東映創立70周年を記念する大型映画として話題を呼んでいる『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)の姿を描いた物語で、最悪の出会いで始まった2人は次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。同作で信長の小姓である森蘭丸を演じたのが、市川染五郎だ。歌舞伎一家に生まれ、4歳から舞台に立つ染五郎は、今回時代劇映画に初出演となる。親子三世代で共演することになった木村への思いや、自身が仕事で成し遂げたいこと、また「美少年」と話題になっていることについても話を聞いた。○■父・松本幸四郎には「また言ってるなあ」――今回大作で時代劇映画初出演ということで、どのような気持ちで挑まれたんですか?木村さんが主演の作品ということがまず驚きました。祖父(松本白鸚)や父(松本幸四郎)、特に叔母(松たか子)がたくさん共演させていただいていますが、実際にお会いするのは初めてでした。お名前はすごく身近な方だったので、感慨深い気持ちもありましたし、経験しておくべき作品だと思いました。――信長役の木村さんとずっと一緒にいたと思いますが、実際に共演してみてどのように感じられたんですか?父が「木村さんはご自身の役だけではなく、作品全体のことを考えてらっしゃって、本当に細かい部分の見え方までこだわる方だ」と言っていたのですが、実際に共演させていただいて、常に全体を見ていらっしゃるのを実感しました。初めてお会いした時は、やっぱり「キムタクだ!」という気持ちになってしまったんですが(笑)――染五郎さんは今17歳とお若いですが、その世代として木村さんはどういう存在でしょうか?やっぱり、スーパースターだというイメージです。昔からお名前は身近に感じてましたけど、まさか共演できるとは思ってなかったんです。父が染五郎だった時代に共演していて、”染”と呼ばれていたと知っていたので、自分が染五郎を襲名してなんて呼ばれるのかなと思っていたら、殺陣の稽古のときにいきなり「染」と呼ばれて、感動しました。三代で共演させていただいて、すごいことだなと思っています。撮影の時には、ちょうど父が京都の南座の歌舞伎公演に出ていたので、撮影が終わった時に撮影所まで来て。本当に久しぶりに父と木村さんが会い、すごい瞬間を見たなと思いました。――幸四郎さんはよく「息子が美少年と話題になっているけど、自分の方が美少年と言われていた」ということをおっしゃっています。あのネタは色々なところで言ってるので、「また言ってるなあ」くらいの気持ちです(笑)。当たり前ですけど、自分では客観的にわからないので、不思議だな、という感覚でいます。――鏡を見て「俺、かっこいいな」と思ったりしないんですか!?思っていないです。思ってたら、怖いですよ(笑)。不思議な感覚です。――どんどん大人っぽく成長なさっていますが、自身でも成長を感じるところはありますか?内面は自分でわかりませんけど、この年齢の1年、2年は大きいなと思います。それこそ、『レジェンド&バタフライ』の完成作を試写で観た時も、「今と全然顔が違う」と思いました。舞台に立っていても、声の出し方が変わってきたといいますか、より深い音が出るようになってきたように感じます。どうやったらもっと響いて客席にまで届くのか、感覚的にわかってきたような気がしています。○■唯一無二なことをしてみたい――初の時代劇映画出演についてはどのような感想でしたか?同時期に大河ドラマ(『鎌倉殿の13人』)の撮影に入らせていただいていて、ドラマと映画の違いもあったんでしょうけど、作品としての空気感も全く違ったので、そこにすごく驚きました。舞台だと幕が開いて幕が下りるまでノンストップなので、何回も同じシーンを撮るということの感覚の違いがあり、慣れるまで時間がかかって難しかったです。――時代物というところに対しては経験も豊富だと思うんですが、得意分野を活かせるといったところはありましたか?得意不得意という部分ではないんですが、自分の意識しないところで、小さい頃から着物を着る機会が多かったりとか、小道具の刀を持つ機会が多かったりとか、染み付いている感覚がプラスになっているところはあるかもしれません。ただ、歌舞伎では決まった型のある殺陣も、今回はリアルさを追求していて激しいですし、「なるべく体力を消耗しない最小限の動きの中で斬っていくといい」と教わったり、木村さんからも「もっと重心を落とした方がいい」といった細かいアドバイスをいただいたいりして、意識しながら演じていました。歌舞伎だと実際に刀を合わせてはいけないのですが、今回は本当に合わせます。「殿を守らなきゃいけない」という思いで、本当に戦ってるつもりでいましたし、現場の全体の空気も熱かったです。その場にいたみなさんから「やってやる」という気迫を感じました。――今回は映画初出演ですが、ご自身ではどのような映画作品が好きなんですか?『ゴッドファーザー』シリーズが好きです。母が元々好きな作品で、「いつか絶対観て」と言われていました。正直、1回目に観た時は画面も暗いし、マフィアの世界の話なので難しいと思いながら観ていたのですが、2回目にきちんとあらすじを追いながら観たら、家族の話だと感じて。映像の撮り方や照明、衣装、美術といった全ての要素が一つひとつ素晴らしく、シリーズの続きも全部観て好きになりました。――実は沢田研二さんのファンだということも話題になっていましたが、世代とはまたズレるのかなと思いました。けっこう、昔の作品が好きです。もちろん今もすごい方がたくさんいらっしゃると思いますけど、昔はもっと“唯一無二”という存在がたくさんいらっしゃった気がして、そんな時代に生まれたかったと思います。誰かがやっていることはあまりやりたくないタイプなので、自分も唯一無二なことをしてみたいという思いはあります。きっとその時代は、革新的なことがたくさん生まれていたんだと思うんです。歌舞伎の中でも「こういう演出があったら面白いんじゃないか」と思い付いても、すでに何十年も前に先輩がされていることだったりして、そういうのを知るとすごく悔しい。なので、本当に誰もやってないことはなんだろう、ということはずっと考えています。■市川染五郎2005年3月27日生まれ、東京都出身。2007年歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見得。18年1月歌舞伎座高麗屋三代襲名披露興行で八代目市川染五郎襲名。主な出演作にテレビドラマ『妻は、くノ一』(13年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)、アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』(21年 ※声の出演)など。
2023年01月29日「木村(拓哉)さん演じる信長の歴史の中に、蘭丸として居させていただけたことがとても光栄でした。撮影期間中にも、京都にある蘭丸のお墓やゆかりのある場所を訪ねたりして、彼の生きざまを肌で感じながら演じさせていただきました」そう話すのは、映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日全国公開)で織田信長の寵愛を受けた森蘭丸を演じている、八代目市川染五郎(17)。「クランクインが、悪夢から覚めた信長に押し倒されるシーンの撮影だったんです。そのときの木村さんは魔王のようなオーラがあって、すごい気迫を感じました。撮影の合間にいろいろと話しかけてくださったり、殺陣のアドバイスをしていただくなど、とても優しくしてくださいました」昨年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、歌舞伎以外の俳優業も話題となった。今年3月には18歳になり、新成人となるがどんな思いがあるのだろうか。「昨年は、初めてセリフのある女方も務めさせていただきました。これからもいろんな役に挑戦していきたいですね。プライベートでは、早く車の免許を取りたいです」歌舞伎俳優となって13年間。さまざまな苦労もあったはずだが、いま心の支えになっているのが、愛犬ニッキーの存在。「僕が家に帰ったら跳びはねて迎えてくれます。癒しですね。毎日寝る前、ニッキーにその日の出来事を全部話しています。マイペースな子なので、僕が話していることをわかっていないような表情をしていますが、それも魅力の一つ。本当は一緒に寝たいのに、暴れてしまうのでその夢はまだかなっていません(笑)」とほほ笑ましいエピソードが。最後に、いまいちばん楽しいと思っていることを聞いてみると――。「歌舞伎の舞台に立っていることですね。あとは料理をすること。ゆうべは鶏肉のすき焼き風とエビしんじょの若竹汁、たけのこと大葉のご飯を作りました」何もかも完璧すぎる17歳でした。
2023年01月28日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の公開初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。濃姫を演じた綾瀬は、美デコルテ&美背中の見えるブラックドレスで魅了。イベントでは印象的なシーンの話となり、濃姫の侍女を演じた中谷は、信長と濃姫のシーンについて触れる。「新婚初夜でロマンスのかけらもなく、乱闘騒ぎになったあのシーンが、私はとても好きで、若き信長と若き濃姫のプライドの張り合いがもう素晴らしかった」と語る。さらに中谷は「数年後、市中で初めて一緒にお買い物をするデートのシーン。とても胸がドキドキするようなシーンだったと思うんですが、ようやくあの反目しあっていた2人が、命を賭した戦いの後に、埃まみれ血まみれになって交わすキス、素晴らしかったですよね」と絶賛。「あれはもう本当に監督のこだわりで、もう撮影に入ってからずっとあのシーンのことをおっしゃってましたけれども、ようやくあの先日拝見することができて、感動的で美しかったので、一人の女性としてドキドキしたシーンでした」と称え、綾瀬は照れ笑いを浮かべていた。また、作品にちなみ行ってみたい「新しい世界」について聞かれると、綾瀬は「歴史は見てみたくて、戦国時代はちょっと危なそうなので、強いカプセルとかに入って、恐竜の時代を見てみたい」と意外な発想で会場を驚かせていた。
2023年01月27日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の公開初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。信長に仕える森蘭丸を演じた染五郎は、「いい意味で、空気のような存在でいよう」と意識したという。「それだけの言葉がなくても通じ合う、2人の間でしかわからない信頼関係というのが多分実際にあったと思うので、そこを1番大切にしていました」と振り返った。印象的なシーンについては「やっぱり最後の本能寺のシーン。信長と蘭丸の信頼関係というのは、やっぱりあそこが最終地点になるわけなので、2人の関係がそこでより一層近くなって終わってしまう切なさを演じながらも感じていて、1番印象に残っています」と語る。また作品にちなみ自分が行きたい「新たな世界」について聞かれると、「ニューヨークですね」と即答。「エンターテインメントの聖地でもありますし、うちの祖父(松本白鸚)がブロードウェイでミュージカル(『ラ・マンチャの男』)をやったことあるので、そういう意味でもそこの空気を感じてみたい」と、希望していた。
2023年01月27日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の公開初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。各地でキャンペーンに赴いた木村は「自分個人というものに対する皆さんの気持ちも非常に嬉しかったんですけど、織田信長という方が今日に至るまで、実際に今生きている人たちにまで非常に愛されているんだなということをつくづく感じましたし、その都度作品を通じて、日本各地の皆さんのあったかい気持ちを受けることができたので非常に感謝してます」と振り返る。特に岐阜で行われ大きな話題となった「ぎふ信長まつり」については「横にいるヒデ(伊藤英明)からパスをいただいて参加させていただいた祭りだったんですけど、100万人近い方の応募をいただけたという事実は、ひとつ胸を張れる要素をいただけたなという気持ちで来れたので、応募いただいた方たちにはこの作品でありがとうございますを伝えたいなと思っています」と改めて感謝の気持ちを伝えた。また、印象的なシーンについて聞かれると、木村は「古沢さんの脚本にもト書に書かれてない心境があって、濃姫が半分人質で婚礼の儀をこなすシーンでは、濃姫というか綾瀬はるかという俳優がさすがだなと思った」と明かす。「自分の盃に注がれたお酒を何の躊躇いもなく口に含む。そこに毒をもられてたら命はないはずなんですけど、やっぱりそこは何の躊躇もなく口に含んだ濃姫を目にした瞬間、信長として自分もどこか入ったスイッチがありましたし、台本にも描かれていないコミュニケーションが作品の中でもめちゃくちゃ散りばめられていますので、そんなお宝を何度か見て探していただきたい」とアピールした。作品にちなみ「どんな新しい世界に行きたいか」という質問には、「作品を見ていただいた方たちの間でどんな 感情が芽生えて、どんな話が盛り上がっているのか、10日後だったり、一カ月後だったり、自分も同じ客席に座っていたいなと思います」と答える木村に、客席はざわつく。MCの壮口昭久アナウンサーが「見かけても外からそっとしといてください」と語りかけると、木村は「そんな保護動物みたいなこと言わなくても」とつっこんでいた。
