東京都・六本木の東京ミッドタウン・デザインハブは、コンピュータを道具ではなく環境・素材として制作された作品を集めた企画展「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」を開催する。会期は1月29日~2月14日。開場時間は11:00~19:00。入場無料。同展は、テクノロジーの進化とともに変化し広がり続けるデジタルメディアから、計算を主な技法としたグラフィックス、インターネットなどのデジタル環境を活動の場としたデジタルメディア作品に対象を絞って構成したもの。同展では、日本のグラフィックデザインとデジタルメディアの変革を年表にし、プレデジタルメディアの時代(70年代以前)、CGの時代(80年代)、マルチメディアの時代(90年代)、ウェブ広告の時代(00年代)に分け、各年代の代表作品がパネル、モニター、実物で展示される。展示作品は、コンピュータを道具ではなく環境として、あるいは素材として制作された先駆的な作品が集められているということだ。また、核となる出品作家のインタビュー映像の上映や、テクノロジーの進化によって変化してきた、さまざまなデバイス展示もあわせて行われる。そして、人工知能の発達が爆発的に伸び予測不可能になるといわれている未来モデルの限界点、シンギュラリティの時代(2045年以降)を近未来ととらえ、コンピュータと人間の将来を見据えた作品や研究も紹介されるということだ。出品作家は、荒木経惟、出原栄一、imaginative inc.、エキソニモ、金子國義、 川野洋、川村真司、久保田晃弘(ARTSATプロジェクト)、グレッグ・ベア、幸村真佐男(CTG)、ジョン前田、下村千早、庄野晴彦、田中一光、田中耕一郎、田中良治、勅使河原一雅、永原康史、中村至男、中村勇吾、西村佳哲(センソリウム)、林智彦、原田大三郎、東泉一郎、P-House、藤幡正樹、藤本由紀夫、松本弦人、矢島文夫、RADICAL TV、るじるし、暦本純一、脇田玲、ほか。また、会期中、デジタルメディアとグラフィックデザインの関係について振り返りながら、シンギュラリティ時代のデザインの未来について考えるシンポジウムが開催される。詳細は決定次第、デザインハブ公式サイトより案内されるということだ。
2016年01月18日ミノフスキーはこのほど、「ムチぽちゃメイドカフェ&バーShangrila(シャングリラ)」を東京都・秋葉原にオープンした。○"ぽっちゃり女子ブーム"に向けたメイドカフェ同店は、「ぽっちゃりメイド」「むっちりメイド」が給仕するメイドカフェ&バー。同店が発信するものは「ぽっちゃりは『萌え』の原点である」という概念。また、"ぽっちゃり女子"は、男性が「女性らしさ」や「母性」「癒やし」などをイメージしやすい存在であり、「萌え」という言葉の原点とも言える存在、としている。"ぽっちゃり"の基準は人によってさまざま"とのことから、同店では3種類のサイズを設定している。緑の制服は「むっちりめいど」、紫の制服は「ぽっちゃりめいど」、ピンクの制服は「ましゅまろめいど」としている。提供するメニューは、イタリアンのシェフが作る、有機野菜を使った高いクオリティーのフードを用意。特に、客席からも見える大きさの「石窯」で、シェフが生地から作る、焼きたてのピザを提供するという。 さらに、日本各地の田畑からの産地直送される季節ごとの有機野菜のサラダも提供する。ドリンクには昨年日本に上陸し、東京都・市ヶ谷に店舗を構えるオーストラリア発の有機栽培コーヒー「BUN COFFEE」を提供。また、本格的なエスプレッソマシンを使った淹れたての「BUN COFFEE」とともに、"ぽっちゃりメイド"によるラテアートサービスなども展開する。席数は48。営業時間は12時から22時30分まで。月曜日は定休となる。(C) 2016 Minovsky LTD. All rights reserved.
2016年01月18日東京都・飯田橋の印刷博物館 P&Pギャラリーは、細部にまでこだわりをもって制作された本を手に取り確かめられる「世界のブックデザイン2014-15」展を開催している。会期は2月28日まで(月曜休館)。開場時間は10:00~18:00。入場無料。同展は、2015年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール(Best Book Design from all over the World 2015)」の入選図書13点に、8カ国(日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国、デンマーク)のコンクール入選図書を加えた、およそ200点を展示するもの。会場では、造本、印刷、タイポグラフィなど細部にまでこだわりをもって制作された全ての本を実際に手に取って確かめ、世界的に優れたブックデザインと造本技術を楽しむことができる。展示内容の詳細は以下の通り。「第49回造本装幀コンクール(日本)」より21点の受賞図書、「Die schönsten deutschen Bücher 2015(ドイツ)」より25点の受賞図書と3点の若いブックデザイナーのための奨励賞、「De Best Verzorgde Boeken 2014(オランダ)」より31点の受賞図書、「Die schönsten Schweizer Bücher 2014(スイス)」より18点の受賞図書、「Die schönster Bücher Österreichs 2014(オーストリア)」より約13点の受賞図書、「Alcuin Society Awards for Excellence in Book Design in Canada(カナダ)」より28点の受賞図書、「中国最美的书 2014(中国)」より21点の受賞図書、「Årets Bedste Bog Arbejde 2015(デンマーク)」より約30点の受賞図書。そして、「Best Book Design from all over the World 2015」より、30の国と地域の応募図書585点から選ばれた13点の受賞図書が展示される。
2016年01月18日銀座三越(東京都中央区)の7階グローバルメッセージにて1月18日~31日、インテリアスタイリストの長山智美さんがセレクトした世界のキュートな民芸品・手工芸品・動物やハッピーモティーフの雑貨などを展示販売する「世界のかわいい雑貨マルシェ」が開催される。会場にはそばにあるだけでほっこりと心がなごむ、胸キュン必須のカワイイモノたちが大集合。取り扱うアイテムの一例として、現存するフランス最古の企業のひとつでブルターニュ地方の手描き絵付け陶器を扱うアンリオ・カンペール フランスからは、「コレクションアニマリィエール ブタの貯金箱」(1万3,020円)も登場する。また、演奏風景もほっこりする電子楽器テルミンを内蔵したマトリョーシカ型楽器「マトリョミンET Classic」(4万円)や、130年以上の歴史を持つ九谷焼の窯元・上出長右衛門窯の五代目である上出恵悟氏がデザインした「犬盃」(4,000円)などもそろう。なお、1月23日と30日の14時・16時には、会場内にてマトリョミンのミニコンサートを予定している。※価格は税別
