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SG Groupが手掛ける新業態「カクテル居酒屋」世界一手間がかかってるという『本気のレモンサワー』居酒屋の定番メニューに遊び心を加えた斬新な料理が揃うSG Groupがバーと居酒屋の垣根を超えた新スタイルを提案今年のThe World’s 50 Best Barsで世界第10位を獲得した【The SG Club】、6月にオープンした【The Bellwood】に続く、SG Groupの国内3店舗目となるのが【ゑすじ郎(SG LOW)】。バーの街、ニューヨークのイーストビレッジからインスパイアされたカクテル居酒屋で、新しいスタイルでお酒を楽しむ文化を広めていきます。ムーディーなバーカウンターはNYのイーストヴィレッジをイメージ内装デザインは国内外で受賞歴を持つThe Wholedesignの杉山敦彦氏が担当。ストリートカルチャーの発信地・NY イーストヴィレッジにインスパイアされた店内では、鯉が滝を昇って龍になるストーリーをもとに、鯉をかたどったオブジェライトや龍のペインティングを設置。日本のようで日本でない独特の世界観を表現しています。国内外で手掛けるバーがいずれも世界ランキングで上位にランクする後閑信吾氏店内の龍のペインティングは画家のジョージハヤシ氏によるもの世界トップレベルのカクテルをオリジナル居酒屋料理と共にマティーニのお通しで始まるドリンクは、14種ものレモンサワーを中心に、居酒屋的なドリンクをSG Groupらしくアレンジ。代表の後閑信吾氏が「おそらく世界で一番手間がかかっている」と言う『本気のレモンサワー』は、自家製オーガニックのレモンコーディアルを贅沢に使用したもの。世界で一番手間をかけているという、バーテンダー後閑信吾考案の『本気のレモンサワー』990円(税込)『SGマティーニ』1,320円(税込)『カルピスサワーカルピス抜き』880円(税込)レモンサワー以外にも、ひと工夫を凝らした米・芋・.焼酎のハイボールや茶割、シグネチャーカクテルをはじめに、ワインや日本酒もなど様々なカクテルが楽しめます。レモンブリュレを絞り、北アフリカ風ソースとともに味わう『鶏の唐揚げハリッサソース』990円(税込)豚骨で出汁をとったポテトサラダにラーメンのトッピングを施した『ラーメンポテトサラダ』880円(税込)熱々のボーンマロー(牛骨髄)とたっぷりの雲丹を混せて食べる『雲丹とボーンマローの混ぜ麺』2,420円(税込)料理は居酒屋の定番メニューに遊び心を加えたオリジナルメニューを提供。世界の食文化を知る後閑信吾氏とNYの名店【SakaMai】で腕を磨いた古河厚志シェフが考案した『イベリコ納豆餅』『アナゴのタコス』『フォアグラ麻婆豆腐』など、居酒屋料理と世界の食材を組み合わせたバラエティに富んだ美味しさを一皿ごとに味わえます。世界のベストバー50で日本最高位のSG Groupが手掛ける斬新なカクテル居酒屋。まるでニューヨークのイーストビレッジにいるかのような店内で、世界最高峰レベルのカクテルとオリジナリティ溢れる居酒屋メニューを味わってみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール後閑信吾さんNYの名店でヘッドバーテンダーを務めた後、2014年SG Groupを創設。バー業界において今世界で最も注目されるバーテンダーの一人。古河厚志さんNYの名店【SakaMai】のオープニングスタッフとして参加し、2018年料理.に就任。2020年に帰国し、【ゑすじ郎】の料理.に就任。ゑすじ郎 / SG LOW【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅【ゑすじ郎 / SG LOW】住所:東京都渋谷区神南1-9-4 NCビル 2階電話番号:03-6416-0608営業時間:当面の間 16:00~20:00(19:30ラストオーダー)定休日:火・水曜※3月9日(火)のみ臨時休業
2021年03月05日オープンカウンターで全皿を目の前で仕上げて提供クラシック×モダンの季節のフレンチを多皿コースで自然派をメインに、飲み頃ワインが500種以上ライブ感に富むカウンター席で新世代フレンチを大満喫六本木交差点からすぐの好立地にありながら、知らないと通り過ぎてしまう超隠れ家フレンチ【Rn】。扉を開けると、フレンチでは革新的なオールフラットのオープンカウンターが出迎えます。カウンター9席を中心とした、全皿を目の前でつくるスタイル木の優しい風合いの大きな造作カウンターを設えたのは、「すべての皿をゲストの目の前で仕上げる」というコンセプトゆえ。季節ごとの食材の香りや彩りから生産地の風景を垣間見つつ、目の前で料理ができあがるストーリーを楽しみ、最適な温度と状態の皿をすぐに味わえるのは、この上ない喜びと贅沢と言えます。料理人の華やかなステージというより、ゲストと共に楽しむ小劇場のような、和やかな空気感が満ちるのも【Rn】の魅力。誰もが自然体でくつろげ、リラックスして食事を楽しみ、リフレッシュして家路に着く…。そんな幸せな魔法がここで待っているのです。一皿ができあがるすべてを惜しげもなく目の前で披露オープンカウンターで腕をふるう大和田シェフの料理は、楽しい“二面性”が特徴。日本最高峰のグランメゾンで王道のフランス料理を学び、ミシュラン星付き店で才気みなぎるシェフから受けた刺激を糧とする料理は、クラシックとモダンが融合した自由闊達な新世代のフレンチです。食材に応じた調理のメリハリも、心をくすぐるもの。肉の濃厚な旨みを追求したシンプルな皿から、多数のパーツが口の中で一体化したときに奇跡のような味を生む独創的な皿まで、存在感のある多種多様な皿を楽しめます。滋味あふれる日本各地の旬野菜や魚介真摯に料理に取り組むシェフの姿を間近にしながら、できたての皿を味わえるのはまさに至福。ハイクラスな名店でのキャリアを持ちつつ、誠実で温かな人柄ゆえ、ほどよい距離感でのもてなしは穏やかで朗らか。皿が進むにつれて、大和田ワールドのとりこになっていくでしょう。圧倒的なおいしさとドラマチックな料理を多皿コースで大和田ワールドの真髄は、ディナータイムの8皿or10皿の季節のおまかせコースで堪能できます。小前菜・前菜・魚料理・肉料理・デザートで構成され、「少量多皿」というより、堂々とした「多皿コース」。おいしさを追求した一皿ごとの完成度がすこぶる高く、コースの流れもきれいな緩急とバランス感。日本各地の季節野菜や旬魚介、フランス産の濃厚な旨みの肉を中心とする食材にも、日本×フランスの“二面性”があり、楽しみが尽きません。或る日のコースのなかから、自慢の3品をご紹介します!『千葉県産白蛤とビーツのスープ仕立て』白蛤のおいしさと食感をひきたてる楽しいアイディアが輝くこちらは小前菜の一例。シェフの故郷・千葉県勝浦で漁師を営む従兄が獲った白蛤を使い、貝の旨みと出汁を味わい尽くせる皿に仕立てています。その名脇役となるのが色鮮やかなビーツと緑の野菜。彩りと旨み、大地の香りが加わり、ミルクのカプチーノと相まって、優しく清らかな味わいに。『仏ロゼール産仔羊のロース芯 トランペット茸』羊が苦手な人も、驚くほどきれいな香りと旨みにうなる一皿シェフの世界観が凝縮する温前菜の一例。フランス産仔羊の鞍下肉全体をローストし、外側を取って、中のロース芯のみを使うという究極の仕込みを徹底。噛むごとに旨みが増す肉の魅力をさらに高めるため、付け合わせも噛んで食べて楽しいものに。ワイルドライスとキュウリの温サラダ、トランペット茸(黒ラッパ茸)のソース、マコモダケのグリルなど、多彩なパーツが口の中でハーモニーを描くさまは、なんともドラマチック。『仏ランド産 仔鳩のロースト』一羽を丸ごと焼いてさばき、一皿に盛り付ける様子も目の前で見られる!肉料理はシェフが好きな鴨・仔鳩・プーラルドなどフランス産の家禽類が中心となり、濃厚な肉の旨みが魅力。繊細な肉質と旨みが抜群のランド産仔鳩は、部位に応じて火入れ法を変え、おいしさの頂点へ。しっとりと味わい深いムネ肉、香ばしく歯切れのよいモモ肉、ポルト酒のソース、肉の旨みを後押しするような旬野菜のグリルが、ひときわ深い幸福感に誘います。自然派メインの多彩なワインをグラスでいろいろ楽しめる驚きと幸福感に満ちる料理をいっそう輝かせるのが、矢島ソムリエによるワインのセレクト。料理と同じく、ワインにも楽しい“二面性”があり、ワインセラーにはクラシックからモダンまでの飲み頃ワイン500種以上がずらり。新世代シェフ×熟練ソムリエのコラボも【Rn】の大きな魅力矢島さんは、1990年代後半の早い段階から、自然に醸すワインの良さを追求してきており、とくにヨーロッパを中心とするナチュラル系が充実。しかも、“本物の味”を徹底的に選りすぐっているので、ネームバリューやトレンドに左右されない、滋味深く本当においしい自然派ワインに出会えます。ワインはシーンや飲む量に応じて選べるように、ペアリングコース、グラス、ボトルの3スタイルの楽しみを提供。グラスワインのメニューをあえてつくらず、ゲストの好みやリクエストに応えつつ、バイザグラス用にボトルを開けていくという太っ腹さも、この店の矜持。通常はボトル注文となるハイクラス銘柄をグラスで提供する柔軟さも魅力です。グランヴァンからモダンまで魅惑の味わいに出会える或る日のおすすめワイン3種をご紹介!写真左のキュートなラベルの赤ワインは、南イタリア・カラブリア州の土着品種ガリオッポで醸した少量生産のナチュラル系。最先端の自然派醸造家ならではのエレガントなおいしさです。真ん中は長期瓶内熟成を経たスイス産スパークリングで、泡の新たなおいしさに驚く一本。右はクラシックの代表格「ジュヴレ・シャンベルタン」クリスチャン・セラファン2013年。熟成したピノノワールが、家禽類メインの肉料理をいっそう輝かせます。ここでは、ワインの経験値が高い人も、飲むことだけを楽しんで、品種や銘柄のセレクトをお店にゆだねてみるのもすてき。思ってもみなかった新しい味と遭遇したり、ペアリングの未知の楽しさに感嘆したりと、豊かな食体験を広げるきっかけがいっぱいです。21時以降はアラカルトを気軽に楽しめるワインバーに料理とワインの“二面性”に加え、営業形態にも二つの顔が…。18時から21時までのディナータイムの後は、アラカルトとワインを気軽に楽しめるバーに変貌。二軒目や夜遅い食事にぴったりで、ゆったりと幸せな宵にひたれます。器やグラス、オリジナルシャンデリアなど、内装や小物もハイセンスひとりフレンチ、大人のデート、大切な友人との食事などに理想的な舞台。六本木のMy隠れ家として知っておくと、多彩なシーンで頼りになります。【Rn】という謎めいた店名の由来は、ぜひ、お店でお尋ねを! 矢島ソムリエとの話がいっそうはずみ、楽しさがパワーアップするでしょう。RnLaTableetLaCave【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください。
2021年01月17日朝・昼・晩と、気軽に立ち寄れる「街の食堂」堤さんが新しいお店を立ち上げると聞き、どんなお店なのか尋ねてみると「朝昼夜とメニューを変えて出す飲食店にショップを併設。さらにオフィスやラボもあります」――、それってどんなお店なの?と、疑問は深まるばかり。学芸大学駅東口から徒歩8分。白くて大きな「Ri.caricaランド」の看板が目印それなら、「1日中、お店で過ごしてみよう」と、とある日曜日、店舗の休憩時間を除く朝から晩まで滞在してみたところ、堤さんがなぜこのお店を立ち上げたのか、その想いが見えてきました。【リ・カーリカ ランド】ってどんなところ?朝は「お粥」、昼は「カレー」夜は「バー」の3部構成料理に使われている食材が購入できる「ショップ」も併設お店のアイドルタイムは、ラボとして活用自然光がたくさん入り込むガラス張りの店内は、とても明るく開放的。外から様子が見えるので一人でも立ち寄りやすく、夜はオレンジの光に包まれてしっとりと落ち着いた雰囲気に。ワイン片手に語らうことができる、まるで“おうちのダイニング”のようなお店です。お店の中央には、大きなテーブルを配置店内の併設ショップには、イタリアのナチュラルワインをはじめ、日頃から付き合いのある国内の生産者がつくった食材が並びます。この食材、実はお店で出されるメニューに使われているものばかりで、「このしいたけ、おいしい!」と思ったら買って帰ることができるのです。なので、食事が終わるとショップで食材を購入するお客さんも多いのだとか。ワインやパスタ麺、海苔などが置かれたショップ(物販スペース)。お店の休憩時間も入店可能で、終日食材を購入できます「近所の方が、朝・昼・晩と気軽に立ち寄れる食堂がつくれたらな、と思ったんです」。オーナーの堤さんが話す通り、朝は「お粥屋」、昼は「カレー屋」、夜は「ワインバー」と3つの顔を持つ新店は、いままでのイタリアンのイメージにとどまらない、自由なメニュー構成が魅力的。朝粥、発酵カレー、ワインやお酒に合う一品料理を提供では、どんなお料理が食べられるのか、さっそくご紹介します!モーニング(9:00~11:30)『あなたの健康を守る朝粥』1,500円(税抜)※なくなり次第終了。玄米粥、生ハム、10種のお供にウーフのルイボスティつき。+500円でマッコリ『ホワイトマンデイ』も追加可能まず、「あのリ・カーリカがお粥?!」という意外性に驚きます。「このお店をつくる際、イタリアンという縛りは設けなかった」(堤さん)という通り、朝から重たいものを食べたくない、というスタッフの意見が合致し、「お粥」にしたそう。それでも、“らしさ”が垣間見えるのが、生ハムが添えられているところ。「お粥が熱々のうちに、生ハムに巻いて食べて下さい」と、言われるがまま巻いてみると――生ハムのクラッタは、お粥が熱々のうちに巻いて食べるのがオススメ。食べるとその意味が分かります生ハムの脂が溶けて広がり、シンプルで優しい味わいの玄米粥に、ほどよい塩味と旨味を加えてくれます。なんて新鮮な味わいなのだろう。これは、フレッシュで極薄な生ハムだからこそ成せる業。家でやろうと思っても、こんなに極薄にカットされた上質な生ハムは手に入らないため、お店でしか味わえません。これがお粥のお供。「日本の発酵文化を大事にしたくて、いろんな食材を集めてみたらお粥が一番合わせやすかった」と堤さんさらに、“お供”の数にも驚きます。全国から集めたという10種の副菜は、「鮎のナレズシ」や「鮎うるか」、「いぶりがっこ」に「発酵水キムチ」など、免疫力をあげてくれる発酵食品が並びます。どれも奥深い旨味を感じられ、お粥のお供が充実しすぎて玄米粥が足りるか不安になるほど(汗)。こんなにたくさんの発酵食品を食べる機会は滅多にないので、まるで“極上の精進料理”を食べているかのよう。身も心も洗われ、清らかな気持ちになりました。ランチ(12:00~14:30)『発酵スパイスカレー』1,500円(税抜)※なくなり次第終了。こちらもベースは「発酵」。どこまでも我々の体を労わってくれます12時からはガラッと変わり、カレー屋に変身!カレーのベースは、モッツァレラチーズのホエーで漬けた水キムチの“乳酸発酵汁”。それにネパール系のスパイスや豆鼓で辛味を加えます。さらに上からドライ納豆や海苔、辛子高菜、アラビアータソースをインド寄りにした「グンドゥチリトマトソース」、それにペコリーノチーズなどをのせていきます。最初はそれぞれの箇所の味を楽しみ、最後に全体を混ぜて食べると、スパイスの辛味の中にまろやかさが生まれます一言でどんなカレー?と問われても、なかなか言い表すことが難しい。ベースに酸があるので最初に酸味を感じるのですが、「食材に6つの国が混ざってます」(堤さん)という通り、食べる場所によって全く印象が異なります。さまざまな国が頭をよぎる、“多国籍カレー”といったところでしょうか。こちらも健康を考え抜かれたカレーなので、食べた後はなんだか体がすっきりと爽快でした。バータイム(18:00~23:00)「タベレルBAR」ブルスケッタ。上から『アモールポレンタとピーマンとサラミ』、『カカオトーストとイチジクバター』、『塩漬しらうおとバターのブルスケッタ』各500円(税抜)ディナータイムは、“タベレルBAR”に姿を変えます。その名の通り、食も楽しめるバーです。『お通しの茶わん蒸し』からはじまり、お酒に合う“小粋な小皿”料理が選べます。気軽に手でつまめるブルスケッタや、イタリア産のクラッタと、パンチェッタコットやプロシュートコットなどの「生ハムの盛り合わせ」が楽しめます。絶対に食べるべき1皿、『極薄クラッタとハムの盛り合わせ』1人前 1,200円(税抜)「タベレルBARを訪れたら、まずは『極薄クラッタとハムの盛り合わせ』からぜひ!ワインは、ドライでナチュラルなランブルスコを合わせてみてください」とのこと。ベルケル社のスライサーで生ハムを極薄にスライスワインだけでなく、多彩なお酒を提供していますもちろん、お酒も充実。イタリアのナチュラルワインをはじめ、グラッパやマッコリ、クラフトジンなどもあり、ジンは約20種の中から好みの味や香り、飲み方を選べます。ドリンクリストから選ぶのもいいですが、スタッフさんはお酒にとても詳しいので、好みを伝えておまかせするのもあり!ショップ9:00022:00生産者についてや味わい、調理方法などが描かれたポップ左の卵を使った『春夏秋冬のオムレツとバルサミコ』800円(税抜)お店の料理に使われている食材が購入できるのって、嬉しくないですか?「この美味しい料理を家族や大切な人にも食べさせたい」と思っても、子育てなどで外食が難しい場合もありますし、家で食べるにしてもその食材を手に入れることが難しい。それが帰りに購入出来て、家でも食べられる。おいしさや楽しさが家まで続くなんて素敵!女性が帰れる場所がほしかった――、堤さんの新たな挑戦に秘められた想いとはなぜ、飲食店とオフィスが一緒になったお店を出すことになったのか。また、今までとは異なるメニュー構成にしたのか。オーナーである堤さんに伺ってみました。タバッキ代表・堤 亮輔さん――【リ・カーリカ ランド】は、「飲食店」だけでなく、「ショップ」や「オフィス」、試作品をつくる「ラボ」も兼ね備えているんですよね。こちらはオフィス。スタッフはみな料理人として入社。調理もでき、運営もできるエキスパート――朝から営業する=お子さんがいらっしゃる方にとって朝から働けるのは嬉しいですよねランチ終わりの14時からディナー前の17時までの間、店内はラボに変わり、試作品の話し合いが行われます――オフィスやラボってだけでも珍しいのに、飲食店とショップもあって、さらに朝昼晩とメニューも変わる。一言で言い表せないお店ですね。――「土からつながる仲間」?物販スペースには、イタリアのナチュラルワインが並びます「佐賀のり香味干し」と福田農園の「干しの王様しいたけ」を個人的に購入――もう1つの「街に開けた食堂」とは、まさに自宅で食事をするようなメニュー構成ですもんねメニュ―表には、それぞれの料理の食材が事細かに記載されています。この多さとこだわりからも愛情が伝わりますスタッフにも、街の人にも、客にも、「みんなが幸せになってほしい」と願う堤さんの想いが、お店づくりや料理に表れている【リ・カーリカ ランド】。最初にお店を訪れたとき、朝粥の“お供”の多さに母親を思い出しました。「あれもこれも、体にいいから食べて!」ってたくさん盛られているような(笑)。でもそれって、食べる人の体を思ってのことだと思うから、なんだか嬉しくなってしまいました。そんな愛情あふれる食事をリラックスして食べられる、とても居心地の良い空間でした。きっと堤さんからたくさんの愛を受け取ったスタッフさんたちが、愛情のおすそ分けを料理と空間という形で我々に与えてくださるからだと思います。一人でも気軽に入れるので、近くに行く際はぜひ立ち寄ってみてください。お店を出るとき、ほっこりした気持ちになれますから。Ri.carica ランド【エリア】学芸大学【ジャンル】スパイスカレー【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】学芸大学駅 徒歩10分
