私の夫は、あまり育児に協力的な人ではありませんでした。でも、3人目が生まれたことをきっかけに、これまでよりも育児を手伝ってもらうことに……。ところが、この役割分担が思わぬ誤算だったんです。 3人目誕生、育児も役割分担することに子どもとはよく遊んでくれるけれど、おむつは替えられない、育児用ミルクの調合もわからないという夫。育児をしているかと聞かれると微妙なところ……。 私自身も、育児は自分でしてしまったほうが早いと思っていたため、これまでは夫に何かを手伝ってもらおうとは思っていませんでした。 しかし、さすがに子どもが3人にもなると、私ひとりでは厳しいかもしれない。そこで夫に相談し、おむつ替えなどのこれまでやってもらったことがあまりなかった育児も手伝ってもらうことにしました。夫も思いのほか快く引き受けてくれました。 お互いが協力し合えずイライラところが、慣れないおむつ替えやお風呂などのお世話は夫の思うようにはいかず、見ている私もついイライラしてしまう結果に……。 3人目が生まれ、家族で楽しくにぎやかに過ごせるはずだったのに、夫婦が揃うとお互いにイライラしてばかりでした。このままでは良くないと思い、改めて夫と話し合うことにしました。 夫からは素直に「不器用な自分には、今まで○○(私)がしていた育児を○○(私)と同じようにはできない」と言われました。一方で私は「家事も育児も家の中のことはだいたいできるけれど、すべてを任せられると負担が大きい」という話をしました。 余裕ができて「ありがとう」と言えるようにそれぞれのできること、できないことを話し合い、「お互いができることを優先させたほうが効率がいい」という話でまとまりました。家での子どもたちのお世話は私が引き受け、夫にはこれまで経験のある育児のほかに、買い物など、もう少し家事に協力してもらうことにしました。 仕事帰りの夫に、お米や飲み物、洗剤などの重量のある買い物を任せると、日中の子どもを連れての買い物がとてもラクになりました。また、夫が子どもたちと遊んでいる間に私が食器の洗い物を済ませ、授乳中には夫が上の子たちの寝かしつけをするなど、「一緒に育児」を徹底するのではなく、お互いの得意不得意を考慮した協力体制がわが家には合っていたようです。 夫婦にもそれぞれ得意不得意がありますよね。それぞれの得意なことが生かせると効率も上がり、気持ちにも余裕ができたように感じます。そして、お互いが素直に「ありがとう」と言えるようになったことが何よりでした。 イラスト:(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年05月20日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、トイトレにもつながる2歳から始める「おむつなし育児」についてお話しています。おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは? どんなサポートをすればいい? など、詳しく解説! おむつの機能の向上とともに、おむつをはずす年齢が、近年遅くなってきているといわれています。年齢が進むほど、おむつの排泄に慣れている期間が長くなり、トイレトレーニングが思うように進まずに、焦ってしまったり悩んでしまったりするママもいます。 今回は、トイレトレーニングにもつながる、2歳前後の「おむつなし育児」についてお話しします。 おむつなし育児とは?おむつなし育児とは、おむつをせずにおしっこやうんちがだだ漏れというわけではなく、おむつに頼りすぎず、できるだけ自然な排泄の感覚をつけられるようにすることです。おむつをつけたままでもできます。おむつなし育児は、0歳以下の月齢が低いお子さんほど、おむつでの排泄に慣れていないのですすめやすいのですが、2歳ごろからでも始めることができます。 生まれてから2年もの間、おむつの中で排泄をすることを学習したお子さんにとって、トイレという穴のあいた開放空間で排泄をするということを学習し直すことは大人が思っている以上に大変です。トイレやおまるで排泄するという感覚はすぐには育たず、時間がかかります。お子さんに合わせて焦らずゆっくりと進めていくことが大切です。 「おしっこ、出た!」がわかるようになるコツおむつに排泄することに慣れていると、自分からおしっこが出たというのがわからなかったり、うんちが出ても不快感なく気にせずに遊んでいたりすることがあります。まずは思いきってパンツにしてみるというのも良いでしょう。 洋服の着替えや床が汚れることが心配であれば、汚れても気にならないようにシートやマットを引いた場所で過ごす、決まった時間(30分など)だけにする、パンツを○枚濡らしたらおしまいなど、ルールを決めても良いでしょう。 おむつをはずし始めたばかりの時期は、排泄感覚ができていないので頻尿状態になっていることも多いのですが、1〜2カ月程度時間が経つと排尿間隔が落ち着いてきます。出たことがわかるようになったり、出たことを教えてくれるようになったりしたら「ありがとう」「わかったんだね」などと、ほめてあげるようにしましょう。 おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは?トイレトレーニングの相談で多いのは、おしっこが出る前に教えてくれない、まだ言葉が出ないからいつ出るのかわからないということがあります。おむつなし育児の基本は、最初はお子さんから尿意や便意を教えてくれることは期待しないことが大切です。おむつの外で排泄する経験を繰り返していくうちに、徐々に感覚をつかみ、排泄前に仕草や言葉で教えてくれるようになってきます。おしっこが出る前のサインとして2歳ごろのお子さんで多いのは、落ち着かなくなる、足を交差させてモジモジする、股間を触るなどがあります。うんちが出る前のサインとしては、おならが出る、いきむ、特定の場所に隠れる(机の下、カーテン、部屋の隅など)などがあります。 サインがわかりにくい場合は、朝や昼寝から起きたとき、ご飯食べたあと、外出から帰ってきたときなどに誘ってみましょう。この時期は、トイレが怖かったり、遊びに夢中で中断したくなかったりすることもあります。おまるにしてみたり、「今はおむつでもいいよ。次はトイレに行こうね」と話してみたりしても良いかと思います。2歳ごろは大人のマネをするのも好きな時期なので、ママがトイレに行くときに誘う、おしっこをするところを見せるなども良いでしょう。 「おしっこ、できた!」のためのコツおしっこが出るサインがみられたら、おまるやトイレに座ってみましょう。お風呂など裸になったときに、おしっこをするようにすると感覚が分かりやすいお子さんもいます。最初は出ないことも多いので、3〜5分程度座らせて様子をみて出なかったり、嫌がったりするようなら切り上げるようにしましょう。おしっこが出やすいように、膀胱の筋肉を緩ませる「シーシー」という声かけや、うんちの場合は、「うーん」という声かけをします。リラックスできるようにトイレに好きなキャラクターのシールなどを貼ったり、歌を歌ったり、絵本を見せたりしても良いでしょう。言葉が発達してくる時期なので、おむつをはずす日を親子で決める、その日におむつかパンツにするかを本人に選んでもらうのも良いかと思います。外出などでおむつにする場合は、「今日はすぐにトイレに行けないかもしれないからおむつにしてもいいかな? トイレに行けそうだったら行くようにするね」などと事情を話してあげてくださいね。 排泄機能の発達は個人差も大きいので、周りの大人が焦らずにお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。パンツでおしっこやうんちをしても慌てたり怒ったりせずに、トイレやおまるで排泄できたときには「スッキリしたね」「良かったね」と一緒に喜んであげましょう。 <参考>おむつなし育児研究所 「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年04月27日子どもが生まれると、お母さんは否応なく生活が一変しますよね。そんな妻を横目に、仕事も遊びも以前と全く変わらないペースで生活する夫。「どうして私ばっかり…」と、イライラ・モヤモヤすることはありませんか?そんな「子どもが生まれても生活ペースを崩さない夫」への対処法についてご紹介します。■夫が生活ペースを変えない理由は3つ子どもが生まれても、相変わらず仕事人間で飲みにも行き、毎日午前様。たまに早く帰ってきても、育児や家事を自分から進んで手伝うわけでもなく、テレビやゲーム。休日はゴルフや映画、ライブといった趣味のおでかけで、妻と子どもは置いてけぼり。そんな自分の居心地の良い生活ペースを夫が続ける理由には、以下の3つが考えられます。1つ目は、子ども中心の家庭内で「自分の居場所」を作ろうとしているのでしょう。家に帰っても、ゲームをして全く動かない、寝室にこもって出てこないなどはその表れです。子どもに侵食されない居場所を作っておきたいのでしょう。2つ目は、子どもができたからといって、仕事を早々に切り上げて家へ直行するとか、休日は子どもの遊び相手をするとか、「イクメンを気取る自分が恥ずかしい、格好悪い」と考えている場合。これは、バリバリ働いてこそ格好良いといった風潮が未だに根強い職場に勤務している男性に多いかもしれません。ですから、会社の雰囲気に流されて、家事や育児を手伝い始めるタイミングを逸し、そのままなんとなく以前と同じペースで生活して現在にいたっているケース。3つ目は、育児に漠然とした不安があって、手伝うことすら怖くて嫌、面倒くさいと考えている場合です。そのため、自分のルーティンを崩さないことで「自分はできないよ」アピールをしているのでしょう。子どもが生まれても夫が生活ペースを崩さないのは、主にこれらの理由が考えられます。■ワンオペ育児に罪悪感を持たない夫たち妻が子育てで四苦八苦しているのを見ていながら、生活ペースを変えない夫は罪悪感を覚えないのでしょうか?そこには、「共感力の欠如」があるからでしょう。女性に比べて男性は、共感する力が弱いと言われていますが、子どもが生まれても生活ペースを変えない夫というのは、妻の気持ちに寄り添う共感の気持ちが足りないのかもしれません。