが10年以上も前から蚕を飼育されていたとは誰も知らず、驚きの声が上がりました」(皇室担当記者)養蚕は、明治以降の皇后が代々受け継いできた皇室の伝統であり、雅子さまも美智子さまから引き継いで、皇居の紅葉山御養蚕所に通われている。蚕業技術研究所の代田丈志さんによれば、蚕の保護には手間と知識が必要だという。「卵から育てる場合には、適切な時期に孵化させる必要があり、温度管理がたいへん重要になります。孵化してからもこまめに掃除をして衛生的な飼育環境を整えたり、5月の給桑の時期には毎日様子を見て1日に1回をやったりといった手間が不可欠です」登校不安が報じられて以降の愛子さまは、精神的な不安定さばかりがクローズアップされてしまった印象が強い。だが、実はこのころから皇室の伝統に関心を抱き“皇族としての自覚”を深めていらしたのだ。課外活動にも取り組まれるようになり、4年生のころには管弦楽部へ入部。5年生からはバスケットボール部での活動も始められた。’13年の演奏会では、ビオラを演奏される天皇陛下ともオーケストラで共演を果たされた。このとき指揮をした学習院OB管弦楽団の音楽監督・福田一雄さんは「オーケストラでともに練習するお友達ができたことが、愛子さまが抱えられていた問題の解決に結びついたのでしょう」と語る。女子中等科に進学されると、’16年には神武天皇山陵を参拝され、両陛下と一緒にご公務として「山の日」制定記念式典にも出席された。雅子さまもこの年、誕生日のご感想で《皇族としての自覚と役割を学びつつあるようにも感じます》と記されていた。その“自覚”が感じられる、一つの作文がある。女子中等科卒業にあたって記念文集に寄せられた「世界の平和を願って」と題された、広島への修学旅行での経験を綴られた文章だ。《何気なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない》広島で原爆ドームや平和記念資料館を見学された愛子さま。そこで、原爆被害の甚大さ、悲惨さに衝撃を受け、怒りと悲しみを覚えたという。《日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから》両陛下は愛子さまに「感謝と思いやりを大切に」と、言い聞かせてこられた。その“感謝と思いやり”は、この作文のキーワードにもなっている。「愛子さまは、その言葉が皇族としての心がけにとどまらず、平和の礎でもあると、ご自身の思索の中で気がつかれたのです」(宮内庁関係者)■「家族から社会を知る」両陛下の子育てにあった信念令和への御代替わりが近づくにつれ、雅子さまの体調は適応障害の療養を続けるなかで上向いていった。そして皇后となられてから、通訳なしで海外の要人や王族をもてなされるお姿に、国内外から注目が集まった。ただ、完全に復調されたわけではなく、十二単などの装束で長時間にわたる儀式に臨まれるのは大きな負担であったはずだ。「実は、愛子さまは早朝と深夜、儀式に向かわれる両陛下をお見送りされていたそうです。雅子さまにとって、何よりも心強かったでしょう」(前出・宮内庁関係者)成長された愛子さまが、今度は皇后となられた雅子さまをお支えになったのだ。雅子さまは、ご公務にお出ましになれない時期に愛子さまの付き添い登校をされたことで“国民よりも家族優先”などと批判されたこともあった。なぜ、雅子さまはそれほどまで一心に愛子さまを守り抜かれたのか─―。そこには、天皇陛下の揺るぎないお考えがあった。「私は、家族というものは社会の最小の単位であると思います。家族を理解することによって社会を知るということ、これはとても大切なことではないかと思います」陛下は、愛子さまのご誕生に際しての会見で、家族の大切さをこう述べられていた。愛子さまに、皇族として国民を愛することができる人になってもらいたい─―。そのためにはまず、家族から“愛し、愛されること”を知る必要があると、天皇陛下と雅子さまはお考えになったのだ。《様々な方と出会い、関わることを通じて、人と人とが互いに手を取り合い、交流の輪が広がっていく素晴らしさを学び、全ての経験が、今、私の財産となっています》そう成年のご感想に綴られた愛子さま。この20年は愛子さまにとって、楽しい経験ばかりではなく、つらく、悲しい経験も少なくはなかったはずだ。それでも「私の財産」と受け入れ、国民に優しいまなざしを向けられるようになった陰には、天皇陛下、そして雅子さまが注ぎ続けた、大きな大きな愛情があったのだ。コロナ禍に見舞われ、先の見えない不安な時代。愛情深く優しいプリンセスのはつらつとした姿が、日本を、世界を明るく照らす─―。
2021年12月25日12月9日に58歳の誕生日をお迎えになられた雅子さま。この日、雅子さまは皇居・宮殿で秋篠宮さまや、三権の長などから祝賀を受けられたあと、天皇陛下と高輪の仙洞仮御所をご訪問。上皇ご夫妻と約1年9カ月ぶりにお会いになり、誕生日のご挨拶をされた。上皇ご夫妻には、成年行事の際、ご長女・清子さんから愛子さまがティアラを借りられたことへのお礼も述べられたと思われる。12月5日、成年行事を終えられ、皇居・宮殿の車寄せにお出ましになった愛子さま。その装いをファッション評論家・石原裕子さんが解説。「純白のローブ・デコルテをお召しになった愛子さまを拝見して、テーラードジャケットに目が留まりました。ティアラとネックレスを美しく見せるため、肌を露出させた最も女性的なドレスに、メンズライクなジャケットを合わせられている。まさに個性的で新しい装いです。そのテーラードジャケットはキャリアウーマンでいらした雅子さまを彷彿とさせます。愛子さまの、お母さまへのお気持ちが表れているのかもしれません。シンプルなVネックに肩をわずかに覆うフレンチスリーブ、そしてボリューム感を抑えたスカートと、控えめなデザインですが、布地には光沢のある白糸で総刺繍が施され、神聖で高貴な雰囲気を醸し出しています」(石原さん)
2021年12月18日12月9日に58歳の誕生日をお迎えになられた雅子さま。この日、公開された写真では、宮城県のこけしや宮崎県の神楽面など、今年の地方ご公務でオンライン訪問された各県の伝統工芸品について天皇陛下とお話しになっていた。同日、ご感想を文書で発表した雅子さまは冒頭にこう綴られたーー。「今月初めには娘の愛子が成年を迎え、多くの方々から温かい祝福を頂きましたことに心から御礼を申し上げます」「愛子が生まれてからの20年間は長かったようにも、あっという間だったようにも感じられますが、様々な思い出が思い起こされて感慨深く思います」その20年を振り返ると、雅子さまは愛子さまが2歳のお誕生日をお迎えになった直後に体調を崩し、長期ご療養に入られている。さらに、愛子さまが小学校への登校不安を覚えると通学の付き添いを続けられるなど、苦しい時期も過ごされた。それだけに、12月5日、美しいドレス姿をお見せの愛子さまに、胸にこみ上げるものがおありだっただろう。最近の雅子さまにはお疲れがあり、愛子さまの成年祝賀行事の一部を休まれたが、9日の誕生日には明るい笑顔を見せられていた。
