みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。先日、IT企業に勤める22歳の女性から、編集部に以下の恋愛相談が寄せられました。「一個上の先輩と会社のサークルで知り合い、一目惚れしてわざと待って一緒に帰ったりしていたら、彼が食事に誘ってくれるようになりました。たまにLINEでやり取りしていて、彼が酔うと『今度会いたい』と書いてきます。デートの約束も何度かしたのですが、私の予定が合わないことが多く会えませんでした。恋愛経験が乏しく、今彼のことが本当に好きなのかよくわからず、彼が自分を好きなのかもよくわかりません。友人には私の『愛想が無さすぎる』と言われたのですが、どうしてあげたらいいのでしょうか」お悩みのポイントは、「彼のことが本当に好きなのかわからない」こと。それはたまたまなのか?それとも彼か自分に原因があるのか? 彼女の取るべき行動とともに考えていきましょう。■LINEのやり取りに意味なし彼とのコミュニケーションがLINEだけでは、第一印象よりも好きになれなくて当然。実際に顔を見て、2人きりで話さなければ、親近感も一体感も生まれず、「彼がいい」と言い切れる理由は増えていかないのです。そして気になるのは、彼が「会いたい」という具体的なメッセージを送っているのに、「私の予定が合わない」とその気持ちに応えていないこと。女子会、自分磨き、習い事など、プライベートの時間をセーブしてでも彼と会う時間を作って、「この先、好きになれそうかどうか?」を自分の胸に問いかけてみましょう。■そもそも「一目惚れ」は思い込み一目惚れは、「視覚から入ってきた印象」であり、好きという感情は「一時の思い込み(錯覚)」に過ぎません。すなわち彼女も彼も、今は「好きと思い込みたい」という段階。それを「本当の好き」に変えるために会話を重ね、お互いの人柄を知り合い、楽しい瞬間を共有していくことが大切であり、それが恋愛の醍醐味です。恋愛経験が少ない人ほど、「本当に好きなの?」「彼は寂しいだけでは?」などといろいろ考えてしまい、けっきょく何も行動を起こせない傾向があります。勉強、就職、趣味などと同じで恋愛も多少の失敗を経るなど、経験を積んでうまくやれるようになっていくもの。あまり考えすぎずに、「まずはやってみよう」「ダメなら次でいいか」という気持ちでいいと思います。■優位に立っても幸せになれない彼女の文章を読んでいると、気になるところがたくさんありました。「私の予定が合わない」はわがまま、「友人から愛想がなさすぎると言われた」はマイペース、「どうしてあげたらいいでしょうか」は上から目線。「タイプだったので一目惚れ」したはずなのに、この感覚は明らかに矛盾しています。自分を大切にするのはいいのですが、恋愛は2人でするものである以上、相手への気づかいは欠かせませんし、理想は対等の関係です。もし「私に合わせてくれる男の人」「私の思い通りになる男の人」とつき合えたとしても、それは「いつ壊れてしまうかわからない」もろく、さみしい恋・・・・・・。実は「自分が相手より優位に立っている恋ほど、幸せを実感できない」ということを覚えておいてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年12月20日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。出会ったころの恋心は、年月の経過とともに落ち着くものだけに、「彼から愛されて長くつき合う」ために必要なのは、信頼関係と居心地の良さ。ところで、「最も信頼と居心地の良さを感じやすい」のは、どんなカップルだと思いますか?それは以下に挙げる4つのバランスがいいカップル。これさえ整っていれば、ココロもカラダも穏やかな状態でつき合い続けていけるのです。■1.メールやLINEはシンクロさせる10~20代のカップルで意外な盲点になっているのが、メールやLINEのバランス。メインの連絡ツールだけに、どちらか一方が「送りすぎ」「文章が短い(長い)」「既読スルー」などが続くと心理的な不満が募り、「気が合わない」「重い」「愛されていない」などの誤解につながってしまいます。言うまでもなく最も大切なのは、会っている時間。メールやLINEは、彼の頻度や文章の長さなどにある程度シンクロさせて、その分会っているときに甘えましょう。■2.オチなし話を受け流されたら危険交際3か月を過ぎたカップルは、会話のバランスにも注意が必要。つき合いはじめは何を話しても楽しいし、どんなテーマも共有できますが、徐々にそうはいかなくなります。特に多くの男性は、女性特有の「オチがない話」「あまり重要ではない長話」が大の苦手。これらを受け流された女性も不満を抱き、ケンカになりがちです。会話のバランスを整えるためには、「聞く、話すの割合を意識する」「言いたいことやオチを先に話す」「彼が好きなテーマを間にはさむ」こと。会話のバランスがよくなれば、盛り上がって話すときも、沈黙のときも、2人は幸せでいられるものです。■3.お金の支払いは収入と無関係今どき「お金は男が払うもの」と思っている女性は少ないものの、「収入の多い方が出す」という人はまだまだ見かけます。しかし、男性たちはどんぶり勘定に見えて実は「何にどれだけ使っているか」、把握しているもの。生活資金、大好きな趣味、恋人など、それぞれいくら使ったか分かっているのです。実際、「彼女といると楽しいけど、こんなにお金を使うほどかな」「それなら趣味にもっとお金をかけたい」「どうせお金がかかるし、会うのを減らそう」という心境になる男性が増えています。安い場所での食事や、自分からお金を出すなどの配慮で、そう思わせないようにしましょう。■4.家事と一緒にすることの分担同棲しているカップルはもちろん、そうではないカップルも家事のバランスは重要。家事は、料理、掃除、洗濯だけではなく、外食中に取り分けたり、お皿や服などを片付けたり、一緒に買い物した荷物を持つのも、「2人ですること」という意味では家事と似た位置づけで考えた方がいいでしょう。「女の私がやる」「彼はこういうのが苦手な人だから」と自分で引き受けてしまう女性が多いのですが、これは逆効果。恋人の「面倒を見る」「手間をかける」ことで愛情が増すのは女性だけではありません。自己満足の意味も含めて「彼女にはオレが必要」と思わせるためにも、「これやって」と言えるくらいがちょうどいいのです。■借りっぱなし、貸しっぱなしはNG今回挙げた4つのバランスに共通しているのは、対等に近い関係。「どちらかがホレていて、もう片方がホレられている」「どちらかが引っ張っていて、もう片方がついていく」という関係は、一方の心に負担をかけるだけで、愛されも長続きもしないのです。私が日々のコンサルでアドバイスしているのは、「レンタル・バランス」という考え方。これは「『借りたものは返す』『貸したものは返してもらう』ことで円満な関係を長続きさせる」というものです。つまり男女は、「貸し借りのない関係性が最も心地よく、他人の入る余地がなくなる」ということ。たとえば、「料理を作ったら、必ず片づけをしてもらう」「『ありがとう』と言われたら、『こちらこそありがとう』と言う」など、1つ1つのレンタル(貸し借り)を着実に進め、「貸しっぱなし」「借りっぱなし」のない関係を心がけましょう。よく「無償の愛」という言葉を耳にしますが、カップルにはほとんど当てはまりません。「貸したものをしっかり返し、借りたものをきっちり返せる女性」こそが、本当に愛されることを覚えておいてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年12月20日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。看護師、キャビンアテンダント、レースクイーン、保育士など、男性はとにかく制服姿の女性が大好き。職場恋愛の成功率が高いだけでなく、合コン相手としても絶大な人気があります。もちろん、出会いの場でこれらのコスプレをするわけにはいかないので、あなたができるのは「制服のいいところを取り入れて、自分の服を選ぶこと」こと。今回は「なぜ男性たちがこれらの制服に魅力を感じるのか?」考えていきましょう。■1.看護師の制服は色と統一感看護師の制服は、男性が最も「清楚さ」「女性らしさ」を感じる白や薄ピンク色。これを全身統一しているため、惹かれてしまうのは当然なのです。たとえば、あなたもトップスとボトムスの色をこの2色で統一してみてはいかがでしょうか。ワンピースでも、首回りの小物などに差し色を入れてもOKです。■2.CAはブラウスとスカーフキャビンアテンダントの制服は、一見OLの制服とあまり変わらないような気がしますが、明らかな違いが2つ。それは大きな襟の白いブラウスと、横方向に巻かれたスカーフです。両方とも上品な女性の印象を高める上に、チラリと見えるデコルテがほどよい色気に。丁寧にまとめ上げたヘアースタイルも、爽やかさを演出しています。■3.レースクイーンは脚線美のデザインレースクイーンの制服は、主に胸を強調したデザインと、脚線美を強調したデザインの2種類がありますが、参考にしたいのは脚線美。胸を強調しすぎると遊びの対象にされやすく、本命の恋人から外れる危険性がありますが、足なら問題なし。ある程度、自信があるのなら積極的に出し、ハイヒールの靴でセクシーさを加えましょう。■4.保育士はエプロンのイメージ保育士は特にユニフォームがないのですが、男性たちのイメージは、エプロン=制服。エプロン姿の10~20代女性を見るだけで、「優しそう」「性格がよさそう」などと好印象を抱くのです。これを普通の服に当てはめるとしたらホルターネック、または、ウエストを絞ったものや、後ろで結ぶタイプなど男性にはないデザインのもの。さらに、質感の柔らかい素材を選んで、女性らしさを感じさせましょう。■これらは全て「ユニフォーム効果」上記を読んでどう感じましたか? 男性たちは、単に「これらの職業をしている女性が好き」なのではなく、制服姿を見てさまざまな妄想を抱いているのです。あなたは、制服のホテルマンを見て「礼儀正しそう」と感じたことはないでしょうか?また、警察官を見て「ちゃんとしなきゃ」と思ったけど、それが警備員だと分かったら「何だ」と思ったことはないでしょうか?このように人間は服だけで相手の印象を決めることが多く、特に制服の持つ心理作用のことは「ユニフォーム効果」「ドレス効果」と呼ばれています。自分に取り入れられそうなところだけでも、ぜひ試してみてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年12月11日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。これほど女性が自立した時代になっても、まだまだ男性が大好きなのは、家庭的な女性。しかも、10代から50代まで独身男性の過半数がそう感じているのですから、無視するわけにはいきません。しかし、「男性が考える家庭的な女性像」と「女性が考える家庭的な女性像」には、大きな違いがあるのです。■家庭的=「家事が上手」ではないまず「女性が考える家庭的な女性像」は、料理上手で、掃除や洗濯も含めて家事の技術が高いこと。一方、「男性が考える家庭的な女性像」は、家事が好きでひと通りのことをこなせること。男性たちは、「家事の技術が高い」ことよりも、「家事が好き」な方が家庭的だと感じるのです。たとえば、「カッコイイ」「キレイ」な料理を作りたがるのは、ほとんど女性だけ。そういう女性ほど、「こんなにいい料理を作ったのに、思った以上に喜んでくれない」とケンカを招きがちです。■料理の腕ではなく「ササッ」と多くの男性が「この子は家庭的だな」と感じるのは、料理のおいしかったときより、「あるものでササッと作ってくれた」とき。安価な外食に慣れた若い世代ほど、「ある程度のおいしさでいいから安いものを」「お金をかけたらおいしくて当然」と考えているのです。「ササッ」と作る料理は、和洋食どちらでも問題なし。年齢を問わず男性が好きな料理は、豚のしょうが焼き、肉じゃが、カレー、オムライス、ミートソースパスタなどが挙げられます。女性にしてみれば、「それじゃ定食屋!」なのですが、男性の舌はそれくらい幼稚ということを覚えておきましょう。■「嫌い」「苦手」と言わないそもそも男性から「家庭的」と思われるためには、何かをアピールするより、「家庭的ではない」と思われないことが大切。たとえば、多くの男性は「料理と洗濯は好きだけど、掃除はあまり好きでなない」という女性を家庭的とは思いません。しかし、一部の家事上手な男性を除けば、「料理、掃除、洗濯が人並みにできれば十分家庭的」と感じるので安心してください。自ら「嫌い」「苦手」などと言わなければいいのです。■感情の起伏が小さく笑顔でいる意外に多い落とし穴は、「家事をバランスよくこなせるのに、感情の起伏が大きいため、家庭的とみなれない」こと。男性が求める家庭的な女性の理想像は、「誰が見ても穏やかな性格で、笑顔を絶やさない」女性であり、言わば「家庭的っぽい」雰囲気が必要なのです。また、「彼には優しいけど、他の人には優しくできない」「人には優しくできるけど、物の扱いが雑」な女性も家庭的な印象が消えてしまうので気をつけましょう。■どれも自分次第でやれるレベルここまで読んで、「男って単純すぎ」「意外にハードルが低い」「つまらない」などと感じたのではないでしょうか。1つハッキリしているのは、「どれも自分次第でやれるレベル」ということ。「家庭的」と思わせてホレさせるのも、自分のキャラを貫いて他のところでホレさせるのも自分次第です。ただ、「家庭的」と思わせておいた方が、長く安定したつき合いになりやすく、結婚につながることも多いのも事実。本命の男性に近づきたいときに備えて、ぜひ覚えておいてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年12月09日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。今年は不倫をテーマにしたドラマ『昼顔』がヒットしたように、さまざまな媒体で危険な恋が特集されています。それはドラマや雑誌の世界だけでなく、私のもとを訪れる相談者さんも同じ。特に多いのは、「私の彼を奪われた・・・・・・」「あの子の彼を奪いたい!」