では、どうして夫は妻のつらい気持ちに共感できないのでしょうか? それは、妻に共感しなくても、生活ペースを崩さなくても、夫にとって問題なく毎日が送れているからです。妻が家事に育児に頑張っているからこそ成り立っている生活ですが、このようなタイプの夫は自分の都合の良いところしか見えていませんので、「俺が変わらなくてもできているから大丈夫だろう」と思っているのでしょう。できれば産後の生活について、生まれる前に夫婦で話し合っておきたいものです。「生活がこう変わるから、私一人では大変だと思う。生まれたらこういう風にしてほしい」とあらかじめ“巻き込む宣言”をしていれば、夫もある程度心づもりができたかもしれません。しかし、「わざわざ言わなくても、子どもが生まれたら当然、生活は変えてくれるだろう」とたかをくくっていた場合、産後「こんなはずじゃなかった!」と後悔することに…。では、これからでもできることはないのでしょうか?■どうしたら夫を育児シフトに変えられる?解決策としては、率直に夫へ「今まで1人で頑張ってきたけれど、もう限界です」と言ってみましょう。それがまず第一歩です。これまで生活パターンを変えなかった夫ですから、すぐに変わるのは難しいでしょうが、ただ共感力が低いだけで他者に対する想像力がないというわけではないなら、そこまで言えば「やっぱり大変だったのか、悪かったな」と意識するようになるでしょう。次は具体的に「美容院に行きたいから、今度のお休みの日は子どもと留守番をお願い」「寝不足だから少し休みたいの。数時間見ていてくれる?」と頼んでみます。妻に甘えて任せっぱなしにしていたことに気づき、罪悪感を覚えた夫なら、少しずつ譲歩してくれるようになるでしょう。しかし、それでも「俺は忙しいんだ」と育児に消極的な夫も中にはいます。そういうタイプはそもそも子どもとの生活が想像できず、どう接していいかわからないのかもしれません。特に子どもの頃、父親と出かけたり遊んだりした経験が少ない男性に多いようです。父親との楽しい記憶が少ないため、「自分も子どもの頃は我慢したんだから、子どもは我慢して育つもの」と思い込んでいる可能性があります。ですから、いきなり子どもと2人きりにするのではなく、最初はママも一緒に入って家族で行動するようにしてはいかがでしょうか。子どもとはどう接したらいいかママが手本を見せることで、パパも「子どもとはこういう風に接すればいいのか」「ここまでやっても大丈夫なんだな」といった経験を積み重ねることで、パパは育児に対する不安がだんだんと薄れていくでしょう。例えば、ゲーム好きな夫なら一緒にゲーム、サッカー好きな夫なら一緒に試合観戦したり、子どもをサッカーチームに入れて応援したりと、どんどん夫を巻き込んでいくのです。そうやって、少しずつ子どもと遊ぶこと、家族で遊ぶことは楽しいし、充実した時間が持てることを夫に経験させる機会を増やしていきましょう。ただし、夫に「子どもと一緒は楽しい」という感情まで強要してはいけません。「母親は子どもを愛して当然」「女性全員が母性を持っている」と決めつけられると窮屈さを感じるように、パパもイクメンを押し付けられるとつらく感じるかもしれません。まずは、夫と子どもが一緒に過ごすようになり、夫の生活ペースに「子どもとの時間」という視点を持たせることができたなら合格点。仮に、夫がつまらなさそうな反応をしていても、ワンオペ育児の脱却が一番の目的ですからOKとしましょう。出産からかなり時間がたち「夫の生活ペースを黙認してきたから、今さら言い出しにくい」という方は、例えば、子どもが保育園や幼稚園に入る、第2子が生まれる、復職するといったタイミングに合わせればいいと思います。そういう節目の時に、夫と改めて生活ペースを見直す話し合いを持つといいのではないでしょうか。生活ペースを変えない夫に対し「いつもいつも育児を私に押し付けて…」とイライラモヤモヤしていたら、夫にも子どもにも笑顔で接するのは難しいですよね。まずは、「ひとりで育児をするのはつらい」と本音をぶつけてみましょう。それがまずは第一歩です。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年04月22日私は産後、夫婦で生活をともにしているもかかわらず、ワンオペ育児だった時期がありました。▼ワンオペ育児だった頃の話その当時、夫は夜ひとりで寝ており、子どもと同室で寝る私は夜中娘が泣くたびに起きてひとりで対応し、慢性的な寝不足が続く日々でした。日中子どもが泣いても、夫は山のように動かず、まるでひとごとのようでした。一方の私といえば、産後腰もいためてしまい肉体的にもボロボロ。毎日必死だったり、寝不足だったりするのは自分だけな気がして、子どもが生まれて幸せなはずなのに泣けてくることもありました。育児に参加しようとしない夫に、鬼のように怒ったのを覚えています。…その頃のことは、今でも忘れられません。「産後のうらみは一生続く」というのは本当かもしれません。今では娘たちもだいぶ大きくなりましたが、休日はひとりで部屋にこもることも多い夫。もっと子どもたちとふれあってほしいと思うことも少なくありません。でも、昔感じたような“怒り”からくる気持ちというよりは、別の感情でそう思うのです。以前のワンオペ時代は「親なのだから、妻の私といっしょに育児をして欲しい」という気持ちから、「子供と遊んで」夫に言っていました。でも現在は、「今のうちにハグしたり遊んだりしないと、あっというまに大きくなってしまって相手にしてもらえなくなるかもしれないから、今触れ合わないと、絶対にもったいない!」という気持ちで、同じ言葉を夫に伝えています。産後のうらみは、やっぱり今でも心の中で火種のように残ってはいるのですが、それでも夫がいたから授かれた宝物のような娘たちです。娘たちが本当に子どもらしい可愛らしさをみせてくれる今の時期に、いっぱい触れ合って、夫婦でいっしょに子育てを楽しみたいです。
2020年04月16日産後の育児には本当に不安がいっぱいでした。私たち夫婦はお互い芸人をしていて仕事もあり、2人で協力して育児をしていくことが必須だと感じていました。だから友人がよく言っている「旦那が育児をしてくれない」「独身時代と何も変わってない」というような状況にだけはするまいと、スタートからいっしょに育児をしていこうと思っていました。きちんと役割を決めておいた方が良いのではとも思っていたのですが、仕事やら何やらでバタバタしているうちに出産し、そのままジェットコースターのように怒涛の育児が始まってしまいました。結果的に、役割を決めることはありませんでした。それもあって、「夜泣きも私しか起きないんだろうな…男の人は赤ちゃんの泣き声聞こえないって言うし…」と想像していたのですが、旦那は夜も息子の泣き声に敏感に反応してくれていました。母乳がメインの育児だったため、結果的に私は常に授乳し、それ以外のことは旦那にお任せという感じになりました。今では私以上にオムツを替えるのが手際よく、本当によく育児をしている旦那。役割を決めなかったことが意外に私たちにはうまくハマりました。もし役割をきっちり決めていたら、相手がその役割をやっていなかったときにイライラしてしまっていたかもしれません。もちろん、それなりにモメることはありましたが、今相手がこういう状況だから、自分はこうしておこうなど、自分の頭で何をしたら良いのかその都度考えることができたため、お互い能動的な育児になったことがとてもよかったです。
2020年04月08日わが家の息子は、生後6カ月ごろにハイハイを始めました。行動範囲が広がり、行ってほしくない場所にハイハイして行ってしまうことも。今回は、息子が自由に動けるスペースづくりのために購入したアイテムについて、実際の使用感も交えてご紹介します。 どうする? 赤ちゃんのスペースづくり赤ちゃんのスペースづくりのアイテムとしては、ベビーサークルが一般的かと思います。私もベビーサークルを使って息子のスペースづくりをしようと考えていました。どのベビーサークルを購入するか吟味していましたが、ちょうど息子がハイハイを始めたころに引っ越しをすることに。 引っ越し先のリビングは、以前に比べて広めだったため、「せっかくならリビングの半分を息子のスペースにしよう!」ということで、リビングを仕切れる柵を探していました。そんなときに見つけたのが、日本育児の「キッズパーテーション」(希望小売価格:20,160円/税込み)です。 まずは「キッズパーテーション」をレンタル!「いいアイテムを見つけた!」と思った私ですが、キッズパーテーションはちょっと値段がお高め。本当にこのアイテムで思っていたような空間がつくれるのか……と心配にもなりました。そのとき、このキッズパーテーションをレンタルしているサイトを発見! まずはレンタルでお試しすることにしました。 実際にキッズパーテーションを設置してみると、思っていた以上にリビングの仕切りとして適していることを実感! 固定されているわけではないので大人が押すと動いてしまいますが、赤ちゃんの力ではビクともしません。ただ、歩き始めるころには力も強くなり、動かせるようになりそうだと感じたため、購入せずにレンタルを続けることにしました。 やっぱり購入!「キッズパーテーション」 息子が歩き出すまでは、キッズパーテーションをリビングの仕切りとして使用していましたが、1歳ごろになると歩き始めたため、仕切りは取り払うことに。しかし、リビングから続いているキッチンには入ってきてほしくない……。わが家の場合、キッチンの構造上、固定するタイプのベビーゲートを取り付けることもできません。 そこで、キッズパーテーションをキッチンとの間に設置すると、ベビーゲートが取り付けられない場所でも仕切りをつくることができました。そのころに2人目の妊娠も判明し、まだまだこのキッズパーテーションが活躍しそうだということで、レンタル品は返却して新品を購入することにしました。 最初から購入すればよかったとも思いましたが、レンタルで試してから購入した今も後悔はしていません。レンタルで実際に試したからこそ、わが家に合うアイテムだとわかったからです。赤ちゃんのスペースづくりのアイテムを探している方は、ぜひ参考にしていただけるとうれしいです。