2021年12月18日「“スーパー大学生”という人がいるなら、愛子さまはそうなのではないかと思います」こう語るのは、愛子さまの学習院大学の同級生。弊誌『女性自身』12月28日号に掲載された記事「教授を驚愕させた愛子さまの○神質問」内の証言だ。同記事では、愛子さまの“秀逸な課題レポート”と“鋭すぎる質問”に教授が驚き、授業で参考例として取り上げたことを報じている。「内容は論理的で、新しい視点も盛り込まれていますし、素晴らしいとしか言いようがありません。レポートを拝見する限り、関連する学術書などもお読みになっているようです」(前出・同級生)実は、弊誌はそんな愛子さまの“レポート作成力”の原点ともいうべき“短編小説”を2015年に独占キャッチしていた。’14年、中学1年生のときに愛子さまが学内で執筆されたもので、翌年に学習院女子中等科、高等科の生徒に配布された『生徒作品集』(平成26年度版)の中に収められていた。当時の記事では、学習院関係者が「筆力はもちろん、深い想像力と小さな命に対する慈しみがある。何より読後に感じたのは、愛子さまの鋭い感性が、文学少女だった美智子さま譲りのものだろうということです」と絶賛している。さらに、立教大学教授で精神科医の香山リカさんもこう分析していた。「この物語には真っ白なカモメが最初に出てきますが、白い鳥は清純で理想的なものへの憧れ。思春期の少女の自立心の表れです。(中略)また、傷ついた動物たちに喜んでもらうというのは、愛子さまが常に立場の弱い者、小さき者へお心を寄せているということ。自分の思いを伝えられない。主張できない人々の力になりたいと――」絶賛された小説執筆から7年、「スーパープリンセス」へと成長された愛子さまの活躍からますます目が離せない。■愛子さまが書かれた物語全文私は看護師の愛子。最近ようやくこの診療所にも患者さんが多く訪れるようになり、今日の診療も外が暗くなるまでかかった。先生も先に帰り、私は片付けと戸締りを任されて、一人で奥の待合室と手前の受付とを行き来していた。午後八時頃だろうか。私は待合室のソファーでつい居眠りをしてしまった。翌朝眩しい太陽の光で目が覚め、私は飛び起きた。急いで片付けを済ませて家に帰ろうと扉をガラッと開けると、思わず落っこちそうになった。目の前には真っ青な海が果てしなく広がっていたのだ。診療所は、一晩でどの位流されたのだろうか?いや、町が大きな海へと姿を変えてしまったのかもしれない。助けを呼ぼうとしたが、電話もつながらない。私は途方に暮れてしまった。あくる朝、私は誰かが扉をたたく音で目を覚ました。扉の外には片足を怪我した真っ白なカモメが一羽、今にも潮に流されてしまいそうになって浮かんでいた。私はカモメを一生懸命に手当てした。その甲斐あってか、カモメは翌日元気に、真っ青な大空へ真っ白な羽を一杯に広げて飛び立っていったのであった。それから怪我をした海の生き物たちが、次々と愛子の診療所へやって来るようになった。私は獣医の資格は持っていないながらも、やって来た動物たちに精一杯の看護をし、時には魚の骨がひっかかって苦しんでいるペンギンを助けてやったりもした。愛子の名は海中に知れ渡り、私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。そう。愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。今日も愛子はどんどんやって来る患者を精一杯看病し、沢山の勇気と希望を与えていることだろう。
2021年12月17日「12月に入ってから、授業によってはテストも行われました。それで私たちの間では、“愛子さまがキャンパスにいらっしゃるのでは”という期待も高まっていたのです。でも結局はお見かけできませんでした。考えてみれば、万が一愛子さまがコロナに感染されれば、天皇陛下や雅子さまにうつってしまうかもしれません。お立場もありますし、仕方がないですよね」そう残念そうに話すのは、東京・目白にある学習院大学2年生、愛子さまの同級生だ。2月5日に、ティアラを着け、ローブ・デコルテをお召しになった愛子さまのお姿が報じられたこともあり、学習院の学生たちの間では、“愛子さまにお会いしたい!”という気持ちが高まっているようだ。愛子さまは昨年の4月に学習院大学文学部日本語日本文学科にご入学。学習院女子高等科からの同級生はこう語る。「愛子さまは、お友達からは、“トシちゃん”“愛ちゃん”と呼ばれています。大学から学習院に入学した学生たちも、『愛子さまとキャンパスで会うことができるのが楽しみ。お近づきになれたりしないかな』などと、心待ちにしていました。しかしコロナ禍のため、昨年は入学式も行えませんでした。現在はコロナも少し落ち着き、授業も対面かオンラインかを選ぶことができますが、愛子さまはずっとオンラインで受けられています」ご入学からすでに20カ月が過ぎた。しかし、その間に愛子さまがキャンパスに登校されたのは、新入生ガイダンスが開催された昨年10月24日の1日のみ。当時、ガイダンスに出席した学生はこう語っていた。「会場で学生は、学籍番号の近い人たちと1席ごとにスペースを空けて座りました。青いカーディガンを着ていた愛子さまも同級生たちと同じ列に並んで着席し、周辺に座っていた語学クラスごとに分けられている同級生たちと話をされていました。スマホでの撮影に応じたり、初対面の人には『お名前はなんといいますか?』などと、フレンドリーに交流されていたのです」それ以来、通学の機会をお持ちになれなかった愛子さまだが、実は着実に存在感を示されているという。■小学生から発揮されていた「優秀すぎるレポート作成力」前出の女子高等科からの同級生は次のように語る。「愛子さまが提出されたレポートが、授業のなかで教授に“参考例”として取り上げられることも少なくないのです。内容は論理的で、新しい視点も盛り込まれていますし、素晴らしいとしか言いようがありません。レポートを拝見する限り、関連する学術書などもお読みになっているようです。学生たちの間でも『愛子さまの課題のレポートすごいね』と、話題になることもあります」愛子さまの“レポート作成力”について本誌が初めて報じたのは’14年3月。学習院初等科の文集『小ざくら』に「藤原道長」というタイトルの4ページの歴史研究レポートが掲載されていたのだ。《授業で藤原道長について学習している時に、「御堂関白記」に少し触れ、また、学習する前にも新聞で「御堂関白記」がユネスコの記憶遺産に登録されたという記事を見たので、一度実物を見てみたいと思った》12歳で書いたとは思えないしっかりした文章だ。愛子さまは、大学2年生から「日本語日本文学系」を選択し、平安時代から近代にかけての日本文学を読みながら、文学を理解するうえでの知識を身につける日本文学講義などを履修されているというが、日本の古典へのご興味は小学生のころから芽生えていたのだ。愛子さまは学習院女子高等科の卒業に際しても、「平安時代の猫と犬—文学作品を通して—」と題したレポートを提出。400字詰め原稿用紙60枚近くという大作だったといわれている。愛子さまが才能を発揮されているのはレポートばかりではないという。前出のレポートについて教えてくれた同級生によれば、「愛子さまの履修されていた授業で、“課題図書を読んで感じた疑問を質問としてまとめてくるように”という宿題が出たそうです。そのときも愛子さまが提出された質問が授業で取り上げられたと聞きました。ほかの学生は思いつかないような“的確かつ鋭い質問”で、授業を担当している教授も驚いていたそうです。鋭いだけではなく文章も丁寧で、その飾らないお人柄が伝わってくるようだったとか。“スーパー大学生”という人がいるのなら、愛子さまはそうなのではないかと思います」レポートや“神質問”で、お姿を現さないまま、教授を驚かせている愛子さま。ご通学の日を待ち望む同級生たちの思いもますます募っているという。
2021年12月17日12月9日、58歳の誕生日をお迎えになられた雅子さま。愛子さまがご立派に成年を迎えられるまでの20年、振り返ればご自身の適応障害や愛子さまの登校不安などと闘いながら、母としての務めも果たされてきた。お二人の20年を写真で振り返ります。【’01年】宮内庁病院をご退院。生後1週間の愛子さまを穏やかに見つめられて。【’02年】那須御用邸に向かうご一家。駅頭では、愛子さまに教えられるように、手を持たれてご挨拶。【’04年】3歳ごろの愛子さま。このころ無表情などと噂されたが、明るいご様子のビデオなども公開された。【’05年】夏の高原に向かう長野駅。雅子さまのお隣で、愛子さまは笑顔で集まった人々と会話を。【’06年】5歳を前に健やかな成長を願う「着袴(ちゃっこ)の儀」で上皇ご夫妻から贈られたはかまなどを身に着けられて。【’12年】学習院初等科5年生、葉山御用邸へご静養に。2年生終盤から4年生までの登校不安も解消された。【’15年】小さなころからリンクコーデがお得意。那須塩原駅で、そろって淡い緑と白のコーデでお手振りを。【’16年】母娘で白いハイネックのセーターに厚手のコートをお召しに。中等科3年生を前に愛子さまは少し大人びた装いで長野のスキー場へ。【’18年】ブルー系と白の色合わせで、須崎御用邸の海岸に。愛子さまはこの夏、イギリス留学も経験された。【’20年】年々背丈も雅子さまに近づかれてきた。和服とワンピースの色みを合わせられて大相撲初場所に。愛子さまの相撲好きは有名。つらい時期も二人三脚で乗り越えられて……そこには母娘の強い絆がありました。
