登校拒否でパニック、通常学級から特別支援学級への転籍、フリースクールに転校も…不登校体験談をご紹介!総務省の調査によると、小中学生で不登校の子どもの数は9年連続で増加し、令和3年度には過去最多の約24.5万人と報告されています。総務省不登校・ひきこもりのこども支援に関する政策評価 <評価結果に基づく意見の通知>教室の音やにおいなどがつらい、集団授業についていけない、お友達とのトラブル……発達障害のあるお子さんが学校で遭遇するつらい場面や困りごとは多岐にわたります。今は学校に通っているけれど、ある日突然、子どもに「学校に行きたくない」と打ち明けられたら……と考えたことのある方も多いのではないでしょうか?このコラムでは、実際にわが子の不登校を経験した発達ナビの連載ライターによるコラムや、読者の皆さんの体験談をご紹介します。ADHDと自閉スペクトラム症のあるむっくん。特別支援学級に通っていましたが、小学校1年生の秋、あることをきっかけに、頻繁に癇癪を起こすようになりました。やがて、むっくんのストレスは限界に……。「子どもが学校へ行かないことを認める」、保護者にとっては勇気がいる決断だと思います。むっくんの母であるウチノコさんが、不安や葛藤を抱えながらも親子で不登校を選ぶまでのお話です。ASD傾向のある小学5年生の女の子のお母さんから寄せられたエピソードです。娘さんは私立小学校に入学したものの、小学2年生から行き渋りが始まり、保健室登校をするようになりました。やがて、小学4年生から完全に不登校に……。私立から公立小学校の特別支援学級への転校も経験した娘さんの現在の居場所は……?発達障害グレーゾーンの息子さんお二人を育てているお母さんの体験談です。現在中学1年生の息子さん(長男)は、幼稚園の頃から「ちょっとほかの子どもと違う?」と感じるところがありつつも通常学級に入学しました。しかし、小さなトラブルが積み重なり、自信を失ってしまったのか、小学2年生から不登校になりました。その後、4学年下の弟さんも不登校となったことがきっかけで発達検査を受け、きょうだい共にASDの傾向があることが分かり……。わが子に合った環境の選ぶ大切さについて、深く考えさせられるエピソードです。【不登校の疑問Q&A】スクールカウンセラー・臨床心理士の初川先生のアドバイス2023年1月、発達ナビで開催した「発達障害のある子の不登校サポートセミナー」。スクールカウンセラーで臨床心理士の初川久美子先生による特別講演には、多くの反響が寄せられました。講演の内容の一部と合わせて、子どもが不登校になったときの対応や、学校との連携のヒント、発達障害のある子どもの特性をふまえた自宅での過ごし方や学習のすすめ方など、気になるギモンへの初川先生のアドバイスを、ギュッとまとめてお届けします!まとめ「わが子には、できれば楽しく学校に通ってもらいたい……」と思ってしまうのは、自然な親心。しかし、お子さんが不登校になったとき、早く解決しようと原因を探したり、焦って解決策を求めるのは、かえって逆効果になってしまうことも。過度に慌てず、お子さんの特性、環境、こころの状態などを見ながら、学校の先生やカウンセラーの先生たちとも連携して対応しましょう。ときには、放課後等デイサービスやフリースクール、習い事など、学校以外の居場所や、そこで関わってくれる人たちが支えになることもあります。親も子も頑張りすぎて疲れ切ってしまわないように、力を抜いてほっと息をつく時間も大切にしながら、長い目で見守っていくことが大切です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年08月24日幼稚園からあった登園渋りが、小学校になりよりひどくなって…現在10歳の息子は、4歳で自閉スペクトラム症(ASD)、ADHDの診断を受けています。息子は感覚鈍麻があり刺激が欲しくて多動になるタイプです。小学校入学後に服薬を開始したため衝動や多動はだいぶ落ち着いていますが、基本的に落ち着きがなく、一度にたくさん指示があると処理しきれずに「もういい!」とキレることが多々あります。幼稚園でも入園直後から登園渋りはあったのですが、年中から療育に行くようになると息子にあった声掛け、対応ができるようになったこともあり、少しずつ成長することができました。進学にあたっては就学相談を行い、学校とも相談をしたのですが、入学予定の学校に情緒級がなかったこと、通級指導教室は別の学校へ移動して受けるということを息子が「疲れるから嫌だ」と拒否するのが予想できたので避け、結果通常学級となりました。そして、入学後間もなく、登校渋りが始まってしまいました。登校渋りの原因1:ゲーム依存ゲーム時間、寝る時間を守ってくれず…息子の登校渋りの原因は大きく分けると2つあると思います。1つ目はゲーム依存でした。幼稚園の頃、友達の家で見たオンラインゲームを「やりたい!」とずっと言っていた息子。ゲーム依存の危険性も理解していたのですが、時間を守ることを覚えたり、友達と約束をして楽しくプレイするのは成長になるかと思い、あるシューティングゲームを1年生のゴールデンウィーク前に解禁しました。ですが、これが間違いでした。それまで慣れない小学校への登校で疲れていた反動もあってか、ゴールデンウィークに過度にゲームにのめりこんでしまった息子。寝るように言っても寝てくれず、生活リズムは大きく崩れました。学校に行くようになったら朝起きてくれるだろうと思っていたのですが、ゴールデンウィークが終わり登校する日の朝、「嫌!行かない!」とベッドで癇癪を起こしたのです。Upload By ユーザー体験談「どうして?」と聞いても、本人はうまく気持ちを言語化できないのもあり、「全部が嫌になったんだ!」と声を上げるばかり。1日休ませてみたところ、翌朝も同じように癇癪を起こしたので、遅刻して登校させてみたりと、なんとか意地でも学校に行かせるという状態になってしまいました。寝る時間を約束しても、ゲーム時間を制限しても、時間がくると駄々をこねまくり、毎回こちらが疲れてしまいました。ここで私が面倒になって、長時間ゲームをやらせていました。でも、ボイスチャットで友達とギャグを言い合いながらプレイする姿が本当に楽しそうで……。そんなに楽しいなら……と思ってしまう面もあったのは否めません。登校渋りについてはスクールカウンセラーさんに相談していたのですが、6月、ゲームのシステムがアップデートをし、本人が目指していたステージのクリアが課金をしないと難しくなりました。さんざん課金をお願いされたのですが、私も夫もそこは許可しなかったところ、「飽きたらから辞めた」とあっさりそのゲームからは引退。その後は別のゲームを始めたのですが、前のようにはまることもなく、時間もそこそこコントロールできるようになりました。ただ、学校で嫌なことがあるとゲームに依存しがちになってしまうので、そこは前のように依存しないように注意して見ています。登校渋りの原因2:友達トラブル運動会で「また、分からなくなっちゃったの~?」と揶揄される息子2つ目は友達とのトラブルで、これが最大の原因であり今も頭を悩ませているものです。切り替えの苦手さや不注意の特性からの失敗をクラスメイトによく注意され、それが嫌だと言っている息子。1年生の運動会での玉入れ競技のとき、その場面を実際に見る機会がありました。玉入れが終わり数を数える場面で、息子は玉を持たなくていいのに手に玉を持ってしまいました。すると、それに対してクラスメイトの男の子が「また、分からなくなっちゃったの~?」と揶揄していたのです。先生から言われていたことを忘れてしまっていたこと、また、やることの切り替えがスムーズにできなかったことが原因の失敗だと思います。「今は玉は持たなくていいんだよ」という声掛けなら問題ないのですが、男の子の言い方からはバカにされたようなニュアンスを感じた私は、(今までもよく友達に注意されると言っていたけれど、こういう言い方だといじめに発展しかねない……)と不安に感じました。そして即、教頭先生や教育支援センターに相談し、なるべくクラスの様子を見に行ってもらえるようお願いしました。Upload By ユーザー体験談「こんな特性持って生まれてきたくなんてなかった」「俺のことなんだからほっとけよ!」と叫ぶ息子このようなトラブルがありましたが、1、2年の時は先生の対応も手厚く、だいたいは登校できていたと思います。ですが3年生になると「学校なんて行かない!」と本格的に不登校になってしまいました。本人が落ちついているときに改めて「学校に行きたくない理由は?」と聞いてみたところ、「クラスメイトに注意されるのが嫌なのが1番の理由。それがなければ学校は案外楽しいので行けるよ。勉強嫌いだけど。好きな教科もあるし」と言う息子。でもその後興奮して、「俺はもう一万回はクラスの子から『遅い!』とか『早くしろ』とか、『どうしようもないな!』って言われてきた!もう生きるのが嫌だし、こんな特性持って生まれてきたくなんてなかった!俺のことなんだからほっとけよ!」と爆発していました。Upload By ユーザー体験談さらに、「お母さんやお父さんだって、特性がなければもっと俺のことを自慢できたし、俺だって、特性がなければ●●君みたいなしっかりした子みたいにやれたし。お母さんもそんな子どもが欲しかったでしょう?」とも……。息子には少しでも生きやすい方法を身につけてほしい……、親ができることは何でもしたい……そんな思いの中、私は再度学校に相談をすることにしました。中学まで引き継げる支援を。息子を支えるチーム体制ができ、母の負担が減りました私は担任の先生に面談をお願いし、「通常学級が合ってないのかもしれません」と伝えました。すると先生は「注意されることが苦痛であるならば、環境調整で原因を取り除くことによって改善できるはずです。授業そのものは本人にも楽しんでいる様子がありますし、発言も見られます。もっと頑張れる子だと思います」と言われました。そして先生方は以下の対応をしてくれることになりました。・なるべく叱らない・おおげさなくらいに応援して、課題ができたらほめる・不注意があったら先回りして配慮をしておくUpload By ユーザー体験談また、教育支援センターに相談したところ、巡回相談をしてくれることになりました。そして、心理士さん、言語聴覚士さん、作業療法士さんの中で1名(日によってどなたがが参加されます)、学校に配属されている発達障害のある子どもと保護者をつなぐベテランコーディネーターの方、担任の先生と私の4人で、どうして息子が学校に行けないのか、行けるようになるためにどのような支援が必要かを話す場が設けられました。「学校でできる工夫」「家でできる工夫」「それをもとに変わってきたこと」小さな目標をたて、それができているか確認、見直しをしています。息子の行動の説明やアドバイスをまとめた資料をくれることもあります。感覚鈍麻がある息子は、高いところからジャンプすることで、自分の体の感覚をつかむ訓練になるのでそういった遊びをするといい、などです。一緒に考えていただけるようになって私の負担が少し減りました。小学生のうちに息子の困りごとを減らすとともに、中学校生活での必要な支援をまとめておくことで、息子の助けになればと思っています。特性を抱えて生きるつらさを感じている息子に寄り添っていきたい息子は明るく根は素直で、悪いことをしたら謝れる子どもです。ユーモアもあるので、最初の友達作りに問題はありません。ただ、頑固さや切り替えの悪さなどから、その後の継続した関係が難しいようでなかなか仲の良いクラスメイトができません。息子が特性を抱えて生きるつらさを感じている現在、息子の気持ちに寄り添うことが私のつとめだと思っています。ですので、不登校を許容したい気持ちもあるのですが、それよりも今は周りの助けを借りて本人の困りごとを取り除き、環境調整をしていくことが最優先です。100人いれば子育ても100通りですよね。他の子どもと比べてしまったり、今も何かあるたびに落ち込んだり、疲れてしまうこともありますが、「息子には息子にあった子育てをしよう!」と思っています。イラスト/吉田いらこエピソード参考/翠ママ(監修:藤井先生より)100人いれば子育ても100通り、息子さんには息子さんにあった子育てを、との言葉に強く共感いたしました。この言葉の意味を頭では分かっていても、どうしても実行できないことが親子だからこそあると思います。見守る、寄り添う、その子のペースを大切に、と言われてもできません、と話される親御さんは多くいます。私自身も子育て中なので、そのお気持ちはよくわかります。それでも、100人いれば100通りの子育てというのはとても大切だと思います。