2023年01月27日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描いている本作は、今週1月27日(金) にいよいよ全国公開を迎える。そしてこの度、主演の木村拓哉をはじめとしたキャスト陣と大友啓史監督が3日間4都市(名古屋・岐阜・福岡・京都)を巡り、それぞれの会場でサプライズに登場。各地で映画の魅力を語り尽くした。ここではその模様をレポートする。【1月21日(土):名古屋&岐阜】まず、1月21日(土) には主演を務めた木村拓哉、共演の伊藤英明、大友啓史監督が愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願した。「(映画の)公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではない嬉しさがあります」と感謝を伝えた木村。この日参拝した熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている【信長塀】を見学した木村は「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかったです」と感慨深く語り、学生の頃、合格祈願のため熱田神宮を参拝したことがあると振り返った伊藤は「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔を滲ませた。熱田神宮でのヒット祈願大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントを残した。大安の土曜日で多くの参拝客が訪れていた熱田神宮。突如現れた木村たちに参拝客は熱狂した。熱田神宮を後にした一行は昨年11月「ぎふ信長まつり」で日本中のトレンドを席捲したことでも記憶に新しい岐阜の地に凱旋。お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場。突然目の前に現れた木村、伊藤、大友監督の姿に客席は昨年のお祭りを彷彿とさせる盛り上がりを見せ、これには木村も「去年、信長まつりでは皆さんのお力添え本当にありがとうございました」と御礼を伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜の皆さんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜の皆さんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と感謝と作品への思いを話すと客席からは温かい拍手が送られた。『レジェンド&バタフライ』岐阜舞台挨拶より岐阜県出身の伊藤は「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に一緒に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』と仰っていて、それが凄く刺さって、岐阜人としてその景色がある所に生まれ育って良かったと思いました。岐阜の皆さんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と木村と岐阜城を訪れた際のことを思い入れたっぷりに振り返った。そして、客席には運営に携わった市役所職員、一緒にパレードを歩いた学生や、応援団、吹奏楽部の方々、沿道に「木村拓哉さん ちょ、待てよ」という垂れ幕を掲げお祭りを盛り上げてくれた岐阜女子大学・書道部の皆さんと交流する一幕も。和気あいあいとした舞台挨拶の終盤、伊藤から岐阜の良いところを聞かれた木村は「去年(ぎふ信長まつり)の経験をさせていただいたので、他県という感覚がない。肉眼で岐阜城を確認できた時に『あ、帰ってきたな』という感覚はありますね」と話すと、大きな拍手が湧き上がり、伊藤も「ご自宅ですものね……?」と返すと、木村も「そうですね。あんまり大きい声で言えないけど」と即答し客席からは笑い声がこぼれる軽快なやり取りも披露し、和やかな雰囲気のまま“ぎふ信長まつり大成功御礼舞台挨拶”は終了した。そして、岐阜での舞台挨拶を終えた木村、伊藤、大友監督は再び名古屋に向かい、一般のお客さん向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられ、21日(土) 最後の舞台挨拶が始まった。『レジェンド&バタフライ』名古屋舞台挨拶より午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と舞台挨拶の前に信長とゆかりのある熱田神宮を参拝できたことに改めて感謝を示した。続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と慣れ親しんだ雰囲気とはまた一味違った参拝となったことに頬を緩ませていた。撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と木村が表現した信長に自信を覗かせて名古屋での舞台挨拶は幕を閉じた。【1月22日(日):福岡】そして、2日目に訪れたのは博多。当日の朝6時に公式SNSで、さらに午前9時30分からは博多駅前で号外が発行され、博多駅前に現れることがサプライズ発表されると、JR博多駅前のアミュプラザ博多には、木村たちを一目見ようと地面が見えなくなる程の、7000人が当日の告知にも関わらず集まった。福岡のイベントには、前日に続き木村拓哉と大友啓史監督、そして若いころから信長に仕え続けた小姓、前田犬千代役の和田正人と長谷川橋介役のレイニが参加した。JR博多駅前にて木村が右手を天に掲げてさっそうと現れると、会場には割れんばかりの歓声が上がり、木村も「最高ばい!」と力強く言葉を返した。続いて、「こんなに沢山の人に集まっていただき、本当に嬉しか。1月27日をもちまして、みなさんの手元に渡る『レジェンド&バタフライ』。是非受け取ってください」と博多弁を交えて挨拶した。今回の会場へは、初めて足を運んだという木村。集まった観客に対して、「みなさんが温かく受け入れてくださっていることが伝わってきて、本当に嬉しかったです」と感謝の想いを述べた。続く和田も、「ビビってます(笑)岐阜城の天守閣さながらのこの景色を眺められることが、夢のようです」と感極まった様子。レイニは、「こういったステージに立つこと自体が初めてなので、来てくださった方にも、(沢山の方を)集めてくださった木村さんにも感謝しています」と笑顔で語った。本作では、16歳から49歳という幅広い年齢の信長を、木村が全て演じているのだが、監督は「若い頃を演じる時は、とにかくはっちゃけてもらいたかった」と言い、「和田くんとレイニくんが頑張ってくれたことによって、思春期の高校生みたいな雰囲気が出たと思います」と、現場での三人の関係性を共有した。木村も「撮影だけど部活動的な空気がありました」と言葉を添えた。一方で、和田は木村について、「瞳の奥にハートしか見えないような、頼りがいのある兄貴という感じでした(笑)」と語った。さらにその後、博多の映画館で予定されていた一般向けの試写会にも、上映前にサプライズゲストとして登場した木村ら4人。興奮冷めやらぬ観客に、木村は「ひょっとすると、先程(JR博多駅前で)お会いできた方も中にはいるかもしれませんが、上映までの間、僕らと時間を過ごしていただければと思います」と声を掛けた。『レジェンド&バタフライ』福岡舞台挨拶より続いて、和田は「この作品に出会えたことが嬉しく、誇りに思います。そして、今隣に木村さんが立っていて、一緒に舞台挨拶に臨んでいることが信じられない気持ちです」と嬉しさを露わにし、「私は、(劇中で)殿に“犬”と呼ばれていたので、みなさんもこれから私のことを、“犬”と呼んでください」とユニークに挨拶。レイニは、「殿は小さい頃から憧れの存在なので、今回初めて一緒の現場で演じることができて、感無量でした。良ければ、今日僕のことを覚えて帰ってください」と謙虚にお願いし、監督は「この映画は、木村さんと綾瀬さんを中心に、和田くん、レイニくん、キャスト・スタッフが頑張って作りました。自信作になっています!令和にふさわしい、新しい信長の物語を是非、みなさんに持ち帰っていただきたいと思います!」とアピールした。木村の冒頭の挨拶で、イベント会場から駆けつけた方がいるかもしれないという話があったが、改めてMCから観客に問いかけると、多くの手が上がった。それには木村も、「思ったよりも多くてびっくりしました」と驚きの表情を見せた。そして、最後に木村は「2時間48分後、このスクリーンが真っ暗になって音だけになる瞬間があるんですけど、その時に、みなさんの愛しい人や大切な方をイメージしていただくことができたら、本作は成功なのかなと思っています。なので、是非、その瞬間を体感してほしいと思います」と、強くアピールをした。博多駅前と映画館、2カ所のサプライズを無事に成功させ、2日目のイベントも無事に終了した。【1月23日(月):京都】名古屋、岐阜、福岡と各地でサプライズを成功させた木村が、最後に向かったのは本作の撮影の拠点となった東映撮影所がある京都の地。織田信長を象徴し、織田家の家紋でもある【織田木瓜】の大きな旗や本作をイメージした豪華な装飾、実際に映画で使用された衣装など、『レジェンド&バタフライ』の世界観一色に染め上げられた映画館に木村と共に訪れたのは、信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかと監督の2人。豪華に彩られた劇場内に、木村と綾瀬が和装で登場すると、まるで信長と濃姫が京都に戻ってきたかのような雰囲気を醸し出していた。公開を目前にし、京都凱旋となった気持ちを聞かれた木村は「京都という事で、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」と、綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこれて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と答えた。『レジェンド&バタフライ』京都会見よりこの3日間、日本中をまわり宣伝活動を行ってきた木村と監督。3日間を振り返った木村は「非常に濃厚な時間を過ごしました。大友監督が全国を飛び回ってくださっているのを知っていたので、ようやく名古屋、岐阜、福岡、そして京都と参加することが出来ました。昨日の夜は、公開後にも観てくださった方たちと共に過ごせる時間を持ちたいよねという話を、監督として盛り上がっておりました」とコメント。監督は「特に今回の作品は、観た方々の熱量を凄く感じました。僕らが出てきても「まだ出てこなくていいよ。浸らせてくれよ」みたいな空気を感じました(笑)」とコメント。それに対して木村もすかさず、「映画を観終わった皆さんの、“もうちょっと、あの余韻を散らかさないでください”みたいな雰囲気をひしひし感じました」と、共感をしながら、作品の余韻に浸ってもらえる喜びを語った。さらに、時代劇とのゆかりの深い京都から、また新たな時代劇として誕生した本作。時代劇への想いについて聞かれた綾瀬は、「京都太秦では、私が生まれる前から名だたる作品に携わってきた方が着付けをしてくださったり、歴史を感じながら、先輩方と一緒にお仕事をさせて頂きました。セットも時代劇ならではで、今ではもうないようなものが沢山作られています。セットや着物、かつらだったり、そこに行くと急に戦国時代にワープしたような感覚にさせてもらえるようなところが、私が時代劇を大好きだなと思う部分です」と、時代劇について、そして京都の撮影所についての想いを語った。現地メディアからの質疑応答に入り、世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影の感想を聞かれると、綾瀬は「中々普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と、さらに木村は「その時間をずっと過ごしてきたもの自体に勝る説得力はないですし、その当時から続いている歴史をもった京都の重要文化財や国宝を歩かせて頂くことによって、フィクションの現場にノンフィクションのエッセンスを与えてもらえたなと思います」と、京都の様々な国宝や重要文化財での撮影が、さらに作品に深みを与えたことを明かした。また、本作で“魔王”という異名を持つ織田信長と、“帰蝶”とよばれる濃姫を演じたことにちなみ、お互いの呼び名を聞かれると、咄嗟に綾瀬が「レジェタク」と答え、会場中はどっと温かい笑いに包まれる一面も見せた。綾瀬はるかそしてその後、劇場で作品を観終えたばかりの観客へ、サプライズ登場をした3人。作品への感動と、サプライズへの驚きで会場中から割れんばかりの拍手が舞い上がる中登場をすると、木村は「ようやくこの劇場で皆さんに手渡しすることが出来て嬉しく思っています」と、綾瀬は「一足先に皆さんに見て頂けて嬉しいです。ありがとうございます。会場があったかいですね……熱い。熱気を感じます。何か皆さまの心に届くものがあったら嬉しいなと思います」と、公開を今週末に控えた今の想いを語った。「ここ京都を中心に撮影をし、半年ぐらいかけて作り上げました。我々の目的は戦国時代を駆け抜けた信長と濃姫の生き方を皆さんに届けることでした」と、京都での舞台挨拶への想いを感慨深げに話した。そして舞台挨拶の中盤では、京都ならではのハプニングが。木村から「皆さんに是非ご紹介したいので、時間を頂いて宜しいですか?」と切り出すと、「現場で共に作業をしてくださっていた『レジェンド&バタフライ』の軍勢が客席に紛れ込んでいたので、皆さんにも是非ご紹介させて頂いて、作品を観てくださった皆さんからスタッフに、今一度拍手を頂けたらなと思います」と、客席にいる作品のスタッフを見つけ、急遽観客への紹介を始めた木村。「装飾の極並さんと、嶋さんです。このお二人が僕に甲冑を着せてくださり、すべての美術部が作り上げたセットに飾り付けをしていただいている方です。本当にありがとうございました」「続いて、この作品の闇に光を当ててくださいました、照明部のチーフの永田さん。そして、濃姫が敦盛を披露するシーンの所作をはじめ、劇中の登場人物の動きを統括してくださった所作指導の峰さんです。そして監督の指示を現場に伝えてくださった、助監督の柏木さん」と、次々とスタッフを紹介し始めると、綾瀬と監督も久しぶりに戦友に会えた喜びを噛みしめるように優しい笑顔をみせ、また紹介されたスタッフも照れながらも嬉しそうに挨拶をし、会場内には大きな拍手が沸き上がり、温かい空気に包まれた。木村拓哉続けて木村は、「他にも本当に沢山、紹介したいスタッフがいるのですが、僕らがこうやって現場で一つになって作り上げた映画です」と、誇らしくコメントした。そして最後に、綾瀬は「少しでも皆さんの心を動かす何かが届いていたら嬉しいです」と、木村は「沢山のスタッフに支えられて、共演者と一緒に監督のもと作り上げた作品です。公開日をもって皆さんのものになります」との強い想いを伝え、イベントは終了した。21日(土)~23日(月) の3日間、名古屋・岐阜・福岡・京都でのサプライズを、すべて無事大成功を収め、全国各地に笑顔と“レジェバタ旋風”を巻き起こした木村たち。公開はとうとう今週金曜日の1月27日。是非、本作の公開を楽しみにしていただきたい。