2021年12月11日12月1日に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられた愛子さま。誕生日当日は大学の授業があったため、ご成年儀式の大半は5日に執り行われた。愛子さまは午前中に皇居・宮中三殿を参拝された後、宮殿で天皇陛下から「宝冠大綬章」の勲章を授けられた。午後には天皇皇后両陛下に成年のあいさつをされ、その後、報道陣が待つ宮殿の西車寄に姿を見せられた。正装の白いロングドレス「ローブ・デコルテ」姿を、初めて披露された愛子さま。この日のために上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんから借りたティアラと、陛下から授けられたばかりの勲章を身につけ深々と一礼をされた。記者から「おめでとうございます」とお祝いの言葉をかけられると、愛子さまは「ありがとうございます」と笑顔で返答されたのだった。「成年を迎えるにあたって、愛子さまは3種類のドレスを新調されました。宮中三殿での参拝は『参拝服』、陛下による勲章親授では肌の露出が少ない長袖の『ローブ・モンタント』をお召しになられました。そしてティアラとともにお召しになられた『ローブ・デコルテ』は、公式行事で着用される最も格式の高いドレス。元日に行われる『新年祝賀の儀』や宮中晩餐会で着用され、ティアラや勲章とともに“公務の必需品”とされています。一方、コロナ禍での国民の暮らしを案じる愛子さまは、ティアラは新調しないことを決意されたのです」(皇室ジャーナリスト)成年皇族となられた愛子さまの正装姿は、誕生日が近づくにつれて多くの国民の間で期待が高まっていた。待ちに待った愛子さまの「ローブ・デコルテ」姿に、SNS上では歓喜の声が広がっている。《「麗しい」という言葉は、こういうお姿を形容するんだなぁ…と心から思ったよ。天皇陛下、皇后陛下も感無量だろうなぁ。本当に素晴らしい愛子内親王殿下、万歳!》《本当にお美しい凛とした、品位とはこういうことだと納得です。天皇皇后両陛下の面影にも、嬉しくて涙が出てきました。本当におめでとうございます》《面差し、歩の進め方、皇后陛下に良く似ていらっしゃいます。瑞々しくたおやかな成年皇族の誕生。愛子さま、これからもお健やかに》宮内庁を通じて公表された文書では、《全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております》と綴られた愛子さま。学業がひと段落する来年3月には、成年にあたっての会見に臨まれる見通しだ。多くの国民がその日を待ち侘びていることだろう。
2021年12月07日《成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉しく思います》天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは12月1日、20歳の誕生日を迎えられ、ご感想を公表された。その中で愛子さまは《成長を見守り、温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます》と、国民への感謝の言葉を綴られた。皇室担当記者は感慨深げに語る。「愛子さまのお言葉は皇族としての自覚を強く感じさせるものでした。育ててくださった両陛下、見守ってくださった上皇ご夫妻、さらには学校の先生や友人に丁寧に感謝を伝え、コロナ禍の国民生活を案じるお気持ちをしっかりと記されています」さらに注目を集めたのは、誕生日に公開されたお写真だった。ツイッター上では愛子さまの“変貌ぶり”に《綺麗になられてうっとりしてしまった》《ますます気品高いお顔立ちに》と、驚嘆の声が続出したのだ。ブラウンのワンピースに、グレンチェックのジャケットを羽織られた愛子さま。フォーマルな装いに合わせて、メークもバッチリされていた。「外部からヘアメークの専門家を呼んでいるはずですが、愛子さまご自身、あるいは雅子さまのご要望にそってスタイリングがされていると思われます」(宮内庁関係者)すっかり大人びた印象になられた愛子さま。その変化をもたらした秘密は“口元”にあった。《愛子さま歯列矯正されてる!》《歯が綺麗になって笑顔が素敵になられてる》昨年のお写真では八重歯がちょっぴり目立っていた愛子さまだが、1年の間にすっかり歯並びが整っており、ツイッター上でも驚きの声が上がったのだ。歯科矯正を専門にする麻布十番矯正歯科室院長の菊池香織さんによれば「昨今のマスク生活中に歯並びを直そうという人は増えている」という。「歯を抜く場合は2~3年かかりますが、抜かない場合は数カ月で治療が終わることもあります。矯正器具もいまは選択肢が増えていて、一般的なワイヤを使ったブラケットだけでなく、歯の裏側につける目立たない装置や、取り外しができる透明なマウスピースもあります。歯科矯正は、虫歯や歯周病予防、滑舌の改善にもつながります。また、歯並びに心理的なコンプレックスを抱えていた方からは、自然に歯を見せて笑えるようになり、矯正で気持ちが前向きになったという話も聞きます。海外ではよい歯並びが身だしなみのひとつと考えられていますが、日本でも歯並びに対する意識が変わってきているように感じます」■乗り越えた“激ヤセ”のトラウマ愛子さまも今後、海外からの賓客をもてなしたり、海外訪問をされる機会が増えてくるだろう。「実は、八重歯がチャームポイントの雅子さまも、ご婚約当初、アメリカの雑誌から歯並びについてあれこれと論評を受けたことがおありです。そういった経験もあって、雅子さまが歯列矯正を勧められたのかもしれません」(前出・皇室担当記者)この1年で急激に愛子さまが女子力を向上されたのはなぜなのか。前出の宮内庁関係者は、5年ほど前の“激ヤセ事件”が思い出されると語る。「愛子さまが中学3年生のころ、一気に15kgほどお痩せになったことがありました。思春期の愛子さまはこのころダイエットに取り組まれていたようですが、摂食障害に近い状態にまでエスカレートしてしまったといわれています。雅子さまもたいへん心配され、それ以来愛子さまがダイエットを試みることはなかったそうです。しかし、コロナ禍でご家族や職員以外と顔を合わせる機会がなくなり、他人の視線がプレッシャーにならない状況になりました。そこで雅子さまのサポートを受けつつ、愛子さまは“自分磨き”にチャレンジされたのでしょう。いま、若い女性の間では“自己肯定感”がキーワードになっています。かつてのトラウマを乗り越えてダイエットを成功され、歯列矯正もされたことで、愛子さまはこれまで以上に自信を持ってさまざまな活動に取り組むことができるようになられるはずです」立教大学教授で精神科医の香山リカさんは「ご自分の役割を自然に自覚されているのでは」と語る。「若い女性がオシャレになりたい、綺麗になりたいと思うのは自然なことですが、愛子さまの場合はそれだけではないと思います。成年皇族として人とお会いしたときに、より受け入れられる、いい印象を持ってもらえるにはどうすればいいかとお考えになっているのではないでしょうか。ファッションやメークにも愛子さまの“利他的”なご姿勢が垣間見えました。いまはコロナ禍ということもあり、さまざまなことを遠慮されていると思いますが、いずれはもっと自分らしさを発揮されてもいいのではないかと思います」雅子さまと二人三脚の“美活”で、さらに自信を深められた愛子さま。その笑顔はきっと、日本中を明るくするはず――。