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:岩田かおる子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年04月06日子どもをうまく愛せない……。そう深く思い悩み、心療内科を受診した私の行き着いた先は「愛着障害の疑いがある」という診断でした。なぜ愛着障害になったのか? それは私自身の生い立ちにありました。 なぜ無性にイライラするの?私は現在2児の母親ですが、上の子どもを出産したときは実家との折り合いが悪く、里帰り出産をしませんでした。したがって、退院してからは自分ひとりで子育てをしなければならず、毎日とても必死だったのを覚えています。そんなストレスフルな環境で、上の子どもが1歳半くらいのときから、子どもに対して無性に腹立たしくなってしまうことがありました。子どもは特にかんしゃくがひどいとか、何か成長に関して大きく気になることがあるといった問題もありません。冷静に考えてみれば、ごく一般的な子どもが、ごくごく普通にママに愛情を求めて泣いたり、自己主張したりしているだけなのに、それだけでもイライラしてしまう自分がいたのも事実です。 2人目もワンオペ。そして精神の限界へ本格的に上の子に対して嫌気がさしてきたのは、下の子を出産したときでした。このときも里帰りはせず、退院直後から3歳になった上の子と新生児をワンオペで見る毎日。もう私の精神も限界に達していたのでしょう。思わず感情的に怒鳴り散らしたり、またある日は突然涙が止まらなくなったり。そんな状態が下の子を出産して半年。私の情緒は落ち着くばかりか、ますます不安定になっていき、ついに意を決して心療内科を受診することに。結果は「適応障害」と「産後うつ」。おまけに「発達障害の疑いがある」とも言われ、後日心理テストを受けることになったのです。 発達障害を調べるテストを受けた私発達障害などを詳しく調べる検査は2日かかりました。1日目は臨床心理士さんとの面談があり、具体的にどのような家庭で生まれ育ったか、また学業成績など客観的な私の過去のデータについて話したのです。2日目はIQテストや、日常生活においてどれほど困難さを感じるかの自己記入式テストをしました。2日合わせて3~4時間ほど費やして、精密に検査をしていただきましたが、結果は「発達障害はない」との所見でした。しかし、私の症状や実親からの虐待などの出来事から「愛着障害である可能性がある」と聞かされたのです。 検査を通してわかったこと「愛着障害」とは、乳幼児期において暴力やネグレクトなど適切な愛情を持って育てられなかった子どもが、社会人になったときに対人関係や仕事、そして育児などに支障が出る障害のことだそうです。愛着障害と聞かされたときは「やっぱりな」と腑に落ちる私がいました。しかし、この検査を通して愛着障害と判明したことで、今までの生きづらさの理由がわかり、それを私の子どもたちに味合わせたくないと強く感じたのです。 イライラの理由が明確にわかったことで、これからは自分のつらかった過去とも向き合いながらも、子どもたちを育てていこうと心に決めることができたので、私は検査を受けてよかったと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月30日■前回のあらすじ夫の育休について緊急家族会議が開かれ、そこで育休を取りたい夫の思いに感動…。私の夫は仏か、と感動したのもつかの間、夫の口から「大学院へ行く」という衝撃の一言が…!大学院発言にはびっくりしましたが、子どもができるとスキルアップを考えるのかもしれませんね。内心がんばれと見送れない日もありますが、無駄ではなく素敵な選択だと思っています。次回は出産後、いよいよ夫が育休をとります。育休中の夫は…やや暴走気味!?次に続きます。3月19日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月13日第1子の子育てに奮闘していたあの頃。 友人はまだ子育てを経験しておらず、身近で相談できる人もなかったので、私のお手本は育児書や育児雑誌でした。 口に出しこそしませんでしたが、「失敗できない」「どこに出しても恥ずかしくない子にしてみせる」と、ものすご~~く肩に力が入っていたように思います。 ■育児書でがんじがらめになった私いろいろ育児書を読み漁っていると、だいたいどこの書籍でも共通して書いていた正しい育児方法は、 「規則正しい生活を送る」だったんです。 朝は早く起きて夜は早く寝る。早寝早起きが健康な子どもの第一条件! どの本を覗いてもそう書いていたので、ここから私は子どもの「睡眠」に異様に意識を集中させていくようになりました。 「新生児の頃は1日中うとうとしているような状態です」って育児書には書いてあるのに我が子は全然寝ない。生まれたころからわりとしっかり起きてます。うとうと昼寝をしたって30分ぐらいで起きます。 だからその貴重な昼寝時間を奪いたくなくて、長男が寝ている間は本当に物音ひとつたてずに、息をひそめて静か~~~に過ごしていました。 生後4か月からは朝夜の区別をしっかりつけようと、朝になったら日差しを取り入れて、着替えをさせて、顔を拭いて…夜になったらだんだん明かりを落として、テレビも消して…と毎日丁寧にやっていました。 昼間に何かお誘いがあったとしても、子どもの昼寝最優先でお断りをし、 夜20時になったら寝かしつけ体制に入って、暗闇の中で寝るまでじぃぃっぃぃいいい……っと沿い乳していました。 当時暮らしていた地域が田舎だったということもあり、だいたい夜の18時にはどこもかしこも閉店するっていう感じだったので、夜の20時になったら気分は真夜中!! 子どもを連れて出歩くなんてもってのほか! 良い子は20時に寝ましょう~~~!!という考えでがちがちになったまま、長男を育ててきました。でもね? 子どもたちも小学生になって、子どもの数も増えて私自身かーなーり手抜きして育てる事も覚えました。 そして最近の話。今私は大阪に暮らしてるんですが、都会で暮らす人々の生活スタイルはさまざまで、勤務体系や家庭環境もそれぞれ。■ある日、都会の夜中のスーパーで… 最近、夜の23時半に翌朝の朝ご飯を買いにスーパーへ行ったんです。 こんな時間だけれど思っているよりもたくさん人がいます。 そしてこの日、夜の23時30分という時間にも関わらず、小学校低学年ぐらいの男の子が買い物に来ていたんです。 うぉっ! こんな時間に子どもがスーパーにいる!! って一瞬驚いたのですが、 でも、よく見ているとその男の子、おそらく親戚であろう方たちとお買い物に来ていました。 男の子は満面の笑みを浮かべていて、おばさん、おばあちゃん、おじいちゃんたちもすごく微笑ましく男の子と接していたんです。 なんだかとっても愛されている&かわいがられている~~!! その様子を見たら…「規則正しい生活リズム」だけにがんじがらめになっていた私自身って、すごく薄っぺらかったな~と思って。■育児にはいろいろなやり方があっていい! 私自身、子どもが1人2人と増えていくうちに、寝かせようとしたって子どもはなかなか寝ない事や、こういう風に育てようと思っても、思い通りに育たないことも身に沁みてわかりました。 この経験から「愛情があればやり方にこだわる必要はない」という結論にたどり着きました。少し乱暴な言い方のように聞こえますが、〇〇してはいけないとか、こうしないといけないとか決めすぎなくても、その子自身の心が満たされていて衣食住に極端な不足がなければ、あとはなんだっていいや~! っていう結論に至ったんです。 子どもが遅い時間に外を出歩く。これに対して拒否反応を示していた自分ですが、今では、別にそんな日があったっていいと思いますし、遅い時間にスーパーに行ったからといって将来この子がグレる! とか非行に走る! とか人間そんな単純なものでもないと思うようになりました。 この男の子のすご~~く幸せな顔、ふくふくのほっぺ、目を細めて見守るおばあちゃんたちの様子を見て、一場面だけを切り取って人の子育てを評価していた自分の浅はかさを反省しました。 子育てって一場面だけ切り取ってみるとすごく残酷な母親のように見えてしまったりしがちです。 泣いている子どもをなかなか抱っこしないと、「抱っこしてあげればいいのに」「抱きしめて育てるのが基本でしょ!」と周りが言うのは簡単ですが、ここに至るまでにさんざん抱っこしたんだよ~とか、抱っこしたっておろせっていうんだよ~~とか、もうひとつも抱っこ出来ないほど自分自身が疲れてるんだよ~とか母親には母親の言い分がある場合が多いです。周囲には全然伝わらない背景があるのですが、一場面だけを切り取ると・しつけのできていない親・厳しすぎる親・子どものいいなりになっている親と評価されたりします。「自分が評価されているかも!?」ということは過敏に気になるのに、いつしか自分も無意識のうちによその家庭を評価していたりしたんだなと気づいて、はっ! とした出来事でした。【関連記事】苦情が出ない子育てって…? ママが追いつめられてしまうわけ正しい子育てって何? 周りの意見に流されない子育て術\オギャ子さんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月03日わが家は、実家も義実家も片道2時間の距離で、夫も仕事の日は朝から晩まで不在。不定休で、土日祝日や盆・正月でさえ営業日の職場です。そのため、私はいわゆるワンオペ育児が当たり前。2人目妊娠中は、つわりに発熱、体が重くて動きづらいなか、2歳の娘の面倒を見るため、本当に限界ギリギリの毎日でした。 つわりピーク! 幼稚園の入園手続きに奔走8月に2人目の妊娠がわかり、妊娠12週目の9月の終わりころにつわりがピークを迎えました。吐き気も強くなり、1日中続く倦怠感で家事・育児をこなすことが困難に。そこで一時的に実家へ帰省することにしました。2歳の娘はずーっとおしゃべりをしている子で、テレビもあまり観ず、自分が元気なときでも相手をするのが大変なほど。1週間ほど滞在し、つわりは終わっていませんでしたが、娘の幼稚園入園の手続きのために自宅へ戻りました。帰宅してから、第一志望の幼稚園が応募者多数で抽選になったことを知りました。無事に入園が決まったときは、本当に本当にホッとしたのを覚えています。 