2016年01月17日世界ふぐ協会は2月9日、「ふぐに恋する!恋ふぐまつり」を「東京カルチャーカルチャー」(東京都江東区)で開催する。同企画は、山口県下関市の食材のおいしさや同地の魅力を「ふぐ」を通じて体感できるイベント。当日は、ふぐスペシャリストがふぐの楽しみ方をレクチャーしたり、「ふぐ刺」「ふぐの唐揚げ」といった定番料理に加え、「ふぐアヒージョ」を提供したりする。料理と共に、下関の地酒も登場するとのこと。イベント開催時間は、19時30分~21時(19時開場)。定員は80人で、前売りチケット(税込4,500円)は専用ページで販売している。
2016年01月15日東京都・千代田区のアートスペース「アーツ千代田3331」内のギャラリー「Bambinart Gallery(バンビナートギャラリー)」では、若いアーティストを紹介する企画シリーズ「Emerging Artists 2016」を開催している。会期は1月31日まで(月曜・火曜は休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展では、1989年~92年に生まれた4名のアーティストによる絵画作品が展示されている。参加アーティストは、磯村暖氏、木村有輝子氏、多田恋一朗氏、花沢忍氏。作品スタイルはそれぞれ異なるが、具象画で人物(または人物に近似した生物)が描かれており、プリミティブ・アートや表現主義、新即物主義、新表現主義、Bad Paintingなどを、国内の動向ではフュウザン会を思い起こさせるという。なお、参加アーティストのプロフィールは以下のとおり。磯村暖氏: 1992年、東京都生まれ。東京藝術大学油画専攻4年在籍。ミス藝大グランプリ受賞(2013)、タイ国立シラパコーン大学にて滞在制作(2014)、上野芸友賞受賞(2015)。木村有輝子氏: 1990年、東京都生まれ。多摩美術大学造形学科造形表現学部油画入学(2013)、同学美術学科絵画学科油画転学(2015)、TAMA ART COMPETITION 2014準大賞受賞、TURNER AWARD 2014優秀賞受賞(2014)。多田恋一朗氏: 1992年、東京都生まれ。東京藝術大学油画専攻4年在籍。取手アートパス(2012)、ストレンジャーによろしく(2015)ほか参加。花沢忍氏: 1989年、神奈川県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科油画4年在籍。第二回宮本三郎記念デッサン大賞・山本容子賞受賞(2013)、いなぎ苑天井画プロジェクト(2012)。
2016年01月15日東京都・西巣鴨の大正大学キャンパス内(5号館1F)に設置されているアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」では、写真家・広川泰士氏の個展「TIMESCAPES 2016 - 無限旋律 2016 -」を開催している。会期は3月26日まで(1月16日~17日、2月1日~3日、3月1日は休廊)。開場時間は10:00~19:00(1月15日は17:00閉廊)。入場無料。同展は、世界中の砂漠に8×10インチの大型カメラを持ち込み、長時間露光で岩と星の軌跡をとらえたフォトグラファー広川泰士氏の写真展。2002年に広川氏が出版した写真集「TIMESCAPES 無限旋律」から14年の歳月が流れ、20余年にも及ぼうとする「TIMESCAPES」プロジェクトの本質を探るべく、その出発点に溯って作品が展示されるという。なお、広川泰士氏は1950年、神奈川県逗子市生まれ。1974年よりフォトグラファーとして活動を始め、世界各都市での個展、美術展への招待出展多数。講談社出版文化賞、ニューヨークADC賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、日本写真協会賞、日本映画テレビ技術協会撮影技術賞、A.C.C.最優秀撮影賞などを受賞。ロサンゼルスカウンティ美術館、プリンストン大学美術館、サンフランシスコ近代美術館、フランス国立図書館、東京都写真美術館、神戸ファッション美術館などに作品が収蔵されている。東京工芸大学芸術学部写真学科教授(2015年3月現在)。
2016年01月14日ZEエナジーは、同社が運営するギャラリー「EARTH+GALLERY」(東京都・江東区木場)において、陶を素材に造形する現代アーティスト・小松冴果氏による個展「water cycle」を開催する。会期は2月6日~2月21日(月曜休廊)。時間は11:00~19:00(最終日17:00まで)。入場無料。同展では、表情豊かな人物のレリーフをはじめ、淡い色合いと女性のアンニュイな雰囲気を出した立体作品、タイルのような形状の陶に身体モチーフが溶け込んだ作品など、陶を素材にさまざまな造形を制作する小松冴果氏が、「水」をテーマに制作した一連の作品を中心に、展示・販売するもの。それらの作品たちは必然的に"water cycle"(水循環)のように、湖や海、雲、雨と表情を変え、「まどろみ」、「浮き」、「沈み」、「揺れる」などの心の表情を静かに映し出すという。初日の2月6日、18:00から開催されるレセプションパーティーでは、小松氏によるギャラリーツアーが予定されているほか、2月20日には「南蛮屋」銀座店店長・市川永典氏に美味しいコーヒーの入れ方のレッスンを受け、小松氏が特別に作った「冬の星空 マグカップ」に合わせて厳選したコーヒーを楽しみながら、小松氏から作品解説を聞くことのできる「小松冴果のマグカップで楽しむ コーヒーの淹れ方ワークショップ」が開催される。時間は13:00と16:00の2回。定員は各回6名(予約制)。参加費は6,000円(小松氏のマグカップ1つ+コーヒー300g/2~3杯分)。小松冴果氏は、東京都生まれの現代アーティスト。2008年、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2010年、ドイツ Stuttgart State Academy of Art & Design に交換留学。2012年、東京藝術大学大学院 描画・装飾(中島千波)研究室卒業。