2021年12月07日12月1日に20歳の誕生日を迎えられ、成年皇族となられた愛子さま。天皇家の皇族が成人を迎えるのは、上皇ご夫妻の長女・黒田清子さん以来32年ぶりとなった。成年に当たってのご感想で、愛子さまは《これからは成年皇族の一員として,一つ一つのお務めに真摯に向き合い,できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております》と綴られている。今後は学業を優先しつつも、本格的にご公務にも臨まれることとなる愛子さま。《日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず,小さな喜びを大切にしながら自分を磨き,人の役に立つことのできる大人に成長できますよう,一歩一歩進んでまいりたいと思います》と意欲を示されている。成年皇族としての心構えを綴られた愛子さまだが、その変化は“外見”にも表れていた。宮内庁が公開した近影では、ブラウンのワンピースにグレンチェックのジャケットをお召しになられていた愛子さま。ナチュラルなメイクをされ一層大人っぽくなられた印象だが、最も注目を集めたのは口元だった。愛子さまの柔和なスマイルは以前とは変わらないものの、歯並びが整えられていたのだ。昨年のお誕生日の際に公開された近影では、笑顔の愛子さまの口元からは八重歯が少し覗いていた。そのことからTwitter上では、「歯列矯正をされたのでは?」といった声が上がっている。《愛子さま矯正したのかな。内側から美しい感じになったね》《愛子さまお綺麗になられて、横顔がお母様の雅子さまそっくり歯の矯正もされたみたいで一気に大人っぽく気品に溢れる女性になってる》《愛子さま矯正してたんだ〜!八重歯も可愛いかったけど、すごく上品で綺麗な雰囲気になってて良い笑顔》ご成年行事に臨まれるにあたり、コロナ禍であることに配慮しティアラを新調されないご決断をされた愛子さま。成年皇族として歩まれるその足取りを、多くの国民が見守っている。
2021年12月06日2021年12月5日、天皇、皇后両陛下の長女である愛子さまが、成年行事に臨まれました。東京都千代田区にある皇居の宮殿『鳳凰(ほうおう)の間』で両陛下にあいさつを行い、報道陣に姿を見せた愛子さま。美しい純白の『ローブ・モンタント』を身にまとい、ティアラと勲章を着けた、女性皇族の正装姿で「おはようございます」と述べました。愛子さまが身に着けているのは、この日に天皇陛下から親授された、『宝冠大綬章(ほうかんだいじゅしょう)』。授与が女性のみに限定された日本唯一の勲章であり、古代の女帝の冠を模した宝冠を中心に、周囲には真珠と竹枝、桜の花葉がデザインされています。愛子さまの気品あふれるお姿に、ネットからは「お美しい」「凛としたたたずまいが素敵」といった声が上がりました。産経ニュースによると、両陛下は、愛子さまが成年皇族として健やかに歩まれることを願われているといいます。同月1日に20歳の誕生日を迎えられた、愛子さま。両陛下は1人の親として、我が子の幸せな人生を心から祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月05日12月5日に成年皇族としての行事に臨まれる愛子さま。12月1日、20歳の誕生日を迎えられた際には、「天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました」とご両親への感謝を述べられ、「これからは成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております」と今後の決意を示された。誕生日当日に公開された近影写真でのご成長ぶりも相まってか、ネット上では《何か凄い泣きそう。小さいイメージがあり過ぎて、成長に感動している》《ステキに成長されていらしてうれしくてじーんとした 12月5日のご挨拶が楽しみ》と感動の声が上がっている。愛子さまが生まれたばかりや小さなころのお姿が印象に残っている人も多いだろう。そこで、幼少期の愛子さまを写真とともに振り返りたい。【03年、1歳8カ月のお手振り】恒例の那須御用邸でのご静養に向かわれるご一家。1歳8カ月の愛子さまは、那須塩原駅の駅頭に集まった人々に物怖じせず笑顔でお手振りをされていた。【05年、4歳の誕生日写真】誕生日に公開される写真では、赤坂御用地のお庭でリラックスして過ごされるご様子が拝見できる。4歳の誕生日写真では、みかんを収穫されたり、雅子さまと一緒にテントウムシをご覧になっていた。【06年、東京ディズニーシーへ】初めて東京ディズニーリゾートを訪れた愛子さま。東京ディズニーシーでは、ミッキーマウスやミニーマウス、アラジンらに出迎えられるも、ちょっぴり人見知りを。少し驚いた様子で雅子さまにしがみつかれていた。健やかに成長された愛子さま。成年皇族としてのご活躍にも、今後注目が集まる。
2021年12月05日12月5日、成年皇族としての行事に臨まれる愛子さま。先だって、12月1日の誕生日に写真と映像が公開されると、《とても両陛下に似ていらっしゃるしめちゃくちゃ品のあるレディになられててびっくりした…あっという間ね!》《あまりに大人の女性の穏やかさと美しさに満ちていて言葉を失ってしまった》など、SNS上では愛子さまのご成長ぶりに驚きの声が多く上がった。現在、学習院大学文学部日本語日本文学科2年生の愛子さま。3歳から学習院に通われているが、特に女子高等科時代は修学旅行や文化祭など、学校生活を謳歌されていたようだ。「2年生時の修学旅行では、4泊5日で京都・奈良を巡られました。観光名所の寺院や、皇室の施設である京都御所なども訪問され、歴史に思いを馳せられたようです。宿泊先では、大部屋でお友達と布団を並べてお休みになり、とても楽しそうに過ごされていましたね」(学習院関係者)学習院の文化祭「八重桜祭」では2年連続でダンスも披露されていた。「同級生数人と結成されたダンスチーム『BLOOM』では、チアダンスを披露されていました。洋楽やJポップを踊られていましたね。会場の体育館に在校生や保護者が殺到して開演時間が遅れるハプニングが起こるほど、注目を集めていました」(前出・学習院関係者)■子どものころと同じポーズで卒業アルバムに学校生活を楽しまれていたご様子は、本誌が入手した卒業アルバムからもうかがい知ることができる。アルバムには、同級生とおそろいの衣装を着て、八重桜祭でダンスを披露される愛子さまのお姿が。また、所属していた3年北組のページには、子どものころから成長を感じる自分という視点でのコラージュが作られており、愛子さまは幼少期のご自身の写真と同じ、ほほに手を当てたポーズで写られている。同じように大学生活も楽しまれてほしいところだが、コロナ禍の影響もあり、対面授業が始まりつつある中でも登校を控えられているという。「全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております」成年にあたり公表された感想の中で、そう述べられていた愛子さま。どうかその願いが早くかなうことを祈るばかりだ。