娘の預け先が見つからない妊娠14週目ごろ、1人目の妊娠中はつわりが妊娠18週まで続いたので、今回もまだまだ続くと思い、役所に日中娘を預けられるところはないか相談に行きました。 認可保育園の一時保育は登録利用していましたが、利用者が多く、月に2回しか預かってもらえません。実家にいる間に、近所の一時預かりをおこなっている保育園に電話をかけてみましたが、「3歳以上しか預かっていない」「今は新規の方を受け付けていない」と、どこからも断られてしまいました。ワラにもすがる思いで役所を頼りましたが、紹介してもらった託児所は遠方。利用には踏み切れませんでした。そうこうしているうちに、1人目のときよりも早くつわりが終息しました。 妊娠中に発熱つわりが落ち着いた妊娠17週ごろ、今度は発熱してしまいました。実家や義実家にヘルプを要請しましたが、急なことで予定が合わず、夫は早くても19時半にしか帰ってこられないとのこと。またしてもワンオペで過ごさなければなりませんでした。ソファで横になりながら娘のおしゃべり相手になり、テレビを観てもらい、どうにかこうにかやり過ごしました。娘はいつも通りではないことに拒否反応を示す時期だったので、夕方いつもの時間にいつも通り一緒にお風呂へ入りました。熱が上がって、寒くて寒くて震えが止まりませんでした。無事にその日で熱は下がりましたが、本当に倒れたらどうしようと思いながら1日を過ごしました。 今、何かあったらどうする?私は子宮筋腫があり、胎盤が子宮筋腫の近くにあったため、妊婦健診のたびに、「出血やおなかの張りなど、何かあったらすぐに来てください」と言われていました。 幸い出産前まで子宮筋腫の影響はまったくありませんでしたが、娘と2人家で過ごしていると「もし今出血して、病院に行かなければならなくなったらどうしよう」「おしゃべりな娘を連れて病院に行って処置を受けるの?」「娘が病院に行きたくないとグズったら?」と思うと頭が痛かったです。幸い陣痛は娘の就寝後に始まり、夫とバトンタッチして病院に行くことができました。 結果としては、すべてどうにかなりました。しかし、出産前の身動きの取りづらい体で、寒いなか毎日娘と散歩に出かけていた出産直前の時期も、楽しかった反面、娘がグズる日などはつらかったです。当時は本当にワンオペの限界だったので、二度とあの時期には戻りたくないと思ってしまいます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ひらたかおる二児の母。趣味はメルカリと写真。自分の備忘録と、いつか誰かの役に立つことを願って妊活中からブログを続けている。2018年から、自身の妊活や子育てでの経験をさらに活かすべくライターとして活動している。
2020年03月01日2018年2月生まれの男の子を育児中のみーすけです。 かわいい……!!! その気持ちだけで踏ん張れているだけです……。 完璧な良いママになりたいけど、育児が楽しいとはどうも思えない。 できることなら、あわばよく楽したい、やりたくないと思ってる。 でも生まれてからかわいくないと思った日は1日もない……。 (瞬間的にはあるかもしれない) かわいくてかわいくて、この子のためならどんな事もしてあげたい。世界で一番幸せだと思ってほしい。 かわいいとは思うのに、育児が楽しくないって疲れますよね…。 かわいいから手をかけてあげたいのに、実際はキャパオーバーして、おざなりなると自分を責めてみたり。 寝顔見ながら「幸せにしてあげるからね…」なんて浸ってる暇があれば動けって話だよね〜はは…… 気持ちだけはある! 気持ちだけ!! 著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2020年02月23日■ 前回 のあらすじノイローゼのようなしんどい状態になっても「育児がつらい」と周りに言い出せないモチコさん。唯一、伝えられた夫は協力的だったのですが、そんな夫の優しさにすら追い詰められていき…。 「夫の想いすら重圧。母親失格におびえる日々… | 私、育児ノイローゼかも(2)」 ※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■「育児がつらい」毎日を乗り切るために大人と会っておしゃべりをする時間がほぼなくなり、娘と2人きりで過ごす毎日を過ごすうちに、育児がつらくなってしまった私。子ども好きだった私が、子どもとずーっと2人の生活が、本当にしんどい。その後、公園に行っても児童館に行っても、同じくらいの年齢の子を連れた親子には出会うことはできず、ママ友はできないままでした。でも大人と話したくて、私ができる範囲でした対策は…相手の負担にならない範囲で、大人と会う予定を入れました!それでも鬱々とした気持ちは晴れず…でもなんとか毎日しのいで過ごしていました。そして新しいママ友はなかなかできないまま、約半年が経ち…。その頃からイチコのプレ保育(親子で参加)が月一で始まったり、自治体の親子学級のようなものに参加したりして、少しずつ人と会う予定が増えていき、週2~3日ほどの頻度になりました。さらに二太郎を妊娠したことで、よく実家のお世話になるようになり、実家の家族と会うことが激増!そうなると、ノイローゼのような鬱々とした気持ちは少し軽くなりました。ただ軽くはなったもののなくなることはなく、やっぱりしんどさを感じながら過ごしていました。これがまったくなくなったのは…■育児のしんどさがなくなったきっかけは毎日送り迎えでママ友と会って話をする機会ができるようになってからです。話と言っても、立ち話をダラダラするのではなく、送り迎えの1日2回のタイミングでちょろっと話すだけ。それでも…二太郎はいるものの、イチコと離れる時間ができたのも良かったのだと思います。(当時二太郎は生まれたてホヤホヤ…。意思はないのでややこしさゼロでした!)こうして今まで感じていたような、鬱々とした気持ちも、強い育児のストレスを感じることもまったくなくなりました。むしろ…そしてそのまま今に至ります。育児、大変やけど楽しい!■同じように「育児がつらい」ママたちへ今、育児がつらいお母さん、たくさんいらっしゃると思います。私は「育児がつらい」と言うことができず、誰かに頼ることは上手くできませんでした。他のみんなはちゃんと育児できてる(ように見える)。さらに、母親って「常に子どもを受け入れる存在でなければいけない」といった見えない空気があるような気がしてしまうんですよね。そして「私より過酷な状況でがんばってる人だっているはず」と思うと、なかなか「つらい」と言いだせない…。「育児がつらい」と口に出すと、母親失格の烙印を押されてしまうような気がして。でも全然そんなことない! と思うんです。話が通じない相手と1日中一緒にいるなんて、普通に考えて大変!しかもその相手を育てなきゃいけないし、最低限の家事もしなきゃいけないし…体力的にも精神的にも疲れて当たり前だと思います。これが24時間365日…。「大変」「つらい」って言っていい!当時「育児がつらい」と感じていた私。今、同じように「育児がつらい」と思っている方に、私の体験から学んだことが少しでも役に立てば…と思います。●ひとつめ周りにはどんどん頼ってほしい実家、義実家、ママ友、自治体の相談機関、一時保育…。「育児の大変さ」は解決できないかもしれなくても、話を聞いてもらうだけ、共感してもらえるだけ、一緒に悩んでくれるだけでも気持ちは変わってくるかもしれません。●ふたつめ話相手となるママ友が欲しいときは、隣の校区の公園まで足を延ばしてみて!育児がつらかった当時はわかっていませんでしたが、校区によって子どもの数が全然違うんです! だから、当時隣の校区の公園まで足を伸ばしていたら、もしかしたらママ友が早くできていたかもしれない…と今となっては思います。●みっつめ自分を責めずに環境を変えてみてください私にとっては、大人の話し相手がいるだけで、育児は楽しいものに変わりました。つまり私は1人で育児をすることが合わなかったんだと思います。「育児そのもの」ではなく、「1人で育児すること」が。私は、大人の人やママ友と会話することで育児がつらくなくなりました。でも人と話すことにストレスを感じる人もいるでしょうし、一人になることや自然の中に身を置くことでストレスが発散される方もいるかと思います。また仕事に行く方がストレスが少なくなる場合もあると思います。人によって、ストレスを感じる環境、楽に感じる環境はきっと違うと思うのです。私がしてしまった「自分が悪い」、「私は育児向いてない」と自分を責めること。この自分を責めることをしないためにも、今いる環境のどこか1つでも変えて、少しでも明るく過ごせる時間を増やしてみてほしいなと思います。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは \モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月10日初めての育児では「とにかくきちんとやらなくては」と、肩に力が入っていたように思います。現在、2人の子どもを育児中ですが、2人目で「少し肩の力を抜いて育児をやってみよう」と実践したことをご紹介したいと思います。 育児でやめてよかったこと【離乳食編】初めての離乳食は、育児書を片手に進めていました。そこに必ず出てくるのが食べる量。一応の目安だとわかっているものの、食べる量を把握したいと、毎食食べた量を1歳半まで記録しました。数値化することで、「今日も全然食べていない」と落ち込むばかりの1人目の離乳食生活でした。 2人目もあまり食べない子でしたが、食べる量を把握したところで食べる量は増えない!と、思い切って食べた量を量るのをやめました。おかげで、少し気持ちがラクになりました。 育児でやめてよかったこと【ほかの子との比較編】1人目のときは児童館などに積極的に足を運んでいました。個人差があるとは言え、同じ月齢の子ができていることを、どうしてうちの子はできないのだろうか?と思うことが多く、とにかく不安やイライラを抱えながら育児をしていました。 逆に、2人目のときは子どもがあまり児童館へ行きたがらないので、同じ月齢の子と比べることが減りました。できなくてもそのうちできるようになると、おおらかな気持ちで育児ができ、子ども自身ものびのびと育っているように思います。 