2021年01月12日厳選した大山鶏を特注焼き台で仕上げる、香ばしくてジューシーな“燻し焼鳥”鶏刺し盛や卵かけご飯など、目にも楽しい名物メニューに心躍る!1カ月で会員は400人超! 希望者が殺到する入会方法について紹介します大阪・天神橋筋六丁目に本店を構え、北新地、京都・祇園白川、名古屋と展開する、会員制焼鳥店【熊の焼鳥】。その会員数は8,000人を超え、インパクト絶大な料理写真はSNSを席巻しています。清潔感のある和風の設えがどんなシーンにも馴染む空間焼鳥通ならずとも一度は訪れたい超人気店が、2020年9月に【熊の焼鳥 中目黒】として東京へ初進出! 会員制と聞くと身構えてしまいますが、基本コースが4,800円、単品で串1本250円からというカジュアルな価格帯なのです。厳選した大山鶏を特注焼き台で仕上げる、香ばしくてジューシーな“燻し焼鳥”業界初の「会員制システム」に注目されがちですが、こちらが支持されるのはまず第一に、確かな素材と独自の技法による焼鳥の美味しさ。鮮度抜群の大山鶏を丁寧に捌いて串打ちし、紀州備長炭で焼き上げます。焼き台は特注品。通常のものより奥行きが狭くなっているため、煙が拡散しないようになっているのです。脂を炭に落とし、立ち上る煙を逃さずに焼鳥にまとわせる〝燻し焼鳥〟が【熊の焼鳥】の真骨頂。ふわりと広がる香ばしさは格別です。焼き始めると串を覆うほどの煙が上がり、炭火ならではの香ばしさをもたらす部位によって焼きを加減し、塩や醤油、たれを使い分けて仕上げた焼鳥は、旨みや食感の持ち味が引き出されています。その一部がこちら。『ももねぎ』(基本コースより)基本コースで始めに供される『ももねぎ』。シンプルに塩で仕上げ、ふっくらジューシーなもも肉と長ねぎという王道の組み合わせをストレートに味わえます『丸ハツ』(基本コースより)程よく塩を効かせた『丸ハツ』はクセが全くなく、プリッとした食感を堪能できます『つくね』(基本コースより)軟骨を入れて食感を出した『つくね』は、上から順に塩・たれ・たれと味を付けて。1本で塩とたれ、どちらも味わえるなんて今までになかったかも!?『皮の自家製醤油焼き』(基本コースより)表面はカリッと焼き上げた皮は、この一品のためにブレンドした自家製の醤油で香ばしさを際立たせてます『はらみ』(250円)Vみ締めるごとに旨みがじゅわっと広がる『はらみ』。脂はキレがよく、ぺろりといけてしまいます『きもとろ超レア』(350円)とろりと溶けるような口当たりのレバー、『きもとろ超レア』は雑味なく澄んだ味わいに鮮度の良さを実感!なお、基本コースの内容は、焼き物がももねぎ・丸ハツ・つくね・やげん・野菜串・皮の自家製醤油焼き・気まぐれ串・手羽先、それに前菜や箸休め、サラダ、〆もの、デザートの全13品で4,800円。これだけでも盛りだくさんですが、食べ足りない人はもちろん追加の串やお酒のアテになる一品料理が揃っています。鶏刺し盛や卵かけご飯など、目にも楽しい名物メニューに心躍る!【熊の焼鳥】といえば、「わぁ!」と歓声を上げてしまうこと必至の名物があります。その一つが木箱で供される『鶏刺し』です。さまざまな色や形の部位がずらりと並んだ様は圧巻!『鶏刺し25種盛』(7,000円)オーダーできるのは会員のみ、1日2組限定の要予約メニュー。とさかそのままの形をした「かんむり」、異なる食感と味わいが楽しめる砂肝周りの「ずり」「ずりとろ」「ずりのえんがわ」、素材の鮮度と質の高さが表れる「脂肝」「背肝」「白子」、「腰の脂」に「おしりのえんがわ」…見たことも食べたこともない希少部位を含めて、鶏をとことん味わい尽くせる逸品です。入会希望者が後を絶たないのも納得!部位の説明書があるので、一つ一つを食べ比べできるのが楽しい。もう一つの名物料理が『熊のたまごかけご飯』。一般的な卵かけご飯と違うのは、卵になる前の卵黄部分〝きんかん〟を使っていること。弾力のある膜をぷちんと割ると、トロリあふれ出る黄身がたまりません!『熊のたまごかけご飯』基本コースの〆として3種類のご飯ものから選べる。非会員はプラス300円でオーダー可両手に串ときんかんを持った、オリジナルキャラクター“くーま君”のぬいぐるみは、小さなボトルを背負っています。入っているのは自家製醤油。濃厚なきんかんの味わいに合うように数種類の醤油や出汁などを調合しています。弾力あるきんかんを割るには、焼鳥用フォークを使う味は濃く、しっかりとご飯に絡む濃厚なきんかん売り切れ次第終了だから予約必須の『熊のたまごかけご飯』の他、〆のご飯ものには『雲丹スープ茶漬け』と『まかない丼』もあります。えぇ梅酒(1,200円)オーダーしてのお楽しみ、盛り上がること間違いなしの演出がお酒は、ケンゾーエステートのワインや厳選した地酒から『完璧なハイボール』『みかんの缶詰』なんて好奇心をそそられるメニュー名のものまで、バラエティに富んでいます。『えぇ梅酒』は長期熟成梅酒をブランデーで仕上げた「百年梅酒プレミアム」。その味わいはもちろんのこと、ユーモアたっぷりのプレゼンテーションも期待以上なのです。めっちゃ高いジュース(1,800円)プレミアムみかんやはっさく、ピンクグレープフルーツなど季節のフルーツ果汁100%ソフトドリンクも楽しいラインナップ。『めっちゃ高いジュース』はラグジュアリーホテルでも採用されている、谷井農園のフルーツジュース。フルートグラスでいただけば、ノンアルコールにありがちな味気なさが払拭されます。1カ月で会員は400人超! 希望者が殺到する入会方法について紹介します業界初の会員制システムを導入した【熊の焼鳥】は、エントランスも一般的な焼鳥店とは違います。くーま君が描かれたドアは指紋認証錠でロックされています。それを開けて入店すると特別な時間がスタート。会員は指紋認証で入店。非会員は予約時に教えてもらう暗証番号で解錠する店内は焼き台をぐるりと囲むコの字カウンターと、仕切られたテーブル席2卓、8名用個室で構成されていて、さまざまなシチュエーションに対応してくれます。焼き師の手さばきを目の当たりにしたいならカウンターに陣取って。周囲に気兼ねなく食事を楽しみたいならテーブル席や個室を。落ち着いたインテリアにカウンターとテーブル席、個室を設けた空間11月1日から会員を募集して、わずか1カ月で400人を突破した【熊の焼鳥 中目黒】。現在は非会員の予約も受け付けていますが、会員優先のため予約困難になりつつあります。狙い目はオープン直後16:30からの時間帯だそう。「定期的に訪問したい」「限定メニューが食べたい」方は会員登録がおすすめです。入会金は、入会した店舗のみ利用できるビギナー会員が5,000円、展開する全店舗を利用できるブラック会員が15,000円。いまなら期間限定価格として、入店時に登録すればビギナー会員は2,000円、ブラック会員は7,000円に! 年会費は3,000円となっています。予約、入会ともに公式アプリ、公式LINE、電話で受け付けています。東京2号店、さらに海外進出も計画中の【熊の焼鳥】は、今後の展開も注目の的。来夏頃は完全会員制に移行する予定という中目黒、一度は足を運ぶ価値ありです。熊の焼鳥 中目黒【エリア】学芸大学【ジャンル】焼鳥・串焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8,001円~9,000円【アクセス】中目黒駅※料理はすべて税抜き価格です※最新の営業時間等は直接お店にお問い合わせください
2020年12月22日料理を手掛けるのは【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】出身のシェフトップシェフが監修した、オリジナリティあふれるメニューも楽しい!ちょい飲みにも、しっかりディナーにもぴったりな使い勝手抜群の空間料理を手掛けるのは【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】出身のシェフ新橋駅の烏森口からSL広場を抜け、烏森神社へ向かう脇道に入ると、提灯や暖簾をかけた店が軒を連ねる一角があります。T兵衛ならずとも引き寄せられる、その細い路地に登場したのが【STAND BY Mi】。オープン間もないにも関わらず、早くも連日大盛況です。人気の理由は料理にありました。名店仕込みのクオリティ、しかも驚くほどリーズナブル!昭和の趣が漂う路地裏に、違和感なく馴染む佇まい。エントランス入ってすぐには6人掛けのテーブル席があるはじめの1杯とともにいただきたいのは、『ひと口おつまみ』。シーズンメニューを含めて10種類ほどのラインナップはすべて250円! しかも『3種盛り』にすると、おまかせの3品が楽しめて700円と嬉しいプライスに。お値段以上に、サーブされた料理を目にして口にしたら驚くはず。『ひと口おつまみ 3種盛り』手前から時計回りに『サバタルト』、『レバームース』、『トマト トマト トマト』。1品各250円、3品を盛り合わせにすると700円に(すべて税抜)『サバタルト』はカリッと焼いた食パンにラタトゥイユ、炙りしめさばを重ねて、オリーブとエディブルフラワーを散らして。素材それぞれの相性のよさ、食感のコントラストがひと口で楽しめるフィンガーフードです。『レバームース』は鶏レバーを使い、コクはしっかりと生かしつつ、クセなく仕上げています。それを南部せんべいに塗って、いちごジャムをソースにして。遊び心が何とも楽しい。『トマト トマト トマト』は選りすぐりのさまざまなミニトマトに、オリーブオイルと塩、胡椒をプラスしただけ。素材の良さをストレートに味わえる一品です。テクニックと創意工夫が光るメニューは、料理長の北山海さん、副料理長の高橋良磨さんが手掛けたもの。お二人はともに、フレンチの名店【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】で修業した経歴の持ち主です。同じ厨房で肩を並べていただけあって、息もぴったり。『貝だし醤油ラーメン』〆に欲しくなる麺・ご飯ものは、飲み食いしたあとにも嬉しい少なめのポーション。『貝だし醤油ラーメン』430円(税抜)王道フレンチ出身のお二人から、意外性のあるメニューが繰り出されます。〆の一品として人気が高いのは、なんとラーメン! 貝の旨みがぎゅっと凝縮したスープには、熊本の製麺所から取り寄せた全粒粉麺を合わせています。具材は低温調理でしっとりと仕上げたチャーシューに、シャキシャキの生玉ねぎをアクセントに添えて。この時期に食べたくなるおでんも、季節限定メニューとして登場します。これまた、コンソメにポルチーニソースや柚子胡椒バターなどを駆使して、ひと味もふた味も違うものに作り上げているのがこちらならでは。新橋の立ち飲み×フレンチの融合に唸らされる料理ばかり。トップシェフが監修したオリジナリティあふれるメニューも楽しい!垂涎の逸品はまだまだあります。メニューリストには「トップシェフレシピ」というカテゴリが。【CRAFTALE】大土橋真也さん、【TREIS】河島英明さん、【The Burn】米澤文雄さんという錚々たるシェフ達が監修した品々がいただけるのです。『フレンチチキン南蛮』中目黒のモダンフレンチレストラン【CRAFTALE】の大土橋シェフが考案。480円(税抜)【CRAFTALE】大土橋シェフは、宮崎県のご当地料理「チキン南蛮」をアレンジ。フランスの揚げ物・ベニエのように衣はふわっさくっ、鶏肉はしっとりジューシー。白ワインを使ったタルタルにシェリビネガーと醤油を合わせたもの、2種類のソースをかけて奥行きある味わいに。『牛ほろほろ肉』【ボニュ】で腕をふるい、現在は完全会員制イノベーティブレストラン【TREIS】の河島英明シェフによる一品。780円(税抜)【TREIS】河島シェフが考案したのは、『牛ほろほろ肉』という名の通り、口の中でほろりとほどける牛ほほ肉の一皿。牛ほほ肉の塊をフォン・ド・ヴォーとブランデーでじっくりと煮て、とろけるような柔らかさに。煮汁は煮詰めてソースにして、そこに抹茶をかけて。濃厚な味わいに抹茶の香りとほろ苦さがふわりと広がります。さらに、【The Burn】米澤シェフは『BBQスペアリブ』(680円)という豚スペアリブにスパイスを効かせたパンチのあるメニューを手掛けています。カジュアルなのに本格派、しかも立ち飲み価格…! ここでしか出会えないメニューは必食です。ちょい飲みにも、しっかりディナーにもぴったりな使い勝手抜群の空間ドリンクも個性豊かなものばかり。名物ドリンクはこの3つです。左から『烏森ハイボール』580円、『SBMビール』580円、『大人のすっきりファンタぶどう』480円(税抜)シェリー樽で熟成させた香り高い『烏森ハイボール』、オレンジの自家製シロップをビールに加えた『SBMビール』、赤ワインを炭酸で割った『大人のすっきりファンタぶどう』。どんな料理にも合い、口当たりも抜群!『アラモスカテナ マルベック』、『マルケス・デ・リスカル テンプラニーリョ』、『グランポレール 余市ケルナー』など幅広い品揃えワインはフランス、イタリア、スペイン、アルゼンチン、ジョージア、日本…と産地はさまざま。グラスは430円~、ボトルは2,980円~から揃い、必ず好みの1本が見つかりそう。ノンアルコールワインや天然ハーブのソーダ割り、瀬戸内レモンスカッシュなど、ノンアルドリンクも充実しているので、お酒が飲めなくてもご安心を。メインのカウンタースペース。厨房を目の当たりにするライブ感も醍醐味の一つカウンター下には、荷物が掛けられるフックとコンセントを設置している入れ替わり立ち替わり人々が訪れるのは、料理とお酒以外にも魅力があるから。立ち飲みスペースとなる長いカウンターの下には、荷物が掛けられるS字フックといざという時に携帯電話を充電できるコンセントが設置してあります。0次会やアペロに、はしご酒の締めくくりに、軽ーく1杯のひとときにも落ち着ける居心地のよさなのです。カウンター奥には、ハイスツールのテーブル席が3卓1,2人でちょい飲みを楽しんでもいいし、エントランスを入ってすぐと店内の奥にはテーブル席もあるから、気の置けない友人としっかり食事を満喫することもできます。さらに、この烏森神社エリアに【烏森百薬】と【新橋二丁目九番地 らんたん】という系列店があります。徒歩数十秒という近距離にある2店舗の料理をオーダーしてもOK。こちらへ出前してくれるから、あれこれ食べたくなってしまう欲張りにはたまりません!左から、料理長の北山海さんと副料理長の高橋良磨さん【STAND BY Mi】がある路地裏。赤提灯がぽっと灯り始めると、行き交う人々も多くなる【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】から立ち飲み居酒屋の厨房へ。環境ががらりと変わったことについて「自分がやりたいと思ったことを形にできるようになった」「カウンター越しに、お客様の反応がダイレクトに伝わるのが嬉しい」と口々に語る北山さんと高橋さん。その熱量と自由闊達さ、さらに確かな技術から、生み出される料理を求めて、1人でも誘い合わせても訪れたい路地裏の最新店です。STANDBYMi【エリア】新橋/汐留【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3000円【アクセス】新橋駅 徒歩1分※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください
2020年12月16日まずはクラシックとモダンが融合したフランス料理を気軽に楽しもう日本の新しい魅力を感じたいなら、イノベーティブなコースをティータイムだけのスイーツも見逃せないまずはクラシックとモダンが融合したフランス料理を気軽に楽しもう大手町駅から徒歩数分。2020年に開業した「丸の内テラス」に、注目のレストランがオープンした。10階に上がり、エントランスに向かう。目に飛び込むのは天井の高いガラス張りの開放的なレストランだ。オーストラリアの有名デザイナーが手がけたという内装は、ボーダレスなモダンさが混ざり合い、グローバルな美意識が満ちている。日本の大企業や外資系ホテルの高層ビルが立ち並ぶ東京のど真ん中のロケーションもあるのだろう。このご時世でありながら、外国人客を含むエグゼクティブたちが談笑し、ビルの窓が作り出す夜景に囲まれた店内は、ニューヨークのフィフスアベニュー、あるいは香港のセントラルあたりの、シックなレストランのようだ。10Fのダイニングフロアこちらのレストランは、【アポロ】【ロングレイン】などを手がける「トランジットジェネラルオフィス」のフラッグシップレストラン。シェフを務めるのは同会社のコーポレイトシェフだった徳山亨氏。そこに、パートナーシェフとして、大阪の人気フレンチ【ラ・シーム】の高田裕介シェフを迎え、今のTOKYOを表現する料理を提供している。料理のテーマは「旅」。日本経済の中心でもあり、さまざまなカルチャーが交錯する国際色豊かな東京の中心地というエリアで、世界を旅しているような気持ちになれたら、という思いが込められている。ランチもディナーもコースのみではなく、アラカルトや1品でも楽しめるという自由度の高さがいい。まずは気の合う仲間で訪れ、気になる料理をアラカルトでチョイスし、シェアしながら楽しむのがおすすめだ。ディナーアラカルトメニューから。『ティアン・ド・クルジェットーズッキーニの重ね焼きー』料理の骨格はフランス料理。高田シェフ自らが探してきた日本全国の確かな食材を生かした、クラシックな技法で丁寧に料理しながらモダンに仕立てたものがメニューに並ぶ。そして、それぞれの料理に、ゲストが思わず笑顔になってしまうような仕掛けや思いが随所に散りばめられている。ディナーアラカルトメニューから。炭焼きの『天草ホロホロ鳥』例えば、『ティアン・ド・クルジェットーズッキーニの重ね焼きー』という料理。ティアンとはプロバンス地方の、野菜を重ねてオーブン焼きにした素朴な郷土料理だ。それを数ミリ単位でスライスしたズッキーニを重ね、その間にタイムとにんにくの風味のオイルを挟み、周りに細かくしたパン粉をつけ焼き上げ、ミントとバジルのソースを添えた美しい料理に変身させている。店内のチャコールオーブンで、豪快に一羽丸ごと焼き上げるホロホロ鶏は、シンプルに塩だけで調理されテーブルに登場し、ほろほろ鶏のだしをベースにしたソースが添えられる。ここには、ちょっとした遊び心が。ゲストは香草を束ねたブーケをソースに浸し、自分で肉にソースをつけながら食べる仕掛けになっているのだ。このソースを塗る、という行為がなんだか工作をしているようで楽しい。日本の新しい魅力を感じたいなら、イノベーティブなコースをちょっとグルメな女性とご一緒する日などは、ぜひディナーコースを予約して。コース料理はアラカルトとはまったく違う表情で、今の日本の食を表現している。こちらは一皿ずつ1人のポーションで、日本の旬の食材や昔ながらの食材、食文化をイノベーティブな料理として表現している。ディナーのコースから『秋刀魚のスティック』(左)、『マッシュルームのタルト』(右)たとえば、最初に出てくるのは鯉のスープ。「僕が育った福島では、昔から馴染のある魚だけれど、どうしても”どろ臭い”などのネガティブな印象も拭えない食材。けれど、ちゃんとした鯉は、こんなにもクリアでおいしい食材だいうことを知って欲しくてコースの最初に出しています」と徳島シェフは思いを語る。そのほかにも、『なまずのリゾット』や『エゾジカのロースト』など、メジャーではないジビエや川魚を大胆に登場させている。「食べたことがない、もっといえば食わず嫌いの人もまずは食べて欲しい」と徳山シェフ。その新しいおいしさに、まだまだ知らない日本の食材をもっと知りたくなるに違いない。シェフの徳島亨さん。ホテル日航東京(現ヒルトン東京お台場)のモダンフレンチレストラン「テラス オン・ザ・ベイ」他を経てトランジットジェネラルオフィスコーポレートシェフに就任。2020年11月【THEUPPER】シェフに就任一方ランチもまた、ディナーとは全く違う様々な“旅”感を味わうことができる。しっかり食べたいときには、『黒毛和牛の赤ワイン煮込み』など、クラシックなフランス料理のランチセットを頼むのもよし。大阪【ラシーム】の味を大阪に行かず食べたい!という人は、同店とまったく同じカレーライスを注文するもよし。ちょっと軽くエスニックなものを、という人にはマレーシアの郷土料理ラクサをフレンチ風にアレンジした麺や、高田シェフ特製魯肉飯などがおすすめだ。ティータイムだけのスイーツも見逃せない!そしてこちら、“ちょっとお茶しに行く場所”としても覚えておきたいアドレス。ティータイムには、高田シェフ考案のパフェやモンブランなど、トップシェフが作り出すティータイムだけのスイーツが食べられるのだ。例えば、この日の『季節のパフェ』は、なんと、大阪の“飴ちゃん”を季節のフルーツを使いながら、パフェとして表現!ティータイムにオーダー可能な『季節のパフェ』。この日はカシスやりんごなどの6種類のムースに、キャラメルのアイス、アニスの香りのメレンゲなどを重ねて飴ちゃんに見立てたボンボンは、カシス、オレンジ、紅茶、りんご、レモン、柿などのムース。その下にはキャラメルアイス、生クリーム、クランブル、メレンゲが重なっている。見た目はボリュームあるけれど、ムースがそれぞれふわふわで軽やか、果物の香りと甘みを生かしたものだから、するっとお腹におさまっていく。長いスプーンを下まで入れて、すべてを一緒に食べてみれば、「サクッ、フワ、シャリ、トロ」食感のしあわせのハーモニーが口に広がりたまらない。10Fには広いテラス席も。冬はクローズしているが、春から秋にかけては、いつでも気持ち良く過ごせるオススメの場所そして最後に。旅気分を味わえるのは、料理だけではないこともお伝えしたい。こちらのバーテンダー谷田歩氏がつくるカクテルでも世界各国への旅気分が味わえる。昼下がりの午後、ノンアルコールのレモンバーベナのさわやかな香りがきいたピニャコラーダを片手にテラスに出ればマイアミあたりにいる気分だし、夜、どこかで食事をしたあとに一杯だけこちらのバーで「ロックホール・フレンチマティーニ」(なんと、ロックフォールチーズを漬け込んだウオッカをつかっている!)で〆ればニューヨークか上海のバーでくつろいでいる気分になる。はっとさせる、素材の組み合わせが楽しいカクテル。ノンアルコールからショートカクテルまで多種ラインナップここは、一歩足を踏み入れば旅へ連れて行ってくれるレストラン。1日のどんなシーンでも、思いついたらふらりと訪れて、つかの間の非日常を味わってみてはいかがだろうか。【THE UPPER】店舗詳細情報電話:03-5962-9909住所:東京都千代田区丸の内1-3丸の内テラス9F10F営業:11:30~14:00(ランチL.0.)、14:30~15:00(TEA&SWEETS)、18:00~22:00(ディナーL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)定休日:日曜・祝日(※但し日曜日が祝前日の場合は営業)※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください
2020年12月11日飲食業界に風穴を開ける、新しい食のカタチ若きシェフと企業をつなぐ「プラットフォーム」とは?!元【SUGALABO】薬師神シェフのハレの日レストランも併設転換期を迎えた飲食業界に風穴を開ける、新しい食のカタチ店舗を持たないフリーの料理人やシェアキッチンの増加など、料理人の働き方はコロナ以前から徐々に変わりつつありました。そして2020年、コロナ禍において「外食を楽しむ」「提供する」といった当たり前の日常が奪われ、飲食店や料理人は大混乱。新しい生活様式により来店型・集客型のビジネスモデルは崩れ、飲食業界はその在り方を見直さざるを得なくなっています。虎ノ門ヒルズの1階に位置する「Social Kitchen TORANOMON」。東京メトロ「虎ノ門ヒルズ」駅直結そんな時代の変わり目に誕生したのが「Social Kitchen TORANOMON」。飲食業態の開発や運営などを手掛けるイートクリエーターが、シェフと企業をマッチングさせ、新しい商品や価値を生み出す場として新たな施設を開設。そこに、薬師神シェフや江藤パティシエらが運営メンバーとして参画しました。イートクリエーター所属のシェフや、運営メンバーの薬師神シェフ、シェフパティシエの江藤さんや上妻さん、ソムリエの渡邊さん。それにパートナーシェフなど30名ほどが在籍「ここ5~6年、海外では『フードインキュベーション』(キッチンスペースの提供や人材育成、商品販売機会の提供)が急成長しています。日本にもこういう場所があるべきだと思い、高いレベルで切磋琢磨し合える場を作りました」とイートクリエーター代表取締役永砂氏。若きシェフと企業をつなぐ「プラットフォーム」とは?!「Social Kitchen TORANOMON」には、食のR&D施設として商品開発から大規模ケータリングにも対応可能な最新のキッチン設備と、イベントスペースを併設。クライアントとシェフがともに行う商品開発やレシピ開発、イベントや事業開発などが可能になります。キッチンや作業台、冷蔵庫など設備はどれも「料理用」「スイーツ用」で完全に分かれており、香りうつりにも配慮また、200人の大人数にも対応できる圧力鍋や、最新映像機器を使用した映像演出も可能なので、イベントやハイブランドのパーティーなども行えます。200人分ほどのケータリングにも対応可能な圧力鍋パナソニック協賛のプロジェクターで多彩な映像演出が可能にしかし、場所や料理の技術があっても、企業とのつながりが無ければ成立しないもの。そこで、イートクリエーターは選抜シェフのエージェントとして、食の事業開発を担う企業と若手シェフをマッチング。シェフとのパートナー契約からプロジェクトの伴走、完了までをすべてサポート。それにより、商品やレシピの開発、パートナーシェフとのポップアップイベントなどが行えるようになります。USENもその思いに賛同し、IT・フードテックの社会を変える取り組みとして協賛8席限定、ハレの日レストラン【unis(ユニ)】も併設同じ敷地内に、薬師神さんがシェフを務める8席だけのシェフズテーブル【unis】が12月16日にオープンします。「コロナ禍においてレストランの在り方を見直し、誕生日や記念日など“特別な日”を彩るハレの日レストランにしました」(薬師神シェフ)8名で貸切ってもお互いの顔が見える、アーチ形状のカウンター。一体感溢れるキッチンに仕上がっている薬師神シェフが今まで巡った全国700以上の生産者を繋ぐ料理と、映像や音楽をつかって、ドアを開けた瞬間から食事後の余韻まで、五感全てで記憶できる特別なハレの日となるような演出が仕掛けられているそう。詳細はシークレット。「お店を訪れてからのお楽しみ」とのこと。「ソーシャルキッチンディレクター」プロジェクトリーダー/【unis】シェフの薬師神 陸シェフ「Social Kitchen TORANOMON」イベント第1弾「リーチストック」の「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」を通じ水産加工品の開発に着手※イベントの詳細は「リーチストック」公式HP、または「Social Kitchen TORANOMON」公式HPやSNSをご確認ください。「Social Kitchen TORANOMON」プロジェクト第一弾として、USEN(USEN-NEXT GROUP)が運営する産直仕入れECサイト「REACH STOCK(リーチストック)」が、日本国内に点在する未流通水産物をシェフの力で加工品に変革させる企画「SEAFOOD RESCUE U PROJECT」(農林水産省共同)とコラボします。詳細は決まり次第、「リーチストック」公式HP、または「Social Kitchen TORANOMON」公式HPやSNSにて発表。今後は、様々な企業やシェフとのイベントを企画しているそう。ぜひこまめにチェックしてみてください。「Social Kitchen TORANOMON」施設情報住所:東京都港区虎ノ門1丁目23-3 虎ノ門ヒルズ ガーデンハウス1F電話:03-6811-2966定休日:日曜、隔週月曜プレオープン:2020年12月1日グランドオープン:2021年1月4日公式HP:▽運営メンバー・薬師神 陸(ディレクターシェフ)・江藤英樹(ディレクターパティシエ)・渡邊泰斗(シェフソムリエ/マネージャー)・上妻正治(シェフパティシエ)▽パートナーシェフ・森枝 幹(【chompoo】プロデューサー)・大山恵介(【ease】/【repos by patisserie ease】シェフパティシエ)・井口和哉(【REVIVE KITCHEN AOYAMA】シェフ)・西 恭平(【Neki】シェフ)・JACK松岡誠也(2021年春開業予定 シェフパティシエ)・野邑 翔(【abno】バーテンダー)・眞砂翔平(パティスリー開業準備中)・鬼崎翔大(【浮雲】シェフ)・田中佑樹(【伊勢すえよし】店主)・東原教人(【Restaurant Ararat】オーナーソムリエ)・大井健司(【ahill azabu】シェフ)・昆布智成(【UN GRAIN】シェフ)・大村隆亮(【resutaurant AB】オーナーシェフ)・内藤千博(【Ăn Đi】シェフ)・佐藤一平(開業準備中)料理人や企業の参加方法現在、スーシェフ、シェフ以上で、お店で責任のある立場にある方など30名程が在籍。料理人としての経験があり、外部と開発などをしたことがある方は歓迎しますとのこと。「参加したいシェフ」、「仕事を依頼したい企業」は、下記問い合わせフォームから問い合わせ可能です。※HPの「登録方法」のシェフ/クライアントからお申込みくださいunis【エリア】虎ノ門【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】40000円【アクセス】虎ノ門ヒルズ駅 徒歩2分営業:水~金曜[ディナー]17:30~20:00/20:30~23:00、土曜:[ランチ]12:00~15:00、[ディナー]18:00~21:00定休日:日曜・月曜・火曜1日8名、2回転(17時30分~、20時30分~)土曜のみ12時~、18時~(夜は1回転)公式HP:薬師神シェフプロフィール辻調理師専門学校を卒業後、同校フランス料理講師としてスタート。 教育指導を始め、テレビの料理監修・雑誌制作等幅広く活躍し6年間務める。2014年より紹介制フレンチ【SUGALABO】(東京/神谷町)の立上げから尽力。その後、株式会社イートクリエーターに参画。 〝食のリテラシーを磨く〟をコンセプトに、 イベントディレクション、ケータリング、セミナー、メニュー監修など多彩に活動している。
2020年12月07日入り口から、サプライズが始まる!好きな人との距離がグッと縮まるシェアスタイルあの名物も登場。ウキウキが止まらないメニュー入り口から、サプライズが始まる!渋谷の雑居ビルの2階に突如現れるシックなカウンター。吟味されて選ばれた日本酒と自然派ワイン。そして酒飲みの心をくすぐる料理の数々で瞬く間に人気になった【酒井商会】。その店主・酒井英彰さんが2020年7月に恵比寿に、自身2店目となる【創和堂】をオープンした。早くも食いしん坊の心を鷲掴みにしたその店は、すでに予約が取りにくい人気店となっている。入り口に入ってすぐに登場する、隠れ家バー。バーだけの予約も可能この【創和堂】、【酒井商会】と同様、大人がちょっとワクワクしてしまう「隠れ家感」に満ちている。ひっそりと主張しない扉をあけると、まず目に入るのは、シックなバーカウンター。「あれ?店を間違えた?」と不安に思うなかれ。実はここ、バーin レストランが店内にあるというなんとも洒落た仕立てなのだ。この秘密めいた、大人の雰囲気漂うバーを通り過ぎて奥の扉を開けると、広い活気のあるダイニングに到着する。この“静”と“動”のギャップにこれから始まる、おいしいひとときへの期待がより高まるだろう。もちろん、このバーはバースナックやバーだけのドリンクも充実しているので、純粋にバー利用だけのでもOK。けれど、せっかくなら友人とバーで待ち合わせをし、アペロを一杯飲んでからダイニングに向かう、というのがおすすめだ。好きな人との距離がグッと縮まるシェアスタイル大人のカップルがカウンターでゆっくり、つまみと酒を“おまかせ”で楽しむのが【酒井商会】だとしたら、【創和堂】は、開放的な空間に身を置き、仲間とアラカルトの料理を“シェア”して楽しむスタイル。料理はなんと、常時60種類近くオンメニュー。基本的にそれらの料理はすべて2人前が一皿に盛り込まれており、仲間で分け合うことで、楽しい時間がさらに楽しくなるイメージだ。『わっぱ盛り合わせ・小鉢』1,800円。まずは酒のつまみにと頼む人が多いメニューとはいえ、“こうじゃなければいけない”という押し付けは一切なし。たとえば1人客にも優しいのがこの店のいいところ。相談すれば、料理の分量を1人用に調整し、魅力的なメニューを1人でも数品頼むことができるのは、なんとも嬉しい。大勢のスタッフがきびきびと働き、炭鉢を中心に据えた劇場のようなキッチンを囲むカウンターは、人々のさざめきがいいBGM。どんなシチュエーションで訪れても、自然と店の風景に馴染んでしまう心地よさがある。原始焼きを焼き上げる炭鉢。鉢は酒井さんが作陶家にお願いしてつくってもらったオリジナルそんな【創和堂】で名物となっているのが、『原始焼き』だ。これは主に九州から直送で取り寄せた魚や野菜を、独特な形で組み上げた“炭鉢”でシンプルにゆっくり焼き上げたもの。「炭を組み上げ、横から食材に当てる火は、日本で料理という概念が生まれてから最初の火の入れ方だと知りました。だから“原始焼き”と名付けています。ゆっくりじんわり距離をとって火を入れていくので、しっとりと、素材本来の味が引き出されますね」と酒井さん。この料理をしたくて、炭をいれる鉢を特注し、中心の炭をくべる鉄コイルは、金属加工工場を訪ね歩いて理想のものを探し抜いたそう。【創和堂】名物・原始焼き。旬の魚や野菜をシンプルに塩焼きに。今日はさんま、のどぐろ、かます。1尾800円0基本的に、【酒井商会】も【創和堂】も、酒井さん出身の九州を中心とした食材でつくる料理と酒を楽しむスタイルはかわらない。けれど以前の店では炭火が使えなかったため、"炭火焼"は【創和堂】でしか食べられない。じっくりと炭火で焼き上げられた、旬の魚はシンプルに塩で。日本酒と合わせれば、これぞ極上の味わいだ。通常3-4種類の魚が登場。丸ごと焼く魚は、大きすぎないものを選んでいるため、2人でも2種類注文して食べ比べするのも楽しい。季節を変えて訪れれば、その季節ごとの魚に出会え、日本の海の豊かさを知ることができる。あの名物も登場。ウキウキが止まらないメニューそしてもう一つ。ぜひ頼んでほしいメニューが、【酒井商会】のファンなら一度は必ず食べたことがあるであろう、かの店の名物『雲仙ハムカツ』だ。「前の店からの常連さんも多くて、リクエストをいただくことが多いので。喜んでいただけるのであればと、こちらの店でも出すことにしました」と酒井さんは笑う。惜しげもなく厚切りにした雲仙ハムカツは、ジューシーな肉汁をたたえた食べ応えのある一品。この日は徳島県のクラフトビール『KAMIKATZ』のIPAを合わせて楽しんだ。これが、これ以上最高の組み合わせがあるのだろうかと思うほど、ぴったりの組み合わせ!!【酒井商会】で大人気メニューとなった『雲仙ハムカツ』はこちらでも食べられるもちろん目当てにしたい料理は『原始焼き』や『雲仙ハムカツ』だけではない。なんといっても【創和堂】の魅力は、食材の旬に寄り添い変わっていく、食いしん坊なら思わず全制覇したいと願わずにはいられない料理の数々だろう。例えば、秋に入ったばかりの頃に訪れて、『馬肉の生ハムと柿の白和え』や『鱧と夏野菜の南蛮漬け』など、夏の終わりと秋の始まりを感じるメニューを堪能したかと思えば、晩秋にまた訪れるたときには『すっぽんの茶碗蒸し』や『くえの出汁しゃぶ』など気に冬に向かって変化した料理を楽しめる。店主の酒井英彰さん・35歳。福岡県出身産直の食材を使い、それらを生かした料理にするからこそ、ゲストは訪れるたびに日本の今の季節を、おいしい料理で感じることができるのだ。そうした季節を感じる料理を味わいに、ついまた訪れたくなってしまう。だからこそ、私が誰かと、おいしいものを食べてリラックスしたいと思うときに、真っ先に頭に浮かぶお店が【創和堂】なのかもしれない。現に今。今度は、前回食べられなかった、『すっぽんの春巻き』食べにいかなくては。そんなことを思いながら、次はいつ行こうかとカレンダーとにらめっこしている。【創和堂】店舗情報電話:080-8040-4822住所:東京都渋谷区広尾1-12-15 リバーサイドビル1F営業時間:17:00~24:00(L.O.22:30)定休日:日曜平均予算:8000円前後