2016年01月13日東武百貨店は2月26日、池袋本店のダイニングシティ「スパイス」(東京都豊島区)をリニューアルオープンする。同施設は25年ぶりの全面改装として、まず2015年の10月に14階・15階を"お酒が飲めるデパレス"として一新。第2期オープンとなる今回は1月14日に13階を、2月26日に11階・12階をオープンし、都内百貨店最大級の46店舗が集うレストラン街として生まれ変わる。リニューアルのコンセプトは、「Good Restaurants ~食べたいものが必ず見つかる池袋のメイン ダイニング~」。11階は「Cafe&Dining(カフェ&ダイニング)」として、買い物途中に立ち寄れる空間になるよう改装した。デセールカフェ&レストラン「TOSHI STYLE」などの新業態4店舗と、「回転寿し トリトン」など池袋エリア初出店の5店舗が出店する。12階・13階には吹き抜けを新設することで開放的な空間を演出。エスニック料理やラーメン、カフェ、おかゆ専門店などが和洋中の幅広いバリエーションのレストランが登場する。出店店舗は、九州久留米に本店を構える「ラーメン 龍の家」や、東京・赤坂に本店のある和食「赤坂うまや」など。営業時間は、11階~13階が11時~22時、14階・15階は11時~23時(翌日が祝日・振休の場合を除き日曜日は22時まで)。
2016年01月13日PACK ARTSはこのほど、「お米とあんこのシュークリーム」(税別520円)をカフェ「ニコラハウス」(東京都渋谷区)で期間限定発売した。期間は、1月15日までを予定している。同商品は、フランス人料理研究家のニコラシャール氏が考案した1月限定の「うさぎシュークリーム」。上はサクサク、下はふんわりとしたシュー生地の中に、米のムースと特製あんこを入れ、うさぎの耳を取り付けた。ムースは、同氏が厳選した米を炊き上げ、濃厚牛乳で煮詰めたもの。その中に生クリームを混ぜ込み、ふわふわしたムースに仕上げている。特製あんこは国産小豆を使用し、全体のバランスを考えて甘さ控えめにしたとのこと。
2016年01月12日飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は1月12日現在、子猫111頭、成猫96頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。
2016年01月12日「Pont D’or(ポンドール)」(東京都渋谷区)では、タイ料理・ベトナム料理には欠かせない「パクチー」の専門料理講座の参加者を募集している。パクチーは独特の香りや風味を持つハーブ食材のひとつ。デトックス効果とアンチエイジング効果が期待できることから、近年人気の食材でもある。ビタミンなど栄養も豊富に含まれており、健康・美容効果も高いという。パクチーは、葉の部分だけではなく、シード(種)から茎まで利用することができる万能食材とのこと。今まで捨てていた根の部分も食べることができるという。今回の料理講座では、栽培方法からおいしさを引き立てるアレンジ方法まで、タイ料理を盛り込みながらレクチャーしていく。同講座は1月~3月にかけて実施。すでに定員となっている回もあり、現在追加で設けた1月19日(19時~)、2月26日(19時~)の参加者の申し込みを公式サイトで受け付けている。少人数制の講座であるため、早い段階で定員になってしまう場合もあるとのこと。会費は3,500円(税込)。
2016年01月08日「ICE MONSTER(アイスモンスター)」(東京都渋谷区)では1月8日~3月31日、日本限定メニュー「リッチチョコレートかき氷」(税込1,400円)を販売する。ICE MONSTERは台湾発のかき氷専門店で、ナチュラルな素材を採用した新食感のかき氷を提供している。同商品は、ベルギー産クーベルチュールチョコレートを使用したミルクチョコレートベースのかき氷。器には、スパイスクッキーが入ったチョコレートアイスクリーム、ふわふわのエスプーマミルクにラズベリーの果実を添えている。カカオの香りとまろやかでリッチな味わいが楽しめるとのこと。
2016年01月08日猫好きによる猫好きのための猫の展覧会「にゃんこ展5」が開催中だ。場所はデザインフェスタギャラリー(東京都渋谷区)で、開催期間は1月6日から12日。時間は11時から20時だ。開催2日目の今日、さっそく足を運んでみた。○ギャラリー外観地下鉄明治神宮駅から歩くこと5分程。奇抜なデザインのギャラリーが見えてきた。黒いスティックが絡み合ったデザインの外観だ。こちらを目印にするとわかりやすいだろう。○作品は全て猫モチーフ!!ギャラリー内にはいくつもの小部屋があり、それぞれのスペースで作家さんたちが自身の作品を展示・販売している。販売されているものはアクセサリーをはじめ、ポストカードや猫用オモチャ、カバンや帽子など様々だが、展覧会のテーマが猫なので、どの作品にも必ず猫が登場している。この展覧会は毎年取材をしているが、今年も例年に劣らず可愛くて目移りする作品ばかりだ。ギャラリーの小部屋に制作した作家さん本人が居らっしゃることもあるので、猫の話題でおしゃべりするのもすごく楽しい。○猫好きにはたまらない作品ばかり毎年必ず「にゃんこ展」を訪れているのだが、毎回毎回訪問の度に大量の猫グッズを買っている筆者。今年はもう散財しないよう気をつけようとした矢先だったが……。……猫好きの理性を全力で奪いにくるこの作品の数々。財布なんか持ってくるんじゃなかったと大変後悔した。○猫の王様!!作品を見ていて何が楽しいって、それはやはり、「うちの子」に似ている猫を見つけた瞬間だろう。こちらの王冠を載せた猫は、我が家のお姫様にソックリだった。こちらが実際の姫様のお姿である。500円で買ってきたフェルトの猫の王冠を頭に載せている。「あたくしの命令に従いなさいこの愚民ども」とでも言いそうな雰囲気だ。ちなみに、王冠だけでなく他の帽子をかぶった猫たちの作品も多数あったので、猫飼いの皆さまには是非とも足を止めて見ていただきたいと思う。○和風な猫のストラップギャラリー内に多く目立ったのがストラップだ。手ごろな値段な上、どこにでもつけられるからなのだろうか、このように色々な柄の猫達が所狭しと並んでいた。○猫の顔がストラップにまた、同じく多く目についたのがフェルトを使った猫グッズだ。柔らな手触り、ふわふわな感触……。猫の毛並みを表現するのに適しているからか、ストラップやぬいぐるみなど、フェルトを用いたものが非常に多かった。作品によっては、このように猫のマズル(口の「ω」の部分)をしっかりと強調したものもあり、猫好き達のストライクゾーンを全力で狙いに来ていると感じた。○二階へ行くのも忘れずにそうそう、にゃんこ展を訪れる方達には、くれぐれも訪問漏れのないようお気をつけいただきたい。二階にもギャラリーがあるのだ。○猫じゃらし立てが!!