そこにたどり着くまでに時間はかかるかもしれませんが、一人で子育てを抱え込まず、いろいろな人に相談することで、視野が広がり、お子さんのペースを大切にする視点に立つことができるようになります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年08月24日夏は毛穴やくすみなどの肌トラブルにも見舞われがちな季節。でも、ちょっとしたお手入れを加えるだけで、時短で解決できる場合も多いのです。今回は、時短美容家の並木まきが実践している「夏のお手軽スキンケア術」を3つお話します。時短美容家が実践中の夏美容1:シートマスク肌不調の原因には、乾燥が関係していることが多いと思います。あれこれと化粧品を加えるよりも、シートマスクを1回使うだけで肌状態が改善することも少なくありません。効率的に保湿を強化できるという意味では、シートマスクは時短美容の救世主。自分の肌悩みに合ったマスクを選ぶのが満足度を上げるポイントです。最近では安価でも優秀な製品が多いため、予算に合わせて選びやすくなっています。迷ったときにはハリや弾力にアプローチできる「セラミド」や、毛穴や透明感に働きかける「ビタミン」が入ったものが使いやすいと思います。時短美容家が実践中の夏美容2:ビタミンCで集中ケア時短美容視点において「飲む」「食べる」のほかに、デイリーケアに“ビタミンC誘導体”コスメをプラスするのがおすすめ。夏の肌不調は紫外線ダメージが関係していることも多いです。デイリー美容にビタミンC美容を取り入れることで、改善が期待できるだけでなく、夏にありがちな肌悩みに幅広く対応できるでしょう。最近では普段のお手入れにプラスするだけで使えるビタミンCコスメが増えているので、手軽に取り入れやすいですよ。価格帯も幅広いので、予算に合わせて選べるのも良いですね。時短美容家が実践中の夏美容3:湯船への入浴筆者が効果を感じやすい夏美容が、湯船への入浴です。夏はエアコンや寒暖差などで血流が悪くなり、肌不調が起こりやすい季節。湯船に入浴する習慣を取り入れるだけで血行の改善が期待でき、肌の調子が戻ることも多いのです。また新陳代謝を促す作用も期待できるので、肌のターンオーバーが整ったりリラックス効果が期待できるなど、入浴は大きな美容習慣だと言えるでしょう。エアコンの冷えによる“くすみ”が気になるときにも、入浴をすることで血行が改善されて顔色アップが狙えます。夏は暑いので、長湯をするとかえって疲れてしまうこともありますよね。38〜40度くらいのお湯に10〜15分浸かるだけのお手軽入浴でも、スキンケア効果が十分に狙えます。夏の肌は疲れを感じやすいですが、日々のお手入れにちょっとしたケアをプラスするだけで、肌の調子がよみがえります。ぜひ、デイリー美容にひと手間を加えて、夏の美肌を育んでいきましょう!©RUNSTUDIO/gettyimages文/並木まき
2023年07月24日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいました。彼女の異変を知ったいもみさんは、長女と一緒に学校へ行く“母子登校”にチャレンジすることを選択します。さらにその後、小児科で長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると知ったいもみさんは、一連の事情を夫へ相談することにして……?ここでクイズです!この後いもみさんは、夫から母子登校について“あること”を言われてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、いもみさんが『そんな風に言わなくても……』と思うような言葉だったようで……?夫の言葉とは……?正解は「意味とか勝手に思ってるだけ」長女に関する一連の事情を夫に相談するも、母子登校についてはあまり理解してもらえなかったいもみさん。しかしその後、長女の通う小学校の校長先生から『母子登校が必ず長女の力になる!』と励まされ、彼女は涙を流すのでした……!こんなときどうする?わが子の不調に寄り添う考えをパートナーに理解してもらえなかったら、悲しい気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、悩みながらも母子登校を続ける決断をします。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日不登校新聞×TikTokで「不登校生 動画選手権」開催へ一審査委員長として中川翔子さんも参加Upload By 発達ナビニュース1998年に不登校に関する新聞として創刊し、不登校に関わる問題や子どもの権利、また、親子が安心し未来に希望を持てるような情報を発信する『不登校新聞』と、若年層を含む幅広い世代に利用者がひろがり、世界中の動画を無料で楽しめるアプリ『TikTok』が連携し、「不登校生 動画選手権」を2023年7月1日(土)~7月31日(月)まで開催中です。「不登校生 動画選手権」は、不登校当事者のための全国大会です。参加資格は20歳未満で不登校を1日でも経験した個人またはグループ。本大会の運営が定義する不登校は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」です。動画のテーマは「学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ」です。思いを述べる、絵を描く、風景を撮るなど表現方法はさまざま。応募は「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿する方法を採用。その背景には、「この大会を通して、当事者同士で夏休み明けの不安な時期にエールを贈りあってもらいたい」という狙いがあるのだとか。表彰式は、2023年8月18日(金)に東京都現代美術館にて開催。最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビューを行う予定です。大会審査委員には、中川翔子さん、内田也哉子さんらが名を連ねています。ぜひこの機会に、動画を通じてご自身の思いや創造性をぶつけてみてはいかがでしょうか。応募について参加資格:20歳未満で不登校(※)を1日でも経験した個人、またはグループ※不登校の定義は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」(大会用定義)応募方法:「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿※13歳未満の方は保護者が撮影し、保護者のアカウントにて投稿ください応募期間:2023年7月1日(土)~2023年7月31日(月)表彰式日時:2023年8月18日(金)14:00開始(開場13:30)会場:東京都現代美術館内容:最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビュー※クリックすると、発達ナビのサイトから「不登校生 動画選手権」のページに遷移します。一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」2023年7月23日(日)開催ーーオールマイノリティ・プロジェクト共催の注目イベントUpload By 発達ナビニュース一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」が、筑波大学ダボットプロジェクトとオールマイノリティ・プロジェクトの共催により2023年7月23日(日)に開催されます。このイベントでは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、本当の意味での「障害の社会モデル」に立ち返り話し合いが行われます。発達障害の”障害”を、社会構造上生じる社会的障壁ととらえると、その障壁は社会のどこにあるのでしょうか。今回のイベントでは、とくに青年期・成人期にフォーカスし、発達障害と社会的障害の壁について、ディスカッションが行われます。また、マイノリティである発達障害のある人の社会的孤立・孤独を防ぐために、私たちが取り組めることについても考えていきます。当日は、オールマイノリティ・プロジェクト代表で千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの大島郁葉教授による基調講演「発達障害のある人の社会的孤立・孤独とマイクロアグレッション」に続き、「ここがヘンだよ、大学や社会」として、大学をテーマに発達障害のある当事者と支援者の模擬対話セッションを行います。その模擬対話セッションや事前アンケート、参加者からの当日のチャットなどを踏まえた上で、4名のパネリストによるディスカッションを進めていきます。当事者やご家族はもちろん、青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある皆さんにおすすめのイベントです。開催日時:<リアルタイム:当日参加>2023年7月23日(日)13:00~16:30※12:50開場予定。前後することがあります<見逃し配信>2023年7月23日以降設定完了次第~2023年8月23日(水)23:55開催方法:ウェビナー形式(Web会議システムZoom)参加費:無料対象者:青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方ならどなたでもアクセシビリティ対応:情報保障などのアクセシビリティ対応が必要な参加者の方は、2023年7月9日(日)までにお申し込みください共催:筑波大学ダボットプロジェクトオールマイノリティ・プロジェクト協力:筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局京都大学高等教育アクセシビリティプラットフォーム※クリックすると、発達ナビのサイトからpeatixの「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」チケット申し込みページに遷移します。多様な人が使いやすいノート作りのノウハウに教員のアイデアを詰め込んで――帝塚山小学校オリジナルノートを共同開発Upload By 発達ナビニュース昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社は、奈良県にある帝塚山小学校と共同で、自学自習用の「帝塚山ノート」を開発しました。同校では、子どもの学力向上のためには自ら興味関心を持って取り組むことが大切という思いから、進んで書きたくなる自学自習用のノートを作ることを起案。そんな折、大栗紙工株式会社の「mahora(まほら)ノート」を新聞紙面で知ったことが共同開発のきっかけでした。まほらノートは、発達障害当事者およそ100名の声を集めて開発された同社のオリジナルブランドです。「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴です。白いノートが当たり前だと思われがちですが、「白色の紙がまぶしい」「罫線がわかりにくい」などが原因で書くことが苦手な人がいます。まほらノート開発には、少数派であってもそれぞれに抱える困りごとを解消したいという想いが込められています。まほらノートのノウハウを生かしつつ、同校教員のアイデアを詰め込んで、約1年間試行錯誤して完成したのが帝塚山小学校オリジナルの「帝塚山ノート」です。年齢に合わせて考えた自由につづりやすい罫線や、目にやさしい紙の色などに工夫が加えられており、自ら調べて発表する探求学習に意欲的に取り組む児童が増加傾向にあるそうです。まほらノートはオンラインストアで全国より購入可能です。発達障害がある子どもも含めて、誰にとっても使いやすいノートとなっています。夏休みの絵日記や日々の学習に、目に優しいノートを取り入れてみてはいかがでしょうか。帝塚山小学校の取り組みはこちら※クリックすると、発達ナビのサイトから「大栗紙工株式会社 まほらノート」の公式サイトに遷移します。限られた色の世界に広がる、限りのない表現――「モノクローム描くこと」東京都渋谷公園通りギャラリーにて2023年7月22日(土)~9月24日(日)まで開催Upload By 発達ナビニュースアートを通して、一人ひとりの多様な創造性や新たな価値観に人々が触れる機会を創出する東京都渋谷公園通りギャラリーでは、2023年7月22日(土)~9月24日(日)の期間にて「モノクローム描くこと」展が開催されます。