という“略奪愛”に関する相談です。なぜ敢えて危険な恋を選ぶ女性が増えているのでしょうか? 今回はその理由を挙げていきます。■1.毎日がつまらないと思っているから食べ物、オシャレ、女子会・・・・・・「それなりに楽しく生きている」けど、「でもどこかつまらない」「ちょっとした不満がいくつかある」と感じる女性が増えています。そんな心境のときに惹かれやすいのは、“手に届きそうな範囲の刺激やファンタジー”。夢や刺激を追いかけるから、のちのち冷静になったら「何であんなに好きだったのか分からない」というレベルの恋にハマってしまうのです。■2.誰かに勝つことで存在価値を得たい“マウンティング”という言葉が流行っているように、学生時代の勉強やスポーツだけでなく、ルックス、センス、お金、暮らしなど、女性同士が比較し合うことが多い時代になりました。なかでも、女性が最も手っ取り早く優越感に浸れるのは恋愛。「あの子に勝っている」「彼女よりも私の方が女性として上」と感じることで、自分の存在価値を示したいのです。だから、恋人のいない男性より、恋人や妻のいる男性に惹かれやすいのでしょう。■3.友人には言えない秘密が欲しいここ数年、SNSでプライベートを公開する機会が増え、LINEでもグループで話題を共有することが増えました。また、友人グループの中で秘密を持つと、「何で言ってくれなかったの?」と責められ、仲間外れにされかねません。だから、友人に言えない略奪愛に惹かれる人が増えているのです。お互いに恋人がいる男女の“ダブル略奪愛”が多いのもこのタイプ。「誰にも言えない」という状況は、2人の恋心を燃え上がらせますが、慣れると醒めやすいので気をつけましょう。■4.実はどっぷり落ち込みたい私の相談者さんで多いのは、「略奪愛が成功したあとも絶望している」タイプ。略奪がうまくいったのに、「きっと彼は別の女性に乗り換える」「どうせ幸せにはなれない」と思っています。彼女たちは恋人を束縛せず、自分も自由気ままに過ごそうとするのですが、うまくいきません。そもそもこの手の女性は無意識に、「絶望的な心境でいることに居心地の良さを感じている」のです。■相手の男性を愛していない略奪愛の根底にあるのは、強烈な自己顕示欲。「私を見て」「私を評価して」「私っていい女でしょ」という思いが強く、相手である男性の恋人女性のことは一切考えていません。さらに驚くのは、ほとんどのケースで、彼女たちが恋人をそれほど愛していないこと。ルックスの印象や、その場の勢いなどで燃え上がっただけで、相手の長所を見ていないことが多いのです。当然、短所も見ていないため、「こんなはずじゃなかった」とすぐに別れてしまいかねません。そのあたりを踏まえて、略奪愛にハマるのもほどほどにしましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年11月29日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。毎日さまざまな悩みを持った女性の相談に乗っていますが、10分程度話しただけで、「これではなかなか幸せになれないな・・・・・・」と感じることがよくあります。その理由は、「彼女たちが出会いの場でも、恋人同士になってからも、男性たちを引かせる言葉をたくさん使っている」から。今回は「男性から逃げられる」フレーズをピックアップして、その理由や対策を挙げていきます。■1.「ダメ」「イヤ」「ありえない」このようなハッキリとした否定言葉を連発していたら、「一緒にいても楽しくない」と思われて当然。特に男性からの提案や、意見が合わなかったときにこれらのフレーズを使うと、あなたの印象は悪くなる一方です。「私はふだんニコニコ感じがいいタイプだから」「気楽な雰囲気のときしか使わないから大丈夫」という人ほど要注意。男性たちはたった2回この手のフレーズを聞いただけで、「わがままな女」という印象を抱いてしまいます。■2.「でも」「だから」「何で」これらは全て「彼の言葉を受け入れない」フレーズ。本当は気に入られたいのに、愛されたいはずなのに、常に自分目線で物事を見てしまう人がよく使っています。このフレーズが続くと、「性格のひねくれた女」という印象を与え、彼がだんだん無口になるので気をつけましょう。大切なのは、たとえ言いたいことがあったとしても、まずは相手の言葉を受け止めること。そのあとに、「それもいいね。あと私はこうも思うな」などと伝えるようにしてください。■3.「とりあえず」「どっちでもいいよ」一見、気楽で話しやすそうな気がするかもしれませんが、デートの回数が増えたり、つき合いが長くなったりしたときに、この手のフレーズは「いいかげんで面倒くさい女」と思われがち。また、「そっちがそうなら適当な扱いでいいや」と軽く見られることもあります。彼に決断を委ねてばかりではなく、「こうしたいな」「今度はあっちにしてみる?」など、自分の意志を含めたフレーズも使うようにしましょう。■4.「絶対」「どうせ」「こうなんでしょ」「絶対」など決めつけ系のフレーズは、感情優先の女性が多用しがちなのですが、困ったことに男性たちはこれらが大嫌い。「この子とは長くつき合えない」と感じて、別れや浮気を考えるきっかけになります。男性たちが好きなのは、「本当にそう?」「こうなんじゃない」などやわらかい印象のフレーズ。もし彼がまちがったことを言っていたとしても、やんわり指摘できる女性は大事にされます。■70~80%の女性が無意識で使っている日々コンサルをしている私の体感では、70~80%もの女性がここで挙げたフレーズを多用している気がしています。つまり、これらのフレーズを使わないだけでも、他の女性たちに一歩リードできるということ。男性目線で考えても、「減点要素がないので、素直に長所を見られるし、別れや浮気を考えない」など、思っている以上にメリットがあるのです。何気なく発している言葉は、みなさんが思っている以上に重要なもの。「彼と会うたびに、自分の印象として積み重なっていく」ので、マイナス印象を与えないように気をつけましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年11月24日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。毎日コンサルをしていて「この1年でかなり増えたな」と感じるのは、「恋人と長続きしなくなった」「すぐに別れてしまった」という声。「気が合うと思ってつき合いはじめたけど、そうでもなかった」と首をひねる人が多いのです。今回はこのような自ら恋を壊してしまう“恋愛クラッシャー”が増えている理由と対策を挙げていきます。■1.頭を使って考えようとしない初恋や2度目の恋のときを思い出してみてください。少しのことで、「どうしよう」「何とかしなきゃ」と一生懸命考えていませんでしたか?相手のことを考えて、「何をしたら喜んでくれるだろう」「何を言ったら嫌われてしまうだろう」「何でもっと仲良くできないんだろう」などと考えませんでしたか?そういう試行錯誤をせず、「私が楽しければいい」と自己満足に走ったり、「彼とはここが合わない」と決めつけたり、あげくの果てには「ケンカしてもめるくらいなら別れた方がいい」と思ってしまう。そんなスタンスでは、恋が壊れてしまうのも当然です。初恋のころと同じように、安易に決めつけず頭を使って考えるようにしましょう。■2.同じ時間帯や場所で会っていたたとえば、「彼と会うのは夜の居酒屋ばかり」「週末に私の家でしか会わない」という人は、恋が壊れやすいものです。同じムードの中で似たような話ばかりしていても、お互いの理解は深まらず、心の距離は一向に縮まっていきません。また、男性はもともと「釣った魚にエサをやらない」タイプが多いため、会い方がワンパターン化すると飽きられやすく、そんな彼を見て「じゃあ別れよう」と思ってしまう女性が多いのです。時間帯は、昼、夜、日帰りや一泊旅行。場所はさまざまなシチュエーションを提案してデートにバリエーションを持たせましょう。■3.ケータイに頼りすぎている彼との連絡、待ち合わせ、デート中の行動などで携帯電話に頼りすぎていると、別れが早くなる傾向があります。特に、コミュニケーションがLINEなど文字のやり取りばかりになると、男女どちらかが「面倒くさい」「無視しようかな」と重荷になりやすく、誤解を招いてケンカになることもあるため、心離れのきっかけになりがち。文字だけでなく音声通話も交えて、バランスよくコミュニケーションを取りましょう。また、待ち合わせの際も、「ケータイがあるから」「ケータイで遊んでてもらえば」などと時間にルーズな女性が増えています。そういう人は、デート中も片手に携帯電話を持っていたり、食事中や会話中も画面を見ていたりするので要注意。逆に、恋人がそういう態度を取っていたら、「一緒にいるときはケータイをしまっておいてね」と言える女性が幸せをつかめるものです。■4.出会ってすぐにつき合いはじめたそもそも「友人に紹介されたからOKした」「声をかけられて『いいな』と思った」など、あっさり手に入れた恋は、自分も相手も思っているよりも大切にできません。ささいなケンカや、「こんな人だと思わなかった」というギャップに耐え切れず、恋をあっさり手放してしまいます。あっさり手に入れた恋は、心変わりや浮気心につながりやすいことを覚えておきましょう。そうならないためには、しっかり時間と手間をかけてから、つき合いはじめること。それが「彼(彼女)でなければいけない」「別れられない」理由となるのです。■流されず、自分の意志で選ぶ今回挙げた4つに共通するポイントは、「流されている」こと。頭を使って考えないのも、同じ時間や場所で会うのも、ケータイに頼りすぎるのも、すぐにつき合いはじめるのも、全て「何となく」「まあいいか」「楽しそう」などと安易な気持ちで流されているのです。大切なのは、頭でしっかり考えて、言葉も行動も自分の意志で選ぶこと。そのとき、「私はこうしたい」だけでなく、「彼はどう思うかな」という視点が持てれば、すぐに恋を壊してしまうことはないでしょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年11月14日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私の相談者さんには、「男運が悪い」「付き合う人がいつも“だめんず”なんです」とこぼす女性が多く、みなさん口をそろえるように「次こそいい男を見つけて幸せになりたい」と言っています。ただ困ったことに、ダメ男は明らかに浮気癖がありそうな人や、だらしなさそうな人だけではありません。見た目は「ふつう」、あるいは「さわやかなイケメン」のダメ男もいるので要注意。今回は飲み会など「出会って間もない段階でダメ男を見抜く」ポイントを紹介します。■1.ケータイを見る回数が3回以上人前で携帯電話をさわりたがる男性は、それだけでマイペースと言えますし、周囲への配慮に欠ける傾向アリ。たとえば、一度の飲み会で3回以上画面を見ている男性は、自己中心的な性格の可能性が高いでしょう。「時計代わりに使っているから」という言い訳はNG。部屋の時計を見るか、誰かに聞く方が自然であり、「繰り返し携帯電話を見る」という行動が空気の読めない態度だということに気づいていないのです。また、「このアプリおもしろいよ」などと女性とのトークで携帯電話を使う男性もキケン。同じことを他の女性にも話しているものです。■2.服、靴、財布、カバンを雑に扱う飲み会などで最も簡単に見抜けるのがコレ。「服、靴、財布、カバンをどう扱っているか?」に注目すると、その男性の本質が見えてきます。たとえば、服を汚す、たたまずに置く。靴に踏んだ跡がある、かかとが折れている。財布がパンパン、ヨレヨレ。カバンをポイッと放り投げるなど、雑に扱う男性は要注意。優しいのはつき合いはじめたころだけで、すぐに恋人の扱いも雑になる傾向があります。■3.友人、家族、動物へのリアクショントークでダメ男を見極めやすいのは、他人に関するの話題を振ったときのリアクション。なかでもその場にいない友人、家族、動物に対する言葉がそっけない人は、「恋人に優しくできない」「それなのに束縛する」男性の典型です。自分や相手などその場にいる人の話を感じよくできるのは当たり前。「いない人の話題も感じよく話せるか?」は、穏やかにつき合っていけるかどうかのバロメーターなのです。■4.食べ飲みのスピードが1.5倍速「料理をどう食べ、ドリンクをどう飲むか?」は、男性のマナーを見極めるポイント。みなさんに注目して欲しいのは、いわゆるテーブルマナーではなく、食べ飲みのスピードです。「料理が来たらアッという間に食べてしまう」「一人だけ飲むペースが速い」男性は避けた方が無難。昭和の時代はこういう「女のことは気にしない」亭主関白な男性が好かれましたが、今ではただの子どもっぽいワガママ男に過ぎません。周りを見ながらある程度ペースを合わせられる、あるいは「どうぞ」とすすめられる男性を選びましょう。■常に「彼女よりオレ」のダメ男今回挙げたポイントに共通しているのは、「自分目線が強く、周りが見えていない」こと。常に優先させるのは「彼女よりもオレ」であり、だからこそメールを無視したり、暴言を吐いたり、平気で浮気するのです。もちろんこれらを気にせず、見た目やフィーリングだけで選ぶのもあなたの自由。「彼とつき合えるのならガマンする」という覚悟が持てるのであれば、目の前の恋に突き進むのもアリなのです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年11月08日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。顔見知りでも、新たな出会いの場でも、好みのタイプやイケメンを前にしたら緊張する人は多いと思います。遠くで見ている分にはいいけど、彼と話すことになったら・・・・・・「心臓バクバクでうまくしゃべれなかった」という経験はないでしょうか。せっかくのチャンスを逃さないために大切なのは、会話の盛り上がり。今回は緊張したときの効果的な話し方を紹介していきます。■1.まずは“正直なキャラ”から入る「緊張しているのをバレないように」と思うほど会話はぎこちなくなっていくもの。