2021年12月05日12月5日に成年皇族としての行事に臨まれる愛子さま。先だって、12月1日の誕生日に写真と映像が公開されると、《こんなに立派に成長した愛子さま。泣ける。》《愛子さまって内面からの美しさが溢れ出過ぎていて見ているだけで涙がでてくる》など、SNS上では愛子さまのご成長ぶりに感動の声が多く上がった。成年皇族となられたことで、今後は皇室行事やご公務などにも取り組まれることとなる。これまでは、天皇皇后両陛下のお出ましに同行された際など、お姿を拝見できる機会は限られていた。そんななか、リラックスされたお姿を拝見できたのがご静養だ。皇室担当記者は語る。「天皇ご一家が夏の海を楽しまれるのが、静岡県の須崎御用邸です。愛子さまはよく浜で水泳の練習をされていて、帰京されるときには真っ黒に日焼けされているほど。また、御用邸近くの三井浜では、幼少期に上皇ご夫妻や秋篠宮ご一家と散策をされたり、平成最後の夏にもご一家で貝殻を拾って歓談されたりと、たびたび報道陣にお姿を公開されています。また、栃木県の那須御用邸でも例年のんびりとした時間を過ごされています」(皇室担当記者)また、ご静養の際に利用されるJR那須塩原駅や伊豆急下田駅では、集まった人々とお話しされるのも恒例行事だ。「一時期は笑顔が少なかったり、人見知りをされることもありましたが、高校生になられたころから明るいご様子で交流されるようになりました。愛子さまの高校最後の夏休みには、那須塩原駅で同学年の女子高生と盛り上がったことも。大学受験に向け勉強しているという女子高生に対し、夏休み明けに試験を控えていた愛子さまは『私も8科目くらいテストがあります。お互い頑張りましょうね』と励まされていました」(前出・皇室担当記者)こうしたご交流やご静養は、コロナ禍である現在は自粛されている。次回ご静養に向かわれる際には、愛子さまが成年皇族となられたことも相まって、駅頭は大いに盛り上がりそうだ。
2021年12月05日12月1日、20歳の誕生日を迎えられた愛子さま。宮内庁を通じて公表された文書では、《天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました。また、上皇上皇后両陛下には、幼い頃より私を優しく包み込み、お導きくださいました。心より有り難く思っております》と、感謝の気持ちを綴られた。愛子さまは現在、学習院大学の2年生。今後は学業を優先しつつ、成年皇族としてご公務を担われることとなる。これからのご活躍が楽しみな愛子さまだが、これまで学業と両立して続けてこられたものがある。それは蚕の飼育だ。養蚕は明治以降の歴代の皇后に受け継がれる皇室の伝統だが、愛子さまも美智子さまと雅子さまに倣って10年以上も続けてこられたのだ。「愛子さまが養蚕を始められたのは、学習院初等科3年生のころ。学校の授業で育てた蚕を持ち帰られて以来、学業の合間を縫って続けてこられたのです。幼いころから生き物好きだった雅子さま譲りなのでしょう、卵から孵化させるなどとても大切に育てられています。蚕が病気にならないよう、2つのグループに分けるといった工夫もされていると聞きました。愛子さまの蚕は今年も無事に成虫となり、卵が採取されました」(皇室ジャーナリスト)愛子さまが熱心に取り組まれている養蚕だが、日本国内では蚕糸業は衰退傾向にある。今年6月に農林水産省が発表したデータによると、平成元年には57,230戸あった養蚕農家が昨年は228戸にまで激減している。「おもな理由は生産者の高齢化や後継者が不足していることです。蚕糸業者の間では、『皇室を最後の養蚕農家にしてはいけない』との声も上がっていると聞きました。愛子さまはそんな危機を目の当たりにして、皇室だけではなく日本の伝統をも守り抜こうという責任感をお持ちなのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)成年皇族を迎えるにあたって、《人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います》とも綴られていた愛子さま。10年以上も続けられている養蚕の“キャリア”は、将来、日本の伝統を紡ぐ希望となるはずだ。
2021年12月05日12月1日、愛子さまが成人を迎えられた。天皇家の皇族が成人を迎えるのは、黒田清子さん以来32年ぶりの慶事。そこで本誌が見つめてきた、プリンセスのご成長ぶりを写真で振り返ります。題して、「愛子さま愛され20年史」ーー。【’02年】那須御用邸でご静養中、沼ッ原湿原へ。遊歩道で休む家族と笑顔で交流されていた。【’03年】葉山御用邸裏の一色海岸をご散策。雅子さまが見つけられたトンビを一緒にご覧に。【’04年】天皇陛下と手をつながれて東宮御所で沖縄豆記者にご接見。【’06年】大相撲の大ファン。両国国技館で秋場所の初日をご観戦。【’08年】真新しい制服に赤いスカーフを巻き、学習院初等科の入学式へ。初等科へは徒歩で通学された。【’09年】ベトナムから帰国の天皇陛下をお出迎え。大好きなパパとのご対面にうれしそう。【’12年】初等科5年生、管弦楽部ではチェロを担当されていた。【’12年】11歳のお誕生日。学校でのクラブ活動はバスケットボール。【’13年】6年生。膝にばんそうこうを貼りながら組み体操を披露。ピラミッドでは下の段を担われた。【’14年】初の伊勢神宮ご参拝。緊張の面持ちで内宮の参道を進まれた。【’14年】祖父母・上皇ご夫妻の傘寿を記念した展覧会をご一家で。【’16年】ネパール大地震復興支援チャリティ試写会で岡田准一氏と。【’16年】15歳のお誕生日写真。ほっそりされた姿に思春期の摂食障害とも噂され心配の声が。【’19年】スキー場に向かわれるJR長野駅で、地元の人たちと自然な笑顔でご歓談を。高校生のころから国民との距離が近くなられた。【’20年】学習院大学文学部日本語日本文学科へご入学。コロナ禍のため10月に初登校となった。【’20年】19歳の誕生日写真は愛犬の由莉と。保護された犬や猫を大切にお育てになっている。【’21年5月6日】ボブカットにされ久しぶりの外出。幼いころ乗られていた愛馬に会うため皇居をお訪ねに。【’21年9月6日】両陛下と暮らしてきた赤坂御所を出て皇居へお引っ越し。新御所で初の誕生日を迎えられる。■皇室への敬愛を担う愛子さまのご成長(『女性自身』皇室担当記者・近重幸哉)20歳のお誕生日をお迎えになる愛子さま。20年前、雅子さまが愛子さまを抱かれ宮内庁病院から出てこられたとき、腕の中でスヤスヤと眠る愛子さまを見つめられた慈愛に満ちたご表情が今も心に残っている。その前日、愛子さまのお名前が決められる「命名の儀」があり、宮内庁の総務課長が「12月1日ご誕生になった内親王殿下は、御名を愛子と命ぜられ、敬宮と称されます」と発表した。お名前の出典は『孟子』の「離婁章句下」からで、広く人間社会で修養すべき基本的道徳を述べ、敬と愛の大切さを説いている一節と説明された。お名前どおりのお心は、成年皇族になるとお着けになるティアラなどの宝飾品を、コロナ禍の国民生活を憂慮され新調せず、叔母の黒田清子さんから借りられることにも感じられた。さらにこのお心は高校生となられてからの、お出かけ先のお姿にもうかがえる。幼いころは人前が苦手なご様子だったが、成長されてからは、両陛下がご静養先などの駅頭で多くの人々と交流される場面でも、愛子さまに落ち着きを感じるようになった。たとえば雅子さまが高齢の方たちとお話しされていると、そのそばにいらっしゃり、会話を優しいご表情でお聞きになっているのだ。こうしたご様子から、周辺の人たちにも、愛子さまのお人柄、お気持ちの優しさが伝わっていく。それが令和の皇室への敬愛につながっていくのだ。コロナ禍が明け、愛子さまの成年皇族としてのご活動が始まると、いっそう敬いの輪が広がっていくに違いない。