二階の作品で個人的に面白いなと思ったのがこちら。あたたかみのある木の額縁。近づいてよく見てみると……。何と、猫じゃらしが飾ってあった。遠くから見るとどこにも猫らしきものが見当たらなかっただけに、このギャップに盛大にノックアウトされてしまった。○別館へそしてこの通路を使ってEAST館へと向かう。お恥ずかしい話だが数年前に同じこのにゃんこ展を訪れた際は、WEST館だけしか見ておらず、EAST館の存在を知らなかった。これから訪れるという方は、別館のにゃんこ展もお忘れなく見ていただきたい。○巻きつく猫たちEAST館も同じにゃんこ展なので、猫がモチーフとなった作品がたくさん展示・販売されている。こちらは「ぐにゃにゃんこ」という作品。名前の通り、ぐにゃぐにゃと自由自在に変形する。指輪としても使うことができるし、他の使い方もできる。他の使い方の例として、ギャラリーでは神社が展示されていた。指輪として使用しない際は、このように何か物に巻きつけて使うらしい。三毛猫やサバトラなど、様々な柄の猫たちが何かに巻きついていた。○透けてるにゃんこ展では、ポストカードや写真が販売されている。その中で「ナニコレ!?」と思ったのがこちら。……透けてる。……どう見ても、透けてる。こんな写真、どうやって作成するのか知りたかったが、作家さんが不在だったので聞けずじまいだった。○猫のグラスこちらは猫が描かれたグラス。どの色も実に美しいが、三つ並べると美しさが限界値を突破するので個人的に三つ全部欲しいと思った作品だった。○手乗りにゃんこそれと、こちらも筆者の購買意欲を全力投球で揺さぶりかけてきた作品だ。その理由は至極明白。うちの子に似ているからだ。○結局買ったのは……財布の紐をまるで貝のようにかたく閉じていた筆者。結局買ったのは……。こちらだ。ただのえび天ではない。実はこちら、キャットニップ入りの猫用のオモチャなのだ。毎年毎年毎年毎年自分のための猫グッズばっかり大量に買っていたので、今年はうちの猫たちのためのグッズを買ったのだった。○毎年恒例のねこくじさて、最後にこちらを紹介しよう。毎年恒例の「ねこくじ」というものだ。今年はこのように、黄色のボックスにいくつものおみくじが入っていた。実際にひいてみると……。……見たこともないユニークなおみくじをひいてしまった。しかも「中吉」。おみくじの内容は「ねこくじ」というだけあって、猫に関連したものばかりであった。とても楽しいので、訪れた際は是非ともひいてみてほしいと思う(持ち帰ってはいけないので、ご注意を)。○来てね!!以上、原宿で開催中の「にゃんこ展5」の様子をお送りした。猫好きの皆さん、是非とも足を運んでみてはいかがだろうか。<作者プロフィール>うだま猫漫画家。猫ブログ「ツンギレ猫の日常」は毎朝7時30分に更新。猫ツイッター(@udama1212)で猫画像を毎日投下し続けている。
2016年01月07日ことりカフェは1月8日~29日、「ことりカフェ」限定ことりスイーツを「東急ハンズ池袋店」(東京都・池袋)で開催のクリエーターマーケット「インコと仲間たちトリトブ部屋」で販売する。インコと仲間たちトリトブ部屋は、「鳥」をテーマにした小物やスイーツを130以上のクリエーター・ブランドが販売するというもの。同社は、愛媛県のゆるキャラ「バリィさん」とコラボレーションした「バリィさんケーキ」(税別700円)、バリィさんがプリントされた「ことりカフェ×バリィさんクッキー」(税別720円)、ことりカフェ×文明堂の「インコカステラ」(税別1500円)を提供する。また、ケイ・ブックスが運営する「Patisserie Swallowtail(パティスリースワロウテイル)」と東急ハンズ池袋店がコラボレーションしたケーキ「ハシビロコウ」「オカメインコ」「セキセイインコ」「モモイロインコ」「桜文鳥」(各550円/税込)、「シロフクロウ」「ユーラシアワシミミズク」(各500円/税込)と「クッキー (mametosora/白羽 蓮華)」(各400円/税込)も登場。詳細は、イベントページで公開している。※ことりカフェのスイーツ撮影: オザ兵長
2016年01月07日マルコメとアソビシステムは1月8日、味噌汁スタンド「カワイイ味噌汁屋さん」を「もしもしボックス(MOSHI MOSHI BOX)」(東京都・原宿)内にグランドオープンする。期間限定で3月31日までの予定。営業時間は平日10時~17時、土日祝10時~18時。同店は昨年末に期間限定でオープンしていたが、今回のグランドオープンでは新たに、もち、てまり麩が入った「明治神宮味」、わかめ、なめこ、ねぎが入った「もしもしBOX味」の新メニュー2種類を加えて販売する。味噌汁は全8種類。新メニューのほか、「裏原宿味」(チーズ、トマト)、「表参道味」(バター、コーン、ベーコン、ポップコーン)、「THE味噌汁味」(あぶらあげ、わかめ、ねぎ)、「味噌ナツメ味」(はーと麩、梅花麩、花かまぼこ、うき卵、ほうれん草、キャベツ)、「ファイアーストリート味」(キムチ、韓国のり)、「竹下通り味」(豚汁、ねぎ)がある。販売予定価格は1杯100円(税込)で、外国人観光客は1杯無料。味噌汁以外にも同社製品の販売を予定している。
2016年01月07日ノエビアは、写真家・三好和義氏の作品展『-土門拳に捧ぐ - 三好和義写真展「室生寺 十二神将」』を開催する。会場は、東京都・銀座のノエビア銀座ギャラリー。会期は1月12日~3月25日。開催時間は10:00~18:00(土・日・祝日は17時まで)。入場は無料。タヒチやモルディブなど南の島々や、屋久島など日本の世界遺産を写した作品で知られる写真家・三好和義氏は、彼が中学生の頃から写真家・土門拳に憧れ、写真家を志すきっかけにもなったという。同展では、土門氏が通い詰めた奈良県北東部・室生山の山懐にある「室生寺」をテーマとした撮影に三好氏が挑み、その中から薬師如来を守護する12体の武神「十二神将」が中心に展示されるということだ。なお、三好和義氏は1958年、徳島市生まれ。1986年、写真集「RAKUEN」で木村伊兵衛写真賞受賞。「楽園」を求めてタヒチ、モルディブなど南の島々をはじめ世界各地を巡り、近年は日本の世界遺産、京都御所、桂離宮、仏像、陶磁器、富士山、伊勢神宮など日本の伝統文化や日本人の精神性をテーマに撮影を続けている。ちなみに、同展のタイトルにも含まれる「土門拳」は、1909年山形県酒田市生まれの写真家(1990年没)。戦前から報道写真家として活躍し、日本の伝統文化から社会性の高いテーマまで、日本の写真史に大きな足跡を残す。室生寺には1939年以来通いつめ、1954年に写真集「室生寺」を刊行、車椅子生活になって以後も写真集「女人高野室生寺」(1978年)を完成させた。