2020年12月04日豪徳寺に突如現れた、ネパール料理専門店【OLD NEPAL TOKYO】スパイスに対する概念が変わった。野菜には様々なスパイスが調合されている。食べれば刺激的な香りや独特の風味が口いっぱいに広がってと思いきや……確かにターメリックや自家製のガラムマサラといったスパイスが口中に広がる。しかしそれは想像以上に穏やかで、むしろキュウリやカブといった野菜たちのしっかりした味わいに驚かされる。スパイスによって野菜のおいしさが引き出されている。『南瓜のタルカリ(野菜料理)』。南瓜を濃厚なスープ仕立てにし、グリーンチリのアチャールをのせて辛味のアクセントを加えているカレーも同様だ。スパイスの香り、鮮烈な味わいを楽しませつつ、そのスパイスによって肉の風味や旨味、コクをもしっかりと楽しませてくれるのだ。臭み消しのためではない。スパイスという名脇役が演出する素朴かつ複雑なおいしさの数々に舌鼓の連打だ。レンガを効果的に取り入れることで、カトマンドゥの街並みの雰囲気を演出。木材を多く使用し落ち着いた空間となっている世田谷区豪徳寺駅から伸びる商店街を1分ほど歩くと、目指す『OLD NEPAL TOKYO』が見えてくる。2020年7月にオープンした新店だ。5年前、大阪に開業して以来、人気を博し続けている【ダルバート食堂】。そのオーナーシェフの本田遼氏が東京に初出店した店である。「Khaja/カジャ」~前菜~大阪で提供していたのは“ダルバート”(豆のスープ“ダル”と、ご飯“バート”そしてアチャールやカレーがワンプレートにのったもの)のみだが、東京では単品ではなくコース仕立てで楽しんでほしいと、数種の“カジャ”からスタートする。コースの最初は「Khaja/カジャ」から始まる。カジャとは、メイン以外の軽食のようなものの総称“カジャ”は主に白ごはん以外と食べるもののことを指す言葉で、同店ではネパールを俯瞰でみたカジャを用意。たとえば取材した月はネワール族スタイルで、別の月はシェルパ族、また別の月はポカラ地方など、前菜としてカジャを用意し、様々なアチャールとのペアリングで提供してくれる。ネパールの家庭で一般的なロティ(薄焼きパン)は素朴な味わい。酸味の効いたジャガイモのアチャールと一緒に『グンドゥルックのアチャール』。周りは紅真大根、ビーツ、ピスタチオなど。よく混ぜていただく。グンドゥルックの酸味が野菜の味を引き立てるこれらもすべて“カジャ”。いただいたのは、『ヒエのロティ×じゃが芋のアチャール』、『南瓜のタルカリ×グリーンチリのアチャール』、『里芋とウラド豆のマショウラ×黒ニンニクのアチャール』、『グンドゥルック(乳酸発酵させた青菜を乾燥させて戻したもの)のアチャール』。どれも野菜の素朴なおいしさをアチャールが引き出す組み合わせ。合わせて頼んだナチュラルワインが止まらない。『ポークセクワ』。マリネ後にローストし、ネパール山椒とトマトのアチャールなどを添えて提供そしてカジャの最後に出されたのが『ポークセクワ×ネパール山椒とトマトのアチャール』、『フレッシュコリアンダーのアチャール』。セクワは現地ではスパイスでマリネした肉を串焼きしたものを指すが、【OLD NEPAL TOKYO】では絶妙に火入れしたローストで提供。こちらもネパール山椒が豚肉の甘味を引き立て、コリアンダーが豚の濃厚な旨味にさわやかな味わいを添える。なんと絶妙な味の組み合わせ! 正直、もっと食べたいのですが……とお願いしたくなるほどで、このカジャで一気にネパール料理のファンになる。「Khana/ダルバート」~メイン~こちらがコースのメインであり、ネパールの国民食でもある「ダルバート」。ごはん、豆のスープ、おかずなどをあわせてこう呼ぶついで提供されるのが「Khana/ダルバート」だ。中央に『ライス』、奥に『ダール(豆のスープ)』、『猪カレー』と『チキンカレー』、手前にじゃが芋、なす、グリーンピース、カリフラワーを使った『本日の“タルカリ”(野菜の炒め煮)』。さらに大根、りんご、フレッシュトマト、発酵させたひなのかぶ、そして『本日のアチャール』が5種と、その日の青菜の炒め物がある。メニュー名を聞いているだけでお腹いっぱいになってしまいそう(笑)。ご飯は中粒米と長粒米をブレンドし使用。手前が猪カレー、奥がチキンカレー、その右隣がダール、周りには5種のアチャールが並ぶまずはダールをひと口。とろりとして、素朴ながら食欲を掻き立てられる味わいだ。ついで、そのダールを香りよいライスにかけ、あとは気分でカレー、タルカリ、サーグを加えて混ぜ合わせ口に運んでいくだけ。カレーだけならスパイシーで、タルカリも混ぜればやさしい味わいが加わるし、ザーグまで混ぜれば様々な素材の味とスパイスが幾重にも絡み合う複雑で贅沢な味わいに。そのバランス次第で、噛むたびにいろんな表情を見せてくれる。それがおいしくて、楽しくて、ワインに合って……すっかりネパール料理の虜だ。「Mithai/デザート」最後は、ネパール産ピーナッツバターのクルフィ(アイス)がデザートとして供される。アイスとその上にふられたシナモンなどのスパイスが口のかなで溶け合い絡まり合う、甘さと様々な香りの一体感にあぁ至福。あくまで“ネパール料理”の枠内で、新たな魅力を引き出すシェフの本田遼氏。「料理の文献が少なく、現地での会話を通じてネパール料理を探って行くのが難しくも楽しい」と語る聞けば、本来ネパール料理はコースでは食べられないと言う。しかしネパールに魅せられた本田遼氏は、ネパール料理、ひいてはネパールの食文化の魅力を広く知ってもらいたいと敢えてコースとして提供しているという。ネパールでは外でどれだけ“カジャ”を食べても、家に帰ってご飯である“カナ” (ダルバート)を食べる。そこに目を付け、カジャによる前菜、ダルバートをメインにというコースを構成。里芋とウラド豆のマショウラ(ベジミート)。フライ仕立てにし、黒ニンニクのアチャールを添える。黒ニンニクの香りがほどよいアクセントに「目指すのはネパールの人に『これはネパール料理だね』と言われつつも、日本の人には『ネパール料理ってこんなに美味しいんですね』というふたつの味の実現」と本田氏。そのために過剰にスパイスを使わず、余計な素材を加えず。しかし、それと同じくらい洗練された一品に仕上げることにも留意している。カジャはもちろん、手のかかるアチャールも自家製なのはそのためだ。香りのマリアージュも楽しんでほしいと、白とオレンジの自然派ワインを多数揃える。グラス800円0。他にネパールのラムなども用意また「ネパールではあまり飲まれないナチュラルワインを揃えることで、食文化の広がりの提案もしていきたい」とも。香り豊かで余韻が穏やかなナチュラルワイン、特にオレンジを含めた白は、やはり香り豊かなネパール料理と好相性で、味だけでなく香りのペアリングが堪能できる。ネパールの街かどで見かける鉄板をイメージした扉のエントランス。商店街を歩くこと数分、ムーディーに照らされた同店が佇む「いつか…できれば5年後くらいにネパールで店を出したいんです。東京で成功したネパール料理ということで、現地の注目も集めるだろうし、その店を模倣した店も増えると思うんです。それがネパール料理のレベルアップにつながれば……そうやってネパールに恩返しが出来たら嬉しいですよね」。開店して半年ながら、この味、サービス、哲学さえあれば東京での成功も、ネパールでの成功も必ず掴めるはずだ。本田 遼氏1983年、兵庫県神戸市生まれ。専門学校を卒業した後、様々な職を経験しつつ、世界を旅して回る。23歳の時に「こんなに感動した料理は初めて」というネパール料理と出合う。日本に戻り、料理人としてのスタート。2015年、大阪に「ダルバート食堂」を、2020年東京に「OLD NEPAL TOKYO」を出店。著書に「ダルバートとネパール料理」(柴田書店)がある。OLD NEPAL TOKYO【エリア】豪徳寺/経堂【ジャンル】ネパール料理【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】豪徳寺駅 徒歩2分
2020年12月02日人気シェフが2人で作る、どこにもない新しいレストラン(和食 + フレンチ)x 串=新感覚のガストロ・串キュイジーヌ!?シックなのに、リラックスできる秘密人気シェフが2人で作る、どこにもない新しいレストラン左から【フロリレージュ】シェフ・川手寛康さん、【デンクシフロリ】女将・橋本恭子さん、シェフ・森田祐二さん、【傳】シェフ・長谷川在佑さん2020年11月、人気シェフ2人がタッグを組んで、どこにもない"串料理"の店をオープン! そのシェフとは、人気店【傳】の長谷川在佑シェフと【フロリレージュ】川手寛康シェフ。2人でつくった店の名前は【デンクシフロリ】。"傳"と"フロリ"のフィロソフィーを串で繋いだ店、という思いが一発でわかるネーミングだ。この店で味わえるのは、2人のシェフそれぞれの個性が融合したジャンルレスの串料理。9,800円のコース料理で、肩肘張らずに楽しめる空気感が魅力だ。そもそも、「アジアのベストレストラン50」の日本1位、2位にずっと君臨している【傳】、【フロリレージュ】は、シェフの世界観を料理で表現するガストロノミーで世界のフーディたちを魅了しているレストラン。そんな2人が、なぜ"串モノ"の店をオープンしたのだろうか。目の前のキッチンで串モノを炭焼きにする臨場感、広がる香りもごちそう「きっかけは、11年前に長谷川さんとコラボレーションイベントをやったことですね。和食、フレンチという違うジャンルですが、いっしょに料理をしたらすごく楽しくて。この楽しさをいつかカタチにしたいと思ったんです」と川手さんが話せば、長谷川さんも「フレンチのおいしさを教えてくれたのは、川手さん。例えば【傳】の名物、フォアグラが入った『傳最中』は川手さんと出会ってなかったら生まれていなかった。川手さんとだから店を出そうと思いました」と話す。あ・うんの呼吸とはまさにこのこと。息もぴったりな2人が"2人で"やりたいと思ったのは、いろんな人がカジュアルに楽しめるお店だったそう。いまや、世界のフードトレンドもリラックスして食べられる"コンフォートフード"に流れがきている。そんな時代のニーズもふまえて、最初やろうとしていたのは「焼き鳥」の店だったという。けれど、やりたい料理もアイデアを出していくとどうしても焼き鳥の枠からはみ出してしまったのだとか。であれば、焼き鳥の"串"をアイコンにして、"串モノ"にしたらどうだろう、と話しは広がった。二つのお店を繋ぐのが"串"、お客さんとレストランの楽しさも"串"でつなぐ。いろんな思いや楽しさを串で繋ぐって面白い!と盛り上がり、どこにもないジャンルのレストランが誕生した。(和食 + フレンチ)x 串=新感覚のガストロ・串キュイジーヌ!?コースの2品目『いわしレバームー』コースは全部で8品。それぞれの料理は【傳】らしさ、そして【フロリレージュ】らしさをはっきりと感じる要素がある。そして、いっしょに食べればそれが調和し、新しい味となって口に広がる。つまり、それぞれ単体で味わう楽しさがありながらも、さらにそれらをいっしょに食べることで生まれる"新しい発見"と、一度で二度おいしい味の変化が楽しめるのがおもしろい。例えば、『いわし レバームー』という料理。串に刺さったイワシのミンチは、しょうがや味噌、ネギとともになめろう風に仕上げたものを炭火で焼いている。添えられているのは、レバーとフォアグラ、エシャロットや生クリームで作ったフレンチのレバームースだ。イワシのミンチ単体で食べればそれは和風の味であり、レバームースも軽やかな口当たりながらもフランス料理としての表情を見せる。しかし、レバームースの上にかけられている、塩昆布とレモンの粉末といっしょにレバームースをソースにしてイワシにつけて食べると、これが融合し、ジャンルレスなおいしさとなって、思わず笑みがこぼれてしまう。はやくも【デンクシフロリ】のスペシャリテとなった『ピジョンえび』。ハトのだしで食べる手打ちのパスタも、ソースを入れて味変してほしい店の名物になりつつある『ピジョン 海老』もおもしろい。フランスから仕入れている鳩は、胸肉、もも肉、ささみ、それぞれの部位に分けて味噌やみりん、にんにくなどでマリネし、炭火焼きに。ここに、醤油と酒の漬け地につけたボタンエビをあわせて串に打ち、さらに炭火でさっと炙る。鳩の味噌漬けは【フロリレージュ】でも過去に登場したメニューだそうだが、ここに和風の海老をあわせるのは2人のアイデアだ。鳩と海老という組み合わせは、フレンチでは昔から登場する山海の組み合わせだそうだが、ここに和の調味料を大胆に使った。添えたソースはネギソースと鳩の内臓のソース。焼き方や食材の組み合わせはフレンチの手法を用い、さらに和の味わいやフレンチのソースをアクセントにすることで、いろんな世界が広がる。ひと串のなかで繰り広げられる料理の小宇宙。これは、もはや"ガストロ・串・キュイジーヌ"と名前をつけたくなるほどだ。添えのスープパスタも秀逸だ。卵を練りこんだ手打ちパスタが、シンプルな鳩のスープに入っている。さっぱりとしつつも旨みを感じるのは、ここに和のだしが隠し味で入っているからだろう。まずは、そのままでいただけば、澄んだスープが体に染み入る。さらにネギソースを加えると一気に塩ラーメンのような表情になり、さらに内臓のソースを加えると、パンチのきいた別の麺となってまた違う味になる。これまた様々な味変がエンドレスループとなって止まらない。シックなのに、リラックスできる秘密『プリン煎茶のクリーム』しっかりと苦味もあるキャラメルに、密度の濃い王道プリン。上には煎茶を煮出した生クリームをあわ立てて。クリームのほろにがさと、キャラメルの苦味が大人の味わい「とにかく、楽しんでほしい」という2人のシェフの思いが込められた料理は、どの料理も、新しい発見があって、そしておいしい。さらに新しいのに、どこか馴染みのある味わいも感じて、懐かしさすら感じるのが心地よい。デザートの『プリン煎茶クリーム』は、まさに子どもの頃大好きだった、プリンを思い出す味。けれど、ここに、人生経験を積んだ大人にむけてほろりとした苦味をひとさじ加えているのがニクい。しっかりと焦がしたキャラメルをまといみっしりとつまっていながら、なめらかなプリンは、煎茶を煮出したクリームをあわ立てた生クリームをあわせることで、ひと味違う洗練された味になっている。【フロリレージュ】を彷彿とさせる、劇場型のダイニング洗練と心地良さのバランス。それは、オープンキッチンを囲む、劇場型カウンターからも感じられる。ダウンライトが落ち着いた雰囲気を醸し出しているダイニングは、人々が思い思いに楽しみながら、談笑し、リラックスして食事を楽しむ心地よさがある。目の前で炭火焼きされる食材や、ごはんが炊き上がる様子は、次の料理への期待にゲストは胸を高鳴らせ、自然と一体感が生まれる。「僕たちもこの店を心から楽しんでつくっています。来てくださる方にも、楽しかった、美味しかったといってもらえたらそれが本望。こうした幸せって世界中の人たち共通のものだと思うんです。ゆくゆくは海外にも【デンクシフロリ】を出したいですね」。と川手さんと長谷川さんは顔を見合わせて笑う。おいしいを繋ぐ"串”が生み出す幸せの輪は、将来、世界に広がっていくに違いない。2人のシェフのこれからの挑戦にも目が離せない。【デンクシフロリ】店舗情報電話: 03-6427-2788住所:東京都渋谷区神宮前5-46-7 B1A GEMS青山CROSS営業時間:17:00019:30、20:00023:30の二部制定休日:月曜コース料金:9,800円0※最新の営業時間に関しましては、直接お店にお問い合わせください撮影/石井宏明(人物)、岡本祐介(料理・店内)