「モノクローム描くこと」展では、モノクロームの限られた色の中で描かれる独自の世界観に注目し、描くことの本質を探ることをテーマに、7名の作家による絵画や立体など67点の作品が紹介されています。本展の見どころは、白黒のモノクロームが描き出す豊かな創造の世界です。国内外で多くの発表歴をもつ作家から、独自に創作を続けてきた近年の作家まで、7名の作り手によるモノクロームの独創的な表現による多数の作品を鑑賞できます。作品の色を白黒のモノクロームに限ることで、作家一人ひとりが描き出す独自の世界観がより際立って見えてくるのではないでしょうか。また、オーソドックスな描画材である木炭、ペン、墨汁のほか、紙の版で刷られる版画や針金の立体など、さまざまな画材や素材を用いて表現された作品の数々も見どころです。モノクロームという条件を絞ることで強いコントラストをもって見えてくる作品の新たな魅力、そして、「限られた色の世界に広がる、限りのない表現の世界」を、展覧会に足を運びご自身で体感してみてはいかがでしょうか。<詳細>会期:2023年7月22日(土)~9月24日(日)会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2開館時間:11:00~19:00休館日:月曜日(9月18日を除く)、9月19日(火)入場料:無料出展作家:岡元俊雄、高橋和彦、たぬきだ shin、西岡弘治、平瀬敏裕、堀口好輝、吉川敏明※クリックすると、発達ナビのサイトから「モノクローム描くこと」展の公式サイトに遷移します。日本No.1の子ども動画クリエイターを決めるコンテスト「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」作品募集中!Upload By 発達ナビニュース子ども向け動画制作スクールを運営するFULMA株式会社では、次世代を担う小学生・中学生から才能溢れるクリエイターを発掘、育成し、子どもと社会をつなぐ、小中学生向け動画制作コンテスト「FULMA Creator Awards(フルマクリエイターアワード)」を開催。2023年6月1日(木)~9月2日(土)まで動画作品を募集しています。参加資格は、応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること。対象は3分以内の動画作品で、作品はアニメ・イラスト、ゲーム実況、コメディ寸劇、CG、商品紹介、ショートフィルムやミュージックビデオなど、ジャンルを問わず自由な発想で制作可能です。審査は「考える力」「伝える力」「つくる力」の3つの項目からなり、特に優秀な10作品は11月11日(土)に日本科学未来館(東京都江東区)で開催される最終審査会にて表彰されます。今回で第2回目となる同コンテスト。2023年のキャッチコピーは「ここは、君のための舞台だ」です。このキャッチコピーには「今の君だからこそ、心から感じる『思い』や『好き』、『やりたい!』といった感情を動画で表現してほしい」という想いが込められているそうです。今年の夏休みは、小中学生の今だからこそ表現できる動画制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。参加資格:応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること※ただし動画出演者はこの限りではありません。募集作品:企画・撮影・編集等、小中学生で制作した動画作品(3分以内)審査手順:1.中間審査(9月中)※非公開2.最終審査会11月11日(土)※一般観覧可能、オンライン配信予定募集期間:2023年6月1日(木)~2023年9月2日(土)表彰式日時:2023年11月11日(土)14:00~17:30 (予定)会場:日本科学未来館7階未来館ホール(住所:東京都江東区青海2-3-6)※クリックすると、発達ナビのサイトから「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」の公式サイトに遷移します。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2023年07月08日2023年7月7日(金)に不登校のお子様をかかえる親御様向けにカウンセリングとマッサージを提供する「家族の再生」をテーマにしたサロン「THE REBORN FAMILY SALON」を東京・潮見にオープンいたします。自身のいじめの経験と娘の不登校克服の実体験から、不登校のお子様をもつ親御様へのケアの必要性を感じ、親御様のもう1つの「居場所」として利用していただける場所を作りたいという思いからサロンを作りました。「THE REBORN FAMILY SALON」 葦船サロンの見取り図サロンの間取り図。成功と発展の象徴である「龍神」を祀った神社を建立。サロン内には運河から引き、「葦船」を設置し少しでもリラックスしていただけるよう工夫しました。■「THE REBORN FAMILY SALON」設立の背景「THE REBORN FAMILY SALON」は、娘の不登校を経験した私自身が、「不登校のお子さまとそのご家族が、自分らしく笑顔になれるようにサポートしたい」という思いから作ったサロンです。娘が不登校であった間、私たち夫婦は、たくさんの試行錯誤をつづけましたが、その中で状況を好転させるきっかけとなったのが「ありのままで、そのままのキミでいいんだよ」というメッセージと、「マッサージ」でした。特にマッサージでは子どもの体に触れることで、「ここに力が入っているな」「今日はリラックスできているな」など、子どもの身体の状態が、文字通り手に取るように分かります。また、マッサージ中は、不思議なくらいにいろいろな心の会話ができます。マッサージには「面と向かって」でも「他のことをしながら」でもない、ちょうどいい空気感を生み出す効果があり、私自身、この体験から「愛情を込めたマッサージには心身のデトックス効果がある」と身をもって学び、身の回りで同じように悩む人たちに、その手法を伝えました。すると驚くほどにいい結果が出はじめ、嬉しい報告が集まるようになりました。「同じように苦しみ、悩むお子さまやご家族のために、この経験を活かしたい」と考え、それまで経営していた会社を後任に引き継ぎ、子どもとその家族のサポートに全力を注ぐことを決意しました。「THE REBORN FAMILY SALON」には「赤ちゃんの頃みたいに、まるで生まれ変わったように、もう一度ゆっくりと歩き始める。」そんなお手伝いができる場所でありたい、という思いから「REBORN=生まれ変わる」という名前がつけられています。本サロンではマッサージの手法だけでなく、私自身の経験や考え方など、様々なことを提供してまいります。■「もう一度生まれる空間=母親のお腹に満ちた羊水」サロン施設にもとてもこだわり、サロン入口から施設内まで運河の水を引いたスペースは「母親のお腹に満ちた羊水」をイメージしており、「もう一度産まれる=REBORN」を象徴する場所となっています。また天井の照明は、12星座に見立てて表現。私たちの身体の各部分は、母の胎内で12星座の影響を受けて形づくられているといわれています。引水部は母の羊水に浮かんだ状態をイメージし、12星座で形づくられた各部を癒してくれるよう設置しました。葦船212星座■教育現場の現状(年々増え続けている不登校)不登校児童生徒数の推移2022年10月27日に文部科学省が出した「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」の結果によると、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8,813人(24.9%)増の24万4,940人となり過去最多を記録。不登校の増加は9年連続で増加となった。また不登校の内訳は、小学校が8万1,498人(前年度比28.6%増)、中学校が16万3,442人(同23.1%増)で、いずれも増加率は過去最高。そして不登校の原因として上位を占めるのは、無気力・不安(49.7%)や生活リズムの乱れ、あそび、非行(11.7%)、いじめを除く友人関係をめぐる問題(9.7%)という結果となっている。コロナ禍で通学の制限や学校行事の中止など、生活リズムが崩れて休むことへの抵抗感が薄れ、活動制限が続いて交友関係が築けないことで登校意欲が低下していることが、不登校の急増につながっていると考えられています。(参照元:令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要、文部科学省)このような状況の中、家庭内で不登校のお子様とどう向きあっていけばいいのか、親御様が相談できる環境はまだ整えられてないと推測しています。■お客様の声(実際にサービスを受けられた方からの感想です)お客様の声アンケート1お客様の声アンケート2お客様の声アンケート3■白山 天(しろやま てん)について白山 天1981年生まれの大分県出身。小学生・中学生の頃、友達からの仲間外れ(いじめ)にあい、誰にも相談ができず寂しい時期を過ごす。大学を卒業後、会社員として数年働いたのち、20代前半で起業。その後、ビジネスに没頭しこれまで6社の法人を設立。一時はIPO(上場)を目指してビジネスに没頭。しかし、娘の不登校をきっかけに自分自身の生き方を考えた結果、全ての法人から身を引き(現在、一部のみ引き継ぎ中)、子供たちの支援、親御様の支援を始める。自身の経験から、親御様のすべての悩みをそのまま受け止め、自分ごととして考え、不登校に悩むお子さまやご家族に寄り添いたいという思いでサロン設立。お子さまとご家族の一番の味方として、一緒に最善の方法を考え、一歩一歩ともに進んでいくことから、全国から相談者が絶えない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日家庭料理の定番メニューといえばカレー。しかしカレーは、具材を炒めたり長時間煮込んだりと、簡単ではあるものの、実は時間のかかるレシピです。忙しい日や疲れている日は、ご飯を作るのもできるだけ簡単に済ませたいですよね。けれども、カレーがたった10分で作れるとしたらどうでしょうか。「確かにレトルトなら短時間だよね」と思われるかもしれません。しかしこのレシピでは、レトルト食品を使いません。代わりに電子レンジを使って、カレーを10分で仕上げていきます。10分でカレーが作れる時短レシピとは※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 超時短レシピを教えてくれたのは、家事を少し楽にするテクニックを発信している、ライオンLidea-リディア(lidea_lion)。用意する材料は、以下のとおりです。鶏もも肉:100gタマネギ:1/2個ご飯:400gホールトマト:1缶カレールー:3片(60g)すりおろしニンニク:小さじ1.5調理器具は、クッキングペーパーと耐熱ボウルを用意してください。まずはお米を炊いてから、材料の下ごしらえを始めましょう。鶏もも肉はひと口大にカットし、タマネギは薄切りにしてください。用意していた大きめの耐熱ボウルに鶏もも肉とタマネギ、すべての調味料を入れてよく混ぜます。次に落とし蓋をします。クッキングペーパーを水で濡らして広げ、ボウル内の食材に密着するように被せてください。そのままラップをせずに、600Wの電子レンジで8分加熱。もし、鶏もも肉の中心まで火が通っていなければ追加で加熱してください。加熱が完了したら、ペーパーを剥がして全体を混ぜ合わせます。カレールーがしっかり溶けたことを確認して、完成です。水や火はもちろん、時間も使わずにカレーができる、まさしく「究極の時短調理」といえるレシピでしょう。クッキングペーパーを使うことで、焦げ付かず加熱できるところもポイントです。忙しい日は電子レンジの力を使って、10分でご飯を作ってしまう日があってもいいのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月04日不登校の子どものサポートを行う株式会社スダチ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小川 涼太郎、以下:スダチ)は、完全オンラインの支援で子どもたちの再登校を促す「不登校支援サポート スダチ」を展開しています。