2016年01月07日資生堂パーラーはこのほど、「2016 こだわりの"苺(15:いちご)"フェア」を「銀座本店 サロン・ド・カフェ」(東京都中央区)で開始した。開催期間は、3月31日まで。同フェアでは、全国から厳選した6種の苺を使用したパフェを3期に分けて各2種提供。フェア期間中、同店の商品「ストロベリーパフェ」も合わせて販売する。第1弾の1月3日~31日には、鮮やかな赤色で関東にはあまり出回らないという苺を使った「香川県木田郡三木町産 さぬき姫のストロベリーパフェ」(税込1,890円)、「甘み」「風味」「酸味」「美味しさ」が四ツ星級であることから命名された苺を用いた「山口県花の海イチゴ園産 四星(よつぼし)のストロベリーパフェ」(税込1,890円)が登場。第2弾の2月2日~28日には、「岐阜県揖斐郡産 濃姫のストロベリーパフェ」(税込1,890円)、香りと甘さが特徴で、関東ではほとんど出回らない希少な苺を使った「福島県鏡石農遊園産 ふくはる香のスペシャルストロベリーパフェ」(税込2,180円)を提供する。第3弾の3月1月~31日には、酸味がひかえめで糖度が高くしっかりとした果肉の苺を用いた「福岡県宗像市花田農園産 やよい姫のストロベリーパフェ」(税込1,890円)、「岐阜県揖斐郡産 美濃娘のプレミアムストロベリーパフェ」(税込3,240円/数量限定)を販売する。
2016年01月07日アニヴェルセルは1月7日、フレンチレストラン「Vive le soleil(ヴィーヴ ル ソレイユ)」(東京都江東区)をリニューアルオープンした。同店は、結婚式場「アニヴェルセル 東京ベイ」内にあるフレンチレストラン。2002年にオープンして以来、ウエディング専属のシェフやパティシエが厳選した食材で生み出したフレンチコースを提供している。今回のリニューアルでは、黒革チェアと白いテーブルクロスといったシックな装いから、ベージュのベロア調のインテリアへ一新。天井からはペンダントライトを下げ、フレンチの食材を描いたイラスト画を配置した。さらに、テーブル数も全20卓に増やしている。また、土日祝における食事のコース数をランチ・ディナーともにそれぞれ2種類から4種類に拡大。ランチは税別1,500円~5,000円、ディナーは税別5,000円~1万2,000円で提供する。平日は、これまで通りランチ全2コース(税別1,500円、税別2,500円)の展開となる。定休日は、火曜日と水曜日。営業時間は、平日ランチ11時30分~14時ラストオーダー、土日祝ランチ11時30分~14時ラストオーダー、17時30分~20時ラストオーダー。
2016年01月07日太陽のマルシェ実行委員会は9日と10日に、都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を「月島第二児童公園」(東京都中央区勝どき)にて開催する。○出店者同士の交流で生まれたオリジナル商品が大集合同イベントは、湾岸エリアの活性化を目的の一つとして、2013年9月より毎月第2土曜日・日曜日に定期開催。毎回約100店舗の出店があり、約2万人が来場する。今回のスペシャルテーマは「コラボ de マルシェ」。出店者同士の交流がきっかけで誕生したコラボ商品を集めて展開する。開催時間は10時から16時まで。主なコラボ商品は以下の通り。手作りのオリジナルグラノーラと、天然酵母パンの「Natural Meal Lab.(ナチュラルミールラボ)」と「せたがや縁側Cafe」による「玄米甘酒グラノーラ」。オーガニック・エクストラヴァージンココナッツオイルを販売する「ナチュラルセンス・ジャパン」と「NOOKS FOODS(ヌークスフーズ)」による「ココナッツオイルグラノーラ」。ヨーロッパの農薬不使用のハーブを取り扱う「あかみやオーガニック」と、静岡県川根で川根茶を有機栽培する「お茶の樽脇園」がコラボした「日本茶ブレンドハーブティー」。「新月茶ブレンド」と「満月茶ブレンド」を提供する。シフォンケーキの専門店「シフォンタイム」は、「お茶の樽脇園」、「Ms.メープル」のメープルシロップ、「アロハファーム」の玄米甘酒、「HOMARE」のナッツ、「村上蜂蜜」の蜂蜜とのコラボ商品が既に定番商品となっている。今回、季節素材シリーズとして「奥出雲薔薇園」の食用バラ、「天野ぶどう園」のぶどうを使ったシフォンケーキを販売する。ドライフルーツとドライ野菜を製造販売している「ばあちゃん農場」は今回、若い生産者との交流によって、「ゆず茶」や、かぶの品種「もものすけ」「トマト」「玉ねぎ」「金沢のれんこん」「練馬大根」などの野菜チップスを用意。「温州みかん」のチップスも販売する。今回初登場となるオリジナル調味料「ビネージュ」は、「スモークハウス広工房」と「東晨洋酒(とうしんようしゅ)」のコラボで製品化。春に採った若いぶどう果実を、銅鍋で半分に煮詰めることで、爽やかな酸味が特徴となる。○初コラボによる新商品も登場!今回初コラボが実現し登場する新メニューも登場。「紀州梅の本舗 みやぶん」の南高梅梅干しと「Ms.maple 」のメープルシロップがコラボした「メープル梅」を販売。手作り焼菓子の「Kiltshou(キルトシュー)」は、青森県「佐藤農園」のりんごを使ったアップルパイ「どっしりリンゴ」を提供する。「Natural Meal Lab.」のキューブパンと、出店10店舗のこだわり食材のコラボが実現。「『太陽のマルシェ』発のキューブパン」として売り出される。使用された食材は、梅干し、皮ごと食べられるみかん、タイミート、ハーブティー、ワイン、あごだし、メープルシロップ、ちぢみほうれん草、卵、蜂蜜となる。○産直食材のコラボメニューも充実!キッチンカーエリアでは、コラボメニューを扱う5台のキッチンカーが登場し、産地直送の食材を使った新メニューやブレンドティーを提供する。主なメニューは、「東京オムレツ」×「KAISTYLE甲斐マルシェ」の「オムレツ&野菜スープ」、「ma-ru GO」×「那須野ヶ原ファーム」の「野菜たっぷりキッシュ&リゾット」、「ヒマラヤカリー」×「うしく農園」の「野菜カレー」、「ADVENTURES PARTY」×「KITCHEN」の「トマトピザ」、「tea-friends」×「佐京園」&「あかみやオーガニック」の「国産紅茶&ハーブのブレンドティー」となる。