2020年11月27日【0%ノンアルコールエクスペリエンス】を楽しむポイント10時~22時まで営業だから1日中楽しめる!【The SG Club】がプロデュースした本格ノンアルカクテルも!ドリンク・フードは全てヴィーガン対応“宇宙にできた最初のバー”、お酒を飲まなくても酔える新感覚の体験完全ノンアルコールバーとして話題の【0% ノンアルコール エクスペリエンス】。お店に一歩足を踏み入れると、店内はなんだか異空間。「“宇宙にできた最初のバー”がテーマなんです。いろんな惑星から様々な人種が集まって楽しむ=お酒が飲める人も飲めない人も楽しんでほしい、という想いからこのお店をオープンしました」。そう語るのは、【0%】プロデューサーの山本麻友美さん。入り口に近いカウンター席とテーブル席は、オレンジの光に包まれた温かな雰囲気が漂います。カウンターの中央に飾られた鏡に映るオレンジの円のオブジェが、まるで太陽のようさっきまで仕事のことで頭がいっぱいだったのに、温かなオレンジの光に包まれ、一気に気分がリラックスモードに切り替わります。オトナにはこういう時間って必要、と再認識。奥は無機質な中でネオンの光が反射するスぺーシーな空間。内装とアートディレクションは、注目のアーティストYOSHIROTTENが率いるクリエイティブスタジオ「YAR」が手掛けるそもそも、「ノンアルコールカクテルとソフトドリンクって、なにが違うの?」と思われる方もいると思います。が、ここのノンアルコールはとにかく本格的!絞りたてのフルーツやハーブを駆使し、味わいや香りにこだわり抜いたレシピで、オリジナルのノンアルコールカクテルを提供しているからなのです。オリジナルレシピの他、ドリンクの一部はノンアルコール食前酒「AECORN」や英国のノンアルコールジン「SEEDLIP」なども使用「NYやロンドンには、クールなノンアルコール専門のバーがあり、ノンアル派も楽しめる選択肢がたくさんあります。日本にもそんなお店があったらいいのに、ってずっと思っていたんです」と山本さん。飲んでみるとノンアルコールとは思えないカクテルの重厚感や味わい、香りが広がります。しかも一部のカクテルは、あの渋谷の名店【The SG Club】の後閑信吾さんが考案したメニューなのだそう。後閑さんは、世界のバーテンダートップ50を決める「The World’s 50 Best Bars」に、自身が手掛ける店が3店舗もランクインする実力派バーテンダーです。それを聞いたら飲まずにはいられない!!ということでさっそく頂いたカクテルをご紹介します。見た目も味も本格的なノンアルコールカクテルお店で提供するのは、定番4種に毎月変わる季節の味わいカクテル、ナチュールワインのような味わいのコンブチャなど、新感覚のドリンクメニューが20種類以上。さっそく、年間通して楽しめる定番の4種をオーダーしてみました。『A Real Pleasureゼロ(0)になる』1,500円(税抜)。この日はアップル、レモン、バジル、ハーブ、メイプルシロップなどまず見た目の美しさに高揚感を覚える『A Real Pleasureゼロ(0)になる』をオーダー。中のフルーツはバーテンダーによって毎日変わるそうで、フルーツやバジル、メイプロシロップなどで作られます。味わいはすっきりとしていて、リゾートホテルの朝、心地の良い風を感じながら飲んでいるような、爽やかさを感じます。訪れるたびに変わるそのビジュアルにも注目です。『アイスランドバブル』1,200円(税抜)。ジャスミンティー、透明なパインジュース、ジンジャー、ハチミツ、ベルジュ(熟す前のぶどうのエキス)プチンとシャボン玉が割れるとふわりと漂うスモーキーな香り。まさに五感で楽しめるカクテルアイスランドにある間欠泉「ストロックル」をイメージした『アイスランドバブル』。見た目のキュートさから、若い女性が多くオーダーするのだとか。海外のバーでよく使われているというシャボン玉を作る機械を使ってスモークでドームを作り、そのドームに口づけして飲むスタイル。口づけと同時にシャボン玉が割れ、ローズマリーの香りのスモークが吹き出し、その香りも楽しめます。『キンモク星』1,000円(税抜)。コールドブリューコーヒーとグレープフルーツなどで構成24時間抽出したコールドブリューコーヒーとグレープフルーツを合わせ、最後にグレープフルーツの皮を添えた一杯。コーヒーの苦みと果実の爽やかな後味がクセになります。最初に飲んだとき【The SG Club】の奥深いカクテルの味を思い出した一杯。お店の人に聞くと、【The SG Club】の後閑さんが考案したと聞き、納得。『ネパレード、流星ジャーニー』1,200円(税抜)。ティムールペッパー、ラズベリー、レモンで構成山山椒のような味わいのネパール産のティムールペッパーにラズベリーやレモンを合わせたピリッと甘くない一杯。セットで提供される“サングラススピーカー”をかけると、流れるサウンドとの相乗効果により非日常へと誘ってくれます。フードはすべてヴィーガン対応『バッファローカリフラワーケサディーヤ』1,200円(税抜)すべての人が等しく楽しめるようにとフードはすべてヴィーガン。“罪悪感のないジャンクフード”をテーマに、これがヴィーガンなの!?と思えるほど満足感のある濃厚な味わいです。打合せなど、商談の場としても使われるのだとかバーテンダーは日本人以外にも外国の方も在籍【0%】で提供するカクテルは、お酒が苦手な方が楽しめるのはもちろん、アルコールが好きな方でもお酒のカクテルを飲んでいるかと錯覚するような奥深い味わい。ハーブやスパイス、発酵など体に嬉しい効能もあり、妊娠中の方やお子様づれの方が楽しめたり、車移動の方でも立ち寄れるところもポイント高いですよね。まさに、どんな方でも楽しめる場所!「仕事に追われ、日々に追われ、ちょっとリセットしたい」そんなときに気軽に立ち寄れる場としてぜひ足を運んでみてください。インフォメーションオリジナルのノンアルコールワイン「ジー(g)」の予約販売を開始【0%】ではオリジナルのノンアルコールワイン「ジー(g)」の販売も開始。赤は「ツヴァイゲルト」、白は「グリューナー・ヴェルトリーナー」というオーストリアのワイン用葡萄品種を使用。予約は0%の公式オンラインストアで受け付けており、発送は12月中旬頃を予定。≫オンラインストアはこちら【0% NONーALCOHOL EXPERIENCE】店舗情報電話:03-6434-0789住所:東京都港区六本木5-2-4 ANBビル1F営業時間:ランチ 10:00~15:00、バー 16:00~22:00 (フードL.O.21:15/ドリンクL.O.21:45)
2020年11月21日旬を揚げる、大衆天ぷらの魅力食材の味を最大限に引き出す“揚げ”の技新しい食材を天ぷらにすれば、新しい哲学が生まれる旬を揚げる、大衆天ぷらの魅力かつては大衆食として親しまれた料理も、歴史を経るごとに技が磨かれ、哲学に溢れた食文化となることがある。江戸前天ぷらもその一つ。江戸前天ぷらの特徴といえば、江戸前=東京近郊で獲れた魚介類をごま油でカラッと揚げること。油のかぐわしい風味と、季節によって変わる食材から旬を味わえることが何よりの魅力だ。「江戸前天ぷら」を受け継ぐ店は東京の街に数多くあるが、ひときわ名店の呼び声高い店がある。それは“天ぷらの神様”と呼ばれる料理人・早乙女哲也さんがはじめた【みかわ 是山居】だ。1976年に日本橋・茅場町で店を開いて以来、各界の著名人たちの舌をも喜ばせてきた。店内はカウンター席のみ。谷口さんの揚げの技術を目の前で眺めることができるそんな【みかわ 是山居】から独立した店【天ぷら やぐち】が人形町にオープン。22年間もの年月をみかわで過ごした店主・谷口ー樹さんによる、江戸前天ぷらのコースをいただくことができる。「修行したのは“みかわ”だけ。生え抜きと言えばいいのか、食材選びから揚げ方、仕上がりのイメージに到るまで、“みかわ”での教えが胸の奥にいつもあります」そう語る谷口さんの天ぷらは、食材ひとつひとつとの向き合い方にも哲学があった。食材の味を最大限に引き出す“揚げ”の技揚げる具材はどれも新鮮な魚介類“みかわ”での教えは数多くあれど、美学として強くあるのが、揚げる前に細工を施すことはなく“揚げ”と言う調理のみで食材の味を引き出し、仕上げることだ。そのために、食材によって捌き方や打ち粉の量、揚げ時間を考える。「みかわでもそうでしたが、揚げる前から『このエビはこう仕上げよう』という完成形が頭の中にあります。そこまで持っていくために、逆算して調理のやり方を考えていくんです」身と頭を別々に揚げたエビの天ぷら例えば、エビは他の食材よりも高い温度で揚げる。水分量が多いので、油の中でしっかりと脱水させるためだ。「衣にも気をつかいます。理想的な衣って顕微鏡で見ると網の目状になっていて、その間から食材の水分が抜けてカラッと揚がるんです」。一方、水で溶いて時間が経つとどうしても粘り気が出る。「天ぷらは脱水作業」との言葉の通り、谷口さんが仕上げた天ぷらはどれも軽く、衣をほとんど感じさせない。薄い衣を纏ったエビの頭からは、エビ本来の風味が強く香り立つ。少しの塩でいただけば、ボイルや鮨とは全く違ったエビの味が体験できる。新鮮な大ぶりの穴子をそのまま揚げるそして、人気の天ぷらのひとつが、3枚おろしをそのまま揚げる大ぶりな『穴子』だ。「穴子は皮目と身の間に独特のクセがあるんです。これを、揚げ具合によってクセではなく“香ばしさ”に変えられるかが勝負です」。揚がった穴子の身はホロホロと細かい食感となり、その変化に驚かされる。無論クセはなく、皮目の香ばしさもアクセントだ。皿に載せ、鉄箸で切った時に揚がる湯気を眺めるのはなんとも食欲をそそる体験だ夜には、こうした天ぷらが8品のコース(12,000円・税別)で楽しめる。提供する間、谷口さんは、1900200℃の温度に熱した油の中に次々と食材を入れ、それぞれの最適な秒数をカウントしながら揚げ上がりを待つ。もちろん、お客さんとの会話にも応じながら。新しい食材を天ぷらにすれば、新しい哲学が生まれる料理人の谷口一樹さん「良い材料を揃えたら、そこそこの天ぷらは作れる。でも、江戸前天ぷらの哲学は“どううまくできるか”にあるんです」そう語る谷口さんは、天ぷらに使う新しい食材の探求にも強い関心を持つ。【みかわ 是山居】で学んだ天ぷらの哲学は、語りつくせるものではないという。「食材がひとつあれば、その食材に対する考え方があります。全ての食材に対して哲学があるわけですから……。全て話そうと思ったら、ここじゃなくバーにでも行かないと(笑)」食材ごとに哲学がある一方で、谷口さんは「天ぷらにする意義のある食材は、限られている」と語る。全ての調理の中で天ぷらが一番向いている食材でないと、“揚げる意味”はないと言う。「ただ、魚を獲る海の状況も僕が修行をはじめた20数年前とは変わっています。昔はよく使っていたのに、今では見なくなった魚だってありますね」。『ししゃも』の天ぷらは、身はホロホロと細かく、独特の旨味が感じられるだからこそ、新しい食材を探求するのだと言う。秋のコースに提供される『ししゃも』は、修行時代のみかわでは扱うことのなかった食材だ。「これまでのやり方をただ単に踏襲するだけじゃなく、自分で開拓していかないと」。それは江戸前天ぷらの流儀を受け継ぐためでもあり、そこにまた新しい哲学が生まれる。伝統ある天ぷらの技術を受け継ぐ谷口さんの元に通えば、新しい料理を体験することができるかもしれない。【天ぷら やぐち】店舗情報住所:東京都中央区日本橋人形町2-9-7 大江戸アクセス2-1F電話:03-3527-3701アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町」駅 徒歩4分、都営浅草線「人形町」駅 徒歩4分
2020年11月14日中華の名店【華都飯店】3代目がプロデュースNYチャイナタウンの路地裏のような雰囲気おばんざい風の小皿料理で中華を楽しむ!【華都飯店】の3代目、馬衣真氏がプロデュースしたカジュアル中華中国料理研究家・馬遅伯昌さんが1965年に東京・三田に開業した、創業55年の老舗【華都飯店】(シャトーハンテン)。その3代目の馬衣真さんがプロデューサーとして参画したカジュアル中華料理店が、いま話題の「イートプレイワークス」に誕生したということで、さっそくお店に伺ってみました!赤い釣り飾りやガヤガヤとにぎやかな雰囲気が本場のチャイナタウンのよう!NYチャイナタウンの裏路地に佇む小さな「家常菜」(ジャーチャンツァイ)のお店をイメージしたという店内は、オープンから間もないというのに大賑わい。提供するのは、日本でいうおばんざいや小料理のような中国の家庭料理を日本人の口に合うようアレンジされたもの。『白麻婆豆腐』1,600円(税抜)。ほかにも『黒麻婆豆腐』1,500円(税抜)があり、食べ比べてみるのもあり!中でもオススメなのが、黒と白の2パターンある「麻婆豆腐」や「よだれ鶏」、「季節で変わる春巻」の4品。麻婆豆腐の黒は【華都飯店】の味を引き継ぐ一般的な麻婆豆腐で、白は【馬小房】オリジナルの海老や蟹、青山椒などで構成されたまろやかな味わい。マーガオのレモングラスのような香りが鼻を抜けます。『小房よだれ鶏』1,500円(税抜)『小房よだれ鶏』は辛すぎず、日本人好みにアレンジされていて食べやすい!また、時季によって中身が変わる『季節の春巻き(2本)』もぜひ食べてほしい一品。秋の終わりであるこの日は、スモークさんまが入っていて、いぶされたさんまの香りと苦みがやみつきになります。添えられたすだちをかけると、さんまのクセがすっと消え、また違った味わいに。『季節の春巻(2本)』800円(税抜)、この日の餡はスモークさんまほかにも、「花山椒サラダ」や「中国湯葉と木耳の和えもの」、「自家製チャーシュー」にその日によって変わる「本日のおすすめ」など盛りだくさん!『中国湯葉と木耳のあえもの』800円(税抜)。甘酸っぱいソースで和えられた湯葉は、日本の湯葉に比べて歯ごたえもしっかり『干豆腐の花山椒サラダ』800円(税抜)。セロリの苦みや香りがアクセント。ぐいぐいお酒が進みます『自家製蜂蜜チャーシュー』1,350円(税抜)。皮目はパリッとしていて、肉はしっとり。下に敷かれた八角で味付けされた豆が美味しくて箸がとまりません!本日のおすすめは、珍しい牛肉の『青椒牛肉』2,600円(税抜)。ピーマンや筍を巻いて食べると、最初は野菜のシャキシャキ感や苦みを感じ、噛み続けると肉の旨味が口いっぱいに広がります「日本人の口に合う、懐かしい、でも新しい中華の一皿を楽しんでほしい」と馬さんがいう通り、【馬小房】の料理は日本人好みの味付けで、小皿料理なのでいろんな種類をお酒と一緒に楽しめるのも魅力です。「イートプレイワークス」のはしご酒リストにまた1店加わった夜でした。馬小房【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】広尾駅
2020年11月09日丸の内初の大型ルーフトップレストランや、カラオケやダーツが楽しめるエンタメ施設大手町駅から直結の「丸の内テラス」は、丸の内初となるルーフトップレストランや複合エンターテインメントプレイスなどが入った複合施設です。1階と最上階は飲食店をメインに、3階~7階は新しいライフスタイルに応じたプライベートクラブ「OCA TOKYO」が入るなど、仕事とプライベートをボーダーレスに楽しめる空間が広がっています。丸の内仲通りに面した「丸の内テラス」気になる飲食店は、様々な人気店を手掛ける「トランジットジェネラルオフィス」初のフラッグシップレストラン【THEUPPER】をはじめ、東京初進出のイタリアンや、人気中華料理店のカジュアル店など話題のお店がずらり! さっそく、それぞれのお店の魅力をご紹介します!1階の店舗はすべてテラス席を完備「丸の内テラス」話題の飲食店はこちら!コンテンポラリーレストラン【アッパー】エンターテインメントプレイス【MARUNOUCHI BASE】中華【ジャンピングパンダ】スペインバル【バル ポルティージョ デ エスパーニャ】イタリアン【YOTTERIA GAKU】フレンチ【ESPRIT de TAILLEVENT】コンテンポラリーレストラン【アッパー】/9階&10階丸の内初のルーフトップレストランで非日常を太陽の光が降り注ぐ明るいテラス席数多くの飲食店プロデュースを手掛けるトランジットジェネラルオフィスが初となるフラッグシップレストランをオープン。店内は2フロアに分かれており、9階ではダークカラーを基調とした落ち着いた雰囲気でコース料理を、10階では開放感のあるテラス席でアラカルト料理を提供しています。コース料理の一例8,800円~(税込)料理は、「アジアベストレストラン50」にも選ばれた【ラシーム】の高田祐介シェフをパートナーシェフとして迎え、メニューを考案。まるで旅をしているかのような構成で、見た目の鮮やかさ、そして味わいなど五感で楽しめる料理の数々です。※11月5日(木)はプレオープンとなり、2021年春にオープンを予定しています。エンターテインメントプレイス【MARUNOUCHI BASE】/1階&2階朝まで遊べる大型エンターテインメントプレイス!2階にはカラオケやダーツ、バー、卓球台などがあります2フロアに分かれた店内は、カラオケやダーツ、バー、卓球台などがあり、幅広いシーンで楽しむことができます。レトロな雰囲気漂う1階は、一人飲みでも立ち寄りやすいバーカウンターのほか、テラス席も。2階のエンタメゾーンは、テーマの異なる7つのカラオケルームがあり、パーティーや二次会など様々なニーズに対応できます。人気の『BASE牛タンバーガー』1,490円(税抜)粗挽き牛タンひき肉を贅沢につかった『BASE牛タンバーガー』は、シンプルながらも溢れでる肉汁がやみつきになる味わい。また、ランチ限定の『だし巻きベーコンバーガー』は、昆布だしのだし巻き卵とベーコンの相性が良く、ぜひ食べていただきたい一品です。そのほか、お店オリジナルのクラフトビールもあります。中華【ジャンピングパンダ】/1階井桁シェフの本格四川料理をカジュアルに奥にはオープンキッチンに沿って、カウンター席もあります【中国菜飄香 麻布十番本店】の井桁シェフがカジュアル業態をオープン。気軽に楽しめるようにとお酒にあわせた細かな料理が揃っています。ここのお店ならではの紹興酒とレモンもあわせた『ドラゴンハイボール』や『麻辣ハイボール』、『チャイナカシスハイボール』などスパイシーな料理と相性がいいお酒が楽しめます。『よだれ鶏』980円、『激辛おつまみ牛肉』580円、『スパイシーラム串』1,160円(すべて税抜)お店で使われるスパイスは30種類以上で、料理にあわせて絶妙なバランスで調合していくそうです。痺れや辛さ、香ばしさなどが調和することで、後に残らないスッキリとした刺激が楽しめます。スペインバル【バル ポルティージョ デ エスパーニャ】/1階20種類以上の本格パエリアを楽しめる人気スペインバルテーブル席や半個室のほかバーカウンターもあります5年連続ビブグルマンに選ばれた、代官山の人気スペインバルが新業態としてオープン。