2021年12月04日「本当に生まれてきてありがとう、という気持ちでいっぱいになりました」雅子さまは、生まれたばかりの愛子さまを目にしたときのことを、ご出産後初の記者会見でかみしめるように語られていた。一人娘の立派な成長ぶりに、万感の思いを抱かれていることだろうーー。12月1日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは20歳の誕生日を迎えられる。当日は大学の授業があるため、ご成年の儀式の大半は5日に行われる。「学習院大学では対面授業が再開されつつありますが、愛子さまはいまも登校を控えられ、もっぱらリモートで受講されています。ほかの学生と違い、愛子さまが登校すれば複数人の護衛官も同行する必要があります。感染リスクを抑えるためにも、外出は控えられているのでしょう。それでも、学業はおろそかにしないというご姿勢を貫かれているのです」(宮内庁関係者)コロナ禍で迎える成年という節目、愛子さまは大きな決断をされていた。ティアラを新調しないことにされたのだ。新調しない代わりに、愛子さまは上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんからティアラを借りることになった。公費で作られたティアラは結婚に伴って国に返すことになっているが、清子さんのティアラは上皇ご夫妻の私費で作られたため、いまも清子さんの所有となっていた。「清子さんには、愛子さまご本人が相談され、快諾の返事をいただいたそうです。清子さんは愛子さまが3歳だった’05年11月に皇室を離れたため、これまで深い交流はありませんでした。しかし、“天皇の娘”として成年を迎え、上皇ご夫妻を支えた清子さんの半生は、愛子さまの今後の指針ともなるでしょう。清子さんとしても、姪であり“後輩”でもある愛子さまをサポートしたい思いがあったのでしょう」(皇室担当記者)愛子さまは清子さんと同じ学習院大学文学部に通われている。また、9月に赤坂御所から引っ越しされた皇居の御所では、清子さんが使っていた部屋に愛子さまがお住まいだといわれている。■清子さんが切り開いた“働く内親王”の生き方皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんも「愛子さまの“お手本”になるのは清子さん」と語る。「同じ天皇の娘という立場だった清子さんから心構えを学ばれる、よい機会になったでしょう。清子さんは4年制大学に進学した初の内親王です。海外への公式訪問は8回を数え、盲導犬のチャリティ支援など、社会的な活動にも力を入れました。一方で、山階鳥類研究所に、結婚まで13年間にわたって勤務し、社会人としてのキャリアも築いています。以前は内親王や女王は20歳前後で結婚して皇室を離れるのが当たり前でしたが、ご公務と自分の仕事を両立するロールモデルを示したのが清子さんなのです」清子さんは元祖“働く内親王”だったのだ。政府が設置した皇位継承に関する有識者会議は「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」を国会に提言するという。この案が実現すれば、愛子さまは生涯、皇室に残られることに。また“愛子さまを天皇に”という期待の声も根強い。「愛子さまは10年以上前から蚕の飼育を続けられています。養蚕は、明治以降の歴代皇后が引き継いできた皇室の伝統です。愛子さまはこのように、小学生のころから皇室の歴史や文化に関心を持たれてきたのです。それは“天皇の娘”としての自覚と矜持ゆえでしょう。今回、清子さんにティアラを借りる“直談判”をされ、その思いはさらに強まったのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)清子さんは、皇室を離れる前、36歳の誕生日に際してこう綴っていた。《両陛下の、お立場に対する厳しいご自覚や国民の上を思い、平和を願われるお姿、そして昭和天皇や香淳皇后に対する深い敬愛のお気持ちなどは、日常の様々なところに反映され、自然に皇族であることの意味を私に教えたように思います》清子さんが上皇ご夫妻のお姿を見て“皇族の役目”を学んだように、愛子さまも天皇陛下や雅子さまのなさりようを、20年間しっかり目に焼き付けてこられたはずだ。清子さん、そして両陛下に学び、愛子さまは成年皇族として歩みだされる。
2021年12月03日12月1日、20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられた愛子さま。宮中三殿へのご参拝や、ティアラを付けローブデコルテをお召しになっての両陛下へのご挨拶など、主な成年行事は誕生日当日ではなく12月5日に行われる。宮内庁によると、このご日程となったのは、誕生日当日は平日であり、愛子さまの大学の授業があるからとのことだった。学業優先の姿勢を、いち早く示された形となった。愛子さまは現在、学習院大学文学部日本語日本文学科の2年生。ご入学直前に深刻化したコロナ禍の影響で、一度も大学で講義を受けられていないが、現在はどのような学生生活を送られているのだろうか。「愛子さまは、学習院幼稚園時代から名簿などには敬宮(としのみや)愛子と記されていて、お友だちからは敬ちゃん、愛ちゃんと呼ばれています。それは大学生になってもお変わりありません」と明かすのは、学習院の生徒。愛子さまは、皇族というよりも同級生の一人としてご友人たちとお付き合いされてきたのだ。■TPOに合わせてお召し替えを授業をオンラインで受けられるなか、学習院大学の目白キャンパスに登校されたのは新入生のガイダンスに出席された昨年の10月24日のみ。登校時には、グレーのスカートに紺のジャケットを合わせたややかしこまった装いで報道陣の取材をお受けになった。愛子さまは、「大学では新しい知識を得たときに感じられる喜びを大切にしながら、様々なことに取り組んでいければと思っております」と、マスクをされていても笑顔とわかる表情で学生生活の抱負を語っていらした。その後、ガイダンスに出席された際には、紺のジャケットではなく淡いブルーのカーディガンにお召し替え。学生らしいカジュアルな装いで臨まれた。「ガイダンス会場では、学生は1席ごとに空けスペースをとって座りました。愛子さまもほかの新入生と同じ列に並んで着席し、周辺に座っていた何人かの同級生と話をされていました。記念撮影に応じたり、初対面の人には『お名前はなんと言いますか?』などと話しかけて交流するなど、フレンドリーに接されていました」(前出・学習院生)学生たちにも心を配られながら、交流を楽しまれていた愛子さま。愛子さまが通われている日本語日本文学科は2年生になると日本文学系と教育系に分かれる。学部のHPの説明を見ると、〈本学科では、古代から現代に至る日本語・日本文学を中心とする日本の文化(日本語日本文学系)、及び日本語教育(日本語教育系)に関心のある学生を受け入れ、研究と教育を行っています〉とある。愛子さまは日本文学系を選択されたという。■課題からもわかるスーパープリンセスぶり授業はオンラインでも、課題やレポートの提出に真剣に取り組まれているようで、愛子さまの“スーパープリンセス”ぶりが発揮されているそう。「愛子さまが提出したレポートが、授業のなかで教授に取り上げられることも少なくないです。内容は論理的で新しい視点も盛り込まれていますし、素晴らしいとしか言いようがありません。その上、文章から謙虚なところもうかがえるのです。真面目な生徒の間でも『愛子さまの課題のレポートはすごいね』と話題になることもあります」(前出・学習院生)こうしたところにも、誠実でまじめな一面がうかがえる。また、勉強にかける時間が長く、コロナ禍で外出も完全にお控えになっているため、時間のあるときには、職員たちとバレーボールやバドミントンなどをされ、軽い運動を心がけているという。「新型コロナウイルスの感染拡大が終息し、みなさまが普段通りの生活や活動ができるようになることを心より願っております」昨年10月、こう話されていた愛子さま。1日も早く、大学に自由に通い、新しいご友人たちと過ごせる日が来ることを願いたい。