2023年01月24日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の全国キャンペーンが行われ、23日に木村拓哉、綾瀬はるか、大友啓史監督が京都に登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。木村と綾瀬は和装で映画館に登場し、木村は「京都という事で、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」、綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこれて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と喜びを表す。時代劇への想いについて聞かれた綾瀬は「京都太秦では、私が生まれる前から名だたる作品に携わってきた方が着付けをしてくださったり、歴史を感じながら、先輩方と一緒にお仕事をさせて頂きました。セットも時代劇ならではで、今ではもうないようなものが沢山作られています。セットや着物、かつらだったり、そこに行くと急に戦国時代にワープしたような感覚にさせてもらえるようなところが、私が時代劇を大好きだなと思う部分です」と、時代劇について、そして京都の撮影所についての想いを語った。現地メディアからの質疑応答に入り、世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影の感想を聞かれると、綾瀬は「中々普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と明かす。また、本作で“魔王”という異名を持つ織田信長と、“帰蝶”とよばれる濃姫を演じたことにちなみ、お互いの呼び名を聞かれると、咄嗟に綾瀬が「レジェタク」と答え、会場中は笑いに包まれた。その後、劇場で作品を観終えたばかりの観客へ、3人はサプライズ登場。木村は「ようやくこの劇場で皆さんに手渡しすることが出来て嬉しく思っています」、綾瀬は「一足先に皆さんに見て頂けて嬉しいです。ありがとうございます。会場があったかいですね……熱い。熱気を感じます。何か皆さまの心に届くものがあったら嬉しいなと思います」と、公開を今週に迎えた今の想いを語った。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月24日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の全国キャンペーンが行われ、21日に木村拓哉、伊藤英明、大友啓史監督が愛知・岐阜、22日に木村、和田正人、レイニ、大友監督が福岡、23日に木村、綾瀬はるか、大友監督が京都に登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。そしてこの度、主演の木村拓哉をはじめとしたキャスト陣と大友啓史監督が3日間4都市(名古屋・岐阜・福岡・京都)を巡り、それぞれの会場でサプライズ登場。オフィシャルレポートが到着した。○1月21日:名古屋&岐阜今週27日(金)に全国公開を迎える映画『レジェンド&バタフライ』で主演を務めた木村拓哉、共演の伊藤英明、大友啓史監督は愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願した。「(映画の)公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではない嬉しさがあります」と感謝を伝えた木村。この日参拝した熱田神宮は織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている【信長塀】を見学した木村は「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかったです」と感慨深く語り、学生の頃、合格祈願のため熱田神宮を参拝したことがあると振り返った伊藤は「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔を滲ませた。大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントを残した。大安の土曜日で多くの参拝客が訪れていた熱田神宮。突如現れた木村たちに参拝客は熱狂した!熱田神宮を後にした一行は昨年11月「ぎふ信長まつり」で日本中のトレンドを席捲したことでも記憶に新しい岐阜の地に凱旋。お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場!突然目の前に現れた木村、伊藤、大友監督の姿に客席は昨年のお祭りを彷彿とさせる盛り上がりを見せ、これには木村も「去年、信長まつりでは皆さんのお力添え本当にありがとうございました」と御礼を伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜の皆さんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜の皆さんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と感謝と作品への思いを話すと客席からは温かい拍手が送られた。岐阜県出身の伊藤は「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に一緒に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』と仰っていて、それが凄く刺さって、岐阜人としてその景色がある所に生まれ育って良かったと思いました。岐阜の皆さんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と木村と岐阜城を訪れた際のことを思い入れたっぷりに振り返った。そして、客席には運営に携わった市役所職員、一緒にパレードを歩いた学生や、応援団、吹奏楽部の方々、沿道に「木村拓哉さん ちょ、待てよ」という垂れ幕を掲げお祭りを盛り上げてくれた岐阜女子大学・書道部の皆さんと交流する一幕も。和気あいあいとした舞台挨拶の終盤、伊藤から岐阜の良いところを聞かれた木村は「去年(ぎふ信長まつり)の経験をさせていただいたので、他県という感覚がない。肉眼で岐阜城を確認できた時に『あ、帰ってきたな』という感覚はありますね」と話すと、大きな拍手が湧き上がり、伊藤も「ご自宅ですものね…?」と返すと、木村も「そうですね。あんまり大きい声で言えないけど」と即答し客席からは笑い声がこぼれる軽快なやり取りも披露し、和やかな雰囲気のまま“ぎふ信長まつり大成功御礼舞台挨拶”は終了した。そして、岐阜での舞台挨拶を終えた木村、伊藤、大友監督は再び名古屋に向かい、一般のお客さん向けに開催されていた試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客を前に姿を現した木村、伊藤、大友監督は割れんばかりの拍手の中迎えられ21日(土)最後の舞台挨拶が始まった。午前中に熱田神宮を訪れていたことについて木村は「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常に嬉しかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と舞台挨拶の前に信長とゆかりのある熱田神宮を参拝できたことに改めて感謝を示した。続けて伊藤も「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と慣れ親しんだ雰囲気とはまた一味違った参拝となったことに頬を緩ませていた。撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と木村が表現した信長に自信を覗かせて名古屋での舞台挨拶は幕を閉じた。○1月22日:福岡そして、2日目に訪れたのは博多。当日の朝6時に公式SNSで、さらに午前9時30分からは博多駅前で号外が発行され、博多駅前に現れることがサプライズ発表されると、JR博多駅前のアミュプラザ博多には、木村たちを一目見ようと地面が見えなくなる程の、7000人が当日の告知にも関わらず集まった。福岡のイベントには、前日に続き木村拓哉と大友啓史監督、そして若いころから信長に仕え続けた小姓、前田犬千代役の和田正人と長谷川橋介役のレイニが参加した。木村が右手を天に掲げてさっそうと現れると、会場には割れんばかりの歓声が上がり、木村も「最高ばい!」と力強く言葉を返した。続いて、「こんなに沢山の人に集まっていただき、本当に嬉しか。1月27日をもちまして、みなさんの手元に渡る『レジェンド&バタフライ』。是非受け取ってください」と博多弁を交えて挨拶した。今回の会場へは、初めて足を運んだという木村。集まった観客に対して、「みなさんが温かく受け入れてくださっていることが伝わってきて、本当に嬉しかったです」と感謝の想いを述べた。続く和田も、「ビビってます(笑)岐阜城の天守閣さながらのこの景色を眺められることが、夢のようです」と感極まった様子。レイニは、「こういったステージに立つこと自体が初めてなので、来てくださった方にも、(沢山の方を)集めてくださった木村さんにも感謝しています」と笑顔で語った。本作では、16歳から49歳という幅広い年齢の信長を、木村が全て演じているのだが、監督は「若い頃を演じる時は、とにかくはっちゃけてもらいたかった」と言い、「和田くんとレイニくんが頑張ってくれたことによって、思春期の高校生みたいな雰囲気が出たと思います。」と、現場での三人の関係性を共有した。木村も「撮影だけど部活動的な空気がありました。」と言葉を添えた。一方で、和田は木村について、「瞳の奥にハートしか見えないような、頼りがいのある兄貴という感じでした(笑)」と語った。さらにその後、博多の映画館で予定されていた一般のかた向けの試写会にも、上映前にサプライズゲストとして登場した木村ら4人。興奮冷めやらぬ観客に、木村は「ひょっとすると、先程(JR博多駅前で)お会いできた方も中にはいるかもしれませんが、上映までの間、僕らと時間を過ごしていただければと思います」と声を掛けた。続いて、和田は「この作品に出会えたことが嬉しく、誇りに思います。そして、今隣に木村さんが立っていて、一緒に舞台挨拶に臨んでいることが信じられない気持ちです」と嬉しさを露わにし、「私は、(劇中で)殿に“犬”と呼ばれていたので、みなさんもこれから私のことを、“犬”と呼んでください。」とユニークに挨拶。レイニは、「殿は小さい頃から憧れの存在なので、今回初めて一緒の現場で演じることができて、感無量でした。良ければ、今日僕のことを覚えて帰ってください。」と謙虚にお願いし、監督は「この映画は、木村さんと綾瀬さんを中心に、和田くん、レイニくん、キャスト・スタッフが頑張って作りました。自信作になっています!令和にふさわしい、新しい信長の物語を是非、みなさんに持ち帰っていただきたいと思います!」とアピールした。木村の冒頭の挨拶で、イベント会場から駆けつけた方がいるかもしれないという話があったが、改めてMCから観客に問いかけると、多くの手が上がった。それには木村も、「思ったよりも多くてびっくりしました。」と驚きの表情を見せた。そして、最後に木村は「2時間48分後、このスクリーンが真っ暗になって音だけになる瞬間があるんですけど、その時に、みなさんに愛しい人や大切な方をイメージしていただくことができたら、本作は成功なのかなと思っています。なので、是非、その瞬間を体感してほしいと思います。」と、強くアピールをした。博多駅前と映画館、2か所のサプライズを無事に成功させ、2日目のイベントも無事に終了した。○1月23日:京都名古屋、岐阜、福岡と各地でサプライズを成功させた木村が、最後に向かったのは本作の撮影の拠点となった東映京都撮影所がある京都の地。織田信長を象徴し、織田家の家紋でもある【織田木瓜】の大きな旗や本作をイメージした豪華な装飾、実際に映画でされた衣装など、『レジェンド&バタフライ』の世界観一色に染め上げられた映画館に木村と共に訪れたのは、信長の妻・濃姫を演じた綾瀬はるかと監督の2人。豪華に彩られた劇場内に、木村と綾瀬が和装で登場すると、まるで信長と濃姫が京都に戻ってきたかのような雰囲気を醸し出していた。公開を目前にし、京都凱旋となった気持ちを聞かれた木村は「京都という事で、劇中衣装を着付けてくれたスタッフの方が、今日再び着付けてくださりました。今日のためだけに作られた着物で、非常に感傷に浸っております」と、綾瀬は「1年前に京都で撮影をし、また今日こうして戻ってこれて、いよいよ皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることを感じて、とても嬉しく思っています」と答えた。