お酒を楽しみながら自由なスタイルで過ごしてほしいとの想いから、バル料理を中心に小さめのポーションで様々な料理を提供しています。店内は、まるで本場のスペインバルのような雰囲気!笑顔で出迎えてくれるスタッフの明るさに仕事帰りにふらっと立ち寄れば、たちまち元気がもらえるはず!『ミックスパエリア』1,800円(税抜)、『コンビナード(おまかせ前菜タパス6種盛り)』1.500円(税抜)※写真は二人前ぜひ食べていただきたいのは、魚介と肉の旨味が存分に楽しめる『ミックスパエリア』とタパスが6種盛られた『コンビナード』。スペイン料理の王道でもあるパエリアは、時間をかけてつくった濃厚な特製だしが味の決め手。口に運んだ瞬間、魚介の甘さや香りが口いっぱいに広がります。また、お米にもこだわっていて、風味や固さがもっとも活きる「はえぬき」を山形県から取り寄せ。丸の内店ならではの新しいメニューも増え、毎日食べても飽きないお店です。イタリアン【YOTTERIA GAKU】/1階大阪で人気のイタリアンが本店移転で東京進出テーブル席のほか、奥にカウンターとテラス席も関西に多くのファンを持つ人気イタリア料理店が、「丸の内テラス」に移転。店内は温かみのあるおしゃれな雰囲気で、テーブル席のほかカウンターでも楽しめます。『サツマイモのニョッキ ゴルゴンゾーラソース』1,600円、『米沢豚とフォアグラ入りテリーヌ』900円、『梅里豚のスペアリブのハニートースト』2,200円(すべて税抜)【YOTTERIA GAKU】といえば豚料理!旨味たっぷりの豚肉と季節の素材を活かしたイタリアンが楽しめます。また、前菜の『テリーヌ』やパスタ&リゾットも必見。アラカルトから記念日のフルコースまで、様々なシーンで利用可能です。フレンチ【ESPRIT de TAILLEVENT】/1階パリ【タイユヴァン】監修、世界初のカジュアルダイニング併設されたショップでは、約450種類以上のワインが取り揃えられていますフランスを代表する老舗グランメゾン【タイユヴァン パリ】が、世界初となるカジュアルダイニング業態をオープン。料理だけでなく、ワインのセレクトも世界的評価をうけており、世界各国でワイン専門店を展開しているほど。店内は、カウンターを中心とするレストランと、飲んだワインがすぐ購入できるワインショップを併設しており、ショップでは約450種類以上のワインがラインナップ。購入した商品は1本あたり1,000円(税抜)の抜栓料を支払えば、その場で料理と一緒に楽しむこともできます。『甘鯛のフリットと旬野菜白ワインソース』1,800円(税抜)料理は、パリ本店で展開するコースを日本流にアレンジ。【タイユヴァン】監修のもと、季節の新鮮な食材を使ったビストロ・ブラッスリー料理がいただけます。また、ペアリングはもちろんのこと、30種類ものグラスワインも揃っているため、好きな味わいを堪能することもできます。そんな丸の内の新たなスポットに、ぜひ足を運んでみてください!「丸の内テラス」施設情報住所:東京都千代田区丸の内1-3-4アクセス:大手町駅B1b出口直結、東京駅丸の内北口より徒歩4分営業時間(レストラン):平日・土曜11:00~28:00日曜・祝日11:00~24:00
2020年11月07日日常の食材をていねいに調理した、新しい町中華がアツイ下ごしらえに手間をかけた名物のフカヒレはぜひ食べたい点心にワイン。いろんな楽しみ方ができる大人のワンダーランド日常の食材をていねいに調理した、新しい町中華がアツイ中華料理が、今、ますます元気だ。マニアックな辺境系中華からシェフの研ぎ澄まされた感性が光るモダンチャイニーズまで。振り幅の広さも魅力の一つだろう。そうした動きの中、見直されつつあるのが町中華だろう。アラカルト中心で、麺飯一品だけでももちろんOK。メニューを見れば、酢豚、海老チリ、麻婆豆腐等々の、誰もが知っている往年の“おなじみ中華”がずらりと並ぶ。肩肘張らず毎日でも通えるような気取りなさ。そんな昔ながらのテイストはそのままに、より洗練された空間と軽やかな味わいを持つ、新しいスタイルの町中華が近頃、次々に誕生。チャイニーズ通らの熱い視線を集めている。落ち着いた趣の店内に一歩入れば、まず、カウンター席。奥にダイニングと個室も7室用意かれている。この10月1日、六本木にオープンしたばかりの【桃仙閣】も、そんな愛すべき“ネオ町中華”を標榜する一軒だ。「ここでは、昔から食べ継がれてきた日本の中華料理を、気を衒わず、基本に忠実に作っていきたいと思っています。」落ち着いた口ぶりでこう語るのは、オーナーシェフの林亮治さん。ミシュランの星を持つあの南麻布【茶禅華】の知る人ぞ知るオーナーでもある。林シェフの島根にある実家が、実は50年余りも続く老舗中華料理店【桃仙閣】。高校を卒業後、恵比寿【筑紫楼】、西麻布【麻布長江】で修業を積み帰郷。25歳で家業を継いだ林シェフ、10数年を経て、ようやく島根「桃仙閣」の味を東京に伝えたいとの思いを叶えたわけだ。だが、そこは東京のど真ん中『酢豚』や『海老チリソース』、『天津飯』に『玉子の皮の春巻』等々の昔懐かしい本店メニューは踏襲しつつ、さりげなく都会らしさを加味している。左の4つは蒸し鷄のネギソースや白イカとレタスの湯引きなどの“おまかせ前菜”(写真は2名分で3,800円)。右の3つは、ピーマン薄切りニンニクオイル和えなど“野菜のおまかせ前菜3種”(2名分1,680円)。まず、目を見張らされるのは前菜の数々。メニューに並ぶは、『蒸し鷄のネギソース』や『ピータン豆腐』、『白イカとレタスの湯引き』など、一見、ありふれた料理ばかり。だが、白磁の器に盛りつけられて登場する一皿一皿は、見るからに洗練され、口にすれば、湯引きした白イカはまだほんのりと温かく、蒸し鷄の胸肉はしっとりと舌に優しい。聞けば、湯引きにする料理は、いずれも作り置きをせず、注文の都度、素材を茹で、その場でソースと和えているのだとか。だからこその白イカの柔らかさと絶妙な温度感なのだろう。また、蒸し鷄にしても鷄を丸のままスープに浸して蒸し、冷蔵庫には入れずに常温のままで提供。翌日へ持ち越すことなくその日に使い切る。それゆえ、肉はしまることなく作りたての美味しさを保てるわけだ。下ごしらえに手間をかけた名物のフカヒレはぜひ食べたい『毛鹿鮫フカヒレの姿煮込み』(250g 13,800円)。厚みのある毛鹿鮫ならではのざくりとした食感と白湯の旨味が後を引く逸品。304人で楽しめる。ハーフサイズもあり。「ここでは、取り立てて特別な料理も、特別な素材も扱ってはいません。当たり前のことを、手を抜くことなく実直かつ丁寧にやるだけ。味付けも、極力シンプルにしています。化学調味料は言わずもがな、全体的に一歩引いた味つけにしていますね。」と林シェフ。シグネチャーメニューの一つ『毛鹿鮫のフカヒレの煮込み』も然り。シーズン中には上海蟹の味噌を入れることもあるが、通常はスタンダードな白湯煮込みが主流となる。フカヒレを煮込む白濁したスープは、鷄のもみじをベースに老鷄、鷄ガラ、豚骨に豚脂少々を6時間余りも強火で煮込み、1/3まで煮詰めたもの。冷めればプルプルに固まるほどゼラチン質の旨味が凝縮されている。ここに醤油やオイスターソース、紹興酒等で味つけするわけだが、オイスターソースの量はグッと控えめ。フカヒレ本来のねっとりとした食感や香り、底味の深さがじんわりと引き出され、淡味ながら深奥な余韻が最後まで舌に残る。オーナーシェフの林亮治さん、42歳。子供の頃から慣れ親しんできた実家【桃仙閣】の味を大切に、今の町中華を追求している。点心にワイン。いろんな楽しみ方ができる大人のワンダーランドその他、水餃子や焼売など吉林省出身の点心師が作る点心類もバラエティ豊か。同じ水餃子も『羊肉の水餃子』はカボチャと人参を練り込んだ皮を用いる一方で、シンプルな皮で作る『海老と青紫蘇の水餃子』は包み方自体を変えたりと、目と舌を楽しませてくれる。8000円のコースは用意されているものの、基本はアラカルト。林シェフがにこやかにこう語る。「焼きそばや炒飯一皿でもいいし、前菜何品かとワイン、あるいは、餃子とビールなんていうオーダーもOK。深夜1時まで営業していますから、夜更はワインバー的に使って頂いても。お客様の好きなように楽しんで頂けたら嬉しいですね。」お一人様には、量的な対応も快く応じるなどホスピタリティも満点。スタッフのにこやかなサービスには、ついわがままの一言も言ってしまいそうだ。吉林省出身の女性点心師が作る点心もおすすめ。手前から“上海蟹の煎り焼き餃子”一個780円。“玉子皮の春巻”4カット1,280円、“羊肉の水餃子”一個420円など。一つのボリュームもたっぷり。また、「ワインバー的にもぜひ使って欲しい」、と話すようにワインも充実。ブルゴーニュを中心に、各国のワインが揃っている。ペアリングが流行りの中、ここでは上質のワインをボトルでゆっくり味わう客が多いとか。そう、ここは、美味しいものを食べ尽くした真のグルマン達が羽根を休めに訪れる普段使いの名店にほかならない。林シェフが中華料理に合うと考えているブルゴーニュの赤ワインを中心に、白ワインはアルザスのゲヴェルツを始め、南アフリカ、ギリシャなどグローバルなワインが揃う。ボトル3000円から。【桃仙閣 東京】店舗情報電話:080-4343-3946住所:東京都港区六本木4-8-7 六本木嶋田ビル B1F営業:18:00001:00(L.O.)※土日祝営業の場合17:000定休日:日曜日を中心とした不定休平均予算:10,000円015,000円
2020年11月06日おいしさを追求した和牛ヒレ人生を変える「ヒレ」に出会える、特別なコース料理周りを気にせず楽しめる空間おいしさを追求した和牛ヒレ食べた瞬間、鼻からぬけていく燻製香がたまらない『特撰和牛シャトーブリアンの藁焼き瞬間燻製』今年の夏、東銀座にオープンした【銀座ちかみつ】。焼肉で有名な【西麻布 けんしろう】や【うしみつ】の姉妹店で、ヒレ肉を使ったインパクトのある料理が話題をよんでいます。シェフを務めるのは【西麻布けんしろう】でも腕をふるっている近重 泰輔氏で、お肉の目利きは抜群。「お客様の驚く顔や喜ぶ顔を見ることが嬉しい」と語る近重 泰輔氏お店のウリでもある「和牛ヒレ」は、日本中から選び抜かれたものを使用し、神戸牛や松坂牛などの日本三大和牛のみならず、その日一番の質の高いお肉を提供しているそうです。また、コース料理は肉の部位をそれぞれ楽しめる構成になっていて、最初から最後まで飽きることなくいろいろな味わいが堪能できます。お腹も心も満たす料理とは……⁉ 詳しくご紹介していきます。人生を変える「ヒレ」に出会える、特別なコース料理類を見ない贅沢さ『和牛のちかみつ雲丹ユッケドッグ ~銘柄別雲丹の2種乗せ~』料理は質やボリュームに応じて、3つのコースから選べます。【人生を変えるヒレコース】20,000円【銀座ちかみつ0極0】15,000円【銀座ちかみつ0上0】10,000円季節によって毎月コース内容の変動はありますが、お店の一番人気は『和牛のちかみつ雲丹ユッケドッグ0産地別雲丹の2種乗せ0』。こちらは【西麻布 けんしろう】の人気メニューがアップデートされた料理で、和牛ユッケの上に産地の異なる2種類の雲丹が贅沢にのっています。その高さはなんと3cmを超えるほどのボリュームさ。ガブっと頬張ると、濃厚な雲丹の甘みと独自の調味料で味付けされた和牛ユッケの旨味が口いっぱいに広がる至極の一品です。新鮮なお肉がいただける『厳選和牛ヒレ肉の産地別の食べ比べ』そして、ぜひ食べていただきたいのが、日本一の仕入れを誇るヒレ肉の『産地別での食べ比べ』。お客さんからの問い合わせが一番多い料理で、シェフ近重氏の和牛への思いが詰まっています。今後より多くのお客様に提供できるようにと、コースでの提供が間近となっている今必見の一品です!周りを気にせず楽しめる空間プライベートを守る、全席4~6名様の完全個室店内は、4~6名まで利用できる全席完全個室。他の人を気にすることなく、安心感をもって食事や会話を楽しめます。また、部屋によって広さも様々のため、シチュエーションに応じて選ぶことも。スタッフの細やかな気遣いが普段使いからデート、記念日などにもピッタリなお店です。おいしいお肉とお酒で、大人の贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。焼肉銀座ちかみつ【エリア】銀座【ジャンル】焼肉【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】東銀座駅 徒歩5分
2020年10月15日ブルーボトルコーヒーの新店が、2020年9月25日(金)に横浜・MARK IS みなとみらい内にオープンする。横浜エリア2店舗目となる新店がMARK IS みなとみらいにニュウマン横浜内にオープンしたカフェスタンドに次ぐ、横浜エリア2店舗目となる「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」。メニューは、ブルーボトルコーヒーお馴染みとなる丁寧にハンドドリップしたコーヒーやエスプレッソドリンクのほか、アルコールドリンクの「ブルーボトルコーヒー ペールエール」を用意。軽食には、注文後に焼き上げる「リエージュ ワッフル」やブランチにもぴったりなオープンサンドなどを揃える。コラボマグカップ&ボトル先行発売オープンを記念し、ブルーボトルのアイコニックなロゴをあしらった2つのグッズの先行で販売。新潟県燕市の「グローカルスタンダードプロダクツ(GLOCAL STANDARD PRODUCTS)」とコラボレ―トした琺瑯マグカップに加え、アメリカ発のスタイリッシュな魔法瓶「レボマックス(REVOMAX)」とのコラボレーションボトルをラインナップする。屋外シート設置の開放空間なお、横浜美術館の目の前に位置する同店は、カフェ前のスペースに屋外シーティングを設置するなど、仕事や買い物の休憩にぴったりの開放的な空間演出が魅力。また、ぬくもりのある店内を演出する円形カウンターやチェアなどの家具は、ブルーボトルブランド初の協業となる芦沢啓治建築設計事務所と、コペンハーゲンのデザインスタジオ「Norm Architects」がデザインを担当し、カリモク家具によって製作された本カフェオリジナルのものだ。ブランド初のコラボレーション家具の販売もそんな店内で使用される3種類の家具が、ブランド初の製品化。「カリモクケーススタディ FOR ブルーボトルコーヒー」として、オープン同日より先行・期間限定発売される。ソフトで温かみのある木を使用したダイニングチェアをベースに、「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」のために軽くスリムに改良した「カフェチェア」や高さのある「バースツール」、低めに設定された背面やコンパクトにまとまった脚部が特徴の「サイドチェア」がラインナップする。【詳細】ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェオープン日:2020年9月25日(金)住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 MARK IS みなとみらい GL階営業時間:8:00~20:00■カリモクケーススタディ FOR ブルーボトルコーヒー販売期間:2020年9月25日(金)~2021年3月31日(水)販売場所:ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストア 特設ページ※初回生産分は12月中旬頃発送予定。※本商品は受注生産。注文から約1.5~2ヶ月後に発送予定。価格:・カフェチェア 63,700円+税・バースツール 77,500円+税・サイドチェア 135,600円+税