育児でやめてよかったこと【育児の負担編】「育児は君の仕事」。夫にそう宣言され、1人目は家事より育児を優先して、なんとか育児をしていました。しかし、2人目誕生のとき、上の子は3歳。お風呂やトイレなど、まだ手がかかる年齢でした。 私が腱鞘炎になったり、上の子の精神面で心配な面が出てきたりと、ひとりで抱え込むのはやめようと思い、夫に相談しました。手が足りないときは助けを求めて、手伝ってもらうことにしました。夫と過ごす時間も増えて子どもたちも喜んでいます。 初めての育児ではわからなかったことが、2人目の育児では見えてくるもの。肩に力を入れすぎずに育児をすることが大切だと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:村上八重美二児の姉妹の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年02月09日■ 前回 のあらすじ引っ越しを機に、しゃべる相手がいなくなったことで、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活となったモチコさん。気が付いたら、娘と2人で過ごす時間が苦痛に…。 「子育てがつらい…子どもが好きだったはずなのに | 私、育児ノイローゼかも(1)」 ※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■どうして「子育てがつらい」と言えないのか?私は元々、人と会っておしゃべりをすることがとても好きでした。でもそれができない環境になることが、「つらい」ことだとはまったく想像もしていませんでした。引っ越しでママ友が誰もいなく、さらに大人と会っておしゃべりをする時間がなくなって、初めてそういった時間が、自分にとってどれだけ大切だったのかを知ったのです。そして大人としゃべらず子どもとだけ過ごすことが、ノイローゼのような状態に陥るほどしんどいとも思ってもいませんでした。しかし、私は「子育てがつらい」とは、なかなか人に打ち明けることができませんでした。なぜなら「子育てがつらい」と言う感情は、そのときの私にとっては、「母親失格なんじゃ…」と思わせるものだったからです。母親としての自分を否定されているような、母親失格と誰かに言われているような、ネガティブな気持ち。もちろん誰もそんなことは言っていません。ましてや、私ではない誰かが「子育てがつらい」と言っていてもそんなことは思いもしません。ただ当時の私は、そういったマイナス思考になっていました。■母にも言えない本音。唯一、話せた夫は…そういう思考になっていると、周りに頼るのも難しくなってしまいます。実の母にすら「ママ友や大人の人とおしゃべりできなくてしんどい」とは言えても、「子育てがつらい」とは伝えられませんでした。唯一「育児がしんどい」とちゃんと言えたのは夫のチチオだけ。でも、チチオは遅くまで仕事をしていたので、平日は少ししか話せませんでした。引っ越し前までママ友と仲良くおしゃべりしてきたことを知っていたチチオは、それがどれだけ私を救っていたかもわかっていました。ということで、夫婦の見解としては…で一致。そして夫は、職場の同期に「モチコが大人と話せなくて育児がしんどいみたいやから、今度家族で休みの日に集まろう」と提案してくれました。「そこからママ友になれたらいいね」と。ところが私は… ■夫が良かれと取った行動に、さらに追い詰められるとてもありがたいことなのですが…当時の私が1番に頭に浮かんだのは「なんで『育児つらい』って他の人に言っちゃうの」という気持ち。チチオは何も悪くないんです。私は口止めしていなかったし、悪い状況を少しでも好転させようと、私を思ってしてくれたこと。ただ当時の私はと思っていました。「子ども好き」だった私が、「育児がつらい」ことを他人に知られることはとても怖かったんです。それくらい「育児がつらい」という感情は私にとってプレッシャーで、マイナス思考に陥っていました。繰り返しますが、他の人に対してそんなことは当時も今もまったく思っていません。「母親はこうあるべし」という理想像が、自分への呪縛のようになっていたんだろうなと思います。…と書くと、すごい完璧育児を目指してたみたいですが、そんなことはまったくありません。笑イチコが生後1ヶ月のとき保健師さんに「育児、適当だね! いい意味で!」と言われたくらいの適当さ。そんな適当育児しかしていなくても、環境が変わるだけで育児がつらくなってしまうんです。むしろ適当だからこそ「適当育児なのにつらくなるなんて…」と自分を責めていたのかも。誰に言われたわけでもなく、やはり自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたのでしょう…。さて、ここから精神的にどう立て直したか…は、次回に続きます!次回は、「育児がつらい」というプレッシャーをモチコさんは克服していきます。更新は、2月10日(月)を予定しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは
2020年02月03日私は3歳の長女と生後6カ月の次女の母です。長女を妊娠中に前職を辞めて、いったんは専業主婦の道へ。長女の育児が落ち着いたあとは、家計の足しにと細々とアルバイトをおこなっていました。ワーママに憧れはあったものの「フルタイムで働くのなんて無理」と思っていたのですが……。そんな私に転機が訪れたのです。 働きたいがワンオペ環境では難しい…夫が激務の仕事に就いており、親せきは事情があって一切頼れない環境にありました。しかし、周りのワーママへの憧れもありましたし、決してゆとりある家計でもなかったので、「本当は働いたほうがいい、でもこんな環境では働くのは無理に等しい」とずっと思い悩んでいました。そして次女の妊娠後期になり「里帰りもしないし、これでは長女の保育の手が明らかに足りなくなる」と心配になり、産前産後要件で長女を保育園に入所させたころ、転機が訪れたのです。 次女を出産。働きたい想いは募るが…私が住んでいるのは保育園が足りず激戦区の自治体だったので、長女を入所させられたのは本当に奇跡的だと思います。このまま就職しなければ、産前産後要件では産後2カ月で保育園を退園せざるを得ないという状況でした。だからこそ、この偶然の縁を大切にしたいという想いがありました。 次女の出産という一大イベントで心身共に大変な時期ではありましたが、「なんとかして働いて、このまま長女の保育園通いを継続させたい。けどどうしたらいいの? 今の私の状態で雇ってくれる仕事なんてあるの?」と、とても悩みました。 雇ってくれないのなら、自分で起業する悩み抜いた挙げ句、「雇ってくれるところがないのなら、自分で起業すればいい」と思いつきました。個人事業主という自営業のなかでも比較的規模が小さいものを選択したのですが、特に決まりなどはなく税務署で手続きを踏めば誰でも起業できるのです。 職業は「Webライタ-」を選択。育児の経験を生かした記事などを執筆しています。 現在、完全在宅勤務で長女は保育園、次女は自宅保育で隙間時間を見計らい執筆にあたっていますが、月に5万円前後の収入があります。きちんと就労しているのか審査する市役所の目もあるので、逆にそれがモチベーションとなり「頑張って稼ごう!」という気にさせてくれます。転機の流れがきたときに勇気を持って行動することが大切だと感じました。著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月03日5歳娘と2歳息子を育てるモチコです。自他共に(?)認める親バカですが、じつは育児が精神的にしんどくなった時期がありました。もし今育児にしんどい方がいたら、その方のヒントになればと思い、当時のことを振り返って書いてみようと思います。※今まさに育児がつらい渦中の方へ。読んでる最中に不安が増したりつらくなったりしたら、無理せず読むのはやめてくださいね。■生活環境の変化で、私に異変が…それは4年前、イチコが1歳7ヶ月で引っ越しをしたときのこと。実家の近くになったのですが、今までの生活と、あることがガラッと変わりました。それは…前に住んでいた地域は子育て世帯が多く、児童館や公園に行くと、自然とお話しする相手ができていました。数回会うと顔なじみに、気の合う人はママ友に。「今日ヒマだし児童館行こうかな?」というお出かけも、「今日うちに遊びに来ない?」という気軽なお誘いも可能で、ほぼ毎日、誰か大人と話していました。引っ越した後の地域には子育て世帯が少なく、公園でも児童館でもなかなか子連れのママに会いません。となると、ママ友ができず、大人としゃべらない生活、イヤイヤ期の娘と2人きりの生活に。その繰り返しの毎日が精神的につらく…。気がつけば…■もしかしたら私、育児ノイローゼかも…!?という状況に。毎晩イチコを寝かせては安堵する毎日。そして起きている時間はほぼ娘と2人きりなので、常に沈んでいるような、鬱々とした気持ちでした。今思えば、育児ノイローゼのようになっていたのかもしれません。■子ども好きなのに、「子育てがつらい」というショックもちろんイチコはかわいい存在で、面白い楽しいと思う瞬間もたくさんあるんです。そう思おうと、何度も自分に言い聞かせました。この気持ちもけっして嘘ではないんです。嘘ではないんですが、マイペースの子どもとずっと2人きりでいるのは、やっぱりしんどい。離れる時間がほしい。子どもの頃から子ども好きだった私にとっては、「子育てがつらい」と感じてしまうことは、とてもショックでした。次回は、「育児ノイローゼかも…」と悩むモチコさんがどんどんマイナス思考に落ちていきます。更新は、2月3日(月)を予定しています。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。症状がつらいときには、専門家への受診をおすすめします。>> 【医師監修】それって育児ノイローゼかも?! 症状と解消法とは \モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年01月27日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 平日の日中は、双子のワンオペ育児に奮闘しています。