この3日間、日本中をまわり宣伝活動を行ってきた木村と監督。3日間を振り返った木村は「非常に濃厚な時間を過ごしました。大友監督が全国を飛び回ってくださっているのを知っていたので、ようやく名古屋、岐阜、福岡、そして京都と参加することが出来ました。昨日の夜は、公開後にも観てくださった方たちと共に過ごせる時間を持ちたいよねという話を、監督として盛り上がっておりました」とコメント。監督は「特に今回の作品は、観た方々の熱量を凄く感じました。僕らが出てきても「まだ出てこなくていいよ。浸らせてくれよ」みたいな空気を感じました。(笑)」とコメント。それに対して木村もすかさず、「映画を観終わった皆さんの、「もうちょっと、あの余韻を散らかさないでください」みたいな雰囲気をひしひし感じました」と、共感をしながら、作品の余韻に浸ってもらえる喜びを語った。さらに、時代劇とのゆかりの深い京都から、また新たな時代劇として誕生した本作。時代劇への想いについて聞かれた綾瀬は、「京都太秦では、私が生まれる前から名だたる作品に携わってきた方が着付けをしてくださったり、歴史を感じながら、先輩方と一緒にお仕事をさせて頂きました。セットも時代劇ならではで、今ではもうないようなものが沢山作られています。セットや着物、かつらだったり、そこに行くと急に戦国時代にワープしたような感覚にさせてもらえるようなところが、私が時代劇を大好きだなと思う部分です」と、時代劇について、そして京都の撮影所についての想いを語った。現地メディアからの質疑応答に入り、世界遺産の仁和寺をはじめ、京都にある多くの国宝や重要文化財での撮影の感想を聞かれると、綾瀬は「中々普段入れない場所で撮影させて頂いたのですが、メイクをしてお着物を着た状態で足を踏み入れると、グッとしまった空気感の中で、実際に生きていた人生の大先輩を演じさせてもらうことへの緊張感を良い意味で味わえる貴重な経験でした」と、さらに木村は「その時間をずっと過ごしてきたもの自体に勝る説得力はないですし、その当時から続いている歴史をもった京都の重要文化財や国宝を歩かせて頂くことによって、フィクションの現場にノンフィクションのエッセンスを与えてもらえたなと思います」と、京都の様々な国宝や重要文化財での撮影が、さらに作品に深みを与えたことを明かした。また、本作で“魔王”という異名を持つ織田信長と、“帰蝶”とよばれる濃姫を演じたことにちなみ、お互いの呼び名を聞かれると、咄嗟に綾瀬が「レジェタク」と答え、会場中はどっと温かい笑いに包まれる一面も見せた。そしてその後、劇場で作品を観終えたばかりの観客へ、サプライズ登場をした3人。作品への感動と、サプライズへの驚きで会場中から割れんばかりの拍手が舞い上がる中登場をすると、木村は「ようやくこの劇場で皆さんに手渡しすることが出来て嬉しく思っています」と、綾瀬は「一足先に皆さんに見て頂けて嬉しいです。ありがとうございます。会場があったかいですね…熱い。熱気を感じます。何か皆さまの心に届くものがあったら嬉しいなと思います」と、公開を今週に迎えた今の想いを語った。「ここ京都を中心に撮影をし、半年ぐらいかけて作り上げました。我々の目的は戦国時代を駆け抜けた信長と濃姫の生き方を皆さんに届けることでした」と、京都での舞台挨拶への想いを感慨深げに話した。そして舞台挨拶の中盤では、京都ならではのハプニングが。木村から「皆さんに是非ご紹介したいので、時間を頂いて宜しいですか?」と切り出すと、「現場で共に作業をしてくださっていた『レジェンド&バタフライ』の軍勢が客席に紛れ込んでいたので、皆さんにも是非ご紹介させて頂いて、作品を観てくださった皆さんからスタッフに、今一度拍手を頂けたらなと思います」と、客席にいる作品のスタッフを見つけ、急遽観客への紹介を始めた木村。「装飾の極並さんと、嶋さんです。このお二人が僕に甲冑を着せてくださり、すべての美術部が作り上げたセットに飾り付けをしていただいている方です。本当にありがとうございました」「続いて、この作品の闇に光を当ててくださいました、照明部のチーフの永田さん。そして、濃姫が敦盛を披露するシーンの所作をはじめ、劇中の登場人物の動きを統括してくださった所作指導の峰さんです。そして監督の指示を現場に伝えてくださった、助監督の柏木さん」と、次々とスタッフを紹介し始めると、綾瀬と監督も久しぶりに戦友に会えた喜びを噛みしめるように優しい笑顔をみせ、また紹介されたスタッフも照れながらも嬉しそうに挨拶をし、会場内には大きな拍手が沸き上がり、温かい空気に包まれた。続けて木村は、「他にも本当に沢山、紹介したいスタッフがいるのですが、僕らはこうやって現場で一つになって作り上げた映画です」と、誇らしくコメントした。そして最後に、綾瀬は「少しでも皆さんの心を動かす何かが届いていたら嬉しいです」と、木村は「沢山のスタッフに支えられて、共演者と一緒に監督のもと作り上げた作品です。公開日をもって皆さんのものになります。」との強い想いを伝え、イベントは終了した。21日(土)~23日(月)の3日間、名古屋・岐阜・福岡・京都でのサプライズを、すべて無事大成功を納め、全国各地に笑顔と“レジェバタ旋風”を巻き起こした木村たち。公開はとうとう今週金曜日の1月27日。是非、本作の公開を楽しみにしていただきたい。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月24日「うつけもの」とも呼ばれながら、日本人の好きな偉人トップに常に君臨する織田信長。戦国時代から安土桃山時代を生きた信長が、なぜ現代人を惹きつけ続けるのか。まさにレジェンドと言える男・織田信長を、映画『レジェンド&バタフライ』で、木村拓哉がドラマで演じて以来、25年ぶりに再び演じる。監督は大河ドラマ『龍馬伝』、映画『るろうに剣心』シリーズの大友啓史。脚本にドラマ『コンフィデンスマンJP』シリーズ、大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太という布陣。そしてタイトルの通り、本作は信長ひとりの物語ではなく、バタフライを現す帰蝶こと濃姫(綾瀬はるか)とのストーリーとなっている。◆織田信長はパンクな人。今作では濃姫と出会うことで信長は新しい視点をもらった――ドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(1998/TBS)で演じられて以来の織田信長役です。サブタイトルに「天下を取ったバカ」とありましたが、考えてみると信長は天下も取ってないし、いろんなことを間違えていたと思うのですが、その間違いが許されるのが信長なのだと思います。ただ今回、また演じさせていただいて、ここでの信長のように、不安だったんじゃないかなと。濃姫と出会ったことによって「天下布武」という、彼自身の中にはなかった引き出しを授けられたんじゃないかと思いました。信長は、彼女と出会ってなかったら、自国を守り、それだけで幸せな人生だったと思うんです。もともと政略結婚で、愛しいという気持ちはなかったんだけど、人間と人間が出会うことで、高みを目指したり、彼女からの言葉によって新しい視点をもらったというか、それに必要な思考になっていった彼がいたのかなと。今回、弱さや自虐に近い覚悟も描かれています。天下も何も取ってないんですけど、信長がなぜここまで魅力的なのかというのは、本当に面白いですよね。――木村さんご自身は、どうして信長が人を惹きつけるのだと感じますか?すごくシンプルなんですよね。日本人として、本当だったら伝統だったり文化だったりが重んじられるところを、「いや、ダサいものはダサい」と言える。ある意味、パンクだと思う。――うつけを演じていたという説もあるようですが。そこは分かりません。そこまで自分をプロデュースしている人が当時いたのだろうかと思いますし。でもあえて丈の短い袴を履いて、腰に縄を締めるなんて、普通はしませんからね。だからきっと“かぶく”という要素も、どこかしらあったのかな。信長が当時身に着けていたかもしれないものも伝わっていますが、ノーマルな頭ではあのアイデアは出てこないと思うし、あれを考えていたのなら相当なデザイナーだなと思います。◆京都太秦の職人たちは、「こいつ、できるんやろか」と手ぐすね引いて待っている――本作も大友監督ならではのダイナミックさのある画に貫かれています。カメラが動いても動いても、まだ画が続いていく。あの現場に降り立ってみた感想を教えてください。大友監督の画風と言いますか、キャンパスがあったら隅から隅まで全部着色して、という描き方を今回もしてくださっています。感じ取れるものなのだろうかというくらいのこだわりが詰まっていて、たとえば軍議の場や信長と濃姫のふたりきりの空間の大気に色を付けているんです。それによって照明がより美しくなったりするんですが。――大気に色を?出演者の喉を痛めないスモークを開発した、遠藤さんというすごいスタッフがいるんです。その人が本番の前に、セット中にぶわっと一度スモークを撒いて、アシスタントの人たちが空気中に万遍なく色が着く状況にした瞬間、「よーい!」と監督のスタートがかかる。そうした作業を大友監督も楽しんでいるんですよね。そして監督は、本番中に叫ぶんです。たまに聞こえてくるんですよ。「いいねぇ!」と叫んでいるのが。「これは絶対に声が入ってるよ」と思うんですけど(笑)、大友監督らしい画風を作り出そうと、監督のOKを目指して、各部署が全力をぶつける毎日でした。――そうした大友組、そして京都太秦の映画人たちとのお仕事の感想を教えてください。まず感じるのは、どの部署であっても、現場が好きでやっているということ。いいものを作りたくてやっている。その単純な熱というか欲求に溢れているので、自分もすごくワクワクするんです。スタジオのゲートをくぐった瞬間に、事務のスタッフの方まで含めて、出演部としてみなさんとの共同作業の立場の権利をいただけている空気を感じるし、各々の職人たちが、「こいつ、できるんやろか」と手ぐすね引いて待っているのが伝わってくるんです。それで「あ、できるやんか」とロックがカチャっと外れた瞬間、そこが楽園になる。「できへんやないか」ということにも、すごくストレートだから「なら、できるまでやらなあかんやろ」となる。僕も負けず嫌いなところがあるので、それが余計にエンジンの回転数をあげてくれるんです。カットのあとで、見えるか見えないかのところでサムアップをいただいた時には、本当に楽園ですよ。埃まみれで鼻の中が真っ黒になるようなスタジオですけど、楽園です。◆綾瀬はるかは、そこに「いる」ということができる人――古沢良太さん脚本の信長を木村さんが演じるということにも注目が集まっています。演じるうえで気を配られたことはなんでしょうか。皆さんがお持ちのイメージの織田信長は偉人ですし、歴史とともに時間とともに、皮1枚ずつどんどんデカくなっています。脚本というのは、みんなが共有する地図ですが、やっぱりそこでの信長もデカいんです。それを現場で、できるだけ生身の人間にしたいなと思いながらやっていました。――本作は信長だけではない、信長と濃姫の、対等なふたりの関係性を描いた物語で、現代性のある描かれ方です。そうした古沢さんの意思は、脚本になる前から伺っていましたし、「ああ、なるほどな」と感じました。みんなが知っている有名な絵画でも、赤外線にあてたりすると、下絵が実はあったりする。そういったものが今回作れるのかなというモチベーションはありましたね。――綾瀬はるかさんとの再共演について教えてください。信長と濃姫の絆の太さを表現するために、何か特別に準備などはされましたか?そういうのは全くないです。彼女もとても自然体で現場にいたし。スタッフからもすごく愛される人なんです。なぜ愛されるかと言ったら、さっきの話に戻りますが「できるか、できないか」なんですよ。やることによって、みんなを納得させることができる。だから愛される。彼女は自分の中だけで濃姫を構築しているのではなくて、それこそ自分とか、ほかの出演者、監督スタッフたちから肉付けしていただくものを一切拒むことをしないし、「こいつわかってんのかな」というリアクションなんですけど、本番で実際にセッションしてみると「ああ、伝わってたわ」となるんです。――(笑)。やはり「できる」人なんですね。ものすごいパフォーマンスができるし、演じるということだけではなくて、そこに「いる」ということができる人なんです。人間関係としてもそうだし、映画のワンシーンを取ってみてもそうですが、そこに「いる」ことがすごく大切だと思わせてくれる人。まあ、今回のストーリー自体がそういったものですが、いることの大切さと、いないことの喪失感のとんでもなさ、それを感じさせてくれる人だと思います。◆観たことのない“本能寺の変”への挑戦に「ワクワクした」――詳しくは言えませんが、最後は、これまでに見たことのない本能寺の変でした。大友監督にとっても古沢さんにとっても挑戦だったと思いますが、もちろん僕ら俳優部にとっても観たことのないものでした。ワクワクしましたね。皆さんに事細かに話すことではないかもしれないけれど、うつけ時代をクランクインで迎えさせていただいて、美濃からやってきた濃姫のお輿入れを撮影して、それが済んだと思ったら、次に、“本能寺の変”の際に描かれる濃姫とのあるくだりを撮影したんです。「これでいいんだよな」とすべての部署が、お互いに確認し合っていました。そこが信じ合えていたから、順撮りしたかのように繋がっていたんだろうなと。挑戦ではありましたが、ぜひ観て体感していただければと思います。――最後に木村さんご自身は、本作でどんなことを感じてもらえたらと思いますか?作った側がこの味を味わえというのはやっぱりおかしいから。みんなが美味しいと思ってくれたところが美味しければいいかなと思いますが、あえて言うなら、言える時に、伝えられるときに自分の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる、信長さんと濃姫という歴史上の人物を拝借したラブストーリーになっているかなと思います。『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会取材・文:望月ふみ