むしろ、「私、こういう場は緊張しちゃって・・・・・・」「正直言うと人見知りで・・・・・・」と話した方が好印象であり、男性の好む“素直さ”や“恥じらい”を感じさせることができます。ただ、何でも正直に話すのはNG。コンプレックスなどのネガティブで重いことに触れる必要はありません。会話の入口は軽めの話から進めるようにしましょう。■2.そのまま“会話ベタ”になっておく「緊張している」「慣れていない」「人見知り」などが彼に伝わったら、その後いきなりキャラが変わるのも不自然なので、そのまま“会話が得意ではないキャラ”に移行しましょう。「私、話がうまくなくて」「オチがない話でごめんね」などと伝えておくと、自分も彼も会話のハードルが下がって気軽に話せるため、それだけで話が弾みます。彼は「この子とは話しやすい」「全然話しベタじゃないよ」と感じ、イメージアップできるでしょう。■3.“3文字フレーズ”でリズムを作る彼の言葉に対して、「気に入られるために、嫌われないために、どんな返事をしよう・・・・・・」とあれこれ考えていると、会話のテンポが悪くなり、盛り上がりません。そこで使って欲しいのが“3文字フレーズ”です。彼の言葉に、「いいね」「すごい」「さすが」「そうか!」「それで?」「ホント?」など3文字のフレーズを返していきましょう。フレーズ選びのポイントは、感じのよさ。彼の話を好意的に受け止めるだけで、会話は弾んでいきます。逆に、「う~ん」「でもね」「イヤよ」などの否定的なフレーズは使わないようにしてください。■4.困ったときは周りを見るしばらく話していれば、会話が途切れ、沈黙になりそうなときもあるでしょう。そんなときは、黙ってしまうのではなく、周りを見渡してください。彼の服、小物、髪型。同じ店にいる友人、他の客、店員。食べている料理、皿やグラス、メニュー表、壁の張り紙など、話題になるものはたくさんあります。あなたと彼の視界に入りさえすれば、どんなものでも共通の話題になるので、沈黙が怖いときほど、視野を広く持ちましょう。お互いの話ばかりしていたら、取り調べをし合っているようで徐々に疲れてしまうので、箸休めの意味も含め、目の前の話題を振ってあげればいいのです。■5.緊張と恋愛のドキドキは似ているそもそも緊張は悪いことではありません。緊張のドキドキは、恋愛のドキドキと似ていて、ほどよく相手にも移ります。つまり、女性は少し緊張しているくらいの方が、相手の男性も恋愛モードになりやすいのです。重要なのは、緊張していながらも、会話を盛り上げられるか。ドキドキだけでなく、笑顔が飛び交うような会話になれば、彼は帰り道や帰宅後に「楽しかったな」「いい子だったな」と感じ、誘われる可能性も上がります。■おわりにもしかしたら、あなたが気に入ったその男性も、緊張しているのかもしれません。その場合もここで挙げた4つの方法を実践することで、彼がリラックスして話せるようにしてあげましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年11月03日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。一年間くらい前から、私の相談者さんに美人の女性が急増しています。彼女たちは「なぜなのかわからない」「みんなに不思議がられる」と言いますが、会って5分話しただけで私はその理由がわかってしまいました。今回は見た目にある程度の自信を持っている人ほど陥りやすい、非モテの理由を紹介していきます。■1.密かな自己アピールが強い男性は見た目に自信のある女性には、積極的に話しかけます。しかし、それはモテているのではなく、「とりあえず」に過ぎません。恋人を探している男性ほど、そこでの反応が悪い女性を選ぼうとせず、別の女性に切り換えたがります。なかでも男性ウケの悪い反応は、自己アピールの強さ。「私は」という話が長い人はそれだけで恋愛対象外か遊び相手にされてしまうので気をつけましょう。見た目に自信がある人は、その魅力を当たり前のように評価してもらいたがる傾向があるため、多くの男性は「ホメないといけない雰囲気で面倒くさい」「そこだけアピールが強いな」と思っているのです。■2.小さな「残念ポイント」が多い「モテるでしょ」「キレイだね」と言われる機会がそれなりにある人ほど、その高評価に甘んじて、細部のポイントを軽視しがち。美意識が強いため、表情や姿勢は気をつけられるものの、見た目に自信のある人ほど、言葉づかい、気づかい、マナーなどの振る舞いで、小さな減点を重ねてしまう人が多いのです。とりわけ出会いの場では、ヘアメイクやファッションなどで「加点しよう」とするよりも、「減点を減らす」ことが大事。見た目に自信があるからこそ、なかなかそれ以外の“残念ポイント”に目がいかないのでしょうが、出会って間もないころは、まず「対象外にならない」ことが大切なのです。■3.言葉選びで悪いギャップを感じさせる上に挙げた“残念ポイント”の中で最大のものは言葉づかい。なかでも、フレーズの選び方が自分で思っている以上に、適当、乱暴、ワガママな女性をよく見かけます。「うめえ」「やべえ」は論外。「ありえない」「絶対イヤ」などの強い否定も、男性は自分に言われているような錯覚を受けるのでやめるべきです。見た目の良さが悪い意味でのギャップになり、印象が一気にダウンしてしまうので気をつけましょう。最もこの傾向が強いのは、美人たちが集まってオシャレな女子会をしている人。「キレイな場所で、キレイな料理で、キレイな私たち」という美意識がある分、言葉選びのひどさに気づかず、男性がいる場でもそれがチラチラ出てしまうのです。■4.オンラインでの上から目線最近多いのが、SNSなどオンラインでの上から目線。見た目に自信がある人ほど、自分のページにキレイなものをアップしたがり、ちょっとでも意にそぐわないコメントを書かれると、そっけなく冷たい対応をしたり、突き放すようなことを言ったりします。また、メールやLINEでも、男性の文章や誘い方などにスマートさを求めがちで、不満などを含む上から目線の返事をしてしまう傾向があります。「連絡先を交換するまではよかったけど、LINEをはじめたら一気にテンションが下がった」という男性は多いので気をつけましょう。■素の自分を出すのはモテたあとせっかく見た目が優れているのであれば、その魅力を最大限に生かすことを考えるべきです。見た目がよければ、当然、第1印象もよいのですが、重要なのは第2、第3の印象。ここで、「優しい」「気が利く」「女の子らしい」「マジメ」などの好印象を与えておけば、その後に何らかマイナス要素を見せたとしても問題ありません。その段階であれば男性としても、「まあいいか」と思えるのです。ここで挙げた項目のようなことを「私はしないから大丈夫」というあなたもご注意を。決して「ガマンしろ」「ずっとネコをかぶれ」というわけではなく、とりあえずモテてから素の自分を思うように出していけばいいのです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年10月25日ドラマも映画もバラエティも日本びいきの私が、唯一海外モノにハマっているのがドキュメンタリー番組。『ディスカバリーチャンネル』『アニマルプラネット』『ヒストリーチャンネル』『ナショナルジオグラフィック』のどれを見ても、理屈抜きで楽しいのだ。ただ、同時に「日本のドキュメンタリー番組も、これくらい面白かったらいいのに……」とも思ってしまう自分がいる。海外のドキュメンタリー番組が、世界中の人に向けて作られたものである以上、スケールの大きさで劣るのは仕方ないとしても、理由はそれだけではないような気がする。今回は日本の番組制作現場を取材し続けてきた経験をもとに、その違いについて考えてみたい。○ドキュメンタリーでは食っていけないドキュメンタリーである以上、基本的に台本や演出があってはいけない。人間にしろ、動物にしろ、手を加えることなく、ありのままの姿を映したものが前提となる。その映像を編集するときに、作り手による何らかの意図が入るが、取材対象者が主役であることに変わりはない。例えば、『ディスカバリーチャンネル』で9月に放送を開始した『ザ・マンハント』。これは元アメリカ海軍兵士ジョエルが各国のエリート特殊部隊を相手に"ガチの鬼ごっこ"に挑むというもの。わずかな痕跡も見逃さない特殊部隊と、それを分かった上でトラップを仕掛けるジョエルとの緊迫した神経戦にハラハラドキドキさせられてしまった。ところで、「鬼ごっこ」と聞いて、日本のある番組を思い浮かべた人は多いのではないか。そう、『逃走中』である。タレントたちが賞金獲得を目指して逃げ回る同番組は、あくまでバラエティ番組であり、ある程度の演出が想定され『ザ・マンハント』と比べるのはアンフェアだ。しかし、『逃走中』の制作スタッフが、『ザ・マンハント』のようなドキュメンタリーにレベルアップさせられないというのは確かだ。両者の間にある大きな差は、察しの通りスタッフと予算。日本は撮影を手がける技術クルーの絶対数が足りない上に、何より生活がかかっているため、長期にわたる密着が難しい。「他の仕事もある中、どこまで追いかけるのか? どこでよしとするのか?」、決して「労力を惜しんでいる」というのではなく、労力に対する報酬が足りないから、結局できないのだ。例えば、日本でもパパラッチ系カメラマンは、スクープ写真さえ撮れれば引く手あまたであり、それなりの報酬を手にできるが、ドキュメンタリー映像はいいものが撮れても、発表の場も報酬も少ない。この十数年で民放地上波のドキュメンタリー番組が減ったことも向かい風となり、日本のドキュメンタリー番組は負のスパイラルに陥ってしまった。このような状況では、作り手たちが情熱を燃やせないのも仕方がないのである。○「わざわざ見る」土壌がないさらに、『逃走中』との比較から浮かび上がるのは、ドキュメンタリー番組を見る土壌。残念ながら日本には、『ディスカバリーチャンネル』などのような有料チャンネルを契約して「わざわざ見よう」「知的好奇心を満たそう」という人がまだまだ少ない。その点、「多数の加入者から定期的な収入を得て、制作費にあてられる」有料チャンネルは強い。例えば、『ディスカバリーチャンネル』が、『ザ・マンハント』のような骨太な企画に加え、「ネコを集めて群れにする」「トラックで渋滞に突っ込む」などのバカバカしい『怪しい伝説』シリーズを作れるのは、その土壌あってのことだ。日本のバラエティ番組でも、『水曜日のダウンタウン』や『探偵!ナイトスクープ』などで『怪しい伝説』シリーズと似たようなことをやっているが、やはりバラエティ番組という前提があり、深堀するのではなく、意図的に笑いを足しているのが伝わってしまう。見方を変えれば、日本のバラエティ番組は、海外に引けを取っていないとも言えるのだが、「もう1歩踏み込む、もう1枚壁をブチ破る」ことさえできれば、両立させられるのではないだろうか。○民放は報道に準じた番組ばかりでは日本のドキュメンタリー番組には、どのようなものがあるのか? 予算やスタッフの数が段違いのNHKは、長期取材が可能であり、全国支局との連携もできるため、常にたくさんの番組を制作している。その筆頭で25年もの放送歴を誇るのが『NHKスペシャル』。取り扱うテーマは、政治・経済、事件、歴史、生物、スポーツなど幅広い上に、数回にわたる大型シリーズもあり、海外の番組に引けを取っていない。昨年放送された佐村河内氏の特集でミソをつけたが、それだけで評価が揺らぐことはないだろう。一方、民放各局のドキュメンタリー番組は、報道に準じたテーマが目立つ。「事件や社会問題を取り上げ、取材を通して現実を浮かび上がらせようとしている」のだが、実際のところ報道番組のそれと見分けがつかないのだ。ちなみに、報道番組で大切なのは中立性だが、ドキュメンタリー番組は必ずしもそうでなくてもいい。ある人物の視点から徹底的に描いてもいいのだが、事実を紹介するだけにとどまり、本質を追い切れていない番組が多い。また、どうしても日本人の好きな"お涙ちょうだいモノ"ばかりになってしまうのも残念。「視聴者を感動の方向に誘導して、制作側の描いたシナリオ通りに落とし込んでいく」という予定調和的なフォーマットは、ドキュメンタリー番組の定義とは正反対だからだ。その他、「機材の差がありすぎる」「日本はナレーションやテロップが多い」など、日本と海外ではいろいろな違いがあるが、やはり重要なのは、作る側、見る側、それぞれの環境だろう。本来、ドキュメンタリー番組は、さまざまな人間に脚光が当たるものであり、家族そろって楽しめるもの。一人のテレビ好きとして、日本のドキュメンタリー番組が課題を克服し、世界各国からの称賛を受ける日が来てほしいと願う。■木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴する重度のウォッチャー。雑誌やウェブにコラムを提供するほか、取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもある。著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2014年10月22日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。あなたはどんなカップルになりたいと思っていますか?「ずっと手をつないでお出かけできる仲良しカップル」「お互いの生活を尊重できる自立したカップル」「頼りがいのある彼が私を引っ張ってくれる好相性カップル」など、さまざまなパターンがありますが、まず何よりも重要なのは“つき合いを長続きさせる”こと。今回はそんな長続きするカップルの特徴を挙げていきます。■1.女性がわがままを言えている女性が「私の方が好きだから仕方ない」「彼は甘えん坊だから」などと言い訳して、彼を甘やかしているカップルは長続きしません。「かかあ天下はうまくいく」という言葉があるように、多くの男性は恋人の物分かりがよすぎると自分をコントロールできなくなり、ごう慢な態度を取ったり、浮気心が芽生えたりします。食べたいもの、行きたい場所、やりたいことがあればしっかり伝え、それを叶えてくれた彼に感謝の言葉を伝える。それができる女性こそ、バランスの取れたカップルになれる人です。あなたの笑顔をしっかり見せて、彼に満足感を与えてあげましょう。■2.ときどきホメる、たまに心配する次は「どんな関係になれば別れられなくなるか?」