そんな私は、ベビーシッターも家事代行もしてくれるサービスを利用しています。今回は、子どもたちが1歳になるまでの大変な時期に双子育児を助けてくれたベビーシッターサービスを、どのようなときに利用したかについてご紹介します。 1人だけ体調を崩してしまったとき双子育児で一番困ったのが、1人だけ体調不良! というときでした。私ひとりで2人を病院へ連れて行くと、自分の注意が子どもたちに行ってしまい、先生の言葉が頭に入らないことが多く困っていました。 ベビーシッターサービス利用開始後は、元気な子どもは預けて体調不良の子どもだけ病院に連れて行き、先生の話に集中できるようにしています。双子ならではですが、その後元気だった子どもも同様の症状が出ることが多いので、1人目で対処方法などしっかり聞いておくことで、2人目の悪化が防げるようになりました。 家事が回らなくなったとき家事ができなくても「双子だからしょうがない」と普段から割り切っていますが、あまりにもできないことが続くと、気分が落ち込むことがあります。そのようなときには、ベビーシッターサービスを利用して、自分は在宅のまま育児に専念し、掃除や料理などの家事代行をお願いします。 家がきれいになり手作りの料理があると、心に余裕ができて、双子育児をいつもより楽しめました。ベビーシッターさんの場合、家事をしながらも2人が同時に泣いたときに助けてくれるので、家事代行のみのサービスよりも頼もしいです。 夫婦のリフレッシュわが家の双子育児は、夫も帰宅後や土日は育児に追われているため、夫婦で24時間休みなしの状況。月に1度でも、ベビーシッターサービスを利用して大人だけの時間を作ると、良いリフレッシュになります。今利用しているサービスは、登録料や月額費用が無料で、2人預けると1時間2,000円程度です。 保育園での一時保育より割高ですが、自宅での保育なので、子どもたちの荷物をかばんに詰める作業も必要なく、気軽に利用できます。2人分の荷物にすべて記名し準備するのは地味に大変なので、助かっています。 双子家庭はベビーシッターサービスを利用していることが多いようで、「他の双子ママもベビーシッターを利用していますよ!」と担当のベビーシッターさんから話を聞きました。手のかかる双子育児だからこそ、ベビーシッターサービスを利用して、少しでもラクになるように育児の負担を減らしたいと思います。 著者:浅間ゆか双子女児の母。結婚を機に引越し、住宅購入、双子育児と慌ただしい日々を過ごす。自身の経験をもとに、出産・育児などを中心にライターとして活動中。
2020年01月23日現在、3歳の長女と0歳児の次女を育てている私ですが、2人目の出産後は事情があって実家に頼ることができませんでした。そんな私が妊娠時から悩んでいたのは、「2人目の寝かしつけ」について。産後直後からワンオペ育児をせざるを得なかったのですが、自己流でラクに赤ちゃんを寝かしつける方法を編み出しました! 上の子の寝かしつけで心残りだったこと上の子の育児をおこなってきて、私の心残りとしてあったことが「寝かしつけ」についてでした。 具体的にいうと……・抱っこをして、寝たと思って布団に寝かせるとすぐに起きてしまう・眠いせいか30分以上泣き止まず、抱っこやおむつ替えなどしてもどうにもならない というように、寝かしつけの方法を確立してあげられなかったことが心残りでした。上の子のときはいくらでも時間を注げたけれど、2人目にはそんなにたくさん時間が取れないし……とだんだんと不安になってきてしまったのです。 新生児からおこなった寝かしつけの習慣上の子での経験をふまえ、2人目の寝かしつけ方法を早期に確立させることを目標にしました。上の子の育児で実感したのですが、抱っこやおっぱいなど、寝かしつけの方法はいろいろあるけれど、結局は「赤ちゃんが何をしたときに眠りに落ちるか?」というところが肝だと考えたのです。そうした考えのもと、2人目のときは、抱っこやおっぱいでウトウトしてきたら完全に寝入らせず、目を閉じたらすぐにお布団に寝かせるという方法をおこないました。これをできる限り新生児のときから取り組んだのです。 できる限り、即お布団に寝かせることで…もちろん眠りかけているときにお布団に寝かせるので、赤ちゃんが泣いてしまってうまくいかない日もありました。そんなときは泣かせっぱなしにさせず、10分以上泣いたら抱っこするという自己流ルールをできる限り徹底しておこないました。結果、生後2カ月ごろには、随分とじょうずに眠れるようになりました。また、上の子が家にいれば騒がしいときも多々あります。その対策として、日中の昼寝に関しては完全に上の子と部屋を切り離し、寝かせることにしています。夜も昼も基本的に暗くした寝室で寝ることになるので、2人目も「ここが眠る場所だ」と覚えやすかったようです。 現在、2人目は生後4カ月ですが、昼も夜もぐっすり寝てくれています。いつもと同じ場所、そして静かな環境で眠ることによって、上の子のときより圧倒的に手がかかりません。私も日中は2人目を見ながら在宅ワークもこなせています。それもこれも、よく眠ってくれるから成り立つこと。私の場合は、早期に寝かしつけの習慣をつけてよかったと感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月12日最近、姉弟の反抗期が重なってしまい、朝の登園時にかんしゃくを起こすことが頻発してるのですが…■なにがきっかけになるか分からない「車に乗って登園する間、姉弟(みんな?)でしりとりをすることがあるのですが、このときは「ぼ」から始まる言葉が思い浮かばず、大あばれ…。こんなふうに何がスイッチになるかわからないですし、そのまま30分ほど泣き続けることも多々あります。平日はワンオペで育児をしているので1人で2人の対応をするのはなかなかハードでした。■ストレスは早めに発散するに限る!かんしゃくの原因に同調してあげるといいとのことで、気持ちを聞きながら「これがイヤだったねー」「●●●したかったんだねー」などの声がけをしていますが、それだけでうまくいくケースは少ないです。子どもたちから手がでてくるときもあり、そういうときは自分の気持ちを落ち着けるためにも、少しの間ほおっておくことも必要だと考えています。あとはとにかく自分へのご褒美! です! 夕飯を自分の大好物にする、とかカフェラテを飲む、とかチョコを食べる、などで自分を労ってあげてください。(食べ物しか思い浮かばなかった)
2019年12月04日1ヶ月ワンオペになった我が家。【前回の記事はコチラ】 「夫が1ヶ月の出張へ…不安なワンオペ育児に備えた夫の神対応に感動!」 乗り切るための作戦!完璧にやろうとしない。まぁ日頃から完ぺきではないのですが…。できるときはやるけど、忙しい時はほどほどに手を抜くことにしました。料理に疲れたときは…手抜き夕飯です!好きなものは焼いて、ご飯は鉄板を洗うときのことを考えて食材を選んでいます!肉のかわりにベーコンやソーセージ、ちょっと豪華にしたいときはくん製のハムもいいですねえ。野菜も一緒に焼いたら、栄養バランスもばっちりです。そして難関は…なるべく怒らないこと~!私は怒ると、なかなか通常モードに戻れない性格なのですが旦那がいるときは…旦那が帰宅することで、気分が変わるというか家の中の空気が入れ替わる感じがして、怒りモードから通常モードに戻るきっかけになるのです。それがない今は、なるべく怒らないように…と「まあいっか~」精神でやっていこうと思います!最後は…つい自分よりも大変な人のことを考えて「私なんてまだまだ」と思いがちなのですが…無意味なんですよね~!無意味なうえに自分を追い込みがちになるので、そんな風に考えないように、と思っています。まだもうちょっと続くワンオペですが、この3つの作戦で頑張ろうと思います!
2019年11月30日それは旦那の一言から始まった…。ええ~? 1ヶ月もいないの~?うちの旦那は家事参加をしてくれるほうで、月半分は夕飯を作ってくれるし、仕事帰りは買い物もしてくれるのでめちゃめちゃ頼りにしているのです。我が家が今住んでいるのは沖縄なのですが、今回旦那が出張するのは県外…飛行機で行くわけで、週末ごとに帰ってくることもできないらしいです。以前も長期出張はあったのですが、そのときは実家の近所に住んでいたので、実母の手伝いがあったし、旦那も週末に何度か帰宅することもできたのです。…が、今回は完全ワンオペ!!!気落ちする私ですが、旦那も色々大変そう…。出張先で必要な勉強もしておかないといけないし、沖縄の冬はそんなに寒くないので、冬服が圧倒的に足りないため服の買い足しが必要です。冬服を買いにいったはずの旦那が…洗剤やトイレットペーパーをいっぱい買ってきた~!そう、こういう重かったりかさばったりする買い物はいつも旦那の役目なのです。(なぜなら私が車の免許を持っていないから)いない間の分を、あらかじめ買ってきてくれたようです。旦那の優しさに感動しつつ、私も何かしないとな~と、家の中を見ると散らかっていたので…なんと…!ワンオペでいつもより大変なんだから、無理をするなとのこと。100点満点の旦那の態度に後光が差して見えたのでした~。さてはて、1ヶ月分のワンオペはどうなるか…。
2019年11月23日どうもこんにちは! のばらです。前回の続きです。周囲の何気ない一言を、すっかりひねくれた捉え方しかできなくなっていた私。「私は育児を大変だと思っちゃいけないの!?」そんな不満を抱えながら、それでも毎日やることは変わらず、娘たちの世話に追われる日々。結局はね、認めてほしかったんです。わかってほしかったんです。涙が止まらなくなりました。そして現在。末っ子長男が誕生した訳ですが…いや~ぁ、大変です(笑)2歳でこんなしんどいなら、もっと大きくなったら一体どんなことになるのかしらと一抹の不安を抱えておりますがあの頃よりも少しだけ心の余裕ができた今笑っていられる時間は確実に増えたような気がします。育児に先入観は通用しないんです。子どもはみんな違うんですから。今まさに育児を頑張ってるあなたの周りに、どうかあなたの頑張りを認めてくれる誰かがいますように。大丈夫! そのままでいいんだよ!あなたは頑張ってるよ!!