2016年01月07日東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、TBS、WOWOWは3月5日~5月2日、東京都現代美術館(東京都江東区)にてピクサー・アニメーション・スタジオの設立30周年を記念した展覧会「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」を開催する。ピクサー・アニメーション・スタジオは、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』などのアニメーション映画作品を手がけてきた制作スタジオ。コンピューターグラフィックを支える技術スタッフと同規模のアーティストやデザイナーも在籍しており、企画構想段階から手描きのドローイングやパステル画、デジタルペインティングや彫刻などを生み出してピクサー作品の創造性を支えているという。同展ではそれらの創作活動にスポットライトを当て、ピクサーに所属するアーティストが作り出したアートワークの全容を紹介。2005年にニューヨーク近代美術館でスタートした世界巡回展で、今回はスタジオ設立30周年を記念した作品群を加え、構成を新たに日本に上陸する。展示するアートワークは約500点。また、世界巡回展のために特別に開発された2つのインスタレーション「トイ・ストーリー ゾートロープ」「アートスケープ」も登場。「トイ・ストーリー ゾートロープ」は、ウッディやバズなどの『トイ・ストーリー』登場キャラクターの立体フィギュアを円盤の上に配置し、暗闇の中で高速回転させてストロボライトで照らすことで、キャラクターが生きて動いているように見せる装置。「アートスケープ」は、平面に描かれたアートワークを3Dの動画に変換し、幅10mを超える大型スクリーンに投影するインスタレーションとなる。同展の前売り券は、1月9日午前10時にファミリーマート店舗のマルチメディア端末「Famiポート」や東京都現代美術館などで発売。ファミリーマートで前売り券を購入した人には、先着1万枚限定で「ピクサー展限定クリアファイル」をプレゼントする。チケットの価格は一般1,300円(当日1,500円)、高校・大学生900円(当日1,000円)、小・中学生400円(当日500円)。未就学児は無料となる。開館時間は10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)。
2016年01月06日ホットランドは1月14日、「熟成肉お好み焼 囲 Kakomu」を「赤坂エクセルホテル東急」(東京都千代田区)の地下1階にオープンする。同店は、「ゆったりとおいしい食事を囲みながら過ごすことのできるなごみの和空間」がコンセプトのお好み焼店。カウンター席では、シェフの鉄板さばきを眺めながら食事が楽しめる。メニューにはお好み焼のほか、熟成肉の鉄板焼きや海鮮料理、アルコールを用意している。ランチタイムには、国産黒毛和牛リブロースステーキのランチセットを1日限定30食で販売する。「熟成肉お好み焼」には、最高品質の国産黒毛和牛を真空状態の低温でじっくりと寝かせ、肉のうま味を最大限に引きだした熟成肉を使用。さらに、同社が運営する「築地銀だこ」から誕生した秘伝の生地で、ふっくら包みこんで丁寧に焼き上げるという。営業時間は、11時30分~15時、17時~23時(ラストオーダーはどちらの時間も閉店30分前)。席数は、全44席。
2016年01月06日東京都・六本木の森美術館は、日本の現代アートを幅広い視野から検証する、3年に1度のシリーズ展「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」を開催する。会期は2016年3月26日~7月10日。開館時間は10:00~22:00(火曜は17:00まで、ただし5月3日は22:00まで)。入館料は一般1,800円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円、65歳以上1,500円。同展は、日本、韓国、台湾の4人のキュレーターによって選ばれた、20組のアーティストのバラエティーに富んだ表現を通して、日本の現代アートを幅広い視野から検証し、今日の社会とアートについて考察するもの。「六本木クロッシング」は、同美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展で、今回で5回目の開催となる。グローバル化やITの発達、SNSの普及により、個人による情報発信が可能となり、ネットを介したバーチャルなコミュニケーションの機会が増大している今日、このことは自己と他者の関係性にも大きく影響を与え、これまで当たり前のように考えられてきた社会制度や世の中に存在する様々な枠組み、価値観の見直しが求められているという。同展では、独自のリサーチを通して、個の事象やストーリーにスポットを当てる作品を制作しているアーティストたちの眼差しを通して、歴史や身体、性、風景についての新たなイメージが描き出される。森美術館キュレーターの荒木夏実氏は、同展について次のように語っている。「"私"とは誰だろう。私の身体はどのように歴史や他者とつながっているのだろうか。過去と未来、自己と他者が交錯する感覚を、アートを通して味わいながら、世界と自分との新たな関係性を探りたい。」また、同展では、同展出品のインスタレーション作品、野村和弘《笑う祭壇》制作のため、ボタンを無償で提供できる人を募集している。不要になった洋服のボタンや、家に保管されているボタンなど、色や形、大きさはどんなものでも可。なお、《笑う祭壇》は、的あてゲームのように、さまざまな形や色の使い古されたボタンを小さなオブジェに載るように投げることで出来上がる作品。ボタンが散らばり、ゲームを楽しんだ分だけ床のイメージが変わっていき、刻々と変わりゆく風景を楽しむことができる作品になるということだ。送付先など、詳細は同館Webページにて。
2016年01月06日丸七製茶は1月4日、同社が運営する抹茶スイーツファクトリー「ななや」と東京都茶卸売の「壽々喜園(すずきえん)」とのコラボレーションショップを「壽々喜園浅草本店」(東京都・浅草)内にオープンした。営業時間は、9時30分~17時30分。この店では、No.1~No.7まで抹茶の濃さを7段階に設定したジェラートを販売する。ジェラートは、社内の日本茶鑑定士やジェラートマイスター、ワインソムリエにより、茶葉の持つ風味を最大限に生かす製法で作られた。日本ジェラート協会主催の日本ジェラートコンテストにおいては準優勝するなど、高い品質評価を得ているという。中でも、農林水産大臣賞を3年連続で受賞した静岡県産抹茶使用の「抹茶ジェラートプレミアムNo.7」は、関東地区初登場。No.7はありえないほど濃いが、その味にハマるリピーターも多いとのこと。ジェラートのほかに、日本茶インストラクターがいれる茶や、のりで知られる浅草ならではの磯辺焼きなど、さまざまな甘味メニューも販売する。