という観点から考えてみましょう。それはズバリ、「お互いの性格を理解し合っている」こと。このポイントをクリアしているカップルは、お互いに“一番身近な人”と思っているので、まず別れようとしません。性格を理解し合うためには、定期的にホメたり、心配したり、いたわりの言葉をかけたりしましょう。人間はそれだけで「自分のことをよく見てくれている理解者」と感じますし、あなたが先にそれをすることで、徐々に彼からもしてくれるようになります。■3.家事やお金の分担を決めておく3つ目は実務的なこと。長年一緒に生きていくためには、家事とお金が欠かせません。不可欠なものだけに、どちらか一方が大きな負担をしいられていると、不満がたまり、いつか爆発してしまいます。得意不得意や収入などを目安にして、「私たちはどのくらいの割合がいいのか」、しっかり話し合っておきましょう。大切なのは、カッコつけて無理をしないことと、数か月か数年ごとに「今のままで大丈夫?」と再確認すること。ここがクリアになっているカップルは、結婚しても円満に暮らしていけるものです。■4.ケンカしても無関係のことは言わないケンカ自体は悪いことではないのですが、そのとき彼に見せる態度は重要。ケンカの理由と関係ないことを持ち出したり、彼が大切にしていることを否定したり、ますます火に油を注ぐようなことはしないようにしましょう。もし納得がいかなかったら、無理して謝る必要はありません。「とりあえず部屋を出る」など、物理的な距離を取って頭を冷やせる状態を作り、余計なことを言わないようにしてください。好きでつき合っているとしても、まだ若い2人が「話し合えば全て分かり合えるはず」と考える方が不自然なのです。■大切にするのは『2人の関係』今回挙げた項目に共通しているのは、“感情的になりすぎない”こと。男性が「最もつき合いにくい」と考えるのは、メンタルの上下動が激しい情緒不安定な女性なのです。そのようになってしまうのは、ふだんわがままを言えずガマンばかりしていたり、優しい言葉が足りなかったり、家事やお金で不満を持っていたり、小さなケンカを自ら大きくしてしまうから。「あなた」か「彼」かのどちらかではなく、「2人の関係」を大切にすれば、素直な感情表現ができるようになり、ずっと一緒にいられるカップルになれるでしょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年10月20日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。友人の紹介、飲み会、学校や職場、趣味の場など、どこで出会ったとしても、どんな声のかけられ方をしたとしても、相手はあなたの人柄や長所を十分理解できているわけではありません。たとえば、「キミしか考えられない」と言われたとしても、交際前である以上、その言葉ほど強い思いはないのです。それだけに女性側としては判断が難しいのですが、男性たちをただ待たせているわけにもいかず、遅くとも1か月以内には返事をしたいところ。しかも、気になる恋人候補が何人かいる場合、「どんな基準で選べばいいのか?」迷ってしまうものです。顔、フィーリング、優しさ・・・・・・?今回は後悔しないための選び方を紹介していきます。■1.同じメールを送って返事をもらう最も基本的な方法は、メールで同じ質問をして反応を見ること。「いきなりこんなことを聞いておかしくないかな?」と思う必要はありません。好き嫌い、つき合い方、価値観など、自分が気になっていることを素直に聞けばOK。ポイントは、「どれだけ質問に向き合おうとしてくれるか?」。返事の文面が短い男性は危険なので注意した方がいいでしょう。「どう返事したらいいのか分からない」「もともとメールが得意ではない」「たまたま忙しかった」など、これらは全て自分だけの事情。つき合っても振り回される可能性が高いタイプなのです。■2.彼を「私のホーム」に連れ出すここでのホームとは家のことではなく、あなたの慣れ親しんだホームグラウンド。よく行く町や場所であり、そこには好きな食べ物や飲み物がそろい、なじみの仲間がいてもいいでしょう。「そのような状況で彼がどんな反応を見せるか」を見て欲しいのです。大切なのは順応性ではなく、「一緒に楽しもうとしているか」。女性は自分のホームに恋人を連れて行き、「一緒に楽しみたい」と思う人が多いのですが、男性は真逆。「お互い別々の方がやりやすい」と感じ、合わせようとしない人も多いので、その姿を見るだけであなたへの気持ちが、ある程度分かるものです。■3.優しい言葉をかけ、お願いごとをするもしあなたが安定した長い交際を希望しているのなら、彼に“アメとムチ”の両方を与えて、反応を見ましょう。まずアメは優しい言葉。「大丈夫?」と気づかい、「お疲れさま」とねぎらい、「○○くんのおかげだよ」と感謝したときに、彼はどんな言葉を返すのか。次は、「ここに行ってみたい」「○○が食べたい」「会う日を変えてもいい?」などとお願いごとをして、彼がどんな表情や言葉を返すのか、注目しましょう。つき合う前は、少しのことでも喜びは大きく、あまり気乗りしないことでも自分の気持ちを抑えられるもの。それだけに、少しでもあやしい態度を見せた男性は、「感謝せず、嫌な顔をする恋人」になる危険性があるのです。■4.昼間のデートで相性をみる交際後や、ゆくゆく一緒に暮らすことを考えると、夜よりも昼に過ごす時間の方が長く、そこでの相性が大事。「食事や酒に頼らない」昼のデートをすれば、おおよその相性が見えてくるものです。ショッピングなどの街歩き、テーマパーク、動物園、水族館、ミュージアム、さらに、朝から夜まで一日すごす“プチ遠出”もオススメです。ただし、映画などの会話ができないデートは、相性の差が分かりにくいので避けましょう。■「第一印象のフィーリング」は危険逆に、恋人を選ぶ基準にしてはいけないのが、第一印象のフィーリング。初対面はそのときの精神状態や錯覚に流されることが多く、相手のわずか10~20%程度しかつかむことができません。つまり、第一印象のフィーリングだけで恋人を選んでいたら、幼児と同じなのです。外見は誰もが見慣れ、衰えるものですし、収入も健康も確かなものがない時代になりました。「長い年月、仲よくやっていける恋人が欲しい」のであれば、ここで挙げた基準で彼らを比べ、フィーリングではなく「こういう人だから」と自信を持って選んで欲しいと思います。実際、「どちらとの1年後、3年後、10年後がイメージしやすいか?」、そこまでイメージして相手を選び、幸せをつかんでいる女性もいるのですから。(木村隆志/ハウコレ)
2014年10月14日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私は1万人以上の女性にコンサルをしてきた経験から、数十分お話するだけで相手の人柄がある程度見抜けるようになりました。なかでも、会話の第一歩となり、重要なのが、最初のあいさつ。特に10代・20代の女性は、「ここで男性に好印象を与え、恋愛対象に入るか?」「印象を与えられず、恋愛対象から外れるか?」、大きな差が生まれてしまいます。■1.自分から声をかけていない笑顔であいさつするのは、人としてのマナーであり、よほど美人でない限り、これができなければ恋愛対象に入るのは至難の技。さらに、男性たち好印象を与えて、恋愛対象に入りたいのなら、何かしらのプラス要素を加えるべきです。まず第一段階として挙がってくるのは、“私から”声をかけること。これまで私が多くの女性とお会いしてきた実感で言うと、これができている人は、わずか1割程度。ほとんどの女性が「ただあいさつされるのを待っているだけ」の受け身であり、男性にしてみたら「声をかけられて当然」という態度にしか見えないのです。■2.軽い会釈をしていない“会釈”というと堅苦しい印象があるかもしれませんが、これを男性目線で見ると「礼儀正しくて清楚な子」という、かなりの好印象。さらに、やり方によっては、「かわいい」と好意を与えられるファーストアクションなのです。「頭を下げる」というよりは、「ほんの数センチ首をおろす」だけ。あるいは、「少し斜め前に首をひねる」仕草もキュートな印象を与えられます。どんなキャラクターの女性でも、これをやるだけで、「いい子だな」と思われるのですから、やらない手はありません。■3.「一度も」「一度しか」目を合わせないこれも基本的なことですが、初対面やひさびさの照れもあって、目を合わせない人が多いのは実にもったいないところ。一度も目を合わせない女性は、「感じが悪い」「オレに興味がない」。一度しか目を合わせない女性は、「何考えているのか分からない」「嫌われた?」などと思われてしまいます。ずっと見ている必要はないのですが、少なくともあいさつの最初と最後は、相手の目を見てニッコリ笑うようにしましょう。相手の目を見るのがどうしても恥ずかしければ、相手の下まつ毛か、涙袋あたりを見ればいいのです。■4.あいさつだけで「おしまい」「こんにちは」「こんばんは」「どうも」「おつかれさまです」のあいさつだけでは、形式的すぎて好印象を与えられません。「今日はよろしくお願いします」「ステキな服ですね」「暑くなかったですか?」「お仕事大丈夫でしたか?」「いいお店ですね」などと次のひと声をかけることで相手の印象に残り、2人の距離が縮まりはじめます。面識のあまりない人に緊張感を抱くのは、男女とも同じ。お互い分かっていることだけに、男性は「緊張感をやわらげようとしてくれる」女性に癒しを感じるのです。■「誘われる」自然な流れを作ろう「面識があまりないのに、大きなステップを踏もうとする」のは、不自然でなれなれしい。でも、「面識があまりないから何もしない」のは、非協力的で感じが悪い。「“あいさつで好印象を与える”ような小さなステップから、距離を縮めはじめる」あたりがちょうどいいのです。「最初が肝心」と力むのではなく、「最初を少し工夫すれば、その先がスムーズ」というイメージで考えてみてください。あいさつから「仲よくなる」「誘われる」ための自然な流れが生まれていくのです。今回挙げたことは、みなさんが思っているよりもずっと大切なことであり、男性はこうした“見た目の雰囲気”に左右されやすいもの。9割の人ができていないため効果的である上にカンタンなので、ぜひ実践してみて欲しいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2014年10月09日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。最近、恋人に冷たくしたり、キツイ言葉を浴びせたり、「自ら波風を立てて別れてしまう」女性相談者さんが増えています。なぜ彼女たちは、好きなはずの彼を傷つけ、自爆するような形で恋を終わらせてしまうのでしょうか? 今回はそんな女性に共通する4つの言動を紹介していきます。■「何となくうまくいかない」イライラデート、メールやLINE、会話など、彼とのさまざまなやり取りで、イライラする機会はないでしょうか。もちろん、「明らかに彼が悪い」理由があるときは仕方がないのですが、「何となくうまくいかない」というだけのときは自爆女の予備軍。“大した理由のないイライラ”は、1つ1つこそ小さいものの、数か月で爆発寸前の大きさになり、そうなると彼にぶつけるしかありません。日ごろから“大した理由のないイライラ”を抱え込まないようにし、女子会や好きなことを楽しむことで少しずつ減らしましょう。■声をかけられるのを待ちはじめる自分から彼に話しかけ、メールやLINEを送っているときはいいのですが、逆に待ちはじめるようになったら要注意。そうなってしまう理由には、「寂しさ」「不満」「忙しさ」などが考えられますが、いずれも心の奥に「彼に甘えたい」という気持ちがあるからです。「彼に甘えたい」のであれば、明るく素直になればいいだけ。それができずに“待ちのスタンス”になってしまう女性は、女心が分からない彼に放置される。あるいは、「何考えているか分からない」と思われてしまいます。■彼の短所と友人の恋人を比べる自爆女で最も多いのがこれ。彼の短所を友人の恋人と比べて不満を抱いたり、怒りをぶつけたり、最終的には別れを決断してしまう女性が増えています。その一方で、彼の長所は「当たり前」と見なしてきちんと評価していません。つまり、悪いところだけ比べて、「ウチの彼は物足りない」「こんなにダメなら別れた方がいい」と感じてしまうのです。そもそも自分と友人の恋人を比べる必要はないのですが、もしそうしたかったとしても、長所と短所の両面からフェアな目で見ましょう。・・・・・・というより、「隣の芝生は青く見える」という言葉通り、「友人の恋人にどんな短所があるか」なんてあまり知らないので比べようがないのです。■彼の話に作り笑いで返す彼が話しているとき、あなたは心の底から笑っていますか? 出会ったばかりのころは、「喜ばせよう」「楽しい雰囲気にしよう」として作り笑いをしてもいいのですが、これが続くようなら自爆の瞬間は迫っています。作り笑いを続けてしまう最大の理由は、「自信のなさ」からくる不安。「嫌われたくない」「好かれなきゃ」という気持ちがあるのかもしれませんが、このようなタレントとファンに近い心理状態ではまともな恋人同士になりません。次第に自分でもその状態がつらくなって、自ら別れを選んでしまうので気をつけましょう。■彼以上に自分が傷ついている今回挙げた4つの言動は、言わば自分勝手に恋を終了させる“自爆スイッチ”。「自分が傷つかないために終わらせた」つもりでも、実際は「終わらせたことで、彼以上に自分が傷ついてしまう」のです。これらの原因となるイライラや不安も、甘えや不安も、全てはコミュニケーション不足によるもの。彼とさまざまなテーマで話し、さまざまな一面を見せ合うことができたら、「衝動的に恋を破壊する」なんてことはしないものです。「うまくいかないな」と思ったときほど、いつもと雰囲気の違う場所でデートしてみるなど、彼との関係を見直すきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。(木村隆志/ハウコレ)