2020年09月28日【シンシアブルー】の魅力とは“テーブルブッフェ” で安全・安心星付きクオリティの料理を好きただけ食べられる!【シンシア】のスペシャリテ「たい焼き」も登場!テーブルブッフェで安心! 名店の味をカジュアルに楽しめる原宿駅から徒歩3分のところにオープンした“食特化型”の商業施設「ジングウマエ コミチ」。渋谷の「ミヤシタパーク」や虎ノ門の「虎ノ門ヒルズ」などと並び、 “横丁型施設”として注目を集めています。東郷神社の裏手に誕生した「JINGUMAE COMICHI(ジングウマエ コミチ)」そんな「ジングウマエ コミチ」の中でも話題なのが、ミシュラン一つ星【シンシア】のオーナーシェフ、石井さんが手掛けた新業態【シンシアブルー】。星付きクオリティの料理をカジュアルに楽しめる注目の新店なのです。テラスつきの開放感あふれる店内。ディナー利用はもちろん、ランチタイムの緑あふれる明るい空間も素敵です【シンシアブルー】では、サステナブルシーフードを中心とした食材を使用し、ランチタイムは「ブイヤベースラーメン」や「アメリケーヌカレー」を、ディナータイムは「フレンチブッフェ」として提供しています。ただし、ブッフェといっても一般的なブッフェスタイルではなく、各テーブルに料理が運ばれてくる“テーブルブッフェ”形式を採用。これは安心・安全だけでなく、料理が常にでき立てで運ばれてくるという利点もあるのです。【シンシア】のランチスタイル「フレンチブッフェ」を踏襲ひとりひとりに配られる、‟マイトング”。これなら安心!そんな「フレンチブッフェ」では、最初にオードブルが全種類(10種以上)運ばれ、もっと食べたい場合はタブレットで追加注文できます。この追加システムは、「このオードブル、もっと食べたかったのに……」という食いしん坊の心を満たしてくれる、嬉しいシステムです。ではさっそく、気になる料理を紹介します!星付きクオリティの料理を好きなだけ食べられる! メインにはあのたい焼きも!!この日のオードブルは、『MSC鮪と根セロリ』や『MSC帆立と岩海苔のクロケット』、『ASCブラックタイガーのカダイフ』など全14種。カルパッチョやフリットなど、様々な調理法で魚介を楽しめます。オードブルMSC(海洋管理協議会)の認証を得た和歌山のビンチョウマグロを使用した『MSC鮪と根セロリ』。マグロの身はやわらかく、クセのない根セロリのソースとも好相性北海道産のホタテを使った『MSC帆立と岩海苔のクロケット』。ホタテ本来の甘さがしっかりと感じられる一品『ASC燻製銀鮭とカリフラワームース』。銀鮭の塩気をカリフラワーソースが優しく包み込みます『ASCブラックタイガーのカダイフ』。海老のプリっとした弾力とサクサク衣の食感のコントラストが楽しめます水揚げしても食用として流通しない「未利用魚(ミリヨーギョ)」のオアカムロを使った『オアカムロと春菊のソース』。オアカムロはアジ科の魚で脂がのっており、いまが旬。こちらもミリヨーギョの『ウッカリカサゴのカルパッチョ』。淡泊な味わいで、弾力があり歯ごたえもしっかりベトナムの西洋ナマズ「パンガシウス」を使った『ASCパンガシウスのベニエ』冷製『玉蜀黍のスープ』。さっぱりとした味わいの中に自然に甘さが広がりますメニューにはあまり聞き慣れない「オアカムロ」や「ウッカリカサゴ」などもありますが、パッと見は至って普通の魚介類。味わいも鯵など食べ慣れた食材とほぼ変わりません。「オアカムロは安い魚ですがきちんとした処理をし、炙ったり蒸したりするだけで味わいが異なる。今回初めて使ってみたのですが、様々な可能性があると実感しました」と石井シェフ。中にフォアグラが入った『うさぎの最中』。見た目のかわいらしさに遊び心が感じられます【シンシア】でも人気のキューブ型『特製ブリオッシュ』蟹味噌ソースがとにかく美味!『バーニャカウダ 蟹味噌のソース』ほかにも、【シンシア】で人気の『特製ブリオッシュ』や『うさぎの最中』、『バーニャカウダ 蟹味噌のソース』も!前菜でお腹いっぱいになった後は、メインやデセールが運ばれてきます。メイン漁業・養殖漁業改善プロジェクトFIP認証を得た鱸で作られた『FIP瞬〆鱸のたい焼き』メインディッシュは2種から選べます。この日は、【シンシア】のスペシャリテのたい焼き『FIP瞬〆鱸のたい焼き』と『イベリコ豚の炭火焼き』。シンシアのスペシャリテが楽しめるのもポイント高いですよね。前菜がお腹いっぱい食べられ、メインではスペシャリテまで楽しめるお得なブッフェです。おいしく、楽しく、サステナブルを体験できるこんなにおいしい料理をお腹いっぱい食べて幸せ気分になれると同時に、もうひとつ良いことが。実はこれ、‟サスティナブル認証”されたシーフードなんです。サスティナブルとは、“持続可能”という意味で、環境や生態系に配慮した、いわば“ミライを守る食”なのです。メニューに記載されている「MSC(海洋管理協議会)」「ASC(水産養殖管理協議会)」とは、信頼性の高い国際認証を取得した証ただ、「あまり難しいことは考えず、楽しくおいしくサステナブルに貢献できる、気軽に訪れられるレストランがつくりたかった」と石井シェフが語る通り、食事を楽しみながらサステナブルに興味が持てるそんな空間でした。カジュアルに楽しめて、それが食に関わる全ての人を幸せにし、海の未来を守ることに繋がる、まさに「食」の理想系とも言えるお店。ぜひ一度足を運んでみてください。店舗情報Sincere BLUE【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】原宿駅メニュー詳細◆ランチタイム11:30~14:00①平日のランチ「アラカルトランチ」1,000円~1,500円ほどの『ブイヤベースラーメン』や『アメリケーヌカレー』のビジネスランチ②週末のランチ「ブッフェスタイル」※2時間制③ディナータイム「ブッフェスタイル」※2時間制②③のブッフェについて「フレンチブッフェ」4,900円(税抜)・オードブル(10種類以上の中から好きなだけ食べられます)・メインディッシュ(2品からチョイス)・デセール※小学生以下 2,000円(税抜)、未就学生 無料※小学生以下のお子様は土日祝日のみご利用いただけます※サービス料 5%◆「フリードリンク」・アルコール&ノンアルコールフリードリンク 3,000円(税抜)・アルコール1杯+ノンアルコールフリードリンク 2,500円(税抜)・ノンアルフリードリンク 1,900円(税抜)※アルコール&ドリンク各種単品での用意あり【シンシアブルー】オーナーシェフ石井真介 さん日本の有名レストランで修業後、フランスの二つ星、三つ星店で腕を磨き帰国。2008年より【バカール】のシェフを7年間務め、「予約の取れないレストラン」として名を馳せる。2016年にオープンした【シンシア】は東京を代表するフレンチレストランの一つとなり、2018年度版よりミシュラン一つ星。フランス料理の伝統的なテクニックをベースに日本ならではの素材を組み合わせ、美しく遊び心あふれるプレゼンテーションを伴った料理で人気を博している。一般社団法人Chefs for the Blueの創設時よりリードシェフをつとめる。<参考>● MSC (海洋管理協議会)● ASC (水産養殖管理協議会)● FIP(漁業改善プロジェクト)AIP(養殖漁業改善プロジェクト)
2020年09月12日人気ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」は2020年9月4日(金)、京都竹屋町に新店舗「本日の」をオープンする。「パンとエスプレッソと」が京都竹屋町に新店「本日の」オープン京町家をリノベーションした「本日の」は、ワコールが運営する一棟貸しの宿泊施設「京の温所 竹屋町」を併設するベーカリーカフェ。伝統的で美しい中庭に面した店内では、各種パンやカフェメニューが楽しめる。看板メニューは、オーダーが入ってから調理する「牛カツサンド」。柔らかく仕上げた揚げたての牛カツを、カツサンド専用に焼き上げた食パンでサンドした歯切れの良いサンドだ。ランチタイムには、季節の食材を使用したスープやサラダ、スイーツも用意している。ドリンク類は、京都の抹茶スタンド「八十八良葉舎」が厳選した抹茶を活かした「焙煎抹茶ラテ」のほか、季節のフルーツを合わせた「果実抹茶ラテ」、「抹茶レモネード」など、京都らしく抹茶を使用したものをメインに提供する。店舗情報ベーカリーカフェ「本日の」オープン日:2020年9月4日(金)住所:京都府京都市中京区指物屋町371TEL:075-746-2995営業時間:9:00~19:00定休日:なし<メニュー例>・牛カツサンド 2,400円(税込)・本日のスープ 1,800円(税込)・本日のサラダ 1,800円(税込)・ブリオッシュ・ブリュレ・パフェ~季節のフルーツ~ 1,400円(税込)・焙煎抹茶ラテ 650円(税込)・本日の果実抹茶ラテ 750円(税込)・抹茶レモネード 700円(税込)・深煎りほうじ茶ラテ 650円(税込)・焙煎紅茶 600円(税込)
2020年09月06日“食べて”“遊んで”“仕事して”がコンセプト広尾駅から徒歩1分、「EAT PLAY WORKS」は1~6階のすべてのフロアを通し、“食べて” “遊んで” “仕事して”をコンセプトにデザインされた新施設。予約困難な飲食店17店舗 、プライベートオフィス、メンバーズラウンジで構成。写真は3階のラウンジエリア5・6階のメンハ0ース0ラウンシ0は、プライベートオフィスとしても使えますメンバーになれば、定期的に開催されるメディテーション講座に参加可能1・2階はレストランフロア、3・4階はメンバーとそのゲストのみが利用可能なメンバーズラウンジ、5・6階はルームメンバーのみが利用可能なプライベートオフィスで構成。便利な立地と充実したファシリティは、メインオフィスとしてもセカンドオフィスとしても最適です。オトナのフーディーが集まる、‟ハイエンドな横丁”中でも注目なのが、1・2階のレストランフロア「THE RESTAURANT」。鮨界の新星・銀座「はっこく」のカジュアル新業態【寿志團】や、二つ星フレンチ「レフェルヴェソンス」の元スーシェフ・根本憲仁さんが手掛けるカジュアルレストラン【Bistro Némot(ビストロ ネモ)】。カジュアルだけどどこかオトナの雰囲気漂う1階フロア。予約困難なお店の味がカシ0ュアルに楽しめますブルックリンからはオープンからたった5か月でミシュランの星を獲得した【OXOMOCO(オショモコ)】が日本初上陸し、さらにはモダンベトナミーズの火付け役「Ăn Đi」の新業態【Ăn Cơm(アンコム)】がオープンするなど、予約困難な人気店の味がカジュアルに楽しめる、新たな業態が続々と誕生します。2階は福岡の人気店・豚そば【月や】や、フードディレクター・白井絵美さんが手がける餃子スナック【スナックすいか】など、バラエティ豊か今回は、「THE RESTAURANT」の中から、ヒトサラ編集部が注目する7店舗をピックアップしてご紹介します!ヒトサラ注目のお店はこちら!鮨の新星「はっこく」のカジュアル店「レフェルヴェソンス」元スーシェフのビストロ日本初上陸、NYでミシュラン星獲得のメキシコ料理店東京モダンべトナミーズ「アンディ」の新業態とんかつ界レジェンド・日向氏の「とんかつ定食とおばんざいの店」「The Burn」米澤氏によるベジタリアン専門店三つ星「サンパウ」出身シェフが手がけるバル鮨【寿志團】/1階鮨界の新星「はっこく」の佐藤博之さんによる新ブランドお子様も歓迎の身近な本格江b6前寿司を提供名店「鮨とかみ」で料理.を任され、わずか半年でミシュランの星を獲得、鮨通をうならせる若き職人「はっこく」の佐藤博之さんによるカジュアル新業態。お任せ握り10 貫が、昼は3,000 円、夜は5,000 円とリーズナブルな価格で楽しめます。ビストロ【Bistro Némot(ビストロ ネモ)】/2階人気フレンチ「レフェルヴェソンス」元スーシェフが手掛ける本気のビストロよりカジュアルなビストロ料理に挑戦ミシュラン二つ星のフレンチ「レフェルヴェソンス」の味を支え続けた根本憲仁さんが培ってきた技術や経験をビストロで表現。生産者との繋がりから紡ぎ出すフレンチは、だれもが「うまい」と素直に思える本格的なローカルフレンチです。メキシカン【OXOMOCO(オショモコ)】/1階日本初出店の NYC ブルックリン発・メキシコ料理のミシュラン店メキシコのインスピレーションをオーナーのジャスティンとクリスがお届けカンザス出身の幼なじみ、ジャスティンとクリスがオープンからわずか5か月でミシュランの星を獲得したブルックリンで話題のメキシコ料理店が日本初出店。今まで東京にはなかった革新的でユニークなメキシカンを提供します。ベトナム【Ăn Cơm(アンコム)】/2階ベトナム料理と日本酒のマリアージュが新鮮な東京モダンベトナミーズ東京モダンベトナミーズをよりローカルスタイルで外苑前の超人気モダンベトナミーズ「アンディ」の新業態。べトナムローカルメニューに日本の有機食材を使用し、独自のエッセンスを加えたカジュアルフードを提供します。バインミー、フォー、生春巻きなど、カジュアルなベトナムのローカルフードと日本酒をペアリングするニューアジアンなスタイルに注目です。とんかつ【広尾とんかつ ひとみ】/1階とんかつ界のレジェンド日向氏による「とんかつ定食とおばんざいの店」女性がカジュアルに贔屓にできる「とんかつ専門店」とは何かを追及「東京とんかつ会議(BS/TBS)」で、「とんかつ殿堂」入りした「とんかつ ひなた」、「銀座かつかみ」の初代料理.・日向準一さんによる、女性も入りやすいとんかつ専門店。定番のヒレ、ロースの他、リブロースやとんかつでは珍しい希少部位ランプもとんかつで提供されます。ベジタリアン【Salam(サラーム)】/1階「The Burn」米澤氏が手がける、“ミドルイースタンベジタリアン”今までに体験した事のない野菜料理を提案ビーガンレシピ本でも話題を集める「The Burn」の米澤文雄さんによるベジタリアン料理専門店。イスラエルをはじめとする、中東のインスピレーションを織り交ぜた料理に日本酒とナチュラルワインのペアリング。感度の高い方や外国の方に向けて、新しいミドルイースタンを提案します。スペインバル【Gracia(グラシア)】/2階スペインの三つ星「サンパウ」出身のシェフが手がけるバルシェフのジェローム・キルボフ自らがカウンター厨房に立つことから、本場の空気を一層感じられます世界の食文化を牽引するカタルーニャを代表する三つ星レストラン「サンパウ」。そのスペインと東京の店舗でスーシェフを務めたジェロームが監修する新しいバルです。バルセロナにある最先端のガストロバーを/G本で体験できるメニューラインナップするので、本場さながらのエネルギーを感じられます。そんな「EAT PLAY WORKS」。食べることが大好きな「ヒトサラMAGAZINE」読者なら、まずは世界のトレンドを牽引する美食が楽しめる「EAT PLAY WORKS」のレストランフロアで、日常の中の非日常、そんなスペシャルな体験をしてみてはいかがでしょうか。店舗情報「EAT PLAY WORKS」/「THE RESTAURANT」住所:東京都渋谷区広尾 5-4-16アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾」駅より徒歩1分営業時間:1~2F「THE RESTAURANT」11:00~23:00 ※各店舗により異なります3~4F「メンハ0ース0ラウンシ0フロア/フ0ライヘ0ートオフィスフロア」 24 時間≫メンバーシップ情報[LOUNGE MEMBER]3F-4Fのラウンジエリアが利用可能。月会費:70,000円0(第一次募集)[ROOM MEMBER]5・6Fの 3~8名個室のいずれかと、3・4Fのラウンジエリアが利用可能。月会費:300,000 円~、入会金1か月、保証金2か月
2020年07月15日uka(ウカ)から人気の“ネイルオイルそのままの香り”が楽しめる「ルームミスト」が登場。2020年6月24日(水)にオープンする新店・ウカストア ニュウマン横浜でも発売される。“ネイルオイルそのままの香り”「uka ルームミスト」ukaの「ルームミスト」は、人気の“ネイルオイルそのままの香り”が楽しめるルームフレグランス。自宅でもukaの香りを楽しみたいという声に応えて登場した。ネイルオイルと同じ天然製油で作られたルームミストは、全4品。ネイルオイル同様に各香りには、時間をモチーフにした名前がつけられていて、時刻や気分に合わせて香りをセレクトできる。「uka ルームミスト 7:15」1日のスタートをフレッシュに迎えて欲しいと生まれた「uka ルームミスト 7:15」は、ジャパニーズセンスな香り。ヒノキ・柚子などの“和素材”に、気持ちが落ち着くことで知られるサンダルウッドを組み合わせた。ゆっくり心を落ち着けたい、瞑想したいときにもおすすめだ。「uka ルームミスト 13:00」午後一番、眠気を吹き飛ばして、元気をチャージをして欲しいと生まれた「uka ルームミスト 13:00」は、爽やかな仕上がり。リフレッシュのミント・レモン、元気をサポートするパインを主役に、マージョラムの香りのスパイスを添えて、元気いっぱいな香りを作り出した。「uka ルームミスト 18:30」夕方の時間帯をイメージした「uka ルームミスト 18:30」は、閉じかけていた心がひろがるような華やかな香り。優しい気持ちになるローズに、高揚感のあるゼラニウム、ゆったりとした気持ちになれるフレッシュなオレンジを重ね、ジャスミンでアクセントを加えた。「uka ルームミスト 24:45」就寝前の香りとして提案する「uka ルームミスト 24:45」は、リラックスの代名詞ラベンダーがキーノート。甘い香りのバニラ、やわらかなオレンジとコンビネーションさせた安心感を与える香りは、リラックスタイムにぴったり。「uka ルームミスト 24:45」の香りとともにベッドに入れば、1日のストレスをなかったことになるかも。「ウカストア ニュウマン横浜」オープンウカストア ニュウマン横浜では、ルームミストのほかに、新店のために作られたとんだ林蘭とのコラボレーショングッズも発売。人気のスカルプブラシ「ケンザン ミディアム」がキュートなピンクカラーになって登場する。さらに、「uka ネイルオイル」からもピンクの限定カラーが登場。蓋を開けるととんだ林蘭のイラストが顔を出す、ユニークな仕上がりだ。「uka ネイルオイル」のボトルには、「ウカストアゲンテイ」の文字を刻んでいる。ショップには、商品を実際にトライできるテスターコーナーを設置。丁寧なカウンセリングを受けながら、じっくりと商品を選べる特別な空間となる。【詳細】■uka ルームミスト 全4種 30mL 3,500円~3,800円+税※uka ルームミスト 7:15/13:00 各3,500円+税※uka ルームミスト 18:30/24:45 各3,800円+税※公式オンラインストアでは発売中。■uka×とんだ林蘭・uka スカルプブラシ ケンザン ミディアム ウカストアゲンテイ ヨコハマピンク 2,200円+税・uka ネイルオイル ウカストアゲンテイ ピンク 5ml 3,300円+税※公式オンラインストアでも発売。<ウカストア ニュウマン横浜>オープン日:2020年6月24日(水)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜店 3F■オープニング記念特典※商品購入者には、先着でとんだ林蘭のイラスト入り巾着プレゼント※来店時にukaの会員プログラムukainnのマイページ提示またはその場で入会すると、ウカストアゲンテイ缶バッジをプレゼント※uka スカルプブラシ ケンザン購入で、uka スカルプクレンジング ディープ&ライトのサンプルプレゼント期間:6月24日(水)~なくなり次第終了。
2020年06月22日スターバックス(Starbucks)が、日本家屋をモチーフにした新店「スターバックス コーヒー 信州善光寺仲見世通り店」を、長野・信州善光寺へと続く仲見世通りに、2020年3月26日(木)オープンする。「スターバックス コーヒー 信州善光寺仲見世通り店」は、信州善光寺の仁王門に近接する、歴史深い地にちなんだ建築デザインが魅力。木造建築のショップは、長野県産木材を使用した温もり溢れる入口や、全5種類の県産木材を使用したバーで来場客をお出迎え。また2階へと続く空間には、優しい光を届ける障子や天窓を配置することで、日本家屋からインスピレーションを受けた陰影の美しさを演出している。さらにかつての建物にあった石灯篭や大きな梁をそのまま活かすなど、古き良き趣きを感じられるのも本店ならではのポイント。和のエッセンスを閉じ込めた落ち着きのある空間で、いつもより少し贅沢なコーヒータイムを過ごしてみてはいかがだろう。【詳細】スターバックス コーヒー 信州善光寺仲見世通り店オープン日:2020年3月26日(木)住所:長野県長野市元善町483営業時間:7:00~21:00定休日:不定休店舗面積:316.16m2席数:1階/37席、2階/44席