2023年01月23日俳優の木村拓哉が主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の場面写真が20日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回、公開されたのは、織田信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真。令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢良太が重要視したのは信長が背負っている「孤独」であり、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」は、何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村が背負った孤独と重なったという。他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢はとらえ、信長と木村の存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの、唯一無二の大きな魅力になっている。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月20日木村拓哉、綾瀬はるか共演の『レジェンド&バタフライ』より新場面写真が解禁。織田信長と木村拓哉を繋ぐ、「孤独」というキーワードに注目する。壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。1月12日にはジャパンプレミアが敢行され、注目と期待がますます高まっている。公開を目前に控えたこの度、劇中の織田信長と、それを演じた木村拓哉、2人の共通点を紐解く「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真が解禁された。令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢良太が重要視したのは信長が背負っている「孤独」であり、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長がほかの者には感じさせなかった、トップにいるものにしか分からない「孤独」。この孤独は何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村拓哉が背負った孤独と重なった。ほかの人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢氏はとらえ、織田信長と木村さんの存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がっていく。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの唯一無二の大きな魅力にもなっている。木村さんは、信長が“うつけ者”と呼ばれた16歳から、本能寺の変を迎える49歳まで、33年間の激動の人生を見事に演じきった。信長が常に抱えていたであろう、誰にも見せることのなかった「孤独」。その胸に秘めた想いを知ったとき、本作で描かれる信長の更なる魅力に気づくはず。そして、そんな信長と濃姫のドラマチックな結末に多くの観客が感動を覚えることだろう。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月20日映画『レジェンド&バタフライ』の新たな場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストとして名を連ねている。天下統一を志し戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」。脚本の古沢良太は、この孤独が何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続けてきた木村が背負った「孤独」と重なったとのことで、他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」がふたりにはあるのではないかととらえた。この発想が、本作で描かれる孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そしてふたりの生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの魅力となっている。このたび公開されたのは、信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真。なお『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月20日これから2週間のうちに公開される注目作品は、●1月第3週の週末(1月20日〜21日)北欧ヴァイキング伝説をベースにした壮絶な復讐劇『ノースマン 導かれし復讐者』、パク・ソダム(『パラサイト 半地下の家族』)がすご腕の“女運び屋”で魅せる『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』●1月第4週の週末(1月27日〜28日)木村拓哉・綾瀬はるか主演の『レジェンド&バタフライ』、人気マンガを強力クリエイター陣でアニメ化した『金の国 水の国』、全米で映画賞レースの有力候補『イニシェリン島の精霊』、ビートルズ初来日の熱狂的な反響を振り返るドキュメンタリー『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』と、傑作ぞろいです。今回は、この中から『レジェンド&バタフライ』をご紹介します。『レジェンド&バタフライ』戦国のレジェンド・織田信長を描くのに、切り口を妻・濃姫(別名・帰蝶)との生涯をかけたラブストーリーでいく、なんて、これまでになかった発想。しかも、主演木村拓哉・綾瀬はるか、脚本古沢良太、監督大友啓史、東映創立70周年記念作品、総製作費20億円、と豪華極まりないプロジェクト。歴史時代劇の枠を超えた、見応えのあるエンタテインメントだ。笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()中川右介さん(作家、編集者)「……木村拓哉は、「人間として弱い信長」という難役を、木村自身の「かっこよくなければならない」という宿命を背負いながら演じ、この矛盾それ自体が、信長の苦悩とオーバーラップし、新しい信長を描き出した。……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()(C) 2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月16日今春放送予定の月9ドラマ「風間公親-教場0-」より、木村拓哉が演じる風間公親の場面写真が初公開された。2020年と2021年に新春スペシャルドラマとして放送された、長岡弘樹原作の「教場」シリーズがこの春、連続ドラマとして帰ってくる。今作は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代の物語。まだ右目が失われておらず、両眼で誰よりも早く真実を見抜き、指導する後輩刑事と共に事件に挑んでいた。公開された場面写真では、そんな義眼ではない風間の眼鏡越しに光る力強い眼が印象的だ。昨年から撮影がスタートしているという本作。これまでの警察学校の中での物語ではなく、刑事として事件を捜査していく風間を演じる木村さんは「今回の風間は刑事指導官という立場で、異動してきた若手刑事を指導しながら、事件の捜査もしていきます」と説明。続けて「一本のドラマなのにこういう作り方をするんだ?っていう構造になると思います。僕も今までいろんな作品をやってきましたが、今回のような作り方をしたことはありません。連続ドラマとして、“どこがどう連続”になっているのか、『教場』の1作目、2作目を受け取っていただいた皆さんにしっかり楽しんでもらいたいし、喜んでもらいたいです」とコメント。なお、このコメントと場面写真には、今作の様々なヒントが散りばめられている。「風間公親-教場0-」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年01月16日東映70周年記念作品として、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』。1月12日にジャパンプレミアが開催され、主演の木村拓哉をはじめ、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が参加した。総製作費20億円の壮大なスケールで、誰もが知る日本史上の“レジェンド”織田信長と、謎に包まれたその正室・濃姫(別名“帰蝶”)の知られざる物語を描く本作。イベントでは暗闇に包まれた会場から、スポットライトに照らされた木村さんと綾瀬さんがレッドカーペットの左右から登場。2人が出会うと、まるで信長と濃姫のように熱い眼差しを交わし合い、手を取りながら宮沢さん、市川さん、音尾さん、伊藤さん、中谷さん、大友監督が待ち構えるステージへ。総勢8名の超豪華キャスト・監督陣が勢揃いすると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。織田信長を演じた木村さんは「非常に感謝しています。凄く思い入れのある作品になりました。時代劇ではあるのですが、今の皆さんにも共通する普遍的なものが作品の中には描かれていると思います」と挨拶。その信長の妻・濃姫を演じた綾瀬さんは「キャストとスタッフの皆さんでしっかり思いを込めて丁寧に作った作品なので、是非多くの方に観て頂けると嬉しいです」とコメント。濃姫の侍従・福富平太郎貞家を演じた伊藤さんは「現場で木村さんと一緒の時間を過ごして、そして映画のプロモーションでもご一緒させて頂いて感謝しています」と吐露。同じく濃姫を支える筆頭侍女・各務野を演じた中谷さんは「壮大なスペクタクルととても深い人間ドラマを両立させることのできる稀有な存在である大友監督と、孤高の武士(もののふ)を演じた木村拓哉さん、女性の強さとしなやかさと可愛らしさのすべてを表現できる綾瀬はるかさんとご一緒させて頂けることは、宝物の日々でした。我らが殿と私の愛する姫の切ないラブストーリーを是非お楽しみくださいませ」とコメントした。さらに信長の家臣・木下藤吉郎を演じた音尾さんは「木村さんが信長を演じる作品で、私秀吉ですか? いいんですか!? とオファーが来た時に二度見したのですけれども、この場に立ってみると本当だったんだなと。(笑)ついさっきまで家でお風呂掃除をしていたんですけど、まったく別次元の所に来てしまいました。この場に連れてきてくれた信長さまに感謝しております」とユーモアを交えて挨拶。そして大友監督は、「自信作です!とんでもない数のスタッフが自分たちの魂を込めて、丁寧に仕事をしてくれた結果がこの映画になっています。この大画面で浴びるように音と映像を堪能し、感動を皆さんに持ち帰って頂けたら嬉しいです」と喜び交じりにコメントした。綾瀬はるか、「織田信長に負けないくらいの強いパワー」が必要だった昨年1月に撮影を終えてから1年、ついにプレミアの日を迎えたことに木村さんは、「監督をはじめ、製作の皆さん、キャストの皆さんが作った作品が今日をもって自分たちの手元を離れる日なので、作品を見送る気分でいます。今日からみなさんが愛してくれればうれしいなと思います」と観客へメッセージ。綾瀬さんは、史実に痕跡の少ない濃姫という役柄をどのように演じ、どのように信長に寄り添ったかを聞かれ、「武道や芸事や茶道、何にしても長けているとても聡明な女性なので、木村さん演じる織田信長に負けないくらいの強いパワーで立ち向かわなければいけないと思い臨みました」とふり返る。そんな濃姫を演じた綾瀬さんについて木村さんは、「濃姫に関する資料が数少ない中で、濃姫という存在を構築していかなければいけない。その中で綾瀬はるかさんが濃姫という役を具現的に表現してくれていたので、凄く組み立てやすかったです。そして大友監督が、常に僕ら出演者がやりたいことを見ていてくださるので、その場で生まれた感情を一粒残らずカメラに納めてくださったなという印象があります」と応じた。中谷美紀、木村拓哉の“信長”は「殺気出してました」また、貞家と各務野、それぞれの立場から濃姫と信長を見守る存在であった伊藤さんと中谷さん。木村さん、綾瀬さんとの共演の感想を聞かれると、「濃姫というと天真爛漫で家族を愛し義理堅く、だけど蝶のように自由で可憐な印象があるのですが、それが綾瀬さんにぴったりでした。そして現場にいる木村さんは信長そのもので、その場を支配するリードする力が凄まじかったです」と熱く答える伊藤さん。中谷さんは「皆さんご存じだと思うのですが、木村拓哉さんはユーモアあふれる楽しい方なんです。でも現場に参りますと…両国で相撲を見たことある方は分かると思うのですが、勝つ方って大抵アドレナリンが放出されていて物凄く殺気立っているんですね。その力士の横綱のようなアドレナリンが殿から放出されていて、普段は楽しい方なのですが現場に入ると怖くて誰も近寄れない。血生臭い香りが漂ってくるんです。綾瀬さんですら『殿が怖い』というくらい殺気出してました」と現場をふり返った。宮沢氷魚「意識的に新しい明智を作りたい」役作り明かすそして明智光秀という、信長の物語には欠かせない重要人物を演じることになった宮沢さんは、「とにかく光秀は頭が良くて誰よりも信長に対する愛情や憧れがあって、それは常に持ちつつ、自分にしかできない明智を作りたいと思ったときに、自分の持つミステリアスさだったりアンニュイな部分を役と融合できたらいいなと、意識的に新しい明智を作りたいと思い臨みました」と答えた。