2014年10月04日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。男女とも今の20代には、お酒を飲まない人が多いようです。私は日ごろ大学生や若手会社員たちと話す機会がよくあるのですが、彼らの話をまとめると「『飲む、飲まない』は半々くらい」「少し飲めても飲み会が苦手な人が多い」とのこと。しかし、そんな時代だからこそ、「飲める、飲まない」「飲み会に顔を出す、出さない」の違いが恋愛に大きな差を生んでいるのです。今回はお酒にまつわる男女心理とその実態を紹介していきます。■男性は飲まないと誘えない「空気を読もうと考えすぎる」、あるいは「グループやSNSでの噂話が怖い」などを理由に、誘いのひと声すらかけられない男性が増えています。傷つくことを極端に恐れる男性たちには、“誘うことに対するちょっとした言い訳”が必要。それが、「飲みの場だったから」「酔っていたから」ということなのです。実際、「飲まない男女がデートを重ねても、何も起こらないまま時間だけが過ぎていく」というケースをよく聞きます。彼の心境は、「何かのきっかけがないと動けない」。もしあなたがそんな彼との関係を進展させたいのなら、ムードのあるレストランバーなどに連れて行くのもひとつの手です。■飲まない男性は恋人より自分好きもともと最初からお酒が好きな人はいません。「ちょっと無理して飲んでいたら、だんだんおいしさを感じはじめる」ものであり、それまでは人と楽しく過ごすためにお酒を飲む人が多いものです。一方、体質的にアルコールに弱いわけではないのに飲まないという人はそうした発想がなく、人とのコミュニケーションよりも、自分の好きなものを優先しがち。「恋人よりも、自分の考えや趣味を優先させる」傾向が強いのは、明らかな不安要素。特に「お酒は飲まないけど、タバコやギャンブルをやっている」男性はその傾向が強いので、気をつけましょう。■今どきの飲み会は紹介の宝庫飲み会が苦手な人の多くは、「目の前にいる人を“恋愛対象内か対象外か”品定めし合うのが嫌だから」と思っています。しかし、今どきの飲み会はそういう人たちだけではありません。「出会いも欲しいけど、まずは楽しい時間を過ごそう」「もし相性が合えば」という発想の人もよく見かけます。それどころか、「合いそうな人がいたら紹介するよ」「今度みんなで集まるから来て」という人も多いのです。もともと飲み会に来るような人は、男女とも基本的に人なつっこく、それなりに人脈を持っているもの。SNSやLINEを使って紹介し合ったり、プチイベントを開いたり、チャンスの宝庫なのです。■シラフだと「楽しい話だけになる」飲まないカップルの悩みで多いのは、「相手のホンネが分からない」「自分をさらけ出せない」の2つ。なかなか距離が縮まらず、不安が積み重なって突然別れてしまう人をよく見かけます。そうなってしまう原因は、“共通の話題や楽しい話ばかりしている”から。仲良くなるきっかけとしてはそれでいいのですが、恋愛を長続きさせるためにはお互いへの理解を深める必要があります。その点、お酒を飲む人は、ホンネをさらけ出せたり、相談話をしたり、過去の打ち明け話をするなど、親密になりやすい傾向があるのです。■飲まない人はその分努力が必要「『飲める、飲まない』の割合が半々なら、『飲める同士、飲めない同士』でつき合えばいいじゃない」と感じる人がいるかもしれません。しかし、それぞれの人数は同じでも、出会いの数、誘われやすさ、理解度アップ、愛情が深まる可能性など、飲める人の方が圧倒的に有利なのも事実。裏を返せば、飲まない人はその分、別のところで努力した方がいいということなのです。ここで言いたかったのは、決して「無理してでも飲むべき」ということではありません。みなさんに覚えておいて欲しいのは、「飲めなくても、飲み会の場には顔を出した方がいい」「お酒が飲める男性の方が恋愛は進展しやすい」というレベルのことです。ただ、飲める人も、お酒の量はほどほどに。(木村隆志/ハウコレ)
2014年09月25日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。飲み会で最もモテるキャラが“清楚”であることは、今も昔も変わりません。どんなに美人でも、明るくて性格が良くても、多くの男性はそれだけで「本命の恋人にしよう」と思うわけではないのです。一方、女性たちは清楚なイメージを与えるために、服、小物、ヘアメイクを工夫する人も多いのですが、それだけでは“出オチ”の危険性大。飲み会のスタートから1時間程度はそれなりにモテても、徐々に「私よりもかわいくない」「全然イケてない」女性に負けてしまうことがあるのです。そんな女性が男性たちから“清楚”と思われる理由には、どんなものがあるのでしょうか?■1.順番を“男性のあと”にする最も簡単なことなのに、できていない人が多いのがこれ。「男性のあとを歩く」「男性のあとに座る」「男性のあとにしゃべる」「男性のあとにメニューを見る」「男性のあとにオーダーする」「男性のあとに飲む、食べる」「男性のあとにお酒のおかわりをする」。男性の感覚では、“メンズ・ファースト”=清楚。飲み会では、どんなことでも男性のあとに行うことで、好印象を与えることができます。もし男性が「先にどうぞ」と言ってくれたら、「ありがとう」と受け入れればいいのですが、それ以外は先にやることで何も得することはありません。■2.ゆっくり動き、ゆっくりしゃべるどんなに見た目が清楚でも、台なしになってしまうのが、次に挙げる言動。「早口でしゃべる」「ゲラゲラ笑う」「うなずきやあいづちが多すぎる」「食べるのが早すぎる」など、落ち着きのない話し方や振る舞いをすると、恋愛対象から外されやすくなります。これらの対策は、「ただゆっくり動いて、ゆっくりしゃべる」だけ。たったそれだけで男性たちは「おしとやか」「女の子らしい」「穏やか」、もっとうまくいけば、「優しそう」「お行儀がいい」「きっといい子」という好印象を与えられます。■3.最初ではなく、2・3度目に動く飲み会で多くの女性がカンちがいしているのは、「最初に動く女性は気が利く」と思っていること。男性たちが、気が利く女性を見て清楚なイメージを持つのは事実ですが、最初に動いてはダメなのです。たとえば、ドリンクの追加オーダーをするときや、大皿料理を取り分けるときをイメージしてみてください。最初に「何か注文する?」と尋ねたり、「これどうぞ」と取り分けた料理を渡したりする女性は多いのですが、これだけでは“気が利く”イメージは与えられません。むしろ、2度目、3度目の追加オーダーや取り分けをする方が“気が利く”と思われるのです。誰もが見て分かりそうな1度目ではなく、「オレのことを見ていて、気づかってくれたんだな」と感じる2度目、3度目を意識しておきましょう。■4.体のパーツを少し引いてみる「服やヘアメイクはイイ感じなのに、惜しいな」と思うのは、体のパーツが前に出ている女性。特に多いのは、飲み会が1時間程度過ぎると、徐々に姿勢が悪くなり、「あごを出している」「両手をテーブルの上に出している」「いかり肩になっている」「お腹を出している」「足を投げ出している」姿をよく見かけます。自分では気づいていない人が多いのですが、これらの対策としては、「目の前の女友達を見て反面教師にする」「ときどきトイレなどで席を外して姿勢を直す」「姿勢がよくなりやすいジャケット系の服を選ぶ」などがあります。■彼の目に入る全てがあなたの印象考えてみてください。あなたが「今日は清楚な服やヘアメイクにしよう」と思ったとき、どんなものを選んでいますか? 「華やかなもので押す」のではなく、「少し抑えめのもので引く」のではないでしょうか。「少し抑えめのもので引く方が男性の評判がいい」のは、服やヘアメイクだけではなく、今回紹介したような言動も同じなのです。飲み会という短期勝負の場では、彼らの目に入るもの全てがあなたの印象になるもの。清楚さで彼の心をつかんだら、あとはあなたの自由です。しばらく清楚キャラを通してもいいし、本来のキャラを徐々に出してもいいでしょう。最初の目的は、「モテて、誘われること」であり、デートをしてみて、あるいはつき合ってみて、「合わない」と思ったのなら、別れてしまえばいいのです。最後に。見た目やステイタスのある男性ほど、清楚な女性を好み、大切にする傾向があるので、ぜひ一度試してみてください。(木村隆志/ハウコレ)
2014年09月15日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。LINEでやり取りしているとき、彼からのメッセージについスタンプで返信しがちですが、多くの男性は「見るだけでほとんど何も感じない」というのが現実。つまり、送る側のメッセージが女性同士でやり取りするときほど伝わっていないのです。「私としては、たっぷり好意を込めたスタンプ」も、「オレから見たら、ただのイラスト」に過ぎず、クスッとすることはあっても、心には響きません・・・・・・。では、どんなメッセージが男性たちを喜ばせるのでしょうか。それはズバリ、シンプルな文字のメッセージなのです。■テンションを上げる「私もそう」最もシンプルで、スタンプよりも心に響きやすいのは、「いいね」「そうだよね」「私もそう思う」などの“彼への同意”。彼のメッセージが届いたら、すぐこれらのフレーズを返信することで、少しテンションを上げられます。これを繰り返すことで彼の頭に「ニコニコうなずいている」あなたの笑顔が浮かんだら、もうこちらのもの。彼は「あの子とは、ついLINEのやり取りが多くなってしまう」と感じているでしょう。■幸せな気分にさせる「さすがだね」彼が力を入れていることや、少し自慢したいようなことを送ってきたときは、最大のチャンス。こんなときこそスタンプではなく、「すごいね」「さすがだね」「やるね」などの“彼をホメる”フレーズをすぐに返しましょう。彼が続けてメッセージを送ってきたら、さらにホメるフレーズを送り返せばOK。ここぞとばかりにどんどん幸せな気分にさせてあげればいいのです。もしやり取りが終わってしまったときは、「今度ゆっくり聞かせてね」と締めくくっておけばいいでしょう。■ノリを合わせる「それでそれで?」彼が「○○してきた」「○○へ行った」などの報告メッセージを送ってきたときは、“彼のノリに合わせる”フレーズが効果的。楽しそうな雰囲気なら「楽しそう」、驚いた様子なら「ホントに?」、話したくて仕方がなさそうなら「それでそれで?」などとノリを合わせればいいのです。一方、スタンプは選んだあなたのノリであり、彼のノリではありません。そのため、受け取った方が「何コレ?」「リアクション悪いな」というケースもよくあるのです。■距離を縮める「オウム返し」彼が長めのメッセージを送ってきたときの必勝法があります。それは彼の書いたフレーズをそのまま一部引用して返す“オウム返し”。彼が最もこだわりのありそうなフレーズを使ったメッセージを返信することで、彼は親近感を抱き、二人の距離が縮まりはじめるのです。このオウム返しは、最初と最後のフレーズも同様。同じフレーズを使うことで、一体感が生まれやすく、テンポのいいやり取りにつながっていきます。ちなみに、彼がスタンプを送ってきたら、似たスタンプでオウム返しするのがセオリーです。■モテ女はLINEでもしっかり聞ける多くの男性はLINEのやり取りにすら、“ちょっとした意味”を求めたがるため、「なぜそのスタンプを送ったの?」と考えがち。つまり、頭では「スタンプなんてノリだから」と分かっているつもりでも、結局「どんな意味があるんだろう・・・・・・どうせないか」と余計なことを考えてしまうのです。あなたが本当に好かれたいのなら、“私の送りたいスタンプ”ではなく、“彼の送ったメッセージにしっかり反応する”ようにしましょう。基本的にLINEのやり取りは女性の方が上手ですし、聞き役に回ってあげた方がスムーズであり、盛り上がります。みなさんに覚えていて欲しいのは、気軽なメッセージを送り合える上にテンポが大事なLINEは、“会話のとき以上に聞き上手な女性がモテる”ということ。感じのいいあいづちのようなメッセージを送れる女性は、「いい子」「気が合う」と思われて、デートの誘いにつながりやすいのです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年09月08日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。今回のテーマは、「なぜ強引な男に惹かれるのか?」。飲み会、友人の紹介、イベント、いずれにしても、熱心に声をかけてくる男性の誘いに「まあいいか」と、思わず乗ってしまったことはないでしょうか?その理由は「周りの男性が草食系ばかりだから」なんて単純なものではありません。自分の心境と、相手男性のスタンスが大きく関係しているのです。■自分と相手の“ネガポジ比率”男性の強引な誘いに最も乗りやすいのは、「自分に自信がない」「コンプレックスがある」ネガティブなタイプの女性。自分のネガティブさを吹き飛ばす相手男性のポジティブさに巻き込まれやすいのです。また、もともと多くの人が、「ポジティブな言葉を重ねる人を否定しづらい」という側面を持っているもの。最初は誘いをかわしていても、時間の経過とともにそのポジティブさが伝染して「まあいいか」と思ってしまうのです。強引なタイプの男性が苦手な人は、そのまま押し切られないように、できるだけネガティブなオーラを隠しましょう。■意外性に対するガードの低さファッションからグルメ、カルチャーまで、女性は意外性のあるものが大好き。男性よりも情報量が多く、定番も知っているだけに、意外性のあるものを見ると「そうなんだ」「へえ~」という好奇心を持ち、心を開きやすいところがあります。強引な男性に対しても、「『断って終わり』と思ってたら、また誘われた」「エッ、まだ誘うの?」と意外性を感じると、「まあいいか」と思ってしまいやすいのです。このような展開を避けたいのなら、「なぜ?」という心境にならないこと。相手がどんなうまい誘い方をしてきたとしても、思考回路を乱されなければ、相手のペースにはなりません。■1対1の状況に慣れていない日ごろから女性と過ごす時間が長く、プライベートでも女子会へ頻繁に行っている人は、男性と1対1の状況に慣れていません。一方、強引なタイプの男性は、グループよりも1対1の状況で最も実力を発揮します。当然、会話をはじめても男性側のペースになり、「気づいたら誘いに乗っていた」という状態に・・・・・・。特に手慣れた男性は、自分そのものや誘いを魅力的に感じさせるキーワードやタイミングを熟知しています。