2020年03月20日sacai(サカイ)の新店「sacai 名古屋栄三越」が、2020年2月8日(土)に名古屋栄三越2階にオープンする。「sacai 名古屋栄三越」では、sacaiのメンズ、ウィメンズのウェアはもちろん、バッグやシューズ、小物を含む最新コレクションを展開。店内には、コラージュ/ DIY アーティスト集団「GELCHOP」によるファニチャーが並び、不思議な違和感と調和が同居する、sacaiならではの独特な世界観が広がっている。オープンを記念して、メンズ・ウィメンズの限定アイテムがそれぞれ登場。メンズは、ベーシックなステンカラーコートに、MA-1ジャケットのディテールを組み合わせたハイブリッドなコートだ。デザインのアクセントとして、前襟と袖に異なるボタンを配している。ウィメンズは、オーバーサイズのMA-1ジャケットを用意。サイドに異なるミリタリージャケットのパーツを組み合わせた。ウエストを絞ることで、女性らしいフェミニンなシルエットで着用することもできる。カラーは、メンズ・ウィメンズ共にブラックとカーキの2色展開となる。【詳細】sacai 名古屋栄三越オープン日:2020年2月8日(土)場所:名古屋栄三越住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目5-1 2FTEL:052-252-1111(大代表)営業時間:10:00~20:00アイテム価格:・メンズカラー:ブラック、カーキ価格:124,000円+税・ウィメンズカラー:ブラック、カーキ価格:88,000円+税
2020年01月25日「パンとエスプレッソと」の新店「パンとエスプレッソと博多と」が、2019年9月25日(水)福岡・博多にオープン予定。厳選素材やクオリティにこだわったパンとコーヒーを提供する「パンとエスプレッソと」。これまで関東・関西を中心に店舗を構えてきたが、10周年を迎える今回九州に初上陸。博多駅とキャナルシティ博多との間に位置する、好アクセスな地にショップをオープンする。白を基調にした店内は、「パンとエスプレッソと」の店舗で最大級となる50坪超え。ゆったりとした居心地の良い空間の中で、同店の看板メニューである“ふんわり食感”の食パン「ムー」や、はちみつをたっぷりとのせた「フレンチトースト」をはじめ、博多限定メニューも提供される。パンと相性抜群の淹れたてのコーヒーと共に、是非じっくりと味わってみてはいかがだろう。【詳細】「パンとエスプレッソと博多と」オープン日:2019年9月25日(水)予定住所:福岡市博多区博多駅前二丁目8番12号101TEL:092-292-1190営業時間:8:00~20:00定休日:なしメニュー例:・ムー 330円(税込)・フレンチトースト 750円(税込)
2019年08月09日ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」の新店「ぐるぐるべゑぐる」が、2019年8月1日(木)より鎌倉にオープンする。「ぐるぐるべゑぐる」は、小さなベーグルとサンドの専門店。サンドは、それぞれの具材に合ったものを、10種類のベーグル生地から選んで組み合わせている。例えば、鯖サンドは、カレースパイスが香る鯖に、金ゴマの香ばしい風味が香るベーグルを合わせている。フードのほかにも、チャイや季節ごとに替わるドリンクも展開する。また、同じ商店内には、系列店「フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所」もあり、それぞれの店舗で購入した商品は、どちらの店舗でも持ち込んで食べることが可能だ。【詳細】ぐるぐるべゑぐるオープン日:2019年8月1日(木)住所:神奈川県鎌倉市小町1-3-4丸七商店内営業時間:10:00~18:00定休日:月・火席数:カウンター5席TEL:0467-73-8340メニュー:フルーツサンド 560円(フルーツにより変動の可能性あり)、鯖サンド 490円、明太じゃがバターサンド 470円、たまごサンド 460円、エスニックチキンのバインミー 490円、紫蘇あんバター 470円、珈琲とあんバター 490円※価格は全て税込。
2019年08月04日カスタムチョップドサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス」の新店となる駒沢公園店が、東京・世田谷に2019年7月7日(日)よりオープンする。クリスプ・サラダワークスは、美味しくて満足できるサラダを1つ1つ手づくりで提供するカスタムサラダ専門店。「丁寧に手作りした本物の味を、カジュアルに提供する」ことを目指したメニューには、合成保存料や着色料を一切不使用。ほぼ全ての食材を毎日店舗で調理している。サラダは、「クリスプ・サラダワークス」がコーディネートした「シグネチャーサラダ(SIGNATURE SALAD)」と、ほうれん草やロメインレタスなどベースとなる野菜からトッピングやドレッシングまで、自分好みにアレンジができる「カスタムサラダ(CUSTOM SALAD)」の2スタイルを用意する。新たにオープンする「クリスプ・サラダワークス 駒沢公園店」は、ペット連れでも気軽に来店できるよう、テラス席から店内一部エリアを愛犬と楽しめる空間としてレイアウト。また、ベビーカーもゆったりと通れる広々とした配置で、家族連れでも落ち着いて食事を楽しむことができる。【詳細】クリスプ・サラダワークス 駒沢公園店オープン日:2019年7月7日(日)住所:東京都世田谷区駒沢 5-25-5 1FTEL:03-5432-9288営業時間:11:00~21:00定休日:不定休価格例:・クラシック・チキンシーザー 1,060円(税込)・ダウンタウン・コブ 1,450円(税込)・スパイシー・バイマイ 1,160円(税込)・ファームボウル 1,180円(税込)・マーベリック 1,350円(税込)・カスタムサラダ 970円(税込)
2019年07月04日台湾発のソフトクリームスタンド「蜷尾家/NINAO」の新店が東京・麻布十番とルミネ池袋にオープン。麻布十番店は2019年7月18日(木)より、ルミネ池袋店は7月19日(金)より営業をスタートする。ソフトクリームスタンド「蜷尾家/NINAO」は、2018年に日本初上陸。約110種類あるバラエティ豊かなソフトクリームのフレーバーと、スッキリとした甘い味わいで人気を博している。2つの新店では、豊富なフレーバーのソフトクリームと、日本限定商品である新食感のティーゼリー入りのお茶などを用意。また、今回の新店オープンと合わせて、これまで週替りで2種類ずつ提供してきたソフトクリームのフレーバーを、毎日変わる“日替わり”に変更し、台湾本店と同じスタイルで販売する。さらに、オープンを記念した日本初登場の新フレーバーソフトクリームも見逃せない。麻布十番店では、自家製のミルクベースに濃厚なピスタチオを合わせた「ピスタチオ」、ルミネ池袋店には砕いたビスケットとキャラメルを合わせた「ビスケット」が登場する。【詳細】「蜷尾家/NINAO」麻布十番店&ルミネ池袋店オープン■麻布十番店オープン日:2019年7月18日(木)営業時間:11:30~22:00住所:東京都港区麻布十番1-8-1 EX麻布十番ビル1階TEL:03-5563-2170(オープン日より開通)■ルミネ池袋店オープン日:7月19日(金)営業時間:平日 11:00~21:30、土日祝 11:00~21:00住所:東京都豊島区西池袋1-11-1 ルミネ池袋店1階TEL:03-5955-2170<メニュー例>・定番商品塩ミルク 380円、東方美人茶 540円、鉄観音茶 430円、杏仁 380円、小豆 380円・ティーゼリー入りお茶鉄観音茶 常温・コールド M 380円/L 430円/ホット 360円 、東方美人茶 常温・コールド M 430円/L 480円/ホット 420円※ホットはいずれもゼリーなし。・限定フレーバー(7月23日(火)まで)麻布十番店 ピスタチオ 540円、ルミネ池袋店 ビスケット 540円※価格は全て税込み。
2019年06月28日「パンとエスプレッソと」の新店「パンとエスプレッソと嵐山庭園」が、2019年7月7日(日)に京都・嵐山にオープン予定。「パンとエスプレッソと」は、素材やクオリティにこだわったパンとコーヒーを提供するベーカリーカフェ。提供しているパンは、外はカリッと中はもっちりした食感で、毎日でも食べたくなるような味わいが特徴だ。また、パンと相性のいいコーヒーも同店の看板メニューで、見て楽しい飲んでおいしいドリンクを提供している。2010年、表参道に1号店をオープン後、代官山のテキスタイルショップ「コッカ(COCCA)」とコラボレーションした「しロといロいロ」など、国内に12店舗を展開してきた。新店となる「パンとエスプレッソと嵐山庭園」は、京都の観光名所である嵐山にある築210年の京都指定有形文化財「旧小林住宅」をカフェとして改装。敷地内にある広い庭園を眺めながら、パンやコーヒーを味わうことができる。「松・竹・梅」の3種類からなるランチセットも提供。また午後のティータイムには京都らしく抹茶のフレンチトーストなどを提供する。【詳細】パンとエスプレッソと嵐山庭園BREAD,ESPRESSO&ARASHIYAMAGARDEN&オープン日:2019年7月7日(日)住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45-15営業時間:8:00~18:00・ベーカリーTEL:075-366-6850・カフェTEL:075-432-7940
2019年06月16日アルフレッド ティー ルーム(ALFRED TEA ROOM)の新店が、東京・原宿キャットストリートに2019年6月6日(木)オープン。世界中のティーが楽しめる「アルフレッド ティー ルーム」アルフレッド ティー ルームは、アメリカ・ロサンゼルス発のティーブランド。紅茶・日本茶・抹茶・台湾茶など、世界中からセレクトしたさまざまな茶葉のティーが味わえるのが特徴だ。人気は「タピオカミルクティー」店の看板メニューは、タピオカ(ボバ)入りのミルクティー。オリジナルのアルブレッド ミルクティーをはじめ、ほうじ茶ミルクティー、ストロベリーミルクティー、ローズミルクティーなどのフレーバーミルクティーも取り揃えている。+タピオカのカスタマイズもダージリン、アッサム、セイロン、ルイボスティーなど茶葉を選べるティーメニューも用意。タピオカ(ボバ)のトッピングやアーモンドミルクへの変更など、カスタマイズもできるので自分好みにアレンジできるのも嬉しいポイントだ。原宿キャットストリートに新店オープン東京・青山とルミネエスト新宿店の2店舗同時に日本初ストアをオープン後、2019年3月には大阪・梅田 蔦屋書店内に関西1号店を設けた。原宿キャットストリートは、この3店舗に継ぐ、国内4店舗目となる。アルフレッド ティー ルーム原宿店では、人気のタピオカ(ボバ)入りのミルクティーをはじめとしたドリンクメニューに加えて、カップケーキ、クロワッサンなどのスイーツや軽食も用意する。ショッピングの合間の休憩や、友人とのティータイムなど、さまざまなシーンで活用できそうだ。なお、アルフレッド ティー ルーム原宿店をオープンを記念して、「チョコレート ミント ミルクティー」を期間限定発売。オープン日の6月6日(木)から7月15日(月・祝)まで期間限定での展開となる。原宿店以外にも、青山本店・ルミネエスト新宿店・梅田 蔦屋書店でも期間限定で発売する。さらに、アルフレッド ティー ルーム原宿店と梅田 蔦屋書店には、タピオカ(ボバ)入りのミルクティーモチーフのオリジナルTシャツが登場。数量限定発売の貴重なアイテムとなる。【詳細】アルフレッド ティー ルーム原宿店オープン日:2019年6月6日(木)住所:東京都渋谷区神宮前4-26-28 JUNK YARD 2FTEL:03-5843-0364客席数:58席営業時間:10:30〜20:00<メニュー例>・ファインティー 各種330円+税〜(ダージリン、アッサム、セイロン、ルイボスティー、カモミールティー等)・アルブレッド ミルクティー HOT / ICE 400円+税・アルフレッド ピンクドリンク HOT/ICE 750円+税・抹茶ラテ 520円+税・ほうじ茶ミルクティー 450円+税・ストロベリーミルクティー 450円+税・ローズミルクティー 470円+税・ティースプリッツァー(抹茶、シトラス、ベリー) 680〜750円+税<期間限定メニュー>・チョコレート ミント ミルクティー価格:・680円+税 レギュラーサイズ / アイスクリームトッピング無し・780円+税 LAサイズ /アイスクリームトッピング無し+100円+税 チョコミントアイスクリームトッピング<数量限定アイテム>・「原宿店」オープン記念Tシャツ 3,200円+税
2019年06月02日今年2月に惜しまれつつ閉店した東京・世田谷のテレビスタジオ・東京メディアシティ(TMC)内のカフェ「今昔庵(こんじゃくあん)」が、新店オープンに向けて準備を進めている。多くの芸能人や業界関係者に親しまれたマスターの福田起弘氏も、再びホールに立つ予定だ。そんなマスターに、生まれ変わる今昔庵への意気込みや、あらためて旧今昔庵への思いなどを聞いた――。オーナーである井上博之氏によると、新生今昔庵はまず、横浜・みなとみらい地区にオープン予定。従来のカフェ&レストランに加え、焼き肉(2店舗)、鉄板焼き、海鮮料理も今昔庵ブランドで開設するほか、漢方ブティック、バストケアのエステと、1つの建物で7店舗を展開し、高級車による送迎サービスも計画しているという。井上氏は、建設業や不動産業など複数の会社を経営する実業家で、今昔庵の事業を一気に拡大させる考えだ。マスターは、カフェ&レストランをメインに見ながら、他の店舗も統括店長として担当。TMC時代は、白のワイシャツを腕まくりし、胸ポケットにたくさんのボールペンを入れるスタイルでおなじみだったが、新店舗ではバージョンアップし、半袖ながらタキシードを着用、その胸にはやはりボールペンを差すという。カフェ&レストランのメニューは、名物の今昔庵オムライス、木村拓哉が愛したナポリタンをはじめ、豚の生姜焼き、バナナジュースなど、従来のものを継続。調理スタッフは代わるそうだが、マスターがレシピを伝授し、味は守られるそうだ。そんな定番に加え、観光客も意識して、ふわふわのかき氷、パンケーキといった流行りのメニューも導入するとしている。店舗面積は、カフェ&レストランだけで以前の約4倍になる見込み。これまでホールはマスター1人で仕切っていたが、従業員も大幅に増えることになる。マスターを前面にアピールする内装にして、TMCでの閉店時に脚本家の三谷幸喜からプレゼントされた似顔絵をはじめ、多くの有名人からもらった思い出の品も飾る予定だという。この急激な環境変化に、マスターは「スゴすぎるよね(笑)。個人でやってたのに、いきなりホテルの総支配人になるようなものだもん」と苦笑い。親しい客が来店すると、席にやってきて雑談しながら接客してくれていたが、今後は一般客がメインのターゲットになることから、「今までのようにやりたいけど、どこまでできるかが課題だよね」と悩ましい。みなとみらいの後には、年内に東京・青山にも店舗をオープンする予定で、マスターはこちらの専属になるという。立地的にも、今まで親しんだ芸能人や業界関係者は、より訪れやすくなりそうだ。TMCの閉店後、マスターは、BSスカパー!『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』(2月28日)、フジテレビ『ENGEIグランドスラムLIVE』(3月30日)と番組出演。『ENGEI』では、マスターの扮装をした次長課長の河本準一とともに随所に登場し、エンディングではテンションが上りすぎた爆笑問題の太田光が転倒するハプニングもあったが、マスターは「太田くんは2人が漫才を披露する前に舞台裏で顔を合わせたんだけど、その時からいつも以上にテンションが上ってて、エンディングで(石橋)貴明が入ってきたから余計に盛り上がっちゃったんだよね」と、興奮のスタジオを振り返る。マスターも、最後にお祝いのケーキに顔を突っ込むなど体を張っていたが、「あれは全然想定外(笑)。じゅんじゅん(河本)に背中押されて、あの状態になっちゃったからしょうがないやと思って(笑)」と、自身もかなりハイテンションになっていたようだ。こうしたテレビ出演はあったものの、旧店舗閉店後はほとんど自宅待機状態だそう。それでも、「出かけた帰り道の途中で渋谷の人混みをプラプラ歩くと、業界の関係者から声をかけられることもありました。この前も、ハチ公前で街頭インタビューを受けたよ(笑)」と明かす。一方、TMCの今昔庵がなくなってしまったことで、「ルーティーンで使ってた人たちには、場所を提供できなくなったので申し訳ない」という思いも。「浜ちゃん(浜田雅功)はスタジオに来たらうちに入って打ち合わせして、一段落したら楽屋は着替えに行くだけだったのが、今はずっと楽屋にいるっていうし。TMCのそばに住んでるから、タレントさんのマネージャーさんに会うと『早く復活できなの?』と言ってくれる。そういう話を聞くとつらいよね」と本音を漏らした。新しい店舗は「一般の方がメインになるけど、その中でも今までの雰囲気でやりたいと思うので、(木村)拓哉とかもまた来てほしいね。(TMCの)閉店前に櫻井(翔)も来て『寂しいじゃんかよ』って言ってくれたから、番組のロケでも来てくれたら場所を提供したいね」と、交流のあったタレントたちの来店を期待していた。新店舗の詳細は、開設される専用サイトで公開される予定だという。TMCの今昔庵は、立ち退きという形で閉店となってしまったが、オーナーの井上氏は「こちらに非はないと思っていますが、福田がやってきた27年間を終わりにしてしまったのは申し訳ないと思ってるので、力を入れて新しい店舗を作ります」と意気込んでいる。
2019年05月21日