2023年6月、サービス開始からおよそ3年で、累計再登校人数が500人を突破しました。<不登校支援サポート スダチ>完全オンラインで3週間で不登校を解決するサービスになります。 完全オンライン支援で500人が再登校■サービス概要と実績スダチのサービスは、完全オンライン対応です。オンライン面談とメールで、各家庭に再登校*を後押しする親子の関わり方を提案します。支援はすべて親御さんとの対話を通して行われるため、支援者が子どもに接触することはありません。それぞれの家庭、子どもと向き合える支援の形であることから、不登校の原因の如何に関わらず、支援を行っています。*スダチでは「朝から放課後まで元のクラスに登校した日が二日続くこと」を再登校と定義しています。五月雨登校、保健室登校、午後からの登校は再登校に含めていません。サービス開始から2年11ヶ月となる2023年6月に、累計再登校人数は500人を突破しました。これまでに支援を受けた子どもの90.7%が再登校を達成し、支援開始から再登校までの平均日数は16.7日になりました。【過去の実績:過去期間ごとの再登校人数と再登校までの平均日数】2020年7月~12月再登校人数 :11人再登校までの平均日数:22.8日2021年1月~12月再登校人数 :109人再登校までの平均日数:19.4日2022年1月~3月再登校人数 :33人再登校までの平均日数:16.1日2022年4月~3月再登校人数 :279人再登校までの平均日数:16.7日2023年4月~6月29日再登校人数 :75人再登校までの平均日数:12.3日これまでの再登校事例や各事例の詳細、支援を受けられた親御さんのアンケートはこちらのサービスページ( )からご覧ください。また、取材可能なご家庭のご案内も可能です。■企業理念と今後の展望スダチは「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションに掲げ、教育を通して“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”という想いを胸に事業を行っています。小中学生の不登校児童生徒数は年々増加を続け、2021年度には24万人(文部科学省調査より)を超えて過去最多となりました。不登校支援分野において、見守り・傾聴型の支援が主流である現在の日本では、不登校から再登校を目指す選択肢がほとんどないのが現状です。“学校に行きたい”と願う子ども達、親御さんの悩みに応えるため、スダチは「不登校は解決できる」という考えを世に広め、不登校で悩む人を1人でもなくすことを目標に、今後も事業を拡大していきます。■創業者 小川 涼太郎 プロフィール創業者 小川 涼太郎1994年生まれ(現29歳)、徳島県出身。2016年4月 新卒でアビームコンサルティングへ入社。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」との想いから、2020年4月不登校支援事業を開始。■会社概要会社名 : 株式会社スダチ代表者 : 代表取締役 小川 涼太郎所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9設立 : 2019年5月7日事業内容: 不登校支援事業(不登校を3週間で解決するサポート)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日不登校の子供たちをイベント創りで応援する一般社団法人アナザーステージ(所在地:島根県隠岐郡隠岐の島町)は、不登校の中学生とその保護者を対象にしたキャンプ「島流しキャンプ in 隠岐の島」を、8月24日(木)~26日(日)、島根県の離島 隠岐の島で開催します。イベント詳細: タイトル用■「島流しキャンプ in 隠岐の島」開催の背景不登校の子供の多くは、学校に行っていないことに罪悪感や自責の念を抱き、自由に行動することを躊躇します。そうした子供たちに豊かな時間を過ごしてほしい、やりたいことに挑みさまざまな経験を積んで人生を切り拓いてほしいという願いを込め、不登校の中学生だけのキャンプを計画しました。舞台はかつて流刑地として知られた島根県隠岐の島。古よりここに来るすべての人を受け入れ心を通わせる温かい人情、豊かな自然と風土が、島のDNAとして受け継がれています。この地でのさまざまな体験を通し、中学生が新しい自分を発見して将来への情熱を再燃させる、そんなキャンプになることを願っています。スタッフ■『島流しキャンプ in 隠岐の島』について「島流しキャンプ in 隠岐の島」は8月24日(木)の午後からスタートし、各種ワークショップやシーカヤック、海遊び、ゲストミュージシャンの清水十樹(TOKI)さんによる音楽フェスなどで構成する2泊3日の計画です。募集定員は不登校の中学生とその保護者のペア20組合計40名で、先着順に定員になり次第申し込みを締め切ります。参加費は親子1組あたり50,000円で、2名分の食費および保護者の宿泊費を含みますが、隠岐の島までの交通費は別途です。中学生はテント、保護者はログハウスで宿泊します。2日目に音楽ワークショップとライブを行う清水十樹さんは、自身も学校に行かずホームスクーリングで育ったミュージシャンで、代表作「学校には行きたくなくなった」を引き下げ、不登校の中学生と保護者に熱いメッセージを送ります。このワークショップとライブの模様は、島流しキャンプのクラウドファンディング支援者に対しYouTubeでライブ配信する予定です。TOKI 音楽ワークショップ■開催概要イベント名: 島流しキャンプ in 隠岐の島 2023開催日時 : 8月24日(木) 14:30 ~ 8月26日(土) 12:00会場 : 塩の浜海岸都万野営場(〒685-0311 島根県隠岐郡隠岐の島町津戸1537-1)参加費 : 親子ペア1組 50,000円(税込)参加条件 : 不登校の中学生とその保護者(1名)のペア定員 : 親子ペア20組 計40名主催 : 一般社団法人アナザーステージ申込方法 : 公式サイトから申し込み 公式サイト: <内容>8月24日(木)○ワークショップ1(オープニング・アイスブレイク・ねらい設定)○シーカヤック体験○テント設営等○ワークショップ2(親子チャレンジ)○保護者懇親会8月25日(金)○自然散策○ワークショップ3(創造力チャレンジ)○海遊び○TOKI LIVE&TALK ~これからの学びって?~・清水十樹さんによる音楽ワークショップ・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信○TOKIスペシャルライブ「BEATS on BEACH, TOKI×School Exiles」・参加者と一緒につくる音楽フェス・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信8月26日(土)○ワークショップ4(振り返り)<清水十樹さん プロフィール>TOKI紹介TOKI - 学校には行きたくなくなった(Official Video): ■法人概要名称 : 一般社団法人アナザーステージ代表者 : 代表理事 渡部 正嗣所在地 : 〒685-0017 島根県隠岐郡隠岐の島町下西1014-12設立 : 2023年6月事業内容: イベントやプロジェクト創りを通した児童生徒支援URL : 企業理念: 「子供たちに 豊かな時間と 確かな自信を」【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人アナザーステージお問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいます。長女の涙の理由が『お母さんと離れたくない』からだと知ったいもみさんは、長女と一緒に登校する日々を過ごしていました。そんな中いもみさんが長女を小児科へ連れて行くと、長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると聞かされ……?病名について調べると……ここでクイズです!この後いもみさんは『母子分離不安』の原因について調べ、ショックを受けてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、親の“ある行動”がキッカケになってしまうこともあるようで……?母子分離不安の原因とは?正解は、親の過保護や過干渉長女の『母子分離不安』の原因が自分にあるかもしれないと考え、ショックを受けるいもみさん。その後彼女は一連の事情を夫に相談するも、夫からはあまり理解されずに話し合いが終わってしまうのでした……。こんなときどうする?わが子の不調が自分のせいかもしれないと知ったら、不安な気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、『母子分離不安』の原因が自分にあるのではないかと考え苦悩します。とはいえ、過ぎてしまった時間を変えることはできません。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月24日忙しい現代人にとって、時短調理は欠かせません。なかでも、短時間で手軽に調理ができる電子レンジは重要なキッチンツールの1つ。Instagramに日常漫画を投稿する、かるめ(karume_life)さんも電子レンジを愛用しているのですが…。調理をするなかで、ある状態に陥っていることに気付いてしまいました。焼く、煮る、蒸す…ほとんどの加熱調理を電子レンジにお任せしているかるめさん。時短を求めて、あれもこれも電子レンジで調理しようとした結果、キッチンには加熱を待つ食材たちの大行列ができているのでした。フライパンや鍋を出して火にかけるよりも、手間も洗い物も減るため、頼らずにはいられませんよね。同じような状態の家庭は少なくないようで、投稿のコメント欄には、多くの共感の声が寄せられていました。「確かにこうなる笑」「私も、電子レンジ自身もびっくりするくらい使ってる」「分かる。ガス代もバカバカしいほど高いしね」「最近のものは高性能だし、頼らずにいられないよ」高騰する電気代やガス代が家計を圧迫する今。電子レンジだけではなく、あらゆる手段を使って賢く時短調理ができるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月09日■前回のあらすじ入学して日が経つにつれて保護者の登校付き添いが少なくなるが、長女ゆいは「慣れるまで時間がかかる子なんだ」と自分を言い聞かせ付き添いを続けていた。しかし1学期の終わり、とうとう我慢の限界が来て…。■イライラしてついに…■長女の気持ちは…?「私はバカだ…」。私は自分のことばかりで、ゆいの気持ちを考えてあげられてませんでした。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月08日■前回のあらすじ先生の提案を受けて、思い切り長女ゆいを甘やかしてみると、やがて、ゆいはミニ図鑑セットを持たずに保育園に行けるように。そんなゆいの行動を見て、赤ちゃん返りだったのだと思うのだが…。■小学校に入学!■登校に付き添って…ゆいは小学校に入学。登下校は個人で行う学校であったことから、「ひとりで行くの怖いからついて来て」と頼まれ、付き添うことに。しかし入学から1ヶ月後、数十人いた付き添いは数人だけになっていて…。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月06日家事は毎日のように行うものほど、できるだけ短時間で効率よく済ませたいもの。中でも、『洗う』『乾かす』『畳む』と、最低でも3工程ほどかかってしまう洗濯は、時短を心掛けたいですよね。国内の大手電機メーカーである三菱電機株式会社が考案する、洗濯をする時の『時短のコツ』をご紹介します。細かい工夫で楽になる、洗濯の『時短のコツ』きっと、家事に時間がかかってしまう人は、几帳面な性格の持ち主なのでしょう。しかし、時短をするにはほどよく手を抜くことが重要。雑にやる…というわけではなく、できる限り手間を省くのがコツなのです。同社によると、洗濯をする時は、『洗濯物は細かく分類しない』『乾いたらハンガーのまま収納』といった、工夫がオススメなのだとか!洗濯で、ほどよく手を抜く方法細かい分類をせずに洗濯する洗濯物の分類は、おしゃれ着とそれ以外など、洗濯方法の違いによる分類だけにすると、洗う前の工程を削減できます。