実際、女子校出身の人や、女性の多い職場に務める人は、強引な男性に弱いので気をつけましょう。■断るのに慣れていないたとえば、前向きに誘い続けてくれる友人に、「いや」「でも」と断り続けるのは気が引けるのではないでしょうか。また、「何かいいことないかな」などと現状に満足していない女性は、断ることをよしとせず、「まあいいか」と受け入れやすい傾向があります。一方、強引な男性は、「断られるのは織り込み済み」であり、「そこからどう落とすか?」を楽しんでいます。残念ながら恋愛をゲーム感覚でとらえている人もいるので、そういう男性には毅然とした態度で接しましょう。■ブレずに紳士的な男性を探す今さらながら「強引な男性のどこが悪いの?」と思う人がいるかもしれません。ただやはり「長い期間幸せな関係でいられるか?」「遊ばれるリスクはないか?」という基準で考えると、強引よりも紳士的な男性の方が圧倒的に勝ります。もしかしたら、「もし時間があったらご飯でも」「こんな僕でよかったら」という言葉ではグッとこないかもしれません。しかも軽く迷っただけで、あっさり引き下がってしまったら、「その程度か」と思うのではないでしょうか。しかし、そんな男性こそがあなたのパートナーになるべき人なのかもしれません。強引な男性の誘いに乗る方がラクなのは間違いないのですが、その先に待っているものも考えた上で、「私に合うのは誰なのか?」をしっかり見極めて欲しいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2014年08月30日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。コミュニケーションが好きで、能力にも長けていることから、「女性の方が男性より相手を見つめる」と言われています。たとえば、あなたは全くその気のない男性から、「よく目が合ったのでイケるかも」と思われた経験はないでしょうか。実際、よく声をかけられる女性は、見た目を着飾っているだけでなく、効果的に視線を送って男性の心を動かし、恋人を得ているのです。今回は「誰でもカンタンに使える」視線の送り方を紹介していきます。■初対面は先に目をそらすあいさつはもちろん笑顔でするべきなのですが、初対面は誰しも多少の緊張を抱えているもの。そんな心境を利用して、「笑顔であいさつしたあと、先に目をそらす」という変化をつければ、男性の好む“女性らしい恥じらい”を感じさせ、恋愛対象内に入りやすくなります。特にウケがいいのは、左右のどちらかに少し視線を落とす仕草。もともと目と目を合わせて話すのが得意ではない男性が多いだけに、「彼の目を見たら、次は視線を外して私の目をしっかり見せてあげる」という順序を意識しましょう。■会話中はタイミングとパーツたとえば、彼が楽しそうに話しているときは、あいづちを打つときや話し終えたときに穏やかな視線を送る。一方、彼に話を聞いてもらうときに見るのは、彼の目ではなく、他のパーツ。鼻、頬、首、耳、肩、腕あたりを見ながら話すことで、“適度に見つめられている感じ”が伝わって一体感が生まれやすくなります。また、お気に入りの彼がマジメな話をしているときは、まっすぐに目を見つめて「理解者になろうとしている」姿勢を伝えましょう。■離れた場所からは強めに発信飲み会や職場などで少し離れた場所にいるときは、少し強めの視線を送るのがオススメ。たとえば、食事中などの無防備なときは、サラッと視線を送る。他の女性と楽しそうにしているときは、悲しさか不安を込めた視線を送る。全然話す機会がなかったら、熱い視線を送る。いずれにしても、「あれっ?」「どうしたのかな」「もしかして」などと“少しだけ気にならせる”ことができれば、彼の中にあなたの存在が刻み込まれているはずです。■彼の見せ場では目尻を下げる男性たちには、「注目してもらいたい」「見てくれていたのが分かるとうれしい」瞬間があり、そこで目が合うとドキッとするものです。たとえば、彼が頑張っているとき、彼がいいことをしているとき、彼が困っているとき、彼がつらそうなときは、目尻を下げるイメージで優しい視線を送りましょう。そうした小さな積み重ねが「彼女はオレの理解者かも」という好意につながっていきます。■半信半疑の状態が恋を動かすここで書かれていることができる女性は、総じて食事に誘われるのが上手。しかも単に「モテる」のではなく、「本命の恋人として大切に扱われる」のです。もし彼の反応が薄かったとしても、積極的なアプローチをしたわけではないので、傷つく必要はないし、同性から嫌われることもありません。ですから、もしあなたに少しでも気になる男性がいるのなら、意識的に視線を送ってみて欲しいと思います。ハッキリ「好き」と言われていない彼は、「本当に好意があるのかな?」「オレはどうなんだろう?」などとあなたを意識しはじめるでしょう。そんな半信半疑の状態が、恋を動かしてくれるのです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年08月22日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私の相談者さんには、合コンへ行けば普通にモテそうな女性がたくさんいらっしゃいます。しかし、彼女たちは見た目で劣る同年代の女性たちよりも幸せではありません・・・・・・。口をそろえるように、「最近モテなくなった」「なぜなのかわからない」と言うのです。その理由は、どんなことなのでしょうか。今回は「急にモテなくなった女性」を見る男性たちのホンネを紹介していきます。■「見るからに面倒くさそう」急にモテなくなる理由で最も多いのは、女子会のやりすぎなどが原因で、「物言いや態度がキツくなってしまい、それに気づいていない」こと。女性同士で話しているときの強い話し方や表情、仕草、振る舞いが出てしまうため、男性たちは「気が強そうな子だな」「文句を言われそう」と感じてしまうのです。特に男性が気になるのは、「声が大きい」「笑い方に品がない」「話が長い」「ツッコミが強い」の4つ。自分で思っているよりも、女子会と合コン時で切り換えられていない人が多いので気をつけましょう。■「顔がいい分、どうせ性格は悪いんでしょ」現在の10~20代男性は、物事を都合よく考えられない傾向があるため、ほとんどの人が「かわいい上に性格もいい女性がいる」とは思っていません。しかも、「そのかわいい子が自分とつき合ってくれる」と考える楽天的な思考が乏しいため、見た目がいい女性ほど笑顔を増やしたり、自分から声をかけたりして、“私”のハードルを下げなければいけないのです。とりわけ急にモテなくなった女性は、その事実を認めなくないため、むしろ“私”というハードルを上げようとする傾向があり、ますます遠い存在に感じられてしまいます。■「隠そうとしているけど、必死感が出てる」恋人のいない女性は、少しモテなくなっただけで、「何とかしなきゃ」と思うもの。「自分のプライドを満たしたい」という気持ちもあって、ヘアメイクやファッションに気合を入れたり、女性らしいキャラを演じたりします。ただ、それを「男性たちに悟られまい」とするのが女心。平然と振る舞おうとするのですが、男性たちにはある程度バレています。男性たちはなぜ女性の必死感が分かるのでしょうか? それは、「今までモテてきた女性が見た目やキャラで気合を入れると過剰アピールになり、必死に見えてしまう」から。やりすぎたせいで声がかけにくくなり、やり慣れていないから違和感を抱かれてしまうのです。■「何か、よく分からないけど残念・・・・・・」「よく分からないのに何で?」と思うかもしれませんが、これには理由があります。急にモテなくなった女性の多くが最初にするのは、その原因を自分のせいではなく、「周りのせい」「運が悪いだけ」と思うこと。そうした考え方が表情や態度に出ているため、「笑顔がかわいくない」「気が利かない」「優しくなさそう」などと思われてしまうのです。逆に、合コンなどでは「あまりかわいくないけど、何か惹かれる」という女性がいるのも事実。彼女たちは、「モテない」原因を人のせいにしないため、周りの人に自然体で接したり、何気ない気配りができたりして意外にモテるのです。■「一時的にモテない」だけの場合もこれまでモテてきた人ほど、「過去のモテを引きずり、現実を受け入れられず、さらにモテなくなる・・・・・・」という負のスパイラルに陥りがち。ただ、モテなくなる原因のほとんどが、見た目や言動の変化によるものだけに、それを見直すことで大半は改善されます。また、ときどき「たまたま周りの環境が悪くて、一時的にモテなくなっただけ」というケースもあります。これは恋愛がさまざまな価値観を持った男女で行うものである以上、仕方がありません。自分のやれることをやって状況が変わらなければ、しばらく放っておくくらいの気楽なスタンスでいいでしょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年08月09日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。恋人でも片想いの相手でも、好きな人がいるのは素晴らしいこと。ただ最近は、「短期間であっさり別れてしまう」人や、「ささいなことで気持ちが冷めてしまう」人が増えています。これらの人に共通しているのは、「好き」という気持ちがあいまいなこと。彼への気持ちを確かなものにするためには、単に「彼のどこが好きなのか?」ではなく、以下のポイントから考え直してみましょう。■私がもらった言葉とプレゼントは?まず思い出して欲しいのは、彼があなたにくれた言葉とプレゼント。出会ったころから順番に、1つ1つ書き出していきましょう。たとえば、「私のどんなところを好きと言ってくれたか?」「落ち込んでいるときにどんな言葉をかけて、何をしてくれたか?」「私が料理を作ったときに『おいしい』だけでなく、その前後でどんなことを言っていたか?」など、できるだけ具体的なシチュエーションで考えてください。これを30分以上書き続けられたら簡単には別れないですし、書いたものはその後、彼への気持ちが揺らいだときの参考材料になるでしょう。■どんな表情、仕草、クセがある?次に考えて欲しいのは、彼自身のビジュアル。といっても大切なのは、「顔のパーツやスタイルがどう」ということではなく、「どんなときにどんな表情をしていたか?」「ふだんどんな仕草やクセがあるか?」です。たとえば、表情では「好きなものを食べているときの顔」「友人の話をするときの顔」「仕事で疲れたときの顔」「私が悪いことをして怒っているときの顔」など、さまざまな顔を思い出してください。そのイメージがカラー映像のような鮮やかなものであれば、彼のことをしっかり見つめている証拠であり、それができているから自信を持って「好き」と言えるのです。■私以外の人との接し方はどうか?多くの人が無意識のうちに、彼のことを嫌いになっているポイントがあります。それは、“友人、同僚、家族、店員など、自分以外の人との接し方。たとえば、友人や同僚をバカにしたり、家族を軽く扱ったり、店員への態度が横柄だったり・・・・・・。彼と一緒にいるときはそれなりに楽しいため、「まあいいか」くらいに受け流しているのですが、心の奥には彼に対する不信感が徐々にたまり、「好き」という感情が減っています。彼にやんわり指摘してやめてもらえれば一番いいのですが、それが難しければ、「できるだけそういう姿を見ないようにするだけでも効果はあります。■最後に自分の短所を考え直す最後に考えておきたいのは、彼のことではなく、“自分の短所”。「エッ?」と思ったかもしれませんが、実際のところ「自分の短所が原因で彼を嫌いになる」女性が多いのです。短所のなかでも、プライドが高い、マイペース、ヒステリー、ネガティブ思考、面倒くさがりの5つは要注意。「彼のことを好きか?」ということよりも、自分の性格を常に優先してしまうため、自ら手放そうとしたり、勢いで「嫌い」と決めつけたりしがちです。■価値観は合わなくても大丈夫「価値観の一致は考えなくていいの?」と思う人もいるでしょう。しかし、男女ともに10~20代の価値観は不確かで変わることも多いので、「今すぐ合わなくてもいい」のです。2人でコミュニケーションを取りながら、少しずつ合わせていきましょう。やはり大切なのは、日ごろから彼のことをよく見て、「何を考えているのかな」と興味を持つこと。それが親しみや本当の「好き」につながっていきます。逆に、顔、服のセンス、年収など、すぐに分かるものほど、当てにならないものはありません。(木村隆志/ハウコレ)