2016年01月05日東京都・中目黒のアートギャラリー「MDP GALLERY」では、造形作家・菅本智氏の個展 「What’s inside our Heads」を開催する。会期は1月15日~1月30日 11:00~19:00(日曜・月曜・祝日は休廊)。入場無料。同展は、喜怒哀楽といった人間の原始的かつ普遍的な感情を、「縄」や「鏡」といったマテリアルを用いて、ファッションに近い立体造形に落とし込んで表現する造形作家・菅本智(すがもと さと)氏の個展。会場では、人の感情や内面性を具現化したヘッドドレスや鏡などが展示されるほか、アクセサリーの販売も行われるという。また、初日の1月15日 18:00~20:00には、同ギャラリーにおいてオープニングレセプションが開催されるとのこと。なお、菅本智氏は1987年 東京生まれ。2013年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。受賞歴は、2011年 第6回藝大アートプラザ大賞展 入選。2013年 MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARD 2013 茂木健一郎賞 受賞。2014年 SICF15 準グランプリ 受賞。
2016年01月05日三輪車などのおもちゃや、ベビーカーなどの移動用具でのヒヤリ・ハット経験が最も多い―。東京都生活文化局が行った調査で、乳幼児を育てるために使う製品でけがをしそうになった「ヒヤリ・ハット」経験や、実際にけがを負った「危害」の実態が明らかになった。調査は2015年1月20日~2月10日の期間にインターネット上で行われ、東京都および近県在住で6カ月~6歳(就学前)までの乳幼児と同居する保護者3,000名から回答を得た。○三輪車の事故は100件調査報告書によると、「乳幼児が使う製品」で危害やヒヤリ・ハットを経験した保護者は26.5%。年齢は2歳(360件)が最も多く、1歳(301件)、3歳(255件)が続いた。性別は6歳では男の子の割合が女の子を上回っているが、その他の年齢では大きな違いは見られなかった。項目別にみた危害、ヒヤリ・ハット経験では、おもちゃ(538件)が最多。製品別に見ると三輪車(100件)が特に多く、「前のめりに転倒し地面にあごを強打して出血した」「道にあった石に乗り上げてしまい、バランスを崩して転倒した」などの回答があった。おもちゃ以外の事例では、「歯ブラシをくわえたままソファーでジャンプして転び、のどの中を突いてしまった」「公園で遊んでいたら、フードが木の枝に引っかかって、首が絞まりそうになった」「ファスナーに指を挟んだ」などがあがっている。○抱っこひもや自転車を利用の際にも危険が多い「乳幼児を育てるために使う製品」で危害やヒヤリ・ハットを経験した保護者は32.0%。年齢は1歳(461件)が最も多く、0歳(399件)、2歳(308件)が続いた。性別は5歳を除いて男の子の割合が女の子の割合を上回っており、6歳児では約7割が男の子だった。項目別にみた危害、ヒヤリ・ハット経験では移動用具(698件)が特に多かった。製品別に見るとベビーカーが最多で、「子どもをベビーカーから降ろして、たたむときに指を挟んでしまった」などの回答があった。さらに、「前かがみで抱っこひもを背中で止めようとした時に子どもが頭から落ちてしまった」「子どもを幼児用座席に載せたまま自転車を止めて、目を離したすきに自転車が倒れてしまった」など抱っこひもや子ども乗せ自転車を使用中にヒヤリ・ハットを経験した保護者が多数いることもわかった。移動用具以外に関しては、「ベッドガードの隙間から落下した」「キッチンゲートを子どもが自分で開けようとして指が挟まってしまった」「コンセントキャップを口に入れた」といった事例が寄せられた。○予想をしない行動が”ヒヤリ”の原因それでは、なぜこのようなヒヤリ・ハットが起こってしまったのだろうか。理由を尋ねたアンケート結果によれば、いずれの項目でも「乳幼児が保護者の予想しない行動をした」「保護者が乳幼児から目を離した」などが上位に入っている。これについて都は、自分の意思で物を動かせない「お座りまでの時期」は、顔のそばにタオルやぬいぐるみを置かないようにするなど、「子どもの成長時期によって、特に気をつけることが違う」と指摘している。「ハイハイからつかまり立ちの時期」は、口、鼻、耳に物を入れやすかったり、「歩き始める時期」はバランスを崩して転びやすかったりといった特徴がある。それぞれの時期に応じて、異物を飲み込んでいないか注意したり、歯ブラシなどを持たせたまま立ち上がらせたりしないといった対策が必要だろう。都生活文化局は乳幼児にまつわる事故の防止に役立ててもらおうと、調査結果をまとめた「乳幼児の身の回りの製品事故防止ガイド」を作成している。気をつけるべきポイントをおさえておくだけでも、事故を防げる可能性は高くなる。1度目を通してみてはいかがだろうか。※冒頭の写真と本文は関係ありません
2016年01月04日東京都・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムは、幕末の歌川派の人気浮世絵師、国芳と国貞の兄弟弟子による名品の数々を紹介する「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」を開催する。会期は2016年3月19日~6月5日。開館時間は10:00~19:00(金・土は21:00まで)。入館料は一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円。同展は、世界有数の浮世絵コレクションを誇るボストン美術館より、1万4,000枚超の中から選りすぐりの国芳・国貞作品170件(約350枚)を展示するもの。国芳・国貞の二人は兄弟弟子でありながらその作風は対照的で、国芳は豪快な武者絵と大胆な構図、国貞は粋な美人画や緻密な表現で一世を風靡した。展示される作品は、ボストン美術館のその膨大な収蔵点数ゆえに近年までほとんど一般公開されることがなかったため保存状態がよく、摺りたてのような鮮やかさを保っているという。同展では、幕末の歌川派の人気浮世絵師、国芳と国貞の兄弟弟子による名品の数々を同一テーマで比較展示することによって、彼らが消費者に対し、いかにして創意工夫を凝らしてきたかを知ることができる。また、作品を通じて、江戸の粋と当時の人々の暮らしを味わうことができるということだ。さらに、身近な感覚をもって理解するために、江戸と現代をつなぐよう、歌舞伎の演目になぞらえた各章タイトルには「髑髏彫物伊達男(スカル&タトゥー・クールガイ)」や、「今様江戸女子姿(エドガールズ・コレクション)」などのように現代的でポップなルビがふられている。また同展では、浮世絵師たちの工夫・趣向のひとつ「色彩表現」においても、多様な作品を見ることができる。精巧で豪華な多色摺りの錦絵は、色別に彫られた版木をもとに一枚一枚を摺り、色を重ねていくという高い技術を要求されるものであったが、同展ではこれら錦絵のなかで1点、特異な「藍摺」と呼ばれる作品も紹介される。「藍摺」とは、当時西洋から輸入された化学顔料「ベロ藍」(プルシャンブルー)の濃淡と、ほんの少しの紅などで表された作品で、今までになかった鮮やかな青の世界に、江戸の人々は魅了されたという。また、豪華さを演出するために、無地背景に雲母粉を用いた「雲母摺」と呼ばれる作品も見どころのひとつとなっており、現在でも、そのキラキラとした輝きが残されているのを見ることができるということだ。