衣類や下着、タオル、など、通常コースで洗えるものはまとめて洗ってしまいましょう。裏返しの衣類はそのまま洗うズボンや靴下など、脱いだときに裏返しになった物も、直さずにそのまま洗いましょう。裏返っていても洗うときに問題はなく、乾いた後に直せば形は整います。三菱電機くらトクーより引用「裏返った衣類は、洗濯機に入れる前に直さなくてはならない」と思っている人は少なくありませんが、同社によると、裏返っていても問題はないのだそうです。これで、「また裏返しのままで洗濯機に入れて!」と、家族に怒る手間も省くことができるかもしれませんね!洗濯機の使い方で時短ほかにも、同社はさまざまな時短のコツを紹介。どれも簡単にできる小さな工夫ですが、これらを意識することで洗濯にかかる総合的な時間は短縮できることでしょう。汚れが少ない物は時短コースで洗濯洗濯機は汚れや衣類に合わせてコースを選べます。衣類の汚れが少ないなら、洗濯時間の短い「時短コース」を使うとよいでしょう。また、時短コース用の洗剤を使えば、すすぎ残しやニオイなどの問題も解決できます。出社前など、急いで洗濯を終わらせたいときにもオススメです。すすぎ1回の洗剤を使う通常、洗濯機ではすすぎ(1回目)→脱水→すすぎ(2回目)→脱水と、すすぎが2回に設定されています。これは、すすぎを2回行うことで、汚れや洗剤の残りなどを落とすためです。しかし、すすぎ1回に対応している洗濯洗剤を使えば、上記の2回目のすすぎの省略が可能です。なお、2回目のすすぎを省きたいときは、事前に洗濯機の設定が必要なため注意しましょう。三菱電機くらトクーより引用洗った後に活用できる時短のコツ部屋干しで干しっぱなしにする外干しはカラっと洗濯物が乾いてよいものの、お洗濯する日が天候に左右され、取り込む手間もかかります。室内に物干しスタンドを設置し部屋干しにすれば、天気や時間を気にせずお洗濯できるので効率的です。なお、部屋干しは乾くまで時間がかかるとニオイが発生してしまいますが、除湿機やサーキュレーターなどを使い、素早く乾燥させればニオイの発生を防げます。乾いた衣類は各自で取り込む乾いた洗濯物は誰かが畳んで家族の収納場所にしまうのではなく、各自で回収するなど分担するのも良いですね。これで、一人にかかる家事負担を軽減できます。もし、物干しスタンドから回収しないなら、乾いた洗濯物を各自の部屋に戻し、畳む作業はそれぞれに任せましょう。洗濯物はハンガーにかけて収納する洗濯物を畳む手間を省きたいなら、ハンガーのままクローゼットに収納しましょう。とくに洋服は畳むよりもシワができず、探しやすいなどのメリットも生まれます。一度に複数本かけられるズボンハンガーなどもあるため、収納スペースの削減にも効果的です。三菱電機くらトクーより引用※写真はイメージ「ちりも積もれば山となる」ということわざの通り、日々の家事で短縮した時間は、総合的に見れば膨大な時間になるはず。家族と家事を分担している場合は、これらの情報をしっかりと共有し、役立てていきたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月03日アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)の2023-24年秋冬コレクションが発表された。リアリティの再構築今季は“リアリティの再構築”をテーマにコレクションを展開。「クラシック」「ベーシック」「機能性」を軸に、アカネ ウツノミヤならではの解釈を加えたフレッシュなワードローブを提案する。プレイフルなツイードのセットアップ「クラシック」を象徴するツイードジャケットには、「ベーシック」なシャツを中に忍ばせ、襟やカフスを見せることによってスタイリングにアクセントをプラス。ツイードジャケットとセットアップで楽しめるスカートは、シャツをレイヤードしているかのようなユニークなデザインで登場する。デニムのコートドレスデザイナーが「ベーシック」と捉えるカテゴリーからは、シャツやデニムウェアが登場。とりわけ注目したいのは、ノーカラーのデニムコートだ。ボタンを閉めてレザーベルトでウエストマークをすればドレスとして、ボタンをすべて外して中にインナーを忍ばせればコートとして楽しめる、あらゆるシーンで活躍してくれそうなアイテムだ。バッグが付いたウェア「機能性」のカテゴリーでは、遊び心を感じられる“機能性”を提案。その好例なのが、立体的なバッグが付いたユニークなスカートやドレスだ。ロング丈のデニムスカートには、同素材で仕立てたミニバッグをウエストにあしらって。緩やかなシルエットを描くニットドレスには、ドレスと同じ温かみのあるニット素材で作り上げたショルダーバッグが付いている。日常的な風景を投影コレクションに華やぎをプラスする、日常的な風景を落とし込んだドレスにも注目したい。細やかなプリーツが施されたロングドレスには、明るさと暗さのコントラストが美しい夕暮れ時の風景をプリント。ジャカードによって表現された花々は、繊細な色味とタッチが相まって、どこか儚げな表情を見せるのだった。
2023年05月31日ペットと暮らす世の中の飼い主は、きっとたびたびこう思っていることでしょう。「愛しい『我が子』を置いて、家から離れたくない!」…と。たったの数時間とはいえ、ペットの愛らしい姿を見たり、体に触れたりできないのはつらいもの。しかし、通学や仕事の関係上、ずっと家に引きこもる生活は現実的とはいえません。愛ゆえの葛藤を飼い主が抱えている一方で、自宅で留守番をしているペット側はどう思っているのでしょうか。猫とたわむれたい小学生と、小学生とたわむれたい猫なみそ(@omochi_nam01)さんがSNSに投稿したのは、朝の賑やかな風景をとらえた写真。平日の朝、小学校へ登校しようとした、なみそさんの息子さんたちは、毎朝恒例のひと時を過ごしていました。親としては、遅刻をしないように余裕をもって出発してほしいものですが…きっと誰もが「ずっとこの時間が、ずっと続けばいいのに」と思ってしまうことでしょう!息子さんたちが一身に愛を受けているのは、なみそさん一家の愛猫!きっと息子さんたちは、たった数時間でも、かわいい愛猫かとの別れが名残惜しいのでしょう。会えない時間を先に埋めるように、猫とスキンシップをとっていることが分かります。そして、あふれんばかりの愛は猫にもちゃんと伝わっている模様。とても幸せそうな表情で、猫も息子さんたちに甘えているようです!猫がランドセルの上に乗って甘えているのは、「学校に行かないで、このまま遊ぼうよ!」という気持ちの表れなのでしょうか。飼い主側が「離れたくない」と思っているのと同時に、ペット側も同様の気持ちを抱いていることが伝わってきますね。癒しとかわいらしさがぎゅっと詰まった光景は、ネットを通してたくさんの人に笑顔を与えてくれた模様。「一生見ていたい…」「これが平和か」といった声が上がっています。我が子たちの楽しそうな姿を見て、ほほ笑ましい気持ちになっていた、なみそさん。そんな中、息子さんがぽろっと漏らした心からのひと言を、なみそさんの耳はしっかりとキャッチしていました。「学校に連れて行きたい…」…気持ちは痛いほど分かりますが、残念ながらペットを学校に連れて行くのは厳しいでしょう。帰宅したら、そのさびしい気持ちが吹き飛ぶほどに、幸せな時間をたっぷりと過ごしてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月16日アメリカのアーカンソー州にある『R.E.ベーカー小学校』で、『スーパーヒーローデー』という日がありました。これは生徒たちが、好きなスーパーヒーローの格好をして登校するというもの。アメリカの子供たちにとって人気のスーパーヒーローといえば、映画やテレビに出てくる正義の味方のキャラクターがまず頭に浮かぶでしょう。ところが、この学校に通う2年生のキャロライン・カールソンさんは、意外な人物の格好をすることに決めました。その人物は、スーパーマンやスパイダーマンのように、超人的な能力を使って悪と戦うことはしません。『R.E.ベーカー小学校』の誰もが知っている、キャロラインさんにとってのスーパーヒーローとは…学校の先生。彼女は大好きなジェイミー・デイ先生とそっくりの格好で学校に現れたのです!学校の名前がプリントされたおそろいのピンクのTシャツに、ジーンズ、デニムジャケット、スニーカーというペアルックを披露した、デイ先生とキャロラインさん。キャロラインさんは髪もきれいに巻いて、ヘアスタイルもデイ先生にそっくりなこだわりようです。学校のFacebookで紹介された2人の写真には、絶賛のコメントが寄せられています。・髪型までちゃんと似せていて、とってもかわいいね!・すべてのスーパーヒーローがマントを着ているわけではない!・すごく感動したよ。心が温かくなった。素晴らしい先生との出会いは、人生を変えるほどの影響力があるといっても過言ではありません。キャロラインさんにとって、デイ先生はどんな映画に出てくるキャラクターよりもかっこいいスーパーヒーローなのです。きっとデイ先生にとっても、教師冥利に尽きる、忘れられない日になったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月22日「髪の毛を乾かす時間を少しでも短くしたい」「髪の毛を乾かすのが面倒」など、毎日の髪の毛を乾かす時間を短縮できる時短グッズがあったらほしいと思う人も多いのではないでしょうか。面倒だからと乾かさないで濡れたまま寝ると、髪の毛が痛んだり雑菌が繁殖したりするだけでなく、臭いの原因になることもあります。1分でも早く髪を乾かしたい時におすすめなのが、100均パトローラーのshigepy_(shigepy)さんが紹介している、ダイソーで見つけた時短グッズです。しかも時短に役立つだけでなく、便利な機能が付いた優れもの。時短につながる優れもののブローブラシ形はしゃもじにしか見えませんが、実は優れもののブローブラシです。このブラシ、普通のブラシではありません。ブラシ部分に何カ所も隙間があるため、ドライヤーの風が通りやすく、髪の毛を乾かす時間を短縮できるアイテムです。髪の毛をとかしながらドライヤーを当てるだけでブローもできます。子供の髪の毛を早く乾かしたい人や、自分の髪の毛を乾かす時間を少しでも短縮したい人にぴったりのアイテムです。ほかにもあった便利ポイント毎日ヘアブラシを使っていても、お手入れをしていない人は意外と多いのではないでしょうか。ブラシに絡まった髪の毛は、髪の毛が長い人ほど取るのが面倒です。しかし、ダイソーのブローブラシの柄ならお手入れが簡単。本体の下を引っ張り出すと、ミニクリーナーが入っています。いつでもすぐにブラシの掃除ができるので、常にきれいな状態を保てるでしょう。掃除道具をわざわざ取りに行く必要がないのもポイントです。 この投稿をInstagramで見る shigepy_(@shigepy_)がシェアした投稿 縦置きも可能な優秀ブラシ!ヘアブラシは長いものが多く収納場所に困りますが、ダイソーのブローブラシは縦置きもできる優れ物です。すぐ手に取れる場所に置いておけば、忙しい朝にも困りません。省スペースで済むことも魅力です。しゃもじにそっくりなこのブラシは、立てて置くと間違えて使われてしまうかもしれません。うっかりを防ぐためにも、台所付近への置き忘れに注意しましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日「料理したいけど、時間がない!」というときに役立つのが『時短料理』。本来の工程とは異なるものの、さまざまなテクニックを使って、素早く作れるのが魅力です。YouTubeやInstagramで料理のレシピを紹介している、料理研究家のリュウジ(@ore825)さんが、時短料理についての意見を発信しました。きっかけは、リュウジさんに届いた、このような質問でした。めんつゆなどを使った時短料理が流行ると、日本の手間暇をかけた食の文化が壊れてしまいます。やめてください。時短料理はサクッと手軽に作れて便利ですが、工程を簡略化していたり、食材を別のもので代用したりと、本来のレシピとは違った形で作ることになります。質問者は「できあがる料理は、本来のレシピで作るものとは違うため、日本の食文化が損なわれてしまうのではないか」と考えたようです。この意見に対し、リュウジさんは次のように回答しました。そんなの、ぶっ壊せばいいんですよ。手間暇をかけるというのは、手段であり、目的ではありません。