2014年07月31日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。学校、会社、バイト先、サークルなど、恋人候補の男性たちと繰り返し会える場所は、出会いの形として理想的。「彼の人柄をじっくり見極めることができる」上に、「私の長所をしっかり伝えられる」ため、つき合いが長続きしやすい傾向があります。このような多くの人が集まる場所特徴は、“1人1人に立場がある”ということ。また、その立場によって、コミュニケーションのスタンスや、かけて欲しい言葉が異なるため、彼らの心理状態を踏まえたアプローチが必要になります。今回は、男性たちの立場に応じたアプローチ方法を紹介していきます。■リーダーや上司はフレンドリーにリーダー的な立場にいる人は、たくさんの人と話す機会がある反面、一線を引かれることが多く、ひそかに孤独を抱えています。そのため、アプローチで効果的なのは、オン&オフの切り替えとフレンドリーさ。特定の人と打ち解ける機会が少ないため、どんどん話しかけるべきなのです。「やるときはやる」姿勢を見せつつ、人懐っこく接した方がいいでしょう。最悪なアプローチは、自分の能力や美ぼうなどを見せつけようとすること。彼が必要としているのは対等なパートナーではなく、気を許せて居心地のいいマネージャーや秘書なのです。■2~3番手や中間管理職は個人をホメるグループの2~3番手や会社の中間管理職は、上下両方からのプレッシャーがあり、「やりたいこともやらせてもらえない」ストレスの多いポジション。ほとんどの人が自分の理解者や癒しを求めています。アプローチとしては、ねぎらいやいたわりの言葉をかけつつ、「○○さんだからできている」「本当に支えているのは○○さん」「あの言葉(行動)はよかったです」などと個人をホメるのがオススメ。彼の言動に注目し、小さなことでも好反応を返してあげましょう。■似た立場や同僚は関係ない話を自分と似た立場の人ということは、あなたがリーダーのケースを除けば、立場の低い男性。しかし、どんなに「草食系の男性が増えた」と言っても、実際は比べられるのを恐れているだけで、内心は「もっとできる」「あいつらに負けていない」という反骨精神があるものです。しかし、単に「頑張って」「あなたは大丈夫」などと励ましても、「似た立場の女の子から言われるのは男としてカッコ悪い」と感じ、あまりうれしくありません。彼の頑張りはひそかに見守りつつ、会話は活動内容や仕事と関係のない話をした方がいいでしょう。■後輩や部下は実力以上に認める後輩や部下の男性にとって先輩や上司の女性は、「女性であって女性ではない」微妙な存在。接し方に気をつかわれることが多いので、こちらから積極的に声をかけていく姿勢が求められます。その上で、「彼を実力以上に評価する」のが最高のアプローチに。根拠などは必要ないので、「あなたはできる人よ」と対等以上に一目を置くスタンスで接しましょう。また、彼のことを頼り、ときには相談することでプライドをくすぐるのも1つの手です。■力関係とは別の雰囲気で接する上記4つに共通しているのは、「自分の立場を分かって欲しい。評価して欲しい」という男性の心境。ほとんどの男性は幼いころから、勉強、スポーツ、背の高さ、話のおもしろさなどで、常に力関係を意識しながら育ってきました。そのため、たくさんの人が集まる場では、「現状の力関係とは別の雰囲気で話せる」女性に惹かれやすい傾向があります。ときどき、自分の魅力を全面に押し出した“押しつけがましいアプローチ”をしている女性を見かけますが、今回紹介した方法の方が簡単かつ効率的。今、あなたに気になる人がいるのなら、“自分の事情ではなく、彼の事情を踏まえたアプローチ”を考えてみてはいかがでしょうか(木村隆志/ハウコレ)
2014年07月25日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私のもとには、「どうでもいい男には普通にしゃべれて好かれるのに、好きな男には緊張してうまくしゃべれない」と会話術を習いに来る相談者さんがたくさんいます。好きな人が前にいたら緊張するのは当然ですが、距離をとっていたら恋人同士になるチャンスはなかなか生まれません。今回は「緊張してもうまくやりすごす」ための方法を紹介していきます。■自分からはあまり話さない好きな彼との会話で緊張してしまうのは、「うまく話さなきゃ」「これを言ったら彼はどう思うんだろう」と思っているから。そう思えば思うほど、しゃべりすぎたり、返事のテンポが遅くなったりして彼のテンションは下がっていきます。これを避けるためには、あまり話さないこと。基本的に彼の話を聞いて、「いいね」「私もそう」「おもしろそう」「すごいね」などと、感じのいいあいづちを返すようにすればいいのです。彼が「気持ちよく話せた」と感じたら、あなたは“居心地のいい女性”すなわち恋人に一歩近づいたも同然。自分の話は聞かれたことだけ答えて、「○○くんはどう?」と切り返すように心がけていれば、緊張していても失敗はしないでしょう。■沈黙を気にせず、むしろ微笑む緊張している人が最も恐れるのは沈黙。ますます緊張して挙動不審になってしまう人が多いのですが、何の問題もありません。多くの男性は、「会話中に沈黙があるくらいのんびりした女性でなければ、あまり追いかけない(好きになりにくい)」もの。清楚な女性を好むのも、天然ボケの女性が声をかけられやすいのも、男性が恋愛感情を持ちやすい適度な沈黙があるからなのです。もし沈黙を感じたとしても、「何とか沈黙を破ろう」とするのではなく、「彼は何を考えているのかな」と微笑んでいればいいだけ。すると彼は、「どうしたの? 何かおもしろいことあった?」と聞いてくるでしょう。そしたらあなたは、「楽しいから」「料理がおいしいから」などと適当に答えればいいのです。■好意のフライングを抑える私が常日ごろ相談者さんに、「片想いの99%が錯覚か思い込み」と言っています。「まだ出会ったばかり」「あまり話していない」「本当はどんな人なのか分からない」のに、外見や雰囲気だけで「好き」と緊張しているのは、明らかに自意識過剰であり、自己都合的な感情。先走って勝手に「好き」と思い込んでいるだけなのです。彼を目の前にして緊張したら、「まだ出会ったばかりだしな」「ちょっとカッコイイけど性格は分からない」「ちょっと好きなだけで対等な関係だよね」などと心の中でツッコミを入れて、できるだけ緊張をほぐすクセをつけましょう。■目以外のところだけを見る緊張している人は、よく「目も見られなかった」と言いますが、それなら目は全くみなくてもいOK。背の高い男性なら鼻から口のあたりを、背の低い男性ならおでこを見ながらなど、別のパーツを見ながら話せばいいのです。また、私は日ごろ相談者さんたちに、「“言葉以外のもの”にも目を向けましょう」とアドバイスしています。彼があなたに向けて発しているのは、言葉だけではありません。“口角の動き、ほおのゆるみ具合、シワの出方、体の向き、背筋の伸ばし方、手足の動きや落ち着き、座り方、息づかい“など、さまざまなところからメッセージを発しているのです。恥ずかしくて目が見られなくても、これらを見ることで「何を考えているのか?」がつかめれば、緊張もやわらぐでしょう。■彼も緊張?実は悪い男?ここで挙げた方法を繰り返し試してクセづけられれば、男女を問わずどんな人を前にしても緊張しすぎずに会話できるようになれます。もしかしたら、彼も緊張しているかもしれませんし、実はひどい男なのかもしれません。彼も緊張していたら、ほぐしてあげられれば恋がはじまるチャンスですし、ひどい男だったら、見破らなければつらい思いをすることになります。自分に合うたった1人の男性を見つけたいのであれば、緊張しすぎないようにしましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年07月15日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私のもとを訪れる相談者さんには、自分の顔にコンプレックスを抱える女性がたくさんいます。相談に来ても、終始うつむき加減だったり、美容整形を本気で考えていたり。彼女たちが口をそろえて言うのは、「恋人ができないのはこの顔のせい」。しかし、顔はあくまで彼女たちの一部分に過ぎず、そこにとらわれ過ぎて“もっと気にした方がいいこと”をおろそかにしていたのです。彼女たちに恋人ができないのは、主に4つの理由がありました。■ぎこちなく引きつった笑顔顔にコンプレックスを持つ相談者さんたちは、「目が細い」「鼻が低い」「エラが張っている」などとパーツの不満を言いますが、私が彼女たちと話していて気になるのは、笑顔の少なさとぎこちなさ。「男性が一番好きな女性の表情は笑顔」であり、「どんな顔で笑うか」を常に見ています。コンプレックスのあるパーツを気にして表情が硬くなっているとしたら、大きなマイナス。むしろ笑顔になってしまった方が、コンプレックスのあるパーツは目立ちません。女性同士で顔の評価が低い「ただ笑っているだけの子」が、「なぜか男性から声をかけられる」のは、そういう理由があるのです。■ヘアメイクの過剰防衛ふだん多くの女性と会っていて気になるのは、「顔のコンプレックスがある人ほど、それを隠すために、ヘアメイクで過剰防衛している」こと。つけまつげなどで目を大きくしたり、フェイスラインをスッポリおおうヘアスタイルにしたり、男性から見たら「何かなスゴイ・・・・・・」「そこまでしなくてもいいのに」と悪い意味で気になってしまいます。一方、コンプレックスがない人ほど、ナチュラルメイクやエアリー&シンプルなヘアスタイルを選ぶ傾向があり、男性たちには「よく似合っている」「自然体でいいね」と好評。コンプレックスがあったとしても、カバーするのは少しだけの方がいいでしょう。■受け身で出たとこ勝負の会話顔のコンプレックスがある人は、男性の顔をあまり見られないため、必然的に声をかける機会が少なくなります。会話はおのずと受け身のスタンスになり、男性に気をつかわせることが多く、共通点を見つけて盛り上がったとしても、顔を見つめ合っていないため一体感が生まれません。「自分の顔を見られるのが恥ずかしくて、相手の顔をあまり見られない」人ほど、休日の過ごし方、居住エリアや出身地、友人関係、スポーツや音楽のエンタメなど、たくさんの話題を用意してテンポよく振っていきましょう。■磨くことを放棄した振る舞い顔の作りばかりにとらわれて、女性らしい振る舞いができていない人も減点材料。顔は努力や工夫のできる範囲が限られていますが、振る舞いは努力や工夫をすればするほど良くなり、男性の心をつかめます。女性らしい振る舞いの中で男性が最も気になるのは、仕草と気づかい。まっすぐそろった背筋や指先、上着やおしぼりのたたみ方、丁寧な会釈、周囲の人へのさりげない優しさなど、男性たちはささいなところを見て、「(本命の恋人に)いいかも」と思うものです。■顔だけでは本命の恋人になれない相談者さんのほとんどが、「顔のコンプレックスを解消できればモテる」と思っていましたが、それだけでは選ばれにくいというのが現実。特に“本命の恋人”として選ばれたいのなら、男性が好印象を抱く、“笑顔、自然体のヘアメイク、テンポのいい会話、女性らしい気づかい”を含めた総合力で勝負して欲しいと思います。もしあなたに顔のコンプレックスがあるのなら、自分に問いかけてみてください。「一番の目的は、顔のコンプレックスを解消すること? それとも、恋人候補の男性たちから好かれること?」。優先順位の1位が後者なら、コンプレックスだけにとらわれず、男性に好かれる女性を目指しましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年07月07日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。「見た目はよくホメられるし、男女ともに友達もいるから性格が悪いわけではないと思う。出会いもそれなりにあるのに、恋人ができないのはなぜ?」、このところ、そのような女性からの相談が増えています。彼女たちが出会いをモノにできない理由の多くは、恋愛限定の「性格ブス」。友人関係では「普通のいい子」なのに、「恋愛になると急に性格が悪くなる」女性が多いのです。それはどんなことであり、なぜそうなってしまうのでしょうか?■むじゃきに人を切り捨てる数分間話しただけ、あるいは数時間一緒にいただけで、「話の面白くない人だな」「この人は絶対にない」などと決めつけ、男性を安易に切り捨てていないでしょうか。「好きになれそうな人にだけいい顔をしておこう」と思っているのかもしれませんが、その気持ちは男性側に少なからず伝わってしまい、「キレイだけど・・・・・・やめておこう」となってしまうのです。そもそも「短時間で決められるほど、男性を見る目がある」女性なら恋人ができているはず。もちろん「違うな」と感じた男性をむりやり恋人候補に入れる必要はなく、「アリでもナシでもない」というスタンスでOKなので、ぜひ心がけてください。■勝手に自分を過剰防衛する最近、特に増えているのが、「ホメられているのに嫌がる」女性と「責められているわけでもないのにムッとする」女性。いつどこでも居心地の良さを求め、少しでも自分の意にそぐわない言葉は素直に受け取れないのです。男性に対して何気なく「エ~ッ、私はそんなことないよ」「全然違うね」「そういうのは好きじゃないな」などと言っていないでしょうか。もちろん嫌なことはハッキリ伝えるべきなのですが、男性が良かれと思ってやっていることについては、過剰防衛しない方がいいでしょう。■何でも損得で考えてしまうもともと男性よりも女性の方が損得勘定に敏感であり、言葉、時間、お金、手間など、さまざまなことに関して、「どちらが得か?」「私は損をしていないか?」を考える傾向があります。自分1人の日常生活であれば問題ないのですが、男性も同席する出会いの場ではそれが大きな危険要素に。あなたがある飲み会へ行ったとしましょう。飲み会には、自宅から店までの電車代金と移動時間の長さ、飲み会で払う費用、座った席の優劣、食べた料理の質と量、使う時間とお金に対する男性の質ともてなしなど、女性が損得を気にしがちなところがたくさんあります。そうしたことが、つい言葉の端々に出てしまうので気をつけましょう。■作り笑いで女優気取りになる男性は女性の笑顔が大好き。どんな場でも笑顔の女性に注目しているので、意外に作り笑いを見抜く能力を持っています。もしあなたが、「とりあえず笑っておけばいいや」と思って作り笑いしているのなら、すぐにやめましょう。多くの男性は、「やり過ごせていると思っている顔がかわいくない」と感じているのです。男性は好きになった女性のことは冷静に見られないものですが、まだ好きではない女性に関してはクール。「この子、作り笑いしてるけど、性格のキツさが出てるよ」などと気づいています。■勝手なジャッジは本命を逃す4つの項目に共通しているのは、自意識の強さ。自己主張し、自分を守ろうとする意識が強い女性を見ると、男性は本能的に避けようとします。なかでも一番やってはいけないのは、まだ出会って間もないのに、男性たちを勝手にジャッジすること。たとえば、男女4人ずつの飲み会で、あなたが1人の男性に照準を定め、他の男性を何となくあしらっていたとします。その選ばれた男性は気分が良く喜びますが、あなたを恋人候補として選ぶかは別問題。よほど気に入られていない限り、「我が強そうな子だな」「面倒くさそうな女性かも」などと、悪い一面を見て引かれるリスクが高いので気をつけましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年07月01日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。日々、コンサルをしていると、少しずつ合コン事情が変わってきていることに気付かされます。最近よく聞くのは、「単に恋人のいない人を集めてやるのはつまらないし、カッコ悪い」という声。誘い下手な草食系男子や、女の子だけで楽しめる女子会が増えた影響もあって、何かしらのテーマを設定して行うものが多くなっているのです。