2019年10月25日ウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは、M子です。普段、仕事の勤務体制がちょっと変わってる関係で夫が家に居る時間が比較的多い我が家。しかし、その夫が出張で2ヶ月間遠いどこかへ行ってしまい、M子はイヤイヤ期全開の1歳の娘けーちゃんをワンオペすることに。今回は夫の出張によってけーちゃん自身の大きな変化に気づけたそんなお話です。ではどうぞ。■イヤイヤ期全盛中の娘を抱え、ワンオペ育児にそもそも究極の寂しがり屋なM子。夫と離れ離れの生活に大きな不安を感じ、さらにけーちゃんのイヤイヤ期。そんななかワンオペ育児なんてできるのか!?と思いつつやるしかないんだからいつまでもクヨクヨしてられない。とにかく頑張らなきゃ!というわけで…■ワンオペ育児の救世主「児童館」へ今までも児童館に行くことはありましたが、すごい適当な気持ちでパジャマみたいな格好でやる気なくふらっと立ち寄って去る。みたいなスタンスでした。…が、今回は違う!!!児童館のためにお化粧し児童館のためにやる気を出して出かける! 目的地は児童館(正確にいうと児童館に併設されたママとベビーの社交場的公園)!いつも午後に行っていたM子。午後に行くと大きい子が多くて遊べないことも多々あったので、同じ歳のベビーはきっと午前中に来るんだ! と推測。案の定、娘と歳の近そうなちびっことママさんたちがワイワイしていました。そこへけーちゃんを放牧!!!けーちゃんは人好きなので猛ダッシュでちびっこ達のところへ。M子、けーちゃんを追って自然にママさんの隣をキープ。あーだこーだママさんとおしゃべりしつつけーちゃんを見守るのですが、なんせイヤイヤ期で普段わがまま放題、気に入らないとすぐに大泣きしたり地べたで暴れたり、先日なんてM子の頭に包丁(おままごとの)投げつけたりとそりゃあもうぶっとび娘。そんなけーちゃんが他のちびっこたちと仲良く遊べるのか気が気じゃないM子でしたが…■けーちゃんの大きな成長に感動砂場には児童館の砂場用おもちゃが置いてあるのですが、どうやらけーちゃんが持っていたシャベルをお友達も使いたかった様子。それに気づいたけーちゃんは…、お友達に自分の使っていたシャベルを譲っていたのです!家ではあんなに暴君なイヤイヤ娘でしたが、お友達におもちゃを譲ったり、一緒に仲良く遊んだり、お友達と見つめあって微笑みあったりなんかして、なんだか娘が一気に大人になったような、大きな成長に感動したM子。私も他のママたちと交流して色々お話しできて充実した時間を過ごせたし、娘もお友達とたくさん遊べて満足した様子。帰り際、お友達に大きく手を振ってバイバーイと叫ぶ娘の姿をみてまた感動。今まで同じ歳のお友達と会っても個々でお互い好きなことをする感じだったのに、いつの間にかこうして誰かと一緒に仲良く遊べるようになったなんて、子どもの成長の早さに驚きました。夫の出張を機に本気で交流の場にでかけるようになり娘の成長を実感できて本当に良かったと思いました。これからも時間が許す限り娘を連れてどんどん交流しに行こうと思っています。
2019年10月09日夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけた後、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった一日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日ニュースなどでイクメンの話題があがると、どうして我が家だけワンオペ育児なの……と思うママも多いのではないでしょうか。 夫は気が向いたときにだけしか手伝ってくれない、ママが洗い物をしている中、パパはテレビを見て寝っ転がっているだけなのに、赤ちゃんが泣いているのもおかまいなし。話を聞いてもらいたくて話しても、生返事。毎日24時間ひとりで育児に向き合っているママは、そんなパパにイライラしてしまうことも多いでしょう。 本当に「私だけ」がワンオペ育児なの?イクメンとしても有名だったオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、ちょっと前に「良い夫やめました」宣言をされました。 これが良いか悪いかは別として、世間からは完璧なイクメンのように見え、中田さん自身も完璧なイクメンであると思っていたものの、結果的には妻の福田萌さんから見ると全くそうではなかったというお話でした。世間でイクメンと言われている人を見てみても、完璧とはほど遠い、という事実があるのです。 周りを見渡して、パパの育児においてのはたらきに満足している友人はどれくらいいるでしょうか。程度の差こそあれ、ワンオペ育児をしているのが「私だけ」ではないことに気付くのではないかと思います。「私だけ」と思うと、悲観的な気持ちが高まってしまいます。「私だけ」と思ってイライラを募らせるのはやめましょう。 ワンオペ育児がおこってしまう理由もちろん、「私だけ」ではないからと言って、夫が育児に参加しないことは良いわけではありません。では、どうして起こってしまうのでしょうか。ひとつには、おっぱいをあげるなど、どうしてもママにしかできないことがあるからです。ここからパパは「オレの仕事じゃないよね」という都合の良い理由を見つけてしまうのです。 そして、次に圧倒的な情報の差です。ママはお腹に赤ちゃんがいるときから、どうやったら赤ちゃんを育てられるのか、いろいろなところから情報を得る機会もあり、かつ得ようと努力をする場合が多いです。しかしながら、赤ちゃんができてもパパは基本、仕事が主流。育児への情報を入手する機会もママに比べると少ないでしょう。そうなると関心度合いもママと比較すると非常に低くなってしまうのです。つまり、育児を自分のこととして全く受け入れていないのです。 ワンオペ育児にしないためにできることパパにママのフォローを完璧にやってもらうためには、パパに情報を渡し、関心を持ってもらい、自分のこととして感じてもらう必要があります。かなりハードルが高いと感じるママも多いのではないでしょうか。逆に、そこまでするならワンオペ育児でもいいや、と思うママもいらっしゃることでしょう。とはいえ、これからも続く育児。パパに少しでも多くサポートしてもらうよう努力することはマイナスではありません。男性は、主観的な思いよりも客観的な事実に対してのほうが受け入れやすい場合が多いので、ママが「こんなに大変だから手伝ってよ!」というよりも、地域にいる専門家の人の話をパパに聞いてもらったり、ママがいかに大変かを記した漫画や本を読んでもらったりするのがおすすめです。 子育てと同じようにパパも育てるイメージで、焦らず、時間がかかるものと思って対応しましょう。人は自分で変わろうと思わないと変わりません。パパに変わってもらおうと思ったら、まずは「パパが変わらなければ」と思うような環境をつくることから始めてみてくださいね。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年09月29日夫が仕事で忙しいと、ワンオペ育児になりがち。私は第2子出産後にその状況が続き、精神的にかなり追いつめられました。そんな私を救い出してくれたのは、初めて利用した「ベビーシッター」でした。今回の記事では、私がベビーシッターを利用することになった背景や、そこから強く感じた「子育てはひとりでは不可能」「いざというときに頼れる人や仕組みなどを、心身ともに余裕があるときに準備しておくべき」ということについてお伝えします。辛すぎる…産後の追い詰められた精神状態第1子が4歳の時、第2子を出産しました。想定外だったのは、出産直後から夫が業務の都合上、半年ほど長期出張に行ってしまったこと。双方の実家は遠方で頼ることが難しく、いわゆるワンオペ生活になりました。私自身、「2人目だし、育児もどうにかなるだろう」と軽く構えていた部分がありましたが、実際は想像以上に大変でした。産後数週間の体で生まれたばかりの赤ん坊を抱き、上の子の保育園への送り迎えや家事をこなしていたのは、体力的にも精神的にも、かなり負担になっていたのだと思います。そんな状態が3か月ほど続いたある日の朝、自分の中で「プチッ」と糸が切れたのがわかりました。涙が止まらず、何もする気が起きません。「このままでは、明日どうにかなってしまう…」率直に、そう思ったのでした。夫は反対!?ベビーシッターを利用するまで実は私は、第1子出産の時にも、産後4か月のときに、精神的にとても落ち込みました。初めての育児で右も左もわからず、とにかくいろんなことに悩み、ちょっとしたことで涙が止まらない状態が続きました。妊娠前はまったく泣かなかったのに、出産後は何度も泣くようになった私を見て、夫は異変を感じたようです。出産直後から育児には比較的協力的な夫でしたが、そこからは、育児や家事にもより一層積極的に参加してくれるようになり、その状況を乗り越えました。第2子を妊娠した際、「もしかしたら、産後にまた同じ状況になるかもしれない」と不安を感じたので、産後サポートやベビーシッターについて調べました。というのも、私の妹が学生時代から幼児教育を学び、ベビーシッターをしていたことや、海外の友人達もベビーシッターを頻繁に使い、リフレッシュしながら上手に育児をしているというのを知っていたので、私自身はベビーシッターを利用することに抵抗がなかったのです。しかし、夫は、「家の中に知らない人を入れる」「他人に子どもを預ける」ということに抵抗感をもっていて、ベビーシッターの利用には否定的でした。ベビーシッターを利用後の私と夫の心の変化第2子出産後、夫は長期出張で不在、実家も遠く、頼る先がない私は、極限の精神状態。「もう、これは必要な支援を使う時が来た」と本能的に感じました。念のため、出張中の夫には、自分の状況を伝え、「ベビーシッターを利用したい」と話をしました。夫は遠方にいて育児を直接担えないので、利用を認めざるを得ない状況だったのが正直なところでしょう。その後、意を決して産前に登録していた市のファミリーサポートに電話しました。とにかく本当に辛かったので、電話をかけながら私は泣いていました。窓口の方が私の緊急度合いを察してくれたのか、「本来は数日前の依頼が基本ですが、明日対応可能な人が見つかったので、いかがですか?」と提案してくれました。ベビーシッターの利用自体が初めてだったので、2時間だけ依頼することにしました。その2時間で、私は子どものいる女性が運営しているマッサージ店に行きました。インターネット上で探したのですが、とにかく誰かにこの状況を聞いてほしかったのだと思います。お店への移動時間も含めて2時間しかありませんでしたが、気持ちの張りつめとともに全身凝っていたようで、マッサージ店に行くことで、心も体もかなりリラックスすることができました。2時間後、子どもの元へ戻る足どりは、今までのものとはまったく異なり、軽やかなものでした。預けている間の子どもの様子はとても落ち着いていたとベビーシッターさんから聞き、安心しました。子育てをしていくなかで、夫婦だけではどうにもできない状況もあること、ワンオペ生活が続くと、精神的に辛くなってしまうこと、そしてその状況が長く続くことの危険さを、今回の件で身をもって感じました。夫婦ともに「自分たちだけでどうにかしようとするのではなく、必要な時には必要な支援を募ろう。親が落ち着いた気持ちで子どもと向き合えることは何より大切」と思うきっかけになりました。突然来る「いつか」のために、「育児の駆け込み寺」を用意しておこう今回のできごとを経て私が思ったことは、以下の2つです。1.育児はひとりで抱え込まない2.もしもの時のために、心身ともに余裕があるときに、育児の相談先やベビーシッターも含めた育児の担い手のアウトソーシングなどを準備しておく出産前後だけに限らず、育児は自分が想像している以上に気力も体力も使います。必要な時には必要な支援をすぐ求められるように、余裕のある時に「いざというときの駆け込み寺」を用意しておくとよいと思います。なお、ベビーシッターの金額は、私が市のファミリーサポートを利用したときは1時間800円程度でした。民間団体を利用したときは、1時間1500~2000円程度。住んでいる自治体や勤務している会社から補助金などが支給される場合もあるので、ぜひ調べてみてください。育児は楽しいこともたくさんあります。しかし、ある日突然「辛い」と追い詰められてしまうことも起こり得ます。「私は大丈夫!」とは思わず、夫婦で話し合い、できる準備から始めてみることをおすすめします。<文・写真:ライターnanahi>