時代劇映画初出演となる染五郎さんは、森蘭丸として信長である木村さんとの共演シーンも多かったが、「一番最初に撮影したシーンが、殿から蘭丸がつき倒されるシーンだったのですが、その時に木村さんの後ろに炎が見えました。それが初めての撮影というのもあってやはりすごいなと思いました。そして信長が魔王になっていく感じを目の前で体感出来てとても貴重な時間でした」と、圧倒された木村さんの印象について答えた。さらに、本作への想いについて聞かれた大友監督は、「皆さんを戦国時代にお連れしたいです。大画面で見て頂くことは特別なことだと思っています」とコメント。「この映画を通して戦国の時代を感じながら、今の時代とで重なり合っていく部分があると思います。そして、大画面で見る幸せを、臨場感を感じて頂きたいと思います」と語った。「濃姫は、信長以上にこの物語を動かす力を持っている」綾瀬さんは本作について、「どんな人も一人では生きられず、様々な人に支え支えられ世の中が成り立っている。信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられて…と、誰かを大事に思う存在があれば人ははとても強くなれるし頑張れ、自分には想像できないパワーが発揮できる。普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかな、と思いました」とコメント。中谷さんは、「濃姫はとても聡明で、嫁いでからは、実は信長よりも戦術に長けていたというのが今回の映画では描かれるんです。やはり女性の権利を巡って、様々な先人たちが戦ってきてくださったかと思いますが、この作品において濃姫は自分の意志を主張して、信長以上にこの物語を動かす力を持っていました」と、濃姫という女性について言及。「とても強い濃姫を演じた綾瀬さんは、実は私の事を本当に侍女だと思ったようで…。少し顔をふくよかにした方が時代劇は綺麗に見えるので、よくお食事をご一緒して鴨川沿いを歩いていたのですが、『おねえちゃま、何かわたし鴨川で帽子を落としちゃったみたいなので、今度歩いて帰るときがあったら拾っといてください!』っておっしゃるんですね。わたくしも、わが姫の帽子は無いかなと一か月くらい毎日探して歩いていたのですが、ある日『おねえちゃま、なんかホテルの押し入れの中に入ってました』と。そんな綾瀬さんのギャップが大好きでした」と、作品の魅力と共に仲睦まじいトークを披露すると、会場は温かな空気に包まれていた。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月13日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のジャパンプレミアが12日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。肩出しのドレスで登場し、美背中でも魅了した綾瀬。同作について「見たことのない織田信長の姿があり、そしてその横には濃姫という強い女性がいたからこそ、信長が信長としていたんだなあと感じました」と感想を述べる。女性の立場からの同作の魅力を求められると「女性から見てですかね……」と視点に悩んでいたものの、「やっぱり、どんな人も1人では生きられず、様々な人に支えられて支えて世の中が成り立っている」と表す。「信長には信長を支えている濃姫がいて、濃姫もきっと支えられていて、大事に思う存在があれば、人はとても強くなったり、そのために頑張れたり、自分でも想像できないパワーが発揮できたり、普遍的な愛はいつの時代も変わらずあるのかなと思いました」と語った。
2023年01月12日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のジャパンプレミアが12日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回森蘭丸役で出演した染五郎は「クランクインした時に初めて撮影したシーンが、予告にもある殿(信長)から押し倒されるシーンで、本当にその時に、木村さんの後ろに炎が見えたというか、後ろから炎が上がってるようだったんです」と振り返る。それを聞いた木村が自分の後ろをきょろきょろして炎を探すと、染五郎はさらに「瞳の奥に炎が見えた感じがして、それが初めての撮影だったのもあって、すごいなあと思いましたし、信長の魔王になっていく気迫を近距離で感じさせていただけて、とても貴重な時間でした」と感謝した。木村は「今、染の方から『押し倒される』というワードが上がった時に、中にはそういうシーンがあるのかなと想像を膨らませた皆さんがいらっしゃるかもしれません。諸説で身分の高い人は男色も行っていたということも伝わってますけど、初共演とはいえ、自分の中ではつながりを感じさせてもらった上で、信長と蘭丸という関係性を築くことができたんじゃないかなと思ってます」と語る。「とにかく作品を皆さんに見ていただければ、今このステージ上で出演者が口にしていることがすべて理解できると思います」と期待を煽った。
2023年01月12日東映70周年を記念し、総製作費20億円を投じた時代劇超大作『レジェンド&バタフライ』のジャパンプレミアが1月12日(木)、都内で行われ、織田信長役で主演した木村拓哉、濃姫(別名・帰蝶)を演じた綾瀬はるかが出席。政略結婚によって結ばれた“魔王”信長と、蝶のように自由を求めた濃姫の生涯が、NHK大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太の脚本によって、新たな視点で描かれる。「個人的にも思い入れの強い作品になりました」と思いを明かした木村は、「時代劇ではありますが、今を生きる皆さんにも共通する、普遍的なものが描かれている」と作品の魅力を語り、「作品が僕らの手元を離れ、皆さんに引き渡す今日という日は、まるで見送る気分ですが、皆さんに愛していただければ、すごくうれしいですね。頭から最後のその瞬間まで、深くじっくり味わっていただきたい」とアピールにも熱がこもった。また、共演した綾瀬に対しては「資料が乏しい濃姫という存在を構築する上で、そのベースになっていたのが、綾瀬はるかさん。濃姫を具現化し、現場にいてくれたので、僕らもスタッフも、想像しやすく(演技などが)組み立てやすかった」と全幅の信頼を寄せていた。一方の綾瀬も「濃姫という強い女性がいたからこそ、信長が信長として存在していたし、濃姫も支えられていた」とその関係性を語り、「どんな人も一人では生きていけない。普遍的な愛が、人を強くし、想像もできないパワーを発揮することも」と木村が語る“普遍性”に強く同意した様子。役作りについては「濃姫は男勝りで武道、芸事、茶道と何事にも長けた聡明な女性。織田信長様に負けない強いパワーで立ち向かわなければという思いだった」と振り返っていた。ジャパンプレミアには木村と綾瀬をはじめ、共演する宮沢氷魚(明智光秀)、市川染五郎(森蘭丸)、音尾琢真(木下藤吉郎・羽柴秀吉)、伊藤英明(福富平太郎貞家)、中谷美紀(各務野)、大友啓史監督が出席した。上映時間168分に及ぶ渾身の超大作を仕上げた大友監督は「自信作です、はっきり言って」と木村同様に確かな手応え。「ご覧になる皆さんを戦国時代にお連れしたかった。とんでもない数の人間が魂と技術を傾けて、丁寧な仕事をしてくれた」と現場に感謝を示し、「人間ドラマ、プラス眼福ですよね。音も含めて、大画面で見る幸せと臨場感を浴びてもらえるスペシャルな作品」だと見どころを話していた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月12日1月27日から主演映画『レジェンド&バタフライ』が全国公開される木村拓哉(50)。11日に出演した『超ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で語った、“伝説の主演ドラマ”の裏側が、注目を集めている。考案したオリジナル料理を木村自ら調理し、出演者に振る舞うなど、大きく木村をフューチャーしたこの日の放送。食後には出演者から木村への質問会も開催された。「今まで女性から言われた一番キツイ言葉は?」「老いを感じる瞬間は?」といった直球質問が飛び交うなか、EXITのりんたろー。(36)は、かつてフジテレビで放送された木村主演の人気ドラマ『ロング・バケーション』のラストシーンで、木村が牡蠣に当たって満身創痍になりながら撮影に励んでいたという噂を質問。すると、木村は同局で97年に放送された伝説的な月9『ラブジェネレーション』の話とした上で、事の顛末を語った。「『ラブジェネ』の最終回を撮影しているときに、渋谷の駅前の映画館の前でで雪降らしで撮影してたんですけど。ビストロスマップ(編集部注:『SMAP×SMAP』内の企画)でつくった牡蠣で当たっちゃって」と大事な場面で体調不良になっていたことを告白。今まで感じたことのない症状に「なんだろうこれ?」と戸惑いながらも、そのまま夜通しで撮影を続行したという。そして、その翌日の午前中に病院へ行くと、入ってきた医師からすぐさま「牡蠣、食べました?」と、原因を言い当てられたことを明かし、スタジオ内では驚愕の声が上がった。最後に木村は、当時は「エルニーニョ現象」の影響で牡蠣にあたる人が多かったことを説明していた。木村の口から明かされた伝説的ドラマの裏側。ネット上では驚きの声が相次いだ。《木村拓哉も牡蠣にあたるんだ!!!!!!!!!》《木村くん、ビストロで牡蠣に当たったんだったら他のメンバーやゲストも当たったのかな?》《えっ 知らなかった どんな状態であれ、撮影に挑むところがキムタクらしくてかっこいい》
2023年01月12日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のジャパンプレミアが12日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。レッドカーペットに登場した2人は、作中さながらに睨み合ってから、腕を組んで歩く。フォトセッション時にも同様に登場し、信長と濃姫の様子を体現していた。綾瀬は「濃姫は姫でありながら、男勝りで武道や芸事など、何にしても長けているとても聡明な女性なので、木村さん演じる織田信長様に負けないぐらいの強いパワーで立ち向かわなければいけないと思って臨みました」と明かす。木村は「濃姫に関する記述、資料が数少ない中で、作品の中で濃姫という存在を構築して行かなければいけない。その作業の中でベースになってくれているのが、綾瀬はるかさんだったので、濃姫というあの具現的な存在が撮影所にいてくれて、すごく組み立てやすかった」と感謝。また「大友監督は常にまず僕ら出演者のやりたいことを見てくださるので、自分たちの間で起きること、生まれた感情を一つ残らずカメラに収めてくださった印象があります」と振り返った。
2023年01月12日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のジャパンプレミアが12日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。主演の木村は「ちょうど去年の今頃クランクアップした作品を、ついに一般の皆さんに受け取っていただける機会で非常に感謝しております。個人的にもすごく思い入れの深い作品になりましたので、皆さんにも頭から最後の瞬間まで、じっくりと味わっていただきたいと思いますし、時代劇ではあるんですが、今の皆さんに共通する深い普遍的なものは必ず作品の中に描かれていると思いますので、深く受け取って頂けたら嬉しいです」と挨拶する。伊藤は木村について「現場にいる木村さんが信長そのもので、その場を支配する力がすごくて」と絶賛。さらに「信長と木村さんに共通するのが、愛情深いこと。今の時代とは愛の重さや命の重さが違うけど、人を真っ直ぐ愛す。誰かを守りたいという気持ちは普遍的なもので、今でも変わらないので……」と話していたものの、話が長くなってしまったために「とにかく端的に言うと、本当に素晴らしいです」とまとめて笑いを誘う。「僕は岐阜出身で三英傑が好きで、おべんちゃらを言うわけじゃないですけど、ナンバーワンの信長です」と“木村愛”を表した。フォトセッション時には客席の近くに現れたキャスト陣。木村が手を振ると思わず声が漏れてしまう客席に対し、伊藤を誘った木村がさらに「指ハート」を披露すると、観客は騒然となり盛り上がっていた。
2023年01月12日俳優の木村拓哉と小手伸也が、日本マクドナルドの新テレビCM「本気のコーヒー『心の会話』篇」でCM初共演を果たした。おいしく品質のよいカフェメニューを提供するカフェブランド“McCafe(マックカフェ)”が、「本気カフェ宣言」を掲げて進化。第1弾として「プレミアムローストコーヒー」(ホット)を、コーヒー豆選びから一新、ガツンとした力強さとクリアなキレが味わえる新しい「プレミアムローストコーヒー」へリニューアルし、1月16日に全国のマクドナルド店舗にて提供する。おいしさのリニューアルに伴い提供するカップのデザインも新しくなる。また、新テレビCM「心の会話」篇が1月16日から放映。McCafeコーヒーアンバサダーを務める木村拓哉がマクドナルドを訪れたビジネスマンを、小手が店長を演じ、リニューアルを遂げた新しい「プレミアムローストコーヒー」について心の中で熱く語り合う姿を描いている。木村がこれまでと違う味に気づいた瞬間、名曲「トップガンアンセム」にのせて店長の小手が「お気づきですか?」と心の中で語りかけてくる。豆や製法を一新した本気のおいしさを強く訴える小手と、その本気を「いいじゃん」と受け止め、思わずサムズアップする木村。ふと「なんで心で会話してんだろ?」と疑問に思いながらも、そんなやりとりさえ心で会話を続けてしまう。木村と小手はCM初共演とは思えないほど息の合った掛け合いを披露。グッと親指を立てた“サムズアップ”のポーズで合図を送るシーンでも息ぴったり。何度か撮影を繰り返す中で木村がアドリブのアクションを付け加えると、その動作に気づいた小手がにっこり笑いながら同じアクションで応えた。実は木村が見せた動きは、小手が動画コンテンツで公開した即興のオリジナルダンスを真似たもの。「よくご存知ですね~(笑)」と小手が上機嫌で“本家”のダンスを披露すると、木村もシンクロするようなダンスで応えスタジオを沸かせる。木村が「コレ、どうしても入れたいの?(笑)」と尋ねると、小手は「やめろって言われるまで続けます(笑)」と返し、その後もユニークなダンスのコンビネーションで撮影現場を盛り上げていた。CM本編の撮影ではほとんどセリフのやりとりがなく、視線と“心の会話”のみのやりとりだったが、時間が経つにつれてますます小手と呼吸が合うようになった木村は、サムズアップしながらアイコンタクトするシーンがピタリとハマり、「どんだけ息が合ってんだよ!(笑)」と爆笑するひと幕も。この和気あいあいとした雰囲気は本編撮影終了後に行われた音声収録まで続き、木村はユーモラスなアドリブをまじえたセリフの掛け合いを楽しみながら、「これ、ラジオCMじゃないですよね?」と笑顔で話し、周囲の笑いを誘った。