伝統的な調理法も、元はその時代にあったもので『おいしさ』を求めた結果です。ならば、私たちも時代に合った調味料や調理器具で『おいしさ』を探しましょう。100年後には、今の流行りの食事が、伝統的な食文化になっていますよ。Q.めんつゆ等を使った時短料理が流行ると日本の手間暇かけた食の文化が壊れますのでやめてください pic.twitter.com/Jz0hEm2BSf— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 23, 2023 料理において手間暇をかけるというのは『手段』であり、料理のおいしさを求めた結果だと考えるリュウジさん。じっくりと料理するのも好きだけれど、手間暇をかけることは、必ずしも料理のおいしさには直結しないとしています。リュウジさんの主張に対しては、6万を超える『いいね』のほかに、さまざまな反応が寄せられました。・時短料理によって生まれた時間で、自分の時間を楽しめたら有意義ですよね。・特別な日の料理は手間暇かけて、普段は時短料理でいいじゃない。・家では時短料理がいい。手間暇かけた料理は、外食でお金を払って楽しめばいい。・時短は文明の発展と知恵と技術の蓄積。手間暇かけるのは作る側の楽しみ方の1つ。・『壊す』というのは少々過激ですが、時代に合ったやり方を作り出すのも、人間の知恵だと思います。おいしい料理を楽しむことは、多くの人の願いですが、料理の過程をどのようにとらえるかは、人それぞれ。時間をかけて作った料理を楽しむことも、時短料理によって生まれた時間を楽しむことも、時と場合に応じて選び分けるとよいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月26日時短メイクは便利ですが、過信しすぎると“老け見え”を招いてしまうかもしれません。「これさえしていれば、大丈夫」という油断は禁物!そこで今回は、時短美容家の並木まきが、うっかりやりがちな“NG時短メイク”のポイントをご紹介します。「時短メイク」にもNGがある?仕事や家事、育児と両立をしながら美を磨くにあたって、時短メイクを意識する方もいるでしょう。最近では「時短」を謳ったコスメも多く、上手に活用している女性も多いはず。しかし一方で、アラフォーは肌の変化にも直面しやすい年代。“いつも同じ時短メイク”をしていると、狙った通りの美容効果が得られないかもしれません。NG美容1:いつでも一定量の「オールインワン」で保湿不足オールインワンタイプのスキンケアコスメは、洗顔後や入浴後に「これひとつでOK!」という手軽さが人気ですよね。最近のオールインワンは、肌の悩み別に選べるものも増えています。しかし毎回同じスキンケアだと、どうしても細かな肌の状態に対応しきれていないことも。最低限のスキンケアはできても、環境や肌状態によっては「お手入れ不足」に陥ってしまうことがあります。スキンケアの基本は「保湿」。忙しいときでも保湿ケアはしっかりとやっておきたいところです。メイクをする前の保湿が足りていないと、ベースメイクが崩れやすく、老け見えを招く原因につながる可能性も。「オールインワンコスメ」を使い慣れている人ほど、“一度の量はこのくらい”と定量が定まってしまいがちですが、アラフォー世代は日によって乾きが強いこともあるので気をつけて。その日の肌状態を見極めながら量を調節することが、保湿不足に陥らせないポイントです。自分の肌状態に合わせた微調整も心がけてみてくださいね。NG美容2:“ひとつ役”のベースコスメでカバー不足慌ただしい朝のメイクで時短を心がけるとき、ひとつで何役もの役割を果たすファンデーションやBBクリームは便利ですよね。しかし、くすみやクマ、濃いシミやシミ予備軍など肌に変化が出やすい世代は、時短コスメだけですべてを終わらせようとすると、カバー不足に陥ってしまうこともあるので要注意。カバー不足のベースメイクだと、顔色が悪く見えたり手抜き感が出たりすることも。とくに肌の不調や顔色が悪いときには、カバー力を重視したメイクに変えてみてください。その日の調子を見極めながら、必要に応じてカラー下地やコンシーラーを追加する“ひと手間”を加えてみましょう。NG美容3:拭くだけクレンジングに頼りすぎる拭くだけでメイク落としできるアイテムも、忙しい日に便利な存在ですよね。丁寧なクレンジングが面倒に感じるとき、本当に“拭くだけ”で終わるクレンジングには感動すら覚えるもの。しかし簡単だからといって過信していると、毛穴汚れが溜まって老け見え肌を招く可能性も…。アラフォー世代の毛穴はたるみを感じやすく、開き毛穴も深刻な悩みを抱えがち。「メイクさえ落としていれば安心」とは言えなくなってくる年代でしょう。自分の毛穴の状態をきちんとチェックしながら、ときにはブラシによる洗顔など毛穴を意識したお手入れを取り入れてみて。毛穴が目立つ肌は、それだけで老け見えのもと。拭くだけクレンジングに頼りすぎてうっかり“毛穴老け”が起きないように、日頃から毛穴の状態をチェックする習慣を取り入れておきましょう。美容は自分に必要なものを見極めてケアをすることで、満足度が上がるもの。ぜひ、そのときの肌状態や年代に応じた時短テクニックを上手に取り入れてみてくださいね。©Maria Korneevam/gettyimages©Fast&Slow/kouta/PIXTA(ピクスタ)文/並木まき
2023年01月05日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!不登校気味の長女に…長女が4年生の頃、不登校気味になり、週に2~3日学校を休むようになりました。敷地内同居をしていた姑の口出しが激しかったのですが、心配からの助言と捉え、「心配かけて申し訳ありません」と低姿勢を貫いていたのですが…。ある日、なかなか学校に向かおうとしない長女にしびれをきらした姑が、あきれたようにこう言ったのです。「学校に行けないなんて…こんな孫、恥ずかしい。私も近所で肩身が狭いよ!!」と…。出典:lamireその言葉に怒りとショックを感じ、さすがに限界だと感じた私は、「そうですね。そんな恥ずかしい孫は迷惑ですね。お母さんが近所で恥ずかしい思いをしないよう、恥ずかしい孫を生んだ私もいなくなりますからご心配なく」と言って荷物をまとめ、長女と2人で家出をしました。その後すぐにスマホにずっと姑からの着信がありましたが、全て無視。すると、事情を聞いた夫が姑に激怒し、姑との同居を解消してくれました。姑の存在をプレッシャーに感じていた娘も、その後自分のペースで学校に通うようになり、笑顔が増えたのでよかったです。(女性/保育士)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年12月21日■前回のあらすじ人間関係に苦戦していたワル美がかけていた「モモちゃんだけ友達保険」。学校までの20分間、無言でワル美と一緒に通っていたモモは、ワル美との関係をあらためて見つめ直します。■朝から重くて苦しい空気■私は別に大丈夫…って!結局、今までずっと上下関係のある友達付き合いしかしていないワル美は「友達」というものの本来の居心地の良さを知らないのでしょう。だから、こんな状態でもしがみつく。なんでこっちにも気持ちがあるって知らんのでしょうか…。次回に続く「伝説のいじめっ子が泣いて謝った話」(全34話)は17時更新!
2022年12月18日「不登校がメリットに変わる」本である。不登校というと友人や教師トラブルのような解決困難な問題を想起するが、本書ではそういった問題を扱わない「学力育成」と「受験」というわかりやすく、解決可能かつ子供の成長にフォーカスした画期的書籍各受験の難易度とリスク一覧がわかりやすい!たとえば中学受験は実は狙い目!高校受験は難しい!今話題で毎年急増している通信制高校は果たして良い選択肢なのか?など現場視点で具体的!著者は指導実績20年3千名以上/早稲田大学政治経済学部を卒業しJT(日本たばこ産業)という大手企業を経てココロミルを創業今までの不登校の解決とは全く異なるアプローチを紹介する書籍です。この書籍に記載していることを現実で実践し、数多くの不登校の子供を「受験」で解決している個別指導塾ココロミル塾長の山田佳央が構想から完成まで1年半かけて書いた力作です。私は「自分が志望する学校に合格できれば、 地元を離れ新しい友人や教師などとの新しい出会いがあり、 そこで一気に不登校の問題が解決する事例を数多く見てきました。これまでの不登校本の90%以上は「不登校になった当事者がうまくいったというサクセストーリー」「不登校になった子を持つ親の体験談」「不登校に対応する特定の塾や学校の宣伝本」に該当します。 しかし今回出版する本は上記全てに当てはまりません。~具体的に~・不登校の原因は「いじめ[0.6%]」が多いと思われがちだが「学業不振[24.0%]と40倍も多い。・オンライン授業で救えているのは「上位層」のみ・大手進学塾は誰でも入れる「開成化」している?・今通信制高校が年々増えているが、 大学進学率は11%程度しかない・中学受験は敷居が高いと思われているが実は不登校の子にとって最大のチャンス!・高校受験は受験できる学校が一番限られている・YouTuber、 芸能人、 経営者などが「学校に行く必要はない」というが、 その声にしたがってよいのか?・学校の教師の質が低下している?(高校は平均年齢が46歳超え。 小学生教師の倍率は1.4倍にまで低下)全国の小中学校の不登校生徒数は19万6127人(2021文部科学省発表)。高校生の不登校は5万人前後といわれています。 もはや「不登校」は特別な事例ではありません。しかし保護者の方々にとっては、 「なぜ、 うちの子が…」と社会のレールから外れてしまうことに対して大きな不安を抱えてしまうのではないでしょうか。それは子どもも同様です。 学校には行けない、 しかし自分の将来はどうなってしまうのだろう?という不安を抱えているものと思います。本書は不登校からの進学、 そして大学受験までの道のりを紹介しています。日本の教育制度においては、 実は数年間不登校であっても、 想像よりも不利は少ないのです。 みなさんが思うよりも進学についての選択肢は数多く存在しています。将来への不安は、 選択肢を知ることによって解消することができます。事実と課題解決可能な問題を知ることによって、 子供の不登校に対して、 落ち着いて「長い人生の一時的な道草だ」と対応できるのではと思います。もちろん、 大学進学だけが人生ではありません。 子どもにやりたいことが見つかれば、 その道を進めばよいのです。 進学とは、 やりたいことが見つかるまでの時間的な猶予を得るためのひとつの手段です。子どもの未来に向けた選択肢を知り、 あせらずに不登校に対処して頂くための1冊です。~~不登校がメリットに変わる本書のおもな内容~~~「「受験」が不登校を解決した」「不登校だからできた受験の成功実例」「不登校問題の現状を整理する」「不登校の子が通える教育機関」「不登校からの「受験」ガイド」「公立学校が抱える不登校の構造的要因」「不登校の子に合う学校を見抜くポイント」「教育機関の選び方と具体的な指導方法」■著者について【プロフィール】山田佳央(やまだよしお)日本初!聞く塾講師。 個別指導塾ココロミル塾長。早稲田大学政治経済学部卒、 日本たばこ産業(JT)に勤務後、 2009年にココロミルを創業。「できる子によい講師が指導する」大手教育機関とは違い、 「できない子にこそ良い講師が指導する」という理念。 年の半分は満席・キャンセル待ちの塾である。不登校の問題を受験で解決するという新しい側面からアプローチする。現在渋谷,新宿,麻布十番に3校舎を展開。 指導実績は20年、 3千名を超える。発信型の一方通行の授業ではなく、 子供1人ひとりの課題の理解を重視する 「聞く」授業で子供のやる気と学力を伸ばし、 合格という結果を出す。また学力の育成と同時に合格した進学先にも通えるようなステップと支援、 育成を実施している。年間数百名を超える相談を受け、 自身も生徒指導にもあたる現場主義者。 本場フィンランド講師による対話(ダイアローグ)のトレーニングを受講。 3児の父。