2019年09月26日育児は24時間年中無休。そんな毎日のなかで、育児と家事を頑張りすぎて何が1番大切か忘れてしまうほどでした。私の場合、実家が遠く夫は自営業で多忙なので、常にワンオペ状態でとてもつらかったです。今回はそんな状況下での育児体験で気付いたことや私の気持ちの変化をご紹介します。 ワンオペ育児に追われ気づけばボロボロに毎日の育児や家事であっという間に時間が過ぎていて、気づけばもう夕飯の支度をしなきゃいけない時間……。 朝から元気でパワフルな子どもを相手にしていると、自分に使える時間はほとんどないし休める時間もなかなかありません。 そんな毎日のせいか、ちょっとしたことでイライラすることが増えていきました。私の場合、実家や夫に頼ることができない環境なので、子どもが熱を出したとき、入院したとき、どんな状況であってもひとりで全部乗り越えてきました。 イライラが頂点に! ついに爆発!全部をひとりでこなすことは本当に大変で、仕事を頑張ってくれている夫にさえ感謝できないくらい気持ちに余裕はありませんでした。いつしか「なんで私ばっかりこんなに大変なの。逃げ出したい」そう思うようになっていき、私はついに爆発してしまいました。 まだ2歳にもなっていないわが子に怒鳴ってしまったのです。息子はびっくりしたようで号泣してしまい、そんな息子を見て自己嫌悪になり、気づけば私も泣いていました。どうしたら良いのかわからず息子を抱きしめ、そのときはただ泣いて「ごめんね」ということしかできませんでした。 反省、そして思ったこと少し時間が経って冷静になり、そこで初めて「こんなにストレスが溜まって爆発して息子を悲しませるくらいなら、いっそ頑張らなければ良いんだ!」「もっと休んでラクして二度と戻ってこないこの時期を楽しもう!」と思うようになりました。子どもは笑顔のママが一番大好き! ママが笑顔になることがとても大切! まずはママである私が笑顔になれる環境作りをすることが大切なんだと感じました。 その経験から、イライラしそうになったら家事や育児は手を抜いて、ママと子どもが笑顔でいれるようにしようと思いました。少し部屋が散らかっていてもすぐには片付けず寝る前にまとめて片付けたり、食事を1食だけレトルト食品にして家事の負担を減らしただけでだいぶ体力的にもラクになり、イライラする頻度も減りました。 そして、本当に大変なときやつらいときは夫に助けを求めることも必要だと思うようになりました。とにかくひとりで抱え込まないようにしよう! と思います。 著者:八木あかね一男一女の母。二人目出産を機に保険代理店を退職。夫が忙しい為、ワンオペになりがち。1年間専業主婦に徹するも、現在は自身の出産や育児の経験を活かしライターとして活動中。
2019年09月04日皆さんは、育児の合間に楽しめる趣味、ありますか?私は……ありませんでした。以前は、ゲームや映画鑑賞、お絵描きなど趣味はあったのですが専門学校入学という人生の転機があり、マルチタスクが苦手な私は勉強に集中するために、そこで趣味をすべて捨ててしまいました。勉強は楽しく、クラスメイトとの付き合いもあり、ひきこもり上がりには目まぐるしいほどの、充実した日々を送っていました。更にそこに、娘を出産するという大イベント。ゲームより娘のお世話の方が白熱しますし、映画を見るより娘の様子を見ている方が楽しい。ペンを握るのは、娘の問診票を書く時くらい…。私の趣味は"娘"になりました。趣味にかかるお金も時間もすべて娘に注ぎ込めるので、これが一番。これでいいと思っていました。しかし…息抜きもせずに娘と向かい合う日々の中で、私は少しずつ、メンタルに不調を抱くようになっていました。また、発達ゆっくりさんな娘の療育、将来への不安、そして自分自身の持病の悪化、それによる専門学校退学、という出来事が重なり、思考回路がショートしかけた時。専門学校で出会い、公私ともに私を支えてくれていた友人が、ふと、こう言いました。「絵、描きなよ。もったいない。」絵を描くと言っても、ここ数年は、臓器や骨格筋をノートに描いたくらい。でも、その友人は、その絵のことを評価してくれていました。そこで私は、実家でホコリをかぶっていたペン型タブレットを、久しぶりに掘り出しました。こうして始めたのが、インスタグラムでした。最初は、ほんの落書きでした。何せ、人間の中身ばかり描いていたので、人間の外見を描くことには大きなブランクがありました。しかし、落書きでも、いいね!を押してくださる方、フォローしてくださる方、コメントしてくださる方がいました。家族と数少ない友人以外とのコミュニケーションは本当に久しぶりで、心がほっと癒されていくのを感じました。そこで、次に始めたのが娘を描くこと。育児漫画でした。娘との生活は面白いことだらけなのに、写真や動画では収めきれない出来事ばかりでした。それを漫画に描き、娘との生活を、ある意味ノロケたかったのかもしれません。また、持病の悪化で命を落としかけたことで、娘との日々を、娘への想いを、私なりの形で残したかった、という部分もあります。こうして、育児の合間に始めた育児漫画は色々な方に見ていただくことになり、嬉しいことも楽しいことも、つらいことも不安なことも、「ネタにしたろ!」の精神で乗り越えられるようになりました。何より、投稿することで頂くコメントの数々は、ママ友のいなかった私にとって何よりのアドバイスで、励ましで、癒しになりました。こうして、私の趣味になった"育児漫画"。更には、投稿する中で連載のお話をいただくようになり、始めさせていただいたのが、この連載でもあります。前述の通りマルチタスクが苦手な私は、案の定スケジューリングが下手で二人育児しながらの漫画制作にあっぷあっぷしていますが(ご迷惑おかけしています…)友達にも会えない、飲み会にも、美容院にも行けないそんな日々の中で自宅にいながら、たくさんの人のあたたかさに触れることが出来、更には育児の楽しみも増やしてくれる。そんな育児漫画の世界には、感謝してもし尽くせません。皆さんも、描いてみようかな?と思ったら、ぜひ描いてみてください!あなたにしか描けない、アルバムに残せないことも描き残せる、素敵な趣味になると思います。
2019年08月28日2018年2月生まれの男の子を育児中のみーすけです。 夫のなあさんは平日多忙で、飲み会も多く、毎日ワンオペ。「やっと土曜日……」と思ったところに絶望的な連絡が……。 遅くまで働いてくれてるって、わかるんですけどねぇ……。 早く帰って育児・家事を手伝おうと思うことはほとんどないのに飲み会のためには早く帰るのかよ〜ってイライラします。かといって休日家事・育児頑張ってくれるかというと……微妙! 頼むとあまりいい顔されないし私が期待しすぎなのかな。 実際ごはん作らなくていいし、もしかしたら帰宅が遅いほうが助かるのかもしれませんが、いてくれたら気持ちが違いますよね〜!今日はこんな大変だったとか、こんなことしたとか、わかってほしいし共有したいのに、誰もいない。 ひーとーりーぼっち! 寄り添ってほしいと思うんです!心だけでも!! 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年08月22日昔に比べると、育児に対して積極的な姿勢を見せるパパも多いでしょう。しかし、ママからすると「協力しているつもりかもしれないけど、全然わかってない! うちもワンオペ育児だ!」と感じることがあるかもしれません。 わが家でも、私がイライラして爆発することが何度もありました。そのとき感じていたことや、夫との意識をどうすり合わせていったのかをご紹介します。 結局、他人ごと!?仕事復帰後、私も朝は時間に追われるようになりました。子どもがグズって着替えてくれなくても、夫は知らん顔。休日は子どもの面倒を見てくれるけれど、仕事の日は関係ないと思っているようでした。 このままでは不満がたまると思い、「あなたは予定通り家を出ればそれでおしまい。でも私はたとえ仕事に遅刻したとしても、最後まで子どもに向き合わないといけない。仕事も復帰したし、そこは一緒に責任を負ってほしい」と訴えました。 それ以来、私が身支度をしている間に息子に朝ごはんを食べさせたり、体温を測ってくれたりと、できる限り協力してくれるようになりました。 私だって育児初心者よ!夫に断乳の相談をしたとき「協力はするけど、俺は細かいことはよくわからない」とひと言。「私だって育児初心者で右も左もわからないけど、必死でいろいろ調べているんです!」と怒りがこみあげてきました。 けれど、私がやりたいと言ったことを言い出したタイミングでできるよう、協力はしてくれます。それはありがたいので、夫から「いついつ、これをしてみてはどう?」という提案までしてほしいというのは、私が求めすぎだったなと反省しました。 気をつかっているつもり?子どもが熱を出すたびに、家事がままならない状態になっていました。すると夫から「洗濯はためても大丈夫だよ、ごはんも俺の分は無理して作らなくていいから」と言われたんです。 私だっておなかがすくし、洗濯もあとからまとめてするのは大変。「俺がするよ」ってなんで言ってくれないの? とイライラしてしまいました。しかし、夫は「これをやって」と具体的に頼むと、嫌な顔せずやってくれます。それからは察してもらおうと期待するのではなく、細かく頼むようにしました。 仕事の忙しさやママ・パパの性格などは家庭によって差があるので、パパに育児をしてもらうための改善策はそれぞれ異なるでしょう。「どう思っているのか、何が大変なのか、何をしてほしいか」を言葉にして相談しながら、ふたりのスタイルをつくっていくといいかもしれません。著者:今宮れい2歳男児の母。子ども服や子ども雑貨の展示会に出向き、バイヤーとして店舗づくりに携わる。妊娠を機に専業主婦も経験。出産後、新たな可能性を求めてライターとして活動中。
2019年08月22日