2023年01月11日株式会社クオリティア(東京都中央区、代表取締役:松田 賢)は、2022年12月2日~12月3日の2日間、全国の20歳~59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で仕事の際にコミュニケーションツールとしてメールを使っている人を対象に「メールセキュリティに関する調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)[調査結果]《ビジネスシーンにおけるメール利用》●仕事でメールを送るときに気をつけていること 1位「言葉遣い」2位「誤字・脱字」3位「本文のわかりやすさ」4位「送信先間違い」5位「件名のわかりやすさ」全国の20歳~59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で仕事の際にコミュニケーションツールとしてメールを使っている人1,000名(全回答者)に、ビジネスシーンにおけるメール利用について質問しました。まず、全回答者(1,000名)に、メール送信時に気をつけていることを聞いたところ、「言葉遣い(敬語など)」(65.0%)が最も高くなりました。仕事でメールを使う際、失礼な言葉遣いにならないよう確認するという人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「誤字・脱字」(63.8%)、「本文のわかりやすさ」(61.3%)、「送信先間違い」(60.2%)、「件名のわかりやすさ」(47.2%)でした。男女別にみると、女性では「言葉遣い(敬語など)」が70.8%、「誤字・脱字」が70.0%、「本文のわかりやすさ」が68.0%、「送信先間違い」が65.4%と、男性(順に59.2%、57.6%、54.6%、55.0%)と比べて10ポイント以上高くなりました。●「メールにファイルを添付する際、“パスワード付きZIPファイル”を使用している」41%“パスワード付きZIPファイル”を使用している理由 「勤務先のルール」がダントツ、2位「セキュリティ面で安心」次に、ZIPファイルの利用について質問しました。メールにファイルを添付する際、“パスワード付きZIPファイル”を使用しているか聞いたところ、「使用している」は40.8%、「使用していない」は59.2%となりました。年代別にみると、“パスワード付きZIPファイル”を使用している人の割合は、若年層で高くなり、20代では45.6%でした。メールにファイルを添付する際、“パスワード付きZIPファイル”を使用している人(408名)に、“パスワード付きZIPファイル”を使用している理由を聞いたところ、「勤務先のルール」(65.9%)が突出して高くなりました。次いで高くなったのは、「セキュリティ面で安心」(26.0%)、「他の社員・職員も使っている」(23.0%)、「メール相手も使っている」(21.1%)、「簡単に使える」(14.0%)でした。●勤め先の“メールセキュリティ対策”導入状況 「導入している」46%、「導入していない」15%、「導入しているかどうかわからない」40%●勤め先が導入しているメールセキュリティ対策 1位「スパムメール・ウイルスメール対策」2位「フィッシングメール対策」3位「標的型攻撃メール対策」続いて、メールセキュリティ対策について質問しました。全回答者(1,000名)に、勤め先は“メールセキュリティ対策”を導入しているか聞いたところ、「導入している」は45.8%、「導入していない」は14.7%、「導入しているかどうかわからない」は39.5%となりました。勤め先が“メールセキュリティ対策”を導入していると回答した人(458名)に、導入している“メールセキュリティ対策”を聞いたところ、「スパムメール・ウイルスメール対策」(71.6%)が最も高くなり、「フィッシングメール対策」(56.3%)、「標的型攻撃メール対策」(45.2%)、「メール誤送信対策」(26.2%)、「メールの傍受(盗聴)対策」(10.7%)が続きました。スパムメール・ウイルスメール(無差別に送られてくる広告や宣伝のメール)やフィッシングメール(メールに記載のURLからwebサイトに誘導し、個人から重要な個人情報を盗もうとするメール)、標的型攻撃メール(業務に関連するメールに装うなどし、組織・特定の個人から重要な情報を盗もうとするウイルス付きメール)といったメールは、手口が巧妙になっています。開封・アクセスすることで思わぬ被害に遭わないようにするためには、万全なセキュリティ対策が欠かせません。●「標的型攻撃メールを受け取ったことがある」27%●標的型攻撃メール受信経験者の6人に1人が「標的型攻撃メールを受け取りウイルス感染したことがある」と回答ウイルス感染した際の対応は「システム管理者・セキュリティ管理者に報告」がダントツ標的型攻撃メールについて質問しました。全回答者(1,000名)に、標的型攻撃メールを受け取ったことがあるか聞いたところ、「受け取ったことがある」は27.0%、「受け取ったことはない」は73.0%となりました。また、標的型攻撃メールを受け取ったことがある人(270名)に、標的型攻撃メールを受け取り、ウイルスに感染したことがあるか聞いたところ、「感染したことがある」は17.4%、「感染したことはない」は82.6%となりました。標的型攻撃メールを受け取った人の6人に1人はウイルス感染の被害に遭っていたことが明らかとなりました。では、ウイルスに感染したことがわかったとき、どのような対応をした人が多いのでしょうか。標的型攻撃メールを受け取り、ウイルス感染したことがある人(47名)に、ウイルス感染した際、どのような対応をしたか聞いたところ、「システム管理者・セキュリティ管理者に報告」(78.7%)が突出して高くなりました。次いで高くなったのは、「他の社員・職員に注意喚起」(40.4%)、「上司に報告」(38.3%)、「情報セキュリティの専門家に相談」(10.6%)でした。《もらって嬉しいメール》●ビジネスシーンでもらって嬉しかったメールの内容 「『ありがとう』『助かりました』などのお礼」「お客様からの感謝」「自分の仕事に対する感謝」「お客様からのお褒めの言葉」「上司からの労い」「『御社と契約します』などの仕事の依頼」●プライベートシーンでもらって嬉しかったメールの内容 「『いつもありがとう』などの言葉」「デート後にもらった感謝のメッセージ」「『誕生日おめでとう』などのお祝い」「好きなアーティストのライブチケット当選」「遊びの誘い」「『付き合ってほしい』などの告白」もらって嬉しいのはどのような内容のメールなのでしょうか。全回答者(1,000名)に、ビジネスシーンでもらって嬉しかったメールの内容、プライベートシーンでもらって嬉しかったメールの内容をそれぞれ聞きました。【ビジネスシーンでもらって嬉しかったメールの内容】をみると、<感謝・お礼>では「『ありがとう』『助かりました』などのお礼」や「お客様からの感謝の言葉」、「案件完了後の感謝の言葉」、「契約に関してのお礼」、「自分の仕事に対する感謝の言葉」、<お褒めの言葉>では「お客様からのお褒めの言葉」、<労い>では「上司からの労いの言葉」や「『お疲れさまです』と労ってくれたメール」、<受注・仕事の依頼・商談成立>では「顧客からの注文依頼」や「『御社と契約します』などの仕事の依頼」といった回答がありました。【プライベートシーンでもらって嬉しかったメールの内容】をみると、<感謝・お礼>では「『いつもありがとう』などの言葉」や「デート後にもらった感謝のメッセージ」、「プレゼントに対するお礼」、<誕生日のお祝い>では「『誕生日おめでとう』などのお祝い」、<当選通知>では「好きなアーティストのライブチケット当選」、<誘い>では「遊びの誘い」や「食事の誘い」、<告白・恋愛>では「『付き合ってほしい』などの告白」といった回答がありました。《メールと芸能人・アニメキャラ》●メールで情報交換したい芸能人 1位「大泉洋さん」2位「明石家さんまさん」3位「新垣結衣さん」4位「綾瀬はるかさん」「木村拓哉さん」●メールが苦手そうなアニメキャラ 1位「ドラえもん」2位「モンキー・D・ルフィ」3位「野比のび太」4位「孫悟空」5位「アーニャ・フォージャー」最後に、全回答者(1,000名)に、“メール”をテーマに、イメージに合う芸能人・アニメキャラを聞きました。メールで情報交換したい芸能人を聞いたところ、1位「大泉洋さん」、2位「明石家さんまさん」、3位「新垣結衣さん」、4位「綾瀬はるかさん」「木村拓哉さん」となりました。男女別にみると、男性回答では「タモリさん」「明石家さんまさん」、女性回答では「大泉洋さん」が1位でした。メールが苦手そうなアニメキャラを聞いたところ、1位は「ドラえもん(ドラえもん)」でした。ひみつ道具の扱いには慣れていても、メールは苦手そうだとイメージする人が多いようです。次いで、2位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、3位「野比のび太(ドラえもん)」、4位「孫悟空(ドラゴンボール)」となりました。また、5位は超能力で他人の心を読むことができる「アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)」でした。■調査概要■調査タイトル:メールセキュリティに関する調査2023調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の20歳~59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で仕事の際にコミュニケーションツールとしてメールを使っている人調査期間:2022年12月2日~12月3日の2日間調査方法:インターネット調査調査地域:全国有効回答数:1,000サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月10日2023年1月6日、スタジオジブリのアニメ映画『ハウルの動く城』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送されました。スタジオジブリの作品の中でも「屈指のイケメン」と名高いキャラクター・ハウルの登場に、視聴者は沸き立ち、SNS上でも盛り上がりを見せています。木村拓哉が起用された理由タイトルにもなっている魔法使いのハウルは、多くの女性に声をかけ「美女の心臓を食べてしまう」とうわさされる美青年。ただし、見栄っ張りかつ臆病な性格で、嫌なことから逃げ続けるような一面もあります。かっこよさだけではなく、弱さも抱えたキャラクターの声優として、なぜ俳優の木村拓哉(愛称:キムタク)さんが選ばれたのでしょうか。その理由について、『金曜ロードショー』のTwitterが放送時間に合わせて公開。鈴木敏夫プロデューサーの娘さんが、ハウルのキャラクターにマッチした「いい加減さ」を表現できる人物として、木村さんの起用に太鼓判を押したといいます。 #ハウル 役を演じたのは #木村拓哉 さん。鈴木プロデューサーは、娘さんから木村さんについて「男のいい加減さを表現できる人だと思う」と言われ、語弊があるかもしれないがハウルにぴったり、と感じたそうです。続く pic.twitter.com/qCMYtbM8CS — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 6, 2023 続き 木村さんは、アフレコでは台詞が全て頭に入っていて、台本を持たずに演じたそうで、鈴木プロデューサーも「そんな人は後にも先にも彼だけ」と振り返っています #ハウルの動く城 #金曜ロードショー — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 6, 2023 木村さんの声がハウルに合っていると感じる人は多いようで、こんな感想が寄せられています。・何回観てもいい声だと思う。・最高のはまり役で、ハウルはキムタクじゃないとダメ!・最初に「キムタクが声優?」って思った自分を恥じた作品。・いつもより淡々としたキムタクの声がピッタリだった!・確かにキャラクターと声がマッチしていて、違和感がない。また、木村さんの起用を決定づけた娘さんのひと言に、感謝をする声も。背景を知ってからハウルの声を聴くと、魅力が深まりそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月07日俳優の木村拓哉が主演を務める、映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のメイキング写真が3日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回公開されたのは、迫力の映像世界の裏側を伝えるメイキング写真。