************************************株式会社ココロミル[個別指導塾ココロミル]HP: 渋谷校:渋谷区渋谷3-6-16 エメラルドアオキビル3F /4F[第一/第二/第三教室]麻布校:港区麻布十番2-5-2 JMNビル4F/5F [第一/第二教室]新宿校:渋谷区代々木2-10-8出雲ビル5FTEL:03-6427-9314E-mail: yamada@kobetsushido-shibuya.com 著書:「国語の心得」(国書刊行会)www.amazon.co.jp/dp/4336072957著書:『日本語力がアップする小学国語900のことば』(双葉社)www.amazon.co.jp/dp/4575307696YouTube:ココロミルチャンネル YouTube:進学受験ガイドチャンネル 書評:hontoのブックキュレーター ************************************ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月28日癇癪があり、真面目で融通が利かない娘わが家の娘は小学5年生です。小4のときにASDの可能性があると言われました。娘は子どものころから癇癪が多く、気に入ったことには熱中をしますが、それ以外には全く興味を示さない一面や、聴覚過敏の特性などもあり、発達グレーゾーンかもしれないと感じていました。真面目で融通が利かない部分もある娘。それでも、成長と共に改善するだろうとそれほど気にせずに過ごしていました。小2のころから行き渋りが始まった娘は小2くらいから週1回くらい休むようになりました。小2の3学期からコロナ禍で休校がたびたび入るようになり、休んでいること自体は目立たなくなりましたが、週1~2回は休んでいたように思います。休みながらも学校には行っていた娘でしたが、小4の6月くらいから欠席がさらに増え、教室へ全く入れなくなってしまいました。私は「今日は仕方がないから欠席してもいいけど、明日は行こうね!」と励ましていましたが、娘は次第に「私は生きている価値がない」と暗い表情をするようになってしまいました。Upload By ユーザー体験談担任の先生に相談をすると保健室登校を提案され、7月からは週2日ほど保健室登校するようになりました。登校して2時間ほど保健室で先生からの課題をこなしたり、折り紙をしたりしていました。ですが、課題が終わらず、癇癪を起こして泣くこともありました。小4の夏休み明けから完全に不登校に夏休み明けからは学校へ向おうとすると涙を流して足が動かなくなり、完全に不登校となりました。学校近くの駐車場まで車で送って、学校へ向おうとしましたが、涙目になってしまって動けなくなってしまった娘。親としてはそれまでは何とか保健室登校を続けて最終的には教室登校へ戻れればいいなと思っていましたが、本人としては一度ダメだと思った場所にはもう二度と行きたくないようでした。Upload By ユーザー体験談私は娘がこの小学校へ通うのは無理だと感じ、現在の私立の小学校から公立小学校への転校を考えました。娘は漢字や英語がとても苦手だったので、先生から本人に合った勉強の仕方があるのではないかと知能検査をすすめられ、9月にはスクールカウンセラーの先生が所属しているカウンセリングルームで検査を受けました。医師はいなかったので診断には至りませんでしたが、知能検査の結果や今までの様子から集団での授業についていくのは難しい部分もあるのではないかということでした。また発達障害に対するサポート(放課後等デイサービスなど)を考慮してはどうかとカウンセラーの先生から言われました。「家にいてもやることがない」と言う娘からの希望もあり、10月からはフリースクールに通いはじめました。そして転校についても本格的に考え始めました。カウンセラーの先生から「この知能検査の結果なら別の学校の特別支援学級へ入ることも可能だと思いますよ」と言われたこともあり、転校して環境を変えたら学校に通えるかもしれないという気持ち、そして現在通っている学校は私立ということで学費がもったいないという気持ちもあり、「12月から転校したい」と相談しました。すると、特別教育相談センターへの相談日程を異例の早さで組んで下さり、小4の12月に公立小学校の特別支援学級へと編入をしました。公立小学校の特別支援学級へ編入、しかし…当初は「転校しても通えない」と言っていた娘でしたが、初日が得意な図工の授業だったことから、通えるようになりました。小4のうちは給食は食べずに午前中のみで帰宅していたものの、週4回くらい通えていました。またフリースクールも引き続き通いたいということで、週2回、午後のみ通っていました。しかし、5年生に進級後、4月末から腹痛のため小学校へ全く通えなくなってしまいました。本人は何も言いませんが、原因は4月から始まった通常級との交流が負担だったのではないかと思っています。今思えばですが、先生方も通常級との交流がそんなに負担になるとは考えていなかったと思いますし、親の私も「今年からは通常級との交流が入るんだな〜」程度にしか考えていませんでした。でも本人的には特別支援学級へ通うことで精一杯だったんだと思います。それを見抜けずに勝手に負担を増やしてしまったことを反省しています。また、フリースクールでも「卒業生への寄せ書き」「来年へ向けての目標」などを書くことができずに毎回涙目になっていたようです。カウンセラーの先生から「文章を書くことが苦手なら、3択くらいで書けそうな文章から選んでもらうなどの配慮が必要」と言われて、娘がそこまで文章を書くのが苦手だとは認識していなかったので、配慮をお願いしていなかったとを反省しました(フリースクールも7月中旬にトランプに負けて癇癪を起こしたことをきっかけに通えなくなってしまいました…)。またカウンセラーの先生からは「娘さんが癇癪を起こしたときには別室などで1人にしてあげるのが良い」と言われました。それまでは癇癪時も先生方は「大丈夫?」などと声をかけてくれていたようで、かえって火に油を注ぐ対応になっていたようで、親も特性に対する勉強と配慮が足りていなかったと思います。現在の娘の様子はフリースクールへ通えなくなったあと、やはり「ずっと家にいるのはやることがない」と本人に言われ、市の不登校支援の教室なども考えましたが、娘のほかにもきょうだいが2人いるため送迎の都合がつかず行くことができませんでした。いろいろと検討した結果、特性への理解もある放課後等デイサービスが本人にとっても、一番居心地が良いのではないかと考え、10月から通い始めたばかりです(市役所では放課後等デイサービスを不登校の居場所代わりに使うことに難色を示され、受給者証の認可が下りるまで時間がかかりましたが…)。娘の興味がある内容で無理なく通えることを重視したので、レクリエーション・クッキング・お出かけなどその日によってやる内容はさまざまです。プログラム以外の編み物やアクアビーズなどを娘の希望ですることもあり、興味がないプログラムのときは無理せず欠席しています。Upload By ユーザー体験談娘が不登校になってからいろいろと勉強し、1年経ってようやく、もともと発達障害が根底にあり、否定されることや成績不振が重なり、自分は生きている価値がないと感じるようになってしまったのだろうと理解しました。そこから不登校へとつながってしまったように思います。もしもっと早く発達障害について学んでいれば…不登校状態となる背景には発達障害が隠れているかもしれないこと、小学校中学年くらいになると勉強が難しくなり、成績不振になる子どもが多いこと、発達障害の特徴は消えるということはなく一生付き合っていかなくてはならないことなどを知っていれば早期に適切な対応ができたのではないかという後悔もあります。きょうだいで発達障害。親の願いは…わが家には3人子どもがいるのですが、(この話の娘が長女です)その反省を生かして、登園しぶりが見られたのと習い事で集団活動ができなかった年中の長男は発達障害を疑いすぐに療育センターに相談し、支援につなげることができました。そして周りの子と同じようにできないことを叱っていた育児から、本人ができたことを一緒に喜んだり、スモールステップで挑戦する育児へ切り替えることができました。少なくとも長女のように苦しむ可能性は少なくできたのかなと思います。保育園や学校への行き渋りや不登校に悩む場合には発達障害の可能性も視野に入れた方が良いということ、親に診断を受け入れる勇気がなく、医療機関を受診しようか迷っている方がいらっしゃったら、環境が変わらないことなどで苦しむのは子ども自身なので、子どものためを思うなら早期の受診をしてほしいなと思います。わが家の場合は現在小1の次女も場面緘黙があり、特別支援学級へ通っています。きょうだい3人とも発達障害があるため、それぞれの良いところを見つけて褒めて伸ばしていってあげたいと思っています。長女に関しては、初めての場所でも話せること(下2人は場面緘黙があり、そのような場面で話すことが難しいというのを経験していることもありで、とてもすごいことだと思います)、下のきょうだいの面倒見が良いこと、今は料理や工作を楽しんでいることなどから、まずは自分に対する自信をつけていってほしいと思います。そうして最終的には自分のやりたいことを見つけていってほしいと願っています。Upload By ユーザー体験談イラスト/keikoエピソード参考/かい(監修:井上先生より)女の子の場合男の子に比べて、発達障害を早期に気づくのは難しいと言われています。初めての人や場所、活動に対する高い不安や、環境や予定の変更などによる高いストレスなど大人から見ると目に見えにくい困難が多かったのだと思います。親御さんの理解によって、お子さん本人もうまくいかないことは自分のせいではなく、自分の特性に合わせて環境や学び方を工夫すると良いことに少しずつ気づかれていくのではないでしょうか。かいさんの書いておられるように、それぞれのお子さんの得意な所や好きな所をたくさん褒めていくことがお子さんの自信を高めることにつながると思います。
2022年11月26日マカロニえんぴつの楽曲「あこがれ」を再録した新曲「あこがれ(2022 再録)」が配信リリースされる。マカロニえんぴつの新曲「あこがれ(2022 再録)」2022年は、最新EP『たましいの居場所』をリリースし、バンド結成10周年を記念した展覧会「マカロニの穴展」を東京・名古屋・大阪・福岡で開催するなど、話題が尽きないマカロニえんぴつ。そんなマカロニえんぴつが、新曲「あこがれ(2022 再録)」をリリースする。「あこがれ」は、ヴォーカル兼ギターのはっとりの原動力でもある“あこがれ”をテーマに書き下ろされたもので、マカロニえんぴつのインディーズ時代からのライブ定番曲。今回は、そんな「あこがれ」を再レコーディング&再マスタリングし、アレンジを加えた“2022年度版”としてリリースする。なお、新曲「あこがれ(2022 再録)」は、「マカロニの穴展」で先行上映されているショートムービー「あこがれ」の主題歌に。映画は、あこがれの存在を追いかけて音楽を始めたはっとりの、学生時代から上京するまでの不安と葛藤、挫折、そして希望を描いた作品に仕上がっている。【詳細】マカロニえんぴつ 新曲「あこがれ(2022 再録)」配信日:2022年10月9日(日)
2022年10月14日時短マスク「サボリーノ」より新商品発売”サボってもキレイでいられる”をコンセプトに時短コスメを展開する「Saborino(サボリーノ)」より、シリーズ最高峰のリッチなうるおいを叶える新作マスクが誕生。朝用の「サボリーノ目ざまシート トリッププレミアム ND 22」と、夜用の「サボリーノすぐに眠れマスク トリッププレミアム ND 22」(各28枚入り・税込1,540円)が2022年9月27日に発売されました。たったの60秒!ベリー由来の美容成分でもちもち肌に朝用も夜用も、たった60秒でお手入れが完了する時短フェイスマスクシリーズ「サボリーノ」。秋の新作には、“ベリーの王様”とも呼ばれるフィンランドの果物「クラウドベリー」から抽出したオイルをはじめ、朝用にはラズベリーエキスやヨーロッパキイチゴ果実エキス、夜用にはブラックベリー由来エキスやビルベリー果実エキスなどを配合しています。また共通の特徴として挙げられるのが「リッチ乳液処方」。水溶性コラーゲン、ハチミツ、ティーツリー葉油、リンゴ酸などのうるおい成分を贅沢に配合し、もっちりとした肌を長時間キープします。洗顔・スキンケア・保湿下地の3役で、寝起きの顔から60秒でメイクへ進むことができる朝用と、化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックの5役で、洗顔後60秒で眠りにつくことができる夜用の2タイプです。(画像はプレスリリースより)【参考】※「サボリーノ」公式サイト