2021年12月01日「秋篠宮さまは、悠仁さまが小室圭さんと接触することがないようにと、ずっと気をつけてこられたのですが……」宮内庁関係者はため息をつく。11月6日に執り行われた、紀子さまの父・川嶋辰彦さんの葬儀。秋篠宮ご夫妻、佳子さま、悠仁さまだけでなく、小室眞子さん、圭さん夫妻も駆けつけたのだ。紀子さまの実家・川嶋家の自宅マンションで催された少人数の家族葬で、悠仁さまと圭さんも顔を合わせることになった。「秋篠宮さまは、悠仁さまが金銭トラブルや数々の疑惑を抱えた圭さんと関わりを持つことは、避けなければならないとお考えになっていたのでしょう。小室夫妻の出国前に川嶋さんの逝去がなければ、悠仁さまが圭さんと対面することはなかったと思います」(前出・宮内庁関係者)まるで川嶋さんが秋篠宮家と小室夫妻の仲を取り持ったかのようだが、秋篠宮ご夫妻は、ある深刻な懸念を抱いているという。「悠仁さまが将来、眞子さんのように『皇室を出たい』というお気持ちを抱いてしまわないか、たいへん心配なさっているのです」(前出・宮内庁関係者)今年9月に15歳の誕生日を迎えられた悠仁さまは、ちょうど小学校高学年から中学生という多感な時期に、姉の結婚騒動に直面することになってしまった。秋篠宮家の側近の皇嗣職大夫によれば、眞子さんは中学生のころから身近な人々や自身への“誹謗中傷と感じられる情報”を目にして、精神的な負担を感じてきたという。このころから、皇族としての生活に息苦しさを覚えるようになっていたのだ。一部の国民からの批判が高まっても圭さんとの結婚にこだわったのは、結婚による“皇室脱出”を望んでいたからだろう。■原則的に悠仁さまの皇籍離脱は不可能だが…皇室典範第11条第2項には《親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる》とある。悠仁さまも現時点では皇太子でも皇太孫でもない「親王」のため、皇籍を離脱することができるとも解釈できるが……。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「’12年に亡くなった寛仁親王は、’82年に皇籍離脱を申し出られたことがありました。しかし、当時の宮内庁次長は国会で、制度上“親王”は本人の意思に基づいた離脱はできないと答弁しています。第2項の“やむを得ない特別の事由”とは、皇族としての品位を傷つけるなど、重大な事態を想定したものです。つまり、悠仁親王殿下が希望されても皇室会議が開かれることはなく、ご意思に基づいた離脱はできないということです」しかし、眞子さんと圭さんの結婚も、儀式の中止や一時金の辞退が認められ、数々の前例を覆すものだった。「皇位継承者だから」という理由で、悠仁さまの“個人の意思”を押しとどめられるとは言い切れない。眞子さんの結婚に反対していた秋篠宮さまも、本人たちの意思が変わらないとわかると「親としてはそれを尊重するべき」と述べ、容認されるほかなかったのだ。「実は、悠仁さまは紀子さまの発言に反発されることが少なくないといいます。論理的に物事を突き詰めて考える性格で、時に紀子さまを言い負かしてしまうのだそうです。皇室の伝統や慣習についても、そう決まっている理由や根拠がわからないと納得されないのだそうです。このような姿勢は小室圭さんの考え方にも通じるものがあります。金銭トラブルについて4万字を超える文書を発表するなど、周囲から疑問を呈されても自分自身の正しさを信じ、貫いてきました。その考え方が一概に悪いとは言えないでしょうが、皇室と相いれないことは間違いありません」(前出・宮内庁関係者)もちろん、たった1回の接触で悠仁さまが小室さんの考え方に感化されることはありえないだろう。だが問題は、秋篠宮家の中にも“圭さん応援派”の佳子さまがいらっしゃるということだ。■佳子さまと圭さんのホットラインが佳子さまは眞子さんの結婚に際し《小室圭さんが姉のことを大切に思ってくださっていることをありがたく感じています》と、圭さんへ感謝のメッセージを発表。全面的に小室さん側に立たれたのだ。小室夫妻が川嶋さんを見舞った10月29日、佳子さまも病院に駆けつけていた。別れ際、佳子さまは圭さんにも“バイバイ”と、親しげに手を振られている。「眞子さんは圭さんが留学していた3年間も、ビデオ通話で連絡を取り合っていたといいます。そこに佳子さまが参加されることもあったのでしょう。すでに佳子さまと圭さんの“ホットライン”ができあがっているのかもしれません」(皇室担当記者)秋篠宮ご夫妻が地方や海外を訪問される際には、眞子さんと佳子さまが悠仁さまの面倒を見ていた。それだけに、きょうだいの仲はとてもよい。姉2人から伝え聞く“圭さん像”は報道とはまるで異なるはずで、15歳年上の義兄に悠仁さまが“憧れ”に近い感情を抱いても不思議はない。だが秋篠宮家の知人は、そうした見方に反論する。「悠仁さまも15歳になられているのですから、将来のご自分のお立場も、一生皇室の中で生きていかなければならないということもおわかりになっています。今回の眞子さんの結婚が、皇室にとってよい形ではなかったことは理解されていると思いますし、小室圭さんの影響を受けることはないと思いますが……」秋篠宮ご夫妻のご懸念は杞憂に終わるのだろうかーー。
2021年11月19日「今回、新型コロナウイルス感染症への対応に心を配りながらこの大会が開催されることは、芸術文化活動への大きな励みになることと思います」天皇陛下は10月30日、雅子さまと共に和歌山県で開かれた国民文化祭および全国障害者芸術・文化祭の開会式に御所からオンラインで出席され、お言葉を述べられた。「両陛下は私的なお出かけはなさらず、粛々と公務に取り組まれ、コロナ禍の国民生活を心配されています。眞子さんと小室さんの結婚で日本中が騒然となっていますが、本来であれば両陛下のご活動にこそもっと注目が集まるべきだと思うのですが……」(皇室担当記者)だが同じ日、皇室にとって明るいニュースもあった。愛子さまの成年式の日程が発表されたのだ。12月1日、愛子さまは20歳の誕生日を迎えられる。ただ、この日は平日で大学の授業があるため、日曜日である12月5日に成年の行事を行うというがーー。誕生日から“4日遅れ”の日程にはもう一つ、重大な事情があるという。「11月30日は秋篠宮さま56歳の誕生日です。誕生日に際しての記者会見では、眞子さんの結婚に関する質問も受けるはずで、翌日の愛子さまの誕生日までその話題でもちきりになってしまう可能性があります。宮内庁としても、秋篠宮さまにしっかり眞子さん騒動に区切りをつけていただき、愛子さまを皇室の“主役”に切り替えたいという考えがあるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)愛子さまは当日の午前、皇室の先祖などを祭る宮中三殿を参拝されたあと、宮殿で天皇陛下から「宝冠大綬章」という勲章を授けられる。■両陛下が教えた成年皇族の心構え実は、両陛下はすでに“成年皇族としての心構え”を愛子さまに説いていらっしゃったという。宮内庁関係者が語る。「9月に赤坂御所から皇居の御所へ引っ越された天皇ご一家ですが、引越し作業中は宮殿にお泊まりになっていました。その滞在最終日、愛子さまが今後、行事や儀式などで訪れることになる宮殿の松の間や豊明殿などの各部屋を、両陛下が案内されたそうです。儀式の所作なども、時間をかけて説明されたそうです」皇族は基本的に学業優先となっており、ご公務に本格的に携わるのは大学卒業後になるのが通例だ。だが、愛子さまにはできるだけ早くご公務に出席していただきたいーー。宮内庁内部ではそんな声が高まっているという。「眞子さんと小室さんの結婚をめぐり国民感情が二分され、皇室と国民との信頼関係は大きく揺らいでいます。また、最年長の内親王だった眞子さんは国内のみならず、5回の海外公式訪問など、多岐にわたる公務を担ってきました。眞子さんが皇室を離れたことは、皇室にとってかなりの痛手なのです。愛子さまが成年皇族となられ、ご公務の担い手となって存在感を発揮してくだされば、国民からの敬愛も再び高まるはず……。そういった期待が膨らんでいるのです」(前出・宮内庁関係者)両陛下にとっても、コロナ禍で想定外の事態が発生している。’20年5月に予定されていたイギリス訪問が延期になったまま、いまだに実現していないのだ■愛子さまはすでに“皇室外交”の経験を「’19年に即位関連の儀式を終え、’20年には外国訪問と東京五輪開催でいよいよ本格的な国際親善を……という矢先のコロナ禍でした。95歳のエリザベス女王は最近、公務でも杖をつくようになり健康状態が心配されています。