実際にどんな合コンが開かれているのでしょうか。■料理名、店名、お酒がテーマの会最も多いのが、「沖縄料理を食べる会」「スリランカ料理初体験の会」などの料理名、「『山ちゃん』で手羽先の会」「『今半』ですき焼きの会」などの店名、「イタリアワインの会」「ベルギービールの会」などのお酒がテーマの会。「これが食べたい、飲みたいから」という前提があるため、男女ともに参加ハードルが下がり、さらに飲食を中心に会話が盛り上がる鉄板の飲み会です。■町、スポット、イベントがテーマの会次に多いのが、「スカイツリーを見ながら飲もう」「恵比寿横丁でハシゴの会」「中華街で飲もう」「新宿で働く人の会」などの町やスポット、「ワールドカップを見ながら飲もう」「バーベキューイベントへ参加しよう」「北海道展へ行こう」などのイベントがテーマの会。タイムリーな分ノリが生まれ、盛り上がりやすく、一気に仲が深まる可能性があります。旬の情報に詳しい女性側がリードして会を開いた方がスムーズでしょう。■趣味と飲み会をセットにした会より気が合う人を探したい人は、「シネコンと居酒屋をハシゴ」「日帰り温泉で浴衣飲み会」「90年代カラオケしながら飲もう」「舞台鑑賞とアフター飲み会」「浅草で落語と飲み会」などの趣味と飲み会をセットにした会。もともと好きな人同士が盛り上がれるだけでなく、初体験の人も気軽に誘えるため、「2回目、3回目の飲み会にもつながりやすい」というメリットがあります。■誰かをお祝いしながら飲む会「○○くんと○○ちゃんのお誕生日飲み会」「○○くんの昇進を祝う会」「就職5周年を祝って飲み会」「○○夫妻の結婚1周年を祝う会」などの誰かをお祝いする会。お祝いする人の友人・知人を幅広く集めて行えるため、たくさんの人が集まり、盛り上がりやすい傾向があります。飲食店ではなく、ホームパーティー形式もカップル成立が多くおすすめです。■「合コン」というフレーズが嫌い最後に、ここで紹介した『○○会』の特徴を挙げておきましょう。・男女の人数は同じでなくてもOK。無理に合わせる必要はない・ノリよりも居心地の良さを重視。お酒やゲームは強要し合わない・連絡先の交換は“交換タイム”ではなく随時気軽に行う・同じ、または多少入れ替えたメンバーで2~3度目を行うことが多いつまり、男女ともに“参加しやすい気楽なもの”を好む傾向があるのです。「合コン」というあからさまなフレーズを避けて、「○○会しようよ」と気軽に声をかけていきましょう。(木村隆志/ハウコレ)
2014年06月24日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。私が相談者さんと“モテ”の話をしているときに、よく言っている言葉があります。それは「女性にモテたいならトレンドを追いかける」「男性にモテたいならトレンドを無視する」ということ。女性誌では毎号のように“モテ服”“モテキャラ”特集がありますが、恋愛に限って言えば、それを信じない方がいいのです。それはなぜなのでしょうか。■魅力はシンプルにしか伝わらない出会ったばかりのころに大切なのは、一にも二にも“相手に与える印象”です。たとえば、食品や化粧品などのキャッチコピーは、どれも“短く”て“シンプル”なものばかりですが、これは「商品の魅力だけをハッキリ伝えるために、余計な印象を与えない」ため。恋愛でも同様に「いろいろアピールしよう」と思うよりも、男性が好む“女性らしさ”“清楚さ”“癒し”の印象に絞ってアピールした方がいいのです。女性誌に書かれているようなトレンドは、その真逆。「どう違いを見せるか」「さりげないものでもどうアピールするか」を考えたものが多く、男性は「うるさそうな子だな」「よく分からない」などと思うだけです。■ビジュアルは基本+1つまでではどんな服や小物、ヘアやメイクをすればいいのでしょうか。答えはカンタン。デザインは「女性らしいシルエットでディテールは1つまで」、カラーは「白や淡い色をベースに差し色は1つまで」、小物は「分かりやすい大きめのものを1つまで」、ヘアは「ワントーンで、アレンジやアクセサリーは1つまで」というように、“女性らしさ”“清楚さ”“癒し”以外の余計な印象が伝わらないものならいいのです。初対面からデート数回までは、これを意識するだけで女の子扱いされるので、ぜひ試してみてください。トレンド服は交際スタート後に着ればいいのですから。■流行の話題では盛り上がらないトレンドよりも、“短く”て“シンプル”なものがいいのは、彼とのコミュニケーションも同じ。会話もメールも、その2点を心がけた方が、男性たちの心をつかみ、自分に興味を向けさせることができます。たとえば、流行の話題や時事ネタは興味や情報量にバラつきがあり、「思ったほど盛り上がらなかった」「あとに何も残らなかった」というケースになりがち。そうした話題を振るよりも休日の過ごし方や趣味の話を聞いてあげる方が男性は喜びますし、さらに「いいね」「私もそう」「へえ」「すごいね」などの“短く”て“シンプル”なあいづちを打つことで、盛り上がっていきます。会話もメールも「長々とした言葉を交換する」のではなく、「“短く”て“シンプル”な言葉をキャッチボールのように交換する」ように心がけてみてください。■早すぎるギャップは逆効果よく合コンなどで「損しているな」と思う女性がいます。それは「キャラを詰め込み過ぎて、マイナスギャップを与えている」人。たとえば、最初に顔を合わせたときは、「かわいい」「清楚そうな子」などと好印象を与えられたのに、会が進むにつれて、しっかり者である一面を見せようとして熱く語りすぎたり、知的な一面を見せようとしてこだわりを話したり、天然っぽい一面を見せようとしすぎるなど、キャラを上乗せしたがる女性は多いのですが、「面倒そうな子だな」と思われがちです。出会って間もないころに複数のキャラを印象づけるのは不可能。まだ最初の好印象も浸透していないのに、次のキャラをアピールしても良いギャップにはならないことを覚えておきましょう。キャラという意味でも、旬の女優や人気アイドルなどのトレンドよりも、シンプルに“女性らしさ”“清楚さ”“癒し”に絞った方がいいのです。■キスも「短く」て「シンプル」に“短く”て“シンプル”がいいのはキスも同じ。特に女性からするキスは、長いキスではなく、軽く短いキスにした方が、男性は「かわいい」「もっとしたい」と感じ、その先の姿を妄想させることができます。手の込んだ駆け引きを考えるよりも、“短く”て“シンプル”な言葉やスキンシップで少しずつ好意を伝える方が、「もしかしてオレのことが好き?」「でも本当かな・・・・・・」と彼にドキドキを与えられるもの。「目が合った」「手がふれた」「ホメてくれた」「話を覚えてくれた」くらいの方が気になって恋に発展しやすいのです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年06月19日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。最近、好きなタイプを聞かれると、「価値観の合う人」「趣味や好きなものが似ている人」と答える女性の多さに驚かされます。しかし実際のところ、そういう考え方は半分オススメで、半分はリスキー。相性のいいパートナーとつき合える可能性こそありますが、自ら幸せの可能性を狭めてしまっていることにもなりかねないのです。それはなぜなのでしょうか? どんな理由があり、どうすれば回避できるのか、解説していきます。■性格よりも趣味嗜好を優先特に飲み会での出会いでは、趣味や休日の過ごし方、好きな食べ物やお酒、音楽やスポーツなどで意気投合することが多いのですが、それはあくまで会話の入口。それよりも「この男性は私の話をしっかり聞けるか?」「彼は柔軟な考え方ができるか?」などの人柄やコミュニケーションの取り方を見た方がいいのです。そんな男性なら、あなたの影響で同じ趣味嗜好になるかもしれませんし、そもそも「趣味や休日の過ごし方、好きなものがずっと変わらない」と考える方がむしろ不自然。前述したような仲よくなるための入口としては大切ですが、執着しすぎないようにしましょう。■判断そのものが間違っている「自分と似ている人の方が相性はいい」という女性が陥りやすいのは、“男性を見る目”の過信。実際のところ、「彼は私に似ている」という判断そのものが間違っていることが多いのです。たとえば、飲み会やデートで1~2度話しただけで、「似ている」「気が合う」というのは錯覚でしかありません。表面的な会話が噛み合っただけで、心の奥やホンネが一致しているとは言えないのです。友人の1人であればそれくらいでいいのですが、恋愛の相手は唯一無二のパートナー。「似ている」「気が合う」と決めるのは、5回以上会ったあとの方がいいでしょう。■「似た者夫婦」の可能性を逃す3つ目の理由は、「似ているところの少ない男性をあっさり対象外にしてしまう」こと。“似たもの夫婦”という言葉があるように、人間は一緒にいる時間が長くなるほど、だんだん似てくるものです。もしあなたがそうした事実を無視して、最初のコミュニケーションやインスピレーションで男性を切り捨てているとしたら、何とも残念な話。何気なくバッサリ切ってきた男性の中に、最愛のパートナーがいる可能性は想像以上に高いのです。■環境が同じだから似ているだけ同じ職場や学校、あるいは、部下や新人という立場、仕事や勉強を頑張っていることなど、出会ったときの環境や、それにともなう心境が似ているときほど要注意。「彼と私は同じ」「彼は私の理解者」と思いがちですが、それは一面的なところだけであり、場所や立場が変われば心境も変わるものです。年月の経過とともに、「前はあんなに気があったのに」「こんな人だと思わなかった」と幻滅して別れてしまうカップルも多いので、環境が似ているときほどさまざまな角度から相手を見るようにしましょう。■1つ似ている程度がちょうどいいみなさんに覚えておいてほしいのは、「ほとんどの人が短期間では“相手が自分と似ているか”見極められない」ということ。それならば、「少しずつコミュニケーションを重ねて、考え方、行動パターン、表情、好きな食べ物などがだんだん似通ってくる」カップルの方がステキだと思いませんか?そういうカップルは、お互いの感情を汲み取って声をかけたり、考え方に共感できたりするものです。「長く一緒にいればだんだん似てくる」のですから、恋愛初期の段階では、似ているところが少なくてもあまり気にないようにしましょう。もし「これだけは似ている方がいい」というポイントがあるのなら、そこだけは譲らずに男性を選んでもOK。むしろそれくらいの方が、これから理解し合えるところが多いし、お互いを束縛し合わない居心地のいいカップルになれるものです。(木村隆志/ハウコレ)
2014年06月10日みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。「草食系の男性が増えた」なんて言われてもう数年が過ぎましたが、それでも「私はデートに誘われたい、告白されたい」という女心は少しも変わっていません。特に気に入った男性がいるときは、自らアプローチせざるえない状況になりがちです。そこで今回は、彼の心をつかみ、告白につなげる4つのアクションを紹介していきます。■ファーストアクションでペースを握る友人の紹介でも、飲み会でも、自分から第一声をかけたいところ。「おいしそうな店ですね」「何食べます?」などの飲食ネタや、「みんな仲が良さそうですね」「シャツがさわやかですね」などのホメ言葉をかければ、スタートから“感じのいい女性”という立場からペースを握ることができます。ただし、彼に「明らかに気に入られた」と思わせるのはタブー。まだ序盤なので、「ちょっと気にかけてくれているのかな?」と思う程度に留めておきましょう。■定期的なアイコンタクトアイドルを好きな男性のほとんどが、「今、目が合った」「オレに向けてしゃべった」とアイコンタクトを喜んでいます。それは裏を返せば、一般女性がほとんどアイコンタクトをしないから。男性は女性の視線に慣れていないため、一度目が合っただけで、「今の何?」「もしかしてオレのこと見てた?」「声かけたらイケるかな・・・・・・」「だんだん気になってきた」と意識しはじめるものです。具体的には、飲み会なら10~20分に1回程度で、彼と目が合ったらそらすくらいのものがベター。もしうまくいかなかったときも、「ただ目が合っただけ」と逃げられる気軽なものなので、ちょっとでも気になる男性がいたら何人でも送っておきましょう。■意表を突くノールックパスノールックパスとは球技用語で、「味方を見ずにパスを送る」プレーのこと。敵をあざむく意外性あるプレーなのですが、これは恋愛でも効果的です。たとえば、飲み会ならいきなり話しかけて「オレに言ってるの?」と驚かせる。彼のお酒がなくなりそうだったら、密かに注文して気を利かせる。あるいは、街を歩いているときに飲食店の看板を見て「おいしそう」、映画館やイベントのポスターなどを見て「面白いのかな」と不意に話せば、意外性が功を奏してデートの誘いにつながるかもしれません。■癒しの声かけ“一日一言”職場や学校など定期的に会える関係であれば、“一日一善”ならぬ、“一日一言”が有効。「今日も頑張ってるね」「でも無理しないでね」「○○してくれてありがとう」「一日おつかれさまでした」などと、彼が癒されるような言葉をかけましょう。ポイントは、返事を求める質問ではなく、彼のことを思って声をかけること。自分のことを思ってかけてくれた言葉に、彼は小さな幸せを積み重ね、それがあなたへの好意となっていくのです。また、単なる飲み仲間など、会える頻度の少ない関係なら、“一日三言”くらいに増やしてみるのもいいでしょう。■よほど好かれていない限り自ら動く気になる男性が「よほどあなたのことが好き」でない限り、これらの方法を試してあなた自身の手で恋を動かしていきましょう。だって、このコラムを呼んでいるあなたは、間違いなくその彼よりも、恋愛のことを真剣に考えているのですから。もしうまくいかなかったとしても、あなたの好意がまだ伝わっていないだけかもしれないし、「誘おう」と思えるくらい好意が高まってないだけかもしれません。恋愛への興味関心もスキルも、あなたの方が大きい以上、彼をコントロールするつもりで幸せを勝ち取って欲しいと思います。(木村隆志/ハウコレ)
2014年06月03日