2022年10月01日子供の行動というのは、時に親たちの想像を超えてくるものです。サコサコ(@yukisunmoon_877)さんは、7歳の娘さんの登校を見送った際に、見かけた光景について漫画に描きました。雨上がりの朝、まだ水たまりがある道を小学生たちが通りますが…。【水たまりガチ勢】嘘みたいだろ?これ、登校中なんだぜ…?明日、こういう光景多発しそう。 #育児絵日記 #育児漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/0e7VFN2tVV — サコサコ (@yukisunmoon_877) September 19, 2022 濡れることなんてまったく気にせず、水たまりに入っていく小学生男子…!しかも恐ろしいことに、この光景は下校時ではなく、登校時なのです。この男子たちは、靴下の替えを持っていなければ、1日中素足で過ごすことになるのでしょう…。帰宅後にびしょびしょに濡れた靴下と靴を見て、ため息をつく親たちの姿が目に浮かびます。投稿には「これは我が家の長男ですね」「いや~水筒は勘弁して!」などの声が上がっていました。子供たちにとっては「濡れて困る」という未来のことよりも、「大きな水たまりに入りたい」という今この瞬間の好奇心のほうが勝っているのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年09月20日自称「少年革命家」の不登校Youtuberゆたぼんが13日、自身の公式Youtubeチャンネルを更新。「生まれた町で不登校の子に元気と勇気を与えてきた」と題された動画を公開したが、その内容に疑問が集まっている。現在、専用車「スタディ号」で日本を一周する企画を実行中のゆたぼん。これは、全国に苦しんでいる不登校児に勇気を届けることを目的にした企画だ。また企画立ち上げに際し、クラウドファンディングを募り487万円も支援を集めていた。13日に公開した動画は、ゆたぼんの生まれ育った町でもある大阪で撮影。まずは、ゆたぼんのクラウドファウンディングを支援した人から誘われたという「向日葵体操クラブ」で体を動かすことに。トレーナーに教わりながら、ゆたぼんは倒立前転やバク転、側転などマット運動に挑戦。最終的には、サポートを受けながらもバク転を成功させ、トレーナーからも「かなり筋が良い」と褒められていた。そして、体操クラブでのパートが終わると、支援者とご飯に行ったことを報告。顔出しはNGとのことで、顔を隠した2ショットを公開していた。そして「不登校やからあかんということじゃないし、学校行ってないからあかんということじゃないからみんなも学校行きたい子は行ったらいいし、行きたくない子は行かんでいいと思うし、やりたいことを全力でやって自由に楽しく生きて、ハッピーで笑ってたらいいんちゃうかなと思ってます。元気やったらえんちゃうかなと思います」と力強くメッセージを送っていた。全部で8分の動画だったが、大阪でのゆたぼんの行動が映されていたのは5分ほど。最後は約3分間にわたって、ボクシングに興じるゆたぼんなどが映ったエンディング映像が流れていた。動画タイトルで「不登校の子に元気と勇気を与えた」としたゆたぼんだったが、動画はほぼ体操クラブでの挑戦に終始し、顔出しNGだったものの不登校児との具体的な交流などの報告はほとんどなかった。そのため、動画のコメント欄やネット上には、“勇気を与えた”ことに疑問の声が。《その子とどんな話をしたか興味がありますね。対話式の議事録みたいなの、その子に校閲してもらった後でブログにアップとかできませんか??書式なら許可も取りやすいのではないでしょうか。ゆたぼんが「元気を与えて来た」とハッキリ仰っているので、どうやって「与えた」のか知りたいです。》《どんな内容かはわかりませんが 元気と勇気を与えたそう》また、8分の動画の中で3分間がエンディング動画だったため、《エンディングの尺長ぇよ笑》《そういや大阪出身だったね。っていうかいつものゆたぼんソングのパートが尺の1/3は大きすぎない?》という意見もあった。大阪編はまだまだ続くということだが、次回はどう勇気を与えるのだろうか。必見だ。
2022年09月15日夏休み明けに増えると言われている不登校や行き渋り。子どもにどう寄り添う?一般的に不登校とは、児童が病気やケガなど特別な事情がないのに長期間学校を休み続ける状態を指します。不登校になる原因やきっかけは子どもによってさまざまですが、早期解決できるか長期化させてしまうかは周囲の対処法によって大きく左右されると言われています。夏休み明けに増えるといわれている不登校や行き渋り。子どもに「学校へ行きたくない」と言われたら、保護者としてどんな言葉をかけて、どのように寄り添ってあげれば良いか悩んでしまう方も多いと思います。今回はそんな「不登校、行き渋り」について発達ナビの連載ライターさんやユーザー体験談などを集めました。腹痛、不眠…ADHD息子、夏休み明けの登校渋り。解決したのは意外なきっかけで…ADHDと広汎性発達障害(ASD)があるリュウ太さん。2学期がスタートすると、夏の疲れや、生活サイクルをなかなか戻せないせいか朝から気分が憂うつそうでお母親のかなしろにゃんこ。さんも悩んでいました。しかしある日、母の寝坊で事態が好転して…!「学校は怖い」と言う不登校息子。家庭でどう過ごしていたの…?本人の語る当時の心境などもADHDと自閉スペクトラム症の診断のある小学3年生のむっくんは小学1年生の秋から不登校を選び、この秋で丸二年になります。不登校を選んだときの簡単な経緯と、現在の心境、不登校直後の様子や家庭での体験学習などを紹介します。悪口、仲間外れ、いじめのストレスで自傷ーー不登校を選んだわが家12歳のころに自閉スペクトラム症の診断を受けており、相手の気持ちを考えたりすることが苦手な娘さん。正義感が強いこともあり、友達相手にしなくてもよい指摘をしてしまいトラブルなども度々…年齢が上がるごとにそれがいじめへと発展してしまい…。不登校の子どものサポート方法が分かる保護者向け無料セミナー!【9/10開催】休み明けで登校渋りがある、1学期は頑張って学校へ行くことができていたけれど、2学期からバテてしまっている…。そのようなお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。不登校のお子さまの心の状態から、家庭でどう向き合ったらいいのか?今後どうしたらいいのか?専門家などから詳しい情報を得られ、さらにその場で質問もできるオンラインセミナーを【9/10】に開催します!そのほか不登校、行き渋り関連コラムはこちら!
2022年08月27日むっくんが不登校を選ぶまで――これまでの経緯私たちは小1の秋から不登校を選びました。不登校に踏み切るまでのお話は以前のコラムにまとめています。当時のむっくんは大人に気持ちを伝えることが難しく、私たちも本人の様子を観察することで気持ちを汲み取る必要がありましたが、最近では当時感じていたいろいろな気持ちを言葉にして教えてくれることが増えてきました。「学校はとてもうるさくて疲れること」「学習で理解できていることを何度もやらなければならないつらさ」「上級生にからかわれた嫌な思い出」「友達に対する先生の学習指導が納得いかなかったこと」「突然予定が変わる不安」「いろんなことをじっと待たなければいけない不快感」「自分の発言や行動を周囲の人たちがどう感じているのか分からないという不安」「ほかの生徒が叱られている様子を見たこと。次は同じように自分が怒られるのではないかと心配で仕方なくなること」「何故これをやるのか教えてもらえないこと。質問しても納得する答えがもらえないこと」「なにもかも、勝手に決められてしまうこと」そういうものすべてひっくるめて「学校は怖い」ということ。むっくんの当時の心境は?むっくんがぽつり、ぽつりと話す当時の思いからは、彼は私たちが思うよりずっと繊細に周囲の様子を見聞きし、感じ取り、彼なりに考え、彼なりの努力をしながら、小さな心を痛めていたことを改めて知らせてくれます。学校へ行かない理由は単純なものではなく、ちいさな綻びがたくさんたくさん積もった結果だということが感じ取れます。話を聞けば聞くほど「彼には学校というシステム自体が合わない。どれだけ配慮があろうとつらさを感じてしまうだろう。だから行かない選択が彼の心を守ることにつながるのだ」と潔く思えているのが現在の親としての正直な気持ちです。休校があった年の新1年生なので、むっくんが小学校へ通った時間は約2ヶ月半。本人は学校へ通っていたころを振り返り「少しだけ行ったから、学校がどんなところか知ることができた。行ったから、知れて。知ったから行かないって決めることができた。だから少しだけど行ってよかったんだよ」と話しています。Upload By ウチノコ不登校選択後の家庭での様子むっくんは不登校を選んだ当初、精神的に不安定で私から離れられない、外出を嫌がる、夜眠れない様子などが見られました。そのため初期のころはとにかく無理せずゆっくりと、心と体が休まるように過ごしました。むっくんの周囲の大人は、私や夫をはじめ祖父母に至るまで彼の不登校を肯定的に捉えているので、家庭や家族が安全基地として機能することができました。また、学校へ行きたくないと話してから不登校の決断までも早かったので、無理をさせた時間が短かったことも幸いしたのか、むっくんは半年程度でそれなりに元気を取り戻すことができました。元気を取り戻してくると「暇だな~、なんかすることない?」と活動を求めることが増えていきました。そのため、私たちは学校が担っていた役割を今後どう担保していくか、ということを考えるようになりました。学校へ行ってくれたら正直な話、私は楽に過ごせます。だけど、再び学校へ戻ることを求めると、むっくんはまた心を壊してしまうと感じていました。そこでここからはホームエデュケーション(家庭を拠点に、子どもを尊重しながら、社会の資源を生かして学ぶこと)を目指していくことに決めたのです。Upload By ウチノコ家庭での体験学習最初に家庭をベースに取り組んでいくことにしたのが【体験学習】になります。【体験学習】といっても、なにか特別なことをするわけではありません。本人がやりたがることができるように、環境を整えたり、一緒に活動したりするだけです。普段の過ごし方は以前まとめたコラムがあるので参照してみてください。もともとむっくんはとても好奇心旺盛な人なので、次から次へいろいろと手を出していろんなことを楽しんでいます。中途半端感は否めませんが、楽しそうにくるくる動くむっくんを見ていることはうれしくもあります。特に料理に関するスキルが良く伸びていて、最近では私にお昼ご飯をつくってくれたり、弟のおやつを手作りしてくれたり。毎日好きなことをして過ごすうちに、こんなことを知っているんだ、こんなことできるようになってたんだと驚かされることもあり、何をしても学習になり、いろいろなことをどんどん吸収して成長していくのだなぁと感じています。さらに最近では、公営施設が行う子ども向けのイベントや公開講座などにも参加できるようになり体験の幅も広がってきました。子ども向けの講座は探せばたくさんあるので、本人の「好き」を大切にいろんな体験を積むことはそう難しくないのだと感じています。Upload By ウチノコ執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)むっくんにとって、学校というシステムが合わない。本人の語りや様子をふまえ、ウチノコさんがご決断されたこと、さまざまな考えが逡巡したことと思いますが、ご家族みなさんが今はむっくんの不登校という選択を肯定的に捉えていらっしゃるとのこと何よりです。不登校になった当初は精神的に不安定になるお子さんは多くみられます。まずは休養を取られたこと、とてもよかったと思います。「暇」と言い始めるのが元気が回復してきた証拠なのはその通りです。体験学習を中心に過ごしているのもいいですね。むっくんは公営施設での子ども向けイベントに参加できるのですね(それは何よりです!)。家庭の中だけでは経験しづらいこともあるので、そうした催しをうまく利用できるといいですね。また、学校というシステム(セッティング)には合わなかったということですが、学校教育は膨大な内容を提供してくれる装置である側面もあります。学校ではどんなことを扱っているのかという視点も、大人の側は持っておくのもよいと思います。自分の生きるこの世界にはさまざまなもの・こと・不思議があるのだということを、さまざまな観点・視点から提示し、その中でお子さんが興味関心を持つものを見つけられるといいなと思います。
2022年08月18日