まずは国内の地方ご訪問を再開するのが先ですが、両陛下も早いうちにイギリス訪問を実現させたいとお考えではないでしょうか」前出の宮内庁関係者はそう語る。さらに、愛子さまのイギリスご訪問を待望する声も上がっているという。「愛子さまは高校生のころ、海外の要人と両陛下の夕食会に参加され、英語で応対されるなど、早くから国際親善の経験を積まれていたのです。また、高校2年生の夏休みにはイギリスの名門私立・イートン校に短期留学されたこともあります。そうした縁のあるイギリスを愛子さまが両陛下と一緒に訪問されれば、両国民にとってもたいへん大きな意義があります」欧州の王室に詳しい関東学院大学教授の君塚直隆さんは、英王室に学ぶべきところは多いと語る。「大学で専攻される分野だけでなく、社会的な問題にも積極的に取り組まれることになれば素晴らしいと思います。たとえばイギリスのアン王女は、エリザベス女王の第1王女という愛子さまに近い立場ですが、20歳でNGO『セーブ・ザ・チルドレン』の会長職につきました。このNGOは貧困や飢餓に苦しむ世界中の子どもたちを救おうという理念のもとイギリスで始まった活動で、アン王女自身も半世紀以上にわたって世界中を回りました。それ以外にも350以上の団体でパトロンを努めています。愛子さまも、社会福祉や芸術、環境保護やスポーツ振興など、いくつもの団体で総裁職に就かれ、積極的に関わっていかれるのがいいと思います。ヨーロッパの王室のように、日本の皇室もSNSなどを積極的に活用して活動を国民に知らせることも重要です。活動内容が知られることで皇室への支持も広がるでしょうし、愛子さまに皇室に残っていただきたいという声も大きくなるでしょう」愛子さまが英王室との交流を深めることは、皇族としての今後の活動にもプラスになるはずだ。危機に直面する令和皇室の再生は、20歳を迎えようとするプリンセスに託されたーー。
2021年11月10日2021年10月26日、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまが、小室圭さんと婚姻届けを提出され、正式にご結婚しました。同日、眞子さまと小室さんは、都内のホテルでご結婚についての会見を実施。眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられたことから、当初予定されていた質疑応答は行わないことに。結婚についてのコメントを眞子さまと小室さんが述べる形での進行となりました。眞子さまの『お見送り』で、佳子さまが姉妹の抱擁これからは『小室眞子』というお名前で、新たな人生を歩むことになる、眞子さま。赤坂御用地を去る際、眞子さまは秋篠宮ご夫妻と、妹である佳子さまとお言葉を交わしました。その際、佳子さまは眞子さまに歩み寄ると、熱い抱擁をしたのです。眞子さまは皇室を離れることになるため、今後はご家族に会うことが難しくなってしまうかもしれません。血のつながった姉妹だからこそ、分かることもあるはず。姉である眞子さまを抱きしめる佳子さまには、きっといろいろな想いがあるのでしょう。お2人の『姉妹の熱い抱擁』はネットでも話題になり、多くの人から「涙が出た」「なんて美しい光景」といった反響が上がりました。秋篠宮ご夫妻と佳子さまは、きっと誰よりも眞子さまの新たな人生がよいものであるよう、祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日紀子さまの父で、学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(81)が、10月19日に都内の病院に緊急入院したことがわかった。報道によると、紀子さまは眞子さま、佳子さまとご一緒に、同日午後2時半ごろに病院へ駆けつけられた。川嶋さんの詳しい容体については、わかっていないという。眞子さまの結婚1週間前にして、秋篠宮家に走った大激震――。奇しくも同日は、眞子さまが午前中に皇居・宮中三殿を私的に参拝し、小室圭さんとの結婚を報告された日だ。眞子さまにとって、川嶋さんは祖父にあたり、上皇ご夫妻と同じ孫を持つ身だ。上皇ご夫妻は、「複雑性PTSD」と診断された眞子さまを心配されており、上皇ご夫妻の側近である上皇侍従次長は、8日の定例の記者対応で「上皇ご夫妻、とくに上皇后さまが、眞子さまの健康を案じたいへん心配されている」と明かしていた。川嶋さんも、上皇ご夫妻と同じように眞子さまを心配されていたのではないだろうか。「紀子さまが秋篠宮さまと結婚されてから、川嶋さんはその暮らしを静かに見守ってきました。ですが最近では、紀子さまと眞子さまの対立が報じられたり、お子さまたちの教育方針に疑問の声が上がることもありました。さらにそれだけではなく、川嶋さんご家族の交友関係にまで批判が及んだこともありました。眞子さまの結婚をめぐっては、いまだに批判する国民も少なくなく、決して祝福できる状況にはありません。美智子さまでさえ沈黙を貫かれているなか、川嶋さんが意見を口にすることはありませんでした。実際、川嶋さんは今年8月に一部週刊誌からの取材も丁重に断っています。娘や孫たちを遠くで見守るしかできないだけに、目には見えない心労を抱えていたのではないでしょうか……」(皇室担当記者)思いもよらぬ川嶋さんの入院に、ネット上では川嶋さんの体調を慮る声が広がっている。《心配ですね。快方に向かいますように》《どうぞご容態が安定されるといいですね。ご回復が早ければいいですね》《紀子様のお父様心配ですねご回復御祈り致します》
2021年10月21日上皇后・美智子さまは10月20日、87歳の誕生日を迎えられた。誕生日に際し発表された側近の上皇職による文書によれば、美智子さまは昨年5月以降、午後に熱が上がる症状が続いているとのこと。乳がん手術後のホルモン療法による手指のこわばりは残っているものの、最近は少しずつピアノが弾けるようになられているといった近況が綴られている。また文書には《今月26日に皇室を離れられる秋篠宮眞子さまのことは、両陛下とも常に大切に愛おしんでおられましたので、お別れはお寂しいことと拝察いたします》とも記されている。しかし、眞子さまに関しての記述はこの1文だけで、結婚を祝福するメッセージはなかった。美智子さまは、初孫である眞子さまを幼いころから可愛がられてきた。「眞子さまが誕生された時には、和歌を詠まれるほどお喜びでした。美智子さまは幼い眞子さまの成長を、“ばあば”として近くで見守ってこられたのです。眞子さまが小学3年生の時に『お年寄りの世代の手仕事』を調べることになった際も、美智子さまは皇居内で行われている養蚕について眞子さまにお手紙を書かれたこともありました」(宮内庁関係者)美智子さまは、眞子さまをご公務へ同行させたこともあった。眞子さまが中学2年生の時、終戦に伴って満州から引き揚げた人たちとの面会にお誘いになった。そのときのことを美智子さまは’05年のお誕生日に際した文書で《眞子がやや緊張して耳を傾けていた様子が、今も目に残っています》と振り返られていた。このように文書などでも、しばしば眞子さまについて触れられてきた美智子さま。しかし眞子さまの結婚については、小室さんの母の金銭トラブル発覚以降、公の場でご意見を口にされることはなかった。「美智子さまは『複雑性PTSD』と診断された眞子さまの健康を、たいへん心配していらっしゃいます。美智子さまは長い間、ご自身が発言する立場ではないと静かに見守られてきました。金銭問題などが世間を騒がせる事態になっても、『見守っているしかないのです』とご意見を口にすることは控えてこられました。儀式も行われず何も言えないまま最愛の孫を送り出すお気持ちは、察するにあまりあるほどだと思います」(皇室担当記者)眞子さまは25日に仙洞仮御所を訪れ、上皇ご夫妻に挨拶をされる予定だ。最愛の孫との別れに、美智子さまはどのようなお言葉をかけられるのだろうか。
2021年10月20日