NHK大河ドラマ『龍馬伝』をはじめ、独立後も『るろうに剣心』シリーズなどヒット作を生み出し続ける大友啓史監督は「時代劇を新たなステージに押し上げてほしい」とオファーされ、並々ならぬこだわりで本作に取り掛かったという。撮影には『影裏』(20年)で大友組に参加し、そのほかにも錚々たる監督との現場を経験してきた日本映画界屈指の女性カメラマンの芦澤明子が参加。その他にも大友監督常連組として、録音:湯脇房雄、音楽:佐藤直紀、美術:橋本創、編集:今井剛、照明:永田英則といった、映画賞などの受賞者も多数含んだプロフェッショナルが集結した。「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」との大友監督の想いから、できる限り本物を追求し、全国30カ所以上で撮影が行われ、そのほとんどが国宝や重要文化財。比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンを撮影した、国宝の朝光寺の本堂は、今作で初めて映画の撮影場所として使用された。ほかにも、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院や神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などで敢行された。信長ゆかりの歴史を持つ場所も多く、主演の木村も「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語る。さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や標高329mの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を大規模オープンセットで作成。それに合わせて数百人の出演者が結集し、スケール感あふれる映像が撮影された。立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って城の一部を建てた美術部の渾身作で、岩肌を流れる滝をそのまま活用するなど、そこにある自然を最大限に活かしている。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月03日東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結、総製作費20億円をかけて製作された木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、普通ではあり得ないロケーションで行われた撮影の様子を写したメイキング写真が公開。時代劇という枠組みを超えた、圧倒的な人間ドラマを作り上げたのは、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督、脚本・古沢良太をはじめ、『影裏』で大友組に参加し、黒沢清、瀬々敬久、原田眞人、沖田修一、吉田大八といった錚々たる監督との現場を経験してきた芦澤明子(撮影)。ほかにも大友監督常連組として、録音:湯脇房雄、音楽:佐藤直紀、美術:橋本創、編集:今井剛、照明:永田英則と、レジェンド級のプロフェッショナルが集結。織田信長という、これまで何度も映像化されたものに濃姫の視点を加えることで、ひとりの人間として織田信長、激動の時代を生きた男と女の物語が生まれた。また、「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」との大友監督の想いから、できる限り“本物”を追求し、全国30か所以上で撮影された本作。そのほとんどが、国宝や重要文化財だという。仁和寺比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンを撮影した、国宝の朝光寺の本堂が映画の撮影場所として使用されたのは、本作が初となった。そして、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院や神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などでも撮影。織田信長役の木村さんも「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」とロケーション効果について語っている。朝光寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329mの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を、超大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作。岩肌を流れる滝をそのまま活用、そこにある自然を最大限に活かした。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月03日1月27日(金) に公開される映画『レジェンド&バタフライ』のメイキング写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。織田信長役を木村拓哉、濃姫役を綾瀬はるかが演じるほか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」という大友啓史監督の想いから、本作はできる限り“本物”を追求し、全国30カ所以上で撮影を敢行。そのほとんどが国宝や重要文化財で、映画の撮影場所として使用されたのは今回が初となる国宝の朝光寺の本堂や、世界遺産・仁和寺(宸殿・御室八十八ヶ所霊場)、こちらも初のロケとなる御寺 泉涌寺、国宝・彦根城、通常非公開の霊鑑寺、時代劇のメッカの隨心院、神護寺、篠山城、臨済宗建仁寺派妙光寺、明石城、国宝を有する高田本山 専修寺(安楽庵)などで撮影された。信長ゆかりの歴史を持つ場所も多く、主演の木村も「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語っている。朝光寺仁和寺さらに、信長が幼少期を過ごし、濃姫を迎え入れた城である那古野城や、標高329メートルの金華山に築かれた城である岐阜城の一部を大規模オープンセットで作成。那古野城はその規模感も驚愕だが、それに合わせて数百人の出演者が結集、スケール感あふれる映像が撮影された。岐阜城は立地の険しさを表現するため、岩壁に囲まれた斜面を使って、岐阜城の一部を建てた美術部の渾身作で、岩肌を流れる滝をそのまま活用するなど、そこにある自然を最大限に活かしたセットとなっている。岐阜城<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
2023年01月03日俳優の木村拓哉が主演を務める、映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の場面写真が2日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回公開されたのは、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く濃姫と、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器リュートを抱えながら思いを馳せる濃姫という、対照的な表情を見せる2枚の写真。若くして政略結婚により信長の正室となった濃姫。正反対の性格の2人は水と油のような関係であったが、時間を共有していくに連れお互いに惹かれあい、そして「天下統一」という夢へ向かい突き進んでゆく。しかし誰もが知る織田信長とは違い、濃姫には文献がほとんどないという。大友啓史監督は濃姫について「歴史上の記録が少ない。少ないという事は、フィクションとして作品を広げてくれる役でもある」と逆に勝機を見出し、古沢は戦国の世でイメージするような男性の脇に控えているだけでない、自由意志をもち、現代の女性がもつ強さに通ずるような自立した女性を脚本に描いた。大友監督は、この濃姫の存在が出来上がることで「戦国という時代に、男女を超えたパートナーシップを築いた。愛が生まれる物語であり、愛が成熟していく物語」になったと語っている。濃姫を演じた綾瀬は、木村とは約12年振りの共演となり、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着ける所から役の準備を始めた。蝶のように優雅で気高く、そして奔放で力強い濃姫を見事に体現し、自らが演じた濃姫と信長について「2人は政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」とコメント。信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという、繊細な感情を演じきった綾瀬に対し、大友監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であると表現している。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月02日総製作費20億円の壮大なスケールで、織田信長とその正室・濃姫の知られざる物語を描く、木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』。この度、綾瀬はるか演じる濃姫の場面写真が公開された。政略結婚により信長の正室となった濃姫。正反対の性格の2人は、水と油のような関係であったが、徐々に惹かれあい、天下統一という夢へ突き進んでいくことに。だが、濃姫は織田信長とは違い、ほとんど文献が無く、本作の中で彼女はどのように描かれ、またそれを綾瀬さんはどのように演じたのか注目どころでもある。一方、大友啓史監督は濃姫について「歴史上の記録が少ない。少ないという事は、フィクションとして作品を広げてくれる役でもある」とそこに勝機を見出した。本作の脚本家・古沢良太が描いたのは、戦国の世でイメージするような男性の脇に控えているだけでない、自由意志を持つ自立した女性・濃姫。そして、この濃姫の存在が出来上がることで、「戦国という時代に、男女を超えたパートナーシップを築いた。愛が生まれる物語であり、愛が成熟していく物語」になったと、大友監督は語る。綾瀬さんは、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着けるところから役作りを始め、蝶のように優雅で気高く、奔放で力強い濃姫を見事に体現。綾瀬さんが「二人は政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る通り、本作の濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。また、信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという、繊細な感情を演じきった綾瀬さんに対し、大友監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であるとも表現している。到着した場面写真では、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く様子や、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器・リュートを抱えながら思いを馳せる場面が写し出されている。対照的な表情を見せる写真からも分かるように、様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月02日木村拓哉が主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』より、綾瀬はるかが演じる濃姫の場面写真が公開された。『レジェンド&バタフライ』は、戦国大名・織田信長と謎に包まれた正室・濃姫(別名:帰蝶)夫婦の知られざる物語を描いた作品。木村、綾瀬のほかに、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀らがキャストに名を連ねている。木村とは約12年ぶりの共演となる綾瀬は、乗馬、殺陣、舞い、弓といった技術を身に着ける所から役の準備を始め、蝶のように優雅で気高く、そして奔放で力強い濃姫を体現。綾瀬は自らが演じた濃姫と信長について、「ふたりは政略結婚でしたが、夫婦のかたちや感情は今も昔も変わらないもの。時代が大きく変わったとしても、信長も濃姫も私と同じなのだと思いました」と語る。その言葉通り、本作で描かれる濃姫は現代にも通ずるような、普遍的な強さや魅力を兼ね備えている。信長と対等に接し、彼に深い愛情を抱いていくという繊細な感情を演じきった綾瀬に対し、大友啓史監督は「受けの達人」であり「底なし沼」であると表現している。公開された写真に写るのは、信長の正室として強い覚悟と信念を持ち、家臣の前を堂々と歩く濃姫と、物語で重要な役割を担う南蛮の楽器リュートを抱えながら思いを馳せる濃姫。対照的な表情を見せる2枚の写真からも分かるように、綾瀬が見せる様々な表情が濃姫の役としての深みを、そして「信長と濃姫の物語」としての魅力を最大限に引き出している。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会『レジェンド&バタフライ』は、1月27日(金) に全国公開される。<作品情報>『レジェンド&バタフライ』1月27日(金) 全国公開公式HP::
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