2016年01月04日東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルド・ダ・ヴィンチの挑戦を紹介する特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦」を開催する。会期は2016年1月16日~4月10日(3月22日・月曜休館、ただし1月18日・3月21日・3月28日は開館)。開館時間は9:30~17:30(土曜は19:30まで)。観覧料は一般1,450円、大学・専門学校生1,160円、小・中・高校生・65歳以上730円。同展は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、絵画《糸巻きの聖母》と、直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』を中心に紹介するもの。この2点の作品は、同展のテーマである「見えない世界を探る(beyond the visible)」ために、レオナルドが行った人間観察・自然研究が集約された円熟期の傑作となっている。このほか、レオナルドによる花や子どもを観察した素描、レオナルド派による絵画、神話化・伝説化されたレオナルド像を表した資料など約70点を通じ、「天才の挑戦」が体系的に紹介される。また、同展の図録で、日本側の監修者である斎藤泰弘氏(京都大学名誉教授)による『鳥の飛翔に関する手稿』の新訳も発表されるということだ。同展を監修した、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長のアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏は同展の開催に際し次のようにコメントを寄せている。「本展は多分野にまたがるレオナルドの作品や彼の思想の中でも、最も奥深い精髄を知るための基本要素を表す2つの作品『鳥の飛翔に関する手稿』と《糸巻きの聖母》を中心に構成しました。『鳥の飛翔に関する手稿』には、人間の飛行に関する実験方法から実現の予言にいたるまで(生きた鳥の生態や機械の部品の観察を含めて)、芸術、科学に関する論述、自然、建築、機械、水力学、科学技術に関する研究が、図解入りで収められています。一方、《糸巻きの聖母》は、15点にも満たないレオナルドの真筆絵画のひとつです。しかもレオナルドが生きた時代に最も高く評価された作品のひとつであるというだけでなく、まさに"装置としての絵画"であり、哲学的な意味での先駆的作品と言えます。」
2015年12月28日六本木ヒルズ(東京都港区)は12月28日~2016年1月31日、「村上隆のお花カフェ」をヒルズ カフェ/スペースにオープンする。営業時間は、11時~23時。同カフェは、六本木ヒルズ53階の「森美術館」で開催している、「村上隆の五百羅漢図展」とのタイアップ企画として展開。村上隆氏の代表的モチーフである「お花」が店内全体にデザインされた。メニューには、「お花ラテ」(税込650円)、「お花オムライス」(税込1,200円)などお花をイメージしたものを展開する。また2016年1月1日より、ヒルズ カフェ/スペースで1,000円以上飲食した人を対象に、村上氏が六本木ヒルズのために制作したキャラクター「ロクロク星人」のマグネットをプレゼントするキャンペーンを実施。マグネットは非売品で、6人いるロクロク星人の中の「SHACHO(しゃちょう)」をモチーフにしたものとなる。「五百羅漢図」にちなみ、先着500個限定。マグネットは、「村上隆の五百羅漢図展」のチケット半券と1,000円以上使用したことがわかるレシートをヒルズ カフェ/スペースのレジで提示するともらえる。カフェオープン日である12月28日には、ヒルズカフェ/スペースに「ロクロク星人」が登場(10時45分~18時)。時間によっては、六本木ヒルズの中を動き回ることもあるという。
2015年12月28日東京都渋谷区の表参道ヒルズ内、レストラン・カフェ5店舗は、2016年1月15日(店舗により異なる)~、バレンタインシーズン限定メニューを提供する。○バレンタイン期間のみの限定メニュー本館3F「サルバトーレクオモ」は、バナナとチョコレートをトッピングし、自家製トンガ豆のラテジェラートを乗せたピザ「ピッツァ バナーナ エ チョコラータ」(1,308円)や、大きなハート型のチョコレートの上に4種のベリーを乗せたピザ「ピッツァ クアトロベリー」(1,308円)を提供する。提供期間は2016年1月22日~2月14日。本館B1F「トラヤカフェ」は、あずきとカカオのアイスクリーム、羊羹、あずき茶寒天ゼリー、焼菓子などを合わせたパフェ「あずきとカカオのパフェ」(1,188円)を提供する。提供期間は2016年1月15日~3月1日。本館1F「マックスブレナーチョコレートバー」は、ハートをあしらったチョコレートソースやハート型のいちご、丸ごと1個のりんごを使用した、クラシックヨーロピアンフォンデュのバレンタインバージョン「キャラメルアップルフォンデュ」(2,200円)を提供する。提供期間は2016年1月15日~2月14日。西館1F「フォービドゥンフルーツ」は、スパイスと米粉の生地にココナッツアイスとフロマージュブラン、フレシュマンゴー入りマンゴーソースを乗せた「スパイシーガレット」(780円)を提供する。提供期間は2016年1月22日~2月14日。本館B3F「グリーンバー」は、甘酸っぱいベリーとビタースウィートなチョコレートにパッションフルーツをアクセントとした、ミルクベースのチョコレートスムージー「ベリーパッションスウィートショコラスムージー」(620円)を提供する。提供期間は2016年1月22日~2月14日。また、バレンタインギフトとしては、本館1F「ジャン=ポール・エヴァン」の「ボワットゥ ショコラ 12個入り アンジュ」(5,275円・提供期間2016年1月14日~2月14日)、本館B1F「トラヤカフェ」の「あずきとカカオのフォンダン」(1,188円・提供期間2016年1月15日~2月24日)などを展開する。※価格はすべて税込価格
2015年12月25日